高山市議会 > 2014-12-19 >
12月19日-05号

  • "松本紀史"(/)
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  1. 高山市議会 2014-12-19
    12月19日-05号


    取得元: 高山市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    平成26年 12月 定例会(第5回)平成26年第5回高山市議会定例会会議録(第5号)========================◯議事日程 平成26年12月19日(金曜日)午前9時30分開議第1 会議録署名議員の指名第2 議第81号 高山市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について第3 議第82号 高山市特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について第4 議第83号 高山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について第5 議第84号 高山市国民健康保険条例の一部を改正する条例について第6 議第88号 指定管理者の指定について(高山市一之宮老人福祉センター)        (以上総務厚生委員会報告)第7 議第86号 高山市学校教職員住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について第8 議第89号 指定管理者の指定について(丹生川文化ホール ほか5施設)第9 議第90号 指定管理者の指定について(一之宮公民館)第10 議第91号 指定管理者の指定について(久々野公民館 ほか7施設)第11 議第92号 指定管理者の指定について(秋神研修センター ほか1施設)第12 議第93号 指定管理者の指定について(国府文化ホール)第13 議第94号 指定管理者の指定について(奥飛騨総合文化センター ほか4施設)第14 議第95号 指定管理者の指定について(荘川体育館 ほか3施設)第15 議第96号 指定管理者の指定について(本郷屋内運動場 ほか2施設)第16 議第97号 指定管理者の指定について(おっぱら自然体験センター)第17 議第98号 指定管理者の指定について(殿下平総合交流ターミナル)第18 議第99号 指定管理者の指定について(飛騨位山文化交流館)第19 議第 100号 指定管理者の指定について(久々野歴史民俗資料館)        (以上文教産業委員会報告)第20 議第85号 高山市特定市営住宅管理条例の一部を改正する条例について第21 議第87号 高山市水道水源保全条例について第22 議第 101号 指定管理者の指定について(高山市乗鞍山麓五色ヶ原の森)第23 議第 102号 指定管理者の指定について(グリーンパークひろ野)第24 議第 103号 指定管理者の指定について(見学の丘 ほか1施設)第25 議第 104号 指定管理者の指定について(美女高原公園)第26 議第 105号 指定管理者の指定について(桜野公園)        (以上基盤環境委員会報告)第27 議第 106号 平成26年度高山市一般会計補正予算(第5号)第28 議第 107号 平成26年度高山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)        (以上予算決算特別委員会報告)第29 議第 108号 人権擁護委員候補者の推薦について第30 議第 109号 人権擁護委員候補者の推薦について第31 発議第4号 「手話言語法」制定を求める意見書第32 陳情第38号 エコ住宅関連補助制度についての陳情書第33 陳情第39号 建設技術職員に関する要望書  ================◯本日の会議に付した事件 1 日程第1 会議録署名議員の指名 1 日程第2 議第81号から   日程第6 議第88号まで    総務厚生委員会報告 1 日程第7 議第86号から   日程第19 議第100号まで    文教産業委員会報告 1 日程第20 議第85号から   日程第26 議第105号まで    基盤環境委員会報告 1 日程第27 認第106号及び   日程第28 議第107号    予算決算特別委員会報告 1 日程第29 議第108号及び   日程第30 議第109号 1 日程第31 発議第4号 1 日程第32 陳情第38号及び   日程第33 陳情第39号  ================◯出席議員(24名)   1番       山腰恵一君   2番       渡辺甚一君   3番       北村征男君   4番       若山加代子君   5番       岩垣和彦君   6番       中筬博之君   7番       倉田博之君   8番       松山篤夫君   9番       車戸明良君  10番       佐竹 稔君  11番       松葉晴彦君  12番       木本新一君  13番       溝端甚一郎君  14番       水門義昭君  15番       村瀬祐治君  16番       橋本正彦君  17番       中田清介君  18番       藤江久子君  19番       谷澤政司君  20番       松本紀史君  21番       今井武男君  22番       小井戸真人君  23番       島田政吾君  24番       杉本健三君  ================◯欠席議員(なし)  ================◯説明のため出席した者の職氏名  市長        國島芳明君  副市長       西倉良介君  危機管理室担当部長 西田純一君  海外戦略室担当部長 田中 明君  企画管理部長    寺境信弘君  財務部長      櫻枝 淳君  市民活動部長    丸山永二君  福祉部長      関 善広君  市民保健部長    野川政男君  環境政策部長    北村泰気君  農政部長      伏見七夫君  商工観光部長    清水孝司君  基盤整備部長    栃原 章君  水道部長      大下昭一君  会計管理者     水本 甫君  教育長       中村健史君  教育委員会事務局長 井口智人君  消防長       三島 実君  ================◯事務局出席職員氏名  事務局長      亀山裕康君  次長        橋本 宏君  書記        新家恭子君  自動車運転職員   櫻本明宏君   ――――――――◯――――――――     午前9時30分開議 ○議長(島田政吾君) これより本日の会議を開きます。  ================ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(島田政吾君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、倉田博之議員橋本正彦議員を指名します。  ================ △日程第2 議第81号 高山市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてから  日程第6 議第88号 指定管理者の指定について(高山市一之宮老人福祉センター)まで ○議長(島田政吾君) 日程第2 議第81号 高山市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第6 議第88号 指定管理者の指定について(高山市一之宮老人福祉センター)までの5件を一括議題とします。 総務厚生委員長の報告を求めます。 中筬総務厚生委員長。   〔6番中筬博之君登壇〕 ◆6番(中筬博之君) おはようございます。 それでは、ただいま議題となりました条例案件4件、事件案件1件について、去る12月12日、総務厚生委員会を開催し、審査いたしました。その経過と結果について御報告申し上げます。 議第81号 高山市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてから議第83号 高山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてまでの3件については、人事院勧告等に伴う職員の給与や手当、特別職及び議員の期末手当を改正するもので、これらの議案を一括議題として、主に人事院勧告に準拠する理由やその影響額等を論点として審査を行いました。 主な内容については、人事院勧告に準拠する理由はとの質疑に対し、人事院では民間の給与実態を調査し、国家公務員との給与較差がある場合、国に勧告を行っている。市では、独自の調査機関人事委員会を持っていないことから、職員給与等の改正については人事院勧告を準拠することとしている。同様に、特別職議員報酬についても、国の指定職相当勧告内容を準拠することとしている。他自治体も同様の取り扱いをしているところが多いとの答弁が。 条例改正による影響額はとの質疑に対し、影響額は、職員が諸手当も含め7,870万円、特別職が50万円、議員が180万円で、総額8,100万円と試算しているとの答弁が。 特別職報酬等審議会を開催しなかった理由はとの質疑に対し、特別職報酬等審議会は、特別職の給料または議員の報酬を改定する場合に開催することとしている。今回は、人事院勧告に準拠する期末手当のみの改正であることから開催していない。また、人事院勧告が少額の場合や引き下げの場合は開催しないこともあるとの答弁が。 職員の給与に関し、諮問できるような審議会等はないのかとの質疑に対し、職員は市長が雇用していることから、給与等人事院勧告に準拠して市長の責任において判断しているとの答弁が。 今回の人事院勧告における国の狙いはとの質疑に対し、平成26年度は従前どおり全国民間給与等との比較から出された勧告であるが、平成27年度については、民間給与等の低い地域を基準とし、高い地域は地域手当により調整するという方針に基づき勧告されているとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第81号 高山市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてから議第83号 高山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてまでの3件については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第84号 高山市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、健康保険法施行令の改正に伴い、出産育児一時金を引き上げるよう改正するもので、主に産科医療補償制度の内容や掛金見直しの背景などを論点として審査を行いました。 主な内容については、産科医療補償金補償対象者の動向はとの質疑に対し、国では、平成21年1月の制度開始時、全国における年間補償対象者を800人と想定していたが、平成25年度の補償実績では481人となっている。減少理由は、出産件数の減によるものと認識しているとの答弁が。 産科医療補償制度において、対象者に漏れ等はないかとの質疑に対し、本制度は医療機関が加入する補償制度であり、医療機関産科医療補償制度に未加入の場合を除き漏れはないとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第84号 高山市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第88号 指定管理者の指定については、高山市一之宮老人福祉センター指定管理者として、一之宮まちづくり協議会を指定するもので、主に一之宮まちづくり協議会の体制や協働のまちづくりとの関係などを論点として審査を行いました。 主な内容については、公募の状況はとの質疑に対し、一之宮まちづくり協議会のみであったとの答弁が。 まちづくり協議会指定管理者となるが、協働のまちづくり支援金を利用した事業と指定管理業務との明確な区分ができるのかとの質疑に対し、まちづくり協議会などでは、新たに施設管理部門を設置し、別会計で事業を行うなど、明確に区分した運営を行うこととしているとの答弁が。 今後、協働のまちづくりが進む中で、指定管理者社会教育運営委員会等からまちづくり協議会に変更されることが考えられる。それが指定期間中であった場合の対応はとの質疑に対し、変更された場合は、改めて議決をお願いすることになるとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第88号 指定管理者の指定については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(島田政吾君) 総務厚生委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第81号から議第88号までの5件について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御異議なしと認めます。よって、議第81号から議第88号までの5件については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第7 議第86号 高山市学校教職員住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてから  日程第19 議第100号 指定管理者の指定について(久々野歴史民俗資料館)まで ○議長(島田政吾君) 日程第7 議第86号 高山市学校教職員住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第19 議第100号 指定管理者の指定について(久々野歴史民俗資料館)までの13件を一括議題とします。 文教産業委員長の報告を求めます。 木本文教産業委員長。   〔12番木本新一君登壇〕 ◆12番(木本新一君) ただいま議題となりました条例案件1件、事件案件12件について、去る12月15日、文教産業委員会を開催し、審査いたしました。その経過と結果について御報告申し上げます。 議第86号 高山市学校教職員住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、特定公共賃貸住宅の一部の学校教職員住宅への変更及び学校教職員住宅の一部を廃止するため改正するもので、主に入居状況と廃止する住宅の今後の対応を論点として審査を行いました。 主な内容につきましては、現在の教職員住宅入居状況はとの質疑に対し、現在10棟34部屋があるが、そのうち、荘川学校教職員住宅2号に3名、本郷学校教職員住宅2号に10名、栃尾学校教職員住宅1号に8名が入居しているとの答弁が。 今回廃止となる教職員住宅は、どのような基準で廃止を決めたのかとの質疑に対し、今回の廃止については、特に基準を定めて検討したものではない。それぞれの施設の状況を確認し、老朽化や今後の修繕の必要性などを鑑み検討したとの答弁が。 附則に使用料経過措置があるが、その算定根拠はとの質疑に対し、公営住宅法算定基準経過措置を参考としている。なお、この経過措置は、現在入居しており、引き続き来年度以降も入居する方が対象となる。このため、来年度からの新規入居者については、新規の使用料が適用されるとの答弁が。 廃止となる教職員住宅の今後の対応はとの質疑に対し、廃止となる施設については、老朽化や耐震基準に対応していないため、基本的には建物を撤去し、土地の売却等も検討していきたいと考えているが、今回廃止する施設の中には、学校や保育園に隣接しているものもあり、一体的に土地の有効利用ができないか検討していく必要もあるとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第86号 高山市学校教職員住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第89号から議第100号までの指定管理者の指定についての12件について、文教産業委員会が所管する12グループ34施設の指定管理者を指定しようとするもので、これらの議案を一括議題として、主に指定管理者協議状況を論点として審査を行いました。 議案全般についての主な内容は、今後、大規模な修繕対策が必要な施設はないのかとの質疑に対し、各施設の修繕については、大規模なものについては市で行う。小規模なものについて指定管理者で対応となり、目安となる修繕費は指定管理料の中に反映している。 今回、指定管理料の協議を進める中で、施設の経年劣化を踏まえ、指定管理団体から修繕料の増額要望もあり、施設の実態を把握し、必要に応じて指定管理料に反映しているとの答弁がありました。 次に、個別議案の主な内容は、議第89号の丹生川文化ホールほか5施設については、丹生川文化ホール評価シートは、平成25年度の全体収支が約130万円のマイナス収支となっている。指定管理料に大きな変化が見られないが、収支改善に向けてどのような協議がされたのかとの質疑に対し、マイナス収支は、夜間勤務土日祝日の対応において、人件費が増額したことが大きな要因である。指定管理者からは、今後、施設の利用促進も含め、収支改善に向けた運営体制について提案をいただいているとの答弁がありました。 議第91号の久々野公民館ほか7施設については、久々野公民館にある図書館は非常に狭い。窓際に本棚が高く積み上げられているため、子どもたちが本をとるのに苦労している。今後、増改築等の計画はないのかとの質疑に対し、図書館については、本館、分館を含め、利用者の利便性の向上を図っていきたいと考えており、今後可能なところから対応できるよう検討していきたいとの答弁がありました。 議第93号の国府文化ホールについては、こくふコミュニティ施設運営協議会として、代表団体国府地区社会教育運営委員会構成団体が高山市文化協会となっているが、その意図はとの質疑に対し、国府地区社会教育運営委員会については、地域づくり活動を通じて地域の実情に精通している。高山市文化協会については、市全域の文化振興を図っている。お互いのノウハウを活用することで地域の文化を高めることができるとの答弁が。 新規の指定管理施設であるが、指定管理料積算根拠はとの質疑に対し、平成23年7月に開館した施設であり、平成24年度と平成25年度の維持管理経費などの実績を参考に算出しているとの答弁が。 今までホールの照明、音響などの舞台操作については、専門の業者に依頼していたが、今後はどうなるのかとの質疑に対し、個々の催し物の舞台装置においては、専門の技術者が必要となる場合は、今までの業者に固定するということではなく、利用者と協議しながら対応することとなるとの答弁がありました。 議第99号の飛騨位山文化交流館については、指定管理料が25万円減額となった要因と多目的利用に対する方向性はとの質疑に対し、減額となった主な要因としては、人件費が実績と比べて多かったため、協議の結果、減額となったものである。また、多目的利用については、指定管理者からロビーをラウンジ的な活用が図れるようにしたいと提案があり、市としても協力していきたいと考えているとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第89号から議第100号までの指定管理者の指定についての12件については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で文教産業委員会の報告を終わります。 ○議長(島田政吾君) 文教産業委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第86号から議第100号までの13件について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御異議なしと認めます。よって、議第86号から議第100号までの13件については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第20 議第85号 高山市特定市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてから  日程第26 議第105号 指定管理者の指定について(桜野公園)まで ○議長(島田政吾君) 日程第20 議第85号 高山市特定市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてから日程第26 議第105号 指定管理者の指定について(桜野公園)までの7件を一括議題とします。 基盤環境委員長の報告を求めます。 今井基盤環境委員長。   〔21番今井武男君登壇〕 ◆21番(今井武男君) ただいま議題となりました条例案件2件、事件案件5件について、去る12月16日、基盤環境委員会を開催し、審査をいたしました。その経過と結果について御報告をいたします。 議第85号 高山市特定市営住宅管理条例の一部を改正する条例については、特定公共賃貸住宅の一部の公営型特定市営住宅への変更及び特定市営住宅の一部を廃止するため改正するもので、主に改正の目的や今後の対応を論点として審査を行いました。また、議案審査に当たり、12日に、廃止する2戸の市営住宅現地調査を行い、現状などを確認いたしました。 主な内容については、特定公共賃貸住宅の一部を今回新たに設けた公営型特定市営住宅に切りかえる意図はとの質疑に対し、所得要件もあり、他の市営住宅と比べ入居率が低いため、所得要件を引き下げ、門戸を広げたいとの答弁がありました。 これまでにも所得要件の緩和など空き住宅有効活用についての意見があったが、どのような検討をしてきたのかとの質疑に対し、国の要綱に基づき設置されている住宅を廃止し、市の条例で位置づけられるよう、これまで国土交通省と協議を重ねてきました。その協議が調ったため、パブリックコメントを実施し、今回の改正となったとの答弁がありました。 公営型特定市営住宅に切りかえる団地の利用状況はとの質疑に対し、奥飛騨温泉郷団地では、40戸のうち今回4戸を切りかえるが、そのほか20戸は入居しており、8戸は教職員住宅に切りかえる。また、高根地域の上ヶ洞中央団地では、9戸のうち今回5戸を切りかえるが、そのほか1戸は入居している。それぞれ残りの住宅については、需要を見ながら今後検討したいとの答弁がありました。 廃止する住宅の今後の取り扱いはとの質疑に対し、新規就農者定住希望者への売却を関係部署と連携して進めていきたいとの答弁が。 民間賃貸住宅との供給バランスをどう考えているのかとの質疑に対し、高山地域には民間の賃貸住宅があるため、市は低所得者向けの対応を、また、支所地域には民間の賃貸住宅が少ないため、幅広く対応する必要があるとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第85号 高山市特定市営住宅管理条例の一部を改正する条例については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第87号 高山市水道水源保全条例については、水道水源の水質と水量を保全するために条例を制定するもので、主に条例の運用や関係者への対応を論点として審査を行いました。 主な内容については、条例第6条の審議会はどのような分野の方を想定しているのか、また、第7条の水源地域の指定の予定地はとの質疑に対し、環境汚染、地下水、水道の水質及び法律の知識を有する方を考えている、また、地域指定は81か所を予定しているとの答弁が。 これまでの説明会パブリックコメントにおける意見はとの質疑に対し、11会場で行った説明会では否定的な意見はなく、取り組みを進めてほしい旨の意見があった。また、パブリックコメントでは、複数戸で雑用水を取水されている方から、計量方法もなく、毎月の報告は難しいとの意見が1件あり、検討の結果、年1回に変更したとの答弁がありました。 今後の手続はとの質疑に対し、来年3月までに地域指定の案をつくっていきたいとの答弁が。 どのようにしてこの条例を周知していくのかとの質疑に対し、広報紙やホームページに加え、パンフレットを作成して関係者に配付する予定であるとの答弁が。 農業用水については、全て届け出の対象となるのかとの質疑に対し、河川法等に基づく届け出をしてある場合は、この条例の対象とはならないとの答弁が。 地域指定されている土地の所有者や利害関係者との調整はとの質疑に対し、指定地域の縦覧を行う。そこで意見があれば、審議会において審査していただく。行政は、安心して飲んでいただける水の確保について努力を続けるとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第87号 高山市水道水源保全条例については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第101号から議第105号までの指定管理者の指定についての5件については、基盤環境委員会が所管する5グループ6施設の指定管理者を指定しようとするもので、これらの議案を一括議題として、主に指定管理者との協議状況を論点として審査を行いました。 主な内容は、議第101号、乗鞍山麓五色ヶ原については、自主事業において収支がマイナスになっている。市の指導はとの質疑に対し、団体ツアーのニーズやロングコースへの誘導のため、ショートコースを自主事業としてやっているが、バスを往復利用する必要があるため経費がかかっている。収支については、以前から話をしているとの答弁が。 ショートコースを指定管理業務にしたらどうかとの質疑に対し、民間が自由な発想のもと自主事業を行うことに意味がある。今後は、付加価値をつけながら、単価の見直しや自然への負荷などについて協議をしていくとの答弁がありました。 指定管理料が約318万円ふえている理由はとの質疑に対し、主に道路運送法の改正に基づくバスの積算基準の見直しによるものであるとの答弁がありました。 議第102号、グリーンパークひろ野については、芝の管理について市の評価と利用者の評価が異なっているが、市の指導はとの質疑に対し、指定管理者との協議をした。適切に管理していただいていると認識しているとの答弁がありました。 全般についての主な内容は、社会教育運営委員会等指定管理者となっているが、今後、指定管理者まちづくり協議会に変更された場合の対応はとの質疑に対し、今後、施設管理者の組織体制が自主的な判断で変更された場合は、改めて選考し、議会で議決をお願いするとの答弁がありました。 以上のような審査の結果、議第101号から議第105号までの指定管理者の指定についての5件については、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で基盤環境委員会の報告を終わります。 ○議長(島田政吾君) 基盤環境委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(島田政吾君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第85号から議第105号までの7件について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御異議なしと認めます。よって、議第85号から議第105号までの7件については委員長報告のとおり決しました。  ================ △日程第27 議第106号 平成26年度高山市一般会計補正予算(第5号) △日程第28 議第107号 平成26年度高山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(島田政吾君) 日程第27 議第106号 平成26年度高山市一般会計補正予算(第5号)及び日程第28 議第107号 平成26年度高山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の2件を一括議題とします。 予算決算特別委員長の報告をします。 本来、委員長報告は登壇して行うべきでありますが、本席より報告しますので、御了承を願います。 ただいま議題となりました議第106号及び議第107号の2件については、全員をもって構成する予算決算特別委員会において審査いたしました。 初めに、議第106号 平成26年度高山市一般会計補正予算(第5号)については、本年8月の豪雨等に係る災害復旧事業や被災者見舞金、障がい児通所支援給付費などに16億6,400万円余りを追加しようとするもので、主に8月豪雨等に係る災害の早期復旧に向けた事業の推進方法や復旧のめど、障がい児通所支援に対する市民ニーズと市の取り組みなどを論点に審査した結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第107号 平成26年度高山市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、通所介護と訪問介護事業の地域支援事業への移行、地域包括支援センターの委託化等に伴うシステム改修などに1,100万円余りを追加しようとするもので、委員からは、特段の質疑もなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で予算決算特別委員会における審査の結果についての報告を終わります。 予算決算特別委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 それでは、ただいま委員長報告のありました議第106号及び議第107号の2件について、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御異議なしと認めます。よって、議第106号及び議第107号の2件については委員長報告のとおり決しました。  ================ ○議長(島田政吾君) 休憩します。     午前10時02分休憩   〔議案配付〕   ――――――――◯――――――――     午前10時03分再開 ○議長(島田政吾君) 休憩を解いて会議を続行します。  ================ △日程第29 議第108号 人権擁護委員候補者の推薦について △日程第30 議第109号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(島田政吾君) 日程第29 議第108号 人権擁護委員候補者の推薦について及び日程第30 議第109号 人権擁護委員候補者の推薦についての2件を一括議題とします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ================    (議案は本号その2に掲載)  ================ ○議長(島田政吾君) 國島市長。   〔市長國島芳明君登壇〕 ◎市長(國島芳明君) おはようございます。 ただいま議題となりました議第108号及び議第109号の人権擁護委員候補者の推薦につきまして御説明をさせていただきます。 まず、議第108号及び議第109号につきましては、平成27年3月31日をもちまして、人権擁護委員2名の方の任期が満了することに伴い、人権擁護委員法の定めによりまして、人権擁護委員の候補者を推薦することについて議会の意見を求めるものでございます。 また、候補者の主な経歴等につきましては、お配りの資料3ページをごらんいただきたいと思います。 まず、議第108号につきましては、現在委員であります高山市神田町2丁目にお住まいの元仲しのぶさん、69歳を引き続き推薦するものであります。 次に、議第109号につきましては、現在委員であります阪下政樹さんの後任として、高山市上宝町蔵柱にお住まいの上野明海さん、55歳を推薦するものであります。 ただいま提案いたしました2名につきましては、温厚にして人望も厚く、人権擁護委員として適任者と存じますので、推薦方につきまして御意見を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(島田政吾君) 説明は終わりました。 それでは、ただいま説明のありました議第108号及び議第109号の2件について御意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御意見がありませんので、議第108号及び議第109号の2件についてはさよう決しました。  ================ 日程第31 発議第4号 「手話言語法」制定を求める意見書 ○議長(島田政吾君) 日程第31 発議第4号 「手話言語法」制定を求める意見書を議題とします。 提出者の説明を求めます。  ================   (発議案は本号その2に掲載)  ================ ○議長(島田政吾君) 橋本議員。   〔16番橋本正彦君登壇〕 ◆16番(橋本正彦君) それでは、ただいま議題となりました発議第4号 「手話言語法」制定を求める意見書について提案説明をさせていただきます。 この意見書は、高山市議会会議規則第14条の規定に基づき提出するものであります。 提出者は、高山市議会議員橋本正彦。 賛成者は、高山市議会議員溝端甚一郎松葉晴彦倉田博之、中筬博之岩垣和彦の各議員であります。 裏面をごらんください。 それでは、案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。 手話とは、日本語を音声ではなく、手や指、体などの動きや顔の表情で伝える、独自の語彙や文法体系を持つ言語である。聞こえる人たちの音声言語と同様、情報獲得とコミュニケーションの重要な手段であり、大切に守られてきた。一方、ろう学校では、手話を使うことが制限されてきた長い歴史がある。 世界に目を向けると、平成18年に国際連合総会で採択された「障害者の権利に関する条約」においては、「手話は言語」であることが明記され、また、フィンランドの憲法をはじめ、憲法や法律において手話を言語である旨を規定している例が見られるところである。 我が国においては、平成23年に改正された障害者基本法第3条において、「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められている。また、同法第22条では、国地方公共団体に対して、情報の利用におけるバリアフリー化等を義務付けている。 これらの理念や制度が、実際の生活に生かされるようにするため、手話が音声言語と対等な言語であることが広く国民に理解され、聞こえない子供が手話を身に付け、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境の整備に向け、個別法を整備し、具体的な施策を全国で展開していくことが必要である。 よって、国におかれては、「手話言語法」を制定されるよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成26年12月19日、高山市議会。 以上で説明を終わらせていただきます。議員各位の御賛同を得て、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(島田政吾君) 説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております本案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(島田政吾君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。  ================ △日程第32 陳情第38号 エコ住宅関連補助制度についての陳情書 △日程第33 陳情第39号 建設技術職員に関する要望書 ○議長(島田政吾君) 日程第32 陳情第38号 エコ住宅関連補助制度についての陳情書及び日程第33 陳情第39号 建設技術職員に関する要望書の2件を一括議題とします。  ================    (陳情文書は本号その2に掲載)  ================ ○議長(島田政吾君) ただいま議題となりました陳情2件につきましては、お手元に配付しております陳情文書表のとおりであります。 これを議長において受理しましたことを報告します。 なお、陳情原本につきましては、事務局において保管しておりますので、随時ごらん願いたいと思います。 以上で陳情第38号及び陳情第39号を終わります。  ================ ○議長(島田政吾君) この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。 國島市長。   〔市長國島芳明君登壇〕 ◎市長(國島芳明君) 発言のお許しをいただきましたので、平成26年第5回高山市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る12月1日に開会されました本定例会におきまして、議員の皆様には、連日にわたり、本会議並びに各委員会を通じて御審議をいただき、提案をさせていただきました18件の指定管理者の指定並びに災害復旧対策事業を主な内容とする一般会計の補正予算など、全議案につきましてそれぞれ御決定をいただき、まことにありがとうございました。 今後とも、諸施策の推進、行政課題の解決に全力で取り組んでまいりますので、引き続き御指導賜りますようお願いを申し上げます。 さて、今週の思わぬ大雪で市内各所での停電や倒木によりまして、主要幹線道路などの通行どめや公共交通機関の運休など、市民生活に大きな被害や影響が生じております。 市では、昨日、高山市雪害対策本部を設置いたしまして、孤立集落の防止や交通確保のための除雪に努めているほか、停電や断水の対策といたしまして、市民や観光客への避難所の開設や断水地域への飲料水配布を行うなど、国、県の関係機関や電力会社などと連携して鋭意対応しているところでございます。 なお、指定積雪観測所における積雪が警戒積雪深の1.5倍以上に達しました地域が発生いたしましたので、今朝、雪害対策本部から豪雪対策本部に切りかえさせていただき、一層の関係機関との連携や避難をしている方々への対応、児童生徒及び市民の皆さんの安全確保などを再度指示したところでございます。 今後も、一刻も早い復旧と災害防止に努めてまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。 本年も残すところあとわずかとなりましたが、議員各位並びに市民の皆様にはくれぐれも御自愛をいただき、御健勝で新年をお迎えになられますようお祈りを申し上げ、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(島田政吾君) 以上で市長の発言を終わります。  ================ △閉議閉会 ○議長(島田政吾君) 以上をもちまして、本日の議事日程が全て終了しましたので、本日の会議を閉じ、平成26年第5回高山市議会定例会を閉会します。     午前10時14分閉会―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         高山市議会 議長  島田政吾               議員  倉田博之               議員  橋本正彦...