岐阜市議会 2019-06-06
令和元年第3回(6月)定例会(第6日目) 本文
表 彰 状
岐阜市 松 岡 文 夫 殿
あなたは市議会議員として四十年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績
は特に著しいものがありますので第九十五回定期総会にあたり本会表彰規程によっ
て特別表彰をいたします
令和元年六月十一日
全国市議会議長会
会 長 野 尻 哲 雄 印
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〔議長代読後表彰状授与〕(拍手)
〔松岡文夫君降壇、議長着席〕
5:
◯議長(
大野一生君) 御着席ください。
〔被 表 彰 議 員 着 席〕
6:
◯議長(
大野一生君) 以上で永年在職議員の表彰伝達を終わります。
以上で諸般の報告を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
7:
◯議長(
大野一生君) 本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。
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第1 会議録署名議員の指名
8:
◯議長(
大野一生君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において13番若山貴嗣君、14番
石井浩二君の両君を指名します。
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第2 第72号議案から第19 請願第6号まで
9:
◯議長(
大野一生君) 日程第2、第72号議案から日程第19、請願第6号まで、以上18件を一括して議題とします。
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〔議 案 掲 載 省 略〕
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総 務 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第109条の規定により報告します。
記
┌───────┬─────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼─────────────────────────┼────────┤
│第72号議案 │
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳入 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第2款 総務費 │ │
│ │ 第9款 消防費 │ │
│ │ 第13款 諸支出金 │ │
│ │ 第3条 地方債の補正 │ │
│第74号議案 │岐阜市行政不服審査条例の一部を改正する条例制定に │原案のとおり可決│
│ │ついて │ │
│第75号議案 │岐阜市税条例等の一部を改正する条例制定について │原案のとおり可決│
│第78号議案 │岐阜市火災予防条例の一部を改正する条例制定につい │原案のとおり可決│
│ │て │ │
│第81号議案 │財産の取得について(救助工作車) │原案のとおり可決│
│第82号議案 │財産の取得について(消防ポンプ自動車) │原案のとおり可決│
│第83号議案 │財産の取得について(梯子車) │原案のとおり可決│
│第84号議案 │財産の取得について(高規格救急車) │原案のとおり可決│
└───────┴─────────────────────────┴────────┘
令和元年6月24日
総務委員長 西 川 弘 印)
岐阜市議会議長 大 野 一 生 様
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経 済 環 境 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第109条の規定により報告します。
記
┌───────┬─────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼─────────────────────────┼────────┤
│第72号議案 │
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第4款 衛生費 │ │
│ │ 第6款 農林水産業費 │ │
│ │ 第2条 債務負担行為の補正 │ │
│ │ 追加分中 │ │
│ │ 新ごみ焼却施設基本計画策定業務委託費 │ │
│第73号議案 │
令和元年度岐阜市観光事業特別会計補正予算(第1号)│原案のとおり可決│
│第85号議案 │訴えの変更について(東部クリーンセンター粗大ごみ │原案のとおり可決│
│ │処理施設火災事故損害賠償等請求) │ │
└───────┴─────────────────────────┴────────┘
令和元年6月24日
経済環境委員長 田 中 成 佳 印)
岐阜市議会議長 大 野 一 生 様
───────────────────
厚 生 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第109条の規定により報告します。
記
┌───────┬─────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼─────────────────────────┼────────┤
│第72号議案 │
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第3款 民生費(第6項 市民参画費は除く) │ │
│第76号議案 │岐阜市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に │原案のとおり可決│
│ │関する基準等を定める条例制定について │ │
│第77号議案 │岐阜市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正 │原案のとおり可決│
│ │する条例制定について │ │
└───────┴─────────────────────────┴────────┘
令和元年6月24日
厚生委員長 谷 藤 錦 司 印)
岐阜市議会議長 大 野 一 生 様
───────────────────
厚 生 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書
本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条
第1項の規定により報告します。
記
┌───────┬──────────────────────────────────┐
│請 願 番 号│請願第5号 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│件名 │国民健康保険料における子ども(18歳以下)の均等割廃止を求める請 │
│ │願 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│受理年月日 │
令和元年6月7日 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│請願代表者 │岐阜市則武西2丁目1-17 岐阜北民主商工会気付 │
│住所・氏名 │岐阜市社会保障推進協議会 会長 小林明人 外2件 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│紹 介 議 員│堀田信夫、井深正美、森下満寿美、
田中成佳、服部勝弘、松原徳和、 │
│ │高橋和江 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│審 査 結 果│不採択 │
└───────┴──────────────────────────────────┘
令和元年6月24日
厚生委員長 谷 藤 錦 司 印)
岐阜市議会議長 大 野 一 生 様
───────────────────
建 設 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第109条の規定により報告します。
記
┌───────┬─────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼─────────────────────────┼────────┤
│第72号議案 │
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第8款 土木費 │ │
│ │ 第2条 債務負担行為の補正 │ │
│ │ 追加分中 │ │
│ │ (仮称)中山道加納宿まちづくり交流センター │ │
│ │ 建設工事費 │ │
│第86号議案 │
令和元年度岐阜市水道事業会計補正予算(第1号) │原案のとおり可決│
│第87号議案 │
令和元年度岐阜市下水道事業会計補正予算(第1号) │原案のとおり可決│
└───────┴─────────────────────────┴────────┘
令和元年6月24日
建設委員長 石 井 浩 二 印)
岐阜市議会議長 大 野 一 生 様
───────────────────
文 教 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第109条の規定により報告します。
記
┌───────┬─────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼─────────────────────────┼────────┤
│第72号議案 │
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第3款 民生費中 │ │
│ │ 第6項 市民参画費 │ │
│ │ 第10款 教育費 │ │
│ │ 第2条 債務負担行為の補正 │ │
│ │ 追加分中 │ │
│ │ 史跡岐阜城跡庭園整備事前調査業務委託費 │ │
│第79号議案 │岐阜市立学校等体育施設夜間開放使用料徴収条例の一 │原案のとおり可決│
│ │部を改正する条例制定について │ │
│第80号議案 │岐阜市青少年会館条例の一部を改正する条例制定につ │原案のとおり可決│
│ │いて │ │
└───────┴─────────────────────────┴────────┘
令和元年6月24日
文教委員長 須 田 眞 印)
岐阜市議会議長 大 野 一 生 様
───────────────────
文 教 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書
本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条
第1項の規定により報告します。
記
┌───────┬──────────────────────────────────┐
│請 願 番 号│請願第6号 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│件 名│小・中学校の給食費の保護者負担軽減を求める請願 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│受理年月日 │
令和元年6月7日 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│請願代表者 │岐阜市徹明通7-13 岐阜県教育会館302号 │
│住所・氏名 │新日本婦人の会岐阜支部 支部長 和田玲子 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│紹 介 議 員│堀田信夫、井深正美、森下満寿美、
田中成佳、服部勝弘、松原徳和、 │
│ │高橋和江、原 菜穂子 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│審 査 結 果│不採択 │
└───────┴──────────────────────────────────┘
令和元年6月24日
文教委員長 須 田 眞 印)
岐阜市議会議長 大 野 一 生 様
───────────────────
10:
◯議長(
大野一生君) これら18件の各常任委員会における審査結果の報告を求めます。
経済環境委員長、36番、
田中成佳君。
〔
田中成佳君登壇〕
11: ◯36番(
田中成佳君) おはようございます。
〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕
経済環境委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会は、去る6月21日及び24日の両日、委員会を開会し、付託されました議案3件について慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。
初めに、第72号議案
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。
本件審査において交わされました主な質疑の内容を申し上げます。
まず、衛生費に関する質疑について申し上げます。
新ごみ焼却施設整備について、将来的に人口減少が見込まれる中、施設の規模及び処理能力の設定方法を尋ねられたのに対し、将来人口も勘案し、発生するごみ量を推計した上で検討を進めるとの当局の答弁がなされたのであります。
また、基本計画策定までの今後のスケジュールを確認されたのであります。
次に、農林水産業費に関する質疑では、今年度の食肉地方卸売市場における屠畜頭数の状況及び食肉地方卸売市場事業特別会計の収支の見込み等、豚コレラの発生による同市場運営への影響を確認されたのであります。
また、豚コレラ防疫対策に係る本市の財政負担に憂慮を示され、国からの財政支援の見通し等を尋ねられたのであります。
このほか、本議案に関連して、豚コレラの発生により事業運営に影響が見られる屠畜場及び流通関係者に対する支援の状況について確認されたのであります。
また、豚の埋却処分による豚コレラ発生農場周辺における水質汚染を懸念され、水質検査の実施状況を尋ねられたのであります。
さらに、ことし3月から実施されている野生イノシシへの豚コレラ経口ワクチン野外散布について、その効果を確認されたのであります。
大略、以上のような質疑の後、討論へと移行したところ、本議案に賛成の立場の複数の委員から、それぞれ次のような要望がなされたところであります。
まず、衛生費の新ごみ焼却施設整備については、少子・高齢化や人口減少に伴うごみの量及び質の変化を見きわめた上で、持続可能で安定的な処理能力を確保するとともに、適正な施設規模とするよう求められたのであります。
さらに、防災及びエネルギー拠点としての役割を果たし、地域に頼られる施設となるよう、地域住民の理解を得ながら整備を進めていくことを要望されたのであります。
次に、農林水産業費の豚コレラ防疫対策に関連して、豚コレラの感染がいまだ終息のめどが立たない中、食肉地方卸売市場においては屠畜頭数の減少に伴う収入減による一般会計繰入金の増加等、食肉地方卸売市場事業特別会計の収支への影響が見込まれることに憂慮を示され、影響が最小限になるよう、当局に対し、豚コレラへの対応に一層の努力方を要望されたのであります。
かくして、本件を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第73号議案
令和元年度岐阜市観光事業特別会計補正予算(第1号)及び東部クリーンセンター粗大ごみ処理施設火災事故損害賠償等請求に係る第85号議案訴えの変更についての以上2件は、いずれも異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が、審査結果の大略でありますが、別途、本委員会所管に係る豚コレラ対策の強化を求める意見書の発議手続をとりましたことを申し添え、経済環境委員長報告といたします。
12:
◯議長(
大野一生君) 厚生委員長、15番、
谷藤錦司君。
〔
谷藤錦司君登壇〕
13: ◯15番(
谷藤錦司君) おはようございます。
〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕
厚生委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会は、去る6月21日及び24日の両日、委員会を開会し、付託されました議案3件、請願1件につきまして、慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。
初めに、第72号議案
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管分についてであります。
本件審査において交わされました主な質疑の内容を申し上げます。
まず、介護保険施設整備費助成について、今回の補正予算は、国の補助単価の引き上げに伴うものであることを確認された上で、国が通常、変更する時期を尋ねられたのであります。
また、私立教育・保育施設の施設整備費助成に関して、今回の施設整備に伴う定員増による本市の待機児童への影響を問われたのに対し、当局からは、現在、本市には待機児童はいないものの、3歳未満児の入所率は近年上昇しているとの答弁がなされたのであります。
さらに、多くの幼稚園が認定こども園へ移行してもおかしくないと思われる中で、移行がそれほどふえない理由を問われたのであります。
このほか、今回、認定こども園への移行を予定している幼稚園が大きく定員割れしている現状を踏まえ、本市における幼稚園等の利用状況を尋ねられたほか、子ども・子育て支援新制度が開始された平成27年以降に、認定こども園に移行した幼稚園を確認されたのであります。
また、今回助成を受ける保育園に関し、園舎の建てかえに伴う新たな土地の取得の有無を尋ねられたのであります。
大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、今後も待機児童が発生しないよう、引き続き当局の努力方を要望されたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第76号議案岐阜市指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定についてであります。
質疑では、本議案が通所支援事業者の指定等の事務が都道府県から中核市へ移譲されたことに伴う新規の条例制定であることを確認されるとともに、県の条例との相違点を問われたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第77号議案岐阜市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。
質疑では、災害援護資金については、災害救助法が適用された災害が対象となることから、本市において災害救助法が適用された事例を尋ねられたのであります。
また、貸付利率に関する他市の状況及び貸付限度額を問われたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、請願第5号国民健康保険料における子ども(18歳以下)の均等割廃止を求める請願であります。
討論では、本件を是とする立場の一委員からは、国民健康保険は、国民皆保険制度の重要な役割を担うにもかかわらず、加入者は高齢者や非正規雇用者が大半を占めており、本市においても6世帯に1世帯が保険料を滞納していることから、負担能力を超えた保険料が賦課されていると述べられたのであります。
また、国民健康保険料は世帯の加入人数に応じた均等割が賦課されるため、同じ所得の者が協会けんぽに加入した場合と比較しても保険料が高額であると指摘されたのであります。
さらに、2014年7月には全国知事会が自民党の社会保障制度に関する特命委員会において、協会けんぽ並みの保険料負担率まで引き下げるには、約1兆円の公費投入が必要との試算があると訴えているほか、2018年11月16日に、国保制度改善強化全国大会において、子どもに係る均等割保険料(税)を軽減する支援制度を創設することとの決議がなされていると述べられたのであります。
このほか、子どもに係る均等割については、2019年3月時点で25の自治体が保険料を減免していることから、本請願の願意は妥当であると主張されたのであります。
他方、本件を否とする立場の一委員は、子育て支援は、国民健康保険加入者の中だけで行うのではなく、社会全体で行うべきであることに加え、低所得者に対する軽減措置は既に実施されていることから、請願の採択には賛成できない旨を主張されたのであります。
その後、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。
以上、厚生委員長報告とします。
14:
◯議長(
大野一生君) 建設委員長、14番、
石井浩二君。
〔
石井浩二君登壇〕
15: ◯14番(
石井浩二君) 建設委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会は、去る6月21日及び24日の両日、委員会を開会し、付託されました議案3件につきまして、慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。
初めに、第72号議案
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。
質疑において、まず、道路橋梁新設改良費では、早田正木線における工事完了時期を確認されたのであります。
また、街路新設改良費では、都市計画道路西部縦貫道線における工事の進捗状況及び今後のスケジュールを尋ねられたところであります。
その後の討論においては、本市では昭和51年の9・12豪雨災害以来、これを上回る大規模災害は発生しておらず、このような災害を経験した職員は既に退職しているため、近年、全国で発生している大規模災害から得られた教訓を、本市の災害発生時の対応に生かされるよう要望されたものの、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第86号議案
令和元年度岐阜市水道事業会計補正予算(第1号)については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、第87号議案
令和元年度岐阜市下水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、討論において、予算全般に関連し、平成27年度に岐阜市公営企業経営審議会が答申した下水料金のあり方についてにおける記述に触れられた上で、下水道事業は環境政策的な側面を持つことから、一般会計においても財政負担すべきであると主張され、早急な対応を求められたものの、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、建設委員長報告といたします。
16:
◯議長(
大野一生君) 文教委員長、22番、須田 眞君。
〔須田 眞君登壇〕
17: ◯22番(須田 眞君) 文教委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会は、去る6月21日及び24日の両日、委員会を開会し、付託されました議案3件、請願1件について、慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。
初めに、第72号議案
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。
質疑においては、市民協働参画費のコミュニティ活動促進助成に関して、当該助成事業の開始年度のほか、その申請について、件数、団体数の制限の有無及び手続方法等を問われたのであります。
また、文化財保護費の国指定史跡岐阜城跡保存整備、庭園整備事前調査に係る業務委託について、業務の委託先、具体的な調査場所及び債務負担行為の内容を尋ねられたのであります。加えて、実際に滝に水を流しての影響調査を公開で行うことについて、広報の手法を問われたほか、調査後の整備方針を尋ねられたのであります。
その後の討論では、庭園整備事前調査について、岐阜公園の来園者等が国指定史跡岐阜城跡に関する事業の全体像を把握しやすいよう、周辺で行われている発掘及び保存整備等の事業とあわせた情報発信に努めることを要望されたものの、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第79号議案岐阜市立学校等体育施設夜間開放使用料徴収条例の一部を改正する条例制定についてであります。
質疑において、岐阜市中央青少年会館の多目的広場を岐阜市立岐阜中央中学校運動場として移管することによる影響を確認されたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第80号議案岐阜市青少年会館条例の一部を改正する条例制定についてであります。
質疑において、岐阜市中央青少年会館に指定管理者制度を導入する利点を尋ねられたところ、当局から、社会的自立が困難な若者に係る課題が複雑化、多様化する状況下において、民間事業者の専門的知見等を取り入れることにより、より効果的な対応が可能になる旨の答弁がなされたところであります。
さらに、指定管理者制度について、財政面への効果、導入趣旨及び指定の期間等を尋ねられたほか、岐阜市中央青少年会館について、利用者数及び稼働率の現状について問われたのであります。
以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、賛成の立場の複数の委員から、それぞれ次のような要望が述べられたところであります。
すなわち、一委員からは、指定管理者と教育委員会の意思疎通を十分に図るとともに、施設等の充実に努め、もって岐阜市中央青少年会館の活用のさらなる促進に取り組むよう要望されたのであります。
また、別の一委員からは、岐阜市中央青少年会館で働く方々の身分保障について言及された上で、指定管理者制度の導入前後の利用状況等を比較し、検証することを要望されたのであります。
かくして、本件を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、請願第6号小・中学校の給食費の保護者負担軽減を求める請願についてであります。
討論において、本件を是とする立場の一委員からは、小中学校の学校給食費を無償化または助成する必要性について、経済状況の厳しい家庭が多い中、保護者の経済的格差により給食を食べることについて、子どもたちの間で差異が生じてはならないことから、本請願の願意は妥当であると主張されたのであります。
一方、本件を否とする立場の一委員からは、次のような意見が述べられたのであります。
すなわち、既に就学援助制度により支援がなされている現況において、学校給食費の無償化には多額の費用がかかることから慎重な政策判断を要すること。多岐にわたる子育て教育の課題においては、優先すべき事項を丁寧に論ずることが先決であること。市町村単位で実施すべきものであるか、都道府県単位で実施すべきものであるかについても討議が必要であること。
以上の理由により、現時点では賛成できない旨を主張されたのであります。
かくして、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択すべきものと決しました。
以上、文教委員長報告とします。
18:
◯議長(
大野一生君) 総務委員長、32番、西川 弘君。
〔西川 弘君登壇〕
19: ◯32番(西川 弘君) 総務委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会は去る6月21日及び24日の両日、委員会を開会し、付託されました議案8件について慎重に審査しましたので、以下、その経過及び結果を御報告申し上げます。
初めに、第72号議案
令和元年度岐阜市一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会所管分についてであります。
質疑では、歳入面においては、軽自動車税の環境性能割導入に伴う補正額の算出根拠を確認されたのであります。
さらに、軽自動車の新車登録台数は、景気動向等に左右されることから、環境性能割導入以降の歳入見込み額は変動する可能性があると指摘された上で、補正の時期を今期
定例会とした理由を尋ねられた次第であります。
加えて、軽自動車保有者の税負担への影響を問われたのであります。
次に、歳出面では、総務費に関して、バスレーン導入事業の進捗状況、今後の整備予定及びバスレーンの導入による効果を確認された次第であります。関連して、当該事業及び最高速度を時速30キロに規制するゾーン30の事業主体を問われたのであります。
また、消防費について、コミュニティ活動促進助成の事業内容を尋ねられたほか、一般財団法人自治総合センターが行う助成決定までの流れを確認されたのであります。
続いて、地方債の補正に関して、消防施設整備事業費の内容及び保健体育施設建設事業費により耐震改修を行う体育館を問われた次第であります。
大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員は、環境性能割導入に伴う補正額は、消費税率引き上げに伴うものであることから、本議案には賛成できない旨を主張されたのであります。
一方、賛成の立場の一委員は、環境性能割導入に伴う補正の時期について、当該歳入の見込み額が現時点において明確ではないため、さらに見きわめてから補正することが望ましいのではないかと所見を述べられた上で、特に緊急を要しない場合における予算計上のあり方を検討するよう要望されたのであります。
さらに、別の一委員は、消費税率引き上げについては反対の立場であるものの、税負担の軽減を図るものであることから、賛意を表する旨を述べられたのであります。
また、バスレーン導入事業に関し、長良橋通り及び金華橋通りを走る自転車が多いことに触れられ、自転車走行の環境整備も念頭に置いた事業の推進方を要望されたのであります。
かかる討論を踏まえ、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第74号議案岐阜市行政不服審査条例の一部を改正する条例制定については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第75号議案岐阜市税条例等の一部を改正する条例制定についてであります。
質疑では、まず、令和3年1月1日施行の子どもの貧困に対応するための市民税の非課税措置について、新たに定められる単身児童扶養者の対象者数を問われるとともに、要件とされている前年の合計所得金額135万円という金額について、国が貧困世帯の目安にしているのかを尋ねられたのであります。
あわせて、ふるさと納税制度による個人住民税寄附金税額控除に関する規定の整備に関し、本市が行う返礼品の返礼割合及び人気の高い特産品を問われたのであります。
このほか、住宅借入金等特別税額控除の控除期間の延長については、対象者数を尋ねられ、また、大法人に対する申告書の電子情報処理組織による提出義務の創設に伴う規定の追加に関しては、市内における資本金の額等が1億円を超える大法人の法人数を確認された次第であります。
その後の討論においては、反対の立場の一委員は、第72号議案と同様に、消費税率引き上げに伴う税制改正によるものであることから、本議案には賛成できない旨を主張されたのであります。
一方、賛成の立場の一委員は、消費税率の引き上げには反対であるものの、税負担の軽減は推進する立場にあるため、今回の条例改正の内容については、消費税率変更の有無にかかわらず実施するよう要望されたのであります。
かかる討論を踏まえ、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第78号議案岐阜市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてであります。
質疑においては、改正内容を確認されたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、救助工作車に係る第81号議案財産の取得についてであります。
質疑においては、救助工作車の更新基準を確認されたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、消防ポンプ自動車に係る第82号議案財産の取得についてであります。
質疑においては、消防ポンプ自動車の更新基準を問われた上で、走行距離を加味していない理由を尋ねられたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、梯子車に係る第83号議案財産の取得についてであります。
質疑においては、はしご車の更新基準を問われたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、高規格救急車に係る第84号議案財産の取得についてであります。
質疑においては、高規格救急車の更新基準を尋ねられたところ、当局からは耐用年数のほか走行距離も加味している旨の答弁がされたところであります。
また、複数台購入した場合と1台購入した場合における単価の比較について、確認されたのであります。
あわせて、当該議案が可決された場合の高規格救急車の納車時期を尋ねられたほか、落札率が高い理由を問われたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、総務委員長報告とします。
20:
◯議長(
大野一生君) この際、しばらく休憩します。
午前10時38分 休 憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━
午前10時44分 開 議
21:
◯議長(
大野一生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長報告に対する質疑の通告はありません。
これより討論を行います。
討論の通告がありますので、順次これを許します。36番、
田中成佳君。
〔
田中成佳君登壇〕(拍手)
22: ◯36番(
田中成佳君) 岐阜市議会無所属クラブを代表して、反対討論を行います。
今議会に上程されている第72号議案及び第75号議案については、消費税を8%から10%に増税することに伴う関連議案であり、消費税増税に反対する立場からこれら両議案については反対とさせていただきます。
以上です。(拍手)
23:
◯議長(
大野一生君) 29番、井深正美君。
〔井深正美君登壇〕(拍手)
24: ◯29番(井深正美君) それでは、日本共産党を代表しまして、2件の請願について、採択を主張する立場から賛成討論を行います。
最初に、請願第5号国民健康保険料における子ども(18歳以下)の均等割廃止を求める請願についてです。
国民健康保険は社会保障制度の中で、国民皆保険制度を担う医療保険として、重要な役割を果たし、国民の命綱となっています。しかし、この間の歴代政府のもと、国庫負担の削減が行われ、その一方で、国保加入者についても、農林漁業者や自営業者も減り、高齢者、非正規労働者の加入者が大半を占めることになりました。そうした中で、岐阜市においては負担能力を超える保険料によって、6世帯に1世帯が滞納世帯となり、保険証の取り上げや滞納処分が行われています。保険料の算定に当たっては、世帯主の所得に関係なく、世帯人数に掛ける均等割によって、同じ所得でも中小企業のサラリーマンが加入する協会けんぽと比べ、保険料が高くなることから、家族がふえることで保険料の負担が大きくなります。全国知事会は高過ぎる国民健康保険料引き下げの抜本的な解決策として、国保の基盤強化と負担の公平の見地から、1兆円の国費投入を求める要望を2014年7月に政府に提出。また、国民健康保険中央会を初めとする国保関連9団体においても、2018年11月に国保制度改善強化全国大会の宣言で、政府に、子どもに係る均等割保険料を軽減する支援制度創設の決議を行っています。現在、子どもに係る均等割の保険料を減免する地方自治体が子育て支援を進める立場から、岐阜県下呂市を含む25市町に広がっております。その上で、請願では、岐阜市においても18歳以下の子どもの均等割をやめること及び減免制度の創設を求めており、願意は妥当です。
厚生委員会では不採択でしたが、採択を主張するものです。
次に、請願第6号小・中学校の給食費の保護者負担を求める請願についてです。
現在、岐阜市の学校給食は全ての小中学校で実施される中、学校教育における重要な役割を果たしています。給食費については、保護者の負担軽減ということから、ひとり親世帯などの低所得者に対して、生活保護における教育扶助や就学援助制度によって、給食費の全額が支給されていますが、なお、そうした中においても、給食費が未納になっている児童生徒が岐阜市において330人もいることが、教育委員会の資料で明らかになっており、肩身の狭い思いをしている子どもたちがいることは悲しい限りです。また、格差と貧困が子どもの7人に1人に広がる中、家庭で満足な食事がとれない子ども、または子どもだけで食事をする孤食の問題など、子どもをめぐる問題が深刻さを増しています。そうした中で、子どもの貧困解消の一助として、学校給食の無償化を実施する地方自治体が相次ぎ、2017年の文部科学省の学校給食の無償化等の実施調査において、82自治体が無償化を実施、一部助成制度を設けている自治体が424自治体に上っており、ここ数年で急速に広がっています。県内では、岐南町、揖斐川町、下呂市など11自治体で無償化または一部負担軽減が実施されています。学校給食の無償化は、「義務教育は、これを無償とする。」という憲法第26条第2項の原則から見ても、食育という教育的見地から見ても、無償で提供されるべきと思います。
以上のことから、請願で市内小中学校の学校給食の無償化予算を求めることについては、願意は妥当と考えます。なお、小中学校の給食が無償化された場合の財政措置というのは、毎年約15億円必要とのことですが、子育て世帯への支援ということになれば、無償化によって懐が暖かくなることによって、子どもの服を買ったり、家族で食事をしたりということにお金が使われることになります。単に箱物を建設するのとは違って、地域にお金が回ることから、地域経済に及ぼす波及効果は大きいということを申し添えておきたいと思います。
文教委員会では不採択でしたが、採択を主張するものです。
以上、2件の請願について、委員長報告は不採択でしたが、改めてこの本会議におきまして、採択をお願いするものです。
以上で請願の賛成討論を終わります。
ありがとうございました。(拍手)
25:
◯議長(
大野一生君) 以上で討論を終結します。
これより採決を行います。
まず、第72号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。
本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
26:
◯議長(
大野一生君) 起立多数であります。よって、第72号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。
次に、第75号議案を分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。
本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
27:
◯議長(
大野一生君) 起立多数であります。よって、第75号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。
次に、第73号議案、第74号議案及び第76号議案から第87号議案まで、以上14件を一括して採決します。これら14件に対する常任委員長報告は、いずれも原案のとおり可決であります。
お諮りします。これら14件については、いずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28:
◯議長(
大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、これら14件については、いずれも常任委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第5号を、起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、不採択であります。
本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
29:
◯議長(
大野一生君) 起立多数であります。よって、請願第5号については、常任委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第6号を、起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、不採択であります。
本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
30:
◯議長(
大野一生君) 起立多数であります。よって、請願第6号については、常任委員長報告のとおり決しました。
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第20 第88号議案
31:
◯議長(
大野一生君) 日程第20、第88号議案を議題とします。
───────────────────
〔議 案 掲 載 省 略〕
───────────────────
32:
◯議長(
大野一生君) 本件に対する提出者の説明を求めます。市長、柴橋正直君。
〔柴橋正直君登壇〕
33: ◯市長(柴橋正直君) おはようございます。
〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕
ただいま上程になりました第88号議案人権擁護委員候補者推薦の同意方につきまして、御説明いたします。
現在、その任に御尽力をいただいております毛利義雄さんの任期が、6月30日に満了いたしますことから、新たに、長野敬子さんを、人権擁護委員候補者に推薦いたしたいと存じます。
以上、よろしく御同意のほどお願い申し上げます。
34:
◯議長(
大野一生君) これより質疑を行います。
本件について質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
35:
◯議長(
大野一生君) 質疑はなしと認めます。
お諮りします。本件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
36:
◯議長(
大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、常任委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
本件について討論を許します。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
37:
◯議長(
大野一生君) 討論はなしと認めます。
これより採決を行います。
第88号議案を採決します。
お諮りします。長野敬子君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
38:
◯議長(
大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、長野敬子君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
第21 市議第4号議案
39:
◯議長(
大野一生君) 日程第21、市議第4号議案を議題とします。
議案はお手元に配付申し上げたとおりであります。
───────────────────
市議第4号議案
豚コレラ対策の強化を求める意見書
標記について別紙のとおり決議するものとする。
令和元年6月26日 提 出
提出者
岐阜市議会 経済環境委員長 田 中 成 佳
───────────────────
豚コレラ対策の強化を求める意見書
昨年9月9日、本市内の養豚場において、我が国では26年ぶりに家畜伝染病である豚
コレラが発生し、岐阜県内ではこれまで15例、17施設で確認されている。
本市は、いずれの事案に対しても国の防疫指針に基づく県の防疫措置へ協力してきたが、
県内では既に約5万頭もの豚が殺処分されている。
岐阜県以外でも愛知県、長野県、滋賀県、大阪府において発生が確認されており、さら
なる感染拡大が懸念されている。
また、豚コレラに感染した野生イノシシの確認が続いていることから、養豚場への野生
イノシシの侵入防止を目的とした、電気柵の貸与や金網柵設置などの対策に加え、野生イ
ノシシへの豚コレラ経口ワクチンの散布などの対策を行っている。
その間、国や県が連携し感染経路などの検証を継続して取り組んでいるが、いまだ究明
には至っておらず、終息のめども立っていない。
また、国では養豚業者へ早期出荷などにより豚舎の空舎期間を設けるクリアリングを実
施し、改修費などを支援する提案をしているものの、食肉処理業者や流通業者に対する支
援制度等はいまだ示されていない状況である。
よって、国においては、豚コレラの感染拡大防止に向け、下記事項について取り組むよ
う強く要望する。
記
1 発生原因や感染経路の早期解明を行うこと。
2 飼養豚に対する緊急ワクチンの接種を実施すること。
3 発生農家に支払われる手当金等の免税措置を実施すること。
4 食肉処理業者や流通業者への補償、支援制度を創設すること。
5 市町村が豚コレラ対応に要した費用に対する支援の拡充を図ること。
6 近隣国で発生している家畜伝染病の侵入防止のため、検疫体制の強化を図ること。
以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和 年 月 日
岐 阜 市 議 会
国会及び関係行政庁宛
───────────────────
40:
◯議長(
大野一生君) お諮りします。本件に対する趣旨弁明は、これを省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
41:
◯議長(
大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、本件に対する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。
これより質疑を行います。
本件について質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
42:
◯議長(
大野一生君) 質疑はなしと認めます。
これより討論を行います。
本件について討論を許します。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43:
◯議長(
大野一生君) 討論はなしと認めます。
これより採決を行います。
市議第4号議案を採決します。
お諮りします。本件については、これを原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
44:
◯議長(
大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、原案のとおり決しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
第22 市議第5号議案
45:
◯議長(
大野一生君) 日程第22、市議第5号議案を議題とします。
議案はお手元に配付申し上げたとおりであります。
───────────────────
市議第5号議案
脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書
標記について別紙のとおり決議するものとする。
令和元年6月26日 提 出
提出者 岐阜市議会議員 田 中 成 佳
同 同 松 原 徳 和
賛成者 岐阜市議会議員 堀 田 信 夫
同 同 原 菜 穂 子
同 同 服 部 勝 弘
同 同 高 橋 和 江
───────────────────
脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書
東京電力福島第一原子力発電所での炉心溶融及び連続爆発によって、海も大気も大地も
汚染された。
今の子どもたちだけでなく、まだ生まれていない子どもたちにもはかり知れない悪影響
を与えるとの不安に駆られており、未来の命のために、自然を傷つけ、エネルギーを浪費
する生活を見直し、あらゆる生物と共存する持続可能で平和な社会の実現が求められてい
る。
よって、国におかれては、原発廃止に向けて政治のかじを切り、核エネルギー政策から
の大転換を図るため、下記の事項について実施されるよう強く要望する。
記
1 現在稼働している全ての原子力発電所を直ちに停止すること。
2 既存の全ての原子力発電所の計画的な廃炉を実施すること。
3 省エネルギー、自然エネルギーを中心に据えたエネルギー政策への転換を早急に始め
ること。
以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和 年 月 日
岐 阜 市 議 会
国会及び関係行政庁宛
───────────────────
46:
◯議長(
大野一生君) 市議第5号議案に対する提出者の趣旨弁明を求めます。35番、松原徳和君。
〔松原徳和君登壇〕(拍手)
47: ◯35番(松原徳和君) 市議第5号議案、意見書の趣旨弁明を行います。
脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会実現を求める意見書の内容は、労働組合、自治労も支持する「さようなら原発1000万人署名」運動、呼びかけ人は、大江健三郎さん、坂本龍一さん、瀬戸内寂聴さんなどの運動の趣旨と同様でございます。
意見書の提出を繰り返しているうちに、以前の意見書で求めていたもんじゅ廃炉の要求を、政府自身が決断する事態となりました。20年間ほとんど稼働していない原発もんじゅは冷却用ナトリウムの維持に月1億円もの電気代を消費と報じられていました。既にもんじゅには12兆円も投じられたと報道されていますが、廃炉でもさらに税金が必要になります。
巨大地震発生下の原発の不安全を考えたとき、安い原発電力神話は崩壊している現実が、原発全体に言えると考えます。
東京電力福島第一原子力発電所での炉心溶融及び連続爆発により、海、大気、大地が汚染された。今の子どもたちだけでなく、まだ生まれてこない子どもたちにもはかり知れない悪影響を与えるとの不安に駆られており、未来の命のために、自然を傷つけ、エネルギーを浪費する生活を見直し、あらゆる生物と共存する持続可能で平和な社会の実現が求められている。よって、国におかれては、原発廃止に向けて政治のかじを切り、核エネルギー政策からの大転換を図るため、下記事項について実施するよう強く要望すると、意見書は国に政策転換を求めています。
要望は、明確に3点でございます。
1つ、現在稼働している原子力発電所を全て直ちに停止すること。
2、既存の全ての原子力発電所の計画的な廃炉を実施すること。
3、省エネルギー、自然エネルギーを中心に据えたエネルギー政策への転換を早急に始めること。
以上、申し上げ、議員各位の御賛同をお願いし、趣旨弁明とさせていただきます。
ありがとうございます。(拍手)
48:
◯議長(
大野一生君) これより質疑を行います。
本件について質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
49:
◯議長(
大野一生君) 質疑はなしと認めます。
お諮りします。本件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
50:
◯議長(
大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、常任委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
本件について討論を許します。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
51:
◯議長(
大野一生君) 討論はなしと認めます。
これより採決を行います。
市議第5号議案を、起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
52:
◯議長(
大野一生君) 起立少数であります。よって、市議第5号議案は、否決されました。なお、可決されました意見書の取り扱いについては、これを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
53:
◯議長(
大野一生君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
閉 議 閉 会
54:
◯議長(
大野一生君) 以上で今期
定例会に付議された事件は全て議了しました。よって、本日の会議はこれで閉じ、
令和元年第3回岐阜市議会
定例会を閉会します。
午前11時3分 閉 会
〔閉会後、市長及び議長から次のような挨拶があった。〕
55: ◯市長(柴橋正直君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
永年在職議員表彰を受けられた議員の皆様、まことにおめでとうございます。
市政発展のため、長年御尽力をいただき、心より感謝を申し上げます。ますますの御活躍を御祈念申し上げます。
さて、今期
定例会におきましては、道路整備や河川改修など国の補助内示に伴う予算に加え、新ごみ焼却施設整備の基本計画策定や岐阜城天守閣の耐震に係る補強工事など、諸議案を提案いたしましたところ、慎重な御審議の上、それぞれに御決定を賜り、厚く御礼を申し上げます。
また、審議におきましては、旧徹明小学校跡地における不登校特例校の新設や、通学路の安全対策など、岐阜市が取り組むべき課題に対し、多様な観点から御意見、御提言を賜りました。今後の市政運営や各施策に反映させてまいりたいと存じます。特に、不登校特例校の新設につきましては、不登校に悩む児童生徒が社会に復帰するための新たな
選択肢となりますよう、今後、地域などとも連携を図りながら、検討を進めたいと存じます。
さて、今月18日に新潟県村上市を中心に、最大震度6強を観測する地震が発生しました。くしくも1年前のこの日は、最大震度6弱を記録し、倒壊したブロック塀による痛ましい事故が起きた大阪北部地震が発生した日でもあります。昨年は、その後も14年ぶりに長良・大宮陸閘を閉鎖した平成30年7月豪雨や、最大震度7を記録した平成30年北海道胆振東部地震など、数多くの自然災害に見舞われた年となりました。
本格的な夏を迎えるに当たり、これから出水期を迎えます。いま一度、自分の命は自分で守るという自助、そして自主防災組織を中心に、地域の住民同士が助け合う共助への意識啓発や支援に力を注いでまいりますとともに、行政といたしましても、的確かつ迅速な情報提供や危機管理体制を万全にし、安全、安心なまちづくりに努めてまいりたいと存じます。
最後になりますが、これから暑さも本番となり、身にこたえる季節になってまいります。議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛いただきまして、市政発展のため一層の御尽力、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
56:
◯議長(
大野一生君) 閉会するに当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。
今期
定例会は、去る6月7日から本日までの20日間にわたり開会し、付議されました諸議案について審議を行い、ここに閉会するに至りました。
今議会は、改選後、初めての
定例会でありましたが、補正予算、条例改正等を初め、さまざま活発に御議論いただいたところであります。この間、皆様方には、円滑な議会運営に御協力いただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。
まだまだ、梅雨のさなかではありますが、これから本格的な夏を迎えます。皆様方におかれましては、健康管理に十分留意され、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、私からの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
岐阜市議会議長 大 野 一 生
岐阜市議会議員 若 山 貴 嗣
岐阜市議会議員 石 井 浩 二
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