岐阜市議会 2018-11-05
平成30年第5回(11月)定例会(第5日目) 本文
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ウィンドウで開きます) 平成30年第5回(11月)定例会(第5日目) 本文 2018-12-07 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ
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発言者一覧 選択 1 : ◯議長(
信田朝次君) 1677頁 選択 2 : ◯議長(
信田朝次君) 1677頁 選択 3 : ◯議長(
信田朝次君) 1677頁 選択 4 : ◯議長(
信田朝次君) 1677頁 選択 5 : ◯35番(
服部勝弘君) 1677頁 選択 6 : ◯議長(
信田朝次君) 1683頁 選択 7 : ◯市長(
柴橋正直君) 1683頁 選択 8 : ◯議長(
信田朝次君) 1684頁 選択 9 :
◯まちづくり推進部長(黒木秀哉君) 1684頁 選択 10 : ◯議長(
信田朝次君) 1685頁 選択 11 :
◯商工観光部長(山口 晃君) 1685頁 選択 12 : ◯議長(
信田朝次君) 1686頁 選択 13 :
◯市民参画部長(
田中啓太郎君) 1686頁 選択 14 : ◯議長(
信田朝次君) 1687頁 選択 15 :
◯市民生活部長(浅野誠章君) 1687頁 選択 16 : ◯議長(
信田朝次君) 1688頁 選択 17 : ◯35番(
服部勝弘君) 1688頁 選択 18 : ◯議長(
信田朝次君) 1690頁 選択 19 : ◯市長(
柴橋正直君) 1690頁 選択 20 : ◯議長(
信田朝次君) 1690頁 選択 21 : ◯35番(
服部勝弘君) 1690頁 選択 22 : ◯議長(
信田朝次君) 1691頁 選択 23 : ◯38番(堀田信夫君) 1691頁 選択 24 : ◯議長(
信田朝次君) 1696頁 選択 25 : ◯市長(
柴橋正直君) 1696頁 選択 26 : ◯議長(
信田朝次君) 1697頁 選択 27 : ◯行政部長(後藤一郎君) 1697頁 選択 28 : ◯議長(
信田朝次君) 1698頁 選択 29 : ◯企画部長(牧ヶ野敏明君) 1698頁 選択 30 : ◯議長(
信田朝次君) 1699頁 選択 31 : ◯健康部長(小澤里美君) 1700頁 選択 32 : ◯議長(
信田朝次君) 1701頁 選択 33 : ◯教育長(早川三根夫君) 1701頁 選択 34 : ◯議長(
信田朝次君) 1702頁 選択 35 : ◯自然共生部長(松井重雄君) 1702頁 選択 36 : ◯議長(
信田朝次君) 1702頁 選択 37 : ◯38番(堀田信夫君) 1702頁 選択 38 : ◯議長(
信田朝次君) 1704頁 選択 39 : ◯市長(
柴橋正直君) 1704頁 選択 40 : ◯議長(
信田朝次君) 1705頁 選択 41 : ◯行政部長(後藤一郎君) 1705頁 選択 42 : ◯議長(
信田朝次君) 1705頁 選択 43 : ◯健康部長(小澤里美君) 1705頁 選択 44 : ◯議長(
信田朝次君) 1705頁 選択 45 : ◯38番(堀田信夫君) 1705頁 選択 46 : ◯議長(
信田朝次君) 1705頁 選択 47 : ◯副議長(谷藤錦司君) 1705頁 選択 48 : ◯30番(山口力也君) 1706頁 選択 49 : ◯副議長(谷藤錦司君) 1709頁 選択 50 : ◯薬科大学学長(稲垣隆司君) 1709頁 選択 51 : ◯副議長(谷藤錦司君) 1710頁 選択 52 :
◯商工観光部長(山口 晃君) 1710頁 選択 53 : ◯副議長(谷藤錦司君) 1712頁 選択 54 : ◯教育長(早川三根夫君) 1712頁 選択 55 : ◯副議長(谷藤錦司君) 1713頁 選択 56 : ◯30番(山口力也君) 1713頁 選択 57 : ◯副議長(谷藤錦司君) 1714頁 選択 58 : ◯議長(
信田朝次君) 1714頁 選択 59 : ◯議長(
信田朝次君) 1717頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 開 議
午前10時 開 議
◯議長(
信田朝次君) これより本日の会議を開きます。
本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1 会議録署名議員の指名
2: ◯議長(
信田朝次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において12番高橋和江君、13番和田直也君の両君を指名します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2 第111号議案から第16 第125号議案まで及び第17 一般質問
3: ◯議長(
信田朝次君) 日程第2、第111号議案から日程第16、第125号議案まで、以上15件を一括して議題とします。
───────────────────
〔議 案 掲 載 省 略〕
───────────────────
4: ◯議長(
信田朝次君) 昨日に引き続き、質疑とあわせて日程第17、一般質問を行います。
順次発言を許します。35番、
服部勝弘君。
〔
服部勝弘君登壇〕(拍手)
5: ◯35番(
服部勝弘君) はい、おはようございます。
〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕
時節柄、端的にお尋ねしたいと思います。明快な答弁を求めます。
〔私語する者多し〕
5項目についてお尋ねします。
最初に、石灯籠などの安全対策について、まちづくり推進部長にお尋ねします。
ことしの6月18日に震度6弱の大阪北部地震でブロック塀が倒れて、高槻市の小学校4年生の児童が下敷きになり死亡するという痛ましい事故が発生をいたしました。この事故を受けて、全国で一斉にブロック塀の安全点検が実施されました。
ところで、岐阜市内には神社や寺などに多くの石灯籠などの建築物があります。若干紹介しますと、こういった道路沿いに見上げるような灯籠もございますし、これは境内の中です。ずらっと見事にこれ、両サイドに灯籠がずっと並んでおる、こういうようなところもございます。場所によっては、この灯籠が危ないので、危ないから入ってはいけませんというような綱が張ってあるわけでありますが、同じ境内にやっぱりこういう、これも大きな立派な灯籠があります。いずれにしても、このお寺ですと参拝者があるということで、非常に万が一のときには倒壊の危険性があるし、倒壊した場合の危険性を考えると非常に、このままにしておいてどうかという問題があります。
さらにですね、これは鶯谷のトンネルのほうへ向かっていくところの道路沿いの小さなお寺ですが、本当に車が通行するところに灯籠があります。万が一倒壊した場合は悲惨な事故になりかねない。さらに、これはまた別の場所ですが、伊奈波神社の入り口にあるお寺のところですが、先日もちょうど写真を撮ろうかなと見とったら、お参りの人がある。もう本当にすぐそばにあるわけであります。これは全く別のところですが、市外の谷汲山のほうの、あるお寺の参道です。毎日のようにたくさんのお参りがあるんですけど、階段沿いに立派な灯籠がたくさんある。倒れたら、それこそ想像を絶するような事故になりかねない。なりかねない、そういう状況にあります。
こうした神社や参道の境内に設置された灯籠、幾つかあるわけでありますが、また、公道に接して建てられたものも多く見受けられます。こうした建物が地震発生時において倒壊する危険性があることは否めないと思います。いつ発生するかわからない地震、また、想定外の被害が発生することは避けられません。それゆえに、地震発生時の安全対策は喫緊の課題であるかと思います。
そこで、石灯籠などの安全対策について、まちづくり推進部長にお尋ねします。
まず1点は、石灯籠の構造上の安全性は大丈夫であるかということであります。
2点目は、石灯籠が倒壊して事故が発生した場合の責任と補償は誰が負うのかということであります。
3点目は、石灯籠の設置について、現在、市ではその実態についてどのように把握しておられるか。
以上3点についてお尋ねします。
続きまして、ものづくり産業の市外流出について、これは商工観光部長にお尋ねします。
近年、岐阜市内に工場のあるものづくり産業の工場などの市外流出が多く見受けられます。岐阜市は長年企業誘致に取り組んでおられますが、誘致活動の成果は思うように上がっておらないというのが実態であります。そればかりか、優良企業の市外流出に歯どめがかからないことに私は憂慮しておるわけであります。
ここで、岐阜市のものづくり産業の市外流出の状況を見てみますと、つい2週間ほど前の11月21日でありますが、自動車部品や住宅設備の金型を製造する岐阜多田精機、これは岐阜市の東改田にありますが、この会社が山県市に工場を新設する立地協定を山県市と結んだという報道が新聞で出されました。
近年市外に流出した主な企業を調べてみますと、ずっと以前になります昭和40年代ではですね、皆さん御承知のように繊維産業の不況とかそういうこともあったかと思いますが、岐阜市にいろいろ紡績工場等がありましたが、これらの工場がことごとく閉鎖ないしは市外へ工場を移しております。
振り返ってみますと、ユニチカ、これは岐阜市の五坪町にありましたが、昭和40年から50年代に閉鎖し、現在は県営住宅になっております。東洋紡という会社がありました。これも同じように40年代から50年代に閉鎖して、現在は、主には県美術館になっております。それから、岐センという会社がありました。これは本荘にあったわけですが、平成8年に穂積工場、そして、15年に穂積工場へ本社を移転ということになりまして、その後はですね、主に建て売り住宅が建っておるようですね。それから、レシップという会社があります。これは旧三陽電機製作所、上土居の常磐地区にありましたが、平成14年に社名を変更したわけでありますが、この会社は平成16年に本巣市へ本社を移転、現在の跡地はスーパーなどが建っております。さらに、鷺山に、正木にありましたカワボウ、これは、御承知のように昭和63年にマーサ21が開業しまして、不動産賃貸業とか当時はボウリング場を経営しておられました。そのほか、さらに、岐阜セラツク製造所、鶉にありました。これが昭和61年に池田のほうへ工場を移転、さらに、平成30年に大野町に工場を移転して操業され、本社、工場ともに現在こちらのほうでやっておられるようであります。
まだずっと、時間の都合もありますが、ちょっと見てみますとですね、さらにそれ以後では、市外へ本社ないし工場を移転した主な会社を見てみますと、KVK、黒野にあった、これはバルブを扱っとる工場であります。これが市外、富加町のほうへ行っていますね。さらに、野一色にありましたアジア原紙、これは山県市のほうへ本社、工場が移っていますし、加藤精密、これは鏡島にあった会社ですが、本巣市へ移っております。さらに、芥見の棚橋工業、藪田のアルミック、あるいは、加納富士町にありました秋田屋の本店、これは本巣市に移っています。新日本金属が矢倉町にあったのが本巣市、岐阜セラツク製造所が大野町、ギフ加藤製作所が大野町、先ほど言いました今回発表されました岐阜多田精機が山県市、ちょっと見てみても、こういった会社が既に工場を市外へ移した。いわゆる市外へ流出したわけであります。
この数の多さに私は愕然としましたが、これでは岐阜市の経済は衰退するばかりで、岐阜市の発展は望めません。若い人たちの働く場も失われて若者が住めないまちになり、ひいては人口の減少を招くということになろうかと思います。よく我々も、私は大洞に住んでおるんですけど、皆さん、こっから通える範囲内でなかなかいい職場がないというようなことで、せっかく親が苦労してその地に家を建てられても、息子さんたちは職を求めて職場の近くの主に市外へ出ていかれる方が多い、そういう傾向にあるわけであります。したがって、だんだん郊外の新興住宅地が高齢化で人口は減るばっかという状況になり、これも歯どめがかからないわけであります。
そこで、こうした異常事態を深刻に受けとめて、企業の市外流出に歯どめをかけるためには、オール市役所でこの問題に取り組むべきではないかと思うわけであります。そこで私は、例えば、企業の市外流出を防ぐための対策本部を設置するなどして全力で取り組まなければならないということを思うわけでありますが、以下について質問をいたします。
近年のものづくり産業の市外流出の現状について、どのように認識し、受けとめられておられるか。
2つ目に、今後ですね、企業の流出についてどのように歯どめ対策を講じていこうとしておられるのか。
3点目としては、あわせて企業誘致対策についてどのように取り組んでいかれるか。
以上3点について、商工観光部長にお尋ねしたいと思います。
続きまして、3点目でありますが、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」の建物等のふぐあい、すなわち欠陥への対応について、市長と市民参画部長にお尋ねします。
この問題については、今までも多くの議員が本議場において質問をしておられます。本議会も井深議員が質問されたところでありますが、私もずっと議事録を見てみますと、さきの9月議会についての質問で、今回が9回目の質問になります。よく、服部さん、まんだこのことを質問するかと言われるんですが、まんだかというより、まんだ直っとらんということを僕は言いたいと思うんです。いつまでたったら直すんだということを言いたいと思うんですが、9月議会の質問で、私はたしか、本件に関する質問について、これが最後になることを願っていると述べたと思います。しかし、残念ながらこの問題について、まだ幕引きができない状況でありますので、しつこいようでありますが、今回も質問をさせていただきたいと思います。
「みんなの森 ぎふメディアコスモス」の建物の重大な欠陥は今までもたびたび述べましたが、主に大きく分けて3点あると思います。私に言わせますと、ふぐあい3点セット、ちょっと言い方はどうかと思いますが、ふぐあい3兄弟ということになります。すなわちですね、屋根の水たまり、1番目が屋根の水たまり、2番目が鉄骨材のさび、そして、たびたび発生する雨漏り、これがいわゆるふぐあい3点セットであります。
これらのふぐあいは同館オープンの以前から指摘されておりますが、今もって補修は完了いたしておりません。屋根の水たまり箇所は、私が3年前に発見して指摘をいたしました。最近、直近では、去る11月30日の午後3時過ぎに職員さんとともに屋上に上って確認しましたが、水たまりは依然として補修されておりません。そればかりかですね、3年半前に発見したときより水たまりの面積も拡大しており、直っておりません。時間の関係で詳しく言いませんが、ひどい状態にあります。水がたまって、そこへほこりがたまり、鳥のふんがたまったり、あるいは飛んできた葉っぱがたまって、もう本当に詰まっておると。職員さんはときどき屋根に上ってその葉っぱ、ごみを除去しておられるそうでありますが、こういった状況が続いております。鉄骨のさびについては全く手がつけられず、十分な調査もせず放置されたままであります。さらに、雨漏りについては原因がわからず、いつ発生するかわからない、こういった状態が続いておるわけであります。こういった不安を抱えたままでありますが、このような状況が既に3年半も続いておるわけであります。早急にふぐあいの補修を完了し、将来に不安のない施設の運営ができるようにすべきであると思います。
そこで質問いたします。
この今申し上げたふぐあいの3点セットの補修、いつまでに完了するのか、はっきり御答弁いただきたいと思います。期限を切って完了するようにやっぱり交渉すべきだと思います。曖昧な答弁では納得できませんので、はっきりいつまでに完成するように業者に求める、そういう答弁をお願いしたいと思います。
次に、この件に関して、市長にお尋ねします。
鋼材のさびの補修についてでありますが、この件につきまして、岐阜市は、11月12日に施工業者と、建物の引き渡しから10年となる2025年2月24日までにさびの進行状況や屋根内部の温度、湿度の状況の観察などを設計業者と施工業者が行う覚書を交わしました。しかし、これは鋼材のさびを除去することなく問題を先送りした業者側の都合のよい覚書で、責任逃れの対応であり、とても納得できるものではありません。早急にですね、補修期限を決めて鋼材のさびを除去し、ペンキを塗るべきであると思います。
鋼材のさび除去につきまして、私ども無所属クラブは再三にわたり、前細江市長や担当者に要請をしてまいりました。こうしたことから、当時の細江市長も重い口を開いて、ようやく昨年11月21日の定例の記者会見で、業者の対応について不快感を示しながら、業者に直ちにさびを落として再塗装していただきたいと述べられたわけであります。にもかかわらず、その後細江市長はことしの2月に退任されましたが、現在まで鋼材のさび落としはされていないわけであります。
こうした業者の対応に対し、多くの市民は憤慨しております。約60億円という巨費を投じて建てられた公共施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、前代未聞の公共建築のふぐあい工事については、完全補修をすべく、業者に対して強い姿勢で臨むよう求めたいと思います。よって、今後の対応について、柴橋市長としての考えをお尋ねいたします。
次の質問でありますが、地域の事務所の業務拡充についてであります。市民生活部長にお尋ねしたいと思います。
近年、高齢化により運転免許証を返上したり、自動車を手放す人が年々増加をいたしております。これにより通院や買い物に困っている人も多くあります。いわゆる買い物難民という言葉も聞かれる昨今でありますが、こうした人たちは、バスなどの公共交通を利用することになります。
ところで、現在岐阜市では地域の事務所、いわゆる支所が7カ所ありますが、ところが、地域の事務所で扱っていない事務も多くあり、本庁まで行かないと事務手続ができないことが多々あります。しかし、郊外に居住する人がバスなどの公共交通機関を利用して本庁まで来るとなると、非常に時間と経費がかかる。高齢者の皆さんには負担になり、苦痛ではないかと思います。
ちなみに、私どもの住んでおります大洞からバスに乗って現在の本庁舎まで来る場合を見ますと、大洞から徹明町、徹明町で下車して、乗りかえてさらに市役所へと。往復のバス代をちょっと計算してみますと、片道、徹明町までが560円、それから、市内料金が210円、これの掛ける2ですから、合算しますと1,540円もかかるわけであります。また、これ以外にさらに郊外の三輪地区などですと、さらにこれ以上の交通費がかかるわけでありますが、1つの手続をするのにこういった莫大な交通費がかかるし、半日もかかるということになりかねません。
こうしたことから、郊外に住んでおられる多くの住民の皆さんから、役所に係る事務手続について、地域の事務所で処理できるよう、業務の拡充をしてほしい、そういう声が私どもに多く寄せられているところであります。地域住民のサービスの向上を図ることは、今日重要な行政課題の1つであると考えるわけであります。
そこで、地域の事務所の業務の拡充を強く要望し、今後の対応について、市民生活部長にお尋ねをいたします。
最後の項目でありますが、これは、柴橋市長が立候補に向けて掲げた政策の実行性について、市長にお尋ねをいたします。
前回、9月議会でもこれに関連したような質問をしましたが、市長は立候補に際して、立候補以前からいろいろ活発な活動をしておられておりまして、いろいろな政策を市民に向けて訴えておられました。政策パンフレットも発行して、皆さんに政策を説明したりして、地道な活動をしておられました。その成果があって、念願かなってこの2月に市長に当選されたわけでありますが、私もいろんな形で当時配られた幾種類かのパンフレットを入手しておりまして、よくその中身を折に触れて見て検証しておるわけでありますが、時間の都合もありますので、今回その中から政策の2点、今回は、跡地利用に対する市長の考え方についてお尋ねをいたします。
この中で、まず1点は、「市役所跡地に、市立四年制大学を設置し、留学生受入れと地元企業と連携した人材育成」すると、こういうことを書いたチラシをある時期まで配っておられました。
先日、僕もびっくりしたんですが、あるところへ行きましたら、服部さん、何や、市長は何や。何を怒っておんさると聞いたら、
〔私語する者あり〕
市立大学をつくるというように掲げられたので、うちの娘らはそれはありがたいことやと、孫がおるもんで、近くに大学ができればありがたい、そういうことで連絡をとって一生懸命やったと。それで娘は、おじいちゃんも運動してまわないかんといって、柴橋さんの運動を一生懸命やったということですねえ。しかし、ところがですね、何で、どういうことやと。
市役所の跡地利用について、皆さんも御承知のように、岐阜市庁舎跡地活用基本構想策定委員会というものを設置して、7回にわたって委員会を開催し、11月、先月の7日に基本構想がまとまり、年内にも柴橋市長に答申するという、その記事が新聞に発表されたんです。その方がその記事に気がついて、新聞を見たら、あれ、市長が言っておられた市役所跡地に4年制大学云々というのは一言も書いていないし、何や、全然触れられてもおらんやないかということに気がついて、何やったって、そんなもん建たへんのやないか、一生懸命やったのにということで僕に言われた。それは、最初からそんなこと僕は聞いていない。やっぱり、そういう委員会をつくって検討されるということをあれやったよということを言いまして、そういうお話をしたんですが。
いずれにしてもあれですね、この点について、市長はある時期に配られたパンフレットにはっきり書いておられる。私も何遍か自分の支持者からも、服部さん、大学をつくってもらえるように協力してもらわなあかんよ、運動もやってもらわなあかんということもよく念を押されたわけでありますが、そこで、あのパンフレットに掲載された政策は、市民受けを狙ったアドバルーン政策であったのかわかりませんが、今の現在の状況について、実行性についてどのように考えておられるのか。あれはただの政策で、そういう予定がないというのか、ちょっと先ほどの迷ってみえる市民もありますので、この議場において、考え方をしっかり聞いておきたいと思います。
それから、2点目でありますが、もう一つの別のパンフレットですね、これは
柴橋正直通信、未来都市計画プロジェクト10というパンフレットがあります。この中で、これは提案でありますが、
柴橋正直の提案としてその中身を見ますと、岐阜市が長崎屋の跡地を買い、広場として柳ケ瀬のど真ん中を活用すれば、センサ跡地のマンション建設、高島屋南の再開発とあわせて中心市街地の活性化につながるのではないかと述べておられます。この提案について、私はどのような背景があるのかわかりませんのでお尋ねをしたいと思うわけでありますが、長崎屋の所有者などと何らかの話し合いをして、具体的な構想や考えのもとに提案をされたのか、否、あくまでも提案であり、具体的なことは考えていないというわけなのか、その真意について柴橋市長にお尋ねをしまして、1回目の質問を終わります。
以上です。(拍手)
6: ◯議長(
信田朝次君) 市長、
柴橋正直君。
〔
柴橋正直君登壇〕
7: ◯市長(
柴橋正直君) おはようございます。
〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕
ぎふメディアコスモスのふぐあいへの対応に関する御質問にお答えをいたします。
ぎふメディアコスモスは、開館以来、親子連れや学生を初め、市民活動団体など、大変多くの市民の皆様に御利用いただき、先月には累計来館者数が430万人を超え、大変大きなにぎわいをもたらしております。
一方で、2階天井からの雨漏り等、ふぐあいの解消に向けましては、設計者及び施工者に対し、一刻も早い解決を図るよう、徹底した再発防止を強く求め、両者の負担により対応させてまいりました。
そうした中、今後のふぐあいの発生に備え、本年3月には市と設計者及び施工者の3者間において、瑕疵担保期間内外の対応方を定めた合意書を取り交わしたところであります。
この合意書では、瑕疵担保期間の満了前に発生したふぐあいについては、満了後においても設計者及び施工者がそれまでと同様、その責任と費用負担により対応を図り、瑕疵担保期間後に新たに発生したふぐあいについては、その対応方について3者で協議することと定めたものであります。
また、屋根下地鋼材のさびにつきましては、さびが発生している現在の状況は遺憾であり、これまで設計者及び施工者に対し、その対応を図るよう求めてまいりました。
さきの質問者に担当部長が答弁申し上げましたように、両者から鋼材の強度の体力低下やさびの進行は認められないため、今後も換気対策と定期的なさび等の観察を継続していく旨の報告を受けたところであります。
この報告について、外部有識者や顧問弁護士の助言を得ながら、庁内の検討会議で検討を重ね、さびへの対応については、先月、設計者及び施工者と覚書を取り交わし、その対応を図らせることとしたものであります。
引き続き換気対策を実施し、両者にさび等の観察をさせながら、万一、さびの進行に影響を及ぼす事象が生じた際は、その抑制のための措置を両者の負担により実施することを取り決めております。
なお、対応の期限は、建物引き渡しから10年としておりますが、10年を経過しても対応を完了とせず、両者は期限後も真摯に対応するものとしております。
いずれにいたしましても、多くの市民の皆様が集い愛される「みんなの森 ぎふメディアコスモス」であります。この市民の財産である施設をしっかりと守るため、引き続き設計者及び施工者に対しては、さきの合意書及び覚書に基づき、確実な対応を求めてまいりたいと考えております。
〔私語する者あり〕
次に、立候補に向けての政策のことについての御質問に
〔私語する者あり〕
お答えいたします。
私は1人の政治家として、市の課題を整理し将来の考えをまとめようと、さまざまな機会を捉え、地域に足を運び、多くの市民の皆様から直接声をお聞きしてまいりました。こうした声を大切にしつつ、人口減少や超高齢社会の到来による複雑化、多様化する行政課題への対応に向けた国、県、市などの動向も注視しながら、その時々に考え方を整理し、さきの選挙において政策プランとしてまとめ、市民の皆様にお示しをいたしました。
この政策プランは、住む人、来る人、働く人をふやし、本市を成長都市に導くための私の考えとして、岐阜市が抱える諸課題の解決に向けた取り組むべき方向性や施策を示しております。そして、市長に就任後、政策プランに記載の短期、中・長期の時間軸で整理しております各施策について、関係部局と協議を重ねる中で、より効果の高い施策への展開を含め、取り組みを進めているところであります。
また、この10月に策定しました市の総合的な方針であるぎふし未来地図を初め、各分野の計画も、多くの皆様の声に耳を傾け、行政として将来の方向性や取り組みをまとめたものであります。
〔私語する者あり〕
そのため、私の政策プランともども諸課題を丁寧に解決し、暮らしやすく活気に満ちた岐阜市を希求する基本的な考え方は同じであることから、これらを相互に見ていくことが大切であると考えております。
市長として、行政運営をつかさどる首長として、財政面、制度面、人事面などの組織としての状況や成果を把握しつつ、また、政治家としての思いも心に抱きながら、岐阜市を動かすための施策を総合的に展開してまいりたいと考えております。
〔私語する者あり〕
8: ◯議長(
信田朝次君) まちづくり推進部長、黒木秀哉君。
〔黒木秀哉君登壇〕
9:
◯まちづくり推進部長(黒木秀哉君) 石灯籠等の安全対策に関する3点の御質問にお答えいたします。
本市では、南海トラフ巨大地震などの発生が危惧される中、木造住宅の無料耐震診断事業や耐震補強工事補助事業など、民間建築物の耐震化に対する補助事業を実施し、災害に強い安全、安心なまちづくりの推進に取り組んでいるところでございます。
1点目の御質問、石灯籠の構造上の安全性についてでございます。
石灯籠につきましては、ブロック塀とは異なり、建築基準法における建築物または工作物としての位置づけがございません。したがいまして、安全性を確認するための技術的な基準となる指針がない状況でございます。
2点目の御質問、石灯籠が倒壊して事故が発生した場合の責任と補償についてでございます。
石灯籠は、神社やお寺の参道など、民有地に設置されている場合がほとんどでございます。これら石灯籠の安全確保につきましては、ブロック塀と同様に、所有者の責任において維持管理されるものと考えます。
一方で、議員御懸念の道路に面した石灯籠につきましては、道路側へ倒壊し通行人への危害や避難、救護活動の妨げになることも想定されます。本市では、大阪府北部地震での事故を受け、道路に面した民間のコンクリートブロック造及びれんが、大谷石などの組積造の塀等を撤去する工事に対しまして、費用の一部を補助する事業を7月1日より開始しております。
こうした中、道路に面する石灯籠につきまして、撤去したいとの市民の皆様からの相談も数件いただいており、ブロック塀と同様に石灯籠につきましても、撤去する工事費用の一部を補助しているところでございます。
3点目の御質問、石灯籠の設置の実態把握についてでございます。
石灯籠につきましては建築基準法の対象となっていないことから、現在実態については把握をいたしておりません。
本市では、8月に市内の小学校46校及び中学校22校の通学路に面するブロック塀等を対象として緊急点検を実施いたしました。その折には、石灯籠については確認を行っておりませんでした。点検したブロック塀等の総数6,206件のうち、不適合箇所のあるブロック塀などにつきましては、不適合の内容とその影響の度合いを勘案しながら、再度現地調査を実施することとしており、現在その準備を行っているところです。
今後は、この現地調査の中で、通学路に面した石灯籠につきましても、順次実態の把握を行ってまいります。
10: ◯議長(
信田朝次君) 商工観光部長、山口 晃君。
〔山口 晃君登壇〕
11:
◯商工観光部長(山口 晃君) ものづくり産業の市外流出に関していただきました3点の御質問に一括してお答えいたします。
経済産業省が行った工業統計調査によりますと、平成21年から26年における本市の製造業の推移は、企業数が738社から592社に、また、従業員数は1万2,796人から1万1,488人へと、いずれも減少しております。これは、企業の集約や業務合理化が進んだという側面があるものと推測しておりますが、一方で、議員御指摘のとおり、近年、市内企業が他自治体に工場等を立地する事例が発生しており、大変残念なことと受けとめております。
このことについて、日ごろから企業へのヒアリングを行っている中で得た情報では、製造業においては、定期的な設備更新のための新たな用地が必要となる場合が多いものの、市内で必要な面積が確保できないことや、開発上の諸規制などから、条件を満たす適地が取得できなかったことなどが主な原因として挙げられております。
そのため、今後の企業立地促進に当たりましては、企業訪問や調査等の充実を図り、企業のニーズや課題を十分に把握した上で、必要に応じ関係機関と協議するなど、きめ細かい対応に努めてまいりたいと考えております。
また、民間未利用地等の情報を収集し整理した上で、設備投資を予定している企業に対し、タイムリーに提供できるような手法についても研究してまいります。
本市は、これまでに市内産業の多角化や雇用の創出などを図るべく、主に企業の立地に対する助成と産業集積地の整備による取り組みを進めてまいりました。さらに、今後、東海環状自動車道の岐阜市区間が開通することにより、企業誘致を取り巻く環境が大きく変化するものと考えられます。こうしたことを踏まえ、雇用、税収の確保により、本市が持続的に発展できるよう、市内企業の流出防止に努めるとともに、企業誘致に取り組んでまいりたいと考えております。
12: ◯議長(
信田朝次君) 市民参画部長、
田中啓太郎君。
〔
田中啓太郎君登壇〕
13:
◯市民参画部長(
田中啓太郎君) ぎふメディアコスモスのふぐあいへの対応に関する御質問にお答えをいたします。
2階天井からの雨漏り等、ふぐあいに対する今後の対応につきましては、さきに市長から答弁がありましたとおり、本年3月に市と設計者及び施工者の3者間において合意を図り、文書を取り交わしているところでございます。
その主な内容は、少し述べさせていただきますが、瑕疵担保期間の満了前に発生したふぐあいについては、満了後に同種のふぐあいが発生した場合も設計者及び施工者がそれまでと同様その責任と費用負担により原因を調査し、その対策を図り、瑕疵担保期間後に新たに発生したふぐあいについては、対応方について3者で協議し定めるものであります。
また、屋根下地鋼材のさびへの対応につきましても、先月取り交わしました覚書に基づき、換気対策を継続して設計者及び施工者にさびや屋根内部の温湿度の状況をしっかりと観察させてまいります。
また、万一、さびの進行に影響を及ぼす事象が生じた際は、その抑制のための措置を両者の負担により実施することを取り決めたものであり、これまでどおり両者に対し適切な対応を厳しく求めていくこととしております。
なお、この覚書によるさびへの対応の期限は、さきのとおり、建物引き渡しから10年としておりますが、10年を経過しても対応を完了とせず、両者は期限後も真摯な対応をするものとし、さらに申し上げますと、何らかの対応が必要な場合は、市と協議の上、対応方法を定めることともしております。
今後も引き続きこの合意書及び覚書に基づき、ふぐあいの再発防止に向けた対応を図るとともに、ふぐあいが発生等した場合には、原因者の責任と費用負担において早急かつ確実な対応が図られるよう、設計者及び施工者には毅然とした姿勢で臨んでまいります。
14: ◯議長(
信田朝次君) 市民生活部長、浅野誠章君。
〔浅野誠章君登壇〕
15:
◯市民生活部長(浅野誠章君) 事務所の業務の拡充についての御質問にお答えをいたします。
地域の事務所は、地域の窓口として印鑑証明や住民票、税証明の発行のほか、国民健康保険の加入、喪失の手続、要介護申請の受け付け、さらに他部署の業務の取り次ぎを行うなど、市民の皆様の利便性の向上に努めております。
こうした事務所の機能につきましては、本市が平成27年3月に策定した岐阜市都市内分権推進構想において、本格的な少子・高齢化社会に対応した今後の方向性を示しております。
具体的には、本庁と地域の事務所との役割分担を明確にし、本庁は人事や財政、企画などの管理的、基幹的機能や、それに付随する窓口機能を持たせる一方で、地域の事務所は福祉事務手続の拡大を図るなど、地域における住民サービスの充実を図ることが適切であるとしております。
そこで、地域の住民サービス充実の具現化に向け、庁内に設置しました都市内分権推進会議で、既に福祉や保健の機能を有し、都市内分権のモデル的な事務所であります柳津地域事務所を参考に、ほかの6つの事務所において、現在の事務所機能に加え福祉機能を持たせる横展開や、ふれあい保健センターとの連携などについて協議を重ねてまいりました。
その結果、今後、6つの事務所では戸籍や印鑑証明発行など、従来からの取り扱い事務80件に加え、福祉医療費受給者証や身体障害者手帳の交付など福祉機能42件、予防接種券発行事務など保健機能3件の合わせて45件の事務を新たに付加することといたしました。
そして、コミュニティセンターに併設し、施設や駐車場が広く、ふれあい保健センターとの連携も期待できる南部東事務所でまずは試行的に実施することとし、去る9月3日より拡充したところでございます。
窓口では新たに付加した事務の取扱件数も増加しており、市民の皆様にとってより身近な場所でサービスが受けられるとともに、窓口の選択肢がふえたことで利便性の向上が図られたものと考えております。
今後につきましては、まずは南部東事務所での9月以降の取扱件数や事務手続を行っていく上で新たに判明した課題など、拡充後の実施状況を慎重に検証していく必要があるものと考えております。その上で、福祉や保健の機能を有する事務所が市内の南部地域で柳津地域事務所と南部東事務所の2カ所となることから、市内全域の地理的バランスやコミュニティセンターの中に事務所が併設されているか、単独設置なのかといった事務所の形態、さらには駐車場や待ち合いスペースの充足など、事務所ごとの現状を踏まえ、ほかの事務所への展開を検討してまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、市民ニーズの多様化や少子・高齢化社会を迎え、地域の事務所の機能充実は重要な課題であると認識をしております。今後も引き続き、福祉や保健の機能の拡充のみならず、高齢者や子育て世代を中心に対面サービスを重視したぬくもりのある事務所を目指し、一層地域の住民サービス向上に努めてまいります。
〔「議長、35番」と呼ぶ者あり〕
16: ◯議長(
信田朝次君) 35番、
服部勝弘君。
〔
服部勝弘君登壇〕
17: ◯35番(
服部勝弘君) 再質問を行います。
市長の答弁ですが、2点についてお尋ねしてきました。質問したことに対しては一切答弁がなかった、答弁漏れだと思います。明確な答弁を求めます。
私はこの質問に対して、あえて明快な答弁を求めますということを申し上げたとおりでありますが、明快どころか全く答弁がなかったと、非常に残念でありますので、再質問で答弁を求めます。
さて、石灯籠の問題でありますが、これは非常に、本当に危険と隣り合わせですね。先日、この前新聞報道されました三重県伊勢市の県道で4月に路線バスが石灯籠に接触し、落下した石に当たった歩行者の男性、当時81歳が死亡した事故を受けて国と県と市が進めていた灯籠の撤去作業は、29日、国道沿いの2基を撤去、市内にあった合計520基全ての灯籠の撤去作業を終えた、こういう報道がされております。迅速な対応をされたのではないかと思います。所有者については先ほどの答弁で、やっぱり神社仏閣ですから把握されていないということでありますが、実態はわかりませんが、相当数あることは皆さん御承知のとおりであります。しかも道路沿いとか、その形態からいって地震等で倒壊した場合、もう想像を絶するような事故、死亡事故につながりかねない、地震はいつ起きるかわからんわけでありますので、早急に実態を調査して、関係者に対して安全対策を講じるように、やはり行政指導すべきだと思います。大変な作業になるかと思うんですが、これはやっぱり全庁的に協力を求めてですね、早く安全対策を講じられるようにということを考えてほしいと思います。
ちょっと今、写真、議席に置いてきましたけど、回ってみますとね、神社によっては網を張って安全対策が講じてあるのもあります。先日ちょっとその現場の写真も撮ってきましたんですけど、いろいろな方法はあろうかと思いますが、これも非常に、灯籠というのはいろいろ歴史的な価値があるし、見てみますとすばらしいものがあるんですが、それだけ皆さんの思いもあるんですけど、何はともあれ、市民の安全が第一でありますので、早急に安全対策を講じていただいてですね、例のブロックの被害のようなことが起こらないように真剣に取り組んでいただきたい。起こってから対応するのではない。ブロックでも、我々も気がつかなんだ、ああいう危険性はいっぱいあったんですけど、エアポケットみたいな話で、たまたま不幸にも地震で倒壊し、通りかかった子どもさんが亡くなる、それで、これは大変だということで全国一斉に、あっという間にその対応が考えられたんですけど、やればできるわけですからね。やっぱり同じようなことが起きないようにひとつ対応していただきたいということであります。
ものづくり産業も今答弁にもありましたように、非常に厳しい状況にあると思います。どんどんどんどん、岐阜市は何や、優良な企業を外に追い出してまうのかというようなね、時間の都合でいろんなほかの例もまだ情報を持っとるんですけど、言えなかったんですが、まだまだ市外へ流出する準備を進めておられるようなものづくり産業の方が随分ありますので、早く実態調査をしてですね、議場でにこにこ笑ってござるけど、真剣になっていただいて、関係部署とも連携して取り組んでいただきたい。これ以上優良企業が岐阜市から出ていくとね、働く場がなくなるし、税収がなくなるでしょう、人口が減ってきますから。それはもう大変ですので、ひとつ真剣に取り組んでいただきたい。
メディアコスモスの問題、何でそれまた、やっぱり。いつまでに3点セットは補修されるんだということを言っとるんやないですか。全然これも緊迫感がない。何か答弁を聞いとったらどこのコメントや、本当に、まあ、60億円をかけた仕事ですよ、市民の皆さんの税金を使った。直せと何ではっきり言えんの、言えんしがらみでもあるんですか。それ以上のことは僕から言いませんけど、言えない状態にあるんじゃないですか、ものをよう言わん。当たり前でしょう、さびた材料、さび落とししてさびを……。屋根に水が3年半も、水たまりも直ってない、まだふえとると、さっき僕言いました。屋根は水ためるところやないですよ。
〔私語する者あり〕
ドレンがあって勾配をつければドレンのところへ流れるんですから。次の日、天井見に行きゃ、水がたまっとるはずがないがたまっとる。僕は何遍も何遍も屋上へ上ってみました。だんだんその面積がふえてく。ほんで、ほこりがたまってどろどろですよ、あれは。
〔私語する者あり〕
市長、屋上へ上られたことあるかね、市長、ないでしょう。見てみてください、びっくりするに。本当にもう何を考えとるんや、全く緊迫感がない。
まず最初に、3点セットをいつまでに直す、直せということを発信してください。再答弁を求めます。
いつまでに直せと発信していただきたい。まだ進んでなければ、僕、3月議会でも質問する予定ですが、それ以上にこんなことばっかりかかっとれんに。幾らでもいろんな問題がリアルタイムに僕らのほうへ要望が来るわけですから、新しい問題も取り上げたいんやけど、やらないで、僕はくどいことを言うように思われるかもわからんけど、そうでしょ。市民はまだ、僕らにじかにもっと強いことを言われる。服部さん、何やっとるんや、まだおまはん、生ぬるいこと言っとるもんで市がやらへんのやないか、業者が動かへんのやないかと、もっと厳しいこと言わなあかんといって、僕は行く先々でハッパをかけられてる。厳しいことを言っとるで一遍傍聴に来てみんしゃいと、本当に声を張り上げて言っとるんやけど、答弁を一方で聞いてみんしゃいと、すれ違いの答弁をしとるで。緊迫感がない。そういうことを言っとるんやよということを言っとるんですが、しっかりやってほしい。ほんで、僕はいつもこの質問をするのに、固有名詞を挙げて僕を悪者にしてでもええで、こういうことを言われとるんやということを言って、業者にはっきり言わなあかんやないかと、いつまでにはっきり言いますか、市長。これも市長、関連あるので。
これは前の細江市長のときに建てられたんでしょうけど、施主さんは岐阜市ですよ。その代表者は市長で、施主が怒らなんだら、そんなもん、どうなるんでしょうね。
はい、余り時間がないので、答弁時間も残しとかなあかんもんで。以上の諸点について再質問を求めます。
18: ◯議長(
信田朝次君) 市長、
柴橋正直君。
〔
柴橋正直君登壇〕
19: ◯市長(
柴橋正直君) 再質問にお答えをいたします。
私の政策についてでございますが、本件にかかわらず、就任前の政治家としてさまざまなビジョンを持つことは当然だというふうに思います。
先ほども御答弁申し上げましたように、政策プランに掲げます各施策につきましては、関係部局と協議を重ねる中で、より効果の高い施策への展開を含め、取り組みを進めているところであります。
また、同時に、行政として多くの市民の皆様の御意見を含んだ各分野の計画も大変重要であり、これらを相互に見ながら、岐阜市を動かすための施策を総合的に展開していくことが大切だと考えております。
跡地活用については、岐阜市庁舎跡地活用基本構想策定委員会において議論を重ね、本年内に答申をいただく予定としております。跡地活用にとどまらず、中心市街地の活性化について総合的に検討を行うべきものと考えております。
メディアコスモスについての再質問にお答えをいたします。
今後も引き続きこの合意書及び覚書に基づき、ふぐあいの再発防止に向けた対応を図るとともに、ふぐあいが発生等した場合には原因者の責任と費用負担において、早急かつ確実な対応が図られるよう、設計者及び施工者には毅然とした姿勢で臨んでまいります。
〔私語する者あり〕
〔「議長、35番」と呼ぶ者あり〕
20: ◯議長(
信田朝次君) 35番、
服部勝弘君。
〔
服部勝弘君登壇〕
21: ◯35番(
服部勝弘君) 余り時間がありませんので最後に申し上げます。
ふぐあいが発生した場合に求めていくんやない、ふぐあいは最初から発生しとるんです。
〔私語する者あり〕
発生しとるふぐあいをいつまでに直すのや、直させなあかんやないかと言っとる。
〔私語する者あり〕
問題のすりかえですよ、そんなもん。どういう認識で、本当に怒りたくなる。僕は市民の前に行くともっと僕は叱られる、市民からじかに。真剣な議論、質問をしとるのに議場で答弁者がにやにやしとったりやね。市長もピント外れのような答弁をしとる。それは、市長がそんな姿勢でやっているとみんなたるんでまうわ。もっと引き締めてしっかりやってもらいたい、そんなもん。こんなとこで僕は大きく声を張り上げて言いたないわ。やらんで怒るんや。市民はもっと怒りをぶつけて僕らにじかにいかれる。僕は毎日何人かと接しとるんやけど。服部さんはまだ生ちょろい、何を言っとる、もっと厳しくやらなあかんと言って叱られとる。何人もの市民の皆さんの代弁をして、僕はいつもこれを質問するときに、打ち合わせをするときに、俺、服部を悪者にして言ってくださいと、こういうふうに怒ってござるんやと。僕らはくやしいかな、そういうとこ行って直せと言えんやない。本当は一緒に連れていってもらって言いたいわ。立派な施設なんやで、岐阜市の自慢になる施設やで、やっぱり将来にわたって安心できるように、さび落とし、当たり前の話や。僕、昔、建築関係をやっとって、そんなもん、さび落とししならんとなったら、そんなもん、損害賠償や、やり直せや、払った金を返せ、そういう厳しいぐらい。市民の税金ですよ。当然やっぱり。さび落としが最初、雨漏り、水たまりの屋根をつくった、そんな公共事業、最初からオープン前に屋根の水たまりがあるものが、そのままに3年半もしてほかったった。よう直させへん。直せとも言っとるんか言っとらんかわからん。直ってないんですよ、直ってない。ふぐあいが発生したらこれから対応する。発生しとるふぐあいすら直ってないんだと。自覚を持ってやっていただきたい。もう時間がないので答弁は求めませんが、しっかりやってもらいたい。
豚コレラでもそうですよ、やっぱりいろいろ対応の指摘をされとるんですが、みんなねえ、我々も緊張を持ってやりますし、一緒にやりましょう、ねえ。こういう質問のときの、僕らは三月に1回、年4回の1時間やりとりするだけ。それで終わりやない。答弁で終わりやないですから、後はやっぱり、またそれこそ次の機会があれば、シリーズで、直ってなければ僕は取り上げていきたいと。ただ時間が欲しいよね、毎週でもやってほしいと思うんですが。
もう時間が来ましたのでやめます、以上。
22: ◯議長(
信田朝次君) 38番、堀田信夫君。
〔堀田信夫君登壇〕(拍手)
23: ◯38番(堀田信夫君) それでは、順次お尋ねいたします。
まず、新庁舎建設事業についてです。3点お伺いいたします。
専用のエレベーター撤去等に伴う新庁舎建築主体工事の契約変更にかかわってです。
9月議会において、新庁舎の南東部に位置する、私は市長専用エレベーターと申し上げますが、これについて撤去するのであれば、上がったり下がったりの空洞をつくるのではなく、床と天井をこしらえて有効に使うべきと指摘をいたしました。
市長は、大臣承認など時間がかかる。経費の縮減につながらないとの答弁でしたが、どれほどのおくれで、事業費の影響はどれだけなのか、説明はありませんでした。今度明らかにされましたが、仮に床を張ったりすると、工期は9カ月おくれるとのこと。また、それに係る事業費の増は1,660万円と試算がされました。現在の計画で削減が864万円ですから、差し引き、床を張ったり天井をこしらえたりすると約800万円の増加になるとの説明でございます。床や天井は空洞をつくって完成後も、後からでもできるとの説明です。完成後の状況を見て、いつでもできるとおっしゃってますが、しかし、空洞の有効活用はあり得ませんから、いずれにしても床と天井は張ることになります。完成後ではなく、今取りかかろうとしている建設工事の中でやればいいんじゃないか。建物完成後だと職員が仕事をしている、市民が訪れてまいります。そういう中をわざわざリスクをしょってやることではないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
2つ目、公用車の管理のあり方についてであります。
市の公用の車の駐車場は、新庁舎が完成しても外部に分散の状況という問題についてであります。率直に申し上げて、私どももチェックを怠っていたことを反省の上でお尋ねいたします。
公用車による事故について調べてみました。近年の数です。年間約50件、市の職員が運転する車が事故っています。平成25年度が51回、26年度が53回、大体それに近い数字なんですが、現在はこの段階で47ですから、結構な数字になるんだと伺っております。人身事故は1件から2件で、圧倒的に物損です。軽微な事案が多いんですが、今議会に報告されている専決処分報告では、その中にスタッドレスの交換の怠りという原因で事故が起きています。車両の管理上の問題ということになります。過去には任意保険の未加入の事故もありました。全体として軽微なものも多いんですが、軽いからよいというものでもないでしょう。運転する職員が心身ともに健康であったのかなど、背景を突き詰めてみる必要があるのではないでしょうか。
事故件数についてどのように受けとめているか。そして、車両の管理、職員の健康管理は、私はこの事故と無関係ではないと思います。新庁舎建設を契機として、庁舎と一体、各部管理の全ての公用車を含め、集中管理に切りかえるべき。現在の分散した状況は、職員の体力、何よりも心理的負荷が少なくないと思います。公用車による事故ゼロの見地に立って、職員は宝、車も財産、この見地から再検討を求めたいと思いますが、行政部長からお答えください。
3点目、路線バスの乗り入れです。
公共交通での新庁舎への来庁を思い切って高める観点が大事だと思います。新庁舎にはマイカーではなくて公共交通を使ってお出かけください。その方々の割合を思い切って高める姿勢が大事だと思います。路線バスの乗り入れを検討されていますが、どの路線を何本考えているのか。また、路線バスが走っていない地域もあります。これは遠いところだけじゃなくて、庁舎に近いところでも市街地で路線のないところがあります。コミバスと連動するワンコインの巡回バス、あるいは柳バスの延長など、庁舎には車に頼らなくても安気に行けるよというような検討が必要ではないのか。とりわけ公共交通での来庁の際に心配なのが料金です。路線の再編、料金の軽減、自家用車での来庁を抑制する本気の取り組みが私は求められると思いますが、いかがでしょう。
そして、本庁舎につくる立体駐車場の1階ですが、ここには大型バスの乗り入れのスペースがあります。ここに路線バスの乗り入れを検討されているようですが、観光バスのスペースまでありますが、ここはバスセンターではないと思います。立体駐車場内に乗り入れる必要があるのかどうか。路線バス関係については、企画部長からお答えを願いたいと思います。
2つ目に、高島屋南地区公共施設における健康・運動施設の機能充実についてであります。
いつ、一体どこでこの方針となったのか。もう十数回この問題を議場で取り上げてきた私にとっては、ちょっとびっくり、釈然としないものがあります、率直に言って。しかし、提起されておりますので、3点お伺いいたします。
まず、第1点、市民健康センターは市内に3カ所ありますが、それぞれの市民健康センターの配置、管轄が適正なのか、そういった検討の結果であるのかどうか、また、市民の意見は聞いてきたのか、お答えください。
2つ目、健康・運動施設の中に、これまで説明されてきた高島屋南に再開発の中の健康・運動施設の中に移設とのことですが、健康・運動施設の中に市民健康センターなのか、市民健康センターの中に健康・運動施設が附属的に入るような形になるのか、2つの機能の関係を明らかにしていただきたいと思います。
中市民健康センターには職員が25人おられます。このうち十数名、20人弱とも言われていますが、ここに常駐するとのことです。運動施設は当然規模縮小と思いますが、設計の仕様など変更があるのかどうか、あわせてお答えください。
3点目、きのうかおとついの、おとついでしたか、ここは、中市民健康センターというのは利用者は圧倒的に車が多い。今度は金町の地下駐車場が徹明通を隔ててあるので雨でも安気や。しかし、よくよく考えてみたらここは有料です。滞在時間にもよりますけども、中市民健康センターを御利用になってこの駐車場を使う場合には無料とするべきではないのか。現在、中センターはもとより、北、南、いずれも駐車料金は発生しておりません。
さらに、明らかになっているように、ここはバス路線、何本もある、本数も多い、3,000本という数字も出ておりました。つまり、利便性が高い。しかし、高いのは利便性だけじゃなくて料金です。先ほどあったように、中健康センターっていうのは、私の住む芥見東もエリアでびっくりしました、改めて。今、小さい子どもが大きくなっちゃったので、ちょっと認識が甘かったんですけども。私のところから、今度、都通からちょっとこっちに来る、1キロ分ぐらい近くなって、また乗りかえをしなくてもいい分だけありがたいんですけども、それでも先ほど服部議員がおっしゃっていたように、徹明町まで来ると560円ということになります。まだ遠いところがあるんですよ。それでもですね、仮に中健康センターに公共交通で来る、車で運転して小さい赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて、心配しがてら運転するよりも公共交通で来たほうがいいと思う、そのほうが安全だし。全体としての岐阜市の政策に合致していると思えば、公共交通をうたって中健康センター、市街地に見える皆さんへも何らかの負担軽減というものも、商店街の皆さんと検討されて提案されていいんじゃないか。まだまだ時間がありますので、この点、御検討されていると思いますけども、そんなつもりはねえのかな、お答えください。3点については健康部長からお答えいただきたいと思います。
次に、学校体育館のエアコン設置についてであります。
9月議会の原議員に対する答弁です。「体育館へのエアコンの設置については、防災対策の観点も踏まえ、どのような方策があるか、関係部局と協議し研究してまいりたい」との答弁でした。率直に言って、体育館の構造上のこと、さらに財政上のことを考えると、あの構造でエアコンは必要なのかなというような気持ちも、率直に言って私の中にもなきにしもあらずだったことは申し上げておきますが、ところがです、これらはやっぱりクリアできるということが全国各地で進んでいます、乗り越えています、そういった自治体があるんです。指定避難所になっている学校体育館についてはエアコンの設置が、総務省が創設した2012年の緊急防災・減災事業債が一昨年度から使えるようになりました。学校の体育館にこの事業債が使えるんです。起債充当率100%、元利償還の70%が交付税措置という財政当局が自慢している制度ですね、さんざん自慢しておられましたが、こういうものについて。
埼玉県の朝霞市では、この事業債を活用して、昨年から体育館に設置を始めています、年に3校ずつ。この夏に設置された3校のうちの1つ、朝霞第七小学校を見てまいりました。もともと、目的は災害対策だけじゃなくて、子どもたちの熱中症対策など、よりよい教育環境を整備する、もう一点が、災害時の避難所としての防災機能の向上を図る、この2つの目的だったそうです。空気対流によるパッケージ型で、エアコンと輻射板がワンセットで、これが800平方メートルの体育館に9セット、壁に張ってありました。薄いものです。夏の間、これは6月から9月、28度、冬は、12月から3月は20度に設定するんですが、必要のないときはスイッチオンしない、必要なときだけ。ことしは夏休みに入る終業式は大変な暑さだったけれども、夏休み期間中に設置できたので、2学期が始まる始業式は快適だったそうです。始まる1時間前にスイッチオンでオーケー。事業費は3校分の設計費、合わせて540万円の1校当たりの工事費が約4,000万円で、合わせて約4,200万円、電気代は年間70万円ぐらいふえるのかなという説明でした。もはや研究の段階ではないのではないか、課題はクリアできている。整備の方向で検討と思いますが、教育長、いかがでしょうか、お答えください。
次に、農薬危害防止運動及び住宅地等における農薬使用についての国からの再通知を踏まえた指導の徹底についてであります。
もうおさまったかと思ったんですけども、最近も住宅地内で農薬が使用されたことで体調不良を訴えられる方が幾人かありました。民間の個人の家庭菜園、あるいはもう少し広い空き地などで農薬が使用されたことによる影響と思われます。
農林水産省は昨年、住宅地内での農薬使用について再通知を発しています。これはどういうことかというと、公立の小学校において、敷地内での農薬散布が原因で体調不良を訴え病院に搬送されるという事態が全国、学校名は明らかにされていませんが、こういった事態があったことを受けてのものです。そこで出された通知が、「住宅地等における農薬の使用について」の再周知・指導の徹底についてという通知でありますが、これは、農水省、環境省から県の農政部、環境生活部に届き、岐阜市には市の自然共生部環境担当課に届きました。
もう一方、厚生労働省と農水省と環境省は3者連名で、農薬危害防止運動の実施についてという通達を発しています。これは、厚労省と農水省と環境省が県を経由せず、保健所設置市ということで、市にダイレクトで保健所にまいりました。そこから各部に徹底せなあかんのですけれども、つまり国のほうから自然共生部とそれから健康部、2つにそれぞれ国のほうから、県を経由したものとダイレクトのものと2つ通知文書が出たんですが、いずれも不徹底で、その部にそのままとどまっておったということです。言葉は悪いのかもわかりませんが、いわゆる握り潰しという状況です。
自然共生部は、平成25年の通達の際にも何ら手を打っていなかったことも明らかになりました。念の入ったことで、県はそういうことがあってかどうか、昨年の11月16日に国からこういうことがあったのでちゃんとやってねという通知文書を市長様、そして、4つの担当課の名前が書いてあって自然共生部に届いた。けども、これがちゃんと各課に届くかどうか、県は心配したんですね。わざわざその後メールで、この間送った通知についてというので、これは4日後、11月20日に、本通知について、あなたの施設管理担当課、健康福祉担当課、農政担当課への周知をちゃんとやってね、県からわざわざ、自然共生部があんたのところの関係者にも徹底せなあかんよというメールまで送っているけれども、これをやってこなかったということなんです。こういったことが市民の指摘から発覚したということで、とっても残念に思いますけども、命と健康にかかわることであります。どこに問題があったと考えているのか、自然共生部長、健康部長、それぞれお答えをください。
豚コレラの防疫対策についてであります。
検証にかかわって、率直に言って私も素人でありますので、部分的なことになるけれども、今後に生かしていただければと思って、問題を投げかけておきたいと思います。
今の話と関連するんですが、連携の悪さです。指定管理者、公園整備課、畜産課、この3者を統括するのは一体誰だったんでしょう、誰であるべきなのか。市長、お答えください。
もう一点、これは指摘にとどめておきますが、電気柵の設置にかかわって見逃せない事柄があります。畜産センターに電気柵をつけたほうがいいよといって指導があったのが9月の17日です。翌日の18日に電気柵などが届きました。けども、設置されたのは20日です。資料を見ると、17日に指導があったことは書いてあるんですが、18日に届いたことについては全く触れられておりません。何が言いたいか、2日間の空白がある、何で。直ちに取りかかろうと思ったところ、県から9月の20日にしてもらいたい、何でや、ちょっと手伝ったるで、人も集めてくで。けれども、よくよくそんたくしてみるとですね、これが、20日はどうもマスコミが来るというので写真撮りしたかった、パフォーマンスと受け取れる。2日間の空白をつくった責任はどこにある。何もこれ、書いていない。20日に貸与、設置と書いてある、18日に届いたにもかかわらず。2日間の空白は、私はとっても大きい。この事実を市長は多分聞いていたのかどうか知りませんが、検証委員会にきちっと反映すべきことを申し上げておきたいと思います。
最後に、NHK大河ドラマの放送に向けた対応でありますが、割愛をいたします。ですが、一言申し上げておきたいと思いますが、市長、商工観光部長ともに、大河ドラマ館設置をるる述べておられますけれども、市の組織としていまだ何ら決定しているわけではないことが明らかです。1年間にわたる大河ドラマの放送で、岐阜市が舞台に一部なるんでしょうか、まだはっきりしないとも言っておられますが、わくわくどきどき興味が持てることは市民等しく、私も同じ思いですが、しかし、これに行政がいかに向き合うか、果たしてイベント型でいいのか。それは、いろんな意見があるのではないかと私は思います。ドラマ館の設置も否定はしませんが、ありきというのもどうかと思います。岐阜公園に設置とも述べておられますが、公園内にそれだけの平地の余裕があるのか不安なところです。公園内にある歴史博物館、ここを特別展として舞台設定することも選択肢ではないのか。何よりも市民の合意形成に意を用いてほしいことを強く思うところです。市民が歴史に向き合う機会、戦国の武将の評価は書き手によってさまざまです。ひいき筋があると思うんですが、その時代の市井の人々がどんな思いで暮らしていたのか、そんなことも大いにわくわくしながら向き合えたらいいなと思っております。大いに市民の合意形成を大事にしてもらいたいということを申し添えて、この点は割愛をいたします。
以上、第1回の質問を終わります。(拍手)
24: ◯議長(
信田朝次君) 市長、
柴橋正直君。
〔
柴橋正直君登壇〕
〔私語する者あり〕
25: ◯市長(
柴橋正直君) 新庁舎建設事業に関する御質問にお答えをいたします。
師走を迎え、この1年を振り返りますと、6月に発生した大阪府北部地震や、その翌月の平成30年7月豪雨、さらには、夏から秋にかけて次々と上陸し猛威を振るった台風や9月の北海道胆振東部地震など、大規模災害が続発し、各地で大きな被害が生じました。このような状況や南海トラフ巨大地震が危惧されていることなどを踏まえ、新庁舎は本市の新たな防災拠点として一刻も早い完成が待ち望まれており、2021年春の開庁に向けて着実に取り組んでいかなければならない事業であると考えております。
また、本事業は、これまで長い年月をかけ、市民の皆様や市議会とともに丁寧にプロセスを積み重ね、今日に至っております。以前から申し上げてまいりましたように、行政の継続性を尊重することが大切であると考えております。一方で、私はこの百年の大計の事業において、将来に悔いを残さぬよう、事業の進捗に配慮しつつ、見直せるものは見直すことも大切であると考えております。
こうしたことから、私は選挙の際、市民本位の市庁舎の実現を図るため、運用の見直しを掲げて臨み、市長就任後、どのような見直しが可能か、設計事業者や施工業者も交えて
〔私語する者あり〕
慎重に検討を重ねてまいりました。
そして、運用の見直しの一環として、南東部エレベーターを廃止する方針を決定するとともに、これを8月末に公表し、9月定例会において経緯や内容などを丁寧に御説明申し上げた上で、今定例会に関係議案を提案したわけでございます。
〔私語する者あり〕
また、このエレベーターの廃止跡の活用につきましては、新たに床を整備する必要があり、再設計や予算の承認、あるいは、構造計算や大臣認定といった法的手続におおむね9カ月程度を要するため、工期が遅延する懸念があります。
さらには、設計費や整備費が新たに必要となることや、市民負担の軽減に資する緊急防災・減災事業債の活用期限が2020年度末であることを踏まえ、現時点ではこれを見送る方針といたしました。
しかしながら、建物が完成した後に活用することは技術的に可能であり、将来このスペースに対しさまざまな需要が生じる可能性も想定されます。
こうしたことから、その活用に当たっては、新庁舎の価値を高める有用なものとなるよう、需要や整備効果、整備費用などを慎重に見きわめ、市議会の御理解をいただいた上で適切に対応してまいりたいと考えております。
そして、これまでも申し上げてまいりましたように、現計画を見直す場合には市議会の御理解が不可欠であり、今定例会におきましても、丁寧な説明に努めながら御理解を賜ってまいりたいと考えております。
〔私語する者あり〕
冒頭申し上げましたとおり、全国各地で想定を超える大規模災害が続発しております。多くの市民の皆様が高度で複合的な防災拠点となる新庁舎の完成を待ち望んでおり、引き続き2021年春の開庁に向けて、着実に事業に取り組んでまいりたいと考えております。
豚コレラの防疫対策についての御質問にお答えをいたします。
9月9日、市農場での発生を受け、私を本部長とする岐阜市豚コレラ対策本部を設置いたしまして防疫対策に取り組んでおりますので、私が最終責任者であると考えております。
26: ◯議長(
信田朝次君) 行政部長、後藤一郎君。
〔後藤一郎君登壇〕
27: ◯行政部長(後藤一郎君) 公用車の事故についての御質問にお答えします。
公用車の事故につきましては年間40件から50件ほどで、平成29年度は48件発生しております。この内訳についてでございますが、動いている車との接触が9件、建物やとまっている車などへの接触が34件、こちらがとまっているところに接触されたものが5件。この内訳などから考えますと、もう少し注意を払えば防ぐことができたのではないかと思われる事故も見受けられ、公用車の安全運転についての意識啓発が必要であると感じており、公用車事故の原因についても検証は必要であると感じております。
これを本市では、公用車に備えつけのドライブレコーダーの映像分析や事故当事者への聞き取りなどから事故の原因究明などを行ってまいりました。そこで、そこから得られた教訓をもとに事故の傾向と対策や心構え、事故のときに必要な対応について、全庁向けの交通安全研修会を行い、事故の削減に取り組んでおります。
続いて、公用車の管理方法についてでございますが、現在、本市では、755台の公用車があります。そのうち88台が共用することを目的に一括管理している集中管理車、残りが各課で管理している各課管理車であります。この各課管理車について、緊急出動など業務上の必要性から各課で管理しているものや、消防車、ごみ収集車といった特殊車両、そのほか、出先機関の公用車などがあります。
そこで、これらの公用車の管理についてでございますが、本市では公用車を適正に管理するために公用車管理者を定めております。この公用車管理者は、集中管理車であれば管財課長、各課管理車であれば担当課の課長であります。これらにつきましては、各部署で業務遂行上、夜間や休日なども含め、緊急で出動しなければならないなどの理由から、集中管理では業務に支障が生じてしまうものがあり、全て一元管理化することは困難でありますことから、公用車管理者を区分けしているものでございます。
しかしながら、さらなる事故削減の取り組みを進めていくためには、議員御指摘の公用車管理体制の見直しも必要でありますことから、可能な限り公用車の集中管理化などを研究してまいりたいと考えております。
最後に、公用車を運転する上での健康管理についてでございますが、日ごろより健康上、運転に心配がある職員に対しましては、健康管理医や保健師が医師の受診を勧奨するなど、体調管理に努めるよう指導しております。加えて、長時間勤務により疲労の蓄積が心配される職員につきましては、健康管理医による面接指導を行い、必要に応じて運転の自粛を求めるなどの措置を講じているところでございます。
また、所属職員の安全、健康の保持増進に留意することは所属長の責務でありますことから、所属職員が運転を行う前には各所属長が日々勤務状況や心身の状態をより近い立場から適切に把握し、健康状態に問題がないことを確認することが不可欠であると考えております。体調不良を原因とした事故を起こさないよう、今後も職員の健康管理に努めるとともに、公用車運転前の健康状態の確認を交通安全研修会等を通じ、周知してまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、公用車の事故を防ぐためには、こうした取り組みを継続して行っていくことが重要であると心得ておりますので、今後も引き続き公用車の事故を減らすよう努めてまいります。
28: ◯議長(
信田朝次君) 企画部長、牧ヶ野敏明君。
〔牧ヶ野敏明君登壇〕
29: ◯企画部長(牧ヶ野敏明君) 新庁舎に関する公共交通の考え方について、お答えをいたします。
新庁舎のバス停につきましては、平成26年12月に策定した岐阜市新庁舎建設基本計画において、来庁者のアクセスについて、路線バスによるアクセス性や利便性の確保に努めるといった基本的な考え方を示しており、多くの市民の皆様が路線バスなど公共交通による新庁舎へのアクセスがしやすいものとなるよう、現在、路線バス事業者である岐阜バスとともに検討を進めております。
新庁舎立体駐車場バス停に乗り入れる路線や頻度などの検討状況でありますが、現在、岐阜バスとは来庁者の利便性確保のため、できるだけ多くのバス路線を直接乗り入れるとともに、あわせて長良橋通りや金華橋通りの既存のバス停も活用することにより、各方面から多くの来庁者が公共交通でアクセスできるように協議を進めております。
具体的には、誰もが一目で新庁舎に行くことがわかるような路線として、JR岐阜駅から柳ケ瀬を経由し新庁舎まで周回するような中心市街地循環路線の運行や、清流ライナーを含め、長良橋通りを通る路線の庁舎バス停への乗り入れなどについて、岐阜バスに検討を要請しております。
また、運行頻度につきましては、利用者のバス待ち抵抗がないような間隔で運行するよう協議をしておりますが、今後さらに詳細な検討を行い、具体的な路線やダイヤを岐阜バスと調整をしてまいります。
立体駐車場のバス停の整備についてでありますが、新庁舎のバス停につきましては、平成28年3月に作成しました岐阜市新庁舎基本設計において、立体駐車場1階部分にバス停の設置を計画しており、すぐ近くまでバスが乗り入れ、雨や雪にぬれることなく短時間でスムーズに庁舎内まで移動できることから、高齢者や障がいのある方にもやさしく、全ての来庁者にとって便利な庁舎とするために必要な整備であると考えております。
また、立体駐車場内のバス停レイアウトにつきましては、観光バスだけではなく、路線バスが駐機することになることも含めたものと思っております。
また、路線バスの運賃などについてでありますが、路線バスの運賃は、利用する距離に応じて必要となる運行経費に対し適切な運賃を国が事業者ごとに認可をしており、市内のバス運賃もこうした基準により算定をされております。また、昨今、バス運転手不足が深刻化をしており、これを背景とした人件費の上昇や燃料費の高騰などにより、運行経費は年々上昇傾向が続いております。
こうしたことから、まずはバス路線を維持することが第一、基本でありまして、バス運賃につきましては交通事業者の経営に与える影響が大きく、また、市の財政面も含めて慎重に検討する必要があると考えております。バス運行事業者とともに望ましい運賃制度のあり方について、引き続き研究をしてまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、先ほども述べましたとおり、この新庁舎バス停と庁舎周辺の既存バス停の活用も含め、利便性と快適性を追求した、市民の皆様に開かれた庁舎となるよう、来庁者にとってより便利な公共交通アクセスについて、バス事業者とともに検討していきたいと考えております。
30: ◯議長(
信田朝次君) 健康部長、小澤里美君。
〔小澤里美君登壇〕
31: ◯健康部長(小澤里美君) 大きく2点の御質問をいただきました。
まず最初に、高島屋南地区公共施設における健康・運動施設の機能充実について、順次お答えいたします。
1点目の市民健康センターの適正配置についてです。
市民健康センターは、昭和41年当時、市内に3カ所あった保健所が平成9年の地域保健法の施行により、保健所1カ所と市町村保健センター機能として3カ所の市民健康センターに再編されたものです。
市民健康センターは、地域保健法に定める健康相談、保健指導、健康診査や各地域の住民の自発的な健康づくり活動を支援する機能を担っており、現在3カ所の市民健康センターと10カ所のふれあい保健センターなどにより、市内全域に配置しております。
2点目の主要施設として健康・運動施設と中市民健康センター、どちらが主となるのかという御質問です。
本公共施設整備事業の主要用途である子育て支援施設と健康・運動施設は、他の公共施設の整備方針と同様に、市民の皆様の御意見や有識者会議などの過程を経てさまざまな検討を積み重ね、意思決定をしてきたところであります。
今回の中市民健康センターの移設は、子育て支援施設と健康・運動施設のそれぞれの機能を強化すると同時に、来所者によるにぎわいの創出、利用者の利便性を向上させるものであり、これまでに検討や議論を積み重ねてきた基本計画に沿ったものであります。どちらの機能が主ではなく、並び立つものと考えております。
なお、建物内のレイアウトにつきましては、来年度に予定をしております実施設計において、高島屋南地区に整備する子育て支援施設と健康・運動施設のそれぞれの機能が最大限発揮でき、相乗効果が得られるよう検討してまいりたいと考えております。
3点目の公共交通の費用負担の検討ということでございますが、現在、市民健康センターを利用されている方は無料の駐車場を利用し来所されていることから、中市民健康センター移設後につきましても、高島屋南地区公共施設の南側にある金公園地下駐車場の活用を考えており、一定時間の利用料金を無料にするなどの配慮を検討してまいります。
いずれにいたしましても、より多くの市民の皆様に御利用していただける施設となるよう、商店街で実施されているサービスや周辺駐車場との連携も視野に入れ、今後も引き続き検討を進めてまいります。
農薬危害防止運動に係る通知の周知に関する御質問に引き続きお答えします。
議員御質問の通知につきましては、厚生労働省、農林水産省、環境省の局長の連名により、都道府県知事、保健所設置市長、特別区長宛てに送付されるもので、本市に対しては、保健所宛てに送付がありました。本来ならば、農薬危害防止運動の目的は、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、農薬の適正販売等について周知を徹底し、農薬による事故等を防止することにあるため、庁内関係部局へ本通知を周知すべきでありました。
しかし、厚生労働省が毒物及び劇物取締法における農薬の適正販売の観点により農薬危害防止運動に参画していることから、同法を所管する保健所への通知として捉え、庁内関係部局に農林水産省や環境省等から本通知が同様に届いているかについて配慮せず、これをとめ置いたことが原因でした。
なお、本通知は保健所で受理してしまいましたが、11月に市民から御指摘をいただいたことを踏まえ、その後速やかに、健康部はもとより、公共施設等の農薬使用に関係する部局、具体的には農林部、自然共生部、行政部、都市建設部、教育委員会に対し、情報提供を行ったところであります。
今後は、このようなことがないよう受理文書の確認を徹底し、関係部局への伝達を確実に行うとともに、農薬の適正使用について連携して取り組んでまいります。
32: ◯議長(
信田朝次君) 教育長、早川三根夫君。
〔早川三根夫君登壇〕
33: ◯教育長(早川三根夫君) 小中学校の体育館に係る空調設備についてお答えいたします。
これまで校舎の耐震化や教室への空調設備の設置を最優先課題として取り組んできたことや、現在、継続的に行っているトイレの洋式化などの改修工事及び外壁落下防止工事等を優先させてきたことなどから、現在、本市の小中学校の体育館には空調設備が設置されておりません。全国的にも小中学校の体育館の空調化率は、平成30年9月の時点で1.4%にとどまっているのが現状です。
そういった中、各学校で開催される各種行事等について、気温が高くなった際には体育館の使用を控え、空調設備の整った教室等で行うなど、柔軟に対応しております。
しかしながら、近年、いわゆる災害級の猛暑の中、体育館を使った体育の授業や地域の方を招く行事などについては、児童生徒や地域の高齢者が熱中症にかかる危険性が高くなると言われ、教育現場においても大きな不安があり、授業や行事を中止にせざるを得ないなど、活動に制限がかかっているという実情もございます。
さらに、小中学校の体育館は本市の地域防災計画において、指定避難所としても位置づけられており、今夏のような猛暑の際に災害が発生した場合、体育館に避難された方が熱中症になるなどの事態が危惧されます。
地域防災計画では、指定避難所として利用する部屋を体育館と教室としていることから、避難者を受け入れる際には空調設備の整った教室等を開放するなど、状況に応じた柔軟な対応を行うことにより、現在の施設においても避難所の快適性を確保し、一定の効果が期待できると考えております。
本年では、7月豪雨の際に長良小学校など、教室や会議室を開放し、地域の方々に使用していただきました。こうした対応を徹底するため、校舎のどの教室をどのように開放するかなど、運用方法についてのマニュアル化をするよう、今後、校長会を通して各学校に指示をし、都市防災部と連携を図りながら、適切な対応に努めてまいります。
なお、体育館への空調機の設置につきましては、その必要性については認識しておりますが、教室と比較してかなり大きな空間に対応するため、相応の空調機が必要となり、イニシャルコストとランニングコストが大きな課題となっております。
現在実施中の体育館の老朽度調査の結果を受けて作成する体育館の大規模改修及び改築計画の中で検討してまいりたいと考えております。
34: ◯議長(
信田朝次君) 自然共生部長、松井重雄君。
〔松井重雄君登壇〕
35: ◯自然共生部長(松井重雄君) 住宅地等における農薬使用についての国からの再通知についての質問にお答えします。
農薬は、適正に使用されない場合、人畜及び周辺の生活環境に悪影響を及ぼすおそれがあり、特に学校、公園、街路樹、住宅地に近接する農地等において農薬を使用するときは、農薬の飛散を原因とする住民等の健康被害が生じないよう、飛散防止対策の徹底を図ることが必要です。
そのため、国は平成25年4月26日付で都道府県知事宛てに住宅地等で農薬を使用する者が遵守すべき事項を示した通知、住宅地等における農薬使用についてを発出し、都道府県内関係部局、市町村等への周知及び指導を依頼しました。
この通知につきましては、自然環境課より関係部局へ周知を行ったことを関係部に改めて確認したところでございます。
その後、国は公立小学校において農薬による健康被害が発生した事例を受けて、
〔私語する者あり〕
再周知及び指導の徹底についての通知を発出し、県の環境部局から自然環境課宛てメールにて通知がありました。
自然環境課には国や県からの通知及び庁内メールが届いており、その処理において関係部局への通知漏れが発生したものであります。
〔私語する者あり〕
今回の通知につきましては、11月に市民から御指摘があり、速やかに庁内関係部局へ周知を行ったところであります。
今後はこのようなことが起きないよう、メール等による受理文書の受け付け及び関係部局への通知が間違いなく行われたかを別の職員がチェックする体制に改めましたので、関係部局への通知を確実に行い、庁内の情報共有に努めてまいります。
〔私語する者あり〕
〔「議長、38番」と呼ぶ者あり〕
36: ◯議長(
信田朝次君) 38番、堀田信夫君。
〔堀田信夫君登壇〕
37: ◯38番(堀田信夫君) 新庁舎建設、市長にお尋ねいたします。
この点ではですね、例えば、今回出されている資料の中で、ここに書いてあります。「低層階は、多くの来庁者が訪れるとともに、多数の職員の配置、約600人」庁舎を利用する中で、ここの1階から5階までは、約1,600人のうち約600人の職員がおる。多くの職員が来庁する、「庁舎を使用する中で、それぞれのフロアに応じた、より有用な活用策が求められると考えています。」そうなら、今空洞にするんやなくて、今張ればいい。何で多数の職員が、600人もおる職員のところで、来庁者がたくさんいる中でとんかちとんかちやらんならんの。今やればいい。
そして、事業債のことをおっしゃった。合併特例債の期限が2026年3月、緊急防災・減災事業債が2021年の3月ですけども、いいですか、この7億9,000万円の緊急のほうですけども、仕事の中のどこら辺なの、区別がつくのかどうか、答えてください。
公用車の関係ですけども、部長にもう一点お伺いいたします。
仮に、庁舎で一体的に管理する、集中管理するというときに、現在の台数がどれほどシェアできて減らすことが可能なのかどうか。
それから、路線バスの関係ですけども、ちょっと巡回バスの関係の検討は了解できますが、ちょっと納得できんところもあります。
高島屋南ですけども、3カ所の市民健康センターの圏域について、市民のニーズに合っているかどうか調査をしていただきたいと思います。北健康センターも直線で網代まで9.7キロ、南は割といいんやね、且格が4.3キロで割とコンパクト、中と北というのは相当な半径ですよ、エリア。将来的に現在の3センターでいいのかどうか。そういった検討をした上に中センターを真ん中に持ってくるというのならまあまあとは思うんですけれども、とにかく健康センターの圏域について、市民のニーズに合っているかどうかの調査、していただけるかどうか。
エアコンの関係ですけども、いろいろおっしゃったけど、最後のところだけなんです、ポイントは。大きな空間だけど技術的にはこれはクリアできた。それから、イニシャルコスト、これも、普通教室に設置するよりも安価であるということが岐阜市の場合でも、ざっと計算しても、ざっくりいってもこれは可能だと思います。ランニングコストでも知れているとなると、答弁、大体了解しますけども、大規模改修、改築計画の中で検討、だから検討をやってもらいたい。そこに出てくる計画を見てみないとわからんですが、改修や改築から外れた学校、あるいは、同じ小学校、中学校でも災害の危険地というのはあると思うんですね。
今回、朝霞の場合でも、どこの地域が一番危険なのかっていうことで優先順位でいろいろやったというんですね。だから、1個1個の状況を考えて計画を立ててもらいたいということを要望しておきますが、参考までに申し上げると、東京都は小池知事が、市町村が体育館にクーラーをつけるときに全部補助金を出すということを明らかにしました。さらに、全国の知事会は緊急防災・減災事業債の延長を求めています、知事会が。さらに申し上げると、国会のほうでは余りこの制度を知らないので、とにかく使ってもらうようにということで、つい先日の国会の討論の中でも、私どもの議員の質問に、緊急防災のお金を使いますよということをアピールするというふうに言っておられますので、ぜひそういう流れも酌んで対応してもらいたいと思います。
農薬の関係ですけども、まずはちょっと一言ね、ごめんなさいと2人とも言ってほしかったね。そして、厳しく受けとめてもらいたいと思います。同じ過ちを繰り返しちゃだめだと思います。何よりも不徹底であるがために、庁内にあって不理解が職員の中にあって、特異体質という心ない言葉を発せられる向きもあったようです。甚だ遺憾です。
そして、同時に、こういう問題に、あれもだめ、これもだめというんじゃなくて、例えば、美濃加茂市や各務原や可児市なんかは、除草に当たってヤギを活用するような取り組みもやっておられるようですけども、自然になじむ方向で前向きにこういった問題に取り組む姿勢が大事じゃないかな。何か暗い感じじゃなくて、前向きにこういった問題を捉えてもらうといいかなと思います。
市長、豚コレラの関係ですけど、あのですね、3者の責任者はあなただとおっしゃった。それでですね、この間、全協でも私、聞きましたけども、指定管理者、公園整備課、畜産課、9月の23日に、9月23日に畜産センターに3者を集めて、県が3者を指導しておる。口頭ではだめだから文書をくださいといって、初めて県は9月23日に文書を発した。その文書の発出先はどこや、市長やない、指定管理者と公園整備課長と畜産課長や。(笑声)私がもしも、あなたは責任者とおっしゃるけど、私が市長なら、私にまず言ってください、私の部下、ちゃんと注意しますよ。あんたや部長を飛び越えて課長を県が注意しておる、そんなことあるのか。市長自身が、何で、私が責任者です、私に言ってくださいよ。なめられとる。(笑声)冗談やない。私が市長なら黙ってないですよ。うちの部下、何で。私、立ち会って、副市長ともども話を聞きます。大体、公的な文書が県の機関から市の機関に来るときに、市長を飛び越えて課長なんていうことはあり得ない。それも3者の連携がとれていないことをわかっているなら、なおさら県はやっぱり統括する責任者のところに言うべきで、市町村が混乱するようなやり方をやったらだめだと思う。そういうことをちゃんとあんた、市長、言わないかん。わかった。(笑声)答えてください。
38: ◯議長(
信田朝次君) 市長、
柴橋正直君。
〔
柴橋正直君登壇〕
39: ◯市長(
柴橋正直君) 2点の再質問にお答えをいたします。
まず、新庁舎ですけれども、エレベーターの廃止跡の活用に際しては、活用策に応じて新たに床を整備する必要があり、再設計や予算の提案、構造計算や大臣認定といった法的手続を要するとともに、建物構造に影響を及ぼす場合も想定され、工期が遅延する懸念があります。
さらに、設計費や整備費が新たに必要となることや、市民負担の軽減につながる緊急防災・減災事業債の活用期限にも影響があることなどを踏まえ、現時点ではこれを見送る方針としたものであります。
なお、緊急防災・減災事業債については、新庁舎の防災機能に資するスペースに充当されるという報告を受けております。
〔私語する者あり〕
岐阜市との文書のやりとりの、豚コレラの関係でございますが、文書の宛先名については、岐阜市文書取扱規則において定めはなく、文書事務の手引きにおいて、原則として発信者の格式を考え、つり合いがとれていることとしております。
現在、市の検証チームにおいて調査、検証を進めているところでございますので、こうした点についても検証を進めてまいりたいと考えております。
〔私語する者あり〕
40: ◯議長(
信田朝次君) 行政部長、後藤一郎君。
〔後藤一郎君登壇〕
41: ◯行政部長(後藤一郎君) 公用車の集中管理化についての再質問にお答えします。
各部署の業務遂行上、緊急で出動しなければならない車など、各課管理車の必要性などを考慮しながら、可能な限り公用車の集中管理化に向けて取り組んでまいります。
具体的には、現在、本庁舎、南庁舎での公用車202台ございます。そのうち88台が集中管理車で、残りの114台が各課管理車でございますが、この集中管理車の稼働率を調べてみますと、大体80%から高くても90%でございますので、90%としますと、この88台の1割ということに、削減になるわけでございますが、ほかに114台の各課管理車をいかに集中管理車にしていくかということは今後の課題でございます。
また、公用車予約管理システムをより詳細に、実態に合わせた方法に改めることにより、この稼働率もさらに下がるのではないかと、余裕が出てくるのではないかと、そのように考えております。
42: ◯議長(
信田朝次君) 健康部長、小澤里美君。
〔小澤里美君登壇〕
43: ◯健康部長(小澤里美君) 3つの市民健康センターの適正配置ということで、市民のニーズを調査するのかという御質問でした。
現在、市民健康センターを初め、ふれあい保健センターに保健師が配置されており、市民のニーズを把握するようなことは常にしておりますが、今後も高齢・少子化社会に向けてそれぞれの校区の人口も変わってきますので、それに応じて検討していく必要があるというふうに思っております。
〔「議長、38番」と呼ぶ者あり〕
44: ◯議長(
信田朝次君) 38番、堀田信夫君。
〔堀田信夫君登壇〕
45: ◯38番(堀田信夫君) 事業債の関係やけど、耐震関係なんでしょう、緊急防災、7億9,000万円の地方債を認めてもらったやつは。それは耐震関係やで、免震関係の地下のほうの仕事だから、2021年には終わると思う。区別をつけるとしたらやよ。だから心配ない、延長したって、延びたって、終わる。7億9,000万円で借金した分のやつは2021年までに終わる仕事のうち、全体の大きい本体の180億円の中で終わる部分。そのことをよう考えて、延びたってええということや。
〔私語する者あり〕
46: ◯議長(
信田朝次君) この際、しばらく休憩します。
午後0時3分 休 憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━
午後1時2分 開 議
47: ◯副議長(谷藤錦司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑並びに一般質問を続行します。30番、山口力也君。
〔山口力也君登壇〕(拍手)
48: ◯30番(山口力也君) 質問に際し、今回発言通告の順番を変えて質問いたします。よろしくお願いをいたします。
〔私語する者あり〕
最初に、岐阜薬科大学のキャンパス整備方針と岐阜市に人材を残すための企業誘致についてお尋ねいたします。
岐阜薬科大学は、岐阜大学の隣に大学院を設置し、岐阜大学と連携され、多くの成果と実績を積んでこられました。先般、岐阜薬科大学よりキャンパス整備方針が出されました。三田洞キャンパスの学部を本部棟の近くへ移転されることにより、さらなる優秀な人材育成と研究成果を期待するものです。
今回お尋ねしますのは、岐阜薬科大学が設立され、長年の努力により、国内有数のレベルの高い薬科大学としての地位を確立されてこられました。これからは病院内での薬剤師の重要度が増してきています。そのための人材を輩出され、さらに今後需要が増すであろう介護の分野においても、薬剤師の重要度が高くなってきています。また、災害時における薬剤師の活躍が期待されます。
このような中、全国の薬科大に先駆けて、災害現場で調剤できるモバイルファーマシーを購入し、調剤で災害時において大きな役割を担えるような人材の育成をされています。平時においても、調剤薬局はもとより、病院などの医療機関や製薬会社などに入り、多くの方の命を救ってこられました。
今回の質問は、これほど多くの実績を積み、人材を輩出しているならば、少しでも薬科大学の優秀な学生に岐阜に残っていただけないかとの思いからです。
大学へ進学し卒業すれば、大学の周辺で就職をする状況が見受けられます。しかしながら、岐阜薬科大学を卒業しても岐阜市に就職できる場所がない。ないから仕方がないではなく、就職できる場所を誘致すればいいのではないでしょうかとの考えに至ったわけです。恵まれた条件の中で薬科大学の優秀な学生に岐阜に残っていただくために、製薬会社の研究室などの就職できる場所があればいいのではないかと考えます。
ここで、岐阜薬科大学学長にお尋ねいたします。
1点目に、キャンパスの整備方針が出されましたが、整備、統合によるメリット及び三田洞キャンパスの利活用について、どのようなお考えでしょうか。
2点目に、薬科大学の卒業生は、どういったところに就職をしているのでしょうか。
3点目に、岐阜薬科大学は、今後、キャンパス整備により教育環境の整備が整います。今後の岐阜薬科大学の展望をお聞かせください。
次に、商工観光部長にお尋ねいたします。
岐阜市に学生を残すための企業誘致について、今までどのように行ってこられたのでしょうか。また、薬科大学周辺へ製薬会社の研究室等の誘致を行えば、薬科大学の優秀な学生に残っていただける可能性があります。また、多くの人材が岐阜へ来ていただけます。さらに、製薬会社と関係を深めていけば、製薬工場などの誘致にもつながっていくのではないかと考えられます。今後の企業誘致はどのようにお考えでしょうか。
続きまして、観光資源としての金華山全体及び周辺の整備についてお尋ねいたします。
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が決定し、先日、古田知事や柴橋市長など、行政、観光、学術、まちづくりなどの各分野の委員が集まり、推進協議会が開催されました。
その会合において柴橋市長は、ドラマ館を整備する予定の岐阜公園を中心に、岐阜城や信長の居館跡、市歴史博物館などを巡るような回遊性を持たせていくとの考えを示したとの新聞報道がありました。
また、古田知事は、「資源を掘り起こし、磨くには相当なエネルギーと努力が必要。石垣を積むような努力で議論に応えたい」と語ったとあります。
先日、岐阜城山上、石垣の発掘現場を見に行きました。伊奈波神社に保存してありました古地図を参考に調査をされていました。天守閣へ向かうと、石垣周辺の木が調査及び保全のために伐採され、天守閣と石垣が木々に遮られることなく、本来の姿を見せています。観光客の方からも、木々に遮られることなく天守閣と石垣を見ることができてよかったとの声を聞きました。金華山とその周辺は、国の史跡指定を受けています。国の史跡を受けているということは、調査を行い、保存をし、後世へ残していかなければなりません。
しかしながら、残念なことに発掘中の石垣を見ると、石垣が長年の風雪で壊れ、崩落し、木の根が石垣の間に入り込み石垣を壊しているのを目の当たりにしたのです。想像はしていましたが、岐阜城が建設された戦国時代から400年以上が経過をしています。時の経過はもとよりですが、江戸時代において、尾張徳川家は金華山への立ち入りは禁止をし、信長公の偉大さを消し去ろうとして、木々が成長するがままに放置していたことが想像されます。
戦国時代から約100年が経過した江戸時代に描かれた伊奈波神社に保存してある古地図では、城跡や石垣の周辺に木々が描かれています。歴史上、先人の偉大さを消そうとするのが後の権力者です。斎藤道三公や織田信長公が建てた城は、断崖絶壁の難攻不落の岩山に石垣を積み、その上に天守閣を建て、権力や武力を誇示した建て方をしたのではないかと思われます。
しかしながら、今は岐阜公園からさえも、金華山の岩肌はもとより、岐阜城の石垣さえも見ることはできません。今回の石垣の調査に期待をしています。その後の保全に関してもよろしくお願いしたいと思います。
ここで、以下3点について、教育長にお尋ねいたします。
1点目に、道三公や信長公の時代は濃尾平野の地平線の奥にそびえる金華山が遠くからでも見えたと思われます。信長公は断崖絶壁の金華山の山頂に石垣を組み、天守閣を建造したと思われます。岐阜城の石垣の調査は始められたばかりですが、今回の調査での石垣の状況及び今後の保全についてお聞かせください。
2点目に、道三公や信長公は岐阜城から見た南の濃尾平野の小牧城、清洲城、東の犬山城、西の墨俣城、また、長良川上流の郡上城、360度どこから見ても断崖絶壁の上の難攻不落の金華山山頂の戦わない岐阜城を建造したのではないでしょうか。360度どこから見ても岩山の山頂にそびえ立つ威風堂々の金華山の整備について、国の史跡指定を受けているのであれば、戦国時代当時の金華山のように整備していかれると思いますが、いかがお考えでしょうか。
3点目に、ことしの春、金華山中腹に山頂の天守閣の石垣に次ぐ巨大石垣群が発見されました。そこに、信長公の嫡男である信忠公が守りを固めていたのではないかと想像されます。新たな岐阜城の姿が発見され、さらに堅牢な岐阜城の姿を多くの方に見ていただけるようにしていただくために、まず、金華山中腹の巨大な石垣群の調査と調査のための道の整備をしていただきたいと思われます。いかがお考えでしょうか。
4点目に、商工観光部長にお尋ねいたします。
金華山、岐阜城、岐阜公園周辺を観光地として活用するならば、今後、Wi─Fiの整備についても考えていかなければならないと思います。
観光地において、Wi─Fiを整備して、日本人の観光客はもとより、海外からの観光客にとっても、Wi─Fiは情報収集する最低条件であると思われます。他都市の観光地においては、Wi─Fiを整備し、観光客の利便性の向上はもとより、その地の観光案内情報の発信やアンケートなどを行っています。現在も岐阜公園周辺においてはWi─Fiを整備していただいていますが、さらに使い勝手がよいように時間や容量を拡大していただき、活用していただけないでしょうか。今後、Wi─Fiの整備と活用についてどのようにお考えでしょうか。
5点目です。もう一度教育長に、岐阜市歴史博物館の整備についてお尋ねをいたします。
柴橋市長は、ドラマ館を整備する予定の岐阜公園を中心に、岐阜城や信長の居館跡、市歴史博物館などをめぐるような回遊性を持たしていくとの考えを示されました。
岐阜市歴史博物館は重厚な建物です。立派な建築物であり、今までもすばらしい展示を行ってこられました。今回、市長が岐阜城や信長公に特化して、岐阜公園とともに回遊性を持たせようとするために、まず外から見てどのような展示がされているのかわかるようにしなければ興味も湧かず、見学する気持ちも起こらないのではないでしょうか。
例えばですが、正面玄関に戦国時代を象徴するモニュメントなどを設置されてはいかがでしょうか。2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では明智光秀公が主役ですので、今後設置されるであろうドラマ館と連携し、明智光秀公を初め、信長公や濃姫、さらには道三公などの看板や張りぼてなどを設置して、明智光秀公を中心に展示しているということが、岐阜公園を歩いている方に、興味を持って入ってみたいと思えるような玄関にレイアウトされてはいかがでしょうか。
さらに中に入ると、大理石の壁面に映像や照明を使い、戦国時代を映し出し、戦国時代に入り込んだ玄関、ロビーにされるのはいかがでしょうか。
さらには、ゲーム会社とコラボしての戦国アニメキャラクター祭りなどを開催していただくと、若い方にも関心を持っていただけるのではないかと思われます。
「麒麟がくる」の放映前は、戦国時代に興味を持っていただけるように、当時の時代背景や文化を知っていただくために、建造物、衣装、食生活、当時の刀や道具などの貴族や武士、庶民の暮らしなどの文化に興味を持って見ていただけるように工夫をしていただくために、それぞれの比較ができるような行事や衣装、素材の展示や説明、また、当時食べていた食べ物の料理教室を開催してもおもしろいのではないかと思われます。
また、当時の衣装や甲冑などの着つけ体験などの市民参加型のイベントを行ってはいかがでしょうか。
さらに、武士や貴族、庶民、農民など、衣装の違いや、刀剣や甲冑などの戦の際の武器にしても、歴史博物館ならではの本物の展示をしていただき、さらに、来ていただいた方たちが来なければ知り得ない豆知識を知って帰っていただき、興味を引くような工夫を凝らした、興味が持てるような展示を行っていただけませんでしょうか。
明智光秀公の家系図や斎藤道三公との関係、天皇家との関係性を初めとする戦国武将の当時の位置関係や勢力関係など、当時の地図などを配置し、説明、展示していただけるならば、興味が湧きます。
市長が言われるように、回遊性を持たせようとする歴史博物館の整備について、お考えをお聞かせください。
以上で、1回目の質問を終わります。(拍手)
49: ◯副議長(谷藤錦司君) 薬科大学学長、稲垣隆司君。
〔稲垣隆司君登壇〕
50: ◯薬科大学学長(稲垣隆司君) 岐阜薬科大学のキャンパス整備方針について、3つの御質問にお答えをいたします。
まず1点目の、キャンパス整備、統合におけるメリット及び三田洞キャンパスの利活用についてであります。
キャンパスの整備、統合によるメリットといたしましては、1つには優秀な入学志願者の確保であります。18歳人口が減少している現在、本年4月には公立大学である山陽小野田市立山口東京理科大学の中に薬学部が設置されております。また、2021年には、和歌山県立医科大学の中にも薬学部の設置が計画されております。
このように、大学間において優秀な学生を確保するための競争が激化しており、本学におきましても、優秀な学生の確保は喫緊の課題であると考えております。
今回のキャンパス整備の統合によりまして、教育研究環境の利便性の向上を受験生にアピールすることができ、優秀な学生の確保を図ることができると考えております。
次に、2つ目のメリットであります。
岐阜大学との連携の強化、拡充と産業拠点の形成であります。
岐阜大学に隣接する本部キャンパスの近接地にキャンパスを整備、統合し、岐阜大学との連携をさらに強化、拡充することによりまして、医学、薬学、工学、獣医学がそろう全国でも屈指の学術研究拠点が形成されることとなりますので、これらを活用し、産学連携による地域産業に貢献することができるというふうに考えております。
さらに、2024年度にはキャンパスの近くに東海環状自動車道のインターチェンジの開設が予定されておりますので、交通の利便性にすぐれた立地を生かし、ライフサイエンス産業等の新たな産業拠点の形成に貢献してまいりたいというふうに考えております。
また、三田洞キャンパスの利活用につきましては、地元の方々にキャンパスの整備、統合に至る経緯について丁寧に説明を行うとともに、今後の利活用方法について、庁内で検討チームを組織し、最善の利活用方法を検討してまいりたい、そのように考えております。
次に、2点目の卒業生の就職の状況についてであります。
平成29年度に学部を卒業し就職した学生は85名でありまして、このうち、病院に42名、薬局に18名、製薬会社などに18名、官公庁に4名が就職しております。また、大学院を修了し就職した学生は36名でありますが、製薬会社などへ35名、大学に1名が教員として就職しております。
御指摘いただいた岐阜市内へのこれらの学生121名の就職状況でございますが、岐阜市内へは5名でございます。内訳といたしましては、病院が2名、薬局、製薬会社、官公庁がそれぞれ1名というような状況になっております。
次に、3点目の今後の岐阜薬科大学の展望についてであります。
国の人生100年時代構想会議の中間報告では、2007年に日本で生まれた子どもの半数は107歳より長く生きるという海外の研究結果を紹介しているなど、人生100年時代はもう間近に迫っているという状況であります。
こうした中、住みなれた地域の中で自分らしい暮らしを安心して続けるためには、医療、介護、生活支援などが一体的に提供できる体制を整備することが大変重要であり、医師、看護師、ケアマネジャーの方々と連携し、在宅医療などに適切に対応できる薬剤師が多く求められているところでございます。
そのためには、人工知能・AIだとか、あるいは、IoTやロボット技術などの最先端の技術を生かし、経済発展と社会的課題の解決を両立していく新たな社会、Society5.0の考え方を推し進められるよう、岐阜大学や名古屋大学との連携を一層強化し、先端技術を取り入れる教育、研究を展開していきたい、さように考えているところでございます。
本学は、建学の精神であります「強く、正しく、明朗に」をモットーに、人の健康と福祉に貢献できる人材の育成に努めてまいりました。これからもこの精神を忘れることなく、社会に貢献できる薬剤師を育ててまいりたいと考えております。
以上でございます。
51: ◯副議長(谷藤錦司君) 商工観光部長、山口 晃君。
〔山口 晃君登壇〕
52:
◯商工観光部長(山口 晃君) 2点の御質問をいただきました。
まず1点目の、岐阜市に人材を残すための企業誘致についてお答えをいたします。
本市はこれまで、市内企業の多角化や雇用の創出などを図るべく、主に企業立地に対する助成と産業集積地の整備による取り組みを進めてまいりました。
このうち、立地に係る助成といたしましては、岐阜市企業立地促進助成条例に基づき、企業の設備投資等への支援を実施してまいりました。また、平成28年度には助成対象を拡大し、例えば、御質問にあります製薬会社の研究施設なども対象にするなど、適宜見直しを行っております。
こうした助成とともに、かねてより企業が立地する際の利便性向上等の観点から、市内で工業団地の整備を進めるとともに、平成19年度には、企業立地促進法の施行などを背景にものづくり産業集積地計画を策定、その後、平成27年度に一部改定し、ものづくり産業等集積地計画とした上で、市内3地域を候補地としてその整備に取り組んでいるところです。
そこで、御質問の企業誘致についてであります。
岐阜薬科大学キャンパスの整備、統合が実現しますと、さきの薬科大学学長の答弁にありますように、教育研究環境の向上に伴う、より優秀な学生の確保や、岐阜大学との連携による学術研究拠点の形成などの効果が期待できます。こうした点は、企業の立地場所選定において訴求力があるものと考えられることから、本市といたしましては、企業立地に対する助成や産業集積地の整備を進める中で、その優位性をアピールしてまいりたいと考えております。
続きまして、2点目の観光資源としての金華山及び周辺におけるWi─Fiの整備と活用に関する質問にお答えいたします。
近年、スマートフォンやタブレットなどの急速な普及に伴い、無線で高速データ通信が可能なWi─Fiは、市民の皆様はもとより、来訪者の利便性向上に資するとともに、外国人観光客の情報収集の手段としてもニーズが高まっております。
観光庁が平成29年10月から12月に行った訪日外国人消費動向調査によりますと、日本滞在中に役に立った旅行情報源として、スマートフォンやタブレットを使用したインターネットを挙げられた方が76.9%、また、日本滞在中にあると便利だと思った情報として無料Wi─Fiを挙げられた方が42.7%でありました。
2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催が控えており、訪日外国人のさらなる増加が見込まれるため、Wi─Fi環境整備の必要性が高まっております。
本市では、訪日外国人を初めとする観光客の誘致を推進し、交流人口の拡大による地域活性化を図るため、気軽にインターネットに接続できる環境整備として、平成27年9月から観光施設を中心に、御当地Wi─Fi、Gifu-City Free Wi-Fiの普及を進めております。
現在、このサービスは、NTT西日本など5社の通信事業者により提供されており、インターネットに接続するための機器、いわゆるアクセスポイントを設置している施設や店舗は、岐阜城を初め23カ所であります。岐阜公園周辺では、総合案内所、金華山ロープウエーの山麓駅及び山頂駅、リス村などでWi─Fiの使用が可能ですが、いずれも1日に1回15分を上限に最大4回まで、計1時間しか使用できないなど、利用者からは使いづらさも指摘されております。そこで、1日の接続時間を最大4時間まで延長するべく、現在通信事業者と協議を進めているところです。
Wi─Fi環境は単に情報収集だけでなく、SNS利用者がリアルタイムで観光地などの写真をインターネット上に掲載するなどの情報発信、さらには、災害情報の伝達においても有用性が高いものであります。今後におきましても、さらなるサービス内容の見直しやアクセスポイントの普及促進などの環境整備に努めてまいります。
53: ◯副議長(谷藤錦司君) 教育長、早川三根夫君。
〔早川三根夫君登壇〕
54: ◯教育長(早川三根夫君) 金華山及び周辺の整備に関する4点の御質問にお答えいたします。
まず、1点目の今回の調査における石垣の状況及び今後の保全についてお答えいたします。
山上部の発掘調査は、本年10月24日から12月1日の間、金華山の天守閣へ至る
登山道沿いにおいて実施しました。山上部での本格的な発掘調査はこれが初めてでしたが、信長公の築いた石垣が見つかる等、大きな成果を得ることができました。
また、石垣は伊奈波神社所蔵の絵図、稲葉城趾之図に正確に描かれており、絵図の信頼性の高さが確認できたことも重要な成果です。
調査に対する関心は非常に高く、現地公開には5日間で約800人の方が見学に来られました。間近で石垣をごらんになられた方からは、岐阜城を見る目が変わった、当時の姿に思いをはせることができたという声をいただいております。
発掘調査は来年度以降も実施し、石垣の実態や城の構造を明らかにしてまいりますが、多くの石垣が経年変化のほか、樹木の影響を受けており、必ずしも保全状態がいいとは言えません。まちのシンボルである岐阜城を次世代に継承していくためにも、金華山全体の石垣の把握を進めるとともに、計画的な保全に取り組んでまいります。
次に、2点目の岐阜城、金華山の整備及び3点目の中腹の巨大石垣群の調査についてお答えいたします。
議員御案内のように、周辺からの眺望は重要な視点であり、実際に中腹の巨大石垣群は城下町など遠方からの眺望を強く意識して築かれております。中腹の石垣群については、今後できるだけ早い時期に調査に着手するとともに、眺望を意識した整備方法についても、関係機関と協議をしながら調査研究してまいります。
これまで岐阜城は山麓の織田信長公居館を中心に発掘調査を進めており、その結果、フロイスが記した豪華な宮殿の様子が明らかになってまいりました。それに加え、本年5月には中腹で巨大な石垣群が見つかりましたが、信長公の息子、信忠公にかかわる可能性があるということで注目を集めました。
また、先ほど紹介した山上部の発掘調査では、岐阜城では初となる鉄の矢じりが発見されたことも話題になりました。これは、慶長5年・1600年8月23日の関ケ原の戦いの前哨戦である岐阜城の戦いにおいて、岐阜城主である織田秀信公の西軍、もしくは、池田輝政、福島正則ら東軍のいずれかが放ったものであると考えられます。信長公、信忠公、秀信公、それぞれの人間模様をうかがわせる成果であり、まさに織田家3代の城の姿が浮かび上がってきたと言えます。岐阜城跡の調査、整備に当たっては、現存する石垣のほか、信長公、信忠公、秀信公が見たであろう景色、城下町や濃尾平野から見えたであろう景色や歴史物語の魅力を磨き上げていきたいと考えております。
最後に、4点目の2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」にかかわる歴史博物館の整備についてお答えいたします。
私たちも他都市を観光で訪れる際には、地元の博物館、美術館をホームページで調べてから行程に入れるかどうか決めます。その点、岐阜市歴史博物館は、本市の観光にとって重要なコンテンツであり、本物の文化を発信できる魅力あるものであるべきです。2020年の「麒麟がくる」の放映を契機として、それに向けて評判を得るようにしなければなりません。
議員からお示しいただいたようなアイデアについて、一つ一つ関係機関とも協議を重ね、検討してまいります。また、市民の皆様からもアイデアを募りたいと考えております。
魅力ある展示物と展示方法、体験ができる歴史博物館と地域の資産、文化を結びつけ、回遊性を高めるよう、わかりやすい多言語の解説板の設置、ICTの活用等、ソフトとハード両面で最大限歴史博物館の価値を活用できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
〔「議長、30番」と呼ぶ者あり〕
55: ◯副議長(谷藤錦司君) 30番、山口力也君。
〔山口力也君登壇〕
56: ◯30番(山口力也君) それぞれに御答弁いただき、ありがとうございました。
再質問はありません。それぞれについて要望させていただきます。
まず、岐阜薬科大学のキャンパス整備方針と岐阜市に人材を残すための企業誘致についてでございます。
岐阜薬科大学のキャンパス整備方針が打ち出され、さらなる優秀な人材が大学に入学していただくことを期待いたします。薬大もさらに岐大と連携をして研究をしていただき、優秀な人材を育成していただきますようお願いをいたします。
また、三田洞キャンパスにおいても、関係者の方と連携をとっていただきますようお願いをいたします。
企業誘致に関しましては、優秀な人材が岐阜に残っていただくために、関係機関との連携を図っていただき、さらにその後、地域の雇用を生み出せるような産業の誘致へつなげていただきますよう要望いたします。
次に、観光資源としての金華山全体及び周辺の整備についてです。
信長公の居館跡地の見学会はもとより、金華山中腹の巨大石垣群の見学会においても、多くの方が見学され、今回の山上部の石垣調査の現地公開においても、多くの方々が見学に来ていただいたことは、それだけ多くの方の関心があるということだと思われます。
さらに、山上部の石垣はもとより、中腹の巨大石垣群の調査も含めて、金華山の石垣の全容を調査していただきますようお願いをいたします。
それとあわせてお願いをしたいのは、山上部の石垣が樹木の根によって浸食され、石垣が倒壊をしていたことです。石垣の保全対策もお願いをいたします。木々の根によって金華山山腹の巨大な岩も同様のことが起きているのではないでしょうか。近年の気象は今までにない豪雨や強風が吹きます。自然災害が発生し、落石などが起きる可能性が心配されます。金華山を保全するためにも、この点にも留意していただきたいとお願いするものです。
また、金華山の険しい岩山の上に石垣を組み、さらにその上に天守閣を望むならば、侵略しようとする敵も濃尾平野の向こうから見て攻めるのをちゅうちょするように、信長公は岐阜城を建造したのではないかと思われます。南の濃尾平野からだけでなく、西からも、さらには長良川の上流の北からも攻める前にちゅうちょさせるために、信長公は金華山の岩山の上に新たに石垣を組み、その上に稲葉山城から岐阜城へつくりかえたのではないでしょうか。360度金華山、それ自体が戦争する気も起こさせないつくりになっていたのではないかと思われます。それでも、攻めてくる敵に対して守りを固めていたと思われます。中腹の巨大石垣群のところに防衛の建造物を建て、嫡男が城を守り、南からの守りとして現在の登山口であります岩戸公園周辺ではなかったかと思われます。戦国時代は岐阜城を守るために、神社仏閣とあわせて堅牢な門が建てられ、守られていたのではないでしょうか。
岩戸公園は昭和の初期に整備され、長く市民の皆様に親しんでいただいております。公園自体が金華山の木々に囲まれ、四季折々の自然が感じられるすばらしい公園です。岩戸公園から見上げると、金華山の巨岩の上に岐阜城がそびえ、攻める前に諦めてしまうぐらいの険難な場所に岐阜城がそそり立っています。岐阜公園から見る岐阜城とは違った景観です。「麒麟がくる」を契機に金華山周辺を観光資源として整備される中で、このすばらしい岩戸公園をもっと整備され、多くの方に金華山の違った角度からの魅力を知っていただけるのではないでしょうか。現代は多くの方々の金華山への登山口となっています。金華山への南東の入り口である岩戸公園内の木々の剪定を初め、トイレの洋式化や駐車場の整備など、整備をしていただきますよう要望いたします。
歴史博物館は、本物を見ていただくためにも、中に入っていただくために興味を持っていただくことが大事だと思われます。NHKの大河ドラマをきっかけに、多くの方に歴史博物館の魅力を知っていただけるような展示にしていただきますようお願いします。
岐阜公園周辺の無料Wi─Fiの拡充については、よろしくお願いをいたします。
以上で質問を終わります。
57: ◯副議長(谷藤錦司君) 以上で質疑並びに一般質問を終結します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔付 託 表 配 付〕
一 常任委員会及び議会運営委員会付託
58: ◯議長(
信田朝次君) ただいま議題となっております第111号議案から第125号議案まで及び日程第18、請願第7号、以上16件については、お手元に配付しました表のとおり常任委員会及び議会運営委員会に付託します。
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委 員 会 審 査 事 件 付 託 表
平成30年第5回(11月)岐阜市議会定例会
○総務委員会(第1委員会室)
┌───────┬──────────────────────────────────┐
│第111号議案│平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第4号) │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │
│ │ 歳入 │
│ │ 歳出中 │
│ │ 第2款 総務費 │
│ │ 第2条 繰越明許費 │
│ │ 第9款 消防費 │
│ │ 第3条 債務負担行為の補正 │
│ │ 追加分中 │
│ │ 県議会議員選挙執行関連業務委託費 │
│ │ 市議会議員選挙選挙公報印刷費 │
│ │ 市議会議員選挙執行関連業務委託費 │
│ │ 第4条 地方債の補正 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第112号議案│岐阜市長の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部を改正す │
│ │る条例制定について │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第113号議案│岐阜市事務分掌条例の一部を改正する等の条例制定について │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第118号議案│工事請負契約の変更について(新庁舎建築工事) │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第122号議案│平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第5号) │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │
│ │ 歳入 │
│ │ 歳出中 │
│ │ 第1款 議会費 │
│ │ 第2款 総務費 │
│ │ 第9款 消防費 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第123号議案│岐阜市職員の給与に関する条例及び岐阜市一般職の任期付職員の採用等 │
│ │に関する条例の一部を改正する条例制定について │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第124号議案│特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について │
└───────┴──────────────────────────────────┘
○経済環境委員会(第3委員会室)
┌───────┬──────────────────────────────────┐
│第111号議案│平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第4号) │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │
│ │ 歳出中 │
│ │ 第6款 農林水産業費 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第116号議案│工事請負契約の締結について(リサイクルセンター建設工事) │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第117号議案│工事請負契約の締結について(東部クリーンセンター粗大ごみ処理施設 │
│ │復旧工事) │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第119号議案│訴えの提起について(東部クリーンセンター粗大ごみ処理施設火災事故 │
│ │損害賠償等請求) │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第122号議案│平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第5号) │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │
│ │ 歳出中 │
│ │ 第4款 衛生費中 │
│ │ 第3項 環境事業費 │
│ │ 第4項 自然共生費 │
│ │ 第5款 労働費 │
│ │ 第6款 農林水産業費 │
│ │ 第7款 商工費 │
└───────┴──────────────────────────────────┘
○厚生委員会(第2委員会室)
┌───────┬──────────────────────────────────┐
│第114号議案│岐阜市幼児支援教室条例の一部を改正する条例制定について │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第115号議案│岐阜市育英資金貸付に関する条例の一部を改正する条例制定について │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第122号議案│平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第5号) │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │
│ │ 歳出中 │
│ │ 第3款 民生費(第6項 市民参画費は除く) │
│ │ 第4款 衛生費中 │
│ │ 第1項 保健衛生費 │
│ │ 第2項 保健所費 │
└───────┴──────────────────────────────────┘
○建設委員会(第4委員会室)
┌───────┬──────────────────────────────────┐
│第111号議案│平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第4号) │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │
│ │ 歳出中 │
│ │ 第8款 土木費 │
│ │ 第2条 繰越明許費 │
│ │ 第8款 土木費 │
│ │ 第3条 債務負担行為の補正 │
│ │ 追加分中 │
│ │ 道路整備工事費 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第120号議案│市道路線の認定、廃止及び変更について │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第121号議案│平成30年度岐阜市水道事業会計補正予算(第2号) │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│第122号議案│平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第5号) │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │
│ │ 歳出中 │
│ │ 第8款 土木費 │
└───────┴──────────────────────────────────┘
○文教委員会(第5委員会室)
┌───────┬──────────────────────────────────┐
│第122号議案│平成30年度岐阜市一般会計補正予算(第5号) │
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │
│ │ 歳出中 │
│ │ 第3款 民生費中 │
│ │ 第6項 市民参画費 │
│ │ 第10款 教育費 │
├───────┼──────────────────────────────────┤
│請願第7号 │日本政府が核兵器禁止条約に署名・批准する意見書採択を求める請願 │
└───────┴──────────────────────────────────┘
○議会運営委員会(第2委員会室)
┌───────┬──────────────────────────────────┐
│第125号議案│市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 │
│ │制定について │
└───────┴──────────────────────────────────┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━
散 会
59: ◯議長(
信田朝次君) 以上で本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。
午後1時41分 散 会
岐阜市議会議長 信 田 朝 次
岐阜市議会副議長 谷 藤 錦 司
岐阜市議会議員 高 橋 和 江
岐阜市議会議員 和 田 直 也
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