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  1. 岐阜市議会 2012-09-01
    平成24年第4回(9月)定例会(第1日目) 本文


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成24年第4回(9月)定例会(第1日目) 本文 2012-08-28 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 17 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(高橋 正君) 1091頁 選択 2 : ◯議長(高橋 正君) 1091頁 選択 3 : ◯議長(高橋 正君) 1185頁 選択 4 : ◯議長(高橋 正君) 1185頁 選択 5 : ◯議長(高橋 正君) 1185頁 選択 6 : ◯議長(高橋 正君) 1185頁 選択 7 : ◯議長(高橋 正君) 1185頁 選択 8 : ◯議長(高橋 正君) 1185頁 選択 9 : ◯議長(高橋 正君) 1185頁 選択 10 : ◯市長(細江茂光君) 1185頁 選択 11 : ◯議長(高橋 正君) 1189頁 選択 12 : ◯議長(高橋 正君) 1191頁 選択 13 : ◯21番(井深正美君) 1191頁 選択 14 : ◯議長(高橋 正君) 1192頁 選択 15 : ◯議長(高橋 正君) 1192頁 選択 16 : ◯議長(高橋 正君) 1192頁 選択 17 : ◯議長(高橋 正君) 1192頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:  開  会   午前10時1分 開  会 ◯議長(高橋 正君) ただいまから平成24年第4回岐阜市議会定例会を開会します。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 諸般の報告 2: ◯議長(高橋 正君) 日程に入るに先立って諸般の報告を行います。  監査結果報告書、報第8号専決処分事項の報告及び教育委員会事務事業執行状況報告書については、お手元に配付しました報告書によって御承知おき願います。            ───────────────────           監 査 結 果 報 告 書 提 出 一 覧                      平成24年第4回(9月)岐阜市議会定例会  例月現金出納検査結果報告書(平成24年3月分~平成24年6月分)  監査結果報告書(平成23年度分 必要に応じて平成24年度分)  ・定期監査及び行政監査   ・中央卸売市場   ・市民病院   ・上下水道事業部 ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │  検査の対象  一般会計、特別会計、基金及び企業会計              │ │         (平成24年3月~平成24年6月出納事務)           │
    │                                         │ │  検査の期間  平成24年5月18日~平成24年8月9日            │ │                                         │ │ 1 歳入歳出実績表及び試算表等の計数を各会計諸帳簿と照合したところ、正確であ  │ │  ることを認めた。                               │ │                                         │ │ 2 月末現金預金現在高を預け入れ金融機関残高証明書と照合したところ、正確で  │ │  あることを認めた。                              │ │                                         │ │ 3 その他証拠書類等を検査したところ、おおむね適正に処理されているものと認め  │ │  られた。                                   │ │   なお、軽微な事項については、別途指示した。                 │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │  監査の対象  中央卸売市場                          │ │         (平成23年度分 必要に応じて平成24年度分)         │ │                                         │ │  監査の期間  平成24年5月31日~平成24年7月9日            │ │                                         │ │  証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ  │ │ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改  │ │ 善に努められたい。                               │ │  なお、軽微な事項については、別途指示した。                  │ │                                         │ │ [指導事項]                                  │ │ 1 空き店舗等の解消について                          │ │   平成24年3月末現在、仲卸店舗、関連店舗、場内駐車場の空き状況は、それぞ  │ │  れ15店舗、32.5店舗、177台となっている。また、その充足率は、それぞ  │ │  れ80.5%、78.6%、81.6%となっているが、近年は、仲卸店舗、関連  │ │  店舗及び場内駐車場の利用数が減少傾向にある。                 │ │   今後は、空き店舗等の解消を図り、収益改善に努められたい。          │ │                                         │ │ 2 過年度未収金の回収について                         │ │   未収金のうち、施設使用料等の過年度未収金は、平成24年3月末現在で5,5  │ │  28,690円である。その内訳は、面積割使用料が115件、4,387,07  │ │  0円、水道使用料が48件、8,320円、電気料が95件、1,133,300  │ │  円であり、前年度末と比較して975,192円の増となっている。        │ │   過年度未収金の早期回収を図り、未収金発生防止対策の強化を図られたい。    │ │                                         │ │ 3 適正な債権管理について                           │ │   平成15年10月10日に最高裁判所において、水道料金債権は、私法上の債権  │ │  に当たり、消滅時効の期間は民法第173条第1号の規定により2年と解すべきで  │ │  あると判断された。                              │ │   また、市場関係事業者から使用実績に応じて徴収する電気料債権は、私法上の債  │ │  権に当たる。                                 │ │   したがって、水道使用料及び電気料については、消滅時効等により不納欠損処分  │ │  を行った後においても、債務者から時効の援用がなされない限り、債権は消滅しな  │ │  いものとして取り扱われている。                        │ │   平成23年4月から、市の債権管理の適正化を図ることを目的に、岐阜市債権管  │ │  理条例が施行されたところであり、同条例を適用し、平成23年度において、53  │ │  件、329,748円の債権放棄がなされている。                │ │   債権放棄については、慎重かつ適正な取扱いをされたい。            │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │  監査の対象  市民病院                            │ │         (平成23年度分 必要に応じて平成24年度分)         │ │                                         │ │  監査の期間  平成24年6月5日~平成24年7月9日             │ │                                         │ │  証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ  │ │ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改  │ │ 善に努められたい。                               │ │  なお、軽微な事項については、別途指示した。                  │ │                                         │ │ [指導事項]                                  │ │ 1 過年度未収金の回収について                         │ │   未収金のうち、入院収益等の過年度未収金は、前年度末と比較して5,003,  │ │  455円の減となっているものの、平成24年3月末現在で112,385,29  │ │  2円である。                                 │ │   未収金台帳システムの導入など徴収体制を一層強化し、未収金の早期回収に努め  │ │  るとともに、未収金発生防止対策の強化を図られたい。              │ │                                         │ │ 2 不納欠損処分の取扱いについて                        │ │   入院収益等の不納欠損処分は、1,829件、46,649,247円であり、  │ │  前年度と比較すると、件数では412件、金額では198,576円それぞれ減少  │ │  しているものの、依然として相当額の不納欠損処分がなされている。        │ │   不納欠損処分については、今後とも、慎重かつ適正な取扱いをされたい。     │ │                                         │ │ 3 適正な債権管理について                           │ │   平成17年11月21日に最高裁判所において、公立病院の診療に関する債権は、 │ │  私法上の債権に当たり、消滅時効の期間は民法第170条第1号の規定により3年  │ │  と解すべきであると判断された。                        │ │   したがって、入院収益等については、消滅時効等により不納欠損処分を行った後  │ │  においても、債務者から時効の援用がなされない限り、債権は消滅しないものとし  │ │  て取り扱われている。                             │ │   平成23年4月から、市の債権管理の適正化を図ることを目的に、岐阜市債権管  │ │  理条例が施行されたところであり、同条例を適用し、平成23年度において、7,  │ │  512件、167,789,657円の債権放棄がなされている。         │ │   債権放棄については、慎重かつ適正な取扱いをされたい。            │ │                                         │ │ 4 適正な財務会計事務の執行について                      │ │   平成22年度に実施された3件の清掃業務に係る未処理分の経費664,440  │ │  円について、平成23年度決算において、過年度支出として処理をしている。    │ │   また、その後においても、本来、病院事業会計で支払われるべき3件の汚泥試験  │ │  等業務に関する費用68,670円が、私費にて支払われている事実が判明してい  │ │  る。                                     │
    │   法令を順守し、適正な財務会計事務の執行に努められたい。           │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │  監査の対象  上下水道事業部                         │ │         (平成23年度分 必要に応じて平成24年度分)         │ │                                         │ │  監査の期間  平成24年5月31日~平成24年7月19日           │ │                                         │ │  証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ  │ │ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改  │ │ 善に努められたい。                               │ │                                         │ │ (水道事業)                                  │ │ [指導事項]                                  │ │ 1 過年度未収金の回収について                         │ │   未収金のうち、水道料金の過年度未収金は、平成24年3月末現在で80,80  │ │  4,164円であり、前年度末と比較して223,846円の増となっている。   │ │   今後とも、収納事務委託者とも協力して回収に一層努力するとともに、未収金発  │ │  生防止対策の強化を図られたい。                        │ │                                         │ │ 2 不納欠損処分の取扱いについて                        │ │   水道料金の不納欠損処分は、6,356件、37,188,959円であり、前  │ │  年度と比較すると、件数では695件、金額では9,375,558円それぞれ減  │ │  少しているものの、依然として相当額の不納欠損処分がなされている。       │ │   不納欠損処分については、今後とも、慎重かつ適正な取扱いをされたい。     │ │                                         │ │ 3 適正な債権管理について                           │ │   平成15年10月10日に最高裁判所において、水道供給事業者の水道料金債権  │ │  は、私法上の債権に当たり、消滅時効の期間は民法第173条第1号の規定により  │ │  2年と解すべきであると判断された。                      │ │   したがって、水道料金については、消滅時効等により不納欠損処分を行った後に  │ │  おいても、債務者から時効の援用がなされない限り、債権は消滅しないものとして  │ │  取り扱われている。                              │ │   平成23年4月から、市の債権管理の適正化を図ることを目的に、岐阜市債権管  │ │  理条例が施行されたところであり、同条例を適用し、平成23年度において、30, │ │  636件、154,145,918円の債権放棄がなされている。         │ │   債権放棄については、慎重かつ適正な取扱いをされたい。            │ │                                         │ │ 4 交通事故の防止について                           │ │   公用自動車による物損事故が5件発生し、(社)全国市有物件災害共済会から支  │ │  払われた金額を含めると472,663円が支払われている。           │ │   再発防止策を検討し、職員の交通事故防止の徹底を図られたい。         │ │                                         │ │ (下水道事業)                                 │ │ [指導事項]                                  │ │ 1 過年度未収金の回収について                         │ │   未収金のうち、下水料金等の過年度未収金は、前年度末と比較して1,752,  │ │  727円の減となっているものの、平成24年3月末現在で352,509,55  │ │  5円である。                                 │ │   今後とも、収納事務委託者とも協力して回収に一層努力するとともに、未収金発  │ │  生防止対策の強化を図られたい。                        │ │                                         │ │ 2 不納欠損処分の取扱いについて                        │ │   下水料金等の不納欠損処分は、8,927件、50,287,163円であり、  │ │  前年度と比較すると、件数では995件、金額では3,328,642円それぞれ  │ │  増加している。                                │ │   不納欠損処分については、今後とも、慎重かつ適正な取扱いをされたい。     │ │                                         │ │ 3 交通事故の防止について                           │ │   公用自動車による物損事故が4件発生し、修繕費として351,855円が支払  │ │  われていた。                                 │ │   再発防止策を検討し、職員の交通事故防止の徹底を図られたい。         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘              岐阜市教育委員会の権限に属する              事務の管理及び執行状況報告書                (平成23年度評価)             岐 阜 市 教 育 委 員 会                 目  次 I 趣旨説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 II 事務の管理及び執行状況の報告について・・・・・・・・・・ 2 III 教育委員会の活動状況等について・・・・・・・・・・・・・ 3
    IV 事務の管理及び執行の状況について・・・・・・・・・・・・ 6 V 外部有識者の意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61 (参考資料) ・岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱・・・・・・・・・・・75 ・岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱・・・・・・・・・・・77 ・岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員・・・・・・・・・・・79 ・平成23年度 教育委員会議案等一覧・・・・・・・・・・・・80 I 趣旨説明  地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号。以下「地教行 法」という。)第27条の規定に基づき岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。) の権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果の報告 を行うものです。  なお、地教行法に規定されている教育委員会の職務権限は下記のとおりです。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【参考】                                    ┃ ┃「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」                   ┃ ┃(教育委員会の職務権限)                            ┃ ┃第23条 教育委員会は、当該地方公共団体が処理する教育に関する事務で、次に掲げ ┃ ┃ るものを管理し、及び執行する。                        ┃ ┃(1) 教育委員会の所管に属する第30条に規定する学校その他の教育機関(以下「学┃ ┃    校その他の教育機関」という。)の設置、管理及び廃止に関すること。    ┃ ┃(2) 学校その他の教育機関の用に供する財産(以下「教育財産」という。)の管理に┃ ┃    関すること。                              ┃ ┃(3) 教育委員会及び学校その他の教育機関の職員の任免その他の人事に関すること。┃ ┃(4) 学齢生徒及び学齢児童の就学並びに生徒、児童及び幼児の入学、転学及び   ┃ ┃    退学に関すること。                           ┃ ┃(5) 学校の組織編制、教育課程、学習指導、生徒指導及び職業指導に関すること。 ┃ ┃(6) 教科書その他の教材の取扱いに関すること。                ┃ ┃(7) 校舎その他の施設及び教具その他の設備の整備に関すること。        ┃ ┃(8) 校長、教員その他の教育関係職員の研修に関すること。           ┃ ┃(9) 校長、教員その他の教育関係職員並びに生徒、児童及び幼児の保健、安全、厚 ┃ ┃    生及び福利に関すること。                        ┃ ┃(10)学校その他の教育機関の環境衛生に関すること。              ┃ ┃(11)学校給食に関すること。                         ┃ ┃(12)青少年教育、女性教育及び公民館の事業その他社会教育に関すること。    ┃ ┃(13)スポーツに関すること。                         ┃ ┃(14)文化財の保護に関すること。                       ┃ ┃(15)ユネスコ活動に関すること。                       ┃ ┃(16)教育に関する法人に関すること。                     ┃ ┃(17)教育に係る調査及び指定統計その他の統計に関すること。          ┃ ┃(18)所掌事務に係る広報及び所掌事務に係る教育行政に関する相談に関すること。 ┃ ┃(19)前各号に掲げるもののほか、当該地方公共団体の区域内における教育に関する ┃ ┃    事務に関すること。                           ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ (教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等)           ┃ ┃第27条 教育委員会は、毎年、その権限に属する事務(前条第1項の規定により教育 ┃ ┃ 長に委任された事務その他教育長の権限に属する事務(同条第3項の規定により事務 ┃ ┃ 局職員等に委任された事務を含む。)を含む。)の管理及び執行の状況について点検及┃ ┃ び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、これを議会に提出するとともに、 ┃ ┃ 公表しなければならない。                           ┃ ┃2 教育委員会は、前項の点検及び評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有 ┃ ┃ する者の知見の活用を図るものとする。                     ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ II 事務の管理及び執行状況の報告について  教育委員会は、「岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱」(平成20年9月30日決裁) に基づき、平成23年度の教育委員会の事務事業等について、次の内容の点検・評価を実 施しました。  (1)教育委員会の活動状況等     教育委員会会議の実施状況、調査活動の実施等について  (2)事務の管理及び執行の状況     「岐阜市の教育基本方針」に示す施策の執行状況及びその成果について  上記項目については、次の4区分により、その評価を行っております。   「A」:順調に達成している   「B」:おおむね順調に達成している   「C」:達成について課題がある   「D」:順調でない  なお、地教行法第27条第2項に規定されている「教育に関し学識経験を有する者の知 見の活用」については、「岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱」(平成20年9月30 日決裁)に基づき、評価委員会を設置し、評定結果に対する意見の聴取を行いました。 III 教育委員会の活動状況等について (1)教育委員会会議の実施状況    教育委員会は、岐阜市教育委員会会議規則(昭和31年岐阜市教育委員会規則第6   号)に基づき、毎月1回、教育委員会定例会(以下「定例会」という。)を、また必要   に応じて教育委員会臨時会(以下「臨時会」という。)を開催することとされています。    平成23年度の実施状況は下記のとおりです。 ┌───────────────────────────────────────┐ │             教育委員会会議の実施状況              │
    ├──┬────────────────────────────────────┤ │  │                                    │ │  │定例会:12回開催                            │ │  │ [審議等の内訳]                           │ │  │ ・議案審議:44件(内14件 非公開)                  │ │  │ ・専決報告:54件(内30件 非公開)                  │ │  │ ・協議事項: 1件(内 1件 非公開)                  │ │  │                                    │ │  │ [傍聴者]7名(4月:2名、7月:2名、8月:1名、11月:2名)       │ │  │                                    │ │  │臨時会:2回開催                             │ │  │ [審議等の内訳]                           │ │  │ ・議案審議:5件(内4件 非公開)                   │ │  │                                    │ │  │ホームページにて公開されている定例会・臨時会の議事概要の閲覧回数    │ │実績│                  (H23.4.1~H24.3.31までの期間)   │ │  │      ┌──────────────────┬───┐      │ │  │      │     定例会及び臨時会     │ 件数│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第5回定例会(4月20日開催) │  51│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第6回定例会(5月20日開催) │  82│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第7回定例会(6月23日開催) │  72│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第8回定例会(7月20日開催) │  81│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第9回臨時会(8月11日開催) │  52│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第10回定例会(8月29日開催) │  48│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第11回定例会(9月26日開催) │  35│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第12回定例会(10月19日開催)│  48│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第13回定例会(11月21日開催)│  48│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成23年第14回定例会(12月21日開催)│  14│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成24年第1回定例会(1月19日開催) │  51│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成24年第2回定例会(2月20日開催) │  33│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成24年第3回臨時会(3月7日開催)  │  63│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │平成24年第4回定例会(3月23日開催) │  82│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │        合計        │  760│      │ │  │      ├──────────────────┼───┤      │ │  │      │       一ヶ月平均      │ 63.33│      │ │  │      └──────────────────┴───┘      │ ├──┼────────────────────────────────────┤ │  │                                    │ │  │・会議の活性化を図るため、議案資料を改善(様式を改めて統一し、補足   │ │成果│ 説明を追加)するとともに、議案の審議に際して、教育委員が議案の内   │ │  │ 容を十分に理解して採決に臨むことができるように、事務局から制度の   │ │  │ 概要、事業の現況等について丁寧に説明するように努めた。        │ │  │                                    │ ├──┼────────────────────────────────────┤ │  │                                    │ │課題│・議案の審議に際しては、教育委員が議案の内容をより理解できるように、  │ │  │ 事務局が更に丁寧な説明に努める必要がある。              │ │  │                                    │ ├──┼────────────────────────────────────┤ │評価│                「A」                 │ └──┴────────────────────────────────────┘ (2)教育委員会の調査活動等の状況   教育委員会が、教育行政の遂行のために必要な見識を深めるため教育委員の施策勉強  会である教育委員協議会(以下「協議会」という。)や現場視察を実施しました。   調査活動の実績や成果は下記のとおりです。 ┌───────────────────────────────────────┐ │               調査活動等の状況                │ ├──┬────────────────────────────────────┤ │  │                                    │ │  │協議会                                 │ │  │ ・5回開催                               │ │  │教育委員による学校(幼稚園)訪問                    │ │  │ ・各教育委員が、学校・幼稚園を訪問し教育現場の状況を視察       │ │実績│ ・平成23年度視察校(園)                       │ │  │  (岐阜東幼稚園、三輪中学校、長森南中学校、鶉小学校、日野小学校、  │ │  │   明郷小学校、岐阜特別支援学校、茜部小学校)            │ │  │教育委員による意見交換会、視察等                    │ │  │ ・1回開催(教育先進地視察:福井市)                  │ │  │                                    │ ├──┼────────────────────────────────────┤ │  │                                    │ │  │・教育委員協議会において、主に幼稚園の今後の在り方について話し合い、  │ │  │ 市立幼稚園の課題について研修するとともに、活発な意見交換を行い、   │ │  │ 施策の実施に向けた意思形成を図ることができた。            │ │  │                                    │ │  │・学校訪問では、学校の状況や実際の授業の様子を視察するとともに、校   │ │成果│ 長等管理職員との面談、教職員への講話や意見交換等を行い、学校の現   │ │  │ 状の把握に努めることができた。訪問は、小中学校だけではなく、幼稚   │ │  │ 園、特別支援学校も行った。                      │ │  │                                    │ │  │・教育先進地視察として、全国学力テスト上位である福井県の県庁所在地、  │ │  │ 福井市を視察した。現地の学校を視察し、見識を高めた。         │ │  │                                    │
    ├──┼────────────────────────────────────┤ │  │                                    │ │課題│・教育委員による意見交換を積極的に行い、活性化を図る。(平成24年度   │ │  │ は市長との懇談会を積極的に行う)                   │ │  │                                    │ ├──┼────────────────────────────────────┤ │評価│                「A」                 │ └──┴────────────────────────────────────┘ IV 事務の管理及び執行の状況について  事務の管理及び執行の状況については、「岐阜市の教育基本方針」に示す、「基本施策」 及びその下に展開される「施策」に基づいた68の「実施事業」について、その事業概要、 実績、成果及び課題を示し、前記の「A」~「D」の4区分で評価を実施しています。 (1)事務の管理及び執行の状況の評価結果について(全体)   ┌────────────────────────┐   │順調に達成しているもの(「A」と評価されたもの)│   └────────────────────────┘     ・50項目 (50/68項目:73.5%)   ┌────────────────────────────┐   │おおむね順調に達成しているもの(「B」と評価されたもの)│   └────────────────────────────┘     ・16項目 (16/68項目:23.5%)   ┌─────────────────────────────┐   │達成見込みであるが課題があるもの(「C」と評価されたもの)│   └─────────────────────────────┘     ・ 2項目 ( 2/68項目: 3.0%)   ┌────────────────────┐   │順調でないもの(「D」と評価されたもの)│   └────────────────────┘     ・ 0項目 ( 0/68項目: 0%) (2)事務の管理及び執行の状況の評価結果について(基本施策別)    ┌───────────────────────────────────┐    │基本施策:確かな学力の向上(14事業)                │    │     ┌───────┐┌───────┐            │    │     │「A」12事業││「B」 2事業│            │    │     └───────┘└───────┘            │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:豊かな心とすこやかな体の育成(13事業)          │    │     ┌───────┐┌───────┐┌───────┐   │    │     │「A」 6事業││「B」 6事業││「C」 1事業│   │    │     └───────┘└───────┘└───────┘   │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:国際化社会に対応できる人材の育成(6事業)         │    │     ┌───────┐┌───────┐            │    │     │「A」 3事業││「B」 3事業│            │    │     └───────┘└───────┘            │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:個のニーズに応じた特別支援教育の推進(2事業)       │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 2事業│                     │    │     └───────┘                     │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:新たな教育制度への取組(2事業)              │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 2事業│                     │    │     └───────┘                     │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:家庭教育の充実と子育て支援(5事業)            │    │     ┌───────┐┌───────┐            │    │     │「A」 4事業││「B」 1事業│            │    │     └───────┘└───────┘            │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:これからの社会を担う青少年の健全育成の推進(3事業)    │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 3事業│                     │    │     └───────┘                     │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:市民主体の生涯学習の推進と振興(8事業)          │    │     ┌───────┐┌───────┐            │    │     │「A」 5事業││「B」 3事業│            │    │     └───────┘└───────┘            │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:元気で健康なまちづくりをめざす生涯スポーツの振興(5事業) │    │     ┌───────┐┌───────┐┌───────┐   │    │     │「A」 3事業││「B」 1事業││「C」 1事業│   │    │     └───────┘└───────┘└───────┘   │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:社会の変化に柔軟に対応した教育環境の整備(8事業)     │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 8事業│                     │    │     └───────┘                     │    ├───────────────────────────────────┤    │基本施策:安全で環境にやさしい教育施設の整備・充実(2事業)     │    │     ┌───────┐                     │    │     │「A」 2事業│                     │    │     └───────┘                     │    └───────────────────────────────────┘ (3)「基本施策」、「施策」及び「実施事業」一覧表   「岐阜市の教育基本方針」に示された、「基本施策」、「施策」に平成23年度の「実施  事業」を結び付けて評価を行いました。それぞれの関係及び「実施事業」の評価は以下  のとおりとなります。 (4)基本施策ごとの実施事業の遂行状況   以下に、「基本施策名」とその概要及びそこにつながる「施策名」、そして施策を実現  するための「実施事業」について事業概要、実績、成果、課題及び評価を示します。   なお、(注)のついた用語については、56ページ以降に用語説明がされています。   また、施策名末尾に(※)が付されている施策については、「岐阜市教育委員会点検・  評価委員会」における委員からの意見が示されています。意見の概要については、61  ページ以降に掲載しています。
    ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│確かな学力の向上                         ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ これからの子どもたちには、基礎的・基本的な知識や技能の確実な定着はもとより、│ │一人ひとりが日常生活をおくる中で、自分なりの課題を見つけ、自分の「意志」をも │ │って学び、主体的に判断、行動し、問題解決できる資質や能力を身につけていくこと │ │が必要です。これらの力を子どもたちが身につけることができるように、学ぶ「楽し │ │さ」や「喜び」を感じることのできる施策や、教師が子どもたちと向き合う時間を確 │ │保することができるような施策を推進していきます。               │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │小中一貫教育の推進(※)                    ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│小中一貫教育推進事業                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・同じ中学校区内に位置する学校が地域の実情に合わせて目指す子ども│ │事業概要 │ の姿を設定し、その具現に向けて指導内容と方法を系統化し、9年間 │ │     │ 一貫した指導を行う。                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・相互参観を実施することによって、具体的な子どもの姿を通して、各│ │実績・成果│ 校の実態や指導の在り方について把握することができた。     │ │     │・実践資料集や公表会の提案等を通して、各校の成果を市全体で共有で│ │     │ きるようになった。                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小中学校で連携し、発達障がいのある子どもに対して一貫した指導を│ │ 課題  │ 行う必要がある。                       │ │     │・中学校とのかかわりの少ない小学校低学年の教員にも情報を伝え、子│ │     │ どもの変容や成果を実感できるようにしたい。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │「基礎的・基本的な内容」の確実な習得と活用(※)        ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│ぎふサイエンスクラブ事業                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市児童生徒科学作品展の優秀作品を本市HPに掲載し、理科教育 │ │事業概要 │ の振興を図る。また、理科に関する情報を提供する。学校間・学校種│ │     │ 間を越えた小・中学校児童生徒の理科に関する交流を行えるようにす│ │     │ る。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │実績・成果│・平成23年度は、児童生徒科学作品展の優秀作品の掲載を行った。  │ │     │・容易にHPに記事や画像が掲載できるシステムに変更した。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・ぎふサイエンスクラブHP内の「交流コーナー」へのアクセスが非常 │ │     │ に少なく、小中学生による交流ができていない。         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│自学自習コンテンツ研究開発事業                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・「ぎふネットスクール」の利活用の促進を目的として、コンテンツを│ │     │ 作成してデータベースを充実させ、小中学校の児童生徒や教職員が活│ │事業概要 │ 用できるよう環境を整える。児童生徒の自主学習教材や各教科の資料│ │     │ を整理して、児童生徒や教職員が家庭からでもアクセスして閲覧でき│ │     │ るようにする。                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・これまでに登録されたコンテンツを確認し、データベースを整理・充│ │実績・成果│ 実させた。学校で配布したプリントの解説を家庭からも閲覧を可能に│ │     │ したことで、利用し活用する児童生徒が増えている。       │ │     │ H23 2学期:2244回  3学期:2394回              │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・1学期に活用状況を調査し、それをもとに2学期からの活用について、│ │ 課題  │ 情報主任研修会などを通じて、家庭におけるより一層の利用を促して│ │     │ いきたい。                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│学力向上プラン「わくわく授業」                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・国語、算数・数学を中心に指導法の改善について、学習支援ソフトの│ │     │ 導入や特任講師による学習アドバイザーの配置等、実践的な研究を進│ │事業概要 │ め、基礎学力の一層の定着と学習習慣や思考力、表現力、読解力の育│ │     │ 成を図る。(H23,24年度は授業・評価改善委員会の活動のため、プロ│ │     │ ジェクト委員会による「授業改善案」は一時休止する。)     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市内全小中学校に導入した学習支援ソフトをバージョンアップさせ │ │実績・成果│ た。朝学習や個別学習、家庭学習などに活用されている。     │ │     │・国語科5校、算数・数学科7校へのアドバイザー派遣で、実践的な授 │ │     │ 業改善の取組への支援を行い、教員の授業力向上に役立っている。 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・国語、算数・数学を好きな児童・生徒の割合の増加に結び付く授業改│ │     │ 善の取組を継続していく必要がある。              │ │ 課題  │・学年が進むにつれて顕著になる学力差を縮めていくために、よりきめ│ │     │ 細かな個への指導の充実が必要である。             │ │     │・学校での学習と家庭学習との接続について研究する必要がある。  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘
    ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│ICT教育推進プロジェクト事業                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・「わかる、できる授業」をめざして、岐阜市小中学校及び特別支援学│ │事業概要 │ 校に整備したICTを活用して授業実践を推進すると同時に、基礎的・ │ │     │ 基本的な知識・技能の確実な定着を目的として、プロジェクト委員が│ │     │ 作成したソフトの配布、実践事例の紹介を行う。         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・フラッシュ型教材のシステム「リピランぎふ」のバージョンアップ版│ │     │ 「プリッとぎふ」を開発し、ポータルサイトに掲載した。また、「リ│ │実績・成果│ ピランぎふ」の小学校算数問題データ230問(CD-R)を各学校へ配  │ │     │ 布した。                           │ │     │・岐阜大学益子教授から助言をいただき、より効果的なICT活用推進に │ │     │ ついて検討し、実践に生かした。                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・情報主任研修で該当ソフトの使い方について周知し、効果的な活用に│ │ 課題  │ ついて啓発する。                       │ │     │・授業での活用の仕方を工夫することにより、児童生徒による主体的、│ │     │ 日常的な活用率が高まった実践例を他校にも紹介する。      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│市岐商デパート                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・総合的な学習の時間に、株式会社の形態を取り入れた小売事業を実施│ │     │ (全校生徒が株主として一人500円出資し、実際に商品を仕入れて毎 │ │     │ 年文化の日に「市岐商デパート」を開催して販売)している。   │ │事業概要 │                                │ │     │※「総合的な学習の時間」のねらい                │ │     │  自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよ│ │     │  く問題を解決する能力を育てること。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・商業教育の発表の場として、商業で学んだ知識や技術を活かして、仕│ │     │ 入・販売・経理・経営の各業務を実践した。           │ │     │・来場者は約8,500人。                      │ │     │・東日本大震災復興支援として、岩手県立宮古商業高等学校「宮商デパ│ │     │ ート」と連携することができた。                │ │     │・デパート終了後、自己評価を行い、次年度への改善につなげている。│ │     │  百貨店事業としての市岐商デパートの自己評価 B       │ │     │  ※自己評価の概要                      │ │     │  ・成果                           │ │     │   ○来場者数が増加した(約8,500人)。地域行事として近隣地域 │ │     │    の人を含め、理解と賛同を得ることができた。       │ │     │   ○東日本大震災復興支援として、岩手県立宮古商業高校「宮商デ│ │     │    パート」と連携することができた。            │ │実績・成果│   ○岐阜特産いちご「濃姫」を使用した商品の共同開発を、地元ケ│ │     │    ーキ店の協力により進めることができた。         │ │     │  ・課題                           │ │     │   ●来場者数の増加により、駐車場やデパート全体としての安全・│ │     │    警備方法などを見直す。                 │ │     │   ●第30回目に向けては、早めの取り組みを行う。       │ │     │  ・次年度へ向けて                      │ │     │   ⇒アンケート結果や要望から、取扱商品の見直しを早急に行う。│ │     │   ⇒第30回のPR方法の検討。                 │ │     │   ⇒宮古商業高校への支援方法の検討。            │ │     │・前年度の課題を踏まえ、改善策を講じ、新たな取り組みを行い、また│ │     │ さらに翌年度の改善策を講じるサイクルを続けている。      │ │     │・このような「自己評価を行う」ことも実績のひとつであり、学習の一│ │     │ 環として成果を上げている。                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・来場者の増加による安全・警備方法の見直し           │ │     │・H24年度(第30回目)のPR                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │高度情報化社会に対応できる人材の育成(※)           ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│コンピュータ設置事業                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市内の児童生徒および教師が高度情報化社会に対応した基礎的・│ │事業概要 │ 基本的な知識・技術を習得するため、小・中学校のパソコン室にコン│ │     │ ピュータ(リース)を設置し、教育用ソフトウェアの充実を図る。 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小学校48校と中学校11校の導入PC機器一式のリース契約の更新。 │ │実績・成果│ 中学校11校のパソコン教室のPC機器一式の入替による新規導入を │ │     │ 行い、中学校22校で同じパソコン教室の環境が整った。      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・小学校47校分の新規導入が今後3年に分けて実施予定であるため、  │ │     │ 確実に入替事業を行っていきたい。               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│校内LAN整備事業                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │ 岐阜市内小学校48校、中学校22校および特別支援学校の校内LAN   │ │事業概要 │に関わる教室内環境(端末コンピュータ、周辺機器、ソフトウェア等)を│ │     │整備していく。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │実績・成果│・市内小中学校および特別支援学校の校内LAN環境整備を行った。   │ ├─────┼────────────────────────────────┤
    │ 課題  │・H24年度は、新学習指導要領に対応した市独自の中学校指導計画を作 │ │     │ 成しており、ここにもICT機器の効果的な活用場面を示していく。  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│未来教育情報センター事業                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市教育情報ネットワークセンターに設置された各種サーバ機器類│ │     │ の保守メンテナンス、各学校の機器やネットワークの障害対応等を迅│ │事業概要 │ 速に行い、ネットワークの正常な運用が図れるように業務委託を行 │ │     │ う。                             │ │     │・老朽化した既設機器の入替を行う。               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・第III期教育情報センター機器の更新               │ │実績・成果│・ネットワーク・ハードウェア―の保守              │ │     │・各種ソフトウエアーライセンス更新               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・各学校の機器やネットワークの障害が起きた場合には、ヘルプデスク│ │ 課題  │ が電話による対応や、現地へ赴き対応している(13:00~17:30)が、時│ │     │ 間外の対応について今後検討する必要がある。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│データ処理実習室パソコン整備事業                  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・「情報と表現」「文書デザイン」「ビジネス情報」「課題研究」「プログ│ │事業概要 │ ラミング」「マルチメディア表現」等の授業において、最新のソフト  │ │     │ を利用して効率的学習及び実習を行い、情報処理検定やワープロ検定  │ │     │ の合格率を上げる。                        │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・情報系授業においてデータ処理実習室を活用し、効率的学習と実習を  │ │     │ 行っている。社会の情報化の急速な進展に教育現場として対応するた  │ │     │ め、パソコン・ソフト及び周辺機器を最新のものに更新した。     │ │     │・検定試験における合格率は、情報処理検定では1級以外は全国平均を   │ │     │ 上回り、ワープロ検定は1~3級すべて全国平均を上回っている。    │ │     │                                  │ │     │ ○検定合格率(H23:%)          *参考          │ │     │   全商情報処理    市岐商 全国   *市岐商(H19-23平均)   │ │     │   1級プログラミング  25.0 30.5    27.2         │ │実績・成果│   1級ビジネス     18.4 24.1    25.6         │ │     │   2級プログラミング  85.7 52.9    75.4         │ │     │   2級ビジネス     55.2 54.1    59.6         │ │     │   3級         97.3 80.9    95.1         │ │     │                                  │ │     │   全商ワープロ    市岐商 全国   *市岐商(H19-23平均)   │ │     │   1級         54.1 34.2    53.2         │ │     │   2級         51.5 50.7    65.6         │ │     │   3級         89.9 71.8    87.9         │ │     │                                  │ │     │  ※全商:公益財団法人全国商業高等学校協会            │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 課題  │                                  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」                │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │教員の資質向上の推進(※)                   ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│授業・評価改善事業                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小学校9教科(国語・社会・算数・理科・生活・音楽・図画工作・家 │ │事業概要 │ 庭・体育)中学校9教科(国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保 │ │     │ 健体育・技術家庭・外国語)の「指導と評価の計画」の全時間分を授│ │     │ 業・評価改善委員で作成する。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市内186名の評価改善委員により、小学校全教科、全授業時間分 │ │実績・成果│ の「指導と評価の計画」を完成させた。             │ │     │・現場の教諭の授業づくりに役立ててもらうために、市内小学校全教諭│ │     │ に全教科の「指導と評価の計画」が入ったDVDを配布した。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・作成した「指導と評価の計画」が、児童の実態に合うものであるのか│ │     │ を実践を通して検討する必要がある。              │ │     │・「指導と評価の計画」の活用を促すため、学年ごとにまとめる必要が│ │ 課題  │ ある。                            │ │     │・中学校については、H24年度指導要領が全面実施された。そこで、中 │ │     │ 学校においても「授業・評価改善委員会」を発足させ、新学習指導要│ │     │ 領に基づいた「指導と評価の計画」を作成する。         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜市教育研究所研修講座                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・経験年数に応じた研修(初任研・6年目研修・12年目研修等)と職務 │ │     │ に応じた研修(教頭研修、教務主任研修、生徒指導主事等)、希望研│ │     │ 修(教科指導・情報教育・今日的な教育課題等)、出前講座(情報モ│ │事業概要 │ ラル、講師のための講座等)の研修を、市内小中学校の教職員を対象│ │     │ に行うことにより、教職員の資質の向上をはかり、児童・生徒の基礎│ │     │ 的・基本的な学力の向上や、生きる力の向上につなぐ。      │ │     │  なお、中核市には教員の研修権限があることから、法定研修である│ │     │ 初任者研修・12年目研修も実施している。            │
    ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・指定研修(経験年数に応じた研修と職務に応じた研修)      │ │     │  45講座、のべ145回、受講者7,034人              │ │     │・希望研修(主に夏季休業中に実施)と出前講座          │ │     │  65講座 のべ97回 受講者2,762人               │ │     │・新学習指導要領への対応や今日的な教育課題などの教員研修を実施 │ │実績・成果│ し、教職員の資質向上に資することができた。          │ │     │希望研修における満足度(十分満足と答えた教員の割合)      │ │     │        ┌────┬───┬───┬───┐      │ │     │        │    │H21  │H22  │H23  │      │ │     │        ├────┼───┼───┼───┤      │ │     │        │十分満足│79%│74%│81%│      │ │     │        └────┴───┴───┴───┘      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・教員の大量退職にともなう大量採用により、各学校において若手教員│ │     │ が増加し、若手教員の育成が急務である。初任者研修など経験年数に│ │ 課題  │ 応じた研修の見直しが必要である。               │ │     │・喫緊の課題として、教師の授業力向上と基礎学力の定着をめざした教│ │     │ 科指導等に関する研修の充実が必要である。           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│教材制作センター(注1)の設置事業               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・児童生徒ひとりひとりに確かな学力を付けるために、教職員が児童生│ │     │ 徒の実態にあった教材研究を行ったり教材教具を作成したりするこ │ │事業概要 │ とが重要である。教材を作成する際に使用する機器のうち、各学校で│ │     │ 整備することが困難な、大型カラープリンターや大型ラミネーター等│ │     │ を、教材センターに設置して岐阜市の教職員が共同で利用できるよう│ │     │ に整備し、活用の促進を図っている。              │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学校の教育目標や学級目標などの大型の掲示物や、1年間を通しての │ │     │ 掲示物作成のため利用する学校が増えている。          │ │     │・当センターが研究所に設置されているため、研修会の前後に教材室で│ │     │ 教材を作成するなど広く活用されている。            │ │     │   【実績】                         │ │     │    ┌────┬──────┬──────┬─────┐  │ │実績・成果│    │ 年度 │大判カラープ│大判2色刷り│大判ラミネ│  │ │     │    │    │リンタ(枚) │プリンタ(枚)│ーター(枚)│  │ │     │    ├────┼──────┼──────┼─────┤  │ │     │    │ H22  │   81 │   51 │  37 │  │ │     │    ├────┼──────┼──────┼─────┤  │ │     │    │ H23  │  296 │  470 │  27 │  │ │     │    └────┴──────┴──────┴─────┘  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・大型のカラープリンターを使用する際に、機器の使用方法について問│ │ 課題  │ い合わせを受けることが多いので、誰にでも分かりやすいマニュアル│ │     │ を作成し、利用しやすい環境を整える。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│研究所パソコン研修室整備                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市内の小中学校および特別支援学校に教育用パソコンが整備され、こ│ │     │ れらの機器を有効活用することにより「わかる・できる授業」を実施│ │事業概要 │ する必要がある。そこで、学校と同等の環境のもとで効果的に研修を│ │     │ 進めることができるよう、教育研究所のPC研修室に機器等の環境整 │ │     │ 備を進める。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・研究所のパソコン研修室に整備されたパソコン等のリース契約の更新│ │実績・成果│ を行った。                          │ │     │・情報主任研修会や夏季希望研修会等において,パソコン研修室でPC │ │     │ を用いた研修を実施することで、学校でのICT活用が広がった。   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・H23年度にパソコンの入れ替えを行った。耐用年数を踏まえ、計画的 │ │     │ に更新する必要がある。                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│豊かな心とすこやかな体の育成                  ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 子どもたちが自分たちの将来に夢や希望を持ちつつ充実した毎日を過ごすために │ │は、自分自身だけでなく他人を尊び、大切にしていく思いやりの心など豊かな心をは│ │ぐくむための道徳教育の充実、これからの時代をたくましく生きぬいていくための健│ │康な体づくりへの取組みが学力の向上とともに大切です。そのため、学校・家庭・地│ │域が連携して、それらに取組むための体制づくりを推進していきます。      │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │「夢」「志」「生きるよろこび」につながる自分探しへの支援(※)  ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│キャリア教育支援事業                       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・児童生徒の職業観・勤労観を育むキャリア教育を推進するため、プロ │ │事業概要 │ グラムの開発・改善、教員の資質向上と専門的能力を有する教員の育 │ │     │ 成を図る。推進校を中心として岐阜市の小中学校9年間のキャリア教  │ │     │ 育モデルを作成する。                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市内3校(小1校・中2校、内2校は継続実施)において、起業家教   │ │     │ 育「とびだせ!がってん プログラム」を実施した。学校や地域の特 │
    │実績・成果│ 色を生かしたプログラムを開発したり、より効果的なものへと改善し │ │     │ たりしながら実践し、その成果を教育公表会にて冊子や全体発表によ │ │     │ り市内の小中学校や地域に広めた。                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・学校・地域の特性をいかした商品開発(複数の地域事業との連携等)、│ │ 課題  │ 児童生徒の発達課題や思考にあったプログラム構成・改善(組織づく │ │     │ り、運営等)を図り、限られた学習時間内で内容の充実を目指す。  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│1/2成人式・立志の集い支援」(注2)事業           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小学校4年生(10歳)で「2分の1成人式」、中学2年生で「立志  │ │事業概要 │ の集い」を位置付け、今までの自分の生き方を見つめ、将来の目標 │ │     │ に向かう新たな決意をもつ機会とする。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市内小学校48校、中学校22校で実施した。他の教育活動との関連を │ │実績・成果│ 図り、系統的に指導を積み上げていくことで、内容を充実させた。各│ │     │ 校における特色ある取り組みをまとめ、冊子として配布した。   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・地域の特色や教育力を生かし、他の教育活動との関連を図ることで、│ │     │ 各学校の児童生徒の実態にあった取り組みを行う。        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│キャリアチャレンジ(注3)~職場体験学習開発事業~       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・望ましい職業観・勤労観を育むため、市内中学校で推進校を位置  │ │事業概要 │ 付け、職場体験学習:キャリアチャレンジを実施する。事業開拓、 │ │     │ 他の教育活動を関連付けた指導等について研究実践し、成果と課  │ │     │ 題の共有化を図る。                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市内12校で実施。題材系統図を基に、他の教育活動との関連や事前・│ │実績・成果│ 事後の指導を大切にした職場体験を実施することにより、質的向上を│ │     │ 図った。成果は、市内中学校に冊子としてまとめたものを配布し、他│ │     │ 校の次年度の実践に生かせるようにした。            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・職場体験のねらいや目的を明確にし、生き方の指導を含めた事前・事│ │ 課題  │ 後指導の充実を図る。                     │ │     │・体験先(事業所等)、職場体験支援組織等との連携や条件整備を充実│ │     │ させていく。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │不登校・いじめ等への対応(※)                 ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│教育相談事業:訪問発達相談                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・不登校・発達障がいの児童生徒等の教育の充実と推進を図るために専│ │     │ 門家が学校に出向いて児童生徒の様子を観察・アセスメントし、保護│ │事業概要 │ 者や教職員の支援の仕方を助言し、相談に応ずる「訪問発達相談」を│ │     │ 実施する。年間20回、市内小中学校20校(各2時間)        │ │     │・教育相談体制の充実を図るための研修を実施する。        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・年間20回、市内小中学校20校(各2時間)を訪問して発達に関する  │ │     │ 相談を行い、その子に必要な支援を見極め、改善へと向かう手だてを│ │     │ 提示することができた。また、教育相談担当者やほほえみ相談員等に│ │     │ 対して、教育相談態勢を充実できるように専門家からの助言を受け、│ │実績・成果│ 研修を深めることができた。                  │ │     │                                │ │     │                                │ │     │                                │ │     │                                │ │     │                                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学校職員や保護者からの情報をもとに、学校現場での子どもの姿を直│ │ 課題  │ 接観察することを通して、その子に必要な支援を見極め、改善へと向│ │     │ かえるようにする。                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│ほほえみ相談員事業                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小学校・中学校におけるいじめ・不登校への対応を図ることを目的と│ │事業概要 │ して,教育相談嘱託員を学校に配置し,不登校児童生徒の家庭訪問を│ │     │ 中心とした訪問型支援によるふれあい活動等を通して,学校復帰を支│ │     │ 援する。                           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・家庭訪問ののべ回数は、H22年度の2,905回から、H23年度は3,554 │ │     │ 回に増加し、多くの児童生徒を支援することができた。      │ │     │・相談室で支援できた児童生徒数も、一ヶ月あたりののべ人数が、平均│ │実績・成果│ 152人であった。                        │ │     │・家からなかなか出られない子どもたちを、家庭訪問を通して適応指導│ │     │ 教室につないだり、適応指導教室から学校につないだりすることがで│ │     │ きた。ほほえみ相談員と一緒に相談室で給食を食べることをきっかけ│ │     │ に、登校できるようになった子どもたちも複数いた。       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・不登校傾向の生徒が、中学校卒業後も支援を受けられるように、中学│ │     │ 校3年生の不登校生徒を、少年センターに確実につないでおく。   │
    ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│ぎふ・学びの部屋                         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・不登校生徒の学習の遅れを解消し,学習への自信や学ぶ意欲を育むこ │ │事業概要 │ とにより,登校改善及び社会的自立を図るため,通級式分教室「ぎふ・│ │     │ 学びの部屋」を設置する。その中で一人一人の実態に応じた教育課程 │ │     │ の編成・実施を行う。                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・不登校生徒の学習への自信の回復を通して、登校につながるように、 │ │     │ 個別のカリキュラムに沿った教育課程を編成・実施した。      │ │     │・11名の生徒を受け入れ、全員が登校状況の改善を図ることができた。 │ │実績・成果│                        ┌──────┐ │ │     │                        │ 登校改善 │ │ │     │                        │ 100% │ │ │     │                        └──────┘ │ │     │・3年生の通級生5名全員が高校進学を果たすことができた。      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・通級生徒全員の登校状況の改善を図ることができたが、年間を通して │ │ 課題  │ 11名の生徒である。より、中学校への啓発を行い、通級生徒の拡大に │ │     │ 努めたい。                           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「B」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│適応指導教室 「サルビア」(注4)                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市内4ヶ所(岐阜市少年センター内、畜産センター公園内、岐阜市教  │ │     │ 育研究所内、旧岐阜養護学校小中部)に「適応指導教室サルビア」を │ │事業概要 │ 開設している。開設時間は、月・水は、9時30分~11時45分 火・   │ │     │ 木・金は、9時30分~14時30分である。市内の施設を利用した体験   │ │     │ 活動も年間約40回実施している。またカウンセラーによるカウンセ  │ │     │ リングや保護者の会も行っている。                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・継続通所児童生徒実数63名のうち58名が、教室登校、別室登校等の  │ │     │ 登校状況の改善。                        │ │     │                 ┌─────────────┐ │ │     │                 │・ふれあい活動36回実施  │ │ │     │                 │・不登校児童生徒の「保護者│ │ │実績・成果│                 │ の会」年間10回実施   │ │ │     │                 │・教育全般のカウンセリング│ │ │     │                 │ は726件、発達障がいに関 │ │ │     │                 │ わるカウンセリングは621 │ │ │     │                 │ 件実施         │ │ │     │                 └─────────────┘ │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・年間100日以上欠席の不登校児童生徒の25%が利用。         │ │     │            ⇒30%以上の利用を目指す。         │ │ 課題  │・登校状況の一層の改善が図れるよう、適応指導教室、カウンセリング、│ │     │ 不登校児童生徒の「保護者の会」の充実を図るとともに、活用を勧め │ │     │ ていく必要があると考える。                   │ │     │・各教室の特性を活かした活動を工夫し、適応指導教室の充実を図る。 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「B」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │生涯にわたる健康づくりと自己管理能力の育成(※)          ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│小児生活習慣病予防対策事業                     │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │事業概要 │・生活習慣病予防のために、小学5年生に採血検査を実施するとともに、  │ │     │ 啓発パンフレットを配布し、学校・家庭と連携してこの事業を行う。  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・血液検査結果と各学校で啓発パンフレットを活用し、望ましい生活習  │ │     │ 慣病のあり方について啓発指導ができた。              │ │     │※総コレステロール、中性脂肪、尿酸値のうち1項目以上該当者率    │ │実績・成果│┌───────┬────┬────┬────┬────┬────┐│ │     ││  年 度  │H19 │H20 │H21 │H22 │H23 ││ │     │├───────┼────┼────┼────┼────┼────┤│ │     ││該当者率(%)│27.1│26.2│33.9│29.3│31.2││ │     │└───────┴────┴────┴────┴────┴────┘│ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・現在は、1項目以上の該当者に対して、学校医と連携し事後指導を行   │ │     │ っているが、事業としてどうフォローアップしていくか見直す必要が  │ │ 課題  │ ある。一つの方法としてローレル指数の高い児童に焦点をあててい   │ │     │ く。                               │ │     │ ※ローレル指数160以上 3,518人中 147人              │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「C」                │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│性に関する教育推進事業(性教育研修事業)             │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・全中学校22校で、年1回専門医による生徒への講演や教職員への研   │ │事業概要 │ 修を行い、正しい知識を身につけ、望ましい行動選択をすることがで │ │     │ きる生徒の育成に向けた性教育の充実を図る。           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・中学校で年1回専門医による生徒への講演や、教職員への研修を行い、 │ │     │ 性に関する教育の充実を図った。H20より全22校を対象に実施した。  │ │     │     ┌─────┬───┬───┬───┬───┐     │ │実績・成果│     │ 年 度 │H20│H21│H22│H23│     │
    │     │     ├─────┼───┼───┼───┼───┤     │ │     │     │ 実施校 │ 18│ 21│ 17│ 21│     │ │     │     └─────┴───┴───┴───┴───┘     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・実施率を100%にする。                      │ │ 課題  │・生徒に共通のアンケートを実施し、指導内容の改善を図っていく。  │ │     │・小学校への拡大については、指導内容から、専門医以外との連携も必 │ │     │ 要となる。関係機関に講師派遣を依頼していく。          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│総合型地域スポーツクラブ育成事業                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・世代、性別を問わず、いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも、│ │事業概要 │ スポーツに親しむことができる環境を整えるために、総合型地域スポ│ │     │ ーツクラブの育成と地域への定着を支援する。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・精華、長森・日野、長森南、みわ、長良西の5つのスポーツクラブが │ │     │ 活動。総クラブ員数:4,835名(総合計画目標値10クラブ)     │ │     │・H24年4月に柳津地域で「やないづスポーツクラブ(仮称)設立準備 │ │     │ 委員会」が設置される予定。(H25より6クラブの予定)      │ │     │・岐阜市総合型地域スポーツクラブ連絡会議を設立した。      │ │     │                                │ │実績・成果│クラブ   年数  会員数  種目数  教室数  指導者数   │ │     │精華     13   1,463   14     2    135     │ │     │長森・日野  13   1,729   23     8    171     │ │     │長森南    10    850   11     0    64     │ │     │みわ      6    708   14     5    105     │ │     │長良西     3    85   10    10    30     │ │     │─────────────────────────────   │ │     │       計   4,835   72    25    505     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・スポーツ基本法・スポーツ基本計画の施行に伴い、総合型地域スポー│ │     │ ツクラブの重要性がより明確になった。また、現在策定中の岐阜市ス│ │     │ ポーツ推進計画においても、基本方針のひとつに「市民スポーツ・レ│ │ 課題  │ クリエーション活動の推進」を掲げ、その施策として「身近で参加し│ │     │ やすいスポーツ機会の提供」を位置付ける予定である。総合型地域ス│ │     │ ポーツクラブは「身近で参加しやすいスポーツ機会」である。スポー│ │     │ ツクラブの必要性を市民に周知するとともにクラブの育成支援を人 │ │     │ 的・財政的に保障したい。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜市ゴールデンジュニアスポーツプラン(注5)         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・専門的な指導者の指導により、種目の基礎・基本を体得し、スポーツ│ │事業概要 │ の楽しさを味わい、生涯スポーツの基礎を育むとともに、競技力の向│ │     │ 上を目指す。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・ジュニアスポーツクラブ                    │ │     │ 卓球、バドミントン、体操、剣道、柔道、陸上、ソフトテニス、  │ │     │ サッカー、軟式野球                      │ │     │ 参加人数:H23年度1,134人 H22年度755人 H21年度999人     │ │     │      H20年度1,277人 H19年度1,353人           │ │     │                                │ │     │・アビリティアップクラブ(注6)                │ │     │ ホッケー、ビームライフル、すもう、レスリング、フェンシング、 │ │     │ 自転車、硬式テニス                      │ │実績・成果│ 参加人数:H23年度50人 H22年度50人 H21年度53人        │ │     │      H20年度48人 H19年度60人              │ │     │                                │ │     │・受講生へのアンケート調査結果                 │ │     │ 「とても楽しかった」「楽しかった」との回答が97%        │ │     │ 「今後も(受講した)スポーツを続けたい」との回答が89%      │ │     │ 「もう1度参加したい」との回答が85%              │ │     │                                │ │     │ 小学校低学年から、様々なスポーツに触れる機会を作ることによっ │ │     │ て、競技人口の増加や運動能力の向上に寄与することができる事業と│ │     │ いえる。                           │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・ジュニアスポーツクラブにおいて、実施種目を見直し、調査を行う。│ │     │・受講者の追跡調査を行う。                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│学校体育施設スポーツ教室事業                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・体育指導委員(現スポーツ推進委員)・スポーツ指導員の指導のもと │ │事業概要 │ ソフティーバレー・ファミリーバドミントン・ミニテニスほかを地域 │ │     │ 住民のニーズに合わせ小学校体育館にて開催する。一教室10回の開  │ │     │ 催。                              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・地域住民に、軽スポーツに親しむための備品、消耗品を提供していた │ │     │ が、H22年度をもって、唯一、開催していた1教室が終了した。予算 │ │     │ 計上もH23年度で終了とした。                  │ │実績・成果│・体育指導員によるファミリーバドミントンをはじめとする軽スポーツ │ │     │ の教室が中心であったが、現在、夜間開放において軽スポーツ団体が │ │     │ 増えたことは、教室開催の成果である。              │ │     │・受講者数  H23年度0人  H22年度15人  H21年度25人       │ │     │       H20年度19人 H19年度20人              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・生涯にわたる健康づくりという観点から、現在開催している「体育館 │ │ 課題  │ スポーツ教室」や「総合型地域スポーツクラブ」への参加啓発をする。│ │     │ また、市民生活の中にスポーツをどう定着させるかを検討する。   │
    ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「B」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │食育の推進(※)                        ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│食の体験教室                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・毎日食べている食材を実際に見たり、食事を作ったりする実践的・体│ │     │ 験的な活動を通して、食に関わる自己管理能力を育てることを目的と│ │事業概要 │ する。この体験教室の目的や内容を各学校に啓発する。栄養教諭等と│ │     │ 連携し、計画の段階からねらいに迫る活動になるよう指導する。「食│ │     │ の体験教室事例集」の内容や形式について検討し、作成する。   │ │     │・目標値は年10校(岐阜市食育推進計画の指標としている)     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・H23年度は小学校6校で6回、中学校3校で4回、市立幼稚園4園    │ │     │ で4回実施した。「食の体験教室・学校給食独自献立実践集」を作成 │ │     │ し、各校(園)へ配布し、体験教室の意義や実践を啓発した。    │ │     │・活動を通して、食に関しての知識や興味を深めることができた。親子│ │     │ で参加することにより、家庭での食生活を見直す機会となった。養護│ │     │ 教諭や、保健センター栄養士、食生活改善推進委員、PTAクッキング │ │     │ マミー隊など、諸団体と連携し、きめ細やかな指導や対応ができた。│ │     │┌────┬────┬────┬────┬────┬────┐ │ │実績・成果││ 年度 │H19 │H20 │H21 │H22 │H23 │ │ │     │├────┼────┼────┼────┼────┼────┤ │ │     ││実施校数│ 9校 │ 8校 │ 9校 │ 6校 │ 9校 │ │ │     │└────┴────┴────┴────┴────┴────┘ │ │     │参考:平日の朝食摂取状況(%)                 │ │     │┌────┬────┬────┬────┬────┬────┐ │ │     ││小学生 │98.6│98.4│98.7│98.7│98.5│ │ │     │├────┼────┼────┼────┼────┼────┤ │ │     ││中学生 │95.8│96.2│96.6│96.3│97.2│ │ │     │└────┴────┴────┴────┴────┴────┘ │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・実践校の拡大とPTAや地域とのさらなる連携が必要である。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│国際化社会に対応できる人材の育成                ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 子どもたちが成長し、国際社会の一員として生きていく上で大切なのは、自らの原│ │点である「ふるさと岐阜」に愛着と誇りを持ち続けることです。郷土を愛し、国際化│ │社会に対応できる人材の育成をめざして、子どもたちが自分たちのふるさとの伝統や│ │文化に十分ふれることのできる機会づくりに取り組みます。           │ │ その上で、異文化共生社会を迎える今日、世界の多様な伝統や文化に対し理解を深│ │め、互いに尊重していく気持ちや、多様な外国人とのコミュニケーションに際して、│ │物怖じせずに自分の伝えたいことを伝える能力の育成が必要と考えています。   │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │「ふるさと自慢」の育成(※)                  ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│ふるさと大好き鵜飼事業                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市内の小学校の主に5年生を対象として、岐阜市の伝統的文化の   │ │     │ 一つである「長良川の鵜飼」の観覧体験を展開し、ふるさとを愛す │ │事業概要 │ る心情と態度の育成をめざす。本事業では,参加児童を対象に、鵜 │ │     │ 飼観覧料及びバス代を半額補助する。また引率者(各学級2名)   │ │     │ には、全額補助する。原則は自由参加とする。          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・鵜飼という伝統文化に対する興味・関心の高まりが,地域やふるさと│ │実績・成果│ 岐阜のよさを実感したり見つめなおしたりする機会につながった。 │ │     │・実施…42校  ・洪水による中止校…3校 ・辞退校…3校     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・洪水等による中止校に対しては,その年度で実施できるように調整を│ │ 課題  │ 図っているが,学校行事等の関係で日程調整がつかない場合は,次年│ │     │ 度での開催も含めて柔軟に対応を図っていくようにする。     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜の文化再発見 文学ライブ                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜に関わる文学等を市民に幅広く紹介し、伝承するため、文学講座│ │     │ や講演会に演奏や朗読等を取り合わせたイベント(文学ライブ)、及│ │事業概要 │ び図書館資料を活用した資料の展示会などを開催する。      │ │     │・図書館からの情報発信を進め、図書館の利用促進を目的としているも│ │     │ ので、年間を通じて開催を計画している。            │ │     │・イベント参加者の高い満足度が得られる内容を目指す。      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │ ┌──────────────┬──────┬───────┐│ │     │ │              │ 開催回数 │ 参加延人数 ││ │     │ ├──────────────┼──────┼───────┤│ │     │ │文学ライブ         │   2回  │  130人   ││ │実績・成果│ ├──────────────┼──────┼───────┤│ │     │ │その他文学講座、講演会 等 │  11回  │  447人   ││ │     │ └──────────────┴──────┴───────┘│ │     │・イベント内容等に対して参加者のアンケートを実施した結果、   │ │     │ 約90%(目標80%以上)の参加者が講座内容に満足している。    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・新館準備のため、イベント会場をドリームシアターに移しており、図│
    │ 課題  │ 書館利用促進につながりにくい状況となっている。        │ │     │・新図書館開館後は、回数を現在の2~3倍、市民ニーズに沿ったイベ │ │     │ ントを開催できるよう、継続して計画を検討していく必要がある。 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│織田信長公居館跡発掘活用事業                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・信長公居館跡の発掘調査、現地公開、体験発掘、信長学フォーラム、│ │事業概要 │ 信長塾の開催等、遺跡の全体像の解明を進めるとともに、歴史、文化│ │     │ を広く紹介。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・発掘調査等により遺跡の価値が高いことが判明し、国史跡の指定を受│ │     │ けた。H23年度は引き続き発掘調査を実施しつつ、未来に継承するた │ │実績・成果│ めの指針となる「史跡岐阜城跡保存管理計画」を策定した。また信長│ │     │ 学フォーラムは460人、信長塾は200人とほぼ満席に近く、盛況であ │ │     │ った。アンケートの結果、信長塾の満足度は81%であった。    │ │     │(平成21年度87%、平成22年度82%)               │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・信長公居館跡の解明、整備構想の策定、民間団体と連携したさらなる│ │ 課題  │ PRの取り組みを実施する。イベントについては満足度85%以上を目 │ │     │ 指して取り組む。                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│長良川流域の文化的景観保存調査事業                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・鵜飼の舞台である長良川流域、道三公、信長公の都市計画を伝える旧 │ │事業概要 │ 城下町などの文化的景観を継承し、岐阜ならではのまちづくりを推進 │ │     │ するために、国重要文化的景観の選定を獲得し、緩やかな規制の下、 │ │     │ 山、川、まちを文化財として一体的に活用していく。        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・自然環境調査では、動植物の生態調査を行い、都市部にあっても自然 │ │     │ 環境が豊かであることを再確認した。家屋、まちなみ調査では、伝統 │ │実績・成果│ 的家屋の地域的特徴やそこから推察できる住民の意識、城下町以来の │ │     │ 都市構造の変遷特性の概要を把握した。また、選定後の国が管理する │ │     │ 文化的景観の取り扱い方の方向性が定まった。           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・高度地区川原町A地区における規制を変更せずに、選定申出ができる  │ │     │ ように文化庁と調整することが課題である。            │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「B」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │コミュニケーション能力の育成(※)                ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│中学校ALT(注7)派遣事業                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・生徒の英語によるコミュニケーション能力の向上を目指し、すべての │ │事業概要 │ 岐阜市立中学校にALTを派遣し、英語教員とのチーム・ティーチン   │ │     │ グ(注8)を実施する。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市内各学級週1時間を上回る頻度でチーム・ティーチングが実施され  │ │     │ た。ALTによるプレゼン作成等など、積極的な活用が見られた。    │ │     │・市内中学校第3学年の生徒のうち、英語能力判定テストで3級以上の  │ │実績・成果│ 力を有していると判定された生徒の割合は39.3%であった。(文部科 │ │     │ 学省による調査全国平均26%)                  │ │     │・ALTとの授業を「楽しい」「どちらかというと楽しい」と回答してい  │ │     │ る生徒の割合は76.7%であった。(H22年度71.1%)         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・小中兼務ALTによる指導の効果と問題点の検証。           │ │ 課題  │・小中一貫英語教育の推進と授業改善。               │ │     │・新学習指導要領の完全実施に伴う年間指導計画の作成。       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜発「英語でふるさと自慢」事業                 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・コミュニケーション能力の基礎を養うため、小学校低学年で、年間18 │ │事業概要 │ 時間の英語活動、小学校中学年以上で、年間35時間の英語科の授業  │ │     │ を実施する。                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・英語学習に対する意識調査で、「英語が楽しい・どちらかというと楽 │ │     │ しい」と回答した児童が今年度も80%を超えた。           │ │実績・成果│・学年の発達段階を考慮した年間指導計画の見直しを行った。     │ │     │・児童英検ブロンズコース(小学校第6学年を対象に実施)の平均正答  │ │     │ 率が89.2%であった。基本的な表現への慣れ親しみが確認できた。   │ │     │ 【参考】H20:88.4%(全国 81.4%) H23:89.2%(全国 85.0%)      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・小中兼務ALTによる指導の効果と問題点の検証。           │ │ 課題  │・英語を専門としない学級担任の英語の授業に対する意欲をより一層高 │ │     │ めるための研修の充実。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│個のニーズに応じた特別支援教育の推進               ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
    │ 特別支援教育を実りあるものとするには、今までの特殊教育の対象だけでなく、学 │ │習障がい(LD)、注意欠陥/多動性障がい(ADHD)、高機能自閉症など、さまざ│ │まな障がいのある子どもたち一人ひとりの自立や社会参加に向けた取り組みを支援  │ │する視点が必要と考えています。そのために、学校や支援にあたる教職員が、障がい │ │に対する十分な知識を深め、子どもたち一人ひとりのニーズにあった適切な指導や支 │ │援のできる体制づくりに取り組みます。                     │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │効果的なサポート体制の充実(※)                 ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│ハートフルサポート事業                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・ハートフルサポーター(注9)の配置により、通常学級に在籍する発 │ │事業概要 │ 達障がい等のある児童生徒に対して、きめ細かな指導を行い、落ち着 │ │     │ いた学校生活と確かな学力の定着をめざす。            │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市内小中学校70校に各校1名ずつ配置。更に小学校18校に複数配置。  │ │実績・成果│・配置により、学校や保護者が子どもの困難さに気がつき、支援の方向 │ │     │ を考えられるようになった。                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・ハートフルサポーターの支援への期待が高まる反面、「障がいのある │ │     │ 児童生徒はサポーターが支援を行う」という見方もみられ、支援体制 │ │     │ を見直していく必要がある。                   │ │ 課題  │・通常学級担任は特別支援教育について悉皆研修を進めてきており、障 │ │     │ がいについての理解を深めてはいるが、指導場面では素早く判断して │ │     │ 指導しなければならず、戸惑うケースは多い。           │ │     │  今後は、効果的なサポーターの活用や支援の在り方について明らか │ │     │ にしたい。                           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │自立の基礎作りをめざす特別支援教育の推進(※)          ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│「特別支援教育推進事業(特別支援教育介助員)」          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・特別支援学級に介助員を配置することにより、様々な様相をもった児 │ │事業概要 │ 童生徒に対して個別の支援を行い、落ち着いた学校生活と確かな学力 │ │     │ および生活力の定着をめざす。                  │ │     │ (小学校20名、中学校3名配置。)                 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │実績・成果│・一人一人の実態を把握し、個のニーズに応じたきめ細かな支援を実現 │ │     │ することで、安心して学校生活を送ることができた。        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・特別支援学級の在籍児童生徒数が複数いる中、様々な様相をもった児 │ │ 課題  │ 童生徒一人一人に対し、担任一人では対応が困難な状況がある。限ら │ │     │ れた人員の中で効果的な活用を図ることが必要である。       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│新たな教育制度への取組                      ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 学校・家庭・地域が連携しながら、地域の特色を生かした学校づくりや開かれた学 │ │校づくりを進め、信頼される学校づくりを推進します。              │ │ また、学校種間の連携や接続に配慮した長期的な視野に立った施策、各学校がゆと │ │りを持って、子どもたち一人ひとりに向き合い、「生きる力」をはぐくむ施策を推進 │ │していきます。                                │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │開かれた学校づくりの推進(※)                  ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│特色ある学校づくり事業                       │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │ 各学校が「総合的な学習の時間」を中心に教科・道徳・特別活動の   │ │事業概要 │中で、児童生徒や地域の実態を踏まえて、めざす児童生徒育成のため   │ │     │の特色ある教育活動、特色ある学校づくりを支援する。         │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │ 各学校が学習指導要領の改訂に合わせた総合的な学習の時間のカリ   │ │     │キュラムを積極的に修正し、地域の特色を生かしながら「人」「自然」「伝│ │実績・成果│統文化」等のテーマをより明確にした取組を実践している。各学校や地  │ │     │域の願い、実態に合わせた活動内容、地域の人材との結び付きをいかし  │ │     │た体験的な取組等が充実しつつある。                 │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・予算執行に関する事務手続きについて各校担当者と更に連携して進め  │ │ 課題  │ る必要がある。                          │ │     │・各地域の特色や校長の方針がより強く表れた取組にしていく必要があ  │ │     │ る。                               │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」                │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│コミュニティスクール(注10)研究推進事業            │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・学校運営に保護者や地域の方の声を生かす仕組みとして「学校運営協 │ │事業概要 │ 議会」を設置し、学校・保護者・地域による願いや課題の共有を図り、│
    │     │ 地域に密着した人材、自然・歴史の活用を通して、新しい学校の仕組 │ │     │ みづくりをする。                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市内の小学校6校を指定して推進し、岐阜市公表会で提案すると  │ │     │ ともに、指定校において公表会を実施し、地域の声が学校運営への改 │ │実績・成果│ 善に反映される成果を広めることができた。            │ │     │・指定した学校の地域特性に応じた人材、自然・歴史を活用して、学校 │ │     │ や地域の新たな教育活動を生み出すことができた。         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・中学校におけるコミュニティスクールを検討する。         │ │     │・教育コーディネーターの人選を工夫し、学校教育に対するより密接な │ │ 課題  │ 理解とネットワークづくりを図る。                │ │     │・各指定校の地域特性の活用を図りつつ、コミュニティスクールとして │ │     │ 推進する共通テーマを設定する。                 │ │     │・負担感が少なく、地域に支えられる学校づくりの推進を図る。    │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│家庭教育の充実と子育て支援                    ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 基本的生活習慣や社会的規範を身につけるために、家庭や地域の果たす役割は非常 │ │に重要であり、また、子どもが健全な身体と人格に育つためには、家庭・地域・学校 │ │それぞれがなくてはならない役割をもっています。その役割をお互いが認め合いなが │ │ら連携していくために、家庭や地域の「教育力」の向上をめざした施策に取り組んで │ │いきます。                                  │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │家庭の教育力への支援の充実(※)                 ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│「乳児読み聞かせ事業」                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・子どもの健やかな成長を願って、乳幼児から絵本を介して日常的に親 │ │     │ 子の触れ合いを深めてもらおうという子育て支援を目的とした事業。 │ │     │・毎月市内3か所の市民健康センターで、10か月児健診を受診する親子  │ │事業概要 │ に対し、絵本や絵本を介した親子の触れ合いの大切さをPRし、絵本  │ │     │ の読み聞かせや貸し出しを行う。                 │ │     │・乳幼児期に本と親しむきっかけを作り、読書の機会や意識を高め効果 │ │     │ がある。                            │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │┌──┬────┬────┬────┬────┬──────┐  │ │     ││年度│実施回数│受診者数│登録件数│貸出冊数│ボランティア│  │ │     │├──┼────┼────┼────┼────┼──────┤  │ │     ││H22 │ 36回 │3,284人 │ 364人 │ 1,710冊│  187人  │  │ │実績・成果│├──┼────┼────┼────┼────┼──────┤  │ │     ││H23 │ 36回 │3,382人 │ 377人 │ 1,996冊│  155人  │  │ │     │└──┴────┴────┴────┴────┴──────┘  │ │     │              ※ボランティア人数は、参加延べ人数  │ │     │・図書の貸し出しが増えており、借りた図書の返却などで図書館へ来館 │ │     │ するきっかけとなるなど図書館利用促進につながっている。     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・本と親しむための事業であり、継続して図書館を利用してもらうため、│ │     │ 登録者数を増やす方法を検討する必要がある。           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│家庭の日(注11)推進大会                    │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・岐阜県条例では毎月第3日曜日を「家庭の日」と定め、岐阜市は毎年  │ │事業概要 │ 1月を「明るい家庭づくり運動」強調月間と定め、明るく豊かな家庭  │ │     │ づくり運動を展開している。その一環として、家庭の日推進大会を開 │ │     │ 催し、広く市民に啓発をする。                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・市民会議では、「明るい家庭づくり運動」強調月間に合わせて、1月  │ │     │ 29日に第5ブロック地域が中心となって、家庭の日推進大会を実施   │ │     │ し、市内各地から350人程の参加があり、去年に引き続いて盛大な大  │ │     │ 会となった。大会の内容は「すこやかに おだやかに なごやかに生 │ │実績・成果│ きる~挑む姿勢をもって~」をテーマとした講演と大会宣言を行い、 │ │     │ 市民会議が広く市民に家庭の日を啓発していくことを再確認した大  │ │     │ 会となった。                          │ │     │・地域の特性を活かし、毎年趣向を凝らした大会となっている。第3日 │ │     │ 曜日の「家庭の日」及び「明るい家庭づくり運動」強調月間に呼応し │ │     │ て、「家庭の日」推進大会を開催し、広く市民に啓発している。   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・ブロック持ち回りで実施しているため、今後とも地域の特性を活かし │ │     │ た大会を実施し、広く市民に啓発していく。            │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│家庭教育啓発                           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・青少年問題協議会に参加の諸団体等と協力して、新スローガンによる │ │事業概要 │ 「決めて、守ろう!『我が家のルール』運動を展開し、その定着を図 │ │     │ るために様々な啓発活動を行っていく。              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・平成23年度より新スローガン「決めて守ろう!我が家のルール」と  │ │     │ し、新たな啓発活動を実施した。                 │ │     │・小中学校及び公的施設への啓発ポスター掲示やスローガン掲載のチラ │ │     │ シを小中学生全員に配布した。                  │ │実績・成果│・スローガンにかかわる作品募集と優秀作品の表彰と青少年教育課ホー │
    │     │ ムページ、eggへの掲載を行った。                 │ │     │・事業の周知率は、児童生徒28%、保護者約34%と、初年度目標とし  │ │     │ ていた20%を上回った。作品応募数は、過去最高の2,000点を越え、  │ │     │ 啓発運動の効果は高い。                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・作品応募数が過去最大であったのは、新スローガンが分かり易い内容 │ │ 課題  │ であると思われるので、応募数のさらなる増加を目指しスローガンの │ │     │ 浸透を図りたい。                        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │地域で子どもを育てる環境づくりの推進(※)            ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│放課後チャイルドコミュニティ(注12)               │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・「放課後チャイルドコミュニティ」は「放課後子ども教室推進事業」「放│ │     │ 課後図書室活用事業」「放課後児童健全育成事業」の3つの事業から   │ │事業概要 │ なり、国(文部科学省)の補助事業として、実施各校区にコーディネ  │ │     │ ーターや学習アドバイザーを位置付け、「放課後学びの部屋」や「放  │ │     │ 課後児童クラブ」との連携を図りながら、上記の目的に迫るものであ  │ │     │ る。                               │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・放課後子ども教室24開設                      │ │     │・放課後学びの部屋35開設                      │ │実績・成果│・留守家庭児童会48開設(土曜児童クラブ含む)            │ │     │ 留守家庭児童会:時間延長児童会32→36               │ │     │ 2教室体制の児童会を増やし、受け入れ児童数を増加した。       │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・放課後子ども教室・放課後学びの部屋:人材確保 地域・学校の理解・ │ │ 課題  │ 協力を得ながら新規開設を目指す。                 │ │     │・留守家庭児童会:開設場所、指導員の確保、開設時間延長を図る。   │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「B」                │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜市子ども会育成事業                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・指導者養成事業として指導者、育成者を対象に研修を行う。     │ │事業概要 │・地域での奉仕活動や社会見学やキャンプなどの体験活動並びにレクリ │ │     │ エーション活動                         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・指導者養成事業:育成会及び育成者指導(子ども会、ブロック子ども │ │     │ 会、子ども会育成連合会)                    │ │     │ 指導者養成(集団指導者講習会、研修大会)            │ │     │ リーダー養成(インリーダー研修会、ジュニアリーダー研修会)   │ │     │・児童文化振興事業:地域に根ざした社会活動、文化活動等      │ │     │・スポーツ活動振興事業:スポーツ活動、リクレーション活動等、子ど │ │     │ も会活動の一つとしての体育的活動                │ │     │┌────┬─────────┬─────────┐       │ │     ││ 年度 │ 子ども会会員数 │ 子ども会加入率 │       │ │     │├────┼─────────┼─────────┤       │ │     ││ 21 │  21,970人│    94.6%│       │ │     │├────┼─────────┼─────────┤       │ │実績・成果││ 22 │  21,747人│    94.2%│       │ │     │├────┼─────────┼─────────┤       │ │     ││ 23 │  21,144人│    93.5%│       │ │     │└────┴─────────┴─────────┘       │ │     │                (各年度9月末現在)       │ │     │                                 │ │     │・リーダー養成事業として、各ブロックで毎月開催されるジュニアリー │ │     │ ダー定例会、またインリーダー研修(地域で3回以上)によって子ど  │ │     │ も会の中でリーダー養成ができた。                │ │     │ 現在、インリーダー数は約2,000人で、単位子ども会のリーダー的役  │ │     │ 割を担っている。                        │ │     │・各地域で、ジュニアリーダー、インリーダーが主体となって、ブロッ │ │     │ クフェスティバル等の異年齢の交流となる活動が実施できた。    │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・各地域の子ども会において、子どもの人数の格差による活動のばらつ │ │ 課題  │ きが見られた。                         │ │     │・役員が毎年交代する地域での活動の啓発と指導者の養成。      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│これからの社会を担う青少年の健全育成の推進            ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 青少年が、広い視野を持ち、世界に羽ばたいていく人材として育っていくためには、│ │一人ひとりが、「夢」や「志」を持ち、たくましく成長していくことが望まれます。 │ │ 青少年の健全な育成のために、青少年自身が成長していく喜びを感じることができ │ │るような体験活動の充実や企業等を含めた社会全体で青少年を育成していく啓発運  │ │動の推進に取り組みます。                           │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │青少年の各種体験活動の機会の充実(※)              ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│科学館教育活動                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・植物や石等の観察、電気的な工作、パソコンソフトの習得、木の工作 │
    │事業概要 │ 等のものづくりを通して科学への関心を高める。(科学教室・サイエン │ │     │ ス工房・サイエンス広場など)                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・親子科学教室等の科学教室には延べ3,477人、サイエンス工房には780 │ │実績・成果│ 人の参加があり、ほとんどの講座で定員を超えている。       │ │     │・科学教室の満足度は93.5%であった。                │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・定員を上回る応募に対して、教室によっては午前午後の2回開催する  │ │ 課題  │ 等、より多くの参加ができるよう検討する。            │ │     │・新たに科学教育振興事業を実施し、より広く科学に触れる機会を設け、│ │     │ また、高度な科学体験の場を提供し将来のリーダー層を育成する。  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│長良川ふるさと体験キャラバン                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・長良川流域の自然体験活動。                   │ │事業概要 │・サポーター(高校生以上)の育成を通して、少年団体や各種ボランテ │ │     │ ィア活動でリーダー的役割を担う人材の養成。           │ │     │・長良川ふるさとキャラバン実行委員会を組織・構成し事業にあたる。 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・長良川流域の自然体験活動(1泊2日)(夏2回、冬1回)       │ │     │・隊員参加人数:126人(各42人)応募者数:述べ487人        │ │     │ 青年サポーター登録数:32人                   │ │     │                                 │ │     │・長良川流域の自然を生かした体験活動が実施できた。        │ │     │・応募者数も多く、過去の参加者がサポーターとして参加、また、(青 │ │     │ 年)社会人のサポーター参加もあり、成果は上がっている。     │ │実績・成果│・事業終了後のアンケートでは、参加者、保護者、青年サポーターから │ │     │ も「子どもの成長が見られる」など満足度の高い事業が実施できた。 │ │     │ 《アンケート結果》                       │ │     │ H23:126人中92人回答                      │ │     │   すごく楽しかった90% 楽しかった10%            │ │     │ H22:126人中95人回答                      │ │     │   すごく楽しかった86% 楽しかった12%            │ │     │   あまり楽しくなかった2%                   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・現在、小学1年生から6年生を隊員の対象としているが、小学1・2   │ │ 課題  │ 年の参加が全体の半数を占め、より効果的に活動内容を組み立てるう │ │     │ えで、隊員構成を考慮する必要がある。              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────────┐ │実施事業名│青少年会館少年講座                           │ ├─────┼────────────────────────────────────┤ │     │・地域ボランティア講座                         │ │     │ 小5から高3を対象に地域活動のスタッフに求められる心構えや技能     │ │     │ を身につけるための講座。                       │ │     │・少年定期講座                             │ │     │ 子どもの生涯学習の入り口として位置付けられた講座。          │ │事業概要 │・親子チャレンジ講座                          │ │     │ 小学生とその保護者を対象に、「岐阜市らしさ」を体験を通して学ぶ    │ │     │ 講座。                                │ │     │・青年チャレンジ講座                          │ │     │ 18歳以上の青年層を対象に、地域の活性化につながるようなきっかけ    │ │     │ づくりを促すための講座。                       │ ├─────┼────────────────────────────────────┤ │     │・地域ボランティア講座(国際理解、実地研修、企画力養成)、3コース12回。 │ │     │・少年定期講座(筝曲、卓球、将棋1、2、剣道、テニス)、各6回コース。   │ │     │・親子チャレンジ講座(金華山登山、岐阜空襲の話、農業体験等)8回。    │ │     │・青年チャレンジ講座(古今金華町人ゼミ企画編・体験編)10回。      │ │     │ 講座回数:66回 参加人数:1,343人                   │ │     │                                    │ │     │・地域ボランティア講座では、中高生のリーダー育成という視点で、イ    │ │     │ ベントの企画を学ぶ「企画力養成コース」、青少年国際教育夢プロジ    │ │     │ ェクト派遣生との交流として「国際理解コース」を新たに新設し、「実   │ │実績・成果│ 地研修コース」と合わせて3コース実施した。コースを明確にするこ     │ │     │ とで、受講生が講座の趣旨を認識して参加できた。            │ │     │・少年定期講座受講者は、単に技能を身につけるのみでなく、集中力、    │ │     │ コミュニケーション能力についても学ぶことができた。          │ │     │・親子チャレンジ講座では、主に自然体験を通して、親子の絆を深める    │ │     │ きっかけづくりとなった。                       │ │     │・青年チャレンジ講座については、「岐阜市の青年が岐阜の町の文化と    │ │     │ 出会い、魅力を発見し、若者同士の繋がりを深める」ことを目的に昨    │ │     │ 年度再編したが、今年は、受講生により講座を企画し、受講生により    │ │     │ 講座を運営する「体験編」を実施し、若者が主体的に活動する講座と    │ │     │ なった。                               │ ├─────┼────────────────────────────────────┤ │ 課題  │・今後、更に講座の内容を精査し、趣旨を明確に、「夢をもつ子ども・    │ │     │ 志をもつ青少年」の養成を目的とした講座の編成を行う。         │ ├─────┼────────────────────────────────────┤ │ 評価  │                「A」                 │ └─────┴────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│市民主体の生涯学習の推進と振興                  ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 市民一人ひとりが、自ら学び・楽しみ・貢献することで生きがいをもつ「生涯学習」│ │の生き方を進めるため、学習機会の充実と学んだ成果を活動につなげていく事ができ │ │る仕組みづくりに取り組みます。そのために、「学習」に対する市民のニーズの的確な│ │把握や生涯学習施設の長期的な視点による整備、生涯学習・社会教育施設との連携を │ │深めた、利用しやすい環境づくりに取り組みます。                │ └───────────────────────────────────────┘
    ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │市民の自発的な学びの場づくり(※)               ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│公民館活動事業                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市民が自発的に学び活動できるよう、公民館講座を企画・開催する。│ │事業概要 │ クラブサークルの育成・助言、公民館活動の地域への啓発。    │ │     │ 公民館の維持管理の委託。                   │ │     │ 公民館数 50施設                       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・公民館講座実施回数    589回(586回)           │ │実績・成果│・講座受講者数      33,413人(35,287人)         │ │     │・会議室等利用件数    53,326件(50,852件)         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・各公民館では、児童・親子を対象にした教室、人権教育の講座、家庭│ │     │ 教育の講座を実施計画に取り入れてもらっているが、各公民館によっ│ │ 課題  │ て講座の内容などに地域差がある。市民のニーズに合った公民館講座│ │     │ の充実を図っていくために、講座の受講者に対してアンケート等によ│ │     │ り市民の学習ニーズを的確に把握したうえで、既存の講座・教室等 │ │     │ を見直していきバランスのとれた学習機会を提供していく。    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│ぎふ生涯学習広域連携講座                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜地区の各市町が連携して、生涯学習講座を広域的に開催する。 │ │     │  市町名 岐阜市・山県市・岐南町・羽島市・瑞穂市・笠松町・各務│ │事業概要 │      原市・本巣市・北方町                │ │     │  主催  岐阜地区社会教育振興協議会             │ │     │  事務局 岐阜教育事務所                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │ ┌───┬──────┬────────────┬────┐ │ │     │ │開催日│  場所  │    講座名     │参加者数│ │ │     │ ├───┼──────┼────────────┼────┤ │ │     │ │9/14 │内藤記念くす│くすりについて知ろう  │43名 │ │ │     │ │   │り博物館  │            │    │ │ │実績・成果│ ├───┼──────┼────────────┼────┤ │ │     │ │10/26│本巣市 根尾│根尾谷断層のすがた   │36名 │ │ │     │ │   │谷断層   │            │    │ │ │     │ ├───┼──────┼────────────┼────┤ │ │     │ │11/21│北方町 円鏡│昔の北方を築いた歴史につ│42名 │ │ │     │ │   │寺ほか   │いて          │    │ │ │     │ └───┴──────┴────────────┴────┘ │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・受講者の約9割がリピーターであり、また毎年、参加者数が減少して │ │ 課題  │ いる。                            │ │     │・新規参加者の掘り起し、及び参加者意識を「地域還元型」に変えてい│ │     │ くため、各市町が魅力ある講座について検討していく必要がある。 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│「図書館利用推進事業」                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市民の資料や情報に対する要求にこたえ、市民の文化、教養、調査、│ │     │ 研究、レクリエーション等の生涯にわたる学習活動を積極的に援助 │ │     │ し、かつ、人々の交流とコミュニティ活動の推進に寄与するため、図│ │事業概要 │ 書館の利用の促進を図る。                   │ │     │・本館、分館及び5図書室において、図書資料の閲覧や貸出、レファレ │ │     │ ンスなどの提供や、利用促進を図るためのおはなし会や各種イベント│ │     │ 等を継続して開催する。各目標値は、前年度と同程度とする。   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │ ┌──┬───────┬──────┬────────┐   │ │     │ │年度│貸出利用者人数│ 貸出冊数 │レファレンス件数│   │ │     │ ├──┼───────┼──────┼────────┤   │ │実績・成果│ │H22 │ 372,632人  │1,440,573冊 │  28,502件  │   │ │     │ ├──┼───────┼──────┼────────┤   │ │     │ │H23 │ 365,910人  │1,421,753冊 │  20,417件  │   │ │     │ └──┴───────┴──────┴────────┘   │ │     │・全館の利用状況は、ほぼ横ばいである。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・本館は、築50年以上経過し、施設の老朽化や駐車場の未設置など立 │ │     │ 地の制約のある中で、最大限のサービスができるように努めている │ │ 課題  │ が、利用状況は横ばい状態である。こうした現在の課題解決のため、│ │     │ (仮称)中央図書館の整備を進めている。            │ │     │・レファレンス件数のとらえ方について、職員の共通認識を図る必要が│ │     │ ある。                            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│「自動車図書館(注13)管理運営事業」             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・市内の図書館拠点から遠い地域住民に対して、図書館サービス提供す│ │事業概要 │ るため、自動車図書館で毎月49ステーションを巡回し、図書の貸出 │ │     │ 等を行う。                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │ ┌──┬───────┬──────┐            │ │     │ │年度│貸出利用者人数│ 貸出冊数 │            │ │     │ ├──┼───────┼──────┤            │ │実績・成果│ │H22 │  3,513人  │ 22,417冊 │            │ │     │ ├──┼───────┼──────┤            │ │     │ │H23 │  3,482人  │ 22,017冊 │            │ │     │ └──┴───────┴──────┘            │
    │     │・利用状況は、ほぼ横ばいである。                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・(仮称)中央図書館と分館、各図書室とのネットワークを構築するこ│ │     │ とで、地域サービス等を総合的に考えていく必要がある。     │ │ 課題  │・自動車図書館のコスト高が指摘されている中、自動車図書館のあり方│ │     │ について検討している。図書館に直接来館できない市民に、その代替│ │     │ 手段として効果的な図書の提供方法等を検討する必要がある。   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬───────────────────────────────────┐ │実施事業名│歴史博物館教育活動                          │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │     │・子ども、親子を対象とした事業として、「子ども歴史講座」(6講座)、  │ │     │ 「夏の子ども歴史教室」(7講座)を開催。一般向け教養講座として    │ │     │ 「岐阜提灯を作る」、「暮らしの中のわら」、「岐阜和傘を作る」、「古文│ │事業概要 │ 書入門」、「土曜講座」、「まちなか博士サポート講座」など計25講座  │ │     │ を実施した(別添、本館講座一覧表参照)。募集の総定員は670名で    │ │     │ ある。また、学芸員養成に必要な博物館実習をはじめ、社会教育施設   │ │     │ として専門性を活かしたキャリア教育の場として、教員、大学生、高   │ │     │ 校生、中学生を受け入れた。                     │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │     │・受講希望者数の合計は811名で、募集総定員の121%であった。       │ │実績・成果│・その他、学校などの要望に応じて「出前授業」を11回、「特別講座」   │ │     │ を18回、実施した。                         │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │     │・応募者が定員を超える講座は、実技講座が多く、指導者の人数や講座   │ │ 課題  │ 会場の広さに限界があり、定員の拡大が難しい。            │ │     │・申込者数が定員の8割に届かない講座について、広報宣伝に努める。    │ │     │・アンケートを取り、市民ニーズを把握し生かす。            │ ├─────┼───────────────────────────────────┤ │ 評価  │                「A」                │ └─────┴───────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│加藤栄三・東一記念美術館教育活動                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・一般を対象にした絹絵・模写・版画の3講座と夏休み親子絵画教室を │ │事業概要 │ 開催した。募集の総定員は170名である(別添、分館講座一覧表参  │ │     │ 照)。                            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │実績・成果│・受講希望者数の合計は189名で、募集総定員の111%であった。    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・より多くの市民に受講していただけるよう、広報・宣伝に努めたい。│ │ 課題  │・また市民ニーズを把握するために受講者からアンケートを取る必要が│ │     │ ある。                            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │生涯学習施設の整備・充実                    ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│公民館建設・改修                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・公民館の老朽化が進んでいるため、順次改修、改築を行い、快適な学│ │     │ 習環境や学習機会の提供を行う。                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・京町・鶉公民館の移転・改築について、バリアフリー、省エネ等、利│ │     │ 用者及び環境に配慮した計画、整備に努めた。          │ │     │  京町公民館の移転、改築(平成24年3月完成)          │ │実績・成果│  鶉公民館の移転、改築(平成23年12月着手、平成24年12月完成  │ │     │  予定)                           │ │     │・女子トイレ便器の洋式化(21館)。               │ │     │・多目的トイレの洋式便座の暖房化(2館)。            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・長良公民館、明徳公民館の大規模改修。             │ │     │・女子トイレ便器の洋式化を平成24、25年度中に完了し、引き続き多 │ │ 課題  │ 目的トイレの洋式便座の暖房化・ドア改修を実施し、平成27年度ま │ │     │ でに完了させる。                       │ │     │・昭和50年代建設が多い公民館の現在の状況(各地区の人口増など) │ │     │ に合わせた今後の改築計画を立てる。              │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│「図書館拠点整備事業」                      │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」の中核となる(仮称)│ │     │ 中央図書館を整備する。(ハード面、ソフト面の整備)       │ │事業概要 │・H23設計を完了、H24建設工事着工、H25工事完了、H26開館を目    │ │     │ 指す。                             │ │     │・(仮称)中央図書館の開館(H25年度末)までに約10万冊の図書を購  │ │     │ 入する予定。                          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・H24.3 複合施設の基本・ 実施設計完了              │ │実績・成果│・H24.3 (仮称)中央図書館の管理運営計画案の作成(→H24.5 策定) │ │     │・新館準備用図書購入実績                     │ │     │  H22年度 2,732冊 H23年度 39,075冊  累計:41,807冊     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・複合施設全体の管理体制、及び人員計画案(事務量算定・組織体制、 │ │     │ 採用・育成計画等)を作成し、関係部署と協議を進める必要がある。 │ │     │・市民の知的好奇心を高め、文化の向上につながるよう図書館サービス │ │ 課題  │ の具体案(サービスの範囲、収集対象資料等)の詳細を検討する必要 │ │     │ がある。                            │
    │     │・分館・各図書室、及び学校等との連携など図書館サービスのネットワ │ │     │ ークの強化を進め、市民が等しく身近に図書に接する機会を提供でき │ │     │ るように検討する必要がある。                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│元気で健康なまちづくりをめざす生涯スポーツの振興          ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 地域の子どもから高齢者まで、年齢に関係なく「いつでも」「どこでも」「だれもが」│ │スポーツに親しみ、健康で潤いのある充実した生活をおくるために、地域社会と連携  │ │しながら、「生涯スポーツ」の振興に積極的に取り組みます。            │ └────────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │競技人口の拡大と競技力の向上                  ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│「地域体育振興事業補助金」                   │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・地域住民の健康増進と住民の相互交流を図るためのスポーツ事業の推│ │     │ 進に取り組む。                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・地域体育振興事業補助金交付実績                │ │     │ H19年:46団体 1,821,900円                  │ │     │ H20年:45団体 1,821,900円                  │ │     │ H21年:47団体 1,751,100円                  │ │実績・成果│ H22年:45団体 1,676,700円                  │ │     │ H23年:46団体 1,720,200円                  │ │     │                                │ │     │ 市民運動会やドッジボール大会、グラウンドゴルフ大会など地域主催│ │     │ の行事に補助した。                      │ │     │                                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・書類の提出について、迅速に、かつ正確に行っていただけるように注│ │ 課題  │ 意を促す。                          │ │     │・団体ごとに、補助金の必要性を精査する必要がある。       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「B」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│「国際大会派遣補助金」                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・オリンピック等国際大会出場者で、岐阜市在住・在勤及び岐阜市出身│ │     │ 者に派遣補助金を交付する。                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・交付実績                           │ │     │   ・H23年度 4大会 4人に交付  交付総額:120,000円     │ │     │   ・H22年度 3大会 4人に交付  交付総額:160,000円     │ │     │   ・H21年度 8大会16人に交付  交付総額:465,000円     │ │     │   ・H20年度 5大会10人に交付  交付総額:365,000円     │ │実績・成果│   ・H19年度 7大会 8人に交付  交付総額:165,000円     │ │     │・選手の負担軽減を図り、スポーツ振興に寄与している。      │ │     │・対象選手出場大会例                      │ │     │  女子日本代表ホッケーチャンピオンズチャレンジI       │ │     │  2011年 世界パワーリフティング選手権            │ │     │  ワールドカップショートトラックスピードスケート欧州地区大会 │ │     │  世界ショートトラックスピードスケート選手権大会2012     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・平成23年度は交付人数が4名だったため、交付実績人数を増加させ  │ │     │ るために制度の周知を図る。                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│「小中学生全国大会派遣補助金」                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │事業概要 │・オリンピック・国体種目で全国を統括する団体の主催する全国大会出│ │     │ 場者に派遣補助金を交付する。                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・小中学生全国大会派遣実績                   │ │     │  ・H23年度 42大会266人に交付  交付総額:1,330,000円    │ │     │  ・H22年度 19大会150人に交付  交付総額: 750,000円    │ │実績・成果│  ・H21年度 32大会258人に交付  交付総額:1,290,000円    │ │     │  ・H20年度 27大会219人に交付  交付総額:1,095,000円    │ │     │  ・H19年度 37大会308人に交付  交付総額:1,540,000円    │ │     │  全国大会出場者に対して激励金を交付することによって、さらなる│ │     │ 競技力向上への動機づけになっている。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・申請が提出されてから速やかに処理し、余裕をもって申請者に激励金│ │     │ を渡せるようにする。                     │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │生涯にわたってスポーツに親しむ環境づくり            ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│学校体育施設開放事業                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・学校体育施設を開放することにより、地域住民が気軽にスポーツを楽│ │事業概要 │ しみ、体力の向上や健康の増進のみならず、地域住民の交流の場とし│
    │     │ て活用する。                         │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・体育館 69校   ・運動場 69校(通年17校)         │ │     │・格技場 10校   ・テニスコート1校              │ │     │ 年間利用者は約57万人で、地域住民のスポーツの拠点として多くの │ │実績・成果│ 住民に利用され体力の向上及び健康増進に役立っている。     │ │     │・利用人数 H23年度574,442人  H22年度577,003人        │ │     │      H21年度574,719人  H20年度578,909人        │ │     │      H19年度572,043人                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・バレーボールの支柱、ネットが老朽化している体育館が多く、今後、│ │ 課題  │ 要望が増えると思われる。したがって、その対処について計画をもつ│ │     │ ことが必要である。                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜市レクリエーション協会運営費補助金               │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市レクリエーション協会に運営補助金を交付することによって、  │ │事業概要 │ 協会が主催するニュースポーツ講習会、レクリエーション講習会、ダ  │ │     │ ンス講習会ウォークラリー等の企画運営を補助し事業の充実を図る。  │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・軽スポーツ講習会や、岐阜市スポーツ・レクリエーション祭における  │ │     │ ウォーキングイベントなど、子どもから高齢者まで幅広く参加できる  │ │     │ イベントを開催している。これにより、多くの市民にスポーツとふれ  │ │実績・成果│ あう機会を提供しており、生涯スポーツ振興の一端を担っている。   │ │     │・岐阜市スポレク祭ウォーキングイベント(ファミリーウォーク)参加者数│ │     │ H23年度18人   H22年度30人  H21年度35人            │ │     │ H20年度28人   H19年度32人                   │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 課題  │・協会の運営が自主運営化され、財源を協会自身で確保できるようにす  │ │     │ るのが目標である。                        │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「C」                │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│社会の変化に柔軟に対応した教育環境の整備             ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 今日の教育行政の推進においては、少子高齢化、国際化、高度情報化など、社会の │ │変化から生じるさまざまな問題や課題などを的確に把握し、柔軟に対応していくこと │ │が求められています。そのために、教育委員会の活性化をはじめとする「質的な改善」│ │に今まで以上に積極的に取り組み、質の高い教育環境を整備します。        │ └───────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │教育助成の充実(※)                      ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│私立幼稚園就園補助金(注14)                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │事業概要 │・岐阜市の幼児教育の振興を図るため、私立幼稚園に在籍する幼児の保 │ │     │ 護者の経費負担の軽減を図る。                  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・私立幼稚園へ通園する家庭の経済負担の解消のため、保護者に対し、3 │ │実績・成果│ 歳児1人につき10,000円、4・5歳児1人につき6,000円を助成。6,774  │ │     │ 人の園児の保護者に対し、49,392,000円を補助した。        │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │                                 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│私立幼稚園就園奨励費補助金(注15)              │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・幼稚園教育の普及に資するため、家庭の所得状況や幼稚園児の人数に│ │事業概要 │ 応じて幼稚園児の保護者の経済負担を軽減するとともに公・私立幼稚│ │     │ 園間の保護者負担の格差の是正を図る。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・幼稚園教育普及のため、家庭の所得状況や幼稚園児の人数に応じ、保│ │実績・成果│ 護者の経済負担を軽減するとともに公私立幼稚園間の保護者負担の格│ │     │ 差の是正を図った。                      │ │     │・5,623人の園児の保護者に対し、556,903,200円を補助した。    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │                                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│特別支援教育就学奨励費補助金                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・「特別支援学校への就学奨励に関する法律」の趣旨に基づき、小・中│ │事業概要 │ 学校の特別支援学級に就学している児童生徒の保護者等の経済的  │ │     │ 負担を軽減するため、給食費・学用品費・通学費などの就学に必要 │ │     │ な経費を援助する。                      │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・対象世帯の所得に応じて、給食費・学用品費や通学費に対して補助を│ │     │ 行い、保護者の教育費負担を軽減した。             │ │     │【実績】                            │ │     │       ┌──┬─────────┬─────────┐ │ │     │       │  │   小学校   │   中学校   │ │ │     │       │年度├──┬──────┼──┬──────┤ │ │実績・成果│       │  │人数│補助総額(円)│人数│補助総額(円)│ │
    │     │       ├──┼──┼──────┼──┼──────┤ │ │     │       │21│ 145│  4,245,456│ 58│  2,961,827│ │ │     │       ├──┼──┼──────┼──┼──────┤ │ │     │       │22│ 151│  4,504,244│ 61│  3,066,583│ │ │     │       ├──┼──┼──────┼──┼──────┤ │ │     │       │23│ 146│  4,284,195│ 67│  3,075,913│ │ │     │       └──┴──┴──────┴──┴──────┘ │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・補助率の圧縮により、市費負担が増えている状況を踏まえて、予算要│ │     │ 求していく必要がある。                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│要保護及び準要保護(注16)児童生徒援助費補助金        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・経済的理由により就学困難と認められる児童生徒のため、学用品費、│ │事業概要 │ 給食費等を援助し、すべての児童生徒が等しく義務教育を受けること│ │     │ ができるよう配慮する。                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │【実績】                            │ │     │ ┌──┬────┬───┬────────┬───────┐ │ │     │ │年度│準要保護│要保護│   割合   │援助費総計(円)│ │ │     │ │  │    │   │(準要+要)/全児生│       │ │ │     │ ├──┼────┼───┼────────┼───────┤ │ │実績・成果│ │H21 │ 4,276 │ 137 │   12.35   │ 307,968,230 │ │ │     │ ├──┼────┼───┼────────┼───────┤ │ │     │ │H22 │ 4,389 │ 223 │   13.03   │ 325,010,644 │ │ │     │ ├──┼────┼───┼────────┼───────┤ │ │     │ │H23 │ 4,404 │ 268 │   13.32   │ 328,463,995 │ │ │     │ └──┴────┴───┴────────┴───────┘ │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 課題  │・就学援助費の必要性は今後も高まっていくと予想される。このことを│ │     │ 踏まえ、予算要求していく必要がある。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│岐阜商業高等学校部活動振興会補助事業               │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・体育系、文科系部活動で努力する生徒の健全育成に資するため、施設・│ │事業概要 │ 設備・器具備品などの充実を図ると共に、生徒の強化指導、各種大会 │ │     │ 及び競技会への出場参加など部活動の振興に寄与する。       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・インターハイに陸上競技部、全国選抜大会にハンドボール部が出場。 │ │     │ 東海総体に相撲部出場、ハンドボール部は優勝。中部日本大会に卓球 │ │     │ 部、秋季東海大会に野球部出場。東海地区総合競技大会にコンピュー │ │     │ タ部、簿記部が出場し、「市立岐阜商業高等学校」の名を高めた。これ│ │     │ らの実績は、生徒各人の自信、連帯感、学校生活の充実感を高めてい │ │     │ る。                              │ │実績・成果│                                 │ │     │○大会出場実績(出場大会・部)                  │ │     │       H19  H20  H21  H22  H23           │ │     │  全国大会  8   3   6   9   5           │ │     │  東海大会  10   11   10   9   11           │ │     │   ※一つの大会で2つの部が出場・・・2と数える         │ │     │   ※一つの部が2つの大会に出場・・・2と数える         │ │     │   ※予選なしで出場可能な東海大会・全国大会は除外       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │                                 │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │学校の適正な配置、適正規模化(※)               ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│幼稚園統廃合                           │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │事業概要 │・4つの市立幼稚園(注17)の統廃合を進め、幼児教育センターを設  │ │     │ 置する。                            │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │実績・成果│・4つの幼稚園の統廃合の見通しと手順、2つの幼児教育センター設置  │ │     │ に向けて、保護者など関係者への説明を進めた。          │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │・平成24年度から平成26年度にかけて各4幼稚園の運営体制を明らか   │ │     │ にする。岐阜北幼稚園内のことばの教室の今後について明らかにする。│ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬──────────────────────────────────┐ │実施事業名│旧市内の通学区域のあり方(注18)                 │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・すべての子供たちに等しく享受できる環境を整備し、教育効果をより  │ │事業概要 │ 一層高めるため、「通学区域審議会」の答申を尊重し、学校の適正配置、│ │     │ 適正規模化を図り、学校間格差の解消を行う。            │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │     │・平成24年3月末に、明徳小、本郷小、伊奈波中、明郷中が閉校し、4   │ │実績・成果│ 月より明郷小、岐阜清流中、岐阜中央中が開校した。         │ │     │・平成24年1月に徹明小・木之本小統合準備委員会を設置し、統合に    │ │     │ 向けた協議を開始した。                      │ ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 課題  │・残る小学校の統合について、設置準備委員会において具体的な統合の  │ │     │ 方針を決定する必要がある。                    │
    ├─────┼──────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」                │ └─────┴──────────────────────────────────┘ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│小中学校再編施設整備事業                     │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │(趣旨・目的)                          │ │     │・学校規模適正化のため、再編を実施した学校の内、明徳小学校の跡地 │ │事業概要 │ に(仮称)総合教育支援センターほかを整備する。         │ │     │(目標)                             │ │     │・平成26年4月1日開設                       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・(仮称)総合教育支援センターほかの実施設計を関係各課との協議によ│ │実績・成果│ り完了した。                          │ │     │                                 │ │     │・平成24年度の工事発注が可能となった。              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 課題  │運動場及び運動場周辺の整備について、地元、関係各課との調整。   │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃基本施策名│安全で環境にやさしい教育施設の整備・充実            ┃ ┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ │ 子どもたちが多くの時間を過ごす学校は、安全で安心できる学習・生活の場でなく│ │てはなりません。また、社会変化にともなって変わっていく学習内容への対応も求め│ │られます。特に近年の学校施設は、教育の場という本来の役割とともに、地域防災の│ │場、地域コミュニティの場としての役割も担っています。そのために、子どもや教職│ │員といった学校関係者のみならず、保護者や地域住民の様々なニーズにも対応した教│ │育施設の整備や充実に取り組みます。                     │ └──────────────────────────────────────┘ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 施策名 │学校施設の整備(※)                      ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌─────┬─────────────────────────────────┐ │実施事業名│学校施設整備事業                         │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │(趣旨・目的)                          │ │     │・児童・生徒にとってよりよい学習環境を作るために、学校施設の整備 │ │     │ を行う。                            │ │     │・生徒増に対する必要な教室数の確保が図れ、適正な学校運営が行える。│ │事業概要 │(目標)                             │ │     │・鶉小学校の増築。                        │ │     │・岐阜西小学校の改築。                      │ │     │・小中学校における全ての棟に洋式トイレを整備する。        │ │     │・小中学校における全てのフロアに水飲み場を設置する。       │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・鶉小学校の増築工事を着工。                   │ │実績・成果│・岐阜西中学校の実施設計完了。                  │ │     │・加納中学校、岩野田北小学校の2校において、トイレ改修を行った。  │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │     │・経年による校舎の老朽化が進んでおり、今後対応を考える必要性があ │ │ 課題  │ る。                              │ │     │・全学校施設の改築等整備計画との調整。              │ ├─────┼─────────────────────────────────┤ │ 評価  │               「A」               │ └─────┴─────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│耐震補強事業                          │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │(趣旨・目的)                         │ │     │・児童・生徒の安心・安全のため、学校施設の耐震化を行う。    │ │     │(目標)                            │ │事業概要 │・学校施設の耐震化を平成26年度末までに完了する。        │ │     │・平成24年度末 耐震化率 80.9%                 │ │     │・平成25年度末 耐震化率 90.2%                 │ │     │・平成26年度末 耐震化率 100%                 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・平成22年度繰越及び平成23年度予算により、10校24棟の耐震    │ │実績・成果│ 補強工事を行った。                      │ │     │・児童生徒の安全はもとより、避難場所としての安全性を確保した。 │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・安心実現のため耐震化事業の早期完了はもとより、天井材や照明器 │ │ 課題  │ 具の落下防止など非構造部材の耐震化も今後の課題であり、対策を │ │     │ 検討中である。                        │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │ 評価  │              「A」               │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌────┐ │注釈一覧│ └────┘ (注1)教材制作センター      ・大型ラミネータや大判カラープリンタ、製本機等、教材を作成する際に使用       する機器のうち、各学校で整備することが困難なものを集約し、設置してい       る施設。岐阜市教育研究所内にあり、岐阜市の教職員が共同で利用できるよ       うに整備されている。 (注2)「1/2成人式」「立志の集い」推進校       ・「1/2成人式」推進校:全小学校       ・「立志の集い」推進校:全中学校 (注3)「キャリアチャレンジ」推進校      ・明郷中学校、加納中学校、岩野田中学校、精華中学校、藍川中学校、島中学       校、藍川東中学校、青山中学校、東長良中学校、境川中学校、長森中学校、
          伊奈波中学校の12校 (注4)適応指導教室 サルビア      ・「適応指導教室」とは、不登校児童生徒等に対する指導を行うために教育委員       会が、学校以外の場所や学校の余裕教室等において、学校生活への復帰を支       援するため、児童生徒の在籍校と連携をとりつつ、個別カウンセリング、集       団での指導、教科指導等を組織的、計画的に行う組織として設置したもの。       本市は「適応指導教室 サルビア」という名称で、市内4ヶ所開設。 (注5)岐阜市ゴールデンジュニアスポーツプラン      ・市内小中学生を対象に市民体育施設等を利用して、優れた指導者のもとでス       ポーツにおける競技人口の拡大と競技力向上をめざす。 (注6)アビリティアップクラブ      ・スポーツに高い意欲を持つ市内小中学生を対象に、専門的な指導者のもとで、       個性の伸張と種目の普及、強化を図る。      ・平成24年度国民体育大会に向けて、学校外におけるスポーツ環境を高める       と共に、ジュニア期の指導の充実を図る。 (注7)ALT(Assistant Language Teacher)      ・外国語指導助手のこと。ネイティブ・スピーカーであるALTの存在は、生       徒の英語学習に対するモチベーションを高めるためには有効な手立てとなる。 (注8)チーム・ティーチング      ・学級担任または教科担任が、他の教師や外部指導者(EF:イングリッシュフ       レンドやALT、地域の講師等)とチームを組んで指導にあたる。それにより、       個に応じた指導やそれぞれの役割(特性)を生かしての指導を行うことがで       きる。 (注9)ハートフルサポーター      ・通常学級において、個別の支援を必要とする児童生徒に対して配置し、学級       担任の下、学習・生活の両面からその子に応じたきめ細かい支援を行う。現       在までに、市内の全ての小中学校に各1名ずつ配置し、さらに小学校6校に       ついては、複数配置を行っている。 (注10)コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)      ・保護者や地域の人々の声を学校運営に直接反映させ、「保護者・地域・学校・       教育委員会」が一体となってより良い学校を作り上げていくことを目指す制       度。コミュニティ・スクールの設置については、保護者や地域の意向やニー       ズを踏まえて、学校を設置する教育委員会が決定する。      ・平成20年度開校の岐阜小学校が本市初のコミュニティ・スクール(岐阜県       内では、多治見市に続いて2例目) (注11)家庭の日      ・「岐阜県家庭の日を定める条例」により、毎月第3日曜日が家庭の日と定めら       れている。本市においては、青少年問題協議会の各団体を中心に、「家庭の日」       の周知や普及活動を継続的に行っている。また、「家庭の日」推進のため、歴       史博物館等の無料化や「家庭の日」ファミリー優待事業に取り組んでいる。 (注12)放課後チャイルドコミュニティ      ・放課後に子どもたちに安全で・安心な子どもの居場所を地域と学校の協力の       下、提供するもので、「遊びの場」「体験の場」「交流の場」としての「放課後       子ども教室」、「学びの場」としての「放課後学びの部屋」、「生活の場」とし       ての「留守家庭児童会」の3事業で構成されている。 (注13)自動車図書館      ・交通手段の少ない児童や高齢者など最寄りの図書館拠点が利用できない地域       に対し、地域サービス拠点を巡回し、図書館サービスを提供している。 (注14)私立幼稚園就園補助金      ・私立幼稚園設置者が市内在住3、4、5歳児の保育料を減免している場合に       3歳児 10,000円 4、5歳児 6,000円の補助金を設置者に対       し交付。 (注15)私立幼稚園就園奨励費補助金      ・私立幼稚園設置者が市内在住園児の世帯の所得に応じて、保育料を減免して       いる場合に、設置者にその減免額を補助するもの。 (注16)要保護及び準要保護      ・要保護:生活保護法第6条第2項の規定による要保護者      ・準要保護:教育委員会が、生活保護法第6条第2項に規定する要保護者に準            ずる程度に困窮しているため就学困難と認定した者 (注17)市立幼稚園      ・岐阜市立幼稚園は加納幼稚園(昭和22年5月設立)、岐阜北幼稚園(昭和       41年4月設立)、岐阜東幼稚園(昭和49年4月設立)、大洞幼稚園(昭和       54年4月設立)の4園。各園に通級指導教室「ことばの教室」を併設して       いる。 (注18)旧市内の通学区域のあり方      ・急激な児童の減少がみられる旧市内の通学区域のあり方について、平成14       年5月1日付けで通学区域審議会により示された答申「旧市内における岐阜       市立小学校及び中学校の通学区域のあり方について」を受け、旧市内につい       て小学校の統廃合、中学校の再編に着手している。平成20年度に、金華小       学校と京町小学校が統合し、岐阜小学校が開校した。 (5)平成22年度評価において「C」とされた評価の事業の対応状況   前年度評価において、「C」あるいは「D」とされた事業については、翌年度にその対  応状況を再度確認することとしています。平成22年度において、「C」と評価された事  業への平成23年度における対応状況は、下記のとおりです。 ┌─────┬────────────────────────────────┐ │実施事業名│ぎふサイエンスクラブ事業                    │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・岐阜市児童生徒科学作品展の優秀作品を本HPに掲載し、理科教育の │ │事業概要 │ 振興を図る。また、理科に関する情報を提供する。学校間・学校種間│ │     │ を越えた小・中学校児童生徒の理科に関する交流を行えるようにす │ │     │ る。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │平成22年度│              「C」               │ │ 評価  │                                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │平成22年度│・専用HPについて更新がされていない。              │ │評価理由 │                                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │平成23年度│・HPの画像等も容易にアップできるように、HP制作システムを変更  │ │対応状況 │ し、月に2回の頻度で更新を行っている。             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │平成23年度│              「B」               │ │ 評価  │                                │ └─────┴────────────────────────────────┘ ┌─────┬────────────────────────────────┐
    │実施事業名│学校体育施設スポーツ教室事業                  │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・体育指導委員(現スポーツ推進委員)・スポーツ指導員の指導により│ │事業概要 │ ソフティーバレー・ファミリーバドミントン・ミニテニスなどを地域│ │     │ 住民のニーズに合わせ小学校体育館にて開催する。一教室10回の開 │ │     │ 催。                             │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │平成22年度│              「C」               │ │ 評価  │                                │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │平成22年度│・地域の体育指導委員がコーディネーターとなり、地域に密着した生涯│ │評価理由 │ スポーツ振興を図ることを目的しているが、近年、開催希望が少ない│ │     │ ため。                            │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │     │・ここ数年の、同事業への受講者の減少や開催状況等の実態を踏まえ、│ │     │ また、夜間開放でファミリーバドミントンやミニテニスを行っている│ │平成23年度│ 団体が増えてきた実態から、一定の成果が得られたと考えられるた │ │対応状況 │ め、また、健康改善プラン・長寿健康プランに該当する事業は、健康│ │     │ 部が主催する「スマートウェルネスぎふ」の取組により実施されてい│ │     │ るため、平成23年度をもって、事業の中止を決めた。       │ ├─────┼────────────────────────────────┤ │平成23年度│              「B」               │ │ 評価  │                                │ └─────┴────────────────────────────────┘ V 外部有識者の意見  本市では、地教行法に定められた「教育に関し学識経験を有する者の知見の活用」にも とづき、「岐阜市教育委員会点検・評価委員会」を設置し、学識経験者の知見の活用を図る こととしています。  委員会においては、事務局が実施した事業の第1次評価に対し、協議を行い、委員会と しての意見を示されます。教育委員会は、その示された意見を参考に、最終評価を行うと ともに、今後の教育行政へのフィードバックを行うこととしています。  今年度の委員会は、平成24年7月12日に開催されました。委員会において各施策に 対して示された主な意見は次のとおりです。これらの意見については、今後の教育行政の 参考にしていきます。 ┌──────────────────────────────────────┐ │              小中一貫教育の推進               │ ├──────────────────────────────────────┤ │                                      │ │ ●前年度に課題としてあげられた交流の成果を日常の取り組みに生かすことが実 │ │  績・対応に示されており評価できる。                   │ │ ●小中一貫教育推進のためには、現場の負担の軽減を視野に入れながらも、最終的│ │  には事業概要にあるように、9年間の指導内容と方法の系統化が必要である。  │ │ ●子どもの理解度というのは差がある。それが9年間の中でかなりの差になる可能 │ │  性がある。小中一貫の中でフォローをきちんとしていただきたい。      │ │                                      │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │         「基礎的・基本的な内容」の確実な習得と活用         │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●全体的には良いが、教える側がわかっているだけではなく、本当に子どもがわか │ │  る授業を、慎重に現場の先生方にやっていただきたい。            │ │ ●「ぎふサイエンスクラブ事業」について                   │ │  ・昨年指摘したホームページの更新の停滞は解消され、適切に更新作業が行われ │ │   ていると評価できる。また、掲載システムの改善に取り組んだことも評価でき │ │   る。                                  │ │  ・「交流コーナー」へのアクセス数が少ないのは、原因としてサイエンスクラブの│ │   ホームページがあることの浸透性の低さはないのか。“ぎふサイエンスクラブ │ │   “で検索してもヒットしてこないのも原因ではないか。また、情報内容に問題 │ │   があるのではないか。子どもの興味のある内容にする必要がある。      │ │  ・トップページのデザインを変えて、子どもたちが楽しく閲覧する、魅力的なペ │ │   ージにしてはどうか。文字だけの味気のないページに見える。        │ │  ・「おしらせコーナー」が2011.11.17以降情報更新されてない。積極的に更新すべ│ │   きである。                               │ │ ●「自学自習コンテンツ研究開発事業」について                │ │  ・家庭での閲覧を可能として、子どもたちの閲覧回数が少しでも向上したことは評│ │   価できる。                               │ │  ・「岐阜市教育情報ネットワークポータブルサイト」のトップページがいかにも見│ │   にくい文字情報の多いページ構成であるので、デザインと文字を整理することを│ │   検討すべきである。                           │ │  ・教科自体のボリュームとコンテンツについての充実を望む。         │ │ ●「学力向上プラン「わくわく授業」」について                │ │  ・学習支援ソフトやアドバイザーの配置など具体的な取り組みが行われており、 │ │   評価できる。                              │ │  ・現場へは、着実に事業の成果が浸透しつつある。              │ │ ●「ICT教育推進プロジェクト事業」について                │ │  ・昨年度の指摘事項に対して教員研修や実地調査の計画などを実施しており評価 │ │   できる。                                │ │  ・教材システムのバージョンアップや各校へのデータ配布など具体的な取り組み │ │   が行われており評価できる。                       │ │  ・現場での意識も大変高まっている。学校訪問での授業公開や先進校での実践の │ │   報告等、事業の継続により成果も目に見えるようになってきている。     │ │ ●「市岐商デパート」について                        │ │  ・実績のある教育活動であり、地域の興味関心も高く、良い取り組みである。  │ │  ・課題となっている駐車場の確保問題は残るが、誘導体制や、警備体制を整えて │ │   トラブルが発生しないように取り組んでいただきたい。           │ │  ・市岐商デパートについては認知度も高まり、教育活動のPR効果という面からも │ │   更に期待している。                           │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │          高度情報化社会に対応できる人材の育成           │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●今小学校高学年から中学生あたりの夜中のチャットが多い。寝ないで、学習に影 │ │  響がある、という意見が父母会などで出ている。他県ではそこに対してあまり強 │
    │  く意見しない状況がある。そういったところも含めて協議をお願いしたい。   │ │ ●「コンピュータ設置事業」について                     │ │  ・老朽化対策が実行され、適切な事業運用がされていると評価できる。     │ │  ・PCの入れ替えサイクルが現状では6年とされ、H22までに比べると2年間の   │ │   短縮があり評価できる。PCは、利用頻度が高いであろうからハード面の不具合 │ │   も多く発生するであろうし、OSの新規化のスピードも速いため、予算との兼ね │ │   合いで難しいとは思うが少しでも早いサイクル(5年ぐらいが妥当か)で入れ替 │ │   えができるように今後も継続検討をしていただきたい。           │ │ ●「校内LAN整備事業」について                      │ │  ・授業・評価改善委員会による指導計画への位置づけは、目に見える形で成果が │ │   出てきており、事業推進上大変有効である。                │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │              教員の資質向上の推進               │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「授業・評価改善事業」について                      │ │  ・新学習指導要領の実施に迅速に対応されており、また全教員への提供など積極 │ │   的な取り組みがされており評価できる。                  │ │  ・評価への過剰な意識は、子どもの姿を見失うことにも繋がるので、充分な注意 │ │   が必要である。                             │ │  ・県内では岐阜市でこそできる事業であり、評価も高い。           │ │ ●「岐阜市教育研究所研修講座」について                   │ │  ・積極的な取り組みがされており高く評価できる。              │ │  ・今後の課題も明確である。早期の取り組みを期待する。           │ │  ・校長は学校の扇の要である。仮に問題のある教員がいても、校長の的確な助言・│ │   指導によって改善される場合が大いにある。また、学校と地域との関係におい │ │   ても、校長は大きな影響力を持つ。したがって、教員の資質を考える上で、校 │ │   長の資質が最も重要となり、その向上のための研修も重要と考える。     │ │  ・今後の課題に「教師の授業力向上」と明記されているが、体験から学ぶことは │ │   大きく、実際の授業等を通しての授業力向上も大いに考えられる。したがって、│ │   研修も大切であるが、教師が子どもと接する時間の確保も大いに大切である。 │ │   現状では難しい面もあるとは思うが、できるだけの対応が必要である。    │ │  ・若手教員の育成は勿論のこと、50代の教職員の意識を高める講座も必要である。│ │ ●「教材制作センターの設置事業」について                  │ │  ・センターの利用が大幅に向上している実態が示されており、評価できる。   │ │ ●「研究所パソコン研修室整備」について                   │ │  ・これまでのように、計画的な更新を継続していただきたい。         │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌────────────────────────────────────────┐ │      「夢」「志」「生きるよろこび」につながる自分探しへの支援      │ ├────────────────────────────────────────┤ │                                        │ │ ●子どもたちには、最初あこがれがあるが、それが成長していくと子どもの中で少  │ │  し具体化していき、夢になる。そして志になりそれに向かっていくことで生きる  │ │  よろこびが出てくるのではないかと思う。となると、やはり日常の中のいろんな  │ │  ことを経験させてやっていただきたい。いろんな方法でいろんな角度から、いろ  │ │  んな体験を焦らず少しずつ積み重ねていくことによって成果が出てくるのではな  │ │  いかと思う。これは駄目、あれは駄目というのではなく、いろんなことを子ども  │ │  に見せる、聞かせる、触る等の体験をさせることを充実させてほしい。      │ │ ●「キャリア教育支援事業」について                      │ │  ・平成22年度の課題について明確に対応が示されている。            │ │  ・継続校があることは成果であるが、新規校を増やすことも課題にしてほしい。  │ │  ・子どもたちから「先生のような教師になりたい」「先生のような大人になりたい」│ │   と思われることも重要なことである。「子どもに見られている」との自覚を忘れ │ │   ないで頂きたい。これは事業を推進する上で大切なことであると考える。    │ │  ・推進校の成果を蓄積して、市内の小中学校や地域に地道に広めていくことが、  │ │   結果的に専門的能力を有する教員の育成と、他の学校へのプログラムの広がり  │ │   につながる。                               │ │ ●「2分の1成人式・立志の集い支援事業」について               │ │  ・すべての小中学校で実施されるようになったことは高く評価できる。今後は、  │ │   各校の特色ある成果を公開、共有していってもらうことができると一層効果が  │ │   上がるのではないか。                           │ │  ・各学校で様々な取り組みの工夫がなされ、充実してきている。         │ │ ●「キャリアチャレンジ~職場体験学習開発事業」について            │ │  ・昨年の課題への対応が実施されており評価できる。              │ │  ・校区によって条件的に難しい所もある。推進校の成果を活かし、職場の概念を  │ │   広めることも含めて、これからも条件整備を進めていくことが必要だと考える。 │ │                                        │ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │             不登校・いじめ等への対応              │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●どの事業も対応する人の人的な確保が共通の課題であり、少しでも解消していた │ │  だきたい。                                │ │ ●「教育相談事業:訪問発達相談」について                  │ │  ・派遣枠を40に増加したことは評価できる。しかし、学校現場のニーズは、はる │ │   かに上回るはずであるので、予算枠を確保しさらなる充実を目指してほしい。 │ │   現代の学校で欠かせない大切な取り組みである。              │ │ ●「ほほえみ相談員事業」について                      │ │  ・大切な事業である。相談件数の急速な増加をみると、さらなる相談員の増加を │ │   検討していただきたい。                         │ │  ・小学校での支援が充実してきていると聞いている。できる限り専門的な知識を │ │   もった人材の育成が大切である。                     │ │ ●「ぎふ・学びの部屋」について                       │ │  ・素晴らしい成果を上げていると評価できる。また、課題に対する取り組み対応 │ │   も達成できている。今後もこの取り組みに期待する。            │ │ ●「適応指導教室 「サルビア」」について                  │ │  ・高い登校状況の改善がみられたことは評価できる。ただし、8割の児童生徒の  │ │   対応が実現できていない状況であるので、少しでも多くの子どもが利用するよ │ │   うに今後に期待したい。                         │ │  ・不登校児童の利用割合の目標を25%から30%を目指すとあるが、まずは利用  │ │   人数の目標値を上げるべきである。                    │ │                                       │
    └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │         生涯にわたる健康づくりと自己管理能力の育成         │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「小児生活習慣病予防対策事業」について                  │ │  ・30%のリスク保持者をどのようにフォローアップしていくかの具体策を立て、 │ │   是非実現していただきたい。小中一貫教育事業を推進している岐阜市ならでは │ │   の利点を活用したフォローアップ体制を考え実行していただきたい。     │ │  ・パンフレット配布以外に5年生以前の学年での成果ある取り組みを考えていく  │ │   必要があるのではないか。家庭生活の影響が大きく、学校の取り組みだけでは │ │   改善できない難しい問題であるが、検討していただきたい。         │ │  ・多額の予算を使っての事業であり、子どもの命を守るために「30%保有者層が │ │   あるのは普通である」という考え方は変えていただき、改善に向かっての教育 │ │   的な取り組みと努力をしていただきたい。「生涯にわたる健康づくりと自己管理│ │   能力の育成」を一歩一歩実現していただきたい。              │ │  ・子どもの教育には学校・家庭・地域の連携・協力が必要であると言われるが、 │ │   時には地域を地域社会から一般社会へと大きく捉えることが必要ではないか。 │ │   子どもは、日常の様々なことから影響を受けて成長するからである。いわば、 │ │   社会の責任である。特に、この事業の成果を上げるには必要なことであり、い │ │   ろいろな方法で一般社会へのアピールが重要であると考える。        │ │   ・モデル校、ケース校を作り、対応していくことも必要ではないか。     │ │ ●「性に関する教育推進事業(性教育研修事業)」について           │ │  ・大切な教育であるので、全中学校および特別支援学校での教育も考慮してほし │ │   い。                                  │ │  ・小学校への拡大と進展を期待する。                    │ │ ●「総合型地域スポーツクラブ育成事業」について               │ │  ・指摘事項への対応と新設クラブの設立計画など、発展的に進められている。  │ │  ・重要性が強調されながら、一時の勢いを失っている。改めて問題点を整理する │ │   必要がある。                              │ │ ●「岐阜市ゴールデンジュニアスポーツプラン」について            │ │  ・スポーツを振興させようというのは大変良いことだが、あまりいろんなものを │ │   作っても相対的人口が変わらないので、受け皿ばかり作っていくと失敗になる │ │   のではないか。一人の子どもがいろんなところに入って大変だということがあ │ │   る。もう少し分けて考えることも必要である。               │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │                 食育の推進                 │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●実施学校の改善が図られ9校に復活しているが、目標は10校であるので数値目標  │ │  を達成し、目的を果たしてほしい。                     │ │ ●お茶一杯でも誰かと飲むことによって精神的なものの栄養になるのではないかと │ │  思う。バランス良いものを誰かと食べれば非常に効果があるのではないかと思う。│ │ ●親子料理教室は、身近なところでも人気があり、定員をいつもオーバーする状況 │ │  になっている。潜在的なニーズも多いと思われる。              │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │              「ふるさと自慢」の育成              │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「ふるさと大好き鵜飼事業」について                    │ │  ・全国に誇る岐阜の伝統文化を子どもたちに触れさせる取り組みは、大切である │ │   と考える。総合的な学習の時間の削減などで辞退校が出てきているようである │ │   が、教育で今何が大切か、今子どもたちに伝えておかなくてはならないことを、│ │   今伝えることの大切さを再考してほしい。                 │ │  ・市内全ての児童に伝統文化である鵜飼に触れさせなければ意味がない。鵜匠の │ │   家で鵜の飼育や調教も見学できる。そうした昼間のプランも検討したらどうか。│ │ ●「岐阜の文化再発見 文学ライブ」について                 │ │  ・参加者がH22(675名)よりも減少し、減少傾向は続いているようである。文  │ │   化的講座への興味関心の薄れが影響していると思われるので、さらなる検討を │ │   してほしい。あるいは、講座や講演の各年開設も検討してはどうか。     │ │ ●「長良川流域の文化的景観保存調査事業」について              │ │  ・難しい壁であるが、法的規制の調整を地道に行い、文化的景観の保護を行って │ │   いってほしい。                             │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────┐ │         コミュニケーション能力の育成          │ ├─────────────────────────────────┤ │                                 │ │ ●「中学校ALT派遣事業」について               │ │  ・汎用性のある教育モデルの編成をさらに目指してほしい。    │ │  ・英語教育を標榜する以上、ぜひ推進していただきたい。     │ │ ●「岐阜発「英語でふるさと自慢」事業」について         │ │  ・英語教育のモデルとして、ぜひ成功させたい。         │ │  ・例示を多くした市独自のテキストや教科書もあると効果的である。│ │                                 │ └─────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │            効果的なサポート体制の充実             │ ├──────────────────────────────────────┤ │                                      │ │ ●ハートフルサポーターの複数配置数が7校増加し、すばらしい成果である。ニー │ │  ズの高い取り組みなので、今後も複数配置校を増やしていってほしい。    │ │ ●要支援児童が増えている現状では、ハートフルサポーターの役割は、大変大きな│ │  ものがある。ぜひ増員を図っていただきたい。               │ │                                      │ └──────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │         自立の基礎作りをめざす特別支援教育の推進         │ ├──────────────────────────────────────┤
    │                                      │ │ ●介助員の配置数の増員は評価できる。しかし、学校現場でのニーズには追いつい│ │  てないと推察する。今後も増員のための努力をしていただきたい。      │ │                                      │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │             開かれた学校づくりの推進              │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「特色ある学校づくり事業」について                    │ │  ・今後の課題に「校長の方針がより強く現れた取り組みにしていく必要がある」 │ │   と明記されているが、このことは、校長によって学校運営に大きな差が生まれ │ │   ることを意味することであり、大変重いことである。場合によっては、学校だ │ │   けでなく地域の混乱も招きかねない。そうなれば、最終的には子どもにしわ寄 │ │   せが及ぶことになる。校長の資質が重要な鍵を握ることとなる。したがって、 │ │   校長として充分な資質を持った人物の登用や、充分な校長研修が必要であると │ │   考える。                                │ │ ●「コミュニティスクール研究推進事業」について               │ │  ・「特色ある学校づくり事業」と同じことが言える。事業の成否は校長の資質如何│ │   であると考える。                            │ │  ・コミュニティスクール化が目的化しないように、その良さと課題をしっかりと │ │   見極める必要がある。                          │ │  ・日常業務の増大については、現状では不安も大きい。また、特色ある学校づく │ │   りとも矛盾しないように、具体的な推進の見通しも必要。          │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │            家庭の教育力への支援の充実             │ ├──────────────────────────────────────┤ │                                      │ │ ●「乳児読み聞かせ事業」について                     │ │  ・大変有意義な事業であり、広報を充実し、登録者数を増やす努力が必要だと考│ │   える。                                │ │ ●「家庭の日推進大会」について                      │ │  ・推進大会の実施は実施されているが、参加者層に子育て世代が多く参加できる│ │   ように工夫を凝らしてほしい。親が参加しやすい状況をつくる工夫はどうか。│ │ ●「家庭教育啓発」について                        │ │  ・作品応募数が向上しており取り組みの成果であるといえる。ますますの推進を│ │   期待する。                              │ │                                      │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │          地域で子どもを育てる環境づくりの推進           │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「放課後チャイルドコミュニティ」について                 │ │  ・今後も放課後の子どもの居場所、留守家庭対応は大切な課題である。     │ │  ・事業の拡大に伴い、学校の負担が大きくなってきている。指導者の育成も含め │ │   て、組織そのものの見直しも必要ではないか。               │ │ ●「岐阜市子ども会育成事業」について                    │ │  ・高い加入率を達成する努力はされているが、100%ではない。         │ │  ・校区によって活動に差がある。加入率を更に高め、活性化していく必要がある。│ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │           青少年の各種体験活動の機会の充実           │ ├──────────────────────────────────────┤ │                                      │ │ ●「科学館教育活動」について                       │ │  ・ニーズの高い活動である。スタッフや開設教室の適正化をお願いしたい。  │ │  ・他の事業を整理・統合し、予算の有効利用を考えることもこのような参加者の│ │   多い事業の拡充に繋がるのではないかと考える。             │ │  ・申し込みの方法等、よく知らない保護者もいる。広報のあり方を少しでも工夫│ │   していただきたい。                          │ │ ●「長良川ふるさと体験キャラバン」について                │ │  ・リーダー的な役割を担う人材の養成は、今日的課題としても大切。     │ │  ・自然を知ることにより、自然に対する無知や驕りは大きな代償を伴うものであ│ │   ることも学ぶことができる。自然との共生感が培われる。このようなことから│ │   して、子どもにとっての自然体験は、大変重要な意味を持つことになる。  │ │ ●「青少年会館少年講座」について                     │ │  ・前年度指摘事項に対して改善がみられ、新規活動も実施され評価できる。  │ │  ・地域貢献に少しでも繋がる講座内容の創設には賛成する。趣味的なものにも意│ │   義はあるとは思う。                          │ │                                      │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │            市民の自発的な学びの場づくり             │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「公民館活動事業」について                        │ │  ・前年度より会議室等利用件数は飛躍的に伸びているが、講座受講者が1900名も │ │   減少している。今後の課題に示されているようにニーズ調査による興味を引き、│ │   魅力ある内容を実施してもらいたい。                   │ │  ・若い層を公民館活動にどう取り込んでいくかが課題だと思う。        │ │ ●「ぎふ生涯学習広域連携講座」について                   │ │  ・前年度の開催3回、受講者61名からすると今後の課題にあるように、受講者が  │ │   減少傾向にある。魅力ある講座の検討をしていくに留まらず、実施してもらい │ │   たい。                                 │ │  ・生涯学習推進の観点からすると、このような内容の事業を無くすことはできな │ │   い。文化も含めた地域総合クラブというようなことを考えるべきではないか。 │ │  ・学ぶことから、地域貢献(地域還元型)にどう発展させていくかが課題となる。│ │ ●「図書館利用推進事業」について                      │ │  ・JR岐阜分館の夜間利用者対応は評価できる。                │ │ ●「自動車図書館管理運営事業」について                   │ │  ・縮小・廃止を検討する前に、早急に効果的な図書の提供方法を検討し具現化す │
    │   る必要があるのではないか。                       │ │  ・あれば確かにありがたいが、利用率を考えると、自動車図書館がどれだけ必要 │ │   か、再考の時期にきていると考える。                   │ │ ●「歴史博物館教育活動」について                      │ │  ・平成23年度も精力的な活動をし、定員を超過する受講者増など成果が見える事 │ │   業である。                               │ │  ・定員を超える講座は、指導者が対応可能であれば複数開講をすることを視野に │ │   入れて検討してはどうか。                        │ │ ●「加藤栄三・東一記念美術館教育活動」について               │ │  ・教育活動としては定員を超える盛況ぶりであるし、意義ある活動として市民の │ │   方に評価されている活動であるといえる。                 │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │               教育助成の充実                │ ├──────────────────────────────────────┤ │                                      │ │ ●「公民館建設・改修」について                      │ │  ・財源の少ない中、改築計画等、現状を見据えた事業になっていると考える。 │ │ ●「図書館拠点整備事業」について                     │ │  ・大規模な事業展開であるが、市民の頭脳となる機関であるため一層の充実を望│ │   みたい。                               │ │  ・ネットワーク化等、利用しやすい新しいサービスが充実していくことを期待し│ │   ている。                               │ │                                      │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │            競技人口の拡大と競技力の向上             │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「地域体育振興事業補助金」について                    │ │  ・体育振興としての助成金の交付は地域活性にもつながり効果的な事業と言える。│ │   しかし、資金集めの手段として使われている実態が懸念されるのであれば、大 │ │   切な税金が交付金にあてがわれていることから、申請時の審査を明確にし、適 │ │   切な会計報告と審査を実施し、適正に交付金の運用がなされているかを点検し、│ │   その結果から継続交付の是非や返還を求めることが必要であると思う。    │ │ ●「国際大会派遣補助金」について                      │ │  ・国際大会に出場する選手の多くは、経済的に恵まれていない。交付額の増額を │ │   予算請求すべきであると考える。                     │ │  ・著名選手に岐阜市に籍を置き活躍してもらう。あるいは後継者指導に当たって │ │   もらうための奨励金制度などを工夫できないか。基本施策「競技人口の拡大と │ │   競技力の向上」の実現は、派遣補助金だけでは実現は程遠いと思われる。   │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌──────────────────────────────────────┐ │         生涯にわたってスポーツに親しむ環境づくり         │ ├──────────────────────────────────────┤ │                                      │ │ ●「学校体育施設開放事業」について                    │ │  ・体育館の雨漏りなど、施設の老朽化の問題については、ぜひ計画的に対応して│ │   いっていただきたい。                         │ │                                      │ └──────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │                教育助成の充実                │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「私立幼稚園就園補助金」について                     │ │  ・補助金重複などの見直しがされ、計画的に制度廃止に移行する措置は評価でき │ │   る。                                  │ │ ●「特別支援教育就学奨励費補助金」について                 │ │  ・事業の目的は理解できる。予算要求を努力してほしい。           │ │  ・どこまで補助していくかは、再考する必要がある。             │ │ ●「要保護及び準要保護児童生徒援助費補助金」について            │ │  ・事業の目的を達成するために、予算要求を努力してほしい。         │ │ ●「岐阜商業高等学校部活動振興会補助事業」について             │ │  ・市岐商のより一層の成果を期待するために、補助事業を安定的に進めてほしい。│ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │            学校の適正な配置、適正規模化             │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「旧市内の通学区域のあり方」について                   │ │  ・理解を得ながら進めていくしかないと考える。               │ │ ●「小中学校再編施設整備事業」について                   │ │  ・(仮称)教育支援センターの開設日が示され、着工の運びとなったことは成果で│ │   ある。                                 │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘ ┌───────────────────────────────────────┐ │                学校施設の整備                │ ├───────────────────────────────────────┤ │                                       │ │ ●「学校施設整備事業」について                       │ │  ・(仮称)総合教育支援センターが、岐阜市の教育の象徴となるよう、充実した施│ │   設となることを希望する。                        │ │ ●「耐震補強事業」について                         │ │  ・大震災が予測されている今日、万が一に備えて予算的な難しさはあるであろう │ │   が、補正予算を組んで平成26年度末を待たずに耐震化の完了を行えるように市 │ │   をあげて取り組んでほしい。                       │ │  ・老朽化への対応は大きな課題であり、計画的な整備を期待している。     │ │                                       │ └───────────────────────────────────────┘
    ┌──────────────────────────────────────┐ │          その他、岐阜市の教育行政全般に関して          │ ├──────────────────────────────────────┤ │                                      │ │ ●学校側としては、事業が多いと思っていたが、一つ一つ大切なことを考えられて│ │  いるのだと受け止めた。しかし本当に数が多い。難しいかもしれないが、まとめ│ │  られるものはまとめて有効な事業立てをすることが必要である。       │ │ ●今後も子どもの姿から目をそらさない、漏れのないような施策をお願いしたい。│ │ ●他都市で心の相談訪問というのがあるが、支援が必要な子など、様々な子が混在│ │  する中で、うまくクラスをまとめている先生がいる反面、ほとんど多くのところ│ │  で先生がまとめられず、耐えられない状況にある。             │ │  皆優秀な先生、プロフェッショナルだと思うので、先生に今手を差し伸べて、今│ │  立ちあがらせて、もう一回そこで教育をやってみようという気持ちにさせるよう│ │  な岐阜市の教育環境を作っていただきたい。先生あっての学校、子どもあっての│ │  学校である。                              │ │                                      │ └──────────────────────────────────────┘                参  考  資  料            岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱            岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱            岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員            平成23年度  教育委員会議案等一覧            岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱                         平成20年9月30日決裁 (目的) 第1条 この要綱は、岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の権限  に属する事務の管理及び執行の状況について、積極的かつ主体的に点検・評  価を行うことで、効果的な教育行政を推進することを目的とする。 (点検・評価の実施及び体制) 第2条 教育委員会は、前年度の教育委員会の取組みについて、点検・評価を  行う。 2 教育委員会は、前項の点検・評価を適正なものとするため、外部の学識経  験者等により構成される評価委員会の意見を聴かなければならない。 (評価事項) 第3条 教育委員会は、前年度の取組みについて、次の各号に掲げる内容の点  検・評価を実施する。 (1)教育委員会の活動状況 教育委員会会議の実施状況、調査活動の実施等 (2)事務の管理及び執行の状況 岐阜市の教育基本方針に示す施策の執行状   況及びその成果 (3)前年度の点検・評価結果への対応状況 前年度の評価において次項によ   る達成度の評価がC又はDとされた事務事業に対する対応の状況 2 前項各号の点検・評価はそれぞれ様式1から3までにより行い、次の4区  分により達成度の評価を行う。   A 順調に達成しているもの   B おおむね順調に達成しているもの   C 達成見込みであるが課題があるもの   D 順調でないもの (点検・評価の手順) 第4条 点検・評価を実施するに当っては、事務局各課がその所管する事務事  業等について第1次評価を行う。 2 教育委員会は、第1次評価の結果をもとに、第2条第2項に規定する評価  委員会の意見を聴いたうえで、教育委員会会議において最終評価を行う。 3 教育委員会は、前項の評価結果を報告書にまとめ、議会に提出する。 4 教育委員会は、前項の報告書を公表する。 (庶務) 第5条 点検・評価の庶務は、教育政策課において行う。 (委任) 第6条 この要綱に定めるもののほか、実施のために必要な事項は、教育長が  別に定める。    附 則  この要綱は、平成20年10月1日から施行する。            岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱                         平成20年9月30日決裁 (設置・目的) 第1条 岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の権限に属する事務  の管理及び執行の状況について、教育に関し学識を有する者の知見を活用す  ることにより、適切な点検・評価を実施し、教育行政の充実を図るため、岐  阜市教育委員会点検・評価委員会(以下「評価委員会」という。)を設置する。 (協議事項) 第2条 評価委員会は、教育委員会から示された、次に掲げる事項について協  議を行い、その協議内容について、教育委員会に報告するものとする。  (1) 教育委員会の活動状況  (2) 教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況  (3) 前年度の点検・評価結果への対応状況  (4) 前3号に掲げるもののほか、教育委員会が協議を求めた事項
    (組織) 第3条 評価委員会は、3人の委員をもって組織する。 2 委員は、学校教育等に係る専門的知識又は経験を有する者のうちから教育  委員会が委嘱する。 3 委員の任期は、2年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任  期間とする。 4 委員の再任は妨げない。 (評価委員会の運営) 第4条 評価委員会に委員長を置き、委員の互選により定める。 2 委員長は、会務を総理し、評価委員会を代表する。 3 委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、あらかじめ委員長が  指名する委員がその職務を代理する。 4 評価委員会の会議は、必要に応じ委員長が招集し、その議長となる。 (庶務) 第5条 評価委員会の庶務は、教育政策課において処理する。 (その他) 第6条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。    附 則  この要綱は、平成20年10月1日から施行する。 岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員  委員長    花井 忠征 (中部大学教授、中部大学現代教育学部副学部長、           元岐阜聖徳学園大学教授)  委員    梅田 昭博 (元岐阜県PTA連合会顧問、元中央教育審議会委員、元           社団法人日本PTA全国協議会会長、元岐阜県PTA連           合会会長)  委員    木村 善美 (岐阜市小中学校校長会会長、岐阜市立芥見小学校校長) 平成23年度 教育委員会議案等一覧 (III 教育委員会の活動状況について 別紙資料) 3: ◯議長(高橋 正君) 以上で諸般の報告を終わります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  開  議 4: ◯議長(高橋 正君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、さきに御通知申し上げたとおりであります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第1 会議録署名議員の指名 5: ◯議長(高橋 正君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において34番堀 征二君、35番浅井武司君の両君を指名します。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第2 会期の決定 6: ◯議長(高橋 正君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。今期定例会の会期は、本日から9月19日までの23日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯議長(高橋 正君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月19日までの23日間と決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第3 第109号議案から第20 第126号議案まで 8: ◯議長(高橋 正君) 日程第3、第109号議案から日程第20、第126号議案まで、以上18件を一括して議題とします。            ───────────────────               〔議 案 掲 載 省 略〕            ─────────────────── 9: ◯議長(高橋 正君) これら18件に対する提出者の説明を求めます。市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 10: ◯市長(細江茂光君) どうも、皆さんおはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  提案説明に先立ちまして、諸般の事項について申し上げます。  少子・高齢化の急速な進展、また、長引く不況やデフレなどによりまして社会経済情勢が大きく変化をする中、社会保障の安定財源を確保するため、消費税を平成26年4月から8%、さらに、平成27年10月からは10%へと段階的に増税する消費税増税関連法案が去る8月10日に成立をいたしました。  この背景には、国において社会保障費の増加が毎年1兆円を超える中、歳出予算の半分程度しか税収で賄えない状態が続いており、国債や政府短期証券などの、いわゆる国の借金は1,000兆円を突破することが目前に迫っているなど、その危機的な財政状況があります。  現在のところ我が国は国債の消化がほとんど、ほぼ国内で完結しているため、利回りの上昇が抑えられていると言われておりますが、債務の膨張がこれ以上続けば、欧州各国で顕在化しているように、やがては日本の国債の信用不安を招き、利回りの上昇に伴い国債の利払い費用が急増するなど、国家財政が持続不可能な事態に陥ることも現実味を帯びてくることになります。  一方、本市におきましては、これまでも「事前の一策は事後の百策に勝る」との認識のもと、たゆまぬ行財政改革を継続するとともに、将来に課題を先送りしない行政経営に心がけてまいりました。  今議会に付議をしております平成23年度決算におきましては、長引く不況下で、生活保護費などの社会保障関係経費が引き続き増加する状況の中にあって、つかさのまち夢プロジェクトの推進や鵜飼伝承館の建設など、大型事業の計画的な進捗を図りながらも、市の借金であります普通債残高を縮減することができました。  平成24年度末には残高が800億円を下回る見込みであり、ピーク時の平成11年度の1,362億円から額で500億円以上、率にして実に4割以上の削減となるわけであります。  さらに、国の地方交付税財源の不足を補うために、地方自治体で肩がわりをして発行する臨時財政対策債の発行抑制についても意を用い、現状において大多数の自治体が発行可能額の満額を発行する中、本市は平成23年度発行可能額74億円に対し、約8割の60億円の発行にとどめたところであります。  今後とも行財政改革に継続的に取り組み、財政規律を堅持しながら将来の礎となる事業には積極的に投資をするなど、持続可能な都市づくりのため、引き続き堅実な行財政運営に努めてまいりたいと考えております。  次に、再生可能エネルギーについてであります。  本年7月に姉妹都市交流の際訪問いたしましたアメリカ合衆国のコロラド州フォートコリンズ市におきまして、スマートコミュニティーへの取り組みを視察してまいりました。  このスマートコミュニティーは、太陽光などの再生可能エネルギーから電気などをつくり出す、いわゆる創エネ、また、生活様式を変えることによる省エネ、エネルギーをためる蓄エネ、そして、エネルギーを融通し合う、いわゆるスマートグリッドと言われる譲エネの4つの柱から成り立っております。譲エネは「譲る」という字であります。  フォートコリンズ市における取り組みは、コロラド州立大学などを中心に、研究機関、企業に加え、約7,300世帯もの一般家庭が参加するプロジェクトで、太陽光やバイオガスなど再生可能エネルギーによる発電を行う一方、節電をし、また、エリア内で電気を融通し合うことで、電力需要のピークを引き下げるというものであります。  今回の訪問を通して、特にライフスタイルの転換による省エネ対策などにより、電力需要の、いわゆるピークカットに取り組む体制づくりは、大変参考になる部分であると感じたところであります。  本市におきましては、再生可能エネルギーへの転換を本年度の5本の基本政策の柱の1つとして掲げております。  特に本市の強みである太陽光や地中熱といった再生可能エネルギーを最大限に活用した省エネ都市の構築をスマートシティ岐阜と位置づけ、現在、明郷小学校と本郷公民館において、エネルギーの融通や電力のピークカットなど、最適なエネルギー管理の実証事業化に向け実施設計に着手するなど、さまざまな取り組みを推進しているところであります。  さらに、その一環として、太陽光発電の普及拡大を図るため、メガソーラー設置事業を推進するとともに、市民が参画できる太陽光市民発電所事業の可能性について調査を進めてまいりたいと考えているところであります。  これにより市域内の再生可能エネルギー比率が高まるとともに、市民の皆様のエネルギーに対する関心を喚起できるなど、さまざまな効果が期待できることから、これら事業をスマートシティ岐阜推進の象徴、シンボルと位置づけ、来年度中の実施に向け検討していきたいと考えております。  次に、長良川鵜飼伝承館についてであります。  長良川の鵜飼を守り、伝え、広める活動を通じて、人々が集い、交流する場として、長良川鵜飼伝承館が去る8月1日にオープンいたしました。  長良川鵜飼伝承館は、1300年以上の歴史を誇る長良川鵜飼の伝統や技術を守っていくとともに、鵜飼のオフシーズンにも鵜飼の歴史や鵜匠の伝統技能を学ぶことができる施設であり、世界で類を見ない絵巻物型のスクリーンで見る鵜飼ガイダンスシアターや、さまざまなテーマごとに工夫を凝らした展示など、見どころが満載の施設であります。  開館以降、大勢の皆様に御来館いただき、市民の皆様はもちろん、観光客の方々に長良川の鵜飼という岐阜市が誇るブランドを発信するとともに、より多くの人々が集うことで、さまざまなにぎわいが創出されるものと期待をしております。  また、9月29日からいよいよ、ぎふ清流国体・ぎふ清流大会が開幕となります。  本市におきましては、国体競技として、陸上競技や水泳、テニスなど、正式競技8競技に加え、高校野球が公開競技として実施されるとともに、全国障害者スポーツ大会では、陸上競技、水泳、バスケットボール、車椅子バスケットボールの4競技が開催されます。  市民の皆様には、ぜひ会場へ足を運んでいただき、温かい声援を送っていただくようお願いをするとともに、岐阜市を初めとした岐阜県勢の活躍を心から祈念しております。  また、この期間中には、選手、役員を初めとして12万人の方々の来訪が見込まれており、市民の皆様方におかれましても、おもてなしの心を持ってお迎えしていただきたいと思っております。そして、先ほど触れました鵜飼伝承館とともに、1300年以上の歴史の中で培われた長良川の鵜飼をお楽しみいただくなど、岐阜市での滞在がすばらしい時間となりますことを期待しております。  それでは、今期定例会に提案をいたしました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、第109号議案、平成24年度一般会計補正予算についてであります。
     今回の補正予算につきましては、道路舗装や側溝改良など市単独の基盤整備事業を中心に、国の補助内示に伴う事業を追加するなど、所要の補正をいたしました。  補正予算の内容につきまして、順次説明をしてまいります。  まず、民生費の障害者自立支援費には、第3期障害福祉計画に基づき、障がい者の日中活動の場を確保するなどのため、障害者支援施設の建設助成として7,300余万円を補正するものであります。  老人福祉費には、新たにスプリンクラーを設置する小規模多機能型居宅介護事業所や、防災対策及び居住環境改善のため、施設改修を行う認知症高齢者グループホームへの助成として2,200余万円を、また、保育所費には、老朽化に伴う改修工事等を行う私立保育園への助成として1,300余万円をそれぞれ補正するものであります。  次に、土木費につきましては、土木総務費に、岐阜県が施工する道路整備に係る県営工事費負担金に2,400余万円を補正するものであります。  道路橋梁維持費には、市道の舗装に2億9,000万円を補正するとともに、道路橋梁新設改良費には、側溝の整備に2億3,600万円を補正いたしました。  また、河川水路新設改良費には、支線水路の改良に7,800万円を補正するものであります。  まちづくり推進費には、中心市街地の活性化に向けた関係者の取り組み意欲を高揚するため、シンポジウム開催費として250万円を補正するものであります。  次に、公園整備事業費には、公園の諸施設整備に2,000万円を措置する一方、加納公園の用地取得費について、所有者による土壌汚染対策等の履行後に分割して執行するため、相当額2億5,300万円を減額するとともに、平成25年度までの債務負担行為の補正をするものであります。  教育費の小学校教育振興費及び中学校教育振興費につきましては、国費を財源とした県の基金を活用し、児童生徒に対する消費者教育の充実を図るため、小中学校14校において体験学習や講演会等を開催するための経費1,200余万円を補正いたしました。  このほか、諸支出金につきましては、維持管理費として、ものづくり産業集積地整備事業特別会計への繰出金及び災害医療用機器の整備費として病院事業会計への補助金を補正するものであります。  以上、一般会計の補正総額は5億3,346万2,000円となり、財源内訳といたしましては、     国及び県支出金              4,767万円     繰   越   金     4億8,579万2,000円 をもって措置した次第であります。  次に、第110号議案は、国民健康保険事業特別会計補正予算であります。  国保財政の健全な運営のため、前年度の決算剰余金の一部9億円を国民健康保険財政調整基金に積み立て、中期的に保険料の値上げを抑制するなど年度間の財源調整を図ろうとするものであります。また、前年度の療養給付費負担金の確定に伴う償還金など5億4,900万円と合わせまして14億4,900万円を補正するものであります。  第111号議案は、介護保険事業特別会計の補正予算でありまして、前年度の保険給付費等の精算の結果、支払基金交付金並びに国及び県支出金が歳入超過となりましたので、償還金として3,500余万円を補正するものであります。  第112号議案は、ものづくり産業集積地整備事業特別会計の補正予算でありまして、分譲用地の適正な維持管理などの経費として800万円を補正するものでございます。  第113号議案から第116号議案及び第121号議案、第122号議案は、いずれも条例の制定及び改正でありまして、それぞれ提案理由が付記してありますので、説明を省略させていただきます。  次に、第117号議案は、岐阜西中学校北舎の改築工事に係る請負契約を締結しようというものであります。  第118号議案は、開発などに伴い、市道路線の認定、廃止及び変更をしようとするものであります。  次に、第119号議案並びに第123号議案から第126号議案は、平成23年度の一般会計及び特別会計並びに企業会計の決算認定でありまして、決算成果説明書並びに監査委員の審査意見書を添付してありますので、御参照いただきたいと存じます。  第120号議案は、市民病院事業会計補正予算でありまして、大規模災害発生時において、災害医療の中心的役割を担う災害拠点病院としての機能を充実させるため、災害医療用のエアテントなどの資材や医療機器等を整備する費用として8,600余万円を補正するものであります。  以上、補正予算及び関係諸議案を御説明いたしました。よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願いを申し上げます。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第21 請願第7号及び第22 請願第8号 11: ◯議長(高橋 正君) 日程第21、請願第7号及び日程第22、請願第8号、以上2件を一括して議題とします。            ───────────────────             請   願   文   書   表                      平成24年第4回(9月)岐阜市議会定例会 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第7号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件     名│所得税法第56条の廃止をもとめる請願              │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成24年8月28日                      │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市則武西2―1―17                    │ │住所・氏名  │岐阜北民主商工会 婦人部                    │ │       │部長 森下満寿美 外10件                   │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│井深正美、堀田信夫、中川裕子                  │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │付託委員会  │総務委員会                           │ ├───────┴────────────────────────────────┤ │(請願要旨)                                  │ │ 中小業者は地域経済の担い手として日本経済の発展に貢献してきた。        │ │ その中小業者を支えている家族従業者の「働き分(自家労賃)」は、「配偶者とその │ │家族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しない」(条文要旨)と規 │ │定する所得税法第56条により、税法上、必要経費として認められていない。     │ │ 事業主の所得から控除される「働き分」は、配偶者の場合は86万円、家族の場合は │ │50万円で、家族従業者はこのわずかな控除が所得とみなされるため、社会的にも全く │ │自立できない状況となっている。このことは家業を一緒にやりたくてもできない要因と │ │なり、後継者不足に拍車をかけている。                      │ │ さらに、税法上、青色申告を選択すれば、給与を経費に算入することができるが、同 │ │じ労働に対して、青色申告と白色申告で差をつける制度自体が矛盾していると考える。 │ │ こうした中、ドイツ、フランス、アメリカなど、世界の主要国においては、自家労賃 │ │を必要経費として認め、家族従業者の人格・人権、労働を正当に評価している。    │ │ よって、我が国においても、税法上のみならず、民法、労働法や社会保障上でも家族 │ │従業者の人権保障の基礎をつくるため、下記事項について請願する。         │ │                   記                    │ │1 所得税法第56条を廃止するよう、国に意見書を提出すること。         │ └────────────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第8号                           │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │件     名│消費税増税法の施行中止を求める請願               │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成24年8月28日                      │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市則武西2丁目1―17                   │ │住所・氏名  │岐阜北民主商工会 会長 伊藤次雄 外1件            │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│井深正美、堀田信夫、中川裕子                  │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │付託委員会  │総務委員会                           │ ├───────┴────────────────────────────────┤ │(請願要旨)                                  │ │ 消費税大増税と社会保障の解体を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案が、8月 │ │10日に参議院で可決され成立した。                       │ │ しかし、成立した社会保障と税の一体改革関連法案は名ばかりであり、参議院におけ │ │る審議では、国民に消費税増税を押しつけ、また、社会保障関係については自助と共助 │ │を強調し憲法第25条に掲げる国の責務を放棄している。このことは政府が閣議決定し │ │た「日本再生戦略」においても、「社会保障分野も含め聖域を設けず歳出全般を見直す │ │こと」としており、社会保障を一層切り捨てる方向性を示したことからも明らかである。│ │ また、消費税の増税を目的とする「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的 │ │な改革を行うための消費税法の一部を改正する法律」を初めとした、いわゆる消費税増 │ │税法においては、その附則第18条第2項において、「成長戦略並びに事前防災及び減 │ │災等に資する分野に資金を重点的に配分すること」を明記し、増税分を大型公共事業に │ │充てる道筋を示している。「消費税増税は社会保障のため」という国の説明はごまかし │ │であったと言わざるを得ない。                          │ │ さらに、消費税については、逆進性や価格に転嫁できずに中小業者が身銭を切る問題 │ │のほか、いわゆる輸出戻し税の矛盾という問題を全く解決することなく、中小業者に消 │ │費税増税を押しつけることは景気悪化と税収低下につながるものである。       │ │ このように消費税増税法が中小業者の経営を破綻させ、雇用と地域経済をも破壊する │ │ものであることは、「消費先細りで税収も低下」や「業績に悪影響」などの各種団体に │ │よる調査結果が示している。また、景気の底を割り、日本経済を未曾有の危機に陥れる │ │懸念が広がっていることから、このまま消費税増税を強行することは受け入れられない。│ │ 以上のことから、下記事項について請願する。                  │
    │                   記                    │ │1 消費税増税法の施行中止を求める意見書を国に提出すること。          │ └────────────────────────────────────────┘ 12: ◯議長(高橋 正君) 請願の紹介議員において発言の申し出がありますので、これを許します。21番、井深正美君。    〔井深正美君登壇〕 13: ◯21番(井深正美君) 皆さん、おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  ただいま上程されました請願第7号所得税法第56条の廃止をもとめる請願及び請願第8号消費税増税法の施行中止を求める請願の2つについて、紹介議員を代表しまして発言をさせていただきます。  最初に、所得税法第56条の廃止をもとめる請願ですが、所得税法第56条には、居住者と生計を一とする配偶者、その他の親族が事業に従事したとき、その対価に相当する金額は必要経費に算入しないと規定がされております。つまり自営業で白色申告の場合、家族従業者が幾ら汗水流して働こうとも働き分は給与として認められず、税法上必要経費として算入できないことになっています。その上で事業主の所得からは、専従者控除として配偶者86万円、その他の家族の場合は50万円しか認められません。  事業主が青色申告を選択すれば、家族の働き分は給与として認められていますが、税務署長が認めた場合の特例として扱われているにしかすぎず、同じ労働をしているにもかかわらず、白色申告と青色申告で差別をすることは、制度そのものの矛盾だと言わざるを得ません。そもそも所得税法第56条は、戦前の家父長制度として、配偶者や家族の人格や労働を認めていなかったことの遺物であり、日本国憲法のもとでの平等、両性の平等や財産権に違反するものです。  既にドイツやフランスなど、世界の主要国では家族事業者の自家労賃を正当なものとして扱われ、事業経費として認められています。所得税法第56条の廃止を求める声は全国に広がっており、奈良県では6月県議会において全会一致で意見書が採択され、これまでに348自治体で決議や意見書が採択されています。  次に、消費税増税法の施行中止を求める請願です。  消費税増税法案が8月10日に、民主、自民、公明などによって、国民多数が反対する中、参議院で強行可決をされました。成立した消費税増税法は、消費税の税率を2014年4月より8%、2015年10月より10%にするというものです。  今回の消費税増税は明白な公約違反の暴挙でしかありません。そもそも民主党は、2009年の総選挙で4年間は消費税を上げないとした公約を投げ捨てました。また、野党である自民党、公明党も公の場である国会で議論をするのではなく、密室での談合を繰り返し、法案成立に手をかしました。  さらに、民主党政権は、消費税増税は社会保障充実のため、税収はすべて社会保障に充てると説明をしてきました。しかし、政府が社会保障と税の一体改革に盛り込んだのは、年金の給付の削減や支給開始年齢の先送りの検討、医療や介護の負担増です。その上、法人税のさらなる引き下げも検討に含まれています。そして、6月の民主、自民、公明の3党合意では、国の責任を投げ捨て、社会保障の解体を柱とする法案を持ち込むとともに、増税法案には増収分を公共事業に投入する条項までつけ加えました。  消費税増税法では、消費税を2倍にして13.5兆円もの負担増を国民に押しつけることとなります。  大和総研の試算では、昨年と比較した増税後の家計の可処分所得は、社会保障の改悪の影響を含めて、最大で実質9%もの減少となり、1カ月分の給与が吹っ飛ぶことになるとしています。また、帝国データバンクの企業調査では、消費税増税で企業の9割近くが国内消費の縮小、7割近くが業績の悪影響を懸念しています。価格に転嫁できずに身銭を切るのは必至、消費税増税されれば廃業するしかないなど、中小企業の声は悲鳴そのものです。  消費税増税法は景気の悪化と税収の低下を生み出し、中小企業を経営破綻に追い込み、雇用と地域経済を破壊することとなるものであり、断じて施行中止を求める意見書を本議会から上げることを求めるものです。  以上、2つの請願の趣旨に御理解をいただき、採択をしていただきますよう皆さんにお願いするものであります。どうもありがとうございました。(拍手) 14: ◯議長(高橋 正君) 以上で請願紹介を終わります。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 休  会 15: ◯議長(高橋 正君) お諮りします。明日から8月31日まで及び9月3日から9月5日までの6日間は、議案精読のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯議長(高橋 正君) 御異議なしと認めます。よって、明日から8月31日まで及び9月3日から9月5日までの6日間は休会することに決しました。             ━━━━━━━━━━━━━━━━━  散  会 17: ◯議長(高橋 正君) 以上で本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。   午前10時26分 散  会  岐阜市議会議長      高 橋   正  岐阜市議会議員      堀   征 二  岐阜市議会議員      浅 井 武 司 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...