岐阜市議会 2010-09-01
平成22年第4回(9月)定例会(第1日目) 本文
・市民病院
・上下水道事業部
┌─────────────────────────────────────────┐
│ │
│ 検査の対象 一般会計、特別会計、基金及び企業会計 │
│ (平成22年3月~
平成22年6月出納事務) │
│ │
│ 検査の期間
平成22年5月27日~
平成22年8月11日 │
│ │
│ 1 歳入歳出実績表及び試算表等の計数を各会計諸帳簿と照合したところ、正確であ │
│ ることを認めた。 │
│ │
│ 2 月末現金預金現在高を預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ、正確で │
│ あることを認めた。 │
│ │
│ 3 その他証拠書類等を検査したところ、異状は認められなかった。 │
│ │
└─────────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────────┐
│ │
│ 監査の対象 中央卸売市場 │
│ (
平成21年度分 必要に応じて
平成22年度分) │
│ │
│ 監査の期間
平成22年5月28日~
平成22年7月8日 │
│ │
│ 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ │
│ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改 │
│ 善に努められたい。 │
│ なお、軽微な事項については、別途指示した。 │
│ │
│ [指導事項] │
│ 1 過年度未収金の回収について │
│ 未収金のうち、施設使用料等の過年度未収金は、
平成22年3月末現在で3,1 │
│ 06,359円あり、内訳は面積割使用料が75件、2,455,309円、水道 │
│ 使用料が40件、8,660円、電気料が40件、642,390円となっている。 │
│ 今後とも、継続的かつ積極的な回収に努められるとともに、未収金発生防止対策 │
│ の強化を図られたい。 │
│ │
│ 2 不納欠損処分の取扱いについて │
│ 施設使用料等の不納欠損処分は、8件、942,266円であり、前年度と比較 │
│ して57件、3,200,870円それぞれ減少しているが、不納欠損処分につい │
│ ては、今後とも、慎重かつ適正な取扱いをされたい。 │
│ │
│ 3 空き店舗等の充足について │
│
平成22年3月末現在、店舗等の空き状況は、仲卸売棟の店舗が13店舗、関連 │
│ 店舗が28店舗、場内駐車場が220台分で、年々増加傾向にある。 │
│ 空き店舗等を充足させる方策を講じられたい。 │
│ │
└─────────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────────┐
│ │
│ 監査の対象 市民病院 │
│ (
平成21年度分 必要に応じて
平成22年度分) │
│ │
│ 監査の期間
平成22年6月4日~
平成22年7月8日 │
│ │
│ 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ │
│ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改 │
│ 善に努められたい。 │
│ なお、軽微な事項については、別途指示した。 │
│ │
│ [指導事項] │
│ 1 過年度未収金の回収について │
│ 未収金のうち、入院収益等の過年度未収金は、
平成22年3月末現在で120, │
│ 430,714円であり、前年度と比較して33,366,390円減少している。 │
│ 今後とも、徴収体制を一層強化し、未収金の早期回収に努めるとともに、未収金 │
│ 発生防止対策の強化を図られたい。 │
│ │
│ 2 不納欠損処分の取扱いについて │
│ 入院収益等の不納欠損処分は、2,498件、76,914,768円であった。 │
│
平成20年度の不納欠損件数及び金額(
平成17年度分)と比較すると、件数では │
│ 576件減少したが、金額では22,506,551円増加している。 │
│ 不納欠損処分については、今後とも、慎重かつ適正な取扱いをされたい。 │
│ │
└─────────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────────┐
│ │
│ 監査の対象 上下水道事業部 │
│ (
平成21年度分 必要に応じて
平成22年度分) │
│ │
│ 監査の期間
平成22年6月4日~
平成22年7月13日 │
│ │
│ 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、おおむね適正に処理さ │
│ れているものと認められた。しかしながら、次のような事項が見受けられたので、改 │
│ 善に努められたい。 │
│ なお、軽微な事項については、別途指示した。 │
│ │
│ (水道事業) │
│ [指導事項] │
│ 1 過年度未収金の回収について │
│ 未収金のうち、水道料金の過年度未収金は、
平成22年3月末現在で85,04 │
│ 9,521円となっている。 │
│ 今後とも、収納事務委託者とも協力して回収に一層努力するとともに、未収金発 │
│ 生防止対策の強化を図られたい。 │
│ │
│ 2 不納欠損処分の取扱いについて │
│ 水道料金の不納欠損処分は、6,973件、46,813,492円であり、前 │
│ 年度と比較して314件、4,131,632円それぞれ増加している。 │
│ 不納欠損処分については、今後とも、慎重かつ適正な取扱いをされたい。 │
│ │
│ 3 交通事故の防止について │
│ 公用自動車による自損事故が3件発生し、修繕費として375,269円が支払 │
│ われていた。 │
│ 職員の交通事故防止の一層の徹底を図られたい。 │
│ │
│ (下水道事業) │
│ [指導事項] │
│ 1 過年度未収金の回収について │
│ 未収金のうち、下水料金等の過年度未収金は、
平成22年3月末現在で339, │
│ 331,023円となっている。 │
│ 今後とも、収納事務委託者とも協力して回収に一層努力するとともに、未収金発 │
│ 生防止対策の強化を図られたい。 │
│ │
│ 2 不納欠損処分の取扱いについて │
│ 下水料金等の不納欠損処分は、6,808件、103,477,379円であり、 │
│ 前年度と比較して721件、63,263,682円それぞれ増加している。 │
│ 不納欠損処分については、今後とも、慎重かつ適正な取扱いをされたい。 │
│ │
│ 3 交通事故の防止について │
│ 公用自動車による物損事故が、自損事故を含め3件発生し、修繕費等として81, │
│ 270円が支払われていた。 │
│ 職員の交通事故防止の一層の徹底を図られたい。 │
│ │
└─────────────────────────────────────────┘
岐阜市教育委員会の権限に属する
事務の管理及び執行状況報告書
(
平成21年度評価)
岐 阜 市 教 育 委 員 会
目 次
I 趣旨説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
II 事務の管理及び執行状況の報告について・・・・・・・・・・ 2
III 教育委員会の活動状況等について・・・・・・・・・・・・・ 3
IV 事務の管理及び執行の状況について・・・・・・・・・・・・ 5
V 外部有識者の意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
(参考資料)
・岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱・・・・・・・・・・・59
・岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱・・・・・・・・・・・61
・岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員・・・・・・・・・・・63
・
平成21年度 教育委員会議案等一覧・・・・・・・・・・・・64
(III 教育委員会の活動状況について 別紙資料)
I 趣旨説明
地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号。以下「地教行
法」という。)第27条の規定に基づき岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。)
の権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果の報告
を行うものです。
なお、地教行法に規定されている教育委員会の職務権限は下記のとおりです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃【参考】 ┃
┃「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」 ┃
┃(教育委員会の職務権限) ┃
┃第23条 教育委員会は、当該地方公共団体が処理する教育に関する事務で、次に掲げ ┃
┃ るものを管理し、及び執行する。 ┃
┃(1) 教育委員会の所管に属する第30条に規定する学校その他の教育機関(以下「学┃
┃ 校その他の教育機関」という。)の設置、管理及び廃止に関すること。 ┃
┃(2) 学校その他の教育機関の用に供する財産(以下「教育財産」という。)の管理に┃
┃ 関すること。 ┃
┃(3) 教育委員会及び学校その他の教育機関の職員の任免その他の人事に関すること。┃
┃(4) 学齢生徒及び学齢児童の就学並びに生徒、児童及び幼児の入学、転学及び ┃
┃ 退学に関すること。 ┃
┃(5) 学校の組織編制、教育課程、学習指導、生徒指導及び職業指導に関すること。 ┃
┃(6) 教科書その他の教材の取扱いに関すること。 ┃
┃(7) 校舎その他の施設及び教具その他の設備の整備に関すること。 ┃
┃(8) 校長、教員その他の教育関係職員の研修に関すること。 ┃
┃(9) 校長、教員その他の教育関係職員並びに生徒、児童及び幼児の保健、安全、厚 ┃
┃ 生及び福利に関すること。 ┃
┃(10)学校その他の教育機関の環境衛生に関すること。 ┃
┃(11)学校給食に関すること。 ┃
┃(12)青少年教育、女性教育及び公民館の事業その他社会教育に関すること。 ┃
┃(13)スポーツに関すること。 ┃
┃(14)文化財の保護に関すること。 ┃
┃(15)ユネスコ活動に関すること。 ┃
┃(16)教育に関する法人に関すること。 ┃
┃(17)教育に係る調査及び指定統計その他の統計に関すること。 ┃
┃(18)所掌事務に係る広報及び所掌事務に係る教育行政に関する相談に関すること。 ┃
┃(19)前各号に掲げるもののほか、当該地方公共団体の区域内における教育に関する ┃
┃ 事務に関すること。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃(教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等) ┃
┃第27条 教育委員会は、毎年、その権限に属する事務(前条第1項の規定により教育 ┃
┃ 長に委任された事務その他教育長の権限に属する事務(同条第3項の規定により事務 ┃
┃ 局職員等に委任された事務を含む。)を含む。)の管理及び執行の状況について点検及┃
┃ び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、これを議会に提出するとともに、 ┃
┃ 公表しなければならない。 ┃
┃2 教育委員会は、前項の点検及び評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有 ┃
┃ する者の知見の活用を図るものとする。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
II 事務の管理及び執行状況の報告について
教育委員会は、「岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱」(
平成20年9月30日決裁)
に基づき、
平成21年度の教育委員会の事務事業等について、次の内容の点検・評価を実
施しました。
(1)教育委員会の活動状況等
教育委員会会議の実施状況、調査活動の実施等について
(2)事務の管理及び執行の状況
「岐阜市の教育基本方針」に示す施策の執行状況及びその成果について
上記項目については、次の4区分により、その評価を行っております。
「A」:順調に達成している
「B」:おおむね順調に達成している
「C」:達成について課題がある
「D」:順調でない
なお、地教行法第27条第2項に規定されている「教育に関し学識経験を有する者の知
見の活用」については、「岐阜市教育委員会点検・評価委員会設置要綱」(
平成20年9月
30日決裁)に基づき、評価委員会を設置し、評定結果に対する意見の聴取を行いました。
III 教育委員会の活動状況等について
(1)教育委員会会議の実施状況
教育委員会は、岐阜市教育委員会会議規則(昭和31年岐阜市教育委員会規則第6
号)に基づき、毎月1回、教育委員会
定例会(以下「
定例会」という。)を、また必要
に応じて教育委員会臨時会(以下「臨時会」という。)を開催することとされています。
平成21年度の実施状況は下記のとおりです。
┌──────────────────────────────────────┐
│ 教育委員会会議の実施状況 │
├─┬────────────────────────────────────┤
│ │ │
│ │
定例会:12回開催 │
│ │ 審議等の内訳 │
│ │ ・議案審議:46件、専決報告:46件、協議事項:2件 │
│実│ │
│ │臨時会:3回開催 │
│績│ 審議等の内訳 │
│ │ ・議案審議:3件、専決報告:2件、協議事項:1件 │
│ │ │
│ │ ※審議案件の詳細については64ページ以降に掲載しています。 │
│ │ │
├─┼────────────────────────────────────┤
│ │ │
│ │・教育委員会の活性化、責任体制や権限を明確にしていくために、教育委員自身│
│ │ による議案審議を大切に進めてきた。また、教育委員の審議、意見等が、教育│
│成│ 委員会事務局の強化につながるよう心がけてきた。 │
│果│ │
│及│・より十分な審議を進めるため、当日の審議内容等について教育委員が事前によ│
│び│ く理解しているよう事務局側で準備を進める必要がある。 │
│課│ │
│題│ │
│ │ │
│ │ │
│ │ │
├─┼────────────────────────────────────┤
│評│ 「A」 │
│価│ │
└─┴────────────────────────────────────┘
(2)教育委員会の調査活動等の状況
教育委員会が、教育行政の遂行のために必要な見識を深めるため教育委員の施策勉強
会である教育委員協議会(以下「協議会」という。)や現場視察を実施しました。
調査活動の実績や成果は下記のとおりです。
┌──────────────────────────────────────┐
│ 調査活動等の状況 │
├─┬────────────────────────────────────┤
│ │ │
│ │協議会 │
│ │ ・8回開催 │
│ │教育委員による学校訪問 │
│実│ ・各教育委員が、学校を訪問し学校現場の状況を視察 │
│ │ ・
平成21年度視察校 │
│績│ (陽南中学校、則武小学校、本荘小学校、加納小学校、明郷中学校) │
│ │教育委員による意見交換会等 │
│ │ ・2回開催 │
│ │視察 │
│ │ ・2回実施 │
├─┼────────────────────────────────────┤
│ │ │
│ │・教育委員協議会において、岐阜市教育委員会が直面する課題について、研修す│
│ │ るとともに、活発な意見交換を行い、施策の実施に向けた意思形成を図ること│
│ │ ができた。 │
│ │ │
│成│・学校訪問では、学校の状況や実際の授業の様子を視察するとともに、校長等管│
│果│ 理職員との面談、教職員への講話や意見交換等を行い、学校の現状の把握に努│
│及│ めることができた。 │
│び│ │
│課│・教育委員による意見交換の場として、初めて校長会と懇談を行い、現状把握や│
│題│ 今後のあり方について検討を進めた。 │
│ │ │
│ │・教育委員の見識を深めるため、石川県金沢市の教育センターの視察を行った。│
│ │ │
│ │・教育委員会の活性化に向けて、教育委員自身の研修、学校訪問等をさらに充実│
│ │ させていく必要がある。 │
│ │ │
├─┼────────────────────────────────────┤
│評│ 「A」 │
│価│ │
└─┴────────────────────────────────────┘
IV 事務の管理及び執行の状況について
事務の管理及び執行の状況については、「岐阜市の教育基本方針」に示す、「基本施策」
及びその下に展開される「施策」に基づいた67の「実施事業」について、その事業概要、
実績、成果及び課題を示し、前記の「A」~「D」の4区分で評価を実施しています。
(1)事務の管理及び執行の状況の評価結果について(全体)
┌────────────────────────┐
│順調に達成しているもの(「A」と評価されたもの)│
└────────────────────────┘
・59項目 (59/67項目:88.1%)
┌────────────────────────────┐
│おおむね順調に達成しているもの(「B」と評価されたもの)│
└────────────────────────────┘
・8項目 (8/67項目:11.9%)
┌─────────────────────────────┐
│達成見込みであるが課題があるもの(「C」と評価されたもの)│
└─────────────────────────────┘
・0項目 ( 0/67項目:0%)
┌────────────────────┐
│順調でないもの(「D」と評価されたもの)│
└────────────────────┘
・0項目 ( 0/67項目:0%)
(2)事務の管理及び執行の状況の評価結果について(基本施策別)
┌───────────────────────────────────┐
│基本施策:確かな学力の向上(13事業) │
│ ┌──────┐┌──────┐ │
│ │「A」9事業││「B」4事業│ │
│ └──────┘└──────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:豊かな心とすこやかな体の育成(13事業) │
│ ┌───────┐┌──────┐ │
│ │「A」11事業││「B」2事業│ │
│ └───────┘└──────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:国際化社会に対応できる人材の育成(6事業) │
│ ┌───────┐ │
│ │「A」 6事業│ │
│ └───────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:個のニーズに応じた特別支援教育の推進(2事業) │
│ ┌───────┐ │
│ │「A」2事業 │ │
│ └───────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:新たな教育制度への取組(2事業) │
│ ┌───────┐ │
│ │「A」 2事業│ │
│ └───────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:家庭教育の充実と子育て支援(5事業) │
│ ┌───────┐┌──────┐ │
│ │「A」 4事業││「B」1事業│ │
│ └───────┘└──────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:これからの社会を担う青少年の健全育成の推進(3事業) │
│ ┌───────┐ │
│ │「A」 3事業│ │
│ └───────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:市民主体の生涯学習の推進と振興(8事業) │
│ ┌───────┐┌──────┐ │
│ │「A」 7事業││「B」1事業│ │
│ └───────┘└──────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:元気で健康なまちづくりをめざす生涯スポーツの振興(5事業) │
│ ┌───────┐ │
│ │「A」 5事業│ │
│ └───────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:社会の変化に柔軟に対応した教育環境の整備(8事業) │
│ ┌───────┐ │
│ │「A」 8事業│ │
│ └───────┘ │
├───────────────────────────────────┤
│基本施策:安全で環境にやさしい教育施設の整備・充実(2事業) │
│ ┌───────┐ │
│ │「A」 2事業│ │
│ └───────┘ │
└───────────────────────────────────┘
(3)「基本施策」、「施策」及び「実施事業」一覧表
「岐阜市の教育基本方針」に示された、「基本施策」、「施策」に
平成21年度の「実施
事業」を結び付けて評価を行いました。それぞれの関係及び「実施事業」の評価は以下
のとおりとなります。
(4)基本施策ごとの実施事業の遂行状況
以下に、「基本施策名」とその概要及びそこにつながる「施策名」、そして施策を実現
するための「実施事業」について事業概要、実績、成果、課題及び評価を示します。
なお、(注)のついた用語については、46ページ以降に用語説明がされています。
また、施策名末尾に(※)が付されている施策については、「岐阜市教育委員会点検・
評価委員会」における委員からの意見が示されています。意見の概要については、50
ページ以降に掲載しています。
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│確かな学力の向上 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ これからの子どもたちは、基礎的・基本的な知識や技能の確実な定着はもとより一│
│人ひとりが日常生活をおくる中で、自分なりの課題を見つけ、自分の「意志」をもっ│
│て学び、主体的に判断、行動し、問題解決できる資質や能力を身につけていくことが│
│必要です。これらの力を、子どもたちが身につけるため、学ぶ「楽しさ」や「喜び」│
│を感じることのできる施策や、教師が子どもたちと向き合う時間を確保することがで│
│きるような施策を推進していきます。 │
└──────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │小中一貫教育の推進(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│小中一貫教育推進事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・中学校区を母体に、学校間、保護者、地域の強固な連携を推進するた│
│ │ めの体制づくり │
│事業概要 │・授業交流や指導法の研究を通した小・中学校の連携強化 │
│ │・児童・生徒間交流の促進 │
│ │・9年間を見通した教育課程の編成・開発 │
│ │・基礎、基本的な学力の定着を目指した教科指導の充実 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・めざす子どもの姿の具現に向けた校区の様々な実践が行われた。 │
│ │・系統表を作成し、小中、各学年の指導の役割を明確にした。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・指導内容の共通理解、役割分担を明らかにした系統表を作成し、具体│
│ 成果 │ 的な実践を行うことができた。 │
│ │・各校区の成果を刊行物にまとめることができた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・指導の検証を行い、活動の精選、焦点化をする必要がある。 │
│ │ │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「B」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │「基礎的・基本的な内容」の確実な習得と活用(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│ぎふサイエンスクラブ事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・学校・学校種を越えた小中学校児童生徒の理科活動グループ「ぎふサ │
│事業概要 │ イエンスクラブ」を組織し、ぎふネットスクールを用いて各種交流を │
│ │ 行ったり、通信を発行して理科や自然に関する様々な情報の提供を行 │
│ │ ったりする。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・専用ホームページを活用し、理科や自然に関する各種情報を載せた通 │
│ 実績 │ 信を11号発行した。 │
│ │・とくに21年度は、岐阜市にある国の特別天然記念物「誓願桜」を紹 │
│ │ 介するコーナーを作成したり、オリンピック特別号などを発行した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・サイエンスクラブ通信の発行により、岐阜市内にある国の特別天然記 │
│ 成果 │ 念物「誓願桜」について、小・中学生に詳しく知らせることができた。│
│ │・インターネット掲示板を活用して、児童生徒の質問に担当者が答える │
│ │ ことで、理科に対する興味・関心を高める一助となった。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・インターネットを活用した交流について周知するようにしていく。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「B」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│自学自習コンテンツ研究開発事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・岐阜市の子どもたちが、ネット上の岐阜市オリジナルのコンテンツを │
│事業概要 │ 使って、楽しみながら学力向上を図っていくことができるようにして │
│ │ いく。そのために、コンテンツの作成・充実と系統的な編成を行い、 │
│ │ 活用しやすい環境を整備する。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・算数のコンテンツの改善を行い、3年生から6年生までの学習プリン │
│ │ トを掲載した。 │
│ 実績 │・小中学校に本事業を周知するため、情報主任研修などの各種研修会で、│
│ │ 本事業の概要説明を実施した。 │
│ │・小学校英語において、各学年の年間指導計画及び評価規準を掲載した。│
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・算数の3年生~6年生までのコンテンツを充実させ、多くの小学校で │
│ 成果 │ 活用された。 │
│ │・多くの研修会の場で、本コンテンツについての周知を図る努力ができ │
│ │ た。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・多くの子ども達に活用できる工夫をしていく。 │
│ │・ICT活用事例を掲載し、ICTの活用をさらに促す必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「B」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│学力向上ぎふプラン │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・岐阜市の児童生徒の学力や学習状況の実態分析をもとに、「算数・数 │
│ │ 学、国語」に焦点を当て、指導法の改善について実践的な研究を進め、│
│事業概要 │ その成果を広く公表し、 │
│ │ 1) 基礎学力の更なる定着 │
│ │ 2) 応用力・活用力の向上 │
│ │ 3) 家庭における学習習慣 の確立をめざす。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・算数・数学プロジェクト推進委員会による「児童生徒の意識の流れに │
│ 実績 │ 沿った単元構造図」及び国語プロジェクト推進委員会による「学校図 │
│ │ 書館利用指導資料」を作成した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・小学校算数では全学年の数式領域、中学校数学では全学年の全領域に │
│ │ おける、単元構造図を作成した。 │
│ 成果 │・国語では、小・中学校の全学年用に図書館利用のプレゼンテーション │
│ │ (ソフトと説明原稿)を作成した。 │
│ │・上記のものを成果刊行物として、各学校へ配布した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│市岐商デパート │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・総合学習の時間に、株式会社の形態を取り入れた小売事業を実施。全│
│事業概要 │ 校生徒が株主として一人500円出資し、実際に商品を仕入れ、毎年文 │
│ │ 化の日に『市岐商デパート』を開催して販売している。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・進路指導における啓発的活動の一環として、体験学習を実践すること│
│ 実績 │ により、働くことの意義や尊さを認識させ、勤労観や職業観の育成に│
│ │ 成果があった。来場者数約6,800人 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・卒業生、PTA会員を始め地域の人々が大きな関心を寄せるほど定着│
│ │ した行事になっている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・顧客のニーズ把握による販売品目を見直しながら継続する。来場者の│
│ │ 駐車場の確保。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │高度情報化社会に対応できる人材の育成(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│コンピュータ設置事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・市内小中学校におけるパソコン室の環境を整備をしていくため、パソ│
│ │ コンと周辺機器および教育用ソフトウエアの充実を図る。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・
平成21年度学校ICT環境整備事業(文科省)により、小学校48校 │
│ │ にノート型PC20台を整備した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・既存PC21台と併せてパソコン室のPCが41台となり、児童一人1 │
│ │ 台のPCが実現した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│校内LAN整備事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・市内小中学校において、校内LANに関わる教室内環境(端末コンピュ │
│事業概要 │ ータ、周辺機器、ソフトウエア等)を整備更新し、コンピュータを活用│
│ │ した情報教育と校務の情報化を推進する。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・小学校24校の校内LAN用コンピュータ機器の新規入れ替えを行っ │
│ 実績 │ た。 │
│ │・残りの小学校24校と中学校の校内LAN用コンピュータについては、 │
│ │ 継続してリース契約を交わした。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・新規入れ替えを行った小学校では、回線速度が速くなったり、機能が │
│ │ 充実したりしたことで、コンピュータ機器の活用場面が増えた。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・残りの小学校24校においては、
平成15年度に導入された機器のため │
│ 課題 │ 回線速度が遅かったり機能面が十分でなかったりする。今後、この24 │
│ │ 校においても、コンピュータの入れ替えを行っていく必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│未来教育情報センター事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・岐阜市教育情報ネットワークセンターに設置された各種サーバ機器類│
│事業概要 │ の保守メンテナンス、各学校の機器やネットワークの障害対応等を迅│
│ │ 速に行い、ネットワークの正常な運用が図れるように業務委託を行 │
│ │ う。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・ハードウェア保守、サーバ機器等の更新を行い、岐阜市教育情報セン│
│ │ ター機器の安定した機能の維持を行った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・老朽化した既設機器の入替事業をスタートさせ、3年計画の1年目が │
│ │ 終了し円滑な運用ができた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・国の施策「スクールニューディール政策」によって機器の増設による│
│ 課題 │ 各種サーバ機器への負荷と運用状況を見ながら、機器入替計画を今後│
│ │ も修正していく必要がある。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬──────────────────────────────────┐
│実施事業名│データ処理実習室パソコン整備事業 │
├─────┼──────────────────────────────────┤
│ │・「情報処理」「文書デザイン」「商業デザイン」「課題研究」などの授業│
│事業概要 │ において、最新のソフトを利用して効率的・能率的学習及び実習を行 │
│ │ い、情報処理検定やワープロ検定の合格率アップを目指す。 │
├─────┼──────────────────────────────────┤
│ 実績 │・情報化社会の進展に対応した新しいパソコン・ソフトへの更新により、 │
│ │ 授業効率の向上に貢献している。 │
├─────┼──────────────────────────────────┤
│ 成果 │・商業高等学校として必要不可欠な機器であり、今後も継続する。 │
├─────┼──────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼──────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴──────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│ロボカップ(注1)ジュニアクラブ │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・ロボットの製作や競技を通じて、作る喜びを体験し、科学への興味・│
│ │ 関心を高め、創造性の向上を図ることを目的とした事業 │
│ │ (ロボットの製作、ロボット操作のためのプログラミング) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・年間8回の講座を実施し、のべ190人(クラブ員28人)の参加があ │
│ │ った。また大会では、18チーム36人の参加があった。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・サッカーロボットの改造やプログラミングを学習し、大会上位チーム│
│ │ が東海大会へ出場し、好成績を収めた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・費用が高額となり問題であるため、クラブは終了とし、これまでの基│
│ 課題 │ 礎部分については継続して実施し、上級を目指すものには活動してい│
│ │ る大学等を紹介していく。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「B」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │教員の資質向上の推進(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│岐阜市教育研究所研修講座 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・教職経験に応じた研修(初任者研修・3年目研修・6年目研修・12年 │
│ │ 目研修等)、職能に応じた研修(教務主任・生徒指導主事・教育相談・│
│事業概要 │ 図書主任等)、専門研修(教科・情報・国際理解等)などを行うこと │
│ │ により教職員の資質の向上を図り、児童・生徒の基礎的・基本的な学 │
│ │ 力の向上や、生きる力の向上につなげる。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・90の研修講座を開設し、165回の研修を実施した。のべ7,100名の教 │
│ │ 職員が受講した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・新学習指導要領への対応など今日的課題に関する研修を重点的に開設 │
│ │ し、教職員の資質向上に資することができた。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・特別支援教育、ICT活用等に対応した研修を重点的に開設し、今日的 │
│ │ 課題に対応していく必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│教材制作センター(注2)の設置事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・児童生徒一人ひとりに確かな学力を付けるため、教職員が教材研究を │
│ │ 行ったり、教材教具を作成したりすることは不可欠である。教材を作 │
│事業概要 │ 成する際に使用する機器のうち、各学校で整備することが困難なもの │
│ │ を、教材制作センターに設置して岐阜市の教職員が共同で利用できる │
│ │ ようにしている。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・教材作成のための機器を、教育研究所内の「教材作成センター」に設 │
│ │ 置し、岐阜市の教職員が共同利用できる環境を整えた。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・各種研修会などでの周知により、年々活用回数が増えている。 │
│ │・作成した教材を使用することで、授業の充実を図る一助となっている。│
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・さらに、活用する学校が増えるよう、周知していく必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│研究所パソコン研修室整備 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・市内小中学校の校内LAN端末の整備やパソコン教室のリプレースに │
│事業概要 │ 合わせて、学校と同等の環境のもとで、効果的に研修を進めることが│
│ │ できるよう、教育研究所パソコン研修室の機器等の環境整備を進めて│
│ │ いる。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・研究所のパソコン室に整備された情報機器のリース契約を更新した。│
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・これまでどおり、研究所においてパソコン等の研修を継続的に実施す│
│ 成果 │ ることができた。 │
│ │・教育研究所での研修により、各学校での効果的なパソコン利用が図ら│
│ │ れるようになった。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│豊かな心とすこやかな体の育成 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 子どもたちが自分たちの将来に夢や希望を持ちながら充実した毎日を過ごすため │
│には、自分自身だけでなく他人を尊び、大切にしていく思いやりの心など豊かな心を│
│はぐくむために道徳教育を充実させたり、これからの時代をたくましく生きぬいてい│
│くための健康な体づくりに取り組んだりすることは学力の向上とともに大切なこと │
│です。そのため、学校・家庭・地域が連携して、それらに取り組んでいくための体制│
│づくりを推進していきます。 │
└──────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │「夢」「志」「生きるよろこび」につながる自分探しへの支援(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│キャリア教育支援事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・児童生徒に望ましい勤労観や職業観を育むキャリア教育を推進するた│
│事業概要 │ めに、教員の研修を充実し、その育成を図る。また、推進校を中心と│
│ │ して起業家教育の実践を行い、岐阜市の小中学校9年間のキャリア教 │
│ │ 育モデルを作成する。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・地域とともに実践することができるプログラムの紹介や開発、地域と│
│ │ の連携の支援を行なった。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・市内3校で起業家教育を実施。地域と連携しながら実践することで、 │
│ │ 子どもたちの職業観・勤労観を培った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・本事業の成果をさらに多くの学校に広がるようにしていく。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│「1/2成人式・立志の集い」支援事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・小学校4年生(10歳)で「2分の1成人式」を、中学2年生(14歳) │
│事業概要 │ で「立志の集い」を位置づけ、今までの自分を振り返ると共に、将来│
│ │ の目標への決意を新たにする機会とする。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・充実を図っていくために推進校(注3)を拡大し(小学10校→29校、│
│ │ 中学校7校)、実施内容の充実を図るとともに、成果の共有化に努め │
│ │ た。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・講演会で先輩から生き方を学び自分をみつめる等、会の内容を工夫す│
│ │ ることで、児童生徒が夢や志をもつことができた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・地域を巻き込んだ感動的な会の推進や志をもった子の今後の姿の確立│
│ │ を目指す。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│キャリアチャレンジ ~職場体験学習開発事業~ │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・望ましい職業観・勤労観を培うために、各中学校で複数日の職場体験│
│事業概要 │ 学習(キャリアチャレンジ)を実施する。そのための事業開拓、他の│
│ │ 教育活動を関連付けた指導について、各学校で研究実践し、成果と課│
│ │ 題の共有化を図る。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・推進校(注4)を11校位置づけ、より職場体験を充実させるために、│
│ 実績 │ 教育活動を関連付けた指導や事業所の開拓等について、各学校で研究│
│ │ 実践し、共有化を図った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・事前・事後の指導の充実、他の教育活動との関連などにより、体験が│
│ │ より充実したものとなっている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・小学校キャリア教育との関連を図った職場体験の在り方を検討する。│
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │不登校・いじめ等への対応(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│教育相談事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・教育相談体制の充実を図るために、教育相談に関する研修を行う。ま│
│事業概要 │ た、不登校問題への対応の在り方を、専門家を講師として招いて研修│
│ │ を行うほか、主として発達障がいの児童生徒を対象として専門家によ│
│ │ る訪問発達相談を実施する。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・不登校や発達障がいを伴った児童生徒など、様々な問題をもった子へ│
│ │ の教育の充実と適切な対応の推進を図った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・学校現場での子どもの姿を観察できるため、その子に必要な支援を見│
│ │ 極める上で有効である。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・設定回数を上回る申し込みがあるため、派遣枠を広げたい。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│ほほえみ相談員事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・家庭に引きこもっている児童生徒の家庭を訪問し、ふれあい活動を行│
│ │ う。 │
│ │・引きこもりの児童生徒の活動の場を、家庭から徐々に広げる。 │
│ │・不登校児童生徒の学校復帰を支援する。 │
│ │・相談室(保健室)登校をしている児童生徒の学級復帰を支援する。 │
│ │・児童生徒とのコミュニケーションを図り、相談体制づくりを行う。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・家庭訪問など積極的な相談活動によって、不登校やいじめ問題に対応│
│ │ した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・家庭訪問、相談室対応、関係諸機関との連携等、学校や個人の状況に│
│ │ 応じた柔軟な支援を行うことができた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・1中学校区当たり、少なくとも1名の配置が望ましい。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│「ぎふ・学びの部屋」事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・不登校生徒の学習の遅れを解消し、学習への自信や学ぶ意欲を育むこ│
│事業概要 │ とにより、学校・学級復帰及び社会的自立を図るため、通級式分教室│
│ │ 「ぎふ・学びの部屋」を設置する。その中で一人一人の実態に応じた│
│ │ 教育課程の編成・実施を行う。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・不登校生徒の登校改善を支援するため、学習の補充を重点とした教育│
│ │ 課程を編成・実施し、学習の遅れに対する不安を解消した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・11名の生徒を受け入れ、9割以上の生徒が登校改善を図ることができ │
│ │ た。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・多くの生徒が利用し一人でも多く登校改善を図ることができるよう │
│ │ に、学校などにPRしていく必要がある。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「B」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│適応指導教室 サルビア(注5) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・市内4ヶ所(少年センター内、畜産センター内、教育研究所内、旧岐 │
│ │ 阜養護学校小中学部内)に「ふれあい教室 サルビア」を開設してい│
│事業概要 │ る。開設時間は、月・水は、9:30~12:00 火・木・金は、9:30~│
│ │ 14:30である。市内の施設を利用した体験活動も年間40回実施して │
│ │ いる。またカウンセラーによるカウンセリングや保護者の会を行って│
│ │ いる。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・継続通所児童生徒実数88名 │
│ │・ふれあい活動37回実施 │
│ 実績 │・保護者の会年間10回実施 │
│ │・教育全般のカウンセリングは281件、発達障がいに関わるカウンセリ │
│ │ ングは239件実施 │
│ │・WISC-III等の検査25件実施 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・継続通所児童生徒実数88名中81名が、教室復帰、別室登校、放課後 │
│ │ 登校等の登校改善を図ることができた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・市内小中学校の長期欠席児童生徒のサルビア利用率を、学校との連携│
│ │ により、現在の20%からさらに高める。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │生涯にわたる健康づくりと自己管理能力の育成(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│小児生活習慣病予防対策事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・小学5年生に血液検査を実施し、コレステロール・尿酸・中性脂肪が │
│事業概要 │ 基準値を超えた児童に対して、学校医や養護教諭、保護者らが正しい │
│ │ 生活習慣が身につくように指導する。 │
│ │・小学5年生の児童・保護者に啓発パンフを配布する。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・生活習慣病予防のために、小学5年生に採血検査を実施するとともに、 │
│ │ 啓発パンフレットを配布し、学校・家庭が連携してこの事業を行った。│
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・血液検査結果と啓発パンフレットを活用し、望ましい生活習慣病のあ │
│ │ り方について啓発指導ができた。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・総コレステロール、中性脂肪、尿酸値のうち1つでも基準値を超える │
│ │ 児童の割合が33.9%となり、目標値30%を上回った。 │
│ 課題 │・採血後の体調不良や手の異常を訴える事故は減少(H21年度は88人 │
│ │ (2.9%)発生、前年度より24人(0.6%)減)したが、血液検査の方 │
│ │ 法変更を含めた事業のあり方全体の検討が必要。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「B」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│性教育のあり方検討 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・豊かな人間性を育み、生命尊重、人間尊重を基盤とした性教育の充実│
│ │ のため、これまでの性教育の取組みに加え、専門医(産婦人科医)と│
│事業概要 │ 連携した性教育を実施する。全中学校で年1回、専門医を講師として│
│ │ 招き、教職員の研修や生徒・保護者への講話を通して子どもたちが、│
│ │ 「自分はかけがえのない存在であることに気付き、命の尊さを強く感│
│ │ じることのできる」性に関する教育の充実を目指す。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・中学校21校で年1回専門医による生徒への講演や教職員への研修を │
│ 実績 │ 行い、性に関する教育の充実を図った。(新型インフルエンザによる│
│ │ 影響で1校未実施) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・専門医(産婦人科医)の指導を直接受けることで性に関する正しい情│
│ │ 報を知り正しい知識を身につけることができた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・生徒の意識や実態を踏まえた指導のあり方の検討が必要。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│総合型地域スポーツクラブ育成事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・スポーツにより、青少年の健全育成、地域の体育振興、コミュニティ│
│事業概要 │ づくりを推進する必要がある。今までのように世代ごとの1クラブ員 │
│ │ だけが楽しむ性格ではなく、多種目・多世代の大型クラブでスポーツ│
│ │ によるまちづくりを展開する。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・21年3月 長良西スポーツクラブ設立 │
│ │ 補助金 1,000,000円 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・市内5番目の総合型地域スポーツクラブとして、長良西スポーツクラ │
│ 成果 │ ブが発足した。 │
│ │・既存のSC │
│ │ 精華SC、長森日野SC、長森南SC、みわSC、長良西SC │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│岐阜市ゴールデンジュニアスポーツプラン(注6) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・専門的な指導者の指導により、種目の基礎基本を体得し、スポーツの│
│ │ 楽しさを味わい、生涯スポーツの基礎を育むとともに、競技力の向上│
│ │ をめざす。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・ゴールデンジュニアスポーツ │
│ │ 卓球、バドミントン、体操、柔道、剣道、陸上、ソフトテニス、サッ│
│ 実績 │ カー、野球の9種目 │
│ │・アビリティアップクラブ │
│ │ ホッケー、レスリング、自転車、フェンシング、相撲、ビームライフ│
│ │ ル、硬式テニス7種目 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・定数を超える申込がある種目と定数割れの種目があるが、継続受講者│
│ 成果 │ も多く、市のスポーツクラブとして定着してきている。 │
│ │・アビリティアップクラブ(注7)経験者が、高校部活に入部し継続し│
│ │ ている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│学校体育施設スポーツ教室開講 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・体育指導委員等が中心となり、地域の体育振興会などの支援のもと、│
│事業概要 │ 夜間開放の学校施設にて、住民のニーズに合わせたスポーツ教室を開│
│ │ 催している。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・地域住民が軽スポーツに親しむための消耗品等を提供しており、生涯│
│ │ スポーツの振興に貢献している。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・地域の体育指導委員がコーディネーターとして、地域に密着した生涯│
│ │ スポーツの振興を図っている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │食育の推進 ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│食の体験教室 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・食の体験教室の目的や内容を各学校に啓発する。栄養職員と連携して│
│事業概要 │ 実施校決め、計画の段階からねらいに迫る活動になるよう指導する。│
│ │ 「食の体験教室事例集」の内容や形式について検討し、作成する。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・小学校7校で9回、中学校1校で1回、小中学校3校合同で1回、市 │
│ │ 立幼稚園2園で4回実施した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・食についての知識(地産地消、衛生、栄養など)を自らが学び、体験│
│ │ することにより食育の一翼を担うことができた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・他部でも同様の事業が展開されており、またPTAや地域との連携に│
│ │ よる実践も行われたが、さらなる連携が必要である。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│国際化社会に対応できる人材の育成 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 子どもたちが成長し、国際社会の一員として生きていく上で大切なのは、自らの原│
│点である「ふるさと岐阜」に愛着と誇りを持ち続けることです。郷土を愛し、国際化│
│社会に対応できる人材の育成をめざして、子どもたちが自分たちのふるさとの伝統や│
│文化に十分ふれることのできる機会づくりに取り組み、愛着と誇りを持てるようにし│
│ます。 │
│ その上で、異文化共生社会を迎える今日、世界の多様な伝統や文化に対し理解を深│
│め、互いに尊重していく気持ちを育てていくことや多様な外国人とのコミュニケーシ│
│ョンに際して、物怖じせずに自分の伝えたいことを伝えることができる能力の育成が│
│必要だと考えています。 │
└──────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │「ふるさと自慢」の育成 ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│ふるさと大好き鵜飼事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・市内の主に5年生を中心とした児童を対象に鵜飼観覧料を半額補助し、 │
│事業概要 │ 体験することを通して、地域の歴史・文化に親しみ、地域を愛する子 │
│ │ を育てる。自由参加を原則とする。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・鵜飼という伝統文化に対する興味・関心の高まりが,ふるさと岐阜を │
│ 実績 │ 見つめなおす機会につながった。 │
│ │・参加校が1校増加。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・鵜飼の観覧が初めてという児童が多く,岐阜市の伝統文化「鵜飼」に │
│ │ 直接触れる体験学習ができている。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・特定の年齢層の参加に偏っているため、若い世代も参加しやすく魅力 │
│ │ あるイベントを企画する必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│岐阜の文化再発見 文学ライブ │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・岐阜を舞台にした文学作品、岐阜の文学等に関する各種企画の実施 │
│ │・岐阜の文学に関わる講演会の開催 │
│事業概要 │・講演会と同時に開催する資料展示 │
│ │・朗読会の開催 │
│ │・岐阜文化再発見~市民協働による民話ライブ~事業との連携 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・文学ライブを4回開催した。 │
│ │・その他講座(17回)及び関連資料の展示(6回)を実施した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・岐阜の文学の掘り起こし、市民参画及び生涯学習の推進に貢献した。│
│ │ (参加者222人) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・若い世代を含め、幅広い年齢層の方が参加しやすい魅力ある企画をし│
│ │ ていく。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│織田信長公居館跡発掘活用事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・信長公居館跡に関するハード事業として発掘調査、ソフト事業として│
│事業概要 │ 「信長学フォーラム」、講座「信長塾」を開催し、ハード、ソフト両│
│ │ 面で信長公の岐阜をPRしていく。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・信長公居館跡の発掘調査、現地公開、体験発掘(20組40人)、信長 │
│ │ 学フォーラム、信長塾の開催等、遺跡の全体像解明を進めるとともに│
│ │ 歴史、文化を広く紹介した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・発掘調査により、遺跡の価値の高いことが明らかになってきており、│
│ │ 全国的に注目が集まっている。信長学フォーラムは600人、信長塾は │
│ │ 200人満員の盛況であった。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│長良川流域の文化的景観保存調査事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│事業概要 │・「長良川鵜飼」の舞台となってきた流域の文化的景観の価値を明らか │
│ │ にし、国の文化的景観地区の選定を目指す。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・鵜飼の舞台である長良川流域、道三公、信長公の都市計画を伝える旧 │
│ 実績 │ 城下町などの文化的景観を継承し、岐阜ならではのまちづくりを推進 │
│ │ するため、保存計画案を作成した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・長良川流域の文化的景観の構造を明らかにし守るべき構成要素を特定 │
│ 成果 │ した。さらに、それを含めた画的な景観継承のための基本方針案等を、│
│ │ 学識者、市民、行政機関等と調整しながら作成した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │コミュニケーション能力の育成(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│中学校ALT(注8)派遣事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│事業概要 │・全中学校にALTを派遣し、年間35時間のチーム・ティーチング(注 │
│ │ 9)を実施する。そして、コミュニケーション能力の育成を図る。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・市内22中学校にALTを派遣し、ネイティブスピーカーとの学習に │
│ │ よりコミュニケーション能力の育成を図った。 │
│ 実績 │・4月~7月 学校指導課所属ALT1名(JET)と民間派遣ALT │
│ │ 21名を派遣。 │
│ │・9月~3月 民間派遣ALT22名を派遣。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・11月に実施した市内全中学校の生徒の意識調査では、71.4%の生徒が │
│ │ ALTとの授業を「とても楽しい」「どちらかと言うと楽しい」と感 │
│ 成果 │ じている。 │
│ │・また、78.2%の生徒が、ALTとの授業が増えたことによって「力が伸│
│ │ びる」「少しは力がつく」と感じている。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・ALTの特性を活かした授業改善が十分なされているとは言えない部 │
│ 課題 │ 分がある。今後、ALTとの授業のあり方を中核にすえた授業改善を │
│ │ 図っていく必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│岐阜発「英語でふるさと自慢」事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・全小学校にEnglish Friend(EF)(注10)を派遣し、小学校低学年 │
│事業概要 │ では年間18時間程度の英語活動を、中学年以上も同じく年間18時間 │
│ │ の英語科の授業をチーム・ティーチング(TT)で実施する。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・市内小学校1学級あたり、年間18時間English Friendを派遣。 │
│ 実績 │・市内の全小学校での英語教育の充実に向け、年間5回の担当者研修会 │
│ │ を実施。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・市内の全小学校で低学年は年間18時間程度の英語活動、中高学年は、 │
│ │ 年間35時間の英語科の授業が実施できた。 │
│ 成果 │・年間5回の英語担当者研修会において、全国的に配布される英語ノー │
│ │ トの活用を含む、新たな岐阜市の小学校英語教育のカリキュラムを作 │
│ │ 成することができた。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・今年度作成したカリキュラムをもとに実践を重ね、それぞれの学校の │
│ │ 実態にあったカリキュラムに工夫改善していく必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│個のニーズに応じた特別支援教育の推進 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 特別支援教育を実りあるものとするには、今までの特殊教育の対象だけでなく、学 │
│習障がい(LD)、注意欠陥/多動性障がい(ADHD)、高機能自閉症など、さまざ│
│まな障がいのある子どもたち一人ひとりの自立や社会参加に向けた取り組みを支援 │
│するという視点が必要だと考えています。そのために、学校や支援にあたる教職員が、│
│障がいに対する十分な知識を深め、子どもたち一人ひとりのニーズにあった適切な指 │
│導や支援のできる体制づくりに取り組みます。 │
└───────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │効果的なサポート体制の充実(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│ハートフルサポート事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・個別の支援を要する様々な様相をもった子どもたちに対して、ハート │
│事業概要 │ フルサポーター(注11)を配置し、生活・学習の両面から、その子 │
│ │ に応じたきめ細かい支援を行う。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・各校1名ずつ配置。発達障がい等により、学習や生活に困難を伴う児 │
│ │ 童生徒に対して支援を行った。サポーターの研修会を年5回実施した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・支援を受け、落ち着いて生活できる子どもたちが増えた。 │
│ 成果 │・保護者が障がいについて早期に気がつき、受け止めようとする姿勢が │
│ │ 増えた。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・発達障がいのある児童生徒数は多く、支援が受けられない児童生徒が │
│ │ いる。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │自立の基礎作りをめざす特別支援教育の推進 ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│特別支援教育推進事業(特別支援教育介助員) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・特別支援学級にあって、個別の支援を要する子どもたちに対して、特│
│事業概要 │ 別支援教育介助員を配置し、生活・学習の両面から、その子に応じた│
│ │ きめ細かい支援を行う。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・特別支援学級に在籍する、より個別に支援が必要な児童生徒に寄り添│
│ │ い、自立に向けての支援を行った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・個別の支援を行うことで、一人一人のニーズに応じたきめ細かい支援│
│ │ を実現することができ、児童生徒の成長もみられた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・特別支援学級に在籍し、より個別の支援を要する児童生徒の増加によ│
│ │ り、増員が望まれる。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│新たな教育制度への取組 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 学校・家庭・地域が連携しながら、地域の特色を生かした学校づくりや開かれた学│
│校づくりを進め、信頼される学校づくりを推進します。 │
│ また、学校種間の連携や接続に配慮した長期的な視野に立った施策や各学校がゆと│
│りを持って、子どもたち一人ひとりに向き合い、「生きる力」をはぐくむ施策を推進│
│していきます。 │
└──────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │開かれた学校づくりの推進(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│特色ある学校づくり事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・各学校がすべての教育活動において、児童生徒や地域の実態を踏まえ、│
│事業概要 │ めざす児童生徒を育てるための特色ある教育活動や特色ある学校づ │
│ │ くりを支援する。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・各学校の実態に合わせた内容,継続的な活動,地域の人材との結び付 │
│ │ きをいかした取組が充実してきている。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・各校の伝統的な取組の精選が進められている。 │
│ │・地域人材の活用が進み学校と地域の結び付きが強くなっている。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・総合的な学習の時間の時間数削減に対応したカリキュラムを基に生き │
│ │ る力の育成を進めたい。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│コミュニティ・スクール(注12)研究推進事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・児童生徒を取り巻くいろいろな課題に対し、地域住民や保護者と学校│
│事業概要 │ とが協働していくため、コミュニティ・スクールのあり方について研│
│ │ 究推進を行う。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・学校運営協議会を中心とした、新しい学校運営の仕組みづくりと、地│
│ 実績 │ 域・保護者との連携による教育プログラム開発を行い公表することが│
│ │ できた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・学校運営に地域や保護者の声を直接取り入れる基盤を作ることがで │
│ │ き、教育活動の連携が図られた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・学校運営協議会による学校運営のあり方を具体化する必要がある。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│家庭教育の充実と子育て支援 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 基本的生活習慣や社会的規範を身につけるために、家庭や地域の果たす役割は非常│
│に重要であり、また、子どもが健全な身体と人格に育つためには、家庭・地域・学校│
│それぞれがなくてはならない役割をもっています。その役割をお互いが認め合いなが│
│ら連携していくために、家庭や地域の「教育力」の向上をめざした施策に取り組んで│
│いきます。 │
└──────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │家庭の教育力への支援の充実(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│乳児読み聞かせ事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・市民健康センター等の乳幼児健診の折、乳幼児を持つ親に対し、ボラ│
│事業概要 │ ンティアとの連携により、読み聞かせの大切さをPRし、図書館の絵│
│ │ 本を貸し出す。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・毎月市内3箇所の市民健康センターで10箇月検診を受診する親子に │
│ │ 対し、読み聞かせの大切さと絵本の紹介を行った。 │
│ │(年間36回) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・検診受診者の図書館利用促進に貢献している。(参加者3,437組) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・
平成22年度には読み聞かせボランティアの新人研修を行ったが、ボ │
│ │ ランティアの参加人数の増加とともに質を高めていきたい。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│家庭の日(注13)推進大会 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・「岐阜県家庭の日を定める条例」により、毎月第3日曜日が家庭の日 │
│事業概要 │ と定められており、本市では、青少年問題協議会の各団体を中心に「家│
│ │ 庭の日」の周知や普及活動を継続的に行っている。また、歴史博物館 │
│ │ 等の無料化や「家庭の日」ファミリー優待事業に取り組んでいる。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・青少年育成市民会議では、「明るい家庭づくり運動」強調月間の1月 │
│ │ 31日第3ブロック地域中心に「家庭・家族のあり方」をテーマに「デ │
│ │ スカッションとスイッチオン」を実施した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・地域の特性を活かし、毎年趣向を凝らした大会となっている。第3日 │
│ │ 曜日の「家庭の日」及び「明るい家庭づくり運動」強調月間に呼応し │
│ │ て、「家庭の日」推進大会を開催し、広く市民に啓発している。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・子育て世代の参加者の拡大を図っていく必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│家庭教育啓発 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・青少年問題協議会に参加の諸団体等と協力して、「家族が互いに“愛│
│事業概要 │ の一声”を」運動を通じて、明るい家庭づくりが進むように啓発活動│
│ │ を行った。
平成20年度からは「話そう 創ろう “家族の夢”を」 │
│ │ 運動を展開し、その定着を図るために様々な啓発活動を行っていく。│
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・「話そう 創ろう ”家族の夢”を」の新しいスローガンのもと二年│
│ │ 目の啓発活動を実施した。 │
│ │・小中学校及び公的施設への啓発ポスター掲示やスローガン掲載のチラ│
│ │ シを小中学生全員に配布した。 │
│ │・スローガンにかかわる作品募集と優秀作品の表彰と青少年教育課ホー│
│ │ ムページ、eggへの掲載を行った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・事業の周知率は、児童生徒、保護者ともに20%を越え、二年目の目標│
│ │ とした20%を上回った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・作品応募数は、昨年より600点減少し、1000点となっているので、 │
│ │ 小中学校へ働きかけていく。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │地域で子どもを育てる環境づくりの推進(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│放課後チャイルドコミュニティ(注14) │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・「放課後子ども教室推進事業」「放課後図書室活用事業」「放課後児童│
│事業概要 │ 健全育成事業」の3つの事業からなり、国の補助事業である。放課後 │
│ │ 等に子どもが安心・安全に活動できる場所の確保と児童の健全育成を │
│ │ 支援するため、地域の方々・学校等の協力を得ながら推進する。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・放課後子ども教室23開設 │
│ 実績 │・放課後学びの部屋41開設 │
│ │・留守家庭児童会48開設(土曜児童クラブ含む) │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │【放課後子ども教室、放課後学びの部屋】 │
│ │・放課後子ども教室で新規1教室が開設。 │
│ 成果 │【留守家庭児童会】 │
│ │・時間延長児童会14 → 28へ増加した。 │
│ │・2教室体制の児童会を増やした結果、受け入れ児童数を増加させた。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │【放課後子ども教室、放課後学びの部屋】 │
│ 課題 │・人材確保 地域・学校の理解・協力を得ながら新規開設を目指す。 │
│ │【留守家庭児童会】 │
│ │・開設場所、指導員の確保と育成、開設時間延長、土曜日の開設が課題。│
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「B」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│岐阜市子ども会育成事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・指導者養成事業として指導者、育成者を対象に研修を行う。 │
│事業概要 │・地域での奉仕活動や社会見学やキャンプなどの体験活動並びにレクリ│
│ │ エーション活動の実施。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・指導者養成事業:指導者、育成者の研修の実施 │
│ 実績 │・児童文化振興事業:奉仕活動、読書、創作活動 │
│ │・スポーツ活動振興事業:社会見学、キャンプ、レクリエーション活動│
│ │ の実施 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・子どもたちの地域社会における校外活動の場として、地域の人たちが│
│ 成果 │ 指導者・育成者となり様々な活動を実施、子どもたちが社会のルール│
│ │ を学習する機会として有効である。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・今後も指導内容の充実と加入率100%を目指し、地域における子ども │
│ │ たちの健全育成を図る。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│これからの社会を担う青少年の健全育成の推進 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 青少年が、広い視野を持ち、世界に羽ばたいていく人材として育っていくためには、│
│一人ひとりが、「夢」や「志」を持ち、たくましく成長していくことが望まれます。 │
│ 青少年の健全な育成のために、青少年自身が成長していく喜びを感じることができ │
│るような体験活動の充実や企業等を含めた社会全体で青少年を育成していく啓発運 │
│動の推進に取り組みます。 │
└───────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │青少年の各種体験活動の機会の充実(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│科学館教育活動 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・科学のおもしろさや楽しさ、不思議さを実験等の体験をとおして味わ│
│事業概要 │ うことにより、子どもたちの科学への興味や関心を高めることを目的│
│ │ に、各種教室を開催する。(サイエンス工房、科学教室) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・親子科学教室等の科学教室には、のべ3,006人、サイエンス工房には │
│ 実績 │ のべ586人の参加があり、募集はほとんどの講座で定員を超えてい │
│ │ る。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・ほとんどの講座で応募者数が定員を超えており、非常に好評である。│
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・応募者が多いが、スタッフやスペースを考慮するとこれ以上の開催が│
│ │ できない。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│長良川ふるさと体験キャラバン │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・長良川流域の自然体験(川遊び、雪遊び) │
│事業概要 │・長良川流域に暮らす人々との触れ合い及びボランティア体験 │
│ │・歴史、伝統文化の学習 │
│ │・長良川ふるさとキャラバン実行委員会を組織、構成し事業にあたる。│
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・長良川流域の自然体験 │
│ 実績 │・長良川流域に暮らす人々とのふれ合い及びボランティア体験 │
│ │・歴史・伝統文化の学習及び伝統的産業の体験 │
│ │ (夏 2回、冬 1回) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・長良川を通し、子どもたちが自然、文化、歴史、産業など様々な体験│
│ │ 活動を実施、自ら考え主体的に判断する力を育む機会として有効であ│
│ 成果 │ る。 │
│ │・リピーターも多く、過去の参加者がボランティアサポーターとして参│
│ │ 加するケースもあり成果は上がっている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・今後も活動内容を充実し、子どもたちの健全育成を図っていく。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│青少年会館少年講座 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・地域ボランティア講座(ゲーム、福祉、自然体験)、1回コース(年 │
│ │ 20回)開講。少年定期講座(筝曲、卓球、将棋、剣道、テニス等)6 │
│事業概要 │ 回コース。親子チャレンジ講座(金華山登山、岐阜空襲の話を聞く会、│
│ │ 農業体験等)。青年チャレンジ講座(鵜飼観覧、イベントブース企画 │
│ │ 等)。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・地域ボランティア講座:スキルアップ、福祉、自然体験など 1回コ │
│ │ ース 20回/年 │
│ │・少年定期講座:箏曲、卓球、将棋、剣道、テニス等 6回コース │
│ │・親子チャレンジ講座:金華山登山、岐阜空襲の話を聞く会、農業体験 │
│ │ 等 │
│ │・青年チャレンジ講座:鵜飼観覧、イベントブース企画等 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・小・中・高生を対象に子どもたちの体験活動や知識技能の習得及び創 │
│ │ 造性を育む機会として有効である。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・今後は、趣味的色合いの強い定期講座の内容を精査し、地域貢献に繋 │
│ │ がるような、意欲や力に繋げる内容をふくらませていく。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│市民主体の生涯学習の推進と振興 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 市民一人ひとりが、自ら学び・楽しみ・貢献することで生きがいをもつ「生涯学習」│
│の生き方を進めるため、学習機会の充実と学んだ成果を活動につなげていく事ができ │
│る仕組みづくりに取り組みます。そのために、「学習」に対する市民のニーズの的確 │
│な把握や生涯学習施設の長期的な視点による整備、生涯学習・社会教育施設との連携 │
│を深めた、利用しやすい環境づくりに取り組みます。 │
└───────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │市民の自発的な学びの場づくり(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│公民館活動事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・公民館講座の企画・開催、クラブサークルの育成・助言、公民館の活│
│ │ 動の地域への啓発、施設の維持管理の委託。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・全公民館で591回の公民館講座を実施。32,387人の受講者。会議室 │
│ │ 等利用件数は、52,277件。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・地域住民の社会教育・生涯学習活動、地域団体の活動拠点として大い│
│ │ に活用されており、利用者の協力のもと館の清掃、戸締り等も行われ│
│ │ ており、効率的な運営管理がされている。また、公民館講座も活発に│
│ │ 開催し、地域住民の学習機会の充実に努めている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│ぎふ生涯学習広域連携講座 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・岐阜地区6市3町が持ち回りで、それぞれの地域の生活と文化をテー │
│ │ マに講演会を行う。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・「ふれよう学ぼうぎふの生活と文化」をテーマに岐阜地区6市3町が │
│ │ 連携して講座を開催。(主催:岐阜地区社会教育振興協議会) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・開催3回 76名受講。各市町の社会教育担当者の連携、協力で運営。 │
│ │ 講師謝金、資料代等は参加費(3回分で800円)で対応している。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│図書館利用推進事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│事業概要 │・図書館資料の閲覧や貸出事業、レファレンス事業及び住民の学習支援 │
│ │ のための蔵書の充実、読書推進のための各種行事の展開。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・図書館資料の充実やおはなし会・各種イベントを開催し、読書活動の │
│ │ 普及と図書館利用の推進を図った。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・資料収集方針に従って図書館資料の充実を図り生涯学習推進に貢献し │
│ 成果 │ ている。現状のインフラで最大限のサービスが提供できるよう努め │
│ │ る。(利用者数383,945人、貸出冊数1,487,370冊、レファレンス26,316│
│ │ 件) │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「B」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│自動車図書館(注15)管理運営事業 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│事業概要 │・交通手段の少ない児童や高齢者で最寄りの図書館拠点が利用できない │
│ │ 市民に対し、地域サービス拠点を巡回し、図書館サービスを提供する。│
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・市内の図書館拠点から遠い地域49地点に対して年間12回の巡回を行 │
│ │ った。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・図書館の拠点から遠い地域住民に対し図書館サービスの提供を図って │
│ │ いる。特に、高齢者や乳幼児連れなど、図書館への来館が困難な市民 │
│ │ に対する読書活動推進に貢献している。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・利用者の減少や図書館車自体の老朽化も進行しており、サービス拠点 │
│ │ の再編やサービスの見直し等により利用促進に努める。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│歴史博物館教育活動 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・一般及び夏休み期間の子ども・親子を対象に、郷土の伝統文化に関わ│
│ │ る物作り・教養講座を開催。博物館実習の実施。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・一般や子ども、親子を対象に、ふるさとの歴史と文化を体験的に学習│
│ │ する講座や博物館実習を実施した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・定員を超える申し込みで抽選になる講座もあり、生涯学習の推進及び│
│ │ 普及に貢献したものと考えられる。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│加藤栄三・東一記念美術館教育活動 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・絹絵、模写、版画、親子絵画教室等を開催。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・一般を対象に、「絹絵・模写・版画」等の講座や夏休み親子絵画教室│
│ │ を開催した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・各講座とも事業目的をほぼ達成しており、受講者も多く満足感が得ら│
│ │ れていると思われる。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │生涯学習施設の整備・充実 ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│公民館建設 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│事業概要 │・公民館の老巧化のため順次改築を行い、快適な学習場所、必要な学習 │
│ │ 機会を提供する。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・地元の要望等を取り入れながら七郷・京町公民館の設計業務を行った。│
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ │・七郷公民館(道路事業に伴う移転)、京町公民館(中学校建設事業に │
│ 成果 │ 伴う移転)建設の設計業務。バリアフリー、省エネ等、利用者及び環 │
│ │ 境に配慮した計画に努めた。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│図書館拠点整備事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・中央館機能を備えた生涯学習拠点施設である新本館建設に向け、先進│
│ │ 都市調査研究、市民意識調査等により基本計画等の策定を行う。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・拠点整備課の進める岐大跡地整備基本計画策定委員会(3回実施)に│
│ │ 合わせて、図書館機能の検討を行った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・岐大跡地整備基本計画案を作成した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・蔵書計画、システム導入、管理運営体制など、設計段階に向けて検討│
│ │ する課題が多数ある。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│元気で健康なまちづくりをめざす生涯スポーツの振興 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 地域の子どもから高齢者まで、年齢に関係なく「いつでも」「どこでも」「だれもが」│
│スポーツに親しみ、健康で潤いのある充実した生活をおくるために、地域社会と連携 │
│しながら、「生涯スポーツ」の振興に積極的に取り組みます。 │
└────────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │競技人口の拡大と競技力の向上(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│地域体育振興事業補助金 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・地域住民の健康増進と住民の相互交流を図るためのスポーツ事業の推│
│ │ 進に取り組む。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・体育事業の開催によって地域住民のスポーツへの関心を高めるだけで│
│ │ なく、コミュニティ活動の場になるなど地域で果たす役割は大きい。│
│ │ 47地区に、補助金1,751,100円支給した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・地域ごとに、各種スポーツ大会を開催し、スポーツ振興及びコミュニ│
│ │ ティ作りに貢献している。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│国際大会派遣補助金 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・オリンピック等国際大会出場者で、岐阜市在住・在勤及び岐阜市出身│
│ │ 者に派遣補助金を交付する。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・グローバル化が続くスポーツ文化の促進と市民の競技への関心を促す│
│ 実績 │ と共に、競技力向上の推進を図っている。16人へ補助金465,000円 │
│ │ 支給した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・毎年多くの本市出身者が、国際大会に出場している。また、その選手│
│ 成果 │ がオリンピック、アジア大会の出場につながるケースも多く、これら│
│ │ を顕彰することで、市民の競技への関心を高めるとともに市民の競技│
│ │ 力向上に貢献している。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│小中学生全国大会派遣補助金 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・オリンピック、国体種目で全国を統括する団体の主催する全国大会出│
│ │ 場者に派遣補助金を交付する。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・スポーツの側面から青少年の育成を支援し、ジュニア(小中学生)世│
│ │ 代のスポーツ人口の増加と競技力の向上を図った。258人へ、補助金 │
│ │ 1,290,000円支給した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・小中学生の全国大会の出場者が250人を超え、ジュニア期の競技力│
│ │ 向上に成果を上げている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・全国大会が増加し、それに伴い派遣費の増大が見込まれる。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │生涯にわたってスポーツに親しむ環境づくり ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│学校体育施設開放事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・学校体育施設を開放することにより、地域住民が気軽にスポーツを楽│
│ │ しみ、体力の向上や健康の増進のみならず、地域住民の交流の場とし│
│ │ て活用する。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・体育館 69校で実施した。 │
│ │・運動場 70校(通年16校)で実施した。 │
│ │・挌技場 10校で実施した。 │
│ │・上記の全利用人数は,のべ約58万人であった。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・年間利用者は約58万人で、地域住民のスポーツの拠点として多くの │
│ │ 住民に利用され体力の向上及び健康増進に役立っている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・施設や備品の老朽化に伴い、修繕費の増大が見込まれる。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│岐阜市レクリエーション協会運営費補助金 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・レクリーションとして軽スポーツの普及に努め、市内各地において講│
│事業概要 │ 習会の開催や市のスポレク祭など中心的役割を果たしている団体の │
│ │ 育成に取り組む。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・ニュースポーツの講習会や市のスポーツレクリエーション祭に多くの│
│ │ 参加者があり、効果を挙げている。補助金100,000円を支給した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・子どもから高齢者まで多くの市民が、軽スポーツを通して、健康であ│
│ 成果 │ ること、体を動かす楽しさなどを実感する機会を設け、生涯スポーツ│
│ │ の振興の一翼を担っている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│社会の変化に柔軟に対応した教育環境の整備 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 今日の教育行政の推進においては、少子高齢化、国際化、高度情報化など、社会の │
│変化から生じるさまざまな問題や課題などを的確に把握し、柔軟に対応していくこと │
│が求められています。そのために、教育委員会の活性化をはじめとする「質的な改善」│
│に今まで以上に積極的に取り組み、質の高い教育環境を整備します。 │
└───────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │教育助成の充実(※) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│私立幼稚園就園補助金(注16) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・岐阜市の幼児教育の振興を図るため、私立幼稚園に在籍する幼児の保│
│ │ 護者の経費負担の軽減を図っている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ │・私立幼稚園へ通園する家庭の経済負担の解消のため、保護者に対し、│
│ 実績 │ 3歳児1人につき10,000円、4・5歳児1人につき6,000円を助成。 │
│ │・7,109人に対して、51,610,000円を支給した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・保護者の経済的な負担軽減、公立・私立間の格差是正のために、果た│
│ │ している役割は大きい。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│私立幼稚園就園奨励費補助金(注17) │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・幼稚園教育の普及に資するため、家庭の所得状況等に応じて幼稚園児│
│ │ の保護者の経済負担を軽減するとともに公私立幼稚園間の保護者負 │
│ │ 担の格差の是正を図っている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・幼稚園教育普及のため、家庭の所得状況や幼稚園児の人数に応じ、保│
│ │ 護者の経済負担を軽減するとともに公私立幼稚園間の保護者負担の │
│ │ 格差の是正を図った。 │
│ │・5,550人に対して499,069,410円を支給した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・私立幼稚園に通園する園児の保護者負担を軽減している。公私立の格│
│ │ 差是正を趣旨とした補助金であり、貢献度は高い。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│特別支援教育就学奨励費補助金 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│事業概要 │・小学校若しくは中学校の特別支援学級への就学への事情に鑑み、就学 │
│ │ する児童生徒の保護者等の経済的負担を軽減するために必要経費を │
│ │ 援助する。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・小中学校の特別支援学級へ就学している児童生徒の保護者等の経済的 │
│ │ 負担を軽減するため必要経費を援助している。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・特別支援学級への就学への特殊事情に鑑み、特別支援学級在級者の保 │
│ │ 護者を経済的に支援している。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・国庫補助事業のため、補助率が切下げられ、市費の負担が増えている。│
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│要保護及び準要保護(注18)児童生徒援助費補助金 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対│
│ │ し、学用品費等、医療費、給食費の援助を行う。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・経済的理由により、就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対│
│ │ し、学用品費等、医療費、給食費の援助を行う。 │
│ │・要保護児童生徒は137人、準要保護生徒は4,318人であり、全児童生 │
│ │ 徒に対する割合は小学校で11.8%、中学生で13.9%に及ぶ。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・経済的に就学困難な児童生徒の保護者に必要な援助を行った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・近年の経済不況の影響により経済的に困窮している保護者は増加の傾│
│ │ 向にあり、今後も援助が必要と考えられる。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│岐阜商業高等学校部活動振興会補助事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・体育系、文化系部活動で頑張る生徒の健全育成に資するため、施設・│
│ │ 設備・器具備品などの充実を図ると共に生徒の強化指導、各種大会及│
│ │ び競技会への出場参加など部活動の振興に寄与する。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・インターハイにハンドボール部、陸上競技部(1名)全国選抜大会に │
│ │ ハンドボール部。東海総体に剣道部、相撲部。東海地区の総合競技大│
│ │ 会にコンピュータ部、簿記部が出場して1名が入賞する等「市立岐阜 │
│ │ 商業高等学校」の名を高めた。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・部活動の全国大会出場は、全国各地持ち回りで開催され、交通費・宿│
│ │ 泊費等多額の経費を要するので、部活動の継続的な振興が図れる本事│
│ │ 業は妥当であり、今後も継続する必要がある。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │学校の適正な配置、適正規模化 ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│幼稚園統廃合 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│事業概要 │・幼児教育の実践等を担っている園を存続し、人口増加に伴い私立幼稚 │
│ │ 園の不足を補うために設立された園の廃止等について検討を行う。一 │
│ │ 方で、幼児教育の充実、通級指導教室「ことばの教室」は拡充を図っ │
│ │ ていく。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・
平成19年度に、岐阜市幼児教育検討委員会にて示された方針に基づ │
│ │ き、市立幼稚園(注19)のあり方を含めて、その方向性の検討を行 │
│ │ った。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・「幼児教育検討委員会」で示された岐阜市の幼児教育が目指す方向性 │
│ │ に基づき、幼稚園の再編を含めた市立幼稚園の組織・機能の具体的な │
│ │ 検討を行い、政策会議にて方向性の結論を得た。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・今後方針に基づき、関係者への説明、議会対応等進めていく必要があ │
│ │ る。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬─────────────────────────────────┐
│実施事業名│学校規模適正化事業「旧市内の通学区域のあり方(注20)」 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│事業概要 │・教育効果をより一層高めるため、学校の適正配置、適正規模化を図る │
│ │ ことにより、学校間格差の解消を行い、すべての子供たちが等しく充 │
│ │ 実した教育環境を享受できるよう整備を進める。 │
│ │・「岐阜市立小学校及び中学校通学区域審議会」の答申を尊重しながら、│
│ │ 学校の統合、再配置を進めていく。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 実績 │・明徳小、本郷小の統合方針を市政策会議において決定した。 │
│ │・設置準備委員会・部会の協議による調整のもと、(仮称)南中学校の │
│ │ 実施設計が終了した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 成果 │・中心市街地の小学校の一部において、適正規模化が進展した。 │
│ │・校区外に設置されていた中学校の適正配置の計画が具体化した。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 課題 │・残る小学校の統合について、設置準備委員会において具体的な統合の │
│ │ 方針を決定する必要がある。 │
├─────┼─────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴─────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│小中学校再編施設整備事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・統合学校の校舎等の改築及び大規模改修工事の計画的な実施。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・岐阜小学校の建設工事を完了したほか、(仮称)南中学校の実施設計│
│ │ を行った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・中心市街地の小学校における適正規模化が図られる。また、中学校に│
│ │ ついては、校区外への通学が解消される。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃基本施策名│安全で環境にやさしい教育施設の整備・充実 ┃
┣━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│ 子どもたちが多くの時間を過ごす学校は、安全で安心できる学習・生活の場でなく│
│てはなりません。また、社会変化にともなって変わっていく学習内容への対応も求め│
│られます。特に近年の学校施設は、教育の場という本来の役割とともに、地域防災の│
│場、地域コミュニティの場としての役割も担っています。そのために、子どもや教職│
│員といった学校関係者のみならず、保護者や地域住民の様々なニーズにも対応した教│
│育施設の整備や充実に取り組みます。 │
└──────────────────────────────────────┘
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 施策名 │学校施設の整備 ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│学校施設整備事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・校舎、屋内体育館の増改築を進める。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・生徒数増加による教室不足を解消するため、境川中学校の校舎増築工│
│ │ 事を完了したほか、小中2校においてトイレ改修を行った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・生徒数増加に対応し、必要な教室が確保された。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │ ― │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌─────┬────────────────────────────────┐
│実施事業名│耐震補強事業 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│事業概要 │・教育施設の整備、充実を図る中で児童生徒はもとより避難所としての│
│ │ 役割を考慮して安全の向上を図る。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 実績 │・小学校2校、中学校2校及び幼稚園1園の耐震補強工事を行った。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 成果 │・児童生徒の安全はもとより、避難場所としての安全性を確保した。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 課題 │・安心実現のため耐震化事業の一層の加速が必要となっている。 │
├─────┼────────────────────────────────┤
│ 評価 │ 「A」 │
└─────┴────────────────────────────────┘
┌────┐
│注釈一覧│
└────┘
(注1)ロボカップ
・ロボカップとは「西暦2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオン
チームに勝てるロボットチームを作る!」という、世界の人々に分かりやす
い、夢のある目標を掲げる事によって、真に人間社会に役立つロボット技術
を育成することを目的とした、国際プロジェクト。ロボカップジュニアは、
ロボットの設計製作を通じて次世代のロボカップの担い手を育てることを目
的としたプログラム。
(注2)教材制作センター
・大型ラミネータや大判カラープリンタ、製本機等、教材を作成する際に使用
する機器のうち、各学校で整備することが困難なものを集約し、設置してい
る施設。岐阜市教育研究所内にあり、岐阜市の教職員が共同で利用できるよ
うに整備されている。
(注3)「1/2成人式・立志の集い」推進校
・「1/2成人式」推進校:岐阜小学校、明徳小学校、白山小学校、梅林小学校、
本郷小学校、島小学校、鷺山小学校、加納西小学校、則武小学校、常磐小学
校、黒野小学校、木田小学校、岩野田小学校、茜部小学校、七郷小学校、西
郷小学校、市橋小学校、鏡島小学校、長良西小学校、芥見小学校、合渡小学
校、三輪南小学校、三輪北小学校、網代小学校、城西小学校、芥見東小学校、
岩野田北小学校、長森東小学校、長良小学校の29校
・「立志の集い」推進校:本荘中学校、岩野田中学校、藍川中学校、三輪中学校、
藍川東中学校、東長良中学校、明郷中学校の7校
(注4)「キャリアチャレンジ」推進校
・明郷中学校、加納中学校、岩野田中学校、精華中学校、藍川中学校、三輪中
学校、青山中学校、東長良中学校、境川中学校、長森中学校、伊奈波中学校
の11校
(注5)適応指導教室 サルビア
・「適応指導教室」とは、不登校児童生徒等に対する指導を行うために教育委員
会が、学校以外の場所や学校の余裕教室等において、学校生活への復帰を支
援するため、児童生徒の在籍校と連携をとりつつ、個別カウンセリング、集
団での指導、教科指導等を組織的、計画的に行う組織として設置したもの。
本市は「適応指導教室 サルビア」という名称で、市内4ヶ所開設。
(注6)岐阜市ゴールデンジュニアスポーツプラン
・市内小中学生を対象に市民体育施設等を利用して、優れた指導者のもとでス
ポーツにおける競技人口の拡大と競技力向上をめざす。
(注7)アビリティアップクラブ
・スポーツに高い意欲を持つ市内小中学生を対象に、専門的な指導者のもとで、
個性の伸張と種目の普及、強化を図る。
・
平成24年度国民体育大会に向けて、学校外におけるスポーツ環境を高める
と共に、ジュニア期の指導の充実を図る。
(注8)ALT(Assistant Language Teacher)
・外国語指導助手のこと。ネイティブ・スピーカーであるALTの存在は、生
徒の英語学習に対するモチベーションを高めるためには有効な手立てとなる。
(注9)チーム・ティーチング
・学級担任または教科担任が、他の教師や外部指導者(EF:イングリッシュフ
レンドやALT、地域の講師等)とチームを組んで指導にあたる。それにより、
個に応じた指導やそれぞれの役割(特性)を生かしての指導を行うことがで
きる。
(注10)English Friend(EF)
・英語活動指導協力員のこと。ネイティブに限らず英語が話せる外国人を、全
小学校に派遣している。英語に親しみながら、異文化をもつ人々と積極的に
コミュニケーションを図ろうとする態度及びコミュニケーション能力の基礎
を培う。
(注11)ハートフルサポーター
・通常学級において、個別の支援を必要とする児童生徒に対して配置し、学級
担任の下、学習・生活の両面からその子に応じたきめ細かい支援を行う。現
在までに、市内の全ての小中学校に各1名ずつ配置し、さらに小学校6校に
ついては、複数配置を行っている。
(注12)コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)
・保護者や地域の人々の声を学校運営に直接反映させ、「保護者・地域・学校・
教育委員会」が一体となってより良い学校を作り上げていくことを目指す制
度。コミュニティ・スクールの設置については、保護者や地域の意向やニー
ズを踏まえて、学校を設置する教育委員会が決定する。
・
平成20年度開校の岐阜小学校が本市初のコミュニティ・スクール(岐阜県
内では、多治見市に続いて2例目)
(注13)家庭の日
・「岐阜県家庭の日を定める条例」により、毎月第3日曜日が家庭の日と定めら
れている。本市においては、青少年問題協議会の各団体を中心に、「家庭の日」
の周知や普及活動を継続的に行っている。また、「家庭の日」推進のため、歴
史博物館等の無料化や「家庭の日」ファミリー優待事業に取り組んでいる。
(注14)放課後チャイルドコミュニティ
・子どもたちを、地域と学校の協力の下、健やかにはぐくむ取組みで、「遊びの
場」「体験の場」「交流の場」としての「放課後子ども教室」、「学びの場」と
しての「放課後学びの部屋」、「生活の場」としての「留守家庭児童会」で構
成されている。
(注15)自動車図書館
・交通手段の少ない児童や高齢者など最寄りの図書館拠点が利用できない地域
に対し、地域サービス拠点を巡回し、図書館サービスを提供している。
(注16)私立幼稚園就園補助金
・私立幼稚園設置者が市内在住3、4、5歳児の保育料を減免している場合に
3歳児 10,000円 4、5歳児 6,000円の補助金を設置者に対し交付。
(注17)私立幼稚園就園奨励費補助金
・私立幼稚園設置者が市内在住園児の世帯の所得に応じて、保育料を減免して
いる場合に、設置者にその減免額を補助するもの。
(注18)要保護及び準要保護
・要保護:生活保護法第6条第2項の規定による要保護者
・準要保護:教育委員会が、生活保護法第6条第2項に規定する要保護者に準
ずる程度に困窮しているため就学困難と認定した者
(注19)市立幼稚園
・岐阜市立幼稚園は加納幼稚園(昭和22年5月設立)、岐阜北幼稚園(昭和
41年4月設立)、岐阜東幼稚園(昭和49年4月設立)、大洞幼稚園(昭和
54年4月設立)の4園。各園に通級指導教室「ことばの教室」を併設して
いる。
(注20)旧市内の通学区域のあり方
・急激な児童の減少がみられる旧市内の通学区域のあり方について、
平成14
年5月1日付けで通学区域審議会により示された答申「旧市内における岐阜
市立小学校及び中学校の通学区域のあり方について」を受け、旧市内につい
て小学校の統廃合、中学校の再編に着手している。
平成20年度に、金華小
学校と京町小学校が統合し、岐阜小学校が開校した。
(5)
平成20年度評価において「C」とされた評価の事業の対応状況
前年度評価において、「C」あるいは「D」とされた事業については、翌年度にその対
応状況を再度確認することとしていますが、
平成20年度において、「C」と評価された事
業はありませんでした。
V 外部有識者の意見
本市では、地教行法に定められた「教育に関し学識経験を有する者の知見の活用」とし
て、「岐阜市教育委員会点検・評価委員会」を設置し、学識経験者の知見の活用を図ること
としています。
その委員会においては、各担当課が実施した事業の第1次評価に対し、協議を行い、委
員会としての意見が示されます。教育委員会は、その示された意見を参考に、最終評価を
行うとともに、今後の教育行政へのフィードバックを行うこととしています。
今年度の委員会は、
平成22年8月13日に開催されました。委員会において各施策に
対して示された主な意見は次のとおりです。これらの意見については、今後の教育行政の
参考にしていきます。
┌───────────────────────────────────────┐
│ 小中一貫教育の推進 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・
平成20年度の課題として、「指導方法を系統化する必要性」が述べられているが、│
│
平成21年度はそれに対する取り組みが実行され、成果も上がっているようで評価 │
│ できる。 │
│ ・是非ともしっかりとした検証を行い、9年間、「不易」と「人間の五感」を大切に │
│ した、充分な基本教育が行われるようお願いしたい。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 「基礎的・基本的な内容」の確実な習得と活用 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「自学自習コンテンツ研究開発事業」について、学校での活用はあるが、例えば家│
│ 庭で子ども自らがパソコンを利用して自学自習を進めたり学校の休み時間に利用 │
│ したりといった方法についても考えてほしい。ノウハウの蓄積を今後に生かして │
│ ほしい。 │
│ ・学力について、岐阜市は大変がんばっているという情報を聞いている。是非つな │
│ げていってほしい。 │
│ ・「市岐商デパート」について、大変良い取り組みであるので、今後も継続、充実し│
│ ていってほしい。駐車場の確保等の問題についてよく検討をお願いする。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 高度情報化社会に対応できる人材の育成 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「校内LAN整備事業」については、
平成20年度の課題である端末機器の不具合 │
│ に伴う早急な入れ替えが実施されており評価できる。 │
│ ・「ロボカップジュニアクラブ」について、事業目的を明確にして分けるということ│
│ だが、理科離れの防止、未来の科学者、技術者の発掘・育成にとってとても大切 │
│ な取組みである。事業費の高額化により
平成21年度で廃止は残念である。費用が │
│ 問題ではなく、終了が問題である。科学立国を目指すためには、是非とも継続が │
│ 必要である。基礎の部分について、例えば産学官連携で継続する方法等検討して │
│ ほしい。 │
│ ・
平成20年度よりも参加者が増加しており事業としては成果があがっていると思わ │
│ れ「C]評価でなくてもよい。 │
│ ・高度情報化社会に対応するためには、コンピューター関連の授業及びその関連機 │
│ 器の充実だけでは不充分である。コンピューターに人間が使われるのではなく、 │
│ 人間がコンピューターを使うのである。人間が主役である。この当たり前である │
│ が大変重要なことを忘れないような施策の充実をお願いしたい。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 教員の資質向上の推進 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「岐阜市教育研究所研修講座」については、
平成20年度の課題が達成されており │
│ 評価できる。ますますの充実・発展を期待する。 │
│ ・「教材制作センター設置事業」において、勤務終了後や休日の活用は難しい。セン│
│ ターの周知と実際に活用ができるような手立ての工夫を進めてほしい。 │
│ ・教員の資質向上にかかわる事業が、手段等外的要因のものばかりで違和感がある。│
│ 他の事業も行われているので、取り上げる事業について見直しをお願いしたい。 │
│ ・資質の向上というより、教員の意欲化や教員自身のレベルアップという観点から │
│ 見直しを図るとよい。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 「夢」「志」「生きるよろこび」につながる自分探しへの支援 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「1/2成人式・立志の集い」事業では、だんだん子どもたちが主体となるよう進│
│ んでおりよい方向である。ひとつのきっかけ、目標作りの機会であり、特徴ある │
│ 取り組みである。 │
│ ・「キャリアチャレンジ」はインターンシップにおいて、中学校、高等学校で社会に│
│ 出る生徒にとって大切な取り組みであり、ますますの充実を求める。 │
│ ・特殊な事業ではあるが、事業の評価について、何がどのように取り組んで結果を │
│ 得たのか、さらに検討を進めてほしい。 │
│ │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 不登校・いじめ等への対応 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・数字で現れる部分だけでは、単純に評価ができない事業であり、現在学校現場で │
│ 抱えている大きな問題の一つであるので、より一層充実推進してほしい。 │
│ ・不登校傾向の子ども、保護者にとって、こうした事業は、
選択肢の拡大という意 │
│ 味でありがたく、充実させたい。 │
│ ・学校で普通に生活している子どもの中に、いじめをする芽がある。水面下にもぐ │
│ っているものを見出せるように、事後の指導はもちろんのこと、十分な予防策を │
│ 行っていく必要がある。 │
│ ・いじめ・不登校への対応は、やはり学級づくりや教師と子どもの人間関係の醸成 │
│ 等がその解決の根本にある。教員の資質向上にもかかわるが、人員の充実等も含 │
│ めて充実させてほしい。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 生涯にわたる健康づくりと自己管理能力の育成 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「小児生活習慣病予防対策事業」は大変重要な事業である。手法としてパンフレ │
│ ットの配布や採血して結果をフィードバックするだけに終わるのではなく、学校 │
│ において目標設定を行い、総コレステロール値改善のための具体的な取り組み(運│
│ 動指導、栄養指導など)等の実際の取り組みを考えていく努力をお願いしたい。 │
│ ・医師会で運動処方が考案されないのであれば、岐阜市内の大学の大学教員に協力 │
│ を仰いではどうか。高額な予算を投資しての事業であり、岐阜市を担う子どもた │
│ ちの命に関わる問題である。改善に向けての明確な、成果の上がる取り組みを行 │
│ うべきである。 │
│ ・学校現場において、具体的で個別の処方についての指導が行えると、事業として │
│ の効果が増すと考える。 │
│ ・小児生活習慣病は大変深刻な問題であり、学力を云々する以前の、人間が健康に │
│ 生きるための根本問題である。早急に充分な対応が必要である。 │
│ ・「総合型地域スポーツクラブ育成事業」については、新たに1つのクラブの設立 │
│ 実現を果しており、高く評価できる。 │
│ ・一般市民の中には学校のこととして捉え、うまく理解が図られていない場合があ │
│ るので、広く啓発を図る必要がある。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ コミュニケーション能力の育成 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「岐阜発「英語でふるさと自慢」事業」において、岐阜市の小学校英語のために │
│ 開発されたカリキュラムをもとに実践を重ねられたことは評価できる。さらなる │
│ 各校の実態に合った工夫を期待する。 │
│ ・授業時間の絶対数が増えない中、英語の授業が増えたことは、他の重要な授業に │
│ 影響を与えていないか不安である。現状はどのような状況かをつかみ、例えば土 │
│ 曜日を活用する等考えてはどうか。 │
│ ・コミュニケーション能力は「英語力」だけではない。基本的能力として「国語(母│
│ 国語)力」が大切である。また、それは自己の確認・確立においても重要であり、│
│ 今後益々進展する高度情報化社会や、グローバル化する社会への対応にも大変重 │
│ 要であると考える。しかし、それらしき施策が分かりにくい。しっかりとした明 │
│ 記が必要であると考える。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 効果的なサポート体制の充実 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「ハートフルサポート事業」については、よい評価の声がいろいろなところから耳│
│ に入ってくる。岐阜市として、特色ある事業であり是非充実させたい。 │
│ ・
平成20年度の課題であった保護者の正しい理解が得られたことは評価できる。 │
│ ・発達障害に対する教員の理解がずいぶん深まってきた。実践に生きる研修を進め │
│ てほしい。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 開かれた学校づくりの推進 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「特色ある学校づくり事業」において、成果が上がっており評価できる。是非課題│
│ となっていることの解決を押し進めてもらいたい。 │
│ ・「総合的な学習の時間の時間数削減」とあるが、始まってすぐの施策転換であると│
│ 思う。かなりの議論を経てできた総合的な学習の時間が、このような形となり、 │
│ 検証をする必要がある。 │
│ ・少ない時間の中に、いろいろなものを入れ込んでいくと無理が生じる。少しでも │
│ 教員や子どもの負担軽減を図り問題の解消につなげるため、今後、土曜日を活用 │
│ する考えを検討してほしい。色々な問題が考えられるが、知恵を出し上手に活用 │
│ すれば、特色ある岐阜市教育に繋がると考える。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 家庭の教育力への支援 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「乳児への読み聞かせ事業」について、岐阜市内の教員養成系大学や保育士等を養│
│ 成する短大へも呼びかけを行うとよい。教員養成系大学の学生はボランティアの │
│ 機会を多く得たいと考えており、学生にとっても現場で学ぶよい機会となる。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 地域で子どもを育てる環境づくりの推進 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「放課後チャイルドコミュニティ」では、昨今の社会状況から、人材確保、場所の│
│ 増設は急務であると考える。 │
│ ・「子ども会育成事業」においても、加入率をあげる取り組みは充実させていく必要│
│ がある。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 青少年の各種体験活動の機会の充実 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「科学館教育活動」は、ニーズのある事業であり成果も上がっており、大変評価で│
│ きる。理科離れを防止し、理科好きな子どもたちを育てるためにも、より一層活 │
│ 発な事業展開をしてほしい。 │
│ ・ハード、ソフトの面からこれ以上の開催は困難と示されているが、予算だてをし │
│ て拡大、推進することに着手すべきではないか。 │
│ ・「応募者は多いが、スタッフやスペースの問題で、親子科学教室をこれ以上開催 │
│ できない」とあるが、需要があるので、科学館という場所や人だけでなく、別の方│
│ 面で展開し発展させることを考えてほしい。 │
│ ・科学館のターゲットを子どもだけに向けるのではなく、大人も含めて考えていく │
│ 必要がある。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 市民の自発的な学びの場づくり │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・「ぎふ生涯学習広域連携講座」は、昨年より資料代等が高くなっているのに受講生│
│ が増加している理由を把握し、より多くの方に受講していただける魅力ある講座 │
│ の開設を期待する。 │
│ ・「歴史博物館教育講座」では、開講講座や実習のすべてにおいて、定員を超える申│
│ し込みとなるように更なる努力と魅力ある講座の開設を期待する。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 競技人口の拡大と競技力の向上 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・ジュニアの競技力向上に対する支援は重要である。岐阜の選手は他県へ出て行く │
│ イメージが強い。また岐阜へ戻ってくるような手立てもいる。 │
│ ・あまりにも予算が少なく、知恵を絞り出さないとスポーツ後進市となり、市の発 │
│ 展にもマイナス作用が働くのではないかと考える。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────────────┐
│ 教育助成の充実 │
├───────────────────────────────────────┤
│ ・私学教育を否定することなく、しかし公立を充実させることが第一義である。私 │
│ 学への助成が、ビジネスへの支援でなく、親の負担軽減となることが重要である。│
│ その支援には別の方法も考えてみる必要もある。 │
│ ・高校は大学との関係の中で考えるべきである。そうでなければ、義務教育の在り │
│ 方を根本から考え直した上で、幼稚園教育を含め、小・中・高教育の一貫を考え │
│ るべきであると考える。もちろん、公教育の充実は言うまでもない。 │
└───────────────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────────┐
│ その他、岐阜市の教育行政等に関して │
├────────────────────────────────────────┤
│ ・「総合教育支援センター構想」について、金沢市の視察等を踏まえて検討が進めら │
│ れていることに、大変期待している。岐阜市のすばらしい施策となるようお願い │
│ したい。 │
│ │
│ ・「教員の資質向上の推進」のための指導方法、手段等は大切だが、事業の内容が外 │
│ 的な要因ばかりの内容になっており、評価項目の見直しも行うべきである。他に │
│ 効果的な事業を多く行われているので、施策として他の効果的な事業についても │
│ 取り上げていってほしい。 │
│ ・教員の資質の向上には、校長のかかわりが大きい。校長の異動に係る引継ぎや校 │
│ 長の指導力についても関連を考えてほしい。 │
│ │
│ ・「夢・志・生きるよろこびにつながる自分探しへの支援」において、子どもに対す │
│ る教師の影響力は、大変大きいものがある。まず教師自身が、「夢」「志」「生きる│
│ よろこび」を子どもたちに語ることが大変重要である。この施策、事業において、 │
│ 自分探しという考えを現場にもち込むことは必要である。 │
│ │
│ ・教育委員会全体の事務事業の見直しを図ってほしい。事業が膨大で、すべての事 │
│ 業を今後も継続して運用していくことは難しいのではないか。事業の見直しや統 │
│ 廃合を行い、よりいいものやニーズが高いものを残していく努力をすべきである。 │
│ │
│ ・岐阜市の教育基本方針の基本理念を実現するための基本目標である「知・徳・体 │
│ の調和がとれ、自己実現をめざす自立した人づくり」の達成に学校体育は欠かせ │
│ ない。しかし、資料のどこを見ても学校体育に関する記載が見当たらない。学校 │
│ 体育を社会体育に移行するのであれば、それは根本的に違うことであると考える。 │
│ 学校体育はどのようになっているのか、今後どのようにするのかお聞きしたい │
│ │
│ ・岐阜市の教育理念を実現させるためには、子どもの「知的な渇き」を促進させ、 │
│ 時には満足させるような、また子どもの「自助能力」を発達させる施策の充実が │
│ 重要である。これは「生きる力」の育成に繋がると考える。 │
└────────────────────────────────────────┘
参 考 資 料
岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱
岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱
岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員
平成21年度 教育委員会議案等一覧
岐阜市教育委員会の点検・評価実施要綱
平成20年9月30日決裁
(目的)
第1条 この要綱は、岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の権限
に属する事務の管理及び執行の状況について、積極的かつ主体的に点検・評
価を行うことで、効果的な教育行政を推進することを目的とする。
(点検・評価の実施及び体制)
第2条 教育委員会は、前年度の教育委員会の取組みについて、点検・評価を
行う。
2 教育委員会は、前項の点検・評価を適正なものとするため、外部の学識経
験者等により構成される評価委員会の意見を聴かなければならない。
(評価事項)
第3条 教育委員会は、前年度の取組みについて、次の各号に掲げる内容の点
検・評価を実施する。
(1)教育委員会の活動状況 教育委員会会議の実施状況、調査活動の実施等
(2)事務の管理及び執行の状況 岐阜市の教育基本方針に示す施策の執行状
況及びその成果
(3)前年度の点検・評価結果への対応状況 前年度の評価において次項によ
る達成度の評価がC又はDとされた事務事業に対する対応の状況
2 前項各号の点検・評価はそれぞれ様式1から3までにより行い、次の4区
分により達成度の評価を行う。
A 順調に達成しているもの
B おおむね順調に達成しているもの
C 達成見込みであるが課題があるもの
D 順調でないもの
(点検・評価の手順)
第4条 点検・評価を実施するに当っては、事務局各課がその所管する事務事
業等について第1次評価を行う。
2 教育委員会は、第1次評価の結果をもとに、第2条第2項に規定する評価
委員会の意見を聴いたうえで、教育委員会会議において最終評価を行う。
3 教育委員会は、前項の評価結果を報告書にまとめ、議会に提出する。
4 教育委員会は、前項の報告書を公表する。
(庶務)
第5条 点検・評価の庶務は、教育政策課において行う。
(委任)
第6条 この要綱に定めるもののほか、実施のために必要な事項は、教育長が
別に定める。
附 則
この要綱は、
平成20年10月1日から施行する。
岐阜市教育委員会点検・評価委員会要綱
平成20年9月30日決裁
(設置・目的)
第1条 岐阜市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の権限に属する事務
の管理及び執行の状況について、教育に関し学識を有する者の知見を活用す
ることにより、適切な点検・評価を実施し、教育行政の充実を図るため、岐
阜市教育委員会点検・評価委員会(以下「評価委員会」という。)を設置する。
(協議事項)
第2条 評価委員会は、教育委員会から示された、次に掲げる事項について協
議を行い、その協議内容について、教育委員会に報告するものとする。
(1) 教育委員会の活動状況
(2) 教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況
(3) 前年度の点検・評価結果への対応状況
(4) 前3号に掲げるもののほか、教育委員会が協議を求めた事項
(組織)
第3条 評価委員会は、3人の委員をもって組織する。
2 委員は、学校教育等に係る専門的知識又は経験を有する者のうちから教育
委員会が委嘱する。
3 委員の任期は、2年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任
期間とする。
4 委員の再任は妨げない。
(評価委員会の運営)
第4条 評価委員会に委員長を置き、委員の互選により定める。
2 委員長は、会務を総理し、評価委員会を代表する。
3 委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、あらかじめ委員長が
指名する委員がその職務を代理する。
4 評価委員会の会議は、必要に応じ委員長が招集し、その議長となる。
(庶務)
第5条 評価委員会の庶務は、教育政策課において処理する。
(その他)
第6条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。
附 則
この要綱は、
平成20年10月1日から施行する。
岐阜市教育委員会点検・評価委員会委員
委員長
花井 忠征 (中部大学教授、中部大学現代教育学部副学部長、
元岐阜聖徳学園大学教授)
委員
梅田 昭博 (岐阜県PTA連合会顧問、元中央教育審議会委員、元社団法
人日本PTA全国協議会会長、元岐阜県PTA連合会会長)
委員
村上 鐘治 (岐阜市小中学校校長会会長、岐阜市立市橋小学校校長)
平成21年度 教育委員会議案等一覧
(III 教育委員会の活動状況について 別紙資料)
5:
◯議長(林
政安君) 以上で諸般の報告を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
開 議
6:
◯議長(林
政安君) これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、さきに御通知申し上げたとおりであります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1 会議録署名議員の指名
7:
◯議長(林
政安君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において2番高橋和江君、3番和田直也君の両君を指名します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2 会期の決定
8:
◯議長(林
政安君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。今期
定例会の会期は、本日から9月28日までの26日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
9:
◯議長(林
政安君) 御異議なしと認めます。よって、今期
定例会の会期は、本日から9月28日までの26日間と決しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
第3 第73号議案から第15 第85号議案まで
10:
◯議長(林
政安君) 日程第3、第73号議案から日程第15、第85号議案まで、以上13件を一括して議題とします。
─────────────────
〔議 案 掲 載 省 略〕
─────────────────
11:
◯議長(林
政安君) これら13件に対する提出者の説明を求めます。市長、
細江茂光君。
〔
細江茂光君登壇〕
12:
◯市長(
細江茂光君) どうも皆さん、おはようございます。
〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕
提案説明に先立ちまして、諸般の事情について、まず申し上げたいと思います。
最初に、最近の経済情勢について申し上げます。
8月の政府月例経済報告におきまして、景気は着実に持ち直してきており、自律的回復への基盤は整いつつあるとの基調判断が示されました。しかし、一方で、その後に発表されました本年4月―6月期の国内総生産成長率は年率0.4%増にとどまり、1月―3月期の約4%増に比べて、我が国の景気回復のペースが大幅に鈍化したことを示しております。さらに、最近の急速な円高や株安の進行、国外の経済不安などに伴いまして、景気の先行きに対する懸念が一段と強まっております。
こうした中、政府は景気の下振れを防ぐため、雇用対策やエコポイント制度の延長などを柱とした経済対策の基本方針を去る8月30日に決定いたしました。
本市におきましても、この厳しい経済状況にかんがみ、今回の補正予算において、緊急雇用対策や市単独の基盤整備事業を追加するなど、本市の景気の下支えに努めるとともに、今後とも国の動向に注意を払い、的確な対応をしてまいりたいと考えております。
次に、豪雨による災害について申し上げます。
近年、地球温暖化の影響と考えられる異常気象によりまして、多くの災害が発生しております。本年7月には、梅雨前線の影響により、全国各地で観測史上最大の時間雨量を記録する集中豪雨に見舞われ、河川のはんらんや土砂崩れなどの災害が発生いたしました。県内でも各地における局地的な豪雨によりまして、道路、河川等の公共土木施設や農業用施設などに多くの被害が生じております。
とりわけ県東部地域におきましては、とうとい命が失われたことに加え、各種施設に甚大な被害が発生しており、その復旧に向けた対応が国や県を中心に進められております。
本市におきましても柳ケ瀬地区の一部が11年ぶりに冠水したことを初め、市内各所で家屋への浸水被害が発生いたしました。被害を受けられた方には心からお見舞いを申し上げたいと思います。
今回の補正予算におきましては水路改良など、内水対策に係る費用を措置することといたしましたが、年々巨大化する自然の脅威により、これまでの想定を超える状況が起こり得ることを再認識し、一層の防災・減災対策に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、APEC中小企業大臣会合についてであります。
「中小企業」と「アジア太平洋」、この2つのエンジンによる経済成長活性化戦略を主要テーマに、来る10月2日、3日の両日、APECの中小企業担当大臣会合が本市で開催されます。これに先立ち、10月1日にはアジア太平洋地域の女性経営者などが集う女性起業家サミットも開催されることになりました。
これらの国際会議の開催は、産業・雇用立市を重点政策の1つとする本市にとりまして、地元企業の物づくりの力を世界に発信し、金華山や長良川、鵜飼などの観光資源を世界にアピールする絶好の機会であります。
開催まで残すところあと30日となりましたが、歓迎機運の醸成や広報活動を初め、産業、観光のPR、さらには、国際理解の高揚に向けて引き続き取り組み、観光都市岐阜を世界に向けてアピールしてまいります。
それでは、今期
定例会に提案をいたしました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。
まず、第73号議案、
平成22年度一般会計補正予算についてであります。
民生費の老人福祉費には、高齢者が住みなれた地域での在宅生活を支援するため、デイサービス、ショートステイなどの機能をあわせ持った小規模多機能型居宅介護拠点の施設整備などへの助成として6,300余万円を補正するものであります。
次に、児童福祉施設建設費についてであります。
一昨年の地震防災対策特別措置法の改正により、耐震診断の対象施設が拡大されたことを受けまして、昨年度、保育所や学校施設など、約50施設の耐震診断を実施いたしました。この結果を踏まえ、対策を必要とする約40施設につきまして、今後、計画的に整備を進めていくため、2保育所の耐震補強計画策定及び実施設計費用を措置するとともに、教育費におきましても同様に3小学校に係る耐震補強計画策定費用を措置するものであります。
次に、市民協働参画費についてであります。
これまで本市では、他都市に先駆けて住民自治基本条例を制定するとともに、地域力創生事業やアダプト・プログラム、パブリックコメント手続制度など、さまざまな施策を通じ、より多くの市民の皆様に市政へ参画していただく環境づくりを進めてまいりました。
今後、市民ニーズの多様化が進む中にあって、施策の合意形成力を一層高めるには、市民の皆様のさらなる市政参画を促す手法を研究し、
選択肢をふやすことが重要であります。そのため住民自治基本条例にも規定されており、また、さきに閣議決定されました国の地域主権戦略大綱においても、地方自治法抜本改正の検討テーマの1つに位置づけられております住民投票制度について研究を進めていくための費用を補正しようとするものであります。
また、地上デジタル放送の難視聴地域において実施されますテレビ共同受信施設の新設・改修工事に対し、国の補助制度を活用し、助成金800余万円を補正するものであります。
次に、衛生費の健康増進対策費についてであります。
本市の基本政策の1つであります医療・健康立市の実現を目指す上で、予防医学や健康づくりを中核に据えた施策を実践し、市民の皆様の健康寿命の延伸や医療費の軽減を図ることが重要であります。
そのため市民全体に浸透する多面的な健康政策の展開により、快適で健幸なまちづくりを進めるスマート・ウエルネス・シティという新しい都市モデルの構築を目指す運動を進めていこうとしているところであります。
このスマート・ウエルネス・シティに関連する取り組みといたしまして、国の委託を受け、情報通信技術利活用事業を実施してまいります。この事業は、市民の皆様が自主的に運動習慣を確立することを目指し、情報通信技術や科学的データに基づいた健康づくりを実践しようとするものであり、かかる経費1億5,400余万円を補正するものであります。
また、この目的を達成するためには、ウオーキングやサイクリングを通した健康づくりも重要となってまいります。
市民の皆様が安心して歩ける、あるいは安心して自転車走行ができる空間を意識したまちづくりや道づくりを研究するため、これまでの自転車レーンの実証実験に加え、都市建設総務費には、国土交通省と連携して歩行環境及び歩行特性調査を行う費用500万円を補正するものであります。
次に、塵芥処理費についてであります。
まず、産業廃棄物不法投棄事案特定支障除去等事業に係る補正について説明をいたします。
本事業につきましては、既に廃棄物層内部の消火対策を終え、本年1月から廃棄物の掘削、選別や処分作業に着手するなど、計画どおりに進捗しております。
この廃棄物の処分につきましては、事業を2期に分け作業を進めておりますが、現在実施しております第1期分につきましては、作業が順調に進み、本年度の処分量が当初の予定を上回ると見込まれるため、委託費4億800万円を増額措置しようとするものであります。また、第2期分につきましては、作業を切れ目なく継続し支障除去の進捗を図るため、本年度末から開始することとし、事業が完成する
平成24年度までの債務負担行為と合わせ32億6,200万円を補正しようとするものであります。
次に、粗大ごみ自己搬入施設の整備についてであります。
市民の皆様が粗大ごみをみずから搬入することを希望される際には、現在、東部地域と南部地域の2カ所の施設において対応をいたしておりますが、さらなる利便性向上のため、市内3施設での体制に向け、北西部地域において新施設設置のための調整を続けてまいりました。
このたび地元の皆様方の御理解を得られましたことから、施設建設に係る設計費用など、
平成23年度までの債務負担行為と合わせ600余万円を補正しようとするものであります。
次に、農林水産業費の農業振興費におきましては、高齢化等によって営農が困難となった農地を営農意欲の高い農業者に集積する利用調整活動を支援し、農地の効率的な利用を促進するための費用として、国の補助制度を活用し、1,200余万円を補正するものであります。
次に、土木費につきましては、道路舗装や側溝改良など、市単独の基盤整備事業を中心に補正をいたしました。
まず、道路橋梁維持費には、市道の舗装に2億7,100万円を補正いたすとともに、道路橋梁新設改良費には、側溝の整備に2億6,600万円を補正いたしました。
また、河川水路新設改良費には、内水対策として、支線水路の改良には7,800万円を補正するとともに、公園整備事業費には、公園の諸施設整備に2,000万円を補正するものであります。
次に、教育費の公民館費につきましては、県道整備に伴う自治公民館の移転建設に対する助成として300余万円を補正するものであります。
このほかに、冒頭にも申し上げました現下の厳しい雇用情勢を踏まえ、離職を余儀なくされた方に、一時的な就業機会を提供する緊急雇用創出事業に係る経費を措置し、新たな雇用の創出を図ってまいります。
以上、一般会計の補正総額は14億9,416万6,000円となり、これらの財源といたしまして、
国及び県支出金 1億346万1,000円
市 債 5億1,300万円
繰越金その他特定財源 8億7,770万5,000円
をもって充当した次第であります。
次に、第74号議案、国民健康保険事業特別会計補正予算についてであります。
国保財政の健全な運営のため、前年度の決算剰余金17億6,000余万円の一部7億3,000万円を国民健康保険財政調整基金に積み立て、中期的に保険料の値上げを抑制するなど、年度間の財源調整を図ろうとするものであります。
次に、第75号議案、介護保険事業特別会計補正予算は、前年度の保険給付費等の精算の結果、支払基金交付金並びに国及び県支出金が歳入超過となりましたので、償還金などに2億5,074万8,000円を補正するものであります。
第76号議案から第78号議案は、いずれも条例の改正でありまして、それぞれ提案理由が付記してありますので、説明を省略させていただきます。
次に、第79号議案は、市役所南庁舎に係る耐震補強建築主体工事の請負契約を締結しようとするものであります。
第80号議案は、土地区画整理事業の施行などに伴い、市道路線の認定及び変更をしようとするものであります。
最後に、第81号議案から第85号議案は、
平成21年度の一般会計及び特別会計並びに企業会計の決算認定でありまして、決算成果説明書並びに監査委員の審査意見書を添付してありますので、御参照いただきたいと存じます。
以上、補正予算及び関係諸議案を説明いたしました。よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。
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第16 木曾川右岸地帯水防事務組合議会議員の補欠選挙
13:
◯議長(林
政安君) 日程第16、木曾川右岸地帯水防事務組合議会議員の補欠選挙を行います。
本件は、欠員となっております組合議会議員の1名の後任の選挙を求められたものであります。
お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によることとし、議長において指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
14:
◯議長(林
政安君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名します。
木曾川右岸地帯水防事務組合議会議員のうち、長の推薦に基づいて選挙する議員として、岐阜市金宝町1丁目7番地 武政 功君を指名します。ただいまの指名に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
15:
◯議長(林
政安君) 御異議なしと認めます。よって、木曾川右岸地帯水防事務組合議会議員のうち、長の推薦に基づいて選挙する議員には、武政 功君が当選しました。
この当選告知は文書で行います。
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第17 請願第8号
16:
◯議長(林
政安君) 日程第17、請願第8号を議題とします。
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請 願 文 書 表
平成22年第4回(9月)
岐阜市議会定例会
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│請願番号 │請願第8号 │
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│件 名 │岐阜市議会議員の定数削減を求める請願 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│受理年月日 │
平成22年9月3日 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│請願代表者 │岐阜市九重町1丁目12番3 │
│住所・氏名 │市政改革運動推進協議会 会長 堀 敏夫 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│紹 介 議 員│高橋 寛、松原和生、鷲見守昭 │
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│付託委員会 │議会運営委員会 │
├───────┴────────────────────────────────┤
│(請願要旨) │
│ 我が国の経済情勢は、景気低迷による苦しい雇用実態からもかいま見えるように、大 │
│変厳しい状況下にある。 │
│ 民間企業においては、こうした難関を乗り切るため、リストラを初め、経営体制回復 │
│のために身を削る思いを余儀なくされている。 │
│ 国においても、こうした厳しい情勢を受けて聖域なき構造改革に取り組まれ、事業仕 │
│分けなど、無駄の削減に全力を尽くす中、本市においても未来に向けた永続的な発展の │
│ための土台を築くために、勇気ある行財政改革が求められており、職員定数の削減など │
│を実行している。 │
│ このように、民間、行政がそれぞれ改革を推進する中、市議会においても議員みずか │
│ら身を削る思いで、同じように改革推進に向けた活動を迅速に行っていただきたいと願 │
│うものである。 │
│ また、本年8月には岐阜県を含む33都道府県にある自治会などで構成される全国自 │
│治会連合会が、国会議員の定数削減と地方議会議員定数の上限引き下げを求める要望書 │
│を政府と主要政党に提出されたところでもある。 │
│ 以上のことから、本市においても、今後、民間、行政、議会がそれぞれ改革推進をな │
│し遂げるため、下記事項について請願する。 │
│ 記 │
│1 次期選挙までに、岐阜市議会議員定数を現在の44人から削減し、40人以下にす │
│ ること。 │
│ (資料掲載略)│
└────────────────────────────────────────┘
17:
◯議長(林
政安君) 請願書に対する紹介の申し出はありません。
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一 休 会
18:
◯議長(林
政安君) お諮りします。9月6日から9月10日まで及び9月13日の6日間は議案精読のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
19:
◯議長(林
政安君) 御異議なしと認めます。よって、9月6日から9月10日まで及び9月13日の6日間は休会することに決しました。
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散 会
20:
◯議長(林
政安君) 以上で本日の日程は全部終了しました。本日はこれで散会します。
午前10時23分 散 会
岐阜市議会議長 林 政 安
岐阜市議会議員 高 橋 和 江
岐阜市議会議員 和 田 直 也
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