ツイート シェア
  1. 岐阜市議会 2004-12-15
    平成16年第7回定例会(第6日目) 本文 開催日:2004-12-15


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成16年第7回定例会(第6日目) 本文 2004-12-15 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 106 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長(小林ひろし君) 1525頁 選択 2 : ◯議長(小林ひろし君) 1525頁 選択 3 : ◯議長(小林ひろし君) 1525頁 選択 4 : ◯議長(小林ひろし君) 1531頁 選択 5 : ◯2番(田中倫子君) 1531頁 選択 6 : ◯議長(小林ひろし君) 1535頁 選択 7 : ◯14番(林 政安君) 1535頁 選択 8 : ◯議長(小林ひろし君) 1538頁 選択 9 : ◯11番(柳原 覚君) 1538頁 選択 10 : ◯議長(小林ひろし君) 1539頁 選択 11 : ◯10番(森 久江君) 1539頁 選択 12 : ◯議長(小林ひろし君) 1540頁 選択 13 : ◯19番(藤沢昭男君) 1540頁 選択 14 : ◯議長(小林ひろし君) 1542頁 選択 15 : ◯議長(小林ひろし君) 1542頁 選択 16 : ◯9番(井深正美君) 1542頁 選択 17 : ◯議長(小林ひろし君) 1544頁 選択 18 : ◯2番(田中倫子君) 1544頁 選択 19 : ◯議長(小林ひろし君) 1545頁 選択 20 : ◯議長(小林ひろし君) 1545頁 選択 21 : ◯議長(小林ひろし君) 1545頁 選択 22 : ◯議長(小林ひろし君) 1545頁 選択 23 : ◯議長(小林ひろし君) 1545頁 選択 24 : ◯議長(小林ひろし君) 1545頁 選択 25 : ◯議長(小林ひろし君) 1546頁 選択 26 : ◯議長(小林ひろし君) 1546頁 選択 27 : ◯議長(小林ひろし君) 1546頁 選択 28 : ◯議長(小林ひろし君) 1546頁 選択 29 : ◯議長(小林ひろし君) 1546頁 選択 30 : ◯議長(小林ひろし君) 1547頁 選択 31 : ◯14番(林 政安君) 1547頁 選択 32 : ◯議長(小林ひろし君) 1547頁 選択 33 : ◯議長(小林ひろし君) 1548頁 選択 34 : ◯34番(服部勝弘君) 1548頁 選択 35 : ◯議長(小林ひろし君) 1548頁 選択 36 : ◯議長(小林ひろし君) 1548頁 選択 37 : ◯議長(小林ひろし君) 1548頁 選択 38 : ◯議長(小林ひろし君) 1548頁 選択 39 : ◯市長(細江茂光君) 1548頁 選択 40 : ◯議長(小林ひろし君) 1549頁 選択 41 : ◯議長(小林ひろし君) 1550頁 選択 42 : ◯32番(堀田信夫君) 1550頁 選択 43 : ◯議長(小林ひろし君) 1552頁 選択 44 : ◯市長(細江茂光君) 1552頁 選択 45 : ◯議長(小林ひろし君) 1553頁 選択 46 : ◯行政管理部長(後藤弥市君) 1553頁 選択 47 : ◯議長(小林ひろし君) 1553頁 選択 48 : ◯市民生活部長(大塚節子君) 1553頁 選択 49 : ◯議長(小林ひろし君) 1553頁 選択 50 : ◯32番(堀田信夫君) 1553頁 選択 51 : ◯議長(小林ひろし君) 1554頁 選択 52 : ◯市長(細江茂光君) 1554頁 選択 53 : ◯議長(小林ひろし君) 1555頁 選択 54 : ◯32番(堀田信夫君) 1555頁 選択 55 : ◯議長(小林ひろし君) 1555頁 選択 56 : ◯市長(細江茂光君) 1555頁 選択 57 : ◯議長(小林ひろし君) 1555頁 選択 58 : ◯34番(服部勝弘君) 1555頁 選択 59 : ◯議長(小林ひろし君) 1556頁 選択 60 : ◯市長(細江茂光君) 1556頁 選択 61 : ◯議長(小林ひろし君) 1556頁 選択 62 : ◯34番(服部勝弘君) 1556頁 選択 63 : ◯議長(小林ひろし君) 1557頁 選択 64 : ◯議長(小林ひろし君) 1557頁 選択 65 : ◯10番(森 久江君) 1557頁 選択 66 : ◯議長(小林ひろし君) 1558頁 選択 67 : ◯議長(小林ひろし君) 1558頁 選択 68 : ◯議長(小林ひろし君) 1558頁 選択 69 : ◯議長(小林ひろし君) 1558頁 選択 70 : ◯議長(小林ひろし君) 1558頁 選択 71 : ◯議長(小林ひろし君) 1558頁 選択 72 : ◯議長(小林ひろし君) 1559頁 選択 73 : ◯議長(小林ひろし君) 1559頁 選択 74 : ◯議長(小林ひろし君) 1559頁 選択 75 : ◯市長(細江茂光君) 1559頁 選択 76 : ◯議長(小林ひろし君) 1559頁 選択 77 : ◯議長(小林ひろし君) 1559頁 選択 78 : ◯議長(小林ひろし君) 1560頁 選択 79 : ◯議長(小林ひろし君) 1560頁 選択 80 : ◯議長(小林ひろし君) 1560頁 選択 81 : ◯議長(小林ひろし君) 1560頁 選択 82 : ◯議長(小林ひろし君) 1560頁 選択 83 : ◯議長(小林ひろし君) 1560頁 選択 84 : ◯議長(小林ひろし君) 1560頁 選択 85 : ◯議長(小林ひろし君) 1561頁 選択 86 : ◯議長(小林ひろし君) 1561頁 選択 87 : ◯議長(小林ひろし君) 1561頁 選択 88 : ◯助役(松谷春敏君) 1561頁 選択 89 : ◯議長(小林ひろし君) 1562頁 選択 90 : ◯議長(小林ひろし君) 1562頁 選択 91 : ◯議長(小林ひろし君) 1562頁 選択 92 : ◯議長(小林ひろし君) 1563頁 選択 93 : ◯議長(小林ひろし君) 1563頁 選択 94 : ◯議長(小林ひろし君) 1563頁 選択 95 : ◯議長(小林ひろし君) 1563頁 選択 96 : ◯議長(小林ひろし君) 1570頁 選択 97 : ◯議長(小林ひろし君) 1570頁 選択 98 : ◯議長(小林ひろし君) 1570頁 選択 99 : ◯議長(小林ひろし君) 1570頁 選択 100 : ◯議長(小林ひろし君) 1571頁 選択 101 : ◯議長(小林ひろし君) 1571頁 選択 102 : ◯議長(小林ひろし君) 1571頁 選択 103 : ◯議長(小林ひろし君) 1571頁 選択 104 : ◯市長(細江茂光君) 1571頁 選択 105 : ◯議長(小林ひろし君) 1572頁 選択 106 : ◯(高村義晴君) 1573頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:  開  議   午前10時10分 開  議 ◯議長(小林ひろし君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第1 会議録署名議員の指名 2: ◯議長(小林ひろし君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において14番林 政安君、15番渡辺 要君の両君を指名します。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第2 第112号議案から第28 請願第10号まで 3: ◯議長(小林ひろし君) 日程第2、第112号議案から日程第28、請願第10号まで、以上27件を一括して議題とします。              ─────────────────               〔議 案 等 掲 載 省 略〕              ─────────────────             総 務 委 員 会 審 査 報 告 書   本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規  則第102条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │
    ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │第112号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳入                    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第2款 総務費              │        │ │       │   第12款 諸支出金            │        │ │第114号議案│岐阜市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定に│原案のとおり可決│ │       │ついて                     │        │ │第128号議案│岐阜県市町村会館組合を組織する市町村数の増減に関│原案のとおり可決│ │       │する協議について                │        │ │第129号議案│平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算│認      定│ │       │認定について                  │        │ │       │ 平成15年度岐阜市一般会計歳入歳出決算    │        │ │       │  歳入                    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第1款 議会費              │        │ │       │   第2款 総務費              │        │ │       │    ただし、第4項 経営管理費については所管│        │ │       │            分           │        │ │       │   第11款 公債費             │        │ │       │   第12款 諸支出金            │        │ │       │   第13款 予備費             │        │ │       │ 平成15年度岐阜市競輪事業特別会計歳入歳出決算│        │ │第131号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳入                    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第1款 議会費              │        │ │       │   第2款 総務費              │        │ │       │   第12款 諸支出金            │        │ │第132号議案│岐阜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例│原案のとおり可決│ │       │制定について                  │        │ │第134号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第8号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳入                    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第2款 総務費              │        │ │第135号議案│特別職の職員の給与に関する条例の特例に関する条例│原案のとおり可決│ │       │制定について                  │        │ └───────┴────────────────────────┴────────┘   平成16年12月13日                        総務委員長  藤 沢 昭 男  印    岐阜市議会議長  小 林 ひろし 様            ───────────────────          総 務 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書   本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第135条  第1項の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第10号                           │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │件     名│治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)を制定するよう政府に対する意見 │ │       │書の採択を求める請願                       │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成16年11月26日                      │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市東鶉6丁目170                      │ │住所・氏名  │治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟岐阜県本部岐阜支部        │ │       │事務局長 岩田邦雄                        │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│堀田信夫、大須賀志津香、森 久江、井深正美            │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│不採択                              │ └───────┴─────────────────────────────────┘   平成16年12月13日                        総務委員長  藤 沢 昭 男  印    岐阜市議会議長  小 林 ひろし 様            ───────────────────            産 業 委 員 会 審 査 報 告 書   本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規  則第102条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │ ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │第113号議案│平成16年度岐阜市観光事業特別会計補正予算(第1│原案のとおり可決│ │       │号)                      │        │ │第118号議案│岐阜市農業委員会部会設置条例の一部を改正する条例│原案のとおり可決│ │       │制定について                  │        │ │第119号議案│岐阜市・坂内村ふれあいの森条例の一部を改正する条│原案のとおり可決│ │       │例制定について                 │        │ │第129号議案│平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算│認      定│ │       │認定について                  │        │ │       │ 平成15年度岐阜市一般会計歳入歳出決算    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第5款 労働費              │        │ │       │   第6款 農林水産業費           │        │ │       │   第7款 商工費              │        │ │       │ 平成15年度岐阜市食肉地方卸売市場事業特別会計│        │ │       │ 歳入歳出決算                 │        │ │       │ 平成15年度岐阜市観光事業特別会計歳入歳出決算│        │ │第131号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第5款 労働費              │        │ │       │   第6款 農林水産業費           │        │ │       │   第7款 商工費              │        │ │第133号議案│平成16年度岐阜市中央卸売市場事業会計補正予算 │原案のとおり可決│ │       │(第1号)                   │        │
    └───────┴────────────────────────┴────────┘   平成16年12月13日                        産業委員長  田 中 倫 子  印    岐阜市議会議長  小 林 ひろし 様            ───────────────────          産 業 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書   本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第135条  第1項の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第8号                            │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │件     名│「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する請願          │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成16年11月26日                      │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市西駒爪町14                        │ │住所・氏名  │食とみどり、水を守る岐阜県民会議 議長 池戸 修         │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│船戸 清、西川 弘、高橋 寛、松原徳和、柳原 覚、松原和生    │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│採択                               │ └───────┴─────────────────────────────────┘ ┌───────┬─────────────────────────────────┐ │請 願 番 号│請願第9号                            │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │件     名│WTO・FTA交渉に関する請願                  │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │受理年月日  │平成16年11月26日                      │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │請願代表者  │岐阜市西駒爪町14                        │ │住所・氏名  │食とみどり、水を守る岐阜県民会議 議長 池戸 修         │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │紹 介 議 員│船戸 清、西川 弘、高橋 寛、松原徳和、柳原 覚、松原和生    │ ├───────┼─────────────────────────────────┤ │審 査 結 果│採択                               │ └───────┴─────────────────────────────────┘   平成16年12月13日                        産業委員長  田 中 倫 子  印    岐阜市議会議長  小 林 ひろし 様            ───────────────────            厚 生 委 員 会 審 査 報 告 書   本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規  則第102条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │ ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │第112号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第4款 衛生費              │        │ │第116号議案│岐阜市障害者施策推進協議会条例の一部を改正する条│原案のとおり可決│ │       │例制定について                 │        │ │第117号議案│岐阜市環境審議会条例の一部を改正する条例制定につ│原案のとおり可決│ │       │いて                      │        │ │第121号議案│和解及び損害賠償の額を定めることについて(交通事│原案のとおり可決│ │       │故)                      │        │ │第123号議案│町(字)の名称及び区域の変更について      │原案のとおり可決│ │第124号議案│証明書の交付等の事務委託の廃止に関する協議につい│原案のとおり可決│ │       │て(揖斐郡)                  │        │ │第125号議案│証明書の交付等の事務委託の廃止に関する協議につい│原案のとおり可決│ │       │て(武儀郡)                  │        │ │第126号議案│証明書の交付等の事務委託に関する協議について  │原案のとおり可決│ │第127号議案│岐阜羽島衛生施設組合規約の変更に関する協議につい│原案のとおり可決│ │       │て                       │        │ │第129号議案│平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算│認      定│ │       │認定について                  │        │ │       │ 平成15年度岐阜市一般会計歳入歳出決算    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第2款 総務費中             │        │ │       │    第4項 経営管理費中所管分       │        │ │       │   第3款 民生費(第6項 市民参画費は除く)│        │ │       │   第4款 衛生費              │        │ │       │   第9款 消防費              │        │ │       │ 平成15年度岐阜市国民健康保険事業特別会計歳入│        │ │       │ 歳出決算                   │        │ │       │ 平成15年度岐阜市老人保健医療給付事業特別会計│        │ │       │ 歳入歳出決算                 │        │ │       │ 平成15年度岐阜市母子寡婦福祉資金貸付事業特別│        │ │       │ 会計歳入歳出決算               │        │ │       │ 平成15年度岐阜市介護保険事業特別会計歳入歳出│        │ │       │ 決算                     │        │ │       │ 平成15年度岐阜市廃棄物発電事業特別会計歳入歳│        │ │       │ 出決算                    │        │ │第131号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第3款 民生費(第6項 市民参画費は除く)│        │ │       │   第4款 衛生費              │        │ │       │   第9款 消防費              │        │ │第134号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第8号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第3款 民生費              │        │ └───────┴────────────────────────┴────────┘   平成16年12月13日                        厚生委員長  林   政 安  印    岐阜市議会議長  小 林 ひろし 様            ───────────────────
               建 設 委 員 会 審 査 報 告 書   本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規  則第102条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │ ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │第112号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第8款 土木費              │        │ │       │ 第2条 債務負担行為の補正          │        │ │第115号議案│岐阜市手数料徴収条例の一部を改正する条例制定につ│原案のとおり可決│ │       │いて                      │        │ │第120号議案│岐阜市法定外公共物管理条例制定について     │原案のとおり可決│ │第122号議案│市道路線の廃止について             │原案のとおり可決│ │第129号議案│平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算│認      定│ │       │認定について                  │        │ │       │ 平成15年度岐阜市一般会計歳入歳出決算    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第8款 土木費              │        │ │       │ 平成15年度岐阜市土地区画整理事業特別会計歳入│        │ │       │ 歳出決算                   │        │ │       │ 平成15年度岐阜市駐車場事業特別会計歳入歳出決│        │ │       │ 算                      │        │ │第130号議案│岐阜市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正す│原案のとおり可決│ │       │る条例制定について               │        │ │第131号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第8款 土木費              │        │ └───────┴────────────────────────┴────────┘   平成16年12月13日                        建設委員長  柳 原   覚  印    岐阜市議会議長  小 林 ひろし 様            ───────────────────            文 教 委 員 会 審 査 報 告 書   本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規  則第102条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │    件              名    │ 議決の結果  │ ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │第129号議案│平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算│認      定│ │       │認定について                  │        │ │       │ 平成15年度岐阜市一般会計歳入歳出決算    │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第2款 総務費中             │        │ │       │    第4項 経営管理費中所管分       │        │ │       │   第3款 民生費中             │        │ │       │    第6項 市民参画費           │        │ │       │   第10款 教育費             │        │ │       │ 平成15年度岐阜市育英資金貸付事業特別会計歳入│        │ │       │ 歳出決算                   │        │ │       │ 平成15年度岐阜市薬科大学附属薬局事業特別会計│        │ │       │ 歳入歳出決算                 │        │ │第131号議案│平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)  │原案のとおり可決│ │       │ 第1条 歳入歳出予算の補正          │        │ │       │  歳出中                   │        │ │       │   第3款 民生費中             │        │ │       │    第6項 市民参画費           │        │ │       │   第10款 教育費             │        │ └───────┴────────────────────────┴────────┘   平成16年12月13日                        文教委員長  森   久 江  印    岐阜市議会議長  小 林 ひろし 様            ─────────────────── 4: ◯議長(小林ひろし君) これら27件の各常任委員会における審査結果の報告を求めます。産業委員長、2番、田中倫子君。    〔田中倫子君登壇〕 5: ◯2番(田中倫子君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  産業委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案6件、請願2件につきまして、去る12月10日及び13日の2日間にわたり委員会を開会し、慎重に審査しましたので、以下、その経過並びに結果を御報告申し上げます。  初めに、第113号議案平成16年度岐阜市観光事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。  質疑で交わされました主な議論を申し上げますと、まず、今回の予算計上は主に台風23号の被害復旧に関する事業であることから、国または県からの補助金交付の有無を尋ねられたのであります。また、被災した船舶を含め鵜飼観覧船は船舶保険に未加入であり、その理由を問われたところであります。  次に、船舶被災の経緯及び台風当日の鵜飼観覧船事務所の防災体制、また、増水時における観覧船の係留方法、さらには、今後の対応策について尋ねられたところであります。  また、鵜飼観覧船の航路しゅんせつ及び鵜飼観覧船のドックが以前より長良川の治水事業の阻害要件の1つとして指摘されていることから、今後の河川しゅんせつ方法及びドックの位置変更を含め、当局の見解を求められたところであります。加えて、今後も関係機関との協議を行う中、治水事業に配慮した方策について検討するよう述べられたのであります。  そのほか、岐阜城の照明設備の改修目的を尋ねられたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第118号議案岐阜市農業委員会部会設置条例の一部を改正する条例制定について及び第119号議案岐阜市・坂内村ふれあいの森条例の一部を改正する条例制定については、いずれも異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第129号議案平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、本委員会所管分についてであります。  質疑では、まず、農林水産業費に関し、昨今の市内の遊休農地の管理方法が問われるとともに、地域格差が生じていることについて指摘されたのであります。  次に、健康ふれあい農園管理の貸付農地について区分ごとの貸付状況が尋ねられたのであります。結果、他の貸付農地の利用状況に比べ、学童用区画の利用状況が低い理由及び今後の対応策が問われるとともに、事業の再検証を行うよう述べられたのであります。  また、健康で豊かな学校給食支援について昨今の取り組み状況を確認されるとともに、より教育上の観点から施策推進を図るよう求められたのであります。  次に、生産調整推進対策について昨今の転作実施面積の推移が尋ねられ、実施割合の増加は反面で農業全般の深刻な課題が含まれていると述べられたのであります。すなわち以前に比べ転作実施を容易にさせている要因は、農家の高齢化、後継者不足、さらには、生産意欲の減少であり、以上の点を踏まえた農業全般の課題解決への検討を今後も行うよう述べられたのであります。また、そのような状況の中、生産意欲のある農家にとっても高額な農機具の購入は大きな負担であり、農機具の貸出制度の創設についての考えを問われるとともに、今後、検討するよう述べられたのであります。  また、果樹振興について以前試験的に導入された「カキのボックス栽培」の進捗状況が尋ねられたのであります。  続いて、スローフード推進事業について「わが家のだんらんレシピ」作成に関し、事業内容が問われるとともに、一過性で終わる可能性を憂慮され、スローフードの推進施策としては本来、市民の食生活を改善させ、定着させる目的で行うものであると述べられたのであります。  そのほか、エコプラント椿管理について、「椿」の販売量、たずさえの森について、昨今の事業内容及び実施方法などが尋ねられたのであります。  また、カワウ被害への対策状況を確認されるとともに、早急に具体的な施策実施を行うよう述べられたのであります。  続いて、商工費に関し、若年者雇用促進事業及び産学官共同研究開発助成について両事業ともに執行状況が思わしくない点を指摘され、おのおのその原因を尋ねられたのであります。また、若年者雇用促進事業については実態に即した制度見直しを行うよう述べられ、さらに、産学官共同研究開発助成に関しては助成対象となった研究内容を確認された後、今後は行政の施策に生かすことができる、より具体的な研究成果を期待されたのであります。  次に、企業立地促進助成について市内の就労環境の改善を図るため、今後は柳津町内への企業誘致をも視野に入れ、大規模工場に対する新たな施策展開を要望され、当局の見解を求められたのであります。加えて、仮に本市内で新たな鉄道事業者が業務を行う際の助成の有無について尋ねられたのであります。  また、長良川国際会議場運営管理委託について駐車場利用時の不都合さを指摘され、また、警備業務の再検証などを求められるとともに、今後の改善策について問われたのであります。  次に、観光事業特別会計に関しモーターフェスティバルコルモラーニ2003世界一くるまの王国フェスタについて、エントリー台数及び企業協賛金の推移、さらには、負担金の算定根拠などが尋ねられたのであります。とりわけ負担金については平成14年度に比較し、全体の事業規模が縮小しているにもかかわらず、本市のみ負担金が増額されていることに懸念が示され、その理由をただされたところであります。  また、笑いと感動のまちづくり事業について当日の事業運営を含め、主体性の欠如を指摘されるとともに、長良川国際会議場の単独自主事業とすること、もしくは策伝上人の人物像の検証を行うことなどにより、事業の再構築を図るよう要望され、当局にその見解を問われたところであります。  次に、スローライフ推進事業については詳細な収支内訳についての確認がなされた上で、予算数値に比較し、決算数値に隔たりのある他団体からの補助金及び協賛金収入などの見込み不足を指摘され、アドバイザーへの委託料支出についても本来の事業との整合性について疑問を呈されたところであります。さらに、本来のスローライフ運動の意図からもかけ離れた事業内容であり、市民への定着性についても危惧がなされ、今後の方向性を問われたところであります。  また、鵜飼ひろば等を利用した鵜飼テラス事業について事業成果が尋ねられるとともに、年度途中で突発的に行う計画性のなさなど、行政が施策展開する事業としては不適切な方法であり、十分反省するよう主張されたのであります。  そのほか、さきの温泉掘削に伴うトラブル解消への見通しなどについて尋ねられ、また、昨今の本市内に訪れる修学旅行客の推移を確認され、今後は訪れた修学旅行客へのアンケート調査を行うなど、積極的かつ主体的な誘客活動を行うよう述べられたのであります。  大略、以上のような質疑の後、討論へ移行したところ、本件を認定とすべきとする複数の委員から、それぞれ次のような要望や意見がなされたのであります。  まず、一委員からコンペ事業提案に基づくスローフード推進事業及び笑いと感動のまちづくり事業、さらに、モーターフェスティバルコルモラーニ2003世界一くるまの王国フェスタなどのイベント事業は、行政が主体となって行うような事業内容ではなくなっていると前置きがなされた上で、特にコンペ事業については、行政が本来取り組むべき他の事業施策が財政上圧迫され、支障を来す要因ともなり、加えて、当初の事業提案の趣旨からも逸脱しているとも考えられ、今後の事業展開の適否については再検証を行い、慎重な対処を行うよう要望されたのであります。  次に、他の委員からは、遊休農地の適正な管理の推進及び市民生活の安全、安心に寄与する治山治水事業についてはより広域的かつ積極的な施策展開を図るよう要望されたのであります。さらに、天災被害の影響を多方面から受ける農業であればこそ、今回の台風23号における農業関係施設などの被害対応を含め、今後は早期の対応及び施策実施を求められたのであります。  また、別の委員からは、中心商業地活性化イベントの1つである道三まつり及び信長まつりなどについて、現在、祭りのあり方が全国的に見直され始めており、本市においても早急に検討するよう求められたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって認定すべきものと決しました。
     次に、第131号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会所管分についてであります。  討論では、一委員から調整手当支給率の削減は地域経済に与える影響も大きいと思慮されることから、本議案には反対であると述べられたのであります。  その後、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第133号議案平成16年度岐阜市中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)についてであります。  討論では、一委員から、第131号議案で述べた理由により、本議案についても反対であると述べられたのであります。  その後、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、請願第8号「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する請願であります。  本件の審査においては、本市内での中山間地域等直接支払制度の適用の有無及び本請願に対する当局の考えを尋ねられ、その後、本件を採決に付したところ、全会一致をもって採択すべきものと決しました。  最後に、請願第9号WTO・FTA交渉に関する請願であります。  本件の審査においては、昨今の社会情勢を踏まえた上での本請願に対する当局の見解を求められ、その後、本件を採決に付したところ、全会一致をもって採択すべきものと決しました。  なお、請願審査の過程において、「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する意見書及びWTO・FTA交渉に関する意見書の発議手続をそれぞれとりましたことを申し添え、産業委員長報告とします。 6: ◯議長(小林ひろし君) 厚生委員長、14番、林 政安君。    〔林 政安君登壇〕    〔私語する者あり〕(笑声) 7: ◯14番(林 政安君) 厚生委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は、12月10日及び13日の両日にわたり委員会を開会し、付託されました議案12件につきまして審査しましたので、以下、その経過並びに結果について御報告します。  最初に、第112号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)のうち、本委員会所管分及び交通事故に係る第121号議案和解及び損害賠償の額を定めることについてであります。  両議案は関連があることから一括して審査を行ったものでありますが、特段、質疑はなく、まず第112号議案を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第121号議案を採決に付したところ、同じく全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第116号議案岐阜市障害者施策推進協議会条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑において、障害者施策推進協議会全体の委員数、公募する委員数、その選考方法及び選考時期について尋ねられたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きましては、第117号議案岐阜市環境審議会条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑において、新たな委員に加える主な団体関係者、公募する委員の選考方法及び選考時期などについて尋ねられたのでありますが、議案には異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第123号議案町(字)の名称及び区域の変更についてであります。  質疑において、今回の住居表示の実施により「向加野」という新たな町名となった経緯、地元住民との協議について問われたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、揖斐郡に係る第124号議案証明書の交付等の事務委託の廃止に関する協議について、武儀郡に係る第125号議案証明書の交付等の事務委託の廃止に関する協議について及び第126号議案証明書の交付等の事務委託に関する協議について、以上、3件につきましては、いずれも異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第127号議案岐阜羽島衛生施設組合規約の変更に関する協議についてであります。  質疑において、衛生施設組合に関する地元住民との覚書、いわゆるごみ焼却施設に係る「22年問題」に絡み、し尿処理に対する影響の有無、当組合に浄化槽汚泥に係る処理も含めることになった理由などをただされたのでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きましては、第129号議案平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、本委員会所管分についてであります。  本件審査の過程において交わされました主な質疑を申し上げますと、まず、民生費においては、ひとり暮らし高齢者対策として実施している緊急通報用ペンダント付電話機の貸与について、その使用方法、機能、単価及び貸与台数などを尋ねられたほか、所持している当人の位置がわかるGPS機能つき製品の導入、あるいは、これまで同一メーカーの製品を購入しており、高価なものであることから、ほかに同等の機能を有するものがあるならば競争入札による契約とすることを要望されたのであります。  また、保育料の長期滞納者の有無について尋ねられた後、滞納者への対応方を問われたのでありますが、現場である保育所は、保育そのものに重点が置かれるべきものであることから、滞納者に対しては保育事業室がより積極的にかかわるよう要請されたところであります。  次に、衛生費については、犬、猫の避妊手術費補助金に関して、手術件数の状況を尋ねられるとともに、捨て猫の避妊手術費用を自費で負担している市民の事例を取り上げ、今年度に廃止された補助制度ではあるが、再検討を求められたのであります。  また、ごみ学習センター整備関連の予算が不執行となった理由の説明を求められたほか、バイオマス利活用推進事業に関連して生ごみガス・堆肥化施設建設は事実上、凍結されているものの、柳津町との合併に係る新市建設計画には記載されていることから、現在の執行状況及び今後の方向性について言及されたところであります。  さらに、水によるまちおこし研究事業に関して、本市の水道水をペットボトルに詰めて製品化する計画との関連及びその計画内容を問われたのであります。  続いて、消防費においては、テロ対策資機材の内容、その資機材に含まれる陽圧防護服と核廃棄物輸送の際、輸送ルート上の消防署に配置される防護服は同様なものであることから、テロ対策と称する理由などのほか、防災用備蓄に関して備蓄品の内容及び期限切れ前の食料品の利用方法を問われたのであります。また、簡易トイレの概要を尋ねられた上で、周りから見えないような構造の囲い式簡易トイレの導入を要望されたのであります。  さらに、国民健康保険事業特別会計については、年金収入のみで生計を立てている世帯の国保加入件数、所得が200万円以下の世帯の割合などを尋ねられるとともに、高齢者等、所得の少ない世帯に対して、保険料のうち資産割分の負担が大きいと言われることに対する当局の見解を求められたのであります。  また、本会議においても議論に取り上げられた、いわゆる「ごみ屋敷」問題については、本委員会所管の多数の部署にかかわる事案であり、ひとり暮らしの高齢者の方が生活しているところもあることから、まず、福祉面で民生委員からの連絡の有無、公衆衛生面では保健所への問い合わせと今後の対応、火災予防の観点からは、訪問指導の状況、加えて、ごみ収集業務を管理する環境事業部長への報告などについて問われたほか、公道上にもはみ出していることを考慮すると生活安全面からも問題があり、指導だけでなく、法的な措置も視野に入れた対応が必要であると指摘されたところであります。かように多くの部署にまたがる事案であることから、行政側の窓口を一本化した上で適切な対処方を強く要請されたのであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、本決算を認定できないとする立場の一委員は、国民健康保険事業について、平成16年度への繰越額が28億円を超え、過去最高となった一方、現年賦課分と滞納繰越分を合わせた保険料の収納率が80%を下回り、過去最低となった状況を指摘された上で、被保険者資格証明書は収納率向上を目的としているものの、効果が上がっていないだけではなく、医療機関への受診抑制が起きていることから、資格証明書の発行は中止すべきであると主張されるとともに、来年度の予算編成に当たっては、医療費等の保険給付費をできるだけ厳密に計上すること及び保険料の引き下げを行うことを要望されたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって認定すべきものと決しました。  次に、第131号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)のうち、本委員会所管分についてでありますが、本議案に反対する立場の一委員は、調整手当の支給率を1%カットするものであるが、人事院勧告に基づき既に5年連続で職員給与は引き下げられていること、給与の低い若い職員や高校、大学へ通う子供を持つ職員にとって年間数万円の減収となり、本市の消費経済へ与える影響も大きいと思慮されることから、本議案には賛意を表することができないと述べられたのであります。  その後、採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、第134号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第8号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑において、本件は台風23号による被災者に対する生活支援及び住宅再建支援のための補助金を交付するものであるが、物品購入、修理費などの領収書がない場合や既に補修等が実施済みの場合の対応について、また、この支援制度が今回限りか、それとも今後も継続されていくのか、ただされたのであります。  かかる質疑の後、討論へと移行したところ、本件に賛成の立場の一委員は、岐阜県被災者生活・住宅再建支援制度には、所得制限及び年齢制限が定められており、制度が適用される世帯が限られていることを指摘され、同じ地域で被災したにもかかわらず、制度適用には差が生じることから、県に対して制限の廃止を求めることを要請されたのであります。同じく、賛成の立場の他の委員は、今後も同様な災害が発生する可能性を踏まえ、恒常的な制度として確立していくこと、さらには、既に支給されている見舞金の金額の妥当性についてもあわせて検討することを要望されたのでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、厚生委員長報告とします。 8: ◯議長(小林ひろし君) 建設委員長、11番、柳原 覚君。    〔柳原 覚君登壇〕 9: ◯11番(柳原 覚君) ただいまから建設委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会は去る12月10日及び13日の両日、委員会を開会し、付託されました議案7件につきまして、現場視察も踏まえ、慎重に審査しましたので、以下、その経過並びに結果を御報告申し上げます。  初めに、第112号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)のうち、本委員会所管分についてでありますが、台風23号による土木費関連の被害額を尋ねられるとともに、復旧工事の今後の見通しについて言及されたところであります。  また、最も大きな被害を受けた公園である日野堂後公園については、復旧にかかる費用を尋ねられたほか、当公園の出入り口が1カ所しかないことから、今後、交通安全対策についても検討するよう求められ、また、他の委員からは、水害に遭いやすい河川敷以外での公園整備の予定について尋ねられたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第115号議案岐阜市手数料徴収条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第120号議案岐阜市法定外公共物管理条例制定についてでありますが、対象となる法定外公共物の具体例や件数、これまでの管理主体等について尋ねられたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第122号議案市道路線の廃止についてでありますが、対象となる市道の場所について確認がなされたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、第129号議案平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、本委員会所管分についてであります。  まず、基盤整備部関連の質疑について申し上げます。  側溝新設改良については市民要望に対する施工状況が尋ねられ、また、都市計画道路水野町線道路整備事業については、客観的に妥当で適正な補償をもって地権者等との交渉に当たるよう求められたのであります。  さらに、他の委員からは、準用河川改修について、現在の進捗状況では事業完了までに相当の年月を要する箇所があると指摘された上で、台風等による水害を防ぐため、都市規模相応の河川改修予算を確保できるよう国や県に働きかけていくことが重要であり、災害があったときこそ、それを強く要望すべきだと主張されたのであります。  次に、まちづくり推進部関連の質疑では、ベンチ整備について整備状況や利用状況が問われた上で、さらに有効な事業とするために、ベンチ設置後における効果の検証の必要性が述べられたのであります。  また、都市建設部関連の質疑では、駅西駐車場における最近の収入状況や1台当たりの平均駐車時間、建設費の償還状況等が問われたのであります。  以上のほか、契約や予算執行にかかる質疑がなされたところであります。  すなわちゼロ債について、事業の平準化の観点から、その意義や有用性を確認され、今年度も引き続いて行うのか尋ねられたのであります。また、入札差金に関し、予定価格を大きく下回る契約については、その完全な履行に対して懸念が表明されたところであります。  大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へ移行したところ、公正な入札を行うための談合防止対策やコストの削減に対し、今後、一層努力するよう要望されたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって認定すべきものと決しました。  最後に、第130号議案岐阜市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び第131号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)のうち、本委員会所管分についてでありますが、いずれも異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、建設委員長報告といたします。 10: ◯議長(小林ひろし君) 文教委員長、10番、森 久江君。    〔森 久江君登壇〕 11: ◯10番(森 久江君) 文教委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案2件につきまして、去る12月10日及び13日の両日、委員会を開会し、慎重に審査しましたので、以下、その経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず初めに、第129号議案平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、本委員会所管分についてであります。  質疑において、まず、教育委員会関連は、本会議でも議論がありました図書館本館の整備について、老朽化した現状を憂慮されるとともに、柳津町との合併に係る新市建設計画に記載されている中央図書館整備事業の内容について尋ねられたのであります。さらに、合併特例債の適用の有無や今後の建設計画等について尋ねられたところであります。そのほか、現在リニューアル工事中である歴史博物館の常設展示の完成イメージについて尋ねられた次第であります。  一方、女子短期大学関連でありますが、昨年度に岐阜市立大学構想を考える懇談会において4年制大学化への構想が提言され、今年度、岐阜市立大学課題検討委員会においてその構想が検証されている段階であるが、このような方向性の定まらない状況が続くことは、優秀な教員の確保等に努めることができないなど、運営面及び将来計画についての憂慮の念が述べられたところであります。  その後、本件を採決に付したところ、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって認定すべきものと決しました。  次に、第131号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)のうち、本委員会所管分についてでありますが、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、文教委員長報告とします。 12: ◯議長(小林ひろし君) 総務委員長、19番、藤沢昭男君。    〔藤沢昭男君登壇〕 13: ◯19番(藤沢昭男君) 総務委員長報告を行います。  今期定例会において、本委員会に付託されました議案8件、請願1件につき、去る12月10日及び13日の両日にわたり委員会を開会し、審査しましたので、以下、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  初めに、第112号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第6号)のうち、本委員会所管分についてでありますが、岐阜県市町村職員共済組合加入後における本市での職員健康管理システムの必要性について質疑がなされたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第114号議案岐阜市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定についてであります。  質疑において、指定管理者の業務の従事者が本条例の規定に違反した場合、罰則の適用のみならず、指定そのものの取り消しが相当であると述べられた上で、市としての対処方を尋ねられたところでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第128号議案岐阜県市町村会館組合を組織する市町村数の増減に関する協議については、異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第129号議案平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算認定についてのうち、本委員会所管分についてであります。  質疑においては、まず、さきの定例会でも議論がありました長良川温泉の宿泊施設に係る入湯税の問題に関して、利用者への還付手続や利用者が特定できない場合の取り扱い方、また、市の今後の対応策等について問われた次第であります。加えて、今後の経過状況の報告を要請されたのであります。さらに、市民税においては法人収益が改善し、法人市民税が微増となったことを踏まえ、減収となった個人市民税に含まれる事業所得者の実態について尋ねられたところであります。  また、庁舎整備基金に関連し、柳津町との合併に係る新市建設計画における庁舎整備の意義や合併後の基金の取り扱いについて言及されるとともに、その実施に当たっては、将来的な財政負担等を考慮し、慎重に対処されるよう求められたところであります。  一方、競輪事業特別会計に関しては、全国的に厳しい経営状況にある中、一般会計への繰出金を計上し、本市財政に寄与されていることを評価された上で、特別競輪開催の見通し等、今後の増収策について尋ねられた次第であります。  以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、本決算を不認定とする立場の一委員から、まず、歳入の入湯税に関して長期にわたり行政のチェック体制が行き届かず、誤納を招いたことは容認できるものではないと述べられたところであります。  一方、歳出に関しては、職員の給与の削減状況を考慮し政務調査費を減額すべきであること。岐阜広域合併に伴う事務量や経費が市政にとって加重であったこと。さらに、岐阜大学医学部跡地整備基金積立金が与える予算等への影響を懸念され、あわせて計画の具体化のめどが立った段階において、適切な額を計上すべきであったことを指摘されたところであり、以上の理由から、本決算については認定できないと述べられたのであります。  一方、本決算に認定の立場の複数の委員からは、それぞれ次のような要望、意見が述べられたところであります。  すなわち、まず、一委員は、今後、市税の増収が見込まれないことなどから、新年度の予算編成に当たっては、市債の状況を十分考慮し、適切な財政運営に努められるよう要望されたのであります。  また、一委員は、議案の上程方について、11月定例会において新年度予算に関する議論がなされていることから、9月定例会における決算認定議案の上程方を検討されるよう要請されたところであります。さらに、バランスシートや行政コスト計算書については、取得原価主義ではなく、現実に即した資産の評価基準を採用すべきであると主張されたところであります。加えて、平成15年度は総合計画の策定等、重要な事業の転機であったと述べられ、とりわけ交通総合政策については、実情を考慮し、将来を見据えた施策展開を望むものであると付言されたのであります。  さらに、一委員は、市立大学基本構想の策定について、本会議において早期に市立大学の方向性を出すべきと指摘されている中で、進捗が十分でないと述べられ、できるだけ早期に意思決定をされるよう切望された次第であります。  かかる討論の後、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって認定すべきものと決しました。  次に、第131号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第7号)のうち、本委員会所管分についてであります。  質疑において、調整手当の支給率削減の根拠及び今後の方針を問われた後、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員から、たび重なる給与の削減が与える職員の生活や購買力への影響を考慮すると、1%の削減ではあるものの、据え置くべきであるとの主張がなされたところであります。  かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第132号議案岐阜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、一委員から、第131号議案と同趣旨で反対であるとの討論がなされた後、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、追加上程されました第134号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第8号)のうち、本委員会所管分及び第135号議案特別職の職員の給与に関する条例の特例に関する条例制定についての以上2議案については、いずれも異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、請願第10号治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)を制定するよう政府に対する意見書の採択を求める請願についてであります。
     本件審査の過程においては、まず、当局に対し、本市での治安維持法による弾圧の状況を把握するための調査実施の有無について尋ねられたのであります。  その後、討論へと移行したところ、本件を是とする立場の一委員から、治安維持法による弾圧は歴史的にも明らかであるとともに、戦後、反社会的であるとし、同法が廃止となっていることなどから、その犠牲者に対しては早期に国家賠償をすべきであると述べられ、採択を主張されたのであります。  一方、他の一委員は、継続審査とすることを主張されたのであります。  そこで、まず、継続審査について採決に付したところ、賛成者少数をもって否決されたのであります。  続いて、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  なお、別途、本委員会所管に係る北方領土返還要求に関する決議の発議手続をとりましたことを申し添え、総務委員長報告とします。 14: ◯議長(小林ひろし君) この際、しばらく休憩します。   午前10時58分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午前11時 7 分 開  議 15: ◯議長(小林ひろし君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  常任委員長報告に対する質疑の通告はありません。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、順次これを許します。9番、井深正美君。    〔井深正美君登壇〕(拍手) 16: ◯9番(井深正美君) 日本共産党を代表して反対討論を行います。  最初に、第129号議案平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算認定についてです。  まず、歳入の中の入湯税についてですが、温泉を引いていなかった旅館が長年にわたって宿泊客から入湯税を徴収し、岐阜市も市税の一部として受け取っていました。問題は業務上の確認不足、加えて誤った会計処理であります。徴収してはならない税が含まれていることは認めがたいことです。  次に、歳出のうち議会費の政務調査費交付金についてです。  政務調査費交付金は、議員活動に必要な経費として交付金そのものを否定するものではありませんが、岐阜市の厳しい台所事情を考えるとき、月額18万円、年額216万円の支払い額はいささか高額と受けとめております。私どもは不用額を返還しておりますが、議員報酬の引き下げを求める声さえある今日ですが、議会経費を聖域化せず縮減を図るべきです。  次に、総務費の合併推進費です。  平成15年度では2市4町を前提とした合併が進められてきて、拙速な業務のやり方によって職員も振り回されてきました。結果的に2市4町の合併は破綻をしたわけで、先走った政策予算の執行であったと言えるのではないでしょうか。  同じく、岐阜大学跡地整備基金についてです。  5億円の積み増しによって平成15年度末で33億円余りとなりました。いよいよこれから市民の声を聞くことになりましたが、計画がまだ具体的とは言えない段階で、5億円もの積み増しをする必要があったのか、住民サービスが縮減されている中、疑問の残るところです。  次に、まちづくり推進費です。  金華山・長良川ふれあいゾーン整備計画策定調査でありますが、コンサルタントの委託料ということで2つの会社に790万円余が随意契約によって支払われています。住民とのコラボレーションといいながら、安易にコンサルタント委託をするというやり方は改めるべきです。  続いて、市街地再開発事業費の優良建築物等整備です。  長良橋南詰めの2棟の分譲マンションへの事業補助ですが、岐阜市において景観を誇る地域なのですが、マンションが建設されたことによって景観を結果的に損ねることになっています。今後は認定基準の中に地域景観との調和や、そして、地域住民との合意を設けるべきです。  次に、土木費の周辺整備、岐阜駅北口広場整備についてです。  市街地再開発事業助成の駅西地区再開発で3億円近くの繰り越しが見られますが、平成15年度、県知事の一声で高さが160メートルを超えるものに変更され、主体性のなさがありました。この主体性のなさは、ここだけにとどまらず、駅周辺事業における北口広場のデッキの幅の拡大にも見られます。最初は10メートル、ぜいたくだということで5メートル、そして、知事にもっと広げろと言われ、その真ん中をとって8メートルにするなど情けない限りです。主体性のなさ、そして、事業規模の大きい割に地元企業は潤わないこうした大型開発は見直しをすべきです。  続いて、国民健康保険事業特別会計決算については不認定です。  来年度の予算編成に当たっては医療費の見込みを厳密にすることにより、今後は安易な繰越額を計上することなく保険料の値下げを行うべきです。また、資格証明書の発行は市民の治療を受ける権利を奪うものであり、命と健康にかかわる問題として直ちに中止をすべきです。  以上の理由で第129号議案は不認定です。  次に、第131号議案、岐阜市一般会計補正予算、第132号議案岐阜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、第133号議案平成16年度岐阜市中央卸売市場事業会計補正予算についてです。  職員の調整手当を4%から3%に引き下げるものですが、たとえ1%とはいえ、職員一人一人にすれば数万円から十数万円にも及び、とりわけ若い職員や子育てで物入りの職員にとって大きな影響であります。ましてやこの間、人事院勧告に従って5年連続で給与が引き下げられており、地域経済に与える影響ははかり知れないものがあります。  最後に、平成16年請願第10号治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)を制定するよう政府に対する意見書の採択を求める請願についてです。採択の立場で討論を行います。  来年は戦後60年、歴史の節目となります。戦前の過ち、歴史の事実を認めることなく、今なお侵略戦争を美化し、靖国神社に公式参拝を繰り返すばかりでは、国際社会で孤立を深め信頼を失うことになります。日本がこれからも国際社会の中で信頼される名誉ある地位を築いていくために、歴史的けじめが必要となっています。総務委員会では不採択となりましたが、本請願の採択を主張します。  以上で反対討論を終わります。(拍手) 17: ◯議長(小林ひろし君) 2番、田中倫子君。    〔田中倫子君登壇〕(拍手) 18: ◯2番(田中倫子君) 岐阜市議会無所属クラブを代表して反対討論を行います。  まず、第129号議案平成15年度岐阜市一般会計、特別会計歳入歳出決算認定についてであります。  この決算には、長良東小学校の改築工事が含まれています。去る6月議会で指摘しましたように、わずか50日余りのうちの工事が、50万円以下の工事として5分割されて随意契約されたものです。総額218万    〔私語する者あり〕 9,250円でありました。当然入札の対象とされなければならない工事であり、地方自治法第234条及び地方自治法施行令第167条の2に抵触もしくは違反するものであります。  次に、総合型交通社会実験において路面電車実験関連として1,535万円余りが支出されています。岐阜市総合型交通社会実験評価報告書は平成16年3月に出されました。路面電車の実験の部分を調べてみますと、これは存続を対象に行われた調査であることは一目瞭然であります。にもかかわらず、報告書が出された約4カ月後には市長は存続断念を表明されました。一体何のための実験だったのでしょうか。このような無責任な実験に1,530万円余りも使われたことを到底認めるわけにはいきません。  以上の理由で第129号議案に反対いたします。  続いて、第134号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第8号)及び第135号議案特別職の職員の給与に関する条例の特例に関する条例制定について反対いたします。  これら議案は、市長など三役の給与を減給しようとするものであります。岐阜市産業廃棄物不法投棄問題実態調査委員会報告によりますと、行政の対応は、平成14年度及び15年度には沿道ばい煙測定を実施した立入調査がなされた程度であり、大量の不法投棄の実質的な撤去に向けた強力な取り組みはなされておりません。結果、57万立方メートルもの不法投棄量への増大をもたらしましたことは申し上げるまでもありません。こうした無責任な行政の対応、その結果の被害実態よりかんがみるとき、市長や三役の責任は大変重いものがあると考えます。こうした点からしても減給の額は市民感覚から大きく離れており、甚だ少額過ぎますし、これにより市長の責任についての幕引きも懸念されますし、また、警察の家宅捜索の入った現段階での処分は時期尚早と考えます。  よって、第134号及び135号議案に反対いたします。  以上、反対討論といたします。(拍手)    〔私語する者あり〕 19: ◯議長(小林ひろし君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  まず、第129号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、認定であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 20: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第129号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。    〔私語する者あり〕  次に、第131号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 21: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第131号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第132号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 22: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第132号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第133号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 23: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第133号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第134号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 24: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第134号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。    〔私語する者あり〕  次に、第135号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 25: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第135号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第112号議案から第128号議案まで及び第130号議案、以上18件を一括して採決します。これら18件に対する常任委員長報告は、いずれも原案のとおり可決であります。  お諮りします。これら18件については、いずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら18件については、いずれも常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第10号を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、不採択であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 27: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、請願第10号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第8号及び請願第9号、以上2件を一括して採決します。  これら2件に対する常任委員長報告は、いずれも採択であります。  お諮りします。これら2件については、いずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら2件については、いずれも常任委員長報告のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第29 平成16年請願第2号 29: ◯議長(小林ひろし君) 日程第29、平成16年請願第2号、継続審査中の請願を議題とします。              ─────────────────               〔請 願 書 掲 載 省 略〕              ─────────────────          閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書(厚生委員会)
      本委員会は審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決  しましたので、会議規則第103条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────┬────────┐ │ 事件の番号 │   件                名   │ 理    由 │ ├───────┼────────────────────────┼────────┤ │平成16年  │善商の不法投棄問題について過去からの行政対応の事│なお、検討を要す│ │請願第2号  │実を解明するための100条委員会設置を求める請願│る       │ └───────┴────────────────────────┴────────┘   平成16年12月13日                        厚生委員長  林   政 安  印    岐阜市議会議長  小 林 ひろし 様            ─────────────────── 30: ◯議長(小林ひろし君) 本件の常任委員会における審査結果の報告を求めます。厚生委員長、14番、林 政安君。    〔林 政安君登壇〕 31: ◯14番(林 政安君) 厚生委員長報告を行います。  厚生委員会における閉会中の継続審査案件となっている平成16年請願第2号善商の不法投棄問題について過去からの行政対応の事実を解明するための100条委員会設置を求める請願について、去る12月10日及び13日の両日にわたり委員会を開会し、審査しましたので、以下、その経過並びに結果を御報告します。  請願審査の過程において、警察に押収された資料の中にメモ書きや個人の手帳、フロッピーディスクが含まれているのかを問われ、また、岐阜市自体が捜査対象になっているかどうかということに対する当局の見解を求められたほか、岐阜市産業廃棄物不法投棄問題対応検証委員会において聞き取り調査を受けた職員ら7人の内訳などについて尋ねられたのであります。  その後、討論へと移行したところ、本件を是とする立場の一委員は、検証委員会の報告には、実態調査委員会では明らかにされていなかった新たな事実及び現職市議会議員の関与が記載されており、議会みずからが真相究明を行い、市民からの不信を払拭する必要性があることから、願意は妥当である旨を主張されたのであります。  一方、複数の委員からは、検証委員会の結果報告を受け、100条委員会を設置する段階には入ってきているものの、今後、産業廃棄物不法投棄対策特別委員会において、検証委員会の委員長等の参考人招致が予定されていることから、その結果を踏まえて対応すべきであること。また、100条委員会の設置を議会が議決すれば調査が可能であること。さらに、依然として警察が捜査中であり、まだ状況を見きわめていく必要があることから、継続審査とすべき意見が出されたのであります。  そこで、本件を継続審査とすることについて諮ったところ、賛成者多数をもって継続審査すべきものと決した次第であります。  よって、ここに閉会中の継続審査の申し出を行ったことを申し添え、以上、厚生委員長報告といたします。 32: ◯議長(小林ひろし君) この際、しばらく休憩します。   午前11時28分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午前11時33分 開  議 33: ◯議長(小林ひろし君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  常任委員長報告に対する質疑の通告はありません。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許します。34番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕(拍手)    〔私語する者あり〕 34: ◯34番(服部勝弘君) 平成16年請願第2号善商の不法投棄問題について過去からの行政対応の事実を解明するための100条委員会設置を求める請願について、ただいまの委員長報告は継続審査でありましたが、私どもは即時採択を求める立場から委員長報告に反対をいたします。  実は、この問題を審議する厚生委員会には私どもは所属しておりませんが、お聞きするところによりますと、審議の内容については自民クラブ、市民クラブ、公明クラブ所属の議員さんが継続審査、共産クラブ所属の議員さんが採択、自民党所属の議員は意見を表明されなかったというようなことで、賛成多数で継続審査となったようでございますが、願意妥当と認め、    〔私語する者あり〕 即時採択を求め、この委員長報告に反対をし、討論といたします。    〔私語する者多し〕 35: ◯議長(小林ひろし君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  平成16年請願第2号を起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、継続審査であります。  本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 36: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。    〔私語する者多し〕(笑声) よって、平成16年請願第2号については、常任委員長報告のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第30 第136号議案から第35 第141号議案まで 37: ◯議長(小林ひろし君) 日程第30、第136号議案から日程第35、第141号議案まで、以上6件を一括して議題とします。              ─────────────────                〔議 案 掲 載 省 略〕              ───────────────── 38: ◯議長(小林ひろし君) これら6件に対する提出者の説明を求めます。市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 39: ◯市長(細江茂光君) ただいま上程になりました羽島郡柳津町との合併に関する6件の議案につきまして御説明いたします。    〔私語する者あり〕  岐阜市と柳津町は、平成14年12月に任意の合併協議会、平成15年の4月に法定協議会を設立して以来、構成市町の変更などを経て、最終的には岐阜市・柳津町合併協議会として、およそ2年にわたり合併についての具体的な協議を進めてまいりました。  協議会委員、議会を初め、関係者の皆様方の御理解と御協力をいただく中で、すべての協議項目について合意に達し、去る12月11日、合併協定書の調印をとり行ったところであります。  合併協議会の会長として、また、岐阜市長として、議会を初め、岐阜市、柳津町の関係された方々のこれまでの御協力、御尽力に対し心から感謝を申し上げます。  今回上程いたしました6議案は、いずれも、ただいま申し上げました岐阜市と柳津町の合併に関する議案であります。  まず、第136号議案、一般会計補正予算、第137号議案、国民健康保険事業特別会計補正予算、第138号議案、介護保険事業特別会計補正予算について御説明いたします。  これら3議案は、いずれも平成18年1月1日の合併後、直ちに新市の電算システムを稼働させるため、両市町の電算システムを統合するための経費の補正をいたすものであります。  次に、第139号議案は、平成18年1月1日をもって羽島郡柳津町を廃し、その区域を本市に編入することを岐阜県知事に申請するため、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  第140号議案及び第141号議案は、柳津町を編入することに伴う財産の処分及び農業委員会の委員の定数、任期に関する経過措置について、同町と協議の上定めることについて、地方自治法、「市町村の合併の特例に関する法律」の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  柳津町との合併が住民本位の力強い県都、    〔私語する者あり〕 「夢ある元気な県都づくり」を推進し、    〔私語する者あり〕 現行法制上、最も権限と財源が大きい都市形態である政令指定都市の核となるよう、岐阜市民、柳津町民の御意見を踏まえながら目指してまいりたいと存じております。このため    〔私語する者あり〕 合併の効果を新たな地域への活力へとつなぎ、地方分権時代の都市間競争に立ち向かっていくため、自己決定と自己責任を果たし得る、自立した新しい岐阜市を目指し、魅力に富んだ行財政基盤の強い都市経営を今後とも果たしてまいる覚悟であります。よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。 40: ◯議長(小林ひろし君) この際、しばらく休憩します。   午前11時40分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後 1 時 7 分 開  議 41: ◯議長(小林ひろし君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。32番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕(拍手)    〔私語する者多し〕(笑声) 42: ◯32番(堀田信夫君) 手短に、(笑声)    〔私語する者多し〕 かつ的確に(笑声)お尋ねしたいと思います。  まず、第136号議案、137号議案、138号議案の3つの補正予算関係であります。この点については3点お伺いします。  その1つですけれども、今回合併に伴って住民票関係や税、戸籍などの基幹系のシステムの統合が必要、あるいは生活保護や母子の手続などの福祉総合システムの統合が必要、さらには、国保、介護保険、それぞれの事業のシステムの統合に係る業務委託費の計上であります。  伺いますと、柳津町が保有しているデータを岐阜市のデータに取り込む。これについては、岐阜市の側が、基幹系システムについては富士通、福祉総合システムはNTT、国保、介護は、国保は自前で持ちながら、保守点検などを富士通でお世話になっている。介護保険関係はNTTだそうなんですけれども、柳津町の側は県の広域的な情報センターと、それから、岐阜県みずからがお世話になっている部分があったり、そして、ゼロックスというところもあります。ここで問題は、情報センターからはデータが、そして岐阜県からもデータはいただけるんだそうですけれども、ゼロックスについては、柳津町とゼロックスの間の契約で、今度岐阜市に統合されることから岐阜市の富士通にデータをどうぞという場合に、ゼロックスの側が全面的にこの情報を出さないということがあるそうです。これは業務上のことであり得ることですが、いわゆるブラックな部分だと言われているところです。ゼロックスにしても今まで柳津町でやっていた仕事が抜けちゃって、今度それを富士通にお任せすると、こうなるわけですから、全部やるっていうわけにいかない、企業秘密もあるというところでブラックな部分があるんだそうですが、これについて、まず岐阜市の側は手作業で職員の労力を費やしてやらねばならぬと伺いました。大変な事務量と思いますけれども、まず第1点は、体制補強が必要ではないのか、お答えいただきたいと思います。行政管理部長。  第2点目、基幹系システム統合の中で、この事務量でありますけれども、柳津町が一部高桑と佐波地域において合併時に地名変更を行うとしているために、経費が相当数増加していると伺っています。柳津町高桑何番地が今度岐阜市高桑何番地になり、加えて、地名変更を行うために岐阜市高桑何丁目と、通常のシステムの統合に加えて、もう1ランク余分な仕事があるわけです。  まあ、これから合併までの間に1年有余あるわけですから、本来柳津の側で地名変更を行ってもおかしくない。今回は平成16年度の補正予算であります。債務もありますけれども、柳津町の側で行ってくべく地名変更をなぜ岐阜市民の税金を費やしてやらねばならないのか。今回の委託業務に当たっても経費の削減ができるんではないかと私は思慮しますけれども、市民生活部長にどういう経過でこの仕事がふえているのか、お伺いしたいと思います。  3点目、これは岐阜市議会が柳津町を取り込むことについて岐阜県に対してお伺いを立てる議案が後の議案であります。第139号議案でありますが、これが県に申請をされて、県議会が議決をして、総務省の承認があって、初めて合併が成立すると思われます。ところが、岐阜市が調印を相手方としたからといって予算計上し、そして、それが議決されて、直ちに業者との間で委託契約を結んで、柳津町の側からのさまざまな個人情報を含むデータを受けて仕事をしていったときに、県議会の方でこれが否決されたらどうなるのか。本来、合併の成立というものはしかるべき節目があるのではないか。今の段階はまだ、過日調印が行われたというだけのことであって、合併が成立したわけではありません。まあ、この段階でこういう予算を計上することについては、どう考えても違和感を感じるんですけれども、行政管理部長にお伺いしたいのは、県議会が議決しなかったときに、岐阜市議会が議決後、富士通やNTTなどと委託業務契約の事務量の増加、契約変更を行って、その後、県が議決をしなかったときにどうなるのか、この点について明確にお答えいただきたいと思います。  次に、第139号議案、第140号議案、第141号議案、3つの議案についてでありますが、この議案の前提となる事柄で市長にお伺いします。  前提となりますのが、協議が調ったと言われている新市の建設計画であります。  この計画がどれほどずさんであるかということは、過日の本会議で具体的に申し上げました。同じことは申し上げませんけれども、改めて当局につくっていただいた資料を見ますと、合併前、平成11年から15年度までの投資的な経費ですけれども、岐阜市は市民1人当たり7万2,000円、現在柳津は10万2,000円。これが合併後10年間の財政計画によると、岐阜市が市民1人当たり4万5,000円、柳津町が11万円。このうち合併特例債対象予定事業は、岐阜市が1人当たり2,000円であるのに対して、柳津町域では5万5,000円。さらに、新市建設計画に記載されている事業、合併特例債を使わない事業については、市民1人当たり岐阜市において2万円なのが柳津町で4万円となります。合併によって編入される自治体の行政水準を引き上げてならそうということで合併特例債など新市建設計画の中に盛り込まれるわけですけれども、格差の是正どころか新たな格差のつくり出し、生み出すことになること間違いないわけですけれども、この点について岐阜市民にいかに説明するのか、お答えをください。  もう一つ、2市4町の広域合併で住民投票や意向調査を行ってこなかった所だけ残って合併することになったわけです。柳津町は住民投票を求める直接請求が行われましたが、50分の1を大きく上回って3分の1の有権者が直接請求を求めていました。議会はこれを退けたことから、議会の解散を求める直接請求も行われたわけですけれど、これは残念ながら必要な筆数に達しておりませんでした。けれども、およそ3分の1の有権者の皆さんが合併に疑義を抱いていることは確かであります。相手自治体のことではあるけれども、こういう形でしゃにむに編入して市長は心が痛まないのか、お答えください。  さらに、2市4町の広域合併で、この枠組みが破綻した責任については市長から明確な発言をいただいておりませんが、2市4町の広域合併で、これが破綻をした責任というものについては全く感じておられないのかどうか、お答えをいただきたいと思います。  以上です。(拍手) 43: ◯議長(小林ひろし君) 市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 44: ◯市長(細江茂光君) ただいまの堀田議員の御質問にお答えをいたします。  まず、今回の合併によって、本来は合併後格差を是正するというふうに動くべきであるにもかかわらず、今回の計画を見ると、逆に格差を助長するのではないかという御質問であったと思います。  新市建設計画におきまして、柳津町の投資的経費の中には、市町村合併に際しまして計画期間10年間に限られました特別な支援策であります特例債の予定対象事業が多く含まれております。御指摘のとおりであります。その結果が岐阜市と柳津町の投資的経費の違いになってきております。  合併特例債は、これも議員御指摘のように市町村の一体性の速やかな確立を図る、あるいは均衡ある発展に資するために行う公共的な施設の整備事業及び合併市町村の建設を総合的かつ効果的に推進するための公共的施設の統合整備事業に対する支援策として設けられております有利な財源というふうに、まあ言われております。これをできる限り有効に活用すれば、新しい市の財政負担が軽減できることになります。よって、この有利な財源を活用するために、新市といたしましては、必要な事業の中から適債事業、つまりこの合併特例債が適用される事業であると考えられる事業に対しまして、優先的に充当いたしました。対象事業が事業の性格によって選定されることから、結果として柳津町から提出された事業が多くなったというのも事実であります。
     そして、これらの事業につきましては、そのほとんどが柳津町のためだけの事業ではなくて、柳津町にできたといっても旧柳津町民だけが使うものではなくて、新しく合併をいたします新市に対するこの効果が出てくる事業であると、まあ、こういうふうに理解をしております。これらの合併特例債の対象予定事業を除きますと、柳津町における1人当たりの投資的経費は、先ほど議員も御指摘になっておりましたが、そんなに大きく変わるものではないかというふうに考えております。  それから、このしゃにむな合併に突き進んでいいのかと。まあ住民の意向を聞かないということなのかという、まあ御指摘でありました。市町村合併は、極めて御案内のとおり多くの論点が含まれておりまして、国の方での制度設計上も最終的な合併の是非については、市民の方々の代表である議会で決定するということとなっております。したがいまして、今のところ住民意向調査などは考えておりません。  それから、2市4町の破綻という、まあ御指摘でありました。これは2市4町に限らずですね、もともと政令指定都市を目指した合併をこれからも取り進めていきたいと思っております。今おっしゃっておりますのは、合併特例期間内における合併が今回うまくいかないという、まあ方向になってきているということでありまして、今後とも地方分権時代の自立した、責任あるまちづくりのために政令指定都市を目指して頑張っていきたいと、こういうふうに思っております。  以上、御質問にお答えいたしました。 45: ◯議長(小林ひろし君) 行政管理部長、後藤弥市君。    〔後藤弥市君登壇〕 46: ◯行政管理部長(後藤弥市君) 2点の御質問にお答えいたします。  まず、少量のデータにつきましては、議員御指摘のとおり直接入力となりますことから、アルバイト等により対応していきたいと考えております。  続きまして、違約金についてでございます。  通常の契約におきましては、契約を解除する場合におきまして、解除を申し入れた者に対しまして、契約条項に基づき違約金の支払い義務が生ずるものと考えております。  以上でございます。 47: ◯議長(小林ひろし君) 市民生活部長、大塚節子君。    〔大塚節子君登壇〕 48: ◯市民生活部長(大塚節子君) 柳津町における高桑、佐波の地区の町名変更についてでございますけれども、この作業を柳津町の方で合併前に行いますと柳津町民にとっては二度の住所変更になると、そういうことが必要になるということであり、合併時に町名変更を希望しておみえになるということであり、まあ、この作業の役割分担としては岐阜市のシステムに統合するということになっておりますので、共通部分については岐阜市が作業し、負担をすることというふうにしておりますので、この事業を上げたということでございます。    〔「議長、32番」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長(小林ひろし君) 32番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 50: ◯32番(堀田信夫君) 補正予算関係については、やはり日程的に無理があるということだと言わざるを得ません。急遽、本来岐阜市議会が議決をして、柳津も議決をして、3月で県が議決をして、その段階で仕事をしてもおかしくはない。今の段階でやっていくから、幾重にも窮屈なことがあるということだと思うんです。場合によっては、万万が一にでもアクシデントがあれば、違約金を払わねばならないというようなリスクもあるということでありますし、まあ本来のやり方ではないだろうと私は思います。  地名変更問題についても私は同様に思います。  市長の答弁でありますが、格差が生じることについての認識が、これは持っておられるのかどうか、よく聞き取れなかったんですけども、もう一度柳津町というわずかな町域のところで160億というお金を10年間投じ、そのことが市民1人当たりのバランスから見ても大変な格差があるよということを、この間の本会議以降申し上げているんですけども、このことについて岐阜市民に対してどう説明するのか。格差が生じるということについてのあなたの認識、そして、市民への説明ということについて、もう一度明確にお答えください。  それから、柳津町における住民の意向を受けてのことですけれども、私どもは合併について何が何でも反対というような態度をとってきたことではありません。住民の意思を尊重するという立場であり、実際住民投票が行われたところで、合併の賛成の結論が出たところでは、その意思を尊重した立場をとることを明確にしてきております。  今、柳津の状況を見たときに、ほんとに気持ちよく岐阜市に編入してもらえる状態か、そのことを考えたら、とても私としてはその結論には達しないということです。  市長の選択の中に、柳津町のあの状況を見たときに、2市4町の枠組みが壊れた段階でひとまず御破算にして、ゆっくり柳津町民の間で意見をまとめて、それから、いつでもゆっくり岐阜市に来てくださいよ、合併特例債が使えなくなるかもわからないけれども、新しい合併特例法によって建設計画も幾らか有利なものがある、そう考えれば、ひとまず破綻をしたことを受けて解散をして、柳津町に対してゆっくりとした選択の時間を与える、そういうのが本当の意味での懐深い対応ではないか。しゃにむに岐阜市に取り込むというような姿勢で涙して喜ぶことでしょうか。心が痛まないのか、もう一度お答えいただきたいと思います。  そして、2市4町の広域合併の枠組みが破綻した責任については全く語っておられないことについては、甚だ遺憾だと私は申し上げておきたいと思います。    〔私語する者あり〕 51: ◯議長(小林ひろし君) 市長、細江茂光君。    〔私語する者あり〕    〔細江茂光君登壇〕 52: ◯市長(細江茂光君) ただいまの再質問にお答えをいたします。  まあ格差が、逆格差がつくと思わないかという御質問であったと、こう思います。    〔私語する者あり〕  先ほど申し上げておりますように、表面的な数字といたしましては、先ほど申し上げた合併特例債部分が柳津町の方に多く出ていくので、今後の将来の投資的な経費が柳津町に多く出ているという御説明を申し上げました。これは合併特例債の適債事業に関する取り決めがございまして、3つあります。合併市町村の一体性の速やかな確立を図るために行う公共的施設の整備事業、それから2番目に、合併市町村の均衡ある発展に資するために行う公共的施設の整備事業、それから、合併市町村の建設を総合的かつ効果的に推進するために行う公共的施設の統合整備事業というふうに書かれておりまして、それを今回適債事業でありますので、それぞれ持ち寄りまして、今回調査をいたしましたところ、柳津町の中にまあ、そういうものが多く建設できるということでなっているわけであります。  これは柳津町に、先ほど申し上げましたようにつくるから、旧柳津町民だけのものだということではありませんで、これはその周りの人たち、今の旧岐阜市民の人たちもあわせてですね、使われる新しい新市の一体的施設ということでありますから、格差という認識ではおりません。  それから、柳津町の民意ということであります。  先ほど申し上げましたように、市町村合併というのは本当に多くの論点が含まれておりまして、私ども行政に当たる者、それから、議会で現在の市町あるいは将来の市町をじっくりと点検をし、さまざまな知識、経験をお持ちの議会で、こういう議論をしていただいて、そういう中でこの合併の是非について判断していただくという、まあ制度設計になっておりまして、私どもといたしましては、そういうことで今の制度設計に基づいて話を進めさせていただきまして、きょう上程をさせていただいているということであります。    〔「議長、32番」と呼ぶ者あり〕 53: ◯議長(小林ひろし君) 32番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 54: ◯32番(堀田信夫君) 新市建設計画についての格差については、全く感じておられないということも遺憾だと私は思います。そして、具体的なことはきょうは省きましたけれども、この問題について、過日、市長はとりあえずの計画なんだということをおっしゃったこともあります。現在のこの計画もとりあえずということである、そういう認識なのかどうか。  そして、もう一つは、議員の定数の論議の折にも、大体相手方の意向のときに、表に出てくることと裏とは違いがあるもんやというような意見も聞かれましたが、この新市の建設計画においても表と裏があるのか、お答えいただきたいと思います。 55: ◯議長(小林ひろし君) 市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 56: ◯市長(細江茂光君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  新市建設計画に表と裏があるのかという御質問でありますが、そういうものはありません。この計画はですね、所定の基本的な策定方針に基づきましてつくったものであります。これは前回も申し上げたかと思いますが、いわゆる新市建設計画に盛り込みましたさまざまな計画につきましては、この事業について実施をするという場合につきましては、以前から申し上げておりますとおり、その時点、事業実施をしようとする時点での財政状況、あるいは社会の情勢の変化などを十分踏まえて、事業の課題や必要性などを十分に検討することはもちろんあります。あるいは新市全体のバランスをも十分加味をして、その事業実施をするか、しないか、あるいはどうして実施をしていくのか等についても判断をしてまいると、こういうことであります。新市建設計画を着実に実行していくと、こういうことだと思います。 57: ◯議長(小林ひろし君) 34番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕(拍手) 58: ◯34番(服部勝弘君) 若干の質疑をしたいと思います。  岐阜市は政令指定都市を目指し、2市4町による広域合併を目指し協議をされてきましたが、1市3町が離脱し、最終的には柳津町1町との合併となり、去る12月11日に岐阜市・柳津町合併協定が調印されました。1市3町が離脱されたことは残念でありますが、1年半にわたる関係者の努力に対しましては、御苦労さまでしたと言ってその労をねぎらいたいと思います。この上は岐阜市民の一人として柳津町の皆さんを温かく迎えたいと思います。合併がめでたく成立することを心から念願する次第であります。  さらに、将来の合併に向けて、関係市町村との連携を密にして不断の努力を積み上げていただくよう強く要望する次第であります。  そこで、先ほど上程されました合併に関連する議案について、第140号議案、岐阜市及び柳津町廃置分合に伴う財産処分に関する協議についての財産の概要の中で3点ほどお聞きしたいと思います。  第1点は、有価証券であります。この表を見ますと、柳津町の株券として445万円が計上されておりますし、2点目は、出資による権利として、同じく柳津町に1,137万5,000円が計上されております。さらに、3点目は、債券として3,300万円の債券、それぞれ計上されておりますが、今申し上げました3点について、この内容をお尋ねをし、第1回の質問とします。 59: ◯議長(小林ひろし君) 市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 60: ◯市長(細江茂光君) ただいまの服部議員の御質問にお答えをいたします。  まず、有価証券でありますが、東海旅客鉄道株式会社あるいは名古屋鉄道株式会社などの株券などがございます。ほかに、2番目の出資による権利であります。これは岐阜県市町村行政情報センターあるいは柳津町の土地開発公社などへの出資がございます。  続きまして、債券でありますが、東海労働金庫あるいは商工中金への預託金などがございます。  ただいま服部議員からこの合併に取り組んでまいりましたさまざまな職員あるいは関係者の方々に対して、温かいねぎらいのお言葉をいただきまして、本当にありがとうございます。私どももこの合併が本当に成功し、また、合併後、皆さんがうらやんでいただけるようなまちづくりをしていけるように、しっかりと頑張っていきたいと思いますので、よろしく御支援をお願いしたいと思います。    〔「議長、34番」と呼ぶ者あり〕 61: ◯議長(小林ひろし君) 34番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕 62: ◯34番(服部勝弘君) 財産については、いずれにしましても、柳津町の財産はすべて、まあ岐阜市に帰属するということであります。これら一覧表にある財産につきましては、スムーズに合併後帰属されますよう努力をお願いしたいと思います。  そして、さらに、合併について、まあ、ちょっと申し上げるならば、まあ今回こういう柳津町との1町のみの合併ということになりました。当初の目標から大分ずれてきたわけでありますが、今日この合併問題は避けて通れない課題ではないかと思います。まあ、いろいろの事情があって離脱された市町におかれましても、今後、先を見ますと、非常に厳しい行政運営が強いられるんじゃないかと思います。そういう点から、ぜひまた近い将来、第2ラウンドの合併問題の議論も俎上にのってくると思いますが、合併の問題出たときに急速に関係者と交流を深めるだけでなしに、ふだんのやっぱり行政のいろいろ密接な関係を保たれることが、そういった将来の合併に向けての大きなやはり要素になろうかと思います。そういう点で、ぜひひとつこれからはそういうことを視野に入れて行政努力をしていただくよう強く要望を申し上げて、質問を終わりたいと思います。 63: ◯議長(小林ひろし君) 以上で質疑を終結します。  お諮りします。これら6件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら6件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許します。10番、森 久江君。    〔森 久江君登壇〕(拍手) 65: ◯10番(森 久江君) 岐阜市・柳津町の合併に関する6件の議案に対して反対の討論を行います。  2市4町で始まった岐阜広域合併の協議は、住民の意思を置き去りにして進められてきた結果、破綻をしました。合併するか、しないかは住民自身が決めることであります。住民投票が行われた市町の住民は岐阜市との合併を選びませんでした。柳津町と岐阜市はともに住民投票など、住民の意思を問わないまま合併特例債が活用できる期限までにと、なりふり構わず合併の調印を行いました。  柳津町では合併の是非を問う住民投票を求める直接請求が有権者の38%にも上る3,700人を超える町民から提出をされ、それを退けた議会に対して、今度は議会の解散を求める直接請求の運動が起こりました。署名は必要とされる筆数には満たなかったものの、有権者の3分の1に近い数は大きな意味があります。岐阜市で有権者の3分の1と言えば10万人以上です。直接請求に参加された柳津町民の多くは岐阜市に編入されたくない思いが強い人たちだと思われます。限りなく新設に近い編入だとして進めてきた合併の相手方の町で、町民を二分するような事態がある中で合併を行うことは、必ずや将来に禍根を残すことになると思います。  新市建設計画に盛り込まれている事業でも、例えば、近くに立派な県立図書館、隣接する鶉校区には南部スポーツセンターがあるのに、柳津町提案の事業として体育館や図書館、文化センターのような公共施設を整備することなどは、岐阜市民の納得が得られるのかどうか疑問であります。新しく出発するときには、全体を見据えて、どの地域に何が必要なのか十分検討されなければなりません。もともと合併特例債は合併する自治体同士の格差を是正する、おくれた所を引き上げるために使われるものです。したがって、合併の中で新たな格差をつくり出すような計画はあってはなりません。  また、平成18年1月1日合併ということは、何が何でも特例債の期限に間に合わせたいということかもしれませんが、堀田議員が代表質問で指摘をしたように、合併が期限内に間に合わない場合でも来年4月施行の新たな市町村合併特例法の規定を利用すれば、可能なことがたくさんあります。  今回上程されている平成16年度岐阜市一般会計補正予算、岐阜市国民健康保険事業特別会計補正予算、岐阜市介護保険事業特別会計補正予算は、合併に伴う電算のシステム統合にかかわってのものであります。調印はされたけれども、正式に合併が決まったわけではなく、この先、県の議決、国の承認が必要です。平成18年1月1日に間に合わせるためには、時間がないので今議会での補正となったとの説明でしたが、場合によっては違約金が発生するかもしれない現時点での予算提出、執行には疑問が残ります。  当初の2市4町の合併が破綻したことを謙虚に受けとめ、今回の岐阜市に柳津町を編入するについても、まずは住民の意思を問うべきであり、今の段階はとても合併できる状況ではないことを申し上げて討論とします。(拍手) 66: ◯議長(小林ひろし君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  まず、第136号議案を起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 67: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第136号議案については、原案のとおり決しました。  次に、第137号議案を起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 68: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第137号議案については、原案のとおり決しました。  次に、第138号議案を起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 69: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第138号議案については、原案のとおり決しました。  次に、第139号議案を起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 70: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第139号議案については、原案のとおり決しました。  次に、第140号議案を起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 71: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第140号議案については、原案のとおり決しました。  次に、第141号議案を起立によって採決します。本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 72: ◯議長(小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第141号議案については、原案のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第36 第142号議案から第38 第144号議案まで 73: ◯議長(小林ひろし君) 日程第36、第142号議案から日程第38、第144号議案まで、以上3件を一括して議題とします。              ─────────────────
                   〔議 案 掲 載 省 略〕              ───────────────── 74: ◯議長(小林ひろし君) これら3件に対する提出者の説明を求めます。市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 75: ◯市長(細江茂光君) ただいま上程になりました議案につきまして御説明いたします。  まず、第142号議案につきましては、助役の選任同意でありまして、市政発展のために御努力をいただいております松谷春敏さんの任期が来年1月5日に満了し、今期をもって退任をされますので、後任の助役に高村義晴君を選任いたしたいと存じます。  高村義晴君は、金沢大学工学部、金沢大学大学院において土木工学を専攻し、建設省に入省され、建設経済局や都市局のほか、群馬県、広島市などにおいて地方自治体の業務に直接携われる傍ら、東京大学の工学博士号を取得されるなど、豊富な知識と経験を有しておられます。同君の豊富な行政経験を生かして、本市の発展に尽力し、大きな流れをつくっていただける人材と期待をいたしております。  次に、第143号議案につきましては、固定資産評価審査委員会委員の選任同意についてであります。  現在その任に御努力をいただいております今尾信一郎さん及び平野博史さんの任期が12月25日に満了いたしますので、引き続き今尾信一郎さん及び平野博史さんを固定資産評価審査委員会委員として選任いたしたいと存じます。  次に、第144号議案につきましては、人権擁護委員候補者の推薦同意についてであります。  現在その任に御努力を願っております返田 健さん、武山幸隆さん、永井京子さん、羽田辰男さん及び溝口博司さんの任期が2月28日に満了し、返田 健さん、羽田辰男さんが今期をもって退任されますので、その後任に岡田紘夫さん、小枝隆明さんを、また、引き続き武山幸隆さん、永井京子さん及び溝口博司さんを人権擁護委員候補者に推薦いたしたいと存じます。  以上、よろしく御同意のほど、お願い申し上げます。 76: ◯議長(小林ひろし君) これより質疑を行います。  これら3件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77: ◯議長(小林ひろし君) 質疑はなしと認めます。  お諮りします。これら3件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 78: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら3件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  これら3件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 79: ◯議長(小林ひろし君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  まず、第142号議案を採決します。  お諮りします。高村義晴君を助役に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 80: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、高村義晴君を助役に選任するについては、同意と決しました。  次に、第143号議案を採決します。  まず、今尾信一郎君を固定資産評価審査委員会委員に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 81: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、今尾信一郎君を固定資産評価審査委員会委員に選任するについては、同意と決しました。  次に、平野博史君を固定資産評価審査委員会委員に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、平野博史君を固定資産評価審査委員会委員に選任するについては、同意と決しました。  次に、第144号議案を採決します。  まず、岡田紘夫君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 83: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、岡田紘夫君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。  次に、小枝隆明君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 84: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、小枝隆明君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。  次に、武山幸隆君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、武山幸隆君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。  次に、永井京子君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 86: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、永井京子君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。  次に、溝口博司君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 87: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、溝口博司君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。  この際、松谷春敏君からごあいさつがあります。    〔松谷春敏君登壇〕 88: ◯助役(松谷春敏君) 退任に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。  平成13年1月6日に助役を拝命しましてから4年間がたちました。その間、市長さん、市議会議員の皆様初め、多くの皆様方から温かい御指導、御厚情をいただきまして、本当にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。  任期中の4年間にいろいろなことがございました。着任しましてすぐに市長選挙がございまして、御案内のようなことがありました。そして、1年後にまた市長選があったわけでございまして、お仕えする市長さんとしては今お二人目ですし、もう一人の助役さんは小野崎さんで4人目でございます。収入役さんも3人目。で、議会の皆さんも、間に選挙がありましたので、何人かの方がかわられたということでございます。  私にとりまして、この4年間、今までの人生の中でも、ある意味では波乱万丈の時代だったというふうに思いますし、岐阜市にとりましても恐らく激動の時代だったというふうに、後になってから振り返られるのかなというふうにも思っております。  そんなことがありましたので、市長職務代理であるとか、また、仕事の面でも総合計画の策定、それから、行政改革といったようななかなか携わることができない仕事にも携わることになりました。  その間、国とは違う行政の最前線としての、そして、市民と現場に密着した仕事ということをみずから体験いたしまして、そういった仕事の厳しさ、そして、同時に市民の皆さんと話をしながら、一つ一つの物事ができていくということでのやりがい、そんなことを実感しながら務めてきたところでございます。  それから、自分自身の趣味としては、休日に自転車でまちを駆けめぐるということなんですけれども、金華山、長良川に代表されるような自然、そして、そこではぐくまれた豊かな文化、そして、人情味の厚い市民の皆さんの思いということを実感いたしまして、私にとりまして大変住みやすく、すてきな魅力に富んだまちでございました。  そういった全国的にもトップクラスというふうに私自身が思いましたこのまちの魅力を何とか引き出して、まちづくりを進めたいというふうに努めてきたところでございまして、JR岐阜駅周辺の、それから、柳ケ瀬にかけての都市再生の動きであるとか、また、金華とか加納に代表されるような豊かな歴史を生かしたまちづくりということ、それぞれが少しずつでも、まあ芽が出せてきたかなというふうにも思っております。  市長の補佐役として十分なことができたかどうかということは、皆様の御評価にお任せしたいと思いますけれども、自分自身としては全力を尽くし得たという満足感はございますし、先ほど申し上げたような最前線の行政という意味で得がたい経験もいたしました。  これからまだまだ岐阜市として多くの課題が残る中でかわるということになりまして、後ろ髪が引かれる思いではございますけれども、この地で得ました経験であるとか、現場感覚というものをこれから生かして、国の立場で私の第2のふるさととなりましたこの岐阜市の発展のために少しでもお役に立てるように応援をさせていただきたいというふうに思っております。  最後になりますが、議員皆様の御健勝と御活躍、そして、皆様のお力でこの岐阜市が全国一元気な県都として明るい未来が待っておりますことをお祈り申し上げまして、退任のごあいさつとさせていただきたいと思います。大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)    〔私語する者あり〕            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第39 木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員の補欠選挙 89: ◯議長(小林ひろし君) 日程第39、木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員の補欠選挙を行います。  本件は、欠員となっております組合議会議員の1名の後任の選挙を求められたものであります。  お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によることとし、議長において指名したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 90: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名します。  木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員のうち、長の推薦に基づいて選挙する議員として、岐阜市芥見清水156番地 見尾谷 稔君を指名します。ただいまの指名に御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員のうち、長の推薦に基づいて選挙する議員には、見尾谷 稔君が当選しました。この当選告知は文書で行います。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第40 境川右岸下流地帯水防事務組合議会議員の補欠選挙 92: ◯議長(小林ひろし君) 日程第40、境川右岸下流地帯水防事務組合議会議員の補欠選挙を行います。  本件も、欠員となっております組合議会議員の1名の後任の選挙を求められたものであります。  お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によることとし、議長において指名したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 93: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名します。  境川右岸下流地帯水防事務組合議会議員のうち、長の推薦に基づいて選挙する議員として、岐阜市芥見清水156番地 見尾谷 稔君を指名します。ただいまの指名に御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 94: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、境川右岸下流地帯水防事務組合議会議員のうち、長の推薦に基づいて選挙する議員には、見尾谷 稔君が当選しました。この当選告知は文書で行います。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第41 市議第16号議案から第47 市議第22号議案まで 95: ◯議長(小林ひろし君) 日程第41、市議第16号議案から日程第47、市議第22号議案まで、以上7件を一括して議題とします。  職員に議案を朗読させます。    〔職員朗読〕            ───────────────────   市議第16号議案      北方領土返還要求に関する決議    標記について別紙のとおり決議するものとする。     平成16年12月15日 提 出             提出者  岐阜市議会議員  藤   沢   昭   男             賛成者  岐阜市議会議員  船   戸       清             同    同        辻       孝   子             同    同        道   家   康   生             同    同        大 須 賀   志 津 香
                同    同        乾       尚   美             同    同        松   岡   文   夫             同    同        近   藤   武   男            ───────────────────               北方領土返還要求に関する決議  歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島から成る北方領土は、我が国固有の領土であり、ロシア連邦からの早期返還が期待されている。  北方領土問題解決に向けては、平成5年の「東京宣言」を初めとして、近年、日ロ関係における良好な環境づくりが進められており、「北方四島の帰属問題解決後の平和条約締結」という交渉指針に基づき、日ロ両国は引き続き全力を尽くしている。  特に、来る平成17年は日露通好条約締結150年、また、平成18年は日ソ共同宣言50年という節目の年を迎え、一定の進展が望まれる。  よって、国におかれては、今後とも継続して対ロ外交交渉を展開するとともに、北方領土の早期返還実現を図るよう強く要望する。  以上 決議する。    平成16年12月15日                               岐 阜 市 議 会            ───────────────────   市議第17号議案      「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する意見書    標記について別紙のとおり決議するものとする。     平成16年12月15日 提 出             提出者  岐阜市議会議員  田   中   倫   子             賛成者  岐阜市議会議員  山   口   力   也             同    同        渡   辺       要             同    同        大   野       通             同    同        西   川       弘             同    同        早   田       純             同    同        堀   田   信   夫           ───────────────────────          「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する意見書  政府が現在検討している新たな「食料・農業・農村基本計画」は、今後の日本の食料・農業政策を大きく左右するものである。  しかしながら、さきの「中間論点整理」では、最大の課題である食料自給率の向上に向けての施策については先送りされ、さらに、今後の検討課題との結びつきも明確に示されていない。  また、これまでの規模拡大、効率化一辺倒の農業政策推進の結果がBSEなどの食の不安を引き起こしている現状では、食の安全や環境問題などに配慮した政策転換が必要である。  したがって、基本計画の見直しに当たっては、「食料・農業・農村基本法」に基づき、食料自給率の引き上げ、食の安全、安定に結びつく施策を展開することが日本農業の再生、発展につながると考える。  よって、国におかれては、下記事項について積極的な推進を図られるよう要望する。                     記 1 生産者と消費者の理解と協力のもと、食料自給率の引き上げ政策を推進すること。 2 担い手政策の対象として、意欲を持つ農業者及び地域で育成すべき担い手として推薦  される者等を対象とすること。また、集落営農は、地域の条件に見合う多様な農業の展  開を可能とするものとして位置づけること。 3 新たな経営安定対策は、耕作意欲を持てるような所得補てん策を行うこと。 4 農地を農地として利活用できる法・制度を早急に確立すること。また、構造改革特区  での株式会社等の農地のリース方式による農業参入、さらには、農地取得についての全  国展開は慎重に行うこと。 5 農家及び地域住民などを含めた農業資源保全の取り組みに対する支援策を導入するこ  と。 6 環境直接支払制度を創設し、有機農業などの環境保全型農業の推進を支援すること。 7 現行の中山間地域等直接支払制度は、拡大及び充実して継続実施すること。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                               岐 阜 市 議 会   国会及び関係行政庁宛           ───────────────────────   市議第18号議案      WTO・FTA交渉に関する意見書    標記について別紙のとおり決議するものとする。     平成16年12月15日 提 出             提出者  岐阜市議会議員  田   中   倫   子             賛成者  岐阜市議会議員  山   口   力   也             同    同        渡   辺       要             同    同        大   野       通             同    同        西   川       弘             同    同        早   田       純             同    同        堀   田   信   夫           ───────────────────────               WTO・FTA交渉に関する意見書  平成16年8月1日、WTO(世界貿易機関)農業交渉は、今後の交渉の前提となる大枠合意がなされ、具体的な数値などは今後の交渉にゆだねられている。しかし、農産物輸出国から要求されている上限関税の設定や重要品目の関税割り当て数量の拡大などは、国内農業への打撃を初め、食料の安全、安定、環境などにも大きな影響を与えるものである。さらに、アメリカなどが行っている自国農家への手厚い補助や輸出補助政策は、大枠合意では実質的な削減に結びつかず、公正さを欠く交渉であり、是正する必要がある。  また、現在のFTA(自由貿易協定)締結に向けての2国間交渉については、特に東南アジア各国から農産物の貿易自由化が求められている。これまでのFTA交渉でも見られたように、工業製品の輸出自由化のために、農業分野が大幅な譲歩を強いられ、食料や農業は大きな影響を受けるのは必至である。  したがって、WTO及びFTAにおける農業分野の交渉に当たっては、農業の多面的機能の発揮と食料の安全保障、各国の農業の共存と食料自給率の向上可能な貿易ルールの実現が強く求められる。  よって、国におかれては、下記事項の実施を強く要望する。                     記 1 WTO農業交渉では、世界的な飢餓の拡大や環境悪化につながることのないよう、農  林水産業の多面的機能の発揮や食料自給率の向上、各国の多様な農林水産業が共生、共  存できる貿易ルールに改めるよう確固たる姿勢で臨むこと。 2 上限関税の設定、重要品目の関税割り当て数量の一律的及び義務的拡大には反対する  こと。 3 国内農林水産業の維持を可能とする関税率水準、国家貿易体制、特別セーフガードの  維持等の国境措置を確保し、急速な市場開放に絶対に応じないこと。 4 行き過ぎたAMS(助成合計量)削減の是正と「緑の政策」の要件緩和など、国内支  持政策に関する適切な規律を確保すること。 5 東アジア諸国とのFTA交渉では農林水産物の一律的な関税撤廃・削減は、国内農業  に打撃を与え、WTO農業交渉や他国との交渉に重大な影響を与えることから絶対に行  わないこと。 6 WTO・FTA交渉についての情報公開を徹底し、各国の農業者、消費者及び市民の  声を反映すること。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                               岐 阜 市 議 会   国会及び関係行政庁宛           ───────────────────────   市議第19号議案      自然災害による被災住宅本体への再建支援制度の確立を求める意見書    標記について別紙のとおり決議するものとする。     平成16年12月15日 提 出             提出者  岐阜市議会議員  渡   辺       要             賛成者  岐阜市議会議員  中   尾   年   春             同    同        森       久   江             同    同        道   家   康   生             同    同        丸   山   慎   一             同    同        大   野       通             同    同        西   川       弘             同    同        大   前   恭   一             同    同        松   岡   文   夫           ───────────────────────
         自然災害による被災住宅本体への再建支援制度の確立を求める意見書  自然災害によって被災した住宅を再建することは、被災者個人の生活基盤回復のためだけでなく、地域コミュニティーの維持や町並み復興など「まちづくり」の観点からも重要である。1995年に発生した阪神・淡路大震災にてその重要性が認識されて以来、全国各地で自然災害が発生するたびに、被災者や関係自治体、関係団体の間から、住宅再建支援制度の確立を求める声が強く上げられてきた。  2004年通常国会においては被災者生活再建支援法が改正され、解体撤去費や家賃、借入金関係経費などを助成する「居住安定支援制度」が設けられたところである。さらに、被災者の住宅再建意欲を喚起し、地域社会の復興に役立つ真の住宅再建支援制度が求められている。  よって、国におかれては、被災者生活再建支援法を再度改正し、支援金の支給対象に被災住宅本体に係る建築費、購入費、補修費等を含めるよう強く要望する。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                               岐 阜 市 議 会   国会及び関係行政庁宛           ───────────────────────    〔私語する者あり〕   市議第20号議案      高齢者虐待防止法の制定を求める意見書    標記について別紙のとおり決議するものとする。     平成16年12月15日 提 出             提出者  岐阜市議会議員  渡   辺       要             賛成者  岐阜市議会議員  中   尾   年   春             同    同        森       久   江             同    同        道   家   康   生             同    同        丸   山   慎   一             同    同        大   野       通             同    同        西   川       弘             同    同        大   前   恭   一             同    同        松   岡   文   夫           ───────────────────────              高齢者虐待防止法の制定を求める意見書  高齢化が急速に進む中、介護が必要な高齢者を放置したり、暴力を加えたりするなど虐待が深刻化している。しかし、高齢者虐待は表面化しづらく、児童虐待に比べ法整備などの対策もおくれている。  厚生労働省が本年4月に発表した家庭内における高齢者虐待に関する全国調査によると、被害者の1割が「生命にかかわる危険な状態」に陥っており、虐待に気がついたケアマネジャーの9割が対応の難しさを感じていることが明らかになった。  この結果からも、高齢者虐待の定義を明確化し、虐待防止と早期保護への具体的な仕組みづくりが急務である。  よって、国におかれては、高齢者の人権を守る体制を充実させ、虐待防止のための具体的な対策を早急に実現するため、下記事項を盛り込んだ高齢者虐待防止法を制定されるよう強く要望する。                     記 1 相談窓口の設置と早期発見のための通報システムを確立すること。 2 高齢者及び虐待者の緊急時における保護施設等を整備すること。 3 関係機関や家族のネットワークづくりを推進すること。 4 施設職員や関係者への虐待防止教育を実施すること。 5 高齢者虐待防止に関する国民への教育、啓発を推進すること。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                               岐 阜 市 議 会   国会及び関係行政庁宛           ───────────────────────   市議第21号議案      大規模災害の対策と早期復旧に関する意見書    標記について別紙のとおり決議するものとする。     平成16年12月15日 提 出             提出者  岐阜市議会議員  渡   辺       要             賛成者  岐阜市議会議員  中   尾   年   春             同    同        森       久   江             同    同        道   家   康   生             同    同        丸   山   慎   一             同    同        大   野       通             同    同        西   川       弘             同    同        大   前   恭   一             同    同        松   岡   文   夫           ───────────────────────             大規模災害の対策と早期復旧に関する意見書  本年は、新潟県中越地震の発生や観測史上最多を数える台風が上陸するなど、日本列島は近年まれに見る大規模な災害に見舞われた。  この一連の災害によって全国各地に甚大な人的、物的被害がもたらされ、住民生活と地域経済に大きな影響を及ぼしている。  この深刻な事態に対して、速やかな応急措置と復旧対策を講ずる必要がある。  よって、国におかれては、被災地のライフラインの復旧並びに被災者への支援に一層力を注ぐとともに、将来予測される震災等の自然災害についても万全の対策を講ずるよう、下記事項について強く要望する。                     記 1 建物の耐震構造化推進の重要性を強く認識し、地震防災策の見直しを行うこと。特に、  避難所や救援活動の拠点となる学校や病院の耐震化には早急な対策を講ずること。 2 都道府県管理区間の中小河川の堤防改修に際しては、緊急点検結果に基づき、優先的  に整備を進めること。   また、海岸及び湾岸の水防施設も同様に、堤防等の総点検を速やかに実施し、整備を  進めること。 3 国土の7割を占める中山間地での震災対策の確立を早急に図るとともに、災害関連緊  急治山事業を速やかに実施すること。 4 防災無線の整備、洪水ハザードマップの策定に関して、早急な普及のための計画策定  と予算措置を行うこと。   また、市町村長に対する警戒情報の発令基準及び避難誘導マニュアルの策定を急ぐこ  と。 5 高齢者等の要援護者への対策を推進するため、災害情報の伝達、避難、救助、復旧、  自立支援等に関して、対処マニュアルの策定を早急に行うこと。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                               岐 阜 市 議 会   国会及び関係行政庁宛           ───────────────────────   市議第22号議案      平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書    標記について別紙のとおり決議するものとする。     平成16年12月15日 提 出             提出者  岐阜市議会議員  渡   辺       要             賛成者  岐阜市議会議員  中   尾   年   春             同    同        森       久   江             同    同        道   家   康   生             同    同        丸   山   慎   一             同    同        大   野       通             同    同        西   川       弘             同    同        大   前   恭   一             同    同        松   岡   文   夫           ───────────────────────           平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書  平成16年度政府予算においては、地方交付税及び臨時財政対策債の大幅な削減により、地方財政運営に支障を来すとともに、地方との信頼関係を損ねる結果となった。  平成17年度政府予算編成においては、平成16年度予算のような大幅な削減が行われることのないよう、国は誠実に対応し、国と地方の信頼関係を構築し、住民サービスの低下を来さないようにすべきである。  よって、国は平成17年度政府予算編成に当たり、「地方交付税の所要総額」が確実に確保されるよう、以下の事項についてその実現を求めるものである。                     記 1 昨年のような地方交付税等の大幅な削減により、地方公共団体の財政運営に支障を来  すことのないよう、平成17年度の地方交付税総額は、少なくとも平成16年度の水準
     以上を確保すること。 2 税源移譲に伴い、財政力格差が拡大する財政力の弱い地方公共団体に対しては、地方  交付税の財源調整、財源保障を強化して対応すること。 3 地方財政計画上の歳出と決算との乖離については、投資的経費と経常的経費の実態を  踏まえ、一体的に是正すべきであり、一方的な、不合理な削減は絶対認められないこと。  以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成  年  月  日                               岐 阜 市 議 会   国会及び関係行政庁宛           ───────────────────────    〔私語する者あり〕 96: ◯議長(小林ひろし君) お諮りします。これら7件に対する趣旨弁明は、これを省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 97: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら7件に対する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。  これより質疑を行います。  これら7件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98: ◯議長(小林ひろし君) 質疑はなしと認めます。  お諮りします。これら7件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 99: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら7件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  これら7件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100: ◯議長(小林ひろし君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  市議第16号議案から市議第22号議案まで、以上7件を一括して採決します。  お諮りします。これら7件については、いずれも原案のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 101: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら7件については、いずれも原案のとおり決しました。  なお、可決されました意見書等の取り扱いについては、これを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 102: ◯議長(小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  閉 議 閉 会 103: ◯議長(小林ひろし君) 以上で今期定例会に付議された事件はすべて議了しました。よって、本日の会議はこれで閉じ、平成16年第7回岐阜市議会定例会を閉会します。   午後2時18分 閉  会    〔閉会後、市長及び議長、高村義晴君から次のようなあいさつがあった。〕 104: ◯市長(細江茂光君) 本会議を終了するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今期定例会では、台風23号の災害復旧に関する土木費などの補正を初め、平成15年度一般会計及び特別会計の決算認定、各種条例の制定並びに条例の改正に関する議案などをお願いいたしました。  また、岐阜市産業廃棄物不法投棄問題対応検証委員会からの御報告を受けまして、私を初めとする三役の給料減額に関する議案を提出いたしましたほか、本市と柳津町との合併に関する議案を提出したところでございます。  議員各位におかれましては、これら諸議案につきまして終始慎重な御審議を賜り、それぞれ適切な御決定をいただきました上に、交通政策を初め、数々の貴重な御提言をいただきましたことに対し、御礼を申し上げます。  特に合併につきましては、柳津町との合併協議が調い、多数の議員各位にも御出席をいただく中、合併協定書の調印を行うことができ、今議会で関連議案の議決をいただきました。重ねて御礼を申し上げます。  なお、平成18年1月1日に真に祝福される合併が実現できますよう準備に万全を期してまいりますので、よろしくお願いをいたします。  さて、本年は5つの将来都市像の実現に向けて、新しい新総合計画ぎふ躍動プラン・21がスタートし、日本一元気な県都岐阜づくりを目指して、「築く」をキーワードに具体的な施策を進めてまいりました。  岐阜駅周辺地区整備におきましては、吉野町6丁目東地区の商業系再開発ビル、通称・リブラ21が3月に完成しましたのを初め、岐阜駅北口広場整備工事が着工し、吉野町5丁目東地区の再開発ビル・大岐阜ビルも着々と工事が進んでおります。また、いよいよ新春早々には住居系の建物としては、中部9県で最も高い43階建て、地上163メートルの岐阜駅西市街地再開発ビルが着工する運びとなっております。さらに、地域再生策といたしまして、長良川プロムナード計画の推進や玉宮通りの歩行者空間創出、岐阜中日ビルの完成に伴う岐阜市柳ケ瀬プラザの開設、コールセンター誘致などによる新産業と雇用の創出など、まちの活性化策を推進してまいりました。  このほか北西部地域待望の下水処理場・北西部プラントの供用開始や北東部コミュニティセンターの完成、NPOボランティア協働センターのオープンなどのハード事業に加えまして、岐阜市地域福祉計画、岐阜市協働のまちづくり指針の策定、市民便利サイト「ぎふピタ」の開設など、ソフト面におきましても住民サービスの向上に努めてまいりました。  こうした中で、椿洞の産業廃棄物不法投棄問題につきましては、市民の皆様方に多大な御心配をおかけいたしており、私に課せられた責任は重く受けとめ、議会でも御答弁申し上げておりますとおり、一刻も早い問題の解決に向けまして、今後とも最大の努力をしてまいる所存であります。  ことしは夏の集中豪雨に始まり、たび重なる大型台風の上陸、さらには、新潟県中越地震の発生など、自然災害が相次ぎ、本市を初め全国各地に大きな被害をもたらしました。地震や風水害への備えをもう一度点検し、市民の皆様の生命と財産を守るため、安全で安心なまちづくりをさらに推進してまいります。  また、地方分権を推進するための三位一体の改革が進められる中で、来年度予算の編成は本市におきましても厳しい状況でありますが、選択と集中により職員すべてが知恵と工夫により限られた財源を有効に活用できるよう努力をしてまいりますので、議員の皆様方の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  最後になりますが、12月に入りまして暖冬が続いておりますものの、今後は寒さが増すにつれましてインフルエンザなどの流行も懸念されます。くれぐれもお体にお気をつけをいただきまして、皆様方におかれましては輝かしい新年をお迎えいただきますようお祈りいたしまして、閉会に当たっての私のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手) 105: ◯議長(小林ひろし君) 閉会に当たりまして、私からも一言ごあいさつ申し上げます。  去る11月26日から開会されました今期定例会は、20日間にわたる会期を経まして、本日ここにすべての案件審議を議了し閉会に至りました。今議会では、岐阜市と柳津町との合併に伴う議案など重要な案件に対し、終始御熱心に審議に参画していただきました議員並びに理事者各位に対しまして、心から敬意を表するとともに、議会運営に寄せられました皆様方の御協力により、今日ここに御決定を賜り、無事閉議閉会の運びとなり、厚く御礼を申し上げる次第であります。  さて、ことしも残すところ、あとわずかとなり、年末年始を迎え、各位におかれましては大変お忙しい時期とは存じますが、どうかお体には十分御留意をいただき、輝かしい新年をお迎えいただきますよう御祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手)  なお、この際、先ほど助役に選任同意をされました高村義晴君よりごあいさつがありますので、よろしくお願いいたします。 106: ◯(高村義晴君) ただいま御紹介をいただきました高村でございます。私の助役選任につきましては、御同意をいただき、まことにありがとうございました。  もとより微力ではございますが、皆様の御指導をいただきながら、細江市長の補佐役として岐阜市の発展のため精いっぱい努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)  岐阜市議会議長      小 林 ひろし  岐阜市議会議員      林   政 安  岐阜市議会議員      渡 辺   要 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...