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  1. 岐阜市議会 2004-08-27
    平成16年第5回臨時会(第1日目) 本文 開催日:2004-08-27


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成16年第5回臨時会(第1日目) 本文 2004-08-27 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 37 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長小林ひろし君) 921頁 選択 2 : ◯議長小林ひろし君) 921頁 選択 3 : ◯議長小林ひろし君) 925頁 選択 4 : ◯議長小林ひろし君) 925頁 選択 5 : ◯議長小林ひろし君) 925頁 選択 6 : ◯議長小林ひろし君) 926頁 選択 7 : ◯議長小林ひろし君) 926頁 選択 8 : ◯議長小林ひろし君) 926頁 選択 9 : ◯議長小林ひろし君) 926頁 選択 10 : ◯市長細江茂光君) 926頁 選択 11 : ◯議長小林ひろし君) 926頁 選択 12 : ◯議長小林ひろし君) 926頁 選択 13 : ◯32番(堀田信夫君) 927頁 選択 14 : ◯議長小林ひろし君) 927頁 選択 15 : ◯市長細江茂光君) 927頁 選択 16 : ◯議長小林ひろし君) 928頁 選択 17 : ◯32番(堀田信夫君) 928頁 選択 18 : ◯議長小林ひろし君) 929頁 選択 19 : ◯市長細江茂光君) 929頁 選択 20 : ◯議長小林ひろし君) 930頁 選択 21 : ◯32番(堀田信夫君) 930頁 選択 22 : ◯議長小林ひろし君) 931頁 選択 23 : ◯議長小林ひろし君) 931頁 選択 24 : ◯市長細江茂光君) 931頁 選択 25 : ◯議長小林ひろし君) 931頁 選択 26 : ◯34番(服部勝弘君) 931頁 選択 27 : ◯議長小林ひろし君) 931頁 選択 28 : ◯市長細江茂光君) 931頁 選択 29 : ◯議長小林ひろし君) 932頁 選択 30 : ◯34番(服部勝弘君) 932頁 選択 31 : ◯議長小林ひろし君) 933頁 選択 32 : ◯議長小林ひろし君) 933頁 選択 33 : ◯9番(井深正美君) 933頁 選択 34 : ◯議長小林ひろし君) 934頁 選択 35 : ◯議長小林ひろし君) 934頁 選択 36 : ◯議長小林ひろし君) 934頁 選択 37 : ◯議長小林ひろし君) 934頁 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:  開  会   午前10時12分 開  会 ◯議長小林ひろし君) ただいまから平成16年第5回岐阜市議会臨時会を開会します。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 諸般の報告 2: ◯議長小林ひろし君) 日程に入るに先立って諸般の報告を行います。  監査結果報告書及び報第9号専決処分事項の報告については、お手元に配付しました報告書によって御承知を願います。            ───────────────────                監査結果報告書提出一覧                         平成16年第5回岐阜市議会臨時会 例月現金出納検査結果報告書(平成16年3月分~平成16年5月分) 監査結果報告書(平成15年度)   ・中央卸売市場   ・市民病院   ・交通事業部   ・上下水道事業部   ・会計総室   ・商工観光部   ・議会事務局   ・工事検査室
    ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │  検査の対象  一般会計、特別会計、基金及び企業会計              │ │                                         │ │         (平成16年3月~5月出納事務)                │ │                                         │ │                                         │ │  検査の期間  平成16年4月23日~平成16年8月11日           │ │                                         │ │                                         │ │ 1 歳入歳出実績表及び試算表等の計数を各会計諸帳簿と照合したところ、正確であ  │ │                                         │ │  ることを認めた。                               │ │                                         │ │ 2 月末現金預金現在高を預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ、正確で  │ │                                         │ │  あることを認めた。                              │ │                                         │ │ 3 証書類を検査したところ、指摘する事項はなかった。              │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  監査の対象  中央卸売市場(平成15年度)                  │ │                                         │ │                                         │ │  監査の期間  平成16年5月31日~平成16年7月9日            │ │                                         │ │                                         │ │ 1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められな  │ │                                         │ │  かった。                                   │ │                                         │ │   なお、軽微な事項については、別途指導した。                 │ │                                         │ │ 2 未収金のうち、過年度未収金は9,253,999円で、増加している。     │ │                                         │ │   今後とも未収金については、早期対応と早期回収に努められたい。        │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  監査の対象  市民病院(平成15年度)                    │ │                                         │ │                                         │ │  監査の期間  平成16年5月31日~平成16年7月9日            │ │                                         │ │                                         │ │ 1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められな  │ │                                         │ │  かった。                                   │ │                                         │ │   なお、軽微な事項については、別途指導した。                 │ │                                         │ │ 2 不納欠損金として697件、14,627,984円が処理された。       │ │                                         │ │   今後とも不納欠損処分については、慎重かつ適正な取り扱いをされたい。     │ │                                         │ │ 3 未収金のうち、過年度未収金は126,995,727円であり、年々増加して  │ │                                         │ │  いる。                                    │ │                                         │ │   今後とも未収金については、早期対応と早期回収に努められたい。        │ │                                         │ │ 4 医療事故の再発防止に向けた対策を講じられたい。               │ │                                         │ │ 5 過年度に示談が成立した医療事故について、損害保険会社への保険金の請求が遅  │ │                                         │ │  れていたものが多々あった。                          │ │                                         │ │   今後は、速やかな事務処理をされたい。                    │ │                                         │ │ 6 看護専門学校の入学者数が定員を割っているので、定員を充足させる方策を講じ  │ │                                         │ │  られたい。                                  │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  監査の対象  交通事業部(平成15年度)                   │ │                                         │ │                                         │ │  監査の期間  平成16年5月31日~平成16年7月26日           │ │                                         │ │                                         │ │ 1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められな  │ │                                         │ │  かった。                                   │ │                                         │ │   なお、軽微な事項については、別途指示した。                 │ │                                         │ │ 2 市営バス最後の年として、さらに安全運転に努めるとともに、交通事故防止には  │ │                                         │ │  万全を期されたい。                              │
    │                                         │ │ 3 事業の清算処理に当たっては、土地の売却金に頼ることなく、経営努力によって  │ │                                         │ │  損失を抑える努力をされたい。                         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  監査の対象  上下水道事業部(平成15年度)                 │ │                                         │ │                                         │ │  監査の期間  平成16年5月28日~平成16年7月26日           │ │                                         │ │                                         │ │ 1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められな  │ │                                         │ │  かった。                                   │ │                                         │ │   なお、軽微な事項については、別途指示した。                 │ │                                         │ │ 2 不納欠損金として、水道事業では3,270件、14,559,463円、下水  │ │                                         │ │  道事業では3,934件、34,999,184円が処理された。         │ │                                         │ │   今後とも、不納欠損処分については、慎重かつ適正な取り扱いをされたい。    │ │                                         │ │ 3 未収金のうち、過年度未収水道料金は117,755,402円、過年度未収下  │ │                                         │ │  水料金は265,240,234円で年々増加している。             │ │                                         │ │   今後とも未収金については、早期対応と早期回収に努められたい。        │ │                                         │ │ 4 水道事業の有収率は74.5%でほぼ前年度並みであるが、他の中核市と比較す  │ │                                         │ │  ると低率である。また、下水道事業の有収率は74.7%と低下している。     │ │                                         │ │   有収率の向上に努められたい。                        │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  監査の対象  会計総室(平成15年度)                    │ │                                         │ │                                         │ │  監査の期間  平成16年7月8日~平成16年7月29日            │ │                                         │ │                                         │ │ 1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められな  │ │                                         │ │  かった。                                   │ │                                         │ │   なお、軽微な事項については、別途指示した。                 │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  監査の対象  商工観光部(平成15年度)                   │ │                                         │ │                                         │ │  監査の期間  平成16年7月2日~平成16年7月29日            │ │                                         │ │                                         │ │ 1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められな  │ │                                         │ │  かった。                                   │ │                                         │ │   なお、軽微な事項については、別途指示した。                 │ │                                         │ │ 2 補助金の交付にあたり、その対象事業に効率的かつ有効な活用を図られたい。ま  │ │                                         │ │  た、事業内容及び補助率等の見直しを図られたい。                │ │                                         │ │ 3 実行委員会への事業委託については、その事業の主旨・目的に沿った内容に厳選  │ │                                         │ │  し、安易な変更・追加を避け、かつ適正な事務処理を行うよう指導されたい。    │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  監査の対象  議会事務局(平成15年度)                   │ │                                         │ │                                         │ │  監査の期間  平成16年7月1日~平成16年7月29日            │ │                                         │ │                                         │ │ 1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められな  │ │                                         │ │  かった。                                   │ │                                         │ │   なお、軽微な事項については、別途指示した。                 │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘
    ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  監査の対象  工事検査室(平成15年度)                   │ │                                         │ │                                         │ │  監査の期間  平成16年6月18日~平成16年7月29日           │ │                                         │ │                                         │ │ 1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、異状は認められなかっ  │ │                                         │ │  た。                                     │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘ 3: ◯議長小林ひろし君) 以上で諸般の報告を終わります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  開  議 4: ◯議長小林ひろし君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第1 会議録署名議員の指名 5: ◯議長小林ひろし君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において32番堀田信夫君、33番船戸 清君の両君を指名します。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第2 会期の決定 6: ◯議長小林ひろし君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。今期臨時会の会期は、本日1日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯議長小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日間と決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第3 第83号議案及び第4 第84号議案 8: ◯議長小林ひろし君) 日程第3、第83号議案及び日程第4、第84号議案、以上2件を一括して議題とします。              ─────────────────                〔議 案 掲 載 省 略〕              ───────────────── 9: ◯議長小林ひろし君) これら2件に対する提出者の説明を求めます。市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 10: ◯市長細江茂光君) どうもおはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  ただいま上程になりました議案の概要につきまして御説明をいたします。  まず、第83号議案は、合併協議に係る負担金につきまして、北方町の脱退により変更が生じますので、所要の補正をいたすものであります。  次に、第84号議案は、岐阜広域合併協議会の規約変更に関する協議についてでありまして、岐阜広域合併協議会から北方町を脱退させ、協議会の名称を岐阜広域合併協議会から岐阜市・柳津町合併協議会へ変更いたすものであります。  岐阜市と柳津町、お互いの住民が「合併をしてよかった」と言えるまちづくりを進めてまいるとともに、魅力に富んだ、行政基盤のより強い、自立した新しい岐阜市を目指して、自己決定と自己責任を果たし得る、筋肉質で足腰の強い行財政運営を今後とも果たしていく覚悟であります。よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。 11: ◯議長小林ひろし君) この際、しばらく休憩します。   午前10時16分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午前10時53分 開  議 12: ◯議長小林ひろし君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。質疑の通告がありますので、順次これを許します。32番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕(拍手) 13: ◯32番(堀田信夫君) それでは、提案されております議案につきまして若干お尋ねをいたします。  岐阜市と柳津町と合併の協議をしていくに当たっての基本的な姿勢をお尋ねいたします。  第1点ですが、編入というスタイルで間違いないと思うんですけれども、編入か新設か、明確にお答えいただきたいと思います。  第2点目、柳津町を編入する、恐らく編入だと思うんですが、その意義がどこにあるのか明確にお答えください。  3点目、これまでの合併協議において明らかにされている都市内分権にかかわっての基本方針、これが踏襲されることになるのかどうか。  さらに、この基本方針の中でも岐阜市域における都市内分権について引き続き第2ステップとされるのかどうか。  都市内分権にかかわって3点目、地域自主財源に関連をして、敬老事業など不均一な事態が既に協議の中では明らかにされました。この間の議会のときにも申し上げましたが、例えば、敬老事業で言いますと、柳津町では祝金が75歳以上で1万2,100円、95歳で10万円、100歳で100万円。祝品も88歳で座布団、90歳で銀杯記念品などあります。敬老会も開催されていますが、これらについて、これまでの協議を踏まえると、引き続きこういう給付をやるということになるのかどうか。  こればかりではありません。自治会の役員手当でありますけども、町内会長に対して報償金として柳津町では定額200円で世帯数掛ける年2回の計上がありますが、これもこれまでの協議では出してやろう。協議の中では、合併後5年を目途に調整とありましたけれども、今後の協議の基本姿勢としてこういったことがさらに踏襲されるのかどうか、お伺いをしておきたいと思います。  以上です。 14: ◯議長小林ひろし君) 市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 15: ◯市長細江茂光君) ただいまの堀田議員の御質問にお答えをいたします。御質問の順序がちょっと前後するかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  日常生活圏が拡大をしてまいります中で、合併による広域的なまちづくりが不可避であり、受益と負担というものをできるだけ一致させる責任ある行政サービスというものを我々が確立をしまして、継続的でかつ安定的な行政サービスが供給できる自立した自治体を目指していかなければいけないと考えておりまして、岐阜市を中心としたこの岐阜地域一帯が総合的に発展していくべきであると考えております。  今回1市1町となりましたが、岐阜広域合併協議会で示されました基本的な考え方、理念のもとに、引き続き今回の合併協議を継続をしていきたいと考えております。  柳津町議会におかれまして6月14日に開かれました合併問題調査研究特別委員会で、たとえ柳津町のみでも岐阜市と合併協議を継続をしていくということを賛成多数で決定されました。また、同日の定例会におきまして、合併の意思を問う住民投票実施の請願も不採択とされており、柳津町の合併への意思は示されていると考えております。  また、今回の枠組み変更につきましても8月20日の臨時議会において議決をされております。柳津町長さんからは岐阜市との合併を推進する強い意思が示されておりますし、また、岐阜市といたしましても、その意思を受けとめ、柳津町と歩調を合わせて合併協議を進めていく必要があると考えております。  岐阜広域合併協議会で示されました基本的な事項につきましては踏襲をしていく考えでございまして、合併方式につきましても編入合併ということでございます。  また、協議に当たりましては、合併5原則にありますように、これまでどおり対等な精神で協議をしてまいりたいと考えております。  都市内分権につきましては、各市町のこれまでのまちづくりの歩みを尊重しまして、その文化や伝統を守って、地域が切磋琢磨をしてそれぞれの個性を発展させるとともに、住民の手によるまちづくりを進めるために必要不可欠な仕組みであると考えておりまして、これまで協議をしてまいりました考え方どおり、今後とも堅持をしてまいりたいと考えております。  敬老祝金、自治会役員手当など不公平感があるものについての調整についての御質問でありますが、それぞれの各自治体には当然のことながら特色ある政策あるいは事業がありますので、合併に際しましては、その調整が必要となります。税なども統一までに経過期間を設けることは特例法で認められておりますが、調整に当たりましては、経過期間を設ける場合でも、これまでの2市4町のときと同じように、個人給付的な不公平感のあるものにつきましては、できるだけ速やかに統一すべきであるものと考えておりまして、そういう考えのもとに協議をしてまいりたいと思っております。  以上、御質問にお答えいたしました。  あっ、失礼しました。岐阜市内の分権について、従来どおり第2段階として考えるのかという御質問でありましたが、そういうふうに考えております。    〔「議長、32番」と呼ぶ者あり〕 16: ◯議長小林ひろし君) 32番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 17: ◯32番(堀田信夫君) なぜ柳津町なのかについてはお答えがありませんので、再登壇願いたいと思います。なぜ柳津町と合併の協議を進めていくのか。一般的に、市長、今いろいろ言われたけれども、過去の岐阜市の合併を繰り返してきた、受け入れてきた経過を見ましても、その自治体の議会や行政や住民が一丸となった熱いものがあって、岐阜市への編入がこの間行われてきた経過があります。現在、柳津がどうかというと、市長が言ったような一丸となったものがあるかと言えば、決してそうではなくて、議会も拮抗した状況にある。加えて、住民投票を求めた直接請求運動も行われているただ中にあって、この二、三日うちにも直接請求が提出されるやに伺っています。これでほんとに柳津町の住民が一丸となって岐阜市に入っていこう、こういう気持ちにあるのかどうかは、私はいささか疑問に思います。  加えて、岐阜市自身の中に柳津町を必要とする熱意というものが、熱いものというものがあるかと言えば、これは私は率直に言って感じられません。柳津町を編入する必要性、なぜ柳津町なのか、このところをもう一度お答えいただきたいと思います。  都市内分権で基本方針は踏襲するということであります。協議の中でこの間言われてきた都市内分権については、本来、合併のあるなしにかかわらず追求される事柄だと私どもは受けとめています。現在の岐阜地域における、岐阜市域の中における都市内分権について、この段階に至ってなぜ第2ステップにしなければならないのか、お答えをください。  都市内分権にかかわっての地域自主財源ですけれども、速やかに統一と言われますけれども、特に敬老関係について、これは昨年かことしの初めの合併の協議を進める幹事会に提出された資料ですが、柳津町では敬老祝金や敬老会などに費やされる費用、75歳以上1人当たりで1万4,520円。岐阜市はどうかというと、75歳以上1人当たりで1,176円。この大きな隔たりがあるんだけれども、合併した直後は当分の間、48の小学校の校区、そして、今度49の小学校の校区がふえるぐらいの規模で、1つの小学校の校区に住む住民がこういう不均一な状態が起こり得るということが果たして岐阜市民が納得するのかどうか。1万4,520円と1,176円足して、真ん中の平均のあたりに新たなまちをつくっていくということで市長が示すんならいいんですよ。何かよくわからんですね。  さらに、いろいろ漏れ聞くところによると、この間協議してきた羽島もだめになり、岐南町もだめになり、笠松町もだめになり、北方町もだめになって、もう残るは柳津町だけ。ここで見放されたら、もう形なしというので、絶対に嫌われないようにもう少し上乗せしてやったらどうだというような意見まで聞こえてきますけれども、この柳津町との合併を進めるために、何としてもこのなし遂げるために、あれもこれもとさらに上乗せしていこうという市長は考え方なのかどうか、お答えいただきたいと思います。 18: ◯議長小林ひろし君) 市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 19: ◯市長細江茂光君) ただいまの堀田議員の再質問にお答えをいたします。  なぜ柳津町なのかという御質問でありました。また、岐阜市への熱い思いがあるのかどうか、あるいは岐阜市側にその思いがあるのかどうかという御質問だったと、こう思います。  御案内のとおり、先ほど申し上げましたとおり、これからの安定的な行政サービスを提供していく、これからの地方分権の時代におきましては、我々としましては、岐阜地域が一体的、総合的に発展していくべきであるという思いでおります。そういう中で、その思いを一にしていただける町とは早急に合併を進めていきたいと、こう考えておりまして、もともと2市4町で合併を進めていきたかったわけでありますが、御案内のとおりな経過になっておりまして、今、柳津町さんからは、先ほどもちょっと御説明しましたように、議会及び町長さんの方からですね、熱い思いを寄せられておりますので、私どもとしてはそれにおこたえをしていきたいと、こういうふうに考えている次第であります。  都市内分権でありますが、市域における都市内分権をなぜ第2段階かという御質問であります。  市域におきましても都市内分権は早急に進めるべきであると考えております。まず、合併というものを成功させる必要があると思いますので、まず、柳津町さんとの合併を進めまして、それが安定的になったところで、次の段階として岐阜市域内での都市内分権についても研究をしていきたいと、こう考えております。  地域自主財源につきまして、一時的とはいえ、不均一な状態をこのまま続けていくのか、放置するのかという御質問でありました。  先ほどもちょっと申し上げましたように、個人給付的な不公平感のあるものにつきましては、できるだけ速やかに統一をしていきたいという思いがございます。一方、それぞれの自治体にはそれぞれ今まで歴史的に積み重ねられてまいりました特色ある政策あるいは事業というものがありまして、合併に際しましてはそれらの調整が必要となっております。この点につきましても十分協議会において協議をさせていただきまして、先ほど申し上げましたように速やかに統一する方向で協議をしてきておりますし、また、今後ともその方向で協議をしていくつもりであります。  それから、最後に、最後1つ残った柳津町さんに対していろいろ上乗せをするのではないかという御質問でありましたが、柳津町さんとは将来あるべき姿を目指しまして、あくまでも対等な精神で、真摯に協議をしていきたいと考えております。  以上、御質問にお答えいたしました。    〔「議長、32番」と呼ぶ者あり〕 20: ◯議長小林ひろし君) 32番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 21: ◯32番(堀田信夫君) 自立した自治体とか、総合的に発展と言うんですが、なぜそれで柳津町なのか、岐阜市民にわかるような説明というのが何らこの間の6月議会でも聞かれませんでしたし、今回もなぜ柳津町なのかについては全く具体的にその編入合併の意義というのが、市長の口からは聞かれない。とにかく数だけふえればいいとしか思えないですね。   そして、都市内分権の関係ですけども、広域合併のときに、2市4町全体的なバランスを考えたときに一体感をつくり出して、その次の段階でというのはわかる。けれども、1つの小学校がふえた規模ぐらいの合併で、なぜ岐阜市域の中の都市内分権を追求していくときに、柳津の合併を待たねばならんのか、ここんところがわからない。別に柳津の合併を待たなくったって、岐阜市域の中の中学校の単位、コミュニティーの単位で、この協議の中で言われたような自主財源を伴うような、一定の地域の審議会を置くような、そういう都市内分権というのは、合併のあるなしにかかわらずやるべきだと私は思うんです。けれども、合併の、もう柳津町だけなんだから、柳津町となぜこの一体感、関係ないと思うんですね。もともと現在の岐阜市は一体感があるわけだから、いつでもやれる状態にあると思う。  それから、速やかに統一と、先ほど自主財源にかかわって、速やかというのはどれぐらいの期間のことなのか。柳津町に隣接する岐阜市の校区住民にしてみたら、隣町との違いというのは、これはその瞬間から抵抗を感じるものだと私は思うんです。この際は、広域で議論してきたことが破綻をしたわけだから、ひとまず一呼吸置いて冷静に岐阜市と柳津の合併の必要性について出発点に立ち返って議論をする必要がある。仮に協議を進めていくにしても、白紙の状態で私は進んでもらいたいと思いますが、市長は、ま、とにもかくにもなし遂げたいという思いでいっぱいのようですけども、甚だ明確な答弁がなかったことは遺憾だということを申し上げておきたいと思います。 22: ◯議長小林ひろし君) 市長、細江茂光君。    〔私語する者多し〕
    23: ◯議長小林ひろし君) いや、速やかとは何かという……。    〔「あ、速やかは聞いておる。」と呼ぶ者あり〕    〔細江茂光君登壇〕    〔私語する者多し〕 24: ◯市長細江茂光君) 速やかについての御質問でありますが、岐阜市民あるいは柳津町民の方々が御理解を得る、できるだけ早い限り、早いスピードで協議を進めていきたいということであります。統一をしていきたいということでありますので、御理解をお願いしたいと思います。    〔私語する者多し〕 25: ◯議長小林ひろし君) 34番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕(拍手) 26: ◯34番(服部勝弘君) 第84号議案岐阜広域合併協議会を設ける市町数の減少等に関する協議についてに関連し、市長にお尋ねをいたしたいと思います。  2市4町による合併協議会が羽島市、笠松町、岐南町及び北方町の離脱により柳津町と岐阜市の1市1町のみの合併協議会となりました。これにより広域合併による政令都市を目指していた本市の将来都市構想が事実上破綻したことは、まことに残念であります。  そこで、基本的な問題について、以下、5点についてお尋ねをします。  まず第1点は、こうした事態を岐阜市として予想もしくは想定しておられたかどうかということであります。  次に、1市3町が離脱されたわけでありますが、その原因は何か、また、その結果をどう分析し、検証されておられるか、お尋ねをします。  次に、こうしたことになった結果責任を市長はどう考えておられるかということについてもお尋ねをいたします。  さらに、今後の対応と将来の展望について具体的にどのように取り組んでいかれるのか、お尋ねをします。  最後に、5点目でありますが、柳津町との合併については、まあ、いろいろな動きがありますし、懸念もされておりますが、間違いなくこのまま合併が進むかどうか、その辺の見通しについてひとつここでしっかりしたお答えを求めておきたいと思います。  以上で1回目の質問といたします。(拍手) 27: ◯議長小林ひろし君) 市長、細江茂光君。    〔細江茂光君登壇〕 28: ◯市長細江茂光君) ただいまの服部議員の御質問にお答えをいたします。  こういう事態を岐阜市として予測もしくは想定をしていたのかという御質問でありました。  合併の必要性あるいは協議会での協議内容について、住民の方々に十分御理解をいただければ、この合併は成功したんではないかと考えておりますが、結果は残念ながら、それぞれの市町に住民の意向を把握されて、それぞれの市町の長及び議会が責任を持って決定されたわけでございますが、こういう結果になってしまったということについては重く受けとめております。  この皆さんが離脱をされた原因は何か、その結果をどう分析しているのかという御質問でありますが、今回1市3町が岐阜広域合併協議会から離脱されましたことにつきましては、産業廃棄物問題あるいは路面電車問題などさまざまな理由が言われておりますが、結果といたしましては、本市が合併相手として選ばれなかったことにつきまして、周りの市町から見て、将来のまちづくりをともに進めていくための信頼を得ることができなかったのではないかと思っております。行政にはそれぞれその時々にさまざまな課題がありますが、合併問題はそれらを乗り越え、将来的な展望の中で考えていかなければならないものだと考えております。  次に、このような結果になったことについての責任をどう考えるかという御質問でありました。  このような結果になりましたことにつきましては、私どもの努力不足もあったと、こう思っております。また、もっと各方面からの御意見を拝聴し、配慮いたすべき点もあったのではないかと反省をいたしております。  今後の対応と将来の展望についての御質問であります。  今後は県都として、また、中核市として近隣市町の皆様方がぜひ合併したいと言っていただけるような魅力に富んだ岐阜市、信頼される岐阜市をつくってまいりたいと考えております。  柳津町との合併協議についてでありますが、柳津町は、町長、議会とも岐阜市との合併に対する強い御意向を示されておりますので、岐阜市といたしましても、この思いを十分に受けとめ、柳津町と歩調を合わせて合併協議を続けてまいりたいと考えております。    〔「議長、34番」と呼ぶ者あり〕 29: ◯議長小林ひろし君) 34番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕 30: ◯34番(服部勝弘君) まあ、こういう事態になって、まあ本当に残念なことでありますが、いずれにしても、残ったのは柳津町1町のみということであります。まあ今後積極的にやはり合併に向けて努力していただきたいというわけですが、1市3町が離脱したという、まあ原因はいろいろ言われておりますし、まあ、いろいろ想定はできるんですが、これはやはりこういう離脱された原因というのはもっと積極的に僕は分析してですね、今後の取り組みの1つのやはり参考にすべき問題が多いんじゃないかと思いますね。  まあ、よく言われてますが、ごみだとか、あるいは電車ということは、まあ表向き言われておるんですが、当初からいろいろ聞いてみますと、それぞれの市町においてもくすぶっておるというような、いわゆる合併に対してのいろいろな不満もあるというようなことも言われておるわけでありますんで、この際、ぜひひとつ実態は何であったかということを十分検証していただいて、これから、まあ第2ラウンドのいわゆる合併の問題に対する1つの資料として十分検証していただきたいということを思うわけであります。  そして、これは非常に市長が特に政策の柱として取り組んでおられた問題であります。まあ私ども当然合併はすべきだという立場でありますし、今後も取り組んでいただきたいわけでありますが、恐らくまた第2ラウンドの合併問題ということも浮上してきます。具体的にやはりそういうものを検討する中で、将来、岐阜市の政令指定都市に向けた将来展望をしていく必要があるのではないかと思います。ぜひひとつ、これは貴重な本当に苦い経験ではありましたが、そういう体験を踏まえて、将来の岐阜市の政令指定都市に向けたしっかりした地に足の着いた取り組みをしていただくよう、特に強い要望をいたしておきたいと思います。  どうかひとつ、まあ最後に残った柳津町についてはさらに精いっぱい努力していただいて、その成果が得られるように頑張っていただきたいということを申し上げまして、質問といたしたいと思います。    〔私語する者あり〕 31: ◯議長小林ひろし君) 以上で質疑を終結します。  お諮りします。これら2件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32: ◯議長小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら2件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許します。9番、井深正美君。    〔井深正美君登壇〕(拍手)    〔私語する者あり〕 33: ◯9番(井深正美君) (笑声)日本共産党を代表して議案に反対の立場から討論を行います。  今回の議案では北方町が広域合併協議会から離脱をし、今後は柳津町と合併を進めていくとしています。しかし、今、柳津町では住民投票を求める直接請求が行われており、今後、直接請求を受けて、町長や議会の対応にもよりますが、住民投票が行われる可能性が残されています。この推移を見きわめない限りは柳津町との法定協議は進められないわけで、今回の提案そのものがまた意味のないものになる結果もあり得るのではないでしょうか。  今回の北方町の離脱によって岐阜広域合併は事実上破綻したと言っていいわけです。最後に残された柳津町も今後どうなるかわからないという不安定というのであるなら、今回の岐阜広域合併協議会の名称変更程度ではなく、きっぱりと解散するのが理に合った対応であると考えます。解散をすれば8月末をもって離脱との結論を出した北方町に対しても礼を失するものではありません。柳津町との合併は広域合併ではなく1対1の合併となるわけですから、解散をしても影響がないわけです。1市4町を相手としてスタートした岐阜広域合併は1町だけになってしまいました。この柳津町とも話がまとまらなかったら大変だということで、とにかく合併が破綻にならないようにとあれもこれもという声もあるようです。メンツや意地のために大義を失った合併は進めるべきではありません。  これで反対討論を終わります。(拍手) 34: ◯議長小林ひろし君) 以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  まず、第83号議案を起立によって採決します。  本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛 成 者 起 立〕 35: ◯議長小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第83号議案については、原案のとおり決しました。  次に、第84号議案を起立によって採決します。  本件については、これを原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛 成 者 起 立〕 36: ◯議長小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第84号議案については、原案のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  閉 議 閉 会 37: ◯議長小林ひろし君) 以上で今期臨時会に付議された事件はすべて議了しました。よって、本日の会議はこれで閉じ、平成16年第5回岐阜市議会臨時会を閉会します。   午前11時25分 閉  会  岐阜市議会議長      小 林 ひろし  岐阜市議会議員      堀 田 信 夫  岐阜市議会議員      船 戸   清 発言が指定されていません。 Copyright © Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...