岐阜市議会 2004-06-23
平成16年第3回定例会(第6日目) 本文 開催日:2004-06-23
│第64号議案 │平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳入 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第1款 議会費 │ │
│ │ 第2款 総務費 │ │
│ │ 第2条 地方債の補正 │ │
│第66号議案 │岐阜市税条例の一部を改正する条例制定について │原案のとおり可決│
└───────┴────────────────────────┴────────┘
平成16年6月21日
総務委員長 藤 沢 昭 男 印
岐阜市議会議長 小 林 ひろし 様
───────────────────
産 業 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第102条の規定により報告します。
記
┌───────┬────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────┼────────┤
│第64号議案 │平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第7款 商工費 │ │
└───────┴────────────────────────┴────────┘
平成16年6月21日
産業委員長 田 中 倫 子 印
岐阜市議会議長 小 林 ひろし 様
───────────────────
厚 生 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第102条の規定により報告します。
記
┌───────┬────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────┼────────┤
│第64号議案 │平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第4款 衛生費 │ │
│第65号議案 │平成16年度岐阜市老人保健医療給付事業特別会計補│原案のとおり可決│
│ │正予算(第2号) │ │
│第71号議案 │岐阜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関す│原案のとおり可決│
│ │る条例の一部を改正する条例制定について │ │
│第72号議案 │工事請負契約の締結について(寺田プラントし尿処理│原案のとおり可決│
│ │施設改造工事) │ │
│第78号議案 │住居表示を実施すべき市街地の区域の変更及び当該区│原案のとおり可決│
│ │域内の住居表示の方法について │ │
└───────┴────────────────────────┴────────┘
平成16年6月21日
厚生委員長 林 政 安 印
岐阜市議会議長 小 林 ひろし 様
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厚 生 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書
本委員会に付託の請願は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第135
条第1項の規定により報告します。
記
┌───────┬─────────────────────────────────┐
│請 願 番 号│請願第4号 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│件 名│高すぎる国民健康保険料の引き下げと保険証を加入者全員に発行するこ │
│ │とを求める請願 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│受理年月日 │平成16年6月7日 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│請願代表者 │岐阜市則武西2丁目1-17 岐阜北民主商工会内 │
│住所・氏名 │岐阜市国保を良くする会 会長 高木明彦 外105件 6,917人 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│紹 介 議 員│
井深正美、森 久江、大須賀志津香、堀田信夫 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│審 査 結 果│不採択 │
└───────┴─────────────────────────────────┘
平成16年6月21日
厚生委員長 林 政 安 印
岐阜市議会議長 小 林 ひろし 様
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閉会中継続審査申出書(厚生委員会)
本委員会は審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決
しましたので、会議規則第103条の規定により申し出ます。
記
┌───────┬────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │理 由│
├───────┼────────────────────────┼────────┤
│請願第2号 │善商の不法投棄問題について過去からの行政対応の事│なお、検討を要す│
│ │実を解明するための100条委員会設置を求める請願│る │
└───────┴────────────────────────┴────────┘
平成16年6月21日
厚生委員長 林 政 安 印
岐阜市議会議長 小 林 ひろし 様
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建 設 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第102条の規定により報告します。
記
┌───────┬────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────┼────────┤
│第64号議案 │平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第8款 土木費 │ │
│第68号議案 │岐阜市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定│原案のとおり可決│
│ │について │ │
│第69号議案 │岐阜市風致地区条例の一部を改正する条例制定につい│原案のとおり可決│
│ │て │ │
│第70号議案 │岐阜市駐車場条例の一部を改正する条例制定について│原案のとおり可決│
│第76号議案 │市道路線の認定及び変更について │原案のとおり可決│
│第77号議案 │町の名称及び区域の変更について │原案のとおり可決│
│第79号議案 │平成16年度岐阜市下水道事業会計補正予算(第1号)│原案のとおり可決│
│第80号議案 │岐阜市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正す│原案のとおり可決│
│ │る条例制定について │ │
└───────┴────────────────────────┴────────┘
平成16年6月21日
建設委員長 柳 原 覚 印
岐阜市議会議長 小 林 ひろし 様
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文 教 委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規
則第102条の規定により報告します。
記
┌───────┬────────────────────────┬────────┐
│ 事件の番号 │ 件 名 │ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────┼────────┤
│第64号議案 │平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号) │原案のとおり可決│
│ │ 第1条 歳入歳出予算の補正 │ │
│ │ 歳出中 │ │
│ │ 第10款 教育費 │ │
│第67号議案 │岐阜市コミュニティセンター条例の一部を改正する条│原案のとおり可決│
│ │例制定について │ │
│第73号議案 │工事請負契約の締結について(則武小学校校舎建築主│原案のとおり可決│
│ │体工事) │ │
│第74号議案 │工事請負契約の締結について(西郷小学校校舎建築主│原案のとおり可決│
│ │体工事) │ │
│第75号議案 │工事請負契約の締結について(歴史博物館常設展示改│原案のとおり可決│
│ │装工事) │ │
└───────┴────────────────────────┴────────┘
平成16年6月21日
文教委員長 森 久 江 印
岐阜市議会議長 小 林 ひろし 様
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文 教 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書
本委員会に付託の請願は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第135
条第1項の規定により報告します。
記
┌───────┬─────────────────────────────────┐
│請 願 番 号│請願第3号 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│件 名│子どもたちの健やかな発達のために、教育基本法を守り生かすことを求 │
│ │める請願 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│受理年月日 │平成16年6月7日 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│請願代表者 │岐阜市美江寺町2-1 教育会館 │
│住所・氏名 │岐阜県教職員組合 執行委員長 竹中美喜夫 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│紹 介 議 員│
井深正美、森 久江、大須賀志津香、堀田信夫 │
├───────┼─────────────────────────────────┤
│審 査 結 果│不採択 │
└───────┴─────────────────────────────────┘
平成16年6月21日
文教委員長 森 久 江 印
岐阜市議会議長 小 林 ひろし 様
───────────────────
4:
◯議長(
小林ひろし君) これら20件の各常任委員会における審査結果の報告を求めます。産業委員長、2番、
田中倫子君。
〔
田中倫子君登壇〕
5: ◯2番(
田中倫子君) おはようございます。
〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕
産業委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会に付託されました第64号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会所管分につきまして、去る6月18日及び21日の2日間にわたり委員会を開会し、慎重に審査しましたので、以下、その経過並びに結果を御報告申し上げます。
本件質疑で交わされました主な議論を申し上げますと、商業基盤施設整備に関し、名鉄新岐阜駅前の長良橋通り東側、アーケード、カラー舗装整備について、まず、新設されるアーケードの設置区間が南側部分で短くなる理由が尋ねられ、当該箇所の信号待ち歩行者等に対する影響を懸念されたのであります。さらに、新設アーケードと岐阜駅北口駅前広場整備計画における歩行者用デッキ昇降場所との整合性のなさを指摘されたのであります。加えて、これまでの調整経過についてただされるとともに、今後については、調整が困難な部分にこそ行政が財政負担を含め積極的に関与すべきである旨、述べられたのであります。
続いて、この事業完成までに長期の工事期間を要することから、歩行者等に与える影響を憂慮され、誘導対策及び安全対策の徹底、とりわけ社会的弱者と呼ばれる方々に対する十分な配慮を要望されるとともに、その対策について問われたのであります。
さらに、この事業と岐阜駅北口土地区画整理事業との整合性が尋ねられ、また、今後の歩行者の動線を考える上で、この地域内の地下道存続の有無について確認されたのであります。加えて、昨今のハトのふん等による環境衛生面の悪化の観点から、アーケードの上に飛来するハトの防御対策について問われたほか、点字ブロック設置の有無についても尋ねられたところでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、産業委員長報告とします。
6:
◯議長(
小林ひろし君) 厚生委員長、14番、林 政安君。
〔林 政安君登壇〕
7: ◯14番(林 政安君) 厚生委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会は、去る6月18日及び21日の2日間にわたり委員会を開会し、付託されました議案5件、請願2件につきまして慎重に審査しましたので、以下、その経過と結果について御報告します。
最初に、第64号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会所管分についてであります。
衛生費において、今期
定例会においても質問が集中した産業廃棄物不法投棄問題に関して、各委員により種々議論が交わされたところであり、主な質疑は以下のとおりであります。
まず、補正予算に計上されている産業廃棄物不法投棄対策検討委員会については、委員会における意見の内容及び情報公開について尋ねられたのであります。
続いて、埋設産業廃棄物調査においては、その入札方法や市内及び県内委託業者の有無を問われたほか、3月補正により実施している産業廃棄物不法投棄現場汚染状況等調査との関連性や今回の調査により産業廃棄物の処理方法が決定する時期、あるいは30メートル間隔で行うボーリング調査の結果、有害物質等の埋設の可能性がある場所における追加のボーリング調査の意向及び電気探査による調査の実施についても尋ねられたのであります。さらに、ボーリング時に硫化水素が発生した場合の対策や雨水の流入による地下水への影響をただされたところであります。
また、産業廃棄物不法投棄現場周辺環境調査に対しては、その調査エリアの設定根拠、大気や水質等のモニタリング調査の今後の調査期間の見込み及び地下水の水質調査の結果についても問われたところであります。
次に、費用負担の面からは、現在、岐阜市単独で行っているこれらの各種調査費用の今後の支出見込み、産業廃棄物排出事業者としての責任を問うために業者を特定する方法や負担を求める事業所数の見込み、さらには、約56万7,000立米と推定される産業廃棄物の処理費用及び森林法を所管する岐阜県へ応分の費用負担を求めることに対する当局の見解を求められるとともに、本来、県が負担すべき地区の範囲、加えて、森林法を所管する県みずからがボーリング調査すべきであることから、県に対する調査実施の申し入れ状況及び保安林の部分まで市単独で調査を行うことの是非についてもただされたのであります。
さらに、今事案の当事者である産業廃棄物中間処理業者・善商に関しては、費用負担の請求に絡む財産保全の手続時期、法的な実現の可能性、善商に対して今回の環境調査をみずからが実施すべきとの命令を出さない理由及び本市の公共工事における善商への産業廃棄物の搬出実績について言及されたのであります。
また、現場最上部に堆積している産業廃棄物に関して、産業廃棄物の中間処理業者及び収集運搬業者としての許可を取り消した善商に撤去命令を出されているが、その運搬に当たってはどこが行い、また、数多く出入りするトラックの排ガスや振動等の問題に対する住民説明会の開催、加えて、県建設廃材処理協同組合からの無償による撤去の申し出への対応状況について問われるとともに、現場で善商の分別作業を監視している職員の増員を要望されたのであります。
さらには、今回の問題を契機として産業廃棄物の最終処分場のあり方について国や県に対して要望や協議を行うことへの当局の見解を問われ、また、岐阜県議会では県警本部からの報告を受けることが可能であるが、本市議会では警察の情報が入手しがたいことから、捜査状況がわからない中での議論に対する疑問等を示されたところであります。
また、そのほかに産業廃棄物の悪臭対策、不法投棄の疑いが出てきた場合における御望山でのボーリング調査の予算措置の方法及び現場近辺のゆりかご幼稚園から提出された6項目から成る要望書への回答時期などを尋ねられたのであります。
大略、以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、本議案に賛成する立場の複数の委員から、以下の要望がなされたのであります。
すなわち埋設産業廃棄物調査においては多くのボーリング調査や掘削が行われるため、二次的な公害発生の抑止に努めること。不法投棄現場周辺環境調査については、現時点では、有害物質は基準値の範囲内ではあるものの、市内の他地域との比較においては高い数値であるため、検討委員会等においてはそれらを含めた情報を提供すること。
また、一委員は、善商に第一義的な責任があることから、これまでに負担した費用に対する請求を行政として強い姿勢で臨むこと。環境調査は、市民の不安を解消し、安全、安心を取り戻すために行うものであることから、調査範囲の拡大や長期にわたる継続調査とすること。ゆりかご幼稚園から提出されている要望書については誠実に対応すること。
さらに、他の委員からは、本市議会においては、県の森林法の関係も含め司法の情報が入りにくいことから、県議会や各部局等との連絡を密に進めていくことを要望されたところであります。
かくして、本件を採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第65号議案平成16年度岐阜市老人保健医療給付事業特別会計補正予算(第2号)、第71号議案岐阜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について、寺田プラントし尿処理施設改造工事に係る第72号議案工事請負契約の締結について及び第78号議案住居表示を実施すべき市街地の区域の変更及び当該区域内の住居表示の方法についての以上4件につきましては、いずれも異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決したところであります。
続いて、請願第2号善商の不法投棄問題について過去からの行政対応の事実を解明するための100条委員会設置を求める請願についてであります。
本請願にかかる審査過程においては、手続に関して、地方自治法第100条に基づく調査権を既に設置されている特別委員会へ付与する判断の権限を先に与えることについて尋ねられたほか、これから行政においても真相を解明していこうとしているやさきに同条の規定を適用することに対する疑義を呈されたのであります。
その後、討論に移行したところ、本件を是とする立場の委員は、行政は情報公開していない資料もあり、現段階でも全容解明のために同条に基づく調査は可能であるとして、願意は妥当である旨を述べられたのであります。
また、複数の委員からは、産業廃棄物不法投棄対策特別委員会などが設置されたばかりで、同条に基づく調査権の付与は、必要に応じて本会議の議決を経て行うことができるものであり、決して本請願の願意を否定するものではないことから、継続審査とすべき意見が出されたのであります。
他方、これらに対し、本件を否とする立場の一委員は、100条委員会を論ずるのは時期尚早であり、仮に不採択としても100条委員会の設置は議会の議決事項であるため、継続審査とする必要はない旨を主張されたのであります。
そこで、本件を継続審査とすることについて諮ったところ、賛成者多数をもって継続審査すべきものと決した次第であります。
よって、ここに閉会中の継続審査の申し出を行ったことを申し添えます。
最後に、請願第4号高すぎる国民健康保険料の引き下げと保険証を加入者全員に発行することを求める請願についてであります。
本件の審査においては、国民健康保険料の今年度と昨年度との負担割合の状況等を尋ねられたほか、請願趣旨における被保険者の割合などの数字を確認された上で、乳幼児等に対する医療費が無料であることと国民健康保険被保険者資格証明書発行との関係を問われたのであります。
また、国民健康保険は、相互扶助で成り立つ社会保険制度であり、本市が納付に関する相談を積極的に行っていることに対する請願紹介議員の見解を求められたのであります。
その後、討論に移行したところ、本件を是とする立場の一委員からは、国民健康保険料が高過ぎることが問題であり、国民健康保険事業特別会計における医療費の見込みを厳密に算定し、黒字幅を圧縮することにより引き下げが可能であること。保険料を1年以上滞納している場合には、保険証を交付しない措置をとっているが、市県民税や固定資産税の滞納者には同様な措置を講じていないことから、対応を改めること。また、所得制限等はあるものの、医療機関の窓口で支払う医療費が無料となっている乳幼児、母子家庭、重度障害者に対して、保険料を払っていないことを理由に保険証を交付しないことはゆゆしきことであるとして、請願の採択に賛成する旨を述べられたのであります。
他方、本件を否とする立場の複数の委員からは、経済的に苦しい中でも保険料を払っている方によって、国民健康保険制度が成立しているのであり、保険料滞納者への保険証交付は、制度自体の崩壊につながりかねないこと。さらに、資格証明書の発行は国民健康保険法に基づいて行っており、法を遵守すべきものであることから、請願の採択には賛成できない旨を主張されたのであります。
かくして、本件を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。
以上、厚生委員長報告とします。
8:
◯議長(
小林ひろし君) 建設委員長、11番、柳原 覚君。
〔柳原 覚君登壇〕
9: ◯11番(柳原 覚君) ただいまから建設委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会は去る6月18日及び21日の両日、委員会を開会し、付託されました議案8件につきまして、慎重に審査しましたので、以下、その経過並びに結果を御報告申し上げます。
初めに、第64号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会所管分についてであります。
まず、質疑において、本会議で指摘がありました基盤整備部における随意契約での発注については、本議案に該当事業はない旨の確認をされた上で、議論は市民要望に対する行政の対応姿勢や契約のあり方へと及んだのであります。
その後の討論では、本件に賛成する一委員から、工事発注に当たっては、発注先の業者が偏ることのないよう要望されるとともに、工事入札に当たっては談合防止に努めるなど、公正、公平な入札のために一層の努力や配慮を求められたのであります。
また、他の委員からは、準用河川の改修促進を要望されたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第68号議案岐阜市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について及び第69号議案岐阜市風致地区条例の一部を改正する条例制定についての以上2議案でありますが、いずれも何ら異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第70号議案岐阜市駐車場条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、質疑において、岐阜市駅西駐車場の最近の利用状況が尋ねられ、さらには、利用者が増加した理由についても問われたところであります。
その後の討論では、複数の委員から議案への賛意が表明された上で、より一層利用者のための運営に尽力すること、あるいは、さらに効率を高めて収益の向上に努めること、また、機械の維持管理を綿密に行い、事故防止に努めることなどをそれぞれ要望されたところでありますが、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第76号議案市道路線の認定及び変更について及び第77号議案町の名称及び区域の変更についての以上2議案でありますが、いずれも何ら異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第79号議案平成16年度岐阜市下水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。
質疑において、下水道整備予定地域の供用開始時期について尋ねられたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、第80号議案岐阜市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、質疑において、事業の経営の規模を改正する理由を問われたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、建設委員長報告といたします。
10:
◯議長(
小林ひろし君) 文教委員長、10番、森 久江君。
〔森 久江君登壇〕
11: ◯10番(森 久江君) 文教委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会に付託されました議案5件及び請願1件につきまして、去る6月18日及び21日の両日、委員会を開会し、慎重に審議しましたので、以下、その経過並びに結果を御報告申し上げます。
まず初めに、第64号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会所管分についてであります。
質疑において、事業の内容及び事業を実施する3小学校が指定された理由について問われたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第67号議案岐阜市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定についてであります。
質疑においては、今後、実施予定の指定管理者制度について、今までと同様に利用者の声が指定管理者に伝わるか否かを尋ねられたところであります。
その後の討論においては、賛成の立場の一委員から、利用する市民の声が反映できるよう要望されたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第73号議案則武小学校校舎建築主体工事に係る工事請負契約の締結について及び第74号議案西郷小学校校舎建築主体工事に係る工事請負契約の締結についてでありますが、第73号議案の質疑において、両工事の内容の違いについて問われたものの、両議案そのものには異議はなく、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、歴史博物館常設展示改装工事に係る第74号議案工事請負契約の締結についてでありますが、質疑において、当初予算額とその工事内容について問われたものの、議案そのものには異議はなく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、請願第3号子どもたちの健やかな発達のために、教育基本法を守り生かすことを求める請願についてであります。
本件審査において、請願提出団体について問われるとともに、教職員が加入する他の組合の有無と教職員の加入率を尋ねられたのであります。
かくして討論へと移行したところ、一委員は継続審査とすることを主張され、また、他の採択に反対の立場の複数の委員からは、教育基本法は制定から半世紀を経ており、現行法の理念で尊重されるべき部分もあるが、時代の流れに沿った新しい時代にふさわしい教育基本法に変える必要性や国民的議論の大切さを主張されたのであります。
かかる討論を踏まえ、まず継続審査について採決に付したところ、賛成者少数をもって否決されたのであります。続いて、本件を採決に付したところ、賛成者がなく、不採択とすべきものと決しました。
以上、文教委員長報告とします。
あ、済みません。歴史博物館常設展示改装工事に係る75号議案ですが、74号と言ったそうですので、訂正をさせていただきます。失礼します。
〔私語する者あり〕
12:
◯議長(
小林ひろし君) 総務委員長、19番
藤沢昭男君。
〔
藤沢昭男君登壇〕
13: ◯19番(
藤沢昭男君) 総務委員長報告を行います。
今期
定例会において、本委員会に付託されました議案2件につき、去る6月18日及び21日の両日、委員会を開会し、審査しましたので、以下、その経過及び結果について御報告申し上げます。
まず初めに、第64号議案平成16年度岐阜市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会の所管分についてであります。
本件における主な質疑を申し上げますと、まず、歳入に関しては、国において三位一体改革が進められていることから、国庫補助負担金などの見直しにかかわる国の動向及び市の対応について問われた次第であります。
また、産業廃棄物の不法投棄問題にかかわっては、今年度への繰越金の見込み額、また、その処理において財政負担が生じる場合の国の補助制度など、将来的にこの問題に対応するための財源について尋ねられたところであります。さらに、県に対しては、その責任を明確にし、応分の負担を求めるよう強く要請されたところであります。そのほか、このような問題の先進事例における対応状況について尋ねられたほか、現在進められている排出事業者の特定に向けての現場での証拠物の捜査にかかわって、全庁体制で取り組む場合の調整方法についても言及されたところであります。
一方、歳出に関しては、まず、検証委員会について、実態調査委員会、検討委員会との役割分担など、今後の体制について問われた次第であります。さらに、しかるべき検証の後に市職員の処分を伴うべきとの指摘がなされた場合の対処方について議論が及んだところであります。指摘を受けるまでもなく、市として主体的に対処されること、また、県職員の処分との整合性を配慮すべきであることとの指摘がなされたところであります。
そのほか、ホストコンピューターの借り上げについては、その更新期限及び今後の岐阜広域合併への対応方を尋ねられたところであります。
以上のような質疑を踏まえ、討論へと移行したところ、本議案に賛成の立場の一委員から、検証委員会の客観的な検証については期待するものの、その意見によることなく、市としての自浄機能を堅持されるよう要望されたところであります。加えて、その検証に当たっては、産業廃棄物の不法投棄問題として御望山の事案についてもあわせて検証されるよう要望されたところでありますが、議案そのものには異議のないところであり、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、第66号議案岐阜市税条例の一部を改正する条例制定についてであります。
質疑においては、まず、個人の市民税に関して、所得控除における老年者控除の廃止などに伴う本市にかかる影響額の見込みについて問われたほか、法人の市民税に関しては、欠損金の繰越期間が5年から7年に延長されることによる影響について尋ねられた次第であります。
その後、討論へと移行したところ、反対の立場の一委員は、引き続き経済情勢は厳しく、個人の市民税に関する改正は市民にとって負担増である一方、法人の市民税に関する改正は一部の法人を念頭に置いた措置であり、納得できるものではないとのことから、本議案には賛成できない旨が主張されたのであります。
かくして、本件を採決に付したところ、賛成者多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、別途、本委員会所管にかかる地方分権を確立するための真の三位一体改革の実現を求める意見書の発議手続をとりましたことを申し添え、総務委員長報告といたします。
14:
◯議長(
小林ひろし君) この際、しばらく休憩します。
午前10時33分 休 憩
━━━━━━━━━━━━━━━━━
午前10時42分 開 議
15:
◯議長(
小林ひろし君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
常任委員長報告に対する質疑の通告はありません。
これより討論を行います。
討論の通告がありますので、順次これを許します。9番、
井深正美君。
〔
井深正美君登壇〕(拍手)
16: ◯9番(
井深正美君) 日本共産党を代表して討論を行います。
第66号議案、岐阜市税条例の一部を改正する条例制定のうち、市民税に関する改正についてです。
今回、同一世帯の妻に対する市民税均等割の非課税措置を段階的に廃止をするとしています。これまで所得のある、なしにかかわらず、妻に対して市民税均等割については非課税でしたが、今後、平成17年度1,500円、平成18年度3,000円となり、新たな増税となります。また、本人が65歳以上の場合の老年者控除48万円を廃止しようとするものです。これも新たに増税となるものです。
今回の改正は国から地方への税源移譲を口実として庶民に増税を押しつけるものです。とりわけ老年者控除の廃止は、長引く不況の中、年金暮らしの高齢者に厳しい内容です。改正によって課税最低限が大幅に引き下がり、これまで市民税が課税されなかった世帯でも新たに課税がされるようになります。そして、これに伴って国民健康保険料、介護保険料の負担も大幅にふえることになります。それでなくても2年連続の年金の切り下げ、病院の窓口1割負担など負担が押しつけられている中での新たな負担であり、到底容認できるものではありません。
一方、法人市民税に係る欠損金の繰越期間を5年から7年に延長するとしています。この改正によって実際に恩恵を受けるのは大企業や大銀行です。特に大手金融機関は不良債権の早期処理で貸出先である中小企業などを切り捨てることで、発生した大幅な赤字を取り戻そうということが大きなねらいであるわけです。このように大企業や大銀行の優遇税制は絶対に認められません。
次に、請願に対する討論を行います。
最初に、請願第2号善商の不法投棄について過去からの行政対応の事実を解明するための100条委員会の設置を求める請願についてです。
今回善商が引き起こした産業廃棄物不法投棄事件の衝撃ははかり知れないものがあります。市民からは大規模な不法投棄がなぜ長年許されてきたのか、行政と業者の癒着はなかったのか、政治家の圧力はなかったのかなどの怒りの声が上がっています。こうした市民の声にこたえるためにも100条委員会の設置は時宜にかなったものです。しかし、今の段階では時期尚早、今100条委員会を設置して機能が果たせるのかとの戸惑いの声も聞かれるところです。
そうした中で今
定例会の本会議や委員会での質疑を通じて事件の核心部分がおおよそ明らかになってきたという感じを受けています。新聞報道では政治家の関与についても言及した内容が伝えられています。同時に議会としての調査において限界あるということも感じています。
重要なことは議会として二の足を踏むようなことがあってはならないということです。行政の対応にどんな問題があったのか、実態調査委員会の報告を主に検証を行う検証委員会での活動については、これを見守っていきたいと思っています。議会として不法投棄事件について、政治家の関与、業者と行政の癒着の有無など、解明するために速やかに100条委員会の設置をし市民の声にこたえるべきだと考えます。参考人についても意中の人はあります。厚生委員会では請願は継続審査となりましたが、採択を求めるものです。
次に、請願第3号子どもたちの健やかな発達のために、教育基本法を守り生かすことを求める請願についてです。
いじめや不登校、学級崩壊など、学校教育の現状は深刻です。要因はさまざまですが、根底には行き過ぎた競争と管理による教育のゆがみがあります。教育の深刻さは、教育基本法が時代の流れに合わなくなったのではなく、教育基本法を守り生かしてこなかったことにあります。今、子供たちの健やかな成長を願い、教育の機会均等など保障するためには、教育基本法を守り生かし、教育の諸条件の整備こそ重要です。
以上のことから、委員長報告に反対し、採択を求めるものです。
最後に、請願第4号高すぎる国民健康保険料の引き下げと保険証を加入者全員に発行することを求める請願についてです。
そもそも国民健康保険制度は、憲法25条の理念を受けて国民健康保険法の第1条で、社会保障及び国民保健の向上に寄与することとしているように、社会保障制度として明確に位置づけられています。この立場に立って本来国民健康保険が運営されるべきです。
ところが、本市では受益者負担の公平の名のもとに、国民健康保険料の値上げがたびたび繰り返されてきました。そして、今では1世帯当たり平均保険料は18万2,088円、1人当たり8万7,003円ということになっています。一人一人の市民は保険料を払わなくてはいけないと思いながらも、不況の中、生活が成り立たなくなっていて、払いたくても払えない方が激増している現実があります。
現在の滞納世帯数は1万8,682世帯にも及んでいます。本市の半分以上の世帯が加入している国民健康保険で22.9%、5世帯に1世帯が滞納している状況は、加入者の負担の限度を超えていて、制度そのものが危機的な状況になっていると言わざるを得ません。加入者の負担を少しでも減らすために保険料の引き下げが必要です。保険料の滞納者に対する制裁措置として資格証明書や短期被保険者証の交付をしています。状況は9,152世帯になっていて、11.2%、10世帯に1世帯が資格証明書、短期被保険者証の交付が行われているということです。
とりわけ資格証明書が交付されている世帯については保険証が取り上げられていて、医療機関へ行っても保険が使えません。社会保障制度とは言えない状況です。だれもが安心して医療を受けることができる権利として、加入者全員に保険証を発行することが必要です。
以上のことから、委員長報告に反対し、採択を求めるものです。
以上で討論とします。(拍手)
17:
◯議長(
小林ひろし君) 34番、
服部勝弘君。
〔
服部勝弘君登壇〕(拍手)
18: ◯34番(
服部勝弘君) 私は、請願第2号善商の不法投棄問題について過去からの行政対応の事実を解明するための100条委員会設置を求める請願について、採択を求める立場から委員長報告の継続審査という結論に対して反対を表明するものであります。
御承知のように、私どもの議会においては産業廃棄物不法投棄対策特別委員会が設置されたわけでありますが、より権限を持った委員会として調査を進める上においては、どうしても100条委員会的な形での設置が必要であるということを痛切に感じます。
そこで、関係者の証人喚問等、やはり委員会で積極的にできるような権限を持った委員会の設置が必要という観点から、この請願は願意妥当だと考え、採択を求めるわけであります。
以上の観点から継続審査に反対し、採択を求める立場からこの請願をぜひ採択していただきたいということから、委員長報告についての反対を表明するものであります。
以上。(拍手)
19:
◯議長(
小林ひろし君) 以上で討論を終結します。
これより採決を行います。
まず、第66号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。
お諮りします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
20:
◯議長(
小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第66号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。
次に、第75号議案を、分離して起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、原案のとおり可決であります。
お諮りします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
21:
◯議長(
小林ひろし君) 起立多数であります。よって、第75号議案については、常任委員長報告のとおり決しました。
次に、第64号議案、第65号議案、第67号議案から第74号議案まで及び第76号議案から第80号議案まで、以上15件を一括して採決します。これら15件に関する常任委員長報告は、いずれも原案のとおり可決であります。
お諮りします。これら15件については、いずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
22:
◯議長(
小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら15件については、いずれも常任委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第2号を起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、継続審査であります。
お諮りします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
23:
◯議長(
小林ひろし君) 起立多数であります。
〔私語する者あり〕
よって、請願第2号については、常任委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第3号を起立によって採決します。
〔私語する者あり〕
本件に対する常任委員長報告は、不採択であります。
〔私語する者多し〕(笑声)
お諮りします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔私語する者多し〕(笑声)
〔賛 成 者 起 立〕
24:
◯議長(
小林ひろし君) 起立多数であります。よって、請願第3号については、常任委員長報告のとおり決しました。
〔私語する者多し〕
次に、請願第4号を起立によって採決します。本件に対する常任委員長報告は、不採択であります。
お諮りします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
25:
◯議長(
小林ひろし君) 起立多数であります。よって、請願第4号については、常任委員長報告のとおり決しました。
〔私語する者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━
第22 議員派遣の件
26:
◯議長(
小林ひろし君) 日程第22、議員派遣の件を議題とします。
───────────────────
議 員 派 遣 の 件
平成16年6月23日
地方自治法第100条第12項及び岐阜市議会会議規則第158条の規定により、次の
とおり議員を派遣する。
記
(1)派遣目的 姉妹都市・フィレンツェ市を表敬訪問し、両市との親交を図るとと
もに、プラハでは、景観保全によるまちづくり及び高齢者の総合福祉
施設のあり方について研修し、さらに、ハンガリー・ブタペストでは、
老人ホームの理学療法・物理療法のあり方などを研修する。
(2)派遣場所 フィレンツェ市、プラハ市、ブタペスト市
(3)派遣期間 平成16年7月18日から7月25日までの8日間
(4)派遣議員 大野 通議員、
藤沢昭男議員、中尾年春議員、乾 尚美議員
───────────────────
27:
◯議長(
小林ひろし君) 派遣の目的、場所、期間、その他必要な事項については、お手元に配付申し上げたとおりであります。
お諮りします。議員派遣については、これを承認するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28:
◯議長(
小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、これを承認することに決しました。
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第23 市議第5号議案及び第24 市議第6号議案
29:
◯議長(
小林ひろし君) 日程第23、市議第5号議案及び日程第24、市議第6号議案、以上2件を一括して議題とします。
職員に議案を朗読させます。
〔職 員 朗 読〕
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市議第5号議案
地方分権を確立するための真の三位一体改革の実現を求める意見書
標記について別紙のとおり決議するものとする。
平成16年6月23日提出
提出者 岐阜市議会議員 藤 沢 昭 男
賛成者 岐阜市議会議員 船 戸 清
同 同 辻 孝 子
同 同 道 家 康 生
同 同 大 須 賀 志 津 香
同 同 乾 尚 美
同 同 松 岡 文 夫
同 同 近 藤 武 男
───────────────────
地方分権を確立するための真の三位一体改革の実現を求める意見書
平成16年度における国の予算編成は、三位一体改革の名のもとに、地方交付税等の地方一般財源の大幅な削減が行われた。これは国の財政健全化方策に特化されたものと受け取らざるを得ず、地方公共団体の行財政運営の実情を踏まえたものとなっていないことはまことに遺憾である。
特に国庫補助負担金の廃止に伴う本格的な税源移譲が先送りされ、命綱である地方一般財源の削減のみが突出した対策は、本市の行財政運営に打撃を与え、市民生活及び地域経済に多大な影響を及ぼしている。
去る6月4日には「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」が閣議決定されたが、住民が安全で安心して暮らせる行財政運営が実施できる改革の実現が極めて重要である。
よって、政府におかれては、三位一体改革が地方分権の理念に基づいた真の地方分権改革となるよう、下記の事項について強く要望する。
記
1 地方交付税制度については、財源保障及び財源調整の両機能を堅持し、地方の実情等
を十分踏まえ、その所要総額を確保すること。
特に地方交付税総額は、平成15年度以前の水準以上を確保すること。
2 税源移譲については、平成17年度において基幹税による3兆円規模の税源移譲を先
行決定し、実施すること。
3 国庫補助負担金については、地方分権の理念に沿った廃止、縮減を行うとともに、地
域の実態を踏まえ、単なる地方公共団体への負担転嫁は絶対行わないこと。
4 三位一体改革に当たっては、全体像と工程表を早急に示し、地方公共団体の意向を十
分尊重し、行財政運営に支障が生ずることがないよう対処すること。
以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
岐 阜 市 議 会
国会及び関係行政庁宛
───────────────────
市議第6号議案
地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書
標記について別紙のとおり決議するものとする。
平成16年6月23日提出
提出者 岐阜市議会議員 渡 辺 要
賛成者 岐阜市議会議員 中 尾 年 春
同 同 森 久 江
同 同 道 家 康 生
同 同 丸 山 慎 一
同 同 大 野 通
同 同 西 川 弘
同 同 大 前 恭 一
同 同 松 岡 文 夫
───────────────────
地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書
日本の国土の7割を占める森林は、水源の涵養、国土の保全、大気の浄化、地球温暖化防止、多様な生物の保護、景観の形成等、環境の維持保全に重要な役割を果たしている。
また、本市においても森林は約6,000ヘクタールと市内面積の3割を占め、潤いと安らぎを与える緑豊かな空間として市民生活に欠くことのできないものとなっており、森林の適正な維持管理、計画的な森づくりに努めることは重要なことである。
しかしながら、近年では、国内産の木材価格が低迷し、林業の採算性は大幅に低下し、林業生産活動も停滞しており、放置された森林が増加しているのが現状である。
このままでは森林の有する多面的な機能が衰退するだけでなく、京都議定書に定める日本の温室効果ガス削減目標6%のうち、3.9%を森林吸収源対策による削減量で確保する計画の達成が困難となるおそれがある。
よって、国におかれては、森林の整備、保全のための諸対策をさらに充実させるとともに、温暖化対策税(環境税)創設の検討に当たっては、森林を守る山村整備をより一層促進するための新たな財源として位置づけ、地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を図られるよう要望する。
以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 年 月 日
岐 阜 市 議 会
国会及び関係行政庁宛
───────────────────
30:
◯議長(
小林ひろし君) お諮りします。これら2件に対する趣旨弁明は、これを省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
31:
◯議長(
小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら2件に対する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。
これより質疑を行います。
これら2件について質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
32:
◯議長(
小林ひろし君) 質疑はなしと認めます。
お諮りします。これら2件については、常任委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33:
◯議長(
小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら2件については、常任委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
これら2件について討論を許します。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34:
◯議長(
小林ひろし君) 討論はなしと認めます。
これより採決を行います。
市議第5号議案及び市議第6号議案、以上2件を一括して採決します。
お諮りします。これら2件については、いずれも原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
35:
◯議長(
小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、これら2件については、いずれも原案のとおり決しました。
なお、可決されました意見書の取り扱いについては、これを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
36:
◯議長(
小林ひろし君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
閉 議 閉 会
37:
◯議長(
小林ひろし君) 以上で今期
定例会に付議された事件はすべて議了しました。よって、本日の会議はこれで閉じ、平成16年第3回岐阜市議会
定例会を閉会します。
午前11時5分 閉 会
〔閉会後、市長及び議長から次のようなあいさつがあった。〕
38: ◯市長(細江茂光君) 本会議を終了するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今期
定例会では、産業廃棄物不法投棄問題の早期解決と再発防止に向けた関連予算を初め、都市基盤や生活環境、商業基盤施設などの整備推進に関する補正予算など諸議案に対しまして、終始慎重な御審議を賜り、適切な御決定をいただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。
さきに閣議決定されました「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」、いわゆる「骨太の方針」第4弾を受け、地方自治体も国庫補助負担金改革の具体案について意見を取りまとめ国に提出することになっており、秋には来年度予算をにらんで真の三位一体改革に向けた国と地方の本格的な議論が行われることになると考えております。
また、議会におきましては、地方分権を確立するための真の三位一体改革の実現を求める意見書を再度決議され、国会及び関係行政官庁あてに提出をしていただく運びとなりましたことは、大変心強く思っておる次第であります。
本市といたしましても厳しい財政状況が続く中で、さらなる行財政改革に努めるとともに、より自立性の高い力強い自治体を目指して組織改革を進め、住民に最も近い基礎自治体として、市民の皆様方から信頼されるよう不断の努力を続けてまいりたいと考えております。
今議会におきまして、産業廃棄物不法投棄、合併、そして、路面電車に関し数多くの御意見、御提案、御指摘を賜りましたことを受け、順次協議、検討を重ねてまいりたいと考えております。
このうち合併に関しましては、北方町の動向次第では緊急に議会にお諮りすることになりますので、あわせてよろしくお願い申し上げたいと思います。今後とも議員各位におかれましても、格別の御指導、御鞭撻と御協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
これから梅雨が明けますと本格的な鵜飼シーズンを迎えます。ことしも金華山・長良川周辺におきましては、7月20日から始まる岐阜城パノラマ夜景、また、2週間連続で行われます全国花火大会、夏の風物詩としてすっかり定着しました長良川薪能や手力の火祭・夏など見ごたえのあるイベントが毎週のように開催されます。ことしもこれらのイベントが天候に恵まれ、多くの皆様方に楽しんでいただけますよう祈念をいたしております。
最後になりましたが、議員各位におかれましては、日ごとに暑さが厳しさを増す中、健康に十分御留意をいただき、今後とも市政発展のため格別の御尽力をいただきますようお願い申し上げ、閉会に当たってのごあいさつといたします。本当にありがとうございました。(拍手)
39:
◯議長(
小林ひろし君) 閉会に当たり一言御礼申し上げます。
速やかな議会運営に対しまして、議員並びに理事者各位の御協力、御指導に心から御礼申し上げます。
なお、早目に結論を、方向性を出さなければならない路面電車の問題や産廃、合併問題等、岐阜市にとりまして重要な課題を抱えております今日であります。皆様方におかれましては、よりよき方策を見出していただきますことを心から念ずる次第であります。
厳しい暑さを迎える季節となりましたが、皆様方におかれましては、くれぐれも健康に気をつけられまして、本市発展のため御活躍いただきますことを心から念じまして、私の御礼のあいさつとかえさせていただきます。本当に皆さん、ありがとうございました。感謝申し上げます。(拍手)
岐阜市議会議長 小 林 ひろし
岐阜市議会議員 松 井 逸 朗
岐阜市議会議員 堀 征 二
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