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  1. 岐阜市議会 1994-09-05
    平成6年第4回定例会(第1日目) 本文 開催日:1994-09-05


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-09
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 開  会  午前十時四分 開  会 ◯議長(中村武彦君) ただいまから平成六年第四回岐阜市議会定例会を開会いたします。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 一 諸般の報告 ◯議長(中村武彦君) 日程に入るに先立って諸般の報告を行います。  まず、監査結果報告書五件が参っておりますので、職員をして朗読いたさせます。              〔職   員   朗   読〕           ──────────────────────────                                            岐阜市監第75号                                            平成6年7月26日 岐阜市議会議長 中  村  武  彦   様                           岐阜市監査委員    武   藤   進   敬 印                           同          杉   山   幸   平 印                           同          伊   藤       博 印                           同          神   山       栄 印          例 月 現 金 出 納 検 査 の 結 果 に 関 す る 報 告 に つ い て(提 出)  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、検査を執行したので、同条第3項の規定により、その結果を次のとおり提出します。    検査の対象    一般会計、特別会計、基金及び企業会計(平成6年4月出納事務)
       検査の時期    平成6年7月 1 歳入歳出実績表及び試算表等の計数を、各会計諸帳簿と照合したところ、正確であることを認めた。 2 月末現金預金現在高を、預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ、正確であることを認めた。 3 証書類を検査したところ、特に指摘する事項はなかった。           ──────────────────────────                                            岐阜市監第76号                                            平成6年7月26日 岐阜市議会議長 中  村  武  彦   様                           岐阜市監査委員    武   藤   進   敬 印                           同          杉   山   幸   平 印                           同          伊   藤       博 印                           同          神   山       栄 印             定 期 監 査 の 結 果 に 関 す る 報 告 に つ い て(提 出)  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第9項の規定により、その結果を次のとおり提出します。    監査の対象    農林部(平成5年度)    監査の時期    平成6年7月 1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。 2 農林行政については、農業、園芸、畜産業等の近代化及び経営規模の拡大のため、諸施策を推進されているが、今後とも、農林業の振興に努められたい。  なお、補助金の交付によるものが多く含まれているので、その効果の確認に留意されたい。    監査の対象    経済部(平成5年度)    監査の時期    平成6年7月 1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。 2 商工業行政については、コンベンション都市を目指し魅力ある街づくりの推進と、地域産業の振興発展のため諸施策を推進されているが、今後とも、これら施策の充実に努められたい。  なお、補助金の交付によるものが多く含まれているので、その効果の確認に留意されたい。 3 観光行政については、積極的に観光客の誘致を図られているが、本市の観光メインである鵜飼をはじめ時代に対応した事業の充実に努められたい。           ──────────────────────────                                             岐阜市監第79号                                             平成6年8月3日 岐阜市議会議長 中  村  武  彦   様                           岐阜市監査委員    武   藤   進   敬 印                           同          杉   山   幸   平 印                           同          伊   藤       博 印                           同          神   山       栄 印            定 期 監 査 の 結 果 に 関 す る 報 告 に つ い て(提 出)  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第9項の規定により、その結果を次のとおり提出します。    監査の対象    衛生部(平成5年度)    監査の時期    平成6年8月 1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。 2 保健衛生行政については、快適な生活環境のなかで、生きがいを持って健康に暮らすという市民のヘルニーズに対  応するため諸施策を推進されているが、今後とも各種保健事業の充実に努められたい。  また、所管施設の維持管理に十分留意されたい。    監査の対象    建築部(平成5年度)    監査の時期    平成6年8月 1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。 2 住宅行政については、「ハイツ桜木」をはじめ、高層住宅への建てかえ等積極的に努力されているが、今後とも良  質な住宅ストック及び住環境の整備充実に努められたい。  また、市営住宅の維持管理についても、万全を期されたい。           ──────────────────────────                                             岐阜市監第80号                                             平成6年8月3日 岐阜市議会議長  中  村  武  彦   様                           岐阜市監査委員    武   藤   進   敬 印                           同          杉   山   幸   平 印                           同          伊   藤       博 印                           同          神   山       栄 印          例 月 現 金 出 納 検 査 の 結 果 に 関 す る 報 告 に つ い て(提 出)  地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、検査を執行したので、同条第3項の規定により、その結果を次のとおり提出します。    検査の対象    一般会計、特別会計、基金及び企業会計(平成6年5月出納事務)    検査の時期    平成6年8月 1 歳入歳出実績表及び試算表等の計数を、各会計諸帳簿と照合したところ、正確であることを認めた。 2 月末現金預金現在高を、預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ、正確であることを認めた。 3 証書類を検査したところ、特に指摘する事項はなかった。           ──────────────────────────                                            岐阜市監第85号                                            平成6年8月19日 岐阜市議会議長  中  村  武  彦   様                           岐阜市監査委員    武   藤   進   敬 印                           同          杉   山   幸   平 印                           同          伊   藤       博 印                           同          神   山       栄 印           定 期 監 査 の 結 果 に 関 す る 報 告 に つ い て(提 出)  地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第9項の規定により、その結果を次のとおり提出します。    監査の対象    都市計画部(平成5年度)    監査の時期    平成6年8月 1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。 2 都市計画事業については、みどり豊かな住みよいまちづくりのため、街路改良事業をはじめ公園整備、土地区画整理事業など諸事業を推進されているが、今後とも秩序ある都市基盤整備の充実に努められたい。  また、公園など諸施設の維持管理に万全を期されたい。   監査の対象    土木部(平成5年度)   監査の時期    平成6年8月 1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。 2 土木事業については、道路、橋梁、河川の整備をはじめ交通安全対策など諸事業を推進されているが、今後とも円滑な道路交通の確保と地域発展に寄与するため、これら諸事業の一層の充実に努められたい。  また、道路、橋梁等施設の維持管理については万全を期されたい。 ◯議長(中村武彦君) 次に、報第十号専決処分事項の報告については、お手元に配付した報告書によって御承知を願います。  以上をもって諸般の報告を終わります。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 開  議 ◯議長(中村武彦君) これより本日の会議を開きます。 本日の日程は、さきに御通知申し上げたとおりであります。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(中村武彦君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において五番田中信生君、六番大野 通君の両君を指名いたします。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二 会期の決定 ◯議長(中村武彦君) 日程第二、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から九月二十七日までの二十三日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村武彦君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から九月二十七日までの二十三日間と決しました。           ━━━━━━━━━━━━━━━━  第三 第七十五号議案から第二十二 第九十四号議案まで ◯議長(中村武彦君) 日程第三、第七十五号議案から日程第二十二、第九十四号議案まで、以上二十件を一括して議題といたします。           ────────────────             〔議 案 掲 載 省 略〕           ──────────────── ◯議長(中村武彦君) これら二十件に対する提出者の説明を求めます。市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯市長(浅野 勇君) 今期定例会に提案いたしました諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。  今回の補正予算につきましては、都市基盤の整備をさらに推進するため、国及び県からの補助事業の追加のほか、市単独事業として道路、橋梁、河川の整備を初め、憩いの場である公園の整備事業など、市民生活に直結する事業に重点を置き、補正をいたしたほか、景気は回復基調にあるとはいえ、最近の不安定な為替の動向など、依然予断を許さない経済状況下において、中小企業者の経営安定化支援のため、特別措置として融資枠の拡大を図るなど、市民ニーズ及び昨今の中小企業者の経営環境に配慮をして予算を編成したところであります。  まず、第七十五号議案につきましては、一般会計の補正予算でありまして、その主なる事項につきまして御説明をいたします。  総務費につきましては、方県の村山・志良古地区のテレビジョンの難視聴対策として、地元組合が共同受信施設を設置されますので、その設置事業に対し助成いたすため三百八十四万円を補正いたしたのであります。  次に、民生費につきましては、民間の老人福祉施設建設に係る助成額を、国庫補助の関係で一億一千二百七十三万七千円減額し、別途債務負担行為として六千五百二十万円を増額補正いたしたのであります。  衛生費につきましては、寝たきり老人、要介護老人等に対し看護、介護、機能訓練を中心とした医療ケアを提供する老人保健施設は、在宅サービスの拠点としてますます重要な施設となってきております。  昨年度策定いたしました「老人保健福祉計画」においても、その整備の必要性と民間活力による推進を掲げているところであります。  そこで、民間事業者が行う地域振興に資する事業に対して無利子資金を融資する、いわゆるふるさと融資制度を新たに活用し、合渡地区に建設されます老人保健施設に対し、貸し付けを行うため一億円を補正いたしたのであります。  次に、農林水産業費について申し上げます。  園芸振興費でありますが、本市の銘柄野菜であります春大根の品質向上と品質転換のため、園芸新技術実証モデル設置事業ほかに六百五十五万九千円を補正いたしたのであります。  また、土地改良費には、農用地の基盤整備としてかんがい用水施設の整備拡充及び忠節用水路の樋門改良のため、合わせて一億六千四百七十万三千円を補正いたしたほか、林業振興費には、治山事業であります集落環境保全整備事業を施行いたすため、一千五十万円を補正いたしたのであります。  次に、商工費につきましては、岐阜県が「世界のふれあい広場GIFU」づくりの一環として実施を予定しておられます「ぎふ世界の一流ふれあいシリーズ」が、本市と関市において開催されますので、この負担金として四百万円を補正いたしたのであります。  また、中小企業金融対策として景気は回復に向かいつつあるものの、その回復はいまだ弱い状況にあるため、市内中小企業の経営の安定と経営基盤の強化を図るため中小企業緊急特別融資の融資枠をさらに十二億円増加させることとし、その貸付原資及び保証料合わせて四億八百八十七万六千円を補正いたしたのであります。  次に、土木費について申し上げます。  安全で快適な都市環境をつくるため、国及び県から補助追加がありました事業並びに市の単独事業について補正をいたしたのであります。  まず、県の行う道路新設改良事業などに対する県営工事費負担金に七千万円を補正いたしたほか、交通安全施設の整備として、防護さく、道路反射鏡などの整備に三千五百万円を追加し、さらに、日常生活に欠くことができない市道の舗装及び補修費並びに街路灯の設置等に三億六千五百万円を、また道路修景事業として西野町通りほか一路線に六千二百九十万円をそれぞれ補正いたしたのであります。  次に、道路橋梁新設改良費には、早田-福光線ほか十三路線の改良並びに局部改良に五億四千万円を、側溝新設改良に二億五千万円を補正いたしたほか、県の河川改修に伴う福田橋ほか四橋の橋梁整備に一億五百九十万円を補正いたしたのであります。  そのほか、別途債務負担行為として、(仮称)岐阜コンベンションセンターの前面道路であります早田-福光線の道路改良に一億一千万円を補正いたしたのであります。  また、本市の重要な課題であります内水対策につきましては、従来から積極的に推進をしてきたところでありますが、新荒田川の改修及び百楽都市下水路の改良並びに幹線・支線水路の改良に五億三千七百五十五万六千円を補正いたすとともに、河川水路維持補修に七千万円を補正いたしたのであります。  砂防費につきましては、急傾斜地の災害防止対策として二千六百十三万六千円を補正いたしたほか、市民の憩いの場を提供いたします公園整備事業費には、鏡島運動場ほか四公園の整備など五千二百万円を補正いたしたのであります。  緑化整備事業費には、猛暑と雨水不足による被害対策として街路樹の補植のため二千八百万円を補正いたしたのであります。  また、都市計画総務費には、秩序ある市街地を形成し、宅地の利用増進を図ることを目的とした組合施行の真福寺南、堀田及び正木北部の土地区画整理事業の負担金として一億五千五百三十五万円を補正いたしたほか、駅周辺開発整備事業費には、岐阜駅南口広場整備を推進するため、栄町-竜田町線に九千九百六十六万四千円を補正いたしたのであります。  次に、教育費につきましては、自治公民館の改築及び修理費補助金として六百九十九万二千円を補正いたしたのであります。  諸支出金につきましては、住宅建築資金貸付事業特別会計への繰出金を減額補正するものであります。  以上、一般会計の補正総額は、二十九億九千十八万九千円となり、これらの財源といたしましては、   国 及 び 県 支 出 金   二億四千三百六万二千円   市        債   四億四千四百三十万円   繰越金その他特定財源   二十三億二百八十二万七千円 をもって充当いたした次第であります。  第七十六号議案につきましては、住宅建築資金貸付事業特別会計の補正予算でありまして、国の貸付限度額の改定に伴い、貸付金を補正いたしたのであります。  次に、第七十七号議案から第八十四号議案につきましては、条例の改正等でありまして、それぞれ提案理由が付記してありますので、説明を省略いたしたいと存じます。  次に、第八十五号議案から第八十七号議案につきましては、工事の請負契約を締結するものでありまして、市橋保育所建築主体工事、(仮称)東部クリーンセンターごみ焼却施設建設工事及び競輪場選手宿舎建築主体工事についてであります。  第八十八号議案につきましては、継続事業として施行しております(仮称)北野阿原一般廃棄物最終処分場建設工事に係る請負契約を変更しようとするものであります。  第八十九号議案につきましては、宅地造成事業の施行等に伴い市道路線の認定をしようとするものであります。  第九十号議案から第九十四号議案につきましては、平成五年度の各企業会計の決算認定を願うものでありますが、それぞれ事業報告及び監査委員の決算審査意見書を添付いたしておりますので、各企業の経営状況について簡単に御説明申し上げます。  まず、市民病院事業会計につきましては、昭和六十二年に着手いたしました病院改築整備事業がすべて完了いたしまして、新たに市民の医療需要にこたえるため診療内容等の充実を図ったところであります。その結果、入院、外来収益は前年に比べ大幅に伸びましたものの、看護婦不足による集中治療室の休止、材料費及び改築に伴う支払利息等の増加があり、八億三千四百三十五万三千円の純損失となったところであります。  中央卸売市場事業会計につきましては、施設改築に伴う減価償却費及び支払利息等の増加により、八千七十九万七千円の純損失となったところであります。  次に、水道事業会計につきましては、冷夏の影響もあり、料金収入が減少いたしましたこと、さらに、建設改良による減価償却費及び支払利息等の増加により、三億二千九百四十四万一千円の純損失となったところであります。  また、下水道事業会計につきましては、利用戸数の増加はありましたものの、減価償却費及び支払利息等の増加により、二億九千七百九十六万二千円の純損失となったところであります。  交通事業会計につきましては、昨年十二月一日に乗合乗車料金の改定をいたしましたが、依然として乗客の逸走があり、若干の増収とはなりましたものの、貸切において景気の低迷等の影響により、収益が減少し、一億二千百一万七千円の純損失を計上したところであります。  いずれにいたしましても、各企業を取り巻く経営環境は大変厳しい状況にあり、今後とも運営に当たっては、経営の基本原則を踏まえ、改善と合理化を図りながら健全経営に一層努力してまいりたいと存じます。  以上、補正予算及び関係議案の大要を御説明いたしましたが、よろしく御審議の上御決定くださるようお願い申し上げます。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二十三 請願第六号及び第二十四 請願第七号 ◯議長(中村武彦君) 日程第二十三、請願第六号及び日程第二十四、請願第七号、以上二件を一括して議題といたします。            ──────────────────────────        請   願   文   書   表          (平成六年第四回岐阜市議会定例会) ◯議長(中村武彦君) 請願の紹介議員において発言を求められておりますので、順次これを許します。三十六番、大西 啓勝君。    〔大西啓勝君登壇〕 ◯三十六番(大西啓勝君) ただいま上程されました請願第六号消費税の税率引き上げ反対、廃止を要求する請願、岐阜市の消費税をなくす会から提出されました請願について、紹介をさしていただきます。  円高は、産業の空洞化を促進し、この岐阜市の地場産業である繊維産業も空前の不況となっております。また、六月には有効求人倍率も完全失業率も最悪となっております。不況型倒産件数も一月から六月期は過去最高であります。総理府の国民生活に関する世論調査、八月十三日に発表されましたが、この中でも現在の生活を不満とする人の割合がふえ、生活が昨年より低下していると感じている人が二割を超えていると発表されております。国民の生活や老後に対する不安が広がるばかりであります。しかも、こうした中でとられている政府の措置は、年金制度の改悪、病院給食費有料化に見られるような医療制度の改悪、公共料金の引き上げ促進など、国民生活を一層圧迫するものばかりであります。細川前内閣は、国民福祉税と称して消費税を七%にまで引き上げる案を発表し、国民世論の猛反撃の中でこの案を撤回したものの、税率アップのたくらみは現村山内閣にも引き継がれていることは明白であります。この間、消費税率アップのため高齢化社会論、直間比率の見直し論、ヨーロッパ並みの税制論などの宣伝が次々と行われてまいりました。しかし、国の老人福祉費は一九八八年度から一九九四年度の六年間でも七千四百十八億円しかふえていません。老人医療費の増加分六千百三十四億円を除くと、わずか千三百億円弱の増加にすぎません。消費税を老人福祉対策に使おうというのは口実にすぎないわけであります。今後についても高齢者保健福祉推進十カ年戦略、いわゆるゴールドプランの見直しなどの追加財源に使うのは八千億円だけです。しかも、そのかなりの部分が生活扶助基準の引き上げ、年金受給者の物価スライドの実施に充てられることになっており、新規施策は極めて乏しいものであります。直間比率の見直しについて言われますが、アメリカは直間比率は九対一であり、今の直間比率の見直しなどは世論になっておりません。政府がこれを言うのは、消費税税収が景気によって左右されず、また、日本産業の空洞化が進んでも財源を確保できるという、いわば財界にとってまことに都合のいい税制であるからであります。一方、国民にとっては、国民こそ、しかも低所得者ほど犠牲になる最悪の不公平税制であります。また、ヨーロッパは高い税率をかけていると宣伝していますが、条件が随分違うわけであります。例えば、日本に比べ物価が大変安いと同時に、所得の低い人たちほど負担が重くなるこの消費税の逆進性に配慮して、生活必需品や飲食料品、教育・文化などには低い税率を設けたり、非課税にする措置がとられております。例えばイギリスでは、飲食料品、水道、ガス、電気、子供服、医薬品、書籍、新聞、電車、バスなど、多くの生活必需品が非課税とされています。また、社会保障や福祉の水準も日本と比べものにならないくらい高い水準であります。こうした条件の違いを見ないで、比率だけを見てヨーロッパ並みの税率をと言うのは大きな間違いであります。政府の消費税引き上げの真のねらいは、国際貢献の名による軍備拡張や政府開発援助・ODAのための財源、大企業奉仕の財政政策を続けた結果生まれた二百兆円もの国債の償還財源、大企業、大資産家減税のための財源を広く国民の負担でつくり出すためであります。消費税の税率引き上げを阻止し、これを廃止させることは、国民生活を守る上でも極めて重大と考えます。国民に対する減税や高齢化社会への福祉の財源は、この請願趣旨にも書かれているように十分あります。請願事項の三つ──いかなる名称、形式にかかわらず、消費税の増額・税率引き上げは行わないこと。食料品非課税を直ちに実現すること。消費税は廃止すること。この三つは国民の願いであります。  八月十九日に発表された時事通信社の世論調査では、六四%の人が消費税率の引き上げに反対しています。消費税をなくす全国の会は消費税が設定から以後、全国で組織され活動をしていますが、会員は五十万人に近くなってきています。皆さんにこの請願第六号を十分審議してもらうとともに、ぜひとも採択をしていただきますようお願いを申し上げまして、請願第六号の紹介とさせていただきます。よろしくお願いします。 ◯議長(中村武彦君) 二十四番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 ◯二十四番(堀田信夫君) 請願第七号を紹介させていただきます。  新聞紙上をこのところにぎわしてきている岐阜市議会の議員定数の削減をめぐった報道について、何かおかしいんではないか、こういう立場から当然の意見としての請願が出されたと思います。この機会に私も紹介するに当たって、議会の図書室の「議会運営の実際」を少し読まさしていただきましたが、『住民の声を正確に、多く議会に反映させ、また執行機関を十分監視するためには、議員は多いほどよいのですが、議会のことが問題になると、決まったように出るのが「議員数が多い」と言うことです。住民の立場からすると、本来おかしなことですが、あまり不思議とも受けとられていないのは問題です。』このように述べていますが、つまりは、市議会は住民の代表機関であり、住民の立場から行政をチェックする機構であります。その市議会を選出する立場の住民自身の意見がほとんど尊重されないままに、選ばれた者が勝手に定数を削減するというようなことがあってよいのか。確かに新聞紙上では、商工会議所の関係者の意見等が紹介されてはいますが、商工会議所の結論イコール住民の総意とは言えるものではありません。私たちの意見をぜひとも聞いてもらいたい。また、聞くべきではないかと、こういう内容から、背景から請願が出されたわけであります。  請願は、個人の署名でありますが、弁護士の横山先生を初め、岐阜大学名誉教授の堀越先生、医師であります宇佐美先生、労働組合の総連合議長の安藤さん、児童文学者の岸先生など、多士済々の各界の方々六十名が署名をしておられます。議会も行政改革すべき云々として、理由に挙げられている問題についても、請願では若干触れていますが、経費の削減は当然進めていかなければならない、こういう立場を明確にすると同時に、民意を反映する仕組みは守られるべきだという観点から定数を確保しながら、経費の節減ができることがあるのではないか、こういう問題提起、市政調査交付金の不正使用が発覚するなど、不祥事件が相次ぎましたが、これの原因を定数問題に求めるのは、全くの筋違いではないかと、問題を投げかけているわけであります。先ほどの図書の中でも興味深い助言者の発言がありますが、「経費節約のために減らせという論があるが、日本における減少論の最大の理由はそれだ。地方自治が定着し、住民の自治意識や政治意識が向上したから、現在の議員数を必要としないというのならわかるが、最も大切な要素をそっちのけにして、単純に銭、金面から論議するのは本末転倒。自治意識との関連で議員数が多いことが明らかになれば減らしてもよいが、現在、政府も地方自治体もいかに自治意識を向上させるかに知恵を絞っている段階だと。もっと節約する方法がある。議員を減らし、監視の目を少なくした結果、議会の監視機能が落ちては、かえって住民にマイナスになるでしょう。議会の持つ重要な監視機能の面からの意見が余り聞かれないのはどういうことだ。物、金主義の弊害、発想が地方議員の定数問題まで入り込んできたのかと。」憂えているのが助言者の発言であります。  つまりは、定数削減の理由があれこれ言われているけれども、削減にさらに踏み切るに十分な正当な理由は見当たらないのではないか。今日、この瞬間、まだ正規の場で定数問題が議論されているわけではありません。そのことは承知をいたしておりますが、あくまで新聞紙上で伝えられている限りの特定会派における議論の段階でありますが、請願は、現行定数を守る立場から議会の慎重な対応を求めた内容であります。ぜひともこの請願に御理解を示していただきますよう、心からお願いを申し上げます。 ◯議長(中村武彦君) 以上をもって請願紹介を終わります。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 一 休  会 ◯議長(中村武彦君) お諮りいたします。明日から九月九日まで及び九月十二日の五日間は、議案精読のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村武彦君) 御異議なしと認めます。よって、明日から九月九日まで及び九月十二日の五日間は休会することに決しました。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 散  会 ◯議長(中村武彦君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。  午前十時四十一分 散  会 岐阜市議会議長       中 村 武 彦 岐阜市議会議員       田 中 信 生 岐阜市議会議員       大 野   通 Copyright (c) Gifu City Assembly. 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