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  1. 岐阜市議会 1994-07-11
    平成6年第3回定例会(第4日目) 本文 開催日:1994-07-11


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-09
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 開  議  午後三時十九分 開  議 ◯議長(中村武彦君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付申し上げたとおりであります。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(中村武彦君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において四十六番林 春雄君、四十八番野村容子君の両君を指名いたします。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 一 議員 所 一好君の陳謝について ◯議長(中村武彦君) この際、議長から申し上げます。  議員 所 一好君は、去る七月七日及び八日の両日、事実と異なる欠席届を出して海外に出かけていたことは、まことに遺憾なことであります。  よって、所 一好君にこの場で陳謝を命じます。三十四番、所 一好君。    〔所 一好君登壇〕 ◯三十四番(所 一好君) 今般、議事運営に重要な職責を有する議会運営委員長である私が、事実と異なる欠席届を出して海外に出かけていたことは、極めて軽率な行動であり、議長からも厳重な注意を受けたところであります。このことは、議会の品位を傷つけ、ひいては市民の皆様に多大な御迷惑をかけましたことを深くおわび申し上げます。ここに誠意を披瀝して衷心から陳謝いたします。申しわけございませんでした。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二 第六十四号議案から第九 第七十一号議案まで及び第十 一般質問 ◯議長(中村武彦君) 日程第二、第六十四号議案から日程第九、第七十一号議案まで、以上八件を一括して議題といたします。           ────────────────             〔議 案 掲 載 省 略〕
              ──────────────── ◯議長(中村武彦君) 七月八日に引き続き、質疑とあわせて日程第十、一般質問を行います。十一番、中尾年春君。    〔中尾年春君登壇〕(拍手) ◯十一番(中尾年春君) 発言通告に基づき質問をさせていただきます。  初めに、生活環境行政についてお尋ねいたします。  平成五年度のごみ発生量は十八万五百六十八トン、そのうちごみ減量・資源化の量は二万六千百七十二トン、ごみ発生量に対する減量率は一四・四九%、同格都市と比較しても何ら遜色のない立派な数字であります。関係者の御努力に対し心から敬意を表します。されど、このようなごみ減量化の努力にもかかわらず、ごみの発生量は年々増加の一途をたどっていることも既に皆様御承知のとおりであります。平成七年から供用開始されます北野阿原最終処分地も、平成十五年には飽和状態を迎えるとの予測、約六十三億円にも上る巨額の建設費もさることながら、今後の処分地の確保の難しさを考えると、いつまでも従来のやり方が許されるわけがありません。  そこで、質問の第一でありますが、ごみ焼却灰の再資源化、いわゆるリサイクルについてお尋ねいたします。  先般、千葉県の船橋市において全国で初めてのごみ焼却残りかすを建築資材として再利用する、焼却残渣リサイクルプラントが稼働されたとお聞きし、早速私は視察してまいりました。その概要を紹介いたしますと、このリサイクルプラントは、市と民間企業の共同開発で建設されたもので、事業費は二億四千万円をかけて従来からのごみ焼却施設に併設されました。プラントの構造は、ごみ燃え残りかすをコンベヤーでプラント内に搬入して、鉄、非鉄金属類をまず除去し、その他のガラス、陶器類、石等は、灰の中に含まれる塩分を分離機で除去した後、破砕機で細かく砕いて〇・三ミリから十ミリの大、中、小、三種類の粒に半製品化したものであります。実に残りかすの約八〇%が資源化ごみとして再生されるそうです。これら半製品の具体的な活用例は、現在は試験段階で来年からの商品化に向けてさまざまの工夫がなされています。その一端を見ますと、コンクリート平板、雨水浸透升、透水U字溝、透水性コンクリート舗道、園芸用フラワーポット等々、多種に及び、今後コマーシャルベースにどう乗せるかが注目されるところであります。一方、プラントの処理能力は一日二十二トン、当清掃工場では年間約十万トンのごみを処理していますが、そのうち燃え残りかす、いわゆる焼却灰は約五千トン残ります。船橋市では、年間二億円をかけて県外の最終処分地に埋め立てていたのが、このリサイクルプラントによる約八〇%の燃えかすの再生により、年間一億七千万円の経費が削減されることになったそうであります。毎週二、三組の県外からの視察が続くことからも、いかに注目されているかがその一端がうかがい知れます。仮に岐阜市に置きかえて平成五年度実績をもとに試算いたしますと、最終処分地に持ち込まれる総量は二万八千八百十一トン、その内訳は焼却灰が九二・五%で年間二万六千六百六十四トン、その他の不燃物七・五%二千百六十七トン、単純に焼却灰の八〇%が再生され、リサイクルされるとすると、実際に持ち込まれるのは焼却灰五千三百二十九トンとなり、これに不燃物二千百六十七トンを加えますと、合計七千四百九十六トン、驚くべきことに約四分の一に減少することになります。逆にいえば、最終処分地の寿命が四倍に延びるということであります。もちろん、焼却施設についてストーカー式か流動床式の違い、あるいはプラントメーカーの違いによっても随分と焼却灰の成分、性質が変わることも承知しています。単純に比較できない仮定上の話とは申せ、ごみ焼却灰のリサイクルについて、真剣かつ具体的に研究するべきときが来ていると思います。また、技術的に可能であるということを強く訴えるものであります。岐阜市当局において既に何らかの検討がなされているのであれば、明らかにしていただきたい。  以上につきましては、生活環境部長の御所見をお伺いいたします。  質問の第二に、リサイクル人材バンク制度についてお尋ねいたします。  ごみ減量・資源化、いわゆるリサイクル運動を進める上でのポイントは、主婦の方々をどう味方にするかではないかと思います。なぜならば、生活に一番敏感であり、生活の知恵をお持ちであるのもお母さん方であると信ずるからであります。ある自治体では、我が党の議員の提唱がきっかけとなってリサイクルリーダーバンク制度を実施しています。各種のリサイクルの技術を持つ人を指導者として登録してもらい、リサイクル活動を側面から支援する制度であります。具体例として、登録した指導者を、一 空き缶、空き瓶、木材、プラスチック、牛乳パックなどによる各種工作教室、二 衣類などの日用品を対象にしたリフォーム教室、三 ごみを出さないことに留意した料理教室、などでごみ減量を目的に市民団体が開催する手づくり教室へ派遣紹介いたします。派遣先は、原則として十人以上で構成する市内の団体で、一回の派遣時間は四時間以内とし、派遣回数は一団体に年度内二回まで、派遣費用は派遣を受ける団体が直接指導者に支払うが、会場使用料、材料費、指導者の謝礼金の一部に助成金が支給されます。これらごみ減量・リサイクル事業は、行政のみでは一定の限界があります。もちろん岐阜市においても従来から広く民間の方々に御協力をいただいておりますが、さらに前進させる意味からリサイクル人材バンク制度を設けてはと提案いたします。生活環境部長にお尋ねいたします。  質問の三として、移動環境教室の開設についてお尋ねいたします。  前の質問とは視点が異なりますが、生活環境問題について広く市民の方々に認識、理解、御協力をいただくため小人数の市民グループや小学生を対象に参加者自身が実験器具や測定器具を使って体験学習を行い、環境に優しい生活の実行ができればと願うものであります。具体的な内容として、例えば、生活排水の簡単な水質テスト、あるいは振動・騒音テスト、空気中の窒素や一酸化炭素濃度等のテスト等々、さまざまのプログラムをあらかじめ用意し、地域のグループあるいは学校を対象にリクエストに応じて環境衛生関係の職員が必要な機器を持って訪問するものであります。体験型の環境学習の一つとして取り組まれてはと思うものであります。最も身近な所管と思われます衛生部長にお尋ねいたします。  次に、老人医療についてお尋ねいたします。  高齢化が急速に進行しつつある現在、病気や障害で苦しむお年寄りの方々が落ちついて療養できる病院が少なくなっています。ふえる老人医療費を少しでも抑えようとする最大の理由は、入院が長引くと病院の収入が減るという医療料金の仕組みにあります。入院患者の診察料金は、入院当初の二週間は一日五千円を超えますが、三カ月を過ぎると千五百円を割り、さらに六カ月を過ぎると約千円になります。長期療養の老人は投薬や処置料なども少なく、患者一人当たりの収入が減少します。このため、入院三カ月を過ぎたあたりで、病状にもよりますが、退院を勧められる場合もあります。第二の理由は、平成四年十月からの老人病院制度の見直しで、一般病院でも六十五歳以上の老人が入院患者の六〇%を超える病院には老人の医療料金を当てはめることになったため、老人の入院比率を上げないようになった点にあります。  そこで、病院からも退院を勧められた患者を受け入れる要介護老人向けの施設も少なく、核家族化などが進み、家庭にも帰る場所がない老人は、一体どこへ行ったらよいのでしょうか。また、老人医療の仕組みは大変複雑でわかりにくく、病気のお年寄りの方々や介護の必要な老人が入る病院や施設も一般病院療養型病床群、老人病院、老人保健施設、特別養護老人ホーム等々、幾つもの種類があります。しかし、これらの施設もベッドは既に満床で、患者が病院から退院を勧められてもすぐ入所することはなかなか難しく、このようなケースの相談が最近特に多くなっています。岐阜市内に住むAさん七十三歳は、十年前に病名がはっきりしない病気で歩行困難となり、病院通いが始まった当時は、入院するまでもないということで、月に二回御主人の介助で車いす通院を続けながら、家庭療養生活をされていましたが、昨年意識不明となり、入院することになりました。現在では症状も固定し、毎日点滴はあるものの流動食もとれるようになったと、家族の方は喜んでおられました。ところが、症状が固定した時点で病院から退院を勧められ、困ったという御相談です。また、Cさん七十六歳は、脳硬塞で左片麻痺となり、他の病気も併発して寝たきりになってしまったが、やはり三カ月過ぎたころから退院を勧められ、このままの状態で家庭に帰っても患者、家族ともに不安であるのと、住宅環境も整備したいという思いもあって、老人保健施設を数カ所当たってみたけれども、どこも満床で入所できず、やむを得ず在宅ケアをされています。三カ月を過ぎたら病院から即在宅ケアに持っていくというのではなく、病院としても平成五年四月の医療法改正で設けられました療養型病床群制度、すなわち年齢に関係なく長期療養患者病棟として看護婦の数は少なく、介護職員の数を多くして、約三十床をめどに病院側の希望で設けられるこの制度を取り入れ、患者が在宅で安心して療養できるように援助、指導し、退院に持っていけたらと思うわけであります。  そこで、市民病院長に以下二点、お尋ねいたします。  一点目として、患者の立場から見ておよそ入院三カ月で退院をしなければならない現状の傾向をどのように考えておられるのか。  第二点目としまして、ますます高齢化が進む中、当然患者も高齢者の慢性疾患者が多くなり、若い人のように短期間の全治は望めないと思いますが、今後に向けての対策、計画はあるのでしょうか、高齢化社会における老人患者への対応方について、御所見をお伺いいたします。  次に、衛生部長にお尋ねいたします。  老人保健施設も老人を三カ月をめどに、家庭や社会福祉施設に移れるようにするのが目標であるけれども、現実には半数以上の方々が六カ月以上の長期入所ということです。現在、岐阜市には民間施設として六施設で定員四百三十六人ですが、入所困難な現状をどのように考えておられるのか。また、岐阜市として今後老人保健施設についてはどのような検討がなされているのでしょうか。お尋ねいたします。  次に、シルバー人材センターについてお尋ねいたします。  高齢化が加速度的に進みつつある昨今、大変な時代が来たなと思う半面、長寿社会の到来は定年退職後の第三の人生を設計できるすばらしいチャンスでもあると思います。そこで、日々議員活動の中で、高年齢者の方々から生きがい、健康づくりあるいは生活上の理由から、就業、社会参加への御相談をしばしばいただきます。各種アンケートを見ましても、定年退職後の就業の意欲は非常に高く、その背景は、生きがいや健康上から、あるいは子供たちに負担をかけずに、せめて自分自身の生活が困らない程度の収入は確保したい等の理由が挙げられます。  そこで、私は、国の制度で既に数々の成果を上げておられる社団法人シルバー人材センターについて、注目したいと思います。設立の趣旨は、おおむね六十歳以上の高齢者を対象に臨時的、短期的な仕事を通じて社会に貢献することによって生きがいを求めることを目的とし、岐阜市では昭和五十六年一月に設立され、既に技能を伴う植木剪定や大工仕事、あるいは駐車場、自転車整理等の管理、事務一般、老人介助等のサービス等々、多方面にわたり活動されています。特に、先般シルバー観光ガイドが新聞で大きく報道されましたことは、大変すばらしいことだと思います。ここで、数字で現況を確認いたしますと、平成四年度末の会員数が五百六人に対して平成五年度では六百三十五人、年間百二十九人二五・五%の増加、さらに就業実人員は三百五十九人から四百三十二人で七十三人の増加、就業延べ人員では、平成四年四万百人に対して平成五年四万五千六百三十四人、その差五千五百三十四人で一三・八%の大幅な増加となっています。一方、事業実績としては、受託金額約二億一千万円、その内訳は配分金約一億八千万円、材料費約一千八百五十万円、事務費約一千九十万円であります。一人一日当たり配分金は、平均で約四千円、実働会員の月間就業日数は八・八日で年間平均約四十二万円の収入となります。私はこれらの実績について関係者の御努力を高く評価いたします。しかし、全国平均に比べますと、まだまだ決して十分とはいえません。それは、このような活動がまだまだ市民の間で広く認識されていないのではないかと思うからであります。  そこで、私は年齢が五十五から六十五歳までの任意の男女二十名の方を対象に聞き取りによる簡単なアンケートを行いました。質問は三項目に絞り、お尋ねいたしました。その結果は、「質問一 シルバー人材センターの名前を聞いたことがありますか。」では、二十名中十四名の方が「ある」と答え、七〇%の方が既に名前を知っています。「質問二 シルバー人材センターでは何をやっているか知っていますか。」では、二十名中十名の方が「知っている」と答え、五〇%の方が内容を理解しています。ただし、その理解度は二、三人の方を除いて、他の方は押しなべて漠然とした範囲を出ていません。「質問三 関心はありますか。」では、二十名中十名の方が「ある」と答え、五〇%を示しています。注目すべきこととして、シルバー人材センターが何をやっているか内容を全く知らない方十名の中で、センターの概要を詳しく説明しましたところ、三名の方が強い関心を示してくれたことであります。  以上、簡単な調査ではありますが、一定の傾向をうかがい知ることができます。すなわちシルバー人材センターの名前の浸透はなされていますが、内容の理解度は全く不十分であります。また、全く知らない人でも説明を尽くせば強い関心を持たれることからも、就業への潜在的ニーズは高く、これからますます顕在化していくであろうと思われます。その中で当シルバー人材センターの存在は、来るべき高齢化社会の生きがい対策の受け皿として働くチャンスを提供し、さらに情報の提供や指導を一元的に推進する窓口として大変重要であります。  そこで、以下、質問いたします。  一 シルバー人材センターについてのPRが不足していると思われることに対し、どのように認識されているか。今後のPRのあり方について、福祉部長にお尋ねします。  あわせて、今後の多種多様のニーズにどうこたえていかれるのか、仕事のメニュー、加入者、人数等々、今後の方向性を示していただきたいと思います。  次に、市長にお尋ねいたしますが、かかる高齢者の就業には、肉体的条件から当然一定の限界がございます。市場原理で動く民間では、なかなか吸収できないことも容易に理解できます。そこで、公益性、福祉性の高い当事業に行政の関与、なかんずく働く場の開拓、確保の上から、行政各部門の協力が不可欠であり、かつ、所管の営利、民間企業にも協力方、指導されてはと思うものであります。さらに、生涯学習に熱心に取り組んでおられる浅野市長でありますが、シルバーの方々の経験豊富なノーハウを生涯学習推進のリーダーとして生かされてはと思いますが、市長の御所見をお伺いいたします。  最後に、光の害、光害対策についてお尋ねいたします。  天の川を隔てた織姫星と彦星が年に一度だけ会うことを許される日が七月七日の七夕であります。小さいころ、ササ飾りをつくった思い出を持つ人も多いことと思います。この七月は、宇宙に関する話題が豊富であります。一昨日は、向井千秋さんがスペースシャトル・コロンビアに乗って宇宙に飛び立ちました。メダカの交尾、産卵行動や、骨からとった細胞培養など、数多くの実験が行われています。私たちの住む地球を宇宙から見たかったという向井さんであります。どんな感想を聞くことができるか、二週間の旅が無事に終わるよう心から願っています。また、シューメーカー・レビー第九すい星が木星に衝突するという千年に一度の天文現象もあります。このすい星は、木星の引力で破壊され、直径が一キロから五キロの核が二十一個も並んでいるといわれます。それが十七日から二十二日にかけて次々に木星に落ちていきます。その模様は木星探査機・ガリレオやボイジャー二号、ハッブル宇宙望遠鏡を初め、世界各地で観測されますが、地球も衝突を繰り返して形成され、現在の姿になったといわれています。どんな発見があるのか興味深いものがあります。さらに、アポロ十一号で人類が初めて月に着陸したのも、二十五年前の七月の出来事です。加えて、八月には去年以上に流星が飛ぶとの予想もあり、夏休みに星空を見上げながら、夢とロマンを語るには絶好のタイミングではないでしょうか。しかし、最近は大気の汚染に加えて、明る過ぎるほどのネオンや街灯に妨げられ、星空を見上げる機会も少なくなっていることは残念でなりません。夜間の事故防止等のための照明の重要性は当然のこととして、自然との触れ合い、天体観測への配慮をさらに考慮していただきたいと思うものです。  そこで、現状では自然環境への配慮や光公害等への対策はどうなっているのか、今後の対応も含め、土木部長にお尋ねいたします。  以上で第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(中村武彦君) 市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯市長(浅野 勇君) 高齢者が生きがいを感じる対象の一つに就労がありますが、シルバー人材センターは、高齢者が長い人生の中で培ってきた豊富な知識とすぐれた技能の活用の場を提供し、高齢期の生きがい形成に寄与する大きな役割を担っております。しかしながら、御指摘のとおり、シルバー人材センターにおいて努力されているとはいえ、まだまだ活用の場となる就労の機会が限られているのが実態であります。現在、岐阜市からの委託事業には、福祉関係の事業を初め、環境整備等、公共施設の管理にかかわるものが大半でありますが、高齢社会を迎え、就労を希望する高齢者もますます増加し、その希望職種も多種多様化してくるものと思われます。したがいまして、福祉行政全体の中から高齢者にふさわしい事業を選び、多様な職種への就労需要にこたえていくとともに、民間企業等に対しましても、シルバー人材センターの活用について協力を求めるなど、高齢者が就労によって生きがいを持っていただけるよう、その育成に積極的に努めてまいりたいと存じます。また、議員御指摘のように、高齢社会に向けて生涯学習の重要性も増してきております。こうした学習の場での講師ニーズに対しては、各分野で専門的知識を持つシルバー会員も多く登録されていることから、その活用につきましても可能な限り配慮していきたいと考えております。また、一方、高齢者におかれましても、御自身の生涯学習として蓄積された知識、技能を社会に還元する講師の機会も高齢者の生きがいとお考えいただくことも大切ではなかろうかと思っております。  以上でございます。 ◯議長(中村武彦君) 生活環境部長、吉村惠夫君。    〔吉村惠夫君登壇〕 ◯生活環境部長(吉村惠夫君) お答えいたします。  第一点目の、焼却灰のリサイクルについてでありますが、廃棄物の最終処分場用地の確保が全国的にも大変困難な状況となってきております。本市においても同様であり、また、建設に際しても多額の費用を要しているところでございます。今後はただ燃やして埋めることから、議員御指摘のとおり、焼却灰等もさらに減容化して、埋立地の延命化に努力していかなければならないと考えております。その方策として、焼却灰から磁性金属を除去する方法、焼却灰の溶融固化を行う方法、そして焼却灰そのものをリサイクルする方法等がございます。焼却灰のリサイクルは、建設廃材のリサイクル材として既に市販されています再生粒度調整路盤材にごみの焼却灰を細かく砕いて混合し上層路盤材として、また、セメントに添加してコンクリート平板、U字溝等にして再利用する方法、ほかにもれんが、タイル等の製品化がなされております。これらの方法をさらに詳しく調査研究するとともに、本市に最も適した方策を見出していかなければなりません。現在、生活環境部といたしましては下水汚泥の焼却灰にごみの焼却灰を添加して焼成れんがができるのではないか、また、それは何%まで添加できるのかということで、炉の専門メーカーに実験を依頼しているところでございます。このような埋立地の延命化を図るための有効な方策を議員が調査された内容も参考にさせていただきながら、今後も引き続き調査研究してまいる所存でございます。  二点目の、リサイクル人材バンクの制度を設けてはどうかという御質問でございますが、本市におきましてはこれに類似するものといたしまして、ことし九月から十月にかけまして、市内の女性を対象にごみ問題を生活者の立場から考え、毎日の生活の中で身近にできるごみ減量・リサイクルについて取り組んでいただくための女性リサイクル講座の開催を計画しております。この内容は、各コミュニティセンターのブロックを基本に一教室二十五名程度で全体で八教室、二百名ほどの規模で行い、講座内容としましては、リサイクルの必要性、また、身近にできるリサイクルの進め方についての講演、掛洞プラント等のごみ処理施設見学会、牛乳パックの再利用方法及びパッチワーク等の体験をしていただき、受講された皆様に修了証を発行し、各地域でのリサイクル運動のリーダーとして活動していただくよう位置づけさせていただくものであります。今後におきましては現在実施されている他都市のリサイクル人材バンク制度の活動状況等を調査研究し、本市が計画しておりますリサイクル講座を核として、同制度の持つリサイクルリーダーの養成と、地域ボランティア活動の充実を図り、市民と行政が一体となったごみ減量・リサイクル運動の一層の展開を行っていく所存でございます。  以上でございます。 ◯議長(中村武彦君) 衛生部長、岡本祥成君。    〔岡本祥成君登壇〕 ◯衛生部長(岡本祥成君) 移動環境教室の開設についてお答えします。  今日、日常のライフスタイルが環境に大きな負担をかけて営まれていることが指摘され、こうしたライフスタイルを見直すべきとの意識が高まっている中で、小学生を初めとする環境教育の重要性、あるいは婦人会等の参加を得て行う環境浄化実践活動の必要性については十分認識しております。したがいまして、例えば、水質調査について申し上げますと、最近は水に親しむ機会が少なくなり、特に子供たちは川から遠ざかっていく傾向が見受けられます。このような状況の中で身近な河川にすむ水生生物を調べることにより、河川の水質浄化を知ってもらうとともに、調査の体験を通じて、水質の保全及び浄化の重要性を認識していただくことを目的として、カワゲラウオッチングと名づけた普及事業を行っています。これは携帯用調査機器を環境教育の中で活用したいとの要望がある学校に貸し出すものであります。現在、要望があった小学校に貸し出しており、水生生物調査が実施されようとしています。また、婦人会におきましては、会員みずからが参加し、足元から環境保全に取り組んでいただこうとする運動に対し、川の汚れを示す指標項目について簡単に分析できる機材を貸与するのみならず、職員も参画して支援しているところであります。当面は質問者の御提言を受け、水質だけではなく、大気並びに騒音等も含めてこれらの内容を充実させる方向で進んでまいりたいと考えております。  次に、老人保健施設についてお答えします。  現在、市内には六施設、入所定員は四百三十六床の状況にありますが、本年度末には新設と増床を含め入所定員総数が七百二十七床になる予定であります。また、その後の新設の動きもあるように聞いておりますので、施設整備が順調に進んでいくものと考えております。一方、現在入所されております利用者の方々については、議員御指摘のとおり、三カ月をめどに家庭に帰っていただくことが最良であり、各施設において利用者ごとに適した機能訓練等の施設療養が提供されることが必要でありますので、適切な運営がされるよう各施設を今後とも指導していきたいと考えております。また、退所先であります家庭での介護が円滑になされるよう訪問指導、家庭看護教室等を通じ支援していくことが大切と考えております。今後とも老人保健施設、福祉関係機関、医療機関とも連携を保って在宅支援をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中村武彦君) 市民病院長、田中千凱君。    〔田中千凱君登壇〕 ◯市民病院長(田中千凱君) 老人医療についてお答えいたします。  市民病院では一日平均六百五十人程度の入院患者があり、そのうち七十歳以上の患者さんが占める割合は二五%前後でございます。  御質問の第一点目、患者さんの退院につきましては、年齢及び入院期間に関係なく、医師が患者さんの病状回復の程度に応じて決定しており、患者さんと家族の方々にその旨十分説明をし、いわゆるインフォームド・コンセントを尊重しつつ、退院後も良好な関係が保たれるよう努力しております。しかし、高齢の患者さんでは病状の安定期に入れば、老人病院、療養型病床群、老人保健施設などに連絡をとりつつ、転院していただく、あるいは在宅ケアを進める場合もあります。  次に、第二点目の高齢者の慢性疾患患者増加への対策でございますが、当病院は当初から一般病院として高度医療を目指し、地域の方々の健康を守ることを目的に建設してまいりました。現在良好な治療環境のもとで患者サービスに努めており、子供さんから老人の方々まで、急性・慢性疾患を問わず入院できる一般病院として市民の信頼を得ております。高齢者の疾病としては、心疾患、呼吸器疾患、脳血管障害、悪性腫瘍などが多く、建設計画時点からこれらに対応すべく循環器センター、消化器病センターの設置と呼吸器内科、呼吸器外科、脳神経外科の充実を図ってまいりました。また、循環器内科、消化器内科、脳神経外科の増床もいたしたのであります。今後もこれら施設の充実に努めていきたいと考えております。  なお、当病院は高度な治療を目的とした施設でありますので、介護のみを目的とした医療には適しておりません。病院がすべてのニーズにこたえることは困難であり、本院では病状安定後の療養介護施設については今のところ考えておりませんが、そのような施設と密接に連絡をとりつつ、患者さん及び家族の御理解を得たいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(中村武彦君) 福祉部長、浅野 寿君。    〔浅野 寿君登壇〕 ◯福祉部長(浅野 寿君) お答えいたします。  シルバー人材センターは地域社会の日常生活に密着した臨時的、短期的な仕事を通して高齢者の持てる意欲と能力を発揮していただくための組織された高齢者による自主的な団体であります。現在、シルバー人材センターの事業内容は、デイサービスセンターの調理、訪問給食の配送、施設管理等、市からの委託事業を初め、民間からの草刈り、庭木の剪定、筆耕事業等、また、シイタケの栽培事業を初めとする各種の独自事業を展開し、会員の就労機会を提供しており、会員数、受注件数とも年々増加してきております。しかしながら、議員御指摘のように、シルバー人材センターのPRにつきましても、広報ぎふ、老人クラブ、市民参加の行事等、いろいろな機会をとらえ周知を図り、きめ細かいPR活動に一層努めてまいりたいと存じます。  本年度人材センターでは、シルバー観光ガイド事業を開始したところでありますが、今後とも多様化する社会のニーズ、高齢者の就労需要にこたえるため、新規事業の開発についても積極的に支援していくとともに、会員の拡大につきましても、シルバー人材センターとの連携を保ちつつ積極的に支援してまいりたいと存じます。 ◯議長(中村武彦君) 土木部長、伊藤寿光君。    〔伊藤寿光君登壇〕 ◯土木部長(伊藤寿光君) お答えします。  岐阜市で設置しています照明灯は下面開放型で上部空間への影響は少ない器具を使用しておりますが、今後も自然環境の保護の観点から光公害等のなきよう配慮してまいりたいと考えます。また、新しい器具の開発があればそのようなものの導入も含め検討してまいりたいと考えます。  以上でございます。    〔「議長、十一番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村武彦君) 十一番、中尾年春君。    〔私語する者多し〕    〔中尾年春君登壇〕 ◯十一番(中尾年春君) ただいまそれぞれ御答弁いただきました。それで、二、三点要望しておきたいと思います。  最初の、焼却灰のリサイクルについてでありますが、既に岐阜市も研究のその端緒につかれているということで結構であると思います。それで、先般船橋市に視察に行った折ですね、船橋市がなぜ全国で初めてこういったことを手がけたかといいますと、当市においては最終処分地がございません、民間業者に委託しているということで、将来が非常にこの懸念しているということでございました。そして、そういったやむにやまれぬ状況から、こういった開発がされたわけであります。当市におきましても今後最終処分地の確保はこれは難しいんだと、もう、ほんとにできないんだというぐらいの、こう危機感というか、持っていただきまして、そして、やはりもうあっという間に来ます。平成十五年といいましても非常に近い日にちであります。また、先ほどの数字がこれがほんとに事実であると、事実であるとすればですね、また、事実であると思います。ほんとに合理化、また、市民の皆さんの節税効果にもなるわけであります。そういったことからぜひこの真剣にこれから研究の成果を期待したいと思います。  次、リサイクル人材バンク、これ了解いたしました。調査研究していただくということであります。  また、次の移動環境教室、これも既にカワゲラですね、の、ウオッチングということをやっておられまして、これ水だけではなしに、ほかの空気、先ほどの騒音ですね、そういったまだもろもろ、いろいろあると思いますが、この移動環境教室のねらいといいますのは、私もこの本議会でしばしば環境教育ということを訴えてまいりました。で、これいわゆる体験学習、体感学習ということでありますが、今回のこの移動環境教室のポイントといいますのは、いわゆる市民から声があって行政が動くんではなしに、行政が積極的に市民の中に入っていくというスタンスをとるということですね。そして、市民の中でその対話を通してこういった環境問題の啓発をしていくと。で、対話の中でいろんなまた問題点も浮かび上がる、また、いろんな行政に対する理解もできると思います。で、これからは市民と行政、やはりともに歩んでいく方向でないといろんな問題の解決はないということを強く思うわけであります。  次に、老人医療につきまして、確かにこれはますますこれから高齢化迎えまして、一朝一夕にできる問題ではございません。十分承知しております。で、とはいいましても、行政担当部局がまず最初にイニシアチブをとっていただかないことには我々市民としては何ともならないわけであります。ましてや、先ほどの具体的な市民相談を通じて、そういった市民の声があるわけです。で、ますます高齢化が進んでたくさんお年寄りの方が見える中で、どうしても医療、福祉の谷間にお見えになる方が出てくるわけであります。そういった市民の声というものをよく酌み取っていただきまして、こういった今後の施設の建設、また、いろんな介護体制をですね、確立していただきたいと強く要望しておきます。  それから、シルバー人材センターにつきましては、市長さんも積極的に努め、また、活用についても配慮していただけるということであります。やはり市長さんの一声によって、随分と行政各部局の動きも違ってくるわけであります。そういったことで市長さんのこの今の一声はですね、非常に心強く思いますし、また、これが実際の形となって見えることを私は注意深く注目させていただきますので、よろしくお願いいたします。  福祉部長の御答弁、PRについてはやや抽象的であったかなあということを思います。もう少しちょっと踏み込んで具体的に、こうだ、こうだということをお聞きしたかったんですが、ややちょっと抽象的であったかなあと思いますが、でも積極的に支援していくということでありますので、了解いたします。  最後に、光の害、光害対策、特に今、夜空を見てもなかなか星が見えないと、ほんとに子供の心に夢とロマンがだんだんとこうなくなっていくような印象がございます。そういった中で、行政としてやはり、こういうことをやっているんだよということを一つのこのシンボル的にですね、例えば、街灯の一つでもかさをこううまくいろいろ工夫して光を上にいかないという、先ほどもそういったことの研究されてるということでございますが、よりそれが市民にこう認識していただけるような何か形として残せればどうかなということを思います。基本的には了解いたしました。今後もいろんな工夫、努力方をよろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わります。 ◯議長(中村武彦君) 四十八番、野村容子君。    〔私語する者あり〕    〔野村容子君登壇〕(拍手) ◯四十八番(野村容子君) 日本共産党議員団の一人といたしまして、質問を行います。  まず、第一番目ですが、事務助役にお尋ねをいたします。  ファッション産業の振興と仮称・ファッション工科大学の設置についてでございます。  七月の七日、八日に開かれました岐阜ファッションフェアが業界の皆さんの努力で成功裏に終わったと報じられております。しかし、現実には縫製加工業の実情は大変厳しいものがあります。七月四日のある日刊紙に「ファッション業界の現状と課題」という座談会が掲載をされ、そこには梶原知事、浅野市長、足立岐阜ファッション産業連合会理事長が登場をして、このような会話が交わされております。足立さんは、今後の課題として、専門職の育成が大きな課題である。また、知事も人材を養成するため、世界から超一流の講師を招くなど、レベルの高い養成機関をつくらなければならない、このように業界も県知事も人材養成の必要性を強調しておられるところであります。仮称・ファッション工科大学、名称はともかくとして、岐阜市にとってこの設置の必要性は大変重要であることを今までも繰り返し主張してきたところであります。前回の私の質問に答えて、藤田助役は、各界各層の意見を伺う中で検討を深めてまいりたいと答弁をされました。その後どのように検討を深めておられるのか、お答えをいただきたいと思います。  次に、東海環状自動車道についてお尋ねをいたします。  前議会でも明らかにいたしましたが、東海環状のルートは、二年前に既に明らかになっており、関係住民の皆さんからルート変更を求める陳情が出されておりました。本年二月中部地建により公表されたルートは、住民や農業を営む皆さんの願いを無視したものとなっております。そのために六月六日には第二千成団地自治会の皆さんから、六月二十七日には東海環状線を考える会の皆さんから、それぞれ多数の署名とともにルート変更を求める陳情が提出をされているところであります。また、現在西郷校下の皆さんからもルート変更を求める動きがあると伺っているところであります。ルートとインターの位置を考えてみますと、不自然であると同時に、最適な位置とはいえないのではないかと私も思うところであります。  そこで、まず都市計画部長にお尋ねをしたいと思います。  なぜ、岐阜市部分だけわざわざ大きくカーブを南へ曲げて南下をしなければならないのかということであります。そのため、急傾斜地崩壊危険区域に指定をされております御望山をトンネルで通過することになり、ここには千成団地が存在をし、今でも大雨のときには避難をし、自治会挙げて懸命の防災を行っておられるということであります。この御望山のがけ崩れはこの議場でも何年も前からたびたび取り上げられていることは皆さんも十分御承知のことと思います。また、九・一二水害では二田子地域でがけ崩れがあり、子供さんのとうとい命がなくなったことも記憶に新しいところであります。このような所を東海環状がトンネルで抜ける団地の住民の皆さんが不安に思われるのも当然のことと私は思うところであります。この点について部長のお考えを聞かせていただきたいと思います。  二つ目の問題は、インターの位置は、城田寺の山と御望山の間に設置をされるという予定になっておりますが、トンネルを出てトンネルに入るその距離は本当に短く、これは危険であると素人ながらにも思うところであります。また、山がせり出しているために風の通りが激しく、路上の砂や小石が飛んだり、伊勢湾台風では送電線の電柱が折れ曲がるという考えられない事態も起こっているのであります。このような所にインターを設けることはとても危険ではないか、このように思いますが、この点についてお考えをお伺いします。  三つ目の問題は、インターのやはり位置ですけれども、ここは岐阜大学の北側で、既に岐阜大学が病院を誘致するということが公表をされております。大学や病院という環境の所にインターとかアクセス道路など、公害も心配をされるこのようなものを接近させることが果たしていいのかと思うところであります。この点についてもお考えをお伺いいたします。  四つ目の問題は、農林部長にお尋ねをいたします。  御望山の東は富有柿の産地、御望山一帯を切り開いてカキ畑がずうっと広がっております。ここにはカキ及び果樹の専業農家の皆さんが後継者を大事に育てて、農業を営農していくためにほんとに一生懸命やっておられる所であります。このような優良な農用地を開発をしていくことは岐阜市の農業にとって果たしてどうなのかと、私も現地を見て思うところであります。カキの木を移転をして再度根づかせることは大変困難と伺っております。カキの木を育てるには、桃・栗八年、カキ十年といいますか、    〔私語する者あり〕 そのような年月ではとても育たない、    〔私語する者多し〕 失礼いたしました。
       〔私語する者多し〕 ちょっと記憶間違いで失礼いたしました。    〔私語する者多し〕 それで、三十年もかかっても現在のカキは育たないというふうにも聞いているところでありますが、このような地域の開発はとても重大なことだと私は思うのです。このような点からいって東海環状自動車道のルートは変更すべきが正しいのではないか、このように思うところですが、この点についてお答えをいただきたいと思います。  続けまして、教育長並びに福祉部長に子どもの権利条約についてお尋ねをいたします。  五月二十二日、児童の権利に関する条約、すなわち子どもの権利条約が我が国でも発効いたしました。多くの国民はこの条約の精神とこれに定められた子どもの権利を生かして、とりわけ矛盾に満ちた日本の教育の現実を打開することを期待していたところであります。教育行政はこの国民の願いにこたえる責任があると思っています。しかし、文部省の通知は、発効後の教育制度や国内法の改正については必要はないと、国民の期待を裏切っております。今議場における教育長の見解でも文部省の見解どおりで、校則については学校の責任において決定をする。また、日の丸の掲揚、君が代斉唱を思想、良心を制約するものではなく、今までどおり進めると答弁をされました。そこで、思うのですが、子どもの権利条約は、これまでの子供は保護されるもの、教育を受けて発達を主体としてとらえるものという子供観をさらに発展をさせて、子供を権利の主体、権利行使の主体とみなしているのが特徴だと思うところであり、専門家の皆さんもこのように言われております。参政権を除いて大人並みの市民的権利を認めている、これが今度の条約の特徴と言われ、国会審議でもこの点に着目をした質疑が交わされ、条約の意義を高く評価する発言が相次いだと言われているところであります。  そこで、教育長にお尋ねをいたしますが、このように子供自身が権利を行使する主体として、とらえておられるのかどうか。この点についてお答えをいただきたいと思います。  二つ目には、また、今までどおりでよいのなら、岐阜市議会を初め五百五十もの自治体がこの条約の早期批准を求める意見書を提出することもなかったでしょう。意見書を多くの自治体が上げたということは、今までとは違うこのようなすばらしい内容があるからです。このように思うときに、この岐阜市議会を初めとした多くの地方自治体が、地方議会が意見書を批准したということをどのようにとらえておられるのか、この点について、お答えをいただきたいと思います。  福祉部長には、子どもの権利条約は十八歳未満のすべての子供に適用するものであり、幼児も例外ではございません。幼児を扱う保育所、また、さまざまな障害児を扱う部門などにおいても、この権利条約の精神を生かして行政を行う責務があると思いますが、この点について福祉部長にはお尋ねしたいと思います。  続きまして、道三まつり、信長まつりにおける自衛隊の展示についてお尋ねをいたします。経済部長にお尋ねいたします。  本年四月の道三まつりを報道した記事があります。ちょっと読み上げますと、「若宮町通りの歩行者天国で市民の視線を集めたのが、自衛隊岐阜地方連絡部が持ち込んだ指揮通信車、この車は装甲車両で長さ五・五メートル、高さ二・四メートル、重さ十三・六トン、災害救助現場などで安全に指揮活動ができるよう装備されている。戦車と間違いそうな外観でひときわ目立っていた。」また、ある新聞は、「自衛隊は例年絵はがきや資料などを配布し、市民への浸透を図っているのですが、ことしは八二式指揮通信車が展示され、子供たちに開放されていました。また、テントには、PKOに参加したときの写真も掲示されています。自衛隊の海外派兵を一層制限なく進める内閣が市民への浸透作戦も一層露骨にエスカレートしている。」このような新聞報道があったところであり、市民からも装甲車両の展示に批判の声が多く上がっているのを私も投書欄などで見たところであります。  そこで、お尋ねをいたしますが、装甲車の展示はこの春が初めてと私は認識するところでありますが、これが教育長であった浅野市長の姿勢かと、残念ながら思わないわけにはいきません。祭り実行委員会の長である経済部長は、この展示の経過と、そして中止すべきではないか、このように思いますが、お答えをいただきたいと思います。  二つ目には、例年行われております自衛隊の広報コーナーも、この際中止すべきと思いますが、この点についてお答えをいただきたいと思います。  続きまして、自衛隊の高校生へのアンケートについて、教育長並びに経済部長にお尋ねをいたします。  岐阜県防衛協会会長は清水義之岐阜商工会議所会頭さんですが、岐阜市とその周辺の高校三年生約二千名に、日本の防衛やPKO活動、また、卒業後の進路希望などについて尋ねるアンケートはがきを実施をされたことが明らかになりました。返信用はがきには通し番号がついている上、回答者の氏名、住所、学校名を書くようになっているのです。アンケートを受け取った生徒、父母は、名簿をどのように入手したのか、自衛隊の勧誘を目的としているのではないか、このように不安が広がっておりました。これに対して、早速、岐阜県労働組合総連合、自由法曹団岐阜支部、岐阜県平和委員会、また、岐阜県教職員組合など六団体が抗議とアンケートの中止を自衛隊の岐阜地方連絡部岐阜事務所へ申し入れられたところであります。全国的にもこれは大きな問題になり、全日本教職員組合、日本高等学校教職員組合、全国私立学校教職員組合が防衛庁へアンケートの中止、また廃棄を申し入れ、抗議をしたところであります。これには、新聞報道によりますと、応対した防衛庁人事局の担当者が、「アンケートが不適切であったことを認め、全面中止と回答はがきの廃棄を行っている。今後このようなことがないよう会議を通じて全国に徹底を図ると約束をした。」と報道がありました。  こういう立場に立って、教育長にお尋ねをいたします。  一般紙でも大きく報道されましたが、岐阜市の市立岐阜商業高校の生徒へこのようなアンケートは送られたのか、その実態を調査されたのか、事実を御存じなのか、この点についてまずお答えをいただきたいと思うところであります。  二つ目には、防衛庁では既に非を認めておりますけれども、教育長としてこの事件にどのような見解をお持ちなのか、お尋ねをしたいと思います。  経済部長には、岐阜県防衛協会が発送したと新聞報道にありました。関係者の皆さんがいろいろお尋ねをいたしましたら、防衛協会は名前の使用を了解して発送の作業を引き受けたというようなことを言っているとか、また、直接は自衛隊地方連絡部岐阜事務所がやったことだ、とか、いろいろ双方で責任逃れのキャッチボールをしているようでありますが、その実態は明らかではありません。  そこで、私も岐阜県防衛協会なるものを初めてつぶさに調べましたら、これは商工会議所の中にあり、防衛協会の事務は商工会議所の事務局が行っていることが明らかになりました。そこで、私は、この岐阜商工会議所というのは岐阜市の経済を発展させる上で岐阜市と親密な関係にあり、運営費補助金なども出され、また、商工会議所の記念式典などには多額の寄附も岐阜市も出したりしているところであります。このように自衛隊を育成する民間の団体がこの商工会議所の中にあり、そしてその事務局をやっているということは、いささか好ましくないのではないか、このように思うところでありますが、経済部長に御見解をお尋ねをしたいと思います。  続きまして、中核市について、市長並びに企画部長にお尋ねいたします。  地方自治法の一部改正案が国会を通過し、中核市制度が導入されることになりました。岐阜市も対象条件に当てはまるということで積極的に名のりを上げようとされております。市長は、地方分権の第一歩、国の権限移譲の受け皿として大いに進めたい旨本議場でも答弁をしておられます。しかし、今回の制度は、国民が真に願う自主的、民主的な自治体をつくるための地方分権とは逆行するものであると思います。前石井自治大臣が、六月七日、衆議院地方行政委員会でこのように述べています。強制的に市町村の合併をさせることができないので、そこで知恵を出して、自治省の方は中核市構想なり、広域連合の構想を出したと答弁しています。武蔵大学の名誉教授の小沢辰男氏は、市町村合併促進のために巧妙に仕掛けられたわなと言えなくもないと言っておられるところであります。  そこで、市長にお尋ねをいたします。  市長は、地方分権の第一歩と期待をしておられますが、今回の制度で国の権限は何一つ移譲されてこないのであります。地方分権の大きな課題は、国から地方へ権限が移譲されることであるということは、だれもが共通に思っているところです。それどころか、むしろ機関委任事務は九二年で十二件、今回、さらに二十件ふえて、総数五百六十項目にふえている。まさに逆行しているのであります。何を指して市長は地方分権と言われるのか、お答えをいただきたいと思います。  続きまして、企画部長にお尋ねいたします。  この中核市は県の権限を岐阜市に移譲するという内容ですが、県から移譲される権限は千数百に上るといわれています。当然事務量がふえます。政令市と違うところは政令市には財源がある程度保障されておりますが、中核市には財源はありません。一定地方交付税の対象とするというだけで、何ら具体的ではありません。この膨大な事務量をこなしていく上で、財源が全くなくて岐阜市はやっていけるのか、これが果たして本当の財源なしで地方分権といえるのか、非常に疑問に思うところでありますが、この点についてお答えをいただきたいと思います。  最後になりましたが、交通安全対策について土木部長にお尋ねをいたします。  西部縦貫道の一部、西郷一号線が第一期工事が完成をして、四月二日に開通をいたしました。これまでの約三カ月間に警察に届けられたものだけでも、人身一件、物損六件の交通事故が発生をいたしました。西郷一号線は地域の生活道路や農業用道路を斜めにずたずたに切って、これまでの生活感覚を全く崩してしまうものになっています。とても危険な状態です。にもかかわらず、歩行者や自転車などのための交通安全対策は全く行われず、自動車道だけが開通をしたということであります。このような交通事故の中で、早速いろいろ公安委員会や警察に申し出ておられますけれども、信号機は一個はこの八月につくだろうけど、もう一個は平成七年に要望を上げるということで、まだ見通しは立っていません。一時とまれとか横断歩道のしるしもまだ九月ごろでないとできないということであります。これでは片手落ちではないでしょうか。西郷一号線に関する交通安全対策を一刻も早く早急に実施すべきだと思いますが、この努力についてお答えいただきたいと思います。  また、この道路を築造に当たりまして、交差点協議など十分行われなかったということも聞いておりますが、どうしてそのようなことになったのか、手落ちではないのか。今後のためにも新しい自動車道の開通と同時に、そこに住む人たちの交通安全対策を十分配慮して進めるべきではないかと思いますが、この点についても今後の決意をお答えいただきたいと思います。  以上で第一回目の質問を終わります。(拍手) ◯議長(中村武彦君) 市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯市長(浅野 勇君) 中核市につきましては、私も県からの権限移譲であって、国の権限を地方自治体に移譲する地方分権には当たらないと考えております。しかし、この制度ができる限り住民の身近で行政が行えるよう意図したものであり、不十分な面もありますものの、住民自治の本旨に沿う改革に第一歩を踏み出すものと高く評価したいと思っております。さらに、さきにも申し上げましたが、地方分権は何人もとめられない流れであり、国からの権限移譲の際には中核市が有力な受け皿になるものと期待しております。いずれにしましても、中核市の指定を受けること自体が究極の目的ではございません。移譲された権限を町づくりに生かし、市民サービスの向上を図ることこそ重要であり、このような観点に立ち、一次指定に向けての準備作業を進めてまいりたいと存じておりますが、最終的には議会の御判断を仰ぐこととされておりますので、特に財源の問題も含めて検討した上でお諮りしたいと考えております。なお、国からの権限移譲を危ぶむ向きもありますが、平成五年六月三日衆議院本会議におきまして、また、地方分権の推進に関する決議が全会一致で採択され、翌六月四日には参議院においても採択されたところであり、地方分権は今や社会的潮流と申し上げても過言ではないと思っております。  以上でございます。 ◯議長(中村武彦君) 助役、藤田幸也君。    〔藤田幸也君登壇〕 ◯助役(藤田幸也君) ファッション産業の振興と仮称・ファッション工科大学の設置についてお答えいたします。  議員も御承知のとおり、岐阜市を取り巻く岐阜地域のファッション産業というのは、国際化への対応、それから企業の海外進出に伴います生産の空洞化など、今非常に大きな転換期を迎えておると思います。本市の重要産業でございますファッション産業の二十一世紀のあるべき姿を、今こそ官民一体となりまして鋭意検討していくことが喫緊の課題ではなかろうかと、こういう認識をいたしております。さらに、ファッション産業を支えまして、岐阜ファッションのブランド化を推進していくための施策を積極的に展開していくことが重要であると考えております。  その意味におきまして、当面の課題といたしまして、第一に、まず岐阜ブランドの確立を図るための製品の開発、そして、人材育成などを行うファッション工房事業の県、そして岐阜市、民間と一体となった推進を図ることが必要だろうと思います。  二つ目に、岐阜女子短期大学の現在の被服学科あるいは服飾デザインコースを見直しまして、ファッション産業を支えるファッションデザイン部門の充実を、そしてまた、人材育成を図ることが必要であると思っております。  三つ目に、最近特に注目をされておりますニューヨークファッション、これのトレンド情報の収集、分析も行う必要があると思っております。  第四点目として、民間の企業が行います若い人材の育成や先取的な事業に対する支援などを推進あるいは検討をしていくと、こういうことをまずもってやりたいと考えております。  次に、ファッション産業振興につきましては、私立大学やあるいはファッション産業界の動向にも注目をいたしまして、各界各層の幅広い意見や提案を得るとともに、本市の高等教育機関、すなわち女子短大の移転あるいは薬科大学のあり方、高等看護学校の将来的あり方等についての検討の中でファッション工科大学構想につきましても、高等教育機関検討委員会を庁内に設置をいたしまして、本市としての考え方を整理してまいりたいと、かように考えております。 ◯議長(中村武彦君) 教育長、後藤左右吉君。    〔後藤左右吉君登壇〕 ◯教育長(後藤左右吉君) 児童の権利に関する条約につきまして、二点のお尋ねをいただきました。ここでいうところの、児童が権利行使の主体であるかという質問と、今までどおりというんだけれども、それでいいのかと、この二点だったと思います。  まず、その権利の行使の主体者は子供であるのかというのの結論から申しますと、私もそうだと思います。少し内容に触れさしていただきますと、本条約は、基本的人権が侵害されている地球上の子供たちの実態、これを国際規模で改善していこうという趣旨でございます。したがいまして、子供たちの権利というのを大いに認めていこう、そして、児童の最善の利益が主として考慮されると、これがこれの精神だと思いますので、そういう意味ではまさしく権利行使の主体者は子供であると考えております。しかし、一方で、第五条、官報によりまして、第五条を正確に御紹介するといいんですが、もう御案内ですので省略さしていただきまして、簡単に申し上げますと、親を初め、その児童について法的に責任を有しておる、俗にいうところの保護者が児童の発達しつつある能力に適合する方法で、適当な指示及び指導を与える責任、権利及び義務を尊重すると規定されておりますので、おのずからその権利の行使の主体者である子供たちの権利の行使の仕方というものにつきましては、当然大人であるところの私どもがその成長、発達の段階に合わせて適切な指導をする必要があると、こう考えております。本市では、学校教育の重点としまして、人間尊重の教育、個性重視の教育を掲げております。したがいまして、今後も子供たちが自信と希望を持って成長することを願って教育を進めてまいりたいと思っております。これが、本条約の正しい理解に立った教育だと考えております。  それから、見直しのことにつきましてですけれども、これは二つありまして、見直しの必要がないというのは、国内法等の見直しは、憲法及び教育基本法で既に精神として認めておることをこの条約は述べているだけですので、見直しの必要がないというふうに私は理解をしております。しかし、見直さなければならないところは当然あるわけであります。それは主に指導者の、指導者というのは、この場合、教師だけじゃなくって保護者も大人たち全部だと思いますが、その指導者の意識をこの条約の精神に従って確立していかなきゃならぬ、事によっては変革していかなければならないという意味においては、見直しは必要だと思っております。そのためには広報とか啓発とかいうようなところを大いに考えてまいりたいと思っております。  その次に、高校生の自衛隊に関するアンケートについてお答えを申し上げます。  岐阜市及びその周辺の高校三年生、約二千名にアンケートが実施された、市岐商はどうだったかということですが、実態調査によりますと、三年のあるクラスの場合、四十四名中半数程度が自宅に来ているようであります。生徒たちの反応を聞いてもらったところ、担任などに生徒から相談が来たようなことはなかった。生徒の間でも特に話題になっていないようである。言いかえれば、それほど反応を示していないというふうに聞いております。生徒の保護者からも何も聞いておりません。そこで、このアンケートの実施につきましての教育長としての見解を申し上げます。  私は、このアンケートについては、二つの大きな問題があると考えております。  第一点としましては、アンケートの内容が思想、信条にかかわることであり、今人生観や職業観、価値観を形成しつつある高校生に氏名や校名、住所を記名して答えさせることは適切とは言いがたいと考えております。  第二点目としまして、高校の進路指導が今まさに求人受付も七月一日から始めようとしているその以前に、大変紛らわしいこのようなアンケートが学校長の承諾を得ずに直接個人あてに配布し、実施されたということにつきましては、これは極めて不適切であると考えております。  以上でございます。 ◯議長(中村武彦君) 都市計画部長、林 正美君。    〔林 正美君登壇〕 ◯都市計画部長(林 正美君) お答えをいたします。  環状自動車道路については、建設省において種々の調査をもとにそのルートやインターの位置が検討され、ことし二月末に建設省よりそのルート等が公表されたところであります。ルート選定に当たっては、環状自動車道路としての機能を最大限発揮するとともに、地域における種々の影響を考慮しつつ、地形、状況を勘案し、既存集落、公共施設等を極力避け、土地利用にも配慮しつつ、必要な構造、規格を確保し、岐阜市を含め、主要都市及び交通拠点へのアクセス及び地域開発等を総合的に開発してまとめられたものと理解をしております。  以上でございます。 ◯議長(中村武彦君) 農林部長、中尾義晃君。    〔中尾義晃君登壇〕 ◯農林部長(中尾義晃君) お答えいたします。  東海環状自動車道の通過するとされます洞地区は、議員御指摘のとおり、岐阜市における富有柿の優良な生産地の一つであります。そのルートの決定に際しましては、カキ産地の確保について、十分かつ慎重な検討がなされ、農地の分断やつぶれが極力少なくなるよう要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(中村武彦君) 福祉部長、浅野 寿君。    〔浅野 寿君登壇〕 ◯福祉部長(浅野 寿君) お答えいたします。  この条約の精神は、強い立場にある大人が意識的に、あるいは無意識的に弱い子供の立場を無視したり、大人の都合で子供の生活や子供の幸福に生きる権利を奪ってはならないということであり、子供にとっての最善の利益を子供に保障していく条約であります。福祉部におきましては、まずお子さんをお預かりしている保育所において、昨年五月に東京で開催された保育所長ゼミナールにて研修を受けた職員が七月に保育所の園長、所長会議でこの内容についての研修を行い、また、ことしの三月には岐阜市内の保母研修会において駒沢大学の教授を招き、児童の権利に関する条約と国際家族年についての講演を開催したところでございます。さらに、この七月四日には外務省発行の児童の権利に関する条約のポスターを各福祉施設、事務所及び庁舎にも掲示をいたしたところであります。本市におきましても、今年度「子どもにやさしい街づくり事業」を展開する中で、子供の遊び場、子育て相談、子供の健全育成等、岐阜の子どもにやさしい街づくりを目標に推進してまいりたいと考えております。今後さらに市民に周知を図るため、広報ぎふあるいはお子さんを抱えている各福祉施設の保護者の方々へもチラシ等の配布、また、職員にも研修等で周知を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。  以上であります。 ◯議長(中村武彦君) 経済部長、新井一弘君。    〔新井一弘君登壇〕 ◯経済部長(新井一弘君) 祭りにおきます自衛隊の参加といいますか、展示についてでありますが、道三まつり、信長まつりの若宮町歩行者天国には、従前から自衛隊の広報コーナーということで出展協力をいただいております。今回も自衛隊の日ごろの活動、特に災害活動の一環を知ってもらおうということで出展参加されたものであります。展示されました車は、車両は、ただいま新聞記事の紹介にありましたとおり、災害の救助現場などで安全に指揮活動ができるように準備されました指揮通信車ということでありまして、雲仙・普賢岳等の被災地等でも活動しているものであります。まあ、祭りには各種の団体、組合といいますか、機関等もPRの場ということで参加をいただいておりまして、自衛隊の参加もその広報活動の一環というふうに理解をいたしております。  次に、商工会議所にございます防衛協会の事務局があるということでございますが、防衛協会につきましては、防衛思想の普及並びに自衛隊の健全な発展に寄与するということを目的といたしまして設立されたものでありまして、県下の商工会議所、商工会、企業等で設けられております民間団体でありまして、その事務局が商工会議所内にあるということでございます。商工会議所が防衛協会の事務局を行ってるということでありますが、商工会議所にはこの防衛協会のほかにも岐阜の郵便利用者の会ですとか、岐阜県警察官友の会ですとか、あるいは岐阜県電信電話ユーザー協会といった各種の多数の民間団体の事務も行っておるというふうに聞いておりまして、防衛協会もその民間団体の一つであるというふうに思っております。    〔私語する者多し〕 ◯議長(中村武彦君) 企画部長、玉井康弌君。    〔玉井康弌君登壇〕 ◯企画部長(玉井康弌君) 中核市の創設は、昭和三十一年に政令都市が発足して以来三十八年ぶりの都市制度の改革でありまして、その背景には地方分権を求める地方関係団体の長い間にわたります活動がございました。中核市が国の権限を移譲する制度ではなく、また、事務量の増大に伴う財源の措置も地方交付税の算定対象とされるといっているのみであることなど、問題の残る部分はあるにいたしましても、権限移譲が非常に困難であった過去の歴史を振り返れば大きな前進と考えております。本市にとりましては中核市の指定を受けることにより、地域における中心都市、県庁所在地としての拠点性を一層高めることができると同時に、権限の拡大によりまして広範な分野で市民サービスの向上が図られるものと思われますので、今後県の御協力を得ながら、政令等の推移を見守りつつこの問題について取り組んでまいりたいと存じております。  以上でございます。 ◯議長(中村武彦君) 土木部長、伊藤寿光君。    〔伊藤寿光君登壇〕 ◯土木部長(伊藤寿光君) お答えします。  西郷一号線については、交差点の安全対策の一部に不備な点がございました。その後の対策についてでございますが、四月末までに西郷三号線などの交差点に点滅びょう交差点注意看板及び道路照明灯を設置いたしました。議員の言われましたとおり、県道岐阜-大野線との交差点には八月末ごろまでに信号機を設置していただくことになっております。また、西郷三号線の交差点などに横断歩道停止線の表示、信号機の設置など、なるべく早い時期に設置していただくよう公安委員会に申し出ております。今後道路を新設する場合など、公安委員会と協議を行い、安全対策に最善の努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 一 会議時間の延長 ◯議長(中村武彦君) 本日の会議時間はこれを延長いたします。           ━━━━━━━━━━━━━━━━    〔「議長、四十八番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村武彦君) 四十八番、野村容子君。    〔野村容子君登壇〕 ◯四十八番(野村容子君) 再質問を行います。  まず、助役でございますけれども、ファッション工科大学の設置の必要性は何度もこの議場で私ども日本共産党は主張しておりますので、改めて申すまでもありませんけれども、種々いろいろな取り組みをまずやりつつ、そして女子短大の充実などの検討の中でファッション工科大学検討委員会も設置をしたいと、このように答弁をお聞きをいたしました。で、今までも女子短期大学のデザインコースなどの充実については何度も議場で議論もありましたし、努力もされましたけれども、なかなかそれだけでは、この市民が願い、業界が願うこのファッションの人材育成という、その究極の目標に到達し得なかったという今日の現状を見るときに、やはり私どもはその専門の人材養成機関であるファッション工科大学、名前はともかくとして、こういうものをどうしても岐阜市につくって、そしてそのブランド化の製品をよくするという意味合いも含めて必要だと考えております。  そこで、前の議会でもちょっと提案をいたしましたが、例えば、岐阜の香蘭地域のコンペ、これがどうなるのかというのは、この秋ごろ大体予測がつくことでありますけれども、そういった所を、他の会派からも文教地域にしてはどうかという御提案もありまして、私どももそれはいいことだと思っているところです。ですから、ぜひともこういう所を利用して、しかも、岐阜市だけではなくて県知事さんもこのように言ってらっしゃるので、この際は県の力もかりて、ぜひともこの岐阜県の県都である岐阜市にこのような大学を設置されるよう、これは強く進めてくださいますよう要望しておきたいと思います。  東海環状道路につきまして質問をします。  まず、農林部長ですけれども、この地域が優良な生産地であるということはお認めになりました。けれども、お答えの中で、だから、その、慎重に十分かつやってもらいたいという要望をすると、非常に消極的な御意見であります。私はここが優良な農用地であり、そして、後継者を大事に育ててカキなどの生産に携わっておられる、この有数な農用地を保存するという意味から、農林部は積極的にルートの変更を求めるべきではないか、このように質問をしたところでありますが、農林部長は、私はどう考えてもあの御望山をトンネルで入る限りにおいては、カキの木をね、その傷めないはずはないんです。ですから、どうしてもここを道路を通しつつ、優良な生産地を守るというこの両立は不可能だと私は考えるわけですけれども、この点について、ルート変更について農林部長はどうお考えなのかは、もう一度答弁をしていただきたいと思うところであります。  それから、都市計画部長でありますけれども、都市計画部長は、まあ中部地建がいろいろ考えて最良の地点やでこうやったんやということで、受け売りのね、答弁をされましたけれども、あなたはどう思うんかということを、私は具体的に三つの点を挙げて質問をいたしました。ですから、ルートとしてなぜこのように南にね、あそこだけカーブをするのか、なぜあの危険ながけ崩れの御望山にトンネルを掘って住宅団地の皆さんの不安を脅かさなきゃいけないのか、なぜ岐阜大学が来るのに、あそこにインターやアクセス道路をつくって、交人の人や洞の人はそんだけとられちゃったらもう私たちの土地はなくなってしまうと。どうなるんやろうという心配も聞こえているんですけれども、そういう所を最適だとあなたは思われるのかと、あなたは最適と思われるのかと、そのように聞いておりますので、この点についてお答えをいただきたいと思います。  それから、教育長でありますけれども、子どもの権利条約についての、それ前に、失礼いたしました、アンケートについてです。高校生のアンケートについて教育長は明快に二点にわたって、この自衛隊のアンケートが不適切であるということを説明をされまして、了解をいたします。そうなら、市岐商の三年生のある組の四十四名中、半数もこのようなはがきが来ているわけですから、教育長からも自衛隊の岐阜地方連絡部へ抗議か、このようなことを二度としてもらっては困ると、そういう申し入れをする必要があるのではないか、このように思いますが、この点についてお答えをいただきたいと思います。    〔私語する者あり〕  それから、子どもの権利条約について、第一項目では、教育長は子供を権利の主体として見るということについて、私もそうだと思うと、このように答弁をされました。その点については了解をいたしますが、私は文部省の通知を国内法規やさまざまな通知を変更するいうことを言ったんではなくて、あなたが本議場の答弁の中で、その校則についてはその学校の責任において決めるとか、そして、日の丸、君が代についてはその今までどおりやるとか、そのこと自体がもういわゆる権利条約の今五条を言われましたけれども、これは当然のことですが、そのほかの十二条とか十四条とか、そういう観点を踏まえて考えると、そこまであなたが言い切ってしまうのは踏み込み過ぎではないか、このように私は思うところであります。一項目目に、子供を権利の主体として認めるのなら、当然これらについて子供の意見表明権とか、あるいは思想、信条の自由とか、そのようなことについて認めていく必要があると、このことについて思うところでありますが、この点についてだけお答えをいただきたいと思います。  それから、市長ですけれども、中核市の問題について、これは本当の分権ではないと、このように言われました。そうなんですよね、それで、結局は国はなかなかそのパイロット自治体というのがありましたけれども、ああじゃたら、こうじゃたらと言って、国の権限を絶対に譲らないんですよ。譲らなくてそのパイロット自治体がうまくいかず、この結果こういう形になってあらわれてきたことを一つ見ても、国の権限移譲というのは、私たちが地方自治体がもういろいろ意見書を上げたり要望したりしても絶対に譲らなくて、譲ったのは県のものを譲っただけだと。で、そのねらいの中には、県の行政の空洞化というのもあると。業界が中曽根臨調行革以来、それ以前からもですが、道州制とか県の権限の空洞化をいろいろ言っている中で、そういう危険がこの中には盛られている。また、岐阜市が中核市になればその近辺の都市はどうしても中核市と他の都市との間に格差ができるので、また、市町村合併をやるということになり、小沢一郎がねらう全国三百の行政区にするということに符合をするという、私は危険なねらいがあるというふうに思っております。ですから、手放しで、    〔私語する者あり〕
    これは地方分権の第一歩などと言って、言っておられない問題があるいうことを厳しく指摘をし、また、引き続き論議をしていきたいということを強く申し入れておきたいと思います。  それから、経済部長でありますけれども、    〔私語する者あり〕 自衛隊の装甲車の展示について、広報活動の一環だと言いましたけれども、とんでもないことです。今、教育長が自衛隊が高校生へアンケートをやったことについてもまことに遺憾なことだと、不的確だと言われましたように、幼い子供たちにこのような大きな論議の分かれる問題をお祭り広場に持ち込んでやるということは、全くこれはその配慮に欠けることであり、いけないことだと思うんです。私はこの市民ひとしくこれは装甲車だと、戦車みたいだと、新聞記事にも書かれているようなこの危険なものを当然中止すべきであると考えております。経済部長がそういう姿勢ですので、市長に残念ながらお尋ねをいたします。  このお祭りの、    〔「市長に聞くことやないよ、そんなものは」と呼ぶ者あり〕 いいえ、(笑声)お祭り実行委員会の実行委員長は経済部長ですけど、お祭り実行委員会の会長は市長ですから、その責任者である最高の市長に、あなたが市長になって初めて装甲車を持ち込む、    〔私語する者あり〕 どういうことかと、    〔「装甲車を……」と呼ぶ者あり〕 装甲車です。たまたま(笑声)その災害の指揮指令車に変えてるだけで、車種は装甲車なんですよ。それはもう認めているんですから、その点について市長に適切なのかどうかいう点をお答えいただきたいと思います。  以上です。    〔私語する者多し〕(笑声) ◯議長(中村武彦君) 市長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯市長(浅野 勇君) 道三まつりの自衛隊の車両の展示についてでございますが、自衛隊には毎回、広報コーナーとして、春、秋のまつりに協力をいただいておるわけでございますが、今回道三まつりに展示されたものは災害現場で実際に活動している車両でございます。確かに装甲車だろうと思います。ただ、弾を受けるだけが装甲車じゃないと、    〔私語する者あり〕 危険なときにはそういう装備のある車でなければ行けないというわけで、そういったこの車が展示されたわけでございます。今後とも何か自衛隊というものに対する正しい認識、理解を得ていくためにも、引き続き参加、協力をお願いしていきたいと思っておるわけでございます。    〔私語する者多し〕 ◯議長(中村武彦君) 農林部長、中尾義晃君。    〔中尾義晃君登壇〕 ◯農林部長(中尾義晃君) 再質問にお答えします。  ルート変更については、私の立場では申し上げられません。優良農地を守ることに最大限努力してまいりたいと思います。  以上です。    〔私語する者多し〕 ◯議長(中村武彦君) 都市計画部長、林 正美君。    〔林 正美君登壇〕 ◯都市計画部長(林 正美君) お答えをいたします。  岐阜市としても建設省の公表されたルート、インターとともに適切であると思っております。    〔私語する者多し〕 ◯議長(中村武彦君) 教育長、後藤左右吉君。    〔私語する者多し〕    〔後藤左右吉君登壇〕 ◯教育長(後藤左右吉君) 自衛隊に関するアンケートについて、抗議の意思はあるかということですが、ありません。(笑声)理由は、関係者が既にその非を認めまして、それを廃棄したというふうに報道されておりますので、改めて抗議の意思はございません。  二つ目の問題の、校則、国旗・国歌等にかかわりましてのことですけれども、それは十二条、十四条、十六条等についてのことだと思いますが、そう解釈もできるかもしれませんが、第五条あたりも慎重に読み取ってまいりたいと考えております。  以上であります。    〔「議長、四十八番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村武彦君) 四十八番、野村容子君。    〔野村容子君登壇〕 ◯四十八番(野村容子君) まず、都市計画部長でありますけれども、私もそのルートについては適地だというふうに思ってると、こういう答弁で唖然といたしました。二年前に引き続いて、今回も先ほど申し上げましたように、住民の皆さんからたくさんの署名を添えてルートを変更してもらいたい。ここは私たちが緑豊かな住宅地だということで、家を買って住んできたと。また、ここは優良な農用地だということで、ここにもう何十年も農業を育て後継者をつくって、これからもそこで住んでやっていきたいと、そういう方々が何とかその思いを理解してほしいということで、反対、ルート変更のここを通らなくても、ここはいろいろな理由でさっき挙げましたよね、とても不適地だと思えるような条件が重なっている。最良の所なのか疑問があると、こういう陳情が出ているわけであります。都市計画の手順からいけば、当然市民の皆さんからこれからいろいろ御意見も聞いて、意見をたくさんあればまた出していただいて、そして、それに基づいて都市計画決定をしていくという、そういう手順を踏んでルートは決めるので、今は予定なのであります。ですから、あなたが住民の皆さんからこんなにたくさん反対の意見が出てルート変更しよと、この要求はますますさきにも申し上げました西郷の校下か、いろんな所に広がっている。にもかかわらず、そういうものに耳をかさず、適地だと言い切る、そんな資格はどこにもないと思うのです。これは都市計画審議会でも審議をされ、そして決まっていくもので、岐阜市の一都市計画部長がこの土地が最適だと、いろいろ意見が出ている中で言い切る資格は私はどこにもないと思うんです。都市計画決定の手順を踏んで、そして住民の多くの皆さんがその反対があれば、その意見を聞いて、そしてその意見に沿って改善をしていく行政こそ、住民本位の行政ではないでしょうか。その点について私は今の都市計画部長の答弁は全く納得ができるものではない、このことを強く申しておきたいと思います。    〔私語する者あり〕  それから、市長でありますけれども、装甲車かもしれぬと、だけれども、装甲車は弾を受けるばかりではなくて、災害にも活用されるからいいじゃないかと、この際自衛隊の役割を知ってもらうためにこれからもやると、このように言われました。私はびっくりいたしました。今その自衛隊の問題というのは、憲法違反ではないかという、さきの判決もあったり、いろいろ議論があるところであります。こういう疑義のある問題を教育長であった市長が、真っ先にこのことを取り入れていくという姿勢は、全く許せるものではないと、これはまたさまざまな平和を願う市民の皆さんと御一緒に今の浅野市長の姿勢は今後も厳しく追及をしていきたいと思うところであります。  最後に、教育長でありますけれども、十二条、十四条などのことを言っておられるのではないかと言われました。そうです。当然五条のことは頭に入れつつ、なおかつ、子供たちに子供たちの年齢に即しても意見を表明する権利、思想、信条の自由はあるんですよ。そうなら、学校側が例えば校則一つとっても、学校の判断で決定する、学校の責任で決定するいう、その過程の中には、当然子供の意見を聞かなければいけないと思うんです。でも、あなたの今までの答弁はそういうことには全然触れないで、子どもの権利条約に盛り込まれたその年齢を助けつつ、子供を主体とした権利をどうその一つ一つのところで発揚させるのかということに留意をしなければいけないと思うんです。校則の決定は学校の責任において決定するだけではなく、当然その過程には子供たちの意見を十分聞いて、子供たちがどうそれにかかわって、最終的に子供たちも含めてどう決定するか、廃棄するのかやめるのかつくるのかいうのは決めると思うんですね。そういう子供たちのその意思表示や意見の表明権を盛り込んでいく過程は、年齢に相応しつつ、いろいろな場所でやらなければいけないと思うんです。そうなんですよね、その点については全然触れられておりませんので、五条は当然であります。五条を踏まえた上で、十二条、十四条もどうしてもやってもらわなければいけないことですので、この点についてだけもう少し丁寧に説明をしてください。  以上で終わります。    〔私語する者あり〕 ◯議長(中村武彦君) 教育長、後藤左右吉君。    〔後藤左右吉君登壇〕 ◯教育長(後藤左右吉君) 校則を決定する最終的な責任は学校にあるということでございまして、その過程に子供たちの意見を入れていくというのは、小林議員のお答えの中にも申し述べたつもりでございます。           ━━━━━━━━━━━━━━━━ 延  会 ◯議長(中村武彦君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(中村武彦君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。本日はこれをもって延会いたします。  午後五時十四分 延  会 岐阜市議会議長       中 村 武 彦 岐阜市議会議員       林   春 雄 岐阜市議会議員       野 村 容 子 Copyright (c) Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ページの先頭へ▲...