岐阜市議会 1991-05-16
平成3年第2回臨時会(第1日目) 本文 開催日:1991-05-16
7:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 日程第一、仮議席の指定を行います。
仮議席は、ただいま御着席の議席と指定いたします。
──────────────────────────
一 番 森 由 春 君
二 番 西 川 弘 君
三 番 田 中 成 佳 君
四 番 浅 井 武 司 君
五 番 大 野 通 君
六 番 藤 沢 昭 男 君
七 番 松 井 逸 朗 君
八 番 小 林 洋 君
九 番 乾 尚 美 君
十 番 村 山 ま さ 子 君
十一 番 中 尾 年 春 君
十二 番 宇 野 静 子 君
十三 番 西 田 悦 男 君
十四 番 村 瀬 正 己 君
十五 番 所 一 好 君
十六 番 大 野 邦 博 君
十七 番 亀 山 輝 雄 君
十八 番 吉 田 好 成 君
十九 番 田 中 信 生 君
二十 番 早 田 純 君
二十一番 林 貞 夫 君
二十二番 堀 征 二 君
二十三番 大 前 恭 一 君
二十四番 堀 田 信 夫 君
二十五番 市 川 尚 子 君
二十六番 早 川 竜 雄 君
二十七番 服 部 勝 弘 君
二十八番 小 林 幸 男 君
二十九番 伊 藤 博 君
三十 番 松 岡 文 夫 君
三十一番 高 橋 実 君
三十二番 中 村 武 彦 君
三十三番 近 藤 武 男 君
三十四番 山 田 大 君
三十五番 矢 島 清 久 君
三十六番 大 西 啓 勝 君
三十七番 船 戸 清 君
三十八番 中 村 好 一 君
三十九番 松 尾 孝 和 君
四十 番 大 野 栄 吉 君
四十一番 四 ツ 橋 正 一 君
四十二番 安 田 謙 三 君
四十三番 西 垣 勲 君
四十四番 伊 藤 利 明 君
四十五番 神 山 栄 君
四十六番 林 春 雄 君
四十七番 武 藤 房 数 君
四十八番 野 村 容 子 君
━━━━━━━━━━━━━━━━
第二 議長の選挙
8:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 日程第二、議長の選挙を行うわけでありますが、これに先立って
発言を求められておりますので、これを許します。三十二番、
中村武彦君。
〔
中村武彦君登壇〕
9: ◯三十二番(
中村武彦君)
発言のお許しをいただきましたので、議長の選挙に当たりまして、市政自由民主党議員団を代表いたしまして
大野栄吉君を議長に推薦申し上げるものであります。
大野栄吉君は、皆様方御承知のとおり、人格円満、温厚な人柄でありますが、事に当たっては、市議会議員五期の豊富な知識と、副議長・議会運営委員長など多くの要職を歴任された経験を生かして、熟慮断行、岐阜市四十一万市民の議長としてまさに適任者であると存じます。
大野栄吉君を議長に当選させていただきましたならば、必ずや円満な議会運営に努力され、本市議会の権威高揚に力を尽くされるものと確信しております。
どうか、議長には
大野栄吉君を御選出くださいますよう心からお願い申し上げまして推薦の言葉といたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
10:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 三十六番、
大西啓勝君。
〔
大西啓勝君登壇〕
11: ◯三十六番(
大西啓勝君) 議長選挙に当たりまして、私ども日本共産党岐阜市会議員団は、団長であります堀田信夫議員を推薦するものであります。
その前に、まず私どもは、議長選挙と申しますと、この岐阜市議会の中でもとかく私約交代、それに伴う開会の時間が延びたり、会期が延長されたり、そういうことが多いわけでありますけれども、今期何よりも地方自治法にのっとって民主的な議会の運営が行われるよう皆様方と確認を強めなければならないと思うところであります。
さて、堀田信夫議員は、三期十二年市議会議員として頑張り、この間、企業委員長や産業委員長も務めるなど、経験が十分であります。また、我が党の議員団の団長でもあります。議長としてやっていく上で、重要な条件であります、全体的に物を見ていく、また会議をまとめていくという点で能力も経験も十分だと思うところであります。また、若い方でありますし、スポーツで鍛えられた体力で精力的に活動することもできる人であります。議会は何よりも議論を交わすということが大変重要なところであります。もちろんそこには一定のルールが必要で、それが尊重されなければなりません。しかし、同時に、どんな意見も仮に少数であっても耳を傾けていくということ、そういう公平さとまた民主的運営ということが保障されることが何よりも重要であります。こうした点で努力をしてまいりました私ども日本共産党の堀田議員を議長に推薦をいたしまして、皆様方にお願いをするものであります。(拍手)
12:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 以上をもって推薦の
発言を終わります。
これより議長の選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議 場 閉 鎖〕
13:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) ただいまの出席議員数は四十七人であります。
投票用紙を配付いたさせます。
〔投 票 用 紙 配 付〕
14:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投 票 箱 点 検〕
16:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。同姓の方もおられますので、投票用紙に被選挙人の氏名をはっきりと記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
点呼を命じます。
〔氏 名 点 呼、投 票〕
17:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
18:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議 場 開 鎖〕
19:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 開票を行います。
会議規則第三十条第二項の規定により、立会人に森 由春君及び藤沢昭男君を指名いたします。よって、両君の立ち会いを願います。
〔開 票〕
20:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数四十七票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち有効投票 四十四票
無効投票 三 票
有効投票中
大野栄吉君 四十 票
堀田信夫君 四 票
以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は十一票であります。よって、
大野栄吉君が議長に当選されました。
ただいま当選されました
大野栄吉君が議場におられますので、本席から会議規則第三十一条第二項の規定による告知をいたします。議長からごあいさつがあります。
〔
大野栄吉君登壇〕(拍手)
21:
◯議長(
大野栄吉君) 謹んでごあいさつを申し上げます。
ただいま行われました議長選挙に際しまして、不肖の身に議長の大任の御選任をいただきまして、筆舌に尽くせぬ喜びと感謝の念でいっぱいであります。まことにありがとうございました。この上は円満な議会運営に最大の意を用い、かつまた四十一万岐阜市議会の議長としての自覚を持って、精魂を傾けて努力をいたす決意であります。一層の御指導、御協力を切にお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
22:
◯臨時議長(四
ツ橋正一君) 議長席にお着き願います。
〔臨時議長退席、
大野栄吉君議長席着席〕
23:
◯議長(
大野栄吉君) この際、議事の整理上、暫時休憩いたします。
午後零時四分 休 憩
━━━━━━━━━━━━━━━━
午後零時十四分 開 議
24:
◯議長(
大野栄吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。
━━━━━━━━━━━━━━━━
第一 議席の指定
25:
◯議長(
大野栄吉君) 日程第一、議席の指定を行います。議席は、会議規則第三条第一項の規定により議長において指定いたします。
職員をしてこれを朗読いたさせます。
〔職 員 朗 読〕
──────────────────────────
一 番 森 由 春 君
二 番 西 川 弘 君
三 番 田 中 成 佳 君
四 番 浅 井 武 司 君
五 番 大 野 通 君
六 番 藤 沢 昭 男 君
七 番 松 井 逸 朗 君
八 番 小 林 洋 君
九 番 乾 尚 美 君
十 番 村 山 ま さ 子 君
十一 番 中 尾 年 春 君
十二 番 宇 野 静 子 君
十三 番 西 田 悦 男 君
十四 番 村 瀬 正 己 君
十五 番 所 一 好 君
十六 番 大 野 邦 博 君
十七 番 亀 山 輝 雄 君
十八 番 吉 田 好 成 君
十九 番 田 中 信 生 君
二十 番 早 田 純 君
二十一番 林 貞 夫 君
二十二番 堀 征 二 君
二十三番 大 前 恭 一 君
二十四番 堀 田 信 夫 君
二十五番 市 川 尚 子 君
二十六番 早 川 竜 雄 君
二十七番 服 部 勝 弘 君
二十八番 小 林 幸 男 君
二十九番 伊 藤 博 君
三十 番 松 岡 文 夫 君
三十一番 高 橋 実 君
三十二番 中 村 武 彦 君
三十三番 近 藤 武 男 君
三十四番 山 田 大 君
三十五番 矢 島 清 久 君
三十六番 大 西 啓 勝 君
三十七番 船 戸 清 君
三十八番 中 村 好 一 君
三十九番 松 尾 孝 和 君
四十 番 大 野 栄 吉 君
四十一番 四 ツ 橋 正 一 君
四十二番 安 田 謙 三 君
四十三番 西 垣 勲 君
四十四番 伊 藤 利 明 君
四十五番 神 山 栄 君
四十六番 林 春 雄 君
四十七番 武 藤 房 数 君
四十八番 野 村 容 子 君
──────────────────────────
26:
◯議長(
大野栄吉君) ただいま朗読したとおり議席を指定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━
第二 会議録署名議員の指名
27:
◯議長(
大野栄吉君) 日程第二、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において一番森 由春君、二番西川 弘君の両君を指名いたします。
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第三 会期の決定
28:
◯議長(
大野栄吉君) 日程第三、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期
臨時会の会期は、本日一日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
29:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、今期
臨時会の会期は、本日一日間と決しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━
第四 副議長の選挙
30:
◯議長(
大野栄吉君) 日程第四、副議長の選挙を行うわけでありますが、これに先立って
発言を求められておりますので、これを許します。二十一番、林 貞夫君。
〔林 貞夫君登壇〕
31: ◯二十一番(林 貞夫君) 私は、自由民主党議員団を代表いたしまして、副議長の選挙に当たり、高橋 実君を副議長に推薦し、議員各位の御協力をお願い申し上げるものであります。
皆様御承知のとおり、高橋 実君は議員歴四期目、常任委員会の委員長を初め、議会運営委員など、議会の要職を歴任され、その円満な人柄から着実な実績を上げてこられ、議会内外から高く評価されてきたところであります。また、現代的な感性にすぐれ、情緒豊かであり、人間的にも幅のある個性は各位御存じのところであります。高橋 実君が副議長に当選せられましたならば、必ずや
大野栄吉議長を助け、円満な議会運営に努力されることとかたく信じております。どうか皆様の御支援を衷心からお願い申し上げまして、推薦の言葉といたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
32:
◯議長(
大野栄吉君) 十二番、宇野静子君。
〔宇野静子君登壇〕
33: ◯十二番(宇野静子君) 副議長選挙に当たりまして、私は日本共産党市会議員団の野村容子議員を副議長に推薦いたします。
今、政治の動向を見ますと、自衛隊の海外派遣、小選挙区制、あるいは政党法、米の輸入自由化、消費税など、憲法にかかわる平和の問題、民主主義の問題、国民の暮らしの問題など、国政においても地方政治においてもどのように平和を守り、住民の暮らしを守るかが大きく問われていると思います。
さて、御承知のように、野村容子議員は五期二十年、市会議員として平和を守り、市民本位の市政のために働いてこられたベテランの議員です。また、私ども日本共産党市会議員団の幹事長として、議会の民主的な運営などについても大きな役割を果たしてこられました。さらに、今回の選挙では女性議員が二名から四名へとふえましたが、野村議員は当議会におきまして、女性議員の草分けとしていろいろ苦労されながら、これまで特に福祉や教育、女性問題できめ細かな取り組みと実績を上げてこられました。女性の政治参加がますますふえ、社会で果たす役割が大きくなってきております現在、当市議会におきましての女性の副議長誕生は、市民の皆さんからも非常に歓迎されるところではないかと思います。豊かな経験、数々の実績から見ましても、当議会の副議長としてふさわしい野村議員への皆様の御支持を心からお願い申し上げまして、私の推薦の言葉といたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
〔私語する者あり〕
34:
◯議長(
大野栄吉君) 以上をもって推薦の
発言を終わります。
これより副議長の選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議 場 閉 鎖〕
35:
◯議長(
大野栄吉君) ただいまの出席議員数は四十八人であります。
投票用紙を配付いたさせます。
〔投 票 用 紙 配 付〕
36:
◯議長(
大野栄吉君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
37:
◯議長(
大野栄吉君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投 票 箱 点 検〕
38:
◯議長(
大野栄吉君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。同姓の方もおられますので、投票用紙に被選挙人の氏名をはっきりと記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
点呼を命じます。
〔氏 名 点 呼、投 票〕
39:
◯議長(
大野栄吉君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
40:
◯議長(
大野栄吉君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議 場 開 鎖〕
41:
◯議長(
大野栄吉君) 開票を行います。
会議規則第三十条第二項の規定により、立会人に松井逸朗君及び宇野静子君を指名いたします。よって、両君の立ち会いを願います。
〔開 票〕
42:
◯議長(
大野栄吉君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数四十八票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち有効投票 四十五票
無効投票 三 票
有効投票中
高橋 実君 四十一票
野村容子君 四 票
以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は十二票であります。よって、高橋 実君が副議長に当選されました。
ただいま当選されました高橋 実君が議場におられますので、本席から会議規則第三十一条第二項の規定による告知をいたします。
副議長からごあいさつがあります。
〔高橋 実君登壇〕
43: ◯三十一番(高橋 実君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいまは副議長という大役に御選任を賜り、心から厚く御礼申し上げる次第であります。若輩、未熟な私ではございますが、議長の補佐役として円満なる議会運営を目指し、一生懸命努力する所存であります。
今後とも皆様方の一層の御指導、御協力を心からお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
〔私語する者あり〕
44:
◯議長(
大野栄吉君) この際、暫時休憩いたします。
午後零時三十三分 休 憩
━━━━━━━━━━━━━━━━
午後二時三分 開 議
45:
◯議長(
大野栄吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
━━━━━━━━━━━━━━━━
第五 常任委員会委員の選任
46:
◯議長(
大野栄吉君) 日程第五、常任委員会委員の選任を行います。
委員の選任は、委員会条例第六条第一項の規定により議長において指名いたします。
職員をしてこれを朗読いたさせます。
〔職 員 朗 読〕
──────────────────────────
総 務 委 員 会 委 員
大 野 邦 博 君
小 林 幸 男 君
伊 藤 博 君
矢 島 清 久 君
大 西 啓 勝 君
船 戸 清 君
四 ツ 橋 正 一 君
林 春 雄 君
産 業 委 員 会 委 員
田 中 成 佳 君
藤 沢 昭 男 君
中 尾 年 春 君
亀 山 輝 雄 君
中 村 武 彦 君
中 村 好 一 君
松 尾 孝 和 君
大 野 栄 吉 君
厚 生 委 員 会 委 員
浅 井 武 司 君
松 井 逸 朗 君
乾 尚 美 君
村 瀬 正 己 君
林 貞 夫 君
松 岡 文 夫 君
西 垣 勲 君
野 村 容 子 君
建 設 委 員 会 委 員
森 由 春 君
西 田 悦 男 君
田 中 信 生 君
早 田 純 君
服 部 勝 弘 君
近 藤 武 男 君
安 田 謙 三 君
武 藤 房 数 君
企 業 委 員 会 委 員
西 川 弘 君
吉 田 好 成 君
堀 征 二 君
大 前 恭 一 君
堀 田 信 夫 君
市 川 尚 子 君
高 橋 実 君
神 山 栄 君
文 教 委 員 会 委 員
大 野 通 君
小 林 洋 君
村 山 ま さ 子 君
宇 野 静 子 君
所 一 好 君
早 川 竜 雄 君
山 田 大 君
伊 藤 利 明 君
──────────────────────────
47:
◯議長(
大野栄吉君) ただいまのとおり、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
48:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員会委員は、ただいま朗読したとおり、それぞれ選任することに決しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━
第六 市議第九号議案から第十 市議第十三号議案まで
49:
◯議長(
大野栄吉君) 日程第六、市議第九号議案から日程第十、市議第十三号議案まで、以上五件を一括して議題といたします。
議案は、お手元に配付申し上げたとおりであります。
〔参 考〕
──────────────────────────
市議第九号議案
岐阜駅周辺鉄道立体化促進特別委員会の設置について
標記について次のとおり決議するものとする。
平成三年五月十六日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 武 彦
賛成者 岐阜市議会議員 船 戸 清
同 同 大 野 邦 博
同 同 林 貞 夫
同 同 大 西 啓 勝
同 同 西 垣 勲
同 同 林 春 雄
同 同 武 藤 房 数
──────────────────────────
岐阜駅周辺鉄道立体化促進特別委員会の設置について
一 岐阜市議会委員会条例第四条の規定により、岐阜市議会に岐阜駅周辺鉄道立体化促進特別委員会(以下「特別委員
会」という。)を置く。
二 特別委員会は、市勢の発展に極めて大きな効果をもたらす岐阜駅周辺鉄道連続立体交差化事業全体の促進を図るこ
とを目的とする。
三 特別委員会の委員の定数は、十七人(議長及び副議長を含む。)とする。
四 特別委員会は、別に議決する日まで継続存置することとし、閉会中も調査を行う。
──────────────────────────
市議第十号議案
国際コンベンション都市推進特別委員会の設置について
標記について次のとおり決議するものとする。
平成三年五月十六日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 武 彦
賛成者 岐阜市議会議員 船 戸 清
同 同 大 野 邦 博
同 同 林 貞 夫
同 同 大 西 啓 勝
同 同 西 垣 勲
同 同 林 春 雄
同 同 武 藤 房 数
──────────────────────────
国際コンベンション都市推進特別委員会の設置について
一 岐阜市議会委員会条例第四条の規定により、岐阜市議会に国際コンベンション都市推進特別委員会(以下「特別委
員会」という。)を置く。
二 特別委員会は、本市の持つ地理的条件、文化等の特性を生かし、国際化、情報化時代に即応するため地域経済の活
性化を図るとともに、産業の発展、学術、教育等地域社会の振興を目途とした国際コンベンション都市づくりを多面
的に推進することを目的とする。
三 特別委員会の委員の定数は、十七人(議長及び副議長を含む。)とする。
四 特別委員会は、別に議決する日まで継続存置することとし、閉会中も調査を行う。
──────────────────────────
市議第十一号議案
総合交通対策特別委員会の設置について
標記について次のとおり決議するものとする。
平成三年五月十六日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 武 彦
賛成者 岐阜市議会議員 船 戸 清
同 同 大 野 邦 博
同 同 林 貞 夫
同 同 大 西 啓 勝
同 同 西 垣 勲
同 同 林 春 雄
同 同 武 藤 房 数
──────────────────────────
総合交通対策特別委員会の設置について
一 岐阜市議会委員会条例第四条の規定により、岐阜市議会に総合交通対策特別委員会(以下「特別委員会」という。
)を置く。
二 特別委員会は、市民の日常生活にかかわりの深い市内道路整備計画並びに本市に関連する主要幹線道路計画等の総
合交通対策について調査研究を行うとともに、必要な道路施設等の建設促進を図ることを目的とする。
三 特別委員会の委員の定数は、十三人とする。
四 特別委員会は、別に議決する日まで継続存置することとし、閉会中も調査を行う。
──────────────────────────
市議第十二号議案
岐阜駅周辺都市整備対策特別委員会の設置について
標記について次のとおり決議するものとする。
平成三年五月十六日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 武 彦
賛成者 岐阜市議会議員 船 戸 清
同 同 大 野 邦 博
同 同 林 貞 夫
同 同 大 西 啓 勝
同 同 西 垣 勲
同 同 林 春 雄
同 同 武 藤 房 数
──────────────────────────
岐阜駅周辺都市整備対策特別委員会の設置について
一 岐阜市議会委員会条例第四条の規定により、岐阜市議会に岐阜駅周辺都市整備対策特別委員会(以下「特別委員会
」という。)を置く。
二 特別委員会は、本市が市政の目標として掲げる都市像にふさわしい岐阜駅周辺の都市整備へ向けて調査研究を行い
、その実現、促進を図ることを目的とする。
三 特別委員会の委員の定数は、十三人とする。
四 特別委員会は、別に議決する日まで継続存置することとし、閉会中も調査を行う。
──────────────────────────
市議第十三号議案
高齢化社会対策特別委員会の設置について
標記について次のとおり決議するものとする。
平成三年五月十六日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 武 彦
賛成者 岐阜市議会議員 船 戸 清
同 同 大 野 邦 博
同 同 林 貞 夫
同 同 大 西 啓 勝
同 同 西 垣 勲
同 同 林 春 雄
同 同 武 藤 房 数
──────────────────────────
高齢化社会対策特別委員会の設置について
一 岐阜市議会委員会条例第四条の規定により、岐阜市議会に高齢化社会対策特別委員会(以下「特別委員会」という
。)を置く。
二 特別委員会は、急激に進行する人口の高齢化に伴う諸問題について調査研究を行い、高齢者が安心して暮らせる施
策を推進することを目的とする。
三 特別委員会の委員の定数は、十三人とする。
四 特別委員会は、別に議決する日まで継続存置することとし、閉会中も調査を行う。
──────────────────────────
50:
◯議長(
大野栄吉君) お諮りいたします。これら五件に関する趣旨弁明は、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
51:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、これら五件に関する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。
これより質疑を行います。
これら五件について質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
52:
◯議長(
大野栄吉君) 質疑はなしと認めます。
お諮りいたします。これら五件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
53:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、これら五件については、常任委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
これら五件について討論を許します。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
54:
◯議長(
大野栄吉君) 討論はなしと認めます。
これより採決を行います。
市議第九号議案から市議第十三号議案まで、以上五件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。これら五件については、原案のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、これら五件については、原案のとおり決しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━
一 各特別委員会委員の選任
56:
◯議長(
大野栄吉君) 続いて、ただいま設置されました各特別委員会委員の選任を行います。
委員の選任は、委員会条例第六条第一項の規定により議長において指名いたします。
職員をしてこれを朗読いたさせます。
〔職 員 朗 読〕
──────────────────────────
岐阜駅周辺鉄道立体化促進特別委員会委員(十七人)
宇 野 静 子 君
亀 山 輝 雄 君
田 中 信 生 君
林 貞 夫 君
大 前 恭 一 君
堀 田 信 夫 君
伊 藤 博 君
松 岡 文 夫 君
高 橋 実 君
矢 島 清 久 君
船 戸 清 君
中 村 好 一 君
松 尾 孝 和 君
大 野 栄 吉 君
四 ツ 橋 正 一 君
西 垣 勲 君
神 山 栄 君
国際コンベンション都市推進特別委員会委員(十七人)
森 由 春 君
乾 尚 美 君
中 尾 年 春 君
大 野 邦 博 君
吉 田 好 成 君
堀 征 二 君
服 部 勝 弘 君
小 林 幸 男 君
伊 藤 博 君
松 岡 文 夫 君
高 橋 実 君
船 戸 清 君
大 野 栄 吉 君
安 田 謙 三 君
西 垣 勲 君
伊 藤 利 明 君
野 村 容 子 君
総合交通対策特別委員会委員(十三人)
森 由 春 君
西 川 弘 君
藤 沢 昭 男 君
小 林 洋 君
中 尾 年 春 君
西 田 悦 男 君
田 中 信 生 君
早 田 純 君
高 橋 実 君
大 西 啓 勝 君
安 田 謙 三 君
神 山 栄 君
武 藤 房 数 君
岐阜駅周辺都市整備対策特別委員会委員(十三人)
田 中 成 佳 君
大 野 通 君
村 山 ま さ 子 君
村 瀬 正 己 君
大 野 邦 博 君
早 田 純 君
堀 征 二 君
堀 田 信 夫 君
近 藤 武 男 君
山 田 大 君
矢 島 清 久 君
中 村 好 一 君
林 春 雄 君
高齢化社会対策特別委員会委員(十三人)
浅 井 武 司 君
松 井 逸 朗 君
乾 尚 美 君
村 山 ま さ 子 君
所 一 好 君
吉 田 好 成 君
市 川 尚 子 君
早 川 竜 雄 君
小 林 幸 男 君
中 村 武 彦 君
大 野 栄 吉 君
伊 藤 利 明 君
野 村 容 子 君
──────────────────────────
57:
◯議長(
大野栄吉君) ただいまのとおり、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
58:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員会委員は、ただいま朗読したとおり、それぞれ選任することに決しました。
この際、各常任委員会並びに各特別委員会の委員長及び副委員長互選のための委員会を招集いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午後二時十分 休 憩
━━━━━━━━━━━━━━━━
午後三時五十二分 開 議
59:
◯議長(
大野栄吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
━━━━━━━━━━━━━━━━
一 各常任委員会並びに各特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果報告
60:
◯議長(
大野栄吉君) この際、各常任委員会並びに各特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告いたします。
総務委員長 伊 藤 博 君
同副委員長 大 野 邦 博 君
産業委員長 亀 山 輝 雄 君
同副委員長 中 村 好 一 君
厚生委員長 松 井 逸 朗 君
同副委員長 野 村 容 子 君
建設委員長 西 田 悦 男 君
同副委員長 田 中 信 生 君
企業委員長 大 前 恭 一 君
同副委員長 吉 田 好 成 君
文教委員長 小 林 洋 君
同副委員長 村 山 ま さ 子 君
岐阜駅周辺鉄道立体化促進特別委員長 四 ツ 橋 正 一 君
同 副委員長 中 村 好 一 君
国際コンベンション都市推進特別委員長 西 垣 勲 君
同 副委員長 松 岡 文 夫 君
総合交通対策特別委員長 大 西 啓 勝 君
同 副委員長 早 田 純 君
岐阜駅周辺都市整備対策特別委員長 近 藤 武 男 君
同 副委員長 矢 島 清 久 君
高齢化社会対策特別委員長 早 川 竜 雄 君
同 副委員長 小 林 幸 男 君
以上のとおりであります。
━━━━━━━━━━━━━━━━
第十一 笠松競馬場管理組合議会議員の選挙
61:
◯議長(
大野栄吉君) 日程第十一、笠松競馬場管理組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第百十八条第二項の規定により指名推選によることとし、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
62:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名いたします。
笠松競馬場管理組合議会議員には、岐阜市加納本石町二丁目八番地
大野栄吉を指名いたします。ただいまの指名に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
63:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、笠松競馬場管理組合議会議員には、
大野栄吉が当選いたしました。
この当選告知は、追って
文書をもって行います。
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〔該 当 者 退 場〕
一 日程追加(農業委員会委員の推薦)
64:
◯議長(
大野栄吉君) この際、お諮りいたします。農業委員会委員の推薦を本日の日程に追加し、直ちにこれを行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
65:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、農業委員会委員の推薦を本日の日程に追加し、直ちにこれを行うことに決しました。
──────────────────────────
一 農業委員会委員の推薦
66:
◯議長(
大野栄吉君) 農業委員会委員の推薦を行います。
お諮りいたします。委員は議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
67:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、議長より指名いたします。
農業委員会委員には、岐阜市須賀二丁目二〇番地の七 大前恭一君、岐阜市旦島五三八番地の二 市川尚子君、岐阜市玉姓町一丁目二三番地 伊藤 博君、岐阜市池田町一丁目二番地 四
ツ橋正一君及び岐阜市福光東一丁目一三番地一四号 林 春雄君、以上の五人を指名いたします。ただいまの指名に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
68:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、農業委員会委員には、ただいまの五人を推薦することに決しました。
〔該 当 者 入 場〕
━━━━━━━━━━━━━━━━
〔該当者退場、追加議案配付〕
一 日程追加(第六十一号議案)
69:
◯議長(
大野栄吉君) 市長から追加議案が提出されております。
お諮りいたします。第六十一号議案を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
70:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、本件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
──────────────────────────
一 第六十一号議案
71:
◯議長(
大野栄吉君) 第六十一号議案を議題といたします。
────────────────
〔議 案 掲 載 省 略〕
────────────────
72:
◯議長(
大野栄吉君) 提出者の説明を求めます。市長、蒔田 浩君。
〔蒔田 浩君登壇〕
73:
◯市長(蒔田 浩君) ただいま上程になりました議案につきまして、御説明いたします。
本議案は、監査委員の選任同意でありまして、市議会議員の中から選任される監査委員に、森 由春さん及び松岡文夫さんを選任いたしたいと存じます。よろしく御同意のほどをお願い申し上げます。
74:
◯議長(
大野栄吉君) これより質疑を行います。
本件について質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」「議長、二十四番」と呼ぶ者あり〕
75:
◯議長(
大野栄吉君) 二十四番、堀田信夫君。
〔堀田信夫君登壇〕
76: ◯二十四番(堀田信夫君) ただいま上程になっています監査委員選任の同意について、市長に二、三お尋ねいたします。
まず、きょうの
臨時会は午前の十時となっておったわけでありますが、御承知のとおり、二時間近く開会時間がおくれましたけれども、このおくれた原因の一つに監査委員選任に手間取ったやに伺っているわけでありますが、市長が人選に責任負っておられるわけでありますが、議会の開会予定時刻に間に合わなかった責任も大きいと思いますが、どのようにこの点を受けとめておられるのか、お答えをいただきたいと思います。
第二点目でありますが、人選であります。四十八人の中から選んだことでありましょうが、人選については相も変わらず議会を構成している、会派でいえば自民党さん、そして社会党さん、公明党さんの中から選ばれているという図式が依然として改められておりません。るる歴史的に申し上げる必要もないかと思いますが、昭和四十五年以来今日に至る二十数年間にわたってこれらの党派の方々に選任がされているわけであります。今回の人選で特に私はかねがね市長が議場で答弁をされていたこと、あるいは私たち日本共産党の議員団もこの改選期に当たって市長に申し上げた、あるいはたびたび市長にも直接監査の選任についての基本的な立場、改められる点を申し上げてきたところでありますが、そういう中で市長からお聞きしてきた観点からすると、少しこの人選については首をかしげたくなる点もあります。監査委員という職務についての基本的な認識を、まずこの点でも伺っておきたいと思います。
三点目でありますが、日本共産党がこの岐阜市議会で会派を構成いたしましてから十三年目を迎えておりますが、この私どもの監査はなぜ受けられることがないのか、市長がどのような考え方を持っておられるのか、お答えいただきたいと思います。
以上、三点について市長からお答えいただきたいと思います。
77:
◯議長(
大野栄吉君) 市長、蒔田 浩君。
〔蒔田 浩君登壇〕
78:
◯市長(蒔田 浩君) 監査委員の選任同意の議案を提案いたしておるところでありますが、その議案提出に対しましての御質問であります。
まず、一番目の、本日の臨時議会の開会がおくれたことの理由について、市長にも若干の責任があるのではないかというような話があるわけでありますが、私は、本日の臨時議会は十時ということに招集の御通知を申し上げたところでありますが、議会そのものにつきまして、私がなぜおくれたのかつぶさに承知いたしておるわけではございません。
四十八人中から選任をすると言っておるが、一、二、三と追われました。いわゆる共産党の会派は構成してから十数年になるが、共産党の会派からは選任をしておらぬということにつきまして、前から大体同じような御趣旨の御質問があるわけであります。
〔私語する者あり〕
まあ、皆さん方が今議会始まる前に市長室へおいでになりまして、そのときにもそういう話題がありました。いろいろ、委員の選任につきましては議会の同意ということが基本であります。したがいまして、その同意が基本でありますから、同意を得るにはやはりいろいろ議会との調整もあろうというふうに思うわけでございます。したがいまして、そうしたことを含めて四十八人の中から委員を選んでおると、こういうことでございます。したがいまして、今回もそういうことを勘案をして、議会との調整を考え、同意を得れるような形で今回の提案をしたと、こういうことでございます。
以上、お答えを申し上げる次第であります。
〔「議長、二十四番」と呼ぶ者あり〕
79:
◯議長(
大野栄吉君) 二十四番、堀田信夫君。
〔堀田信夫君登壇〕
80: ◯二十四番(堀田信夫君) 二点目にお尋ねした、監査委員という職務についての基本的認識についてお答えがなかったのが残念なんですが、私がなぜあえてこの機会にこの点をお伺いしたのかという点は、先ほどの質問で細かくは申し上げませんでしたが、市長の本会議上での答弁や、私たちへの
発言の中で、この監査委員の選任について一貫性のないものがあるということで、あえてお伺いしたわけです。例えば、本会議の記録にも載っていますが、監査委員はやっていない人の中から選ぶんだということを明確に述べられたこともありました。しかし、そういう
発言をしておりながら、その実、既に経験した方を選んでみたり、あるいはまた、私に対して率直なところ、僣越な言葉かもわからぬが、経験の浅い人には監査委員をお願いするのはどうかと思うというようなお気持ちを述べられたこともありました。そういう点で考えてみますと、本当に市長は監査委員というものに対してどういう認識を持っているんか、いうことを尋ねないわけにはいかなかったわけです。この点について明確な答弁がなかったのは本当に残念なんですが、あなたがこういう態度をとり続けていると、何といっても自民党、そして社会党、公明党に対して監査委員の職務をたらい回しをしている、そのもとでの人選び、人選であればこういったような無理が避けられない、その結果、市長みずからのこういった行政に当たっての見識も疑われる。私は市長がこういう政治姿勢を直ちに改めるべきだ、このことを強く申し上げておきたいと思います。
81:
◯議長(
大野栄吉君) 以上をもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
82:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、常任委員会付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。
本件について討論を許します。討論はありませんか。
〔「なし」「議長、三十六番」と呼ぶ者あり〕
83:
◯議長(
大野栄吉君) 三十六番、
大西啓勝君。
〔
大西啓勝君登壇〕
84: ◯三十六番(
大西啓勝君) ただいまの六十一号議案について、日本共産党岐阜市会議員団を代表して討論を行います。
この件につきましては、我が党の堀田信夫議員からただいま質問がございました。監査委員選出に関する蒔田市長の見識のなさに改めて驚くところであります。監査委員会は、地方自治法の中でも重要な委員会として設置が決められているものであります。任務もまた重要であり、それだけに議会から選出される委員についても公正、かつ、慎重でなければなりません。こうした監査委員の選出議題もそれだけに重要議案であるわけでありますけれども、市長の答弁を聞いておりますと、毎回その一貫性のなさ、不透明さに驚くばかりであります。もちろん、議会側の事情があって、その事情のためと市長は言っているようでありますけれども、あくまでこれは市長提案議案であります。岐阜市の監査委員を決めるわけでありますから、市民が納得する一貫性のある議案として提案をしてもらいたいと思うものであります。はっきり言って日本共産党という公党の会派の議員を一人も、一回も監査委員につけないまま、自民党議員一名と、もう一名を社会党、公明党の交互に選出するというやり方は、特定の会派所属議員だけを対象にして選出するという、まことに不当な選出基準であります。しかも、市長みずからが、かつて答弁の中でも期数が古く、行政に精通した人が望ましいと言っておりましたが、我が党会派には六期目を迎える人もいるわけでありまして、これまた筋の通らない答弁と言えるわけであります。昨年こうした監査委員選出状況を知ったある市民は、こう言っています。日本共産党議員の監査を受けることに市長はなぜこうも神経を使うのだろう。三回も汚職事件を起こしている岐阜市だからこそ、市長にとって唯一の野党である日本共産党の監査を堂々と受けてほしい、こういう意見を述べておられるわけであります。私ども日本共産党岐阜市会議員団は、今回選出を予定しておられる方の個人についてとやかく言うものではありませんが、以上のような観点からこの議案には棄権をし、採決には加わらないことを表明するものであります。
以上です。
〔私語する者あり〕(笑声)
85:
◯議長(
大野栄吉君) 以上をもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第六十一号議案を採決いたします。
まず、森 由春君を監査委員に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
86:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、森 由春君を監査委員に選任するについては同意と決しました。
次に、松岡文夫君を監査委員に選任するについては、これに同意するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
87:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、松岡文夫君を監査委員に選任するについては同意と決しました。
〔該 当 者 入 場〕
━━━━━━━━━━━━━━━━
一 諸般の報告
88:
◯議長(
大野栄吉君) この際、諸般の報告を行います。
まず、監査結果報告書二件が参っておりますので、職員をして朗読いたさせます。
〔職 員 朗 読〕
──────────────────────────
岐阜市監第8号
平成3年4月10日
岐阜市議会議長
横 山 三 男 様
岐阜市監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 近 藤 武 男 印
例月現金出納検査の結果に関する報告について(提 出)
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、平成3年2月出納事務の検査を4月10日に執行したので、同条第3項の規定により、その結果を次のとおり提出します。
1 出納月計表及び試算表等の計数を、各会計諸帳簿と照合したところ、正確であることを認めた。
2 月末現金預金現在高を、預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ、正確であることを認めた。
3 証書類を検査したところ、特に指摘する事項はなかった。
──────────────────────────
岐阜市監第18号
平成3年4月25日
岐阜市議会議長
横 山 三 男 様
岐阜市監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 近 藤 武 男 印
同 武 藤 房 数 印
定期監査の結果に関する報告について(提 出)
地方自治法第199条第4項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第9項の規定により、その結果を次のとおり提出します。
監査の対象 市議会事務局(平成2年度)
監査の時期 平成3年4月
証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。
──────────────────────────
89:
◯議長(
大野栄吉君) 次に、報第五号専決処分事項の報告については、お手元に配付した報告書によって御承知を願います。
以上をもって諸般の報告を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━
第十二 報第三号及び第十三 報第四号
90:
◯議長(
大野栄吉君) 日程第十二、報第三号及び日程第十三、報第四号、以上二件を一括して議題といたします。
──────────────────────────
〔報 告 書 掲 載 省 略〕
──────────────────────────
91:
◯議長(
大野栄吉君) これら二件に対する提出者の説明を求めます。市長、蒔田 浩君。
〔蒔田 浩君登壇〕
92:
◯市長(蒔田 浩君) 専決処分事項の御説明をいたします。
まず、報第三号につきましては、平成二年度一般会計の補正予算でありまして、鉄道高架事業に対して市債が一億七千二百六十万円増額決定されましたので補正いたし、同額を財政調整基金に積み立ていたしたものであります。
次に、報第四号につきましては、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税所得割税率の適用区分の変更、所得割、均等割の非課税限度額の引き上げ並びに固定資産税、都市計画税の評価替えに伴う税負担の調整措置及び免税点の引き上げ、軽自動車税の一部特例措置の廃止等、準則に基づいて岐阜市税条例の一部を改正いたしたものであります。
よろしく御審議の上、御承認をくださるようお願いを申し上げます。
93:
◯議長(
大野栄吉君) この際、暫時休憩いたします。
午後四時十四分 休 憩
━━━━━━━━━━━━━━━━
午後四時四十一分 開 議
94:
◯議長(
大野栄吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
報第三号及び報第四号に関する質疑の通告はありません。
お諮りいたします。これら二件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
95:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、これら二件については、常任委員会付託を省略することに決しました。
これら二件に関する討論の通告はありません。
これより採決を行います。
報第三号及び報第四号、以上二件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。これら二件については、これを承認するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
96:
◯議長(
大野栄吉君) 御異議なしと認めます。よって、報第三号及び報第四号、以上二件については、これを承認することに決しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━
閉 議 閉 会
97:
◯議長(
大野栄吉君) 以上をもって今期
臨時会に付議された事件はすべて議了いたしました。よって、本日の会議はこれをもって閉じ、平成三年第二回岐阜市議会
臨時会を閉会いたします。
午後四時四十二分 閉 会
岐阜市議会臨時議長 四ツ橋 正 一
岐阜市議会議長 大 野 栄 吉
岐阜市議会議員 森 由 春
岐阜市議会議員 西 川 弘
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