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  1. 岐阜市議会 1990-09-26
    平成2年第4回定例会(第6日目) 本文 開催日:1990-09-26


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-09
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 開  議  午前十一時二分 開  議 ◯議長(横山三男君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(横山三男君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において 十六番所 一好君、十七番早田 純君の両君を指名いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二 第六十六号議案から第二十八 請願第十二号まで ◯議長(横山三男君) 日程第二、第六十六号議案から日程第二十八、請願第十二号まで、以上二十七件を一括して議題といたします。            ────────────────             〔議 案 等 掲 載 省 略〕            ────────────────           総 務 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            総 務 委 員 長    松  岡  文  夫  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様
               ──────────────────────────          総 務 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百三十九条第一項の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            総 務 委 員 長    松  岡  文  夫  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          産 業 委 員 会 審 査 報 告 書  本員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            産 業 委 員 長    堀  田  信  夫  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          産 業 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百三十九条第一項の規定により報告します。                記    平成二年九月二十五日                             産 業 委 員 長    堀  田 信  夫  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書 ( 産 業 委 員 会 )  本委員会は審査中の事件について、左記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第百三条の規定により申し出ます。                記    平成二年九月二十五日                             産 業 委 員 長    堀  田 信  夫  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          厚 生 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            厚 生 委 員 長    小  林  幸  男  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            建 設 委 員 長    西  田  悦  男  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          建 設 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百三十九条第一項の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            建 設 委 員 長    西  田  悦  男  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          企 業 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            企 業 委 員 長    中  村  和  生  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          文 教 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百二条の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            文 教 委 員 長    林     貞  夫  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ──────────────────────────          文 教 委 員 会 請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果左記のとおり決定したから、会議規則第百三十九条第一項の規定により報告します。                記    平成二年九月二十一日                            文 教 委 員 長    林     貞  夫  印 岐阜市議会議長  横  山  三  男  様            ────────────────────────── ◯議長(横山三男君) これら二十七件の各常任委員会における審査結果の報告を求めます。産業委員長、十一番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 ◯十一番(堀田信夫君) ただいまから第四回定例会における産業委員長報告を行います。  本委員会は付託された案件審査のため、九月十九日、二十日、二十一日及び二十五日の都合四日間委員会を開会し、特に河口ぜき建設現場などの視察も行い、精力的な審査を行いましたので、その経過及び結果の大要について申し述べます。  まず最初に、第六十六号議案平成二年度岐阜市一般会計補正予算第二号、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第六款農林水産業費、第七款商工費を議題に付したところであります。  このうち、商店街街路灯等建設に係る質疑で、この予算は、柳ケ瀬ルネッサンス計画に呼応した事業と承知するが、公的補助以外の商店街の負担が極めて多額であるので、負担困難な商店に対して十分な援助を行うべきであると要望されたのであります。次に、園芸振興費にも若干の質疑がありました。またこのほか、商工費に関連して、商店街活性化策として、東柳ケ瀬地区の魅力創出、地下街の開発、経営者の意識改革、ショッピングとレジャーの複合化などが提言されましたが、その後は格別に、討論もなく、採決したところ、本案は全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、観覧船事故に係る、第七十六号議案和解及び損害賠償の額を定めることについてであります。  本案については、質疑、討論もなく、採決の結果、全会一致何ら異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第八十二号議案平成元年度岐阜市中央卸売市場事業会計決算認定についてでありますが、市場改築整備工事に関して、業務上の支障や混乱はないかとの質疑に対し、当初は少し見受けられたものの、通路の増設などの調整により順調に進行し、業績も安定していると答えられたところであります。  その後討論もなく、採決の結果、全会一致認定すべきものと決しました。  続いて、付託された請願の審査に入った次第でありまして、以下順次報告申し上げます。  まず、請願第七号の二長良川河口堰建設の中止決議を求める請願についてでありますが、本件については、請願署名者が九万二千九百六十八人に上る点を極めて重く受けとめて、特に長時間を費やして慎重に審査に当たったのであります。  まず、質疑における問題点を多岐にわたる内容と相当な時間を要したものをまとめるため、便宜上四つに分け、河口ぜきの建設に伴って予想される第一点として魚族等に関する事項、第二に植生あるいは環境に関する事項、第三にゲート操作及び水需要に関する事項、第四に塩害に関する事項に区分して申し上げたいと思います。  第一の魚族等に関する質疑としては、今年と昨年を比較したアユの漁獲の増減と理由、堰建設事務所長の魚道は遡上に全く影響なしとの説明への疑問、魚族への影響調査報告の認識、鵜飼の存続に対する保障、人工河川の設置箇所、アユの遡上見込み量と魚道遡上の可能性、養殖アユの縄張りに関する習性、アユがふ化して降下に要する日数、流量が五十トンでのせき到達までの日数、取水口への吸入量と落下衝撃による損耗、流量が確保されないときの対応、KSTのアユ以外の魚族影響調査、カジカ・ヨシノボリ・チチブなどの生態調査、ウナギの生態調査、シジミ・ハマグリ・ノリの生息、スズキ・ボラ・サツキマスの遡上、モクズガニ・コイ・フナ・ナマズ・ウナギの生息、魚族に影響はないとの公団説明と補償金の矛盾について、それぞれ問われたのに対しては、答弁と再質問が繰り返される中から、今年のアユの漁獲は多量であること、降下に際して汽水域到達が延びること、せきは仔魚の降下にとっては影響があること、アユが降下するに五日か六日を要すること、五十トンになれば八・五日かかること、湛水域ができたら遅延すること、利水用取水口への吸入で五分の一程度は損耗すること、せき本体では水に包まれての落下でそれほど損耗は多くないこと、流量不足には取水制限してでも対処すること、人工河川でも対処すること、人工河川は桑名市の中州堤に設けられること、アユは淡水を好み母川へ遡上すること、遡上はゲート操作により期待できること、養殖アユだけで補充していけば問題が生ずること、KST報告に日本自然保護協会から指摘されていること、鵜飼にとって直接的な影響のないこと、KST報告時はアユを中心に調査し動植物・昆虫までの調査はないこと、KST調査時はアユ・ウナギ・カワマス主体に調査されたこと、ウナギの産卵・成長までの生態は不明なこと、ヤマトシジミは汽水域にすみ、とれなくなること、ボラ・スズキは河口近くにすむので、影響は少ないこと、補償金は、諸対策をしても多少の影響ありとして払われたことなどが答弁とされたのであります。  第二の植生あるいは環境に関する質疑としては、ブランケット造成前のヨシ原の生息動物、同じく造成によりヨシがなくなってからの変化、専門家の影響指摘に対する建設中の影響を予想した調査に基づく一時中止、KST報告はアセスメントでないことの確認、環境アセスメント実施の必要性、建設段階での一時中止と影響評価の実施、着工以来今日まで環境影響評価を実施していないことの確認、せき建設による流水阻害の影響、二委員会の調査結果に基づく建設中止について、それぞれ問われたのに対して、ブランケット造成前にはカニ、シジミなどが生息していたこと、さらに造成後は植生が変化し動物が減少すること、専門家の指摘を受け入れ、河川環境検討委員会、環境委員会の二委員会で調査されること、中止を答弁するのは権限を越え困難なこと、四十三年当時の調査で、環境アセスメントに適合しないが、当時では最高のものとして調査されたこと、さきの二委員会でもってアセスメントに近いものが対処されること、KST報告、訴訟など経て、魚道改良など対策を続けてきたこと、昭和五十九年決定のアセスメントとは同一水準のものではないこと、さきのせき建設に対する政府関係者の談話により、環境面に留意して実施されることなどが答弁されたのであります。  第三のゲート操作及び水需要に関する質疑としては、年に二週間以上五十トン以下の日における水の滞留と腐敗、常時百トンの流量確保、大洪水時以外での魚族の降下に対するゲートの昇降、ゲート管理に対する漁協や漁民の参画、水需要に関するリサイクルの現状認識について、それぞれ問われたのに対して、滞留については、ゲートの二重構造を利用し、不足するときは貯水した水をゲートを下げて流すこと、百トンの流量については堰の所長も水がゲート上を越流して流れ、流量は確保されるとの説明であったこと、ゲート操作を有効に行う必要があるとしていること、ゲート管理は余人の介入を許さないこと、ゲート管理に漁協が参画を要請していること、水需要は計画時の予測に反しリサイクルで減ってきているが、人口増、生活水準の向上でふえる資料もあることなどが答弁されたのであります。  第四の塩害に関する質疑としては、塩害の防止策としてせき以外の方法の有無、長島町での塩害の実態、高須輪中で塩害が生ずる理由、せき建設の最大要因たる塩害も軽微である実態におけるせきの必要性、塩害を示す共済のデータの信頼度、ブランケット工法による塩害防止の可能性について問われたのに対して、マウンドがあって防いでいるが、しゅんせつでは取り去る必要があること、農業共済を通じて長島町その他に塩害が証明されていること、高須でも毎日高濃度の水を使えば塩害が出るということ、長島町は馬飼頭首工からの取水で塩害を防いでいること、塩害のデータは公の統計で、事実と認識していること、ブランケットの矢板だけで浸水は完全にとめられないことなどが答弁され、さらに再度ただされるなどして深められたのであります。  大略以上の論議の後、討論へ移行することとなったのでありますが、討論に入るに先立って、委員長から、会派所属の一委員としてぜひ討論をしたい旨述べて、副委員長に委員長職をゆだねたところ、副委員長もまた一委員として討論に加わりたいと希望を述べられ、この結果会議規則規定により、年長の委員に委員長職をゆだねられたのであります。この後、年長の委員から順次委員長席に着かれましたが、いずれの委員も討論したい旨意思表明をされたため、結果として討論に入れば委員長の職務を行う委員がなくなって、委員会の進行がとんざすることこととなり、極めて重大な支障を及ぼす事態が予想されるに至ったところであります。このような状態の中で長時間収拾の方途を求めて苦渋をいたしました結果、委員長としてはあくまで党を代表して討論を行いたい意向は変わらないながらも、委員長の職務を第一義として配慮し、やむなく委員長席に復してその責を全うしたいと申し述べ、これより討論に入った次第であります。  まず、本請願に賛意を表する立場の委員からは、今この種開発にはアセスメントが実施されるべきにもかかわらず、KSTの名で虚構を築き、反対世論が高まると単なる調査でこれを糊塗しようとしていること。内容は治水、塩害ともに実体がなく、建設されれば、洪水、地震など、川の上下から被害が予想され、一たび被害を受ければ人命、財産に及ぼす影響は甚大で、せき建設は将来にわたり大きな禍根を残すことは明白であって、環境面のみならず、どの角度から見てもせきは不要と考えること。これらの意味から願意は妥当であり、直ちに採択すべきであると述べられ、続いて同じ立場から他の委員は、今期定例会の本会議、本委員会を通じて行われた質疑、質問によって相当に問題点は明らかにされたが、なお依然安全性、必要性、魚族への影響など解明が十全でないとされ、このまま強行して間違いとなれば、回復しがたい損害発生の危険があり、公費の乱費のそしりも免れない。国の方針も統一性を欠き、建設省と環境庁の見解、姿勢に隔たりがあって、国民の政治不信を助長し、特に最近建設省は利水のみ強弁に走り、説得力がないことなど述べられ、今ここで建設は中止すべきであって、総合的に判断しても到底請願不採択の立場はあり得ず、本請願は即時採択すべきであると主張されました。またさらに、同じく本請願を是とする一委員からは、約九万三千人の請願者とともに、せき建設中止を心から願って質疑を進めてきたが、一方で国、県、市、行政はせき建設を続行、これを完成させようとしている。この請願の本委員会所管分は魚族への影響であると考え、それを問うてきたが、当局からは明確な回答がないという無責任さである。現地視察の際、反対する漁民の「せきができればもう魚族は壊滅」「もらった補償金は返してでも反対をしたい」など切実な声を聞き、せきは魚族にとって不必要なばかりか、長良川を死の川にしてしまうという感を深くした。市民の財産、そしてかけがえのない自然環境を大きく変えてしまう河口ぜきは絶対つくってはならないと確信する。九万三千の請願者とともに、本請願の即時採択をお願いするなどなど述べられたのであります。  これに対し、本請願を否とする立場からは、複数の委員が大略次のように論議を展開する形で、かわり合って討論をされました。これらの意見を整理統合してまとめますと、以下のとおりであります。  まず、治水対策に万全を期することは、岐阜市にとって一番緊急性のある問題であり、堤防のかさ上げ、引き堤、しゅんせつの三つの対策の中で、しゅんせつが最も早く、そして唯一とり得る方法であると確信する。せき建設による自然環境への影響については幾つかの懸念はあるとしても、これを最小限に抑えるようさまざまな工夫や努力が払われていること。元来、治水を目的とするしゅんせつから派生して本委員会所管として魚族への影響が議論されたが、鵜飼に関しては、河口ぜきによって鵜飼がなくなるとは考えられず、例えば魚族保護のためには、現代の科学知識を結集した新工法によるロック式や呼水式の魚道を設け、権威者の指導のもとに対応されており、さらに世界魚道会議の開催によるより完全に近い魚道への模索、そして仔アユの減耗を少なくするため人工河川の設置も考えられていること。そして、ブランケット造成による生物の生態系に及ぼす影響についても、塩害防止や堤防補強など、技術面を配慮する一方において、可能な範囲でヨシ原を残していく努力もなされていること。なお、環境アセスメントについては、昭和三十八年当時はアセスメント要項もなく、いわゆるKSTがその時点としては最高の調査とされたが、さらにそれを補足するため、河川環境検討委員会、環境委員会の二委員会が調査を重ねていき、また、せき完成後も継続して調査する方向であると聞いていること。次に、塩害に関しても議論はあるが、例えば除塩用水を用いているのも塩害があるためであり、また、地下水などの利用も塩分が浸透している疑いがあり、防止対策は必要であること。さらに、利水に対しても、場当たり的にきょう、あすに答えの出るものではなく、現在の水需要は横ばいであるが、二十一世紀を見通した場合、長期的な視野で需給量を先行して手当てするのが行政の責務である等々と述べられたのであります。最後に、下流の海津町長の言葉を引用して、人間も自然環境の中に包含してほしいと述べられており、自然環境の保全に十分配慮しながら、治水、人命、もろもろのものを総合的に判断するとき、せき建設は促進していかなければならず、本請願には反対するものであると述べられたのであります。なお最後に、同じ立場の一委員から、反対する旨の項目すべてに意見の開陳があったとして、重複は避けて同意見であるとの表明があって、全委員の討論を終えたのであります。  かような討論を踏まえて採決に臨んだのでありますが、その結果、賛成者少数により、請願第七号の二は不採択と決した次第であります。  次に、請願第八号育児休業法の早期制定を求める請願についてであります。  この請願に関して市の担当者との質疑を通じて明らかになった点は、本市事業所の九七%が従業者二十九人以下のいわゆる中小零細企業に包含されること、県が担当する育児休業奨励金申請もわずかに六件であること、さらには、岐阜市に関する育児休業制度の実施状況、出産・育児を理由とする退職の実態や育児休業法制定を期待する働く女性の多面にわたるアンケート調査実施、さらにその上で、法制定にこたえられる資料整備等々が必要不可欠であるとの意見が述べられたのに対し、市の担当部としても調査実施とその内容分析のため時間的猶余を申し出られたのであります。  よって、本件については、なお調査検討の余地ありとして、全員により閉会中もなお継続して審査すべきものと決した次第であります。  最後に、請願第十号米市場開放阻止に関する請願及び請願第十一号米の輸入自由化阻止に関する請願の二件についてであります。  これら二件の審査に当たって、請願の趣旨は、米の市場開放阻止並びに輸入自由化阻止に関する意見書決議を求めるものと理解して、一括して質疑、討論の結果、請願二件ともいずれも願意妥当と認め、全会一致採択すべきものと決しました。  なお、請願採択に伴い、別途意見書発議の手続をとりましたことを申し添え、以上、産業委員長報告とするものであります。 ◯議長(横山三男君) 厚生委員長、九番、小林幸男君。
       〔小林幸男君登壇〕 ◯九番(小林幸男君) 厚生委員長報告を行います。  今期定例会において、厚生委員会に付託されました議案三件につきまして、去る九月十九日から二十一日までの三日間にわたり委員会を開会し、現場視察も踏まえつつ、慎重に審査いたしましたので、以下、その経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず初めに、第六十六号議案平成二年度岐阜市一般会計補正予算第二号のうち、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第三款民生費及び第四款衛生費並びに第二条債務負担行為の補正についてであります。  本件質疑においては、仮称長森コミュニティセンターへのエレベーター設置実現を契機に、既存施設への対応についても可能な限りの配慮が必要との意見が述べられ、また今後のコミュニティセンター建設計画、さらには、管理・運営上の問題点について、その後の進捗状況を問われたのであります。これに対し、特に管理運営については、利用者に支障を来すことのないよう関係機関とそのあり方について鋭意検討している旨述べられたところであります。  また、三田洞神仏温泉浴室改築に当たり、浴室拡張後の整備計画、さらには、本館の今後の改築見通しについても問われ、加えて、魅力ある施設づくりにさらに意を用いられたいとの意見が述べられたところであります。  さらに、岐阜県産業廃業物対策基金出捐金に関連して、最終処分場の枯渇化が深刻な状況にある中、当協会設立の趣旨は理解しつつ、廃業物処理及び清掃に関する法律による事業者の排出責任の原則の観点から、基本的には事業者がその責務を負うべきであり、加えて、国の補助制度創設により、逆に地方自治体への負担増が懸念されるとの意見、他方、適正かつ円滑な処理体制の確立が望まれる中にあっては、県全域の行政機関を含めた取り組み方、さらには、国による財源措置についても一定の評価をするとの意見が述べられたところであります。  続いて、ごみ処理施設建設に関連して、これが清掃行政上必要不可欠な施設であるとの認識に立ち、今後建設を進める上で、可能な限り円滑に事を進めるべく、その対処方について要請されたところであります。  大略、以上のような論議を踏まえ、討論へと移行したところ、質疑においても言及されました既存のコミュニティセンターへのエレベーター設置方について、十分研究、検討されたい旨改めて要望がなされたところでありますが、議案そのものについては何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第六十九号議案、寿松苑建築工事に係る工事請負契約の締結についてでありますが、現場視察も踏まえ、質疑、討論においては、交通安全対策上の見地から、施設完成後においては、正面道路横断に際して信号機等設置への十分なる配慮をされたいとの意見が述べられたところでありますが、議案そのものについては何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、第七十二号議案仮称長森コミュニティセンター建築主体工事に係る工事請負契約の変更についてでありますが、何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、厚生委員長報告といたします。 ◯議長(横山三男君) 建設委員長、十三番、西田悦男君。    〔西田悦男君登壇〕 ◯十三番(西田悦男君) ただいまから建設委員長報告を行います。  今期定例会におきまして本委員会に付託されました議案七件、請願一件について、過ぐる九月十九日から二十一日までの三日間にわたり委員会を開会し、現場視察を踏まえて、慎重に審査をいたしましたので、その経過並びに結果を御報告いたします。  まず初めに、第六十六号議案平成二年度岐阜市一般会計補正予算第二号、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第八款土木費の審査におきましては、公園費における長良公園の基本計画策定について、フラワーパーク構想との関係を中心にその基本方針がただされた後、市民の憩いの場として、観光資源として、予算の範囲内で周辺一帯を含めた総合的な計画を策定し、全国に誇れるような公園にされたいと述べられたほか、公園における遊具等諸設備については、利用者の安全・快適性をより一層向上させるため、でき得る限り木製の施設を取り入れるよう努力されたいとの要望がなされたのであります。  また、道路橋梁費における街路灯の設置については、予算の増額等による努力は認められるものの、まだまだ市民要望が多いので、受益者負担を取り入れるなどして、これに対応されたいと述べられたほか、同じく、側溝新設改良においては、多額の予算措置にかかわらず、いまだに要望が強いことから、来年度においても本年度予算を下回ることのないよう配慮をされたいと述べられたのであります。  さらに、住宅費においては、仮称ハイツ桜木建設に関連して、公営住宅事業における市の基本的姿勢をただされる中で、特に駐車場対策問題に触れられ、時代の対応とも言えるモータリゼーションに資するため、民間共同住宅の指針ともなるべき公営住宅の駐車場対策の確立に向けて努力されたいと述べられたほか、公営住宅と民間賃貸住宅の役割分担という観点から、いま一度原点に立ち返って検討すべきであるとの指摘がなされたところであります。  かくして本件を採決に付したところ、何ら異議なく全会一致をもって可決すべきものと決しました。  次に、第七十七号議案市道路線の認定及び廃止については、堤防敷の不法占用を取り締まるという観点から、堤防道路における市道認定の実態及び管理責任の所在についてたたされ、必要があれば速やかに市道認定をし、管理体制の万全に意を用いられたいと述べられたのであります。  かくして、本件を採決に付したところ、何ら異議なく全会一致をもって可決すべきものと決しました。  続いて、第六十七号議案平成二年度岐阜市土地区画整理事業特別会計補正予算第二号、第七十号議案仮称打越トンネル築造工事に係る工事請負契約の締結について、第七十一号議案仮称新所橋架設工事に係る工事請負契約の締結について、第七十八号議案住居表示を実施すべき市街地の区域の変更及び当該区域内の住居表示の方法について及び第七十九号議案町(字)の名称及び区域の変更についての以上五件については、何ら異議なくいずれも全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、請願第七号の一長良川河口堰建設の中止決議を求める請願についてであります。  本件については、本会議においても再三にわたり論議が交わされたところでありますが、本委員会もこれを受けて多数の傍聴議員、一般傍聴者が見守る中、本委員会の所管に留意しつつ、主に治水面での論議を中心として長時間にわたり審査を尽くしてまいったところであります。  また、審査の途上において、折しも本市を直撃した大型台風十九号の影響による被害状況を目の当たりにする中、堰建設現場、馬飼頭首工及び境川・伊自良川等における内水排除の状況調査に赴き、担当者より細部にわたる説明を直接聴取したほか、請願代表者からの要請にこたえ、意見陳述の場を設ける等、双方の主張にも耳を傾け、精力的な情報収集をとり行ったところでもあります。  審査におきましては、まず、治水対策上河積の拡大に有効とされる三つの方法、すなわち大規模しゅんせつ、堤防のかさ上げ、引き堤のそれぞれについて検討が加えられていく中、内水排除を促進する立場から、今回の台風による長良川の流量が、計画高水流量をはるかに下回る四千トン程度であったにもかかわらず、伊自良川・境川・荒田川流域を中心に、床上・床下を含め三百戸を超える被害が発生した上、農作物においても相当の被害をこうむった実情を考えるならば、内水排除を促進するために効果のある長良川本川のしゅんせつを早急に実施し、水位の低下に努めることの重要性は論をまたないところであること、また、しゅんせつにかわる方法として堤防のかさ上げについては、堤防自身の弱体化を招き非常に危険である上、莫大な費用がかかるとの指摘がなされたのであります。  一方、これと異なる立場から、過去にしゅんせつされた九百万立方メートルの土砂の使途のうち、とりわけ昭和四十六年から土地改良及び公共用地造成等に使用された百万立方メートル並びに骨材等に使用された四百万立方メートルに関して、骨材等の内訳、それがために売却した土砂の売却金額及び土砂採取許可に付せられた諸条件について厳しく問いただされ、建設省に対し、これらについての資料提供を求めるよう強く要望がなされたところであります。  さらに、計画高水流量毎秒七千五百トンの算出根拠が利水を念頭にして算出されたのではないかとの疑義、あるいは昭和四十二年の水位流量曲線に昭和五十一年の忠節地点の最高水位を当てはめた計算によれば、計画高水流量は現在の河積でも十分流し得るとの指摘、加えて、塩水遡上防止の代替案として、河口から約十五キロメートルの地点にあるマウンドを利用する方法の可否、及びこれに関し、市独自で調査を実施するのか否かについて、またせき自身による流水阻害を恐れる立場から、せき上流部への土砂等の堆積、地震時におけるゲートのねじれ及び停電時のゲート作動停止等による被害の発生、あるいは上流に計画予定の洪水調節ダムの洪水時の開放による被害の増大に対する懸念、さらには、緑のダムともいうべき森林の保水能力の必要性、他にも、せきのゲート操作基準や利水のための取水口開閉の条件について等々こもごもに述べられ、あるいは質疑が交わされたのであります。  これに対して市当局からは、随時資料が提出される中、長良川は天井川であるため、しゅんせつにより水位の低下を図ることが最も安全かつ重要な方法であり、内水排除の見地からも、これにかわる方法は考えられないこと、加えて、堤防のかさ上げについては、堤防を弱体化するばかりか、橋梁等のつけかえに多額の事業費を要すること、あるいは引き堤には、用地取得、補償等に莫大な経費が必要であるとの説明がなされたほか、昭和六十三年までのしゅんせつ土量九百万立方メートルの使途不明部分については、一部現場を確認してはいるが、指摘のあった三点については、建設省に対し要望するとの返答がなされたところであります。  さらに、長良川の計画高水流量の算定に当たっては、昭和四十二年の水位流量曲線を当てはめることは計算上妥当ではないこと、あるいは下流のマウンドを塩害防止のための潜堰として利用することについては、これがために上流部にまで河幅の拡大等における大幅な見直しが必要となるため適当ではないこと、また、これに関する調査は建設省の所管であること、そのほか災害時における河口ぜきの安全対策は、発電設備を多重に備えるなど万全の体制であること、取水口並びにせきの開閉条件、操作基準等については鋭意検討中であるとの答弁がなされたのであります。  かかる質疑の後討論へと移行したところ、本件を是とする立場の一委員から、しゅんせつについては不明確な部分が多く、大変疑義があるので十分検討しなければならないこと、しゅんせつによる塩水の遡上と塩害発生との因果関係についてもいまだ議論のあるところであり、所論のごとく、いわゆるブランケット工事により自噴水対策が万全であるとするならば、たとえ塩水が遡上したとしても塩害の発生する余地はなく、せき建設の必要がない。また、自然環境の変化により、水質汚濁が起こり、魚介類、ひいては本市の鵜飼への影響が懸念されることから、今やせき建設反対運動が全国的な広がりを見せていることも含め、せき建設はやはり一度中止して再調査すべきであり、河口堰建設の中止決議を求める本請願を即時採択されたいと述べられたのであります。また、これと立場を同じくする一委員からは、長良川の流下能力に関して、流量算定の基礎となるべき数値を昭和四十二年のデータをもとに計算すると、計画高水流量である七千五百トンが以前にも流下したことになるが、当時から今日までの間に河積は拡大こそすれ、減少したとは到底考えられないので、現状においても十分流下させることができるとの見地から、一部堤防の補強をすれば大規模しゅんせつは必要がなく、塩害防止のための河口ぜき建設は見直すべきであること、さらに、自然環境、農業への影響についても十分検討する必要があり、とりあえずせき建設を中止すべく、本請願を即時採択されたいと述べられたのであります。  これに対して、立場を異にする複数の委員から、本市における内水対策の確立は、市民の悲願であり、これら市民の生命・財産を擁護することを最優先に考えれば、本川の水位を下げること、すなわち、しゅんせつによる治水が至上の策であり、代替案は到底考えられないこと、また、さらに流下能力を向上するために、鏡島における本川の引き堤工事並びに伊自良川の旧堤撤去等をあわせて実施することは喫緊の課題であること、一方、上流域においては、森林の保水能力向上のため、植林による治水事業も積極的に実施すべきであり、下流域に至っては、治水対策を促進するために、しゅんせつ及び護岸工事が行われるべきことは論をまたないところである。加えて、下流の高須輪中においては、河口から二十五ないし三十キロメートルの地点に二つのかんがい用の取水口があり、合わせて九トンの水を確保しているところであるが、現状のままでしゅんせつを実施すれば、塩水遡上により当該地域における塩害発生は避けられない状況であること、また、水稲栽培に関して、塩害に強い水稲品種でさえ被害が発生すると言われていること、さらに、飲料水、工業用水に至る広範囲で塩害が発生することを考えれば、もはや河口ぜき建設の必要性については異論を挟む余地はない。一方、自然環境の側面からは、今回の台風による増水においても、河岸のヨシや柳に大量の流下物が堆積し、一部流水阻害の要因となるおそれのある部分も見受けられたが、かかる部分を除き、ヨシ原などの自然環境についてはできる限り保存する方向で最大限の努力を払うべきであること、あるいは魚族保護の問題にも触れ、これに関しては、せきの両側に設置される最新式の呼び水式魚道及びロック式魚道が約六十一メートルにわたり確保されること、あるいは有名な四万十川においてさえ、本川の数倍に及ぶアユの放流が行われている現状にかんがみ、魚道並びに放流の両々相まって魚族の保護へ対応していくべきであること、それと同時に、本市の重要な観光資源である鵜飼等に支障を来さないよう必要な措置を講ずる必要性がるる述べられ、以上を考え合わせれば、本請願については不採択とすべきであるとの討論がなされたのであります。  大略、以上の論議を踏まえ、本請願を採択いたしましたところ、賛成者少数により不採択とすべきものと決した次第であります。  なお、付託案件に関しては以上のとおりでありますが、本委員会に回付されました陳情第九号金華山ドライブコースの夜間取り締まりに関する陳情につきまして、一委員より、当該ドライブコースにおいては、金曜及び土曜日の夜間になると、若者の自動車、バイクによる暴走行為により、近隣住民が大変な被害を余儀なくされている現状にかんがみ、現在のところは看板による規制表示のみであることから、今後監視員を配置し厳しく取り締まるよう要望がなされ、これに対し当局からは、前向きに検討する旨の答弁がなされたことを付言いたします。  以上、審査の大要を御報告申し上げ、建設委員長報告といたします。 ◯議長(横山三男君) 企業委員長、四十八番、中村和生君。    〔中村和生君登壇〕 ◯四十八番(中村和生君) 企業委員長報告を行います。  今期定例会において、企業委員会は、去る九月十九日から二十一日までの三日間にわたり委員会を開会し、付託議案四件を慎重に審査いたしましたので、以下、その大要を御報告申し上げます。  まず最初に、第八十号議案平成二年度岐阜市下水道事業会計補正予算第一号であります。  本件は、第一期下水道拡張事業費を補正しようとするものでありますが、まず、事業内容及び完成時期等基本的な質疑がなされ、討論においては、下水道の普及率の絡みもあり、早期供用開始に鋭意努力されたい旨の要望が出されたのであります。  かかる後、採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第八十三号議案平成元年度岐阜市水道事業会計決算認定についてであります。  質疑においては、まず、水の安定供給についてただされ、今後の水需要の増大にかんがみて、既得水利権における一日の配水可能量は、いずれ供給量に不足を来すのではないかとの指摘に対して、当局からは、平成七年度までの第七期拡張計画においては、日配水量二十二万一千トンであり、平成十七年度を目途に予定されている第八期拡張計画にあっては、予測される人口推計からして約二十六万八千トンが必要であって、既得水利権のすべてを使用しても日量約二万トンが不足するが、これは新規開発の地下水源で充当したいと考えているものの、将来水需要の大きな変動も考えられ、その場合は、忠節用水の期間限定水利権のうち、転用可能水量等を当てれば供給可能との答弁がなされ、これを了した次第であります。  次に、経済的観点から、簡易水道の各地域単位施工は、水源地の管理費及び管網整備費とのバランス等を考察し、より経済的な方法をとるべきであるとされ、さらには、供給量の増大による五十ミリ管の百ミリ管への布設がえに対しても、全体計画において使用水量を想定し布設されているものの、なお一層の配慮を求められたのであります。  また、一般家庭の井戸水の水質検査の実施、飲料水についてはあくまでも伏流水を使用されたいとの要望がなされたのであります。  一方、上水道に投入される塩素について、本市水道にあっては他都市との比較において投入量は非常に少ないものの、見過ごせない要素があるとも述べられたのであります。  さらには、水の使用量は文化程度のバロメーターとも言われた時期があり、漸増傾向にあったが、昭和六十二年からの節水傾向への移行を了としつつ、今回の石油価格の上昇による電力料金の動向については、水道の料金体系に影響を及ぼすおそれがあるのではとの指摘に対し、極力節電等をすることにより対処したいと述べられたのであります。  このほか、井戸水を併用している公共施設及び企業に対する上水普及促進の効果、さらに、水道量の責任水量制導入等についてもただされました。  最後に、未給水地域について、当局にあっては、鋭意作業を進められていることを認めながらも、地下水汚染が進行中の地域もあり、必要性と経済性を勘案して、必要ならば早急に対応されたいとの要請がなされたのであります。  かかる後、討論へ移行したところ、委員各位におかれましては、さきに申し述べました諸点について慎重なる対処を要望されながら賛意を表明され、全会一致をもって認定すべきものと決した次第であります。  次に、第八十四号議案平成元年度岐阜市下水道事業会計決算認定についてであります。  本件審査の過程におきましては、動力費、薬品費等必要経費についてただされ、当局からは、動力費については施設の改良等を行い、経費の節減を図っているが、薬品費については、今日の社会的趨勢のもとに付近の環境問題を重視し、脱臭等も配慮していくので、多少の伸びはやむを得ないと考えているとの答弁がなされました。  また、整備完了区域での未加入世帯への働きかけ、老朽管の改良状況についてただされ、さらに、下水の不正利用者に対する調査の必要性について指摘がされたのであります。  このほか、団地における集中浄化槽からの切りかえに伴う既設管の利用等についてもただされました。  かくして討論へ移ったところ、処理場における雨水利用の検討、研究をすべきであるとの意見は述べられましたが、決算そのものについては異議のないところであり、全会一致をもって認定すべきものと決した次第であります。  最後に、第八十五号議案平成元年度岐阜市交通事業会計決算認定についてであります。  まず、逸走率についてただされ、乗客の逸走傾向が続いている中にあって、国際的にも環境問題から省エネルギーが提言されており、さらに今回の石油価格の上昇により、逸走に歯どめがかかるのではないかとの期待も持たれる折、島地区内の路線を一部変更して、乗客の獲得を図るべきであるとの提言がなされたのであります。  また、職員の人員削減については、労働環境の整備等により、労働強化にならぬよう配慮しつつ実施し、職員が安全運行及び精神的な余裕をもって従事できる労働環境の整備に留意されたい旨の要望がなされました。  以上のような質疑を経た後、討論へ移ったのでありますが、委員各位におかれましては、市民の足を守る立場に立って頑張ってほしいとの意見を添え賛意を表明され、これまた全会一致をもって認定すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 ◯議長(横山三男君) 文教委員長、十八番、林 貞夫君。    〔林 貞夫君登壇〕 ◯十八番(林 貞夫君) 文教委員長報告を行います。  今期定例会におきまして文教委員会に付託されました議案四件及び諸願一件につきまして、去る十九日から二十一日までの三日間にわたり委員会を開会し、現場視察も行い、慎重に審査いたしましたので、以下その経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず初めに、第六十六号議案平成二年度岐阜市一般会計補正予算第二号、第一条歳入歳出予算の補正、歳出中、第十款教育費についてであります。  本件質疑においては、自治公民館への補助金支出について、地域コミュニティーの核としての重要性を踏まえ、その活動についてもさらに適切な指導を要望されると同時に、建築確認等必要書類の提出など、適正な補助のあり方についても問われたところであります。また、同議案中、藍川小学校の運動場整備について、教育環境としての運動場の重要性を認識し、水はけ等に十分意を用いて工事を進められたい旨要望されたのであります。  大略、以上のような質疑を経て、討論に移行したところ、議案そのものには何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第六十八号議案岐阜薬科大学条例の一部を改正する条例制定についてであります。  本件につきましては、薬科大学に新たに生物薬学研究所が設置されることに関連し、今後の研究体制の整備、他大学との共同研究の方向性、さらには将来的な大学全体の整備について質疑が繰り広げられ、薬科大学からは、現在、他大学及び国際的な共同研究、さらに地元企業との連携強化を進めていることが述べられ、その後、討論に移行したところ、議案については何ら異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第七十四号議案、岐阜養護学校統合用地に関する財産の取得についてでありますが、本議案に対しては、土地の購入価格に関連し、公共用地の買収のあり方について種々議論がなされたところであります。すなわち、行政による土地買収の地価上昇に与える影響、また価格決定に際して第三者による土地鑑定等の必要性など、指摘されたのであります。これに対し教育委員会からは、現下における用地取得の困難性を踏まえながらも、今後とも今回の指摘を参考にしつつ、用地取得に努力する旨答弁がなされたのであります。また、養護学校統合へ向けての日程や現有校舎の跡地利用についての質疑、さらに統合に際し、グラウンドの拡張、高等部の重複障害児学級の設置、教職員の増員の要望がなされたところでもあります。  以上のような質疑を踏まえ、討論へ移行したところ、重ねて質疑と同趣旨の要望及び学校建設に当たり、排水の問題等周辺環境に十分な注意を払われたいとの要望が述べられたものの、議案そのものには何ら異議なく、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第七十五議案であります。本議案は、交通事故の和解及び損害賠償の額を定めることについてでありますが、審査の過程では運転管理者の重要性を含め、交通安全への努力が強く要請されたものの、議案そのものには何ら異議なく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、請願第九号小中学校事務職員・栄養職員に対する義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書の提出を求める請願についてでありますが、本請願については、過去本会議において同趣旨の意見書を採択している経過もあり、各委員とも願意妥当とされ、全会一致をもって採択すべきものと決した次第であります。  なお、本請願採択に伴い、別途意見書の発議手続をとりましたことを申し添えます。  また、議案審査に関連し、養護学校統合に際して、その体制整備の重要性にかんがみ、「岐阜養護学校の改善に関する意見書」について、別途その発議手続をとりましたことを申し添えておきます。  以上で文教委員長報告を終わります。 ◯議長(横山三男君) 総務副委員長、十五番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕 ◯十五番(服部勝弘君) 松岡委員長がけがによる入院、加療中のため、かわって総務委員長報告を行います。  今期定例会において総務委員会に付託されました議案三件及び請願一件につきまして、去る九月十九日、二十日及び二十一日の三日間にわたり、岐阜市民病院の視察を実施するなど、慎重に審査しましたので、以下、その大要を御報告いたします。  まず最初に、第六十六号議案平成二年度岐阜市一般会計補正予算第二号、第一条歳入歳出予算の補正、歳入全款、歳出中、第九款消防費、第十二款諸支出金、第三条地方債の補正についてであります。  本件については格段の質疑もなく、採決に付したところ、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、第七十三号議案財産の取得について、すなわち、五十メートル級のはしごつき消防自動車の購入についてでありまして、特殊車両のため、その取扱業者及び市内の高層ビルに対しても救助活動が可能かなど、質疑がなされたものの、議案そのものには何ら異議なく、全会一致をもって可決すべきものと決しました。  次に、第八十一号議案平成元年度岐阜市民病院事業会計決算認定についてであります。  本件質疑におきましては、患者数の傾向及びその要因、また、病床利用率については高いものの、平成元年度実績で一般病床の九四・八%に比し、結核病床は八二・一%である点をとらえ、結核病床から一般病床への振りかえ等、この改善策について問われたのであります。これに対し当局からは、患者数は年々増加の傾向であり、将来も伸びる予測をしている。これが理由としては、高齢化もその一因であること、また、結核疾患の現状を踏まえ、厚生省及び県と協議し対応していきたい旨の答弁がそれぞれなされたのであります。  また、病院経営の健全化という観点から、企業債あるいは企業債償還金等についても前年度と比較する中でただされたのであります。  さらに、当病院は現在、平成三年度完成予定の第二期改築整備が施行されており、この現場視察も行ったのでありますが、この完成後の体制等についてもただされ、明らかになった患者数及びベッド数の増に対し、全国において看護婦不足が深刻度を増している中で、市民病院の現状及び今後の対応について問われたのであります。これに対し当局からは、看護婦養成所としての市立専門学校を設置しており、卒業生のほとんどが市民病院に勤務先を求めてくることなどから、他の医療機関ほどの不足を来していることはないが、完成後に対応するため、既に実施している学校の定員増、加えて、一般募集などで対処していきたい旨の答弁がなされたのであります。  そのほか、決算書及び決算審査意見書により、広範多岐にわたり質疑を行うとともに、他の病院よりぬきん出た専門分野を持つ特徴ある病院、患者に対し安らぎを与えるような緑の多い病院づくりなどの要望がなされたものの、議案そのものには何ら異議なく、全会一致をもって認定すべきものと決しました。  最後に、請願第十二号消費税の即時廃止を求める請願についてであります。  本請願審査に当たりましては、消費譲与税、消費税の額及び住宅会計における家賃と消費税について当局に対しただされたものの、これまでにも本会議、各常任委員会等において種々論議されており、これら経過も踏まえ討論へと移行したところ、賛意を表する立場の委員からは、欠陥消費税の存続についてはこれを許すわけにはいかないと前置きされ、導入後、逆進性や税金が国庫に入らないなど、構造的な欠陥が浮き彫りになってきており、高齢化社会に向けての財源確保は当然必要とはいえ、余りにも短絡過ぎる。給付と負担の長期的展望に立った税制度の構築が必要である。ゆえにこの請願は採択すべきであるとの意見、また、高齢化対策という面は理解できるが、今の税制度は不公平な面があり、このような点からもこの請願は採択すべきであるとの意見、さらに願意妥当であり即時採択すべきであるとの意見表明がそれぞれなされたのであります。  これに対し、一方の立場の委員からは、消費税は消費者にとってみればないにこしたことはないが、将来の福祉社会を考えるとき、税制改革は必要であり実施されたものである。しかし、非課税制度や、消費税が国へ納まっていくのかどうかなど見直しをしなければならない点があり、必ずしも完璧であるとは考えていない。このような状況の中、消費税の取り扱いについては、国会の「税制問題等に関する両院合同協議会」において協議がなされており、見直しという考えの中、どのような改革をされるかについては関心事であり、これを見守っていきたい。よって、これらをかんがみるとき、直ちに消費税を廃止することにはならず、本請願については不採択とすべきであるとの意見が述べられたのであります。  かくして、本請願を採決に付したところ、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決しました。  以上、総務委員長報告といたします。 ◯議長(横山三男君) この際、暫時休憩いたします。  午後零時二十三分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━  午後一時五十七分 開  議 ◯議長(横山三男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     常任委員長報告に対する質疑の通告がありますので、これを許します。十五番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕 ◯十五番(服部勝弘君) 先ほどありました常任委員長報告の中で、産業及び建設委員長の報告に対して質問をいたします。  岐阜市民は、長良川の伏流水を飲料水に利用していることは皆さん御承知のとおりであります。岐阜の水がおいしいことは既にお墨つきであります。これは岐阜市の水道部が出しておられる、「岐阜の水道 おいしい水の確保と二十一世紀」という本でありますが、この中にも昭和六十年の三月二十八日に名水百選に選定されまして、同じくその四月二十四日には鏡岩の水源の源水が厚生省のおいしい水ということに選定されております。以前にもそのおいしい水を自慢されまして、こういった水の缶詰をつくられたこともあるわけでありますが、そこで、ところで、長良川の河口ぜきの建設により、このかけがえのない水が汚染されて、まずくなるのではないかという専門家よりの警告がございます。すなわち、河口ぜきが建設されますと、せきの上流数十キロにわたり川底によどみができ、上流からの富栄養分や硫化水素の発生、プランクトンの増殖など、さまざまな汚水がここで腐敗し、地下水に浸透をするからであります。長良川は御承知のように、現在はダムのない川で、河口近くまで流速が速く、したがいまして、一気に水が流れますので、この流速に結果的には助けられて、汚れが地下水に浸透をしなかったわけでありますが、もし、河口ぜきが建設されますと、流速が遅くなるので当然汚水が地下水に浸透をいたします。私どもの市民生活と最もかかわりのある水が汚染されることは、市民の生命が脅かされるということになろうかと思います。したがいまして、岐阜市民の健康を守るといった意味からも河口ぜきの建設は好ましくないと考えるわけであります。  以上の観点から、本請願の審査について、岐阜市のおいしい水を守るということについて、いかなる議論がなされましたか、それぞれの所管であります、付託先であります、産業及び建設委員長にお尋ねをいたします。    〔私語する者あり〕 ◯議長(横山三男君) 産業委員長、十一番、堀田信夫君。    〔私語する者あり〕(笑声)    〔堀田信夫君登壇〕 ◯十一番(堀田信夫君) お答えいたします。  産業委員会におきましては、お尋ねの水質にかかわる事柄については随分深い討議を行ったように思っております。ただ、例えばですねえ、せき建設に伴って、御指摘のように土砂が堆積し、また、水が滞留すると、それに伴って水深、深い所で酸欠状態なんかが発生をして、コイ、フナ等の生息に大きな影響を及ぼすということで、水質にかかわっては魚族への影響について随分深い討議がなされたように記憶いたしております。ただ、そこから先、伏流水への影響、ひいては飲料水への影響にまでは言及がされなかったというふうに私は記憶いたしております。    〔私語する者多し〕(笑声) ◯議長(横山三男君) 建設委員長、十三番、西田悦男君。    〔私語する者多し〕(笑声)    〔西田悦男君登壇〕 ◯十三番(西田悦男君) 今、服部議員からの御質問に対してお答えをさしていただきます。  この水に関しての議論は、うちの建設委員会は行いませんでした。以上です。    〔私語する者多し〕    〔「議長、十五番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 十五番、服部勝弘君。    〔私語する者多し〕    〔服部勝弘登壇〕 ◯十五番(服部勝弘君) 再質問を行います。  今、答弁ありましたように、残念ながらこの私どもの生活にかかわる飲料水に対する影響ということは、それぞれの所管では議論をされなかったというような答弁でありました。当然水、地下水に浸透するということで、伏流水を源水としております、水に影響することは考えられるわけであります。そういう点において一番生命にかかわる基本的な議論がなされなかったということは、残念かと思いますが、    〔私語する者あり〕 この点についてはそれぞれ委員長としてはどのようにお考えであるか、それぞれ産業、建設委員長に再度お尋ねをいたします。    〔私語する者多し〕 ◯議長(横山三男君) 産業委員長、十一番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 ◯十一番(堀田信夫君) お話をいろいろ承りまして、私が産業委員会の委員長としてこの席でお答えできる範囲としては非常に限られておると思うんですが、ただ一言申し上げるとするならば、大変興味深い御指摘だというふうに私は受けとめました。なお、もう一言発言を許していただけるならば、当産業委員会の所管を越える事柄ではないかというふうに思います。 ◯議長(横山三男君) 建設委員長、十三番、西田悦男君。    〔西田悦男君登壇〕 ◯十三番(西田悦男君) お答えします。  今再質問に対してお答えさしていただきますが、あの、先ほど申し上げましたとおり、議論はいたしませんでした。といって、私の言葉としては、先ほど産業委員長が申しましたとおりに、いろいろと吟味しなきゃならぬ点もあるかと思いますが、私はこの程度でお答えをさしていただきます。以上です。    〔「議長、十五番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 十五番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕 ◯十五番(服部勝弘君) それぞれ両委員長から御答弁いただきましたが、確かに水を守るという観点から見ますと、考えまするに、例えば企業委員会等にも付託する中で議論するべき問題ではなかったかと思います。そういう点を申し添えて私の委員長報告に対する質問を終わりたいと思います。以上。    〔私語する者あり〕 ◯議長(横山三男君) 二十三番、大西啓勝君。    〔大西啓勝君登壇〕 ◯二十三番(大西啓勝君) 建設委員長の報告を聞いておりまして、質問を三点にわたってしたいと思います。  まず、あの、建設委員長に対しましては、私も本会議場の代表質問で質問をする中で当局の答弁に満足できない、そういう立場から我が会派は建設委員を持っておりませんので、建設委員長に対してなおこういう点についてぜひお伺いいただけないかという要望を出し、建設委員長も快く引き受けていただきまして、それを質問をしていただきましたことには感謝をいたしています。しかし、報告書を聞く限りは、なお当局の答弁などで非常にわかりにくい、不十分な点がたくさんございますので、そういう点でお聞きしたいと思うんです。  一つは、いわゆるマウンドの問題であります。これにつきましては、私も質問の中で申しましたが、河口から十七キロメータの所で浅瀬、マウンドがあると、ここで塩水の遡上が阻止されていて、これを利用すればいろいろと河口ぜきをつくらなくっても方法があるんではないかということが、この日本自然保護協会の報告書にもございます。そうしたですね、点は、この中で述べられているわけでありますけれども、特にこの報告書は林鑑定書というのをですね、活用しながら、林鑑定書は既にここに床固めを施して、計画高水水量を安全に流せるというふうにですね、せきが、こういうマウンドがあってもなおかつ計画高水水量というのは流せるんだということを、こう出しているわけですね。これをたくさんの科学者が集まった保護協会の報告書も認めているわけなんです。それに対してですね、建設委員長の報告書の当局の答弁というのは、川幅を大幅にに拡幅しなければならないので、これは難しいし、そういう必要はないんだという答弁であったわけです。私は、続けて調査についてもですね、全く必要ないと、自分たちではやらないんだと、これは建設省の管轄なんだと、こういうことを言ってるわけですね。そうしますと、一体岐阜市当局のこの答弁というのは、どのような調査資料に基づいて必要ないと言われておるのか、私は、科学者がですね、いろいろとこうやって、根拠を示しておられながら、全く自分では調査する必要がないし、それでいて答弁は非常にはっきりしている。どういう資料に基づいてこの答弁が行われたのか、その辺についてどういう論議があったか、まずお聞かせいただきたいというふうに思うわけであります。  それから二番目には、しゅんせつの問題であります。これにつきましては、四百万立米を骨材等に使った、その土砂、それの売却代金あるいは土砂採取許可に付せられた諸条件について建設省へ資料要求をされた。そうしたら市当局は建設省へ要望するという返答があったという委員長報告であります。私は、本当はこれはその場で資料要求をして、開会中に事を決すべきではなかったかというふうにも思うわけでありますけれども、私、本当に資料を出すかどうかということを非常に疑問に思っているんです。これは、この自然保護協会が十九ページの中でも述べてますけれども、実はですね、この自然保護協会も再三にわたって資料要求をしているわけですね。しかし、ここにこう書いてます。「さらに期限後も再三にわたって口頭で要請した」と、初めはもちろん文書で出された。「その後再三にわたって口頭で要請したが、「検討する」旨の返答のみで、現在まで請求した資料、データの提供は得られていない。」こういってですね、建設省、水資源公団に対する抗議をしておられるわけですね。私は、そういうですね、てんまつがあるわけですから、果たして質問、こういう要望出して回答が得られるのかどうか、非常に疑問に思っておるわけであります。その点につきましてですね、まず、建設委員長、どういう見通しで、どういう論議であったのか、私は本当はその場でやっぱり提出を求めさしていくということが順当ではなかったかというふうにも思うわけですけれども、その辺お伺いしたいと思うんです。  それから、問題はですね、    〔私語する者あり〕 質問の自由はありますよ。何をごちゃごちゃ言っとる。(笑声)  それからですね、この骨材等に使ったですね、骨材等に使った中に塩分が含まれておるということをですね、言ってるわけですね。この骨材等に含まれた中に塩分が含まれておるということも、まあ討議の中で言われておるようでありますけれども、これは、私はですね、それがずうっとこの使われていったら、実際これ岐阜市の公共の事業なんかにも、セメントにまぜてですね、使われる可能性があるわけでありまして、これは大変なことで、その辺についてやっぱりこの明確な調査ということは、やっぱり岐阜市当局もやらないかぬのではないかというふうに私は思うわけなんですけれども、その辺についての心配、独自の調査、そういう点については当局はどういうふうに答えておったのか、二番目に質問をしたいというふうに思います。  それから三つ目なんですけれども、取水口並びにせきの開閉条件、操作基準等について質問をされたところ、鋭意検討中でありますと、こういうですね、答弁が返ってるわけですね。私は、これはですね、一体どう考えて建設をしようとしているのか、漁民の心配、あるいはですね、工業用水の取水口をどこにするかということについては、いろんな影響、環境に対する影響も含めてですね、大問題だと思うんです。これは問題があるから、なかなか要するに発表しないというふうに思うんですけれども、この点について、例えば委員長報告の中に河口ぜき建設賛成者の討論も、こういうふうに言ってるんですね、その理由として。下流の高須輪中において河口から二十五ないし三十キロメートルの地点に二つのかんがい用の取水口があり、合わせて九トンの水を確保していると。しゅんせつすれば塩水遡上により塩害発生は避けられないと、こういうことで、つまりですねえ、ここに河口ぜきつくるのは賛成だと言ってるんですよ。で、こういうときはですねえ、取水口についての心配をしてるわけでしょう。そしたらいまだに取水口についてですねえ、発表がないということについて、当然これは大問題ということでですねえ、建設省に対して明確なやっぱり私は答弁を求めるということは非常に重要だというふうに思うんですねえ。その辺について、どんな論議があったか、鋭意検討中であるということだけであったのかどうか、質問をしたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(横山三男君) 建設委員長、十三番、西田悦男君。    〔西田悦男君登壇〕 ◯十三番(西田悦男君) ただいま大西議員からの三点にわたっての質問でございますが、順次お答えをさしていただきます。  まず初めに、河口ぜきから約十七キロメートルの地点にあるマウンドについての問題でありますが、先ほど委員長報告の中でも申し上げましたとおり、当局よりは、当該のマウンドをその潜堰として利用するためには、川幅を拡張する等の大幅な見直しが必要であるとの説明が述べられたほか、委員の中からも、マウンドを残すと、その上流、下流においてしゅんせつを行ったとしても水位が下がらないため危険であるばかりか、流速を遅くするなどで、流下能力の低下につながる等々の意見が述べられたところでございます。市当局が独自の調査をすることに関しては、建設省の所管でもあるので、調査は行わないとの答弁がなされたのでありました。  それから二つ目は、平成元年度の以降に必要なしゅんせつの量、千五百万立方メートルの内容についての御質問でありますが、当局よりは建設省からの回答が文書により提出され、千五百万立方メートルのうち、せき建設等で九百五十万立方メートルをしゅんせつ、その内訳は、ブランケットに百万立方メートル、骨材等に二百五十万立方メートル、堤体補強等に二百五十万立方メートル、土地改良・公共用地造成等に三百五十万立方メートルであること、そしてまた、残る五百五十万立方メートルについては、骨材、公共用地造成等に利用していく予定であること、また、詳細については今後建設省に要望していくことが確認されたところでございます。  それから最後に、取水口及びせきの開閉条件についての御質問でありますが、せきの開閉については、二百トンの水が流下する場合せきを開くほか、細かい基準については検討中であるとの答弁がなされたにとどまるものでございます。  以上でございます。    〔「議長、二十三番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 二十三番、大西啓勝君。    〔大西啓勝君登壇〕 ◯二十三番(大西啓勝君) どうもありがとうございました。  私が聞いていたことについて十分でなかったというのか、まあ当局がそう言わなかったということだと思うんですけれども、もう一回だけ、これだけ言っていただきゃ結構なんですけれども、要するに建設省は、失礼しました、岐阜市当局はそのマウンドについてまあその必要ないということについては、何か資料を持って、どういう資料でもって説明されたのか、資料を示されたかどうかということだけちょっとお答えいただきたいというふうに思います。  それから、私これは要望にとどめますけれども、この建設省に資料要求をするということについては、私はなかなか出してこないんではないかと、実際にそう思うんですよ。で、そうした場合にはもちろん建設委員会は努力をされると思います。また、岐阜市当局も建設委員会の席上で述べたことですから、あいまいにされてはいけないというふうに思うんです。また及ばずながら私どももほんとにそういうですねえ、資料を的確に出すようにこれは建設委員会にも協力をして、全力を尽くさなければならないいうふうに思いますので、頑張っていただきたいというふうに思うわけであります。    〔私語する者あり〕  取水口につきましては、これはですねえ、実際にこういう細かいことはこれから検討だということで、実際都合の悪いことはなかなか発表しないというのが本音ではないかというふうに私は思いますので、引き続いてしかるべき場でこれは続けていかなきゃならぬというふうに思います。  以上、一点だけお答えください。 ◯議長(横山三男君) 建設委員長、十三番、西田悦男君。    〔西田悦男君登壇〕 ◯十三番(西田悦男君) 二回目の御質問に対しての答えをさしていただきます。  マウンドについての資料は、これは市当局の方はあったかわかりませんが、私は資料はいただいておらなかったというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(横山三男君) 以上をもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論の通告がありますので、順次これを許します。二十三番、大西啓勝君。    〔大西啓勝君登壇〕(拍手) ◯二十三番(大西啓勝君) それでは、日本共産党岐阜市会議員団を代表いたしまして、反対の討論を行いたいというふうに思います。  まず、第八十一号議案平成元年度岐阜市民病院事業会計決算認定について、第八十二号議案平成元年度岐阜市中央卸売市場事業会計決算認定について、第八三号議案平成元年度岐阜市水道事業会計決算認定について、第八十四号議案平成元年度岐阜市下水道事業会計決算認定について、第八十五号議案平成元年度岐阜市交通事業会計決算認定について討論を行います。以上についてはいずれも消費税を含むものであります。認定することができません。  消費税が国民の生活や営業にとっていかに深刻であるかは、また、国民の世論の多くがこの消費税の廃止を願っておられるかということは、後ほどの請願十二号のところでも述べますけれども、非常にはっきりしてきていると思うわけであります。平成元年度の先ほど申し上げました企業会計決算にあらわれている消費税の影響ということも深刻であります。で、合計いたしますと、この企業会計の点では仮受消費税額は合計二億三千百三十三万七千円、仮払消費税額は三億七千七百十一万四千円であります。で、企業会計全体に及ぼす実負担額というのは一億四千六百五十四万三千円になっています。市民はこうした消費税の影響額をもろに受けていることになるわけであります。どんなものが消費税として課税されているかということは御存じのとおりであります。例えば市民病院などでは医療相談の収益、これは人間ドックですね、こういうものにも消費税が課税されています。患者外の給食収益、こういうものにも課税されている。非常に細かいところまで消費税が入り込んでいるわけであります。中央市場の場合を見ますと、施設使用料、これは当然消費税が加味されているのは御存じのとおりであります。消費税導入に伴う税制改正で、岐阜市当局の平成元年度の影響というものは、歳入で七億八千万円が見込まれ、歳出では一般会計、企業会計を含めた影響額合計は九億六千四百二十二万七千円と、莫大な金額に上っているわけであります。こうした消費税、私どもの議場で審議しているこういう状況を見ても、やはり廃止するしか道はないというふうに思うわけです。そうした点で最近の全国の市議会の議長会の調査結果を見てまいりましても、昨年中に議決された意見書、決議の中で圧倒的に多いのがやっぱり消費税の廃止を求める意見書や決議であります。これは二百三十七件に上り圧倒的な数を占めているわけであります。私どもはやっぱりここにも消費税廃止を願う市民、国民の世論があらわれていると思うところであります。消費税というのは、どんな自治体でもすべて転嫁しているかというと、そうではありません。ことし四月一日の県当局の調査でも、普通会計は九十九自治体中六十五自治体、公営企業では九十八自治体中三十八自治体で、消費税を転嫁していません。昨年と比較してもこの数は大差がないわけでありまして、依然として消費税への県民の批判が強いということを示していると思うわけです。私どもは、こうした中で消費税は転嫁してしまったけれども、転嫁してから後でも勇気を持ってこれを撤廃しているというところもあるわけです。例えば、埼玉県ではことしの六月の県議会で知事から提案されました県公共料金への消費税転嫁廃止の条例、これを満場一致で可決して、消費税を転嫁しないという方向になっています。私どもは代表質問の中でも申し上げましたように、企業会計におけるこうした消費税転嫁を一日も早く廃止するよう要求するものであります。そして、この議案には反対をするものであります。  なお、第八十四号議案岐阜市下水道事業会計決算認定については、次の理由もあわせて述べたいと思います。  その第一は、委託費の問題であります。御存じのように、ある委託業者が昨年十二月に不当な業務放棄を行いました。決算の中にも歳入、損害賠償額が出されていますけれども、これは実損でしか見ておらないわけでありまして、こういう不当な業務放棄については損害賠償額も含めて要求するのが妥当だというふうに主張するものであります。また、歳出では、委託料の減額措置が出されています。私どもはこういう業者、指名停止に本来なるべきものだと考えるわけなんですけれども、本年度もこの業者は入札に加わっています。第二は、いつも申し上げますように、下水道事業は企業会計になじまないということであります。もともと下水道の完備は、都市整備事業の根幹をなすものであり、それを独立採算制の企業会計にすれば、当然住民への負担増となってはね返ったり、整備事業そのものの進展にすら影響が出てくるものであります。全国的にも下水道会計については、一般会計や特別会計方式をとっているところが多く、私どもはこれを見直すべきだというふうに主張するものであります。  次に、これは反対ではありませんが、一言提言をしておきたいと思うんですが、第六十六号議案の平成二年度岐阜市一般会計補正予算についてであります。こ中で柳ケ瀬の一丁目から三丁目につきましてアーケードの改修工事を行う、また同時にカラー舗装もやり直すという議案が含まれております。私どもも雨漏りがするように傷んでいるこのアーケード、これをですね、改修することは賛成であります。しかし、これには御存じのように地元の負担金、補助金がありますけれども、総工事費は約十億五千万円、国、県、市がそれぞれ一億二千万の補助金を出すわけであります。同時に残りの金額というのは大変大きな金額でありますけれども、地元の住民の皆さんが負担しなければなりません。それは政府の高度化資金を借りて返済をしていくということになるようでありますけれども、一メータ当たり二百万円の負担というふうに言われている、莫大なものであります。この状況の中で、実はその負担割合をめぐって柳ケ瀬の地元の商店街の皆さんの中に今でも反対表明がされているやに聞くわけであります。しかも、この進め方については相当強引ではなかったかという批判が広範な範囲で出ているわけであります。私どもは、こうした点で果たして予算が執行できるのかどうかという危惧も持つものでありますれども、大変柳ケ瀬の商店街にとっては意味の深いアーケードやカラー舗装のやり直しではありますけれども、こういう問題については地元住民への十分なる話し合い、その上に立っての提案を望むものでありまして、今後岐阜市当局のこの点での配慮を望むものであります。同時に、なかなかこういう多額な金額が払い切れないという人々のためにも、配慮をもあわせ要望するものであります。  続きまして、請願七号の一と七号の二について、これは長良川河口堰建設の中止決議を求める請願についてであります。  委員長報告は不採択でありました。私どもは採択を断固として主張するものであります。私も、この場から共産党の市会議員団を代表して十三日に代表質問をやりました。あれからでもいろんな変化が起こっています。まず、十八日であります。北川環境庁長官が閣議の後、日本自然保護協会から工事中止を求めた文書も出ており、環境庁としても緻密に調査しないといけない。閣議で決定したというけれども、その後の年月の流れの中で状況が変わってきたのは否めない。こういうですね、見直しを求める発言が環境庁長官から出されました。また、同じく十八日には、岐阜大学や三重大学、日本大学の地質、地震学の学者の皆さん七名で構成されました長島調査団がその調査結果を発表されました。この中では、高潮や地震で大変大きな災害が起こるということを、伊勢湾台風時の教訓を見ながら警告を発する提案を行って、三重県知事などに提言をしたわけであります。十九日、二十日は台風十九号がこの岐阜市に来ました。私は、先ほどのような報告もあったと思いますけれども、この問題の中で特に私、大変注目しなければならない問題は、出水が非常に早かったということだと思うんです。長良川の遊船五十六そうがあっという間に流されてしまったというふうに、想像がつかないような早い出水があったということであります。これはまさに今山の森林の保水力がなくなってきている、だから、大雨が降れば山に蓄える力がなくって一気に長良川に水が押し寄せる、こういうあらわれではないでしょうか。私は十三日以後、今日までのこの顕著なあらわれについて、この長良川河口ぜきの建設中止を求める、やはりそれを根拠づける出来事ではなかったかいうふうに思うわけであります。  さて、利水を目的として出発したこの長良川河口ぜき、治水対策にとってまさに有害だという観点がこの本会議や委員会でも展開されました。せきの洪水時、高潮時、地震時の危険性について指摘がございました。この中で市長は、終始毎秒七千五百立米の計画高水流量が必要なので、大幅なしゅんせつをしてもらわなければならない、そのため塩水が遡上し、塩害を起こすんだから河口ぜきをつくるのもやむを得ないと、こういう答弁でありました。しかし、不思議なことに一貫してせきの危険性については言及されませんでした。岐阜市にとっては早く水が流れればいい、そういう観点に終始されたと思うんです。しかし、なぜせきの危険性について言及されなかった。私は逆に言うと、ここにせきの危険性が市長にすら明確になっていて、これに言及できなかったというふうに思うわけであります。ただ、土木部長は質問者に答えて、せき柱は流水の阻害とはならないというふうに答えられました。私はこれは大変な答弁だというふうに思うんです。どこにどういう根拠があるのか。私、最近いただいた、昭和四十一年三月の建設省の中部地方連絡局の発表をした、長良川河口堰調査報告書、これは部外秘だということだそうですけれども、ここでですねえ、せき柱による水位上昇を消すためのしゅんせつとして、〇・六キロメートルから七・〇キロメートルの間において、約二百二十万立米のしゅんせつを行う必要があると、こう建設省自身が記しています。つまり、せき柱をつくれば水位が上がるんだということをですねえ、そのために水位が上がるんだから、しゅんせつをやらなきゃならぬのだということをですねえ、ここでは二百二十万立米と言ってますけれども、そういうことをみずから認めてるわけですねえ。せき柱をつくって何の影響もないんだということは、私はまさにこれは詭弁だと思うんです。  それから、委員会等の論議を通じて非常に明確になってきたのは、実際に建設省は予定どおりしゅんせつを行うのかどうか、これはほんとに定かではないと思うんです。まず初めに長良川河口ぜきありき、こっから出発しているのではないでしょうか。私はこうした論議を通じても、この治水にとって有害であるという認識をますます深めたものであります。同時に、利水目的のこの河口ぜきが、大手土木業者と自民党政治との癒着から強行されているということは、土木業者からの政治献金の面から見ても明らかだというふうに思います。また、自然保護については言をまちません。農林部長はその答弁の中で、長良川に生息する魚六十種、全般の調査はない、適正密度については推測のみという答弁をいたしています。日本自然保護協会の中間報告でも、アユ以外の魚類の調査は、ウナギ、ボラ、スズキなどが若干検討されたのみ、その他の魚類については皆無に近いと報告しています。こういう自然環境へ与える影響が甚大であるということ、それに的確に答弁ができなかったということも、これまたこの議会で明確になってきたと思うわけであります。水資源開発公団は、これまで利根川、筑後川などで河口ぜきの建設運用の経験があります。長良川においても同様、環境影響評価は水資源に関するものに限られ、自然環境などの問題に関しては調査されていません。利根川では事前評価はほとんど影響ない、まあこういう評価がせきをつくる前にはされていたんです。ところが、河口ぜきが運用された後、シジミの大量死が繰り返されました。そして、漁民の大きな運動の中で名目的には漁業補償ということはできないので、他の名目でお金を出すというふうなことをやったわけであります。で、こうした教訓がなぜ河口ぜきを施工してきた水資源開発公団から、なぜ明確に発表をされ、この長良川河口ぜきの問題として論議されないのでしょうか。ここにも私どもは今日の建設省や水資源開発公団の住民に真実を知らせないという姿勢を見る思いであります。また、岐阜の市当局がそういう資料のみに頼って答弁されているということもまことに遺憾であります。  私どもはこうした趣旨に基づきまして、速やかにこの請願を採択しいただくよう、委員長報告に反対をするものであります。  さて、請願第十二号であります。消費税の即時廃止を求める請願であります。委員長報告はこれまた不採択でありました。私どもは消費税を廃止すべきという、採択を主張をするものであります。  ことし五月末から一週間、日本リサーチ総合研究所、これは経済企画庁の外郭団体でありますけれども、アンケート調査を行いました。このアンケート調査の結果は、廃止を求める意見が四七・一%で、二月よりも、まあここは四カ月ごとにこう調査をしているわけでありますけれども、二月から一・六%もふえてきています。見直しを含めた存続の意見は四一%であります。しかし、現状のまま続けるというのは、たった五・六%にすぎません。で、こういうふうに廃止を要求する人々がふえてきているということについて、調査をした同研究所は、自民党の見直し案への失望のあらわれというふうに見ております。また、今の税制が不公平を拡大させていると見る人は、過半数にもこのアンケートで達しています。皆さん、私どもはこれほど不公平な税制はないと思うんです。消費税と引きかえに実施された減税は、トヨタ自動車や野村證券など、巨大企業の法人税減税が上位五十社だけでも三千四百億円に上っています。全国わずか五万四千人の高額所得者の減税額は四千億円以上に上っています。そして、大企業、大金持ちの減税は合計すると二兆五千億円という大変な金額になっているわけであります。こんな不公平な税制はないではありませんか。消費税廃止後の財源、これについていろいろ言われます。しかし、こうした不当な減税の中止や多国籍企業への課税の適正化など、我が党は具体的にその財源案も示しています。中東情勢を理由とした物価高騰の折から消費税を廃止させることはますます急務であります。ことしに入りまして、私ども日本共産党は、大衆的政治組織、消費税をなくす全国の会を発足しまして、引き続いて自治体ごとにこういうものが次々と生まれてきています。何としても消費税を廃止させなければならないと決意をしている次第であります。こうした理由から委員長報告に反対し、この消費税廃止を求める請願を採択していただきますよう、最後にお願いを申し上げまして、反対討論を終わります。(拍手) ◯議長(横山三男君) 二十九番、近藤武男君。    〔近藤武男君登壇〕(拍手) ◯二十九番(近藤武男君) 市政自由民主党議員団を代表いたしまして、請願第七号の一及び二長良川河口堰建設の中止決議を求める請願について、建設、産業両委員長報告は不採択であります。これに賛成の立場から討論を行います。  長良川河口ぜきは、治水と利水を目的とした多目的ぜきで現在建設が行われておるものであります。長良川は、昭和三十四年の伊勢湾台風を初め、昭和三十五年、昭和三十六年の昭和三大洪水が、当時の長良川の計画高水流量であった毎秒四千五百立米を大幅に上回ったことから、昭和三十八年、これらの洪水を安全に流すためにピーク流量を毎秒八千立米として、河道での計画高水流量を毎秒七千五百立米とする計画がなされたところであります。しかし、この計画でも九十年に一回の洪水に対する計画であり、現在の全国の主要河川の計画目標が百五十年から二百年の洪水に対処できる計画となっているのに比して大幅に下回っているのであります。現在の長良川の河積は、この計画に対してさえも七割程度の河積のものであると聞きますと、岐阜市の治水の安全度の向上を図る上にも、長良川の早期改修の必要性を痛感するのであります。そこで、本計画では毎秒七千五百立米を流すための河積拡大を実現性の最も高い方法として、河床の大規模しゅんせつを行い河積拡大を図るとしたもので、天井川である長良川の水位を下げて内水排除を少しでも可能にしようとするものであります。大規模なしゅんせつを行いますと、現在十五キロメートル付近のマウンドでとまっている塩水が三十キロ付近まで遡上すると専門家によって予測されており、これを防ぐための河口ぜきが必要になるというのであります。  岐阜市にとりまして、河口ぜきは今日まで重要事項として討論が続けられてきたところであります。岐阜市は洪水による災害を幾度となく繰り返されてきましたし、その都度苦い思いを経験してきました。また、本議会中の九月十九日県下を直撃した台風十九号による出水は記憶に生々しいのであります。この台風による岐阜市の洪水による浸水の被害は、特に市内の支派川の伊自良川、板屋川、荒田川、境川流域に発生したのであります。これらの河川の排水はすべて長良川本川の水位上昇の影響を受け、内水排除ができなかったことが原因であります。長良川は、全国でもまれに見る天井川で洪水の下に住む大多数の岐阜市民にとって、長良川本川改修による水位低下と治水の安全度の向上は悲願なのであります。大規模しゅんせつ等の事業完成後には、境川合流点では約九十センチ、荒田・論田川合流点付近では約五十センチの水位低下になるといわれ、これは現行の伊自良川の旧堤撤去や合渡地区における引き堤事業の推進や、また市内支派川の排水機の効率アップにもつながり、さらに排水機の新増設も可能にし、岐阜市域の中小河川整備によって市域全域の内水排除を一層早めることができることからも、長良川の水位を低下させる一体の事業として河口ぜき建設は本市にとって治水事業の重要な一歩であると確信するのであります。  また、河口ぜき建設による自然環境への影響につきましては、仔魚の降下は人工河川が計画されており、魚道についても学識経験者、国際魚道会議等により世界で初めての魚道で極力影響を少なくするよう計画されております。また、ブランケット工により、ヨシ原がなくなり自然体系に影響が及ぶという心配でありますが、これも洪水の流下に支障のない範囲で可能な限り自然を残す配慮がなされると聞いております。したがいまして、建設省、水資源公団において、河川環境検討委員会、環境委員会の設置が進められているところでもあり、この機関での調査内容は、長良川の河川環境を保全するための植生、魚類等の生息環境に配慮するため河口ぜき工事中及び完成後にも引き続いてこの調査がなされるというものであります。  塩害につきましては、しゅんせつすれば海水が遡上し、既存の河川水の取水施設が塩害のため取水できなくなるほか、堤内地の地下水、さらに土壌が塩分で汚染されると考えられるのであります。地下水で代替用水を考えたとしても、今でさえ地盤沈下等の取水障害があってそれは不可能であり、この土壌を除塩するともなれば、さらに大量の水が必要となるのであります。  また、利水につきましては、生活用水一つを考えてみましても、以前は一日一人当たり二百五十リットル程度であったものが、未来は五百リットルから七百リットルが必要になってくるといわれているほどであります。将来の中部圏の発展のための水資源開発には長期的な視野から対策を立てる必要があります。人類にとって自然と調和をとりながら自然と共存して、未来へつなぐ英知が不可欠のものであることは言うまでもないことであります。このような観点からも、この事業は妥当なものであると思うのあります。  以上のことから、河口ぜき建設に反対される方々の請願は不採択とすべきものと考えます。よろしく御理解を賜りながら、討論を終わります。(拍手) ◯議長(横山三男君) 二十四番、矢島清久君。    〔矢島清久君登壇〕(拍手) ◯二十四番(矢島清久君) 公明党を代表して討論をさせていただきます。
     ただいまの委員長報告で、長良川河口堰建設の中止決議を求める請願は、委員会で不採択であるとの報告でありました。まことに残念な結果であります。  古来より、美濃一帯は長良川を中心として大変水に悩まされ、水との闘いの連続と言っても過言ではありません。近くには十四年前の九・一二災害、あのときは岐阜市及び沿川住民一同は水におびえ、その怖さを体の心幹から覚えたのであり、二度とあのような水害が起こってもらいたくない、遭遇したくないと、かたく思ったのは私一人ではないと確信するものであります。いかに経済が発展し、富を得、幸福な生活を営み得たとしても、また、どのような地位を得ようとも、我が子、兄弟、家族を万が一亡くすならば、その悲しみは何よりも比較し様子のないものであります。すべての幸せを奪ってしまう、まさに人命、財産を奪おうとしたあの九・一二水害、あのときに水災害を、市民は、流域住民は決して忘れてはおりません。時の市長、知事も市民と同じ思いに至ったのは相違ないと思うのであります。しかしながら時は流れ、十四年前の水災害を風化したかのような錯覚に落ち、河口ぜきの建設が開始されました。まことに憂うる行政の行為であります。もし、ここで河口ぜきを認め、完成し、ゲートをおろして稼働し始め、後世に河口ぜきで水災害が起きたならば、私たちはわびてもわび切れない責任を負わねばならないのであります。そうした中で、市民より短期間に九万三千有余の方々が願いを込めて、河口堰建設中止を求める決議の請願が議会に提出されたところであります。しかるに、河口ぜき建設中止を求める切なる声を無視して不採択であります。皆さんこれで本当によいのでしょうか。せきをつくって川は本当に安全になるのでしょうか。皆さん、川は生きております。世の自然形態と人間の身体とは同じ原理原則であります。私たちの身体の一部をカットし、せきとめて、より強靱な身体になるとお考えなのでしょうか。治水には自然体系の中でそれぞれの重要箇所を補強する、これが最善の方策であると私は信じてやまないものであります。    〔私語する者あり〕 ゆえに、断じて河口ぜきは建設してはならないと訴えるものであります。ここに九万三千有余の請願者とともに、河口堰建設中止を求める請願を即採択すべしの立場から、不採択には反対するものであります。以上。(拍手) ◯議長(横山三男君) 三十七番、中村好一君。    〔中村好一君登壇〕(拍手) ◯三十七番(中村好一君) 私は、日本社会党市議団を代表いたしまして反対討論を行います。  請願第七号の一及び二は、委員長報告によれば不採択という報告でありますが、請願不採択に対する反対をする立場から討論を行いたいと思います。  長良川河口ぜきは、高度成長時代に計画が告示されたが、その後産業構造の変化による水需要の大幅減少している現況の中で、昭和六十三年七月の着工をされたのであります。市長は、支派川の流量を内水面排水をいっときも早く下流へ流すため、そのため、下流において被害を起こさないためにしゅんせつをして、河床を切り下げ、治水効果を高めるのだと言われております。そうした河床を切り下げると塩水が遡上し、塩害が起こるので、せきをつくって塩水をとめる、市長は塩害を防止するという任務を受け持つせきが必要であると力説をされておるのであります。最下流におけるせき本体は、構造物の建設による洪水の危険を増大するのではないか、また、台風時には高潮や地震による被害の増大も懸念されるところであります。せき本体の構造が洪水時には全開すればその危険はないと言い切っておられるが、本当によいのかどうかということであります。請願に対する市長初め、関係部長の答弁は建設省の一方的な資料によって答弁がなされており、到底納得のいくものではありません。請願者九万三千人にも及ぶ住民の声を、公表されていない資料での判断ではなく、答弁に使われたすべての資料を公表し、また、学者グループの声も参考にし、正しい判断をすべきであり、疑問の解明をなされぬまま工事の続行をすべきでなく、即時工事を中止し、利水に必要なせきであるかどうかを判断すべきであり、地方自治体として国の言うがままに工事を進めるのは、住民の生命、財産を守る義務を負う立場にある地方自治体に対し、正しい判断を求めるものであります。本請願は河口ぜき建設の中止を求めているものであります。私どもは即時採択されるべきであり、不採択に反対をし、直ちに採択されることを皆さん方に強く訴え、反対討論を終わりたいと思います。(拍手) ◯議長(横山三男君) 二十七番、松尾孝和君。(拍手)    〔松尾孝和君登壇〕 ◯二十七番(松尾孝和君) 請願第七号の一及び二の不採択に反対し、即時採択すべきものとの立場から、委員長報告に反対の討論を行います。  長良川河口ぜき建設に反対する運動ぐらい、長期にわたり広範な各階層の人々を巻き込んだ運動はかつてなく、歴史的な運動であります。それは塩害のうそ、治水のうそなど、うそ掛けるうその複合体の上に構築された虚構であることを大多数の人々が見抜いているからであります。これを力で押し切ることは、その昔から有名なガリレオが宗教裁判の席上叫んだ、「それでも地球は動く」の言葉のとおり、長良川を未来永劫にわたって殺すことになるガンであり、流域住民、とりわけせき上下流の人々に多大の災害をもたらす事実は厳然として残るでありましょう。  私はこの意味において、本請願は即時採択さるべきものであると主張いたします。皆さんの御賛同をお願いし、不採択に反対をいたします。以上。 ◯議長(横山三男君) 十五番、服部勝弘君。    〔私語する者あり〕    〔服部勝弘君登壇〕 ◯十五番(服部勝弘君) 私は、第六十六号議案について討論を行います。  平成二年度岐阜市一般会計補正予算の中で、歳出中、生活環境施設建設費に、委託料として五千九百二十万円が計上されていますが、これはいわゆる老洞焼却場の拡張計画に関連したものであります。御承知のように、この拡張計画については、地域関係住民の皆さん一万八百四十余名の署名をもって、岐阜市に対し反対の陳情が提出されております。その後の経過を見てみますと、市は必ずしも関係住民の皆さんと十分な話し合いをされておりません。この際、将来に禍根を残さないためにも、地域住民の皆さんとひざを交え、胸襟を開いて話し合いをされることが大切であるかと思います。かかる状況において拡張計画を強行し、推進することは、反対住民の皆さんの心情を踏みにじることになりかねません。いましばらく時間をかけて地域住民の皆さんと話し合いをし、住民合意のもとに計画を立てられるべきだと思います。よって、私は本議案を即時に議決することは好ましくないという観点から、この議案について賛否を保留いたします。したがって、本議案の採決には議場を退場したいと思いますので、その意思を申し述べ討論といたします。    〔私語する者あり〕 ◯議長(横山三男君) 以上をもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  まず、第八十一号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、認定であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(横山三男君) 起立多数であります。よって、第八十一号議案については常任委員報告のとおり決しました。  次に、第八十二号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、認定であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(横山三男君) 起立多数であります。よって、第八十二号議案については常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第八十三号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、認定であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(横山三男君) 起立多数であります。よって、第八十三号議案については常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第八十四号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、認定であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(横山三男君) 起立多数であります。よって、第八十四号議案については常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第八十五号議案を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、認定であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(横山三男君) 起立多数であります。よって、第八十五号議案については常任委員長報告のとおり決しました。  次に、第六十六号議案から第八十号議案まで、以上十五件を一括して採決いたします。これら十五件に関する常任委員長報告は、いずれも原案のとおり可決であります。  お諮りいたします。これら十件についてはいずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、これら十五件についてはいずれも常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第七号の一を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、不採択であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(横山三男君) 起立多数であります。よって、請願第七号の一については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第七号の二を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、不採択であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(横山三男君) 起立多数であります。よって請願第七号の二については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第十二号を、分離して起立によって採決いたします。本件に関する常任委員長報告は、不採択であります。  お諮りいたします。本件については、これを常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ◯議長(横山三男君) 起立多数であります。よって、請願第十二号については、常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第八号を採決いたします。  本件に関する常任委員長報告は、継続審査であります。  お諮りいたします。本件については常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、本件については常任委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第九号、請願第十号及び請願第十一号、以上三件を一括して採決いたします。これら三件に関する常任委員長報告は、いずれも採択であります。  お諮りいたします。これに三件については、いずれも常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、これら三件についてはいずれも常任委員長報告のとおり決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二十九 第八十六号議案 ◯議長(横山三男君) 日程第二十九、第八十六号議案を議題といたします。            ────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ──────────────── ◯議長(横山三男君) 提出者の説明を求めます。市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) ただいま上程になりました議案につきまして、御説明をいたします。  本議案は、人権擁護委員候補者の推薦同意についてでありまして、今回定員が二名増員になりましたので、片桐多恵子さんと林 学玄さんを人権擁護委員候補者に推薦いたしたいと存じます。  よろしく御賛同のほどお願い申し上げます。    〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 十五番、服部勝弘君。    〔服部勝弘君登壇〕 ◯十五番(服部勝弘君) 私は、六十六号議案については、先ほど討論で申しましたように発言通告をして、自分の態度を表明しました。それ以外の議案については賛成をしておったわけですが、一緒に処理されましたことについては非常に遺憾に思います。その点だけ表明をいたしておきたい。    〔私語する者あり〕 ◯議長(横山三男君) これより質疑を行います。  本件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 質疑はなしと認めます。  お諮りいたします。本件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、常任委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  本件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  第八十六号を採決いたします。  まず、片桐多恵子君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、片桐多恵子君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。  次に、林 学玄君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、これに同意するに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、林 学玄君を人権擁護委員候補者に推薦するについては、同意と決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━    〔議員提出議案件名一覧(日程追加分)配付〕 一 日程追加(市議第八号議案から市議第十六号議案まで) ◯議長(横山三男君) 堀田信夫君から成規の手続をもって、市議第八号議案米の輸入自由化並びに市場開放阻止に関する意見書が、また、林 貞夫君から同じく成規の手続をもって市議第九号議案岐阜養護学校の改善に関する意見書及び市議第十号議案義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書が、また、近藤武男君から同じく成規の手続をもって市議第十一号議案農業基本政策の強化に関する意見書、市議第十二号議案子どもの権利条約の批准を求める意見書、市議第十三号議案石油製品等の便乗値上げ防止に関する意見書及び市議第十五号議案    〔私語する者あり〕 国庫補助負担率の復元に関する意見書が、また、近藤武男君外四人から同じく成規の手続をもって市議第十四号議案公共投資基本計画の具体化に関する意見書及び市議第十六号議案森林・林業振興に関する意見書が、それぞれ提出されております。  お諮りいたします。これら九件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、これら九件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。            ────────────────────────── 一 市議第八号議案から市議第十六号議案まで ◯議長(横山三男君) 市議第八号議案から市議第十六号議案まで、以上九件を一括して議題といたします。  職員をして議案を朗読いたさせます。              〔職   員   朗   読〕            ────────────────────────── 市議第八号議案    米の輸入自由化並びに市場開放阻止に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月二十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  堀   田   信   夫                          賛成者  岐阜市議会議員  田   中   信   生                          同    同        高   橋       実                          同    同        矢   島   清   久                          同    同        船   戸       清                          同    同        松   尾   孝   和                          同    同        山   田       大                          同    同        高   瀬   春   雄            ──────────────────────────        米の輸入自由化並びに市場開放阻止に関する意見書  政府は、ガット農業交渉において、従来の姿勢から一歩も後退することなく、米の完全自給方針を堅持するとともに、我が国農業・農村が国民経済社会に果たす役割と機能を明確に位置づけ、稲作農家が意欲を持って営農に取り組むことができる水田農業の将来展望を確立して、米の輸入自由化並びに市場開放を阻止されたい。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                        岐  阜  市  議  会  関係行政庁 宛            ────────────────────────── 市議第九号議案    岐阜養護学校の改善に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月二十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  林       貞   夫                          賛成者  岐阜市議会議員  小   島   武   夫                          同    同        小   林       洋                          同    同        早   川   竜   雄                          同    同        伊   藤       博                          同    同        大   西   啓   勝                          同    同        大   野   栄   吉                          同    同        林       春   雄       岐阜養護学校の改善に関する意見書  かつて岐阜県は教育日本一を標榜してきたところであるが、岐阜県の特殊学校費(一人当たり)は統計によると必ずしも十分とは言えない。  障害を持つ児童生徒がその障害に見合った豊かな環境で行き届いた教育が受けられるよう、次のことを要望するものである。                  記 一 岐阜養護学校の教職員定数を、標準法まで引き上げられ、配置されたい。 一 岐阜養護学校高等部に、重複障害児学級の設置を認可されたい。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                        岐  阜  市  議  会  岐 阜 県 知 事   宛  岐阜県教育委員会委員長            ────────────────────────── 市議第十号議案    義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月二十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  林       貞   夫                          賛成者  岐阜市議会議員  小   島   武   夫                          同    同        小   林       洋                          同    同        早   川   竜   雄                          同    同        伊   藤       博                          同    同        大   西   啓   勝                          同    同        大   野   栄   吉                          同    同        林       春   雄            ──────────────────────────      義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書  政府は、昭和六十年度予算編成以来、再三の義務教育費国庫負担制度の見直しを進める中、公立義務教育諸学校の事務職員及び栄養職員の人件費に係る国庫負担の廃止を検討している。  しかるに、教育現場における学校事務職員及び栄養職員の果たす役割は極めて多大なものがあり、かかる制度の廃止は、学校教育と地方財政に重大な影響をもたらすものと懸念される。  よって、政府におかれては公立義務教育諸学校の事務職員及び栄養職員の職責を理解され、当該制度の維持存続を図られたい。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                        岐  阜  市  議  会  関係行政庁 宛            ────────────────────────── 市議第十一号議案    農業基本政策の強化に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月二十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  近   藤   武   男                          賛成者  岐阜市議会議員  大   前   恭   一                          同    同        中   村   武   彦                          同    同        山   田       大                          同    同        四  ッ  橋  正  一                          同    同        伊   藤   利   明                          同    同        早   川   竜   雄                          同    同        大   西   啓   勝                          同    同        所       一   好            ──────────────────────────       農業基本政策の強化に関する意見書  我が国の農業は、主要農産物の需給不均衡の拡大や、牛肉、かんきつ類等の農産物の市場開放に加え、現在、ガットのウルグアイ・ラウンドの場において、米の市場開放を求める動きも強まるなど、極めて厳しい環境にある。  よって、農業の健全な発展を図るため、米の輸入自由化は今後とも絶対に行わないこととするとともに、食糧管理制度の根幹を堅持しつつ、穀物自給率の向上を図り、農業従事者が安心して営農でき、農業の将来展望が開けるよう特段の措置を講ぜられるよう要望する。
     また、水田農業確立後期対策の推進に当たっては、農業基盤整備事業にかかる農家負担の軽減を図るための諸対策を拡充強化するとともに、転作等目標面積については後期対策の期間中は固定し、拡大されないよう強く要望する。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                        岐  阜  市  議  会  関係行政庁 宛            ────────────────────────── 市議第十二号議案    子どもの権利条約の批准を求める意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月二十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  近   藤   武   男                          賛成者  岐阜市議会議員  大   前   恭   一                          同    同        中   村   武   彦                          同    同        山   田       大                          同    同        四  ッ  橋  正  一                          同    同        伊   藤   利   明                          同    同        早   川   竜   雄                          同    同        大   西   啓   勝                          同    同        所       一   好            ──────────────────────────       子どもの権利条約の批准を求める意見書  昨年十一月、国連総会において、子どもの権利条約が採択され、既に二十カ国を超える国が批准している。  一九二四年、児童の権利に関するジュネーブ宣言が子どもを保護、救済の対象としてとどまっていたのに対して、一九五九年の児童の権利宣言は、子どもを権利の主体してとらえるところまで進歩を見たのである。  さらに発展させ、児童の権利宣言三十周年、国際児童年十周年を期し、子どもの権利条約を採択したのである。  我が国においても、早急に子どもの権利条約を批准されるよう強く要望するものである。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                        岐  阜  市  議  会  関係行政庁 宛            ────────────────────────── 市議第十三号議案    石油製品等の便乗値上げ防止に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月二十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  近   藤   武   男                          賛成者  岐阜市議会議員  大   前   恭   一                          同    同        中   村   武   彦                          同    同        山   田       大                          同    同        四  ッ  橋  正  一                          同    同        伊   藤   利   明                          同    同        早   川   竜   雄                          同    同        大   西   啓   勝                          同    同        所       一   好            ──────────────────────────       石油製品等の便乗値上げ防止に関する意見書  イラクのクウエート侵攻による石油価格の急騰を受けて一部の石油元売り会社は石油製品の卸価格を引き上げる方針を明らかにした。また、石油製品並びに関連物資を中心に値上げが目立ち、消費者の間では物価の先行きへの不安が高まっている。  円高・原油安による差益はなかなか消費者に還元されないのに対して、円安や原油高で生ずる差損のツケは他のコスト上昇と抱き合わせた形で消費者に回される危険性がある。  よって、政府においては一九七三年の第一次石油ショックの轍を踏むことのないよう、消費者への適切な情報の公開、公共料金の値上げ抑制を初め、物価監視体制の強化など厳正な物価対策を強力に推進するよう強く要望する。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                        岐  阜  市  議  会  関係行政庁 宛            ────────────────────────── 市議第十四号議案    公共投資基本計画の具体化に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月二十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  近   藤   武   男                          同    同        武   藤   房   数                          同    同        西   田   悦   男                          同    同        田   中   成   佳                          同    同        松   尾   孝   和                          賛成者  岐阜市議会議員  中   村   武   彦                          同    同        大   前   恭   一                          同    同        早   川   竜   雄                          同    同        所       一   好            ──────────────────────────        公共投資基本計画の具体化に関する意見書  日米構造協議に基づき社会資本の整備を推進するため、今後十数年間の公共投資総額を四百三十兆円とする基本計画が決定されたが、その具体化に当たっては、均衡のとれた国土形成の促進と、明るい活力ある福祉社会の構築という観点から、自治体主導の地域づくりを基本とし、次の措置を講ぜられるよう強く要請する。                  記 一 公共事業については、今後における社会資本整備の必要性を踏まえ見直しを行うとともに、各種事業の地方への  重点配分を行うこと。また、公共事業の地方負担にかかる所要財源の確保について万全の措置を講ずること。 二 生活・福祉関連施設を中心とする諸施設の整備状況に配慮し、十分な事業量を確保するとともに、地方単独事業  にかかる所要財源を確保すること。 三 地価の抑制など、総合的、抜本的土地対策を推進すること。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                        岐  阜  市  議  会  関係行政庁 宛            ────────────────────────── 市議第十五号議案    国庫補助負担率の復元に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  近   藤   武   男                          賛成者  岐阜市議会議員  大   前   恭   一                          同    同        中   村   武   彦                          同    同        山   田       大                          同    同        四  ッ  橋  正  一                          同    同        伊   藤   利   明                          同    同        早   川   竜   雄                          同    同        大   西   啓   勝                          同    同        所       一   好            ──────────────────────────        国庫補助担率の復元に関する意見書  投資的経費にかかる国庫補助負担率の暫定引き下げについては、国の財政上の都合により、昭和六十年度以来六年間にわたり暫定措置が継続され、地方公共団体の財政運営に多大の影響を与えてきた。  このように国の財政再建に地方が協力した結果、平成二年度予算では赤字国債発行ゼロとなり、国は特例公債依存体質から脱却することができた。また、「国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律」等に基づく暫定措置が平成二年度をもって期限切れとなる。  よって、国と地方の財政秩序を回復し、信頼関係をもとに地方が中心となり生活関連施設や福祉施設などの整備を促進するとともに、平成二年度以降の投資的経費に国庫補助負担率については、昭和五十九年度以前の水準に復元するとともに、今後安易な地方への負担転嫁を行わないことを強く要望する。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日
                                           岐  阜  市  議  会  関係行政庁 宛            ────────────────────────── 市議第十六号議案    森林・林業振興に関する意見書  標記について別紙のとおり決議するものとする。   平成二年九月二十六日提出                          提出者  岐阜市議会議員  近   藤   武   男                          同    同        武   藤   房   数                          同    同        西   田   悦   男                          同    同        田   中   成   佳                          同    同        松   尾   孝   和                          賛成者  岐阜市議会議員  中   村   武   彦                          同    同        大   前   恭   一                          同    同        早   川   竜   雄                          同    同        所       一   好            ──────────────────────────       森林・林業振興に関する意見書  我が国林業をめぐる内外の厳しい環境に対処するため、林業経営の活性化、木材需要の拡大、労働力の確保、山村の振興等の諸施策を総合的・計画的に推進し、林業の着実な発展を図り、あわせて自然環境の保全など、森林の持つ公益的機能を発揮させることが肝要である。  よって、国においては、造林事業・林道網整備事業費の確保、森林の多面的機能発揮のための間伐の促進等、生産対策を計画的かつ積極的に推進するとともに、山村活性化のための林業構造改善事業の促進、国産材の流通整備と木材産業の体質強化、林業後継者の育成確保、国民のための森林の総合利用等、森林・林業振興対策を充実強化されるよう要望する。  右 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                                        岐  阜  市  議  会  関係行政庁 宛            ────────────────────────── ◯議長(横山三男君) お諮りいたします。これら九件に関する趣旨弁明は、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、これら九件に関する趣旨弁明は、これを省略することに決しました。  これより質疑を行います。  これら九件について質疑を許します。質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 質疑はなしと認めます。  お諮りいたします。これら九件については、常任委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、これら九件については、常任委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  これら九件について討論を許します。討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 討論はなしと認めます。  これより採決を行います。  市議第八号議案から市議第十六号議案まで、以上九件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。これら九件については、原案のとおり決するに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、これら九件については、原案のとおり決しました。  なお、可決されました意見書の取り扱いについては、これを議長に一任願いたいたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(横山三男君) 御異議なしと認めます。よって、そのように取り計らいます。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 閉 議 閉 会 ◯議長(横山三男君) 以上をもって今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。よって、本日の会議はこれをもって閉じ、平成二年第四回岐阜市議会定例会を閉会いたします。  午後三時三十四分 閉  会    〔閉会後、市長及び議長から次のようなあいさつがあった。〕 ◯市長(蒔田 浩君) 一言あいさつを申し上げます。  今期定例会に提案をいたしました諸議案につきましては、議員各位に終止極めて御熱心に御審議をいただきまして、本日それぞれ適切なる御決定をいただきました。まことにありがたく、厚くお礼を申し上げるところであります。  去る、第十九号台風は本市を直撃したわけでありますが、幸い大被害をこうむることがなかったということでございましたが、ただし、本市の一大観光資源でありますところの鵜飼観覧船が非常に多く流出をいたしたこと、大洪水とはいいながらまことに残念でございます。申しわけないと思っておるところであります。ただいま鋭意復旧に努力をし、そして全力を挙げて鵜飼観覧事業は経営いたしておるところでございますけれども、来年度開始に向けて船の修復は当然でございますが、鵜飼観覧事業全般においていろいろ見直すべきところもたくさんあり、また議会からも御指摘を受けておるところでありますから、こうしたことにつきまして、この冬の期間、いろいろ調整をし、そして解決すべきところは解決をし、明年に向けて全力を傾注したいと、かように思っておるところでございます。  また、一方本市の活性化を目指す大型プロジェクトにつきましても、いろいろ御報告を申し上げておるところでございますが、全般といたしましては、事業そのものは順調に今推移をいたしておるところでありますが、これからなお一層それぞれの完成に向けて、また町の発展のためにも全力を傾注して推進に取り組んでまいりたいと思っておるわけであります。全庁員が力を合わせて最大の努力をする決意でございます。今後とも議員各位には各方面にわたりまして御指導、御鞭撻、御支援を賜りますよう心から御願いを申し上げる次第であります。  以上、一言でございますけれども、決意を申し上げまして、お礼のごあいさつといたします。大変ありがとうございました。(拍手) ◯議長(横山三男君) 議長からも一言ごあいさつ申し上げます。  平成元年度各企業会計決算認定議案を初めとする幾多の重要議案や請願を審議すべく、過ぐる九月五日に開会されました今期定例会は、二十二日間の日程を終え本日閉会に至りました。  この間、台風十九号が県下を直撃し、市民生活に大きな影響を与えましたが、議員並びに理事者各位におかれては、岐阜市のこれからの町づくりを念頭に置きながら、終始御熱心に審議に参画され、衷心より敬意を表する次第であります。本会議あるいは委員会を通じて交わされました論議が、必ずや今後の行政運営に反映されるものと確信してやまないところであります。  終わりに当たり、会期を通じ議会運営に寄せられました御協力に対し深甚なる謝意を表し、ごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手) 岐阜市議会議長       横 山 三 男 岐阜市議会議員       所   一 好 岐阜市議会議員       早 田   純 Copyright (c) Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ページの先頭へ▲...