2 月末現金預金現在高を、預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ正確であることを認めた。
3 証書類を検査したところ、特に指摘する事項はなかった。
──────────────────────────
岐阜市監第63号
平成元年7月7日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市
監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
定 期 監 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第199条第3項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第8項の規定により、その結果を次のとおり
報告します。
監査の対象 農 林 部(昭和63年度)
監査の時期
平成元年7月
1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。
2 農林行政については、各事業の振興発展のため、諸施策を推進されているが、これらには、補助金の交付によるも
のも多く含まれているので、その考課の確認に留意されたい。
3 食肉地方卸売市場事業については、市場内施設の補修改善を実施しているが、今後とも、これら施設の維持管理に
留意するとともに、円滑な市場運営に努められたい。
監査の対象 経 済 部(昭和63年度)
監査の時期
平成元年7月
1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。
2 商工業行政については、基幹産業であるアパレル産業を初め、各中小企業の振興発展のため諸施策を推進されてい
るが、これらには、補助金の交付によるものも多く含まれているので、その効果の確認に留意されたい。
3 観光行政については、観光客の誘致を積極的に進められているが、これら観光客の受入態勢についても万全を期す
るため、施設の維持管理等には十分留意されたい。
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岐阜市監第65号
平成元年7月25日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市
監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
例 月 現 金 出 納 検 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、
平成元年5月出納事務の検査を7月24日に執行したので、同条第3項の規定により、その結果を次のとおり
報告します。
1 出納月計表及び試算表等の計数を、各会計諸帳簿と照合したところ、正確であることを認めた。
2 月末現金預金現在高を、預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ、正確であることを認めた。
3 証書類を検査したところ、特に指摘する事項はなかった。
──────────────────────────
岐阜市監第66号
平成元年7月25日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市
監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
定 期 監 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第199条第3項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第8項の規定により、その結果を次のとおり
報告します。
監査の対象 衛 生 部(昭和63年度)
監査の時期
平成元年7月
1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。
2 保健衛生行政については、市民の健康づくり、快適な生活環境づくり等に施策を推進しているが、今後一層所管施
設の有効活用を図りながら、保健予防、衛生思想の普及等を積極的に進められたい。
監査の対象 建 築 部(昭和63年度)
監査の時期
平成元年7月
1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。
2 住宅事業行政については、既設市営住宅の改善を図るなど住環境の整備に努められているが、今後更に既存団地等
の活用を図るなど、市民のニーズに応える良好な住宅建設事業を推進されたい。
なお、市営住宅の維持管理についても万全を期されたい。
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岐阜市監第70号
平成元年8月10日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市
監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
定 期 監 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第199条第3項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第8項の規定により、その結果を次のとおり
報告します。
監査の対象 都市計画部(昭和63年度)
監査の時期
平成元年8月
1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。
2 都市計画事業については、土地区画整理事業をはじめ、街路及び緑化整備事業等諸施策の充実に努められているが、
今後ともこれら都市基盤の整備を図りながら、公園など既存施設の維持管理に十分配意されたい。
監査の対象 土 木 部(昭和63年度)
監査の時期
平成元年8月
1 証拠書類の一部を抽出して関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。
2 土木事業については、道路の新設改良事業をはじめ、維持管理及び河川の改修等の整備に努められているが、今後
とも安全と快適な市民生活を確保するために、一層これら施策の充実を進められたい。
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岐阜市監第83号
平成元年9月1日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市
監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
例 月 現 金 出 納 検 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、
平成元年6月出納事務の検査を8月31日に執行したので、同条第3項の規定により、その結果を次のとおり
報告します。
1 出納月計表及び試算表等の計数を、各会計諸帳簿と照合したところ、正確であることを認めた。
2 月末現金預金現在高を、預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ、正確であることを認めた。
3 証書類を検査したところ、特に指摘する事項はなかった。
──────────────────────────
岐阜市監第84号
平成元年9月1日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市
監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
定 期 監 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第199条第3項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第8項の規定により、その結果を次のとおり
報告します。
監査の対象 教育委員会事務局(昭和63年度)
藍川北、長森南中学校
木之本、早田、城西小学校
加納幼稚園
監査の時期
平成元年8月
1 証拠書類の一部を抽出して、関係諸帳簿と照合したところ、特に異状は認められなかった。
2 当委員会は、学校施設をはじめ多くの教育施設の充実に努められているが、今後ともこれら施設の整備に一層意を
用い、かつ有効利用を図るとともに、その維持管理に十分配慮されたい。
──────────────────────────
3:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 次に、報第十三号専決処分事項の
報告については、お手元に配付した
報告書によって御承知を願います。
以上をもって
諸般の
報告を終わります。
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開 議
4:
◯議長(
伏屋嘉弘君) これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、さきに御通知申し上げたとおりであります。
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第一 会議録署名議員の指名
5:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において四十一番西垣 勲君、四十二番伊藤利明君の両君を指名いたします。
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第二 会期の決定
6:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 日程第二、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期
定例会の会期は、本日から九月二十五日までの二十日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
7:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 異議なしと認めます。よって、今期
定例会の会期は、本日から九月二十五日までの二十日間と決しました。
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第三 第七十八号議案から第二十 第九十五号議案まで
8:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 日程第三、第七十八号議案から第二十、第九十五号議案まで、以上十八件を一括して議題といたします。
────────────────
〔議 案 掲 載 省 略〕
────────────────
9:
◯議長(
伏屋嘉弘君) これら十八件に対する提出者の説明を求めます。市長、蒔田 浩君。
〔蒔田 浩君登壇〕
10:
◯市長(蒔田 浩君) 今期
定例会に提案いたしました諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。
まず、第七十八号議案につきましては、一般会計の補正予算でありまして、本年度事業におきましては、鋭意その実施を推進しているところでありますが、さらに市単独事業の追加及び補助事業の増額決定に伴い、都市基盤整備の充実を中心に、市民の日常生活に直接結びつく住環境をより一層快適にするため、道路、橋梁、河川の整備事業を初め、緑豊かで市民の安らぎの場である公園の整備及び鉄道高架事業に重点を置いて編成をいたしたのであります。
総務費につきましては、本市が目指しておりますコンベンション都市づくりを円滑に推進するため、拠点施設の周辺整備計画策定等に二千二百五十七万七千円を補正いたしたのであります。
次に、民生費につきましては、在宅老人の福祉施策の拡充を図るため事業費に二百万円を、また、生活保護制度の安定運営を確保するための事業費に五百九十四万九千円を補正いたしたのであります。市民生活費には、地域住民が気軽に集い、文化やレクリエーションなど自主的な諸活動を通じ、相互の交流の場として多くの市民に利用されておりますが、東部コミュニティーセンターにつきましては、日野、長森地域を新たに分離して、長森地区にコミュニティーセンターの建設を計画し、造成工事費等に三千五百三十七万七千円を補正いたしたのであります。
次に、衛生費につきましては、精神保健対策には、精神障害者の社会復帰施設運営費補助金として五百四十万円を補正いたしたのであります。環境保全費には、合併浄化槽設置整備事業費補助金制度の拡大推進を図るため一千四百五十万円を補正し、水質汚濁防止に努めようとするものであります。また、斎場建設計画に伴い、調整池の設計費に八百五十万円を補正いたしたのであります。
次に、農林水産業費について申し上げます。園芸振興費には、園芸特産農業の振興を図り、果樹の高品質志向の対応と販売効率を高めるため、特産銘柄向上対策事業補助金百八十六万二千円を補正いたしたのであります。畜産振興費には、畜産の環境保全対策として家畜のふん尿を合理的に処理し利用を促進するため、施設の整備補助金一千八百五十七万七千円を補正し、土地改良費には、農用地の基盤整備として、かんがい用排水路の改良事業に一億三千五百八十五万三千円を補正いたしたのであります。林業振興費には、入会林野等に係る土地、立木の資源活用を促進する入会資源総合活用促進対策事業及び産直住宅建設促進並びに災害の防止、生活環境の保全・形成を図るため集落環境保全整備費、合わせて二千九十六万五千円を計上いたしたのであります。
次に、商工費につきましては、商店街の振興と経営の近代化を促進するため、街路灯等共同施設建設補助金に一千百九十三万三千円を補正いたしたのであります。
次に、土木費につきましては、快適な都市環境を創生するため、都市基盤整備を主力に補正いたしたのであります。まず、交通安全施設の整備につきましては、信号機設置に伴う交差点改良及び通学路の設置等の事業費に二千九百八十四万一千円を追加し、さらに日常生活に欠くことができない重要な市道の舗装及び補修費に四億八千万円を、街路灯の新設改良及び道路修景費に一千四百十五万円をそれぞれ補正いたしたのであります。幹線道路の新設改良には、継続事業として施行いたしております粟野西八丁目椿洞線外九路線の改良事業及び局部改良費に三億九千四百十八万円を、側溝新設改良費には三億円を、さらに、橋梁新設改良費には、海草八号橋の歩道設置等に二千二百万円を補正いたしたのであります。本市の重要な課題であります内水対策につきましては、従来から積極的に推進してきたところでありますが、今回さらに幹線・支線水路の改良及び都市下水路の整備、水路のしゅんせつ事業等、合わせて三億四千二百二十万円を補正いたしたのであります。水防費につきましては、忠節用水取水樋門の巻き上げ装置取りかえ工事に一千五百万円を、砂防費には、急傾斜地の災害予防対策として七百八十一万七千円を補正いたしたのであります。街路改良事業につきましては、継続事業で施行いたしております精華―薮田線外三路線に二億四千万円を補正いたしたのであります。緑豊かで市民に安らぎをもたらす公園整備事業には、
岐阜市と杭州市との友好都市十周年を記念して、杭州市から門が寄贈されることになり、その設置に関連し、
岐阜公園を整備するほか、上岩崎公園及び名水広場の整備費等、合わせて二億五千三百三十九万八千円を補正いたしたのであります。鉄道高架事業につきましては、いよいよ高架本体工事が全面的に着工可能となり、この事業の進展に合わせ県営工事負担金六億円を補正いたしたのであります。住宅建設につきましては、二カ年計画で建設を予定いたしております松籟団地及びシルバーハウジングについて、本年度国庫補助金の割合が、松籟団地につきましては一二%から三七%に、またシルバーハウジングにつきましては六%から九・六%に決定されましたので、それに見合う額四千五万四千円を追加するほか、別途債務負担行為の変更をいたすものであります。
以上、土木費総額として二十七億三千六百二十七万六千円の補正をいたしたのであります。
次に、教育費につきましては、自治公民館の建設及び修理費補助金として二千二百八十二万二千円を追加いたしたほか、多様化するスポーツ・レクリエーションに対応するため、先行取得しております島中学校分離校用地を体育施設として整備するため八千万円を補正いたしたのであります。
以上、一般会計の補正総額は、三十一億二千二百五十九万一千円となり、これらの財源といたしましては、
国及び県支出金 一億五千六百十八万円
市 債 三億六千七百十万円
繰越金その他特定財源 二十五億九千九百三十一万一千円
をもって充当いたしたのであります。
次に、第七十九号議案及び第八十号議案並びに第八十九号議案につきましては、条例の一部改正でありますが、それぞれ提案理由を付記してありますので、説明を省略いたしたいと存じます。
次に、第八十一号議案から第八十三号議案につきましては、工事の委託及び請負契約を締結しようとするものでありまして、清水川改修工事、(仮称)高齢者福祉会館及びシルバーハウジング建築工事並びに荒田橋架設工事についてであります。
次に、第八十四号議案につきましては、財産の取得についてでありまして、消防力の強化を図るため、はしごつき消防自動車を取得しようとするものであります。
次に、第八十五号議案につきましては、土地改良事業の施行等に伴い市道路線の認定及び廃止をしようとするものであります。
次に、第八十六号議案につきましては、境界変更に伴い字の名称及び区域の変更をしようとするものであります。
また、第八十七号議案につきましては、住居表示に関する法律に基づき、諏訪山地区の字の名称及び区域の変更をしようとするものであります。
次に、第八十八号議案につきましては、下水道事業会計の補正予算でありまして、国庫補助金の増額決定により、東部及び芥見処理区の幹線管渠の整備工事費に二億八千二百万円を補正いたしたのであります。
次に、第九十号議案につきましては、乗合自動車乗車料金条例の一部改正であります。現行の料金は、昭和六十年十二月に改定して以来三年七カ月が経過しており、この間種々の企業内合理化による経営健全化に努めてきたところでありますが、交通手段の多様化、ラッシュ時における定時運行の困難さ等から乗合人員の減少傾向が依然として続いており、本年度の当初予算における経常収支では、一億一千七百余万円の損失が見込まれております。したがいまして、市営バス本来の使命を果たし健全な事業運営を図るため、去る七月六日公営企業経営審議会に対して乗車料金の改定を諮問いたしたのであります。審議会におかれましては、精力的かつ慎重に御審議を重ねられ、八月二十九日に御答申をいただいたのであります。答申は、料金改定はやむを得ないとされながら、改定に当たって実施すべき点、あるいは厳しい経営環境の実態を踏まえ、単なる料金改定のみならず、大局的見地から経営についての提言がなされているのであります。御提言がありました課題につきましては、今後十分検討をいたし、御答申に示された方向に最大限の努力をいたす所存であります。料金改定は、公共料金として市民に与える影響等慎重な配慮を要するものでありますが、経営状況を勘案いたし、この際利用者の負担もやむを得ないものと考え、料金改定を提案いたしたのであります。
次に、第九十一号議案から第九十五号議案までにつきましては、昭和六十三年度の各企業会計の決算認定を願うものでありますが、それぞれ事業
報告及び
監査委員の決算審査意見書を添付いたしてありますので御参照いただきたいと存じます。各企業会計の経常収支につきましては、それぞれ利益が生じておりますが、なお、下水道事業会計につきましては、累積欠損金を抱えており、今後各企業の運営に当たっては、経営の改善と合理化を図り、健全経営に一層努力してまいりたいと存じます。
以上、補正予算及び関係議案の大要を御説明いたしましたが、よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━
第二十一 請願第五号から第二十三 請願第七号まで
11:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 日程第二十一、請願第五号から日程第二十三、請願第七号まで、以上三件を一括して議題といたします。
──────────────────────────
請 願 文 書 表(
平成元年第四回
岐阜市議会定例会)
(内容については後掲)
12:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 請願の紹介議員において
発言の申し出がありますので、順次これを許します。十一番、
堀田信夫君。
〔
堀田信夫君登壇〕(拍手)
13: ◯十一番(
堀田信夫君) 請願の第六号消費税の即時廃止を求める請願について、紹介議員を代表して一言皆さんの御理解を得るべく、御紹介、まあ趣旨を申し上げたいと思います。
これは
岐阜市の寺田五丁目の大型間接税・マル優廃止に反対する
岐阜市連絡会の会長の森岡 慎さん外七百名余から提出をされたものでございますが、表題にありますように、消費税の即時廃止を求めるいう内容の一点であります。で、御承知のように、さきの参議院選挙では消費税に対して明確な審判が下されました。消費税廃止という声が選挙結果にも明瞭にあらわれたわけであります。もともとやらないという公約を踏みにじって導入をされた消費税でありますから、これが当然廃止をされるべきだと思います。本来廃止されるべき消費税を毎日毎日払わされていることに対しての日々の怒りが強まり、広まっていると思います。ところが、この請願の文中にもありますが、政府・自民党は、廃止は無責任だというような言い回しで、見直しで逆に定着を図るとするこうした姿勢をとっているようであります。今月末に予想される国会は、消費税を廃止させるかどうか、この点で極めて重要な意味を持っていると思います。我が
岐阜市議会において廃止の意見書を提出することは、参議院選挙において
岐阜市内における選挙民の動向を見ましても、廃止を明確に公約として掲げた候補者や勢力に投じたのが圧倒的であった結果を見たときに、極めて重要な意味を持つものと考えるものであります。このような趣旨から本請願をぜひとも皆さんの御賛同によって採択をされますよう心からお願いをいたしまして、簡単ですが紹介とさしていただきます。よろしくお願いします。
14:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 三十四番、
野村容子君。
〔
野村容子君登壇〕(拍手)
15: ◯三十四番(
野村容子君) 私は、請願第七号
岐阜市営バス料金値上げ、消費税転嫁に反対する請願につきまして、皆さんの御賛同を得たく、紹介議員を代表いたしまして紹介をさせていただきたいと思います。
この請願は、
岐阜市大門町二三 荒川睦子さん外五百七十四名となっておりますが、この請願署名は今も婦人や主婦の間で多く広がっており、追加をされるという見通しもあるという内容になっております。ここにその趣旨が書いてありますけれども、またさきにこの本議場で市長から市営バス料金の値上げに関する議案が提案をされたところでございます。この皆さん方は、これに先立ちまして公営企業経営審議会がこの問題について論議をされており、そして市長に答申をしたという新聞報道などを読みまして、これは大変ということで、ぜひともこの、市長が提案されるやもしれない、この議会に提案してもらいたくないことと、もし仮に提案されてもぜひこれを皆さん方で否決をしてほしいと、こういう口頭の願いも添えられているところでございます。ここにも書かれておりますように、市営バス料金の値上げは均一区間を百六十円から百八十円に値上げをするというものになっております。また、定期券ですが、学生定期は一カ月五千七百六十円を六千四百八十円にする。通勤定期は七千二百円を八千百円にするというもので、いずれをとりましても大きな比率の値上げと言わなければなりません。毎日毎日通学をする皆さん、通勤をする皆さんにとっては、この交通費というものの値上げは生活に及ぼす影響が非常に大きいと思います。また、市営バスが値上げをすれば当然民間バスも値上げになるということは、これは御承知のとおりであります。そういうことで諸物価に対する影響も非常に大きいと言わなければなりません。さらに、今回、私どもが交通部当局から御説明を受けましたところによりますと、今回のバス料金の値上げには消費税が転嫁をされている、このような説明もあったところでございます。先ほど、前の請願で我が党の堀田議員も申し上げましたように、消費税は国民世論、
岐阜市民の皆さんにとっても絶対転嫁してもらいたくないことということで、明快にその意思、方向が示されているところであります。こういう中であえて
岐阜市が消費税を転嫁してバス料金を値上げするなどということは、まさに市民世論に逆行する重大な問題と言わなければなりません。私どもは、消費税廃止でございますが、今政府税調においても見直しが行われているところであります。この見直しに賛同するものではありませんけれども、この見直し論を見ても政府税調が米、麦、国立大学の入学金・授業料、郵便料金、その他地方自治体が運営する料金ということで、水道、バス、地下鉄なども含めているところであります。政府税調でさえもが見直しの中にこのバス料金などを非課税とすべきだという方向を示そうとしているやさきに、このような消費税転嫁の市営バス料金の値上げということは全く世論に逆行するものである。直ちにこのような転嫁はすべきでない、こういう強い趣旨がこの請願に盛り込まれているところでございます。このような情勢と市民の願いを十分御勘案くださいまして、ぜひともこの請願を採択していただきますようお願いをいたしまして、紹介とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
16:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 以上をもって請願紹介を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━
一 休 会
17:
◯議長(
伏屋嘉弘君) お諮りいたします。明日から九月十二日までの六日間は、議案精読のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 御異議なしと認めます。よって、明日から九月十二日までの六日間は休会することに決しました。
━━━━━━━━━━━━━━━━
散 会
19:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。
午前十時三十四分 散 会
岐阜市議会議長 伏 屋 嘉 弘
岐阜市議会議員 西 垣 勲
岐阜市議会議員 伊 藤 利 明
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