岐阜市 林 春 雄 殿
あなたは市議会議員として四十年の長きにわたって市政の発展に尽くされ その功績は特に著しいものが
ありますので 第六十五回定期総会にあたり本会表彰規定によって特別表彰いたします
平成元年五月三十一日
全国市議会議長会会長 吉 野 晃 司 印
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〔議長代読後表彰状授与〕(拍手)
〔林 春雄君降壇、議長着席〕
5:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 御着席ください。
〔表 彰 議 員 着 席〕
6:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 以上をもって永年在職議員の表彰伝達を終わります。
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7:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 次に、監査報告書三件が参っておりますので、職員をして朗読いたさせます。
〔職 員 朗 読〕
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岐阜市監第36号
平成元年6月3日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
例 月 現 金 出 納 検 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、
平成元年3月出納事務の検査を6月2日に執行したので、同条第3項の規定により、その結果を次のとおり報告します。
1 出納月計表及び試算表等の計数を、各会計諸帳簿と照合したところ、正確であることを認めた。
2 月末現金預金現在高を、預け入れ金融機関の残高証明書と照合したところ正確であることを認めた。
3 証書類を検査したところ、持に指摘する事項はなかった。
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岐阜市監第37号
平成元年6月3日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
定 期 監 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第199条第3項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第8項の規定により、その結果を次のとおり報告します。
監査の対象 岐阜市民病院(昭和63年度)
監査の時期
平成元年6月
1 決算諸表と関係諸帳簿の計数を抽出し、照合したところ正確であった。
2 当企業は、当年度決算において、338,396,346円の純利益を計上し、累積欠損金を解消した。
今後とも、総合病院として市民の健康保持のための高度医療の供給及び患者のニーズにこたえるべく医療体制の充
実に努められ、経営の一層の効率化を図られたい。
また、改築整備にあたっては、外来・入院患者の安全性の確保等に留意し、円滑に推進されたい。
監査の対象 交通部(昭和63年度)
監査の時期
平成元年6月
1 決算諸表と関係諸帳簿の計数を抽出し、照合したところ正確であった。
2 当企業は、当年度決算において、市制100年記念事業とぎふ中部未来博覧会の2大イベントの開催に伴う運送収
益の増加等により76,650,596円の純利益を計上した。
しかしながら、運送事業をとりまく環境は依然として厳しさが予想されるので、なお一層の効率的運営と経営の健
全化を図り、公共交通機関としての役割を果たすよう努められたい。
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岐阜市監第41号
平成元年6月8日
岐阜市議会議長
伏 屋 嘉 弘 様
岐阜市監査委員 三 輪 久 彦 印
同 杉 山 幸 平 印
同 大 野 栄 吉 印
同 村 瀬 正 己 印
定 期 監 査 の 結 果 に つ い て (報 告)
地方自治法第199条第3項の規定に基づき、監査を執行したので、同条第8項の規定により、その結果を次のとおり報告します。
監査の対象 中央卸売市場(昭和63年度)
監査の時期
平成元年6月
1 決算諸表と関係諸帳簿の計数を抽出し、照合したところ正確であった。
2 当企業は、当年度決算において純利益79,600,610円が計上された。
今後とも市場の円滑な運営に努められ、施設設備の維持管理には、特に留意されたい。
監査の対象 水道部(昭和63年度)
監査の時期
平成元年6月
1 決算諸表と関係諸帳簿の計数を抽出し、照合したところ正確であった。
2 水道事業は、当年度決算において純利益183,061,739円が計上された。
今後とも健全な経営を維持するため、効率的な運営を図り、ライフラインとしての施設整備に努められたい。
下水道事業は、当年度決算において純利益169,626,496円が計上された。
今後とも利用者の拡大に努めるとともに一層、財政の健全化を図られたい。
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8:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 次に、報第九号専決処分事項の報告、報第十号、報第十一号及び報第十二号繰越計算書の報告並びに市の出資にかかる法人の経営状況を説明する書類については、お手元に配付した報告書によって御承知を願います。
以上をもって諸般の報告を終わります。
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開 議
9:
◯議長(
伏屋嘉弘君) これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、さきに御通知申し上げたとおりであります。
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第一 会議録署名議員の指名
10:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において二十六番船戸 清君、二十七番松尾孝和君の両君を指名いたします。
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第二 会期の決定
11:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 日程第二、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期
定例会の会期は、本日から六月二十九日までの十五日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
12:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 御異議なしと認めます。よって、今期
定例会の会期は、本日から六月二十九日までの十五日間と決しました。
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第三 第六十号議案から第十八 第七十五号議案まで
13:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 日程第三、第六十号議案から日程第十八、第七十五号議案まで、以上十六件を一括して議題といたします。
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〔議 案 掲 載 省 略〕
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14:
◯議長(
伏屋嘉弘君) これら十六件に対する提出者の説明を求めます。市長、蒔田 浩君。
〔蒔田 浩君登壇〕
15:
◯市長(蒔田 浩君) 今期
定例会に提案いたしました諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。
今回の補正予算につきましては、市民が快適で安全に暮らせる都市を目指し、道路及び橋梁の整備並びに河川の改修事業等、都市基盤整備に重点を置いて編成をいたしたのであります。
まず、第六十号議案につきましては、一般会計の補正予算でありまして、その主なる事項について御説明をいたします。
総務費につきましては、岐阜市制百年記念事業実行委員会収支決算において生じた剰余金を、市制百年記念事業のために寄付されましたので、三百三十八万八千円を基金に積み立てするものであります。
次に、民生費につきましては、在宅重度障害(児)者及び寝たきり老人等の介護者を中国江西省曲技団公演に招待し、日ごろの御労苦を慰労するため百十四万円を補正いたしたのであります。
次に、土木費につきましては、都市基盤及び生活環境の整備をさらに推進するため、国及び県からの補助内示がありました事業及び市の単独事業につきまして補正をいたしたのであります。
道路及び橋梁の新設改良費には、木田-下鵜飼線ほか二路線及び打越トンネル新設工事に二億円を、(仮称)明正橋架設工事ほか四橋に八千六百二十六万円を追加したほか、街路改良事業費には、新所-平島線ほか一路線に二億八千七百七十六万円を補正し、交通安全対策費につきましては、自転車歩行者道設置事業に五千四百十三万五千円を、また、県営工事に伴います道路の新設改良等により市負担金として六千六十万円を補正いたしたのであります。
河川改良費には、新荒田川及び準用河川の寺前川ほか四河川の改修事業並びに浸水被害の予防策として、流域貯留浸透事業に合わせて二億七千九百八十万円を、また、水路改良費には、地域の内水対策及び環境改善のため、山崎都市下水路改良事業に五千四百八十万円を補正いたしたのであります。
砂防費には、急傾斜地の災害予防対策として、付近住民の安全と環境保全の面から三千五百四十二万八千円を補正いたしたのであります。
都市計画総務費には、黒野地区及び七郷地区において都市基盤整備を行うための調査費として一千五百八十六万四千円を補正し、また、緑豊かで市民の安らぎと触れ合いの場である公園整備事業には、新たに二カ所の整備費二千九百四十万円を補正いたしたのであります。
建築総務費には、時代に対応し、地域に根差した総合的な住宅政策の計画策定に百五十万円を追加することにより、土木費総額として十一億五百五十四万七千円を補正いたしたのであります。
次に、諸支出金につきましては、島土地区画整理事業特別会計及び都市開発資金事業特別会計に対し繰り出しを補正いたすものであります。
以上、一般会計の補正総額は、十一億二千八百三十九万円となり、これらの財源といたしましては、
国及び県支出金 九千五百三十九万円
市 債 三億七千九百六十万円
繰越金その他特定財源 六億五千三百四十万円
をもって充当いたした次第であります。
次に、第六十一号議案につきましては、老人保健医療給付事業特別会計の補正予算でありまして、前年度の社会保険診療報酬支払基金の交付額が精算の結果超過となりましたので、これの返還金を措置いたしたのであります。
次に、第六十二号議案につきましては、島土地区画整理事業特別会計の補正予算でありまして、国・県補助金等を財源として、道路、橋梁の築造等に一億五千八百四十万円を補正いたしたのであります。
次に、第六十三号議案につきましては、都市開発資金事業特別会計の補正予算でありまして、新所―平島線の街路改良事業として先行取得しました用地の売却に伴い繰出金を補正いたしたのであります。
次に、第六十四号議案及び第六十五号議案につきましては、条例の一部改正でありまして、それぞれ提案理由が付記してありますので、説明を省略いたしたいと存じます。
次に、第六十六号議案から第七十四号議案までにつきましては、工事の委託及び請負契約を締結しようとするものでありまして、下芥見六号踏切改良工事、(仮称)明正橋架設工事及び三里小学校ほか二中学校の校舎並びに体育施設の増改築工事、(仮称)北西部体育館建設工事及び薬科大学附属研究所建築工事、競輪場走路改修及び西スタンド建築工事についてであります。
次に、第七十五号議案につきましては、刑務所跡地道路整備計画に伴い、市道路線の認定をしようとするものであります。
以上、補正予算並びに関係議案の大要を御説明いたしましたが、よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。
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〔議 員 提 出 議 案 配 付〕
一 日程追加(市議第七号議案から市議第十号議案まで)
16:
◯議長(
伏屋嘉弘君)
中村和生君から成規の手続をもって、市議第七号議案岐阜市食肉地方卸売市場条例の一部を改正する条例制定について、市議第八号議案岐阜市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定について、市議第九号議案岐阜市水道給水条例の一部を改正する条例制定について及び市議第十号議案岐阜市下水道条例の一部を改正する条例制定についてが提出されております。
お諮りいたします。これら四件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
17:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 御異議なしと認めます。よって、これら四件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
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一 市議第七号議案から市議第十号議案まで
18:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 市議第七号議案から市議第十号議案まで、以上四件を一括して議題といたします。
議案はお手元に配付申し上げたとおりであります。
〔参 考〕
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市議第七号議案
岐阜市食肉地方卸売市場条例の一部を改正する条例制定について
岐阜市食肉地方卸売市場条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するものとする。
平成元年六月十五日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 和 生
賛成者 岐阜市議会議員 小 島 武 夫
同 同 武 藤 房 数
同 同 安 藤 陽 二
同 同 園 部 正 夫
同 同 矢 島 清 久
同 同 大 前 恭 一
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岐阜市食肉地方卸売市場条例の一部を改正する条例
(内容については後掲)
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市議第八号議案
岐阜市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定について
岐阜市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するものとする。
平成元年六月十五日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 和 生
賛成者 岐阜市議会議員 小 島 武 夫
同 同 武 藤 房 数
同 同 安 藤 陽 二
同 同 園 部 正 夫
同 同 矢 島 清 久
同 同 大 前 恭 一
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岐阜市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例
(内容については後掲)
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市議第九号議案
岐阜市水道給水条例の一部を改正する条例制定について
岐阜市水道給水条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するものとする。
平成元年六月十五日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 和 生
賛成者 岐阜市議会議員 小 島 武 夫
同 同 武 藤 房 数
同 同 安 藤 陽 二
同 同 園 部 正 夫
同 同 矢 島 清 久
同 同 大 前 恭 一
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岐阜市水道給水条例の一部を改正する条例
岐阜市水道給水条例(昭和三十六年岐阜市条例第三十四号)の一部を次のように改正する。
第二十三条第三項中「に百分の百三を乗じた額(一円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てた額)」を削る。
附 則
この条例は、
平成元年八月一日から施行し、同年十月に調定する料金から適用する。
提 案 理 由
水道料金を改定するため、この条例を定めようとする。
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市議第十号議案
岐阜市下水道条例の一部を改正する条例制定について
岐阜市下水道条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するものとする。
平成元年六月十五日提出
提出者 岐阜市議会議員 中 村 和 生
賛成者 岐阜市議会議員 小 島 武 夫
同 同 武 藤 房 数
同 同 安 藤 陽 二
同 同 園 部 正 夫
同 同 矢 島 清 久
同 同 大 前 恭 一
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岐阜市下水道条例の一部を改正する条例
岐阜市下水道条例(昭和三十六年岐阜市条例第三十五号)の一部を次のように改正する。
第二十一条第三項中「に百分の百三を乗じた額(一円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てた額)」を削る。
附 則
この条例は、
平成元年八月一日から施行し、同年十月に調定する料金から適用する。
提 案 理 由
下水道料金を改定するため、この条例を定めようとする。
──────────────────────────
19:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 提出者の趣旨弁明を求めます。四十八番、
中村和生君。
〔
中村和生君登壇〕
20: ◯四十八番(
中村和生君) 趣旨弁明を行います。
公約違反の消費税が本年四月一日より強行実施されました。以来二カ月を経過した今日、実施前から懸念されていました多くの矛盾が予想どおり大きく顕著に露呈されております。消費税の持つ逆進性の顕著な露呈を初めといたしまして、便乗値上げ、物価の急上昇、簡易課税、免税制度により、税金が国に入らない問題等々、市民の不信、不満が大きな声となっております。このような結果、市民の過半数は消費税に反対しその撤廃を求めている現況であります。こうした市民の皆さんの声を体しまして、岐阜市の公共料金における消費税市民転嫁を中止、撤廃すべきものと私どもは考えた次第であります。このため料金改定、料金値下げを内容とする市議第七号議案から市議第十号議案まで、以上四件を議員提出議案として提出した次第でございます。よろしく御審議の上御決定賜りますようお願い申し上げます。
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第十九 請願第三号及び第二十 請願第四号
21:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 日程第十九、請願第三号及び第二十、請願第四号、以上二件を一括して議題といたします。
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請 願 文 書 表(
平成元年第三回岐阜市議会
定例会)
(内容については後掲)
──────────────────────────
22:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 請願の紹介議員において
発言の申し出がありますので、これを許します。二十三番、大西啓勝君。
〔大西啓勝君登壇〕(拍手)
23: ◯二十三番(大西啓勝君) それでは紹介議員を代表いたしまして、請願第三号につきまして紹介をさしていただきます。
消費税が実施されまして二カ月半が経過いたしております。この消費税がいかに私どもの生活や営業を打撃しているか、これはもう至るところであらわれているわけでありまして、マスコミの世論調査におきましても、消費税反対・廃止あるいは不満の世論というのは今八〇%台になっているというふうに言われています。地方議会での廃止要求の決議、商店街や業界の決議あるいは全国各地の農業諸団体の反対や廃止の決議、果ては自民党を支持せずの決議も広がっている状況であります。私ども共産党も民主団体と一緒になり、この運動に加わってきたわけでありますけれども、現在消費税廃止を諸団体の共闘組織というのが全国二千八百地域に組織されております。その一つの団体であります、岐阜市の大型間接税に反対する団体から請願がこの議会に出されました。岐商連岐阜北民主商工会長の森岡 慎さん外四十五団体から提出をされております。この消費税、もちろんいろんなところで矛盾が出るわけでありますけれども、一つは、便乗値上げといいますか、公共料金の値上げはもちろん、便乗値上げがほんとに目を覆うばかり出ております。この前も新聞に出ておったことでありますけれども、例えばビールでありますけれども、消費税に伴って酒税改定で減税となったわけなんだけれども、安くなった安くなったとビール会社は宣伝をするけれども、またグルメとか麦芽一〇〇%とかスーパーなど、新製品もどんどん宣伝をするんだけれども、もっともっと値下げできるのに引き下げをしないというありさまであります。このためにビール業界は全体で年間約百二十億円も減税分を下げずにいるといわれている現状であります。大瓶は十円の値下げをしたわけでありますけれども、国税庁においても十円七十銭の減税が行われたと言っております。ここに七十銭の違いが出てまいります。また、中瓶に至っては二円七十八銭も値下げがですね、この大手企業のところに持っていかれていると、減税分が持っていかれているという状況であります。また、中小業者に対する打撃も大変ひどいものでありまして、これは一つの例でありますけれども、長野県の中小企業団体中央会が七十三社に──失礼いたしました、加盟各団体に対して調査をいたしました。七十三社が回答したわけでありますけれども、その七十三社の回答の中で、親会社、取引先から消費税を理由とした下請代金の値下げをですね、値引きを要求されているというのが十四社、約二〇%あったということが報告されております。五%、一〇%の値切りはおろか、製品によっては四八%も値切られてしまっている。消費税のために随分ひどい目に下請いじめが行われているという実態まで報告されています。しかも、消費税は金融の取引、保険医療費、授業料が非課税だと言われてきたわけでありますけれども、何のことはない授業料などは非課税と言いながらも、大学の授業料年額三千六百円の値上げをしているところであります。このように見てまいりますと、この消費税というのがまさに今廃止をしなければならない、国民はまさにそう願っているというふうに思うわけであります。私ども国民にとってはこの三%の税率でも赤ちゃんからお年寄りまで年一人当たり五万円から六万円の負担が押しつけらる。しかも、これは同じように三%でありますから、大金持ちも所得の低い人も同じ税率で税金を負担させられる最悪の不公平税制でもあるわけであります。このように考えますと、今日導入された消費税を単に賛成か反対かという一般的な批判ではもはやこれを見過ごすことはできません。私どもは廃止するしか道はない、見直しではもはや事を解決することはできない、そのように考えております。そういう観点から出されましたこの請願について、何としても皆さん方の御協力で採択をしていただきたいと、心からお願いをするものでございます。
以上をもちまして説明にかえさしていただきます。お願いします。(拍手)
24:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 以上をもって請願紹介を終わります。
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一 休 会
25:
◯議長(
伏屋嘉弘君) お諮りいたします。明日から六月二十日までの五日間は、議案精読のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
26:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 御異議なしと認めます。よって、明日から六月二十日までの五日間は休会することに決しました。
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散 会
27:
◯議長(
伏屋嘉弘君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。
午前十一時三十二分 散 会
岐阜市議会議長 伏 屋 嘉 弘
岐阜市議会議員 船 戸 清
岐阜市議会議員 松 尾 孝 和
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