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  1. 岐阜市議会 1988-03-16
    昭和63年第1回定例会(第3日目) 本文 開催日:1988-03-16


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-09
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 開  議  午前九時五分 開  議 ◯議長(四ツ橋正一君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(四ツ橋正一君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において一番村瀬正己君、二番田中成佳君の両君を指名いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第二 第一号議案から第四十七 第四十六号議案まで ◯議長(四ツ橋正一君) 日程第二、第一号議案から日程第四十七、第四十六号議案まで、以上四十六件を一括して議題といたします。            ────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ──────────────── ◯議長(四ツ橋正一君) 昨日に引き続き質疑を続行いたします。十六番、所 一好君。    〔所 一好君登壇〕(拍手) ◯十六番(所 一好君) おはようございます。    〔「おはようございます」と呼ぶ者あり〕  緑政クラブを代表いたしまして、交通事業について、教職員の長期研修について、それから第十八号議案について、三点についてお尋ねをいたします。  まず、交通事業についてであります。
     市民の足とも言える市営バスの事業会計についてお尋ねをいたします。  毎年毎年乗客離れで、交通事業にかかわる皆様方の御苦労は一方ならぬものがあると思うわけでありますが、毎年提出される予算と決算を最近十年間にわたってその利用者数、乗客数比較をいたしました。昭和五十二年度決算では、乗合、貸切を含めて一千五百四十七万六千人の利用があったのが、昭和六十二年では九百三十九万二千人に減ってきております。つまり十年間にその利用率減が六四・八%ということであります。交通事業の年間利用人員把握はまことに難儀なことであると察するわけでありますが、予算と決算を比較いたしますと、その見込み違い率というものが出てくるわけであります。ここ十年間の平均見込み違い率というものが四・一%、ただし、昭和五十五年度だけは予算見込みよりも利用率が高いところで違ってきておりました。つまり、五十五年度以外はすべて予想に反してお客の利用が減っておりましたと、こういうことであります。ですから、今回の昭和六十三年度予算の年間輸送人員は九百四十七万一千八百二十人ということですから、私は多分ここ十年間の統計から見ますと、この大体三%減くらいの数字、九百二十万人前後ではないかと予想をするわけであります。交通部の方が英知を絞って出された数字に、私の今申し上げた数字が正しいと申し上げるつもりは毛頭ありませんが、ここ十年間の統計を見ますと、強気の読みと申しますか、客離れの把握ができていないような気がしないでもありません。では、同じように今度は貸切事業についてこういった比較をしてまいりますと、昭和五十二年度は三十七万三千六百四十六人の方が利用してみえたのが、昭和六十二年では二十八万七千七百八十八人の方しか利用してみえません。その利用低下率二九・八%であります。また、さらに昭和五十二年度では十四台の車両であったのが、昭和五十四年には十六台、そして五十七年には十七台と、増車をしたわけでありますから、一台当たりの利用率を申し上げますと、五七・七%の利用低下ということであります。総合数が少ないのでその利用人員が減っているから、増車したいということで増車をしたわけですが、五十四年の増車のときには確かにその利用者がふえたわけでありますが、五十七年の増車の際には、車はふやしたけれどもその利用人員は七千人も減っているという数字が出てきておるわけであります。貸切事業に関して予算、決算の相違率を見てまいりますと、その利用客見込みで昭和五十二年、五十三年、五十六年が見込みより利用がふえ、それ以外の年はすべて減であります。そして、おもしろいのが昭和五十六年、五十七年、五十八年はその相違率が一七%、一六%、二九%と、とんでもない見込み違いの数字になってきております。つまり、世は旅行ブームで市営バスの利用がふえるであろうと予想し、昭和五十六年は四十万人の利用客を見込み、増車をする必要があると考えたわけでありました。がしかし、その結果は六万人も見込み違いが出た、減であります。五十七年には一台が増車され、今度こそは利用者増が出ると思ったが、また予想に反し五万五千人減、もう一度頑張ってみようと、昭和五十八年は三十九万人の利用を見込んだが、結果は三十万人の利用で九万人減、これはまずいと思ったのかどうかよく知りませんが、次には利用者の数を大幅に減らして、五十九年度は三十三万四千人の利用を目標にしたわけであります。しかし、この三十三万四千人という数字は十四台車両のときに、それ以上の利用客があったわけであります。今年度の貸切の利用者数の数字は定かではありませんが、一・三%の利用減の見込みからいくと大体二十八万人前後の利用という予想がされるわけであります。が、しかし、これは事業担当者としての予測が近いからといって決して喜ばしいものであると思うものではありません。営業努力をするというお言葉の裏には、対前年度比較をして必ず五%くらいの利用者向上を目指すという姿勢がなければならないと思うわけであります。その結果、数字が目標に達しなければ、達するような体制づくりをするかまたは極端な合理化をして、結果としては利益を出すというのが本来の事業責任者としての姿勢ではないかと思うわけであります。限りなく不採算であるならば、やはり撤廃ということも考えなくてはならないのではないかと思うわけであります。まあ、市民の足とはいえ、利用しない人も数多くあるのですから、将来見通しを確立しなければその納得が得られないのではないかと思うわけであります。  次に、六十一年度の路線別及び貸切の営業係数を見てまいりますと、収支率では長良線が一〇二、加納島線が一〇五、臨時で競輪が二二七、鏡島弘法が一二〇で、あとはすべて赤字であります。この収支率というのは、経常収益を経常費用で割ったものでありますから、次に営業係数を見てまいりますと、黒字であるのは競輪と鏡島弘法線のみ、まあ一〇〇を切り一番赤字であるのが東栄線で百円の収益を上げるのに二百四十八円かかっているというのが現状であります。そして貸切を見てまいりますと、収支率は九四、営業係数は一〇八でありますから、かつては市営バスの赤字穴埋めに役立ったのが、今では徐々にお荷物になってくるような傾向が見られるわけであります。私は、現在の交通事業の本来像については、合理化、縮小の方向へいくべきだと持論を持っておるわけでございますが、ここ十年間の利用者の大幅な逸走を見、貸切事業の衰退を見るにつけ、大体方向性というのが決まってきたのではないかと思うものであります。  では、以下六点について交通部長にお尋ねをいたします。  その第一点、今回の事業予算、年間輸送人員を九百四十七万一千八百二十人とした、その試算根拠について。  第二点、車両購入について、一億八千四百三十八万三千円が上がっておるわけでありますが、新車を購入する費用と現在の車両を一年でも長く使用することによる修繕費及び維持費を比較した場合、新車購入の方が本当に安価につくかどうか。  第三点、私が先ほど述べました予算における利用者推定数総比率について、経営費用が幾ら幾らかかるからその利用者数をこれぐらいに想定をしないともっと大きく損失が出るからというようなことがあるのではないかと思うわけでありますが、そういった試算について。  第四点、貸切事業について、昭和五十二年十四台のときの利用者数が三十七万三千六百四十六人、昭和六十二年では十七台で利用者数が二十八万七千七百八十八人ということは、よりさらに利用者数をふやそうとして増車をしたのに、その結果は惨たんたる結果であったということであります。貸切事業の営業体制は十年前と比較した場合何か変わったのか、それとも同じ体制なのか。  第五点目、世はまさに旅行ブームで新聞チラシには日本全国だけでは足らず、海外の詳しい旅行案内が毎週のように入ってまいります。他のバス会社では毎年毎年バス事業の貸切売り上げが伸びている現状を見た場合、市営バスの貸切部門の収支率及び営業係数ともに赤字であるということはやはり経営意識と申しますか、事業意識が不足ではないかと思うわけでございますが、そういった点について。  そして第六点目、私は乗合事業はやはり市民の足だという考えもあり、赤字であるから一概に悪いとは申せませんが、貸切部門については今後このような利用であれば将来的には廃止の方向へ向かっていく必要があると思います。確かに人の問題または今までのつながりの問題等もありますから、即断は難しいと思いますが、やはり今からそういったことを考えていく必要があると思いますが、その点について。  続きまして、教職員の長期研修についてお尋ねをいたします。  教育公務員特例法の第二十条第三項に長期研修に参加できるということが定めてあります。それは「教育公務員は、任命権者の定めるところにより、現職のままで、長期にわたる研修を受けることができる。」例えば、文部省主催の教職員等中央研修講座に参加したり、教育センター、大学、兵庫、上越、鳴門教育大学大学院、研究所、その他の研究機関において長期にわたる研修に参加することができる。と、こう明文してあります。そしてその資格は小中学校に勤務する教諭または養護教諭であり、六年以上の教職経験者、勤務成績が優秀であり、過去に長期研修者として派遣されなかった者ということが条件であります。その派遣先は大学及び大学院、岐阜県教育センター、県内の市町村立研究所、県教育委員会が認める教育研究機関、派遣期間は一年または二年で、県教育長が定数の範囲内で、書類審査及び面接によって選考をし、県教育委員会が決定をするものであります。そして、その研修者の配置については、長期研修の趣旨を生かして、県教育委員会が直接実施をするものであります。つまり簡単に申しますと、教諭がその身分を保障され、在職のまま大学院へと一年ないし二年専門知識修得に行けるということであります。ひとつ鳴門教育大学大学院の学校教育研究科の学生募集要項を見てまいりますと、そこの中の共通科目では、人間形成基礎、教育経営、教育方法、生徒指導、幼児教育がその共通科目であり、あとはそれぞれ専門の専攻を一定単位以上修得するものであります。昨年度も岐阜県教育委員会の教育長から岐阜教育事務所長あてに、六月八日に「昭和六十三年度教育大学大学院の学生募集について」と銘を打って、「貴管下の小中学校に周知徹底を図り、志願者をとりまとめて必要書類を添えて六月三十日までに推薦願います。」との文書が来ておるわけであります。つまり教諭がより向学心に燃えたのなら、本人から本人の所属する小中学校の学校長へ希望を申し出ると、すると学校長はそれを市の教育委員会に具申をする、市の教育委員会はそれを県の教育委員会に内申をし、そして受験者を決定をする、そして本人が大学受験に合格すると身分はそのままで大学院で学ぶことができる。つまり給料をもらいながら大学院生になれるというものであります。私はよい制度であり、その希望者が数多くあるのではないかと思いましたが、その資料を取り寄せてみますと、その希望者数が五十九年以前は記録にないので状況把握ができませんが、その入学者数は五十六年が四人、五十七年が三人、五十八年度はゼロ、五十九年は二、六十年以降は、六十年が希望者三、そして推薦者が三、入学者三、六十一年は希望者が二、推薦者二、入学者一、六十二年は希望者が五、推薦者五、入学者三、六十三年は希望者一、推薦者一、入学者一という数字であります。私は希望者が二十人から三十人あり、その推薦者が五人から十人、大体入学者が五人ぐらいという数字を予想しておったわけでありますが、その希望者数の少ないのには少々驚いておるわけであります。近年学校教育の中で特に中学校教育についてさまざまな問題が出てまいりました。確かにすべて学校にその責任はあるとは申せませんが、教師の資質にも多分に問題があると思うのであります。こういったよい制度の活用をし、岐阜市教委の中から年に四、五人ぐらいはよりその専門的知識を深めていただきたいと、こう思うものであります。私の友人で中学校の教師をしている人がいます。岐阜県ではないのですけれども、まず岐阜県近辺のある県の中学校に勤務しております。彼は非常に熱血漢で正義感の強い人でありまして、現在荒れた中学に勤務し、その不良生徒とのいろいろ問題で金属バットで殴られたり、石をぶつけられたり、げんこつで殴られたり大変な経験をしておる人であります。しかし、教育にかける情熱は人一倍強く、この制度があることを知り、その受験資格ができてから毎年毎年その申請をしたのですが、推薦がもらえない、本人もついにしびれを切らせて教育委員会に内緒で、つまり書類を出さずに大学の大学院を受験してそれに合格をしたわけであります。本人が教育委員会に大学院へ行って勉強したいので、その期間休職扱いにしてほしいと、こう願い出たところ、その回答は、退職をして大学院へ行くか、それとも大学院をあきらめなさいという二者択一の返答であったわけであります。本人は推薦をもらっていけば給料の保証がされるがそれがないので当然保証はない、しかし、何も保証してもらわなくてもよいから学びたい、そしてその学んだことを再び復職をして教壇に立ち生かしたいという切なる願いが打ち砕かれたわけであります。では何とか彼を行かしてやれないかとある弁護士さんに相談をいたしますと、これは行政の裁量権の問題である。つまり特別なことであるから教諭という身分が保障をされ、さらに学べるということは恩典であるから、その恩典が特定の個人に限られないからといって異議を申し立ててもとても争いにはなるものではないということでありました。私もそのとおりだろうと思います。  そこでお尋ねをするわけでありますが、今申し上げたことは岐阜県のことではありませんが、岐阜のこの教職員の大学院大学の入学制度について希望者の数が少ないということは、本当に希望者が少ないのだろうか、それとも事前に何らかの調整が行われて少ないのか、その実態についてお尋ねをいたします。  そして第二点目、教諭の教育研修で私が今申し上げたような特別な制度もありますが、通常一般に岐阜市で行われております教育研修の現状についての御報告をお願いしたい。  そして第三点目、今後の教諭の研修の将来的な構想がございましたらお尋ねをしたい。  続きまして、第十八号議案についてお尋ねをいたします。  昨日の伊藤議員、野村議員の国保と重復する部分が多いので、その料金格差問題一点についてお尋ねをいたします。  今回御提案されました第十八号議案、これは現在の国民健康保険料の最高限度額を引き上げようとするものであります。六十三年度前期分でのこの最高限度額負担世帯数を見てまいりますと、総加入世帯数六万三千百四十二世帯のうち一七・二四%、一万八百八十七世帯であります。そしてその最高限度額になる平均世帯の所得はと申せば、約三百万ちょっとの収入でなるわけでありますから、その負担というものは非常に大きいものであります。国民健康保険料の最低負担者と最高限度額支払い者との年額格差を見てまいりますと、一人世帯の場合二十八・九八倍、三人家族では十六・三三倍であります。また、この限度額を引き上げればよりさらにこの格差が広がってくるわけであります。国民健康保険の場合、保険料の納付金額にはこのように大きな格差があっても、その給付は自己負担が三割でありますから、よけいにその不公平感と申しますか、不満が出てまいるわけであります。この格差是正についていろいろな方法があるかと思いますが、どのように検討をされ、今後どのような方法で改善されるか、その内容についてより詳しく御報告をお願いしたいと思うわけであります。  以上で第一回目の質問を終わります。(拍手) ◯議長(四ツ橋正一君) 交通部長、足立信雄君。    〔足立信雄君登壇〕 ◯交通部長(足立信雄君) 交通事業につきまして御質問に対し順を追ってお答えを申し上げます。  まず、輸送人員を九百四十七万一千八百二十人にした根拠でございますが、乗合自動車の輸送人員をまず九百十二万九千百九十二人と見込みました。内訳としましては、まず逸走率を三%と予想しまして八百七十九万二千六百四十二人と、ぎふ中部未来博覧会の入場者のバス輸送人員を三十三万六千五百五十人であります。次に、貸切の輸送人員を三十四万二千六百二十八人と見込みました。内訳としましては、前年どおりの人員をまず二十八万八千九百二十八人に対しまして、未来博で一日市場に設置されますマイカーの駐車場と会場を結びますシャトルバス及び学童送り等で五万三千七百人であります。  二番目に、車両の購入についてでありますが、近年における道路状況及び車両の性能等にかんがみまして、十三、四年は大きな修理も要せず維持することができますが、乗客の安全と快適性を考慮して、現在では十二年を経過後に更新をいたしております。また、経済性からも適当な時期と判断をしております。ちなみに県内の他のバス事業者を見てみましても、十二年ないし十三年程度で更新をしておるのであります。  三番目の御質問の、予算見積もりにおける利用者数の見込み違いについてでありますが、前年度の実績及び当該年度における他都市で開催される大きなイベントの有無等を参考にある程度の努力目標を含めまして計上いたしたのであります。  第四番目の貸切事業の経営体制でありますが、十年前のことは定かではございませんが、この数年は団体別及び組織別に担当制を定め、誘客の獲得のため訪問活動、チラシなど、有効利用のための広報活動をきめ細かに活動を行っているところであります。確かに貸切の利用者数は十年前に比べまして大きく減少をしております。が、この利用者数は貸切バスの乗客定員ではなく、実際に乗車された人員の計上となっておりますので、近年の利用者のニーズが少人数でゆったりと旅行する傾向が貸切人員の減少の大きな理由の一つだと思っております。ちなみに貸切の収益でいきますと、料金改定もございましたが、昭和五十二年には二億四千七百九十万円に対しまして、六十一年度では三億六千三百五十万円と四七%増加していることを申し添えておきます。  第五番目の経営意識の不足していないかということでございますが、初もうで等の会員募集には担当職員はもとより、交通部職員全員に割り当てを行い、会員の獲得に努力をいたしているところでございます。今後とも観光企画に創意工夫しながら、さらに徹底いたしました増収対策に対し努力をいたしてまいりたいと存じております。  第六番目でございますが、最後に貸切部門の存廃でありますが、乗合収益がバス離れによって厳しい状況にあるとき、なおさら貸切事業の動向は企業の経営の上で極めて大きな意味を持っておると考えておりますので、今後十分検討してまいりたいと存じますので、御理解を賜りたいと思います。 ◯議長(四ツ橋正一君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 御指摘、御提言のように、今ほど教員の資質向上が叫ばれ、また求められているときはないと思います。せっかく大学院大学などの研修の機会はあるのになぜ少ないかということでございますが、私どももこれについては定かに調査してはおりませんが、現在のところ確かに少のうございます、希望者が。それぞれ学校の事情とか家庭の事情もあることでございましょうが、今後ともせっかくの制度ですので、宣伝しながら大いにふやしていきたいと思っております。もちろん少ないから情熱に燃え、向学心に燃えた先生方が少ないというわけではないということは思っております。  それから、実態でございますが、お話にありました大学院大学へは現在岐阜市から四人の教員が研修に出かけております。これは本人の希望はもちろんですが、校長、市教委の推薦に基づいて県で受験を認められた者だけが受験し合格したものでございます。二年間の研修につきましては予算が伴うことでもありますので、県としては現在二十人が計画されていると聞いております。この範囲内で受験して研修に出かけているのが県の実情でございます。そのほか三カ月の内地留学の制度等もありますが、市としましては県の方へ推薦し、一人でも多く研修の機会を与えていきたいと考えておるわけでございます。また、市としましても市単の研修事業としまして、小中各三カ月の内地留学の予算を持っておるわけでございます。御指摘、御提言いただきましたように、教員の資質向上のため、ひいては岐阜市の教育向上のために役立つよう、せっかくの制度でございますので、大いに研修を奨励し、推進に努めていきたいと考えているわけでございます。  以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 市民部長、松尾 弘君。    〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えいたします。  保険料の格差是正の検討内容の報告についてということでございます。現行の応能割七〇%、応益割三〇%による問題といたしましては、御指摘のとおり保険料額の格差と最高限度額に達する世帯の中で、比較的年収の低い三百万円前後の世帯の負担のあり方等から見まして、六十三年度の保険料率は所得割は市民税額に対して百分の四百十、資産割は固定資産税額に対して百分の七十二、均等割は被保険者一人当たり一万二千四十円、平等割は一世帯当たり二万七百円と、それで最高限度額三十九万円を基礎に、標準の三人世帯と一人世帯別にそれぞれ標準的な固定資産の有無、限度額に対する年収、所得、保険料の額とその増減額、六割あるいは四割軽減世帯と最高限度額世帯との保険料額の倍率を現行の七〇%、三〇%から順次五%ずつ変えて標準賦課割合の五〇%、五〇%までの資料を作成いたしました。また、各世帯の保険料につきましても賦課割合を変えた場合、保険料階層別ではどのように変化するのか。例えば、保険料が上がる世帯数、逆に下がる世帯数、限度額世帯数とその割合等の資料を作成いたしました。その他六十二年度当初の現況で保険料階層別の保険料滞納世帯数や、県下十四市並びに全国同格都市における最高限度額、賦課割合、保険料率等を調査をいたし、その資料を厚生委員会の協議会に提出いたしまして、二回にわたり種々御検討をいただいたものでございます。なお、今後のこの賦課割合の見通しと申しますか、変更する意向についてでございますが、このことにつきましては昨日もお答えしておりますように、できるだけ早い時期に実施してまいりたいということを考えております。それで限度額の引き上げは限度額該当世帯において格差拡大で確かに矛盾もございますが、何を申しましてもこの変更につきましては昭和四十一年にこの確定し、二十年間という長い経過を経ております。一応やはり保険者の方々に定着しているものと考えております。これをいかなる割合で実施いたしましても、国保の所得の階層から見まして、保険料の上がる世帯数が下がる世帯数を上回ることはこれは必然的でございます。いかなる割合にしましてもそのような状態になるわけでございます。それで今後はこれを一つの方法でございますけれども、賦課割合を年々変えることによって激変を緩和する方法も一つの方法ではないかということでございますので、今後いろいろこれを検討いたしまして、また市会の皆様とも御相談しながら検討をしてまいりたいというふうに考えております。    〔「議長、十六番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(四ツ橋正一君) 十六番、所 一好君。    〔所 一好君登壇〕 ◯十六番(所 一好君) 交通部長の御答弁でございますが、貸切の将来像について、私はできたら徐々に減らして撤廃の方がいいと、実はそうではないと、内容が違うということでございますが、しかし結局ですねえ、利用者が減ってくる、収益が上がらない、だから運賃を値上げをする、そして運賃は申請運賃ですから、このとおり経営採算が合わないからというふうで出すんですね、だから運賃値上げが認められるんです。だから運賃が上がっていくということは結局利用者がないということだろうと思います。ですから、今後貸切部門について本当にですねえ、私は市営バスというもの本来の持つ市民の足ということから考えたときに、どうしても持たなくてはいけない事業なのかどうなのかという一番原点を考えて御検討を願いたいと思います。  それから、教育長でございますが、今後そういったことについて大いに宣伝をしていきたいということでございまして、非常に結構な御答弁だと思います。そして予算もできるだけ、限りがあるということですが、できるだけつけてですねえ、教員の資質向上に努力をしていただきたいと思います。  再質問をいたしますのは、国民健康保険でございますが、そもそも国民健康保険の応益・応能割というのは五〇パー、五〇パーで出発したわけなんですねえ。それがここ二十年の間に四分六になり、七、三になってくる。そしてその中でも例えば所得割というものですとこれだけ所得があったから、だから税金をこれだけ払う、だから保険料も少したくさん払ってください、これひとつ理屈に合うと思うんですねえ。ところが資産割、これは例えば土地、建物を買う、マイホームを手に入れる、そうしますとそれに対して固定資産税というのがかかる。だから、資産税というのは入ってきたから払うんではなくって、持ってるから出すんですね。そうすると、例えばこの資産割というものを見た場合、個人の専用住宅の資産税は除くとか、こういった方向でですねえ、やはり検討をしてくのが必要ではないかと思うんですね。それから、ここ十年、二十年たってきたときに同じ医療一つとってみましても、例えば薬にしても、その検査制度にしても非常に高度になってきております。ですから、やはりですねえ、ある程度の高度な医療を受けるにはそれなりの負担というものは我々は覚悟してく必要があると思うわけであります。ですから、ある程度国民健康保険料のいわゆる現在の見た格差、約三十倍にも広がるような格差というものはですねえ、やはり納得ができないと思うわけであります。ある程度の国民健康保険料のいわゆる最低額の底上げというものはやはりして、そうしなければですね、これは相互負担の相互共済制度でございますから、こういった制度は確立が存立が難しくなってくると思うわけであります。現在の場合、ある一定のランクのところで非常に滞納が多い、滞納が多いからその人たちは上げないという論理というのはおかしいと思うわけですねえ。払って、払ってなおかつえらいから余り上げるなという諭理でならば納得がいくわけでございますが、現実の生活の中でこの層の人は非常に滞納が多いと、だから余り払ってくれないから引き上げをしちゃいかぬというようなことはですねえ、私はこの国民健康保険の制度自身をとった場合、将来に向けてたくさん払ってる人が、もう国民健康保険は払わないと、例えば、アメリカでやっているようなですねえ損保で、国民皆保険をやめて保険会社へ一定の金額を払って病気になったらくれとか、こういうような制度がですねえ生まれてくるやもしれません。やはりこの現在の国民健康保険制度というものを守るためには、まずもって着手するのが格差是正だろうと、格差是正ということにまず焦点を絞って岐阜市も進めていくべきだと思います。ですからこの応益・応能割をどう見直していくか、将来に向けてということではなしに、今回の厚生委員会の中でも、こうだ、こうだ、それなりの細かい実例を出しながら検討しておいた、そして将来的にはこうしたいというんではなくて、来年はどうする、再来年はどうするという、そういう具体的な指針についてひとつ御報告を願いたい。また、この部分については、こう直したいということをぜひともお答え願いたいと思います。    〔私語する者あり〕 ◯議長(四ツ橋正一君) 市民部長、松尾 弘君。    〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えいたします。賦課割合の将来の見通しと今の固定資産、特に固定資産税に対して賦課することの是非についてのことでございます。確かに御指摘のようにこの賦課割合についてはいろんな方式がございます。いわゆる応能、応益の二方式だけの所、それで所得とそれから応能、世帯とそれから一人当たりの個人と、それからもう一つの方法といたしまして、いわゆる二方式、三方式、四方式があるわけですけれども、岐阜市の場合はまあ四方式という中で固定資産税に賦課をしているわけです。それで大都市になればなるほど、この固定資産税というものにはかけておりません。そういうことで、この四方式がいいのか、三方式がいいのか、二方式がいいのか、これはいろいろ論議を呼ぶところであろうかと思いますけれども、岐阜市は発足当時からこの四方式をとってきたという経過がございます。それでこの今の現行の最高の三十九万円と、まあ六割軽減しますと千二百何ぼというこの格差でございます。これにつきましては、いろいろ御指摘のように御検討願い、私の方としては何回も申しますように、この矛盾点ということについては是正をしたいということでいろいろ検討をし、厚生委員会にも、厚生委員会の協議会にも御論議をいただいておるわけでございます。そういう中で私の方としては先ほどもお答えしましたように、できれば来年度あたりからこれを皆様と御相談し、また、    〔私語する者あり〕 国保の運営協議会もございますので、そういうとこともいろいろ御相談しながら進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 二十一番、伊藤 博君。    〔伊藤 博君登壇〕(拍手) ◯二十一番(伊藤 博君) お許しをいただきましたので、自民党二番手として順次質問をさせていただきます。  まず第一番に、研究学園都市にふさわしい産学官共同研究並びに国公立大学間交流について、市長さんにお尋ねをいたします。  最近、バイオテクノロジー、バイオマシネリー、LSIなど先端産業の進歩は著しく、岐阜市においても岐阜薬大、岐大医学部、農学部、工学部など、岐阜市が先端産業の研究所を誘致すべく、メーンテーマを出して、薬大の薬草、漢方薬、薬学、医学、農学部の農芸化学あるいは獣医学、植物生態学、植物病理学、工学部の応用化学、工業化学、また実験動物の面でも薬大、医学部、農学部獣医学科とも共通の研究テーマがあり、私はこのすばらしい頭脳集団にお願いして知識集約型産業、一流企業の研究所を誘致ができるよう方向づけが今から二十一世紀に向かって準備をしても遅くはないと、まことに重要であると痛感いたす次第でございます。岐阜市が第三次総合計画で研究学園都市に向かっとるんですが、既に岐大には文部省から産業界、官界、学界の共同研究センターが国費で設置されておりますが、極めてそのメンバーにおいては数が少なく、また、限定されたものであり、したがって、私は県と市が産学官の共同研究をさらに進めるため、県当局、市当局並びに岐阜薬大、岐大、この四者が協議会をコンスタントに開催して、市長さんからそのことを県に強力にアプローチしていただくよう懇願する次第でありますが、市長さんの御所見をお伺いする次第でございます。  現在進行中の一流企業、研究所を誘致するその原因たる研究内容を参考に申しますと、例えば、現在農学部の農業化学、生化学では医学部と共同研究で制がん剤の研究中であり、これに薬大も研究参加をお願いしたり、また、発酵醸造バイオを利用して即席しょう油、また、バイオマシネリー、食品工学と薬大との連携、セラミック、ニューセラミック、こらまあ工学部ですが、薬大との製薬科とのまた共同研究、さらに非常に収益率のある医薬品製造、この研究所を誘致すべく、今はやりのバイオあるいは発酵酵素これらの利用と薬品との研究で今現在、低血圧、高血圧を絶えず正常値に持っていく、血圧をコントロールする研究が農芸化学、生化学と医学部との研究が行われとるわけでございます。したがって、小麦粉、これはまあパンの原料ですが、これでも国産の小麦粉は輸入品より落ちるので、この国産品との格差を是正するために育種学、生化学などがエコロジカルスタディー、いわゆる生態学研究として行われとるわけでございます。したがって、これ今参考に申しましたが、ほんとにこのあとわずかで二十一世紀に向かうんですけど、その国があるからいいんやなしに、やはり岐阜市は地価が高いので、したがって、こういう一流企業の研究所だけでもまず誘致して、そしてこれも企業誘致、市民所得の向上に向かったらどうかということを市長さんに重ねてお尋ねするわけでございます。  二番目は、教育問題について、家庭教育と学校教育について、教育長並びに教育委員長さんにお尋ねいたします。  最近の社会病理現象は、物で栄えて心で滅びるおそれが多分にあり、まさに教育の複合汚染現象が顕著にあらわれているわけでございます。特に最近、中学校の教育面では目を覆うような事象が次から次へと起こり緊急を要する事態であります。私は自由にも規律があり、権利には義務が伴うものであると確信し、また、痛感するわけでございます。教育には知育、徳育、体育とがあり、また、家庭教育、学校教育、社会教育から成るこのグルンド、基礎は家庭教育であり、人間教育には知育だけでなく徳育が重要であると思います。子は親の鏡、子を直そうと思ったら親の姿勢を正すと。そこで、母親だけでなく父親も社会教育を含めて、中学でも父親参観日を新設して、家庭教育学級の充実と同時に成人教育、社会教育が重要であるわけでございます。心の教育、親と子の触れ合いを重視し、基本的な生活習慣、しつけ、社会性、道徳性の涵養に努め、地域社会との密接な連携を進め、さらに現在の教員では、例えば教育原論とかあるいはまた教育心理学、児童心理学を習って教育実習があるけど、その実習が少ないので、それを補うためにインターン制の導入とかあるいは長期の教育実習が必要であり、教員の適正配置、ベテラン教師の配置、強力な指導力のある使命感に燃えた先生の補強がぜひ必要であり、また、是は是、非は非として、非行グループの隔離、授業妨害、いじめ、このいじめが悪化すると強迫性神経症とか、あるいはまたノイローゼ、ひどくなると精神分裂病になる例が多々あるわけでございます。また、校内暴力、ひいては罪悪感がない、したがって生命軽視、これら病原菌を排除しないと悪化の一途をたどり、現状は重態であり外科的大手術として私はこの問題生徒を、検討委員会が今開かれていろいろ論議されておると思いますが、やはり特別指導、例えば学級でいろいろホームルームティーチャーが見えるんですけど、先生によって個人差があるので、学年集会ひいては全校集会をして訓辞を与え特別指導をすると、そういうような方法論も必要であると痛感するわけでございます。したがって、教員の異動などは原則は七年ですけど、やはりケース・バイ・ケースで後継者ができるまでは高校並みに十年ぐらいおっていただいて、そしてこれならいいなあと、そういうことをやっぱり校長とかあるいはまた教頭、教務主任、学年主任にもよく確かめて、そしてそういう適正配置をお願いするわけでございます。また、初任者研修制度の試行並びに問題生徒の出席停止措置とかいろいろありますが、とにかくその、まじめに勉強する生徒が、できないと、このような悲惨な事態は一刻も早く救わなければ、現に近くに学校があっても名古屋の有名私立へ行ったり、あるいは単独の女子中学へ行ったり、非常にその父兄も生徒も耐えられない負担があるわけでございます。したがって、教員の資質向上、経験を高め、また資質の向上に持っていくためにその方法論について教育長の勇気と決断ある答弁を、決意のほどをお聞かせ願いたいのでございます。  例えば、そのいろいろの病理現象を説明しますと、いじめ、嫌がらせがあって被害者が一人で悩んでいることが多いと。先生や親に話すと余計ひどい目に遭うから話せないとか、万引きをする者が、その盗品を売買する者がおって、文房具を男子数人が万引きし、それを安値で一年生のほぼ全クラスヘ売りに回っていたと。また、売りに歩いていたのは女子に多く、女子は取ってきてほしいものをメモして男子に渡したと。おどされて買わされた者もいて、さわった以上は買えとか、あるいは責任感がなくなってきたと、まじめにやるのがばかばかしくなってきたと、掃除や給食当番の仕事を平気でサボる子がふえてきたと、係の仕事もしっかりできなくなった子が多いと。また、授業中の私語、妨害が多いと、授業妨害になるような大声、物音がふえてきて、そのために先生の話が聞き取りにくくなったと、授業に集中できない子がふえてきたと、教室を飛び出していく子がかなりおると、いわゆる授業エスケープですね。また、公共物を大切にできないと、器物破損が多い、カーテン、ロッカー、戸、ごみ箱。いらいらして足でける者が多い。また、火災報知器をみだりにフラストレーション解消のために一時間に二回も三回も鳴らしたり、また、物がなくなることが時々あると。自分の物と人の物との区別がつかず、勝手に人の物を持ち出して使ってそのままにしてしまう、いわゆる罪悪感がないという、これが非常に、そのようなくせは非常に危険でございますので生命軽視にもつながると。また、紙くずや紙飛行機が散乱して、先生の机から勝手に黙って盗んで、印刷室から無断で紙を持ち出して飛行機を折ったり、配られたプリントを細かく引きちぎって教室内をごみだらけにすると。こういういろんな事例があるわけでございます。また、さらに、万引きや物の売買の問題についても、盗んだ品物とわかっていても、おどされて買わざるを得ないようになっていると。ちょっと手を触れるだけで、さわったから買えと。お金がないから言ったら借りてでも買えと強引に売りつけようとしていると。また、物の売買のアンケートをとったときにも本当のことが書けない子が何人かいたと。調査をとるときには厳重に見られぬようにして、ほんとのことが書けれるような配慮が必要であると。こういうようないろいろな現象が起きとるわけでございます。  私もほんとにびっくりしたわけでございますが、    〔私語する者あり〕 これらの病理現象を防止するために、徳育向上のため心の教育として私は一方法論として強く提言をさせていただくわけでございます。まあ修身がないために「心の一週間」として私は強く提言し、ぜひ採用していただきたいと思うわけでございます。それはすなわち、月曜日は、きょう一日はありがとうという感謝の心、火曜日は、きょう一日はハイという素直な心、水曜日は、きょう一日はにっこりとする温かい心、木曜日は、きょう一日はきびきびとした働く心、金曜日は、すみませんという反省の心、土曜日には、どうぞという謙譲の心、日曜日には、おかげさまでという報恩の心、さらに親の恩、師の恩、親孝行し兄弟仲よく夫婦円満に、さらに学校も校長以下一体が、お互いに話し合いをして仲よく一致結束して良好な学校運営をしていただくことがポイントであると思うわけでございます。この点について、教育委員長の忌憚のない御所見をお伺いするわけでございます。    〔私語する者あり〕(笑声)  次に、防火対策について、火災の教訓について、消防長にお尋ねいたします。  二月二十二日午前七時十八分ころ、問屋町四丁目にて火災が発生し、罹災者の方々に心より重ねて謹んでお見舞いを申し上げます。現在、駅前ファッション業界にあっては、二度と災害を繰り返さないため対策会議が続行されておりますが、この問題については私は先輩議員とともども常に防火対策を力説していたところでありますが、この火災はいまだ火災原因がわからず、初期消火の重大さをまざまざと見せつけたのであります。最近店舗で無人化された所が多く、中には何ら非常ベル、自動火災報知設備のない建物が多々見られるわけでございます。初期消火、早期発見はまことに重要であり、店舗住宅の不燃化、すなわち、耐火住宅が肝要であります。初期消火の原点である店舗住宅の有人化、また、そして金町平和通りを境にして、東部と西部でどれくらいの無人の店舗があるのか現況について、あるいはまた、岐阜繊維問屋町防火防犯組合の防火に対する現況はどうか。夜間無人になる店舗などの今後のそれに対する対応あるいは行政指導は、消防行政としての指導はどうあるべきか、消防長にお尋ねいたします。  次に、駐輪場について、市長さん並びに技術助役さんにお尋ねいたします。  市制百年、中部未来博もあとわずかとなり、岐阜市の表玄関である新岐阜周辺十自治会―金町七、八、長年町三、四、神田町九、十、住田町一、二、吉野町五丁目、これらは既に要望書が提出されておるわけでございます。いわゆる放置自転車問題がありますが、これは私が昨年六月議会で質問させていただいておるわけでございますが、現状は年四回か五回程度の回収でありますが、それでは追っつかず、都市美観上、また、歩行者の往来妨害など目に余る現象が現在あるわけでございまして、この放置禁止の立て札があっても一時的に移動するだけで何ら効果がなく、市条例を制定して都市美化、歩行者の安全通行を保ちたいのであります。そこで、五十五年議員立法である「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」の第五条第三項で、「地方公共団体は、商業地域及び近隣商業地域内で条例で定める区域内において百貨店、スーパーマーケット、銀行、遊技場等自転車の大量の駐車需要を生じさせる施設で条例で定めるものを新築し、又は増築しようとする者に対し、条例で、当該施設若しくはその敷地内又はその周辺に自転車駐車場を設置しなければならない旨を定めることができる。」とあるが、現在、名古屋市でもこの三月の六十三年当初議会で、この前も調べましたら議会に提案されておるわけでございますが、もうそろそろ岐阜市もその時期が来とると思うわけでございますが、市長さんの御所見、決意のほどをお伺いするわけでございます。  また現在、新岐阜駅が建設中でありますが、放置自転車保管、撤去及び集客力のある施設が新増築する場合、自転車置き場の設置をと要望がされていると思いますが、これは、この法律はですねえ、JRとか近鉄、名鉄なんかは議員立法でも例外規定ということで強制は、その鉄道の設置者、いわゆる近鉄、名鉄、JR岐阜駅の場合には、JRの場合はこれは一応免除というような格好になっとるんですが、だからまあ要望でいかなしようがないということで、その要望を強く、くどいくらい何回でも要望しなきゃならぬと思うんですが、この交渉経過、感触、現在の状況はどうか、技術助役にお尋ねをいたすわけでございます。  さらにですねえ、JR岐阜駅並びに駅前、駅西周辺が非常に暗いと、もっと町を明るくしてほしいという、この市民要望が、私ももうしょっちゅう聞くんですが、ほんとにこの点に対してもですねえ、早急に具体的な対応をされようとしているのか、また、現在どういうお気持ちなのか、また、どういう対応を考えておられるのか、技術助役にその点をお尋ねするわけでございます。  次に、松山町、松ケ枝町周辺整備について。  観光都市岐阜市、千尋の谷金華山、緑滴る金華山と、この名勝地、岐阜市の元祖金華校下にある金華山ドライブウエーは観光資源として重要な道路であり、この道路は開発以来四十年余り経過して、上り口一帯は住宅街と化し、岐阜営林署も移転され、近くは夕陽ケ丘県営住宅も新築工事の着工に伴い、ドライブウエーの利用者増加も相まって自動車などの交通量が急増して、狭隘な昔からの道路では歩行者に対する危険はまことに甚だしく増大し、車の交差も難しく、至急に道路の整備改修、交通安全施設、カーブミラー、街路灯、安全灯など新設改良整備、さらにまた、煙害、悪臭、臭気などについても陳情要望が既にされており、両者ともぎふ中部未来博、岐阜市制百年も間近に迫っておりますが、ぜひ素早い対応を、善は急げと痛感いたすわけでございますが、市長さん並びに技術助役さんの御所見をお伺いいたします。  以上、第一回の質問を終わらせていただきます。(拍手) ◯議長(四ツ橋正一君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 伊藤議員の御質問にお答えをいたします。  第一番の、研究学園都市にふさわしい産学官共同研究並びに国公立の大学間の交流についてというお話でございます。  御承知のように本市は第三次総合計画におきまして、研究学園の都市にふさわしい行政を展開をするということで計画に定めておるところでございます。それを実施するには、まず第一に岐阜薬科大学の任務を、特にバイオテクノロジー関係の研究をしようということで、百年記念事業にも挙げておりますところの、岐阜薬科大学に附属研究所設置を今進めておるところであります。その完成は昭和六十五年の十月ごろに予定をいたしておるところでございますが、その主目的は今申し上げましたようにバイオテクノロジーを中心として新種薬草関連産業、また、製薬産業の基盤の育成ということでございます。第一号が網代の小学校跡地に大洋薬品の研究所が参りまして、間もなく事業を開始せられるということになっておるわけであります。また、全国からそういうふうな問題も提案をいたしておりまして、いろいろそうした産業の研究所が誘致をしたいということで進めておるところでございますが、また一方、岐阜大学は地域共同研究所のセンターの設置が今急がれて文部省の指定を受けられたわけでございますので、進められております。したがって、両大学とも既に国内国外の大学との学術研究交流ということも盛んになっておりまして、多くの実績もつくっておるところでございます。岐阜薬科大学のこうしたいろいろなコンベンションは、六十一年度、六十二年度では国際会議を含めまして七学会を開いたわけでございます。六十三年度今年度は国際中草薬学会それから国際還元酵素学会、この二つの国際学会を薬大が主催をして開くことになっております。来年度は国際和漢薬学会ということで、これもまた大きな学会が開かれる予定になっておるわけであります。薬科大学の研究生も今年度までに受けとめました研究生は五十人であります。したがって、大変先端技術に大きく貢献をしておるところでございます。今後こういう国公立大学間の交流を一層深めるために、御質問のありましたような、いわゆる県と市とそれから両大学の四機関によるところの共同研究機関と申しますか、こういうことを進めるための推進機関と申しますか、協議機関、そういうものをつくって早くやるようにというお話でございますので、大変大切なことでございますし、まあ両大学も既にそういうことにつきまして大変努力をしていらっしゃるわけでありますから、行政と一体となりまして、いわゆる産学官共同研究関係の協議機関をつくろうということにつきましては、前向きに進めてまいりたいと思っておるところでございます。  それから、二番目の問題でございますが、駐輪場でございます。  当初予算には、まあ初めには駐輪場の設置を予算を計上しようということで努力をしたわけでありますけれども、まあ付近のまず最も理想的な位置もあるわけでありますから、今年はまず調査ということに入りまして、その調査がもし年度途中でもうまく完了して、そして駐輪場設置の対策ができるという見通しがつけば、追加予算をもちましてでも駐輪場を置きたいというように考えておるところでございます。最近は大変この機能的な高層と申しますか駐輪場もできまして、コンピューターによりまして作用しますので、非常にこの一千台ぐらいの駐車場は一分もしくは一分前後で自分の自転車が取り出せれるような、まあコンピューターシステムに全部なって、新しく開発されたそういうものもあるようでございますし、それも既に見学をしておりますので、そういうようなことの施設をしなければ、ただ単に、だめだ、どけとか言ったって、これはやっぱりだめでありますから、施設をしつつ、そして施設を利用するように誘導をするためのいろいろこの条例をもって規制をすると、その両方をあわせてやるということであろうと思います。したがいまして、大変急務であるということで、私もそのことは強い認識を持ち、推進のために最大の努力をしていきたいと思っておるところでございます。  松山町あるいは松ケ枝町付近の公害、ちょっと私、あんまり実態は十分は知っておりません。が、私はよっぽどあのドライブウエーヘ通って、いろいろこう町の施設やらいろいろなものを見ておりますので通ってはおりますが、具体的にどういうふうの環境が悪化しておるのかということにつきましては、まあ、ああいう曲がりくねった道でもございますし、それから道路幅も決して広くもない、それから最近はドライブウエーを利用する人たちが多くなってきたことも事実であります。そういう自動車公害を含めましての交通安全関係の整備を急がねばならぬと、そういうことであろうと存ずるわけでありますが、それは急がねばならぬと思いますので、具体的にはどういうふうのやり方につきまして、また技術助役がお答えを申し上げたいと存じますが、十分そういう点につきまして整備を急いでいくようにまた指示をしてまいりたいと思っております。 ◯議長(四ツ橋正一君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 日ごろ地域で格別この面でのお世話になっていることを大変ありがたく思っております。  最初に、御指摘のように、教員の適正な配置は学校運営、教育活動の推進など、その教育効果を上げる上で欠くことのできないことでございます。特に中学校におきましては、限られた人数の中で教科のバランス、年齢構成、男女比等々を考えて進めておるわけでございます。また、部活動の指導や生徒指導の面にまで配慮しておるところでございます。今後も学校経営の責任者である校長の願いを十分に聞き、一人一人の教員を生かす人事をして、地域の信託にこたえる学校づくりに努力していきたいと考えております。  次に、教員の初任者研修の問題でございますが、御案内のように、六十四年度から実施に向けての試行でございます。研修によって教員としての心構えや心得の基礎が実践的に体験でき、また能力や適性を引き出すことにも努力されたわけでございます。しかし、研修の内容を精選し、量的にも負担を考慮することが必要であるという課題も残りました。今後はこれらの反省の上に立って教育研修の意義を認め合い、計画的に実施することを大切にしていきたいと考えておるわけでございます。  次に、現在の中学校の問題生徒に対してどのように対処していくかということでございます。いろいろ御指摘いただきました生徒の姿につきましては、地域の方々にも大変御心配をいただいており、私どもも学校と一緒になってその解決に取り組んでいるところでございます。本来の生徒指導は、人間としての生き方、お互いに人格を認め合うことの大切さ等について取り組むべきでありますが、残念なことに発生した問題行動に対処して追われているのが現実でございます。今までも言われておるところでございますが、学校、家庭、地域、教育委員会等、なお一層の連携を取り合い、指導していかなければならないと痛切に考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 教育委員会委員、岡本太右衛門君。    〔岡本太右衛門君登壇〕 ◯教育委員会委員(岡本太右衛門君) 今こそ心の教育が大切であるという立場から、ユニークな「心の一週間」という御提言を感銘深く拝聴いたしました。また、家庭教育における父親の役目の大切さは御指摘のとおりでございます。心の一週間という御提言でございますが、言葉の多少違いはあるといたしましても、各家庭で努力がなされ、それが町内、地域へと広がっていくならばどんなにすばらしいことでしょうと思っております。このような運動が各家庭から広がっていくことを心から願っておるものでございます。  なお、父親参観日につきましては、現在は家庭参観日という名前のもとに行われております。御指摘のように、多くの父親の参加を期待いたし、実のある研修が持たれることを願っておるものでございます。  以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 消防長、酒井佐七君。    〔酒井佐七君登壇〕 ◯消防長(酒井佐七君) 問屋町における防火対策についての御質問でございます。  まず、問屋町における夜間無人の店舗状況です。質問者も申されましたように、どのような火災でも、人的、物的被害を最小限度に食いとめるためには、早期発見、早期通報、初期消火を的確に行うことが肝要であります。去る二月二十二日の問屋町四丁目の火災の場合は、これら初期活動が期待できない無人の建物であります。また、早朝の出火であったわけであります。ところで、御質問の夜間の無人の店舗状況でありますが、調査いたしましたところ、金町より東側の地域では全体の四九%、西側につきましては九一%で、特に西側地域が無人化建物が多いようであります。  次に、問屋町一帯における防火体制についてでありますが、夜間、休日等無人となる店舗が多いことから、この対応として問屋町の防火防犯組合では夜警員二名を配置して、問屋町全域を巡回して防火防犯及び不法駐車等の警戒取り締まりを行っておられます。  それから、今後の対応並びに指導についてでありますが、特に無人化になる店舗につきましては、ソフト面として初めにも申し上げましたように、初期消防体制の確立を期することと、また消防活動に際しまして、シャッター等による屋内進入が困難でありますので、これが対応策としてできれば宿直等の有人化やこれにかわる警備体制が必要ではないかと考えます。  次に、消防設備等の設置でありますが、ハード面として火災を早期に発見するために自動火災報知設備がありますが、法令で規制されている防火対象物はもちろんのこと、これ以外の建物につきましても自主的に設置されるように指導していきたいと考えております。  それから、業者、従業員等の防火、防災意識の高揚でありますが、今後とも岐阜既製服産業連合会等を通じ自主防災体制づくりを初めとして、講習会の実施等効果的なことを積極的に推進して、この種の事故防止に努めてまいりたいと存じます。  以上でございます。
    ◯議長(四ツ橋正一君) 助役、坂井 博君。    〔坂井 博君登壇〕 ◯助役(坂井 博君) 駐輪場の設置についてお答えをします。  先ほど市長が御答弁申しましたとおりでございまして、駐輪場の設置の必要性は痛感をいたしております。六十三年度には名鉄と協議いたしまして百十三台を予定しております。今後は関係機関、自治会等にも情報の提供をお願いいたしまして、設置を考えていきたいと考えております。  なお、市長も今申し上げましたが、自転車駐車設置計画策定の委託料を今議会にお願いをしております。これらの調査結果を踏まえ積極的に対応をしてまいりたいと考えております。  それから、駅前の周辺が暗いという御指摘でございますが、これは住民の方々からも声を聞いております。それで、金町通りの照明につきましては、県と協議をいたしております。また、周辺の照明につきましても、商店街の皆さん方と協議して検討をいたしておるところでございます。  それから、松山町、松ケ枝町の周辺整備についてでございますが、松山町、松ケ枝町の周辺、特にドライブウエーの上り口の周辺が暗いとのことでございますが、その照明につきましては、大きなカーブにはそれぞれ三百ワットの水銀灯を建てて、また危険な場所にはカーブミラー等を設置しておりますが、一度点検をいたしまして、地元住民の方々の意見も聞きながら環境整備に努めてまいりたいと考えておりますし、また臭気、煙害につきましても、広域行政の条件を踏まえ、検討をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。    〔「議長、二十一番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(四ツ橋正一君) 二十一番、伊藤 博君。    〔伊藤 博君登壇〕 ◯二十一番(伊藤 博君) まことに市長さん以下前向きのありがたい答弁をいただきましたが、教育長さんにもう一回だけ、現在その検討委員会といいますか、その論議がされておって、下旬ごろに結論が出ると仄聞するんですが、中間報告言っては御無礼ですが、どのようなポイントといいますか、論議がされておるか、ちょっとその点をお尋ねをしたいわけでございます。  あとはまあ、第三次総合計画にかんがみまして、研究学園都市にふさわしい、市長さん、前向きにすると、ぜひこれは強力に推し進めていただきたくよろしくお願い申すわけでございます。ということは、岐阜市は地価が高いでなかなかその、企業誘致いっても工場がなかなか進出しないと。したがって、そのハイレベルの研究所を先誘致するというか、それすればそれに連鎖反応で何らかの対応ができるという点からもお願いするわけでございます。  それからあとは、防火対策は結局有人が西部では九%、東部では五一%と、すなわち平和通りの東は約五割、半分が店舗でも、そこにお住まいになってみえますし、西部ではその一割に満たない方が見えるだけやと、あと九割が無人ということでまことにこれは非常に中心地の活性化といいますか、ドーナツ現象食いとめるためにも、Uターン現象のためにも何とか消防行政としてその点にも留意して、いわゆるPRといいますか、そういう防火面からも大事であるという思想の啓蒙をお願いしたいということは、消防長さんにもお願いいたしておきます。  以上、あとはまことにありがたい答弁いただきまして……今後ともよろしくお願いいたします。教育長さん、その点だけよろしくお願い申し上げます。どうもありがとうございました。 ◯議長(四ツ橋正一君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 緊急検討委員会でございますが、今までに数回会議を開いていただいたわけでございます。特に今何が大切なのか、どんなことに努力しなければならないかということを、十三人の委員の方たちに幅広い立場から意見を出していただきまして、検討していただいたところでございます。本年度末をめどに答申を検討いただいておるところでございますが、簡単に結論が出るような問題でもございません。答申が出ました段階で私どもとしましては十分検討し、取り組んでまいりたいと考えておるわけでございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 十八番、林 貞夫君。    〔林 貞夫君登壇〕(拍手) ◯十八番(林 貞夫君) お許しを得まして、私は以下四項目について順次質問をいたします。  最初に、岐阜環状線について、市長並びに都市計画部長にお尋ねします。  昨日、我が党の代表質問者伊藤利明議員がるる申されたとおり、本市において現下の最大の課題は、いかにして経済の活性化を促し、都市の活力を高めるかであり、第三次総合計画の基本方向もまさにこの点を重要な柱にしているのであります。しかし、私は、本市が高次の都市機能を集積した都市として発展するには、何といってもそれを支える高度な交通基盤が確立されていなければならないと考えるのであります。また一方、昨今の車社会の進展や物流の増大が激しい折、市内の交通渋滞はピークに達しており、この解消に対する市民の切実な願いに対してもこたえていく責務があると思うのであります。御承知のとおり、本市の道路整備といたしましては、鉄道高架事業、これに関連する道路の整備、環状線の整備及びこれに接続する放射状道路の整備に大別されますが、現在、国事業一カ所、県事業七カ所、市事業十一カ所の計十九カ所でそれぞれ取り組みがなされており、いずれも膨大な事業費を要することを思いますと、関係機関への働きかけとか市財政の対応にいたしましても鋭意努力されていると評価をするものであります。しかし、岐阜環状線は昭和四十三年に着工以来実に二十年を経過しているのであります。そして、六十一年に策定した第三次総合計画では、昭和六十五年度完成を目指して建設を進めると、明確に示しているのであります。しかるに現状は、昨年十二月に西回りルートがようやく全線開通いたしましたが、東回りルートの完成にはなお相当長期間を要するということであります。他都市では既に第二環状道路の建設に入っている所もあるのであります。文字どおり環状線として全区間、全線開通が一日も早くなるようなお一層の努力を払われることを強く要望したいところであります。  そこで、以下質問でありますが、まず市長さん、昨日は鉄道高架事業についてまことに力強い答弁をされておりましたが、同じ本市の最大の課題である環状線について、その御決意のほどをお伺いしたいのであります。  以下、都市計画部長に伺います。  第一点、この東回り区間について、昨年一月に事業認可を受けられたときの事業期間は六十八年三月までとなっていますが、他の大縄場大橋の供用開始予定が六十七年度ということを考え合わせますと、とても東回り区間が五年間で開通するとは思えません。その実際の見通しはどうなっているのか、お伺いをいたします。  第二点、この東回り区間は、県施行区域、区画整理区域、日野大橋関連区域、東バイパス区域の四区域に分割して事業が進められるということでありますが、それぞれの現状と見通しについて、詳細に御説明いただきたいのであります。  第三点、東バイパス、すなわち一般国道一五六号線バイパスのことでございますが、六十二年度に二車線の暫定供用ということであります。長良川以北からこのトンネルの利用は可能なのかどうか、お尋ねをいたします。  第四点、仮称日野大橋は東回り区間の道路の整備が完了してから架橋する、こういうことでありますが、私は、まず、トンネルと橋さえできれば既存の道路を使ってでも曲がりなりにも東回りが開通すると思うのでありますが、いかがでありましょうか。  第五点、仄聞するところによりますと、伊自良川にかかる予定の仮称島大橋は有料橋にするということで早期着工ができるということであります。もし、日野大橋が十年も先でないと完成しないというのなら、こちらも一時的に有料にしてでも早期着工ができないか、その辺をお聞かせ願いたいのであります。  次に、青少年育成市民運動のあり方について、教育長にお尋ねします。  次代を担う青少年が豊かな情操と自立心を養い、すぐれた社会人として成長することは今や市民すべての願いであり、国民的課題でもあります。この大きな課題に向かって本市の市民運動も「たくましく伸びよう伸ばそう青少年」というスローガンを掲げ、重点目標、実施方策を立てて推進されているところであります。この衝に当たっておられる関係者各位の御努力に対して、敬意と感謝を申し上げる次第であります。しかし、この市民運動が実際に各校下の現場で推進活動となって実現され、実を上げているかということになりますと、疑問を投げかける方も多いのであります。ここに本年一月、各校下の青少年育成会長及び推進委員に対して行われたアンケートがありますが、その中に一項目として、「校下青少年育成会の活動を推進する上での困難点や問題点をお書きください」こういう項目で回答の多かったものを挙げますと、「他団体との協調、連携が非常に難しい」、「非行の現況に地域住民の認識がない」、「青少年育成会に対する各種団体の認識が不足」、「青年の参加がなくて困っている」、「育成委員の自覚の欠如」、「住民の意識の高揚、協力を得ることが難しい」、こういったように校下での推進運動のあり方、まさに根本に触れるようなことについて皆さんが悩んでおられるわけであります。そこで私は、その原因となるような問題を私なりに整理をしてみましたので、ぜひとも再検討していただきたいと思うのであります。  すなわち、その名称、組織、運動の進め方、各種団体との連携、補導センターとの連携等々についてであります。  まず、名称でありますが、県段階では青少年育成県民会議、市段階は同じく市民会議、これがブロックヘ来ますと青少年育成協議会、そして校下では青少年育成会となっているのであります。これでは、実際この運動にかかわっている者でさえ、これが一体的なものであることがわかりにくい、校下では子ども会育成会との区別もつきにくいのであります。上部機関が、県民会議、市民会議ということでありますから、校下の青少年育成会は地区会議というべきだと思うのであります。名は体をあらわすといいます。こうした名称が一部のボランティア運動とさせる原因であり、他団体との協調連携が非常に難しいとか、地域の意識高揚が得られないとかいう原因になっているのではないでしょうか。  次に、組織についてでありますが、現在は会長部会、推進委員部会、家庭部会、少年指導部会、青年部会、非行対策部会の部会制をとっております。これは運動の対象者別になっており、一見機能的、合理的に見えますが、いわば縦割り式でありまして、内部に閉じこもっていくような結果を招来している原因ではないでしょうか。そこで、校下民全体をこの運動に参加してもらう方向に転換するには、視点を変え、企画や会議をどのように担当するか、広報活動をどのように進めるか、育成指導に当たる人をどうするか、補導センターとの連携を密にした補導部といったようなふうに、いわば横割りの組織に改善すべきだと思うのであります。そして、こうした組織改革によって初めて市民運動のスローガンも推進運動となって実現され、事業あるいはその他の事業の見直しなどもできていくと思うのであります。また、補導センターの活動でありますが、少年補導センターと青少年育成会の非行対策部会との有機的連携がとれているかどうかというと、疑問があります。今日補導センターは強化の方向にあります。補導員の指導体制を一元化し、この機能の充実を図るべきだと考えるのであります。  以上、青少年市民運動の活性化と充実のためにぜひとも改革に取り組んでいただくよう提案をする次第であります。  次に、本市の国際化と留学生の受け入れ対策について市長室長並びに教育長にお伺いします。  御承知のとおり、本市はフィレンツェ市、杭州市、カンピーナス市と友好姉妹都市提携を行い、着々と成果を上げております。さらにアメリカのシンシナチ市との提携も検討され、昨日議会の全員協議会で全会一致賛同したところでもあります。また、本市は岐阜市制百年記念及びぎふ中部未来博開催の年に当たり、海外からの訪問者もかなり多数に上るものと予想されます。そこで、この機会に市民レベルの国際交流や留学生を初めとする海外から岐阜へ来られる方々への受け入れ態勢を強化充実するような方策を検討する必要があるのではないかと考えるのであります。特に留学生は、それぞれの国へ帰った後はその国の推進力として大きな影響力を持つ人々であり、それゆえに市民レベルにおける受け入れ対策の整備とともに、行政としても積極的に乗り出してしかるべきと考えるのであります。現在、県内の大学には八十五人の留学生が在学しており、岐阜大学だけで七十二人の人が学んでおります。そして、その国籍は十七カ国に及んでおります。しかし、これら留学生の生活実態はといいますと、岐阜大学では四十五人が学内の寮や国際交流会館に住んでおり、残りの学生が近隣のマンション、アパートに住んでおられます。大部分が宿舎と大学との往復で、せっかくの岐阜の暮らしや人情の機微に触れたり、自然のすばらしさを十分に体験するには至っていないと聞き及んでおります。大学自身の努力や市民ボランティアグループなどにより各種の交流事業が行われていますが、日常的、継続的というわけにはいかないのであります。また、一方、せっかくいろいろなボランティアが市内には多くおられます。しかし、それらの情報を得る窓口やたまり場、こういうものもわからない、お互いに組織的にサービスを受けたり提供したりすることが困難な状況にあります。また、国費留学生は四十六人、私費留学生は三十九人となっております。今日円高の現在、なかなか苦しい生活を余儀なくされているようであります。さて、本市は二十一世紀の国際化社会を見通して、第三次総に国際交流の推進を掲げ、国際交流の基盤整備として、国際交流基金制度や登録制度等により民間交流の促進を図るということになっておるのであります。  そこで、以下、質問でございますが、まず市長室長に伺います。  第一点、私は、岐阜市ほどの都市ならば、庁内に国際課といったような、市民からも海外からの在住者からもわかりやすい部署があっていいのではないかと思うのでありますが、いかがでしょうか。  第二点、ボランティア組織を充実し、市民レベルの受け皿を充実していくには、国際交流基盤の土台づくりが極めて重要でありまして、現況と今後の対応についてどうなっているかお伺いをいたします。  第三点、さきにも述べましたように留学生の生活は決して楽ではございません。住宅費援助制度や留学生奨学金制度、便益施設の特別利用制度等々について検討される用意はないかどうかお伺いします。  以下、教育長にお伺いします。  留学生は青年が多いわけであります。岐阜市の青年たちと交流が図られたならばすばらしいことだと思います。現在、青少年海外交流協会を設立し、また中央青少年会館に国際交流室を設けておられますが、その現況と充実策をどのように考えておられるかお尋ねをいたします。  最後に、県警察学校の跡地利用について宮浦助役にお尋ねをいたします。  御承知のとおり、現在、岐阜市三田洞東一丁目にある県警察学校は手狭な上、老朽化が目立つということで、関市山田地内への移転構想がまとまり、県の新年度予算に調査費、測量費等が盛り込まれ、四、五年のうちには移転を完了するということであります。この跡地は面積一万八千四百平米で国と県の所有から成っております。  そこでお尋ねをいたしますが、県当局からこの移転及び跡地利用について協議があったかどうか、第一点お伺いします。  次に、当跡地は県自動車学校の東隣に隣接し、近くの岐阜薬科大学、三田高校などとともに文教的な地域形成をなしているところであります。それゆえに跡地利用に当たっては、ぜひともこうした地区形成を壊すようなことにならないように希望するところであります。  そこで提案でございますが、岐阜薬科大学は今や全国的にも有数の大学になりました。しかし、そのキャンパスはといいますと、市外から来た人などには高校かと見間違えるほどのものであります。やはり大学には大学らしい雰囲気が漂うような建物や環境が整っていなければならないと思います。岐阜薬科大学も当地に建設されて二十年を過ぎました。いずれ大改築も迫られるであろうと思います。この際、将来を展望してこの警察学校跡地は岐阜薬科大学の運動場等に確保しておいてはどうかと考えるのでありますが、いかがでしょうか。また、本市には市民が集える運動場はまだまだ不足しており、この点での検討もぜひしてほしいと望むものであります。  以上、第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(四ツ橋正一君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 林議員の御質問にお答えを申し上げたいと存じます。  岐阜環状線の早期実現ということでございます。西回り線は昨年十一月完成をいたしまして大変自動車交通が緩和し、また有効に利用をされておるということでございます。道路の役割は生活道路としても、あるいはまた産業道路としても、あるいはまた地域開発としても大変幾つかの役割を持つわけでありますが、特にこの岐阜環状線というのは、岐阜の外環状道路として極めて幅員も広く、そしてまた有効に利用されており、最も大切な道路であるということで、早期完成が急がれてきておるわけであります。残り四・一キロがあるわけでございますが、いわゆる都市計画道路として、あるいは一般道路として、あるいは国道として、それをつないで環状線としておるわけでございますが、残りは日野で一五六に結ぶということでございます。その中にありますのがトンネルとそれから橋と、それから区画整理によるところの道路と、それから一般道路と、そういうふうにあるわけでありますから、なかなか国の予算も両極にわたっておるわけでございますので、相当のまだ事業費が要るということであります。相当の事業費が要るということは相当の年数がかかるということになるわけであります。  島大橋のように有料として橋だけでもと、私も同じような考えを持っておるわけであります。まだ県にもあるいはまた国にもそういうことは申しておりませんけれども、許されるなら今島大橋かけておりますから、島大橋が終わらないとすぐこちらということにはならぬかもしれませんが、とにかくそういう意向を一体どういうふうに考えて県においては思っておられるのかと。どちらにしても早期完成にすればあの手この手をやらなければ、一般公共だけでは今おっしゃいましたように一定の予算しかこないわけであります。それは全国に割り当てるわけでありますから、岐阜用だけが特別に来るというようなことはありません。したがいまして、十五億、二十億というような公共事業でありますれば、十年から十五年まだかかるというように、三百億ぐらいかかるのではないかと思われますので、そういうようなことでは果たしてこれいいのかどうかということになりますと、やはり今言いましたように負担をしてでも、通行料の負担をしてでも、やっぱり有料道路でやれば大体三、四年で橋はかかるという見込みはつくわけであります。島大橋も非常に早く、長良の大橋より島大橋の方が先かかるわけであります。これは有料であったから早いということであります。そういうこともやはり考えつつ、そしてまた区画整理事業を急いで用地を早く出すということによって、全体の速度を速めるように、またこれも私も最大の努力をまたしてまいりたいと、かように思っておるところでございます。  以上であります。 ◯議長(四ツ橋正一君) 都市計画部長、武藤治雄君。    〔武藤治雄君登壇〕 ◯都市計画部長(武藤治雄君) 環状線についてお答えを申し上げます。  第一点の、昨年一月事業認可を受けた区間についてでございますが、これは東回り区間の全域ではなくて、まず真福寺区域につきましては岐阜―白鳥線以東四百七十三メートルと、堀田区域におきましては堀田の信号交差点から陸閘までの三百七十六メートル、計八百四十九メートルを県において、事業期間昭和六十一年度から六十七年度末までとして認可を受けられたものでございます。そこで、東回りルートの開通はどうかとの御質問でございますが、未着手の区間として真福寺並びに堀田の地域で予定されております区画整理事業区間で千三百二十八メートル、それから堀田の陸閘以南、東バイパスまでの区間で、橋梁、トンネル区間を含めて約二・二キロ、計約三・五キロがございます。これら未着手の区間につきましては昨年一月の事業認可を受けた区間のめどがつき次第事業化の運びになると思います。したがいまして、現段階ではまだ定かでございませんが、全線開通はまだ相当先になるだろうと思っております。  第二点の、東回り区間のそれぞれの工区ごとの現状と見通しの御質問でございますが、まず、県の施行区域ですが、真福寺地区四百七十三メートルにつきましては地元説明会を終えまして、測量等の立入調査を了しております。一方、堀田地区三百七十六メートルにつきましては区画整理事業の区域決定の調整を待ちながら地元の説明会に入る予定で、六十三年度以降本格的に用地交渉に入っていきたいとの計画でございます。また、区画整邸事業区域につきましては約千三百二十八メーターございますが、これにつきましては事業化に向けて地元で準備が進めておられますので、一日も早く組合設立に向けて強く要請をしてまいりたいと考えております。  それから、堀田の陸閘以南東バイパスまでの区間は、現在事業中の県の施行区域のめどがつき次第事業化をお願いしてまいりたいと存じております。  さらに、東バイパスの一般国道一五六号線区域につきましては、岩戸―日野間一・八キロを国において現在事業を実施していただいておりますが、昭和六十五年度末暫定供用の予定と伺っております。  第三点の、東バイパストンネルと長良川以北からのルートについての御質問でございますが、北部特に三輪地域方面からにつきましては、現在岐阜―白鳥線、三輪―早田線を通りまして長良橋方面に流入しているのが実情でございます。トンネルが開通すれば、岩井、加野地域を含めまして、現在土木部で拡幅工事中の千鳥橋を通り、県道上白金―真砂線を経て東バイパストンネルヘ入り、南進が可能になるものと考えております。  次に第四点の、仮称日野大橋とトンネルさえ完成すれば、既存道路を利用しての一応東回りルートが開通できるのではないかとの御質問でございますが、この既存道路から、仮に橋梁、トンネルを完成をするにいたしましても、既存道路からの接続する技術的な問題等がございまして、これらにつきましては県当局にいろいろ御協議をしなきゃならぬと思いますが、そういった問題で困難な問題があろうかと思います。  それから最後の、有料橋の問題につきましては、先ほど市長から御答弁申し上げられましたようでございますので、よろしくお願い申し上げます。いずれにいたしましてもこの環状線につきましては一日も早く開通するようにさらに一層努力いたしたいと存じます。  以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 青少年育成市民運動のあり方の御提言、しかとお聞きいたしました。(笑声)市民会議……    〔私語する者多し〕 役員の御意見を伺いながら、より成果の上がる方策を検討してまいりたいと考えております。  次に、    〔私語する者あり〕 留学生との交流、市の実態はどうかということでございます。昭和六十一年度に岐阜市青少年海外交流協会が発足し、昭和六十二年度にはその活動の拠点及び外国人の方々や市民、とりわけ青少年との気楽な交流のたまり場として中央青少年会館に国際交流室を設け、海外資料やソファーなども置き便宜を図っておるわけでございます。青少年海外交流協会には岐阜市民ばかりでなく、留学生や各団体の交換学生、実習生なども参加しており、ここでは当然各大学や各団体とも提携し、岐阜市民との交流活動を実施しておるわけでございます。夏の国際盆踊り、岐阜まつりでのみこし広場、合同庁舎前の大電飾ツリーの点灯式、梅まつりの国際茶会、着つけ教室、合同ハイキング、語学講座、機関誌の発行などいたしておるわけでございます。また、成人式の該当者などにつきましても地域の御協力の中で一緒に実施しておるわけでございます。しかしながら、いまだイベント的な交流活動になりがちでございます。これらの方向を目指し、中央青少年会館ばかりでなく、市内にあります六つの青年会館が内外の青少年のたまり場所となり、地域の人々との交流につながるように、質的、人的な充実に取り組んでいきたいと思っておるわけでございます。  以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 市長室長、鷲本順一君。    〔鷲本順一君登壇〕 ◯市長室長(鷲本順一君) 国際交流問題につきましての御質問にお答えいたします。  現在は黒船到来以来、第三の開国時代とも言われておりますが、その舞台は国内の各都市に置かれておると思います。したがいまして、そのために各都市とも国際化への積極的な対応と、その施策の展開に迫られておるのが実情かと存じます。こうした情勢を背景にいたしまして、行政機関の中にこれに対応し得る体制づくりが必要であることはただいま御質問者のおっしゃったとおりでございます。現状は市長室秘書課に渉外係がありまして、そこを窓口として企画部、市民部、経済部、教育委員会の協力を得、また連携をとりながら友好姉妹都市を主とする外国との連絡、人の交流についてのお世話をさせていただいております。しかし、これで何とか今日まではやってこれたといたしましても、今後さらに体系化した効率の高い国際交流事業を目指して長期的な企画、立案あるいは情報の蓄積を行っていこうといたしますと、現状のままではいささか問題があると感じておるところでございます。したがいまして、次の年度に向けてはぜひ機構及び体制の検討をいたしてまいりたいと存じておるところでございます。こうして行政機関の体制強化を図ったといたしましても、国際交流の主役は何といってもその都市の住民という観点に立てば、地域の住民、民間団体、企業などがそれぞれの機能を十分に発揮できるような情報の蓄積、ノーハウの交流、研修や連絡調整のできる場を考えなければならないと存じます。そのために国際交流団体連絡会議のようなものをつくりまして、その会議の開催を通じて民間の協力支援体制を整えてまいりたいと考えております。留学生のホームステイの問題等にもこうした場で十分効果を上げ得るのではないかと存じます。  なお、留学生に対する助成制度につきましては、これまでにも市民の劇場への招待等を実施したり、あるいは新年度からは市営バスの優待制度も設ける予定もしておりますが、さらにこれからの助成制度の拡大、拡充につきましては他都市の状況や、また各種奨学金制度も勘案して慎重に検討してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(四ツ橋正一君) 助役、宮浦清美君。    〔宮浦清美君登壇〕 ◯助役(宮浦清美君) お答えいたします。三田洞地内にあります岐阜県警察学校の移転計画に基づき、その跡地利用につきましては県からは何の協議も受けたことはございません。ただし、薬科大学の将来構想につきましては多年の懸案でございました、敷地内の山林造成事業が順調に進捗し、当該地に体育館及び弓道場を建設することになっており、また市制百年記念事業として附属研究所を現在の体育館跡地に建設する計画もいたしております。将来研究棟、実習棟、講義棟を改築する場合には建物の高層化を計画し、現有敷地内での有効利用を図ってまいりたいと考えておりますが、ただいま御提言のありました県警察学校跡地につきましては、今後の課題として検討してまいりたいと存じます。    〔「議長、十八番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(四ツ橋正一君) 十八番、林 貞夫君。    〔林 貞夫君登壇〕 ◯十八番(林 貞夫君) 大変実りの多い御答弁をいただきましたんで、若干の要望にとどめます。残り時間ですか……。    〔私語する者あり〕  岐阜環状線についてでございますが、確かに岐阜市の場合はこの鉄道高架事業とか、あるいは環状線とか、あるいはこの県都でございますから、周辺の市町村との連絡する道路、いわば主要な地方道等々、このたくさんの懸案事項がございまして、市長さんもほんとに頭が痛いことだろうということはわかります。しかし、環状線の場合は市長さんは期成同盟会の会長でもあるわけでございますから、ひとつ鋭意御努力をいただきたいとお願いする次第でありますが、そもそもこの環状線というのはこの市街地の通過道路、通過交通、これを迂回させると、こういう目的で始まった事業でありまして、現に西回り区間が全線開通いたしましたら、この金華橋等の交通動態は大変変わってきたというふうに、言われております。ところがですねえ、この本市の最大の市街地であるこの神田町通り、新岐阜、これに通ずる道路、これの迂回道路が完成しない、いわば東回り区間が完成しないということは、    〔私語する者あり〕 環状線としての目的の最大の欠陥であるわけでございまして、これはぜひとも早く解消しなければならない、今市長さんの御決意のほどと同じように思うわけでございます。そしてこの議場でも再三提案、質問がございます大宮町交差点の問題、これらもこの東回り区間を完成しなければ結局は根本的な解決にはならないわけでありまして、ぜひとも鋭意御努力をまたお願いする次第であります。  ちょっと内容に入りますけれども、この区画整理区域内の場合でございますが、かつてこの島の区画整理の方で行ったことがあると聞いておりますが、区画整理の組合が設立されて進んでいくということが若干おくれているならば、このもうルートは決まっておるわけでございますから、そのルートの面積について借地をしてでもできるのではないかと、こういうことも思うわけであります。また、このトンネルと橋をかけさえすりゃあある程度の通行ができるんではないか。これは現在の私どもの北部の方の状況を見ていただければわかりますが、岐阜―白鳥線が込み合う、こういうことになれば畜産センターの方へ、あるいは才峠からあらゆる道路を探して、ドライバーは利口でありますから、どういうふうにしてでも目的の方向へ到達されます。したがって、立派な環状道路が完成してから橋をかけるということは、これは私はせっかくのものが残念だと思うわけでございまして、提案をした次第であります。  それから、この現在地点は違いますが、今度の予算にもリバーフロント計画調査費がついております。コンベンション施設との関連であの長良川の右岸、あの一帯を何とかこのリゾートゾーンにならないか、調査をしようということであります。その場合にこの日野大橋、これを抜いて、あるいはこの日野大橋の取りつけの形態がどうなるのか。あるいは日野大橋そのものが景観上どうなるのか。こういうことを抜いて調査をしてみても私は意味がない。やはり日野大橋は恐らく名古屋の港大橋ですか、あんなような役割になると思うわけでありますから、ぜひともこの辺の絵を早くかかなければいけないということを思う次第であります。都市計画部長の御答弁の中に、この日野大橋の取りつけの道路がどういう形態になるのかわからないので、前もって橋をということは難しいという御答弁でございますが、私はむしろそういうことじゃなくて、逆に早くその形態を絵をかいて進むべきということを思う次第であります、次に、青少年育成市民運動のあり方について、まあ任しておけと、こういうことでございますから、    〔私語する者あり〕 非常に心強い次第であります。実際私も昨年から青少年育成会長を仰せつかって入ってみたんですが、さっぱりわからないんです。どうですか、今理事者の皆さん、私がひとあたりここで質問を申し上げた内容だけで青少年育成市民運動というものがどんなようなものであるかおわかりになったかどうか、私多分疑問だろうと思うんです。非常にこの市民会議の要綱、要領、それには機構、組織が整然と書かれておるんです、実際。ところがそれとこの地域との実態とはかなりの乖離がある、それはどこに問題があるのかということを常に思っておるわけでございます。青少年育成事業といいますと、地域の人はあたかも中学校が重大な問題が起きた、そういうと何かやってくれる機関だと、こんなような認識なんですね。私はそうじゃなくて、今の時代は健全な青少年をどうして伸ばしていくかと、こういうこと、マイナスの方の人をゼロ地点まで戻す運動じゃないの、もっと積極的な運動でなければならないと思うわけでありますが、そうしますとこの大きな課題でありますから、学校、家庭、社会、これが一体とならないとなかなかそういう日常活動というのは実を結ばない。ところが校下へ行きますと、それを実際にリードする、要するに世話人になる機関が明確でないわけであります。学校、PTA、子ども会、スポーツ少年団、自治会、婦人会あるいは老人クラブだって参加してもらわなきゃならない。ところがですねえ、青少年育成会というのは今申し上げたようなその団体と並列した団体という位置づけだと思われとるわけで、実際は機構上はそうなっていないのでありますけれども、そういうことなんです。だから、先ほど申し上げたように、それぞれ学校、PTA、子ども会、スポーツ少年団、いや、そんなことはわしたちそれぞれ一生懸命やってるじゃないかということになってしまうわけです。あいさつ運動をやりましょう、愛の一声運動をやりましょう、言ってみたって、いや、そんなことはその青少年育成会で御提案になったからそちらでやってくださいよと、こういうことになる。ところが一握りの青少年育成会の部員が骨折ってみたとてどれだけの理解が得られるか、非常に難しいわけです。したがいまして、ぜひともそういう各種団体の人が参画をしてやれるような組織、そういうものにぜひとも改革をしてほしい、こういうことでございます。  それから、留学生の受け入れ対策、確かにおくれておったような気がするということでございますから、ぜひとも前向きに検討をしていただきたいと思います。  そして、まあもう一面国際交流ということで非常に友好提携結ぶ、あるいは海外派遣をする、あるいは中国から技術的な研修生受け入れる、こういうことをいろいろやっておるわけでございますけれども、その岐阜市民としてはごく限られた一部分の人との交流しか今はできていないわけですね。だから、先ほども御答弁にあったとおりです。多くの市民の方と、せっかく外国から来ておっていただけるわけでありますから、交流する、また、我が岐阜市民としても海外に目を向けるいいチャンスになる、そういうことでございますので、ぜひお骨折りをいただきたい。そしてこの留学生に実際に聞いてみますと、日本人、日本の家庭、そういうことに非常に興味を持っているんだと、そして特に日本語が覚えたいということに非常に興味を深く持っておられるわけであります。そういう素地があるわけでありますから、その受け入れ対策をぜひとも強化していただきたいということをお願いする次第であります。  それから、留学生の助成制度、これも前向きな御答弁でございましたから、ぜひともひとつ実現の方向でお願いをいたしたいと思います。  警察学校の跡地利用でございますが、まだ県から協議を受けていないという段階でありますから多くは申し上げませんが、この、あれだけの一万八千四百平米という土地は、公共用地というものは、そうめったに出るもんじゃございません。有効利用を図られるべきだと思うのであります。そして、現地をごらんになって御承知のとおりだと思いますけれども、この、あのあたりというのは先ほど申し上げたように岐阜薬大があり、三田高があり、自動車学校があり、自動車の試験場がありあるいは保育園がありといった、まさに文教地域なんですね。だから、それにふさわしい跡地利用をぜひ考えていただきたい。
     それから、薬大のことでございますが、まあこの今改築計画を考えるとすれば、現地に高層ビル、高層の校舎を建てて、あら随分高いとこにありますから、ほかから見ても、さすがに岐阜薬科大学と思えるような建物をつくるから待っとってくれえと、まあこういうこってございますが、実は私はこの大学というのは、そもそもこの学術研究の最高峰の機関でございますから、このすばらしい緑があって、そして青年男女が語らうとか、あるいはその読書をするとか散策をするとかというような、そういうそのムードがなくちゃならぬというふうに思うわけですね。今ごらんいただきますと、校舎があって、その前に運動場がある。これはその中学校、高校と同じ形態なんです。何も大学の場合は運動場は少々離れていても私はいいと思うんです。離れているたって何百メートルのことでございますから、だからぜひともあそこに跡地が得られるというんなら、あれを運動場にして、しかもその運動場もですねえ、大学の場合のような場合は特に岐阜市立の大学でございますから、大学専用というふうにこだわらなくてもいいと思うんです。市民の多角的に利用できるような広場、運動場という位置づけでもいいと思いますし、特に一つお願いしておきたいのは、この岐阜市内には五十メートルプールというのがないんですね。今一カ所あったんですけども未来博の関係で取り壊しておりますから、あとは二十五メートルプールしかないんです。だから小学生が記録会というのがあるんでございますけれども、小中学生が。ところが二十五メートルプールの計測タイムでは公認にならないんです、参考にしかならない。したがって、小中学生が記録会に出るという意欲をそがれてしまっておるわけです。非常に参加が少ないと聞いております。私は岐阜市の場合に五十メートルプール一つぐらいあってもいいと私は思っております。せっかくこのいい跡地、大学もプールぐらいあってもいいわけでございますから、ぜひとも岐阜市の唯一の五十メータープールというようなものについてもですねえ、お考えになったらいかがというふうに思う次第でございます。  図らずも時間が余りましたけれども、これで質問を終わらせていただきます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 三十七番、中村好一君。    〔中村好一君登壇〕(拍手) ◯三十七番(中村好一君) お許しをいただきましたので、簡潔にお尋ねをいたしたいと存じます。  私は、鉄道高架事業について質問を行うよう準備をいたしておりましたが、昨日の各党の質問に対し、市長より方針が明らかになったようであります。六十七年を完成目標に対しては、県、市の負担をもってしてでも目標工事──工期内の完成を目指すという意思表示をされたことに対しまして、高く評価いたしたいと存じます。  鉄道高架事業と岐阜駅北口整備計画について、いま一度伺っておきたいと存じます。  岐阜駅高架事業は昨年の十一月、新貨物駅及び西岐阜駅が開業をし、引き続いて高山線の仮線が昨年十一月に切りかえられ、現在のところ事業は順調に進められておるようでございます。また、東海道線上り線の仮線切りかえは六十三年秋口に、下り本線は六十三年度中に切りかえられ、六十三年度には高架橋の実施設計がなされ、六十四年度当初からはいよいよ駅部の高架橋工事が始められると聞いております。六十三年度JRは高架橋の実施設計をされると聞いているが、岐阜駅付近には莫大な高架下が生み出されてくることになります。これら高架下利用については、昨日の市長答弁にて明らかにされたのでありますが、その利用計画に当たっては、当然高架橋の実施設計時から配慮をしていく必要があると思うが、その点はどういう対処をする考えなのかお尋ねをしておきたいと存じます。  次に、岐阜駅北口整備計画策定の予算の計上をされておりますが、岐阜駅周辺整備計画を進める上において、新岐阜駅前の交通混雑のうちでもバスによる交通問題の解消、市電乗降客に対する安全の確保、さらには岐阜駅―那加線におけるタクシーの駐車による交通混雑及び歩行者の安全確保等、この際同時に解決をしなければならない課題が多くあるものと思うのであります。このような問題について現在どのように取り組み、今後どのように対処をしていく方針なのか、お考えを伺っておきたいと思います。  次に、名鉄線の高架軍業についてお伺いをいたしたいと存じます。  岐阜駅周辺連続立体交差化事業については、本市の鉄道による南北交通の円滑化と市街地の一体的な発展を図る上で市民の長年の念願でありますが、JR東海道本線、高山線については、ようやく一部高架本体工事に着手され、事業も本格化されようとしており、まことに喜ばしいことであります。しかし、本市の岐阜駅周辺連続立体交箱化事業は、JR東海道本線、高山線のみならず、名鉄名古屋本線、各務原線の高架化と一体的なものであり、特に岐阜駅東部においてはJR線のみの高架化が実現しても実効は果たされないと考えるのであります。昭和五十五年には国鉄三階、名鉄現線二階の方針に基づき、まず国鉄線のみ都市計画決定がされ、名古屋本線については国鉄線の高架事業の推移を見てしかるべき手続を行うとされておりますが、進捗状況からして名鉄本線の高架計画を具体化される時期に来たと考えるが、都市計画決定の見通しはどのようになっているのか、まずこの一点を伺っておきたいと存じます。  また、昭和五十五年の都市計画決定時において、名鉄線高架の予定区間は、名古屋本線は新岐阜から茶所までの約一キロ百の区間、各務原線においては同じく新岐阜から田神駅前まで──駅手前まで約一キロとなっておりますが、この予定は現在も変わらないのかどうか。また、名鉄線の高架事業については名鉄との協議に入らねばならないと思うが、その点どのように協議をされておるのかを伺っておきたいと思います。  この項につきましては、都市計画部長より御答弁をお願いいたしておきたいと存じます。  次に、河川計画についてでございます。私は昨年六月において、河川改修を至急に計画策定をされるよう強く求めたところでありますが、再度質問をいたしたいと存じます。  南部地域、鶉、茜部、日置江校下の今後の発展を考えるとき、都市基盤の整備が急務であると思うのであります。それは道路と都市排水の整備であると思うのであります。道路整備については岐阜―南濃線、または岐阜―羽島線の開通と岐阜―大須線の事業認定により用地買収、工事の促進が図られ、基幹道路の整備による交通体系の促進が図られつつあるようであります。地域開発の限幹と言える内水対策の対応が遅々として進んでいないと思われるのであります。当地域は内水対策を考えるとき、鶉、日置江地区にあっては県管理の一級河川大江川であり、また、茜部地区にあっては市管理の大平川がそれぞれの地区の排水河川であります。ただいま申し上げた日置江、鶉、茜部地区には農業地域で特に農業排水が悪く、農作業に大変困窮をいたしておるところであります。河川改修は喫緊の急務であり、災害のない町づくりにも早急に着手し完成が待たれるものであります。大江川についてはその後県当局との経過についてどのように対応してきたのか。また、大平川については今後何年ぐらいで完成予定なのか。この二点を土木部長よりお答えをいただきたいと存じます。  次に、交通安全対策についてお伺いをいたしたいと思います。  本年は未来博の実施年として、交通対策は県警を中心に策定をされておるようでありますが、現在でも交通事故が多発しているのであります。未来博が始まれば多数の入場者がマイカーで押し寄せるならば、交通渋滞は必ず起こるものと考えるのであります。私は、環状線鏡島橋以南、県庁南の高砂殿交差点までについて交通がふくそうしており、交通事故が多発をしておるのについてであります。  この環状線は未来博のメーン道路でもありまして重要道路であります。この環状線に地下道が二カ所あります。その地下道に関連をして自転車専用車線が設けてあります。地下道があるのにもかかわらず自転車専用車線が設けてあるのはなぜだろうと調査をいたしてみますと、この地下道横断歩道は基準では幅員三メートルのところ一メーター五十、階段に自転車専用の車路があります。車路は、車路つき階段はそれぞれ一二%から二五%を超えてはならないとなっております。現在は五〇%の車路つき階段になっております。自転車、乳母車、車いす等利用はとても無理であります。そこで交差点上に自転車専用車線が設置をされておるのであります。この付近は南部西支所があり、また、宇佐ハイツ等住宅密集地でありますので、小学校の通学には地区の団地のお母さん方の交通指導等を行い安全に努められております。この地下道は県管理でありますので、至急県に改善を申し入れていただきたいのであります。交通安全上岐阜市内の県道または市道にある地下道を至急安全確認をしていただきたいと存ずるのであります。この点については土木部長より所見を伺っておきたいと思います。  以上でございます。(拍手) ◯議長(四ツ橋正一君) 都市計画部長、武藤治雄君。    〔武藤治雄君登壇〕 ◯都市計画部長(武藤治雄君) 鉄道高架事業に関連をいたしまして、お答えを申し上げます。  まず、御質問の第一点の高架下利用についてでございますが、岐阜駅周辺部の高架化事業で創出される高架下の面積は、まだ現在確定をしておりませんが、おおよそ七万平米ぐらいと思っております。この高架下の利用につきましては、建設省それから運輸省の間で高架化協定がございますが、その中で、高架下利用面積の一割については都市側、いわゆる事業主体でございますが、優先利用できるようになっております。そこで、この利用につきましては周辺の町づくりと一体的かつ有効的に活用していくことが極めて重要な課題であると考えますが、公共施設といたしましては駐車場、駐輪場等確保する必要があると思っております。このため、現在高架下の利用について市としての考え方をまとめておりますが、高架下利用について関係者による協議機関を早急に設けまして、新年度JRで詳細設計に支障のないように対処してまいりたいと考えております。  それから、第二の御質問でございます。駅前の整備に関連しての構想でございますが、高架化の計画に関連をした新岐阜駅を含むJR駅前広場の整備計画につきましては、今までにも総合ターミナル構想、バスターミナル構想等種々検討がなされてきましたが、まだ成案を得るに至っておりません。しかしながら、高架事業の進捗に伴いまして、JR駅前広場の整備計画を早急に確定する必要があり、これに関連する名鉄新岐阜駅についても、駅周辺の整備計画の中で一体的に整備するのが最も得策であるとの考えから、現在関係者と精力的に検討を進めております。引き続き六十三年度におきましても、お願いしております予算により、岐阜駅北口広場の整備計画策定作業を行い、関係機関と十分協議調整を図り、また、新岐阜駅周辺の一帯を含めた整備構想を取りまとめてまいりたいと思っております。  それから、第三点の、名鉄線高架についての御質問でございますが、鉄道による市街地の分断は現在施行中のJR線東海道本線、高山本線の高架化、引き続き予定される名鉄名古屋本線、各務原線の高架化によって解消されるものでありますことは御指摘のとおりでございます。JR線の高架化工事は一昨年九月に着手されたところでありますが、昭和六十三年度に予定されております東海道本線の上下線の仮線への切りかえが完了し、高架化の本体工事に全面着工が可能になるわけでございます。この一連の工事の進捗状況を見ながら名鉄線高架に着手することになりますが、本事業の促進を図るため、昭和五十九年九月に関係地域六校下の自治会を主体とした名鉄電車立体化促進の期成同盟会が結成されておりまして、現在この同盟会を中心として県当局並びに名古屋鉄道株式会社に対して陳情活動やあるいは地元の意見の調整等を行っていただいておるところでございます。いずれにいたしましても、高架区間の区域の問題も含めまして、関係する地元住民の方々の御協力と御理解を得なければなりませんが、いずれにいたしましても、この事業はJR線と同様に沿線の方々の御理解が必要でございます。そういった過程の中で都市計画決定の手続の問題もございますし、また、特に名鉄との協議の問題もございます。今後この事業主体となります県初め関係機関と十分調整をしながら促進に努めてまいりたいと考えておりますので、御了承を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 土木部次長、松田輝夫君。    〔松田輝夫君登壇〕 ◯土木部次長(松田輝夫君) 大江川並びに大平川排水路の改修につきましてお答えを申し上げます。  大江川の改修につきましては、岐阜土木事務所に対しまして強く要望をしてきました。また、昨年七月には岐阜治水会の総会におきましても県当局の御出席を求めて、これも強く要望をいたしております。さらに県議会の土木委員会の管内視察に際しましても同様の要望をしてまいりましたが、さらに今後地元の協力体制を整えるために、岐阜治水会と協力しながら促進を図ってまいりたいと考えております。  大平川排水路の改修につきましては、五十三年度より調査、用地取得に入りまして、五十八年度より工事に着手をしております。総延長約千六百メーターのうち、そのうち今年度分も含めまして約四百五十五メーターの完成を見たところでございます。したがいまして、残工事につきましては今後五年間ぐらいの年次計画をもちまして整備をしてまいりたいと考えております。御理解を賜りたいと存じます。  次に、環状線に設置されました地下道でございますが、これは御指摘のとおり県管理の地下道でございます。その構造につきましては御指摘のとおりでございます。したがいまして、老人あるいは幼児等の安全に交通できるよう県と十分協議をしてまいりたいと存じております。御理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。    〔私語する者あり〕    〔「議長、三十七番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(四ツ橋正一君) 三十七番、中村好一君。    〔私語する者あり〕(笑声)    〔中村好一君登壇〕 ◯三十七番(中村好一君) 二回目の質問をさしていただきます。  高架事業につきまして、特にまあ駅前ターミナル、関連的な新岐阜駅前バスターミナル等につきましての御答弁は、まあその程度で現在のところ受けていきたいと思いますが、名鉄線の関係につきましては、今関係三校下からの期成同盟会等もあるというような御回答があったわけですが、私どもやはりもうここらあたりで名鉄との協議に入り、さらに調査もして早く都市計画決定をするような段階を踏んでいただかないと、なかなか、JR東海道、高山線は県、市で負担をしてでも工事予定年度に完成をするというのなら、もうあと三年か四年でございますので、この点についてはもう少しピッチを上げて名鉄との協議をしていただきたいということを強く要望いたしておきます。  それから、特に大江川の関係の河川改修については、昨年の六月の議会で当時……当時、そうか、ごめんなさい、元土木部長、現在の坂井助役の御答弁で、いろいろ促進をするというようにお話があって、答弁の中では県に対しての要求なり治水会との関係についたりしていろいろやっておると言われるが、現在は私が見とる限り何ら手が施してないという状況にあって、その辺のところにつきましては若干、一年もたってみて何ら促進がされておらない大江川については、一遍技術助役の坂井さんの方から、坂井助役さんの方からぜひさらに御答弁をいただきたいと思います。  それから、安全対策の中で、県管理で、ちゅうことでございますが、事実上現地を見てみますと全く階段ですら大変厳しいのでございますので、こういう状況の中でまあ安全性が保たれないような状況と私は思っておりますので、ぜひとも県に申し入れはしていただきたいが、私は後段で申し上げた市内の県道上に、または市道において地下道の設置がありますが、そういう点の再点検をしてくれとお話を申し上げたんですが、この辺のところのお答えについても、まああの、せっかく助役が登壇されるので、助役の方からその辺のところも(笑声)明確にしていただきたいと思います。 ◯議長(四ツ橋正一君) 助役、坂井 博君。    〔坂井 博君登壇〕 ◯助役(坂井 博君) 再質問にお答えを申し上げます。  今質問者が申されましたとおり、大江川につきましては特に鶉地域の幹線排水路でございます。そして内水の排水の重要河川でもございますので、今土木次長が申し上げましたとおりに昨年治水会あるいは県議会の御陳情いたしましたが、今何もしてないということでございますが、岐阜市といたしましても県管理河川でございますので、今後なおかつ一層治水会あるいは土木事務所の協議会、こういうものの中でやっていただくように御要望はいたしたいと思います。ただし、地元の体制も僕は大切だと思いますので、やはり地元の体制も協力をしていただくように、我々としても協力方を要請をしてまいりたいというふうに考えます。  それから、地下道の件でございますが、今点検をしたらどうだということでございます。これについては当然安全上の問題もございますので、点検をしたいと考えます。  以上であります。 ◯議長(四ツ橋正一君) 三十七番、中村好一君──この際、暫時休憩いたします。  午前十一時四十六分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━  午後一時四分    開  議 ◯副議長(大野栄吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。三十五番、園部正夫君。    〔園部正夫君登壇〕(拍手) ◯三十五番(園部正夫君) お許しをいただきましたので、市議会公明党の二番手として質問を、通告より一点ふやしましたので、よろしくお願いを申し上げます。  最初に、公共施設のリース方式について伺います。  新年度予算において、杉山ビルの五、六階、延べ約四百十坪を借り上げ、五階は市民部の消費生活情報センターに、六階を教育委員会の婦人会館として利用することとし、そのための賃借料が予算計上されています。この賃借料は一カ年間にして約五千万円ということになっております。市街地中心部に公共施設を設置するには、今後このように民間のビルを賃借する方式が導入されることになると思うのでありますが、その際の賃借料のあり方についてどのように考えたらよいかということであります。今回の場合を考えてみるときに、もしこれと同じような会館を岐阜市が利便性のある近隣郊外地で用地を買収し、建設した場合、どのような資金の支出となるかと比較してみたところであります。六十年度に建設されました日光コミュニティーセンターの場合を例にとってみます。用地費五億七千──御無礼しました、五億六千七百万円、これが借入金の利子が二億二百万、建設費が二億二千万円、これの利子が一億九千七百万円、維持費が二億四千六百万円、これに加えて土地、建物の固定資産税、都市計画税の岐阜市の所有となるための減収一億四千万円など、建設から二十五年間で岐阜市が負担し、支出する総額は十五億八千四百万円となります。これを一年間にしますと、年間六千三百万円ということになるのであります。杉山ビルの五階、六階、約四百十坪を借り上げて年間五千万円という額は、岐阜市が同様施設を建設し、その借入金の返済をする場合と比べて決して高額だとは考えられないと私は考えるのであります。それに加えて、リースの場合はその施設の利用度が少なくなって賃借の必要がなくなった場合、賃借契約を解消することによってすぐ次の年から支払いが必要なくなるのに比して、岐阜市が建設する場合は、少なくとも二十五年間は借入金の返済を続けなければならないということで、むしろ財政の硬直化につながる場合も生ずると考えるものであります。こうした立場から、今後もこのようなリース方式による公共施設ということが考えられているのかどうか、この点、総務部長より財政の運用という立場からどのように考えておられるのか伺いたいのであります。  次に、教育長に伺います。  この杉山ビルの六階を婦人会館とすることにし、教育委員会がこれを所管するということでありますが、年間二千五百万円の賃借料に見合うだけの有効利用があるのかという点であります。有効利用という面で御婦人が利用されることを優先することは当然でありますが、あいている場合は一般市民にも利用の窓口を広げるべきであろうと思うのであります。また、場合によっては、市役所が近接でありますので市職員の研修、会議等にも利用拡大するなど、このリースによる施設を賃借料に見合う有効利用を考えるべきと思いますが、その御所見を伺いたいのであります。  次に、周辺市町村との共同公共施設の設置について伺います。  今議会に坂内村と岐阜市と共同で利用するふれあいの森の開設が議案として提出されております。こうした方式を今後は岐阜市周辺の市町村と協議して採用していくべきではないかと私は思うのであります。例えば、岐阜市南部には都市公園が少なく、本議場でも多くの議員からその建設が求められているところであります。ところが、岐阜市域内では用地取得は価格の面でも大変に困難なことで、これが今日まで実現を見ておりませんのは御案内のとおりでございます。これを隣接する羽島郡のどこかの町に用地を求め、その町と岐阜市と共同で都市公園を建設するといった考え方を導入してはいかがかと思うのであります。南部の市民にとっては、大変立派な岐阜市の公園であるといっても三輪のファミリーパークでは、余りにも遠方過ぎます。むしろ、羽島郡のどこかの方がはるかに利用価値があると思うのであります。この点について市長の御所見を伺いたいのであります。  次に、競輪場の施設整備について伺います。  岐阜競輪場は、昭和二十四年開設以来本年で三十九年を経過しようとしております。この間、一般会計への繰出金は、六十二年度分を含め二百七十七億一千四百万円となっており、多大な貢献をしてきたことは評価できると思うのであります。しかし、ここ数年について見ますと、一般会計への繰入金は、昭和五十七年十億円、昭和五十八年九億円、昭和五十九年八億円、昭和六十年五億一千万円、昭和六十一年五億五千万円と低下傾向を示しているのであります。最近の競輪の動向は、車券売上金額は微増、入場人員は減少傾向にあると聞いております。私は、この入場人員の減少は非常に気になるところであります。今後競輪を存続させていくためには、より多くのファンに入場してもらわなければなりません。これにはいろいろ施策があろうかと思いますが、まずファンによりよい環境で競輪を楽しんでもらうための施設の整備が必要ではないかと考えるものであります。例えば一宮競輪場では、昭和五十九年に約三十二億円投入してメーンスタンドを改修し、その規模は総面積一万二千二十七平米で特別観覧席一千五百五十席、またファンサービス施設としてレストラン、コーヒースタンド等を設け、大きな成果を得ていると聞いています。また、最近の報道によりますと、名古屋競輪場においても六十四年度から約二十三億円を投入してメーンスタンドを改修し、その規模は総床延べ面積七千五百十二平米で、特別観覧席九百十六席、ファンサービス施設として喫茶コーナー、レストラン等を設置するということであります。先ほども言いましたように、岐阜競輪場もより多くのファンに入場してもらい、よりよい環境で競輪を楽しんでもらうためには施設整備が必要であると考えるのでありますが、総務部長にお尋ねをいたします。  次に、名鉄の市内電車の撤去に関連して伺います。  名鉄の要望で市内線の長良線を廃止し、徹明町から長良北町までの線路を取り、代替交通機関としてのバス運行をしたいという申し出が、県や市当局に出されました。私ども公明党は、交通事故の回避、交通渋滞の解消、町並みの美観等々から名鉄が希望する長良線の廃止には反対するものではなく、これを認めるものであります。ただ、ここで一点だけ伺っておきたいことは、従来美濃町線で徹明町で下車し、長良線に乗りかえて長良高や岐山高に通学している高校生などの利用者にとって長良線が廃止されますと、例えば電車で北一色から徹明町までの定期券を買い、加えて徹明町から長良北町まで名鉄バスの定期券を買うという二重の負担になっては、通学や通勤のための交通費が一挙に倍以上になるという矛盾が生じてきます。この点、市電撤去は認めるとしても、こうした料金の倍増というようなことにならないよう名鉄に申し入れるべきであると思いますが、この点、事務助役よりお答え願いたいのであります。  次に、市岐商について伺います。  過日行われました青年議会で、これからの岐阜市の都市づくりを考える場合、岐阜市ではファッション産業が基幹産業であり、アパレルを中心とした地場産業の一層の振興によるファッション都市づくりが肝要であると考えられます。実際に岐阜市の統計を見ますと、岐阜市のアパレル産業に関連している企業は約二千企業あり、年間総販売額は約七千二百億円ということです。今後のことを考えてみますと、今以上に企業数がふえ、生産額も伸びることが予想されますと述べられ、市岐商にファッション関係の学科を新設してはどうかと提案されております。御案内のとおり、市岐商は昭和四十四年四月、岐阜市制八十周年記念事業として開校されています。設置目的の中に、商業市民の後継者として資質の向上を図るために適切な商業高等教育を施すことをうたった、全国でも数少ない男子商業高校であります。早くも開校以来二十年を経過するのでありますが、先ほど述べました青年議会の声も、ファッション産業が基幹産業であり、アパレルを中心とした地場産業の振興こそ今求められる重要なものと思い、適切な商業高等教育の一環として商業デザイン科の創設を提案するものであります。その御所見を伺うものであります。  次に、補導センターにおける相談活動について伺います。  青少年の健全育成は国民的課題として多くの人々により積極的な活動が展開されております。補導センターだよりによりますと、岐阜市においては五百十名の少年補導員の方々や青少年の健全育成を願って設立された諸団体の方々の日夜にわたる御努力により多くの成果を上げられていますことが述べられています。青少年を取り巻く社会環境は決して安心できるものではありません。万引、喫煙に始まり、深夜徘回、無断外泊、怠学、暴行、たかりなどの非行少年の増加、登校拒否などの症状であらわれる神経症的情緒障害児童生徒の急激な増加や症状の複雑化は極めて憂慮される状況であります。このような現況下にあって、少年補導センターの果たす役割は重要であり、市民の寄せる期待は大きなものがあります。それにこたえるために状況に即した機能の充実強化を積極的な活動のための組織の充実を図っていらっしゃることに対し、私は評価を借しむものではありません。補導の重点施策の中に相談活動の充実強化があります。相談には、電話によるもの、面接によるものとあり、利用者には大変喜ばれていますが、半面、せっかくの相談の窓口を知らない方々には大変残念なことであります。広報啓発活動の強化も重点施策に挙げ、こういった施策の周知徹底に補導センターだより、広報ぎふまたは各種機関、団体を通じて広く市民の皆様に相談窓口、電話番号等を広報されていると思いますが、ここで一つ御提案を申し上げます。現在はカードの時代です。時代に合うようなアイデアを出し、カード方式を取り入れたチラシ、案内等を活用してはどうかと思うものであります。そういったカードを小中学校の入学時に全生徒、また御父兄にも配付し、周知徹底を図り、生徒に対しても、また御父兄に対しても、いざという場合相談窓口を知っていれば各種の問題を速やかに対応でき、少しでも解決が早くなれば大きな問題に発展する前に適切な対応により解決へと向かえば喜ばしいことであります。相談窓口の機能に少しでも貢献できればと思うものですが、教育長の御所見を伺うものであります。  次に、加納城址整備計画に関連して伺います。  加納城址整備として、本年度は基本構想策定、試掘等の予算が計上され、地元民待望の史跡整備がいよいよ本格化することになり、徳川三百五十年の歴史を秘めた由緒ある加納城址の再現に大いに胸をふくらませてこの朗報を喜んだのであります。長かった今日、実現の運びに御尽力くださった関係当局の方々に対し、地元民の一人として深甚の敬意を表するものであります。  さて、ここで伺いますが、ここに、加納城址に隣接する高層マンション建設に反対する陳情書があります。短いので内容を読んでみます。「かくして、市が検討中とされている加納城城門の移築や内堀の復元等のビジョンとは裏はらに、事もあろうに加納城址南正門前に十階建て、高さ三十五メートルのマンション設計図を某商社が市へ認可申請を提出されたとのこと、ただただ驚きのほかありません。今回申請の提出されているものは、加納城南正門前通りでわずか四メートル道路に接近して建てられる予定であります。市が検討中とされている内堀や周辺道路の整備案には支障を来すことは必定であり、とならない保証はあり得ないと思われます。今日随所で歴史的遺産が徐々に消滅していく中にあって、特に国家的文化財産である加納城址については、なおさら保存に努むべきであって、その周辺を取り巻く文教、風致地区の尊厳を維持する上にも環境を保全することは先人に対する義務である。なお、将来、内堀等一部復元の暁は、遠来の客も多く、バス等の往来も頻繁となり、これを受け入れる駐車場も全くない現状で、問題の土地を、でき得れば将来のため市が買収していただければと、地元民にとってこれ以上幸せなことはありません。地域代表者の連名と住民の反対署名簿を相添えて陳情いたします。」というのが出ておりますが、これは加納東校下全自治連合会の総力を挙げての提出とされております。この陳情の願意は、単に高層建築への反対ではないことはただいまお読みしたとおり明らかでございます。問題の地は民地であり、建築法上はやむを得ないことは理解した上で、何としても歴史的遺産、待ち望んできた歴史的な遺産を守りたい、また残しておきたい、また有効利用を願ってのものであるということをひとつお酌み取り願いたいのでございます。  そこで、まず都市計画部長にこの陳情に対する御所見をお伺いするものであります。  最後に、ギフチョウについて伺います。  ギフチョウの羽化、育成については、市民各層の中で大きな関心が寄せられているところであります。名和昆虫博物館や少年科学センターでのギフチョウの羽化、育成が全国的な関心事ともなっているところであります。岐阜市教育委員会の御努力により、かつまた名和昆虫博物館、岐阜市児童科学館の皆さんの努力でギフチョウの羽化、その神秘的な羽ばたきがマスコミ各紙でも毎年全国的に報道されているところであります。このことは私ども岐阜市民にとって大きな誇りともなっているのであります。ところで、そのギフチョウの育成のために必要なのは幼虫の食べ物でありますカンアオイという食草の育成であります。岐阜市内の各所でこのカンアオイの植樹を推進し、早春の岐阜市内でギフチョウが乱舞するといった楽しくも豊かな状況を創出すべきであると私は考えるのであります。このことについても市長のお考えを伺いたいのであります。  美しい昆虫の中でギフという名前がつく、全国的にも世界的にも知られているのはギフチョウだけでございます。ギフという名がついている以上、県都岐阜市がその種の保存育成に責任を持つべきであります。このギフチョウは、明治十四年、名和昆虫博物館の先代の先生により岐阜県飛騨金山祖師野の地で発見され、やがて全国的にも知られるところとなったのであります。しかし、このギフチョウも自然環境の変化、都市化の推進の中で、このまま放置すれば絶滅の宿命をたどることになると心配されているところであります。現在では岐阜市教育委員会や名和昆虫博物館の御努力によって細々とギフチョウの保存育成活動が続けられているのであります。蛍の育成も大切でありますが、このギフチョウの保存育成もまた大切なことだと私は思うのであります。そこで、岐阜市の小中学校の教育の一環として市内各所にギフチョウの幼虫の食べ物でありますカンアオイの草を植えたりあるいは幼虫の羽化を行うなど、自然教育を進めるべきであると思いますが、教育長のお考えを伺いたいのであります。教育長、あなたのお考えを自由に率直に岐阜市民にこの場で訴えていただきたいのであります。全国的、画一的、国の補助金つき事業、そんな教育を私どもは求めておりません。岐阜市は岐阜市、浅野は浅野だといった教育、そのことを岐阜市民も期待しているのであります。私ども公明党もそうした姿勢について全力を挙げて微力ながら協力していきたいと思うのであります。こうした観点に立って、児童生徒の情操教育に関する教育長の考えをお聞かせ願いたいのであります。私自身、幼いころ、自然の中でチョウやセミの羽化の姿、トンボの子供のヤゴがやがてトンボになっていく生々しい姿を見て、自然の営みのすごさに感動したことを、きのうのように思い出すのであります。テレビ、マイコンに没入している現代の子供にとって、こうした体験をすれば、自然に人間、動物、植物の営みというマイコンでは到底解明できない自然の力の偉大さを他は教えることをだれが教えることなく自然に知ることになると思うのであります。人間教育、体験教育、自然教育をモットーとしておられる浅野教育長のお考えをお聞かせ願いたいのであります。  以上、第一回の質問を終わります。(拍手) ◯副議長(大野栄吉君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 園部議員の御質問にお答えを申し上げます。  周辺市町村との共同公共施設を促進せよと、こういうお話でございますが、特に南部地域における公園不足ということを例に挙げて御質問でございます。現在、広域市町村圏協議会というのがございまして、三市三郡、十七市町村が加盟いたしまして、毎年事業計画を立て、そしてまたそれらの実施をしておるわけでございます。広域市町村圏の協議会は、やはりそれぞれ独自の市町村の事業を持ち寄りまして、そしてお互いにその事業の内容を補足をしつつ利用圏をふやそうという内容のものでございますが、一部事務組合と違うわけでございますから、まだまだ十分なところがないということで、自治省は新しくそういうものを法人化した、いわゆる組合、一部事務組合をもって市町村圏の共同事業をより積極的に、今までの内容と違った経済的な面までもというようなことで、改正の意図があるようでございますが、今おっしゃいました周辺市町村と共同で公共施設をつくるということそのものは今まででもないわけではありません。例えば、厚見のもとの組合中学の跡地を運動場にするために岐阜市も投資をして共同でやっておると、ああいう例をおっしゃることであろうと思いますが、特に公園がすけないということでございます。南部は私もよく知っております。どうも北の方は公園が多くて、南の方はすけないと、これは一つには北の方はどうしても区画整理事業が盛んに行われまして、一定の公園の義務があるわけであります。南部は全部区画整理ではなくして、全部耕地整理であります。したがって、土地改良でありますから、公園というものがどうしてもそういう場所でつくられないと、自然に買わなければならぬというようなことで、思うようにいかない私も難しさを持っておるわけでございますが、より今後とも積極的には南部に向けてそういうことが進まれるような努力いたしたいと存じますが、それと同時に今言われました、そういう羽島郡等との公園を含めました公共施設をお互いにつくり出して両方がうまく利用すると、そういうことにつきましては特に私も異議があるわけではございませんので、広域市町村圏の中のまた郡でありますし、よりそういうものが積極的にできるように羽島郡の町村の皆さんとも相談ができれば、双方にそういうことをすることは結構なことだと思うわけであります。今後の問題としてよく協議を進めてまいりたいと思っておるわけであります。  それから、ギフチョウの育成について御質問がありましたが、どうも私余りこういう面における認識が十分でないわけであります。ただ大変貴重なギフチョウというものが先般羽化いたしまして、少年科学センターでずっとやっておるわけでありますし、私も現物も何回も見に行ったわけでございます。こういう岐阜という名前のついたチョウを今後も保護し育成をする、そしていい環境の中で育っていくようなそういうことをするのも私は行政の役割として大切な問題だと思っておるわけであります。三つぐらいに分けて物を考えますと、まずこういうチョウを捕獲せぬようにするということも大切だと思いますが、こういうものはどういうふうにその、捕獲せぬようにといっても、禁止がなければどうしたって捕獲せられることが多いと思いますが、希少価値ということでありますから、条例等を制定してやるのか、あるいはまた市民運動としてそういうことを啓蒙をしていくのか、ここら辺のとこは検討の余地があると存じます。  それから、チョウの生活環境の保全ということにあります。ただいまおっしゃいましたように、食草でありますところのカンアオイがだんだんこの開発等によって近時埋められてしまうと、あるいは群生がすけなくなっておると、こういうことでありますから、このカンアオイを移殖をいたしまして、そして地域開発と調和のある環境保全をして、ギフチョウの育成にいい環境をつくっていこうと、そういうことが一つあろうと存じます。  さらに、市民の協力を得まして、ギフチョウの生態についてよく知ってもらうと、それはやはり学習の場として名和昆虫所とか少年科学センターでやっておりますから、こういう生態を十分市民の皆さん方に展示したり、説明をしたり、そして認識を深めてもらうことによって育成に協力をいただくと、いろいろな方策があると思いますが、そういう方策の中で今後の対応をひとつ考えていきたい、条例制定までいけるのかどうか、そこら辺も十分また考えてまいりたいと思いますが、いずれにいたしましてもギフチョウの育成保存は大切なことであるというふうに思います。 ◯副議長(大野栄吉君) 総務部長、奥村元宥君。    〔奥村元宥君登壇〕 ◯総務部長(奥村元宥君) お答えを申し上げます。  公共施設を確保する場合の基本的な考え方といたしましては、施設の設置目的、適正な規模、既存公共施設との有機的な結びつき、交通の利便性、駐車場の問題のほかに経済性を重視して適地が定められるものであります。これらの諸条件をすべて満たすこと、特に中心市街地におきましてはまことに困難なことは御承知のとおりでございます。最小の経費で効果を上げることができるよう、財政の硬直化を来さないよう、また時代の要請に対しても対応することができるような財政運営に努めていかなければならないと思っています。今後リース方式の採用がありましたなら、その都度前に申し述べました点などにつきまして十分検討してまいりたいと考えています。  次に、競輪場の施設整備につきましてお答え申し上げます。競輪の車券売上額につきまして、昭和五十年度をピークに以後減少傾向にありましたが、六十年以降暴追対策の推進等の影響もありまして上昇傾向にあります。一方、入場人員につきましては昭和四十九年度をピークに全国的に年々減少していまして、本市におきましてもほぼ同様の傾向をたどってきているのであります。入場者の減少の原因につきましては若年層を中心としたレジャー志向の変化、多様化などいろいろ言われているのであります。また、他の同様競輪場と比べても競輪界全体の施設整備のおくれを指摘する向きもあります。特に民間のレジャー関連の施設ではより快適なものへと整備されている現状であります。さしあたり老朽化しています西スタンドの改築を計画いたしまして、六十三年度予算でその設計料をお願いいたしているところであります。今後一定の収益を確保しつつ、時代に合った施設の整備に努めてまいりたいと考えていますので、御理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ◯副議長(大野栄吉君) 教育長、浅野 勇君。    〔私語する者あり〕    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 婦人会館の賃借料年間二千五百万かかるが、それに見合う有効利用ができるかということでございますが、婦人の学習や研修活動の値打ちをお金に換算することはできませんが、    〔私語する者あり〕 長年の念願でありました婦人会館が設置されることによって、御婦人方が自分たちの学習や活動の拠点ができたという意識や自覚が高まり、学習意欲や諸活動の発展につながるものと考えられます。さらに場所がなくて十分活動できなかった婦人団体のサークルや文化活動、奉仕活動などの交流ができ、活動の質の高まりが期待でき価値が大きいと考えております。  次に、有効利用を図るために一般市民や市職員、その他の研修等に活用してはどうかという御意見でございます。婦人会館の有効利用を図るために多くの御婦人方に利用していただけるよう働きかけることは当然でございますが、もし会議室があいているような場合には市の本庁舎、南庁舎ともに会議室が不足しておる現状でございますので、御指摘のありましたように、市の諸会議等に大いに活用していきたいと思っております。しかし、不特定多数の一般市民の利用につきましては管理上の問題等もあり、現時点では非常に難しいのではないかと考えております。    〔私語する者あり〕  次に、市岐商についてでございますが、第三次総合計画の基本構想に位置づけられておるアパレル産業の振興は、岐阜市活性化にとって重要な柱であります。その中でも付加価値の高い新製品の開発力、企画力の充実、生産性の向上策などは他の都市に依存することでなく、ファッションの情報発信基地として岐阜市が果たさなければ今後の岐阜市の発展はあり得ないと思っております。
       〔私語する者あり〕 第三次総においても地元で活躍のできる人材の育成を図るために、市岐商にデザインコースの設置が位置づけられているところでございます。これを受けまして市岐商におきましてもデザインコース設置について種々検討を重ねているところでございますが、施設整備、指導者の確保等、諸条件の整備などがございますので、今後これらを解決、実現に向けて努力してまいりたいと思っておるわけでございます。  次に、補導センターにつきましてでございますが、御指摘のとおり、現在の社会情勢の中で子育てが大変難しくなってきております。また、悩みを持つ親子も多くなってきておるわけでございます。そこで、昨年度以来皆様方の御協力を得まして、補導センターの相談業務充実に努めてまいりました。現在毎月教育相談で約五十名前後の相談、また電話相談で約七十件前後も受けておるわけでございます。さらに、市民の皆さんが有効に御活用いただくために広報啓発活動として、広報ぎふ、補導センターだより、PR用パンフレット等で行っておりますが、御提案いただきましたカードのことは大変効果的であると思いますので、もちろん現在岐阜市でも利用はしておりますが、一層鋭意検討し努力していきたいと考えております。  次に、ギフチョウのことでございます。鵜飼といえば長良川、チョウといえば岐阜、これは全国どこへ行っても知っておる言葉だろうと思います。しかし、鵜飼にしてもまだまだ改良しなければいけない点がたくさんあると思います。ギフチョウに至りましては先ほども話がございましたように、地元岐阜でもっともっとPR宣伝、保護、こういったことをしなければいけないことがたくさん、多いと思っております。そこで、まずチョウの希少価値を学校はもちろん、市民全体が誇りを持って守り育てる心をつくっていかなければいけないだろうと思います。そのためには学校で特に時間を設けて教えるということはもちろんでございますが、交尾まではいいかと思いますけれども、産卵、羽化など直接子供が育てるというようなことも体験させなければいけないだろうと思っております。  それからまた、シンボルマークというとすぐ岐阜県、岐阜市は鵜を使うわけでございますが、国体などに行きましても岐阜とカラスとどういう関係があるというようなことを聞くような場合もございます。(笑声)時にはチョウも、チョウの格好などもPRに、いろんなマークに利用してはどうかと、そして一般市民から啓蒙していく必要もあるんではないだろうかということを思うわけでございます。とっさの御質問で、    〔私語する者多し〕 今後時間をかけて十分検討さしていただきたいと思うわけでございます。  以上でございます。    〔私語する者あり〕 ◯副議長(大野栄吉君) 助役、宮浦清美君。    〔私語する者多し〕    〔宮浦清美君登壇〕 ◯助役(宮浦清美君) 名鉄市内電車の撤去に関連いたしましての質問に対しましてお答え申し上げます。現在、市内電車は普通乗車料金が大人一人百十円で、バス料金は百六十円でございます。一カ月の定期券の料金は一般通勤者で電車が四千九百五十円、バスは七千二百円となっており、通学者は電車が三千三百円、バスは五千七百六十円となっております。もし電車が廃止された場合における通勤通学者での定期券利用者の便を図るため、一定期間の料金を摺え置きで名鉄バスを利用できるように名鉄側に申し入れをしていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。    〔私語する者あり〕 ◯副議長(大野栄吉君) 都市計画部長、武藤治雄君。    〔私語する者あり〕    〔武藤治雄君登壇〕 ◯都市計画部長(武藤治雄君) 加納城の跡整備計画に関連をいたしましてお答えを申し上げます。加納城跡の整備計画につきましては先ほどお話のございましたように、文化庁の指導もあり、教育委員会におかれまして、新年度から専門家によります整備委員会を設置し、基本構想の立案や試掘調査等に着手される予定と伺っております。そこで、御質問の土地についてでございますが、史跡や公園の区域外とはいえ史跡周辺の環境問題は極めて大切なことと考えております。いろいろ難しい問題があると思いますが、御陳情の趣旨を踏まえまして、関係部とも十分連絡をとり早く結論を出してまいりたいと考えておりますので、御了承を賜りたいと存じます。以上です。    〔「議長、三十五番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(大野栄吉君) 三十五番、園部正夫君。    〔私語する者あり〕    〔園部正夫君登壇〕 ◯三十五番(園部正夫君) それぞれ御答弁をいただきましたので、市長の、最初に、周辺市町村共同公共施設の設置についてと、私申しおくれましたが、先ほど市民は広域市町村で協議会等を設けてそれぞれの町を理解したいようにやっているというようなお話をお聞きして、実は忘れておりましたが、その中で市長が中心になられて、例えば、観光についても周辺で共同案内のパンフレットをもう既に発行されているということを承知しておりますが、そういうことについてはやはり高い評価をしておかなきゃならないと、そういう精神を持続されながら今後もひとつ積極的に考えていくということでございましたので、広域的な要するに取り組みにお願いをしておきたいと思います。  それから、公共施設につきましては一応目的とか、あるいはそれについての駐車場、あるいはすべて条件的なものになって今後も財政面を考えて進めていきたいというようなことをおっしゃいましたので、ぜひそういうことについては十分お考えになって進めていただきたいと、この点をお願い申し上げておきます。  競輪場の件につきましては申し入れるということでございますので、どうかその線で積極的に進めてもらいたいということを要望しておきます。  それから、市岐商あるいは補導センターにつきましては教育長の方から大変前向きの御答弁をいただきました。  ただ、私突然で申しわけございませんが、せっかく教育長が相談室に対しての御返事をいただきましたが、これは別件各学校では生徒の相談というので、それぞれ生徒指導主事の先生がおやりになっていらっしゃることは御存じのとおりでございますが、その各学校においての生徒の相談窓口もそれぞれまあ担当の先生がいらっしゃって、補導センターあるいは相談窓口の徹底のように入学時にはひとつ、あるいは機会があるたびにひとつ訴えていただいて、より気楽にどんな相談でもできるようなひとつPR、こういうふうに力を入れていただきたいと思いますので、まことに申しわけありませんが、これは御要望を申し上げておきます。どうかその点でひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、ギフチョウにつきましては大変市長から三つの柱を立ててお話がございました。捕獲しないと、あるいは生活環境の保全、簡単に申し上げると育成保存に積極的に力を入れていくという大変温かい市長のお話でございました。これをいただいての教育長も全く同じことでございますが、どうかひとつ岐阜市の誇れる、世界的にも誇り得るギフチョウということで、先ほど教育長が特に飼育あるいは保護というのも大事ですが、そのギフチョウとしてのPRもしていきたいと、こんなようなことを鵜とカラスの例を挙げて話されたんですが、その辺についても含めてひとつ教育の場でも進めていただければ幸せじゃないかと思っております。よろしくお願いいたします。  ただ最後に、私申しわけございませんが、加納城址の件につきましては、もう都市計画部長からその願意を踏まえて進めていきたいということでございますので、あえて申し上げませんが、御案内のとおり、これは指定を受けるまでの経過が大変長かったということと、それからその経過の中に民地がございまして、その民地の方との同意を受けるまでの経過にも随分関係者の方が御苦労されたということを踏まえて、先ほど申し上げましたように民地でありますけれども、これからの加納城を基点とした加納城の都市計画を組む前に、どうしても周辺のことを都市計画上考えてもらいたいという願意はひとつよく含んでいただきたいと思うわけでございます。  市長も一番最初のここの定例会の書類の議案の中にも「先人たちが築き上げてきた歴史的遺産を後世に長く伝えていくことは我々の責務であります」というようなことも市長もおっしゃっておりますし、さらには市政グラフでコミュニティぎふとしてここに取り上げておりますが、御承知のとおり、城下町、宿場町の歴史的文化財をみんなで保護しようという、このような中で物質文明に走りがちな現代社会の中で、歴史的文化財を大切にすることこそ潤いのあるあすの加納の町づくりに必要なのではないかと、こういうような結びも出ております。いずれにいたしましても大変難しい問題を含んでおりますが、どうかひとつ地元の皆様方の真心をひとつお酌み取り願いまして、市長初め皆様方のせっかくの努力を心から御期待申し上げ質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ◯副議長(大野栄吉君) 十七番、早田 純君。    〔早田 純君登壇〕(拍手) ◯十七番(早田 純君) お許しを賜りましたので、自民党三番手として以下数点についてお伺いをしてまいりたいと思います。  まず最初に、駅前再開発事業の促進施策としての駐車場、駐輪場等の設置についてでありますが、この駅前再開発事業は市制百年を迎える本市にとっては、百年からの飛躍をなすための布石ともなる古くて新しい課題でもございます。既に駅前整備については大垣市にすら大きくおくれをとっている今日、県都にふさわしい玄関づくり、ファッション都市にふさわしい町づくり、二十一世紀に向けての本市の活性化の拠点としてさまざまな目的を持った駅前地区再整備が急務となっており、長年の市民の願いでもあった鉄道高架事業の具体的な進捗とともに、それにふさわしい整備の促進が本市最大の課題となっているのでもございます。現在駅西地域は本市でも最も民間活力の導入が進んでいるところであり、三井生命ビルの完成、瓶由・大同生命ビルが現在建築中であり、濃飛ビル十五階建てが業務ビルとして着工予定されておりまして、また、岐阜西再開発事業が組合施行としての推進が進められております。あるいは問屋町五、四、三丁目のいわゆる問屋街第一地区において再開発事業のため、その準備組織が昨年設立されているものでもございます。今後、より多くの人の流れ、物の流れが期待される中で、車や軽車両といった交通手段の役割は重要、不可欠でもございます。したがって、人々が車両を利用する観点からも町づくりがその計画に十分配慮されなければならないのでもあります。今後再開発事業推進により駐車場、駐輪場の需要が増大し、現在でも不足している観点と相まって、この地区における駐車・駐輪場確保は急務でもございます。現在、岐阜市駅東駐車場二十六台、JR駅前七十八台、雛屋ガレージ五十四台、岐阜計器ガレージ三十三台、計百九十一台分が将来の事業計画内にあり、事業の進展により消滅するものでもございます。これらの補完を含む駐車場整備があってこそ、これらの各種再開発事業を成功させ、また本地区の再開発事業が一層推進するものでもございます。金沢市香林坊再開発事業においては、石川県、金沢市共同で再開発ビル地内に総工費八十四億円で千台収容の公営駐車場を建設、運営、これが本事業成功に大きく寄与しているのでもございます。本市には市営駅前駐車場八百十八坪、現在百四十台収容がございます。この地は公園敷地とのことでありますが、鉄道高架事業が進めば駅正面に公園を確保することになり、用地転用がなされるはずでもございます。この地に地下一階、地上六階、自走式駐車場を建設し、また、駅西再開発事業で予定されている地下駐車場と橋本町道路下部を活用、一体的に活用することによって駐車場として大きく連動させるものであり、約千台収容台数が確保できるのではないかということでございます。  そこで、都市計画部長にお伺いをいたしますが、当地域において将来構想を含めどれほどの駐車場が必要と試算をされているのか。また、駐車場整備の方針と計画についての所見を現在の駅前市営駐車場の活用を含めてお伺いをいたします。  また土木部長には、昨年九月、十二月両議会におきまして我が党より、金町、吉野町通りのパーキングメーターは交通の阻害となるので県に廃止方を申し入れを依頼したところ、部長よりは、駅前では公共駐車場の絶対的不足により不可能であるとの回答でありました。それでは県はどれほどの公共駐車場台数を確保されればこのパーキングメーターが取れるのかをお伺いをいたします。  また、現在平和通りにおいて中部未来博のメーンストリートとなるための中央分離帯を改善、新たに右折ライン工事を進めておりますが、それほど混雑が予想されるなら、せめてこの期間中だけでもパーキングメーターを廃止すべきと思われますが、土木部長の所見をお伺いをいたします。  次に、本議会でも問題になっておりましたけれども、駐輪場設置についてでございます。新岐阜を初め、駅前地区の交通結節点ではミニバイク、自転車の、歩道を初め路上の駐車がおびただしく発生しており、歩行者の安全、商店街活動への阻害問題が発生しており、この解決は焦眉の急を要するものでもあり、自転車駐輪場の整備は急務でもございます。駐輪場の整備に当たって重要な条件は、その利用者がいかに利用しやすいかという設置の位置についてでございます。自動車と違いまして自転車はどこにでも置けるという物理性のゆえに、遠くに駐輪場があっても決して利用されないのでも──利用されないのであります。市の設置した駅東駐輪場がその例でもございます。過日我が党一期議員団がこの件について姫路市に調査に行かれましたけれども、姫路市では姫路駅前通りに市営駐輪場を昭和六十一年から六十三年の三カ年計画で、総工費十億円弱、地下一層二段式、自転車千九百八十台、ミニバイク三百八十二台収容の施設を建設中でもございます。本市の駅前地区の土地利用を考えると、地上での駐輪場確保は限界があり、建設費はかかりますが、この点有効かと思いますが、土木部長の所見をお伺いをいたします。  もう一つ、今議会で市長、助役の方から、現在駐輪場設置を前向きに検討している、その中で市長の方から、機械式で千台ほどのものが検討の中にある、あるいは技術助役の方からは、現在適当な土地を探しているというお話でございましたが、ぜひこういうものも検討していただきたいと思います。技術助役からこの点について、ちょっと補足で答弁をいただきたいと思います。  引き続きまして、中心商業地域の活性策についてお伺いをいたします。  本件については我が党代表質問において、伊藤先輩からその概要について質疑がされておりますので、私はその詳細についてお伺いをいたします。  本市第三次総合計画により、新しい市民文化を創造し連帯する場と称して文化センターや金公園一帯の総合的な都心の魅力づくりを進める上からも、すなわち、この周辺を市民広場的な機能を持った地域にするとの観点から、当地域は昭和五十八年から拠点整備、公園、沿道修景等の整備を市費四十三億円を投資、今後も投資が期待されているところでもございます。従来、行政は、ややもすればこれら施設的ハード面のみの施策であり、それをいかに活用し市民の新しい生活文化を創出するといったソフト面についてのことには利用者任せであり、その施設が十分機能されていないのが現実であろうかと思います。いわゆる行政は施設を貸してやる、使わしてやるといった意識があり、これを活用していただく、使っていただくといった意識改革が必要でなかろうかと思うものでもございます。  さて、全国同格都市におきましても、中心商業地域の活性化については、二十一世紀のその都市の発展策の起爆剤という位置づけで、いろいろな施策を行っているところでもあります。本年二月、自民党議員団におきまして松山市を視察してまいりましたが、同市においては商店街コミュニティー道路の利用促進のために市道、公園を開放し、産業部が窓口となりコミュニティー道路運営協議会を発足させ、各種イベント、催しを積極的に誘致開発を図り、多大な成果を上げ、他都市の模範となっているのでもございます。参考までに申し上げますと、昭和五十八年には当地域での催し、イベント数は年間三十四件、これが協議会を発足した五十九年には百四十八件、以後年々増加し、六十一年には百七十二件となったのであります。一件当たりの利用日数は、一日のみ二六・二%、二日から四日四四・六%、五日から十日七・三%、十一日から三十一日間一九・二%で、年間八百五十八日以上の利用がされ、毎日二件以上のイベントが開催されている計算にもなるのであります。このことにより地域経済の活性化はもちろん、これらのイベントが市民の皆さんの新しい文化、教養の創造の場として、また、市民参加による連帯意識の向上、新しい都市像を示すことにより参加意識を高め理解を得ているということでもございます。この松山市の資料はさらに各部局に配付済みでありますので、以下、数点についてお伺いをいたします。  まず、事務助役にお伺いをいたします。  金公園一帯は施設面で大変投資をしていただいておりますが、年間利用が約三十五件ほどでございますが、今後ソフト面で松山市のような活用がなされれば飛躍的な活用となりますが、この地域をイベント公園と位置づけるのか、そういうお気持ちがあるのかどうかをまずお伺いをします。  次に、各部局、市民団体との協議会のようなものを設置するお考えがあるのかどうか、また、このような構想をどうとらえておられるのかをお伺いをいたします。  さきに質問をいたしましたが、蕪城町の電話局については九月以来どのような経過をたどっているのかもお伺いをしておきます。  次に、市民部長には、昨年市民のひろばを商業地域活性策としてこの地域で開催されましたが、その実績はどうであったのか、あるいは市民、商店街の皆さんの反響はどうであったのかをまずお伺いし、次に、六十三年度にもう一度この地で行われると聞いておりますが、今後についてはどのような考え方を持っておられるのか。  最後に、この種の催し、イベントは市民部に実績もありノーハウも持っておられますが、このような窓口になって事業を推進されるお気持ちを持っておられるのかどうか。イベント推進係のようなものを設置されていかれるのかをお伺いをいたします。  第三に、地域経済及びやや衰退している中心商業地域の活性化は、このようなイベント広場の創出あるいは市民ひろば、街頭フェア等は有効な手法と思われますが、経済部長にお伺いをいたします。  都市計画部長、土木部長には、所管部といたしまして、これらの事業に積極的に協力参加されるのかについてもお伺いをいたします。  次に、今議会において、いろいろな議論が交わされております婦人会館、岐阜市くらしの情報ルーム開設についてお伺いをいたします。  基本的には、このような施設は市民要望も大変強いものでもあり我々も賛成するものでありますが、まず、岐阜市くらしの情報ルームについて少し質問をさしていただきます。  全国同格都市を調査いたしますと、その所在地状況はすべて交通至便な、しかも一般市民の利便性の高いJR駅舎内、百貨店内あるいは中心商業地域の再開発ビル等に所在させ、市民の皆さんが気軽に利用されるように配慮がなされております。しかし、本市の予定されている場所は行政地域にあるとはいえ、それは目的を持った市民の皆さんが来られる公共施設が位置する地域であり、駅とか中心商業地域のように気軽に買い物のついで、あるいは旅行に行ったついでに利用できるという場所とは言いづらいのではないのか。市民部長は、せっかく多額な借上料を支払うこの施設でありますが、場所的にどう考えておられるのか。また、そんなに急に必要な施設であるのかどうか。この場所で年間どれくらいの利用者を想定されているのか。もし、これらの施設が駅、中心商業地域あるいは柳ケ瀬付近に設置されたならば、どれほどの利用が見込めるのかを含めてお伺いをいたします。  次に、婦人会館についてでございます。  現在、県婦人会館が端詰町三四に、また、県婦人生活会館が佐久間町四に、ともに行政地区内に五階建てで、財団法人岐阜県婦人会館によって運営されているのでございます。しかし、残念ながら、これらの施設は十分活用されておらず、県婦人会館は御承知のように現在全館が坪当たり月、共用費すべてを含め千八百円で岐阜市社会福祉協議会が借り上げており、また、婦人生活会館においても本議会に上程されているように、四階全フロアを岐阜市社会福祉協議会が坪当たり月当たり共用費を含め二千五百円で借り上げようとしているものでもございます。せっかく多額の借上料を毎年支払わなければならないのでありますから、決してこれらの轍を踏まないように、その活用には十分な配慮がなされなければならないはずでもございます。しかし、今回の精読においても当局においては、まだまだその運用については未定であり、もっと十分に検討を行って上程すべきではなかったかどうかお伺いをいたします。  これほど急いで婦人会館が必要ならば、県婦人生活会館に余裕がある現在、社会福祉協議会よりも、むしろ教育委員会が関連する婦人会館設置でありますので、こことの接触を図るべきではなかったのか。また、最近では若い人の参加者が大切であり、これらの婦人が参加できるには、やはり幼児室のような配慮が必要と思われます。しかし、これもない。昭和四十五年に設立された川口市市立婦人会館ですら既にこれが設置されておりますし、その後全国的にこの種の施設には必要不可欠と思いますが、どう考えておられるのかをお伺いをいたしておきます。  第三に、借上料が五、六階で年間六千万となり、十年契約で試算をしたということでありますと六億円の費用が必要であり、これだけの資金を考えたときに、市民会館別館と旧結婚式場部の低層二階を建てかえ高層化すれば、これらの機能を市の用地で確保可能ではあると考えますが、このような考え方ができるのかできないのか、事務助役にお伺いをいたします。  また、市民情報センターについては、事務助役は、JR岐阜駅に接触をされたことがあるのかどうかをお伺いをしておきます。  第四に、最近の再開発事業の推進手法の中に保留床を活用していく──仙台市では、ある再開発ビルにはチビッコ広場、また、ほかのビルには仙台市文化センター、中央公民館、市民情報センター、また、ほかの再開発ビルには図書館、婦人会館等の市民文化活動拠点施設である複合施設エルパック仙台等の設置をしているのであります。これらの利点は、まず、保留床の活用によりテナント導入の難しい折の再開発事業の促進、二つには、再開発事業地域はすべて中心商業地域のため市民の利便性は高く、他の場所では考えられないほどの利用度でもございます。第三に、公共施設がすべて至近距離に位置しているので、総合性、連続性が確立されることにより、多目的なイベント、会議等にも活用されているということでもございます。これらの観点からも、本市も鉄道高架事業に並行し駅前再開発事業が進行中であり、これらの中に複合公共施設として導入を図るべきであるが、都市計画部長にお伺いをいたします。  ここで一つ確認をしておきたいんですけれども、我々は精読において、この借上料が月四百九十三万、年間五千九百万強と説明を受けておりますが、これが正しいのかどうかも確認をしておきます。  最後に、市内業者育成と、より安定した機器保守点検についてお伺いをいたします。  岐阜市発注の工事は従来から我々の要望により、行政においても市内業者を第一に優先し発注されてきた経過は大いに評価するところでもございます。また、大型工事については市内業者だけでは技術的にも難しいということで、我々はこの点については十分理解をするところでもございます。そこで、大手業者と地元業者とのJV方式を採用し積極的に地元業者を参画させていることは、それなりの地元業者育成の上に評価をするものでもあります。そこでまた、JV方式を採用した大型事業においても、実際の工事に深く携わる下請業者にもぜひ優先的に市内業者を選定し、大手業者の技術を習得しつつ、その能力向上を図ることが望ましいと考えられますが、これに対してはどのような指導をされているのかを、建築部長にお伺いをいたします。  これらにより、大手業者とジョイントできる一部市内業者のみならず、その技術力が市内の多くの中小業者にもその影響が広く広がり、岐阜市全体の技術向上になるのではないかと考えるものでもございます。  次に、工場製品等メーカーの選定についても、このような趣旨から市内の代理店を通じて購入されるべきと思いますが、いかにお考えでしょうか。  さらに、既存の建物に増築あるいは改修をする場合にも技術的に問題がなく価格も同じなら、その整合性からも過去の実績がある同一メーカーの機種を採用すべきと考えるものであります。特に病院のように人命を預かり、さらに二十四時間休みなく稼働している施設においては、設備関係のトラブルは一刻の猶予も許されないものでもございます。この点からも市内で保守点検体制が確立されており、しかも信頼度の高いメーカーを選定しなければならないと思いますが、どのように考えておられるのかを、建築部長の御所見をお伺いをしておきます。  これで第一回の質問を終わらしていただきます。(拍手) ◯副議長(大野栄吉君) 都市計画部長、武藤治雄君。    〔武藤治雄君登壇〕 ◯都市計画部長(武藤治雄君) お答え申し上げます。  まず第一点の、岐阜駅周辺の駐車場計画について申し上げます。  駐車場整備につきましては、都心部の活性化並びに交通対策上、必要不可欠な都市施設と考えております。昭和六十年度に策定いたしました岐阜市の駐車場整備基本計画によりますと、駅周辺の今後の必要整備台数は約千五百台と予測しております。これについては公共と民間でそれぞれ分担をいたしまして整備することとしておりますが、公共ではおよそ二五%ぐらいを考えております。そこで今後の対応でございますが、再開発ビル等建設に伴う附置義務駐車場の設置並びに民間施設による整備のほか、公共駐車場につきましては鉄道高架下公有地等の活用を含めて検討いたしたいと存じます。なお、御指摘の現市営駐車場の立体駐車場化につきましては、同敷地が公園敷地であり現状では困難でありますが、今後の駅前広場の整備計画の中での検討課題とさせていただきたいと思います。また、高架事業に伴って生み出されてまいります国鉄の清算事業団用地の土地につきましても、その有効活用を図る上からも駐車場等の確保を検討していきたいと考えております。  次に、中心商業地の活性化を図る各種イベント事業に積極的に参加する意思があるかどうかという御質問でございますが、まあ考えられますのは、金公園の広場が考えられると思います。金公園は約一ヘクタールございまして、文化センター側で約七千八百平米、現在整備しておりますモニュメントの広場、ここが約二千平米ほどございますが、それぞれこの広場は既にいろんなイベントで利用がなされておりますが、今回からくり時計の設置を考えております広場につきましては、千三百平米ほどの広場が確保できる計画でございます。こういった広場を通じて御指摘のようなイベント広場に大いに活用していきたいというふうに考えております。  それから最後の、再開発に関しての御質問でございますが、再開発事業を進めるに当たりまして、ビル機能の確定、保留床の処分等、事業の採算性の問題は、地方都市における再開発事業の大きな隘路となっております。このため、地方都市における再開発事業を進めるために、御指摘のような公共公益施設の導入を図り積極的に支援している都市があることは承知いたしておりますが、岐阜市におきましても駅西の再開発事業を進めるに当たりまして、市の機関産業でありますアパレル産業の活性化を図る目的で展示ホール、集会室等の施設を設けることとして、旧電報電話局の跡地を買収いたしまして事業の促進に努めてきたところでございます。公益施設の機能につきましては、ビル全体の機能構成並びに地権者の意向等もありまして、現在のところは多目的ホールを設置することで細部について検討を進めている段階でございます。いずれにいたしましても、地方都市における再開発事業を促進していくためには、行政サイドからの協力なくしてはできないものとも考えております。また、設備投資に当たってはその必要性、投資効果等を慎重に検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯副議長(大野栄吉君) 土木部次長、松田輝夫君。    〔松田輝夫君登壇〕 ◯土木部次長(松田輝夫君) お答えを申し上げます。  パーキングメーターの廃止等の御質問でございます。昨年十二月議会におきまして土木部長が申し上げましたとおり、県警規制課では金町、吉野町通りのパーキングメーターは公共駐車場が建設されるまでは撤去できないという意向でありました。ちなみに、公共駐車台数でございますが、昭和六十年度岐阜市駐車場整備基本計画の調査書によりますと、駅前の必要整備台数は一千五百八十台であり、そのうち公共で整備すべき台数は二八%に当たります四百二十台と報告をされております。また、パーキングメーターにつきましては、岐阜県博覧会推進本部主催の未来博交通対策懇談会では、このパーキングメーターにつきましては期間中は停止するということでございますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。  次に、地下駐輪場の件でございますが、駐輪場問題につきましては、先ほど市長並びに技術助役から御答弁があったとおりでございますが、現在岐阜駅、新岐阜駅周辺に約二千台から二千五百台の放置自転車があると推定をしております。駐輪場の整備が焦眉の急であることは御質問者の御指摘のとおりでございます。しかし、駐輪場設置の条件といたしまして駅周辺から二百メーターを限度とするということで、その範囲を超えますと急激に利用率が減少するというデータが来ております。これは大体二分から三分までの距離というふうに考えております。そういうデータがあります。したがいまして、御質問の地下駐車場建設につきましては、六十三年度予算でお願いをいたしております自転車駐車施設整備計画策定の結果を踏まえまして、さらに鉄道高架事業及び駅周辺の再開発事業等を考えまして研究をさしていただきたいと存じます。御理解を賜りたいと存じます。  さらに、三番目の御質問でございますが、中心商業地域活性化のため、各種イベント事業に積極的に参加する意思があるかどうかという御質問でございます。土木としましては、先般御答弁を申し上げました柳ケ瀬コミュニティー水路等を含めまして中心街の活性化に努めているところでございますので、こういった協議会には積極的に参加していきたい、このように存じます。  以上、御答弁にかえさせていただきます。 ◯副議長(大野栄吉君) 助役、坂井 博君。    〔坂井 博君登壇〕 ◯助役(坂井 博君) 駐輪場についてお答えを申し上げます。今も次長が申し上げましたように、駐輪場の設置場所としては利用状況からいいますと、やはり二百メーター範囲内が好ましいということでございまして、今質問者が申されたとおりでございます。先ほど市長が申し上げました駐輪場の効率的な設備というのは、実はコンピューターで格納を処理をすると、そういうことによって短時間に出し入れができると、こういうようなものが今開発途上でございますが、開発されつつあるわけでございますので、ことし六十三年度に策定計画をお願いをしておりますので、その中で十分研究をし、今後積極的に対応をしていきたいというふうに考えます。 ◯副議長(大野栄吉君) 助役、宮浦清美君。    〔宮浦清美君登壇〕 ◯助役(宮浦清美君) お答えいたします。  中心商業地域の活性化対策に関連いたしまして、文化センターや金公園の整備等に伴いこの一帯は一変し、一応ハード面は完了するので、今後はソフト面に力点を置き、松山市の例を挙げながら、この地帯の有効利用を図れという御趣旨と思います。私も同感でございます。金公園の広場につきましては従来から経済部あるいは市民部、さらには市民団体等のそれぞれイベントを計画いたしまして実施し大きな成果を上げておりますが、ただいま御提言がありましたように関係部局と関係団体等よく協議をしながら、金公園一帯の活用方法と商店街の波及効果を含め検討してまいりたいと存じます。  また、蕪城町のNTTの施設につきましては、その後具体案は聞いておりませんけれども、現在の施設を改修されて使用されるというようなことも伺っております。  次に、杉山ビルの借上料の額及び市民会館の別館の高層化問題についてお答えを申し上げます。  婦人会館の建設につきましては昨日も市長から御答弁申し上げましたように、市の中心部が望ましく交通の利便の所に設置するのが前提でございます。婦人会館を独立で建設する場合につきましては、まず料理教室、視聴覚教室も当然必要であり、面積も全体では二千五百平米ないし三千平方メートルが必要ということになっておりますが、隣接する中央公民館には料理教室があり、また、中央公民館の分室には視聴覚教室がありますので、これらを有効に使用すれば杉山ビルの借用面積でも可能と判断し、今回の五、六階で千三百五十八平方メートルを借用することにいたしたのでございます。また、先ほどお話がございましたように、旧婦人会館あるいは市民会館の別館等のお話もございましたけれども、岐阜県の婦人会館につきましては、婦人会館、婦人生活会館、消費生活会館と三つの団体によって構成されておりまして、このうちの一部を社会福祉協議会が借用することになったわけでございますが、これにつきましても、県との協議の結果、四階の二百七十八平米を借用することになったわけでございます。したがいまして、婦人会館といたしましては相当の、面積が狭隘でございます。また、現在の市民会館の別館は三階建てでございますが、一階から三階までの使用可能総面積は三百四平方メートルしかございません。また、利用率も現在は市民会館のいろいろの行事で約七〇%以上利用しておると聞いております。仮にこの別館を高層化に改築をいたしましても、法の規制によりましておおむね五階、一部は四階建てとなりますけれども、有効使用面積は約七百平方メートルで、杉山ビルの面積の約半分しかございません。そういう関係で婦人会館としての機能がこの別館を改築いたしましても十分でないと判断いたしておりますし、また別館の方の現在いろいろ諸行事に使用しております分が、市民会館が別の施設に利用されればその分だけ割愛されますので、市民会館の運営上困難かと思っております。  また、借上料につきましては、現在各会社との協議中でございますけれども、月、坪八千円プラス共益費二千円と合わせて一万円でございます。内部設備の工事につきましては別途負担となっておりますので、これは三年ないし四年で償還すれば月二千円程度かかるだろうということでございますので、あくまでも月坪一万円でございます。これらの他の類似施設と比較いたしましても、この額につきましては必ずしも高い額とは思っておりません。また、くらしの情報ルームにつきましてのJRとの協議等につきましては、現在の杉山ビルの中に設置をするという前提でございますので、JRとの協議はいたしておりません。  以上でございます。 ◯副議長(大野栄吉君) 市民部長、松尾 弘君。    〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えいたします。  市民ひろば事業については、過去に競輪場の駐車場で二回、畜産センターで三回開催いたしまして、いずれも相当数の市民でにぎわいを見せました。これを町の中心部で開催することにより町の活性化にもなるのではないかという議会からの御提言もありまして、昨年初めて金公園を中心に柳ケ瀬及び周辺商店街の御協力を得まして、その趣も変えまして、テーマも中心地にふさわしく「街角フェア」といたし、食のイベントを初め、市民のパフォーマンスによる各種のイベントで商店街一帯が活況を呈したことは御案内のとおりでございます。  第一点の実績でございますが、何と申しましてもやはり地の利のよさということがございまして、金公園の会場だけとらえましても十数万の人出が二日間にわたってあったということで、特に参加者、地元商店街からは触れ合い調のカーニバル形式が大変好評を博しました。  次に、今後どう考えているかということでございますが、昨年と同様、ことしも民間企画を取り入れまして、今から、例えば「街角ロマン 市制百」のキャンペーンを張りまして、百年を一区切りに、また次への出発点として展開してまいりたいというふうに考えておりますし、なお、今後につきましても金公園を中心とした柳ケ瀬を含めた広場を考えております。
     三番目といたしまして、イベントの推進係を設置してはどうかという御意見でございます。関係部局と調査の中で、私ども市民部の役割についてはよく検討してまいりたいというふうに存じます。  第二点の、くらしの情報ルームの設置場所について、御指摘のように他都市も調査いたしましたが、その設置場所はそれぞれ市の土地柄、特性もございまして、一概に比較はできないのではないかと思います。この設置した場所についての適当であるかどうかということについては、市長、助役から説明があったとおりでございます。また、年間を通じての利用も新しい消費者文化の育成を図っていくための各種の事業等を計画いたしまして、より多くの消費者に利用いただける、魅力あるルームとして、消費者団体、婦人会、生活学校あるいは消費生活モニターとか同OB等にも呼びかけまして、有効利用を図っていきたいと思います。早急にこれを、なぜ設置しなければならないかということでございますが、これも先般来市長から説明ありましたように、五十六年に婦人問題懇話会、五十九年に推進協議会等から婦人会館の設置ということの中に、こうした市民生活センター的なものもこの婦人会館の中に内蔵してほしいというようなこともございまして、前から計画をいたしておったもんでございます。  以上でございます。 ◯副議長(大野栄吉君) 経済部長、鷲見 巌君。    〔鷲見 巌君登壇〕 ◯経済部長(鷲見 巌君) 金公園の一帯の活用について、御指摘の市民のひろば・街角フェアを初めとする各種のイベント、催し物は市民の触れ合いあるいは交流、そしてまた地域経済の発展や商店街の活性化に極めて有効な手段と考えます。したがいまして、助役が御答弁申し上げましたとおり、その推進に努めてまいりたいと存じます。 ◯副議長(大野栄吉君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 婦人会館の設置を急ぐ必要があるなら、フロアに余裕のある県婦人生活会館の借用について接触すべきではなかったかということでございますが、先ほど事務助役の方から御答弁いただきましたように、私どもとしましては、県の婦人会館借用についても昨年八月ごろ県の教育委員会と協議して、検討してまいったわけでございますが、当時借用可能な面積というのが四百五十平米ということで、婦人会館として利用するためには物理的に無理があるということから断念したようないきさつがあるわけでございます。また、至便であるとか、あるいは周辺に市のいろんな施設があって、その利用についてはより相乗効果が期待できるというようなことなどから借用したということでございます。  それから、若い婦人の利用を図るために幼児室を配慮すべきではないかということでございます。他都市の施設を見ましても、やはり御指摘のように、多くのところが設置されておるようでございます。この施設の利用に当たりましては、子育てを卒業された御婦人のみでなく、若いお母さん方等、年齢的にも広く活用していただきますよう、今後フロアのレイアウトの中で考えてまいりたいと思っておるわけでございます。  以上でございます。 ◯副議長(大野栄吉君) 建築部長、角田昭二君。    〔角田昭二君登壇〕 ◯建築部長(角田昭二君) 下請業者の選定並びに機器メーカーの選定についてお答えいたします。  本市で発注いたします建設工事につきまして、議会での御要望もありまして、すべて地元業者優先の原則に立って発注しているところであります。また、大型工事におきましても、さきに完成いたしました文化センター、歴史博物館及び現在施工中のハイツ早田の公営住宅並びに市民病院改築第一期工事等は地元業者も参画できるように、共同企業体方式を採用し、工事を進めているところであります。したがいまして、工事の元請業者の方々に対しましての対応は、市の意向を酌んで下請業者の選定に当たっては地元業者優先の趣旨を理解し、十分配慮していただきたいこと、また、工場製品等のメーカーの選定に当たってもでき得る限り地元代理店を通じて購入していただくように、入札前の設計書説明のとき、なお、入札で請負業者が決定した時点でも業者と打合会を開き指導をするとともに、折に触れまして市の意向をお伝えし、御協力をお願いしているところであります。  御質問の二点目の、増改築工事の場合は、既設の建物に既に設備関係のいろいろの業種のメーカー製品が設備されているわけであります。その場合、維持管理面を考えれば同一メーカーのものを当然使用すべきだがとの御指摘でありますが、公共の建物の場合、施設に使用してあるからそれを直ちに指定することは、競争の原理から申しましてもなかなか難しい問題でありますが、既設に使用されていればメーカーを選定する中で非常に有利な条件の一つであろうかと思います。あくまでメーカーあるいは下請人を決定する場合は、それらを含めてさらに信頼度と工事見積金額等総合的な見地から元請業者が慎重に最終決定をいたしまして、市へ下請届として提出されるもんであります。今後さらに対応できるものにつきましては、元請人の理解を求めながら地元業者等の活性化に結びつくように努めていきたいと思いますので、御理解のほどお願いいたします。    〔「議長、十七番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(大野栄吉君) 十七番、早田 純君。    〔早田 純君登壇〕 ◯十七番(早田 純君) 一応御答弁をいただきましたので、以下数点について再質問をさしていただきます。  まず、婦人生活会館をなぜ交渉が進まなかったかという回答に対して、教育長の方では八月の時点で交渉に行ったけれども、十分なスペースが確保できないからやめたという話でありました。しかし、これは大変不思議なことでありまして、杉山ビルを借りようという話が起こったのが、我々の精読の中でも明らかになっておりますけれども、六月であります。もうその時点で杉山ビルを借りるという話が出ておりまして、その後に婦人生活会館へ行かれて断られたと、面積が足らないということでありますけれども、実は県の婦人生活会館は六十三年度から、今申しましたように四階は祉会福祉協議会が借りることに決まっております。しかも、三階もあいておりまして、ここは交通安全協会が六十三年度から使用されることになっておりますので、助役も教育長も言われました、四百五十一平米、百三十六坪では狭いという話でありますけれども、これを早くから交渉されて、三階、四階部分を借りる交渉をされれば、これは十分スペースも確保できたはずです。これについてお答えを願いたいと思います。  二点目でありますけれども、今私が申し上げましたように、実はこのビルを借りるお話が出たのは六月であります。しかも、このときに市の幹部の方が婦人会の役員の方と話し合いを持たれております。杉山ビルの五階、六階部分、これを婦人会館として使ってもらいたい、どうだろうか──そのときのそういう人たちの声はどうであったのか、いや、そんな大きいものは要らない、ツーフロアは使えない、ワンフロアでいいという話をされている。そういう記録もある。最初から市の方では五階、六階を借りることが、もう何か決まっていたような感さえするのであります。しかも、それだけのものが婦人会館に必要でなかった。後になって、それでは何に使おうということで、どうも話を聞いてますと、市民が市民情報センター、決して私はそういうものをつくる場所には適当なとこではないということを最初の質問でも疑問を投げかけてまいりました。市民部からいただいた市民だより、消費者団体の雑誌がありますけれども、今、悪質なそういうものにひっかかる人たちはどういう人が多いのか、いわゆる弱者と言われる若年層、そして高齢者の皆さんであります。こういう方たちはやはり気楽に、買い物に行ったときとか、どっかへ行かれたときに、そういう便利な場所にあって、そういう所にこういうのが危いですよ、こういうのがよくひっかかる手ですよ、こういうことがあれば、時間があればそういう所へついでに立ち寄って、知識の中に、ああ、こういうことがひっかかりやすいものなんだなということが頭に入る。ひっかかる前に、どんなことが危いからといって決して先にそういう所へ勉強に来ようという、そういうことができない人たちが実はこういうものによっていろいろな被害に遭っている現状であります。そういう観点からも私はこういうものはもっとほんとに交通の便利な、しかも何かのときについでに寄ってそういう知識を得られる──わざわざビルの六階まで上に上がって、五階でしたか、しかも、地域ではありますが、そんなに買い物に行かれるような、杉山ビルというのは、場所ではないはずです。私は、疑問をいまだに持っております。  それから、地下駐輪場についてでありますけれども、答弁の中にやはり二百メートル以上では利用が全くされない。駅から二百メートルといった所に国鉄高架事業においてはそういう所にそういうスペースも出るかもしれません。しかし、今、現在問題になっております名鉄周辺あるいは中心商業地域、柳ケ瀬あたり、こういう所ではやはり地下部分での土地の確保というのがとても難しい。そのために私は、今姫路市が道路下に地下駐輪場をつくっておられる。こういうものをぜひ将来の我々の都市の活性化のために参考にしていただきたい。これはぜひ、前向きにそういうものも検討されるという回答がございましたから、了解をしておきます。  駐車場についても、そういうものについて考えていくということで、了解をいたします。  市民、婦人会館については、以上のような疑問とともに、実はこれは岐阜市に限ったことではありませんけれども、最近の行政の財政を圧迫しているものに、やはり維持管理費というのがとても大きなウエートを占めております。いわゆる建物を借りたり、そういうものを設置すれば必ず維持管理費が要るということであります。科学館においては毎年九千万、文化センターニ億二千万、少年自然の家概算九千万、産業会館岐阜市負担分一億、歴史博物館一億七千万、しかもこの婦人会館・くらしの情報ルームでは毎年これもやはり維持管理費千三百万ほどほかにもかかるわけであります。こういうものを、こういう費用が恒久的にかかるということを考えた場合、やはりもっと効率的な、将来的に複合施設の中で考えていくべきではないか、こんな考え方も持っております。二点、質問をしましたので、その答弁をお願いいたします。  以上で第二回、終わります。    〔「だれや、言わないかぬ」と呼ぶ者あり〕 事務助役と、それから教育長であります。 ◯副議長(大野栄吉君) 助役、宮浦清美君。    〔宮浦清美君登壇〕 ◯助役(宮浦清美君) お答えいたします。婦人会館の建設につきましては、先ほどから御答弁申し上げておりますように、当初市民部で計画いたしておりました面積は、他の都市と同等な婦人会館を建設したいということでございまして、家庭料理の関係あるいは視聴覚の部屋、そういう等を含めますと、他都市で大体二千五百から三千平米くらい必要だろうということでございましたけれども、それも交通の便あるいは市の中心部ということが前提でございましたので、岐阜市の中心地ではなかなかそれだけの建物を建設する用地も確保できないということで、たまたま中央公民館には料理教室あるいは視聴覚教室がございますので、もう二重に投資するのは必要ないということで、たまたま杉山ビルが土地信託によって建設されるということを聞いたわけでございますので、そういうものを除ければツーフロアで大体可能であるということでございました。それ以前に現在の婦人会館、県の婦人会館の利用状況等も調査いたしましたけれども、先ほどもお話がございましたように、三つの団体が入っておりまして、市の婦人会館相当で使用しようと思うと部屋割でなかなか使いにくいということで、面積も非常に少ない。それから市民会館の別館につきましても検討いたしました。これにつきましても、たとえ改築をいたしましても、現在のツーフロアの半分しか使えないと、そういうことでございましたので、現在の杉山ビルを借用するということに一応決定いたしたわけでございます。また、管理面につきましては、これは他の施設とも同様でございますけれども、お互いに協力し合って少しでも管理経費を縮小してまいりたいと考えております。 ◯副議長(大野栄吉君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 先ほど申し上げましたように、去年の八月、県の方から来られたときに、どのくらいの面積貸してもらえるなと言ったら、四百五十平米だと言われまして、そんでは狭いなもと言ってお断りしたということでございます。    〔「議長、十七番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(大野栄吉君) 十七番、早田 純君。    〔早田 純君登壇〕 ◯十七番(早田 純君) それぞれ答弁をいただいたんですけれども、実は教育長も答弁になってないんでありまして、もし必要なら──何か県が来られたときにどのくらいあいとるなという話で、それでは足らぬと、それではなくて、もう教育長の方はそれ以前から婦人会館が必要だと言われたということでしょう。だから、六月に助役の方がそういうあてにも、場所の選定に入ったという話であります。それでは時間的経過が全然合いません。それから、助役さんにでありますけれども、私が言ったのは、六月の時点で婦人会の皆さんがツーフロア要らないと言った、大き過ぎると言った、ワンフロアでいいと言った、それまでは助役さんはツーフロアを婦人会館で考えておられたと言った。もうその時点でそれは必要ないと言われたときに、なぜ相手との交渉をワンフロアにしなかったのか、なぜ無理をして市民部をそこへ誘い出さなければいけなかったのか、答弁になっておりません。しかも、時間がありませんので再答弁は求めませんけれども……    〔「聞かないかぬ」と呼ぶ者あり〕 それでは、皆さんが聞けということでありますので、(笑声)時間超過いたしましても御容赦をいただいて、もう一度聞くといたしまして、もう一つこういう事実がございます。実はまだきのうきょうの話でありますけれども、婦人会は必要ないと、もう私たちはこういうとこ使いたくないと、中央公民館でいいと言われた幹部の方がおられる。そして、その方が言われたのは、むしろこういうものを六千万も毎年使っていただくなら、その十分の一でも二十分の一でもいい、補助金でいただいたらもっといろいろな事業を、婦人会でやれるということを言明しております。以上、つけ加えて、一回、二回、三回目を終わります。(笑声) ◯副議長(大野栄吉君) 予定の時間を経過しておりますが、指名をいたします。簡潔に御答弁を願います。助役、宮浦清美君。    〔宮浦清美君登壇〕 ◯助役(宮浦清美君) お答えいたします。先ほどから、どの団体かわかりませんけれども、ツーフロアで狭いとか広いとかという話でございますけれども、もともと婦人会館そのものにつきましては、婦人の各種の団体の方から要望されておりまして、他の都市も調査をされまして、一般にそういう婦人会館として利用できるようなものなれば、二千五百から三千平米が必要やということになっておりますけれども、岐阜市の中ではそのような面積を建築するような場所がないということで、あらゆる施設を効率的に利用すればこの程度の部屋は必要だろうということを考えたわけでございます。そして、せっかく婦人会館をつくる場合については、暮らしの情報関係の部屋も欲しいということでございましたので、市民部と教育委員会と協議いたしまして、両方のツーフロア使うということにしたわけでございますが、それも合わして千三百平米でございますが、それで当初計画したものよりも相当面積は狭隘でございますけれども、有効に使えればこれはよろしいということで、さらに今後の中の部屋割あるいは利用方法につきましては、関係の団体がさらに協議をしようということになっております。 ◯副議長(大野栄吉君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 時期の問題かと思うんですが、私どもは時期の問題やなしに、一婦人会だけやなしに婦人の団体たくさんあるわけなんで、一団体の声だけ聞くんじゃないということで、あのフロアでは狭過ぎるということでお断りしたということでございます。    〔私語する者あり〕 ◯副議長(大野栄吉君) この際、暫時休憩いたします。  午後二時五十六分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━  午後三時二十一分 開  議 ◯議長(四ツ橋正一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。五番、小林 洋君。    〔小林 洋君登壇〕(拍手) ◯五番(小林 洋君) お許しをいただきましたので、自民党五番手として発言通告に基づいて質問させていただきます。    〔私語する者あり〕(笑声)  生活環境の保全について二点質問いたします。  まず第一点は、水質汚染と浄化槽についてお伺いいたします。  近年、生活水準の高度化に伴い、市民の生活系排水による環境汚染はおびただしいものがあります。殊に公共下水道のない地域におきましては生活排水、すなわち、し尿、その他の雑排水による汚染が大変進んでおります。そのうち、し尿につきましては、くみ取りあるいは浄化槽により管理されておりますが、衛生意識の高まりと水洗化の傾向から、浄化槽の設置基数は昭和六十三年二月末で二万七千二十三基となっており、使用人口は十三万四千人ほどで市民の三二%になっております。しかし、浄化槽はその設置工事から保守管理に至るまで適正になされて初めてその機能が発揮されるものでありますが、浄化槽法、昭和六十年十月一日施行において、設置者と保守点検、清掃等を行う業者の責任と義務を明確に定めているにもかかわらず、昭和六十二年十二月末日で二万六千九百四十八基の設置に対して、その保守点検契約率は八二・一%であり、残る一八%は管理不十分と考えられます。これらから出る放流水が水質を汚染することは明らかでありますので、これらに対しては対策を強化すべきだと考えますが、市としてはいかなる処置をお考えでしょうか。生活系排水のうち、し尿以外の台所、ふろ、洗濯等から出る雑排水は何らの規制も受けずに水路から河川へ流れ込んでおります。ちなみに工場等、事業所においてはそれなりに排出に対する水質規制が行われて、水質汚染を抑えている今日、生活による雑排水が汚染する量は、BOD・生物化学的酸素要求量に換算しますと、し尿の三倍、すなわち私どもがトイレで排出するものの三倍にもなっております。このような中で岐阜市におきましては、いち早く昭和六十二年三月議会で、し尿と雑排水を同時に処理する家庭用小型合併浄化処理槽に対する補助金がつけられたことは全国的にも先行しており、大変結構なことでありますが、各浄化槽本体の価格が高く、現在の事業の対象地域は国庫補助対象となる三輪北、三輪南、藍川、方県で、このいずれも岐阜市の三次総の中で公共下水道の計画区域以外の所であります。しかし、公共下水道対象区域のほか、その場所でも将来ともに下水道の建設の可能性が少なく、なおかつ、生活区域以上に排出規制をしなければならない調整区域の問題が残っております。農業調整区域においては農家の分家住宅とか沿道サービス業の建築物が、昭和六十一年の例をとりましても区域内で二百八十四軒も建ったわけでありますが、この地域においては将来ともに農業を推し進め、特に水質の浄化に努めなければならないところでもあります。昔から水のきれいな所でとれた米はおいしいと言い、野菜や果樹にしても水質は非常に大切なものであります。このような地域に建築確認をおろす場合には周辺の環境を守る点からいっても合併浄化槽等義務づけ、その反面、助成金の対象地域として環境の保全に努められたいと考えますが、農業生産地の問題でもありますので、生活環境部長並びに農林部長の御所見をお伺いしたいと思います。  皆さんも御承知のとおり、岐阜市は観光都市であり、その内容も長良川の鵜飼を中心とするものであります。その鵜のとるアユにしても、郡上のアユがうまいとか長良川と木曽川のものを比べると長良川のアユの方がうまいとか言われていますが、これはすべて水質のよい所ほどおいしいアユがとれると考えられます。また、長良川の水産資源並びに観光資源として市長さんが先頭に立ってモクズガニ、サツキマスの放流をして力を注いでおられますが、大切な長良川の水質をよりよく保ち、稚アユの遡上を促し、そこに生息する魚族を保護しなければならないことは言うまでもありません。また、岐阜市の上水道水源は主に長良川の伏流水が利用され、昭和六十二年四月一日現在の給水人口は十九万人で、平均くみ上げ量は八万立米であり、市民の生活水として非常に大切なものでありますから、地下資源の汚染の防止は極力努めなければなりません。一度汚染し破壊した自然をもとに戻すことは困難でありますから、市民の共通の財産である水を守り、将来ともにきれいなおいしい水が得られるようでありたいと思います。そのためには長良川周辺、また、中小河川周辺の家庭排水を浄化していただかなければなりません。特に長良川の水質に影響する上流部の市町村にも積極的に働きかけ、また、公共下水道建設には一人当たり過去の統計では全国平均で百九万円の費用を必要としますが、合併浄化槽の場合は十万円強で可能となります。ぜひとも県の補助金等を早く制度化していただき、せめて単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の差額分だけでも出していただけるように強力に要請していただきたいと考えますが、生活環境部長に所見をお伺いいたします。  二点目は、空き地の雑草除去についてお伺いいたします。  皆さんもお気づきのことと思いますが、市街地におきましては人が使用していない状態で放置され、何ら管理がなされていない空き地がかなり存在します。こうした空き地は夏になれば雑草が繁茂し、そこにはヤブカ等害虫が多数繁殖し、近隣の住民の生活にも支障が出るほどのこともあり、痴漢、ひったくり等、犯罪発生の危険すらあります。また、秋ともなれば枯れ草の山となって火災の危険が発生し、大変不安な生活を余儀なくされているわけであります。また、不用物、ごみ等を捨てる者さえあり、近隣の生活環境を著しく損なうような状態が多いと思われます。あき地の環境保全に関する条例及び条例施行規則によれば、空き地の所有者または管理者は、当該空き地が管理不良の状態にならないよう維持管理しなければならず、管理不良の状態になるおそれのあるとき、または管理不良の状態にあるときは市長が所有者に対して必要な助言または勧告を行うことができ、従わないときは当該空き地の管理不良の状態の除去に必要な措置を命じなければならないとあります。現に雑草の処理方法等についての通知が出され、自己処理をするか空き地でなくなったのか、市へ委託して処理してもらうか選択を求め、返信用はがきまで送付しておられるわけですが、昭和六十一年度の総指導面積五十五万四千二百一平米のうち、六%弱に当たる三万三千平米については無回答となっております。しかもそのまま何ら対応することなく放置した場合でも、いかんせん罰則規定がないため何らとるべき手段がないのが現状であります。蚊の発生が余りにもひどいにもかかわらず所有者が放置し続けるため担当者が大変苦労をしている現実があります。何とか強制力を持った罰則類似の現実的な規制をお考えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか、生活環境部長にお尋ねいたします。  また、空き地の枯れ草等からの火災が過去どれぐらいあったのか、その対策はどのようになっているのか消防長にお尋ねいたします。  次に、車社会における岐阜市の玄関口としての競輪場整備についてお尋ねいたします。  今日の社会は私が申し上げるまでもなく車社会でありまして、どの家庭にも一台ないし二台の車があり、どこかへ出かけるについてもよほど遠くない限り車を利用するのが一般的であります。そのような観点から見ますとき、現在の岐阜市への車の流れを見てみますと、岐大バイパス穂積大橋上で出入りの車合わせて四万八千台、岐大バイパス、名鉄名古屋本線との交差部分、岐南町境において五万五千台、二一号線那加バイパス細畑付近において三万台、国道一五六号線関市境、岐阜中央カントリー付近において一万四千台と、このような状況の中では一五六号線及び二一号線バイパス付近は県内の車が多いと思われます。最も交通量が多い岐大バイパスにおいては、名岐バイパスより岐阜市内を通過する車が多いのではないかと思います。このように考察してみますと、名岐バイパスより岐阜競輪場横の岐阜環状線とのコースで、他県より車での流入が一番多く、まさしく車社会における岐阜市の玄関口であると言えます。この上、東海北陸自動車道が全線開通し、岐阜市の環状線が完成した暁には、名岐バイパスの延長線上にもあって爆発的に車の出入りが多くなると考えられます。さて、こうした車社会状況における玄関口としてふさわしい公共施設または都市開発が行われているでしょうか。現実は木曽川を越え岐阜県へ入り岐大バイパスの交差点を越えて岐阜市に入るまでの間は高層ビルや各種沿道サービス関係の店舗が並び、正面には岐阜城がそびえ、市内へと進むにつれ、より以上の期待感あふれる町並みが面前に広がっているであろうはずが、名鉄各務原線の高架下を通り、高山線高架上に上がれば大きく目に入ってくるのが岐阜競輪場であります。公営とはいえ玄関口と称したい所にこの施設では、他県から名岐バイパスを利用して訪れる人たちに与えるイメージは決してよいとは言えません。周りを見回しても競輪場の駐車場と人家が点在するような状況であります。反面、この道路周辺以外で鉄道等を利用される肩々においては、岐阜駅周辺の整備計画は鉄道高架などによって整備計画が進んでおりますし、岐大バイパス沿いに当たる周辺は、県庁あるいは茜部中央卸売市場、西駅等、活況ある町づくりが行われ、それなりにふさわしさを保ち、他県からおいでの方々には岐阜市に対するイメージどおりというように受け取られていると思います。この議場においでの皆様方の玄関口周辺はどのようにされてみえますか。それぞれの周辺にふさわしい配置及び装飾をしてみえると思いますが、以上のような状況から将来どのように公営施設なり都市開発を考えてみえるのか、市長さんにお伺いいたします。  また、市長さんの答弁の中で、昭和五十七年六月の服部議員の競輪場移転に対する質問に関して、昭和二十四年にできた当初より周辺の状況がさま変わりして、地域の住民及び環境からいえばいいとは言えないが、競輪場を企業的な面で考えれば収益事業として観客が寄りつきやすい所がよいということと、五万坪近い駐車場がたやすく確保できないと答弁され、お金の面にしても例えば坪当たり十万円として、五万坪で五十億近い、建物を加えると百五十億というお金を用意しなくてはならず、移転は容易ではないというお答えでしたが、現在のような地価の状況ですと、少なくとも坪五十万はすると考えて、土地代だけで二百五十億、建物を入れますと三百五十億であります。これらの換算した金額に対して、収益は六十一年五億一千万円ということで非常に利益率の悪い公営事業と言えるのではないでしょうか。それに加えて先ほど述べましたイメージダウンを考えますれば、年間収益の五億円ぐらいではなく、岐阜市の将来においては百億、一千億、いやそれ以上の損失につながりかねません。以上のような状況を踏まえて、玄関口にふさわしい公共施設及び都市再開発のお考えをお尋ねいたします。  なお、もう一点岐阜競輪場に関してお伺いいたします。  先ほどの中で駐車場の面積が五万坪に及ぶということでしたが、かつて岐阜競輪成長期に市が借り上げ、埋め立ても行った面積も相当あり、その際土地所有者の境界ぐいを地上に標示することなく駐車場の拡張を行った経過がありますが、関係地主も大変困っていますがどのように対処されるのか。  そのほか、未来博開催期間中における競輪の開催日はどのようにされるつもりでしょうか。道路上における車の誘導はするとしても、特に土曜日、日曜日の開催については来客が多いと思われますが、どのような対処を考えてみえるのか。未来博、競輪いずれも土、日にはたくさんの来場が予想され、道路の混雑は明らかでありますが、どのように考えてみえるのか、関係部長さんにお尋ねいたします。  次に、長森地区の線引き見直しについてお尋ねいたします。  過去において昭和六十年二月六日、南長森農業関係役員を初めとして、昭和六十年三月十九日、昭和六十年五月二十一日、昭和六十一年一月八日、昭和六十一年一月十八日、十九日、二十五日と七回にわたって南北長森の農業関係役員並びに地権者との説明会を開き、都市計画部主導型による市街化区域への編入を進める話があり、地権者の八〇%以上が記名捺印までして賛成したにもかかわらず、編入できなかった経過をお尋ねいたします。  地元では県道岐阜―蘇原線の道路改良に関連して市街化区域へ編入しようとの話と受け取っていましたが、私が聞いているのには県の反対があってできなかったということでありますが、岐阜―蘇原線は県道でありますから、当然県との十分な話し合いの上で地元に提案されたことではないでしょうか。現在も地元の農業関係者はもとより、地域に居住してみえる大多数の方が市街化への編入を待望し、かつ竜頭蛇尾に終わった当時のことが話題に上がります。いかがな経過でこのようなことになったのか説明願います。  なお、第三次総合計画で長森地区は重点開発区域六カ所の一つに入っていますが、他の五カ所は岐阜駅・柳ケ瀬周辺、長良川・金華山周辺、県庁周辺、岐阜大学周辺、太郎丸―那加線沿線、いずれも何らかの開発計画のもとに進んでおりますが、長森地区は新産業流通拠点としても計画されておりますが、当地域は市街化調整地域の中でも最も転用規制の厳しい農振農用地の指定区域であり、荒田川の改修工事も進行中であり、排水問題も関係してくると考えられますが、当面どのような方針で開発を進められるのか。仮に見込みもなくただ三次総の中に組み入れただけであれば、地元民にとっては絵にかいたもちに等しいのでありますが、具体的に三次総の五年間の中で一体何ができるのか、また、どのような考えを持ってみえるのか、都市計画部長にお尋ねいたします。  最後に、老人健康農園に対する農政上の問題についてお尋ねいたします。  市長さんは、定例会提案説明の中において、重要施策の第三は、社会福祉の充実であります。その中で第一に老人福祉対策を取り上げ、高齢者世帯の増加が顕著であるための生きがいづくり施策に努める所存であります、と述べられましたことはまことに結構なことであり、今後とも強力に進めていただきたいと思いますが、老人福祉対策の中で高齢者の生きがいある町づくり、健康づくりとしての老人健康農園開放事業の推進があります。現在全国各地で種々これら農園の開設がされていると聞いており、その利用希望者も多数あると伺っており、市内におきましても老人健康農園として六十歳以上の方々に農地を提供して、この事業の推進がされておりますが、農地を提供し、この事業に協力していただいている方が亡くなられた場合、その農地相続者は自作農地であれば、農業者のための納税猶予措置として二十年間農業の継続を条件に農地としての評価価格で相続を受けることができるのでありますが、たまたま自主的に老人健康農園に提供していたがために税法上の優遇措置を受けることができず、大変苦労されるものと考えられます。例を挙げてみますと、納税猶予措置を受けると十アール当たり・約三百坪ですか、五十二万円から七十二万円の範囲で評価されますが、これら相続税納税猶予制度の適用外となれば時価評価にされ、多額な相続税となり、農業経営の継続は不可能となると思われます。したがいまして、今後高齢者社会が予想され、老人健康農園の要望が多くなるものと思われますので、これら農園につきましては相続税納税猶予制度の適用を受けられるよう農業委員会として関係機関に働きかけ、農用地の有効利用のための健康農園の増設について農業委員会会長の所見をお伺いいたします。  以上、第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(四ツ橋正一君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 小林議員の御質問にお答えを申し上げます。  競輪場の位置が岐阜市に入る一番玄関口にあって公共施設が十分でないということから、むしろああいった地域の広面積に対しましては、新しい都市づくりの都市として整備すべきではないかということでございます。競輪場の位置がつくられましたのは二十四年でございますから、私も関係者の一人としてあの付近全部田んぼであったわけであります。したがいまして、約四十年近くになっておって現在では中心市街地でもありますし、また玄関の入り口、さらに一五六号の東バイパス整備によって一層車が入ってくることも多いと、ふさわしくないということにつきましては私も御質問者と同じ気持ちを持つわけであります。ふさわしくないが、しからばすぐどうするかと言われると、競輪場移転をしてああいう用地の有効利用を図るということは極めて大切とは思いますけれども、なかなか競輪場を今度受け入れてもらう所、これも交通利便でなければならぬいうことになっていくわけであります。交通利便であるからして、また競輪はよく利用者の利便にもなると、悪いとこであればますます悪くなるということでありますから、どこへ行ってもやはり、ま、玄関口になるかならぬかは別にいたしまして、相当高規格道路の近くにおるということは重々考えられることではないかと思われるわけであります。まあ両方を考えますと、私も今すぐどういう手だてをしたらええか、片っぽには片っぽの理由もあるでしょうし、あるいはまた競輪というものが現在地であってまあ長いから地域の人々ももう感心はしていないけれども、一方の収益と一方の地域環境というものから見れば、地域の人々は必ずしも歓迎はしていただいておらぬことも重々承知いたしております。したがって、歓迎せられないような施設をどこへ移しても歓迎してもらえるということはまた難しいということになりますと、今私がどのような対策をしたらいいかということに対して、率直にお答えする答弁の内容を持って事実はいないわけであります。ただ将来に向かって果たしてこういう地域が、あるいはまた東海北陸自動車道も一層南進をしあるいは北進をしていきますと、岐阜各務原インターというものも持っており重要なだんだん地域にもなってくるということを考えますと、競輪場の移転も一つの構想を持たなければならぬかなあというふうには思いますけれども、いましばらく考えさしていただくと同時に、この土地約市有地が一万八千坪ほどあるわけであります。したがって、一万八千坪のあの土地の有効利用というのは大きな資産ということになることも事実であります。双方を考えつつ、将来の岐阜市のあり方、岐阜市の市街地の整備のあり方、あるいはまた玄関口の整備のあり方というものを問わなければならぬと、さように思うわけでございます。将来に向かっての大きな課題となることを十分承知をしておきたいと思っております。 ◯議長(四ツ橋正一君) 生活環境部長、武藤進敬君。    〔武藤進敬君登壇〕 ◯生活環境部長(武藤進敬君) 生活環境の保全の問題につきましてお答えいたします。  まず第一点目の御質問でありますが、その内容は、市民の衛生意識の向上から浄化槽の設置基数が年々ふえてきているが、浄化槽は設置から清掃まで維持管理が適正に行われてこそ初めて正常に機能するもの、保守点検率をもっと高めよということでございます。岐阜市の現在の保守点検の実施率は、御質問にもありましたように八二・一%であります。五年前の昭和五十七年は六七・九%でありましたから実施率は年々ふえてきておることも事実であります。しかしまあ十分でないということですが、御指摘のように浄化槽は河川浄化の恒久施設として現在では位置づけられておりまして、年々その重要性が高まってきております。今後設置者に対してどうやるかということですが、講習会などを開催いたしますことはもちろんですが、その教育、それに関係業界への指導、行政としての浄化槽の必要性に対する広報啓発などを十分行い、あらゆる機会をとらえて啓発をして実施率を高めていきたいというふうに考えております。  それから、生活雑排水に対する河川の水質が指摘されております中で、岐阜市がとっております合併浄化槽の補助制度はまあいいことであるけれども、それを特に調整区域などについては合併浄化槽の設置を義務づけ、補助対象としてはどうかということであります。合併浄化槽の普及の趣旨は、家庭雑排水による河川汚濁の防止をすることに目的がありますから、御質問の趣旨についてはおっしゃるとおりであると思います。調整区域におきましては特にまあ農業の関係もありまして普及を図っていかなければならないと考えますが、ただ現状では国の施策の中で単独浄化槽の設置が認められておる関係もありまして、一挙に合併浄化槽の設置を義務づけるということは非常に難しい面もあるわけでございます。当面、生活環境部といたしましては浄化槽の維持管理の徹底を図ることによりまして、地域の環境保全に努めていきたいと考えております。ただまあ農業──調整区域などに対する合併浄化槽に対する補助制度の枠を広げていくということにつきましては、一度関係部局とも十分協議をしていきたいと思っております。  それから次に、アユとかモミジガニ、サツキマスがすむ清流長良川の水質を保全するためにも、また、上水道の水源となっている長良川の水質を守っていくためにも、長良川上流部の市町村に対して、こうした合併浄化槽の補助制度を働きかける必要があるという御指摘でございます。御質問の趣旨は十分理解されますので、この点につきましては県当局に対して補助制度を設けていただくよう要望するとともに、上流市町村に対する指導もお願いしていきたいと考えております。  次に、空き地の環境保全に関連しまして、管理不良の場合は市民の生活環境上好ましくない。強制力を持った現実的な規制を考えてはどうかということでございます。御指摘のとおり、この条例は罰則等の条項は規定されておりませんが、条例の趣旨そのものはあくまで良好な土地の管理指導を原則としておりますので、その条例の目的に沿って行政として鋭意努力をしておりまして、年々市民の理解も深まり効果も上がってはきておりますけれども、おっしゃるとおりまだ十分でない面もありますが、今後とも管理不良の空き地の所有者に対しましては、さらに徹底した指導を行っていきたい、まあ、そういうふうに思っておりますので、御不満の点もあると思いますけれども、行政としてはできる限り住民の御理解を得てこの事業の推進を図っていきたい、そういうふうに思っておりますので、この点については御理解をいただきたいと存じます。  以上です。 ◯議長(四ツ橋正一君) 農林部長、松尾三雄君。    〔松尾三雄君登壇〕 ◯農林部長(松尾三雄君) お答えいたします。御指摘のように将来とも農業生産を維持振興する地域、すなわち調整区域におきましても、混住化の進展により用排水兼用水路では水質汚染の問題が懸念されてきております。このような地域では排水の規制を強化することにより水質の保全を図るべきではないかという御提案でありますが、個別的な規制があり農政上からは難しいものと思われます。農政サイドでの水質保全確保につきましては用排水路の分離整備を促進し良質なかんがい用水の確保に努める一方、圃場整備事業では用排水路のパイプライン化を組み入れるなどにより、良質な用水の確保を地域農業団体とともに研究相談してまいりたいと考えております。一方、農業用水路の水質汚染原因となるような排水につきましては、他の部局からの個別的な規制による汚染防止の指導とその効果を強く期待申し上げるところでございます。以上でございます。よろしく御理解のほどをお願いいたします。 ◯議長(四ツ橋正一君) 消防長、酒井佐七君。    〔酒井佐七君登壇〕 ◯消防長(酒井佐七君) 空き地の枯れ草対策についての御質問でございますが、まず、空き地の枯れ草火災の発生状況です。昭和六十年には四十四件、六十一年には四十八件、六十二年には二十三件となっております。また、枯れ草火災の多い月は、過去三年間、ま、昭和六十年から六十二年までの統計によりますと、一月の合計が二十一件、二月が二十件、三月が十三件と春先に多くなっております。そこで、これら枯れ草の対策でありますが、毎年十二月じゅうにその実態を把握すべく調査を行っております。まあその結果でございますけれども、昭和六十年には千百三十五件、六十一年には千九十件、六十二年には八百八十八件の枯れ草管理の不備なものが確認されております。そして、これが処置といたしましては、これら所有者、管理者、占有者に対しまして、本市の火災予防条例の規定により枯れ草の除去等処置方について文書を発送し改善に努めております。なお、枯れ草火災は気象条件のいかんによっては周囲の建物火災にも移行することが考えられますので、今後ともこれが指導徹底を図ってまいりたいと存じます。以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 総務部長、奥村元宥君。    〔奥村元宥君登壇〕 ◯総務部長(奥村元宥君) お答えを申し上げます。  競輪場駐車場用地の借地の境界についてでありますが、借入地につきましては埋め立て済みのものを借用したケースもありまして、また、当初実測してお借りしたものではなく台帳面積によって借り入れているのが実情でございます。過去においてお返しした土地の境界につきましては、一見してわかりにくい場合は、土地改良あるいは区画整理完了時に打たれましたくいを掘り出し、双方の地主さんが境界を確認の上お返しいたしているところでございます。今後、市道との境界が不明な点については土木部管理課の立ち会いを求め、また、市有地との境界が不明な点につきましては事業課が立ち会いをいたしまして境界を明確にしてまいりたいと考えています。  次に、未来博開催期間中における競輪の開催についてお答え申し上げます。御承知のように未来博は七月八日から九月十八日まで開催されるのでありますが、この間の岐阜競輪の開催予定日は、七月開催が三日から五日までと七日から九日まででありますので、八日と九日が期間中の開催日となります。また、八月は一日から三日まで青森競輪場で行われます全日本選抜競輪の臨時場外車券売り場を開設しますので、この三日間が期間中の開催となります。九月は場内改修工事の関係がありまして未来博が終わってからの開催を予定しております。このうち、七月の八日金曜日、九日土曜日は未来博開催当初でもありますし、八月の一日から三日までは場外車券発売のみで、しかも月曜日からの日取りでありますので影響は少ないものと思っていますが、交通整理につきましては十分注意をして対処してまいる所存であります。御理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。
    ◯議長(四ツ橋正一君) 都市計画部長、武藤治雄君。    〔武藤治雄君登壇〕 ◯都市計画部長(武藤治雄君) お答え申し上げます。  まず第一点の、競輪場周辺の将来の開発整備についての御質問でございますが、先ほど市長の御答弁がございましたが、都市計画部といたしましても今後の重要課題として認識し対処してまいりたいと考えておりますので、御了承賜りたいと存じます。  それから、第二点の、長森地区の市街化区域への編入の御質問でございますが、長森地区の市街化区域への編入につきましては、国道一五六号線の整備、それから東海北陸自動車道、さらに岐阜各務原インターチェンジの設置等、道路網の整備充実に合わせて、既成市街地に近接している長森地区についてその整備開発を図るため、市街化区域編入の検討地区として位置づけをいたしまして、地元説明会をお願いしながら、関係の地域住民の方々に御理解をいただくよう努めてまいった経過がございます。しかし、当該地区は農振農用地を含みまして、また、境川の総合治水計画の対象地域でもあることから関係機関との協議を要したのでございます。そこで、農林並びに河川関係の協議の段階でいろいろ調整を図ったわけでございますが、どうしても整わなかったために、やむなく除外をいたしたということでございます。せっかく御同意をいただきながら御期待に沿えなかったことに対しましては、まことに申しわけなく存じております。  それから、三点目の、三次総に関連しての御質問でございますが、当地区は第三次総合計画におきまして、東海北陸自動車道岐阜各務原インターチェンジの開発効果を吸収できるよう工業流通機能の立地を図るとされております。しかし、現在は市街化調整区域で、しかも農振地域としての指定がなされ、また、岐阜県が進められております境川総合治水対策の河川の流域ともなっております。したがって、今後の開発の見通しについてでございますが、これらの土地利用に関連する事項、先ほど申し上げましたいわゆる農林、河川等の協議につきまして調整を要しますので、特に流域全体において適正な流水、保水機能を維持しながら、総合的な治水対策を推進することが必要ということでもございますので、農林調整あるいは河川調整という二つの重要な問題について、関係の各課とも連携を密にしながら取り進めてまいりたいと考えております。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。  以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 農業委員会会長職務代理者、青木俊雄君。    〔青木俊雄君登壇〕 ◯農業委員会会長職務代理者(青木俊雄君) お答えいたします。御質問の健康農園、いわゆるレクリエーション農園が相続税猶予制度の適用が受けられるようにという御質問と思いますが、レクリエーション農園の取り扱いについて、農林省構造改善局長通達により農地法上の制度の取り扱いが定められており、これら制度に基づけば相続税納税猶予制度の特例の適用を受けることができますので、今後新たに健康農園の開設をされるに当たっては相談に応じてまいりたいと存じております。  さらに、水田農業確立対策においても、レクリエーション農園の開設により農地の有効利用がされるよう制度化されており、農地の保全からもレクリエーション農園の増設、開設については推進してまいりたいと存じております。よろしくお願いいたします。    〔「議長、五番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(四ツ橋正一君) 五番、小林 洋君。    〔小林 洋君登壇〕 ◯五番(小林 洋君) お答えをいただきましたが、納得のいった部分もいかなかった部分も正直言ってございました。  最初の、生活環境の保全について、浄化槽の、第一の浄化槽の管理についてでありますが、やはり浄化槽の管理を全然してみえないのも結構ありますので、これについてはもっと強くやっていただきたいと思います。私の経験からしますと、過去十五年ほど前に、私あの、水耕栽培という、今のバイテクの最先端のことをやっとったわけです。そのときに、その場合はほんとにきれいな水が必要なわけで井戸水の検査をするわけでありますが、鉄管の掘り抜き井戸の水質検査をしました場合には、これはアンモニア性窒素とか燐酸で汚染されています。このアンモニア性窒素は尿でありますし、燐酸は洗濯によって出てくるところの燐酸です。そういうもので汚染されています。それで私の地域でそのときに汚染されていない水といえば、約地下三十メートルほどから深井戸からくみ上げた井戸水しか汚染されていませんでした。そういう点からいきますと、地下水というものは一度汚染されたらなかなかきれいにならないものであります。そのこと自体をもう一つ私自身が体験で実感として感じたのは、私は農業者でありますから、畑の土壌消毒に使う薬をですね、これはかなり強力なにおいがつけてあります。これを使用した空き缶ですねえ、もう残ってないものです。これ、かなりにおいがあります。その空き缶を、私んどこの今使っている井戸は約十メートルぐらいから十六メートルの間で取水しております。その井戸の近くにほかっておきました。そうしましたら雨水が入ってその回りに付着しとったにおいの物質が流れ出たんですね。それによって、うちの井戸は、においがついて半年ばかり使えませんでした。こういうような状況から見ても、地下水というのは一度汚染してしまったらなかなかもとには戻らないと思います。こういう点からいきましても、とにかく浄化槽等の管理は徹底的にしていただき、水質の汚染を防いでいただきたいと思います。汚染はもう地下全体に広がると思いますので、そういう点重ねてお願いしておきます。  それから、合併浄化槽のところで、調整区域の件で、農林サイドではまあ用排水の分離投下をして、とにかく農業面での悪影響を避けるようにと、そういうお話でしたが、調整区域で果たして分離をして避けたとしても、そこで出た汚水はすべてこれは川を伝って長良川なりそれなり大事な河川に入っていきます。そしてその汚れた汚水というものは地下水を汚染してしまいます。そういう点からいいましても、もっときつい手段をもってでもやはり水質、排出の水質の基準を守っていただきたいと思いますが、その点について再度農林部長にお尋ねいたします。  空き地の雑草除去についてですが、まあ様子を聞いておりますと、まあだんだんよくなっとるということをおっしゃっておりますが、現実に私は去年、空き地でどうしてもやっていただけないとこがあるという所も聞きましたので現場を見に行きました。そこの所は公衆電話もとにかく雑草で隠れてしまっており、直径十センチほどの灌木まで生えております。そのような管理をしていただけない所、それも、しかもそれはマンションのすぐ横に生えておりまして、約二階までの部分ぐらい草まるけであります。こういうものがどうして刈り取らせることができないのか。まあ土地が共有等になっとるとか岐阜市に在住でない場合は特にやりにくいとか、そういうようなことも聞いておりますが、しかし、多少の強制力は持たせてでも、それはその人の個人が持っている一つの所有物でありますから管理するのが当然だと思います。そういう面からいっても、これからも強力に管理する方法を考えて進めていただきたいと思います。  次に、岐阜市の玄関口としての競輪場ということでお願いしたんですが、まあ市長さんもお答えにくいのは十分承知しておりますが、やはり長い将来を考えますときに適当な場所ではないと思いますので、将来にわたってよい結論が出るように進めていただきたいと思います。それは地元住民として市長さんにお願いするわけであります。  それから、きのうまでお話、理事者側の方とお話しておりました際に、岐阜市は今いろいろ金がたくさん要るから競輪のお金も非常に大切な予算であるので、競輪場をやめるとかそういうようなことはできないというお話でしたが、地元民としてはそういうようなギャンブル企業のしわ寄せまで受けて、とにかくほかのとこの整備にそのお金が使われるということは納得がいきませんので、その点だけは十分承知しておいていただきたいと思います。    〔私語する者多し〕  市街化の見直しについて、過去長森地区であった場合のことを今から考えてみますと、私は、そのような話があったのは、やはり行政サイドの各部課の話し合いが十分行っておれば、そのようなことは決してなかったと考えます。例えば、その当時にしても農林サイドとの十分な話し合いをしておれば、とてもやれるような状況の所でもなかったのではないか、そうすれば恐らく地元へもそういう話は来なかったのではないかと思います。やたらと、とにかく夢だけ与えるようなことはやめていただきたいと思います。    〔私語する者あり〕 それで今、地元の堀議員からもちょっと一言入りましたので、将来いつごろ見通しがあるものか一点だけ都市開発部長にお願いしておきます。    〔「都市計画部長」と呼ぶ者あり〕 都市計画部長にお願いしておきます。  老人健康農園の御答弁は大体了解いたしました。今後とも一般の市民にまでこういうような農園が広がるように、皆さんの環境づくりにも非常に役立つと思いますし、また、農業の面で言えば、農業を実際にわかっていただくという面でも非常に有意義なものであります。市民の健康な生活を送れるためには、老人健康農園といわず一般市民農園というところまで広げていただきたいというのが私の願望でありますので、その点も含めて今後よろしくお願いいたします。  以上で二回目の質問を終わります。 ◯議長(四ツ橋正一君) 農林部長、松尾三雄君。    〔松尾三雄君登壇〕 ◯農林部長(松尾三雄君) 昨日の御答弁でも申し上げましたように、中小河川の流末に当たる長良川の大切さは十分認識いたしております。御指摘の点を十分に踏まえまして、生活環境部その他関係部局と積極的にこの問題について協議を進めたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願いいたします。 ◯議長(四ツ橋正一君) 都市計画部長、武藤治雄君。    〔私語する者あり〕    〔武藤治雄君登壇〕 ◯都市計画部長(武藤治雄君) お答え申し上げます。先ほども申し上げましたように、長森地区は総合治水対策の特定河川である境川流域に含まれておりまして、今後この境川、荒田川の河川改修事業及び河川流域における適正な保水、流水機能の維持確保等を内容とする総合治水対策事業が進められようとしておるのでございます。したがいまして、こうした一連の治水対策が進捗いたしまして、治水上の安全性が高まってきますれば、市街化区域の編入は可能であるというふうに考えております。よろしくお願いを申し上げます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 二番、田中成佳君。    〔田中成佳君登壇〕(拍手) ◯二番(田中成佳君) 発言通告に基づきまして、四点ほどお尋ね申し上げます。  一番目ですけれども、小中学校周辺の車両通行規制についてであります。  現在、小学校の校区ごとに学童等の通学の安全確保を目的として、子供たちが徒歩で通学できるおおむね五百メートルの範囲内でスクールゾーンと呼ばれるものが設定されているのは皆さん御承知のことであります。調べましたところ、具体的には登下校時の区域内路線の歩行者専用道路のほか、一方通行や路側帯の設置あるいは一時停止や毎時二十キロから三十キロの速度規制などが実施されています。本日私がお尋ねいたしますのは、歩行者用道路を中心とする一般車両の通行時間規制についてであります。これは、小学校に限らず中学校周辺においても実施されています。その時間帯は、おおむね朝七時より九時、昼の一時より三時あるいは五時までであります。ところが、この時間帯が果たして実態に即して有効であるかということであります。始業のベルは、小中学校とも大体八時二十分から三十分であるにもかかわらず、九時までの三十分間の無用な規制あるいは規制解除後の四時ごろに、夕方四時ごろですけれども、に、群れをなして下校する子供たちの姿は、規制自体の無意味さを如実にあらわしていると言えるでしょう。学校教育課の資料を見ても、小学校の場合、昼の一時は土曜日を除いて給食を食べ終え、清掃に移る時間であり、中学校では給食の真っ最中であります。小学校低学年を例にとってみますと、平日の最も少ない四時限目の授業の場合、十二時十五分に授業終了、一時まで給食、それから清掃が二十分余り、続いて終わりの会が十五分ほどあり、一時三十五分となります。一時からの通行規制をしても、四十分ほどは対象である生徒が全く通らないわけであります。ただいまの例は四時限で終業の場合ですが、実際には授業以外に各学校によって、創意工夫の時間といったものが一週間二こま加わったりして、小学校一年生でも四時限のみで終業というのは月曜日から金曜の五日間で大体二日程度のことと言えるでしょう。そうであれば、大半は五時限であり、終わりの会終了時間は二時三十五分か四十分になるわけであります。極端な話、一時から三時の通行規制帯がほとんど意味をなさないということであります。まして、小学校高学年や中学校の場合、部活動などが行われ、さきに申し上げたように、規制解除後の下校が大半を占めているのが実情であります。  そこで、お尋ねします。  まず、土木部長に対しては、一番目、交通安全対策として、現行の規制時間などの実情をつかんでいるのかどうか。  二番目、私は無意味な時間規制が行われていると思うのですが、どのように考えておられるのか。  また、教育長に対しては、一番目、教育委員会として、今の土木部長と同じですけれども、実情をつかんでいるのか、あるいは調査をしたことがあるのか。  二番目、学校やPTA関係者などから、こうした点について意見が出されていたと思うが、どうでしょうか。  三番目、具体的に関係機関などに働きかけをしたことがあるのかどうか。  以上の点についてお尋ねをいたします。  続いて、二番目ですけれども、市民病院の看護体制についてであります。  御承知のように、市民病院は基準看護を建前とする病院であります。基準看護とは、昭和三十三年六月三十日、厚生省告示第一七八号看護、給食及び寝具設備の基準に基づき規定されているものであります。病棟において看護を行う看護婦及び准看護婦並びに看護助手の数とその病棟の入院患者の比率などによって特二類看護、特一類看護、一類看護、二類看護、三類看護の五分類され、保険の点数が加算されるシステムであります。市民病院は、最も比率のよい特二類看護で、これは看護婦一人に患者が二・五人つくという、こういう体制であります。基準看護が実施されている自治体病院は、資料によりますと、北は函館市函館病院から南は鹿児島市立病院まで四十五病院あるそうです。しかし、私がきょう問題にしたいのは、基準看護であるといっても完全看護ではないということであります。入院患者のかなりの方が家政婦さんを依頼されるか、家族が交代で付き添われているのが実態であると思います。なぜならば、現在の市民病院の勤務体制は、一病棟、これは四十床から五十床でありますけれども、昼間八人、昼間というのは八時半から夕方四時四十五分までです、この間、八人。そして、夕方四時半から夜中の零時三十分まで、これは準夜と読むんでしょうかね、二人。そして深夜、これは深夜の零時から八時三十分、これも二人というように、わずかな体制がとられているにすぎないからであります。これでは、患者が看護婦に頼み事ができない、また看護婦も患者のすべてに目が行き届くのは無理と言わざるを得ないでしょう。家政婦さんか家族に頼らざるを得ないわけであります。ところが、さて、家政婦紹介所を通して家政婦さんをお願いすると幾らかかるかと申しますと、一人つきの場合、すなわち一人の患者に一人の家政婦さんが付き添う場合、手数料一割込みで昼間のみで六千四百九十円、昼夜通しですと九千四百六十円、約一万円かかります。二人つきの場合、これは患者二人に一人の家政婦さんがつくという場合ですけれども、この場合でも昼のみで四千七百三十円、昼夜通しですと六千六百八十八円かかるそうであります。まあ、大変な負担額と言えるでしょう。また、一方、家族が付き添うとしても、昔のように大家族であれば交代がきくかもしれませんが、核家族化の進行する今日、夫が妻を、妻が夫につきっきりにならざるを得ないと考えられます。これまた、精神的、肉体的に、さらにはパートにも出られないことから来る生活面的に大変な負担と言えるわけであります。医療機器の進歩、医薬品の開発は申すまでもなくすばらしいものがあるのですけれども、看護体制のみ旧態依然の状態と言わざるを得ません。我が市民病院も改築工事が行われ、六十二年、六十三年度に第一期工事が、また六十四年度から六十六年度にかけて第二期工事が完了する運びとなっております。病床数も現在の六百五十三床から七百二十一床と増設もされる計画になっております。この転換期に市民が強く望み、そして安心して入院のできる真に市民のための完全看護体制の病院建設を訴えるものであります。  そこで、お尋ね申します。  市民病院長さんにですが、一番目、現行の看護体制について、患者、家族の負担も考慮に入れて、どのようにお考えか。  二番目、現状のままでよいとお考えか。  三番目、完全看護が市民の切実な声であると思うが、どのような見解を持ち、どのような方策を今後検討されるのか。以上についてお伺いしたいと思います。  それから三番目ですけれども、これは市庁舎駐車場の自動化についてということです。  現在、市役所を利用されるために車で来られ、駐車場を使用する市民の皆様に対しては五、六年前から駐車整理券が渡されております。これが、皆さん御存じですけれども、これが実物の駐車整理券であります。ところが、これについてかなりの不評を耳にするわけであります。子供さんの手を引いて用事を済ましているお母さんは、バッグとこうしたもので手がふさがり、またかばんを持った男性は余分に持たされるわけであります。合同庁舎の画板のようなあの大きなベニヤ板よりはましかと思うわけですけれども、それでもやはり不便さに同様であるかと思います。(笑声)証明印をまたもらうために、職員に一々尋ねなければなりませんし、うっかり車の中に忘れたりした場合、わざわざとりに戻らなければならないなど、厄介なものであろうと思うわけです。世はまさにカード時代、容易にポケットに入るくらいの駐車券、こう考えてみますと、市庁舎東側駐車場については、現在、市民病院に設置されている自動遮断機みたいな様式のものが適当であろうかと思います。また、ほかの駐車場についてはコンパクトな駐車券への変更を求めるものであります。市民病院に設置の自動遮断機は二台で一千二百万円くらいだとのことでありますけれども、現在、駐車場の管理をしている職員さんも車の誘導のみに専念できると思うのであります。市民サービスの面から見ても、また市制百年を迎える区切りとしても、決して安い価格ではありませんけれども、検討の余地が大いにあると思うのですけれども、どうでしょうか、総務部長にお尋ねします。  この現在の駐車場のあり方について、また駐車利用券についてどのようにお考えか。  二番目、私自身は切りかえた方がよいと考えるのですが、どうでしょうか。  また、ほかの方法を検討中であれば教えていただきたいと思います。これが三番目です。  それから、四番目はですね、お年寄りを抱えた家屋の住宅改造費助成についてお願いであります。  現在、ハイツ早田の建設が十一月募集、来月一月の入居に向け急ピッチで進められているのは周知のことと思います。第一種六十八戸、第二種四十二戸、店舗二戸の合計百十二戸となっており、その特徴として第二種住宅のうち三戸を老人世帯向け、他の三戸を身体障害者向けに振り当てられていることであります。平面図を見る限りにおいては大変機能的であり、使う立場になっての設計であり、大変結構なことであると考えるわけであります。今後とも新築住宅についてはこうした配慮がされることを願う次第であります。さて、高齢化社会の到来は既に常識化され、年々確実に迫ってきていると思います。こうした中で、今一般家庭においてはお年寄りに負担のかからないための増改築あるいは新築の際の配慮がなされております。が、私の友人も高齢で体の御不自由な親さんを抱えている方でありますけれども、一階から二階への階段のわきにはいすに座ったままボタン一つで登りおりできる設備を設け、また廊下にはつかまって歩くことのできるよう手すりが設けられ、トイレ、ふろにも同様の手すりがあるわけです。自宅にいる限りにおいては何とか歩いて用を足すことができる工夫が凝らされております。今後はこのような設備機械を設ける家庭が確実にふえていくことと思われます。岐阜市の助成制度の中に重度身体障害者住宅改造費助成というものがあり、六十三年度予算にも所得税非課税世帯の場合、一戸当たり三十六万円の助成、また所得税課税十万未満世帯の場合一戸当たり十二万円の助成がおのおの五戸分計上されております。先ほど申しました私の友人の親などの場合、重度身障者ではないのですが、改造した諸設備がなければ歩行もままならない状態でもあるわけであります。こうしたお年寄りを多くの家庭が抱え、付き添っていることは改めて申し上げるまでもありません。  そこで、お尋ねします。建築部長に二点、お尋ねをいたします。  今後新設する住宅に対してもいま一層の配慮と拡大を希望するものですが、計画と御所見を……。  二番目には、既存の住宅に対しても配慮が求められるが、どのように対応しているのか。  また、福祉部長に対しましては、お年寄りを、この寝たきりに近い状態のお年寄りですけれども、を抱えた家庭からの住宅改造助成などについて、市民からの要望はないか。  また、二番目には、先ほどの重度身障者住宅改造助成は、受給者が六十年九人、六十一年八人、この八人の内訳では、うち二人が課税世帯、いわゆる所得税を十万円未満払っている家庭です。そして、六十二年にも同じく八人、このうち三人が課税世帯となっております。と、大変少数であり、寝たきりに近いお年寄りを抱えた家庭の住宅改造費助成も、今のような世帯の所得制限などの条件を整えれば可能であるかと思うのですが、いかがでしょうか。  以上、二点についてお尋ねをしたいと思います。  以上をもちまして、第一回の質問にかえさしていただきます。(拍手) ◯議長(四ツ橋正一君) 土木部次長、松田輝夫君。    〔松田輝夫君登壇〕 ◯土木部次長(松田輝夫君) 小中学校周辺の一般道路におきます車両交通規制についてのお答えを申し上げます。  御質問の趣旨は、現在の一般道路のこういった規制の実情を承知しているかということでございますが、現在の小中学校周辺の一般道路の交通規制につきましては、県警当局より規制図によりまして承知をいたしております。  次、その実情についてでありますが、その規制図の中には古い規制路線もありまして実情に合わなくなってきたため、ことし二月、岐阜中、南、北三署におかれまして見直しの実施がされております。七時から八時半に時間帯を変更したり、さらに日曜日、祝祭日等において地域のスポーツ活動等に規制が障害になっている所が出てきましたため、時間帯と日曜・休日の両方の規制の見直しをされているところでございます。したがいまして、今後とも地域において実情に合わない規制箇所があれば、地元警察の方へ要望されれば規制見直しをする旨の回答を受けておりますので、実情に合わない交通規制がありますれば、教育委員会や学校とも協議をしながら見直しを要望をしていきたいと、このように考えております。よろしく御理解を賜りたいと存じます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 教育委員会といたしましては、毎年新学期に交通事故を未然に防ぐために通学路の総点検を行って、危険箇所の調査を行うというようなことを学校に指導しておるわけでございます。この車両規制につきましては、土木の方からも申されましたように、地元の安全協会の方々が中心となって所轄の警察署等で関係機関に要望してなされておるわけでございます。したがいまして、教育委員会の学校でもありますが、同時に地域の学校でもありますので、それぞれの地域で対処しておっていただけるということでございます。したがいまして、その実態は私どもとしてはつかんでおりません。また、調査をしたこともございません。  学校やPTAなどからこうした点について意見が出されているかということですが、先ほど申しましたように、こういった時間規制変更などについて、学校やPTA関係者などから要望も直接聞いておりません。  具体的に、したがいまして、働きかけたことがあるかということでございますが、ございませんが、しかし、お説のように今後学校の時間規制の見直しというのは、これは大事な問題だということを思うわけでございます。実態調査あるいは指導を今後していきたいと、そして、善処するようそれぞれの学校へ指導していきたいと思うわけでございます。  以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 市民病院長、赤星義彦君。    〔赤星義彦君登壇〕 ◯市民病院長(赤星義彦君) お答えいたします。ただいまの御質問で、第一点は、市民病院が現行の看護体制でいいのかと、改善の余地はないかということ、第二点の、付き添いはいろいろ問題となっているけれども、これでいいのかという、第三点としては、今後どういうふうにしていったらいいと思うのかと、そういう御質問だったと思います。御質問の御趣旨はごもっともだと私も感じております。  まず第一点の、看護体制についてでございますが、これは非常に難しい問題でございますが、患者さんにとっては、あるいは家族にとっても非常に大きな医療上ウエートを、大きなウエートを占めておるもんでございまして、病院の管理運営上も極めて大切な問題として私も受けとめているわけでございます。現在、市民病院の看護体制につきましては、先ほど田中議員もおっしゃいましたように、厚生省の承認を得まして特二類、これは現在日本で行われている看護体制では看護人員が一番多いと、一番完備した、一応基準看護の中ではですね、最も完備した看護体制だと思っております。そして、いろいろ調べてみましても、市民病院は看護要員、看護職員の確保も現時点では厚生省の基準としましては、十分クリアしまして、それ以上、大体一・一五倍くらいになっております。そこで、しかし、現実の問題としましては、いろいろと三交代の問題とかあるいは夜勤の問題とか、いろいろあるわけでございまして、これはいろいろお話しすると切りがございませんが、日勤、準夜勤、夜勤を含めまして十分の体制はとっているつもりでございます。そこで、看護という業務とですね、付き添いという問題と、これをちょっとはっきりしていただかないと、いろんな、この点にいろんな誤解を生じているようでございます。看護業務内容というのも一応決められておるわけでございまして、特二を申請、これ厚生省に特二類というものを申請するわけですね。看護要員が、先ほどおっしゃいましたように、患者二・五人について一人という、それで今岐阜では恐らく大学病院と県立病院と市民病院だけだと思います。赤十字病院なんかも、患者四人に一人くらいの割でしか職員がいないとか、私的病院ではそこまで達していない、六以上になりますんで、基準看護を申請してないということですね。厚生省としては、基準看護を承認したら、先ほどもおっしゃいましたように、特二類の社会保険の入院料の加算というのはあるわけでございます。しかし、それを取れない病院もかなりたくさんございまして、それが看護職員の業務をですね代用させるために、付き添いというものをいろんな私的病院ではほとんど付き添いというのを許可しているわけでございますが、厚生省が特二類と認めればですね、患者の負担で付添看護婦をつけるということはできないということに決まっております。そして、年に三回ですか、厚生省の実施調査と二回の書類審査が行われておりまして、現在そういう監査体制の中で看護体制を敷いているわけでございます。そこで、一応、先ほども申しました、看護業務と付き添いとの区別、これははっきりしていただきたいということでございますが、看護内容と申しますのは、大体患者さんに対する療養上の世話、例えば患者さんの体をふいてやるとか、頭を洗ってやるとか、そういうこともやっておりますし、それから、体温とか脈拍だとか呼吸数とか、これも入院中は定時的にいろいろ調べるわけでございます。そして、発熱がないか痛みはないか、そういうことにつきましても、あるいは眠れないんじゃないかと、そういう対症看護というのをやるわけですね。それが、第一でございます。第二が、診療の補助と申しまして、いろんな各種診断とか治療の補助をするわけです。そして、検査、血液をとったりですね、尿を調べたり、そういうことをされるわけです。第三が、療養環境の整備、これは病室のいろんな温度とかそういうのもはかる、そういう看護業務内容というのは、はっきりと決められておるわけでございますね。その点は、看護婦さんについては、岐阜市民病院は完全にクリアしていると思います。ただ、問題は、実際問題としまして家族が患者に付き添っている実態があるわけでございまして、そして、その理由の中には、やはり重症者とかあるいは老人、子供の患者さんなどでですね、精神的に家族の支えが必要な場合という、そういうこともありますので、付き添いの問題については一概に否定できないわけでありますが、付き添いをつけると基準看護の取り消しということを、極めて厳しい立場に立たせられるわけでございます。そこで、私どもは一市民病院だけでなくて、自治体病院協議会というのがございまして、そこで、看護体制検討会というのがございます。そういうところでいろいろ論議して、今後改正していこうということも決めていくわけでございます。あるいは厚生省に申し出たりするわけでございますが、市民病院としましては、家族の付添基準というのをつくっております。これに条項が五つございまして、乳幼児の場合、これは小さい子供さんですと母親がいないと一時間もやっていけないわけで、母親に来てもらうと。それから、大きな手術、例えば心臓弁膜症とかあるいは大腸がんとか食道がんとか、非常に大きな、大手術の術後とかあるいは精神的に非常に不安を訴える患者さんがおられます、そういう場合。あるいは四番目として、重篤な場合、これ、末期がんとかあるいは心筋梗塞での再度あるいほ三遍、四遍目の発作で、そしてもうだめになるんじゃないかと、そういう危篤状態ですね。それから、肺炎で物すごい熱が出て、いろいろやってもなかなか難しい状態だと、そういう重篤な場合がございます。それから、五番目にですね、家族への退院指導が必要な場合というのがございまして、これは積極的にやるわけでございます。例えば糖尿病とかあるいは重症な糖尿病あるいは心筋梗塞、それで一応命は助かって、そして、後、リハビリテーションをしなけりゃならないと、そういう場合に、自分の自宅に帰りましても、家族が指導し、補助、介助しなければですね、その医療の目的が達せられないと、そういうふうに考えた場合には、来ていただいて、家族の方に来ていただいて、一緒にリハビリをやり、それを指導すると、そういうことでございまして、そういう意味での付き添い、家族の付き添いは行っていると、そういうことでございます。ただし、いわゆる付添家政婦みたいな付添婦ですか、職業付添婦は市民病院としては絶対に受け入れられないわけでございます。家族が来ておられて、どうしてもその時間どっかへ行かなきゃならないという場合に、御親戚の方が来られることもありましょう。これはあるかもしれませんけれでも、とにかく家族が付き添いしたいということを看護婦の方に申し出た場合に、婦長が医師の許可を得て一定の条件内で、一定の条件と申しますと、先ほど申しましたような乳幼児とか大手術とかあるいは精神不安な患者さんとか危篤状態の患者さんとか、あるいは退院後の療養指導の必要な患者さんとか、そういう場合に一応認めるということになっているわけでございます。いろいろ問題ございまして、これはこの二、三日あちこちの病院、あるいは全国的規模でもいろんな調査報告が出ておりますんで、それも比較検討してみましたけども、まあ、まあ今までの患者さんによりましてもですねえ、現時点では一応看護体制とか、あるいは付き添いの問題の処理とかということについては一応厚生省の基準が通っているというふうに言えるかと思います。しかし、現実的にはやはり問題があるわけでございます。そして厚生省のこの基準看護というのを決めた趣旨もですねえ、これはほとんど大きな市立病院でもですねえ、これは付き添いをつけられるわけです。これは基準看護でもないわけです。それから完全看護という言葉はございません。使いません、我々は。それで基準看護の特二類というのが一番最高の、最大多数の看護婦を、看護要員を備えておる、看護体制という。ただし、恐らくこの四月一日から健保改正がございまして、これに長期入院是正のために病棟に、病棟で二十日以来の平均入院日数のところは特三にしようということで一応出てきております。この特三というのは今度新しく通達が出るということですね。と申しますのは、医療というのは、    〔私語する者あり〕 やはりこの日進月歩の医学に並行しましてですねえ、医療というのもどんどん変遷していくわけです。それで何もその固定した、限定した看護体制、あるいは限定した付き添いの対象と、そういうものでなくて、今後はより医療事情の変遷に伴いましてですねえ、改善されていくんじゃないかと考えております。それで私どももできるだけ、ただいま田中議員のお話にもございましたように、市民病院といたしましては患者さんあるいは家族のことも今後できるだけ考えて、十分考えてよりよい医療、よりよい看護を行ってまいりたいと考えている次第でございます。そのために自治体病院の検討会とかいろいろございますので、一病院だけの問題じゃない、全国的な問題として取り上げる必要もあるかと思いますので、できるだけその点努力してまいりたいと思いますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。失礼します。 ◯議長(四ツ橋正一君) 総務部長、奥村元宥君。    〔奥村元宥君登壇〕 ◯総務部長(奥村元宥君) 駐車整理券が大き過ぎるとの御指摘でありますが、この駐車整理券につきましては、昭和五十六年南庁舎開設と同時に採用したものでありますが、本庁舎と南庁舎の各課の御案内を裏面に印刷いたしまして、来庁舎へのPRをもあわせたものとしたために多少大き目になったかと存じます、    〔私語する者あり〕  また、役所に用事のない方の駐車防止のためにもある程度の大きさの方が役立つのではないかとも考えまして、現在の大きさになったものであります。    〔私語する者あり〕  また、遮断機を設置してはとのことでありますが、常日ごろから役所に用事のない方の駐車防止あるいは比較的余裕のある西側パズル駐車場への誘導等指導しているところでありますが、庁舎前駐車場の規漠や神田町通りの交通状況等、市民病院とは立地条件、面積的にも違いますので、導入がよろしいのかどうか、駐車整理券の大きさをも含めまして検討いたしたいと存じます。御理解をいただきたいと存じます。    〔私語する者多し〕(笑声)            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 一 会議時間の延長 ◯議長(四ツ橋正一君) 本日の会議時間はこれを延長いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━ ◯議長(四ツ橋正一君) 建築部長、角田昭二君。    〔角田昭二君登壇〕 ◯建築部長(角田昭二君) 御質問にお答えいたします。現在本市の公営住宅につきましては、老人向き三戸、身障者向き十一戸の特定目的の住宅がございます。それ以外の公営一般住宅に入居されている方につきましては、実情に応じて手すりをつけたり段差をなくしたり、スロープ等を取りつけております。なお、質問者も申されましたが、本年十二月末に完成いたしますハイツ早田の住宅につきましてもその内容の設備を十分配慮した設計になっております。今後の老人、身障者向き住宅の建設につきましては、建てかえ予定の木造住宅団地が既成市街地に近い交通便利な地域にありますので、建てかえの際に関係部局と十分協議の上進めてまいりたいと思います。今後ともハイツ早田に建設します住宅をモデルケースとして、多様化する市民の要望におこたえできるよう努めてまいります。  また、助成関連に対しまして御参考までに申し上げます。一般個人住宅に対します融資制度として、住宅金融公庫におきまして御老人または身障者の方の同居住宅を建設する場合、おのおのの状態によりまして割り増しの融資制度がございます。この内容を簡単に申し上げますと、六十歳以上の方、身障者の方等同居される公庫の融資基準に適合している場合に受けられますものと、御質問者が申されましたような老人、身障者用の設備、例えば浴室、便所の手すり、スロープなどの設置工事に対する融資加算の制度がございます。その融資限度額は五十万円でございます。
     以上でございます。 ◯議長(四ツ橋正一君) 福祉部長、森田幸雄君。    〔森田幸雄君登壇〕 ◯福祉部長(森田幸雄君) お答え申し上げます。御質問の御老人を抱えた家庭の住宅改造助成でございますが、先ほどお話がございました重度身体障害者住宅改造費助成制度につきましては、重度の身体障害者が一般の住宅で生活をする場合、簡単な住宅改造を行って日常生活を容易にしようとする場合に、その費用の一部を助成するもので、対象者は身体障害者手帳交付の一、二級を所持している方でございまして、老人の方でも該当する場合には当然適用いたしております。ちなみに六十一年度は八人ございまして、そのうちお二人、さらに今年度六十二年度八人のうち三人の方に対しまして助成を行っております。  御提案の老人を抱えた住宅改造の助成といたしましては、障害者の方に対する制度と若干異なっておりますが、現在老人居室整備資金利子補給制度を行っておるわけでございます。対象者は岐阜市に在住する六十歳以上で、老人専用の居室の増築または改築の場合に三百万円を限度に五年償還で利息の八%以内の二分の一の補給を行っておるわけでございます。この制度は老人とその世帯の良好な家族関係の増進を図る制度であり、一層の御活用をいただきたいと存じます。  それから、市民からの要望はないかとのお尋ねでございます。まだ市民の方からの御要望についてはございませんが、老人居室整備利子補給制度につきましての電話の問い合わせが三件ほどあったようでございます。いずれにいたしましても御老人を抱えました家庭の状況がそれぞれ異なっておりますので、御提案の住宅改造助成につきましては、現在の重度身体障害者住宅改造助成制度との関連もあろうかと思いますので、今後十分研究してまいりたいと存じます。御理解を賜りたいと思います。    〔「議長、二番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(四ツ橋正一君) 二番、田中成佳君。    〔田中成佳君登壇〕 ◯二番(田中成佳君) 時間も迫ってきましたんで、もう簡単に再質問若干さしていただいて終わります。  最初のですねえ、通学区域内の通行規制ですけれども、実は私はなぜこれを質問したかと申しますと、初めにこういう実態に即してないということで常々感じてて、それで教育委員会に問い合わせをしたわけです。そうしたら教育委員会は、もう当然学校のことであり、児童の安全ということで、そうしたものが具備されてると思ってたところが全くないんだと、教育委員会はこれに全然タッチしてないと。で、どこがどういうふうに規制されたかそういうことは全部県の公安委員会がやってることだから、自分どこには資料がないという、まあ返答があったわけです。そういうようなことでほんとに児童の安全を当然守らなければならない立場ですらそういうような実態も何ら把握をされてないということで、自分でいろいろ調べたりしまして、先ほど土木部の方でおっしゃられたけれども、ことしの二月に幾らかの改正はされてるというようなこともわかったわけです。しかしながら、いまもってまだまだ一時から三時、まあ午前中の場合七時半から八時半ということで幾らか短縮はされてますけれども、しかしながら、昼からの分についてはまだまだ今申し上げましたように、一時から三時ないしはもう少し後というようなことになってますけれども、実態に即してないというようなことがあるかと思います。それで教育長にはもう一度お尋ねしますけれども、この道路上でですねえ、万が一この通行時間以外に事故があったりした場合、当然そのまた学校の管理体制といいますか、安全体制について、当然いろいろな形で責任問題が起こるかと思うんですけれども、そうした中でやはりまだ、いまもって実態はまだつかんでないということですけれども、今後どういうふうに具体的に地元との協議ないしは学校との連絡あるいは関係機関との協議をされるのか、そういうことをちょっと具体的にお話を願いたいというふうに思います。  あとにつきましてはですねえ、市民病院の件に関しましては、これもまた私自身も以前入院なんかしたことありまして、そこの病院はほんとの完全看護であったと。私も子供がまだ幼子だったという関係もあって大変助かったという経験もしております。そしてまたもう一つは、やはり最近ですけれども、京都の府立医大、ここが、まあ完全看護という言葉はないとおっしゃられたわけですけれども、全くの完全看護ということで、その入院患者のもう家族が全然つかなくていいと、逆に帰ってくれというようなことで、岐阜の人ですけれども、入院された奥さんだけ病院に残して自分は岐阜に戻って仕事をする、そして日曜日になって行くという、それだけで終わってしまった、よかったというようなことで大変助かってると。ということで、その京都府立医大のそばに京都大学病院があるわけです、京大病院と。ところが以前はもう京大病院がそういった患者さんないしは病人の方がいらっしゃってたくさん見えてたわけです、これ。今はそういう体制がとられてからがらりと変わってしまったと。もう京大病院の方は閑古鳥が鳴くような形で、もうすべて目の前を素通りして京都府立医大の方へ来てるというようなことで、いかにそういった体制自身が市民にとってありがたいものであるかというようなことがその一例をもってもわかるかと思うわけです。まあこれ、いまもって申さなくてもあれかと思うんですけれども、ですから、例えば、この条件をつけてですねえ、今病院長がおっしゃられましたけれども、二十日以内の入院というぐらいの方については一切面倒を見る、あるいはまあ婦人科の病棟の方についてだけ一切面倒を見ていくというようなことで条件をつけてでもですねえ、やはり全員に、全員がというわけにはいかないかもわかりませんけれども、そうした条件をつけてでもこういう完全看護といいますか、家族に負担のかからない体制というのがとられるならば、ほんとに市民のニーズに合うといったら言葉は当たりませんけれども、やはりそういう病人を抱えた家族にとっての負担というものは、ほんとに楽になるんではないかというふうに思っております。  それから、総務部長ですけれども、先ほどの大きな駐車券ですけれども、あれはほんとに、はた目に見てても余りいいもんではないと思いますし、大変迷惑だというふうに思います。以前は裏に刷ってあるもので来庁者のPRといいますか、庁内を見学すると、見学といいますか、    〔私語する者あり〕 その説明書がわりだと言いますけれども、実際見ててもそんなもの見て歩く人だれもいないんですよね。受付で聞くか、それとも歩いてる職員さんに福祉課はどこですか、年金課どこですかというようなことで聞くだけのことで、今はもうはっきり言って無意味だというふうに思います。ですから、そういう意味でもっと小ちゃなコンパクトなものを用意していただきたいというふうに思います。  あとは、建築部につきましてはそういったいろいろ融資制度があるということですけれども、私自身は申し上げたいのは、この融資ということじゃなくして、あくまでも助成だということでお願いをしていきたいというふうに思います。まだきょう言ったからどうのってなりませんけれども、また順を追ってこういった問題にはお願いしていきたいというふうに考えております。  一点だけ再質問ということで終わりたいと思います。 ◯議長(四ツ橋正一君) 教育長、浅野 勇君。    〔私語する者多し〕    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 私ども子供の命を大切にすること、こういったことは常に指導しておるわけでございますが、交通規制は、子供だから交通規制があるから気をつけなさい、規制がないから気をつけんでもええということはないと思います。(笑声)    〔私語する者多し〕 で、交通規制は自動車に乗る人に注意してもらおうということだと思います。したがいまして、今おっしゃるように、時間帯に不合理があればこれは調査をして、安全協会を通じてしかるべき処理をしていきたいということを思うわけでございます。    〔私語する者あり〕            ━━━━━━━━━━━━━━━━ 延  会 ◯議長(四ツ橋正一君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(四ツ橋正一君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。本日はこれをもって延会いたします。  午後五時七分 延  会 岐阜市議会議長       四ツ橋 正 一 岐阜市議会副議長      大 野 栄 吉 岐阜市議会議員       村 瀬 正 己 岐阜市議会議員       田 中 成 佳 Copyright (c) Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ページの先頭へ▲...