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  1. 岐阜市議会 1985-03-16
    昭和60年第1回定例会(第4日目) 本文 開催日:1985-03-16


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-09
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット)  開  議   午前九時十二分 開  議 ◯議長(辻 喜久雄君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(辻 喜久雄君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において四十七番小島武夫君、一番村瀬正己君の両君を指名いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第二 第一号議案から第五十九 第五十八号議案まで ◯議長(辻 喜久雄君) 日程第二、第一号議案から日程第五十九、第五十八号議案まで、以上五十八件を一括して議題といたします。            ─────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ───────────────── ◯議長(辻 喜久雄君) 昨日に引き続き質疑を続行いたします。順次発言を許します。六番、早田 純君。    〔早田 純君登壇〕(拍手) ◯六番(早田 純君) おはようございます。御指名を賜りましたので、順次発言をさせていただきます。    〔私語する者多し〕  まず最初に、このたび策定されました岐阜市観光レクリエーション開発整備計画と観光行政に関連して、周辺の駐車場問題についてお伺いをいたします。  先ごろ発表されました岐阜市金華山周辺地区観光レクリエーション開発整備計画は、去る五十七年より関係各位によって鋭意検討、調査され、このほどようやく完成に至ったものでもございます。この中には将来の岐阜市の観光、文化を発展させ、地域活力の増進を図るべくさまざまな計画が提言で盛り込まれております。その中でも特に大きな柱として岐阜公園の歴史公園構想がございます。これは当市を代表する観光資源施設が集積いたしますこの一帯を、道三・信長以来の歴史を有する岐阜公園、岐阜城一帯を歴史公園として再整備をなし、ここを核として周辺の見どころを探る探索路となし、周辺地域のシンボル性、拠点性を高め、多様性ある魅力を創出することが大きなねらいでもございます。このほど市民の圧倒的信頼と期待を受け、三選を果たされました蒔田市長も公約の大きな柱に掲げられ、魅力ある都市づくりの一環として強く力を入れられている事業でもございます。その記念事業として信長の館や銅像の建立が予定され、この秋には待望の歴史博物館がオープンをいたします。今後はレクリエーション型の公園からさらに一歩前進した学習体験型、観賞型公園への脱皮を図る壮大な計画で、その早い実現が多くの市民の皆さんから期待されているものでもございます。しかし、このようにまことに壮大で魅力に富むこの構想も、周辺の道路事情、駐車場設備となるとまことにお粗末で、その不自由さから現在すらここ数年来訪れる人たちの足が遠のいているというのも現実でございます。近年、家族や小グループの利用者がふえており、そのほとんどがマイカーで訪れております。しかし、周辺の駐車スペースたるや、一応無料駐車場が用意されているとはいうものの、無料駐車場であるがゆえ近所の住民のマイカー駐車場と化し、関係のない車によって長時間占拠されている現状でありまして、せっかくこの地を訪れる人たちが車を置けない現状でもございます。殊にシーズン中の週末などには早々と満車になり、さんざん探したあげくあきらめて帰るという姿も多く見受けられます。また、これが大型バスとなりますと問題は一層深刻でございます。現在オープンの待たれております歴史博物館には多くの入館が予定されているにもかかわらず、ここの地には以前からの六台分のバス駐車場しか確保できず、また、付近にそれにかわるスペースもなく、既に大混雑の状況で、大型バスの駐車場はほとんどなきに等しいというのが現状でもございます。最近は殊に高級大型バスがふえてきており、状況はさらに深刻をきわめてまいっております。そのためふなれな他県ナンバーのバスが一時間も周辺をぐるぐるしたという話も実際にありますし、団体旅行客や修学旅行のバスは、最初から岐阜公園や岐阜城を見学のコースからわざわざ外す傾向さえあると聞いております。まことに嘆かわしい状況ではございませんか。これでは満足な駐車スペースがないばかりに、市当局が力を入れている歴史回遊公園たる岐阜公園一帯が団体旅行やマイカーに敬遠され、せっかくの施設が見てもらえないという状況をもつくり出しております。今後歴史博物館のオープンに伴いこの地を訪れる人たちの数も一層増加することが予想されます。周辺の駐車場確保の問題は決してなおざりにできない早急な解決を要する重要問題であるとも言えるのでございます。
     また、岐阜公園とともに観光岐阜の重要な資源である鵜飼においても、近年周辺の駐車場の確保は大変深刻な問題となってきております。岐阜の鵜飼は単なる観光の目玉ではなく、それこそ千二百年の歴史を誇る生きた文化遺産でもあり、岐阜公園の歴史公園化計画の柱ともなる重要な文化観光資源でもございます。昨年は五木ひろしの「長良川艶歌」が大ヒットをいたしました。そのヒットを道三ブームに次ぐブームに結びつけようと、まずヒットは地元が火つけ役にと、リクエストはがきやらレコード購入に大変な努力をされました行政当局の御努力には目をみはるものがございました。その結果、かいがありまして歌は大ヒット、岐阜の鵜飼はテレビで全国放送されるやら大変な宣伝になり、その有形無形の効果ははかり知れないものでございました。特に本年はNHKの大河ドラマ「春の波涛」の主人公、川上貞奴が岐阜県でその余生を送ったということで、何とかこの、ブームを盛り上げようと、市当局、業界の皆さんが一体となり、地元各務原市とも手を組んでキャラバン隊の派遣、PR活動に大変な努力をされておられます。  加えて、近年は鵜飼の観光客のみならず、修学旅行の誘致などにも当局は大変積極的に活動されておられます。そのかいがあって昨年は鵜飼シーズンに約一万人の修学旅行者がございました。岐阜公園の歴史公園化、周辺の豊富な歴史・文化遺産と相まって、この地はまことに修学旅行に最適な場所とも言えるものでもございます。昨年、全国高校総合文化祭でも七月三十一日から八月二日までの期間中、二十数校、合わせて六百人近い生徒さんたちが市当局の特別の計らいで鵜飼の観覧船に乗船、貴重な体験になった、鵜匠さんに直接いろいろなお話が聞けて生きた歴史の勉強になってよかったなど、企画は大成功をおさめました。修学旅行の生徒さんたちにも鵜飼は生きた学習体験としてなかなか評判もよく、手ごたえは十分でありました。中村経済部長もその際、修学旅行誘致のため改善策はこれからどんどん実行していくとのコメントを発表され、この方面での宣伝・PR活動はますます重要になっていくものと思われます。しかし、一方ではやはり修学旅行の大型バスが容易に駐車できるスペースが近くにないためにコースから岐阜が敬遠されたり、せっかく岐阜に泊まっていただいても翌朝には早々に他の観光地に回ってしまうという状況も少なくございません。この現象は修学旅行に限らず、今後増加が予想される観光ツアー、団体旅行にも駐車スペースの確保がしっかりしていなくては今後に大きな支障を残すことは言うまでもありません。実際先月派遣された観光キャラバン隊の皆さんも、現地の方々から、鵜飼や岐阜公園周辺の観光バスの駐車場が狭過ぎるので大変苦労をする、ぜひ駐車場の拡張を検討してほしいといった要望の声を多く聞いてこられております。また、岐阜市は市民の皆さんにも気軽に楽しんでいただこうと、去る五十七年から市民鵜飼を開催し、手ごろな料金とサービスが受け、毎年好評で利用者も年々増加し、開催日もふやしているといった状況でもございます。しかし、利用者からは、実際乗船する遊船事務所や待合室付近に車を置く場所が全くないという苦情があるのもまた現実でもございます。実際遊船事務所や乗船場に一台の車も置けないような観光地は全国にほかにどこがあるでしょうか。他の観光地はもう少し駐車場の設備が整っているとも聞いております。  例えば、同じ鵜飼を呼び物としている、あの土地の大変狭隘な犬山市においてでも、遊船事務所前に六台、隣接駐車場に六十台、市営駐車場に三十台が確保されており、すぐ近くの犬山城の周辺にも自動車五十台、バス八台の駐車場が用意されております。これが当市のスケールよりも乗船客数で十分の一以下、三万人と規模が小さい犬山鵜飼の現況でもございます。  また、この犬山に連結する日本ライン下りでは、中ノ島において自動車百五十台、バス三十台、トラック十三台分のスペースがあり、対岸の今渡にはやはり自動車三十台、バス十五台の駐車場が完備しております。また、最近のマイカー観光客のために空車回送のサービスまで設け、利用者の利便を徹底的に図っております。  貞奴ブームで沸く各務原市貞照寺周辺でも早くも駐車場を第一、第二と用意されております。いずれもこれからの観光は駐車場の確保が第一であるとの認識に立ち、観光客、利用者の側に立って積極的に取り組んでいる結果とも言えましょう。  当市においては皆さんの大変な御努力や地道な活動があるものの、遊船乗り場や岐阜公園周辺の駐車スペースがこんな貧弱な状態では、今後利用客にそっぽを向かれ観光客の落ち込みにもつながりかねない。今のままでは日本の中央に位置し、東西交通の要地というまことに恵まれた環境でありながら、せっかく岐阜に観光客を呼んだはいいが、肝心の観光施設や名所を素通りされてしまうという結果にもなりかねないと心配されるものでもございます。壮大なすばらしい岐阜市観光レクリエーション開発整備計画の実現のためにも、岐阜市の発展のためにも十分な駐車場の拡張スペースの確保が早急な問題であると思われますが、そこで、各部長にお伺いをいたします。  観光行政を担当しておられる立場から、この地域での駐車場の必要性をどう考えておられるのか、経済部長にお伺いをいたします。  また、岐阜市観光レクリエーション開発整備計画を策定された立場から、この駐車場問題をどう思われるのか、企画開発部長にお伺いをいたします。  さらに、岐阜市観光レクリエーション開発整備計画を受けて、本年度岐阜公園及びその周辺地区の基本計画を策定すべく、日本公園緑地協会に委託されております都市計画部長に同様のこの点についてお伺いをいたします。  なお、参考に私、各地で撮ってまいりました写真を今お回しいたしましたので、参考にしていただきたいとも思います。  次に、道路整備に関してでございますが、この問題は本議会でもいろいろ先輩の方々からも質問がございましたので要望にとどめておきます。  道路整備に関して、我々徹明校下は早い時期に舗装をしていただき、この場をかりてまずもって厚く行政当局に心よりお礼を申し上げます。しかし、早い時期であったため軽舗装が多く破壊が著しく、その都度軽舗装の上積みを続けてきた結果、現在多くの箇所で道路がかまぼこ状となり自転車も置けず、仮に置けても風等のためによく自転車が倒れ、家屋のガラスを壊す事故が多発しており、また、道路両側の溝との接続が急斜面となり、まことに危険である。車の通行により歩行者はこの危険な所へ押され、けが人すら出ている現状でございます。その都度当局より道路改修においてアスファルト舗装に変えていただいております。全市的に見ても幹線及び交通量の多い道路はすべてアスファルト舗装を施工し、農道その他交通量の少ない区域に限り軽舗装を施工すべきであると考えますが、御所見をお伺いをいたしたいと思います。──これは原稿が──(笑声)答弁が要りませんからカットです。  現実に軽舗装は一般生活道路以上の道路では破壊が早く、水にも弱く、維持管理が大変で、また、その都度に交通遮断をされ、交通障害を受ける住民の皆さんの不便も大変なものでもございます。私も実際に校下を見てよく思うのですが、つい先日舗装をしていただいたばかりなのにもう補修をしている所もあり、こんな軽舗装に対し、十年はもつと言われるアスファルト舗装を施工することは維持管理費の軽減でもあり、市民の利便性を高めることにもつながり、行政当局の責務でもあると確信するものでもございます。現在、各務原市ではアスファルト舗装に切りかえる前提条件として点々補修しかしておらず、また、関市においても農道を除いてはすべてアスファルト舗装に切りかえていくと聞いております。すなわち維持管理費のむだをなくそうというものでもございます。全国的に見て岐阜市の舗装率は一七・六%と最下位に近いものでもあり、アスファルト舗装を施工すれば維持管理費の軽減はもちろん、手がかからなくなり、それだけ人も費用も本舗装に向けられるものでもございます。少なくとも舗装に関しては多少イニシアルコストは高くついてもアスファルト舗装の方が何倍かもちがよく、結果的には節約ともなり、市民の利便性のためにもなると思われますが、ぜひこれを今後実施していただきたいと考えております。  次に、上加納山仏国寺の無許可墓地造成についてお伺いをいたします。  本年一月二十一日の日日新聞、さらに二月八日の中日新聞紙上に「高級 上加納山墓地分譲」の広告が掲載されておりましたが、「南向き日当たりよく緑に囲まれた最良の土地」の宣伝文句をつけて一区画三十五万円で売り出されたのでございます。私の調査によれば、岐阜市上加納山地内における墓地造成については、過去にさかのぼって住民を巻き込んだ幾つかの紛争が生じているばかりか、県や市も介入せざるを得ない事態もたびたび再発せしめて問題を起こしているのでもございます。二期以上の先輩議員の各位には御承知のとおり、五十三年八月、宗教法人仏国寺は墓地造成を目的として、宅地造成に関する工事許可並びに風致地区内行為許可の二本の許可申請を県知事あて提出したのでありますが、五十四年五月以降、これを知った地元関係住民の皆さんが約八千名の署名をつけて県と市に対し反対請願を行った結果、同年五月二十九日付、知事は風致地区維持と防災上の観点から支障ありとして、両申請ともに不許可処分と決定されたところでございます。岐阜市議会においても同年六月定例会において関係住民の請願を採択し、地域住民の意向、災害防止及び風致保全の各観点から、今後上加納山一帯の山林部分の開発は容易に行われないよう措置されたい旨の市議第八号、上加納山地内における開発行為に関する意見書を全会一致で可決し、県知事あて送付をされているのでございます。ところが、これ以後において仏国寺側は上加納山地内において三たびにわたり保安林の無断伐採を行って、県建築事務所の厳重な警告を受けたのみならず、市営墓地との境界フェンス設置に際しては実力行使に及ぶに至り、市議会九月定例会の緊急質問によって仏国寺の妨害排除と立入禁止の仮処分申請もなされたようでございます。五十四年五月、宅造工事並びに風致地区内行為の不許可処分については、五十七年三月に県知事を被告として処分取り消し請求の訴訟が提起され、現在係争中でもございます。  以上が過去におきます上加納山地内の墓地造成に係る一連の経過と承知するものでありますが、今回売り出されました墓地分譲については、五十九年十一月十七日付、風致地区内行為許可申請として、許可行為の内容は、木竹の伐採、擁壁の設置、形質の変更とし、目的は土砂流出防止のための防災工事となっており、その摘要欄には松くい虫による枯木処理に伴う土砂流出防止と記載されているのでございます。この申請に対しては十一月二十二日付、岐阜市長名をもって、松くい虫による樹木の伐採後、風致地区指定の趣旨に沿い、付近の修景風致と調和するよう樹木の植栽、育成により景観復帰に努めさせること。また、形質変更は災害防止のため強固な指導を図ること。と意見を付して県知事へ進達をしているのでありまして、十一月二十九日、県建築事務所長名をもってこの申請の許可がおりたと聞いております。私は、一月二十一日新聞広告の翌日に、市民の皆さんの通報でこの現地を実際に見たのでありますが、山すそに向かって約三十基の墓地造成ができ上がっており、各基ごとに白プレートが立ち並んで、分譲済みについては個人名が記入され、白紙のプレートはこれから分譲を待つ状態で整然と区画されているのでもございました。ブロック塀の擁壁内には申請図面の樹木は一本もなく、擁壁の外周の山林は地肌を一部むき出しにし、立木の伐採のつめ跡も生々しく残ったままの状態で、市の進達意見とは一致しない景観と言えるのでありまして、礼拝堂前には納骨堂の表札が立ち、納骨を行う旨の内容も記載されております。この上加納山分譲墓地の広告は、去る五十八年六月十二日にも日刊四紙の紙面に大きな広告を掲載していたことも判明したのでありますが、これら墓地分譲の大前提であります、墓地等埋葬に関する法律に基づく県知事認可が行われていない節がありまして、以下、関係部長に順次お尋ねをしたいと思います。  その一は、衛生部長でございます。  仏国寺は現在墓地として分譲中であるが、墓地等埋葬に関する法律の手続がとられていない節があり、無許可経営の疑いが強いと思いますが、これに対する調査の見解と今後の対応について、納骨堂の存在も含めて御所見をお伺いしたいと思います。  その二は、市民部長にでございます。  私の調査によると、納骨できない墓地を一般市民に広く分譲することは、購入市民にいわれのない困惑と紛争を招くことになりかねないと思うのでありますが、この分譲広告は既に五十八年六月の新聞各紙にも広告が出されており、まことに遺憾と言わざるを得ませんが、市民部の立場からこの種の広告に対する見解と、今後の対応について御所見を賜りたいと思います。  次に、農林部長にお伺いをいたします。  今回、一定の許可をもって風致地区内の伐採が行われたわけでありますが、写真もそこにお見せしてありますけれども、地区外の伐採をも行われた現在、上加納山一帯における山林保護に対する見解をお伺いしたいと存じます。  最後に、土木部長にお伺いをいたします。  岐阜市土管第十七号、五十九年十一月二十二日付でもって、岐阜県知事あてに、一 松くい虫による樹木の伐採後、風致地区指定の趣旨に沿い、付近の修景風致と調和するよう樹木の植栽、育成等により景観復帰に努めさせること。また、形質の変更等は災害防止のため強固な指導を図ること。二 工事施工中は点検等、現地指導を特に強化すること。と意見進達をしておられながら全く無視された現在、どんな対応をとっていかれるのかをお伺いをいたします。  最後に、市民病院の駐車場問題については、これはお礼を申し上げておきます。それは昨年十二月、駐車場の管理に問題があり、病院に来られる市民の皆さんが駐車場を十分活用できず大変不便をしておられる、質問をいたしましたところ、当局は早速その善処を行いまして、自動カード装置を導入され、現在は駐車場がとてもスムーズになりました。こういう話を市民の皆さんから聞くに至っております。このように早速の善処を深く評価いたすものでありまして、市長の公約、行政は積極的にのモデルでもあります。(笑声)今後各担当当局の皆さんもこのモデルを参考にぜひ早急な解決をお願いを申し上げまして、第一回の質問を終わらさしていただきます。(拍手)    〔私語する者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 経済部長、中村幸吉君。    〔中村幸吉君登壇〕 ◯経済部長(中村幸吉君) お答え申し上げます。岐阜公園周辺の駐車場については、現在忠節用水の一部を覆蓋した箇所と、県立図書館北側の堤防下の駐車場等を利用していただいておりますが、御指摘のように絶対量が不足していることはそのとおりでございます。岐阜公園周辺は民家も多く、また、自然環境も保ちつつ用地確保を検討しなければならないところに悩みがあります。市民の方々にはできる限り電車、バス等の交通機関の御利用を願い、広く市外から観光客に駐車場を開放利用していただくよう協力をお願いしているわけでございます。また、鵜飼観覧所付近の駐車場については、現在長良橋北詰めにバス二十台の駐車場を設けておりまして、最盛期には絶対量が不足していることは御指摘のとおりでございますので、いずれにいたしましても、駐車場の整備については今後とも関係部局とよく協議して努力してまいりたいと思いますので、よろしく御了承賜りたいと思います。 ◯議長(辻 喜久雄君) 企画開発部長、三島常男君。    〔三島常男君登壇〕 ◯企画開発部長(三島常男君) 岐阜公園とその周辺地区の駐車場の問題につきましては、ただいま御指摘ございました開発整備計画の基本構想の中で触れてございます。その内容としましては駐車場を園内に確保することは景観上、また、公園の有効利用上得策ではない、そういうことで駐車場は他に求めるべく検討していると、こういった内容でございます。これを受けましてただいま都市計画部におきまして公園とその周辺地区を含めて検討がなされているところでございます。今日の交通事情から見ましても当地区に駐車場を設置することは必要であると存じます。以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 都市計画部長、園部義雄君。    〔園部義雄君登壇〕 ◯都市計画部長(園部義雄君) お答えいたします。岐阜公園の駐車場につきましては、現在、乗用車百八十四台、観光バス六台、また、長良川小公園と鵜飼緑地に、岐阜公園で収容できないバスとして約二十台分が整備されていますが、距離的に一・八キロ離れていますのとPR不足で十分活用されていない難点がございます。御指摘のように行楽シーズンや休日は、とても現在の施設では収容し切れず大変な混雑となり、公園利用者を初め周辺住民の方々には大変迷惑をかけて市としましても苦慮しているところでございます。  御指摘の中にありました岐阜公園を歴史的風格を持った公園として再整備する構想につきましては、本年度、日本公園緑地協会へ委託し、学識経験者を初め関係者によります専門委員会を構成し種々検討を急いでいるところでございます。また、一般市民の方からの数多いアンケートの中でも駐車場問題が多く取り上げられております。この岐阜公園整備の見直しの中でも当然問題が取り上げられ、計画の中ではこの位置づけについて検討を加えているところでございます。いずれにしましても、限られた面積の中でのやりくりでございますので、皆さん方の御理解を賜りますようお願いしまして御返答といたします。 ◯議長(辻 喜久雄君) 衛生部長、高橋 豊君。    〔高橋 豊君登壇〕 ◯衛生部長(高橋 豊君) お答えします。仏国寺の上加納墓地分譲についてでございますが、昭和五十八年六月九日毎日新聞に上加納墓地分譲開始の広告が掲載され、保健所では直ちに調査に乗り出しました。この墓地は上加納山の宗教法人仏国寺が境内の約百坪余りを整地し、墓地の造成を経て分譲していることが判明しました。約六十基の墓石が建立可能であり一区画三十五万円ということでございましたが、そこで墓地分譲の事務局を訪れまして、墓地の分譲は墓地埋葬等に関する法律による許可が必要である。これらの墓地はお骨の納骨はできませんと警告しましたが、これに対しまして墓地のない方、将来子孫のため近くで便利に供養に行ける墓地をお世話しているのであり、将来の墓地の確保のためにやり始めた仕事であると、今すぐ納骨などはできませんと話し、ただの墓碑にすぎない旨答えられておりました。ところが昭和六十年二月上旬に至りまして、再び上加納墓地の拡張工事が行われている旨市民から通報がございまして、二月八日付の中日新聞に仏国寺境内に上加納墓地分譲の広告も掲載されておりましたので、直ちに現地を調査しましたところ、山すそに向かいまして約三十基ほどの敷地が整備され、墓地らしい造成がなされておりました。さらに礼拝堂の前には納骨堂と表示した看板を立て納骨を預かる旨の内容が記載されておりましたので、保健所では直ちにこの納骨堂の看板を撤去させるとともに、墓地については無許可でありますので分譲等の広告を出してもらっては困ると、分譲者に迷惑がかかるかもしれないので納骨はできない旨、分譲地購入者に申し渡してくださいと指導をしましたところ、墓地の許可申請書を提出する意思は前から持っていると、二月下旬ころ手続をとりたいということで、さらに分譲者には納骨させないよう取り計らっており違法な行為はしておりませんと答えられておりましたが、現在のところまだ申請は出ていないのが現状でございます。今後墓地の許可申請が出されましたら許可権は県でございますけれども、市全体の墓地計画に適しているかどうか、あるいはまた、関係法令との関係は適合かどうか、さらに付近住民の同意を得ているかどうかなど慎重に審議を行わなければならないと考えますが、今後関係部局とも連携をとり、また、許可権者であります県とも協議しながら、市民が不利益を受けることのないよう法に基づいて指導していきたいと考えますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(辻 喜久雄君) 市民部長、松尾 弘君。    〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えします。今衛生部長からこの経過についていろいろ御説明がございましたが、私が土木におりました時代に発生した問題で、この件についてはよく承知しておるわけでございます。それで、この場所は風致地域でもありますし、また、墓地造成等につきましては、墓地埋葬等に関する法律もございます。今、後から許可をとるとか、いろいろなことが向こうの話として出ておるようでございますが、いずれにいたしましても、市民の方が紛らわしい広告によって不利益をこうむられてもいけませんので、誇大広告か違反広告か等につきましては公正取引関係の窓口を持っております県と、先ほど衛生部長が申しましたように市の関係部局とも十分対応いたしまして、市民擁護の立場に立ちまして対応を図ってまいりたいと思いますので御理解をお願いいたします。 ◯議長(辻 喜久雄君) 農林部長、工藤多喜三君。    〔工藤多喜三君登壇〕 ◯農林部長(工藤多喜三君) お答えを申し上げます。上加納山一帯における山林保護に対する見解についてでございますが、上加納山一帯につきましては全山が都市計画法による風致地区に指定されており、岐阜県風致地区条例によって諸行為が規制されております。また、大部分が保安林となっております。加えて岐阜県土採取規制条例によっても山林が守られております。今回御質問に係る行為につきましては一定の手続によりまして許可されているようでございますが、農林サイドから言えば風致地区内でありますので、なおさらのこと無秩序な山林内行為が行われることは好ましいこととは思いませんので、今後ともに森林法等を含めまして関係法が遵守されることが大切と考えます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 土木部長、坂井 博君。    〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) お答え申し上げます。風致地区内の行為についてでございますが、上加納山の風致地区内の行為については、御指摘のとおり現状が申請と一部異なるために、許可権者である県に対しまして申し出たところ、植栽については一部三月二日に実施されましたが、設置物については岐阜県風致地区条例の許可範囲内である行為であるということで県は見解を示されております。が、御指摘のとおり自然景観の風致維持の観点からも申請者に対して県において指導監督をしていただくよう強く要望すると同時に、各部局とも協議いたしたいと存じます。    〔「議長、六番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 六番、早田 純君。    〔早田 純君登壇〕 ◯六番(早田 純君) 各項目について御答弁を賜りましたけれども、まず、駐車場について各部長さんの方から必要性は感じていると、なかなかその場所が見つからないというような御答弁でございましたけれども、まあ駐車場は深刻で早急な解決を要する、こういう答弁もありました。しかもこの五日発足いたしました長良川鵜飼運営協議会でも、早くも関係者の皆さんから駐車場問題は何とかしなければならないという話が話されております。その点今も御答弁の中にありました、現在利用されております長良川南岸の河川では出入りが大変狭く交通渋滞の原因ともなっておりますし、金華山トンネルの開通に伴い将来この一帯は自動車の乗り入れも規制され、桜並木の散策路として再整備される予定でもあります。こんな所にまた駐車場をつくることになると、せっかくの計画も台なしになってしまいます。したがって、河川にそのスペースを求めるのは不適当だと言わざるを得ません。第一、風流な鵜飼のすぐそばの河川に車がずらりでは、せっかくの幽玄なムードもぶち壊しでございますし、鵜飼をやっているときにヘッドライトがどんどんどんどん照らされては雰囲気もあったものではございません。以上の観点から私は駐車場は近くで新たな土地を見つける必要性があると思いますが、まあ適当な余剰地が他に多くあるはずはございません。ただし現在は忠節用水の西側、ちょうど長良橋駐在所の裏あたりに、これ、ちょっと写真を大きく引き伸ばしてまいりましたけれども三千坪ほどの雑地がございます。見ていただくとわかりますが、この地は四方を建物、構築物に囲まれ、いわゆるめくら地になっておりまして、ここに駐車場をつくっても景観を損なうということはありません。また、現在この雑木林はわずかに畑があるのみで、夏場の増水などで満足な収穫もなく、余り利用度の高い土地とは申せません。もちろん、ここに建物を建てるということはできないはずでもございます。また、この用水も水の流れは澄んでおりまして水深七十センチ安全な流れであり、周辺には建物もなく、そのまま大した手を入れる必要もなく整地改良可能でありますが、新たな駐車場用地はここが最適な土地とも思うんですが、市長──この件については既に我が党林先輩からの提言も技術助役にあったはずでもございます。この場所なら広いので車の収容能力も高く付近の混雑は一掃されると思います。しかもこの場所は遊船事務所、金華山、岐阜公園に近い距離にあり、いずれに行くにしても三分から四分という散策して行ける程度の近さでもあります。しかも、ここに駐車場を建設するなら、私はもう一点お願いしたいことは、この風光明媚な土地柄だけに、ただアスファルトを敷いて白線を引くのではなく、五十八年の十二月、私一度質問させていただきましたけれども、この計画にあわせて市民提言にありました忠節用水緑道公園と連立され、護国神社横の桜並木、御手洗の公園にまでの一帯を花壇、フジ棚、ベンチあるいは郷土作家による彫刻やモニュメントで飾り、市民、観光客が気軽に憩える自然の散策路として整備していく方がこれからの岐阜市のビジョンにも合った計画になると思われます。ぜひ、鵜飼や金華山周辺をゆっくりと見ていただくためにも、また、観光レクリエーション開発整備計画の実り多い推進のためにも、この公園と一体となった駐車場の建設は早急に検討解決していただきたいことをお願い申し上げまして、市長、助役の御所見をお伺いしておきます。  なお、この土地の権利者の方にも、お貸ししてもいいというような意向もあるそうでございます。ぜひ検討していただきたいと思います。御所見をお伺いしておきます。  次に、上加納山の墓地の件でございますけれども、各部長とも十分過去の経過も現在の状況も知っておられます。しかしながら、なぜこういうものが、過去にこういう我々議会が全会一致で意見書も提出した、いろんな対応もしてこられた。にもかかわらず、なぜ増設ができるのか。今市民部長からも、購入された市民の方々で紛争がという話もございましたけれども、実は五十九年十月にこの墓地を買った方が、タクシーの運転手さんでございましたけれども、この墓地を登記したいと言われたそうです。ところが、ここの墓地は登記ができない、じゃあできないのなら仏国寺側さんの方に解約したいと申し入れをされたそうです。回答は解約はできない。金を返してほしかったならば次のお客さんを探してきなさい。こんなやりとりがあったとも聞いております。市民の皆さんがせっかくこういうものを購入して先祖の供養をしたい、大切な貴重な気持ちでもあります。こういうものはなぜ行政の方で規制ができないのか、私は大変不満を持つものでもございます。この件について市長の方から──各部長さんいろいろ努力はされております。しかし、決め手となる対応がまだまだできていない。ぜひ市長さんを中心に関係各位との協議をして対応を考えていただきたい。しかも今、三月の二日でしたか、樹木が植えてないので植えさせたというお話でございました。私も昨日、市民の皆さんから、また何か工事をやってる、おかしいではないかという指摘を受け見てまいりました。確かに一番奥の所に低い木を、二、三十センチほどの木を四本、四、五十センチの木を三本植えてはございます。しかし、これとて十一月二十九日に出されました開発許可の植樹帯の位置とは全然違っております、許可申請で許可された。しかもこのときの許可条件の中に、工事の期間は許可の日から五十九年十二月末日までとすると明記されております。ところが付近の方が二月の七日でしたか、にも作業者が入って作業をしている。それも市長に渡したあの写真の中にも周りの住民の方が必死で撮られた写真もございます。もう許可期限が過ぎているにもかかわらず、まだ工事が行われた事実もございます。ぜひ市民の皆さんのためにもできるだけの対応をしていただきたい、こういう気持ちから市長にその決意をお聞きしておきたいと思います。  以上で第二質問を終わらさせていただきます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 早田議員の再質問にお答えを申し上げますが、一つは、公園付近の駐車場問題、かねてから駐車場がないために大変観光市としての不便をかけておるということについては承知をいたしておりますが、なかなか意のごとくならずに今日までになっておるわけでございます。御指摘のようないろいろの方法を考えなければならぬと思いますが、民有地の買収あるいは今言われたような用水路付近の利用、あるいはまた、金華山にそういう駐車場を山の下に設ける方法とか、いろいろこう考えなければならぬと思っておるわけでありますが、たまたまこの放水路関係につきましては以前にもそういうことを考えまして、地主並びに上物の作物をつくっておる方と交渉したことがあります。地主の方は利用してもらって結構ですということでありましたが、なかなか上物をつくっておる方との交渉が難渋をいたしまして、また、金額も当時でございますけれども、ちょっと私たちには納得のいかぬ金額を示されまして、永久作物の補償等がありまして、結局は破談になってしまっておるというのが現状であります。が、しかし、今日の状況の中で、さらにその話が新たに再開をいたして、どういうふうになるのか、やはりまた、してみなければならないと思いますし、おっしゃったように公園計画の中には緑道公園と申しますか、そういう計画もあるわけでありますから、その話と一緒にできるのかどうかということもまた改めて進めてみたいと思いますし、さらにそのほかの方法で民家の買収その他の方法もまた考えまして、公園も歴史的公園あるいはまた歴史博物館、どんどん整備をされていくわけでありますから、そうした整備全体の公園計画、駐車場計画はできておりますけれども、いずれも民地の買収、立ち退きと、こういうことしか出ておりません。しかし、これはなかなか難しいことだろうと思います。狭隘な所でありますから、あの手この手を考えなければ進めないということを十分承知いたし、そういう方向に進んでまいりたいというふうに思っておるわけでございます。  二番目の、仏国寺関係の墓地開発ということにつきまして、私も十分承知をいたしておらなかったわけでありますけれども、いろいろ聞いてみますと、以前にそういうことがあったことにつきまして、市がそれぞれの措置をとったことは承知いたしておりますが、新たにまたそういう開発が起きたということは十分承知をいたしておりません。したがって、今答弁申し上げた各部と十分連携をとるように指示をし、そして善処するようにいたしたいと、かように思います。 ◯議長(辻 喜久雄君) 助役、西田 創君。    〔西田 創君登壇〕    〔「助役、簡潔に」と呼ぶ者あり〕 ◯助役(西田 創君) はい。お答えいたします。この駐車場の問題につきましては、今市長がお答えされたとおりであります。なお、御指摘のありました場所につきましては緑道、浸水ゾーンの計画というようなことで、この委員会でも検討されておるわけでございますが、その時点でもあわせて検討をしたいと、このように考えます。    〔「議長、六番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 六番、早田 純君。    〔早田 純君登壇〕 ◯六番(早田 純君) 市長、助役からの御答弁も賜りました。市長も市民のために一生懸命やるという決意でございます。市民の皆さんが困られるようなことは、市長の常々の行政は迅速にをモットーに早急な善処をお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ◯議長(辻 喜久雄君) 十四番、早川竜雄君。    〔早川竜雄君登壇〕(拍手) ◯十四番(早川竜雄君) それでは、お許しをいただきましたので、通告に基づきまして順次質問を続けてまいりたいと存じます。  まず第一の問題は、岐阜市立の幼稚園に関するものであります。  岐阜市立幼稚園は皆さん御承知のとおり四つございまして、その四つの幼稚園すべてが今定員に満たない、定員割れの状況であります。それもこのような状況は今日に始まったものではなくって、私の手元の資料で見る限り実に昭和五十六年から、今から五年前からこういう傾向が続いてきたわけであります。その状況が年々深刻になっているのでありまして、今日までその対策が何ら施されてこなかったことを証明しているのであります。例えば岐阜東幼稚園、ここでは四歳児の場合、定員が八十名に対しまして四十四名、実に五五%の就園率。五歳児の場合には定員八十名に対しまして五十四名、これは六七%であります。さらに大洞の幼稚園では、四歳児の場合が定員が八十名に対して四十三名、これも五五%、五歳児の場合も全く同様であります。これらの状況を生み出した根本的な原因は一体何であるのか。私は単に児童数が減少した、こういうことだけにその原因を求めることは不十分であると思うんであります。私の手元に市内の私立幼稚園の状況について調査した資料もあります。これを見てみましても年々児童の絶対数が減少の傾向にあることは否定をいたしません。定員割れのパーセントを見てみましても、岐阜市立の場合は四園で定員八百八十名に対しまして六百四十七名、七三%、これは公立です。私立の場合には四十四の幼稚園で、これは三歳児も実は含めているわけでありますが、定員一万三千五百六十名に対して一万五百四十一名、八〇%、こういう状況であります。岐阜市立の場合には実に私立に比較をいたしますと全体で七%も低いという状況が出ています。一方、園児が年々減少をしているという現実に対しまして、教育費の中に占める幼稚園費、これは毎年毎年増加していることは御承知のとおりです。当然義務的な経費の一定の増加はあるわけでありますが、これを極めて単純に見た場合、単純に見た場合には、これはなるほど納得ができる数字である。幼稚園の園児がどんどん減る。一方、経費はどんどんふえる。なるほどこれは納得ができるという姿ではないと思うんです、ないと思うんですねえ。  そこで質問をいたしますが、第一点は、岐阜市立の四園の定員割れの根本的な原因は一体どこにあるのか。  第二点は、先ほども指摘をいたしました岐阜東、さらに大洞の二つの幼稚園に見られる極端な定員割れの状況は一体どこに原因があるのか。  第三点は、年々減少する傾向に対して市はどのような対策をとろうとしているのか。  以上、三点について、まずお尋ねを申し上げておきます。  最後に、もう一点申し上げておきますが、岐阜市立の幼稚園と私立幼稚園を比較をして、最も私どもが気にしあるいは目につくことは保育料の格差であります。例えば昭和六十年度の保育料を見てみますと、岐阜市立の場合には月額四千五百円、私立の場合には一万一千七百円、実に二倍強の差があります。このほかに給食費あるいは通園バス、教材費、こういうものが私立の場合には加わってまいります。細かい数字を全部調査をしてこれを平均したわけでありませんが、おおよその目安としてこのトータル、先ほどの保育料に加えて全体で二万円くらいかかるんだ、こういう一つの調査結果もあるわけであります。それにもちろん給食費等々も入っているわけでありますが、一方は私立の場合には二万円、岐阜市立の場合には給食費の二千九百円、それから先ほどの保育料の四千五百円加えまして七千四百円、七千四百円と二万円を比較をいたしますと約三倍になります。岐阜市立の方が三分の一だと、こういう実は結果が出てくるわけであります。さらに、私立の場合には実は入園料というのを取っております。入園料というものは、昭和六十年度の例を見てまいりますと一万五千円になっているんであります。岐阜市立の場合にはもちろんこういうのはございません。このように見てまいりますと、単に費用の面から比較をいたしてみましても、岐阜市立の幼稚園の方がはるかに有利である、はるかに親の負担がかからない、こういうことは明白であります。一方の各幼稚園の保育の方針につきましては、これはもう各園の独自の方針がございますから一概に私どもが素人が比較をすることは困難でありますから、それはまあ別といたしましてそういうことを、つまり幼稚園の保育の方針、そういうものをこちらにひとつ置いておきまして、ただ親の経費の面から比較をいたしましても、岐阜市立の幼稚園が大幅な定員割れの状況を生み出すということは納得ができないのであります。かつて、市長の方針として、私どもとしてはもっと公立の幼稚園をふやしたらどうだ、公立の幼稚園をふやす方針はないのか、こういうことを問いただしましたところ、そういう方針はございません、ただし、ただし、私立幼稚園についてもう少し有利な方向に導いていきたい、つまり具体的には補助金を出していきたいということだと思うんでありますが、そういうことで幼稚園に対しては対処をしてまいりたい、こう言われた経過があるわけでありますが、さて、それではことしの予算の中に出てまいります私立幼稚園園就園補助金、これ見てまいりますと、四歳児と五歳児に限って年額三千六百円から三千七百円、極めて小幅な値上げであります。これを十二で割りますと、月額約三百円ですね──ああ、三十円ですね、年間百円でありますから十二で割ってください。(笑声)これはいささか私は少ないと思うんでありますが、市長の方針とあわせてお答えを願いたいと存ずるわけであります。市長にぜひこの値上げ、一生懸命おやりになった結果がこうなったんならいたし方ありませんけれども、いささかこれではかわいそうではないのか、私は思うわけでありますが、ひとつぜひ公立幼稚園と私立幼稚園の関連、含めて市長の方針をお聞かせをいただきたいと思うわけであります。  教育長には、岐阜市立の幼稚園が今申し上げたように、非常に経費の面でも有利なこういう条件であるにもかかわらず定員割れを起こしている、もっと私はPRをすべきではないか、このように思うんでありますが、する必要があるのかないのか、その辺のところもあわせてお尋ねをいたしておきたいと思います。  それから二番目に、塾の問題についてひとつ質問をしてみたいと思うんであります。塾と申しましても非常に幅が広くて多種多様でありますが、私も調査をいたしまして、実に幾つかの種類の塾があるということに実は驚いたわけであります。今回の場合に、特に私は学習塾に関連をして取り上げてみたいと思うんであります。  学習塾が盛んになってまいりました。どんどん隆盛をきわめてまいりました。その発端は昭和四十六年が最初であるというふうに聞いております。これは、文部省が昭和五十一年児童生徒の学校外学習活動に関する実態調査、こういう調査を実施をした結果から明らかになっているのでありますが、その実態調査から推測をされますことは、昭和四十五年の教科書改訂をもとに過密教育課程を実施し、このために塾が急増をしてきた、こういう関係が明らかに一致をしている。いわゆる落ちこぼれの大量出現と乱塾が無縁ではないということの証明がされているわけであります。このように、塾は当初学校で本来なら身につけるべき学力で身につかないという現況に対し、それに対応する場、それを補完する場として実は出発をした経過がございます。これは否定ができないと私は思うんでありますが、最近の塾の状況というのは決してそういうものではありません。もちろんそういう面を一面的に残していることも事実でありますが、それよりもはるかに、はるかに受験のための学習塾として学校の、高等学校の予備校としての位置づけ、性格づけというのが急速に高まってきた、こう言えると私は思うんであります。学習塾は、今日ますます隆盛をきわめ、子供たちが競って学習塾へ通う状況が生まれています。当然にして親にはいわゆる月謝という極めて重い負担がのしかかり子供には学校と塾に追いまくられるという、まさに双方にとって、子供にとっても親にとってもゆとりという言葉がどんどんどんどん遠のいていくという状況が生まれています。今改めて私は、学校教育とは一体何なのか、特に高等学校の受験を控えた中学でのそれが問い直されていると思うのであります。  そこで、私は教育委員会がこれらの実態について一体どのように把握しているのかを問いただしたのであります。何と教育委員会は、生徒たちが学校から帰って一体どのような生活を過ごしているのか、つまりどんな塾へ何時間ぐらい行っているのか、こういう実態についてさっぱりつかんでいなかったのであります、さっぱりつかんでいなかった。私も実はびっくりしたのであります。ところが、私のそういう調査依頼に対しまして、早速機敏に対応をしていただきまして、これはさすがにすばらしいと思うんでありますが、全体についての調査はできませんから、ある学校とある学校とある学年についてきちっと調査をいたしますと言って私のところへ調査の結果をお出しをいただきました。ここにその結果が出ているのであります。一つは、塾へ通っている生徒の割合、それから塾の数、二つは、一週間に何回ぐらい塾へ通うのかという問題、三つ目は、塾で学習する教科は何であるのか、四つ目は、塾における学習時間は何時間ぐらいか、五つ目は、週二回通塾する生徒が幾らくらいお金を払うのか、つまり月謝は幾らぐらいか、こういうことを実は調査をしてくれました。例えば、塾へ通っている生徒の割合は全体の約六割、これは中学の二年の調査であります、全体の六割。一週間に塾へ通う回数は二回ないし三回が最も多い、全体の七割くらいが一週間に二回から三回通う。塾で学習する教科では英語と数学が最も多い。学習をする時間は一時間から二時間が最も多い。月謝は二千五百円から一万二千円の間で平均は六千円、こういう結果に実はなっているんであります。これが中学の三年生になればもっと多くなることは容易に想定をされるわけでありますが、私の感じからいたしますと、これは極めて低い数字であると思うんです、率直に申し上げて。もうほとんどが今塾へ行っている状況でしょう。平均六千円という塾の月謝というのは、私は安過ぎると思うんです。これは何万円台になっていることは事実であります。つまり私が先ほど申し上げましたとおり、子供には全くゆとりがなくなっている、学校から帰ってすぐ塾へ行かなきゃならぬという状況でありますから、ゆとりがなくなっている、親には経済的な負担がどんどんのしかかってくる、こういう状況が生まれているのであります。  そこで、教育長に質問をいたしますが、第一点は、塾の実態について、とりわけ学習塾の実態について、さらに綿密に調査をする必要が私はあると思うんでありますが、教育委員会の考え方をお聞かせをいただきたいと思うんであります。  第二点は、教育委員会として学習塾に対する基本的な方針、学習塾を、どう思っているのか、どうあるべきだと思っているのか、その基本的な方針をお尋ねをいたしておきたいと思います。  第三点は、現実に学習塾が今日のように隆盛のいちずをたどっている事実にかんがみ、学校における教育は現在のままでよいのかどうなのか、率直な御意見をひとつお伺いをいたしたいと思うのであります。  続いて、この塾の問題に関連をいたしまして、小中学校の授業時間というのがございます。授業を受ける時間というのがございます。  これについて質問をいたしますが、義務教育における授業時数、授業時数というんですが、授業時数については学校教育法の施行規則によって明文化されております。小学校においては年間の総時数、各教科ごとに何単位、何時数といってもいいんですが、何単位、極めて細かく定められておりますし、中学校におきましても、第一学年では年間例えば千五十時数、一年間に千五十の単位をこなしなさい、こういうことを定めているのであります。そうして、細かく、例えば国語については百七十五であるとか、社会は百四十、数学・理科は百五と、こういうふうに細かく実は標準の時数が定められているのであります。私の手元に教育委員会が市内の各小学校、中学校、一体この標準時数に対してどれほどの実際の授業時数を実施をしておるのか、こういう調査をしてくれました。小学校五つ、中学校五つ、合わせて十校でありますが、こういう一つの資料を出していただきました。これをさらっと見てまいりますと、市内の学校で行われている授業時間、これがまさにばらばらであります。標準時数に対して少ない所はないわけでありますが、その超過時間、標準時数に対する超過の割合時数というのは、実にばらばらなんです。中学の例だけを申し上げてみますと、標準、先ほど申し上げました、一年間にこれだけのことは、これだけの時間はやりなさいという標準は、第一学年から第三学年まではそれぞれ千五十時数。ところが、市内の南部にある中学校では一年間に千百四十四──あっ、ごめんなさい、ある中学校で一年生の場合には千百三十四、二年生が千百三十九、三年生になると千百十六、こういうふうにいずれも上回っているわけであります。全体の授業の時数が上回っているわけでありますから、当然個々の教科の時数も上回っている、こういう事実を見てまいりますと、この調査にある限りの五つの中学校の特に三年生、中学三年生の例を見てまいりますと、標準時数と同じ教科は標準が一年間にこれだけ、これだけというふうに決めていて、それを実際にそれに合ったことをやっている教科というのは、音楽であるとか美術であるとか、保健体育、技術、家庭、道徳、選択、こういう科目については大体標準なんです。大体というよりきっちり標準なんです。そのほかの科目で実はオーバーする、そのほかの科目でオーバーをするわけでありますが、つまり国語、社会、数学、理科という、この科目がオーバーしているんですね。つまり、私が言いたいのは、標準の時間は時間として各教科ごとに決められているのでありますが、それに加えて今一生懸命やっているのは高校の受験に必要な五教科だということなんです。ですから、ほかの時間というのは標準にやっておればよろしい、つまり余り力入れてないという、こういう結果になってくると思うんであります。さらに、標準時数との比較をいたしてまいりますと、小学校、中学校ともいずれも実績は先ほど申し上げたように全部オーバーをしている。オーバーの度合い、オーバーの割合、小学校の場合には学年が高くなるにつれて、こうずうっと上がってくるんですね、小学校の場合。中学校の場合には逆に学年が高くなるにつれて下がってくる、下がってくる。こういう実は奇妙な現象があらわれています。私は、中学校の場合には、当然学年が高くなればなるほど授業時数が多くなる、これが普通だと思うんですね、高校受験を控えて。もっと全体の授業上がってこなきゃ二年生のときよりも三年生はたくさんだ、これが私は自然な姿だと思うんでありますが、現実はまさに逆であります。  そこで質問をいたしますが、第一点は、学校教育法の施行規則に明文化されている標準授業時数は現実とは相当に今かけ離れておることは申し上げました。さらに、各学校によってもかなりの差があるわけであります。それは各学校長の権限でそれを左右することができるのかどうなのか、こういう点であります。恐らく、できるから、こういうばらばらな数字が出てくると思うんでありますが、そういうできるのかどうかという問題をひとつお答えをいただきますと同時に、教育委員会として、例えばこの学校はある学校に比べて年間百時間もオーバーしたというような実績もあるわけでありますから、そういうばらばらの度合いが私は極めて高いという現実に対して、教育委員会が統一的な指導なり、指針なりを持っているのかどうなのか、このことをぜひお答えをいただきたいと思うんであります。  第二点は、特に中学三年の場合、先ほども指摘をいたしましたように、高校の受験に必要な教科が標準時数をすべて上回っているという実態は何を示しているのか、何を目的としてそういう実態になっているのかという点であります。  第三点は、中学の場合、学年が高くなるほど授業時数がどんどん減少をしていく、これはまさに逆ではないかと私は思いました。そうではないという反論があるならば、ぜひお答えをいただきたいと思うんであります。  次に、学校給食会に対する貸付金の問題について簡潔に質問をいたしますが、岐阜市の一般財源の中から学校給食会に対しまして毎年三千万円が無利子で一年間の間貸し付けられて、ずうっと今日まで参りました。いろいろな場でいろいろな指摘をいたしました結果、ことしからそれが二千万円に減りました、一千万減りました。中身の話は別にいたしまして、一般財源の関係から見れば貸付金が一千万円減った。それでも、しかしなお、まだ二千万円も無利子で一年間貸さなきゃならぬという、こういう実態があるわけであります。中身の話は別にいたしまして、本当に二千万円に減って学校給食会というのは大丈夫なんですか、一千万円減りましたから親が負担をするようなことはないでしょうね、このことをひとつ心配でありますから、質問をいたしておきます。  次に、御承知のように、未来博の関係で県営球場のあたりがきれいになります。一たんはあそこで博覧会が開かれるという状況が出てまいります。そういたしますと、あそこに野球場が実は四面あるわけです、第一、第二、第三と。第一の県営球場というのは、余り一般の人が使いませんから、それは別にいたしまして、そのほかの三つの球場というのは、ナイターの設備もございますから随分使うんです。実は私もそのメンバーでありますから大変心配をしておるんでありますが、教育委員会の説明によりますと、六十二年度から向こう三年間だめになります。三年間野球できなくなる。特にナイターもできなくなる。どうしましょう──これは県の施設ですから、私どもは関知しませんというようなことではなしに、市もその対応策、十分考えていただきたい、使ってるのはほとんどが岐阜市民でありますから、ぜひひとつその対応策を考えていただきたい。その対応策について、あなた方の方で今考えがあるのならお示しをいただきたい、教育長にぜひお願いをしておきます。  次は、医療の問題を少し取り上げてみたいと思うんでありますが、最近の医療というのは、数年前に考えもつかなかったようなことがどんどん今起きています。例えば病院が倒産をするとか、あるいは医師が過剰になってもう大学の医学部へ入学するのが減ってきた、こういうような状況まで今生まれている現在、こういう状況の中で私は特に救急医療の問題について若干の質問をいたしたいと思うんでありますが、岐阜市の救急体制というのは、医療機関が休みになる日、つまり休日の場合には休日急病診療所というのがございます。これはもう青柳町にあって随分前から実績をかなり持っているわけであります。それに加えまして、岐阜市には救急医療情報収集装置、こういうものがありまして、これは休日も、今夜間もかなりの点灯率がございまして、救急に関する限り私はほぼ岐阜市については完璧な状況だと思うわけであります。ところが、そういうことを完璧にいたしますと、一方では費用がどんどんどんどん要るようになる、当然のことです。休日急病診療所については、ことしの予算で見る限り八千五百万円あるいは救急医療情報収集装置については年間六千三百万円、合わせて一億五千万円の費用が支出をされようとしている、こういう予算が実に組まれているわけであります。ここで、休日の場合には、御案内のとおり、休日急病診療所というのが午前十時に受付を開始して夜中の十一時三十分に受付を終了する、つまり十時から夜中の十二時までそういう体制を組んでいるわけであります。ところが、一方ではこの情報収集装置によってですね、日曜日も端末器が点灯している所がたくさんございます。消防本部の資料によりますと、一次診療所で五十八年度休日日数が六十五日、夜、昼の時間帯に分けて統計をとってくれましたけれども、特に昼間の間、一次診療所の点灯率が三三・六%、一次病院が八四・四%、告示病院が六四・二%、二次病院が八一・九%、三次病院が七二・八%、非常に高率であります、高い。一方では、休日急病の診療所やってるんですよ。そしてまた、ここで一生懸命ランプつけて待ってる、こういう非常にありがたいというのか、こういう数字が出ているわけであります。五十九年度もまだ中間でありますが、ほぼ同じような結果になります。これは数字的にもそういうことが出てまいります。先ほども申し上げましたように、ランプをつけて待機をしておるという状況になりますと、当然お金を市は支払わなきゃなりません。これは当たり前のことであります。今も申し上げましたけれども、休日の場合に午前十時から夜中の十二時までやるわけでありますから、そこへ行けばほとんどのことがもうできるわけであります。かなり実績もありますから、市民の間に定着をしてまいりました。そういう状況である中で、それでは五十八年度に休日の間にあの情報収集装置に問い合わしてきた件数はどれだけあるかというと、年間千四百四十一件、これを六十五で割りますと一日平均二十一であります。約二十、問い合わせだけ、行ったかどうかわかりませんよ、問い合わしただけ、約二十くらい、こういう実績があるわけであります。  そこでお尋ねをいたしますけれども、とりわけ休日の救急体制について、ただいま私が申し上げたごとき状況を踏まえて、休日急病診療所を担当する衛生部長は、今の状況を一体どう思っていらっしゃるのか、情報システムの方を担当する消防長はどういうふうに思っていらっしゃるのか、お答えをいただきたいのであります。  次に、同和行政の将来の問題について若干の質問を行いますが、私は今日同和問題が行政の中で占めるウェートが年ごとに低下をしている、何か世間一般では、重要だ、重要だという声が聞かれるのでありますが、行政の中でそれが占めるウェート、割合というのがだんだん少なくなっていくような気がしてなりません。そのことは岐阜市の同和関係の予算を見てみましても年ごとにそれが減少しているという事実、これにもあらわれておりますし、とりわけ最近五年間の実績を、ここにあるわけでありますが、これを見ても、例えば昭和五十六年、昭和五十六年度同和関係の予算は三億六千万であります。ところが、昭和六十年、新しい予算を見ますと、予算を見ますと、実に七千六百万円というような数字になっています。この予算を見てまいりますと、関係する部は、土木、建築、消防、福祉、教育、経済、農林、こういう実は各部にわたっているのであります。各部がそれぞれ予算を計上しながら、それを同対室が一遍まとめて資料として持ってきてくれるわけでありますが、この五年間の状況を見てまいりますと、若干の凹凸はありますが、全体としては下降線をたどっているのであります。特に私は、今日重要とされている教育の問題、啓発活動の問題に限ってみれば、ほとんど金額の変化がないのであります。金額の変化がないというのは、実質的な金額が低下をしているということなんです。こういう状況の中で、一昨日でしたか、議員の皆さん方にもこれが配付になったと思います。今後の市民啓発のあり方を求めて、市民の同和問題意識調査結果というのは教育委員会が調査をした結果、これが配付になったと思うんであります。これを実は見てみましたが、去年の六月に調査をしておるんですね、その調査を半年かかってずうっとまとめて、十二月にこの本を出した。そして、私どもに配ってきたのが三月の十四日ですから、随分間が抜けた話であります。これは、もっと早く配ってもいいですね。まあ、その間が抜けた話は別にしまして、問題は調査の結果であります。この調査の結果から言えることは、結論的にはもっともっと市民啓発に力を入れなさい、教育に力を入れなさいあるいは同和地区の改善事業を行いなさい、こういうことになっているのであります。ところが、現実はそのような予算編成にはなっていないんですね。先ほども何回も申し上げているように、現実にはそういう予算編成にはなっていないんです。調査のことを少し申し上げてみますと、アンケート調査でありますとかあるいは各種の統計調査、こういうものは時として設問をする側の方に都合のいいような答えを引き出すということが往々にしてございます。これは、そういう操作ができるわけでありますが、これを見る限り必ずしもそういうことはしていないようでございますから、これはかなり信用度の高いものもありますが、しかし、中には理解に苦しむものもあるんです。これ、後で皆さん控室で一遍ごらんになっていただきたいと思うんでありますが、この質問の中で第一の質問というのがあるんです、第一番目に質問しているんですね。こういうことを言っているんです。「あなたは同和問題を知っていますか」こういう質問をするんです。そうすると、「よく知っています」「少し知っています」「知りません」この三つ、どれか選びなさいと言うんですね。少し知っていますというような答えがあるでしょうか。少しとはどの程度か、ほとんど意味のない私は質問だと思うんですね。ところが、回答する人はそれどれかに書いてくるわけですね。ほして、「よく知っています」が何%、「少し」が何%、「知らない」が何%、こう言って実は答えをつくっていくんですね。さらに、ここにクロス集計というのをつくっています。このクロス集計というのは実におもしろいんですねえ。よく知っているほど同和地区の環境改善事業に理解を示していると、こういうことをこれ五ページに書いています。同和問題をよく知っている人は同和地区の環境改善をもっとやりなさい、やってよろしいということを言ってる、こういう調査をしている。ここでおもしろいことはですね、同和問題をほとんど知らない人が改善事業が望ましいといって五七・七%支持していると言うんですねえ。全く知らない人がどうして支持できるでしょうか。全く僕はですねえ、これを見て驚きました。同和問題を全然知らない人が、同和地区の改善事業は望ましいかどうかといって聞いたらですねえ、そら望ましいことですと言っている。同和地区の改善事業もわからぬ人でしょう、その人は。同和問題わからぬ人ですから、その人にこういうことを聞く方もおかしいし答える方もおかしい。まあまあそういうことは別にいたしまして、別にいたしまして、とにかく結論はですねえ、もっともっと同和問題について市民啓発あるいは改善事業、教育の問題、そういうことを一生懸命やってください、こういう結論を出しているわけであります。特に今申し上げた同和問題を全く知らない人でももっとやりなさいと言うわけでありますから、これはもう市民の圧倒的多数がですねえ、この問題について深い理解を示して、この行政についての支援をしていると言っても過言で私はないと思うんでありますが、そこでこのような調査結果に基づいて、ひとつ教育長には、このアンケートに基づいてどのような対策をしていこうとされているのか、どのような対策をとろうとされているのか。もう一つは、先ほどの同和予算が毎年毎年減少をしてくるという傾向を指摘をいたしましたけれども、特に関係の深い福祉部長、教育長にその傾向について、そういう傾向を私は否定はできないと思うんでありますが、その傾向についてどう考えておられるのか、お答えをいただきたいと思うんであります。  最後に一つだけでありますが、市が発行をする刊行物というのがいろいろございます。今申し上げたこれもその一種であります。私ども議会関係者にとってこういうものも岐阜市が発行しているのかという時々驚くようなものが出されてまいります。こういう種類が一体どれだけあるのかといって書き出してみましたら、実にもうたくさんありまして、これだけあるんです。もう書類を勘定するのばかばかしくなるくらいたくさんあるんですねえ。実にいろんなものを岐阜市は印刷をして市民に配ったり職員に配ったり議員に配ったり関係官庁に出したり、実にいろいろなことをやっているわけであります。その費用が、種類のことは別にいたしまして、費用についてはやっぱり問題にしなきゃいけませんから、費用について一体どのくらいなんだというのを見てまいりました。昭和五十七年度の実績が約七千四百万円、年間七千四百万円。五十八年度が六千六百万円、五十九年度まだ途中でありますから出ておりませんけれども、七千万円近い数字が出ているのではないかと思うんであります。例えば、議会のたびに私どもに配付される議案書の関係を見てまいりますと、議案と議案説明書がおのおの四百五十部印刷されるんです、四百五十部です。内訳書が八百印刷される。この合計の費用が五十七年度では約四百七十五万円かかっている、一年間に四百七十五万円。五十八年度は約五百万円で相当な金額を要しているわけであります。これを各部で抽出をしてみますと、例えば経済部の場合には五十七年度で十九種のものを発行をして合計額が千百二十一万円、五十八年度は十八の種類で千百五十八万円。衛生部は五十七年度で二十四種類、四百四十万円。五十八年度三十種類で三百十一万円。教育委員会が実に五十七年度は七十九種類のものを発行して千八百万円、五十八年度は七十五種類出して千六百七十四万円。その種類と金額の多いのにびっくりするばかりであります。もちろん、これらはいずれも行政を執行するに際して必要なものであると思うんであります。中身をしかしよく検討をしてまいりますと、発行の目的と配布先が同じだ、例えば市民に発行をいたします、これは岐阜市の行政をよく理解していただくためです、こういうふうに言いながらですねえ、発行部数が違うんですね、大幅にそれも違うんです。発行の目的と発行の相手先が、配布先が同じでも発行部数が違うという実績がここに出ています、たくさん。あるいは年によってその発行部数が違うという状況も出ています。五十七年と五十八年では同じ目的で発行して、同じものが同じ相手に配布をする、こういうふうに書いてある、ここに。ところが発行部数が随分違う、こういう状況がたくさんあります。時間がありませんから一つ一つ具体的な例は申し上げませんが、いずれもこれらは市費を使って発行するものでありまして、本来私は各部長に対してそういうつじつまが合わない点、例えば経済部長、あなたのところで市民にこういうものを発行していますが、五十七年度、五十八年度の実績違いますよ、なぜですか。この金の使い道正しいんですかと、こう言って実は聞きたいわけでありますが、時間の関係がありませんから総括をして総務部長に質問をいたします。  一つは、各部の発行する刊行物、これを今市役所がチェックする機能があるのかどうか。  二つ目は、実際にたくさんの刊行物が出るわけでありますが、これが必要なものか否か。あるいは発行をする部数、印刷をする部数が適切かどうか調査をしたことがあるのかどうなのか。  三つ目は、印刷をしました、配布もしようと思いましたが、まだまだたくさん倉庫に眠っていますと、こういうものが私はかなりあると思うんでありますが、そういう調査をされたか、あるいは今後される気があるか。以上の点についてお答えをいただきたいと思います。  第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(辻 喜久雄君) 市長、蒔田 浩君。
       〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 早川議員の御質問にお答えを申し上げたいと存じますが、私立幼稚園と公立幼稚園の比較をされまして、いろいろの角度から御質問があるわけであります。前から定員が十分満たされないというようなことにつきましていろいろ御論議があることも承知もいたしております。また一方、私立幼稚園が公立に比べまして、約総費用で倍、あるいはそれ以上の費用のかかる、こういうことも知っておるわけでありますが、いろいろ市立と私立の園の経営環境というものが違っておることも御承知のとおりであろうと存ずるわけであります。そこで、私立幼稚園に対してもっと助成をしてやったらどうかというようなふうに考えるわけでございますが、本市は前から十分でないことも承知もいたしておりますし、一人三千七百円、補助金等の抑制ということを中心に財政運営をいたしておりますけれども、その中でも例え少額といいながらも百円上げたということでございますが、それで二千五百万円総額では要るわけであります。そこへもってきてさらに一億六千万ほど就園奨励費ということで市も助成をしておるわけであります。これはもちろん市民税関係の非課税とか、いろいろのこの制限がございますけれども、それにいたしましても市費は一億六千二百万、合計で補助をいたしておりますのは一億九千万円いくわけでございます。もちろん、この市の単独の補助というのはいずれの都市も全部がやっておるわけでありませんけれども、市は従来からすけないといいながらも補助をしておるというのが実態であるわけであります。改定というのか増額が百円ではいかにもすけないのではないかというお話でございます。財政事情等の関係もあり、また、園の経営と申しますか、そういうものとの関係もございますが、今後ともまた実態調査等をいたしまして、必要になればまたどのようにするかということは再検討する時期もあろうかと存ずるわけでありますが、市単の助成ということでありますから、およその限度もあろうかというふうに思うわけであります。 ◯議長(辻 喜久雄君) 教育長、浅野 勇君。    〔浅野 勇君登壇〕 ◯教育長(浅野 勇君) 大変たくさんいただきましてありがとうございました。(笑声)  最初の、    〔私語する者多し〕 市立幼稚園の園児減少についてということでございますが、先ほど早川議員さんもおっしゃいましたように、子供たちの出生率が低下したということ、これは一番大きなことでございまして、このことはひとり公立幼稚園に限ったことではございません。が、こういう状況のもとで考えられますことは、公立ではスクールバスがなくて徒歩通園をして親が送迎しなければならないとか、私立では三歳児から募集して人員を確保しているとか、あるいは園児募集の時期が私立より遅くなっておるということなどが、園児減少傾向に一層の拍車をかけておるのではないかというようなことも考えられるわけでございます。特に東幼稚園、大洞幼稚園は減少しておる原因といいますか、このことにつきましては他の加納幼稚園、北幼稚園に比べて設置が新しい、伝統がないというようなこと、また、東幼稚園、大洞幼稚園の近くには私立の幼稚園が比較的多く乱立しておるような状態であるということ、また、市街地から離れた場所にあるというようなことなどが影響しておるのではないかと考えておるわけでございます。そこで、その対策といいますか、で、ございますが、設置されて年月の浅い園もあり、保育内容の実際が確かに十分認識されていないという向きもあると思います。公立の市立四園につきましては日々の保育実践では全職員が極めて意欲的に取り組み、指導などの充実を図っておりますので、その内容は県下のいずれの幼稚園にも劣らないすぐれたものであると確信しております。また、保育料の安いことは当然公立でございますから言うに及びません。これらのことをやはり広く市民の皆さんに御認識いただきますよう今後とも努めていきたいと思うわけでございます。ただ先ほどからもありますように、就園補助金を出して私学振興をしておる私どもとしましては板挾みのような状態で苦しんでおるとこでもございます。    〔私語する者あり〕  次に、塾の問題でございます。塾の実態調査の必要性、御指摘を賜りましたとおり、もっと綿密に調査をし、その実態の中から学校教育充実のための施策を立てていかなければいけないだろうと思っております。学習塾が繁盛しておる現状はお説のとおりでございますが、通常の学校教育の上にさらに塾へ通うということについては、これは最終的には保護者の判断に任せるよりほかはないと思っております。私としましては例えば高校入試に合格するためには、学校での学習をしっかり予習したり復習したりして身につけていくことが大切であると考えております。通塾しなくても、塾に行かなくても公立の高校へ合格している者も現実にはおりますし、通っていてもよい結果が生まれなかったという例ももちろんあるわけでございます。基本としましてはあくまでも学校での勉強を大切にして、そこで子供が精いっぱいやってくれるようにしたいと願うわけでございます。その上で時間的にも経済的にも負担がかかっても通塾するということについては否定することはできません。塾が繁盛することに任せて学校での教育を手抜きにすることではなく、学校に課せられた本来の目標を達成するよう、学習環境の整備、教職員の努力の向上を目指して、より一層努めていかなければいけないと思っております。  これに関連して市内の中学校の年間授業時数に差異があるのではないかということでございますが、年間の指導計画は前年度中に新年度の計画を各学校が立てまして、教育委員会でチェックしてこれを実施しておるわけでございますので、それほど各学校で授業時数が差があるわけではございません。が、実際には御指摘のように差があったわけでございます。(笑声)ほいで特にこれは(笑声)一番差がありますのは、一週間に二時間、年間で約七十時間近くの学校裁量の時間、通称ゆとりの時間とも言っております。この時間は各学校が創意工夫して特色を生かして使われております。この時間は授業時数としては通常数えないということでございますけれども、これを学校行事等に利用するとき、その内容によって特別活動として授業時数に数えたりと、学校間に不統一があったということでございます。今後はこれを統一するよう指導して、また、この学校裁量の時間の充実につきましても指導していきたいと考えておるわけでございます。  次に、教科によって授業時数が標準時数を上回っておる、特に音楽・美術の数字が低い、五教科が授業をたくさんやっているんじゃないかということでございますが、教科の一週間の授業時間数の違いによるということが一番大きいと思います。例えば国語は週五時間やっている、音楽は週二時間やっているというようなことで、そこに差が出てくるということで、決して、知・徳・体バランスのとれた子供をつくるためにはこういう科目を軽視しているということではないと思います。  それから、三年生の総時間数が一、二年に比較して少ないではないかということでございまして、確かに報告どおりに見ますと少ないわけでございますが、一番大きいのはことしも卒業式が去る三月十四日に行われております。一、二年は三月二十一日終了式でございます。この間約一週間あるわけですが、この時間数一日六時間にしても相当の三年生は授業数が少なくなっておるわけでございます。もちろんこれは標準時数は確保して少なくなっておるということでございます。  次に、学校給食会の貸付金でございます。給食用物資購入代の支払いに運用されておるわけでございますが、支払い代金のうち特に青果物は四日ごとに決済することになっております。その資金に、四月当初の資金に充当するというものでございまして、今まで三千万貸し付けておりましたが、学校からの納金はその月の二十五日までの納入となっておりますし、その期日をしっかり守って一日も早く納めてもらうようにすることとか、また、卵、砂糖、油等の時価相場の支払いを一般物資と同様翌月支払い扱いにしてもらうというような各所との調整がとれまして、したがって、その分一千万円減額しても資金運用ができるということになったわけでございます。それで、これによって父兄負担がどうだということでございますけれども、給食費には一切影響はございません。  次に、総合運動場を中部未来博のために使用ができなくなるということでございます。確かにおっしゃるとおりに県が県のものを使ってやるから勝手だとは言いながら、使用している者の大半はほとんどが岐阜市民でございます。これらの施設の確保には今後とも鋭意努力していきたいと思っております。なお、具体的には今後の検討課題とさしていただきたいと。今どこをどうするということちょっと申し上げられません。よろしくお願いしたいと思います。  次に、同和問題でございます。昨年六月、地域改善対策協議会が政府に、今後における啓発活動のあり方についてという意見具申を行ったことについては御承知のとおりでございます。特に今後の啓発活動、社会、学校を通して目に見えるもの、見えない心の啓蒙啓発に力を入れていかなければいけないということでございます。今後とも私どももこの意見具申のように、また、先ほどの意識調査の結果、こういうものの中から、いわれなき差別をなくする同和問題を今後とも息の長い問題ではあると思いますが、努力して、その中で教育の果たす役割というものは大変この重要なものがあるということを認識し、今後の啓蒙啓発活動を進めていきたいと考えておるわけでございます。  予算のことでございますが、私どもの関係の予算につきましては確かに仰せのとおり横ばい状態といいますか、ふえておりません。特に昨年はその意識調査費、これ調査に要する費用が単年度予算としてつきましたわけでございますが、ことしはそれがないわけですけれども、それほど減ってない。特に六十年度にこのつけていただきましたようなフィルムだとか、あるいは講師団の費用だとか、こういうような啓蒙啓発活動には特に効果のあるというものに予算がつけていただけたわけですが、今後ともこういう面で効果の上がるようなものに予算を獲得していきたいと考えておるわけでございます。  以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 衛生部長、高橋 豊君。    〔高橋 豊君登壇〕 ◯衛生部長(高橋 豊君) お答えします。休日診療所と救急医療情報システムとの関連でございますが、休日の昼間帯もウィークデーの昼間帯と同様に協力医療機関の任意によりまして点灯されておるわけでございます。本来この消防関係の情報システムは、 通常の診療時間外の夜間に対応するというものでございまして、これによって休祭日の昼間が一〇〇%保証されているわけではございません。また休日診療所は夜十一時半まで受け付けまして十二時まで診療しておるわけでございますが、それ以後の翌朝まではこのシステムで対応されておるわけでございますし、また、現実に休日診療所へ救急車で患者が運ばれてくるようなケースもございます。いずれにしましても休日診療所とこの救急システムが同時にできたものではなくって、当初保健医療協議会に設けられました救急医療専門部会の結論に基づきまして、最初に休日診療所ができまして、それで対応できない部分を補うためにシステムができたものでございますから、何といいますか、完全にぴったりとした体制でないかもしれません。救急医療体制の理想は、本来、だれでも、いつでも、どこでも治療が受けられる体制だと思いますが、現在の環境ではできるだけ幅広い体制で補い合いながら対応しなければならないわけで、現在そうして効果を上げておるわけでございますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(辻 喜久雄君) 消防長、石田又八郎君。    〔石田又八郎君登壇〕 ◯消防長(石田又八郎君) お答えをいたします。休日の救急医療体制をどう見ているかという御質問でございますが、五十八年じゅうの休日における救急隊による搬送の件数は千四百五十八人、五十九年じゅうには千六百六十二人で、対前年比一四%の増加であります。また、五十八年じゅうの病院案内件数も先ほど御指摘いただきましたように千四百四十一件、五十九年には二月末でございますけど千三百六十六件であります。一方、休日診療所の患者数は五十八年じゅうが五千八百五十七人、五十九年じゅうの患者数は六千百八十九人と伺っております。消防が搬送いたしました患者に比べますと圧倒的に多数であります。消防も五十九年じゅうには六十七人の患者を救急車によって休日診療所に搬送しております。また、病院案内も五十八年じゅうには二百五十二回、五十九年度は二百六十九回休日診療所を紹介しております。このように急病患者は休日診療所にかなり大きく依存しておるということでございます。しかしながら、この休日診療に行かれる場合と、それから救急車を利用される場合とは少し違いがあるんでないかというふうに思っております。救急の場合には緊急になるべく直近の、しかも病状に適応した医療機関に搬送することが必要であります。休日診療所との距離的な関係、また、内科、小児科という診療科目等から消防がこれに対応するためには現状の情報システムによる救急協力体制は確保しておかなければならないというふうに思っております。しかし御指摘でありますので、患者数の動向、医療機関の協力の度合い、それから医療情勢等十分見きわめながら対応していきたいと思っておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 福祉部長、鷲本順一君。    〔鷲本順一君登陪〕 ◯福祉部長(鷲本順一君) お答えいたします。今同和事業は、いわゆるハードな施策からソフトな施策への転換期に来ておりますことは御質問者の要旨の中にもうかがえるところでございます。そこで同和対策室といたしましては昭和五十四年度から毎年広報ぎふに同和問題の関連記事の連載をする一方、市内の指導的立場にある方々や企業にも呼びかけまして講演会の開催並びにその記録冊子を活用願うなどの会話を主とした啓発を進めてまいったところでございます。さて、これらの啓発啓蒙活動に係る予算のここ数年の経緯を見ますと、昭和五十六年度を一〇〇といたしますと昭和五十七年度には九七・四五、昭和五十八年度には九四・八五、昭和五十九年度は一二七・一七、さらに昭和六十年度予算計上額は一三八・〇四というように少額ではございますが徐々に増額の傾向をたどっております。教育長さんも申されましたように、環境改善事業のように目に見える事業とは違いまして、人の心をとらえていこうとする目に見えない啓発事業は、その予算額だけでははかりがたいものがあると存じますが、御指摘の点をよく踏まえまして、今後予算措置上にも十分意を用いてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。以上。 ◯議長(辻 喜久雄君) 総務部長、高木 直君。    〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) 刊行物に関する御質問にお答えさしていただきます。  近年、行政が非常に多様化してきておりますし、加えて臨調行革の推進ということで、市民の行政に対する関心というのは非常に高まってきております。そういった行政環境の中にあって岐阜市は行政情報の提供ということを積極的に進めてきたわけでございます。さらに一歩進んで公文書公開制度も導入して、行政情報の提供と公文書公開という二本の柱をもって、一層開かれた市政の実現に向かって努めているわけでございます。  情報提供のための刊行物あるいは啓発の刊行物は今後一層多岐多様にわたり増大するということも考えられるわけでございますが、こうした現状の中で御指摘の点はまことに時宜を得たものでございます。むだを省き、最小の経費で最大の効果を上げることは重要なことでございます。こういったことで行政情報の提供、いわゆる啓発の刊行物、こういった点に留意することは非常に重要でございますので、今後とも職員一同英知を集めて、こういった点に処してまいりたいと、こう思うわけでございます。  御質問の三点でございます。各部の発行する刊行物をチェックする機能があるか否か。それから二番目の、実際に必要なものか否か。あるいは発行部数は適切かどうかということでございますけれども、予算の段階におきましていろいろチェックしているわけです。その内容といたしましては、種類──資料であるかあるいは啓発用のものであるか、あるいは団体向けに一括したPRでいいのか、あるいは個々一般にする必要があるのか、あるいはそれぞれの該当者だけ直接送付すればいいものかどうか、まあこういったものをいろいろチェックして各部の意見を聞きながら予算を計上しているわけでございます。三番目の、印刷したものが配布されているかどうかということで、完全にそういったことを調査しているのかということでございます。せっかく印刷発行されたパンフレット、そういったものがパーフェクトに配布されているかどうかということのチェック、これの御指摘の点につきましてまだ調査いたしておりませんが、パンフレット、刊行物というのは、こういうものをパーフェクトに配布し効果を上げることが最も重要でございますので、十分調査し検討を進めてまいりたいと、このように考えておりますのでよろしくお願いいたします。    〔「議長、十四番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 十四番、早川竜雄君。    〔早川竜雄君登壇〕 ◯十四番(早川竜雄君) 時間も大分経過しておりますから簡潔に必要な部分についてのみ再質問をいたします。  最初に、幼稚園の定員割れの問題について、いろいろ定員割れの原因なるものをですねえ、スクールバスがないとか市街地から離れているとか、ごちゃごちゃごちゃごちゃ理屈を並べておいでになりましたが、結局やる気があるかどうかという問題だと私は思うんですよ。PR今からやると言うんですから、前からやればいいのをですねえ。結局私は意欲の問題だと思うんですねえ。歩いていくのが嫌だ嫌だというならだれも行かぬですよ、そんなものは。北幼稚園だってあるいは加納幼稚園だって歩いていくことの好きな人あるいは歩かさないかぬという親もいるわけですから、必ずしもそういうことがすべての原因ではない。もう少し積極的にですねえ、岐阜市立の幼稚園を自信を持って宣伝をしながら、有効な施設の利用というのか、定員があるわけでありますから、それになるべく近づくような努力をしていくべきではないかと思うわけであります。  次に、塾の問題でありますが、これはやっぱり教育長おっしゃるようにですねえ、ぜひ私は綿密な調査をしていただきたいと思うのであります。今調査の結果いろいろ私も報告をいたしましたし、教育委員会としては市内の全体の学校について調査をしていないというんでありますから、まあわからぬわけでありましょうが、私が大体肌で感じたところを見てまいりますと、もうほとんどが今塾へ行かなきゃ高校受験に間に合わないという状況だと思うんですねえ。教育委員会が言うように、学校の授業をきちんと予習をして授業を受けて補習をすればそれで間に合うと本当に私は自信を持って言えるのかどうなのか疑問だと思います。ほとんど高校受験に備えて三年生になると塾へ通うということが今普通になっているわけであります。そういう中で原則論だけ何回繰り返したって、それは現実の対応策になっていかないのではないか、こういうことを申し上げておきたいと思うんでありますし、特に今、学校教育の見直しの点について細かいことを教育長は答弁をされなかったわけでありますが、私はやっぱりこの辺のところでもう一度本当に根本的に見直す必要があるのではないかと思うんです。学校から帰ってすぐ塾へ行かなきゃならぬ。それも夜中まで塾へ行くというような、こういう状況というのは、ほんとに子供たちが今伸び盛りで、いろんなものを吸収しなきゃならぬときに、一方的に詰め込まれて、それによってまさにゆとりがなくなってくる。こういう時代というのはもう二度と返ってこないわけでありますから、こういうことについての配慮というのも十分私はする必要があると思うのであります。  さらに第三土曜日、これを実は教育委員会は子ども会の日と定めているんですねえ。ところが現実には、この日は子供たちが地域へ帰って地域の活動をするんだ、こういうことに建前はなっておりますけれども、だれも集まってこないという状況がありますねえ、みんな塾へ行っちゃう。こういうですねえ、自分たちで決めながら、それの追跡調査、ほんとに子ども会活動というのはできているのかどうなのかということをきちんと掌握して、なぜできないのか、どこに原因があるのか、なぜ子供たちが集まってこないのか、こういうところまできちっと把握していくようなことも私は大事だと思うわけであります。そういうことを申し上げておきますが、いずれまた、塾の実態調査をおやりになる、その結果としていろいろな対策が出てくると思いますから、早急な調査をお約束を願いたいと思うのであります。  それから、授業時数の問題でありますが、大体のことは理解ができましたけれども、しかし現実にばらばらの基準というのはあるわけであります。このお出しをいただいた資料で見る限りですねえ、小学校で多い所と少ない所、もちろん標準時数は確保していますが、たった五つの学校を調べただけで、一番多い所と少ない所とでは一年間に百三時間の差があるんですよ、百三時間。ふんな七十やそこらの時間じゃないんですね、百三時間。中学では六十三時間です。そのものをですねえ、特別活動の時間を繰り入れるか繰り入れないかぐらいの話じゃ私はないと思う。これだけ違うんですねえ。教育長が言うように、前年度にですねえ、その当年度の予定を出す、そこで調整をすると言うんだが、こんなばかな結果が出てくるはずがないんですね、みずからもそう言ってましたけれども。実際はおかしいですと、自分が言うんだからおかしいに決まってますが、そういうことをですねえやるということは、何か教育委員会としての統一的な指導、統一的な基準、そういうものを私はもう少し強める必要があるのではないか。これは規制を強化せよという意味ではなしにですねえ、いい所に合わしていただきたいという意味で申し上げておきたいと思うのであります。  中学の三年生が国語と社会と理科と数学と英語、そればっかやってるんじゃないかという質問に対して、いや、そうじゃありません。知・徳・体のバランスはとれています。こういうお答えですが、現実はそうじゃないんですよ。また委員会でも資料見せてあげますが現実は違うでしょ。それだけ言っておきます。(笑声)  それから、野球場のことはねえ、今何も申し上げませんが、検討課題といたしますですが、本当に検討してくださいよこれは。いいかげんな問題じゃありませんから。ほかの問題もいいかげんじゃありませんが、特にこれは(笑声)頼みますよ。  最後に、市の刊行物に対するチェックの問題ですねえ。特に予算の段階で一度そういうチェックがされるということでありますが、もちろん、予算の段階でチェックはするでしょう。しかし、細かいことまでほんとにチェックされますかというと、そうでもないと私は思うんですねえ。そこのところを、ほんとに発行したものを全部、例えば総務部なら総務部で取り寄せてみて、実際に予算のときに説明したものと印刷したものと違う場合だって私はあると思うんですねえ。そのくらいのやっぱりチェックはしなきゃいかぬと思うんです。例えば教育委員会が年間八十種類も九十種類も出した。何出したか知らぬが、とにかくまあ予算のときに説明を受けたからそれでよろしいと、そういうものじゃ私はないと思うんですねえ。実際に印刷したものを見てみて、なるほどこれであったかと、このぐらいのチェックする機能というものを持たなきゃいかぬと思うんですねえ。さらに、実際に印刷はしたけれども、市役所の各部の倉庫の中に眠っているものがかなりある、実は。どうしたのかと言って聞いたんですねえ。実はあれ来年もことしの分を配るつもりですといって説明に来た課長もあるくらいですからかなりあるんですよ。実際に来年になったら、ああ、あれ、もう古いからやめますと、今度新しいものをつくりますと、こういうことになるかもわからない。そういう危険性というのは多分にあると思います。ですから、そういうことについて十分配慮していただきたいと思います。  以上で要望ですから終わります。(拍手)            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  延  会 ◯議長(辻 喜久雄君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって延会することに決しました。本日はこれをもって延会いたします。   午前十一時二十四分 延  会  岐阜市議会議長      辻   喜久雄  岐阜市議会議員      小 島 武 夫  岐阜市議会議員      村 瀬 正 己 Copyright (c) Gifu City Assembly. 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