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  1. 岐阜市議会 1984-06-23
    昭和59年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日:1984-06-23


    取得元: 岐阜市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-09
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット)  開  議   午前九時二十五分 開  議 ◯議長(辻 喜久雄君) これより本日の会議を開きます。  本日の日程はお手元に配付申し上げたとおりであります。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第一 会議録署名議員の指名 ◯議長(辻 喜久雄君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第八十条の規定により、議長において四十八番中村和生君、一番村瀬正己君の両君を指名いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  第二 第七十七号議案から第二十二 第九十七号議案まで及び第二十三 一般質問 ◯議長(辻 喜久雄君) 日程第二、第七十七号議案から日程第二十二、第九十七号議案まで、以上、二十一件を一括して議題といたします。            ─────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ───────────────── ◯議長(辻 喜久雄君) 昨日に引き続き、質疑とあわせて日程第二十三、一般質問を行います。順次発言を許します。  十番、高橋 実君。    〔高橋 実君登壇〕(拍手) ◯十番(高橋 実君) おはようございます。発言通告に基づきまして四点ただしたいと思います。  まず最初に、簡易水道の本巣町給水と行政区域の変更の見通しについてお尋ねをいたします。  水資源公団が徳山ダムの移住者を受け入れるため、岐阜市との行政境にある本巣郡本巣町文殊地内で建設を進めてまいりました移住者用団地が完成、いよいよ来年度から移住が始まる運びとなりました。これに伴い行政区域に接する岐阜市から団地の住民に生活用水を供給しようということで、その建設費用として総額七千二百五十万円の予算が今議会に提出されました。計画によると本市にある網代北簡易水道を拡張し、隣接の徳山移住者用団地の新住民百戸約三百五十人分の生活用水を供給することになっております。もちろん建設費用は全額水資源公団の負担であります。行政区域を越えての給水はきわめて異例のことであります。ところで、このような規模の団地を造成する場合は、たとえば造成者が民間である場合、専用水道を布設するというのが一般的で、今回の給水はきわめて異例のことであります。徳山ダム移住者用団地への給水計画は、たまたま新設の団地が本市との行政境界に隣接しているのでということがなっておりまするが、何か釈然としないものがあります。そこで徳山ダム移住者用団地の建設に伴って、岐阜市と本巣町との間で将来一部境界変更をするという話し合いが進められてきたという経緯があったことを踏まえ、今回の給水計画について考えてみたいと思います。本巣町との境界問題は去る四十三年にさかのぼります。当時まで行政区域が本巣町だった伊洞地区の住民は地理的にも経済的にも岐阜市との関係が深いことを理由に岐阜市編入を強く要望、これが認められ、伊洞地区の十三戸が岐阜市に仲間入りしてまいりました。そして五十四年四月、本巣町と岐阜市にまたがる通称奥地内に建設されたゴルフ場の位置をめぐって行政界が問題となり、本巣町側から境界の位置変更を求めた承認願が提出されたのであります。その翌年五十一年十一月、水資源公団が徳山ダムの集団移転先の候補地として地元に打診がありました。ところが、集団移転先の候補地の土地所有者のほとんどが岐阜市西秋沢地区の人たちであることから、岐阜市長と本巣町長との間において話し合いが持たれ、そこで結論として集団移転先の候補地を将来岐阜市に編入するという約束がなされ、この地区の編入を条件に地主たちも山林の売り渡しに応じたのであります。そして五十二年二月には西秋沢住民により徳山ダム移住者用住宅団地を岐阜市に編入するという境界変更の要望書が本巣町長あてに正式に提出されてきました。その後も境界変更の陳情が繰り返され、これを受けて岐阜市と本巣町の議会総務委員会がそれぞれ現地視察をするなど、境界変更問題は両市町住民の関心事へと発展していったのであります。その後も西秋沢地区住民により境界変更の陳情が繰り返されたのでありますが、五十五年八月になって本巣町側から境界変更が取りざたされている地域を含む一体を開発したいという、いわゆる大平山開発構想が打ち出され岐阜市に協力を申し入れてきたのであります。本巣町側の構想によると、大平山地区の約六百ヘクタールの林道計画を契機として一体を総合的な観光レクリェーション地として開発するというもので、総工費三十五億円をかけ、延長十二キロ、幅員七メートルの林道を整備し、古墳公園、城址公園、多目的運動場を初め観光果樹農園、植物観光園などを配置したいというもので、その翌年第一回の大平山開発協議会が本市で開かれたのであります。これとあわせ岐阜市・本巣町・水資源開発公団により網代北簡水の給水問題について話し合いが持たれ、五十六年一月十二日、岐阜市長は公文書で水資源開発公団に市営簡水の給水を確約したということであります。以上の経緯を踏まえた上で市長にお尋ねをいたします。
     まず第一点は、徳山ダム移住者用住宅団地は地理的に見て岐阜市に隣接しているということもさることながら、買い物など経済圏、医療など福祉の面、それに学校への通学問題など教育の面含めて多方面にわたっての生活交流の場は岐阜市との関係がきわめて深いつながりが出てくると思いますが、その対応の手だてはあるのかどうかであります。  二番目は、境界変更についての見通しについてであります。これまでの経過から言って徳山ダム移住者用団地の岐阜市編入は十分あり得るわけでありますが、その時期はいつになるのか。岐阜市網代が給水の、岐阜市編入が給水の前提になっているわけですが、給水計画は実現の運びとなっているのに本巣町側が一向に境界変更について態度を決めかねているようだが、どんな理由からなんでしょうか。  第三番目に、いよいよ来年度から徳山住民の団地への移住が始まるわけでありますが、心配されるのは子供たちの通学区域の問題であります。境界変更があいまいのままで進めば、移住者たちは岐阜市の学校に行くのか本巣町の学校に行くのかをめぐって住民同士のトラブルも発生しかねません。徳山からの移住者たちは小中学校とも岐阜市の学校に通うことを強く希望し、近く網代小通学を陳情する意向だと聞いておりますが、境界変更ができなくても子供の通学だけは岐阜市で受け入れる気持ちはあるのでしょうか。たまたま網代小学校の移転建築が本決まりになり、間もなく建設が始まろうとしておりますが、徳山移住者用住宅団地との関係を含めて進めておられるのかどうか。また、本巣町側は移住者用団地の西に隣接している民間のデベロッパーによる大規模団地が造成されたことで小学校を新設する計画を持っていたが、小学校の新築は見送ったとの情報がありますが、そうなれば通学問題は徳山からの移住者にしてみればなおさら深刻でその対応策はあるのかどうかであります。  以上、市長にお尋ねいたします。  それから、網代小学校受け入れ問題に関する件については教育長からお願いいたします。  二つ目は、農薬の安全使用についてであります。  廃棄処分した除草剤による環境汚染や、古米の薫蒸に使用した残留臭素による汚染で備蓄した米が食べられなくなるといったように、このところ農業を取り巻くところの一連の動きが社会問題になってきております。こうした一連の中で、農薬の安全使用について考えてみることも重要であります。農業の最も大きな使命は、栄養価の高いおいしい食糧を安定的に供給することでありますが、それは安全な食糧であることが不可欠であります。特に岐阜市は生鮮野菜の産地で、その生産販売額は年間三十三億円で全市の農業総生産額百十三億円の約三分の一を占めているのであります。これら野菜の産地は長良川沿いの沖積層で恵まれた土壌条件にあり、島、則武、鷺山、合渡といった、いわゆる都市近郊に発展しているのであります。しかも市街化区域内にありますので都市化が進み、生産環境は年々悪化してきており、中でも病虫害の密度が高く、その発生の頻度が多くなってきているように思うのであります。したがって、安定した生産を上げるには農薬の力に頼らざるを得ないのが現状であります。農薬については、さきに発がん性があるというので使用を中止した山林除草剤の在庫処分をめぐってその安全性が問われる一方、食糧庁が備蓄していた古米の薫蒸に使った臭素メチル剤の臭素の残留で社会問題あるいは国際的問題にまでに発展したことは周知のとおりであります。そこで問題は、これら野菜の主産地においても農業者は農薬の使用に当たっては安全性について一層の注意を払うのが当然の義務と考えられます。そこで、次の点について農林部長にお尋ねいたします。  第一点は、岐阜市で生産される生鮮野菜は農薬の残留基準からいって安全かどうかであります。  第二点は、農薬の安全使用について直接的にはどのような指導をなされているのかどうか。また、どのような方策を講じておられるのか。  次は、使用禁止になった土壌消毒剤についてお伺いいたします。土壌線虫防除剤として農家に重宝がられているものにソイルメートという薬剤があります。有効成分はクロルピクリン三〇%、EDB二〇%の混合剤で殺虫能力があるということで、大根の産地である則武、島、鷺山地区で大根の栽培の際使用しております。ところで、このソイルメートという薬剤の製造がこのほど中止になりました。有効成分であるEDBに発がん性があるとの疑いが製造元であるアメリカで認められたからであります。幸い農家では在庫が底をついたため、それにかわる薬剤としてネマクロペンを使用する方針でありますが、農家は薬剤費がかさむというので頭を痛めております。岐阜市農協資材課の調べによると、土壌消毒に要する費用は十アール当たり、ソイルメートだと一万八千二百八十円から二万四千三百八十円で済むのが、ネマクロペンだと十アール当たり四万一千七百七十五円から五万五千七百円ということで薬剤費は二倍以上にはね上がります。農家にとっては深刻な事態でありますが、この先どのように営農指導をされていくのかどうかお伺いいたします。  以上、農林部長の御答弁をお願いいたします。  次は、財政問題についてであります。  昭和五十九年度国の一般会計当初予算は徹底した経費の節減と可能な限りの公債の発行を抑制することなどで前年度対比ではわずか〇・五%増で、中では一般公共事業費は〇・九%減となっているのが実情であります。このような厳しい財政状況下にあって、市長は当初予算の提案説明の中で今後の市政を進めていく重要施策の一つとして、本市が抱えている鉄道高架事業、貨物駅移転事業を初め文化センターや歴史博物館の建設事業など大型プロジェクトを計画的に推進していくことであり、これら事業を円滑かつ着実に推進するためには確実な財源を見通し健全財政を堅持しながら進めていきたいと述べられ、着々と執行されつつあることは評価するところであります。そこで、第七十七号議案に関連して今後の補正一般財源の見通しについてお尋ねいたします。  第一点は、市税収入についてでありますが、本年度当初予算に計上した以外に約二十一億円が留保してあるとの説明でありましたが、確実に確保できる見通しがあるのかどうかであります。  第二点としては、昭和五十七年度一般会計の剰余金は約二十九億三千万円でありましたが、昭和五十八年度の繰越金がどれくらいになるのでしょうか。  第三点は、今後の行政需要として職員の退職手当あるいは今年度の給与改善に関する経費あるいは土木、教育、福祉など市民生活に直結した財政需要が予想されますが、これらに対処するための財源は十分確保できるかどうかであります。以上、総務部長にお尋ねいたします。  最後に、これに関連して市長室長にお尋ねいたします。  来年はいよいよ職員定年制条例のスタートの年で、退職者の数はピークに達すると思われます。五十八年度は勧奨退職者九十六人を含め百七十九人でしたが、今年度はどの程度の退職者が見込まれるのでしょうか。定年制の実施で相当数に達すると予想されるのでありますが予算措置はどうなるのでありましょうか。さらに大量の退職者が出るとなれば、その対応策としてそれなりの補充をしていかなければならないのですが、どのように考えておられるのでしょうか。以上、市長室長にお尋ねいたします。  生涯教育の取り組みについてお尋ねいたします。  いま私たちが生きている社会は、楽観的な見方をするならば、人類がかって経験したことのない満ち足りた物質と科学技術の進歩の恩恵につかった豊かで恵まれた時代であります。果たして二十一世紀という時代は日本人にバラ色に展開するのでしょうか。まず、われわれが目の前に直面するのは高齢化した社会であります。出生率の低下や医学の進歩はさることながら、バイオテクノロジー(生命工学)といった新しい科学の分野の出現で日本人の生命に拍車をかけてまいります。科学技術ではエレクトロニクスの発達がその速度を速め、超高速度コンピューターの開発や、知的感覚に限りなく接近するロボットの出現などによって仕事の質が変化するのであります。こうした変化の激しい社会にあって人々は自己の充実と啓発に迫られ、生活の向上のための適切かつ豊かな学習の機会を求めてまいりましょう。物質的な豊かさは同時にいかに精神的に満たされるかを考えるに違いありません。自由時間の増大はスポーツやおけいこごとなど趣味にとどまらず、自己学習への目を開き、それを実現できる場を求める人々が多く出るのは自然の成り行きであります。ここでまず、生涯教育の理念について触れてみることにいたします。生涯教育とは文字どおり一生が教育であることを志向したものであります。こうした考え方は、わが国でも五十の手習いとか、人の真の値打ちはひつぎを覆って初めてわかるといったことわざがあるように、ずいぶん前からあったわけですが、生涯教育という考え方は一九六五年パリーで開かれたユネスコの国際会議での提唱によるものとされております。当時ユネスコの教育担当官であったポールラングランがワーキングペーパーを提出し、生涯教育について述べました。日本では四十六年中央教育審議会の答申が出され、生涯教育の観点から全教育体系を総合的に整備することについてさらに検討を加えることが今後の重要な課題であると指摘されたのであります。そして答申では、生涯教育の必要は現代のごとく変化の激しい社会では、いかに高度な学校教育を受けた人であっても、次々に新しく出現する知識や技術を生涯学習しなくてはならないという事実から、生涯にわたる学習の継続を要求するだけでなく家庭教育、学校教育、社会教育の三者を有機的に統合することを要求していると述べ、教育体系を従来の学校教育体系から、それらを含めた新体系へ拡充すべきだと提言し、生涯教育を国民の一人一人が充実した人生を送ることを目指して、生涯にわたって行う学習を助けるために教育制度全体がその上に打ち立てられるべき基本的な理念であると定義しているのであります。今日までの学校教育偏重に対する反省が生涯教育という新しい教育概念を発展させたわけであります。そこで、こうした生涯教育に対する基本的な理念を踏まえた上で、社会教育施設における生涯教育のあり方について問い詰めていきたいと思います。  まず第一点は、社会教育施設の現状と利用状況についてであります。ここでは社会教育施設というように形式張らずに、社会人を対象にした各種機能を備えた施設全般について考えてみることにします。教育関係施設の状況を見てみますと、中央公民館を初め六つの青年会館、少年科学センター、図書館、それに建設中の歴史博物館などがあり、さらに地域には四十九の校下公民館が完備、このほか市民会館や文化センター、それに新しくデビューしたコミュニティーセンターなどが次々と登場してまいりました。すべてが社会人向けの各種機能を備えた近代的施設ばかりで、一応生涯教育を進めていく上での施設は充実できていると受けとめられます。ところで、問題は利用状況であります。たとえば六館ある青年会館であります。いずれも青年の利用は夜間のみで、各館で開設されている講座は受講者が定員に達しているのは少なく、特に文科系の講座はその最たるもので、たとえば五十八年度一期の受講状況を見てみると、中央青少年会館のデッサン、定員十五人に対し受講者五人、受講率は二七%であります。同じく、中国語十五人に対し八人、五三%。南青年会館の水墨画十五人に対し八人、五二%。北青年会館、ペン毛筆十五人に対し四人、二七%といったぐあいであります。もちろん一〇〇%を超えているものもありますが、そのほとんど、卓球、テニスといったスポーツ講座や生け花、社交ダンスといった、趣味、娯楽的なものであります。青年会館の中には、地域の青年が利用しているのはスポーツだけといった所も出てきているというのであります。これは、青少年会館の例でありますが、公民館や市民会館など、他の行政施設でも同じことが言えるのではないでしょうか。そこで問題は、このように学習機能を備えたりっぱな施設を備えながら、それを活用していくという対応が十分にできていないということであります。岐阜市教委の五十九年度の社会教育の方針は、「市民の一人一人が自発的な学習と実践活動を通じて、地域づくりに参加する生活姿勢を持つことを期待する」とうたい上げ、市民の自発的な学習活動にこたえるためには、「社会教育施設の日常的な開かれた活用と、関連施設相互のかかわりを密にして、学習の機会を拡充し、具体的な活動を展開し、生涯教育推進体制の樹立に努める。とありますが、いかがでありましょうか。せっかく完備したりっぱな社会教育施設があるのですが、具体的にはどのような方策でもって活用し、生涯教育推進体制の樹立に努められるのでしょうか、お伺いいたします。  第二番目は、市民の学習ニーズにどう対応していくかであります。  社会教育は、元来、地域の人々の自主的な学習ニーズにこたえて各種の社会教育施設を通じいろいろな学習機会を提供するものであります。最初に述べましたように、高齢化社会の到来と科学技術の急速な進歩で、増大した自由時間が学習に向けられることは明日であります。いわゆる学習社会の到来、すなわち社会のあらゆる場、あらゆるときが学習希望者に対し常に開かれていることであります。学習の地域的な展開、生涯教育の展開のために大学を社会人に開放したり、成人セミナーを開設するといった方法もあります。東京都港区では、もう十年以上も前に生涯教育への関心が高まりつつある中で、港区社会教育課と慶応義塾大学広報課が窓口になって成人大学講座を開設し、いまも続けられて、大変な好評を得ているとのことであります。武蔵野市は、五十六年度から成渓大学の協力でシルバー聴講制度を実施してまいりました。聴講資格は六十歳以上で旧制中学校卒業以上であることですが、定員四十人いっぱいの人が一年間、一般学生と机を並べて勉強しているということであります。高齢者が長年培ってきた知識や経験を現代社会に復合させる機会の提供であり、また若者との交流を通じて世代間の意識格差の解消になると関係者は期待しているのであります。このほか、東京都練馬区では市民の手による市民大学を開設して今年でまる三年になります。年齢や職業に関係なく、だれもがいつでも参加できるというもので、学びたいことも自分たちが企画し、互いに教え手であったり学び手であったりで、相互の学習の場をつくり、生き方や町づくりを考え、進めているとのことであります。これらはほんの一例でありますが、本市においてもこういった開かれた学習の場を提供する考えはあるのか、お尋ねいたします。  第三番目は、生涯教育と私立学校の意義についてただします。最初にお断りしておきます。ここでいう私立学校というのは、大学とか専門学校といった高等教育機関ではなく、最近若者たちの間で人気の上がっている専修学校について考えてみることにいたします。  職業や生活上の実際的な技能を教授する専修学校への入学者は、ここ数年間大変な勢いで伸びており、一ころの五倍以上に達しているとのことであります。即戦的な技術を求める傾向は、進学ということに対する考え方が徐々に変わりつつあるということを示すもので、こういった傾向を反映してか、従来の高等教育機関への進学率は、ここ数年間はやや下降ぎみで横ばい状態を続けております。さて、専修学校でありますが、わが国では不当な取り扱いを受け、これまでは各種学校として一括されてまいりましたが、去る五十年、専修学校制度の発足によって広義の高等教育機関として位置づけられたのであります。目覚ましい進歩と発展を遂げたエレクトロニクス産業に代表されるように、高度な産業社会における多様な人材の需要に対し高等教育の多様化が迫られ、これに対応したものでありますが、一方では専修学校は社会人がいつでもだれもが入学できる知識、技術、能力を修得する学習の場として意義があります。ところで、こういった傾向とうらはらに専修学校の施設は他の高等教育機関と比べたらまだまだ十分ではありません。教員の資質の向上、施設整備の面で教育内容の充実と向上を図っていかなければなりませんが、これからは財政的な面でも配慮をしていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。私学に関しては所管が県教委にあるので、いまここで市が直接的に対応することは無理かとは思いますが、基本的には私立学校尊重という教育政策を明確に打ち出すべきでありますが、いかがでしょうか。以上、教育長の所見をお伺いいたします。  第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(辻 喜久雄君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 高橋議員の御質問にお答え申し上げます。この徳山ダムからの移住を本巣町にされる計画が進められており、用地の整備が進んでおるわけでありますが、来年度住宅が建てられ、移住をせられる、そういう推移にあることはただいまのお話のとおりであり、また今日まで岐阜市と本巣町との区域変更の経緯等もただいま御質問の内容にあったとおりでございます。今後この団地ができて生活が始まりますと、区域の変更がない場合、いろいろ支障が起きるのではないかということでございます。もちろん、行政区域が違うことによって制約の受けるもの、学校の通学問題とか、その他多少はあるかもしれませんが、一般的に生活をする上における交流は、必ずしも今日行政区域の制約というようなことで交流がむずかしいというようなことは余りないと思うわけであります。生活も大変広域化いたしておりますし、またいろいろ交流の場も、交通事情等も滑らかでございますからそういうことはあり得ないと思いますが、問題は移住をせられる方々が岐阜市の区域での団地としての生活が望んでおるし、またそういう考え方で移住をせられるということになろうかと思うわけでございます。したがって、この話が前からあるということでございます。ところが、いろいろこう変革がございまして、今日までまだはっきり何月何日編入ということはないわけでありますが、しかし、生活の最も大切な問題は水問題であるわけであります。水資源公団からも強くそのことを要請をされ、今日、専用水道というような水道のあり方というのは、普通一般的にはないわけでありますから、簡易水道、いわゆる上水道の給水を望まれたということでございますから、やはり生活の場としては隣まであるわけでありますから、それに応じて予算措置をし、そして生活が始まるまでにこれをつくり出すということでお願いをしたわけであります。したがって、そういう大体構想が、生活が始まる構想、期日というものがだんだん明らかになってまいりましたので、この編入をそれに合わせて推進をしなければならぬということで、ただいま大体助役が中心となりまして、この話を本巣町といまいたしておるという最中でございます。本巣町の方もおおむねそういう事情はわかっておられるわけでありますが、何にいたしましても、行政区域の変更ということは、住民の意向、議会の意向、そういうものの手続の上において行うことでありますから、そういう手続という面もあるわけでありますから、本巣町の方でもいろいろ、議会におきましても特別委員会がありまして、調査研究をしておられるわけでありますから、市といたしましてはそういう生活が始まる上においての住民の意向というものを尊重して編入の時期というものの推進をしようと、こういうことで進んでおるわけであります。いま、何月何日というところまでは明確になりませんが、生活の実態等を考えて、なお一層実現に向けて推進をしたいと、かようにいま考えて交渉中であるということでございます。以上であります。 ◯議長(辻 喜久雄君) 教育長、橋詰俊郎君。    〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答えを申し上げます。  まず最初に、徳山地区から網代地区へ移住する子供の岐阜市の学校、網代小でございますけれども、への受け入れについてでございます。他町村からの子供を受け入れる場合には、地方自治体の協議によりましてこれを受け入れることができるという法律上の決まりもございます。基本的には可能でございます。以前にある地区で隣接市とのそういうケースがございまして、契約を結びましたところ、団地が非常に膨張したり、またそのあたりに住む住民からも申し出がありまして、なだれ現象的な問題が起こりまして、さらに市内の学校からも、他市町村からそういうふうに受け入れるんなら、岐阜市内の中でもそばに学校を見ながら向こうへ行くのは……だから、入れてくれというような問題が起こったことがありまして、その問題を解消したことがあったわけでございます。今回の場合、お伺いをいたしますと、特殊の状態のようにも伺いますし、現在まだ具体的にそういうお話を聞いておりませんが、いろいろな問題を内包しているようでございますが、これは慎重に検討をいたしたいと、こういうふうに考えております。  それから次に、生涯教育の推進に関しまして三点の御質問がございましたが、これにつきましてお答えを申し上げたいと思います。  まず第一点の、社会教育施設の活用についてでございます。お話にございましたように、今日の日本では進展する社会のさまざまな背景によりまして、生涯教育ということが非常に重視される時代になってまいりました。生涯を通して自己の充実、生活の向上のために自分から進んで学習に取り組んでいこうとする市民の願いにこたえまして、その学習の場と機会をより多く提供していくのが社会教育行政の中の大きな一つの使命であるというふうに考えまして、その充実策に取り組んでいる次第でございます。お話によりますと、岐阜市には、この社会人向けの学習機能を備えた諸施設は一応整えられたが、その活用の対応は必ずしも十分ではないではないかという御指摘でございます。これらの施設の活用につきまして、現在、岐阜市ではどのようにしているかということでございますけれども、これは例を申し上げますと、たとえば中央公民館で例を申し上げますと、各種成人講座、年間三回に分けて八十講座を持っておりまして、これに年間参加される方は約二千人の余ということになっております。この講座の中身につきましては省かしていただきますけれども、最近はいろいろ時代とともに無線技術とかVTRとか新しいものも取り入れてまいっております。これは、昭和二十六年に開設をして以来、戦後の国民が、社会人がいろんな学習を渇望していた時代に発足したわけですが、三十年の歴史を持ちまして、今日まで参加していただいた人が約十万人、本年百回記念の行事といたしまして、過日藤本義一氏の講演を行ったばかりでございます。なお、四十九校下公民館では各館に十八講座の学級あるいは講座を義務づけているわけでございますが、これが完全に実施されますと、全市で年間九百講座ということにもなるわけでございます。その他例を挙げますれば、公民館、コミュニティーセンター等で市民の自発的な学習によって行われているものがずいぶん多くございまして、そうしたものを含めれば市民の学習人口というものは非常に大きいものがあるというふうに御理解いただけるのではないかと思います。社会教育は、学校教育と違いまして住民の自発的な参加意思というものをもとにして組み立てていかなければならないと、より多くの方々に参加していただくということで、大変苦心をするところでございます。住民のニーズにこたえ、魅力あるものをという工夫が必要でございまして、そのために質、よい講師、私、最近、講師料もこれ安いんではないかなと、これではいい講師がないんではないかなということを痛感いたしておりますが、そのほか一方的な講義ということもさることながら、市民同士の何といいますか、相互学習システムとかいろいろ考えられると思いますが、そういったものにつきまして今後充実策を考えていきたいというふうに考えております。  次に、市民大学につきましてでありますが、これも実は岐阜市では岐阜大学の各部、岐阜薬科大学、岐阜女子短期大学の先生方の御協力をいただきまして、昭和三十四年以来本年で第二十六回目になるわけでございますが、毎年市民講座を開催いたしておりまして、七月から八月にかけて十回行っております。本年のテーマは「市民と健康を考える」ということになっております。ちなみにこの二、三年のテーマを申し上げますと、五十五年、六年は岐阜市の自然と文化を探る、五十四年は中国文化を探る、五十三年はイタリアの文化を探るというようなテーマでもって大学に協力をしていただいているわけでございます。三十四年以来、大体年間二百人くらい参加しておいでになりますので、いままでに五万人程度の方が参加をしておっていただくということでございます。過日も大学の先生方にお集まりをいただきまして、御協力をお願いしたところでございまして、市民にとって魅力のある大学講座、今後もどのように継続したらいいか、中身の問題を中心にしていろいろお話しをしていただきましたが、継続していきたいと思いますが、ただいまのお話にありました東京都練馬方式の市民大学あたりはユニークなやり方だと思います。そういったものも非常に研究に値するものというふうに考えております。大学の方でも、本年からはひとつ自主的に公開講座を持とうということで、本年からは岐阜薬大では薬と健康をテーマにして、この九月から五回公開講座を持たれますし、岐阜大学の方は高齢化社会と医療というようなテーマでもって、やはりことしから五回開催されることになっております。今後も大学と提携しながらこの市民のニーズにこたえた、魅力ある市民大学の経営に進んでいきたいと考えております。  それから、第三番目の専修学校の問題でございます。高橋議員のお話にございましたように、近年における高度な産業社会の人材要求に対応いたしまして、職業上、生活上の実際的な技能を養成する目的で従来の各種学校よりもより高度な位置づけと申しましょうか、五十年から発足したものでございますが、したがいまして、この設置につきましては都道府県の知事の認可も必要でございますし、設置者につきましてもかなり厳しい制限というのを学校教育法で定められているところでございます。岐阜県内には、法人立の専修学校が二十四校あるというふうに聞いておりますが、この岐阜市の中にもございます。その中身は、家政、医療、衛生、工業、保育、航空、商業実務などになっているようでございます。お話しございましたように、近年大学進学が幾らか下降線をたどりまして、逆に専修学校志向が増大しているという実態から、制度の充実策というのは国にとっても県にとっても大きな課題ではないかと思いますが、専修学校制度発足後、日も浅いわけでございますし、実はこの所管が県でございまして、現在全く市の方ではノータッチのような状況でございます。県の方に補助金などにつきまして伺いましたら、これも必ずしも十分とは申せないということを思います。私どももまあ今後私学振興というような広い立場の中でこの専修学校の充実というようなことにつきまして考えていかなければならないと思いますが、率直に申し上げて、現段階におきましては、まず県に対しましてその充実策を考えていただきたいというのが偽らざる気持ちでございます。  以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 農林部長、工藤多喜三君。    〔工藤多喜三君登壇〕 ◯農林部長(工藤多喜三君) お答えを申し上げます。  まず第一点でございますが、市内で生産されている主要品目、大根、枝豆、ホウレンソウ、タマネギ、イチゴ、柿、ナシ、ブドウ、米については、毎年保健所が抜き打ち的に抽出したものを衛生試験所において残留農薬の検査を実施されております。その結果から、残留農薬はほとんど不検出である旨の通知を文書でいただいております。全く安全性には問題がないと考えますので、御安心をいただきたいと思います。  第二点の、農薬の安全使用につきましては、農薬の安全使用基準に沿って定期防除が実施されるよう指導しているほか、防除暦などによる適正な防除が実施され、その効果を上げるよう指導しております。さらに、今後は相互防除の推進からその効果を十分に上げるため、協定防除及び耕種的防除を推進し、安定生産と安全性の確保について指導に努めたいと考えております。  第三点でございますが、土壌消毒剤EDBがなくなり、それにかわるDD剤は高価であり、農業経営を圧迫するので、この助成策はどうかというように伺いましたが、大根栽培等における土壌消毒剤と農薬の助成措置は、以前に国の制度により実施した経過はございますが、その後はその受益が個別でございまして、消耗品的なものであるほか、栽培技術体系からも一般的防除基準となっておりますし、岐阜市農林関係振興補助金交付要綱にも該当しないと考えられますので、この種の土壌消毒剤については助成することがむずかしいと考えられます。個々の経営努力の中で考えていただきたいと思うわけでございます。ちなみに助成対象の考え方でございますが、一番として、伝染病の蔓延防止のための防除薬剤、二番目として、共同で防除される場合の機械機具等、薬剤の購入費等、あるいは三番目には、外国から上陸する病虫害に対し水際作戦として撲滅するための薬剤等、たとえばイネミズゾウムシ等の防除でございますが、のようなものにつきましては助成を、基準があるわけでございます。御理解をいただきたいと思います。 ◯議長(辻 喜久雄君) 総務部長、高木 直君。    〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) 財政問題について、今後の補正財源の見通し等について三点にわたってのお尋ねでございますが、順次お答えさしていただきます。  まず第一点目の、市税収入において当初留保額の約二十一億円が確保できるかどうかのお尋ねでございます。市税収入につきましては、税務部において推計いたしておりますが、主な税目であります個人市民税と固定資産税の賦課決定を見ました段階で推計いたしますと、確保できるものと考えております。個人市民税につきましては、諸控除の引き上げ等による減税が所得の伸びより大きく、前年度決算見込み額に対し〇・五%程度減となる見込みであります。それから、固定資産税につきましては、土地の負担調整、家屋の新増築等によります増収も例年に比べて少なく、前年度決算見込み額に対しまして約四・九%増の見込みであるわけでございます。法人市民税につきましては、均等割の税率改正等による増を見込みまして、前年度決算見込み額に対し約八・四%増の見込みであります。その他の税収につきましても、当初推定いたしました収入見込み額は確保できるものと考えております。本年度市税収入見込み額は、前年度収入見込み額に対し全体で約二・三%増になる見込みでございます。  第二点目の、昭和五十八年度の決算剰余金はどれぐらいかとのお尋ねでございますが、五十八年度の出納閉鎖も済みまして、現在、会計課において鋭意計数整理を進めている最中でございまして、まだはっきりした数字は出ておりませんが、市税の収入の前年度伸びが大体八・四%ぐらいになる見込みでありますので、その他の収入増と歳出の不用額を合計いたしますと、昨年度の二十九億三千万円を下回ることはないものと思っております。  第三点目は、これら補正一般財源で、今後九月以降のいろいろな行政需要に対処することができるかとのお尋ねでございますが、繰越金を仮に三十億円といたしますと、今年度五十九年度当初二億円、今回の補正で三億七千七百余万円を計上したのでありますので、残り約二十四億円と市税の当初留保額二十一億円、合計四十五億円程度が今後九月以降の補正一般財源の中心となるものでございます。予定されます財政需要といたしましては、道路舗装、側溝の新設改良、水路改良等土木関係、あるいは開発公社で先行取得しております学校用地の買収等教育関係、あるいは農林関係の事業費、また、職員の退職手当、あるいは本年度職員の給与改善がどのようになるかはわかりませんが、これらの経費に充当を予定いたしておるわけでございます。限られた財源で各種の行政需要に対応していかなければなりませんので、事業の優先順位の選択、財源の効率的な配分を図ることにより、今後とも対応してまいりたいと、このように考えておりますので、御理解のほどお願いいたします。 ◯議長(辻 喜久雄君) 市長室長、横山武司君。    〔横山武司君登壇〕 ◯市長室長(横山武司君) 職員の退職管理についてお答えを申し上げます。  御指摘のとおり、定年制度施行の最初の退職日が本年度末日で、これに伴う退職者は現在のところ五十三名であります。一方、退職勧奨対象者も相当規模に達しておりまして、現在勧奨中でありますが、その結果は定年制度との関連で、従来の経験指数で推定することには無理があると考えておりまして、七月十四日の退職の申し出期限を待たなければ、五十九年度合計退職者数を把握することはできないと判断しております。したがいまして、退職者の確定を待って、六十年度職員定数削減計画をまとめ、同時に補充、すなわち、採用試験実施について検討をいたしたいと考えております。    〔「議長、十番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 十番、高橋 実君。    〔高橋 実君登壇〕 ◯十番(高橋 実君) 再質問を行います。  区域の変更についてでございますが、行政区域の変更は将来あり得るかどうかということ、もう少し明確にお答え願いたいと思います。  それから、これに関連して教育長さん、これは自治体の協議によって受け入れることができるということですねえ。それで、いま網代小学校が間もなく建設されようとしておる。そうすると、百戸からの人が来ると四、五十人の児童が予想されるわけですねえ、統計上から見ると。それに合わして十分対応できるかどうかと、こういった点ひとつお伺いしたいと思います。  それから、農林部長にお伺いいたしますが、農薬の安全性については問題がないということでございました。で、もう一つ、私ちょっと心配されるのは、岐阜市内には健康農園というのがたくさんあります。これは市の方で正式に認可してやっとるのもありますし、全く無届けで農業できないというので、勝手に非農家の人に貸しておるという農園もたくさんありますし、また、草がぼうぼうになって、いわゆる有閑農地というのもあります。そういった所の管理なんですねえ、そういったとこで一番害虫が発生するもとなんですが、そういった点の指導というのを十分されておるかどうか。特に健康農園なんか全く非農家の方ですので、薬剤の使用方法なんかも、私たびたび見ますけれども、簡単な噴霧器を持ってってですねえ、薬剤の溶かし方も十分に能書き読まずにやっておられるというのが実情であります。そういったところからの危険性ということも十分あり得るわけなんですが、その辺福祉サイドと連携されて指導されておるかどうか、その点もう一点お尋ねいたします。  それからもう一点、農薬についてでございまするが、助成はできないということで、あと農家の営農指導、農家の自立心しかあり得ないということでございまするが、たとえばですねえ、土壌が連作連作によって連作障害でできなくなってきておるというような実情でございます。そういったためには則武、島などの主産地ではですねえ、大根栽培、これ出かけていって水田なんかを利用しておるわけなんですが、今後もそういったことは十分あり得るのかどうか。また、そういったことを他市町村とですねえ、協議されて、そういう方策をされておるのかどうか、その点もう一度お願いしたいと思います。  それから、教育長さん、生涯教育についてでございます。  第一点の、社会教育施設の利用状況ですねえ、これは青年会館の例を私挙げたわけなんですが、何かその運営そのものに根本的にこれ見直していかなければならぬ点があるんやないかと思うんです。もう少し青年がその主体的な運営、運営に対して主体性を持たしてやっていく、そういったことからすれば、もう少し利用状況というものが上がってくるんじゃないかということを思うわけなんです。先ほども述べましたように、いわゆる社会教育施設、ハードな面での対応というのはできておる、ねえ。ソフト面での対応というのがいま一歩と、いま一歩というか、大分おくれておる、そこの点もう少し真剣に取り組んでやっていただきたいと、これ注文つけておきます。  それから、専修学校──まあ二番目へいきます。それからですねえ、いわゆる学習ニーズにどうこたえていくかと、社会人の学習ニーズにどうこたえていくかということでございます。岐阜市では大学と提携して三十四年からやっておるという御答弁でございましたが、長いことこれやられてきたわけで大変評価に値するわけなんですが、ただね、大事なことは、先ほど前段で申しましたように、社会構造というのは変わってきておるわけですね。先端産業時代に入ったわけです。それと高齢化社会に入った。そういったことに対応していかなければならぬということが一番肝心であるわけなんです、ね。たとえば、もう五十代ぐらいの人になると、先端技術、ソフト面での対応というのは非常に苦しい、ね。どこへいってももうOA機器が入ってまっとる、そういう中でもうどういうふうにわれわれ対応していったらいいんかというふうで、社会人は非常に困っておる、ね。ですから、そういったことに対してやはり行政が対応していかなければならぬわけなんでございます。そういった点ひとつよく踏まえた上で、今後の社会人の学習ニーズにこたえていっていただきたいことを注文しておきます。  それから、専修学校についてでございます。これも県教委が直接的な指導にあるわけなんですが、やはり大事なことはそういった考え方というものを持つこと、ねえ、これが大事なことです。まあ先ほど述べませんでしたが、これからの大学というものは、大学でもなんですが、いま専修学校というのは学士入学というのが大変はやっておる、ね。なぜかというと、先ほども言いましたように、その先端技術についていけないと。ですから、一たん大学を出た人たちがまた帰ってきて行く所がないから専修学校へ行くと、こういう状況であります。ほんでまあ西欧の方ではどういうことが起きておるかというと、大学を出た人がまた大学へ行って勉強をし直すという状況、これはリカレントエデュケーションと、回帰教育というふうに言われておりますが、OECDなんかではそういった考え方がもうずいぶん前から叫ばれておって、もうアメリカやヨーロッパではそういうことが制度化されておると、ね。ですから、二十一世紀は恐らく大学というのは、そんな高等学校からストレートに来る人だけやない、ね。三十代、四十代の社会人も含めた、そういった形のものになるであろうということを、OECDのヘイワード博士がそういうことをもう前から指摘しておるわけなんです。そういった認識に立って、これから生涯教育と取り組んでいっていただきたいということを注文いたしまして質問を終わりにいたします。 ◯議長(辻 喜久雄君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 再質問にございました本巣町との行政区域の変更の問題につきましてお答えを申し上げます。  新たにこの移住をせられます徳山ダムの方々の団地での生活は、やはり岐阜市の市内区域としての生活を希望をしておるということであるわけであります。また、この団地の周辺はもちろん本巣町でございますけれども、周辺は網代の方々の持っておられる、あるいはいろいろこう栽培をしておられる方々ばかりでございますし、社会的な人的交流と申しますか、生活交流も恐らくそうした農業を希望をしておられる限りは、網代の方々との交流が非常に多くなるのではないかというふうに思われますし、また、学童児童等の教育の問題、これはまた将来解決する問題にいたしましても、そういうこともまた考えなければならぬだろうと、そういうことを総合的に考えまして、ただいま本巣町との境界の行政区域の変更について協議を進めておると、こういうふうにお答えを申し上げます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 教育長、橋詰俊郎君。    〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答えいたします。もし、そういった事態が実現をいたしましたとしても、現在の学級の中に全部吸収されまして支障は来しません。 ◯議長(辻 喜久雄君) 農林部長、工藤多喜三君。    〔工藤多喜三君登壇〕 ◯農林部長(工藤多喜三君) お答え申し上げます。  健康農園に対する指導対策でございますが、これまで関係部と協議、連絡しながら実施しておりますが、過去におきまして五十七年度は二回指導の会議を開き、農薬の安全使用について説明会を催しております。五十八年度も七月と十月に二回実施いたしました。しかし、その指導が徹底しているかどうかについては把握をいたしておりませんので、関係部とも協議をいたしまして、今後の指導について検討をさらに加えていきたいと、こういうように思います。  第二点の、生産の場が少なくなっていく対策でございますが、岐阜市は古くから大根の主産地といたしまして、地元市場はもとより関西市場で確固たる地位を占めておるわけでございますが、その生産の拡大維持に農家の方が努力しておられます。一番といたしまして、区画整理も進み生産環境が悪化していることも事実でございます。また、先ほど御指摘がありましたように、連作障害等によりまして生産環境が悪化しております。したがいまして、農家がその栽培面積を拡大するための御努力でございますが、地区外または市外にその適地を求めて栽培をされております。現在、大根で申し上げますと、大根の栽培面積は延べで二百十ヘクタールでございますが、その約一〇%の二十ヘクタールが地区外と市外でございます。地区外は黒野、西郷方面でございまして、市外は川島町、各務原等でございまして、十五ヘクタールと五ヘクタール、合わせて二十ヘクタールでございます。市といたしましても今後ともにその振興を図るために適地のあっせんを進めるとともに、市外の適地につきましては県へその紹介、あっせんを依頼し、栽培面積の確保を図り、その生産振興を積極的に推進していきたいと考えております。以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 二番、森 由春君。    〔森 由春君登壇〕(拍手) ◯二番(森 由春君) お許しをちょうだいいたしましたので、その他を含めて数点について簡潔に御質問してまいりたい、こういうふうに思います。  まず一点は、岐阜駅西の再開発についてでございます。  岐阜の商業活動の営まれておる、集中的にっていいますか、集団的に行われておるのは岐阜駅、新岐阜周辺並びに柳ケ瀬を中心としてそれぞれやられておるわけであります。特に今度開発をされようとしておる岐阜駅周辺というのは、県都である岐阜市の表玄関でもあり、そこには私たち産業の基幹である繊維問屋町等々が集中してここにあるわけであります。その周辺についての開発整備がいよいよ出発をしていこうと、こういうことが具体化されてこようとしておるわけであります。市長はいつも言われておるように、美しい、明るい、住みよい町づくり、こういう観点からも岐阜市の将来像、こういうものについてでもやはりゆとりのある町をつくっていこう、こういうスローガンがあるわけであります。そうした中での岐阜駅周辺というのは最も岐阜市を代表する地域ではないだろうか、こういうふうに考えます。そうした中で五十七年度には駅前の西問屋町、この再開発の基本構想並びに五十八年には東問屋町の再開発の基本構想等々をあわせながら、長住町を中心にして新岐阜周辺の開発、再開発の調査が始められてきておるわけであります。そうした中でいよいよ駅西の市街地の再開発基本構想ができ、推進計画とあわせていま行われようとしておるわけであります。私が聞き及ぶところによりますと、今度この駅西再開発の一つの拠点であります市街地再開発ビル建設計画がいま出されてまいったわけであります。この内容を調べてみますと、いろいろ紆余曲折はありましたけれども、最終的には地上・地下を合わせて十四階建てのビル構想がいま出されてまいったわけであります。一階から三階は前売り方式の形態で、それぞれ繊維問屋町の商店を中心にして約二百店舗ぐらいを入居予定としていきたい。で、四階から六階については展示場並びに婦人会館など、公共施設を入れておこう。七階以上についてはキーテナントなどを入れてというようないま構想になってきておるわけであります。もちろん、これは駅前に点在するその私たちの岐阜の基幹産業であるアパレル産業の問屋町が東西にあるわけであります。こうしたものの再開発とあわせての一つの計画だというふうに私は理解をしておるわけであります。したがいまして、鉄道高架事業がそれぞれ計画をされ、いま軌道に乗ってまいったわけであります。駅前周辺の開発というのは当然この鉄道高架問題、問屋街の開発、長住町を中心にした新岐阜周辺の開発整備計画、これと切り離して進めていくことはできないんではないだろうか、このように思います。  そこで、市長さんからお答えをいただきたいと思いますが、今回の駅西開発については、岐阜駅を中心にした周辺開発のまず最初の開発ではないだろうかと思います。しかし、先ほど申しましたように、岐阜駅を中心にした駅前広場、交通のターミナルとしての位置づけ、商業としての位置づけ、また、岐阜市の玄関として、観光岐阜の玄関としてのいろいろな構想があるかと思います。二十一世紀に向けてそれぞれいま岐阜市においても第三次総合計画が策定に入られようとしておって、いま市民大衆からのいろいろな御意見を聞きながら、広く意見を求めてつくられようと、作業に入られようとしておるわけであります。そうした面からこれらについての将来開発並びに整備計画についてお考えをお聞きをしておきたいと、こういうふうに思います。  二点目は、都市計画部長にお願いをしたいと思いますが、いま私が申しましたように、駅西開発ビル計画については大まか私が知り得たところによりますと、いまのような概要でございますが、ここで第一点確認をしてお聞きをしておきたいのは、私がすでにこの議場でも再開発問題についてお尋ねいたしました。そのときの答弁の中でもいま岐阜駅前周辺の駐車場の問題を含めて交通問題、こういうものを含めて再開発の時点では駐車場の問題を解決をしていきたい、こういう御答弁をいただいておるわけであります。したがいまして、今度建てられるビルでありますが、もちろん、岐阜市には四十七年度に施行されました建築物に付置する駐車場設置に関する条例、これがあるわけであります。したがいまして、このビルの構想からいきますと、私は概算ではありますけれども、大体百台ぐらいの駐車場が付置されなくてはならないんではないだろうかと、このように考えておりますが、今度のこの開発ビルにはその駅前の駐車場問題を解決するという意味で、どれぐらいの駐車場の設備がされるのか、この点について都市計画部長からお答えをいただきたいと思います。  以上で終わりまして、次に二点目のアパレル産業育成強化について、市長並びに経済部長にお尋ねをしたいと思います。  すでに今議会の中でもさきに質問があり、いろいろとお答えもいただいております。したがいまして、私は簡単に質問をいたしたいと思いますが、岐阜市と言えば基幹産業を代表する産業、これはアパレル産業というのはいま私たちがいつも耳にするところでありますし、事実アパレル産業の今日の状況といいますのは、年商約七千億、取扱高でいきましても約七千億、この中には中小企業を含めて二千近い中小零細の企業で構成をされておるところであります。内容を見ましても、御案内のように、資本金一千万円以下の企業というのは全体の六七・二%、中でも個人企業が八二%という数字をいま示しておるわけであります。そこに働いておる人の人数の状況を見ましても、五人以下のミシンを一台、二台を持ってやっておる、小さな店でやっておるというのが、そういうところからいきますと、それが大体六三・四%、二十人以下の従業者を含めるならば、何と九〇%に近い企業の状況であります。零細企業の集団であります。業界はいま御案内のように不況低迷の経済情勢の中で、多様化する消費者のニーズに対して、量的拡大から質的高度なものへ、売る商品から売れる商品へと、これを目指して、いま情報の収集、商品の企画開発、求められる製品への脱皮を図り、そのためには人材育成など、いろいろなあらゆる手で努力をされていますが、何といいましてもこの産業育成というのは、行政に対する期待というのは大きいわけであります。といいますのも、産業の発展育成は、やはり行政の援助、指導、先導がなければなかなかいま進んでいけない、こういうのが実態であります。折しもこの会場でも御報告がありましたけれども、岐阜のアパレル産業の実態調査報告、これが五十九年三月にまとめられまして、出されたわけであります。この実態調査につきましてもそれぞれ年度別に二年、三年置きに実態調査ということで、ここに私も見していただきました。この中でも明らかのように、いまのアパレル産業の先行きはどうかと、こういうアンケートの中でも六割強の人がアパレル産業の将来は暗いんだ、したがって、何か打開策をと、こういういまその先行きについての不安があるわけです。やや暗い、先行きはやや暗いと、こういう方が四二・五%。暗いと、先行きは全く暗いんだと、こういうのが二〇・九%。こういう状況であります。地場産業の振興ということはきわめて重要なことでありますし、アパレル産業の発展というのは重要なことだと、これまた議場の中でもときどき重ね重ね市長の方からも地場産業、アパレル産業だけではありませんけれども、地場産業については強化育成をしていきたい、こういうことでいろいろな施策を進められていることについては私も存じておりますし、その姿勢については今後強化をしていってもらいたい、こういうふうに思う一人であります。  そこで、市長にお尋ねをいたしますが、市長は総合的な立場から、アパレル産業を強い地場産業として産地化をして持っていく意味で、再開発、先ほど申しましたように、鉄道高架事業、駅前広場の整備、ビル整備等をあわせて、デザインセンターあるいは振興センターのようなものをつくっていきたい、また、ファッション大学などの誘致についても検討していきたい、こう述べられていますが、その後この面について具体的な部分がありましたら、今後このアパレル産業の育成を含めて強化のための諸施策がありましたら市長からお答えをいただきたい、こういうふうに思います。  二点目は経済部長にお尋ねをしたいと思います。  先ほど述べましたように、五十三年、五十六年、今回の五十九年と三回にわたって調査が行われてまいりました。この結果については十分御案内だと私は思いますが、その結果いろいろの問題が、行政に向けての問題、諸問題が列挙されておりますけれども、その中でも特に岐阜市への、われわれアパレル産業に対する援助といいますか、こういう部分で幾つかの要望が出されております。私が先ほど申し上げましたように、まず一点は、やはり駐車場の問題を解決してほしい。それはその店へせっかく買いに来てくれても車を置く所がないからなかなか寄りつけない、こういう問題がトップに上がってきております。二つ目には現在の問屋町を再開発してほしい。道路、建物についても近代的な対策をしてほしい、こういう部分が二番目にあるわけであります。三番目には岐阜アパレル産地の全国PRをしてほしい。駅前再開発を早くしてほしい。こういうものが、いま言いましたのは主なものでございますけれども、十三点に上る市への大きな期待を含めての要望が出されております。したがいまして、これについて今後岐阜市としては、このアパレル産業に対してどのような指導をされていくのか、この辺についてお答えをいただきたいと思います。  三点目でありますが、岐阜の観光鵜飼について経済部長にお尋ねをいたします。  岐阜の観光と言えば代表されるのは鵜飼を連想されるのが当然だと思います。当議場でもたびたび論議がされておりますが、二千年余の昔から今日まで続けられている鵜飼であります。全国的にもまれに見る清流長良川の、夕日が落ちて暗やみが迫ってくるころには真っ赤に燃えるかがり火をたき、火の粉を川面に映しながら暗やみに浮かぶ鵜舟の、そこで鵜匠が操る十二羽の鵜がアユを追っかけるさま、これは私が言うまでもなく伝統の絵巻であります。しかし、鵜飼は何といっても最終的には六そうのかがり火、総がらみ、これがすばらしいものであります。鵜飼についても今日の高度成長から低成長へと移り、臨調行革のようなあらしの中で、国の予算についてもマイナスシーリングと、こういうことで一向に景気も上向いてこない。こういう状況の中で、私たちを含めて観光に向けての、レジャーに向けての多様化というのは進んできておることは事実であります。そうした中で年々鵜飼の利用客が減ってきておるわけであります。ちなみに、岐阜市のあの風光明媚な長良河畔の旅館でどのくらいの人が宿泊をされているのか調べてみますと、大体年間で七十万余の人が訪れ、泊まる泊まらないは別としても、かなりの方が泊まっておるわけであります。ところで、鵜飼観覧船乗船人員を調べてみますと、昭和四十八年三十三万七千三百三十七人、これは御案内のようにNHKドラマでの国盗り物語が放映されたときであります。これがピークであります。年々減少してまいりまして、五十六年には二十五万四千二百円(笑声)、御無礼しました、二十五万四千人ということで、だんだん減ってきておるわけであります。そこで、乗船をしていただく、利用していただく方の内訳を見てみますと、内訳といいますか、どの地方の方がどれくらい訪れているだろうか、こういうことを調べてみますと、五十六年には県内の利用客というのは四万四千百四十人、関西方面からの乗船客五万二千八百六十八人、関東六万五千九百五十九名、昨年を見てみましても、県内は四万四千八百名、関西が五万四千四百五十六人、関東六万七千四百四十六名、こういうことで、全国的に見ますと一番多いのが関東の二五・八%、関西の二〇・九%、県内は一七・三%、こういうことであります。いま申し上げましたように五十年以降だんだんと減ってまいりまして、そこで昨年から修学旅行生にも鵜飼をと、歴史の学習をしてもらう意味で修学旅行生に割り引きして利用してもらおうと、こういうことでありましたが、その結果、新潟からの一行が乗船をされ約二百名が利用された。本年の予約を見てみましても、本年は約二校が予約されておる、こういうことであります。本年の全体的な予約状況でありますけれども、これは本年の八日までの人数でありますけれども三万二千二百人、昨年同期と比べますと約二千四百名がマイナスであります。ことしは特に冷害、長い冬があった、寒かった、出足が悪いということも一つの原因かとも思いますが、いずれにしても出足は不調であります。観光客の目的といいますか、観光にもいろいろと先ほど申し上げましたように多様化しているわけでありますから、この辺の実態についてどう今後この打開策をしていくのか、こういう問題についてもお聞きをしておきたいと思います。  もう一点は、本年から当地初お目見えと言っていいのかと思いますけれども、特別豪華船が、道三丸でございますが、これが建造されて、それがいま就航しているわけです。八百二十万円をかけて就航したわけであります。それはやはりマンネリ化しつつある鵜飼に新しいものをと魅力あるものをという考え方の中からこれが出されたんだと私は思います。そこで、これまでの利用度を見てみますと、出番は四回しかない。そのうち二回は市の方でチャーターをされた部分である。したがいまして、一般に利用されたというのは二回しかない。こういう状況の中で、この六月には信長丸ができて二そうになろうとしておるわけであります。今後もこの運用については宝の持ちぐされにならないようにしていかなくてはならないと思います。もちろん、チャーター代についても八万円から九万円で、これで十八人乗りであります。したがって、利用した方については豪華でいいわけでありますが、果たしていまの状況の中で私たちがそれだけ優雅なものを利用するにはやはり限られる部分があるのではないだろうか。このように思います。  したがって、お聞きしたいのは、この豪華船、道三丸並びに信長丸でありますが、八万円から九万円でなくしてもう少しこの値段についても検討をして少しでも多くの人が利用していただく、利用しやすいようにした方がいいのではないかと、このように考えるわけでありますが、値段が高過ぎて利用がしにくいのじゃなかろうか、こう思いますが、この点についてお答えを願いたいと思います。  二つには、この特別船についても、まだまだことし初めてできたわけですから、当然宣伝が行き届いてない不十分である、こういうことも否めない事実であると思います。したがいまして、この宣伝についても今後どう鵜飼観光、岐阜の鵜飼とあわせて宣伝をしていくのか、この辺についてもお考えをお聞かせを願いたいと思います。  次に、市民鵜飼であります。  市民の鵜飼、市民に鵜飼を広く知ってもらう、理解をしてもらうということで市民鵜飼が始められてまいりました。このことは、一人でも多くの方に鵜飼を知ってもらい宣伝をしてもらう、こういうことで始められたと思います。五十七年から始められて今年で三年目になるわけであります。五十七年は六月十四日から十八日、九月十九日から二十四日と、こういうことで二回十一日間が行われました。利用客は全部で千六百七十四人が乗りました。この内訳を見ますと、この中には子供さんも二百二十一人と、こういうことであります。昨年を見てみますと昨年は大変好評でありました。六月十二日から十七日、八月八日から十二日、九月十八日から二十三日、三回十五日間が行われました。十六日間でありますけれども、この中で九月二十一日は中秋の名月ということで休んでおります。利用者につきましては三千百二十九人、このうち小人五百二人、大変先ほど言いましたように好評であります。本年はしたがって、昨年も好評であった、こういうことで四回が計画をされているわけであります。といいますのは昨年は好評だったから、ことしはもう少しでもふやして利用してもらおうということでありますが、これまた出足不調で第一回の六月十日、十五日までの六日間で三百四十二名、このうち小人三十二名であります。そこでその原因は大人が四千百円、小人三千五百円であります。大人の方には弁当、酒一本、記念品、子供さんにはジュースがいくわけであります。一般の乗合船に乗りますと乗船料だけで二千四百円ですから、これから見ればどうかとは思いますが、これについても多少料金が高いんではないだろうか、こんなことを思うわけであります。また、もう一つは、昨年より一回多いから、回数にしてみれば今日までの状況から見れば分散したということも考えられますが、料金を少しでも安くして利用者を多くの方に利用していただく、こういうようなことの考え方があるのかないのか、お考えをお聞きしたいと思います。  四番目には、いま「長良川艶歌」ということで五木ひろしが歌っております。私もこの前もテレビを見ておりまして、たしかリクエスト・ベストテンの十番に入ったかちょっと記憶がないわけですけれども、いずれにしてもこの「長良川艶歌」がヒットして──ヒットしつつあると言った方がいいかもわかりません。まあこの歌は、やはりあの「長良川艶歌」によって岐阜を知ってもらい岐阜の鵜飼を知ってもらう、こういう意味からも非常に私は岐阜市の、いや岐阜県の大きな宣伝になる。テレビでも私は見ましたけれども大変な宣伝効果はあるんではなかろうか、こういうふうに考えて喜んでおる一人でありますけれども、リクエスト作戦ということで全職員にはがき、一人一枚のはがき、こういうものを購入してリクエストしていこう、こういう努力をされたことも聞いております。もう一つは、レコードを購入計画があるやにも聞いておりますが、この辺についても、今後このせっかく売り出した「長良川艶歌」を、どう私たち観光の中で利用していくのか、といいますか、活用していくのか、この辺についてもお考えがありましたらお聞かせを願いたいと思います。  それでは、その他に入ります。  コミュニティーセンター利用状況について、市民部長にお尋ねをいたします。
     地域住民の連帯意識を高め、快適で住みよい地域社会の形成に寄与し、融和と愛情を育て、都市への理解が深まるとともに、青少年の健全と余暇の時間の健全利用と地域活動の拠点としてと、こういう目的で芥見四丁目には東部コミュニティーセンター、これが五十七年四月に開館し、以来二年を経過いたしました。このセンターを利用する区域としては日野、長森の全校下、岩、芥見の四校下と十校下で一万九千八百世帯、人数にしまして七万八十八名と。続いて西部コミュニティーセンターは下鵜飼に建設され、五十八年四月に開館し一年を経過、対象区域としましては網代ほか六校下で九千八十三世帯、人口にいたしますと三万五千百十三人であります。そしてことしの四月に開館しました北部センターがあります。この対象区域としましては長良ほか八校下二万二千九百八十三世帯、人口にしまして七万六千五百二十五人の地域で構成となっていますが、どの校下がどれくらい利用されているのかを調べてみましたけれども、利用されておる人数についてはそれぞれわかるわけでありますが、私の知りたいのは、コミュニティーセンターの建設のときもそうでありますし、今度、いま進められていこうとする支所統合の問題も含めて、これだけの広い地域に、どの校下からそのコミュニティーセンターへどれだけどの地域から校下から来ておるのか利用されておるのか、これを知りたいわけですが、それがいま強いることはちょっとできないわけでありますが、当然私は今後、いま進められようとしている支所統合の問題を含めていくなれば、校下のこの利用状況というのは十分参考にしながらやっていく必要があるんではないだろうか、こういうふうに考えるわけであります。ちなみに、今日まで利用された状況を見てみますと、東部が五十七年度、利用回数は年々上がってきておりますが、五十七年度一年間で千八百三十七回、人員にして四万三千三百九十七人、図書の貸し出しでありますが、これを見てみますと、図書の貸し出しのときの名簿、こういうものの、まあ登録者といいますか、こういうものを見ますと四千四百五十三名、貸し出した本の数は八万六千百二十一、五十八年になってきますとその回数も上がってきております。利用回数については三千百八十九回、人員についても八万三千百三十七人、こういうことで上がってきておるわけでありますが、私が調べたところによれば、東部で言えば日野、長森校下、西部では網代、方県、合渡等の校下民は流動状況から言ってみてもなかなか利用がしにくいのが実情ではないかと思われます。わが党からもこのときにはいろいろと質問をいたしましたけれども、流動状況から見ても利用しにくい面が二つあるんではないだろうか。その一つは公共交通が一部の所には全くない。もう一つはやはり適路整備が十分でない。せっかくの費用をかけて建設された施設であります。一人でも多くの方に利用しやすい行政をしなければならないと考えるが、これらについてどう対処されていくのかお尋ねをしておきたいと思います。  二つ目でありますが、広報会活動について市長室長に若干の御質問をさせていただきます。  さきに、わが党の議員から質問を行いましたが、岐阜市は、広報会に対して行政の肩がわりをやらせているんではないだろうか、下請を広報会がやっているんではないだろうか、こういうような内容で、当然行政がやらなくちゃならないことが多いんではないだろうか、こういう質問をいたしました。市政概要を見ますと、市と広報会との関係は、市政の理解と掌握、反映を目的として組織化されているので、簡単な広報連絡事項等を依頼し、主なものとして、一つは月二回発行される広報ぎふの配布、二つ目には市の催し物、お知らせ等の市民への周知とあります。連合会の会則を見ましても、この目的、こういうものを見てみますと、自治精神の培養と市民の生活の進歩向上並びに市政の普及と民意を代表してこれを行政に反映を図ることを目的とする、こういうような目的が書かれております。事業内容につきましても調べてみました。国、県、市の施策の協力及び広報に関すること。二つ目には校下内の民意の掌握、繁栄と親睦和合を図る。校下内の住民が健全で明るい住みよい文化生活を営めるような行事の実施に関すること。以上の内容であります。ところが、広報会長になりますと、内容については細かく申し上げませんけれども、八つの肩書きがついて大変なことになるというのが実態であります。内容については時間の関係もありますので省略をさしていただきますが、そのときの答弁で市長室長は、毎月一回連絡協議会が持たれて行政側からの協力依頼事項、臨時的なもの、定例的なもの、こういうものを審議、意見をお聞きして協力をしていただいておるのが実情である。今後はできるだけ負担軽減に努力をしていく、こういう御答弁がされておりますが、新年度、四月からこの面について改善をされてきておるのか、ほんとに軽減に努力をされてきているのか、この点についてまず一点お聞きをしたい。  二点目には、広報会と行政との区分、これはどういうふうに私たちは理解していいのか。この二点についてお答えをいただきたいと思います。  最後になりましたけれども、土木部長にお尋ねをしたいと思います。  すでにこの議場の中でもいろいろと議諭がされまして、建設委員会の委員長報告の中でも報告がされております。そうした中で若宮町の路上パーキングの問題であります。この問題についても、せっかくきれいになった若宮町のあの周辺に路上パーキングがあるわけであります。このパーキングについて取り外しをしてほしい。もちろん市のものでありませんし県の公安委員会との協議があるということは当然であります。そこで土木部長からは、県の公安委員会に申し入れを行うということで私はお聞きをしておるんですが、その後、今日に至っても何らそれが変わってないのが実情であります。この点について土木部長から、どうなっているのか、今後どうするのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。  以上で第一回の質問を終わります。(拍手) ◯議長(辻 喜久雄君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 森議員の御質問にお答えを申し上げます。  岐阜の基幹産業でありますところのファッション産業を初め、幾つかの地場産業の発展向上のためのいろいろ施策を行っておるところでございますが、何をいいましても、まず岐阜駅前周辺、あるいはまた東も西も含めまして周辺というのが、いわゆる戦後の復興事業、それによって一番最初復興をしてきたところでございますが、そこに今日の状況がございまして、近代都市としての、あるいはまた整備された地域としての推進を行わねばならぬ、一番重要な地域にあるわけであります。どのようにこれらの地域の開発整備を行うかということは、岐阜市にとりましては最も重要な問題であろうということであります。その開発整備をする手だてとして、まず、手だてと言いますか、地域住民の人々も地域整備への再開発への意欲をつくり出していくというものがなければ、行政だけでこれは進めれるというものではなかなかないわけであります。幸い岐阜駅周辺鉄道高架事業というのが起きまして、いま進めておるわけでございますが、その事業とやはりその、また事業そのものが、こうした地域への新しい都市整備地域としての推進を大いに刺激をしていくと、こういうように考えておるわけであります。いろいろ込んでおる所を最初に手がけるといいましても、日々の商業、あるいはまた複雑な土地利用、あるいはまた権利関係というものがございまして、なかなか一挙にできるというようなことは、とうてい考えられないわけでありますが、しかし、再開発を進める上においての事業推進は避けて通れないということでございますから、この岐阜駅の西付近の再開発を最初手がけることによって、新しい効用をつくり出し、新しいまたそのビルの活用によって商業を刺激をすると同時に、再開発の意欲もまた新たにそこにつくられていくというふうに考えておるところでございます。今後駅西の再開発関係は、詳しいことはまた関係の部長からお答えをまたするといたしまして、そういうような役立ての中でいすれの都市もあるいは国の政策そのものも都市の再開発、再開発の手法というのは、特別区画整理事業とかあるいは再開発事業とか、いろいろこの仕事のやり方があると思うわけでありますが、岐阜は岐阜としてのやり方をこれから進めなければならないと思っておるところでございますし、またいろいろ調査によりましても、先ほど御質問者がおっしゃったように、問屋町の人々が将来に向かって暗いとか、非常に暗いとかいうのがあります。それは、やはり今日のような高品質の時代あるいは高付加価値時代に対しまして、いろいろ問屋町の方も本当に零細と言いますか、中小と言いますか、そういう方も多いし、かなり大きな規模の方もあるわけであります。そういう混在をした地域でありますから、今後に対応してこの駅前周辺というものに対してやはり再開発を望むというのが五〇%、そしてまた、移転をしたいという方も三〇%、あるいはそれ以上、現状でいいという人はほとんどないわけであります。そういう意欲を大いに持っておられることも、またそれらの企業の大いなる発展向上の刺激をさせるということでありましょうし、また産地としてのイメージを高くしなければファッションシティーと言えないというところに、この再開発事業の意義があるというふうに思っておるわけであります。もちろん、この西ビルだけがすべてではありません。やはり現在の問屋町全体の再開発整備あるいは東の地域その他地域があるわけでありますが、いろいろもちろん一挙にできるわけではございませんが、十分そういうところに関係者の意識を集約をして今後の整備に推進をしていく必要があると、かように考えておるところでございます。何といいましても、ここで申し上げたと思いますが、岐阜市のこの都市の政策方向と申しますか、あるいはまた商業の方向と申しますか、やはり地場産業をまず充実すること、いうことがまず第一あるわけであります。その地場産業といえば、やはり繊維とか機械とか木工とか、たくさんございますけれども、そういう地場産業のまず整備、発展向上ということ、さらに観光都市としての整備、あるいはまたコンベンションシティーとしての整備、こういうものがいま重要な岐阜市の政策というふうに考えておるところでございます。  二番目の、アパレル産業の育成強化ということでございますが、この一番との関係もございますが、要は基幹産業の育成強化というのは、本市にとって、特にこのアパレル産業の充実強化というのは、本市にとっては最も大切なことであるということでございます。就業人口も七万人とも八万人ともまあ言われておりますし、そして、その生産販売高も七千億という数字でありまして、全国の約二〇%から二五%を負担しておるというような産業は、そんなに全国にないわけでありまして、岐阜市が中小都市ではトップであるわけであります。その産業が衰微することは岐阜市全体に金が落ちないということであり、また就労人口も減るということでありますから、充実強化をし、育成をしなければならぬということは、御質問者と同じ考え方で進んできておるわけであります。そのことはもちろん短時日にやるものもあるでしょうし、あるいはまた先ほど言いましたように再開発をして、そして地場産業としての強化あるいは力をつけるという方法もございます。ありますが、やはりとにかくあらゆることを考えてこの育成強化に努力を今日までしてきたわけでありますが、将来に向かってもさらに努力をしたいと思います。国におきまして、だんだん衣料というものが、ファッション的な傾向の中でファッション立国というようなことも国としても言っておるわけであります。それはやはりいま、世界ではもとはフランスとかイタリアとかどうか言っておりましたが、これからは繊維ということにはやはり日本であるということから、ファッション立国なんていう言葉になってきたと思っております。そういうことによって、国自体の政策の中にもこうしたファッション関係の仕事を重要視せられまして、いろいろアパレル協会にも委託をして、将来に向けてどういうことをしたらいいかというようなことが調査研究をされておるところでございまして、また岐阜におけるアパレル関係の協会がございますが、このアパレル協会におきましても二十一世紀を目指して一つの大きなイベントを考えようと、こういうようなことも非常に熱心に研究をし、検討をされ、そして実行に移すような段取りを進められておるわけであります。民間の団体、あるいはまた企業の団体、あるいはまた行政、国、県一体となりまして、岐阜市としてのアパレル産業の育成強化をあらゆる面から検討をし、そして実行に移すものは移していくと、こういうように努力をし、また業界の育成にもできる限り援助の道を進めていきたいと、かように思っておるところでございます。ファッション工科大学等の問題も、これも東海環状都市帯大綱の中における産業立地としての、岐阜はファッション工科大学はすでに国は位置づけておるところでございます。今後は、これをつくり出す努力が大いに必要になってくると、こういうふうに考えておるわけであります。  以上をもちまして、いろいろこれからの情報化時代でありますから、情報センターとか振興センターというお話もございました。もちろんまだこれが具体的にどうするというところまで結論が出ておるわけではありませんが、しかし、これからの時代はそういうことを目指してあるいはセンターをつくっていくことによって高度な情報化時代に対応しなければならぬ、こういうように思っておるところでございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 都市計画部長、園部義雄君。    〔園部義雄君登壇〕 ◯都市計画部長(園部義雄君) お答えいたします。駅西再開発につきましての概要は、さきの質問者の方にも一部御答弁申し上げたところでございます。ただいまは駐車場を中心とした質問をいただきましたので、駅西再開発事業における駐車場について御答弁申し上げます。  駅西再開発により建築されるビルにおきましては、現在の計画では付置義務駐車場分約百台を含めまして二百四十台の駐車場を再開発ビル西部分の三階以上に乗せるような形で建設することを、さきに作成しました推進計画の中で提案しております。また、この問屋町周辺は東の金町通り、西の真砂町通りを問わず大変混雑しております。そこで、その実態調査をいたしました。その結果、金町通りにおきましては約六〇%、真砂町通りにおきましては約八〇%までの車が十五分以内の駐車でございました。この結果から見ましても、ここにとまっている車の大半は駐車というよりもむしろ一時停車といった方が当たっているものといえるものであると思います。このような実態から計画中の再開発ビルに設置する予定の駐車場あるいは配送機能のあり方について、権利関係者の考え方を、経営をどうするかといった点も含め、慎重に検討をする必要があると思っているところでございます。以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 経済部長、中村幸吉君。    〔中村幸吉君登壇〕 ◯経済部長(中村幸吉君) お答えいたします。  まず一点、岐阜アパレル産業の育成強化についてでございます。昨年、実態調査の結果、現駅前問屋街の問題点として、駐車場の問題の解決を、また再開発をしてほしいというような、立地条件に関する悩み、要望がありましたが、現在進められている再開発ビル構想の推進ともあわせて、関係部署ともよく連携を取りながら対処してまいりたいと存じます。また、岐阜アパレルの販路拡大につながる産地のPRについては、これまでもいろいろな手だてで、たとえば県外懇談会、県外展示会、各種展示会、また首都圏の国電主要駅、東京、新宿、横浜等、岐阜駅のコンコースや広場に設置しました電光掲示板等を行っております。さらに、他に有力な方法といたしましては、関連業界とよく研究して対処してまいりたいと存じます。  次に、鵜飼観覧についてでございますが、まず一点から順次御答弁申し上げます。  近年の観光は、その態様がいわゆる見る観光からみずから楽しむ観光、すなわちスポーツ、趣味、学習、教養等を目的とするものへと変化してきたと言われております。加えて所得の伸び悩みや大型レジャー施設の東京ディズニーランドへの吸引等により、全国的に見ても宿泊を伴う観光旅行は横ばいないし減少ぎみとなっているようでございます。事実、飛騨の高山あるいは犬山の鵜飼、ライン下りへの観光客の入り込み状況を見てみますると、いろいろ伺ってみてまいりますと、現時点では前年対比一〇%から二〇%の落ち込みとなっておるようでございます。本市にとりましては観光を取り巻くかかる厳しい状況下ではありますが、旅客の落ち込みに歯どめをかけ、さらに上向きに転ずるよう関係者が一体となって努力いたしたいと考えております。したがいまして、今後の対応といたしましては、各種団体の会合並びにあらゆる機会をとらえて鵜飼のPR,二つ目として、鵜飼観光客に対するサービスの充実、すなわち旅館、ホテルなどを初め、鵜飼関係者の心を込めた受け入れなど、サービスの向上を図ってまいりたいと存じます。  次に、特別観覧船についてでございますけれども、この春、初めて試しとして特別観覧船を建造いたしたわけでございます。これは、鵜飼観光客の多様化やより優雅な雰囲気の中で鵜飼情緒を楽しみたいという旅客のニーズに対応したものでありまして、いわばグリーン船としての利用を期待したものでありました。が、残念ながら現在までのところ十分な活用がされておりません。この点に関して反省をいたしまして、七、八月の最盛期に向かって十分活用いただけるよう一層のPR努力をいたしたいと存じております。  なお、料金の引き下げについては、就航してまだ日も浅うございますので、現在は値上げについては考えておりません。  次に、市民鵜飼でございますが、市民鵜飼につきましては、市民の皆様から好評を得て市民鵜飼をことしも引き続き実施したわけでございますけれども、内容も充実して多くの市民の皆様に乗船いただくよう、より一層の努力をしてまいりたいと思います。これも先ほど御提言ございましたような料金の引き下げにつきましては、他の一般の乗船客との関連もございますので、値下げする考えは持っておりません。  次に、「長良川艶歌」についてでございますが、「長良川艶歌」につきましては、作曲、作詞、歌手とも第一人者によりレコード化されたもので、レコード会社もミリオンセラー、これはミリオンセラーというのは売り上げ百万枚を目指しておるわけでございますけれども、ミリオンセラーを目指して全国で大キャンペーンを展開しております。本市といたしましても、このレコードのヒットが鵜飼のPRや観光客の誘致に絶好の機会と考え、テレビ番組向けリクエストはがきの発送や有線放送の利用等に協力し、全国に長良川の鵜飼と観光岐阜を宣伝いたしたいと考えております。  また、御提言のレコード購入に関してでございますけれども、よく検討してまいりたいと思います。以上。 ◯議長(辻 喜久雄君) 市民部長、松尾 弘君。    〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えいたします。  コミュニティーセンターの利用につきましては、当初、行政が予定していました以上に東部、西部、北部とも各コミュニティーセンターとも地域の方に利用していただいております。御指摘のように、確かに利便の面からセンター付近の方の利用が多いということは事実でございますけれども、コミュニティーの輪は着実に伸びておりまして、数校下にまたがる各種地域団体の協議、連絡の場として、またサークル活動におきましても、東部五十サークル、西部二十七サークル、北部三十サークルが結成されまして、活発に活動されております。校下を越えて幅広く地域住民相互の交流を深め、連帯意識高揚の場として御利用願えるようコミュニティーセンター運営委員会とも連絡を密にいたしまして、啓発、推進してまいりたいと存じております。  御提言の遠隔地と言いましょうか、センターから遠い方に利用していただくためには、公共交通機関、道路の整備が必要ではないかということでございます。確かに公共機関、それから道路整備が必要でございます。それにつきましては、市内関係機関に対しまして市内バス料金の統一区間の拡大とかバス路線の新設等の要望をしておりますけれども、引き続き今後も努力をしてまいりたいと存じます。  それから、道路整備につきましては、予算との関係もございますけれども、関係部局と連絡調整いたして進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 市長室長、横山武司君。    〔横山武司君登壇〕 ◯市長室長(横山武司君) 広報会活動についてお答えを申し上げます。広報会は、御案内のとおり、法律に基づかない私的な共同体でありまして、したがって、その組織も地域住民の方々で自主的に組織され、また自主運営が絶対条件であると考えております。あくまで広報会サイドの自主的な御判断でボランティア活動として多面にわたり御協力をいただいているところでございます。    〔私語する者あり〕 さらに、軽減努力についてどう進めているかということでございますが、数多くある周知文書の統一を図るようにいま検討いたしております。具体的には広報ぎふに掲載事項について、行政課題によってはさらに徹底を図るために別途ポスター、チラシ等印刷物を発行しておりますが、これらの配布手間について何とか省けないかということで、統一化を現在進めております。さらに簡易なものについてはできるだけ広報ぎふに収録して、別途PR文書を出さないということでいま検討をいたしておりますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(辻 喜久雄君) 土木部長、坂井 博君。    〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) 若宮町のパーキングメーターについて、お答えします。若宮町のパーキングメーターの廃止につきましては、さきの議会におきましても御指摘がありました。三月に一基を減らかしまして、現在、八基が残っておるわけでございます。公安委員会に対して四月十八日付でパーキングメーターの駐車の廃止について重ねて要請をいたしておるところでございます。若宮町沿道には、周辺には民間の駐車場も設置されてまいりましたので、都市美化あるいは交通対策上、移動または廃止につけて強く要請を公安委員会にしてまいりたい、こう思います。    〔「議長、二番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 二番、森 由春君。    〔森 由春君登壇〕 ◯二番(森 由春君) 時間も迫ってまいりましたので、簡単に第二回目の要望を申し上げたいと思います。    〔私語する者あり〕  市長さんからは、それぞれ駅周辺の開発並びに駅西の周辺の開発ビル等々を含めて今後も全体の中で推進をされると、地権者やなんかのいろんな意見もあると、こういう中で努力をしていくということで、このことについては了解をいたしました。  地場産業の、アパレル産業の強化育成についても、それぞれあらゆる面で今後努力をしていく、助成もしながら、ファッション大学の問題も含めながら今後対応していきたい、こういう御答弁をいただきましたので、ぜひ私たちも大きな期待を持っておりますので、御尽力をいただくよう要望していきたいと思います。  それから、都市計画部長からそれぞれ駅西の開発ビルの状況について、特に駐車場を中心について御答弁をいただきました。その中で御答弁の中で、駐車場の駅周辺の金町、真砂町通りの駐車の状況についてまあ調査をされた。で、その結果がいま御報告あったわけですが、十五分以内だからというお答えでありましたけれども、私はやはり、ほかっておけば駐車違反になるし、何か荷物が積んであるんだと、こういうことでおちおちその中でやってられないのではないだろうかという部分と、もちろんその言われたように集配の関係の車もあるかと思いますけれども、いずれにしましても私はこのせっかく開発ビルができるという中で、付置義務からいけば百台だけれども、二百四十台入るようにするんだから百四十台ですから余裕ができてくるんだと、こういうことだけで済まされずに、やはりまだここら辺の実態を含めてどうやっていくのかというのは、いろんな議論があることだろうと思いますが、ぜひとも駐車場の問題についてはこの中でできる限りの幅を持っていただいて、努力をしていただきたい、このように要望をしておきたいと思います。  それから、経済部長からそれぞれお答えを、アパレル産業と鵜飼の関係等々をお聞きをし、御答弁をいただきました。いずれにしましても、豪華船については、やり始めたばっかだからいま値段を下げる気はないと、こういうことですが、私は下げよということじゃなしに、いま高過ぎるんではないだろうかと、こういうことを申し上げたのでありますので、ひとつ、この辺についてはデビューしてすぐ下がるということじゃなしに、やはりせっかくつくったやつを下げなくても、利用度を高めることによってこの豪華船をつくった意義を十分活用していただきたい、こういうことをこの点については要望いたします。  それから、市民鵜飼についても同じような答弁でございましたので、ぜひそれぞれ受付の関係、申し込みの関係もいろいろと検討されて、従来の方法と少し変わって、電話によって申し込みをして、それで受付をやって、後から料金を払いにくると、こういうシステムにされたということについては私は結構だと思いますが、今後この点についてもPRをしていただいてやっていってもらいたい、こういうふうに思います。  そこでね、「長良川艶歌」にこだわるわけじゃありませんけれども、リクエストはがきを出してベストテンに出していって、そのことによって全国ネットでやられるし、いろんな部分があって、岐阜を知ってもらい、岐阜の長良を知ってもらうことについては、私は大変な大きい効果があると思います。このことについてはいいわけですが、私はレコードを四百枚ですか購入をされたようにも聞いておるんですが、この活用ですね、活用をどのようにされるんか、再度ひとつ、計画があるのか御答弁を願いたい、こういうことであります。    〔私語する者あり〕  あと、その他市民部長、土木部長等についても、それぞれ御答弁をいただきましたので了解をいたします。  以上で第二回の、一点だけ質問をさしていただいて、二回目の質問を終わります。 ◯議長(辻 喜久雄君) 経済部長、中村幸吉君。    〔中村幸吉君登壇〕 ◯経済部長(中村幸吉君) ただいまの御提言に対しまして、よく今後検討してまいりたいと思いますので、御了承賜りたいと思います。    〔私語する者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) この際、暫時休憩いたします。   午前十一時五十分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後一時三十七分 開  議 ◯副議長(小木曽忠雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑並びに一般質問を続行いたします。六番、早田 純君。    〔「がんばれよ」と呼ぶ者、その他私語する者多し〕    〔早田 純君登壇〕(拍手) ◯六番(早田 純君) ありがとうございます。発言通告に従いまして順次お伺いをいたします。    〔私語する者あり〕  まず最初に、繊維振興についてお伺いをいたします。  本議会におきまして、先輩議員よりもアパレル地場産業振興についてはいろいろな角度より議論がなされ、これはアパレル産業の直面する問題が、市民の皆様方の生活の中に直接、間接にいかに大きな影響を与えているかのあらわれでもございます。私は、通産省が本年一月に予算化し、五月末に提案いたしましたワールド・ファッション・フェア構想、日本アパレル産業協会が取り組んでおりますファッション・コミュニティーセンター構想に関してお伺いをいたします。  通産省は、二十一世紀の繊維産業はハードからソフトへの時代である。すなわち川上産業から川下産業への移行、アパレル業界がその中核になるとの観点でございます。ワールド・ファッション・フェア構想は、これを受けて二十一世紀に向けわが国がファッション立国を目指し、アパレル産業の国際的拠点としてふさわしい環境をつくり推進するために、二十一世紀に向けた創造性豊かな国際的ファッションフェアの開催を昭和六十三年になすとのことでございます。ファッション・コミュニティーセンターは、この事業を受けまして施設面を受け持ち、国際ファッションフェアの後も、すなわち、六十三年以後も世界の関係国の国際協調と交流の中心機能を果たし、アパレル産業のみならず、世界生活文化の中核をわが国に設置しようという雄大な構想でございます。もちろん、本事業は本年八月にワールド・ファッション・フェア、ファッション・コミュニティーセンター両委員会を通産省のもとに合併、正式委員会を発足させるということであります。まだまだ今後の課題ではございますが、すでに千葉、東京、横浜、大阪等が主会場誘致に活動しているとのことでございます。通産省も本構想のソフト面での支援が中心となりまして、資金調達方法もまだまだ未定であり、数百億とも言われるこの構想に、同じ時期に大きなプロジェクトを持っております本県本市が主会場の誘致はいろいろ問題があるものとは思われます。しかしながら、本構想の概要は、ファッション・コミュニティーセンターを主会場として、これ以外に各地にサブ会場あるいはローカル会場を複数設け、主会場と地方会場を有機的に結びつける構想でございます。現在、名古屋、浜松、近畿六県が名のりを上げているとのことでもございます。ぜひ当市においても重要課題として検討、研究、誘致の方向を打ち出され、アパレル産業の活性化の一翼となすべきではないかと考えておりますが、市長の所見をお伺いをいたします。  次に、西再開発事業についてでございますが、本件は本議会でいろいろ議論されており、重複する部分が出てくるとは思いますが、このまま質問をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。  私たちは市民の皆さんより、他の都市を旅行し、岐阜駅におりると、これがわれわれの四十万都市の表玄関かと落胆してしまうとか、岐阜に旅された人々からはとても暗い町ですね、とかいう指摘をよくされてまいりました。もちろん、市当局は早くから再開発を提唱され、この地域の整備活性化を図ってまいりました。特に駅西口再開発事業は岐阜市表玄関にふさわしい、しかも、都市中心部としての土地利用合理化とその高度活性を図り、その周辺市街地の再開発を誘発、促進させる都市再開発の起爆剤と位置づけられております。すでにこの事業が行われれば、引き続いて隣接地域において民間サイドで再開発を行いたいという話も耳にしております。過日の新聞にも、再開発計画進む、と報道され、本年度中に青写真、来年度には実施計画作成とのことでございました。もちろん、本事業は組合施行でございまして、市も一組合員として参画するのでありますから、すべてのイニシアチブを市当局が持つことは無理かもしれません。しかし、それなりの強いリーダーシップを市当局に期待しているのは単に地権者のみならず、開発がおくれている駅西地区、あるいは一般市民の皆さんでもあります。お聞きすれば市長は再開発事業に大変造詣が深く各地を視察され、担当部局に積極的に指導されているとのことですが、他都市の再開発事業と比較して本事業をこれからどのように促進されるのか、お伺いをいたします。  本議会でも六十三年を目標年度とすることが答弁されましたが、本事業のかなめとなります電報局跡地の買収についての進捗状況はどうなっているのか。また、六十三年度とした場合の今後のタイムスケジュールはどうなるのか、市長にお伺いをいたします。  次に、本事業に関連でありますが、アパレル産業振興施策についてお伺いをいたします。  本年、春・夏物の岐阜アパレル産地における新しい局面は、台湾、香港、シンガポールを中心とする東南アジアバイヤーの急増でございます。多数の企業でことしは特にこの地域向け商品企画をしているのが現状でございまして、特に重衣料婦人服では少なくとも二割から四割がこの地域に売りさばかれ、国内需要の低迷をカバーしてきております。業界青年部においても早速東南アジアヘ視察研修が行われるとのことでもございます。このように岐阜産地も従来の買いばかりではなく、売りに対しても国際的になった一面がクローズアップされてきているのでございます。地場産業の小規模企業では対応し得ない国際的視野に立脚した市場調査、消費者動向、顧客情報収集、それをもとに商品技術開発、マーケティング、人材育成、この必要性についてはたびたび経済部長よりも答弁がございましたけれども、しかし、これらを有機的に結びつける総合機能を持つファッションセンター設置の必要性が高まってきているのでございます。昨年十二月議会におきましても、市長より駅西口再開発ビルにファッションセンターというようなものを十分検討していきたい、との力強い御答弁がございました。市当局において業界の対応がどうもという話をときどき耳にしますが、高度成長時代なら業界・企業がひとりでに事業を先行し、行政がついていくことも一般的ではございましたが、今日の低迷した時代ほど行政の積極的指導が望まれ、ひいてはこれが産地に大きなインパクトを与え、希望を持たせるものでございます。駅西再開発事業が現実性を有してきた現在、ぜひファッションセンター機能を再開発ビル公共スペースに設置していただきたいと思いますが、市長にお伺いをいたします。  また、アパレル業界の現状認識について先般答弁がありましたが、これに関連しこのような機能の必要性について、経済部長からもお答えを願います。  もう一点、この事業に関連した周辺整備についてお伺いをいたします。  現在、電報局前の駅西地区は、観光バスの発着所として活用されており、平日でも五、六台、土・日・祭日には何十台もの観光バスが出入りをし、帰りを含めると大変な数になっており、また、会社送迎バスやスクールバスの発着所としても多くの市民の皆さんに利用がなされております。しかし、残念ながらこれに対応すべき公衆トイレがなく、市民の皆さんに大変不便をかけており、特に長距離利用される観光バスの発着時においては緊急時がときどきありまして、つい手短な所で処理がなされておりまして、これが岐阜の表玄関の地域かとひんしゅくを買っているのも現実でございます。この地域の再開発事業は六十三年をめどにとの答弁でありましたが、まさに四十万都市岐阜の顔、表玄関に生まれ変わろうとしているこの地域でございます。せっかくすばらしい施設ができ、利用者が増大しても関連整備がなされていないなら、逆に市当局の不備をより多くの市民の皆さん、旅行者にさらけ出すことにもなりかねません。早急な改善が望まれている現在、都市計画部長よりこの対策についてお伺いをいたします。  最後に、教育カウンセリングについてお伺いをいたします。  現在、社会問題の中で最も心配されるのは少年非行であり、戦後第三回の大きなピークを迎え、ますますエスカレートしている現況でございます。これが本議会でも種々の議論がなされているゆえんでもございます。昨年一年間の少年非行の統計を見ても、刑法犯の中で横領、傷害、暴行、恐喝といったいわゆる粗暴犯が目立って増加し、シンナー事犯も大変なふえ方でございます。こうした犯罪や不良行為の増加はますます低年齢化の傾向にあり、昨年あたりは非行の中心が十四歳、中学生二、三年であると言われております。たとえば、モーターバイクの窃盗事件では高校生が二十四名なのに対して、中学生が四十三名といった数字を示しております。一方、犯罪や不良行為のほかに家庭内暴力、発校拒否、いじめっ子、いじめられっ子といった新しい形態の問題が発生してきているとも言われております。登校拒否児の問題は以前からあったとはいえ、小学生でもすでに小学校で市内で八名、ましてや中学生は六十六名と報告されております。どんな事例におきましてもやはり早期発見、早期治療が大原則であり、教育上も全く同様でありまして、欧米では有料カウンセリングが広く普及しております。児童生徒の問題解決は、心の奥深い所にある悩みをいち早く見つけ、時間をかけて専門的にカウンセリングする必要があると思われます。この点からも早期カウンセリングの手段であります電話教育相談は、有効かつ必要性の高いものであり、当局が三年前から開設しております教育相談では、昨年一年間に四百八十五件の利用があり、その中ではっきりと登校拒否とわかるものだけでも五十件もあったとのことです。こうした問題に対処するために、われわれ自民党の要望にこたえ、本年四月から学校教育課に登校拒否児専任相談員が開設され、わずか二カ月の間に面談、来庁、電話での相談が一名の相談員で延べ百四十二件と大変な数字であることを聞いております。本市における電話教育相談は、教育委員会配付の各種パンフレットにも、あるいは電話帳で見ても青少年教育課の窓口である六六局の七八三〇(悩みゼロ)と一本の電話番号が出ております。これを昼間ダイヤルいたしますと、「午後五時から九時までの受け付けです。」という留守番電話が返ってまいります。もちろん、夜間電話もこのように利用者が多く大変必要なものだと考えております。しかし、これまでの電話相談の統計からも、相談者の八〇%は母親からのものであり、子供が登校中の昼間ゆっくりと相談をしたい、こういう声を多数聞いております。教育委員会で調べてまいりますと、昼間の相談については少年補導センター、市内六カ所の青少年会館、学校教育課、市民相談室等がその任に当たっているとのことであります。しかし、せっかくこれだけのスタッフ、施設があるのなら、もっと積極的にわかりやすく市民にPRし、かつまた昼間の相談も同じように対処すべきではないかと考えます。また、電話による相談、面接によるもの、家庭への訪問など、要望が多くなることが十分予想されますが、これらの機能が有効的かつ能率よく活用できるよう、担当職員の増員を含めて窓口一本化を検討すべきと思いますが、以上、教育長にお伺いをいたしまして、私の第一回目の質問を終わります。(拍手) ◯副議長(小木曽忠雄君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 早田議員の御質問にお答えを申し上げますが、いずれもアパレル産業の振興についてでございます。まず、このワールド・ファッション・フェアの問題を出されまして、岐阜市も名のりを上げてローカル会場として誘致に力を入れよと、こういうことでございます。そういう方向で進めるわけでございますが、何といいましても、たびたびここでお答えを申し上げておりますように、この繊維立国と申しますか、ファッション立国と申しますか、そういうことに対してきわめて最近強く政府も声を上げて、そして、この特に川下のアパレル関係の協会とも十分連携のもとに、すべての構想を進められておるわけでありますが、格別このワールド・ファッション・フェアということは五年後ということになっておるわけでありますが、こうしたりっぱな、あるいは国際的なファッションフェアが行われるに当たりまして、岐阜は一つの産地として意義づけをしっかりするには、やはりこのローカル会場として名のりを上げ、そしてその内容を充実することは大いに岐阜のファッション産業振興のために役立つものでございます。そういう意味で今後も十分この協会とも連絡を取りつつ、岐阜の産地としてのイメージを高くしたいと、かように思っておるわけでありますが、いずれまあこの本会場は東京もしくは東京に近い所で行われることでありましょう。したがって、ただいま申されましたようなことで進みたいと、かように思っておるところでございます。  また、この振興センターの設置につきましてもお話がございました。お答えをすでに申し上げておりますように、やはりこの産地としてのこれからの基本は情報ということと人材育成、これがまず一番中心になるということでございます。したがって、その情報とか人材育成とかいろいろな問題を解決し、そして業界と行政とが力を合わせて産地としてのイメージ、あるいは産業としての発展、これを期するにはこうした考えの振興センターの必要性を十分感じておるということでございます。ただ感ずるということと、それを行うのが全部行政でやるのかどうかという問題は、これはまた別のことでございまして、やはり行政は業界を誘発するような役目を持つわけでございます。もちろん、一定の費用負担の問題もそらあるとは思いますけれども、何もかもがすべて行政でやるというようなことでは、私はむしろ発展をしていかないと、依存型ばかりではいけないと。先般も繊維関係の比較的若い方々と話をしておりましたが、われわれは行政におんぶをすることではいけないと、行政はわれわれの企画に対して大いに力づけをしてほしいと、われわれは自主、自分たで力強く歩んでいかなければ常に行政依存では全く思考力もなくなる、したがって、みずからが落ち込みをするようなものであるというようなことも言っておられたわけでございます。そういうことが大いに私はこれからの岐阜市の産地というものを、行政にPRやら何もかも依存をしておるということではいけないというふうには思うわけでありますが、大いに両者が本当に力を込めて、そしていくことによって、岐阜市の基幹産業として、また業界自体の産業としての発展が期せられると思っておるわけであります。したがいまして、いま申し上げました振興センターの考え方にはそうした意味を含めて推進をしていくように努力をしたいと思っておるわけであります。その一つのビルとして、いまこの岐阜西再開発事業というものを行っておるわけでありますが、電報局との話も基本的には合意に達しておるわけでありますから、ここの用地の買収も今年度内にこれは済むことになるでありましょう。それから、そのビルの機能をどうするかということは、これはいま組合においていろいろ御研究になっていらっしゃると思うわけであります。また、そのビルがこの公共としても一部分は使うことになるわけでありますが、その他につきましてはいろいろこの進出をしてくるもの、あるいはまた地場におけるアパレル関係の企業の方々がどのような利用の仕方ということも、これも大いに関心事があろうかと存ずるわけであります。そして、そうしたビルがこのアパレル産業を初め、岐阜の商工業の発展のいろいろのこのセンターとして活躍できることを期待をしておるところでございますから、市もそういう意味におきましていろいろこの交渉をし、あるいはまたこれから進出をしてくる産業、企業が、どういう企業であるかはよくまだ定かではありませんが、そういう点を十分お互いに推進ができるように努力をしたいと、かように思っておるわけでございます。せっかくこのビルがより一層この問屋町を初め、新岐阜付近あるいは駅前付近の都市の再開発として大きく前進する機会としてなっていくことを強く望むと同時に、ビルの役目が産業発展のために力強く進むことを私たちも期待をし、また、そのように推進をしていく努力をいたしたいとは思っております。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 経済部長、中村幸吉君。    〔中村幸吉君登壇〕 ◯経済部長(中村幸吉君) お答え申し上げます。すでに御案内のとおり、岐阜アパレル産業は日本の有数な産地として発展をしてきたわけでありますが、今後もさらにその進展を図っていかなければならないことは申すまでもございません。ファッションに対する最近の消費者ニーズは、社会経済の動向とともに、生活文化の一層の向上により、まことに多種多様をしてきておりまして、これから適切に対処するためには各企業間の努力は当然のことながら、情報収集、商業企画、人材育成、産地PRなどということは非常に大切なことであることを十分認識して、再開発ビル構想とあわせて、今後とも関連業界とよく連携を密にして対処してまいりたいと存じます。以上。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 都市計画部長、園部義雄君。    〔園部義雄君登壇〕 ◯都市計画部長(園部義雄君) お答えいたします。私に御質問の内容は、駅西バスターミナル及び団体広場に公衆便所がないではないかと、非常に皆さん利用者の方々が不便をしておるじゃないかという御質問だと思います。これを設置するといたしますと、現在駅前の総合整備計画を進めていますので、そういうこともございまして、あくまで暫定的な施設になろうかと思います。しかしながら、ファッションの都市、岐阜の玄関口にふさわしい駅西地区再開発及び鉄道高架事業を前提とする駅広場整備計画等がございますので、その整合性とも十分考える中で、今後設置の方向で検討をいたしたいと存じます。以上でございます。    〔私語する者あり〕 ◯副議長(小木曽忠雄君) 教育長、橋詰俊郎君。    〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) 児童生徒の非行、登校拒否の児童生徒が非常に多くなっております。これに対応するために相談員を増設していただきまして、非常に感謝申し上げ、フルに活動を展開しているわけでございます。この教育相談は、親の申告と、それから学校の依頼によって行われているわけでございますが、その指導の件数も非常にふえてまいっております。初期のものにつきましては電話相談二、三回で回復をするというような状況もありますが、重度のものにつきましては十回、十五回と重ねて相談をしたり、あるいは訪問指導したりしましてもなかなか効果が上がらないというような実態もございます。個々のケースによりましていろいろ理由は複雑でございまして、学校、家庭、関係機関と連携を保ちながらケース・バイ・ケースで処理をさしていただいているわけでございます。相談員一名を設置していただきまして日も浅く、心の病の根の深いものがございまして、なかなかこの全部に十分手が回らないというような実情でございます。教育委員会としましては今後もぜひ増員していただきたいもんだという強い願望を持っております。  それから、電話相談でございますが、夕方五時から夜の九時まで四時間ということになっておりますが、これも非常に昼間もやってほしいというような強い願望もございますので、昼間は補導センターの留守番電話の方に直通番号を案内することによってつなぎまして、補導センターの先生方二名の方に指導員によりまして対応をさせてもらっております。また、一般の市民の方にもそのように徹底をしてまいりたいというふうに考えております。  学校教育課と補導センター、それから電話相談室というようなふうに窓口が幾つかあるということは市民の皆様方にとりましても大変不便でございます。また、相談内容が大変複雑多岐になっているのもありますし、専門的に処理しなければならないものもありますし、複合的な対応をしなければならないものもありますので、そういう現状の中で現在でも内部で連絡調整を密にいたしておりますが、将来、さきの議会でも申し上げたと思いますけれども、窓口の一本化、業務の拡充、有機的な統合化について、将来の課題として検討を進めてまいりたいと、こういうふうに思っております。
       〔「議長、六番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(小木曽忠雄君) 六番、早田 純君。    〔早田 純君登壇〕 ◯六番(早田 純君) おのおの御答弁をいただきまして、ワールド・ファッション・フェア、市長の方から積極的に検討していくというような御答弁をいただきました。ちょうど私が先ほど申しましたように、六十三年は県、市がいま一生懸命考えております中部未来博の開催時期にも当たります。もしこの時期が合うようなら、中部未来博の中にも何か連携して考えていただくことを要望しておきたいと思います。  二つ目の、駅西再開発事業については、いろいろ御答弁をいただいておりまして、積極的にやるということで了解をいたしました。  次に、中部ファッション・センターについては、やはり本市には担当部局が県下有数の人材頭脳集積地であり、まさにシンクタンクでございます。現在大変不況の中、業界で対応できない分野にこのような人材が積極的にリーダーシップをとることが産地活性化への道でもありますので、一層の力強いリーダーシップをとっていただくこと、そして本年三月にいち早くお隣の一宮市にファッション・デザイン・センターというものが開設されました。やはりこの経過をお聞きしておりましても、なかなか業界、企業がスタートを先にするということはむずかしい、こういうことが言われておりました。といいますのも、この計画で五十三年に計画がスタートしましたけれども、そのスタートした時点ではやはり県営、県立の構想でなかなか業界が乗ってこなかった。しかし、やはり必要なものをスタートしなければいけないということで、当局においてスタートした後、五十六年にその内容の充実あるいはその必要性が業界で認識されまして、五十六年に繊維振興協会が設立されて今日に建設がなされたという経過もございます。ぜひとも当局の進んだリーダーシップ、そしてこれも先日ちょっとお伺いしましたけれども、やはり業界の青年部の皆さんを市当局の職員の方が一宮ファッション・センターを視察された際、やはりいいものを見てこればみんなが理解できる、こういうPRを、私も業界から出させていただいている以上PRさしていただきますけれども、業界からも積極的にPRしその理解に努めていただきたいと考えております。そしてこれは市長が言われたように再開発事業の公共スペースに考えられないかということを言ったわけでございますけれども、六月十日の新聞でこの駅西再開発ビルの市制百周年の記念事業にできないかというような記事が載っておりました。市長に再度、こういう再開発ビルの計画を百周年記念事業に考えられるのかどうか。そういう要素があるのか、あるいはファッション・デザイン・センターのような、これから将来活性化につながり、しかも岐阜市の収益、税の面での収益性も高まるというようなことを百周年記念で考えられるかどうか、一点だけ質問をさしていただきます。  教育長からの答弁は、なるべく窓口を一つにして、そして必要ならば指導員の増員をという答弁でございましたので、ぜひよろしくお願いを申し上げまして、第二回の質問を終わらさせていただきます。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 再質問にお答えを申し上げますが、この西口再開発ビルの完成の目標というのを先般の権利者会議においては、やはり一定の目標がないと、いつそれをつくり出すということのスケジュールが立たぬわけでありますし、また、意欲も集中しないというようなこともありまして、日標を市制百年の昭和六十三年に置こうということで、大体地権者の会議で合意がなされたということを聞いております。先ほどのワールド・ファッション・フェアにいたしましても五年後ということが一応目標であります。それはやはり中央のファッション・センターができる、まあ七百億か三百億か五百億かちょっと私は知りませんが、どっちにしても大きなものが中央にでき、そしてその建物を利用してワールド・ファッション・フェアをやろうということでございますから、そういうことが五年後ということになりますと、そういうことも考えますと、昭和六十三年の目標というのは非常にいい機会になるのではないかということと、中部未来博も行われることでありますが、そういうものもそのビルの利用の中で何かこう役立つこともできないだろうかと、まあいろいろ考えますと、大体この四、五年の間の動きというのはきわめて重要な時期であると同時に、市制百年というものもまた一層意義の深くなることは私も期待をするところであります。総合力のみんなの力でやらなければ、なかなかこういうものは進みませんので、御質問者も大変関係の深い方でありますから、よくひとつ業界の皆さん方にも理解を深めていただくよう御努力を願うものでございます。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 二十六番、船戸 清君。    〔船戸 清君登壇〕(拍手) ◯二十六番(船戸 清君) きょうは土曜日で午前中でありますけれども、しばらくおつき合いのほど、よろしくお願いしたいと思います。(笑声)    〔私語する者あり〕  まず初めに、博物館、九十一号議案でありますが、三点についてまずお尋ねいたします。  第一点は、業者選定について、いつ選定委員会が開かれて、いかなる具体的な審査をなし、そして結論をどう見たか。  指名日、それから現説、落札日、追って具体的にそれぞれお答えを願いたいと思います。  次に、二つ目でありますが、その博物館の設計並びに設計監理料はいかほどであったのか、設計者とともにお答えを願いたいと思います。  三つ目、設計の見積金額というものが当然予算とうらはらにあるわけでありますけれども、その設計見積もりの価格はおよそ二億を超えておったのか、それ以下であったのか。  大ざっぱで申しわけありませんが、いろいろな事情がありますから、(笑声)まず、大ざっばにお答えを願いたいと思います。総務部長に御答弁をお願いいたします。  二つ目の質問でありますが、空き家の防災対策であります。  現在、岐阜市に一体全体火災その他で危険である、または教育上好ましくない、そういう無人化になった空き家が、何とかしなきゃならぬということも踏まえて一体全体どのくらい存在しているかということでありますが、六月十五日現在で、本年、校下別に見ますと、長森東が二戸、侵入可能同じく二──自由に出入りできるという状態ですねえ、侵入可能が二、長森西が老朽一、侵入はできない状態です。華陽校下が三、侵入可能が同じく三、オープンです。長森南老朽一、侵入可能も一、長良西が老朽一、侵入可能は不可能だ、鷺山老朽二、侵入可能一、網代老朽一、侵入可能一、西郷老朽一、侵入可能一、島老朽二、侵入可能一、三輪南老朽一、侵入可能一、最後に白山老朽一、侵入可能一と、締めて老朽の建物が、空き家でありますけれども十七戸といいますかねえ、それに対して侵入可能が十二、まあ多数の建物が侵入可能で、火災その他の危険な状態に置かされておるということであります。これがまず実態の調査の結果であります。  そこでお尋ねをするわけですけれども、まずこの全体のこの状態について、防災対策上、また、建築基準法の危険建築に対する一つの行政指導という立場から、消防長並びに建築部長にお尋ねをしたい。どうこれに対する対策を今後されていくのか具体的にお尋ねをしておきたいと思います。  二つ目に、この十七件の中で一件白山と言いましたのは、昨日ですか、横山議員が質問をいたしましたが、若干私は視点を変えまして質問をするわけであります。  御承知のように、この鶴田町二丁目のSさんの所有しておる土地建物でありますけれども、これは昭和三十年ころ、三国人の朴さんがSさんから借地をいたしまして、手づくりで建築を始めたようであります。その結果、いまなお完成はしておりませんが、ほぼ建物の状態はなして二階建てで現存をしておるわけであります。その間、BさんとSさんの借地権をめぐって争いがなされまして、最後は裁判和解が成立をいたしました。それが四十一年六月二十三日であります。その和解の条件というのは、Bさんが借地料を三カ月滞納した場合には自動的にSの地主にですねえ、地主にその建物は無償で譲渡する、こういう和解条件でありました。その後Bさんは死亡をいたしました。すなわち、七年前に死亡されたわけであります。そういたしますと、当然死亡すれば相続人があれば御承知のように借地権は相続をいたします、相続人があれば。ところが相続人がなかったもんですから自動的に三カ月滞納が生じて和解調書の効果が発生をし、自動的にS地主さんにその建物は帰属をして、その後七年を経過して、今日いまなおその建物はそのままであるわけであります。  それが現状の経過でありますけれども、そこで問題点はどういうことかといいますと三点あります。第一点は、建っておる状態が、公有地にですねえ約四〇%またがって建っておるという状態です。ひさしが出っ張っておるというような話じゃなしに、建物の四割が公有地に、ちょうど角地に面して不法な占有状態であるのが第一点。第二点は、建築基準法違反、すなわち無確認の建物である、これが第二の問題であります。第三は、今日相当の年数がたち、手づくりでつくった鉄筋でありますから計算も何もあったもんじゃないですから傾きつつあるということです。しかも最近においては前面に道路舗装の工事をやりましたから、穴を掘って大きく下を掘りましたから、一層道路面に傾斜をするという状態になってきております。まさしく危険な状態を示しておるということであります。したがって、この三点が結果的には今日大きな、違法問題を含めて問題になってきているわけであります。  そこで、具体的に質問をいたすわけでありますけれども、ここに建築基準法が、本文がありますけれども、第十条を見てみると、「特定行政庁は、建築物の敷地、構造又は建築設備が第三条第二項の規定により第二章の規定又はこれに基く命令若しくは条例の規定の適用を受けないが、著しく保安上危険であり──ここが問題ですねえ、著しく保安上危険であり──又は著しく衛生上有害であると認める場合においては、当該建築物又はその敷地の所有者、管理者又は占有者に対して、相当の猶予期限をつけて、当該建築物の除却、移転、改築、増築、修繕、模様替、使用禁止、使用制限その他保安上又は衛生上必要な措置をとることを命ずることができる。」こういうように本法で第十条が特定行政庁に権限を付与しております。御案内のように岐阜市はたしか昭和四十六年ですが特定行政庁になっておるわけでありますので、危険な保安状態をなしている客観的なものに対しては除去、移転その他必要な命令を発することができる、こういうふうになっておるわけでありますので、質問の第一点としては、そういう扱いで一刻も早く危険を取り除くべきだと思うがどうか。  あわせて、これはとりあえず、当面は建物とすれば建築部が所管でありますが、建築基準法を扱う立場として建築部長に、その建物をあなたはその目でまず見られたのかどうか。また、見られたとすれば、いま私が指摘いたしましたような危険な客観的な状態を擁しておったかのかどうか。まあ私は何遍も見ておりますけれども、危険だと思量したわけですが、あなたの認識はどうであるか、十条との兼ね合いでお尋ねをいたしたいと思います。すなわち十条の私の質問は適用すべきで、具体的にそういう行政事務に入るべきではないか、こういうことを言おうとしておるのであります。念のためにお聞き取り願いたいと思います。  それから二つ目、二番目の質問は、土木部長にお尋ねをいたします。  少なくとも、いま申し上げたように不法占有の率はおよそ四〇%、四〇%というのはもうそれを除去したら家が建たぬ状態なんですね。まさにけしからぬ占有率を持っておるんですが、公有地にまたがっておる状態を土地管理者という立場で、土木部としてはどういった努力を過去払われたかどうか。少なくとも七年前にBさんが死んだ時点では、裁判和解によって自動的にS地主に所有権が帰属して、そうしてBさんはもう争えない状態になっておるわけですから、地主さんに直ちにですねえ、のけていただきたいと、公有地に乗っかっておるから困りますと、危険ですということを管理する立場からして、すぐさまSさんに積極的に働きかけるべきではなかったか、こう常識的に思うんですが、そういうことがあったかどうか、指導がきちっとなされたかどうかということを申し上げたいわけであります。  そこで、私は若干水面下で聞くところによりますと、土木部の最近の動きというのは、その不法の状態の土地を岐阜市が買ってやろうじゃないかと、こういうことをやっておると聞いておるんですね。何か当初は値段交渉が始まったようでありまして、その地主さんが坪当たり三百五十万を主張したと、こちらは六十万だと言ったというんですね、どえらい開きです。なるほど、あの辺の地価は大体六十万か七十万です、坪。それを三百五十万と吹っかけられた。だんだん折り合いがついたけど、最後は折り合いがつかずにお金の話はパンクしたと。次に何をやられたかというと、じゃあ金で話がつかなきゃ代替地を提供いたしましょうと言って、あちこち市の土地を見せて、そこへかわっていただけませんですかという代替地の説得をやられておったようだと聞いております。もしそうだとしたら大変なことであります。少なくとも不法な状態をですねえ行政側がそれを合法にするんじゃなしに、不法のままでですねえ、その不法者に対して一層利便を与えてやると、経済的なメリットを与えてやるとすれば、すなわち、その土地を買おうとか代替地を提供するというようなことは私はとんでもない話ではないか。すなわち現在は悪の状態、悪の状態を行政側が銭に切りかえたろうというね、悪のままを。全くそれに等しいことだと思うんですが、よもや、そういう買収をするとか、または代替地を提供してですねえ、そこへ行ってもらうというようなことをやる意思が私はないと思うんですが、ちらっとそういうことも耳にしたんですが、そういったことによって問題の処埋をしようとしておるのかどうか。私は大きな疑問を感じながら、あえて質問をせざるを得ないのであります。もしそういうことをしたとすれば、現在建っておるもの、そのものはですねえ危険なんだから、とにかく壊さなきゃならぬ。そうすると岐阜市はそれを引き受けてしまえば、岐阜市の市民の金でですねえこれを壊さなきゃならぬ。あんなものですが恐らく安全な状態で壊そうとすれば、皆さんに迷惑をかけないように壊そうとすればですねえ、三十万や五十万で壊れるようなしろものやない。少なくとも百万以上のものは壊し賃だけでもかかる。そうすりゃですねえ、不法な状態に、ええ土地までどっかあてがってですねえ、そうして不法な建物をですねえ岐阜市が引き取って、また壊し賃を岐阜市がかけるようなことになりゃ大変な二重の乱費になるし、正当な行政行為ではないと断ぜざるを得ない。かかることをもしやろうとするなら、私は大変な今後の問題を生ずると思うんですが、念のためにそういうことがないのかどうか、土木部長にお尋ねをしておきたいと思います。  次に三点目に、都市計画部長にお尋ねしますが、この前面道路は金町―那加岩地線でありますが、たしか都市計画決定は昭和二十一年六月五日に一部修正をして二十五メーター幅員に拡幅をされて都市計画決定をしておるようでありますが、問題は拡幅の場所でありますけれども、もし拡幅をしようとすれば御案内のように事業決定をしないと国の補助がつきません。国の補助がつかなければ岐阜市が一〇〇%市費を投資して買収しなければなりません。ですから、拡幅をもし実際やろうとすれば国の事業決定を得て計画決定を得てからのことになるんだが、果たしてあの状態においてその見通しが近くあるのかどうか、その見込みについてお尋ねをいたします。  二つ目に、その延長線上に多くの家がたくさんへばりついて、張りついて並んでおるんですけれども、鶴田町通りに。たとえ一軒でも、かつて岐阜市はそれを買収して拡幅に協力させた経過があるのかどうか。あるならある、なかったらなかったで結構でありますがお尋ねをしておきたいと思います。  それから、三つ目でありますが、競輪の事業についてお尋ねをしたいと思います。  まず、執務委員長にお尋ねするんですが、まあ競輪は一つの企業であります。会社で、たとえば岐阜競輪株式会社でありまして、あなたが執務委員長、今日。でありますから、とりわけ社長であるわけです。蒔田市長はその上の会長であるかもわかりませんが、いずれにしても責任、当面の責任は執務委員長、社長、総務委員長あなたであるわけであります。  一昨日、私のところの早川議員が質問をいたしました。競輪は大変いま売り上げが横ばいである、入場者も減っておる、かつての利益は確保するのに大変むずかしい。したがって、どう売り上げを伸ばしたらよいか、どう入場者を確保したらよいか、起死回生の策はないかという、収入を得るがための質問をいたしたところであります。まあそれに対して、部長は何を思ったかしらんけれども、質問から若干ずれて、答えが、人件費を抑制をするんだ。質問者は、人件費を抑制せよという質問をしておるんじゃないんです。どう売り上げ下がっていくやつを歯どめをかけたらええんかと、このことを基本に置いた質問であるにかかわらず、そのことはそれとしながらも、人件費を最大に抑えるように努力します、そういう質問に対する答弁をしたんですが、実に奇々怪々と言いますか、理解に苦しむところであります。それはさておきまして、私は減量経営、これはどこの企業だって減量経営にこしたことはないわけであります。問題は、幾ら支出を抑えてもですね、収入を得ること、売り上げを伸ばすこと、いわゆる前向きで企業をやっていく、こういう経営者の姿勢がなければ、幾ら支出を抑えても一定の出るものは要るわけなんだ、一つの家庭と同じように、問題はどう収入を得るか、どう売り上げを上げていくかという前向きな姿勢、この姿勢がなければ経営者としては全く失格である、こう言わざるを得ません。野球で言えば、どんな優秀なピッチャーがおりましても、一点も取ってくれなければ、選手がね、他の選手が一点も取ってくれなきゃ試合には勝てません。ゼロゼロでドローンゲームであろうとも勝てない。と同じように、どんな優秀な人がおっても、収入を得ること、売り上げを上昇させるという努力をしなければ、これはだめであるわけであります。そこで、そのことを踏まえながら若干お尋ねをしたいわけであります。  あなたが総務部長になってから、その売り上げ増、入場者の歯どめ、いわゆる売り上げに直接つながる努力をどう具体的に何と何をいつやった、その効果はどういうようにあったのか、具体的に数字をもって示されたい。ただ漠然と経営をしておるというわけじゃないと思うんです。やはり積極的な努力を払う、売り上げ増進の、こう思うわけであります。特に悪いときほど──ええときはええですね、日本列島が吹きまくったああいう時代、それはまあ少々さぼっておってもよかったから、しかし、悪くなりゃなるほど、よけいですね、それ以上の努力を経営者というものは払わなきゃならぬ、より血みどろな、真剣な立場で体を張ってやるべきだと思うんだが、積極的にそういったことを具体的に適切に打ってきたかどうか、そのことをお尋ねをしたいと思います。  次に、のみ対策でありますが、それとの関係でありますが、過去、当面五年ぐらい、全国五十カ所開催地がありますけれども、その中で岐阜は何回くらい行ったのか、そして全国平均よりもそれは多いのか少ないのか、これまた数字で示してもらいたい。あわせて、それに関連して盗聴カメラ、いわゆる証拠をおさめるためのカメラ設置がこの議会でも予算計上されて、現在設置をされておるわけですが、このカメラの活用についてどのように効果を上げておるのか、説明をしていただきたい。  最後に、あと──御無礼しました。開設以来相当の年数を今日経ておりますけれども、いまはなるほど悪い。しかし、かつて一番悪い時代がどんどんよくなって相当な金を岐阜市に繰り出しを一時はしてきたわけでありますけれども、今日まで一体全体どれだけのお金を競輪事業によって収益を上げて一般会計へ繰り出し、その金はおよそ何百億なんだろうか、その数字を示していただくとともに、そのお金がどういうように岐阜市の行政に寄与してきたかどうか、その内訳内容について具体的にお示しを願いたい。よいときは黙っておって、少し悪くなったら、げたや靴じゃないけれども、履いてすり減ったらほかってしまえばいいんだ、こういう社会であってはならぬと思うし、そういう発想もどうかと思う。いずれにしても過去の実態を踏まえてそのことも明らかに今日していく必要があるので、どういった貢献を今日いままでやってきたのかどうかということをお尋ねをいたしたいと思います。  最後に、四番目に、御承知のように、競輪が認められたのは、戦後日本が第二次世界大戦によって戦争が終結を、その後終わり、敗戦を迎え、この岐阜市は焼土になった。全国あちこち戦災に遭った都市がたくさんあります。その戦災に遭った都市に対して、国は一刻も早く復興をしなさい、そのために競輪事業開催を認めましょう。これが趣旨であったんです。したがって、復興を基準に、起点にしておりましたから、時限立法であったわけです。一定の期間を限って、その競輪事業の開催を認めようではないかというのがそもそもの発端であるわけであります。その中で自転車競技法ができまして、自転車振興、機械振興、そして体育の増進、公益事業に貢献をしなさい、こういう目的を第一条でうたって今日来ておるわけであります。しかし、よく考えてみると、当時は時限立法であって戦災復興が目的であったわけですが、御案内のように今日、日本の資本主義はどんどん発展をし、世界でまあ最上のランクまで発展をしてかなりなところまで文化生活が向上してまいりました。したがって、いまや戦災復興だというと、何を言っとると、ぼけとりゃへんかと、時代錯誤もはなはだしいという実感を受けます。まさにそのとおりであります。もうそういう戦災復興のための競輪事業という時代はもうとっくに済んでおるわけです。今日ではその時代をはるかに超えて、はるかに超えて、地方財政の寄与とともに、国民なり、市民なり、住民の一つの憩いの場と言いますか、健全娯楽の場としての位置づけと定着をなそうというふうになってきておるわけであります。すなわち、ギャンブル面、財政面、この二面だけではもう物が言えないという競走事業については、これは競輪だけじゃなくして、他の競艇、オート、競馬を含めて四競技場の問題でありますけれども、そういうように今日は単なるギャンブル、それから財政寄与、この二つだけでは正しくない、こういうふうに今日なってきておるし、そういう説を唱える人が多くなってきた。すなわちヨーロッパ型の志向であります。ヨーロッパはそうですね、天皇みずからが馬を持って走らせる、国民が競馬を楽しむ、ヨーロッパ型の娯楽。そして、ギャンブルというものは必要悪と言われておるくらい、日本民族そのものが、日本だけやなくして世界の民族そのものが、どっかでギャンブルをやっておる、何かの方法を考えてやっておる。これはもう理屈やなしに消えないんだという、話は長くなりますので多く申し上げませんが、これはもう何というんですかね、抹殺すると言いますか、地球上からゼロにするということは、もうあり得ない、科学的に見ても、歴史的に見ても、こう言われておるわけであります。問題は、どういうようにフェアに、どういうように関係者に迷惑かけないような、節度ある、明るい健全な娯楽として育成をしていくかという問題でなかろうかと思うのであります。したがって私は、そういうギャンブル性、財政面だけにとらわれずに、一つの健全娯楽として、すなわち明るい競輪場というものをつくっていくお考えがあるのかどうか、最後にお尋ねをこれまた総務部長にしておきたいと思います。  なお、先ほど午前中に私どもの森議員が質問をいたしました「長良川艶歌」につきましてお尋ねをしたんですが、答えはわかったようなわからぬような答えで、わが党全部がわからぬということでありますので、もう一度具体的にお尋ねをするんですが、このレコード盤につきまして、当初予算に恐らく出ておったと、私、ちょっと記憶薄いので申しわけありませんが、当初予算に盛り込まれておったんですが、その場合に、レコードを買い、そしてそれを利用していく、処分をしていく、配付をしていくと、これについての目的といかにその効果をねらったのかということが一つ、それから、それに対する予算は幾ら計上してあったのかどうか、あわせてまずお尋ねをしておきたいと思います。以上です。 ◯議長(辻 喜久雄君) 総務部長、高木 直君。    〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) 最初に、博物館の関係について御答弁申し上げます。  最初に、業者の選定経過についての説明でございますけれども、このことにつきましては一昨日の御質問にもお答えしたわけでございますが、この陳列ケースの設置工事の請負業者の選定につきましては、五月の十八日と十九日の二日間にわたって市の建築建設工事請負業者選定委員会を開催して、種々検討の結果六社を決定したわけでございます。そういった過程の中でございますが、その入札だとか仕様説明だとか、そういったことということでございますが、そういったことで業者選定委員会は十八日、十九日の二日間行いました。それから、仕様の説明は五月二十九日に実施いたしまして、入札は六月の四日と、こういうことでございます。  二つ目の、設計監理料はということで、その監理料と設計者でございますが、設計者につきましては建設委員会か何かで検討していただきまして、いわゆる他都市の博物館の状況等調査して、日本エキジビジョンというところを選定したわけでございます。この日本エキジビジョンは、東京国立博物館だとか京都国立博物館等、展示設計を担当しており、非常に優秀だということでお願いしたわけでございます。これの設計と監理、いろいろ分かれております。いわゆる五十七年度に基本設計、五十八年度に実施設計と、それから五十九年度と六十年度にわたって監理料ということになってきておるわけでございます。そういったことで、基本設計、実施設計、あわして五十七年、五十八年にお願いしておるわけですが、これが約千七百五十万、それから五十九年度の監理になるわけですが、これが約五百十五万ということでございます。それから、設計の見積金額が二億を超えていたかどうかということですが、二億を若干超えておりました。  以上でございます。  次に、競輪についての御質問にお答えさしていただきます。  平素御質問者には、競輪事業に大変深い御理解を賜っておりまして、非常に協力していただきますことを厚く御礼申し上げます。そういった中で、売り上げ対策と効果でございますけれども、これも先日、昨日も申し上げましたんですけれども、いろいろ全体的にこういった公営競技が落ち込んできておるという一つの傾向でございます。こういったこともレジャーの多様化、ファンの高齢化ということで公営企業が持つ一つの現況であるわけでございますが、こういった中でそれぞれ売り上げ増収対策については、かなり種々の施設の改善、たとえば冷房機の設置だとか暖房機の設置だとか、そういったことを進めておるわけでございますが、その効果につきましては数字的には把握しておりません。着々とそういったことを進める中で、そういった売り上げの下降対策に歯どめをかけて、より前進に向かっての今後とも努力をしてまいりたいと、このように思っております。  それから二番目の、のみ対策とそれに類するカメラ効果等でございますけれども、この点につきまして急な御質問でございますので、いまここに資料を持ち合わしておりません。後ほどまた総務委員会の方で御説明をさせていただきたいと思っております。  三番目の、一般会計への繰出金でございますけれども、これも昭和二十四年から五十八年まででございます。約、総額一般会計の繰入金は二百四十八億五千四百万円でございます。  それから、明るい競輪場をつくっていく考えはないかということでございます。当然こういった低迷の時期でございますし、ファン層の変化もございます。そういったこともあわせて、明るい競輪場をつくるには今後とも努めてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。    〔私語する者あり〕 ◯副議長(小木曽忠雄君) 消防長、石田又八郎君。    〔石田又八郎君登壇〕 ◯消防長(石田又八郎君) 空き家の防災対策としてどう対処するかという御質問にお答えを申し上げます。空き家の火災は、その大部分が不法に立ち入った子供や不特定の人たちの火遊びとかたばこの火が原因であります。消防は、これらの空き家の火災防止をするために、従来から各消防署ごとに管内において長い間放置状態にある空き家で囲いや施錠もしていないあるいは扉は締まっているが窓ガラスも壊れ、人が自由に出入りできる状態等、このような建物の調査を行っております。その結果はただいま御指摘のとおりであります。このような中にあって消防としては特に管理状態の悪い空き家に対しては、その建物の関係者に対して出入り口の改修、施錠、立入禁止の立て札の掲出、建物外周の整理整とん、電気・ガス等の切断等管理について必要な措置をするように指導をしてきておるわけでございますけれども、今後とも御指摘の趣旨を十分踏まえまして、一層指導を強めるために調査の範囲を広げまして、所有者または管理者の把握、管理状況、可燃物の放置の有無、周囲の状況等を調査いたしまして、それぞれ関係者に対してただいま指導を申し上げましたような出入り口の施錠あるいは窓ガラスと破損部分の補修と侵入防止策と、さらには立入禁止の表示、また可燃物の整理、建物外周の整理整とん等火災予防措置について強く指導し、火災予防に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上であります。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 建築部長、鈴木 明君。    〔鈴木 明君登壇〕 ◯建築部長(鈴木 明君) 船戸議員の御質問に対してお答え申し上げます。  ただいま消防長から答弁がありました空き家について、建築部長はどういうように措置をとるのかという御質問でございます。建築部においては、空き家を調査するということではなしに、不法と言いますか、違法建築物を処理するという段階で、そういうようなものにいろいろあっております。特に危険建築物については調査指導しておりますが、ほとんどが借地等による権利関係あるいは建築物の相続の問題、たとえば裁判で係争中であるとか、所有者の死亡で次の権利者が決まっていないとか、だれに指導すべきか実際に判断に苦しむという例がございますが、ただいま消防長から御答弁のありましたように、消防と協力いたしまして、建築部もあわせてこのような危険な建築物の防止に努力をいたしたいと考えております。  それから、鶴田町の建築物の件でございますが、まず、建築基準法十条によって措置をする意思があるかないかというような御質問であると思います。建築基準法十条によって措置をするかどうかということにつきましては、少し問題があると思いますが、鶴田町の廃屋については、建築基準法に基づいて除却命令を出すというような方法もございます。除却命令というのは、御承知のように、でき上がったときにすぐ、あるいはできかける段階で出すのが普通でございますし、また、それが一番望ましいもんでございます。ところが、御指摘の建築物というのは、昭和三十年の半ばごろ建築に着手されましたもんで、議員がただいまおっしゃいましたように、裁判係争中で、昭和四十、五十年ですか、ごろに裁判は解決したというようなもんでございますので、現時点で是正命令という形ではちょっと時期を失した観があると思っております。しかし、最近火災事故もありましたし、著しく保安上の危険が増大しておりますので、関連部局と密接な連絡を取りまして、建築物の所有者に対し、この建築物を除却するよう除却勧告を出す方向で指導してまいりたいと存じます。  それから次に、この建物を見たかどうかというお話でございます。この建物を見たかということでございましたが、実は見る時間がほとんどございませんでした。そこで、きょう、昼、見てまいりました。見たところ、外からは私はわかりませんけれども、余り丈夫い建築物とは思えません。したがいまして、所有者の了解を得て内部も調べまして、どういう措置がとれるのかどうか、一応研究したいと思っております。  以上でございます。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 土木部長、坂井 博君。    〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) お答え申し上げます。  土木部といたしましては、まず第一点の、所有権が変わった時点でどう対応したのかということでございますが、土木部といたしましては、所有権が地主に移った五十一年当時に建物が不法占用によるものであるということで、口頭で撤去方を勧告をいたしましたが、履行されなかった経緯がございます。特にまあ、当時、当該地区は市道金町―那加岩地線でございまして、自動車量も一万五千台という交通量もございますので、交通安全上の立場から、歩道の整備、バス停車帯の拡幅等が必要になってまいりましたので、この事業を進めておるわけでございますが、当該建物が支障になっていることあるいは地元の住民の方からも早く撤去してもらいたいというようなことで、早期に解決したいということで交渉を進めておるわけでございます。  二点目の問題でございますが、不法物件でありますので、撤去を図る中で交通安全対策とあわせて考えていきたいということで話を進めておるわけでございますので、御理解がいただきたいと思います。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 都市計画部長、園部義雄君。    〔園部義雄君登壇〕 ◯都市計画部長(園部義雄君) お答えいたします。私に質問内容は二点だと思います。  初めに、金町―那加岩地線の事業決定はいつごろかということと、その見通しがあるのかどうだということと、もう一点は現在までに計画した幅の中で用地買収をしたことがあるのかどうだという質問だと思います。  質問者も先ほど申されましたように、計画決定は昭和二十一年の六月、実はその前にもたしか昭和二年に計画決定をしまして、そのときは幅員は八間だったと思います。メーターで言いますと十四メーター五十だったと思います。そうして、昭和二十一年の戦災復興等の見直しの中で二十五メーターに計画決定された道路でございます。この路線につきましては、現在、東側に一五六号線が一部供用開始もしましたし、今後東海北陸道の供用開始も間もなくされると思いますし、非常に交通量も中心部へ流れてくる、非常に重要な路線だと思いますけれども、現在では残念でございますけれども事業決定はまだ決まっておりません。そうして、見通しにつきましても、残念でございますけれども、まだ立っておりません。そういうことで御了解願いたいと。  そうして、用買につきましては、現在まで拡幅部分の中で買ったことはございません。  以上でございます。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 経済部長、中村幸吉君。    〔中村幸吉君登壇〕 ◯経済部長(中村幸吉君) お答え申し上げます。五十九年度の予算には計上はいたしておりません。これを機会に長良川の鵜飼と観光岐阜の宣伝のためにも既決予算の中からこのレコードを購入して活用ということを考えておりますので、有効な宣伝効果を上ぐるべく早急に配付先、また数量を検討し、購入、配付したいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上。    〔「議長、二十六番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(小木曽忠雄君) 二十六番、船戸 清君。    〔船戸 清君登壇〕 ◯二十六番(船戸 清君) 再答弁をいたしたいと思います──御無礼しました、再質問、私が答弁するとおかしくなる……。  まず初めに、博物館でありますが、第一の質問が、どういう日程で選定をし、審査をし、指名入札、落札になったかという質問ですが、お聞きをいたしますと、五月十九日に選定委員会がメンバーを決めた。そして、説明を決めて、指名通知は五月二十四日にした。それから五月二十九日には説明をしたと、業者に。それから落札は六月四日であったと。こういう、簡単に言うとこういうことであります。そこで私、奇異に思うんですけれども、まず、指名をされる前には、御承知のように指名業者でなければいかぬわけです。これはあたりまえのことです。指名業者であって初めて指名が、指名の資格があるかどうかということで選定をされて、あなたがよろしいということで通知が来るわけですねえ。だから、あくまで前提は、指名業者の登録を得たものであると、契約課によって。これが大前提であります。そういたしますと、指名をしたのは五月二十四日だということですねえ、指名通知を六社に、鐵矢工業、京都近鉄百貨店、大丸、コクヨ、名古屋三越百貨店、高島屋、この六社に通知を出したのが五月二十四日だとおっしゃる。ところが、私の調査によりますと、指名通知を受ける、受けたときにはまだ指名業者に正式になっておらない状態になっておるわけです、不思議なことに。指名業者の申請をしたのは、この公文書の受付からまいりますと一社だけであります。すなわち、五月二十四日前にパスした、指名業者として合格をした業者というのは一社だけです。これは三月二日、鐵矢工業、東京中央区銀座一丁目ですか、この会社は三月二日に指名業者の資格を取っております、岐阜市の。ところが、あとの五社はですねえ、何と、近鉄、何近鉄やこれ、京都近鉄ですか、京都近鉄は五月三十日に申請なんですよ、受付がぽんと押してある。大丸、これも五月三十一日にぼんと申請受付。コクヨ、これも五月三十一日に申請書を受け付けました、ぼんと。続いて三越百貨店、これも五月三十一日にぽんと押してある。そして高島屋、落札をしたこの会社も五月三十一日に正式に指名業者としての申請書が出てきておる。ほして、受け付けましたといって行政処理がなされておる。これが正しいに決まっておるですなあ、これ、公文書、公の仕事です。したがって、これが真なりとすれば、それ以前にねえ、五月三十日とか三十一日に、以前の二十四日に何で指名通知がいくの、これ、うん。あり得ないですよ、これは。あり得ない。念のために岐阜市が公正に指名を、入札をやろうと、公正にですねえ、市民の納得いくように業者間の差別のないようにやろうということで、当然岐阜市民のお金を使うんですからねえ、疑惑を持たれたり、差別があったり、不当な損害を受けてはいけない。いろんな角度から研究をされて、岐阜市契約関係例規集というのがある。これにもたれてやっておられるんですねえ。その岐阜市がみずからつくり、みずから守ろうとしておる要綱を見ると、岐阜市競争入札参加者選定要綱、この二条に「工事の請負、物件の製造、買入れその他について、競争入札に参加させることができる者は、令第百六十七条の四の規定に該当しない者で、この要綱により審査に合格し、岐阜市競争入札参加者名簿(以下、入札指名簿)に登載された者とする。」と、こうなっておる。申請もなされておらぬし、登載もなされておらぬ業者でして、そのものは資格、そういう状態のままで、指名だけが何で先行して業者へ指名通知いってまう。そして現場説明、そして落札六月四日、入札。これ、でたらめですよ、こんなことが許されるとすれば。少なくとも申請書が出て、あらゆる書類を添付しなさいと、役所のことだから、いろいろねえ、むずかしいやつあるわ、うっとうしいやつ。けどまあ一応必要なものは全部お互い整えておる。そして整った書類を一つの機関にかけて、そしてパスして初めてよろしいといって資格を得るんです。特にこの業者の場合には、岐阜市の場合には御承知のように皆さんも、一定の時期のルールを持っております。すなわち、毎年二月十日に受け付けをして、三月十五日までが期間ですよと、指名業者の受け付けが。まず第一にそれがルールを守ってもらわないかぬですなあ、第一に。例外はともかくとして、うん。だから、そういう一つの常識的の秩序あるやり方として、まず資格審査を得て、指名業者として登載をされて、資格を得てから、それから業者が果たしてええのか悪いのかと、いわゆるこの人でええのか、果たしてこの人なら危険ならあかぬのやしねえ、それは。不向きか向いておるのか、あらゆる角度からたくさんの業者の中から選んで、あなたは指名いたしますから、いつ幾日にこれについての説明に来てくださいと、するから来てくださいというふうにやるんでしょう。その順序が全然逆ですが、こういう入札制度を、しかも億単位のものですねえ。私は後からも申し上げますけれども、二億を超える設計見積もりに対してですねえ、うん、資格のない、役所仕事としては申請が出ておらない状態に、もう、はい六日前から指名通知がいってまっとる。あなた、業者に指名したから入札に参加しなさいといって通知やっとるです、うん。この点について総務部長はどういう法的な根拠と、どういう理屈を合理的に考えられて、こういう日付が逆になって指名通知が先行してしまっておるのか、お尋ねをしたいと思う。少なくとも世の中には順序があるし、ルールもあるし、常識が働くはずですねえ。野球で言えば審判がプレーを宣してからプレーが始まるんで、勝手に投げ合ったり打ち合っとったって、そんなものは試合にならへんじゃないですか。プレーをかけてから、審判が、それから試合が始まるんですよ。ルール、常識なんですよ、秩序だ。汽車でもそうでしょう。汽車に乗りたかった言ってやねえ、乗りたい人は切符を買って改札口に通って、それから乗るんですよ。それを切符も買わずに改札も通らずに、はい、乗っとったという話なんでしょう。これ、どういうことなの。すなわち、これは無賃乗車やわなあ、俗に言う。それは秩序を侵しておると、それは。何でも物には順序というものがある。道理というものがある。だから、岐阜市が契約をする場合には、市民のお金を使うためには、業者を公平に、差別の起きないように、ねえ、矛盾の起きないように納得のいく指名をしよう、仕事を出そうじゃないかというためにこの要綱をつくっておる。それにはまず指名業者になること、そして資格を得ること、こうだと。それが後から何で出てくる。しかも億単位のそういう仕事をやらせると、まさに奇々怪々というか、もうめちゃくちゃですわ、これ、岐阜市がこんなことやりゃ、契約を。総務部長に重ねてその点を指摘をしてお答えを願いたいと思います。  次に、私、一昨日昼の十二時ごろに、先ほど御答弁がいただきましたように、設計をされた人は東京の日本エキジビジョン有限会社の国友という人が委託を受けられました。随契であります。これは優秀な方でりっぱな先生です。国立博物館を設計をされ、その他その程度のりっぱなものを専門にやっておられる方なんですねえ。だから、準備室もこの人なら大丈夫だとして特約をされて、随意契約でりっぱな博物館を設計してもらいたい、陳列ケースを設計してもらいたいというふうに設計委託をされたんです。それがいまお答えにあった設計金額であるし、監理契約、金額であるわけですが、その先生に私は一昨日昼十二時ごろに約二十分間ぐらい役所の電話を使わしていただきまして、公用で、意見を交換をいたしました。先生の意見を聞いたわけですが、そこで、私が先生の見積もられた金額よりも、ざっと私が仄聞するとこによると半分以下に落札をしたんだが、どう思われますかと。そしたら、私もそのことであれですが、少なくとも私は設計をこれを専門でやっておりますと、こういうものを。しかし、公費を使われるんですから、できるだけ安くやろうという設計で値打ちに設計見積もりをいたしました。その半額以下なんですから、私さっぱりわからぬし、どういう意味や、率直に言って不安でなりません。と、不安でならぬということを言われます。すなわち、高度な技術が必要でありますと、ほん。デパートのショーウィンドーケース発注と違いますと、ほん。美術的なねえ、工芸品なんですと、私のは。そういうものの設計見積もりでありますと。ですから、私も見せていただきまして、デパートがずらっと並んでおったで何じゃなと思ったと言うんですねえ、うん。デパート合戦じゃあるまいし、なぜ船戸さんこういうふうになるんですかと。私は結果だからやむを得ませんけれども、もし、競争入札をされたとするなれば、どうしても競争でなければだめだとおっしゃるなら、岐阜市は、専門家によって、陳列ケースの専門のねえ、業者で入札をかけていただきたかったと。デパートがほとんどですねえ、ほん。専門は鐵矢だけなんですね、聞いてみますと、先生に。鐵矢工業はこれは専門で、国立博物館もみんなそれをやっております。あとは専門じゃありませんと、全部。だから、岐阜市の御事情があって競争入札しかやむを得ないとおっしゃるなら、専門の業者の競争入札というふうにしていただきたかったという気持ちはありますということをおっしゃっておったわけであります。そこで私は思うんですが、そういうまじめにりっぱな先生が、しかも岐阜市の金を安くできるだけ上げてやろうといって抑えて、見積もりの金額のふたあけてみたら半額以下。すなわち、九千八百五十万で落札をしたんだから、ざっと一億は違ったんだ、ねえ。二億で落札したんや、この物件は、予定価格は。御承知のように、設計見積もりと予定金額は接近しておるんですよ。そんなもの設計見積もりとやねえ、予定金額とそんなこれ差があったら、それは設計やないんやで、そんなもの、ねえ、御承知のように。設計見積もりというのは予定金額に近いものが常識なんです、これ。ですから、設計見積もりが、いま総務部長の御答弁は二億を超えておると言うんですね、若干。すなわち、二億なら落ちるんですよ。逆から計算したらねえ、逆から推算すれば。もちろん設計料からも逆算できますよ、設計料、いま言われる。ほっと、二億で落ちるものがですねえ、半分以下の九千八百五十万でデパートが落とす。この現実を見た場合に、私は高島屋をたたいておるわけでも何でもないです。何も僕は恨みも何も──まだどっちか言うとよく行く方やでねえ、ぶらっと。あれを九千八百五十万で落として、自分とこは一億損したんや、計算上は。ええかな、一億やんな、一億。ところが一億損してでもねえ、落といてでもおれはやると、高島屋。そのかわり何か次に岐阜市が仕事くれる約束がありゃええわなあ、そうでしょう。次にこれあがると、メリットがあるか、あり得るねえ、世の中のこっちゃから。けど、あれはもう二度とあのものは出てこないです、もう一発仕事、単品であれ勝負なんですから。あれで一億損したらもう高島屋完全に一億の欠損ですよ。損ですよ。設計どおりにつくろうとすれば。そんだけ金をかけたとすれば。だから、どう考えてもそれは理屈に合わない。すなわち、設計が正しいとすれば、先生の。まだ安く見積もった、二億を超えた設計をつくられた。が、正しいとすれば、幾ら業者が仕事がないといってダンピングしてもねえ、半分以下で落ちる話が絶対にありませんよ、それは。すなわち人夫が半額できますか、賃金半額で。材料が半額で入りますか。あらゆる諸経費が半額で入りますか。入るはずはないですよ、そんなものは。どこで合わせるかと言やあ、技術料で合わせたり、でき上がりが違ってくるはずですよ、そんなもの。すなわち、設計者の夢、設計者というのは一つの夢を持って、一般的な学校建築物やない、博物館、美術館というのは一つの夢をつくり上げるんですからねえ。国宝級を入れる、重要文化財を入れる、なも。りっぱな財産を、岐阜市の物を入れる。それに合った器をつくるんですから。ですから、夢を設計に描きたい、だから、夢と、そのものができるとはとても考えられないということを私は思えば思うほど、この数値の差、思えば思うほど、そして先生の意見を率直に聞けば聞くほど、私は不安とともに、業者選定と入札方法に誤りがあったんやないかと。すなわち、完璧ではなかったのではないかと、行政側としては。このことを強く私は感じたわけでありますが、その点選考委員長の任に当たった助役・西田さん、それから所管である教育長、つくり上げてまわなあかんでなも、教育長に答弁を求めたいと思います。  それから、第四でありますが、物によってはねえ、僕いま申し上げるにねえ、競争入札になじむものとねえ、なじまないものがあるんですよ、御承知のように皆さんもねえ。一般住宅だとかねえ、側溝つくったり、ねえ、舗装かける、これはもうどんな競争にしたってかまわぬですね。ところがねえ、特殊なものをつくる場合にはねえ、なじまぬ場合があるんですよ。特に美術品なんてものはねえ、そんなものは競争できるものじゃないんですよ。一つ一つ、一品一品違うんですよ。絵をかくと一緒、一枚一枚絵をかくと一緒なんですから、同じ絵をかけるもんじゃない。それで総務部長にお尋ねするんですが、いままで岐阜市以外に幾つか国立博物館あちこちずうっとやっておりますわなあ、日本全国で。こういうものは随契が多いのか、競争入札が多いのか、ねえ、実績があると思うんですけれども、私はこれは一つの参考のためにですよ、参考のためにお尋ねをしておきたいと思います。どちらが多いのか。それから次──これ、博物館の再質問であります。  次に、空き家の防災対策でありますけれども、原則的には了解をいたします。  ただそこで、建築部長は時期を失したと言っておるんですが、時期を失したと、自分が失しておるんやないか、おまはん、うん。だあれも失しておらへんのや、あんた。七年前に死んだときにその三カ月後には自動的に地主に帰属するんだ、その危険な建物は。何でそのとき行って、すぐこれもう、ねえ、勧告出さなんだ、命令を出さなんだ。危険だから、もうはいのけてください、三十年間たっておるじゃありませんかと言って、これはもうこれじゃあいけませんよと。それを時期を逸したから、ちょっと命令まで問題がありますよと、自分がサボっとったからそうなっただけで、そら、あんたことしなったばっかやで、あんたとは言えぬけれども、そらしゃあないわ、あんたがずうっと引き継いできたんやで、(笑声)行政というのはそういうもんやで。だから、そら答弁としては僕はねえ、ちょっと不謹慎というのかねえ、どうも責任の所在をなすりつけるような話やで、前の人を含めて、自分のポストは過去を含めて自分のポストなんですから。そういう立場からいけばですねえ、遅いんじゃない、まだやれるんだと、早く。いま、来年のこと思や、まだ来月のこと思や、今月やりゃ一月早いんだから、そんなもの、ねえ、常識の問題で。したがって、まず勧告を出すとおっしゃったんですが、勧告、それから命令だと思うんですねえ、順序がねえ。命令が当然特定行政庁、市長名でなると思うんですけれども、勧告を出す時期はいつなのか、建築部長、なも、時期はいつなのか、お尋ねを一点だけしておきたいと思います。  なお、土木部長に重ねて申し上げておきますが、もし、これが妙なかっこうで処理されてですねえ、不法な、公有地に四割も居座ってしまってやなあ、そしてあげくの果てはその居座った人が得してまって、ええとこもらって、土地を。建物は岐阜市がよっこいのけてくれたと。こんなことがもし起きたとすれば、僕は監査請求しますよ、そんな処理をされや。納得できませんよ、そんなものは。まず合法な状態に戻すことですよ、すぐさま、ねえ。もちろん、建築部との協議が要りますけれども、そういう順序で事を処していただきたい、強く申し上げておきたいと思います。  消防長については了解をいたします。ひとつ火災が起きないように、人身事故が起きないように最大限の努力を払っていただきたい、御要望申し上げておきます。  次に、競輪でありますが、事業について、答弁漏れがもうめちゃくちゃあるですねえ。(笑声)まあ幾つかありますが、二、三申し上げると、一般会計へ、開設以来どのくらい協力をし、貢献をし、繰り出しをしておったか、数値を教えていただきたい。さらに、そのお金はどういうように使われた、内訳を示していただきたい、こう申し上げたんですが、それについて二百四十八億だ、これはもう明らかな、数字でいいです。じゃあどういうように使われたかということについては、内訳を含めて一切触れておらぬので、完全に答弁漏れであります。  それから、のみ屋の対策について、五カ年分の実績を示してもらいたい。それを全国五十開催地と平均値を求めて、それは多いのか、少ないのか、取り締まりの実態の説明をしてもらいたい、これも全然答弁がなかったようであります。    〔私語する者あり〕 これは答えてもらいたい。  さらに、売り上げの上昇、入場者の確保、すなわち、収入を得るための最大限の努力をどう具体的にあなたは社長としてやったかということについては、冷房を入れた、暖房を入れたい、冷房・暖房入れとるのはそんなものはどこでもあたりまえのことであって、そんなもの何にも岐阜だけ特別の話、何にもないですよ、どこもみんな出いとる。まんだ、あんた蒲郡ですか、行ってみや、全館冷暖房やがな、あんた、全館や。入り口から、入場すると、全部その施設が冷暖房ですよ、エスカレーターつきだから。そんな問題ならぬですよ、そんなもの、冷暖房。もう月とスッポンや、全然違うんですよ。それを冷房、暖房を入れた、そんなもの、それもちょろちょろっとのことや、そんなもの何もあんた、売り上げ上昇にもなっとらへん、全然。何にもあんた、有効策やあらへんですよ。だから、そういう前向きのですねえ施策を、何らあなたは講じておらないんですよ。その点の私は責任を十二分に経営者として感じておらなければもうだめだと思う。言っとったって、じゃあどうするかといって、あなたいまやるって何にもあらへんでしょう。だから、ひとつねえ、民間サイドに返った、返ったつもりでねえ、お役所の感覚やなしに、発想そのもの、民間人として、考えてみなさい、七十二日でしょう、年間、開催、月六日ですよ。一年三百六十五日のうち七十二日しか仕事開業しないんですよ、営業、岐阜競輪株式会社は。あと寝て暮らすと私は言わぬにしてもやよ、施設はあのまま、ぼんと置いとる。駐車場そのままぼうっと遊ばしてある、ねえ。七十二日だけ店を開いてやね、そんでことしはまだ八億の黒字あるですねえ、ほん。月一銭やない、手形で買うわけじゃありません。全部現金でお客さん来てくれる。こんなねえ、そんな商売ありますか、あんた、全産業に。まさにねえ、ぬるま湯の経営なんですよ。民間の考えで、あれを、あんだけのものを維持してやねえ、七十二日どう生きていくか、どう経営をねえ、守っていくかということを考えたら、もっと積極的にねえ、私は姿勢を示すべきだ。幾つか私は提言したけれども、一向やっておられない。強くまあ遺憾に思うわけですが、そこで、私は一つだけ、じゃあ申し上げて御答弁をしてもらいたいんですが、のみ屋が非常に多い、ねえ、これは僕しばしばここでも指摘をしております。のみ屋を排除することは売り上げが上昇することなんですね。のみ屋に買わなきゃ今度は当然公の車券を買うんですから。のみ屋に買えばこっち買わぬようになってまう、当岐阜競輪の正規のやつをねえ。ですから、のみ屋を減らかすこと、排除することは、売り上げ上昇に直接つながるんだから、これをやれと。具体的に僕は申し上げるんだが、あんな広いとこにねえ、ええかな、入り口でどうぞ入ってくださいと、のみ屋みんな入っとるんやなあ、入り口でどうぞ、どうぞ、入って、中で所場割りしてやねえ、やってござるわ、あちこちで。たまに警察が来てつかまえやっせるわなあ。新聞に出る、テレビに出る、何カ月にぽっぽと出る。けど、あんな広いとこへ中入れたってねえ、つかまえぬことないけどな、そんなものたまたまつかまえたちゅうだけのことであってやねえ、そんなもの排除できるわけないです、物理的にできませんよ、あんなもの、不可能ですよ。たまたまやっとらぬといかんでやなあ、やったようなかっこうをわしに言わせやつけとるだけのこっちゃ。ほんとにやる気ならねえ、入場させないようになぜしないかと私言うんですよ。少なくともやっておる諸君はやねえ、暴力団であり、その構成員である、警察は全部知っておるんです、顔から、名前から、写真からみんな持っておる。入り口におればわかるんや、入ってくる人、あなたは違いますと、入っていただいては困りますと、ねえ。かつて、岐阜市は市民センターの時代に、プロレス、力道山が生存しておったころに貸しておったんですなあ、興業に。ところが、あれ、暴力団がプロレスをやっておるのやと、力道山興業を。だから、貸すなというねえ、意見が市民から強く出て、一時貸さなかったんや、岐阜市は。そんな暴力団にやねえ、協力するような、その興業収益が暴力団に流れやねえ、暴力団育成に加担しておるであろう。それは当然言われます。これは貸してはならぬ、こういうことになって一時シャットアウトしまして、いわゆる入場させない、使わせない。これは権限ですよ、岐阜市の所有の建物ですから、ねえ、使ってまう、使ってまわぬ。競輪場でもそうでしよう、岐阜市の所有の建物なんや、岐阜市が施行しておるのや、あなたが社長なんや。岐阜市営、この競輪場施設へ入っていただかなくてもよろしいですと、あなたはと、ほん。断れるんですよ、恐ろしけりゃそのために警察がおるんだから、恐ろしけりゃ警察がそばにおっていただいて、同時に入り口からなぜ入れないようにやらないの。これやりゃ中でちょっとも一人もおらへんがなあ、のみ屋みたい、完全排除できるがね。そういう意思があるのかどうか、総務部長。具体的に教えてあげる、それ売り上げ上がるに必ず、絶対上がりますよ。ないことないです。中へ入れなきゃねえ、必ずそれだけののみ屋さんのお客さんはふえるはずなんです、収入になるはず。今度こちらを買ってくれるわけなんだから、うん。私は具体的に提言をするんですけれども、その御意思があるかどうか、あなたは勇気のある総務部長だと聞いておりますが、(笑声)ひとつする決断があるかどうか、決意のほどをお聞かせ願いたい。    〔私語する者多し〕  それから、最後でありますが、「長良川艶歌」まあ私が言いたいのは、すでに岐阜市では「長良川艶歌」ブームで柳ケ瀬へ行きますと、あちこちでかなり流れております。ところが、きょうの午前中の質問によりますと、答弁は、まだどこへ、どんだけ買うやらわからぬと、配付するやら。という、ぼやっとした話なんですね。そんなねえ、ことでやっとりゃ、ちょうどねえ、買って渡いたころにはまた下り坂になっておるかわからぬな、これは。いち早くねえ、いち早く岐阜市が企画し、観光課がねえ、やろうとすりゃですよ、市長、一生懸命これ熱入れておられるそうだから、なぜそのレコードは一番先やねえ、当初予算の中に入れてですよ、予算構成して、十二月のときにはわかっておったんやで、予算査定のとき、なぜその予算構成してやねえ、ほして配付先をきちっと原稿も原案もつくって、何枚、こういうように有効的にその出すんだと、先それを配るんだと、宣伝だから、こんなもの。いうことで、なぜ当初予算組まなんだ。そういう姿勢がねえ、お役所のやり方だちゅうんだ。何やってもあかんわなあ、お役所に事業をやらせると、ゆっくりしとるで。ちょうどでき上がって、レコードが手元へ渡るころは、まあはい、「長良川艶歌」どこやらへ下がってまっちょるわ、まあ。    〔私語する者あり〕 だから、そんなことではあかんで、    〔私語する者あり〕
    早くひとつ原案作成をして、購入、配付をしてもらいたい。その時期を、その時期を、議会が終わるまで、もう遅い、四月終わって、六月、七月入りますよ、あんた、ほん。だから、今月の議会が終わるまでにそれを所管の委員会の方に提示をしていただく気があるのかどうか、御答弁をお願いします。(笑声) ◯副議長(小木曽忠雄君) 総務部長、高木 直君。    〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) 第二回目の御質問にお答えさしていただきます。  博物館の関係で、指名業者、そういう登録、入札、いろんなことで行き違いがあるんじゃないかということの御指摘でございます。御指摘のそれぞれの日数、御質問者のとおりでございます。が、こういった中でそれぞれの業者がそれぞれの物品だとか、そういった用度の指名は出てきておるわけでございますが、たまたまこの陳列ケースは備品でなく工事として設置するということで工事の部類に属すると、こういうことから、いわゆるそれぞれもう岐阜市の方へは指名願は完備しておるわけですから、たまたま工事施工の件の建設業法による許可を持っているかどうかと、ここに一つの問題がございましたので、十八日に開きましたが、その点を確認した上でということで、それぞれこの各業界、業者一社除いたあと五社がそれぞれの博物館だとか美術館だとかそういった所の工事を現にやってきている実績があると、こういうことから恐らくあるだろうと、建設業の許可を持っているだろうということですけれども、もう一遍確認しようということでそれぞれ確認したところ、それぞれ建設の許可を持っているということから、その指名の中での書類の中でそういった建設の方の書類の提出がそれから求めたわけなんで、業者もこういった特殊な工事でございますので、そういった各地方公共団体でも少ないということで岐阜市でも予想されなかったということも含めて一社だけがそういった工事を含めての届け出があったわけですけれども、ほかの業者は物品の納入ということでケースだとかそういったものの納入ということでの指名が出てきているわけですが、建設業法による許可がなかったと、こういうことでございますし、この私の方で競争入札参加者の選定要綱の中にも第二条にただし書きがあるわけでございまして、「ひん度の少ないもの又は市長が特に審査をする必要がないと認めたものは、この限りでない。」ということで、まあ非常に頻度が少ないということで念には念を入れて、そういった建設業法の許可を持っているか、で、その書類を持ってきなさいということでの完備で若干の参加の申請書が全部そういった建設業許可の書類もつけたということがそういうことでございますので、御理解をお願いしたいと思います。  それから次に、こういった特殊なことなんで、こういった工事については指名入札でやるのが多いのか随契が多いのかということでありますが、私の方で十二館ほど調べてございまして、それぞれ十二館のうち随契が十館、指名が二館ということになってきております。最近でございますと市立の関係では松山市だとか長野市なんかは随契でやってきているようであります。以上であります。  それから、競輪の関係でございますけれども、それぞれ売り上げの増加につきましては鋭意努力はしておるわけでございます。いずれにしましても全国的にそういった低調傾向にあるということでございます。売り上げを伸ばすことはこれは企業をやっている以上当然なことでございますので、それぞれが選手を含めファン層の維持開拓、そういったこと、番組の編成、まあそういったことにもあわせ努力しておるわけでございますし、私の方も昨日お答えしましたように早朝前売りも行っていきたいと、このようなことも含めておるわけでございますが、いかにせん売り上げが伸び悩みがある現状の中でパイというのは非常に低い状況にあるということでございます。ちなみに五十七年度の競輪の状況を見ますと、売り上げの中での各経費を見てみますと、総支出経費の中での減量経営をこれからやっていかんならぬと、こういう中では人件費というのは約五一%を占めておるということでございます。非常にウエートの高い状況であるということも含めて昨日の御質問にお答えしたわけでございます。いわゆる売り上げの増加を図りながら経営の体質減量化ということもこれは急務でございます。そういった中で、現状抱えている競輪場の実態をながめた中で、そういった経費の節減、そこに占める人件費のウエートの高い部分を何とか御協力願って、岐阜競輪の存続、それから目的である一般会計への寄与という目的に向かって努力してまいりたいと、こういうことでございます。  それから、その繰入金についての、どんなものに使っているかということでございますが、これも急な御質問でございますので詳しく分析したものを持ち合わせておりません。それぞれ福祉、土木、教育関係等の建設費、そういったものに従来から、そういった方へ利用させていただいておるというのが現状でございます。  それから、のみ対策でございますけれども、これは競輪事業の抱えている一つの大きな課題でございます。そういったことで全国競輪施行者協議会におきましても、こういったことをどうしようということで種々協議もし、これの対策にも努めており、警察の方にも御協力を願ってきておるわけでございます。確かな数字はわかりませんが、年間二、三件の検挙があるということの事例にすぎません。こういったことも今後とものみ行為の防止については格段の警察の御協力を願っていきたいと思いますが、いま御提案の、それらしき人を入れるなということについては、私非常にこれは問題もございますので、一つの御提言としては受けておきますけれども、それらしき人を締め出すということは現在のところ非常に問題があるかと思いますので、よろしくお願いします。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 助役、西田 創君。    〔西田 創君登壇〕 ◯助役(西田 創君) お答えいたします。この選定につきましては、いままでやっておるような業種のものと違いますので、率直に言いまして、これについては一番初めから慎重に間違いないようにやらないかぬということで対処したわけでございます。それで五月の十八日に一応やりまして、この選定の審議をやったわけでございますけれども、やはりこれについてはもう少しいろいろ慎重にしなくちゃならぬというようなことで、十九日にさらにいろいろな資料を求めまして、そしてやった中でこの選定を決めたというようなことでございまして、私はまあ全きをやったんじゃないかと、このように考えております。それでその中で選定につきましては、これはこの前の御質問のときもお答えしたわけでございますけれども、自治法や契約の規則それから選定要綱にある指名基準というような、そういうことの中で当然それによったわけでございますけれども、特にこの場合は、このもの自体が余りないものでございますので、やれる業者の能力の問題、それから特に信用性の問題、これについて私は頭の中に置いたわけでございます。それでこの能力の問題でございますけれども、いろいろのこの案の中でそれぞれの中で、たとえば資金、従業員が小さ過ぎるというような、そういうような選定の候補者もございましたし、それから限られたケースだけしかやってないというような業者もあったわけでございますけれども、一応事務局の方で用意させました特にまあ信用性の問題でございますけれども、それはこの入れましたそれぞれの業者におきまして博物館へこういうものを納入した実績がどの程度あるかと、それはある業者では、たとえば名古屋の博物館とか豊橋の美術館とか堺市の博物館、岩手県の博物館あるいはまた栃木県の博物館というようなふうで各地の、あるいは神戸市の博物館というようなふうで相当長い期間にわたりましてこういう実績を持っている業者もございますし、それからある業者におきましては東京の国立博物館、東京の国立科学博物館、慶応大学の資料館と、ある業者におきましては奈良の国立博物館と京都の国立博物館と、あるいはまた、ある業者におきましては岐阜県の美術館、神戸市立の博物館等、また、ある業者におきましては国立歴史民俗博物館、奈良の県立美術館、また、ある業者におきましては池袋のオリエント美術館、栃木県の博物館というようにそれぞれ実績を持っておりまして、こういう実績があるならば、こういうことに対して候補者に入れてもいいんじゃないかというようなことで、こういう選定をしましたものが六つの業者を選定いたしまして、指名委員会ではこういう能力的にもそれからそういう実績を持っておりますので、そういう実績から考えて、これは適当ないわゆる選定されてよい企業でないかと、まあこのようなふうに判断をして選定委員会としては決定をしたと、こういうことでございまして、これにつきまして、これは私は間違っていない、全きを期したところのものであると、このように考えております。以上でございます。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 教育長、橋詰俊郎君。    〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答えいたします。準備室といたしましては、展示ケース工事を含めまして展示工事全体の設計につきましては専門委員会にかけまして、先ほど船戸議員さんのおっしゃったように日本エキジビジョンが日本的にも非常にすぐれた設計者であるということで推薦を受け、この会社に設計依頼を決定したわけでございます。他府県あるいは他都市の場合には、こうした工事の場合、先ほど総務部長の報告がございましたように設計施工が一体的に行われる随契方式をとっている場合が多いようでございます。岐阜市ではこれを切り離すことによって展示工事の万全を期していきたいということで分離方式をとったわけでございます。こうした工事は特殊な工事でありますので、準備室といたしましても、その工事業界のすぐれた業者の推薦を申し上げまして指名委員会の方で御審議をいただいたわけでございますが、何としましても仕様どおりのりっぱなものをつくっていただかなければなりませんので、国友さんのしっかりした設計監理に期待をいたしまして、他都市にも恥ずかしくないりっぱなケース工事が完成することを願っております。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 建築部長、鈴木 明君。    〔鈴木 明君登壇〕 ◯建築部長(鈴木 明君) お答えいたします。鶴田町の不法建築物をいつ除去するように勧告書を出すかという御質問でございますが、先ほども申し上げましたように、建築物については外観上非常に危険であるということは私も了知しておりますけれども、内容につきましてはまだはっきりしませんし、それから所有者とも会っておりませんので、所有者とも会ってよくお話を聞きながら指導をしてまいりたい、こんなふうに考えますのでよろしくお願いします。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 経済部長、中村幸吉君。    〔中村幸吉君登壇〕 ◯経済部長(中村幸吉君) お答え申し上げます。御指摘がございましたように早急に購入配付するよう努力してまいりたいと思いますので、御了承賜りたいと思います。以上。    〔「議長、二十六番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(小木曽忠雄君) 二十六番、船戸 清君。    〔船戸 清君登壇〕 ◯二十六番(船戸 清君) 時間も経過をしておりますのでなんですが、しかし、事重要な議案である博物館等もありますので、あえてお願いをしたいわけですが、まず、そもそもですねえ、先ほど申し上げたように、契約業務というものは公正かつ市民の納得のいくようにやらないかぬですよ、どうしてもそれを基本に置かなきゃならぬ。すなわち、あなた方がつくられた当局が、この例規集を守っていただかなきゃいかぬということなんですよ基本には。それには指名願を出たときにはまだ、いやいや、指名願が出たときの六日前に指名業者が決まって通知が出るということはあり得ぬではないかという質問をしておるんだ、わしは。すなわち例規集に完全に違反しておるんじゃないかというふうにお尋ねをしたら、あなたの答弁は何と、建築業法の関係で建設大臣の許可が要ることがわかったと。ふんな、あたりまえのこっちゃ、ふんなもん、ちゃんと書いたる建設業法に。そんなことはやねえ、当初予算の構成をし審議をするときの十二月のヒヤリングの段階からわかっておるはずだ。後から、仮に万歩譲ってわかったとしても、わかってからきちっと手続を完備すべきですよ。そして書類をあらゆるものを整って、なるほどこれは要綱に合っとるから資格ある業者と認めます。それから後に指名通知を出すべきですよ、どう考えたってふんなもん。答弁になっとらぬしやねえ、要綱を全然理解しておらないということをまず指摘をして、さらにあなたは、こういう逃げ方をした、答弁の。第二条にただし書きで、頻度の少ないものまたは市長が特に審査を要せずと認めたものはこの限りでない。だから、ただし書きで、頻度の少ないもの、市長が認めたものはこの限りでないから、このものはそうだと言ってあんたは答弁では逃げようとした。これは完全に間違いですよ、あんた読み間違いですよ。これを言っておるのは、頻度の少ないものというのは少々のものでねえ、金をかけても市は多少の損害で痛いもかいいもねえんだと、わずかなもんだということを言っとるんですよ、そういうものはいいんだと、資格審査をそう厳格に、時と場合によっては、ああ。それから市長が特に認めたというのはね、たとえば水害、緊急性、なも、人命、そういう一刻を争って、ふんな手続やっとれん段階には市長の責任において判断においてねえ、特にこれは仕方がないと、間に合わぬで。というときに使うただし書きなんですよ。少なくとも工事請負契約でしょう。ましてや年次計画で博物館計画が明らかにあるんやで。しかも億単位の契約をやろうとしておるんですよ。こんなものがねえ少々の頻度やという解釈や、市長の判断によって資格審査をろくろくやらずにですよ指名通知をしてしまうと、ほて、入札までやらしてまうということやで市民は納得できますか。また他のねえ、ごまんとねえ、業者登録されとるねえ業者が納得しますか。ただ鉛筆一本買うねえ物品購入者に対してでもですよ、厳格に資格審査やって、そしてあなたは正規の業者として登載します、指名台帳に。やっておきながら、こんな大きなものをですよ、これを適用せずにね厳格に、ただし書きで逃がそうという考え方なら僕は大変だと思う。  そこで私はお聞きするんだが、あなたはそういう見解だが、かつて総務部長やっておられた林さん、(笑声)そして助役の宮浦さん、あなたの見解を求めたい。(笑声)そんな扱いでこんなことやれるのかどうか。億単位の工事契約が、建設業法に係る、合法的にやらなきゃいかぬやつが──こら大変な僕はなあ、重大なミスを犯すか犯さぬの大きな問題だと思う。この議場で明らかにしてもらいたい。そんな扱いでこんなものがどんどんやれるんかどうか。あわせてね、すでにもう近いやつが用意されとる、そうでしょう。約四億四千万円の中のいま一億が落札して、まだあと三億そこそこ予算ある、これも同じもんなんや。私の調査によるとですよ、学習室、展示工事、台座、造作物、解説、この五件がいま設計に上がっとるんですよ。それをいま入札にかけようとしておる、同じように二次工事で。これが許されるならですよ、素人の扱いでねえ、市長の判断でやねえやりなさいよ、そういう扱いでどんどんどんどんやれれば。後からでも指名通知持ってきなさいと、あの合格さしたりますてって。そんなねえ、めちゃな行政はないですよ。五件もうすでに入札にかかろうとしておるんですから、そんな業者選定の資格、この解釈でこれもやられるんですか。僕は市長にこの点は聞いておきたい。その前に、かつて経験のある御両名にですねえ、いまの総務部長の見解は正しいで、それで私もそれでやってもよろしいということなのかどうかね、議事録に明らかに。はっきり僕はお答えを願いたい。  で私はね、そもそもねえ、少なくとも十二月から新年度に向けてヒヤリングがあり、どういうように博物館建設するか、そのときには陳列ケースはどういうふうになるんだ、予算は幾らかかるんだ十分にやったる。そのときに業者選定を含めて特別準備室も懸命にやらなきゃいかぬし契約課とも協議しなきゃならぬ、建築課とも協議しなきゃならぬ、十分にやっておったかどうか疑問を第一に思う。それを十分になされておらぬままに日にちだけ経過したので、泡食って、この私に言わせれば、六月議会にねえ逆算をして出いてきたような感じですよ、逆算をして。ここに手元にですよ、建設業法が第二十条に建設工事の見積期間というのがある。どういうことかというと、小さいものは小さいものでねえ見積期間は短くても計算はできますよと、公正な計算はできますよ。金額が多ければ工事量が多ければ見積期間は多くかかりますよと。フェアな競争、契約をしなさい、資本主義はそういう競争原理を働かしなさいと、こういう法の精神から二十条には建設工事の見積期間、「建設工事の注文者は、請負契約の方法が随意契約による場合にあっては契約を締結する前に、入札の方法により競争に付する場合にあっては入札を行なう以前に、第十九条第一項第一号及び第三号から第十一号までに掲げる事項について、できる限り具体的な内容を提示し、かつ、当該提示から当該契約の締結又は入札までに、建設業者が当該建設工事の見積りをするために必要な政令で定める一定の期間を設けなければならない。」と書いてある、二十条。政令を見てみると、その期間とはどれだけや見ると、第六条の、施行令にですよ、金額によって打ち込んである。そうすると、この物件は億単位のものだからねえ、六条の第一項の三号に該当いたします。三号は、工事一件の予定価格が五千万以上の工事については十五日以上置かなきゃならぬとなっておる、見積期間をねえ、指名してから。そうするとねえ、二十四日に指名通知出いとるんですよ、四日に入札かけとるんですよ、十日間ですね、五日間足らぬでしょう。どうやって足らぬのや言ったらやねえ、このただし書き逆利用しとる。第六条にですねえ、「……次に掲げるとおりとする。ただし、やむを得ない事情があるときは、第二号及び第三号の期間──いわゆる第三号というのは、いま言った五千万以上ですねえ──は五日以内に限り短縮することができる。」ということで五日短縮、ただし書きを使って、十五日かかって、これだけの億単位のやつを慎重に見積もりしなあかんというものをやねえ、外させて十日間に短縮、例外規定を適用しとる。ですから、二十四日に通知出いて四日に入札かけとるですよ。そうしないと議会に、この六月に間に合わぬで逆算してぼってっとる、これは。そのために業者の資格が間に合わぬもんだから、業者資格が、書類が来とらへん。早く出しなさい早く出しなさい、あの書類も足らぬ、この書類も出とらぬ、かき集めたけれども、日にちがどうしても間に合わぬもんやで五月三十日、三十一日になってまったんや。だから三十日、三十一日後にやねえ指名通知出いとったら、十五日のやつを五日間のことで例外規定を適用せな議会に間に合わぬようになったんや。そういう怠慢があるんだ。それを無理やりあんたらこのただし書きでねえ答弁しようとしても無理がある、そんなものは、わしに言わせると。行政側として当然十二月から計画的にねえ、市民の金を使い、りっぱな博物館をつくる。その中の展示物をやねえ、りっぱな工芸的なね、市民が納得するようなものをつくろうとすれば、よけいきちっと計算を十五日間研究できるように、そのために業者もきちっと専門家を選定する、そういう努力を怠っておるんだ、あなたたちは。そうでなかったらわざわざ東京のねえ国友さんというねえ国立大学のねえ専門の優秀な先生にねえ高い値段で設計をし設計料を払い、設計監理料払うことないですよ。二千数百万というものをわざわざそのために、りっぱなものをつくってもらおうと二億以上のものの見積もりをつくってもらおうといって随契したんや。そうやなかったら設計もやねえ競争入札かけやいいんだ、わしに言わせや。そうでしょう。何も東京まで行って、えらい先生に二千数百万かけなくても、市内に幾らでも設計やる人は見える、指名業者の中に。その設計も競争入札やらいい。何も随契で東京で頼まんならぬことはない。  そういうりっぱなものをつくろうという気があればあるほど、きちっと十五日間置いて十二分に理解した業者が聞いてって見積もりをして、そうして入札をして落札しなあかんですよ。そうしやこんな九千八百五十万というのは出てこない。そのことを僕は思えば思うほど、行政側としては幾つかあちこちに手抜き工事を事務的にねえ怠慢、当局やってきた。ほうしたら泡食って六月議会に間に合わぬようになってから、つじつま合わぬ、日にちも、なも。────────────────────────めちゃくちゃや、ふんなもん。日付も僕はあっちに置いたるけどねえ、申請の日付もほとんど入っとらへん。受付簿が置いたるだけ、役所に、ぽんと。日付も入っとらぬような受付ありますか。ほて、市長と書いたるのは五枚のうち二枚書いたるだけ市長あてで。あと無印や、殿と書いたるだけや。私手元にあるが、そんなばかな事務処理や受け付けありますか。資格審査申請書、受け付け打ち込んだらへん、申請日。行攻側の受け付け判は押したるけど申請者の申請日打ち込んだらへん。あて名が殿と書いたる、何やこれは。市長 蒔田 浩と書かなあかん、空き地がある、ちゃんと。二枚書いたる、四枚書いたらへん無印や。そんなものをパスしてやねえやっとる。そんな感覚だから僕の質問に対して、妙なただし書きで、頻度がどうの市長が認めたなんというただし書きでパスしてもいいんだというような答弁が返ってくるんですよ。そんなことでねえ公費を使うことは許されませんよ、市民が納得しません。他の多くのごまんと登載されとる指名業者の人は理解しませんし納得しません。重ねてその点を強く抗議をしながら、再答弁を、市長外かつての総務部長、御両人に御答弁をしていただきたいというふうに思います。  それから、のみ屋の問題については、総務部長、それらしきものには問題があると、意味がわからぬのやけれどもね、何でそれらしき人入って、御遠慮くださいということを言えないのですか、言いにくいようなこと──僕はまあ一遍その点お答え願いたいと思う。やる気ならやっていただきたい、市民も願っておることである。お願いをしておきたいと思います。  経済部長の中村さんの答弁は了解いたします。できるだ早く具体的に実効あるようにお願いいたしたいと思います。以上。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) 船戸議員の再々質問にお答えを申し上げます。いろいろお聞きをしておるわけでありますが、入札等は最近においてもいろいろ問題があるように、私は、もちろん岐阜市という意味ではありません。全国的にもいろいろこうあるわけであります。したがって、格別十分諸法令、諸規定、そういうものを遵守をして、そして公正に、公平に執行をするというのが原則、こういうふうに思うわけでありますから、今後格段とそういう面につきまして職員を督励をいたします。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 助役、宮浦清美君。    〔宮浦清美君登壇〕 ◯助役(宮浦清美君) お答えいたします。歴史博物館のケースの購入につきましては、これは一般の物品関係と工事請負に伴うものと両方ございまして、全国的に見ますと備品で単独に買っておる部分も一部ございますし、そして、全般に工事請負として一括して入札しておる所もございます。岐阜市におきましては、今回、工事請負ということで入札をしたわけでございます。それぞれの業者につきましては、指名の登録は一般の物品購入関係につきましての登録はされておりますが、建設業法に基づくものとしては、されておらなかったわけでございます。他の都市におきまして、各実績がある業者を調査いたしましたところ、相当の業者が一般の博物館あるいは美術館として納入されておりますので、建設業法に基づいたものとして、それを正規に手続をして、入札の参加者ということに決定したわけでございます。 ◯副議長(小木曽忠雄君) 収入役、林 清君。    〔林 清君登壇〕 ◯収入役(林  清君) 入札行為に関連しての質問で、特に選定要綱の中の二条のただし書きに対してどう思うかという話でありますが、この点につきましてはこの議場でお聞きしたわけでありまして、この要綱を見ますと、「ひん度の少ないもの」と、この解釈だろうと思うんです。それで、法の解釈につきましては、私たち常に研究をしておるわけですが、まあ法の内容というものは、この立案者の精神を尊重するというのが、私ら先輩から教わった、また勉強したものでありまして、この点について、十分即答はしかねますので、検討させていただきたいと思います。(笑声) ◯副議長(小木曽忠雄君) 総務部長、高木 直君。    〔高木 直君登壇〕 ◯総務部長(高木 直君) 競輪場ののみ行為の対策について御答弁さしていただきます。のみ行為というのは、やっぱり現行犯でございます。それがやるであろうと予想の中で、その人に入ってくれるなということはですね、これはやっぱり基本人権的にも一つの問題がございますし、私の方で自衛警戒もやっておりますけれども、常識的にはそうだろうと、それぞれ私どもも預かっておるわけでございますので、それだろうということは予想はできますけれども、そうだという現行犯でない以上、その人に、あなたはということで入場をお断りするということは非常に困難であると、こういうことでございますので、よろしくお願いします。    〔「議長、議事進行について、四十三番」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(小木曽忠雄君) 四十三番、神山 栄君。 ◯四十三番(神山 栄君) 自席から発言をいたしますけれども、ただいまの船戸議員の発言の中に「公文書偽造」というような発言があったやに私は聞いております。この入札行為について、公文書偽造のような状況がもしあるとするならば、大変重要な問題だと私は思います。直ちに休憩に入っていただいて、そのような事実があったのかどうか、また、私は公文書偽造というふうに聞いたわけでありますけれども、その辺のところも議長において十分精査をしていただきたい。そのために休憩をしていただきたい、このように思います。 ◯副議長(小木曽忠雄君) この際、暫時休憩いたします。   午後四時十一分  休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後四時五十二分 開  議 ◯議長(辻 喜久雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほどの神山 栄君の議事進行発言については、後日精査の上、議長において善処します。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 会議時間の延長 ◯議長(辻 喜久雄君) 本日の会議時間はこれを延長いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◯議長(辻 喜久雄君) 質疑並びに一般質問を続行いたします。十一番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕(拍手) ◯十一番(堀田信夫君) それでは、発言通告に従いましてお尋ねをいたします。  まず最初に、大洞―関線でありますけれども、補正に関連してお尋ねいたします。  これは、大洞から関、江南線へ通ずる、いわゆる大洞線と言われておるもんでありますけれども、今議会の補正によってすべて完了することとなります。道路築造、そして舗装工事を経て供用の開始となるのは六十年の秋ごろかと伺っております。これによって、大洞あたりから各務原、関への交通の便は一定よくなるわけでありますけれども、同時に見落とせない問題も含まれております。それは、この大洞―関線が大洞緑橋までで終わっており、そこから一五六号線に至るまでの道路建設計画はあるものの、いまだそのルートが定まっておらず、関―江南線から大洞緑橋までの間だけ開通となることについてであります。つまり、関及び各務原方面から車が団地内に流れ込み、団地内の生活道路的な道路を幹線道路として通過し、一五六号線へ抜けていく、あるいはまた逆に芥見、藍川、三輪方面から団地内を通り抜けて大洞―関線を経ていくというように、団地内が通過交通路として重要な幹線道路が走り抜けていく、それも、朝夕かなりの交通量の増大が見込まれるわけであります。このことについて、その事態を憂い、その対策を求めての地元の芥見東、芥見南の広報会連合会からの昨年には陳情も出されておるとおりであります。緑橋までの開通と同時に一五六号線までの全線開通を願っておられます。市当局においては、この陳情をどのように受けとめておられるのか。また、大洞緑橋までのいわゆる東区間開通による交通事情について、どのような把握をされておるのか。いまだルートが緑橋から一五六号線に至るまで決まっていないということでありますけれども、見通しについてはどのようなものを持っておられるのか、明らかにしていただきたいと思います。  次に、ホテルの建設の問題についてお尋ねいたします。  モーテル類似旅館の建築に関する指導要綱についてでありますが、これの主には運用についてお尋ねいたします。  現在、三輪地区においてホテルを建設したいという業者があり、市は岐阜市モーテル類似旅館の建築に関する指導要綱に基づき対応し、その指導が行われている真っただ中であります。新築においてはこれが要綱制定以来初めてとのことであります。本年四月二十三日、建築主はその市当局の指導によって要綱に定められた、第三条に基づき市長の同意を受けるべく申請書を提出し、これが提出をされておるわけでありますが、これを受けて市においては第五条に基づいて、モーテル類似旅館建設協議会を開き、審査が行われてきておる状況であります。すでに審査のおおよその中身も明らかにされておりますが、それは本議場でも明らかにされておりますように、建築基準法、旅館業法あるいはこの指導要綱、これらに適合した範囲内のものである。申請者が誠意を持って住民と話し合いをしていただきたい、このような内容のことがすでに明らかにされております。  そこで、まず、建築部長にお尋ねをするわけであります。  第一点は、本指導要綱が設けられたその趣旨をどのように受けとめておられるかという点であります。  さらに、指導要綱第四条では、市長が建築主から同意を求められた際に、原則として同意しない場合のことも具体的に挙げてあります。具体的には五つ項目が挙げられております。一つは、住宅密集地、二つ目には、官公署、病院、診療所の付近、三つ目に、教育、文化施設の付近、四つ目に、社会福祉施設の付近、五つ目に、公園、緑地の付近、付近とはその施設の周囲からおおむね百メートルの区域内とされております。このほかに六番目として、そのほか市長が不適当と認めた建築の場所というのが挙げられています。この市長が認めた不適当な場所というのは、一体どういった場合が考えられるのか、第二点目に建築部長からお答えいただきたいと思います。  現在、当該地区住民が御承知のとおりの陳情書を多数携えて反対の意思表示をされておりますけれども、こういうような場合にこの六項目が該当するのではないかと思いますけれども、その点も含めてお答えをいただきたいと思います。  続いて、協議会会長である技術助役にお尋ねをいたします。この要綱は、法的に言って適法か、あるいは条例に照らして適合かというのでなく、住民の善良な風俗を保持し、健全なる環境の向上を図っていく上で、こういうホテルの建設が好ましいか好ましくないのかということを市長が明らかにする、そのことを要綱は求めているのであります。すでに明らかにされておりますとおりに、法的ではなく条例でもない、強い拘束力もないということも明らかにされておりますけれども、建築確認申請以前の指導の内容として、ここにホテルが建設されることが好ましいのか好ましくないのか、こういう指導上の内容であります。会長として陳情をどのように受けとめておられるのか、また、この地へのホテル建設が好ましいと考えられるかどうか、お答えをいただきたいと思います。  また、さらに、協議会の委員として名前が挙げられております関係部長もおられますので、教育長、福祉部長、市民部長にお尋ねします。それぞれこの協議会にどのような立場で、今回が初めてだそうでありますけれども、一体どのような意見を持って参加されているのか、お答えをいただきたいと思います。  三番目の問題に移ります。開発行為についてお尋ねいたします。  これも、三輪の南校下地区内でありますが、この校下内に都市計画法第三十四条八号に該当するという、ドライブイン兼居宅ということで建設するための開発許可申請が出され、これが許可をされました。これは、昭和五十一年十二月十日のことであります。ところが、その後この申請者は、資金繰りその他によって工事がかなりおくれ、五十八年の六月に、昨年ですけれども、工事が完了し、検査も受けて、滞りなく埋め立て工事等が終わったようであります。その後、七月には建築確認申請もやはりドライブイン兼住宅として出され、これが確認の後、工事も始められたようであります。ドライブインの名前は忘れましたけれども、大きなその開業を知らせる看板も出され、建設工事が秋から暮れにかけて行われておりました。どうやら年末には完成したようでありますけれども、年明けていつかは私も把握いたしておりませんけれども、現場ではドライブインがオープンするのではなく、機械が搬入され、工場としてうなりを、機械のうなり声を上げているのであります。この付近の住民から訴えがあり、調査をしてみますと、昨年暮れ、それも役所の御用納の終わった後、十二月の二十九日から三十日にかけて機械が搬入されていたことも、建築部の調査で明らかとなりました。そして、この喫茶店、ドライブインを営業することなく工場を操業しているのは、どうも岐阜市の岩崎地区内で操業していたY精機工業のようであり、ここには公害の騒音規制の対象となる特定施設が設置され、騒音その他の苦情があり、指導も行政の指導も受けていた工場のようでもあります。  そこでお尋ねをするわけでありますが、第一点、予定の建築物以外の建築物が建設されたわけで、都市計画法第四十二条に違反したと思われますけれども、都市計画部長にこの点をまず一点伺います。  第二点目、すでに建設工事は完了しているようでありますけれども、ドライブインは営業されておらず、騒音規制法、県公害条例で定める、著しい騒音または振動を発生する施設である特定施設を設置していることが想像される工場がここで操業をしております。建築主からは、この建設工事が完了して建築基準法で定める完了届が出ているのかどうか。また、この間の対応について建築部長のお答えをいただきたいと思います。  第三点目、この工場の前所在地と思われる岩崎地区内での操業時において、騒音等の問題で付近住民から訴えがあり、行政指導が生活環境部においてなされていたようでありますが、この時期における騒音問題の実態、またそれに伴う生活環境部の行ってきた指導内容について、さらには移転をしたことについて承知をしていたのかどうか、生活環境部長にお答えをいただきたいと思います。  その他で通告いたしました問題に入ります。  期末・勤勉手当の支給月、六月もすでに二十日を過ぎておりますけれども、いまだいわゆるボーナスが支給がされておりません。これは、昨年十二月議会において、期末手当、勤勉手当、それぞれその支給日について基準日であるところの六月の一日あるいは十二月一日から起算をして十五日を超えない範囲内において市長が定める日というものから、基準日の属する月の市長が定める日というように条例を改正したことから、これを運用されておられるようであります。伺いましたところ、組合の方々とすでに合意が昨年得られていることであると伺いましたが、現実には支給月を迎えて職員の方々は大変ローンの返済日等の手続などで困っておられると伺っておりますし、小売業者の方々、商店の方々でありますが、いわゆるボーナス商戦というものについて、商品の仕入れその他で予定が狂って困っておられる様子が伝わってまいりました。昨年の十二月から今日まで、一定の猶予期間もあり、金融機関への配慮等もお願いしておられるとのことでありますけれども、支給日のおくれということの市民生活に及ぼす影響はかなり大きなものがあると思われます。確かに条例改正で、今月で言えば六月の末日までの支給でもよいわけでありますけれども、当然のことながら従来どおり十五日であってもよいわけで、現に市民生活への影響を考慮してか、従来どおり支給されている都市もあると聞き及んでおります。消費の伸びが依然として好転しない状況下にあって、期末・勤勉手当の一日も早い支給が望まれております。市職員の皆さんの暮らし、また市経済への影響を考えたとき、支給日はもとに戻すべきであると考えますが、市長室長の所見を伺うものであります。  以上で第一回目の質問を終わります。(拍手) ◯議長(辻 喜久雄君) 土木部長、坂井 博君。    〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) お答え申し上げます。  大洞―関線の道路改良についてでございますが、現在、整備を進めております大洞―関線道路改良事業は、国庫補助事業といたしまして昭和五十三年度から地元関係者の協力によりまして、用地の買収に着手いたしまして、今年度全線千六百二十メーターでございますが、道路改良事業が完了する予定でございます。いま質問者が御指摘のとおり、この団地の住宅地域から強い要望もございまして、この西へ進む道路でございますが、緑橋より国道一五六までの道路改良につきましては、五十八年度におきましてこの間の路線測量を実施しております。この、その中でこのルートあるいは線形、また一五六とのタッチの方法、こういう等をいま検討をしておるわけでございまして、延長はこれも千六百メーターあるわけでございまして、この事業を前の事業と同様、国庫補助事業として六十年度に採択をしていただくように、いま現在積極的に県、国に対して働きかけている状態でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 建築部長、鈴木 明君。    〔鈴木 明君登壇〕 ◯建築部長(鈴木 明君) お答えいたします。  ただいま質問者の質問の御趣旨は、岐阜市モーテル類似旅館の建築に関する指導要綱の、まず、趣旨をどう受けとめるか、こういう質問だったと思います。これにつきましては、この指導要綱の目的に書いてございますように、「事前の行政指導を行うことによって住民の善良な風俗を保持し、健全なる環境の向上を図り、もって公共の福祉を増進する。」そういう趣旨であると思います。  それから二番目に、同意をしない場合、特に第四条六号の、「その他市長が不適当と認めた建築の場所」というのは、どういう場所かというような御質問であったかと思います。さらに、今回のような住民の反対がある場合にそれは該当するのかしないのかというような御質問であったと思います。この本市の指導要綱の第四条に基づく不同意の基準と言いますのは、建築される場所について、たとえば住宅密集地、官公署、病院、診療所の付近、教育、文化施設の付近、社会福祉施設の付近、公園、緑地の付近というように、一号から五号までは具体的に場所を指定してございます。この六号につきましては、その一号から五号までに書かれていないような場所をあらわすものと思います。したがいまして、何か具体的な該当するものというものがあった場合に、市長が不適当と認められるということになると思います。  それから次に、開発行為でございますが、同じ福富の所で出ているドライブインで申請を取っておきながら、工場をやっておる所があるというお話でございましたが、この工場の完了届が出ているかという御質問だったと思います。これにつきましては出ておりません。  以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 助役、西田 創君。    〔西田 創君登壇〕 ◯助役(西田 創君) お答え申し上げます。  このことにつきましては、住民の善良な風俗を保持し、健全な環境の向上を図り、もって公共の福祉を増進することを目的としまして、この要綱をつくっておるわけでございまして、こういう面から言いましても好ましいというふうに思いません。  それからその次の、多くの方々の御陳情に対してどのように受けとめておるかということでございますが、この件につきましては、そのお気持ちを体しまして非常に重く受けとめております。この同意につきましてはもちろんでございますけれども、地元住民の反対の御意向を十分酌み取りまして、さきの御質問者にも御答弁申し上げましたように、申請者に対しまして地元住民と誠意を持って話し合うよう粘り強く指導し、慎重に対処してまいりたいと、このように存じます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 教育長、橋詰俊郎君。    〔橋詰俊郎君登壇〕 ◯教育長(橋詰俊郎君) お答えを申し上げます。指導要綱に該当する百メートル以内に教育、文化施設はございませんが、住民に児童生徒の教育上強い反対の声があると聞いて、私は教育者の一人として個人的に住民の心情がわかり、こうした事態の発生を大変悲しく思います。(笑声)    〔私語する者多し〕(笑声) ◯議長(辻 喜久雄君) 福祉部長、鷲本順一君。    〔私語する者あり〕(笑声)    〔鷲本順一君登壇〕
    ◯福祉部長(鷲本順一君) お答えいたします。こうしたたぐいの問題につきましては、心情的に多少の心配を伴うといたしましても、これを規制するためには、はっきりとした一定の基準を持たなくてはならないと思います。ここに一つ基準といたしまして、御案内のとおり、岐阜市モーテル類似旅館の建設に関する指導要綱があり、社会福祉施設の付近に建設する場合には同意できないとありますが、今回の申請地から百メートル以内には福祉施設はなく、一番近い三輪南保育所でも約八百メートル離れております。したがいまして、この問題に関しましては目的の趣旨に同意する立場から、モーテル類似旅館の建築に関する指導要綱に定めるところによって対処していきたいと思います。    〔私語する者多し〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 市民部長、松尾 弘君。    〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答えいたします。市民部長としてはどのような立場で、また、見解で出席しておるかということでございます。この岐阜市モーテル類似旅館の建築に関する指導要綱の目的に、先ほどからの答弁者にもありましたような目的に沿った立場で出席しておるわけでございますが、(笑声)市民部長といたしましては、そうした地元の方の不安がってみえること、法的にはなかなかむずかしいようではございますけれども、関係部局と十分連絡調整をいたしまして、不安解消に対処いたしたいと思っております。以上でございます。(笑声)    〔私語する者多し〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 都市計画部長、園部義雄君。    〔私語する者多し〕    〔園部義雄君登壇〕 ◯都市計画部長(園部義雄君) お答えいたします。御質問の内容は、都市計画法四十二条違反ではないかという御質問だと思います。都市計画法四十二条は、開発許可にかかる予定建築物以外の建築物の新築を規定しているものでありまして、当該建物は四十二違反と言えると思います。といいますのは、三十四条の八ということで許可が下がっておるということで違反しておると思います。    〔私語する者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 生活環境部長、杉山恵規君。    〔杉山恵規君登壇〕 ◯生活環境部長(杉山恵規君) 岩崎にございました工場の問題につきまして、騒音問題の実態と、指導をしたことがあるかという件につきましてお答え申し上げます。  当工場は昭和四十三年に操業を開始したもので、五十二年三月三十一日に県条例に基づく使用届が提出されたものでございます。五十六年の七月二十一日に、付近の方からこれは南に所在する工場からの騒音苦情の申し入れがございました。苦情により立入調査を実施いたしましたところ、規制基準を上回っておりましたので、成形機の改善、工場建て屋の防音対策の検討を指示し、具体的な対策につきましては、岐阜商工会議所公害相談室を紹介申し上げたところでございます。この成形工場の騒音につきましては、成形機の改善と工場内につい立てを設置したところでございます。  次に、同年九月二十九日に付近の方から夜間騒音の再苦情がてざいました。この夜間苦情につきましては北側の工場にかかる騒音苦情でございます。早速立入調査をいたしましたところ、北側の金型等の製造工場からの音であるということが判明いたし、一応昼間時に測定をいたしましたところ、やはり基準を上回っておる状況でございましたので、夜間操業の自粛と、工場建て屋による防音対策の検討を申し入れた経過がございます。  この工場が移転したことを知っていたかという御指摘でございますが、工場側の移転につきましては独自計画で移転されたものであり、また、用途も先ほど御指摘の用途でございますので、庁内の事前協議もございませんでしたので、全く知らなかったものでございます。  以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 市長室長、横山武司君。    〔横山武司君登壇〕 ◯市長室長(横山武司君) 期末・勤勉手当の支給日の変更につきましては、御指摘のとおり、昨年の給与改定の際、同時に支給日を変更できるよう条例改正をいたし、今回、支給要綱において六月については二十九日といたしたわけであります。この背景は五十八年度人事院勧告の期末手当支給日については、民間における特別給の状況を考慮してこれを変更することとし、五十九年度から六月期は三十日、十二月期にあっては十日とする勧告事項に基づく国の措置に準じたものであります。ローンの返済等、生活面の影響に対しましては職員はもとより、各金融機関にもこのことを通知し、徹底を図ってきたところであります。支給日をもとに戻すことについては現在考えておりません。    〔「議長、十一番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 十一番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 ◯十一番(堀田信夫君) 大洞―関線でありますが、国、県に働きかけておるということでありますけども、陳情の内容に対して、大洞緑橋まで開通されたことによる団地内の交通量、その他の実態をどのように把握されておられるのかについては御答弁がありませんでしたので、その答弁をひとつお願いしていきたいというふうに思います。  それから、ホテルの問題ですが、まず順序が少し逆になりますけれども、助役の答弁ですが、反対の意向もわかる、そして、この地への建設というのは好ましいとは思わない、重く受けとめている、この点は了解をいたします。  同時に、建築部長でありますが、この要綱の趣旨については、事前の行政指導を行うという内容のもので、私もそれは結構だと思うんですが、第四条の具体的な内容の問題で、不同意をする場合の具体的な基準、個所を挙げていることもわかりますが、六号についての解釈はやはりもう少しこの事前の行政指導というからには、必ずしもその建設しようとする場所の付近に施設があるかないかだけで諮っていったんでは、協議会としての、指導要綱に基づいて協議会が検討していくには、余りにもお粗末だと言わなければならないと思います。特に関連して各関係部長の御答弁ですが、私があえて教育長、市民部長、福祉部長に限って御答弁を依頼いたしましたのは、この協議会のメンバーの中に、ほかに消防の関係、あるいは衛生部の関係の方々もおられますが、これらの方々はそれぞれ法に基づいた対処があるわけであります。ところが、教育長や市民部長あるいは福祉部長の場合には、法やその他の条例でははかり知れない付近住民に与える影響について率直な御意見を聞こう、こういう精神が私はこの中には盛り込まれているというふうに考えています。その点で教育長の答弁は了解いたします。しかし、福祉部長でありますけれども、    〔私語する者あり〕 たとえば、福祉部長の御意見は、付近に、この個所の付近に、百メーター以内に福祉の施設がない、こういうことから三輪の南の保育所もずいぶんと、八百メーターですか、非常に遠い、あるいはまた市民部長の答弁も特に不安解消に努めると言われますけれども、結局市民の施設が具体的にあるかどうか、これが考え方の基準のようであります。もしもこの第四条で具体的に挙げている、先ほど紹介いたしましたけれども、教育関係、福祉関係、都市計画の関係の施設がその申請した個所の百メーター以内、おおむね百メーター以内にあるかどうかだけを審査するために、教育長や市民部長あるいは福祉部長が出ていくんであれば、わざわざ出てかなくても私は十分事が足りることだと思います。百メーター以内に物が建っているかどうかは実務的に処理ができることであります。それでもなお、あえてそれぞれ教育長や市民部長、福祉部長に出席を願って協議会で審査するというのは、そういう施設の物理的な問題だけではない、教育的な配慮、福祉的な配慮、市民的な配慮が必要ではないのか。これが建築確認申請が出される前の指導要綱で言うところの付近に与える善良な市民のための環境を保持する、そこでの必要な事前審査の内容だろうというふうに思います。そういう点でこの精神というものが十分関係の部長に徹底してないのではないか、このように思わなければなりません。同時に助役でありますが、好ましいとは思わない、重く受けとめていると言いつつも、最後には住民と誠意を持って話し合っていただくように粘り強いというふうに言われますけれども、ここはやはりこの個所への建設が好ましく思わない、こういうことであれば、やはり不同意という立場を明確にするのが正しいというふうに考えます。教育長あるいは助役がそのような立場でおられるわけでありますし、そういう点できちっとした対処を私はぜひしていただきたいというふうに思います。  そこで、再質問では、市民部長、福祉部長に再度本当に付近百メーター以内にあるかどうかだけで出席しているのかどうか。福祉的な配慮、市民的な配慮、そういうものがあるのかどうか。また、その立場から率直にこの場所への建設が好ましいと思っているのかどうか、御意見をお伺いしたい。協議会でどのような発言をされるのか、明らかにしていただきたいというふうに思います。  開発行為についてでありますが、都市計画部長の答弁は了解いたします。  建築部長でありますが、完了届は出ていないということであります。同時にこの間の行政指導についても明らかにしていただくように求めましたが、御答弁がなかったので、これは再質問で改めてお願いをしておきます。  同時に、完了届が出ていない、そういう場合に建築指導課としてどのような対応をするのかということでありますが、やはりまず現地を見ていただけばわかりますけれども、建物はおおむね完了し、そこの中で工場も操業をしておられるようであります。これは明らかに工事が完了したと判断をされます。その上、ここには先ほど生活環境部長から御答弁がありましたように、県の騒音規制法、県の公害規制法、規制の条例等で定める騒音の特定施設も含まれておることが想定されております。この段階で直ちに建築部として、建築主に対して工事完了の届けを求める必要があるのではないか。これは工事を完了した日から四日以内に到達するよう建築主事に文書をもって届け出なければならない。と建築基準法第七条では定めています。この建築完了届を催促する意思があるのかどうか。さらに、続いて、この届け出を受けて、七日以内に届け出に係る建築物及びその敷地が第六条第一項の法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定に適合しているかどうかを検査しなければならない。と、第七条二項の中で明らかにいたしておりますけれども、この検査を建築基準法に基づいて建築部は行わなければならないというふうに思います。この検査をしていただきますと、先ほど都市計画部長が答弁いたしましたように、この第六条一項の法律並びにこれに基づく命令のうち、都市計画法第四十二条に違反していることが明らかになります。この四十二条に違反していることが検査によって明らかになると思いますが、この段階で適合していない場合にいかなる対処をするのか。それは建築基準法第九条、違反建築物に対する措置として、違反を是正するために必要な措置をとることを命ずることができる。とあります。こういうような経緯をたどって建築部が速やかな対処をする意思があるかどうか、御答弁をお願いする次第であります。  それから、期末・勤勉手当の問題であります。いますぐこの支給日をもとに戻す意思はないということでありますけれども、室長に再度お尋ねいたしますが、この支給日がおくれたことによる市民への影響はどのように考えておられますか、お尋ねを再度したいと思います。 ◯議長(辻 喜久雄君) 土木部長、坂井 博君。    〔坂井 博君登壇〕 ◯土木部長(坂井 博君) お答え申し上げます。現在の緑橋まで行く一五六からの交通量の実態をどう把握しておるのかということでないかと思いますが、現在の大洞団地本線でございますが、これは計画といたしましては、日交通量約八千台を予定をしておるわけでございます。それで現在交通量的には推定でございますが、約五千七百台から五千八百、日交通量があると思います。それで若干の余裕があるのではないかということを思っておりますが、団地の住民の方たちは先ほど御質問者がおっしゃいましたように、通過交通的に問題があるので、ほかの先ほど僕が申し上げました路線を早くやってほしいと、こういうことでございますので、現在の段階では若干余裕があるんではないかというふうに把握しております。以上でございます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 建築部長、鈴木 明君。    〔鈴木 明君登壇〕 ◯建築部長(鈴木 明君) 完了届が出ていないのであるなら、完了届を出させるように指導すべきではないかという御質問でございます。本来この物件につきましては都市計画法に基づく開発許可の用途違反でございます。これを建築基準法第七条による完了届を出させるということになりますと、少し性質からいきまして、もとの法である都市計画法違反を逆に認めるというようなおそれもあるわけでございます。    〔「そんなふうにはならぬ」と呼ぶ者あり〕 したがいまして、完了届を提出することには、多少そういう指導をすることには問題があると考えます。で、本件につきましては現在開発行為の許認可権を持っておる県におきまして、指導中という話も聞いておりますし、県と連絡を密にしまして、さらに岐阜市の担当部局である都市計画部とも協議を行って、厳正に対処してまいりたいと存じます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 福祉部長、鷲本順一君。    〔鷲本順一君登壇〕 ◯福祉部長(鷲本順一君) お答えいたします。モーテル類似旅館建設協議会に私どもが出席しておりますのは、確かに発言者がおっしゃいましたとおり、ただ地図の上で何キロあるかということをはかるために出席しておるのではございません。(笑声)もちろん、児童福祉の面から、あるいは老人の福祉の面から見まして、このことが著しく悪い影響を与えるという場合であれば、それなりの意見を出さなくてはなりませんが、要綱がある限りにおきまして、そうした極端な悪影響がない限り、やはり要綱の定めるところに従っていきたいと、かように申し上げたつもりでございます。よろしく御理解願います。    〔私語する者多し〕(笑声) ◯議長(辻 喜久雄君) 市民部長、松尾 弘君。    〔私語する者多し〕(笑声)    〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) お答え申し上げます。市民部長としましては五千人からの市民の方のそうした心配の陳情が出ておるということでございますので、十分念頭に置きまして各部局と対処してまいりたいと思います。(笑声) ◯議長(辻 喜久雄君) 市長室長、横山武司君。    〔横山武司君登壇〕 ◯市長室長(横山武司君) お答えを申し上げます。支給日が二週間程度おくれることについて、市民生活の影響皆無とは申し上げません。しかし、二週間後には支給日が確定しておりますので(笑声)その時点で回復されるものであるというふうに考えております。    〔私語する者あり〕(笑声)    〔「議長、十一番」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 十一番、堀田信夫君。    〔堀田信夫君登壇〕 ◯十一番(堀田信夫君) 大洞―関線ですが、一定の余裕もあるということでありますけれども、これは完成した時点で藍川や三輪、あるいは芥見方面から、大洞団地内を通過することも、十分道路事情がよくなった時点で大量に流入してくることも考えられるわけでありますので、初期の建設計画どおりに鋭意努力していただきたい、このことを強く要望いたしておきます。  それから、建築部長の答弁でありますが、確かに都市計画法上の問題で、それを都市計画法に基づいて開発行為を許可した権限は県にあるわけでありますけれども、あくまでも建築基準法上で言う問題で、私は市の建築部自身に現在の時点でも十分対応できる内容がある。と申しますのは、先ほど完了届を出させると、その都市計画法に基づく四十二条の違反を是認することになるような、そういうふうに受けとめておられますけれども、私も都市計画法と建築基準法の関係で、そこまで深くはまだ研究もいたしておりませんので、あれでありますが、ですけども完了届を出させる。出させて、それが出てくると当然市の建築部は現場を検査しなければなりません。そこで現場を検査すると、建築確認がなされた用途と違ったものが建って操業も行っている。しかもそれが公害の特定施設を含んだ工場であるということが明らかになって、市の建築部としては、建築基準法上で定めるところの違反建築物としてこれを指摘することができます。その改善命令も当然市の建築部が出す権限があります。こういうふうに具体的になっていかないと、これがやみからやみに、県の対応だけを待っていたんでは余りにも特定行政庁としての権限がなさ過ぎるんではないか、このように考えるものであります。もう少し積極的な行政指導がなされるべきであるということを重ねて申し添えておきます。  それから、さらにこの点で言いますと、生活環境部に対しても厳密に言いますと、岩崎で操業していてこれが移転をされたわけでありますので、岩崎地内での特定施設が廃止になった、その届け出も当然生活環境部に出されなければなりませんが、これも出されておりませんし、新たに福富で操業を開始すれば、その開始する前三十日に、生活環境部に対する特定施設を設置する旨の届け出がなされなければなりませんけれども、これすらなされない。生活環境部も建築部もとどのつまりは県の都市計画の対応を待っている。これでは余りにも関係住民の意思が十分に市行政に反映されていないんじゃないか、このことを改めて痛感する次第であります。重ねて申し上げますが、直ちに私はやはり完了届を出させて正規の手続を踏ませるようにし、問題が表面化し、正しい解決がなされるべきだというふうに申し添えておきます。  それから私、ホテルの問題で教育長の答弁を了解したと言いましたのは、当然現地では小学校、中学校のPTAの関係者も反対の意思表示をされて、たくさんの署名を集める運動を行っておられます。そういう気持ちを受けて教育長は、心情的にわかるし教育上好ましいとは思えない、悲しいことというふうに思っておられるんで、そういう気持ちを私は協議会に反映していただきたいということであります。ところが福祉部長は、福祉の面から見てそれなりの意見ということでありますが、現に現地では公民館運営協議会に関連する各種団体がこぞって反対の意思表示をされておられますし、小・中のPTAもさることながら、青少年育成会、消防団、広報会、婦人会、老人クラブ、またそのほか公民館運営協議会に携わる各種団体がこぞって反対の意思表示をされているわけで、当然こういう各種団体とも協力、協同の関係にある、あるいは意思の疎通を十分図っていかなければならない福祉部や市民部の責任者が、こういう方々の気持ちを酌んで当然協議会で反対の意思表示をされるのが妥当であると考えるものでありますが、何とも言えないとか、あるいはそれなりの意見ということで個人的な意見を避けておられますが、重ねて福祉部長並びに市民部長から、あなた方自身はここに建設されることが好ましいと思われるのかどうか、その一点について再度答弁をお願いいたしておきます。  それから市長室長ですが、影響がないとは言えないというふうに申されました。この間すでに一定の期間が過ぎたわけで、他都市では従来どおり支給を行ってきた所もありますので、事態をよく考えて、たとえば今年末あるいは将来に向けてぜひこれは再検討していただきたい、このことを要望いたしておきます。 ◯議長(辻 喜久雄君) 福祉部長、鷲本順一君。    〔私語する者あり〕    〔鷲本順一君登壇〕 ◯福祉部長(鷲本順一君) お答えいたします。私の心情といたしましては好ましいこととは存じておりません。 ◯議長(辻 喜久雄君) 市民部長、松尾 弘君。    〔私語する者あり〕    〔松尾 弘君登壇〕 ◯市民部長(松尾 弘君) 市民部長としましてもいま福祉部長が答えましたとおり(笑声)十分配慮してまいりたいと思います。    〔私語する者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 以上をもって質疑並びに一般質問を終結いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━                〔付 託 表 配 付〕  一 常任委員会付託 ◯議長(辻 喜久雄君) ただいま議題となっております第七十七号議案から第九十七号議案まで及び日程第二十四、請願第二号の以上、二十二件については、お手元に配付いたしました表のとおり常任委員会に付託いたします。          ────────────────────────      昭和五十九年第三回岐阜市議会定例会各常任委員会議案等付託並びに会議場表 ○総 務 委 員 会 (第一委員会室)  第七十七号議案 昭和五十九年度岐阜市一般会計補正予算(第一号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳入            歳出中             第九款 消防費             第十二款 諸支出金           第三条 地方債の補正  第八十二号議案 岐阜市農業委員会の選挙区の設置及び各選挙区における委員定数に関する条例の一部を改正する条例         制定について  第八十三号議案 岐阜市吏員退職金条例等の一部を改正する条例制定について  請願第二号 核巡航ミサイル「トマホーク」配備および日本への持ち込み反対決議を求める請願          ──────────────────────── ○厚 生 委 員 会 (第二委員会室)  第七十七号議案 昭和五十九年度岐阜市一般会計補正予算(第一号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第三款 民生費           第二条 債務負担行為の補正  第七十八号議案 昭和五十九年度岐阜市老人保健医療給付事業特別会計補正予算(第一号)  第七十九号議案 昭和五十九年度岐阜市簡易水道事業特別会計補正予算(第一号)  第八十四号議案 岐阜市児童保育条例の一部を改正する条例制定について
             ──────────────────────── ○建 設 委 員 会 (第四委員会室)  第七十七号議案 昭和五十九年度岐阜市一般会計補正予算(第一号)           第一条 歳入歳出予算の補正            歳出中             第八款 土木費  第八十号議案 昭和五十九年度岐阜市住宅事業特別会計補正予算(第一号)  第八十一号議案 昭和五十九年度岐阜市島土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)  第九十四号議案 財産の取得の変更について(一般国道百五十六号改築工事用地)  第九十五号議案 財産の取得の変更について(天神川改修工事用地)  第九十六号議案 市道路線の認定、廃止及び変更について  第九十七号議案 町(字)の名称及び区域の変更について          ──────────────────────── ○文 教 委 員 会 (第六委員会室)  第八十五号議案 岐阜市公民館条例の一部を改正する条例制定について  第八十六号議案 工事請負契約の締結について(加納中学校体育館建設工事)  第八十七号議案 工事請負契約の締結について(長良中学校校舎建設工事)  第八十八号議案 工事請負契約の締結について(岩野田中学校校舎及び柔剣道場建設工事)  第八十九号議案 工事請負契約の締結について(岐陽中学校校舎及び体育館建設工事)  第九十号議案 工事請負契約の締結について(藍川中学校校舎及び柔剣道場建設工事)  第九十一号議案 工事請負契約の締結について((仮称)歴史博物館展示ケース設備工事)  第九十二号議案 工事請負契約の締結について((仮称)西部体育館及び西児童センター建設工事)          (厚生委員会に関連)  第九十三号議案 財産の取得について            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 日程追加(第九十八号議案) ◯議長(辻 喜久雄君) ただいま市長から追加議案が提出されております。  お諮りいたします。本件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(辻 喜久雄君) 御異議なしと認めます。よって、本件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 第九十八号議案 ◯議長(辻 喜久雄君) 第九十八号議案を議題といたします。            ─────────────────              〔議 案 掲 載 省 略〕            ───────────────── ◯議長(辻 喜久雄君) 提出者の説明を求めます。市長、蒔田 浩君。    〔蒔田 浩君登壇〕 ◯市長(蒔田 浩君) ただいま追加上程になりました議案につきまして御説明いたします。  仮称南部コミュニティーセンター内に併設いたします老人福祉センター及びコミュニティー防災センターに対する国庫補助内示がありましたので、仮称南部コミュニティーセンター等の建設工事の請負契約を締結しようとするものであります。よろしく御審査の上、御決定くださるようお願いを申し上げます。 ◯議長(辻 喜久雄君) この際、暫時休憩いたします。   午後五時五十四分 休  憩            ━━━━━━━━━━━━━━━━━   午後六時二十二分 開  議 ◯議長(辻 喜久雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  第九十八号議案に対する質疑の通告はありません。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  一 常任委員会付託(日程追加分) ◯議長(辻 喜久雄君) ただいま議題となっております第九十八号議案については、これを厚生委員会に付託いたします。            ━━━━━━━━━━━━━━━━━  散  会 ◯議長(辻 喜久雄君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。   午後六時二十三分 散  会  岐阜市議会議長      辻   喜久雄  岐阜市議会副議長     小木曽 忠 雄  岐阜市議会議員      中 村 和 生  岐阜市議会議員      村 瀬 正 己 Copyright (c) Gifu City Assembly. All Rights Reserved. ページの先頭へ▲...