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  1. 下諏訪町議会 2021-08-26
    令和 3年 9月定例会−08月26日-01号


    取得元: 下諏訪町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 3年 9月定例会−08月26日-01号令和 3年 9月定例会            令和3年9月下諏訪町議会定例会会議録                                    (第1日) 議員の席次並びに出欠   1番 森   安 夫  出          8番 大 橋 和 子  出   2番 樽 川 信 仁  出          9番 松 井 節 夫  出   3番 田 嶋   彰  出         10番 中 山   透  出   4番 増 沢 昌 明  出         11番 野 沢 弘 子  出   5番 林   元 夫  出         12番 中 村 光 良  出   6番 岩 村 清 司  出         13番 金 井 敬 子  出   7番 青 木 利 子  出 出席議会事務局職員             出席総務課職員   議会事務局長   田 中 美 幸      庶務人事係長   岩 波 美 雪   庶務議事係長   山 田 英 憲 説明のために出席した者   町長       宮 坂   徹      保健福祉課長   小 松 信 彦   副町長      高 木 秀 幸      産業振興課長   増 澤 和 義
      教育長      松 崎   泉      建設水道課長   北 澤 勝 己   総務課長     河 西 喜 広      消防課長     小 野 裕 之   税務課長     堀 内 憲 隆      会計管理者会計課長                                  吉 池 泰 宜   住民環境課長   中 澤   務      教育こども課長  樫 尾 光 洋   監査委員     宮 澤 孝 良 本日の会議日程 令和3年8月26日(木)午後1時30分   1.本日の議員の出欠並びに会議成立宣告   1.開会に当たっての町長挨拶   1.会議録署名議員の指名   1.会期日程及び議案の取り扱いの決定   1.議案の上程、説明、一部即決   1.監査委員決算審査報告   1.予算決算審査特別委員会の設置及び定数   1.予算決算審査特別委員会の委員の選任 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            開  会  午後 1時30分 △<本日の議員の出欠並びに会議成立宣告> ○議長 大変御苦労さまでございます。ただいま定刻の午後1時30分であります。ただいまから令和3年9月下諏訪町議会定例会を開会いたします。  本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は13名であります。よって、本会議は成立いたしました。  ただいまから会議を開きます。 △<開会に当たっての町長挨拶> ○議長 町長から招集の御挨拶があります。 ○議長 町長。 ◎町長 9月定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日、議会の招集をお願い申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、何かと御多用のところ全員の御出席を賜り、ここに開会できますことを心から御礼申し上げます。  本州付近に停滞した前線の影響で、諏訪地方は8月13日早朝から大雨が降り続き、当町でも総雨量が360ミリメートル近くとなりました。特に8月15日未明には時間雨量で40ミリメートルを計測し、諏訪湖周辺など各所で浸水被害が、また国道142号の道路の一部が陥没し、土砂が周辺に流出するなどの大きな土砂災害も発生いたしました。  このたびの大雨で被害に遭われた方にお見舞いを申し上げますとともに、いまだ御自宅へ戻れない状況の方もいらっしゃいますので、国や県と連携を取って一日も早い復旧を目指してまいりますので、皆様方の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。  さて、本定例会で御審議をお願いいたします案件は、人事案件が1件、専決処分が2件、その他2件、補正予算が3件、また令和2年度の決算認定が10件、報告事項が2件の合わせて20件であります。議案の内容につきましては後ほど説明させていただきますが、概略について申し上げます。  議案第43号は、人権擁護委員福島由美子さんの任期が満了になることに伴う人事案件であります。  議案第44号と45号は、専決処分の報告として、一般会計に係る令和3年度の補正予算(第5号)と、水道事業会計に係る令和3年度の補正予算(第1号)。  議案第46号は、敦賀市との訴訟に係る附帯控訴の提起について。  議案第47号は、町民講演会の中止に係る損害賠償の額を定めることについて。  議案第48号は、一般会計に係る令和3年度の補正予算(第6号)。  議案第49号は、下諏訪町国民健康保険特別会計に係る令和3年度の補正予算(第2号)。  議案第50号は、下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計に係る令和3年度の補正予算(第1号)であります。  議案第51号から議案第60号までの10議案につきましては、令和2年度の一般会計から下水道事業会計まで、それぞれの会計の歳入歳出決算の認定を求めるものであります。  また、報告といたしまして、報告第4号、損害賠償に係る専決処分の報告について、報告第5号 令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率についての2件を御報告させていただきます。  以上、議案の概略を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願いを申し上げ、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △<会議録署名議員の指名> ○議長 日程第1 本定例会の会期中における会議録署名議員を議長から指名いたします。5番林元夫議員、6番岩村清司議員、7番青木利子議員、以上の3議員にお願いいたします。 △<会期日程及び議案の取り扱いの決定> ○議長 次に日程第2、第3 本定例会の会期、日程及び議案の取り扱いについて、議会運営委員長から御報告をお願いいたします。中村光良委員長、御登壇の上、御報告ください。 ○議長 中村光良委員長。 ◎議会運営委員長(中村) 大変御苦労さまでございます。議会運営委員会から御報告いたします。  本定例会に当たり、去る8月23日月曜日、午前9時から議会運営委員会を開催し、会期及び議事日程につきまして協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。  会期は、8月26日木曜日から9月17日金曜日までの23日間といたしました。  会期日程につきましては、皆さんのお手元に配付いたしました会期日程表に表示されているとおりです。  本日は、議案第43号につきましては、人事案件でありますので、上程に先立ち本会議を一旦休憩し、直ちに全員協議会を開き御協議を願い、議案の態様を整えて本会議を再開し、議案の上程、説明を行い、質疑、討論を経て即決といたします。  次に、議案第44号及び議案第45号につきましては、専決議案でありますので、議案の上程、説明、質疑、討論を経て即決といたします。  議案第46号からは議案番号順に従い議案の上程、説明の後、監査委員に令和2年度決算審査の報告をお願いいたします。  続いて、予算決算審査特別委員会の設置及び定数を議決し、下諏訪町議会委員会条例第5条第2項の規程により、委員の選任を議長の指名によって行い、本日の日程を終了といたします。  なお、本会議終了後、広報特別委員会の審査をお願いいたします。  2日目の8月27日から6日目の31日は、土曜日、日曜日及び議案調査日として休会といたします。  7日目の9月1日は午前10時から本会議を開会し、議案第46号から議案第60号までの議案に対する質疑を行い、所管と目される委員会に付託いたします。議案の付託先につきましては、お手元に配付いたしました付託表に示されているとおりでございます。  続いて、報告事項2件が提出されておりますので、質疑を行い、7日目の日程を終了といたします。  8日目の2日と9日目の3日は午前9時から本会議を開会し、一般質問を番号順に行います。一般質問は2日間といたします。なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、一般質問の質問時間を答弁を含め1人50分とし、1人の質問終了後その都度休憩し、換気の時間を取らせていただきたいと思います。  10日目の4日、11日目の5日は、土曜日及び日曜日のため休会といたします。  12日目の6日は、午前10時からバイパス対策特別委員会、午後1時30分から予算決算審査特別委員会全体会の審査をお願いいたします。  13日目の7日、14日目の8日は、午前9時から各常任委員会の審査をお願いいたします。  15日目の9日は、午前9時から各常任委員会の審査、常任委員会終了後、予算決算審査特別委員会分科会の審査をお願いいたします。  16日目の10日は、午前9時から予算決算審査特別委員会分科会の審査をお願いいたします。  17日目の11日、18日目の12日は、土曜日及び日曜日のため休会といたします。  19日目の13日、20日目の14日は、午前9時から予算決算審査特別委員会分科会の審査をお願いいたします。  21日目の15日は、午後1時30分から予算決算審査特別委員会全体会の審査をお願いいたします。  22日目の16日は、委員長報告書の作成日といたします。  23日目の17日は、午前9時から議会運営委員会を開催し、予定されます追加議案等の取扱いについて協議いたします。午後1時30分から本会議を開会し、まず各委員会の議案審査報告を委員長にお願いし、それに対する質疑、討論を経て採決を行います。  今会期中に補正予算に関する議案が追加提案される予定でありますので、提案のありましたところでお願いし、9月定例会の全日程を終了することにいたします。  以上、議会運営委員会の協議の結果について御報告いたします。よろしくお願いします。 ○議長 ただいま議会運営委員長から御報告がありました会期、日程及び議案の取扱いについて、御質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 御質疑ありませんので、会期、日程及び議案の取扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、会期、日程及び議案の取扱いにつきましては、ただいまの議会運営委員長の報告どおり決定いたしました。 ○議長 ここでお諮りいたします。次の日程第4 議案第43号 人権擁護委員候補者の推薦については人事案件でありますので、議案整備のため、ここで暫時休憩とし、直ちに全員協議会を開きたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、ただいまから暫時休憩といたします。ただいま午後1時43分でございます。それでは、全員協議会室へ御参集ください。再開は全員協議会終了後といたします。暫時休憩といたします。            休  憩  午後 1時43分            再  開  午後 2時00分 ○議長 ただいま午後2時でございます。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △<議案の上程、説明、一部即決> ○議長 日程第4 議案第43号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。事務局長に議案の朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中) 議案第43号 人権擁護委員候補者の推薦について  下記の者を人権擁護委員の候補者として推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。  令和3年8月26日 提出                           下諏訪町長 宮 坂  徹                    記  住  所 下諏訪町6296番地4  氏  名 福島 由美子  生年月日 昭和29年5月25日  以上です。 ○議長 次に、提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 町長。
    ◎町長 人権擁護委員候補者の推薦について御説明申し上げます。  現在、町では5人の人権擁護委員の方々が法務大臣の委嘱を受け、人権尊重思想の普及啓発及び人権侵害に係る各種相談活動に、精力的に取り組んでいただいております。  人権擁護委員の任期は3年となっており、令和3年12月31日をもちまして委員のお一人である福島由美子さんの任期が満了となることから、後任の人権擁護委員候補者の推薦につきまして、議会の意見を求めるものであります。  福島さんには、人権擁護活動に多大な御尽力を賜り、心から感謝を申し上げる次第です。  今回推薦する候補者につきましては、福島由美子さんの再任をお願いしたいと思います。  ここで、候補者の略歴を申し上げます。西浜にお住まいの福島由美子さんですが、平成28年から人権擁護委員として御活躍され、現在6年目を迎えています。面倒見のよい誠実なお人柄で、地域の信頼も厚く、住民生活に密着した活動で職務を遂行していただける適任の方と考えますので、人権擁護委員の候補者として御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  本案について、これに同意することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、本案については、これに同意することに決しました。 ○議長 次に進みます。日程第5 議案第44号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第8号)令和3年度下諏訪町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(河西) 御説明申し上げます。令和3年度下諏訪町一般会計補正予算(第5号)につきましては、令和3年8月23日付で専決処分させていただいたものでございます。  今回の補正では、歳入歳出それぞれ8,402万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ82億7,175万4,000円とするもので、内容は8月15日の大雨により発生した災害に係る救助活動費応急復旧費の補正でございます。  それでは、主な内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書で御説明いたします。  まず、歳出の6ページをお願いいたします。  3款4項1目災害救助費は、避難所の設置や宅内へ流入した土砂の処分、消毒など、災害救助のための所要経費になり、10節需用費の56万3,000円は、避難者への支援物資や食事代として43万3,000円のほか、消毒液などの災害現場用消耗品でございます。  11節役務費の20万円は、避難所で使用した毛布のクリーニング代です。  12節委託料の41万円は、宅地内から搬出された土砂等の運搬・処理に係る委託料でございます。  13節使用料及び賃借料の208万円は、警戒レベル5の避難指示により避難されていた方を対象に、下諏訪温泉旅館組合との災害協定により宿泊施設を避難所として開設いたしましたので、施設の借上料として193万6,000円、また、長期避難者が発生した場合に備えて賃貸物件を1件、1か月分の借上料14万4,000円を計上いたしました。  20節貸付金の300万円は、町の災害援護資金の貸付けの規定により、家財の損害に対する貸付けとして限度額150万円の2件分を計上いたしました。  13款1項1目農地災害応急費は、被災した農地ののり面崩落2か所の応急復旧工事及びその他の罹災現場において応急対応するための所要経費で、10節需用費の1万4,000円は現場で使用する車両の軽油代、14節工事請負費の119万9,000円は、のり面崩落2か所の応急復旧工事費、15節原材料費の90万9,000円は、木ぐい、鉄ぐい、植生シートブルーシート等補修用資材代となります。  2目農業用施設災害応急費14節工事請負費の586万5,000円は、土砂の流入により閉塞した大汐取水口ほか9か所において土砂の撤去等を行うものでございます。  3目林業施設災害応急費10節需用費の3万2,000円は、罹災現場での倒木処理に要するガソリン代で、7ページにかけましての14節工事請負費の120万円は、被災した林道2か所の応急復旧工事を行うものでございます。  2項1目道路橋りょう災害応急費14節工事請負費の5,885万円は、土砂流出や路面崩落等のあった町道大久保山道線ほか17路線の土砂撤去や応急復旧工事を行うものです。  2目河川災害応急費14節工事請負費の420万円は、被災した鰻沢、小久保沢のほか、土砂堆積の被害を受けた用悪水路4か所において、土砂撤去等を行うものです。  9項1目道路橋りょう災害復旧費12節委託料の550万円は、路体が砥川へ崩落した町道下屋敷3号線において、国の災害査定認定申請に必要な測量設計の費用であり、早期の復旧対応を図るためのものでございます。  お戻りいただきまして、歳入の5ページをお願いいたします。  19款1項1目繰越金の8,402万2,000円は、今回の補正に必要となる一般財源の不足分を前年度繰越金に求めたものであり、今回の補正では全額を一般財源としておりますが、今後国の災害査定が終了し、補助金や起債等の特定財源を充当できる事業につきましては、財源振替を予定してございます。また、現時点での補正後の留保財源は3,873万3,158円となります。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。 ○議長 中山議員。 ◆中山議員 2点ほどお伺いしたいと思いますが、先ほども議案説明で課長のほうからあったわけでありますが、今回、全て繰越金に求めているという形の中で、今後有利な補助金等の交渉をやっていくというような形になるかと思いますが、これはどのような形にしていくのかお伺いをしたいのが1点。  あともう1点、今回のものには補正予算給与明細書というのがないということは、職員に対する今回の災害による手当はどのようになっているのか。人件費が出ていないという形になりますよね。そこら辺はどのような形でお考えになっているのかお伺いをしたいと思います。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(河西) お答え申し上げます。既に罹災をしました公共施設につきましては、それぞれ担当課から県への災害報告の第1報を済ませたところでございまして、これらに引き続きまして、それぞれの所管課から県の担当部局へ災害復旧補助事業の申請に向けて事前協議、調整を今行っているところでございます。  それから、人件費に関係する部分でございますが、今回の災害対応に係る職員の時間外手当につきましては、現状においてもまだ支出の予定もあるといったことでございますので、議会最終日で追加上程をお願いいたします補正予算において計上してまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長 ほかに質疑ありませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり承認されました。 ○議長 次に進みます。日程第6 議案第45号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第9号)令和3年度下諏訪町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。 ○議長 建設水道課長。 ◎建設水道課長(北澤) 御説明申し上げます。議案第45号 令和3年度下諏訪町水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、令和3年8月23日付をもって専決処分させていただいたものでございます。  まず、第2条の収益的収支において、支出を267万円増額し、収益的支出の総額を2億5,417万円とするものです。  次に、第3条の資本的収支において、支出を331万円増額し、資本的支出の総額を2億321万円とするものです。  それでは、主な内容を補正予算(第1号)に関する説明書で御説明申し上げます。  2ページの予算実施変更計画を御覧ください。まず、収益的支出の1款4項4目その他特別損失267万円の増額は、今回の大雨災害により東俣川から取水している水道施設が被災し、応急復旧が必要となったため、増額補正をお願いするものです。  次に、3ページの資本的支出をお願いいたします。1款1項5目災害復旧費331万円の増額は、同じく大雨により大久保沢が増水し国道142号線が崩落したことにより、配水管が露出してしまいました。このため、配水管の損傷、漏水を防ぐため応急処置が必要となったことから、増額補正をお願いするものです。  4ページ、5ページは予定キャッシュフロー変更計算書、6ページ、7ページには予定貸借対照表を掲載してございますが、ともに増額に伴う変更でございます。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり承認されました。 ○議長 次に進みます。日程第7 議案第46号 附帯控訴の提起についてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 住民環境課長。 ◎住民環境課長(中澤) 議案第46号 附帯控訴の提起について御説明申し上げます。  本件は、福井県敦賀市が下諏訪町に対して民間最終処分場対策費等を請求した事務管理費用償還等請求事件について、令和3年3月29日、福井地裁において当町が140万円余りを支払う内容で判決が下され、当町は主張がある程度認められたものと判断していましたが、相手側の敦賀市が判決を不服として令和3年4月9日に控訴したことから、当町も控訴審において附帯控訴を提起することとし、地方自治法第96条第1項の規定に基づき御提案させていただくものです。  事件の経過等については、先週の常任委員会協議会で配付しました資料のとおりですので、説明は省略させていただきますが、被告側の支払い責任の根拠などについて、今後行われる裁判において改めて審議いただけるよう、引き続き顧問弁護士に委任し、相談しながら進めてまいる所存です。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 次に進みます。日程第8 議案第47号 損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(河西) 御説明申し上げます。損害賠償の額を定めることにつきましては、今年9月19日に開催を予定しておりました町民講演会について、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、講師と協議をして検討の結果、中止としたことに伴うキャンセル料となります。  賠償額につきましては、町民講演会講師派遣業務の受託者、長野市鶴賀緑町1618番地6、株式会社共立プラニング代表取締役林武雄との協議により、受託金額の約半額の73万円とし、7月30日に内諾をいただきました。  賠償額が50万円を超えることから、平成23年12月13日議会議決によりお認めをいただいている専決処分事項に当たらないことから、御審議をお願いするものでございます。  賠償金につきましては、委託契約を解除の後、委託料からの予算流用により対応する予定でございます。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 次に進みます。日程第9 議案第48号 令和3年度下諏訪町一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 総務課長。 ◎総務課長(河西) 御説明申し上げます。令和3年度下諏訪町一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,741万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ82億8,917万3,000円とするものでございます。  3ページの第2表地方債補正は、臨時財政対策債の起債発行可能額の確定に伴い、起債限度額を増額変更するものでございます。  それでは、主な内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書で御説明いたします。  まず、歳出の7ページをお願いいたします。  2款1項4目財産管理費24節積立金は、ふるさとまちづくり寄附金29件、225万円を賜りましたので、ふるさとまちづくり基金に積み立てさせていただくものです。補正後における、ふるさとまちづくり基金の残高は313万6,275円となる見込みでございます。  6目企画費では、年度末までのふるさと納税による寄附金の増が見込まれることから、直近4か月の実績や継続的な寄附のお申出もいただいていることを踏まえまして、ふるさとまちづくり寄附に対する返礼品代及び郵送料などとして、7節報償費の300万円及び11節役務費の35万3,000円を増額するものでございます。  10目防災諸費12節委託料の68万7,000円は、災害時に迅速な避難指示等を行うために運用しております発令判断支援システムにつきまして、災害対策基本法が改正されて避難情報の発令基準が見直されたことにより、新たな発令基準をシステムに反映させるためのシステム改修委託料でございます。  3款1項1目社会福祉総務費は、高齢者係在籍の正規職員1人が育児休暇を取得することから、住民サービスの低下を招かないよう、代替補充の会計年度任用職員を雇用するための経費でございます。  内訳につきましては、1節報酬の99万1,000円は会計年度任用職員1人7か月分の報酬、3節職員手当等のl0万1,000円は期末手当等、4節共済費の17万8,000円は社会保険料及び労働保険料、8節旅費の3万円は通勤費となります。  8ページの3目老人福祉費27節繰出金は、ハイム天白の整備充実のために、ふるさとまちづくり寄附金2件4万5,000円を賜りましたので、特別養護老人ホーム事業特別会計へ繰り出しをさせていただきます。  4款2項2目塵芥処理費14節工事請負費の187万円は、清掃センターの屋内消火栓設備について、消火栓ポンプが故障により使用できない状態となっていることから、ポンプの取替え工事を実施するものでございます。  6款2項2目林業振興費12節委託料の99万円は、第6区から所沢入り口付近の支障木の改善要望を受け、県の信州の森林づくり事業の実施計画へ要望をしていたところ、事業承認が得られたため、支障木伐採に係る業務を委託するものでございます。  7款1項4目ものづくり支援センター費18節負担金補助及び交付金の659万4,000円は、補正予算(第1号)により承認をいただきました、新型コロナウイルス感染症に係る予防対策製品や設備等の購入・導入費に対して支援をいたします補助金におきまして、申請件数の増により現計予算に不足を生じることから補正をお願いするものでございます。  9ページをお願いいたします。10款1項3目基金活用事業費24節積立金の13万5,000円は、7件のふるさとまちづくり寄附金を賜りましたので、こども未来基金へ積立てをいたします。補正後におけるこども未来基金の残高は1,360万4,999円となる見込みでございます。  3項中学校費1目学校管理費21節補償補填及び賠償金の19万5,000円は、下諏訪中学校の修学旅行の延期に伴い発生します旅行会社へのキャンセル料について、保護者負担を軽減するため町が相当額を補填して支援をするものでございます。
     なお、10ページ、11ページには会計年度任用職員に係る補正予算給与費明細書を添付してございます。  次に、お戻りいただきまして、歳入の6ページをお願いいたします。  15款2項3目農林水産業費県補助金の89万円は、信州の森林づくり事業補助金で、補助率は10分の9でございます。  17款1項2目ふるさとまちづくり寄附金の243万円は、38件の匿名の方から御寄附を賜ったもので、それぞれ活用希望事業に充当してまいります。  19款1項1目繰越金1,674万5,000円の減額は、今回の補正で歳入超過となる一般財源を調整させていただいたものでございます。  20款5項1目雑入の3,000円は、会計年度任用職員1人分の雇用保険料個人負担分となります。  21款1項7目臨時財政対策債の3,084万1,000円は、令和3年度普通交付税算定の決定に伴い、起債の発行可能額が確定したことにより、増額の補正をお願いするものでございます。  なお、12ページには令和3年度末における地方債現在高の見込みに関する調書を添付してございます。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 次に進みます。日程第10 議案第49号 令和3年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 住民環境課長。 ◎住民環境課長(中澤) 御説明申し上げます。令和3年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,900万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ、19億2,210万6,000円とするものでございます。  それでは、主な内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書で御説明いたします。  まず、歳出の6ページをお願いいたします。  3款国民健康保険事業費納付金1項1目一般被保険者医療給付費分18節負担金補助及び交付金の1,942万円、また同じく、2項一般被保険者後期高齢者支援金等分の726万3,000円及び3項介護納付金分の232万3,000円については、令和3年度の国保納付金算定における激変緩和措置終了の影響により、不足が生じていた納付金予算に補填を行うためのもので、令和2年度決算の剰余金と財政調整基金の活用により不足分を賄う補正となります。補正後の当該納付金の予算額は4億4,364万7,000円となり、年度当初に県から示されている納付金額の合計とほぼ同額となります。  次に、お戻りいただき、歳入の5ページをお願いいたします。  7款2項1目1節財政調整基金繰入金の323万円及び8款1項2目1節その他繰越金の2,577万6,000円は、今回の補正の財源となる基金からの繰入金及び令和2年度決算剰余金分の繰越金となります。なお、補正後における財政調整基金の残額は1,327万4,839円となります。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 日程第11 議案第50号 令和3年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(小松) 御説明申し上げます。令和3年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ4万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億4,554万5,000円とするものであります。  それでは、内容につきまして歳入歳出補正予算事項別明細書で説明を申し上げます。  まず5ページ、歳入をお願いいたします。  4款1項1目1節一般会計繰入金の4万5,000円は、特別養護老人ホームハイム天白の施設充実のために、ふるさとまちづくり寄附金として2人の方から賜ったもので、一般会計から繰り入れるものでございます。  次に6ページ、歳出をお願いいたします。  1款1項1目施設管理費24節積立金の4万5,000円は、ふるさとまちづくり寄附金として賜った4万5,000円を特別養護老人ホーム福祉施設基金に積み立てさせていただくものであります。補正後の同基金の残高は、696万1,691円となります。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長 ここでお諮りいたします。日程第12 議案第51号から日程第21 議案第60号までは令和2年度決算認定の議案でありますので、一括上程したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、議案第51号から議案第60号までは一括上程することにいたします。事務局長にタイトルのみ一括朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)   議案第51号 令和2年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第52号 令和2年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第53号 令和2年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第54号 令和2年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第55号 令和2年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第56号 令和2年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第57号 令和2年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第58号 令和2年度下諏訪町東山田財産区会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第59号 令和2年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについて  議案第60号 令和2年度下諏訪町下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  以上でございます。 ○議長 次に、提案者に議案の説明を求めます。 ○議長 会計管理者会計課長。 ◎会計管理者会計課長(吉池) 令和2年度の各会計における歳入歳出決算の認定を求める議案につきましては、別冊の決算書により説明を申し上げます。  議案第51号の一般会計から議案第58号の東山田財産区会計までの決算認定8議案につきまして、会計ごとに、歳入では収入済額の合計欄の額を、歳出では支出済額の合計欄の額を、また、欄外に掲載しております歳入歳出差引残額を申し上げまして提案説明とさせていただきます。  最初に、議案第51号 令和2年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の状況でございます。  歳入の状況になりますが、決算書の2ページから7ページにかけて掲載しております。7ページをお開きいただきたいと思います。歳入合計は、7ページの左側の列にございます収入済額の一番下の欄、107億3,945万7,504円です。  続きまして、歳出ですが、8ページから11ページにかけて掲載しております。11ページをお開きいただきたいと思います。歳出合計は、左側の列にございます支出済額の一番下の欄、104億2,218万6,346円です。  支出済額の右の列には翌年度繰越額2億5,312万7,000円とございますが、こちらは6月定例会におきまして、令和2年度一般会計予算繰越明許費繰越計算書で御報告をさせていただきました、新型コロナウイルスワクチン接種事業ほか11事業の翌年度繰越額の合計額となります。  おめくりいただきまして、12ページにございます歳入歳出差引残額3億1,727万1,158円は、ただいま申し上げました歳入合計から歳出合計を差し引いた額で、こちらが令和3年度への繰越金となります。  次に、議案第52号 令和2年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の状況でございますが、歳入は14ページから15ページに掲載しております。歳入合計は、15ページの収入済額の一番下の欄、17億8,535万5,692円です。  続きまして、歳出ですが、16ページから19ページにかけて掲載しております。歳出合計は、19ページ左側の支出済額の一番下の欄、17億5,957万7,749円で、18ページの欄外、歳入歳出差引残額の2,577万7,943円が令和3年度への繰越金となります。  次に、議案第53号 令和2年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の状況でございますが、歳入は20ページ、21ページに掲載しております。歳入合計は、21ページの収入済額の一番下の欄、1,480万1,487円です。  続きまして、歳出は22ページから23ページですが、歳出合計は、支出済額の─番下の欄、1,471万3,245円で、22ページの欄外、歳入歳出差引残額の8万8,242円が令和3年度への繰越金となります。  次に、議案第54号 令和2年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の状況でございますが、歳入は24ページから25ページに掲載しております。歳入合計は、25ページの収入済額の一番下の欄、3億8,352万5,171円です。  続きまして、歳出は26ページから27ページですが、歳出合計は、27ページの支出済額の一番下の欄、3億8,292万5,747円で、26ページの欄外、歳入歳出差引残額の59万9,424円が令和3年度への繰越金となります。  次に、議案第55号 令和2年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の状況でございますが、28ページ、29ページをお願いいたします。上段の表が歳入、下段の表が歳出となっております。  歳入合計は、29ページの収入済額の一番下の欄、1,555万1,171円です。  歳出合計は、支出済額の一番下の欄、424万1,384円で、28ページの欄外、歳入歳出差引残額の1,130万9,787円が令和3年度への繰越金となります。  次に、議案第56号 令和2年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の状況でございますが、歳入は30ページから31ページに掲載しております。歳入合計は、31ページの収入済額の一番下の欄、3億4,865万7,438円です。  続きまして、歳出は32ページから33ページですが、歳出合計は、33ページの支出済額の一番下の欄、3億3,892万4,353円で、32ページの欄外、歳入歳出差引残額の973万3,085円が令和3年度への繰越金となります。  次に、議案第57号 令和2年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の状況でございますが、歳入は34ページから35ページに掲載しております。歳入合計は、35ページの収入済額の一番下の欄、2億3,860万8,632円です。  続きまして、歳出は36ページから37ページですが、歳出合計は、37ページの支出済額の一番下の欄、収入済額と同額の2億3,860万8,632円で、36ページの欄外に掲載のとおり、歳入歳出差引残額はゼロ円となります。  次に、議案第58号 令和2年度下諏訪町東山田財産区会計歳入歳出決算の状況でございますが、38ページ、39ページをお願いいたします。上段の表が歳入、下段の表が歳出となっております。  歳入合計は、39ページの収入済額の一番下の欄、208万1,310円です。  歳出合計は、支出済額の一番下の欄、l09万9,248円で、38ページの欄外、歳入歳出差引残額の98万2,062円が令和3年度への繰越金となります。  以上、8議案について御説明申し上げましたが、決算附属書類といたしまして、56ページから307ページまで一般会計歳入歳出決算事項別明細書を、308ページには一般会計に係る実質収支に関する調書を、さらに309ページから326ページにかけまして財産に関する調書を掲載してございます。  以降のページにつきましては、特別会計に係る歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書などを会計ごと順番に掲載しております。  説明は以上となりますが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長 建設水道課長。 ◎建設水道課長(北澤) 続きまして、議案第59号 令和2年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求める議案につきまして説明を申し上げます。決算書の40、41ページをお願いいたします。  (1)収益的収入及び支出につきましては、41ページの決算額の欄になりますが、収入の決算額が2億6,326万6,385円、支出の決算額は2億7,218万3,072円です。  (2)資本的収入及び支出につきましては、収入の決算額が6,100万円、支出の決算額は1億3,828万1,648円で、864万9,000円が翌年度への繰越額となります。  資本的収入が資本的支出に不足します7,728万1,648円につきましては、過年度分損益勘定留保資金7,115万1,576円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額613万72円で補填をいたしました。  次に、損益計算書につきまして、42ページをお願いいたします。  水道事業の主たる活動による収支となる1.営業収益及び2.営業費用を合わせた営業利益は444万5,646円のマイナス。財務的活動の収支となる3.営業外収益と4.営業外費用を合わせた経常利益は、1,060万1,113円のマイナスとなり、合計で1,504万6,759円の純損失が生じました。  公営企業会計では、減価償却や資産減耗費など現金を伴わないものも支出として計上していることによる結果であり、現金を保有しているにもかかわらず損益計算書上は赤字になっております。ただ、水道事業会計のここ数年の傾向としましては、新型コロナウイルス感染症による特別な事情があるものの、平成30年度に算定した経営戦略に即した傾向であるとともに、44ページの貸借対照表に記載のある令和2年度末の資金残高では、4億870万1,923円の現金を保有しておりますので、事業経営自体は成り立っていると考えているところでございます。  また、純損失を補填するため、繰越利益剰余金から792万8,997円及び利益積立金を711万7,762円取り崩して補填したことにより、当年度の未処分利益剰余金はゼロ円となりました。  44、45ページの貸借対照表につきましては、資産合計30億6,914万5,928円、負債合計13億3,183万9,011円、資本合計17億3,730万6,917円となりました。  説明は以上となりますが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第60号 令和2年度下諏訪町下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、説明を申し上げます。決算書の52ページをお願いいたします。  上段の下水道事業剰余金処分計算書(案)について御説明いたします。年度末の未処分利益剰余金、いわゆる令和2年度の純利益でございますが、3,058万5,131円を処分することといたします。そのうち令和2年度分の純利益である1,624万2,123円につきましては、利益積立金への積立てを令和3年度会計で処理を行うことになります。また、残額の前年度から繰り越した利益分1,434万3,008円は、引き続き繰越利益剰余金として令和3年度へ繰越しをさせていただきます。  お戻りいただきまして、48、49ページをお願いいたします。  (1)収益的収入及び支出につきましては、49ページの決算額の欄となりますが、収入の決算が6億1,737万9,133円、支出の決算額は5億7,460万5,170円です。  (2)資本的収入及び支出につきましては、収入の決算額が2億7,880万3,950円、支出の決算額は4億3,136万831円で、6,100万円が翌年度への繰越額となります。  資本的収入が資本的支出に不足します1億5,255万6,881円は、過年度分損益勘定留保資金1億2,602万5,041円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,653万1,840円で補填をいたしました。  次に、損益計算書につきまして、50ページをお願いいたします。  下水道事業の主たる活動による収支となる1.営業収益及び2.営業費用を合わせた営業利益は1億27万9,424円のマイナス。財務的活動の収支となる3.営業外収益と4.営業外費用を合わせた経常利益は1億1,652万1,547円のプラスとなり、合計で1,624万2,123円の純利益となりました。  当年度純利益1,624万2,123円と前年度繰越利益剰余金1,434万3,008円を合わせた3,058万5,131円が、当年度の未処分利益剰余金となります。  52ページをお願いいたします。貸借対照表につきましては、資産合計73億5,331万9,177円、負債合計46億1,303万7,563円、資本合計27億4,028万1,614円となりました。  説明は以上となりますが、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 △<監査委員決算審査報告> ○議長 ここで監査委員から決算審査の結果について御報告をお願いいたします。宮澤監査委員、御登壇の上、御報告願います。 ○議長 宮澤監査委員。 ◎代表監査委員(宮澤) 監査委員の宮澤孝良と申します。樽川信仁監査委員と私は、令和2年度の下諏訪町一般会計、特別会計、企業会計の決算及び各基金の運用状況並びに令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を審査いたしました。その審査結果について御報告いたします。  まず初めに、一般会計、特別会計、企業会計の決算及び各基金の運用状況の審査実施状況及び審査結果について申し上げます。  この審査は、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づくものであります。  審査意見書に基づき、審査の概要、審査の結果を御報告いたします。
     決算審査の概要についてですが、実施期間は令和3年7月1日から令和3年7月9日までにおいて行いました。  審査の対象は、いずれも令和2年度下諏訪町の一般会計国民健康保険特別会計、駐車場事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、交通災害共済事業特別会計、温泉事業特別会計、特別養護老人ホーム事業特別会計、東山田財産区会計のそれぞれの歳入歳出決算水道事業会計決算報告、下水道事業会計決算報告及び各基金の運用状況であります。  審査の方法といたしましては、各会計の決算書及び附属書類が法令に定める基準に従って準拠して作成されているかを確認いたしまして、計数の正確性及び予算が適正かつ効率的に執行されたかについて、会計管理者、関係各課所管の関係諸帳簿、証書類と照合するとともに、年度比較によって推移を把握したほか、関係職員の説明を聴取する方法によっております。なお、決算審査に先立って、毎月の例月出納検査、定期監査、随時監査等を実施しております。  決算審査の結果について御報告いたしますと、令和2年度下諏訪町一般会計・特別会計歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び各基金の運用状況に関する調書並びに水道事業、下水道事業における事業報告書等は、法令に準拠して作成されており、各計数及び記載事項は、関係諸帳簿、証書類との照合の結果、正確であることを認めました。また、各会計の予算は会計上適正に執行され、財務事務についても法令等に定められたとおり処理されていることを認めました。  なお、詳細な点につきましては、審査意見書の第3決算の概要以下を御覧いただきたいと思います。  続きまして、令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査実施状況及び審査結果について御報告いたします。この審査は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項に基づくもので、令和3年8月6日に実施いたしました。  審査の結果につきましては審査意見書に記載のとおりであり、令和2年度決算に基づく健全化判断比率並びに水道事業会計下水道事業会計及び温泉事業特別会計の資金不足比率は、いずれもその算定の基礎となる事項を記載した書類に基づき適正に算出されているものと認めました。  私からは以上でございます。 △<予算決算審査特別委員会の設置及び定数> ○議長 次に進みます。日程第22 予算決算審査特別委員会の設置及び定数についてを議題といたします。事務局長に朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中) 日程第22 予算決算審査特別委員会の設置及び定数について  下諏訪町議会予算決算審査特別委員会の設置及び定数について、下諏訪町議会委員会条例(昭和36年下諏訪町条例第17号)第4条第1項及び同条第2項の規定により、下記のとおり定める。  令和3年8月26日                    記  1 名称及び定数  (1)予算決算審査特別委員会 12人  以上です。 ○議長 お諮りいたします。本案につきまして、予算決算審査特別委員会を設置し、委員の定数を12人としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、予算決算審査特別委員会を設置し、委員の定数を12人とすることに決しました。 △<予算決算審査特別委員会の委員の選任> ○議長 次に進みます。日程第23 予算決算審査特別委員会の委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。特別委員の選任については、下諏訪町議会委員会条例第5条第2項の規定により、議長から指名をさせていただきます。  予算決算特別委員に、樽川信仁議員、増沢昌明議員、岩村清司議員、大橋和子議員、中山透議員、中村光良議員、田嶋彰議員、林元夫議員青木利子議員、松井節夫議員、野沢弘子議員、金井敬子議員、以上の皆さんをそれぞれ指名いたします。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました皆さんを予算決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。  ここで御報告いたします。下諏訪町議会委員会条例第6条第3項により、予算決算審査特別委員会の正副委員長が互選されておりますので御報告いたします。  予算決算審査特別委員会の委員長に金井敬子議員、副委員長に野沢弘子議員。以上のとおりであります。 ○議長 以上をもちまして、本日の日程に定められました議事は終了いたしました。ただいま午後3時6分でございます。本日はこれにて散会といたします。大変御苦労さまでございました。            散  会  午後 3時06分...