○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、以上の案件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第1号「令和2年度飯山市
一般会計予算」を起立により採決いたします。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
市川久芳議員。 〔7番
市川久芳議員 登壇〕
◆7番(市川久芳) 討論の機会を与えていただきましたので、通告に基づいて、令和2年度飯山市
一般会計予算案に対して、とても認めるわけにいかないという趣旨で討論を行います。 その代表は、職員の給料の適正化であります。 今回、予算審議を迎えるに当たって、長野市から栄村までの広報を全部入手して一覧表に作ったのが、15日の栄村まで入れた約9,000枚のチラシでございます。その中で、いろいろな意見が私のところに入っております。栄村からも連絡が来たし、野沢温泉村も来ました。うちの職員の給料をどうして載せないんだというような意見でございます。 その中で代表格を述べます。水道会計の予算書の中に、1人の人件費が981万円と載っています。その下の欄に、4人の給料が3,218万8,000円と載っています。1人803万円です。その全てが、市民が払っている水道料に入っているという回答を予算委員会で得ました。 飯山市の水道料金は、長野県下市町村でナンバーワンに高い、その一つの理由になっているということは間違いございません。 以上で、次の討論に入ります。 2つ目は、ぜひやめるべき事業として、コンビニの
交付サービスがあります。それは、マイナンバーを持っていくとコンビニで住民票とか戸籍とかもろもろのことを交付するサービスです。飯山市は、平成29年度から始めているんですけれども、30年度の予算書を見ると937万円を使って121件の交付があったんです。1件当たりコストが7万7,400円、その全て、主な財源は一般会計でございます。 私も予算審議会に当たり調査に入りました。調査したところは、全国で現在、市区町村が1,724市区町村があるんです。この事業をやっているのが42.9%の740市区町村、全国でね。 私が調査したのは、長野市、中野市、人口の飯山市より次の大町市、北海道夕張市にも課長さんの友達がいるから電話しました。その中で、長野市は1年間に1万2,000件の申請があってコストは525円で済んでいます。中野市は、30年度は364件の申請があってコストは1万7,625円でございます。大町市は、389件の申請があって1万6,817円でございます。 この事業は、即刻やめるべきだと思うんです。これは市民に話せば、これだけのコストがかかるんだから、この金を子育てに使いたいと言えば、市民はみんな認めてくれると思うんです。サービスと無駄遣いは大きく違う。 そういうことで、私は、この
一般会計予算は自信を持って反対しているんですけれども。 議員諸氏の賛同をお願いして、反対討論を終わりにします。 以上でございます。
○議長(渋川芳三) 続いて、
山崎一郎議員の発言を許します。 〔14番
山崎一郎議員 登壇〕
◆14番(山崎一郎) 発言を許されました山崎一郎でございます。 緑新会、絆、政新会の各会派を代表して、議案第1号「令和2年度飯山市
一般会計予算」案について、賛成の立場から討論いたします。
北陸新幹線飯山駅の開業から満5年を迎え、開業初年度には、年間約37万人余でありました乗降客が毎年、約3%ずつ増加し、昨年度には年間約72万人余となり、中でも
スキーシーズンには大勢の外国人客が飯山駅に降り立つ光景には新幹線効果の勢いが感じられる状況になりましたし、また、交通の利便性に四季の美しさや自然環境の良さ、さらには子育て支援策の充実、道路除雪や屋根雪対策に玄関先除雪などの手厚い支援策等が相まって移住者が年々増加し、近年その数、100名を超し、特に若者世代が家族連れで移住される状況が顕著になりましたことは、足立市政の各種事業に取り組みの着実な成果であると評価すべきであります。 さて、このような状況下、昨年10月の台風19号災害においては、市長が締結した災害時応援協定都市をはじめ地元建設業界や
社会福祉協議会が立ち上げた
ボランティア活動の皆さん方の温かな支援や国・県への支援要請等が迅速に図られたことによって、いち早い復旧、復興につなげられましたことは、近年多発する想定外の災害対応への大切な教訓であると受け止めて、市長が重点施策に掲げる、子どもから高齢者まで安心して暮らせるまちづくりに着実に生かせることを強く期待するものであります。 さて、迎える新年度は、19
号台風災害者への継続的な支援や復興に向けた対策はもちろんのこと、新幹線飯山駅開業効果を一層確実なものにするための重要な節目のときなのでございます。 このような状況下、市長が上程された新年度予算案には、1つ目に、被災住宅の応急修理や被災家屋の撤去など災害の復旧、復興のための予算や新
防災無線システム設置をするなど、防災・減災のための予算、2つ目に、観光振興と交流人口の増加対策に向け、豊かな自然環境を生かしてインバウンドの需要増を見据えた自転車を活用した観光の推進等に向けた
環境整備事業予算、3つ目には、若者世代が住みたい田舎部門全国第3位になるほどの好評な移住・定住対策をさらに進めるための住宅施策や、
通勤費補助対策事業予算等の3点の施策を骨子とした6項目からなる新年度予算案を示されましたが、地域の現状を直視しながら将来に目を向けるとき、いずれも的確な予算案でございます。 よって、議員各位におかれましては、上程されました令和2年度の予算案につきまして、十分なご理解の下、可決に向けご賛同くださるようお願いを申し上げ、賛成討論といたします。 なお、最後に一言申し上げたいと思います。 ただいま反対討論がございましたが、新年度予算案には、議員が度々指摘する
人口減少対策のために真剣に取り組んでいる移住・定住支援の
住宅整備事業がございますが、新年度予算案にも地域のバランスを図り計上された
若者住宅整備の事業があり、木島地区、上新田地籍に予定された事業予算についての審査の過程において、あんな水害の多い危ない地域になぜ住宅を造るのか的な趣旨の発言がありました。災害のない地域づくりに皆で取り組んでいる現実の中、木島地区にお住まいの多くの方々の思いを無視し、かつ、これから移住・定住を希望される方に対し不安を抱かせる発言に思えて、私は大変心痛むのでございます。 また、議員は、県下19市の中で人口の一番少ない飯山市職員の給与が県下トップである旨の指摘をただいまもされましたが、賃金を比較するには民間も行政も同じですが、職場の年齢構成や勤続年数や給与に含まれている様々な手当や違いを調査しないで給与総額を単純に人数で割り算する議員の手法は適正な比較方法ではございません。 具体的に申し上げますと、ただいま議員が指摘されました中にも、実は飯山市の数値には含まれているのにもかかわらず、他の市の数値の中にはそういうものが含まれておらないような部分を比較する。全く、比較する根拠の違いがあるのにもかかわらず、飯山市が高いと間違った情報を喧伝することは極めて遺憾であると指摘せざるを得ないのであります。 かかる指摘を理解しつつ、市政のさらなる発展に向け、議員各位の懸命なるご判断を求めて、討論を終わりといたします。
○議長(渋川芳三) 続いて、
小林喜美治議員の発言を許します。 〔13番
小林喜美治議員 登壇〕
◆13番(小林喜美治) 発言を許されましたので、
日本共産党飯山市議会議員団を代表して、2020年度飯山市
一般会計予算について、その問題点の幾つかを指摘し、反対の立場より討論を行います。 新年度予算について、重点施策の冒頭に、昨年の台風被害を受けて復興元年と位置づけ、被災インフラの復旧とともに商工業や農業に一刻も早く活気が戻るよう、国・県の支援制度や市独自の施策を活用し早期の災害復旧を図るとして、繰越し事業も含め施策の実施を進めていることはご案内のとおりであります。 こうした事業が1日も早く行われることを願いつつも、気象変動の大きな変化により、いつまた今回のような災害が起きることが予想されます。市民も巻き込んだ検証を行い、災害時の防災機能の強化と防災意識の向上を図ることが求められていると思います。 新年度の予算では、後期高齢者の
人間ドック補助金の引き上げや一部保育園のエアコン施設の整備、
住宅定住施策における若者住宅の建設や市営住宅の整備、さらには
移住住宅建設制度の見直しなどが盛り込まれております。こうした一定の前進面は評価をしたいと思います。 しかし、今この飯山市を覆っている状況、今度の一般質問でも市長の政治姿勢をこういう問題でおうかがいをいたしました。 安倍内閣による2度目の消費税増税について、今、低所得者に限らず地域経済まで深刻な状況に陥っているのが現状ではないかと思います。そこに、
新型コロナウイルスの感染問題が重なり、市民生活は一層の不安を募らせているのが現状と思います。 こうしたときの政府の対応についての質問に対し、極めて消極的とも思われる答弁に市長は終始をいたしました。市政運営に当たって、市民生活を一番に考えた場合、必要なら国や県に対しても言うべきことを言う、そういう姿勢が強く求められると思います。 次に、この消費税の問題では、ポイント還元と称して
プレミアム商品券制度が導入され、飯山市でもこの事業が進められてまいりました。委員会の審査で、この事業において、この3月補正で多額の予算が減額をされました。消費税の増税は直ちにやめ、最低でも安倍内閣で引き上げる前の5%まで直ちに引き下げることが必要ではないかと思います。 次に、
マイナンバー制度についてでありますが、日本共産党はこの施策が始まって以来、この番号制度によって個人の資産やプライバシーなど、個人情報を国が一括管理するものとして、その制度そのものに反対をしてまいりました。導入されて以降、個人番号は日常の生活に対し、あまり必要なものとなっていないのが現状だと思います。 コンビニ交付も県外で住民票や印鑑証明など交付されるとしておりますが、そういう交付が本当に必要なのかどうか、何よりもカードの普及率が著しく進まない、先ほども指摘がありましたが、こういう制度に毎年多額の税金を費やすことが必要なのかどうか疑問であります。 次に、中学生の平和学習授業の派遣事業の旅費について、現在、中学生の代表10名を毎年広島の原爆記念式典に派遣をしております。この事業は平和学習として、かつて長年にわたり私ども日本共産党は要望してまいりました経過から、この事業が始まり、そして定着をし、当初の6名から10名まで拡大されてきたことに対し、評価をするものであります。 しかし、今回の予算審議の中で、旅費として個人負担を財源にするとのことでありました。ことしだけに限らず思いますが、理由を尋ねたところ、新幹線が開通をし旅費が増えたことが理由とのことでありました。私は、新幹線をこの飯山市の起爆剤にするという点で言えば、子どもたちのこの旅費くらい市負担にすべきではないかと思います。 最後に、
解放同盟補助金についてであります。 運動体への補助金について、特別扱いするのではなく、飯山市の
補助金交付要綱に基づいて交付することも含め再度検討することを求めてまいりましたが、今年度も改善をされておりません。 以上、反対する理由を述べて、反対の立場より討論といたします。 議員諸氏の懸命な判断をお願い申し上げまして、討論を終わります。
○議長(渋川芳三) 以上で討論を終わりといたします。 本案に対する
予算決算常任委員長報告は原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りいたします。 本案は
予算決算常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号「令和2年度飯山市
ケーブルテレビ事業特別会計予算」を起立により採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 本案に対する
予算決算常任委員長報告は原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りいたします。 本案は
予算決算常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号「令和2年度飯山市
駐車場事業特別会計予算」を起立により採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 本案に対する
予算決算常任委員長報告は原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りします。 本案は
予算決算常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号「令和2年度飯山市
水道事業会計予算」を起立により採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 本案に対する
予算決算常任委員長報告は原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りいたします。 本案は
予算決算常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号「令和元年度飯山市
一般会計補正予算(第12号)」を起立により採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 本案に対する
予算決算常任委員長報告は原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りいたします。 本案は
予算決算常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号「令和元年度飯山市
ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第4号)」を起立により採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 本案に対する
予算決算常任委員長報告は原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りいたします。 本案は
予算決算常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号「令和元年度飯山市
水道事業会計補正予算(第4号)」を起立により採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 本案に対する
予算決算常任委員長報告は原案のとおり可決すべきものであります。 お諮りいたします。 本案は
予算決算常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号「
専決処分事項の承認を求めることについて(令和元年度飯山市
一般会計補正予算(第11号))」を起立により採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 本案に対する
予算決算常任委員長報告は原案のとおり承認すべきものであります。 お諮りいたします。 本案は
予算決算常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり承認されました。
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△
総務文教常任委員会付託議案及び請願の審査報告、質疑、討論、採決
○議長(渋川芳三) 日程第5、
総務文教常任委員会付託議案及び請願の審査報告を求めます。 山崎一郎総務文教常任委員長。 〔14番
山崎一郎議員 登壇〕
◆14番(山崎一郎) 総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果についてご報告申し上げます。 当常任委員会に付託されました議案は、議案第24号「飯山市監査委員に関する条例及び飯山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第26号「飯山市情報通信施設条例の一部を改正する条例」、議案第27号「飯山市個人情報保護条例の一部を改正する条例」、議案第28号「職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」、議案第29号「飯山市税条例の一部を改正する条例」、議案第35号「飯山市防災行政無線通信施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」の条例案6件、議案第45号「過疎地域自立促進計画の変更について」、議案第48号「
専決処分事項の承認を求めることについて(和解及び損害賠償の額の決定について)」の事件案2件の計8議案であります。 審査結果は、お手元に配付いたしました議案審査結果表のとおりであり、全員一致で原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。 なお、議案第35号「飯山市防災行政無線通信施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」の審査の中で、新たな戸別受信機を設置することに伴い、消防団協力事業所に認定された企業等に設置する場合について、消防団員の確保が厳しい状況を踏まえて、団員が1人しかいない小規模な事業所にも十分配慮すべきとの附帯意見が出されました。 次に、請願の審査報告をいたします。 請願第3号「
下高井農林高校を
地域キャンパス(分校)化ではなく、現在のまま存続を求める請願」についての審査の過程において、
下高井農林高校を存続させることについての趣旨は理解できるが、
下高井農林高校を存続させるためには、学校の環境整備や新たなカリキュラムの構築を進め、学校の魅力化を図ることが重要であること。 また、今後、生徒数の減少がさらに進み、学校の存続が危ぶまれる場合には
地域キャンパス化が
下高井農林高校の存続を図る上で重要であるとの意見が出されました。 また、請願書どおりの採択をとの意見も出されましたが、慎重審議の結果、賛成多数で趣旨採択と決しました。 以上で、総務文教常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(渋川芳三) ただいまの総務文教常任委員長報告について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) 質疑なしと認めます。 議案第24号「飯山市監査委員に関する条例及び飯山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第26号「飯山市情報通信施設条例の一部を改正する条例」から議案第29号「飯山市税条例の一部を改正する条例」まで、議案第35号「飯山市防災行政無線通信施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、議案第45号「過疎地域自立促進計画の変更について」及び議案第48号「
専決処分事項の承認を求めることについて(和解及び損害賠償の額の決定について)」以上8議案を一括採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 議案第24号、議案第26号から議案第29号まで、議案第35号、議案第45号及び議案第48号、以上8議案に対する総務文教常任委員長報告はいずれも原案のとおり可決または承認すべきものであります。 お諮りいたします。 以上の案件は総務文教常任委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、以上の案件はいずれも原案のとおり可決または承認されました。 次に、請願第3号「
下高井農林高校を
地域キャンパス(分校)化ではなく、現在のまま存続を求める請願」を起立により採決いたします。 討論の通告がありますので、発言を許します。
高山恒夫議員の発言を許します。 〔9番
高山恒夫議員 登壇〕
◆9番(高山恒夫) ただいま、請願第3号「
下高井農林高校を
地域キャンパス(分校)化ではなく、現在のまま存続を求める請願」について、総務文教常任委員会における審査結果について、賛成多数で趣旨採択と決した旨の委員長報告があり、私は委員長報告に賛成の立場から討論を行います。 現在、岳北地域には普通高校である飯山高校と専門高校である
下高井農林高校があり、ともに地域の人材育成のために特色ある学校運営をされているところであります。 このたび県教委から高校改革実施方針が出されましたが、現在の2校の教育施設を将来にわたって残し、魅力ある学びの場をつくることは岳北地域にとって最も重要なことであり、委員会における審査においても全員の一致を見たところであります。 加えて、飯山市にとって、
下高井農林高校の存在は全生徒数の6割が市内全域から通学する高校であり、卒業生の7割が地元に定着している実態があります。まさに地域産業を支え地域経済、地域文化を担う重要な役割を持つ存在であります。 そこで、かかる少子の現状分析において、
下高井農林高校を存続させる地域の願いをどう実現していくかにあるわけであります。 しかしながら、間違えてはいけないことは、この
地域キャンパス化の方針は、何年後には統合というような過去の普通科高校の統合経過とは違い、生徒数が県の基準を下回ったらということにあります。見方を変えれば、生徒数が基準を下回らなければ
下高井農林高校として存続ができるということであります。 また、学校規模のさらなる縮小が見込まれる場合でも、
地域キャンパス化であれば1学年20人でも専門高校としての学びの存続が図られることになり、よりハードルが低くなるということも併せて考えると、岳北地域に2つの高校を残せる可能性が広がるということになるわけであります。 今、大事なことは、
下高井農林高校を専門高校として施設環境の整備や地域実態に即した、さらなる教育カリキュラムの構築を進めていくことを県教委へ具体的に意見具申していくことであります。 そのことによって、中学3年時に第1志望校として選択してもらえるような魅力ある高校に、そして、親が子どもたちに自信を持って推薦していく魅力ある高校づくりへ、今こそ力を合わせ取り組むべきではないでしょうか。 重ねて、魅力ある高校づくりは、魅力ある地域づくりそのものでもあります。存続という大きな旗を掲げ、前向きに地域課題解決を一丸となって進めていくべきであります。 以上のことから、請願事項に再考すべきことがあるため委員長報告のとおり趣旨採択に賛成し、討論といたします。 議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 以上。
○議長(渋川芳三) 以上で討論を終わりといたします。 請願第3号に対する総務文教常任委員長報告は趣旨採択とすべきものであります。 お諮りいたします。 本案は総務文教常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は趣旨採択と決しました。
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△
産業民生常任委員会付託議案及び請願の審査報告、質疑、討論、採択
○議長(渋川芳三) 日程第6、
産業民生常任委員会付託議案及び請願の審査報告を求めます。 久保田幸治産業民生常任委員長。 〔12番
久保田幸治議員 登壇〕
◆12番(久保田幸治) 産業民生常任委員会に付託されました議案の審査結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第23号「下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例」、議案第25号「飯山市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」、議案第30号「飯山市精神障害者共同住居条例を廃止する条例」、議案第31号「飯山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第32号「飯山市公共用地内放置自動車等の適正な処理に関する条例」、議案第33号「飯山市営住宅条例等の一部を改正する条例」、議案第34号「飯山市若者・定住住宅条例の一部を改正する条例」の条例案7件、議案第36号「財産取得について」、議案第37号から44号までの「指定管理者の指定について」、議案第46号「
専決処分事項の承認を求めることについて(指定管理者の指定について)」、議案第49号「議決事項の変更について」の事件案11件の計18議案であります。 審査結果は、お手元に配付いたしました議案審査結果表のとおり、全員一致で原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。 次に、請願の審査報告をいたします。 請願第1号「免税軽油制度の継続を求める請願」、請願第2号「医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める請願」につきましては、全員一致で採択すべきものと決しました。 以上で、産業民生常任委員会の審査報告を終わります。
○議長(渋川芳三) ただいまの産業民生常任委員長報告について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) 質疑なしと認めます。 議案第23号「下水道事業に地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例」、議案第25号「飯山市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」、議案第30号「飯山市精神障害者共同住居条例を廃止する条例」から議案第34号「飯山市若者・定住住宅条例の一部を改正する条例」まで、議案第36号「財産取得について」から議案第44号「指定管理者の指定について」まで、議案第46号「
専決処分事項の承認を求めることについて(指定管理者の指定について)」及び議案第49号「議決事項の変更について」以上18議案について一括採択いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 議案第23号、議案第25号、議案第30号から議案第34号まで、議案第36号から議案第44号まで、議案第46号及び議案第49号、以上18議案に対する産業民生常任委員長報告はいずれも原案のとおり可決または承認すべきものであります。 お諮りいたします。 以上の案件は産業民生常任委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、以上の案件は原案のとおり可決または承認されました。 次に、請願第1号「免税軽油制度の継続を求める請願」を採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 請願第1号に対する産業民生常任委員長報告は採択とすべきものであります。 お諮りいたします。 本件は産業民生常任委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、本件は採択と決しました。 次に、請願第2号「医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める請願」を採決いたします。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 請願第2号に対する産業民生常任委員長報告は採択とすべきものであります。 お諮りいたします。 本件は産業民生常任委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、本件は採択と決しました。
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△議案(議)第1号の上程、説明、採決
○議長(渋川芳三) 日程第7、議案(議)第1号「
飯山市議会会議規則の一部を改正する規則」を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。
佐藤正夫議員。 〔11番
佐藤正夫議員 登壇〕
◆11番(佐藤正夫) ただいま上程されました「
飯山市議会会議規則の一部を改正する規則」につきまして、議会運営委員会を代表して提案理由の説明をいたします。 飯山市議会活性化特別委員会の協議結果に基づき、議員間の協議がより深まるよう、現行の「議員全員協議会」を「議会全員協議会」に改め、新たに議員間討議または協議を行うことを目的とする「議員協議会」を設置する旨の改正を行うものであります。 改正の詳細は、お手元に配付のとおりであります。 以上、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、説明といたします。
○議長(渋川芳三) この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案(議)第1号については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、本件は、質疑、委員会付託、討論を省略し、採決することに決しました。 議案(議)第1号「
飯山市議会会議規則の一部を改正する規則」を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△意見書第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渋川芳三) 日程第8、意見書第1号「免税軽油制度の継続を求める意見書」を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。
飯田健一議員。 〔4番
飯田健一議員 登壇〕
◆4番(飯田健一) ただいま上程されました意見書第1号「免税軽油制度の継続を求める意見書」につきまして、産業民生常任委員会を代表して提案いたします。 案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。 免税軽油制度の継続を求める意見書(案) 軽油引取税については、平成21年度の地方税法の改正により、道路特定財源から一般財源化された。これに伴い、道路の使用に直接関連しない機械等に使用される軽油について設けられている免税制度が令和3年3月末で廃止される状況にある。 今までこの制度により、道路を運行しない農林業用機械、船舶、製造業などの重機等に使用される軽油は免税が認められてきた。特に、当市の冬の観光産業を支えてきたスキー場においては、ゲレンデ整備で使う圧雪車等に使用する軽油が免税となっており、利用者の減少等厳しい環境にあるスキー場経営維持に不可欠なものとなっている。 しかしながら、免税制度が廃止されれば、スキー場の経営はさらに厳しく深刻なものとなり、当市の観光及び経済にも大きな打撃を与えることが危惧される。 よって、国においては、観光産業や農林水産業等幅広い産業への影響にかんがみ、免税軽油制度を継続するよう強く要請する。 以上、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(渋川芳三) ただいまの提案について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) 質疑なしと認めます。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 よって、採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△意見書第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渋川芳三) 日程第9、意見書第2号「医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書」を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。
吉越利明議員。 〔1番
吉越利明議員 登壇〕
◆1番(吉越利明) ただいま上程されました意見書第2号「医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書」につきまして、産業民生常任委員会を代表し提案いたします。 案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。 医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書(案) 日本の医師数は、人口1000人当たりOECD平均3.5人に対し、2.4人と極めて少なく、週60時間以上働く割合は職種別で医師が最も高くなっている。特に救急や産科では、一ケ月の平均時間外労働時間が平均80~90時間を超え、当直を含む32時間連続勤務が強いられている。 ところが、政府の「骨太の方針2018」では、2022年度以降の医学部定員減を検討する方向が打ち出された。しかし、その根拠とされる厚生労働省の医師需給の将来推計は、医師の長時間労働がケースによっては最大週80時間とし、また、医療需要は入院ベッド数を減らす地域医療構想に連動してる。この推計をもとに医師の養成定員を減らしてしまうと、医師の長時間労働の改善には繋がらないばかりか、深刻な医師不足が続く地域医療にも大きな影響を与えることが危惧される。 住民が安心して暮らせる救急医療や地域包括ケア体制の充実が図られるよう、引き続き、医師数を増やすことを強く求めるものである。下記の事項について国に要望する。 2022年度以降の医師養成定員減という方向を見直し、医療現場と地域の実態を踏まえ、医師数をOECD平均以上の水準に増やすこと。 以上、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(渋川芳三) ただいまの提案について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) 質疑なしと認めます。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 よって、採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△意見書第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渋川芳三) 日程第10、意見書第3号「岳北地域における普通高校と専門高校の魅力ある学びの場の確保についての意見書」を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。
西澤一彦議員。 〔5番
西澤一彦議員 登壇〕
◆5番(西澤一彦) ただいま上程されました意見書第3号「岳北地域における普通高校と専門高校の魅力ある学びの場の確保についての意見書」(案)につきまして、総務文教常任委員会を代表して提案いたします。 案文の朗読をもって提案理由の説明といたします。 岳北地域における普通高校と専門高校の魅力ある学びの場の確保についての意見書(案) 岳北地域には普通高校である飯山高校と、専門高校である
下高井農林高校があります。 二度の再編統合により学科編成を行いながら、飯山高校は普通高校として、
下高井農林高校も岳北地域の産業を担う人材育成のための専門高校として、いずれも地域の期待に応えるため、特色ある学校運営をしているところです。 県教育委員会において「高校改革実施方針」が出されましたが、現在の二校の教育施設を将来にわたって残し、学びの場を創ることが岳北地域にとって必要不可欠なことであります。 以上のことなどから、岳北地域における高校教育のあり方については、次の点に配慮して慎重に進められるよう要請します。 記 1、岳北地域の高校においては、地域中学生の期待に応えるため、普通教育と専門教育の学びの場を確保し、それぞれの学校の特色づくりを更に進めること。 2、普通高校においては、進学への対応を重点とした魅力づくりや、職業に関する専門科目などを積極的に取り入れる等、教育の充実を進めること。 3、専門高校においては、地域産業を担う人材育成のための重要な高校であることから、環境整備や新たな教育カリキュラムの構築を進めること。 4、将来において、学校規模の更なる縮小が見込まれ、2校の存続が困難になった場合においては、「岳北地域の高校の将来像を考える協議会」の意見提案書を尊重した対応を要望する。 5、今後の県内の少子化を考えた時、県独自で実施している、小・中学校での30人学級編成を高校においても導入することを要望する。 以上、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(渋川芳三) ただいまの提案について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略し、採決することに決しました。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立多数であります。 よって、本案は採択と決しました。
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△意見書第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(渋川芳三) 日程第11、意見書第4号「
下高井農林高校を
地域キャンパス(分校)化ではなく現在のまま存続を求める意見書」を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。
松本淳一議員。 〔6番
松本淳一議員 登壇〕
◆6番(松本淳一) ただいま上程されました意見書第4号「
下高井農林高校を
地域キャンパス(分校)化ではなく現在のまま存続を求める意見書」につきまして、会派、明日の飯山を代表して提案いたします。 この意見書の宛先は、長野県知事と長野県教育長であります。 案文の朗読をもって提案説明といたします。
下高井農林高校を
地域キャンパス(分校)化ではなく現在のまま存続を求める意見書(案) 地域の専門高校である
下高井農林高校に深いご理解とご支援をいただき感謝申し上げます。
下高井農林高校の前身は、明治39年に開校した下高井郡乙種農林学校で大正13年に甲種昇格、昭和18年県立移管、昭和22年の学制改革での新制高校への昇格を求めて地域を挙げて県と県議会に大運動し、やっと昭和23年、現在の
下高井農林高校となりました。114年という長い年月にわたって地域住民が築きあげてきた私たちの宝のような存在です。 この間、多くの卒業生を排出し、その人材が豪雪地域の発展を築きあげてきました、この地方になくてはならない地域密着の専門高校です。近年では、生徒の運営する手打ちそば店「のうりん食堂」、伝統品である小沼ほうきの制作やほうきサミットの開催、生徒が新規就農者に農業を教える百姓塾、全国パンコンテストでの受賞、国際研究部員によるSDGs(国連の持続可能な開発目標)の地域への応用リサーチなど目を見張る成果を積みかさね、地域の活性化に多くの貢献をしています。住民の期待もますます高まっています。生徒を支えているのは、地域とともに自らも成長したいという強いモチベーションにあると思います。 ところが、旧第1通学区の「岳北地域の高校の将来像を考える協議会」は長野県教育委員会から示された限定された選択肢により、「飯山高校・
下高井農林高校の2校の存続が困難な場合は、
下高井農林高校を
地域キャンパス(分校)とする」との意見提案書を他の大方の旧通学区協議会より早く、提出期限の1年以上前である1月14日に提出しました。 「農林業は地域の基幹産業、生徒数が減ってもその学びの場は必要」ということは地域の共通した強い認識であり、協議会の意見提案書に添付されている4市村の懇談会で出された意見を読んでいただければわかるように、地域全体として
下高井農林高校の
地域キャンパス(分校)化を望んだものとはいえません。したがって
下高井農林高校を3月の計画第1次分に盛り込まないよう強く要請します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 議員諸氏の懸命な判断をいただき、ご賛同をお願いいたします。 以上です。
○議長(渋川芳三) ただいまの提案について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) 質疑なしと認めます。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております意見書第4号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略し、採決することに決しました。 討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(渋川芳三) 起立少数と認めます。 よって、本案は否決されました。
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△閉会中の
継続調査申し出について
○議長(渋川芳三) 日程第12、閉会中の
継続調査申し出についてを議題といたします。 各常任委員会委員長、議会運営委員会委員長及び特別委員会委員長からそれぞれお手元に配付してありますとおり、目下、各委員会において調査中の事件について、市議会会議規則第104条の規定により、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。 各常任委員会委員長、議会運営委員会委員長及び特別委員会委員長申出のとおり、付議されております特定事件について、これを継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(渋川芳三) ご異議なしと認めます。 よって、各常任委員会委員長、議会運営委員会委員長及び特別委員会委員長の申出のとおり、継続調査に付することに決しました。 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。 この際、申し上げます。 今期定例会における発言につきまして、後日会議録を調査して、不適切発言があった場合には、議長において善処いたします。
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△市長挨拶
○議長(渋川芳三) 市長から発言を求められておりますので、これを許します。 足立市長。 〔市長 足立正則 登壇〕
◎市長(足立正則) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 2月25日の開会以来、24日間にわたり、令和2年度予算案をはじめ、提案いたしました多くの議案に対しまして熱心にご審議を賜り、いずれも原案どおりお認めいただきましたことに対しまして、御礼を申し上げます。 本議会におきましては、議員各位から多くのご意見等を賜ったところでございますが、予算の執行に当たりましては十分留意して、適正な事業執行に取り組んでまいります。 さて、依然として国内外で猛威を振るう
新型コロナウイルスでありますが、長野県内でも感染者が発生するなど国内感染が広まっております。国では、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の改正など、より踏み込んだ感染拡大防止対策に取り組んでおります。 飯山市におきましては、「
新型コロナウイルス感染症対策本部」を3月3日に設置し、関係機関からの情報収集と市民に向けて感染予防の周知に努めているところでございます。 市内では感染は発生はしておりませんが、小・中学校の休校や卒業式・入学式などの行事の縮小や各種イベント、また、会合等の自粛が続くとともに、飲食店等利用者の低迷など市内経済への影響が懸念されるところであります。 そのため、市では、「
新型コロナウイルス感染症対策支援」として、「飯山市中小企業融資制度」における
緊急経済対策資金について、信用保証料については全額補助、また、利子補給については補給率を通常の2倍の1%に引き上げまして、市内中小事業者への支援を行ってまいるところでございまして、本日議決をいただきましてありがとうございました。 国におきましても、無利子、また、無担保融資の制度化をはじめ、追加の支援策を拡充している状況でございますので、情報収集に努め、商工会議所とも連携し、市内経済への影響緩和に努めてまいります。 グローバル化が進んだ現代社会におきましては、
新型コロナウイルスの影響による経済の落ち込みは、世界的規模に及んでおり、一刻も早い事態の収拾を願うところであります。 さて、3月に入りまして、日増しに春めいてまいり、令和元年度も残すところ僅かとなりました。 令和2年度は、災害のない年であることを願うわけでございますが、これまで進めてまいりました「防災無線のデジタル化事業」につきましては、いよいよ4月下旬から戸別受信機の入替え作業を始め、年内には全ての世帯で入替えを完了させる計画であります。 デジタル化に伴いまして、雑音が少ないクリアな音声が届くとともに、登録いただいた方には、メールでも情報配信されるなど、より情報伝達の確実性が増すものと考えております。有事の際、防災無線は、リアルタイムで市内全戸に直接情報を届けることが可能なことから、適切なタイミングで分かりやすい情報発信に努めてまいります。 結びになりますが、議員各位におかれましては、令和2年度事業の推進に当たりまして一層のお力添えを心からお願い申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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△閉会の宣告
○議長(渋川芳三) 以上をもちまして、令和2年3月第371回
飯山市議会定例会を閉会といたします。 大変ご苦労さまでした。午後4時41分閉会地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和2年6月1日 議長 渋川芳三 副議長 石田克男 署名議員 佐藤正夫 署名議員 久保田幸治...