△日程第2 会期の
決定---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本12月定例会の
会期等議会運営につきましては、去る11月21日
議会運営委員会を開催し、御審議願っておりますので、
議会運営委員長に報告を求めることといたします。
議会運営委員長。 〔
議会運営委員長(傳刀 健君)登壇〕
◆
議会運営委員長(傳刀健君) おはようございます。去る11月21日に
議会運営委員会を開催し、本12月定例会の
会期日程等につきまして審議をいたしておりますので、審議の概要について御報告をいたします。 本定例会の会期は、本日11月28日から12月19日を最終日とする22日間であります。 本定例会に付議されております案件は、報告案件3件、人事案件1件、事件案件5件、条例案件11件、予算案件9件の計29件であります。また、会期中に追加案件が予定されております。 次に、市政に対する一般質問は、12月6日、7日、8日の3日間といたします。
全員協議会は、11月29日に開催を予定しております。
議会運営委員会では、以上について了承しております。 よろしく御賛同をお願いいたします。
○議長(二條孝夫君) ただいまの
議会運営委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、
議会運営委員長報告どおり本日11月28日から12月19日までの22日間とし、議会運営につきましても、
議会運営委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日11月28日から12月19日までの22日間と決定をいたしました。
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△日程第3 議長諸
報告---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第3 議長諸報告を行います。 去る10月19日に、
北信越市議会議長会評議員会が富山市において開催され、出席をいたしました。会議では、金子会長の挨拶の後、各
県市議会議長会提出議案15件について審議が行われ、全て原案のとおり可決されました。 また、今月9日には、
全国市議会議長会第233回理事会・第115回評議員会合同会議が
都市センターホテルにて開催され、出席をいたしました。会議では、坊会長の挨拶の後、
部会提出議案、
会長提出議案、令和4年度会計決算、令和6年度会計予算の見通し等について審議が行われ、全て原案のとおり可決されました。 以上で議長諸報告といたします。
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△日程第4
市長あいさつ---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第4
市長あいさつを受けることといたします。市長。 〔市長(牛越 徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) おはようございます。本日ここに、令和5年
大町市議会12月定例会が開会されるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 初めに、国内の経済状況につきまして、政府が今月22日に発表しました11月の
月例経済報告では、このところ、景気は一部に足踏みも見られるが、緩やかに回復しており、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、物価上昇、中東地域をめぐる情勢や、
金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があるとしております。 また、
長野財務事務所は、県内における先月の経済情勢について、コロナの感染状況が落ち着き、外出機会が増え個人消費も伸びていることや、
インバウンド需要により宿泊、飲食にプラスの影響が出ていることから、緩やかに持ち直しているとしております。 政府は、コロナ禍の3年間を乗り越え、30年ぶりとなる高水準の賃上げや企業の高い投資意欲など経済の先行きに前向きな動きにより、税収が増加する一方で、輸入物価の上昇に端を発する物価高は、国民生活を圧迫し、生活実感の改善を妨げているとしており、こうした経済環境において、「
経済財政運営と改革の基本方針2023」を踏まえ、賃金上昇を持続的なものとするため、労働市場の改革を進め、物価高に打ち勝つ
構造的賃上げを実現し、家計所得の増加による消費と国内需要の持続的拡大を図り、賃金と物価の好循環につなげていくこととしております。 さらに、「
こども未来戦略方針」に基づき、若い世代の所得向上に向け、児童手当の拡充、出産等の経済的負担の軽減等の取組を進めていくとしております。 また、今月2日に閣議決定されましたデフレからの完全脱却のための「
総合経済対策」に基づき、
住民税非課税世帯への7万円給付や石油、電気・ガス料金の
激変緩和措置及び
重点支援地方交付金などが2023年度
補正予算案に盛り込まれ、現在、国会において審議が進められており、こうした国の動きに即応し、当市におきましても適切な対応に努めてまいります。 当市における来年度の歳入見通しにつきましては、コロナ禍を脱し、
市税収入等はコロナの感染拡大前の水準を取り戻しつつありますものの、
地方交付税や国・県支出金も多くを望めないことから、クラウドファンディングや民間団体等の助成金等にも着目し、積極的な財源確保に取り組むこととしております。 また、歳出につきましては、これまでの事務事業に対する評価や検討を加え、厳しい財政状況を共有し、効果的かつ効率的な財政運営に努める中で、次世代に引き継ぐ新たな大町市の創造を目指し、将来にわたり活力を維持し、持続可能な市政の推進に力を尽してまいります。
SDGs未来都市計画に基づく持続可能な
まちづくりにつきましては、本年度も市民をはじめ、多くの皆様に認知いただく機会として、10月を「SDGsみずのわ月間」と位置づけ、様々な事業を実施いたしました。 まず、9月30日、先月1日の両日には、
国営アルプスあづみの公園で開かれた「
北アルプスフェア」に合わせ、「
長野コーヒーフェスティバル」を開催し、当市の水を使ったコーヒーを提供し、1万7,900人余の皆様におおまちの水の良さを体感いただきました。 また、市の水を生かした特産品として、著名なカリスマパティシエとバーテンダーに依頼し開発したオリジナルのかき氷とカクテルの販売をみずのわ月間に合わせ、市内の協力飲食店において開始いたしました。 さらに、本年6月に環境省より採択されました「良好な水循環・
水環境創出活動推進モデル事業」では、企業等と連携して環境教育の展開や学習旅行の誘致などを図り、
地域づくりや地域の活性化に結びつけるため現地視察を2回開催したほか、
市内事業者へのヒアリングや有識者等との意見交換を進めており、来年度に予定される「令和の水」選定を見据えた水循環・
水環境創出活動の推進に努めてまいります。 こうした「水」を活用した
地域ブランド振興の取組により、「水が生まれる信濃おおまち」の認知度、魅力度の向上につながるよう一層力を尽してまいります。 次に、本年度の主要な施策の進捗状況並びに今後の見通し等について、5つの
まちづくりのテーマに沿って、順次御説明申し上げます。 1番目のテーマは、「ふるさとに誇りを持つひとを育むまち」であります。 学校再編に伴う新たな2つの小学校の名称につきましては、公募の結果、大町、平地区の小学校では67件、常盤、社地区の小学校では65件の応募をいただきました。その後、
学校再編準備委員会での検討を経て
教育委員会定例会において候補を絞り込み、「
大町北部小学校」と「
大町南部小学校」をそれぞれ選定し、先月26日の
総合教育会議において校名の確認を行っております。 また、旧第一中学校校舎の改修につきましては、現在、各学校からの要望を踏まえ設計作業を進めており、引き続きこれまでにいただいた御意見を踏まえ、開校に向けた準備を計画的に進めてまいります。 なお、これらの校名につきましては、本定例会に
大町市立学校設置条例の一部を改正する条例案を上程いたしますほか、校舎の改修計画につきましては、
議会全員協議会において御説明することとしております。
北アルプス国際芸術祭につきましては、9月27日の
実行委員会臨時総会におきまして、
アートプロジェクトの方針や
皆川ビジュアルディレクターが制作したメインビジュアルなどが報告され、また、
北川総合ディレクターによる作家と
アートサイトの選定が進められる中で、11名の作家について決定し、発表されました。 また、先月3日、4日の両日には、市民の皆様に芸術祭への地域の関わり方や芸術文化の
まちづくりへの理解を一層深めていただくことを目的として、石川県珠洲市で開催中の「
奥能登国際芸術祭2023」へ視察ツアーを行い、約40名が参加されました。 来年の開催に向け、市民の皆様との協働の取組を一層強化するとともに、あらゆるメディアや媒体を通じた情報発信により、国内のみならず海外からも多くの皆様に来訪いただき、当市の魅力を最大限に伝えることができますよう力を尽してまいります。
信濃大町アーティスト・イン・
レジデンス事業につきましては、9月30日から先月9日にかけ、4名の
アーティストにより「水をつむぐいとなみ」を題材とした作品の制作、展示を行い、2,200人余の皆様に鑑賞いただきました。約50日間にわたる制作期間中の作家によるワークショップや、市内小学校、市街地の空き店舗などでの制作、発表を通じた市民との交流は、市民が日頃体験することの少ない
アーティストと直接的な関わりを持つことにより、芸術への関心を高めるとともに理解の促進に寄与し、
芸術文化都市としての土台づくりに結びつくものと考えております。
市立大町山岳博物館では、ニホンオオカミやニホンカワウソ、トキなどの絶滅動物の国内でも数少ない剥製や骨格標本などを展示する企画展「大町と絶滅動物」を開催しております。かつて大北地域に生息していたとされる動物にはどのような種がいたか、また、どのような要因で絶滅したのかを解説しており、自然環境が大きく変化する今日、地域における絶滅動物と人との関わりについてじっくり考えていただく機会となることを期待いたします。 さらに、山岳博物館では、先月7日から22日まで
北アルプス国際芸術祭のテーマに沿った作品を、
安曇野アートライン協議会に加盟する美術館等の収蔵品の中から一堂に集め、「
出張安曇野アートライン展」を開催し、また、先月28日から今月12日までは、本年9月に
信濃大町観光大使に就任いただいた渡辺邦斗さんの「
大町探訪写真展」を開催いたしました。渡辺さんの母校である旧
仁科台中学校をはじめ、様々な思い出の場所で、今を過ごし未来を担う子どもたちの姿に焦点を合わせ、特殊な印刷技術で表現した鮮やかな写真を多くの来場者に鑑賞いただきました。 先月から今月にかけましては、市内の各地区で文化祭が開催され、文化会館と
大町公民館では菊花展をはじめ、2,000点に上る作品展示や舞台発表が行われました。多くの市民の皆様が文化芸術の秋を楽しまれておりますことを大変うれしく思いますと同時に、コロナ禍により活動になお様々な制約が残る中、研鑽を積まれ、優れた成果を発表された皆様の御努力に深く敬意を表するところでございます。 スポーツの振興につきましては、
大町アルプスマラソンが先月15日、第40回記念大会として、
ゲストランナーに
女子マラソン元日本代表の加納由理さんを迎えて開催され、2,260人のランナーが少雨の中を駆け抜けました。大会の運営には500人を超えるボランティアの皆様に御参加いただき、
マラソンコース沿いの清掃などに御協力いただきました。 また、コロナ禍で中止しておりましたリンゴやキノコ汁などの振る舞いも今大会から再開され、ランナーから好評をいただき、記念大会を大きく盛り上げていただきました。改めて御協力いただきました全ての皆様に深く感謝申し上げます。 今後、本格的な冬を迎え、市民スキー・
スケート大会や
小学生スキー教室の開催を通じ、当市特有の厳寒の気候や地形を生かした
冬季スポーツの振興を図り、
健康づくり、人づくり、そして地域の活力の再生にもつなげてまいります。 2番目のテーマは、「活力あふれる産業と地域の魅力を活かしたにぎわいのあるまち」であります。 地域の労働、雇用環境につきましては、
ハローワーク大町が発表した大北管内の9月の
有効求人倍率は1.68倍で、前年同月と比較すると0.02ポイント上昇し、
新型コロナの5類移行後、観光業などの産業分野を中心に人手不足の傾向が続いており、雇用情勢は堅調に推移しております。新規求人数につきましては577人で、前年同月と比較して20.2%増加し、産業別では観光業や飲食業、運輸業を中心に、冬季の求人申込みの動きが活発になっております。 県の最低賃金につきましては、先月より時間額が908円から948円に改定され、この40円の引上げは過去最大の上げ幅となりました。 こうした中、先月販売しました「がんばろう!大町応援券2023」につきましては、速報値で販売冊数は2万2,970冊余、販売率は88.8%となっており、家計への応援に加え、市内経済の回復に向けた支援となりますことを期待しております。 雇用、経済環境につきましては、今後も緩やかな回復が続くことが見込まれており、引き続き、国・県の経済対策の動向を見極め、市民生活や
地域経済等への影響を的確に把握し、必要な対策に力を尽してまいります。 農業分野におきまして、県内の水稲の作柄は、農林水産省が発表した2023年産水稲の作況指数は、中信地域におきましては101の「平年並み」となりました。また、米価につきましては、
新型コロナの影響で落ち込んでおりましたコメの需要が回復傾向にあることや、肥料や燃料などの生産コストの上昇から、JAに販売を委託している農家に支払われる概算金の価格が2年連続で引き上げられ、コシヒカリは昨年より60キログラム当たり1,020円上昇いたしました。 国では、今後もなお予想される需給環境の調整のため、米の減産とともに非主食用米への転換等を一層進めることを検討しており、市としましても、国・県の動向を注視するとともに、北アルプス農業農村支援センターをはじめ、JA大北や市地域農業再生協議会等の関係機関・団体との連携を密にし、適切な対応に努めてまいります。 林業振興につきましては、本年度、森林環境譲与税を活用し、八坂明野地区から大曲につながる通学路周辺におきまして、野生動物からの被害を未然に防止するため、約1.5ヘクタールの緩衝帯整備を行いました。 また、8月には、鷹狩山市有林におきまして、3月に企業と締結した森林の里親制度を活用し、白樺の植樹や下草刈りなどの森林整備を実施しており、今後も民有林をはじめ、森林整備につきまして企業等と協働した取組を進めてまいります。 観光振興につきまして、立山黒部アルペンルートの今月20日現在の入り込み数は、累計で約74万人となり、昨年同期に比べ23万人、前年比で約46%の増となっております。この結果は、インバウンドの再開や国内旅行の需要の高まりとともに、くろよん60周年キャンペーンの誘客宣伝の効果もあったものと考えており、例年の水準の8割程度まで回復しております。 また、先月28日から10日間にわたり、紅葉の名所、霊松寺において開催しましたライトアップイベントには、市民をはじめ、市内の宿泊客など昨年を上回る2,250人余の皆様に来場いただき、大変好評をいただきました。今後も引き続き観光スポットの一層の魅力向上と、効果的な活用に取り組んでまいります。 山岳観光につきまして、本年度新たに運行を開始いたしました裏銀座登山バスは、昨今の登山ブームや伊藤新道の復活によりメディア等に広く取り上げられたこともあり、60日間の運行で延べ1,260人余に利用いただきました。今後も引き続き利用者や関係者の皆様の声をお聞きし、運行ダイヤの改善を検討するなど、利便性の向上を図るとともに、効果的な誘客宣伝に努めてまいります。 冬季の観光につきましては、今シーズンも市内2つのスキー場において、年内のオープンに向けた準備が進められております。スキー離れや物価高騰の影響により、今シーズンもスキー観光を取り巻く環境は依然厳しいものと予想されており、来年2月の毎週土曜日に開催が予定されております大町温泉郷夢花火と音の祭典など、冬の大町ならではの魅力をアピールするとともに、白馬、小谷両村のスキー場と一体となり、ハクババレーのブランド力とスケールメリットを生かした宣伝に努め、誘客に力を尽くしてまいります。 移住、定住の促進につきましては、都市圏における全国移住セミナーやイベントがようやくコロナ禍前の環境で再開されるようになり、当市も定住促進アドバイザーの協力の下、これらの場を通じて大町市での暮らしの魅力を積極的に発信しております。 こうした取組により、先月末時点での移住者数は41世帯65人と昨年同期を大幅に上回っており、先月から今月にかけて3回の現地移住体験ツアーでは、約130人から申込みをいただきました。参加者からは、「先輩移住者の明るく前向きに暮らしを楽しんでいる様子に、より具体的なイメージを結ぶことができた」などの感想をいただく一方で、参加がかなわなかった皆様に対しましても情報を提供するなど、当市との御縁やつながりを大切にし、住まいや仕事、子育て環境など移住後の具体的な生活を想定した相談に、適切かつ丁寧に対応してまいります。 全国の自治体が移住推進策を展開する中、当市の強みであります豊かな自然環境から受ける恩恵が生活に直結していること、また、特色ある充実した子育て環境があることをよく知っていただき、移住に結びつきますよう「誰もが住みたくなる、住み続けたくなる、さらには住んでよかったと思えるまち」の実現を目指し、移住、定住施策を積極的に推進してまいります。 特産品の振興につきましては、市内のカフェやパン、菓子店の店舗数の人口に対する割合が全国平均を大幅に上回っておりますことから、「おおまちカフェ」を企画し、今月18日より「カフェをおうえん!おおまぴょん」と題して、市内のカフェなどの19店舗の対象商品とおおまぴょんを一緒に撮影した写真をインスタグラムに投稿する皆さんに、抽選で記念グッズが当たるキャンペーンを実施しております。これを機に、多くの皆様に「おおまちカフェ」をSNSで発信していただき、来年開催します
北アルプス国際芸術祭の来訪者にも、ホッとひと息つけるまちを体感いただきますよう取組を進めてまいります。 3番目のテーマは、「だれもが健康で安心して暮らせるまち」であります。 市立大町総合病院の経営状況につきまして、本年度上半期は
新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行したことにより、関係する国の補助金が減少したほか、発熱外来受診者の減少に伴う外来収益が減少するとともに、医業費用では
新型コロナへの対応を中心とする高額医薬品等の材料費増額に加え、原油等の高騰に伴う光熱費などが大幅に増加しております。 一方で、積極的な入院患者の受入れと適切なベッドコントロールにより入院収益は増加し、さらには健診内容を充実したことに伴う医療相談収益の増加もあり、医業収益では昨年度と比較して約4,000万円の減にとどまりましたことにより、経常損益では1億5,000万円を超える黒字となっております。 引き続き、市民の皆様が安心して診療を受けられる地域医療体制の維持継続と、経営の強化に取り組んでまいります。 消防・防災体制の充実につきましては、今月5日、市文化祭に合わせ、文化会館周辺を会場として、市消防団主催による「消防フェスタ2023おおまち」が約1,500人の来場者を迎え開催されました。 第11回となるこの催しは、市民の皆様に直接消防団活動への理解を呼びかけるとともに、次代を担う消防団員の確保と市民の防災意識の向上を図ることを目的としており、今回は、煙体験、災害伝言ダイヤルの体験などのほか、VRゴーグルを装着し仮想現実を体験するVR体験や、総務省消防庁の協力によるお笑い芸人の消防団PRステージを開催するなど、防災を体験して学ぶブースを開設いたしました。 また、北アルプス広域消防本部のはしご車や救急車、大町警察署のパトカーや白バイ、国土交通省千曲川河川事務所の照明車や自衛隊災害派遣車両に加え、B&G財団からの支援により配備した防災用トラックや重機などの展示を行い、会場を盛り上げていただきました。 今月12日には、秋の全国火災予防運動に合わせ、大町消防署と市消防団による演習型の火災防御・救助訓練を、市立大町総合病院を会場に実施いたしました。訓練会場脇には市民の見学席を設け、訓練の状況を間近で御覧いただくとともに、合わせて訓練内容について署員が解説を行い、消防活動への理解促進や防火に対する啓発に取り組みました。 こうした積み重ねがいざという緊急の際に被害の拡大を抑止し、大切な命を守ることに結びつくものと改めて感じるところであります。 本年度は、全国各地で熊の出没による人身被害が発生しており、4月から先月までの被害件数は180人と平成18年以降最多を記録し、県内におきましても、飯山市で死亡事故が発生しております。 当市におきましては、目撃情報が先月末時点で214件寄せられ、昨年同期の3倍余となっており、今月3日には、平東海ノ口地区の山林でキノコ採りに県外から訪れていた男性が熊に襲われる人身被害が発生したことを受け、同日から9日までの間、熊出没警戒警報を発令いたしました。 警戒期間中は、防災行政無線や緊急メール、ホームページ等で注意喚起を図り、出没箇所を中心にパトロールを強化して市民、観光客の安全確保に努めるとともに、今月7日には県と連携し、熊の目撃情報があった箇所を中心に重点的な緊急点検を行い、誘引物の除去等人身事故の防止に努めました。熊の冬眠期を控え、引き続き市民に危険が及ぶことのないよう獣害対策に細心の注意を払ってまいります。 4番目のテーマは、「豊かな自然を守り快適に生活できるまち」であります。 当市の水道事業は、大正13年に市街地に給水を開始して以来、来年で100年の大きな節目を迎えます。本年はその前年として、市ホームページや広報等により水道事業100周年の情報発信に努めるほか、プレイベントとして「100年の歴史を刻む水源地見学WITHスイーツツアー」を9月30日、先月1日の両日、市観光協会と連携して市内外から大勢の皆様を迎え、居谷里水源や三日町配水池の施設見学会を開催し、併せて市街地の散策を楽しんでいただきました。来年度につきましては、記念事業の開催などについて検討を進めております。 また、上下水道窓口業務の一部民間委託につきましては、市民サービスの向上と上下水道事業の経営効率化を目的に実施することとしており、今月、公募型プロポーザルを実施し、現在所要の手続を進めております。今後、来年4月1日からの業務開始に向け、受託事業者との引継ぎや市民への周知などの準備を順次進めてまいります。 地域高規格道路松本糸魚川連絡道路の大町市街地区間における最適ルート帯の選定につきましては、今月6日、市
議会全員協議会において、県より第3段階2回目となります「複数案の比較評価」として、5分野13の多岐にわたる項目に基づく3つのルート帯案の比較評価の結果が示され、Cルート帯案が最も優位性の高い評価項目が多いとの結果が報告されました。 県から示されたこの比較評価の結果に関しましては、平成30年2月からこれまで5年以上の歳月をかけ、地域に様々な考えがある中、現時点で可能な限り客観的かつ合理的にルート帯を選定するため、国のガイドラインに沿い、住民の皆様とのコミュニケーションプロセスを通じて適正に評価された結果であることを改めて理解するとともに、市としましても大変重く受け止めております。 この結果につきましては、今月19日、21日の両日、サン・アルプス大町において開催された住民説明会、並びに昨日、一昨日の2日間開催されたオープンハウスにおいても丁寧な説明が行われ、多くの市民の皆様からの御意見を伺う場が設けられたところであります。 県では、今後、いただいた御意見や市の考え方などを総合的に判断した上で、最適ルート帯を早期に決定するとの考えを
議会全員協議会においても示しており、県及び市がこれまで説明会等を重ねる中で、計画に対する理解が徐々に深まり、早期の最適ルート帯の決定に向けた機運の醸成が図られてきたものと私自身強く感じるところでございます。 こうした情勢を背景に、県はさきの住民説明会において、来年1月に最適ルート帯を示すとの方針を明らかにしておりますことから、これまで市が都市計画において松糸道路を将来の
まちづくりを担う太い骨格軸と位置づけ、今日までの取組の経過などを踏まえ、この道路が当市の未来にどのような効果をもたらすかなどの視点から、県が示した比較評価に対する市の考えを改めて整理し県に伝えるとともに、一日も早い道路の建設に向け引き続き着実な取組を進めてまいります。 持続可能で暮らしやすいまちを目指し進めておりますコンパクトシティの形成につきましては、現行の都市計画マスタープランが策定後10年を経過しましたことから、社会情勢の変化や新たな市民ニーズを踏まえ、令和3年度から改定作業に取り組んでおります。 現在、
まちづくりをはじめ、福祉や経済、土地利用などの各分野において専門的な知見を持つ有識者や関係団体、市民の代表などで構成する検討委員会において、様々な観点から御意見をいただき具体的な検討を進めております。また、作業の進捗に合わせ、本年6月と10月に地区別懇談会を8回開催し、地域の皆様から御意見を伺うとともに、来月予定するパブリックコメントなど計画に対する市民の皆様との意見交換を重ね、本年度末の策定を目指してまいります。 なお、これまでの進捗状況及び計画の素案につきましては、本定例会
議会全員協議会で御説明申し上げることとしております。 ごみ処理広域化に伴う旧大町市環境プラント焼却棟の解体撤去工事につきましては、これまで順調に解体作業が進められており、引き続き周辺施設を御利用いただく皆様に御不便をおかけすることのないよう十分配慮し、万全の環境対策の下で年度内の竣工を目指してまいります。 また、市民の皆様から好評をいただいております有機堆肥を製造する八坂の
堆肥センターにつきましては、本年度末で10年間の指定管理期間が満了することから、来年度以降、これを指定管理の一般的な期間であります5年間に短縮することとし、新たな
指定管理者を指定する議案を本定例会に上程いたしております。 常盤泉地区における臭気対策につきましては、現在、事業者が実施した対策の検証を進めておりますが、市の臭気測定や臭気パトロールの結果におきましても、臭気は継続的に低いレベルに抑えられており、臭気対策の効果は維持できているものと考えております。今後につきましては、地元地区の意向を踏まえつつ、臭気測定などの監視業務につきまして見直しを含め検討することといたします。 また、清水地区の臭気問題に関しましては、事業者において、臭気対策を織り込んだ畜舎の更新計画を地元地区に示し、地区の皆様の意見を伺い、御理解をいただいた上で臭気対策を進めることとしております。市といたしましては、こうした事業者の取組を支援し、臭気問題の解決に向けて取り組んでまいります。 5番目のテーマは、「市民の参画と協働でつくるまち」であります。 市民活動が活発で元気な
まちづくりを進める取組につきましては、先月14日、「つながるマルシェ」を開催し、本年度は市民が参加しやすい環境を確保するため、屋外に出店ブースを設け、幅広い参加を呼びかけるとともに、参加団体の範囲を大北全域に広げ規模を拡大して開催しました。約1,000人の市民の皆様に御参加いただき、市民活動団体、学生による活動の展示や発表、体験や物販などの交流を通じて市民活動や
まちづくり活動に取り組む皆様の新たなつながりが生まれるとともに、団体相互の連携が図られ、大変有意義な機会となりました。今後も市民が参加しやすい体制づくりを進め、市民の参画と協働の
まちづくりのさらなる推進に努めてまいります。 市連合自治会が市内全戸と市内に移住を検討している皆様に配布しました「おらほのまち第7号」では、健康増進の取組や環境整備、美化活動や地域の交流を深める行事など特色ある各自治会の活動とともに、
地域づくりに力を尽くして取り組む方々を連合自治会の広報部員の取材を通して紹介しております。 ようやく市内でもコロナ禍以前のイベントや行事が再開されるようになり、にぎわいを取り戻す中、この「おらほのまち」の発刊を通じて自治会活動がさらに活発になり、お互いの顔が見える安心な
地域づくりが進み、自治会の加入促進にも結びつくことを期待しますとともに、市といたしましても、市民の皆様の
地域づくり活動の輪が一層広がりますよう支援に努め、市民参加と協働の
まちづくりを推進してまいります。 以上、第5次総合計画で定めました各施策の進捗状況と今後の執行方針について申し上げましたが、年度終盤に向け来年度での展開を視野に入れ、計画いたしましたそれぞれの施策が予定どおり円滑に推進できますよう全力を挙げて取り組んでまいりますので、今後も市政の運営に対し、一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 本定例会に御提案申し上げます案件は、報告案件3件、人事案件1件、事件案件5件、条例案件11件、予算案件9件の合計29件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際説明いたしますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○議長(二條孝夫君) 会議の途中ですが、ここで11時ちょうどまで休憩といたします。
△休憩 午前10時44分
△再開 午前11時00分
○議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△日程第5 議案の上程、説明、質疑、
委員会付託又は討論、採決
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○議長(二條孝夫君) 日程第5 議案の上程、説明、質疑、
委員会付託又は討論、採決を行います。 報告第13号を議題として説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました専第20号 令和5年度大町市
一般会計補正予算(第6号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和5年9月25日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 1ページを御覧ください。 第1条、予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ4,170万1,000円を追加し、総額を181億2,360万円とするものであります。 8ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。 款15項2国庫補助金1,090万1,000円の増は、土木費国庫補助金、道路メンテナンス事業補助金であります。 款16項2県補助金1,080万円の増は、農林水産業費県補助金、市町村森林整備支援事業補助金であります。 款19項1目2基金繰入金2,000万円の増は、本補正の財源調整として財政調整基金繰入金であります。 次に、歳出について御説明いたします。 10ページをお願いいたします。 款6項3目1林業振興費1,200万円の増は、運動公園周辺の枯損木等の伐採、チップ処理を行うための委託料であります。 款8項2目2道路維持費1,900万円の増は、美麻地区の片岡2号橋、3号橋及び大平沢橋の長寿命化修繕工事費であります。 款11災害復旧費1,000万円の増は、9月10日に発生しました豪雨により、八坂・美麻地区の市道、林道における道路のり面の崩落及び水路への土砂流入、農地の畦畔崩落等が発生したことから、この災害復旧に関わる修繕料等であります。 款13項1目1予備費70万1,000円の増は、歳入と歳出を調整するものであります。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第13号は報告どおり承認されました。 次に、報告第14号を議題として説明を求めます。
病院事務長。 〔
病院事務長(曽根原耕平君)登壇〕
◎
病院事務長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました専第21号 令和5年度大町市
病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和5年10月17日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、非常用電源装置の更新費用を補正するもので、第2条資本的支出の補正は、第1款資本的支出を1,925万円増額し、合計を7億3,948万1,000円といたします。 2ページを御覧ください。 補正内容につきまして、実施計画により御説明いたします。 資本的支出の項1目3節1工事請負費1,925万円の増は、西棟の自家発電装置を起動するための非常用直流電源装置が老朽化により正常に機能しないことが判明したため、当該装置を更新するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第14号は報告どおり承認されました。 次に、報告第15号を議題として説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(古平隆一君)登壇〕
◎
建設水道部長(古平隆一君) ただいま議題となりました専第22号 令和5年度大町市
水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和5年10月24日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、議会の御承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、保有資金の効率的、効果的な運用を図るため、事業が保有している債券の一部を利率の有利な債券への買換えを行う補正でございます。 現在の債券市場の状況から債券取引価格が下落傾向にあり、一時的に保有債券の売却に伴う売却損が発生するものの、買い替える購入債券が売却債券より安価に購入できることや満期までの利息収入が大きく増額となる見込みから、有利な債券への買換えを行ったものでございます。 1ページを御覧ください。 第2条、業務の予定量の補正につきまして、4建設改良事業費を補正し、3億4,638万8,000円といたします。 第3条、収益的支出の補正につきましては、第1款第3項特別損失を1,931万2,000円増額するものでございます。 第4条、資本的収入及び支出の補正につきましては、まず、収入では、第1款第5項固定資産売却代金を1億8,068万8,000円増額し、また、支出では、第1款第1項建設改良費を1億7,924万4,000円増額し、この補正により本分括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を2億9,273万4,000円に改め、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、また減債積立金にて補填するものでございます。 2ページを御覧ください。 補正の内容につきまして、実施計画第2号にて御説明申し上げます。 まず、収益的支出ですが、款1項3目1固定資産売却損1,931万2,000円の増は、債券の買換えに伴います売却損でございます。 続いて、資本的収入ですが、款1項5目1固定資産売却代金1億8,068万8,000円の増は、債券の売却代金でございます。 資本的支出ですが、款1項1目3固定資産購入費1億7,924万4,000円の増は、利息収入の多い債券の購入費でございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) これによる利率の増加額というのは、どのくらいを見込んでいるのでしょうか。
○議長(二條孝夫君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(松宗市雄君) 今回、買換えによります利率の増加額になります。利率については、現有の証券に比べますと約2倍の1.2%になります。金額としましては、現在の保有債券の満期が約14年後、令和19年になるわけなんですが、そこで持っている金額と今回買い換える金額との差額になりますが、約1,800万円ほどの利益が生じるものと考えております。 以上です。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 今後においてさらに検討するような債券等あるんでしょうか。
○議長(二條孝夫君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(松宗市雄君) 今後の債券の運用の仕方の考え方でございます。やはり経済市場の状況を見つつ、今後の情勢を考えつつ検討も必要な場面も出てくるかとは思います。 しかしながら、今保有している債券幾つかあるんですが、それらの率と比較したりとか、取引の、要は価格の優位な、そういったことも含めて検討していきたいというような考え方ではおります。 以上です。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第15号は報告どおり承認されました。 次に、議案第65号
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題として、提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長(牛越 徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) 議案第65号
固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 選任いたしたい方の氏名は、内山博氏でございます。住所並びに生年月日については、記載のとおりであります。 略歴につきましては、お手元に資料をお配りいたしましたので御覧いただきたいと存じます。 内山氏は、昭和48年4月から大町市職員を36年務められ、平成21年4月から大町商工会議所事務局長並びに専務理事を務められ、平成29年12月から市
固定資産評価審査委員会委員に就任されて、2期務められております。 人格高潔にして、公正かつ土地家屋関係の諸制度に精通し、まさに人格識見とも兼ね備えた適任者でありますので、ここの御提案申し上げる次第でございます。 よろしく御同意をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、
委員会付託並びに討論を省略して直ちに採決をしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、これより採決をいたします。 議案第65号
固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第65号については、原案のとおりこれに同意することに決しました。 次の議案第66号から議案第70号までの5議案は、いずれも
指定管理者の指定に関する議案であります。 この取扱いについてお諮りいたします。議案第66号から議案第70号までを一括して説明を受けた後、議案ごとに質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 それでは、議案第66号から議案第70号までの5議案を議題として、一括して提案理由の説明を求めます。副市長。 〔副市長(矢花久則君)登壇〕
◎副市長(矢花久則君) ただいま議題となりました議案第66号 大町市
総合福祉センター等の
指定管理者の指定から議案第70号 大町市
堆肥センターの
指定管理者の指定までの5議案につきましては、いずれの施設も指定管理期間が令和6年3月末に満了を迎えますことから、地方自治法第244条の2第6項の規定により、令和6年度からの
指定管理者について議会の議決をお願いするものでございます。 提案理由につきましては、一括して御説明申し上げます。お手元の配付の施策等の形成過程説明資料も併せて御覧ください。 本年度末をもって指定期間が終了いたします7施設につきましては、行政改革推進委員会に
指定管理者による指定管理運営に対する意見及び
指定管理者制度導入の適否について諮問を行い、いずれの施設も
指定管理者制度の継続が適当との答申をいただき、それを踏まえ、公の施設
指定管理者選定審査会において
指定管理者候補者の選定をしていただき、市の行政改革推進本部会議において候補者の決定をしたものでございます。 7施設のうち、議案第66号から69号までの6施設につきましては、公の施設の
指定管理者として手続等に関する条例、第2条第2項の設置の目的を「効果的かつ効率的に達成することができると認められる団体等があるときは、公募によらないことができる」との規定により、公募によらず現在の
指定管理者を指定するものでありまして、それにより大町市、八坂、美麻の3つの総合福祉センターにつきましては社会福祉法人大町市社会福祉協議会、大町市ふれあいプラザにつきましては大北農業協同組合、大町市労働会館につきましては大北地区労働者福祉協議会、
大北高等職業訓練校につきましては長野県認定
大北高等職業訓練校をそれぞれ
指定管理者とするものでございます。 また、議案第70号 大町市
堆肥センターにつきましては、公募による3者の応募者の中から、株式会社熊谷清掃社を
指定管理者とするものでございます。 なお、指定期間につきましては、7施設とも令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間とするものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上御議決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 最初に、議案第66号 大町市
総合福祉センター等の
指定管理者の指定について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第66号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第67号 大町市ふれあいプラザの
指定管理者の指定について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第67号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第68号 大町市労働会館の
指定管理者の指定について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第68号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第69号
大北高等職業訓練校の
指定管理者の指定について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第69号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第70号 大町市
堆肥センターの
指定管理者の指定について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第70号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第71号 大町市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第71号 大町市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 本改正は、人事院勧告に伴う給与改定の条例改正であります。 人事院は、本年8月、国家公務員の基本給を平均1.1%引き上げるとともに、定年前再任用短時間勤務職員以外の一般職の職員における期末手当及び勤勉手当の支給月をそれぞれ0.05か月、合計0.1か月分、また定年前再任用短時間勤務職員の期末手当及び勤勉手当の支給月数をそれぞれ0.025か月、合計0.05か月分引き上げる内容の勧告を行ったため、市の一般職の職員の給与を改定するものであります。 お手元の新旧対照表1ページを御覧ください。 第1条は、大町市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正であります。 第25条第1項では、定年前再任用短時間勤務職員以外の一般職の職員の期末手当の額を規定しておりますが、人事院勧告により期末手当の支給月数が0.05か月分引き上げられることに伴い、12月の期末手当を0.05か月分引き上げる改正であります。 同条第2項では、定年前再任用短時間勤務職員の期末手当の額を規定しておりますが、人事院勧告による0.025か月分の引上げに伴い、12月の期末手当を0.025か月分引き上げる改正であります。 また、第28条第1項第1号では、定年前再任用短時間勤務職員以外の一般職の職員の勤勉手当の額を規定しておりますが、期末手当と同様に人事院勧告により勤勉手当の支給月数が0.05か月分引き上げられることに伴い、12月の勤勉手当を0.05か月分引上げ、また、同条第2項では、定年前再任用短時間勤務職員の期末手当の額を人事院勧告による0.025か月分の引上げに伴い、12月の勤勉手当を0.025か月分引き上げる改正であります。 2ページからの別表第1及び別表第2の給料表の改定につきましては、民間における初任給の動向を踏まえ、一般職高卒者に対する初任給を1万2,000円引き上げるなど、若年層に重点を置いた改正となっております。 22ページをお願いします。 第2条は、同じく大町市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正で、令和6年4月1日以降の規定となります。 第25条第1項では、定年前再任用短時間勤務職員以外の一般職の職員の期末手当の額につきまして、第1条の改正による0.05か月分の支給月数の引上げを、令和6年4月1日から6月期と12月期にそれぞれ0.025か月分に分けて支給するよう改正するものであります。 同条第2項は、定年前再任用短時間勤務職員の期末手当の額について、第1項と同様に0.025か月の引上げ分を6月期と12月期にそれぞれ0.0125か月分に分けて支給するよう改正するものであります。 同じく、第28条第1項第1号では、定年前再任用短時間勤務職員以外の一般職の職員の勤勉手当の額について、第1条の改正による0.05か月分の支給月数の引上げを、令和6年4月1日からは6月期と12月期にそれぞれ0.025か月分に分けて支給するよう改正するもので、同様に同項第2号の定年前再任用短時間勤務職員の勤勉手当についても、0.025か月分の引上げ分を6月期と12月期にそれぞれ0.0125か月分に分けて支給するよう改正するものであります。 議案書13ページをお願いします。 附則第1項及び第2項は、施行日及び適用日の規定で、第1条に関する改正については、公布の日から施行し、第25条第1項及び第2項並びに第28条第1項の適用日を令和5年12月1日とし、別表第1及び別表第2の適用日を令和5年4月1日とするもので、第2条に関する改正については、施行日を令和6年4月1日からとしております。 第3項は、第1条の改正が遡って適用されますことから、既に支給済みの給料について内払いとみなす旨を規定するものであります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第71号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第72号 大町市特別職の職員の給与に関する条例及び
大町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第72号 大町市特別職の職員の給与に関する条例及び
大町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 本改正は、本年8月の人事院勧告に基づく一般職の国家公務員の給与改定に準じ、特別職の国家公務員の給与が改定されることから、市の常勤の特別職及び議会の議員の期末手当について改定するものであります。 お手元の新旧対照表を併せて御覧ください。 第1条及び第2条による改正は、大町市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正で、第3条第3項は、市長、副市長及び教育長の期末手当の支給額を規定しておりますが、特別職の国家公務員に準じ、第1条の改正において本年12月期に0.1か月分を引き上げて支給することとし、第2条の改正において、当該引上げ分0.1か月分を令和6年6月期と12月期に0.05か月分に分けて支給するものであります。 第3条及び第4条は、
大町市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正で、議会の議員の期末手当について、市長、副市長及び教育長と同様に、支給月数を0.1か月分引き上げるもので、第3条において本年12月期の支給分、第4条において令和6年6月期と12月期の支給分を規定するものであります。 附則第1項及び第2項は、施行日及び適用日の規定となります。 第1条及び第3条に関する改正については、公布の日から施行し、適用日を令和5年12月1日とし、第2条及び第4条に関する改正については、令和6年4月1日から施行するものであります。 附則第3項及び第4項は、第1条及び第3条の改正が遡って適用されますことから、既に支給済みの給料について内払いとみなす旨を規定するものであります。 以上、説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第72号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第73号 大町市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第73号 大町市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 本改正は、人事院勧告に伴う給与改定により、一般職の職員の期末手当が引き上げられたことに伴い、
会計年度任用職員にも同様の引上げを行うための条例改正であります。 お手元の新旧対照表を併せて御覧ください。 第1条による改正は、附則第2項において、
会計年度任用職員の期末手当支給に関わる経過措置が規定されておりますが、一般職の職員と同様に0.05か月分を引上げ、本年12月期に支給する改正であります。 第2条による改正は、第1条の改正による0.05か月分の支給月数の引上げを、令和6年4月1日からは6月期と12月期にそれぞれ0.025か月分に分けて支給するよう改正するものであります。 附則第1項において、第1条に関する改正については、公布の日から施行し、適用日を令和5年12月1日と規定し、第2条に関する改正については、令和6年4月1日から施行するものであります。 附則第2項は、第1条の改正が遡って適用されることから、既に支給済みの給与について内払いとみなす旨を規定するものであります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第73号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第74号 大町市
公告式条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第74号 大町市
公告式条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 本改正は、地方自治法第16条の規定に基づく公告式について、情報伝達手段の電子化、ペーパーレス化の推進等の社会情勢の変化を踏まえ、公告式の運用について改善を図るため、所要の改正を行うものであります。 お手元の新旧対照表1ページを御覧ください。 第2条は、条例の公布について規定をしており、第1項では用語の整備を行い、第2項では条例の掲示場所について、多様な伝達手段を活用する中で、別表に定める掲示場について現在6か所ある掲示場を市役所掲示場のみとし、事務の簡素化を図るもので、併せて2ページ、別表の規定を削除するものであります。 1ページに戻りまして、第3条につきましては、規則に準じる準用規定を定めておりますが、見出しを規則の公布に改正し、条例の公布と同様に市長による署名をしていた手続を、第1項では記名・押印へと改正し、事務の簡素化を図るものであります。 第2項は、議会又は市の機関で定める規則で公表を要するものについては、第1項を読み替えて適用する規定を追加するもので、第3項は、議会又は市の機関が規則の公布に当たり、第2条第2項を準用する規定するものであります。 第4条につきましては、規定の公表について、第1項は用語の整理を行い、第2項では市の機関の定める規程等で公表を要するものについては、第1項を読み替えて適用する規定を追加するもので、2ページの第3項は、市の機関が定める規程等の公表をするに当たり、第2条第2項を準用する規定を追加するものであります。 第5条は、改正条例第3条及び第4条の整理による条の削除を行い、第6条の見出しを施行期日の特例に改正し、第6条を第5条に繰り上げるものであります。 議案書に戻りまして、改正文をお願いします。 附則第1項で、施行期日を令和6年1月1日からとし、附則第2項では、市
公告式条例の改正に伴い、大町市都市公園条例の引用規定を改正するものであります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 今の説明で6か所を1か所に絞るという説明がありましたけれども、絞られた5か所の住民への対応方策等は何かお考えでしょうか。
○議長(二條孝夫君) 庶務課長。
◎庶務課長(飯島秀美君) ただいまの御質問でございますが、6か所から1か所に変わるということでございますので、公告したものにつきましてはホームページ等で閲覧できるようになってございますので、そちらのほうへの周知を徹底したいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) まだ高齢の方等は、ホームページに対応ができないようなケースもあるかと思いますが、その辺についてはどのような対応をお考えなのか説明ください。
○議長(二條孝夫君) 庶務課長。
◎庶務課長(飯島秀美君) インターネットを確認することができない方ということでございますが、実際掲示場に歩いて来られないという方もいらっしゃる、掲示場まで歩いて来られないとか、お越しになられないという場合もございますので、インターネット、ホームページや広報等の手段を使って周知を図りたいと考えているところでございます。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第74号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第75号 大町市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第75号 大町市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 本改正は、本条例の規定する職員の任免、職員数、給与、服務等の公表に際し、公表の方法について所要の改正を行うものであります。 お手元の新旧対照表を御覧ください。 第7条中第3号の「インターネットの利用」という表現を「市のホームページへの掲載」と改め、また、これまで
公告式条例別表に規定する掲示場への掲示を行っておりましたが、スマートフォン等の情報端末の普及に伴い、広報おおまちとし、ホームページへの掲載により周知ができますことから、掲示場への掲示を取りやめ、同条第1号を削る改正をいたします。 なお、附則において、施行期日を公布の日としております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 74号と同じような質問になりますが、これによって情報等行き渡らない可能性がある住民、市民に対しては、どのような対応をお考えか説明ください。
○議長(二條孝夫君) 庶務課長。
◎庶務課長(飯島秀美君) 御質問にお答えいたします。 現在、人事行政の運営等の状況の公表につきましては、公告式のほか市の広報、ホームページ等に掲載してございます。ですので、広報で周知しておりますし、広報を御覧になった方々には、お分かりになるような情報で分かりやすく丁寧な説明を掲載してございますので、その辺のところはもう少し配慮をかけながら継続してまいりたいと思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第75号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第76号 大町市基金条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第76号 大町市基金条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 本改正は、寄附を受けた有価証券によって生ずる配当金について、寄附者から教育文化の振興や情操教育の推進等に対して活用するよう要請されており、その使途を明確にするため、大町市基金条例を改正するものであります。 お手元の政策等の形成過程、説明資料及び新旧対照表を併せて御覧ください。 別表に教育文化振興施策の推進を図るため、新たに教育文化振興基金を加え、教育文化振興施策の推進を図ることを目的とし、教育文化の振興及びその他教育に関する事業の財源に活用する改正であります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) この基金による効果とか成果とか、そんな評価方法というのは、この基金条例では検討されていないのか説明ください。
○議長(二條孝夫君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(下條勉君) この基金によります成果等々についてお答えを申し上げたいと思います。 現時点におきまして、事具体的な成果指標等々は設けてはいないところではございますが、今後実際この基金を運用させていくにつきましては、小学生等お子さんたちの満足度、そういったものを図っていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第76号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第77号 大町市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化を図るための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第77号 大町市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化を図るための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の一部改正は、北アルプス地域の産業立地の促進を目的としました長野県北アルプス地域基本計画が、国の同意を受け1年延長されましたことから、計画期間の延長に合わせ、条例を改正するものであります。 お手元の議案第77号説明資料、新旧対照表1ページを御覧ください。 第2条中、「令和5年3月31日」を「令和6年3月31日」に改め、同条中、「
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令」を「
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第26条の地方公共団体等を定める省令」に改め、併せて条ずれを整備するものであります。 議案書に戻りまして、1ページ下段の改正附則を御覧ください。 施行期日は公布の日から施行し、令和5年4月1日から適用することとしております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) この条例改正、1年固定資産税の課税免除を行うという内容ですが、これによる固定資産税の免除額というのは、大町市の場合、年間でどのくらいの予想をされているのか、また、それがどのような効果を上げるというふうに見ているのか説明ください。
○議長(二條孝夫君) 税務課長。
◎税務課長(倉科太君) ただいまの御質問にお答えいたします。 まず、今回の改正に関してですが、対象となる事業者がおらないため、影響がないものと考えております。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 大町市にはないということですが、これは対象になる事業者というのは、どの程度の規模の事業者になるのか、改めて説明ください。
○議長(二條孝夫君) 商工労政課長。
◎商工労政課長(竹村光江君) ただいまの御質問にお答えいたします。 産業立地の促進のための法律になります、省令になります。規模としては、既に申請を受けている業者が3社ございます。ただ、期限がありますので、それが全て有効期限切れているということで現在対象がございません。 ただ、すみません、規模につきましては、すみません、ちょっと資料持ち合わせてしておりませんので、また後ほど御回答させていただきます。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第77号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第78号 大町市
手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(川上晴夫君)登壇〕
◎民生部長(川上晴夫君) ただいま議題となりました議案第78号 大町市手数条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の改正は、戸籍法の一部を改正する法律、附則第1条第5号に掲げる規定の施行が令和6年3月1日に予定されており、この改正により地方公共団体の手数料の標準に関する政令が改正されるため、市の
手数料条例において所要の改正を行うものでございます。 お手元の新旧対照表を併せて御覧ください。 新旧対照表1ページ、大町市
手数料条例別表(2)、民生部関係の1の項の事務になりますが、戸籍謄本等が本籍地以外の市区町村役場の窓口でも取得可能となり、この戸籍謄本等の交付事務が追加されたことから、根拠規定の戸籍法第120条の2、第1項を追記するとともに、「磁気ディスクをもって調製された戸籍に記録されている事項の全部若しくは一部を証明した書面」を「戸籍証明書」と変更するものでございます。手数料は1通450円で変更はございません。 次に、2ページを御覧ください。 3の項は、戸籍謄抄本の交付に替え、「戸籍電子証明書提供用識別符号の発行事務」が新たに追加されることから、根拠規定及び事務内容を規定するものでございます。手数料は1件400円でございます。 続いて、3ページを御覧ください。 3の項を1つ繰り下げ、4の項とし、除かれた戸籍につきましても、本籍地以外での交付が可能となることから、1の項と同様に改正するものでございます。手数料1通750円は変更ございません。 4ページ、改正前の4の項は、5の項に繰り下げます。6の項は先ほどの3の項と同様に、除かれた戸籍につきまして「除籍電子証明書提供用識別符号の発行事務」を追加するものでございます。手数料は1件700円でございます。 以降、2項ずつ繰り下げ、7の項は「届出書等情報内容、証明書の交付事務」が、次の8の項は「届出書等情報の内容を表示したものを閲覧に供する事務」がそれぞれ追加されたことから、根拠規定及び事務内容を追記するもので、手数料に変更はございません。 議案にお戻りいただき、附則において、施行期日を戸籍法の一部を改正する法律附則第1条第5号に掲げる規定の施行日からとしております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第78号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第79号 大町市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(川上晴夫君)登壇〕
◎民生部長(川上晴夫君) ただいま議題となりました議案第79号 大町市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 お手元の新旧対照表を併せて御覧ください。 今回の改正は、本条例の基準となる内閣府令の改正に伴う引用法令の項ずれの改正、その他字句の修正であります。 新旧対照表1ページを御覧ください。 第15条第1項第2号は、認定こども園法第3条第9項が、同条第10項に繰り下がることによる改正であります。 新旧対照表2ページを御覧ください。 第36条第3項は、特定教育・保育施設が特別利用教育を提供する場合の読替規定の字句を追加するものであります。 議案にお戻りいただきまして、附則において施行期日を公布の日としております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第79号は、社会文教委員会に付託をいたします。 議案第80号
大町市立学校設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。教育次長。 〔教育次長(太田三博君)登壇〕
◎教育次長(太田三博君) ただいま議題となりました議案第80号
大町市立学校設置条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 議案説明資料及び新旧対照表も併せて御覧ください。 教育委員会では、現在大町市学校再編基本計画に基づき、学校再編事業を進めているところでございます。この計画では、旧大町市域内にある4つの小学校を2つに再編することとしております。 新たな校名につきましては公募を行い、寄せられた校名案の中から、教育委員会において大町・平地区の小学校を「大町市立
大町北部小学校」、常盤・社地区の小学校を「大町市立
大町南部小学校」に選定し、大町市
総合教育会議で確認をされております。 条例の改正内容につきましては、第2条の表中「大町市立大町西小学校、大町北小学校、大町南小学校及び大町東小学校」を削除し、「大町市立
大町北部小学校及び大町市立
大町南部小学校」を新たに追加するものでございます。 それぞれ学校の位置につきましては、
大町北部小学校を旧第一中学校、
大町南部小学校は現大町南小学校の住所としてございます。 附則といたしまして、施行期日を令和8年4月1日としております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第80号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第81号 大町市附属機関に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。教育次長。 〔教育次長(太田三博君)登壇〕
◎教育次長(太田三博君) ただいま議題となりました議案第81号 大町市附属機関に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の改正は、文化芸術振興基本計画策定に当たり、現在の「大町市美術振興専門委員会」を新たに「大町市文化芸術振興審議会」に改め、大町市の文化芸術振興のための附属機関として条例に位置づけるものでございます。 議案説明資料、新旧対照表も併せて御覧ください。 改正内容につきましては、別表中の附属機関の名称について、「大町市美術振興専門委員会」を「大町市文化芸術振興審議会」に改め、所管する事務につきましては、市長の諮問に応じて文化芸術の振興のための条例の制定並びに施策の策定、推進を追加いたします。 委員の定数は18名以内として、その委員の選出区分につきましては、学識経験者、文化芸術活動を実践している者のほか、
まちづくり活動に資する団体等が推薦する者、その他市長が必要と認めた者とするものでございます。 議案に戻りまして、附則第1項で施行日は公布の日からとし、第2項及び第3項は経過措置を定めております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第81号は、社会文教委員会に付託をいたします。 日程第5の途中ですが、ここで昼食のため1時ちょうどまで休憩といたします。
△休憩 午前11時59分
△再開 午後1時00分
○議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ここで先ほどの議案第77号 大町市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化を図るための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について、大和幸久議員の質疑に対し、答弁を保留した事項について発言の申出がありますので、これを許すことといたします。産業立地戦略室長。 〔産業立地戦略室長(竹村光江君)登壇〕
◎産業立地戦略室長(竹村光江君) 先ほどの議案第77号におきまして、大和議員からの御質問に対し、答弁を保留いたしましたのでお答えさせていただきます。 対象事業者の規模についてのお尋ねでございますが、北アルプス地域における
地域経済牽引事業としての承認要件として3つございます。1つ目は、地域の特性を活用することとされておりまして、豊富な水や米などの特産品を活用した農業、商工業の連携分野、また北アルプスの豊かで美しい観光資源を活用した観光、スポーツ、文化、
まちづくり分野などとしており、2つ目は、高い付加価値を創出することとしております。 また、3つ目として、取引額や売上げが6%の増加、また、雇用者給与等の支給額が10%増加など経済効果が見込まれること、以上の3つを要件としております。 特に規模について明記したものはございませんが、地域資源を生かした成長性の高いものづくり分野や地域活性化に資する新たな取組を支援し、高い付加価値を創出することにより、当北アルプス地域経済の活性化を図ることを要件としております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) この件については、以上といたします。 日程第5の議事を継続いたします。 議案第82号 令和5年度大町市
一般会計補正予算(第7号)について、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第82号 令和5年度大町市
一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 1ページを御覧ください。 第1条、予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ1億594万4,000円を追加し、総額を182億2,954万4,000円とするものであります。 第2条繰越明許費、第3条債務負担行為の補正につきましては、6ページ、7ページを御覧ください。 お手元に配付しました議案第82号説明資料を併せて御覧ください。 第2表繰越明許費の戸籍法改正に伴う電算システム改修業務は、仕様の確定に時間を要したため、また町川発電所発電機軸受け取りつけ工事は、部品の納入に1年近くかかり、年度内の竣工が困難となったため、それぞれ翌年度へ繰り越すものであります。 第3表債務負担行為補正は、年度内に契約の締結が必要な市民バス運行事業と周遊バス運行業務の委託料のほか、
堆肥センター、ふれあいプラザ、
総合福祉センター等の新たな指定管理期間の開始に伴う指定管理料の追加であります。 明日香荘空調設備改修事業、小学校施設照明LED化事業、中学校施設照明LED化事業につきましては、期間及び限度額の変更であります。 12ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。 款15国庫支出金1,336万5,000円の増のうち主なものは、項1目3民生費国庫負担金、障害児通所支援の利用者数増加に伴う障害者の自立支援給付費負担金333万1,000円、項2目2総務費国庫補助金の戸籍法改正に伴うシステム改修を行うため、社会保障・税番号活用推進費補助金800万円、項2目4衛生費国庫補助金の令和5年10月以降の出産・子育て家庭への経済的支援などの予算化に伴う出産・子育て応援交付金160万8,000円などであります。 款16県支出金1,024万9,000円の増のうち主なものは、項1目3民生費県負担金の障害者自立支援給付費負担金166万5,000円、項2目2総務費県補助金のうち、結婚新生活支援事業拡大に伴う地域少子化対策重点推進補助事業交付金100万円、項2目3民生費県補助金の福祉医療費補助金246万8,000円及び項2目6農林水産業費県補助金の農地利用最適化交付金401万2,000円であります。 14ページをお願いします。 款18寄附金4,071万4,000円の増は、ふるさと寄附金、公衆衛生寄附金によるものであります。 款19項1目2基金繰入金4,000万円の増は、本補正の財源調整としての財政調整基金繰入金であります。 次に、歳出について主なものを御説明いたします。 16ページをお願いします。 款1項1目1議会費376万9,000円の減は、人事院勧告による特別職や一般職の給料、また共済費の改定や職員の異動等によるものであります。 同様の理由により、2款以降の各事業においても増減を計上しているほか、款2項1目1一般管理費のうち
会計年度任用職員につきましても、報酬等380万2,000円を増額するものであります。 款2項1目3企画費6,150万円の増は、ふるさと寄附金の寄附額の増加により、返礼品としての報償費2,000万円と積立金4,000万円を増額するもので、目5財産管理費223万4,000円の増は、電気料高騰によるものであります。 18ページをお願いします。 款2項1目9情報化推進費898万9,000円の増は、戸籍法改正に伴う電算システム改修業務委託料で、目11八坂支所費711万6,000円の増、目12美麻支所費1,176万6,000円の増の主なものは、明日香荘及びぽかぽかランドの指定管理料の光熱水費等価格高騰対応分であります。 20ページ、下段を御覧ください。 款3項1目1社会福祉総務費800万8,000円の増は、総合福祉センター指定管理料の光熱水費等価格高騰対応分で、目2障害者福祉費464万6,000円の増は、令和4年度障害者医療費国庫負担金の額が確定したことにより返還を行うものであります。 22ページをお願いします。 款3項1目3高齢者福祉費2,548万7,000円の減は、県後期高齢者医療広域連合負担金によるもので、目6福祉医療給付費416万8,000円の減は、一般職人件費の減のほか、乳幼児医療増加に伴う福祉医療費特別給付金433万2,000円の増であります。 款3項2目1児童福祉総務費628万3,000円の増は、一般職人件費の減のほか、認定こども園への食材等物価上昇に伴う運営支援として110万7,000円の増、障害児通所支援の利用者増加に伴う給付費666万4,000円の増であります。 24ページをお願いします。 款3項2目3保育所費1,052万7,000円の増は、一般職人件費の増のほか、保育所職員の代替保育士及び代替給食調理員の増によるもので、項3目1生活保護費838万2,000円の増は、過年度分の生活保護医療扶助負担金等の返還金であります。 款4項1目1保健総務費1,575万2,000円の増は、大町病院の電気料等の高騰に対応するため、地方創生臨時交付金を活用して病院事業会計へ操り出しのほか、後期高齢者健診事業の増によるものであります。 26ページをお願いします。 款4項1目3母子保健費241万7,000円の増は、10月以降の出産・子育て家庭への経済的支援などの予算化に伴う出産・子育て応援交付金で、目6上水道事業費78万9,000円の増は、水道事業会計及び公営簡易水道事業特別会計、温泉引湯事業会計への児童手当に係る繰出金であります。 28ページをお願いします。 款4項2目2廃棄物処理費1,188万5,000円の減は、ごみ処理広域化推進事業負担金など北アルプス広域連合負担金の減であります。 30ページをお願いします。 款7項1目3観光振興費601万6,000円の増は、一般職人件費の減のほか、アミューズメントハウス及び鷹狩山展望施設、八坂ふるさと体験館、ふれあいセンターさざなみの指定管理料の光熱費等の価格高騰対応分であります。 34ページをお願いします。 款10項2目1小学校管理費323万4,000円の減は、八坂小中学校前期課程及び美麻小中学校校舎のLED照明リース開始時期延長によるもので、目3学校再編環境整備費453万6,000円の増は、新小学校開校に向けて駐車場整備をするため、旧第一中学校プール隣地の土地購入に係る費用であります。 項3目1中学校管理費46万9,000円の減は、大町中学校及び旧第一中学校体育館、八坂小中学校後期過程校舎のLED照明リース開始時期延長による減のほか、美麻小中学校特別支援学級の仮設教室設置に係る費用の増であります。 36ページをお願いします。 款10項4目5文化会館費579万2,000円の増は、一般職人件費の増のほか、文化会館施設の電気料高騰によるもので、項5目2体育施設費270万円の増は、体育施設の電気料高騰によるものであります。 38ページをお願いします。 款10項5目3学校給食費296万5,000円の増は、一般職人件費の増のほか、大町中学校給食室の備品購入によるもので、款13項1目1予備費492万6,000円の増は、歳入と歳出を調整するものであります。 40ページ以降は、給与費明細書であります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 傳刀健議員。
◆4番(傳刀健君) ちょっとお伺いします。 19ページ等々にありますとおり、光熱費の高騰分が今回それぞれ計上されておりますけれども、この光熱費の高騰分の算出の根拠、どこを基準として上がったのか、それからどのぐらい、何というか、元の基準からどのぐらい上がったのか、その辺の算出の根拠をちょっと教えてください。
○議長(二條孝夫君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(下條勉君) それでは、今の御質問につきまして私のほうからお答えを申し上げたいと思います。 まず、各施設の物価高騰分でございますが、特に指定管理、こちらの施設につきましては、物価高騰でかなり苦しんでいる状況でございました。 そこで、企画財政課としましては、まず、電気料につきましては、電気料の高騰が始まった令和3年4月、失礼しました、灯油につきましては令和3年4月、電気につきましては、電気料金の反映が遅れましたので令和3年12月、ここを基点として、それに対して令和5年の電気料の見込み、その差額の増加分、これにつきまして支援をしたところでございます。 なお、指定管理施設につきましては、総額3,000万円余、それから本庁舎及び施設につきましては900万円弱、それから大町病院さんにつきましては、繰出金で1,000万円、合計の4,899万1,000円の計上をしているものでございます。 以上です。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。 ほかにありますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第82号は、各
常任委員会に付託をいたします。 ここで、所管事項が終了した課長等は、御退席をお願いをしたいと思います。 〔説明員一部退席〕 それでは、次に、議案第83号 令和5年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題として提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(川上晴夫君)登壇〕
◎民生部長(川上晴夫君) ただいま議題となりました議案第83号 令和5年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の補正は、事業勘定につきましては、昨年度の医療給付費等の精算及び県繰入金の増に伴う歳入歳出の増が主なものになります。 診療所直診勘定につきましては、八坂診療所建設に伴う補助金の増及び診療所建設工事費の増が主なものになります。 1ページを御覧ください。 第1条、予算の総額ですが、事業勘定では歳入歳出それぞれ2,220万7,000円を追加し、総額をそれぞれ30億92万3,000円とします。 八坂診療所直診勘定では、歳入歳出それぞれ124万円を追加し、総額をそれぞれ1億9,898万4,000円とします。 また、美麻診療所は歳出のみの補正となります。 8ページを御覧ください。 事業勘定の歳入でございますが、款4項1目1保険給付費等交付金、節2特別交付金124万円の増は、八坂診療所建設に充てる医療施設等整備費補助金の増額によるものでございます。 款8項4目3雑入2,096万7,000円の増は、概算払いしていました令和5年3月分の医療給付費等の精算による返還金になります。 次に、歳出の主なものですが、10ページを御覧ください。 款1項2目1賦課徴収費124万8,000円の増は、国保税の産前産後における減額制度に対応するためのシステム改修委託費でございます。 款9項1目3償還金1,826万6,000円の増は、概算払いにより交付されました普通交付金等の返還金でございます。 款9項2目1直営診療施設勘定繰出金124万円の増は、国の補助金の増によるもので、八坂診療所直診勘定に同額を繰出しします。 少し飛びますが、18ページを御覧ください。 八坂診療所直進勘定の歳入でございますが、款3項2目1事業勘定繰入金124万円の増は、国補助金の増によるもので、八坂診療所の建設工事に充当いたします。 20ページを御覧ください。 八坂診療所の歳出でございます。 款1項1目1一般管理費506万円の増は、診療所人件費の増及び工事請負費500万円の増で、八坂診療所建設工事において今後工期延長による工事費の増に備えておくものでございます。 款3項1目1予備費382万円の減は、収支の調整によるものでございます。 26ページを御覧ください。 美麻診療所直診勘定の歳出でございますが、款1項1目1一般管理費26万3,000円の増は、診療所人件費等の増によるものです。 款3項1目1予備費29万9,000円の減は、収支の調整によるものです。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第83号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第84号 令和5年度大町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題として、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(川上晴夫君)登壇〕
◎民生部長(川上晴夫君) ただいま議題となりました議案第84号 令和5年度大町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、後期高齢者保険料の収入見込みによる増及び後期高齢者医療広域連合に納める納付金の増になります。 第1条の予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ484万6,000円を追加し、総額をそれぞれ4億3,302万9,000円とするものです。 第2項の第1表歳入歳出予算補正は2ページから3ページに、歳入歳出予算事項別明細書の総括は4ページから7ページに記載してございますが、説明は省略させていただきます。 8ページを御覧ください。 歳入でございますが、款1項1目1後期高齢者医療保険料484万6,000円の増は、普通徴収保険料の収入見込み額の増による増額でございます。 10ページを御覧ください。 歳出でございますが、款2項1目1後期高齢者医療広域連合納付金に、歳入補正と同額の484万6,000円を増額いたします。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第84号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第85号 令和5年度大町市
公営簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題として、提案理由の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(古平隆一君)登壇〕
◎
建設水道部長(古平隆一君) ただいま議題となりました議案第85号 令和5年度大町市
公営簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、職員の人事異動及び国の給与法改正に伴う人件費の補正、また、これら歳出の増額に伴う一般会計繰入金の補正でございます。 1ページを御覧ください。 第1条、予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ32万5,000円を追加し、総額をそれぞれ2億7,142万6,000円とするものでございます。 第2項の第1表歳入歳出予算補正は2ページから3ページに、また、歳入歳出予算事項別明細書の総括は4ページから7ページに記載してございますが、説明は省略とさせていただきます。 次に、8ページを御覧ください。 歳入ですが、款3項1目1繰入金32万5,000円の増は、今回の歳出補正相当額について、一般会計からの繰入金を増額するものでございます。 10ページを御覧ください。 歳出ですが、款1項1目1一般管理費32万5,000円の増は、職員の人事異動及び国の給与法改正に伴う人件費の増額によるものでございます。 12ページ以降は、給与費明細書でございますが、説明は省略とさせていただきます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第85号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第86号 令和5年度大町市
水道事業会計補正予算(第3号)を議題として、提案理由の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(古平隆一君)登壇〕
◎
建設水道部長(古平隆一君) ただいま議題となりました議案第86号 令和5年度大町市
水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正の主なものは、職員の人事異動及び国の給与法改正に伴う人件費の補正でございます。 1ページを御覧ください。 第2条、業務の予定量の補正につきましては、4建設改良事業費を補正し、3億4,610万円といたします。 第3条、収益的収入及び支出の補正につきましては、収入では第1款第2項営業外収益を22万4,000円増額し、支出では第1款第1項営業費用を110万5,000円減額するものでございます。 第4条、資本的支出の補正につきましては、第1款第1項建設改良費を28万8,000円減額し、この補正により、予算第4条本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を2億9,244万6,000円に改め、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金にて補填するものでございます。 第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正につきましては、1職員給与費を139万3,000円減額するものでございます。 3ページを御覧ください。 補正の内容につきまして、実施計画第3号にて御説明申し上げます。 収益的収入ですが、款1項2目3他会計補助金22万4,000円の増は、職員の児童手当の増により、一般会計から繰入金を増額するものでございます。 続いて、収益的支出ですが、款1項1目1原水及び浄水費24万4,000円の増、目2配水及び給水費34万2,000円の増、目4業務費218万9,000円の減、4ページにまいりまして、目5総係費49万8,000円の増の主なものは、職員の人事異動及び国の給与法改正に伴う人件費の補正でございます。 下段の資本的支出ですが、款1項1目1事務費28万8,000円の減は、収益的支出と同様、職員の人件費の補正によるものでございます。 5ページ以降は、給与費明細書でございますが、説明は省略とさせていただきます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第86号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第87号 令和5年度大町市
温泉引湯事業会計補正予算(第1号)を議題として、提案理由の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(古平隆一君)登壇〕
◎
建設水道部長(古平隆一君) ただいま議題となりました議案第87号 令和5年度大町市
温泉引湯事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正は、職員の人事異動及び国の給与法改正に伴う人件費の補正、また動力費の補正でございます。 1ページを御覧ください。 第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、収入では第1款第2項営業外収益を24万円増額し、支出では第1款第1項営業費用を36万7,000円減額するものでございます。 第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正につきましては、1職員給与費を63万3,000円増額するものでございます。 2ページを御覧ください。 補正の内容につきまして、実施計画第1号にて御説明申し上げます。 収益的収入ですが、款1項2目2他会計補助金24万円の増は、職員の児童手当の増により、一般会計から繰入金を増額するものでございます。 収益的支出ですが、款1項1目1温泉管理費36万7,000円の減は、職員の人事異動及び国の給与法改正に伴う人件費の増額補正と電気料等の高騰を見込んで予算計上しておりました施設の動力費につきまして、見込みを下回る状況となりましたことから、動力費を減額するものでございます。 3ページ以降は、給与費明細書でございます。なお、説明は省略とさせていただきます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第87号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第88号 令和5年度大町市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)を議題として、提案理由の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(古平隆一君)登壇〕