○議長(
小山正俊君) 次に、日程第3、議案第36号及び第37号2件
一括議題とし、
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 寺島 昭夫君登壇〕
◎
厚生委員長(
寺島昭夫君) 議案第36号については、第2条について来年度以降の額及び
目標額はどのくらいか。これに対し、
上田市全体の
財政事情を考え、その都度
予算化をお願いしていきたいが、できれば毎年2億円くらいずつ積み立てていきたい。また、後
医療確保に必要と思われる経費については、厚生省の算定で約45億円程度であると言われており、
国立病院等の再編成に伴う
特別措置に関する法律による割引後必要となる25億円に対して、県の補助金を折衝を重ねる中でできるだけ大きくお願いし、さらに後医療を引き受けてくださる
公的医療機関にも交渉して、一定程度引き受けていただき、最終的に残った金額の2分の1を
上田市が負担するものであり、約10億円程度と推定される。これについては、今後国、県、
公的医療機関それぞれに対して、上山田町を中心により積極的に折衝をし、できるだけ軽減を図りたい。
目標額については、
支払い年度に残金を充当することを考慮し、5億円ないし6億円程度にたまっていれば何とかなるのではないかと考えている。 次に、国、県の補助が決まらないうちに
上田市が補助をする
体制づくりをすることは申し合わせはあるにしても、先に進み過ぎている感じを受けるがどうか。また、基金は上田の
医療充実に使われる部分もあるという説明だが、どの程度使われるのか。これに対し、統合への合意に当たり、協力をしてくれた
更埴地区1市3町に対して、
上田市が後医療の確保に応分の協力をし、その担保として基金を創設することは必要なことと考え、また基金を市の
医療体制整備にどれだけ使用するかについては、
医療協議会で第1次から第3次までの
救急医療体制等について研究いただいて、そこで出された提言に基づいて検討していきたい。 次に、県、国に対する
負担軽減の交渉は新市長は全くやっていないのか。これに対し、公式にはやっていないが、県に対して2市3町の首長で申し入れをするなどを行った経過はある。さらに5月9日に
統合反対期成同盟会が解散になり、後
医療確保のための
上田市も入った新しい組織の結成を検討中であるので、この組織ができた段階で、ここを中心に折衝をしていきたいと考えている等々の
質疑応答がありました。 討論において、基金を創設したいのはわかるが、市長が国及び県にまだ一度も正式に働きかけていない点及び県の補助及び国の
軽減措置が全く見えない段階で、自治体の負担だけが
基金条例で先行することはもう少し慎重に行われていいものではないかという点から本案に反対するとの
反対討論があり、これに対し、
統合合意時の約束である後医療をきちんと負担していくという姿勢を示す意味で、基金の創設をすることは必要だと思うし、
上田市にとっても第6条のように
東信病院だけでなく、
救急医療のことを含めて行われるとのことで、賛成するとの
賛成討論があり、
挙手採決の結果、賛成多数となり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第37号については、ごみの増減の動向について、
資源回収がどのくらいあったのか。
委託業者と
市直営のごみの増減はどうか。
持ち込みのごみがふえているという話を聞くがどうか。これに対し、平成5年度について
資源回収は1,641トン、
該当世帯数で割ると1月平均約7.2キログラムである。
ごみ総量は年間3万9,814トン、対前年比828トン、2.1%の増となっている。現在は
高速道新幹線関連の
大型事業の関係の
事業所等の
一般廃棄物の増加もかなりのウエートを占めているのではないかと分析している。ごみの収集について
市直営は減少、委託分も若干の減少となっており、
持ち込みについては1.2%の増となっている。
持ち込みの
事業系のごみがふえていることについて、直接
クリーンセンターへ搬入してほしい、あるいは
許可業者に頼んでほしいとの
日常業務の指導の中で、
事業所の大方のところで前向きに対処していただいているのが要因と思われる。 次に、
委託業者に対する指導や啓発は
不燃ごみも含めて日ごろどのように行っているか。これに対し、
ステーションのごみについて、市の直営では大量に出されていたり、出してはいけないものがある場合には赤い
チラシを張って収集しない。あるいは
資源ごみが出されている場合には緑の
チラシを張って、後から収集するといった努力をしているが、委託についても極力この方針に従っての
協力依頼をしている。
不燃物については完全に委託して、
不燃物再
資源化処理施設で瓶、缶等を分別し、再生に回せる物は回しているが、将来的にはもっと検討すべき課題もあるのではないかと考えている。 次に、第3次構想の広聴会の席での市長の
有料化に関する発言及び第4条条文「市民の責務」について、
有料化にも協力を求めるようなニュアンスにとれるがどうか。これに対し、ごみの
指定袋及びこれに付随する
有料化について
全国市長会等で決議されており、県下でも17市中11市が
有料指定袋を実施し、長野市、松本市が近いうちに導入に向けて既に検討している。
周辺町村でも既に実施しているという状況の中で
上田市もその方向に向かって検討していく時期が来たと認識している。原価だけにするか、そこへ上乗せするかについて
廃棄物審議会等にも相談しながら検討していきたい。 次に、この
条例案は行政として今まで推進してきたことではないか。これに対し、平成4年に法律が改正され、既に公布されており、既に市民の協力も得ていろいろな事業を進めているところであるが、ここで条例という形で改めて明確に規定して、市、市民、
事業者が3
者一体となってそれぞれの分野が責任を持ってさらに一層の
ごみ対策を進めてまいりたい。 次に、
事業者の基準はどのように考えているのか。これに対し、
営業活動をするすべての方と考えているが、結局は
事業系ごみか
家庭系ごみかの区分等困難な部分もあるので、
最大限努力をして何とか方向を見定めたい。他の市の例では
指定袋を導入した際に、
一般家庭とは別に若干上乗せして負担いただく制度もあるが、
指定袋導入という具体的な方向が出た段階で対応策も検討してまいりたい。 次に、
条例改正の内容について、
実行計画を作成しているという話もこの前の
審議会のときにあったと思うが、これからの予定はどうか。これに対し、答申いただいているので、当面の施策として
ごみステーションの管理面での徹底をお願いするなどあるが、今後具体的に
推進計画に沿って実施を進めてまいりたい等々の
質疑応答がありました。 次に、討論において、この
条例案そのものに
有料化のことが出ているわけではないが、
全国市長会の方針や国が
有料化の方針を打ち出したという背景から、この
条例改正が行われてきたということ。しかも、この文面には
有料化に協力してもらいたいといわんばかりのような内容も含まれているようなことも考えると、市民が
資源回収等、ごみの
減量化に協力してきていることを逆なでするようであり、この条例は
有料化を前提とした内容が進められているのではないか。したがって、この
条例案には反対するとの
反対討論がありました。 これに対し、時代の流れ、実態からいって、減量、再利用の件や新たに
事業者の責任を盛り込むなど、必要な内容である感じを受けるし、
有料化の意図が盛り込まれているような感じは受けないし、ここでは触れることではないと思うので、賛成であるとの
賛成討論があり、
挙手採決の結果、賛成多数となり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。高遠君。 〔10番 高遠 和秋君登壇〕
◆10番(
高遠和秋君) 議案第36号、
上田市医療施設整備等基金条例制定について、反対の立場から意見を申し上げます。 そもそも国が進める
国立病院の
再編計画、いわゆる
統合計画でありますが、これには反対であります。その理由の第1は、
国立病院の絶対数を減らすこと、第2に、基本的、
一般的医療、すなわち
地域医療を国の
医療機関から外し、
特殊専門病院に比重を置くということ、第3に、
医療費の抑制と
国庫負担の削減の政策が一層強力に進められることであります。今国会で審議されております
入院給食費を
保険外負担にして、
患者負担を増大させる
健保法改正でもこれに連なっているものであります。
統廃合計画はまさに国の医療の公共性を崩す
そのものであると言わざるを得ません。
国立東信病院と
長野病院の
統廃合計画は幾多の経過をたどりながら
東信病院の現位置での建設が始まったところであります。新病院の内容が
地域医療の面から多くの問題を抱えておりますが、最大の問題は
長野病院の後医療の対策であります。国の都合で、しかも県の調整で
長野病院の廃止が決まったわけですから、両者は
財政措置を含めて後医療に責任を負うべき立場にあります。
上田市はまずこのことを画一に実現させる努力をすることが最優先される課題であり、
関係住民に対する誠意ある態度だというふうに思います。したがって、今回の
基金制定は
財政負担だけが先に来ており、
上田市が果たすべき責任から言えば、本末が転倒しているし、このような姿勢は
関係住民の理解も得られないというふうに思います。その意味から万策を尽くして最善の努力をした結果からの負担であれば百歩譲って理解のしようもありますが、現時点での
基金制定については時期尚早というふうに思い、反対をいたします。 続いて、議案第37号、
上田市廃棄物の処理及び清掃に関する
条例改正について、やはり反対の立場から意見を申し上げます。 今回の
条例改正は、国の
再生資源の利用の促進に関する法律の制定や
廃棄物の処理及び清掃に関する法律の
抜本改正に伴うものであります。改正の要点は何点かありますが、その1つにそれぞれの
関係者の責務を法律のレベルにおいて強化し、明確にしたことであります。これを受けて市の
条例改正で第4章に市民の責務として、「市民は市の施策に協力をしなければならない」と規定しております。
上田市の条例の中で市の施策を市民に強要するような表現は今回が初めてであります。果たしてこのように、市民に対して、市が高圧的ともいえる姿勢で深刻なごみ問題が解決をするのか甚だ疑問であります。 以下、要点を3点に絞って反対の理由を申し上げます。第1は、ごみ問題の真の解決は市民による創意や工夫に基づいた自覚あるいは
市民生活のモラル、
社会的常識の高揚、
ごみ行政に対する理解など、市民に依拠してこそ成果、前進が図られるというふうに考えます。現に
資源化、
減量化を進めるために、
分別収集を実施しましたが、これに当たって市の職員も毎晩のように
自治会に出かけ、理解と協力を得る努力をした結果、平成4年度は初めてごみの量を前年比より減じる成果を得たわけであります。市からの押しつけではなくて、市民の
合意づくりを進めた結果であります。このことを粘り強く進めることが何よりも大事だというふうに考えます。 第2は、
推進計画が策定されましたが、この中で今後の方向として
有料袋の導入が明記されております。
有料袋については、手数料の問題、プライバシーの問題、
不法投棄の問題など、
市民生活に与える影響は大きく、実施にしても
減量化につながらない結果が先例でも示されております。これらも無条件に従えという姿勢でありまして、市民を大切にした民主的な市政とは言えない点が問題であります。 第3点は、法の成立に当たって国会でも論議されたところでありますが、憲法に記されている
個人尊重、つまりすべての国民は個人として尊重される。国民の権利は公共の福祉に反しない限り最大限に保障される規定がございます。この精神からも大きく反する規定であるというふうに考えます。 以上の理由を申し上げましたが、それらをもって本案に対する反対の討論にいたします。
○議長(
小山正俊君) 討論ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより第36号及び第37号を一括して採決いたします。本案2件、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立求めます。 〔
賛成者 起立〕
○議長(
小山正俊君) 起立多数であります。よって、本案2件原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第38号~第41号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第4、議案第38号から第41号まで4件
一括議題とし、
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 寺島 昭夫君登壇〕
◎
厚生委員長(
寺島昭夫君) 議案第38号について今までの
公害対策の使命が全く否定されるということはないか。これに対し、改正された
環境基本法は従来の
公害対策基本法を包括した形でつくられており、
市町村レベルについては
公害対策審議会を
環境審議会という名称に改めたが、従来の
公害対策に加えてもう少し広い意味の
環境保全という解釈であるとの
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第39号について、第3条の内容について、
利用者の
判定基準はどのように考えているのか。これに対し、主な仕事は
在宅介護者の
相談業務を24時間体制で受け付けることである。また、ショートステイをする場合の事務的な手続を指導する等を行う。そのほか施設には
介護機器の展示もある。その
対象者は第3条(1)のとおりであるが、不測の事態が生じた場合に、
老人保健法などで65歳未満への対応を緩く見ているなどの点から、(2)で対応したい。 次に、24時間で2人体制について対応し切れるかという不安と、さらに電話での相談について通話中でなかなかつながらない場合の対応はどうか。これに対し、通常の時間外については母体となる
特別養護老人ホームへさらに委託をし、
委託料の中で1日3,000円程度を見込んでいる。夜間特に深夜は電話を受けることは少ないだろうし、緊急性のある内容のものも
医療機関に併設されるものと異なり、ほとんどないだろうと見ているが、問題が生じた場合には最善の方法で対応したい。 次に、今後
センターは何カ所建てる予定か。その
算定基準はどのようなものか。
上田市は他市に比べて少ないと思うが、どうか。これに対し、
保健福祉計画では平成11年までに右岸と左岸に1つずつの計2カ所である。今後はそれら施設の状況を見ながら、将来の方向が検討されるだろう等々の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号について、浴場の
一般開放はできるのか。また、土曜日、日曜日についてはどうか。これに対して、
施設側も基本的には開放するという
考え方を持っているが、時期については
特別養護老人ホームの開所後になるだろう。週末の開放に対する
考え方については、これから話を詰めていきたい。 次に、しい
のみ会の
委託料はどのくらいか。これに対し、2,400万円だが、最終的な数字はこれからである等々の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第41号については、特段の
質疑討論もなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより第38号から第41号まで一括して採決いたします。本案4件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第42号~第45号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第5、議案第42号から第45号まで4件
一括議題とし、まず、議案第42号につき建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 土屋 勝利君登壇〕
◎建設水道
委員長(土屋勝利君) 建設水道
委員会は去る6月17日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第42号については
質疑討論もなく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、議案第43号、第44号及び第45号につき総務文教
委員長の報告を求めます。総務文教
委員長。 〔総務文教
委員長 高遠 和秋君登壇〕
◎総務文教
委員長(
高遠和秋君) 総務文教
委員会は去る6月16日に開催し、
付託案件の審査を終了しましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第43号については
質疑討論もなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第44号については特段の
質疑討論もなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第45号については、第3条第2項に委員は市議会議員、学識経験者及び市職員から委嘱するとの規定があるが、どんな方を予定しているのか。また、第4条で任期は市誌の刊行が完了する間と規定しているが、おおむねどのくらいを考えているのか。これに対し、市誌刊行会のメンバーは市誌編さん推進委員である市議会議長、文化財保護
審議会の会長、公民館運営
審議会連絡協議会会長、
上田市助役、
上田市教育長の5名に
上田市長、
上田市郷土研究会会長、上田商工会議所会頭、
自治会連合会副会長を加えたメンバーを想定している。任期については、市誌刊行が市制80周年の記念事業として位置づけられていることから、おおむね10年以内と考えている等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより第42号から第45号まで一括して採決いたします。本案4件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第46号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第6、議案第46号を議題とし、まず、総務文教
委員長の報告を求めます。総務文教
委員長。 〔総務文教
委員長 高遠 和秋君登壇〕
◎総務文教
委員長(
高遠和秋君) 議案第46号中担当部分について申し上げます。 まず、歳入において、市税の中で固定資産税に保留財源があるようだが、基金からの繰り入れを多額にしなくても予算編成ができたのではないか。これに対し、平成6年度の当初予算は骨格であり、今回肉付けをした。非常に厳しい予算編成になり、幾つもの税を使い、1,000円単位まで財源充当をしたのは初めてである。固定資産税に保留財源があるといっても今後市民からの必要かつ緊急的な事業及び義務的経費に対応する財源であり、基金からの繰入金なくしては予算が組めなかった。 次に、大変厳しい財政運営とのことで、市税の収入も今後余り見込めない状況であり、場合によってはもう少し財政調整基金の取り崩しを考えているのか。これに対し、今後の補正としては義務的経費だけに絞らざるを得ない。それほど厳しい財政状況になっている。しかし、今後市民要望にもこたえていかなくてはならない部分も出てくると思う。必要かつ緊急なものを財政として厳しく選択し、その上で財源不足になれば財政調整基金の取り崩しをお願いしていくようになる。 次に、歳出において、まず総務部ほか関係ではNTT資金の無利子融資資金の繰上償還金1億8,496万4,000円が予算計上されているが、この資金は本来何年で返済することになっていたのか。また、なぜ繰上償還をするようになったのか。これに対し、NTT資金は無利子であるので、元金だけを5年で償還することになっていた。国では国債整理基金に毎年一定額の繰り上げを行っていたが、財源不足が生じ、この繰り入れを停止した。そこで、地方に貸しつけてあるNTT資金を償還してもらい、その資金を国債整理基金に繰り入れ、基金に弾力性を持たせるということで、国の政策により繰上償還することになった。地方も財源不足であり、繰上償還の財源は国の補助金で全額補てんされる。 次に、公共施設予約案内システムの
委託料が予算計上されているが、このシステム開発は平成4年度から始まり3年を経過している。現在情報化が進んでいて、3年前のものが役に立たないという時代になっている。この状況にあって、標準化されたシステムを持ってきて役に立つのか。これに対し、情報システムの開発については、時間を要するが、それができたときにはもうシステムが古いものになっているということはあり得る話であるが、その点については自治省にもよくお願いしながら、今後も気をつけていきたい。 次に、今回の補正予算を編成するに当たり非常に厳しい予算編成であったとのことであるが、この原因は税収の減によるのか。それとも事業が集中して、事業費が増加したことによるのか。これに対し、財政が苦しいというのは歳入歳出の相対的関係であると思う。税収が過去毎年5%前後伸びていたが、平成6年度では税全体で前年割れを起こす見込みであり、その中でやるべきことが多くあり、それなりに事業費を確保せざるを得ない状況にあるので、歳入歳出のバランスで苦しいということである。平成6年度の最終予算規模は平成5年度の最終予算規模を若干上回る程度の見込みであり10%も、20%も上回ることにならないので、事業が集中したということは言えないのではないか。 次に、教育
委員会において、小中学校の学校営繕職員が退職して、修繕料について、小学校が1校当たり17万円、中学校が1校当たり25万円の予算が計上されている。新しい学校と古い学校では修繕の度合は違うと思うが、どんな
考え方で均等配分をしたのか。また、一中ではPTAで生徒1人ずつから600円の修繕料を集めたと聞いているが、このことについてどのように考えているのか。これに対し、新しい校舎は鉄筋コンクリートであり、修繕するにもそれなりにかかる。古い木造の校舎の修繕費の方がかえって安くできることも考えられるので、均等配分にした。修繕料の予算確保については努力をしているが、なかなか厳しい状況にあり、一定額の中でやりくりをしている。修繕については、本来教育
委員会でやるべきものであるので、一中の修繕については教育
委員会として今後詰めていきたい。 次に、上田城跡整備工事費で330万円の照明設置工事費が予算計上されているが、これは櫓門のいたずら対策と考えられるが、他にいたずら対策は考えているのか。これに対し、照明工事は2カ所あり、1カ所は北虎口に石垣をつくったことにより、石垣によって影ができるためにそこに150万円で照明を設置するものと、もう1つは櫓門のところにライトアップをするために設置するものが180万円予算計上してある。ライトアップはいたずら対策とは別に当初から考えていた。いたずら対策として現在2基の櫓に当たっているライトを櫓門に向けてあり、今までのところいたずらはされていない。強力な照明が当たれば、かなり効果があると考えている等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、産業経済
委員長の報告を求めます。産業経済
委員長。 〔産業経済
委員長 矢島 昭八君登壇〕
◎産業経済
委員長(矢島昭八君) 産業経済
委員会は去る6月17日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第46号中担当分について申し上げます。商工部関係において、日本ロマンチック街道事業の実績と負担金の使い道について伺いたい。これに対して、22市町村が加盟している事業で、昨年は4月30日から9月26日まで実施された。チェックポイントで50円のステッカーを買い、ラリー表に張りつけていただきながら、広域的な周遊観光を楽しんでいただくものである。4万1,868人が参加し、完走者はそのうち1,563人であった。負担金については、企画料、記念品代、それから事務局が草津にあるが、事務経費に充てられる。 次に、労働福祉事業費の増額は融資要綱の改正によるものとのことであるが、その経緯について伺いたい。これに対して、今まで勤続年数3年以上で所得100万円以上300万円以下という要件では大体30代手前の方しか対象にならなかった。労働者福祉協議会等との懇談会の中で要望があり、調査したところ、他市と比較しても利用度が10分の1にも達しておらず、労働金庫の小口のローン
利用者についても、所得500万円以下の方が多いことがわかった。そこで、勤続年数1年以上、所得500万円以下とし、より多くの利用を図るとともに、預託金を上乗せしてこれに備えるものである。 次に、農政部関係について、地熱開発利用事業費で温泉スタンドの設置を貯湯槽、お湯でございますが、貯湯槽の建設行うとのことであるが、そのいきさつと配湯量について伺いたい。これに対して、昨年室賀
自治会から陳情があった。ただ流しているだけでもったいないので、
有料化をし、温泉スタンドを設置することにした。配湯量は農業用ハウスに200リットル、温泉スタンドに70リットル、福祉施設に60リットル、未定が55リットルである。 次に、室賀の温泉について、どこが掌握しているのかよくわからない。農政部としてはどのように考えておるのか。これに対して、温泉を核としてどう利用していくのかという問題は全市的に取り組まなければならないので、基本計画の立案は企画課にお願いをし、関係する商工部や農政部なども集まって考えている。まず、管理について農政部が当たっているということであり、基本計画が立案されるまでは陳情事項の対応など具体的なものについても農政部でとにかく対応する形になっている。温泉利用については市民のニーズもあり、それらによって基本的には決まってくるものだと思うが、農政の1つとして事業を行ったということもあるので、そのあたりの調和のとれた配湯計画が必要である。また、温泉の掘削について、地元から協力していただいているものもあるので、その辺の配慮をどのようにするかも課題である。基本計画ができれば、予算措置についてもそれぞれの担当部署で扱っていくことになると考える。 次に、林業後継者組織対策事業は森林のクラブを育成するとのことだが、どのような事業か。これに対して、山林への愛着を増進し、山林を持っている人も持っていない人も含めたグループの育成を図り、山林の活性化を図るものである。3カ年で200万円の事業を予定しており、県と市で2分の1ずつ負担する。初年度では組織化と実施計画の作成、タラの芽やキノコの栽培技術の講習会、間伐材を利用した施設の視察を予定している等々の
質疑応答がありました。また、室賀の温泉利用について何千万円もかけてハウスをつくり、人件費もかけてナスを栽培しているだけでは採算が合わず、
上田市民のみならず、市外の方からも
上田市はせっかくの温泉をいつまであのままにしているのかと指摘されている。早急に基本計画を作成することについて努力していただきたい等の要望意見が出され、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 寺島 昭夫君登壇〕
◎
厚生委員長(
寺島昭夫君) 議案第46号中担当分について申し上げます。 民生部関係において、まず最終処分場について、工事は市内の業者に発注できる内容のものか。また、地元との協定に廃水は漏らさないとの条項があるが、焼却灰や廃プラスチックの処理がきちんと行われれば、廃水の問題は少なくなると思うが、どうか。これに対し、全体的には土工事中心だが、遮水シートを張る特殊な作業があるので、今後市の指名
委員会等とも論議をしていきたい。遮水シートの破損等全国的にも対応に苦慮しているようだが、施工の段階でコンサルタントと協議をしながら万全を期すとともに、万が一の場合に備えて破損箇所の探知及び補修の方法について検討してまいりたい。設計段階では遮水シートの上に浸出水の排水管が布設され、地下水及び雨水の排水管はシートの下に布設して室賀川へ放流する。焼却灰については、原則的に全量を固化するため、
クリーンセンターにおいて現在基本設計を実施している。廃プラスチックについては、残留物が影響を及ぼさないよう熔融機へかけて処理する。したがって、これらの
廃棄物を通る浸出水については、一般的な最終処分場のものよりもよい水質が得られると考えている等の
質疑応答があり、美観の面からも植栽工事は早目に着工してもらいたいとの要望意見もありました。 次に、環境衛生費について、管理用ファイルを
ごみステーションごとに配置するとのことであるが、どのような内容のものか。市の新規事業として
自治会の隣組とは異なる新たなシステムづくりをするのか。
自治会等や市民への周知徹底はどのように考えているのか。
ステーションそのものについて、管理面で汚す前に金網のボックスを設置する等を検討してはどうか。これに対し、具体的には今後検討していくが、その
ごみステーションを使用するグループを形成して、ごみ問題への意識を高め、責任を持って管理してもらうものであり、環境衛生協議会の中で今年度事業計画案として了解をいただいている。例えば、ファイルにはその
ステーションを利用する方の名前を記入して、収集後の清掃を当番制にするために、回覧方式にするなどの方法があるが、管理面においてしっかりやっている地域も数多くあるため、方法については市から強制するものではなく、またシステムについても同様で、地域ごとに実情に合わせて決めていただく。今後ブロックごとの説明会や衛生担当役員の研修会の実施及び
チラシ、回覧等により周知徹底を図りたい。また、
ごみステーションについても、各地域ごとにいろいろな状況があり、一概には言えず、難しい問題である。 次に、社会部関係において、青木につくる
特別養護老人ホームへ
上田市は総額どのくらい出すのか。
上田市にベッド数は何床配当されるのか。これに対し、補助金と20年間の利子補給をあわせて1億684万5,000円である。ベッド数は開所直前にも協議をするが、25床である等々の
質疑応答がありました。 討論において、医療施設整備等基金の積み立てが計上されている。後医療の問題について協力するのは当然と思うが、統合は国の都合であって、国が本来負担をすべきであるとの点、市長及び
関係者の国や県への働きかけの努力の様子を見てから考えたいとの点から、現段階では同意できないので、反対するとの
反対討論がありました。これに対し、後医療については、
上田市も可能な限り協力をしていかなければならないとの約束もあり、賛成するとの
賛成討論があり、
挙手採決の結果、賛成多数となり、本案中担当部分は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 土屋 勝利君登壇〕
◎建設水道
委員長(土屋勝利君) 議案第46号中担当分について申し上げます。 まず、都市公園整備事業において、玄蕃山公園の用地買収はこれで完了するのか。また、千曲公園は児童公園と違うのか。これに対し、玄蕃山公園については、今回の補正で用地買収が完了するわけではないが、話し合いのついたところから極力進めていきたい。千曲公園については街区公園ということで、今まで児童公園という名称だったが、都市公園法の施行令の改正により単独事業でやることになったものである。 次に、景観整備で柳町公会堂の改修があるが、柳町はもとのかかっている大事な町並みだと思う。この町並みに合うように改修するのか。これに対し、柳町公会堂の通りに面した西側の部分を町並みに合う形に一部改修するということで地元と合意に達したので、
上田市の景観整備促進事業補助金を交付したいというものである。 次に、河川用悪水路改修工事の中で、蛭沢川についてはどのような計画になっているのか。これに対し、蛭沢川の改修は昭和62年から延長1,800メートルの計画で実施してきたが、今年度改修工事と雨水貯留槽の設計委託等を行い、来年度に郵便局付近の改修を行って完了する予定である。これに対し、国道18号線を横断している部分に土砂が堆積し、その上流も天井川になっているところもあるので、上流部の改修についても早急に計画してもらいたいとの要望意見がありました。 次に、住宅費で内堀団地の建て替え工事があるが、1戸当たりの占有面積はどの程度にするのか。また、身障者向け等の特定目的住宅はあるのか。これに対し、今回の内堀団地については3DKで74平方メートルを予定しており、千曲町の住宅よりやや広くなるが、これは建設省の指導によるものである。なお、現在入居をしている身障者用として20戸のうち4戸について身障者用の設計にする予定である。 次に、市道新設改良事業費の中で川原柳豊里線については、補修費が大分かかるが、対策は考えているのか。これに対し、路線は農道として新設されたもので、その後の維持管理費が大変であり、軽井沢町まで全線開通したことにより、国道18号線のバイパス化していることもあるので、県道昇格をお願いしていきたい。これについては、市内のほかの県道を見返りに市道にすることなく、単体で昇格をお願いしていきたい。 次に、高速道関連で土地買収費があるが、開発道路の買収はどのように進めていくのか。これに対し、現在神科新屋地区で単価の了承を得たところだが、財政が厳しい中で市の負担も大きいので、なるべく早い時期に計画的に進めていきたい。 次に、桜堤の事業について、この付近は国道とJRが近接して通っており、冬に起きたトラック事故による交通の混乱もあり、坂城町を中心に堤防を坂城町まで延長して、その上を道路にしてもらいたいという要望が強いが、どのような計画になっているのか。これに対し、桜堤については、平成6年では100メートルの水路とトイレをつくり、7年度に植栽をする計画である。この堤防をさらに坂城町まで延長してもらいたいという要望が強いので、市でも建設省千曲川工事事務所にお願いしているが、千曲川工事事務所としても河積を狭くすることはできないとして難色を示しているが、今後堤防を延長するだけでなく、ほかの手法も検討しながら建設省へお願いしていきたい。 次に、橋上駅舎関連施設整備委託があるが、これで予定された形が見えてくるのか。これに対し、駅舎のエレベーター、トイレ、通路、観光案内、物産館について基本的な設計を委託するが、さらに新幹線上田駅舎部分の高架工事が来年から始まるので、それに間に合うように今年の12月1日の開通をめどに南北自由通路の改修をしたいというものである。 次に、高速道関連施設整備事業において、小井田地区で高速道路の排水を瀬沢川へ流すための工事をするということだが、瀬沢川の水量がふえると思うが、どのような対策をするのか。これに対し、高速道路の排水について、設計協議してきたが、高速道路から瀬沢川まで1,300メートルの排水路を設置したいというものである。この場合、雨水の到達時間が早くなるなどにより、瀬沢川下流地域への影響も考えられるので、今後も県に対し未改修部分を早く改修するようお願いしていきたい等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
○議長(
小山正俊君) 以上で
委員長報告が終わりました。これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより採決いたします。本案は
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者 起立〕
○議長(
小山正俊君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
小山正俊君) ここで15分間休憩いたします。 午後 2時 30分 休憩 午後 2時45分 再開
○議長(
小山正俊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第7 議案第47号~第50号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第7、議案第47号から第50号まで4件
一括議題とし、まず、議案第47号及び48号につき総務文教
委員長の報告を求めます。総務文教
委員長。 〔総務文教
委員長 高遠 和秋君登壇〕
◎総務文教
委員長(
高遠和秋君) まず、議案第47号については特段の
質疑討論もなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第48号については、設備更新意向調査
委託料が予算計上されている。設備更新に当たって、前から市内3有線の統合について研究をしていたが、その状況はどうなっているのか。これに対し、昨年1月から市内3有線の代表が集まって統合について研究を重ねてきた。5月23日に研究小
委員会を開催して、3有線とも共通の問題を持っているが、それぞれ事情が違っていること、及び統合をして、設備更新をするとなると約17億円が必要になり、その費用を借入金で賄おうとすると、加入者負担が高額になるということ等で、研究をこれ以上やっても進まないということになり、個々で設備更新することになった等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、議案第49号につき産業経済
委員長の報告を求めます。産業経済
委員長。 〔産業経済
委員長 矢島 昭八君登壇〕
◎産業経済
委員長(矢島昭八君) 議案第49号について申し上げます。 処理施設保安管理業務
委託料はどのような業務を委託するためのものか。これに対して、下之郷の処理施設はこれまでより大型の約3,000人規模の処理を行う施設である。これには高圧電気を使用するが、資格がないと維持管理ができないので、中部電力の保安協会へこれを委託するものである。 次に、下組の処理施設について、供用開始から短期間であるのに多額の防食工事費用が出されている。この経緯について伺いたい。これに対して、当時硫化水素によりコンクリートが酸化し、腐食していくことがよくわかっておらず、防食工事が補助対象になっていないことから、ほかの市町村でも工事が行われていなかった。ここにきて腐食が目立ってきたので、補修と防食工事を行いたいというものである。下組以外の施設については、最初から防食工事をしてあるので問題はない等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、議案第50号につき建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 土屋 勝利君登壇〕
◎建設水道
委員長(土屋勝利君) 議案第50号については
質疑討論もなく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより第47号から第50号まで一括して採決いたします。本案4件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件、原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第51号~議案第54号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第8、議案第51号から第54号まで4件
一括議題とし、まず議案第51号につき産業経済
委員長の報告を求めます。産業経済
委員長。 〔産業経済
委員長 矢島 昭八君登壇〕
◎産業経済
委員長(矢島昭八君) 議案第51号について申し上げます。
質疑討論はなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、議案第52号、第53号及び第54号につき建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 土屋 勝利君登壇〕
◎建設水道
委員長(土屋勝利君) 議案第52号については
質疑討論もなく、また、議案第53号及び第54号については特段の質疑もなく、いずれも可決すべきものと決定をいたしました。
○議長(
小山正俊君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより第51号から第54号まで一括して採決いたします。本案4件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件可決されました。
△日程第9 議案第55号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第9、議案第55号を議題とし、総務文教
委員長の報告を求めます。総務文教
委員長。 〔総務文教
委員長 高遠 和秋君登壇〕
◎総務文教
委員長(
高遠和秋君) 議案第55号については、マルチメディア情報
センターの事業内容は何を考えているのか。これに対し、事業内容として産業の振興、交流の場の提供、教育文化への貢献といった3点を考えている。まず、産業の振興という点では地域産業のマルチメディア化、デジタル技術による高付加価値化の促進及びマルチメディア産業の育成、支援を考えている。2番目の交流の場の提供という点はさまざまの才能を持った人材が集まり、交流する場を提供することを考えている。これは漫画集団、アニメ作家等にマルチメディア技術を活用した制作活動の場を提供するということである。3番目に、教育文化の貢献という点は小中学生及び教師に対するマルチメディアの体験学習、次世代の人材を育成する環境の提供、大学との連携による人材交流、研修及び実習への活用、地域文化の集積、生涯学習活動等の支援ということを考えている。 次に、マルチメディア情報
センターの補助金が7億円と決定し、総事業費が14億円余になる。基本構想はかなり大きなものになっているが、これだけの事業費で足りるのか。また、将来投資をしていく予定はあるのか。これに対し、全体構想の実現には14億円ですべてということではなく、拡張性も考えている。ただ、どのくらいということは算定してない。当面マルチメディア情報
センターが機能するには所定の経費で進められる。 次に、公有財産購入費が予算計上されている。設計ができた段階で建物の建設費とともに用地取得費が予算計上されるのが本来のやり方だと思うが、あえて急いで提案した理由は何か。これに対し、設計をするには用地のボーリング調査を行う必要があるために、用地取得の予算を設計
委託料と一緒に計上した。さらに、この事業が平成7年の3月31日までに完成しなければならないということで、この6月補正に予算計上しないと間に合わなくなる。 次に、新聞で用地取得に関する知事査定の内容が報道された。これによると、県では
上田市へリサーチパークの用地を売却することが知事査定段階で決定したとのことであるが、この件については、
委員会で今審査をしている最中なのに、事前に理事者側で先行して事に当たっている。このことについてどう考えているのか。これに対し、県に用地をお願いにするに当たって
上田市では6月議会で審査でされるので、その後県の方で売買にかかわる案件の対応は考えてもらいたいというお願いをしていた。県としても市の意思が固まれば金利の関係で早い方が得になるという話であった。
上田市議会の動向を見きわめた上で県は6月議会に提案することになる。
上田市の議決を経た後でないと、本当の申請はあり得ないと考えている。 次に、財政状況が厳しい中で相当な事業費を投資して、情報
センターを建設する。しかも、まだ拡張性も考えられるとのことであるが、県と国庫補助金の7億円の半分ぐらいは補助してもらいたいということについて、具体的に詰めたことはあるのか。これに対し、知事には県が発展するのであるから、県としても応分の負担をしてほしいと申し上げてある。7億円の半分を県が負担するのは話としてわかりやすいが、設計ができていない段階であり、数字のことは余り言えないが、今後粘り強くお願いしていきたい。 次に、情報
センターの運営管理にどのくらいの費用がかかるという試算と収入の見込みについて推計したものはあるのか。これに対し、1つの仮定の案として運営経費を計算したものはあるが、情報
センターの運営をどのような組織で、どのような人員でやるのか固まっていないし、漫画家の人々がどんな使い方をするのか、今後話を詰めなければならないので、まだ示せる段階にはない。収入についてはできるだけ確保しなければならないが、インキュベータ機能を容認して、地域がソフト産業として育つ間は収支計算上はなかなか厳しいのではないかと考えている。 次に、マルチメディア情報
センターの運営は市の直営でやるのか。これに対し、情報
センターの管理の部分は市で担当し、実際の運営については、運営のノウハウが市にはないので、民間の活力を使っていきたい。どんな組織でやるかは今後詰めていかなければならない。 次に、マルチメディア情報
センターの事業内容として漫画家集団に力が入って、交流の場の提供が大部分を占めるように受け取られるが、マルチメディア関連の産業育成支援とか、教育文化の向上という事業内容の占める割合はどう考えているのか。これに対し、企業の方の提案として1つの
考え方が示されている。この提案ではマルチメディア関連産業の支援、振興と地域産業の活性化及び生涯学習を含む教育への活用の3つの事業内容に対する配分が6対3対1か、5対4対1に考えたらどうかとなっている。市の公共施設であり、市民が使うことも考え、今後詰めていきたい等々の
質疑応答がありました。 次に、委員全員による附帯意見を申し上げます。まず、第1番目として、事業の指定を受けるに当たっても、計画段階においてもあいまいさがあったことを強く指摘しておきたい。特に
委員会が審議をし、意思決定に当たっても納得できる十分な説明と資料がなかったことは甚だ遺憾である。 2番目として、財政が厳しい時期であり、現段階においても県の
財政措置が全く具体化していない。県に対して多額の財政支援の実現を図るように努力をしてもらいたい。 3番目に、管理運営については、事業の内容が市民に活用できることを第1義にし、特に財政の面においては、後年度において市の
財政負担にならない運営の方法を確立してもらいたい。また、事業実施に当たって多くの市民要望に支障を与えない財政運営の努力をしていただきたい。さらに、管理運営の方向がまだ明確に出ていないが、特に議会に対して会計、財務運営の内容を報告、審議できる手だてを確立していただきたい。 以上の附帯意見を尊重していただくよう申し上げます。以上の意見を付し、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。2
○議長(
小山正俊君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。小池君。 〔8番 小池 重徳君登壇〕
◆8番(小池重徳君) 議案第55号、平成6年度1般会計補正予算第3号について、反対の立場から意見を申し上げます。 高度情報化に伴う新しい技術や通信網はこれから必要であることは言うまでもありません。今回マルチメディア情報
センターの指定を受ける経過が極めてあいまいであったこと、またこれらに伴う事業計画があいまいであったと思われるのであります。国の景気対策の1つとして示されたこの事業を事業内容や事業計画が示されないまま進められ、6月議会の一般質問が終了し、常任
委員会当日に
上田市マルチメディア情報
センター基本構想が示されたところであります。いずれにしても内容検討には時間がなさ過ぎるため、先が見えてこないわけであります。この事業は市民にどういう効果をもたらすのか。市民の側の事業でやれば大きな赤字が出てくるのではないか。特定企業の参入を許すと、後の管理運営は見えてこない。財政が厳しい現在、何が優先かを考えた場合、果たしてマルチメディアか問われるところであります。 こうして見えない状況の中で市民の文化や福祉にどう役立たせていくかが明らかでないわけであります。人間性優先でなく、機械優先になっているのではないか。設計委託を大手メーカーへ出したが、後の管理運営はどうやるのか明らかでない。つまり管理機能は市でやっていく。運営は民間の活力の導入を図る。システム設計は特定企業の算入ということのようであるが、ノウハウのある特定企業が参入された場合、その企業が勝手に活動されてもコンピュータの世界は専門業者以外はわからないというのが業界の定説になっている。したがって、管理指導ができないわけであります。市が持っている能力以上の仕事はコントロールできないことは言うまでもありません。そういう部分が確立できなければ、結果はテレコム・ユーのような問題や結果になることも考えられるのであります。 また、今の
委員長報告にもありましたように、財政が厳しいと言いながら、県の財政支援については、踏み込んだ交渉が極めて弱いと言わざるを得ません。また、補助金7億円限度いっぱいの14億円余の予算を見込み、補助金を満額もらうことから組み立てられたこのようなやり方は、これらの予算は縮小することも考えられるのであります。 さらに土地購入費というように、他の全国の指定では見られないような金の使い方であります。北海道の千歳市、予算総額7億2,300万、1兆7,000億円余の予算規模の中で静岡県のマルチメディアに対する予算は7億7,000万余の予算などから見ても考えさせられるものであります。今後において、補正予算において追加されると思われますが、その段階で市長を初めとする理事者からの説明によってしっかりと先が見えてきたり、県からの財政支援や交渉など努力の跡が見られると判断したり、市民の立場から必要な施策と判断できる状態になれば、十分検討するものであります。 いずれにしても、このようなマルチメディア情報
センターの予算は一部ではありますが、70日間という短期間に計画にも全くなかった、資料も極めて乏しい中で
予算化された総額16億円から17億円に達するという大型プロジェクトは市政始まって以来の初めての提案であります。異常とも言えるものであります。提案のやり方、手法、かなり強引な手法と言わざるを得ないわけであります。マルチメディア情報
センターは市民の中から広範な皆さんからの要求とはどうしても思えないのであります。しっかり先が見える答弁がない現在、市民に責任を持つ立場から本議案に同意できないのであります。 以上、反対の討論といたします。
○議長(
小山正俊君) 討論ございませんか。池上君。 〔21番 池上 一巳君登壇〕
◆21番(池上一巳君) 賛成の立場で討論に参画いたします。 賛成と申し上げましても積極的な賛成と消極的な賛成の2つがありますが、私はむしろ消極的な賛成でございます。さて、
上田市の現在の財政状況、市政運営の現状から勘案いたしますと、マルチメディア情報
センターの建設は市政運営に対して大きな
財政負担となり、市民要望の多くを犠牲としなくてはならなくなります。さらに情報
センターの内容が不鮮明であり、今後の運営に確固たる成功の可能性が見られません。したがって、テレコム・ユーの二の舞も想定されかねません。しかしながら、マルチメディア時代は確実に到来いたします。この大勢におくれをとってはならないことも確かであります。私はCATVを主力とする郵政省指定のマルチメディアパイロット事業の方が
上田市の市民サービスにとって重要であると考えますが、この指定は既に長野市に指定されてしまいましたので、ここに至っては残されたせっかくの通産省の指定を無二することはマルチメディア時代の対応のチャンスを逃すこととなります。一方において、市長及びJCを初めとする若手経営者のマルチメディアへの取り組みの姿勢が積極的であり、並み並みならぬ情熱を強く感じられます。したがいまして、市長の決意と確信に期待をいたし、さらに市議会総務文教
委員会の総意である各項目の確実な実践を条件として議案第55号に意見を付して賛成をいたすものであります。
○議長(
小山正俊君) 討論いいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより採決いたします。本案は
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者 起立〕
○議長(
小山正俊君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第10 報告第2号及び第3号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第10、報告第2号及び第3号、2件
一括議題とし、総務文教
委員長の報告を求めます。総務文教
委員長。 〔総務文教
委員長 高遠 和秋君登壇〕
◎総務文教
委員長(
高遠和秋君) 報告第2号及び報告第3号についてはいずれも
質疑討論もなく、承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより第2及び第3号を一括して採決いたします。本案2件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件承認されました。
△日程第11 報告第4号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第11、報告第4号を議題とし、まず、総務文教
委員長の報告を求めます。総務文教
委員長。 〔総務文教
委員長 高遠 和秋君登壇〕
◎総務文教
委員長(
高遠和秋君) 報告第4号中担当部分について申し上げます。 総務部ほか関係においては、市長、市議会議員補欠選挙費で、選挙用自動車とポスターの公営負担金の補正減が計上されているが、実際に市長選挙と市議会議員補欠選挙で選挙用自動車とポスターの公営負担金をそれぞれ1人当たり平均でどのくらい支出したのか。これに対し、選挙用自動車の公営負担金の1人当たり平均が市長選挙で18万4,032円、市議会議員補欠選挙で20万5,760円になっている。選挙用ポスターの公営負担金については、市長選挙、市議会議員補欠選挙、いずれも限度額をオーバーしているので、1人当たりの平均は限度額の26万352円となっている等の
質疑応答があり、本案中担当分については承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、産業経済
委員長の報告を求めます。産業経済
委員長。 〔産業経済
委員長 矢島 昭八君登壇〕
◎産業経済
委員長(矢島昭八君) 報告第4号中担当分について申し上げます。 まず、商工部関係において中心商店街活性化基金は本来1億円ずつ積み立てることになっていると聞いているが、毎年金額のばらつきが大きい。市長の施政方針の中でも中心商店街の活性化や再開発がうたわれているにもかかわらずこれを反映していないと思うが、どのように考えているか。これに対して、大型プロジェクトの関係がある中で、予算獲得の努力はしているが、財政状況が許す限り積み立てをしていくということである。今後もできるだけ1億円に近づけていくように努力をしてまいりたい等々の
質疑応答があり、また中心商店街活性化基金についてはいつどのように使うのか十分研究しておいていただきたい等の理事者側に対する要望意見がありました。 次に、農政部関係において、農業研修生受け入れ事業について、寧波市と
上田市は気候も違うわけであるが、その効果はどうなのか。また、ほかからも話があったら受け入れることも考えているのか。これに対して、寧波市との友好関係に基づく事業であり、本年度も行いたいと考えている。その効果については、現段階でははっきりしていないが、双方の話し合いの中でまとめていくものであると思う。今のところ寧波市以外からの受け入れについては考えていない。 次に、卸売市場整備事業費は節減により減額とのことであるが、今までどのような話し合いをして、農政部ではどう考えておるのか。これに対して、農政部だけではなく、商工部や建設部等ともお願いして進めていきたいと考えている。市場
関係者と話し合いの中ではまとまったものはまだ出てきていない現状である。市場の皆さんの話し合いがいつまとまるか現段階では見通しが立たないが、そういつまでも結論を出さないでいることもできないので、近いうちに決断をしなければならないだろうと思っている。市としても1つの方向を早く出したい等の
質疑応答があり、本案中担当分については承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 寺島 昭夫君登壇〕
◎
厚生委員長(
寺島昭夫君) 報告第4号中担当分について申し上げます。 民生部関係において、ごみ減量再
資源化対策事業費の報償費と
委託料の減額について、ごみが当初見込みより75トンも少なかったためということであるが、この状況はどうとらえているか。これに対し、当初予算において960トン、12月見込みで1,536トンを予定して、3月補正で補正増をしているが、最終的にこの見込みを75トン下回っての補正減である。当初見込みより7割程度ほどふえている。 次に、社会部関係において、老人福祉総務費中在宅老人中期保護扶助費と痴呆性老人短期扶助費が見込みより少なかった理由は何か。これに対し、
特別養護老人ホームに入所になった分、数が減少しているということである等々の
質疑応答があり、本案中担当部分は承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 土屋 勝利君登壇〕
◎建設水道
委員長(土屋勝利君) 報告第4号中担当分については
質疑討論もなく、承認すべきものと決定をいたしました。
○議長(
小山正俊君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより採決いたします。本案は
委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) ご異議なしと認めます。よって、本案は承認されました。
△日程第12 報告第5号~第9号
○議長(
小山正俊君) 次に、日程第12、報告第5号から第9号まで、5件
一括議題とし、まず、報告第5号につき総務文教
委員長の報告を求めます。総務文教
委員長。 〔総務文教
委員長 高遠 和秋君登壇〕
◎総務文教
委員長(
高遠和秋君) 報告第5号については
質疑討論もなく、承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、報告第6号、第7号及び第8号につき
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 寺島 昭夫君登壇〕
◎
厚生委員長(
寺島昭夫君) 報告第6号については特段の
質疑討論もなく、承認すべきものと決定いたしました。 次に、報告第7号については、作業収入が減ったことにより、賃金にも影響していると思うが、扶助を受けている方の賃金はどのくらい減ったか。これに対し、賃金は全員一律のもので出来高で精算をしているが、昨年比で月額平均1万2,000円ほど減っているとの
質疑応答があり、承認すべきものと決定いたしました。 次に、報告第8号については、特段の
質疑討論もなく、承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) 次に、報告第9号につき産業経済
委員長の報告を求めます。産業経済
委員長。 〔産業経済
委員長 矢島 昭八君登壇〕
◎産業経済
委員長(矢島昭八君) 報告第9号について申し上げます。
質疑討論はなく、本案は承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
小山正俊君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小山正俊君) これより第5号から第9号まで一括採決いたします。本案5件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕