• "伊藤進"(/)
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  1. 富士吉田市議会 2024-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 富士吉田市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 6年  3月 定例会(第1回)         令和6年第1回(3月)定例会会議録(第1号) 令和6年3月1日(金曜日)                午後2時11分開会                              午後3時18分散会---------------------------------------出席議員(20名)   1番   藤井義房君          2番   滝口晴夫君   3番   藤田 徹君          4番   渡辺 将君   5番   伊藤 進君          6番   藤原栄作君   7番   鈴木富蔵君          8番   渡辺新喜君   9番   宮下宗昭君          10番   秋山晃一君   11番   勝俣大紀君          12番   前田厚子君   13番   小俣光吉君          14番   横山勇志君   15番   勝俣米治君          16番   渡辺幸寿君   17番   戸田 元君          18番   渡辺利彦君   19番   奥脇和一君          20番   太田利政君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名   市長        堀内 茂君    副市長       前田重夫君   教育長       奥脇義徳君    代表監査委員    渡辺龍雄君   企画部長      渡辺一史君    総務部長      眞田喜久雄君   市民生活部長    小笠原むつよ君  経済環境部長    小林 登君                      都市基盤部長   都市基盤部長    白須美行君              田辺 満君                      (上下水道)   ふるさと創生室             荻原美奈枝君   市立病院事務長   小泉俊也君   部長   教育部長      武藤智恵子君   企画部次長     堀内利教君   総務部次長     小川 徹君    演習場対策室次長  舟久保佳浩君   公平委員会             萱沼妙子君    秘書課長      白須 圭君   上席の書記   総務課長      梶原明彦君---------------------------------------職務のため出席した事務局職員   事務局長      萱沼孝文君    次長        天野義仁君   課長補佐      奥脇茂樹君    会計年度任用職員  林 純司君---------------------------------------議事日程第1号   第1 会議録署名議員の指名について   第2 会期の決定について   第3 議案第1号 令和6年度富士吉田一般会計予算   第4 議案第2号 令和6年度富士吉田国民健康保険特別会計予算   第5 議案第3号 令和6年度富士吉田後期高齢者医療特別会計予算   第6 議案第4号 令和6年度富士吉田介護保険特別会計予算   第7 議案第5号 令和6年度富士吉田介護予防支援事業特別会計予算   第8 議案第6号 令和6年度富士吉田看護専門学校特別会計予算   第9 議案第7号 令和6年度富士吉田市立病院事業会計予算   第10 議案第8号 令和6年度富士吉田水道事業会計予算   第11 議案第9号 令和6年度富士吉田下水道事業会計予算   第12 議案第10号 富士吉田市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正について   第13 議案第11号 富士吉田会計年度任用職員給与及び費用弁償支給条例の一部改正について   第14 議案第12号 富士吉田市基金条例の一部改正について   第15 議案第13号 富士吉田小口資金融資条例の一部改正について   第16 議案第14号 富士吉田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について   第17 議案第15号 富士吉田子育て応援医療費助成金支給条例等の一部改正について   第18 議案第16号 富士吉田介護保険条例の一部改正について   第19 議案第17号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理について   第20 議案第18号 デジタル社会の形成を図るための規制改革を推進するための厚生労働省関係省令の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理について   第21 議案第19号 富士吉田市立看護専門学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について   第22 議案第20号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について   第23 議案第21号 富士吉田市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について   第24 議案第22号 山梨県市町村総合事務組合規約の変更について   第25 議案第23号 富士吉田市外二町四村一組合ことば教室設置協議会規約の変更について   第26 議案第24号 令和5年度富士吉田一般会計補正予算(第8号)   第27 議案第25号 富士吉田市個人情報の保護に関する法律施行条例の一部改正について   第28 議案第26号 令和5年度富士吉田一般会計補正予算(第9号)---------------------------------------会議に付した事件   議事日程に同じ------------------------------------------------------------------------------     午後2時11分 開会 ○議長(勝俣大紀君)  ただいまから令和6年第1回定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 傍聴人に申し上げます。市議会傍聴規則第7条の規定により、静粛に傍聴するようお願いいたします。 また、一般傍聴者におかれましては、同規則第9条の規定により、撮影及び録音は禁止されておりますので、御留意願います。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(勝俣大紀君)  報告事項を申し上げます。 報道機関から、傍聴席より本日の本会議の撮影を許可願いたい旨の申出があり、許可いたしましたので、御了承願います。 次に、市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和6年度富士吉田土地開発公社事業計画書並び会計予算書の提出がありました。既にお手元に配付してあります印刷物により御了承願います。 次に、監査委員から、令和5年10月から12月分までの出納検査録の提出がありました。既にお手元に配付してあります印刷物により御了承願います。 次に、市長から、今定例会へ提出する案件につき通牒に接しておりますので、この通知書を職員をして朗読いたさせます。     (「省略」と呼ぶ者あり) 省略いたさせます。 以上で報告事項を終わります。 これより日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(勝俣大紀君)  日程第1「会議録署名議員の指名」についてを議題といたします。 会議規則第118条の規定により、会議録署名議員は議長において渡辺利彦君、戸田元君、渡辺幸寿君、以上3名を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期の決定について ○議長(勝俣大紀君)  日程第2「会期の決定」についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日3月1日から3月22日までの22日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  御異議なしと認めます。よって、会期は、本日3月1日から3月22日までの22日間と決定いたしました。 提出議案の説明に先立ち、市長より市政運営に関する所信についての発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  本日ここに、令和6年3月定例会が開会されるに当たり、提出案件の説明に先立ち、私の所信の一端を申し上げ、市議会議員各位並びに市民の皆様に御理解と御協力を賜りたいと存じます。 初めに、元日に発生いたしました令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げます。 本市では、令和6年能登半島地震に対しまして、山梨県を介した厚生労働省からの要請を受け、発災翌日の1月2日には、山梨県が編成いたしました災害派遣医療チームDMAT隊」の一員として、市立病院の医師1名、看護師2名、ほか2名の計5名の職員を派遣いたしました。また「能登半島地震に係る応急対策職員派遣制度」に基づく総務省からの要請により、石川県珠洲市において救援物資の管理に関する支援業務を行うため、1月11日には、山梨県や甲府市、甲斐市とともに職員2名を派遣したところであります。さらに、1月13日には、本市が所有いたしております「トイレトレーラー」を石川県輪島市に設置するため、輸送支援を名のり出てくださった市民のボランティアの方とともに市職員2名を派遣し、翌日の1月14日には、輪島市内の避難所でありますふるさと体験実習館にて引渡しを行ったところであります。 今後におきましても、関係機関からの要請により、市立病院災害派遣医療チームDMAT隊」や復興業務の支援等に関わる職員の派遣を引き続き行うとともに、避難所等現地のニーズをきめ細かく把握し、適切な人的・物的支援を行ってまいります。 次に、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症につきましては、昨年5月に感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同様の取扱いとなる5類に移行されたものの、いまだ収束することはなく、山梨県内においては、昨年末から新型コロナウイルス季節性インフルエンザへの感染者がともに増加傾向にあり、同時流行に備えた基本的な感染対策への対応が引き続き必要であります。 次に、本市へのふるさと納税寄附額につきましては、平成28年度から7年連続で県内トップの寄附額となり、昨年度は全国1,788自治体の中で9位となる実績を上げるなど、自主財源の確保に努めてきたところであります。また、本年度の寄附額につきましては、令和6年1月末現在において82億円を超え、これまでの累計では約380億円を超える寄附をいただくなど、全国から多くの御支援をいただいております。 今後におきましても、返礼品事業者をはじめとする関係者の皆様との連携により、新たに返礼品となり得る商品の開発や見直しなど、本市の地域特性を生かした返礼品の充実、拡充に取り組むとともに、本市の課題を解決する手段として効果的にクラウドファンディングを事業に取り入れ、企業版ふるさと納税につきましても積極的に取組を進めてまいります。また、全国の皆様から頂いた寄付金につきましては、地域の発展のために有効に活用させていただくとともに、本市の魅力や地域資源などについて情報発信を継続してまいります。 次に、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる令和7年を目前に控え、少子高齢化による人口減少が急速に進んでおります。昨年12月に厚生労働省国立社会保障人口問題研究所が発表いたしました将来推計人口によると、26年後の令和32年には山梨県の人口は現在より約18万人少ない約61万1,600人と予想されており、本市におきましては、令和2年比で1万4,886人減の3万1,644人となることが予想されております。人口減少は困難かつ複雑な社会問題でありますが、この先の人口減少に歯止めをかけられるよう、富士吉田デジタル田園都市構想「第3期地域創生総合戦略」を基に、「誰一人取り残さない“ひと”中心の持続可能なまち」の実現に向けた取組を進めてまいります。 次に、北富士演習場につきましては、地元といたしまして全面返還、平和利用を基本理念とし、そのための段階的縮小を掲げながらも、国防という重要施策を理解し、苦渋の選択の上で、昨年3月末に地元と国との間で第11次使用協定を締結したものであります。本市におきましては、こうした状況を踏まえ、引き続き地域の発展とさらなる民生安定の実現を確実に進めていくために、使用協定締結に伴う周辺整備5か年計画の着実な推進を図ってまいります。 さて、私はこの5期目における市政運営の方針として『稼げるまちづくり』、『誰もがチャレンジできるまちづくり』、『笑顔があふれるまちづくり』の3つの大きな柱と36の政策を掲げ、これまで築いてまいりました財政基盤を生かして、幅広い世代が活躍できる地域づくりをさらに進め、『富士吉田市を世界一の誇れる街』にすることをお約束いたしました。 5期目のスタートとなった本年度におきましては、マニフェストに掲げた「幅広い世代が活躍できる地域づくり」の実現に向け、各施策にスピード感を持って全力で取り組んでまいりましたが、令和6年度はさらなる飛躍の年として改めて気を引き締め、市政運営に取り組んでまいります。 また、令和6年能登半島地震の発生を受け、本市には、南海トラフ地震富士山噴火等をはじめとする大規模災害のリスクがあること、さらに、近年全国的に豪雨災害が激甚化し、頻発化していることから、市民の安心と安全を確実に守るため、改めて防災減災対策にも主眼を置き、取り組んでまいりたいと考えております。 それでは、令和6年度に重点的に取り組む施策、事業につきまして御説明申し上げます。 まず、『稼げるまちづくり』についてでありますが、地域経済の発展や新たな雇用を生み出す地域商社として、昨年6月に「株式会社ふじよしだまちづくり公社」を設立いたしました。この会社では、国内外からの来訪者に街なかへの回遊を促すため、空き家、空き店舗を活用した魅力的な店舗の出店やサービスにチャレンジする方々を支援する「まちづくり事業」、富士山の豊かな自然の恵みや美しい景観などの地域資源を活用した新たな商品の開発・販売などに取り組む「地域商社事業」、ふるさと納税業務の外部委託の内製化等に取り組む「ふるさと納税支援事業」の3つの事業を展開し、地域の稼ぐ力を評価するとともに、地域の個性や魅力に満ちたまちづくりを推進してまいります。 次に、富士山吉田口登山道の保全と活用につきましては、富士山世界文化遺産登録10周年の節目に、信仰の道である吉田口登山道の復興に取り組むため、昨年8月、吉田口登山道における各分野の学識経験者や環境省、山梨県、富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合等の団体に御参加いただき、「富士山吉田口登山道保存と活用のための活動計画策定委員会」を設立いたしました。 また、世界の宝である富士山の自然、環境、景観、文化などの普遍的な価値を守り、100年先を見据え、次世代へ確実に継承していくことが私たちの責務であることから、関係機関の協力をいただく中で、麓から登る吉田口登山道の復興のための整備を進めてまいります。 次に、富士みちに沿った市街地の活性化につきましては、地域の商店会にも御協力をいただき、空き店舗と出店希望者のマッチングや出店の支援を強力に推進いたします。併せて、一体感のある街並みを生み出し、活気のある雰囲気を醸成するとともに、観光客や交通弱者の通行の安全性を確保し、快適に街歩きができるよう、中心市街地の街並み、景観の整備に対する支援として、街路灯のLED化やアーケード等の設備の整備、改修などへ投資を引き続き集中的に行ってまいります。 次に、新たにビジネスにチャンジする方々への支援につきましては、富士山の麓にある街ならではの強みや魅力を生かした事業を創出し、地域経済を活性化させるために、富士吉田商工会議所と連携し、引き続き創業支援補助金を助成してまいります。さらに、本市ならではの強みや魅力を生かした革新的な起業を誘引・促進することで、地域経済の活力向上を目指し、新たなビジネスにチャレンジする方々への支援として、株式会社ふじよしだまちづくり公社において「富士吉田まちづくりファンド支援事業」実施してまいります。 次に、公園機能を持ったトイレと駐車場の中心市街地への整備につきましては、回復してきたインバウンドの需要を取り込み、商店などに対して確実に経済効果をもたらすことができるよう、現在トイレ施設を有した市営宮川橋南駐車場を整備しているところであります。また、令和6年度には、来訪者が気軽に街なかを回遊できるよう、中央まちかど公園内に公衆トイレを整備してまいります。加えて、インバウンドを含めたマイカーでの来訪による新倉山浅間公園周辺の渋滞対策として、下吉田駅周辺へ新たに駐車場を整備してまいります。 次に、道の駅エリアのリニューアルにつきましては、エリアの核となる「道の駅富士吉田」の令和5年度における利用者数、売上額は、既に過去最高の利用者数、売上額を記録した昨年度を上回る利用者数200万人、売上額10億円を超える見込みであり、エリア全体の売上額では約20億円を超える見込みであるなど、来訪者から高い評価をいただいております。リニューアルに際しましては、さらに地域経済活性化につなげることができるよう施設整備を進めてまいります。加えて、当該エリア富士吉田忍野スマートインターチェンジに隣接していることから、「富士の杜・巡礼の郷公園」を含めたエリア全体を災害時における広域緊急支援拠点に位置づけるなど、市民、観光客に対して安心・安全な防災体制を併せ持ったエリアとなるよう検討してまいります。 次に、ジビエ加工・販売施設の整備につきましては、本市抱える課題の一つである有害鳥獣対策に対し、捕獲した鳥獣等を使用したジビエ加工品を製造し、新たな地場産品として販売することで地域活性化を図るとともに、有害鳥獣駆除などに関する理解を深め、命の大切さも学ぶことを目的に「富士山ジビエセンター」の建設を進めております。施設完成後のオープンに向け、地元猟友会などと運営の準備を進める中で、富士山麓の鳥獣被害対策と新たな地場産業の創出に努めてまいります。 続きまして、『誰もがチャレンジできるまちづくり』についてでありますが、まず、子育て世帯への強力な支援につきましては、昨年10月に国に先駆けて実施いたしました「高校生等への特別支援金支給事業」を継続実施するとともに、保育所や幼稚園に通う3歳児以上の主食費と副食費を無償化いたします。併せまして、民間事業者が設置する「放課後児童クラブ」の運営経費等に対し補助を行うとともに、夏休み期間中のクラブ利用時において、希望する家庭への昼食提供を実施いたします。加えて、子育て支援課から「こども家庭センター」を独立させ、2課に再編をいたします。この「こども家庭センター」におきましては、全ての妊産婦、子育て世帯、子供への一体的相談支援を行うことにより、家庭や養育環境の支援強化に努めてまいります。 次に、教育環境の充実につきましては、GIGAスクール構想に基づき、デジタル教科書の整備を進めるなどICT環境の維持強化を推進するとともに、児童生徒タブレット端末を活用したより効果的な授業を受けられるように、教職員へのICT教育の推進を図ってまいります。また、市内公立中学生の英語に対する意識と国際力を高めるため、実用英語技能検定申込者に対し、検定料を全額補助いたします。加えて、児童生徒の安心・安全な学校生活を確保するため、避難所機能を有する屋内運動場への空調設備等を計画に基づき整備するとともに、火山噴火や地震などの自然災害時に児童生徒の安全を守るため、普通教室の椅子の下に常設可能な折り畳み式の防災ヘルメットを配置いたします。 次に、奨学金返還支援制度につきましては、昨年6月に年間36万円を5年間支援する総額180万円の「県内最大の奨学金返還支援制度」を創設したところでありますが、この制度の継続実施により、若者が故郷に戻りやすい環境づくりを進め、中小零細企業の担い手の確保や雇用の安定化に資することで、人手不足の解消に引き続き努めてまいります。 次に、新婚世帯等への住宅取得の支援につきましては、富士吉田定住促進奨励金制度の充実を図ることで、本市への移住、定住を促進してまいります。具体的には、新築物件や中古物件の取得支援奨励金における対象者の要件を、市内在住者同士の婚姻による世帯にも拡大いたします。併せて、新婚世帯すまい支援奨励金または中古物件利用者すまい支援奨励金の交付を受けた世帯を対象に、新築物件または中古物件の取得支援奨励金を申請できる期限を奨励金の交付から5年以内に延長いたします。 続きまして、『笑顔があふれるまちづくり』についてであります。 まず、新たな総合医療センターの整備につきましては、市民の健康保持増進総合医療の充実に欠かすことのできない富士北麓総合医療センターの老朽化に伴い、市民の健康増進につながる参加型事業を開催できる機能を併せ持つ新たな施設の整備を進める中、(仮称)総合医療保健センター建設検討委員会において示された将来予測等を踏まえる中で、令和5年度・6年度の2か年におきまして基本構想を策定いたします。 次に、スポーツを通じた地域振興の推進につきましては、山梨県内で唯一のJOCパートナー都市として、JOCオリンピック教室やオリンピックデーランの継続実施により、オリンピックムーブメントを推進してまいります。また、ナショナルチーム等の合宿誘致や選手との交流により、「するスポーツ」、「観るスポーツ」、「支えるスポーツ」を多角的に展開し、市民の健康増進とともに、スポーツツーリズムを推進してまいります。 次に、高齢者の移動に関する総合的な支援の拡充につきましては、昨年7月に拡大いたしました75歳以上で運転免許を保有していない全ての方への「タクシー初乗り料金助成」と、70歳以上の全ての方への「タウンスニーカー運賃無料化」を継続実施いたします。加えて、3系統をつなぐ路線間の乗換えを補完する自動運転EVバスを「富士みち」等に新た運行することで、市内全域へのアクセス性向上を図り、高齢者の社会参加を促し、自立を支援してまいります。 次に、高齢者の健康づくりにつきましては、市民が生き生きと自分らしく生活できるよう、「人間ドックの対象者」を75歳以上の後期高齢者まで拡大いたします。加えて、がん患者には経済的・心理的負担の軽減を図ることを目的に、治療による見た目の変化を補完する「ウイッグや乳房用補正具」などの購入費を一部助成いたします。 次に、富士山火山対策につきましては、富士山の火山災害は市民の生命に大きな影響を与えるだけでなく、富士北麓地域の主たる産業である観光にも大きな影響を及ぼすことから、国が直接行う浅間沢遊砂地整備工事を皮切りに、今後におきましても、富士北麓地域での砂防事業実施を国に強力に働きかけてまいります。また、富士山ハザードマップ富士山火山避難基本計画の改定を受け、市民の安心・安全を守るべく、富士吉田地域防災計画を見直してまいります。 次に、SDGs達成に向けた取組につきましては、全ての人々が自分らしく生きることができ、レジリエンス、自由、多様性と寛容性を備え、環境に配慮し、豊かで活力ある、誰一人取り残さないというSDGsの理念は、本市の抱える人口減少地域経済の縮小、持続可能な地域社会の実現という課題解決に資するものであり、持続可能なまちづくりへ向けた動きをさらに加速させるために「SDGs未来都市」の選定に向けた取組を進めてまいります。 最後に、継続して取り組むべき事業や新たに必要となる事業、公共施設の老朽化への対応など、時代に即した施策展開に取り組んでいくためには、市税等の収納対策強化や、ふるさと納税と企業版ふるさと納税の取組、企業誘致などによる長期的視野に立った自主財源の確保に努めると同時に、少子高齢化人口減少社会に対応するための「選択と集中」の考え方に基づく事務事業の精査や公共施設等における適正配置の推進など、健全な財政状況の維持と効率的な行財政運営が非常に重要であります。今後もこれらを念頭に置く中で、本市が持続的な発展を続けられるよう努めてまいります。 以上、今定例会開会に当たり、私の所信の一端を述べさせていただきましたが、市議会議員各位並びに市民の皆様におかれましては、なお一層の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。--------------------------------------- △日程第 3 議案第1号 令和6年度富士吉田一般会計予算 △日程第 4 議案第2号 令和6年度富士吉田国民健康保険特別会計予算 △日程第 5 議案第3号 令和6年度富士吉田後期高齢者医療特別会計予算 △日程第 6 議案第4号 令和6年度富士吉田介護保険特別会計予算 △日程第 7 議案第5号 令和6年度富士吉田介護予防支援事業特別会計予算 △日程第 8 議案第6号 令和6年度富士吉田看護専門学校特別会計予算 △日程第 9 議案第7号 令和6年度富士吉田市立病院事業会計予算 △日程第10 議案第8号 令和6年度富士吉田水道事業会計予算 △日程第11 議案第9号 令和6年度富士吉田下水道事業会計予算 ○議長(勝俣大紀君)  日程第3、議案第1号から日程第11、議案第9号までの9議案を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕
    ◎市長(堀内茂君)  議案第1号から議案第9号までの令和6年度富士吉田市一般会計及び特別会計並びに事業会計の予算案について、一括してその概要を御説明申し上げます。 社会がコロナ禍からの回復に向けた動きを見せる中で、不安定な国際情勢や物価の高騰が続くなど、先を見通すことが非常に困難な状況が続いておりますが、本市が取り組むべき施策については、着実に進めていく必要があります。令和6年度予算につきましては、人口減少、インフラ施設の老朽化、社会のデジタル化、自然災害への対策などを含め、本市が掲げる政策課題へのさらなる取組と喫緊の課題への対応を最優先に予算化を図りました。 それでは、初めに、一般会計予算について御説明申し上げます。 令和6年度の一般会計予算の総額は283億2,000万円とし、前年度当初予算に比べ16億6,000万円、6.2%の増額となっております。 以下、その主な内容について御説明申し上げます。 まず、歳入についてでありますが、市税においては、前年度当初予算に比べ3.0%増の68億100万円余りを計上し、地方交付税は前年度当初予算に比べ3.4%増の30億5,000万円を計上いたしました。また、国・県支出金47億800万円余り、寄付金20億円余り、繰入金51億9,200万円余り、市債19億2,700万円余り、その他の収入として46億3,900万円余りを計上いたしました。 次に、歳出についてでありますが、国の歳出予算と軌を一にしつつ、本市が掲げた将来像である「富士の恵みと幸せを紡いでまちを織る活力創造都市富士吉田」の実現に向けた第6次総合計画の体系に沿った予算の積み上げを行いました。 その結果、第1章「安心で健やかな暮らしを支える『保健・医療・福祉』の向上」につきましては84億800万円余り、第2章「心豊かな人を育む『教育・文化・スポーツ』の充実につきましては35億5,000万円余り、第3章「未来につなげる美しく快適な『生活環境・景観』の創造」つきましては21億300万円余り、第4章「暮らしの安全性・利便性を高める『都市基盤・防災環境』の整備」につきましては37億5,500万円余り、第5章「活力とにぎわい・交流を生み出す『地域・産業・観光』の振興」につきましては11億4,500万円余り、第6章「みんなで未来を考え取り組む健全な『地域経営』の推進」につきましては48億9,000万円余りを予算計上し、その他一般経費として44億6,500万円余りを計上いたしました。 続きまして、特別会計予算について御説明申し上げます。 まず、国民健康保険特別会計予算でありますが、歳入につきましては、国民健康保険税8億8,800万円余り、県支出金35億4,100万円余り、繰入金5億9,600万円余りを計上いたしました。 歳出につきましては、保険給付費に34億5,800万円余り、国民健康保険事業費納付金に12億9,100万円余りを計上いたしました。 その結果、予算の総額は50億3,685万4,000円となり、前年度当初予算に比べ8.2%の減額となっております。 次に、後期高齢者医療特別会計予算でありますが、歳入につきましては、後期高齢者医療保険料5億6,200万円余り、一般会計繰入金7億1,600万円余りを計上いたしました。 歳出につきましては、後期高齢者医療負担金に12億6,000万円余りを計上いたしました。 その結果、予算の総額は12億7,922万5,000円となり、前年度当初予算に比べ16.9%の増額となっております。 次に、介護保険特別会計予算でありますが、歳入につきましては保険料9億800万円余り、国・県支出金17億2,100万円余り、支払基金交付金11億9,000万円余り、繰入金7億8,500万円余りを計上いたしました。 歳出につきましては、保険給付費に43億4,200万円余りを計上いたしました。 その結果、予算の総額は46億2,605万3,000円となり、前年度当初予算に比べ5.6%の減額となっております。 次に、介護予防支援事業特別会計予算でありますが、歳入につきましては、サービス収入700万円余り、繰入金900万円余りを計上いたしました。 歳出につきましては、介護予防サービス事業費に1,500万円余りを計上いたしました。 その結果、予算の総額は1,618万4,000円となり、前年度当初予算に比べ1.2%の増額となっております。 次に、看護専門学校特別会計予算でありますが、歳入につきましては、教育使用料1,800万円余り、一般会計繰入金1億6,800万円余りを計上いたしました。 歳出につきましては、人件費を含む学校運営費に2億1,400万円余りを計上いたしました。 その結果、予算の総額は2億1,540万3,000円となり、前年度当初予算に比べ10.5%の増額となっております。 続きまして、事業会計予算について御説明申し上げます。 まず、市立病院事業会計予算でありますが、収益的収入及び支出につきましては、収入額92億7,083万3,000円、支出額94億2,492万1,000円を計上いたしました。 収入額につきましては、入院収益51億300万円余り、外来収益24億5,600万円余りを計上いたしました。 支出額につきましては、職員給与費に45億8,500万円余り、薬品等材料費に20億9,700万円余りを計上し、前年度当初予算と比べ1.5%の増額となっております。 資本的収入及び支出につきましては、収入額8億5,012万6,000円、支出額11億6,244万4,000円を計上いたしました。 収入額につきましては、企業債、一般会計負担金及び国庫補助金が主なものであります。 支出額につきましては、病院改良工事費に3億4,700万円余り、企業債元金償還金に3億1,300万円余りを計上いたしました。 次に、水道事業会計予算でありますが、収益的収入及び支出につきましては、収入額8億3,791万9,000円、支出額8億1,283万5,000円を計上いたしました。 収入額につきましては、給水収益5億6,800万円余りを計上いたしました。 支出額につきましては、減価償却費に4億2,000万円を計上し、前年度当初予算と比べ2.6%の増額となっております。 資本的収入及び支出につきましては、収入額5億4,692万5,000円、支出額8億8,747万6,000円を計上いたしました。 収入額につきましては、企業債、工事費負担金及び国庫補助金が主なものであります。 支出額につきましては、施設整備及び改良費に7億2,200万円余り、企業債償還金に1億5,600万円余りを計上いたしました。 次に、下水道事業会計予算でありますが、収益的収入及び支出につきましては、収入額9億2,393万6,000円、支出額8億8,342万5,000円を計上いたしました。 収入額につきましては、下水道使用料2億7,700万円余り、他会計負担金4億5,400万円余りを計上いたしました。 支出額につきましては、減価償却費に5億1,200万円余り、流域下水道維持管理費負担金に2億3,700万円余りを計上し、前年度当初予算と比べ2.6%の増額となっております。 資本的収入及び支出につきましては、収入額7億2,976万4,000円、支出額10億2,431万1,000円を計上いたしました。 収入額につきましては、企業債、一般会計負担金及び国庫補助金が主なものであります。 支出額につきましては、建設改良費に5億400万円余り、企業債償還金に3億7,300万円余りを計上いたしました。 以上、各会計予算につきまして一括して御説明申し上げましたが、一般会計及び特別会計並びに事業会計を含めました令和6年度の予算総額は536億8,913万1,000円でございます。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第3、議案第1号から日程第11、議案第9号までの9議案は、委員10名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  御異議なしと認めます。よって、日程第3、議案第1号から日程第11、議案第9号までの9議案は、委員10名をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、奥脇和一君、渡辺利彦君、横山勇志君、小俣光吉君、前田厚子君、渡辺新喜君、鈴木富蔵君、藤原栄作君、伊藤進君、藤井義房君、以上10名を指名いたします。 ただいま選任されました予算特別委員会委員は、本日、会議終了後、委員会を開催し、正副委員長を互選し、速やかに委員会の構成を終わりますよう、ここに招集しておきます。--------------------------------------- △日程第12 議案第10号 富士吉田市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正について △日程第13 議案第11号 富士吉田会計年度任用職員給与及び費用弁償支給条例の一部改正について ○議長(勝俣大紀君)  日程第12、議案第10号及び日程第13、議案第11号の2議案を一括議題といたします。 当局からの提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第10号及び議案第11号について一括して御説明申し上げます。 まず、議案第10号でありますが、本案は、富士吉田市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部改正でありまして、職員の定年引上げの実施による降任等に対し、その降給等に関する規定の整備を行う必要があるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第11号でありますが、本案は、富士吉田会計年度任用職員給与及び費用弁償支給条例の一部改正でありまして、地方自治法の一部改正に鑑み、会計年度任用職員に対する勤勉手当の支給及び給与改定があった場合に常勤職員に準じて遡及して改定する等のため、所要の改正を行うものであります。 以上、一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第12、議案第10号及び日程第13、議案第11号の2議案については、総務経済委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第14 議案第12号 富士吉田市基金条例の一部改正について ○議長(勝俣大紀君)  日程第14、議案第12号を一括議題といたします。 当局からの提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第12号について御説明申し上げます。 本案は、富士吉田市基金条例の一部改正でありまして、新田財産区から譲渡を受ける山林の維持管理のために必要な事業の資金に充てる旧新田財産区森林整備基金を新たに設置するため、所要の改正を行うものであります。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第14、議案第12号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  御異議なしと認めます。よって、日程第14、議案第12号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  討論なしと認めます。 これより日程第14、議案第12号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(勝俣大紀君)  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第15 議案第13号 富士吉田小口資金融資条例の一部改正について ○議長(勝俣大紀君)  日程第15、議案第13号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第13号について御説明申し上げます。 本案は、富士吉田小口資金融資条例の一部改正でありまして、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急支援策として実施していた富士吉田市小口資金融資に対する利子補給金の交付の特例を縮小するため、所要の改正を行うものであります。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第15、議案第13号については、総務経済委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第16 議案第14号 富士吉田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について △日程第17 議案第15号 富士吉田子育て応援医療費助成金支給条例等の一部改正について △日程第18 議案第16号 富士吉田介護保険条例の一部改正について △日程第19 議案第17号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理について △日程第20 議案第18号 デジタル社会の形成を図るための規制改革を推進するための厚生労働省関係省令の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理について △日程第21 議案第19号 富士吉田市立看護専門学校の設置及び管理に関する条例の一部改正について ○議長(勝俣大紀君)  日程第16、議案第14号から日程第21、議案第19号までの6議案を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第14号から議案第19号までについて一括して御説明申し上げます。 まず、議案第14号でありますが、本案は、富士吉田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正でありまして、生活保護法に準じて行う生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置に関する事務において、個人番号を利用する等のため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第15号でありますが、本案は、富士吉田子育て応援医療費助成金支給条例等の一部改正でありまして、子どもの医療に関する負担の軽減及び保健福祉の増進を目的として、入院時の食事療養標準負担額を助成対象に加えるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第16号でありますが、本案は、富士吉田介護保険条例の一部改正でありまして、介護保険制度の持続可能性を確保する観点から、介護保険法施行令の改正に基づき、令和6年度から令和8年度までの第9期介護保険事業計画期間における第1号被保険者の介護保険料を定めるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第17号でありますが、本案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理でありまして、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行による指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等の一部改正に伴い、事業所に置く管理者や介護支援専門員の取扱い等が変更となるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第18号でありますが、本案は、デジタル社会の形成を図るための規制改革を推進するための厚生労働省関係省令の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理でありまして、デジタル社会の形成を図るための規制改革を推進するための厚生労働省関係省令の一部を改正する省令の施行に伴い、特定の記録媒体の使用に関する規定を改める必要があるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第19号でありますが、本案は、富士吉田市立看護専門学校の設置及び管理に関する条例の一部改正でありまして、富士吉田市立看護専門学校の安定した学校運営を図ることを目的に、授業料等について改定を行うため、所要の改正を行うものであります。 以上、一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第16、議案第14号から日程第21、議案第19号までの6議案については、文教厚生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第22 議案第20号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について △日程第23 議案第21号 富士吉田市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正について ○議長(勝俣大紀君)  日程第22、議案第20号及び日程第23、議案第21号の2議案を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第20号及び議案第21号について、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第20号でありますが、本案は、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理でありまして、地方自治法の一部改正による指定公金事務取扱者制度に係る規定の新設に伴い、引用する規定の条ずれに対応するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第21号でありますが、本案は、富士吉田市営住宅の設置及び管理に関する条例等の一部改正でありまして、家族の多様化を踏まえ、同居親族要件を満たすための対象者を拡大するため、所要の改正を行うものであります。 以上、一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第22、議案第20号及び日程第23、議案第21号の2議案については、建設水道委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第24 議案第22号 山梨県市町村総合事務組合規約の変更について ○議長(勝俣大紀君)  日程第24、議案第22号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第22号について御説明申し上げます。 本案は、山梨県市町村総合事務組合規約の変更でありまして、東山梨行政事務組合、峡南広域行政組合及び富士五湖広域行政事務組合の競争入札に参加する者に必要な資格の審査に関する事務を新規に共同処理することとする山梨県市町村総合事務組合規約の変更のため、地方自治法第286条の規定による構成団体の協議を行うに当たり、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第24、議案第22号については、総務経済委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第25 議案第23号 富士吉田市外二町四村一組合ことば教室設置協議会規約の変更について ○議長(勝俣大紀君)  日程第25、議案第23号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第23号について御説明申し上げます。 本案は、富士吉田市外二町四村一組合ことば教室設置協議会規約の変更でありまして、児童生徒の障害の種類が多様化してきたことから、対象者及び教室の名称に係る規約を変更することについて、地方自治法第252条の6の規定によりその例による同法第252条の2第3項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第25、議案第23号については、文教厚生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第26 議案第24号 令和5年度富士吉田一般会計補正予算(第8号) ○議長(勝俣大紀君)  日程第26、議案第24号を議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第24号について御説明申し上げます。 本案は、令和5年度富士吉田一般会計補正予算(第8号)でありまして、今回、歳入歳出にそれぞれ2億934万2,000円を追加し、総額を368億8,217万5,000円とするものであります。 歳入では、総務費国庫補助金2億934万2,000円を増額するものであります。 歳出では、エネルギー・食料品等価格高騰重点支援給付金支給事業費2億934万2,000円を増額するものであります。 また、繰越明許費として、エネルギー・食料品等価格高騰重点支援給付金支給事業2億934万2,000円を追加するものであります。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第26、議案第24号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  御異議なしと認めます。よって、日程第26、議案第24号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  討論なしと認めます。 これより日程第26、議案第24号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(勝俣大紀君)  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第27 議案第25号 富士吉田市個人情報の保護に関する法律施行条例の一部改正について ○議長(勝俣大紀君)  日程第27、議案第25号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第25号について御説明申し上げます。 本案は、富士吉田市個人情報の保護に関する法律施行条例の一部改正でありまして、新田財産区の廃止に伴い、条例中で規定している市の機関の定義から新田財産区を削るため、所要の改正を行うものであります。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております日程第27、議案第25号については、総務経済委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第28 議案第26号 令和5年度富士吉田一般会計補正予算(第9号) ○議長(勝俣大紀君)  日程第28、議案第26号を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  議案第26号について御説明申し上げます。 本案は、令和5年度富士吉田一般会計補正予算(第9号)でありまして、今回、歳入歳出にそれぞれ1,856万8,000円を追加し、総額を369億74万3,000円とするものであります。 歳入では、指定寄附金1,856万8,000円を増額するものであります。 歳出では、旧新田財産区森林整備基金積立金1,856万8,000円を増額するものであります。 よろしく御審議の上、可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(勝俣大紀君)  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第28、議案第26号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  御異議なしと認めます。よって、日程第28、議案第26号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  討論なしと認めます。 これより日程第28、議案第26号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(勝俣大紀君)  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 議事の都合により、明日3月2日から3月5日までの4日間を休会とし、3月6日午後1時より本会議を再開いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣大紀君)  御異議なしと認めます。よって、明日3月2日から3月5日までの4日間を休会とし、3月6日午後1時より本会議を再開することに決定いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。---------------------------------------     午後3時18分 散会...