甲府市議会 > 2010-03-16 >
平成22年予算特別委員会 本文 開催日: 2010-03-16

  • "緑化推進協議会委員"(1/1)
ツイート シェア
  1. 甲府市議会 2010-03-16
    平成22年予算特別委員会 本文 開催日: 2010-03-16


    取得元: 甲府市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成22年予算特別委員会 本文 2010-03-16 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 415 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯森沢委員長 選択 2 : ◯川合産業総室長 選択 3 : ◯森沢委員長 選択 4 : ◯石原(剛)委員 選択 5 : ◯森沢委員長 選択 6 : ◯河西労政課長 選択 7 : ◯森沢委員長 選択 8 : ◯石原(剛)委員 選択 9 : ◯森沢委員長 選択 10 : ◯河西労政課長 選択 11 : ◯森沢委員長 選択 12 : ◯石原(剛)委員 選択 13 : ◯森沢委員長 選択 14 : ◯河西労政課長 選択 15 : ◯森沢委員長 選択 16 : ◯石原(剛)委員 選択 17 : ◯森沢委員長 選択 18 : ◯河西労政課長 選択 19 : ◯森沢委員長 選択 20 : ◯石原(剛)委員 選択 21 : ◯森沢委員長 選択 22 : ◯河西労政課長 選択 23 : ◯森沢委員長 選択 24 : ◯石原(剛)委員 選択 25 : ◯森沢委員長 選択 26 : ◯森沢委員長 選択 27 : ◯関野産業振興室長 選択 28 : ◯森沢委員長 選択 29 : ◯内藤委員 選択 30 : ◯森沢委員長 選択 31 : ◯田野口農林振興課長 選択 32 : ◯森沢委員長 選択 33 : ◯内藤委員 選択 34 : ◯森沢委員長 選択 35 : ◯田野口農林振興課長 選択 36 : ◯森沢委員長 選択 37 : ◯内藤委員 選択 38 : ◯森沢委員長 選択 39 : ◯田野口農林振興課長 選択 40 : ◯森沢委員長 選択 41 : ◯内藤委員 選択 42 : ◯森沢委員長 選択 43 : ◯田野口農林振興課長 選択 44 : ◯内藤委員 選択 45 : ◯田野口農林振興課長 選択 46 : ◯森沢委員長 選択 47 : ◯内藤委員 選択 48 : ◯森沢委員長 選択 49 : ◯田野口農林振興課長 選択 50 : ◯森沢委員長 選択 51 : ◯内藤委員 選択 52 : ◯森沢委員長 選択 53 : ◯田野口農林振興課長 選択 54 : ◯森沢委員長 選択 55 : ◯内藤委員 選択 56 : ◯森沢委員長 選択 57 : ◯田野口農林振興課長 選択 58 : ◯森沢委員長 選択 59 : ◯内藤委員 選択 60 : ◯森沢委員長 選択 61 : ◯田野口農林振興課長 選択 62 : ◯森沢委員長 選択 63 : ◯内藤委員 選択 64 : ◯森沢委員長 選択 65 : ◯田野口農林振興課長 選択 66 : ◯森沢委員長 選択 67 : ◯内藤委員 選択 68 : ◯田野口農林振興課長 選択 69 : ◯森沢委員長 選択 70 : ◯内藤委員 選択 71 : ◯森沢委員長 選択 72 : ◯田野口農林振興課長 選択 73 : ◯森沢委員長 選択 74 : ◯内藤委員 選択 75 : ◯森沢委員長 選択 76 : ◯田野口農林振興課長 選択 77 : ◯森沢委員長 選択 78 : ◯内藤委員 選択 79 : ◯森沢委員長 選択 80 : ◯田野口農林振興課長 選択 81 : ◯森沢委員長 選択 82 : ◯内藤委員 選択 83 : ◯森沢委員長 選択 84 : ◯斉藤委員 選択 85 : ◯森沢委員長 選択 86 : ◯飯島森林整備担当課長 選択 87 : ◯田中副委員長 選択 88 : ◯斉藤委員 選択 89 : ◯田中副委員長 選択 90 : ◯飯島森林整備担当課長 選択 91 : ◯田中副委員長 選択 92 : ◯斉藤委員 選択 93 : ◯田中副委員長 選択 94 : ◯飯島森林整備担当課長 選択 95 : ◯田中副委員長 選択 96 : ◯斉藤委員 選択 97 : ◯田中副委員長 選択 98 : ◯飯島森林整備担当課長 選択 99 : ◯田中副委員長 選択 100 : ◯斉藤委員 選択 101 : ◯田中副委員長 選択 102 : ◯飯島森林整備担当課長 選択 103 : ◯田中副委員長 選択 104 : ◯斉藤委員 選択 105 : ◯田中副委員長 選択 106 : ◯飯島森林整備担当課長 選択 107 : ◯田中副委員長 選択 108 : ◯斉藤委員 選択 109 : ◯田中副委員長 選択 110 : ◯依田委員 選択 111 : ◯田中副委員長 選択 112 : ◯飯島森林整備担当課長 選択 113 : ◯田中副委員長 選択 114 : ◯依田委員 選択 115 : ◯田中副委員長 選択 116 : ◯田野口農林振興課長 選択 117 : ◯田中副委員長 選択 118 : ◯依田委員 選択 119 : ◯田中副委員長 選択 120 : ◯田野口農林振興課長 選択 121 : ◯田中副委員長 選択 122 : ◯依田委員 選択 123 : ◯田中副委員長 選択 124 : ◯田野口農林振興課長 選択 125 : ◯田中副委員長 選択 126 : ◯依田委員 選択 127 : ◯田中副委員長 選択 128 : ◯石原(剛)委員 選択 129 : ◯田中副委員長 選択 130 : ◯田野口農林振興課長 選択 131 : ◯田中副委員長 選択 132 : ◯石原(剛)委員 選択 133 : ◯田中副委員長 選択 134 : ◯田野口農林振興課長 選択 135 : ◯田中副委員長 選択 136 : ◯石原(剛)委員 選択 137 : ◯田中副委員長 選択 138 : ◯田野口農林振興課長 選択 139 : ◯田中副委員長 選択 140 : ◯石原(剛)委員 選択 141 : ◯田中副委員長 選択 142 : ◯田野口農林振興課長 選択 143 : ◯田中副委員長 選択 144 : ◯石原(剛)委員 選択 145 : ◯田中副委員長 選択 146 : ◯飯島森林整備担当課長 選択 147 : ◯田中副委員長 選択 148 : ◯石原(剛)委員 選択 149 : ◯田中副委員長 選択 150 : ◯関野産業振興室長 選択 151 : ◯田中副委員長 選択 152 : ◯石原(剛)委員 選択 153 : ◯田中副委員長 選択 154 : ◯小野委員 選択 155 : ◯関野産業振興室長 選択 156 : ◯小野委員 選択 157 : ◯斉藤委員 選択 158 : ◯依田委員 選択 159 : ◯小野委員 選択 160 : ◯田中副委員長 選択 161 : ◯田野口農林振興課長 選択 162 : ◯田中副委員長 選択 163 : ◯内藤委員 選択 164 : ◯田中副委員長 選択 165 : ◯池谷委員 選択 166 : ◯森沢委員長 選択 167 : ◯関野産業振興室長 選択 168 : ◯森沢委員長 選択 169 : ◯池谷委員 選択 170 : ◯森沢委員長 選択 171 : ◯関野産業振興室長 選択 172 : ◯森沢委員長 選択 173 : ◯内藤委員 選択 174 : ◯森沢委員長 選択 175 : ◯功力観光開発課長 選択 176 : ◯内藤委員 選択 177 : ◯功力観光開発課長 選択 178 : ◯内藤委員 選択 179 : ◯功力観光開発課長 選択 180 : ◯森沢委員長 選択 181 : ◯内藤委員 選択 182 : ◯森沢委員長 選択 183 : ◯功力観光開発課長 選択 184 : ◯森沢委員長 選択 185 : ◯内藤委員 選択 186 : ◯森沢委員長 選択 187 : ◯功力観光開発課長 選択 188 : ◯森沢委員長 選択 189 : ◯内藤委員 選択 190 : ◯森沢委員長 選択 191 : ◯功力観光開発課長 選択 192 : ◯森沢委員長 選択 193 : ◯内藤委員 選択 194 : ◯森沢委員長 選択 195 : ◯望月地域政策室長 選択 196 : ◯森沢委員長 選択 197 : ◯内藤委員 選択 198 : ◯森沢委員長 選択 199 : ◯望月地域政策室長 選択 200 : ◯森沢委員長 選択 201 : ◯内藤委員 選択 202 : ◯森沢委員長 選択 203 : ◯望月地域政策室長 選択 204 : ◯森沢委員長 選択 205 : ◯内藤委員 選択 206 : ◯森沢委員長 選択 207 : ◯望月地域政策室長 選択 208 : ◯森沢委員長 選択 209 : ◯内藤委員 選択 210 : ◯森沢委員長 選択 211 : ◯望月地域政策室長 選択 212 : ◯森沢委員長 選択 213 : ◯内藤委員 選択 214 : ◯森沢委員長 選択 215 : ◯望月地域政策室長 選択 216 : ◯森沢委員長 選択 217 : ◯内藤委員 選択 218 : ◯森沢委員長 選択 219 : ◯望月地域政策室長 選択 220 : ◯森沢委員長 選択 221 : ◯内藤委員 選択 222 : ◯森沢委員長 選択 223 : ◯森沢委員長 選択 224 : ◯金丸委員 選択 225 : ◯森沢委員長 選択 226 : ◯功力観光開発課長 選択 227 : ◯森沢委員長 選択 228 : ◯金丸委員 選択 229 : ◯森沢委員長 選択 230 : ◯功力観光開発課長 選択 231 : ◯森沢委員長 選択 232 : ◯金丸委員 選択 233 : ◯森沢委員長 選択 234 : ◯功力観光開発課長 選択 235 : ◯森沢委員長 選択 236 : ◯金丸委員 選択 237 : ◯森沢委員長 選択 238 : ◯功力観光開発課長 選択 239 : ◯森沢委員長 選択 240 : ◯金丸委員 選択 241 : ◯森沢委員長 選択 242 : ◯功力観光開発課長 選択 243 : ◯森沢委員長 選択 244 : ◯金丸委員 選択 245 : ◯森沢委員長 選択 246 : ◯功力観光開発課長 選択 247 : ◯森沢委員長 選択 248 : ◯金丸委員 選択 249 : ◯森沢委員長 選択 250 : ◯望月地域政策室長 選択 251 : ◯森沢委員長 選択 252 : ◯金丸委員 選択 253 : ◯森沢委員長 選択 254 : ◯斉藤委員 選択 255 : ◯森沢委員長 選択 256 : ◯小林商工振興課長 選択 257 : ◯森沢委員長 選択 258 : ◯斉藤委員 選択 259 : ◯森沢委員長 選択 260 : ◯小林商工振興課長 選択 261 : ◯森沢委員長 選択 262 : ◯斉藤委員 選択 263 : ◯森沢委員長 選択 264 : ◯小林商工振興課長 選択 265 : ◯森沢委員長 選択 266 : ◯斉藤委員 選択 267 : ◯森沢委員長 選択 268 : ◯小林商工振興課長 選択 269 : ◯森沢委員長 選択 270 : ◯斉藤委員 選択 271 : ◯森沢委員長 選択 272 : ◯小林商工振興課長 選択 273 : ◯森沢委員長 選択 274 : ◯斉藤委員 選択 275 : ◯森沢委員長 選択 276 : ◯岩下企業誘致担当課長 選択 277 : ◯森沢委員長 選択 278 : ◯斉藤委員 選択 279 : ◯森沢委員長 選択 280 : ◯岩下企業誘致担当課長 選択 281 : ◯森沢委員長 選択 282 : ◯斉藤委員 選択 283 : ◯森沢委員長 選択 284 : ◯石原(剛)委員 選択 285 : ◯森沢委員長 選択 286 : ◯功力観光開発課長 選択 287 : ◯森沢委員長 選択 288 : ◯石原(剛)委員 選択 289 : ◯森沢委員長 選択 290 : ◯功力観光開発課長 選択 291 : ◯森沢委員長 選択 292 : ◯石原(剛)委員 選択 293 : ◯森沢委員長 選択 294 : ◯小林商工振興課長 選択 295 : ◯森沢委員長 選択 296 : ◯石原(剛)委員 選択 297 : ◯森沢委員長 選択 298 : ◯小林商工振興課長 選択 299 : ◯森沢委員長 選択 300 : ◯石原(剛)委員 選択 301 : ◯田中副委員長 選択 302 : ◯石原消費生活センター所長 選択 303 : ◯田中副委員長 選択 304 : ◯石原(剛)委員 選択 305 : ◯田中副委員長 選択 306 : ◯石原消費生活センター所長 選択 307 : ◯田中副委員長 選択 308 : ◯石原(剛)委員 選択 309 : ◯田中副委員長 選択 310 : ◯石原消費生活センター所長 選択 311 : ◯田中副委員長 選択 312 : ◯石原(剛)委員 選択 313 : ◯森沢委員長 選択 314 : ◯飯島委員 選択 315 : ◯森沢委員長 選択 316 : ◯望月地域政策室長 選択 317 : ◯森沢委員長 選択 318 : ◯飯島委員 選択 319 : ◯森沢委員長 選択 320 : ◯望月地域政策室長 選択 321 : ◯森沢委員長 選択 322 : ◯飯島委員 選択 323 : ◯森沢委員長 選択 324 : ◯望月地域政策室長 選択 325 : ◯森沢委員長 選択 326 : ◯飯島委員 選択 327 : ◯森沢委員長 選択 328 : ◯望月地域政策室長 選択 329 : ◯森沢委員長 選択 330 : ◯飯島委員 選択 331 : ◯森沢委員長 選択 332 : ◯望月地域政策室長 選択 333 : ◯森沢委員長 選択 334 : ◯飯島委員 選択 335 : ◯森沢委員長 選択 336 : ◯望月地域政策室長 選択 337 : ◯森沢委員長 選択 338 : ◯飯島委員 選択 339 : ◯森沢委員長 選択 340 : ◯小野委員 選択 341 : ◯森沢委員長 選択 342 : ◯功力観光開発課長 選択 343 : ◯森沢委員長 選択 344 : ◯小野委員 選択 345 : ◯森沢委員長 選択 346 : ◯関野産業振興室長 選択 347 : ◯森沢委員長 選択 348 : ◯石原(剛)委員 選択 349 : ◯森沢委員長 選択 350 : ◯田野口農林振興課長 選択 351 : ◯森沢委員長 選択 352 : ◯石原(剛)委員 選択 353 : ◯森沢委員長 選択 354 : ◯田野口農林振興課長 選択 355 : ◯森沢委員長 選択 356 : ◯石原(剛)委員 選択 357 : ◯森沢委員長 選択 358 : ◯小田切市場経営室長 選択 359 : ◯森沢委員長 選択 360 : ◯池谷委員 選択 361 : ◯森沢委員長 選択 362 : ◯小田切市場経営室長 選択 363 : ◯森沢委員長 選択 364 : ◯池谷委員 選択 365 : ◯森沢委員長 選択 366 : ◯小田切市場経営室長 選択 367 : ◯森沢委員長 選択 368 : ◯池谷委員 選択 369 : ◯森沢委員長 選択 370 : ◯斉藤委員 選択 371 : ◯森沢委員長 選択 372 : ◯小田切市場経営室長 選択 373 : ◯森沢委員長 選択 374 : ◯斉藤委員 選択 375 : ◯森沢委員長 選択 376 : ◯小田切市場経営室長 選択 377 : ◯森沢委員長 選択 378 : ◯斉藤委員 選択 379 : ◯森沢委員長 選択 380 : ◯小田切市場経営室長 選択 381 : ◯森沢委員長 選択 382 : ◯斉藤委員 選択 383 : ◯森沢委員長 選択 384 : ◯森沢委員長 選択 385 : ◯若月都市建設総室長 選択 386 : ◯森沢委員長 選択 387 : ◯石原(剛)委員 選択 388 : ◯森沢委員長 選択 389 : ◯秋山都市計画課長 選択 390 : ◯森沢委員長 選択 391 : ◯石原(剛)委員 選択 392 : ◯森沢委員長 選択 393 : ◯秋山都市計画課長 選択 394 : ◯森沢委員長 選択 395 : ◯石原(剛)委員 選択 396 : ◯森沢委員長 選択 397 : ◯秋山都市計画課長 選択 398 : ◯森沢委員長 選択 399 : ◯石原(剛)委員 選択 400 : ◯森沢委員長 選択 401 : ◯秋山都市計画課長 選択 402 : ◯森沢委員長 選択 403 : ◯石原(剛)委員 選択 404 : ◯森沢委員長 選択 405 : ◯望月建築指導課長 選択 406 : ◯森沢委員長 選択 407 : ◯石原(剛)委員 選択 408 : ◯森沢委員長 選択 409 : ◯宮澤都市基盤整備室長 選択 410 : ◯森沢委員長 選択 411 : ◯石原(剛)委員 選択 412 : ◯森沢委員長 選択 413 : ◯平嶋都市拠点整備室長 選択 414 : ◯森沢委員長 選択 415 : ◯森沢委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                  午前9時59分 開 議 ◯森沢委員長 これから本日の予算特別委員会を開きます。  報告事項はありませんので、直ちに日程に入ります。  本日の日程は、一般会計歳出第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、農業集落排水事業特別会計、中央卸売市場事業会計、一般会計歳出第8款土木費及び土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計の審査であります。  最初に、一般会計歳出第5款労働費の審査に入ります。  説明をお願いします。川合産業総室長。 2: ◯川合産業総室長 第5款労働費につきまして御説明申し上げます。  予算に関する説明書、一般会計の106、107ページ及び108、109ページをお開き願います。  1目労働諸費につきましては、説明欄に記載の一般職給与費のほか、労働福祉事業費、雇用促進対策事業費などに要する経費であり、前年度に比べ4,566万4,000円の増でありますが、主な要因は、勤労者融資対策事業にかかわる預託金の増によるものであります。  なお、勤労者海の家、山の家開設事業につきましては、事業仕分けの意見をもとに事業評価検討委員会の最終評価の結果を受け、平成21年度をもって廃止することとし、その財源の一部を現下の厳しい雇用情勢に対し、雇用促進対策事業費に振り向けた予算となっております。  それでは、主な節を説明いたします。  1節報酬は、労働相談員2名及び緊急雇用創出基金事業にかかわる8名分の嘱託職員報酬であります。  2節給料から4節共済費は、職員3名にかかわる人件費であります。  8節報償費は、労働問題懇話会及び勤労女性問題懇話会委員への報償費及び若年者就業自立支援事業として、中学校等へ派遣するキャリア教育の講師謝礼であります。  11節需用費は、「働く者のサポートガイド」にかかわる印刷製本費。勤労者福祉センターにかかわる建物修繕費及び緊急雇用創出基金事業にかかわる事務費等であります。  13節委託料は、新たにインターネットを活用し、求人情報を提供する雇用就労支援システムの開設に伴う委託料、また、市民いこいの里及び勤労者福祉センターの指定管理料、ふるさと雇用再生特別基金事業にかかわる委託料であります。  14節使用料及び賃借料は、緊急雇用創出基金事業費における車両借り上げ料が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金は、甲府市シルバー人材センター、甲府市勤労者福祉サービスセンター等への補助金、中巨摩地区広域事務組合負担金及び生活安定資金貸付にかかわる利子、保証料の補助等であります。  21節貸付金は、勤労者住宅資金貸付金及び勤労者生活安定資金貸付金にかかわる預託金でございます。  以上で、5款労働費につきまして御説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
    3: ◯森沢委員長 御苦労さまでした。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。石原(剛)委員。 4: ◯石原(剛)委員 勤労者融資対策事業、生活安定と、それから、住宅ですね。現下の厳しい雇用情勢のもとで、勤労者が緊急の資金が必要になったときに、サラ金などではなくて低利で借りることができる制度というのは意味があると思います。平成21年度の実績、平成22年2月末までですけれども、状況をお聞きして、さらに、利用をしやすくするための改善というのを平成22年の状況を見ると、厳しい経済状況の中ですから、利子補給をしていくとか、それから、平成21年度もちょっと改善をされたようですけれども、さらにそれを踏まえて改善をするべきじゃないかなと感じているところなんですけれども、状況と、平成22年度の事業の中身を教えていただきたいと思います。 5: ◯森沢委員長 河西労政課長。 6: ◯河西労政課長 勤労者生活安定資金につきましては、平成21年度、現在まで6件の融資がございました。平成21年2月から始まりました、離職者向けの融資でございますけれども、これについては、現在のところ、実績はゼロ件になっております。  それから、勤労者住宅資金融資事業でございますけれども、平成21年度現在まで、実行が17件、予定として10件ということで、27件の状況でございます。  それから、質問のございました改善といいますか、こういう状況の中で借りやすくしていく、こういうふうなことでございますけれども、離職者向けの部分については、保証料の支援、そういう形でやる。それから、件数的に若干少ない部分もございます。そういうところにつきましては、なるべく借りやすくするような方途を金融機関とも連携をしながら取り組みを進めていきたいと思いますし、いろんな形での広報、チラシ、そういうもので周知を図り、これの実効があるように努めていきたいと考えております。 7: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 8: ◯石原(剛)委員 ちょっと数字をお聞きしたいんですけれども、預託と実行が昨年に比べてもあまり多くなっていない。しかし、私が相談を受ける中では、何とか生活が大変でという話は結構聞くんですよね。しかしながら、ここの制度に合うかどうか、もうクビを切られちゃうとか、切られちゃったという中での、要は、返済することが難しいような例もあるから、相談を受けたものがすべてここの対象になるかというと、なかなか難しいものもあると思いますけれども、数字ですね。実行された貸付の金額と、預託している金額はどういうふうになっているのか。そうすると、預託がかなり余っちゃっているんじゃないかという感覚があるんですけどね、あまり実績が少ないと。どうなっているのか教えていただきたいと思います。 9: ◯森沢委員長 河西労政課長。 10: ◯河西労政課長 今、お話がありましたように、実行につきましては、生活安定資金につきましては、一般の資金4件で240万円、それから、教育が1件で120万円、医療が1件で100万円、それから、住宅は3億8,700万円、27件です。そういう形で実績が本年度上がっております。預託は、生活資金については2,500万円の2倍、協調ということでは2,500万円の預託、住宅につきましては、4億5,000万円という形の中で預託をするわけですが、返済部分もございますので、その辺は金融機関との調整の中で預託をしていくという状況もあります。  それで、今お話がありましたように、預託が余ってきているのは、貸し出しが少ないということですので、預託されてもそれが使われていない状況というのは、確かにあろうかというふうに承知をしております。 11: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 12: ◯石原(剛)委員 平成22年度に向けて、景気も少々上向いているといいますけれども、勤労者のところにはなかなか景気の回復はまだおくれていて、足どりは非常にのろいわけですよね。そういう中で、生活を安定させていくために高利のサラ金というか、ああいう金融機関を使わないでも、ここで安心して貸してもらえるよというところで、生活安定資金は非常に意味があるというふうに思いますので、預託が2,500万円で、実行したのが500万円、1,000万円足らずとなるわけですから、もうちょっと貸してもいいわけだから、それが金融機関の窓口になると、どうしても返してもらうということが先に立って、状況を見て、この人を応援してあげなきゃなというふうにならなくて、返すことができますかということがどうしても先に立ってしまうんです。そういうことで、そこら辺は柔軟に対応できるようにしてあげないと、この制度が実際使えなくなってしまうと思いますので、その辺は改善をぜひしていただきたい。少々貸し倒れがあったとしても、と言っちゃいけないけど、その危険も犯しながら市民の暮らしを守っていくという態度が必要じゃないかと思うんです。  住宅のほうは、物ができるわけだから、担保能力もあるわけだからいいんですけれども、生活資金ですね。もう少し垣根を低くするようなことをぜひ、労働金庫ですか、窓口となっているところと相談していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 13: ◯森沢委員長 河西労政課長。 14: ◯河西労政課長 今、お話がございましたような実情は十分理解しておりますので、金融機関とも連携をして、門前払いという形はないとは思いますけれども、そういう中で、その人の立場に立った取り扱いをするように、私どもも要請をしてまいりたいと考えております。 15: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 16: ◯石原(剛)委員 ぜひしっかり要請していただきまして、意見を言っていただきたいというか、こちらが預託して、金融機関とすれば安心なわけですよね、預託されているわけだから。そういうことをぜひ強く言っていただきたい。  それから、ここだけではないと思いますけれども、緊急雇用の対策は、ここだけでやっていなくて、いろいろな課のところで緊急雇用という制度を使ってやっていると思うけど、大元締めになっているのはこちらの担当のところじゃないかと思いますが、平成22年度で緊急雇用、新たな制度もできていると思うんですね。重点分野雇用創出事業というんですかね、というものもあるかと思いますので、平成22年度の特徴というんですか、こういったところに新たにやりましたというような総括的に、つなぎ雇用ということで短期間のものが多いんですけれども、ぜひこれが長期につながって、安定的な雇用につながるということになるようにしていく方向を持つべきだとは思いますけれども、平成22年度の事業の概要、特に何人ぐらいという数字になるかと思いますけれども、それと、新しい分野というところはどうなのかということをお聞きしたいと思います。 17: ◯森沢委員長 河西労政課長。 18: ◯河西労政課長 平成22年度の緊急雇用対策につきましては、緊急雇用創出事業と、それから、ふるさと再生特別基金事業、このような形で雇用対策、国の制度を利用しながらやっていくわけですけれども、緊急雇用につきましては28事業で、新規の雇用者数が117人を予定しております。事業費は1億6,300万3,000円という形です。  それから、ふるさと再生特別基金事業につきましては、今年度からの引き続きの事業で、6事業で11人の雇用を行っていく。それから、事業費は4,110万5,500円ということです。  あともう一事業、今、県のほうに打診しておりますけれども、これにつきましては、6月の補正で展開していくという状況でございます。  それから、重点事業の雇用でありますとか省エネ・グリーン化推進事業、環境とかそういう部分、あるいは福祉、そういうところにつきましては、雇用の特に福祉の介護事業につきましては、全県的な取り組みをしていくという状況の中で、県が一括してこれに取り組んでいくという状況で、それぞれ介護事業団体、こういうところに投げかけをして、これは1年間の雇用という形になりますけれども、そういう形で雇用を拡大していくという取り組みをしております。私どものほうでも、特に重点的な部分では、農地が非常に荒れているという中で、それらを活用しながらきちんと整備していく事業、ポイントとして取り組むような事業も展開していく予定でございます。 19: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 20: ◯石原(剛)委員 全力を上げて雇用を守るという点で、自治体ができる範囲の中で、緊急雇用対策事業に積極的に手を挙げてもらって、事業をどんどんやってもらいたい。  それから、先ほど言いましたように、新しい政権になって重点分野にこういった緊急雇用を誘導していこうということで、介護とか農村とか環境、エネルギー、観光、社会的企業の活用などで、そういった重点分野で雇用創出事業をやっていこうという予算も盛られていますし、地域の人材育成事業といって、新卒で未就職になっている方々を、1年限りですけれども、雇用してつなぎにして恒常的な雇用につなげていこうというのもメニューとして挙がっているわけですね。ぜひ情報をしっかりとらえてもらって、できるところは全力を上げてやってもらうように、目を皿にしてもらって、情報収集に努めてもらいたいと思います。  あと、前から言っていると思いますけれども、勤労者の労働相談をぜひ出ていってというか、もっとあらゆるところでというか、予算の範囲内でやっているとなかなかそれはできないと思うけど、知恵を働かせてもらって、私どもがイベント的にやるときにも、それなりにあるんですよね。となれば、行政が恒常的にやっているとなれば、そういったところにもっとアクセスしやすくならなきゃいけないと思うので、そこら辺、平成22年度の改善という方向性はどうでしょうか。今まで勤労者福祉センターでやっていたり、出前でやったりしているようですけれども、もう少し勤労者の近くのところへ出ていくというのが必要じゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 21: ◯森沢委員長 河西労政課長。 22: ◯河西労政課長 前から指摘がありますように、外へどんどん出ていけという御指摘でございますけれども、今年度、労働相談は相談員を2名に増員いたしまして、週2回実施をするということで予定しております。従来からの甲府市が行ってきた労働相談については、夜間といいますか、仕事が終わった後の時間帯で実施するということで、この間ずっと取り組んできているわけで、それはそれで一定の効果があるし、勤労者の皆さんに利便性よく働いていると思います。  それで、今、御指摘がありましたように、外へ出ていけということで、平成19年度が出張出前労働相談というのを実施しておりまして、今年度も、夏と、つい先だって3月1日から5日まで、東公民館で実施をしてまいりました。もっと近くへ出ていってということでありますけれども、その辺も創意工夫をしながら、今後もどういう形で相談を受け付けたりフォローをしていったらいいかということを考えながら、取り組みを進めていきたいと思いますし、県内といいますか、県とか山梨労働局、そういうところも労働相談を実施しているということで、県なんかも最近はすごく熱心にどういう取り組みがあるかということを聞きにくるようなこともありまして、そういう意味では、そこらと連携をしながら、いつでもどこでも、いつの時間でも、勤労者が相談できるような体制を総体的につくっていくことが必要ではなかろうかと考えているところです。 23: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 24: ◯石原(剛)委員 いつでもどこでもという言葉は重要だと思うんですね。そういうふうになれるように、ここの場所に来てというのをたくさんやるのと同時に、生活相談みたいなのをここの2階でもやっていますけれども、そういった中には労働相談もあると思うんですね。そういったものが即対応ができるように、ぜひ出掛けていってやってほしいというのと同時に、いつでも相談に預かれる体制の構築をしていっていただきたいと希望します。  以上です。 25: ◯森沢委員長 ほかにございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 26: ◯森沢委員長 以上をもって、一般会計歳出第5款労働費の審査を終了いたします。御苦労さまでした。  次に、一般会計歳出第6款農林水産業費の審査に入ります。  説明をお願いいたします。 27: ◯関野産業振興室長 それでは、第6款農林水産業費につきまして御説明申し上げます。  108、109ページ及び110、111ページをお開きください。  1項農業費につきましては、農業委員会と産業部の所管となっておりますが、あわせて説明させていただきます。  1目農業委員会費につきましては、農業委員報酬及び一般職員給与費のほか、農地調査、農地基本台帳整備事業、農地流動化推進事業などに要する経費であります。対前年度比692万8,000円の増でありますが、主な要因は、職員給与費の増額によるものです。  次に、主な節を説明いたします。  1節報酬は、農業委員39名の委員報酬であります。  2節給料から4節共済費は、事務局職員8名にかかわる人件費であります。  8節報償費は、農地銀行推進員76名、農業委員協力員127名への報償費等であります。  11節需用費は、事務執行に伴う消耗品、年2回の「農業委員会だより」発行に伴う印刷製本費等であります。  2目農業総務費につきましては、一般職給与費のほか、平成21年度までは3目にございました農業振興融資対策事業費を統合いたしました、農政普及事業費に要する経費であります。前年度比200万5,000円の減でありますが、主な要因は、嘱託職員の減によるものであります。  主な節を説明いたします。  2節給料から4節共済費は、職員18名分にかかわる人件費であります。  19節負担金補助及び交付金は、峡中・南部農業共済組合及び山梨中央農業共済組合への果樹、園芸施設共済掛金等補助金、農業制度資金への利子補給補助金等であります。  3目農業振興費につきましては、説明欄記載の農業振興地域管理事業費等に要する経費であります。前年度比2,223万9,000円の増でありますが、主な要因は、新たにふるさと雇用再生特別基金事業費及び緊急雇用創出基金事業費を創設、並びに山梨農業ルネッサンス総合支援事業補助金の増額によるものであります。  主な節を説明いたします。  8節報償費は、指定管理者選定委員、水田農業産地づくり推進員及び市民農園指導員等への報償費であります。  11節需用費は、農業振興地域整備計画の総合見直しに伴う資料の印刷製本費のほか、事業執行に伴う消耗品等であります。  13節委託料は、ふるさと雇用再生特別基金事業費を活用した、風土記の丘農産物特売所における魅力発信、販路拡大事業や、緊急雇用創出基金事業を活用した、耕作放棄地整備景観保全事業のための委託料であります。  19節負担金補助及び交付金は、農業まつり実行委員会補助金、中核農家規模拡大育成事業奨励金、有害鳥獣対策にかかわる補助金、山梨農業ルネッサンス総合支援事業補助金等であります。  次に、112、113ページをお開きください。  4目農業指導費につきましては、農業先端技術開発事業費及び指導試験事業費を統合して、新たに指導普及事業費として要する経費であり、前年度比81万5,000円の減であります。主な要因は、農業用廃プラスチック処理センター処理料負担金の減によるものです。  主な節を説明いたします。  11節需用費は、事業執行に伴う消耗品及び農業センターにおける事業用器具修繕費等であります。  19節負担金補助及び交付金は、農業用廃プラスチック処理にかかわる負担金及び農業諸団体への補助金等であります。  5目農地費につきましては、説明欄記載の地域整備事業費等に要する経費であり、土地改良総合整備事業費は、農業施設等管理事業費に統合されております。前年度比1,298万4,000円の減でありますが、主な要因は、各事業における工事請負費の減、債務負担行為償還金の減によるものであります。  主な節を説明いたします。  11節需用費は、排水機場等の農業用施設にかかわる光熱水費及び機具修繕費等であります。  12節役務費は、農道改良工事事業に伴う農道所有権移転等に伴う登記手数料等であります。  13節委託料は、農道所有権移転、農道街灯整備、農道改良工事に伴う測量業務及び登記書類作成業務等にかかわる委託料であります。  15節工事請負費は、農道改良工事、水路改良工事及び農業施設補修等に要する費用であります。  16節原材料費は、土地改良事業及び農道等簡易補修に伴う原材料支給に要する経費であります。  19節負担金補助及び交付金は、大正池ため池用水路改良事業負担金、荒川沿岸用水利用組合事業費負担金、笛吹川沿岸土地改良事業負担金等であります。  22節補償補填及び賠償金は、農道改良工事等に伴う物件移転補償費であります。  23節償還金利子及び割引料は、農業センター試験展示圃場設置用地の取得及び農道改良用地の取得に伴う債務負担行為償還金であります。  28節繰出金は、農業集落排水事業特別会計への繰出金であります。  6目農業センター費につきましては、農業センター管理費に要する経費であり、農業センター圃場管理事業費を統合してあります。前年度比62万6,000円の増でありますが、主な要因は、貸付用農機具購入によるものであります。  主な節を説明いたします。  1節報酬は、圃場の管理にかかわる嘱託職員2名分、農村婦人の家、農機具等の貸し出し業務にかかわる嘱託職員1名分及び農業センターの常直嘱託職員1名分の報酬であります。  11節需用費は、事業執行に伴う事業用燃料費、光熱水費、事業用器具修繕費及び自動車等修繕費等であります。  次に、114、115ページをお開きください。  13節委託料は、農業会館、農村婦人の家の清掃業務及び防災設備保守・点検業務等の委託料であります。  続きまして、2項林業費につきまして御説明申し上げます。  1目林業総務費につきましては、職員6名の人件費であり、前年度比1,602万6,000円の増でありますが、主な要因は、職員2名の増によるものであります。  2目林業振興費につきましては、説明欄記載の森づくり推進事業費等に要する経費であります。前年度比1,584万5,000円の減でありますが、奥仙丈林道開設事業の終了や、環境公益林整備事業の負担金補助及び交付金の減などによるものです。  主な節を説明いたします。  1節報酬は、私有林巡視嘱託職員4名分の報酬であります。  7節賃金は、松くい虫被害木調査並びに長寿保護事業にかかわる森の設置及び撤去等に要する人夫賃であります。  11節需用費は、事業執行に伴う消耗品及び自動車等の修繕費等、自動車用燃料費等であります。  12節役務費は、森林国営保険料及び長寿保護事業事務者にかかわる障害賠償責任保険料等であります。  13節委託料は、造林保育事業附帯施設整備、松くい虫防除事業、林道の維持管理業務、寺川グリーン公園にかかわる指定管理料等のほか、緊急雇用創出基金事業費にかかわる水田涵養保安林調査事業等業務委託料であります。  14節使用料及び賃借料は、寺川グリーン公園にかかわる土地の賃借料等であります。  15節工事請負費は、小規模治山工事、既設林道維持補修工事等に要する費用であります。  次に、116、117ページをお開きください。  19節負担金補助及び交付金は、市町村森林整備事業補助金、森林整備地域活動支援交付金及び松くい虫被害対策事業負担金等であります。  22節補償補填及び賠償金は、小規模治山事業に伴う立ち退き補償費であります。  続きまして、3項中央卸売市場費につきまして説明いたします。  1目の中央卸売市場費につきましては、中央卸売市場事業会計への繰出金であります。  以上で、第6款農林水産業費について説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 28: ◯森沢委員長 御苦労さまでした。
     これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。内藤委員。 29: ◯内藤委員 まず、農業振興の関係で何点か質問をさせていただきます。  今回、農業振興費が増額されておりまして、その増額の要因は、事業が前年より一つ多くなった、一つ多くなったことの原因ですが、増額した、事業が多くなったという理解でよろしいでしょうか。 30: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 31: ◯田野口農林振興課長 そのとおりです。農業経営基盤強化事業の中で、負担金が山梨ルネッサンス事業に基づきまして、その負担金の関係で多くなっておる状況でございます。 32: ◯森沢委員長 内藤委員。 33: ◯内藤委員 了解しました。そして、昨年は9事業だったように記憶しておりますが、ことし、緊急雇用創出基金事業ということで入ったんですが、一番下の緊急雇用創出基金事業について、もう少し詳しく御説明をお願いできますか。 34: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 35: ◯田野口農林振興課長 耕作放棄地の関係かと思いますけれども、この耕作放棄地につきましては、昨年度、平成20年度、21年度等に調査した結果、甲府市内に耕作放棄地が約220ヘクタールあるというような状況が出ました。それに基づきまして、約半分近くが森林化されておりまして、そこにつきましては、今後、森林に戻したほうがいいんじゃないかということになっておりまして、あとの残りの約半分につきましては、何らかの形で再生が可能ということになっております。そのような中で、甲府市としても、何とか耕作放棄地のところを解消していかなければいけないということで、緊急雇用対策事業に基づきまして、今年度2.5ヘクタールをやる考えで今、進められておる状況でございます。これにつきましては、当然、各関係の農業委員会さん、あるいは、地元の方々等の御協力等がなければできませんけれども、一応、そんなような格好で進めさせていただきたいと思っております。  以上です。 36: ◯森沢委員長 内藤委員。 37: ◯内藤委員 事業の内容がよくわかりましたので、平成22年度、了解いたしました。  次は、農業経営基盤強化促進対策事業というのも、ここに平成22年度盛り込まれているわけなんですけれども、新規の認定者と今までの認定者の人数が多分上がってきていると思うんですけれども、一番新しい認定者、あるいは、新規の認定者の人数を教えてください。 38: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 39: ◯田野口農林振興課長 現在の一番新しい甲府市の認定農業者につきましては、現在、263名がなっております。そのうち、三つが法人化されている状況でございます。 40: ◯森沢委員長 内藤委員。 41: ◯内藤委員 ありがとうございました。たしか平成18年ごろだったと思うんですが、そのころの記録がここに残っているんですけれども、認定がまだ十何名なんていう時代がありましたね。新規の方も数名みたいな、私の手書きメモでここに残っているんですけど、そのころから比べたら、相当、強化推進というものが、促進が、この事業が非常によく実効性が出てきているのではないかと思っておりますけれども、いかがでしょうか。 42: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 43: ◯田野口農林振興課長 先ほど私が申し上げたのは認定農業者数ということで、平成17年当時、これは中道等も入ってくるんですけれども、その当時は220名おった状況でございます。 44: ◯内藤委員 総数ですね。 45: ◯田野口農林振興課長 はい。ですから、今後につきましても、新たな担い手ということで、市のほうでも育成しておりまして、こちらのほうにつきましても、いろいろな手法を使っておりまして、今年度も約8名ほどの新規就農者を確保する予定で今、進めている状況でございます。 46: ◯森沢委員長 内藤委員。 47: ◯内藤委員 ありがとうございました。さらなる促進を図っていただきますよう、平成22年度、御努力願いたいと思います。  三つ目は、市民農園整備事業についてであります。この市民農園が農業経営者でない方でも、一般市民が参加できるということで、最近、非常に人気を増してまいりまして、私も何度か、5か所ありますうちの1か所に足を運ばせていただきまして、そこで利用されている方の状況を見たところであります。平成22年度は何か特徴づけて市民農園をやっていくということがありましたら、一言お願いします。 48: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 49: ◯田野口農林振興課長 市民農園の活用につきましては、今現在、それぞれの市民農園の方も新しい人というか、農家をやっていない人もありますので、平成20年度から、そちらの専門の方がアドバイザーということで、4か所のところにつきましては、入って指導している状況でございますので、これを継続してやっていきたいと考えておる次第でございます。 50: ◯森沢委員長 内藤委員。 51: ◯内藤委員 ありがとうございます。農業に携わってなくても、市民農園を提供していただくことで作物をつくる喜びとか、収穫の喜びとか、そういうものを感じて、皆さん嬉々としておやりになっているところでございます。これは行政のほうから指導を年何回ぐらい、平成22年度はおやりになっていくのでしょうか。行政のほうから出向していただいて、市民農園の指導に当たっていただけるというのは、どんなふうな計画でいらっしゃいますか。 52: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 53: ◯田野口農林振興課長 やはりこれは年に何回か、何回というはっきりしたことはわかりませんが、年に数回、アドバイザーさんと一緒になって行ったり、また、農家のほうから、うちのほうに電話等で、こういう作物をつくりたいですけどといったときには、現場のほうへ行って指導を行っているような状況でございます。  以上です。 54: ◯森沢委員長 内藤委員。 55: ◯内藤委員 皆様方の御専門の立場での指導というのは、非常に市民農園の利用者たちも待っているものでございまして、できる限りの御努力をしながら携わっていただきたいと思います。  その点で、市民農園で一つ課題がございまして、平成22年度もぜひ考えていただきたいことは、収穫物が盗難に遭うということで、何か対策を練っておられるでしょうか。 56: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 57: ◯田野口農林振興課長 平成21年度におきましても、やはり盗難という話がございましたので、立て看板等を設置しまして、周りの方々に注意をしていただきたいということを促した経緯がございますので、今後につきましても、そちらの看板等の設置がちゃんとしているかどうか、もう一度確認をする中で、できるだけ盗難に遭わないような格好に進めたいと思っております。  以上です。 58: ◯森沢委員長 内藤委員。 59: ◯内藤委員 ぜひよろしくお願い申し上げます。ネットも張っていただいたようなことも聞いておりますので、対策をよろしくお願いいたしたいと思います。  これはこれからの課題のしていただきたい要望として、ぜひ年1回収穫祭りというか、そういうものも行政の方と利用者の方と持ちたいということで、今、本当に試供的に2年ほど持っていただきまして、課長さんにも来ていただきまして、利用している方たちも交流ができていいということで、ぜひそういったことも平成22年度も、また、平成22年度以降も、収穫祭のようなものをぜひ取り組んでいただきたいと思っております。ありがとうございました。  次に、農業センター費のところでございますが、これは昨年と予算はほぼ変わりはないのでございますが、この説明の中に、農業センター管理費ということのみでここに記入してございますが、伺うんですけれども、農業センターの圃場の管理事業等を一緒という考え方でよろしいですか。 60: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 61: ◯田野口農林振興課長 平成22年度から統合させていただきました。よろしくお願いします。 62: ◯森沢委員長 内藤委員。 63: ◯内藤委員 農業センターの委託料のところで、先ほど御説明があったわけでございますが、ほとんど婦人の家の管理のものだと思いますが、婦人の家というのは、年間どのくらい利用回数があるのでしょうか。 64: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 65: ◯田野口農林振興課長 今、データを持っておりませんので、申しわけないですけれども、平成20年度でお答えさせていただきますけれども、よろしいでしょうか。  婦人の家の合計で、利用人数ですけれども、1,002人利用しております。 66: ◯森沢委員長 内藤委員。 67: ◯内藤委員 ありがとうございます。 68: ◯田野口農林振興課長 済みません。今、訂正させていただきます。申しわけありません。今、お答えしたのは農業会館のほうでございましたので、申しわけありません。農村婦人の家につきましての使用は、705名でございます。申しわけございません。 69: ◯森沢委員長 内藤委員。 70: ◯内藤委員 回数的には年間どのくらいですか。 71: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 72: ◯田野口農林振興課長 51回となっております。 73: ◯森沢委員長 内藤委員。 74: ◯内藤委員 この管理に関してですが、機具とか空調とかのチェックや管理をしていかなきゃなりませんが、その中を清掃したり、調整したりする専門家を、ここの農村婦人の家を維持するために専門につけていらっしゃいますか。平成22年度の中にその予算が入っていますか。 75: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 76: ◯田野口農林振興課長 農村婦人の家の清掃につきましては、常駐というか、つけておりませんけれども、これは年に何回か委託業者が来て清掃をやっていただいているという状況でございます。 77: ◯森沢委員長 内藤委員。 78: ◯内藤委員 わかりました。現段階の空調とかいろんな検査をするごとに、そのときに清掃すると。特別にそういった管理をするための人はつけていないということですね。その委託料ということでよろしいですね。はい、わかりました。ありがとうございます。  最後に、平成22年度も考えていただきながら、これから考えていただくんですけれども、新庁舎が設立して、その中に農林振興課をどのような位置で新庁舎に入れるのか、そして、今ある農業センターを今後どのように活用したり、どんなふうにとらえて建物を活用しながらやっていくのか、その点を聞きたいんですが、最後に。 79: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 80: ◯田野口農林振興課長 新庁舎のほうへ入ってくる関係でございますけれども、今、あちらのほうには、農業振興係というか、農業一般の関係のところと、農業整備だということで二つの課、それに林政の関係が今入っている状況です。農業のほうの関係では、現在、18名の方があそこの中に入っております。そのうちの今、農業センターのほうに5名の職員がおります。5名の職員につきましては、今の組織でいけば、そのまま農業センターのほうに残っていただきまして、あとの残りの方につきましては、すべて本庁舎のほうに入るという考えでおります。そして、そういう中で、農業センターにおきましても、これも耐震の調査をしたところ、やはりちょっと危ないという診断が出ておりますので、これにつきましても、平成25年度に全体がこちらの本庁舎に入るまでに、あちらの農業センターのほうももう一度、耐震の設計等をする中で耐震補強をして、5名の方の職員の安全を守っていきたいという考えで今おるような状況でございます。  そして、農業センターにおきましては、今後、あちらのほうにつきましては、やはり農業の指導的な立場という状況でございますので、あちらのほうにおいて、農業の方々のいろいろな御相談とか、あるいは、農機具等もございますので、農機具等の貸し出し業務等を行って、魅力ある農業ができるような格好に持っていきたいと今、考えておる状況でございます。  以上です。 81: ◯森沢委員長 内藤委員。 82: ◯内藤委員 ありがとうございます。いずれにせよ、使用するのは市民でございますので、平成22年度、23年度、これからかけて、市民がどういうふうにして使っていきたいのかという意見といいますか、要望などを取り入れながらやっていくことが重要かと思っております。確かに、長靴を履いて、泥だらけで田んぼの状態でもって、申請書だけ新しいピカピカの庁舎に行くというようなことも何か使いづらいのかなと。だったら、そこの農業センターをしっかりと耐震などをしていただいて、そこですべて申請書から何から、本当に野良着の姿でもそこでできるようなものも考えてもいいのではないかというような住民の意見もあるわけです。ですので、これからぜひ、市民がどう使いたいかということの意見集約等をしながら、そういった意見交換などもぜひ設けていただき、平成22年度、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  以上でございます。 83: ◯森沢委員長 御苦労さまでした。  ほかにございますか。斉藤委員。 84: ◯斉藤委員 本会議の中で言いましたけれども、いよいよ森林資源等の活用をするための組織として、新たに森林整備課が設置をされました。これは前向きな対応に敬意を表するわけですけれども、これに伴う予算というのは計上されているんですか。 85: ◯森沢委員長 飯島森林整備担当課長。 86: ◯飯島森林整備担当課長 平成22年度の農林振興課における予算の中の森林林業部門にかかわるものでございます。 87: ◯田中副委員長 斉藤委員。 88: ◯斉藤委員 それで、3款の中でお答えがあったんですが、庁舎へもそういう森林資源を活用する、あるいは、これからの民間の建設なんかにもそういう方面を大いに活用するということが表明をされましたけれども、そのためには、それを運び出す林道の整備は必要不可欠な整備です。その整備というものをどういうふうにやっていくのか、簡易産業道の整備をするという意味は、いわばそれを本当の林道の整備というふうに受けとめていいのかどうかということですが、この点どうなんですか。 89: ◯田中副委員長 飯島森林整備担当課長。 90: ◯飯島森林整備担当課長 林道の整備につきましては、現在の市有林の中に入っている御岳林道につきましては、62%の整備率でございます。今後、必要に応じた整備を検討してまいる方針でございます。 91: ◯田中副委員長 斉藤委員。 92: ◯斉藤委員 わかりました。62%で、さらに今後、十分運び出すに足る整備をしていくということでありますが、スケジュールとして、本年度は例えばそういう整備をして、次年度からいよいよ運び出すような手順というのを考えているんですか。 93: ◯田中副委員長 飯島森林整備担当課長。 94: ◯飯島森林整備担当課長 新庁舎の材源という部分のお答えでよろしいでしょうか。  現段階で、庁舎建設の木材、市有林からの提供の部分につきましては、市有林の資源活用計画を策定いたしました。その中で、使用予定数量につきましては、空輸を予定しております。というふうなことから、現状の62%の林道整備で当面は対応が可能というふうに考えております。 95: ◯田中副委員長 斉藤委員。 96: ◯斉藤委員 わかりました。62%で十分、それに対する運び出しは可能だと。それに不足している点は空輸で対応いたしますよと、こういうふうに受けとめていいわけですね。それで、実は、私どもは現地へ行って見るに、あそこをほとんど全部下のほうを鹿が刈って、そのために木が枯れているというのが相当みられたんですね。しかも、それが天然の木に限って、要するに、鹿はそれを好むかどうかわかりませんけれども、非常に被害が多く見られたということであるわけです。  先ほどからの説明では、松くい虫対策は確かにいろいろしているんですけれども、この鹿の対策について、本会議での答弁の中では、忌避剤塗布等について十分やっていく。あとは、個体数調整捕獲をやるんだと、こういうことを言っているんですけれども、このことについての具体的なことについて、ひとつお答えいただければありがたいと思います。 97: ◯田中副委員長 飯島森林整備担当課長。 98: ◯飯島森林整備担当課長 野生鳥獣ニホンジカの個体数が非常に増えておりまして、市有林の中の、委員さんが御指摘された天然林のモミとか被害を受けて、立ち枯れをしているものも何本もございます。一番効果がある対策の方法としましては、猟友会の協力の中で個体数を減らす方法が一番でございます。平成21年度におきまして、甲府の市有林の保護区を対象として、甲府中心の猟友会の協力を受ける中で、県の事業で管理捕獲を行いました。この市有林の中でも140頭ほどの実績を上げていただいた経過でございますが、推定生息数、山梨県下において1万頭とか2万頭とかという数でございます。今後におきましても、一番効果のある個体数調整の手法を中心的に、県へ協力要請しながら猟友会の協力を受ける中で駆除を実施をしていきたいというふうに考えております。 99: ◯田中副委員長 斉藤委員。 100: ◯斉藤委員 一つは、そういう鹿の対策として忌避剤塗布というのが十分効果があるのかどうかということが一つ。  もう一つは、個体数調整捕獲と言っているけれども、年間何頭捕獲を今年度は計画されておられるのか、このことについてお答えいただきたいと思います。 101: ◯田中副委員長 飯島森林整備担当課長。 102: ◯飯島森林整備担当課長 忌避剤の塗布及び散布につきましては、鹿が嫌う匂いを、主にヒノキの幼齢林に塗布をしたり散布したりする方法が一般的でございます。奥御岳市有林の人工林につきましては、1,000ヘクタール、成熟期を迎えておりますので、ごく一部の幼齢の人工林について駆除事業を今後、調査をする中で予定をしてまいりたいと思います。  もう一点、平成21年度の山梨県の特定管理捕獲事業の駆除予定数量、県下で1,000頭というふうな契約内容で実施をされました。一番多くは、北杜市管内、八ヶ岳山麓が500頭以上、富士北麓が200頭以上、秩父山系の甲府の市有林につきましては、140頭、あと残りの差額については、南アルプスという状況で、1,000頭の捕獲が完了したという状況でございます。 103: ◯田中副委員長 斉藤委員。 104: ◯斉藤委員 ぜひせっかくそういう天然林、被害がなくて十分それが活用できるようなことになってほしいと期待しているわけですけれども、最後に、今度の庁舎にどのくらいの木材を使えるという見通しというか、そういうふうなことを見込んでいるのか。その辺について、もし調べた結果としてあれば、お答えいただきたいと思います。 105: ◯田中副委員長 飯島森林整備担当課長。 106: ◯飯島森林整備担当課長 今月末で基本設計でございますか、仕上がるということでございます。新年度の中で実施設計を発注していくという予定でございます。その中で、市民へ木材の持つよさと申しますか、いやし効果といいますか、最大限そういうふうな提供を市民サービスの観点でさせていただくというふうな方向で予定をしております。具体的な数量につきましては、基本設計等々が完了して、実施設計の中で、その段階でまた庁舎建設担当と協議する中で、市有林の天然林も限られた資源でございます。新庁舎建設というふうな中で有効活用を図るということでございますので、開伐ということを考えずに抜き切り、利用できるものを卓抜しながら市民サービスの提供をしていきたいというふうに考えております。 107: ◯田中副委員長 斉藤委員。
    108: ◯斉藤委員 ぜひ市民がいやされる木として、そしてまた、甲府市のよさ、らしさがにじみ出るような、ものづくりというんですか、それができるような一つの資源として十分活用し得るような意味で、万全を期してやっていただきたい。このことをお願いして終わります。 109: ◯田中副委員長 依田委員。 110: ◯依田委員 今、斉藤委員の質問に関連をするわけでございますが、甲府市の持つ山林面積というのは莫大な面積であるわけでございまして、全国的に見て、森林の利用ということは住宅産業にしてもそうですが、できるだけ森林材料を活用しようということで今、取り組み始めております。そして今、お話を聞きますと、庁舎建設に関する材木については、林道を初めとして空輸で運び出すというようなお話がございましたが、確かに、奥の人跡未踏のようなところでは、空輸か何かでなければ材木も利用できないわけですが、これは将来に向かって、林道整備というのは必然的な事業であるわけでございます。奥のほうの材木を何でもかんでも空輸で出すということでは、到底、奥のほうの森林の開発やら何やらできないわけでして、これは考えていただいて、林道整備もあわせてしていただくということ。  そして、特に、甲府につきましては、北部山岳ばかりではございません。南部の山岳もかなり増えてきておるわけでございまして、この辺の材木の活用等につきましても、将来的な甲府市の発展への姿だと思うわけでございまして、この辺も利用できるような形でやっていただければということを考えておるわけでございますが、その辺の見通しについてはどうでしょうか。お願いします。 111: ◯田中副委員長 飯島森林整備担当課長。 112: ◯飯島森林整備担当課長 今、依田議員さんからのお話でございますけれども、奥御岳市有林につきましては、1,000ヘクタールのカラマツの人工林がございます。このカラマツの人工林も成熟期を迎えてきておりまして、今後、御岳林道から間伐、また、間伐材の有効利用を図るための、その都度、その時期に到達した段階で、簡易な作業路の開設等の整備を図る中で、資源の有効活用に向けていきたいというふうに考えております。すべて空輸ということではございませんので、そこら辺の御理解をいただきたいと思います。  もう一点、南部地域でございますけれども、中道地区、上九一色地区につきましても、非常に昔の森林開発公団による契約造林地が多いという認識をしております。さりとて、個人が所有する森林もございます。川上の森林整備が50年、60年たって完了しつつある中で、今後、川下における流通などの部分についても、県の参加の中で一生懸命検討を進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。 113: ◯田中副委員長 依田委員。 114: ◯依田委員 当然、そのような対策も講じていただくわけですが、ともかく、全国的に今、山林の活用というのが見直されてきておるわけでございまして、特に甲府市につきましては、六十何%という森林を抱えておるわけでございまして、それを高度に活用していただくということは、甲府市の発展にもつながるわけでして、そんなことをよろしくお願いをいたしたいと思います。  それから、項目を変えまして、農業振興の関係でお願いをしたいと思うわけでございます。農地の荒廃につきましては、先ほど来お話が出ておりました。これは簡単にはいかないわけでして、かなり荒廃農地が増えてきておるわけですし、また、甲府市が取り組んできました近郊農業の宅地化というような問題の中で、まだまだ市街化区域の中の農地もかなり残っておるわけですし、当然、市街化調整区域の農地等につきましても、荒廃の農地がかなり出てきております。市街化区域の中の農地等につきましても、これはそのままほうっておくわけにはまいらないというようなことと、農家自身が財産的に持っていて、少しばかりの耕作をしながら荒らしているという実態が見受けられるわけでして、当然、市街化調整区域内の農地の振興は図ることは大切なことですが、この辺の取り組みがまだまだ農林振興課の取り組みも甘いと思うわけでございまして、その辺の今後の取り組み状況につきましてお答えをいただきたいと思います。 115: ◯田中副委員長 田野口農林振興課長。 116: ◯田野口農林振興課長 まず、市街化区域のところの農地の取り扱いですけれども、やはり甲府市としても、自給率の向上という中で、やはり市街化区域の中の農地も大切にしていかなければならないと今、感じております。そのような中で、市街地の耕作放棄地につきましても、農業委員会とも話をする中、今後、協議をする中で、その辺の対策を今後、各個人のほうにもある程度PRする中で、今後、市街化区域のところはどういう格好でやっていくか、また、農業委員会のほうとちょっと検討してまいりたいと思っております。  また、農振農用地の関係のところにつきましては、当然、これは農振農用地区域でございますので、農業を発展していかなきゃならない。特に、農業地の青地のところは特にそういうことになっておりますので、今後につきましても、甲府市のほうで耕作放棄地対策協議会というものが設立されておりますので、そちらとも協議する中で、今後どのような格好で取り組んでいくのか検討してまいりたいという考えで今おるような状況でおります。当面、平成22年度におきましては、先ほどお答えいたしましたように、緊急雇用創出基金事業を使いまして、荒れているところにつきましては、耕作放棄地の解消に向けて取り組む予定で考えております。  以上でございます。 117: ◯田中副委員長 依田委員。 118: ◯依田委員 当然、そのような取り組みをしていただきたいわけですが、全国的に農業へ取り組む姿というのが、他県の大農地を抱えているところでは法人化して共同作業をしたりというような形の中で農業へ取り組んでいるわけでして、農業収入の少ない中での法人化というのは、かなりの成果を上げている状況が見受けられるわけでして、山梨県のように、あまり農業が広範囲の面積で取り組んでいるという形はありませんが、甲府市の周辺部につきましても、法人化して個人的に、また、共同して農作業をしているという場所がかなり見受けられてきておるわけでして、そのような状況は、甲府市の中にはあるわけですか。御説明をお願いします。 119: ◯田中副委員長 田野口農林振興課長。 120: ◯田野口農林振興課長 現在、中道地区のほうで、法人化というのに向けて今、取り組むような格好が出てきております。こちらのほうは、やはりあちらの農地をどのように使うかという格好の法人化でやっていきたいなという考えでございます。そのようなところも含む中で、先ほどもお話ししましたように、耕作放棄地対策協議会と協議を図ってやっていく考えで今のところはおります。  以上です。 121: ◯田中副委員長 依田委員。 122: ◯依田委員 県の農業賞なんかの対象者を見てみますと、法人格を取得して、みんなで農業振興を図っていくという面もかなりあるわけでして、甲府でも、別にそういうことをして悪いということではありませんので、今、中道のほうがそのような動きがあるという話もありましたが、できるだけこういう面でも指導をしていただいて、ある程度大規模化した共同作業的の形でなければ、これからの農業は守っていけないと思うわけでございまして、そんな取り組みもお願いをしたいと思います。これは答弁は要りません。  それから、先ほど来お話が出ておりましたが、市民農園の問題等につきましても、これはいろいろ問題点が指摘されてきております。他県の状況を見ましても、市民農園につきましては、ある程度輪作的につくっていかなければ、1か所だけまとめて市民農園だなんて言っておきますと、連作障害が出て作物が何もできないような状況になってきておるということで、年次的に場所を変えて市民農園をつくって、市民農園へ取り組む皆さん方に喜ばれているという姿も見受けられるわけでして、甲府の状況につきまして、ちょっとわかりましたらお願いをいたします。 123: ◯田中副委員長 田野口農林振興課長。 124: ◯田野口農林振興課長 現在、甲府市の市民農園は、甲府市が所有しているものが5件あります。そして、あと残りにつきましては、JAと個人でやっておるところがございます。甲府市のところにつきましての5つの農園につきましては、所有者というか、貸している方が、ある程度、3年とかという格好で契約をしておるような状況でございますので、その辺につきましての連作的なものが、つくっている御本人にある程度お願いしているというか、そちらのほうで決めている状況に今現在なっている状況でございます。また、そういうことで、連作してどうしても作物がとれないというお話があれば、また甲府市のほうでは、先ほど申しましたように、農業センターのほうにも専門の職員がございますので、こういうところにはこういう作物をつくったほうがいいじゃないですかというアドバイスはさせていただいている状況でございます。  以上です。 125: ◯田中副委員長 依田委員。 126: ◯依田委員 当然だと思うわけでして、これは市の担当者のアドバイザーがある程度責任を持って、市民農園をつくるんだったら、そこでお話し合いに応じてやってもらうということが重要なことでして、大面積を持っている他県の市民農園を見ますと、これは年次的に、ことしはここ、ことしはここというように、場所を変えて市民農園を開設しているわけでして、甲府では行政のほうの指導で、去年はナスをここにつくったから来年はこっちにつくるという指導をしていただければ、効果的な市民農園の姿が出てくると思うわけでございまして、これは要望ですが、そういうような対応も必要だと思いますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。 127: ◯田中副委員長 ほかに質疑はありませんか。石原(剛)委員。 128: ◯石原(剛)委員 農業関係では、農業センターの中での農機具の貸し出し、これに対応して、今回少し増額になっていますけれども、どういうふうなものを購入予定になっているのか。  それから、要望の中には、借りたいときは時期的に重なってしまって借りれないものもあるということで、複数必要だとか、調整もしていくんでしょうけれども、そんなような要望もあると思います。  そういったことで、農機具の拡充ということですね。どうされるのか。壊れているものもあるかと思いますが、その修理も怠りなくやっていただきたいと思いますけれども、その辺はどうなっているのかお聞きします。 129: ◯田中副委員長 田野口農林振興課長。 130: ◯田野口農林振興課長 今年度新たに農機具を購入する予定のものは、自動チッパといいまして、ブドウの剪定した後の木とか、そういうものを砕く機械でございます。 131: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 132: ◯石原(剛)委員 大型のトラクターにつけるアタッチメントというんですか、後ろにつけるようなものも、なかなか個人では買えないからということについての要望なんかも出ているように思うんですけれども、その辺はどうなんしょうか。要望に対して、予算の範囲内で対応していると思うんですけれども、要望なんかはどんなものが出ているでしょうか。 133: ◯田中副委員長 田野口農林振興課長。 134: ◯田野口農林振興課長 現在、農業センターで扱っている機種は約24種類ございまして、大分古いものもございますので、その辺につきましては、修理等を行っておる状況で使っているんですけれども、新たにというものは、やはりこちらを見ると、重なるというところの部分でということになろうかと思いまして、新たなものというのは、言われてきておりませんけれども、今現在、欲しいというか、そのものにつきましては、ハイベスターとか、あとはハンマーモアとかという草刈り機がよく言われておりますけれども、その辺は先ほど議員さんが御指摘のとおり、調整する中で対応しておりますので、あまり今のところ、苦情等は出ておらない状況でございます。 135: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 136: ◯石原(剛)委員 ちょっと前にお聞きしたときには、壊れて使えんだよということを言われたことがありましたので、その辺が起きないように、よく目配りをしていただきたいと思います。  あと、新規の事業でしょうか。「やまなし農業ルネサンス大綱」というのを県がつくって、それに対応して一つ事業をやられているようですけれども、この中身は何なんでしょうか。 137: ◯田中副委員長 田野口農林振興課長。 138: ◯田野口農林振興課長 こちらのほうにつきましては、甲州地鶏といいまして、甲州地鶏の直売所を開設したいということで、その補助金でございます。 139: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 140: ◯石原(剛)委員 農業ルネサンスで農業を観光と、あるいは、商業と結びつけて振興していこうという考え方なんだけれども、そういう中で、一つやられるということですよね。  あと一つ、ふるさとかあれだったでしょうかね、観光とか農業を結びつけるという点で、臨時雇用で産直で新しい産品を開発したいとかということを、平成21年ですからことしですかね、始めて継続的にやられていると思います。3年間の事業でしたかね。その成果とか、既に1年やってきましたけれども、それも引き続いて本年度やろうということだと思うんですけれども、状況をお聞かせいただいて、さらに、甲府市の直売所もなかなか盛況で、いいようなんですけれども、それがさらに前進していくように、緊急雇用で仕事してもらっている人がいい成果を上げてもらって、それが産直の直売所の盛況につながればいいかなと思うんですけれども、状況などお聞かせ願いたいと思います。 141: ◯田中副委員長 田野口農林振興課長。 142: ◯田野口農林振興課長 ふるさと雇用再生特別基金事業を使って平成21年度に行ってきたんですけれども、一つは、風土記の丘農産物直売所、もう一つは、上九ふれあい農産物直売所でございます。こちらにつきましても、2件とも、やはり緊急雇用ということで、職がない人を職安のほうから呼んでいただく中で来ていただいているんですけれども、両直売所につきましても、人がちょっと足りないという状況がございましたので、ここについては、いろいろな仕事を緊急雇用の方にやっていただいて、直売所のほうとしてはありがたいという話を聞いておりまして、特にこれがということはわかりませんけれども、中にはよくやっていただいてありがたいという状況でございます。 143: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 144: ◯石原(剛)委員 わかりました。新しい農業の切り口として産直というのは注目を集めているところですから、そこがさらに前進するようにしていただきたいというふうに思います。  それから、森林整備課というのを創設していますが、林業振興費は少々減っていますよね。先ほどお話があった、奥御岳の林道が収束しているからということだけれども、一言に言っては、そういうふうな短絡的な見方はいけないですけれども、森林整備課を創設して、どういうところをねらっていくのかですね。自然環境の保全をしながら、産業としても林業を育成していくということが大事だなとなっていて、産業としての林業を見直す方向が今あります。先ほどお話が何度もあるように、甲府市域の60%以上が森林ということですから、それから、50年、100年単位で林業というのは考えられるということでは、時代の要請とともに、長い間の行政だから、専門家をしっかり育成して、技術や知識を継承していくということも大事だと思います。新たにつくられる森林整備課というものの位置づけ、どんなふうにしてこれをつくろうとしているのかお聞きしたいと思います。 145: ◯田中副委員長 飯島森林整備担当課長。 146: ◯飯島森林整備担当課長 今、議員さんからの質問でございますけれども、先ほども触れさせていただきました。甲府の森林資源も50年、60年を経過する中で、非常に成熟をしてきているという背景から、川下の木材流通等々の推進を図ることが大きな課題というふうに考えております。今後、甲府の未来の森、どんな形で今、我々が担当する中で整備を推進していかなければならないか、そういったふうなことについて、方向性を新年度に向けて定めながら、森林整備の推進に努めてまいりたいというふうに考えております。 147: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 148: ◯石原(剛)委員 林業というのは、もともとエネルギーとして薪を焼いて、それによって里山なんかは整備されてきた。エネルギー革命と言われるもので、薪が使われなくなってガスとか石油というふうになりましたからね。そういう点では、流通が変わってきています。それから、外材が入りまして、建築資材としてもその中で競合していく中で、材の価格が下がってくるという中で、林業経営は非常に厳しくなってきて山が荒れてきたということだと思うんですね。そういう点では、先ほどの川下の木材流通の大きな課題と言われることは、非常に地域に適しているかと思います。なかなか大変な中でやられるということですので、ぜひ頑張っていただきたいというのと同時に、先ほど言いましたように、専門家をずっと継承していくように、こういう仕事に就ける仕事というのは、そのとき3年とか5年とかじゃないんですよね。やっぱり50年、100年というスパンを持ってやっていかなきゃならないから、時としてはなかなか成果はないにしても、ずっと専門家をここに置いておくということが甲府市としては重要だと思いますので、市町村に結構森林面積はあるけれども、なかなか専門家が置けないというところがあると思うんですけれども、甲府市の林務関係の職員の体制というのはどうなんでしょうか。 149: ◯田中副委員長 関野産業振興室長。 150: ◯関野産業振興室長 今の御質問でございますけれども、林業、森林産業は非常に厳しい状況がございますけれども、今回の組織の再編につきましては、林業行政、森林保護ということだけではなくて、積極的な活用を図るという時期に来ておる。それに対応できる組織の再編とエキスパートの職員の育成ということを図る必要があるということで、今回、再編をしたわけでございますけれども、ぜひ見守っていただいて、私たちも一生懸命頑張っていただきたいと思っておりますので、皆さん方にも見守っていただきたいなと思っております。  以上でございます。 151: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 152: ◯石原(剛)委員 短期的な成果は上がらないにしても、長い目で見ていくことが大事だということですし、そういう職員も引き続き確保するというか、育成して継承していけるようにお願いしたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 153: ◯田中副委員長 ほかに質疑はありませんか。小野委員。 154: ◯小野委員 いろいろ確認とお願いですけれども、きょうの山梨日日新聞さんにも掲載されました、「未来の荒川をつくる会」で、巨人軍の堀内元監督さん、また、舞鶴小学校の校歌を作詩した宮沢和史先生が「荒川よっちゃばれウォーク」、第一回目を4月18日に開催するという掲載がありました。計画を聞きますと、6年前に山本知事さん、また、宮島市長さんに山梨県の経済同友会の皆様方が、自然を流れる甲府市の中のまん真ん中を流れた荒川を、コンクリートづくめでなくて自然の川に戻すべきだと。そして、小さい子供さんやお年寄りの皆さん方が川をきれいにして、メダカがすめるように、アユが遡上できるように、まして、お花畑で川を整備すべきだ。あわせて、河川敷を活用して、中心商店街活性化のためにも、いつも議題になるんですけれども、やっぱり駐車場がないんですね。今回、18日に開催されるのは、飯豊橋の右岸を申請されて、お借りされております。また、それは関野産業振興室長さんのところで申請が出ていると思うんですね。 155: ◯関野産業振興室長 所管が違っちゃうんですよね。どうしましょうか。8款なんですけれども。 156: ◯小野委員 まあ、いい。そんなこととあわせて、この間も委員会のほうでもお願いしましたけれども、多伎にわたりますから、窓口を一本化を願いたい。これが都市建設とか河川とか、それから、皆さん方、公園緑地課か、そういう格好になりますと、申請をしていくところも惑うということで、この間も市長さんのほうに代表が陳情したそうです。あわせて、今度の大会には甲府市さんと、あわせて教育委員会が後援をいただけるということと、また、環境省の小沢環境大臣のところへも自然を守るということでお願いもしているようでありますし、国土交通省の甲府事務所の所長さんも当日は参加して、親子で一緒に歩きたいということの返事が来ているようであります。市長さんもおそらく4月18日にはいろんな日程があろうかと思いますけれども、避けて御出席を願いたいと私ども思っておりますけれども、これはやっぱり市民の多くの皆さん方と、同時に自然を大事にする。そして、ふるさとの自然を大事にすると同時に、後世にこれだけのすばらしい環境を残すべきだということで運動しているようであります。 157: ◯斉藤委員 8款だ、河川だ。河川費だからさ。 158: ◯依田委員 整理をして、ちゃんと話をして。 159: ◯小野委員 ですから、いずれにしても、所管があちこちいきますけれども、そういう市民運動が今、盛り上がってきている、NPO法人もしておりますので、私どもとすれば、河川敷の中に、先ほど出た市民農園とか駐車場の整備とか、そういうものができるように、皆さん方も全庁の中で、どこのボタンを押せばどういうふうに整っていくのか、その辺をまた協議されて、対応できるような要望としてお願いをしておきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 160: ◯田中副委員長 ほかに質疑はありませんか。田野口農林振興課長。 161: ◯田野口農林振興課長 先ほどの内藤議員さんのところで、ちょっと答弁漏れがございましたので、御報告させていただきます。  婦人の家の平成21年度の使用の回数ですけれども、68回でございます。そして、延べ人数が644名となっております。  もう一点、済みません。先ほど農業センターの耐震補強の関係でございますけれども、これにつきましては、詳細な診断結果を見た上でまた検討していくということに訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 162: ◯田中副委員長 よろしいですか。 163: ◯内藤委員 了解です。 164: ◯田中副委員長 池谷委員。 165: ◯池谷委員 私がちょっとお聞きしたいのは、支障がなければでございます。こうやって本議会に予算書が提案されていますから、これを数字的にも当然変えるわけにいかないということで、説明を聞くので当然でございます。これは承知していますが、ただし、私が聞きたいのは、支障がなければということであります。今までの予算の今日までにかかっては、担当者は、おそらく昨年の10月から11月ごろから始まって、いろいろな予算編成に当たってきて、農林振興関係の予算は、おそらく最終的には財政課だと思いますが、予算要求額というのが全体で出ていますよね。その要求額に対して、今回の補正予算というのはどのくらいの率で出るか。さっき言ったように、もし支障がなければですが、おそらく事務局では大体わかると思いますが、支障なければお願いしたいと思います。  いいです。今、支障がなければと言っていますから。 166: ◯森沢委員長 関野産業振興室長。 167: ◯関野産業振興室長 まだここにも数字はございませんし、支障があるということで御理解いただきたいと思います。 168: ◯森沢委員長 池谷委員。 169: ◯池谷委員 それでいいです。実は、予算、私も本当に心配して、農林振興、今、それぞれ委員さんがみんな心配しています。農林振興というのがもう少し何とかならんかなと、そんな思いがありますので聞いてみたのですが、いずれまた、ここじゃなくて、それぞれの会へ行ってお茶でもいただきながら、また聞いていきたいと思います。  済みません。ありがとうございました。 170: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  以上をもって、一般会計歳出第6款農林水産業費の審査を終了いたします。  次に、一般会計歳出第7款商工費の審査に入ります。  説明をお願いいたします。関野産業振興室長。 171: ◯関野産業振興室長 それでは、第7款商工費につきまして説明いたします。  116、117ページをお開きください。  商工費につきましては、産業部、企画部及び市民生活部にまたがっておりますが、一括して御説明申し上げます。  1目商工総務費につきましては、職員20名にかかわる給与費等であります。  2目商工業振興費につきましては、説明欄記載の一般管理費等に要する経費であります。前年度比346万3,000円の減でありますが、主な要因は、鎌田川右岸における2年間にわたる桜の植栽マス設置工事の終了に伴う減などによるものであります。  主な節を説明いたします。  8節報償費は、優良社員、優良従業員表彰等に要する経費であります。  11節需用費は、事務執行に伴う消耗品等であります。  13節委託料は、ふるさと雇用再生特別基金事業、まちなかヴァンフォーレプラザ、元気な中心市街地にぎわい創造業務及び地盤沈下測量業務にかかわる委託料であります。  14節使用料及び賃借料は、事務執行に伴う複写機の賃借料であります。  19節負担金補助及び交付金は、商店街等への各種イベント推進事業補助金、信用保証料補助、小規模企業者小口資金、利子補給金、地場産業センター運営費補助金のほか、地場産業や伝統産業の振興・育成を図るための各種補助金、オリオンスクエア整備事業補助金、中心市街地再生モデル事業補助金や空き店舗対策にかかわる補助金など、中心市街地活性化のための補助金等であります。  次に、118、119ページをお開きください。
     21節貸付金は、中小企業振興融資資金にかかわる預託原資であります。  22節補償補填及び賠償金は、小規模企業者小口資金特別経営安定資金及び災害復旧対策資金の代位弁済にかかわる損失補償金であります。  23節償還金利子及び割引料は、南部工業団地造成用地取得に伴う債務負担行為の償還金であります。  3目観光費につきましては、説明欄記載の観光施設整備事業費等に要する経費であります。前年度比3,729万円の増でありますが、主な要因は、ふるさと雇用再生特別基金事業におけるレンタサイクル運営業務委託料、甲府駅北口の宝石ディスプレイ及び観光案内板の整備に伴う経費等の増額によるものであります。  主な節を説明いたします。  11節需用費は、甲府市観光パンフレットの増刷に要する経費のほか、公衆便所及び観光サイン等の光熱水費などに要する経費であります。  13節委託料は、公衆便所の清掃管理業務、登山道の整備業務、観光案内所運営業務及びレンタサイクル運営業務等に要する経費であります。  14節使用料及び賃借料は、昇仙峡天神森駐車場敷地の賃借料及び軽印刷機の賃借料等であります。  15節工事請負費は、甲府駅北口の宝石ディスプレイ及び観光案内板設置工事等に要する経費であります。  19節負担金補助及び交付金は、昇仙峡及び湯村温泉郷魅力づくり協議会への補助金、山梨観光推進機構負担金、観光客誘致対策費補助金、信玄公祭りにかかわる負担金、大好きまつり実行委員会補助金及び甲府市観光協会補助金等であります。  次に、7款1項4目、企画部の所管となります南北地域振興費につきまして御説明申し上げます。  南北地域振興事業費のほか、マウントピア黒平管理事業費及び地域振興複合施設等整備事業費に要する経費であります。前年度比100万2,000円の増でありますが、主な要因は、甲府南インターチェンジ入り口東側の私有地の整備開発に当たり、平成22年度より地域振興複合施設等整備事業費を新設したことによるものであります。  主な節を説明いたします。  8節報償費は、北部山間地域振興協議会委員及び地域振興複合施設等の整備に関する検討委員会委員の報償費です。  11節需用費は、甲府くらし体験施設の事業用燃料費及び光熱水費及びマウントピア黒平の事業用器具修繕費及び建物修繕費が主なものです。  13節委託料は、マウントピア黒平の指定管理料及び地域振興複合施設等整備にかかわる基本計画作成のための調査検討業務等の委託料であります。  14節使用料及び賃借料は、マウントピア黒平及び甲府くらし体験施設の土地賃借料などが主なものであります。  19節負担金補助及び交付金は、クリスタルライン整備促進協議会への負担金等であります。  120、121ページをお開きください。  最後に、7款1項5目、市民生活部の所管となります消費者対策費につきまして御説明申し上げます。この予算は、自立した消費者育成契約のための経費及び計量法に基づきますはかりの定期検査等に要する経費であります。前年度比107万1,000円の増でありますが、主な要因は、消費者行政活性化事業費県補助金を活用し、消費生活相談業務の充実や啓発の推進を図るための増額であります。  主な節について御説明申し上げます。  1節報酬は、消費生活相談員の報酬であります。  8節報償費は、消費者問題懇話会の委員及び消費者モニターの報償費であります。  9節旅費は、消費生活相談員専門研修などに参加するための費用弁償が主なものであります。  11節需用費は、啓発用パンフレットの購入費が主なものであります。  13節委託料は、弁護士相談業務委託料及び計量検査業務委託料が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、消費者協会活動費補助金が主なものであります。  以上で、第7款商工費の説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 172: ◯森沢委員長 これより質疑に入りますが、質疑ありませんか。内藤委員。 173: ◯内藤委員 二点質問させていただきます。  初めに、観光費のところで、まつり推進事業ということで、事業がことしも盛られておりますが、これは信玄公祭りと大好きまつりを一緒の費用、予算という理解でよろしいんですか。もしそうであるとすれば、信玄公祭りにはいくらで、大好きまつりのほうにはいくらで、それがわかったらお願いします。 174: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 175: ◯功力観光開発課長 委員の御指摘のとおり、まつり推進事業につきましては、信玄公祭りと大好きまつりの経費でございます。大好き祭りにつきましては、実行委員会への補助金が820万円となっておりまして、信玄公祭りにつきましては。 176: ◯内藤委員 その残り、差額ということですか。 177: ◯功力観光開発課長 そうですね。甲府市の信玄公祭りの実行委員会負担金というのもありますし、あと、県実行委員会のほうもございますので、甲府市の実行委員会への負担金が450万円ございまして、あと、県の実行委員会への負担金が300万円、あと、甲府市関連として、甲州軍団で毎年4団出陣しておりまして、その参加者負担金、4団分合わせまして380万円ございます。その合計でございます。 178: ◯内藤委員 合計が一千百。 179: ◯功力観光開発課長 1,130万円です。 180: ◯森沢委員長 内藤委員。 181: ◯内藤委員 内訳がわかりました。ありがとうございました。  それで、この大好きまつりのほうでございますが、昨年来より市制祭の日に変更して、ある意味では第1回目をやったということでございます。その辺の状況はいかがですか。参加人数でありますとか、その辺わかりましたらお願いします。 182: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 183: ◯功力観光開発課長 大好き祭りの開催日でございますけれども、昨年より10月の第3土曜日に固定をしたということでございまして、市制祭の日にというわけではございません。たまたま昨年は10月17日、市制祭の日と同じだったということでございまして、本年は10月16日を予定しております。  参加人員等の実績なんですけれども、昨年の21回につきましては、踊り等のパレードに40団体、1,799名の方が参加していただきました。そして、入込客数としては2万5,000人を数えております。ちなみに、両方とも対前年と比較しますと増えているという状況でございます。 184: ◯森沢委員長 内藤委員。 185: ◯内藤委員 大好きまつりについては、さまざま多くの議員さんたちが賛否両論というか、いろんな議論をしているわけでございますが、ある意味では、今の数値を聞きまして、コンパクトにしたけれども、人数はいつもより、2万2,000人ちょっと増えたということであれば、日を10月に設定したことや、市制祭の近くにやったことなど、夏のいろんな地域行事や何かを外したところにこの数字が成功のほうにいったのではないかなと思っております。  それで、課題が、私も5年連続大好きまつりには一市民として出させていただきまして、思うんでございますが、協議委員会のほうにも公益の代表ということで参加させていただいたときに、800万円ですか、この中の一番かかっているのがメディアにかけるアドブレーン社のほうですか、そちらに大半のお金がかかっているということで、委員会の中でも議論されております。こういったものも、例えば、固定した放送の企業ではなく、もうちょっと安くできるようなことはないのかなというような議論もあるようなんですけれども、平成22年度はどんなふうに考えておりますか。 186: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 187: ◯功力観光開発課長 委員のおっしゃられるとおり、実行委員会内部でも、予算の使い方について議論されております。そして、今年度の組織づくりを既に、2月の総会におきまして、各部会を設置して、皆さんの実行委員さんの御意見を集約しながら見直していこうという動きが出てございますので、本当に細やかな使い方、特に、実行委員会内部の予算で大きな部分を占めます委託料等につきましても、できるだけ経費の節減を図りながら充実した市民祭りを開催していきたいと考えております。 188: ◯森沢委員長 内藤委員。 189: ◯内藤委員 ぜひよろしくお願いいたします。  最後、大好きまつりのほうで、これは強い要望が出ております。昨年、途中で雨に降られまして、20分くらい中断になったわけでございますが、やはり圧倒的にテントが少なかったということで、雨天であっても晴天であってもテントの配備をお願いしたい。そして、4号館のところにも、もしできれば誘導していただいて、そこを開放していただくことにより、集った方たちも雨に濡れなくてもいいのではないかと。なぜかと申しますと、雨に濡れたために風邪を引いてしまったという方が結構おりまして、その辺の配慮をぜひお願いしたい。そして、これから庁舎建設が始まって、あの周辺がことしはどうなんでしょうか、使いづらくなるのか、市役所の駐車場をスタートにしておりますので、その辺の影響力はあるかないか、そこだけ聞いて、こちらのほうは終わります。 190: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 191: ◯功力観光開発課長 市役所の駐車場がメーンでございますけれども、当然のことながら、ことしにつきましては利用できませんので、まつり会場としては今、実行委員会の中でも非常に検討している最中でございまして、どうしても出発、それから、最後のメーン会場も、また、舞鶴城公園を使用しなければならないだろうと思っております。  そして、雨天に対する対策ですけれども、予算の関係等もございますので、できる限りの配慮はしてまいりたいと考えております。 192: ◯森沢委員長 内藤委員。 193: ◯内藤委員 ありがとうございました。  次に、4目の南北地域振興費のところで、マウントピア黒平管理事業費のところを中心に質問をさせていただきます。  まず、このマウントピア黒平の管理事業費でございますが、事業の内容はほぼ毎年聞いているんですけれども、これは特に、甲府ぐらしの体験をさせるための部分も中に含まれているということなんですが、この辺の事業の内容をお願いいたします。 194: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 195: ◯望月地域政策室長 甲府ぐらしの体験の関係ですが、その関係につきましては、マウントピア黒平についても、その要素がございますけれども、上九一色の旧上九一色小学校の教員住宅を使いまして、甲府ぐらし体験モニター制度というのをやってみますので、そちらのほうをお願いしているところでございます。 196: ◯森沢委員長 内藤委員。 197: ◯内藤委員 わかりますが、その甲府ぐらしのところをちょっとお尋ねします。  そして、マウントピア黒平で毎年行われているイベントでございますが、平成22年度はどんなふうな企画でおやりになるのか、御説明をお願いいたします。 198: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 199: ◯望月地域政策室長 平成22年度の新規イベントにつきましては、新たに平成21年度に試行的に行ったんですが、黒平のそばを楽しむ体験会というのを新たにやっていきたいと思っています。これは5月に休耕中の畑を使用しまして、黒平のおじいちゃん、おばあちゃんに教わりながら種まきから収穫まで行いまして、そばを楽しんでいただくというイベントでございます。  それから、平成19年度から取り組んでいるんですが、山梨百名山の黒富士というのがございますが、それの新たな登山道を山梨大学の山岳部の御協力を得る中で、おおむね整備できましたので、その辺に力を入れていきたいと思っております。  以上です。 200: ◯森沢委員長 内藤委員。 201: ◯内藤委員 そして、そのそばのお祭り、地産地消で、その土地のところでつくって、そばの取り組みなんですけれども、それに対する集客PRとか発信、あるいは、企画する以上はいろんな方たちをそこまで足を運んでもらうわけでございまして、そういった一番の問題の交通アクセスとか、そういったものはどんなふうに考えていますか。 202: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 203: ◯望月地域政策室長 PRにつきましては、ホームページ、それから、イベントの開催等におきまして、ホームページ、広報、山梨イベント情報、ラジオ及び観光案内所へチラシを設置いたします。それで、広く情報を発信していきたいと思っております。  それから、そこまでの足でございますが、それにつきましては、バス等の用意がございませんので、皆さんでいらしていただくような格好になると思います。 204: ◯森沢委員長 内藤委員。 205: ◯内藤委員 今回の平成22年度には、そういった交通アクセスのためのバスの発注とか、そういうものはないということですね。したがって、そうなりますと、参加者というのが、自家用車でいらっしゃるということですので、減ってくるのではないかと、そんなふうに思うのですけれども、どうでしょう。 206: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 207: ◯望月地域政策室長 先ほどの新しいイベントについては、そんなふうにしたんですけれども、19回になります「黒平ほうとう祭り」については、バスを3台用意してやっております。 208: ◯森沢委員長 内藤委員。 209: ◯内藤委員 やっぱり何といっても、そこに集っていただく、ほうとう祭りにしても、そばの体験まつりにしても、交通アクセスというのが一番キーワードになってくるので、ほうとう祭りのほうは若干、バスの予算がついているということですけれども、これはさらにつけろというわけにはいきませんが、次の年度に向けて、ぜひ検討をしていただきたいと思います。  このマウントピア黒平では、泊まる経験をすることができると聞いておりますが、そんな取り組みは平成22年度にはあるでしょうか。 210: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 211: ◯望月地域政策室長 マウントピア黒平につきましては、コテージがございまして、それで宿泊をしていただくようになってございます。 212: ◯森沢委員長 内藤委員。 213: ◯内藤委員 そのコテージには、昨年度はお泊まりになった方もいらっしゃるでしょうか。 214: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 215: ◯望月地域政策室長 コテージの利用者数でございますが、昨年度、ちょっと済みません。人数で2月末日までで、平成21年度は、1,024人の方々がお泊まりになっています。 216: ◯森沢委員長 内藤委員。 217: ◯内藤委員 こういうコテージ利用も、当然、PRもするんですが、ことしはこれだけの人を目標にして泊めていこうというような方向性がございますか。それとも、そういったものの設定がございませんと、なかなかコテージの、せっかくこれだけいい環境があるわけですので、そういうものの目標みたいなものも掲げていく必要が十分あると思うんですけれども、平成22年度はどうなんでしょう。 218: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 219: ◯望月地域政策室長 コテージの利用者数につきましては、昨年度に比べて102名ほど増加しておりまして、10.4%、マウントピア黒平としまして、コテージの利用客を増やそうということでやっていますので、数字的には今、決めてはございませんけれども、それに伴ったイベントなんかもやっていきたいと思っております。 220: ◯森沢委員長 内藤委員。 221: ◯内藤委員 せっかくのこれだけのいい施設がありまして、また、環境もすばらしいところでありまして、甲府をPRする一つの大きな、一番のもとになるわけですので、その辺がちょっと弱いなと思いますね。ことしはこのぐらい集客するぞということで、PRなり、また、泊まって体験をしていただくなり、そういうことを意識するとしないでは随分違ってくると思いますので、これで終わりますが、ぜひそのような方向で、平成22年度はよろしくお願いいたします。  以上でございます。 222: ◯森沢委員長 御苦労さまでした。  ほかにありますか。2人ね。石原委員、いいですか。やりますか。  じゃあ、これで休憩に入ります。再開は午後1時といたします。よろしくお願いします。                  午前11時56分 休 憩           ─────────────・─────────────                  午前零時58分 再開議 223: ◯森沢委員長 それでは、そろいましたので、休憩前に引き続き、商工費の審査を続行いたします。  金丸委員。
    224: ◯金丸委員 御指名ありがとうございます。それでは、観光費について質問をさせていただきたいと思います。  今、ちょうど昼の休憩時間中に会派の皆さんとも話したんですけれども、まず、甲府大好きまつりの件からお話を聞きたいと思いますが、何で甲府大好きまつりは観光費の中に計上されているのか御教示をお願いいたします。 225: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 226: ◯功力観光開発課長 まつりを開催することによって産業振興、ひいては観光振興、市街の方々もいらしていただくということで、観光費であると考えております。 227: ◯森沢委員長 金丸委員。 228: ◯金丸委員 実は、先ほども会派の中でいろいろ議論したときに、確かに、甲府大好きまつりとなったのが、ちょうど市制100周年を記念しての開催であったというふうに教わってまいりましたし、対外的に観光客も呼び込めるようにということもやってきたことも、もちろん承知をしておりますが、先ほど担当課長さんの御説明を聞いていると、市内の40団体の1,779人が参加してくださってというふうなお話がありましたけれども、説明を聞いている限りは、市民のためのお祭りなんじゃないのかなという気がするわけなんですね。現実に、かつて甲府大好きまつりを原市長さんの時代にお始めになる以前は、「甲府市民祭り」と称して、一番最初の発足は、今はないようですけれども、当時、社会部という組織があって、その中の担当で市役所の職員の人も、あるいは、地域のいろんな団体、青年会議所等の団体を含めて発足したというふうに聞いておるんですね。それがどういうわけか、100周年のときから大好きまつりといって、大勢の県外観光客を誘致しようという形になったことも、もちろんさっき説明したとおりですね。  だけど、現状を見てみますと、これはやはり、今のやり方と、市民のためのお祭りじゃないのかと。そうなれば、今は観光開発課と言いましたっけ、やる必要があるのかと。その点については、課長さん御自身の御見解をお伺いしたいんですが。 229: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 230: ◯功力観光開発課長 委員おっしゃられるとおり、ことし実施すれば21回目ということになるわけでございまして、かつては甲府ウィークと銘打って、市職員も積極的に知人、県外の知人の方々にハガキを出して、この甲府ウィークに、大好きまつりも含めまして、甲府にいらしてくださいという一大キャンペーンを打ったという経緯がございます。当時は、当然、観光開発課は観光課といったかと思いますが、所管しておりました。時代の流れの経過、それから、参加者数、それから、開催時期等、いろいろなことがございまして、観光客誘致をメーンよりも、市民参加、市民総参加の祭りへと移管してきたわけでございまして、所管といたしましては、引き続いて観光開発課が持っているという状況でございます。市民祭りを目指して活動しておりますけれども、甲府市が元気になるお祭りを開催するんだという意味におきまして、観光開発課が所管しているという次第でございます。 231: ◯森沢委員長 金丸委員。 232: ◯金丸委員 甲府市が元気になるお祭りだったらば、「観光」という語源をよく使うんだけども、観光というのは、その地域の、その国の宝を見るという中国の言葉だそうですけれども、人を集める、対外的な人を呼び込むということが薄れてくるんであれば、やはりその辺はしっかりとした位置づけをして、観光開発課でやるのか、観光費でやるのか、あるいは、市民生活部等で、市民総参加のお祭りだといってやるのか、その辺はちゃんと議論をした経過はありますか、この予算計上に当たって。 233: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 234: ◯功力観光開発課長 今回の予算編成に関しまして、委員のおっしゃられるとおり、庁内での検討はなされておりません。 235: ◯森沢委員長 金丸委員。 236: ◯金丸委員 今、なされていないとおっしゃったから、そのままということだから、来年度、平成22年度はこういう形で計上されたことに対しては、私は異論は挟みませんけれども、やはりそういった検討をしっかりすべきだと思っています。  先ほど来、7款の説明を聞いていますと、例えば、マウントピア黒平の事業であるとか、そのときの日本百名山の黒富士の話も出ていましたけれども、まさに本当はそっちのほうが観光開発課のやるべき主要な事業であって、その辺を考えながら、せっかく観光開発課という名前があるんだから、考えていかなければ、ただ2年間なり3年間なり、そこの部署にいたから同じことをやりますというんじゃ、何も私はならないと思うわけです。  その前に、我が市の観光政策のキャッチフレーズなり、そういうものは何かありますか。 237: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 238: ◯功力観光開発課長 昨年度策定いたしました、甲府市の観光振興基本計画におきまして、「自然と調和した都市観光 人がつどい、まちを巡り、滞在する新たな観光を目指して」ということでございます。 239: ◯森沢委員長 金丸委員。 240: ◯金丸委員 今のキャッチフレーズを聞くと、長過ぎて私、一回で覚えきれなかった。例えばの話ですよ。隣の笛吹市は、やっぱり簡単なんですよね。もちろん、あそこは観光地を何とかしようということだからだけど、いたって簡単で、読み上げると、笛吹ブランドというのは、「桃、ブドウ日本一と温泉の里」。もう一つが「甲斐の国 1000年の都 笛吹市」。いたって簡単に、一回聞くと、おっと思うようなキャッチフレーズがあるわけです。我が市もできれば、今言った趣旨の長いものをもっと短くして、本当に観光開発課ならば、もっと短い、別に今さら「山の都 甲府」とか「宝石の町 甲府」というんじゃなくて、そういうものをやはり考えるようなことをお考えになったらいかがかと思うんですが、いかがでしょうか。 241: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 242: ◯功力観光開発課長 まさしく市民の皆さん、ひいては、もっと全国の皆さんに甲府をアピールできるようなことを、また、基本計画の中にも推進会議というものもございますので、そういったところでも諮りながら検討してまいりたいと思います。 243: ◯森沢委員長 金丸委員。 244: ◯金丸委員 ぜひせっかく観光開発課長席にいらっしゃるわけだから、そういったことを真剣に考えるということをやってほしいんですよね。私、ずっと今日まで観光ということを比較的早くから観光立市という形で提言してきたつもりでいますし、その後、山本県政になったときには、観光立県という形で観光部ができたりして、県はですよ、やってこられたと。甲府市においても、やはりそういった、何て言うのかな、本来の意味での人を入れ込む、あるいは、バリューアップさせるということを考えてやっていかないと、いつまでたっても同じことばかりの繰り返しだと、私は何もならないと思う一人ですから、期待していますので、ぜひ頑張っていただきたいと思っています。  いずれにしても、甲府はいい町なんですよ。この間、経済建設委員会として甲府を視察に訪れてくれました全国の市会議員さんにアンケートをとらせていただいたらば、甲府に対する好印象というか、お褒めの言葉がいっぱい羅列されていまして、改めて甲府はいい町なんだなと思う一人なんですね。ですから、それを対外的に背負うのが、もちろん広報部門もあるけれども、観光開発課であるわけだから、ぜひその辺をしっかりやっていただきたいと思っています。  それから、もう一つ、これは細かいことなんですが、例年、先ほども事業費の中で、登山道とか遊歩道の話がちらっと触れられておりましたけれども、我が市には日本百名山の金峰山もありますよね。それに対する年に一度、遊歩道の点検というんですか、登山道の点検、今でもちゃんとやられていますか。 245: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 246: ◯功力観光開発課長 登山道整備につきましては、整備事業を委託する金峰山登山道、それから、滝戸山登山道管理事業、それから、釈迦堂登山道整備等、委託してございます。それから、委託するだけでなくて、市の観光開発課の職員が実際、登山道の踏査を行っております。 247: ◯森沢委員長 金丸委員。 248: ◯金丸委員 いずれにしても、細かいこともあるけれども、そういったことを積み重ねていただきたいと思っているわけです。  それで、続いて、今度、観光費じゃなくて4目南北地域振興費。一点だけですから。  先ほど、いわゆる地域振興複合施設等整備事業費という形で説明を受けたんですが、これは甲府南インター付近のことだと思うんですけれども、いずれにしても、合併のときの条件というか、地域要望が南インター付近の旧中道町が有していた土地を活用して、何らかの集客施設ということが、その辺のことについて、もう一度、現時点でこんなふうに進んでいますということがあれば、御説明願いたいんですが。現時点で結構です。 249: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 250: ◯望月地域政策室長 旧中道町から継承いたしまして、合併後に平成19年3月に土地を取得いたしました。風土記の丘の部分も含めますと、1万3,655平米の土地でございます。これにつきましては、新市建設計画を踏まえ、新市の一体感の醸成を図り、新たな交流の場を創出するためということで、平成21年9月の定例会で補正予算を御承認いただきまして、基本構想策定に向け事業推進を図っているところであります。  これまで市民アンケート調査を実施いたしまして、結果の分析を行うとともに、今月中に地域観光、議会、地域審議会などの代表及び学識経験者からなる検討委員会を設置して整備する施設の機能などについて検討を行っていく予定でございます。  以上でございます。 251: ◯森沢委員長 金丸委員。 252: ◯金丸委員 合併して数年たちまして、旧町と約束したことというか、これはやっぱりやっていかなきゃいけない。そうした中で、今の話を聞いて安心しましたけれども、やっぱり早い形で、目に見える形のもので、それが地域振興に役立ったり、なおかつ、観光客を呼び込めるような施設を目指すことを強く要望して、私のこの款の質問は終わります。 253: ◯森沢委員長 御苦労さまでした。  斉藤委員。 254: ◯斉藤委員 私は、117ページの中心街の活性化事業費、4,274万8,000円ですか、これについての内容、どういうふうなことでこういう予算で、何をしているのかということでお聞きしたいと思います。なぜこういうことを聞きたいかというと、やっぱり今日の財政の厳しい折であります。したがって、費用対効果という面で十分留意していく、こういう時期だけに、市民に見える施策というものが展開され、しかも、将来において、こういう目標に向かってこうやっているんだよというのが目に見えてくるものでなければ私はならないと思うがゆえに、この点についてお聞きをしておきたいと思います。 255: ◯森沢委員長 小林商工振興課長。 256: ◯小林商工振興課長 中心街の活性化事業費4,274万8,000円の内訳でございますが、従来、中心商店街活性化の基本計画にのっとった施策を推進しておるところでございます。多くは負担金補助及び交付金、会議所、または、まちづくり会社と連携して中心街におけるにぎわいの創出事業を一緒に推進しておるものでございます。それらの中にありまして、今年度、新たな事業としてかなり盛り込んであります。これは、従前の事業を発展的に、また統合する中で、新たな施策として中心街の活性化をもたらす事業ということで、数点挙げさせていただきたいと思います。  まず、大きなところでありましては、オリオンスクエアの整備事業費、今、紅梅町ビルの横にオリオン通り商店街がございますが、そこを再開発ともにオリオンスクエア事業と位置づけをしておりまして、アーケードの掛け替えです。それについて1,600万円の予算計上をいたしているところでございます。  その他、紅梅町再開発のオープン、本年の10月の後半ということを言われておりますが、それのオープン記念の事業、これは今、まだ具体化はしておりませんが、甲府駅前の大型店からすべての甲府の中心街が変わるという記念すべき本年に当たるということから、会議所及び商店街、大型店も含めた記念事業をしていこうという予算もここの中に計上させていただいております。  それと、従前どおりの甲府市一店一品運動というのを3年間続けております。それらを発展しまして、それぞれのお店をめぐる事業にもお金を出しておりますし、あと、100円ショップ商店街という新たな試みでありますけれども、山形県新庄市が発案いたしました、ちょっと例を申し上げますと、商店の店先に100円程度のものを置く。店の中に入って精算をするということで、従前、なかなか店の中に入るにもちゅうちょしていた人に店の中を見てもらうというふうな事業なんですが、それら甲府市以外で効果があったという事業を甲府に置きかえてやる事業でございますが、そんなふうな取り組み等を行っておるところでございます。 257: ◯森沢委員長 斉藤委員。 258: ◯斉藤委員 わかりました。それで、おそらくこれは、ある程度グランドデザインを描いて、それを年次的に積み上げていくという一つの線で結んでいくのが市民にも大きな期待と夢を抱かせるものであるというふうに私は申し上げましたけれども、その中での回答としては、買い物の場として楽しめる中心街をつくっていこう、あるいは、歴史・文化に触れることのできる中心街の再生を図っていこう、定住の場として選ばれる中心市街地の再生をするんだというふうなことは市長のほうからも基本方針として出されました。  そこで、その具体的な方策として、今の事業というのが出てきたと私は思います。したがって、そのことについては、当面の一つの事業として考えられると思うんですが、それをさらに中長期的に積み上げていくという方策は、今のところまだ考えているか、いないか、この辺についてちょっとお聞きしておきたいと思います。 259: ◯森沢委員長 小林商工振興課長。 260: ◯小林商工振興課長 中心商店街活性化の基本計画の当然、範囲内ということもありますけれども、中心街の活性化について、目標というのは、個々の商店がそれぞれ意識改革を持って、みんなで団結していかないと、これはいくら行政がお金を入れても、その思いはなかなか伝わってこない。そういった意味では、商人塾なんかは2年続けて実施をさせていただいたわけですが、その商人塾の塾生たちがまた新たな組織をつくって、中心商店街活性化研究会、まだ仮称なんですが、そんなふうな組織をつくって、平成22年度から活動していこうと。まさに、私どもが目標としていた機運が高まってきていると。遅かれしという話もあろうかと思いますが、今、ここに至って、やっとそんな芽が出てきたということで、事業の成果として認識しております。 261: ◯森沢委員長 斉藤委員。 262: ◯斉藤委員 特に、郊外との違いを出すために、単に買い物だけではなくして、町自体を楽しんでいただけることが重要だと。このために地域資源を生かした、魅力あるまちづくりというのが必要だということで、本会議の中で答弁をいただいているんですね。それについては、例えば、駅周辺のああいうふうなもろもろの事業が着実に進んでいるということはわかりますけれども、ただ、そういうだけではなくして、私は、それに伴った人を誘導する施策、すなわち、それには駐車場という問題も出てくるだろうし、特に、観光バスの駐車場についての対応というのは、当面はできないとしても、中長期的に考えていく一つの施策なのかなというふうに思うわけですけれども、この辺はどうなんですか。 263: ◯森沢委員長 小林商工振興課長。 264: ◯小林商工振興課長 駐車場問題、これは当然、中心街の活性化に避けて通れない問題であります。いろんなアンケートを見ますと、郊外のショッピングセンターには無料の駐車場があるからそれで行きますと。甲府には大型駐車場がないという意見が当然入ってきております。甲府市内、中心の活性化115ヘクタールにおいて、4,000台を収容できる駐車場が現には存在します。ただ、それが点在していますので、なかなかまとまった形でないということも要因として挙げられます。ただ、大型バスについては、観光面に特化すれば、市役所の駐車場は無料で従来どおり開放していたわけです。今回、建て替えがありますのでちょっとそれも困難になるんですが、駐車場問題を論じる、郊外のショッピングセンターは、それぞれの個店が駐車場代を払っているんですね。本体が払っているのでなくて、テナントが持っている坪数に応じて駐車場代を払っています。そういう事実があるんです。それを実践している中央商店街の中にもあります。ですから、そんなふうな取り組みもぜひやっていかなきゃならない。そんな機運もまちづくり会社の中ではポイントカードシステムを導入ということも、同時並行として論じられていますが、なかなか実現はちょっと先のような、そんな状況であります。 265: ◯森沢委員長 斉藤委員。 266: ◯斉藤委員 例えば、隣の松本市の例を私、この前も申し上げましたけれども、あそこでは、とにかく民間の駐車場と公共の駐車場を連携して、店で買えばレシートが出ますよね。レシートを出せば、とにかく駐車料金が安くなる、引かれていくというシステムを構築しているんですね。これも人を誘導するシステムだと思うんですけれども、やっぱり若い人が自家用車を持っていっても、松本に行けば駐車場が比較的安くとまれるとか、比較的容易に確保できるという一つのあれがあって、非常にあそこへ足を運ぶ人が多いということを聞いているわけです。これだって一つの手だてだというふうに思うんですけれども、この点について、ぜひこれからも一つの公共交通のあり方も含めて、ぜひひとつ、駐車場の問題については考えて、これからの中心街の活性化に結びつけるように方策をつくっていただきたいと思います。  それから、先ほど触れました、地域の人たちの熱意、盛り上がりが大事だと思うんです。高松市を初め、すべての地域でこれらの問題について聞いてみると、地域の方々がこれらの盛り上がりをして、初めて中心街が元気になりつつあるという状況を見るにつけて、やっぱり残念ながら、甲府市の場合については、率直に言って、地域の盛り上がりが一歩足りないような気がして私はならないです。そこで、地域の方々や関係する方々、同じ方向を向き云々と、本会議の中で答弁をいただきましたけれども、これらの人たちの活力を引き出す方策も、これからやっていく一つの大きな課題だろうというふうに思うんですが、その辺、どうなんですか。 267: ◯森沢委員長 小林商工振興課長。 268: ◯小林商工振興課長 委員おっしゃるとおりでございまして、地域の皆様がそれぞれの、中心商店街ばかりじゃないです。それぞれの甲府市内の商店街を大事にしてもらうということでないと、その商店街が存続しないんですね。ですから、近年、「買い物難民」という言葉も出るようになりました。その商店街を大事にするのは、その地域の住民の人たちがそこを使って利用しないと、どうしても店がなくなる原因がそこにあると聞きます。甲府市内、これは甲府だけでないですが、既にオーバーストア状態、かなり店の数が増えています。ですから、それぞれ個性豊かな店づくりといいましても限度があります。塀でもそうでしょうし、品物もそうでしょうし、仕入れ単価も変わってきます。その中で、やはり地域と共有して店を盛り上げていこう、地域と連携してお祭りをしていこうということに対して、少額ではございますが、うちのほうからも助成金を出しています。ですから、委員さんおっしゃるように、まず、地域の人が地元の商店街を大事にしてもらう、その気持ちをぜひ持ってもらいたいということで、地域の商店街が行いますイベントに対しても助成をしている、そんな状況でございます。 269: ◯森沢委員長 斉藤委員。 270: ◯斉藤委員 助成をすると同時に、私は、地域の人の活力を引き出す一つの施策として、常に地域の人たちとこれらのことについて話し合いをして、同じような問題意識を共有していくということが大事だと思います。だから、それらの人との話し合いというのがちょっと少ないんじゃないかなという感じがしないでもないと思います。したがって、それらの人の活力を生み出す一つの方策として、そういう場を大いにひとつつくっていただきたいと思います。  それから、戻りますけれども、観光客の誘致にしても、甲府の場合は、バスの駐車場がないということで、観光客がここへいろいろなものを見にこようと思っても、そういう一つの場所がないがために素通りしていってしまうということって、ままあると思うんですね。それも今後の長い目で見れば、中長期的な計画の中で、今度は、例えば国の合同庁舎にまとまるわけでありますから、そういう跡地利用も含めて考えていくべきかなというふうに思うんですけれども、そういう考え方についてどうでしょうか。 271: ◯森沢委員長 小林商工振興課長。 272: ◯小林商工振興課長 直接的に具体的なことはまだないわけですけれども、おっしゃるとおり、甲府に来てもらうことは非常に大事なことでして、それは地域資源の活用です。いろんなブランドをつくり上げていくについて、やはり甲府市民、県民では限度がありますので、外から来ていただいて産業振興を図っていくということも重要な施策であると考えておりますので、大型バスの駐車場問題、これからの問題として、また、いろんなところで論議をしていきたいと考えております。  以上です。 273: ◯森沢委員長 斉藤委員。 274: ◯斉藤委員 この項については、先ほど言われました点について、ぜひひとつ今後も検討の一つの課題として取り上げて、さらに具体化するように努力していただきたいということを強く要望しておきます。  それから次に、企業誘致対策事業費143万1,000円、この項について質問をいたします。  これについて、本会議の答弁の中で、「県にお伝えしておきます」という答弁があったんですね。私の企業誘致の一環として、山梨大学の渡辺教授なり小俣教授が、燃料電池の開発にああいう一つのことを着々と進めていて、とにかく山梨県から燃料電池の発信をという期待が高まっているわけでありまして、それらの関連産業の一つの方策として、こういうところはどうでしょうかというふうな話を実はした経過があります。そのときに、ただ単に、県にお伝えしておきましょう、こんなこととか、そんなこと言ってもという思いがあった答弁かと思うんですけれども、やっぱり私は、その場所はともかくとして、そういう一つの企業誘致、燃料電池の関連産業の誘致というものは大事かなと思って、県に対しても積極的にそういうものについて申し入れをし、かつ、働きかけてほしいという願いで話をしたんですが、ただ単にお伝えしておきますという話でありましたけれども、その真意をお聞きいたしたいと思います。 275: ◯森沢委員長 岩下企業誘致担当課長。 276: ◯岩下企業誘致担当課長 ただいまの御質問ですけれども、本会議の際、「県のほうにお伝え申し上げます」というだけの答弁だったと思うんですが、実は私自身も、燃料電池を含めまして、今、電池産業というものは、世界の国の中で主力の産業となるものと考えております。太陽電池についても、リチウムイオン電池についても、今回の燃料電池についても、日本の産業も、この電池については相当力を入れていく産業と考えております。ですので、このような、邪気にするような話ではなくて、委員さんがおっしゃるとおり、重要な産業と僕自身は思っておりますので、その真意については、県のほうに伝えていきたいと思っております。 277: ◯森沢委員長 斉藤委員。 278: ◯斉藤委員 そこでお聞きしますが、いわば当初、北口の県立図書館のところへ集合施設としてのセンター的なものをつくるという話であったんですが、たまたま知事選の中で、あれは消えてしまって、あと、横内知事のときに、情報産業の拠点としての産業を誘致するんだという話に変わったわけです。しかしながら、今日、3年有余たつ中で、聞くところによりますと、大変誘致については厳しいという話がありますし、協議会の中では、むしろ白紙に戻したほうがいいんじゃないかという声すら出てきている現状の中で、やっぱり甲府市としては、ただ単に県のやることだからといって、それで目下していいかどうか、こういうことは、今までのいきさつからしても、私は許されるべき問題じゃないと思います。したがって、これらについて、重大な、あそこのところの発展を期する意味で、積極的に県に対してこうすべきだという話を私はしていくべきだと思うんです。その辺はどうなんですか。 279: ◯森沢委員長 岩下企業誘致担当課長。 280: ◯岩下企業誘致担当課長 産業というものは、産業集積とかいろいろな部分が必要になってくると思います。ですから、北口についても、基本的に情報、燃料電池の会社というのは、都市計画法上の問題とかもいろいろあると思いますけれども、必要なことだとは思っています。北口開発についても、いろいろな集合体というか、集積するものが必要ですので、空き地になるようなことは望ましくないと思っております。 281: ◯森沢委員長 斉藤委員。 282: ◯斉藤委員 いずれにしても、トップセールスまでしろということまで声として出ている中で、あらゆるチャンスをとらえて、あらゆるところへ、あらゆる場へ、企業誘致については努力と粘り強いこれからの誘導というのが必要だと思うんです。この点については、これからも県に対して積極的にいろんなことに物申していただいて、甲府市の発展を期するように、ぜひさらに努力をしていただくことを強く要望して、私の質問を終わります。 283: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 284: ◯石原(剛)委員 まず、観光についてお伺いします。  甲府市観光振興基本計画というのをつくられまして、それに基づいて事業を推進されてこられたというふうに思います。平成21年度は、74事業のうち14事業を推進されたということですけれども、平成22年度はどのような計画になっているんでしょうか。 285: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 286: ◯功力観光開発課長 まず、実施計画の中に記載されております74事業のうち、推進会議でも御報告いたしましたけれども、平成21年度末で54事業が既に着手済みということになってございます。この74事業というのは、市の独自事業だけではございませんで、民間の独自事業も当然含まれた、甲府市の観光施策に関する事業を網羅したものでございまして、5年間の目標としては、80%以上の着手を目指すということになっておりまして、進捗率で言うと73%の進捗でございまして、平成22年度もそういう事業が見込まれると思っております。 287: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 288: ◯石原(剛)委員 そういった形で推進していく、ここははっきりしていいと思うんですね。観光というのは、先ほどもお話があったように、その地域の宝を世に広めて、そして、そこにいる人たちが自信を持つ。同時に、お金もいただいて、産業としてやっていくということで、そういった二重の意味で意義があることだということで、そこに行政として力を入れていくということになるかと思います。  それで、具体的にお伺いしたいのは、団体宿泊客の誘致対策補助金というのがあって、非常に即効性があって期待が高くて、補正を組みたいくらいにあったんだというふうにお聞きしているんですけれども、平成21年の状況を見ながら平成22年、ここについては、増額するとか、あるいは、どうせだったら効果的にやっていくとか、何か工夫したんでしょうか。 289: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 290: ◯功力観光開発課長 お尋ねの観光客誘致対策補助金に関することでございますけれども、本年度、まだ支払いまで済んでいない、予約も含めまして、現在のところ9件、この補助金の制度は、市内で大会等を開催して市内に宿泊するという団体等に対する補助金ということで、今年度実績見込みとして9件ございまして、延べ宿泊数としましては、約4,500泊ということでございます。見込みを含めます補助金見込額としては、118万5,000円余りを見込んでおります。ちなみに、昨年度と比較いたしますと、平成20年度の実績は、件数で10件、延べ宿泊数は3,113泊で、補助金額は94万2,500円でございました。ということで、華々しい伸びではございませんけれども、微増という状況でございます。この制度を周知するために、市のホームページ、それから広報等で周知をしているところでございます。 291: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 292: ◯石原(剛)委員 事業の性格として、甲府市に来ていただくきっかけをつくるということですね。きっかけをつくって、そこで甲府市というところに一度来ていただいて、また再び何度も来ていただけるようなきっかけにしていくということなので、そういった意味合いで広く全国に呼びかけていく、甲府市に一度来てみてくださいということでやっていく効果があるかと思います。  それと、観光では、マスコミを利用するというんですか、以前、どこかの自治体の観光課長さんにお話を伺ったときに、観光地だから、よくテレビドラマとかでロケに来る。そういうときに、1分でも1秒でも多く映してもらうようにお願いをするとかということをして、その地域の魅力を発信するために努力しているということを聞きました。あらゆる機会を通じて努力をしていただくということをお願いして、観光については、簡単ですけれども、これで終わります。  次に、融資対策事業についてお伺いしたいと思うんです。私が関係している中小企業の団体に聞いたところ、ちょうど税金の申告が15日で終わりました。その中でお聞きすると、ことしというか、平成21年度の申告で売り上げ増という事業主さんは数%だったと。非常に厳しいという状況を聞きました。そういう中で、いよいよ年度末を迎えて資金繰りの需要が非常に大きくなる時期だというふうなこともありますし、経営も生活も成り立たないような状況の中でも、商売を続けたいといって営業を続けていて、そういうことで地域に根ざしている中小業者が存在することなしに地域の雇用も地域経済も守れないということで、融資対策事業も踏み込んだものにしていく必要があるんじゃないかと思います。  国は、景気対応緊急保証制度というのをつくって、これまでのセーフティネット5号の融資の期間を1年間延長したりとか、それから、業種について拡大したりとかしておりますし、中小企業金融円滑化法という法律で、条件変更とか借りかえとか一本化とかというものに対しても、金融機関が積極的に対応するようにという動きをしています。そういう中で、平成22年度、甲府市の融資制度、特に、さっき言いました借りかえとか条件変更とか、きめ細かな対応が求められると思いますし、それから、よくこの間の相談であったのは、開業したい人に対する融資制度、こういったものについては、甲府市にある制度融資の中では、独立開業資金というのがあるんですけど、これは「のれん分け資金」なんて言われていたものと思いますけれども、こういったものはあるけれども、新たに事業を起こそうという意欲ある事業主さんに対する融資制度はなかなかないんですね。昔の交付金で一つあるけれども、そういう中では、甲府市の制度融資としても、そんな需要にもこたえるような改善をすべきじゃないかなと思います。そういうことで、平成22年度、引き続き預託して融資制度をやられていきますけれども、現在の中小企業の状況を見ながら改善するということについて、お考えがあったらお聞かせ願いたいと思います。 293: ◯森沢委員長 小林商工振興課長。 294: ◯小林商工振興課長 平成22年度の融資対策事業費といたしましては、昨年と同額の5億2,044万円という予算の枠を確保していただいたところでありますが、数字は同じであっても内容は若干変わってきております。というのは、御承知のように、セーフティネット部門の融資が異常な高まりを見せておりまして、本来の市の融資制度は減少傾向であります。これは甲府市だけではなく、県にも問い合わせしたところ、やはり5号の認定の融資、その枠を予算取りをして、融資枠の確保に全力を上げているという状況でありまして、甲府市においても、単なる融資の制度の中で、4月当初に預託金が1億8,000万円ほどになるだろうということからして、差額の3億4,000万円を原資といたしまして、協調倍率2.2倍で7億5,000万円強の融資枠を確保することができると思っております。  それに伴って、先ほど質問がございました、支払い法案の対応を当然していかなきゃならないということで、昨年12月4日にこの法律が施行されました。12月4日、同日付で、うちのほうも条件変更の緩和をいたしたところであります。ですから、従前、2年の延長もしくは5年の延長までオーケーだったものが、その枠を取り払うことができました。これは金融機関と当然、信用保証協会と三者の連携の上で成り立ったものでありますが、その条件変更の緩和によりまして、既に10月4日以降、10件の条件変更が認められたところでございます。今現在、非常に増えている状況にあります。  そんなことで、もう一つの新たな業支援の融資、これは先ほど言われたように、独立開業資金というのはございます。ただ、これは同じ業務をしていかないと、なかなか信用問題というのがございますので、これについては、山梨県にも融資制度がございます。ですから、県の制度はその辺、ちょっと柔軟なところがございますので、甲府市に相談をしていただければ、いろんなところの融資の相談業務を通じまして、その人に合った融資の紹介もできるのではないかと考えております。  以上です。 295: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。
    296: ◯石原(剛)委員 ぜひ、今言われたように、柔軟な対応、親切な対応ということで御努力いただきたいと思いますし、セーフティネットの認定は年末年始まで対応されるということをされてきましたから、努力されていると思いますので、引き続き、この部分はやっていただきますと同時に、事業者の動向に沿った機敏な対応をしていただきたいというふうに思います。  次に、先ほどお話があった商店街の問題です。これは、一つは、国の法律がまちづくり三法で改正されまして、それまでの大型店の規制から原則規制なしと、規制をすることをしないような方向にかじが取られて、その中で、旧来の商店街が非常に疲弊しているということで、一定の改善が今回、このところされまして、少し中心市街地活性化ということにも力を入れようということになってきたけれども、基本的には郊外型の大型店、この規制というのはなかなかできない状況があるわけですね。そういう中で、商店街を応援しなきゃならないから、なかなか下りのエスカレーターを駆け上がるということを自治体の担当のところはやらなきゃならないということで大変だなと思いますが、そういう現状の中でも頑張るということが大事だし、行政の立場とすれば、大事なのは情報を広く集め、それを商店主さんたちに提供する。それから、必ずどこの商店街にも頑張る人はいる。先ほどお話があったように、商人塾なんかの中で頑張る人たちが若い人たちの中で出たというお話がありますけれども、人はいるけれども、その人が個々にいるんではなかなか力を発揮できないから、そこをコーディネートする役目をするべきだと思います。  そういったところがないと、いつまでたってだめじゃんねという話になっちゃうから、そんなところで頑張ってもらいたいんですが、そういう中で、行政の立場とすれば、商店街の振興組合とか商店組合というのかね、そういったいろんなものをつくっているところがありますね。直接、会長さんとか組合長さんとかにお尋ねして、人間的なつながりをつくり、情報もお伝えするし、情報も聞いてくるということが大事だと思うんですけれども、職員の数も限界があると思うけれども、どこまでできるかわからんけれども、訪問し、関係をつくっていくということを積極的にやってもらいたいと思いますが、担当になられた方々、必ず足を運んでこられるかどうかという状況をお聞きしたいと思います。 297: ◯森沢委員長 小林商工振興課長。 298: ◯小林商工振興課長 個々の商店街、甲府市には34ほどの商店街、それを取り巻く商店街連盟という組織がございます。中心の商店街はもとより、普段一緒になって仕事をやっている関係で、それは連絡を密にとっております。今言われた、郊外の商店街は疎遠になっている例も、実際問題ですけれども、ございます。街路灯なんかの調査も含めて接触は図っているんですが、商店街の振興策そのものについての、やはり打ち合わせ等、全体会議というのがなかなか開くことができないものですので、一同に会してくるのはちょっと難しい。そういう点については、商店街連合を通じまして、それぞれの商店街にいろんな情報等は発している、そんな状況でございます。 299: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 300: ◯石原(剛)委員 ぜひお店に出掛けていってお話を聞くということが大事だと。顔と顔を合わせるということで、会合の中ではなかなか本音が出てこないけれども、お店に行って話をすれば、実はこういうことなんだよという話をよく聞かれると思うんですね。私どももいろんな催しをするときには、必ずお店に行って話をすると、なかなかおもしろい話を聞かせてもらえるんですね。ということで、時間とか人も限りがあるけれども、ぜひ出掛けていって状況を見る。そこに行って話を聞くということが大事だと思いますので、そういう方向性を持ってやっていただきたいと要望します。  それから、四つ目、消費者対策費をお聞きしたいと思います。振り込め詐欺とか、最近はなかなか難しい、いろんな消費者被害というのはあるというふうに思いますし、ここについては、消費生活センターというのを昨年度立ち上げたんでしょうかね。そういうことで、市民のいろんな問い合わせに対応していこうということをされております。そこで問題なのは、相談員さんです。この方の専門性を持って、継続性を持ってやっていかれるということができるような体制になっているのかどうかということで、相談員さんはどういうふうな人を、どのような条件でお願いしているのかということをお聞きしたいと思います。 301: ◯田中副委員長 石原消費生活センター所長。 302: ◯石原消費生活センター所長 現在、相談員は2名おりまして、交代で、実質1名で対応を行っております。相談員さんは資格を持っている方が1名、もう一名は、資格はありませんけれども、経験が長い方で今、執り行っております。1名は年が来ておりますので、いつやめるかわからないという、やめたい希望もありますので、平成22年度に向かいまして、4月に1名の相談員を雇用する予定になっております。その3人の中で回す中で、新たな相談員さんに資格を取ってもらって対応していきたい。それには今回、県のほうの消費者行政活性化事業の県の補助金、これは国から県のほうに消費者行政活性化基金という形で国から去年ですね、平成20年度末に来られた補助金ですけれども、それで使えるようになりまして、相談員のレベルアップということでつくようになりました。今回の平成22年の予算にも県の補助金として、その金額を230万円ほど平成22年度はとりまして、相談員のレベルアップと相談業務の啓発事業、そういうものに充てております。 303: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 304: ◯石原(剛)委員 それで、この方々の報酬は266万3,000円だから、3人でそうなると、1人頭90万円ぐらいですよね、年間で。非常に少ない賃金でやってもらっているということだから、それで継続的に、かつ専門性を持ってというにはちょっとお寒いんじゃないかというふうに思うんですけれども、長期間に雇用されて、経験も積んでいってもらうという必要があるには、処遇をこれではちょっと長く続けていただくには無理があるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、これでやっていけるんでしょうか。 305: ◯田中副委員長 石原消費生活センター所長。 306: ◯石原消費生活センター所長 年間90万円ですけれども、これは勤務日数が毎日じゃありませんので、来年ですと3人になりますけれども、1週間に勤務日が5日、水曜日が時間延長していますので2人勤務になりますので、1週間に6人ということになります。ですので、それを3人で交代でやっている関係上、1人の勤務に対する日額報酬は、普通の事務職より相談員ということで多くしております。 307: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 308: ◯石原(剛)委員 この方々、もう少し事前に調査しておけばよかったんですけれども、この雇用だけではきっと生活できないと思うから、ほかにも仕事をされながらやっているということなんでしょうか。大事な仕事をやっているんだから、ちゃんとした処遇をして、長く甲府市に勤務してもらうということが大事じゃないかと思うんですが、どうなんでしょう。 309: ◯田中副委員長 石原消費生活センター所長。 310: ◯石原消費生活センター所長 この方たちは、あまり収入が大き過ぎても困るというふうな方で、扶養の範囲内でやれる方というのがありまして、それなりの収入を得たいという方は、今回、募集の中にもあったんですけれども、もっと収入が欲しいのでということで遠慮された方もいらっしゃいます。承知の中で雇用している方であります。 311: ◯田中副委員長 石原(剛)委員。 312: ◯石原(剛)委員 できればもう少し予算を持てて、しっかりとした対応で、準公務員並みにこういった行政に当たってもらうというふうになれれば、よりいいんじゃないかなと思いますが、そういう状況の中で進めているということですね。ぜひそういう中でも、相談はかなり件数も増えていると思いますし、しっかりやっていってもらう。同時に、継続性、専門性ということを考えたら、処遇についても、もう少し改善しながら安定的にこの業務が進むべく方向をぜひ検討していただきたいなとは思います。  以上で終わります。 313: ◯森沢委員長 飯島委員。 314: ◯飯島委員 一点だけお伺いしたいと思います。  南北地域振興費の関係です。読んで字のごとくで、南北の地域振興に係る費用ということだと思います。先ほどの説明で、1,143万円の中身のこちらの説明の中で、238万5,000円は中道のほうの開発地ということで、それが南。北というと、マウントピア黒平管理事業費という認識なんですが、それで南北はことしはこれで行くという理解でいいですね。改めて。 315: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 316: ◯望月地域政策室長 はい。 317: ◯森沢委員長 飯島委員。 318: ◯飯島委員 そうしますと、この説明欄の上の南北地域振興事業費は具体的にどんな費用で使われるんでしょうか。 319: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 320: ◯望月地域政策室長 今ちょっとマウントピア黒平と地域振興施策の関係だけで御回答してしまいましたけれども、北のほうで、北部山間地域振興協議会、振興策を協議しております協議会ですけれども、その運営費とか、それと、北部と南部で空き家バンク等の制度を実施しておりますので、それの運営費とか、それとか、上九一色で、先ほど御回答いたしましたけれども、甲府ぐらしの体験施設の関係の費用とか、そういうものでやっております。 321: ◯森沢委員長 飯島委員。 322: ◯飯島委員 南北にかかわる絵を描くための準備であったり、多少、協議会とか、そういった運営費用に充てられるという解釈をしたんですが、それでよろしいですよね。 323: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 324: ◯望月地域政策室長 そうです。 325: ◯森沢委員長 飯島委員。 326: ◯飯島委員 済みません。一応、確認ということで改めさせていただきました。予算委員会に出させていただいて、とても勉強になって、私も、ほかの議員の皆さんもそうだと思いますが、いろんな小グループ、あるいは無尽の席で、ことしの予算はこうですよとかという発表する場が多分、皆さんあると思いますし、私もたまたまというか、北の出身なものですから、こういったものに関してちゃんと理解して伝える義務はあるのかなと思うこともあって質問させていただきたいと思います。  マウントピア黒平もとても有名サービス、あるいは、観光的な色合いもあって重要だとは思うんですが、私の北の辺の千代田湖周辺の、あそこは下帯那町というところでありますから、あそこへ行くと、まだ私が議員になる前に、ゴルフ場の開発なんていう話があったようで、具体的に、北部の地域振興の中で、あれはどういう話になっているのかなとか、今後、住民の不安といいますか、いろんな話の中で、ごみの処分地に市も考えているんじゃないかななんて、これは人のうわさですから、どこに責任があるとかそういう問題じゃなくて、要は、私が伺いたいのは、北部地域の振興の思想的な展望みたいなものは、ゴルフ場の開発以降どんなものがあるか。この問題については、ある意味では、会派の中でもいろいろな議論があって、もう随分前々から議論の中で、思想的な展望がどんなふうになっているんだという話し合いも出ていますので、その辺で、お答えできる範囲でお答えいただきたいと思います。 327: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 328: ◯望月地域政策室長 北部山間地域の振興ということで、千代田、能泉、宮本の3地区を対象に、地域住民の方々と行政との協働によりまして、具体的に新たな振興策を調査研究する組織としまして、先ほど申し上げました、甲府市北部山間地域振興協議会を運営しております。その中で、観光資源を伴っております北部山間地域の公共水域の水質保全を振興策の一つとしてとらえまして、今、協議を進めているところでございます。 329: ◯森沢委員長 飯島委員。 330: ◯飯島委員 今の御説明だと、山間地域の協議会ですか、それを定期的に行っていると。その構成メンバーはもちろん、市当局、あるいは住民の代表という理解でいいですか。そこを細かく教えてください。 331: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 332: ◯望月地域政策室長 地域の代表ということで、自治会連合会長さんに推薦してもらいまして、代表委員として御出席いただいております。それと、市の代表といたしまして、各部長が会議に出席しております。その名簿については、後日お届けさせていただきたいと思いますけれども。 333: ◯森沢委員長 飯島委員。 334: ◯飯島委員 ありがとうございます。では、また名簿について、もしいただけるのであれば、後日いただきたいと思います。活発な意見を議論していただいて、今、そういう途中経過にあるということだと思いますが、また今後も途中経過、あるいは、そういった議事録もいただければ、見せていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。よろしくお願いします。  商工費につきましては、観光、あるいは、こういった地域振興、大事な款ではもちろんありまして、私の印象で申し上げて失礼かもしれませんが、甲府市の絵を描く南北振興費が1,143万2,000円ですか、来年度の予算なんですが、この予算については、当局は満足はしているんですか。 335: ◯森沢委員長 望月地域政策室長。 336: ◯望月地域政策室長 やはりその中で、できる限りの市の予算をつなぎ出していきたいと思っております。 337: ◯森沢委員長 飯島委員。 338: ◯飯島委員 意地悪で伺ったわけじゃなくて、私としてみると、倹約、倹約というか、そういうものをしていい仕事ができないよりは、ある意味では、要求をしていい仕事をしてもらったほうがいいなという思いで伺った次第で、確かに、アクセントをつけて、無駄使いしないように、当局が一生懸命やっているのは重々承知しておりますので、誤解のないようにしていただきたいと思います。  以上で終わります。 339: ◯森沢委員長 ほかにございますか。小野委員。 340: ◯小野委員 観光振興のあり方と今後のあり方についてお願いしたいと思います。  先ほど関野産業振興室長さんが前の公園緑地課にタイムスリップして間違えたこと、申しわけないと思っています。  先ほど申し上げたとおり、きょうの新聞に掲載されました。4月18日に、御承知のとおり、「未来の荒川をつくる会」の皆さん方が自然を大事にしながら、そして、老若男女、大勢の方が自然の河川に下りて、そして、昔のようにアユが上る川、メダカのすむような川、お花畑がいっぱいある自然づくりをしようということで、NPO法人が立ち上がります。その方々がいろいろ活動して、先般、山梨学院大学の学長さんのところに堀内監督さんとお願いに行ってきたようであります。そして、その4月18日のために、チアリーダー、吹奏楽の皆さん方が奮って荒川に参加していただけるという情報が入りました。また、あわせて、知事さんも出席、それから、国土交通省の所長さんも親子で出席して、一緒に自然づくりに立ち向かっていきましょうということの情報をいただいております。あわせて、宮島市長さんのほうにも、この間、要請をしたようであります。3月8日に市長さんにもその要請をして、甲府市と教育委員会が後援のお力添えをいただけることを受けたようであります。  そこで、やっぱりこの人たちの訴えは、将来は観光立県を目指しているので、荒川から下曽根橋をつなげて、そして、42.195キロメートルの盆地の中を一周する健康ロード、それから、サイクリング、結局、親子のチャリンコ大会みたいのをして、全国から親子の人に集まっていただいて、湯村や石和に泊まっていただく。あわせて、自然を大切にしていただくと同時に、やっぱり泊まっていただければワインを飲んだり、宝飾も買っていくという経済効果もあるわけであります。御承知のとおり、合併した中道は、土地が無指定ですから、多くの都会の皆さん方が自然のものに触れていただければ、セカンドハウスとか、また居住の地を求めてくる。人口対策増もなるのではないかというような動きの中で、この運動をしているようであります。  そこで、特に身体障害者やお年寄りの皆さん方、車いすでも河川に下りられて、同時に、先ほど斉藤委員からもお話が出たとおり、イベントホール、今までは国土交通省は河川のところに駐車場を置くのを大変毛嫌いしておりましたけれども、先般は、宮崎市でも河川敷に駐車場を誘致しながら、地場産業の振興を図ってきているようであります。  そこで、山梨県立中央病院の上のところと、今度、4月18日に開催する、飯豊橋のところをずっと河川敷の右岸を、この人たちはイベントホールで、この18日のために借り受けたようであります。そういうこととあわせて、あの4,000人おいでになる、幼稚園の皆さん方を、生徒を呼んで、一緒に荒川ウォークに参加を要請しているようでありますし、教育委員会も、前の坂本委員長さんがリーダーとして一生懸命御活躍をしているようでありますから、これが一、二年、県のほうでは既に下曽根橋の測量に入っているようです。早速ここもつながってくるということになりますと、先ほど大きな目的であります自然環境に触れられるようなイベントが出てくると思います。それで、東京マラソンよりも私たちが思うには、すばらしい自然があるわけですから、このすばらしい自然を多くの人に承知してもらう。あわせて、県のほうでは、米倉山に太陽光発電を誘致します。中部横断道は出る。若彦路線は出るということになりますれば、東京に近いところにこんなすばらしいところはないわけです。  ですから、これにつなげて、荒川の自然の中で、あわせてウォークをしてもらったり、自転車に乗っていただいたり、あわせて自然を大切にする、情緒豊かな子供の養成と同時に、ミレーの絵を見ていただく、美術館に行っていただく、あわせて、昇仙峡に行っていただくという中で湯村に泊まっていただいて集客力の増加を図っていただくというような多くの目的がありますものですから、ぜひ観光の振興と同時に、4月18日については、観光開発課の皆さん方や関係所管の皆さん方もぜひ参加をしていただいて、ともどもこういうものが成功できるように御協力を願いたいなと思っておりますし、先般、陳情を市長さんにしたときには、窓口が宇野副市長さんが所管の窓口になったということをお聞きしております。  また、あわせて、この間から新聞に出ているのは、この人たちの活動した足跡は、山梨県立中央病院の横の荒川ウォーク、NPO法人で借り受けて、入院している患者の皆さん方が一日も早く退院できるようなお花畑とメダカとホタル、そういうものの自然をしていきましょうということで、お土産の株式会社藤二誠の小澤社長さんがその代表になりまして、そこを整備していただいた。この間、その前にしたのは、御承知のとおり、千秋橋の沼川の河川公園のところの代表が、丸市倉庫の堀内さんという社長さんがお花を用意して、そして、自然の中でそういうことをやっていくということで、着々にその運動が進められているところで、会員も600人ぐらいオーバーになっているようです。  そこで申し上げたいのは、先ほど間違えたんですけれども、イベントするについては、中央商店街の活性化とあわせて駐車場が必要なんです。今、国土交通省もそういう状態でいろいろ協議をしておりますから、観光の立県と同時に、この運動に皆さん方も一緒になって振興ができるように、私のほうからお願いしますけれども、その対応について、ぜひ前向きにお願い申し上げたいと思っております。  あと、川の整備とかは、こっちの土木費になってしまいますけれども、そんなことで、先ほど申し上げたとおり、それから、堀内監督が行きましたら、古屋学長さんが喜んで、今、山梨学院大学硬式野球部の監督に高橋一三さんがおいでになる。そこで、学長室に行きましたらば、巨人軍のV9を果たした右腕の堀内監督と左腕の高橋監督がいるということは非常に光栄だということで、学長も大変喜んでいただいて、そして、今度の運動にチアガールと、そういうものも全力で御協力いただけるということ、また、ほかのほうの伊藤学園のほうもそういうことで、みんな坂本先生がいろいろとお知恵をしていただきながら、そんな方向に前向きに進んでいるようでありますし、また、教育関係のほうで質問と御協力の依頼をするんですけれども、やっぱり沿線の子供さんと地域のお年寄りの皆さんと一緒になって「荒川よっちゃばれウォーク」に出て、そして、県でも言っているように、観光立県とあわせて、健康が一番大事です。健康であるからこそ医療費もかからないわけですから、その意味合いも込めて、所管がいろいろまたがりますけれども、観光開発課の皆さんと、先ほど言ったとおり、都市建設部の皆さんあわせて窓口を一本にしていただくということで、先ほどの情報でありますと、宇野副市長さんが窓口になったようですから、積極的に推進にお願いしたいと思います。  そこで、前向きによろしく。一言言っていただければ。 341: ◯森沢委員長 功力観光開発課長。 342: ◯功力観光開発課長 「NPO未来の荒川をつくる会」の広い活動内容、目標等を承知しておるわけでございまして、先ほど小野委員がおっしゃられましたとおり、市役所としていろんな所管がございます。紹介の窓口は宇野副市長さんだということでございますけれども、観光振興につきましても、私ども一生懸命頑張ってまいりたいと思っております。そしてまた、委員さんおっしゃいました駐車場問題につきましては、都市建設部のほうが所管になりますけれども、いろいろ連携をしながら、このウォークだけではなく、未来の荒川をつくる会の皆様方の活動を、まさしく協働の精神で頑張っていきたいと思っております。 343: ◯森沢委員長 小野委員。 344: ◯小野委員 そういうことで、山梨学院大学の皆様方も、カレッジスポーツということで13種目あるようですね。13の中に、特にお聞きしたのは、サッカーの横森監督さん、マラソンの上田監督さんもおいでになって、できる限りマラソンとか空いている部門はそっちのほうに出場させていただけるということでありますから、私はすばらしいことだと思います。そして、今、山梨学院大学さんが目指しているのは、学園のシティづくりとか、そういうことに一生懸命頑張っているわけですから、市と学校と同時に、県と国土交通省、知事さんも出席するようですよ。国土交通省の甲府河川国道事務所長さんの矢崎剛吉さんも、若い方のようですね。35歳のようです。ですが、子供と一緒に、そのウォークを自分も歩いて荒川づくりにしていきたい、こういうお知らせをいただいておりますから、どうかひとつ、皆さん方のお力をいただきながら、観光立県、経済の活性化あわせて自然を小さな子供にも守れるような環境づくりを願いたいと思っております。  この代表質問をしたときに市長もこう答えているんです。「荒川を守る取り組みについてであります。荒川は本州最北端であり、金峰山を源として市内を南北に貫流する市内最大の河川であるとともに、平成の名水百選に選定された、全国に誇れる甲州水の供給源であります。また、昇仙峡の渓谷美を初め、市街地を流れる流域の水辺区間は、多くの人々の憩いの場として私たちの生活に潤いをもたらしてくれる。かけがえのない市民の財産であると思います。こうしたことから、私たちの生活に欠くことのできない飲料水としての水質保全はもちろんのこと、流域の自然景観や眺望景観の形成に資するとともに、花の群生地や緑地帯の整備など、山梨県とともに連携を図る中で、だれもが気軽に楽しめ、安らぎが感じることのできる河川づくりを目指してまいりたいと考えています。そして、荒川を守り、育てる取り組みが行政だけでなくて、心ある多くの市民の皆さんや市民団体等の参画と協働により市民運動として大きく広がっていくことを願うものであります。御理解を賜ります」ということで、宮島市長さんも述べられています。  特に、宮島市長さんはいつも、自然を、荒川を取り戻そう、きれいな河川を取り戻そう。選挙のポスターに、みんな釣りのこれが出ているわけですから、一番の施策の、荒川のこのことこそ、経済の荒川ルネッサンスですよ。ここが甲府市の再生になると思います。そんなことで、そちらにおいでになる方も、皆さんで手を携えて、この運動にみんなで盛り上げていただくことを強く強く要望しておきます。よろしくお願いします。 345: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  以上をもって、一般会計歳出第7款商工費の審査を終了いたします。  次に、農業集落排水事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。関野産業振興室長。 346: ◯関野産業振興室長 それでは、平成22年度甲府市農業集落排水事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  別冊の予算に関する説明書、特別会計177ページからになります。  農業集落排水事業は、上九一色地区における農業用水の水質保全と生活環境の改善のための下水道事業でございます。予算総額は、歳入歳出とも、前年度に比べ205万円の増となっておりますが、要因といたしましては、事業用器具修繕費の増によるものでございます。  歳入について説明いたします。  181、182ページをお開きください。  1款1項1目農業集落排水施設使用料につきましては、加入戸数133戸、公共施設等19カ所の使用料であります。  2項1目農業集落排水施設手数料につきましては、督促手数料の存目予算となっております。  2款1項1目利子及び配当金につきましては、説明欄記載のとおりであります。  3款1項1目一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金であります。  前年度に比べ増額となった要因といたしましては、施設修繕に要する経費の増額によるものでございます。  次に、183、184ページをお開きください。  3款2項1目基金繰入金、4款1項1目繰越金、5款2項1目雑入につきましては、いずれも存目予算となっております。  歳入は以上でございます。  続いて、歳出について説明いたします。  185、186ページをお開きください。  1款1項1目農業集落排水事業費につきましては、施設整備工事費など、施設の運営及び維持管理にかかわるものが主なものであります。  2款1項1目元金につきましては、公債費にかかわる償還元金であります。  2目利子につきましては、公債費にかかわる償還利子であります。  3款1項1目農業集落排水整備基金費につきましては、基金への積立金でありまして、預金利子を財源としております。  以上で、甲府市農業集落排水事業特別会計予算についての説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 347: ◯森沢委員長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。石原(剛)委員。 348: ◯石原(剛)委員 お尋ねします。基金ですが、この事業を見てみますと、使用料に比べて一般会計からの繰り入れで事業を推進しているわけだから、基金というのは持たなくてもいいような気もするんですが、状況、どうなっているでしょうか。昨年は基金から繰り入れて、それで事業をやっているようですけど、今、どういう状況になっているのかだけお聞きしたいと思います。 349: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 350: ◯田野口農林振興課長 やはり基金の取り崩しにつきましては、入れているのは、基本的には、修繕費とかそういうものが結構かかってしまうということで、それに伴いまして、基金から持ってくるために基金というものを代用しているような状況でございます。 351: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。
    352: ◯石原(剛)委員 考え方を言われたけど、基金というのは、目的があって設けるから、その目的は大規模修繕に備えて基金を積んでおくんだということですが、状況から見れば、その基金を積まなくたって、民主党の事業仕分けなんかでよく言われるけれども、というふうに思うんですけど、基金として積んでおかなくても、必要な修繕が起きたら、そのときに一般会計から繰り入れてやっていっても、運営ができないという額じゃないと思うんだけれども、そんな細かいことを言っててもしようがないかね。状況だけ聞かせていただきたいと思います。今、基金の残高はどのくらいありますか。 353: ◯森沢委員長 田野口農林振興課長。 354: ◯田野口農林振興課長 現在の基金の残高でございますけれども、378万6,000円程度でございます。 355: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 356: ◯石原(剛)委員 大規模修繕に備えてとっておくという基金としては、ちょっとね。そういう状況になっているということですね。わかりました。 357: ◯森沢委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、以上をもって、農業集落排水事業特別会計の審査を終了いたします。  次に、中央卸売市場事業会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。小田切市場経営室長。 358: ◯小田切市場経営室長 よろしくお願いいたします。  平成22年度甲府市中央卸売市場事業会計予算につきましては、配付をしております業務実績の推移及び総括説明資料に基づき御説明申し上げます。  なお、あわせて、平成22年度甲府市予算書は55ページ、平成22年度予算に関する説明書、企業会計は1ページから始まる中央卸売市場事業会計予算を御参照ください。  それではまず、市場の業務予定量について御説明いたしますので、配付資料の業務実績の推移をごらんください。  業務の予定量につきましては、青果物4万4,850トン、水産物1万1,877トン、合計取扱量5万6,727トンを予定しております。  平成22年度の業務予定量であります取扱量につきましては、過去5年間の平均落ち込み率を加味して計算いたしました。平成21年度と比較いたしますと、青果物は約3.8%、1,772トンの減、水産物では約5.3%、665トンの減、合計では約4.1%、2,437トンの減を見込んでおります。  取扱金額につきましては、青果物は約3.5%、3億8,258万6,000円の減、105億4,845万1,000円、水産物は約3.7%、3億8,636万7,000円減の100億5,598万3,000円、合計では、約3.6%、7億6,895万3,000円減の206億443万4,000円と見込んでおります。  次に、平成22年度の市場事業会計予算について御説明いたしますので、配付資料の総括説明資料をごらんください。  平成22年度市場事業会計予算は、予算書第3条の収益的収支予算が3億2,680万円、予算書第4条の資本的収支予算が6,333万3,000円となります。  まず、市場の経営活動に伴い発生する収益と、それに対応する費用に関する予算書第3条の収益的収支予算について御説明いたします。  収益的収入から御説明いたします。収益的収入のうち、営業収益2億6,448万4,000円につきましては、卸売業者等の卸売額に対する売上高割使用料、卸売業者、仲卸業者等からの施設使用料及び電気・水道使用料、その他の営業収益でございます。  全体では、対前年度比約5.4%、1,519万7,000円の減を見込んでおります。その主なものにつきましては、卸売額の落ち込みによります売上高割使用料の減少並びに施設使用料及び電気使用料収入の減少を見込んだためであります。  営業外収益6,231万3,000円につきましては、預金の受け取り利息、一般会計からの繰入金であります他会計補助金。さらに、行政財産目的外使用料等の雑収益であります。  全体では、約7.6%、511万5,000円の減を見込んでおります。これは受け取り利息等の減少及び一般会計からの繰入金であります他会計補助金が減少したことによるものであります。  特別収益につきましては、存目であります。  以上の収入を合計いたしますと、収益的収入は3億2,680万円で、前年度当初予算に比べ約5.9%、2,031万円の減となっております。  次に、収益的支出について御説明いたします。  営業費用2億8,905万2,000円につきましては、職員給与費、事務費等の一般管理費、また、施設の維持管理に要する光熱水費、修繕費、警備委託料などの施設管理費及び建物構築物等の減価償却費であります。全体で6.0%、1,834万5,000円の減となっております。その主な要因は、電気使用料の減少による施設管理費の減少及び減価償却費の減少によるものであります。  次に、営業外費用3,744万5,000円につきましては、財務省からの繰入金であります、企業債支払い利息並びに環境整備費補助金等の関係業界援助費及び納税消費税額であります。全体では約4.8%、190万4,000円の減となっておりますが、その主なものは、企業債の元金償還によって支払い利息が年次的に減少していることによるものであります。  特別損失につきましては、存目であります。  予備費につきましては、前年度と同額の30万円であります。  以上の支出を合計いたしますと、収益的支出は3億2,680万円で、前年度当初予算に比べ約5.9%、2,031万円の減となっております。  次に、市場の建設改良及び企業債元金償還に関する予算書第4条の資本的収支予算について御説明いたします。  資本的収入から御説明いたします。  資本的収入、出資金の他会計出資金、2,132万円につきましては、平成22年度企業債償還元金、4,264万2,000円の約2分の1に相当する額を一般会計から繰り入れるものであります。  対前年度比約5.2%、105万3,000円の増となります。  固定資産売却代金につきましては、存目であります。  以上の収入を合計いたしますと、資本的収入は2,132万1,000円で、前年度当初予算に比べ約5.2%、105万4,000円の増となっております。  次に、資本的支出について御説明いたします。  資本的支出の建設改良費、2,069万1,000円につきましては、資産購入費として704万1,000円、施設整備費として1,365万円を計上しております。資産購入としては、電子報告書管理システム等の更新、施設整備としては、市場整備検討業務を予定しております。  企業債償還金4,264万2,000円につきましては、財務省からの借入金の平成22年度元金返済分であります。  以上の支出を合計いたしますと、資本的支出は6,333万3,000円で、前年度当初予算に比べ約56.2%、2,279万7,000円の増となっております。  なお、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額、4,201万2,000円につきましては、当年度分消費税資本的収支調整額、28万5,000円及び過年度分損益勘定留保資金4,172万7,000円で補てんをいたします。  以上で、平成22年度甲府市中央卸売市場事業会計予算の説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 359: ◯森沢委員長 それでは、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。池谷委員。 360: ◯池谷委員 私のほうから二点ばかりちょっとお伺いします。  平成19年度中の年度末に、見直しの資料をいただいたんですが、これは平成20年2月14日に私のほうにいただいています。その資料の中には、市場の見直し方針の結びで、これから市場運営の内容について説明されている中に、老朽化している施設、市場施設の整備については、リニューアルや改築について検討を進めてまいりたいと方針を打ち出したとあります。今回の3月の議会には提出された監査委員の資料、この資料の中には、報告の中に、定期監査報告書の内容によりますと、市場関係者で構成するワーキンググループにおいて協議を重ね、市場見直し計画の素案及び市場整備方針の素案を作成し、甲府市中央卸売市場運営協議会へ諮問をし、答申を受けた。また、市議会の建設経済委員会ですか、説明をしたり、パブリックコメントの実施を経て市場見直し計画整備方針を作成した。あと、平成23年度にスタートする地方卸売市場転換に向けて専門委員会を立ち上げ、準備を進めていると監査委員さんの報告に付されております。その中で意見として、一層の市民周知を図ることと記載しております。  そこで、私のほうでは二点ばかり質問をしたいと思いますが、今後の市場に対する考え方をお伺いしますが、その一点目は、平成22年度当初ですが、冷蔵庫の建物維持の計画があるかどうかをお伺いします。  二点目については、にぎわいのある市場づくり、これはドームでございますが、それが平成22年度はどのような考えをお持ちか、二点をできたらお伺いしたいと思います。 361: ◯森沢委員長 小田切市場経営室長。 362: ◯小田切市場経営室長 二点の質問の、まず最初に、市場冷蔵の扱いについてお答えをいたしますが、今、委員さんのほうからお話がありましたように、平成19年度末に見直し方針というのを作成いたしまして、その後、昨年の8月、それを受けました見直し計画、それから、整備方針というものを作成してございます。この中で、老朽化した施設の中に市場冷蔵も入っておりまして、整備方針の中では、改築ということで考えております。これは来年度、次年度に整備計画を策定していく中で、冷蔵庫の扱いをどうするかということで、開設者としては、老朽化、機能低下もありまして、建て替え等も考慮に入れているわけですが、実際に、この市場冷蔵は市場冷蔵株式会社という会社が運営をしておりまして、その経営状態もそれに加味していかなければならない。また、市場冷蔵を使っていただいている卸、仲卸、第三の方々、こういう方々の利用の希望というのがありますので、現在、施設整備に関して、先ほどのお話のありましたワーキンググループの中で調整を行っているところでございます。  二点目の、にぎわい市場づくりにつきましては、これも見直し計画の中で位置づけておりますが、市場関係者との今までの話し合いの中で、市場で何らかの小売りができないかという御要望がありまして、その事業内容については、市場関係者の御意向というものがかなり反映をしなきゃいけないということで、これもワーキンググループの中でいろいろ議論を重ねておりまして、他市場でもやっております市場開放のようなタイプ、また、逆には、常設展を開くべきだ、小規模ですが、築地場外みたいな形ができればという御希望もありまして、これも現在、話し合いを進めているところでございます。 363: ◯森沢委員長 池谷委員。 364: ◯池谷委員 そうしますと、まだ平成22年度には具体的な方向性はまだ出てこないということでいいですよね。 365: ◯森沢委員長 小田切市場経営室長。 366: ◯小田切市場経営室長 冷蔵庫のほうにつきましては、整備計画は次年度策定をしてまいりますので、その中で方向性は出るかなと思っておりますが、にぎわい市場につきましては、要するに、実際の事業をやられる業界の方々がどう考えていくかということで、まとまるには多少時間がかかろうかなと思っております。 367: ◯森沢委員長 池谷委員。 368: ◯池谷委員 それぞれ分けて今、質問しましたが、大体答弁でわかりました。ありがとうございました。 369: ◯森沢委員長 斉藤委員。 370: ◯斉藤委員 この問題については、来年の市場からの転換ということで、とにかく早期に、ことしの9月までにもうまとめて、9月の議会には明らかにしますよという話もございましたよね。先ほどの説明では、今年度中にできるかどうか、ちょっと危ぶむような話もありましたけれども、そうじゃないでしょう。違うでしょう。 371: ◯森沢委員長 小田切市場経営室長。 372: ◯小田切市場経営室長 常任委員会のほうで御質問があった回答につきましては、条例制定とか転換準備という部分と、それから、先ほど御説明しました整備計画、これは平成23年から始まります国の第9条整備計画で、本市の整備計画を位置づけるということで策定を考えています。  ただ、にぎわい市場に関しましては、どうするかという具体的な内容までは事業主体としましては、業界がそれを担っていくということですから、それを受けて、開設者としてどう対応するかということでございますので、詳細については、結論はまだ時間がかかるということでございます。 373: ◯森沢委員長 斉藤委員。 374: ◯斉藤委員 そういう点は、若干、不安なり心配もしたから、この前質問したんですが、ワーキンググループにしても、にぎわいの専門部会とか、いろんな専門部会の結論は、いずれにしても、ことしじゅうにとにかくまとめ得ると。特に全力を上げて9月の時点まではまとめられると思いますよという見通しさえ示されたと理解をしているんです。はっきり聞きますけど、来年の4月時点で転換する場合に、一気に転換するのか、それとも、段階的に転換するのか、どっちですか。 375: ◯森沢委員長 小田切市場経営室長。 376: ◯小田切市場経営室長 地方卸売市場の転換につきましては、来年の4月ということで検討をしております。その段階的にという状況は、中の要するに、ルールづくりというか、制度というか、そういう内容については、その中でまた地方へ転換した後も、逆に言えば、検討していく内容もあろうかと思いますので、そういう意味でお考えいただきたいと思います。 377: ◯森沢委員長 斉藤委員。 378: ◯斉藤委員 私が言うのは、全国的には中央卸売市場から地方卸売市場に転換をしたけれども、ある地域においては、名前だけは確かに地方卸売市場になったけれども、内容が何ら変わらなかったというところもあるやに情報として聞いているわけです。そういうことはないでしょうねという話もこの前したわけですね。しかし、一気に、いろんなにぎわい市場の問題にしても何にしても具体的なこともありますから、そういうものは、問題がいろいろあるでしょう。中に入っている仲買人とか関係各位の協議をしなきゃならないからね。だから、そういうもろもろの具体的なこともありますから、そういうものは若干、来年の4月までで一気に転換することはできないでしょう。そういうものについては、段階的になっていく、こういうこともあり得るんですかという話です。 379: ◯森沢委員長 小田切市場経営室長。 380: ◯小田切市場経営室長 そのとおりでございます。 381: ◯森沢委員長 斉藤委員。 382: ◯斉藤委員 わかりました。そういう状況の中であるがゆえに、ぜひいろんなものについて、できるだけ整理をして、市民がああ、なるほど、転換したなということで、視覚的にそこがこれからの活性化に結びつくような一つの第一歩にしていくように、ぜひ全力を傾注して転換を図っていただきたい。このことを要望して終わります。 383: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  以上をもって、中央卸売市場事業会計の審査を終了いたします。御苦労さまでした。  それでは、ここでしばらく休憩をしたいと思います。午後3時に再開いたしますので、よろしくお願いいたします。                  午後2時46分 休 憩           ─────────────・─────────────                  午後2時59分 再開議 384: ◯森沢委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  一般会計歳出第8款土木費の審査に入ります。  当局から説明をお願いします。  若月都市建設総室長。 385: ◯若月都市建設総室長 それでは、第8款土木費について御説明申し上げます。  土木費につきましては、予算に関する説明書10ページと11ページの歳出の総括表のところに記載がございますように、当初予算額72億1,981万5,000円、対前年比マイナス11.3%の9億1,500万円余の減額計上であります。この減額の要因でございますけれども、後ほど御説明の中で出てまいりますが、甲府駅周辺土地区画整理事業費及び拠点形成事業費等の減額が主なものであります。  それでは、予算に関する説明書120、121ページをお開き願います。  8款土木費につきましては、1項1目の道路橋りょう総務費から、4項2目の住宅建設費までにわたりますが、順次御説明を申し上げます。  なお、金額につきましては、予算書に記載されておりますので、朗読を省略させていただきます。  まず、8款土木費1項道路橋りょう費につきましては、1目の道路橋りょう総務費から6目の橋りょう維持費までであります。一部、総務部に係る予算も含みますが、一括して御説明をいたします。  1目道路橋りょう総務費は、一般管理費及び地籍調査事業費外、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年比マイナス2.9%、1,984万1,000円の減額計上であります。減額の主な要因は、一般給与費の減であります。  主な節についての御説明ですが、1節報酬は、地籍調査事業、道路用地管理事業及び緊急雇用創出基金事業に係る嘱託職員3名分の報酬、2節から4節までは、職員67名分の給与費、8節報償費は、地籍調査推進委員の現地調査に係る報償費等であります。  また、11節需用費は、街路灯等に係る光熱水費、自動車修繕に要する経費。  それから、13節委託料は、市道登記業務、地籍調査測量業務及び総務部にかかわります設計積算システム保守業務等の委託料が主なものであります。  また、14節使用料及び賃借料は、補修センターによる道路補修にかかわる土木機械及びダンプトラック、地籍調査事業に係る統合型土地情報システム等の借上料でございます。  続きまして、122、123ページをお開き願います。  18節備品購入費は、道路維持に係る自動車器具の購入に要する経費。  19節負担金補助及び交付金は、日本道路協会負担金等。  22節補償補填及び賠償金は、市道上の事故に係る道路損害賠償金等であります。
     続きまして、2目道路維持費は、道路維持管理事業費等に要する経費でありまして、対前年度比2.2%、184万5,000円の増額計上であります。増額の主な要因は、市道等の維持補修工事費請負費の増であります。新たな事業といたしまして、グリーンニューディール基金を活用し、温室効果ガスの排出抑制を図るための省エネ・グリーン化推進事業費を計上いたしました。また、説明欄記載の緊急雇用創出基金事業費につきましては、県が国からの交付金をもとに創設した基金を財源といたしまして、雇用機会の創出に取り組むものであります。  主な節について御説明いたします。  1節報酬は、補修センター嘱託職員5名分及び緊急雇用創出事業に係る嘱託職員4名分の報酬であります。  13節委託料は、道路の除草、除雪、また、新たに省エネ対策として、道路照明等改修工事詳細用設計に要する経費。  15節工事請負費は、道路補修工事、転落防護柵設置工事等に要する経費。  16節原材料費は、側溝蓋、グレーチング、生コン等の直営補修工事用の材料費であります。  続きまして、3目道路舗装費では、市道舗装事業費に要する工事請負費でありまして、対前年比マイナス20.9%、794万円の減額計上でありますが、これは、今年度、国の補正予算で創設されました、国の地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用し、このたびの3月補正予算に前倒しして計上したことによるものであります。  次に、4目道路整備事業費は、説明欄記載の道路整備事業に要する経費でありまして、対前年比8.9%、6,130万円の増額計上であります。増額の要因は、宮原2号線整備事業及び増坪1号線整備事業費の増額な主なものであります。  主な節についての御説明です。  1節報酬は、補償算定業務等に係る嘱託職員1名分の報酬。  12節役務費は、不動産鑑定に係る手数料。  13節委託料は、貢川千塚境線整備事業における池田農協交差点改良道路詳細設計等の経費であります。  15節工事請負費は、増坪1号線外3路線に係ります道路改良工事費等。  17節公有財産購入費は、国玉通り線外3路線にかかわります道路整備事業用地の取得費であります。  また、22節補償補填及び賠償金は、下曽根2247号線外3路線の道路用地取得に伴う建物等移転補償費及び工事に伴う電柱等の移転補償費であります。  124、125ページをお開き願います。  5目道路新設改良費は、市道新設改良事業費外、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年比マイナス13.8%、5,159万3,000円の減額計上であります。減額の主な要因は、平成21年度に自転車走行環境整備事業が完了したことによるものであります。  主な節についての御説明です。  13節委託料は、市道新設改良事業、地域整備事業、歩道整備事業の測量業務等に係る経費。  15節工事請負費は、説明欄記載の事業に係る道路等の整備改良工事費等。  23節償還金利子及び割引料は、市道新設改良事業等の道路用地取得に伴う償還金であります。  次に、6目橋りょう維持費は、橋りょうの維持補修に係る経費でありまして、対前年度比50.9%、503万7,000円の増額計上であります。増額の主な要因は、橋りょう長寿命化修繕計画策定における橋りょうの現況調査委託の実施に伴うものであります。  主な節について御説明いたします。  13節委託料は、橋りょう寿命化修繕計画策定に係る現況調査業務の経費。  15節工事請負費は、既存橋りょうの補修工事に要する経費であります。  続きまして、2項河川費、1目河川水路費について御説明いたします。  河川水路費は、一般河川の改修事業等に係る経費でありまして、対前年度比76.0%、5,645万5,000円の増額計上であります。増額の主な要因は、野間川改修事業費の増によるものであります。  主な節についての御説明です。  2節から4節は、河川改修業務にかかわります3名分の給与費。  13節委託料は、沼川、四分川、流川の逆水防止樋門管理及び野間川河川調査設計等の経費。  15節工事請負費は、河川水路改修等の工事に要する経費であります。  126、127ページをお開き願います。  23節償還金利子及び割引料は、野間川拡幅、流川改修事業の用地先行取得に伴う償還金であります。  続きまして、3項都市計画費につきましては、1目の都市計画総務費から7目の緑化推進費までであります。  1目都市計画総務費は、都市計画事業費のほか、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比5.2%、533万4,000円の増額計上であります。増額の主な要因は、新規事業として、都市計画道路の計画の見直しに伴う都市計画道路整備検討費の計上によるものであります。  主な節について御説明いたします。  1節報酬は、都市計画審議会委員の報酬。  2節から4節は、職員8名分の給与費。  13節委託料は、甲府駅北口拠点施設等維持管理委託に伴う経費であります。  また、19節負担金補助及び交付金は、リニア中央新幹線甲府圏域建設促進協議会負担金、新山梨環状道路整備促進期成同盟会負担金等であります。  なお、21節貸付金は、都市計画事業施工に伴う移転等の資金貸付預託金であります。  次に、2目開発指導費につきましては、紅梅地区市街地再開発事業費外、説明欄記載の事業に係る経費でありまして、対前年度比9.0%、1億1,909万7,000円の増額計上であります。増額の主な要因は、ことしの秋に完成となります紅梅地区市街地再開発組合への補助金の増によるものであります。  主な節について御説明いたします。  1節報酬は、開発審査会委員及び建築審査会委員、各7名分、屋外広告物取扱事務2名分並びに指定道路調書作成事務1名分、緊急雇用創出事業の嘱託職員1名分の報酬であります。  また、2節から4節は、職員14名分の給与費であります。  128、129ページをお開き願います。  13節委託料は、木造住宅耐震化支援事業費の耐震診断業務に要する経費、建築指導事業費の構造計算プログラム保守に要する経費と、それから、19節負担金補助及び交付金は、紅梅地区市街地再開発事業補助金及びまちなか定住促進事業における住居購入補助金等であります。  次に、3目土地区画整理費につきましては、甲府駅周辺土地区画整理事業費のほか、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス42.4%、15億2,006万7,000円の減額計上であります。減額の主な要因は、前年度にペディストリアンデッキ、多目的広場及び藤村記念館移築等の主要構築物の築造工事費が計上されていたことによるものであります。  主な節についての御説明です。  1節報酬は、甲府駅周辺土地区画整理審議会委員10名分の報酬。  2節から4節は、職員24名分の給与費。  13節委託料は、甲府駅周辺土地区画整理事業における建物補償積算業務、埋蔵文化財調査業務、横沢架道橋詳細設計業務等に要する経費であります。  また、15節工事請負費は、甲府駅周辺土地区画整理事業地内の都市計画道路及び区画道路築造工事費、甲府駅周辺拠点整備事業に関する工事費形成事業等であります。  なお、19節負担金補助及び交付金は、組合施行の山宮地区土地区画整理事業費にかかわる助成金等であります。  130、131ページをお開き願います。  22節補償補填及び賠償金は、甲府駅周辺土地区画整理事業に伴う建物等移転補償。  23節償還金利子及び割引料は、土地区画整理事業等の用地先行取得に伴う償還金であります。  次に、4目街路事業費につきましては、市単独街路事業費のほか、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比98.8%、3億4,209万5,000円の増額計上であります。  増額の主な要因は、都市計画事業に伴う代替用地として、土地開発公社が取得した未処分公有地の買い戻しを行うため、市単独街路事業費に用地取得費5億7,000万円を計上したことによるものであります。  主な節についての御説明です。  2節から4節は、職員7名分の給与費。  13節委託料は、和戸町竜王線整備事業に係る道路詳細設計業務に要する経費が主なものであります。  また、17節公有財産購入費は、都市計画事業に伴う代替用地として、土地開発公社が取得した未処分公有地の買い戻しを行うための用地取得費。  23節償還金利子及び割引料は、街路事業用地先行取得のための償還金であります。  次に、5目公園建設費につきましては、緑が丘スポーツ公園整備事業ほか説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比7.5%、323万1,000円の増額計上であります。  増額の主な要因は、新規事業として、街区公園整備事業費を計上したことによるものであります。  主な節についての御説明です。  2節から4節は、職員5名分の給与費。  15節工事請負費は、緑が丘スポーツ公園内のフェンス改修及び街区公園へのトイレ設置工事に要する経費であります。  次に、6目公園費につきましては、動物園管理事業費外、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比8.5%、3,859万3,000円の増額計上であります。  増額の主な要因は、新規事業として、省エネ・グリーン化推進事業費を計上したことによるものであります。  主な節についての御説明です。  1節報酬は、遊亀公園、歴史公園の維持管理費等に係る嘱託職員9名分及び緊急雇用創出基金事業に係る嘱託職員3名分の報酬であります。  2節から4節は、職員27名分の給与費。  8節報償費は、都市公園愛護会への報償であります。  132、133ページをお開き願います。  11節需用費は、動物園・都市公園の光熱水費及び飼育動物用飼料等に要する経費。  12節役務費は、都市公園等の樹木の剪定業務手数料。  13節委託料は、都市公園の清掃、除草業務及び動物園内の夜間警備等に要する経費であります。  また、15節工事請負費は、省エネ・グリーン化推進事業における公園照明灯のLED灯への取り替え工事及び公園遊具新設、修繕工事等に要する経費。  19節負担金補助及び交付金は、日本動物園水族館協会会費等。  23節償還金利子及び割引料は、都市公園用地等取得に伴う償還金であります。  次に、7目緑化推進費につきましては、みどり豊かなまちづくり基金事業費外、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス7.8%、131万8,000円の減額計上であります。  主な節についての御説明です。  1節報酬は、緑化推進協議会委員10名分及び落合圃場の嘱託職員1名分に係る報酬。  8節報償費は、緑化ポスターコンクール表彰記念品及び市民緑化教室の講師への謝礼等であります。  また、12節役務費は、花苗の委嘱及び定植等の手数料。  13節委託料は、まちの杜管理業務の経費。  19節負担金補助及び交付金は、生け垣設置助成金等であります。  134、135ページをお開き願います。  4項住宅費につきまして御説明いたします。  1目住宅管理費は、住宅管理費外、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス2.3%、536万6,000円の減額計上であります。減額の主な要因は、家賃助成制度廃止による事業費の減であります。  主な節について御説明いたします。  1節報酬は、市営住宅使用料の滞納金の徴収嘱託職員2名分及び市営住宅管理嘱託職員1名分の報酬。  2節から4節は、職員7名分の給与費。  8節報償費は、市営住宅明け渡し訴訟に係る弁護士費用及び市営住宅管理人報償金等であります。  また、11節需用費は、市営住宅の建物修繕に要する経費が主なものであります。  13節委託料は、火災報知器取り付け業務及び給水設備保守管理等に要する経費。  15節工事請負費は、市営住宅のトイレ及び浴室の改修工事費等であります。  また、19節負担金補助及び交付金は、家賃助成補助金等。
     22節補償補填及び賠償金は、市営住宅の用途廃止に伴う入居者の移転に要する費用。  23節償還金利子及び割引料は、住宅退去に伴う敷金払い戻しに要する経費であります。  次に、2目住宅建設費は、公営住宅整備事業費外、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比65.0%、5,787万1,000円の増額計上であります。増額の主な要因は、新たに老朽化の著しい市営北新三団地の建て替え事業経費を計上したことによるものであります。  13節委託料は、北新三団地建設基本設計作成業務等に要する経費。  15節工事請負費は、住み替えに伴う北嶺荘及びむつみ荘の空き室改修に要する経費。  また、22節補償補填及び賠償金は、住み替えに伴う移転補償費等に要する経費。  23節償還金利子及び割引料は、市営住宅用地取得に伴う償還金であります。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 386: ◯森沢委員長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。石原(剛)委員。 387: ◯石原(剛)委員 みんな遠慮されてるから、じゃあ。一つ、まず、家賃助成事業ですね。平成21年になくなってしまいましたけれども、それにかわってまちなか居住ということに変えてやろうということだそうですけれども、まちなか居住というのはどういったことをやろうとしているのか。そして、新婚世帯向けで家賃助成をやってきたことの代替にはなかなかならないんじゃないかなとは思うんですけれども、そこら辺、削っちゃったばっかりに終わってしまってはいけないだろうなと思うので、もっと工夫をしたほうがいいんじゃないかなと思いますけれども、まちなか居住の事業の内容についてお聞きしたいと思います。 388: ◯森沢委員長 秋山都市計画課長。 389: ◯秋山都市計画課長 まちなか定住促進事業費につきまして御説明いたします。  当該事業は、中心市街地内のマンション等を購入する世帯に対しまして、一定の補助を行い、中心市街地を積極的に定住の場としていただく、その活性化に寄与することを目的としております。  事業期間は、平成21年から24年までの4年間、補助内容は、契約金額の3%以内、かつ50万円以下でございます。  この4年間で172件の補助を想定しており、平成22年度、来年度分として50件分を予定してございます。  以上です。 390: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 391: ◯石原(剛)委員 50件の方に助成する予定だと。だから、地震対策とか、大変な人に対して応援するとかというんだったらわかるんだけれども、一般の家を購入するのに助成するということになりますと、新たに購入できる人は、わりとそうはいっても、資金を準備できる人たちじゃないかなと、こういうふうに思うんですよね。そうなると、それなりに力がある人に対して50万円、3%以内ですから、1,500万円程度の購入ができる方々に対して助成をするということですよね。平成21年から始めていますから、既に実施されてきているわけですけれども、平均的にどのくらいの金額の家屋を購入されている方々に助成をされてきたのか。平成21年にやったことですよね。平成22年も大体同様の傾向が見られると思うんですね。実績というんですか、平均購入価格というのかな、そういうのがわかったら教えてください。 392: ◯森沢委員長 秋山都市計画課長。 393: ◯秋山都市計画課長 今年度、平成21年度は、当初、15件でございましたが、申し込みが多数ということで20件分補正追加をいたしまして、現在、34件の申し込みがございます。  そして、今、金額のほうのお話なんですが、私どものほうで、今年度分50万円、満額を出しているところが多いということで、約3,000万円前後の物件を御購入されているということでございます。  以上です。 394: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 395: ◯石原(剛)委員 3,000万円のお金が出せる人たちに助成をして、果たしてこれが効果があるのかなというふうに思うんですけれども、効果があると言っちゃ、それだけの人が必ず甲府市内に住んでくれるんだけれども、そういう人たちは、この制度がなかったにしても、求めることができる人たちじゃないかなと思うんですよね。そうすると、効果というのは果たしていかがなものかなと思うんですよね。これだけのお金を出して、甲府市内に見つけてくれるんだという効果ですね。それはどういうふうに評価されるんでしょうか。 396: ◯森沢委員長 秋山都市計画課長。 397: ◯秋山都市計画課長 まず、この事業は、中心市街地活性化基本計画に基づく中心市街地の活性化に根ざしてございます。この制度の前に、実は、平成14年から18年まで、まちなかに建てる、建築されるほうに補助を出させていただきました。今回、第2弾として、住まわれる方という形で、あくまでも中心市街地115ヘクタールに住んでいただいて、そこで物を買っていただいて、にぎわいを、生活の場にしていただくということを目的にしてございますので、この二階建ての施策を現在進行中ということでございます。  以上です。 398: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 399: ◯石原(剛)委員 若者に住んでいただくという点で、新婚世帯向けの家賃助成をやってきたわけだから、それでなかなか引き続き住んでくれなかったということで、効果が少なかったと言っているけれども、一度は甲府市内に住んでいただいてということで、私は、効果がある事業だったんじゃないかなと思うんですね。だから、3,000万円が用意できるような方々に対して助成するよりは、新婚で甲府市内にまずは見つけようという方々に対する制度というものが、やめちゃうだけじゃなくて、代替として必要じゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺は検討されたんでしょうか。 400: ◯森沢委員長 秋山都市計画課長。 401: ◯秋山都市計画課長 私どものほうで、あくまでも中心市街地活性化に出した施策の一環ということで、施策を出させていただきまして、今年度、平成21年度も34件のうち、市内移動が14件、市外から転入が20件、うち、県外から7件という申請の方がございまして、私どもの中心市街地に外から住んでいただくという効果には寄与していると思っています。  以上です。 402: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 403: ◯石原(剛)委員 もうこの辺で終わりたいと思います。そういう点では、そちらのねらった市内、市外からの中心市街地への居住という点ではあったとは思いますけれども、結局、わりと余裕のある方々への助成制度じゃないかなと思うところは変わりません。  以上で終わります。  次に、耐震改修、耐震診断、以前から求めてまいりましたけれども、近づいてきます東海沖地震、この場合、建物の倒壊というのは避けられないにしても、命は助けるという点で、耐震改修ということが木造住宅の倒壊によりまして、命が失われないような改修をしていくということでの木造住宅への耐震改修、ずっとやられてきました。しかしながら、なかなか利用をするには、それなりの用意がなければ、高齢者の方々で、そういう点では、大変な人たちだから助成制度というのをやってくる意味があったんだけれども、さらに一層これを進めるために、平成22年度、特に改善をしてやられようとする内容があれば、PRをさらに進めるとか、補助対象を広げるなどなどありましたらお聞かせ願いたいと思います。 404: ◯森沢委員長 望月建築指導課長。 405: ◯望月建築指導課長 木造住宅の耐震化の支援につきましてお答えいたします。  平成21年度にテレビやラジオを活用しました補助制度の啓発活動を実施いたしまして、放映直後から多数のお問い合わせをいただきまして、一定の効果があったものと認識しております。この効果を一層高めていくための平成22年度の取り組みといたしましては、補助制度を開設しましたパンフレットを全戸配布を行ってまいります。また、今まで以上に地域と一体となった取り組みが必要でありますので、パンフレットを活用する中で、危険度が高いというふうに予想されております地域を重点に、自治会単位ごとのきめ細かな説明会を開催してまいりたいと考えております。  さらに、平成22年度からは、安価な手法で住宅の倒壊から生命が守れるように、居間や寝室といった部屋への耐震シェルターの設置の支援を拡充することといたしまして、これら拡充しました制度を説明会を開く中で積極的にPRをしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 406: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 407: ◯石原(剛)委員 わかりました。老朽化した耐震性が劣る住居に住まわれている、わりと高齢の方が多いと思いますし、そういう方々に対する助成制度ということで、これは大事だと思いますし、命を守るというところで自治体が役目を果たしていくということで大事だと思います。ぜひ頑張っていただいて、先ほどあったように、テレビ、ラジオ、それから、大きな地震があると、問い合わせが多くなるというふうにお聞きしていますので、一層の周知に努めていただきまして、甲府市は東海沖地震の対策強化地域に入っているわけですから、そういう中での取り組みとして頑張っていただきたいというふうに思います。  それから、8款では、続いて、ここで聞くのはどうかと思いますが、身近な公共工事というのを大事にしてもらいたいということで、住宅の管理、それから、側溝や生活関連道路、一つ一つは小さいけれども、直接住民の生活に役立つし、それから、直営の補修センター、これについてもすぐに行政が対応していくという点では、行政の市民に対する姿勢を示す点でも大事なものだと思いますので、引き続き、ここら辺は予算も限られてはいると思うけれども、しっかり予算も盛ってやっていってもらいたいなと思いますけれども、平成22年にえらい変わったということはないかと思いますけれども、引き続き、こういった身近な公共工事は大事にやってもらいたいなと思いますけれども、考えをお聞きしたいと思います。 408: ◯森沢委員長 宮澤都市基盤整備室長。 409: ◯宮澤都市基盤整備室長 今、委員のおっしゃるように、きめ細かい対応を今後もしてまいりたいと考えております。  以上です。 410: ◯森沢委員長 石原(剛)委員。 411: ◯石原(剛)委員 端的に御答弁いただきまして、ありがとうございます。ぜひ、直接市民にかかわるところですし、行政が市民に役立っているということをアピールできる。公務員としても、市民の皆さんから喜ばれる仕事をするということは、生きがいにもつながると思いますので、ぜひここはしっかりやってもらって、予算も取れるように頑張っていただきたいなというふうに思います。  あと、要望ですが、小規模工事登録制度で、20万円以下の工事で小さいものですけれども、これは甲府市の仕事を直接市内の業者が受けることができるということで、地域の活性化にも役立つと思いますので、発注する側として、ぜひこの制度を使っていただいて、一つずつは小さいからちょっと面倒くさいということを考えないで、小さいものもどんどん出していただいて、地域の中小企業の、一人親方の大工さんなど、地域のメンテナンス屋さんとしてそういう役割は大きいわけですから、そういう方々の仕事を確保していくということで、大いに使っていただきたいということを要望して終わります。 412: ◯森沢委員長 ほかにございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  以上をもって、一般会計歳出第8款土木費の審査を終了いたします。御苦労さまでした。  次に、土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計の審査に入ります。  平嶋都市拠点整備室長。 413: ◯平嶋都市拠点整備室長 それでは、土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。  予算に関する説明書の107、108ページをお開きください。  1款1項1目雑入につきましては、寿宝地区土地区画整理事業の清算金収入でございます。  次に、歳出予算について御説明申し上げます。  109、110ページをお開きください。  1款1項1目土地区画整理事業用地取得費につきましては、寿宝地区土地区画整理事業清算金の土地開発区への償還金でございます。  以上で御説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 414: ◯森沢委員長 以上で説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 415: ◯森沢委員長 以上をもって、土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計の審査を終了するとともに、本日予定をいたしました日程はすべて終了いたしました。  なお、あすも午前10時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日は、これをもって散会いたします。                  午後3時32分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...