小浜市議会 > 2022-08-25 >
08月25日-01号

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  1. 小浜市議会 2022-08-25
    08月25日-01号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年  9月 定例会(第3回)   令和4年8月25日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(17名) 1番  杉本和範君  2番  東野浩和君 3番  川代雅和君  4番  坂上和代君 5番  熊谷久恵君  6番  竹本雅之君 7番  牧岡輝雄君  8番  藤田靖人君 10番  小澤長純君  11番  今井伸治君 12番  能登恵子君  13番  下中雅之君 14番  垣本正直君  15番  藤田善平君 16番  風呂繁昭君  17番  富永芳夫君 18番  池尾正彦君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長        松崎晃治君     副市長       谷口竜哉君     総務部長      松宮眞由美君     総務課長      畑田康広君     企画部長      東野克拓君     企画部デジタル政策幹               松見一彦君     企画部次長     山口久範君     民生部長      前野浩良君     産業部長      田中正俊君     会計管理者     山本佳代子君     教育長       窪田光宏君     教育部長      檀野清隆君●議会事務局長および書記     議会事務局長    和久田和典     次長        重田典子     書記        保木翔真●議事日程   令和4年8月25日 午前10時開議  日程第1       会期決定  日程第2 認定第1号 令和3年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定について       認定第2号 令和3年度小浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第3号 令和3年度小浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第4号 令和3年度小浜市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第5号 令和3年度小浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第6号 令和3年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第7号 令和3年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第8号 令和3年度小浜市水道事業会計決算の認定について       認定第9号 令和3年度小浜市下水道事業会計決算の認定について  日程第3 報告第11号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告について       報告第12号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告について  日程第4 報告第13号 議会の委任による専決処分の報告について             (損害賠償の額を定めることについて)  日程第5 議案第35号 専決処分につき承認を求めることについて             (令和4年度小浜市一般会計補正予算(第3号))  日程第6 議案第36号 令和4年度小浜市一般会計補正予算(第4号)       議案第37号 令和4年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第38号 令和4年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議案第39号 令和4年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)       議案第40号 令和4年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議案第41号 令和4年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)       議案第42号 令和4年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第43号 令和4年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)       議案第44号 小浜市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について       議案第45号 小浜市コミュニティセンターの設置および管理に関する条例の制定について       議案第46号 若狭ふれあいセンターの設置および管理に関する条例の廃止について       議案第47号 小浜市交流ターミナルセンターの設置および管理に関する条例の廃止について       議案第48号 小浜市農山村研修施設設置条例の廃止について       議案第49号 小浜市久須夜交流センターの設置および管理に関する条例の廃止について  日程第7 陳情第7号 「すべてのケア労働者の大幅賃上げを求める意見書」の採択を求める陳情書       陳情第9号 地方財政の充実・強化に関する意見書採択について                           午前10時00分開会 △開会・開議 ○議長(小澤長純君) これより令和4年第3回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(小澤長純君) 諸般の報告をいたさせます。 議会事務局長、和久田君。 ◎議会事務局長(和久田和典君) 報告いたします。 6月24日、議会運営委員会が開催されました。 6月28日、令和4年度5月分、令和3年度5月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 6月29日、地域防災・原子力安全対策特別委員会が開催されました。 6月30日、若狭鯉川シーサイドパークの浜開きが開催され、副議長が出席しました。 同日、若狭広域行政事務組合議会全員協議会が若狭町において開催され、関係議員が出席しました。 7月1日、人魚の浜海水浴場の浜開きが開催され、議長が出席しました。 同日、社会を明るくする運動内閣総理大臣メッセージ伝達式が開催され、議長が出席しました。 同日、2022年原水爆禁止国民平和大行進が行われ、出発式で関係議員が激励しました。 7月3日、綱女顕彰祭が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 7月4日、議会運営委員会が開催されました。 7月6日、広報委員会が開催されました。 7月11日、議会運営委員会、広報委員会がそれぞれ開催されました。 同日、県道岡田深谷線改良促進期成同盟会、深谷・相生間道路建設促進同盟会の会計監査を議長が実施しました。 7月12日、定例全員協議会、議会報告会連絡会がそれぞれ開催されました。 同日、富山県滑川市議会の視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べました。 7月13日、議長ならびに関係議員により、北陸新幹線早期全線開業を求める中央要望が行われました。 7月15日、国道161号改良整備促進期成同盟会京都大原今津小浜間国道整備促進期成同盟会合同総会が滋賀県大津市において開催され、議長が出席しました。 同日、総務民生常任委員会が開催されました。 7月21日、地域防災・原子力安全対策特別委員会が開催されました。 同日、議会運営委員会と小浜市区長連合会との議員定数および議員報酬の在り方に関する意見交換会を開催し、正副議長ならびに関係議員が出席しました。 7月22日、新潟県十日町市議会の視察を受け入れました。 同日、小浜市民生委員推薦会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 7月26日、福井県原子力環境安全管理協議会が敦賀市において開催され、議長が出席しました。 7月27日、議会運営委員会、北陸新幹線早期全線開業特別委員会がそれぞれ開催されました。 7月27日から28日にかけて、埼玉県松伏町議会および吉川市議会の視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べました。 7月28日、嶺南市町議長会定例会が開催され、正副議長が出席しました。 同日、令和4年度6月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 7月29日、国道162号大手橋・西津橋改修促進期成同盟会総会ならびに北川改修促進期成同盟会総会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 同日、議会報告会連絡会が開催されました。 7月30日、地域防災・原子力安全対策特別委員会主催による地域防災研修会を開催し、議長ならびに関係議員が出席しました。 8月2日から3日にかけて、北陸新幹線早期全線開業特別委員会の中央要望および管外視察を東京都内および長野県佐久市において実施し、議長ならびに関係議員が出席しました。 同じく8月2日から3日にかけて、地域防災原子力安全対策特別委員会の管外視察を静岡県静岡市および福島県大熊町において実施し、関係議員が出席しました。 8月2日、青森県八戸市議会の視察を受け入れました。 8月4日、議会運営委員会が開催されました。 8月5日、小浜市・おおい町総合振興協議会、県道岡田深谷線改良促進期成同盟会総会ならびに深谷・相生間道路建設促進同盟会総会が開催され、関係議員が出席しました。 8月8日、京都大原今津小浜間国道整備促進期成同盟会による滋賀県要望が行われ、議長が出席しました。 8月9日、福井県市議会議長会定期総会が福井市において開催され、正副議長が出席しました。 8月10日、各派代表者会、定例全員協議会がそれぞれ開催されました。 8月12日、大雨災害見舞いのため、議長が南越前町議会を訪問しました。 8月14日、万灯祭が開催され、議長が出席しました。 8月17日、福井県市議会議長会による福井県要望が実施され、議長が出席しました。 同日、小浜市・若狭町総合振興協議会が若狭町において開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 8月18日、議会運営委員会が開催されました。 同日、若狭広域行政事務組合議会代表者会議が若狭町において開催され、関係議員が出席しました。 8月19日、全員協議会、議会運営委員会、議会報告会連絡会がそれぞれ開催されました。 8月22日、政策討論会が開催されました。 同日、総務民生常任委員会が開催されました。 8月23日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 8月24日、広報委員会が開催されました。 同日、令和4年度7月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 ただいまの出席議員は、17名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか11名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(小澤長純君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において5番熊谷久恵君、13番下中雅之君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(小澤長純君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期につきましては、去る8月18日の議会運営委員会において協議いたしました結果、本日から10月4日までの41日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(小澤長純君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から10月4日までの41日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(小澤長純君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) 令和4年9月小浜市議会定例会の開会に当たり、所信表明の機会を頂きましたことに対し感謝申し上げます。 まず、所信を述べさせていただく前に、県内の大雨による被害状況とその対応について申し上げます。今月4日から5日にかけての記録的な大雨により、東北地方から北陸地方にかけての広範囲にわたり川の氾濫や土砂崩れが発生するなど、大きな被害が発生いたしました。本県におきましても、北陸自動車道、国道8号およびJR北陸線などが全て寸断されるなど、県内の交通インフラに深刻な被害がございました。また、奥越地域や丹南地域を中心に各地で被害が発生し、特に南越前町におきましては、多くの集落が孤立状態となり、約300軒の住宅で浸水被害が発生するなど、住民の皆様の生活に大きな支障が生じました。現在は、地域住民の皆様をはじめ自衛隊やボランティアの皆様などによる懸命な復旧作業により、住環境が回復してきております。 本市におきましても、今月12日には南越前町に市職員10名を派遣したほか、16日と18日にも職員を6名ずつ派遣し、被災された住民の皆様と一緒に民家の敷地内の泥上げを行うなど、早期の復旧に向けて微力ながら支援させていただきました。 被災された皆様には、心からお見舞い申し上げますとともに、皆様の安全と一日も早い復旧をお祈り申し上げます。 次に、新型コロナウイルス感染症の状況および昨今の社会情勢について申し上げます。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続く中、日本国内におきましても、7月に入り、感染力がより強いと言われるBA.5系統への置き換わりが進み、第7波による感染が急拡大しております。県内におきましても、1日当たりの新規感染者数が1,000名を超える日が続き、本市や近隣市町におきましても感染者数が急拡大するなど、地域の医療体制への負担が増加しております。 本市におきましては、引き続き感染予防に関する啓発を行うとともに、5歳以上の方を対象として、発症と重症化を予防するためのワクチン接種を実施しており、8月18日現在の接種率は1回目接種88.7%、2回目接種88.2%、3回目接種73.0%となっております。現在は重症化リスクが高い方への4回目接種も実施しており、今後も国の方針に基づき、ワクチン接種を希望される市民の皆様へのスムーズな接種に取り組んでまいります。 また、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、およそ6か月余りが経過しておりますが、いまだ平和的な解決には至っておらず、さらに長期化することが懸念されております。 本市におきましては、ウクライナ避難民の皆様への支援といたしまして、市内の企業3社および在ウクライナ日本国大使館の松田大使などに御協力をいただき、長期保存も可能なサバ缶詰をお送りさせていただきましたが、一日も早い紛争の終結が望まれております。 加えまして、このようなウクライナ情勢に起因する国際的な原油価格や物価の高騰、また日本におきましては円安など、私たちの市民生活や地域社会・地域経済にも大きな影響が出ております。 このような状況の中、本市におきましては、これまでも感染防止のためのワクチン接種の実施、子育て世帯および困難に直面されている方々への給付金の支給などによる市内経済の活性化などに取り組んでおりますが、9月補正予算におきまして、おばまチケット発行事業の拡充や、ふく割に割引率を上乗せした、おばまプレミアム割の発行の提案を予定しているなど、引き続き喫緊の課題として、市民の皆様、事業所の方々に必要な支援を行い、地域社会・地域経済の回復に取り組んでまいります。 それでは、このような厳しい社会情勢の中であっても本市が着実に進めていくべき主な施策につきまして、所信を申し述べさせていただきます。 北陸新幹線全線開業など新高速交通時代の幕開けを控える中、昨年、今後10年間のまちづくりの指針として第6次小浜市総合計画を策定いたしましたので、当総合計画に定める新たなまちづくりの六つの柱に基づき所信を申し述べさせていただきます。 まず、当総合計画における10年間のまちづくりの大きな柱でございます、北陸新幹線の早期全線開業に向けた取組について申し上げます。現在、敦賀・新大阪間で駅・ルートの選定に向けた環境影響評価の手続が順次進められておりますが、令和5年度当初からの敦賀以西着手に向け、建設財源の早期確保をはじめ、今月末の概算要求および年末の予算編成など、極めて重要な時期を迎えております。こうした中、本市は今年に入り、国土交通省および与党プロジェクトチームに対しまして再三の要望を重ねてまいりました。具体的には、2月9日の小浜市・市議会・北陸新幹線小浜・京都ルート建設促進同盟会による要望を皮切りに、5月31日には北陸新幹線小浜・京都ルート早期実現小浜市民協議会が、7月13日には小浜市と市議会の合同で要望を行ったほか、7月26日には嶺南6市町そろっての合同要望、さらに8月2日には市議会北陸新幹線早期全線開業特別委員会による要望を行っていただくなど、本市とともに市民の皆様、市議会、嶺南市町が一丸となって要望活動を展開しております。また、6月18日には北陸新幹線小浜・京都ルート建設促進同盟会の総会および決起大会が3年ぶりに開催され、福井県知事をはじめ高木衆議院議員、県内市町の首長、県・市町の議会議員のほか、市民の皆様など約400人が参加し、早期全線開業に向けて決意を新たにしたところでございます。さらに、北陸新幹線小浜・京都ルート早期実現の機運の高まりを県内外に向けて強く発信するため、7月からテレビコマーシャルやフェイスブック、新聞広告などによる啓発活動を積極的に行っております。 本市におきましては、一日も早い全線開業の実現に向け、今後も、県内はもとより北陸・関西地域などへの機運醸成を図るとともに、あらゆる機会を捉えて要望を重ねるなど、引き続き全力で取り組んでまいります。 それでは、序章「新時代を迎えるまちに向けて」から「公民館のコミュニティセンター化」について申し上げます。本市では、平成27年度から平成30年度にかけて全地区にまちづくり協議会を設立していただき、公民館を拠点に地域課題の解決に向けた協働のまちづくりに取り組んでまいりました。一方、まちづくり協議会の活動拠点である公民館は、近年の社会環境の変化などにより、社会教育施設としての役割に加え、地域コミュニティー活動の拠点施設としての役割も併せ持つようになってきております。こうした状況を踏まえ、公民館の社会教育施設としての機能を維持しつつ、まちづくり協議会をはじめ各種団体等の協働のまちづくりの活動拠点として、これまで以上に誰もが使いやすい施設とするため、公民館のコミュニティセンター化に取り組み、令和5年4月の全館移行を目指して準備を進めているところでございます。 今般、コミュニティセンターの運営に係る方針や社会教育事業の取扱いなど、センター運営に関する諸準備が整ったことから、今定例会におきまして関連する条例案と予算案を提案させていただいておりますので、御審議賜りますようお願い申し上げます。 次に、第1章「新たな時代を担う人を育むまちの実現」から「安心して育てられる環境の確保と充実」について申し上げます。子育て世帯への支援につきましては、今年4月から子ども医療費助成制度の対象年齢の上限をこれまでの満15歳から拡大し、18歳までの全ての子供たちを対象に医療費の窓口無料化を実施しております。また、病児・病後児保育における第2子以降の利用料の無償化につきましても併せて実施しているところでございます。さらに、来月からは、ゼロ歳から2歳の第2子がいる世帯の保育料につきまして、これまでの世帯年収360万円未満相当の世帯から640万円未満相当の世帯まで拡充し無償化することとしております。 これらの施策に伴う新たな保育需要に対応するため、保育環境整備に計画的に取り組んでいるところであり、まずは3歳未満児を保育する施設の定員を拡大し、保育体制を確保してまいります。 その他、今年度、市内の全ての子供とその家庭および妊産婦等を対象に必要な支援を行う子ども家庭総合支援拠点を担当課内に設置したところでございますが、令和5年度には新・健康管理センター内に移設し、同じく同センター内に移設する予定の小浜市子育て支援センターや、新・健康管理センター内で新たに実施する予定の一時預かり事業と併せて、子育て相談窓口の充実を図ることとしております。 加えまして、少子化対策の一環として実施しておりました不妊治療に対する助成につきまして、今年4月から治療の一部が保険適用されるようになったことを踏まえ、多くの自治体が保険適用後の支援制度の創設を模索する中、本市におきましては治療開始1回目から治療費や交通費を助成するカムカム赤ちゃん応援事業を創設し、赤ちゃんを望む夫婦に対して積極的に経済的支援を行うことといたしました。 また、子供たちが安心して遊べる施設として市民の皆様に親しまれております県営公園の大規模リニューアル工事が今年4月末に完成し、お城をモチーフにした高さ11メートルの遊具が設置されました。多くの御家族連れや保育園の遠足などで御利用いただくなど、大変にぎわいを見せているところでございます。 今後も、子育てを取り巻く医療・保健・福祉・教育が一体的に連携し、切れ目のない支援体制を確立しながら、子育て世帯の負担軽減と安心して育てられる環境の充実に努めてまいります。 次に、拉致問題の早期全面解決に向けた取組について申し上げます。まず、今年4月に開催されました小浜商工会議所の創立70周年記念式典に安倍元首相に御出席を賜り、改めて拉致問題の早期解決をお願いしたところでございましたが、去る7月8日に御逝去されました。安倍元首相には5人の拉致被害者の帰国に多大なる御尽力をいただいており、これまでの御功績に改めて敬意を表しますとともに、心から御冥福をお祈り申し上げます。 さて、拉致問題につきましては、平成14年10月に本市の地村保志さん、富貴恵さん御夫妻ら5人の拉致被害者が帰国を果たされ、今年10月で帰国20年の節目を迎えるところでございますが、5人の帰国後、残る拉致被害者の帰国はいまだ実現しておらず、極めて深刻な状況が続いております。拉致被害者および拉致被害者家族は高齢化し、解決には一刻の猶予もない厳しい状況にございます。 こうした状況の中、本市といたしましては、柏崎市や佐渡市とも連携しながら、政府や米国大使館等に対し拉致問題の早期全面解決を求めるなど、引き続き強力な運動を展開してまいりたいと考えております。 また、拉致問題を知らない若い世代が増えてきていることから、教育委員会では、9月22日に佐渡市から曽我ひとみさんをお迎えし、中学生や一般の方を対象として拉致問題を題材に講演会等を開催するほか、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の代表を務められている横田拓也さんによるリモート講演を予定しており、若年層に対する拉致問題への理解促進・啓発を進め、拉致問題の風化防止を図ってまいりたいと考えております。 今後も、救う会福井の皆様とも協力しながら、拉致問題の解決に向け、引き続き全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様の御支援・御協力をお願いいたします。 次に、第2章「みんなが安全・安心に暮らせるまちの実現」から「防災体制の整備」について申し上げます。 冒頭でも申し上げましたが、県内をはじめ、全国各地において、ゲリラ豪雨や線状降水帯に起因する集中豪雨による自然災害が発生しております。 こうした災害への対策として、本市におきましては、自助・共助による地域での防災力を強化するため、小浜市防災士の会と連携した地域の防災リーダー育成や、出前講座による市民の皆様の危機管理意識の向上に取り組んでおります。 さらに、自主防災組織を対象とした各地域での防災マップの作成を支援しており、今年度は7区の自主防災組織におきまして防災マップの作成を行う予定でございます。 また、災害時において必要となります重機等の建設機械や発電機、トイレ等の機材のレンタルおよび販売を営んでおられる高石機械産業株式会社と、福井県内では初となる協定を締結させていただき、災害時における機材の確保を図ったところでございます。 今後も、市民の皆様の生命と財産を守ることを第一に、迅速かつ的確な対応ができる体制整備を地域や関係団体と連携して取り組んでまいります。 次に、新・健康管理センターの整備について申し上げます。 本市では、妊娠期から子育て期までの成長・発達段階における切れ目ない支援をはじめ、青壮年期・高齢期に至るまでの一貫した健康づくりや介護予防を充実させることが重要であると考えております。その拠点となる新・健康管理センターの整備につきましては現在、施設の新築工事を進めており、今後は現在の健康管理センターの解体工事や駐車場等の外構工事の施工を予定しております。 また、新しい施設が市民の皆様にとって安心して利用しやすい施設となるよう運営方針等の検討も行っており、令和5年5月の事務機能移転に伴う一部供用、また令和5年12月の全面供用に向けて、着実に整備を進めてまいります。 次に、第3章「悠久の歴史と風土を活かした観光のまちの実現」から「4駅連携による、歴史・文化が見える観光ゾーンづくりと、地域活力創造への取組」について申し上げます。 北陸新幹線敦賀開業に向けた4駅での取組につきましては、まず道の駅若狭おばまでは、令和5年春のグランドオープンに向けてリニューアルを進めております。その第1弾として、昨年6月には地元農産物を活用したレストランがオープンし、新規顧客の獲得と農業をはじめとする地域産業の活性化を図っております。さらに、今年度には、水を新たなコンセプトとして物販施設の大規模な改修を行い、小浜の魅力が詰まった売場にリニューアルすることで購買率や客単価の向上を図るとともに、情報発信の機能を強化し、市内への周遊性の向上を図ってまいります。 また、まちの駅では、小浜縦貫線開通に併せ、これまで取り組んできたまちの駅マルシェの定着を図るとともに、事業者同士が連携したイベントを支援することで、ウィズコロナや新しい生活様式に合わせたにぎわいを創出してまいります。また、市内を周遊するレトロバスの運行に加え、子供をはじめ市民や観光客の皆様に親しみを持っていただくための広場や施設の充実に取り組んでまいります。 さらに、海の駅エリアでは、濱の四季や若狭フィッシャーマンズ・ワーフと連携し、小浜の養殖魚など小浜ならではの食が楽しめる新メニューの提供を行うとともに、食文化館におきましては、市内外から多くの方が利用される健康くつろぎ広場、濱の湯のリニューアルを行い、美しい海の景観を楽しめるレイアウトや感染症対策の強化などにより、利用者の皆様がよりリラックスできる空間を提供してまいります。 加えまして、JR小浜駅では、今年が小浜線全線開業100周年を迎える節目の年であることから、10月上旬に予定しております観光列車くろまつ号の運行を皮切りに、記念事業といたしまして、サイクルトレインや若狭山城列車などの企画列車の運行による参加者の皆様へのおもてなしや記念グッズの配布などを行い、100周年をきっかけとして本市の魅力を県内外に発信し、小浜線の利用促進と観光誘客を図ってまいります。また、小浜市インフォメーションセンターにおきましても、アフターコロナに向けてインバウンド案内機能の充実を図ってまいります。 今後も引き続き、4駅がさらなる連携を図るとともに、それぞれの特徴や民間の活力を生かしながら、北陸新幹線敦賀開業を見据え、来訪いただく皆様の受入体制の充実・強化を進めてまいります。 次に、北陸新幹線開業に向けた交流人口の拡大策の実施について申し上げます。 北陸新幹線敦賀開業まで2年を切る中、その効果を最大限に引き出し、単なる通過地点とならないためには、本市が観光の目的地として選ばれることが重要であり、そのためには受入体制の充実・強化および人材の確保・育成が急務であると考えております。 7月末に策定いたしました観光まちづくり戦略におきましては、御食国として都とつながり、鯖街道の往来を通じて発展してきた小浜の本物の暮らしを最大の魅力とし、本市を訪れる観光客の皆様に新たな発見を与えるとともに、観光を通じて地域の暮らしが次世代へと継承されることを目指しております。 また、昨年9月に観光庁より2年連続で重点支援DMOに選定されたおばま観光局におきましては、小浜町家ステイにおいて西津かさまつをオープンして全7棟体制としたほか、道の駅におけるリニューアルを進めております。 また、おばま観光局が中心となり、宿泊施設や飲食店など市内の10の事業者の参加を得て、観光庁の地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業に公募し、7月に採択されたところであり、新幹線敦賀延伸を見据えた新たな観光コンテンツの開発や高付加価値化による地域活性化を図ってまいります。 さらには、阿納区におきまして、事業継承が困難な民宿を地域が一体となって再整備に取り組むプロジェクトを展開しております。今年度中に客室の改修と地域のシンボルとなる共同入浴施設を整備し、新たな利用者やリピーターを獲得することにより、本市への誘客と消費拡大につなげてまいります。 次に、歴史・文化資源のブランド力向上と活用推進について申し上げます。 昨年、日本遺産「御食国若狭と鯖街道」が、全国4か所の重点支援地域に認定されました。本市の歴史・文化資源の魅力を生かした文化財の活用、地域づくりは全国から注目されているところであり、引き続き、国との強い連携の中、インバウンド需要を取り込む基盤整備・調査研究・発信に取り組んでいるところでございます。 近年、自然文化の体験とアウトドアアクティビティーを融合させたアドベンチャーツーリズムが、国内外の個人旅行客のニーズとして注目されております。この需要に合わせ作成した鯖街道サイクリングマップは、鯖街道沿線とりわけ京都市内のサイクリングショップにおいて大きな反響をいただいております。今後は市内外の関係機関と連携しながら、鯖街道の魅力を体感できる旅行商品として、サイクリングやトレッキングツアーの造成に取り組んでまいります。 また、市内におきましても歴史文化を生かした商品開発およびビジネス展開に係る勉強会を開催し、その商品化支援を進めているところでございます。 さらには、文化財建造物所有者と活用希望者とのマッチングシステム構築にも取り組んでおり、鯖街道を通じて来訪される旅行者の皆様に、文化財の中で食文化を楽しんでいただける基盤の整備や地域づくりを推進してまいります。 次に、第4章「活力ある産業をみんなで育てるまちの実現」から「企業誘致の推進と雇用の促進」について申し上げます。 人口減少の進行に伴う労働力の縮小、特に若い世代の流出は、持続的な地域経済の発展に大きな影響を与える非常に重要な課題であると考えております。 また、近年の急激なIoTやAIなどの進展や、新型コロナを契機としてリモートワークが普及し働き方が変化するなど、企業を取り巻く環境も大きく変わってまいりました。 これまで本市では、製造業を中心とした企業誘致を推進してまいりましたが、若い世代が就業を希望するIT企業やベンチャー企業などの事務系企業のサテライトオフィスの誘致につきましても、地方進出を検討している企業とのマッチングイベントに出展するなど、本格的に取り組んでいるところでございます。 また、竜前企業団地につきましては、現在残り1区画0.4ヘクタールを残すところとなりましたが、引き続き分譲区画の売却に向けた交渉を進めてまいります。 今後も、今年度県が公表いたしました新たな県営産業団地造成事業への対応も踏まえ、若者が希望する企業の誘致に結びつくよう取組を進め、新たな雇用創出につなげてまいりたいと考えております。 次に、有害鳥獣による農業被害、住宅地への出没対策について申し上げます。 本市の鳥獣害対策につきましては、金網柵の設置等の侵入防止対策、猟友会による捕獲・駆除、集落による金網柵等の維持管理や追い払い活動等の集落主体の取組の3本柱で取組を行ってまいりました。その結果、農作物被害額は平成20年度をピークに減少しており、近年は低い水準で増減を繰り返している状況でございます。 一方、今年に入って集落付近でツキノワグマの出没が相次いでおり、8月10日までに31件の出没情報があり、昨年同時期の11件を大きく上回っております。また、人に慣れ人を恐れないなど、熊の行動の変化も確認されております。こうした出没件数の増加を受け、今年6月に副市長をトップとするツキノワグマ出没対策会議を開催し、改めて猟友会・小浜警察署・福井県など、関係機関との情報共有および対応の確認を行ったところであり、引き続き緊張感を持って市民の皆様の安全確保に努めてまいりたいと考えております。 次に、新幹線敦賀開業に向けた特産品の開発・加工・販売まで一貫した支援について申し上げます。 本市ではこれまで、食による交流人口の拡大を図り、その効果を農林水産業に波及させるため、濱の四季や内外海キッチン、道の駅レストランおくどさん等を整備し、生産者と飲食店や消費者とを結ぶ生産者カードの作成やブランド養殖魚等の新たな販売形態による販路拡大、テークアウト事業による地元産品を使ったメニューの開発など、地域産品の地域内経済循環に取り組んでまいりました。 今年度より、本市の小浜市地産地消をすすめる店の認定基準をベースに、料理人や生産者、仲卸業者が自ら新たな食の基準の策定に取り組み、小浜でしか食べられない食を提供する店舗の拡大を図ることにより、さらなる地域経済循環の拡大に取り組んでまいります。 次に、オール小浜体制による市内経済の復活に向けた市独自施策の実施について申し上げます。 さきにも申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症は一時期収まりを見せたものの、経済活動の回復とともに感染者が急速に増加しております。さらに、新型コロナウイルスの影響による半導体などの部品供給不足に加え、ウクライナ情勢の影響による円安、原油高騰による原材料価格の上昇などにより物価が高騰するなど、回復の兆しを見せ始めた経済活動への影響を懸念しているところでございます。 本市では、こうした状況を受け、売上げの減少が続いている中小事業者を支援するため、小浜商工会議所および市内金融機関と連携し、市独自の事業継続支援金の支給を進めているところでございます。 また、消費拡大に向け、福井県が実施している消費喚起事業ふく割において今年4月から、登録されている市内の小規模店を対象としたおばま割を発行し、これまでに約6,000万円の経済効果につながっております。 さらに、7月中旬から、飲食店を対象としたおばまグルメ割を発行し、御好評をいただいているところであり、市民の皆様をはじめ県内外の観光客の皆様の消費拡大に向けて取組を進めてまいります。 また、コロナ禍による需要減、農業生産に必要な原材料や肥料の高騰により、農業経営への影響が深刻化しており、農業者の経営の安定を図り営農を継続できるよう、肥料購入費用の一部を緊急的に支援する取組を進めております。 加えまして、9月補正予算において提案を予定しております、小浜商工会議所や市内金融機関などと連携し、物価高対策分を上乗せしたおばまチケット第4弾の発行およびおばまプレミアム割の発行など、あらゆる手段を講じ、新型コロナウイルスや物価高騰の影響を受けている市内事業者および市民生活を強力に支援し、オール小浜体制による市内経済の早期回復に取り組んでまいります。 次に、稼げるビジネス農業に向けた農地集約の推進について申し上げます。 本市では、農地の集積を加速させるため、農地中間管理事業を積極的に活用し、今年3月末現在、地域の中心的担い手に集積された農地面積は約787ヘクタール、集積率は耕作地の55.8%となっております。 今年度から人・農地プランが法定化され、将来の農地の効率かつ総合的利用に関する目標となる地域計画の策定が義務づけられたことから、農業委員会を中心に関係機関とも連携し、地域農業者の意向等も踏まえ、将来の農地利用の姿を明確化する目標地図の作成を行い、農地の集約化をさらに推進してまいります。 また、地域の要望に応じ、中山間地域の生産条件を改善するための土地改良事業を実施するほか、中山間地域等直接支払交付金も活用し、必要な地域支援を計画的に実施してまいります。 さらに、農業従事者の高齢化や農産物価格の下落、生産資材の高騰など生産環境が悪化していることから、若手後継者の育成、スマート農業技術など新たな技術の推進、生産性の向上やコスト低減を図るための、専門家による経営指導など、地域の中核を担う担い手の経営力・技術力の向上を図り、農業者が将来の展望をしっかりと持つことができるよう積極的に支援してまいります。 次に、高付加価値型水産業推進のための養殖振興およびサバ養殖における産学官連携による養殖技術の確立について申し上げます。 本市のブランド養殖魚につきましては、今年度から加工品などの商品開発推進に取り組んでおり、これまでの飲食店中心の需要だけでなく、北陸新幹線敦賀開業も見据え、持ち帰り可能な土産物や小売などの需要にも対応することで販路の拡大を図ってまいります。 加えまして、小浜の代表的な特産品でございます若狭小浜小鯛ささ漬をはじめとする伝統的な水産加工品につきましても、新たなパッケージデザインを開発することで、さらなる知名度の向上と購買年齢層の拡大を図るなど、販路拡大に向けた取組を推進してまいります。 また、サバ養殖につきましては、産学官の連携により、安定的かつ効率的な種苗生産を実現するための技術開発に継続して取り組むとともに、カキ養殖における新技術導入の取組におきましても関係機関との連携を図り、小浜の海に適した養殖技術の確立を目指してまいりたいと考えております。 次に、第5章「新たな時代に向けた住み心地の良いまちの実現」から「高速交通網の整備」について申し上げます。 舞鶴若狭自動車道は、平成26年7月の全線開通により本市を取り巻く交通事情は大きく変化し、嶺南地域にとって欠かすことのできない道路となっております。また、高速道路利用者の増加による沿線地域の活性化に加え、災害時における広域避難道路や名神高速道路の代替機能など、道路機能の信頼性の確保に貢献しているところでございます。 4車線化事業につきましては、今年4月に小浜西インターチェンジから小浜インターチェンジまでの区間が事業化されております。また、7月25日には私自ら、既に事業化されております区間の早期着手と未事業化区間の早期事業化および予算措置等につきまして、国土交通省近畿地方整備局やネクスコ西日本およびネクスコ中日本に対して強く要望したところでございます。また、事業化された区間はトンネルが多く、大量の土砂が発生することから、その受入先の確保が今後の工事工程に大きく影響いたします。 本市といたしましても、県と連携しながら発生土砂の受入先の確保につきまして検討するとともに、全線4車線化が早期に実現するよう、引き続き県・嶺南市町等と協力し、国・ネクスコに対し強く要望してまいりたいと考えております。 次に、広域ごみ焼却施設および広域斎場の整備について申し上げます。 現在、広域ごみ焼却施設につきましては、若狭町以西の4市町で構成する若狭広域行政事務組合を事業主体として、高浜町水明において建設しております。また、新施設の建設に併せて、家庭などからのごみを持ち込むごみの中継施設を若狭町日笠に建設しております。いずれの施設も令和4年度末の完成に向け、着実に整備を進めております。 また、広域斎場の整備につきましては、同じく若狭広域行政事務組合を事業主体とし、小浜市・おおい町・高浜町の3市町の枠組みの中で協議を重ねております。現在は小浜市とおおい町において建設候補地の選定を慎重に進めているところでございまして、早期の完成を目指して鋭意取り組んでまいります。 次に、西津橋・大手橋の整備について申し上げます。 西津橋・大手橋は、昭和14年3月の竣工以来80年以上が経過し、安全確保の面でも早期の完成が望まれております。平成24年度に県において事業着手され、これまでに用地・物件補償が進められてきたほか、令和3年度からは西津橋・大手橋の下流側に歩行者等が利用できる仮歩道橋の整備が進められてまいりました。 今年度からは本格的な架け替え工事の着工に向け、7月16日には車両の通行規制が始まっております。通行規制は約5年間を予定しており、市民の皆様には大変御不便をおかけいたしますが、引き続き御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 本市といたしましても、県と連携し迂回路の交通安全に努めるとともに、引き続き事業の早期完成を目指して取り組んでまいります。 次に、災害に強い河川整備や道路改修について申し上げます。 まず、治水対策事業でございますが、平成30年度から県が江古川の中流部において輪中堤の整備を進めております。あわせまして、本市におきましても、輪中堤の内水対策として、令和2年度から排水路整備等に着手しているところであり、今後も県の輪中堤整備のスケジュールに合わせ事業の推進を図ってまいります。 また、1級河川北川におきましては、国において、河川整備計画に基づく堤防強化事業や河口から高塚地係までの河道掘削に加え、水防拠点施設整備事業などが着実に実施されることにより、さらに北川流域の治水安全度の向上が図られるものと考えております。 2級河川南川におきましても、県により引き続き尾崎地係での堤防強化を実施することが計画されており、南川流域の治水安全度の向上が図られるものと大いに期待しております。 一方、道路につきましては、大雨の際の冠水等による集落の孤立の回避や緊急車両の通行の確保のため、令和元年度から国富地区におきまして市道太良線のかさ上げ工事を進めているほか、老朽化した橋梁やトンネル等の点検および修繕を行い、引き続き防災・減災対策を講じた災害に強い道路の整備に努めてまいります。 さらに、各地区から要望がございます道路の舗装や改修、交通安全対策、河川のしゅんせつなどにつきましても、できるだけきめ細かく対応を行ってまいります。 以上、申し上げました小浜市総合計画に基づく、まちづくりの六つの柱に基づき、あと2年を切った北陸新幹線敦賀開業およびその先の全線開業を見据え、財政面にも考慮しつつ持続可能なまちを形成していくため、地域力を結集し全力で取り組んでまいります。 近年の新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な行事の開催に影響が生じている状況の中、今月1日の夜には、本市の夏祭りである若狭マリンピアの花火大会を3年ぶりに開催することができました。今回は感染対策のため、打ち上げ場所を小浜漁港の防波堤に変更して開催いたしましたが、お越しいただいた多くの皆様に楽しんでいただき、御好評をいただきました。 これからも、ウィズコロナ社会への移行が進むことが予想されますが、このような社会情勢の変化に柔軟に対応を図りながら、現在の喫緊の課題である、感染拡大防止と地域経済の回復の両立に向け、引き続き地域社会・地域経済への支援に全力で取り組んでまいります。 今後も市民の皆様、企業・団体の皆様をはじめ議会・行政が一つのチームとなり、皆様と意見を交わしながら、新たな小浜市の創造に向けてまちづくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので、皆様方のより一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ご清聴ありがとうございました。 △認定第1号から認定第9号 ○議長(小澤長純君) 日程第2 認定第1号令和3年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定についてより認定第9号令和3年度小浜市下水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(小澤長純君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま、日程第2をもちまして議題に供していただきました認定第1号から認定第9号までにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、認定第1号令和3年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により議会の認定をお願いするものでございます。 その概要につきましては、歳入総額が198億6,345万1,849円、歳出総額が189億8,177万6,188円、歳入歳出差引額は8億8,167万5,661円の黒字となりました。このうち、繰越明許費等に係る翌年度に繰り越すべき財源として1億756万1,000円を差し引きました実質収支額は、7億7,411万4,661円の黒字となったところでございます。 次に、認定第2号から認定第7号、令和3年度各特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により議会の認定をお願いするものでございます。 認定第2号から認定第7号までの特別会計の歳入総額が73億9,996万6,360円、歳出総額が72億4,989万623円、歳入歳出差引額は1億5,007万5,737円の黒字となりました。繰越明許費等に係る翌年度に繰り越すべき財源はないため、実質収支額も同額の黒字となったところでございます。 次に、認定第8号および認定第9号、令和3年度各企業会計決算の認定につきまして、地方公営企業法第30条第4項の規定により議会の認定をお願いするものでございます。 認定第8号水道事業会計につきましては、事業収益5億8,965万9,598円、事業費5億4,036万3,723円となり、4,929万5,875円の純利益を計上したところでございます。 認定第9号下水道事業会計につきましては、事業収益11億8,765万7,401円、事業費11億2,986万4,671円となり、5,779万2,730円の純利益を計上したところでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、十分なる御審議を賜り、認定いただきますようお願い申し上げます。 なお、内容につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小澤長純君) 会計管理者、山本君。
    ◎会計管理者(山本佳代子君) それでは、認定第1号令和3年度小浜市一般会計歳入歳出決算および認定第2号から認定第7号まで6件の各特別会計歳入歳出決算ならびに認定第8号令和3年度小浜市水道事業会計決算、認定第9号令和3年度小浜市下水道事業会計決算につきましてご説明申し上げます。 お手元の令和3年度歳入歳出決算書・歳入歳出決算事項別明細書・財産に関する調書の冊子にて御説明申し上げます。御用意をお願いいたします。 最初に、認定第1号令和3年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして御説明申し上げます。 一般会計は決算書の1ページから10ページに記載がございます。 それでは6ページをお願いいたします。 表の下の行、歳入の合計額をもって御説明申し上げますが、予算現額・調定額は省略させていただきます。 収入済額は198億6,345万1,849円、予算現額に対する収入の割合は96.2%でございます。不納欠損額は736万2,465円、今後収納が不可能な市税等の滞納分を処理させていただいたものでございます。内訳は死亡44人、80件、行方不明18人、25件、生活困窮96人、169件、倒産が4人、8件、そのほかを含みました合計が164人、286件でございます。 収入未済額は2億4,870万6,560円となり、その主なものは市税1,057人、市営住宅使用料関係54人などでございます。 10ページをお願いいたします。 歳出の合計でございます。歳入同様に、予算現額・調定額は省略させていただきます。 支出済額は189億8,177万6,188円、予算現額に対する執行率は91.9%でございます。翌年度への繰越額は6億2,780万3,000円、不用額は10億3,422万812円でございます。歳入歳出差引残額は8億8,167万5,661円でございます。 なお、実質収支額につきましては、41ページから47ページに会計ごとの調書がございますので、後ほど一括して御説明申し上げます。 次に、特別会計を御説明申し上げます。 まず、認定第2号令和3年度小浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算でございます。 11ページから16ページに記載がございます。 12ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は29億3,925万6,599円、予算現額に対する収入の割合は86.9%でございます。不納欠損額は244万4,000円でございます。その内訳は国民健康保険税の死亡10人、15件、行方不明15人、29件、生活困窮等34人、48件、合わせまして59人、92件分でございます。 収入未済額は1億1,451万8,112円となり、国民健康保険税507人分ほかでございます。 16ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は28億9,630万2,993円、予算現額に対する執行率は85.6%でございます。不用額は4億8,675万4,007円、歳入歳出差引残額は4,295万3,606円でございます。 次に、認定第3号令和3年度小浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算でございます。 17ページから20ページに記載がございます。 18ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は4億764万5,117円、予算現額に対する収入の割合は98.2%でございます。不納欠損額はございません。収入未済額は297万5,000円、保険料54人分でございます。 20ページをお願いいたします。 歳出でございます。支出済額は4億720万6,017円、予算現額に対する執行率が98.2%でございます。不用額は779万8,983円、歳入歳出差引残額は43万9,100円でございます。 次に、認定第4号令和3年度小浜市介護保険事業特別会計歳入歳出決算でございます。 21ページから28ページに記載がございます。 24ページをお願いいたします。 歳入でございます。収入済額は35億2,443万3,094円、予算現額に対する収入の割合は100.1%でございます。不納欠損額は173万5,890円となり、その内訳は死亡8人、42件、行方不明5人、36件、生活困窮25人、178件、合わせまして38人、256件分でございます。収入未済額818万2,393円は保険料126人分でございます。 28ページをお願いいたします。 歳出でございます。支出済額は34億2,504万2,169円となり、予算現額に対する執行率は97.2%でございます。不用額は9,732万6,831円、歳入歳出差引残額は9,939万925円でございます。 次に、認定第5号令和3年度小浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算でございます。 29ページから32ページに記載がございます。 30ページをお願いいたします。 歳入でございます。収入済額は4億7,471万8,955円、予算現額に対する収入の割合は100.2%でございます。不納欠損額は49万4,624円、農業集落排水使用料でございます。その内訳は死亡1人、16件、生活困窮5人、93件、合わせて6人、109件分でございます。収入未済額は1,559万2,056円となり、使用料105人分でございます。 32ページをお願いいたします。 歳出でございます。支出済額は4億6,751万1,905円となり、予算現額に対する執行率は98.7%でございます。翌年度への繰越しはなく、不用額は619万95円、歳入歳出差引残額は720万7,050円でございます。 次に、認定第6号令和3年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計歳入歳出決算でございます。 33ページから36ページに記載がございます。 34ページをお願いいたします。 歳入でございます。収入済額は5,389万8,142円、予算現額に対する収入の割合は92.1%でございます。不納欠損額42万6,040円は漁業集落排水使用料でございます。その内訳は、生活困窮3人、94件でございます。収入未済額は384万1,886円となり、使用料24人分でございます。 36ページをお願いいたします。 歳出でございます。支出済額は5,382万4,090円でございます。予算現額に対する執行率は92%でございます。不用額は467万1,910円、歳入歳出差引残額は7万4,052円でございます。 次に、認定第7号令和3年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計歳入歳出決算でございます。 37ページから40ページに記載がございます。 38ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は1万4,453円、予算現額に対する収入の割合は111.2%でございます。 40ページをお願いいたします。 歳出でございます。支出済額は3,449円、予算現額に対する執行率は26.5%でございます。不用額は9,551円、歳入歳出差引残額は1万1,004円でございます。 特別会計につきましては以上でございます。 続きまして、歳入歳出決算書実質収支に関する調書について御説明申し上げます。41ページをお願いいたします。 まず一般会計でございますが、区分3の歳入歳出差引額が8億8,167万6,000円となり、区分4翌年度へ繰り越すべき財源(2)繰越明許費繰越額1億756万1,000円を差し引きますと、区分5実質収支額は7億7,411万5,000円でございます。 42ページをお願いいたします。 国民健康保険事業特別会計でございます。区分3歳入歳出差引額が4,295万4,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 43ページをお願いいたします。 後期高齢者医療特別会計でございます。区分3歳入歳出差引額が43万9,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 44ページをお願いいたします。 介護保険事業特別会計でございます。区分3歳入歳出差引額が9,939万1,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 45ページをお願いいたします。 農業集落排水事業特別会計でございます。区分3歳入歳出差引額が720万7,000円、区分4翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 46ページをお願いいたします。 漁業集落環境整備事業特別会計でございます。区分3歳入歳出差引額が7万4,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 47ページをお願いいたします。 加斗財産区運営事業特別会計でございます。区分3歳入歳出差引額が1万1,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 以上、一般会計および特別会計の実質収支に関する調書の説明とさせていただきます。 次に、公営企業会計について御説明申し上げます。 認定第8号令和3年度小浜市水道事業会計決算の認定について、認定第9号令和3年度小浜市下水道事業会計決算の認定につきましては、決算書は別冊となっております。お手元の令和3年度小浜市公営企業会計決算書の御用意をお願いいたします。 決算書の5ページをお開きください。 令和3年4月1日から令和4年3月31日までの事業年度における小浜市水道事業損益計算書をもって御説明申し上げます。 1の営業収益は4億5,044万201円、2の営業費用は5億1,203万9,618円でございます。営業収益から営業費用を差し引きました営業損失は6,159万9,417円でございます。また、3の営業外収益は1億3,921万9,397円、4の営業外費用は2,832万4,105円でございます。3の営業外収益から4の営業外費用を差し引き、さらに営業損失を差し引きました経常利益は4,929万5,875円でございます。当年度純利益も同額の4,929万5,875円でございます。この額にその他未処分利益剰余金変動額4億8,480万3,430円をプラスしました当年度未処分利益剰余金は5億3,409万9,305円でございます。 続きまして、令和3年度小浜市下水道事業会計決算書の御説明を申し上げます。 決算書の50ページをお開きください。 令和3年4月1日から令和4年3月31日までの事業年度における損益計算書をもって御説明申し上げます。 1の営業収益は5億2,448万8,979円、2の営業費用は9億5,769万4,070円でございます。1の営業収益から2の営業費用を差し引きました営業損失は4億3,320万5,091円でございます。3の営業外収益は6億6,316万8,422円、4の営業外費用は1億7,217万601円でございます。3の営業外収益から4の営業外費用を差し引き、さらに営業損失を差し引きました経常利益は5,779万2,730円でございます。当年度純利益も同額の5,779万2,730円でございます。その下の段、前年度未処理欠損金4億3,519万2,206円から当年度純利益を差し引きました額3億7,739万9,476円が当年度未処理欠損金でございます。 以上をもちまして、認定第1号から認定第7号、令和3年度小浜市一般会計および特別会計歳入歳出決算ならびに認定第8号令和3年度小浜市水道事業、認定第9号令和3年度小浜市下水道事業会計の決算の説明とさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(小澤長純君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております令和3年度各会計決算の認定については、小浜市議会会議規則第37条第1項の規定により、さきに配付いたしました議案付託表のとおり、予算決算常任委員会に付託いたします。 △報告第11号および報告第12号 ○議長(小澤長純君) 日程第3 報告第11号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告についておよび報告第12号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告についてを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(小澤長純君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました報告第11号および報告第12号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、報告第11号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和3年度の健全化判断比率を御報告申し上げるものでございます。 次に、報告第12号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和3年度の資金不足比率を御報告申し上げるものでございます。 本市におきましては、全ての指標において国の定めた基準を下回っており、健全な状況にあると考えております。 なお、報告案件の内容につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小澤長純君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは私のほうから、地方公共団体の財政の健全化に関する法律におけます健全化判断比率および資金不足比率に関します報告第11号および報告第12号の2件について説明させていただきます。お手元の資料をお願いいたします。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律につきましては、地方公共団体の財政情報の開示を徹底し、透明なルールの下に早期健全化措置を導入することによりまして地方公共団体の財政の健全化に資することを目的としております。 今回、令和3年度決算につきまして、法第3条第1項および第22条第1項の規定に基づき、健全化判断比率等につきまして監査委員の審査を受けまして、議会に報告させていただくものでございます。 初めに、報告第11号地方公共団体の財政の健全化に関する法律におけます健全化判断比率の報告について説明させていただきます。 次のページの表を御覧ください。表にありますとおり、健全化判断比率には実質赤字比率・連結実質赤字比率・実質公債費比率および将来負担比率の四つの指標がございます。 一つ目の実質赤字比率につきましては、一般会計の実質の赤字額につきまして標準財政規模に対する比率で表すものでございます。また、二つ目の連結実質赤字比率につきましては、一般会計に特別会計・企業会計も含めた全会計を対象とした実質赤字額につきまして標準財政規模に対する比率を表すものでございます。令和3年度決算では、いずれの会計におきましても実質赤字額は生じておらず、この二つの比率は算定されません。 三つ目の実質公債費比率につきましては、一般会計が負担いたします地方債の元利償還金や上下水道などの公営企業が支払う元利償還金に対します一般会計からの繰出金、小浜病院などの一部事務組合が支払う元利償還金に対する市の負担金などの合計額の標準財政規模に対する比率でございまして、直近の令和元年度から令和3年度までの3年間の平均値でございます。国が定めました早期健全化基準は25%でございますが、本市の比率は11.7%でございまして、健全な数値の範囲内となっております。 四つ目の将来負担比率につきましては、一般会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、一般会計の地方債残高のほか、小浜病院などの一部事務組合や本市が出資しております設立法人などが抱える負債のうち本市が負担すべき実質的な負担見込額も含めて算定するものでございます。国が定めました早期健全化基準は350%でございますが、本市の比率は102.7%でございまして、健全な数値の範囲内となっております。 次に、報告第12号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告についての説明をさせていただきます。 次のページの表を御覧ください。資金不足比率につきましては、公営企業会計における資金不足額について事業規模に対する比率で表すものでございまして、表にありますとおり、本市においては水道事業会計・下水道事業会計・農業集落排水事業特別会計および漁業集落環境整備事業特別会計の四つの会計が対象でございますが、いずれの会計も資金不足は生じておりませんので、この比率は算定されません。 以上のように、本市におきましては、いずれの指標も国が示している早期健全化基準を下回っておりまして、一般会計・特別会計・公営企業会計の全体を通しまして健全な状態であるということになります。 以上、報告第11号および報告第12号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(小澤長純君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △報告第13号 ○議長(小澤長純君) 日程第4 報告第13号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(小澤長純君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました報告第13号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 報告第13号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)でございますが、令和4年5月25日、市道和久里竹原線の草刈り作業中に発生いたしました事故につきまして相手方との示談交渉がまとまり、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、令和4年6月30日付で専決処分させていただきましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。 なお、報告案件の内容につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小澤長純君) 産業部長、田中君。 ◎産業部長(田中正俊君) それでは、報告第13号議会の委任による専決処分の報告についての説明をさせていただきます。お手元の資料をお願いいたします。 令和4年6月30日付で専決第8号として専決処分させていただきましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告させていただくものでございます。 資料の3ページをお願いいたします。 事故の概要でございますが、令和4年5月25日、午前10時30分頃、市の道路維持作業員および若狭シルバー人材センターの派遣4人が市道和久里竹原線、府中地係の草刈りをしていましたところ、飛び石により、南川大橋東詰めから湯岡橋東詰めに向けて走行していた-氏運転の軽自動車の後部左側の窓ガラス、ドアパネル、ドアトリムが損傷したものでございます。損害賠償の相手方は、------------にお住まいの---様でございます。損害賠償の額は、21万914円でございます。 以上、報告第13号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(小澤長純君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △議案第35号 ○議長(小澤長純君) 日程第5 議案第35号専決処分につき承認を求めることについて(令和4年度小浜市一般会計補正予算(第3号))を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(小澤長純君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第5をもちまして議題に供していただきました議案第35号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 議案第35号令和4年度小浜市一般会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出それぞれ1,000万円を追加し、予算の総額をそれぞれ171億4,004万4,000円とさせていただくものでございます。 歳出予算の概要といたしましては、市税の過誤納還付金の増による還付金の増額補正として1,000万円を計上させていただきました。 地方自治法第179条第1項の規定により、令和4年7月28日に専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により御報告を申し上げ、御承認をお願いするものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小澤長純君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは議案第35号専決処分につき承認を求めることについて(令和4年度小浜市一般会計補正予算(第3号))につきまして、表紙右側に緑色の帯がつきましたA4縦長の令和4年度補正予算書に基づき説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 専決第9号令和4年度小浜市一般会計補正予算(第3号)についてでございますが、令和4年7月28日付で専決処分を行ったものでございます。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1,000万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ171億4,004万4,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第19款繰越金が前年度繰越金で1,000万円の追加でございまして、歳入合計では1,000万円の追加とするものでございます。 3ページをお願いします。 次に歳出でございますが、第2款総務費、第2項徴税費が市税過誤納還付金の補正でございまして、1,000万円の追加でございまして、歳出合計では1,000万円の追加とするものでございます。 以上、議案第35号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(小澤長純君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託の省略 ○議長(小澤長純君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第35号専決処分につき承認を求めることについて(令和4年度小浜市一般会計補正予算(第3号))は小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(小澤長純君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号は委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(小澤長純君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(小澤長純君) これより採決に入ります。 議案第35号専決処分につき承認を求めることについて(令和4年度小浜市一般会計補正予算(第3号))を採決いたします。 本案は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (挙手全員) ○議長(小澤長純君) 挙手全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり承認することに決しました。 △議案第36号から議案第49号 ○議長(小澤長純君) 日程第6 議案第36号令和4年度小浜市一般会計補正予算(第4号)より議案第49号小浜市久須夜交流センターの設置および管理に関する条例の廃止についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(小澤長純君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第6をもちまして議題に供していただきました議案第36号から議案第49号までにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第36号令和4年度小浜市一般会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出それぞれ3億4,383万1,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ174億8,387万5,000円とさせていただくものでございます。 歳出予算の主なものといたしましては、私立保育園等に対し給食材料の高騰相当額を補助する物価高騰緊急対策事業(私立保育園等給食支援)に228万2,000円を、9月末から販売するおばまチケットに物価上昇対策分を上乗せする、地域を支える「おばまチケット第4弾」循環事業に8,621万円を、市道の道路改良、維持補修、交通安全施設の設置、河川の維持管理を行う道路整備事業・道路維持管理経費・交通安全施設整備事業・河川維持事業に合計で8,524万4,000円を計上させていただきました。 次に、議案第37号令和4年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から議案第41号令和4年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、事業費等といたしまして歳入歳出それぞれ194万3,000円を追加し、特別会計の総額を73億6,432万7,000円とするものでございます。 次に、議案第42号令和4年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、職員給与費等の補正で、収入で38万8,000円を減額し、支出で598万7,000円を追加させていただくものでございます。 次に、議案第43号令和4年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、職員給与費等の補正で、収入で28万2,000円を減額し、支出で125万2,000円を減額させていただくものでございます。 次に、議案第44号小浜市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございますが、地方公務員の育児休業等に関する法律および育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律および雇用保険法の一部を改正する法律の一部を改正する法律が令和4年5月2日に公布されたことに伴い、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和および柔軟化等を行うため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第45号小浜市コミュニティセンターの設置および管理に関する条例の制定についてでございますが、公民館を、社会教育施設としての機能を維持しつつ、まちづくり協議会をはじめ各種団体等の協働のまちづくりの拠点として、これまで以上に誰もが使いやすい施設とするため、公民館をコミュニティセンター化することに関して必要な事項を定めるものでございます。 次に、議案第46号若狭ふれあいセンターの設置および管理に関する条例の廃止についてでございますが、生涯学習の推進および若狭地方の特産品ならびに伝統、地場産業等の振興等に関する事業につきましては、新たに整備された各施設で実施することで効率化を図るとともに、当該地域のコミュニティー活動の拠点として多様な活用を推進するため、条例を廃止するものでございます。 次に、議案第47号小浜市交流ターミナルセンターの設置および管理に関する条例の廃止についてでございますが、交流事業につきましては、新たに設置された各施設で実施することで効率化を図るとともに、当該地域のコミュニティー活動の拠点として多様な活用を推進するため、条例を廃止するものでございます。 次に、議案第48号小浜市農山村研修施設設置条例の廃止についてでございますが、農業研修事業につきましては、就労環境の改善やIoTの導入等を進める先進農家の下で実践的な研修を行うとともに、当該地域のコミュニティー活動の拠点として多様な活用を推進するため、条例を廃止するものでございます。 次に、議案第49号小浜市久須夜交流センターの設置および管理に関する条例の廃止についてでございますが、交流事業につきましては、新たに整備された各施設で実施することで効率化を図るとともに、当該地域のコミュニティー活動の拠点として多様な活用を推進するため、条例を廃止するものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小澤長純君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、9月補正予算に関しまして、議案第36号令和4年度小浜市一般会計補正予算(第4号)から議案第43号令和4年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)までの8議案につきまして、表紙右側に緑の帯が2本ついてございますA4縦長の令和4年度9月補正予算書に基づきまして説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 初めに、議案第36号令和4年度小浜市一般会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,383万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ174億8,387万5,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、債務負担行為の追加につきましては第2表債務負担行為補正に、地方債の変更につきましては第3表地方債補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第12款分担金及び負担金、第1項負担金が県単小規模土地改良事業受益者負担金で67万5,000円の追加、第14款国庫支出金は8,486万1,000円の追加で、内訳は第2項国庫補助金が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などで8,566万1,000円の追加、第3項委託金が人権教育研究推進地域事業委託費で80万円の減額でございます。 第15款県支出金、第2項県補助金が恐竜ホテル改修支援事業補助金などで1,186万8,000円の追加、第18款繰入金、第2項基金繰入金が小浜市学校教育応援基金繰入金で10万円の追加、第19款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で2億1,541万2,000円の追加、第20款諸収入、第5項雑入が地域連携支援事業補助金などで31万5,000円の追加、第21款市債、第1項市債が道路橋梁債などで3,060万円の追加でございます。 以上、歳入合計では3億4,383万1,000円の追加とするものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款議会費、第1項議会費が職員給与費の補正で54万5,000円の減額でございます。 第2款総務費は4,764万4,000円の追加で、その内訳は第1項総務管理費が課長補佐以上にモバイルパソコンを整備いたしますペーパーレス推進事業などの補正で2,743万3,000円の追加、第2項徴税費が市税過誤納還付金などの補正で996万4,000円の追加、第3項戸籍住民基本台帳費がマイナンバーカードの取得促進を図りますマイナンバーカード取得促進キャンペーン事業などの補正で1,090万2,000円の追加、第6項監査委員費が職員給与費の補正で65万5,000円の減額でございます。 第3款民生費は798万6,000円の減額で、その内訳は第1項社会福祉費が人事異動等に伴います他会計繰出金などの補正で1,031万5,000円の減額、第2項児童福祉費が保育園等のトイレの洋式化をいたします保育施設環境整備事業などの補正で35万8,000円の追加、第3項生活保護費が職員給与費の補正で197万1,000円の追加でございます。 第4款衛生費は738万2,000円の追加で、その内訳は第1項保健衛生費が職員給与費などの補正で244万円の追加、第2項清掃費が職員給与費の補正で494万2,000円の追加でございます。 第6款農林水産業費は457万4,000円の減額で、その内訳は第1項農業費が農業用施設機器類等の緊急改修を行います県単小規模土地改良事業などの補正で89万2,000円の減額、第2項林業費が職員給与費の補正で101万円の減額、第3項水産業費が漁業の新規就業希望者の研修受入先を支援いたします小浜漁師塾研修支援事業などの補正で267万2,000円の減額でございます。 第7款商工費、第1項商工費が物価上昇対策分として拡充いたします地域を支える「おばまチケット第4弾」循環事業や、小浜市企業振興助成金などの補正で1億5,739万9,000円の追加でございます。 第8款土木費は1億4,487万9,000円の追加で、その内訳は第2項道路橋梁費が各地区の要望や点検結果を踏まえまして道路の維持改良工事を行います道路維持管理経費や道路整備事業(単独)、今期の除雪計画に基づきまして除雪経費を補正いたします除雪対策費などの補正で1億1,188万9,000円の追加、第3項河川費が河川維持事業(単独)の補正で2,700万円の追加、第4項の都市計画費が職員給与費などの補正で374万7,000円の追加、第5項住宅費が職員給与費の補正で224万3,000円の追加でございます。 第10款教育費は36万8,000円の減額でございまして、その内訳は第1項教育総務費が新型コロナウイルス感染状況によりまして小・中学校の修学旅行が延期等になった場合に発生するキャンセル料等の相当額を補助いたします小中学校教育活動支援補助金などの補正で115万6,000円の減額、第2項小学校費が校舎の修繕等を行います小学校施設維持補修費の補正で606万1,000円の追加、第3項中学校費が同じく修繕を行います中学校施設維持補修費の補正で45万1,000円の追加、第5項社会教育費が歴史的な町並みが残ります小浜西組への周遊を促進いたします、歴史的町並みを生かしたまち歩き促進事業などの補正で675万4,000円の減額、第6項保健体育費が職員給与費の補正で103万円の追加でございます。 以上、歳出合計では3億4,383万1,000円の追加とするものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正の追加でございますが、中学校管理諸経費で、期間は令和5年度から令和7年度までで、限度額を1億2,765万円とさせていただくものでございます。 5ページをお願いいたします。 第3表の地方債補正の変更でございますが、土地改良事業・道路整備事業・河川等整備事業の3件につきまして、限度額をそれぞれ表記したとおり変更させていただきまして、合計で3,060万円を増額させていただくもので、起債の方法・利率および償還の方法については補正前に同じでございます。 以上、議案第36号の説明とさせていただきます。 6ページをお願いいたします。 議案第37号令和4年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ45万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億3,167万3,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 7ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第3款国庫支出金、第2項国庫補助金が社会保障・税番号制度システム整備費補助金で124万5,000円の追加。 第6款県支出金、第2項県補助金が特別調整交付金で16万5,000円の追加。 第10款繰入金、第1項他会計繰入金が一般会計の繰入金で95万4,000円を減額し、歳入合計で45万6,000円の追加とするものでございます。 8ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費がマイナンバーカードの健康保険証利用の申込み操作等を支援いたします一般管理諸経費の補正で45万6,000円を追加いたしまして、歳出合計で45万6,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第37号の説明とさせていただきます。 9ページをお願いいたします。 議案第38号令和4年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ44万1,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億7,453万円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 10ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金が44万1,000円の減額で、歳入合計では44万1,000円の減額とするものでございます。 11ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が職員給与費の補正で44万1,000円を減額いたしまして、歳出合計では44万1,000円の減額とするものでございます。 以上、議案第38号の説明とさせていただきます。 12ページをお願いいたします。 議案第39号令和4年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ387万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ35億2,792万5,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 13ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第5款国庫支出金は1万1,000円の追加で、その内訳は第1項国庫負担金が介護給付費負担金で5,000円の追加、第2項国庫補助金が調整交付金で6,000円の追加でございます。 第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金が介護給付費交付金で6,000円の追加、第7款県支出金、第1項県負担金が介護給付費負担金で3,000円の追加、第9款繰入金、第1項一般会計繰入金が職員給与費等に係る繰入金などで894万7,000円の減額、第10款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で1,279万8,000円の追加で、歳入合計で387万1,000円の追加とするものでございます。 14ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が職員給与費などの補正で895万円の減額。 第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費が特例居宅介護サービス給付費の補正で2万3,000円の追加、第9款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金が国庫支出金等返還金の補正で1,279万8,000円の追加で、歳出合計で387万1,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第39号の説明とさせていただきます。 15ページをお願いいたします。 議案第40号令和4年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6万3,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億7,330万円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 16ページをお願いいたします。 第1表歳入予算補正でございますが、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が6万3,000円の減額で、歳入合計では6万3,000円の減額とするものでございます。 17ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費が職員給与費の補正で6万3,000円の減額で、歳出合計では6万3,000円の減額とするものでございます。 以上、議案第40号の説明とさせていただきます。 18ページをお願いいたします。 議案第41号令和4年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ188万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,684万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 19ページをお願いいたします。 第1表の歳入予算補正でございますが、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が188万円の減額で、歳入合計では188万円の減額とするものでございます。 20ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費が職員給与費の補正で188万円を減額いたしまして、歳出合計で188万円の減額とするものでございます。 以上、議案第41号の説明とさせていただきます。 21ページをお願いいたします。 議案第42号令和4年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、収益的収入および支出につきましては、収入の部におきまして、第1款事業収益で38万8,000円を減額いたしまして、総額を6億1,472万3,000円とするものとし、支出の部におきまして、第1款事業費で職員給与費の補正によりまして892万8,000円を追加いたしまして、総額を6億143万8,000円とするものでございます。 資本的支出につきましては、支出の部におきまして、第1款資本的支出で職員給与費の補正によりまして294万1,000円を減額いたしまして、総額を3億580万7,000円とするものでございます。 予算第8条に定めました議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては職員給与費で、既決予定額に550万1,000円を追加いたしまして、総額を5,179万1,000円とするものでございます。 予算第9条に定めました他会計からの補助金等につきましては、既決予定額から38万8,000円を減額いたしまして、総額を2,587万4,000円とするものでございます。 以上、議案第42号の説明とさせていただきます。 22ページをお願いいたします。 議案第43号令和4年度小浜市下水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、収益的収入および支出につきましては、収入の部におきまして、第1款事業収益で27万8,000円を減額いたしまして、総額を12億996万9,000円とし、支出の部におきまして、第1款事業費で職員給与費の補正によりまして133万2,000円を減額いたしまして、総額を11億7,929万3,000円とするものでございます。 資本的収入および支出につきましては、収入の部におきまして、第1款資本的収入で4,000円を減額いたしまして、総額を8億8,655万6,000円といたしまして、支出の部におきまして、第1款資本的支出で職員給与費の補正によりまして8万円を追加いたしまして、総額を13億7,323万2,000円とするものでございます。 予算第9条に定めました費用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては職員給与費で、既決予定額から147万9,000円を減額いたしまして、総額を4,522万9,000円とするものでございます。 23ページをお願いいたします。予算第10条に定めました他会計からの補助金等につきましては、既決予定額から28万2,000円を減額いたしまして、総額を6億4,000万5,000円とするものでございます。 以上、議案第43号の説明とさせていただきます。 9月補正予算に関します議案第36号から議案第43号の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小澤長純君) 総務部長、松宮君。 ◎総務部長(松宮眞由美君) それでは、議案第44号から議案第49号までにつきまして、お手元の議案書により御説明させていただきます。 議案書の1ページをお願いいたします。 議案第44号小浜市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、地方公務員の育児休業等に関する法律および育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律および雇用保険法の一部を改正する法律の一部を改正する法律が令和4年5月2日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 内容でございますが、第2条第4号ア(ア)に「当該子の出生の日から第3条の2に規定する期間内に育児休業をしようとする場合にあっては当該期間の末日から6月を経過する日」を加え、子の出生から57日間以内の育児休業の取得要件を緩和しております。 また、同号イの次に、(ア)および(イ)を加え、育児休業をすることができる非常勤職員の要件を整理しております。 第2条の3第3号におきましては、非常勤職員の育児休業の期間を子の1歳6か月到達日まで延長できる場合を規定しておりますが、第3条第1号から第4号または第7号に掲げる特別な事情がある場合には取得要件を一部免除することで、より柔軟な育児休業の取得を可能としております。 3ページをお願いいたします。 下のほうでございますが、同号のアとして、子が1歳から1歳6か月に達するまでの期間において配偶者が育児休業する場合にあっては、当該期間の途中からの育児休業の取得を可能とする規定を加えております。 4ページをお願いいたします。 第2条の4におきましては、非常勤職員の育児休業の期間を子の2歳に達する日まで延長できる場合を規定しておりますが、1歳6か月到達日まで延長できる場合と同様、その要件を緩和するものでございます。 一番下の段落でございますが、第3条におきましては、今回の法改正により原則2回まで育児休業をすることができることとなったことを踏まえ、育児休業等計画書により任命権者に申し出て承認を得ることを規定した第5号を削除するものでございます。 また、任期の更新または引き続いての採用に伴い、再度育児休業をすることができる旨の規定につきまして、非常勤職員のみが対象となっていたものを任期を定めて採用された職員まで拡大することに改め、同条第7号とするものでございます。 5ページをお願いいたします。 第10条第6号におきましては、育児短時間勤務の終了後に再度育児短時間勤務を取得する場合、育児休業等計画書により任命権者に申し出ていたものを、育児短時間勤務計画書により申し出ることに改めております。 附則でございますが、第1項で施行期日を令和4年10月1日とし、第2項で経過措置を定めております。 以上、議案第44号の説明とさせていただきます。 6ページをお願いいたします。 議案第45号小浜市コミュニティセンターの設置および管理に関する条例の制定についてでございますが、提案理由は、公民館の社会教育施設としての機能を維持しつつ、まちづくり協議会をはじめ各種団体等のまちづくりの拠点として、これまで以上に誰もが使いやすい施設とするため、公民館をコミュニティセンター化することについて必要な事項を定めるものでございます。 7ページをお願いいたします。 内容でございますが、第1条は施設の設置および目的について規定しておりまして、本市は、協働のまちづくりを推進し、地域の自主的・主体的なまちづくり活動を育むとともに、地域の連携および交流を深め、もって地域全体の活性化を図るため、市民のコミュニティー活動および社会教育推進・生涯学習活動の拠点として小浜市コミュニティセンターを設置することとしております。 第2条は、センターの名称および位置について規定しております。 第3条では、センターにセンター長その他必要な職員を置くこととしております。 第4条は開館時間について規定しておりまして、センターの使用時間は午前9時から午後10時までとしております。 8ページをお願いいたします。 第5条は休館日について規定しておりまして、センターの休館日を第1項の各号で掲げるとおりとしております。 第6条では、センターにおいて行う事業を、協働のまちづくりを推進し、地域課題の解決を図る事業、社会教育および生涯学習を推進する事業、第1条に掲げるセンターの設置の目的を達成するために必要な事業などとしております。 第7条から9ページの第10条までは、センターの使用について規定しております。 9ページをお願いいたします。 第11条から第13条につきましては、使用料の納付・減免等について規定しております。 第14条は、原状回復の義務について規定しております。 10ページをお願いいたします。 第15条は、損害の賠償について規定しております。 第16条は、センターにコミュニティセンター運営審議会を置くことができる旨を規定しております。審議会は第1条の設置目的を達成するために、第6条に規定する事業の企画・運営について協議することとするほか、定数および任期等について規定しております。 附則でございますが、第1項で施行期日を令和5年4月1日としております。 11ページをお願いいたします。 第2項では、準備行為を定めております。 第3項から第5項までは、本条例の制定に伴い、関係する条例の廃止および一部改正を行うものでございます。 第6項は、経過措置として、この条例の施行日前に、廃止前の小浜市公民館設置条例によりなされた処分・手続・その他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされた処分・手続・その他行為とみなすことを定めております。 12ページからの別表は、各施設における種別ごと、時間区分ごとの使用料を定めたものでございます。 以上、議案第45号の説明とさせていただきます。 15ページをお願いいたします。 議案第46号若狭ふれあいセンターの設置および管理に関する条例の廃止についてでございますが、提案理由は、生涯学習の推進および若狭地方の特産品ならびに伝統、地場産業等の振興等に関しましては、新たに整備された各施設で実施することで効率化を図るとともに、当該地域のコミュニティー活動の拠点として多様な活用を推進するため、条例を廃止するものでございます。 16ページをお願いいたします。 附則でございますが、施行日を令和5年4月1日としております。 以上、議案第46号の説明とさせていただきます。 17ページをお願いいたします。 議案第47号小浜市交流ターミナルセンターの設置および管理に関する条例の廃止についてでございますが、提案理由は、交流事業につきましては、新たに整備された各施設で実施することで効率化を図るとともに、当該地域のコミュニティー活動の拠点として多様な活用を推進するため、条例を廃止するものでございます。 18ページをお願いいたします。 附則でございますが、施行日を令和5年4月1日からとしております。 以上、議案第47号の説明とさせていただきます。 19ページをお願いいたします。 議案第48号小浜市農山村研修施設設置条例の廃止についてでございますが、提案理由は、農業研修事業につきましては、就労環境の改善やIoTの導入等を進める先進農家の下で実践的な研修を行うとともに、当該地域のコミュニティー活動の拠点として多様な活用を推進するため、条例を廃止するものでございます。 20ページをお願いいたします。 附則でございますが、施行日を令和5年4月1日としております。 以上、議案第48号の説明とさせていただきます。 21ページをお願いいたします。 議案第49号小浜市久須夜交流センターの設置および管理に関する条例の廃止についてでございますが、提案理由は、交流事業につきましては、新たに整備された各施設で実施することで効率化を図るとともに、当該地域のコミュニティー活動の拠点として多様な活用を推進するため、条例を廃止するものでございます。 22ページをお願いいたします。 附則でございますが、施行日を令和5年4月1日としております。 以上、議案第49号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(小澤長純君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(小澤長純君) ただいま議題となっております各議案は、小浜市議会会議規則第37条第1項の規定により、さきに配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △陳情第7号および陳情第9号 ○議長(小澤長純君) 日程第7 陳情第7号「すべてのケア労働者の大幅賃上げを求める意見書」の採択を求める陳情書および陳情第9号地方財政の充実・強化に関する意見書採択についてを一括議題といたします。 今期定例会において本日までに受理いたしました陳情は、さきに配付してあります陳情文書表のとおりであり、その内容は陳情書の写しのとおりであります。 △委員会付託 ○議長(小澤長純君) ただいま議題となっております各陳情を、陳情文書表のとおり関係の委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(小澤長純君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 明26日より9月7日までは休会とし、8日は定刻本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。                           午前11時55分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           令和4年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   5番           署名議員   13番 上会議録は、地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  和久田和典...