平成30年 6月 定例会(第2回) 平成30年6月7日
小浜市議会定例会会議録(その1)●
出席議員(17名) 1番 熊谷久恵君 2番 竹本雅之君 3番 牧岡輝雄君 4番 藤田靖人君 5番 佐久間 博君 6番 西本清司君 7番 小澤長純君 8番 今井伸治君 9番 能登恵子君 10番
下中雅之君 11番 三木 尚君 12番 垣本正直君 13番 藤田善平君 14番 風呂繁昭君 15番 富永芳夫君 16番 清水正信君 17番 池尾正彦君●欠席議員(なし)●
地方自治法第121条の規定による
議場出席者職氏名 市長
松崎晃治君 副市長 東 武雄君 総務部長 伊須田 尚君
総務部次長 檀野清隆君
総務部税務課長 今村昭広君
企画部長 前川昭彦君
企画部次長 東野克拓君
企画部次長 和久田和典君
企画部次長 松見一彦君 民生部長 岡 正人君
民生部次長 前野浩良君
民生部次長 佐々木宏明君 産業部長 岩滝満彦君
産業部次長 田中正俊君
産業部次長 石田勝一君
産業部次長 阪本 亮君
産業部次長 青木英希君 教育長 窪田光宏君 教育部長 西田雅志君
教育部次長 谷 義幸君
教育部文化課長 松宮眞由美君●
議会事務局長および書記
議会事務局長 齊藤睦美 次長 領家直美 書記 瀬尾光博 書記 石橋克浩●議事日程 平成30年6月7日 午前10時00分開議 日程第1 会期決定 日程第2 報告第1号 平成29年度小浜市
一般会計予算繰越明許費の報告について 報告第2号 平成29年度小浜市
一般会計予算事故繰越しの報告について 報告第3号 平成29年度小浜市
下水道事業特別会計予算繰越明許費の報告について 報告第4号 平成29年度小浜市
農業集落排水事業特別会計予算繰越明許費の報告について 報告第5号 平成29年度小浜市
水道事業会計予算繰越の報告について 報告第6号
株式会社ケーブルテレビ若狭小浜経営状況の報告について 報告第7号 小浜市
総合卸売市場株式会社経営状況の報告について 報告第8号
株式会社まちづくり小浜経営状況の報告について 日程第3 議案第42号
専決処分につき承認を求めることについて(平成29年度小浜市
一般会計補正予算(第10号)) 議案第43号
専決処分につき承認を求めることについて(小浜市市税条例の一部改正について) 議案第44号
専決処分につき承認を求めることについて(小浜市
国民健康保険税条例の一部改正について) 議案第45号
専決処分につき承認を求めることについて(小浜市
都市計画税条例の一部改正について) 日程第4 議案第46号 平成30年度小浜市
一般会計補正予算(第1号) 議案第47号 小浜市市税条例の一部改正について 日程第5 陳情第2号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・リプレースを明記することを求める意見書の提出に関する陳情 陳情第3号 所得税法第56条の廃止を求める
意見書採択について 陳情第4号
地方消費者行政に対する財政支援(交付金等)の継続・拡充を求める
意見書採択に関する陳情 午前10時37分開会
△開会・開議
○議長(
下中雅之君) これより平成30年第2回6月
小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
△諸般の報告
○議長(
下中雅之君) 諸般の報告をいたさせます。
議会事務局長、齊藤君。
◎
議会事務局長(齊藤睦美君) 報告いたします。 3月23日、
議会運営委員会が開催されました。 3月24日、
若狭農業協同組合通常総代会が開催され、議長が出席しました。 3月26日、
若狭広域行政事務組合議会が若狭町において開催され、
関係議員が出席しました。 同日、
北信越市議会議長会監事会が石川県金沢市において開催され、議長が出席しました。 3月27日、
嶺南広域行政組合議会が敦賀市において開催され、
関係議員が出席しました。 同日、小浜市
漁業協同組合通常相談会が開催され、
関係議員が出席しました。 同日、平成29年度2月分の
例月出納検査結果報告を受理しました。 3月28日、
若狭消防組合議会が開催され、
関係議員が出席しました。 同日、福井県
原子力環境安全管理協議会が敦賀市において開催され、議長が出席しました。 3月29日、
原子力発電小浜市
環境安全対策協議会が開催され、議長ならびに
関係議員が出席しました。 3月30日、
公立小浜病院組合議会が開催され、
関係議員が出席しました。 4月1日、小浜市
視覚障害者福祉協会総会が開催され、副議長が出席しました。 4月5日、小浜市
交通指導員・小浜市
防犯隊委嘱状交付式および出動式が開催され、議長が出席しました。 4月7日、
青池学園入学式が美浜町において挙行され、議長が出席しました。 4月10日、
定例全員協議会、
総務民生常任委員会、
産業教育常任委員会がそれぞれ開催されました。 4月11日、
鯖街道まちづくり連携協議会の
会計監査を議長が実施しました。 4月13日、
総務民生常任委員会が開催されました。 同日、
あいあいバス新車両披露が行われ、議長が出席しました。 4月15日、
若狭マラソン大会が開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 同日、
佐久間艇長顕彰祭に議長ならびに各議員が出席しました。 4月16日、
広報委員会が開催されました。 4月21日、
蘇洞門開きが行われ、議長ならびに
関係議員が出席しました。 同日、小浜市
老人クラブ連合会総会が開催され、議長が出席しました。 4月23日、
議会運営委員会が開催されました。 同日、
若狭マリンピア2018実行委員の委嘱ならびに第1回
実行委員会が開催され、議長が出席しました。 同日、
福井しあわせ元気国体障害者スポーツ大会小浜市
実行委員会第4回総会が開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 4月24日、
北陸新幹線早期全線開業特別委員会が開催されました。 4月25日、
各派代表者会議が開催されました。 同日、平成29年度3月分の
例月出納検査結果報告を受理しました。 4月26日、27日の両日、
北信越市議会議長会が富山県富山市において開催され、正副議長が出席しました。 4月27日、
議会基本条例検証・
見直しワーキンググループ会議が開催されました。 4月28日、小浜市
赤十字奉仕団大会が開催され、議長が出席しました。 同日、小浜市
母子寡婦福祉連合会総会が開催され、副議長が出席しました。 4月29日、小浜市障がい
者スポーツ大会が開催され、議長ならびに
関係議員が出席しました。 5月2日、川越市
公式使節団歓迎式が開催され、正副議長が出席しました。 5月5日、ふれあい
健康ウォークが開催され、議長ならびに
関係議員が出席しました。 5月8日、
議会運営委員会が開催されました。 5月9日、
定例全員協議会、地域防災・
原子力安全対策特別委員会、
産業教育常任委員会がそれぞれ開催されました。 5月11日、
産業教育常任委員会が開催されました。 同日、
議会報告会を雲浜、内外海、松永、口名田の4地区で開催し、各議員が出席しました。 5月15日、
北陸新幹線の
早期全線開業に向けて、議長ならびに
関係議員が京都府京田辺市、
京田辺市議会を訪問しました。 5月16日、福井県
あわら市議会の行政視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べるとともに、
関係議員が出席しました。 同日、
議会基本条例検証見直しワーキンググループ会議が開催されました。 5月17日、
鯖街道まちづくり連携協議会総会が開催され、
関係議員が出席しました。 5月17日から18日にかけて、
産業教育常任委員会が徳島県美馬市、兵庫県多可町において
管外行政視察を実施し、
関係議員が出席しました。 5月18日、
総務民生常任委員会が開催されました。 5月19日、小浜市区長総会が開催され、正副議長ならびに
関係議員が出席しました。 5月20日、小浜市
連合婦人会ソフトバレーボール大会が開催され、議長ならびに
関係議員が出席しました。 5月22日、
北陸新幹線建設促進大会および平成30年度
北陸新幹線建設促進同盟会総会が東京都内において開催され、議長が出席しました。 同日、小浜市・若狭町・高島市
総合振興協議会の
会計監査を
関係議員が実施しました。 5月23日、
北陸新幹線早期全線開業特別委員会が開催されました。 同日、
若狭地方町村議会議長会の定期総会がおおい町において開催され、議長が出席しました。 同日、広島県呉市議会の行政視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べました。 同日、
議会報告会を西津、国富、今富、加斗の4地区で開催し、各議員が出席しました。 5月24日、
北前船日本遺産認定セレモニーが開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 同日、小浜市
総合卸売市場取締役会が開催され、議長が出席しました。 同日、
株式会社まちづくり小浜取締役会ならびに株主総会が開催され、議長が出席しました。 同日、
株式会社ケーブルテレビ若狭小浜の
定時株主総会が開催され、議長が出席しました。 5月25日、小浜市・若狭町・高島市
総合振興協議会正副会長会議が高島市において開催され、
関係議員が出席しました。 同日、
若狭広域行政事務組合議会代表者会議が若狭町において開催され、
関係議員が出席しました。 同日、
小浜市議会歴代議員懇談会が開催され、議長が出席しました。 同日、
議会報告会を小浜、宮川、遠敷、中名田の4地区で開催し、各議員が出席しました。 5月26日、
小浜市議会災害対策連絡会議が開催されました。 同日、小浜市防災(水防)訓練が実施され、正副議長、各議員が出席しました。 5月27日、
小浜男女共同参画ネットワーク総会が開催され、議長が出席しました。 5月29日、
議会運営委員会、
議会基本条例検証・
見直しワーキンググループ会議が開催されました。 5月30日、
総務民生常任委員会が開催されました。 同日、
全国市議会議長会定期総会が東京都内において開催され、議長が出席しました。 同日、福井県
交通安全協会若狭交通安全協会通常総会が開催され、副議長が出席しました。 同日、平成29年度4月分ならびに平成30年度4月分の
例月出納検査結果報告を受理しました。 5月31日、
北陸新幹線敦賀開業促進期成同盟会総会が敦賀市において開催され、議長が出席しました。 6月1日、
全員協議会が開催されました。 同日、
北陸新幹線早期全線開業特別委員会と小浜市
老人クラブ連合会、
一般社団法人若狭青年会議所、小浜市
連合婦人会との
北陸新幹線に関する
意見交換会が開催され、議長ならびに
関係議員が出席しました。 6月2日、平成30年度
北陸新幹線小浜・
京都ルート建設促進同盟会理事会総会が開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 同日、
北陸新幹線小浜・
京都ルート早期実現小浜市民協議会役員会が開催され、議長が出席しました。 本日、
議会運営委員会、
全員協議会がそれぞれ開催されました。 ただいまの
出席議員は17名であります。
地方自治法第121条の規定による本日の
議場出席者は、松崎市長ほか20名であります。 以上、報告いたします。
△
会議録署名議員の指名
○議長(
下中雅之君) 本日の
会議録署名議員は、
小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において3番、牧岡輝雄君、16番、清水正信君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。
△会期決定
○議長(
下中雅之君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、
議会運営委員会委員長より申し出のとおり、本日より6月28日までの22日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (異議なし)
○議長(
下中雅之君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日より6月28日までの22日間と決定いたしました。
△報告第1号から報告第8号まで
○議長(
下中雅之君) 日程第2 報告第1号平成29年度小浜市
一般会計予算繰越明許費の報告についてより報告第8
号株式会社まちづくり小浜経営状況の報告についてまでを一括議題といたします。
△
提案理由の説明
○議長(
下中雅之君)
提案理由の説明を求めます。 市長、
松崎晃治君。
◎市長(
松崎晃治君)
提案理由のご説明を申し上げる前に、
一言お祝いの言葉を申し述べさせていただきます。 このたびは、
全国市議会議長会および
北信越市議会議長会において、15年の長きにわたり
市議会議員として市政の発展に御尽力された御功績をたたえられ、栄誉ある表彰をお受けになられました
三木尚議員、
垣本正直議員、藤田善平議員、
風呂繁昭議員に対しまして、心からお祝いとお喜びを申し上げる次第でございます。おめでとうございます。今後とも市政発展と市民福祉の向上のため、より一層の御活躍を賜りますようお願いを申し上げます。 それでは、日程第2をもちまして議題に供していただきました報告第1号から報告第8号までにつきまして、
提案理由のご説明を申し上げます。 まず、報告第1号平成29年度小浜市
一般会計予算繰越明許費の報告についてでございますが、
原子力災害対策施設整備事業ほか25件につきましては、年度内に事業が完了できませんでしたので、13億2,897万7,000円を平成30年度へ
繰り越しさせていただき、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告させていただくものでございます。 次に、報告第2号平成29年度小浜市
一般会計予算事故繰越の報告についてでございますが、
社会資本整備街路小浜縦貫線につきましては、地権者の病気入院により家屋の移転に不測の日数を要し、年度内に事業を完了できませんでしたので、
事故繰越として2,863万1,423円を平成30年度へ
繰り越しをさせていただき、
地方自治法施行令第150条第3項の規定により御報告させていただくものでございます。 次に、報告第3号平成29年度小浜市
下水道事業特別会計予算繰越明許費の報告についてでございますが、4,840万2,000円を平成30年度へ
繰り越しをさせていただき、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告させていただくものでございます。 次に、報告第4号平成29年度小浜市
農業集落排水事業特別会計予算繰越明許費の報告についてでございますが、559万2,000円を平成30年度へ
繰り越しをさせていただき、
地方自治法施行令第146条第2項の規定によりご報告させていただくものでございます。 次に、報告第5号平成29年度小浜市
水道事業会計予算繰越の報告についてでございますが、5,883万1,000円を平成30年度へ
繰り越しをさせていただき、
地方公営企業法第26条第3項の規定により、御報告をさせていただくものでございます。 以上が
繰越関係の報告でございまして、これら事業の一日も早い完成を目指す努力をいたしますので、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。 次に、報告第6号から報告第8号までにつきましては、
地方自治法第243条の3、第2項の規定により市が出資しております法人の
経営状況について御報告させていただくものでございます。 まず、報告第6
号株式会社ケーブルテレビ若狭小浜経営状況の報告についてでございますが、平成29
事業年度も
自主放送番組の充実と経営の効率化を推進し、当期純利益は前期比7.2%増の5,718万8,434円で、減収増益の決算となりました。
ケーブルテレビ若狭小浜は昨年開局20周年の節目を迎え、地域の公共的な
情報通信インフラとしての役割を担っております。本年は
高度BS放送、4K放送に対応できる
センター設備の整備等を進める予定でございまして、今後とも地域に密着した
自主放送の充実と経営の効率化を図り、安定した放送、通信体制を将来にわたり維持し、地域の
情報発信拠点として貢献できるよう指導してまいります。 次に、報告第7号小浜市
総合卸売市場株式会社経営状況の報告についてでございますが、平成29年度の
取り扱い数量は前年度比8.5%の減、
取り扱い金額は前年度比8.8%の減となり厳しい市場環境でございましたが、当期純利益は84万3,622円を計上することができました。今後とも信頼される卸売市場として
生鮮食料品等の安定供給が図れるよう指導を行ってまいります。 次に、報告第8
号株式会社まちづくり小浜経営状況の報告についてでございますが、平成29年度は前年度に引き続き、
株式会社地域経済活性化支援機構レビック様の御支援を仰ぎ、
収益事業および
公益事業の両輪に精力的に取り組みました。
収益事業では、道の
駅若狭おばまおよび濱の四季が昨年に続き黒字を計上したほか、新たな古
民家宿ビジネスである三丁町ながたもおおむね好調に推移し、約100万円の営業利益を計上することができました。
公益事業では小浜市からの委託事業に加え、観光庁の
支援事業にも取り組むなど、
着地型観光の整備促進に努めました。結果、会社全体としては、当期純利益140万410円を計上したところでございます。今後も
日本版DMOとして観光を切り口とした持続可能な
産業活性化が図られるよう指導を続けてまいります。 なお、報告案件の詳細につきましては、この後担当職員から説明いたさせますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
下中雅之君)
企画部長、前川君。
◎
企画部長(前川昭彦君) それでは、報告第1号から報告第5号までの予算の
繰り越し関係につきまして、お手元のA4の議案書に基づき、御説明をさせていただきます。 まず、報告第1号平成29年度小浜市
一般会計予算繰越明許費の報告についてでございます。次のページの平成29年度小浜市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書をごらん願います。
繰り越しいたします事業は、款総務費、
項総務管理費の
原子力災害対策施設整備事業から
款災害復旧費、
項公共土木施設災害復旧費の
公共土木施設災害復旧事業(単独)までの計26事業で、翌年度への繰越額は合計で13億2,897万7,000円でございます。主な
繰り越し理由につきましては、昨年10月の台風21号により被災いたしました施設の復旧の
補正予算などで、執行に当たり日数が不足したことによるもの。地元や
関係機関との
協議交渉などに不測の日数を要したものなどでございます。 続きまして、報告第2号平成29年度小浜市
一般会計予算事故繰越の報告についてでございます。次のページの平成29年度小浜市
一般会計予算事故繰越計算書をごらん願います。
繰り越しいたします事業は、款土木費、
項都市計画費の
社会資本整備(街路:
小浜縦貫線)の1事業で、翌年度への繰越額は2,863万1,423円でございます。
繰り越し理由につきましては、地権者の病気入院により、家屋の移転に不測の日数を要したことによるものでございます。 続きまして、報告第3号平成29年度小浜市
下水道事業特別会計予算繰越明許費の報告についてでございます。次のページの平成29年度小浜市
下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書をごらん願います。
繰り越しいたします事業は、
款下水道事業費、
項下水道建設費の
管渠整備事業の1事業で、翌年度への繰越額は4,840万2,000円でございます。
繰り越しの理由でございますが、
関係機関との
協議交渉などに不測の日数を要したことによるものでございます。 続きまして、報告第4号平成29年度小浜市
農業集落排水事業特別会計予算繰越明許費の報告についてでございます。次のページの平成29年度小浜市
農業集落排水事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書をごらん願います。
繰り越しいたします事業は、
款農業集落排水事業費、
項農業集落排水事業費の
農業集落排水施設災害復旧費の1事業で、翌年度への繰越額は559万2,000円でございます。
繰り越しの理由でございますが、昨年10月の台風21号により被災いたしました
排水施設の復旧に当たり、機器の製作および運転調整に約4カ月を要したことによるものでございます。 続きまして、報告第5号平成29年度小浜市
水道事業会計予算繰越の報告についてでございます。次のページの平成29年度小浜市
水道事業会計予算繰越計算書をごらん願います。
繰り越しいたします事業は、いずれも
款資本的支出、
項建設改良費で、貴船区配水管布設替工事ほか5事業で、翌年度への繰越額の合計は5,883万1,000円でございます。
繰り越しの理由でございますが、
一般競争入札が不調となり設計の変更を余儀なくされたこと、
雨水渠整備工事および県営事業がおくれたためなどでございます。 以上、報告第1号から報告第5号までの
繰り越し関係の報告の説明とさせていただきます。 これらの事業のうち、未完了のものにつきましては早期の完成に努めてまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。 続きまして、報告第6
号株式会社ケーブルテレビ若狭小浜の
経営状況につきましてご報告をさせていただきます。平成29
事業年度第25期
事業報告書収支決算書をお願いいたします。それでは、1ページをお願いいたします。
事業報告でございますが、総務省の発表によりますと、平成29年9月末の
自主放送を行います全国の
ケーブルテレビの
加入世帯数は3,001万世帯で、普及率は約52.2%となりました。小浜市におけます
ケーブルテレビ加入世帯数は平成29年度末で1万881世帯で、前年度末比でプラスの22世帯、加入率は91.3%となりました。また、
インターネット接続サービス加入世帯数は、
集合住宅向け契約が42世帯となったこともあり、846世帯で前年度末比でプラスの47世帯となりました。また、
自主放送を行います事業者509社のうち、災害時におけます放送協定を地方自治体などと締結している事業者は244社となっており、
ケーブルテレビ若狭小浜におきましても平成16年12月に本市と協定を締結しており、本協定に基づき昨年8月8日の台風5号と10月22日の台風21号について、市内に発令されました避難情報や河川情報などの情報提供を行いました。 開局20周年式典などの実施につきましては、平成9年9月に
ケーブルテレビ事業を開始して20年の節目を迎えたことから、昨年の10月28日に
若狭農業協同組合本店におきまして開局20周年記念式典を開催いたしました。 2ページをお願いします。
自主放送番組などにつきましては、
ニュース番組は若狭地域の身近な話題を月曜日と火曜日に4本、それ以外の平日には3本、合計で881本を放送いたしました。企画番組では、ことし開催されます
福井しあわせ元気国体のプレ大会を初め、歴史や食などのさまざまなジャンルの番組を放送いたしました。
議会放送につきましては、本市、おおい町のほか、新たに
高浜町議会の収録再放送を開始いたしました。生中継番組につきましては、昨年7月の
大飯発電所3・4号機再稼働に係ります
原子力政策などに関する
町民説明会、8月に若狭おおいのスーパー大火勢、収録番組では昨年9月の放生祭、11月の
全国高校ラグビー福井県
予選決勝戦を放送いたしました。 また、福井県からの業務委託を受けまして、
安定ヨウ素剤事前配付説明用VTRなどの
映像コンテンツ制作も行いました。 設備投資などの状況などにつきましては、
自主放送制作設備機器更新で2,419万8,000円、
自主放送多重化設備更新で2,202万円、局舎2階屋根の
落雪防止工事で195万円、
ケーブルテレビ若狭小浜の総務部内の
空調設備更新で204万5,000円など、総額5,253万4,000円となりました。 その他設備の保守工事といたしまして、市内に設置しております無停電電源供給器に内蔵しておりますバッテリーの交換工事を実施し、停電時のリスク軽減を図りました。 次に、第25期決算について御説明をさせていただきます。4ページをお願いします。 まず、貸借対照表でございます。表の左側の資産の部でございますが、流動資産は、現金、預金、売掛金などで前期比9.9%増の6億278万9,953円でございます。有形固定資産は、建物構築物などの合計で前期比5.1%減の2億4,458万9,505円でございます。無形固定資産は、ソフトウェアなどで前期比8.7%減の584万7,189円で、その他資産と繰延資産を合わせました資産合計では、前期比5.2%増の8億5,727万9,366円となりました。 次に、表の右側の負債純資産の部でございますが、流動負債は、未払法人税等で前期比13.9%増の2,737万5,899円となりました。固定負債は、長期借入金などで前期比6.9%減の2億4,310万382円であり、負債合計は前期比5.1%減の2億7,047万6,281円となりました。資本金は4,000万円、別途積立金は繰越利益剰余金から5,000万円を積み、当期末残高は4億円となりました。利益剰余金は前期末の1億3,961万4,651円から別途積立金へ繰り入れました5,000万円を差し引き、当期利益金5,718万8,434円を加えました1億4,680万3,085円となり、純資産合計は前期比10.8%増の5億8,680万3,085円で、負債純資産合計は前期比5.2%増の8億5,727万9,366円になりました。 5ページをお願いします。 次に、損益計算書でございます。支出の部の売上原価は、番組購入費や修繕費などの合計で前期比9.6%増の9,218万6,258円となりました。収入の部の売上高は、
ケーブルテレビの利用料や若狭町、おおい町、高浜町の3町からの広域受託料、ネット利用料などの合計で前期比0.4%減の3億7,305万7,908円となりました。売上高から売上原価を差し引きました売上総利益は、前期比3.3%減の2億8,087万1,650円となりました。販売管理費は、人件費や施設管理費、減価償却費などの合計で前期比6.0%減の1億9,641万6,193円でありました。売上総利益から販売管理費を差し引きました営業利益は、前期比3.4%増の8,445万5,457円となり、これに営業外損益を加えました経常利益は、前期比2.8%増の8,657万1,535円となったところでございます。これに特別損益を加え、法人税、住民税等を差し引きました当期純利益は前期比7.2%増の5,718万8,434円となりました。 6ページをお願いします。 株主資本等変動計算書でございます。当期末残高は当期純利益5,718万8,434円を加え、5億8,680万3,085円でございます。 7ページをお願いします。 その他資本剰余金及びその他利益剰余金の内訳書でございます。当期末残高は5億4,680万3,085円となります。 10ページをお願いします。 次に、利益金処分でございます。当期未処分利益剰余金1億4,680万3,085円の処分につきまして、将来の設備更新に備えるための別途積立金に5,000万円を積み立て、9,680万3,085円を次期繰越利益剰余金とするものでございます。 以上が、平成29
事業年度の報告でございます。 次に、平成30
事業年度第26期の事業計画および収支予算書についてご説明をさせていただきます。 11ページをお願いします。 平成30年度事業計画でございます。
高度BS放送、4K放送への対応につきましては、日本
ケーブルテレビ連盟の調査では、本年12月から始まります
高度BS放送、4K・8Kに対します全国の
ケーブルテレビ各社の対応といたしまして、加盟372社のうち127社で4K本放送に対応する意向であることが発表されております。 また、総務省では本年12月開始を目指し、その準備といたしましてBS放送の帯域再編成に取り組んでおりまして、その作業が先月完了いたしました。 2020年開催の東京オリンピックを控え、国内では今後4Kテレビが本格的に普及することが予想されます。これにあわせまして、
ケーブルテレビ若狭小浜におきましても
高度BS放送に対応するため、
センター設備の整備と端末機器類の調達をことしの10月末を目標に約2,300万円をかけまして実施することといたしております。
ケーブルテレビのメリットを生かし、4K放送の普及に努め、現在販売されております4K対応テレビや視聴方法についての正確な情報提供にも積極的に取り組んでいくことといたしております。 地域に密着した
自主放送番組の制作につきましては、
福井しあわせ元気国体・元気大会がことしの9月から10月に開催されますことから、本市で開催されます競技を中心に国体関連ニュースに重点を置き放送を行うこととしております。
ニュース番組では、取材した当日にできるだけ放送する体制に努め、毎日更新で3から6本程度を放送していくことといたしております。企画番組では、地域おこし協力隊や寺社の歴史、御朱印にスポットを当てましたコーナーを初め、食や人物などさまざまなジャンルにわたり放送していくことといたしております。また、金曜日には、1週間の地域の主な動きを振り返りますウィークリーワイドわかさを放送していくことといたしております。 12ページをお願いします。
自主放送送出設備の更新につきましては、平成23年のアナログ放送から地上デジタル放送への移行から7年目となり、移行期に整備いたしました機器類の耐用年数が経過しているものがあり、平成30年度は約3,900万円をかけまして
自主放送の送出設備の全面的な更新を行い、安定放送を目指すことといたしております。 CS放送専門チャンネルの一部ハイビジョン化につきましては、平成24年度にCS放送番組の見直しと機器類の整備を行い、有料チャンネルの一部を除きまして標準画質で放送をしておりますが、下期より時代劇専門チャンネルとスポーツ番組のガオラのハイビジョン化を行うこととしております。 人材の育成につきましては、将来にわたり健全経営と安定した放送通信体制の維持向上を図っていくためには、20代、30代の若手社員の育成強化は最重要課題でございますことから、番組制作部門では社外研修への派遣、他社
ケーブルテレビ局との交流を図ることといたしております。 13ページをお願いします。 次に、平成30年度第26期の収支予算でございます。売上高につきましては前期比1.4%増の3億7,500万円、売上原価につきましては前期比2.1%増の8,900万円を見込んでおります。販売管理費は前期比1.2%増の2億1,600万円で、売上総利益から販売管理費を差し引きました営業利益は前期比0.9%増の7,000万円、営業外収益は370万円、営業外費用は150万円を計上しており、経常利益は前期比1.3%増の7,220万円を見込んでいるところでございます。今期は税引前当期純利益は7,220万円となり、法人税などの2,520万円を差し引きました当期純利益は前期比2.2%増の4,700万円を見込んでいるところでございます。 14ページをお願いします。 主な設備投資でございます、平成30年度固定資産等取得計画でございます。
高度BS放送対応ヘッドエンドに1,700万円、
自主放送送出設備更新に3,900万円、顧客サーバ更新に310万円、取材用カメラに70万円の合計5,980万円を計画しております。 以上、
株式会社ケーブルテレビ若狭小浜の
経営状況につきまして御説明をさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○議長(
下中雅之君) 産業部長、岩滝君。
◎産業部長(岩滝満彦君) それでは引き続きまして、報告第7号小浜市総合卸売市場株式会社の
経営状況報告について御説明をさせていただきます。 最初に、平成29年4月1日から平成30年3月31日までの第36期営業報告書に基づきましてご説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。 まず、営業の概要でございますが、卸売市場は
生鮮食料品等の流通の基幹的インフラとして国民の生命、健康にかかわる食料を円滑かつ安定的に供給するという重要な役割を担っております。こうした中で卸売市場をめぐっては、人口減少の進展による食料消費の量的変化や流通構造の変化等の影響で、取扱量、売上高ともに年々減少している状況でございます。 平成29年度取扱状況でございますが、取扱数量は対前年比8.5%減の2,223トン、取扱金額は同じく8.8%減の12億2,529万5,000円でございました。こうした中におきまして、平成29年度の当期純利益は84万3,000円を計上することができました。 次に、5ページをお願いいたします。 貸借対照表でございます。まず、資産の部でございますが、流動資産の合計は2,695万5,467円で、内訳につきましては、現金以下、記載のとおりでございます。 次に、固定資産の有形固定資産につきましては1億3,877万1,036円で、内訳につきましては、土地以下、記載のとおりでございます。無形固定資産につきましては、電話加入権の8万300円、投資その他の資産につきましては出資金の5万円で、固定資産合計は1億3,890万1,336円でございます。したがいまして、流動資産と固定資産を合わせました資産合計は1億6,585万6,803円でございます。 次に、負債の部でございますが、流動負債は合計420万4,848円で、内訳につきましては、未払消費税以下、記載のとおりでございます。固定負債につきましては合計1,015万円で、内訳は、長期借入金以下、記載のとおりでございます。負債の合計は1,435万4,848円でございます。 次に、純資産の部でございますが、資本金8,000万円、利益剰余金7,150万1,955円で、純資産合計は1億5,150万1,955円でございます。負債および純資産合計は1億6,585万6,803円で、資産合計と同額でございます。 6ページをお願いいたします。 損益計算書でございます。まず、営業損益の部の営業収益でございますが、市場使用料が244万3,280円、施設使用料が1,075万4,251円となり、営業収益の合計は1,319万7,531円でございます。 次に、営業費用でございますが、一般管理費合計で1,237万7,704円となり、内訳は、給料及び手当以下、記載のとおりでございます。営業利益は、営業収益から営業費用を差し引きました81万9,827円でございます。 次に、営業外損益の部でございますが、営業外収益が57万2,133円、営業外費用が11万2,938円となりました。経常利益は営業利益に営業外収益を加えたものから営業外費用を差し引きしました127万9,022円で、当期純利益につきましては、そこから法人税等充当金43万5,400円を差し引きしました84万3,622円となりました。 10ページをお願いいたします。 株主資本等変動計算書でございます。一番右の純資産合計の当期末残高は1億5,150万1,955円でございます。 11ページをお願いいたします。 利益剰余金の内訳でございます。当期末残高が7,150万1,955円となり、次期繰越利益となります。 以上で、第36期の営業報告を終わらせていただきます。 次に、平成30年4月1日から平成31年3月31日までの第37期の事業計画書について御説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。 まず、事業計画でございますが、卸売市場を取り巻く状況を踏まえ、今後、消費者に安全・安心な
生鮮食料品等を安定的に供給するという役割を果たしていくため、1つ、共同集荷、配送業務の効率化など、卸売市場間との連携や生産者と食品事業者間の需要に関する情報提供を進め、周辺産地から効率よく集荷を行い、市場を取扱量、品目の確保に努める。2つ、希望品目や量の充実、品質の維持など、事業者のニーズへの対応に努める。3つ、消費者が安心して購入できる品質管理に努め、消費者の信頼を高める。 以上、3つの課題を調査・研究し、本年度も市場経営の安定、活性化に向けて取り組むことといたしております。 次に、年間取扱高目標でございますが、青果部で対前年実績比6.3%増の5億8,000万円、水産部で同じく12.4%増の7億6,400万円、合計で同じく9.6%増の13億4,400万円と設定をいたしております。 2ページをお願いいたします。 収支予算書でございます。収入の部でございますが、市場使用料は336万円で年間取扱高の1,000分の2.5として算定をいたしております。 また、施設使用料は1,279万9,000円で、青果部、水産部および関連店舗の使用料の合計でございます。加えまして、利子補給金4万円、雑収入43万9,000円を合わせまして、収入合計は1,663万8,000円でございます。 3ページをお願いいたします。 支出の部でございます。管理費の合計が1,481万9,000円で、内訳につきましては、給料及び手当以下、記載のとおりでございます。 加えまして、支払利息4万円、法人税等43万5,000円を合わせまして、支出合計は1,529万4,000円でございます。収入の部合計1,663万8,000円から支出の部合計の1,529万4,000円を差し引きました134万4,000円が当期純利益の予定額でございます。 以上で、小浜市総合卸売市場株式会社の
経営状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 引き続きまして、報告第8号株式会社まちづくり小浜の
経営状況について御報告をさせていただきます。 最初に、平成29年4月1日から平成30年3月31日までの第8期営業報告書に基づき、御説明をさせていただきます。 報告書の1ページをお願いいたします。 営業の概要につきまして、平成29年度の損益状況とあわせましてご説明をさせていただきます。 平成29年度はおばま観光局がスタートして8期目、道の
駅若狭おばまがオープンいたしまして7年目を迎えました。株式会社まちづくり小浜全体では、道の
駅若狭おばまが好調な売り上げを維持しており、町家の宿三丁町ながたも順調な立ち上がりを見せるなど、
収益事業がおおむね好調に推移したことに加えまして、
着地型観光基盤整備として5つの
公益事業に取り組みましたことから、純売上高が約2億1,151万円、営業利益が267万円、経常利益が180万円を計上することができました。次に、各部門における営業状況について御説明を申し上げます。 3ページをお願いいたします。 道の
駅若狭おばまの営業・経営でございますが、平成29年度は6月に販売を開始いたしました鯖サンドがヒットするなど、新たな名物をつくることに成功したほか、従来から取り組んでいる魅力ある店舗づくりをさらに強力に進めた結果、対前年度比3.2%アップの売り上げ1億3,359万円、営業利益1,089万円を記録いたしました。また、物販施設における客単価が1,799円にまで伸び、これは県内の道の駅の中で1、2を争う好成績であるというふうに伺っております。 次に、濱の四季の運営でございますが、昨年度の売り上げは3,216万円であり、前年度より減少したものの営業利益は216万円で前年度をわずかながら上回ることができました。 次に、駐車場事業でございますが、売り上げにつきましては2,012万円と前年度を上回り、昨年同様冬期の除雪経費が発生したものの最終的に2万円の営業利益を計上することができました。 次に、4ページをお願いいたします。 古民家宿事業でございますが、昨年3月にオープンいたしました三丁町ながたは、200万円を超える売り上げを記録し、賃料や備品等の販管費を除いた営業利益で100万円を超えるなど順調な立ち上がりとなりました。本年3月には、町家の宿2号店となります丹後街道たにぐちをオープンさせており、まち歩き観光の拠点の宿として滞在型観光を一層進めてまいります。 次に、3駅連携と小浜市全体の連携の強化でございますが、海の駅との連携では、若狭フィッシャーマンズ・ワーフへ観光コンシェルジュを配置し、誘客を促進するとともに他地域との連携を図りました。まちの駅および小浜西組との連携では、三丁町ながたの運営のほか、小浜西組エリアでの各種イベントに協力をし、まちの駅をゲートとしたまちなか活性化に努めました。 次に、小浜市から受託の
公益事業等の推進でございますが、小浜市が委託事業として例年実施している観光おもてなしプラン充実事業が670万円、御食国食めぐりプラン発信事業が211万円、さとうみ体験観光プログラム事業が178万円、まち歩き観光誘客事業が225万円の4事業を中心に小浜市全体が連携した観光まちづくりを推進いたしました。 次に、観光庁地域資源を活用した観光地魅力創造事業でございますが、3年目の最終年となりました観光庁の本事業におきまして、小浜地域における旅行商品造成事業に800万円、御食国若狭おばまの名産品開発事業に500万円の計1,300万円の事業を実施いたしました。 続きまして、決算報告書の1ページをお願いいたします。 貸借対照表でございます。まず、資産の部でございますが、流動資産の合計は9,663万658円で、内訳につきましては、現金及び預金以下、記載のとおりでございます。 次に、固定資産の合計は1,756万8,759円で、このうち、有形固定資産が1,707万4,069円となり、内訳につきましては、建物以下、記載のとおりでございます。投資その他の資産は49万4,690円で、内訳につきましては、リサイクル預託金以下、記載のとおりでございます。 以上、流動資産と固定資産を合わせました資産の部合計は1億1,419万9,417円でございます。 次に、負債の部でございますが、流動負債の合計は3,711万3,803円で、内訳につきましては、買掛金以下、記載のとおりでございます。固定負債につきましては合計4,003万2,524円で、内訳につきましては、社債以下、記載のとおりでございます。 以上、流動負債と固定負債を合わせました負債の部合計は7,714万6,327円でございます。 次に、純資産の部でございますが、資本金2,500万円に次期の繰越利益となります利益剰余金1,205万3,090円を加えました3,705万3,090円が純資産の部合計でございます。 負債および純資産の部の合計は1億1,419万9,417円となりまして、資産の部の合計と同額でございます。 続きまして、2ページの損益計算書をお願いいたします。 売上高は合計2億1,150万8,000円で、内訳につきましては、売上高以下、記載のとおりでございます。売上原価は合計1億289万9,853円で、内訳につきましては、期首たな卸高以下、記載のとおりでございます。また、売上総利益は1億860万8,147円でございます。販売費及び一般管理費は合計1億594万1,412円で、内訳につきましては、3ページに記載の内訳のとおりでございます。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引きしました営業利益は266万6,735円でございます。営業外収益は合計94万7,787円で、内訳につきましては受取利息以下、記載のとおりでございます。営業外費用は合計181万792円で、内訳につきましては、支払利息以下、記載のとおりでございます。 営業利益および営業外収益の合計から、営業外費用を差し引きしました180万3,730円が経常利益でございまして、この経常利益から法人税等及び事業税40万3,320円を差し引きしました140万410円が当期純利益でございます。 以上で、第8期の営業報告を終わらせていただきます。 続きまして、平成30年4月1日から平成31年3月31日までの第9期事業計画について御説明をさせていただきます。 事業計画書の1ページをお願いいたします。 計画の概要につきまして、第9期事業収支計画案とあわせてご説明をさせていただきます。 平成30年度は、道の駅の売上利益をベースにECサイトの充実による通販事業のさらなる向上を目指してまいります。濱の四季は、店のコンセプトやメニューの見直しを進める中で、団体客誘致とともにお客様に支持される店づくりに努めてまいります。町家の宿泊事業では、三丁町ながたおよび丹後街道たにぐちに加え、三丁町さのやの創業を計画いたしており、3つの宿による相乗効果で稼働率アップを目指してまいります。あわせまして
日本版DMO法人として、市全体の各種まちづくり計画に参画し、3駅を初めとする市内各エリアの連携を図りながら企画と具体策を実行する中で集客力を高め、国内客はもとよりインバウンド顧客もターゲットに宿泊事業を含めた滞在型観光地づくりと情報発信に努めてまいります。 収支計画は指定管理料を除きました売上目標といたしまして2億2,233万円、実質的な営業利益ベースで328万円を目指しております。 次に、3ページをお願いいたします。 道の
駅若狭おばまでございますが、平成30年度はETC2.0の高速道路一時退出による客数の伸びに加え、福井国体というビッグチャンスをしっかりとものにし、昨年度より売り上げで1,000万円程度多い1億4,448万円、営業利益ベースで1,367万円を目標といたしております。また、道の駅ならではの商品を販売するために昨年度試作いたしました商品を積極的に展開してまいります。 次に、飲食事業部濱の四季でございますが、コンセプトの見直しに伴う新メニューの追加や団体客増加を見込み、売り上げは3,351万、営業利益ベースで240万円程度を目標といたしております。 次に、
公益事業および補助事業の推進でございますが、小浜市から委託をする
公益事業につきましては枠組みを見直しております。 従来からの観光おもてなしプラン充実事業は856万円で、てんこもり小浜フェスタを核とした横断型キャンペーン企画の実施、観光ガイドや広告広報活動を展開いたします。また、団体観光客誘致プロモーション事業は150万円で、国内旅行会社、バス旅行会社、海外旅行会社の日本事業所等に対する誘客プロモーション活動を実施いたします。SAVOR JAPANリアルメディア創出事業は275万円で、着地型体験プログラムの開発とツアー事業を行います。 次に、補助事業でございますが、文化庁の補助事業である若狭おばま歴史文化活用観光推進基盤整備事業を1,428万円で取り組みます。本市の歴史文化を活用した英語ツアーガイドの人材育成、ローカルラーニングツアー、インバウンドモニターツアーの実施や、新たな宿泊施設の整備などを予定をいたしております。 続きまして、4ページの企画管理室の事業でございますが、各
公益事業の実施に当たりましては、メーンターゲットを京都および滋賀を中心とした京阪神、中京、北陸、丹後のシニア層と定め、リピート頻度アップと顧客拡大を目指してまいります。また、加えまして、まだ小浜に来ていないファミリー層やヤング層の獲得、京都に訪れた外国人観光客のインバウンド促進を重点ターゲットとして引き続き取り組んでまいります。 以上、株式会社まちづくり小浜の
経営状況につきましてのご報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
△質疑
○議長(
下中雅之君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 7番、小澤長純君。
◆7番(小澤長純君) それでは報告を第1号から第5号につきまして、質疑を行います。 平成29年度からの予算
繰り越しの報告が5件上程をされております。一般会計で予算繰越明許費、予算
事故繰越合わせまして13億5,760万9,000円、下水道事業、農業集落排水事業、水道事業を含めますと、全会計で14億7,043万4,000円の
繰り越しとなっております。 今回、繰越額が非常に多いように思うわけですが、予算の単年度主義から申し上げましても、繰越金はできるだけ少なくやむを得ない場合の緊急避難措置として設定すべきものであります。繰越金は極力少なくすべきであるとの観点から質疑をさせていただきます。 まず、過去5年間の各年度の繰越総額と、平成29年度繰越額が多くなった要因についてお伺いをいたします。 また、入札不調など、入札の手続上の理由によるものは、繰越要件を満たしていないのではないでしょうか。あわせてお伺いをいたします。
○議長(
下中雅之君)
企画部次長、松見君。
◎
企画部次長(松見一彦君) お答えいたします。 過去5年間の全ての会計の繰越明許費および
事故繰越等の総額は、平成25年度が15億942万8,000円、平成26年度が6億1,840万5,000円、平成27年度が12億3,768万7,000円、平成28年度が10億2,067万9,000円、平成29年度が14億7,043万3,000円であり、平成29年度は台風18号の災害復旧等を行いました平成25年度に次ぐ2番目に大きな規模となっております。 繰越額が大きくなりました要因につきましては、平成30年度に予定しておりました事業を国が前倒し
補正予算を組んだことによります
原子力災害対策施設整備事業が4億3,990万7,000円、当初計画申請を上回る国の増額の援助を受けました
社会資本整備(街路:
小浜縦貫線)が3億3,987万6,000円、また、台風21号に係ります災害復旧費で災害査定を受けた後の着手となりました7事業1億7,565万5,000円と、
繰り越しを余儀なくされた事業が多いためでございます。この3つの要因で
一般会計予算繰越明許費総額の約7割を占めております。 また、入札不調など入札手続上の理由は繰越要件に該当しないのではないかとの御指摘でございますが、
地方自治法第213条の規定によりまして、歳出予算の経費のうち、その性質上、または予算成立後の事由に基づき、年度内にその支出を割らない見込みのあるものについては、予算の定めるところにより翌年度に
繰り越して使用することができるとされ、国が認める繰越事由として入札不調の結果を踏まえた計画および設計変更等が挙げられていることから、繰越事由として適当と考えております。以上でございます。
○議長(
下中雅之君) 7番、小澤長純君。
◆7番(小澤長純君) それでは次に、繰越額が投資的経費の場合におきまして、投資的経費に占める割合が大きければ大きいほど予算執行の弾力性を失い、障害になるのではと言われております。 一般会計の繰越額の中で投資的経費はいくらになるのでしょうか。また、平成30年度の投資的経費は17億7,990万1,000円でございますが、この額に今回の繰越額が加算をされるという理解でよろしいのでしょうか、お伺いをいたします。
○議長(
下中雅之君)
企画部次長、松見君。
◎
企画部次長(松見一彦君) お答えいたします。 平成29年度の
一般会計予算繰越明許費および
事故繰越費の合計は13億5,760万9,000円で、そのうち投資的経費は13億4,342万9,000円で、ほぼ投資的経費でございます。予算執行の弾力性の件につきましては、繰越明許費は事業実施に必要な財源、国、県支出金、地方債はもとより、一般財源につきましても繰越財源として確保しており、平成30年度予算に新たな財源を確保する必要はないため、予算執行の弾力性を失うことはないと考えております。以上でございます。
○議長(
下中雅之君) 7番、小澤長純君。
◆7番(小澤長純君) 予算執行の弾力性を失うことはないということですけれども、
繰り越しの投資的経費の割合が非常に高いと思いますので、今後の御検討をよろしくお願いをしたいと思います。 最後の質疑ですが、担当課としては当然のことながら繰越予算から事業に着手をすると思われます。現年度予算の執行がそれによって遅れ、悪循環となることはないのでしょうか。 また、平成28年度から平成29年度への
繰り越しは全て執行をされたのでしょうか。残った場合、残った額はどのように処理をされるのでしょうか、お伺いをいたします。
○議長(
下中雅之君)
企画部次長、松見君。
◎
企画部次長(松見一彦君) お答えいたします。
繰り越しいたしました事業は、ほぼ契約行為を完了し既に事業着手しており、現年度の予算の事業執行に大きな影響はないと考えております。 また、平成28年度から平成29年度への
繰り越しは全て執行されたのか、残った場合はどのように処理するのかとの御質問でございますが、平成28年度から平成29年度への
繰り越しにつきましては、地権者の病気入院により家屋の移転に不測の日数を要しました
社会資本整備(街路:
小浜縦貫線)の1事業が完了いたしませんでしたが、それ以外の事業につきましては全て完了いたしました。完了いたしませんでした本事業につきましては、国も同じ理由で
事故繰越をしていることから、本市におきましても
事故繰越を行い、今月末に完成する見込みでございます。 いずれにいたしましても、繰越明許費は議員御指摘のとおり会計年度独立の原則の例外規定でございますので、今後も繰越事業をできるだけ発生させないよう、執行管理を行ってまいります。以上でございます。
○議長(
下中雅之君) 7番、小澤長純君。
◆7番(小澤長純君) 災害等やむを得ない場合ももちろんあろうかと思いますが、予算は年度内執行が大前提でございますので、繰越額が安易にふえることのないよう今後の御努力を改めてお願いをいたしたいと思います。 以上で終わります。
○議長(
下中雅之君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。
△議案第42号から議案第45号まで
○議長(
下中雅之君) 日程第3 議案第42号
専決処分につき承認を求めることについて(平成29年度小浜市
一般会計補正予算(第10号))より、議案第45号
専決処分につき承認を求めることについて(小浜市
都市計画税条例の一部改正について)までを一括議題といたします。
△
提案理由の説明
○議長(
下中雅之君)
提案理由の説明を求めます。 市長、
松崎晃治君。
◎市長(
松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました議案第42号から議案第45号までにつきまして、
提案理由のご説明を申し上げます。 議案第42号から議案第45号までの
専決処分につき承認を求めることについてでございますが、
地方自治法第179条第1項の規定により、議案第42号につきましては、平成30年3月30日付をもって、議案第43号から議案第45号までにつきましては、同月31日付をもって
専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定によりご報告を申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。 まず、議案第42号は平成29年度小浜市一般会計予算(第10号)の
専決処分でございまして、3月定例会終了後、地方譲与税等の歳入財源が確定したことによる財源振替および財政調整基金への積み立てでございます。 次に、議案第43号は小浜市市税条例の一部改正の
専決処分でございまして、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の改正をさせていただいたものでございます。 次に、議案第44号は小浜市
国民健康保険税条例の一部改正の
専決処分でございまして、地方税法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、所要の改正をさせていただいたものでございます。 次に、議案第45号は小浜市
都市計画税条例の一部改正の
専決処分でございまして、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたこと等に伴い、所要の改正をさせていただいたものでございます。 以上が
提案理由のご説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員から説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
下中雅之君)
企画部長、前川君。
◎
企画部長(前川昭彦君) それでは、議案第42号
専決処分につき承認を求めることについて(平成29年度小浜市
一般会計補正予算(第10号))につきましてご説明をさせていただきます。表紙右側に水色の帯がついております、平成29年度
補正予算書をお願いいたします。 それでは、1ページをお願いいたします。 専決第1号平成29年度小浜市
一般会計補正予算(第10号)についてでございますが、平成30年3月30日付で
専決処分を行ったものでございます。歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億2,884万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ186億8,841万7,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 2ページをお願いします。第1表、歳入歳出予算補正の歳入でございますが、いずれも額の確定に伴います補正でございまして、第2款地方譲与税が第1項地方揮発油譲与税と第2項自動車重量譲与税を合わせまして471万6,000円の追加、第3款利子割交付金が493万4,000円の追加、第4款配当割交付金が186万2,000円の減額、第5款株式等譲渡所得割交付金が685万9,000円の追加、第6款地方消費税交付金が5,562万3,000円の減額、第7款自動車取得税交付金が539万3,000円の追加、第9款地方交付税は特別交付税で1億4,159万6,000円の追加、第10款交通安全対策特別交付金が6,000円の追加、第14款県支出金が第2項県補助金が核燃料税交付金で2,365万円の追加、第19款諸収入は第5項雑入が福井県市町振興協会市町交付金で82万9,000円の減額、以上歳入合計で1億2,884万円の追加となるものでございます。 3ページをお願いします。次に歳出でございますが、第2款総務費、第1
項総務管理費が財政調整基金への積立金で1億2,884万円の追加でございます。第9款消防費および第10款教育費はいずれも財源振替のみで、額の増減はございません。 以上歳出合計で、1億2,884万円の追加となるものでございます。以上議案第42号に関しての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
下中雅之君) 総務部長、伊須田君。
◎総務部長(伊須田尚君) それでは、議案第43号から議案第45号までにつきまして、お手元の議案書によりご説明をさせていただきます。 議案書の1ページをお願いいたします。 議案第43号
専決処分につき承認を求めることについてでございますが、
地方自治法第179条第1項の規定により、小浜市市税条例の一部改正について、平成30年3月31日付をもって
専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定によりご報告し、承認を求めるものでございます。
提案理由は、地方税法等の一部を改正する法律が平成30年3月31日に公布されたこと等に伴い、所要の改正を行うものでございます。 4ページをお願いいたします。 改正の主な内容でございますが、第48条第2項から第7項までを2項ずつ繰り下げ、第1項の次に第2項および第3項を新たに加えるものでございます。 第48条第2項は、法の施行地に本店、または主たる事業所、もしくは事業所を有する内国法人が租税特別措置法第66条の7、または第68条の91の規定の適用を受ける場合、控除すべき額を法人税割額から控除することを規定したものでございます。 第48条第3項は、内国法人が租税特別措置法第66条の9の3、または第68条の93の3の規定の適用を受ける場合、控除すべき額を法人税割額から控除することを規定したものでございます。 次に、第52条第1項の次に、第2項から第6項の5項を新たに加える改正でございますが、いずれも延滞金の基礎となる期間に係る規定の整理を行うものでございます。 6ページをお願いいたします。 附則第10条の2第5項を同条第4項とし、第5項を加える改正は、指定避難施設の用に供する家屋のうち、指定避難施設避難用部分について取得後5年度分については、固定資産税の課税標準となる価格に3分の2を乗じて得た額とするものでございます。 次に、附則第10条の2第10項から同条第17項までを7項ずつ繰り下げ、同条第9項を第11項とし、同項の次に5項を加える改正でございますが、第10条の2第12項は、出力が5,000キロワット以上の水力発電設備について、3年度分に限り、固定資産税の課税標準となる価格に3分の2を乗じて得た額とするものでございます。 次に、第10条の2第13項は、出力が1,000キロワット未満の地熱発電設備について、3年度分に限り、固定資産税の課税標準となる価格に3分の2を乗じて得た額とするものでございます。 第10条の2第14項は、出力が1万キロワット以上2万キロワット未満のバイオマス発電設備について、3年度分に限り、固定資産税の課税標準となる価格に3分の2を乗じて得た額とするものでございます。 7ページをお願いいたします。 第10条の2第15項は、出力が1,000キロワット未満の太陽光発電設備について、3年度分に限り、固定資産税の課税標準となる価格に4分の3を乗じて得た額とするものでございます。 第10条の2第16項は出力が20キロワット以上の風力発電設備について、3年度分に限り、固定資産税の課税標準となる価格に4分の3を乗じて得た額とするものでございます。 次に、附則第10条の2第7項および第8項を2項ずつ繰り下げ、第9項の前に2項を加える改正でございますが、第10条の2第7項は管理協定に定められた協定避難家屋について、5年度分に限り、固定資産税の課税標準となる価格に2分の1を乗じて得た額とするものでございます。 第10条の2第8項は避難の用に供する償却資産については、5年度分に限り、固定資産税の課税標準となる価格に3分の2を乗じて得た額とするものでございます。 8ページをお願いいたします。 附則第10条の3第11項の次に第12項を加える改正につきましては、改修実演芸術公演施設について、固定資産税の減額の規定の適用を受けようとするものは、申告書に第1号から第6号に掲げる事項を記載し、必要な書類を添えて市長に提出しなければならない旨を定めております。 附則第11条から9ページの附則第15条第2項までの規定は、土地の固定資産税の負担調整措置について、現行の仕組みを3年間延長することに伴う改正でございます。 附則でございますが、第1条で施行期日を、第2条で市民税に関する経過措置を、第3条で固定資産税に関する経過措置を定めております。 以上、小浜市市税条例の一部改正についての説明とさせていただきます。 11ページをお願いいたします。 議案第44号
専決処分につき承認を求めることについてでございますが、
地方自治法第179条第1項の規定により、小浜市
国民健康保険税条例の一部改正について、平成30年3月31日付をもって
専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定によりご報告し、承認を求めるものでございます。 13ページをお願いいたします。
提案理由は、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成30年3月31日に公布されたこと等に伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の主な内容でございますが、第2条第1項各号で定める国民健康保険税の課税額の算定につきましては、事業主体が市町村から都道府県に移行したことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 14ページをお願いいたします。 第23条中、基礎課税額に係る課税限度額を54万円から58万円に改め、同条第2号中、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を27万円から27万5,000円に、同条第3号中、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき金額を49万円から50万円に改めるものでございます。 第24条の2第2項は、マイナンバーによる情報連携により特定対象被保険者等であることを把握できる場合、雇用保険受給資格証明書の提示が不要となることに伴い、文言の修正を行うものでございます。 附則でございますが、第1項で施行期日を、第2項で適用区分を定めております。 以上、小浜市
国民健康保険税条例の一部改正についての説明とさせていただきます。 15ページをお願いいたします。 議案第45号
専決処分につき承認を求めることについてでございますが、
地方自治法第179条第1項の規定により、小浜市
都市計画税条例の一部改正について、平成30年3月31日付をもって
専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定によりご報告し、承認を求めるものでございます。 17ページをお願いいたします。
提案理由は、地方税法等の一部を改正する法律が平成30年3月31日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の主な内容でございますが、附則第5項から附則第12項につきましては、都市計画税の負担調整措置について、現行の仕組みを3年間延長することに伴う改正および文言の修正ならびに附則第5項を附則第6項とし、附則第4項の次に新たに附則第5項を加えることによる項ずれに伴う改正でございます。 18ページをお願いいたします。 附則第5項は、改修実演芸術公演施設について、都市計画税の減額の規定を受けようとするものは、必要事項を記載した申告書を法令等で定められた書類を添付の上、市長に提出しなければならない旨を規定しております。なお、申請に必要な事項につきましては第1号から第6号に記載の項目でございます。 附則でございますが、第1項で施行期日を、第2項で経過措置を定めております。 以上、小浜市
都市計画税条例の一部改正についての説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
△質疑
○議長(
下中雅之君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。
△委員会付託の省略
○議長(
下中雅之君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第42号
専決処分につき承認を求めることについて(平成29年度小浜市
一般会計補正予算(第10号))より議案第45号
専決処分につき承認を求めることについて(小浜市
都市計画税条例の一部改正について)までは、
小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (異議なし)
○議長(
下中雅之君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第42号より議案第45号までは、委員会の付託を省略することに決しました。
△討論
○議長(
下中雅之君) これより討論に入ります。 討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。
△採決
○議長(
下中雅之君) これより採決に入ります。 この採決は、採決表示システムにより行います。 議案第42号
専決処分につき承認を求めることについて(平成29年度小浜市
一般会計補正予算(第10号))を採決いたします。 本案は、原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。 (各議員投票)
○議長(
下中雅之君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第42号は原案のとおり承認されました。 議案第43号
専決処分につき承認を求めることについて(小浜市市税条例の一部改正について)を採決いたします。 本案は、原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。 (各議員投票)
○議長(
下中雅之君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第43号は原案のとおり承認されました。 議案第44号
専決処分につき承認を求めることについて(小浜市
国民健康保険税条例の一部改正について)を採決いたします。 本案は、原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。 (各議員投票)
○議長(
下中雅之君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第44号は原案のとおり承認されました。 議案第45号
専決処分につき承認を求めることについて(小浜市
都市計画税条例の一部改正について)を採決いたします。 本案は、原案のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。 (各議員投票)
○議長(
下中雅之君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第45号は原案のとおり承認されました。
△議案第46号および議案第47号
○議長(
下中雅之君) 日程第4 議案第46号平成30年度小浜市
一般会計補正予算(第1号)ならびに議案第47号小浜市市税条例の一部改正についてを一括議題といたします。
△
提案理由の説明
○議長(
下中雅之君)
提案理由の説明を求めます。 市長、
松崎晃治君。
◎市長(
松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました議案第46号および議案第47号につきまして、
提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第46号平成30年度小浜市
一般会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ3億7,415万5,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ161億9,215万5,000円とさせていただくものでございます。歳出補正の主なものといたしましては、国内外からの観光客の積極的な受け入れと新たな駅前空間を構築する(仮称)小浜駅前インフォメーションセンター整備事業に496万円、若狭農業協同組合の新たな野菜等集出荷施設の整備に対して支援する園芸産地広域拠点整備事業に4,745万2,000円、旧田烏小学校を水産物共同加工場として整備する内外海地区未来漁業プロジェクトに1億2,000万円、小浜地区中西部地域の町並みを整備する都市再生整備計画事業(小浜地区中・西部地域)に1億595万円を計上させていただきました。 次に、議案第47号小浜市市税条例の一部改正についてでございますが、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたこと、および生産性向上特別措置法が公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 以上が、
提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員から説明いたさせますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
下中雅之君)
企画部長、前川君。
◎
企画部長(前川昭彦君) それでは、議案第46号平成30年度小浜市
一般会計補正予算(第1号)につきましてご説明をさせていただきます。お手元に配付しております表紙右側に、今度はピンク色の帯がついております平成30年度6月
補正予算書をお願いいたします。 それでは、1ページをお願いいたします。 平成30年度小浜市
一般会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7,415万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ161億9,215万5,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、地方債の変更につきましては第2表地方債補正によるところでございます。 2ページをお願いします。 第1表歳入歳出予算補正のまず歳入でございますが、補正は第13款国庫支出金、第2項国庫補助金が農山漁村振興交付金や
社会資本整備総合交付金などで1億3,699万3,000円の追加、第14款県支出金、第2項県補助金が園芸産地広域拠点整備事業補助金や公共施設等利活用プロジェクト補助金などで8,205万円の追加、第18款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で6,771万2,000円の追加、第19款諸収入、第5項雑入が一般財団法人自治総合センターからのコミュニティ助成金や嶺南広域行政組合からの嶺南地域活性化推進事業補助金で950万円の追加、第20款市債、第1項市債が土木関連事業債で7,790万円の追加でございます。 以上、歳入合計で、3億7,415万5,000円の追加となるものでございます。 3ページをお願いします。 次に、歳出でございますが、第2款総務費、第1
項総務管理費が総務省からの助成を受け、宮川まちづくり協議会が実施いたします、まほろばの里若狭みやがわ創生事業を支援いたします、ふるさと自立活性化推進事業と、一般財団法人自治総合センターからの助成を受け、地域住民の防災活動やコミュニティ活動を支援いたします、コミュニティ助成事業の補正で2,331万円の追加でございます。 第3款民生費は707万1,000円の追加で、その内訳といたしましては、第1項社会福祉費が一般財団法人自治総合センターからの助成を受け、小浜市が実施いたします、やすらぎ荘のバリアフリー化工事および福祉車両の購入を行いますコミュニティ助成事業(共生の地域づくりの補正)で385万1,000円の追加、第3項生活保護費が平成30年10月からの生活保護基準改正に伴い、生活保護システムを改修いたします、生活保護事務経費の補正で322万円の追加でございます。 第4款衛生費、第2項清掃費が小浜市クリーンセンターの周辺住民の生活環境の向上を図ります、クリーンセンター周辺環境整備事業の補正で147万9,000円の追加でございます。 第6款農林水産業費は1億7,004万2,000円の追加で、その内訳といたしましては、第1項農業費が若狭農業協同組合の予冷設備を完備いたしました新たな集出荷施設整備を支援いたします、園芸産地広域拠点整備事業などの補正で4,768万8,000円の追加でございます。第3項水産業費がへしこやなれずしの加工品の増産、魚介類の一次処理や新たな活用を図るため、旧田烏小学校校舎を水産物共同加工場として改修いたします、内外海地区未来漁業プロジェクトなどの補正で1億2,235万4,000円の追加でございます。 第7款商工費、第1項商工費が小浜市企業振興条例に基づく指定企業に指定いたしました製造業事業者に助成金を交付いたします、小浜市企業振興助成金や
北陸新幹線敦賀開業を見据え、国内外からの観光客の積極的な受け入れに対応するため、小浜駅前ビル跡地に新たな観光案内所を整備いたします、小浜駅前インフォメーションセンター整備事業、また、教育旅行の横展開やインバウンド対策などの具体的な方策を検討いたします、内外海地区民宿活性化プロジェクトの補正で2,243万8,000円の追加でございます。 第8款土木費は、1億4,833万6,000円の追加で、その内訳といたしましては、第2項道路橋梁費が福井国体に向けおもてなしの観点から早急に実施しなければならない舗装修繕を行います、道路維持管理経費と国費の増額内示を受け、幹線道路の拡張、改良、舗装などを行います、
社会資本整備(安全安心)の補正で4,214万1,000円の追加、第4
項都市計画費が国費の増額内示を受け、小浜地区中・西部地域におけます市道整備、いづみの広場整備、建物修景補助などを行います、都市再生整備計画事業(小浜地区中・西部地域)などの補正で1億619万5,000円の追加でございます。 第10款教育費、第5項社会教育費が谷田部区が実施いたします、谷田部薬師堂の改修を支援いたします、県指定文化財補修事業補助金の補正で147万9,000円の追加でございます。 以上、歳出合計で3億7,415万5,000円の追加となるものでございます。 4ページをお願いします。 第2表地方債補正の変更でございますが、道路整備事業と都市計画事業の2件につきまして、限度額をそれぞれ表記載のとおり変更させていただき、合計で7,790万円増額させていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては補正前に同じでございます。 以上、議案第46号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
下中雅之君) 総務部長、伊須田君。
◎総務部長(伊須田尚君) それでは、議案第47号につきまして、お手元の議案書によりご説明をさせていただきます。 議案書の20ページをお願いいたします。 議案第47号小浜市市税条例の一部改正についてでございますが、
提案理由は地方税法等の一部を改正する法律が平成30年3月31日に公布されたこと、および生産性向上特別措置法が平成30年5月23日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 21ページをお願いいたします。 改正の内容は附則第10条の2第24項を同条第25項とし、同条第23項の次に第24項を加えるものでございます。これによりまして、小浜市の同意導入促進基本計画に合致する認定先端設備等導入計画を策定いたしました中小事業者等が生産性向上特別措置法施行の日から平成33年3月31日までに取得した先端設備等に該当する機械装置等について、3年度分に限り、固定資産税が免除されることとなるものでございます。 附則でございますが、施行日を公布の日と定めております。 以上、小浜市市税条例の一部改正についての説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
△質疑
○議長(
下中雅之君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。
△委員会付託
○議長(
下中雅之君) ただいま議題となっております議案は、先に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
△陳情第2号から陳情第4号まで
○議長(
下中雅之君) 日程第5 陳情第2号
エネルギー基本計画に
原子力発電所の新増設・リプレースを明記することを求める意見書の提出に関する陳情より陳情第4号
地方消費者行政に対する財政支援(交付金等)の継続・拡充を求める
意見書採択に関する陳情までを一括議題といたします。
今期定例会において、本日までに受理いたしました陳情は、先に配付してあります陳情文書表のとおりであり、その内容は陳情書の写しのとおりであります。
△委員会付託
○議長(
下中雅之君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております各陳情を陳情文書表のとおり、関係の委員会に付託いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (異議なし)
○議長(
下中雅之君) ご異議なしと認めます。 よって、各陳情については、陳情文書表のとおり関係の委員会に付託することに決しました。
△散会
○議長(
下中雅之君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。 明8日より20日までは休会とし、21日は定刻本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。 午後0時19分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。 平成 年 月 日 小浜市議会議長 署名議員 3番 署名議員 16番 上会議録は
地方自治法第123条の規定により調製したものである。 小浜市
議会事務局長 齊藤睦美...