小浜市議会 > 2016-03-18 >
03月18日-05号

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  1. 小浜市議会 2016-03-18
    03月18日-05号


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    平成28年  3月 定例会(第1回)   平成28年3月18日小浜市議会定例会会議録(その5)●出席議員(18名) 1番  熊谷久恵君  2番  竹本雅之君 3番  牧岡輝雄君  4番  藤田靖人君 5番  佐久間 博君 6番  西本清司君 7番  小澤長純君  8番  今井伸治君 9番  能登恵子君  10番  下中雅之君 11番  三木 尚君  12番  垣本正直君 13番  藤田善平君  14番  風呂繁昭君 15番  富永芳夫君  16番  清水正信君 17番  池尾正彦君  18番  宮崎治宇蔵君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長        松崎晃治君     副市長       東 武雄君     総務部長      山口雅已君     総務部次長     松井俊樹君     総務部税務課長   松川雅弘君     企画部長      刀禰幸広君     企画部次長     大下雅章君     企画部次長     伊須田 尚君     企画部次長     北野絹子君     民生部長      松田克彦君     民生部次長     小南弘幸君     民生部次長     中野純子君     民生部次長     齊藤睦美君     産業部長      橋本長一朗君     産業部次長     天谷祥直君     産業部次長     御子柴北斗君     産業部次長     岩本喜洋君     教育委員会教育長  森下 博君     教育部長      松林吉博君     教育部次長     西田雅志君     教育部文化課長   東野克拓君●議会事務局長および書記     局長        大野木 徹     次長        領家直美     書記        瀬尾光博●議事日程   平成28年3月18日 午前10時開議  日程第1 議案第15号 平成28年度小浜市一般会計予算       議案第16号 平成28年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算       議案第17号 平成28年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算       議案第18号 平成28年度小浜市介護保険事業特別会計予算       議案第19号 平成28年度小浜市簡易水道事業特別会計予算       議案第20号 平成28年度小浜市下水道事業特別会計予算       議案第21号 平成28年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算       議案第22号 平成28年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算       議案第23号 平成28年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計予算       議案第24号 平成28年度小浜市水道事業会計予算  日程第2 議案第25号 小浜市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部改正について       議案第26号 小浜市職員の退職管理に関する条例の制定について       議案第27号 小浜市職員の降給に関する条例の制定について       議案第28号 小浜市行政不服審査会条例の制定について       議案第29号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について       議案第30号 小浜市市税条例の一部改正について       議案第31号 小浜市消費生活相談室の組織および運営等に関する条例の制定について       議案第33号 小浜市認定こども園設置および管理に関する条例の一部改正について       議案第34号 小浜市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の制定について       議案第35号 小浜市母と子の家児童発達支援センターの設置および管理に関する条例の一部改正について       議案第36号 小浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第37号 小浜市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備および運営ならびに小浜市指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第38号 小浜市下水道条例の一部改正について       議案第39号 小浜市立小学校および中学校の設置および管理条例の一部改正について       議案第41号 福井県市町総合事務組合規約の変更について       議案第42号 負担付き寄附の受納について       議案第43号 辺地の総合整備計画の策定について       議案第44号 辺地の総合整備計画の変更について       議案第32号 小浜市保育所設置および管理に関する条例の一部改正について       議案第40号 小浜市立幼稚園設置および管理条例の廃止について  日程第3 報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)  日程第4 議案第45号 監査委員の選任について  日程第5          会期延長                           午前10時45分開議 △開議 ○議長(垣本正直君) これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(垣本正直君) 諸般の報告をいたさせます。 議会事務局長、大野木君。 ◎議会事務局長(大野木徹君) 報告いたします。 3月12日、小浜市老人クラブ連合会「芸能祭」が開催され、議長が出席しました。 3月12日・13日の両日、小浜市お水取り親善使節団として、関係議員姉妹都市奈良市を訪問しました。 3月14日、予算決算常任委員会が開催されました。 同日、北陸新幹線若狭ルート早期実現特別委員会が開催されました。 3月15日、「福井しあわせ元気」国体・障害者スポーツ大会小浜実行委員会の第2回常任委員会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 3月16日、嶺南市町議長会が小浜市で開催され、議長が出席しました。 3月17日、原子力発電小浜環境安全対策協議会第73回常任委員会および平成27年度総会・委員研修会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 3月18日、本日、議会運営委員会ならびに全員協議会が開催されました。 ただいまの出席議員は18名であります。地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は松崎市長ほか20名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(垣本正直君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において3番牧岡輝雄君、17番池尾正彦君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △議案第15号から議案第24号まで ○議長(垣本正直君) 日程第1 議案第15号平成28年度小浜市一般会計予算より議案第24号平成28年度小浜市水道事業会計予算までを一括議題といたします。 △予算決算常任委員長の報告 ○議長(垣本正直君) これより、予算決算常任委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長、10番、下中雅之君。 ◆10番(下中雅之君) ただいまから、予算決算常任委員会の報告を行います。 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案は、議案第15号平成28年度小浜市一般会計予算から、議案第24号平成28年度小浜市水道事業会計予算までの10議案であります。 議案第15号から議案第24号については、去る2月23日に、予算決算常任委員会全体会を開催し、各分科会に調査依頼を行い、3月14日開催の予算決算常任委員会全体会で審査を行いました。 審査の手順でありますが、最初に、総務民生分科会産業教育分科会分科会長から調査報告を受けました。その後、分科会長報告に対する質疑、討論を経て、採決を行いました。 採決の結果を申し上げます。10議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。そのうち、議案第15号、議案第20号、議案第24号の3議案につきましては挙手多数、議案第16号、議案第17号から議案第19号、議案第21号から議案第23号の7議案については挙手全員でありました。 それでは、審査の過程において各委員から出された主な質疑や意見について、その概要を申し上げます。 まず、総務民生分科会関係について申し上げます。 予算決算常任委員会の説明資料について、委員から、一昨年度から様式の変更に伴い、委員会審査が充実した反面、中には金額が変わっているだけで、前年度と全く表記が同じであったり、以前のほうが詳しかったりする部分もある。より充実した審査を図るため、今後、資料の作成については気をつけていただきたいとの意見がありました。 議案第15号平成28年度小浜市一般会計予算では、歳入第1款市税、第1項市民税、第2目法人、法人税2億1,150万円について、1号法人から9号法人の数、ならびに法人住民税について、ここ数年の推移を問う質疑がありました。これに対して、法人の数は、現在949社であるが、年々少しずつ減少している。また、法人住民税は、平成22年には3億円であったが、平成27年には2億円余りに減少しているとの答弁でした。 歳出第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費非常勤職員社会保険料等1億1,010万3,000円について、非正規職員の割合がふえてきているが、待遇改善を進めないと人材が集まらないのではとの質疑がありました。これに対して、最近は、正規・非正規にかかわらず応募が少なくなってきている。待遇については、平成27年度から正規職員と同じように育休が取れるようになったほか、できるところから改善していくとの答弁でした。 第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、男女共同参画社会推進事業59万1,000円について、市役所管理職に占める女性の割合が平成27年度15.7%と低い率になっているが、他の項目も含めて、今後、女性の割合の率をどのように上げていくつもりなのかとの質疑がありました。これに対して、急激に率を上げることは難しく、地道に活動していくしかないが、より具体化した計画を立て、それに基づいて事業を実施していきたいとの答弁でした。 第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、北陸新幹線建設促進事業248万2,000円について、平成28年度は市民意識の啓発を強力に進めないといけないとして、小浜ルート啓発番組制作委託料とその他の取り組みについて、内容を問う質疑がありました。これに対して、北陸新幹線小浜ルートの必要性・優位性を市民に周知・啓発していくため、チャンネルOでの番組作成を計画している。また、5月にはルートが絞られると予測されるが、その状況を見ながら、国・県への要望活動や市民啓発のさらなる強化に柔軟に対応していきたいとの答弁でした。また、委員から、平成28年度の運動は、一歩進んだ形で、駅舎を含む市独自のルート図の構想を持って活動する必要があるのではとの意見がありました。 第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、ふるさと納税事業1億3,910万9,000円について、目標である2億円達成の見通しと地場産業活性化への取り組みを問う質疑がありました。これに対して、平成27年度は、7月からのインターネット公開で大きく伸びた。平成28年度は通年で4月から対応でき、返礼品も90品目以上に拡大しており、2億円は高いハードルとは考えていない。また、お米など地場産品を届けることによって、リピーターとなってもらったり、小浜に来てもらったりして、活性化につなげていきたいとの答弁でした。 第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、日本遺産推進事業160万円について、日本遺産の宣伝周知が不足しているので、多くの観光客に小浜へ来てもらうようアピールを強化すべきではないかとの質疑がありました。これに対して、日本全体として日本遺産の価値を高めていくため、第1弾で認定された18団体により日本遺産連盟が組織された。小浜市としては、若狭町との協議会でいろんな事業を進めているが、滋賀・京都とも連携しながらアピールに努めていきたいとの答弁でした。 第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、お試し住宅体験事業203万2,000円について、人口減少対策として重要な事業であるが、本年度の状況を問う質疑がありました。これに対して、現在は、白鳥に住宅を用意しており、実績は3件である。平成28年度は場所の変更も予定しており、短期滞在型で一月当たり稼働日数を10日で計算しているとの答弁でした。委員から、本年度のように年間260万円の予算で実績が3件という結果にならないよう、しっかりPRするなり対策をとってほしいとの意見がありました。 第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、地域協働型まちづくりモデル事業1,059万4,000円について、平成29年度から本格実施の予定の中、モデル地区以外の地区について今後どのような対応をしていくのかとの質疑がありました。これに対して、担い手不足など課題は多くあるが、モデル地区モデル地区以外の地区が情報交換する場を設定したり、先進地の視察研修を行ったりして、市民協働課のほうでもバックアップして進めていきたいとの答弁でした。 第2款総務費、第1項総務管理費、第7目企画費、福井しあわせ元気国体準備事業1,045万2,000円について、平成30年の福井しあわせ元気国体に向け、競技会場の整備等が進められているが、ビーチバレーの計画についてはどのような計画をしているのか。また、この際、全国的にも少ない恒久的な施設を作る考えはないのかとの質疑がありました。これに対して、場所については基本的にビーチの整地がされていれば問題はないので、若狭鯉川シーサイドパーク観客席等仮設物での設置を計画している。恒久的なものを建てる計画は今のところはないとの答弁でした。 また、総合運動場市民体育館も野球場も、現状では駐車場は足りないと考えるが、その対応を問う質疑に対し、臨時駐車場の設置やバスの退避場所の確保など、選手の搬送等について運行計画を詳細に詰めていきたいとの答弁でした。 第2款総務費、第1項総務管理費、第17目県立大学育成費県立大学小浜キャンパス支援事業27万円について、現在の学生数、卒業生の進路、小浜への定着度を問う質疑がありました。これに対して、昨年度で2年生から4年生が154名、大学院生33名、合計187名である。進路については、全体で内定状況95.9%、県内就職率は27.8%、主な進学先は福井県立大学大学院等となっている。小浜にはほとんど残っていないように聞いているとの答弁でした。 第2款総務費、第1項総務管理費、第20目総合防災費、小浜市自主防災組織等活動支援事業70万円について、減額の理由を問う質疑がありました。これに対して、過去3カ年の実績により減額している。自主防災組織の登録はしているが、具体的な活動は乏しいという団体も多く、申請件数が伸びない要因になっているとの答弁でした。また、地区区長会への補助金について、補助基準が曖昧な部分が見られるので、明確化すべきとの意見がありました。 第3款民生費、第1項社会福祉費、第2目障害者福祉費介護給付事業3億7,291万3,000円について、障害者の方も65歳以上になると、介護保険に移行するということだが、介護保険になったことで、今まで受けていたサービスが低下することはないのかとの質疑がありました。これに対して、65歳になられた方が介護保険に移行された後も、不足する分は障害福祉サービスで提供しており、低下することはないとの答弁でした。 第3款民生費、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費子育て支援情報統合事業180万円について、事業の内容と一元化した相談窓口の設置を問う質疑がありました。これに対して、子育てに関するあらゆる情報について、一括したサイトを作り、市のホームページのトップページにリンクさせ、小浜市が子育てしやすい環境であることをPRできるサイトを想定している。また、スマートフォンでも情報が得られ、申請書等を容易に手に入れられるようなことも考えている。今回は情報の一元化だけを考えており、そこに職員を配置するとか、相談をそこで全部受け付けるというようなことは、まだ想定していないとの答弁でした。 委員から、情報の一元化は進歩だと思うが、将来的に窓口の一元化につなげてほしいとの意見がありました。 第3款民生費、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、OBAMAで愛(出会い)応援事業120万円について、実行委員会の構成と広域的な取り組みを問う質疑がありました。これに対して、実行委員会のメンバーは、「おせっかいさんズ」という団体で活躍されている方、仲人協会に登録されている方、青年会議所や公民館の方等11名で構成している。広域的な取り組みについては、今回は男性も女性も、市内だけでなく敦賀以西を対象に、幅広い出会いのチャンスを作ることを考えているとの答弁でした。 第4款衛生費、第1項保健衛生費、第3目環境衛生費環境保全対策事業1,025万3,000円について、小浜市地下水利活用保全検討委員会の委員数において、なぜ4人もの専門家が必要なのか、委員会としての柔軟性が確保できないのではないかとの質疑がありました。これに対して、専門家4名は地下水調査検討委員会のメンバーでもあり、今回の地下水利活用保全検討委員会は、地下水調査の結果をもとに検討する委員会であるため入っている。委員には、専門家だけでなく、市民7名を含んでおり、総勢20名前後を予定しているとの答弁でした。 第4款衛生費、第2項清掃費、第2目ごみ処理費廃棄物処理広域化準備事業500万円について、もともと5市町で進めていた計画が、西部4市町になったが、広域化という点で後退していっているのではないかとの質疑がありました。これに対し、広域化そのものに対しての取り組みというのは、若狭町から西の4市町と敦賀市、美浜町の2市町と別れただけで、嶺南の広域化について基本的に変わっていないとの答弁でした。 議案第18号平成28年度小浜市介護保険事業特別会計予算では、歳出第5款地域支援事業費、第2項包括的支援事業任意事業費、第8目認知症総合支援事業費認知症総合支援事業16万7,000円について、今回、認知症カフェの運営という形で初めて市が支援する予算が計上されたが、今年度だけのものかを問う質疑がありました。これに対して、補助金も翌年度以降継続して予算計上していく予定で、カフェが継続していくよう支援していく考えであるとの答弁でした。 委員から、今後認知症の方が地域の中で生活していく上で、このようなカフェは認知症に対する理解を深めるためにも非常に有効な手段であるため、継続していただきたいとの意見がありました。 第5款地域支援事業、第2項包括的支援事業任意事業費、第10目地域ケア会議推進事業費地域ケア会議推進事業16万3,000円について、地域ケア会議推進事業の中で地域包括システムを進めていくことになると思うが、地域包括支援センターの増設と、その開設時期を問う質疑がありました。これに対し、第6期の介護保険事業計画の中で、1圏域直営1カ所の包括では細かな対応が難しいということで、圏域を2つに分けて、それぞれに包括支援センターを設置することが盛り込まれた。現在、包括支援センター運営協議会で検討を進めているが、平成29年4月の開設に向け、委託先の決定等準備を進めていきたいとの答弁でした。 また、平成29年度から要支援1・2が介護保険事業から外れた地域支援事業に移行することに関して、大変な準備作業が想定されるが、それまでに開設が間に合うように進めていってほしいとの意見がありました。 次に、産業教育分科会関係について申し上げます。 議案第15号平成28年度小浜市一般会計予算では、歳出第6款農林水産業費、第1項農業費、第3目農業振興費四季菜館管理運営費327万3,000円について、委員から観光客や誘客対象の料理体験事業や新事業等について問う質疑があり、これに対して理事者から、委託管理している観光局が計画する事業で、市としては、観光局だけでなく、観光協会のホームページや広報おばまで、施設の利用促進の周知を図っている。まずは、現在実施している事業に多数の方に来ていただくことが大事だと考えているとの答弁でした。 第6款農林水産業費、第3項水産業費、第1目水産業総務費漁港維持管理経費170万7,000円について、魚離れや漁業にかかわる人がどんどん減っていく中で、漁港の整備についての、基本的な考え方を問う質疑があり、これに対して、全部をフルセットで整備される時代は終わったと思っている。ある程度機能集約をしていく必要があると考えているとの答弁でした。 第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費、小浜市企業振興助成金1億円について、新規雇用者のうち、地元の学生の採用数を問う質疑があり、これに対して県の補助金も出ているので、福井県内を地元の学生としている。県内、県外の出身者は約半々であるが、小浜市の学生はいないとの答弁でした。 第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費まちなか活性化駐車場利用促進事業200万円について、補助金額と限度額についての質疑があり、これに対して上限を200万円で設定し、2分の1以内かつ自己資金の同額以下という設定であるとの答弁でした。 第7款商工費、第1項商工費、第3目観光費、観光推進事業1,319万6,000円について、人材育成についての質疑があり、それに対して、これまでJTBや近畿日本ツーリスト、JR西日本交通サービスから観光アドバイザーとして来ていただいた。ノウハウはいただいたが、人材育成に関しては、人材をふやすまで発展できていない。今回は福井銀行とレビック(地域経済活性化支援機構)が協調して観光ファンドを作り、事業を展開していく。その中で、人材の確保と育成を大きなテーマにして取り組むとの答弁でした。 第7款商工費、第1項商工費、第3目観光費、日本遺産「秘仏」めぐりバスツアー運行事業250万円について、参加者の予想人員や参加者負担金を問う質疑があり、それに対して、参加者負担は一日コースは6,000円、半日コースは3,000円と設定しており、27年度の実績の利用者は510人。9月の中旬から10月の上旬の土日祝日運行、28年度は13日間で、18コース26便運行を予定との答弁でした。 また、関連して、経費と補助金との割合を問う質疑があり、このツアーを運行する経費の約半分を公費で見ているとの答弁でした。 第8款土木費、第4項都市計画費、第1目都市計画総務費屋外広告物景観改善支援事業100万円について、事業内容を問う質疑があり、これに対して、自家用の広告板の高さの規制や、交差点の周囲30メートルの一般広告物案内広告物等の設置の禁止等がある。景観地区や地域によっていろいろ条件も違うとの答弁でした。 第8款土木費、第4項都市計画費、第1目都市計画総務費都市計画総務事務経費26万5,000円について、都市計画基本図の作成作業で用途指定の見直しについての質疑があり、これに対して、今定まっている用途自体の見直しは必要と考えており、県との下協議を始めている部分もある。立地適正化計画に沿って大きく変わっているところもあることから、次回の都市計画審議会にかける方向で動いているとの答弁でした。 第8款土木費、第4項都市計画費、第7目公園費、県営公園維持管理事業1,020万3,000円について、若狭の里公園内にある古民家について、市の維持管理の姿勢を問う質疑があり、これに対して、この古民家は県の所有物で、老朽化が進んでいる。県と協議をしたが、進んでいない状態なので、再度協議を進めたいとの答弁でした。委員からは、公園の草刈りとか維持管理については小浜市はきちっとして、地域も喜んでいるが、古民家の状態については目に余るものがある。歴史博物館や新しい小浜美郷小学校ができる環境整備の面からも、小浜市は責任を持って対応してほしいとの意見がありました。 第8款土木費、第5項住宅費、第1目住宅管理費、公営住宅管理経費2,348万6,000円について、市営住宅の今後について問う質疑があり、これに対して平成24年に策定した市営住宅の長寿命化計画にのっとって進めている。今後建て替えを予定しているところは、退去者が出た場合、その部屋は使用しないこととしている。建て替え済みや改修済み、修繕でやっていくところは、ほぼ満室に近い状態が続いているとの答弁でした。委員から、市営住宅によっては、3部屋も4部屋もあり、そこに1人住んでおられる方が多くなってきている。そのため、入居を希望している若い世帯が入れないでいる。多機能の1人住まい用の住宅を作るとか、利活用について柔軟な発想や考え方があってもよいのではとの意見がありました。 第10款教育費、第1項教育総務費、第3目教育指導費、スクールソーシャルワーカー配置事業96万円について、いじめ、不登校、暴力行為の現状について問う質疑があり、これに対して、毎月各学校から報告があり、生徒指導上の問題に関しては、一つ一つの事例に対して学校がきちんと対応していると認識している。以前の荒れたようなことはないとの答弁でした。 第10款教育費、第1項教育総務費、第3目教育指導費、学校生活支援員設置事業2,054万8,000円について、委員から、この事業について理事者から、現在気がかりな児童・生徒が小学校には約190名、中学校には約100名在籍していると説明があったが、その詳細を問う質疑があり、これに対して理事者から、気がかりな児童・生徒の中には、ADHDや広汎性発達障害、自閉症スペクトラムなどといった診断を受けたお子さんが入っているとの答弁がありました。 第10款教育費、第2項小学校費、第3目学校建設費、小浜美郷小学校建設事業4億1,328万8,000円について、工事費の変動についての質疑があり、これに対して、昨年から補正で地盤改良工事や調整池設置工事も追加した。土地の造成工事に思わぬ事業費がかかっている。建設工事本体、校舎とアリーナ、グラウンド等の外構工事も含めて27億円という総事業費で動いている。今後の増額要因としては、消費税、人件費、資材の高騰などが考えられるとの答弁でした。 第10款教育費、第5項社会教育費、第2目公民館費、公民館運営管理費9,920万8,000円について、公民館職員の確保についての質疑があり、これに対して、2回の追加募集で現在は定員に達しているとの答弁でした。 第10款教育費、第6項保健体育費、第1目保健体育総務費、福井しあわせ元気国体準備事業(施設整備)1億5,259万7,000円について、芝生化工事期間中の総合運動場の代替についての質疑があり、これに対して、ソフトボール等を行っている多目的グラウンドは、芝生化工事により、1年間全く使えなくなる。昨年11月に多目的グラウンドの主な利用者に集まってもらい、そのことについて説明を行った。代替施設としては、各小学校のグラウンドしかないが、そこは学校開放事業で地域の方が学童野球などに使用しており、借用が難しいため、若狭町やおおい町など隣接の町の競技場も検討していただくよう説明し、理解をいただいたとの答弁でした。 第10款教育費、第5項社会教育費、第6目文化財保護費、小浜市埋蔵文化財調査センター管理事業42万2,000円について、事業内容についての質疑があり、これに対して、後瀬山や小浜小学校跡地の発掘を終え、出土したものを保管している。今までの発掘品を展示する企画展などを開催し、市民に対しPRしていきたいとの答弁でした。 第10款教育費、第5項社会教育費、第6目文化財保護費、酒井家文庫等保存活用事業39万円について、事業内容と今後の対応についての質疑があり、これに対して、文化財について今まで研究等をしていなかった。梅田雲浜の生誕事業で歴史に対する人の集まりもできたので、その人たちにお願いして継続的に行いたい。文化財は小浜市の財産であるので、学術的にも整理し、将来観光客や市民に公開したいと思っているとの答弁でした。そのことに対し、委員から、ずっと長いこと継続することが価値をより高めることにつながるので、やり出したら継続が大事である。三井家とか酒井家とかのことも含めて、あちこちにバラバラに置くのではなく、ある程度固めた拠点で管理することが必要との意見がありました。 また、西依家文書の内容について質疑があり、これに対して、西依家は小浜藩の順造館初代講主であり、その子孫の方から資料の活用の申し入れがあったので、寄託していただき、酒井家文庫の中における伴信友文庫と同じ位置づけで活用していきたいと考えているとの答弁でした。 次に、議案第20号小浜市下水道事業特別会計予算では、第9款市債、第1項市債、第1目下水道債5億6,230万円について、委員から、借入利率について質疑があり、これに対して、利子について5%以上のものは借りかえをしており、主なものが4%未満であり、その中でも中心的なものは3%以下であるとの答弁でした。 以上が、分科会からの主な調査報告であります。 全体会におきましては、分科会長の報告に対し、議案第20号小浜市下水道事業特別会計予算について、下水道使用料の値上げについての審査はなかったのかを確認する質疑がありました。 以上が、審査の過程において各委員から出された主な質疑や意見の概要であります。 次に、討論についてですが、議案第15号、議案第20号、議案第24号について、反対討論がありました。その概要は次のとおりであります。 議案第15号平成28年度小浜市一般会計予算、水道水源開発施設整備事業の河内川ダムへの一般会計からの繰出金3,102万7,000円について、人口の大幅減少で、水道ビジョンの計画は見通しがなくなっており、このような大型公共事業には反対である。また、嶺南鉄道整備促進基金負担金8,750万円について、見通しのない新線計画に平成25年末で基金が12億円にもなっている。資金の積み立てを凍結して、このような財源を市民の負担軽減に回すべきであるとの反対討論がありました。 議案第20号小浜市下水道事業特別会計、下水道使用料4億5,191万1,000円について、改定により下水道使用料が11月分から全体で約12%の値上げとなり、市民生活への影響を懸念せざるを得ない。年金が引き下げられ、実質賃金が下がり続け、市民生活が疲弊しているもとでの値上げには反対であるとの討論でありました。 議案第24号平成28年度小浜市水道事業会計予算、河内川ダムの小浜市負担金1億8,971万5,000円について、大幅な人口減少で、水道ビジョンの計画は破綻しているとの反対討論がありました。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりでございます。 以上をもちまして、予算決算常任委員会の報告を終わります。 △委員長報告に対する質疑省略 ○議長(垣本正直君) お諮りいたします。 本報告につきましては、議長を除く全議員で構成する予算決算常任委員会からの報告でありますので、質疑を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(垣本正直君) ご異議なしと認めます。 よって、本報告に対する質疑を省略することに決しました。 △討論 ○議長(垣本正直君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 18番、宮崎治宇蔵君。 ◆18番(宮崎治宇蔵君) それでは、ただいまから3議案に反対の討論をいたします。 最初に、議案第15号平成28年度小浜市一般会計予算についてであります。 反対理由の第1は、水道水源開発施設整備事業の3,102万7,000円であります。これは、河内川ダムへの一般会計からの繰出金であります。小浜市の人口が大幅に減少する中で、水道ビジョンの計画に見通しが立たなくなっています。また、そうした中で進められている河内川ダム建設に反対いたします。 反対理由の第2は、嶺南鉄道整備促進基金負担金8,750万円であります。平成25年末で、基金が12億円にもなっているものであります。見通しもない新線計画。資金積み立て凍結して、このような財源を市民の負担軽減に回すべきではないでしょうか。 次に、議案第20号小浜市下水道事業特別会計予算の下水道使用料4億5,191万1,000円であります。 改定により、下水道使用料が11月分から全体で約12%の値上げになります。この値上げにより、一般汚水の月額使用料が10立方メートルで現行1,530円が1,670円に、また20立方メートルでは3,180円が3,520円となり、県下で一番高い下水道料金をさらに値上げするということにより、市民の負担が限界を超えます。年金が引き下げられ、実質賃金が下がり、市民生活が疲弊しているもとでの値上げに反対をする次第であります。 次に、議案第24号平成28年度小浜市水道事業会計予算についてでありますが、この予算には河内川ダムの小浜市負担金1億8,971万5,000円が含まれております。先ほども述べましたように、小浜市の人口、大幅に人口が減少して進んでいく中で、このような大型公共事業、ダム建設事業には市民の大きな負担を強いるものであり、この事業には賛成できないことを申し上げまして、反対討論を終わります。 ○議長(垣本正直君) ほかに討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。
    △採決 ○議長(垣本正直君) これより採決に入ります。 この採決は、採決表示システムにより行います。 議案第15号平成28年度小浜市一般会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成多数と認めます。 よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。 議案第16号平成28年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。 議案第17号平成28年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。 議案第18号平成28年度小浜市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。 議案第19号平成28年度小浜市簡易水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。 議案第20号平成28年度小浜市下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成多数と認めます。 よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。 議案第21号平成28年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。 議案第22号平成28年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。 議案第23号平成28年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。 議案第24号平成28年度小浜市水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成多数と認めます。 よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。 △日程第2 議案第25号から議案第44号まで ○議長(垣本正直君) 日程第2 議案第25号小浜市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部改正についてより、議案第44号辺地の総合整備計画の変更についてまでを、一括議題といたします。 △常任委員長報告 ○議長(垣本正直君) これより、各常任委員長の報告を求めます。 総務民生常任委員長、7番、小澤長純君。 ◆7番(小澤長純君) ただいまより、総務民生常任委員会の報告を行います。 平成28年第1回小浜市議会定例会において、総務民生常任委員会に付託されました諸案件につきまして、去る2月24日、25日の両日に委員会を開催し、全委員の出席のもと、関係理事者の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第25号小浜市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部改正について、議案第26号小浜市職員の退職管理に関する条例の制定について、議案第27号小浜市職員の降給に関する条例の制定について、議案第28号小浜市行政不服審査会条例の制定について、議案第29号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第30号小浜市市税条例の一部改正について、議案第31号小浜市消費生活相談室の組織および運営等に関する条例の制定について、議案第32号小浜市保育所設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第33号小浜市認定こども園設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第34号小浜市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の制定について、議案第35号小浜市母と子の家児童発達支援センターの設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第36号小浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第37号小浜市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備および運営ならびに小浜市指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第41号福井県市町総合事務組合規約の変更についての14議案であります。 初めに、審査結果についてご報告申し上げます。 採決の結果、全議案とも、全委員の賛成をもって可決すべきものと決しました。 それでは、審査の過程におきまして、各委員から質疑および意見のあった中から、主なものについてその概要を申し上げます。 議案第25号小浜市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部改正について。これは地方公務員法等が改正され、職員の退職管理、人事評価等が整備されたことに伴い、関係条例の所要の改正を行うものであります。 委員から、人事評価制度の導入について、市の業務は生産活動をしているわけではないので、評価の仕方が非常に難しいと思われるが、その評価方法を問う質疑がありました。それに対して、業務を遂行するに当たっては、発揮した能力、業績が大切である。市の業務は、成果として見えにくい部分も確かにあるが、現在、職員個々の事務分掌について目標管理を行っており、それをもとに上司が評価をすることになる。評価方法については、1次評価から3次評価まであり、1次評価は本人評価、2次・3次評価はそれぞれ2人の上司による評価で、5段階評価を行っている。研修等により、適正な評価に努めていきたいとの答弁でした。 議案第28号小浜市行政不服審査会条例の制定について。これは、行政不服審査法の施行に伴い、新たに設置する小浜市行政不服審査会の組織および運営に関する事項を条例で定めるものであります。 委員から、過去10年ぐらいで小浜市に対する不服申し立てがどのくらいあったのか、また審査会の委員数について、3人では適正な審査に支障があるのではないかとの質疑がありました。それに対して、不服申し立ての件数は、課税処分について2件程度である。審査会の委員数については、県内他市の状況も参考にしながら3人が妥当と決定したとの答弁でした。 議案第29号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。これは、行政不服審査法の施行に伴い、関係条例の規定の文言整備等、所要の改正を行うための整備条例を制定するものであります。 委員から、不服申し立てができるのは、小浜市に住民票がある人に限られるのかとの質疑がありました。それに対して、あくまで小浜市が処分を行った方が対象になる。市外におられる方が対象になるケースもあるとの答弁でした。 議案第31号小浜市消費生活相談室の組織および運営等に関する条例の制定について。これは、消費者安全法の改正に伴い、消費者安全の確保に関し、事業者に対する消費者からの苦情に係る相談に応じる等のための施設または機関を設置する市町村は、当該施設または機関の組織および運営等に関する事項について、条例で定めるものとされたことから、新たに条例を制定するものであります。 委員から、他市では相談センターの設置が多いが、小浜市は相談室という名称になった理由を問う質疑がありました。それに対して、小浜市内に、福井県嶺南消費生活センターがあり、センターという名称にすると混同されることも考えられ、区別する意味で相談室とさせていただいた。市内に嶺南消費生活センターがあるおかげで、難しい案件などは指導を仰ぎながら連携して相談を進めることができているとの答弁でした。 また、資格を持った相談員が1名以上必要になることで、小浜市の相談体制を問う質疑がありました。それに対して、小浜市は現在、正規職員と嘱託職員の3名の相談員で対応しており、資格を持っていないが、1年以上の経験でみなし規定に該当する。今後は、正規職員の資格取得を含め、資格を持った相談員の確保に努めていきたいとの答弁でした。 議案第35号小浜市母と子の家児童発達支援センターの設置および管理に関する条例の一部改正について。これは、小浜市母と子の家児童発達支援センターの管理を指定管理者に行わせるため、所要の改正を行うものであります。 委員から、指定管理にすることにより、サービスが低下することが懸念されるが、指定管理に移行する理由と、どのような事業所が受け皿となるのかとの質疑がありました。それに対して、個別療育については、現在、言語聴覚士、作業療法士を外部から派遣しているが、派遣回数が限られてくる状況である。言語聴覚士等専門職を有する事業所に指定管理をすることにより、現状よりも充実したサービスが展開できると考えている。指定管理になっても、この施設がこれまで積み上げてきたことを引き継ぎ、他機関と連携をとっていきたい。受け皿については、専門職を有する事業所を念頭に置いているとの答弁でした。 また、母と子の家の収支状況と指定管理料の予定額を問う質疑があり、現在、母と子の家の運営は、約700万円の持ち出しがある。指定管理料については、まだ試算はできていないが、その金額以内を想定しているとの答弁がありました。 議案第36号小浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正について。これは、地域における医療および介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律により、介護保険法が改正されるとともに、指定居宅サービス等の事業の人員、設備および運営に関する基準等が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 委員から、介護サービス事業所が、県の管轄であったものが一部市に移管されたことにより、変更点等はあるのかとの質疑がありました。それに対して、これまでデイサービス事業所は、県が指定・指導監督することになっていたが、今回の介護保険法の改正により、19人未満の小規模なデイサービス・通所介護は市が実施する地域密着型サービスに位置づけられた。基本的には、基準等はそのままだが、事業者にとっては運営推進会議への参加回数が増えるなど、厳しくなっている部分があるとの答弁でした。 その他の議案につきましては、これといった質疑はありませんでした。 以上が、付託議案に対する質疑の内容であります。 採決の結果は、さきにご報告申し上げたとおりです。 以上をもちまして、総務民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(垣本正直君) 産業教育常任委員長、8番、今井伸治君。 ◆8番(今井伸治君) ただいまより、産業教育常任委員会報告を行います。 平成28年第1回小浜市議会定例会において、産業教育常任委員会に付託されました案件につきまして、去る2月26日・29日に委員会を開催し、全委員出席のもと慎重に審査をいたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第38号小浜市下水道条例の一部改正について、議案第39号小浜市立小学校および中学校の設置および管理条例の一部改正について、議案第40号小浜市立幼稚園設置および管理条例の廃止について、議案第42号負担付き寄附の受納について、議案第43号辺地の総合整備計画の策定について、議案第44号辺地の総合整備計画の変更についての6議案であります。 初めに、審査の結果をご報告申し上げます。 採決の結果、6議案とも賛成全員により可決すべきものと決しました。 それでは、審査の概要を申し上げます。 議案第38号は、小浜市水道料金等制度審議会(下水道使用料)の答申を受け、下水道使用料を改正する必要があるため、条例の一部改正を行うものです。 本議案の理事者の説明に対し、年間使用水量の多いところと使用料を問う質疑があり、それに対し、一番多いところは公立小浜病院で、年間約1,200万円であるとの答弁でした。 委員から、経済原則では、使えば使うほど単価が安くなるのが普通であるが、小浜市の場合は、反対に単価が上がっていく。その基本的な考え方も、そろそろ改めるころではないかとの意見がありました。 議案第39号は、平成31年3月31日をもって、小浜市立松永小学校、国富小学校、遠敷小学校、宮川小学校の4校を廃止し、平成31年4月1日付で、新たに設置する小浜美郷小学校に統合することに伴い、条例の一部改正を行うものです。 議案第40号は、就学前の子どもに関する教育、保育の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、認定こども園を構成している幼稚園(小浜市立小浜幼稚園)を廃止するため、この条例を廃止するものです。 議案第42号は、負担付きの寄附を受納するに当たり、地方自治法第96条第1項第9号の規定により、議会の承認を求めるものです。 本議案の説明に対し、委員から、藻場の造成についての内容と海水浴場の砂浜への影響を問う質疑がありました。これに対し、福井県が志積で藻場の実験を行っている。さらに、京都府では藻場の造成について、かなり進んでいる。投入する石については、天然石がよいということで九州の石を、投入時期は春先がよいということで工事自体5月末に終了予定である。ターゲットとして、ホンダワラやアラメがつくことを期待している。設置場所は、青井崎の先で、水深7メートルぐらいであり、海流に変化を起こすようなこともなく、砂浜についても影響はないと考えているとの答弁でした。 また、将来展望をどう考えているかとの質疑に対し、まずは海藻がつき、そこにサザエやアワビの稚貝を放流し、ふやしていく計画であるとの答弁でした。 石の投入量を問う質疑に対しては、大きさ約80センチメートルの石を1,160平方メートルのところに、約2,180立方メートル、5,800トンほどを投入するとの答弁でした。 福井県との取り決めやかかわりについてを問う質疑では、小浜漁港は県の管理だが、この場所は公共の場所なので、小浜市が関与したほうがよいとの考えで、県と調整の結果、市が寄贈を受けることになったとの答弁でした。 議案第43号は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、下根来・中ノ畑・上根来辺地の林道を整備するに当たり、「辺地の総合整備計画」を策定するものです。 委員から、林道の最終的な仕様についての質疑があり、理事者からは舗装する考えであるとの答弁でした。 議案第44号は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項において準用する同条第1項の規定により、加尾・西小川・宇久辺地の市道を整備するに当たり、「辺地の総合整備計画」を変更するものです。 なお、議案第39号、第40号、第44号については、質疑や意見はございませんでした。 以上が、付託議案に対する審査の概要であります。 なお、討論はありませんでした。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして、産業教育常任委員会報告を終わります。 △質疑 ○議長(垣本正直君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 18番、宮崎治宇蔵君。 ◆18番(宮崎治宇蔵君) 産業教育常任委員長にお尋ねをいたします。 議案第38号小浜市下水道条例の一部改正について、審査の内容のご報告をお願いしたい。先ほど少しございましたが、ほかにございましたら、報告をお願いしたいと思います。 ○議長(垣本正直君) 産業教育常任委員長、8番、今井伸治君。 ◆8番(今井伸治君) お答えいたします。先ほど述べた以上に、小浜市水道料金等制度審議会の答申が出ているということで、それ以上の質疑はございませんでした。報告を終わります。 ○議長(垣本正直君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △討論 ○議長(垣本正直君) これより、討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(垣本正直君) これより採決に入ります。 この採決は、採決表示システムにより行います。 なお、議案第32号小浜市保育所設置および管理に関する条例の一部改正について、ならびに議案第40号小浜市立幼稚園設置および管理条例の廃止についてにつきましては、特別多数議決を必要とするため、採決表示システムを使用せず、議案第44号の採決の後に、起立採決により行います。 議案第25号小浜市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第25号は、原案のとおり可決されました。 議案第26号小浜市職員の退職管理に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。 議案第27号小浜市職員の降給に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。 議案第28号小浜市行政不服審査会条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。 議案第29号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。 議案第30号小浜市市税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。 議案第31号小浜市消費生活相談室の組織および運営等に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。 議案第33号小浜市認定こども園設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。 議案第34号小浜市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。 議案第35号小浜市母と子の家児童発達支援センターの設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。 議案第36号小浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。 議案第37号小浜市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備および運営ならびに小浜市指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。 議案第38号小浜市下水道条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成多数と認めます。 よって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。 議案第39号小浜市立小学校および中学校の設置および管理条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。 議案第41号福井県市町総合事務組合規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。 議案第42号負担付き寄附の受納についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第42号は、原案のとおり可決されました。 議案第43号辺地の総合整備計画の策定ついてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第43号は、原案のとおり可決されました。 議案第44号辺地の総合整備計画の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。 議案第32号小浜市保育所設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は、起立によって行います。 条例で定める重要な公の施設のうち、条例で定める特に重要なものについて、これを廃止するときは、地方自治法第244条の2第2項の規定により、出席議員の3分の2以上の者の同意を必要といたします。 ただいまの出席議員は18名であります。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(垣本正直君) 起立全員であります。 よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。 議案第40号小浜市立幼稚園設置および管理条例の廃止についてを採決いたします。 この採決は、議案第32号と同じく、起立によって行います。 ただいまの出席議員は18名であります。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(垣本正直君) 起立全員であります。 よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。 △報告第1号 ○議長(垣本正直君) 日程第3 報告第1号議会の委任による専決処分の報告についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(垣本正直君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして、議会に供していただきました報告第1号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 報告第1号議会の委任による専決処分の報告についてでございますが、昨年11月28日、市道湊幹線において発生しました事故につきまして、相手方との示談交渉がまとまり、損害賠償の額を定めることについて、3月14日付で、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 今後、より一層の道路の安全管理に努めてまいります。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後、担当職員からご説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(垣本正直君) 産業部長、橋本君。 ◎産業部長(橋本長一朗君) それでは、私の方から報告第1号の議会の委任による専決処分の報告についての説明をさせていただきます。 内容は、損害賠償の額を定めることについてでございます。 3月14日付で専決第2号として専決処分をさせていただきましたので、地方自治法第180条第2項の規定により、報告をさせていただくものでございます。資料の3ページをお願いいたします。 事故の内容でございますが、平成27年11月28日午前10時30分ごろ、小浜市水取1丁目地係の市道湊幹線の歩道を歩行中、歩道に設置されておりますグレーチングと歩道の段差につまずき、転倒されたため、顔面および左足靭帯を負傷されたものでございます。 損害賠償の額は4万7,653円でございます。損害賠償の相手方は、小浜市小浜今宮94番地の3、矢田美津子様でございます。 以上、報告第1号の説明とさせていただきます。 △質疑 ○議長(垣本正直君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 18番、宮崎治宇蔵君。 ◆18番(宮崎治宇蔵君) 先ほど、全員協議会でもお尋ねをしたわけですけれども、このような事故、それからこの案件が頻発しているわけです。道路管理者としての小浜市の認識ですね。認識とそれから再発防止策について、お伺いしたいと思います。副市長にお願いしたいと思います。 ○議長(垣本正直君) 副市長、東武雄君。 ◎副市長(東武雄君) 今回歩道であったわけですけれども、グレーチングと歩道の床板の間に段差があってつまずかれたということでございます。市といたしますと、早く気がつけばよかったわけでございますけれども、なかなか歩道にまで管理というところがいかないというところでございまして、大変負傷された方にはご迷惑をおかけして、おわびを申し上げたいと思います。 今後の対策でございますけれども、あそこのところは歩道が非常に広うございますので、多分自動車が乗り入れをされたのではないかなというふうに思っております。そういうこともありまして、自動車が入らないような策を講じていくとか、そういうことも一案かなというふうにも思っておりますけれども、歩道も市内には25キロぐらいございますので、今後定期的に歩道の見回りも含めて、今後実施をしていきたいなというふうに思っております。 それと、気がついて危険な箇所につきましては、当然早急に手当をして、安全対策を講じていきたいというふうに考えております。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(垣本正直君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △議案第45号 ○議長(垣本正直君) 日程第4 議案第45号監査委員の選任についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(垣本正直君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました議案第45号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 議案第45号監査委員の選任についてでございますが、現在、本市の監査委員としてご活躍をいただいております森下充氏は、本年3月31日をもって、その任期が満了いたします。その後任といたしまして、吉田善人氏を選任させていただきたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会のご同意をお願いするものでございます。 吉田氏は、小浜市阿納にお住まいで、現在59歳でございます。大学をご卒業後、大阪国税局にお勤めになり、現在税理士としてご活躍中でございます。地域におかれましては、平成20年度に阿納区長としてご尽力を賜りました。 吉田氏は、人格が高潔で、本市の財務管理、事業の経営管理、その他行政運営に関し、すぐれた識見を有されており、本市の監査委員として最適任者であると存じますので、何とぞご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上が、提案理由のご説明でございまして、何とぞよろしくご審議くださいまして、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(垣本正直君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会の付託ならびに討論の省略 ○議長(垣本正直君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第45号については、人事に関する案件でありますので、委員会の付託ならびに討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(垣本正直君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第45号については、委員会の付託ならびに討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 △採決 ○議長(垣本正直君) これより採決に入ります。 この採決は、採決表示システムにより行いたいと思います。 議案第45号監査委員の選任についてを採決いたします。 本案は、これに同意することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対する諸君は反対ボタンを押してください。     (各議員投票) ○議長(垣本正直君) ボタンの押し忘れはありませんか。--ないものと認めます。 賛成全員と認めます。 よって、監査委員に吉田善人君を選任することに同意することに決しました。 △会期延長 ○議長(垣本正直君) 日程第5 会期延長を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は2月22日から3月18日までの26日間と決定しておりましたが、これを5日延長し、23日までの31日間にしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(垣本正直君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は2月22日から3月23日までの31日間と決定いたしました。 △散会 ○議長(垣本正直君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 明19日より22日までは休会とし、23日は、定刻本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。                           午後0時12分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           平成28年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   3番           署名議員   17番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  大野木 徹...