小浜市議会 > 2011-09-22 >
09月22日-04号

ツイート シェア
  1. 小浜市議会 2011-09-22
    09月22日-04号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成23年  9月 定例会(第6回)     平成23年9月22日小浜市議会定例会会議録(その4)●出席議員(18名)   1番  藤田靖人君    2番  西本清司君   3番  小澤長純君    4番  今井伸治君   5番  能登恵子君    6番  松崎圭一郎君   7番  池田英之君    8番  下中雅之君   9番  三木 尚君    10番  垣本正直君   11番  藤田善平君    12番  上野精一君   13番  風呂繁昭君    14番  富永芳夫君   15番  清水正信君    16番  池尾正彦君   17番  宮崎治宇蔵君   18番  山本益弘君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名       市長        松崎晃治君       副市長       東 武雄君       政策幹       井上 崇君       総務部長      塩野喜一郎君       総務部次長     滝口克巳君       総務部生活安全課長 天谷祥直君       総務部税務課長   内方政弘君       企画部長      向出宏二君       企画部次長     藤本周次君       企画部企画課長   山口雅已君       民生部長      江見 敏君       民生部次長     吉村忠康君       民生部次長     仲野郁夫君       民生部社会福祉課長 松林吉博君       産業部長      西尾清順君       産業部次長     坪内定和君       産業部次長     竹田茂芳君       産業部次長     夏梅晃一君       教育委員会教育長  森下 博君       教育部長      芝田明和君       教育部次長     井上助博君       教育部教育総務課長 大野木 徹君●議会事務局長および書記       議会事務局長    前野光信       次長        和久田和典       書記        佐藤善一議事日程  平成23年9月22日 午前10時開議 日程第1 議案第55号 平成23年度小浜市一般会計補正予算(第4号)      議案第56号 平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第57号 平成23年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      議案第58号 平成23年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第59号 平成23年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第60号 平成23年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第61号 平成23年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      議案第62号 平成23年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)      議案第63号 平成23年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)      議案第64号 平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第2 議案第65号 小浜市市税条例等の一部改正について      議案第66号 小浜市都市計画税条例の一部改正について      議案第67号 小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正について      議案第68号 小浜市自転車駐車場設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第69号 小浜市暴力団排除条例の制定について      議案第70号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について      議案第71号 小浜市営体育施設の設置および管理条例の一部改正について             陳情 日程第3 意見書案第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書 日程第4 議案第72号 教育委員会委員の任命について                           午前10時50分開議 △開議 ○議長(池尾正彦君) これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(池尾正彦君) 諸般の報告をいたさせます。 事務局長、前野君。 ◎議会事務局長前野光信君) 報告いたします。 9月20日、予算決算常任委員会全体会が開催されました。 同日、総務民生常任委員会が開催されました。 本日、議会運営委員会ならびに全員協議会が開催されました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか21名であります。 以上報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(池尾正彦君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において3番小澤長純君、15番清水正信君を指名いたします。 本日の日程は配付いたしました印刷物のとおりであります。 △議案第55号から議案第64号まで ○議長(池尾正彦君) 日程第1 議案第55号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第4号)より議案第64号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。 △常任委員長報告 ○議長(池尾正彦君) これより予算決算常任委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長、10番垣本正直君。 ◆10番(垣本正直君) ただいまから予算決算常任委員会の報告を行います。今期定例会において、次のとおり補正予算関連議案を審査いたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第55号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第4号)、議案第56号平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第57号平成23年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第58号平成23年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第59号平成23年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第60号平成23年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第61号平成23年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第62号平成23年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)、議案第63号平成23年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)、議案第64号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第2号)の10議案であります。 去る9月2日、予算決算常任委員会全体会を開催し、各分科会調査依頼を行い、9月20日の予算決算常任委員会全体会で審査を行いました。 審査の手順でありますが、最初に調査依頼を行った総務民生分科会産業教育分科会のそれぞれの分科会長から調査報告を受けました。その後、分科会長報告に対する質疑、討論を終えて採決を行いました。 採決の結果を申し上げます。10議案とも挙手全員にて原案どおり可決すべきものでありました。 なお、討論はありませんでした。 続きまして、審査の概要を申し上げます。 総務民生分科会関係では、市の全般的な給与案件については、人事異動に伴う特別会計企業会計を含む全会計における給与等の補正であり、一括調査いたしました。調査の過程において、各委員から質疑および意見のあったものの中から主なものについてご報告申し上げます。 議案第55号所管分として、歳出第2款総務費、第2項徴税費、第2目賦課徴収費賦課徴収事務経費について、委員より県内のレタックス普及状況と、その効果、12月から3月分の利用料について説明を求める質疑に対し、総務省が全国100%の自治体へ普及を目標としていること。県内では12市町中、10市町が対応済みであり、今回小浜市を含め、4市町が対応することということになる。若狭町、おおい町、高浜町については、まだ未設置である。効果としては、毎年1月から5月の連休明けまで10人体制で、1万8,000枚の給与支払い報告書の処理をしていたものが軽減される見込みである。12月から3月までの契約については、むだがないように忙しい時期からの運用としたとの答弁がありました。また、当初予算でレタックスに係る経費として175万9,000円が年間計上されていることの説明を求める質疑に対し、当初予算計上分eLTAX使用料は、年金サービス利用料あるいは国税連携、所得税の申告のデータをUSBを使い利用する部分であり、平成23年度より直接データが入って使える形になったことと、今回、特に給与支払い報告書の件数が多く、会社からデータでいただくと事務の効率化あるいは正確さの面で非常にメリットが大きいとの答弁がありました。 次に、歳出第2款総務費、第1号総務管理費、第7目企画費コミュニティー助成事業ですが、委員より、平成23年度に事業採択された3件の事業内容が似通っており、備品などを市が一括して揃えば安くなるのでは。どのような方法で算定されたのかとの質疑に対し、コミュニティー助成事業は、自治総合センターが実施する事業で、あくまでも事業主体地区区長会であり、市が取りまとめすることはない。今回6件の応募があり、3件が採択された。10分の10の補助率と最高250万円というのは有利であり、できるだけ備品を整備したいとする申請者の共通の思いがあったのではとの答弁でした。 歳出第7款商工費、第1項商工費、第6目食のまちづくり推進費食育推進会議委員報酬印刷製本費について、委員より新しい食育推進計画を、よりよいものにするための委員会費用は必要だが、最初から計画するべきである。160冊の冊子の配布先と有効な活用はどのようにするのかとの質疑に、160冊は市内の保育園、幼稚園、小中学校、高校、大学を含めた教育機関、公民館などの公的機関、庁内の全課、議員や推進員などの関係機関へ配付を予定しており、市民に対しては、概要版を全戸配布し、ホームページに詳細を掲載する予定で、あらゆる機会を利用しての説明や有効活用したいとの答弁でした。 次に、歳出第7款商工費、第1項商工費、第7目食文化館費食文化館濱湯空冷チラー圧縮機修繕について、委員より耐用年数や点検の状況等はどのような対応をしてきたのかとの質疑に対し、1日8時間の稼働で10年間の耐用年数がある。ろ過装置の点検は年3回実施しており、温水の循環ろ過部目詰まりを起こしていることによる修繕であるとの答弁でありました。 次に、歳出第3款民生費、第2項児童福祉費第4目保育費放課後児童対策事業について、委員より大きな児童クラブ利用者増の要因や指導者の質の問題に関する質疑に対して、考えられる要因として、共働き家庭の増加ではと感じられる。指導員の資質など、保育士や元教師などを望むが難しく、面接等により人格面などを判断させてもらっているとの答弁でした。 同じく、第4目保育士職員給与費について、正規保育士嘱託職員年齢構成資料請求があり、年数を重ねた優秀な保育士への高い評価とモチベーションの維持、良質な保育内容の継続を考えていくべきではとの質疑に対して、少子化による統廃合民営化や園の減少を見据え、優秀な方には1人の園長が2園を任せる制度も考えられるとの答弁でした。 次に、歳出第3款民生費、第2項社会福祉費、第3目老人福祉費の地域支え合い体制づくり事業について、委員から要支援世帯実態調査は、何時ごろ、どのような方法での質疑に、10月以降民生委員さんに中心になってもらい、戸別訪問で緊急時に必要となる情報の聞き取りをする。この緊急医療情報キットを保管し、緊急時の情報提供とし、これを支援者台帳システムと連動させた運用を考えているとの答弁でした。また委員から、1,550万円は、単年度予算なのか。どこが主体となって推進しているのかとの質疑に、23年度のみの予算で各課の連携が大切ですが、健康長寿課が中心となって取り組む。第5期介護保険事業計画に向けた介護基盤整備の1つで、介護給付費介護サービスでない部分を、地域で高齢者を支える体制づくりをしていきたいという国の背景があるとの答弁でありました。委員より、平成23年度は時間が足りないのでは。県からお金が来たからという消化型の政策で終わらず、継続した見守り支援ネットワークづくり取り組みをしてもらいたい。中身は豊富だが、人的問題の弱さが心配という意見に対して、1番に要支援の台帳システムを入れること。その次に交流できる場所の整備まではしっかりとしたい。しかし、すべての地区に見守りネットワークができると言われると難しい。平成24年度も続けて働きかけていく中で、できるのではないかと考えているとの答弁でありました。 産業教育分科会関係では、議案第55号所管分として、歳出第7款商工費、第1項商工費、第2目商工振興費の小浜市企業振興助成金について、これは、企業振興条例等の規定に基づき、要件を満たした企業に対し、増設などの規模に応じて助成するもので、今回は株式会社イシダに行うものであります。理事者からの説明では、今回の助成金額の算出は、投下固定資産総額から県の移転補償額等を差し引いた額の25%で算出し、限度額の3,000万円とした旨の説明がありました。質疑において、まず助成対象企業経営状況調査の有無について確認があり、申請書類の中には、経営状況を確認できる書類は、添付書類に含まれていないとの答弁でありました。続いて、今回の助成において、投下固定資産総額から県の移転補償費等を差し引いて計算しているが、そのあたりの基準の有無について質疑がありました。これに対して、助成を行うに当たり、移転補償等が組まれるケースは今回が初めてであり、取り扱いを庁内で検討した旨の説明がありましたが、その取り扱いについては、今後の課題とし、検討したいとの答弁でありました。委員から、今回の補助ケースが今後のリーディングケースになることから、市としての方針として早急にまとめる必要があるとの指摘がありました。再度この点について、部内で検討いただいた結果、今後、国・県・市からの補償金等が発生する場合は、算定基礎評価固定資産総額から補償金等を控除し、助成金を算出することとし、規定の方法については、今後、総務課の政策法務グループと相談の上対応したいと報告がありました。 次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、第3目の農業振興費のおいしい米づくり事業について。これは、JAの大飯カントリーの改修に係る支援で、出荷実績に基づきに行う市町助成であります。これについて、最近では農家が産地直接取引を行うということで、カントリー利用が減少しており、改修にかかる負担がふえることにもつながる。福井米の品質向上は大事であり、市場でのレベル、単価の引き上げという面からもJAに出荷する方、直接取引をされる方の品質の統一も含め、適正な対応をされたいとする意見がありました。 次に、歳出第10款教育費、第5項社会教育費、第6目文化財保護費文化遺産活用推進事業について、これは昭和54年に、国から史跡指定された岡津製塩遺跡の入り口や駐車場を示す看板を改修、新設するものであります。これに対して、製塩遺跡などのような、ほとんどお金をかけなくても貴重な資源があるため、それをもっとPRして活用していく取り組みをされたい。またこれを機に、このような方向性もしっかりと考えられたいという趣旨の意見がありました。 議案第59号、第60号、第61号、第62号、第64号については、職員給与費関連補正予算でありました。 以上が、分科会からの主な調査報告であります。 全体会においては、各分科会長の報告に対し、委員から調査内容を確認するための質疑が行われました。 なお、採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして、予算決算常任委員会の報告を終わります。 △委員長報告に対する質疑の省略 ○議長(池尾正彦君) お諮りいたします。 本報告につきましては、議長を除く全議員で構成する予算常任委員会からの報告でありますので、質疑を省略いたしたいと思います。これにご異議はありませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。よって、本報告に対する質疑を省略することに決しました。 △討論 ○議長(池尾正彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(池尾正彦君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は17名であります。 議案第55号平成23年度小浜市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手
    ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第56号平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第56号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第57号平成23年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第58号平成23年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第59号平成23年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第59号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第60号平成23年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第61号平成23年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第62号平成23年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第63号平成23年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第63号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第64号平成23年度小浜市水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第64号は、原案のとおり可決されました。 △議案第65号から陳情まで ○議長(池尾正彦君) 日程第2 議案第65号小浜市税条例等の一部改正についてより陳情までを一括議題といたします。 △常任委員長報告 ○議長(池尾正彦君) これより各常任委員長の報告を求めます。 総務民生常任委員長、5番能登恵子君。 ◆5番(能登恵子君) 23年第6回9月定例会において、総務民生常任委員会に付託されました議案につきまして、去る9月5日に全委員出席のもと、関係理事者の出席を求め慎重に審査をいたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第65号小浜市税条例の一部改正について、議案第66号小浜都市計画税条例の一部改正について、議案第67号小浜駐車場設置および管理条例の一部改正について、議案第68号小浜自転車駐車場設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第69号小浜暴力団排除条例の制定について、議案第70号災害弔慰金の支給に関する条例の一部改正についての6議案と陳情第5号ポリオ活化ワクチンの早急な導入について意見書を提出を求める陳情、陳情第6号地方財政充実強化を求める意見書採択についてです。 初めに、審査結果についてご報告申し上げます。採決の結果、議案第65号は、挙手多数により可決すべきものと決しました。議案第66号、67号、68号、69号、70号については、いずれも全委員の賛成をもって可決すべきものと決しました。陳情第5号については、挙手多数により趣旨採択となりました。陳情第6号は、挙手全員により採択すべきものと決しました。 審査過程において、主な質疑、意見を申し上げます。議案第67号について委員より、駐車場6カ所の使用料収入全額と、保守点検から管理業務委託の費用を収支するとどのくらいの利益があるのかとの質疑に、平成22年度決算で駐車場使用料として2,100万円の収入があり、人件費、電気代、土地の賃借料などを差し引き、市に入るのが1,100万円で、一般会計繰入金800万円と、300万円を基金積み立てとしているとの答弁でした。その使用料収入は、全額指定管理者の収入になるのか。それとも一部を指定管理者の収入とし、市が指定管理料を支払うのか。どのような形で行っていくのかとの質疑に対し、現在検討中ではあるが、例えば指定管理者使用料収入の中から平成22年度決算で市に入る1,100万円程度を入金してもらい、余分にもうかった場合は、例えば指定管理者との折半というふうに、小浜市の利益が減らないような形で検討していきたいとの答弁でした。今後、この利用料金制度の中で指定管理者がどのような運営ができるのか。利益を落としたくない中で、市民サービスの向上が図れるのかとの質疑に、現在委託をしている機器の管理や清掃は、指定管理者みずからが行えば、その分の経費は落ちてくると考える。1,100万円以外に充当職員人件費、440万円も入っている。市民サービスについては、現在2カ月に1回のパスカード発行が、随時発行など柔軟な対応もできるなど、今よりは向上できると考えるとの答弁でした。また、料金設定はどのようにされるのか。指定管理者の期間はどのくらいなのかとの質疑に対し、現在、条例規則をそのまま引用の予定で、基本的には条例事項なので、もし値上げをするような場合は、議会に諮ることとなる。指定管理者の期間については5年の予定との答弁でした。 次に、議案第69号について委員より、全国的な流れだと思うが、小浜でのトラブルがあったのか。お祭りなどの一時的な屋台などはどうなのか。施設を借りるのに、暴力団関係は禁止とあるが、どのように見分け、対策をとればいいのかとの質疑に、現在全国で22団体7万8,000人、県内には、12団体約560人と聞いている。全国沖縄を除く46都道府県が条例制定をし、各市町も条例を制定している。小浜市には、いないと聞いているが、対策として、警察との情報交換の中で把握していきたい。場売りとか的屋さん全部が対象ではないと思うが、例えば、入札に参加したり、道路を占有というのは、今回の条例の対象ではないと考えるとの答弁でした。 議案第65号、66号、68号、70号については、これといった質疑はありませんでした。 以上が付託議案に対する質疑の内容であります。 次に、陳情第5号については、国が感染の心配のない不活化ワクチンを早ければ来年度に導入する見通しを示し、進めている状況の中であり、その趣旨は、理解できるとするものでした。 なお、議案第65号の採決において、次のような反対討論がありました。 証券優遇税制、上場株式等の譲渡益配当に関わる税額を、大規模投資をするものへの優遇措置を温存する一方で、少額投資家への非課税措置は先送りされた条例改正に対し、反対の討論がありました。 採決の結果は、さきにご報告申し上げたとおりです。 以上をもちまして、総務民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(池尾正彦君) 産業教育常任委員長、8番下中雅之君。 ◆8番(下中雅之君) ただいまより産業教育常任委員長報告を行います。平成23年第6回小浜市会定例会において、産業教育常任委員会に付託されました案件につきまして、去る9月6日に委員会を開催し、全委員出席のもと、関係理事者の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第71号小浜市営体育施設の設置および管理条例の一部改正についての1議案であります。 初めに、審査の結果をご報告申し上げます。採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決しました。 まず、議案の内容でありますが、南川町に設置されておりました小浜市弓道場が、総合運動場内に移転することに伴い、小浜市営体育施設の設置および管理条例中の弓道場関連の整理を行うもので、平成23年12月1日から施行し、同施設を供用開始するものであります。 審査の過程において、質疑を通じ、各委員から次のとおり意見がありました。今回の弓道場の移転建築には、約5,500万円の巨費をかけている。競技人口約50名、年間約3,600名の利用であるが、宝の持ちぐされにならないよう、競技人口の拡大に向け、市民にしっかりPRしていただきたい。また、近隣に弓道場がないのならば、小浜市民に限定するような方向でなく、施設を生かすためにも、利用拡大、利用率アップに向け、近隣へのPRに取り組んでいただきたいとの意見がありました。 以上が付託議案に対する審査の概要であります。 討論はありませんでした。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして産業教育常任委員会の報告を終わります。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △討論 ○議長(池尾正彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(池尾正彦君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は、17名であります。 議案第65号小浜市税条例等の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (多数挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手多数であります。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第66号小浜都市計画税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第66号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第67号小浜市営駐車場設置および管理条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第67号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第68号小浜自転車駐車場設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第68号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第69号小浜暴力団排除条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第69号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第70号災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第70号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 議案第71号小浜市営体育施設の設置および管理条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、議案第71号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(池尾正彦君) 陳情第5号ポリオ活化ワクチンの早急な導入について意見書の提出を求める陳情を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。陳情第5号を委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、陳情第5号は、趣旨採択とすることに決しました。 ○議長(池尾正彦君) 陳情第6号地方財政の充実・強化を求める意見書を採択についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、採択であります。本陳情は、委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、陳情第6号は、採択することに決しました。 △意見書案第2号 ○議長(池尾正彦君) 日程第3 意見書案第2号地方財政の充実・強化を求める意見書を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 5番、能登恵子君。 ◆5番(能登恵子君) ただいまに日程第3をもちまして議題に供していただきました意見書案第2号地方財政充実強化を求める意見書について、提案理由の説明をさせていただきます。 東日本の大震災によって、東北、関東では多くの自治体が甚大な被害を受けました。今後は、自治体が中心になった復興が求められています。また、地域の雇用確保、社会保障の充実など、地域のセーフティーネットとしての地方自治体が果たす役割は、ますます重要となっています。 特に、地域経済と雇用対策の活性化が求められている中で、雇用の確保とを結びつけた政策分野の充実・強化が求められています。2011年度予算では、地方交付税について、総額17.5兆円を確保しており、2012年度予算においても、震災対策費を確保しつつ、今年度と同規模の地方財政計画、地方交付税が求められます。そうしたことから2012年度の地方財政予算全体の安定確保に向けて、政府に次の3項目について要望するものです。 1、被災自治体に対する復興費については、国の責任において確保し、自治体の財政が悪化しないよう各種施策を十分に講ずること。 2、医療福祉分野の人材確保を初めとするセーフティーネット対策の充実、農林水産業の再考、環境対策など、今後増大する財政需要を的確に取り入れ、2012年度地方財政計画、地方交付税総額を確保すること。 3、地方財源の充実・強化を図るため、国・地方の税収配分5対5を実現する税源移譲と格差是正のための地方交付税確保、地方消費税の充実、国の直轄事業負担金の見直しなど、抜本的な対策を進めること。 以上の内容もちまして、地方自治法第99条の規定に基づき、関係行政機関に意見書を提出させていただきます。詳細につきましては、配布されております意見書案のとおりとさせていただきます。 皆様方のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託省略 ○議長(池尾正彦君) お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第2号については、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議はございませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(池尾正彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 △採決 ○議長(池尾正彦君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は17名であります。 意見書案第2号地方財政の充実・強化を求める意見書を採決いたします。 本案は、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(池尾正彦君) 挙手全員であります。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。 △議案第72号 ○議長(池尾正彦君) 日程第4 議案第72号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(池尾正彦君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました議案第72号につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 議案第72号教育委員会委員の任命についてでございますが、現在、本市の教育委員会委員としてご活躍をいただいております畠中美智惠氏は、本年10月23日をもってその任期が満了いたします。その後任として入江深砂氏を本市教育委員会委員に任命させていただきたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会のご同意をお願いするものです。 入江氏は、昭和36年9月22日の生まれで、小浜市千種一丁目8番23号にお住まいでございます。昭和62年3月に京都大学をご卒業後、平成7年4月からは朗読研究会スプリングの会員として学校教育にご尽力されておられます。また、平成13年4月からは、雲浜小学校で学校図書ボランティアを始められ、図書に対する興味・関心・意欲を高める活動に取り組む等、より親しみやすい図書室づくりに多大な貢献をされておられます。 入江氏は、人格高潔で社会的信望も厚く、教育に対する識見はまことに高く、教育委員会委員として最適任者と存じお願いを申し上げる次第です。 以上が提案理由の説明でございまして、何とぞよろしくご審議賜り、ご同意くださいますようお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(池尾正彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託、討論の省略 ○議長(池尾正彦君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております。議案第72号については、人事に関する案件でありますので、委員会の付託ならびに討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。     (異議なし) ○議長(池尾正彦君) ご異議なしと認めます。よって、議案第72号については、委員会の付託ならびに討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 △採決 ○議長(池尾正彦君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は17名であります。 議案第72号教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 本案は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(池尾正彦君) 起立全員であります。よって、教育委員会委員に入江深砂君を任命することに同意することに決しました。 △散会 ○議長(池尾正彦君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 明23日から10月4日までは休会とし、10月5日は定刻本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。                           午前11時44分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           平成23年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   3番           署名議員   15番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。       小浜市議会事務局長  前野光信...