小浜市議会 > 2001-09-21 >
09月21日-04号

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  1. 小浜市議会 2001-09-21
    09月21日-04号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
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    平成13年  9月 定例会(第4回)     平成13年9月21日小浜市議会定例会会議録(その4)出席議員24名  1番 池田英之君    2番 西本正俊君    3番 富永芳夫君  4番 荒木 弘君    5番 清水正信君    6番 池尾正彦君  7番 重田辰男君    8番 小堂清之君    9番 中村千代子君 10番 岡尾正雄君   11番 宮崎治宇蔵君  12番 山本益弘君 13番 水尾源二君   14番 山口貞夫君   15番 石野 保君 16番 杓子 明君   17番 深谷嘉勝君   18番 岡 明男君 19番 山崎勝義君   20番 中野健一郎君  21番 浜岸利一君 22番 石橋和彦君   23番 松尾 剛君   24番 木橋正昭君欠席議員 なし地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名    市長           村上利夫君    副市長          牧野百男君    収入役          芝田敏捷君    市長公室長        三嶋善巳君    市長公室次長       田端浩之君    市長公室企画調整課長   富田 実君    総務部長         澤 憲明君    総務部総務課長      小林俊一君    総務部財政課長      東 武雄君    民生部長         杉山 勲君    民生部社会福祉課長    田井克巳君    民生部健康長寿課長    栗原 茂君    産業部長         和田孝夫君    産業部次長        中野 繁君    産業部農政課長      建矢金雄君    建設部長         竹内 齊君    建設部次長        中村純一君    建設部建設課長      長尾一彦君    教育委員会教育長     食見直孝君    教育部長         儀峨雅美君    教育部教育総務課長    小畑正純君    教育部文化社会教育課長  服部由幸君議会事務局長及び書記    議会事務局長       吉村 明    次長           塩野喜一郎    書記           伊須田 尚    書記           大山祐子日程第1  認定第1号 平成12年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定について      認定第2号 平成12年度小浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第3号 平成12年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第4号 平成12年度小浜市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第5号 平成12年度小浜市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第6号 平成12年度小浜市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第7号 平成12年度小浜市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第8号 平成12年度小浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第9号 平成12年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第10号 平成12年度小浜市西津東部地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第11号 平成12年度小浜市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第12号 平成12年度小浜市国民宿舎事業会計決算の認定について      認定第13号 平成12年度小浜市水道事業会計決算の認定について日程第2  議案第63号 平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)      議案第64号 平成13年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第65号 平成13年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議案第66号 平成13年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)      議案第67号 平成13年度小浜市西津東部地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)      議案第68号 平成13年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第69号 平成13年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)      議案第70号 小浜市退隠料等条例等の一部改正について      議案第71号 小浜市の公の施設の設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第72号 小浜市の公の施設の使用条例の一部改正について      議案第73号 小浜市公の施設の管理委託に関する条例の一部改正について      議案第74号 小浜市スポーツ振興基金条例の一部改正について      議案第75号 小浜市市税条例の一部改正について      議案第76号 小浜市社会教育委員設置条例の一部改正について      議案第77号 小浜市食のまちづくり条例の制定について      議案第78号 小浜市サイクリングセンターの設置および管理に関する条例の制定について      議案第79号 小浜市営公園の設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第80号 一般廃棄物の撤去に関する和解について      議案第81号 小浜市道路線の変更および廃止について      議案第82号 福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合の共同処理する事務の変更および同組合規約の変更について陳情日程第3  意見書案第5号 義務教育就学前の子供に対する医療費無料制度の改善を求める意見書日程第4  意見書案第6号 国民健康保険療養費国庫負担金の調整の廃止を求める意見書日程第5  意見書案第7号 小中高等学校「30人以下学級」の推進等に関する意見書日程第6  意見書案第8号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書日程第7  意見書案第9号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書日程第8  意見書案第10号 WTO農業交渉への意見反映に関する意見書日程第9  意見書案第11号 高規格幹線道路(近畿自動車道敦賀線)の建設促進に関する意見書日程第10 議案第83号 平成13年度小浜市一般会計補正予算(第4号)日程第11 議案第84号 監査委員の選任について日程第12 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(杓子明君) これより本日の会議を開きます。            (午前11時0分) ○議長(杓子明君) 諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(吉村明) 報告をいたします。 9月17日総務、建設、産業経済、教育民生の各常任委員会が開催されました。 9月18日産業経済常任委員会が開催されました。 同じく18日ケーブルテレビ若狭小浜取締役会が開催され、議長が出席をいたしました。 19日各派代表者会議並びに第6回議会組織検討委員会が開催されました。 20日議会運営委員会が開催されました。 21日ただいま全員協議会が開催されました。 ただいまの出席議員は24名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は村上市長ほか21名であります。以上でございます。 ○議長(杓子明君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により議長において6番池尾正彦君、22番石橋和彦君を指名いたします。 本日の日程は配付いたしました印刷物のとおりであります。 日程第1 認定第1号平成12年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定についてより認定第13号平成12年度小浜市水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第1号より認定第13号については9月6日設置の決算特別委員会に付託中でありますが、委員長より今期定例会において結論を出しがたいので小浜市議会会議規則第102条の規定により閉会中の継続審査の申し出がありました。 認定第1号より認定第13号については、決算特別委員会委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、認定第1号より認定第13号については、決算特別委員会委員長より申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。 日程第2 議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)より陳情までを一括議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情のうち陳情第10号道路改良事業の納得できる必要理由提示等に関する陳情書については、建設常任委員長より今期定例会において結論を出しがたいので小浜市議会会議規則第102条の規定により閉会中の継続審査の申し出がありました。 陳情第10号については、建設常任委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、陳情第10号は、建設常任委員長より申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。 これより各常任委員長の報告を求めます。総務常任委員長、3番、富永芳夫君。 ◆総務常任委員長(富永芳夫君) ただいまより総務常任委員会の報告をいたします。 平成13年第4回小浜市議会定例会におき総務常任委員会に付託されました諸議案につき、去る9月17日委員会を開催し理事者、説明員の出席を求め全委員出席のもと慎重に審査を行いました。 当委員会に付託されました議案は、議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳入全般及び歳出第2款総務費(教育民生常任委員会所管事項を除く)、第11款公債費、第2条、第3条、議案第70号小浜市退隠料等条例等の一部改正について、議案第75号小浜市市税条例の一部改正についての3議案であります。また当委員会に付託されました陳情は、陳情第11号公務員労働者の新賃金早期決定についての陳情であります。 初めに審査結果について御報告申し上げます。採決の結果、議案第63号、議案第70号、議案第75号の3議案とも全員の賛成をもって可決すべきものと決しました。また陳情第11号は、全員の賛成をもって採択すべきものと決しました。 審査の過程において論議された主な事項の概要を御報告申し上げます。 議案第63号小浜市一般会計補正予算(第3号)の歳入第16款繰入金第1項基金繰入金について、当初予算に計上された減債基金繰入金が半年経過のこの9月期に減額補正するのは時期尚早ではないかとの質疑に対し、地方交付税が8月に確定したのに伴い、臨時財政対策債の額も確定し、これらの額を見て減債基金の繰り入れを減額したとの答弁がありました。 同じく歳入第19款市債、臨時財政対策債について説明を求めたのに対し、臨時財政対策債はこれまでの地方交付税で補填されていた地方の財源不足について、国と地方の責任を明確にする観点等から地方交付税特別会計の借り入れ措置が見直された結果、減少する地方交付税にかわる財源として起債するものである。今年度県より小浜市に示された額が1億8,000万円で、今年度初めてこの起債を財源とした。平成14年度は3億6,000万円を想定している。この起債は3年据え置きで20年間で全額交付税算入措置がされるとの説明がありました。 同じく歳入第19款市債、商工債の充当先の食のまちづくり拠点施設整備事業に関し、(仮称)御食国会館事業費は中長期財政計画の中で財政的に対応できるのか、財政当局の見方、考え方はどうかとの質疑に対し、現在平成16年度までは投資的事業に一般財源9億円、起債11億円の計20億円の入口ベースでやっていこうと計画している。ここ3年ほどは一般財源、起債の20億円前後に国県補助の特定財源を加え、出口ベースで投資的事業を30億円で進めてきた。したがって2カ年にわたり(仮称)御食国会館事業費を入れてもクリーンセンター、総合福祉センターも終わることから投資的事業に十分入ると考えている。また建設後の維持管理費は産業部の試算で4,000万円程度と見通しであるが、この事業による市税への反映も考えられ、また目に見えない形で市民の皆様の中で小浜市のまちづくりの声が盛り上がってくれば金銭にかえられないものがあると考えている。なお拠点施設の維持管理の部分で、民間活用の活用をも想定しているが、財政当局としてもこの点期待しているところとの答弁がありました。 次に食のまちづくり拠点施設整備事業が展開される中で、今後予想されるリゾート新線への取り組み、不燃物最終処分場の整備、小浜病院整備拡張、西街道負担費、近畿自動車道負担費小浜小学校移転改築、旧清掃センターの解体処理、霊場施設の整備や中長期財政計画でどのように位置づけられているのかとの質疑に対し、10年のスパンの中で主要事業が競合しない形で事業推進が図れるよう考えているとの答弁がありました。 歳出第2款総務費第1項総務管理費第7目企画費、地域生活路線バス運行対策事業についてバス停留所への地区要望はどのように受けているのかとの質疑に対し、区長連合会を通じ各地区区長会、区長へ下ろしながら対応をしている。なお新規バス停留所のうち約50カ所は未定の増設見込み数で、なければ減額するとの答弁がありました。またバス停留所の設置場所についての質疑に対し、現在の停留所の位置を中心に考えているが、地区の要望で移動も考慮する。1集落で2カ所も可能だが、基本的には500メートルは離れていることが条件であるとの答弁がありました。また事業費見込みや現段階試算で1億6,000万円、通年ベースで国県補助金3,500万円、運賃収入3,000万円、市の負担が9,000万円と見込んでいる。現在の小中学校通学助成が6,000万円、この差額3,000万円が負担増分となる。交付税措置への要請でこの部分の市の持ち出しを極力抑えたい。なお通学助成の保護者負担は若干調整を要すると考えている。また公共施設への利用についても、運賃体系の基本は変えられないが何らかの策が必要との認識でいる。また事業開始後の運行計画の見直しについては、バス協議会を今後も残し、利用状況等を考慮しながら市民の皆様の意見を吸い上げ、例えば1年後に見直すなど適時対応したいと考えているとの説明がありました。 歳出第2款総務費第1項総務管理費第10目諸費のボランティア支援事業としての小浜地域通貨支援事業について、地域通貨は小浜市の実情に合ったものをとの考えを前提によく研究してほしいとの意見がありました。 なお3議案とも討論はありませんでした。採決の結果は、先に御報告申し上げたとおりであります。以上をもちまして総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(杓子明君) 建設常任委員長、13番、水尾源二君。 ◆建設常任委員長(水尾源二君) ただいまより建設常任委員長報告を行います。 平成13年度第4回小浜市議会定例会において当委員会に付託されました6議案について、去る9月17日に関係理事者の出席を求め全委員出席のもと委員会を開催し慎重に審査をいたしました。 初めにその結果について御報告申し上げます。議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳出第8款土木費、議案第64号平成13年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第67号平成13年度小浜市西津東部地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第69号平成13年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第79号小浜市営公園の設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第81号小浜市道路線の変更および廃止について、以上の6議案は、いずれも賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。以下審査の中で次のような意見がありましたので申し添えさせていただきます。 中心市街地の活性化基本計画事業については、平成15年若狭路博の開催予定に合わせてまちづくりを目指しての(仮称)御食国会館の建設計画があり、これに並行してアーケード、街路樹、街路灯等の周辺の環境整備を積極的に進め、まちづくりの活性化を図るべきとの意見がありました。新設の松ヶ崎公園については、地域住民の意見を十分反映する中で、管理清掃業務については観光都市の名に恥じないよう万全を期していただきたいとの意見もありました。ほかにさしたる意見、討論もなく、採決の結果は、先に御報告させていただいたとおりであります。以上をもちまして建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(杓子明君) 産業経済常任委員長、14番、山口貞夫君。 ◆産業経済常任委員長(山口貞夫君) ただいまより産業経済常任委員会報告を行います。 平成13年第4回小浜市議会定例会において産業経済常任委員会に付託されました以下の案件につきまして、去る9月17日、18日の両日にわたり委員会を開催し全委員出席のもと関係理事者の出席を求め慎重に審査をいたしました。その結果と概要について申し上げます。 議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、議案第65号平成13年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第66号平成13年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)、議案第77号小浜市食のまちづくり条例の制定について、議案第78号小浜市サイクリングセンターの設置および管理に関する条例の制定について、議案第80号一般廃棄物の撤去に関する和解について、以上6議案のうち議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳出第7款商工費4目食のまちづくり拠点施設整備費は、口述する委員全員の統一質疑に対する市の回答を計画的に実行することを前提条件にしてすべての議案は、全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に陳情書についてでありますが、陳情第12号WTO農業交渉への意見反映を求める陳情書につきましては、全員の賛成をもって採択すべきものと決した次第であります。 以下審査の概要について申し上げます。議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳出第5款労働費は勤労福祉会館施設管理経費として78万6,000円を放送設備の故障、更新と築後20年を経過している冷暖房施設の修繕を行うための補正であります。また働く婦人の家運営管理費の6万円は建築基準法の一部改正により県の見直しがあり、これによる検査項目の追加があるため補正するものであります。いずれも特段の質疑、意見はありませんでした。 第6款農林水産業費において1項農業費のうち3目農業振興費1,988万8,000円計上されていて、主として低コスト集落農業条件整備事業補助金であります。これに対して各委員から次のような質疑がありました。1、低コスト集落農業条件整備事業補助金1,366万4,000円に対して機材を購入するが、どのようにコスト低減ができるのかとの問いに対し、カントリーにトラックスケールを導入して待ち時間の削減、またラジコンヘリの増設をして航空防除の需要増にこたえる。また大豆コンバインを導入して一気刈りによる脱穀で省力化を図るとのことでありました。 次に1項農業費のうち7目食のまちづくり推進費は、市が進めている食のまちづくり事業のプログラム全般にわたり広く普及、推進を図ろうとするもので一部減額補正を含め933万5,000円が補正計上されております。これに対して各委員から次のような質疑がありました。1、食のまちづくり普及啓発事業費207万8,000円のうち条例制定に伴う逐条解説集500部の配付対象先はどこかとの問いに対し、250部は市の出先機関及び議員、あと250部は近隣市町村や本事業関係の代表者等に配付するとのことであります。2番、シンボルマーク策定に当たり、これに張りつける農作物の種類や生産量を把握しているのか、資料提出も求めた問いに対しまして、すべての農産物にシンボルマークを張りつけるのは無理で、まず生産者と出荷先のはっきりしている小浜の特産品であります一寸そら豆、夏秋ナス、若狭アメなどから始めたい。なお生産額についてのデータが後ほど提出されました。また魚については漁連の扱う分、地場産で5億8,000万円、青果物は12%から15%が地場産で1億5,000万円程度あり、今後漁連等とも詰めていきたいとのことでありました。またシンボルマークは小中学校、高校、一般から公募したい、この審査員は7名予定している。最優秀賞1点を選び、商標登録をしシール化して農産品から始め拡大していきたいとのことでありました。3番、若狭小浜物語プログラム策定事業費945万円について、その内容の詳細説明を求めました。これに対して拠点施設ができたときにここを中心に小浜の顔をPRすること、従来はイベント1つ1つするごとに、例えばお水送りをするとそれだけを集中的にPRしていたものを市全体の顔が見えるようなPRとしたい、またそれは小浜が持っているすべての観光資源、例えばエンゼルラインなどを紹介し、文化、歴史などをぐるっと回ると物語性ができ上がるような仕掛けとしたい。そのためにまず拠点施設へ来てもらい、ここで小浜の顔がすべてわかるようにしようとするものでありますとの答えであります。またこのプログラムは施設完成後5年間継続して、経営も含めた利用のあり方をソフト面で市と外部の目で調査していくとの説明でありました。4番、食のまちづくりを市が一丸となって進めていく上で、現在のとらふぐ王国に対する関係者の評価と温度差をどのように協調させていくのか、検証しながらクリアすべき問題が多い、これとの取り組みが極めて重要ではないかとの質疑に対し、トラフグの品質、栄養等については個々の店に自覚してもらうより仕方がない、食のまちづくり条例では市民にもまちづくりに努めてもらうようになっている。そのための普及啓発対策はしっかりとやっていきたいとのことであります。またトラフグは小浜の一つの顔である。御食国としてとらふぐ王国や鯖街道もあってもよいとのことでありました。 第6款農林水産業費4目集落環境整備費について、これは仏谷集落における生活環境改善のため、集落道路を拡幅するための測量設計調査費でありますが、今日の新規公共事業採択の厳しいとき、その見通しはどうかとの質疑に対し、この事業は既に水産庁とも協議済みであるとのことでありました。 第7款商工費1目商工総務費について、今回の補正1,110万円は4月1日の人事異動及び機構改革による職員給与費であるが、これに関連して雇用促進室は、今日小浜の雇用情勢をどのように考え、施策を推進しようとしているのかとの問いに対しまして、小浜の高校生求人倍率は7月末で0.58である。8月には多少上がっていると聞いている。民間企業への支援、企業振興条例の要件緩和、ベンチャー企業への支援策などを進めていきたい。また9月には東京、大阪に本社を持つ会社のうち8社との情報交換会を開催、小浜市の支援のあり方等につき懇談、今後も継続してやりたいとのことでありました。また今小浜の優遇制度のPR、企業の個別聞き取り調査などを行っている。目に見えてるものは改革がなかなか難しいが、少しずつ取り組んでいきたいとのことであります。また企業振興条例の見直しはできるだけ早くしたいとのことであります。そして庁内全庁体制で横の連絡により解決せねばならない問題も多々あると説明がありました。 次、議案第65号平成13年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、この議案の主な内容は、国県の補助事業の減額見直しによる歳入歳出の補正であるとの説明であったが、委員から次のような質疑がありました。1番、中名田地区が平成16年を最終として集排の大きな事業はほぼ終わることになるが、これ以外の地区の下水道整備が市全体としてどのように取り組んでいくのか、全体像を示すべきであるとの質問に対し、まず須縄、奥名田、新滝地区は組合設立に向けて進んでいる。平成18年度採択目標をしている。下根来は今のところ動きはない。阿納尻地区は半分以上合併浄化槽で整備されていて、地区の考えもまとめなければならない。若狭地区、忠野地区など合併浄化槽であるが今後どうしていくのか、制度とか地元の意向など十分に説明をして対応をしていく。2番、繰り越し事業の遅れが多かったためにこの減額になったのではないか、実態をどのように把握しているのかとの問いに対し、補助金申請は当初の目標どおりであったが、初めてのケースで国の意向もあるのかなとの推測されるとのことでありました。3番、補助金の減額はしたが、職員給与費が増額になっているのは繰り越しがあるからだろうが、農排事業に関する人員配置はこれでよいのか、無理をしていないのか、必要な事業に必要な人員を配置し管理監督することで能率を上げることも行革の主要な目的であるとの意見でありました。また漁業集落排水施設や農業集落排水施設の技術職員は横断的に有効に機能させるべきとの考えがあるがどうかとの質疑に対し、事業は先の理由により減ったが、繰り越し事業の進捗を早めるためにも、また平成9年ごろから平成13年は農排事業のピークの時期でもあり、人員を増やしてもらっている。技術職員の配置は早急に見直すべきと考えているとのことでありました。 議案第66号平成13年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)について、人事異動による変更で職員給与管理費を一般会計から繰入金補正をするもので、特に質疑、意見はありませんでした。 議案第77号小浜市食のまちづくり条例の制定について、各委員の質疑は次のとおりであります。1番、条例案第32条には、市はこの条例に基づいて産業、環境、福祉、教育等必要と認められる分野の条例、規則、その他の指定の整備に努めるものとするとあるが、現在の小浜で対象となる条例の数とその内容及び新たな分野での条例等の制定について説明を求めました。まず既存条例では、平成12年度末で479本あり、その多くが施設の設置や管理条例であり、もっぱら今回の条例制定に当たり整備を進めなければならないものは条例関係で8本が考えられます。その内容は、食のまちづくり条例案第18条、環境保全の関係で、小浜市環境簡易水道設置条例第4条、衛生管理のほか、次小浜市建設用機械の貸与に関する条例第3条、貸与の条件、小浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条分第4条、6条、事業者の責務、市民の責務ほか、小浜市企業振興条例第6条、指定の取り消しほか、小浜市伝統的建造物群保存地区保存条例第4条、現状変更行為の規制ほか、小浜市文化財保護条例第51条、環境の保全ほか、小浜市漁港管理条例第4条、漁港の保全ほか、さらに食のまちづくり条例案第30条では表彰の関係から小浜市表彰条例第2条、被表彰者の選考。 次に新たな分野で条例等の制定に必要とするものは、都市景観条例、水質保全条例、生涯学習条例など産業、環境、福祉、教育等の分野での整備はもとより積極的な施策の展開が求められているとして必要なものから早く取り組みたいとのことでありました。食品衛生などに関連してくる条例規制では、上位法の中にあるものはこの条例案では規制していないとのことでありました。 次に地産地消の勧めなど市民、生産者にはこれの取り組みをどうしていくのか、また学校給食などへの取り組みとその進捗状況のフォロー体制などはっきりとやれる姿勢を示すことを求め、これに対して組織など体制づくりに取り組むことを表明しました。 3番、この条例案はいたるところに他の条例に影響している、食品に関してどのような教育をしていくのか全庁体制で取り組むこととの意見に対し、部課長会で説明はもとより課員に徹底を図り、職員研修などにも取り組むとの説明でありました。 議案第78号小浜市サイクリングセンターの設置および管理に関する条例の制定については、若狭の里サイクリングセンターが小浜市総合福祉センター内に移転され、10月1日から供用開始するに当たり、必要な体制を加えて新たな条例を制定しようとするもので特段の質疑、意見はありませんでした。 議案第80号一般廃棄物の撤去に関する和解についての審査でありますが、これは現在市が進めています口名田地区農業集落排水事業の中で、平成12年に処理場施設用地を取得し工事を施工していたところ、掘削箇所から鉄くず、ゴムタイヤ等の一般廃棄物が出てきた。この一般廃棄物の撤去について取得時の所有者、和解相手でありますが、これと話し合いを続けてきましたが、この撤去について今回相手方との和解が成立したので、これによる費用負担について取得時の所有者負担150万円、小浜市負担金576万3,000円でありますが、この質疑の中で、委員から取得契約前になぜわからなかったのか、またボーリングしたにもかかわらずわからなかったことからもおかしい、取得の過程でもっと厳しくすべきであるとの指摘がありました。これに対し、1、契約の前には現地調査をしたが、当時は盛り土によってわからなかった。2、ボーリングでは場所と数が従来からの経験則で2カ所と決めたため、たまたま廃棄物に当たらなかった。3、また土壌汚染がないかの調査を行い異常はなかったとの釈明がありました。今後このような不手際のないような用地調査に取り組むことを強く申し入れをしました。 最後になりましたが、議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳出第7款商工費4目食のまちづくり拠点施設整備費の審査経過を申し上げます。この予算案は、食のまちづくり拠点施設整備事業として事業費総額7,436万9,000円のうち、今回5,399万7,000円が計上されているものですが、その内容は食のまちづくり拠点施設整備に要する設計委託料、建物設計に関するプロポーザル実施に要する経費、その他拠点施設整備に関する経費であります。この概要に基づき、今日市民が重大な関心を持っている食のまちづくりにこの拠点施設が名実ともに若狭小浜のシンボルとして機能させるためにどのような課題があるのか、拠点施設整備事業スケジュールや関係資料の提出をさせ、その問題点を掘り起こしながら審査をしました。 以下にその各員からの質疑等の要点について報告します。1番、御食国食のまちづくりプロジェクトの提案は、補助金制度の適否にかかわらず施設の機能面を中心に検討されてきてます。今回の市の提案する事業概要は、補助金の範囲内での機能面の構想であり、プロジェクトとのすり合わせはできていると考えてよいのかどうかにつきまして、これは今回の議会承認が終わればその後説明をしたいとのことでありました。 次に2番目に温浴施設について3点ばかりの質問があります。温浴施設について、この施設は薬草風呂とされているが、温泉の考えはないのか、いわゆる薬湯での事業委託とするのか、薬草についてその種類、生産形態と事前調査ができているのか、海藻風呂の構想もあるというがどのようなものか、温泉プロジェクトチームとの連携はできているのかとの3つの質問に対し、若狭の薬草は歴史的にも伝統があり、よそにないものを目指している、また温泉も可能性があれば考えたい。しかしこの計画は薬湯風呂でスタートし民間業者に委託、検討をしている。また薬草の種類はハーブ、ショウブ等その他あるが農家との契約栽培などで転作田の利用にもつながる。最終的には温浴施設委託業者との話し合いになる。また海藻風呂についても長寿伝説につながるような種類を選び、薬事法ともあわせて大学の研究者に意見を聞いているところであるとの答えでありました。 3番、施設調査内容について、地質調査箇所は何カ所か、これは3カ所で30メーターのボーリングをする予定とのことであります。 次に建物設計の内容は、食文化体験館、食工芸館の2つを中心とし展示機能、料理体験機能、いやしの機能、情報発進機能、工芸機能、伝統工芸伝承機能を備えた施設の設計費であるとのことであります。 次に風呂などには大量の水を使うが、小浜の地下水位も年々下がっている。水の使用量も把握して環境悪化にならないような手だてを講ずるべきとの意見でありました。 次にこの施設の温浴施設以外に民間が参入する施設の追加や機能の変更ができないのか、各種団体とも懇談をしてきた中で提言がなかったのか、また議会上程前に市民から多くの意見が寄せられてきたはずで策定段階での修正など、庁内論議がなかったのか、例えばレストラン、喫茶、土産店、シアターなどであります。これに対して3つの機能、ミュージアム機能、温浴機能、工芸の里機能の基本構想については変更できない。また補助事業の対象にもなるかならないかという問題も出てくるということであります。 次に全体意見の集約ができていないため、その協議はしていないとのことであります。 そしてこの機能を先に決定し、それに合う補助事業を採択したいうことであります。補助事業の制度に合わせたわけではない、また財源手当ても無視できない、補助事業を有効に利用し、市の負担を減らすことのできるのがこの3つの機能で、それゆえに変更はできないとのことでありました。 ここで理事者から施設整備に関する意見取り入れの可能性調書の提出を求め、その説明を受けております。 5番目として、全体スケジュールについてどのようになっているのか、また議会とのかかわり合いはどうなのかの問いに対し、議会終了後、直ちに学者、職員、一般の人から7名から構成するプロポーザル委員会を立ち上げ、20から25社に統一仕様書を提出し、11月末にはその提案書を審査して絞り込む予定とのことであります。議会に対しては3月ごろまでにいろいろな意見を聞く場を持つつもりであるとのことであります。 以上のような審査を進めていく中で、確固たる行政判断を示すべき重要な問題点について判断を求めるため、牧野副市長の出席を求め、以下に述べる項目の全委員の統一質疑として申し入れ、回答を求めました。 前段、今議会に提出された食のまちづくりに関する条例案及び拠点施設整備事業案に関しまして、共通の問題点を指摘しました。すなわち市民参加の決定を判断する前に計画の立案から議会審議と決定及び実施への総合プロセスをどのように進めていくのか、あらかじめそのプログラムが確立されていなかったことであります。すなわち村上市長御就任早々に政策遂行のため15プロジェクトを立ち上げられ、特にこの食のまちづくり関連についてはこのプログラムが庁内の未整備のまま、さらに牧野副市長が御就任され、県及び関係方面に対して極めて積極的に行動されましたことは高く評価ができるところであります。しかし、この段階でも庁内体制が追従し切れなかったと見えます。この庁内体制とは、各部門間の連携とその部門に関連する市民のかかわり合いが連動しなかったことで、つまり市民は単に参加しただけのいわゆるアリバイ参加であって、プロセスへの参加にまでつながらなかったのではないかと思われます。したがって計画立案のまとめの段階で、議会への説明のタイミングと市民理解の温度差が十分に埋められなかったのではないかと評価されます。今後、この関係修復に注力をしていただきたいと申し入れしました。これに対して市民参加の重要性を痛感している、市民の意見を聞く機会が少なかったことを反省している、大きな事業にしては期間が短かったことや庁内をまとめる時間も必要としたため、議会への相談が遅れたことを反省しているとの認識を示されました。 それでは統一質問と市の対応について申し上げます。順不同でございます。1番、温浴施設は薬湯ということであるが、温泉の泉源調査をする意思はあるのか、これは新年度当初予算で泉脈調査を計上したいとのことであります。2番目、設計の進捗の過程で適宜議会に意見を求める場を持ってほしいということに対して、基本的な部分での返答はできないことは申しわけないが、議会、市民、各種団体の意見をできるだけ反映させて実施設計したい。場の持ち方に関しては十分検討したい。3月までは時間的な余裕もあるので何度か会議の場を持ちたいとのことでありました。3番として、施設の当初計画における赤字分、財源持ち出しをいつまでも続けるべきではない、これの歯止めの方策を構築すべきであるとのことでありました。そのためにもなお一層の行財政構造改革に取り組み、財政圧迫の減少を図ることを求めております。これに対し、温浴施設とミュージアム維持管理費で4,500万円と計算しているが、温浴に関しては赤字補填はしない。利用料金体制の中で入浴してもらうことになる。福祉的な面ではいろいろ考えなければならない、計上している1,500万円の赤字は民間の経営努力によって吸収してもらいたい、民営できるような手法も考えて、民間でも赤字補填なしで経営できるような施設整備をしたいと考えている。起債償還のこともあるので、長期の契約にたえ得るようなものを改めて模索していきたい。ミュージアム機能については財団を設立し運営できないかとも考えている。公的団体を財団化し、使用許可を出してそこに委託する形を取りたい。どういった団体を財団化するかにつきましては、意見を聞いて検討していく、そういった中で終始改善に努めるとのことであります。4番、薬湯の黒字化が難しい、施設内には食関係の施設や体を休める施設が必要であるが、どう考えるかとの問いに対し、レトルトで対応できる部分とある程度の食事ができる部分が必要と思う、整備していかねばならないと考えている。5番、施設自体は赤字であっても周辺への波及効果があるのならそれをフォローできる体制が必要ではないかとの問いに対し、一過性のものではなく持続性のあるものを御食国会館の中で常に企画していかなければならない、そのためには職員の意識改革に伴い、市民の意識改革も必要である。これは行政の大きな課題である。6番、拠点施設の中心市街地に対する波及効果をどうチェックしていくのかに対し、平成15年若狭路博に向けて駅から川崎まで整備する。商店街の求めるまちづくりができるよう意見を聞き、川崎まで統一的な整備をしたい。市の財源では苦しいものがあるので、交付金事業、県事業など財源措置をお願いしたいと考えている。駅前から川崎までを散策できるような整備をして商店街に波及効果が出るようにしたい。7番、今の段階から拠点施設の経営責任者を決定し、初めから企画に参加させ責任のとれる体制に整えるべきではないかとの問いに対し、最初の発想は公営、公設であったので今となっては反省点もあり、1つの方法としてあってもよいかなと思っている。財団ができればその責任者に任せればよいと思う。庁内組織についてはできるだけ民間主導でやっていきたい。行政のかかわり方についても検討していきたい。また食のまちづくりに関連して4月に庁内組織を大幅に変更する予定で、内容は現在検討中とのことでありました。8番、なぜ外港を選定したのか、市民の疑問に対して説明をすべきとの意見に対しまして、他に大きな場所がないし財源的な面から考えると安価であると考えたからです。また場所はなかなか決まらなかったのが今回計画の遅れた原因の1つかもしれないと反省をしています。また食という観点から考えると魚の集まるところであり、会館を中心として市場、フィッシャーマンズワーフ、周辺の加工工場がネットワークの中で連携できると考え、またかいわい性を持たせることができればと考えている。また外港でなければできないオンリーワン施設として今後どのように発展させていくか考えたい、市街地から若干遠いので難しいところもあるがとの説明でありました。9番、商工会議所に対して将来産業会館構想をどうするのか説明が要るのではないかとの問いに対し、県では産業会館を建てるといった検討はしてない。工芸の里構想の中で取り組める部分は約6億円、会館の中で伝統的産業の拠点施設だけは何とか取り入れたいと考えている。商工会議所と各種団体との話し合いは積極的に進めていくとのことでありました。 以上をもちまして産業経済常任委員会に付託されました6議案の審査は、討論及び付議事項がなく終了し、採決の結果は先に申し上げましたとおりであります。これにて産業経済常任委員会の報告を終わりますが、最後に今後特に食のまちづくり関連の事業を推進するに当たり、市が今日的に直面している緊急対応が求められております、各種行政課題の問題解決は停滞させてはなりません。そのためにも常に緊張感を持って市民サービスに専念されることを求めて委員長報告を終わります。 ○議長(杓子明君) 教育民生常任委員長、18番、岡明男君。 ◆教育民生常任委員長(岡明男君) ただいまより教育民生常任委員長報告を行います。 平成13年第4回小浜市議会定例会におきまして教育民生常任委員会に付託されました諸議案につきまして、去る9月17日委員会を開催し全委員出席のもと関係理事者の出席を求め慎重に審査を行いました。その結果と経過について御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳出第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費、第3款民生費、第10款教育費、議案第68号平成13年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第71号小浜市の公の施設の設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第72号小浜市の公の施設の使用条例の一部改正について、議案第73号小浜市公の施設の管理委託に関する条例の一部改正について、議案第74号小浜市スポーツ振興基金条例の一部改正について、議案第76号小浜市社会教育委員設置条例の一部改正について、議案第82号福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合の共同処理する事務の変更および同組合規約の変更についてであります。審査の結果はいずれの議案も全委員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。次に各陳情書についてでありますが、平成13年陳情第7号子供の医療費助成制度拡充に対する陳情書、平成13年陳情第8号小中高等学校30人以下学級の推進等を求める陳情書、平成13年陳情第9号義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情書につきましては、全委員の賛成をもって採択すべきものと決した次第であります。 審査の経過につきまして、主なものについて概要を御報告いたします。 議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)第1条中、歳出第3款民生費について、観海寮の浴室改修について、これの工事期間はどの程度かかるか、その間入所者の入浴はどうするのかとの質問に対し、10月に入札を行い、工期は1カ月程度と考えている。現在入所者は週3回入浴しているが、工事中は市内の銭湯を利用することとし、週2回程度の入浴を行うこととしたいとの答弁でありました。観海寮の老朽化が著しい状況から、今後施設の維持には経費がかさむと考えられる。建て替えの見通しはどうか、先の議会では民間に移譲の方向で考えているとのことであったが、その場合市有財産を民間に譲り渡すことについて問題は生じないかとの質問に対し、現在民間の方から経営の意向が示されており、法人化に向けた努力をしていただいている。見通しが立てば市から民間の方へ全面移譲を行うこととなるが、その場合、それなりの担保を出してもらわないといけないと考えている。民間の一法人に全面移譲することについていろいろあろうかと思うが、クリアしながら問題を解決したいとの答弁がありました。 同じく議案第63号中、第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費につきまして住基ネットワークシステムについてはどのように運用されるか、全国一斉か、庁内LANとの関係はどうなるのかとの質問に対し、システムスケジュールについては全国一斉に実施されるもので今年度中にテストまで行う。平成14年8月には国、県に本人確認情報の提供、平成15年8月に本稼働となる。住基カードについては用途が幅広く使えるようになっている。今後手数料、住基カード使用等に関し関係条例の整備が必要となる。平成15年3月に条例改正をお願いする予定である。なお庁内LANとの連動はない。専用回線で結ばれるため外部からの侵入はできないとの答弁でありました。 同じく議案第63号中、第3款民生費第2項児童福祉費において、保育園の給食備品のオルトトリジン試薬による水の測定器を買い替える理由は何か、これの買い替えは全国的に行うものか、さらに環境ホルモンに関し問題視されている保育園の給食食器にポリカーボネート製品を現在使用している園があるかとの質問に対し、現在使用しているオルトトリジン試薬に発がん性の物質が含まれているとして水道水質に関する基準の一部が改正され、平成14年4月1日からこれの使用ができなくなるため全国的に対応が必要となった。ポリカーボネート食器についてはすべての園で買い替えており、現在本市で使用している園はないとの答弁でありました。 同じく議案第63号中、第10款教育費学校管理費に関し、先般本委員会が現地視察を行い、改善の必要性を指摘した件について補正で対応した点があるか、さらに市内小中学校におけるポリカーボネート使用状況とその対応をどうする考えかとの質問に対し、指摘事項の給食ガス回転釜について宮川小学校、小浜第2中学校分を購入すべく対処した。ポリカーボネートについては小学校で40%、中学校で18%がポリカーボネートを使用している。平成14年度の当初予算編成では小中学校すべてのポリカーボネート食器を買い替える予算要求をするとの答弁でありました。 同じく議案第63号中、第10款第3項中学校費における中学校競技大会出場補助金について、北信越、全国大会等については全額補助をしてはどうかとの質問に対し、7市で比較すると本市は他市よりよい。現在全国大会で5分の4補助であるが、平成14年度にはより高い補助率になるよう予算要求をしたいとの答弁でありました。 次に議案第68号平成13年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、介護保険認定の状況と前年繰越金準備基金、今回補正の償還金が多額に上っている。現状と今後の見通しはどうかとの質問に対し、現在認定者は900名、受給者は766名となっており、内訳は在宅が489名、施設が287名となっている。受給率は86%である。介護保険のスタートに当たり、平成12年度から14年度までの3カ年の給付見込みを立て、それに基づき現行の保険料設定を行っている。初年度において準備基金5,900万円の積み立てを行ったが、平成13年度で収支はとんとんぐらいと考えている。さらに平成14年度は赤字となり、12年度に積み立てた基金を取り崩し補填していかなければならない。すなわち平成12年度における積み立ては後年度に備えての基金であるなどの答弁がありました。 審査終結に当たり、付託案件全般について意見を求めましたところ、食の安全性確保の視点からポリカーボネート食器については早期にすべて買い換えを行うことが求められるとする意見、さらに体育振興、健康教育の推進の見地からも中学校の北信越、あるいは全国大会出場の補助については強くバックアップする、全額補助とすることが望ましいとの意見がありました。なお討論はありませんでした。以上当委員会審査の経過であります。採決の結果は先に御報告のとおりでございます。以上をもって教育民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(杓子明君) 休憩いたします。午後は1時再開いたします。            (午後0時0分) ○議長(杓子明君) 再開いたします。            (午後1時0分) ○議長(杓子明君) これより休憩前の委員長報告に対する質疑に入ります。23番、松尾剛君。 ◆23番(松尾剛君) 産業経済常任委員長に質問をさせていただきたいと思います。 お聞きいたしますと今回の議会に提案されました議案に対しまして、2日間もの時間を費やされて慎重に審議をされたようでありまして心から敬意を表する次第であります。特に今議会に提案されております御食国会館、あるいはまた食のまちづくり条例に関しまして、ただいま詳細に報告をされたわけでありますが、確認のためお尋ねをいたしたいと思います。 私どもの会派、浜友会での政策懇談会の中で理事者にこれらの件に対しまして問題提起をさせていただいておりますが、まず第1点目にですね、この拠点施設が本当に小浜市の活性化の切り札になるように、すべての人の英知が集結できるように、今後また議会も加わってどういう方法でこれを具体化していくのか、そういった質疑がありましたのかどうかお尋ねをさせていただきたいと思います。 また当初、民を圧迫しないと言われた計画でありましたが、民間の導入に対しましてどういう論議がありましたのかお尋ねをさせていただきたいと思います。 2点目に温浴施設についてでありますけれども、温泉を考えてはどうかという会派でこういった申し入れもさせていただいておりますけれども、これにつきましてもなるべく早い期間に調査費を計上してはどうかなというような御意見も申し上げていたわけでありますけれども、それに対する理事者の考え方を、どのようなことであったのかお尋ねをいたしたいと思いますし、なおまた温泉プロジェクトチームが設定されているわけでありますけれども、この考え方がこの計画の中にどのような形で組み込まれているのか、そういった論議がありましたのか確認をさせていただきたいと思います。 3点目に御食国会館、それから食のまちづくり条例、あわせてでありますけれども、議会と会派の提案に基づきまして大幅に条例を修正をされたわけでありますけれども、今後これらの取り組みについて食のまちづくり条例、あるいはまた御食国会館につきましてですね、庁内の取り組み体制がどのような形で取り組みをされるのか、その取り組みの姿勢についてどのような論議があったのかお尋ねをさせていただきたいと思いますし、また条例につきましても条例の趣旨をどのように今後政策の中に反映していかれるのか、このことにつきましても何か論議がありましたかお尋ねをさせていただきたいと思います。以上であります。 ○議長(杓子明君) 産業経済常任委員長、山口貞夫君。 ◆産業経済常任委員長(山口貞夫君) それではただいま御質問をいただいたわけでありますが、大まかには3点ではなかったかと思います。 まず1点目は、この拠点施設がすべての人の英知が集まって、そして今後いかに小浜の顔にしていくかということを議会も含めて、市民、議会含めてどういう方法でこれを取り組むかということの御質問ではなかったかと思います。これにつきましてもですね、幾つかの論議があったわけなんですけれども、スケジュール的には委員会審査の中で食のまちづくり拠点施設整備事業スケジュールというマスタースケジュールをつくって提出させまして、これは平成14年の5月ごろまでにでき上がるマスタースケジュールでありますが、この間議会との協議を大体3月ごろまでにはやりたいと、意見交換をしたいということであります。それから市民に対する働きかけは、市民及び各種団体に対してできるだけ多い機会を見つけて説明と理解を求めたいということでありました。 それから次に民間導入に関してどういう論議があったかということでありますが、審査の中でやはり各委員から民を圧迫するんではなくて民に刺激を与えて活性化する方がいいんじゃないかという意見が大方の意見でございました。そういった話の中でできるところは民の導入をしたいと、具体的には全体の規模でいじれるところはせいぜい20%ぐらいかなというような説明でありました。そこへ例えばレトルトとか、あるいは簡単な喫茶のようなものは必要かなというふうに考えていますし、これは今後民に委託するためのいろいろな協議がまだ残っているので、これからのことになろうかということでございます。もちろん余談的には、例えば屋台のようなものをつくったらどうかとか、そこの場所は県から何かの形で安く借り受けてするとか、そういったことの方法があるんではないかということでしたけども、それも1つ方法だなというような話も出ておりましたので、これは今後の詰めの段階で協議をしていきたいということでございました。 それから温浴施設について、温泉をどうするのかということで、泉源調査を早くすべきであるという話でありました。どうしてもいろんな準備が必要でありますので、泉源調査については平成14年度の当初予算で計上させてほしいと。それで計上されればできるだけ早くその調査作業に入りたいということでありました。それで温泉プロジェクトの意見がこの中にどれだけ反映されているかということでありますが、これは実は温泉プロジェクトとの話は私たちの質問の中では直接的には表現はありませんが、理事者の中で調整をしましてこの御食国拠点施設のプロジェクトチームと調整をしまして最終的に今回は薬湯でいきたいと、この薬湯の意味も説明をされたようであります。 それから次にこの条例に関しまして提案されました条例は、過去全員協議会、その他いろいろな政策協議の場を経まして幾つか問題点があったようでありますが、そういったものを市の方で十分精査して調整をし、そして修正すべきものは修正してそれの成案を得た上、今回提案されております。そういう意味である程度の配慮があって提案されたものというふうな前提で審査を行いました。 それからこれを進める上においてどういうふうな庁内体制で取り組むのかということでありますが、これは基本的にはやはり人事異動とかあるいは組織改革とかいろいろな背景がありますが、平成14年4月1日には組織変更をしたいと、食のまちづくりを強力に推進するため条例の趣旨を職員及び市民に周知徹底させるためにもこの組織変更をやりたいということの答弁でありました。以上でございます。
    ○議長(杓子明君) 23番、松尾剛君。 ◆23番(松尾剛君) 詳しく委員長報告をしていただきましたので大方理解をさせていただいておりますので再質問はいたしませんけれども、今後のことでございますが、所管の委員会としてこれらの政策が十分に機能いたしますように、またなお一層の御尽力をお願いをいたしたいと思いますし、またこの機会でございますので、理事者の方におかれましても議会と理事者との十分な論議をする場所、もう少し、もっともっと持っていただきたい、以上のことを申しつけ加えまして私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(杓子明君) ほかに質疑はございませんか。11番、宮崎治宇蔵君。 ◆11番(宮崎治宇蔵君) 産業経済常任委員長にお尋ねいたします。 議案第63号小浜市一般会計補正予算について、予算に関する説明書38ページ、商工費の食のまちづくり拠点施設整備事業5,399万7,000円でございます。御食国会館の実施設計費として計上されております。この御食国会館について3点お尋ねしたいと思います。 まず1点目は、この仮称御食国会館についてでございますが、私ども議会に説明があったのは8月17日でございまして、この8月17日が初めてでございました。ですから市民の方々がこの内容を知らないのは当然でありますし、そして先般の一般質問の中でもこの御食国会館につきましていろいろ議論されたところでございます。市民の方に聞きましても、この会館につきまして非常に皆さん方が多くの意見を持っておられます。そういう市民の声を聞きますと論議が非常に不十分である。この会館を、いわゆるソフトですね、話し合いがなされてないというふうに考えます。そういう意味でこのまちづくりの基本というのは、やはりソフトがあってその後にハードというのがまちづくりの基本であるかと思うわけでございますが、今回のこの経過を見ますと短期間に会館ありきということで、市民参加型のまちづくりと逆行する進め方がされております。そういう意味でこの委員会の審査の中で、今回の今日までのプロセスにつきましてどのように審査されたのかお伺いしたいと思います。 次に2点目、長引く不況の中で県内の観光客入り込み数が伸び悩んでおり、公共施設の利用者の減少などで自治体が借金などで重い負担で自治体が大変なことになってきております。こうした状況下の中で会館の施設利用者を年16万人と予測していますが、会館の博物館に16万人も入らないという声が強いわけです。コンサル任せの過大予測との指摘もあるわけでございます。こうした箱物による観光行政が起死回生の起爆剤になるかどうか、全く未知数であり、必要性が見えてきません。この点につきましても市民が非常に心配しているところでございますが、委員会でこのような情勢を踏まえてどのような論議をされたのかお伺いしたいと思います。 それから最後に3点目でございますが、会館の管理運営について公設公営方式として温浴施設については民間に業務委託ということでありますが、今日公共事業のあり方が厳しく問われております。平成13年3月に小浜市の第3次行政改革大綱には、市民本位の効率的な行政運営を設けようとし、すべての施設や行政システムの抜本的な見直しを行い、新たな時代に対応した行政運営の実現を目指すとしておりますが、こうした観点から今回の会館の管理運営、公設公営方式について検証されたのかどうか、委員会でそういう論議があったのかどうかお伺いします。以上3点お願いしたいと思います。 ○議長(杓子明君) 産業経済常任委員長、山口貞夫君。 ◆産業経済常任委員長(山口貞夫君) それではお答えをさせていただきます。 今の御質問につきましては、かなり行政判断の入るところを委員会に求められておるようでありますが、委員会の中で審議されたものだけについてお答えをします。 まず1番目のこの会館の問題に対して議論が十分なされたのかどうか、市民との議論が十分なされたのかどうか、そしてこれは、この考え方は時代に逆行してるんではないかというような御質問であります。この議論の不十分さについてはいろいろな切り口がありまして、私どもの委員会としてはやはりこの点も同じ御質問のような趣旨のことは質問として出ております。それはやはり市民と議会とのかかわり合いをもう少し緊密にやるべきであったんではないかという質問に対しまして、これはいろいろな意味もありますけれども、反省して今後の対応を間違いなくやりたいということでありますし、この箱物についての逆行ということは、委員会としては決して100%否定をしているもの、逆行ではないと思います。やはりこの小浜市がこれによってさらに生き残っていく、あるいは生き残るだけではなくて強く活性化するという意味においても、これによってこの位置づけが非常に重要であると。したがってそれをカバーする条例、その他のいろいろな準備が今なされているところでありますので、委員会としてはそういう逆行にならないような論議をやってきたはずでございます。 次に2番目としまして、施設に16万人来るのかどうかと、あるいはそのそういう数字はコンサルタント任せではないかということでありますが、確かに数字の上では現時点で市が答えられるのはそういった数字でありますが、これは今言います今後の検討課題になろうかと思います。具体的な数字の検証というのは必要だと思いますし、したがってこれによって市街地も含めた波及効果をどう管理していくのかというプログラムも必要であろうということは提言をしております。しかもこれは、これは私見で申しわけありませんが、やはりこれらを市民に広く認知させるためには現在今既に動いております新世紀いきいきまち・むらづくりがですね、定着することによってこれが必ずや形になるものと私個人の判断として申し上げておきます。 それから公設公営につきまして、これは先ほども報告の中にもありましたように財団化する方法もあるなということであります。この辺はもう少し研究をしたいということでございますので、お答えにかえさせていただきます。 ○議長(杓子明君) 11番、宮崎治宇蔵君。 ◆11番(宮崎治宇蔵君) この会館の予算化までのプロセスについて今若干説明があったわけでございますが、今委員長の説明の中でもこの論議が不十分であったという反省の説明があったかと思いますが、それでお伺いしたいのはこの拠点施設というのはまちづくりの拠点施設です。そういう点でこのまちづくりの基本である、やはり市民が中心のまちづくり、よく市の行政のこういう目標の何か書かれておるわけでございますが、今回のこの取り組みを見てますとですね、そういう市民が中心じゃなくてハードありき、会館ありきというのが私が今までの経過を見てる中でそういうふうに感じております。そういうことでもう1度お伺いしたいのは、この特に今強調しましたように市民のまちづくりという観点からですね、今回のこの会館の取り組みにつきまして委員会の、先ほど反省がありましたけれども、そういう観点からの論議があったのかどうかお伺いしたいと思います。 それから2点目に、今箱物行政がかなり厳しく指摘をされているわけでございますが、今のですね、県内の情勢ですね、今マスコミなんかでも報道してますように景気が悪くて非常に低迷してきてるわけ。それから自治体がつくった観光施設がやはりこの不況下の中で利用者がどんどん減ってきていると、そういう状況にあるわけでございます。そういう点でこの行政がですね、そういう状況の中でこういう箱物をつくっていくいうのはやはり逆行していくんではないかというふうに、これは市民の方もそのように思っております。そういうことで市民の認識と非常にギャップがあると私は考えるわけでございますが、その辺の議論があったのかどうか、情勢ですね、今のこの情勢認識がどうなのかというところについて委員会で審査がどうであったかお伺いしたいと思います。 それから3点目でございますが、今も申しましたようにこういう状況下の中でやはり官がですね、こういう施設をつくるというのは今全国的に問われてきておると思うんです。先ほども申しましたように行政の小浜市が出しているこういう第3次行政改革大綱の中にもそういうことがうたわれているわけでございます。そういう中で果たしてこういう公共、こういう観光施設に小浜市が乗り込んでいってもいいんかどうか、こういう公共事業のあり方がいいのかどうか、そういう点も論議があったのかどうかお伺いしたいと思います。 今これ全国で非常に、今、先ほど申しましたようにそういう施設がだんだん減少して、そして自治体の負担が増えてきておるわけです。ですから一番今深刻な状況の中で小浜市がこれをやろうとしているわけですから、そういった委員会でですね、小浜市がそういう公共施設もやってもいいんかどうか、論議が十分されたのかお伺いしたいと思います。以上3点お願いします。 ○議長(杓子明君) 産業経済常任委員長、山口貞夫君。 ◆産業経済常任委員長(山口貞夫君) 先ほどの1問目のお答えと繰り返しの部分があるかと思いますが、3点お話、御質問の中で共通するのは市民がいかにかかわるかということについての疑問、あるいは問題意識から御質問されたものではないかと私は理解をしております。しかし今この3点につきましては、委員会の中では詳細に論議するということはありませんでした。 まずまちづくりの拠点としてですね、いわゆる基本は市民が中心となったまちづくりでなければならない、それからそれが、その拠点施設がハードありきで進んでいるんではないかと、こういう1点目の御質問であります。これも私の認識の範囲でありますが、やはりハードであろうがソフトであろうがこの拠点施設をつくることによって、これは育てるのは市民であると思います。だから単にできたからそれはいいとか悪いとかの判断は私は当たらないと思いますので、これをいかに育てていくか、そして最後にはそれは委員会の審査でもありましたが、やはりオンリーワンを目指すんだという強い市の意気込みというものは外に向けて発信すべきものだと私は認識しております。 2点目はこの施設は時代に逆行するんではないかと、市民の考え方とギャップしているんではないかということでございますが、これは先ほどの1問目の質問と、お答えとほぼ同じでありますが、やはりその逆行しているんではないかという意味は、時代が判断するべきものだと思いますし、時代を先見、先取りして仕掛けるというのもこれは行政の大きな責任であろうかと思います。そういった意味で私はこれは決して逆行しているものではないという判断で委員会審査を進めました。 それから官がこのような施設をつくるのはおかしいということでありますが、今日経済の低迷している状態、あるいは各地においてこういう箱物の失敗例というのがあります。これもやはり時代が判断すべきものかもわかりませんが、やはり先ほどのように仕掛けることによって生き生きとしたものが皆さんから引き出せるものだと私は理解しておりますので、そういった考え方を根底に置いた審査を進めてまいりましたので御理解をいただきたいと思います。以上です。 ○議長(杓子明君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。11番、宮崎治宇蔵君。 ◆11番(宮崎治宇蔵君) 今議会に上程されました諸議案の決算委員会に付託されました平成12年度決算の認定を除きますと20議案であります。20議案の中で議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算に反対する討論をただいまから行います。 議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算は歳入歳出予算にそれぞれ2億8,383万7,000円を追加し、予算総額151億3,344万3,000円とするものであります。歳入の主なものは市債、財産収入、国庫支出金、歳出の主なものは土木費、商工費、総務費などであります。この補正予算の中には観海寮施設整備費の566万2,000円や道路補修事業1,800万円など高齢者の福祉予算や生活道路の充実を図るための予算など市民要求の強いものが含まれております。しかしながら食のまちづくり拠点施設整備事業の5,399万7,000円は、御食国会館の実施設計費として計上されたものであります。御食国会館については市民の声が生かされず、会館ありきで進められているために市民のコンセンサスが十分得られてない状況のもとで過大な利用者を想定しても、現下の厳しい不況下の中では観光客の大きな伸びが期待できません。県内の状況を見ましても入り込み数の減少、そしてまた観光施設利用者の減少など、財政が厳しい状況の中で今回行政がこのような大規模施設をつくらなければならない必要性がどこにあるのでしょうか。こうした性急な箱物によるまちづくりではなく、時間をかけ多くの市民に依拠し、ともに考え進めるべきであります。このような理由により本議案には賛成できないのであります。以上で討論終わります。 ○議長(杓子明君) ほかに討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 議案第63号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (多数挙手) ○議長(杓子明君) 挙手多数であります。 よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 議案第64号平成13年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 議案第65号平成13年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 議案第66号平成13年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 議案第67号平成13年度小浜市西津東部地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。 議案第68号平成13年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。 議案第69号平成13年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 議案第70号小浜市退隠料等条例等の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 議案第71号小浜市の公の施設の設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。 議案第72号小浜市の公の施設の使用条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。 議案第73号小浜市公の施設の管理委託に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。 議案第74号小浜市スポーツ振興基金条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。 議案第75号小浜市市税条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 議案第76号小浜市社会教育委員設置条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 議案第77号小浜市食のまちづくり条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。 議案第78号小浜市サイクリングセンターの設置および管理に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 議案第79号小浜市営公園の設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 議案第80号一般廃棄物の撤去に関する和解についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。 議案第81号小浜市道路線の変更および廃止についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 議案第82号福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合の共同処理する事務の変更および同組合規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 陳情第7号子供の医療費助成制度拡充に対する陳情書を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。陳情第7号を採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、陳情第7号は採択することに決しました。 陳情第8号小中高等学校30人以下学級の推進等を求める陳情書を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本陳情は委員長の報告のとおり採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、陳情第8号は採択することに決しました。 陳情第9号義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情書を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本陳情は委員長の報告のとおり採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、陳情第9号は採択することに決しました。 陳情第11号公務員労働者の新賃金早期決定についての陳情書を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本陳情は委員長の報告のとおり採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (多数挙手) ○議長(杓子明君) 挙手多数であります。 よって、陳情第11号は採択することに決しました。 陳情第12号WTO農業交渉への意見反映を求める陳情書を採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は採択であります。本陳情は委員長の報告のとおり採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、陳情第12号は採択することに決しました。 日程第3 意見書案第5号義務教育就学前の子供に対する医療費無料制度の改善を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。18番、岡明男君。 ◆18番(岡明男君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました意見書案第5号義務教育就学前の子供に対する医療費無料制度の改善を求める意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 我が国の合計特殊出生率は年々下がっており、平成12年の値は人口を維持するのに必要な2.08を大きく下回る1.35にまで低下し、まさに危機的な水準に至っている。 少子化の進行は、人口構造の高齢化や将来の生産年齢人口の減少にもつながり、子供の健全な成長への影響のみならず、社会経済や社会保障のあり方にも重大な影響を及ぼすことが懸念される。 こうしたことから、子育て家庭の経済的負担を軽減する措置が少子化対策の重要施策となっており、本県をはじめとするすべての都道府県及び市区町村において、子供に対する医療費助成制度が実施されている。 児童期までの年代は、病気にかかりやすく、また、アトピー性皮膚炎、小児喘息など長期の療養を要する病気も増加しており、病気の早期発見と早期治療、さらには治療の継続性を確保する上で、医療費助成制度は極めて重要な役割を担っている。 福井県が本年4月より対象者拡大の改善を行った乳幼児医療費助成制度の施策をさらに充実させ、子供を安心して産み、育てることができる社会を実現することが求められている。 よって、福井県におかれては、義務教育就学前のすべての子供に対する医療費を無料化し、療養費払いを現物給付とする制度の改善を強く要望する。以上の内容をもって関係機関に意見書を提出いたしたいとするものでございます。皆様方の賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第5号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第5号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 意見書案第5号義務教育就学前の子供に対する医療費無料制度の改善を求める意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、意見書案第5号は原案のとおり可決されました。 日程第4 意見書案第6号国民健康保険療養費国庫負担金の調整の廃止を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。18番、岡明男君。 ◆18番(岡明男君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました意見書案第6号国民健康保険療養費国庫負担金の調整の廃止を求める意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 今日の深刻な少子化の進行と不況下において、子育て中の若年世帯への直接的な経済援助、育児への心理的支援として、乳幼児医療費助成制度がすべての都道府県ならびに市区町村において実施されている。 一方、こうした中で、医療費助成方法の現物給付方式への改善が問題となっている。医療費助成相当額を償還払いとする方法においては、患者は窓口で、いったん一部負担金を支払い、償還されるのは2か月後となっているが、現物給付方法においては、窓口での支払いが不要となり、助成制度の主旨が生かせるところから、この方式への改善が強く求められているところである。 しかしながら、償還払い方式から現物給付方式への変更を妨げている要因に国民健康保険に対する国庫負担金の調整の規定があり、この規定によって、現物給付方式を採用している地方自治体は、国民健康保険国庫負担金の減額を余儀なくされ、財政運営上の支障となっている。 よって、国会および政府におかれては、子供の医療費助成制度に係る国民健康保険国庫負担金の調整、すなわち減額制度を廃止されるよう強く要望する。 以上の内容をもって関係機関に意見書を提出いたしたいとするものでございます。皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第6号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第6号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 --討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 意見書案第6号国民健康保険療養費国庫負担金の調整の廃止を求める意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、意見書案第6号は原案のとおり可決されました。 日程第5 意見書案第7号小中高等学校「30人以下学級」の推進等に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。18番、岡明男君。 ◆18番(岡明男君) ただいま日程第5をもちまして議題に供していただきました意見書案第7号小中高等学校「30人以下学級」の推進等に関する意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 現在の教育環境を取り巻く状況は、授業についていけない子、不登校、いじめ等、憂慮すべき事態が進行しつつある。このような中、平成10年9月の中央教育審議会答申において、子供の個性を伸ばし豊かな心を育むため、学校の自主性・自立性を確立し、みずからの判断で学校づくりに取り組むことができるよう学校および教育行政に関する制度等を見直す必要があるとしている。「公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律」の改正により、各都道府県の判断で40人を下回る学級編成が可能となったものの、国の標準は40人のままであり、これは各都道府県に財政的負担を強いるものである。 子供を取り巻く環境の急激な変化の中で、山積する教育課題に対応するためには、適正規模の少人数学級の実現が是非とも必要である。 よって、国会および政府におかれては、かかる実情を考慮され、第7次(高校第6次)教職員配置改善計画を前倒しして実施するとともに、「30人以下学級」の早期実現を柱とするあらたな「標準法」を策定し、さらには、いじめ、不登校などの教育課題への対応、へき地校や障害児学級への配慮等、子供の発達段階を考慮した弾力的な教職員加配を速やかに行うことを強く要望する。 以上の内容をもって関係機関に意見書を提出いたしたいとするものでございます。皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第7号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第7号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 意見書案第7号小中高等学校「30人以下学級」の推進等に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (多数挙手) ○議長(杓子明君) 挙手多数であります。 よって、意見書案第7号は原案のとおり可決されました。 日程第6 意見書案第8号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。18番、岡明男君。 ◆18番(岡明男君) ただいま日程第6をもちまして議題に供していただきました意見書案第8号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として定着しており、現行教育制度の重要な根幹をなすものである。 しかしながら、政府は、昭和60年度以降、教材費、旅費、恩給費および共済費の一般財源化等を行うなど、国庫負担の縮減を行っており、平成14年度予算編成においても学校事務職員と学校栄養職員の給与費等が国庫負担の対象から除外されることが懸念されている。 これら職員の配置は学校運営に不可欠なものであり、この制度の改正は厳しい地方財政をさらに圧迫し、義務教育の円滑な推進と教育水準の維持向上に多大な影響を及ぼすものである。 よって、国会および政府におかれては、現行の義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望する。 以上の内容をもって関係機関に意見書を提出したいとするものでございます。皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第8号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第8号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 意見書案第8号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、意見書案第8号は原案のとおり可決されました。 日程第7 意見書案第9号公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。3番、富永芳夫君。 ◆3番(富永芳夫君) ただいま日程第7をもちまして議題に供していただきました意見書案第9号公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について提案理由の説明をさせていただきます。 人事院は、去る8月8日、国家公務員の給与について、俸給表の改定を行わず一時金を0.05月削減することを中心とする勧告を行った。 本年の勧告は、景気回復の道のりが険しい日本経済の状況を反映した結果とはいえ、2年連続し俸給表の改定が見送られたことに加え、一時金が3年連続で削減され、3年連続で年収が対前年比マイナスとなることが予測される内容となっている。 日本経済は、依然として景気回復の足取りは重く、雇用不安も解消されていない。経済の自立的回復の鍵は勤労者を中心とした個人消費の活性化であるといわれており、こうした点から地域経済にも深刻な影響を与えることを危惧する。 しかし、人事院勧告制度は、公務員の労働基本権制約の代償措置として維持、尊重されるべきものであり、それが厳正に実施されることを抜きにして、公務員労働者の賃金、労働条件の改善はありえない。 よって、国会および政府におかれては、かかる実情を考慮され、公務員労働者の士気と住民サービス向上への効果を考慮し、本年の勧告に基づく処遇改善の実施と早期精算が行なわれるよう強く要望する。 以上の内容をもって国会及び関係行政庁に意見書を提出したいとするものでございます。皆様の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第9号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第9号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は22名であります。 意見書案第9号公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (多数挙手) ○議長(杓子明君) 挙手多数であります。 よって、意見書案第9号は原案のとおり可決されました。 日程第8 意見書案第10号WTO農業交渉への意見反映に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。14番、山口貞夫君。 ◆14番(山口貞夫君) ただいま日程第8をもちまして議題に供していただきました意見書案第10号WTO農業交渉への意見反映に関する意見書につきましての提案理由の説明をさせていただきます。 世界の貿易ルールを決めるWTO(世界貿易機構)の次期交渉は、11月9日から13日に開かれる閣僚会議で、交渉の枠組みが決められようとしている。すでに農業分野においては、各国からの提案が出され、論議が進められている。この中で、日本は農業の持つ多面的機能の維持、食料安全保障などを基本的重要要望事項に掲げているが、これに対して、農業輸出国はより一層の市場開放と国内助成政策の削減を要求している。 こうしたなかで開かれる閣僚会議において、「農業分野を含めた一層の自由貿易の推進」の方向が示された場合、国内政策の目標としている食料自給率向上や、国内農業の維持が困難になり、食糧の安定供給や環境の保全に大きな影響を与えるものになる。 よって、国会および政府におかれては、下記事項を重点課題として交渉に臨むよう強く要請する。                記1.農林水産業は食料や木材などの生産・供給だけでなく、地球規模での自然環境の保全、良好な景観の形成、地域社会の維持や雇用の場の確保など、我々の生活に欠くことのできない多様な役割を果たしており、この多面的機能を維持するとともに、各国の農林水産業が共存できるようWTOの貿易ルールを改めること。2.今後の世界的な人口増加に対する食料の確保は重要な課題であり、世界最大の農産物輸入国である日本が食料生産の増大に努めることが国際的な責務となっている。そのため、世界的な食料の安全保障確保のためにも、国内の食料自給率の向上等が図られるようにすること。3.食品添加物や残留農薬等に加え、遺伝子組み換え食品、環境ホルモンなど、食をめぐる新しい問題が続出しており、「食の安全」対策の強化が求められている。また、食品の輸入増加に伴い、国内の食の安全に関する基準が緩和される中で、食の安全確保対策が重要である。特に遺伝子組み換え食品(GMO)の流通・表示のルールを国際的にも明確にさせること。4.これらの課題を実現するため、輸出入国とも自国の生産資源を最大限活用して食料を確保できるよう、適切な関税水準の設定などの国境措置や、国内助成については各国の食料・農業をめぐる事情を配慮し、一律的な削減を行わないようにすること。 以上の内容をもって国会及び関係行政庁に意見書を提出したいとするものでございます。皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第10号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第10号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 意見書案第10号WTO農業交渉への意見反映に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、意見書案第10号は原案のとおり可決されました。 日程第9 意見書案第11号高規格幹線道路(近畿自動車道敦賀線)の建設促進に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。24番、木橋正昭君。 ◆24番(木橋正昭君) ただいま日程第9をもって議題となりました意見書案第11号について提案理由の説明をいたします。 先に政府は行政改革断行評議会において道路行政の見直しを強く打ち出してまいりました。道路は、国土の均衡ある発展と快適で活力ある地域づくりを進める上で最も重要な社会資本であります。 本市を中心とする嶺南地方の主要道路は国道27号のみであり、阪神淡路大震災以降、名神高速道路を迂回する大型車両が激増し、今や1日交通量が1万8,000台とその能力を大きく超えており、観光シーズンの交通渋滞の慢性化、交通事故が多発し幹線道路としての機能を失いつつあります。 本市では13年度からスタートいたしました第4次総合計画においても、広域交通網の整備を第一に掲げ、近畿自動車道敦賀線の早期完成に向けて全面的に地方協力をするとともに、本線の全線開通を見据えた諸施策に取り組んでおるところであります。 しかし、政府の行政改革推進事務局は特殊法人改革の中間取りまとめ案とはいえ「建設中の事業凍結による事業量の縮減」、さらには行革断行評議会は「新規路線の建設廃止、建設中のものは原則凍結」などを含む「道路4公団の分割民営化」を発表したところであります。 このことは、国土開発幹線自動車道建設審議会を経て、計画的に進められている高規格幹線道路網の整備方針を根本から覆すものであり、近畿自動車道敦賀線を基幹道路として生活基盤の整備に取り組み、活力ある産業の育成と観光・リゾートの振興を目指している本市のような地方都市を切り捨てるとするものであり、断じて容認できないのであります。 よって、国会及び政府におかれましては、道路特定財源制度や全国料金プール制を活用した現行の整備計画に基づき、着実に整備を図ることを強く要望するものであります。 以上の観点から地方自治法第99条の規定により意見書を提出したいとするものであり、議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の御説明といたします。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第11号については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第11号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 意見書案第11号高規格幹線道路(近畿自動車道敦賀線)の建設促進に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、意見書案第11号は原案のとおり可決されました。 日程第10 議案第83号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) ただいま日程第10で議題に供していただきました議案第83号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第4号)につきまして提案理由の御説明を申し上げます。 議案第83号平成13年度小浜市一般会計補正予算でございますが、歳入歳出それぞれ2,258万2,000円を追加し、予算の総額を151億5,602万5,000円とさせていただきたくお願いするものであります。 その内容につきましては、去る8月20日から21日にかけて襲来いたしました台風11号の影響により、市道西津羽賀線の北塩屋地係と多賀平野線の国分地係の2カ所で法面が崩壊するとともに内外海地区の阿納尻川、西谷川、釣姫川の3河川で護岸洗掘の災害が発生したため、災害復旧費に所要額を計上させていただくものです。 内容の詳細につきましては、この後は担当職員から御説明申し上げますのでよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(杓子明君) 総務部長、澤君。 ◎総務部長(澤憲明君) では私の方から議案第83号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第4号)の内容につきまして御説明を申し上げたいと思います。 9月補正予算書の(その2)をよろしくお願い申し上げます。1ページをお開きいただきたいと思います。 議案第83号一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,258万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ151億5,602万5,000円とさせていただきたいとするものでございます。 2ページをお願い申し上げます。第1表歳入歳出補正予算でございまして歳入でございます。第12款国庫支出金1,554万円を追加いたしたいとするものでございまして、内容は第1項国庫負担金であります。第17款繰越金65万8,000円を減額するものでございまして、第1項繰越金でございます。第19款市債770万円を追加するもので、第1項市債でございます。歳入合計、補正前が151億3,344万3,000円でありまして2,258万2,000円を追加させていただきまして、補正後151億5,602万5,000円となるところでございます。 歳出でございますが、第13款災害復旧費2,258万2,000円を追加するもので、第1項公共土木施設災害復旧費でございまして、市道で2カ所、河川で3カ所、合わせまして5カ所分でございます。歳出合計、補正前が151億3,344万3,000円で、補正額が2,258万2,000円を追加させていただきまして、補正後151億5,602万5,000円とするものでございます。 次のページをお願い申し上げます。第2表地方債補正でございます。追加でございまして、起債の目的が公共土木施設災害復旧事業でございます。限度額770万円でございまして、起債の方法といたしまして証書借り入れ、または証券発行をさせていただきたいとするものでございます。利率につきましては、年4%以内、ただし利率見直し方式で借り入れされる政府資金及び公営企業金融公庫資金について、利率の見直しを行われた後におきましては、当該見直し後の利率とさせていただきたいとするものでございます。償還の方法につきましては、政府資金及びその他の資金についてはその融資条件によらさせていただきたいとしますし、ただし、市財政の都合によりまして据置期間及び償還期限を短縮し、または繰上償還もしくは低利に借り換えをすることができるものとさせていただきたいとするものでございます。以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第83号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第4号)については、小浜市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第83号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 議案第83号平成13年度小浜市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (全員挙手) ○議長(杓子明君) 挙手全員であります。 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 日程第11 議案第84号監査委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) ただいま日程第11で議題に供していただきました議案第84号監査委員の選任についてでございますが、現在本市の監査委員であります河村亘氏は平成13年10月4日をもちまして4年の任期が満了いたしますが、引き続き河村氏を本市の監査委員に任命させていただきたく、議会の御同意をお願いするものであります。 河村亘氏は昭和12年5月18日のお生まれで、昭和33年3月に麗澤短期大学を御卒業され、昭和37年10月からは株式会社ママーストアーの専務取締役として、また平成4年4月からは同社の代表取締役社長として御活躍されておられます。加えて昭和52年4月からはオール日本スーパーマーケット協会財務委員として、また平成6年11月からは小浜商工会議所副会頭として現在に至るまで数多くの要職を務められております。河村氏が有する財務及び経営管理に関する専門の知識と豊富な御経験は、本市の監査委員として最適任者であり、今後も本市行政の公正な運営に対し的確な御指導をしていただけるものと確信をいたしますことから、地方自治法第196条1項の規定により御提案を申し上げる次第であります。なお河村氏の経歴につきましては、別紙配付資料のとおりでございます。何とぞよろしく御審議を賜り、御同意をくださいますようにお願いを申し上げます。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第84号については、人事に関する案件でありますので委員会の付託並びに討論を省略し直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第84号については委員会の付託並びに討論を省略し直ちに採決することに決しました。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 議案第84号監査委員の選任についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。             (全員起立) ○議長(杓子明君) 起立全員であります。 よって、監査委員に河村亘君を選任することに同意することに決しました。 日程第12 諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長、村上利夫君。 ◎市長(村上利夫君) ただいま日程第12で議題に供していただきました諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございますが、現在本市の人権擁護委員であります丸山昇氏は平成13年10月31日をもちまして任期が満了いたします。その後任といたしまして前川久子氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の御意見をお伺いするものであります。 前川氏は昭和5年5月10日にお生まれで、現在小浜市水取3丁目1番16号にお住まいでございます。昭和24年3月に福井県保健婦養成所を御卒業後、同年4月に福井県立高浜保健所に勤務されたのをはじめ日本電信電話公社大阪中央電報局保健課、大阪府豊中市保健センターなどに勤務され、長年にわたり保健婦として御活躍されてこられました。その後、平成7年4月から平成9年3月までは社会福祉法人若狭つくし会精神障害者通所授産施設施設長として、また平成9年4月から現在に至るまで訪問看護ステーションおばまの所長として要職につかれておられます。さらに平成12年9月には本市のプロジェクトチームの1つで小浜市男女共同参画社会推進策検討プロジェクトチームの座長として、平成13年4月からは小浜市男女共同参画社会指導員としてそれぞれ御活躍いただいておるところでございます。 前川氏は人格高潔にして広く社会の実情に通じ、高い識見と豊富な経験をお持ちで社会的信望も極めて厚い方でございますので、人権擁護委員として最適任者と存じお願い申し上げる次第でございます。なお前川氏の経歴につきましては、別紙配付資料のとおりでございます。 また今期をもちまして人権擁護委員の職を引かれます丸山氏には3期9年の長きにわたり人権擁護委員として御精励いただくとともに人権意識の普及啓発と高揚に御尽力をいただきました。衷心より厚くお礼を申し上げる次第であります。以上が提案理由の説明でございまして、何とぞよろしくご審議くださいまして御同意を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。 ○議長(杓子明君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号については、人事に関する案件でありますので委員会の付託並びに討論を省略し直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議長(杓子明君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号については委員会の付託並びに討論を省略し直ちに採決することに決しました。 これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は23名であります。 諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 本案は原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。             (全員起立) ○議長(杓子明君) 起立全員であります。 よって、人権擁護委員に前川久子君を推薦することに同意することに決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。 これをもって平成13年第4回小浜市議会定例会を閉会いたします。            (午後2時29分)  上会議の次第を記し相違ないことを証するために署名する。           平成13年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   6番           署名議員  22番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長 吉村 明...