平成29年12月定例会
福井市議会会議録 第5号 平成29年12月19日(火曜日)午後1時30分開議〇議事日程 日程 1
会議録署名議員の指名 日程 2 第77号議案ないし第90号議案,第92号議案ないし第115号議案,第35号報告,第36号報告,請願第13号,請願第14号 日程 3
予算特別委員会の継続調査について 日程 4 市会案第16号
福井市議会議員の議員報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について 日程 5 第118号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算 日程 6 市会案第15号 道路整備に係る補助率等の特別措置の継続及び
道路整備予算の確保を求める意見書について 日程 7 第116号議案
教育委員会委員の任命について 日程 8 第117号議案
公平委員会委員の選任について──────────────────────〇出席議員(32名) 1番 近藤 實君 2番 福野 大輔君 3番 菅生 敬一君 4番 瀧波 滋君 5番 池上 優徳君 6番 八田 一以君 7番 水島 秀晃君 8番 後藤 裕幸君 9番 村田 耕一君 10番 藤田 諭君 11番 田中 義乃君 12番 伊藤 洋一君 13番 片矢 修一君 14番 泉 和弥君 15番 玉村 正人君 16番 中村 綾菜君 17番 谷本 忠士君 18番 奥島 光晴君 19番 島川由美子君 20番 下畑 健二君 21番 堀江 廣海君 22番 鈴木 正樹君 23番 今村 辰和君 24番 野嶋 祐記君 25番 青木 幹雄君 26番 石丸 浜夫君 27番 堀川 秀樹君 28番 見谷喜代三君 29番 皆川 信正君 30番 吉田 琴一君 31番 加藤 貞信君 32番 西村 公子君──────────────────────〇欠席議員(0名)──────────────────────〇説明のため出席した者 市長 東 村 新 一 君 副市長 山 田 義 彦 君 副市長 西 行 茂 君 企業管理者 谷 澤 正 博 君 教育長 吉 川 雄 二 君
都市戦略部長 堀 内 正 人 君 総務部長 浅 野 信 也 君 財政部長 玉 村 公 男 君
市民生活部長 野 阪 常 夫 君
福祉保健部長 山 田 幾 雄 君
商工労働部長 港 道 則 男 君
農林水産部長 前 田 和 宏 君 建設部長 竹 内 康 則 君 下水道部長 宮 下 和 彦 君 工事・
会計管理部長 山 本 浩 隆 君
国体推進部長 松 山 雄 二 君 消防局長 山 本 太 志 君 企業局長 國 枝 俊 昭 君 教育部長 村 田 雅 俊 君──────────────────────〇
事務局出席職員 議会事務局長 小 川 敏 幸
議会事務局次長 廣 瀬 峰 雄
議事調査課長 松 井 優 美
議事調査課主任 阪 本 喜 浩
議事調査課主幹 田 中 あ い 議事調査課副主幹 堀 井 信 也
議事調査課主査 乘 竹 孝 幸──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。 よって,これより会議を開きます。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) それでは,日程1
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,30番 吉田琴一君,32番 西村公子君の御両名を指名します。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程2 第77号議案ないし第90号議案,第92号議案ないし第115号議案,第35号報告,第36号報告,請願第13号,請願第14号,以上42件を一括議題とします。 以上の各案件につきましては,去る11月27日の本会議において,各
常任委員会及び
予算特別委員会に付託され,予算議案については,
予算特別委員会から各
常任委員会へ調査依頼されました。 それぞれ審査結果の報告を受けましたので,これより委員会終了の順序に従い,結果の報告を求めます。〔各委員会審査結果報告書は
本号末尾参照〕 総務委員長 9番 村田耕一君。 (9番 村田耕一君 登壇)
◆9番(村田耕一君) 去る11月27日の本会議において,
総務委員会に付託されました案件と
予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,12月7日に委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は議案5件であり,審査の結果,挙手採決を行った2件を含め,いずれも
原案どおり可決と決しました。 また,調査依頼を受けました案件は議案2件,報告2件であり,議案はいずれも挙手採決の結果,原案は適当,報告はいずれも報告どおり承認することが適当であると報告することに決しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,第90号議案 福井市
マイドーム清水及び福井市
農園施設マイファーム清水の
指定管理者の指定について委員から,これまでの当該施設の
管理運営実績を踏まえ福井市
シルバー人材センターを選定したとのことだが,これまでの自主事業の開催実績はどのようなものかとの問いがあり,理事者から,昨年度の主な実績として
そば打ち体験会を19回開催し,219人が参加,
有機栽培講習会を6回開催し,165人が参加しているとの答弁がありました。それに対し委員から,継続的に開催され人気もあると聞いているので,今後も利用者の要望に応えられるような企画運営を続けてほしいとの要望がありました。 次に,第115号議案 職員の退職手当に関する条例等の一部改正について委員から,退職手当がこれまでにも段階的に引き下げられている中で,今回さらに引き下げることは職員のやる気を維持できるかという懸念があるが,どのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,退職手当や給料は職員の
モチベーションの一部ではあるが,そのほか人事制度の中で職員が
モチベーションを保って仕事ができるような体制づくりをしていきたいとの答弁がありました。 次に,
予算特別委員会からの
調査依頼案件であります,第35号報告 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度福井市
一般会計補正予算)について委員から,今回の衆議院議員総選挙等に要した経費のうち,市が負担する分はないのか。また,県支出金はいつごろ歳入として入ってくるのかとの問いがあり,理事者から,経費は原則国が全額負担することになっており,県を通じ来年の春ごろに交付される予定であるとの答弁がありました。 次に,第36号報告 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度福井市
一般会計補正予算),歳入中,市債について委員から,今回の
災害復旧事業の財源として,市債の借り入れで対応するのはなぜかとの問いがあり,理事者から,今回の
災害復旧事業に伴う市債の借り入れについては,後年度の元利償還金に対して交付税の措置があるためであるとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 次に,建設委員長 14番 泉和弥君。 (14番 泉和弥君 登壇)
◆14番(泉和弥君) 去る11月27日の本会議において,
建設委員会に付託されました案件と,
予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,12月7日に委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は議案2件であり,審査の結果,いずれも
原案どおり可決しました。 また,調査依頼を受けました案件は議案7件,報告1件であり,議案はいずれも原案は適当,報告は報告どおり承認することが適当であると報告することに決しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,第98号議案 こしの
国広域事務組合の解散に伴う財産処分及び事務の承継について委員から,
福井ケーブルテレビ株式会社へ事業を承継する平成30年4月1日以降,それまでの利用料金の未納分は,福井市と永平寺町が回収を行うのかとの問いがあり,理事者から,利用料金の未納がある場合は,
テレビ放送受信区域に応じてそれぞれの市町が債権を承継するため,福井市においても回収事務が生じるとの答弁がありました。 次に,
予算特別委員会からの
調査依頼案件であります,第77号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算,土木費中,市街地再
開発事業等支援事業について委員から,補助対象となる複合ビルの店舗エリア及び共同住宅の規模について問いがあり,理事者から,複合ビルの1階及び2階は店舗,3階から14階までは約70戸分の共同住宅が入る計画であるとの答弁がありました。また,別の委員から,どういった費用を補助対象としているのかとの問いがあり,理事者から,事業計画の作成や地盤調査などに要する
調査設計計画費や,補償,
取り壊し除却費,土地の整備費,階段や玄関フロアなど共同施設の整備費を補助対象としているとの答弁がありました。 次に,第36号報告 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度福井市
一般会計補正予算),
災害復旧費中,
公園災害復旧事業について委員から,公園の
年間樹木管理業務に倒木処理は含まれているのかとの問いがあり,理事者から,
年間樹木管理業務は樹木の剪定や薬剤防除などを委託しているものであり,倒木処理は含まれていないため,今回のような場合は随時の契約となるとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 なお,道路整備に係る補助率等の特別措置の継続及び
道路整備予算の確保を求める意見書について,市会案として提案するかどうか協議した結果,
建設委員会の委員長が提出者,賛同した委員が賛成者となり,意見書を市会案として本日の本会議に提案することとしました。 また,去る10月24日から25日にかけて,今後の
委員会運営の参考に資するため,
市営住宅建てかえ事業について大阪府吹田市を,また,空き家対策について兵庫県西宮市をそれぞれ視察し,活発な意見交換をしてまいりましたことを申し添えて報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 次に,
教育民生委員長 16番 中村綾菜君。 (16番 中村綾菜君 登壇)
◆16番(中村綾菜君) 去る11月27日の本会議において,
教育民生委員会に付託されました案件と
予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,12月8日に委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は議案5件であり,審査の結果,いずれも
原案どおり可決しました。 また,調査依頼を受けました案件は議案7件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,第83号議案 福井市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について委員から,
子ども医療費の窓口無料化の実現に時間を要した理由について問いがあり,理事者から,
国民健康保険の国庫負担の
減額調整措置や県との調整が必要であったことが要因であったが,来年4月から県内一斉に窓口無料化を実施するとの答弁がありました。 次に,第92号議案 福井市美山楽く楽く亭の
指定管理者の指定について委員から,設備を管理する技士が常駐していないが,問題があった場合はどのように対応するのかとの問いがあり,理事者から,
現場責任者等が日常的に点検を行い,異常があった場合には委託契約を結んでいる設備業者に連絡し,すぐに対応がとれる体制となっているとの答弁がありました。また,別の委員から,民間に移譲するという考えはないのかとの問いがあり,理事者から,施設のあり方についての検討を行ったが,高齢者等の生きがいや健康づくりを推進するため,当面は
指定管理者制度を継続していくこととしているとの答弁がありました。 次に,
予算特別委員会からの
調査依頼案件であります,第77号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算,民生費中,
宿泊施設バリアフリー整備事業について委員から,宿泊施設に対する助成額はどのように決定しているのかとの問いがあり,理事者から,県と配宿契約を結んでいる宿泊施設を対象に,県と同額の補助基準額を設け助成を行っているとの答弁がありました。 同じく,教育費中,要・準要
保護児童生徒就学援助事業について委員から,母子家庭は援助の対象としているのかとの問いがあり,理事者から,母子家庭を理由に対象とするわけではなく,申請世帯の所得によって認定しているとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 次に,
経済企業委員長 12番 伊藤洋一君。 (12番 伊藤洋一君 登壇)
◆12番(伊藤洋一君) 去る11月27日の本会議において,
経済企業委員会に付託されました案件と,
予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,12月8日に委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は議案8件,請願2件であり,審査の結果,挙手採決を行った議案3件を含め,いずれも
原案どおり可決,請願は挙手採決の結果,いずれも不採択と決しました。 また,調査依頼を受けました案件は議案8件,報告1件であり,議案はいずれも挙手採決の結果,原案は適当,報告は報告どおり承認することが適当であると報告することに決しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,第85号議案 福井市
自転車競走実施条例の一部改正について委員から,
ミッドナイト競輪は電話・
インターネット投票のみということだが,未成年者も投票できてしまう状況なのかとの問いがあり,理事者から,電話・
インターネット投票会員となる際に年齢認証が必要であるので,未成年者は会員にはなれず投票もできないとの答弁がありました。また,別の委員から,
ミッドナイト競輪は安定した収益を上げることができることから,しっかり取り組んでほしいとの要望がありました。 次に,第86号議案 福井市
国見岳森林公園の設置及び管理に関する条例の一部改正について委員から,宿泊施設の廃止により今後の利用者数をどのように見込んでいるのかとの問いがあり,理事者から,年間千二,三百人あった宿泊利用が減少すると見込んでいるが,施設整備や自転車の駅設置のほか,民間による
サイクリングイベント等のPRなどにより利用者数の回復を図っていきたいとの答弁がありました。 次に,第94号議案 福井市文化会館の
指定管理者の指定について委員から,新しい文化会館のオープンまでは現在の文化会館を使用することになるが,現施設は老朽化が著しいことから今回の指定管理料で十分かとの問いがあり,理事者から,仮協定締結の際に予算については十分配慮している。小規模な修繕費は指定管理料に含んでいるが,大規模なものは市が対応するとの答弁がありました。 次に,請願第13号 「米の再生産可能な
米価下支え制度」の創設を求める意見書提出について委員から,国の動向を見据えるべきことから継続審査とすべきとの意見や,政府・与党で議論が進んでいる中では意見書を提出すべきではないことから不採択とすべきとの意見があり,挙手採決の結果,不採択と決しました。 次に,請願第14号 種子法廃止に伴う対策を求める意見書提出について委員から,
主要農作物種子法の廃止により,海外からの参入から日本の農業を守るために地域から声を上げる必要があることから採択とすべきとの意見や,同法が廃止となっても,県はJA等と協力して主要農作物の種子生産に責任を持って取り組むとのことなので意見書を出すまでもないことから不採択とすべきとの意見があり,挙手採決の結果,不採択と決しました。 次に,
予算特別委員会からの
調査依頼案件であります,第77号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算,
災害復旧費中,
農業施設災害復旧事業及び
林業施設災害復旧事業について委員から,台風第5号及び台風第18号に被災してから数カ月経過しており,農林業を営む方にとっては速やかに復旧し生産体制に戻ることが必要と思われるが,補正予算を専決処分で執行する等の迅速な対応はできなかったのかとの問いがあり,理事者から,本事業は台風第5号及び台風第18号による被害の復旧事業のうち,国庫補助の対象事業である。国の査定が,台風第5号による復旧事業は先般完了したところであり,台風第18号については今月行われる予定であることから今定例会に
補正予算議案として上程した。小規模なものについては予備費を充当し先に対処しているとの答弁がありました。 次に,第36号報告 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度福井市
一般会計補正予算),
災害復旧費中,
観光施設災害復旧事業について委員から,
日本さくら名所100選に選ばれている
足羽川桜並木を守るために,新たに苗木を植えるなど,将来に向けてどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,
足羽川桜並木の維持については,周囲に住んでいる方々から御理解を得ることや,道路の機能保持に配慮しながら考えていかなければならない。
足羽川桜並木は本市の大切な観光資源であることから,延命のための対応をしていきたいとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 次に,
予算特別委員長 8番 後藤裕幸君。 (8番 後藤裕幸君 登壇)
◆8番(後藤裕幸君) 去る11月27日の本会議において,
予算特別委員会に付託されました議案18件,報告2件及び市政上の重要案件を審査及び調査するため,12月13日及び14日の2日間,委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました議案18件及び報告2件は付託後,議長を通じ,それぞれの所管の各
常任委員会に対し調査依頼を行い,その調査結果の報告を受けて慎重に審査を行った結果,議案は
原案どおり可決,報告は報告どおり承認いたしました。 なお,第77号議案ないし第79号議案,第99号議案,第110号議案ないし第112号議案については挙手採決の結果,賛成多数により可決しました。 また,市政上の重要案件についても活発で真剣な論議が交わされ,今後も継続して調査することと決定しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,通学路の安全対策について委員から,昨年8月に
大東中学校周辺において,
自転車通学生やドライバーの安全への意識の向上を目的に
自転車走行空間モデル事業を実施したが,どのような成果があったのかとの問いがあり,理事者から,モデル事業の実施前は右側通行をする生徒の割合が22.3%だったものが,1年後のことし9月に行った通行量調査によると3.5%にまで減少し,左側通行を遵守する割合が高まっている。また,生徒やドライバーを対象にした
アンケート調査によると,生徒の76.5%,ドライバーの58.7%が,同事業の実施により安全性が高まったと認識しているとの答弁がありました。 次に,東京五輪・
パラリンピックの
事前キャンプ誘致について委員から,
ホストタウンになることで,本市の子供と各国の選手たちとの触れ合いや,宿泊施設や観光施設での経済効果が見込まれる。また,東京五輪・
パラリンピック後もさまざまな交流を進めることで,新たな友好都市の布石としてほしいが,どのように考えるかとの問いがあり,理事者から,
ホストタウンとして
事前キャンプ地の業務をしっかりと果たし,交流計画を実施していく中で,相手国の都市との交流が盛んになれば,友好都市への布石になると考えているとの答弁がありました。 次に,中核市移行のメリットと経費について委員から,中核市移行に伴う
事務権限移譲により,約2億8,000万円が市の負担となるとのことだが,具体的なメリットを感じない中核市移行よりも,給付型の奨学金を創設するなど市民の切実な暮らしの応援に財源を割くべきと考えるがどうかとの問いがあり,理事者から,本市では,これまでも全ての市民が安全で安心し,豊かな生活を送ることができるよう各種施策に取り組んできた。中核市への移行は,少子・高齢化,人口減少など中・長期的で多様な課題に対応できるようにするためのものである。事務権限が拡大し行政機能を充実させることで,これまで以上に市民の暮らしの応援につながる多様な施策を展開できると考えているとの答弁がありました。 次に,中央公園を活用した
イルミネーション作品展示について委員から,中央公園を
イルミネーションの展示会場として広場を開放し,市民や学生,事業所などから作品を募集して展示するような事業を展開してはどうかとの問いがあり,理事者から,現在整備中の中央公園では約100基のライトアップをする計画をしており,夜間景観として十分楽しめる空間を提供できると考えている。また,市民参加型の
イルミネーション作品展示については,まちなかににぎわいを生み出し,食事や買い物などの消費拡大にもつなぐことができる有効な手段であると考えている。現在,美術館の
子どもアトリエ事業と連携し,親子を中心とした市民が
イルミネーションのオブジェを制作してアオッサから西武福井店を結ぶにぎわい軸の付近に展示をする企画の検討を進めているとの答弁がありました。 次に,がん対策について委員から,国の第3期
がん対策推進基本計画においては,医師,がん患者,
がん経験者などの外部講師を活用し,子供にがんの正しい知識や
がん経験者の生の声を伝えることが重要であるとしているが,本市では学校におけるがん教育についてどのように取り組んでいるのかとの問いがあり,理事者から,現在,小学校6年生,中学校3年生の保健の授業において,病気の予防や健康な生活といった観点でがんについて学んでいる。今後は,研修等を通じて教員のがん教育の質の向上を図るとともに,国が作成した外部講師を用いた
がん教育ガイドラインに沿って,県と連携しながらがん教育を進めていくとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 以上をもちまして各
常任委員会及び
予算特別委員会の審査結果報告は全部終了しました。 ただいまの各
委員長報告に対し質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 第80号議案ないし第84号議案,第86号議案ないし第88号議案,第90号議案,第94号議案,第95号議案,第97号議案,第100号議案ないし第109号議案,第114号議案,第35号報告,第36号報告につきましては,討論の通告がございませんので,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,採決します。 第80号議案ないし第84号議案,第86号議案ないし第88号議案,第90号議案,第94号議案,第95号議案,第97号議案,第100号議案ないし第109号議案,第114号議案,第35号報告,第36号報告に対する各委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおりそれぞれ可決,承認であります。 お諮りします。 以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,第77号議案ないし第79号議案,第85号議案,第89号議案,第92号議案,第93号議案,第96号議案,第98号議案,第99号議案,第110号議案ないし第113号議案,第115号議案,請願第13号,請願第14号については討論の通告がありましたので,許可します。 32番 西村公子君。 (32番 西村公子君 登壇)
◆32番(西村公子君) 日本共産党議員団の西村公子です。私は,ただいま討論の対象となっております第77号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算を初めとする7つの補正予算案や
指定管理者の指定に関する議案3件,ほか5つの議案について反対の立場から,また請願2件については賛成の立場から不採択とした
委員長報告に反対し,日本共産党議員団を代表し一括して討論を行います。 まず,補正予算案と関連の議案については,私たちが要求していた就学が困難な児童・生徒を支援する就学援助事業の新入学援助費の単価を現状に見合うようおよそ倍加することや,児童クラブ設置事業,浄化槽設置補助事業などは賛成ですが,職員の退職手当の引き下げや市長などの常勤の特別職職員の期末手当を引き上げること,ふれ愛園の廃止による人事異動での職員給与費の補正などは反対です。職員は,期末手当の引き上げはありますが,5年前に給与など2億円を超える大幅な引き下げが行われており,今回十分な引き上げとは言えない中で退職手当を1人平均でおよそ70万円引き下げるものです。市は,国や県に合わせて引き下げると言いますが,市としての検討や判断もなされておらず,問題です。一方で,市長を初め常勤の特別職職員は,高額な退職金の4年ごとの見直しも行われておりません。期末手当を引き上げるのは到底納得できるものではありません。 ふれ愛園の民間移譲による廃止によって33人の職員が人事異動になっています。中には介護職から事務職という方もおられるということです。市の公的責任の大幅な後退とともに,職員の資質や意欲を生かすべきなのに,それに反するやり方は認められません。 次に,
指定管理者の指定について述べます。
指定管理者制度は,これまで指摘しているように利益を追求する業者や企業を指定することによって利用者の声が反映しにくくなることや,雇用の非正規化など労働条件の後退,契約に反して職員配置を減らす,必要な業務を減らす,不透明な経理など,これまで全国的にも福井市でも問題が起きています。しかし,市はまともな検証も行わず
指定管理者制度の拡大を図っています。
指定管理者制度は14年前にできた制度で,国に対して検証と見直しを求める指摘が広がっています。市としても総点検を行い,公契約条例を制定して抜本的な見直しを行うべきです。 次に,福井市
自転車競走実施条例の一部改正については,
ミッドナイト競輪を行うことが主な目的となっています。これまで競輪事業を継続している理由は市財政への貢献と地域雇用を守ることですが,今回の
ミッドナイト競輪は奈良競輪場を借りて無観客で実施するということです。
ミッドナイト競輪は,競技運営にかかわる職員配置が必要ないやり方で売り上げを確保しようというものです。雇用や地域経済への貢献が減少するやり方は問題であり,反対です。 次に,福井市体育施設条例の一部改正についてですが,これは三秀プールを廃止するためのものです。市民や地域住民から市街地にある貴重な幼児,子供向けプールを廃止しないでほしい,改修して残してほしいという署名が出されていましたが,東村市長は市民の切実な声に耳を傾けることなく廃止しようとしています。保育園関係者からも,子供が伸び伸びできて安心して使える施設が身近にあることは子供の発達にもよいと高く評価されていたものです。本来ならこのような施設を市内に何カ所かつくっていくべきところを廃止してしまうのは,市民や地域住民の願いに反することであり,認められません。 次に,こしの
国広域事務組合の解散に伴う財産処分及び事務の承継については,永平寺町と美山地区のケーブルテレビ事業を
福井ケーブルテレビ株式会社に移譲するためのものです。9月定例会でも指摘したように,現在組合が行っている減免制度が1年限りで廃止され,減免額や対象者も大幅に後退することになります。生活困窮者が情報弱者になりかねない配慮のない民間移譲には反対です。 次に,請願2件について述べます。 請願第13号は,米の再生産可能な
米価下支え制度の創設を求めています。政府は来年度から,農業者戸別所得補償制度による米の直接支払交付金を廃止しようとしていることから農業者に大きな不安が広がっています。大規模農家では数百万円もの大幅な減収になると言われており,経営の見通しが立たない状況です。稲作が続けられないことになれば,国民が求めている安全・安心な米の提供ができなくなるばかりか,離農と耕作放棄がさらに広がることになります。世界的に見ても主要作物に補助を行い,自国の農業を守ることは当たり前にやっています。フランスでは9割,アメリカでも5割を国が補助しており,請願の内容は農業者の声であり,採択するべきです。 請願第14号は,
主要農作物種子法廃止に伴う対策を求めています。同法は,国や都道府県の公的な役割を明確にして,今日のように優良銘柄を多く開発し,普及に貢献してきました。請願にあるように,この法律が廃止されることで地域の共有財産である種子を民間企業に委ねた場合,改良された新品種に特許がかけられ,農家が特許使用料を支払わなければ種子を買えなくなることが懸念されています。都道府県の取り組みが後退しないように国に予算措置を求めていることなど当然の要求であり,採択するべきです。 委員会の審議では,趣旨には賛同できるなどの意見があったものの,時期尚早,政府は手当てを考えているなどとして2件の請願を不採択にしたことは,農業者の切実な声に背を向ける態度にほかなりません。よって,不採択とした
委員長報告に反対します。以上で日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。
○議長(奥島光晴君) 以上で討論を終結します。 それでは,採決します。 第77号議案ないし第79号議案,第85号議案,第89号議案,第92号議案,第93号議案,第96号議案,第98号議案,第99号議案,第110号議案ないし第113号議案,第115号議案,請願第13号,請願第14号に対する各委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおりそれぞれ可決,不採択であります。 お諮りします。 以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 御着席ください。 起立多数であります。よって,そのように決しました。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程3
予算特別委員会の継続調査についてを議題とします。 お諮りします。
予算特別委員会の付託案件であります市政上の重要案件につきましては,先ほどの
予算特別委員長の報告どおり継続調査と決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程4 市会案第16号
福井市議会議員の議員報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを議題とします。 お諮りします。 提出者の説明は,会議規則第37条第3項の規定により省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,市会案第16号について質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております市会案第16号については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,市会案第16号については討論の通告がありましたので,許可します。 22番 鈴木正樹君。 (22番 鈴木正樹君 登壇)
◆22番(鈴木正樹君) 日本共産党議員団の鈴木正樹です。私は,市会案第16号
福井市議会議員の議員報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について反対の立場から討論を行います。 本議案は,私たち市議会議員の期末手当を引き上げるものです。その影響額は全体で142万1,700円,1人当たりの引き上げ額は,議長が5万1,800円,副議長が4万6,900円,私たち議員は4万4,100円となります。 先月末に県が発表した9月の毎月勤労統計調査によれば,県内労働者のきまって支給する給与の平均金額は24万9,460円,対前年同月比で1.6%減少しました。県民,市民の購買力や,景況感を示す実質賃金指数も前年同月に比べ1.2%の減少です。平成27年度を100とすると,現金給与総額は実に83.6%,2割近くも減少し働く人たちの賃金が減り続けています。当然,市民は景気回復などみじんも感じていません。それどころか,安倍政権が来年度に計画している医療や介護の社会保障費削減による負担増やサービス削減など,先行きへの不安こそ感じています。そもそも,私たち
福井市議会議員は既に年間1,000万円を超える報酬と手当を受け取っています。これ以上報酬や手当を引き上げる必要がありません。よって,手当を引き上げる必要はなく,市民の理解も得られないことから,本市会案に反対するものです。 以上で日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。
○議長(奥島光晴君) 以上で討論を終結します。 それでは,採決します。 市会案第16号については,原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 御着席ください。 起立多数であります。よって,そのように決しました。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程5 第118号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算を議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇)
◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第118号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算案につきまして提案理由を申し上げます。 このたびの補正予算案は,
福井市議会議員の議員報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例を一部改正することに伴い,所要の経費を補正するものでございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(奥島光晴君) ただいま説明のありました第118号議案について質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております第118号議案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,第118号議案については討論の通告がありましたので,許可します。 22番 鈴木正樹君。 (22番 鈴木正樹君 登壇)
◆22番(鈴木正樹君) ただいま討論の対象となっております第118号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算について反対の立場から,日本共産党議員団を代表して討論を行います。 先ほどの市会案第16号の討論でも述べたように,私たち市議会議員の手当を引き上げる必要はなく,市民からの理解も得られないことから補正予算案に反対するものです。 以上で日本共産党議員団を代表しての討論を終わります。
○議長(奥島光晴君) 以上で討論を終結します。 それでは,採決します。 第118号議案については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 御着席ください。 起立多数であります。よって,そのように決しました。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程6 市会案第15号 道路整備に係る補助率等の特別措置の継続及び
道路整備予算の確保を求める意見書についてを議題とします。 お諮りします。 提出者の説明は,会議規則第37条第3項の規定により省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,事務局に案文を朗読させます。 (事務局朗読) 道路整備に係る補助率等の特別措置の継続及び
道路整備予算の確保を求める意見書 道路は,市民の安全な暮らしや,地域経済の成長を支えるとともに,災害時には市民の命を守るライフラインとして,最も重要な社会基盤の一つである。 本市では,人に優しい道づくり,多様な交流を拓く道づくり,暮らしを支える道づくりを方針に,次代につなぐ,暮らしの豊かさを支えるみちづくり整備は急務となっている。 このような状況下において,現在,道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(道路財特法)の規定により補助率がかさ上げされているが,平成29年度までの時限措置となっている。 補助率かさ上げ措置の廃止は,地方創生の推進に重大な影響を及ぼし,活力の低下を招きかねない。 よって,下記の事項について強く要望する。 記1 地方が真に必要としている道路整備や維持管理に支障が生じないよう,道路財特法に定める補助率のかさ上げ措置を平成30年度以降も継続すること。 さらに,地方創生の更なる推進のため,補助率の特別措置を拡充すること。2 長期的に道路整備事業が推進できるよう,道路関係予算の総枠を確保するとともに,平成30年度当初予算においても,必要な事業費を確保すること。 以上,地方自治法第99条の規定に基づき,意見書を提出する。 平成29年12月19日 福井市議会
○議長(奥島光晴君) それでは,市会案第15号について質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております市会案第15号については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し,また討論の通告がございませんので,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,採決します。 市会案第15号については,原案のとおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程7 第116号議案
教育委員会委員の任命についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇)
◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第116号議案
教育委員会委員の任命について提案理由の御説明を申し上げます。 このたび,
教育委員会委員の玉木誠氏が12月23日をもって任期満了となられます。つきましては,その後任といたしまして多田和博氏を任命いたしたいと存じますので,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。 同氏は,人格,識見ともに
教育委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥島光晴君) ただいまの説明に対し質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております第116号議案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,採決します。 第116号議案
教育委員会委員の任命については,多田和博君を任命することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ただいま
教育委員会委員の任命に同意を得られました多田和博君から御挨拶を受けることにします。
◎多田和博 君 多田和博でございます。このたびは,
教育委員会委員の任命に当たりまして議員の皆様の御同意を賜りまして,心から御礼申し上げます。 近年の教育に対する市民の意識や価値観といったものは大変多様化してきております。
教育委員会委員の役割に対しても市民の関心が高まっているところでございます。そのような中で,福井市の学校教育や生涯教育の充実に対して,私では甚だ微力とは思いますが,これまでの会社経営の経験や知識を生かして,市民目線で
教育委員会委員の責務を果たしていく所存でございます。 つきましては,議員の皆様の格別なる御支援,御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして,簡単ではございますが御礼の挨拶とかえさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程8 第117号議案
公平委員会委員の選任についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇)
◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第117号議案
公平委員会委員の選任について提案理由の御説明を申し上げます。 このたび,
公平委員会委員の清川忠氏が,12月23日をもって任期満了となられます。つきましては,その後任といたしまして益永哲郎氏を選任いたしたいと存じますので,地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。 同氏は,人格,識見ともに
公平委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥島光晴君) ただいまの説明に対し質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております第117号議案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,採決します。 第117号議案
公平委員会委員の選任については,益永哲郎君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ただいま
公平委員会委員の選任に同意を得られました益永哲郎君から御挨拶を受けることにします。
◎益永哲郎 君 ただいま御紹介いただきました益永哲郎でございます。 このたび,福井市
公平委員会委員の選任に御同意を賜り,まことに光栄に存じ,かつこの職につかせていただきますことに身の引き締まる思いでその重責を自覚しております。 最近,この福井市におきましては,安定した人事関係が確保されていると伺っておりますが,昨今の社会情勢の中,福井市におきましても行財政面で厳しい体制が求められているとお聞きし,公平委員会におきまして審議事案が発生することも十分に考えられます。浅学非才な私ではございますが,誠心誠意与えられました職務に全力を尽くしたいと思います。皆様,どうぞよろしく御指導,御鞭撻のほどお願い申し上げまして,御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(奥島光晴君) 以上をもちまして本日の議事日程は全部終了しました。 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可します。 (市長 東村新一君 登壇)
◎市長(東村新一君) 議長のお許しをいただきまして,平成29年12月福井市議会定例会の閉会に当たり,一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様には,11月27日の開会以来,補正予算を初め,条例改正など提案いたしました各議案につきまして慎重かつ熱心に御審議をいただき,御議決をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。 本定例会を通じていただきました議員各位の御意見や御提案につきましては,諸施策の中で反映するよう最善を尽くす所存でございますので,より一層の御支援をいただきますようお願い申し上げます。 さて,本市では平成32年の東京オリンピック・
パラリンピックの開催にあわせ,大会参加国との交流促進を図るため,
事前キャンプ誘致に取り組んでいるところです。今月8日,9日にスロベニア共和国のシモナ・レスコヴァル大使を福井市に招聘し,体育施設や宿泊施設などを視察していただくとともに,一乗谷朝倉氏遺跡や養浩館庭園など,本市が誇る歴史文化や食を初め,本市の魅力にも触れていただきました。また,先週11日には東京オリンピック・
パラリンピック競技大会推進本部事務局からスロベニア共和国の
ホストタウン登録を受けました。これにより,
事前キャンプ誘致に弾みがつくものと考えています。 ところで,ことしも残りわずかとなりましたが,来年開催の「福井しあわせ元気」国体・障害者スポーツ大会まで284日となりました。ことし順次開催いたしました競技別プレ大会には,全国から多くの皆様をお迎えし,日本トップクラスの選手による一流のわざとスピードを間近に観戦することができ,大きな感動をもたらすとともに,会場は大いに盛り上がりました。多くの市民の皆様のボランティア活動,競技団体や議員各位の御協力により無事円滑な運営ができましたことに深く感謝を申し上げる次第であります。引き続き,両大会の成功に向けてこれらの経験を踏まえ,万全の態勢を整えてまいりますので,一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。 さらに,来年は平成31年の中核市移行や平成35年の北陸新幹線の福井開業などを控え,本市が将来にわたり飛躍するための重要な年と考えておりますので,議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 結びになりますが,ことしも残りわずかとなりました。先週からの雪により寒さも日々厳しくなっておりますので,議員各位におかれましてはくれぐれも健康に御留意いただき,御健勝にて輝かしい新年をお迎えいただきますよう祈念申し上げ,お礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(奥島光晴君) 以上で会議を閉じます。 これをもちまして平成29年12月福井市議会定例会を閉会します。 午後2時38分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。福井市議会議長 平成 年 月 日署名議員 平成 年 月 日署名議員 平成 年 月 日
△〔参照〕 各委員会審査結果報告書 総 務 委 員 会番 号件 名審査結果第81号議案福井市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について原案可決第90号議案福井市
マイドーム清水及び福井市
農園施設マイファーム清水の
指定管理者の指定について〃第113号議案福井市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について〃第114号議案福井市職員の給与に関する条例及び福井市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について〃第115号議案職員の退職手当に関する条例等の一部改正について〃 建 設 委 員 会番 号件 名審査結果第88号議案福井市営住宅条例の一部改正について原案可決第98号議案こしの
国広域事務組合の解散に伴う財産処分及び事務の承継について〃 教 育 民 生 委 員 会番 号件 名審査結果第82号議案福井市重度障害者(児)医療費等の助成に関する条例の一部改正について原案可決第83号議案福井市
子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について〃第84号議案福井市母子家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部改正について〃第89号議案福井市体育施設条例の一部改正について〃第92号議案福井市美山楽く楽く亭の
指定管理者の指定について〃 経 済 企 業 委 員 会番 号件 名審査結果第85号議案福井市
自転車競走実施条例の一部改正について原案可決第86号議案福井市
国見岳森林公園の設置及び管理に関する条例の一部改正について〃第87号議案福井市土地改良事業等分担金賦課徴収条例の一部改正について〃第93号議案福井市美山森林温泉みらくる亭の
指定管理者の指定について〃第94号議案福井市文化会館の
指定管理者の指定について〃第95号議案福井市SSTらんどの
指定管理者の指定について〃第96号議案福井市リズムの森の
指定管理者の指定について〃第97号議案字の区域の変更について〃請願第13号「米の再生産可能な
米価下支え制度」の創設を求める意見書提出について不採択請願第14号種子法廃止に伴う対策を求める意見書提出について〃 予 算 特 別 委 員 会番 号件 名審査結果第77号議案平成29年度福井市
一般会計補正予算原案可決第78号議案平成29年度福井市介護保険特別会計補正予算〃第79号議案平成29年度福井市競輪特別会計補正予算〃第80号議案平成29年度福井市地域生活排水特別会計補正予算〃第99号議案平成29年度福井市
一般会計補正予算〃第100号議案平成29年度福井市
国民健康保険特別会計補正予算〃第101号議案平成29年度福井市後期高齢者医療特別会計補正予算〃第102号議案平成29年度福井市介護保険特別会計補正予算〃第103号議案平成29年度福井市競輪特別会計補正予算〃第104号議案平成29年度福井市簡易水道特別会計補正予算〃第105号議案平成29年度福井市宅地造成特別会計補正予算〃第106号議案平成29年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算〃第107号議案平成29年度福井市集落排水特別会計補正予算〃第108号議案平成29年度福井市地域生活排水特別会計補正予算〃第109号議案平成29年度福井市福井駅
周辺整備特別会計補正予算〃第110号議案平成29年度福井市下水道事業会計補正予算〃第111号議案平成29年度福井市ガス事業会計補正予算〃第112号議案平成29年度福井市水道事業会計補正予算〃第35号報告専決処分の承認を求めることについて(平成29年度福井市
一般会計補正予算)承認第36号報告専決処分の承認を求めることについて(平成29年度福井市
一般会計補正予算)〃...