平成29年 6月定例会
福井市議会会議録 第5号 平成29年6月26日(月曜日)午後1時31分開議〇議事日程 日程1
会議録署名議員の指名 日程2 第32号議案ないし第38号議案,第7号報告及び第8号報告,陳情第7号 日程3
予算特別委員会の継続調査について 日程4 議員の派遣について(その1) 日程5 議員の派遣について(その2) 日程6 第39号議案
教育委員会教育長の任命について 日程7 第40号議案 監査委員の選任について 日程8 第41号議案
農業委員会委員の任命について 日程9 第42号議案
農業委員会委員の任命について 日程10 第43号議案
農業委員会委員の任命について 日程11 第44号議案
農業委員会委員の任命について 日程12 第45号議案
農業委員会委員の任命について 日程13 第46号議案
農業委員会委員の任命について 日程14 第47号議案
農業委員会委員の任命について 日程15 第48号議案
農業委員会委員の任命について 日程16 第49号議案
農業委員会委員の任命について 日程17 第50号議案
農業委員会委員の任命について 日程18 第51号議案
農業委員会委員の任命について 日程19 第52号議案
農業委員会委員の任命について 日程20 第53号議案
農業委員会委員の任命について 日程21 第54号議案
農業委員会委員の任命について 日程22 第55号議案
農業委員会委員の任命について 日程23 第56号議案
農業委員会委員の任命について 日程24 第57号議案
農業委員会委員の任命について 日程25 第58号議案
農業委員会委員の任命について 日程26 第59号議案
農業委員会委員の任命について 日程27 第60号議案
農業委員会委員の任命について 日程28 第61号議案
農業委員会委員の任命について 日程29 第62号議案
農業委員会委員の任命について 日程30 第63号議案
農業委員会委員の任命について 日程31 第64号議案
農業委員会委員の任命について──────────────────────〇出席議員(31名) 1番 近藤 實君 2番 福野 大輔君 3番 菅生 敬一君 4番 瀧波 滋君 5番 池上 優徳君 6番 八田 一以君 7番 水島 秀晃君 9番 村田 耕一君 10番 藤田 諭君 11番 田中 義乃君 12番 伊藤 洋一君 13番 片矢 修一君 14番 泉 和弥君 15番 玉村 正人君 16番 中村 綾菜君 17番 谷本 忠士君 18番 奥島 光晴君 19番 島川由美子君 20番 下畑 健二君 21番 堀江 廣海君 22番 鈴木 正樹君 23番 今村 辰和君 24番 野嶋 祐記君 25番 青木 幹雄君 26番 石丸 浜夫君 27番 堀川 秀樹君 28番 見谷喜代三君 29番 皆川 信正君 30番 吉田 琴一君 31番 加藤 貞信君 32番 西村 公子君──────────────────────〇欠席議員(1名) 8番 後藤 裕幸君──────────────────────〇説明のため出席した者 市長 東 村 新 一 君 副市長 山 田 義 彦 君 副市長 西 行 茂 君
企業管理者 谷 澤 正 博 君 教育長 内 田 高 義 君
都市戦略部長 堀 内 正 人 君 総務部長 浅 野 信 也 君 財政部長 玉 村 公 男 君
市民生活部長 野 阪 常 夫 君
福祉保健部長 山 田 幾 雄 君
商工労働部長 港 道 則 男 君
農林水産部長 前 田 和 宏 君 建設部長 竹 内 康 則 君
下水道部長 宮 下 和 彦 君 工事・
会計管理部長 山 本 浩 隆 君
国体推進部長 松 山 雄 二 君 消防局長 山 本 太 志 君 企業局長 國 枝 俊 昭 君 教育部長 村 田 雅 俊 君──────────────────────〇
事務局出席職員 議会事務局長 小 川 敏 幸
議会事務局次長 廣 瀬 峰 雄
議事調査課長 松 井 優 美
議事調査課主任 阪 本 喜 浩
議事調査課主幹 田 中 あ い
議事調査課主幹 笹 野 直 輝
議事調査課主査 乘 竹 孝 幸──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。 よって,これより会議を開きます。 なお,本日の
欠席通告議員は,8番 後藤裕幸君の1名であります。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) それでは,日程1
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,10番 藤田諭君,11番
田中義乃君の御両名を指名します。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程2 第32号議案ないし第38議案,第7号報告及び第8号報告,陳情第7号,以上10件を一括議題とします。 以上の各案件につきましては,去る6月5日の本会議において,各
常任委員会及び
予算特別委員会に付託され,予算議案については
予算特別委員会から各
常任委員会へ調査依頼されました。 それぞれ審査結果の報告を受けましたので,これより
委員会終了の順序に従い結果の報告を求めます。〔各
委員会審査結果報告書は
本号末尾参照〕
総務委員長 9番 村田耕一君。 (9番 村田耕一君 登壇)
◆9番(村田耕一君) 去る6月5日の本会議において,
総務委員会に付託されました案件と
予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,6月15日に委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は議案2件,報告1件であり,審査の結果,議案はいずれも
原案どおり可決,報告は報告どおり承認しました。 また,調査依頼を受けました案件は議案1件であり,原案は適当であると報告することに決しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,第34号議案 福井市消防長及び消防署長の資格を定める条例の一部改正について委員から,持続可能な組織体制を整備するという改正の理由や,部長等の在職期間の特例を設けることなど,今回の改正で消防局長の資格要件を拡大するのはどのような目的で行うのかとの問いがあり,理事者から,消防局長の資格としては消防監の階級にある者が一般的であるが,市長は消防局長に必要な判断力,統率力,管理能力などの資質と,
危機管理対応等の経験も評価して,幅広い人材から消防局長を任命できるようにするものであるとの答弁がありました。 次に,第35号議案 福井市
市税賦課徴収条例の一部改正について委員から,今回の条例改正により影響を受ける人数と市税への影響額はどの程度かとの問いがあり,理事者から,今回の条例改正により,
配偶者控除については適用人数が現在から約1,140人減り市税は約2,600万円の増収,
配偶者特別控除については,適用人数が現在から約3,600人ふえ市税は約6,800万円の減収となる。合わせて市税は約4,200万円の減収が見込まれるとの答弁がありました。 次に,
予算特別委員会からの
調査依頼案件であります第32号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算,歳入中,市債について委員から,市債を充てる
街路整備事業及び
公園整備事業はどのような内容かとの問いがあり,理事者から,
街路整備事業は,福井駅
付近連続立体交差事業に伴う
都市計画道路志比口開発線の整備,
公園整備事業は,国体の開催に向けた
総合運動公園の整備及び足羽山の園路舗装の進捗を図るものであるとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 次に,
建設委員長 14番 泉和弥君。 (14番 泉和弥君 登壇)
◆14番(泉和弥君) 去る6月5日の本会議において,
建設委員会に付託されました案件と,
予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,6月15日に委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は議案1件,陳情1件であり,審査の結果,議案は
原案どおり可決,陳情は挙手採決の結果,不採択と決しました。 また,調査依頼を受けました案件は議案2件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,第38号議案 こしの
国広域事務組合規約の変更について委員から,解散に向けてどこまで協議が進んでいるのかとの問いがあり,理事者から,昨年度からこしの
国広域事務組合を中心として,構成市町の福井市と永平寺町,民間移譲先として想定している
ケーブルテレビ事業者と移譲の条件等について協議をしている。また,永平寺町は昨年の12月から,福井市は今年1月から
住民説明会を開催してきたとの答弁がありました。これに対して委員から,番組内容や料金について地元住民の理解を十分に得ながら進めてほしいとの要望がありました。 次に,陳情第7号
フリーゲージトレイン導入が困難な中,特急「
サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書提出について委員から,在来線の特急を残すことには非常に大きな経費がかかるとの意見や,また別の委員から,着工5条件として合意形成されていることを再び議論すると進捗のおくれにつながるのではないかとの意見があり,挙手採決の結果,全員一致により不採択と決しました。 次に,
予算特別委員会からの
調査依頼案件であります第32号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算,土木費中,市街地再
開発事業等支援事業について委員から,中央1丁目の幾つかの再開発事業は一体的に進めた方が望ましいと思うが,福井市としてはどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,公共貢献度の高い事業をしてもらうには,三角街区での事業を含め一体的な取り組みをしてほしいと考えている。現在,
市街地総合再生計画を策定しているところであり,福井市として将来の
まちづくりの方向性を示し,地権者や国の理解を得ながら進めていきたいとの答弁がありました。 次に,第33号議案 平成29年度福井市福井駅
周辺整備特別会計補正予算について委員から,福井駅
周辺土地区画整理事業のスケジュールは平成4年度から平成30年度までとなっているが,
予定どおり来年度に完了するのかとの問いがあり,理事者から,平成30年度中に道路や公園などの管理者への引き継ぎや登記作業を
行い換地処分を終えるが,完成した道路等の補修は継続して行っていくとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 次に,
経済企業委員長 12番 伊藤洋一君。 (12番 伊藤洋一君 登壇)
◆12番(伊藤洋一君)
予算特別委員会から
経済企業委員会に調査依頼されました案件を調査するため,6月16日に委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 調査依頼を受けました案件は議案1件であり,原案は適当であると報告することに決しました。 以下,調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,第32号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算,商工費中,
ICカード等決済端末機設置支援事業について委員から,端末機1台当たりの補助額について問いがあり,理事者から,
ICカード等決済端末機の整備には1台当たり12万円の経費を要することから,その3分の2の8万円を補助するとの答弁がありました。 同じく,
農林水産業費中,
漁港施設保全計画策定事業について委員から,策定業務を
コンサルタントに委託するのではなく職員が実施できないのかとの問いがあり,理事者から,海中での調査は潜水しなければならないこと,また,過去につくられた大きな防波堤の内部は土砂や玉石が詰められたものもあり,それらの状況を
音波探知等で調査するには特殊な機材が必要になることから
コンサルタントへ委託するものであるとの答弁がありました。これに対して委員から,職員ができることはなるべく職員が行うよう努力してほしいとの要望がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 次に,
教育民生委員長 16番 中村綾菜君。 (16番 中村綾菜君 登壇)
◆16番(中村綾菜君) 去る6月5日の本会議において,
教育民生委員会に付託されました案件と,
予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,6月16日に委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました案件は議案2件であり,審査の結果,いずれも
原案どおり可決と決しました。 また,調査依頼を受けました案件は議案1件,報告1件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,第36号議案
工事請負契約の締結について(
森田小学校給食室増築・
体育館改修工事)について委員から,改修した体育館は障害者の方々にも開放するのかとの問いに,理事者から,障害者の方の利用も想定し,
バリアフリー化に加え,
オストメイト対応設備や緊急時に
外部呼び出しができる機器,
ベビーシートなどを備えた
多目的トイレの設置を予定しているとの答弁がありました。 次に,第37号議案 財産の取得について(
森田小学校給食室用厨房機器一式)について委員から,今回取得した機器の
メンテナンスはどのように行っていくのかとの問いがあり,理事者から,
メンテナンスの契約は結んでいないが,
単独調理校38事業所では毎年夏休みを利用して保守点検を実施し,必要に応じて修繕を行っているとの答弁がありました。 次に,
予算特別委員会からの
調査依頼案件であります第8号報告 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度福井市
国民健康保険特別会計補正予算)について委員から,事業費における
国庫支出金の占める割合はどの程度かとの問いがあり,理事者から,
国民健康保険事業に関しては,療養給付に対する
国庫負担金が約32%,
財政調整交付金が約9%,このほか県支出金が約9%あり,これら国と県からの支出金が約半分を占めるとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 次に,予算特別副委員長 11番
田中義乃君。 (11番
田中義乃君 登壇)
◆11番(
田中義乃君) 去る6月5日の本会議において,
予算特別委員会に付託されました議案2件,報告1件及び市政上の重要案件を審査及び調査するため,6月21日及び22日の2日間,委員会を開催しましたので,その結果について御報告申し上げます。 付託されました議案2件,報告1件は,付託後,議長を通じ,それぞれの所管の各
常任委員会に対し調査依頼を行い,その調査結果の報告を受けて慎重に審査を行った結果,議案は
原案どおり可決,報告は報告どおり承認しました。 なお,第32号議案及び第8号報告については,挙手採決の結果,賛成多数により可決,承認しました。 また,市政上の重要案件についても,活発で真剣な論議が交わされ,今後も継続して調査することと決定しました。 以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。 まず,平成29年度の歳入について委員から,本年度の歳入も厳しい状況が続いた場合は事業の推進や事務の執行に影響が生じるのではないかとの問いがあり,理事者から,一般財源における
各種交付金や交付税の減少は事業推進や事務執行に影響を与えると考えている。しかし,将来の
まちづくりに向けて必要不可欠な事業を初め,市民の安全・安心に関する事業や市民生活に必要な道路,河川といった
基礎的インフラ整備など,予算に計上した事業を着実に推進していけるよう財政運営に努めるとの答弁がありました。 次に,
受動喫煙防止策について委員から,マナーを守らない一部の人のために喫煙者全体が悪者とされることもあることから,喫煙者の人権を擁護するためにも早期の
路上喫煙禁止条例の制定を望むが,市はどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,条例制定を検討するに当たっては,まず福井駅周辺の
路上喫煙者の実態を調査することが大事である。また,たばこの
ポイ捨て防止やたばこの火による被害を防止するため,
喫煙マナーの向上を第一とする施策についてもあわせて検討していくとの答弁がありました。 次に,介護保険の新しい総合事業の実態とその対策について委員から,総合事業の開始に伴い,
サービス報酬単価が下がったことによって,サービスの量を減らされたなどの要支援の方の声を市は把握しているのか。また,その実態を調査すべきと考えるが市はどのように考えるのかとの問いがあり,理事者から,
サービス回数を減らされたという利用者の声は今のところ聞いていない。また,
サービス利用の実態については,
地域包括支援センターとの定期的な会議の場において,利用状況や利用者の意見の聴取を継続的に行い,今後も把握していくとの答弁がありました。 次に,福井市の農業について委員から,農家の経営が厳しい中,夢のある施設園芸の施策を打ち出せないかとの問いがあり,理事者から,
三里浜砂丘地をモデル地区として園芸の復興に取り組んでいるが,今年度から新たに6次産品として付加価値のあるオリーブの植樹を進めており,地域の特産品として広まってほしいと考えている。今後も,県やJAと連携して農産物の販路拡大に努めたいとの答弁がありました。 次に,プレ国体,国体,
全国障害者スポーツ大会について委員から,多くの方が本市を訪れるが,駐車場は十分確保されているのか。また,
福井運動公園周辺の駐車場についてはどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,競技会場の駐車場が不足する場合に備え,市民の方には
マイカー自粛を呼びかけるほか,遠くから来場する方については市の
スポーツ公園などをパーク・アンド・バスライドの駐車場として利用し,
シャトルバスで輸送する計画をしている。また,
福井運動公園については,県と連携し周辺の施設を
臨時駐車場として使用することについて協議を進めているとの答弁がありました。 次に,
マラソン大会への日常的に使用する車椅子での一般参加について委員から,今年の
ファミリーミニマラソン大会への
車椅子利用者の参加についてどのように検討しているのかとの問いがあり,理事者から,今年の大会から日常用の車椅子で一般参加できるよう準備を進めている。安全性の確保においては,
車椅子専用レーンの設置や伴走者の導入によって
参加者同士の接触を防いだり,コース上の段差の解消など危険箇所への安全対策に努めていきたいと考えている。また,参加募集の際には,チラシや
市ホームページに車椅子での参加が可能であることを記載し,積極的にPRしていきたいとの答弁がありました。 以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。
○議長(奥島光晴君) 以上をもちまして各
常任委員会及び
予算特別委員会の審査結果報告は全部終了しました。 ただいまの各
委員長報告に対し,質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 第33号議案ないし第36号議案,第7号報告については討論の通告がございませんので,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,採決します。 第33号議案ないし第36号議案,第7号報告に対する各委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおりそれぞれ可決,承認であります。 お諮りします。 以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,第32号議案,第37号議案,第38号議案,第8号報告,陳情第7号については討論の通告がありましたので,許可します。 22番 鈴木正樹君。 (22番 鈴木正樹君 登壇)
◆22番(鈴木正樹君)
日本共産党議員団の鈴木正樹です。私は,ただいま討論の対象となっております第32号議案 平成29年度福井市
一般会計補正予算,第37号議案 財産の取得について,第38号議案 こしの
国広域事務組合規約の変更について,第8号報告 専決処分の承認を求めることについて反対の立場から,また陳情第7号
フリーゲージトレイン導入が困難な中,特急「
サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書提出についてを不採択とした
委員長報告に反対する立場から一括して討論を行います。
補正予算案について,市民の生活や地域の実情に応じた河川整備や橋梁の補修などについては賛成できるものの,市街地再
開発事業等支援事業8,046万円の補正について反対します。 これは,福井駅西口,旧
ハニー周辺の再開発を民間が行うものですが,この再開発事業が,今後の福井駅周辺の再開発とのすみ分けをどうするのか,既存の周辺の商店との共存共栄をどう図るか,駅前としての魅力を高めるためにどんな役割を発揮するのかといったビジョンが曖昧なままです。これでは,売り場面積のさらなる拡大による過当競争を助長することになりかねません。このような事業に多額の税金を投入することに市民の理解が得られるのか疑問であり,反対するものです。 次に,第37号議案 財産の取得については,
森田小学校給食室用の厨房機器を約4,300万円で
福井調理機株式会社から購入するものです。この入札を行うに当たって,市は
福井調理機1社からしか見積もりをとらず,その
福井調理機が落札しています。予定価格と比べた落札率は94.6%と高いため,入札の透明性や公平性が確保されているとは言えません。せめて,数社から見積もりをとるなど改善を求めます。 次に,第38号議案 こしの
国広域事務組合規約の変更については,美山地区と永平寺町の
ケーブルテレビ事業と
インターネット事業を行っている事務組合を解散し民間移譲するため,協議会を設置するなど,その規約を変更するものです。市も説明しているように,こしの
国広域事務組合は,設備の更新などで今後多額の投資が必要となり,市も民間移譲の検討課題として安定的な事業運営,利用料金の水準の維持を挙げています。しかし,設備更新には国等からの援助を受けることができず,民営化すれば利用料金にはね返ることは容易に想像がつきます。安定的な運営の課題や見通しについて,加入者に知らせ意見を聞くべきです。民間移譲ありきのやり方は,市民の理解を得られません。 第8号報告は,
国民健康保険特別会計において18億7,000万円の繰上充用を行うものです。これは,昨年度までの18億7,000万円の累積赤字を今年度の予算へ繰り越すものです。少しずつ減ってはいるものの,毎年多額の累積赤字を繰上充用していることが,国保会計への支援が十分ではなかったことを如実に示しています。議会で繰り返し議論してきたように,
国保加入世帯の所得は約半数が年間所得100万円以下の低所得者で,生活苦を抱えた世帯が多いこと,それにもかかわらず高額な国保税を課税し,払いたくても払えない世帯がふえています。その上,一定期間の滞納が続けば,事実上保険証を取り上げる資格証明書の発行が行われるため,保険証もお金もないから必要な医療にすらかかれない深刻な事態が後を絶ちません。国からの支援をもっと強く求めるとともに,一般会計からの法定外繰り入れを増額し,支援を強めることが必要です。 最後に,陳情第7号
フリーゲージトレイン導入が困難な中,特急「
サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書提出についてです。 委員会では,新幹線の早期着工と完了のため,在来線特急の存続は求めなくてよいという意見が大勢を占めたようです。しかし,そもそも新幹線の着工はフリーゲージトレインで乗りかえの利便性を低下させないことをもって初めて,その建設する経済的優位性を担保できたのです。ところが,フリーゲージトレインの開発はいつになるかわかりません。ただでさえ,新幹線料金で運賃が高くなるのに,大阪など関西方面,名古屋など東海方面への移動が乗りかえで不便になるのでは,何のために多額の税金を投入してつくるのか,なぜ急ぐ必要があるのか市民の理解は得られません。市民からもこの点について大きな疑問の声が出ています。だからこそ,県議会でも敦賀開業時の在来特急の存続が全会一致で可決されました。福井市議会でも採択することが市民の声に応えることであり,採択を強く求めるものです。 以上,各
委員長報告に反対する理由を述べまして,
日本共産党議員団を代表しての討論を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(奥島光晴君) 以上で討論を終結します。 それでは,採決します。 第32号議案,第37号議案,第38号議案,第8号報告,陳情第7号に対する各委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおり,それぞれ可決,承認,不採択であります。 お諮りします。 以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 着席してください。 起立多数であります。よって,そのように決しました。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程3
予算特別委員会の継続調査についてを議題とします。 お諮りします。
予算特別委員会の付託案件であります市政上の重要案件につきましては,先ほどの予算特別委員長の報告どおり継続調査と決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程4及び日程5 議員の派遣について(その1)及び(その2)を会議規則第35条の規定により一括議題とします。 議員の派遣について(その1)は,福井駅周辺整備,道路,河川事業に関する要望活動のため,国土交通省近畿地方整備局に議員を派遣するものであります。 議員の派遣について(その2)は,福井駅周辺整備,道路,河川事業等に関する要望活動のため,国土交通省などに議員を派遣するものであります。 いずれも地方自治法第100条第13項及び会議規則第168条の規定に基づき,議会の議決をもって行うものであります。 それでは,議員の派遣について(その1)及び(その2)は,討論の通告がありましたので,許可します。 32番 西村公子君。 (32番 西村公子君 登壇)
◆32番(西村公子君)
日本共産党議員団の西村公子です。私は,ただいま討論の対象となっております議員の派遣(その1)と(その2)について,
日本共産党議員団を代表して反対の立場から一括して討論を行います。 これらは,国土交通省と国土交通省近畿地方整備局,県選出国会議員7名への要望活動に議員を派遣するものです。要望事項のうち,福井市の道路や河川,砂防等市民の要望に基づいたものは賛成ですが,北陸新幹線建設促進や,足羽川ダムの建設促進に関するものについては反対です。 北陸新幹線については,フリーゲージトレインの開発が難航しており,このほどJR九州が九州新幹線長崎ルートへの導入見送りを検討していると報道されました。この間,2023年春の敦賀開業にフリーゲージトレインの導入は間に合わず,見通しも立たないことから敦賀駅での乗りかえが必要となり,県民や利用者にとって利便性の低下が大問題となっています。さらに,県によると開業後の需要予測調査では県内18の駅で並行在来線の乗客が10年後には14%減少するとされています。将来の経営が厳しくなる中で,多額の税金投入が必要となる第三セクター化のやり方そのものが問題であり,県民の理解が得られるものではありません。また,足羽川ダム建設についても,穴あきダムで近年頻発している集中豪雨などに対応できない可能性が専門家から指摘されています。全国的にも,ダム湖は環境破壊と税金の無駄遣いとの批判から,その対抗策として現在各地に穴あきダムが計画,あるいは建設されてきています。しかし,実際には穴詰まり対策で設計変更しているところや鉄砲水,立木,巨石対策等のスクリーンやゲート,工作物,魚道の設置が必要となり,ダム管理の省力化という構想にそぐわないものになっていると指摘されています。効果そのものが問題とされるダム建設ではなく,河川改修や遊水地等を中心に据えた治水対策こそ推進するべきです。 以上,理由を述べまして,
日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。
○議長(奥島光晴君) 以上で討論を終結します。 それでは,採決します。 議員の派遣について(その1)及び(その2)は,原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 着席してください。 起立多数であります。よって,そのように決しました。 ただいま可決しました議員の派遣について(その1)及び(その2)の派遣に係る期間,場所等に変更の申し出があった場合の取り扱いについては,議長に御一任いただきたいと存じます。──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程6 第39号議案
教育委員会教育長の任命についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇)
◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第39号議案
教育委員会教育長の任命について提案理由の御説明を申し上げます。 教育長の内田高義氏が,本日6月26日をもちまして任期満了となられます。つきましては,その後任として吉川雄二氏を任命したいと存じますので,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。 同氏は,人格,識見ともに教育長として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥島光晴君) ただいまの説明に対し,質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております第39号議案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,採決します。 第39号議案
教育委員会教育長の任命については,吉川雄二君を任命することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ただいま教育長の任命に同意を得られました吉川雄二君から御挨拶を受けることにします。
◎吉川雄二 君 吉川雄二でございます。一言御挨拶させていただきたいと思います。 ただいまは,私の教育長任命に当たりまして御同意をいただき,まことにありがとうございます。身に余る光栄でございますとともに,本市のすばらしい教育を担うという重い責に身の引き締まる思いでおります。 私は,昭和58年,1983年に教員となりまして,現在まで34年と3カ月がたっております。その間,23年間は学校現場で教鞭をとっておりました。あとの11年と3カ月は教育行政に携わらせていただきました。特に,ここ近年の3年と3カ月につきましては,本市の教育委員会事務局でお世話になりまして,議員各位には温かい御支援と御指導をいただき,重ねて御礼を申し上げたいと思います。 さて,私が教員になりました昭和58年と申しますと,私は技術家庭科の教員でございますけれども,ちょうどワープロ専用機が出始めたころでございます。ほんの1行しか見えないディスプレーで文章をつくっていた覚えがございます。それから,携帯電話というものを,私が教員になって12年目に初めて手にしたものでございます。以来,まだ20年ちょっとしかたっておりませんが,この世の中のすさまじい変化が本当に加速度的に進んでおりまして,子供たちを取り巻く環境,社会というものがこれほど大きく変わっています。このため,今後10年,20年先はもとより,2年,3年先ですら予測が困難な時代になっています。そのような中で本市の子供たちにどのような教育環境が一番よいのか,皆さんの御意見をいろいろ賜りましてしっかりと考えてまいりたいと存じます。もとより微力ではございますけれども,本市の教育のさらなる発展と充実に向けまして,精いっぱい尽力していきたいという覚悟でおりますので,議員各位には今後とも御指導,御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げまして,甚だ簡単ではございますけれども挨拶にさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(奥島光晴君) 次に,本日をもちまして教育長を退任されます内田高義君から御挨拶を受けることにします。
◎教育長(内田高義君) 退任に当たりまして,一言お礼を述べさせていただきます。 議員各位にはきょうの日まで本当に長い間御指導,御鞭撻いただき,無事にきょうの日を迎えることができました。本当にありがとうございました。 思い起こせば,平成21年4月に議員各位の同意を得まして,市長から教育長に任命していただきました。その年は,平成19年に全国学力・学習状況調査が四十数年ぶりに再開されまして,ちょうど2年がたったときでした。そのあたりから,福井は何でトップレベルを行っているのかなと,まぐれではないのではないかと全国から注目され始めた中で,全国学力・学習状況調査再開後3年目に教育長になりまして,やはりその年も学力がトップレベルでございました。学力だけでなく,体力もトップレベルで,そのあたりから全国の教育学者と言われる大学の先生方が,この福井の教育のすばらしさ,すごさがどこからくるんだろうという分析を始めたと思います。そのとき,県外からたくさんの方が福井の学校を見学に来られて,教育長,何で福井の教育はいいのですか,説明してくださいと聞かれました。いや,申しわけないんですが,特別なことはしていません,当たり前のことを当たり前にやっているだけですと答えました。説明を受けられた議員の方や,教育委員会の方は,教育長は何かうそをついているだろうと,何か隠しているのではないのかと言いました。私はそんなことはないです,学校へ一遍行ってくださいと言いました。そして,皆さん学校へ行かれて初めて,そうですね,すばらしいですねと言われ,そのとき初めて何がすばらしいのかということを教えてもらいました。当たり前のことが当たり前にできる,しかも,その当たり前のレベルがすごいということです。我々が当たり前にやってきて,学術的に何がよかったのかわからなかったことが,そういった学者の先生方によって三,四年前から少しずつわかってきました。では,そのもとは何でしょうか。最近私は子供を学校だけではなく家庭,地域が一緒になって育てましょうと言っています。今までは言わなくても家庭,地域でしっかり育てていただいていたので学校でも非常に生徒を育てやすかったし,生徒も伸びてくれました。そういった土壌が福井には育っていました。家庭,地域,学校の3者で子供を育てるという今まで言わなくても当たり前だったことをあえて教育長が言うことによって,若い保護者の方や地域の方が,今やっていることや,これまでやってきた我々の福井の文化,福井の風習が,やはり日本のよき伝統,風習に結びついていたんだと改めてわかるということでございます。 具体的に言うと,朝はおはようございます,給食のときは合掌,いただきます,そんなことは学校で言わなくても当然家庭でしつけて学校へ来ていました。今はそれをできない家庭もございます。それと,子供の安全・安心のために地域のおじいちゃん,おばあちゃんが見守り活動をしてくださっています。これは,今はそういう組織でやっていますけれども,以前も気をつけて行ってらっしゃい,ああ,お帰り,こんなことは当たり前にやっていたんです。今はそれを組織的にやらなくてはいけない。そういった姿を若い人たちは,ああ,ありがとうございました,おかげさまで,と言ってくれるんならいいんですけれども,そんなことは当たり前だろう,年寄りは暇なんだからと言う。それは違うでしょうと,その辺の感覚がやはりこれからも大事にしていかなければいけない不易の部分になってくるのではないかなと思います。流行も大事です。それは,不易のところに乗っかっての流行なので,そういった福井のよさについては,これまでもこの議場で議員各位から子供の教育,環境に関していろいろ前向きな御指摘,御支援,そして建設的な御意見もいただきました。時には厳しい御意見をいただきましたが,それは全て子供のためであり,子供をどうしたらよくなるか,ポイントがはっきりしていたので,一緒になって考えることができました。我々は,これが普通,当たり前だと思っていたんですけれども,多分全国的に見ても福井市議会のこういった質問とか,体制というのはこの当たり前のレベルが高いのではないかなということも感じています。 今福井はそういった全てのことが全国のトップレベルを行っている,これをこのままさらに伸ばしていくために,今後とも議員各位には本市の子供たちのために,教育行政に対してますます御支援くださいますことをお願いいたしましてお礼の言葉,そして退任の挨拶とさせていただきます。本当に長い間,どうもありがとうございました。(拍手)──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程7 第40号議案 監査委員の選任についてを議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇)
◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第40号議案 監査委員の選任について提案理由の御説明を申し上げます。 監査委員の滝波秀樹氏が,6月29日をもちまして任期満了となられます。つきましては,その後任として再び同氏を選任いたしたいと存じますので,地方自治法第196条第1項の規定により議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。 同氏は,人格,識見ともに監査委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥島光晴君) ただいまの説明に対し,質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております第40号議案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,採決します。 第40号議案 監査委員の選任については,滝波秀樹君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ただいま監査委員の選任に同意を得られました滝波秀樹君から御挨拶を受けることにします。
◎滝波秀樹 君 ただいまは,私の監査委員選任に対しまして御同意をいただき,まことにありがとうございます。 皆様御承知のとおり,地方分権の進展によりまして,地方自治を取り巻くさまざまな環境の中でいろいろな制度が大きく変わってきております。監査制度につきましてもその例外ではございません。また,平成31年4月に中核市への移行を目指します本市にとりましても,中核市にふさわしい監査制度というものが必要となってまいります。私は,これらのことを踏まえ,念頭に置きながら今以上にこの業務に精励してまいる所存でございますので,議員各位には今以上の御指導,御鞭撻をお願い申し上げまして,簡単ではございますが,私のお礼の挨拶とさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)──────────────────────
○議長(奥島光晴君) 次に,日程8 第41号議案ないし日程31 第64号議案
農業委員会委員の任命について,以上24件を会議規則第35条の規定により一括議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇)
◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第41号議案ないし第64号議案
農業委員会委員の任命について提案理由の御説明を申し上げます。
農業委員会委員が7月19日をもって任期満了となることに伴い,その後任として定数に当たる24名の方を任命するに当たり,農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。 24名の方は,議案番号順に,浅川健次氏,阿部勝征氏,池田敏雄氏,池森幹夫氏,市村武男氏,伊藤義明氏,笠原英夫氏,加藤新市氏,北定氏,北川健氏,小寺辰夫氏,小寺義則氏,鈴木肇氏,武澤義明氏,田端秀雄氏,田村洋子氏,田谷美千代氏,長谷川忠夫氏,廣部厚氏,細江昭夫氏,堀内敏正氏,山本清幸氏,吉川孚氏,吉田光範氏でございます。 いずれの方も,人格,識見ともに
農業委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(奥島光晴君) ただいまの説明に対し質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております第41号議案ないし第64号議案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,第41号議案ないし第64号議案を一括して採決します。 第41号議案ないし第64号議案
農業委員会委員の任命については,これに同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ただいま
農業委員会委員の任命に同意を得られました諸君から御挨拶を受けることにします。
◎細江昭夫 君 ただいま
農業委員会委員の任命について御同意いただきました細江昭夫でございます。御同意いただきました
農業委員会委員24名を代表いたしまして一言御挨拶を申し上げます。 皆様御承知のとおり,農業情勢は農業者の高齢化や後継者,担い手不足,遊休農地の発生など,厳しい状況であります。こうした中,我々
農業委員会委員の活動に対する期待も大きくなっております。現場から声を出していける農業者の代表として,
農業委員会委員一丸となって,重責を果たせるよう精いっぱい頑張ってまいりますので,御指導,御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 終わりに,議場において議員各位に御挨拶を申し上げる機会をいただいたことに感謝申し上げ,お礼の言葉にかえさせていただきます。本日はありがとうございました。(拍手)
○議長(奥島光晴君) 以上をもちまして本日の議事日程は全部終了しました。 ただいま市長から発言を求められておりますので,許可します。 (市長 東村新一君 登壇)
◎市長(東村新一君) 議長のお許しをいただきまして,平成29年6月福井市議会定例会の閉会に当たり一言御挨拶を申し上げます。 6月5日の開会以来,本日まで22日間にわたりまして,補正予算を初め条例改正など,提出いたしました各議案につきまして,妥当な御議決をいただきましたことに心からお礼を申し上げます。 本会議,各委員会を通じ,議員各位よりいただきました御意見,御提案につきましては,各施策の中で反映できるよう最善を尽くす所存ですので,今後ともより一層の御支援をお願い申し上げます。 さて,昨日行われました福井市総合防災訓練では,市内各地区において多くの市民の皆様に避難ルート,避難場所の確認や,安否確認訓練などに真剣に取り組んでいただきました。 特に,メーン地区の社北地区では,新たに手話通訳を配して,聴覚障害者に配慮した訓練が行われるなど,独自の取り組みもなされました。災害時においては,正しい情報の伝達,地域における声かけ,高齢者や障害者など要配慮者への適切な対応が被害の軽減につながります。改めて自助・共助・公助,住民・地域・行政の連携が極めて大切であると強く感じたところです。 本市では,先月31日に,福井市自治会連合会と株式会社ゼンリンとの間で,福井市防災ハンドブック2018の協働発行に関する協定書を締結いたしました。本防災ハンドブックの作成に当たっては,自治会連合会の協力をいただきながら,家庭や地域におけるさまざまな防災対策を初め,要配慮者への支援対策や地域における助け合いの取り組み事例を盛り込むなど,より一層の充実を図ってまいります。また,市内の洪水や土砂災害などの危険箇所や避難所情報を一元化した防災マップを掲載することとしており,より実用的で,わかりやすい冊子になると考えています。来年春には全世帯に配布する予定ですので,市民の皆様には有効に活用していただきたいと思います。 ところで,来年の福井国体・障害者スポーツ大会の開催に先立ち,今月17日及び18日に剣道競技のプレ大会が開催されました。競技では,各選手が日ごろ鍛えた力と技を存分に発揮し,レベルの高い熱戦が繰り広げられました。今後,順次開催されるプレ大会において,本市の職員も競技団体等と連携を図りつつ積極的な運営に取り組み,来年の本大会に向けた手順の確認や課題等を整理して,万全を期してまいります。また,11月までのプレ大会開催期間中には,県内外から多くの監督,選手,関係者の皆様が福井を訪れることとなります。市民の皆様と一体となって,おもてなしの心でお迎えするため,機運の醸成や市民の参加を図り,本大会の成功に向けて大いに盛り上げてまいりたいと考えておりますので,特段の御理解と御協力をお願い申し上げます。 結びになりますが,これから日ごとに暑さが厳しさを増してまいります。議員各位におかれましては,くれぐれも体調管理に御留意いただき,今後も御健勝で御活躍されますことを祈念申し上げ,お礼の挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長(奥島光晴君) 以上で会議を閉じます。 これをもちまして平成29年6月福井市議会定例会を閉会します。 午後2時44分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。福井市議会議長 平成 年 月 日署名議員 平成 年 月 日署名議員 平成 年 月 日
△〔参照〕 各 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書 総 務 委 員 会番 号件 名審査結果第34号議案福井市消防長及び消防署長の資格を定める条例の一部改正について原案可決第35号議案福井市
市税賦課徴収条例の一部改正について〃第7号報告専決処分の承認を求めることについて
(福井県市町総合事務組合規約の変更について)承認 建 設 委 員 会番 号件 名審査結果第38号議案こしの
国広域事務組合規約の変更について原案可決陳情第7号
フリーゲージトレイン導入が困難な中、特急「
サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める
意見書提出について不採択 教 育 民 生 委 員 会番 号件 名審査結果第36号議案
工事請負契約の締結について
(
森田小学校給食室増築・
体育館改修工事)原案可決第37号議案財産の取得について
(
森田小学校給食室用厨房機器一式)〃 予 算 特 別 委 員 会番 号件 名審査結果第32号議案平成29年度福井市
一般会計補正予算原案可決第33号議案平成29年度福井市福井駅
周辺整備特別会計補正予算〃第8号報告専決処分の承認を求めることについて
(平成29年度福井市
国民健康保険特別会計補正予算)承認...