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福井市議会 > 2017-02-21 >
平成29年 3月定例会-02月21日−01号

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  1. 福井市議会 2017-02-21
    平成29年 3月定例会-02月21日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成29年 3月定例会 − 02月21日−01号 平成29年 3月定例会 − 02月21日−01号 平成29年 3月定例会              福井市議会会議録 第1号          平成29年2月21日(火曜日)午前10時2分開会 ──────────────────────  平成29年2月21日,定例会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。 ────────────────────── 〇議事日程  日程 1 会議録署名議員の指名  日程 2 会期の決定について  日程 3 競輪事業対策特別委員会の付託案件について  日程 4 予算特別委員会委員の選任について  日程 5 第 1号議案 平成29年度福井市一般会計予算  日程 6 第 2号議案 平成29年度福井市国民健康保険特別会計予算  日程 7 第 3号議案 平成29年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算  日程 8 第 4号議案 平成29年度福井市後期高齢者医療特別会計予算  日程 9 第 5号議案 平成29年度福井市介護保険特別会計予算
     日程10 第 6号議案 平成29年度福井市競輪特別会計予算  日程11 第 7号議案 平成29年度福井市簡易水道特別会計予算  日程12 第 8号議案 平成29年度福井市宅地造成特別会計予算  日程13 第 9号議案 平成29年度福井市中央卸売市場特別会計予算  日程14 第10号議案 平成29年度福井市駐車場特別会計予算  日程15 第11号議案 平成29年度福井市集落排水特別会計予算  日程16 第12号議案 平成29年度福井市地域生活排水特別会計予算  日程17 第13号議案 平成29年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算  日程18 第14号議案 平成29年度福井市下水道事業会計予算  日程19 第15号議案 平成29年度福井市ガス事業会計予算  日程20 第16号議案 平成29年度福井市水道事業会計予算  日程21 第17号議案 福井市観光・文化施設における共通観覧券の発行に関する条例の制定について  日程22 第18号議案 福井市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程23 第19号議案 福井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例及び福井市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  日程24 第20号議案 福井市職員の給与に関する条例の一部改正について  日程25 第21号議案 福井市市税賦課徴収条例等の一部改正について  日程26 第22号議案 福井市子ども医療費の助成に関する条例及び福井市母子家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部改正について  日程27 第23号議案 福井市認定こども園設置条例の一部改正について  日程28 第24号議案 福井市介護保険条例の一部改正について  日程29 第25号議案 福井市中小企業者等の融資に関する条例の一部改正について  日程30 第26号議案 福井市手数料徴収条例の一部改正について  日程31 第27号議案 福井市消防団条例の一部改正について  日程32 第28号議案 福井市火災予防条例の一部改正について  日程33 第29号議案 福井市公民館設置に関する条例の一部改正について  日程34 第118号議案 平成28年度福井市一般会計補正予算  日程35 第119号議案 平成28年度福井市国民健康保険特別会計補正予算  日程36 第120号議案 平成28年度福井市介護保険特別会計補正予算  日程37 第121号議案 平成28年度福井市簡易水道特別会計補正予算  日程38 第122号議案 平成28年度福井市宅地造成特別会計補正予算  日程39 第123号議案 平成28年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算  日程40 第124号議案 福井市個人情報保護条例の一部を改正する条例の一部改正について  日程41 第125号議案 福井市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備,運営等に関する基準を定める条例及び福井市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備,運営等及び指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について  日程42 第126号議案 福井市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について  日程43 第127号議案 土地の取得について(駐車場整備用地)  日程44 第128号議案 土地の取得について(福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(仮称)用地)  日程45 第129号議案 市道の路線の廃止について  日程46 第130号議案 市道の路線の認定について  日程47 第131号議案 字の区域の変更について  日程48 第33号報告 専決処分の報告について              (工事請負契約の変更について) ────────────────────── 〇出席議員(32名)  1番 近藤  實君   2番 福野 大輔君  3番 菅生 敬一君   4番 瀧波  滋君  5番 池上 優徳君   6番 八田 一以君  7番 水島 秀晃君   8番 後藤 裕幸君  9番 村田 耕一君   10番 藤田  諭君  11番 田中 義乃君   12番 伊藤 洋一君  13番 片矢 修一君   14番 泉  和弥君  15番 玉村 正人君   16番 中村 綾菜君  17番 谷本 忠士君   18番 奥島 光晴君  19番 島川由美子君   20番 下畑 健二君  21番 堀江 廣海君   22番 鈴木 正樹君  23番 今村 辰和君   24番 野嶋 祐記君  25番 青木 幹雄君   26番 石丸 浜夫君  27番 堀川 秀樹君   28番 見谷喜代三君  29番 皆川 信正君   30番 吉田 琴一君  31番 加藤 貞信君   32番 西村 公子君 ────────────────────── 〇欠席議員(0名) ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         東 村 新 一 君  副市長        山 田 義 彦 君  副市長        西 行   茂 君  企業管理者      谷 澤 正 博 君  教育長        内 田 高 義 君  特命幹        中 西 賢 也 君  都市戦略部長     堀 内 正 人 君  総務部長       山 本 みどり 君  財政部長       玉 村 公 男 君  市民生活部長     野 阪 常 夫 君  福祉保健部長     港 道 則 男 君  商工労働部長     浅 野 信 也 君  農林水産部長     岩 崎 文 彦 君  建設部長       竹 内 康 則 君  下水道部長      國 枝 俊 昭 君  工事・会計管理部長  山 本 浩 隆 君  国体推進部長     松 山 雄 二 君  消防局長       伊 井 武 美 君  企業局長       小 林 義 弘 君  教育部長       村 田 雅 俊 君 ────────────────────── 〇事務局出席職員  議会事務局長     峠   尚 太  議会事務局次長    小 林 秀 樹  議事調査課長     廣 瀬 峰 雄  議事調査課副課長   坂 下 哲 也  議事調査課主幹    笹 野 直 輝  議事調査課主査    藤 本 喜 信 ────────────────────── ○議長(皆川信正君) 平成29年3月福井市議会定例会は本日繰り上げ招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。  よって,これより開会し,本日の会議を開きます。 ────────────────────── ○議長(皆川信正君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により19番 島川由美子君,20番 下畑健二君の御両名を指名します。 ────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程2 会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  今定例会の会期は,本日より3月22日までの30日間としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。  なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付しました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。 ────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程3 競輪事業対策特別委員会の付託案件についてを議題とします。  去る12月定例会において継続調査となりました競輪事業対策特別委員会の付託案件について経過の報告を求めます。  競輪事業対策特別委員長 23番 今村辰和君。  (23番 今村辰和君 登壇) ◆23番(今村辰和君) 去る12月定例会において継続調査となりました競輪事業対策に関する諸問題を調査するため,2月13日に委員会を開催しましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。  まず,行政視察報告について,本委員会はことし1月に関東方面と九州方面の2班に分かれ視察を行い,関東方面は茨城県の取手競輪場及び神奈川県の川崎競輪場,九州方面は福岡県の久留米競輪場及び佐賀県の武雄競輪場で調査した内容について正副委員長から報告を行いました。  次に,競輪事業の経営改善に向けた取り組みについて理事者から,来年度からの主な取り組みとして,競輪事業に精通した営業担当専門官を配置し,ほかの競輪場への場外発売の委託を初めとした営業活動を強化すること,また,将来に向けて,場外車券発売所を新たに設ける案などが報告されました。  この報告に対し委員から,営業担当専門官はどのような人を何人採用することを考えているのかとの問いがあり,理事者から,営業担当専門官はこれまで本市の競輪事業に関係した退職者を中心に人選を進めており,1人を採用する予定であるとの答弁がありました。  また,委員から,今第一に取り組むべきことは,本市開催の競輪を単独で場外発売してもらえる競輪場をふやすなど本場売り上げを伸ばすことであり,場外車券発売所を新たに設けることについては,コンパクトな施設に集約して経費縮減を図るという意図は理解できるが,営業強化の実績が上がってきてから検討していくべきであるとの意見が出されました。  また委員から,来年度,F1ナイター競輪の場外発売を拡充することでどのようなことを見込んでいるのかとの問いがあり,理事者から,直接の収益のほか,ナイター競輪を開催している競輪場とも相互に場外発売する関係を深められ,本市の場外発売の委託先が広がるなど営業の強化につながると考えているとの答弁がありました。  また委員から,ナイター設備を設置して自場でナイター競輪を開催することや,それができない場合にほかの競輪場を借り上げてミッドナイト競輪を開催することはどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,本市の競輪場は周囲が住宅地という立地条件であり,ナイター競輪の開催は,照明や騒音の関係で周辺住民の理解を得ることが難しいと考えている。また,ミッドナイト競輪の開催を含め,ほかの競輪場を借り上げて競輪を施行するには条例の改正が必要になるが,災害等で本市の競輪場が使えなくなることに備えるという点でも意味があると考えているとの答弁がありました。  次に,競輪場施設の環境整備について理事者から,国体に向けて来年度予定している各施設の改修工事のスケジュールが示されました。また,国体後の施設整備については,長期的な老朽施設の改修や環境整備の全体を捉えた整備計画と,施設整備を目的とした新たな基金の創設の必要性について報告がありました。  この報告に対し委員から,今後の施設整備を目的とした新たな基金の創設については,現在の競輪事業基金との役割の違いやメリットなどをどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,現在の競輪事業基金は財政調整機能として必要であり,それとは別に施設整備基金を創設する場合には,今後事業を安全に継続していくために老朽化している施設の改修等に限定して充てることを想定している。また,このような施設整備を目的とした基金への積み立ては,地方公共団体金融機構への納付金の対象となる収益から除かれるため,ほかの競輪場においても両方を持っているところが多いとの答弁がありました。  以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続して,これら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(皆川信正君) ただいまの報告に対し,質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  お諮りします。  競輪事業対策特別委員会の付託案件につきましては,委員長の報告どおり継続調査と決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  なお,ただいま継続調査と決しました競輪事業対策特別委員会の付託案件につきましては,閉会中も調査をお願いします。 ────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程4 予算特別委員会委員の選任についてを議題とします。  このほど,予算特別委員会委員のうち,4番 瀧波滋君,5番 池上優徳君,11番 田中義乃君,12番 伊藤洋一君,16番 中村綾菜君,22番鈴木正樹君,24番 野嶋祐記君,28番 見谷喜代三君,30番 吉田琴一君,以上9名の諸君から辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により議長において許可しました。  お諮りします。  ただいま欠員となっております予算特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは,指名します。  1番 近藤實君,6番 八田一以君,7番 水島秀晃君,10番 藤田諭君,13番 片矢修一君,15番 玉村正人君,17番 谷本忠士君,21番 堀江廣海君,32番 西村公子君,以上9名の諸君を予算特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程5ないし日程48を会議規則第35条の規定により一括議題とします。  事務局朗読は省略します。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) 平成29年3月福井市議会定例会の開会に当たり,市政運営に対する所信の一端を申し上げますとともに,提案いたしました平成29年度当初予算案及び平成28年度3月補正予算案の概要を御説明し,議員各位並びに市民の皆様の御理解をいただきたいと存じます。  本市にとりまして,長年の念願でありましたハピリンの開業,福井駅西口交通広場の完成から間もなく1年が経過します。ハピリンにおいては,年間を通じてさまざまなイベントが開催され,現在までに240万人を超える方々が来場するなど,まちなかににぎわいがあふれた一年でありました。今後は,市民や民間事業者としっかり連携し,このにぎわいを中心市街地から全域に波及させてまいります。  さて,平成29年度は,第七次福井市総合計画のスタートの年であります。目指すべき将来都市像「みんなが輝く 全国に誇れる ふくい」の実現を図るため,「豊かな地域づくり」,「輝く未来への挑戦」の2つの重点方針に沿って各種施策に取り組んでまいります。また,これらの施策を着実に推進するため,「快適に暮らすまち」,「住みよいまち」,「活き活きと働くまち」,「学び成長するまち」の4つの分野ごとに,平成33年度までの具体的な事業計画である第七次福井市総合計画実施計画を策定したところです。  実施計画では,第六次福井市総合計画で取り組んできたさまざまな施策の成果を踏まえ,さらなる発展と効果があらわれるよう,3つのことに重点を置いております。  1つ目は,チャンスを生かす取り組みであります。1年半後に迫った「福井しあわせ元気」国体・障害者スポーツ大会に向けて,いよいよことし6月から「福井しあわせ元気」国体競技別プレ大会が開催されます。また,北陸新幹線福井開業や中部縦貫自動車道など,本市のさらなる発展に不可欠な高速交通体系の整備が着実に進んでいます。こうした大きな転換期を迎え,本市に対する関心の高まりや,来訪者の増加が期待されるところです。この機を逃すことなく,さらなる魅力向上を図り,交流人口をふやすことで地域経済の活性化や地方創生の推進につなげてまいります。  特に,観光誘客の強化は交流人口の拡大に直接的に結びつく重要な戦略であります。昨年,本市に宿泊いただいた観光客数は,一昨年よりも17万人増加し,約72万人となりました。今後は,本市の食や産業を含めたさまざまな魅力に直接触れていただく,体験・交流型観光への転換を進めてまいります。加えて,県内観光地を結ぶ交通結節点としての強みを生かし,県内市町と連携した広域観光の取り組みも強化してまいります。また,ことし4月には,ガラガラ山越前水仙の里キャンプ場がリニューアルオープンいたします。新たな越前海岸における観光誘客の拠点として,多くの皆様が利用し,楽しんでいただけるものと期待しております。  一方で,ハピリンの開業以降,中心市街地では民間事業者が主体となった複数のまちづくり計画が動き出しております。こうした動きを支援し事業を後押しすることで,都市機能の向上とにぎわいの創出を図ってまいります。  さらに,足羽山・足羽川周辺は,まちなかで手軽に散策できる自然豊かなエリアです。この誇れる資源が市内外から訪れる方々の交流の拠点となるよう,遊園地や自然史博物館,水道記念館,三秀園跡かいわい等の再整備や景観づくりを進めてまいります。  ところで,本市は平成31年4月に中核市への移行と連携中枢都市圏の形成を目指しており,今後より質の高い行政サービスの提供や,県都として周辺市町を含む圏域の発展を牽引していくことが求められます。中核市移行に向けては,移譲事務に関する県との協議を進めるとともに,専門性を有する職員の人事交流を行ってまいります。また,市民の理解をさらに深めるため,中核市となるメリット等を積極的にPRし,円滑な移行を目指します。  また,連携中枢都市圏の形成に向けては,参加意向のある市町との合意形成を進め,将来像や取り組み内容を定めた都市圏ビジョンの骨子案を策定してまいります。  2つ目は,人口減少社会への対応であります。  平成27年国勢調査によりますと,本市の人口は26万5,904人で,国立社会保障・人口問題研究所の予測値に対し約4千人上回りました。5年前の調査と比べて892人,0.3%減少するにとどまっていますが,65歳以上の高齢者人口は8,410人増加した一方,14歳以下の年少人口は2,102人減少しております。こうした人口減少,少子・高齢化の現状をしっかりと受けとめ,実効性のある対策を講じることが喫緊の課題となっています。  また,本市は子育て支援や住環境が充実し,豊かな自然と利便性がバランスよく共存する住みよいまちとして高い評価を得ています。また,全国トップクラスの教育水準を背景に,歴史や文化,伝統が大切に受け継がれています。実施計画では,こうした本市の持つ強みや,よいところを最大限に生かしながら,柔軟な発想と創意工夫によって人口減少社会の課題克服に努力してまいります。  昨年4月に開設した東京事務所では,首都圏を拠点としたシティープロモーション活動を積極的に展開してきており,一定の手応えを感じているところです。今後は,さらなる活動の強化に努め,本市の魅力をしっかりと発信していくとともに,U・Iターンを希望する方への住まいや仕事に対する支援も充実させてまいります。  また,若者や女性が希望する仕事につくことができるよう,産業力の強化や企業立地を推し進め,本市への移住,定住につなげてまいります。  子育て環境の充実は人口の自然減対策として大変重要かつ有効な対策の一つと考えています。特に,本市における女性の高い就業率などの特性を踏まえ,待機児童ゼロを維持するほか,児童クラブについては,小学校の余裕教室を活用するなど拡充に努め,安心して就労と子育てを両立できる環境を整えてまいります。  3つ目は,健全財政の堅持であります。  社会経済情勢の著しい変化や複雑多様化する行政ニーズへの的確な対応が求められることに加えて,社会保障経費の伸びも避けられないことから,財政状況は一層厳しくなることが予測されます。こうした状況を踏まえ,実施計画に定めた事業の着実な取り組みを実現するため,新たに健全財政計画をあわせて策定したところです。財政運営の基本原則である「入るを量りて出るを制す」の精神にのっとり,歳入に見合った歳出の精査を徹底し,基礎的財政収支の均衡の保持に努めてまいります。また,新たな福井市行財政改革指針に基づき各種改革を確実に実行することにより,質の高い行政経営を目指しつつ財源の確保に努め,本市の未来の礎となる事業に活用してまいります。  特に,ふるさと納税については,将来にわたり本市に愛着を持ち,応援していただける人をふやすよう,本市ゆかりの方への寄附依頼やPR活動の強化に取り組んでまいります。さらに,寄附金を地域のまちづくりに生かすため地域で行う事業に充当するなど,本市独自のふるさと納税の活用を進めてまいります。  その他,公共施設等総合管理計画に基づき,施設の計画的修繕や集約化・複合化を進め,施設の維持管理に係るコストの削減に努めてまいります。なお,今後,施設の建てかえや大規模な改築を進める場合は,PPPやPFIなど,民間活力の導入についても積極的な検討を進めてまいります。  さて,ことしの成人式では,新成人の方が次のような思いを誓ってくれました。「私たちがふるさと福井に誇りと愛着を持ち,中心となって行動しなければなりません。ここまで成長させてくれた福井に感謝し,福井の魅力を後世につないでいくために努力し貢献していくことを約束します」。私は,こうした未来を担う若い世代の人たちが,本市の魅力,すばらしさを,全国に向けて胸を張って誇ることができる,そして,希望を持って住み続けることができる,そのようなまちをつくるため,一つ一つの施策に全力で邁進していく所存です。議員各位のより一層の御支援をいただきますようお願い申し上げます。  それでは,平成29年度当初予算案について申し上げます。  国の経済見通しでは,未来への投資を実現する経済対策など各種政策の推進等により,雇用,所得環境が引き続き改善し,経済の好循環が進展する中で,民需を中心とした景気回復が見込まれることから,平成29年度国内総生産の実質成長率は1.5%程度,名目成長率は2.5%程度になるとされています。  このような状況を踏まえ,国の平成29年度一般会計予算案は,前年度より0.8%増の97兆4,547億円となっております。また,地方財政対策では,地方税が増収となる中で,地方交付税については平成28年度から4千億円減の16兆3千億円とする一方,臨時財政対策債の発行を3千億円増の4兆円としています。その結果,まち・ひと・しごと創生事業費の確保や公共施設の老朽化対策の推進を含め,平成28年度の水準を4千億円上回る62兆1千億円の一般財源総額を確保する内容となっております。  このたびの本市の当初予算は,第七次福井市総合計画の初年度に当たることから,「まちが輝く」,そして「ひと・暮らしが輝く」をキーワードに,総合計画に掲げる将来都市像「みんなが輝く 全国に誇れる ふくい」の実現に向けて着実な一歩を踏み出す予算として編成した次第でございます。本市が誇る「まち」や「ひと・暮らし」の強みを生かし,さらに磨き上げることで,「市民が誇りをもてる福井らしさ」をつくり上げることに重点を置いています。  また,中核市への移行を見据えて,より質の高い市民サービスを提供できるよう,いま一度市民目線に立って事業の見直しに取り組んだところです。さらに,健全な財政を堅持するため,創意工夫により事業の選択と集中を徹底するとともに,将来の世代に過度の負担を強いることのないよう,市債発行の抑制に努めました。  それでは,主要な事業について第七次福井市総合計画の4つの柱に沿って御説明申し上げます。  第1に「快適に暮らすまち」であります。  北陸新幹線の福井開業を見据えて多様な人が集い,楽しむことができる,にぎわいと魅力のある県都づくりを進めてまいります。  足羽山遊園地内にふれあい動物舎の整備を進めるほか,園路舗装や遊具の更新を行います。自然史博物館については,ビジターセンターの整備や旧館の耐震改修に向けた設計を実施し,足羽山の魅力向上に向けた取り組みを推進してまいります。また,三秀園跡かいわいの再整備に向けた基本構想を策定いたします。  県庁線から中央公園に続く市道を,お堀への眺望を楽しむことができる歩行空間となるよう整備を進めるとともに,中央公園については堀割広場や噴水整備などの第2期工事を行い,福井国体までの完成を目指します。  また,中央1丁目地区において,民間事業者により進められております再開発事業や共同建てかえなどの取り組みを支援して事業を推進してまいります。  一方,北陸新幹線については,早期に全ての用地の取得を目指します。また,現在進められている九頭竜川橋梁や高架橋などの工事を県と一体となって推進を図るほか,沿線地域の環境整備を行ってまいります。なお,福井駅舎のデザインについては,来年度鉄道・運輸機構から示されるデザイン素案をもとに,市民の皆様の意見を踏まえ決定してまいります。  次に,個性豊かな地域づくりについてです。  本市には,歴史や伝統が息づく豊かな地域や,高い技術力を有するすぐれた企業が多く存在しています。こうした魅力を全国に向けて積極的に発信することで本市の認知度を高め,より多くの誘客につなげていくことがますます重要となってまいります。  ふくい魅える化プロジェクトでは,本年度の取り組みを発展させ,高い技術力を持つ本市の企業と都市圏のデザイナーのマッチングを強化させることで,物づくりを通した新たな価値の創造を図ってまいります。また,市内企業の若手・中堅社員が,企業の魅力と福井での働き方,暮らし方のすばらしさを伝えることで,新たな仕事,そして新しい人の流れの創出を目指します。  東京事務所では,本市に愛着や関心を持っておられる方に「福井市応援隊」として登録いただき,本市が取り組む事業への協力や応援を担っていただくとともに,本市にゆかりのある首都圏在住の若者と連携,協働してまいります。  一方,里地・里山の活性化では,美山上味見地区ほか6地区において農家民宿や体験農園,ミニ直売所の整備などに取り組み,地域コミュニティーの維持や交流・定住人口の増加を図ってまいります。  次に,地域交通については,田原町駅周辺の広場や屋根つき通路及び市役所前電停の整備を完了させて,鉄道利用者の増加と利便性の向上を図ってまいります。  また,路線バスや地域コミュニティバスの運行を引き続き支援するほか,アンケートを活用したバス利用促進事業に取り組み,新たな利用者の掘り起こしや,バス事業者と協力して今後の施策展開につなげてまいります。  次に,安全で快適なインフラ施設の計画的整備についてです。  道路整備については,西開発地区から中心市街地への自動車交通の円滑化を図るため,志比口開発線の整備を進めます。また,市中心部と福井北インターチェンジを結ぶ松岡菅谷線の拡幅工事を引き続き行うほか,歩道のバリアフリー化や消雪設備工事などを進め,安全で快適な道路環境を確保します。  河川・水路整備については,底喰川において遊水地や護岸の整備を進めるとともに,馬渡川では福井加賀線横断部の橋梁整備を行い,浸水被害の軽減を図ってまいります。  森田北東部の土地区画整理事業については,平成30年度換地処分に向けて道路整備や換地計画書の作成を進めるとともに,積極的に保留地の売却に取り組みます。  次に,水道事業やガス事業の公営企業及び下水道事業においては,それぞれの経営戦略に基づき,計画的で合理的な経営を行うことにより将来にわたり健全な経営を維持してまいります。  水道事業については,拠点給水用配水管整備や福井西配水ブロックの送水管布設整備を引き続き実施するほか,老朽管から耐震管への布設がえを行うとともに,簡易水道事業では浜北山地区浄水施設の整備を完了させます。また,ガス事業では,白ガス管の入れかえを着実に進捗させ,耐震化を図ってまいります。  下水道事業では,公共下水道の普及拡大を進めるほか,足羽地区での雨水バイパス管の整備や,老朽化した施設の計画的な更新を行ってまいります。  第2に,「住みよいまち」であります。  住民主体の地域づくりや,誰もが活躍できるまちづくりを進めるとともに,健康や福祉の充実,防災対策など,安全・安心で快適な市民生活の実現に取り組んでまいります。  地域の魅力発信事業では,地域住民が自主的に取り組む活動への支援を継続するほか,若者が主体となって取り組むまちづくり活動に対して,新たにふるさと納税を活用した支援を行ってまいります。活動に当たっては,地域担当職員が積極的に参画し,地区住民とともに特色を生かした地域づくりに取り組んでまいります。  また,女性活躍の推進では,ことし3月に策定する第5次男女共同参画基本計画に基づいて,あらゆる分野における女性の活躍を後押ししてまいります。特に,事業所等においてリーダー的役割を担う女性を育成するため,働く女性のキャリアアップを啓発する冊子を制作し,意識改革を促してまいります。  さらに,ボランティア活動支援では,総合ボランティアセンターを拠点に,市民のボランティアへの関心や意欲を高め,実際の活動へ結びつけていくための啓発,支援事業を実施してまいります。  次に,健康づくりについては,健康診査やがん検診の受診率を高め,生活習慣病の予防と疾病の早期発見に努めるほか,3歳児健康診査時において,新たに目の屈折検査を導入し,弱視の早期治療につなげてまいります。  また,ベジ・ファースト応援事業では,ベジ大使やベジ・ガールズによる普及啓発活動を継続するほか,企業や店舗と連携した啓発に取り組み,食を通じた健康づくりを推進します。  次に,子供が健やかに生まれ育つ環境づくりについてです。  本市の平成27年の合計特殊出生率は,1.62となっており,前年の1.55から増加傾向にあります。今後も,結婚,妊娠,子育てまで切れ目のないサポートを実施してまいります。  結婚への応援では,出会いのきっかけとなる婚活イベントを継続して実施するほか,都会からU・Iターンを希望する女性に本市の魅力を体験していただきながら,若者たちの出会いにつながる縁活ツアーを実施します。  子育て支援では,希望する全ての子供に就学前の教育・保育を提供してまいります。特に,保育園,認定こども園の施設整備や改修を適切に行うことで,保護者からの多様な保育ニーズに的確に応えるとともに,近年増加傾向が続く低年齢児の受け入れにしっかりと対応してまいります。
     また,子ども医療費の助成については,平成30年度中の実施に向けて自己負担分を除いた医療費の窓口無料化の準備を進めてまいります。  加えて,放課後児童対策では,放課後児童会及び児童クラブを新たに6カ所新設し,74カ所で実施するほか,平成30年度以降に利用者の増加が見込まれる児童クラブの改修を実施いたします。  一方,高齢者福祉については,4月から介護保険総合事業が始まります。要支援者等への介護予防・生活支援サービスを実施し,多様なサービスを提供することで,高齢者の在宅生活をサポートしてまいります。また,地域包括ケアビジョンの実現に向けて,長期的視点に立ってオアシスプラン2018の策定を進めます。  障害者福祉については,相談支援体制の充実を図るため,基幹相談支援センターに虐待防止業務や地域生活支援業務を新たに追加いたします。加えて,市内4カ所に地区障害相談支援事業所を配置するとともに,発達障害に関する相談支援拠点を設けます。  生活困窮者の自立支援では,庁舎別館3階に生活困窮者支援総合窓口を開設し,ワンストップできめ細かな対応を行ってまいります。  次に,環境対策では,省エネコンテストや環境学習会など,家族で取り組むクールチョイス運動を推進することで,地球環境に優しいライフスタイルの定着を目指します。  平成38年の稼働を目指す新クリーンセンターについては,施設全体計画やPFI導入可能性の検討を行うとともに,環境への影響について評価を進めてまいります。  次に,消防・救急対策では,平成30年4月からの運用に向けて,消防情報管制システムの整備を行い,より迅速で的確な情報処理体制を構築します。また,新たに女性消防団員を計画的に配置し,市民に対する応急手当の指導などを行ってまいります。さらに,市内のコンビニエンスストアに,聴覚障害の方にも優しい文字が表示されるAEDを設置し,休日や夜間においても誰もが使用できる環境を整えます。  防災対策については,拠点避難所である小学校へのマンホールトイレの設置を計画的に進めてまいります。来年度は中藤小学校ほか4小学校にマンホールトイレを設置するとともに,宮ノ下地区に非常用貯水装置を整備し,地域の防災力を強化してまいります。  管理されていない空き家については,実態調査や適正管理の指導を行うほか,老朽化した危険な空き家の除却支援を行ってまいります。  交通安全対策では,高齢者の運転免許自主返納を促すため,交通安全教室や公民館での啓発を一層強化するとともに,高齢者による交通事故の未然防止に努めてまいります。  第3は,「活き活きと働くまち」であります。  農業の振興については,園芸の推進と稲作の強化を図るとともに,農産物のブランド化や販路の拡大を推し進め,農業者の所得の向上を目指してまいります。  今後の米政策の転換を見据え,園芸作物の生産拡大を図るため,ハウスや園芸用機械,出荷施設等の整備に対し支援するほか,本市の特産品化に向けた推奨品目の生産を後押ししてまいります。  地方創生推進交付金を活用した農業活性化プロジェクトでは,三里浜砂丘地の園芸生産基盤の整備や,国内外への販路開拓を継続して進めてまいります。  昨年11月に首都圏で実施いたしました福井市フェアについては,参加店舗数の拡大に努め,本市の食の魅力のさらなる周知を図ってまいります。海外への販路開拓では,台湾・台中での観光物産展の実施に加え,新たに台北の飲食店において本市の食品を取り扱ったメニューを提供するなど,積極的なPRに努めてまいります。  また,園芸農業の担い手を育成するため,新規就農者等の研修施設について,平成31年4月開業に向けた整備を進めてまいります。  林業・水産業の振興では,都市圏で開催される就業イベントへの出展や,現地見学への助成を行い,若い担い手の確保・育成を行ってまいります。  また,安定した漁業経営を維持するため,中心市街地の飲食店での今朝(あさ)とれ市産市消フェアの開催や,漁港での直売会を定期的に行うなど,新たな販路開拓に取り組みます。  有害鳥獣対策では,イノシシや鹿等による被害を防止するため,侵入防止柵の設置や埋設処分等に対し引き続き支援するほか,近年注目されているジビエの消費拡大に取り組んでまいります。  次に,商工業の振興については,本市の中小企業等が取り組む技術開発や設備投資,販路開拓,人材育成などに対し積極的な支援を行い,企業の稼ぐ力の向上と雇用の創出につなげてまいります。特に,本市の基幹産業である繊維産業では,地方創生推進交付金を活用し,有力アパレルメーカーへの販路開拓や海外展示会への出展,新製品・新技術の開発など,事業者の意欲的な取り組みを支援してまいります。  また,企業立地の促進に向けては,化学関連産業やICTなどの成長産業を中心に粘り強く誘致活動を進めてまいります。加えて,企業立地フェア等にブースを設置し,県外企業の誘致活動を強化いたします。  さらに,市内での起業を志す人材に対し,初期投資に係る経費等を支援することにより創業の促進を図ってまいります。  一方,雇用対策では,これまでの学生などに加え,新たに福井へのU・Iターンを希望する社会人を対象に,関心のある企業の見学や移住者との意見交換会などを実施し,本市での就職や移住についてきめ細かにサポートしてまいります。加えて,企業版ふるさと納税を活用して,県内外の大学生が,本市の企業や雇用環境について学ぶ機会を提供し,市内企業への就職希望者の増加を図ってまいります。  次に,観光振興については,永平寺町とともに策定を進めている周遊滞在型観光推進計画に基づき,酒蔵周遊事業等の旅行商品化を目指して観光事業者等による現地視察やセミナーを実施いたします。インバウンド観光の推進では,台湾及びタイでの営業活動や情報発信に取り組み,旅行商品の造成や本市での宿泊につなげてまいります。  また,一乗谷朝倉氏遺跡において,時代衣装パフォーマンスやまち歩きツアーを継続するほか,全国放送の番組を制作し,PRの強化を行ってまいります。  美山森林温泉みらくる亭については,森林に囲まれた立地条件を生かした魅力的な施設への大規模改修に向けて,施設の老朽度調査や基本計画の策定に着手します。  第4は,「学び成長するまち」であります。  今後5年間の本市が目指す教育を定めた福井市教育に関する大綱及び福井市教育振興基本計画に基づき,全国トップクラスの学校教育のさらなる充実に努めるとともに,生涯にわたって学習やスポーツに取り組むことのできる環境を整備してまいります。また,心豊かな地域づくりのため文化芸術の振興を図るほか,本市が誇る歴史や文化,伝統の磨き上げのための取り組みを進めてまいります。  学校教育については,情報教育や英語教育,郷土学習に引き続き取り組むほか,学校と地域や企業をつなぐコーディネーターをキャリア教育に導入し,各種教育の充実と,未来を担う子供たちのたくましく生きる力を育んでまいります。  また,発達障害や不登校の児童・生徒が増加傾向の中,いきいきサポーターの配置を拡充するとともに,老朽化が著しいチャレンジ教室を現在の中藤島公民館に移転します。  学校図書については,児童・生徒が読書により親しめる環境をつくるため,蔵書数をふやすとともに,学校間での図書の共有を進め,学校図書館の充実を図ります。  児童・生徒が安全で快適に学び,安心して過ごせるよう,学校施設の計画的な整備を進めてまいります。学校トイレの洋式化を今後5カ年で計画的に進めるとともに,全ての音楽室に来年度中に空調設備を設置いたします。避難場所でもある学校体育館については,バリアフリー化や窓ガラス飛散防止対策を行います。  次に,公民館は地域における生涯学習やコミュニティー活動の拠点であることから,施設の老朽化や耐震性,災害時の安全性などを考慮し,計画的に整備を進めてまいります。来年度は,鷹巣公民館の移転新築工事を行うとともに,国見公民館と清水北公民館の整備に向けた実施設計を行います。  また,市立図書館については,耐震性や老朽化などの課題を解決するとともに,市民の学習や交流の場として生かせるよう,大規模改修等に向けた基本構想や基本計画の策定等に着手します。  生涯スポーツでは,福井国体の競技会場や練習会場となる既存体育施設の改修を進めるほか,フットボールセンターの建設に向けた準備に着手します。  次に,「福井しあわせ元気」国体・障害者スポーツ大会に向けた取り組みについてです。  ことし6月から11月にかけて,陸上競技ほか全15競技で競技別プレ大会が開催されます。この大会には,全国から延べ9万5,000人の選手や関係者,観客など,多くの参加が見込まれます。競技会場の運営や参加者の輸送など,円滑な競技運営に万全の態勢を整えてまいります。さらに,国体本番に向けて,競技運営の準備はもちろんのこと,全国から訪れる方々に最大限のおもてなしができるよう,市民運動や広報啓発活動に取り組み,機運の醸成を図ってまいります。  次に,文化会館の再整備については,今年度に策定する基本構想に基づき,基本計画の策定を行うとともに,PFI等の民間活力導入の可能性を調査いたします。  また,開館20周年を迎える美術館では,高田博厚の本質に迫る「高田博厚没後30年記念展」や,自然と人間の調和に重きを置いた「フィンランド・デザイン展」などの企画展を開催いたします。  郷土歴史博物館では,大政奉還150年の節目の年を記念し「さよなら,江戸幕府─大政奉還と幕末の二条城─」を開催するなど,郷土の歴史と文化に親しむ機会を提供します。  自然史博物館では,「彗星展〜夜空を彩るスペーストラベラー〜」などの企画展を開催するとともに,セーレンプラネットとの連携を図りながら自然科学への興味を高め,子供の夢を育ててまいります。  最後に,総合計画を推進するための取り組みについてです。  市民課の総合窓口については,住民異動にかかわる各種手続のワンストップ化など,市民サービスの向上と業務の効率化を図ってまいります。  また,各種情報システムについては,さらなる業務効率化とコストダウンを目指し,システムのクラウド化など,最適なシステム等について検討を行います。  ふれ愛園については,ことし10月1日に養護老人ホーム及び児童養護施設を社会福祉法人に移譲いたします。その後,児童養護施設が現在の敷地に改築されることから,旧職員宿舎を解体するとともに,社会福祉法人が行う土地整備に対して支援してまいります。  以上,主要な事業の概要を申し上げました。  平成29年度当初予算案の規模は,一般会計で1,084億3,800万円,特別会計で735億1,300万円,企業会計で293億3,300万円,総額で2,112億8,400万円であります。  前年度の当初予算と比較しますと,一般会計で3.4%の減,特別会計で3.3%の減,企業会計で3.9%の減であり,全会計では3.5%の減となっております。  次に,財源について申し上げます。  歳入の根幹をなします市税については,家計所得の増加により個人市民税が増収となる一方,企業収益の減少により法人市民税が減収と見込まれます。また,固定資産税は家屋の新築,増築の増により増収が見込まれます。こうしたことから,市税は1.2%増の452億1,300万円を計上しました。  地方交付税及び地方消費税交付金など,各種交付金等につきましては,国の地方財政計画や平成28年度の収入状況などに基づき積算し,また国・県支出金については事業に見合った額を精査の上計上いたしました。  市債については,適切な借り入れと抑制を図るとともに,交付税措置等できる限り有利な起債の活用を念頭に所要額を計上しております。  次に,3月補正予算案につきまして御説明を申し上げます。  このたびの補正予算案は,国の補正予算を活用して行う事業のほか,各事業の精算に伴うものについて措置するものであります。  一般会計補正予算については27億5,455万1,000円を追加し,総額を1,174億4,585万1,000円とするものであります。その事業の内容につきまして御説明を申し上げます。  第1に,国の補正予算を活用して行う事業でございます。足羽山の魅力を高めるため,遊園地内に親子で楽しめるふれあい動物舎を新設し,市内外からの誘客の向上を図ってまいります。  また,臨時福祉給付金を支給し,所得の低い方への経済的支援を行ってまいります。  次に,小学校の音楽室に空調設備を設置し,夏季における良好な学習環境を確保いたします。  さらに,高齢者や子供たちが利用する施設の安全を確保するため,防犯対策設備の設置に取り組んでまいります。  第2に,各事業の精算に伴うものとして,福井駅付近連続立体交差事業や,地方バス路線の運行補助,障がい福祉サービス事業などに必要な経費を追加いたします。  このほか,第32回ふくい春まつりを平成29年3月25日から実施することに伴い,春まつりの開催に係る経費の債務負担行為を設定するとともに,個人番号カード交付事業ほか38件の繰越明許費を措置するものです。  次に,5つの特別会計補正予算案について申し上げます。  国民健康保険特別会計で2億6,251万7,000円,介護保険特別会計で1億9,175万7,000円を追加するほか,介護保険特別会計,簡易水道特別会計,宅地造成特別会計,福井駅周辺整備特別会計でそれぞれ繰越明許費を措置するものであります。  以上,3月補正予算案の概要について申し上げました。  このほかの議案及び報告につきましては,それぞれの提案理由の記載に基づき提案しております。細部に関しましては,いずれも各委員会におきまして詳細に御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ十分に御審議の上,妥当な御議決を賜りますようお願い申し上げます。  「未来を担う子供たちが希望を持ち,誰もが安心して暮らせる全国に誇れる『ふくい』」を実現する,私のビジョンにおいて市民の皆様に約束したことであります。いよいよ本市の発展につながる好機を迎えることになります。好機逸すべからず,停滞は許されません。一日一日を大切に,一つ一つの取り組みを力強く,誇りを持てる福井らしさをつくり上げていくことが私に与えられた使命であります。本市の輝く未来を全力で切り開いてまいります。議員各位並びに市民の皆様の御理解と御支援をお願い申し上げまして,提案理由の説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(皆川信正君) ただいま説明のありました第1号議案ないし第29号議案,第118号議案ないし第131号議案,第33号報告について質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  それでは,今ほど上程しました第1号議案ないし第29号議案,第118号議案ないし第131号議案については,お手元に配付しました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会及び予算特別委員会に付託します。  〔付託案件表は本号末尾参照〕  なお,第33号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので御了承願います。  以上で本日の議事日程は全部終了しました。  これをもちまして散会します。              午前10時58分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                  平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 △〔参照〕                付 託 案 件 表          総    務    委    員    会 番 号件            名第19号議案福井市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び福井市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について第20号議案福井市職員の給与に関する条例の一部改正について第21号議案福井市市税賦課徴収条例等の一部改正について第27号議案福井市消防団条例の一部改正について第28号議案福井市火災予防条例の一部改正について第124号議案福井市個人情報保護条例の一部を改正する条例の一部改正について
             建    設    委    員    会 番 号件            名第18号議案福井市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について第26号議案福井市手数料徴収条例の一部改正について第127号議案土地の取得について(駐車場整備用地)第129号議案市道の路線の廃止について第130号議案市道の路線の認定について          教   育   民   生   委   員   会 番 号件            名第22号議案福井市子ども医療費の助成に関する条例及び福井市母子家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部改正について第23号議案福井市認定こども園設置条例の一部改正について第24号議案福井市介護保険条例の一部改正について第29号議案福井市公民館設置に関する条例の一部改正について第125号議案福井市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備,運営等に関する基準を定める条例及び福井市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備,運営等及び指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について第126号議案福井市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について          経   済   企   業   委   員   会 番 号件            名第17号議案福井市観光・文化施設における共通観覧券の発行に関する条例の制定について第25号議案福井市中小企業者等の融資に関する条例の一部改正について第128号議案土地の取得について(福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(仮称)用地)第131号議案字の区域の変更について          予   算   特   別   委   員   会 番 号件            名第1号議案平成29年度福井市一般会計予算第2号議案平成29年度福井市国民健康保険特別会計予算第3号議案平成29年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算第4号議案平成29年度福井市後期高齢者医療特別会計予算第5号議案平成29年度福井市介護保険特別会計予算第6号議案平成29年度福井市競輪特別会計予算第7号議案平成29年度福井市簡易水道特別会計予算第8号議案平成29年度福井市宅地造成特別会計予算第9号議案平成29年度福井市中央卸売市場特別会計予算第10号議案平成29年度福井市駐車場特別会計予算第11号議案平成29年度福井市集落排水特別会計予算第12号議案平成29年度福井市地域生活排水特別会計予算第13号議案平成29年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算第14号議案平成29年度福井市下水道事業会計予算第15号議案平成29年度福井市ガス事業会計予算第16号議案平成29年度福井市水道事業会計予算第118号議案平成28年度福井市一般会計補正予算第119号議案平成28年度福井市国民健康保険特別会計補正予算第120号議案平成28年度福井市介護保険特別会計補正予算第121号議案平成28年度福井市簡易水道特別会計補正予算第122号議案平成28年度福井市宅地造成特別会計補正予算第123号議案平成28年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算...