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福井市議会 > 2015-10-13 >
平成27年10月13日 地域の活力創造対策特別委員会-10月13日−01号

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  1. 福井市議会 2015-10-13
    平成27年10月13日 地域の活力創造対策特別委員会-10月13日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成27年10月13日 地域の活力創造対策特別委員会 − 10月13日−01号 平成27年10月13日 地域の活力創造対策特別委員会 − 10月13日−01号 平成27年10月13日 地域の活力創造対策特別委員会             地域の活力創造対策特別委員会 顛末書                              平成27年10月13日(火)                                  第2委員会室                                午前10時01分開会 ○今村委員長 ただいまから地域の活力創造対策特別委員会を開会します。  それでは、本委員会に付託されております調査事件について、本日は福井市新観光ビジョン策定について、(仮称)福井市林業水産業振興プラン(素案)について、及び有害鳥獣対策についての調査研究を行います。なお、理事者におかれましては、報告また答弁は簡潔かつ的確にされますようお願いします。  それでは、お手元の調査案件表に従いまして調査に入ります。  まず、福井市新観光ビジョン策定についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆泉委員 まず、この新観光ビジョンの前に理事者の皆さんに少しお伺いしたいんですけれども、この地域の活力創造対策特別委員会というのは観光地の磨き上げ、企業誘致、地域産業の振興、農林水産業の振興、再生、有害鳥獣対策など地域の活力創造に関することを取り上げる委員会なんですが、第1回目に商工労働部から出てきたのは労政です。2回目のきょうは観光ですよね。地域の活力創造というと、やはり企業誘致とか地域産業の振興とかというところをもっと力を入れて話したいと私たちは思うんですが、そういう話は出てこないんです。総合戦略の策定過程であるということで後に出すのかどうかは知りませんけれども、新観光ビジョンがこういうふうに、例えばスケジュールとか、現状とかの説明をするのであれば、今まで議会で総合戦略はどうなるのかと話をしている中でのいろんなことがここにも出てきておかしくないのではないかと思うんですが、なぜ出てこないのか。副市長、そこをまずお伺いしたいと思うんです。 ◎山田副市長 地域の活力創造対策特別委員会で御議論いただくことにはいろんな課題があろうと思っております。当然、今委員御指摘のように、企業誘致を含めた産業の活性化は大切な課題だと思っております。  今回、これが2回目になりますけれども、今後、そういうものも含めて議論させていただこうと考えております。 ◆泉委員 次の特別委員会は2月ごろではないかと思うんですけれども、それまではそういう話はないということですか。次は12月定例会の中で議員がまたいろいろと質問すると思うんですけれども、その場でまずはある程度の形は見えてくるという話でしょうか。 ◎山田副市長 今総合戦略なども策定させていただいておりますし、第七次福井市総合計画につきましても策定を急がせているところでございますが、それらもあわせて御報告させていただいたほうが、方向性としてはよりわかりやすいだろうと思います。ただ、総合戦略につきましては、この特別委員会とは別に議会の各会派などにもそれぞれ御説明させていただく予定をしておりますので、その場でもいろんな御意見をいただければと思っております。 ◆泉委員 私たちのこの特別委員会というのは、地域の活力を本当にどうやって生み出そうかという議論をする委員会だと思っています。観光や労政は商工労働部の担当ですけれども、そのようなところで時間を割くよりも、もっといろんな多方面の活力を生むために必要なことはあると思うので、もう少し私たちのできることというか、議論させてほしいことを調査案件に入れてほしいと要望させていただきます。
     新観光ビジョンのほうに移りますが、この方向性の案というのは、理事者である程度策定したと考えてよろしいのですか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 はい。ここにお示ししました方向性の案といいますのは、策定委員会でいただきました御意見等を体系化してまとめたものでございまして、このくくり方、表現の仕方については事務局で取りまとめたものでございます。 ◆泉委員 私、この「五感に響く」という言葉がとてもいいなと思っているんです。福井は情報発信がすごく下手だという話をよく聞きます。いいところはあるんだけれども、上手に発信できない。福井は本当に癒やしとか、五感にとても響くところはあるんです。そこのところを商品開発していくことが非常に下手なんだねという言葉も聞きます。そこのところをぜひとも進めてほしいと思うんですけれども、これはおもてなし観光推進室だけではなくて、農林水産部関係も含まれると思うんですが、その辺の連携はどういうふうにされるのか、お伺いします。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 ただいまいただきました「五感に響く観光メニューの提供」という中で、農林水産部等との連携をどのようにしていくのかという御質問でございます。ここにお書きしている基本施策の、例えば食・歴史・自然を活かした体験型観光の推進と、あとニューツーリズムへの対応というところでございます。ニューツーリズムといいますのは、例えば農業体験でありますとか、漁業体験をしたり、もしくは他地域の実例を見ますと農家民泊等、農業の振興や特産品の売り込み等と観光を取り合わせてというような取り組みが多く見られるところでございまして、本市におきましてもそのような連携をとっていきたいと考えているところでございます。 ◆泉委員 ぜひその辺は強力に連携し合って進めていただきたいと思うんです。今までもそういう話が何度も出ているとは思うんですけれども、やはりその辺が弱いかなと思います。もっと「自然を活かした」とか、「五感を活かす」ということになれば、その辺の連携でいろんな商品の開発というか、プランをつくるべきだと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ◆西村委員 策定委員会での意見交換のところで課題と強みというのが出されていますけれども、その中で観光地までの交通が不便というふうに書かれていて、この課題は前回の観光ビジョンの中にも入っていたと思うんです。それをどう改善していくのか。これは方向性の案の観光基盤の整備と活用というところに入っているわけですけれども、以前にも入っていて、それが改善されてこなかったということではないかと思うんです。つまり策定委員の方も観光地までなかなか行けないということをわかっているわけです。もちろん観光客の方も行きにくいということです。この辺の考え方と、それから対策を本気で考えておられるのかということを一つお伺いしたいと思うんです。  それから、各地域のいろいろな文化なりを掘り起こしていくという点では、自然・食文化・歴史といったようなことを基本でとおっしゃっていますけれども、特に食文化では、地域のいろんな伝統野菜とかを使ったいろんな食があると思うんですよ。中でも全市的に広がっているのが葉寿司などで、昔からつくられていて大変おいしいということで、いろんな公民館祭りでも引っ張りだこというふうにお聞きしていますけれども、そういった各地のいろんな食文化がもっと広がっていくような方策を何か考えておられるかということの2点お伺いします。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 まず委員からいただいた質問の1点目の、観光地までの交通が不便という課題でございます。この交通が不便という部分で策定委員からいただいた意見は大きく分けて2つございます。一つは、公共交通の便数が足りていない。バス、電車等が足りていないのではないかという御意見と、もう一つは、車や、観光バス等で来られたときに、駐車場所が足りない。大型バスが多いんですけれども、それが滞留する場所が足りないのではないかというような御意見をいただいております。これにつきまして、具体的な施策の中で方向性、対策等を練っていく必要があると考えているものでございます。  もう1点の食文化についてでございます。確かに策定委員からも地域の食材にかかる食文化はぜひ推進していこうということで意見交換させていただいた部分を、この具体的な施策の中でどのように進めていくかという考え方を今お示しいたします。  一つは、福井駅西口に観光物産館ができ上がります。実際にここで広く県内の伝統野菜等を販売し、イートインコーナーで食べていただく。その横の調理実習等ができるイベントホールで調理の仕方もお教えさせていただくというような中で、地域の方にも知っていただき、観光客の方にも味わっていただければと思っております。  また、日本食という面では、先週記者発表させていただきましたが、一乗谷朝倉氏遺跡にレストランをオープンさせます。本格的な日本の食に触れていただく場の整備を通じまして、食文化を広くPRしていきたいと考えてございます。このようなことを策定委員と議論させていただいているところでございます。 ◆西村委員 今、公共交通の便数が足りないのではないかとおっしゃったんですけれども、具体的にどういうところが足りないと考えておられるのか。  それから、食文化ですけれども、今、観光物産館とおっしゃるんですが、それを利用できる人はごくわずかではないかと思うんです。やはりこの食文化というのは福井市民にとっての財産です。こういうことが福井市民全体の財産として広がっていくことが大事ではないかと思うんです。だから、ごく一部の人にしか伝わらないようなことではなくて、もっと市民全体に広がっていくような対策をぜひ検討していくべきではないかと思います。これは意見にしておきます。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 先に食について申し上げますと、全くそのとおりでございまして、目指すべき姿というところで策定委員からも、市民が自分たちに誇りと自信を持つということ、まず福井市民に福井市のすばらしさを知っていただこうという意見をたくさんいただいております。食文化につきましても、このようにまず福井市民に知っていただくところが肝要であると存じます。  また、先ほど申しました公共交通について、具体的にどういうところが足りていないと考えているのかという御指摘でございました。バスを初めとする公共交通の現状を申しますと、朝の通学、夕方のお帰りになる時間に足を確保するというところに重点を置いております。そのことから、便数の設定はどうしても朝特定の時間に集中的にJR福井駅へ来るということと、夕方におきましてはなるべく遅い時間まで御自宅にお帰りになる便数を運行したいということに力点を置いております。そうしますと、日中、観光客がお越しになる時間は非常に手薄であるという結論になります。そういうことから、日常の生活を支える路線バスとは違った意味での特定の観光地を周遊するバス等を検討すべきという意見をいただいているところでございます。 ◆村田委員 今、これをざっとお伺いしまして、MICEの視点というのはどういうふうになっているのか。例えば福井市内には国立大学がありますので、そういったところと連携しながら、MICEを通して種をまいていくというか、そういった視点も必要かと思うんですが、どういうふうにお考えなのか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 従来、福井市ではコンベンションの誘致を掲げてまいりました。コンベンションは大会とか総会というものでございます。ここで今、委員からいただきましたMICEを誘致すべしという考え方でございますけれども、MICEといいますのは、Mはミーティングで、会議、研修、Iはインセンティブで招待旅行、Eはエキシビジョン、これは展示会等でございます。Cがコンベンションでございます。  このような従来の大会とか総会だけではなくて、展示会とか、招待旅行とか、多様なビジネスにかかわる人の移動を誘致すべしという御意見をいただいております。これが福井市のいわば実の部分にもなってくるのかなと思います。  具体的な進め方として、策定委員からいただいております意見を幾つか御紹介しますと、今ありましたように、大学の学会等をどんどん誘致すべしということ。それと、今、コンベンションの支援につきましては、一定人数以上のものを支援させていただいているんですけれども、学会等では非常に少人数のものでも福井市で開催されている例があるので、そういう支援の範囲を広げるなどして誘致を進めてはどうかという御意見をいただきまして、そのようなことを盛り込めないか検討を進めているところでございます。 ◆片矢委員 まず、一つお伺いしたいのは、観光ビジョンをつくることはもちろん大事だし、いいことだと思うんですけれども、具体的にそれをどのように、誰がやるのかということが非常に大事だと思います。やはりこの観光の部門は最終的には民間の力をおかりすることが非常に大事だと思うんですけれども、その辺について何かお考えがあればお伺いします。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 観光ビジョンの具体的な取り組みの推進につきましては、もちろん福井市だけでできるものではございません。先ほど申し上げました公共交通でありますとか、もしくは宿泊地でありますとか、いろんなところで民間の方々と手を携えながら進めていく必要があると考えてございます。  また、もっと大きく言いますと、市民を巻き込んで市民が福井市に誇りを持って、お客様にもっと来ていただきたいというふうなおもてなしの運動も必要ではないかと思っておりまして、民間、業界の皆様とも連携しながら進めていきたい。また、広く観光のお客様を呼ぼうとしますと、福井市だけではうまくいかないものでございまして、近隣の市町とも連携しながら進めていきたいと考えてございます。 ◆片矢委員 それで、観光ビジョンを策定してからその後5年間施策をやるわけなんですけれども、そのときにその執行する側も例えば民間あるいはそういった関係者をまとめた委員会なり、審議会みたいな形をつくりながらやっていくべきだと思いますが、その辺のお考えはどうでしょうか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 そのような民間を含めた推進体制、推進を見守る機関等は現在のところ持っておりません。そのようなあり方の考え方をいただきましたので、検討してまいりたいと存じます。 ◆片矢委員 ぜひお願いいたします。  もう一つ、一乗谷朝倉氏遺跡のさらなる磨き上げがございますけれども、これは具体的に何かあればお聞きしたいです。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 一乗谷朝倉氏遺跡のさらなる磨き上げという点でございますけれども、従来より一乗谷朝倉氏遺跡の整備につきましては県と市が連携しながら役割分担をして進めているところでございます。これは福井県観光新戦略の中の話になりますけれども、一乗谷朝倉氏遺跡の整備につきましては、朝倉氏についてきちんと学んでもらうビジターセンターみたいなものをつくって、そこで一乗谷朝倉氏遺跡をきちんと理解していただいてから遺跡の中を見ていただくというような整備を進めたいという考え方をいただいておりまして、市としましても県と連携しながら取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ◆片矢委員 一乗谷朝倉氏遺跡は史跡として非常にすばらしいものだと思っております。やはりそこで観光客をおもてなしするということがまだまだ努力不足ではないかと思っておりますし、また、着物を着せたりするような事業がありますよね。来てもらった人がもう少し楽しめるような、史跡での体験型の事業はもっとやるべきなのかなと思いますけれども、何かお考えはありますか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 ただいま「体験型」というキーワードをいただきました。一乗谷朝倉氏遺跡全体につきましては、ビジターセンターのようなものを整備して、遺跡について学んでいただいて現地に入っていただくという考え方を持ってございますが、体験という点では、遺跡の一番の売りである館が唐門の後ろにございません。そういうことから、タブレット端末をかざしまして、中にどんな館があったのかということを体験できるARシステムを年度内に整備できるように進めているところでございます。  また、変わった体験としましては、復元武家屋敷の中にスカイマスターという高所作業車みたいなものを持ってまいりまして、高い視点から一乗谷朝倉氏遺跡全体を見ていただくというようなことも体験型の事業として進めているところでございます。 ◆片矢委員 もっといろんな意見をいただいて、できるだけやっていただきたいと思います。  それから、地域のPR動画というものをいろんな地域が出しておりまして、例えば大分県の由布院の温泉の中でシンクロナイズドスイミングをするというのが今非常に話題になっていて、何十万人もの人が見ていて、それが観光客の増大に寄与しているそうです。  テレビを見ていますと、これは観光ではないですけれども、今、永平寺町が頑張っていますよなんていうのもスポットCMで出ていますよね。ああいった形で福井市も動画を中心としたPRを戦略として一つ入れたらどうかと思いますけれども、何か御意見はありますか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 PR動画については御指摘のとおりで、今大変重要になっております。それと、インターネットを通じました動画の発信ということで身近な若い人たちにたくさんごらんいただいていると考えてございます。  動画の整備につきましては、ことしつくりましたイメージアップ総合パンフレットの内容が大変すばらしいということから、これを動画にする事業を今年度整備していきたいと考えてございます。  また、ユーチューブなどインターネットを通じた動画の発信ということでございますけれども、今年度、福井DEナイトという事業がございまして、首都圏から旅行関係者とか情報発信力の高い方々に実際に福井市に来ていただきまして、福井市を見ていただき、フェイスブック、ユーチューブ、もしくはニコニコ動画とか、さまざまなメディアを通じて福井市の情報を発信していただくというようなことを考えておりまして、事業を進めているところでございます。 ◆片矢委員 PR動画というのは今本当に話題になっております。大したお金もかからないので、他府県で話題になっている事例を研究していただいて、ぜひ取り組んでいただきたいと要望しておきます。 ◆吉田委員 少し確認の意味も含めてお尋ねします。策定委員会では来年の3月で一応まとめ、そしていよいよ実施という形で5年の間にそれを充実していこうということですが、先ほどの西村委員ではないけれども、課題がありますね。その5年間のうちに全ての課題がクリアできるようにということなのか。できるところからやっていって、最終的には公共交通やインフラの整備も含めてやるという確約の上での課題提起の中で進めようとしているのか、そこのところはどうなっているのか。  それから、今第2回目の会議が終わったばかりですけれども、この若者の声を聞くというのは、高校生なのか、大学生なのか、それとも社会人なのか、そこら辺の委員構成がわからないのでお尋ねします。あるいはまた外国人だとか、商工会議所関係の人も入っているのかどうかというように、全体的にどんな委員で構成されているのかなという疑問があるんです。なぜそんなことを言うのかというと、今までもずっと通り一遍の人選でもって、例えば地区自治会連合会の会長とか、婦人会の会長とかというような形で委員を選定してきているが、これは失礼ですけども、今福井市の観光ビジョンを専門的にやっていこうとすると、やはり専門的な人選の中でやるべきではないのか。素人の意見が反映できる部分もないといけないんですけれども、そういう部分での構成が少し気になるので、差し支えなければ委員の公表方々、考え方をお尋ねしたいと思います。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 最初の御質問の期間の捉え方でございます。今回の計画期間は5年間としておりますが、5年間で事業が終了といいますか、すぐに着手して期間内に一定の効果を上げるもの。それと、期間中に順を追って着手いたしまして、5年間で一定の効果を目指すものと大きく分けて2つ捉えております。  ただ、もう一つ、この期間内に着手し、その後を見据えた施策というものも当然必要ではないかと思っております。新観光ビジョンの計画期間が平成32年度までとなっておりまして、北陸新幹線の福井開業が、今現在、平成34年度の予定で、もし福井開業がさらに前倒しになれば平成32年度ということから、北陸新幹線の福井開業を見据えた着実な政策が緒につくものも盛り込んでいくべしと考えてございます。  それと、策定委員の構成でございますけれども、そのとおりでございまして、普通に考えますと各界の組織の代表の方を入れますが、今回は若者等をたくさん入れてございます。個人名は御容赦いただきたいと存じますが、まず観光関連の事業者等から5人、あと観光とか、研究機関等に属している学識経験者の方を2人、今例示しましたような経済界の方を2人。民間からは、地方の情報誌でありますとか、金融機関の方を2人。若者はどんな若者かという御質問でございますが、福井市内の大学生の方に1人お願いいたしました。あと、食についても議論を深めたいと考えたことから、フードコーディネーターを1人、あと外国の出身の方を1人入れてございます。男女の比率でいいますと男性が8人、女性が6人でございまして、民間、若者等多様な方にお入りいただいたと考えてございます。 ◆近藤委員 情報発信、広報のことなんですけれども、さっきもユーチューブの話がありましたが、最近一番印象に残ったのは、宮崎県小林市のフランス語みたいなしゃべり方で実は方言だったいうのがすごくおもしろかったと思っているんです。あるいは、大分県で「おんせん県おおいた」というのがあったりして、やはりユーチューブは今すごく発信力があると思うし、福井市もおもしろいという観点でつくってほしいと思います。この計画が来年度からスタートするのであれば、今からそういうおもしろいというか、全国で注目されるようなものをぜひつくってほしいと思っているんです。  その大分県のことで、先日、正式な部署の名前は忘れましたけれども、大分県庁の人と話しましたら、その「おんせん県おおいた」というものをつくるときに、企画会社からいろんな案が来たというんです。それをほとんどだめだと言って、こちらの意向を大分入れてかなりアイデアを練ったということなんです。  ですから、広告会社などいろんなところが案をいっぱい持ってくるんだけれども、やはりポリシーというか、考え方などを明確に出して、何回も何回も議論するから、かなり時間がかかったらしいんです。やはり福井市は今あまり知名度がないわけですし、私はユーチューブなんかで全国でヒットするものというか、そういう思い入れを持ったものをぜひつくってほしいと思います。  次年度から新しい計画がスタートするので、できたら今ぐらいからそういう準備もしていただいて、福井市の名前が全国にとどろくというか、注目されるものをぜひつくっていただきたいと思います。いかがでしょうか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 ただいま御提案いただきましたとおり、動画といいましてもケーブルテレビのような、いわゆるテレビ放送での動画ではなく、インターネットを通じました配信になりますと日本全国、また世界から見ていただけるということから、福井市でも非常に注目して推進していきたいと考えてございます。  昨年の例では、福井市の元気体操21を有名なユーチューバーの方に取り上げていただきましたところ、福井市のホームページ、フェイスブックのアクセス数が瞬間的に劇的にふえたというようなこともございます。大変すばらしいものだと考えておりますので、そういう発信力のある方々とのコンタクトを保ちつつ、上質な情報を提供していくことに心がけていきたいと考えております。 ◆近藤委員 もう一つ、この間、1期目の議員で富山市に視察に行ったときに、ホテルに泊まるとバスとか、ライトレールの無料券が配られていたんです。ある本によると、そういうことをやって外国人のお客さんが19倍になったというわけなんです。それは結構おもしろいと思ったんですが、福井市は市内のホテルに泊まるとかしたときに、無料で交通機関を使える券とかを今まで検討したことはありますか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 公共交通につきましては、例えばえちぜん鉄道や福井鉄道とかの一日フリーきっぷとか、もしくは行政が一日フリーきっぷ等をホテル等に御案内していたことはございます。今、例として教えていただきましたような、ホテルに泊まると無料券がもらえるという事例があったということでございますが、今現在、福井市としてはそういう取り組みはないのが実情でございます。 ◆近藤委員 ぜひ一回検討をお願いしたいと思います。 ○今村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、(仮称)福井市林業水産業振興プラン(素案)についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎橋本林業水産課長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆水島委員 前にも質問させてもらったんですけれども、自伐林家の育成とは書かれているんですが、もう少し具体的に説明をお願いしたいと思います。 ◎橋本林業水産課長 自伐林家についての御質問でございますけれども、まず自伐型林業というのは自己所有林の伐採等を林家みずからが実施するというような体系でございまして、自家労働により伐採等を行うことから、間伐の収益が個人の収入として残るということです。また、ほかの職業と兼業しながらできるという特徴がございます。  今現在、美山地区には37人の自伐林家がおられるわけでございますけれども、今後も研修等を通じながら自伐林家の育成に努めていきたいと思ってございます。 ◆水島委員 今の御答弁は、その自伐林家の定義だけです。確かに自分の所有する森林を伐採するということですけれども、前にも少し一般質問で言いましたが、森林を所有していなくても所有者と話し合って林業に取り組んでいける支援体制といいますか、そういうものをつくり上げていって、やはり林業に携わる人がふえていくことが大切だと思います。その辺はどうお考えでしょうか。 ◎橋本林業水産課長 自伐林家の育成、また作業する方をふやす取り組みということでございますけれども、新規就労者がなかなかふえないというような現状もございますので、その点はまた研修会を通じましていろんな取り組みをさせていただきたいと思います。また、緑の雇用事業という県の事業がございまして、平成21年度から現場林業者の育成対策に取り組んでございます。数字で申し上げますと平成21年度に8人、平成22年度に7人、平成23年度に6人、平成24年度に5人、平成25年度に3人、平成26年度に5人というふうに、毎年少人数ではございますけれども、育成という形で取り組みを行っているわけでございます。 ◆水島委員 確かに今おっしゃるように、本当に時間もかかることですし、焦ってはいけないことだと思っております。今、ようやく国も自伐型林業ということで動き出していますので、これから育成するというのもわかりますし、収入がしっかりと安定するような体制を整えていけば、やはり若者にもアピールできますし、就労も支援できると思いますので、その辺の今言われた研修も含めてお願いしたいと思います。  次に、高性能林業機械の導入ということで、林道の整備も含めて、どれぐらいの大きさの機械を考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎橋本林業水産課長 高性能林業機械につきましては、毎年、福井市森林組合や美山町森林組合の例えば木を切って取り出す機械とか、運搬する機械とかに、それぞれ補助しているわけでございます。高性能林業機械を導入することによりまして、間伐がスムーズに進んでいくと思ってございますし、今後も森林整備を進める上で、当然、自伐林家も大切だとは思いますけれども、間伐材を搬出するという意味ではこういう大型機械、高性能林業機械を導入しまして整備を進めていきたいと思っております。 ◆水島委員 だから、それはすごく大切なことだと思っていますし、森林組合の方でも勉強している方もいまして、この間、山に入って木を切り倒すことも一緒にやってきたんですけれども、やはり高性能機械ですと速いんですよね。あっという間に持っていけますし、それは確かにそうなんですけれども、やはり今、自伐型林業のことを提唱している人が言っているように、大型機械が入る道をつくることによって、間伐と言いながら間伐でなくなってしまう、皆伐に近くなってしまう。それをさらに間伐していくことでまた山がどんどん荒れていくということが、日本がやってきた政策の一つとしてあるので、それは森林組合の方に任せるのも一つですが、やはり市も一緒になって、その辺も一遍話を聞いていただけたらとは思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎橋本林業水産課長 今おっしゃるように、当然、機械の幅は決まっているわけでございまして、山の中に道路をつけるとその部分が皆伐のような形になってしまうというようなこともございます。自伐林家を含めまして、また協議等させていただきまして取り組んでいきたいと思います。 ◆水島委員 要望だけ。結局50年後に、また昔と一緒で人工林で埋めつくされて丸裸になるような、道が崩れて、山が荒れるようなことのないようにだけお願いします。 ◆西村委員 1つは、伐る森林整備の促進ということで、里山などの整備もやるということなんですけれども、これまで植林というと杉が育ちやすいということで、以前は国も推奨してやってきたと思うんです。それが今、植林樹種の多様化と書かれているんですけれども、どういうふうに方向転換というか、変わっているのか、まずお伺いします。 ◎橋本林業水産課長 里山整備の植林樹種の多様化ということでございます。今おっしゃるように、今までは杉を植林していたということでございますけれども、富山県なんかは無花粉杉という花粉が飛ばないような杉を植林してございます。今、県も開発していまして、平成29年ごろにはできるというふうなことを少し聞いてございます。 ◆西村委員 ということは、杉には変わりはないということなのですか。里山というか、その山を守っていく上で、杉ばかりの山では保水力も非常に弱いということが言われていて、広葉樹をもっと植えている県や自治体もあると思うんです。その辺の検討もしていかないといけないのではないかと思いますし、後で出てきますが、そのことは獣害対策にも大いに貢献するということですから、その辺の考え方はこのプランで反映されているのか、お聞きしたいと思います。 ◎橋本林業水産課長 今、杉ではなくてほかの樹種もというお話でございますけれども、これは長伐期化の次に針広混交林化と書いています。これにつきましては間伐というのはぽんぽんと間隔をあけて切っていくわけでございますが、列状に間伐していくときもございます。その列状に間伐した間には自然に木が生えてくるというような形になるんですけれども、そういうふうな間伐の仕方をしていく。あるいは、今おっしゃられるように違った樹種、例えばブナとかコナラとかというものを植えていくこともまた今後取り組ませていただきたい、検討させていただきたいと思います。 ◆西村委員 それは福井市としてもっと力を入れてほしいということで要望しておきたいと思います。  もう一つ、間伐材の活用なんですけれども、2016年だから来年ですね。大野市の木質バイオマス発電所が稼働するということで、今、全国でもこの木質バイオマス発電が非常にふえていて、こういう間伐材の需要が非常に高まっていると聞いているんです。この大野市だけでも七、八万トンが必要だと言われているわけでして、果たしてそれに対応できるのかなと思うんですけれども、その辺の考え方はいかがでしょうか。 ◎橋本林業水産課長 今の木質バイオマス発電所のお話ですけれども、来年、大野市で正式に稼働するということを聞いています。それで、今現在、当然これだけのトン数の資材が要るので、とにかくチップにするような木材を搬出していただかないといけないというようなことで、極端な話、端切れでもいいので、そういうようなものを集めまして、極力、製品にならないようなものにつきましてはチップ材として木質バイオマス発電所に持っていこうと思っています。  それで、そういう木材の一時預かりというんですか、そういう場所としてストックヤードを今、美山地区に整備しておりまして、11月には完成する予定でございます。  また、人工林資源の利用というところで、自伐林家等による山の市場への木材の持ち込みを推奨という項目がございますけれども、その場所を山の市場という名称にして、そこに集めて搬出するということを考えてございます。  名称につきましては、今整備している市場のストックヤードの隣に木ごころの森がございます。その木ごころをとって木ごころ山の市場ということで11月から活用させていただきたいと思っております。 ◆西村委員 需要が高くなると木材の価格も上がって、林家の人にとっては非常にありがたいことだとは思うんですけれども、紙製品、例えばトイレットペーパーとかティッシュペーパーなどが非常に値上がりしてくるということで、安定的な供給ということが求められているのではないかと思うんです。その辺は何か県から、あるいは大野市の木質バイオマス発電の会社からの要請とかはあるのですか。 ◎橋本林業水産課長 今のところ、大野市の会社から何トン持ってきてくださいというようなことはございません。今はできるだけ多くということを聞いているだけなので、そこのところは詰めて、ストックヤードをつくるので、そういうところに一時的にためながら搬出できるものは搬出していきたいと思っております。 ◆池上委員 持続可能な水産業ということで、魚介類は高タンパク、低カロリーということで世界的に消費はふえてはいるんですけれども、日本に限っては具体的な消費量は減少しているということです。そういった中で、やはり漁業者の生活の安定ということを考えると、最初に消費の拡大ということをやっていかないとなかなか魚価が上がっていかないと思うんですけれども、消費拡大についての取り組みというのは何かございますか。 ◎橋本林業水産課長 消費拡大の取り組みにつきましては当然、地元のものを使っていくということを行っているわけですけれども、これについては魚食普及のイベントとか、料理教室等の支援を通じまして、小さい子供さんに少しでも魚を食べていただけるような取り組みを行ってございます。 ◆池上委員 何か福井オリジナルのレシピとか、例えばこういう加工をするとどこにもないような魚をおいしく食べられるというようなことも考えていただいて、それを売りにして魚の消費拡大をしていただくということも一つの案かなと思うんです。そこで、去年から始まっているトラウトサーモンの養殖ですけれども、恐らくまたことしも11月ごろから始まると思うんですが、それについて何か具体的に取り組むべきことはありますか。 ◎橋本林業水産課長 トラウトサーモンの養殖につきましては、今おっしゃられたとおり、昨年養殖の試験を実施しまして、出荷数は少なかったわけですけれども、今後、本市といたしましても越前ガニに次ぐ新たなブランドとしていきたいという考えを持ってございます。  それで、また県や福井県漁業協同組合連合会と連携しながら、必要に応じまして支援も行っていきたいと思っております。 ◆池上委員 業者に聞きますと、冬の荒れた海の中での餌やりが困難だと。それができればある程度見込みがあるんだけれどもというようなことをおっしゃっていたんですが、それについて何か新しい展開といいますか、そういったことはまだできていないのですか。 ◎橋本林業水産課長 確かに冬に海が荒れますと船で餌をやりに行くのが大変だというようなことは漁業関係者の方からも伺っております。自動給餌器につきましては、県が9月に補正予算をつけて導入するということは伺っております。 ◆池上委員 それと、海へ持ってくるまでの中間施設が今のところないということです。そのトラウトサーモンに関してはふ化するところはあるんだけれども、ふ化してから中間育成する場所の確保が今のところできていない。そういったことの対応というのは何かありますか。 ◎橋本林業水産課長 今、大野市で稚魚を買ってきて養殖しているわけです。組合員の方ともお話をする中で、確かに中間育成が課題であるということも伺っておりますし、今後、中間育成施設としてふさわしいところがあれば、また情報等を提供していきたいと思っています。 ◆池上委員 せっかく養殖を福井市でやっているということなので、ぜひとも中間育成施設も福井市で確保してやっていただければと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 ◆吉田委員 基本的なことを聞いて大変恐縮なんですけれども、このプランそのものは林業水産業関係の振興策のみの計画というふうに受け取っていいのか、それとも森林全体の役割についても担うという観点で受け取っていいのか、そこら辺は基本的にはどうなのですか。 ◎橋本林業水産課長 これは林業につきましても水産業につきましても、振興だけでなく幅広く取り組んでいきたいと考えております。 ◆吉田委員 となりますと、今後のスケジュールでパブリックコメントが11月下旬から12月上旬に実施されるとなっています。素案がもうほとんどたたき台としてでき上がっているんだろうと理解するんですが、例えばきょうの特別委員会の中でそれぞれ皆さんが意見を言いました。その意見をもとにさらに修正しながらパブリックコメントを実施するという柔軟な考え方はどうなのですか。 ◎橋本林業水産課長 今の御意見でございますが、いろんな意見をいただきましたけれども、必要とあれば策定委員を集めまして、また協議させていただきたいと思ってございます。 ◆吉田委員 もしそういうような、いいなと思う案があったら、ぜひ一遍策定委員会にかけていただきたいと思います。  このプランの策定は幅広くということですから、せっかくですので言うと、このプランの水産業にしろ、林業にしろ、海や山を守っていくという全体的な考え方はあるんですけれども、これはもうけ話というか、先ほど西村委員も少し言っていたんですが、環境面のことがほとんどうたわれていない。森林の役割は何かといったときに、果たしてこれで全てを網羅したプランになるのか。ましてや、プランを立てて、これから5年間やっていこうという一つの考え方からいけば、欠如している部分がいっぱいあると思うんです。  特にお願いしたいのは、やはり森林の役割からいくと、その事業の振興プランはさることながら、この山というのには大きな素材があると思うんです。水産の資源の有効活用にもなっていったりとか、自然災害を防ぐとか、あるいはまた鳥獣害を防ぐとか、それから大きなCO2問題。今、国を挙げて、あるいは全庁を挙げて取り組んでおりますけれども、このプランからいくとそういったことが欠如しているとしか思えないんですね。やはりCO2削減や、環境面も含めて、このプランの中のどこかに入れていかないと、これはつくってからの5年間の動きにしては少しお粗末だなと思います。ですから、細かいことは言いませんけれども、そういったことも視野に入れて、もう一遍プランが練り直されるなら、策定委員会に投げかけてほしい。  もう少し具体的に突っ込んで言うと、循環することによってCO2の削減効果もあらわれてくるんですけれども、私が、この間も言ったようにカーボンオフセットというものもあります。こういった環境面の取り組みでお金になることはやはり率先してやっていき、それを事業化していく展望づくりは必要です。やはり環境も守りながらお金にしていくということも考えていくべきではないかと思います。  具体的に鳥獣害対策でも、間伐したところに自然と木が生えてくるのか、動物の餌となるクリとかドングリとかといったものを植えていくのか。そこら辺も具体的に何も書いていないのでわからないんですけれども、考えの中にそういったこともあるなら、もう少し表面化して、みんなにわかるようにしてほしい。取り組んでいるんだなという姿があらわれないとやはりだめではないかと思うので、そこら辺も含めてもう一度見解をお願いします。 ◎橋本林業水産課長 今、幅広くという中で環境面を御指摘いただきましたけれども、確かにCO2の削減につきましては大変重要なことだと認識してございます。
     それで、策定委員会等におきまして再度検討させていただきますし、またCO2の吸収量のクレジット化の関係につきましてはもう少し研究しながら進めていきたいと思ってございますので、御理解いただきたいと思います。 ○堀江議長 立派な計画を出してもらって、そしてここにお集まりの委員にいろいろ説明して、委員がいろんなことを聞いておられるんだけれども、例えば林業関係の予算で単独事業費は幾らですか。 ◎橋本林業水産課長 申しわけございません。今年度の予算は、今はっきりとは覚えてございませんけれども、確実にその林業……。 ○堀江議長 もういい。林業水産課の林業に関する単独事業費が幾らか教えてあげようか。限りなくゼロに近いでしょう。そんな課が、こういう計画をとうとうとして打ち上げてくるんです。そして委員も質問されているんです。単独事業費ゼロですよ。ゼロというのは何もないんです。私は、いかがかと思うんですけれども、副市長、どうですか。 ◎山田副市長 今林業について御答弁申し上げますと、福井市だけに山があるわけではございません。福井県全域、また日本全国に山があるわけでございまして、そうした中で国の施策、それから県の施策、それにあわせて市の施策と、基本的に重層的な施策で成り立っているということでございます。その中で国が高性能林業機械の導入に補助する場合に、市が追加で補助させていただくということで予算を持たせていただいて、重層的な仕組みにさせていただいていることもあって、御指摘のように市単独事業の予算は極めて少ない現状かと思います。ただ、こういうプランをつくらせていただくことで向かう方向性がきちんと決まれば、それにあわせていろんな施策を打っていきたいと思っております。 ○堀江議長 せっかく副市長がお立ちになったのでもう質問はやめておきますけれども、これまで何回も、決算特別委員会のときにも言いましたが、国、県の事業に伴う予算しか持っていない。昔からそうです。単独事業費がゼロで何ができるのかというのが、こういう案に対しての私の答えです。こんなものはやめてしまってはどうですか。単独事業費も持っていないところが偉そうなことを言うなというのが私の感想です。ここでおいておきます。 ○今村委員長 何とか予算を計上して、この計画を実行していただきたい。 ○堀江議長 単独事業費についてはここにお集まりの委員がみんな知っていなければいけない。予算書はもらっているんだから。 ○今村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、有害鳥獣対策についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆泉委員 電気柵、防除柵での対策をずっとやっているんですが、若干減っているとはいえ、農作物の被害面積の減少にそれほどの効果があらわれていないというのが現状かと思うんです。三、四年前に、予算をつけて鷹巣地区で何か立派な柵をつくったことがあったと思うんですけれども、あれの効果というのを私たちは全然聞いていないんですが、現在はどんな感じになっているのですか。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 電気柵や侵入防止柵等の設置にかかわらず、被害が余り減っていないのではないかという御質問でございます。実際、おっしゃるとおり、電気柵を設置している集落からも動物が入ってきてしまう、効果がないからやっても同じだというお話が、有害鳥獣対策室に入ってきてございます。私たちが現地へそれらを確認に行きますと、やはり思い当たるところが何点かございます。それは、電気柵とかの場合ですと、やはり動物に電気が流れて、しびれて学習し、それで寄ってこないという形になるんですが、その電気が維持管理のこととかもございますけれども、草とかで漏電してしまっている。またはアスファルトの真横に設置してありますと地面を通じて電気が流れないから動物が痛みを感じないとか、そういう電気柵の設置の仕方もございますので、そこらあたりは私たちも集落の中で周知させていただきまして、集落の方とともに改善、改良させてもらっているところでございます。  先ほどの三、四年前に鷹巣地区に設置した柵の話でございますが、それは緩衝帯か何かかなと思うんです。それらにつきまして、ここ近年の鷹巣地区の被害状況とかを見ていますと、やはり減っていないんです。原因として考えられますのは、そういう山際とかに設置するような柵は設置したら終わりではなく、設置してからは管理していくという新たな段階に入るわけでして、そこらあたりを私たちも確認しますと、やはりどうしても穴があいていて、そこからイノシシが入ってきているところもございます。集落の方にはそういうところもあわせまして、維持点検の大切さを啓発しているところでございます。 ◆泉委員 私たちの地域でも電気柵を張りめぐらせておいても、イノシシは来るわ、その上を鹿が飛び越すみたいなことがあって、これで幾ら一生懸命電気柵をつけなさいと言ってもどうだろうかと思うところは現実にあります。  先ほどの鷹巣地区の緩衝帯にしても、やはりそれだけの予算をつけてつくっているんですから、それなりの効果があるのかないのかをはっきりと示してほしいし、本当に効果的であるならば、いろんなところにそういうものをつくるべきなんだけれども、あそこだけで終わってしまっているということはどうだろうかと思うんです。ただ単に予算がついたからやっただけのことで終わってしまっているのではいけない。真剣に鳥獣害対策をやるのであれば、電気柵にしても農協の力もかりてということになるのかもしれませんけれども、どんどんいい方向に向かうように指導徹底してほしいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 鷹巣地区の緩衝帯につきましては、集落ぐるみでの取り組みの一番はしりのころだったと思います。その後各集落につきましても個別の集落で対応するのではなく、隣の集落とかとあわせて山際にネット柵等の大きな柵を設置しているところがふえてきました。それらにつきましても、先ほど申し上げましたとおり、維持管理が獣害対策のかなり大きなウエートを占めるわけですので、実際私たちもそのようなことを集落の方に御説明させていただいております。市が前面に立って対策に取り組まないといけないという鳥獣による農林水産業等に係る被害防止のための特別措置に関する法律が平成20年に施行されまして、私たちから集落の方にそういう対策の機運を高めていかなければいけないということでございますので、また集落の方とともに私たちも努めてまいりたいと思います。 ◆西村委員 先ほども申し上げましたけれども、こういう鳥獣害を減らしていくためにも、山が豊かになる対策をぜひ前提として求めておきたいと思います。それで、ここに捕獲対策として上がっている埋設処理に対する支援ということで、農家組合に補助しているということですけれども、今の補助基準単価はどうなっているのか、また実績はどうなっているのか、お答えをお願いします。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 埋設処理に係ります農家組合等への支援の金額とその実績ということでございます。まず支援の金額等につきましては、イノシシと鹿が対象になってございます。イノシシにつきましては、集落が単独で埋設対応していただく場合、1頭につき5,000円。また、有害鳥獣捕獲隊と共同で対応する場合は3,000円。鹿につきましては、単独の場合、8,000円で、共同の場合は5,000円でございます。  そして、この実績でございますが、昨年度におきましては33集落、合計で365頭でございます。 ◆西村委員 この補助というのがまたどうなのかなと思うんです。埋設するのがなかなか大変だという声を本当によくお聞きするし、人手もかかるし、場所も必要ということですけれども、今どういった課題があると認識されていますか。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 課題といたしましては、今ほど西村委員が申し上げましたとおり、まずその埋設する場所、集落内での適地の選定だと思います。実際、現状では捕獲された有害獣につきましては、その捕獲を要請している集落の中で適地を見つけていただくことになってございます。捕獲した後の埋設につきましては、先ほども申し上げましたとおり、猟友会が実施しているところもありますし、地元の方も一緒になってやっていただいているところもあります。その対策につきましては、捕獲するのはいいんですけれども、その後の捕獲獣の処理ということが今有害鳥獣対策室でも大分課題になっていると思ってございます。  そういうこともありまして、有害鳥獣対策室でも嶺北の他の市町の動向とか、あと県とも情報共有しながら、対応につきましては今後見きわめていかなければならないという認識を持っているところでございます。 ◆西村委員 現場の声を聞いていただくのがまず第一ですけれども、この補助については国からも捕獲関係でも埋設関係でも出ていると思うんですが、どの程度でしたか。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 これは捕獲された獣の種類によって違います。鹿の捕獲に対する補助につきましては1頭1万2,500円で、イノシシにつきましては1頭7,000円でございます。 ◆西村委員 そうすると、市の補助より国の補助のほうが高いように思うんですけれども、これはどういうふうになっているのですか。埋設処理に対する市の補助の単価と、今おっしゃった国の補助の単価が全然合わないんですけれども、どういう内容ですか。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 実際に国から補助をいただいているのは、その捕獲頭数に係る経費の半分と定額分というような形で占めていますので、残りは市の単独事業費という形で対応させていただいているということでございます。 ◆西村委員 半分は市が出すということですか。それに上乗せして出しているということなのかな。でも、この1頭当たりの金額はこれで妥当なのかどうかというのは、やはり今もおっしゃっているように、現場の状況とはなかなか合わないということですので、ぜひ早急に検討していただきたいということを要望しておきたいと思います。 ○石丸副議長 西村委員の質問の少し関連になります。今、イノシシと鹿の捕獲頭数が合計で1,641頭になっていますね。食肉に使われるのが86頭ということで、食肉、いわゆるジビエには1割も使われていないんです。そうすると、当然、これはそのそれぞれの土地に埋めるんだろうと思うんですけれども、実は嶺南にはもう焼却処理施設があるわけです。そういう焼却処理施設をつくる予定はされていないのですか。といいますのは、あちこちの猟友会からもう埋設するのが大変だというような声が上がっているんです。だから、焼却処理施設を国の予算なんかもいただいて、福井市でやるというような案はどうなのですか、今のところ考えていないのですか。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 捕獲されたけものの焼却処理施設はつくらないのかという内容の御質問でございます。この件につきましては、嶺南では確かに地区一帯で焼却処理施設を稼働し、現在、毎年、7,000頭近くの鹿、イノシシ等を焼却している現状でございます。嶺南はもともと鹿、イノシシのうち約7割近くを鹿が占めておりまして、大型で山の中にたくさんいるということでそういう対応をするための焼却施設を建設したと聞いてございます。  それで、嶺北につきましてもそのような施設が必要ではないかということでございますが、私たちも現在、そのようなお話を伺ってございます。さらに嶺北の他の市町では民間の業者が焼却していたり、また既存のごみ焼却場で処分しているようなところもございまして、そのようないろいろな情報を収集しながら、今後対応を進めていきたいと考えているところでございます。 ◆片矢委員 今イノシシの捕獲数が約1,500頭、鹿が192頭ということでございますけれども、やはり国の方針としては全体的な頭数を半減させるということなんですが、この数字で個体数が減っていくということになるのかどうか、お伺いします。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 市内のイノシシ、鹿の生息数でございますが、県でも明確な数字を把握できていない状況でございます。といいますのは、イノシシにつきましては1回の出産が5頭前後と、不規則なところもございますし、イノシシの子供が小さいうちは年に2回ぐらい出産するということもございまして、推測もなかなか難しいということでございます。鹿につきましては、嶺北地方で約1万頭、嶺南では約2万2,000頭が生息していると推定しているところでございます。  市としましても、一番の考え方といたしましては農林業被害を軽減させるということで、まず里山周辺を生息域としている個体を徹底して駆除していかなければならないということです。その先が、国が目指す日本全体での個体削減につながるものだと認識しているところでございます。 ◆片矢委員 減っているかどうかというのはわからないということなんでしょうけれども、市の方針としては捕獲数をふやすということには間違いないわけですね。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 はい、そうでございます。 ◆片矢委員 それなら最後にもう一つですけれども、去年ですかね、大名町交差点付近にムクドリが非常に多くて、それでいろいろ対策を行ったということがありました。ことしはそんなにいないなと思っているんですが、その辺は何か対策がうまくいったとか、実は違うところに行ったとか、その辺の御見解はありますか。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 大名町通りをねぐらとしているムクドリの状況につきましては、実際は県が対応してございまして、ことしの7月に県で報告会がございました。タカによるねぐらへ戻ってきたムクドリの追い払いを5月の下旬から週に何回か実施していたということで、7月末現在におきましてはムクドリの数は激減したと伺ってございます。ただ、駆除したわけではございませんので、分散した先は現在まだ確認中ということでございます。 ◆片矢委員 ムクドリの個体数は実際はそんなに減っていないんだろうと思いますし、どこかにいるんでしょうけれども、やはり市内の主なところにねぐらがありますと、ふん害が非常に厳しいということがあります。その対策にもしっかり目を見張っていただきたいと思いますので、これは要望しておきます。 ◆水島委員 有害鳥獣対策もすごく大切なことだと思います。ただ、本当にイタチごっこという感じが強いんですけれども、このイノシシのおりを写真で見てもやはりかなり高額になってしまうのではないかと思うんです。予想ですけれども、1つのおりで15万円から20万円ぐらいするのではないかと思うようなおりです。そういう予算も本当にかかってしまう中で、少し要望になってしまうかもしれませんけれども、里山におりてくるこのイノシシ、熊もそうですし、鹿とかは先ほどのドングリという話もありました。山の奥に食べ物がないから里におりてくるということで、やはり山奥にはカシとかといった木を植えていくということもこれから大切になってくるかと思うんです。先ほどの林業政策と逆行するようなことにもなりかねないと少し危惧するんですけれども、やはりシイとかカシを育てようと思うと、植樹するまでに苗木から2年間育てないといけなくて、かなり時間もかかることなので、そういった山奥に植えていけるような体制を整えていくということも同時にやっていかないと、ここだけ見ていても本当に問題は解決していかないという気がしております。その件に関してはいかがでしょうか。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 おっしゃるとおり、今ここに出てきている動物というのは、本来ですと山に生息しなければならない鳥獣でございます。それが結局、今、中山間地とか、里山、また耕作放棄地等の手入れが行き届かないところで、けものが集落の近くに簡単に身を潜めて、近くまで出てくることが可能になったということです。また、そういうところの畑でおいしいものを食べるともうそこからは山に戻らず、里に居つくようになってしまうことが今問題になってございます。それで、まずそのような里山の整備、またやぶの刈り払い等による生息域の境界分けということが大事だということです。そして動物を追い払うのではなく、山へ追い上げをする。追い上げをした上で、そこに新たに侵入防止柵等を設置する。私たちもそのような対応を進めていかなければならないと考えておりますし、集落の方にもそのように啓発していかなければならないと思ってございます。 ◆水島委員 そうすると、山の中が杉とかだけですと追い返してもまた戻ってきてしまうという問題も出てきます。やはり全国的に見ても山にカシとかシイとかを植えようという団体も多いですし、福井でもそうやって動いているところもあります。学校でカシとかシイを苗木から2年間育ててもらって、それを植樹しにいくという方法もありますし、県の森づくり課もありますけれども、やはり福井市としてしっかりと予算をとって動いていっていただけたらと思いますので、またよろしくお願いします。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 済みません。先ほどの1頭当たりの処理の単価につきましての補足でございますが、まず捕獲自体に、鹿につきましては1頭当たり1万7,000円、イノシシにつきましては8,000円の費用がかかってございます。それの鹿の捕獲費用の1万2,500円分、またイノシシ捕獲費用の7,000円分を国から補助していただいているところです。  それとはまた別に、埋める費用に対して市で補助させていただいているところでございます。 ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  以上で本日の調査案件は全て終了しました。  なお、本委員会は今後も付託された調査事件について閉会中も継続調査したい旨を議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) ○今村委員長 御異議がないようですので、そのように決定しました。  また、本会議での委員長報告につきましては私に御一任願います。  これをもちまして委員会を閉会します。                                午前11時58分閉会...