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福井市議会 > 2015-08-24 >
平成27年 8月24日 県都の魅力創出対策特別委員会-08月24日−01号
平成27年 8月24日 地域の活力創造対策特別委員会-08月24日−01号

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  1. 福井市議会 2015-08-24
    平成27年 8月24日 地域の活力創造対策特別委員会-08月24日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成27年 8月24日 地域の活力創造対策特別委員会 - 08月24日-01号 平成27年 8月24日 地域の活力創造対策特別委員会 - 08月24日-01号 平成27年 8月24日 地域の活力創造対策特別委員会             地域の活力創造対策特別委員会 顛末書                              平成27年8月24日(月)                                  第2委員会室                                午前10時02分開会 ○今村委員長 ただいまから地域の活力創造対策特別委員会を開会します。  それでは、本委員会に付託されております調査事件について、本日は雇用の現状と課題について及び福井市農業活性化プランに基づく取り組みについての調査研究を行います。なお、理事者におかれましては、報告また答弁は簡潔かつ的確にされますようお願いします。  それでは、お手元の調査案件表に従いまして調査に入ります。  まず、雇用の現状と課題についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎松浦労政課長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆村田委員 確認ですけれども、福井市の民間企業に勤務する従業員の正規雇用での平均賃金のデータはございますか。 ◎松浦労政課長 申しわけございませんが、それは今の賃金構造基本調査の中では統計として出てきておりません。 ◆村田委員 県のデータはありますか。 ◎松浦労政課長 本日は持ち合わせてございません。申しわけありません。 ◆村田委員 私が把握しているデータがもう数年前のものですから、それが今どうなっているかわかりませんけれども、たしか福井県、福井市に勤務する従業員の平均賃金は決して高いものではないと理解しています。きょう提示されましたデータを見ると女性の余暇活動が特に少ないということで、福井県で勤務する女性の多忙さというのが見えるかと思うんです。そういった中で女性のUターンとかIターンが今話題になっていますけれども、そういった女性の方に対するUターン、Iターンにおける福井市に帰ってくるといいよというようなセールスポイントを何かお持ちでしょうか。 ◎松浦労政課長 就労の面ではなくて、福井市は子育て環境がよい、待機児童がゼロということはあるかと思います。そういったものは十分セールスポイントになると考えております。ほかにも福井県としては、教育水準の高さとかそういったことはございますし、完全失業率が低いとか有効求人倍率が高い、働き口はあるというところはポイントになるかと思います。
    ◆村田委員 今、福井県、福井市の女性は非常に多忙だという中で、確かに子育て環境は充実しています。これはもう歴史的にそういう状況があろうかと思いますけれども、さらにもう一歩突っ込んだ形でセールスポイントをつくっていかないと、大学生の女性の方とかは就職で自分の人生が決まりますので、そういった方々に対して、私もいろんなお話を聞く中でこれはなかなか難しいかなというのが実態としてあると思いました。子育て支援、応援をしている自治体は各地にたくさん出てきていますので、競争を勝ち抜くためにも若年の女性に向けた福井市独自のセールスポイントをきちんと練り上げてほしいと思います。これは要望で結構ですのでお願いします。 ◆吉田委員 関連で質問します。今ほど村田委員からも指摘があったんですが、これから地方創生をきちんとやっていこうという状況の中で、福井市は実態を把握していない。これはいかがかと思うんです。我々議員もきちんと把握していかなければならないという部分はありますけれども、指導的立場である行政として、例えば福井市の実態、民間企業の平均賃金もわからない、調べていないというような状況では、本当に先行きうまくつくり上げていけるのか心配でなりません。ですから、これは要望にとどめておきますけれども、やはりそれはきちんと、いつ、どこで尋ねられても答えられるような体制を商工労働部長を初めつくっていってほしいと思います。  それから、県外大学生にUIターン就職の支援をしているという項目がありますけれども、企業向けの取り組みは図の中に書いてありますが、UIターン就職で福井へ来ていただきたいというような呼びかけを何大学ぐらいにしているのか。エリア的に近畿方面なのか東京を初めどこからどこまでのエリアを想定しながらやろうとするのか、やっているのか。そこら辺の実態はどうなのかということです。  それから、ひな形をつくるのは大変重要ですけれども、福井市の雇用実態も非常に悪いと思うんです。正規雇用と格好よく書いてありますけれども、福井市の実態そのものは正規雇用の比率が非常に低くなってきている。そういった中で指導的立場で人にやれと言ってもそれはなかなかやりがたい部分もあるだろうし、国の補助でごまかしてもこれはもう限度があるわけで、大体3年から5年ぐらい国の補助をもらって、後はそれぞれの企業で頑張りなさいよというような形に置きかえているだけの話になる。職種によっては福井市もそういう雇用実態ですから、そこら辺からもう少しきちんとした改革をしていかないと民間に知れ渡っていかないという実態もあるのではないか、また、そのような事実が出てくるのではないかと危惧いたしますので、そういった点も含めて当局の考え方などをお聞きしたいと思います。 ◎松浦労政課長 今ほどはどの辺をメーンにUIターンの促進を図っていこうとしているのかというような御質問だったかと思いますが、現在、都道府県別といたしましては、京都府、石川県、愛知県、大阪府、東京都に多く進学している状況でございます。私どもも最近始めたところでございますが、京都府、大阪府、愛知県の大学を訪問しているところでございまして、日本全国を対象にやりますけれどもそういった都市圏がメーンになろうかと思います。  もう一つの御質問、申しわけございませんが……。 ◆吉田委員 数もわかったら言ってください。 ◎松浦労政課長 進学している人数でございますか。平成27年度の学校基本調査、これは県の統計でございますが、京都府は454人、石川県が338人、愛知県が330人、大阪府316人、東京都298人という状況でございます。 ○今村委員長 吉田委員、いいですか。 ◆吉田委員 まだ質問に答えていないと思うんですが、1点目はそれで大体わかりました。2点目の福井市の実態、正規雇用と非正規雇用について答えてください。 ◎松浦労政課長 先ほどの生涯賃金とかの格差等によって結婚したくてもできない若者はやはり早期に正規雇用に転換するということが福井市でも必要となってくると思います。福井市は非正規雇用もふえているところですが、そういったことはやはり推進していきたいと思っております。 ◆吉田委員 まあ、いいです。改めてまたお聞きします。 ◆八田委員 今の吉田委員の話の関連なんですが、ふくいU・Iターンサマーキャンプはことしの新規事業ですけれども、何人から応募があって、そしてもう実施されたのですか。 ◎松浦労政課長 今、募集を終わりまして、9月5日から10日までの5泊6日で実施する予定でございます。 ◆八田委員 今のところどの地域のどういう大学生が何人ぐらい集まる予定ですか。 ◎松浦労政課長 申し込みは30人を少し超えましたが、大学4年生でもう内定をいただいたとかで途中で辞退された方もございまして現在29人が参加予定でございます。主な方面といたしましては、関東圏が8人、関西圏が9人、中京圏2人といった状況でございます。 ◆八田委員 例えば個別に東京の学生寮にセールスに行かれたのですか。具体的にはどういうぐあいに参加者を集められたのでしょうか。 ◎松浦労政課長 周知の方法でございますが、東京、大阪、名古屋に福井Uターンセンターがございます。そういったところにお願いに上がったり、県外大学の就職支援課にリーフレットを配布させていただいたり、県がインターンシップの説明会をやっているんですが、そういったところでも一緒に説明させていただいているところでございます。また、東京圏におきましてはハローワークに御協力いただきましてリーフレットを置いていただくところもございます。 ◆西村委員 若者の雇用がとても大事だと思うんです。今、国会でも労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律の一部を改正する法律案という大変な法案も審議されているわけですけれども、そんなことになったら若い人たちの生活、将来がますます見えなくなるということで、これについては市としてもぜひ反対してほしいと思います。  それと今、非正規雇用を減らして正規雇用をふやしていくためにも、同一労働同一賃金とか最低賃金の引き上げとかが大事だと思うんですけれども、それについて市としても国なり県なりのほうへ要望しているのかどうか。市の考え方をお聞きしたいと思います。  それからもう一つは、若者の非就業者の状況、実態について把握されているのかどうか、その2点をまずお伺いします。 ◎松浦労政課長 同一労働同一賃金の実現、それと最低賃金を上げることの要望でございますが、これにつきましてははっきり申しますと、今のところしていない状況でございます。  無業者の実態の把握はどうなっているかということでございますが、ニートと言われる方になるかと思いますけれども、申しわけないですがその数字的なものは把握していないということでございます。 ◆西村委員 最初に述べた最低賃金などの引き上げについても国や県に全然要望していないということです。こういうことは福井市での雇用をもっときちんとしていこうという姿勢とは相入れないものだと思います。そういう点でぜひ国、県に要望していただくように強く要望します。  それから、特に若者の非就業者という点では、おっしゃったニートということももちろんあるんですけれども、一度就職されて、いわゆるブラック企業と言われるような企業などで、労働条件が非常に厳しい中で働いて病気になり障害を負ってしまうという方も非常に多いわけです。いろんなケースがあると思いますけれども、やはりそういう実態をつかんだ上でこういった施策を立てていかないと、上っ面だけやっていますよということではだめではないかと思うんです。非就業者の実態やそうなっている状況、とりわけ企業を退職したいろんな要因とかがあると思いますけれども、市としてもっとそういった実態をつかむ手だてをとるべきだと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ◎松浦労政課長 ブラック企業等や非就業者の実態把握をするべきではないかということでございますが、ブラック企業等の苛酷な労働についての相談もやっていますし、取り締まりのようなものはハローワークや労働基準監督署が所管ということになるかと思います。またそういったところにお話を伺いながら把握に努めていきたいと思っております。 ◆西村委員 そういった取り組みや計画なりをつくる上でやはりそういう実態をしっかりつかむことは大事だと思いますので、その点は要望しておきます。  それから、仕事と家庭が両立できる環境の整備ということでは、今年度の新規事業がここに幾つかあるんですけれども、それぞれの予算と、1件当たりの金額についてお伺いします。 ◎松浦労政課長 今ほどの御質問は仕事と家庭が両立できる環境の整備の補助金等の予算と1件当たりの金額ということでございます。一番上の働きやすい職場環境づくり推進事業補助金は予算額が25万円、1件当たり5万円で5社からの申請を見込んでおります。また、育児・介護休業代替要員確保支援奨励金に関しましては1件当たり10万円で8社を見込んでおり、予算額は80万円ということでございます。次の育児・介護短時間勤務制度等活用促進事業につきましては全部で120万円の予算です。1件当たりの金額は、育児に関する分に関しましては短時間勤務をする期間が1カ月以上3カ月未満の場合は10万円、3カ月以上6カ月未満の場合は15万円という区分けをしております。また、介護に関する部分に関しましては、短時間勤務をする期間が2週間以上1カ月未満の場合10万円、1カ月以上短時間勤務をした場合は15万円にしております。 ◆西村委員 お聞きすると本当に微々たるもので、対象になる企業も少ないということです。特に育児、介護の短時間勤務への奨励金については120万円にはなっていますけれども、件数も非常に限られているのではないかと思うんですが、今のところどれくらいの申請がありますか。 ◎松浦労政課長 これは事業主にお支払いするものでございます。今のところ働きやすい職場環境づくり推進事業補助金につきましては1件申請がございますが、ほかの2つの奨励金につきましては今のところ申請がない状況でございます。 ◆西村委員 周知がまだうまくできていないということももちろんあるのではないかとは思いますけれども、やはり今そういった育児、介護に支援し、人材を大事にしようという企業も非常にふえてきていると思うんです。だから、そういうふうに先進的にやっている企業などと協力して、市もこういった制度の周知とか、それからこの予算もまだ非常に少ないですから、もっとふやせるように取り組みをぜひ進めていただきたいということを要望しておきます。 ○今村委員長 理事者の皆さん、こうした補助金なんかは前もって予算額がわかっているのであれば、おおむねの金額も提示していただけるとこの委員会の進行も非常にスムーズにいくのではないかと思いますので、次回からそういうデータはわかる範囲で提示をお願いしたいと思います。  それと答弁はもう少し大きい声で聞きやすいようにしていただきたいと思います。 ◆片矢委員 今の議論を聞いていてやはり非常に心配ですし、私どもはやはり不満です。今の取り組みということでここにいろいろ書いてあるわけなんですけれども、結局は国や県から補助金が出ているものを並べているだけにすぎないと思います。データも県のデータしか出ていない、福井市独自のデータは出ていないということで、いろいろ県がUターンなりIターンなりを一生懸命やっていても、それが実際に福井市に来てくれるかどうかというのはまた別問題でございます。やはり福井市独自の政策をしっかり打ち出して、学生なりにアピールする必要があると考えますけれども、それについての御見解はどうでしょうか。 ◎松浦労政課長 確かに委員のおっしゃるとおりでございます。数字もなかなか把握できないということで、一昨年、労働環境調査を実施しましたが、今回の資料に該当するようなところがなく、御提示できなかったということです。  市の独自の政策ということでございますが、特に今回のふくいU・Iターンサマーキャンプなんかは本当に我々独自で考えているものでございまして、学生からの口コミで福井のよさをどんどん広げていっていただくというような波及効果も狙っているところでございます。 ◆片矢委員 そういった施策をお金を出してやるわけですから、最終的にそれらについて成果がどれくらいあったのかということをきちんとチェックできるような体制をぜひとるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎松浦労政課長 成果についてはこれから検証しながら、新たな取り組みに反映させていくということでちゃんとチェックしていきたいと思っております。 ◎浅野商工労働部長 今ほどお話がありましたように、県がしっかりやっていただいている部分がございます。しかし、福井市といたしましても県の施策を見ているだけではなく、福井市独自のやり方ということで今回ふくいU・Iターンサマーキャンプとか、それから保護者向けのセミナーをやってございます。ただ、おっしゃいますようにただやっているだけではだめでございます。しっかりその成果を検証しなければいけないということです。  今回はふくいU・Iターンサマーキャンプをやりますが、この中では学生がどんな形で今後の就職につなげるのか。それから、今回やった企画がどういうところがよくて、どういうところが悪いのか、この辺は初めての事業でございます。しっかり検証しながら、次年度以降にもつなげていきたい。そして、一人でも多く福井市へ戻っていただけるような施策を実施する。今のやり方がいいということではございません。いろいろ工夫しながら、勉強しながらしっかりやっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆片矢委員 ぜひしっかりやっていただきたいと思います。  先ほどから議論がありましたように、これに係る予算が非常に少ないのではないかと思います。この前の定例会のときに私も少し質問しましたけれども、大野市はニンジン作戦ではないですが、そういった形で補助金なり奨励金なりを用意しながら結果的に若者が帰ってくる政策をやっているということもありますので、もう少し予算を持って、本当に成果が出るような形をぜひとってもらいたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎浅野商工労働部長 予算につきましては、確かに一つ一つの予算は小そうございます。例えば仕事と家庭が両立できる環境づくりの補助金等は確かに小そうございます。ただ、企業にとって、あくまでも補助金だけで子育て、育児休業の環境を取り入れられるということではございません。就業規則を改正した場合に5万円を補助するということになってございますが、我々の出した補助金だけで一気にその事業に取り組んでいただけるほど、現実は甘くないと思います。けれども、我々がしっかり企業を訪問し、御説明しながら、こういう環境づくりに取り組んでいただけるように努力も重ねつつ、おっしゃるようにまだまだ補助金の額が小さい部分はまたこれから御意見も聞きながら、ほかの予算との兼ね合いもございますが、さらに研究してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆片矢委員 これは補助金が企業に出るということでございます。企業がその補助金をいただくことによって若者の就職がふえたというような効果を上げてほしいと思いますので、ぜひそのチェックをしていただきたいと思います。これは要望で結構です。 ◆泉委員 先ほど出た一昨年の労働環境調査ですけれども、私は非常にいいなと思ったんですが、あの調査結果を踏まえて今年度どのように生かされているとか、そういうところはあるのですか。 ◎松浦労政課長 例えば今回設けました今ほどのワーク・ライフ・バランスに関する事業に関しましては昨年の結果を反映させていただいているところです。職場ではかわりの者がおらず、仕事を任せるのは悪いからなかなか育児休業がとれないとか、そういった制度が職場にないからとれないとかというような結果がありましたので、そういったことを踏まえまして、育児休業がとりやすいようにするにはどうしたらいいのかということで、例えば代替要員を確保したところには奨励金を出すことで促進していくということでございます。 ◆泉委員 例えば、育児・介護短時間勤務制度の利用者はもともとそんなにいないですよね。去年、いろいろとPRもしたんですけれどもなかなかふえてこないのが現状であって、制度的に使いづらいというのはあるんですが、それでもそれを推進しようとしているのかどうか、少しこの制度がどうなのかなというところもあります。  それから、例えば子育てファミリー応援企業の登録、優遇というのは、大企業はそういう応援企業に登録しやすいけれども、中小企業はなかなか登録しにくいというのもありますので、労政のほうはその辺の調査結果とかを見ながらしっかりとやっていただきたいと思うんです。よく労政は県の仕事だと言われるところで市が何をやるべきなのかがなかなかはっきりしない。市外からもいろんな方々が仕事に来るので難しいかと思うんですけれども、それでも、今いろんな先輩議員がいろいろと言われているように福井市の実態の数字という、この労働環境調査と同じように市独自でできるところはどんどんやっておいてもらわないと後から困ると思いますので、その辺はしっかりと頑張っていただきたいと思います。 ◆加藤委員 1点だけ質問します。先ほど保護者向け就職支援セミナーというのを新しくやるんだと言っていましたけれども、Uターンについていろんな施策をやっているのは私も大変評価します。やはり最終的には親御さんが子供に帰ってきてくれということが大変大事かと思うんですが、事業内容はどういうことをやるのですか。対象者とか、もうこれまで行われていたのなら参加人数はどれくらいだったのか教えてください。 ◎松浦労政課長 今回初めて県外に進学した学生の保護者を対象にセミナーを開催します。今、県が保護者向けのUターンセミナーを10月に開催するということでございますので、時期が同じにならないように今のところ10月の終わりから11月にかけて予定しているところです。  それで、県も就職活動事業とか県内企業を知ってもらうということでセミナー、座学的なことをやっているところですけれども、私どももそういったことをもちろんさせていただきますが、親に地元企業を知っていただく。あとは就職するにはどうしたらいいかというようなことのセミナーを開催するほかに、市内の企業を回っていただく。文系と理系に分けて見ていただくということで、市内企業に対する理解を促進して、保護者からも子供に地元に帰ってきなさいと促すようなことを狙いとしているものでございます。 ◆加藤委員 周知とかはどのようにされるのですか。 ◎松浦労政課長 この前、プロポーザルで委託業者が決まったわけでございまして、周知の方法はまだお答えできません。 ◆加藤委員 それとどれぐらいの参加人数を想定しているのですか。 ◎松浦労政課長 文系、理系でそれぞれ30人を想定しております。 ◆加藤委員 我々から見るとすごく少ないなという気がしますが、一回やってみてこの反応を見ていただきたいと思いますし、ほかのこともそうですが、福井市だけでやるというのはなかなか難しいのかなというところもあります。特に保護者向けのことをやろうとすると、やはりPTAとかそういったところにも働きかけて連携していくことが大事かと思います。高等学校とかにそういった人のこれまでの情報もあるかと思いますので、そういったことも必要ではないかと思います。要望しておきます。 ○今村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、福井市農業活性化プランに基づく取り組みについてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎前田農政企画室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆八田委員 6ページの流通販路の開拓ですけれども、①の6次産業化の普及促進はそれぞれの農林漁業者が販路を開拓するんですよね。その②の地産地消の拡大は流通販路の拡大に当たると思うんですが、3年間で3品目ふやすとなっています。例えば平成27年度は具体的にもう前年度比プラス1になっておりますが、これは何でしょうか。 ◎前田農政企画室長 この平成27年度の20品目というのは今のところはまだ目標でございまして、平成26年度の実績が19品目で、平成29年度に22品目にするためにはやはり毎年1品目ずつはふやしていかないと難しいだろうということでございます。 ◆八田委員 その3品目は例えば園芸の推進のところで出ているショウガとかアスパラガスとかをイメージされているのですか。 ◎前田農政企画室長 確かに推奨品目というのは福井市として非常に推していきたい野菜でございますので、この中の品目についてはなるべく供給していただきたいとは思ってございます。 ◆八田委員 学校給食というのはロット的にはそんなに大きいものなのですか。 ◎前田農政企画室長 正確な数字というのはそれぞれの野菜ごとに違うと思いますが、市内産農産物の使用が平成26年度で19品目にとどまっているというのは、やはりロットが足りないというようなお話も伺ってございます。そういったところもございますので、推奨品目をなるべく作付していただくと、学校給食にも提供できるような環境になるかと考えてございます。 ◆八田委員 園芸の推進の中の推奨品目の作付拡大ですけれども、ここをどれだけふやすかという話だと思うんです。強力に支援していただきたいと思います。要望です。 ◆泉委員 作付の拡大とか水田フル活用の推進とかには当然販路の拡大というのがついて回るものだと思います。ここに書かれている流通販路の開拓の中の6次産業化の普及促進というのがありますが、これでどのぐらいの効果を見込むのですか。 ◎前田農政企画室長 申しわけございません。ここに記載してございますのは主な事業でございまして、もちろん行政も商談会とかを行っています。例えばインターネットで事業展開されていてそういった野菜を扱うような業者のところに伺って福井市の農産物を扱っていただきたいということも要望いたしておりますし、こちらにも来ていただいて、いろいろ産地とかを御案内いたしまして、今後どうしたらそういった全国的な市場に出せるか、あるいは先を言いますと海外に展開できるかというようなことを、幾つかの業者とはいろいろ協議を始めたところでございまして、来年度以降、それをさらに進めていきたいと考えてございます。 ◆泉委員 やはりそういうことをやっていかないといけないと思うんです。以前も言ったかもしれませんけれども、販路拡大には例えば農業への企業参入とかで雇用を拡大して作付面積をふやすという政策はこれから必要なのではないかと思うんです。県内でもほかの地域ではコンソーシアムをつくって園芸施設を経営するとかというのもありますし、福井市にはそういうものがまだないのか、JAに販路をお任せするところが非常に多いように感じるんです。ですから福井市は企業を誘致するという、商工労働部にも関連するのかもしれませんけれども、そういうところにもっと力を入れてほしいと思います。  それからもう1点ですけれども、有害鳥獣の被害防止についてです。柵等をふやすという話がありますが、昨年度は1,500頭でしたか、何かイノシシを非常にたくさん捕獲していると思うんですけれども、ことしはどのような状況かわかりますか。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 今ほどの有害鳥獣の捕獲状況についてでございます。平成26年度につきましてはイノシシの捕獲頭数は1,449頭でございます。平成25年度につきましては1,511頭でございました。今年度につきましては6月30日現在でございますが約300頭程度でとどまっている現状でございます。 ◆泉委員 一昨年、昨年は本当に捕獲頭数が多くて殺処分の後の始末が非常に困るというのをいろんなところから聞いたんです。ことしは300頭で少ないのかなと思うんですが、将来的にただ柵を延長すればイノシシがふえないのかというとそうではなく、どんどんふえるので、やはり捕獲して、減らしていかなければならないというのが現状だと思うんです。そうしたとき、最終的にはどこが担当になるのかわかりませんが、殺処分の後の始末の仕方ですね。今、土の中に埋めたりしていますけれども、本当に1,500頭、1,600頭と捕獲したときに非常に困るんです。もう掘る場所がない。だから、そういうところを将来的にどうしていくかというのも少し検討していただきたいと思います。これは農林水産部だけではなくてほかの部署も関係してくるのかもしれませんけれども、その辺の連携というか将来的な考えというのをきちんとつくっておいていただきたいと思います。これは要望で結構です。 ◎竹澤有害鳥獣対策室長 ただいまのお話でございますが、捕獲された後の有害獣の処分につきましては、有害鳥獣対策室の業務の中でも大きな課題であると認識してございます。それで、今捕獲された有害鳥獣につきまして、ジビエ、これは野生獣を食肉として利用することですが、市としてもこちらのほうに力を入れて進めていきたいと考えてございます。  また、捕獲された個体につきましてもそれぞれ食用として使えるもの、使えないものがございます。使えないものにつきましてはどうしても処分するしかないと考えておりますが、それらにつきましての処分方法は現在埋設という形で進めております。それにつきましても他の市町の状況等、また嶺南では処理場及び加工場を先進的につくっておりますので、そこらあたりの動向も確認しながら今後進めてまいりたいと思っております。 ◆泉委員 食肉への加工に関しては、嶺南でまだ少し処理能力に余裕があるというのは以前の定例会のときにも言われていましたが、それでもそれが消費者の口に合うようにやはり研究もしなければいけないと思うんです。以前は福井駅前にジビエのお店があったんですが、なくなってしまいました。だから、そういうところを考えると、あれは民間企業が出店したんだと思うんですけれども、もう少し工夫が必要なのかなと思います。そういうことも考えていただかなければいけないのと、やはりイノシシは冬場しか食用に適さないのに、夏場に非常にたくさん捕獲する。そのジビエ料理だけでは対応できないと思っていますので、しっかりとその辺の殺処分の後の処理を考えてほしい。穴がないんです。土地がないんです。それも年をとったおじいさんが穴を掘ってそこに埋めているというのが現状ですから非常に労苦しています。そこは今後考えていただきたい。お願いします。 ○今村委員長 要望でよろしいですか。 ◆泉委員 要望でいいです。 ◆吉田委員 2月に新たにプランを策定されて今日に至っているんですが、基本的にこういうプランをつくって、それから農業振興をしていこうという状況です。特に雇用の関係でいうと中長期的にこの福井市農業活性化プランの中で新たな雇用をつくり出していくということについては、どうお考えになっているのかということが一つ。  それから、基本的には安全で安心な食物を流通させることが大きく根底にもあるんだろうと思うんですが、食物の安全といった問題がこのプランの中でどういうふうに表現されているのかというのがこれだけでは少し見えない部分があるんですけれども、そこら辺の考え方を教えてください。  それから、農業関係、稲作でいいますと昨今、ポストコシヒカリがいろいろと研究されているんですが、どこまで進んでいるのかということ。そして、今後どういう形で進んでいくのかということと、福井市の砂丘地園芸の考え方の中ではトマト、カブラ、ラッキョウとありきたりなものになっているんですけれども、二、三日前だったと思うんですが、生産組合がソバをつくり始めたというような記事が載っていたと思うんです。そこら辺を考えてみると、こういったことも含めてプランに追加していくような考え方がないのか教えてください。  それから、もう既に収穫は終わっているんだろうと思うんですが、金福スイカが、全てが売れるかどうかわからないけれども、平成27年度の計画だと7,000個つくるという目標値が出ておりました。これに対して今年度どれだけの成果があったのかということについて教えてください。  それからもう一つは、これはまだ統計的に出ていない部分があるのかもしれないけれども、6ページの稲作強化のところで項目が①、②、③とあります。平成27年度の計画の中で、数字が出ているわけですけれども、今どのように進捗しているのか。あるいは平成27年度が終わらないときちんとした数字が出ないというようなこともあるかもしれませんけれども、もう固まっている部分があるんだったら、そこら辺も含めて教えていただけたらと思います。 ◎前田農政企画室長 まず、プランにおけます雇用の考え方でございますが、やはり人を雇用するということになると雇う人の収入が確保されないとなかなか継続できないというところがあるかと思います。そういったことで、担い手の確保というのは当然そうなんですが、農地の集積・集約化、組織の法人化を推進することによりまして規模も大きくなる。法人化すれば、今度は複式簿記での経理という形になりますので経営状況がはっきりわかります。それと、法人税の関係でも優遇される部分もあるかと考えますし、また雇われる方にすると社会保険とかの加入が義務づけられると思いますので、そういったところでも非常に安心感を持って働けるというところもあろうかと思います。そこにつきましてはまず担い手の確保と同時に農地の集積・集約化、それと多角経営化を含めまして、このプランに掲げる事業が結局は雇用の安定・確保にもつながるかなと考えてございます。  安全・安心というところでございますが、幾らつくっても売れなければどうしようもないというところがございます。先ほど少し話をしましたが、インターネット上で販売会社を経営するような方にお話を聞いても、販路の開拓のためにはやはり安全・安心というのは非常に重要だということでございます。ですから、そういったことも含めまして、やはりいい商品をつくる、いい野菜をつくる、いい米をつくる、そういったことで販路の開拓、雇用の安定、農業経営の安定にもつながると考えてございますので、安全・安心な農産物の生産というのはこのプランにとっては基本的なものかと考えてございます。  稲作のポストコシヒカリでございますが、新聞とかを拝見しますと県で選定を進めているというところで、今年度末までに4種類を選抜すると聞いてございまして、福井国体までにはきちんと1種類で生産すると聞いてございます。  砂丘地園芸でございますが、今のところはトマト、コカブ、ラッキョウを推進するということでございます。ソバについては今実証実験のような形でやってございまして、この間の新聞にはそれなりの収量があったということでございました。もちろん砂丘地でソバをうまく生産できるということであれば、これも推奨品目に加えることも可能と思ってございます。  やはり野菜をつくっても売れなければいけないと先ほども言いましたが、品質もそうでございますけれども、消費者の好みもきちんと把握していく必要がございます。需要と供給のバランスというのは当然ございますので、その辺を調べながら進めていきたいと考えてございます。  それと稲作の強化の現状でございます。法人化した経営体の数ですが、8月現在で40経営体ということと、あともう一つ設立予定がございますので平成27年度の目標の41経営体は達成可能かと考えてございます。農地の集積については、今も動いているものでございまして、これも現時点で言いますと達成は可能かと考えてございます。水田フル活用につきましては今はまだ把握できてございません。 ◎林園芸センター所長 私からは、金福スイカの出荷個数の現状についての質問にお答えします。目標では平成27年度に7,000個の販売を目指しており、7月末のJA福井県経済連の数字では、4,038個です。そのほかに直売所に出すとか個人的販売、それと8月に出荷している部分もあります。それと秋作のスイカというのもあります。それでまだふえるだろうと考えております。 ◆吉田委員 雇用創出に関しては、基本的には創出という言葉よりも、書いてあったように面的な雇用の安定、あるいは雇用の確保ということに重きを置くという解釈でいいのかということが一つ。  それから、食の安全というのは当然ながら低農薬、あるいはまた有機栽培が最近主流になってきているんですけれども、そういった言葉も含めてこのプランの中で考えておられるのかどうか、アピールしていくことになるのかどうか、そこら辺をもう一度聞きたい。もう一つは新たに聞きますけれども、林業関係が入っていないんです。別なのかもしれませんけれども、林業の推進もあわせて進めていかなければならないのが農政の課題ではないかと思うんですが、そこら辺とこのプランとの整合性はどういうふうに考えているのか。 ◎岩崎農林水産部長 今ほどの林業のプランにつきましてはこの中には入ってございません。農地・農村環境のところでは有害鳥獣関係がありましてそこで若干見てはいますが、現在、福井市林業水産業振興プランというものを策定中でございますので、その中で林業全体のものを捉える予定としております。 ◎前田農政企画室長 雇用のことでございますが、大規模化することによって今まで兼業農家だった方が農地を委託するという形をとって、その中の何人かがそういう大きなところで働くということもあろうかと思います。そういった一面もありながら片方では若い人の就農受け入れ体制にもつなげたいと考えてございます。また、そういった働きかけもしていきたいと思ってございます。  安全についてでございますが、申し上げました農業活性化プランの中に消費者が求める米の作付や安心感のある米づくりの推進というところで、今は生産履歴をきちんと記帳して安全・安心な農産物の作付を推進するGAPという認証がございます。GAPの認証に向けて、担い手農家が動き出してございます。そういった認証を受けることによって消費者にも安心して食べていただける農産物ができると考えてございます。その辺もしっかりやっていきたいと考えてございます。 ◆西村委員 最初の基本方針とそれから4つの政策についてお伺いします。まず、農産物の生産ですけれども、稲作は全体のどれくらいになるのかお伺いします。 ◎前田農政企画室長 済みません。もう一度お願いします。生産量ですか。
    ◆西村委員 生産量です。 ◎前田農政企画室長 ことしの生産数量目標がございますが、福井市内では2万6,878トンでございます。 ◆西村委員 それは全体の農産物の中でどれぐらいの割合になりますか。 ◎前田農政企画室長 今のは稲作の生産量でございまして、出荷額ということで回答させていただきますと、平成25年度の統計でございますが米は62億円でございました。園芸作物、これは平成26年度の額でございますが19億5,000万円でございまして、全体でいきますと81億円程度ということでございます。 ◆西村委員 やはり稲作が中心になっているというのは数字の上でもはっきりしている。先ほど稲作プラスアルファというふうにおっしゃって園芸も推進するということなんですけれども、ただ今皆さん御存じのとおり米価が暴落して稲作が続けられないという声があちこちで上がっているという状況だと思いますが、その実態についてどのようにお考えですか。 ◎前田農政企画室長 確かに委員がおっしゃるとおり、米だけの農業経営というのは非常に厳しいと認識してございます。米価もどうなるか先行きがなかなか見通せないというところもございますし、そこら辺を考えますとやはり兼業農家で米だけをつくるというのは、農業機械を維持するという観点からも非常に難しくなってきているのかなという認識はございます。 ◆西村委員 そうすると、ここに農地集積率を上げていくと書かれているんですけれども、単に農地集積率を上げていけば稲作の強化になるのかというと、必ずしもそういうふうには言えないと思うんです。個人で米づくりをしている農家が多いわけですから、まずはその辺の考え方をきちんとしないとだめだと思います。  以前から指摘しておりますけれども、国が米政策から撤退してしまったというところから非常に大きな米価の暴落が起きていると思うんですが、その点はどのようにお考えですか。 ◎前田農政企画室長 国の政策につきましては、実際現場の農業者の方にとって非常につらい状況にあるというのは認識しているところでございます。 ◆西村委員 それだったら、やはり稲作で農業経営がきちんとできるような対策を国が責任を持ってとるべきだということをはっきりと国に対して市がおっしゃるべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ◎前田農政企画室長 農業を取り巻く環境が年を追うごとに厳しくなっているというところは当然訴えているところでございますが、世界的な動きとかそういったことも考えますと、やはり流れといたしまして大規模化、農地の集積・集約化というのは避けて通れないのではないかと思っております。 ◆西村委員 聞いたことにお答えになっていないです。私は大規模化のことを聞いたわけではないんです。国に……。 ◎岩崎農林水産部長 よろしいですか。 ◆西村委員 ちょっと待ってください。農家がきちんと生活できるように責任を持つべきだということを国に対しておっしゃるべきだと言ったんです。  今、国際化とおっしゃったのはTPPのことなども含めておっしゃっているのではないかと思いますけれども、TPPが締結されたら、その状況はますます悪くなると思いますが、農林水産部長、あわせてお答えください。 ◎岩崎農林水産部長 農業の現状の中でいろいろお聞きし、前年も御説明させていただきましたが、やはり担い手が高齢化しているというのがその要因としてはかなり大きいものがございます。国でもそういう状況を受けまして、人がいない中で多面的機能を持つ農地を守るためにどうするかというところで、やはりそういう組織の基盤強化のための法人化や農地集積を進めているとこちらは理解しております。  その中で農地集積を高めるために今福井市でも取り組んでいるわけでございますが、今年度の予算ですと農地の集積に対するお金が足りないということで国に対してその部分を確保してほしいという要望をきちんと行わせていただいております。そういう形で必要とする資金を確保しながら農業の基盤を強化する取り組みに向けて要望を行っております。  先ほど来言っていますように、企業経営というものを考えた場合に、一つの組織だけで企業経営をやっていくのはなかなか難しいものがございます。その中でやはり複合化して、6次産業化とか園芸作物の推進とかいろいろなものがございますが、稲作に少しでも何かをつけ加えることによりまして企業的な部分の基盤を強化して農業を守っていくことが必要だという認識のもとでこの農業活性化プランをつくっている状況でございます。 ◆西村委員 農地集積のための予算が足りないということで、予算も物すごく必要かもしれませんけれども、基本は農家が稲作経営を続けられるかどうかというところでしょう。今、高齢化とおっしゃいましたけれども、これで生活していけないから、高齢者が農業をするという状況が続いていると見なければいけないと思うんです。若い人が稲作でやっていけないということではないと思うんです。だから、基本はこの米というのは日本にとって最も大事にするべき部分であって、国がきちんと責任を持つべきだということを国に要求するべきだし、私はそのことを強く求めていきたいと思います。  それからもう一つお伺いしたいのは、稲作の強化のところで耕作放棄地を含む不作付地の面積を減らしていくという計画なんですけれども、これは具体的な取り組みとしてどのようにやっていくのでしょうか。 ◎前田農政企画室長 まず、不作付地はやはり中山間地域に非常に多いかと思ってございます。そこにつきましては中山間地域等直接支払制度とかを利用していただいてきちんと維持管理していただく。あと、先ほどから農地の集積・集約化という話が出てございます。中山間地域は農地の集積・集約化がなかなか進みづらいところではございますが、集落単位あるいは複数の集落単位で、人・農地プランというものをつくってございますので、その中で自分たちの集落が、自分たちの農地が将来どうなるのかというのをきちんと考えていただいて、不作付地の解消に向けた取り組みをしていただくというところもございます。あと、こちらのほうから農地関係者とか農業者の方に通知することがございます。その折にも不作付地の解消に向けてこういった品目を作ってはいかがですかといった働きかけもしているところでございます。そういったことでいろいろな方向から不作付地の解消に向けて少しでもやっていきたいと思っています。 ◆西村委員 この不作付地の面積を30%削減するというのは大変大きな数字だと思いますし、今おっしゃったことでは厳しいのではないかと思います。本来なら、もう少し具体的に取り組みが出てきてしかるべきではないかと思いますので、その辺はまた具体的に要求していきたいと思います。  先ほど中山間地域等直接支払制度を実施する集落が、高齢化で3集落減ったとおっしゃったので、やはりそれが今の実態だと思うんです。それをあえてふやしていくというのは大変なことだと思うんです。高齢化して限界集落と言われるような状況になってきているわけですから、そこをどうしていくかというのは、それこそ市を挙げての総合的な取り組みが必要だと思いますので、その点はここで要望しておきます。 ◆近藤委員 金福スイカのことでお尋ねしますけれども、7月の初めぐらいに私も1個買って食べてみたんです。親戚なんかにぜひともお中元で持っていこうかなと思いまして。たしか売りの一つは種がないということですよね。黒い種ではないですけれども、白い種が結構いっぱいあった。正直言って味がちょっとよくなかった。たまたま私の行いが悪いものだからまずいスイカに当たったのかどうかわからないんですけれども、見た目は黄色というか黄金色ですばらしいんですが、私としては味がよくないといけないと思うんです。実際のところ味はどうなのですか。おいしいという評価があるのですか。 ◎林園芸センター所長 お買い上げありがとうございました。金福スイカですけれども、まず1点目、種なんですが、基本的には種なしといいましても、しいなといいまして種になる前のものが入っています。あれはやわらかくてそのまま食べられるということで、評価的には種ではないんですけれども種みたいなものが入っているというのはあります。  それと、味が甘くなかったという話なんですけれども、一応金福スイカは糖度12度を目指しております。ことしも試し切り会というのが白方の出荷場でありまして、その年に金福スイカを出荷する農家に持ってきてもらって切ったんですけれども、糖度が11度から12度あったので、去年よりはことしのほうがまだ天候とかで作柄はよかったのかなと思っておりました。委員が買った金福スイカが余り甘くなかったということであれば、それは当たりが悪かったのか、あるいは農家によっても技術で甘くできるところとできないところがあります。そういうところにつきましては、当然品質のいいものをつくってほしいということで福井市で栽培指導に回っております。  これに懲りずにまた来年も一つ買ってください。 ◆近藤委員 味のことですけれども、味は物すごく重要だと思うんです。普通のスイカで一番糖度が高いものがどれぐらいなのかよくわかりませんけれども、やはりそれくらいを目指してぜひつくっていただきたい。農家の情熱で、おいしいスイカをつくりたい。黄色くて、外観はもちろんですけれども中身も食べておいしい。外観もすばらしいけれども、中身もすばらしいのでまた買いたいとなるとやはり需要もふえていくだろうし、生産する人もふえていくと思いますので、その辺の味の面の指導といいますか、味がよくなるようにぜひお願いしたいと思っています。 ◆加藤委員 一、二点質問します。この6次産業化の普及促進ということで雇用の確保、農林水産業の経営の多角化や所得向上を図るというようなことで取り組んでおられると思うんですが、この計画によりますと平成31年度には50経営体になるという目標を持っています。平成25年度の30経営体から毎年4経営体ずつふえていって平成31年度には50経営体になるということで単純に4掛ける5にしたのかなと思わないではないですが、何か毎年ふえていくようなそういった相談とか動きがあるのかどうか。  それと、やはりこれまでやってきた経営体の中で、行き詰まるところまでいくかどうかわかりませんが、経営が本当に安定しているのかということも少しお聞きしたいと思います。また農林水産物の中での割合というんですか、例えば水産加工をしているところもあろうかと思いますし、ここにある生産推奨品目とかそういったものをつくっているところもあろうかと思います。農業、林業、水産業の経営体で取り扱っている割合というのはどうなのか教えてください。 ◎前田農政企画室長 まず6次産業化の経営体数、50経営体は確かにかなり高い目標を持って頑張っているところでございまして、ことしについても2件くらいは相談がございますし、そこは達成できるかなと思います。それと、毎年、6次産業化の研修会を開催してございます。ことしも喜ね舎に会場を借りて担い手農家に集まっていただいて研修会をやってございます。そういったところでまず研修をしまして、また相談があれば6次産業化に向けてどうですかとアドバイスをしながら、県の施策でもアドバイザーの派遣といったものもございます。そこでは、ただ何も目標もなしで始めるとうまくいきませんので、やはりきちんとした目標とかそういうものをチェックした上で6次産業化に取り組んでいただくという形をとってございますので、私の知るところでは、行き詰まったとかそういった話は聞いてございません。  それと、取り扱っている農林水産物の割合でございますけれども、申しわけございません、把握してございません。 ◆加藤委員 それと、経営体の中の事業内容というんですか、例えば加工とか直売とかいろいろあるかと思いますが、その割合はどんなものなのか。 ◎前田農政企画室長 割合というのは算出してございませんけれども、多いのはやはり海産物なんかの加工品です。へしことかそういったもの、あるいはお菓子、かき餅なんかもありますし、いろんなジャンルに挑戦していただいていると思ってございます。申しわけございませんが、その割合は把握してございません。 ◆加藤委員 それと、経営体を運営していく上で資金繰りとか、雇用の確保等があります。それと食品安全衛生とか素材の確保がありますが、いろいろな品目の地場産と地場産以外の、例えば加工するものを全て地場の素材で賄っているのか、その割合はどんなものですか。 ◎前田農政企画室長 例えばサバのへしこなんかは原料を一部海外から輸入しているとも聞いてございますが、6次産業化に使用する農産物のほとんどは地場産だと聞いてございます。地場でとれた、また自分たちがつくったものを使って6次産業化に利用いただいていると思ってございます。  申しわけございませんが、割合については把握していません。 ◆加藤委員 今のこの素材を取り扱う割合ですが、聞いたところによるとやはり経営体を運営していくために通年稼働していかなければならないということで取扱品目によっては端境期とかには外から高い素材を買い入れて何とか運営しているというような話もありますので、もう少しそういった数字とか割合もしっかり調査して、指導的な立場でやってほしいということを要望して終わりたいと思います。 ◆片矢委員 一つだけ質問します。この基本方針のところに「農業所得の向上に向け」というのがまず書いてありますけれども、農業所得に関する数字がどこにも書いていないと思うんです。実際に、農業をしている方の所得がどうなのか、やっていけているのかどうか、あるいはほかの市町村なり県なりと比べてどうなのかということをまず明示していただきたいと思います。それと、園芸を推進して複合化するということが目標になっていますけれども、その園芸で、例えばこの品目に変えたらこれだけ所得が上がりますというような具体的な数字を羅列していないから、なかなかそうならないのではないかと思いますが、そういった面はどうお考えですか。 ◎前田農政企画室長 農業所得でございますけれども、少し古いデータでございますが平成22年度の福井県の農業所得の平均は457万4,000円ということでございます。  担い手の認定でも、やはり認定する際には5年後の農業所得の計画をきちんと出していただいています。そこではやはり400万円以上の農業所得がないとなかなか厳しいというところで、この計画ではうまくいきませんよというような形でこちらのほうでも指導といいますか、お互い話し合いながらいいものにしていきたいと考えてございます。  それと、この品目をやればもうかりますよというようなことでございますが、これは先ほどもJAと連携してというお話をさせていただきました。市内には3JAございますので、そこの営農指導員の方とかとも連携しながら、現場ではいろいろ話をされているとは思います。ただ、公にこれをやればこれだけもうかりますよというのは、その年の収穫量とかそういったこともございましょうし、市場の価格動向もあるかと思います。昨年はこうだったということはあるかもわかりませんが、それも需要と供給の関係で刻一刻と動くという状況でございます。確かにおっしゃるとおり、これをやればこれだけの収入が見込めるということも当然あるかと思いますので、きちんと連携しながらまたその辺をやっていきたいと思います。 ◆片矢委員 よろしくお願いします。やはりこれからの問題は、先ほども言っていますように兼業農家が多いということで、若い担い手をふやすということがまず大事だと思います。まずはしっかり生計を立てられるだけの収入があること。それに加えて農業所得が年間450万円という数字がありますけれども、これはできるんだということを言っていただく。あと成功している経営体もあると思いますし、実際に所得が多いということもありますので、そういうところを紹介しながら魅力を持たせたプランにしていただきたいと思いますので、要望しておきます。 ○今村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  以上で本日の調査案件は全て終了しました。  なお、本委員会は今後も付託された調査事件について閉会中も継続調査したい旨を議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) ○今村委員長 御異議がないようですので、そのように決定しました。  また、本会議での委員長報告につきましては私に御一任願います。  これをもちまして委員会を閉会します。                                午後0時05分閉会...