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福井市議会 > 2015-02-24 >
平成27年 3月定例会-02月24日−01号

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  1. 福井市議会 2015-02-24
    平成27年 3月定例会-02月24日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成27年 3月定例会 − 02月24日−01号 平成27年 3月定例会 − 02月24日−01号 平成27年 3月定例会              福井市議会会議録 第1号          平成27年2月24日(火曜日)午前10時3分開会 ──────────────────────  平成27年2月24日,定例会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。 ────────────────────── 〇議事日程  日程 1 会議録署名議員の指名  日程 2 会期の決定について  日程 3 各特別委員会の付託案件について  日程 4 予算特別委員会委員の選任について  日程 5 第 1号議案 平成27年度福井市一般会計予算  日程 6 第 2号議案 平成27年度福井市国民健康保険特別会計予算  日程 7 第 3号議案 平成27年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算  日程 8 第 4号議案 平成27年度福井市後期高齢者医療特別会計予算  日程 9 第 5号議案 平成27年度福井市介護保険特別会計予算
     日程10 第 6号議案 平成27年度福井市交通災害共済特別会計予算  日程11 第 7号議案 平成27年度福井市競輪特別会計予算  日程12 第 8号議案 平成27年度福井市簡易水道特別会計予算  日程13 第 9号議案 平成27年度福井市宅地造成特別会計予算  日程14 第10号議案 平成27年度福井市中央卸売市場特別会計予算  日程15 第11号議案 平成27年度福井市駐車場特別会計予算  日程16 第12号議案 平成27年度福井市集落排水特別会計予算  日程17 第13号議案 平成27年度福井市地域生活排水特別会計予算  日程18 第14号議案 平成27年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算  日程19 第15号議案 平成27年度福井市下水道事業会計予算  日程20 第16号議案 平成27年度福井市ガス事業会計予算  日程21 第17号議案 平成27年度福井市水道事業会計予算  日程22 第18号議案 福井市総合ボランティアセンターの設置及び管理に関する条例の制定について  日程23 第19号議案 福井市特定教育・保育施設等の利用者負担に関する条例の制定について  日程24 第20号議案 福井市子ども一時預かり所の設置及び管理に関する条例の制定について  日程25 第21号議案 福井市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について  日程26 第22号議案 福井市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定について  日程27 第23号議案 福井市職員共済会設置条例の一部改正について  日程28 第24号議案 福井市非常勤の特別職職員の報酬等に関する条例及び福井市教育長の給与等に関する条例の一部改正について  日程29 第25号議案 職員の退職手当に関する条例の一部改正について  日程30 第26号議案 福井市行政手続条例の一部改正について  日程31 第27号議案 福井市交通災害共済基金条例及び福井市特別会計条例の一部改正について  日程32 第28号議案 福井市市民協働の推進及び非営利公益市民活動の促進に関する条例の一部改正について  日程33 第29号議案 福井市社会福祉施設設置条例の一部改正について  日程34 第30号議案 福井市介護保険条例の一部改正について  日程35 第31号議案 福井市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備,運営等に関する基準を定める条例の一部改正について  日程36 第32号議案 福井市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備,運営等及び指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について  日程37 第33号議案 福井市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について  日程38 第34号議案 福井市手数料徴収条例の一部改正について  日程39 第35号議案 福井市特別用途地区建築条例の一部改正について  日程40 第36号議案 福井市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について  日程41 第37号議案 福井市消防団条例の一部改正について  日程42 第38号議案 福井市学校寄宿舎設置条例の一部改正について  日程43 第39号議案 福井市にぎわい交流施設の指定管理者の指定について  日程44 第40号議案 福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約の変更について  日程45 第41号議案 平成27年度福井市一般会計補正予算  日程46 第42号議案 福井市自然史博物館分館の指定管理者の指定について  日程47 第118号議案 平成26年度福井市一般会計補正予算  日程48 第119号議案 平成26年度福井市国民健康保険特別会計補正予算  日程49 第120号議案 平成26年度福井市介護保険特別会計補正予算  日程50 第121号議案 平成26年度福井市競輪特別会計補正予算  日程51 第122号議案 平成26年度福井市簡易水道特別会計補正予算  日程52 第123号議案 平成26年度福井市宅地造成特別会計補正予算  日程53 第124号議案 平成26年度福井市駐車場特別会計補正予算  日程54 第125号議案 平成26年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算  日程55 第126号議案 福井市水仙寮の設置及び管理に関する条例の廃止について  日程56 第127号議案 市道の路線の認定について  日程57 第36号報告 専決処分の承認を求めることについて              (平成26年度福井市ガス事業会計補正予算)  日程58 第37号報告 専決処分の報告について              (工事請負契約の変更について)  日程59 第38号報告 専決処分の報告について              (市営住宅の使用料等の支払請求に係る訴えの提起について)  日程60 請願第26号 TPP交渉に関する意見書提出について  日程61 請願第27号 米価対策に関する意見書提出について  日程62 請願第28号 高浜原子力発電所3・4号機の再稼働について慎重な対応を求める意見書提出について  日程63 請願第29号 住民を守る避難計画が完備されない中で高浜原発3・4号機の再稼働に反対する意見書提出について ────────────────────── 〇出席議員(30名)  1番 中村 綾菜君   2番 田中 義乃君  3番 後藤 裕幸君   4番 伊藤 洋一君  5番 玉村 正人君   6番 片矢 修一君  7番 藤田  諭君   8番 村田 耕一君  9番 泉  和弥君   10番 谷本 忠士君  11番 堀江 廣海君   12番 奥島 光晴君  13番 峯田 信一君   14番 鈴木 正樹君  15番 島川由美子君   16番 下畑 健二君  17番 田村 勝則君   19番 今村 辰和君  20番 石丸 浜夫君   21番 青木 幹雄君  22番 西本 恵一君   23番 野嶋 祐記君  24番 堀川 秀樹君   25番 見谷喜代三君  26番 皆川 信正君   27番 谷口 健次君  28番 宮崎 弥麿君   29番 吉田 琴一君  31番 加藤 貞信君   32番 西村 公子君 ────────────────────── 〇欠席議員(1名)  30番 山口 清盛君 ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         東 村 新 一 君  副市長        山 田 義 彦 君  副市長        清 水 正 明 君  企業管理者      西 行   茂 君  教育長        内 田 高 義 君  特命幹        中 西 賢 也 君  都市戦略部長     谷 澤 正 博 君  総務部長       吉 村 匡 弘 君  財政部長       高 山 浩 充 君  市民生活部長     木 村 郁 夫 君  福祉保健部長     河 上 芳 夫 君  商工労働部長     浅 野 信 也 君  農林水産部長     梅 田 精 一 君  建設部長       谷 川   茂 君  下水道部長      前 川   孝 君  工事・会計管理部長  森 川 清 和 君  消防局長       武 澤 正 美 君  企業局長       渡 辺 優 治 君  教育部長       森 川 亮 一 君 ────────────────────── 〇事務局出席職員
     議会事務局長     山 先 勝 男  議会事務局次長    峠   尚 太  議事調査課長     小 林 秀 樹  議事調査課主任    坂 下 哲 也  議事調査課主幹    阪 本 喜 浩  議事調査課主査    秦   裕 美  議事調査課主事    藤 本 喜 信 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) 平成27年3月福井市議会定例会は本日繰り上げ招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。  よって,これより開会し,本日の会議を開きます。  なお,本日の欠席通告議員は,30番 山口清盛君の1名であります。 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,11番 堀江廣海君,13番 峯田信一君の御両名を指名します。 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) 次に,日程2 会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  今定例会の会期は,本日より3月20日までの25日間としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。  なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付しました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) 次に,日程3 各特別委員会の付託案件についてを議題とします。  去る12月定例会において継続調査となりました各特別委員会の付託案件について,これより委員会終了の順序に従い,経過の報告を求めます。  まず,議会改革特別委員長 12番 奥島光晴君。  (12番 奥島光晴君 登壇) ◆12番(奥島光晴君) 去る12月定例会において継続調査となりました議会改革に関する諸問題を調査するため,2月12日に委員会を開催しましたので,その調査の概要について御報告申し上げます。  今回の委員会では,海外視察についての政務活動費運用マニュアル見直しについて協議検討を行いました。  現在,本市議会では,政務活動費運用マニュアルに海外視察についての規定を設けていないことから,他市の状況も参考に協議検討を行いました。  協議の中で委員からは,海外視察に政務活動費を充当することについては,議員が海外の先進的な事例を生かして活動できる機会を閉ざす必要はない。政務活動費を充当できるという規定を設けるべきという意見や,他市では住民監査請求や住民訴訟で返還を求める声もあることから,政務活動費を充当できないという規定を設けるべきという意見が出されました。  これらの意見をもとに協議を行った結果,海外視察にも政務活動費を充当することができるよう政務活動費運用マニュアルに規定を設けることとしました。  以上が当委員会での調査の概要であります。  次に,本委員会のこれまでの調査経過の概要を申し上げます。  本委員会は,平成23年6月定例会で設置されて以来,本日までの4年間,福井市議会基本条例に掲げる福井市議会の目指すべき姿を実現するための31項目を初めとして,前期から引き継いだ議会改革の事項を検討し,議会改革に取り組んでまいりました。  その成果としては,本市議会の目指すべき姿として,市民に身近で信頼される議会,進んで行動する議会を掲げた福井市議会基本条例を平成24年12月に制定し,平成25年4月に施行しました。そして,その実現に向けた主な取り組みとしては,平成24年11月に初めて開催した議会報告会を皮切りに,毎年4月,市内8カ所で,当初予算の審議結果を報告事項として,議会報告会を開催してきました。また,一般質問においては,論点をより明確にするため,一問一答方式の導入を行いました。  また,今年度の新たな取り組みとしては,4月に福井市議会だより編集委員会を設置し,議員みずからが市議会だよりの編集に参画するようになったこと,6月からはインターネット議会中継を実施したことなど,議会の広報機能をさらに充実してまいりました。  このように,議会改革の検討を行い,議会改革に取り組んでまいりましたが,今回の調査をもって,全ての引き継ぎ事項の検討を終えました。つきましては,当委員会は今回で調査を終了することに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(今村辰和君) 次に,公共交通・まちづくり対策特別委員長 31番 加藤貞信君。  (31番 加藤貞信君 登壇) ◆31番(加藤貞信君) 去る12月定例会において継続調査となりました公共交通・まちづくり対策に関する諸問題を調査するため,2月12日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。  まず,福井駅西口中央地区市街地再開発事業について理事者から,各公共施設の指定管理者の選定について,福井市にぎわい交流施設では,施設の利用促進の取り組みや関係機関との連携等の企画・実行力,また,情報を発信する取り組みや現実的な収支計画が評価され,まちづくり福井株式会社が選定された。福井市自然史博物館分館については,1回目の募集時に申請がなかったことから,事業者への聞き取り結果をもとに仕様の見直しを行い,指定管理料を増額して再募集した結果,2者から申請があった。また,福井市子ども一時預かり所は,現在委託運営しているの〜び・のびの機能を再開発ビル内に移設する。福井市総合ボランティアセンターについては直営とし,市民のボランティア活動を広げるための情報提供や相談,また,研修や講座の開催など,市民交流を促進するための積極的な支援をしていくとの報告がありました。  この報告に対し委員から,アオッサではイベント時の駐車場不足が問題となっているようだが,西口再開発ビル完成後の周辺の駐車場は十分に足りると想定しているのかとの問いがあり,理事者から,西口再開発ビルに165台分の地下駐車場を設けること,また,県の福井駅西口地下駐車場が200台の駐車台数に対して利用率が約6割であることなどから,西口再開発ビル完成後の駐車場不足は懸念していないが,その後の北陸新幹線福井開業を見据えると,対応を検討していく必要があると考えているとの答弁がありました。  また委員から,自然史博物館分館の指定管理者再募集に当たり,指定管理料が大幅に増額となっているが,どのような見直しにより増額となったのかとの問いがあり,理事者から,1回目の募集時の事前申請者に聞き取りを行った結果,光熱水費は現時点での見込みが難しいため指定管理料から除外した。一方,増額分としては,特別展や番組制作は市費による委託よりも指定管理料に含めたほうが指定管理者が計画的に事業を進めることができ,入館者数の見込みも立てやすいこと,また,小・中学校の校外学習に必要な人件費は全て指定管理者の負担となることから,指定管理料に上乗せすることとし,結果的に増額となったとの答弁がありました。  次に,福井駅西口駅前広場の整備について理事者から,現在はタクシー乗降場シェルターの工事を行っており,今後はタクシー乗降場に続いて自家用車乗降場,バス乗降場,最後に福井鉄道停留場の順で整備を完了していく予定である。バスターミナルについては,中央大通りから西口駅前広場に移転することにより中央大通りのにぎわいがなくなるのではないかとの地元商店街の懸念を踏まえ,バス利用者の実態調査を行ったところ,4割以上の利用者が,バスターミナル移転後も中央大通りのバス停を利用するという結果が得られた。これに対して,利用者や地元商店街等からはバス待ち環境についての意見や要望,また,中央大通りバスターミナル周辺の活性化を望む声があったとの報告がありました。  次に,北陸新幹線について理事者から,工期短縮について,金沢−敦賀間の開業時期が3年前倒しすることとなったこれまでの経緯と,工期短縮による工事工程や必要財源について報告がありました。さらに,今後は与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームにおいて,十分な開業効果をできる限り早期に発揮する観点から,整備が先行している福井駅の先行開業などについて検討を行い本年夏までに結論を得る予定となっているとの報告がありました。  この報告に対し委員から,福井駅までさらに2年前倒しして先行開業するためにはどういったことが課題になると考えられるかとの問いがあり,理事者から,福井駅を先行開業するには,折り返し線や車両基地の整備,また,平成30年度の完成を目指しているえちぜん鉄道高架化の工程調整などについて,財源面や技術面から検討が必要となる。加えて,平成28年度までに行う予定となっている用地買収についてもさらに早めるとなると,計画どおり進められるかどうかが危惧されるとの答弁がありました。  次に,県都デザイン戦略関連事業について理事者から,来年度,中央公園周辺再整備事業の第1期工事を行うに当たり,現在,実施設計を行っており,堀跡や御座所跡などの遺構内には極力樹木を配置しないこと,フェニックス通りから天守が,ビジターセンターからは天守と山里口御門が見通せる視線を確保することなどをポイントとしている。また,公園西側に設ける三の丸西堀水景は水深10〜15センチメートルとし,ろ過して循環させることにより水質を維持する。さらに,第1期工事エリアの銅像,記念碑は第2期工事エリアに当たる公園南側に移設し,その周辺整備は第2期工事で行うとの報告がありました。  この報告に対し委員から,第1期工事は来年度完了するにもかかわらず,第2期工事は県都デザイン戦略の中期目標である2025年までに完了する計画となっており,間があき過ぎることから,なるべく早く第2期工事にかかるべきではないかとの意見がありました。  次に,福井市自転車利用環境整備計画の改定について理事者から,平成19年6月の策定から7年が経過し,社会情勢が大きく変化していることから,今年度計画の改定を行った。計画では,自転車を活用したまちづくりを基本理念として,「はしる」,「とめる」,「つかう」,「まもる」の4つの要素を基本方針に掲げ,自転車利用率の向上を目指して施策を推進していくこととしているとの報告がありました。  この報告に対し委員から,重点施策となっている自転車走行空間の整備については,具体的にどのような取り組みをしていくのかとの問いがあり,理事者から,本市で自転車専用道路の整備を進めるには,道路や歩道に幅員を設けるための用地確保,整備のための財源確保など,現状では難しい面があることから,まずはその道路の機能や役割を調査した上で,十分な幅員が確保できる歩道については自転車の通行位置を明示するような整備から進めていきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での調査経過の概要であります。  当委員会は平成24年9月定例会で設置されて以来今日まで,公共交通の整備促進,福井駅周辺整備及び中心市街地の魅力向上について精力的に研究,検討し,関係者の真剣な対応を求めてまいりました。  現在,福井駅西口中央地区市街地再開発事業を初め,西口駅前広場の整備や福井鉄道駅前線の延伸などの事業は着々と進捗しており,また,北陸新幹線敦賀開業の3年前倒しが決定するなど,一定の成果を得たものと思われます。よって,今回をもって調査を終了することに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(今村辰和君) 次に,産業活性化対策特別委員長 17番 田村勝則君。  (17番 田村勝則君 登壇) ◆17番(田村勝則君) 去る12月定例会において継続調査となりました産業活性化対策に関する諸問題を調査するため,2月13日に委員会を開催しましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。  まず,雇用の現状と取り組みについて理事者から,正規雇用として働く機会がなく非正規雇用で働いている者,いわゆる不本意非正規の割合が非正規雇用労働者全体の19.2%となっており,20代半ばから30代半ばにおける割合が高いことから,本市では,45歳未満の若年者を国のトライアル雇用後から引き続き正規雇用とし,6カ月継続した中小企業事業主に奨励金を交付する若年者正規雇用奨励金制度などを実施している。  また,職場に育児休業を取得しにくい雰囲気があることなどから,特に中小企業における仕事と子育てを両立できる職場環境づくりが課題であると考えている。さらに,働きながら介護をしている人は働き盛り世代で割合が高くなっているが介護休業の取得は進んでおらず,仕事と介護の両立も大きな課題であると考えている。このため,平成27年度からは福井市子ども・子育て支援事業計画においてワーク・ライフ・バランスの推進を重点項目に掲げ,企業における子育てしやすい環境づくりを進めるとともに,育児休業及び介護休業の取得促進など子育てや介護と仕事の両立に取り組む企業を支援するとの報告がありました。  この報告に対し委員から,非正規雇用労働者が本県では約4人に1人の割合にもかかわらず,若年者正規雇用奨励金制度及び就職支援セミナーの若者就職応援コースの支援実績が少ないので,もっと多くの人が受けることができるよう取り組んでほしいとの要望がありました。  また委員から,働きやすい職場環境づくりに取り組む中小企業への具体的支援内容について問いがあり,理事者から,育児休業及び介護休業を取得した実績がない企業に,代替要員の確保に対する支援をすることなどにより,取得の実績をつくり,取得しやすい職場環境につなげていきたいとの答弁がありました。  次に,企業立地の取り組みについて理事者から,本市では地域経済の活性化や雇用創出をもたらす企業立地の取り組みを重要な施策として積極的に取り組む。本市の産業の発展に資する効果的な企業立地施策を推進するため,福井市企業立地戦略を策定し,産業集積や企業立地の方向性及び今後の取り組み方針などを定めるとの報告がありました。  この報告に対し委員から,国の特区制度により,市街化調整区域の規制緩和ができないかとの問いがあり,理事者から,スピード感のある企業立地支援を行うため,地方分権改革による農地転用許可の権限移譲や地方創生特区などの国の規制改革の動きに対応していくとの答弁がありました。  次に,有害鳥獣対策について理事者から,近年,ニホンジカやイノシシなどの急速な個体数増加や分布域の拡大による農林水産業被害などが深刻化していることを受け,国は鳥獣保護法を改正し,加害個体のみを捕獲するといった保護から積極的な個体管理への転換を図っている。本市では,鳥獣被害防止特別措置法に基づき福井市鳥獣被害防止計画を策定し,被害防止対策や捕獲体制の強化を図り,特に今後深刻な被害が懸念されているニホンジカについては,巻き狩り猟の実施や捕獲技術研修会を開催する等,より一層個体数の削減に努めているとの報告がありました。  この報告に対し委員から,近年イノシシの捕獲頭数が急激に増加している理由について問いがあり,理事者から,冬季に雪が少なかったことなどで多く出没したことを受け,農家組合や猟友会の協力により捕獲体制を強化したためと考えられるとの答弁がありました。  次に,多面的機能支払交付金事業について理事者から,農業の有する多面的機能の発揮を促進するため,平成26年度より新制度として,水路の泥上げなどの基礎的保全活動や景観形成などの農村環境の良好な保全などを図る共同活動,水路・農道の補修や更新など施設の長寿命化のための活動を支援している。本市では説明会などを実施し事業の浸透を図った結果,取り組み集落数が大幅に増加した。一方で,高齢化や担い手不足により従来の活動が困難な地域もあり,農家以外も含め地域全体で取り組む活動をさらに促進する必要があると考えている。また,規模が小さい集落に対しては,複数の集落で組織した広域的な取り組みを進めるとの報告がありました。  この報告に対し委員から,以前の農地・水保全管理支払交付金と比較しての実施状況について問いがあり,理事者から,今年度から本交付金に制度が改正され,実施率は平成25年度の70%から平成26年度は76%に増加したとの答弁がありました。  以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,本委員会は,平成23年の6月定例会で設置されて以来,きょうまでの4年間,付託されました企業の誘致,新事業育成,雇用の創出,産業の経営基盤の強化,地域資源の活用,農林水産業の振興,ふくい春まつりの7つの調査項目について計画的に研究,検討し,関係者に助言,要望を行ってまいりました。それにより,本市の産業活性化に関する事業の方向性が確立され,一定の成果を得たものと思われます。よって,今回をもって調査を終了することに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(今村辰和君) 以上をもちまして各特別委員長の報告は全部終了しました。  ただいまの報告に対し,質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  お諮りします。  各特別委員会の付託案件につきましては,各委員長の報告どおり調査終了と決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) 次に,日程4 予算特別委員会委員の選任についてを議題とします。  このほど予算特別委員会委員のうち,4番 伊藤洋一君,6番 片矢修一君,7番 藤田諭君,8番 村田耕一君,9番 泉和弥君,10番 谷本忠士君,12番 奥島光晴君,15番 島川由美子君,23番 野嶋祐記君,32番 西村公子君,以上10名の諸君から辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により議長において許可しました。  お諮りします。  ただいま欠員となっております予算特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは,指名します。  1番 中村綾菜君,2番 田中義乃君,3番 後藤裕幸君,11番 堀江廣海君,13番 峯田信一君,14番 鈴木正樹君,16番 下畑健二君,21番青木幹雄君,27番 谷口健次君,29番 吉田琴一君,以上10名の諸君を予算特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) 次に,日程5ないし日程59を会議規則第35条の規定により一括議題とします。  事務局朗読は省略します。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) 平成27年3月福井市議会定例会の開催に当たり,市政運営に対する所信の一端を申し上げますとともに,提案いたしました平成27年度当初予算案及び平成26年度3月補正予算案の概要を御説明し,議員各位並びに市民の皆様の御理解をいただきたいと存じます。  予算案等の御説明の前に,私ごとではありますが,このたび緊急入院により約4週間公務を離れたことにつきまして,市民の皆様を初め,議員各位並びに関係者の皆様に多大なる御迷惑をおかけしましたことを心からおわび申し上げます。  入院中,病気の完治はもとより,8キロの減量にも成功し,現在は以前にも増して体調はよくなっております。昨日,こうして無事に復帰できましたのも,皆様のおかげであると感謝申し上げます。今後は健康管理に十分注意し,福井市発展のため,これまで以上に職務に専念していく所存でありますので,皆様の一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  それでは,提案理由の御説明に入らせていただきます。  平成19年12月に市政のかじ取りを託されてから7年余り,私にとって2期目の総仕上げの年を迎えております。  おいしい食や豊かな自然,子供を産み育てる環境,性別や年齢などを超えてお互いを尊重し合う風土がある,このふるさと福井をさらに羽ばたかせたい,この思いを胸に,また,歳月人を待たずという言葉を念頭に置いて,市政運営に心血を注いでまいりました。その結果,健全財政の推進など継続的に取り組むべき課題はありますが,市民の皆様に,家族が笑顔で暮らせる希望と安心のふくい創造の中でお約束してまいりました施策につきましては,おおむね順調に進んでおります。これも議員各位並びに市民の皆様の深い御理解と厚い御支援のおかげと,心から感謝を申し上げる次第でございます。  さて,私の2期目がスタートした平成24年度は,「自然・活気・誇りにみちた 人が輝く かえりたくなるまち ふくい」を目指すべき将来都市像とした第六次福井市総合計画の初年度でありました。  1年目の平成24年度を将来都市像を実現するための礎の年として各種施策を推進した結果,本市のまちづくりを大きく前進させる土台づくりができました。  この年の5月,中心市街地整備の核となる福井駅西口中央地区市街地再開発事業におきまして,再開発組合の設立が認可されました。加えて,西口全体空間デザイン基本方針の策定により,県都の玄関口にふさわしいにぎわい交流拠点の形成を目指した動きを加速させることができたと考えております。
     6月には,長年の懸案事項でありました北陸新幹線の金沢−敦賀間の着工が認可されました。この新幹線開業に向けて,まちなかのにぎわいづくりのほか,一乗谷などの観光資源の磨き上げや本市の魅力発信に力を入れて取り組んでいるところでございます。  年度末には,県と共同で2050年を見据えた県都のまちづくりの指針となる県都デザイン戦略を策定しました。  平成25年度は,市民の皆様の日々の暮らしや経済活動のための基盤をしっかりと固め,かつ将来を見据え,希望や夢の実現に向けた事業について着実に実行していく年としました。  この年の8月には,観光誘客につなげるため,長野市との間で観光プロモーションパートナー協定を,また10月には,次代を担う子供たちの未来を応援するため,JAXAとの間で宇宙教育に関する協定を締結しました。現在,これらの協定を生かした取り組みを進めております。  また,学習環境の整備として,平成22年度から取り組んできました暑さ対策事業につきましては,全ての幼・小・中学校へのエアコンの設置が完了しました。これにより,学習に適した良好な教育環境の改善が図られたものと考えております。  平成26年度は,にぎわいの拠点づくり,観光地の磨き上げとおもてなしの醸成,防災・減災対策,医療・子育て・介護・教育の充実,産業振興などに関する施策について,未来に向けて積極的に取り組む年としました。  西口再開発ビル及び交通広場,県都デザイン戦略に基づくグリフィス記念館や県庁線,中央公園などのにぎわいの拠点づくりにつきましては,それぞれの整備計画に基づいたスケジュールどおり,着実に事業が進んでおります。  また,一乗谷,まちなか,越前海岸の観光素材の磨き上げに継続的に取り組むとともに,観光おもてなし市民運動推進会議を設置し,市民を初め観光事業者や関係団体,行政が一体となって市民総ぐるみでおもてなしの心の醸成を図っております。  これらを進めている中,この1月,北陸新幹線金沢−敦賀間の開業時期の3年前倒しが決定しました。県内延伸に向けたにぎわいの拠点づくりや観光地の磨き上げなどをより一層加速していく必要があると考えております。  一方,防災・減災の分野では,東日本大震災を教訓に地域防災体制の強化に努めるとともに,災害時の避難所となる学校校舎及び体育館などの耐震改修につきましては,前倒しして事業を進めた結果,平成27年度中に完了する予定であります。  また,子育てや介護につきましては,それぞれの分野における進むべき方向について,基本的な指針となる計画を策定しております。特に,子育ての分野の福井市子ども・子育て支援事業計画は,ことしの4月からスタートする子ども・子育て支援新制度の実施にあわせて策定するもので,この計画に基づき,安心して子供を産み育てられる環境を整備し,全ての子供の健やかな育ちと保護者の親としての成長を支援してまいります。  さらに,農林水産業の分野では,本市の特色を生かした力強い農業を推進するための指針となる福井市農業活性化プランを策定し,農業所得の向上に向け,稲作と園芸を組み合わせた複合経営への転換を基本方針に各種施策を進めてまいります。  これらの取り組みにより,将来につながるまちづくりの成果があらわれつつあると感じております。市政の運営は,市民の今の幸せを継続しながら,将来の幸せも担保したものでなければなりません。このため,私の2期目の最終年は,しっかりと足元を固め,未来への確かな足がかりを築く年としていく決意であります。  2040年,全国の896市区町村が消滅の危機に直面する。昨年5月,有識者でつくる日本創成会議が,このような試算結果を発表しました。市区町村の消滅という言葉によって,多くの方が地方そのものが消滅してしまうような衝撃を受けたように思います。しかし,これは,地方から人そのものが消えてしまうのではなく,地方自治体の破綻について,人口統計分析から警告を発したものであります。そして,地方自治体は,地域の現実と向き合い,外部の誰かが描いた青写真に頼ることなく,住民福祉の向上という地方自治の原点をしっかりと持ちつつ,変えるべきところは変えていくべきであるという示唆を含んだものと受けとめております。  危機という言葉は,2つの漢字から成り立っている。1つは危険をあらわし,もう一つは機会をあらわす。アメリカ合衆国第35代大統領のジョン・F・ケネディの言葉です。  人口減少については,前例がなく,解決策は示されていませんが,これからのあるべき地域社会を探究し,解決策を導き出す機会を与えられているとも考えられます。この機会を逃さず,変えるべきところは変えていきながら,これらの課題を解決していくことが必要です。  そこで,本市では,昨年9月,福井市人口減少対策本部を設置し,全庁的に取り組む体制を整えました。人口減少に歯どめをかけるには,出生率の向上はもとより,大都市圏への人口流出を食いとめること,また,大都市圏から本市に移住していただくことは欠かすことのできないものであります。  そのため,これまで本市が力を注いできた,市民が安心して子供を産み育てられる,きめ細かな子育て環境の整備や充実などの施策については,今後ともしっかり継続していく必要があります。  さらに,若い世代の方々に,本市に帰ってきていただく,移り住んでいただくための方策が必要不可欠であり,就職支援や企業立地など働く場の確保が重要となります。  特効薬がないと言われる中,これらの対策を複合的に行うことで,人口減少を少しでも食いとめなければなりません。  このことから,今後も市民の皆様の意見に真摯に耳を傾け,現実と向き合いながら,地域の実情をよく知る議員の皆様との議論を通じて,知恵を結集し,課題の解決に向けてより一層努力してまいります。  さて,3月14日,いよいよ北陸新幹線が金沢まで開業します。昨年から試運転や試乗会など新幹線に関するニュースを目にするようになり,あわせて,旅番組やバラエティー番組でも数多く取り上げられ,大きな宣伝効果となっています。  福井開業時には,同様の宣伝効果が期待されるものの,金沢開業から8年というブランクは,大きな地域格差を招きかねません。このことから,福井の存在感を示していく取り組みが何よりも重要になってまいります。  本市には,海,山,川,田園の豊かな自然,この自然の恵みに支えられた食,歴史に育まれたオリジナリティーあふれた祭りや文化が根づいています。この恵まれた宝を生かして,市内に住む人,市外から来る人全ての人にとって,心が落ちつき,ぬくもりのある「まち」と感じる取り組みを進めることで,わがまちふくいが全国に誇れるまちになるものと確信しております。  一方で,人口減少のほか,社会インフラの老朽化,産業育成,雇用創出など産業の活性化,地域コミュニティーの維持など,地方が抱えている課題は,腰を据えて取り組まなければならないものばかりです。それぞれの課題の解決に向けて真摯に取り組み,また,一歩ずつ前進しなければ,人が輝くまちをつくることは難しく,地方創生の名のもとでさらに激化する地域間競争の時代を生き抜いていけないと感じております。  今後も短期的な視点と中・長期的な視点の2つを常に意識し,本市のさらなる発展と市民生活の向上のため,本市を取り巻く課題の解決に向け,果敢に挑戦してまいりますので,議員各位のより一層の御支援をいただきますようお願い申し上げます。  ここで,平成27年度当初予算の編成に当たりましての基本的な考え方を申し上げます。  政府の経済見通しでは,雇用,所得環境が引き続き改善し,好循環が一段と進展するとともに,堅調な民需に支えられた景気回復などが見込まれることから,平成27年度国内総生産の実質成長率は1.5%程度,名目成長率は2.7%程度になるとされています。  このような状況を踏まえ,国の平成27年度予算案では,経済の好循環のさらなる拡大を実現し,本格的な成長軌道への移行を図りつつ,中・長期の発展につなげる,地方の創生,女性の活躍推進,教育の再生,イノベーションの促進や安全・安心と持続可能な基盤確保などの取り組みを強力に推進するとしています。  また,平成27年度当初予算を,緊急経済対策を含む平成26年度補正予算とあわせ,経済再生と財政再建の両立を実現する予算とし,経済の好循環を確かなものとするとともに,財政健全化の進展が経済再生の進展に寄与するという流れをつくり出すとしております。  一方,地方財政では,まち・ひと・しごとの創生の推進や社会保障の充実等を含め,平成26年度の水準を1兆2,000億円上回る61兆5,000億円の一般財源総額を確保する内容となっています。  このたびの本市の当初予算編成においては,第六次福井市総合計画の基本目標の実現を目指し,計画の工程表に掲げられた項目の具体的な取り組みの実施を基本に編成作業を行ったところです。あわせて,国の緊急経済対策に呼応し,平成26年度3月補正予算案において,地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用し,直接的な消費喚起及び経済の活性化につながる事業を計上いたしました。  しかしながら,子ども・子育て支援,高齢者福祉や生活保護などの社会保障費,公債費等の義務的経費が高い水準で推移することが想定され,個人市民税の伸びは若干期待できるものの,地方法人税創設に伴う法人市民税や評価がえによる固定資産税の減収が見込まれるなど,引き続き市税収入の大幅な伸びが期待できない厳しい財政状況が予想されます。  また,市民生活に直面する課題や諸問題は多岐の分野にわたり,いずれの内容も重要であり,行政としてしっかりと対応していく必要があります。  これらを踏まえ,平成27年度当初予算案につきましては,緊急性及び必要性,効果等を十分に検討した上で事業を選択し,これまでの成果を土台に,「かえりたくなるまち ふくい」の実現に弾みをつけ,また,未来への確かな足がかりを築く重点推進型予算として編成した次第でございます。  以下,主要事業について,第六次福井市総合計画に沿って御説明申し上げます。  第1の基本目標,みんなが快適に暮らすまちです。  北陸新幹線県内延伸の3年前倒しが決定した今,本市にとってにぎわいを取り戻し,ときめきときらめきに満ちたまちづくりの正念場でありますので,引き続き,中心市街地の再生に向けた取り組みを官民協働で積極的に行ってまいります。  また,長年の最重要課題でありました福井駅西口中央地区市街地再開発事業において,再開発ビル及び屋根付き広場,そして西口交通広場が,いよいよ平成28年春に完成することになりました。その完成を目指し,関係者一丸となって全力で取り組んでまいります。  あわせて,観光関連施設,総合ボランティアセンターや多目的ホールなどの市施設についても,誰もが利用しやすい施設となるよう,しっかりと整備するとともに,グランドオープンに向け,市内外へのPR活動や開業記念イベントの準備を行ってまいります。  県都デザイン戦略の具体的な取り組みのうち,グリフィス記念館につきましては,10月上旬のオープンを目指し,整備を進めます。オープン後は,ミニ音楽会などの集客イベントを開催してまいります。また,引き続き,県庁線や中央公園の整備に取り組むほか,新たに養浩館庭園,足羽山などまちなかの観光地へスムーズにいざなう誘導サインを整備し,まち歩きしやすいおもてなしの環境を整えます。  さらに,地域住民などが実施する良好な景観づくりや町の魅力向上に寄与する取り組みを支援するとともに,引き続き,空き店舗への開業支援を行います。  次に,交通結節機能の強化と全域交通ネットワークの充実についてです。  鉄道につきましては,えちぜん鉄道と福井鉄道の相互乗り入れに伴う田原町駅周辺の整備や,福井鉄道駅前線の西口交通広場までの延伸,えちぜん鉄道の高架化や新駅設置などへの支援を行ってまいります。  バスについては,市民生活に必要な路線の維持に対して引き続き支援を行い,あわせて,地域特性に合った交通サービスを確保するため,地域住民と交通事業者が連携協力して取り組むフィーダーバスなど地域コミュニティバスの運行を継続してまいります。また,西口交通広場へのバスターミナル機能移転に伴い,必要となるバスロケーションシステムの整備を支援します。  一方,北陸新幹線の建設促進については,福井開業に向けて,九頭竜川橋梁や高架橋工事,用地取得など,県,沿線市町と一体となって事業の推進を図るとともに,市内の用地取得及び早期の工事着工を円滑に進めるため,河川改修等を行います。  道路や河川,公園,住宅などの社会インフラは,私たちの快適で安心した暮らしと経済活動を支える基盤です。  市道の整備につきましては,幹線道路ネットワークの強化を図り,安全で円滑な交通環境を確保するため,引き続き松岡菅谷線の整備に取り組むとともに,新たに川西国道線や志比口開発線の整備に着手します。  また,全ての人が安心して移動できる歩行空間を確保するため,豊島木田線に加え,新たに福井駅北通線や春江森田停車場線などのバリアフリー化を進めます。  そのほか,消雪施設の整備,道路,橋梁の舗装や維持補修,点検など,適切な管理を行うことにより,車両や歩行者の安全な通行の確保を図ってまいります。  河川の整備につきましては,治水安全度を高め,被害の少ない快適な都市環境を形成するための改良工事や,堆積した土砂のしゅんせつを行い,馬渡川については,福井加賀線横断部の改修に着手し,平成27年度は橋梁かけかえに伴う迂回路の整備などを行います。  また,浸水常襲地区における対策として,引き続き底喰川遊水地の整備を進めるほか,新たに開発川調整池及び板垣川関連の排水ポンプの整備に取り組むなど,さらなる浸水被害の軽減を図ってまいります。  公園は,市民活動の場や憩いの場を形成し,快適で潤いのある地域づくりに欠かすことのできない公共施設です。今後も子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方々のレクリエーション,健康,文化活動など安全で安心して利用できる多様な活動拠点として,環境整備やリニューアルなどを進めてまいります。また,総合運動公園については,引き続き,多目的広場の整備などを行います。  住まいの充実につきましては,東日本大震災以降,これまで以上に高まっている住宅の耐震化に対する関心やニーズに対応するため,木造住宅の耐震改修への支援を継続して行うほか,まちなか地区への居住の誘導を図るため,2世帯型戸建て住宅の建設などを支援してまいります。  さらに,市営住宅については,老朽化が進んでいる東安居団地において,C棟の建設を着実に進めます。また,社団地3号館の耐震改修及びエレベーターの設置に取り組みます。  空き家対策については,所有者に対する修繕,除却の指導,勧告を行うとともに,リフォーム支援やアドバイザー派遣などをあわせて実施するなど,総合的な観点から対応を図ります。また,特に老朽・危険化し,周囲への悪影響が大きいと判断される空き家等の解体を支援してまいります。  森田北東部の土地区画整理事業につきましては,積極的に保留地の売却に取り組み,あわせて道路や公園等の公共施設を総合的に整備するなど,早期の事業完成に向けて最大限の努力をしてまいります。  下水道事業につきましては,生活環境の改善と公共用水域の水質保全のため,汚水処理施設の普及拡大を図るとともに,都市型浸水被害を軽減する施設や老朽化した施設の計画的な改築,更新に取り組んでまいります。  具体的には,雨水対策として,幾久地区の貯留施設や足羽地区のバイパス管の整備に着手します。また,長寿命化計画に基づき,管路及びポンプ場などの改築更新を行います。  加えて,合併処理浄化槽の設置につきましては,さらなる普及促進を図るため,設置費用の助成を引き続き実施します。  ガス事業につきましては,明治45年2月に供給を開始して以来,市民の豊かな暮らしの実現と産業の発展に寄与してまいりました。  近年のエネルギー間競争の激化などにより販売量の減少が続くおそれがありますが,安全なガスを安定的に供給するため,大規模災害に備えたガス管の耐震化と保安対策を進めながら,需要の新規開拓と経営の安定化に取り組みます。  具体的には,ガス導管のうち白ガス管については,平成32年度の完了を目指し,耐震化に取り組んでまいります。また,需要の新規開拓では,ガス展の開催やメディアを活用した広報等に加え,ガス暖房機器のレンタルなどを実施してまいります。  今後も市民の豊かな暮らしを支えるため,経営の健全化に努め,安全・安心で安定したガス事業を展開してまいります。  水道事業につきましては,市民の快適な生活を維持するため,安全で低廉な水道水の安定給水に努めてまいりました。現在は,水道ビジョンに基づき,施設の老朽化,耐震化への対応など,災害に強い水道施設の構築に向け,第7次整備事業を実施しております。  具体的には,引き続き九頭竜送水ポンプ場の機械設備工事などを実施するとともに,新たに九頭竜第1配水池築造工事に着手します。  簡易水道施設につきましては,品ヶ瀬町,朝谷町,椙谷町,美山町,境寺町を整備地区とする上宇坂第二地区での建設を着実に進めるとともに,越廼地区において浜北山地区浄水施設の整備に着手します。  続きまして,第2の基本目標,みんなでつくる住みよいまちです。  近年,地域社会において,コミュニティー,防災,環境,高齢化,青少年育成や伝統行事の継承などさまざまな課題を抱えております。一方で,住民の地域に対する意識の高まりから,地域活動の場として,また社会貢献の場として,地域づくりへの関心も高まっています。  これらに対応するため,自主的に地域の課題解決に取り組む地域活動団体などとの協働により,市民が備えている潜在能力や資源を活用し,行政だけでは難しかったきめ細かで柔軟な対応,新しいサービスの提供を図ります。  そのうち,地域の誇り推進事業につきましては,これまでの地域での取り組みを地域の誇りとして磨き上げ,また,それぞれの誇りを連携,発展させていくことで,市全体の活力と魅力アップにつなげていくための取り組みを支援してまいります。  また,ボランティアの活動拠点となる総合ボランティアセンターにつきましては,平成28年度の開設に向け,内装工事等の整備を進めるとともに,ボランティアコーディネーターを先行採用し,実地研修を積ませるなど,開設後の運営が円滑に進むよう準備を進めてまいります。  一方,地域コミュニティーの面では,自治会などの住民自治組織が,その活動主体として大きな役割を担っています。しかし,中山間地域では人口減少と高齢化により地域コミュニティー機能が著しく低下し,市民相互の扶助機能が徐々に薄れつつあります。  そのため,都市部の若者を受け入れ,地域コミュニティーの維持,活性化など各種の地域活動に従事していただきながら定住,定着を図る地域おこし協力隊について,越廼地区への配置を継続し,また新たに殿下地区に配置してまいります。  また,市民一人一人が多文化共生や男女共同参画の意識を持ち,お互いを尊重することで誰もが住みよいまちづくりを進めてまいります。  市民のコミュニケーション能力や多文化共生への理解を図るため,海外の姉妹友好都市から招き入れる福井市国際文化交流大使のさらなる活用を進めてまいります。  男女共同参画につきましては,第4次男女共同参画基本計画に基づき,市民,団体,事業者との連携のもと,地域に根差した意識の醸成に努めます。  また,安全で安心な消費生活を送ることができるよう,消費者団体等と連携し,消費生活の正しい知識の普及啓発や情報提供を行い,あわせて消費者からの相談に対して助言やあっせんを行うなど,消費者保護に継続して取り組みます。  次に,環境問題に目を向けますと,温暖化など地球規模の大きな問題が顕在化している中,環境への負荷が少ない低炭素社会への転換が求められています。そのための指針となる環境基本計画が,平成27年度に最終計画年度を迎えることから,最近の環境を取り巻く情勢の変化や施策の進捗状況等を踏まえ,見直しを行います。  また,再生可能エネルギーを有効に活用するため,家庭の屋根を活用した太陽光発電や建築物の屋上,壁面などの緑化の普及促進に引き続き努めるとともに,省エネルギー,省資源の取り組みとして,家庭の電気などの使用量の見える化や雨水タンクの設置を支援してまいります。  そのほか,本市の自然環境を未来へ引き継ぐための活動を支援するとともに,環境に関する取り組みや課題について,わかりやすく市民に啓発する環境フェアを開催します。  ところで,急速な少子化により,子供や子育てを取り巻く環境が厳しくなっております。また,核家族化や地域のつながりの希薄化などから,子育てに不安や孤立感を持つ家庭も少なくありません。加えて,共働き家庭の増加や長時間労働など,仕事と子育てを両立させることが困難な状況も見られます。これらの課題に対処し,子供が欲しいという希望がかない,子育てしやすい社会にしていくためにも,地域の実情に応じた多様な子育て支援など,新たな取り組みが必要とされています。  このような状況の中,質の高い幼児期の学校教育,保育の総合的な提供や,地域の子ども・子育て支援の充実のための新たな子育て支援制度が本年4月からスタートします。  本市では,それに合わせ,平成26年度に策定する福井市子ども・子育て支援事業計画に基づき,安心して子供を産み育てられる環境を整備し,全ての子供の健やかな育ちと保護者の親としての成長を支援してまいります。  保護者の多様なニーズに対応できるよう,時間外保育,夜間保育,休日保育を実施し,また,私立保育園等において低年齢児保育の充実を図るため,保育士の増員配置への支援を行います。  また,集団保育の重要性の観点から,未就学児が減少する郊外部の幼稚園と保育園を統合した認定こども園への移行を進めるとともに,平成28年度から公立認定こども園の開設に向け,平成27年度は六条及び文殊保育園の改修を行います。  そのほか,これらの事業に携わる幼稚園教諭や保育士の質の向上を図るとともに,一時的な預かりサービス及び地域における子育て機能を充実してまいります。また,私立保育園の耐震化など,安全性の向上を目的とした増改築等への支援や西口再開発ビルの一時預かり施設の整備を進めてまいります。  さらに,3人以上の子供のいる世帯の負担を軽減するための保育料の無料化につきましては,その対象年齢を3歳未満から就学前までに拡大するほか,一時預かりにおける利用料を1人分無料といたします。  なお,私立幼稚園に通園する保護者を対象にした助成制度を継続して行うとともに,本市独自の施策として対象範囲を中学校3年生までに拡大している子ども医療費助成制度につきましても,これを引き続き実施するなどにより,保護者の経済的負担の軽減に努めてまいります。  高齢化の進展にあわせて,現代社会のさまざまなストレスにより,人々の健康面での不安は年々増してきており,健康で日々の生活が充実し,地域で安心して生活できる社会づくりが求められてまいります。そのために,全ての市民が健康で生きがいを持ち,笑顔で長生きできるよう,必要に応じた医療,介護,福祉などの各種サービスが提供できる体制の充実を図ってまいります。  市民の健康の保持増進につきましては,がん検診や健康診査,骨粗鬆症など各種検診を実施することで,がんの早期発見に努めるとともに,若い世代からの健康づくりを支援し,生活習慣病の発症と重症化予防に取り組みます。また,国民健康保険においても,被保険者の疾病の早期発見と早期治療を図るため,特定健診や人間ドックの受診費用の助成を行ってまいります。  さらに,誰もが健康で文化的な最低限度の生活が保障されるよう,適正な保護を行うとともに,保護に至る前の段階から早期に相談や就労などの支援を行ってまいります。  加えて,消費税率引き上げの影響等を踏まえ,低所得者や子育て世帯を対象に,臨時的な給付措置を実施してまいります。  障害福祉の面からは,障害者一人一人の能力や適性を生かし,それぞれが自立した日常生活や社会生活を営むことができるような環境づくりが求められています。引き続き,グループホームやケアホームの入居者への支援,地域での暮らしを支える介助・移動支援などを実施してまいります。  また,一般企業への就労につながる支援や福祉タクシーの利用に対する助成を拡充するとともに,保険診療医療費の自己負担を支援し,サービス利用者の健康維持と経済的負担の軽減に努めてまいります。  高齢者が可能な限り住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように,元気な高齢者が積極的に社会参加し,支援を必要としている高齢者を支える仕組みをつくるとともに,介護が必要にならないための健康づくりを強化します。  また,高齢者が安心して暮らせる生活支援体制の充実や支援を必要とする高齢者を支える見守りネットワークの構築を初め,認知症施策や在宅での医療と介護の連携などに取り組みます。加えて,介護保険サービスの利用ニーズを踏まえて,地域密着型サービス事業所の施設整備への支援など,サービス供給体制の充実に努めるとともに,質の高いサービスを公平,公正に利用できる環境を整備してまいります。  なお,65歳以上の方々の介護保険料につきましては,介護給付費準備基金を活用するなど,保険料の上昇抑制に努めてまいります。基準額の改定に当たっては,所得水準に応じた軽減強化を図るなど,負担能力に応じたきめ細かな対応も図ってまいります。  ところで,本市は,戦災や震災,水害,豪雪という数多くの災害を乗り越えながら,安全・安心なまちづくりを進めていますが,昨今,全国各地で頻発する災害を教訓に,いつでも,どこでも起こり得る自然災害に対して,これまで以上に日ごろから高い危機管理意識を持ち,万全の態勢を構築しておく必要があります。  そこで,消防体制につきましては,中央卸売市場北側の敷地に平成28年3月の完成を目指し,新たな消防分署を整備するとともに,消防車両を初めとする緊急車両などについても計画的に整備,更新を図ってまいります。また,消防本部と各消防署や消防・救急隊を結んでいる消防救急無線のデジタル方式への更新を着実に進めてまいります。
     消防団につきましては,地域消防力のさらなる強化を目指し,円山地区の分団詰所などの建設を進め,あわせて消防団員数の安定的な確保と士気の向上を図るため,職務報酬や出場勤務報酬の増額と防火衣等の装備を充実してまいります。  災害時の支援体制では,町名表示板等を避難場所を示す地図など防災機能を付加したデザインに随時更新しておりますが,平成28年度までの整備完了を目指して,しっかりと進めてまいります。また,災害時においても,清潔な飲料水を確保するための非常用貯水装置については,各地区において順次整備を進めておりますが,平成27年度は清水南小学校への整備を行います。  一方,災害発生時には,自助,共助が重要であり,地域防災力の向上にとっても不可欠な取り組みです。そのため,地域の防災活動の支援,指導者育成を図るとともに,身体障害者や要介護者等の災害時における避難行動要支援者の情報を地域の方々と共有するなど,避難支援体制を整備してまいります。  また,交通安全対策としては,子供や高齢者などの交通弱者の安全で安心な交通環境を確保するため,防護柵,通学路照明灯の整備等を行い,事故に遭わない,起こさない生活環境づくりを進めます。  市庁舎別館の耐震改修工事につきましては,改修基本計画に基づき,平成29年度末の完成に向け,実施計画に取り組んでまいります。  次に,第3の基本目標,みんなが生き生きと働くまちです。  本市では,地場産業である繊維や集積の進んだ化学のほか,機械分野など高い技術力やすぐれた製品を有する企業が多くあります。こうした企業を初めとする市内の中小企業や小規模事業者が行っている物づくりの付加価値や生産性を高め,国内外に発信できるものへと育てていくとともに,若年世代の安定した雇用を生み出せる力強い高付加価値産業の創出が今後ますます重要となってまいります。  そこで,引き続き技術開発や販路開拓などの中小企業者の取り組みに応じたきめ細かな支援を行い,あわせて,新商品等のパッケージデザインの開発,改良に対する支援制度を新たに設けます。また,生産拡大や効率化などに必要な設備導入に対する支援につきましては,小規模企業者枠を設けます。  加えて,市内の中小企業者が開発した農林水産加工品を認定し,その商品の販路拡大のため,県内外の物産展等への出展を積極的に支援します。  企業立地は,地域経済の活性化と地元企業への波及効果をもたらし,雇用対策にも大きく貢献します。そのため,企業立地戦略に基づき,繊維や化学など基幹産業の発展を促す企業立地を推進するほか,工場適地の調査やアドバイザーの設置など立地促進に効果的な施策を強力に展開してまいります。立地企業に対しては,企業立地奨励制度を活用して新設や増設,移設について継続した支援を行います。  本県の開業率は,全国平均を大きく下回り,かつ市内の事業者数は減少傾向にあります。  そこで,若者や女性,シニア世代などが起業しやすい環境を整えるため,起業プランへの個別アドバイスや起業して間もない方への家賃補助などを一体的に展開し,新規開業の促進を図ってまいります。  中小企業への融資制度については,景気の緩やかな回復基調が続いている一方,市内中小企業者の経営は不安定な状況であることから,経営の安定化を図るとともに,設備投資意欲を促進させるため,金融機関などと連携した制度融資や利子・保証料補給を引き続き行ってまいります。  地方に人材を還流し,活力を取り戻すため,若者の就職,育成を促進する若者雇用対策や正社員化などの職場の魅力向上が求められています。  そこで,職業経験の浅い若年求職者や非正規労働者の方を,国の制度に基づくトライアル雇用終了後に正社員として引き続き雇用した中小企業を支援してまいります。  観光の振興は,本市のイメージアップや認知度向上に貢献するとともに,活力に満ちた地域社会の実現のための役割を担うものです。また,その裾野の広さから,地域経済の活性化に大きな影響を及ぼし得る重要な分野です。一方で,その施策は,一過性のものではなく,息の長いしっかりとした取り組みを展開していく必要があります。  そのため,新たな観光ビジョンを策定し,平成30年福井国体開催やその後の北陸新幹線県内延伸を見据えた観光施策を加速化してまいります。  北陸新幹線の金沢開業により,多くの人が北陸を訪れます。この機に,福井への観光誘客を強力に進める必要があることから,観光地の磨き上げ,絶え間ない情報発信,そして,おもてなしの心の醸成を柱に,観光施策の積極的な展開を図ってまいります。  観光地の磨き上げのうち,まず,一乗谷朝倉氏遺跡につきましては,観光の3大要素,見る,食べる,遊ぶの機能強化にハード及びソフトの両面から取り組んでおります。レストランについては,秋ごろのオープンを目指し,整備を進めてまいります。また,見る,遊ぶの機能をあわせ持ったARシステムの構築にも取り組みます。さらに,時代衣装を身につけたガイドの配置や戦国まつりへの支援など観光プロモーションを強化します。  まちなかでは,時代浪漫あふれる越前時代行列を初め,足羽川の桜並木や歴史風情あふれる浜町かいわいの景観等を生かしたふくい春まつりが第30回を迎えることから,記念事業として映画会社とタイアップした誘客事業を行います。  越前海岸では,越廼地区の観光拠点であるガラガラ山総合公園の再整備を行うほか,越前海岸一帯の観光誘客の増加につなげるため,体験,体感できる観光地づくりを進めてまいります。  観光情報の発信については,県内外への出向宣伝や旅行代理店への営業活動を行うとともに,福井市宣伝隊長朝倉ゆめまるを活用したシティープロモーションを推進します。また,高速道路のサービスエリアやJR駅構内などに四季折々の観光ポスターを掲示します。  おもてなしの醸成につきましては,今後も観光事業者や関係団体,行政が一体となって市民総ぐるみで福井らしいあふれんばかりの思いやりでもてなす観光まごころ市民運動を積極的に進めてまいります。また,おもてなしを理解する,おもてなしを実践する,おもてなしの裾野を広げるを目標に研修やセミナー等を開催し,さらなるレベルアップを図ります。  次に,農林水産業の振興についてです。  国のまち・ひと・しごと創生総合戦略では,地域を支える農林水産業の成長産業化を目指す政策を進めることで,6次産業の市場規模を10兆円に増加させ,農林水産物,食品の輸出額を1兆円に引き上げるとの目標が掲げられております。  本市としましては,国や県の新たな農業政策に対応し,福井市農業活性化プランに掲げる稲作と園芸を組み合わせた複合経営への転換の実現を目指した取り組みを推し進めてまいります。  将来の特産化を目指し,ショウガなどの推奨品目の生産拡大や三里浜砂丘地の園芸産地再生に向けた施設整備を支援します。また,園芸に取り組む農業経営体の増加を図るため,施設や農業用機械の整備等を総合的に後押ししてまいります。  また,地域の中心となる農業者への農地集積や農業経営の法人化による生産基盤の強化を行うほか,麦や大豆等の生産を支援する水田フル活用などにより,稲作の強化に引き続き取り組みます。一方,新規就農者を確保するために,所得やスキルアップを支援します。また,農業の産業化や多様な販路開拓を推進するために,商品デザインなどの研修会の開催や6次産業化の取り組みを支援します。  農地が持っている国土の保全,水源の涵養,自然環境の保全,良好な景観の形成など,多面的な機能の維持,発揮のための地域活動及び農道や排水路など農業用施設の整備,改修を支援してまいります。  また,農業集落排水整備事業につきましては,既存施設の長寿命化を図るための機能強化事業に継続して取り組んでまいります。  林業の振興では,引き続き,間伐等の森林整備への支援のほか,基幹林道や作業道の整備を着実に行うとともに,地域の森林整備に取り組む市民団体への指導や支援を進めます。また,国や県と連携し,間伐材の搬出強化を図ります。  有害鳥獣対策では,イノシシやカラスなどの被害を防止するため,電気柵やネット柵の新規導入や一部更新,捕獲おりの導入に対し,支援を継続して行います。  捕獲についても,猟友会や有害獣捕獲隊,地元農家組合などとの連携,支援を行うことにより,農作物被害の軽減に努めます。  また,小羽山につきましては,市民が身近に森林に親しめる交流の場として整備してまいります。  水産業の振興では,漁港施設について,施設の長寿命化を図るための保全計画の策定や白浜漁港の整備を進めます。また,九頭竜川由来の稚アユやサクラマス稚魚の増殖と安定的な放流を行うために整備する種苗中間育成施設への支援を行ってまいります。  中央卸売市場につきましては,生鮮食品等の安定供給の確保と市民に開かれた市場の実現を目指した取り組みを推進しているところですが,施設の安全性を高めるため,平成27年度は耐震診断がC判定であった管理棟の耐震補強などを行います。  続きまして,第4の基本目標,みんなが学び成長するまちです。  次代を担う子供たちが将来にわたって幸福な生活を営んでいく上で,学校教育の重要性はますます高まっています。子供たちや保護者にとって,より安全・安心な学校となるよう,その環境整備を進めてまいります。  まず,学校環境の整備です。  学校の耐震補強につきましては,安全で安心な教育環境を確保するための最重要課題として取り組み,平成27年度中の完了に向けて事業進捗を図ってまいります。  また,学校の体育館につきましては,学校施設としてだけでなく,避難所としての位置づけや地域活動の場ともなることから,バリアフリー化や天井材,照明器具,つり上げ式バスケットゴールなどの落下防止対策にしっかりと取り組んでまいります。  さらに,この春,新校舎が供用開始となる明道中学校につきましては,校庭,外構の整備を進め,良好な教育環境を確保してまいります。  加えて,児童数の長期的な増加が見込まれている森田小学校の教室不足を解消するため,北校舎東側への校舎増築に着手します。  次に,学校教育の充実です。  社会の変化に対応できる子供の育成を図るため,ALTや地域の人材などを活用した授業を積極的に行うとともに,学校図書館支援員を配置し,コミュニケーション能力の向上や国際理解教育,ふるさと教育,読書活動の充実に取り組んでまいります。  また,発達障害など気がかりな児童・生徒やいじめ,不登校などの問題行動への対応につきましても,スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー,いきいきサポーターなどの専門的知識を有する人材を活用しながら,きめ細かな相談,指導を行い,子供たちが生き生きと楽しく学校生活を送れるよう支援体制の充実に引き続き努めてまいります。  放課後や夏休みなどに安心して遊び,生活できる場である放課後児童会及び児童クラブにつきましては,全ての放課後留守家庭児童の受け入れができるように,小学校等の施設改修及び定員弾力化に伴う施設整備を進めるとともに,近隣の放課後児童会等への送迎を支援してまいります。  ところで,地域社会は,人が生涯にわたり個性,創造性を育み,生き生きと生活するための重要なコミュニティーです。  その中でも,公民館は,地域における生涯学習及びコミュニティー活動の拠点として,また,災害や緊急時の避難施設としても重要です。そのため,施設状況等に応じて計画的に整備を進めてまいります。平成27年度は,和田公民館の移転新築及び美山公民館下味見分館の増築改修工事を行います。加えて,中藤島公民館の移転新築に向けた実施設計等に着手します。  さらに,子供たちの家庭では得がたい体験ができる場である少年自然の家につきましては,本館A棟の耐震補強工事を行います。  次に,スポーツの振興です。  平成30年の福井国体開催は,単にスポーツ競技力の向上だけでなく,スポーツ人口の裾野拡大,市民の健康づくりと体力向上,一体感の醸成など,まちづくりや地域の活性化のためのきっかけづくりとしても大変有効な機会です。  そのための環境づくりとして,平成28年1月の供用開始を目指し,弓道場とサブアリーナの整備を着実に進めてまいります。また,西公園テニスコートやきららパークなどの競技施設の改修を計画的に行います。  競技会の円滑な運営と開催機運の醸成を図るため,一市民一参加「する・みる・支える」を推進するとともに,ホームページや横断幕,PRイベントによる広報活動を強化してまいります。加えて,開催運営費を引き続きスポーツ振興基金に積み立ててまいります。  本市は,戦災,震災等により,歴史的遺産や町並みの多くを失いましたが,一乗谷朝倉氏遺跡や養浩館庭園などを復元しています。また,市内には,多くの無形民俗文化財や伝統芸能が息づいております。これらを後世に伝え残すとともに,すぐれた芸術文化に触れる機会を創出し,文化芸術活動を支える人材の育成に努めることで,ふるさと福井への誇りと豊かな個性を育んでまいります。  養浩館庭園につきましては,その価値を後世に継承するため,将来にわたる適切な保存,管理と,おもてなしや伝統文化を中心とした事業を展開してまいります。  一乗谷朝倉氏遺跡においては,植栽の適正化や諏訪館跡の石垣修理などにより,適切な環境を維持してまいります。  自然史博物館分館につきましては,ドームシアターや展示物,番組の制作,設置に取り組みます。一方,本館においては,「昆虫たちのメッセージ〜守り伝えたいふくいの自然環境と昆虫たち〜」などの特別展の開催を通じ,自然史を興味深く学べる機会を提供します。  美術館では,漫画の神様と称される「手塚治虫展」のほか,「アメリカン・ポップアート展」などを開催し,市民の皆様にすぐれた美術作品の鑑賞機会を提供します。  郷土歴史博物館では,旧福井藩主松平春嶽とゆかりのある大名華族たちの姿を写真や衣装などを通じて紹介する「大名華族たちの明治」や,春嶽夫人勇姫の小袖類など,武家女性の四季の彩り豊かな服飾品を展示する「江戸の小袖の春夏秋冬」などを開催します。  これらの施策を確実に推進していくために,透明でオープンな市政運営が必要であることから,情報公開制度に基づく公開の徹底,広報紙やテレビなどによる情報提供に加え,ツイッターなどのソーシャルメディア等を活用し,災害情報や市の取り組みなどきめ細かでタイムリーな発信を行います。  市政広報ふくいにつきましては,紙面の構成や形態などの改訂を行い,わかりやすく,見やすく読みやすい,読んでみたいと思われる広報紙を目指します。  また,総合計画につきましては,現計画の期間が平成28年度までとなっていることから,平成29年度以降の本市の基本方針を定める第七次福井市総合計画の素案を策定します。  以上,第六次福井市総合計画の4つの基本目標に沿って,主要事業の概要を申し上げました。  平成27年度当初予算案の規模は,一般会計で1,123億5,400万円,特別会計で720億1,900万円,企業会計で301億8,400万円,総額で2,145億5,700万円であります。  なお,これを前年度の当初予算と比較しますと,一般会計で6.1%の増,特別会計で0.7%の減,企業会計で0.1%の増であり,全会計では2.9%の増となっております。  これに伴う財源について申し上げます。  根幹をなします市税につきましては,個人市民税の増収があるものの,地方法人税創設に伴う法人市民税や評価がえによる固定資産税の減収などから,0.6%減の439億5,900万円を計上しました。  地方交付税及び地方消費税交付金など各種交付金等につきましては,国の地方財政計画,平成26年度の収入状況などに基づき積算し,国・県支出金につきましては,国や県からの情報収集に努め,事業に見合った額を検討し,精査の上計上いたしました。  市債につきましては,適切な借り入れを行うとともに,交付税措置等,できる限り有利な起債の活用を念頭に,所要額を計上しております。  引き続き,あわせて上程されました平成26年度3月補正予算案について御説明申し上げます。  今回の補正予算案は,国の地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策に呼応するもののほか,事業費の決定などに伴い,所要の措置を講ずるものなどを計上しております。  補正予算案の規模は,一般会計で20億9,196万2,000円,国民健康保険特別会計で4億2,465万9,000円,介護保険特別会計で7,778万9,000円,競輪特別会計で11億2,328万8,000円を追加するもので,これらを合わせますと,補正後の平成26年度予算額は,一般会計で1,121億8,390万9,000円,特別会計で774億5,585万8,000円,全会計で2,199億2,527万2,000円となります。  その主な内容について御説明申し上げます。  第1に,消費喚起に向けた事業です。  消費税率引き上げに伴う反動減により低迷した事業者の売り上げが十分に回復できていないことから,県と連携してプレミアム率20%の商品券を発行し,地域の消費拡大を促進してまいります。  なお,プレミアム率20%のうち,10%分は使用店舗を小規模店に限定します。また,18歳未満の子供が3人以上いる多子世帯及びひとり親世帯に対して,プレミアム付商品券を割引購入できるクーポン券を発行します。  第2に,まち・ひと・しごと創生に向けた事業です。  地域のしごと支援としまして,UIターンを促進するため県内外の学生を対象とした体験型インターンシップ,企業見学,アイデアコンテストを組み合わせたイベントや,県外に進学した学生を持つ保護者向けのセミナーを開催します。  また,UIターン者の正規雇用や市内企業が合同で行う就活イベントに対する支援を行います。  さらに,企業のワーク・ライフ・バランスの推進を促すため,育児・介護休業の代替要員の確保や短時間勤務促進を支援します。  加えて,本市での就職や定住意欲を高めるため,市内の女子高校生,女子大学生及び地元企業に勤める新社会人の女性を対象に,ライフ・プランニング講座や就職,結婚,子育てなど福井の女性を取り巻く事情についての講演会を開催します。  創業支援,販路開拓としては,創業準備者の起業化やスタートアップ企業の自立を促進するため,スペースを共有しながら仕事を行うことができる創業拠点の整備を支援するとともに,遊休不動産を活用した都市再生の手法として注目を浴びているリノベーションを促進するため,豊富な経験とノウハウを持つ専門家を招き,福井版リノベーションスクールを開催します。  また,本市産業への波及効果が見込まれる事業を行う物づくり企業等を対象に,研究開発から企画,製造,販路開拓まで一貫した支援を行い,あわせてインターネットから簡易に企業や技術情報を発信,収集できるシステムを構築して,物づくり企業の販路開拓などの事業拡大を後押しします。  農林水産業関係では,とる漁業に加え,より安定的なつくり育てる漁業への転換を図る沿岸漁業生産拡大の手段として,稚魚放流や中間育成,バフンウニの養殖技術の研究を行ってまいります。また,金福スイカの生産量の増大を目指し,バイオルームの増設等,良質苗の供給施設,設備の整備を行います。  次に,観光振興の面では,まちなかを訪れる人の利便性の向上を図るため,無料でインターネットに接続できるWi−Fi環境を整備してまいります。  また,効果的に観光情報を発信するため,既存のパンフレットを集約,整理し,福井をよく知らない人向けのイメージアップ総合パンフレットと福井を知っている人向けの情報パンフレットを製作します。さらに,JRで本市を訪れる観光客をおもてなしするため,JR福井駅コンコースに観光コンシェルジュを配置いたします。  訪日外国人旅行者,特に親日家が多い台湾からの観光客を呼び込むため,金福スイカを初めとする本市の農作物や加工品の物産展を台湾において開催し,本市の認知度向上を図り,あわせて台湾の旅行会社等へのトップセールスを行います。  また,ことし10月から始まる北陸デスティネーションキャンペーンに合わせ,首都圏の観光事業者や出版社などを対象とした,本市の魅力あふれるモニターツアーを実施し,観光情報の発信や人脈づくりを強化してまいります。  さらに,市内外で開催されるイベントに市内業者とともに参加し,市内への誘客に努めてまいります。  加えて,キャンペーン期間中においてレンタカーを利用する観光客の周遊拡大を目指した取り組みを行うほか,市民や本市を訪れる観光客等のまちなかにおける利便性と回遊性の向上を図るため,レンタサイクル事業を実施します。  少子化対策につきましては,男女の出会いの場を創出するため,ボランティア活動とすてきな御縁にめぐり会うための活動,縁活を組み合わせたイベントを開催します。このイベント開催に当たり,カップル成立を手助けする縁活お助け人を派遣してまいります。  また,保育を必要とするゼロ歳児を育児する祖父母の負担軽減を図るため,ひだまりの家など一時預かり施設の利用券を支給します。  さらに,保育所や認定こども園などへの屋内遊具等の設置や,低年齢児を受け入れるために保育園の改修を行います。  なお,まち・ひと・しごと創生法に基づく福井市版の総合戦略につきましては,これまで実施した既存の調査資料を活用するほか,ライフステージ別福井志向調査やふくい地域力調査などを実施し,平成27年末までに策定します。  第3に,その他の緊急経済対策に関する事業です。  農業につきましては,稲作の価格競争力,体質強化を目指し,農地集積の取り組みを支援します。加えて,新規就農者を確保するため,青年就農給付金を支給します。  また,本年4月に新校舎での授業が開始される明道中学校につきましては,北校舎の解体を早期に取り組みます。  最後に,事業費の精算などに伴うものです。  ふるさとづくり基金につきましては,平成27年度に新たに実施予定の民間活力を生かした県都の顔づくり事業の財源として,一般財団法人民間都市開発推進機構からの拠出金を積み立てるものです。
     また,えちぜん鉄道・福井鉄道相互乗り入れ支援事業のほか,北陸新幹線建設整備事業,地方バス路線等運行維持事業,障害福祉サービス事業,私立保育所委託・運営費補助事業,健康診査事業,予防接種事業,介護保険事業につきましては,事業の進捗に対応し,事業費を追加するものです。  国民健康保険につきましては,給付費の増加や国庫負担金の返還金などに対応するとともに,軽減世帯の増加への対応や累積赤字を解消するため,一般会計からの繰り入れを行うものです。  漁港施設災害復旧につきましては,12月上旬の冬季風浪により被災した船揚げ場など漁港施設の復旧を図るものです。  さらに,道路除雪費につきましては,年始などに実施した一斉除雪に伴い,不足する事業費を追加するものです。  なお,一般会計における財源としては,地域住民生活等緊急支援のための交付金の国庫支出金などを追加計上しております。  以上,3月補正予算案の概要について説明させていただきました。  このほかの議案につきましては,それぞれの提案理由の記載に基づき,提案しております。また,細部に関しましては,いずれも各委員会におきまして詳細に御説明申し上げたいと存じます。何とぞ十分に御審議の上,妥当な御議決を賜りますようお願い申し上げます。  私は,これまで皆様の温かい御支援のもと,市政運営に全力で突き進んでまいりました。2期目の就任挨拶でも申し上げましたが,まちづくりにはこれでよいという到達点はなく,絶えず夢の実現に向かって歩み続ける未来への挑戦だと考えています。  これからの1年,若者もお年寄りもみんなが将来に夢や希望を持ち,安全と安心を実感でき,家族が笑顔で生活できる福井を創造するため,万里一空,どこまでも一つの目標を見据えてたゆまない努力を続けてまいります。議員各位並びに市民の皆様の御理解と御支援をお願い申し上げまして,提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議長(今村辰和君) ただいま説明のありました第1号議案ないし第42号議案,第118号議案ないし第127号議案,第36号報告ないし第38号報告について質疑を許可します。 ◆14番(鈴木正樹君) 第30号議案 福井市介護保険条例の一部改正について質疑を行います。  この条例には,介護保険料を値上げする内容が含まれていますが,その値上げの内容についての御説明をお願いします。 ◎福祉保健部長(河上芳夫君) この条例の改正におけます介護保険料の改正につきましては,現在の介護保険料を,基準の段階につきまして5,560円のものを540円増額し,約9.7%引き上げて,基準月額を6,100円とする改正でございます。 ◆14番(鈴木正樹君) 負担が重くなる人数は,全体のどの程度になるのか。そして,値上げの全体の影響額はどれぐらいになるのか,お聞きします。 ◎福祉保健部長(河上芳夫君) 保険料でございますので,値上げで負担が多くなるというところで,ほぼ全体にかかってくるということでございます。第1号被保険者として約7万人いらっしゃいますので,7万人の方に影響が及ぶというものでございます。金額につきましては,今回,65歳以上の方の保険料が,この改正により,全体で4億5,000万円の負担が増加するというものでございますが,この改正とあわせまして,最も所得の低い層の保険料につきましては減額するという改正をいたしますので,その分は3,000万円ほど負担が軽減されるということです。また,今回,若い層,40歳から64歳までのいわゆる第2号被保険者と言われる層につきましては,厚生労働省の試算では,現在より安くなると発表されておりますので,それで,福井市に換算しますと5,000万円の負担減ということで,総合しますと全体で3億7,000万円ほどの予算増ということで試算してございます。 ◆14番(鈴木正樹君) この間,年金は3年連続で削減されており,実質賃金も19カ月連続マイナスとなっています。市民の暮らしは苦しくなっているわけなんです。そういうときに,約3億7,000万円の負担をさらにふやすということは,市民の暮らしの苦しさにさらに追い打ちをかけるものだと考えます。  こういう状況の中ですから,介護保険料の値上げを防ぐための手だてをとることは当然だったと思いますが,値上げを防ぐための検討は行ったのかどうか。また,どの程度,どのような内容で行ったのかをお答えください。 ◎福祉保健部長(河上芳夫君) 介護保険は,御存じのように公費半分と皆様からの保険料半分とで運営するという制度でございまして,高齢者の人数がふえたりとか,あるいは要介護認定の方の人数がふえたりとかという場合ですと,やはりどうしても全体として金額がふえる。その結果,保険料は引き上げざるを得ないという制度となっているものでございます。  この値上げを防ぐための検討ということでございますが,今回,介護給付費準備基金が6億7,000万円余りありますけれども,それにつきまして,半分の約3億円を取り崩して,今回充当しております。その結果,若干でございますけれども,115円程度引き上げ幅を縮小といいますか,圧縮できたと考えております。  主なものとしては,以上でございます。 ○議長(今村辰和君) ほかにございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) 次に,日程60ないし日程63を会議規則第35条の規定により一括議題とします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程60 請願第26号 TPP交渉に関する意見書提出について 日程61 請願第27号 米価対策に関する意見書提出について 日程62 請願第28号 高浜原子力発電所3・4号機の再稼働について慎重な対応を求める意見書提出について 日程63 請願第29号 住民を守る避難計画が完備されない中で高浜原発3・4号機の再稼働に反対する意見書提出について ○議長(今村辰和君) それでは,先ほど上程しました第1号議案ないし第42号議案,第118号議案ないし第127号議案,第36号報告,請願第26号ないし請願第29号については,お手元に配付しました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会及び予算特別委員会に付託します。  〔付託案件表は本号末尾参照〕  なお,第37号報告,第38号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので,御了承をお願いします。  以上で本日の議事日程は全部終了しました。  これをもちまして散会します。              午前11時51分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                  平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 △〔参照〕                付 託 案 件 表          総    務    委    員    会 番 号件            名第21号議案福井市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について第23号議案福井市職員共済会設置条例の一部改正について第24号議案福井市非常勤の特別職職員の報酬等に関する条例及び福井市教育長の給与等に関する条例の一部改正について第25号議案職員の退職手当に関する条例の一部改正について第26号議案福井市行政手続条例の一部改正について第37号議案福井市消防団条例の一部改正について第40号議案福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約の変更について請願第28号高浜原子力発電所3・4号機の再稼働について慎重な対応を求める意見書提出について請願第29号住民を守る避難計画が完備されない中で高浜原発3・4号機の再稼働に反対する意見書提出について          建    設    委    員    会 番 号件            名第34号議案福井市手数料徴収条例の一部改正について第35号議案福井市特別用途地区建築条例の一部改正について第36号議案福井市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について第39号議案福井市にぎわい交流施設の指定管理者の指定について第127号議案市道の路線の認定について          教   育   民   生   委   員   会 番 号件            名第18号議案福井市総合ボランティアセンターの設置及び管理に関する条例の制定について第19号議案福井市特定教育・保育施設等の利用者負担に関する条例の制定について第20号議案福井市子ども一時預かり所の設置及び管理に関する条例の制定について第22号議案福井市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例の制定について第27号議案福井市交通災害共済基金条例及び福井市特別会計条例の一部改正について第28号議案福井市市民協働の推進及び非営利公益市民活動の促進に関する条例の一部改正について第29号議案福井市社会福祉施設設置条例の一部改正について第30号議案福井市介護保険条例の一部改正について第31号議案福井市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備,運営等に関する基準を定める条例の一部改正について第32号議案福井市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備,運営等及び指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について第33号議案福井市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について第38号議案福井市学校寄宿舎設置条例の一部改正について第42号議案福井市自然史博物館分館の指定管理者の指定について(継続審査案件) 請願第24号子ども医療費助成制度の窓口無料化について          経   済   企   業   委   員   会 番 号件            名第126号議案福井市水仙寮の設置及び管理に関する条例の廃止について請願第26号TPP交渉に関する意見書提出について請願第27号米価対策に関する意見書提出について(継続審査案件) 陳情第17号労働者保護ルール改悪反対を求める意見書提出について          予   算   特   別   委   員   会 番 号件            名第1号議案平成27年度福井市一般会計予算第2号議案平成27年度福井市国民健康保険特別会計予算第3号議案平成27年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算第4号議案平成27年度福井市後期高齢者医療特別会計予算第5号議案平成27年度福井市介護保険特別会計予算第6号議案平成27年度福井市交通災害共済特別会計予算第7号議案平成27年度福井市競輪特別会計予算第8号議案平成27年度福井市簡易水道特別会計予算第9号議案平成27年度福井市宅地造成特別会計予算第10号議案平成27年度福井市中央卸売市場特別会計予算第11号議案平成27年度福井市駐車場特別会計予算第12号議案平成27年度福井市集落排水特別会計予算第13号議案平成27年度福井市地域生活排水特別会計予算第14号議案平成27年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算第15号議案平成27年度福井市下水道事業会計予算第16号議案平成27年度福井市ガス事業会計予算第17号議案平成27年度福井市水道事業会計予算第41号議案平成27年度福井市一般会計補正予算第118号議案平成26年度福井市一般会計補正予算第119号議案平成26年度福井市国民健康保険特別会計補正予算第120号議案平成26年度福井市介護保険特別会計補正予算第121号議案平成26年度福井市競輪特別会計補正予算第122号議案平成26年度福井市簡易水道特別会計補正予算第123号議案平成26年度福井市宅地造成特別会計補正予算第124号議案平成26年度福井市駐車場特別会計補正予算第125号議案平成26年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算第36号報告専決処分の承認を求めることについて (平成26年度福井市ガス事業会計補正予算)...