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福井市議会 > 2014-12-05 >
平成26年12月定例会-12月05日−04号

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  1. 福井市議会 2014-12-05
    平成26年12月定例会-12月05日−04号


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    DiscussNetPremium 平成26年12月定例会 − 12月05日−04号 平成26年12月定例会 − 12月05日−04号 平成26年12月定例会              福井市議会会議録 第4号          平成26年12月5日(金曜日)午前10時1分開議 〇議事日程  日程1 会議録署名議員の指名  日程2 市政に対する一般質問 ────────────────────── 〇出席議員(30名)  1番 中村 綾菜君   2番 田中 義乃君  3番 後藤 裕幸君   4番 伊藤 洋一君  5番 玉村 正人君   6番 片矢 修一君  7番 藤田  諭君   8番 村田 耕一君  9番 泉  和弥君   10番 谷本 忠士君  12番 奥島 光晴君   13番 峯田 信一君  14番 鈴木 正樹君   15番 島川由美子君  16番 下畑 健二君   17番 田村 勝則君
     19番 今村 辰和君   20番 石丸 浜夫君  21番 青木 幹雄君   22番 西本 恵一君  23番 野嶋 祐記君   24番 堀川 秀樹君  25番 見谷喜代三君   26番 皆川 信正君  27番 谷口 健次君   28番 宮崎 弥麿君  29番 吉田 琴一君   30番 山口 清盛君  31番 加藤 貞信君   32番 西村 公子君 ────────────────────── 〇欠席議員(1名)  11番 堀江 廣海君 ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         東 村 新 一 君  副市長        山 田 義 彦 君  副市長        清 水 正 明 君  企業管理者      西 行   茂 君  教育長        内 田 高 義 君  特命幹        中 西 賢 也 君  都市戦略部長     谷 澤 正 博 君  総務部長       吉 村 匡 弘 君  財政部長       高 山 浩 充 君  市民生活部長     木 村 郁 夫 君  福祉保健部長     河 上 芳 夫 君  商工労働部長     浅 野 信 也 君  農林水産部長     梅 田 精 一 君  建設部長       谷 川   茂 君  下水道部長      前 川   孝 君  工事・会計管理部長  森 川 清 和 君  消防局長       武 澤 正 美 君  企業局長       渡 辺 優 治 君  教育部長       森 川 亮 一 君 ────────────────────── 〇事務局出席職員  議会事務局長     山 先 勝 男  議会事務局次長    峠   尚 太  議事調査課長     小 林 秀 樹  議事調査課主任    坂 下 哲 也  議事調査課主査    秦   裕 美  議事調査課主事    藤 本 喜 信 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。  よって,これより会議を開きます。  なお,本日の欠席通告議員は,11番 堀江廣海君の1名であります。 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,8番 村田耕一君,9番 泉和弥君の御両名を指名します。 ────────────────────── ○議長(今村辰和君) 次に,日程2 市政に対する一般質問を許可します。  なお,昨日も申し上げましたが,1回目の質問時間は総括質問方式により20分,2回目以降の質問時間は一問一答方式により10分です。質問者は時間に留意され,質問は重複を避け簡明に,また,理事者は質問の趣旨に沿い,簡潔かつ的確に答弁されますよう重ねてお願いします。  16番 下畑健二君。  (16番 下畑健二君 登壇) ◆16番(下畑健二君) 皆さん,おはようございます。公明党の下畑健二でございます。寒い日が続きますけれども,元気にやりたいと思います。  通告に従いまして4点質問させていただきます。  まず最初に,福井市図書館の今後の運営について質問します。  私は,平成26年3月定例会の予算特別委員会におきまして,本市公共図書館の管理運営について質問いたしました。大枠3点ありましたが,1つは,公共図書館の運営見直しの動きが他県では非常に加速しており,指定管理者制度を導入する自治体もふえているけれども,本市として今後の図書館運営についてどう考えているのか。そして,指定管理者制度導入についてはどう考えているのかということでございました。  そして2つ目は,福井市に公共図書館が5つあるけれども,全部が金太郎あめのように同じ内容の図書館ではなく,それぞれが地域性や特色を生かしながら個性のある運営を検討し,市民ニーズに応えてほしいということを要望いたしました。  そして3つ目は,その中でも特にまちなかにある桜木図書館の運営については,開館時間の延長,そしてさらに集客力を高める工夫をして,周辺へのシャワー効果が出るような運営方法について検討してほしいという要望をいたしました。そして,私は,桜木図書館東側にある共有スペースが今現在あいておりますので,そこをカフェコーナーにして,コーヒーを飲みながら読書ができる,そうした空間,場所にすることを提案させていただいております。  それに対しまして,当時の教育部長からは,指定管理者制度に関しては,現在実施しているきめ細かい図書館サービスが民間事業者でどこまで対応が可能なのか,そういう課題もありますので,先進都市の調査を踏まえて検討していきたいとの答弁をいただきました。また,桜木図書館の運営についても,図書館本来の果たすべき役割を十分検討しながら,今後,研究して取り組んでいきたいとの答弁をいただきました。  本市図書館の入館者数や登録者数,貸出冊数がなかなか増加していない現状でもあり,毎年の部局マネジメント方針の図書館サービスの拡充は,いつも雨マークの達成度であります。  全国的に図書館のあり方が問われている中で,私も先ほどのような質問や要望をさせていただきました。本市としては,その後,図書館の機能強化や運営のあり方について,どのように検討されて,どのような改革をされようとしているのか,お伺いいたします。  2点目,防災士養成講座の本市での開催について質問いたします。  防災・減災対策として防災知識を習得したリーダーが地域にたくさんいることが大事なのは言うまでもありません。本市も自主防災会対象の防災リーダー研修会を実施されております。そうした防災リーダーづくりとして,民間資格ではありますが,NPO法人日本防災士機構が認定する防災士という資格があります。日本全国で約8万人,福井県でも730人ほどが防災士の資格を持っております。市職員にもおられますし,私も福井県防災士会の一員として現在,活動しております。  防災士とは,自助,互助,協働を原則として,社会のさまざまな場で減災と社会の防災力向上のために活動し,かつ,そのために十分な意識,知識,技能を有するものとしてNPO法人日本防災士機構が認定した人のことでございます。昨年は,勝山市が防災士講座を開催し,本年は鯖江市が12月の2日間にわたって防災士養成講座を開催します。  鯖江市の場合は,定員が80人ということでございます。受講代金の高さがネックでありましたけれども,福井県におきましては,本年より福井工業高等専門学校がNPO法人日本防災士機構の講師認定校になったおかげで,他県よりも安く受講できるようになりました。今回の鯖江市の場合を見ましても,個人の負担額は8,000円でございます。通常,個人で受講,受験した場合は6万円ほどかかりますので,相当安くなっております。この福井高専は,ほとんどボランティアで講義をしてくれますので,鯖江市の今回の負担額も従来の他市と比べてはるかに安く済んでいるわけでございます。  講座内容を見ましても,近年の自然災害に学ぶ,また避難と避難行動,災害と危機管理など,2日間で13時間の内容でありまして,最後に1時間ほどの試験があるわけです。そのほかにも,普通救命講習の受講修了も,この防災士の認定条件になっております。  市長も防災・減災対策が本市の重要課題だとおっしゃっておられますので,こうした防災士養成講座の本市での開催について前向きに検討していただきたいと思いますけれども,本市の御見解をお伺いいたします。  3点目,第3次福井市障がい者福祉基本計画(素案)について質問します。  第二次福井市障害者福祉基本計画は,平成19年度から平成28年度までの10年間の計画でありましたが,障害のある人を取り巻く環境の変化と新たな課題に対応するため,2年前倒しして平成27年度から平成32年度までの6年間の基本計画になりました。  その素案が発表され,パブリックコメントが12月1日から始まっておりますので,私も5点にわたって質問させていただきます。  まず1点目は,計画の推進体制についてでございます。  福井市障害者施策推進協議会が調査審議や進捗管理をしますが,その構成メンバーは,障害者代表,関係行政機関職員,関係団体職員,学識経験者等となっております。障害のある人の就労支援や地域生活への移行支援など,雇用や住宅を初め,多様な分野との連携が必要となりますが,具体的にはどのような関係者が協議会に入っておられるのでしょうか。  また,庁内部局や県や他市とも連携しながら計画を推進する必要があると思いますが,どのように取り組まれていくのか,お伺いいたします。  2点目,障害者の雇用,就労の促進についてでございます。  手厚い支援体制が計画されており,期待されるところでありますけれども,就労支援には,本市の積極的な就労先の新規開拓が大事であると思います。  一般就労の就職先の紹介や福祉事業所への仕事の紹介などを本市が率先してされることを私も期待しますが,その点についての取り組みはどうなのか,お伺いいたします。  また,障害者が一般就労しても,その後の定着には課題があるとお聞きします。どのような支援体制を組まれるのか,お伺いいたします。障害者雇用に関しては,民間企業では2.0%,公共機関が2.3%と,法定雇用率が決まっております。本市のその達成状況や障害者雇用率に関してもお伺いさせていただきます。  3点目,障害者の外出支援の充実について質問します。  社会参加や活動の範囲の拡大を図るため,移動支援事業やタクシー料金助成事業などで外出を支援するとあります。福祉タクシー乗車券に関しましては,その枚数を拡大することを私は要望してまいりましたけれども,この件に関してはどのように検討されたのか,お伺いいたします。  また,移動支援事業の見込み量も年々増加しておりますけれども,具体的にどのように支援していくのか,お伺いいたします。  4点目は,日中活動の充実について質問します。  他市を見ますと,こうした日中活動の項目の中に,重度身体障害者の訪問入浴支援サービスが記入されていますけれども,本市の基本計画の中には記載されておりません。なぜでしょうか。重度身体障害のある人の在宅生活支援や家族の介護負担軽減のためには,非常に重要性が高くなっておりますけれども,本市のこうした訪問入浴支援サービスが他市と比べて条件が厳しいという声を私もお聞きしております。  訪問入浴支援サービスの現状と今後の計画はどうなっているのか,本市の御見解をお伺いいたします。  5点目,公共施設のバリアフリー化について質問します。  積極的にバリアフリーを推進されることは,大変に喜ばしいことだと思っております。特に市役所庁舎の本館や別館のバリアフリー化を早く進めてほしいと希望します。  別館については,耐震化と大規模改修が計画されており,別館のバリアフリー化も同時期に実施したらどうかとも思います。今,このバリアフリー化が庁舎で一番必要な箇所は,別館と本館を結ぶ2階と4階の連絡通路だと思います。そこには2つの階段があり,車椅子の方やベビーカーを使用する人に対しましては,ブザーを押せば職員が手助けすることになっておりますけれども,ぜひ段差解消を目指してほしいと思います。別館や本館のバリアフリー化については,今後どう進めていくのか,本市の御見解をお伺いいたします。  次に,4点目でございますけれども,福井市定住促進ポータルサイトの充実について質問させていただきます。  人口減少対策が,今後本市にとりましても大きな課題となっております。  政府は,都市部から出身地へのUターン移住やIターン移住を促進するため,地元企業が移住者を雇用した場合,支払う給与の半額を助成する制度を創設する方向で検討に入っているそうです。ふるさと雇用の創出を資金面で支援したいという考えで政府の経済対策に盛り込み,地方で新たに6万人程度の雇用を目指し,2014年度補正予算に1,000億円前後計上する見通しとのことでございます。  政府が9月に公表した東京在住者の今後の移住に関する意向調査では,東京在住者の4割は地方への移住を予定するか今後検討したいと回答しております。  一方で,課題としまして,地方で働き口が見つからないことへの不安が上げられておりますし,地方企業の給与水準の低さがネックとなっております。そうした意味から,今回,政府として地方での雇用促進のために財政支援を実施する方向となったようでございます。  今後,こうした人口や仕事の東京一極集中を是正し,UターンやIターンを促進する政策がさまざまに打ち出されてくると思います。本市としても,都会からの移住促進に向けて,さらに取り組みを強化する必要があると思います。こうした点につきましてはいろいろと検討する課題や施策があると思いますけれども,私はまず,本市のホームページにある定住促進ポータルサイト「住まいるふくい」の充実や内容の改定を提案させていただきたいと思います。  定住促進ポータルサイトの内容を見ますと,福井市の魅力の紹介が多く,本市の自然,食,歴史がメーンとなっております。しかし,そうしたことは,このサイトのバナーの横にあります「ふくいcityナビ」のサイトで観光情報として発信されておりますし,このふくいcityナビは非常に情報も新しく,いち早く発信する。そしてフェイスブックも活用し,大変よくできていると思います。私は,自然,食,歴史がメーンの定住促進サイトから,働く,住まい,暮らしがメーンの定住促進サイトへと内容を大きく変えることを提案します。  現在のサイトでも,市が応援する各種メニューという小さな項目をクリックすれば,働く,住まい,暮らしの応援メニューが出てはきますけれども,目立たないというのが私の率直な感想です。  今現在,本市ホームページでの定住促進ポータルサイトへのアクセス数はどれほどでしょうか,お伺いします。  また,定住促進ポータルサイトの充実や内容の改定については,どのように考えておられるのか,本市の御見解をお伺いします。  福井県と県内市町との連携も非常に大事です。他県では,ホームページの中で定住促進サイトは大事な役割があるため,力を注いでいますし,見やすいように工夫もされております。しかし,福井県定住促進総合サイト「住みやすさ日本一の“ふくい”で暮らしてみませんか。」を見ますと,その中で紹介されている福井市の定住に関するトピックス情報が10年ほど前の情報で大変古く,何も更新されておりません。この点についてどう考えておられるでしょうか。  島根県では,仕事,住まい,暮らしに関する情報を19の市町村別に94プラン作成し,おすすめ定住プランとしてホームページ上に情報提供されています。それぞれ工夫を凝らし,写真や地域の紹介,求める人材像などが大きく,わかりやすく掲載されております。県が,各市町村への移住,定住促進を後押ししております。  これは島根県に限らず,富山県でも石川県でも,内容は違いますが,ホームページを見て,私も,県も力が入っていると感じます。しかし,福井県は,表向きは「住みやすさ日本一」と県のアピールは目立ちますが,各市町の定住促進への取り組み紹介では,他県とはかなり劣っていると感じます。県のホームページから福井市を見る方が多くいることを思えば,本市としても県と連携し,もっと魅力あるホームページづくりを促してほしいと思いますが,その点について本市の御見解をお伺いいたします。  私は,まず,県や本市のホームページからアピールできるものにしてほしいと考えますが,そのほかに本市として定住や移住促進対策として考えていることがあれば,その点についてもお伺いさせていただきたいと思います。  以上で私の総括質問を終了します。ありがとうございました。
     (副市長 山田義彦君 登壇) ◎副市長(山田義彦君) 防災士養成講座についてお尋ねいただきました。  地域におけます防災活動に指導的役割を果たす人材の育成というものは,防災・減災対策を行う上で非常に重要なことだと認識いたしております。  本市では,自主防災組織の組織率を高めますとともに,中核リーダー研修会または各種テーマ別研修会などを通しまして,自主防災リーダーの育成に努めているところでございます。  防災士とは,防災に対する十分な意識,知識,技能を有するものとしてNPO法人日本防災士機構が認定するものでございまして,社会のさまざまな場で減災と防災力の向上のための活動が期待されているということで承知いたしております。  御質問の養成講座でございますが,防災,減災の考え方に始まりまして,災害発生の仕組み,防災の法令,救助,救命救急の技術,避難所運営の要領に至りますまで,まさに自助,共助によります自主防災活動の中核となる内容となっているということでございます。  この講座を受け,防災士に認定されることは,地域防災リーダーのさらなる強化につながりますので,これまでも受講について助成を行ってきておりますが,本市での養成講座の開催につきましては,他団体との連携も視野に,開催に向けて検討してまいりたいと思っております。  (教育部長 森川亮一君 登壇) ◎教育部長(森川亮一君) 福井市図書館の今後の運営についてお答えします。  本市の図書館は,市立,みどり,桜木,美山,清水の5館と市内を巡回する移動図書館あじさい号によりサービスを提供しております。  合計で年間約70万人を超える市民が利用し,120万冊以上の図書を貸し出しておりまして,子供からお年寄りまでが集まる市の教育施設としては最も利用されている市民の生涯学習の重要な施設となっております。  近年では,図書館を取り巻く社会の状況が大きく変化しており,市民のニーズが高度化していることから,今回,教育委員会の検討チームを立ち上げ,それぞれの施設の立地条件などを考慮しながら図書館の運営のあり方について検討しております。  その過程では,指定管理者が運営している佐賀県の武雄市や兵庫県の三田市,また,直営で運営している伊万里市の図書館を視察いたしました。  その報告によりますと,武雄市図書館では,視察も多く,誘客に関しては成功していましたが,書店とCDやDVDのレンタル店舗が半数を占め,図書館としては本の整理やレファレンスなどに重点を置いていないように見受けられ,カフェと書店と図書館の混合施設であると感じたということでございます。  三田市立図書館では,指定管理者制度を導入して開館日と開館時間を拡大し,また経験豊富な館長が配置され,管理を行っておりましたが,正規の職員が館長1人だけであるなど,多くの課題もあったということでございます。  一方,伊万里市民図書館は,図書館の持つべき基本的な機能をしっかり果たしており,市民ボランティアとの協働体制が充実していて,まさに市民が築いた市民主導の図書館として見習うべきところがあったということでございます。  この視察を通し,全体としては,図書館は常に市民の立場に立って考え,その地域でどのような図書館を目指すのかや,常に自己改革に取り組むことが重要であると認識したということでございます。  現在,その検討チームで協議している方向性でございますが,まず,市立図書館は全体を統括する中央館として位置づけ,司書の育成や郷土資料などの収集・保存,レファレンスサービスの充実,管理業務等の一元化を図ってまいります。  また,みどり図書館では,子育て支援コーナーの開設やパパママ講座など子育て世代へのサービス強化を充実していきたいと考えております。  桜木図書館では,公共交通を生かしたまちなかのにぎわいと交流をつくる図書館を目指していきたいと考えております。  清水図書館と美山図書館は,公民館などと連携した地域密着型のサービスを提供していきたいと考えております。  遠隔地の学校や老人ホームなどを巡回する移動図書館につきましては,図書館を利用しにくい高齢者のためのサービスを強化してまいります。  次に,指定管理者制度についてでございますが,導入した場合と現状とを経費と市民サービスの面から比較検討を進めております。導入する場合には,これまで司書が培ってきた知識や経験,学校や団体,ボランティアとの連携といった,本市の生涯学習の底力となっている図書館のすぐれたところが損なわれてしまわないよう留意する必要があると感じております。  教育委員会としましては,図書館としてどういう運営形態が合うのか,これらの課題をさらに整理し,年度内に検討結果をまとめてまいります。  先ほど私の答弁で,兵庫県のみた市と申し上げましたが,さんだ市の間違いでございました。訂正させていただきます。  (福祉保健部長 河上芳夫君 登壇) ◎福祉保健部長(河上芳夫君) 第3次福井市障がい者福祉基本計画(素案)についての御質問にお答えいたします。  まず,福井市障害者施策推進協議会の構成メンバーについてお答えいたします。  福井市障害者施策推進協議会は,障害者基本法第36条に基づき設置しているもので,福井市障害者施策推進協議会規則において,委員は学識経験者,障害者代表,関係行政機関の職員,関係団体の職員,市民代表の16人以内で構成することとしています。現在の委員は,学識経験者2人,障害者代表として身体・知的・精神・発達障害の当事者団体の代表者6人,関係団体として障害福祉サービス事業者の代表5人,市民代表1人,関係行政機関の職員として国の就労関係機関と県の特別支援教育機関から2人の合計16人で構成しています。  次に,庁内関係部局や県,他市との連携についてお答えいたします。  障害者施策が障害のある方の生活全般にかかわることから,関係する所属に対し,施策の実施状況を確認いたしますとともに,福井市障害者施策推進協議会において事業の進捗について審議いただき,計画を推進しています。  また,県との連携につきましては,医療や雇用などの多分野にわたる関係機関の委員で構成され,障害のある方の支援について協議をする福井市障害者地域自立支援協議会に県の関係職員にも参加を依頼し,県の施策の情報提供をしていただくなど,本市の施策との連携を図り,事業を推進しています。  他市との連携につきましては,困難事例の障害福祉サービス提供に関する情報交換や転入転出時の引き継ぎ等,必要に応じた連携を行っているところでございます。  次に,障害者の一般就労への取り組みについてお答えいたします。  現在,策定中の計画の素案におきまして,重点施策として障害者の特性に応じた一般就労の促進を掲げており,実施におきましては,国や県の就労支援事業と密接に連携しながら,よりきめ細かな支援体制を確立することが重要と考えています。  具体的には,福祉的就労事業所を利用する障害者の中から,求職者を発掘する一方,障害者を雇用していない一般企業等に対し,求職者の紹介や求人条件のマッチングを支援したり,一般就労後に定期的に職場訪問をして,職場定着を促進することなどについて,来年度に向けて検討しているところでございます。  次に,法定雇用率の達成状況や障害者雇用率についてお答えいたします。  障害者の雇用状況につきましては,国の労働局が調査集計を行っておりますが,市町村単位の数値は公表されていません。県全体では,平成26年6月1日現在,民間企業における雇用率は2.26%,全事業所における法定雇用率の達成割合は53.5%となっています。  また,県内の公的機関における雇用率は2.27%,法定雇用率の達成割合は88%となっています。  次に,福祉タクシーの助成事業についてお答えいたします。  現在,本市では,1人当たり年間で最大24枚,乗車1回につき,初乗り運賃分を助成しています。  平成25年7月に特例市及び金沢市等に対し調査した結果では,24枚を超える枚数を支給している市は76.9%でした。また,平成25年11月に実施した本市のタクシーチケット交付者を対象にした実態調査では,24枚全て使用と回答した者が44.9%,そのうち77.3%が交付枚数の増加を希望しており,使用用途は通院が71.1%と最も多くなっています。  また,アンケート調査以外でも,交付対象者から1回当たりの助成額について,現行の初乗り運賃から増額要望があるなど,在宅の障害者が日常生活を送る上で,外出支援の充実が必要であると考えられることから,現行制度の1回当たりの助成額や年間交付枚数について,制度拡充を来年に向け,検討しているところでございます。  次に,移動支援事業についてお答えいたします。  移動支援事業は,移動の困難な障害児者に対して,地域での自立生活及び社会参加を促すため,買い物や余暇活動等の外出時にヘルパーが付き添い,必要な身の回りの介護を行うものでございます。現在,市内29カ所の移動支援事業所がサービスを提供しています。  本市といたしましては,本人や家族の課題やニーズを把握する相談支援事業所との連携を密にし,移動支援事業所とも情報を共有することで,実態を把握しながら適正なサービス提供に努めてまいります。  次に,重度身体障害者の訪問入浴支援についてお答えいたします。  重度身体障害者の訪問入浴支援につきましては,市が地域の実情に応じて実施する地域生活支援事業の任意事業として訪問入浴サービス事業を実施しているところでございます。  障がい者福祉基本計画の素案におきましては,施策の方向1の中の個別施策2において,地域生活支援事業の充実として盛り込んでいるところでございます。  具体的には,その計画と一体的に策定する障がい福祉計画におきまして,今後3年間のサービス見込み量を記載することとしています。  この事業の現状につきましては,自宅において入浴することが困難な障害者に対し,自宅に浴槽を持ち込み,入浴の介護を行うもので,対象者の要件等は,実施主体である市町村が地域の実情に応じて決定するものでございます。  本市における対象者は,日常生活を営むのに著しく障害があり,入浴に全介助を必要とし,他の入浴サービスでは入浴が困難な在宅の障害者等としているところでございます。  今後につきましては,他市における対象要件などを調査するとともに,障害福祉サービスの利用計画の作成や調整を担う相談支援専門員と連携し,在宅での入浴が困難な方の実態に応じた入浴サービスが提供できるよう検討してまいります。  最後に,別館や本館のバリアフリー化について,今後どう進めていくのかについてお答えいたします。  本館と別館を結ぶ渡り廊下の段差につきましては,車椅子が通れるようスロープや段差昇降機などの検討を行いましたが,それらの設置スペースを確保するには大規模な改修が必要となります。  現在は,暫定的に呼び出しブザーを設置し,速やかに職員が対応できる体制をとっておりますが,別館耐震改修事業の際には,渡り廊下やトイレなどのバリアフリー化を行い,障害者や高齢者等の利便性向上を図ってまいります。  (総務部長 吉村匡弘君 登壇) ◎総務部長(吉村匡弘君) 福井市定住促進ポータルサイトの充実についてお答えします。  まず,アクセス数及びサイトの充実についてです。  定住促進ポータルサイトのアクセス数は,平成20年の開設から累計して6,200件余りとなっています。このサイトでは,空き家情報バンクやまちなか住まい支援事業などの住まいに関する情報,ふくいおしごとネットや福井市起業家支援セットメニューなどの就職支援情報,さらには,はぐくむ.netなどの子育て支援に関する情報など,定住に関する情報を一元的にまとめ,最新の情報を提供するように努めてまいりました。  また,ことし2月には,本市ホームページのリニューアルに合わせてトップページに定住促進ポータルサイト「住まいるふくい」のバナーを新たに設置するなど,より簡単にアクセスできるように改善を図りました。  改善後のアクセス数は2,700件以上となっており,それまでの年間1,000件未満であったものと比較して,大幅に増加いたしました。  また,今回,交流,定住に関する情報が目立たないという御質問をいただきまして,メニューの最上段に持っていく変更を行いました。  移住,定住を考える上で,働く,住まい,暮らしに関する情報は最も重要な要素であることを踏まえ,本市に住んでみたいと思えるサイトになるよう,今後とも改善してまいります。  次に,福井県の定住促進総合サイトに関する御質問にお答えします。  福井県では,平成17年度に定住促進総合サイトを開設し,県内の市町の情報を提供しながら移住,定住促進を図っております。しかし,掲載情報や情報提供形式等が古くなっていることもありまして,県では本年度中に全面改定を行う予定です。  新しいサイトでは,市町の情報は市町みずからが更新できるようになるとのことでありますので,本市の定住に関する最新情報の提供に努め,県と連携しながら移住,定住促進に取り組んでまいります。  最後に,ホームページ以外の対策についてお答えします。  今年度は,福井県の移住定住相談会に参加していますが,今後は全国の自治体が参加する国内最大規模の定住促進に関するイベントに福井市のブースを出店するなど,移住,定住を考えている方に向けた相談業務やニーズ調査を強化してまいります。  また,移住,定住に関する情報をまとめたパンフレットを作成し,県外でのイベントや移住相談に来られた方に配布を予定しております。  ホームページでの情報発信に加え,これまで以上に対面でのPRを強化し,移住,定住促進を図ってまいります。 ◆16番(下畑健二君) では,自席におきまして再質問をさせていただきます。  まず,図書館の件でございますけれども,今,検討チームをつくっていただいて,武雄市,三田市,そして伊万里市ですか,3つの図書館を見に行っていただいて,検討していただいたということで,その点につきましては,本当に感謝申し上げたいと思います。  今,個性ある図書館づくりということで,各図書館のいろんな目標といいますか,そんなことも話していただきました。指定管理者制度につきましては,年度内に検討事項をまとめたいということですので,その方向で進めていただければいいと思います。直営でする,民間でする,どちらにしましても今から改革していくということが,やはり大事かと思います。  今,図書館のあり方というのが問われておりますけれども,市民ニーズに応える形で図書館を運営していく。また,さっき移動図書館の話もありましたけれども,来館者を待つのではなくて,こちらから地域に入っていって,開かれた図書館づくりをするということも言われております。  そうした意味でも,本市としましても,図書館に対する満足度調査とか市民のニーズ調査というものも実施しながら,図書館についてやはり毎年検討していくということが必要だと思いますけれども,そうした満足度調査とかニーズ調査という取り組みについては,今,されているのか,またどのように考えているのか,お伺いしたいと思います。 ◎教育部長(森川亮一君) 市民全体の満足度調査というのは実施してございませんが,図書館の利用者アンケートの調査の中では,90%の方が満足されているということです。開館時間等につきましても,桜木図書館については90%ぐらいは満足しておられるということが今回の検討チームの中で報告されております。 ◆16番(下畑健二君) 年間70万人の人が利用するということで,市の施設の中で一番利用が多いのが図書館ですので,これからますます発展することを期待しております。よろしくお願いします。  そして,障害者のことでございますけれども,まず,雇用につきまして質問したいと思うんですが,障害者雇用は,福井県は全国平均から比べましても非常に進んでいると思います。その障害者雇用の中で,一つ課題と言われているのが,精神障害者の方の就労だと思います。今,障害者雇用を見ましても,精神障害者の雇用というのは,全体の5%か6%しかないわけなんです。障害者手帳をお持ちの方が,なかなか就労できないという現状が言われておりまして,今,障害者の雇用の促進等に関する法律の改正によりまして,平成30年からは精神障害者の方の雇用が義務づけられるということになりました。まず,本市が率先して障害者雇用を進めていただきたいと思うわけでございますけれども,本市の障害者雇用の取り組みについてお伺いします。 ◎総務部長(吉村匡弘君) 障害者の雇用につきましては,雇用率でいいますと,現在2.58%で,法定雇用率は達成しているところでございます。  今,御質問にありました法改正によりまして精神障害者の方も法定雇用率の中に組み込まれてくるということになるわけでございます。  現在,福井市の職員の採用試験におきましては,身体障害者の方の枠を設けて採用試験を行っておりますけれども,精神障害者の方は,現在は一般の試験でお受けいただくというような形になっております。身体障害者の方と同じような取り扱いをする場合には,勤務場所ですとか,あるいは従事する仕事の内容,そうしたこともまた課題になってまいりますので,県や他市町村の状況などもまた調べまして,そういったことへの対応に備えてまいりたいと思います。 ◆16番(下畑健二君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。この精神障害者の方の雇用につきましては,確かに今おっしゃいましたように,雇用主の理解や職場環境の整備を進めるということが,やはり必要になってくると思います。このことは,素案にも明記されているわけなんですけれども,他市,他県を見ますと,既にそうした環境整備のセミナーを始めているところもあります。厚生労働省が発表した本年6月1日現在の障害者雇用状況を見ましても,精神障害者の雇用が24.7%ふえてきているということで,それは平成30年の義務化を待たずに,先取りして雇用する企業がふえてきたということが,今,厚生労働省の発表でわかったわけなんです。本市としても企業に,こういった法が変わりました,そうした整備をしてくださいという周知や取り組みを始めないといけないと思うんですが,本市のそうした取り組みについてお伺いしたいと思います。 ◎商工労働部長(浅野信也君) 障害者の雇用の促進等に関する法律の改正が昨年あったわけですが,平成30年4月から精神障害者の方も法定雇用率の算定の基礎に加わるという改正があったようでございます。一方,企業の方が実際に障害者の方を雇用している実雇用率というのを算定しているわけなんですけれども,実際には平成18年からその算定対象に精神障害者を既にカウントできるということになっておりまして,各企業では,精神障害者の雇用が徐々にふえてきているという状況ではございます。年々増加しているとお聞きしてございます。  そんな中で,精神障害者の雇用の拡大とか定着に向けまして,今,県,国,市,それから関係機関で主催しております,企業向けのふくい障害者雇用推進セミナーというものがございます。そのような中で本市もかかわりながら実施しているわけでございます。  それから,本市には中小企業労働相談員が各企業を訪問してございますが,そんな中で,現在も障害者の雇用についてのパンフレットを配りながらお話をしてございますけれども,今後はそういう精神障害者の算定の変更のことも含めて周知を徹底していきたいと思ってございます。 ◆16番(下畑健二君) 障害者に関しまして,今,福祉タクシーの助成事業につきましては,助成金額についても,助成枚数についても拡大していくということで検討に入ったということでございますので,ぜひ来年度の予算に反映しますように,財政部にはよろしくお願いします。  そして,もう一つ,バリアフリー化の件です。今,私が取り上げました別館と本館の2階と4階の連絡通路の段差解消につきましては,福祉保健部長の答弁を聞きますと,大規模改修時にその段差解消ができると,目指すというように私は今,お聞きしたわけですけれども,そう捉えてよろしいのでしょうか,お尋ねします。 ◎財政部長(高山浩充君) 今回の別館の耐震改修と大規模改修の中では,渡り廊下の部分も,耐震化とあわせてバリアフリー化も考えてございます。 ◆16番(下畑健二君) その辺に非常に期待しておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。  また,防災士養成講座も前向きに検討ということでございますので,ぜひ本市での開催を期待しまして,私の質問を終わります。大変ありがとうございました。 ○議長(今村辰和君) 次に,21番 青木幹雄君。  (21番 青木幹雄君 登壇) ◆21番(青木幹雄君) 志政会の青木であります。通告に従いまして質問いたします。明快な答弁を求めるものであります。  毎回申し上げておりますが,ことしは本市が掲げる第六次福井市総合計画の2012年から2016年の中間年に当たっております。市長が掲げる「自然・活気・誇りにみちた 人が輝く かえりたくなるまち ふくい」を目指して取り組みが進められているわけであります。  政策の一番最初に述べられております,県都としての魅力を高め,交流しやすいまちをつくる,の視点に立って,このほど取りまとめられました福井市庁舎別館耐震改修基本計画についてお伺いいたします。  先月,公共交通・まちづくり対策特別委員会におきまして,姫路市に行ってまいりました。JR姫路駅周辺整備のありようを視察させていただいたわけでありますが,何より真っ白なお城,姫路城が駅から一直線上の真正面に見えるその姿に感動いたしました。これまで姫路市がさまざまな課題,あるいはさまざまな取り組みの中で今日を迎えているという思いがいたしましたし,市民の誇りとして結実しようとしていると感じました。まちづくりのシンボルとしての城の役割,その大きさを実感したわけであります。  本市においても,昨年3月に取りまとめられました県都デザイン戦略は,その長期目標として福井城址を福井を象徴する最も重要な歴史資源として生かし,県都の新たなシンボルとするため,県庁舎,市庁舎を移転,再配置するとしております。県民,市民の意見も,城址公園としての整備について,これまで異なる意見は聞いてはおりません。おおむね2050年までには,県庁,市役所は現在の場所からなくして,福井城址公園としようとしている計画であります。  市役所本館は,建てて39年,別館は52年,県庁舎は33年となっております。今回の計画は,別館を耐震化して,あと30年程度持たせようというものであります。費用は約19億円となっております。  そこでお尋ねいたしますが,この計画は,県とどの程度打ち合わせをしているのか,お教えいただきたいと思います。
     また,なぜ30年間の期間としているのか,お教えください。すぐその先に来る本館について,どう計画されているのかも,あわせてお伺いいたします。  市長は,平成23年10月に行われました県都デザインフォーラムの中で,耐震改修が困難な福井市民福祉会館は解体して,福井市文化会館の耐震補強と機能強化をすると言われております。能楽堂を多目的なものとして活用し,フェニックス・プラザの観光物産等の機能とあわせて,西口再開発ビルに再配置を行い,市民福祉会館の残った機能をフェニックス・プラザへ移転するとされております。  そこで提案ですが,市庁舎別館の機能をフェニックス・プラザに配置してはどうでしょうか。地域鉄道の整備としての考え方で,えちぜん鉄道と福井鉄道の相互乗り入れ事業により,フェニックス・プラザ周辺は本市の拠点としての位置づけが高まる場所であり,市民としても違和感はないと思われるわけでありますが,このような検討はされたのかも含めまして,お教えいただきたいと思います。  次に,本12月定例会に上程されております債務負担行為と指定管理施設の管理運営についてお伺いいたします。  指定管理者による各施設の運営及び維持管理に要する費用として,1つ,地域交流プラザ管理運営事業,5年間,1億2,300万円,2つ,西口中央地区市街地再開発ビル観光物産館管理運営事業,3年間,9,962万7,000円,3つ,越前水仙の里温泉波の華管理運営事業,5年間,1億3,100万円,4つ,一乗谷あさくら水の駅管理運営事業,5年間,3,930万5,000円,5つ,体育施設管理運営事業として3施設いずれも5年間,合計2億3,240万6,000円が設定されております。  また,福井市にぎわい交流施設及び福井市自然史博物館分館について,指定管理者の募集が開始されたようであります。今から11年前の地方自治法の改正で,公共施設の運営が民間企業に委ねられるようになったこの指定管理者制度は,全国的な広がりを見せているようでありますが,その実態についてどう把握されているのか,お伺いいたします。  本来,指定管理者制度は,自治体の業務を民間に開放して,より質の高いサービス提供と,より効率的な運営を目指すものであるが,財政難に悩む自治体が人件費を中心とする経費削減を狙って導入されている例も多いと言われているわけであります。  また反面,効率化の追求が強過ぎると,公の施設としての役割が果たせないこともあるようであります。博物館や美術館は,指定管理者制度がそぐわないとのことから,全国的に自治体直営とする例がふえているとも聞いているわけでありますが,本市の自然史博物館分館に関してはどう考えられているのか,お聞きいたします。  また,予算だけつけて民間に丸投げの状態であり,行政の責任はどこにあるのかとの批判の声もあるようであります。また,指定管理者の選定における不透明さも指摘されております。本市における選定の取り組みをお聞かせいただきたいと思います。  また,体育館や公園等,経営理念や企画,運営能力,そして見識などをより必要とするものは,施設によってはその施設を利用する方々の知恵で,より地域的な利用者中心のボランティアによる運営も十分可能と考えられるのではないかと思うわけでありますが,御所見をお伺いいたします。  次に,(仮称)福井市農業活性化プラン(素案)についてお伺いいたします。  本市では,平成22年度から平成26年度まで取り組んできました福井市近郊農業振興プランが終了することや,新たな国の農業施策などの対応を図りながら,本市農業の活性化を推進するため,次世代に向けた経営基盤の強化をテーマとして,新たに(仮称)福井市農業活性化プラン(素案)が取りまとめられました。  基本的な方針として,農業所得の向上に向け,稲作と園芸を組み合わせた複合経営への転換が掲げられているようであります。計画の期間は,平成27年度から平成31年度の5年間となっております。  そこでお伺いいたします。  これまで取り組んでこられた福井市近郊農業振興プランの中でも,園芸を中心とした人材の確保や生産拡大が目標であったわけでありますが,成果と反省についてお教えいただきたいと思います。  あわせて,国もこのほど10年間で農業所得を倍増するなどと,農林水産業・地域の活力創造プランにうたわれているようでありますが,このような動きにあわせて,本市が平成27年度から進めようとする福井市農業活性化プランにおいて,どう農業所得を向上させようとするのか,具体的にお教えいただきたいと思います。  また,本市でも,集落営農組織を初め,認定農業者などの担い手農家への農地集積は6割以上進んでいると聞くわけでありますが,残りは小規模農家により維持されているのが現状であります。  このような小規模農家は,とりわけ中山間地に多く,農地集積が進まない現状であると考えられます。耕作面積が狭く,あぜや土手の管理も含め,省力化も困難と言えるわけであります。  従事者の高齢化や後継者不足,有害鳥獣の被害もあって将来展望が開けていない現状であると言えると思います。  農業振興というより,自然環境保全の実践とも言えると考えますが,本農業活性化プランの中ではどう位置づけられているのか,まさに国土の保全はいかにあるべきかの視点に立って,考え方をお教えいただきたいと思います。  また,有害鳥獣対策もうたわれているわけでありますが,とりわけふえ続けるイノシシ対策は急務と考えます。現在,毎年3月16日から10月末までが有害鳥獣駆除期間であります。また,11月1日から3月15日までは狩猟期間となっております。捕獲した時期によって補助,助成があったり,なかったりとなっていますが,昨今の現状は,狩猟期間の冬季も雪は少なく,イノシシの繁殖にも不都合はないようであります。狩猟期間も含め,年間を通した駆除に対する補助,助成が必要と考えられるわけでありますが,その対応についてお伺いいたします。  あわせて,捕獲した鳥獣の活用について,既に多くの自治体で取り組まれておりますが,この農業活性化プランの中ではどのように進めようとされているのか,お教えいただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。  (副市長 清水正明君 登壇) ◎副市長(清水正明君) 私からは,福井市庁舎別館耐震改修基本計画についてお答えいたします。  県都デザイン戦略は,平成23年度,平成24年度の2年間をかけて県と市が協議を重ねて作成したものでございまして,県都の目指す姿の実現に向けて将来像を共有し,具体化を目指すものでございます。  現在,県民会館跡地を含む中央公園北側におきましては,中央公園周辺再整備基本計画に基づき,先行整備に着手しておりまして,長期的には2050年を目標に県庁舎,市庁舎を移転し,城址公園として再編することとしております。  また一方で,本市では厳しい財政状況の中,市有施設につきましては,安全性を確保した上で,長期に有効活用していくべきと考えております。  平成25年2月に策定いたしました施設マネジメント基本方針におきましては,施設を長寿命化することにより,その建てかえ周期を70年程度に延ばすこととしております。国におきましても,公共施設の財政負担を軽減及び平準化する必要性から,既存ストックを長寿命化し有効活用を図る考え方が示されておりまして,本館,別館ともに長寿命化していくというのが基本的な考え方でございます。  そこで,別館につきましては,築52年でありますけれども,コンクリート中性化試験の結果,今後30年程度の長寿命化は可能でありますことから,耐震改修を行うことといたしました。  また,本館は築39年で,建物は十分使用が可能な状態であり,老朽化した設備等の改修を適宜行うことで,同様に30年程度の長寿命化をする方針でおります。  その後に,本館と別館を一体的に移転することで,県都デザイン戦略に示す時期との整合性が図れるものと思っております。  一方,県におきましても,庁舎の移転は,建物更新にあわせて検討することとしておりまして,県都デザイン戦略を進める上で,県と同一歩調がとれるものと考えております。  (財政部長 高山浩充君 登壇) ◎財政部長(高山浩充君) 私からは,フェニックス・プラザに別館機能を移転してはどうかとの御提案についてお答えいたします。  フェニックス・プラザは,これまで入居していた福井坂井地区広域市町村圏事務組合が平成24年に転出したため,そのスペースの有効活用につきましてさまざまな検討をしてまいりました。  別館をこの場所に移転してはどうかとの御提案ですが,別館の執務室に必要な面積を確保するには狭隘である上に,本庁舎から約1キロメートル離れており,来庁者の利便性にも課題があるのではないかと考えられます。  今後,福井市民福祉会館の取り壊しに伴い,機能の移転先が必要となりますが,交通結節点に立地し,さまざまな団体が利用する上で最適な条件を備え,執務に必要な面積や福祉関係団体が利用する会議室等も確保できるフェニックス・プラザが最適であると考えてございます。  (総務部長 吉村匡弘君 登壇) ◎総務部長(吉村匡弘君) 指定管理施設の管理運営についての御質問にお答えします。  まず,指定管理者制度の実態の把握についてですが,総務省が平成24年度に実施した公の施設の指定管理者制度の導入状況等に関する調査によると,全国で約7万3,000施設に導入されており,平成18年度の6万1,000施設と比較し,1万2,000施設ふえております。  一方,平成21年度から平成23年度までの3年間において,指定管理者制度による管理を取りやめた施設は約1,500施設あります。その主な理由は,施設の廃止や民間移譲など,施設の管理運営の見直しによるものが約1,000施設,費用対効果,サービス水準の検証の結果など,運用上の理由が約400施設となっております。  次に,選定の取り組みについてお答えします。  指定管理者候補の選定については,専門的な知識や経験を有する外部の委員,7人以上による指定管理者選定委員会を設置し,公正かつ適正に審査しております。選定委員会は,施設の現地視察のほか,募集要項案や採点基準表など,募集の際に配布する資料等を審査し,その後,申請者からの申請書類と面接等により総合評価を行い,指定管理者候補を選定します。  選定に際しては,公平性を確保するため,会議は非公開としておりますが,指定管理者候補1者を市が確定した時点で,結果をホームページ上で公表しております。  また,選定の経過についても,福井市情報公開条例などに基づく透明性の確保に努めています。  次に,地域や利用者中心のボランティアによる管理運営についてお答えします。  市の施設には,少年自然の家など市が直接,管理運営しているもの,公民館など地域の方々を非常勤職員に委嘱して管理運営しているもの,下水道施設など包括的に民間に委託しているものなどがあります。  また,指定管理施設においては,さきの総務省の調査結果では,自治会や町内会などの地縁による団体が指定管理者となっているものは約1万6,000施設,全体の22%となっています。本市でも,きららパークや伊自良館,一乗谷朝倉氏遺跡復原町並など,地域とのつながりを重視し,地元団体等が指定管理者となっている施設があります。  今後も市有施設の管理運営主体を決定する場合には,施設の特性や地域における位置づけなど多様な観点から総合的に判断してまいりたいと考えております。  (教育部長 森川亮一君 登壇) ◎教育部長(森川亮一君) 債務負担行為と指定管理施設の管理運営についての御質問のうち,自然史博物館分館の管理運営についてお答えします。  博物館の運営には,長い経験や知識に基づくノウハウが必要で,こうした能力を持つ指定管理者の候補者は限られるのが現実でございます。  しかしながら,指定管理とすることで施設のサービスが向上する,あるいは経費の縮減が図れるなどの理由から,今後とも増加していく傾向があり,博物館を含めた公立文化施設への指定管理者制度の導入率は,一般財団法人地域創造による平成19年度の調査によりますと,33%を超えております。  平成15年度の地方自治法の改正により,指定管理者制度が始まって10年がたちますが,博物館の指定管理におきましては,長期計画に基づいた事業計画が必要であることや,職員のモチベーションを維持できるように指定管理期間を長期に設定できるようにすることが課題となっております。  例えば,東京都では,江戸東京博物館などの文化施設について平成21年度から指定管理期間を8年としているところでございます。  そこで,今回,自然史博物館分館の運営を指定管理とした理由でございます。館の目標であります自然科学教育の推進,県都の玄関口のミュージアムということが明確であり,直営の本館と共同して取り組みができること,また,にぎわいづくりやタイムリーな企画の実施などに民間の持つノウハウを用いることが有効であると判断したからでございます。  (農林水産部長 梅田精一君 登壇) ◎農林水産部長(梅田精一君) (仮称)福井市農業活性化プラン(素案)についての御質問にお答えします。  まず,福井市近郊農業振興プランの成果と反省についてでございますが,園芸に取り組む新規就農者の育成や経営基盤強化のため雇用を導入した経営体数につきましては,目標を達成することができましたが,園芸出荷額や園芸ハウス等の施設面積につきましては,まだ達成していない状況にございます。  その要因といたしましては,新規就農者はふえていますが,一方で,園芸農家の高齢化によるリタイアがふえていることが要因の一つであると考えております。  こうした実情を踏まえるとともに,国,県の新たな農業政策への対応を図るため,福井市農業活性化プランの策定に取り組んでいるところでございます。  次に,どのように農業所得を向上させるのかについてでございますが,現在,市内全域で進めております人・農地プランの作成を通じまして,中心となる担い手への農地の集積,集約化による生産性の向上を図りますとともに,付加価値の高い園芸の推進や6次産業化を推進することによりまして,農業の所得の向上を図ることとしております。  次に,中山間地の対策をどう位置づけているのかについてお答えします。  多面的機能を有する中山間地における農地の維持は,災害の防止や水源涵養など,国土保全の観点からも欠かせないものであります。  このため,福井市農業活性化プランにおきましても,人・農地プランで中心となる担い手の確保が困難な中山間地においては,一つの集落の枠を超えた広域的な取り組みを進めるとともに,農業基盤の維持活動に地域ぐるみで取り組んでいただけるように,中山間地域等直接支払制度や多面的機能直接支払制度を活用した支援を行っていくこととしております。  次に,狩猟期間も含めた年間を通した有害鳥獣の駆除に対する補助についてお答えします。  鹿の処理につきましては,有害鳥獣対策として年間を通じ,1頭当たり1万7,000円を補助しておりますが,冬季のイノシシにつきましては食用としての需要があり,基本的に狩猟期間における有害捕獲は現在行っておりません。  しかしながら,近年,イノシシの生息数の急激な増加により,冬季においても被害が発生しておりますことから,狩猟期間におけるイノシシの有害捕獲に対する支援について,県と協議しながら検討してまいります。  次に,捕獲した鳥獣の活用についてお答えします。  本市においては,捕獲した鳥獣肉の有効活用を図るため,昨年度よりイベント開催時におけるジビエ試食会など,市民を対象とした普及啓発を行っております。ジビエの普及を図るためには,消費需要の拡大が重要であると考えておりまして,県やJA,猟友会と連携しながらジビエPR活動を継続的に取り組んでまいります。 ◆21番(青木幹雄君) 市庁舎別館のことでお尋ねいたしますが,先ほど申し上げましたように,別館は築52年,本館は築39年,県庁舎は築33年ということであります。30年という期間を別館の長寿命化期間としているというのは,2050年を目指してということでございました。私は建築構造の専門家ではございませんが,例えば本館自体は今築39年ですから,あと13年すれば今の別館と同じ築52年になるわけであります。今,耐震診断で何かC判定とかD判定とかということも聞いておりますが,13年後に改修という話にはならないのか。あるいは,県庁舎は頑強であって,あと30年はそのままもつのか。そういった話し合いといいますか,調査といいますか,打ち合わせというのは行っているのか。結局,建てた時期によってずっと改修しているということになるのではないかとも懸念するし,また一方で,この県庁舎も市庁舎も城址公園周辺としての整備をしようという地域にあるわけでありますから,もうその建物の寿命が来る,2050年にはすっかり変わっているという絵を出すというのが,この計画の本来の姿ではないかなと私は思うわけでありますが,その辺を含めまして,まずお聞きしたいと思います。 ◎財政部長(高山浩充君) まず,市庁舎別館についてでございますが,築52年でございます。あと30年ももつのかということがまず第一にあるわけでございますけれども,昨年でございますが,コンクリートの中性化調査を行いました。その結果,躯体自体は30年以上何ともないという結果が出ていることから,長寿命化は可能であるという判断をしたわけでございます。  それから,本館についてでございます。本館は,昭和50年に建設ということで,現在築39年ということでございます。39年たっておりますので,設備等については,空調とか電気設備等の入れかえ等はやはり適宜必要になってくるかと思っております。  また,耐震性の問題については,通常,学校等の建設,耐震化は,Is値で申し上げますと0.72を目標にやっているんですが,本館は現在0.78ということで,通常の耐震性については確保されている状況でございます。  また,県庁舎については,先ほど話がございましたが,築33年でございます。それから,隣の県警本部でございますが,これが築26年ということでございます。これらをあわせますと,やはりそれ相当の長期的な視点での考え方で進めるべきではないかと思っております。県でも,議会の中で更新時を見ながら考えていくということを言っておりますので,私は,やはりこういった形での,長寿命化の方向で進めさせていただきたいと思っています。 ◆21番(青木幹雄君) 市民からのさまざまな意見も聞かれるようであります。この19億円という金額も,本当にかかるのでしょう。しかし,今の企業局庁舎の補強の際は1億数千万円ということを聞きますと,市庁舎別館の耐震改修は,何ともそれほどお金をかけなければ進まないのかなという気がいたしております。ぜひまたさまざまなお声をいただいて,検討していただければと思います。  農業問題のことでありますが,イノシシの件で,駆除期間,そして有害鳥獣捕獲期間ということについて,農林水産部長から県と相談するというお話がございました。最近,太陽光発電のケーブルが盗まれるという話もあります。稲刈りを終えた,ちょうど今ごろに電気柵の線やバッテリーを片づける作業を農家の方はされるわけでありますが,それまでにバッテリーが盗まれたり,線自体も盗まれたりということもあるようであります。これはこれとして,その線がなくなり,バッテリーがなくなるということは,イノシシはふえ放題であります。  また,農林水産部長も把握されていると思いますが,猟友会の方がイノシシを撃つといいますか,とろうにも,数が多過ぎるということも含めて,その需要がほとんど確立していないというのが現状です。ということは,雪が少ししか降らない福井の嶺北地方の中にあっては,イノシシはどんどんふえ続けるということであります。線をとられるような,またバッテリーをとられるような地域にあっては,もう既に来年,どこにバッテリーを置いて,どこにくいを打とうかということにも悩むような始末のお話を聞くわけであります。  ですから,これは年間を通した体制というものを確立しないと,中山間地だけではなくて,一般質問初日に藤田議員も言われましたけれども,イノシシの被害というのは本当に広がっていくということが予測されます。県とも詰めていただいて,ぜひとも早急な対応をお願い申し上げたいということを思います。 ○議長(今村辰和君) 次に,28番 宮崎弥麿君。  (28番 宮崎弥麿君 登壇) ◆28番(宮崎弥麿君) 私の質問は午前中かな,午後かなと思って座っていましたけれども,そんな心配をしていると疲れるものですね。志政会の宮崎でございます。悪声でございますが,質問をさせていただきます。  いつもは教育問題が最後になるので,きょうは先に質問させていただきたいと思います。  福井の教育は,全国的にもその実力を非常に評価されているわけです。先般も福井教育フォーラムという勉強会がございました。主催者は,県の教育委員会,日本教育新聞社というところが後援ということだったかな。文部科学省や,そういういろんな関係機関が一緒になってやられたものです。その福井教育フォーラム,大変な副題がついておりまして,「福井から変える日本の教育」ということなんですよ。福井の教育がそれほど評価されている。子供たちの親としては大変うれしいことかなと思っております。  私も申し込みをいたしまして話を聞いたり,実際の授業の現場を見させていただいたりしました。主催者の話では,せいぜい200人,300人来てくれたらいいな,だから300人を定員にしようということだったらしいんですけれども,沖縄県から北海道まで全国の先生方が福井の教育をどうしても勉強したいということで,来られたのが600人以上,倍以上ですね。ですから,それほど関心があるんです。  私も来られた先生と少し話をさせていただきましたけれども,福井は立派ですね,先生方が立派なのか,子供たちが立派なのか,行政である県や市が立派なのか,それを見させてもらいますという話でした。ですから,私も一緒になって,いろんな先生方の話や主催者の話,あるいは討論の内容を聞かせていただきました。それからまた,ことしの春には秋田の教育について視察してきた中で,福井の先生は一生懸命やってくれているなという評価はさせていただきましたし,いろんな工夫もしていただいている。そんな思いの中で,全国学力テストの結果や,先日は全国体力テストの結果も出ました。福井は上位ですね,体力については全国1位ということです。8種目のうち半分は1位ということですから,全体的に1位であるということでございました。  ですから,そういう面,体力,学力については大変うれしい結果であると思うんですけれども,もう一つ,私は学校教育で力を入れてほしいと思うのは,人間形成です。心の問題です。これについて,これからは,学力,体力と同時に,人間として,人として立派な,福井の人間は大したもんだな,日本一立派な心を持った,あるいは素質を持った,素養を持った人ばかりであるということになったら,こんないいことはないと思っております。  したがって,この心の教育というか,そういったことについて,教育長の思いがございましたら聞かせていただきたい。また,市長も人材育成という面から,思いがあったら,これについて市長のお考えも聞かせていただきたいと思います。  それから,学校教育についてもう一点,教育現場がどんな状況かということです。教育の内容については非常に立派であるということなんですけれども,やはり教育環境が公平でなくてはいけない。おととい,加藤議員が学校の施設について質問しておりましたが,市長の答弁では,何か言いわけのような,順番はまだ来ないぞという感じの答弁でありました。私は,教育環境は全部の生徒が公平でなければならない。公平な場で同じ教育を受ける権利があると思います。しかし,行政としては金の問題などいろんな問題があって,そう簡単に一遍にやるわけにはいかないから順番がつく。それも仕方ないでしょう。しかし,非常に立派な学校が最近建っているという反面,社南小学校はここ十数年,私が議員になってからずっとプレハブ教室をふやしているだけで,全然前へ進まないんです。敷地がなかなか見つからないとかという話もございました。至民中学校については,ようやく中藤小学校の敷地を買うときに,酒井元市長に,至民中学校ができるようなことを言いながら延び延びになってる。建設計画期間が過ぎても,まだ建てられないのか,こう言ったら,慌てたようにして至民中学校を建ててしまいましたね。ですから,公平な環境でちゃんとした教室の場所で教育を受ける権利は,これはもう児童・生徒全員が持っていると私は思っているんです。したがって,これはまた予算特別委員会で言わせてもらいますけれども,大きな金をかけてくだらない施設をつくるよりも,学校の施設をなるべく早く整備して,いい環境で,子供たちが伸び伸びと勉強できるような,そういうことを考えていただけたらありがたいなと思っております。  もう一つ,学校教育の環境面では,子供たちが安全でなければならないということで,朝家を出てからうちへ帰るまでの通学上の安全面,学校で勉強している間の安全面,いろんなことで,余り詳しいことを言っている時間がありませんのでこれで置きますけれども,とにかく安全で,平等で,いい環境で勉強ができる,そういうことをお願いしたいと思います。それについて教育長の考え方を,どういう設備とか,いろんな面でお願いしたいと思っております。  次に移ります。  次は,少子・高齢社会,超がつくような少子・高齢社会になって,人口も減っているという現実の問題に対して,福井市はどうするのか。地方の創生ということで,内閣では,地方を元気よくするために地方のまちづくりについては力を入れるということでございますから,具体的にどういうことかなと思ったら,地方それぞれで知恵を出して,特色あるものをつくりなさいと,そして,こういうことをやりたいということが出てきたら,それに対しては応援しましょうということなんです。  一般質問の初日だったかな,きのうかおとといの田中議員の質問の答弁で,国が具体的なことをまだ決めていないので,それが出てから考えましょうという答えだった。そんな生ぬるいものではない。都市間競争ですよ。先に知恵を出して,福井市はこんなことを考えたんだということを出して,これについて全面的に応援してくださいと言えば,国も応援しますよ。これを選挙の前に言ったらなおよかったんだけれども,選挙の最中になってしまった。だから,これについても,もっともっと一生懸命に真剣になって,福井市のまちづくり,福井市の特徴あるまちづくりを考えていただきたい。そんなことを思っております。  少子・高齢社会,人口減少の担当の部長だけでなく,全部長が入った検討委員会もできているようですけれども,会議をしたのかしていないのか,どういうことをやっているのかわかりませんが,市長,とにかく前向きにやっていただきたい。乗りおくれないように,ほかの都市に負けないように頑張っていただきたいと思っております。  次に,福井市の危機管理対策。  最近,自然災害がふえております。いろんなところで山が噴火する,広島市では地すべりや土砂崩れがあった。予想もしないいろんな災害ですね。これに対して,危機管理の面からいくと,先日あった長野県の地震のときは非常にすばらしい危機管理対策ができているなと思いました。死者が出なかったんです。震度7かそこらの大変な地震だったと思います。そして,2日間ほどで災害対策本部が解散したんです。死者が出なかった。けが人が出ただけで,全部助けている。その対応の上手さ。日ごろから対応の訓練,準備,いろんなことをされていたんでしょう。まさに危機管理対策ですよ。福井市はどうなっているのかな,そんな思いがしております。こういう突然の大きな災害に対して,福井市はどうなのかという実情を聞かせていただきたいと思います。  それから,女性が輝く社会づくり。これは,私は,もう何年も前から,女性の管理職登用を言っておりますけれども,なかなか進まない。最近,市長に聞いたら,ちょうど採用の時期が悪かったので,今,管理職にする者がいないんですということでした。そんなことではおかしいので,できる者はすぐに部長にしていただいて,市長は笑っておられるけれども,この話は私,聞いております。市長が言われたんです。勤務年数ぐらいはどうでもいい。若手を抜てきするぐらいの気持ちで,女性に活を入れてください。そして,すばらしい市の職員だらけにしてください。ここに座っている中には,何だと思われる部長がいないこともない気がする。だから,そこら辺も含めて,とにかくいい職員を育ててくださって,福井市がいい町になるように,ひとつよろしくお願いしたいと思います。  次は,各種団体の組織の現状と支援策。  各種団体というのは,青年団,婦人会,壮年会,それから老人会,これらの団体のことなんですが,質問事項が少し長くなるので削れということでしたので各種団体にいたしましたけれども,この4つの団体は,昔から,私が若いときからある団体なんです。ところが,最近,会員が減ってきて,どうにも運営ができない。老人会も高齢者はふえているのに,老人会の運営ができない,会員がいないんだと,こういうことなんです。よく聞いてみると,つまらないからやめた。市も何も応援してくれないからと,いろんなことを言う。金がないんだから何もできない,こういうことを言われる方など,いろいろおられる。青年団も,昔は大変活発な全国組織もあって,今もあるのかもしれませんけれども,余り活動例も聞かないようになってしまっている。したがって,その4つの団体の現状と福井市がどういう支援をしているのかということを,支援の状況については,支援しているならそれでいいし,支援していないなら支援していないというので結構ですけれども,お尋ねしたいと思っております。
     あと6分ということで,少し慌て過ぎたかなと思いますが,皆さんも昼飯を待っているだろうからこれで置きますけれども,ひとつ,再質問しなくてもいいようないい答えを期待して質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。  (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) まず,学校を平等にするための環境をしっかりと整備しなさいというお話でございます。これは,きょう御質問いただいたこと全般にかかわってくることかもしれませんけれども,課題に対してどう対処するかということが必要なわけであります。学校の問題については,昔,私が福井市へ寄せていただいてすぐですか,校区変更の議論があったかと思います。しかしながら,その議論は,一つの学校は非常に児童・生徒の人数がふえて,大きくなっていく。片一方の学校は,そう大きくはなっていかない。しかし,敷地面積の余裕は,この大きくならない学校のほうがあるわけです。そういう状況の中で,議会でもいろいろな議論をしていただきました。しかしながら,そのときの選択としては,校区変更はだめだという結論になったわけであります。  このように,平等に物を考えていくためには,どうしたらいいかという方向性の議論もあろうかと思いますけれども,そのときに選択が違う格好でまとまると,なかなかその上での平等を図っていくには時間がかかることになってしまう,こういうことではないかと思っています。  それから,人材育成でありますけれども,当然,今,福井の子供たちに対する学力,体力の評価は高いものがあります。これは,小学校あるいは中学校が高い評価を受けているわけでありますけれども,小学校,中学校で高い評価を受けるということは,それ以前の就学前の子供に対する,いわゆる地域,親,そして幼稚園や保育園での育成のあり方が功を奏しているということでありますので,今後ともそういう小さな子供のころからの教育というものをしっかりとしていかなければならないと考えているところです。  それから,少子・高齢化に向けての福井市づくり,これは,当然,国との連携を図っていかないといけないわけでありますけれども,それでは遅い,手ぬるいという御指摘でございます。当然,これに対する問題点,あるいは考えなければならない課題,これは非常に多岐にわたっています。少子・高齢化の問題は,子供たちが少ないことで,その原因は,よく言われるのは,子供を産んでもらえる年齢層の女性がこの福井の地からだんだん減っていっているではないかという点。あるいは,東京一極集中がこのまま進んでいく中で,地方は人数がだんだん減っていくということが,大きく捉えられている問題点の一つであります。しかしながら,この子供たちを大きく育てていくためには,将来に対する夢,希望というものがないと,今,子供を育てている親御さんのところが十分に機能していかないことになります。そして,この将来に対する夢,希望というものを持たすということになりますと,今の超高齢社会における高齢者への取り組みをどうするかということをしっかりとやらないと,進んでいきません。俗に言う,少子化に対する問題点と高齢化に対する問題点が両方とも動き出してこそ,初めてこの人口減少問題に対するエンジンが動き出すということになろうかと思います。そういう意味では,今,非常にたくさんの課題があり,また多額の経費がかかるだろうということが見込まれるわけです。それに対して,どういう順番をもってやっていくかということを考えずして,むやみに全てをやるんだとは言えないというのが状況かと思っています。  それから,女性に対する管理職登用の問題であります。  当然,若い人を登用するということは大切なことだと思いますが,今,採用された職員をすぐに部長職につけるなんていうことは誰も考えられないと思います。やはり,これまでの職場の中での知識,経験,そういうものを踏まえて,それぞれの職責を果たしてもらう,こう考えなければならないわけでありますけれども,やはりそこにはおのずと年齢的なものも加味する必要がある。それは経験をどれだけ積まれてきたであろうかということを考える上でも,年齢的なものも大切な要素になってくるということになります。  したがって,その時期に採用されている職員が少ないということは,それだけそういう職責につける対象者が少ないということに,一面としてなってしまうのであります。  先ほども学校の現場を平等に,教育現場を平等にということでありましたが,こういうところも,そのときの採用のあり方が今日のこの問題につながると誰が思ったでありましょうか。だから,そういう将来の展望に対する問題点をしっかりと見きわめないと,先ほど申し上げたように,平等の観点を将来の場面においていかに考えようとしても,そのときには考えられなかった課題を抱えてしまっているということにつながると思っています。  (総務部長 吉村匡弘君 登壇) ◎総務部長(吉村匡弘君) 福井市の危機管理対策についてお答えします。  近年,日本各地で災害が多発し,本市においても,いつ,どこで災害が発生してもおかしくない状況にあります。災害から市民の生命,身体,財産を守るためには,市域の実情を把握し,災害予防,災害応急対策などの体制を構築するとともに,最悪の事態を想定しながら準備を心がける必要があります。  本市の災害対策について,区分ごとに若干申し上げますと,地震災害については公共施設等の耐震化に力を注ぐとともに,指定避難所の位置図が記載された町名表示板や住居表示板等を市内全域に設置することで,どこで被災しても迅速な避難活動がとれるように,今現在,準備を進めております。  また,指定避難所となる各小学校には,非常食や防災資機材等を備蓄した防災倉庫,飲料水を確保するための非常用貯水装置,マンホールトイレなどを整備しております。  また,本年度は避難所運営マニュアルの作成を全地区で進めているところでございます。  また,津波につきましては,津波ハザードマップの配付を行うとともに,津波避難標識の設置や津波避難路の整備に取り組んでおります。  それから,土砂災害警戒区域では,土砂災害に備えて,自治会長宅,市有施設,福祉施設等に戸別受信機を設置するとともに,携帯電話の不感地域の自治会長宅には衛星携帯電話を設置するなど,速やかな情報伝達手段の確保に努めております。  また,県の土砂災害特別警戒区域での住民説明会に同行して,防災情報メールの登録など,危険に対する備えについての啓発を行っております。  それから,水害対策については,国の事業である日野川五大引堤の完成ですとか,足羽川ダムの建設促進など,大きな課題への対応が着々と進んでおりますけれども,本市におきましても,雨水貯留管の整備を初め,河川改修などに取り組んでおります。  市民の方々には,自分の住んでるところのリスクを知って,いざというときに自分の身は自分で守る自助,それから地域で助け合う共助の意識を高める施策を進めるとともに,国や県,防災関係機関と連携して災害に備える各種防災対策に取り組んでおります。  長野県白馬村の地震のことも御質問の中に出ましたけれども,死者が一人も出なかったことにつきましては,時間帯が火の気の少ない夜遅い時間帯で,火災の発生がなかったことも上げられると思いますが,近隣の住民の方が高齢者等の家を事前に把握していて,協力して倒壊した家屋から被災者を救助することができた,これが非常に大きかったと思っております。地域コミュニティーや共助の重要性を改めて認識したところでございます。本市においても,さらに啓発を進めてまいりたいと思っております。  最後になりますけれども,危機管理対策には終わりがないと思っております。今後もさらに安全・安心のまちづくりを念頭に,各種施策に取り組んでまいりたいと思います。  (福祉保健部長 河上芳夫君 登壇) ◎福祉保健部長(河上芳夫君) 私からは,各種団体の組織の現状と支援策についての御質問のうち,老人クラブ関係についてお答えいたします。  老人クラブの現状につきましては,平成26年4月1日現在の会員数が1万158人で,クラブ数は198クラブとなっており,3年前の平成23年4月1日と比較いたしますと,会員数が1,397人,クラブ数が9クラブ減少しているという状況でございます。また,60歳以上人口に占めます加入者の割合につきましても,平成26年4月1日現在,11.5%となっており,平成23年4月1日現在の13.5%と比較いたしますと,3年間で2ポイント減少しているということで,高齢者全体の人口がふえる中で,会員の割合が減少しているという状況でございます。  次に,支援策でございますけれども,活動に対する助成といたしまして,各老人クラブ,それから地区の老人クラブ連合会が実施しております健康増進活動や講演会,研修会など,それから見守りや公園清掃などの社会奉仕活動に助成金を支給しているところでございます。また,福井市老人クラブ連合会が実施しておりますすこやかフェア開催事業,いきいき健康体操教室事業,老人福祉大会や各種研修会の実施に関する経費,そして老人家庭相談員の活動費用などの一部を助成しているところでございます。  高齢社会におきまして,高齢者が元気で生き生きと暮らすためには,老人クラブの会員数をふやしていくということが大切であると考えておりまして,今後の会員の増加に向けまして,若手高齢者を主体としたスポーツサークルの設立や各老人クラブに実施したアンケートの結果を踏まえた事業の実施について,福井市老人クラブ連合会に支援してまいりたいと考えております。  また,そのほか,老人クラブが存在しない地区の自治会や公民館などに対する老人クラブの設立に向けた協力依頼ですとか,現在,活動を休止している老人クラブに対する活動再開の働きかけなどもあわせて行いたいと考えております。  (教育部長 森川亮一君 登壇) ◎教育部長(森川亮一君) 各種団体の組織の現状と支援策についてのうち,その他の団体,壮年会,婦人会及び青年団についてお答えします。  まず,現状についてでございますが,本市の連合組織に加盟している平成26年度の会員数は,壮年会が22団体,2,815人,婦人会が15団体,2,958人でございます。また,青年グループにつきましては,平成25年12月現在,19団体,406人が各地区及び市全域で活動しております。しかしながら,近年では,会員数の減少や後継者不足による高齢化といった問題を抱えております。  次に,その支援策でございますが,壮年会や婦人会の連合組織に対し,機会を捉えて先進地区の取り組みなどの情報を提供するほか,会員同士の意見交換の中で各団体の育成を図るための助言を行っております。さらに,組織の強化を図るため,団体が実施する学習会や社会奉仕への参加などの自主活動に加え,他団体との交流事業に対しても助成を行っております。  一方,各地区におきましては,公民館が地域のコーディネーター役として各種団体の活動への支援及び連絡調整を行っております。  さらに,各種団体が委員を務める公民館運営審議会を活用し,情報交換,情報共有を行う中で,ネットワークの強化を図り,団体の活性化に結びつけております。具体的には,地区文化祭や公民館まつりなどの地域行事を通して,各種団体が積極的にかかわることにより,団体間,世代間の交流を深め,地域づくりの担い手としての役割を果たしております。  なお,青年グループに対しましては,地区成人式や地域行事への参加を促すほか,3世代交流事業の実施や若者たちが各種事業を主体的に考え,運営できるような支援を行っております。  本市といたしましては,各種団体が持続的な活動を展開していくことは,地域コミュニティーの機能保持,活性化に向け,極めて重要なことだと考えております。今後ともこれらの地域づくりの原動力である各種団体の活性化に向けた支援に取り組んでまいります。  (教育長 内田高義君 登壇) ◎教育長(内田高義君) 学校教育についてお答えします。  議員からは,いつも教育問題が最後になるのでということで,今回は最初に質問していただきました。本当に教育のことを第一に考えていただいてありがたいなと思っております。また,福井教育フォーラムに参加されたということで,同じ場面を共有して,こういう答弁をさせてもらえるということも,大変心強く思っております。  3点ほど質問があったかと思いますが,そのうちの学校施設関係につきましては,市長が答弁させていただきましたので,私は,あとの残り2点について答弁させていただきます。  最初に,福井市の学校は安全で十分な教育環境なのかということについてでございます。  自分の子供が,朝,行ってきますと元気よく家を出て登校し,そして,伸び伸びと充実した学校生活を送って,また,ただいまと元気に笑顔で家に帰ってくることは,いつの時代においても変わることのない保護者の願いであると思っております。そういった共通の願いを達成するために,登下校時の安全確保や危機管理への対応を初め,学習環境の整備の充実などが必要となってまいります。  まず,通学路の安全対策に関しましては,福井市通学路交通安全プログラムに基づき,教育委員会,道路管理者,警察が情報を共有し,連携を図りながら継続して通学路の交通安全対策に取り組んでおります。さらに,見守り隊を中心とした登下校時の安全確保とともに,熊などの有害動物,また,不審者の出没時には緊急メールを生かして保護者に素早く連絡できる体制も整えております。  平成21年度には,市内全ての小・中学校の職員玄関を中心に,自動ロックやカメラつきインターホン,防犯カメラを設置し,外部からの不審者対策としての対応もしたところでございます。  暑さ対策といたしましては,もう皆さん御存じのように,昭和23年度から3カ年で全小・中学校の普通教育にエアコンを整備したことで,快適な環境の中で学習の効率が高まり,給食の残菜なども少なくなるなどの効果も見られ,学校現場からは大変喜ばれています。  なお,学校の耐震化につきましては,優先的に取り組んでまいりました結果,今年度末では進捗率91.2%となり,来年度で100%完了となります。  一方,校内においては,地震や火災,津波などの自然災害等に対応する避難訓練,加えて不審者への対応訓練なども実施して,子供たちの危機回避能力の育成にも努めております。  このように,子供たちには安心して,そして伸び伸びと充実した学校生活が送れるよう,教育環境の整備に努めているところでございます。  2点目の心の問題について,心を育てる教育についてということでございますが,先ほどの福井教育フォーラムに来られた方々,あるいは本市へたくさんの教育関係者,議会関係者の方が来られておりますので,そういった方々とのかかわりをもとに答弁させていただきますので,よろしくお願いいたします。  福井の子供たちは,学力,体力ともトップレベルであり,県外からその要因を学ぼうと多数の教育関係者や議会関係者が本市の学校を訪れております。そして,必ず,私に質問されますのは,学力トップレベルの要因についてでございます。どうしてなのかということです。しかし,これに対して,特にこうであると明確に答える理由がないのであります。この質問には,特に変わったことはしていません。当たり前のことを当たり前にやっているだけですと答えています。そうしますと,質問された方は,何か教育長は本質的なところを隠しているのではないかと,ちょっとけげんな顔をされるんですけれども,実際に学校現場を参観し,見ていただきますと,こういったことに納得されて帰っていかれる。そして,次の点が特に印象に残った,すばらしかったということで報告を受けています。  1点目は,学習規律がしっかり身についていることです。チャイムとともに授業が始まっていますね。すばらしいですね。えっと思いますよね。それは当たり前ではないのですかと。そういったことにも感激される。そして,授業中の子供たちの背筋がいいですね。姿勢がいいですね。そういったことが1点目です。  2点目は,これは学習規律の高さにもつながることですけれども,清掃活動がしっかりなされていますね。特に無言清掃の様子に感心されます。  3点目は,教職員の質の高さです。教師同士のつながりや連帯意識の強さが秀でており,教師としての資質向上,そして高い指導力を維持する要因にもなっています。このあたりは,考えられることの一つは,福井の先生方は,特に中学校は縦持ちといって,例えば国語の授業を持つ先生が3人いましたら,3人とも,1人の先生が1年生,2年生,3年生全ての学年を縦に持つ。ほかの県の状況を聞きますと,いや,横持ちといって,ある先生は1年生だけです,この先生は3年生を中心にすると。そうすると,どういったことが出てくるかといいますと,研究会といった形の中で,先生方の資質が話し合いの中で高まってくる,そういう機会がふえるということで,こういった点もすばらしいですねという意見をもらっております。  それから,4点目,私はこの点が一番うれしいなと思うんですけれども,学校の授業だけではなく,今の清掃活動,部活動,そういったいろいろな学校の行事,活動に一生懸命取り組んでいますね。そして,それを指導,支援する先生方も一生懸命取り組んでいますね。一生懸命取り組むという,このすばらしさというのは,我々は当たり前と思っていることが,ほかの人から言われると,ああ,そうなのかと,改めて感心させられるものです。  我々が子供たちを育てるのは,先ほど心の教育という話がありましたけれども,社会のために貢献して,立派な人物になろうと,そういう目標を持って,それに向かって努力すること,志を立てていくことでございます。これは,もうとりもなおさず,いつも話をさせてもらっております郷土の偉人,橋本左内の啓発録にある立志,志を立てるという中で既に述べられています。そういったことを子供たちの教育の柱として指導できる福井のすばらしさということをこの点で改めて感じました。  そういったことで,この当たり前のことを徹底して指導できる学校体制,これは,裏を返せば教職員の真面目さのあらわれでもあります。そして,このことはそっくりそのまま福井市民にも当てはまるのではないかと思っています。これまで幾多の困難にも,郷土の繁栄と幸福を築くため,力を合わせ,不屈の気概を持って,フェニックスのごとく取り組んできた福井市民。福井市民のこの当たり前のこと,普通であることの水準が,ほかの県から見れば高いところにあるのではないかということでございます。  このような福井市民の他県に誇ることのできる市民性が,本市の教育の土台となっている,そして受け継がれていることもしっかり受けとめながら,これからも保護者,地域,学校が一体となって郷土福井に誇りを持ち,たくましく生きる福井市の子供の育成に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。 ◆28番(宮崎弥麿君) 12時を過ぎましたので,再質問はやめようかと思ったんですけれども,少し時間を下さい。  福井市のまちづくり,これ,市長,私の質問……。 ○議長(今村辰和君) マイクを使ってください。 ◆28番(宮崎弥麿君) 福井市のまちづくりについて,市長は私の質問が少しうれしくなかったような顔をしておられるので申しわけないけれども,方向性がわからないんですよ。福井市をどんな町にするのか。これは,今やっと駅前が,駅前と言うと怒られるかもしれないけれども,福井駅西口に具体的な建設のつち音が聞こえるようになりましたが,私が議員になった20年前,それ以前から福井駅前の整備は始まっているんです。いろんな議論の中で,ようやく今の形に落ちついたわけです。しかしながら,福井市全体をどういう町にするのかということについては,市民の皆さんはどんな町になるんだろう,今までと一緒かなと思っている。昔なら,他県へ行っても,福井市は織物の町ということで通っていたんですけれども,今,福井市はどんな町ですかと聞かれたときに,どう説明していいのか,私自身わからない。鯖江市とかそこら辺を全部入れれば,眼鏡の町とかと言えるかもしれませんけれども,福井市の場合には特徴がない。ですから,これからのまちづくりは,やはり柱をつくっていかなければならないだろうと思っているんです。いろんな施策の中で何が大事なのか。何が大したことないのかということも必要であろうかと思っております。柱がわかれば,ああ,まちづくりはこういう方向だな。また,具体的な施策も,この大きな柱を中心に進めていってもらえれば,市民の皆さん方も安心して見ていられる。ところが,今のところ,何が中心なのかがわからない。どういう町になるのかなということです。  したがって,その辺も気をつけていただければ,市民も安心するのかなと思っております。  今,福井駅西口にああいうビルができ上がったとします。でき上がって,そこでいろんなイベントもあり,福井駅自体は活性化されるかもしれません。しかし,その周辺の商店街が活性化されるかというと,それは保証できないでしょう。周辺の商店まで影響があるかどうかといったら,それは余り期待できないだろうと思っております。  福井駅周辺全体の活性化ということから言ったら,なかなか難しい問題が出てくるだろうと思っております。  したがって,それらを含めて,福井の柱は何なのかということを一遍考えていただけたら,私はまちづくりはわかりやすいかなと思っております。  それから,各種団体については,各地区のいろんな会が,いろんな会というと各種団体であるその4つの会があるところもあればないところもある。壮年会で言えば,会長1人が壮年会の会員というところもあるんです。地区で1人だけの壮年会。1人だけだから,自分が会長,そんなところもある。あるいはまた,婦人会については,ない地区もあるように聞いている。それが,入りたくないんだというところを無理無体に入ってもらっているという事情のところもだんだんあるようです。老人会は,地区によっては,もう最近,消えてしまったというところもあるようでございますから,そこら辺の実態を把握していただいて,必要なら必要で市も応援していただいて,継続できるようなことを考えていただけたらと思っております。  それから,危機管理の面については,長野県のことが答弁の中に入っていましたけれども,長野県は何で死者が出なかったか。あれは,隣の町とそこの高齢者の家とを結びつけているんですよ。地震があった。隣の町のその担当の方が実際に家を見に行ったら屋根の下にいた。だから,救助が早かった。だから,命は助かったということです。そういう具体的な共助の体制をとっておられたということが一番大きな要因かなと思っている。  それから,担当が決まっていて,生存者,死者,そんなことが把握できるものですから,お互いに結びついて,何かあったらお互いに確認しに行こうということなんです。ですから,そこら辺が具体的に危機管理の一番大事なところかなと思っているんです。  いろんなことを言いましたけれども,とにかく細かに支援していただければありがたいかなと思っております。  教育問題は時間も余りありませんので置きますけれども,とにかく子供たちのために,子供たちが大きくなって福井に誇りを持てる,そういうことも含めて,子供たちに福井のいいところを教えていただきたいと思っておりますし,それから家族を大事にするとか,そういういろんな面を教えてやっていただければと思っております。  子供は宝だと言われた時代もあります。今はどうなっているのかなと思いますけれども,私自身は,子供は宝だと思っておりますので,大事に,大事に育てていただけたらありがたいと思っております。  以上でございます。要望で結構です。答えは要りません。ありがとうございました。 ◎教育長(内田高義君) 1点,訂正させていただきます。  先ほど暑さ対策の中で,平成23年度と答弁するところを,昭和23年度と答弁してしまいました。訂正させていただきます。 ○議長(今村辰和君) 以上をもちまして通告による発言は全部終了しました。よって,市政に対する一般質問を閉じます。  以上で本日の議事日程は全部終了しました。  これをもちまして散会します。              午後0時14分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                  平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日...