運営者 Bitlet 姉妹サービス
福井市議会 > 2014-08-21 >
平成26年 8月21日 産業活性化対策特別委員会-08月21日−01号

ツイート シェア
  1. 福井市議会 2014-08-21
    平成26年 8月21日 産業活性化対策特別委員会-08月21日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-04-17
    DiscussNetPremium 平成26年 8月21日 産業活性化対策特別委員会 − 08月21日−01号 平成26年 8月21日 産業活性化対策特別委員会 − 08月21日−01号 平成26年 8月21日 産業活性化対策特別委員会             産業活性化対策特別委員会 顛末書                              平成26年8月21日(木)                                  第2委員会室                                午前10時01分開会 ○田村委員長 ただいまから産業活性化対策特別委員会を開会します。  それでは、本委員会に付託されております産業活性化対策に関する諸問題の中から、本日はガラガラ山総合公園再整備について及び人・農地プランについての調査研究を行います。なお、理事者におかれましては、報告また答弁は簡潔かつ的確にされますようお願いします。  それでは、お手元の調査案件表に従いまして調査に入ります。  まず、ガラガラ山総合公園再整備についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 (報告) ○田村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆宮崎委員 これは観光施設ということだけれども、今までに来た観光客数はどれだけで、また、来年どれだけの人が来ると見込んでいるのか。経費、収入を含めて状況を一遍説明してほしい。4億2,000万円という金をかけるんだから、それに見合うものかどうか。その辺を一遍説明してほしい。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 この施設の利用者数の推移でございます。平成23年度は2,936人、平成24年度は2,798人、平成25年度は2,977人と約3,000人で推移しております。次に、収入と支出でございます。平成23年度は収入875万2,000円に対しまして支出1,482万6,000円、収支の差は607万4,000円でございます。平成24年度は収入750万7,000円、支出1,457万8,000円、収支の差は707万1,000円。平成25年度は収入712万2,000円、支出1,483万円、収支の差は770万8,000円でございます。  また、この観光施設が改修費用に見合う施設なのかという御質問でございます。舞鶴若狭自動車道の全面開通を受けまして、山陰、四国、その他いろんな地域からの観光客が期待される中、国民宿舎鷹巣荘、越前水仙の里公園、越前水仙の里温泉波の華、国道305号沿線の民宿や飲食店が連携して、越前海岸全体の魅力をアップするということが本市の重要な施策であると考えております。このガラガラ山総合公園につきましても、その重要な要素の一つであると考えているところでございます。 ◆宮崎委員 観光地、観光施設として福井市にとって重要だと言うんだけれども、福井市の観光地の中で本当に重要なのはどこか。ガラガラ山総合公園以外に何もないのか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 本市の観光地としてどういうところが重要なのかという御下問でございます。本市の観光の特色といたしまして、まちなかでのまち歩き、足羽山下を中心とします中心市街地、それと東郷・一乗谷地域の歴史に触れていただくこと。それと3つ目の柱といたしまして、豊かな自然と食に触れていただく国道305号沿線、越前海岸全体。こういう3本の柱が本市の重要な観光資源であると認識しております。 ◆宮崎委員 3大観光地か何か知らないけれども、今のガラガラ山総合公園はその中に入っているのか。
    ◎大谷おもてなし観光推進室長 ガラガラ山総合公園につきましては、越前海岸、国道305号沿線の有効な観光施設と考えてございます。先ほど数でしか御報告しませんでしたが、利用者のおおむね4割が県外、関西、中京方面からお越しの方です。このように県外の方にも御利用いただいている重要な観光施設であると考えております。 ◆宮崎委員 それで、さっきの収支の件ではもうかったのか。幾ら損しているのか。今皮肉を言ったけれども、4億2,000万円という金をかけて、いつ取り戻せるのか。何年を想定しているのか。その具体的な計画なくしてガラガラ山総合公園の再整備は認めるわけにはいかない。福井市は金が余っているわけではないんだぞ。もっともっと慎重に福井市のまちづくりを考えていかないといけない。少子・高齢化社会の中でこれから市政運営に金がかかっていく。そんな簡単に観光地になるようなものでもないだろう。私は議長のときにこれについて説明を受けた。現場にも行ってみたけれども、福井市が誇るような観光地になるかどうか私は疑問だった。けれども、市町村合併のときの条件で少しは面倒を見なければならないというようなことだった。当時の担当者はそう説明したし、市長らもそう話していた。ところが、だんだん金をかけていくようになった。金をかけていくということは、それだけの見通しがあるということだろうと思うので、そこを一遍説明してほしい。こういうことで見通しは明るいんだという話をひとつしてほしい。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 まず最初に、収支についてのお尋ねでございます。平成23年度は収支の差が607万4,000円と先ほど数字だけを申し上げました。実はこの中には土地借料が461万7,000円含まれております。土地借料は施設を維持するために必要な経費であると考えております。これを除きますと収支の差は145万7,000円となるわけでございます。このように推移いたしておりまして、この施設の維持、運営につきましてはお客様からいただく料金とコストとはおおむねバランスがとれていると考えているところでございます。  次に、魅力ある施設になるのかという御下問でございます。ただいま御説明いたしましたように、ドッグランを整備したいと考えております。福井県内にはドッグラン、犬を運動させる施設のことでございますが、6施設ございます。リゾート施設としては2施設でございますけれども、宿泊可能な施設は福井県内には1施設のみでございます。そのため、この施設を宿泊可能なドッグラン併設の施設とし、また、ログキャビンへ温泉を配湯することで、福井県内でも特色のあるキャンプ場、観光施設として運営できると考えてございます。  最後に、収支の見通しについての問いでございます。現在の収支状況については今ほど御説明したとおりでございます。また、今後の運営形態につきましては平成29年度に指定管理者制度を導入してのオープンを目指していきたいと考えておりまして、現在の収支状況よりもさらに改善することを見込んでいるところでございます。料金収入等につきましては条例で定めるものを上限といたしまして、指定管理者の収入ということになりますが、まだ募集要項等をかっちりとつくっておりませんので、今の時点としては現在よりも改善していきたいと考えているところでございます。 ◆宮崎委員 委員長が地元の人だから委員長を前にしてあまり言いたくもないけれども、今、少子・高齢化社会を迎えていく。働き手の収入は少なくなる。そういう福井市の将来を考えたときに、きちんとした見通しもないまま、議員が言うから、あるいは地元が言うからというのではなく、福井市の将来を考えたことを取り入れていかないといけない。これはもう福井市全体のことだ。25年先に福井市の人口は20万人ほどになってしまう。20万人そこそこの市になるという予測で、さらに25年か30年たつと、10万人台になってしまう。さっきどれだけ損しているのかと聞いたけれども、その説明はなかったので損しているんでしょう。そんなときにこういう施設、そんなにもうからない、損しているような施設を抱えている余裕があるのかないのか。その辺から考えていかなければ市長は無責任だと言わざるを得ない。そんな無責任な市長ならやめてもらわなければいけない。福井市民は一生懸命働いて税金を払っている。指定管理者を使って損するような施設を抱える必要は何もない。それをもっと真剣に考えてもらわなければならない。副市長、その辺はどうですか。 ◎山田副市長 委員御指摘のとおり、今後の将来を考えますと人口が減っていくだろうということがございます。また、一方では高齢化していくだろうという予測もございます。そうした中で、それを漫然と受け入れていくのかというところはひとつ考えていかなければいけないと思っています。高齢化は待ったなしで来ますけれども、人口が減少していくというところは、減らないような努力をしていかないといけませんし、いかに食いとめていくかということも考えていかなければいけない。国も地方創生という言葉を最近使うようになりましたので、今後そういうことも含めて考えていかなければいけないと思っております。  一方で、まちづくりでございますが、将来のまちづくりを考えますと、先ほどおもてなし観光推進室長からも説明しましたが、私どもは観光地につきましては、足羽山や足羽川、養浩館庭園などを含めたまちなか、それと一乗谷。今、一乗谷ですと年間70万人ぐらいの観光客がおいでになっているかと思います。あと越前海岸も魅力ある観光地の一つと思っております。そういうところをいかに磨いて伸ばしてくかというのは今後とも考えていかなければならないと思います。  私は越廼地区だけではなくて、鷹巣からずっと南にかけての海岸線を人が来ていただけるような施設にしていくということは必要だと思います。ただ、なるほど貴重な御指摘をいただきました。それぞれ金をかけるに当たって、B/C、費用対効果を十分考えなければいけないというところは御指摘のとおりだと思いますが、ただ、観光施設でございますので、その単体でB/Cを図れるものではないというものもございまして、地域全体がそれで潤うというようなことも考えますと、個々のその費用対効果だけで判断していいのかということもございます。そういうことを総合的に考えまして、今回、ガラガラ山総合公園再整備につきまして調査していただいているということでございます。 ◆宮崎委員 この内容を見ると、観光地というよりも犬の遊び場やキャンプ場かと思うような施設の整備を予定している。これからオリンピックや福井国体などがあるので、それの宿泊地あるいは練習場とかそういうことを踏まえてのこういう施設の整備というのならわかる。ただ、観光地という名目でみると、ほかの地域と比べてそれほど観光地らしいものでもない。展望台があるわけでもない、ただ、全体的にこの地域が観光地とされているだけです。こんなガラガラ山総合公園が観光地になるようなものでもないし、観光地の中の休憩所みたいな施設かなというような雰囲気もある。ですから、観光地と捉えるのか、あるいはそういうようなほかの目的にも使えるような施設にするのか、そこら辺は目的をはっきりしていかないと、中途半端なことでは4億2,000万円という金は無駄になってしまう。  それともう一つ注文をつけたいのは、市町村合併の際に福井市全体として受けたとき、福井の市街地の住民に聞くとガラガラ山はどこにあるのだろうか、とこんなものだ。そんな中で、やはりこの運営については地元の人に協力してもらわないといけない。地元が一生懸命でないのなら、こんなものやめてしまえばいい。地元の協力も得られないような、観光地としてどんなものかわからないようなものは整備していく必要があるとは思わない。ここだけではなくほかのところも含めて。  そして、敷地は借地ということだが、借地料は幾ら払っているのか。それからさっきから何遍も聞くけれども、どれだけ赤字になっているのか。そこら辺を踏まえて、これだけの費用がかかる整備をするためには、それ以上のもうけを出すためにどういうことをするのか、これからの方針を具体的に言ってほしい。 ◎山田副市長 ガラガラ山でございますが、私もことし何度か訪れたことがあります。あそこから日本海を見る眺望のすばらしさは子供たちも非常に喜んでいるところでございます。最近知ったんですが、福井市民の誇り百選というものを市で公募いたしました。その中で、このガラガラ山についても市民が誇れる景観だということで選ばれているのも片方では事実です。当然、地元の方々の協力は今後得ていく必要もございますし、地元の熱意というものは当然必要だと思っているんですけれども、ガラガラ山総合公園再整備につきましては必要な整備かと思っているところでございます。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 私からは、今の質問のうち、借地料についての問いでございます。借地料につきましては、面積は資料にお書きしましたとおり6万7,325.95平米でございます。地権者の方は27人いらっしゃいまして、借地料は年間461万7,000円となってございます。  それと、観光のみの施設なのかというような問いがございました。資料の(2)で課題と再整備の方向性のところで整理したところでございますが、私どもも当該地域に少年の宿泊施設でありますとか、野外活動、自然観察の場があるべきではないかという考えを持ちまして、この施設は、ログキャビン、オートキャンプ場などの多様な宿泊施設と、テニスコート3面ではございますがスポーツをしていただけるような施設といたしまして、少年の野外活動の場としても活用していきたいと考えているところでございます。 ◆宮崎委員 とにかくこれだけの金をかけて福井市の大きな観光地だと言うんだから、それなりの成果が出てこなければならない。いつまでたってもまだ赤字だ赤字だと言っているのでは、ここにはどれだけ力を入れているのだろうか。ただ金をかけてちょっと整備しただけかというようになってしまう。5年後には借地料や指定管理料を全部含めて福井市としては収支がとんとんになるぐらいの結果を出すというような説明をしてもらわないと、今回から反対せざるを得ない。だからその辺をもう一遍、最終的に副市長から努力するというような答えだけでももらっておかないと何もならない。 ◎山田副市長 今回の再整備につきましては、ログキャビンを使い勝手のいいようにさせていただくということ、そこには温泉を引き込むということで、多分これによってかなり魅力が高まってくるだろうと思います。  ほかにはキャンプ場、オートキャンプ場などもつくらせていただきますし、ドッグランなどもつくらせていただきます。そこは今まではございませんでしたが、料金を徴収することにしたいと考えています。料金徴収による収入が上がってまいりますので、将来は独立採算でやっていけるような施設を目指していきたいと思っております。 ◆鈴木委員 年間3,000人ぐらいの利用者があるということだったんですが、宿泊率でいうとどれぐらいなんですか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 利用者数を申し上げましたが、ログキャビンの宿泊者数というのが今手元にございませんので、後ほど答弁させていただきます。 ◆鈴木委員 4月から10月までの利用ということなんですが、月によってかなり集中している月があるのか、その辺も今わかりませんか。キャンプ場という位置づけに見られる施設なので、夏休みなんかに集中しているかと予測されるんですが、どういう状況なのか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 利用の状況でございますが、夏休み期間中、それとゴールデンウイーク中に集中しているのが事実でございます。月別の詳しい数字につきましても今手元にございません。夏休みとゴールデンウイーク、また週末を中心とした利用が多いという状況でございます。 ◆鈴木委員 これはテニスコートがくっついていたり、ドッグランはサッカーに利用できるかどうかはちょっとわからないんだけれども、学生の合宿とかについてはどれぐらい利用されているのか。ちょっと思うんですが、多分、ログキャビン8人用、4人用にロフト13棟をそのまま全部計算するとちょうど100人になって、営業日が4月から10月までなんで、それで計算すると利用人数が3,000人ですから、結構がら空きな日が非常に多いんだろうなと予測されるんです。そういうことなんで、4億2,000万円もかけてやるんだから、キャンプに来てくれる人だけでいいというのではなくて、いろんな側面からあの手この手で利用者を呼び込むことを考えないといけない。そういう意味では、私は個人的にはドッグランでよかったのかと非常に疑問です。私自身、犬を飼っていないのでドッグランがあるとどれぐらい利用率が伸びるのかというのがわからないんですが。だから、4億2,000万円もかけて、その利用率を上げるために何の施設が必要かというのをどうしてもうちょっと必死に考えなかったのかと非常に疑問です。その点について2つ、学生の合宿なんかの利用促進は考えていないのかどうかということと、もうちょっと利用率を上げることを目的とした施設を考えるべきではないかと思うので、どのように考えているのかお答え願います。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 ただいまいただきました施設の魅力アップについてという御下問でございます。そのとおりでございます。この単体での魅力アップにつきましては、資料にお書きしましたとおり、オートキャンプ場、ドッグランなどでございますが、国道305号沿線全体の魅力アップということにつきましては、例えば地引き網体験とのセットでありますとか、ガラス工房との連携、サーキット場との連携などを越前海岸体験・体感キャンペーンとして推進をしているところでございます。  また、施設の魅力アップ等についてこれでよいのかという御質問でございます。ドッグランの新設でございますけれども、私どもではこれが非常に有効な策であると考えてございます。厚生労働省の数字でございますが、この施設がオープンした平成5年度から平成24年度までで犬の登録件数が1.64倍にふえております。このように犬を愛好される方が非常にふえているということ。それと、先ほども申しましたが、県内のドッグラン施設は必ずしも多くなく、宿泊できるドッグラン施設は1カ所のみであるということ。また、これはB/Cの話になりますが、ドッグラン施設は芝生を広く設けておりまして、周りをフェンスで囲み、そこで犬の愛好家が犬を放して運動させるという施設でございます。テニスコートのように多額の経費をかけて床面を整備するということではございません。現在広場となっているところをフェンスで囲ってドッグランとして売り出していこうということで、コストがかからずに収益性の望めるもの、また特徴の出せるものとしてドッグランの新設を考えたものでございます。 ◆峯田委員 3点ほどお願いしたいと思います。まず1点は、指定管理者制度を平成28年度から取り入れていくわけですね。それから、2点目は地権者についてです。地権者は今27人おられるとおっしゃったが、実は、これは5年ほど前に中谷議員がおられたころに美山地区の件でもあったんです。その時も土地を全部借り受けていたんです。今回も27人の地権者に毎年461万円を払っている。600万円、700万円、770万円という赤字が出ているけれども、その大半はこの土地借料でしょう。5年前には、そんな美山地区や越廼地区の地面は安いだろうから市として買ってしまって、その支出の負担を何とか少なくするような方法も考えなければならないのではないかという話がありました。だから今回もちょっとその辺を考えてもらったらどうか。一気に毎年400万円ずつの負担がなくなるわけですから、あとは営業努力で、指定管理者制度なんかも取り入れていって、経営の効率化というか、収益性を考えていかなければならないのではないかと思います。  そういった意味で、6万8,000平米ということで平米数はちょっと大きいけれども、バブルがはじけて以来、福井市内の土地は相当安く、この辺の山だったら大したことではないと思うので、市として購入してしまったらどうかと思います。議長もおられるので、議長と委員長の地元なのでなんですけれども、やはり福井市としてその辺をよく考えていかなければならないのではないか。ずっと借りっ放しというと非常に負担になってくると思います。  それから、宮崎委員がさっきおっしゃっていましたけれども、こう人口が減ってきて、今国では施設の統合を考えているんです。いろんなところを統合していかなければならない。こういった指定管理者というか、施設も今までは野方図にどんどんつくっていきましたけれども、これからの考え方からすれば集約していかなければならないというのが課題だと思っています。確かにこのガラガラ山総合公園というのはまだできてから10年ほどしかたっていないから、やっていかなければならないという市の方針はわかりますけれども、ある程度のところできちんとした判断をしなければならないのではないか。ここ四、五年はいたし方ないと思いますけれども、何とかその辺の方針もきちんとしていただきたいと思います。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 ただいま3点御質問をいただきました。この施設は、指定管理者を平成28年度中に選定するのかということでございます。平成28年度中に募集して、平成29年度からの指定管理業務をスタートしていきたいと考えてございます。  次に、土地の借料のことでございますけれども、私ども福井市では課税標準額の5%、20分の1の額をお支払いしているところでございます。これは市の中心部であっても郊外であっても同じ考え方であると思っております。  それと、借地を購入するという点でございますけれども、例えば地主から生活困窮を理由に土地の買い上げの御要望があったり、もしくは相続人がばらばらになってきているのでぜひ買ってほしいというような土地の御相談をいただきますと、そういう実情を勘案いたしまして、庁内で検討し、購入している場合もあります。  最後に、施設等を統合し、合理的で、より効率的な運用を図るべきではないかということでございます。そのとおりでございまして、この施設につきましては付近の海沿いのところに越前水仙の里公園もございます。これと一体的な運用というのも指定管理の検討の中では考えていきたいと存じます。 ◆堀江委員 この山はやりたいようにやればいいけれども、言いたいことが一つある。もう二、三十年前から足羽山の問題が出ている。足羽山を買ってしまったらどうだという話が何年も出ている。そのことに取りかからずに、何であんなに遠いところまで行ってこんなものを整備しなければならないのかということが言いたい。  それからもう一つ、これは感覚的に答えてほしいけれども、我が酒生地区の人口は二千数百人です。ここへ来る人数と一緒だ。酒生地区へどれだけ金をかけているかというと、4億2,000万円はおろか、4,000万円もかけていない。これに何も思わないのか。福井市の人ならば、そこらあたりを考えながら事業を進めてほしいと思う。 ◎山田副市長 今ほどの御質問は、どのように地域のバランスをとって発展していくかというところかと思っております。ただ、いっときにこういう金はかかりますが、ずっとかかるわけではないというのは御理解いただきたいと思います。  越廼地区の人口は多分1,370人ぐらい。酒生地区から見て小さいと理解しておりますけれども、海岸線全体を考えますと鷹巣地区からずっと入れると6,000人ぐらいかと思います。そういう中で、人口でどうこうということはございませんが、そういうところで必要なものには金をかけていかなければならないというのもまちづくりですので、その辺は御理解いただきたいと思います。 ◆堀江委員 もう1点だけ。まずは課税標準額の20分の1とおっしゃったけれども、課税標準額は幾らですか。限りなくゼロに近いでしょう。山なら買収しても坪当たり500円か300円だ。幾らですか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 手元にそれぞれの地権者の土地についての課税標準額を持ち合わせおりませんので、後ほど御答弁させていただきます。 ◆堀江委員 おもてなし観光推進室長、課税標準額の20分の1という答えをするつもりならば、課税標準額が幾らかわかっていないのなら答えてはいけない。もういいです。課税標準額は限りなくゼロに近いはずです。山なら買っても坪当たり300円か500円でしょう。 ◎山田副市長 これができましたのは平成5年だったと思うんです。大体それからまさに20年たっているわけでありまして、土地借料は課税標準額の20分の1ということで、20分の1が400万円としますと、20年たっているわけですから大体8,000万円以上の額になるかと思います。その分を20年かけて払ってきたことを考えますと、買収というのもその当時考えておくべき必要性があったのかなということは考えています。 ◆堀江委員 免鳥古墳でべらぼうな金を出して地面を買いましたから、福井市は山を高く買うのはよくわかりますけれども、山というのは坪当たり大体300円か500円です。うちの在所なら300円なら売らないかもしれないですが500円も出せばみんな売ります。免鳥古墳のときも不動産鑑定ということを福井市は言いました。不動産鑑定をしてあんなところであんな価格が出るはずはない。けれども、その価値があって買うのならいいですけれども。  これは要望にしておきますが、山を買うのならまず足羽山を買ってください。これが先です。足羽山を買えば、またいろんな考え方も出てくるかと思う。これは要望でいいです。 ◆宮崎委員 もう一回お聞きします。今、堀江委員の質問にもあったけれども、足羽山も福井市の一つの観光地です。福井市にとっては貴重な資産だと思う。前から足羽山をどうしようこうしようと言っていながら、ちょこちょことやってきた。多分、このガラガラ山もごまかすみたいにして指定管理者制度を取り入れてちょこちょことやっていくんだろうと思う。足羽山以上の観光地にはなっていかないと思う。  だから、もう少し観光行政をきちんとしてほしいと思う。全国的に有名な観光地でもないようなあちこちの小さな場所に金をかけるよりも、よそから新幹線で観光客を呼ぶんだと言っているんだから、どれとどれを福井市のメーン観光地にするんだというようなことで力を入れていってほしいと思う。そうでなければ、全国、例えば北海道へ行って、ガラガラ山ってそれはどこだというようなことになってしまう。私が議長だったときに聞いたのもそうだった。やはりこのガラガラ山はそんなに値打ちはないと私らは笑いながら話したんです。ガラガラ山にそんなに銭をかける必要はないと言ったら、当時の担当者もそういう話をしていた。ところが、だんだんとふえて今4億2,000万円という金をかけて整備する。この資料をもらったときにそれだけの値打ちがあるものなのかという気がしたんです。だからいろんなことを聞いた。経費はどれだけで、赤字はどれだけになるのかという話も聞いた。けれども、福井市の観光地としては何と何と何が必要だと、これなら行けるだろうというものを残して、あとは整理していく必要があるだろうと私は思っているので、そんな幾つも幾つも子供の遊び場みたいな観光地をつくっても人は来ない。3,000人来るというのも眉唾物だ。下には越前水仙の里温泉波の華があるんだから、その温泉と併せて越廼の観光地で捌けるような、そんなものかな。地元は何でもかんでも言うんだから、そこら辺をもう少しきちんと市として福井市の観光施設はこうだ、観光政策はこうだという方針を出してほしいと思う。多分これは地元の意見だというんだから、ほかの観光客の意見は聞いていないんだろうと思う。そこら辺をきちんとしてほしい。答えられないのなら要望でいい。答えられるのなら今後の市としての方針や考え方を聞かせてもらいたい。 ◎浅野商工労働部長 今ほどの、観光地を絞っていこうというお話でございます。確かに福井市としては今、一乗谷朝倉氏遺跡に力を入れております。そして、養浩館庭園というのはすばらしい庭園でございます。そして、あとは足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想の中で、この辺もしっかりまち歩きをやっていこうということで拠点を絞ってございます。  ただ、越前海岸沿いで、確かにガラガラ山総合公園は小粒ではございますが、先ほどいろいろ説明させていただいたように、越前海岸全体で海水浴とか食を楽しんでいただくところをみんなで連携してやっていこうという要素の一つでございます。  おっしゃいますように、大変大きなお金をかけようとしてございます。その点につきましては、先ほど御指摘いただいたように、この施設で何とか採算が取れる運営になるような方法をこれからまた知恵を絞っていきたいと思いますので、その辺を御理解いただきたいと思います。 ◆田中委員 通年ログキャビンを営業するということで、冬場は非常に寒いんですけれども、温泉を引き込むということで、それをどういうふうにして引き込むのか。以前説明があったかもわかりませんけれども、パイプでつなぐのかどうか。その温泉を、例えばログキャビンの冷暖房等に使えるのか。そしてキャンプ場は夜も使いますので照明については老朽化していないのか。こういった改修については計画に入っているのかどうかお伺いします。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 温泉の引き込みでございますが、源泉から地下に配管をしましてこのキャンプ場エリアに引き込んでいきたいと考えております。配湯の形式はただいま詳細に設計中でございます。現在考えておりますのは各ログキャビンのところまで低い温度のままの源泉を引き込みまして、電気温水器などでの加温を考えているところでございますが、これは集中箇所で加温したほうが適正なのかどうかということは詳細設計の中で明らかにしていきたいと考えてございます。  また、この温泉を冷暖房に使えるのかという御質問でございます。ただいま申し上げましたように、この温泉は当地まで運んでいきますと温度が下がります。温度が十分であるとそのまま暖房にも使おうということになってくるわけでございますが、加温しながら入浴していただこうと考えている施設でございますので、暖房についての使用は今のところ考えておりません。  また、照明等は老朽化していないのかという御質問でございます。当該地域は海に面しているところでございまして、金属製のものについては老朽化してございます。そのため、今回の再配置に合わせまして街灯等もあわせて整備していきたいと考えてございます。 ◆片矢委員 先ほどから費用対効果云々の話もありますし、観光地としてという話があるんですけれども、やはりこの施設で県外からここに観光客を呼ぶというのは、私は正直言ってそんなに簡単ではないと思っています。私は、この施設は観光というよりも、福井市民の保養の施設として考えていったほうがまだ値打ちがあるのではないかと思うんです。例えばキャンプ場にしろ、今子供たちが夏休みに使っている感じです。そういう形をもっと打ち出して、市民にとって使い勝手のいい施設にしてほしいという考えがありますけれども、どう思われますか。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 ただいまいただきました市民にとっても使いやすい施設となるべきということについては、御指摘のとおりだと思います。主に観光政策として県外の方が4割ぐらいいらっしゃいますと申し上げましたが、実は裏を返して言いますと県内の利用者が6割ということでございます。詳しく申し上げますと、そのうち福井市内の利用者の方が全体の47%ぐらいを占めているところでございます。市内の利用者の方がいっぱいいらっしゃるということでございます。この施設、市外、県外を問わず広く御利用いただけるように、なお一層のPR等に努めていくべきということについてはそのとおりでございますので、できるだけ努力してまいりたいと考えてございます。 ◆片矢委員 先ほどから地元の人たちとの協力みたいな話がありますけれども、まずは地元の人たちが使いやすいような形、つまり有料のところではなく、無料のところをもっとつくって、地元の人あるいは福井市民が自由に使えるようなスペースがあったほうがいいのではないかと思いますので、これは要望しておきます。 ○田村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○田村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、人・農地プランについてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎岩崎農政企画室長 (報告) ○田村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆鈴木委員 農地の集積のところでちょっとお聞きしたいんですけれども、農地中間管理機構のことが書かれているんですが、農地を出したけれども、借り手がいつまでも見つからないということになると、具体的にはどうなっていくのかということを教えていただきたい。 ◎岩崎農政企画室長 今のところ、2年間は農地中間管理機構で持つということになっております。それと、その前段のところで、すべて受けるというものではなくて、例えば木が生えていて耕作が放棄されており、農地に戻すのがかなり難しいような状況の地面を貸したいという方がおられたときには、それはやはりどうしてもお断りせざるを得ない。あくまでも農地としてすぐにというか、それなりに復旧できる農地について農地中間管理機構として引き受けて、新たな借り手に貸すというような予定とお聞きしております。 ◆鈴木委員 例えば中山間地で、農地を先祖代々守ってきたけれども、高齢になってきて農業を続けるのが大変だ。ただ、実際は中山間地では借り手が簡単に見つかるということはちょっと予想しづらいというような地域もありますね。そうすると、こういうところはそもそも農地中間管理機構は受けないということになっているのですか。 ◎岩崎農政企画室長 結論から言うとそういうことではございません。ちょっと説明の仕方が悪かったかもしれませんけれども、今そういう地域がだんだんふえているというのは先ほど御説明させていただきました。そういう御自分のいろいろな状況の中で農業が続けにくい。農地をそのまま荒らすのは農家として忍びないということで、今言うようにそれを誰かにお願いしたい。だからそのために、この人・農地プランというのをその地域内でつくってくださいと言っています。  先ほど言いましたように、例えばある町で全員高齢化していて、もう農業をする人がいない、農地を引き受けてくれる人がいないという地域があるとしますと、その集落、例えばA町、B町、C町というような3つの中でその中心となるような人がいるとした場合には、その3つの中で1つのプランをつくっていただいて、そういう方にお願いしていく。あるいは、もうそれでも難しいとなると、例えば地区、私の場合ですと社地区になりますが、社地区の中で、1つのプランをつくって、その中での中心となる経営体に任せるとか、集落営農組織とかに任せることのために、この人・農地プランを適用する。その取りかかりとしてまずプランを作成していただきたいということです。そういう話し合いを進める中で、万が一自分が高齢化して田んぼをするのが困難だというときには、やはりそういう方にお任せしたいということで、農地中間管理機構を通じた農地の貸し出しをお願いするというような形になると思います。 ◆鈴木委員 そうすると、農業公社と何が違うのかよくわからないんです。 ◎岩崎農政企画室長 多分、農業公社がこの農地中間管理機構というものに変わったんだと私は認識しています。 ◆鈴木委員 いろんな農業団体等からも言われているんですけれども、人・農地プランを作成する中で農地の出し手は借り手を選べるということなのか。それとも特定できるということなのか。 ◎岩崎農政企画室長 基本的には白紙委任ということになっていますので、選ぶことはできません。 ◆鈴木委員 そうすると、人・農地プランを作成して、地区の人たちで集まって集落営農組織でやろうとなったけれども、何か全然違うところの株式会社等が手を挙げて借りにきたら、どっちが借り手となるかわからないということですか。 ◎岩崎農政企画室長 人・農地プランが作成されていないような地区の中でもしそういう状態が起きると、その可能性はあります。ですが、人・農地プランが作成されていると、農地中間管理機構が貸し手の決定にまず一番目に優先するのはそういう人・農地プランにおける集落営農組織や認定農業者など中心経営体です。そこで今後農業を継続するという方を基本的には優先して貸し付けるということを聞いております。 ◆鈴木委員 そうすると、その地域の人たちで地域の農地を守ろうということであれば、逆に言うとこの人・農地プランをしっかりつくっていかないと、その田んぼがないということですね。 ◎岩崎農政企画室長 田んぼという言葉がいいかどうかはわかりませんけれども、そういう懸念が出ることになります。 ◆鈴木委員 これはしっかりと進めていただきたいと思います。  その中でちょっと気になったのが、資料にある人・農地プランの作成事例が「農林水産省のホームページより」と書いてあるんですけれども、これは農林水産省のホームページから引っ張ってくるのではなくて、市としてアンケートや意向調査にもかかわっているわけだから、市として独自に選べなかったのかというのが不思議でならない。 ◎山田副市長 それは全国に紹介されているということでここに掲げさせていただいたんです。私どもも把握していないわけではなくて当然把握しているんですが、農林水産省のホームページに掲げられているということは基本的には優良な事例だということで、そういう意味で今回は掲げさせていただいたということです。 ◆鈴木委員 わかりました。要は、人・農地プラン作成を地域ごとに進めていかないと、海のものとも山のものともわからない株式会社が入ってきて、あまりもうからないとなったら撤退して、そこがごっそり耕作放棄地になってしまうというようなことが起こり得る可能性があります。やはり農地をしっかり守るためには人・農地プランをちゃんと作成してもらうということが担保になるわけですから、それを進めていただきたい。そういうときに、何かきちんと調べもせずホームページから引っ張ってきただけの資料をつけるようではいけないと思ったもので、ちょっと確認させてもらったということです。安心しました。鋭意進めていただきたいと思います。 ◆峯田委員 この作成事例の冬野町というと私のところです。ここは城山の下の山間地で麻生津地区でもずっと片田舎のほうです。人様よりもイノシシやら猿のほうが多いところです。福井市内でも、私のところでもそういうところはまだたくさんあるわけです。そういうところもこういった形で出てくるのですか、出てきているのですか。 ◎岩崎農政企画室長 先ほど説明させていただきました平成24年度、平成25年度のところですと、どちらかというと都市部といいますか、優良農地というときにはエリアの中に集落営農組織のあるようなところとか、認定農業者がおられる地域を主に取り組んできました。ことし以降につきましては、集落営農組織や認定農業者がいらっしゃらない地域の中山間地域ですとかが主になりますので、複数の町内のところで1つのプランというのをつくれるように今農協にもお願いしていますし、こちらのほうも鋭意動きながら取り組んでいるところです。 ◆峯田委員 そうしますと、例えば今これぐらいの単位のところが隣にもあるといった場合に、そういうところをまとめて1つにするという話はないのですか。 ◎岩崎農政企画室長 例えば冬野町ですが、お隣ですと安保町になります。そういうもので1つというプランも当然ありますので、構成する町内が今言う安保町、冬野町、中野町というような形での1つのプランにして、集落営農組織があるところですとか、認定農業者がいらっしゃる地域というのはどうしてもつくれますので、そういうところでやっていこうという取り組みをこれから進めていきます。 ◆鈴木委員 耕作放棄地対策についてはどういうふうに人・農地プランの中で続けていくのか。新たにプランの中で今までと変わっている部分というのは何かあるのか。耕作放棄地はどんどんふえていますから。そういうことについてはどういう取り組みになっているのか、ちょっと教えていただきたい。 ◎岩崎農政企画室長 今言うようにこれからどうしても耕作放棄地はふえる懸念がございます。その中で人・農地プランを先につくってしまうことによってそういうものをふやさないでおこうということです。その取り組みの具体的な主体は地域の農業者という形になりますので、やはり地域の中で先ほどおっしゃっているように猿とかイノシシが多いというような地域のところで少しでもそういう耕作をすることによって農地が守られ、結果、有害鳥獣の侵入を防げるような形になりますので、もしそういう地域でプランをつくる場合には当然そういう耕作放棄地の解消に向けた取り組みもしていただくような形でこちらのほうからお願いしている状況です。 ◆宮崎委員 農業はあまり得意ではないけれど、今、農業政策については国の農協改革ということで、今まで農家はどうしても農協指導が中心であったように思います。これからは自分で考えなければならない、そういう時代に入ってくるのではないかと思う。農協の指導が薄れてきている。だから福井市の場合には全国的な農業政策と福井市独特の農業政策というものが出てくるのではないかと思う。農業政策、農業改革については、国から指導を受ければそれを聞かなければならないけれども、全国一律のものではないだろうと思う。農業環境も違ってくる。その場合に、福井市が農家のためにこういう政策が有効だろうというような福井市独自のものを考えていく必要も出てくるのではないかと私は思うんだけれども、そこら辺をこれからの福井市の農業政策ということで一遍今までにない新しい政策も考えてほしいと思います。  今、農家によっては米を直接売ったり、あるいは売る相手も外国を対象にしたりと、広範囲になってきている。とにかく福井市の農業はこういうようなことが農家のためになるんだというものを一遍勉強してもらって、市として有効な政策をつくってほしいと思います。これは今ここで答えを出せと言っても難しいですか、副市長どうですか。 ◎山田副市長 国の路線は、大きく変わってまいりました。今までやっておりました減反政策は、5年ぐらいの間で見直しになってまいりました。すべからく、園芸作物をつくれということになってくると思っております。  一方、日本の地理といいますか、地形的なものを見ますと山が多く、どうしても平地が少なく中山間地域が多い。そういう中山間地域を中心に耕作放棄地がふえてきているというのも現状でございます。  福井市の状況を見ますと、どちらかというとこれまで米中心の農業を進んできたということでございまして、将来的に見ますと減反政策が廃止になりますとどうしても米価が下がる傾向になると思います。そうしますと、米に頼って農業だけをやっていくわけにはいかないという中で、農家の所得をどのように上げていくのかと考えますと、そこは農家の方々には少し御苦労をおかけしますが、そこの部分は園芸農業にシフトしていかなければいけないのかなということで、今年度から各市内を8区に分けまして園芸の振興を図るというのを今進めさせていただいているところです。  そういうものをきちんと明らかにするために、今年度、農業の基本計画をつくりたいと思っておりまして、その中で将来の方向性について明らかにしていきたいと思います。 ◆宮崎委員 今、副市長から聞いて、福井市のこれからの農業政策はどうなっていくのか期待したいと思います。  それと、私は産業活性化対策特別委員会と言うものだから、これは福井市の将来を見据えた産業のあり方や、そういうものが議題となってくるのかと思っていたら、ガラガラ山総合公園再整備が議題となった。こんなガラガラ山の調査ぐらいはこんなところでやるようなものではない。そんな気がしてなりません。本当に産業活性化、福井市のまちづくりの中の産業というのは何なのか。その活性化のためにどうしたらいいのかというようなことを勉強の題材にしてほしいと思いますので、これは委員長に対する要望です。 ◆片矢委員 耕作放棄地の問題でございますけれども、私の考えでは、これは基本的には農地に戻すという政策だと思うんですけれども、全部戻すのは無理だと思いますし、無理というか限界があると思うんです。だから、これを有効利用するということで、例えば酪農をやりたい、魚の養殖をやりたいといった場合には対象になるのですか。 ◎岩崎農政企画室長 対象というのは人・農地プランとしての対象ということですか。 ◆片矢委員 そうです。 ◎岩崎農政企画室長 先ほどの人・農地プランのところで今後の農地をどうしますとか、地域農業をどうしますかというところのお話をさせていただきました。その中で、今後の地域農業の中で養殖はさすがにどうかわかりませんが、酪農なんかですとそういうものを取り組むということを地域の中で入れることは可能です。 ◆片矢委員 当然、協力金の対象になると考えればよろしいですか。 ◎岩崎農政企画室長 協力金の対象というのは、農地中間管理機構に農地を貸したというのが前提です。先ほど鈴木委員の御質問のところでお話させていただきましたが、既に耕作放棄地となってかなり復旧が困難なところについては多分対象外になると思います。 ◆片矢委員 人に対する支援、例えば青年就農給付金の対象にはなりますか。 ◎岩崎農政企画室長 そういう対象となる年齢の方が酪農をした場合という意味ですか。 ◆片矢委員 はい。
    ◎岩崎農政企画室長 それについては酪農も当然対象になります。 ◆片矢委員 養殖はどうでしょうか。 ◎岩崎農政企画室長 有効活用という意味では対象になるのかもしれませんが、この対象になるかと言われると事例もないので何ともお答えできません。申しわけございません。 ◆片矢委員 実は、耕作放棄地を魚の養殖場にして成功したという例があります。この前読んだ本にあったんです。そのことを含めてやはり農地に戻すということだけでは、先ほど副市長も言われたように、収益がどうかという問題があって、実際は若い人が農業というものにつくということにはならないと思うんです。いかに収益が上がる農業にするかということが非常に大事なので、いろんな方面を考えていただいて、行政側とすれば提案するぐらいしかないのかもわかりませんけれども、提案して支援できるようなシステムをつくっていただきたいと思いますので、要望しておきます。よろしくお願いします。 ◆玉村委員 今の話題とは全然関係ないんですが、産業活性化という課題の中で、先日、県では、2,000人余りの県外流出に対して総合的な対策を立てる本部が立ち上がったということで、その中の大事な一つの要素としては、産業、いわゆる雇用問題というのが外せないと思いますが、そういったことに対して今県での対策本部ができたということに関してと、福井市におけるそういったことの解消のためのかかわりについて、何かお考えがあれば聞かせていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎山田副市長 本部ができたというのは、人口減少の問題をどうするかという本部が立ち上がったということでございます。2つございまして、1つは若い職員を対象にしたプロジェクトチーム的なものが1つ。それと、各部の次長をメンバーとした本部が1つ立ち上がったということをお聞きしました。その中では、県だけでできる施策ではございませんので、各市町と有効に連携していこうというお話でございます。今まだ議論は緒についたばかりでございまして、今後どのような議論をいただくか、また、我々はどのように取り組んでいけるかというものは考えていかなければならないと思っております。  人口減少問題は非常に大きい問題でございますし、短期間で結論が出るようなものでもございません。そういう中で、何ができるかというのを考えていかなければいけないということです。  その中で、戻ってくる方が少ないといった、重要な御指摘をいただきました。高校生まで育てて、県外へ出て県外から戻ってくる方が少ないんです。それでどうしても人口が減っていくという一つの要因になっていくんですけれども、戻ってくる方のインセンティブをどのように考えるかということを少し考えていかなければいけない。  これは、せんだって堀江委員から御指摘をいただきましたが、一旦県外へ出たんだけれども、御両親が御年配になられて、やはり地元へ戻って仕事をしたいというような場合の地元の働き場。そういう人たちが帰ってきて、その働く場を見つけるのは当然なんですけれども、働く場をどう提供していくかということとあわせて就職したところの企業に対して何か支援ができないか。そういうことも含めて少し勉強していきたいと思います。 ○今村議長 今ほど宮崎委員や副市長がいろいろと御意見をおっしゃっておりました。この耕作放棄地ですが、この表を見ますと平成22年度から平成24年度までは徐々に減ってきていた。まずその要因。それと、平成25年度は少しふえたと。今後さらにふえるであろうというような予測ですが、まず減ってきた要因をどのようにお考えになっておられますか。 ◎岩崎農政企画室長 減ってきた要因の一つとしまして、農業委員会でその耕作放棄地の解消へ向けた取り組みといいますか、指導といいますか、そういうものが行われたことが一つの要因となっております。  平成24年度から平成25年度になってふえたことにつきましては、その取り組みで減った部分とまた新たに耕作をしなくなったところが出てきたというところでの増減があって、結果としてふえたという状況でございます。 ○今村議長 御承知のように、今後4年ないし5年後ぐらいで国の減反政策は廃止になります。そうなりますと、自由につくるか、またほったらかすかのどちらかになります。まず耕作放棄地を少なくしようとしますと生産量がふえます。生産量がふえるとおのずと米価下落につながる。米価下落につながると耕作意欲の減退というようなことになるのではないかと思います。国はそういうお米は飼料用途米とかに転換するというように言ってくれてはいますけれども、そういう現象があらわれるのではないかということがまず一つ。それと、今、これからは農家の方に園芸農業とかそういうものにシフトしていただくということをおっしゃっていただきました。これは農業従事者として非常にありがたいと思うんですけれども、やはりこの園芸にシフトしていくというのは、やはりノウハウ、知識がないと非常に難しいんです。米や野菜をつくっていた人は今までの経験や感覚からいろいろできますけれども、簡単に園芸にシフトというと、これは施設、設備、いろんなものが必要になってくる。まずノウハウ、知識がなかったら簡単にできないと思うんです。そういうところの指導は行政としてはどのようにお考えになっておられますか。 ◎山田副市長 園芸農業へシフトしていかなければならないというのはこの何年間で感じているところでございます。県もそこが徐々にわかってまいりまして、あわら市に園芸の学校といいますか、県下全域を対象とした学校を今整備いたしました。今20人ぐらいの者がそこで学んでいるということです。お聞きしますと、その定員を倍にできないかというお話もあるようでございます。  そういうところで、園芸農業というのは、議長御指摘のとおり一朝一夕にできるものではありません。なかなか手間もかかりますし、いろんな知識が必要です。そのような中、そういうところで学んでいただくことで少しずつ広げていくという体制を組むようなことになりますし、あわせまして農協による営農指導とか、それから市職員の営農指導などで広めていくというふうなことになろうかと思います。 ○今村議長 ここにおられる皆さんは体験したことがあると思いますけれども、私たちが子供のころ、もう四、五十年前になりますけど、トウモロコシ畑や果物、野菜畑。そういうところにネットや電気柵やおり、恐らくそういうものを設置したことはないと思うんですね。野放しでつくって、全てのものがほとんど完璧に収穫できたということを感じております。しかし、今はどうですか。もう野放しでつくれるものは何もないんです。お米にしても電気柵で囲う。果物、野菜にしてもネットで囲う。もうそんな時代になってきています。本当にこんなことはあり得ないだろうと思いますし、私も思いたくはないんですけれども、本当にクマやイノシシや猿が家の周りを徘回することなんて考えていなかった。しかし、山と耕地との地境をきちんと管理しておかないと、このまま行くと、これから5年、10年後には市街地の中にクマや猿やイノシシが徘回する時代が必ず来ます。あのときあの人はそういうことを言ったけれども、そんなばかなことはないと皆さん今は思うかもしれません。もう現に山に近い地域では家の周りにイノシシや猿が徘回しているところがあるんですから、中心市街地を徘回する時代が必ず来ると私は思います。だからそういうことにならないように、本当にこれからもそういう面でいろいろみんな知恵を絞っていかなければ生活圏の侵害につながっていくのではないかと、私は本当に真剣に危惧しております。どうかそういう面で、いろんな形で市街地の人も田舎の人も地域が一体となって、こういうことには真剣に取り組んでいただきたい。また指導もしていただきたいと要望します。 ○田村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○田村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。 ◎大谷おもてなし観光推進室長 先ほどお答えさせていただきました部分に錯誤がございましたのでおわびと、また手元に数字がないので後ほどお答えしますと申し上げたことにつきましてお答えします。  まず、錯誤の訂正とおわびでございます。それは地代の考え方でございます。課税標準額の20分の1と申し上げましたが、これは市内の一般的な借地の事例でございまして、ここの地域の場合は旧越廼村からの契約を引き継いでおります。申しわけございませんでした。  また、ログキャビンの宿泊者数についての御質問がございました。平成23年度はログキャビン宿泊者数2,618人、平成24年度は2,404人、平成25年度2,342人でございました。  次に、学生合宿の状況についての御質問について数字がないということを申し上げました。学生合宿でございますが、市では学生合宿の補助制度を持ってございますが、これは1泊1,250円を補填するというものでございます。このキャンプ場は、安価な施設ということでこの助成の対象とはなっておりませんので、これの実績についてはございません。ただ、学生を含めた利用を促進していきたいという考え方は持っておりますので、できるだけPRしていきたいと考えてございます。 ◎岩崎農政企画室長 先ほどの片矢委員のところですが、養殖についてはやはり対象にはならないそうです。 ◆鈴木委員 さっき、ガラガラ山総合公園の4月から10月までの月ごとの利用者数を聞いたんですけれども、すぐに数字が出せないのなら後日報告でも構いません。 ○田村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○田村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  以上で本日の調査案件は全て終了しました。なお、本委員会は今後も産業活性化対策に関する諸問題について閉会中も継続審査したい旨を議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「なし」の声あり) ○田村委員長 御異議がないようですので、そのように決定しました。また、本会議での委員長報告につきましては私に御一任願います。  これをもちまして、委員会を閉会します。                                午前11時45分閉会...