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福井市議会 > 2014-03-18 >
平成26年 3月18日 予算特別委員会-03月18日−01号

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  1. 福井市議会 2014-03-18
    平成26年 3月18日 予算特別委員会-03月18日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成26年 3月18日 予算特別委員会 − 03月18日−01号 平成26年 3月18日 予算特別委員会 − 03月18日−01号 平成26年 3月18日 予算特別委員会             予算特別委員会 顛末書 1日目                              平成26年3月18日(火)                                  全員協議会室                                午前10時01分開会 ○堀川委員長 ただいまから予算特別委員会を開会します。  ただいま市長から発言を求められておりますので、許可します。 ◎東村市長 おはようございます。予算特別委員会の開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  堀川委員長、石丸副委員長を初め委員各位におかれましては、本日から2日間にわたり平成26年度当初予算案、平成25年度3月補正予算案、そして市政全般にわたる重要課題について御審議いただくわけでございます。  さて、このたびの平成26年度当初予算案は、第六次福井市総合計画に掲げた基本目標の実現を基本とし、町の将来に向けた取り組みを加速させる大事な1年であることを念頭に積極的な対応を図ったものです。  福井駅西口中央地区市街地再開発事業や福井国体開催に向けた施設整備のほか、快適で安心した暮らしと経済活動を支えるための道路、橋梁、河川、公園といったインフラ整備や、学校耐震化を初めとした防災、減災対策、また浸水対策など、今取り組まなければならない課題に対してあらゆる財源の活用を図りながら、工夫を凝らして未来に向けた積極予算として編成した次第であります。  また、国の好循環実現のための経済対策に呼応し、平成25年度3月補正予算を新年度当初予算と一体的なものとして位置づけ、計上したものでございます。  各常任委員会に引き続きまして、本委員会におきましても何とぞ十分な御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、予算特別委員会の開会に当たっての挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○堀川委員長 それでは会議に入りますが、本委員会は、市政運営の基礎となる予算案の全体像を捉えながら、市政上の重要課題について広範かつ深い議論を交わすことにより、さらなる市政発展に資することを目的としておりますので、その趣旨に従い御審議いただきますよう委員各位並びに理事者の御協力をお願い申し上げます。  それでは、第90号議案ないし第96号議案、第1号議案ないし第17号議案並びに市政上の重要案件を一括議題とします。  去る2月25日の本会議において本委員会に付託されました予算議案については、議長を通じ所管の各常任委員会に調査を依頼し、このほどその調査結果の報告を受けましたので、これよりその結果を調査終了の順序に従いまして各常任委員長から御報告いただきたいと存じます。  まず、総務委員長、峯田信一君、お願いします。
    ◆峯田総務委員長 予算特別委員会から総務委員会に調査依頼されました案件を調査するため、3月6日に委員会を開催しましたので、その結果について御報告申し上げます。  調査依頼を受けました案件は議案2件であり、いずれも原案は適当であると報告することに決しました。  以下、調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  第1号議案 平成26年度福井市一般会計予算、総務費中、町名・街区表示板等整備事業について委員から、表示板の色は黒を基調としているため市民や観光客に暗い印象を与えることが危惧されるが、色彩を変えることはできないのかとの問いがあり、理事者から、デザイン検討委員会で決定した表示板のデザイン案は色弱者にわかりやすいユニバーサルデザインとなっており、基本的にはデザイン案を尊重するつもりだが、町が暗い印象にならないような色彩の若干の調整については今後検討していきたいとの答弁がありました。  同じく、総務費中、空き家対策事業について委員から、空き家の撤去はどの程度進んでいるのか。また、危険な家屋をなるべく早く撤去できるよう、行政代執行も含めて事業を進めるべきと考えるが、現在どのように取り組んでいるのかとの問いがあり、理事者から、管理不全状態の空き家等のうち今年度14軒の空き家が撤去されており、そのうち3軒は市の補助制度を利用している。また、撤去に際しては、家屋や土地の所有者と十分協議の上、なるべく行政代執行まで至らない形で撤去できるよう努めているとの答弁がありました。  同じく、総務費中、避難所運営マニュアルについて委員から、マニュアル作成に当たっては、学校の見取り図などを使いながらその地区の実情に合わせてつくる必要があると考えるが、どのように進めるのかとの問いがあり、理事者から、本市は海岸部や山間部、中心市街地など地区によって環境が大きく異なることから、各地区の方を初め、学校や公民館の関係者、市内居住班員などを集め、学校の見取り図などを使って協議して、それぞれの地区に対応したマニュアルとなるよう取り組んでいく。平成26年度中には市内全地区で作成する予定であるとの答弁がありました。  以上が当委員会での調査の結果並びに調査経過の概要でございます。委員各位の御賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。 ○堀川委員長 次に、建設委員長、今村辰和君、お願いします。 ◆今村建設委員長 予算特別委員会から建設委員会に調査依頼されました案件を調査するため、3月6日に委員会を開催しましたので、その結果について御報告申し上げます。  調査依頼を受けました案件は議案9件であり、いずれも挙手採決を行った結果、原案は適当であると報告することに決しました。  以下、調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず、第96号議案 平成25年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算について委員から、福井駅西口広場整備工事のうちシェルター設置に多額の費用がかかるのはなぜかとの問いがあり、理事者から、シェルターは、県都の玄関口であり交通結節点である福井駅の利用者が雨や雪にぬれないように設置するものであり、バス等の乗降にも支障がないよう柱を細くしたり間隔を広げて配置するため、屋根材は軽量で積雪に耐える強度が必要であり、アルミハニカムパネルや合わせガラスを使用することで費用がかかることになったとの答弁がありました。これに対して委員から、景観や構造上の問題も重要だが、なるべく経費を抑える努力はしてほしいとの要望がありました。  次に、第1号議案 平成26年度福井市一般会計予算、商工費中、中心市街地開業促進事業について委員から、助成限度額引き上げの内容と来年度の出店見込み数について問いがあり、理事者から、福井駅周辺において食の拠点整備を行うことにあわせて支援を拡充するものであり、飲食店を開業する場合には厨房設備等に費用がかかることから、1階路面店での開業経費助成限度額を現在の75万円から150万円に引き上げる。また、来年度は1階の路面店への出店は10店程度、2階以上と地下への出店は2店程度を見込んでいるとの答弁がありました。  同じく、土木費中、福井鉄道軌道区間整備事業について委員から、来年度も引き続き駅前電車通りでのイベント開催時に西武福井店前に仮設電停を設置し、その利用状況から軌道区間の電停設置箇所を検討するとのことだが、福井鉄道駅前線の延伸後は、現在の福井駅前駅は仮設電停の位置に配置することになるのかとの問いがあり、理事者から、福井駅西口に新たな電停ができると、駅間の間隔的には現在の福井駅前駅より西武福井店付近に配置したほうがいいとの意見があるが、そこへ配置する場合には地中のケーブルの移設や自動車交通への影響といった問題もあるため、そのあたりも勘案し、地元の意見も聞きながら検討していきたいとの答弁がありました。  同じく、土木費中、未除雪路線支援事業について委員から、対象となる路線はどのくらいあるのか。また、本事業以外での対応も必要と考えるが、今後どのように取り組んでいくのかとの問いがあり、理事者から、対象となる路線の延長は約110キロメートルである。現在、ホームページで除雪に関するアンケートを実施しており、その結果を集約して各自治会長に意見を伺い、来年度の除雪計画に役立てていきたいとの答弁がありました。  次に、第11号議案 平成26年度福井市駐車場特別会計予算について委員から、本町通り地下駐車場のホリディ・フリーパーク社会実験を9月まで延長するとのことだが、社会実験の効果をどのように捉えているのかとの問いがあり、理事者から、駐車台数は社会実験前と比べて増加したが、時期によってばらつきがあり増加の要因が特定できないため、9月まで社会実験を延長して通年での増減を確認したいと考えている。今後、利用者へのアンケート調査を実施して効果を検証し、その結果を見て今後の方針を決めたいとの答弁がありました。  次に、第15号議案 平成26年度福井市下水道事業会計予算について委員から、西木田・みのり浸水対策は、来年度は設計だけでなく工事にも着手できるのかとの問いがあり、理事者から、現在、西木田・みのり地区の雨水流出解析シミュレーションを行っており、その結果を踏まえて対策を講じ、工事にも取りかかりたいと考えているとの答弁がありました。  また、委員から、消費税増税に関連する議案については、市民生活に大きな影響を与えることから反対であるとの意見がありました。  以上が当委員会での調査の結果並びに調査経過の概要でございます。委員各位の御賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。 ○堀川委員長 次に、教育民生委員長、宮崎弥麿君、お願いします。 ◆宮崎教育民生委員長 予算特別委員会から教育民生委員会に調査依頼されました案件を調査するため、3月10日及び11日に委員会を開催しましたので、その結果について御報告申し上げます。  調査依頼を受けました案件は議案11件であり、いずれも原案は適当であると報告することに決しました。  以下、調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  第90号議案 平成25年度福井市一般会計補正予算、教育費中、トイレ整備事業について委員から、小学校低学年の中には和式のトイレを使用したことがない子供もいるので、各小・中学校の洋式トイレ整備を早めることができないのかとの問いがあり、理事者から、トイレ整備事業は平成12年度から事業を開始し、各小・中学校において1カ所以上の洋式トイレ改修工事を行った。平成22年度から2巡目として設置箇所をふやしているが、現在は耐震補強事業を最優先に行っている。そのため耐震補強事業が完了予定の平成27年度以降に老朽化対策を行っていく中でトイレ改修を組み入れ、現在のトイレ整備事業も並行して行っていくことでさらに加速して進めていきたいとの答弁がありました。  次に、第1号議案 平成26年度福井市一般会計予算、衛生費中、ごみ焼却施設改修事業について委員から、現在の進捗状況と今後の見通しはどうなっているのか。また、改修によってどのくらい稼働年数が延びるのかとの問いがあり、理事者から、平成26年2月末で78.9%の進捗率で、当初予定していた72.6%の進捗率を約6%上回る状況である。今後の見通しとしては、工期末日の平成27年3月18日より1カ月半ほど早目の完了を想定しており、総合的な稼働試験を十分に行いたい。また、改修することによって平成37年度まで稼働できる予定であるとの答弁がありました。  同じく、民生費中、障害者福祉サービス事業について委員から、障害福祉サービスの利用者がどのくらい増加しているのか。また、どのようなサービスの利用者が増加しているのかとの問いがあり、理事者から、平成24年度の実績と比較して利用者は約10%ふえている。また、平成25年度は就労継続支援と生活介護のサービス利用者がふえており、それに合わせて事業所も増加しているとの答弁がありました。  同じく、教育費中、弓道場・市体育館サブアリーナ等建設事業について委員から、国からの補助が少ないように思うが何か理由があるのかとの問いがあり、理事者から、市体育館サブアリーナは、文部科学省の面積要件を満たさなかったために国の補助対象とならず、補助対象となったのは弓道場の部分のみであるとの答弁がありました。  以上が当委員会での調査の結果並びに調査経過の概要でございます。委員各位の御賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。 ○堀川委員長 次に、経済企業委員長、田村勝則君、お願いします。 ◆田村経済企業委員長 予算特別委員会から経済企業委員会に調査依類されました案件を調査するため、3月10日及び11日に委員会を開催しましたので、その結果について御報告申し上げます。  調査依頼を受けました案件は議案8件であり、挙手採決を行った議案7件を含め、いずれも原案は適当であると報告することに決しました。  以下、調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず、第1号議案 平成26年度福井市一般会計予算、商工費中、企業立地関連道路整備事業について委員から、企業を誘致するためだけに道路整備を行うのかとの問いがあり、理事者から、雇用や事業の拡大が見込める将来有望な企業であることとあわせ、以前より地元から道路整備の要望もあったことから整備したとの答弁がありました。  さらに委員から、将来的にほかの企業を立地させることも考えていくべきではないかとの問いがあり、理事者から、当該エリアは土地利用の制限が厳しいため、今後の可能性については関係者と協議しながら検討していくとの答弁がありました。  同じく、農林水産業費中、農業振興費について委員から、今後農業を振興していくためにどのような事業を行っていくのかとの問いがあり、理事者から、予算の額は減少しているが、市内を8ブロックに分け、地域の特性に合わせた作物の生産を推奨し、地域の特産化を目指す福井市推奨品目育成支援事業などといった事業に取り組み、農業の振興を図りたいとの答弁がありました。  次に、第16号議案 平成26年度福井市ガス事業会計予算について委員から、ガス供給のエリアの拡大について考えていないのかとの問いがあり、理事者から、中央卸売市場周辺において中圧管の管網が整備され安全対策が強化されることから、その周辺がエリア拡大の対象地域と考えている。住宅地域や商業地域であることも考慮し、資本投下して整備を進めていくかどうか判断していきたいとの答弁がありました。  また、委員から、消費税増税に関連する議案については、市民生活に大きな影響を与えることから反対であるとの意見がありました。  以上が当委員会での調査の結果並びに調査経過の概要でございます。委員各位の御賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。 ○堀川委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。  (「なし」の声あり) ○堀川委員長 別にないようですので、質疑を終結します。  以上で各委員長報告を終わります。  それでは、これより、ただいまの各常任委員会の報告を踏まえ、予算議案並びに市政上の重要案件について会派ごとの総括質疑に入ります。  なお、各会派の持ち時間はお手元の次第に記載したとおりとし、また質疑の順序については申し合わせにより大会派順、同数会派の場合はローリング方式とし、お手元の次第に記載した順序で行いますが、本日、各会派一巡をめどに進めてまいりたいと存じますので、委員各位の御協力をお願い申し上げます。  また、理事者の答弁時間につきましては、原則的に各会派の質疑持ち時間と同じ時間配分となっておりますので、質疑の趣旨に従い、簡潔かつ的確に御答弁いただきますようお願い申し上げます。  次に、発言時の注意事項についてですが、卓上のマイクは自分のほうに向けての御使用をお願いします。また、その他の注意事項としまして、携帯電話につきましては申し合わせにより会議の席に持ち込まないこととなっておりますので、よろしくお願いします。  それでは、初めに志政会の質疑に入りますが、持ち時間は70分です。  それでは、質疑を許可します。 ◆宮崎委員 おはようございます。志政会のトップを任せるということですので、最初に質問させていただきます。  先日の一般質問では、正直言って市長の考えを聞きたかったんです。聞き取りのときにもそう申し上げておいたんですが、答弁は市長の考えというよりも各担当の考えであったように思われます。まちづくりについての具体的な内容というよりも、市長が福井市をどのようにしたいのか、福井市の将来をどのように考えておられるのかを聞きたかったんですけれども、私としては市長の考えそのものは聞けなかったと思っております。  こういう福井づくり、まちづくりについて質問して答弁をお願いしますと、いつも同じ答えが返ってきますので、特に市長の考えを伺いたいと思って先日の一般質問をさせていただきました。きょうはその補充ということではありませんけれども、もう一遍、福井づくりについて質問させていただきます。  まず最初に、福井市の個性とか、あるいは福井らしさについて、市長はどのようなお考えなのかお聞かせください。 ◎東村市長 この質問は、以前から何度かいただいております。そのたびにいろいろと考えるんですけれども、福井市イコール何々というように表現するのはなかなか難しいと思っています。日本列島の中央に位置し、東の文化と西の文化の交差点である。あるいは四季もはっきりしているし、歴史も古くからつながっている。また食べるものもおいしい。こういう状況の一方で、戦中、戦後には大きな災害に遭って新しいまちづくりに力を注いできた。そのときに不屈の気概、あるいは深い郷土愛で不死鳥のごとく町を再建してきた。このように、これまで防災、教育、産業、福祉など各方面に力を注いできた結果、全国的な調査の結果では住みよいまちとしての評価をいただけるようになっている状況かと思います。  したがって、これから考えなければならないのは、将来を見据えて何が不足しているのか。何がよいところで、何をさらに伸ばしていくべきことなのかということを考え、推進していくことが必要だと思っています。そういうことの結果として、福井市イコール何々というようなことができ上がってくるのではないかと思っているところです。 ◆宮崎委員 何遍もこういう質問をさせていただいているんですけれども、なぜきょうまた改めて質問させていただいているのかというと、福井づくり、福井市の個性というのは、特に福井駅西口中央地区市街地再開発事業、福井駅周辺土地区画整理事業も含めたまちづくりの基本なんです。私は議員になって19年がたつんですが、議員になったときから福井市の個性については福井市のまちづくりに関係する特別委員会、あるいは建設委員会の中でいろいろ質問させていただいてきた。酒井市長にも質問させていただいたし、東村市長にも、その間の坂川市長にも質問させていただいた。その都度いろいろな答えをいただいております。  東村市長にも最初二、三年ぐらいはこういった質問を繰り返しさせていただいたと思っております。その都度、まちづくりの基本はそういうところに行き着くのかなという思いをしてきました。しかし、ここ二、三年、福井らしさとか福井市の個性という言葉が消えてしまって、福井駅西口の活性化だけが取りざたされているような気がしてならないんです。とにかく福井駅西口の活性化がすなわち福井らしさ、福井市の個性というような答弁ばかりです。  福井駅周辺を整備するときに、最初から福井市らしさ、福井市の個性を出してほしいということを言ってきました。極端な話、最近は勝山市の恐竜が福井市の個性になりつつある。恐竜なんて県庁の中へ入れておけばいいんです。前回の答弁の中でも市長からは、足羽山をにらんで恐竜とか、こういう言葉が出てきましたけれども、私は福井市に個性がないから、あるいは福井市らしさがないから、そういう答弁になってくると思えてなりません。  福井市らしさを出すために、福井市の個性を出すために、まちづくりについてもう少しいろいろな考え方が出てこないといけないと思いますが、そういった考え方がなくなってきていると思えてなりません。  去年の国立社会保障・人口問題研究所の人口予測でも、これから福井市の人口は減るという結果が出ていますけれども、100年後には福井市の人口は10万人を切るのではないかと思うような状態です。ですから、まちづくりの柱には人口をふやさないまでも減らさない工夫の施策が出てこないといけないと思うんですけれども、それも何も見られない。  そういう中で、先日の一般質問でいろいろなことを申し上げました。私だけではなく市長のところへも市民の方から手紙が行っているのではないかと思いますが、特にアジサイに関して御質問がありました。先日はアジサイのアの字もお答えいただけませんでしたが、アジサイに関する手紙の内容には、まちづくりについての考え方も含まれていたと私は思います。ですから長々と10分近い時間をかけてあの文章を読ませていただいたわけです。  福井づくりに関して一つお聞きいたしますけれども、福井市はなぜ市の花にアジサイを制定したと市長はお思いですか。その意味はどういうところにあるのか、市長の考えがあったら聞かせてください。 ◎東村市長 以前、公募で市民の意見をお聞きして、その結果として市制90周年の記念事業として制定したと理解しております。 ◆宮崎委員 私が小学生のころだったと思いますが、福井復興博覧会というのがあったと思います。私も学校の遠足で行かせていただきました。そのときにはもうアジサイが足羽山に咲いていたんです。きれいな花でしたし、大輪のアジサイでございました。今でも足羽山の階段のあたりに何本かのアジサイがあると思います。あのきれいに咲いたアジサイの花を見れば、桜に匹敵する花だと私は思っております。そういったアジサイの花にかけて福井復興博覧会もあったのかなと思いますけれども、福井市の花になったのはもう少し後でしょう。福井国体のときにもアジサイはきれいに咲いておりました。  ところが最近は、市の花に制定しながら、どこへ行ってもアジサイはほこりまみれなんです。ですから酒井市長には、桜を大事にするのなら市の花は桜に変えたらどうですかと予算特別委員会で質問させていただいたことがございます。酒井市長はアジサイを大事にしたいとおっしゃっていましたけれども、大事にするという具体的な方策は何も見られなかった。  2回目の国体が来るということで、今、花いっぱい運動とか何とかといろいろしていますが、せっかく市の花に指定しているアジサイの花をどうしようかという論議が全くない。そんなことならアジサイの市の花の指定を解いたらどうですか。市長はどう思われますか。 ◎東村市長 先ほどもお答えしたように、福井市は日本列島の真ん中に位置していて四季がはっきりしています。そういった意味では、四季折々の花がいろいろと咲いてくれるということが、すばらしいことだと思っています。  桜にしろアジサイにしろ、花の場合は開花が特定の時期になるものですから、それを使って一年中何かができるものではないことに問題があろうかと思います。  ただ、春は桜であり、もう少し後にアジサイであるという、それぞれ花の時期に合わせ、花を活用しながらまちづくりを進めることは非常に大切だと思っています。これまでにも福井市の花がアジサイであるということで、ネクタイのモチーフにしたり、あるいは2010年日本APECエネルギー大臣会合のときには、ちょうど開花時期でもありましたので、ホテルフジタ福井の前にアジサイを植えたプランターを飾って、来られた方を歓迎したというような取り組みを行っています。  確かに、まだまだ福井市内にアジサイの名所といったところがしっかりと整備されていないのではないかということだと思いますけれども、今後はこのあたりについても、市民協働ということもありますので、市民の皆様とも協力しながら花をきちんと管理していき、来ていただく方に見ていただく。そういうおもてなしの心というものもしっかりと醸成していきたいと思っています。 ◆宮崎委員 福井市の花に制定した意味がどこにあるのかということなんです。桜やほかの花と一緒にするのなら、別に制定しなくてもいいんです。何か大きな思いがあったから制定したんでしょう。ですから、そこら辺を市長としてどのように考えるのかをお聞かせ願いたい。 ◎東村市長 先ほども申し上げたように、公募で選ばれたということは、市民の皆さんが、いろいろな花がある中で福井市にはアジサイがいいという結果だったと理解しています。花については、それぞれの自治体が市町村の花を持っていて、それをモチーフにバッジをつくったりいろいろなところで活用していく。福井市の場合は市の木は松になっていますけれども、福井市の花、あるいは福井市の木は、それらに対してみんなで共通認識を持ちながら、それらを活用してまちづくりを進めたいという願いのもとに決められていると思っています。 ◆宮崎委員 アジサイが福井市の花として適切だという市民の意向だったんでしょう。そういう市民の意向を受けて市の花として制定したことは、大きな意味を持っているんです。ですから私は、ほかの花と一緒にすること自体がおかしいと思います。市の花として制定した以上、今まで市政上何か特別な扱いをしていますか。 ◎東村市長 先ほども申し上げたように、ネクタイやハンカチの柄に使うとか、あるいは市のコミュニケーションマークにもフェニックスと一緒になった形でアジサイを取り入れるとか、また市功労者の表彰式のときには、通常のバラの花ではなくあえてアジサイの花をつけていただくとか、そういう形で福井市の花としての位置づけを持ちながらアジサイを活用させていただいているのが現状かと思います。 ◆宮崎委員 ネクタイなどは私も何本か買わせていただいておりますので、それはいいんです。花そのものに対してどのようなことをしておられるのかをお聞きしたい。 ◎西行総務部長 その点に関しまして、私から申し上げたいと思います。  アジサイの花について、いま一つアピールが足りないのではないかとおっしゃっているのではないかと思います。ただ、昨年は福井葵ライオンズクラブからフェニックスパークに350株ほどのアジサイを御寄附いただいたり、少しさかのぼりますが平成9年には3,000株ほどのアジサイを御寄附いただいており、それは幸橋左岸の足羽川の堤防に植えております。また、中央公園にもそういった御寄附をいただいております。これは、やはりアジサイに愛着を持っていただきたい、あるいは愛着を持っているという市民の方々の一つの意思表示ではないかと思いますし、また、福井市の花としてアジサイをアピールしたいという市民の方々の思いも込められているのではないかと思っております。  また、花そのものに対しては、具体的に決定していることではございませんが、例えば福井駅西口に観光関連施設が整備されますので、先ほど市長が申し上げたように季節が合わなければなかなか難しいですが、2010年日本APECエネルギー大臣会合のときにさせていただいたような取り組みを検討していきたいと考えています。 ◆宮崎委員 聞いていて苦しいですね。なぜかというと、はっきり言って何もしていないからです。一般の人から寄附があった。この間の手紙の中にも書いてあります。毎年寄附させていただいているが、その後どうなっているのかもわからないという手紙の内容です。その方に直接電話もさせていただきましたが、毎年寄附はしているけれども、その後市がどういう扱いをしているのかさっぱりわからないということでした。  そういう市の花なら、指定を解いたらどうですか。 ◎西行総務部長 花を大切にということでございましょうが、アジサイの花は咲いた後の管理も非常に難しいということもございます。ただ、梅雨の雨の時期にそういった可憐な花が咲いているというのも、この花の特徴であり、よさではないかと思っております。  ただ、宮崎委員がおっしゃるように、我々として管理やアピールについて足りなかったことは十分反省しながら、今後、市の職員としても市の花としてアジサイを大切にし、あるいは市民の方々にもそういった啓発ができればと考えております。 ◆宮崎委員 時間も大分過ぎましたが、アジサイの話を長くするつもりもございません。  これが福井市のまちづくりの考え方なんです。その場の時間さえ過ぎればいい、何かを考えていればいいということなんです。何を大事にするのか、何を福井市の将来の柱に持っていくのか、その柱がないということなんです。だから恐竜を福井駅西口へ持ってきてもいいとなるんです。これは議会の責任でもあると思いますが、福井市として何が大事なのか、何が福井市にふさわしいのかという考えが全くない。だから私はこれを長時間かけて取り上げさせていただきました。  スイセンも大事です。きれいな花です。桜も大事です。しかし、アジサイを市の花として制定したこの事実は重いんです。市が制定した事実を忘れたらおかしくなってしまう。そのことが東村市政のまちづくりの基本的な考え方かと思います。いい加減でいいのかということを少しきつく言っておきます。  別に市長をこきおろすための質問をしているのではないんですけれども、やはり大事にすべきものは大事にしなければならないと思っております。  ですから、恐竜のモニュメントの話から、私が思っていることが現実に出てきたと思っております。福井市で恐竜を置くのなら県庁の中へ置いてください。たくさんの方から私のところへ、あれを許したらいけないという手紙や電話をいただいております。そのことを申し上げて、きょうの質問は終わります。福井づくりについての基本的な考え方だと思ってください。  これから1年かけて、危機管理の問題などいろいろと市長にお尋ねしていきたいと思っております。 ◆藤田委員 おはようございます。まず最初に、まちなかに関係した各種事業についてお伺いします。  新年度の予算を見ておりますと、「まちなか」というキーワードが随所に組み込まれているようでございます。来年春の北陸新幹線の金沢開業を初め、平成30年の福井国体開催、さらにそれに続く北陸新幹線の福井延伸を控え、県都の玄関口としての中心市街地の活性化は急務の課題です。  その中で、西口再開発ビルの整備は中心市街地の開発の起点となり、またよい起爆剤となると思いますが、西口再開発ビルだけでは効果は薄いと思われます。町全体で盛り上げて大きな波となるようなさまざまな事業が平成26年度当初予算には組み込まれているようですが、その中で、まちなか賑わい創出事業について何点かお伺いしたいと思います。  まず、まちなか大満喫フェア開催事業についてですが、具体的な内容や西武福井店の屋上の利活用法についてお伺いいたします。 ◎谷澤都市戦略部長 まちなか大満喫フェアは、西武福井店の催事場や屋上を活用しまして中心市街地におけるにぎわいを創出したり、商業の活性化を図ることを目的に行うものでございまして、期間中は食、遊び、美と健康という3つをテーマといたしまして、さまざまなイベントを開催していく予定をしております。まず、食につきましては5月の下旬から7月の中旬まで、それから遊びにつきましてはその後7月の中旬から8月の下旬、そして美と健康につきましては9月の上旬から10月の中旬にイベントを開催していく計画をしております。  まず食というテーマでは、仮称ですけれども、「ふくいの恵み」大博覧会を開催いたします。これは市内事業者が開発いたしました福井市の農林水産加工品であります「ふくいの恵み」、それから県内のすぐれた商品といった逸品を一堂に集めて販売するものでございます。西武福井店6階の催事場を主会場といたしまして、西武福井店全館を活用しながら展開するものでございます。  また期間中は、西武福井店の屋上のおおむね南側半分のエリアに人工芝、椅子、テーブルなどを設置し、市民の憩いの広場を整備いたしまして、訪れる方に利用していただくようにします。それにあわせまして、ステージ、音響設備といったものを整備しまして、先ほど言いましたテーマに沿った各イベント等を行ってまいります。  そういったことで少しでもにぎわいの創出を図っていこうというものでございます。このスペースの認知度を上げることで、民間企業によるスペースの活用や、来街者の増加につなげたいということでございます。 ◆藤田委員 西武福井店の屋上と申しますと、私たちの世代は屋上に行くと楽しかった思い出が大変多いわけですが、その屋上を上手に使っていただいて、1年間いろいろ楽しんでいただける場所ができるのはいいことだと思います。特に私は小さい子供がおりますので、福井駅前には子供が遊ぶ場所が少ないと思う中、大変ありがたい事業だと思っておりますが、まちなか大満喫フェアはどのような方をターゲットとしてお考えでしょうかお伺いします。 ◎谷澤都市戦略部長 これまでは買い物で郊外に出かけていた方が多くおられまして、そういった方に少しでもまちなかにお越しいただくためには、まちなかの魅力を再認識していただくことが重要な課題ではないかと思っておりまして、まちなか大満喫フェアは、事業を通しましてまちなかの魅力を大いに満喫していただこうというものでございます。  特に藤田委員から御指摘がありましたように、夏休みのときには、中心市街地、いわゆるまちなかの子供の遊び場が本当に少ないということで、子育て世代、それから祖父母と孫といったファミリー層を主なターゲットとして各イベントを展開してまいりたいと思っております。 ◆藤田委員 私は福井駅前には週末に行くことが多く、週末ともなりますと、いろいろなイベントが開催されて大変楽しませていただくことが多いです。さらに、西武福井店の屋上を整備していただくことになりますと、お子様連れのお父さん、お母さんで、平日に来られる方なども利用されることがあると思いますが、平日などイベント開催時以外の利用はどのようになりますか。自由に入ることができるのかも教えていただきたいと思います。 ◎谷澤都市戦略部長 平日でもイベントや教室を初め、憩いの広場として積極的に活用していただきたいとは思っているわけですけれども、イベント開催時以外の一般市民の屋上への立ち入りに関しましては、セキュリティーの問題等もありまして、現在は西武福井店と協議を行っているところでございます。
    ◆藤田委員 これは市だけでなく、民間といいますか、西武福井店にも御協力いただかないとできない事業だと思うんですが、ぜひ御努力いただきまして、平日なども使えるいい場所になればと思います。  それと、一般市民でありますとか、あるいは市民団体を初めいろいろな団体の方に活用していただくのが一番いいのではないかと思うんですが、使用料などの具体的な構想、また使い勝手をよくする仕掛けなどがありましたら教えていただきたいと思います。 ◎谷澤都市戦略部長 使用料の件ですけれども、当然、この場所を使っていただく市民団体等が簡単に利用できるような手続を検討しているところでございます。営利目的以外のイベントでの利活用に当たりましては、原則、使用料は取らないという方向で考えているところですけれども、そこには当然、光熱費や安全管理への協力金が必要になることから、これも西武福井店と今後十分に協議を行っていかなければならないと考えているところです。 ◆藤田委員 上手に使っていただいて、いつ行ってもおもしろいという場所になればと思います。  そこで、まちなか大満喫フェアはいつまでお続けになられるのか。また、西口再開発ビルができますと屋根つき広場もできますので、これからいろいろな形で利用していただける場所がふえてくるのではないかと思いますが、西口再開発ビルができた後はどのように利用されていくのかもお伺いします。 ◎谷澤都市戦略部長 いつまで続けるのかということですけれども、今のところ来年度と平成27年度の2年間継続して実施していきたいと考えているところでございます。先ほども言いましたように、少しでも多くの方々にまちなかの魅力を感じていただければと思っているところでございまして、テーマ性を持った取り組みを継続して進めていく必要があると思っております。  また、にぎわいの軸の拠点の一つであります西武福井店の屋上につきましても、民間主導で活用されまして、にぎわいの創出につなげていくことが望ましいと思っております。  西口再開発ビルの完成後も、そういったにぎわいが自然とまちなかに集まってくるといいますか波及するように、市としてもそういったものとの連携を図ることで、支援、協力などをしていきたいと考えております。 ◆藤田委員 西口再開発ビルができましても西武福井店にも足を運んでもらういいきっかけになるかと思いますし、拠点が1カ所だけでなく、2カ所、3カ所とふえていくことを期待したいと思います。  続きまして、まちなか灯りイベント開催事業についてお伺いします。  このイベントの具体的な内容と、またその効果についてお伺いします。 ◎谷澤都市戦略部長 まちなか灯りイベント開催事業は、夏には福井城址お堀の灯り、冬にはふくい冬のイルミネーションの2つの大きなイベントを開催しております。  まず1点目の、夏に開催しております福井城址お堀の灯りは、今年度は7月20日に開催しておりまして、福井城址周辺やお堀の水面を約5,000個のろうそくでライトアップしまして、城址を生かした夜間景観の形成とまちなかの集客を図ることを目的として実施しているところでございます。  福井城址の歴史的な背景を踏まえまして、歴史を広く内外に伝えることを意識して取り組んでおりまして、最近では地元の団体だけでなく、ほかの地区の方や大学生も加わってだんだん広がってきているという現状でございます。  もう一方のふくい冬のイルミネーションは11月からやっておりまして、今年度は11月1日から1月13日まで開催したわけですけれども、商店街と連携しながら、西武福井店横のアップルロードの巨大ツリーを初め、周辺の樹木等をイルミネーションで演出していくというものでございます。福井市の冬の寒い夜にほっとするような雰囲気づくりを行い、まちなかにおける魅力の向上を目的に実施しています。期間中、まちなかを訪れる観光客の方がツリーの前で記念撮影するといったこともありますし、冬の風物詩として少しずつ定着してきているのではないかと考えているところでございます。 ◆藤田委員 この事業は、どちらかといいますと市内の方だけでなく外から来た方にも対応していただけるような事業ではないかと思っております。その中で、先ほどお聞きしました地元の皆さんや大学生の皆さんから協力を得ながら、事業が大きく広がっていけば大変おもしろいと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。特にイルミネーションによって出た効果は、なかなか見えにくいという言い方はおかしいですが、取り上げにくいところでもあると思うんですが、そんな中、来ていただいた方に少しでも福井市内を楽しんでもらうきっかけになればと思います。  また、訪れた方が中心市街地で食事をとろうと思って周りを見渡しますと、特に福井のおいしいものということで探しますと店舗数も大分少ないと感じるのではないかと思います。そんな中、中心市街地開業促進事業は活用していただくのにはありがたい事業ではないかと思うんですが、現状はどうでしょうか。 ◎谷澤都市戦略部長 中心市街地開業促進事業の現状でございますけれども、藤田委員御指摘のように、確かに福井の食を提供するという意味では飲食店は点在しておりまして、初めて福井市を訪れた観光客の方には少しわかりにくいかなという点はございます。  一方で、開業支援の件数でございますけれども、平成23年度は12件、平成24年度は14件、平成25年度は10件、合計36件が開業されておりまして、このうち飲食店は5件ということで、余り伸びていない印象はあります。当然、観光客を見据えたまちづくりを考えていく上で、食というものは重要なコンテンツであると考えておりまして、当然、充実させていく必要があると考えております。このため、平成26年度の中心市街地開業促進事業につきましては、福井の食を提供する店舗の開業に対しまして支援を強化していきます。それとあわせまして、地元の商店街の理解を得ながらエリアのコンセプトを定めまして、そのコンセプトに沿った業種の店舗を集めていくことで、利便性の向上とか、お店同士の相乗効果によって誘客力を少しでも高めていきたいと考えているところでございます。 ◆藤田委員 私は県外へ行きますと、福井にはおいしいものがいっぱいあると改めて思うことが多いんですが、ぜひ福井のおいしいものを大事にしていただいて、そういうものをどんどん広げていただける仕組みづくりをお願いしたいと思います。  続きまして、グリフィス記念館整備事業について伺います。  福井駅周辺から少し足を伸ばしていただく仕掛けづくりが必要となる中で、足羽川、足羽山への玄関として浜町かいわいのにぎわいづくりが必要になると思っています。その中で、浜町と申しますと食というイメージが強く、本事業は新しい切り口の事業ではないかと思うんですが、グリフィス記念館整備事業の内容及び、先日募集されました足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想(案)のパブリックコメントではグリフィス記念館についてどのような意見が出されたのか教えていただきたいと思います。 ◎西行総務部長 グリフィス記念館整備事業の内容は、足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想の中でうたわれているわけですけれども、足羽山や足羽川周辺への回遊性の向上、近代福井の歴史を学ぶ場、あるいは洋風建築を生かした憩いとくつろぎの場を目的として整備するということが基本的な方針でございます。  また、先般行いましたパブリックコメントでは、全体で102件の意見がございましたが、そのうちグリフィス記念館関係の意見は6件ございました。中身としては、グリフィスの功績と姉妹都市であるニューブランズウィック市との交流に絞った展示、ニューブランズウィック市の名門ラトガース大学と提携し大学等の貴重な資料の展示、記念館に無料で使えるWi−Fiを整備して観光情報を発信してはどうか、建物の中をレストランにしてはどうかなどの意見がございました。 ◆藤田委員 昨年、私もニューブランズウィック市に議員訪問団の1人として行かせていただきまして、失礼な話ですが、私も勉強が足りなかったもので、グリフィス氏がどういう人物であったのか、また福井のために大変力を入れていただいた方だと、功績を改めて勉強させていただきました。グリフィス記念館の整備によりまして国際交流も期待されると思いますが、事業による効果をどのようにお考えか、教えていただきたいと思います。 ◎西行総務部長 今委員がおっしゃいましたように、まさに福井市の国際交流の原点に触れるような施設になればと期待しております。また、ニューブランズウィック市とは、ラトガース大学のグラマースクールという附属の学校だと思いますが、そこでのグリフィス氏と日下部太郎氏の師弟関係に基づき姉妹都市提携がなされたということでございます。30年以上も続きますこの関係に対する市民の皆様の理解が、ここでの展示を通じまして少しでも浸透してほしいということもございますし、また、この建物自体によって本市の国際交流への興味がそそられるといったことも期待できるのではないかと考えております。 ◆藤田委員 浜町の中に洋館的なものが一つできることは、浜町の中でも大変珍しい施設になって、少し興味を示していただけるようになるのではないかと思います。  ただ、グリフィス氏の知名度は、福井市民の中でもそれほど高いものではないと思ってしまうんですが、観光誘客に対して期待される効果、また今後の取り組みなどがありましたらお伺いします。 ◎西行総務部長 記念館としての効果も期待しているわけですけれども、ここには観光情報の発信、あるいは回遊性を高めるためのレンタサイクル等の配置といったことも提案されておりまして、これらによる観光客に対する利便性の向上も図られるのではないかと思っております。  また一方で、先ほど委員から食のイメージも強いというようなことで、食に関する質問がございました。足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想の中では、福井の食文化の魅力発信、あるいは食に携わる人材の育成、あるいは粋と雅が感じられる空間づくりといったような考え方をもとにした施設整備の提案もされております。もしそれが実現すれば、このグリフィス記念館とともに集客力といいますか誘客力が一層高まるのではないかと感じております。 ◆藤田委員 施設の規模から見ますと、これにいろいろ盛り込むのは難しいと思うんですが、その中で地元の方の協力であるとか、あるいはこれから併設されるような事業と上手に絡めていただきまして、ぜひ盛り上げていただきたいと思います。  続きまして、「まちなか」滞在拠点化事業について伺います。 「まちなか」滞在拠点化事業について、ふくい春まつりなどを初め、観光客を呼び込める事業が多いようですが、各事業の現状と実績についてお伺いします。 ◎吉村商工労働部長 「まちなか」滞在拠点化事業でございますが、中心となるのは今おっしゃられましたふくい春まつりでございます。昭和61年から毎年開催されておりまして、ことしの4月に開催されるのは第29回となります。越前時代行列を中心にしながら浜町、片町あたりでの創客創流事業などを中心に誘客を図ってまいります。ここ数年の入り込み数でございますが、大体20万人から25万人ぐらいでございます。  それから足羽川桜並木ライトアップ及び冬のイルミネーション事業につきましては、桜の開花時期に合わせて4月上旬から中旬に幸橋と新明里橋の間、約1.5キロメートルにわたりライトアップを行っております。  また、先ほども話がありましたけれども、11月上旬から1月中旬に福井市の中心部で行われるふくい冬のイルミネーションに合わせまして、ライトアップやイルミネーションの設置を行っております。ここ数年、西口駅前広場でイルミネーションを行っておりましたけれども、今年度は養浩館庭園でもライトアップを行いました。  それから、愛宕坂にぎわい事業は、春は4月上旬から中旬の桜の開花時期に合わせて、秋は10月上旬の体育の日を含めた3連休のあたりに、愛宕坂と横坂を140基のあんどんでライトアップする事業でございまして、春は平成13年度から、秋は平成17年度から実施しております。  それから、平成26年度の新しい取り組みとしては、未来の福井コミック発信事業、それからまち歩きガイドツアーを実施する予定でございます。 ◆藤田委員 本年度から始まりますまち歩きガイドツアーというのはどういう内容になるのでしょうか、お伺いします。 ◎吉村商工労働部長 まち歩きガイドツアーは福井市を訪れた観光客にガイドによるまち歩きを楽しんでいただいて、できれば福井のファンになっていただきたいということで行うものでございます。北陸新幹線の金沢開業ですとか、それから来年の秋に開催される北陸デスティネーションキャンペーンに対応できるようなメニューになるように、平成26年度から実施し、熟成させていきたいと考えております。  実施時期や回数はまだ未定でございますけれども、ことしの秋にプレデスティネーションキャンペーンが開かれます。来年の3月中旬には北陸新幹線の金沢開業を迎えますので、そのあたりにはしっかりとできたらいいなと考えております。  それから、まち歩きについては、このほかにも歴史ボランティアグループの語り部の方が柴田神社を中心に活動されておりますほか、新しく福井・浜町芸妓組合の方ですとか、あるいは公益財団法人福井市シルバー人材センターでもそういったことに取り組みたいということもありますので、そういった民間の方々の取り組みにも期待しているところでございます。 ◆藤田委員 いろいろなまちなかの事業が出てまいりました。先日の一般質問でも中心市街地のことが多く取り上げられていましたが、必要な時期に対象者をしっかり見定めまして効果的に進めていただきたい。また、どの事業も多くの市民の方にかかわっていただけることが大事だと思っております。あくまで市のポジションは事業のきっかけでありまして、その後の運営、継続は市民や事業者にしていただくことが理想だと思っております。そのためにも、コンサルタントでは一過性になりがちですし、また大学生の方もいろいろなアイデアを出していただいて大変ありがたいと思いますし一緒にやっていただいて力強いんですが、加えて一般市民、特に事業者の皆様もしっかり事業展開していただいて、特に構想段階から一緒にまざっていただいて、長く責任を持って運営していただける取り組みをしていただきたいと思います。  また、少し嫌らしい言い方ですけれども、事業展開もライトアップのようにどこでもやっているような事業ではなくて、福井市らしい、福井市の風土に合った事業をぜひ開発していただきたいと思います。  続きまして、郊外地域、中心市街地の今後の方向性についてお伺いします。  中心市街地の整備については、今後激しさを増す都市間競争に勝ち抜くために、県都のにぎわい拠点としてさらなる期待をするものです。一方で、福井市は、一乗谷や越前海岸といった山や海などのすばらしい自然環境に恵まれており、四季折々の風景を楽しませてくれます。また、こうした環境は福井市の強みでもあり、これからの環境整備も今後の交流人口拡大や地域活性化のためには非常に重要なことと考えております。  その中で、新年度の郊外地域における主な事業について、特に観光面や地域素材を生かした取り組みなどがありましたら具体的にお聞かせいただきたいと思います。 ◎吉村商工労働部長 観光面での郊外地域における主な取り組みをお答えいたします。  一乗谷朝倉氏遺跡の魅力向上、それから周辺エリアの誘客の強化を図る一乗谷・東郷魅力体感プロジェクトを平成26年度、平成27年度の2年間で行ってまいります。一乗谷にある本物の歴史遺産に加えて、東郷地区にあるすぐれた景観や体験メニューなどを生かして観光地としての魅力向上を図りながら消費活動にもつなげていきたいと思っております。  それから、越前海岸におきましては、ガラガラ山周辺の再整備、それから国民宿舎鷹巣荘の再整備のハード施設の充実に加えまして、海などでの体験ということで、これまでにも越前海岸体験・体感メニューをやっておりますけれども、平成26年度は通年実施という形で、さらに強化してまいりたいと思っております。 ◆藤田委員 観光戦略を初め、国体に向けました整備も含めまして、郊外地域への今後の取り組み、また方向性などがありましたらお伺いします。 ◎吉村商工労働部長 先ほど申し上げました一乗谷、越前海岸のそれぞれの魅力を高めながら、さらに周遊性の充実を図ることで市全体の観光満足度を高めていきたいと思っております。具体的には、観光客が地元と触れ合う交流型、体験型の観光がトレンドになってきておりますので、こうしたメニューの開発を促進してまいりたいと思います。  先ほど東郷地区のことも申し上げましたけれども、住民みずからが地元主導で地区の風土や歴史、景観などの特色や強みを生かした観光客の誘致による活性化の取り組みを行っております。こうした取り組みがほかの地域にも広がるよう市として支援してまいりたいと思います。そのほかにも地区それぞれにいろいろな歴史や文化がございますので、埋もれている観光の素材がまだまだあると思います。そういったものの掘り起こしなども地域主導で行っていただければと思っております。  例えば清水地区でいいますと、4年に一度開催される睦月神事がございますが、来年の2月14日に開催されるとお聞きしております。今観光素材の撮影を行っておりますが、特に国の重要無形文化財の撮影をしておりまして、平成26年度は睦月神事を撮影する予定でございます。平成24年度からこういったものを撮りためておりまして、地域のそういった伝統行事のようなものも西口駅前広場の屋根つき広場に設置される大型スクリーンといったところで放映しながら、福井市の魅力を発信していきたいと思っております。 ◆藤田委員 私の地元のことも言っていただけたんですが、福井市が力を入れております観光推進を図る中で、平成26年度当初予算を見ておりましても、郊外地域となりますと一乗谷の入り口の拠点となる一乗谷あさくら水の駅を初め、日本海を一望できる越廼地区のガラガラ山周辺の再整備などの事業がありますが、観光に力を入れている割には少し寂しいように思います。来てもらい滞在してもらう仕掛けづくり、またインフラ整備は大事な時期を逃さないよう迅速に取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、広域的な観光戦略について伺います。  皆さんも観光の参考にされると思うんですが、出版各社が出しております「るるぶ」や「MAPPLE」を委員長の許可をいただいて持ち込ませていただきました。北陸3県のものを見ますと、福井県のページが北陸3県の中で一番少なくなっております。また、「るるぶ」と「MAPPLE」の2つを比べてみますと、恐竜とかカニとか東尋坊などいいものがいっぱい出ているんですが、福井市のページは少な目になっておりました。  やはり、観光で多くの方に来ていただくのに「るるぶ」などはそのきっかけになると思うんですが、広域的な観光戦略ということで、お越しいただいて福井市に宿泊していただく努力がもっと必要ではないかと思います。1泊2日、2泊3日ともなりますと、市内の財産をフル活用しても少し材料が少ないのではないかと思います。一足伸ばしていただきまして、福井県全体で観光客に楽しんでいただくことがこれから重要になってくるのではないかと思います。  福井県全体を見渡しますと、勝山市でありますとか、あるいはお亡くなりになりましたがiPhoneで有名なスティーブ・ジョブズもぜひ行きたいと言われていた禅宗の永平寺など大変多くの武器がございます。世界的にも有名なものもございますので、福井県全体で楽しんでいただき、福井市にお泊まりいただく仕掛けづくりが重要になってくると思いますが、その中で近隣市町との連携はどのようにされているのかお伺いします。 ◎吉村商工労働部長 福井市としては、一乗谷、まちなか、越前海岸の3つの柱を中心に、それぞれの魅力を高めながら誘客を図っているところでございますが、藤田委員がおっしゃるように、観光素材として周辺の市町と比べると現状ではまだまだ名が売れていないところもございます。そういった意味では、今言われました永平寺や福井県立恐竜博物館、あるいは東尋坊といったところを周遊しながら福井県内で時間を過ごしていただいて、福井市内に泊まっていただくという取り組みが非常に重要でございます。そのためには、他の市町との連携も非常に重要になっております。  現在、福井市としては、福井坂井地区広域市町村圏事務組合、福井坂井奥越広域観光圏推進協議会、越前美濃街道広域観光交流推進協議会、ふくいやまぎわ天下一街道広域連携協議会に参画しております。部分的には県外の市も入っておりますけれども、こういった団体で出向宣伝やモニターツアーの開催、観光モデルコースや土産品を提案するホームページの運営などを通じて、ほかの市町と連携しながら観光客の誘致に向けて取り組んでいるところでございます。 ◆藤田委員 国内の皆さんにも来ていただくのはもちろんでございますが、海外からのお客様の誘客はどのようにお考えでしょうか。 ◎吉村商工労働部長 これから国内の人口減少が想定される中、海外からの観光誘客は日本全体が願っているところではないかと思います。市が参画している福井坂井奥越広域観光圏推進協議会では平成26年度から3カ年でインバウンド誘客事業として、商談会への参加、メディアの招聘、パンフレットやウェブサイトの充実などを計画しております。市としてもこれらの事業がより効果的になるように知恵を出していきたいと考えております。  それから、中部圏へのインバウンド促進を図るため、中部運輸局及び北陸信越運輸局では、平成23年度に昇龍道プロジェクト推進協議会を設置しております。会員は民間企業や行政、各団体などでございますけれども、平成26年1月末現在の会員数は900団体です。中国、台湾、香港など中華圏からの誘客を主とした組織でありますけれども、福井市としてもことし2月から参加して、協議会の今後の事業に積極的に参加したいと思っております。  それから県の取り組みでございますけれども、公益財団法人福井県観光連盟で海外からの団体ツアーを対象とした補助金制度を設けてインバウンドを促進しております。平成26年度からは小松空港の利用者にターゲットを絞ると聞いておりますけれども、本市としましてもインバウンドを見据えて小松市とは現在イベントなどで相互協力しておりますので、今後より効果的になるように取り組んでいきたいと思っております。 ◆藤田委員 長々と聞かせていただきましたけれども、やはり長期滞在して福井市に泊まっていただく、また福井県全体を楽しんでいただくには、福井市だけでなく福井県全体の武器をかき集めて、また民間の力もお借りしながら、仕掛けづくりが重要だと思います。  今後、国の後押しもあるようですし、先日当選されました永平寺町の河合新町長も観光戦略には力を入れるとおっしゃっていましたので、我々も県全体を勉強しないといけないと思っているんですが、ぜひ皆様と力を合わせ連携しながら、お隣、御近所同士が手をとり合い、その中でもきらりと光るおもてなしの福井づくりに取り組んでいただきたいと思います。 ◆峯田委員 志政会の峯田でございます。  まず最初に、平成26年度当初予算についてです。一般質問でも何人もの議員の皆さんが伺っておられますし、きょうも質問が出ていますが、一般会計で1,058億4,500万円、特別会計で725億700万円、企業会計で301億6,200万円、全会計で2,085億1,400万円と過去最大の予算編成をされました。  先ほど市長がされた話の中身は、JR福井駅西口の再開発事業、中心市街地のにぎわい創出事業、また昨年から取り組んでおられます中央公園の再整備、足羽川ダム、中部縦貫自動車道、それから平成30年の福井国体と、本当に大きな事業がめじろ押しでスタートしていて、将来を見据えた積極予算ということで、福井の明るい未来がうかがえるように感じます。その点に対しましては敬意を表したいと思います。  また、当初議案の提案理由説明の中で、ことしは4月にちょうど節目の市制125周年を迎えるとおっしゃっていました。積小為大との言葉がありましたが、改めて市長の固い決意をお伺いすることができました。また、先ほどこの予算特別委員会の冒頭に改めて市長のお話がございました。そういった意味で、事業そのものもそうですけれども、市制125周年という節目に当たりまして、改めて市長のお気持ちをお伺いしたいと思います。 ◎東村市長 今年は市制125周年ですが、その先には旧美山町、旧越廼村、旧清水町と合併して、10周年という節目が一つあると思っております。そういうもの、あるいは平成30年の福井国体、このような将来像を描きながら、今何をしなければならないのかというような状況の中で、今やるべきことを着実にやっていくことが必要だと思っております。 ◆峯田委員 ありがとうございます。  それでは、当初予算案の7つのポイントといいますか、当初議案の提案理由説明では大きく7つに分けられていたと思います。  まず1点目としまして、にぎわいを取り戻し、時めきときらめきに満ちたまちづくりとあります。そういった意味で、本年度は正念場であろうと思います。県とも連携しながら事業を推進していかれることと思います。  予算ではまちなか賑わい創出事業として4012万4,000円が計上されておりますけれども、食と歴史を重視した事業展開を図るということで、食に関しましては地元商店街や市民団体と連携したイベント等がありますけれども、これらに人を誘導するという意味で、何か秘策がございましたらお教えいただきたいと思います。 ◎谷澤都市戦略部長 食に関する事業といいますと、先ほどもお話ししましたまちなか大満喫フェア、それから賑わいイベント開催事業の一つでありますまちフェスの2つがございます。  先ほども言いましたが、まちなか大満喫フェアは5月から10月までの期間、西武福井店の催事場、それから屋上を活用して実施するものでございます。5月から7月にかけましては福井の食満喫期間ということで、催事場を中心に西武福井店全館で、仮称でございますけれども、「ふくいの恵み」大博覧会、これは福井市の認定加工品を使った物産展とかイベントを行うものでございます。それにあわせまして、先ほど藤田委員の質問にもお答えいたしましたが、屋上におきましても食に関するイベント等を実施していく予定でございます。  それから、もう1点のまちフェスにつきましては、昨年同様、6月、7月、9月、10月の第1日曜日に駅前電車通りを歩行者天国にしまして、地元商店街との連携により野菜マルシェといったような食のブースを設ける予定をしております。実施に当たりましては、去年の反省も踏まえまして、新年度は特に仮設給排水設備の充実を図り、その場で調理しておいしく食の提供ができるお店がたくさん出店可能となるような環境づくりに努めてまいりたいと思っております。  そのほかにも、これまで食に関するイベントを実施している団体に中心市街地での実施を働きかけていきます。 ◆峯田委員 まちフェス、野菜マルシェといった大博覧会的なものをぜひやっていただきたいと思います。  それから次に、グリフィス記念館整備事業に1億2,500万円の予算が計上されています。なかなか差しさわりがあって本当のことはまだ言えないかもしれませんけれども、どこにどんなものをつくっていくのですか。先ほど藤田委員からもお話がございましたが、私も昨年、ニューブランズウィック市へ行ってまいりまして、ラトガース大学内の展示コーナーにはそれまで見たことがないような写真もございました。そんなことも含めて展示していただければありがたいと思います。  福井市においても私の地元に住んでいる方で、昔は現在の森八大名閣の場所に住んでおられて、現在はもう八十四、五歳になっている方が、実は資料の収集家で非常にいろいろなことを知っています。市でこういった方を活用しながらやっていくといいのではないかと思います。例えばグリフィスが福井市に来たときの市民の歓迎ぶりだとか、そんな新聞記事から何でもあるんです。そういったことも含めて、先ほど総務部長から、学ぶ場、それから憩いの場にもしていきたいというお話がございましたけれども、いろいろなことを検討しながらやっていったらいいのではないかと考えますが、総務部長がほかに考えておられることがありましたらお教えいただきたいと思います。 ◎西行総務部長 御質問では、答えられないでしょうがとおっしゃっていただきましたけれども、若干説明させていただきます。グリフィスの住居は浜町かいわいにございまして、福井初の洋館でございました。私どもとしましては、そういった歴史性を背景としまして、当時の雰囲気を彷彿とさせるような建物であればと思っております。ちなみに大きさはそれほど大きなものではございません。木造瓦ぶき2階建て、延べ床面積で180平米というこじんまりとした建物であったということでございます。  それから、グリフィスコレクションをごらんになってこられたと思います。実は一般には開放されていない非常に貴重なものでございまして、私としてはそれは特別なお客様にだけお見せするんだろうと思っております。そういったように簡単に持ち出すことができないということもございまして、昭和五十五、六年ごろだと思いますが、福井大学の調査団といいますか、先生方が派遣されまして、1万点ぐらいある資料のうち1,000点ぐらいをマイクロフィルムに納めてきて、それをデジタル化した資料が今はございます。福井市はニューブランズウィック市と姉妹都市でございますが、福井大学とラトガース大学も姉妹大学提携を結んでおられますので、そういった糸口で何らかの形で資料なりレプリカなり写真なりが展示できればと思っております。  そのほか、今委員がおっしゃいましたように、福井の方々の中にも個人の所蔵で歴史的に貴重なものをいろいろお持ちの方もいらっしゃいます。私の所管ではございませんが、福井市立郷土歴史博物館の収蔵品そのものが多くは市民からの寄贈ということも聞いております。そういったものがあればおっしゃっていただいて、もちろん我々としても市民の皆様に御紹介できるものであれば、そういった形で紹介もできようかとは思っておりますが、後段は私の個人的な見解でありますので、御理解いただきたいと思います。 ◆峯田委員 2点目に、当初議案の提案理由説明の中に観光地の磨き上げとおもてなしの醸成とありますが、観光振興施策については一過性のものではなく息の長いしっかりとした取り組みをやっていくということだと思います。その中には、福井国体や北陸新幹線県内延伸のほか、北陸デスティネーションキャンペーンも見据えてとありましたが、それについて簡単に説明していただきたいと思います。 ◎吉村商工労働部長 デスティネーションキャンペーンは、JRグループ旅客6社と地元の自治体、観光事業者等が共同で実施する大型の観光キャンペーンのことでございます。昭和53年から始まっており、近年は基本的に四半期ごとに開催ということで、福井県は平成元年と平成11年に対象になったことがございます。  平成27年の秋、10月1日から12月31日になりますけれども、そのデスティネーションキャンペーンの開催地が北陸3県に決定したところでございます。北陸3県での共同開催は今回が初めてでありまして、北陸新幹線金沢開業後の効果を最大限に生かしながら、北陸3県とJRが連携して全国から北陸へ多くの方々に訪れていただけるように取り組んでいくことになります。本市としてもデスティネーションキャンペーンに向けて、魅力的な観光素材の掘り起こしや磨き上げ、PRなどに取り組んでまいりたいと思っております。 ◆峯田委員 北陸3県とJRとの連携ということなので、ややもすると福井県はないがしろにされる可能性もありますので、ぜひとも福井県にそういったものを持ってきていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、おもてなしの醸成では、観光まごころ市民運動を展開するということで、市民運動推進委員会を設置するとありますが、この中身につきまして教えていただきたいと思います。 ◎吉村商工労働部長 観光まごころ市民運動における推進組織の中身でございますが、観光客が福井市を再び訪れたいと思うような受け入れ体制を整えるために、観光関連事業者や経済同友会、商工会議所、旅館業、飲食業、交通事業者、行政などで構成する推進組織をつくってまいります。この組織一体となって観光まごころ市民運動を市民総ぐるみで進めていくということでございます。 ◆峯田委員 観光まごころ市民運動についてですが、実は、私は以前に金沢市に住んでおりましたが、そのころに「利家とまつ」というNHK大河ドラマがございまして、そのときに市民運動ということで企業も含めて相当協力させられました。そういった意味で、今ほどの話ではないですけれども、福井市でも各企業を巻き込んで、市民運動推進委員会なるもの、要するに市民運動を展開していただきたいと思いますけれども、これらについて何かお考えがありましたら御所見を伺います。 ◎吉村商工労働部長 これから組織を立ち上げていくところでございますけれども、経済界にも当然お願いするつもりでございます。いろいろなところに入っていただいて、市民総ぐるみになるように御協力をお願いしてまいりたいと思います。 ◆峯田委員 まだ半分しか質問していないので、まだあと3問はやりたいと思いますけれども、きょうはこれでやめておきます。あすにまた引き続きやらせていただきますので、よろしくお願いします。 ◆石丸委員 志政会の石丸でございます。先ほどから2人の方が観光について質問されましたが、私も観光についてしか通告していませんので、私なりの視点で質問させていただきます。  越前海岸を軸にした広域観光についてお伺いいたします。  来年春、いよいよ北陸新幹線金沢開業を迎えることになります。新年度の福井市の当初予算は観光分野に大変力を入れていただいた予算編成になっていると思います。市長は当初議案の提案理由の説明の中で、一乗谷朝倉氏遺跡、まちなか、越前海岸などの観光素材の磨き上げと魅力の発信に全力で取り組むと説明されていました。  3つの地域の中で、特に越前海岸は自動車利用の割合が高く、北陸新幹線金沢開業の影響が及びにくいのではないかと危惧するところでございます。この観点で何点か質問いたします。  まず越前海岸の磨き上げと魅力の発信にどのように取り組んでおられますか。
    ◎吉村商工労働部長 現在、継続事業で国民宿舎鷹巣荘のリニューアル工事をしておりますけれども、ことしの秋、越前ガニのシーズンの前にはリニューアルオープンできる予定でございます。また、ガラガラ山周辺の再整備についても、越前海岸の観光拠点となるように魅力アップを図るための設計を平成26年度に予定しております。こうしたハード面の整備を進めていくとともに、ソフト面では、越前海岸体験・体感メニューを夏期だけではなくもう少し長い期間やりたいという地元の声もあり、平成26年度は通年でやる予定をしております。そうしたソフト面でも魅力を高めていきたいと思っております。  それから魅力の発信については折織のポスター魅力発信事業ということで、ポスターの掲示が中心になりますけれども、従来季節ごとにやっていたものをもう少しきめ細かく発信する予定でございます。その中で、越前海岸についてもしっかりと発信していきたいと考えております。 ◆石丸委員 私も若いころは観光協会の会員として、大安禅寺の高橋友峰住職や栄太楼の社長たちと出向宣伝にたびたび関西方面へ伺いました。その折にエージェントや旅行会社をいろいろと回り、ポスターやチラシを配ってまいりました。こういうことがこれまでの観光には必要であったように私は思います。  そこで、今後のポスターやチラシ等、魅力発信の事業について、今までと違ってどのような方法でPR活動をするのか、お知らせください。 ◎吉村商工労働部長 これまでもポスターの事業には取り組んでおりましたけれども、平成26年度は拡充して折織のポスター魅力発信事業としております。このネーミングには、季節ごと、あるいは機会あるごとにさまざまな福井のシーンをポスターで提供して、すぐれたイメージを織りなしたいというような意味を込めておりますけれども、駅ですとか高速道路のサービスエリア、観光施設等、県外も含めて人目につきやすい場所にポスターを張る。特にサービスエリアにつきましては、今までは期間を限定して掲示しておりましたけれども、平成26年度は年間を通じてPRに使っていきたいと思っております。  それから、これまではどちらかというとポスターも送ったら送りっ放しというところもありましたけれども、季節においてきめ細かくポスターを変更していきたいと思います。チラシについてもいろいろなところに置かせてもらっておりますけれども、サービスエリアなども含めて展開してまいりたいと思います。 ◆石丸委員 ポスター、チラシ等については、県外でもいろいろな場所に張ってPRしたいということですけれども、どのような内容でするつもりですか。 ◎吉村商工労働部長 ポスターの内容ですけれども、一乗谷についてはこれまで一乗谷ディスカバリープロジェクトで一連のものをつくっております。それにあわせまして桜やスイセン、海水浴、越前ガニ等についてはこれまでのストックがあります。また、それに加えて今回は新しく養浩館庭園のポスターもつくってまいりたいと思います。  それから、掲示するサービスエリアですけれども、名神高速道路の養老サービスエリアの下り、多賀サービスエリアの上り、北陸自動車道では賤ヶ岳サービスエリアの下りと尼御前サービスエリアの上り、これに加えて中国自動車道の加西サービスエリアの上り、以上5カ所を予定しております。中国自動車道を含めますのは、ことしの夏までには開通すると言われております舞鶴若狭自動車道がつながることによって、今後、中国、四国地方の方面から非常に来やすくなることから、舞鶴若狭自動車道を経由して敦賀から国道305号へといったルートも考えられると思いますので、そうした視点も加えて展開するものです。 ◆石丸委員 越前海岸の場合には、やはり海の幸を魅力として発信するべきではないかと考えております。そういう取り組みについて、行政としてどのように考えておりますか。 ◎吉村商工労働部長 昨年、長野市と集客プロモーションパートナー都市協定を結んでおりますけれども、早速、善光寺表参道秋まつりですとか、食の合戦inながのといったところで福井の物産などを販売しました。そこでイカ焼きですとか、あるいは海産物の加工品の販売を行いました。長野県は海のない県でございますので大分注目を集めたと思っております。  それから、越前美濃街道広域観光交流推進協議会では、美濃市産業祭において越前ガニですとか、あるいは干物等の販売を行いました。そのほかにも出せる機会があるときにいろいろ出しておりますけれども、東京都庁ですとか三菱自動車工業株式会社本社といったところでも海産物の販売を行っております。  それから長野市との関係でいいますと、11月に長野の地元テレビ局の夕方の情報番組において、越前ガニを中心とした海の幸のPRを放送していただきました。  それからポスターにおいても、越前ガニを大きく写したポスターがございますけれども、そうしたものをシーズンに合わせて掲出することで海の幸の魅力発信に取り組んでいるところでございます。  それから、公益財団法人福井観光コンベンションビューローで、ずぼがにキャンペーンというのを展開しております。石川県ではずぼがにを食べる習慣がないということもございますので、そうした差別化を図りながら、そういったもののPRもしていきたいと思っております。 ◆石丸委員 ことし舞鶴若狭自動車道が全線開通する見込みです。中国地方や四国地方など西日本も視野に入れているとのことですが、実は岐阜県や愛知県方面ナンバーの車が非常に多いわけです。そのようなことから、中京方面へのPRはどのように考えておりますか。 ◎吉村商工労働部長 中部縦貫自動車道の油坂峠道路が開通して東海北陸自動車道とつながってから非常に利便性が高くなって、あそこを経由してこちらに来るお客さんもふえているのではないかと思っております。そうしたことで、岐阜県の美濃市と郡上市、それから福井県の大野市と福井市で越前美濃街道広域観光交流推進協議会を組織しておりまして、相互の誘客を図っているところでございます。今後、中部縦貫自動車道の整備が進めば、さらに利便性が高くなりまして、中京方面からも誘客が見込めると思いますので、そちらのほうにもしっかりPRしていきたいと思います。 ◆石丸委員 商工労働部長がおっしゃられたように、中部縦貫自動車道は観光誘客にとっては大変重要な道路だと思います。ただし、油坂峠までは開通しておりますが、福井県の大野市の区間がまだ基本設計もされていないと思いまので、そのことについて商工労働部長としてどう考えておられますか。 ◎吉村商工労働部長 道路整備につきましては、福井市としても県を通して国などに要望しておりますが、整備状況等につきましては建設部長にお願いしたいと思います。 ◆石丸委員 これは市長にお願いしたいと思うんですけれども、先般、東京へ行きましたときに、ある国会議員に中部縦貫自動車道はいつごろ開通しますかとお尋ねしたら、恐らく13年から14年はかかるのではないかというお言葉をいただきました。今度、大野市長も3選を目指して立候補すると新聞に載っておりましたけれども、早期に中部縦貫自動車道が開通するためにはどうしたらいいのかというような、そういう後押しといいますか、そういうことは市長間でお話しされたことはございませんか。 ◎東村市長 福井県内の基礎的なインフラとしての高速道路体系については県の市長会においても常々議論になります。そのような勉強会といいますか、状況を把握しながら、それを要望書として整理して全国市長会へも上げています。そして中部縦貫自動車道については国が行っている直轄事業ですので、従来から県と一緒に要望していくという方針も持っていますし、そういう方向で進んでいるところです。 ◆石丸委員 私も長年、観光業をやっておりまして、観光対策の一つは産業だと考えています。収益があって初めて産業というものが成り立つと私は考えます。そういう中で、経済的な行為は当然、農業、畜産業、林業、水産業、工業、商業及び貿易などにも多大な波及効果があると考えます。そういう中で雇用も生まれ、また収益を上げることによって行政の税収にもたらす影響も大きいものと考えています。そういう意味でも、ぜひ観光対策、観光戦略というものを考えていただきたいと思います。  そこで、平成26年11月に再オープン予定の国民宿舎鷹巣荘の指定管理者募集が締め切られたと思いますが、幾つの事業者の応募がございましたか。 ◎吉村商工労働部長 現在、選定委員会で選定を行っているところでございますが、応募は2事業者でございます。 ◆石丸委員 地元でもなかなか難しいと言われるガラガラ山総合公園ですが、新年度は3,000万円の予算がついております。その3,000万円の予算にどうのこうのと言うわけではありませんが、設計程度のことしかできないのではないかと思います。今後ガラガラ山総合公園をどのようにしていくのか構想はありますか。 ◎吉村商工労働部長 現在でもファミリー層を中心に人気のあるキャンプ場でございまして、市内からの利用者は4分の1ぐらいで、残りの4分の1が県内、半分が県外ということで、県外からたくさんのお客様に来ていただいております。ただ、これまでは夏期に限っての営業ということでございましたが、来年度以降、整備に入りまして整備後は通年の施設として運営できるようにしていきたいと考えております。そのために、ガラガラ山総合公園の上の赤坂町に温泉がございますので、その温泉をログハウスに引き込む。また、通常のテントを張るキャンプ場は余り人気がございませんので、オートキャンプ場を整備する。そういった整備を中心に行って、通年でも楽しめるような施設にしてまいりたいと考えております。 ◆石丸委員 以上で本日の志政会の質問は終わります。 ○堀川委員長 以上で本日の志政会の質疑は終了しました。  ここで暫時休憩します。午後1時より再開します。                                午後0時00分休憩                                午後1時01分再開 ○石丸副委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。  次に、一真会の質疑に入りますが、持ち時間は56分です。  それでは、質疑を許可します。 ◆堀江委員 福井の魅力づくりということで、先日の一般質問において都市戦略部長が福井の魅力をアップしたいということを言われたようでありますが、私なりに、まず桜から取り上げていきたいと思います。足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想では、観光誘客の取り組みを強化する必要があるとしています。足羽山・足羽川周辺を含めた区域内で全国の観光地に伍する観光資源は桜であると思っているんですが、福井市の桜は老木が多く、倒木や枯死するおそれがある。寿命は七、八十年が限界というぐあいに聞いているんですが、有名な弘前公園の桜は300年、400年の古木ばかりなんです。どう違うのですか。 ◎吉村商工労働部長 弘前公園の桜ですけれども、もともと江戸時代の桜はカスミザクラとかいう種類で、現在の主流であるソメイヨシノは江戸時代末期に江戸の染井村、現在の駒込あたりの植木屋がつくった苗が起源で、全国にあるソメイヨシノはそこから出たクローンであると言われております。  弘前公園のソメイヨシノについては、明治に入ってから1,000本ぐらい植えられたという歴史があるそうでございます。そういう意味では、弘前公園の桜は今100年ちょっとたったような桜が相当残っていると聞いております。  福井市の足羽川の桜は、昭和28年ぐらいだったと思いますが、戦後、復興事業の中で植えられており、約60年が経過しております。途中で樹勢が弱くなった時期もありますけれども、弘前市でも同じように樹勢が弱くなった時期がありまして、専門の樹木医の方々と協働しながら治療に当たったところ、大分樹勢が回復して現在に至っているということです。  福井市の足羽川の桜もそういったことも参考にしながら、平成14年に専門の樹木医による診断からカルテを作成して、現在その指導をもとに延命対策を実施しております。主に木の健康ですとか、開花を維持するための肥料管理ですとか、枝が張り過ぎて下が日照不足になると樹勢が弱くなると言われておりますので、そのための枝の除去といったことを中心に現在保全活動を行っております。 ◆堀江委員 弘前市では桜の畑、桜牧場をつくって倒木や枯死に対する準備を行っているということです。本市でも同様な取り組みを行うべきではないかと思います。それから、春の桜の風景を将来にわたって継承していくために、どのような取り組みを行っているのかお伺いします。 ◎吉村商工労働部長 倒木、枯死を防止するために、先ほど申し上げたような対策を今やっておりますけれども、足羽川では足羽川河川激甚災害対策特別緊急事業のときに一部区域では桜を切って、堤防を強化して新しいものに植えかえております。そのときに、福井桜守の会というのができ、新しい木についても同じように樹木医の診断を行いカルテを作成しておりましたので、そこと協働しながらこれからも桜を守っていきたいと思っております。  また、足羽川河川激甚災害対策特別緊急事業で生き残った桜については、枯れたら植え直すことができない状況だと聞いておりますので、とにかく古い木については枯れないように大事にしていくことが大事だと思います。  そういう意味からすると、今おっしゃられた桜の畑というのは、植樹ということではないかと思いますが、福井市ではなかなかそのようなことは難しいかと思いますし、桜の苗自体は公益財団法人日本さくらの会とか、公益財団法人日本花の会などで配布事業などもやっていることから苗も手に入りますので、現在はそのようなことは考えておりません。  あと、どのように後世に残していくのかということですが、足羽川については先ほど申し上げたとおりですけれども、そのほかにも新しい取り組みとしては中央公園周辺再整備の中で福井城址の堀端に桜のトンネルをつくる計画があります。そうした形で、新しい名所づくりですとか、それから規模は小さいですがガラガラ山総合公園や槇山城址といったところにも桜のスポットがありますので、そういったものも含めてしっかり保全していく必要があると思っております。 ◆堀江委員 ふくい春まつりとして越前時代行列等を通じていろんなキャンペーンを行っているようでありますが、総体的なイベントの内容としては市民が参加し楽しめるものが少ないと思います。全国に桜の名所が数ある中で、観光誘客を目指すのであればより強力なイベントの開催が必要ではないかと思います。したがって、福井県ゆかりの歌手にでも参加してもらってコンサートを開催するとか、足羽河原や足羽山を活用した市民大茶会を催すとか、市民が参加できて、誘客力のあるイベントを開催することについての御所見をお伺いいたします。 ◎吉村商工労働部長 誘客イベントは、訪れようと計画している方に夢や期待感を与えて、わくわくしながらお越しいただけるようなことをする必要があると思っております。そのためには、市民がたくさん参加できるというのはもちろん重要な要素であると思っております。  ところで、越前時代行列ですけれども、脇屋義助や朝倉義景、それから柴田勝家などの武者隊では多くの市民に参加していただいておりますし、また見るほうでも非常に楽しみにされている方も多いので、そういう意味では強力なイベントだと思っております。ただ、一日限りのイベントになっておりますので、ふくい春まつりの期間中に足羽川や足羽山、まちなかを中心としてさまざまなイベントを実施して、強力な誘客につなげる必要があると思っております。  今回のふくい春まつりでは、浜町の料亭や足羽山の茶会においてゲストと語らないながら一緒に食事ができる食談会ですとか、ふくい春まつり期間限定の特別メニューが楽しめる春のおもてなしランチ・スイーツめぐりなどのイベントをそろえてしっかり誘客したいと思っております。  来春には、ふくい春まつりが第30回の節目を迎えますし、北陸新幹線金沢開業後でもありますので、さらに来年に向けたいろいろな企画なども実行委員会と一緒に考えていきたいと思っております。 ◆堀江委員 福井市は戦災、震災で大きな被害を受けて、江戸、明治、大正期の建物、町並みのほとんどが灰じんに帰した町であります。そこから復興した時の町の将来像というのは、近代的な文化都市であって、その実現のためにかつての城下町の形態や景観を犠牲にして都市計画事業、まちづくりが行われてきた。その町で歴史に基軸を置いたまちづくりをしても、しょせんつけ焼き刃にすぎない。それでもあえて今歴史に寄りかかったまちづくりをするということについて、戦後進めてきたまちづくりとの整合性を含め、見解を伺います。 ◎西行総務部長 今御指摘がございましたように、福井市は昭和20年の空襲、昭和23年の震災と、たび重なる災害で町の大部分が壊滅的な被害を受けました。戦後のまちづくりにつきましては戦災、震災の復旧復興に主眼を置いて、土地区画整理事業を進めるとともに、公共下水道や道路等のインフラ整備をするなど、いわば都市基盤の整備に力を注いでまいったということでございます。今こうして50年以上が経過する中で、町の拡大、都市基盤の充実を行ってきた一方で、平成に入りましてからは歴史のみえるまちづくりという取り組みを始めたわけでございます。具体的には、愛宕坂やその周辺施設の整備、福井市立郷土歴史博物館の移転新築、あるいは養浩館庭園周辺の整備、北の庄城址公園の整備等々でございます。戦災、震災により多くの歴史的資産が消失してしまったことは事実でございますが、それぞれの地域に受け継がれている歴史があるということもまた事実でございます。市民の郷土に対する愛着や誇りを醸成していくためには、やはりこういった歴史というものも非常に重要な要素であると考えております。しかしながら、町の魅力向上には、おっしゃられますように単に歴史だけではなく、やはり文化や豊かな自然などさまざまな資源を活用して進めていくことが肝要だと考えております。 ◆堀江委員 福井で歴史を語りますと縄文文化もあれば弥生文化もあった、そして継体天皇に始まって、泰澄大師、朝倉氏5代、結城秀康、松平家、何がまちづくりの核になるのかわからない状況にある。そもそも越前国の国府というのは旧武生市にありまして、福井市というのは経済政治の中心地ではなかった。辛うじて中心地になりつつあったのは、1300年代に斯波高経が越前守護職になってからで、その家人として来た朝倉広景がその領地をのっとってその次の朝倉高景が越前国内で地頭職を与えられたということであります。越前時代行列はあたかもごった煮のような歴史イベントでありますが、土地柄を踏まえた内容に改めるつもりはあるのかないのか伺います。 ◎吉村商工労働部長 ごった煮のようだという御質問でございます。昨年、金沢市の百万石行列に行ってきましたけれども、前田利家に始まって4代、5代、それから加賀鳶とか、とにかく加賀百万石そのものを行列にしているような感じでございます。  ただ、福井市の場合は金沢市と違いまして、先ほど委員もおっしゃいましたように、朝倉氏時代のこともございますし、幕末にもいろいろ歴史上の登場人物がいるということで、それぞれの時代の波がいろいろ押し寄せてきております。そうした意味で越前時代行列は、ことしは継体天皇はやらない予定ですので、1400年代から1800年代までの本市ゆかりの歴史上の人物に焦点を当てて、その人物とつながりのある地域住民の方にも参加いただいて行列の各武者隊を構成しているわけでございます。そういう意味では、観光客だけではなくて地元住民にとっても歴史上の人物を通して本市の歴史の一部を見ることができる機会になっていると思っております。柴田勝家以前にそういう歴史もあるということで、そういったことをしっかり伝えていくのもこの行列の役割ではないかと思っております。 ◆堀江委員 足羽山・足羽川の何か長ったらしい名前の基本構想でありますが、グリフィス記念館と三秀園が新たな整備として提案されています。グリフィスというのは福井にどれぐらい滞在したのですか。 ◎西行総務部長 約10カ月ぐらいでしょうか。 ◆堀江委員 たった10カ月のことをぎゃあぎゃあ騒いでいるのですか。皆さん札幌市の時計台をごらんになったことがあると思うんですが、あそこに二度行きたいと思いますか。私は思いません。残念な観光地の一つというぐあいに思っております。勝山市の福井県立恐竜博物館は、やはり展示内容が日本だけでなく世界で有数のものであるからこそ多くの観光客が訪れ、リピーターも生まれてくる。福井市の魅力づくりにグリフィス記念館、三秀園の整備が資するというのであれば、二度三度訪れたくなるような施設をつくるべきである。それが本物である。なくなったものを求めて何をするのですか。あるものを大事にしてこそ初めて町を守っていくことになると思うんですが、いかがですか。 ◎西行総務部長 歴史というものは過去に向かってということであろうかと思いますけれど、先ほど申し上げましたように、やはりそういうものも心にきちんと置きながら、まちづくりについて取り組んでいくということが一つの要素としてはあるかと思っております。 ◆堀江委員 この長い歴史の中で10カ月というと海の水をスポイトでくんでいるみたいなものです。  最近、浜町ということをよく聞きます。福井市には呉服町もあれば、八軒町もあれば、かつて一乗谷とゆかりのあった一乗町というのもあります。どうして浜町なのですか。  それから、今、一乗町と言いましたから、一乗町というのは現在のどの辺だと思いますか。 ◎西行総務部長 浜町は歴史的なこともございますが、足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想では足羽山へ足を伸ばしていただくための、いわば中間地点といいますか、その途中にある重要な場所ということからも、今回この浜町を重要な位置づけとしているわけでございます。  また、ただいまの御質問の一乗町は今の錦公園あたりと聞いております。 ◆堀江委員 さすが総務部長、よく知っていますね。  景観面の町並み整備も大事であろうと思うんですが、もっと浜町へ人が行くような取り組みも必要ではないかと思います。昔は市役所職員も忘年会や新年会を兼ねて結構浜町へ行きました。議会もそうですが、最近はホテルでパーティーをやることが多いです。そんなことでは全然話になりません。  ところで、総務部長は月に何回ぐらい浜町へ行きますか。 ◎西行総務部長 大変デリケートな質問でございます。定例会中は私は浜町のほうに赴かないようにしておりますけれども、私の家への帰り道でもございますので、時折というふうにお答えさせていただきたいと思います。 ◆堀江委員 質の高い飲食店等を誘致するなど、もっと地道な施策の展開を望みますが、どうですか。 ◎西行総務部長 質の高い飲食店等の誘致というと、第一義的にはやはり民間主導ということが必要不可欠ではないかと思います。やはりそれなしには続くものではないと思いますし、民間の感覚といいますか、そういった意欲が大事ではないかと思っております。ただ、市としましても開業支援、あるいは中小企業診断士による相談等を実施している中で、それらを支援していくという体制はとっております。  それから、まちづくり福井株式会社でチラシ等の配布、あるいはコマーシャルをしていただきまして、いろいろな意味で中心市街地のみならず浜町かいわいへ飲食に出向くような仕掛けもしております。これによってどういった効果があるのかはまだ定かではございませんが、こういったことを続けていくことによって浜町かいわいに人が集まるということを我々としては期待しております。 ◆今村委員 それでは、通告に従いまして順次質問させていただきます。  まず第1点目、新年度の新規事業として災害時に安全かつ迅速な避難が行えるようにと、町名表示板等に避難場所を示す地図を記載するなど、わかりやすい町名の表示と防災機能の強化を図る事業費として3,480万円の予算を計上されておりますが、計画は平成26年度から平成29年度までの4年間の計画となっております。災害はいつどこでどのように起こるか予想できませんが、今回の計画ではどこからどのように設置されるのか、お尋ねいたします。 ◎西行総務部長 町名・街区表示板については、1年をかけてそのデザイン等を研究してまいりました。設置計画につきましては、平成26年度に現地調査を行った上で設置場所あるいは設置順位を検討していくという段取りでございます。  なお、表示板の設置につきましては、未整備地区あるいは老朽化している表示板を優先したいという基本的な考えはございます。今村委員の御指摘は一挙に設置してはどうかというようなことであろうと思うんですが、我々としましては遅くとも福井国体開催までには完成させたいと思っております。そういった意味で整備予定期間が4年間ということでございます。しかし、財政状況等の関連もございますので、状況を勘案しながらできるだけ前倒しができるよう検討してまいりたいと思っております。 ◆今村委員 先ほど申し上げましたように、災害は本当にいつどこでどのように起きるかわからないんです。例えば海岸部においては津波とか高波、また山間部においては、冬期間は雪崩、大雨のときには土砂崩れ、河川沿いにおいては堤防決壊による床上床下浸水等々が本当にいつ起きるかわかりません。今ほど総務部長は福井国体までにはということで、平成26年度から平成29年度という4年間の計画だとおっしゃったんですが、これだけ自然災害がいつどこでどのように起きるかわからない時代に、この整備に4年もかかることに私は疑問を感じます。もう少し早くこの整備を進めていただきたい。  今、この町名・街区表示板の設置は大体どの辺からどの辺まで進んでいるのか、お知らせいただきたいと思います。 ◎西行総務部長 先ほど申しましたように、新しい町名表示板の設置につきましては、平成26年度に調査してからということでございます。今ほど御質問いただきました少しでも早くということに関しましては、トータルで2億4,000万円ぐらいの費用がかかると予測しておりまして、枚数にすると1万6,000枚は超えると思われますので、やはり財政状況といったことも勘案しなければならない中で、私どもの意欲としましては前倒しで設置したいということですので、御理解をお願いします。 ◆今村委員 時間の都合もありますので、詳細については個別にお伺いいたします。  次に、消防車両整備事業についてお尋ねいたします。平成23年3月11日に未曽有の被害をもたらした東日本大震災から丸3年がたちました。この大震災で犠牲になられた方々に哀悼の意を表しますとともに、いまだに多くの方が避難生活を送っておられますので、そういう方々が一日も早く今までどおりの生活に戻られることを念願するものでございます。  今回、災害に対して市民が安全・安心に暮らすために、平成26年度の当初予算案の概要の政策10にも、事故・災害などに強い安全・安心なまちをつくるための各事業が掲載されているわけでございます。そんな中、市民の生命と身体及び財産を災害から守り、安全で安心して暮らせるよう迅速かつ効果的な現場活動を行うための消防車両整備に1億1,000万円の予算が計上されました。この整備内容はどのようなものか、お尋ねいたします。 ◎塚本消防局長 来年度の整備予定でございますけれども、消防ポンプ自動車1台、災害対応特殊泡原液搬送車1台、高規格救急車1台、軽デッキバン消防車6台を整備する計画でございます。 ◆今村委員 たしか五、六年前だったと思うんですが、各分団に置いてある大型の消防車両を軽デッキバン消防車に入れかえていくことについて質問させていただきまして、理事者からも答弁をいただいております。たしか平成21年ぐらいから整備されているのではないかと記憶しているんですが、来年度に6台を配置した時点で、未配備の分団並びに台数はどれぐらいになるのか、お知らせいただきたいと思います。 ◎塚本消防局長 平成26年度に6台を購入しまして配備いたしますと、その時点での分団配備の車両は37台になりまして、未配備の分団は15分団となります。 ◆今村委員 この消防団の活動は、本当に大変な活動だと思っておりますし、また関係者には敬意を表するものでございますが、やはりこのような整備は少しでも早く、全分団が万全になるように今後とも努力していただきたいと思っております。これは要望にとどめます。  次に、自然エネルギーの取り組みについてお尋ねいたします。東日本大震災以降、急速に高まっている自然エネルギーの取り組みについて、先般の市長の提案理由説明の中で、農業用水利施設等を活用した小水力発電施設の整備を進めていきたいとの言葉がありました。先般、私たちの会派で山梨県都留市の小水力発電施設を視察してきましたが、機器類は全て外国製のものでありましたし、水量もかなり必要で、流れも非常に急速な流れが必要であると感じました。現場を見た限りではなかなか自然条件が合わないと思いましたし、この事業は大変だと思いました。今回の事業内容は農業用水を利用した計画だと思いますが、どの地域でどのような計画があるのか、お尋ねいたします。 ◎梅田農林水産部長 平成26年度に計画しております事業としましては2カ所ございまして、1カ所は芝原小水力発電整備事業でございます。事業主体は芝原用水土地改良区で、設置箇所は福井市中ノ郷町地係の二タ口分水工及び中ノ郷分水工の2カ所を予定しております。総事業費は5億円で、事業年度は平成26年度から平成28年度までの3年間を予定しております。年間の発電量は64万6,000キロワットアワーを見込んでおります。  もう1カ所の桝谷ダム小水力発電整備事業につきましては、事業主体は福井県で、設置箇所は南越前町の桝谷ダムとなっております。総事業費は3億円で、事業年度は平成25年度から平成27年度までの3カ年を予定しております。年間発電量は165万8,000キロワットアワーを見込んでおります。 ◆今村委員 今、農林水産部長から説明をいただきましたが、実は先般の福井新聞にも記事が載っているんです。県内の49の用水路を調査した結果、18の用水路の27カ所において行うと採算がとれるのではないかというような説明も出ております。福井市においては、どうも安波賀中島町の足羽川頭首工で設置が計画されているようなことが新聞に載っておりましたが、先ほど述べましたように本当に水量が必要で、そして流れもかなり急速な流れでないとこの小水力発電というのは難しいと思います。現地を見た限りではそんな感想を私は持っておりますが、芝原用水、安波賀中島町の足羽川頭首工は小水力発電に適しているような感じに見受けられましたか。 ◎梅田農林水産部長 県の調査では足羽川頭首工、それから先ほど申し上げました九頭竜川左岸の芝原用水のところが有力というような調査結果でございました。今年度、足羽川堰堤土地改良区連合におきまして、その可能性について調査を実施しているところでございます。近くその結果も出てくると思いますけれども、委員御指摘のように落差あるいは水量といったことが事業化に向けたポイントであると考えております。 ◆今村委員 本市においては日野川、九頭竜川、足羽川と大きな河川が3本ありますし、やはりこの河川を利用した小水力発電は自然エネルギーの採用ということで、非常にすばらしいと思っております。これからもいろいろ研究しなければならない面はあろうかと思いますが、何箇所も設置していただいて、せめて地域の街灯ぐらいはそういうもので賄えるようになればすばらしいと思っておりますので、今後とも努力していただきたい。これは要望としておきます。 ◆泉委員 続きまして、地域づくりについてお伺いします。まず、地域の誇り推進事業についてですが、この事業はうらがまちづくり事業から継続発展的に展開してきたものと思っております。以前は会員間の飲食費、それから対象組織の経常的な維持管理費、そして備品購入費以外の経費について助成が認められていたのですが、最近は対象外の経費が事細かく細分化され、まちづくり組織の持ち出し額が実質ふえている傾向にあります。市としてはそういったことを十分に理解した上でこの補助対象を決めているのか、お伺いします。 ◎吉村市民生活部長 この事業は、現在、地域の誇り推進事業という名前で展開しておりますが、これまで住民参加の地域づくりを継続してきた中で、各地区で多種多様な事業が展開されてきております。事業開始から20年近くたったわけですが、定着していく中で地区によって事業のあり方とか、あるいは補助金に対する考え方にばらつきが出てきたということでございます。これまでは明確な基準という形ではお示ししておらず、いわば各地区の代表者とこの事業の協議をする中でこのような補助金の使い方ができますというような使い方をしてきたわけですが、全体で見るとどうしてもばらつきがありました。そのようなことから、3年ごとの見直し時期であった平成24年度に、今後事業をどう展開していくのかということとあわせて、補助金についてもよりわかりやすい統一した形で使っていただくこととしました。逆に言うと細かくなったという表現もできますが、そういった意味もあって今回見直しをしたということでございます。  このことにつきましては、平成24年度に各地区の代表者で構成するまちづくり研究会議の中で何回も協議して、いい形でできるようにということで、その見直しの結果細かくなったということです。いわゆる補助金ですからどこから見てもおかしくないような形で、今後3年間かけて本来こちらがお願いしたいような事業を堂々と展開してほしいということで、各地区にお願いしているものでございます。 ◆泉委員 3年間かけてということですが、実際に事業の予算を立てると対象外経費が非常に多くて、1つの事業をやると3分の1ではなくて実質的に半分以上は地元の負担金といいますか、参加費などを設けないと補助が受けられない状況が各地区で出てきています。何か福井市はそのような地区の事業に対してはもう補助しない、あるいはもっと縮小しよう、あるいは廃止しようという考えがあるのではないかという思いが生じるんですが、その辺はいかがですか。 ◎吉村市民生活部長 この事業につきましては、平成6年から約20年たったということでかなり定着してきているという中で、やはり財源については補助金を出しておりますし、地区の方もその補助金を当てにしているという現状もございます。しかしながら、やはり補助金でございますので何にでも使っていいというものではございませんし、この補助金に限ってはほかの補助金と比べても補助率は高目に設定しております。そういった中で趣旨を理解していただいて、今後は今までの事業をより盛り上げていっていただきたいということです。今年度の予算についても補助率あるいは予算額は一切削っておりませんので、委員がおっしゃったような形で事業を縮小させるとか、やれないならやらなくてもいいですとか、そういったことを意図したものではございません。 ◆泉委員 うらがまちづくり事業から20年が経過しました。各地区にあってはそのころから始まった地区事業をずっと継続していて、発展性ということについては私も疑問に思うところがありますが、ただ、毎年恒例で地区民になじみの事業となっているものが非常に多くて、その財源として地域の誇り推進事業は非常に助かっています。しかし、将来に向けては本来のまちづくりとか地域の課題解決、活性化に取り組む事業とのすみ分けが必要になってくるのではないかと思いますが、いかがですか。 ◎吉村市民生活部長 ただいまの御質問は非常に難しい面といいますか、お答えづらい面がございます。現在、各地区で行われているこの事業につきましては、地域づくりあるいはまちづくりという観点からさまざまなテーマでやっていただいております。ざっと言いましても歴史、文化、伝統、イメージアップ、世代間交流、地区の活性化、福祉、防災、安全・安心、環境、市外交流など、さまざまなテーマでこの事業を実施することによって、地区に対する何かしらの元気づくり、活性化づくり、あるいは地区の人たちの喜びにつながる形で定着してきています。これを特定の事業名をつけたまちづくりとか、そういった形での位置づけをし、中身の達成度とか充実度を示したり、そういったもののランクづけを行ったりするなどのすみ分けはなかなか難しいものがあると思います。現在この事業を実施していることによって、携わっている人々はそれなりに充実感とか達成感、あるいは地区に貢献したいという使命感を味わっています。また、参加した人々も、いい事業だった、楽しかった、みんなと交流できた、また続けてほしいといった思いを持って、翌年の事業継続につなげていくといった一定の効果があらわれていることで、今はこの事業の存在意義があると考えております。 ◆泉委員 事業のことはそうですが、もう一点、それを運営しているまちづくり組織に関してはそれぞれの地区で成り立ちも違いますし、財源として設けているものも違っています。今どの地区とは言えないんですが、まちづくりの組織の中には、どうも市が思い描く組織と少し乖離してきているような組織があるのではないかと思います。本来のまちづくり組織への期待や望む姿というのは、市はどのように思っていらっしゃいますか。 ◎吉村市民生活部長 地域づくりの事業における受け皿としての地区の組織のあり方についての御質問だと思いますけれども、非常に難しいテーマではございます。本来、行政などが事業を起こす場合はしっかりとした組織を立ち上げまして、ある程度事業の継続性も担保されているという状況ですが、各地区でお願いしている取り組みにつきましては、各地区がその地区の実情に応じて主体的に組織を立ち上げて実行しております。そういった形で問題なくずっと継続していけるといいんですが、その活動については実態的に、いろいろな人たちが達成感や、充実感、満足感を得ることができることが活動の源となっております。したがいまして、組織運営につきましてはボランティア的な思いで運営されているのが現状だと思っております。実際に携わっている人々も地区では複数の役割を持っていて、かなり負担になっている方もいらっしゃるでしょうし、あるいは長年やっていく中でかわりの人がなかなか見つからない、あるいは事業を拡大していくためにも組織の拡大が必要だがこれ以上組織を大きくできないといった課題があることは承知しております。  そういった中で、いわゆる後継者づくり、担い手づくりが地区の組織としては大事だろうと思っておりますが、地区で自発的にやっていただいている事業でございますので、それについても地区で解決していただくのが一番いいんですが、なかなか難しいということです。行政としましても何とか協力したいと思っておりますが、なかなか効果的、具体的な手だてが見つからないのが現状でございます。
     今後、地域の誇り推進事業を安定的かつ継続的にやっていっていただくためにも、いろいろと相談には乗っていきたいと思っています。その中で、本市だけではなくほかの自治体で取り組んでいる事業をふまえての組織づくりのアドバイスとか、あるいは学習会とか研究会とか、そういった応援できる形で地区の組織づくりの充実に精いっぱい努めていきたいと思っております。 ◆泉委員 ぜひ組織を応援していただきたいと思っております。  さて、話は変わりますが、地域づくりの中で現在大きな役割を担っているのは各地区の自治会連合会であることは言うまでもありません。この各自治会連合会に地域の美化活動等の協力金を交付してきた資源化活動支援事業についてお伺いします。この事業の今年度の交付額がかなり減額になるとお聞きしました。どのぐらい減額になるのか。また、過去5年間の推移はどうなのか、お答えください。 ◎吉村市民生活部長 この交付金につきましては、ごみステーションを通して分別排出されましたアルミ缶、スチール缶の売却益全額を原資としまして、ごみステーション美化協力金、リサイクル推進協力金、ごみステーション設置補助金という形で各地区へ還元しております。お尋ねの自治会連合会への交付というのはその中のリサイクル推進協力金になります。  売却益が原資ということで、毎年の売却益が一定あるいは増加傾向であればほとんど問題は出ないわけですが、ここ二、三年は売却益が下がっているのが現状でございます。自治会連合会に交付しているリサイクル推進協力金の過去5年間の状況を申し上げますと、平成21年度が約2,250万円、平成22年度が1,880万円、平成23年度が約1,820万円、平成24年度が約1,830万円、そして平成25年度は少し下がりまして1,540万円ほどです。これが新年度当初予算では550万円ぐらいとなっておりまして、計算上大幅に下がるという現状です。なぜ減額かということですが、これはまず売却益が下がったということです。そして、なぜ売却益が下がったのか簡単に言いますと、アルミ缶とスチール缶の市場価格が非常に下がってきているということでございます。特にこの平成25年度、平成26年度の下がり方が急激なことにより、各地区の皆様に御迷惑をおかけしているわけですが、平成26年度の交付金に係る1キログラム当たりの年平均単価がスチール缶につきましては24.7円から20.5円に下がりました。一方、価格の高いアルミ缶につきましては113.7円から95.3円へと一気に20円近く下がったという現状でございます。  それからもう一つ、空き缶の収集量につきましても年々少しずつ減少しております。約20トンずつ減少しておりましたが、昨年度の実績が550トンだったのが今年度は470トンということで、一気に80トンも減ったという現状でございます。これにつきましては、各地区で分別回収に協力していただいておりますが、小売店や学校等での回収の強化、あるいは福祉施設などでも自分のところでアルミ缶を集めて業者へ直接売却するという試みがあります。そうしますと、ごみステーションを通しての回収量がどうしても減るということで、福井市全体の資源物回収としての実績はあっても、私どもの売却益にはなかなか反映されないという現状でございます。 ◆泉委員 平成25年度が1,540万円で、新年度が550万円の予定ということは3分の1に減るということです。これは自治会連合会にとっては非常に大変だと思うんです。自治会連合会はそれぞれの地区でいろんなことをされていますが、交付された協力金が各地区でどんなことに使われているのか市は把握されていますか。 ◎吉村市民生活部長 交付金を出すときには申請していただいていますが、そのときにその年の計画書と前年度の実績報告書もあわせて提出していただいております。ですから、各地区でどのようにお使いいただいているかは理解しておりますが、いちばん多い例で言いますとほとんどの地区でごみカレンダーを作成しております。また、ほかにも地区の清掃活動費への充当や看板作成、花壇整備等いろいろな形で使われていることは承知しております。 ◆泉委員 そうなんです。いろいろと使われているんですが、これが3分の1になるんです。現在、福井市内で3地区以外はごみカレンダーをつくっているんですが、3分の1になったらそのごみカレンダーを印刷する費用さえこの中から出てこないということです。ましてや、地区の美化活動に使うお金に困るという声を聞いているんですが、そういう声は市民生活部長にも届いていますか。 ◎吉村市民生活部長 担当部署を通じていろいろお聞きしております。この交付金はあくまでも売却益を原資としてそれを地区に還元して役立てていただくという趣旨ですが、現実に15年ほどこの事業が続く中で、各地区、特に自治会連合会ではこれを恒久的財源として当てにしていろいろな形で活動していることは十分承知しております。予算の編成上要綱等も作成しておりますので、一応こういった形で予算を計上しておりますが、余りにも金額的な減少が大きいものですから実際の運用に当たっては対応が必要だと考えております。 ◆泉委員 ここまでで問題点が2つ上がってきたんです。1つは、そもそも減額になるといった連絡を自治会連合会にしているのではなく、公民館主事が集まった会議の席上で伝えていることです。正式な連絡は各地区の自治会連合会には伝えられていないと私は聞いております。報告の手続上これはおかしいと思いますが、いかがですか。 ◎吉村市民生活部長 自治会連合会のほうからこれでは困るという要望を受けたきっかけにつきましては、2月の公民館連絡協議会において、勉強会という形の中で各部署の担当者が出向いた中でこの協力金について来年度の交付予定額も一応お示ししたということです。本来、今月下旬に予定しています自治会連合会長の会議の中で詳しくお示しするところが先に出てしまったということには、手順が後先になったという気持ちは持っております。 ◆泉委員 2点目に、資源化活動支援事業の原資についてですが、減額というのは理解できますし、納得もするんですが、やはり一旦走り出した各地区での資源化活動や美化活動をやめるわけにはいきません。ましてや、この4月から変わる福井市市民憲章の実践目標には「とりくもう わが家とまちの 美化運動」とあるんです。全然話が違うのではないですか。先ほど市民生活部長がちらっと言われましたが、補完する事業の実施あるいは資源化活動支援事業の増額を求めるものですが、いかがですか。 ◎吉村市民生活部長 先ほども申し上げましたが、あくまでも収益を分配するということで、本来は先に協力金があってというものではないわけですが、現実にこの事業の協力金を財源に各自治会連合会がいろいろなことに長年取り組んできているという実績がございます。今後そういった事業を維持していけないというのは、確かにある意味対応が必要だと考えております。予算を計上する上では従来の要綱等がございますので、その積算基準をもとに計上しておりますが、実際の運営に当たりましては、資源化活動支援事業全体の中で自治会連合会に交付する協力金の減額分を極力圧縮する方向で、交付金の配分方法について内部で検討したいと考えております。  また、昨年9月からのアルミ缶の売却単価が1年前に比べて約10円上がっているという明るい材料もありますが、一方でアルミ缶、スチール缶は月2回の缶の回収日に各ごみステーションにお出しいただいているんですが、実際に回収する場合、不燃物の中にアルミ缶やスチール缶がまじっているという状況もあります。そういったことも踏まえまして、従来から各地区にアルミ缶、スチール缶の分別排出について御協力いただいておりますが、今後はより一層、売却量の増加、ひいては交付金の増加につながるという意味合いも含めまして、御協力をお願いしていきたいと考えております。 ◆泉委員 売却益を原資として、美化活動に使うということ自体が難しくなってきているんです。ですから、そういうことで缶を回収してくださいということはいいですが、根本的なところを見直さないといけないのではないですか。将来、自治会連合会の美化活動がとまってしまうということを考えると、今後何らかの予算立てを検討していかなければいけないですし、検討していただきたいと思っています。地域の美化活動こそ積小為大です。これをやっていかないことには福井国体も何もこれからの福井市の将来はありません。よく考えていただきたいと思います。  もう一点、3月定例会当初議案の提案理由説明についてお伺いします。この中で市長は自主的に地域の課題解決に取り組むNPOや地域活動団体などの非営利で公益的な市民活動との協働により、市民が備えている潜在能力や資源を活用し、行政だけでは難しかったきめ細かで柔軟な対応、新しいサービスの提供を図りますと言われていました。しかし、新年度の予算からうかがえるのは、一乗谷朝倉氏遺跡周辺とまちなかへの重点配分であり、市全体、とりわけ各地区での地域づくり、まちづくりには非常に厳しい予算ではないかと思いますが、御所見をお伺いします。 ◎高山財政部長 各地区での地域づくり、まちづくりには厳しい予算ではないかというような御質問でございます。新年度予算では、誰もが安全と安心を実感して暮らすことができ、また住んでいる地域に誇りを持つことができるよう、自治会を初めとした地域の各種団体が行う地域づくりに関するさまざまな活動を支援しておりまして、限られた財源の中ではございますが必要な予算につきましては措置しております。例えば地域コミュニティー活動の拠点でございます自治会集会所の建物本体、あるいは水回りなど附帯設備の改修、また手すりの設置やトイレの洋式化といったバリアフリー化を支援する集会所建設等補助事業というものがございます。これにつきましては新年度は約2,400万円を計上いたしまして約1,400万円の増額となっております。  また、自治会の防犯灯設置とその電気料を支援しております防犯灯設置補助事業がございます。これにつきましてはLED化を推進するため、昨年度の当初予算の5,190万円から大幅に増額しまして8,070万円を計上いたしております。この事業は、もちろんLED化することで環境負荷の軽減を図るということはありますが、それだけではなくて、自治会が負担する電気料や交換費用の軽減にもつながっていくと考えております。  また、ひとり暮らしの高齢者を対象としました会食とか、地域ぐるみで行う雪おろしの支援などを行うひとり暮らし等高齢者福祉サービス事業というものがございますが、これにつきましても増額しております。  以上のような自治会の活動に対します支援のほか、地区敬老会や自治会型デイホーム事業などの福祉活動、地域ぐるみによる子育ての支援、次世代を担う青少年の健全育成を推進する事業についても予算は確保しております。さらに、自主防災組織や公民館活動への支援を継続しております。  これらに加えまして、各地区にはそれぞれ特色があり、その課題もいろいろと異なっているという状況があることから、それぞれの地域に合わせました個別の地域づくり事業も展開しております。例えば美山地区、越廼地区ではそれぞれの地域資源である河内赤かぶらやそば、またスイセンや魚を生かした地域活性化の取り組みを支援しております。  また、地域特性に合った公共交通サービスを確保するために、岡保地区のほか6地域では住民と交通事業者が連携して行うフィーダーバスやデマンドバスの運行に対しまして支援を行っております。  そのほか、清水地区の睦月神事など無形民俗文化財を伝承するための後継者の育成などにつきましても支援を行っております。  地域づくりとかまちづくりにはやはり地元の方の熱意や協力が欠かせないと思っております。今後とも頑張っている市民の方々を応援してまいりたいと思いますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 ◆泉委員 丁寧な御答弁ありがとうございました。よくわかりました。  以前にもお話しさせていただいたことがありますが、地域づくりを考えたとき、福井市のような人口規模の場合、市が直接みずからの財源と責任のもとで地域資源をフルに活用して、地域の特性を生かした魅力ある政策をスピーディーに実行するほうが効率的だと考えているのであれば、福井市全部局のさらなるレベルアップをお願いしたいところです。  一方、当初議案の提案理由説明にあるような市民が備えている潜在能力や資源を活用して、行政だけでは難しかったきめ細やかで柔軟な対応を求めるのであれば、一部の団体やNPOだけでなく、もっと多くの市民を巻き込んだ行政と市民双方の意識改革や、主体となる地域活動組織の確立を図っていく必要があると思いますが、その辺に関して何か御所見はありますか。 ◎西行総務部長 今ほどの御質問ですが、平成24年3月定例会の一般質問における答弁内容を引用されているものと思います。そのスピーディーな面とか、地域の実情に応じた政策の実現といいますのは、先ほど財政部長が申し上げた個別の政策だと理解しております。先ほどの市民生活部長の答弁と重なる部分がございますが、改めて申し上げますと、本市の場合、公民館を地域づくりの中核として位置づけ、公民館と自治会連合会がいわばスクラムを組むような形で各種団体や自治会と協働して取り組むといった体制を整えており、実際そのように行っております。  例えば泉委員がお住まいの岡保地区ですと岡保まちづくり委員会、私が住んでいる東安居地区ですと活性化委員会というものを立ち上げまして地域の誇り推進事業を推進しています。このようなまちづくりの組織や、あるいは地区自治会連合会が主体となって地域の誇り推進事業を展開しており、その目的としましては住民自治力の向上も一つございますので、委員がおっしゃられたようなことにも合致するのではないかと思います。  平成24年3月定例会での委員の御質問は、長野市の住民自治協議会あるいは名古屋市の地域委員会などのことをおっしゃったんだと思います。これについては私どもも存じておりますが、制度開始からそれほど時間がたっていないことから、手探りと言ったら失礼ですが、そのような状況ではないかと思っております。  また、いろいろな課題がございまして、いま一つ各自治体に広がりを見せていないのではないかということも私の実感としてございます。その課題としては、例えば地域活動組織の状況に応じてコーディネーター役となる人の存在やそのような人材の育成がいま一つ均一的に整っていないのではないかと思います。また、自治会連合会といった従来の組織と新しい組織との関係性といったこともはっきりさせる必要があるのではないかと思います。  そのほかにもいろいろと課題はございますが、本市としましては市民との協働という部分では、地域の誇り推進事業を中心として地域づくりを充実させることがまず先決ではないかと思っております。ただ、平成24年3月定例会の御質問の中にもございました委員御指摘の件については、長野市や名古屋市、あるいは近くでは越前市でも取り組まれているようですので、我々としてもそういった情報収集をして、本市に合っているのかどうかということも含めて検討あるいは研究の課題とさせていただこうと思います。 ◆泉委員 そうなんです。地域づくりというのはやはりそこに住む人々がよく理解し、そこに住む人々がつくり上げていってこそ、自治力の向上、地域の誇りのアップということにつながるんだと思うんです。ですから、私が地域の誇り推進事業と、空き缶ごみの話を今回取り上げさせていただいたのは、その点の配慮に欠けているといいますか、市の対応が少しまずいところだと思ったからです。やはり今後はどのように地域をつくっていくのか、どのような地域づくりの組織がいいのかということをぜひとも前向きに研究し取り組んでいただきたいと思います。要望にとどめさせていただきます。 ◆奥島委員 足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想は、県と市が共同で策定しました県都デザイン戦略に基づいて今年度末に策定を予定しているもので、今後、官民協力のもと進めていくとお聞きしているところでございます。そこで早速、新年度当初予算ではこの構想を踏まえた第1号事業としてグリフィス記念館整備事業が計上されました。何事もそうですがこれについても賛否両論があろうかと思いますが、いつになく事業に取り組むスピードが感じられることから非常に評価させていただいているところであります。そこで、この構想を策定した目的をお尋ねいたします。 ◎西行総務部長 足羽山・足羽川周辺空間再形成基本構想は県都デザイン戦略の考え方を踏まえているものでございます。県都デザイン戦略では、県都福井市の魅力を高める方策の一つとして、福井駅や福井城址から足羽山・足羽川へ足を伸ばしたくなる仕掛けづくりが必要であるとしております。今回、その仕掛けづくりとして、周辺の地域資源を磨き活用することでより魅力的な空間へと再形成するための構想と理解していただいてよいかと思います。 ◆奥島委員 最近の観光スタイルの流れは、単に見るだけではなくて、一、二時間かけて町歩きができる観光地に客がふえているのが現状であります。そこで、町歩きについて、福井駅からまちなかに足を伸ばしてもらうためのアイデアをどのように集めたのか。また、それは構想にどう反映されているのか、お尋ねいたします。 ◎西行総務部長 足を伸ばしたくなるためのアイデアを市民の皆様から広く集めるためにワークショップを3回開いております。およそ90人の方々に御参加いただき、実際にまちなかを歩いていただいて御意見をいただきました。その中身としましては、まちなかを移動する回遊性、それから人を集める誘客力、あるいは地元の人が積極的に参加する市民活動に関することが特に重要であるという意見が多かったということです。  もう一つの足を伸ばしたくなるためには何が必要かということにつきましては、市民意識調査の結果を見ますと、いくつかの選択肢の中から、特に休憩どころとしてのカフェや立ち寄りどころの間、いわゆるスポットとスポットの間でございますが、そこを歩いて楽しませる花と緑の空間が多く求められていることがわかりました。これらを踏まえまして、学識経験者、近隣の住民あるいはまちづくり活動団体で構成します基本構想策定委員会や、県、市、観光団体等で構成します作業部会で議論を重ねて、この構想は取りまとめられます。 ◆奥島委員 来月には我々が待ちに待っている桜の時期を迎えますけれども、桜に彩られた足羽川の河川敷、足羽山からの眺望を楽しみながらのお茶休みどころも誘客には非常に効果があると思っております。最近では足羽山におしゃれなカフェも出店して、利用するお客さんも結構おられると聞いております。このような店舗を複数に充実させ、夜景も楽しめるように工夫することで客足あるいは滞在時間も伸び、その消費の増加によりまちなか全体への経済波及効果が生まれてほしいと願っているところでございます。  次に、新年度当初予算に計上されているグリフィス記念館整備事業についてお尋ねいたします。記念館とはいうものの、早い話がグリフィスが住んでいた家を建てるというだけのことであります。記念館というと何か仰々しい立派なものではないかと勘違いされて、先ほど総務部長がその効果についていろいろと御答弁されておりましたけれども、将来はそうなってほしいですが、とりあえずはそんなに効果のあるものではないと私は思っております。グリフィスと聞いて、私の母は全く知りませんでした。かなり多くの福井市民はわからないと思うんです。けれども、このようにグリフィスの住居を建てることによって、福井市とグリフィスの関係を学習する。特に子供たちが学習して、グリフィスはすばらしい人物であるというところから始まって、地元の人が誇りを持てるようなものになってほしいと期待するところであります。  先ほど堀江委員から札幌市の時計台の話がありましたけれども、あの時計台は実につまらないところです。というのは、時計台が建っている周りの環境が余りにもよくなくなったんです。ばんばんビルが建ち、ビルの谷間にある。けれども札幌市民は時計台に誇りを持っていて、「時計台」という名前のラーメン屋があるくらいです。だから、グリフィス記念館にも子供たちが、そして我々大人もそうですけれども、誇りを持つことによって、将来は観光資源になり得るという期待感を持っているところであります。  それで、浜町かいわいに建てるということについて、浜町の位置づけについては先ほど堀江委員がお聞きしましてお答えも聞きましたけれども、ほかにつけ加える事がありましたらお答えください。 ◎西行総務部長 ほかにといいますと、この基本構想では足羽山・足羽川周辺のエリアを5つのゾーンに分けまして、その一つとして足羽山と浜町かいわいを重要なゾーンと位置づけております。繰り返しの答弁になりますが、浜町かいわいは中心市街地、例えば福井駅から足羽山へ人を誘導するための中継的な場所でもあり、そこにランドマーク的なものを建てることによって人がそこに集うということを想定しております。 ◆奥島委員 福井駅から浜町、浜町から足羽川、足羽山へ誘導すると理解しております。どんな立派な構想でも地元住民の思いとか、あるいは行動が伴わないと絵にかいたもちになろうかと思います。そこで、やはりコアとなるのは市民の参画であり、地元を巻き込んだ機運の醸成をどう図るかということであります。昨年末、私ども足羽地区では歴史道場を立ち上げ、今のところ幕末の歴史を中心に研究を進めておりますけれども、このような市民の動きを基本構想ではどう捉えているのか、お尋ねいたします。 ◎西行総務部長 市民の歴史活動としての足羽地区の歴史道場以外にも湊地区のみなと塾や浜町のNPO活動等がございます。当基本構想では、まちづくりには地区の盛り上がりが何よりも重要であるという認識は持っております。  そこで、この基本構想におきましても3つの視点、これは回遊性の向上や誘客力の強化というものがございますが、実はその最上位とも言える部分に、市民活動の促進を挙げております。この基本構想の推進体制につきましても、地域住民、市民組織あるいは民間事業者の自発的な活動の重要性を記しているところでございます。先ほども申し上げましたように、市民の盛り上がりというのは不可欠であり、最重要であるということでございます。 ◆奥島委員 今の御答弁で、市民参画に対しては市としても十分意を配していることが理解できました。  最後にもう一つお尋ねいたします。基本構想では足羽地区を歴史と文化の学び空間と位置づけ、中期目標に左内公園の整備を挙げていらっしゃいます。当地区ではこれを千載一遇のチャンスと捉え、今後も歴史的な勉強会を広げていこうと考えておりますが、基本構想実現の一助となるかどうか、お尋ねいたします。 ◎西行総務部長 一助どころか、大変な力になろうかと思っております。  基本構想の視点として市民活動の促進を挙げておりますが、公園を含めて、地元住民に必要とされ、愛され、また住民が積極的に参画するような施設でなければ継続しないという考えが基本構想策定委員会でも示されております。その点、足羽地区の歴史道場はまさに住民の発案により立ち上げられたということもございまして、自主的な勉強会であり、地区住民の意見の受け皿にもなり得るものとして重要な役割を持っていると考えております。  私どもも歴史道場の今後の展開に大いに期待しているところでございまして、その中で出たいろいろなアイデア、考え方なども吸収しながら、よりよい整備につなげてまいりたいと考えております。 ○石丸副委員長 ほかに御質疑はございませんか。  (「なし」の声あり) ○石丸副委員長 以上で本日の一真会の質疑は終了しました。  ここでタイマーの調整を行いますので、しばらくお待ちください。  次に、市民クラブの質疑に入りますが、持ち時間は28分です。  それでは、質疑を許可します。 ◆村田委員 それでは、私から何点か質問させていただきます。  まずは子ども・子育て支援新制度についてお伺いいたします。この新制度については、一人一人の子供が健やかに成長することができる社会の実現を目指して創設されるもので、質の高い幼児期の学校教育、保育の総合的な提供、次に保育の量的な拡大・確保、教育・保育の質的改善、そして地域の子ども・子育て支援の充実を目指しまして、去る2012年8月10日に参議院で可決成立し、2015年の4月からスタートする予定となっております。この新制度は、全ての子供が排除されることなく、子供の最善の利益を確保し、いわゆるチルドレンファーストとされる制度を目指すものであります。本市としてもこれらの趣旨にのっとり、しっかりとした対応が求められるものであります。そこでお伺いいたします。子ども・子育て支援新制度に対する本市のお考えはどのようなものでしょうか。 ◎河上福祉保健部長 国は子供や家庭を支援する新しい仕組みの構築を目的に、平成27年度から子ども・子育て支援新制度への移行を予定しております。この新制度の主なポイントは3つあると考えておりまして、まず1つ目は保育園、幼稚園及び認定こども園を通じた共通の給付が創設されるということでございます。現在は幼稚園には県を通して私学助成がされておりまして、保育園には市を通して運営費負担金が支払われております。また、認定こども園は幼稚部と保育部に区分され、それぞれに助成金や負担金が支払われるということで、さらにそれぞれに異なる算定基準が設定されております。新しい制度におきましては、現在別々に行われております財政支援を市が一元的に行うことになります。また、市は適正な給付を行うために指導、監督を実施することになります。これによりまして、幼稚園、保育園、認定こども園などの入園や運営状況を市がより詳細に把握できるようになりまして、就学前児童に対する施策に生かすことができるようになると考えております。  2点目としましては、幼保連携型認定こども園の法律上の位置づけが変わるということでございます。現状では幼保連携型認定こども園にありましても、学校教育に係る部分は文部科学省所管、それから保育に係る部分は厚生労働省所管に分かれておりまして、認可、指導、職員配置、会計、補助申請などが別々になっております。今後はこれらの別々となっていたものが統一されまして複雑な管理運営が解消されるということで、保育園、幼稚園から認定こども園への移行がしやすくなるのではないかと考えております。  3点目としましては、市町村が事業計画を策定し、その計画に基づき就学前の教育・保育、または一時預かりや放課後児童会、児童クラブなど地域での子育て支援を質、量ともに充実させることができるということでございます。現状でも子育て支援を拡充させる取り組みを行ってまいりましたが、一時預かりなどの子育て支援が地域子ども・子育て支援事業ということで法律上にきちんと位置づけられ、その財源が確保されることで、今後、質、量ともに充実されることになり、保護者や児童に対して行き届いた支援を提供できるようになると考えております。  このように新制度の取り組みを進めることは本市の子供や保護者にとって大変有意義なことであり、今後全ての子供がよりよい環境で育つことができる仕組みづくりに向けて準備を進めてまいりたいと考えております。 ◆村田委員 新制度導入に当たりまして私が思うのは、認定こども園に移行することによりまして希望する方全員の入園が原則可能になります。現状でも福井市のよい特色として待機児童がいないということで、定数が充足されている状況の中で原則全員の入園が可能になると、いわゆる過当競争のようなことが起こると想定されると思うんですが、新制度導入に当たりましてそういった課題はどのように整理されていますか。 ◎河上福祉保健部長 御質問の認定こども園に全員の入園が可能になることについてですが、今の市内の公私立保育園、それから認定こども園の入園状況を見ますと、平成25年4月1日現在では、全80園の定員7,915人に対しまして入園児数は7,835人ということで、入園児数が定員を下回っており、充足率でいうと99.0%ということですから、村田委員御指摘のような状況でございます。ただ、年度途中に入園される方もいらっしゃいますので、ことし3月1日現在では入園児は8,169人で、率にしますと定員に対して103.2%と定員を上回っている状況でありまして、定員を弾力化して受け入れている状況でございます。  来年度に福井市子ども・子育て支援事業計画を策定するに当たりまして、平成27年4月からの5カ年間に必要な保育定員を算定するため、現在、昨年実施しましたニーズ調査の結果を分析しているところでございます。この分析結果に基づき保育園、認定こども園などによる保育の確保の方策を検討する中で、数の問題についてもきちんと適切に対応してまいりたいと考えております。 ◆村田委員 これからどのような制度になるか検討していくことになると思いますが、この新制度導入、実施において、現行制度にない施策などは検討されているのでしょうか。 ◎河上福祉保健部長 新制度におけます新規の施策としまして、現在、先ほども申し上げましたニーズ調査の結果を分析しているところでございまして、まだ分析半ばということで本格的な新規施策の検討は先になりますが、ニーズ調査の結果を見ますと特徴的な点が3つあります。一般質問でもお答えしたかもしれませんが、1つ目は、祖父母の近居、同居の割合が高く、お母さんの就労率が上がる中で祖父母による育児への協力が一つ重要な役割を担ってきているという点でございます。2つ目は、利用を希望する事業として、認定こども園の割合が大きく伸びているという点でございます。3つ目は、父親の就労時間が10時間を超える世帯、それから帰宅時間が午後9時以降と答えた世帯の割合が割と多く、父親が育児、家事に参加しにくい状況になっているという点でございます。こういった特徴的な点を踏まえまして、来年度に新規の事業をいろいろ検討していくことになると思います。  また、現在国においては新制度で法律的に位置づける新しい事業がいろいろ出ております。その中には、例えば0歳児から2歳児までを対象とし、定員が6人から19人までの規模の小規模保育、それから現在、企業の従業員を対象としております事業所内保育につきまして、一定の地域枠を設けた場合に新たに助成の対象としていくというような事業所内保育事業、それから子供やその保護者が多様な教育・保育施設や支援事業の中から適切なものを選択し、円滑に利用できるように情報の提供や助言などを行う利用者支援事業、いわゆる子育てコーディネーターと言われる事業、そういったものが国から新たな事業として提示されるとお聞きしております。これらにつきましてはまだ詳細基準について検討中でございますので、今後の国の議論を踏まえまして、来年度事業計画を策定する中で本市における必要性などを検討してまいりたいと考えております。 ◆村田委員 そうしましたら、新制度移行に向けたスケジュール等は現状ではどのようになっておりますでしょうか。 ◎河上福祉保健部長 平成27年4月の新制度移行に向けまして、国の子ども・子育て会議において現在議論が重ねられておりますが、今後の国、それから我々市町村の作業につきましては、おおむね次のようなスケジュールが示されております。まず、国においては今年度末をめどに、新制度における幼保連携型認定こども園の認可、それから定員が19人以下の小規模保育などの地域型保育事業の認可、それから保育の必要性、それから保育園などの施設の運営及び放課後児童会、児童クラブなどの地域子ども・子育て支援事業についてそれぞれ基準を示し、そのための政省令を作成することになっております。また、4月から6月にかけましては保育園、幼稚園及び認定こども園の運営費、それから保育料の基礎となります基準額などを提示することになっております。  一方、市町村におきましては、こうした国から示されます各種の基準をもとに関係する条例の制定を行うことになりますが、まずことしの秋ごろから来年度の保育園、幼稚園、認定こども園の入園手続を開始できるように準備を進める必要が出てまいります。また、本市の保育料につきましては、今ほど申し上げました国が提示する基準に基づきまして平成26年度中に条例等で定める手続が必要になってまいります。  なお、新制度のもとでは、5年ごとに計画を策定して需要に応じた事業を実施することとされておりますが、現在、計画の策定に向けましてニーズ調査の結果をもとに見込まれる量の算出を行っているところでございます。今後、教育、保育及び地域子ども・子育て支援事業の各方策をまとめまして、その後に県との調整や市民、市議会の御意見をお聞きしながら、平成26年度末までに計画を策定してまいりたいと考えております。 ◆村田委員 2015年4月から実施予定ということですので、非常にタイトなスケジュールになっております。私としては現状のままでもいいのではないかという気はしますけれども、この新制度導入に当たりまして発生する業務も数多くあると思います。そのような状況に備えまして、現場の保育体制の充実も必要ではないでしょうか。業務量の増大に対しまして、今後保育士等の増員等のお考えはありますでしょうか。また、保育の職場では全職員の半数近くが臨時・非常勤職員でございます。保育体制の充実にはこれらの方の処遇改善が必要ではないかと考えますが、対応をどのようにお考えでしょうか。 ◎西行総務部長 保育士の適正な数にはいろいろな要素があると思います。例えば退職者数、園児数あるいは年齢構成等が保育士数を決定するものになるかと思いますし、また、早朝保育あるいは長時間保育といった保護者のニーズの高まりに応じることも一つの要素かと思っております。  私どもとしましては、近年、退職者数を上回る数を採用しております。それにより、先ほど臨時・非常勤職員のことに触れられましたが、平成21年度には51.8%であった正規保育士の比率が平成25年度には58.9%となり、大きく改善されているとも思っております。  この正規保育士の比率については、民間の調査機関の数値ですと45.8%というものもございますし、あるいは3年ほど前の全国保育協議会の調査では、この調査は非常にサンプル数が多いですが、やや高く53.5%となっておりまして、本市はそれをも超える数値でございます。正規保育士の比率と非常勤保育士の比率というのは、先ほども言いましたように早朝保育や延長保育等を実施する関係で、どうしても非常勤保育士に頼る部分もございますので、そういう意味から、適正なバランスだと思っております。また、ライフスタイルに合わせた仕事という面でも、そういった就業機会もあるかと思っております。  それから、本市の場合は園児に対する保育士数も国の基準を上回っております。つまり、その分保育士の業務の軽減につながっているとも思っております。いずれにしましても、再任用の保育士も含めまして、保育サービスの向上と保育現場における働きやすい環境づくりに努めてまいる考えでございますので、御理解いただきたいと思います。  また、非常勤保育士の処遇改善について現状を申し上げますと、正規保育士と同等の給料水準といったものを基準としておりますし、県内他市の非常勤保育士の賃金と比較しましても高い水準を保っております。また、非常勤職員についても平成23年4月から年次有給休暇の繰り越しを認め、そのほかにも育児休業、部分休業の取得を可能にしております。私どもとしても必要な職員でございますので、福利厚生面からも処遇の改善が図られていると考えております。  今後も国やほかの自治体の動向を注視いたしまして、先ほど申し上げました保育のサービスの向上あるいは労働環境の整備に努めてまいりたいと考えております。 ◆村田委員 今、総務部長から「適正な」という言葉がありましたが、保育の現場を見ますと臨時・非常勤職員が対応できるような職場ではないと思います。非常勤保育士は非常に忙しいですし、されている仕事の内容も正規保育士と変わらないものですので、本来ならば全員正規保育士として雇用されるべきだと考えます。そういった中で、特に時間単価の水準が低いですし、国も保育士の処遇改善ということは言っていますので、ここは真剣に考えてもらいたいと思います。私の記憶では昔は3割が非常勤保育士でも保育現場は大変だという声を聞いておりましたので、今はそれが五分五分ですから、そのような状況を鑑みても非常に厳しい職場であると思います。  また、市民の声としまして、まちなかの事業所に勤務する方の中にも、子育て真っ最中の方が数多くいらっしゃいます。市役所や県庁のみならず、この周辺の事業所に勤務する方々も対象にした保育施設の整備等を検討するお考えはありませんか。 ◎河上福祉保健部長 現在、市役所や県庁周辺の順化地区には夜間保育園1園を含めまして認可保育園が3園、認定こども園が1園ありまして、定員は合計で195人ございます。それに対しまして、この3月1日現在の入園児は185人ということで、充足率でいいますと94.9%という状況でございます。  また、この春、平成26年度は、この順化地区内の保育園、認定こども園に26人の保護者から入園希望がありまして、この26人全員が地区内の園に入園することになっておりますので、現時点で順化地区においては保護者の保育ニーズに対応できていると考えております。平成27年から平成31年度までの5年間につきましては、その必要量を来年度策定いたします子ども・子育て支援事業計画の中で検討してまいりたいと考えております。 ◆村田委員 勤務する職場と子供が保育されている場所が近いというのはワーク・ライフ・バランスの観点からも有効ではないかと考えますので、もし将来的にそういう機会があれば検討をお願いしたいと思います。  子供行政に関する最後の質問ですけれども、子供行政の拡充に当たりまして財源が確保されているという答弁がございましたが、現状でいうと1.1兆円のうちの7,000億円は担保されましたが4,000億円程度財源が不足しているといった状況です。この財源確保に向けた国への働きかけ、要望等の取り組みはどのようになっていますか。 ◎河上福祉保健部長 今月12日に政府が新制度における質の改善の具体案を示したことが新聞で報道されております。それを拝見しますと政府が検討してきた対策を全て実施する場合に必要となる費用は年間1.1兆円ということでありまして、それに対して確保できる財源が消費税率を10%に引き上げることによる約7,000億円にとどまるということで、差し引き4,000億円が不足するということでございます。新聞によりますと、その結果、職員配置の基準の改正が当初ほかの年代の子供に対しても手厚くする予定だったのが、3歳児の保育のみとされたということです。また、民間施設の職員給与費の上げ幅は当初5%と考えていたものを3%に圧縮すると報道されておりまして、我々が当初聞いていたものよりも大きく後退すると認識しております。  新制度における財源の確保につきましては、従来から全国市長会を通じて国に要望しております。あわせまして、県に対しても国に働きかけてほしいという要望を行っているところでありまして、今後とも引き続き強力に働きかけてまいりたいと考えております。 ◆村田委員 引き続きの取り組みをお願いいたします。  続きまして、みなし寡婦控除の適用拡大についてお伺いします。寡婦控除とは配偶者と死別または離婚した後、再度結婚しないで子供を養育しているひとり親等に対しまして一定の所得控除を適用する税制優遇制度です。この寡婦控除は婚姻歴があれば適用されるものですが、さまざまな事情で未婚のまま子供を産み育てているひとり親世帯には適用されません。これにより、未婚のひとり親家庭は所得税の控除を受けられないばかりか、保育料や公営住宅の家賃等にもこの影響が及ぶため大きな不利益をこうむることになります。また、昨年の9月4日、最高裁判所は男女間の子の遺産相続に結婚の有無による差を設けていた民法の規定が憲法に定める法のもとの平等に反するとした判決を出しました。これを受け、12月5日に民法の改正が行われたところです。このことからも、国において早急に税制の改正が望まれるところです。しかし、全国では保育料や公営住宅の家賃等に寡婦控除をみなし適用している先進的な自治体が1県11市に及ぶとの新聞報道もされております。そこでお伺いします。地域で安心して子どもを産み育てることのできる環境整備の観点から、寡婦控除制度における対象者の適用拡大を国に求めていくお考えはおありでしょうか。 ◎河上福祉保健部長 寡婦控除は納税者が所得税法上の寡婦に当たる場合に受けられる所得控除の一つでありまして、現在の制度では配偶者と死別、離別した後、再婚されていない方などが対象になっており、未婚のひとり親の方には適用されておりません。しかし、この生活実態に着目しまして、昨年6月に全国市長会から国に対して行った提言の中で未婚の母及び未婚の父について所得税の寡婦控除の対象とすることを要望いたしております。本市としましても今後とも全国市長会を通じて国に対し要望してまいりたいと考えております。 ◆村田委員 行政の施策実施において全般的に言えることですけれども、公平性や客観性が重んじられます。こういった観点にも寡婦控除のみなし適用は合致するのではないでしょうか。子供の健やかな育成のためにも、本市においても先進自治体のように寡婦控除のみなし適用を検討するべきだと考えますが、どうでしょうか。 ◎河上福祉保健部長 保育料、それから公営住宅の家賃算定時に未婚のひとり親世帯に寡婦控除を適用することにつきましては、地方自治体独自に行うよりも、全国一律に所得税の制度として未婚のひとり親にも寡婦控除を行うという対応をすべきものではないかと考えております。 ◆村田委員 国に強く求めていくことは大事だと思いますし、寡婦控除の世帯というのは母子家庭とか父子家庭ということで弱い立場の方が多いかと思います。制度が適用されるかどうかで子供の教育等に影響が出ると考えますので、引き続き取り組みをお願いしたいと思います。  続きまして、2014年度の地方財政について何点かお伺いします。いよいよ新年度から消費税が5%から8%へと増税されようとしております。またそのほかにも地方財政においてさまざまな変更が予定されております。この間、一般質問等でもお伺いしたところですけれども、再度何点かお尋ねします。  地方の財源確保について国と地方の協議がされたと思いますが、協議の内容はどのようなものでしょうか。 ◎高山財政部長 国と地方の協議の経緯についてお答え申し上げます。平成23年4月28日に国と地方の協議の場に関する法律が成立いたしました。法定化されてすぐ、平成23年6月13日に第1回の社会保障と税の一体改革に関する協議等が行われまして、特に地方財源の確保という点では消費税率の引き上げに係る国と地方の財源配分という重要なテーマについて協議が重ねられました。当初、国は地方が独自に行っている社会保障事業、例えば乳幼児の医療費助成、保育士の処遇改善等の保育の充実等に要する経費、予防接種事業、国民健康保険の一般会計からの繰り入れ、介護サービスの利用者負担の軽減を初めとした医療、介護、子育て支援などの分野における大半の経費が、社会保障には当たらないとか、社会保障には当たるが給付には該当しないとか、また法律上の規定が弱いといったことから、消費税の配分対象にはならないという姿勢を崩しませんでした。しかしながら、社会保障改革を推進し、充実、安定化を図っていくためには、国と地方の社会保障サービスは一体であることを国が認識するとともに、地方単独事業を含めて安定的な財源を確保するよう粘り強く協議を重ねました結果、平成23年12月29日の国と地方の協議の場、第5回臨時会合におきまして社会保障に係る地方単独事業につきましても消費税の配分対象となった経緯がございます。  この結果、現在の消費税率5%の国と地方の配分は、国が2.82%、地方が地方消費税の1%と地方交付税分の1.18%を合わせた2.18%でありましたが、消費税率8%の時点では国が4.9%、地方が地方消費税の1.7%と地方交付税分の1.4%を合わせた3.1%となりました。また、消費税率10%時点では最終的に国が6.28%、地方が合わせて3.72%となる状況でございます。 ◆村田委員 そのほかの重要な地方特有の財源である自動車取得税にかわる財政措置についてお伺いします。この自動車取得税は2011年度に1,674億円程度ありますが、2段階で引き下げられ、2015年度に消費税率が10%に引き上げられる段階で廃止し、必要な財源を別途措置するとされております。今回の消費税率引き上げの際には特段の措置がないようでございますが、このことに関して本市の御見解をお伺いします。
    ◎高山財政部長 消費税率を8%に引き上げる時に、自動車取得税の税率引き下げ等の軽減措置が先行して行われたことはまことに残念でございます。また、この代替財源とされています軽自動車税の税率引き上げも、四輪等の軽自動車につきましては平成27年度以降の新規取得車を対象としていることなど、自動車取得税の軽減、廃止に伴う補填の措置としては必ずしも十分なものになっていないと考えています。今後とも地方の財政運営に支障が生じることがないように、適切な財源措置を確実に講じるよう、引き続き強く国に要望していきたいと思っております。 ◆村田委員 地方の財源に穴があくのは大変なことですので、しっかりとした取り組みをお願いしたいと思います。  また、これは確認になりますが、地方消費税の増税分や、消費税増税に伴う地方交付税の増収分は社会保障の国庫補助事業への限定的な充当となるため、地方独自の社会保障事業には充当できないと聞き及んでいます。地方にはそれぞれさまざまな課題がございますことから、しっかりとした対応が求められるものですが、この点について全国市長会等からの要望や協議等はどのようになっていますか。 ◎高山財政部長 ただいまの御質問については、先ほど国と地方の協議の場における協議内容のところでお答えさせていただきましたが、国と地方が議論を重ねた結果、全国レベルのセーフティネットである国の制度と、地域の実情などに応じたきめ細かな地方の単独事業によるセーフティネットが組み合わされることにより、社会保障制度全体が維持可能なものとなっていくとの認識を共有するに至った経緯がございます。そのため、国庫補助事業に伴う地方負担分に加えまして、社会保障4経費に該当するとされた地方単独事業につきましても消費税率の引き上げ分を充てることができるとされたものでございます。  しかしながら、地域の実情に応じた課題も多く残されている現状がありますことから、消費税率の引き上げによる増収分のみならず、安定的な地方財政運営に必要となる財源の確保について全国市長会等を通じまして今後も国に対して強く求めてまいります。 ◆村田委員 続きまして、来年度の地方財政のポイントとしまして、財源の豊かな大都市圏の地方自治体の地方法人税を国が一旦国税化して、財源の乏しい地方自治体に地方交付税として再配分するといったことがなされます。一見財源の乏しい地方においては有意義なようにも見えますが、地方交付税は標準的な行政水準を確保するために国の責任において財源の乏しい地方自治体に交付することが基本であります。今後、地方財政の財源確保において国の関与が低くなりかねません。また、地方のみでその財源を賄うといったようなことにもなりかねません。また、このことは地方のあり方が大きく変わっていく可能性もはらんでいます。要は、地域間の格差がどんどん広がっていくことも考えられます。そういったことから、このことに関して国と地方でしっかりと協議するべきであると考えますが、本市としてはどのようにお考えでしょうか。 ◎高山財政部長 自治体間の財源の不均衡を調整し、安定的な財政運営の確立を図るためには地方交付税の充実確保が必要であり、そのような不均衡の調整といった観点からは一定の理解をしているところでございます。しかしながら、現在は国税5税の一定割合である地方交付税の財源が十分でないため、臨時財政対策債や一般会計からの特例加算などにより補填されている状況でございます。この不足分の地方交付税原資に充てるために地方税を国税化することは、税源格差是正のためとはいえ地方分権の流れにそぐわないものと考えております。本来は国税5税の法定率引き上げで対応すべきと考えております。今後も地方財政の充実確保については国に対して強く求めてまいりたいと考えております。 ◆村田委員 このやり方は、大都市圏の自治体からは猛反発を受けたんですが、国は押し切る形で導入しております。実は地方の財源は、大都市圏も含めて安定していますが、これは非常に低い水準で安定しておりまして、この10年間は大都市圏も含めて地方は厳しい状況が続いています。国とはしっかりとした協議をお願いしたいと思います。  続きまして、先ほど泉委員からも質問がありましたが、市民協働・住民主体のまちづくりについて、私の観点からお伺いしたいと思います。各地区においては特色のあるまちづくりを地区の住民がさまざまな形で担っております。このことについては心から敬意を表するものであります。本市においても地域の誇り推進事業等で住民主体のまちづくりに対する支援体制をとっているところですが、地区の状況はおのおのあることから地区の状況に応じたきめ細かい支援も求められているところであります。そこでお伺いします。各地区における地域の誇り推進事業の取り組みの現状はどのようになっていますか。 ◎吉村市民生活部長 地域の誇り推進事業につきましては、現在、一光地区を除く48地区で地区基本プランに取り組んでいただいております。それ以外にも複数の地区で広域的に事業を行う地区連携プランに現在5組織が取り組んでいるところでございます。各地区ではこれまで歴史や文化などさまざまな地区の魅力を生かした地域づくりに取り組んでいただいておりますが、それに加えて、防災、環境、青少年育成などそれぞれの地区の課題に応じた多様な活動も行われております。これらの活動には、これまで市が補助金を出して助成、応援をしてきましたが、事業が20年間実施されてきた中で各地区の受けとめ方、事業実施のあり方、補助金の使い方等にばらつきが出てきたことから、平成24年度に各地区の代表者と話し合う中で今後の事業のあり方及び補助金のあり方について見直しを行ったところでございます。これまでは複数の地区で10以上の事業をしていただいており、大変な苦労をされていたわけですが、今後のあり方としましては、各地区の誇りあるいは後世に伝えていくべき事業を大事にしていただき、大きく育てていただく。そのように補助金を見直しいたしまして、ある程度事業を絞っていただき、育てていただくことを各地区に提案させていただいております。 ◆村田委員 20年ですから、各地区の事情はやはりそれぞれ違うものがあると思います。今回、制度が変更されるに当たって、取り組みができないという地区もあると聞いています。地区によっては使用料が多い地区もあれば、原材料にお金がかかるところもあるということで、むしろ各地区がばらばらであることは地域の自治が担保されているということではないかと考えるんですが、そのように地区の実情や状況を鑑みながら、この地域の誇り推進事業を成果の上がる補助事業とするために、どのような取り組みをされていますか。 ◎吉村市民生活部長 この事業の実施は、市民協働・国際課が担当しておりますが、各担当が年間を通じていろいろ細かいことについても各地区の代表者の相談に応じ、できる限りのアドバイスをしてまいりました。また、3年ごとに事業の見直しをしてきているわけですが、見直しの際には、まちづくり組織の代表者や有識者などを集めたまちづくり研究会議という会議の中で、1年かけて地域の実情の把握や今後の方向性についてその都度、検討してきております。また、毎年、まちづくり成果発表会、あるいはまちづくり交換会、あるいは監査指導の機会などを通じ、まちづくり組織と個別に意見を交わす機会をなるべく多く設けまして、今後の事務事業の発展につながるように努めております。今後とも基本的には各地区の住民の主体性、積極性が引き出されるような制度設計になるように努めていきたいと考えております。 ◆村田委員 それでは、この事業において将来のまちづくりに向けたお考えは何かありますか。 ○石丸副委員長 理事者の答弁時間が残りわずかですので、答弁は簡潔にお願いします。 ◎吉村市民生活部長 今後の展開については、地区ごとに行っていただいている事業が、地域の活性化を図り、地域の誇りを後世に伝えるような事業として、さらに充実発展する方向性であっていただきたいと思っております。行政としてもそのような形で応援していきたいと考えております。  一方で、地区間の連携事業を展開しておりますが、これにつきましても地域の魅力をより高めるという効果につながるものでございますので、取り組みがふえるような方向で積極的に推奨、支援することを考えております。 ◆村田委員 最後に要望になりますが、要はこの事業は事前チェックが厳し過ぎて各地区の方がなかなか取り組みづらい制度になってしまったということなんです。お金については各地域の事情がそれぞれありますから地域の自治を尊重して使っていただき、事後チェックをきちんとして、使い方に疑義がある地区についてはペナルティーを課すとか、そういった制度に変えることも検討したほうがいいのではないかと思います。今回の制度変更については、かなり多くの地区からいろいろな声が上がっていますので、そこら辺をしっかりお酌み取りいただくことを願って、今後いい制度になるようにしてほしいと思います。 ○石丸副委員長 ほかに御質疑はございませんか。  (「なし」の声あり) ○石丸副委員長 以上で本日の市民クラブの質疑は終了しました。  ここで暫時休憩します。午後3時20分から再開します。                                午後3時04分休憩                                午後3時22分再開 ○堀川委員長 休憩前に引き続き委員会を再開します。  次に、政友会の質疑に入りますが、持ち時間は28分間です。  それでは、質疑を許可します。 ◆田村委員 政友会の田村でございます。越前水仙の里温泉波の華についてお伺いいたします。過日、平成26年3月定例会の会派説明資料を見て、私なりにいろいろ思いを馳せ、判断、要望したいことをお聞きいたします。福井市越前水仙の里温泉波の華の設置及び管理に関する条例の全部改正についてですが、消費税及び地方消費税の税率引き上げに伴う改正については私も賛同いたしますが、指定管理者制度導入に伴う改正についてはいささか問題といいますか、拙速過ぎるのではないかと思っております。そもそも指定管理者制度に関しては民にできることは民でとする当時の小泉内閣の骨太の改革路線の一環として発案され、地方自治体の財政難と経営効率化の観点から、より広範囲に民間への委託を実現するために制度改正が進められて今日に至っております。指定管理者制度の利点を見ると民間のノウハウを生かして、利用者の利便性とサービスの向上、収支の改善を図ることが挙げられますが、越前水仙の里温泉波の華だけで見てみると民間が培った知恵がどのように生かされるのかという疑問が湧いてきます。その点はどのように想定しているのか、お答え願います。 ◎吉村商工労働部長 指定管理者制度については公の施設をしっかり管理していただくこととともに、今委員がおっしゃったようにサービスの向上、収支の改善が大きなところになります。どういったところに民間の知恵が生かせるかについては、収支の部分でいいますと人件費や清掃等の委託料、それからいろいろな消耗品等の大量購入により、行政がするよりも経費の節減といいますか、収支の改善効果が見込まれるのではないかと思っております。さらに、現在はしておりませんが、軽食サービスといったこともしていただければ、売り上げの増とあわせてサービスの向上につながると思っております。  なお、昨年の越廼地域審議会においても越前水仙の里温泉波の華が話題になったことがあり、赤字施設ということで非常に廃止の心配をされている方がいらっしゃいました。そういう意味では、指定管理者制度によって少しでも収支の改善ができれば、さらには施設の存続にもつながるということだと思っております。 ◆田村委員 現在、施設の管理運営は市職員を初め関係する従事者によってきめ細かに実施されていますが、私は現状のままで指定管理者制度を導入すると、施設の管理運営が現在より劣るのではないかと心配しております。また、独自で利益を求めることも無理な状態ですから、指定管理者の指定も困難ではないかと思っておりますが、どのように考えておられるのかお答え願います。 ◎吉村商工労働部長 現在は収入より支出が多い、いわゆる赤字の状態ではありますけれども、お客さんの数としては固定客が非常に多いということで、売り上げはある程度安定している部分がございます。ここでさらに経費の縮減をお願いしたいところではあるという状況です。  また、このように収支が合わない施設の指定管理者制度の導入方法としては、恐らく指定管理者に対して指定管理料を支払って管理を任せる形態になると思います。指定管理料を支払ってと言いながらも、指定管理者の選定のときにはいかに指定管理料を少なく抑えるかということが重要な要素にはなると思いますけれども、そのような意味では指定管理者に手を挙げる方は出てくると認識しております。 ◆田村委員 平成24年度の利用者を見ると4万8,200人で、そのうち越廼地区を含めた県内の利用者が4万3,200人、県外の利用者がおよそ1割で5,000人とお聞きしております。越廼地区外の市内のリピーターが観光でふらっと立ち寄ったり、海水浴後に体を洗うために利用したり、1年に数回利用しているように思われます。地区外の利用者にはとりわけ立地と温泉については満足していただいていると聞いております。加えて、宿泊施設がないことがもったいないという声もあるようです。さらに、越廼地区住民は海岸など景観には余り重きを置いていないように思われます。これは地元ということであまりにもなれ過ぎていて、そのよさがわからないんです。  地区外の利用者から見れば海の水平線や奇勝、奇岩は魅力的でありますが、宿泊施設がないことで、湯船には温泉はあるが銭湯と変わりばえしないと言われています。つまり、温泉につかりゆっくりしたいということでしょう。先ほど指定管理者制度導入に関する条例改正は拙速ではないかと申し上げましたのは、利用者の声を大事にしてほしいと考えるからであります。そのような声をどのように受けとめますか、お尋ねいたします。 ◎吉村商工労働部長 いい温泉があるのに宿泊施設がないのがもったいないという声があるということでございます。ただ、合併してから8年が経過したところですけれども、合併によってたくさんのいろいろな施設がふえた部分もございます。合併後の施設の有効活用については、市全体の中で必要なものを生かしながら整理していく必要があると思っております。越前海岸沿いでは、国民宿舎鷹巣荘も源泉かけ流しの温泉として温泉には魅力があるところですけれども、宿泊施設として今再整備しているところでございます。また、ガラガラ山総合公園は平成26年度に設計を行いますが、ログキャビンに温泉を配湯し、通年営業できるように再整備する方針でございます。  越前海岸においてこうした既存の特徴ある宿泊施設を生かしながら整備を行う予定であり、越前水仙の里温泉波の華に宿泊施設をつくるとなると増築して大分お金をかけないといけないと思いますので、現在は増築して宿泊施設とするようなことは考えておりません。 ◆田村委員 私なりに考えたことでございますが、越前水仙の里温泉波の華の立地条件はよいと感じております。商工労働部長は宿泊施設はだめだということでございますが、1部屋5人程度から10人程度、あるいは5室から10室程度の宿泊施設を建設することも提案いたしますが、いかがでしょうか。そして、そこに泊まった人の食事は地元の飲食店や旅館業に働きかけ、施設を管理する部分で極力人件費の負担を抑える、素泊まりのような形態が望ましいと思っております。また、昼間は個室として貸し出すことも可能です。越前海岸で旅館業を営む事業主の声は意識しておりますが、やはり利用者の声は無視できないことから提案するのですがいかがでしょうか、お答え願います。 ◎吉村商工労働部長 先ほど申し上げたように、越前海岸沿いの市の宿泊施設の整備のこともございますので、やはり現状においては越前水仙の里温泉波の華は日帰りの施設として魅力をアップしていきながら活用するのがいいのではないかと考えています。今委員の御質問の中にもありましたけれども、近くには民宿などもございますので、そういった民宿なども御利用いただきながら、お風呂については越前水仙の里温泉波の華を利用していただくという使い方がいいのではないかと思います。 ◆田村委員 平成24年度の収支決算では収入は2,128万9,000円で、その内訳は、入場料が1,910万円、個室利用料が5万9,000円、雑収入が212万5,000円、支出は5,147万2,000円で、内訳は、人件費が多く1,723万円、施設管理費が2,899万円などとなっており、差し引き3,018万3,000円の損失となっております。指定管理者制度を導入したいという趣旨を理解してのことですが、以前から収支決算を見ながら提案したいと考えていたことがありますのでお聞きください。  現在の越前水仙の里温泉波の華の湯については、居倉町にある温泉スタンドから4トントラックで温泉水を施設に運んでいる状態です。これにかかる経費は長い目で見ると合理的ではないと思っております。越前水仙の里温泉波の華の玄関に向かって左側に温泉施設の空き地がございます。その空き地を利用して温泉の掘削、ボーリングをしてはいかがかと思っております。近隣の海岸線のどこをとっても採掘によって温泉が湧き出ております。海抜ゼロメートルという空き地の好条件から、800メートルから1,000メートルほどボーリングすれば温泉層に達すると確信しております。越前町や南越前町など周辺には温泉施設がありますから、採掘状況や費用などある程度参考にできると思います。財政的に市職員の人件費と温泉水を運搬する経費の削減ができることから、長い目で見ると効果的な形につながるのではないかと思っております。ぜひとも実現に向けて調査を行い、前向きに検討してはいかがかと思いますが、お答え願います。 ◎吉村商工労働部長 越前水仙の里温泉波の華自体は合併するしばらく前に建てられたものでございますが、旧越廼村時代に温泉の掘削も検討した上で、現在の手法とすることで引き継いだものであると認識しております。越前水仙の里温泉波の華の温泉の温度は低いですが湯量は豊富で、温泉スタンドの利用者も多い状況でございますので、基本的にその引き継いだ形で当面はやっていくのが望ましいと思っております。  掘削については、御質問では1,000メートルほどということでしたが、1,000メートルぐらいですと昔から相場では1億円程度と言われております。また、それ以外にポンプなどのいろいろな設備に5,000万円程度かかるということになりますと、費用は合わせて1億5,000万円程度必要ではないかと認識しております。ただ、恐らく温泉は出るだろうということではありますが、泉質や湯量についてもギャンブル的な部分があろうかと思います。  また、運搬が効率的ではない部分は確かにあろうかと思いますが、現在、人件費やトラックのリース料も含めて年間440万円程度の費用でございますので、非常に長期で見ますとペイできるのかもしれませんが、現状ではなかなか温泉掘削は難しいのではないかと思っております。 ◆田村委員 指定管理者制度導入に踏み切る前に越前水仙の里温泉波の華に付加価値を加えることによって脚光を浴びることになり、民間業者からの応募も多く望めると思います。受託する業者としても施設運営上、浴槽温度や清掃管理も容易になります。何よりこうした条件を整えることで、指定管理者制度の導入により大いに民間ノウハウを生かすことが期待できるのではないかと思います。指定管理者制度導入については、できる限り魅力ある施設に整備を施したうえで、財政的側面とあわせて実施することをぜひお願いしたいと思います。  福井市越前水仙の里温泉波の華の施設及び管理に関する条例の全部改正について、指定管理者制度導入に伴う改正の部分については拙速過ぎるというのが私の考えでございます。財政難のこの時期に、田村は何を言っているのか、けしからんと思われるかもしれませんが、前向きに考え、市勢発展、福井市の観光PRのため、夢物語と思わず、ぜひ前向きに検討していただくことをお願いいたします。  政はポジティブかネガティブかのどちらを選択するかにより大きく変わってきます。私の思いと要望についてもう一度、お考えをお聞かせ願います。 ◎吉村商工労働部長 田村委員の大変ポジティブな考え方はお聞きしましたけれども、宿泊施設にしても温泉設備にしても現状では先ほど述べさせていただきましたとおりでございます。現状の施設の中で極力効率的な運営、サービスの向上を目指す形で指定管理者制度を導入してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆田村委員 最後に、1年をかけて利用者を対象にアンケート調査を実施してはいかがかと思います。越廼地区の住民を対象に源泉掘削について、また地区外の対象者には宿泊施設についてなど、どのような方法でも結構でございますので試みてください。以上で質問を終わります。 ○堀川委員長 要望でよろしいですか。 ◆田村委員 はい。 ◆皆川委員 公民館と自治会についてお伺いいたします。公民館と自治会は切っても切れない関係ということで一体のものと私は考えております。そこで、地区公民館の公民館主事は本来、市が採用するということですからその全てを市が行うべきだと考えますが、この点についてはいかがでしょうか。 ◎松村教育部長 公民館主事の採用に係る募集については、広く人材を募るため、市内全域を対象に市が一括して公募を行っております。公民館主事の選考につきましては、公民館の運営は地域住民が主体的に実施するという原則から、各公民館の公民館職員選考委員会で行っております。その選考結果の内申を受け、採用の可否については市が決定し委嘱を行っているところでございます。現在の採用方法には、社会教育の分野のみならず多様な地域活動を支援できる、いわば地域が必要とする人材を地域の実情を踏まえて公民館主事に委嘱できるという利点があると思っております。 ◆皆川委員 地域が必要とする人材とはどういうものを指していますか。 ◎松村教育部長 公民館活動には地域主体で取り組んでいただいております。その地域のコーディネーター役というものが公民館主事には求められると考えております。そのため、地域をよく知り、地縁とか人のつながりが深い方が望ましいと考えます。 ◆皆川委員 教育部長がおっしゃることはよくわかります。地域が面接し、作文を評価するということにおいては一理ありますが、逆に何かデメリットは感じていらっしゃいますか。 ◎松村教育部長 実情としまして、デメリットといいますと新陳代謝が図られないことで組織が硬直化することが考えられます。それから、地区での選考により、人間関係や利害関係が影響するということはあるかもしれません。 ◆皆川委員 教育部長がおっしゃるとおり、私は一番のデメリットとして地域のしがらみがあると思いますし、メリットとしてはおっしゃった部分はあると思います。したがってこの方法は、たとえ採用の可否について地域が意見を出そうと、市が出そうと、実際に就任してみなければ間に合うか間に合わないかはわからないことから、やはり私は市が採用すべきだと思います。  次に、各種団体、自治会役員の任期とか、務めた年数などの実態調査をこれまでにしたことはありますでしょうか。 ◎西行総務部長 任期の実態調査としては若干趣は違いますが、全自治会長を対象に何年務められたかという調査は平成24年度に行っております。 ◆皆川委員 もう一度お願いします。 ◎西行総務部長 言い方が少し明確でなかったかもしれません。平成24年度に全自治会長を対象にアンケート調査を行っております。自治会長の任期を問う設問ではなく、何年務めておられますかというような質問でございます。 ◆皆川委員 かみあっていません。私は、自治会長で1年務めている人が何%、2年が何%、あるいはそれ以上が何%か、あるいは団体の長で2年、3年、4年と、そのような実態調査をしたことがありますかとお伺いしました。 ◎西行総務部長 大変失礼しました。実態調査は先ほど言いましたような調査でございまして、務められて1年目の方が約60%おられました。2年目の方が約19%、3年目が約8%、それから4年目以上が約13%ということでございました。ちなみに、平成20年度にも同様の調査をしましたが、大体そのような結果だったということでございます。 ◆皆川委員 わかりました。総務部長がおっしゃったのは自治会長についてですね。市としては直接自治会を運営するわけではありませんが、市が上にあるということで、特に市と自治会の関係は非常に強いものがございます。そういう意味で1年が妥当か2年が妥当か、何年が妥当だと考えていますか。 ◎西行総務部長 この自治会長といいますのはそれぞれの自治会の会則や規約で定められておりますので、その任期は何年が適当かというのは各自治体が抱えている課題や事業等で違うのではないかと思っておりますが、先ほどの調査結果でも1年が多かったので、認識としては1年かなという思いはあります。 ◆皆川委員 総務部長の認識はその程度かと思います。私は自分が実際に自治会長をやった経験から言うと、最低2年だと思います。1年間ではあっという間に過ぎて、2年目にもっとやってもいいなと思いながら結果的には1年でやめる。そのことが結果的に今自治会運営に支障を来している部分でもあるということを認識していないからそのような答えが出るのかと思います。この辺の認識はどうですか。 ◎西行総務部長 私も自治会の役員をしたことがございます。特に勤めを持っていますと時間的な制約もございますし、正直言って結構しんどい仕事でございます。ただ、やはり多くの自治会で任期が1年というのにはそれなりの意味があるのではないかと思っております。ただ、規約上は1年でも、数年続けてやっておられる方もいらっしゃいます。何年が適当かというのは、それぞれ事情がおありだと思いますので、私からなかなか一概に言いづらいものがございます。 ◆皆川委員 市として正式に答えてほしいという思いで聞いたのではありません。何年が適当でしょうか、そういう思いがあったらということでお伺いしております。  各種団体の長の任期は4月1日から、自治会長の任期は1月1日からということで3カ月のずれがありますが、この辺の整合性についてはどういう感覚で見ておられますか。 ◎西行総務部長 先ほど自治会長の場合はそれぞれの自治会の会則等で決まっていると申し上げました。各種団体の長でございますが、確かにほとんどの団体と自治会とは3カ月のずれがございます。地元でもそのような話をしたことがございますが、メリット、デメリットそれぞれがあるように思います。実情としまして、例えば地区の壮年会ですと福井市壮年連絡協議会会則に任期が定められているように、いわゆる市主導のものは年度初めの4月から翌年3月までというような形が多いですし、先ほど言いましたようにそれぞれの地区で定めるものには1月から12月というものがあると思っております。 ◆皆川委員 これの整合性を図るという思いはありませんか。 ◎西行総務部長 そもそも自治会の歴史といいますのは、法で縛られたことが歴史上一度しかありません。第二次世界大戦中に大政翼賛会の傘下では自治会の単位で法で縛った歴史はありますが、それ以後、自治会は法に縛られていないという歴史がございます。  また、お正月といいますか、年末年始は人が集まりやすいということもございまして、そのようなことからも1月に始まることが多いのではないかと思っております。 ◆皆川委員 わかりました。  ところで、市はここ何年か自治会の合併を進めておりますが、その実績についてお伺いします。 ◎西行総務部長 結論から言いますと制度開始以降トータルで8件でございます。 ◆皆川委員 目標などというものはなかったでしょうが、これが市の考えていた数字でしょうか。 ◎西行総務部長 確かに目標というのはなかなか難しいと思います。といいますのは、自治会の合併が必要かどうかという根本的な問題に立ち返って、そこまで見えてこないとなかなか難しいので目標というのはございませんが、8件あったことにつきましては個人的にはかなりの数ではないかと思っております。自治会数は全体としては非常に多いですが、合併というのは自治会同士のいろいろな歴史なりがあって、一朝一夕にはなかなかできません。ある程度時間をかけて、過程を経てからの合併だと思っておりますので、言い方は悪いかもしれませんが、この8件という数字はそれなりの数字だと思っております。  それゆえといいますか、実は平成24年度にこういった地域コミュニティ機能保持・活性化のための支援策の見直しも行っておりまして、その中でも委員や自治会からも合併補助金制度を継続すべしという方向性も出されております。 ◆皆川委員 自治会連合会長宅といいますか個人宛てに特に防災関係や環境関係の書類がダイレクトに送られて、自治会連合会長はブロック長、そして自治会長へと通達するわけですが、そういう意味での自治会連合会の組織力についてはどのように感じておられますか。 ◎西行総務部長 すみません、最後の言葉がわからなかったのですが。 ○堀川委員長 自治会連合会の組織力についてはどのように考えておられるかということです。 ◎西行総務部長 組織力ですね。申しわけございません。 ◆皆川委員 機動力といってもいいです。 ◎西行総務部長 機動力ですね。申しわけございません。  自治会連合会にもいろんなパターンがあります。数の多いところや少ないところがあります。それぞれ機動力をつけるといいますか、機動力を発揮するといった方法につきましてはそれぞれの連合会で考えていると思っております。ただ、具体的な例としまして、大きな自治会ですと幾つかのブロックに分かれているということもありまして、例えば明新地区であったり、湊地区、旭地区、宝永地区などがそうなんですが、そういうところはやはりそういったブロックに分けて機動力を確保していると言えます。 ◆皆川委員 役所や会社組織と違って、自治会連合会あるいは自治会組織は自主運営ですから、非常に弱い体質であることは間違いないです。そのことは余り認識されていなくて今のお答えがあるような気がしますので、もう少し認識を新たにしてほしいと思います。これは要望です。  ところで、自治会連合会長へは市から手当が支給されていると漏れ聞いておりますが、本当かどうか、また幾らかということについてお聞かせください。 ◎西行総務部長 一律3万円を支給させていただいております。 ◆皆川委員 この3万円は安いか高いか、総務部長はどう思っておられますか。 ◎西行総務部長 非常に難しい質問ですが、感覚的には謝礼的な要素が強い報償費でございます。実は平成22年度に1万8,000円だったものを3万円に引き上げていまして、今ほどの委員の質問にありましたようにどう考えるかという世界だと思いますが、そのときに引き上げたのは少し安いのではないかというような議論があったのではないかと思います。 ◆皆川委員 御案内のとおり、福井市の自治会連合会には1万数千人の地区から1,000人弱という地区まであります。仕事の濃淡もありますけれども、これが一律ということについてはどうですか。 ◎西行総務部長 自治会にはまた別に支給されている部分がございますが、そういった意味合いとは若干違うのではないかと思っています。自治会長との橋渡し役ということもございましょうし、取りまとめ役ということもございましょう。それが人口によって歴然とした差があるかどうかは、はっきり申し上げられませんが、そういった意味では何を基礎に置いて幾らにするかというのは難しいと思っております。 ◆皆川委員 平成22年度に自治会連合会長への報償費を1万8,000円から見直したということですが、つまりこれは安いと思ったということです。そして、今もそれほど高くないと思っておられるような口ぶりですが、ここら辺については数年に一度見直すという考え方はないのですか。 ◎西行総務部長 見直す考えはないかと言われると非常に難しい御質問だと思います。こういったことにつきましてはやはり自治会連合会長等の声もございましょうし、いわゆる手当というわけではなくて報償費ですので、平たく言うとお礼のような性格です。そうなりますと、なかなかその根拠自体を求めるのも難しいですし、物価スライドするわけでもないですから、これが適正かどうかというのは日ごろから考える必要があると思っております。 ◆皆川委員 確かに自治会あるいは団体は全て規約に基づいて運営されています。自治会長あるいは自治会連合会長もその中で運営していて、そしてボランティア精神の中で地域の運営をされているということですから、高いか安いかということはともかく、やはり自治会連合会長というのは大変な職です。そのことをしっかり肝に銘じておいていただきたいと思います。その辺について総務部長、あるいは市として考え方をもう一度お聞かせください。 ◎西行総務部長 決して値打ちが3万円という話ではなくて、自治会連合会長は地区のかなめとなる方々だと思っております。我々は年に何度か自治会連合会長と懇談の席を持つなどして、いろいろな御意見を伺っております。大変な職責をお持ちだということもございますし、先ほど言いましたように市民の皆様、あるいは自治会長との橋渡し役としてなくてはならない存在であるということも認識しております。なかなか表現が難しいですが、認識として重く受けとめていると御理解いただければありがたいと思っております。 ○堀川委員長 ほかに御質疑はございませんか。  (「なし」の声あり) ○堀川委員長 以上で本日の政友会の質疑は終了しました。
     ここでタイマーの調整を行いますので、しばらくお待ちください。  次に、公明党の質疑に入りますが、持ち時間は14分です。  それでは、質疑を許可します。 ◆下畑委員 公明党の下畑です。どうぞよろしくお願いします。  まず、教育委員会制度改革についてお伺いします。  新聞でも報道されていますけれども、大津市のいじめ事件での不手際などから機能不全が指摘されていた教育委員会制度の改革は、自民党が改革案をまとめまして、自民、公明両党の作業チームで協議を進めてまいりました。今回の改正案のポイントは、自治体の首長の意向をより教育行政に反映しやすくしたことにあります。具体的には、教育委員会を代表する教育委員長と実務を統括する教育長を統合した新たな教育長が任命されますが、その任命権や罷免権を首長に与える。また、首長が主宰して教育行政の指針となる大綱的な方針策定や教育条件整備に関する事項について総合教育会議を各自治体に設置して、そのリーダーシップをとることとなっております。  公明党は、教育内容への首長の政治介入には慎重な立場をとりまして、教科書採択、教職員人事などに関しましては首長権限を制限することなどを公明党の案として主張もしてきました。今後、法案づくりが進められまして、与党の了承を得て閣議決定を行い、今国会での成立が予定されております。  東村市長は、今回の教育委員会制度改革に関してどのような感想をお持ちでしょうか。また、新教育長の任命を初め今後の本市教育行政の方針に、御自身の意向がより反映されることになると思いますけれども、その点についてはどのように考えておられるのか、市長の御見解をまずお伺いしたいと思います。 ◎東村市長 福井市における教育委員会制度の運用については、これまでも市長である私と教育委員あるいは教育委員会事務局との話し合いも結構細かくさせていただいておりまして、大きな問題はないのではないかと思っています。ただ、今回、法律改正が行われ新しい体制になることになれば、それはそれでしっかりと対応していかなければならないと認識しています。  今までも予算査定の場であるとか、議会の御質問等に対する答弁のすり合わせ、あるいはPTAや教員との意見交換については、私も参加させていただくなどの形でやってきておりますので、それを生かしながらやっていきたいと思っています。いずれにしても教育は人づくりですので、本市の将来の発展も教育によるところが大きいと思いますから、今後とも教育行政の推進に努め、そして市民の信託と負託に応えていきたいと考えています。 ◆下畑委員 ぜひ、より円滑な教育行政を進めてほしいと思います。  また、教育委員会関係でございますけれども、教育委員会がより高い使命感を持って責任を果たすために、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成20年4月1日から施行されております。この改正の中には、「教育委員会は、毎年、その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、議会に提出するとともに、公表しなければならない」とあり、「点検及び評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図る」となっています。  この改正を受けまして、各自治体が教育事業の点検成果報告書を作成しているんですけれども、この点についての本市の取り組みが他市と比べておくれているのではないかという指摘の声がありました。本市として、現在どのように取り組まれているのでしょうか。また、今後改善していくことはあるのでしょうか。その点についてお伺いします。 ◎松村教育部長 本市としましては、平成18年度から実施しております部局マネジメント方針と教育に関する事務の進行管理が重複するため、部局マネジメント方針成果報告書を議員各位に配付いたしますとともに、市のホームページで公表することでこれにかえてまいったところでございます。  また、学識経験を有する者の知見の活用については、教育委員会では社会教育委員の会議、学校教育支援委員会などの教育委員会の附属機関の委員に学識経験者が含まれており、それらの委員会等において事業の内容や結果を審議いただく中で、課題を検討し、それらの方から意見をいただいているところでございます。  今後、改善していくのかという御質問でございますが、平成24年10月に福井市教育振興基本計画を策定して教育に関する事務に特化した管理を行っております。今後は、この福井市教育振興基本計画成果報告書をもとに教育に関する事務の点検及び評価に関する報告書を作成し、議会への提出と公表を行っていきたいと思っております。 ◆下畑委員 私もこの件に関しまして御指摘いただきましたので、県内、県外、いろいろな自治体のホームページも見ました。本市では確かに今おっしゃるとおり部局マネジメント方針成果報告書で平成24年度は39事業について報告いただいておりますし、社会教育委員の会議などの中でいろんな意見ももらっているというのはよくわかりますが、県もそうですが各市町が同じようなフォームでやっておりまして、見る人にとってみると非常に見やすくなっています。  まず、教育委員会の活動実績、活動状況が一覧で一目でわかるようになっております。今、教育委員会改革でも特に教育委員会活動の形骸化が言われていますので、県外の例を見ますと教育委員会がどんな活動をしているのかということが写真入りで載っています。そして次に、教育委員会の成果報告が載っています。そして3番目に、学識経験者の評価、意見というように三段階で載っているんです。見る人に非常にわかりやすいフォームになっていますし、やっているところは全部統一したフォームでやっているので、多分それを見た市民が福井市はほかと違うので見にくいというような印象を持たれたのではないかと思います。確かに部局マネジメント方針の成果報告をしていますから全く報告をしていなかったわけではありませんが、学識経験を有する者の知見の活用についても、社会教育委員の会議の内容なんてほかの人はわかりませんから、その辺が一目でわかって、それが年次ごとにわかるといいと思います。他市では、平成21年、平成22年、平成23年、平成24年というように項目が全部一目でわかるようになっていますので、その辺が他市は非常に進んでいると思いました。ぜひその辺はまた研究していただくようお願いしたいと思います。  続きまして、一乗谷・東郷魅力体感プロジェクトについてお伺いします。このプロジェクトは2年間の事業でございます。平成26年度当初予算に約1億円が計上されておりますけれども、主な事業の予算内訳はどうなっているのかお伺いいたします。 ◎吉村商工労働部長 一乗谷・東郷魅力体感プロジェクトにつきましては、平成26年度、平成27年度の2カ年で実施する予定でありますけれども、現在、その計画を策定中でございます。平成26年度予算の主な内訳でありますけれども、まず2カ年の県補助を受けて行う事業としましては、レストラン・カフェ整備に約1,500万円、朝倉の館跡等を立体で見せる拡張現実といいますかARシステム構築に約1,500万円、東郷観光拠点整備に約2,000万円、観光商品開発イベント事業に600万円、情報発信事業に1,100万円、史跡内休憩所再整備に900万円となっておりまして、2カ年計画のうちの準備のものが多い状況です。それ以外に単年度の市単独事業として、これは農林水産部の事業になりますけれども、一乗谷あさくら水の駅の再整備に約4,500万円を計上しています。 ◆下畑委員 このプロジェクトでは、見る、食べる、遊ぶの機能を強化しますが、具体的にどのように取り組むのか。また、今までと何が変わってくるのかお伺いします。 ◎吉村商工労働部長 見る、食べる、遊ぶというのが観光の三大要素ということで、こういったものがそろうことで滞在時間が長くなるという効果があります。  見るについては、先ほども申し上げましたけれどもAR、拡張現実技術などを活用して、タブレット端末で目の前に存在する実環境にバーチャルな戦国時代の情報を再現する。例えば朝倉の館跡のところでタブレット端末をかざすと、このような建物があったということが視覚的に見られるようなシステムを構築します。  それから食べるについては、福井ならではの素材を活用した上質な料理を提供していくレストラン・カフェを整備します。場所は現在の朝倉亭のところですが、特別史跡内のため新しい建物をつくることはできませんので、今あるものを改装していくということです。  それから遊ぶについては、一乗地区に隣接する東郷地区とも連携し、定期的な町歩きイベントの開催などをやっていきたいと思っております。  これらのハード、ソフトの磨き上げを行うことで、回遊性を高めて行動範囲を広げ、滞在時間をふやしながら一乗谷のファンをふやしていきたいと思っております。 ◆下畑委員 遊ぶ機能については東郷地区を活用していくということですが、最も心配していますのは、一乗谷と東郷地区は隣と言いましても結構離れているんです。JR越美北線は2時間に1本程度しか運行していませんし、特に午前中はほとんど通りません。さらに、越前東郷駅前にはバスや車をとめられる駐車場がないんです。だから、観光客は東郷地区と一乗谷をどうやって行き来して、東郷地区を活用するのかということが大きな疑問ですが、その辺の御見解をお伺いします。 ◎吉村商工労働部長 確かに今は交通機関的には少ない部分もあります。もともと東郷地区と一乗谷を結びつけるという根底には、一乗谷については一般社団法人朝倉氏遺跡保存協会に頑張っていただいていますけれども、なかなかマンパワー的に足りないところもあります。現在も例えば越前朝倉万灯夜や三峯城の整備などに東郷地区と協力しながら取り組んでいる部分もありますので、観光の盛り上げも協力していこうということが一つございます。  そうした中、確かに交通機関は少し不便な部分はありますけれども、今は東郷地区は余り知られていないということもありますので、一乗谷にマイカーやレンタカーなど車で訪れる観光客あるいは地元の人にも東郷地区をPRするチラシを配布して、まず東郷地区がここにあるということを知ってもらう。そういったことをしながら、駐車場問題などなかなか難しいところもありますが、例えば今回再整備の予算を計上している一乗谷あさくら水の駅は特別史跡と東郷地区の間にありますので、そこにレンタサイクルを整備して活用していただく。そのようなことをしながら何とか両方を行き来できるような形にしていきたいと思っております。 ◆下畑委員 なかなか難しいと思わなくはないんですけれども、うまくいくように願っております。ちょうど中間にある一乗谷あさくら水の駅ですが、今回リニューアルと指定管理者制度の導入によって来客数をふやすということですし、レンタサイクルも整備するということです。現在、来客者数は3万人ほどと聞いていますけれども、目標としてはどれぐらいの数を考えているのか。また、車で来る方が多いと思うんですが、現在の駐車スペースで大丈夫なのか。その辺についてどう考えているのかお伺いします。 ◎梅田農林水産部長 来客者数の目標につきましては、少なくとも一乗谷朝倉氏遺跡を訪れる70万人の観光客の1割以上を目標としたいと考えております。  それから、現在の駐車場スペースは狭いのではないかということですが、一乗谷あさくら水の駅には普通乗用車20台、障害者用1台、大型バス用5台、合わせて26台分の駐車スペースがございます。昨年8月に一乗谷あさくら水の駅で開催しました福井市環境展では、1日でおよそ1,000人の方が訪れたわけでございますけれども、駐車スペースにつきましては大きな混乱はなかったということで、今後の来客者数にもよりますけれども、その推移を見ながら対応していきたいと考えております。イベント等を開催するときには、臨時的な駐車場の確保についても検討していきたいと考えております。 ◆下畑委員 東郷観光拠点整備については空き家を活用するのか、またこびり庵を活用するのか、それとも何か新しいものを建てようと思っていらっしゃるのか。そして、東郷地区のアピールでは何をアピールしたいのか、その辺についてお伺いします。 ◎吉村商工労働部長 東郷観光拠点整備については、現在のこびり庵の機能強化のほか、空き家利用も視野に入れて検討中の段階でございます。  それから、東郷地区の魅力については、第31回の地域づくり団体全国研修交流会福井大会で会場になったということもありますが、まちづくりにかかわる人材が非常に豊富で、自分たちで地域を担っていこうという姿勢が非常に強いところがあります。観光客の心に残るのはおもてなしとか、触れ合いであります。その基礎となるのは堂田川を中心とする景観やお土産、飲食店の食になるのではないかと感じております。 ◆下畑委員 最後に、今話に出ましたお土産については、一乗谷のお土産、東郷地区のお土産を開発するということですけれども、どのようなものを考えているのか。また、結局、福井のお土産が並んでいるということにならないように、オリジナルのお土産の開発をお願いしたいと思いますが、朝倉ゆめまるのグッズは今どのようになっているのか、お伺いします。 ◎吉村商工労働部長 現在、一乗公民館を中心にかきもちの商品化に取り組んでおりますので、その後押しができないかということや、東郷地区ではブランド米であります東郷米を使った加工品や大豆の加工品、それからイノシシなどのジビエ料理の商品化を現在話し合っているところであります。それから、東郷紋様を再現したデザインの包装紙や紙袋といったものも同時に考えているということです。  また、朝倉ゆめまるのグッズは、現在販売中のものとしてはストラップ、ハンカチ、消しゴムがあります。以前はラバーストラップや縫いぐるみもありましたが、今は生産されていない状況です。昨年来、朝倉ゆめまるについては、民間の方にもデザインの活用をお願いしているところですけれども、今幾つか提案といいますか、動き出しているものもございます。一例としては、自動車の部品を扱う業者が朝倉ゆめまるのデザインをプリントしたタイヤの販売を予定しておりまして、ちょうどプレスリリースしたところだと思いますが、そういった形で少しずつ動き出しております。 ○堀川委員長 ほかに御質疑はございませんか。  (「なし」の声あり) ○堀川委員長 以上で本日の公明党の質疑は終了しました。  ここでタイマーの調整を行いますので、しばらくお待ちください。  次に、日本共産党議員団の質疑に入りますが、持ち時間は14分です。  それでは、質疑を許可します。 ◆西村委員 日本共産党議員団の西村公子です。  きょうは、放課後児童健全育成事業についてお伺いします。  児童クラブ等への入会希望が多く、小学校3年生までの受け入れができないところ、中には小学校1年生しか受け入れができないところがあります。現時点で、小学校3年生までの完全受け入れができていない児童クラブ等と人数を校区ごとにお答えください。 ◎松村教育部長 小学校3年生の入会申し込みがあったけれども入会できなかった地区は、9つの小学校区で、人数は81人になっております。小学校区でいいますと、小学校3年生が入会できなかったのが、日新、春山、東安居、円山、森田です。それから、小学校3年生の一部が入会できなかったところが、日之出、明新、湊、東郷となっております。 ◆西村委員 その中で、施設を整備して新年度に受け入れが可能になるところはどこですか。また、定員がどれだけふえるのかもお伺いします。 ◎松村教育部長 この中では明新地区でございます。定員でいうと25人増の施設整備を行いました。 ◆西村委員 今、希望者等も明らかにされたわけですけれども、教育部長がおっしゃった希望者数は実際より少ない数と考えなければいけないと私は思います。なぜなら、新年度は小学校3年生は入れないと言われて、入会申込書を出さなかった方も相当数おられると聞いております。きちんと調査したら希望者数はふえるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。 ◎松村教育部長 現在、福井市では小学校1年生、2年生の完全入会を目指しまして施設整備等を行っております。小学校3年生の需要見込みについては、平成27年度から取り組みます子ども・子育て支援新制度のための小学校6年生までのニーズ調査を今やっているところですが、そのニーズ調査の結果を受けまして平成27年度から取り組む予定をしております。 ◆西村委員 新年度に子供が入会できない保護者の方からさまざまな声をお聞きしています。子供が事故や事件に遭わないだろうかという心配とか、友達とゲーム漬けの状態になってしまうのではないかというような心配もされています。保護者の方にとっては、子供をひとりで家に置いておけないということです。特に夏休みなどは置いておけないということで、仕事をやめなければならないといったような声も聞かれます。  先ほどおっしゃったように、市は平成27年度には受け入れ体制を整備するということですけれども、保育関係者の方にお聞きすると、1年間子供が児童クラブ等に通えない空白期間ができますと、子供たちはまた一から人間関係をつくり直さないといけないということで、1年間の空白期間の後に新たに入会した場合はなかなか溶け込めないということをおっしゃっていました。市も保護者の声をお聞きになっているのでしょうか。 ◎松村教育部長 教育委員会ではそのようなところまでは聞いてございません。 ◆西村委員 今ニーズ調査を行っているということなので、ぜひそういう生の声をつかんでいただきたいと思います。  また、先ほど明らかにされた小学校3年生まで入会できない9つの校区について、少しおくれてでも新年度に整備ができないのかという声が非常に強くあります。また、保護者の方々の一番の心配は、長期休暇です。夏休み、冬休みの長期休暇が心配という声であり、この長期休暇だけでも児童クラブを開設してほしいというものです。仮に夏休みに児童クラブを開設すると予算はどれほどになるのでしょうか。現在の児童クラブの運営費、人件費はどれほどなのかお伺いします。 ◎松村教育部長 児童クラブを開設いたしますにはまず施設整備から入らなければなりませんが、そこを度外視して運営だけのことをお答えさせていただきますと、運営は市からの委託料と保護者からの会費で成り立っています。委託料につきましては、登録する児童数に応じて変動する仕組みとなってございます。仮に登録児童数が30人という児童クラブの場合ですと、市からの委託料は年間約400万円、それから保護者からの会費は年間約200万円、合計約600万円で運営しているという状況でございます。  次に人件費ですが、児童数が30人では指導員を常時3人配置することになります。また、土曜日や学校の長期休業も含めますと年間290日の開設をすることになり、年間の人件費は約430万円となります。 ◆西村委員 今お聞きした限りでは、市長がやろうと思ってゴーサインを出せばできない金額ではないということですね。  先ほどの小学校3年生の受け入れができない9つの校区というのは、実情もいろいろ違うと思います。ですから、個別にその実情を調査していただいて、保護者の方の声なども聞いていただいて、ぜひその希望の声に応えられるようにしていただけないかと思うわけですが、いかがでしょうか。 ◎松村教育部長 先ほども申し上げましたとおり、施設面の問題がございます。市としましては小学校1年生、2年生の完全入会ということで施設整備をしてまいりましたので、小学校3年生の追加入会のための施設整備というところまではできないということでございます。 ◆西村委員 長期休暇だけでもぜひやってほしいという声があるわけですが、そういう方向での検討はしていただけないのでしょうか。 ◎松村教育部長 先ほども申し上げましたとおり、場所の問題が一番のネックかと思いますので、そういう意味で困難だと考えております。 ◆西村委員 それでは、なかなか平成27年度にその希望に応えていくことは無理なのではないかと思うんです。新年度からもう施設の整備に取り組まないとニーズに応えていけないと思いますが、いかがですか。 ◎松村教育部長 平成27年度から取り組みをしてまいりますので、ニーズ調査を踏まえまして平成26年度中に計画的に進めてまいります。 ◆西村委員 それだと全然遅いです。今でもこれだけ足りないという数字が出ているわけですから、それに対して応えようという気持ちはないのですか。市長、ないのですか。 ◎内田教育長 ずっと教育部長が答弁させていただいているとおり、福井市はまずは小学校1年生、2年生をきちんと入会させましょうというところから出発しています。それを小学校3年生までとなると、少し話が……。  (「法令は小学校3年生になっています」の声あり) ◎内田教育長 そういう形で基本的に来ています。ところが、国は消費税が10%になったら平成27年度から小学校6年生までとしていきましょうという中で、市は今その希望等をとって調整していきますということでございます。そうした場合に、場所としてどこを使うかということを含めた検討に入るということです。しかも平成27年度にいきなり小学校6年生までにせよということではございません。そこから5年の間にきちんとなるようにということでございます。このあたりをしっかりつかんでおかないと、何か話がおかしくなるのではないかと思って発言させていただきました。 ◆西村委員 話がおかしいのは教育長のほうです。今の発言には、市民のニーズに応えようという積極的な意見は全くないではないですか。そういう姿勢では全然だめです。施設の整備に早く取りかからないとだめです。どこがその施設になり得るかというと、やはり学校の空き教室や公共施設といったところになると思いますので、そういったところでできるところから早急に前倒しでやっていただくことを強く要求するとともに、今出されている父母の要求に応えるよう検討していただくよう要求し、きょうは終わります。 ○堀川委員長 要望でよろしいですか。 ◆西村委員 はい。 ○堀川委員長 以上で本日の日本共産党議員団の質疑は終了しました。  以上で、本日予定しておりました質疑は全部終了しました。なお、あす19日の委員会は午前10時から開きますので、よろしくお願いします。  本日はこれをもちまして散会します。                                午後4時32分閉会...