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福井市議会 > 2012-03-22 >
平成24年 3月定例会-03月22日−05号

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  1. 福井市議会 2012-03-22
    平成24年 3月定例会-03月22日−05号


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    DiscussNetPremium 平成24年 3月定例会 − 03月22日−05号 平成24年 3月定例会 − 03月22日−05号 平成24年 3月定例会              福井市議会会議録 第5号          平成24年3月22日(木曜日)午後1時31分開議 〇議事日程  日程1 会議録署名議員の指名  日程2 議会改革特別委員会の付託案件について  日程3 第1号議案ないし第48号議案,第80号議案ないし第92号議案,第36号報告,請願第4号ないし請願第6号,陳情第3号ないし陳情第7号  日程4 第49号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程5 第50号議案 副市長の選任について  日程6 市会案第6号 特急列車廃止・削減に反対する意見書について ────────────────────── 〇出席議員(32名)  1番 中村 綾菜君   2番 田中 義乃君  3番 後藤 裕幸君   4番 伊藤 洋一君  5番 玉村 正人君   6番 片矢 修一君  7番 藤田  諭君   8番 村田 耕一君
     9番 泉  和弥君   10番 谷本 忠士君  11番 堀江 廣海君   12番 奥島 光晴君  13番 峯田 信一君   14番 鈴木 正樹君  15番 島川由美子君   16番 下畑 健二君  17番 田村 勝則君   18番 塩谷 雄一君  19番 今村 辰和君   20番 石丸 浜夫君  21番 青木 幹雄君   22番 西本 恵一君  23番 野嶋 祐記君   24番 堀川 秀樹君  25番 見谷喜代三君   26番 皆川 信正君  27番 谷口 健次君   28番 宮崎 弥麿君  29番 吉田 琴一君   30番 山口 清盛君  31番 加藤 貞信君   32番 西村 公子君 ────────────────────── 〇欠席議員(0名) ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         東 村 新 一 君  副市長        吹 矢 清 和 君  企業管理者      嶋 田 伸 行 君  教育長        内 田 高 義 君  特命幹        藤 岡 啓太郎 君  都市戦略部長     滝 波 秀 樹 君  総務部長       鈴 木 八 束 君  財政部長       清 水 正 明 君  市民生活部長     巻 田 信 孝 君  福祉保健部長     吉 村 義 昭 君  商工労働部長     小 倉 芳 樹 君  農林水産部長     平 林 達 也 君  建設部長       岩 本   巖 君  下水道部長      太 田 善 律 君  工事・会計管理部長  小 柳 和 則 君  消防局長       宇都宮 規 昭 君  企業局長       大 良 和 範 君  教育部長       南 澤 和 子 君 ────────────────────── 〇事務局出席職員  議会事務局長     矢 野 文 雄  議会事務局次長    山 先 勝 男  議事調査課長     松 川 秀 之  議事調査課副課長   玉 村 公 男  議事調査課主幹    木 村 恒 昭  議事調査課副主幹   藤 井 啓太郎  議事調査課主査    秦   裕 美  議事調査課主査    木 本 貴 博 ────────────────────── ○議長(加藤貞信君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。  よって,これより会議を開きます。 ────────────────────── ○議長(加藤貞信君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,15番 島川由美子君,16番 下畑健二君の御両名を指名します。 ────────────────────── ○議長(加藤貞信君) 次に,日程2 議会改革特別委員会の付託案件についてを議題とします。  それでは,去る2月21日の本会議において継続調査となりました議会改革特別委員会の付託案件について,経過の報告を求めます。  議会改革特別委員長 28番 宮崎弥麿君。  (28番 宮崎弥麿君 登壇) ◆28番(宮崎弥麿君) 今3月定例会において継続調査となりました議会改革に関する諸問題を調査するため,3月2日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。  今回の委員会では,まず,議員間討議の定義と実施ケースについて作業部会から検討結果の報告を受け,協議検討を行いました。  その結果,議員間討議は,委員会や議員全員協議会など基本的に公開されている場において,従来の質疑の形式ではなく,議員同士で討議を行うものと定義します。  公開の場で議員間討議を行う理由としては,議論の過程を市民に明らかにするとともに,議会報告会において審議の過程を報告する必要があることが挙げられます。  しかし,内容によっては公開の場で実施できない場合も考えられますので,その場合は従来の協議会を活用した議論を実施することになります。  次に,議員間討議の実施ケースについては,常任委員会における議案審査,特別委員会における調査案件,議員全員協議会等における重要案件,議会運営委員会,議会改革特別委員会における議会内部の課題の4つのケースとします。  まず,常任委員会における議案審査での実施ケースですが,これは,審査の過程において争点がある,つまり意見が分かれる場合において必要に応じ委員会内で議員間討議を実施するものです。  実施の方法については,現在,作業部会で最終案を検討中です。  次に,特別委員会における調査案件での実施ケースですが,これは,調査案件について委員間で意見の交換などが必要な場合に,委員会内で議員間討議を実施するものです。  ただし,調査案件について,特に議会として結論を出さなければならない場合については,課題の取り扱いについて委員会から議長に申し出を行い,議長の判断を仰ぐものとします。そして,議長の判断によって,議員全員協議会などで全議会的課題として取り扱うものとします。  そこで,議員全員協議会等における重要課題としての実施ケースですが,ただいま申し上げたように,重要課題として特に議会として結論を出さなければならない場合は,議長の判断のもと,議員全員協議会等において,全議員のもとで議員間討議を実施するものとします。  最後に,議会内部の課題ですが,これは,議会運営委員会や議会改革特別委員会など,議会が議会のことについて議論し結論を出すものなので,必然的に議員間討議を実施するものです。  次に,政策検討会について,作業部会から検討結果の報告を受け,協議検討を行いました。  議会における政策立案とは,議員による議案の提出がそれに当たると考えられ,現在は会議規則の定めにより3人以上の議員もしくは委員会として議案の提出が可能です。  これらの手法による議案は,議案提出までの政策形成の過程において,議会全体での議論があるわけではなく,あくまで提出者による政策立案であり,政策形成過程を踏まえると,議会としての政策立案としては,やや意を異にするものとも言えます。  また,今後,議会報告会が実施されることで,市民の意見を広く聞き集め,それらを議会として検討していくことになりますが,その中から政策立案へつながるものが出てくる可能性があります。  このような議会報告会の流れから生じる議会としての政策立案の必要性に対しては,従来の政策立案による対応ではなく,新たに議会としての政策立案の仕組みづくりが必要になります。  これらを踏まえ,議会としての政策立案の検討を行う場として,政策検討会を設置するものとします。  政策検討会は,市民からの意見を受けて政策立案を行う過程において有効に機能することから,議会報告会からの流れの中に組み込む必要があります。  議会報告会からの流れにおいて,各委員会において市民からの意見を検討するわけですが,これらの意見の中から政策立案を要する課題が出てくることが考えられます。それら政策立案を要する課題の受け皿として政策検討会を位置づけることとします。  政策検討会は,議会として政策立案・政策提言の検討を要する課題がある場合,その課題について研究・議論を行い,広く議員の意見を反映するとともに,政策の実現を目指すものとし,全体会,幹事会,分科会で構成するものとします。  全体会は,広く議員の意見を反映し,議会としての政策立案を目指す意味からも,議員全員で構成し,最終的な政策立案を決定するなどの機能を有するものとします。  幹事会は,3人以上の会派の会長,幹事長で構成し,全体会に付すべき課題の決定を行うものとします。  分科会は,課題に応じて設置し,課題の具体的検討を行う場とします。  今後,分科会の構成や政策検討会の流れについて,さらに検討を進めていきます。  次に,議決事項の追加について作業部会から検討結果の報告を受け,協議検討を行いました。  地方自治法第96条第2項に規定されている議決事項の追加については,議会基本条例とは別に議会の議決に付すべき事件等に関する条例を定めることで,具体的議決事項を追加するものとし,議会基本条例には議決事項については別に定める旨のみを記載するものとします。  議会の議決に付すべき事件等に関する条例では,福井市総合計画を初めとする主要な計画の中から,議決事項とするものを定めるものとします。また,議決事項以外の計画についても,議会が説明を受ける計画を別に定めていくものとします。  今後,議決事項や説明を受ける計画について,再度,具体的に検討を進めていきます。  以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(加藤貞信君) ただいまの報告に対して質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  お諮りします。  議会改革特別委員会の付託案件につきましては,議会改革特別委員長の報告どおり,継続調査と決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  なお,ただいま継続調査と決しました議会改革特別委員会の付託案件につきましては,閉会中も調査をお願いします。 ────────────────────── ○議長(加藤貞信君) 次に,日程3 第1号議案ないし第48号議案,第80号議案ないし第92号議案,第36号報告,請願第4号ないし請願第6号,陳情第3号ないし陳情第7号,以上70件を一括議題とします。  以上の各案件につきましては,去る2月21日の本会議において各常任委員会及び予算特別委員会に付託され,予算議案については予算特別委員会から各常任委員会へ調査依頼されました。それぞれ審査が終了した旨,報告を受けましたので,これより審査終了の順序に従い,結果の報告を求めます。 〔各委員会審査結果報告書は本号末尾参照〕  総務委員長 20番 石丸浜夫君。  (20番 石丸浜夫君 登壇) ◆20番(石丸浜夫君) 去る2月21日の本会議において総務委員会に付託されました案件及び予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,3月5日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。
     付託されました案件は議案10件,陳情1件であり,審査の結果,議案につきましては,挙手採決を行った2件を含め,いずれも原案どおり可決し,陳情につきましては継続審査と決しました。  また,調査依頼を受けました案件は議案2件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。  以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず,第47号議案 福井市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について及び第48号議案 福井市部設置条例の一部改正について委員から,今回の組織機構改革において既存の商工労働部の商工,労働部門と農林水産部を統合して新設する農商工労働部は,所掌事務が膨大になり過ぎて対応できないのではないかとの問いがあり,理事者から,全国の各自治体では産業部門を一本化して組織を整理する自治体が増加しているほか,国においても産業間の連携を推進している。確かに,ほかの部局と比較すると組織としては大きくなるが,今回の統合によってこれまで以上に部内での連携を図りながら,戦略的で持続可能な産業構造を実現していくとの答弁がありました。  また委員から,交流人口をふやし,将来の税収増加,雇用創出をさらに強化して取り組むために観光と文化を連携させることについては賛成であるが,新設する観光文化部については商工,労働部門の中にあったほうがいいのではないかとの問いがあり,理事者から,これまで本市の場合,どうしても観光という領域が非常におくれをとっていると言わざるを得ない。そういった意味において,北陸新幹線の開業も見据え,観光という領域を最優先し,全国へ向けて強くアピールすることで戦略的なイメージアップを図っていくとの答弁がありました。  また委員から,今回の組織機構改革によって,文化会館を初め,おさごえ民家園や一乗谷朝倉氏遺跡などの文化施設については,どこの部局が取り扱うことになるのかとの問いがあり,理事者から,ほとんどの文化施設については,現在の教育委員会の文化課を観光文化部に移管して取り扱うことになる。ただし,郷土歴史博物館の管理運営については,教育委員会からの事務の委任によって,観光文化部の郷土歴史博物館において所管することになるとの答弁がありました。  そのほか,当2議案については,「今回新設する市長政策局については,過去に総合政策部という同様の部を設置しているが,ほとんど機能していなかった。これまでの経緯を生かせていない」,「農業や商業など市民に直結した分野の大規模な組織機構改革にもかかわらず,該当部局に対する事前協議がなかったのはおかしい」などの反対意見と,「税収増を図っていくためにも観光文化部は有意義な統合である」,「市長の2期目の構想を実現するため,的確かつ効果的に対応する組織だと理解する,実現に向けて頑張ってほしい」などの賛成意見が出され,冒頭にも申し上げましたとおり,当2議案については挙手採決の結果,可決となったものです。  次に,陳情第4号 停止中原発の運転再開を拙速に進めず,早急に脱原発プログラムを策定するよう求める意見書提出について委員から,停止中原発の運転再開や原発を廃炉するまでの運転期間のほか,原子力にかわる新しいエネルギー問題等については,まずもって国が安全対策の方針を明らかにするなど,責任ある方向性を示すべきであり,今後の国の動向を勘案しながら,慎重に審議すべきではないかとの意見が出され,継続審査と決定しました。  次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算,歳出,総務費中,防災費について委員から,東日本大震災からの復興を図ることを目的として,各地方公共団体が緊急的に実施する防災のための施策に要する費用の財源を確保するという趣旨のもと,地方税法を改正し,10年間に限り,個人市民税の均等割税率の特例として現行の3,000円から3,500円に引き上げることになる。これにより,年間で6,600万円を防災費に充てることができるようになるが,取り扱いについてどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,税率の引き上げについては適用が平成26年度からであるため,平成24年度の当初予算の歳入には直接関係はしないが,防災事業に対して交付税措置のある有利な起債制度が国において創設されたので,税率の引き上げ分については,当該起債を活用しつつ,その償還に充てることも可能であることから,その方向で検討していくとの答弁がありました。  同じく,消防費中,常備消防費について委員から,前年度と比較すると約1億3,000万円の減額となっているのはなぜかとの問いがあり,理事者から,平成23年度の人事院勧告に伴う給与表の減額改定に伴い,職員の平均給与費が下がっているほか,平成23年度の職員数が再任用も含め366人であったのに対して,平成24年度は6人減の360人となるためであるとの答弁がありました。  また委員から,今後職員数についてはどのような計画になっているのかとの問いがあり,理事者から,356人の条例定数に対して,現在のところ343人の消防吏員のほか,4人の一般行政職員がおり,合計すると347人いる。将来的には補充,再任用を活用していきながら,現数を維持していきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(加藤貞信君) 次に,建設委員長 29番 吉田琴一君。  (29番 吉田琴一君 登壇) ◆29番(吉田琴一君) 去る2月21日の本会議において,建設委員会に付託されました案件と予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,3月5日及び6日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。  付託されました案件は議案10件,請願1件であり,審査の結果,議案はいずれも原案どおり可決,請願は挙手採決の結果,採択と決しました。  また,調査依頼を受けました案件は議案10件であり,そのうち第1号議案については,挙手採決の結果,可否同数であり,予算特別委員会においてさらに慎重な審査を要すると報告することに決しました。  また,その他の議案9件については,挙手採決を行った議案7件を含め,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。  以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず,第91号議案 市道の路線の認定について委員から,南江守地係の開発行為に伴う市道の認定は,のり面の排水の問題で開発行為の検査がおくれていたのではないかとの問いがあり,理事者から,当初,のり面の排水の問題について市から開発業者に指摘を行った結果,側溝など構造的な部分について指摘どおり改善がなされたため,検査も完了し,今回の市道の認定に至っているとの答弁がありました。  次に,第36号議案 福井市水洗便所設置資金貸付条例の一部改正について委員から,新たに合併処理浄化槽を廃止する場合を貸し付けの対象とするとのことだが,実際に対象になるような地域はあるのかとの問いがあり,理事者から,平成12年の浄化槽法の改正により,新築等の際に原則,合併処理浄化槽の設置が義務づけられたことで,下水道の整備が予定されている地域でも合併処理浄化槽を設置された方がいることから,そのような地域に下水道が整備される際に,合併処理浄化槽を廃止される方の負担を軽減するものであるとの答弁がありました。  次に,請願第5号 特急列車廃止・削減に反対する意見書提出については,乗客の利便性を継続するためにも請願を採択して意見書を提出すべきであるとの意見や,北陸新幹線へのフリーゲージトレイン導入の議論が進まなければ結論は出せないなどの意見があり,挙手採決の結果,採択と決しました。  次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります,第80号議案 平成23年度一般会計補正予算,土木費中,地方バス路線等運行維持事業について委員から,事業費の算出方法は赤字部分の補てん分と考えればよいのかとの問いがあり,理事者から,路線によって補助の体系が異なっており,例えば,事業者がバス路線廃止の意向を示した際に,市が赤字を補てんすることで運行を継続するとの協定を市と事業者が結んだ路線については,赤字を100%補てんしている。しかし,路線によってはある程度の利用者を確保しているかなど,一定要件に合致しているものを対象に,国,県と共同して支援を行っており,すべての赤字路線に対し補助を行っているわけではないとの答弁がありました。  次に,第83号議案 平成23年度福井市駐車場特別会計補正予算について委員から,一般会計からの繰り入れを行っている中で,どのように収入増を考えているのかとの問いがあり,理事者から,民間のコインパーキングが非常に増加していることや,県民会館の閉館による路上駐車場の利用減などが影響し,収入減となっていると考えられることから,今後,周辺駐車場の料金や駐車台数等を調査し,料金等について検討していきたいとの答弁がありました。  次に,第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算,土木費について委員から,住宅が密集している地域の排雪問題を解消するために,公園を雪捨て場として活用してはどうかとの問いがあり,理事者から,公園の周囲にはフェンスや樹木があることや,仮に重機が公園内に入れる状態でも排雪を行う重機の台数確保などの問題があることから,公園を雪捨て場として活用するのは現状では困難であるが,今後は豪雪時の緊急的な雪捨て場としての活用を考えていきたいとの答弁がありました。  同じく,土木費中,福井駅西口中央地区市街地再開発事業について委員から,プラネタリウムについて市民からは批判の声もあるが,アンケート調査を行い,市民の意思を確認すべきではないかとの問いがあり,理事者から,5月に再開発組合を設立させるという事業スケジュールを勘案すると,今からアンケート調査を行うのは適切な時期ではないと考えているとの答弁がありました。  また委員から,福井駅周辺の集客も含め,施設利用率の向上をどう考えているのかとの問いがあり,理事者から,施設利用率の重要性は当然であるが,率だけではなく一人一人に対する効果として,そこでしか提供できないものを提供するということも重要であると考えている。また,まちなかの活性化には多世代の方が集まることが重要であることから,総合ボランティアセンター,子ども預かり所,プラネタリウムなど幾つかの施設を提案しており,再開発ビル全体,さらにはまち全体でお客様をお迎えするのが基本であると考えているとの答弁がありました。  これらの質疑を踏まえ,福井駅西口中央地区市街地再開発事業については,「プラネタリウムには市民から批判の声がある」,「プラネタリウムでは高い施設利用率が望めない」などの反対意見と,「この施設は市民のサービス機関としてつくられるべきであり,採算性の問題ではなく必要性に応じて行う事業である」,「この事業は福井駅周辺に人を集めるための施設であり,これ以上福井駅周辺を衰退させないためにも推進すべきである」などの賛成意見が出され,冒頭にも申し上げましたとおり,当議案については挙手採決の結果,可否同数となったものです。  次に,第9号議案 平成24年度福井市宅地造成特別会計予算について委員から,森田北東部地区の事業期間が3年間延長されるとのことだが,その理由は何かとの問いがあり,理事者から,平成25年度の事業完了予定であったが,移転補償の進捗のおくれから事業期間を延長することになった。また,地元が早期事業完了を望む中で,事業に活用している市街地整備交付金の事業期間の設定が最短で3年であることから,事業期間を3年延長し,平成28年度の事業完了を目指すとの答弁がありました。  次に,第15号議案 平成24年度福井市下水道事業会計予算について委員から,平成23年度に検討を行った日野川浄化センターの消化ガス発電施設整備工事の検討結果はどのようなものであったのか,また,今後はどのように事業を進めていくのかとの問いがあり,理事者から,日野川浄化センターでは年間約150万立方メートルの消化ガスが発生しているが,その約50%が焼却処分されている。本事業は,その未活用の消化ガスを利用して発電を行い,その電力を施設内で消費することで総合的にCO2削減につなげていくものである。平成24年度は,プロポーザル方式により最も有効な発電方式や維持管理費等を検討した上で業者選定を行い,設計,機器製作を進め,平成25年度中の機器設置,本格的運用を目指すとの答弁がありました。  さらに委員から,本事業により日野川浄化センターの電気料はどの程度削減されるのかとの問いがあり,理事者から,約20%の電気料の削減が見込まれるとの答弁がありました。  以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(加藤貞信君) 次に,経済企業委員長 21番 青木幹雄君。  (21番 青木幹雄君 登壇) ◆21番(青木幹雄君) 去る2月21日の本会議において,経済企業委員会に付託されました案件と予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,3月7日及び8日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。  付託されました案件は議案3件であり,審査の結果,いずれも原案どおり可決しました。  また,調査依頼を受けました案件は議案9件,報告1件であり,挙手採決を行った議案7件を含め,原案は適当であると報告することに決しました。  以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず,第87号議案 福井市研修センターの設置及び管理に関する条例等の一部改正についてに関連して委員から,障害者基本法の改正に伴う所要の規定整備とのことだが,研修センターなどの施設は障害者に対応した設備になっているのかとの問いがあり,理事者から,研修センターについては,入り口は車いすで入れるようになっているが,エレベーターが設置されていないため,1階から2階への移動が困難である。橘曙覧記念文学館,愛宕坂茶道美術館については車いすで上りおりができるようになっており,エレベーターも設置されているとの答弁がありました。  これに対し委員から,障害者の施設利用がふえてくると思うので,障害者が行きやすく,また施設内も動きやすいように一つ一つの改良を進めていってほしいとの要望がありました。  次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算,商工費中,制度融資事業に関して委員から,利子補給金の率を上げるなど,中小企業者に対する支援を充実させられないのかとの問いがあり,理事者から,各市を調査した結果,利子補給については富山市,金沢市とも実施しておらず,福井市の制度は充実していると考えている。中小企業対策としては,できる限り企業を訪問し,情報を得る中で,どういったことが求められているかを研究し,制度をさらに生かせるよう努力していきたいとの答弁がありました。  次に,観光費中,まちなか滞在拠点化事業に関して委員から,浜町通りかいわいを整備したが,今後どのようににぎわい創出を図っていくのかとの問いがあり,理事者から,さくらの小径の整備によって,桜のシーズンには整備前に比べてかなりの人が散策に訪れるようになった。整備事業は今年度で完了するので,今後はソフト面で地元のほうからさまざまな提案が出されるよう仕掛けづくりをしていきたいとの答弁がありました。  これに対し委員から,JR福井駅から北の庄城址や新栄商店街を通ってさくらの小径,さらに浜町までという人の流れができるように,まちなかのにぎわい創出を図ってほしいとの要望がありました。  次に,農業費中,戸別所得補償経営安定推進事業に関して委員から,地域農業マスタープランの作成や農地集積に対して支援するとのことだが,どういった目的で進めていく事業なのかとの問いがあり,理事者から,高齢化が進む農村地域において,集落単位で持っている農業基盤施設などをしっかりと保全しながら農業体制を整えていくことが重要である。認定農業者制度や集落営農といった仕組みを今後も活用し,農地集積等について集落単位での合意形成を進めるための環境づくりとして,このプラン作成を推進するものであるとの答弁がありました。  次に,第7号議案 平成24年度福井市競輪特別会計予算に関して委員から,競輪場の耐震化対策について問いがあり,理事者から,来年度から平成28年度までの計画で耐震化を含めた施設リニューアルを計画しているとの答弁がありました。  次に,第10号議案 平成24年度福井市中央卸売市場特別会計予算に関して委員から,毎年一般会計から1億円を超える繰り入れがあるが,市場の運営を第三セクターに任せるなどの方法は考えられないのかとの問いがあり,理事者から,中央卸売市場には,あらゆる状況において安全・安心な生鮮食料品等を安定供給するという役割がある。昨年,福井市中央卸売市場中長期プランを策定しており,その中で,市場の運営については指定管理者制度の導入を検討していく予定であるとの答弁がありました。  次に,第16号議案 平成24年度福井市ガス事業会計予算に関して委員から,ガス供給区域の拡大について,どの程度供給戸数がふえる見通しなのかとの問いがあり,理事者から,来年度に予定している市場周辺の供給区域の拡大については,現在のガスの需要割合を参考に新設される住宅や商業施設などを考慮すると,約3年後には300戸程度の需要が見込まれるとの答弁がありました。  次に,第17号議案 平成24年度福井市水道事業会計予算に関して委員から,清水地区の県営日野川地区水道用水供給事業からの受水を活用した福井西配水ブロックの形成はなぜ必要なのかとの問いがあり,理事者から,清水地区及び深谷から大安寺地区は,他の給水区域との連携がないなどの点から,地震災害時に断水等の被害が想定される。このため,清水地区の県営日野川地区水道用水供給事業からの受水を有効に活用し,新たに福井西配水ブロックを形成することで,市内を4つにブロック化し,相互に区域的な応援ができるような体制を整える必要があるとの答弁がありました。  以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(加藤貞信君) 次に,教育民生委員長 18番 塩谷雄一君。  (18番 塩谷雄一君 登壇) ◆18番(塩谷雄一君) 去る2月21日の本会議において,教育民生委員会に付託されました案件と予算特別委員会から調査依頼を受けました案件を審査及び調査するため,3月7日及び8日に委員会を開催いたしましたので,その結果について御報告申し上げます。  付託されました案件は議案14件,請願2件,陳情4件であり,審査の結果,議案はいずれも原案どおり可決しました。請願及び陳情は,挙手採決の結果,請願第4号は継続審査,請願第6号,陳情第3号,陳情第5号ないし陳情第7号は不採択と決しました。  また,調査依頼を受けました案件は議案9件であり,いずれも原案は適当であると報告することに決しました。  以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず,第28号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について委員から,国民健康保険税は平成22年度に増額改正を行ったにもかかわらず,景気低迷等により見込みどおりの税収入が得られず改正しなければいけないとのことだが,今後はどうするのか。根本的な改革が必要だと思うが,どのように考えているかとの問いがあり,理事者から,35億円ある累積赤字については,一般会計からの3億円の法定外繰り入れを継続して実施し,計画的に解消していきたい。国民健康保険制度については,現在国において後期高齢者医療制度の廃止とあわせて検討されており,第1段階として財政運営の広域化等の措置が図られると聞いている。今後の制度改革に注視していきたいとの答弁がありました。  また委員から,本市は1人当たりの医療費が高く,医者にかからない環境づくりにもっと力を入れるべきである。高齢者と家族のあり方も含めて,健康な福井というものを本市の政策として考えてほしいとの要望がありました。  なお,陳情第6号 国民健康保険税の値上げ案を撤回し,社会保障としての国保制度確立を求めることについては,国の示す一部負担金の減免基準は生活保護基準額の1.0倍以下であり,それを上回る1.3倍以下とするのは,他の被保険者や市民の負担がふえ過ぎるため困難であるとの意見があり,不採択と決定しました。  次に,第29号議案 福井市介護保険条例の一部改正について委員から,介護報酬を上げなければいけないのはわかるが,介護施設の経営状態は国の調査により黒字であるというのに,保険料にその分を上乗せしなければいけないのは理解しがたい。施設の経営状態やサービスの指導監査は行っているのかとの問いがあり,理事者から,これまでの介護従事者処遇改善交付金にかえて,平成24年度から介護職員処遇改善加算により介護報酬を上げるという制度になるため,改善が適正に行われているか実績を確認する体制をとるようにした。地域密着型サービス事業所は市が,広域型特別養護老人ホームは県が指導監査に当たることにより,これらの職員の処遇については改善されるのではないかと考えるとの答弁がありました。  また委員から,本市では在宅介護より施設介護希望が多いのが現状であり,今のままの施設数や規模を維持すると保険料は高くなる一方になってしまう。今後は,例えば各公民館単位で小さな施設をつくるなど,地域密着型を進めてほしいとの要望がありました。  なお,請願第6号 介護保険料値上げ案を撤回し,介護保険制度の充実を求める意見書提出については,国は,これまでの交付金にかえて平成24年度から介護職員処遇改善加算制度を創設し,恒久的に介護労働者の処遇改善を図っていこうとしていること,また,社会保障と税の一体改革に関する集中審議も行っていることから,現時点で意見書を提出する必要はないとの意見があり,不採択と決定しました。  また,陳情第7号 介護保険料値上げ案を撤回し,介護保険制度の充実を求めることについては,県は今回,財政安定化基金の残高の約2分の1を取り崩し,本市には約1億3,000万円が交付されることとなっており,それなりの措置をしているとの意見があり,不採択と決定しました。  次に,第40号議案 福井市公民館設置に関する条例の一部改正についてに関連して委員から,公民館運営審議会で公平な審議ができるよう,審議会委員の構成に偏りに出ないようにしっかり指導してほしいとの要望がありました。  次に,請願第4号 公的年金の引き下げに反対する意見書提出については,現在,国で社会保障と税の一体改革について議論されているところであり,国の動向を勘案しながら慎重に審議すべきではないかとの意見があり,継続審査と決定しました。  次に,陳情第3号 看護師等の大幅増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書提出については,国の社会保障予算をふやす一方で,国民負担を減らすことを求める主張には矛盾するところがあるとの意見があり,不採択と決定しました。  次に,陳情第5号障害者総合福祉法(仮称)の制定等に関する意見書提出については,国は,新制度案について3月中旬に閣議決定し,来年4月からの施行を目指すという段取りのため,現時点で意見書を提出する必要はないとの意見があり,不採択と決定しました。  次に,予算特別委員会からの調査依頼案件であります第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算,保健衛生費中,環境対策費について委員から,予算が削減される項目が多い中,環境対策費の予算が増額になっているのはどうしてかとの問いがあり,理事者から,太陽光発電設備の補助については,今年度,申請件数の増加に補正予算で対応しており,ことし7月から再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度がスタートすることでさらに申請が増加すると見込んでいる。また,新しく太陽熱を利用する温水器設備の購入,設置費の補助に市独自で取り組むとの答弁がありました。  次に,生活保護費について委員から,年々予算が増加しているが,何か具体的な対応策はないのかとの問いがあり,理事者から,過去,有効求人倍率が2に近い状況のときには生活保護世帯数が減少したが,現在の有効求人倍率は1.1程度であり,経済状況も大きく好転するような状況になく,保護世帯数は年間100世帯から150世帯ふえているのが現状であるとの答弁がありました。  次に,児童福祉費について委員から,公立保育園の民間委譲実施により職員数が減ったとのことだが,これにより保育士の雇用が補償されないのでは意味がないため,民間の保育園で採用された人や退職された人など職員の状況についても把握してほしいとの要望がありました。  次に,社会体育費中,生涯スポーツ推進事業について委員から,市長のマニフェストに,福井国体に向けて市民のスポーツへの関心の向上,機運の醸成を図るということで,ファミリーミニマラソンの参加者を700人から900人にふやすとあるにもかかわらず,予算は変わりないようだがなぜかとの問いがあり,理事者から,ファミリーミニマラソンの参加募集方法について,これまでの市政広報での案内に加えて各小学校の全児童に申込書を配布することで,参加者の増加を図りたいと考えているとの答弁がありました。  次に,第5号議案 平成24年度福井市介護保険特別会計予算について委員から,施設介護から在宅介護に重点が置かれつつある中,住宅改修に対する支援額をふやすことは考えていないのかとの問いがあり,理事者から,国の基準で定める額を上限としており,上乗せするには保険料の値上げが必要となるため,今後も限度額内で支援を行っていくとの答弁がありました。  また委員から,介護サービス向上事業の予算が半減しているのは,介護サービス運営協議会の活動実績に基づいてとのことだと思うが,介護サービスの質は施設によって差があるため,質の向上には現在の運営協議会に任せるやり方の見直しも含めて,市としても真剣に取り組んでほしいとの要望がありました。  以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(加藤貞信君) 次に,予算特別委員長 30番 山口清盛君。  (30番 山口清盛君 登壇) ◆30番(山口清盛君) 去る2月21日の本会議において予算特別委員会に付託されました議案24件,報告1件及び市政上の重要案件を審査及び調査するため,3月15日及び16日の2日間,委員会を開催いたしましたので,その審査及び調査の結果を御報告申し上げます。  付託されました議案24件及び報告1件は,付託後,議長を通じそれぞれの所管の各常任委員会に対し調査依頼を行い,その調査結果の報告を受けて慎重に審査を行った結果,議案は原案どおり可決,報告は報告どおり承認いたしました。  なお,第1号議案については,挙手採決の結果,可否同数となりましたので,委員長裁決により可決と決しました。また,第80号議案,第82号議案,第83号議案,第85号議案,第2号議案,第4号議案,第5号議案,第7号議案ないし第12号議案,第14号議案ないし第17号議案については,挙手採決の結果,賛成多数により可決されました。  また,市政上の重要案件についても,活発で真剣な議論が交わされました。  以下,審査及び調査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず,福井駅西口中央地区市街地再開発事業について委員から,建設予定であるプラネタリウムの小・中学生に対する教育効果についてどのように考えているのか。また,プラネタリウムに来るのに時間がかかる学校では他の授業の妨げになるのではないかとの問いがあり,理事者から,プラネタリウムは小・中学校の天体に対する興味関心を深めることに大変効果がある。また,遠足や生活科,街中探検などのほかの教育活動と組み合わせて来れば,効率的な学習ができるとの答弁がありました。  また委員から,設計について変更も含めて市民の意見を聞く考えはないかとの問いがあり,理事者から,市民共有の財産である市施設をいかにつくり,どのように活用するかについては市民の意見を十分聞かなければならないと考えている。一方で,本再開発ビルは,民間と一緒になってつくっていくビルであり,民間もさまざまな事業リスクを抱えることから,市民との意見交換や協議の進め方については工夫が必要であると考えているとの答弁がありました。  福井づくりについて委員から,第六次福井市総合計画の将来都市像にある「かえりたくなるまち」を目指してどのようなまちづくりを行うのかとの問いがあり,理事者から,これまで以上に災害に強いまちづくり,人に優しい全域交通ネットワークを初めとする社会基盤の整備や生活環境づくりを進めなければいけないと考えており,総合計画及び総合計画の実施計画並びにマニフェスト工程表で掲げた具体的な事業に全力で取り組んでいきたいとの答弁がありました。  東日本大震災支援について委員から,被災地が一日も早く復興するためには,瓦れきの処理が必要であり,早急に瓦れきの受け入れを表明してはどうかとの問いがあり,理事者から,福井豪雨の際には全国の自治体から支援していただいたことから,ほかの自治体が災害に遭ったときには支援したいと考えている。瓦れきの受け入れについては,焼却と焼却灰の処理において,地域住民や最終処分場との協議,また市民の安全な生活,ごみの安定した処理の見通しが必要になるため,慎重に対応していきたいとの答弁がありました。  組織機構改革について委員から,以前に実施された道路建設課と道路維持課の2課体制に戻すのはどのような考えによるのかとの問いがあり,理事者から,総合支所が担当していた道路関係業務を本庁の道路課に一本化すると課が肥大化することから,2つの課に分けることを検討していたが,市民にわかりやすく,業務拡大に的確に対応するために,道路事務所を設置して,次長級の職員を配置し,その傘下にこれまでどおり道路建設と道路維持を一体的に取り組む道路課の機能を置くことを考えているとの答弁がありました。  また委員から,観光文化部を新たに設置し,具体的にどのような改革をし,事業を推進していくのかとの問いがあり,理事者から,人口減少時代の中で,観光を中心とした交流人口の拡大による地域の活性化と観光産業の拡大による税収増を図っていく。また,本市が観光の3大拠点としている一乗谷朝倉氏遺跡,まちなか,越前海岸は,それぞれが離れていることから,連携を強化して観光の広域化を図るため,有形・無形の文化財を活用することを視野に入れ,観光と文化を一体的に組織化するものであるとの答弁がありました。  コンベンション開催助成金制度について委員から,財団法人福井観光コンベンション協会はその機能を発揮できていないようだが,新たに設置する観光文化部で直接実施してはどうかとの問いがあり,理事者から,コンベンション開催助成金制度は協会が独自に運営し,それに県及び市が支援している。一方,助成制度は全県での開催が対象である。いかに制度を変えるかについては,県や他市との調整が必要であり,協会の主体性,独自性,特色を生かせるような施策になるよう,今後調整を進めていくとの答弁がありました。  中山間地域コミュニティ活性化事業について委員から,平成24年度はモデル事業として芦見地区,上味見地区,下味見地区に集落支援員を配置するとのことだが,今後はほかの地区においても事業を実施する予定はあるのかとの問いがあり,理事者から,今回のモデル事業を検証した上で,福井市全体としての制度を創設していきたいとの答弁がありました。  福井市債権管理条例について委員から,滞納者に納税を促していく上で,滞納者の生活の立て直しを全庁で総合的に応援する枠組みをつくることが重要だが,そういう枠組みを研究しないのかとの問いがあり,理事者から,今後枠組みのあり方について研究していきたいとの答弁がありました。  高齢者が安心して暮らせる社会づくりについて委員から,本市でも急速に高齢化が進む中,高齢者の生活の質をいかに高めていくかが重要であることから,市が主体的に高齢者の生きがい活動を支援するための施策を立案すべきではないかとの問いがあり,理事者から,これまで本市独自の取り組みとして,高齢者が社会的孤立感の解消や経験と知識を生かした活動ができるよういきいき長寿よろず茶屋を市内15カ所で,また在宅の高齢者に対する介護予防,閉じこもり予防,社会参加の場づくりを目的として,自治会型デイホーム事業を市内全地区で実施している。今後は,これらの事業の充実を図るとともに,高齢者のニーズを把握し,施策を実施していきたいとの答弁がありました。  買い物弱者支援について委員から,現在,橋南地区をモデル地区として実施しているが,市内全域で望む声があり,ほかの地域でも実施する考えはないかとの問いがあり,理事者から,モデル事業は商店街の活性化のため,商店街が主体となり取り組んでいるもので,この取り組みがほかの地域に波及していくことが望ましいと考えているとの答弁がありました。  これに対して委員から,地域の買い物弱者支援として福祉分野との連携も検討してほしいとの要望がありました。  間伐材の活用について委員から,間伐材を活用した木質ペレットなど木質バイオマスエネルギーの拡大を推進するために本市としてどのように取り組むのかとの問いがあり,理事者から,木質バイオマスエネルギーが普及するためには,低価格な木質ペレットが生産される社会環境が必要であることから,本市としては木質ペレットの原料となる間伐材の搬出費用が製造価格の引き上げにつながらないよう,間伐材の搬出道路整備や搬出システムの整備に取り組んでいく必要があると考えているとの答弁がありました。  八幡山のカラス対策について委員から,捕獲おりを増設しカラスの駆除を行っているが,地元からは個体数の減少が見られないとの声があるとともに,産卵時期を迎えると爆発的に個体数が増加することも危惧されることから,一斉駆除を実施してはどうかとの問いがあり,理事者から,カラスの一斉駆除を行うには銃の使用が想定されるが,法的には銃を使用した駆除は住宅が集合している地域ではできないとされているため,住宅が密集している八幡山周辺での一斉駆除の実施は難しいとの答弁がありました。  道路除雪について委員から,昨年と比べて苦情が少なかったように感じるが,どのような点で除雪方法の改善を行ったのかとの問いがあり,理事者から,道路除雪計画において市内を9ブロックに分けているが,除雪機械の移動時間やパトロール時間を短縮するためにブロックの一部見直しを行ったことで,効率的な除雪が可能となった。また,気象台から発表されるリアルタイムの情報を有効活用して,降雪状況を把握することで,今までより早期に除雪が開始できるようになったとの答弁がありました。  以上が当委員会での結果並びに経過の概要でございます。当委員会は今後とも継続して市政上の重要案件に関する調査に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(加藤貞信君) 以上をもちまして各常任委員会及び予算特別委員会の審査結果報告は全部終了しました。  ここで,第1号議案につき,皆川信正君外2名から修正の動議が提出されておりますので,この際,提出者の説明を求めます。  26番 皆川信正君。  (26番 皆川信正君 登壇)
    ◆26番(皆川信正君) 市民クラブの皆川信正でございます。  ただいま動議として提出させていただきました第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算の一部修正を求める動議について,提案者としてその理由並びに修正内容について申し上げます。  まず,修正を求める理由についてですが,福井駅西口中央地区市街地再開発事業は,県都福井市にとって重要かつ喫緊の課題であることは,私も十分認識しております。本事業が長きにわたりシティーホテル,市民福祉会館機能,NHKと7年もの変遷の末,昨年8月末に現案が示されたわけですが,思い返しますと,市民福祉会館機能を福井駅西口に持ってくるといったときも唐突な感じを受けました。それに続いて,今回,このプラネタリウムを初めとする西口再開発事業についても,唐突感とまではいかないまでも,やや唐突感は持たざるを得ない,私はそういう感じを受け取っております。  昨年8月29日の西口再開発対策特別委員会で,初めてこのプラネタリウムを中心とする再開発事業案が提出され,9月定例会,12月定例会,そして年が明けてこの3月定例会の各議員からの一般質問あるいは予算特別委員会,そしてまた西口再開発対策特別委員会,それらの質問をずっと私も委員の一人として,あるいは議員の一人として質問をしてきましたし,聞いてまいりました。議員の質問に対する理事者の答弁は,その都度まことに小出しであります。さらなる具体性に欠け,何となくもやっとしているという表現を使われた議員もおられます。もう一度考え直す気はないのですか,市長さん,とおっしゃった議員もおられます。消去法的に見て,まあ仕方ないであろうとするのが現在の実情ではないかと思います。  なぜプラネタリウムを西口再開発事業の中心に据えなければならないのかという,この点については,私はこれまでの長い西口再開発関連の特別委員会の委員として,あるいはこの案が出てから後の約9カ月ほどの議論の中で理事者から明快な説明を聞いたことがありません。また,いいものを,絶対必要なんだ,このプラネタリウムを中心とするこの内容でなければ西口のいろんな事業がうまくいかないんだ,人を集客できないんだ,にぎわいの創出ができないんだという自信を持って提案しているという熱意,その必要性,これも若干理事者の説明の中では不足していると私は感じております。  以上,申し上げましたような状況の中で,今回,予算計上がされております。その予算については,もちろん動議を出しているわけですから一部理解できない部分があるということで,このまま設計に入るとすれば,これは,私は何もにしきの御旗をひけらかすわけではありませんが,市民の求める期待感あふれる西口再開発事業からますます遠ざかることになるのではないかという懸念を抱いております。理事者の皆さんと議会とで,もっともっと詰めた深い議論を進めることで,市民の皆さんにも理解を求めていけるということになるのではないでしょうか。  以上の理由から,第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算,福井駅西口中央地区市街地再開発事業における市施設整備検討業務等に係る予算2,153万3,000円を削除することと,再度申し上げますが,議会との議論を十分深め,そして理解度を深めていただきたい。手法は,理事者と私たち議会の中ではいろいろあると存じます。  次に,修正内容についてですが,今ほども申し上げましたが,お手元に配付してありますとおり,福井駅西口中央地区市街地再開発事業6億7,230万円のうち,市施設整備検討業務等に2,153万3,000円を計上してありますが,これを削除し,削除した結果は6億5,076万7,000円に減額修正をしていただけないものかというものです。総額についても,削除したあとの額は1,032億6,446万7,000円となります。  以上,提案理由及び内容についての説明を終わります。現状を踏まえ,一人でも多くの議員の方々の御賛同をお願いするものであります。 ○議長(加藤貞信君) それでは,先ほどの各委員長報告並びにただいまの第1号議案に対する修正案の説明に対し,質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております第1号議案に対する修正案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは,第1号議案及び第1号議案に対する修正案については,討論の通告がありましたので,許可します。  23番 野嶋祐記君。  (23番 野嶋祐記君 登壇) ◆23番(野嶋祐記君) 志政会の野嶋でございます。  私は,ただいま討論の対象となっております第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算について賛成し,修正案に反対の立場から,公明党,立志会,政友会,志政会の4会派を代表いたしまして討論を行います。  平成24年度各会計予算につきましては,さきの提案理由の説明の中で,第六次福井市総合計画に掲げた将来都市像「自然・活気・誇りにみちた 人が輝く かえりたくなるまち ふくい」を実現するための礎となる予算として位置づけられたとのことであります。また,東村市政2期目の最初の予算であり,年度当初予算として市民生活に直結するものとして,大変重要なものとして私自身も理解をしているところでございます。  特に,平成24年度福井市一般会計予算におきましては,第六次福井市総合計画の実施計画を基本とし,「希望と安心のふくい」創造に掲げた4つの柱を重点施策として推進するとのことでありました。  しかしながら,景気低迷による税収の低迷,少子・高齢化社会への対応として社会保障費の増大,公債費など義務的経費の伸びなどにより,依然として厳しい財政運営を強いられているものと推察をしているところであります。  そのような中で,事業の必要性,緊急性などを検討し,未来の福井にとって今やるべきこと,必要と判断されるものを多種多様な視点で選択されつくり上げられたものと思っております。  議論の対象となっている福井駅西口中央地区市街地再開発事業の事業計画案について市長は,この10年間のさまざまな議論の集大成として提案をしたものであり,西口再開発ビルと西口駅前広場が一体となって,福井の魅力を内外に発信する,まさに県都の玄関口にふさわしい整備となるものと確信しております。  また,悲願であった北陸新幹線の福井延伸が示され,平成30年の福井国体を迎えるためにも,この西口再開発事業をぜひ実現させ,魅力あるまちづくりの推進にスピード感を持って全力で取り組んでいくと力強く述べられておられます。  本事業に関する都市計画変更についても,去る3月14日の福井市都市計画審議会において了承され,既に16日に変更告示がなされたところです。また,現在,再開発準備組合においても,再開発組合設立の認可申請や事業パートナーとして特定業務代行者の選定が行われているところであり,4月には決定予定と聞いているところであります。  このような状況を受け,再開発準備組合はすぐにでも組合認可申請を提出しようという状況であります。  個々の市施設の具体的な内容については,一部さらに検討を深めるべきという部分があることも確かですが,このことについては理事者から,来年度,専門家や関係者などから幅広く意見を聞きながら,各施設の具体的な内容や運営方法などについて詳細に詰めていく旨,説明がなされたところであります。  現在の厳しい経済状況や地権者等の状況も踏まえると,まずは西口再開発事業の事業化を進めることが不可欠であり,これを阻害するようなことは決して行うべきものではありません。  理事者から提案されている,平成24年度福井市一般会計予算における福井駅西口中央地区市街地再開発事業の予算内容は,土地の再取得費,組合に対する事業補助金及び市施設整備検討業務費で,合計約6億7,000万円が計上されております。  この予算のうち,特に市施設整備検討業務を削除することになると,市施設をよりよいものにするという重要なテーマについて検討や議論すらできなくなることになります。これは,やっと動き始めた西口再開発事業を膠着させ,駅周辺全体の活性化に大きな打撃を与えることになり,極めて不適当なものと考えます。  悲願であった北陸新幹線の事業化とえちぜん鉄道の高架化もあわせ,駅周辺整備についてはやっと方向づけができようとしております。西口再開発事業を中核プロジェクトとして,国体までには駅前の市街地が一新できる目途がようやくつこうとしている中で,西口再開発の事業化を遅延させることは,絶対にすべきではありません。  以上のことから,福井駅西口中央地区市街地再開発事業を推進するため,第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算について賛成し,修正案に反対するものであります。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,私の討論を終わります。 ○議長(加藤貞信君) 14番 鈴木正樹君。  (14番 鈴木正樹君 登壇) ◆14番(鈴木正樹君) 日本共産党議員団の鈴木正樹です。私は,ただいま討論の対象となっております第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算に反対する立場から討論を行います。  平成24年度の一般会計予算のうち,小・中学校にクーラーを設置する暑さ対策事業や子ども医療費の中学校卒業までの助成や東安居団地整備事業などについては賛成です。  しかし,今,2年前のリーマン・ショックから続く長引く不況で,この福井市では市民所得が低下し,市民の購買力は縮小。それに伴い,中小零細企業は倒産や廃業も高どまりが続き,福井市の地域経済は苦境に立たされ続けています。  このような中,市民が切望しているのは,市民の暮らしや家計を温めるための施策と予算であります。ところが,平成24年度の一般会計予算は,市民生活や地域経済への支援策に思い切った取り組みが見られないばかりか,新たな負担増を計画し,市民の家計をさらに冷え込ませ,地域から購買力を奪う予算編成となっています。  新年度から市が計画する国民健康保険税の値上げは,1人平均8,300円,総額4億5,000万円,9.8%の値上げです。2年前に16%の値上げを行ったばかりであり,市民にはたび重なる値上げの負担増となります。介護保険料も基準額4,400円を5,560円へと26%もの大幅値上げです。介護保険料は,年金から天引きされるため,一定以上の年金受給額があれば低所得者であっても有無を言わさず取られます。ただでさえ少ない年金から,取られるものばかりふえていく。国保税や介護保険料などの値上げのたびに,どうやって生活していこうかと不安になる。市内の70代男性の声です。議会でも何度も指摘してきましたが,国民健康保険加入者の年間所得は,200万円以下が約4分の3,100万円以下が約半分と圧倒的に低所得者が多く,生活保護世帯以下の所得状況であっても課税されるため,払いたくても払えないとの声が後を絶ちません。そもそも高過ぎる国保税をさらに値上げすることは,市民生活をさらに追い詰めるものであり,許されることではありません。一般会計からの繰り入れをさらにふやし,値上げはやめるべきです。  介護保険料においても,県にまだ残っている13億円にも及ぶ財政安定化基金をさらに取り崩して保険料引き下げの財源とすること,そして隣の永平寺町のように介護給付金事業などを行うことによって,間接的にでも負担増を和らげる施策を強く要望するものです。  国保税も介護保険料も,市民生活に直結する値上げを防ぐための努力が不十分です。また,国民健康保険税や介護保険料の大幅値上げについて,市は市民への周知徹底の努力をせず,議会で提案して可決されれば新年度から値上げです。議会答弁では,値上げしてから説明するという態度であり,市民の暮らしに密接にかかわる国保税や介護保険料の値上げについて,市民に説明し,理解を得る努力すら果たそうとしないことは,行政運営のあり方としても許されるものではありません。そのことを厳しく指摘するものです。  市内企業の支援の状況はどうでしょうか。商工費中,制度融資預託金と職員給与費を除くと,その多くは企業立地支援事業に費やされています。企業立地支援事業は,県外大手企業優遇の制度となっており,市内中小企業の経営支援にこそ,今手厚い対策が必要ではないでしょうか。中小企業振興条例の制定と市内企業すべてを対象とした訪問調査を基礎として,中小業者の支援策を体系的に,抜本的に拡充する必要があります。  また,全国各地で行われている,地域経済に広い経済効果を生み出す施策に取り組む姿勢も依然として弱いままです。現在の福井市の住宅リフォームに対する補助制度は,使える範囲が限定されるため,全国で広がっている幅広い住宅リフォームを助成の対象とした制度とは,その件数も経済効果の広がりも圧倒的に小さいものです。全国300以上の自治体が取り組み,現在も取り組む自治体がふえ続けている幅広い住宅のリフォームに対する助成制度をこの福井市でも創設し,地元中小業者の仕事づくりをさらに拡大することを強く求めるものです。  市民の暮らしと地元中小業者の経営は,この福井市の経済の土台です。ここを温める予算こそ必要であることを強く訴えるものです。  国が予算を縮小するに伴い,福井市も雇用対策の予算を大幅に削減しますが,不況が続く中で,その事業の必要性は失われていません。国が削減した分を市独自で予算を増額してでも対応するべきです。  そして,平成23年度予算と平成24年度予算を比べますと,全体の職員数は2,604人から2,555人へとさらに削減する計画です。後の第47号議案,第48号議案にもあるように,市の組織改編で美山,清水,越廼の合併3地区の総合支所の産業建設課を廃止するとしており,その廃止による人員削減も含むものです。このような合併地区から建設や産業を専門とする部署がなくなれば,除雪や道路の補修などへの迅速な対応など,行政サービスの低下は避けられません。また,職員削減が進み,一人一人の担当する仕事がふえ続ける中で,今年度の長期病休職員も62人と高どまり,その約半分の30人は精神疾患であります。職員削減による多忙化が深刻な事態をつくり出しており,職員の削減ではなく,必要な部署には増員してこそ,市民の願いにこたえることができるのではないでしょうか。また,近年のゲリラ豪雨や大規模災害への対応も困難になるおそれがあり,職員の削減をやめるべきです。  さて,市民生活応援が十分でない中で,西口再開発事業,そしてうまくいかない土地区画整理事業などの大型開発には,引き続き巨額の税金投入が続けられていることは市民の願いに反するものであり,許されません。  宅地造成特別会計に11億9,000万円余りを繰り出すことが計上されていますが,土地区画整理事業の保留地の処分率は市場周辺地区65.2%,森田北東部地区では25.6%と,事業の進捗率が8割,9割であるのに比べて大きくおくれています。市民のニーズとかけ離れて事業を推進してきたことは明らかです。土地は売れなくとも事業を進めてきた結果,一般会計と宅地造成特別会計の合計で総額216億円にも及ぶ巨額の借金をつくり,年間の利子の支払いだけで2億5,000万円にも及びます。森田北東部地区については,一定の期間延長を明らかにしましたが,このような多額の借金をしてまで進めるやり方を改め,土地の売れ行きに合わせて年間の事業計画を縮小することこそ必要であります。  同じく,福井駅周辺整備特別会計に6億6,000万円余りを繰り出す予算が計上されていますが,この予算案の多くは,福井市が現在示しているプラネタリウムを含む西口再開発ビル計画を進めるための移転補償費や設計費などです。西口再開発ビルの計画概要は,建設費総額81億円に対し,市施設の総額は64億円と,民間が事業主体である再開発ビル建設費の約8割を市民の税金によって建設しようとするものです。しかし,プラネタリウムを初めとした市の計画には,市民から批判の声も多く,2月21日の市の説明会では,プラネタリウムに批判的な意見が市民から多数寄せられており,現在の市の計画が市民的な賛同を得ている状況にないことは明らかであります。  そのような中で,64億円もの巨額の税金を投入することは,市民の理解を得られるものではありません。現計画を白紙に戻し,広く市民とともに議論しながら計画を練り直すことを強く求めるものです。  市民生活には,国保税や介護保険料の値上げを行い,負担増を押しつけながら,市民の望まぬ大型開発には借金を重ねてまで巨額の税金投入を行う。この福井市政のあり方を厳しく批判し,このような予算の削減こそ強く求めるものです。  さて,ただいま皆川議員が提案されました第1号議案の修正案は,私たち日本共産党議員団が求める予算の組み替えから見れば,その修正はごく一部であります。しかし,西口再開発ビルにプラネタリウムでいいのかという市民の願いの反映でもあります。その一点で,修正案に賛成する立場を表明して,第1号議案福井市一般会計予算に反対する,日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(加藤貞信君) 24番 堀川秀樹君。  (24番 堀川秀樹君 登壇) ◆24番(堀川秀樹君) 市民クラブの堀川でございます。  私は,ただいま討論の対象となっております第1号議案 平成24年度福井市一般会計予算中,福井駅西口中央地区市街地再開発事業に対する修正案について,賛成の立場から討論を行います。  福井市中心市街地活性化基本計画は,地域を取り巻く環境の変化等により停滞感は否めません。やはり中心市街地を活性化させるためには,お客様がそこに訪れる目的づくりが急務と考えます。現中心市街地活性化基本計画においては,商業の活性化による中心市街地の活性化の側面が弱くなっていると思われ,西口再開発ビルの期待度は高まるばかりであります。しかし,現計画の中でプラネタリウムに対する市民の目は冷ややかであり,コンテンツや教育施設内容は,別途費用がかかるにもかかわらず試算もなく,不透明な状態であります。  プラネタリウムにおいて初期投資額15億円,維持管理費年間7,000万円は,福井市が目指す身の丈再開発とはかけ離れていると思えてなりません。  また,総合ボランティアセンターは,その中枢となる協力者たち,協力団体の声が反映されず,不満の声が上がっています。多目的ホールに至っては,多目的であるがゆえに,それぞれの使用者にとっての使い勝手の悪さと客席の少なさがイベントの不採算を招くとの指摘もございます。1階の駐輪場に至っては,坪単価109万円もの場所が駐輪場としてふさわしいとは思えません。年間の来館者の想定数も,決して成功事例とは言えないあのアオッサの160万人を大きく下回るものであります。  このようなことから,県都福井市のランドマークとしてとてもふさわしいと思える建物ではありません。よって,現在計画されております公共施設の内容に対し,いま一度見直しを含め,福井市都市計画審議会の中で附帯事項の中に市民の意見を聞くということが織り込まれていたことを重く受けとめ,議論の中から市民に期待していただける施設の構築を強く求めるものであります。  以上のことから,福井駅西口中央地区市街地再開発事業に対する修正案に賛成するものであります。議員各位の御賛同をいただきますよう心よりお願いを申し上げ,私の賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(加藤貞信君) 以上で討論を終結します。  それでは,採決します。  第1号議案に対する修正案について賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  数を確認しますので,そのままでお待ちください。  着席してください。  起立少数であります。よって,第1号議案に対する修正案は否決されました。  それでは,採決します。  第1号議案に対する予算特別委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおり可決であります。  お諮りします。  第1号議案は,予算特別委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  数を確認しますので,そのままでお待ちください。  着席してください。  起立多数であります。よって,予算特別委員長の報告どおり決しました。  お諮りします。  第3号議案,第6号議案,第13号議案,第19号議案ないし第22号議案,第24号議案ないし第27号議案,第30号議案ないし第46号議案,第81号議案,第84号議案,第86号議案ないし第88号議案,第90号議案ないし第92号議案,第36号報告,請願第4号,請願第5号,陳情第4号については,討論の通告がございませんので,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  それでは,採決します。  第3号議案,第6号議案,第13号議案,第19号議案ないし第22号議案,第24号議案ないし第27号議案,第30号議案ないし第46号議案,第81号議案,第84号議案,第86号議案ないし第88号議案,第90号議案ないし第92号議案,第36号報告,請願第4号,請願第5号,陳情第4号に対する委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおりそれぞれ可決,承認,採択,継続審査であります。  お諮りします。  以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,各委員長の報告どおり決しました。  それでは,第2号議案,第4号議案,第5号議案,第7号議案ないし第12号議案,第14号議案ないし第18号議案,第23号議案,第28号議案,第29号議案,第80号議案,第82号議案,第83号議案,第85号議案,第89号議案,請願第6号,陳情第3号,陳情第5号ないし陳情第7号については,討論の通告がありましたので,許可します。  14番 鈴木正樹君。  (14番 鈴木正樹君 登壇) ◆14番(鈴木正樹君) 日本共産党議員団の鈴木正樹です。私は,ただいま討論の対象となっております第2号議案 平成24年度福井市国民健康保険特別会計予算を初めとする第4号議案,第5号議案,第7号議案ないし第12号議案,第14号議案ないし第17号議案 平成24年度各特別会計予算,企業会計予算,第80号議案 平成23年度福井市一般会計補正予算を初めとする第82号議案,第83号議案,第85号議案 平成23年度各会計補正予算,第18号議案 福井市債権管理条例の制定について,第23号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について,第28号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について,第29号議案 福井市介護保険条例の一部改正について,第89号議案 工事請負契約の締結についての各議案,そして請願第6号 介護保険料値上げ案を撤回し,介護保険制度の充実を求める意見書提出についてを初めとした陳情第3号,陳情第5号ないし陳情第7号を不採択とした委員長報告にいずれも反対する立場から,一括して討論を行います。  先ほどの第1号議案で述べたように,長引く不況により市民の暮らしや市内の中小零細企業の経営が苦しい中にあって,市民の暮らしや家計を温めるための施策が切望される中でも,福井市の予算は市民生活や地域経済への支援策に思い切った取り組みが見られないばかりか,新たな負担増を計画し,市民の家計をさらに冷え込ませるものとなっています。その最たるものが,先ほど述べました国民健康保険税と介護保険料の値上げです。  このような値上げを防ぐべく,一般会計からの繰り入れをふやす,県の基金をさらに思い切って取り崩す,介護給付金事業などで間接的にでも負担を軽くするなど,市民の家計に対する最大限の配慮と努力が見られません。市民に大幅な負担増を押しつけ,地域経済に大きなマイナスとなる第2号議案 平成24年度福井市国民健康保険特別会計予算と第5号議案 平成24年度福井市介護保険特別会計予算に強く反対するものです。  市民生活応援が十分でない中,西口再開発ビルや土地区画整理事業などの大型開発には,引き続き巨額の税金投入が続けられています。第9号議案 平成24年度福井市宅地造成特別会計予算においては,約28億円の予算を組んでいますが,森田北東部地区や市場周辺地区の保留地の売れ行きは伸び悩むままであり,その事業の多くを借金で進めるという状況になっています。期間の見直しだけでなく,事業の規模縮小も含めて見直しを行うよう求めるものです。  第14号議案 平成24年度福井市福井駅周辺整備特別会計33億円余りは,西口再開発ビル計画を進めるための移転補償費を中心として組まれたものですが,プラネタリウムを初めとした現在の計画に市民の賛同は得られている状況にはなく,多額の税金投入に市民の理解を得られるはずはありません。大型開発よりも,市民の暮らしや中小企業を応援する予算と施策こそ必要であり,各特別会計予算に反対するものです。  下水道事業,ガス事業,水道事業の各企業会計では,引き続き耐震化工事がおくれています。特に,水道管の耐震工事は,到達率も低く,その進捗率は基幹管路で22.6%と非常に低い状況です。国に対して補助拡大を求めるなどの進捗を早めるための努力を尽くすべきです。また,私たち日本共産党議員団は,清水地区にもともとあった真栗や片柏などの浄水場の供給量と市が県から買っている日野川用水の供給量を合わせると需要を大幅に上回っていることについて指摘してきましたが,その余っている水を20億円以上かけて安居地区,大安寺地区へ送水しようとする計画とのことです。必要もない水をわざわざ福井県から買い,その余った水を多額の費用をかけてまで利用しようとすることは,二重に無駄遣いです。そのような計画に使う予算があるなら,おくれている水道管の耐震化にこそしっかりと予算を差し向けるべきです。日野川用水については,福井県に対して買い取り単価の引き下げと購入量を減らしてほしいことをしっかり求めて交渉すべきです。  そして,水道,下水道,ガスといったライフラインにかかわる企業会計の分野でも職員削減が進められています。いざという災害対応などの緊急時に市民の安心・安全を守る体制が弱くなることは否めません。ライフラインなどにかかわるこの分野の職員削減をやめるよう強く求めるものです。  第18号議案 福井市債権管理条例の制定については,市民税や国保税,保育料といった各種の市の債権をまとめて取り立てるための条例であります。予算特別委員会でも議論させていただきましたが,福井市の納税課では,去年の差し押さえ件数が1,300件を超え,市として税金等の徴収を強化しています。しかし,市の税収の落ち込みの本当の理由は,この福井市全体の経済の落ち込みです。市民生活が苦しくなっている結果なのです。そのときに取り立ての効率化と強化ばかりを進めようとする市の姿勢に対して,厳しく反対するものです。予算特別委員会でも求めた,盛岡市や豊岡市のような借金の相談,生活の相談をしながら市民の生活の立て直しを市職員がともに行いながら納税を促す総合的な支援の枠組みづくりこそ強化することを強く求めます。
     第23号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正については,震災復興の予算として市民税の均等割分を3,000円から3,500円へと500円引き上げるとともに,国の法人税率の引き下げに伴い,法人市民税の減収分の一部をたばこ税の取り分を変えることによって補おうとするものです。本来,震災復興のための予算は,国の責任でつくり出されるべきものです。大企業には減税,市民には負担増というやり方は認められません。防衛省が購入を進めている1機100億円と言われるF−35戦闘機を42機,計4,200億円以上で購入する計画や,一度は凍結された八ツ場ダム建設費など不要不急の大型開発や軍事費などの無駄を本気で削減すれば,震災復興予算をつくり出すことは可能です。このような大型開発や軍事費に巨額の税金を投入しながら,低所得者に負担の重い均等割の引き上げで震災復興予算をつくろうとすることは,政治の姿勢として許されるものではありません。  また,今回行われる法人税率の引き下げは,消費税増税と一体のものであり,消費税増税分の先食い予算とも言われるものです。一般質問でも述べたように,福井駅周辺の商店街では,消費税の増税分をまともに転嫁できると答えた商店はなく,消費が落ち込むことが不安だとの声が圧倒的でした。市民の暮らしや地元中小企業に重い負担を押しつける消費税の増税が,この福井の地域経済をさらに厳しい状況に追い込むことは明らかであります。社会保障の財源は,庶民や中小企業に重い消費税増税ではなく,法人税率の引き上げや所得税の最高税率の引き上げ,株式取引の利益に係る減税などを改め,大企業,大金持ちへの行き過ぎた減税を正してつくり出すことこそ,経済成長と社会保障の充実を両立できる道です。  よって,本議案に反対するものです。  第89号議案 工事請負契約の締結については,福井市クリーンセンター大規模改修工事をIHI環境・アサヒ・ススキ特定建設共同企業体と28億円余りで随意契約するものです。多額の工事費を必要とする大規模な工事ですが,CO2削減量が特定しにくいなどの理由から分割発注は検討しなかったとのことです。しかし,ごみ焼却施設というのは,施設の特殊性と継続性が求められるため,参入できる業者が限られてしまい,競争性が担保できないという特性があります。大規模な工事は,分割発注で特定の業者に工事が偏らないような配慮や,地域の業者に回せる工事がないかを掘り起こすなどの努力や研究があってしかるべきです。  よって,この議案に反対します。  最後に,請願第6号と陳情3件について,採択するべきとの立場から述べます。  まず,福井県社会保障推進協議会などが議会に提出した請願第6号 介護保険料値上げ案を撤回し,介護保険制度の充実を求める意見書提出について,陳情第6号 国民健康保険税の値上げ案を撤回し,社会保障としての国保制度確立を求めることについて,陳情第7号 介護保険料値上げ案を撤回し,介護保険制度の充実を求めることについての請願,陳情は,採択するべきです。国保税が高くて払えない,介護保険料の負担が重いという声は,市内の中小零細業者や高齢者から多く聞こえてきます。しかし,教育民生委員会では,市民生活への負担増に対する配慮ある発言はなく,市側の値上げ案を容認する議論に終始しました。市民の声を市政に届けるという議会としての責務をないがしろにするものであり,請願第6号,陳情第6号,陳情第7号を不採択とした委員長報告に反対するものです。  陳情第3号 看護師等の大幅増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書提出については,要旨で指摘されているとおり,医師,看護師,介護職員などの医療,福祉労働者の人手不足の実態が深刻なことが東日本大震災でも浮き彫りになりました。厚生労働省は,昨年6月の通知で,看護師等の勤務環境の改善なくして持続可能な医療提供体制や医療安全の確保は望めないとして,労働環境改善を喫緊の課題だと指摘しています。医療機関任せのこれまでのやり方では限界があることは明らかであり,労働時間の法改正を求めることは当然のことです。教育民生委員会で,陳情にあるようなことは国としてもやっている,国の議論を注視するとして不採択にしていることは,余りにも実態を見ない不見識な態度です。また,社会保障予算をふやす一方で国民負担をふやすというのは矛盾しているという意見がありましたが,そうではありません。第23号議案で述べたように,大企業や大資産家への行き過ぎた減税を正す,不要不急の無駄遣いを改める,税の集め方や使い方を見直せば社会保障予算をふやし,国民負担を減らすことを両立することは可能です。  陳情第5号 障害者総合福祉法(仮称)の制定等に関する意見書提出については,教育民生委員会では陳情要旨や国の法案についての議論を一切行わず,国の段取りの中でもう遅いとして不採択にしていることは,市民の切実な声をくみ上げるべき議会としての役割を果たしていません。  国の法案がこれまでの障害者自立支援法の違憲訴訟,その後の国との和解,障害者総合福祉法の制定に向けた総合福祉部会の提言をほとんど反映していないところに問題があり,陳情者がその内容を盛り込むよう求めているのは,当然のことであります。  国の法案は,国民から強い批判を浴びた障害者自立支援法,現行制度を延命させるものであり,陳情を不採択にすることは国の法案ややり方を是とする意思表示ということにほかなりません。よって,採択するべきです。  以上,議案と委員長報告に反対する理由を述べまして日本共産党議員団を代表しての私の討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(加藤貞信君) お諮りします。  第2号議案,第4号議案,第5号議案,第7号議案ないし第12号議案,第14号議案ないし第18号議案,第23号議案,第28号議案,第29号議案,第80号議案,第82号議案,第83号議案,第85号議案,第89号議案,請願第6号,陳情第3号,陳情第5号ないし陳情第7号に対する委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおり,それぞれ可決,不採択であります。  お諮りします。  以上の各案件は,各委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  起立多数であります。よって,各委員長の報告どおり決しました。  それでは,第47号議案,第48号議案については,討論の通告がありましたので,許可します。  11番 堀江廣海君。  (11番 堀江廣海君 登壇) ◆11番(堀江廣海君) 一真会の堀江でございます。私は,ただいま討論の対象となっております第47号議案 福井市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について及び第48号議案 福井市部設置条例の一部改正について,反対の立場から討論をいたします。  農業は,日本人の主食である米を初め野菜や肉の生産など,日本人の生活に欠かせない産業であります。  しかし,現実には,国内総生産全体に占める農業総生産の割合は,1960年の9%から今日1%にまで減少いたしております。また,1980年に約700万人あった農業就業人口は,2008年には約300万人と半減し,このうち約半数の140万人が70歳以上の高齢者,20年後を担う39歳以下のそれは,わずか35万人にすぎないという状況にあります。  これに伴い,耕地面積も1950年代の8割にまで落ち込み,2010年における耕作放棄地の面積は約40万ヘクタールと,隣県,滋賀県の面積に匹敵する数字となっています。今や日本の農業は,衰退に歯どめがかからない状況にあります。  とりわけ食料自給率の問題は深刻で,カロリーベースで申し上げますと,1965年に70%を超えていたものが40%にまで低下いたしました。この数字は,主要先進国の中でも著しく低い水準にあり,2007年から2008年にかけての食料国際価格の高騰やレアアースにおける中国の輸出制限,イランのホルムズ海峡封鎖といった国際社会の動きを見ますと,今こそ基本的な食料は自国で賄うという原点に返って,国としての存立をかけ,農業の再生に取り組むべきであります。  加えて,TPP,環太平洋戦略的経済連携協定の問題があります。  確かに日本の国土は狭く,急峻な山地を抱え,必ずしも農業に適しているとは言いがたい状況にありますが,ここまで日本の農業が衰退した背景には,戦後の農業政策の失敗があると指摘されております。  これまでとられてきた高い関税による農産物の輸入抑制や米価維持を目的とした減反政策,農業者戸別所得補償制度を初めとする手厚い助成金は,小規模な兼業農家の保護策としての効果しか果たし得ず,専業農家の意欲をそぎ,生産規模の拡大や農業経営の効率化を妨げてきました。  その結果,2007年における我が国の農家1戸当たりの農地面積1.8ヘクタールは,もちろん広大な国土を有するアメリカやオーストラリアに及ぶべくもありませんが,EUとの比較においてもわずか9分の1であり,こうした耕作面積の極端な狭さが,農業の生産性を下げ,国際競争力の低下を招いたと言われております。  現状のまま,農産物の輸入自由化がなされれば,日本農業が壊滅することは,火を見るより明らかであります。さらに,こうした日本農業の弱者のイメージと将来への危機感が,若者の農業離れを招き,さらなる衰退に陥るという負のスパイラルの要因ともなっています。  TPPの結果いかんにかかわらず,この負のスパイラルから脱却し,農業を本当の意味での持続可能な産業とするためには,国際競争力のある農業を育成し,農産物輸出を強化,拡大することが重要であります。  消費や販路の拡大を目指した農商工連携といった小手先の政策ではなく,戦後日本の農業政策をドラスチックに転換し,農業経営基盤の抜本的な強化が求められます。  特に,米作が中心で,兼業農家の割合が高い本市は,戦後農政の結実と言えようかと思いますが,こうした本市において農商工連携の推進は,経営基盤強化の柱となるとは思えません。  そしてまた,北陸新幹線の問題があります。  福井市の南部地域は,これまでにJR北陸本線,国道8号バイパス,北陸自動車道と3度にわたって地域が分断され,農地が断ち切られてまいりました。今回の北陸新幹線の整備で4度目になります。  しかし,市の農政担当部が,現在の農業の置かれた立場,今後の進むべき方向性を考え,営農の集約化や圃場の再整備等を通した経営基盤の強化,生産効率の向上に真摯に取り組めば,地域分断というマイナス要因をチャンスに変えることができるのではないかと思います。  これまで述べてまいりましたように,農業を真に戦略的に持続可能な産業とするため今必要なことは,もちろん漫然とこれまでの農業振興策を継続することではありませんが,農商工連携でもありません。海外との輸出競争に耐えられるぐらいの強い農業を目指すことが第一であります。  農業のほかに,林業の問題もあります。  森林大国と言われている日本ですが,林業は農業以上に惨たんたる状況にあります。  近年,洪水やがけ崩れが頻発していますが,その要因の一つには,森林が有する保水力,水源涵養機能の低下が上げられていますし,森林の持つ二酸化炭素固定機能の低下が地球温暖化につながっているとの指摘もあります。  林業は,木材や特用林産物の生産という産業活動としての側面にのみ着目することなく,森林資源の育成や森林の持つ公益機能の保持といった公的役割,安全・安心のまちづくりに資する産業として早急に再生を図るべきであります。農商工連携といった枠組みの中におさめることは,大きな誤りであります。  確かに,農業,林業,水産業の振興に対する現行の農林水産部の取り組みに満足しているかと問われれば,とても満足はいたしておりません。産業振興に対する商工労働部の取り組みにも不満はあります。しかし,うまく回らない2つの部を農商工連携といった政策的なはやりの中で統合してみても,とても仕事が進むとは思えません。農林水産部として今何をなすべきか,農業,林業,水産業のあるべき姿,今何が求められているかを原点に立ち返ってよく考えていただき,一つの部としてしっかりと責任を担う体制の中で,その実現に努めるべきであります。  したがいまして,突然,しかも何の議論もなく提出された農林水産部と商工労働部を統合する本案件については,断固,反対いたします。  以上申し上げまして,私の討論とします。 ○議長(加藤貞信君) 28番 宮崎弥麿君。  (28番 宮崎弥麿君 登壇) ◆28番(宮崎弥麿君) 志政会の宮崎弥麿でございます。私は,ただいま討論の対象となっております第47号議案 福井市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について及び第48号議案 福井市部設置条例の一部改正について,公明党,立志会,政友会,志政会の4会派を代表いたしまして賛成の立場から討論を行います。  このたびの組織機構の改正につきましては,2期目を迎えた東村市政において,第六次福井市総合計画実施計画,「希望と安心のふくい」創造マニフェスト工程表に着実に取り組み,また実現していくための基盤づくりというふうに理解しております。  その主な内容を見てみますと,1つには,市長政策局の新設が挙げられます。ここでは,市長の強いリーダーシップのもと,市政の重要課題に積極的に取り組んでいただけるものと期待しております。  特に,局内の組織として危機管理室を位置づけた点につきましては,大いに評価し,期待を寄せております。多くの災害現場では,行政機能の混乱がその被害の拡大と長期化を招く一つの要因になっていることから,日常的なトップマネジメント体制を運用する中で,市民の負託にこたえられる危機管理体制の確立を目指していただきたいと考えております。  次に,農商工労働部の新設ですが,長引く景気低迷や国際情勢の不安定化により,国を初め地方の経済も大きな打撃を受けております。本市の状況を見てみましても,農業,商工業ともに厳しい状況が続いており,行政としての積極的な姿勢に期待をしていたところであります。  国では,農商工連携による6次産業といった新しい考え方が形になろうとしております。分野の違う産業をつなげて新しいものを生み出すことは大変に難しい課題であると思いますが,ここでもトップマネジメントを機能させながら,十分な政策連携のもと,本市産業のさらなる活性化に取り組んでいただきたいと考えております。  今,TPP問題につきましても,まだ国が結論を出しておりませんので,これについて私のほうから物を言うつもりはございません。  次に,観光文化部の新設ですが,地方の都市にとりまして観光行政は欠かすことのできない重要な施策と言えます。また,地方には貴重な歴史や文化が眠っており,多くの都市で観光分野での展開が図られております。都市間競争という観点で言えば,全国に通用するイメージアップ戦略が不可欠であり,北陸新幹線の金沢−敦賀間の開業に向けて,他市に優位な文化遺産を活用したさらなる観光振興を図り,厳しい時代に生き残れる都市づくりが喫緊の課題であると考えます。  観光は,あらゆる政策と関連する要素を持っております。このたびの組織改正では,観光を文化と統合しているわけですが,その体制を主体としながら,ここでもトップマネジメント体制を機能させて,幅の広い観光振興を進めていただきたいと切にお願いをするところであります。  今回の福井市部設置条例の改正議案につきましては,2期目のスタートを切った東村市長が考えるまちづくりを実行,実現するための組織に係る提案であり,その構想と熱い思いを実現させるための基盤づくりであります。  加えて,2期目最初の予算を編成されたわけです。この予算にかける市長の意気込みはいかばかりかと推察をしているところであります。  平成24年度予算を市民生活の向上に向けて実効あるものとしていくためには,提案されている組織改革が必要なものと認識しているところであります。  組織は人なりと申します。この市長の気持ちを十分に理解し,職員が一丸となって全力で市長を支えることが,組織の重要な役割であると考えております。このようなことを市長初め職員が肝に銘じ,よりよい市政運営に邁進してほしいと思います。  私といたしましては,新しい組織の機動性や実効性については,今後しっかりと検証し,必要に応じて厳しい意見も申し上げていくつもりでございますが,今般の提案は,東村市長の目指すまちづくりを実現させるために,市政の最高責任者が責任を持って組み立てた新しい組織機構であることを尊重し,本議案に賛成するものであります。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,私の賛成討論を終わります。ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○議長(加藤貞信君) 32番 西村公子君。  (32番 西村公子君 登壇) ◆32番(西村公子君) 日本共産党議員団の西村公子です。私は,ただいま討論の対象となっております第47号議案 福井市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について及び第48号議案 福井市部設置条例の一部改正について,日本共産党議員団を代表して反対の立場から討論を行います。  これらは,いずれも第六次福井市総合計画の実施計画や東村市長のマニフェスト実現のために組織機構を変えようというものですが,市民の声に反するものであり認められません。以下,問題点について述べます。  まず第1には,市政の最大の課題として北陸新幹線建設を位置づけて推進する体制づくりになっている点です。  北陸新幹線延伸については,このほど市長は並行在来線の経営分離に同意しましたが,本定例会で明らかにしたように,建設費が大幅に増加すること,第三セクター化に伴う自治体の負担が幾らになるのかわからないこと,国のフリーゲージトレイン導入検討など新たな問題が出てきています。新幹線は急ぐ必要はないという市民の世論に反するやり方を改めるべきです。  第2に,各総合支所の産業建設課をなくし,総務部の出先機関にするという見直しです。合併した清水地域,越廼地域,美山地域の住民サービス低下につながるものであり,認められません。  近年の豪雨災害がありましたが,災害に対する体制,対応に不安を持つ住民の声に反するものであり,むしろ強化をするべきです。総務課に技師を一人ずつ配置する程度では,住民の不安を払拭することはできません。  第3に,商工労働部と農林水産部を統合して農商工労働部にするという点では,連携が必要と言いますが,農業,商工業それぞれを振興してこそ連携した取り組みが可能になります。基幹産業としての農業,地域経済を担っている商工業という広範囲な部では,対策が弱まる方向だとしか見えません。  第4に,観光文化部の創設についても,文化の考え方が狭められる懸念を持たざるを得ません。これまでの市民全体を見渡した文化から観光資材としての文化という考え方に変わってしまったと市民に受け取られかねないやり方はやめるべきです。  組織機構は,地方自治体本来の役割である住民福祉の向上という立場を堅持したもの,そしてまた,市民にわかりやすいものでなければ,市民の理解と協力を得ることはできないということを強く指摘して,私の日本共産党議員団を代表しての討論を終わります。 ○議長(加藤貞信君) 以上で討論を終結します。  それでは,採決します。  第47号議案,第48号議案に対する委員会の審査結果は,お手元の報告書のとおり可決であります。  お諮りします。  第47号議案,第48号議案は,委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  数を確認しますので,そのままでお待ちください。  着席してください。  起立少数であります。よって,第47号議案,第48号議案は否決されました。 ────────────────────── ○議長(加藤貞信君) 次に,日程4 第49号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第49号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして,提案理由の御説明を申し上げます。  固定資産評価審査委員会委員の小池平造氏が3月31日をもって任期満了となります。つきましては,その後任として同氏を再び選任したいと存じますので,地方税法第423条第3項の規定により,議会の御同意を賜りますようお願い申し上げます。  小池氏は人格,識見ともに固定資産評価審査委員会委員としてまことに適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤貞信君) ただいまの説明に対し,質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております第49号議案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは,採決します。  ただいま議題となっております第49号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任については,小池平造君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,第49号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任については,小池平造君に同意することに決しました。  ただいま固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を得られました小池平造君からごあいさつを受けることにします。
    ◎小池平造 君 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま固定資産評価審査委員会委員に御同意を賜りました小池平造でございます。この委員会は,福井市の収入の大きな割合を占めている固定資産税につきまして,納税者からの不服に対する審査を行う大変大事な役割を持つ委員会でございます。納税者が納得して固定資産税を納めるため,市が適正な課税を実現するため,その役割は大変大きく,責務は重いものと認識しております。私,再任ではございますが,この責務を心に刻み,心を新たにして職務に邁進する所存でございます。どうか議員の皆様の御指導と御鞭撻を心からお願い申し上げまして,御礼の言葉といたします。ありがとうございました。(拍手) ────────────────────── ○議長(加藤貞信君) 次に,日程5 第50号議案 副市長の選任についてを議題とします。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第50号議案 副市長の選任について,提案理由の御説明を申し上げます。  昨今の地方分権改革の進展により,地方自治体が担う役割と責任が拡大する中で,組織運営面におけるトップマネジメント機能の強化が必要となっております。  本市におきましても,山積する重要課題の解決に向けて,トップマネジメント機能,また関係機関との調整機能の強化は喫緊の課題であるため,副市長を2人体制として組織運営を充実したいと考えております。  つきましては,2人目の副市長に山田義彦氏を選任いたしたいと存じますので,地方自治法第162条の規定により,議会の御同意を賜りますようお願い申し上げます。  山田氏は,地方自治に精通するとともに,人格,識見ともに副市長としてまことに適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤貞信君) ただいまの説明に対し,質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております第50号議案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは,採決します。  ただいま議題となっております第50号議案 副市長の選任については,山田義彦君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって第50号議案 副市長の専任については,山田義彦君に同意することに決しました。  ただいま副市長の選任に同意を得られました山田義彦君からごあいさつを受けることにします。 ◎山田義彦 君 ただいま選任の御同意をいただきました山田義彦でございます。  まず,歴史ある福井市議会の議場におきましてこうしてごあいさつをさせていただく機会を得ましたこと,厚くお礼を申し上げます。ありがとうございます。  県都福井市が将来に向かってさらに発展しようとしているこの大切な時期に副市長という重責を担わせていただくことになりました。光栄でありますと同時に,身の引き締まる思いでございます。東村市長のもと,市長が目指しております市民の方々が笑顔で暮らせる「希望と安心のふくい」創造に向けまして全力を尽くしてまいる所存でございます。議員各位の格別の御指導また御支援をよろしくお願い申し上げます。甚だ簡単ではございますが,お礼の言葉とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。(拍手) ────────────────────── ○議長(加藤貞信君) 次に,日程6 市会案第6号 特急列車廃止・削減に反対する意見書についてを議題とします。  お諮りします。  提出者の説明は,会議規則第37条第3項の規定により省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは,事務局に案文を朗読させます。  (事務局朗読)   特急列車廃止・削減に反対する意見書  JR西日本は,昨年7月5日,平成26年度末の北陸新幹線東京−金沢間開業後,北陸本線金沢以東の特急列車を寝台特急を除いて原則として運行しない方針を明らかにした。  このことは,北陸地域,関西,名古屋の利用者の間に大きな衝撃をもたらした。また,金沢以西についても,著しい利便性の低下から特急運行の削減のおそれが生まれている。  北陸本線には,現在,大阪・名古屋方面及び新潟・越後湯沢方面への特急列車が多数運転されている。そのため,「特急銀座」と呼ばれているほどである。これらの特急列車は,北陸地域の主要な都市を30分から1時間で連ねる特色を持っている。特に福井・石川・富山の3県もの県庁所在地を40分から50分で連ねる交通機関は全国に例を見ないものである。  もし,関西・名古屋方面からの特急「サンダーバード」や「しらさぎ」が金沢どまりとなったら,富山方面へは新幹線へ乗りかえることになる。列車が到着するたびに乗りかえ客や観光客で,狭い金沢駅構内は大混雑に見舞われると予測される。また,新幹線に乗ったとしても,この乗りかえのために所要時間の大幅な短縮は考えられない。  特に,特急「しらさぎ」の運転削減が実施されると,米原経由東京行きのルートをはばまれ,福井県の利用者は不利益を余儀なくされる。さらに,関西・名古屋方面からの観光客(利用者)の激減が予測される。  以上のことから,国がJR西日本に対し北陸本線の特急列車を廃止・削減させることなく,従来どおり運行させることを強く求めるよう要望する。  以上,地方自治法第99条の規定に基づき,意見書を提出する。  平成24年3月22日                  福井市議会 ○議長(加藤貞信君) それでは,市会案第6号について質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております市会案第6号については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは,市会案第6号について討論の通告がありましたので,許可します。  32番 西村公子君。  (32番 西村公子君 登壇) ◆32番(西村公子君) 日本共産党議員団の西村公子です。私はただいま討論の対象となっております市会案第6号 特急列車廃止・削減に反対する意見書について,賛成の立場から討論を行います。  JR西日本が北陸新幹線の金沢開業後,金沢以東の特急列車を原則として運行しないとの方針を昨年明らかにして以降,県民,市民の間で利便性の低下を心配する声が高まっています。意見書案で指摘しているとおり,金沢以東だけでなく,関西,名古屋方面からの「サンダーバード」や「しらさぎ」が金沢どまりになれば,福井県民だけではなく,その影響は多くの国民に及ぶことになります。今回,県内沿線市町が並行在来線の経営分離に同意をしてしまいましたが,JRの利益優先では住民の生活や経済を守れないことは明らかです。国がJR西日本に対して北陸本線の特急列車を廃止,削減させることなく,従来どおりの運行を求めると同時に,企業利益優先のやり方を改めるよう強く求めるべきです。  以上のことを強く求め,私の賛成討論を終わります。 ○議長(加藤貞信君) 以上で討論を終結します。  それでは,採決します。  市会案第6号については原案のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  ただいま可決しました市会案第6号の意見書における字句の整備並びに取り扱いにつきましては,議長に御一任願います。  以上をもちまして本日の議事日程は全部終了しました。  ただいま市長から発言を求められておりますので,許可します。  (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) 議長のお許しをいただきまして,平成24年3月福井市議会定例会の閉会に当たりまして,一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様には,2月21日に開会して以来,本日まで31日間にわたりまして各会計予算並びに重要案件を提案いたしましたところ,慎重な御審議をいただきましたことに対しまして,心から厚くお礼を申し上げます。  一般質問あるいは各委員会を通じてお寄せいただきました御意見,御要望につきましては十分に尊重し,市政に反映するよう最善を尽くす所存でございますので,議員各位のより一層の御支援をいただきますようお願い申し上げます。  さて,定例会開会のあいさつで御説明させていただいたとおり,平成24年度からの市政運営の具体的な事業計画である第六次福井市総合計画実施計画と「希望と安心のふくい」創造のマニフェスト工程表を策定いたしました。  社会基盤の整備を初め,子育て,教育,福祉,産業,環境など市民の皆様が安心して快適に生活できる施策を網羅しております。  中でも,今定例会でも多数の御意見を賜りました防災につきましては,市民生活の安全・安心の根幹を担うものであります。震災はもとより,津波災害や原子力災害など,あらゆる災害を想定の上,国や県と歩調を合わせて,今後,福井市地域防災計画をより実情に合ったものに見直してまいります。同時に,防災訓練や津波ハザードマップの作成など,平素からできる災害対策のほか,災害発生後には市民と一体となって被災に対処していける体制づくりに取り組んでまいります。  北陸新幹線の福井開業を初め,まちづくりがいよいよ本格化していく中,解決しなければならない課題も多数残っております。  私は,これからの市政運営に当たり,第六次福井市総合計画に掲げたふくいの将来像「自然・活気・誇りにみちた 人が輝く かえりたくなるまち ふくい」の実現に向け,全力で各事業の推進に邁進していく所存でございます。何とぞ議員の皆様には特段の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。  さて,日に日に春めいてまいり,足羽川の桜並木もそのつぼみを膨らませてきております。4月14日に開催されますふくい春まつりのハイライト第27回越前時代行列には,ちょうど満開の桜の下で勇壮たる武者行列の練り歩きが見られるのではないかと,今から楽しみにしているところであります。  結びになりますが,この時期は気候の寒暖の差が激しく,体調を崩しやすい時期でもあります。議員の皆様には,くれぐれも健康に留意され,御健勝で御活躍されますことを祈念申し上げまして,閉会に当たりましてのお礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長(加藤貞信君) 以上で会議を閉じます。  これをもちまして平成24年3月福井市議会定例会を閉会します。              午後4時13分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                  平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 △〔参照〕               各委員会審査結果報告書
             総    務    委    員    会 番 号件            名審査結果第18号議案福井市債権管理条例の制定について原案可決第22号議案福井市特別会計条例の一部改正について〃第23号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について〃第37号議案福井市火災予防条例の一部改正について〃第38号議案福井市消防手数料条例の一部改正について〃第45号議案福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について〃第46号議案福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約の変更について〃第47号議案福井市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について〃第48号議案福井市部設置条例の一部改正について〃第89号議案工事請負契約の締結について (福井市クリーンセンター大規模改修工事)〃陳情第4号停止中原発の運転再開を拙速に進めず,早急に「脱原発プログラム」を策定するよう求める意見書提出について継続審査          建    設    委    員    会 番 号件            名審査結果第20号議案福井市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について原案可決第21号議案福井市自動車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について〃第31号議案福井市道路占用料条例の一部改正について〃第32号議案福井市営住宅条例の一部改正について〃第33号議案福井市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について〃第34号議案福井市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について〃第35号議案福井市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例等の一部改正について〃第36号議案福井市水洗便所設備資金貸付条例の一部改正について〃第90号議案市道の路線の廃止について〃第91号議案市道の路線の認定について〃請願第5号特急列車廃止・削減に反対する意見書提出について採択        教   育   民   生   委   員   会 番 号件            名審査結果第19号議案福井市自然史博物館設置条例の全部改正について原案可決第24号議案福井市重度障害者(児)医療費等の助成に関する条例の一部改正について〃第25号議案福井市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正について〃第26号議案福井市母子家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部改正について〃第27号議案福井市児童館条例の一部改正について〃第28号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について〃第29号議案福井市介護保険条例の一部改正について〃第39号議案福井市学校設置条例の一部改正について〃第40号議案福井市公民館設置に関する条例の一部改正について〃第41号議案福井市スポーツ振興審議会に関する条例の一部改正について〃第42号議案福井市美術館の設置及び管理に関する条例の一部改正について〃第43号議案福井市立郷土歴史博物館の設置及び管理に関する条例の一部改正について〃第44号議案福井市図書館の設置及び管理に関する条例の一部改正について〃第88号議案福井市おさごえ民家園条例及び福井市一乗谷朝倉氏遺跡復原町並の設置及び管理に関する条例の一部改正について〃請願第4号公的年金の引下げに反対する意見書提出について継続審査請願第6号介護保険料値上げ案を撤回し,介護保険制度の充実を求める意見書提出について不採択陳情第3号看護師等の大幅増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書提出について〃陳情第5号障害者総合福祉法(仮称)の制定等に関する意見書提出について〃陳情第6号国民健康保険税の値上げ案を撤回し,社会保障としての国保制度確立を求めることについて〃陳情第7号介護保険料値上げ案を撤回し,介護保険制度の充実を求めることについて〃        経   済   企   業   委   員   会 番 号件            名審査結果第30号議案福井市集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決第87号議案福井市研修センターの設置及び管理に関する条例等の一部改正について〃第92号議案茱崎地先公有水面埋立地の用途変更に関する意見について〃        予   算   特   別   委   員   会 番 号件            名審査結果第1号議案平成24年度福井市一般会計予算原案可決第2号議案平成24年度福井市国民健康保険特別会計予算〃第3号議案平成24年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算〃第4号議案平成24年度福井市後期高齢者医療特別会計予算〃第5号議案平成24年度福井市介護保険特別会計予算〃第6号議案平成24年度福井市交通災害共済特別会計予算〃第7号議案平成24年度福井市競輪特別会計予算〃第8号議案平成24年度福井市簡易水道特別会計予算〃第9号議案平成24年度福井市宅地造成特別会計予算〃第10号議案平成24年度福井市中央卸売市場特別会計予算〃第11号議案平成24年度福井市駐車場特別会計予算〃第12号議案平成24年度福井市集落排水特別会計予算〃第13号議案平成24年度福井市地域生活排水特別会計予算〃第14号議案平成24年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算〃第15号議案平成24年度福井市下水道事業会計予算〃第16号議案平成24年度福井市ガス事業会計予算〃第17号議案平成24年度福井市水道事業会計予算〃第80号議案平成23年度福井市一般会計補正予算〃第81号議案平成23年度福井市国民健康保険特別会計補正予算〃第82号議案平成23年度福井市宅地造成特別会計補正予算〃第83号議案平成23年度福井市駐車場特別会計補正予算〃第84号議案平成23年度福井市集落排水特別会計補正予算〃第85号議案平成23年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算〃第86号議案平成23年度福井市ガス事業会計補正予算〃第36号報告専決処分の承認を求めることについて (平成23年度福井市ガス事業会計補正予算)承認...