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平成22年 5月12日 産業・観光対策特別委員会-05月12日−01号

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  1. 福井市議会 2010-05-12
    平成22年 5月12日 産業・観光対策特別委員会-05月12日−01号


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    DiscussNetPremium 平成22年 5月12日 産業・観光対策特別委員会 − 05月12日−01号 平成22年 5月12日 産業・観光対策特別委員会 − 05月12日−01号 平成22年 5月12日 産業・観光対策特別委員会             産業・観光対策特別委員会 顛末                             平成22年5月12日(水)                             第 2 委 員 会 室                             午前 10 時 02 分 開会 ○今村委員長 ただいまから産業・観光対策特別委員会を開会します。  それでは、本委員会に付託されております産業・観光対策に関する諸問題の中から、本日はバイオマスを活用した新たな産業の可能性について、観光入り込み数の状況・平成21年度主要事業の成果・平成22年度の取り組みについて及び雇用情勢から見た課題と平成22年度の取り組みについての3点について調査研究を行います。  なお、理事者におかれましては、報告また答弁は簡潔かつ的確にされますようお願いします。  それでは、お手元の調査案件表に従いまして調査に入ります。  まず、バイオマスを活用した新たな産業の可能性についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎西行マーケット戦略室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆下畑委員 いろいろと説明していただいたんですけれども、バイオマスに関しては今までも一般質問でも結構出てきまして、環境問題として出てきたんですけれども、現在もこうやって研究されて、交付金を活用しての研究をしているんですけれども、福井市としては燃料にするための生産コストが非常に高くなることから、バイオ燃料として利用可能な作物生産の具体的な計画は、現在はないということも聞いているんですね。やはり具体的な課題には、どうしても今言った対象バイオマスを収集したり、バイオ燃料にするための生産コストが非常に高くなるということが問題です。それで、実際これらを調査分析して、こうやって資料に例として載っていますけれども、それが可能だとなっても、そういった意味から、実際にやる企業がなければ、どうなのかなという疑問がありますよね。その点はどうですか。 ◎西行マーケット戦略室長 下畑委員のおっしゃることは、そのとおりだと思います。今後の可能性については、なかなか課題も大きく、あるいは有意義ではないことは承知しておりますけれども、こういった考え方といいますか、今やってございますのは大変基礎的な調査研究になります。しかしながら、今この調査研究といいますのは、やっていく必要もあるだろうし、また将来的には役に立つといいますか、活用できる場面があるのではないかと考えております。具体的に今、例えばコストの問題でございますけれども、先ほど、くず野菜について申し上げましたけれども、あれをクリーンセンターに持っていきますと、キロ4円ぐらいなんですが、それを堆肥化しますと大体29円ぐらいになります。そういったコストの面もございます。それと、環境の面をあわせてどう考えていくのかということもございますし、また今先進の事例で、余りいい事例ではございませんけれども、イニシャルコストにつきましては国の補助制度を利用すると、かなり高額の補助金もございますが、なかなか運営資金が出てこないということで立ち行かなくなった事例もございます。確かにその辺のことが今後の解決課題、解決すべきといいますか理解すべき課題であるかと思います。平成22年度の調査につきましても、そのコストの面がどうであるかといったことも調査の項目に掲げまして、引き続き研究、調査といいますか、情報収集に当たってまいりたいと思っています。 ◆下畑委員 バイオ燃料化していく話と、堆肥化してリサイクルしていく話とまた別になるかと思うんですけれども、現在はどちらかというと食品廃棄物にしましても堆肥化していますよね。堆肥化して土に返すという話ですけれども、これを見ると、今は市場とか、周辺のほかのショッピングセンターから非常に食品廃棄物が出るので、堆肥化以外に電源開発する可能性もあるので調査する。そうすると、資料の築地市場の例ではないですけれども、施設整備、処理施設もその近くにつくるのかという話になってくると思いますけれども、将来的にはそういったことも考えてもいいというお考えなのですか。 ◎西行マーケット戦略室長 先ほど申し上げましたように、産業化することになりますと、やはりコストといいますか、収益性の問題もございますし、用地の確保ということもございますけれども、我々としてはどこにということは今のところ全く皆目見当はつけておりませんけれども、大量に食品廃棄物が出るという事実を、バイオマスの供給の方面では可能性としてはありますということで、この後のことにつきましてはこれからまた調査していく中で、築地市場の例とか、ほかのケースもあろうかと思いますので、その辺も調査してまいりたいと思います。なかなか敷居が高いとは考えております。 ○浜田副委員長 ちょっと聞きたいんですけれども、今農業以外で、私もあちこち聞いているんだけれども、要するに最終的に現在解決していない問題がありますね。それは何かというと、家畜のふんについてですが、それを今バイオマスでどうするお考えか、それを先に一遍聞きたい。
    ◎西行マーケット戦略室長 事業者が例えば家畜のふん尿について堆肥化すると、私も専門家ではございませんので、同じような話になってしまいますけれども、堆肥化されて使用されている。それを事業に結びつけるとなりますと、かなり集中的に大量に発生するという、そういった一つの要素が必要だとは思うんです。それを事業者の方が集めていくコストとか、そういうものを勘案して堆肥化するのかどうかということになろうと思いますけれども、具体的に副委員長が今おっしゃるようなことについての答えには全然なっていないと思うんですけれども、個人のものについての利活用といいますか、それについては産業化に結びつけるのはなかなか難しいのかなという感じはいたします。 ○浜田副委員長 いや、私が言っているのは、家畜を所有する個人個人が実際経営しているんだけれども、そのふんを結局、福井市としては農林水産部へ言ってもなかなか対応しきれていないわけです。でも、経営者からは、そのふんの処理場の問題で、今いろいろな問題が起きているという声があるわけです。それで、商工労働部で、現在バイオマスでする方法もあるのでないかと初めて聞いたんですけれども、その中で福井市としてはそういう問題に対しても対応していくのか、研究していくのかということを私も聞きたいんです。野菜については、私の経験から言うと、放り投げていてもできるわけです。私があちこち回って聞いた中では、市場の野菜については、民間企業でも、いろいろなバイオマスということで全国的にある程度できるのではないかと。ただ、農業全体の問題でいくと、今一番困っている、大きな問題でいけば福井県も困っているわけです。農業団体も困っている。いろいろきょうまでやってきたんだけれども、それがなかなかできない。その中で、きょう初めて聞いたんですけれども、福井市がバイオマスについて研究している。それなら、福井市としてバイオマスで、家畜のふんを今後そういう方針で研究していくのか。それとも、やりやすい問題だけを取り上げていくのか。そうすると、私に言わせれば、そのようなことばかりやってもだめであって、みんなが今実際に困っている問題を福井市としてどう取り上げて、それをバイオマスでできるかというのが大事ではないかと思う。これが、私が質問する趣旨なんです。  農業問題といったって、さまざまなんです。そこで、私もきょう初めてバイオマスでそういう問題をやっていくということを聞いたんです。だから、福井市にしてもばらばらな政策をやっているのではないかと。だから、それを一つにまとめていく、そういう問題にかかわっていることを今後やってくれるのかということです。例えば、ふん尿だって、メタンが出てくるわけです。だから、これをいかにしていくのかと。これは福井市が集める場所を、一つだとチェックするコストもいろいろとあるんだろうけれども、そういう研究を今後してくれるのか。それとも、今のところ福井市はそういう方向性はないですよと。今説明を受けた、市場から出てくる野菜などの問題を取り上げていくということなのか。私に言わせれば、そのような楽なものだけならばやめたほうがいいのではないか。やはり市民が困っているものを先に研究してもらって、実用化にしてもらうというのが先決ではないかと思って今質問させていただきます。 ◎小林商工労働部長 今の御質問でございますが、私どもはこのバイオマスを活用した新たな産業の創出、産業として可能性があるだろうかということで調査研究を行っているところでございます。それで、平成21年度から平成23年度まで行いますので、今御指摘の家畜のふんが産業として成り立つかどうか、そういった諸問題につきましては平成22年度、平成23年度で研究して、また成果につきましては御報告させていただきたいと思います。 ○浜田副委員長 商工労働部長の説明はそうだから聞きたくないんです。あなたは課が別々だからという、そういう説明をするんです。  商工労働部としては、産業化につながれば当然研究する。ただ、農林水産部としても家畜のそういう問題がある。私が言っているのは、それらを一つにできないのかということです。一つにして、みんなで知恵をしぼって、そういう問題に取り組めないのかということも、もう一つの問いかけなのです。そのようなもの、今私が言ったことに反論するなら幾らでも反論できますよ。福井市には課は幾つもあるけれども、産業化の研究をするのであれば、課が寄って知恵をしぼって、バイオマス化ならバイオマス化して産業化につながらないのかという話し合いも一つできないのかということを今質問させていただいているんです。私が今言っていることについて、商工労働部長に言わせれば、この委員会はそういう問題を産業化するかしないかの委員会ですよと、あなたが私にそういうふうに言いたいのはわかりました。議論してあげますよ。しかし、私が言っているのは、家畜業の後継者の問題の中で、それが一番の原因になっている。だけど、私はあちこちの課と話をしていると、なかなか実際に解決するには問題がある。それで、バイオマスを活用したら、それはうまくいくのではないかということを、私も今初めて聞いた。それなら、これは私の提案だけれども、福井市としては一括してそういう問題を取り上げてやったほうがいいのではないかということを言っているんです。 ◎吹矢副市長 ただいま御指摘、畜産業を営んでおられる方々にとりましてのふん尿の処理というのが、その業を営んでいる方々はもちろん、社会的にも課題になっていることは承知してございます。それで、これは副委員長にも御案内のことかと思いますけれども、肥料化関係は一部進んでおりますけれども、きょう御説明を申し上げているようなバイオマスとしての産業化といいますか、企業による産業化といったものまではまだ進んでおりません。それで、今御指摘のように、そうした意味で企業とのいろいろ連携を図ることが非常に大事だと思われますので、そうしたことの手助けといいますか、そのつなぎ役をさせていただきたいと思いますし、そのことはとりもなおさず、今御指摘をいただきました商工行政と農業行政が市の中で連携することも、とても大事だと思ってございます。農業行政の中で、この家畜のふん尿の処理の施策を進めるに当たって、バイオマスを利用するという視点があるということを農業行政でもしっかり意識するようにいたします。そこは私の役目も含めまして、農業行政と商工行政がきちんとより連携しますように努めますので、よろしくお願いいたします。 ◆中谷委員 私もちょっとわかりにくいので聞くのですが、資料のバイオマスを活用した新たな産業の可能性というところに、市内に発生しているバイオマスについてはおおむね有効活用されていると書いてあります。現に250社から調査した結果はここに出ていますが、おおむね100%というパーセントが出ているものについては有効活用されているという考え方でいいんですか。 ◎西行マーケット戦略室長 現在のところ、例えばいろいろございますけれども、先ほど言いましたおからの例をとりますと、これは76%も既に活用をされておりますけれども、大量に発生するということに着目しまして、ほかの産業化に結びつかないのかということを調査していくということです。現在の利用としては確かに今おっしゃるように活用されている。それは例えばキノコの栽培をしているところに供給して、そこで栽培するような、いわば廃棄物利用といいますか、そういうことをしてはいるのです。けれども、先ほど言いましたように、新たな切り口で考えていこうということでございますので、現状は現状としてありますが、これから別の切り口で探っていこうというところでございます。ちょっと御質問の趣旨と違うかもしれませんけれども、そういったことを考えてございます。 ◆中谷委員 今後の調査研究ということで、資料におがくずとか食品廃棄物、おからなどが出ているんですが、先ほど商工労働部長の答弁にもありましたが、これを今後調査研究して、産業の創出、そしてまた産業として成り立つかというようなことを考えていきたいということですが、この事業はふるさと雇用再生特別交付金というのは3年間の交付金だと思うのですが、ことしは2年目になるわけですが、この調査研究を踏まえて、そうした産業の率先になるか等々について具体的な取り組みは来年をもって、調査研究をなさるのですか。今後の考え方についてちょっとお伺いいたします。 ◎西行マーケット戦略室長 先ほど下畑委員にもお答えさせていただきましたけれども、大変大きな、敷居が高いといいますか、大きなコストも必要とするということであります。むしろ福井市が独自で何か産業を手がけるのかということではなくて、やはりそういったことを企業として成り立たないかどうかを研究するということで、具体的な事業を立ち上げるということではございません。  それと、先ほど言いましたが、基本的な研究といいますか、これは我々として今、たまたま継続してですけれども、緊急雇用で国のお金も出るということからもこういった基礎的な研究をこの際しておこうではないかということで手がけておりまして、おっしゃるように来年度、再来年度あるいは具体的なこの事業化が見えるか、事業化ができるかといいますと、そういったところまではたどり着けないということになるのかなと思っています。将来のために基本的に研究しておくということと、その中にもし可能性があるものでしたら、もちろん企業にお声をかけ、あるいは企業誘致等で調査をした中でそういうことがございましたら我々としては支援していきたいと考えてございます。 ◆中谷委員 調査研究して産業として成り立つか成り立たないか、なかなか難しい問題かと思うわけですが、せっかく3年間の特別交付金ですから、成り立つというような結果が出たら具体的にやはり取り組んでいく必要があると、このように思っております。強くまた要望いたしたい。 ◆西村委員 このバイオマスの構想戦略というのは国が策定して、ことしで8年目ですかね。8年か9年目かなんですけれども、全国で成功例というのがなかなかない、数少ないというのが現状ではないかと思うんです。先ほどマーケット戦略室長も言われましたけれども、何よりもこの計画をつくって、それに沿って多額の資金が必要になったりとか、投入したけれどもうまくいかなかったりとか、そういう例もやはりあるので、その辺はもっと吟味する必要があるということをまず指摘しておきたいと思うんです。  確認をしたいんですけれども、この資料の2ページの、今後の調査研究の一番下に書いてある資源作物のところでエタノール以外の活用と書いてあるんですけれども、今言われているのは小麦粉の代替えとしての米粉の利用であるとか、家畜のえさとしての飼料米ということが大体中心になっているのかなと思うんですが、燃料系は余りバイオマスとしてはふさわしくないのではないかという専門家の指摘もありますし、現状でも高く買い取ってもらえるのが今言った作物系の飼料系というほうが高いのではないかと思うんです。なので、環境面としてもどうなのか。経済面だけではなくて環境面や社会面としてもきちんとやはりこれでいいのかという研究をする必要があると思うのですが、その燃料系についての研究は省くという意味なのでしょうか、お聞きします。 ◎西行マーケット戦略室長 トータルで燃料系も含めて、いわゆるこの中には燃料系以外のことで研究しております。具体的にはバイオコークスの先ほどの例もありましたけれども、あの辺のところが研究と調査する必要もあるのかなと思いますし、巨大作物とか植物系ですと、バイオマスプラスチックにということも手がけているところもございますので、御質問の回答になるかどうかわからないんですけれども、これからこのおがくず以下、巨大作物についてはほかに利用方法がないかということで、燃料系だけかどうかということについての可能性としては把握しておりませんので、これからの調査対象としていくかということはこれからかなと思っています。いずれにしましても、この同じ市のこの民間企業でそういった取り組みをしている、それは何者かということも私どもはまだつかめていませんので、その辺のことも今後調査していこうかなという、非常に入り口の段階ですので、申しわけございませんけれども、そういった答えとさせていただきます。 ◆西村委員 研究者のいろいろな研究を見ますと、いわゆる今注目の草木関係のもののセルロース系のエタノールなんかは、輸送用の燃料需要をこういったセルロース系エタノールで賄おうとすると、現状の木材生産の少なくとも2倍以上が必要だと言われているんです。だとすると、それだけの木材を切ってやるということは非常に環境に悪いわけです。全体の地球環境という点から考えても非常にこの辺は問題だし、そういった方向にはやはり一応進むべきではないと私は思っておりますので、むしろ植物系というのは食料自給率を向上させるために役立てないかとか、やはり総合的な観点でやっていく必要があるということだと思うので、今研究ということでありましたので、そういう視点でやっていただきたいと思いますので、要望しておきたいと思います。 ○今村委員長 ほかにありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、観光入り込み数の状況・平成21年度主要事業の成果・平成22年度の取り組みについてを議題とします。  理事者の報告を求めます。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。  なお、質疑を承っている間にポスターを配付させていただきますので、見ながら質問を承りたいと思います。 ◆西村委員 先日、サンドーム福井へ用事があって行ったのですけれども、あそこに各県内の市や町の観光マップなどが置いてありました。置いてあったのですが、余りちゃんとした場所というか、ちょっと見にくい感じだったんですけれども、その中でもちょっと私の目を引いたのは若狭町です。非常に何か行きたくなるパンフレットだったなあとすごく思ったんですけれども、若狭町の滞在型のいろんなイベントが掲載されていまして、2日間でいろんな地域のよさを知ってもらうという、そういうことも載せてありました。今、商工労働部次長兼観光開発室長が言われるような滞在型をふやしたいとおっしゃるんですけれども、何かそういう取り組みというのがなかなかないもので、おっしゃっていることとはちょっと違うかなという感想を持ったのですが、今特にサイクル観光といいますか、自転車で各地を回るということで、健康志向とも相まって、結構そういう方も非常にふえていると聞いているんですけれども、以前は県などがサイクルロードの整備ということで、若干整備はされたかとは思うんですが、ただきちんと整っているところというのは1本か2本ぐらいしかないのではないかなと思うんです。やはりもう少しそういった方面で整備をしてはどうなのかなということもちょっと思っているんですけれども。特に福井へ来られる方はやっぱり自然と、それから食というのが非常に魅力であり、よく県外から来られた方とお食事をすると、本当に福井の食事はおいしいということを言われますので、やはりその辺を少し提案なさってはどうかなと思います。特に今申し上げたサイクルロードというのは何か今お考えがあればお聞きしたいと思います。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 ただいま御質問のサイクルロードということでございますけれども、レンタサイクルとしては市内で実験的にやったり、越前時代行列のときにやったりしておりますけれども、ただそのサイクルロードを今具体的に福井市として整備していくという計画は今のところございませんので、今回そういった御質問の中で我々もサイクルロードのありようを検討していきたいと思いますけれども、特に今こういったところでサイクルロードをやっていこうという計画は今のところございません。 ◆西村委員 別に観光客の方のためだけに私はそういうサイクルロードがいいなと言っているわけでもないんです。やはり市民、県民がそういう健康で自然に親しむ、喜ばれる施策をやる中で福井の魅力というのを発信できるのではないかということを私は思っていまして、今そのサイクルロードも余り御存じないみたいですけれども、九頭竜川のほうに一部あるんです。サイクルロードがありますけれども、もうこれはずっと前に県が整備されていると思うんですけれども、余り知られておりませんし、走っている人が少ないかなと思うので、もう少し何か時々休めるような場所があったりとか、そういう景色がすごく展望がいいところがあったりとなるともう少し楽しみながら走れる場所になるのではないかということをちょっと思うので、一遍県のほうとも協議していただいて、現状がどうなのか、また今後どうあるべきなのかということを一遍検討していただきたいなと思うんです。いかがでしょうか。 ◎吹矢副市長 御指摘のように最近自転車が非常に注目されていて、そうした関係性ではサイクルロードも注目を浴びてございます。ただ、現在は極めて部分的ではありますが整備されているんですけれども、その存在自体が知らされていないという面もあろうかと思いますので、そうした健康づくりの面からも、またやはり観光地ならよろしいですけれども、そのサイクルロードの存在とか、そうしたことのPRはやっていきたいと思います。  なお、これは御案内のように町なかにちょっと考えておりますが、自転車通行の安全性という意味で路肩の切り落としとか、ああいうことはやっているわけでございます。それにいたしましても、典型的な観光地ということと、それからより自然の中で自転車があって、より歩くような方向でのPRというか、そうしたことはある程度留意しながら計画させていただきます。 ◆下畑委員 今の西村委員の質問に関連で、サイクルロードについてですけれども、これも前新聞に県が一乗谷朝倉氏遺跡までのサイクルロードを整備すると新聞の1面に出ましたよね。足羽川の河川敷を利用して、駅前からずっと来て、あれは私もいいなあと思っていたんですけれども。それはそれですけれども、今の話ですけれども、県の行っているそういった事業と市が行う事業との一体感というのは余りないようにいつも思うんですけれども。例えばほかにも、県は海外観光客の誘致も熱心に今取り組んでいますよね。これも新聞に載っていました。YouTube(ユーチューブ)を活用して、そうした海外観光客の誘致促進を目指そうということで、今年はAPECエネルギー大臣会合がありますけれども、そこで動画の収録DVDを参加国関係者や海外メディアに配付して、市内観光地、市外もありますけれども、PRするというふうに県は取り組んでいるんですね。サイクルロードも県は取り組むとなっているんですけれども、この前、市長にも海外のことを聞いたら、新幹線が来るまではなかなかアクセスが厳しいから余り積極的には誘致しないという話だったのですけれども、県は積極的に海外観光客の誘致も促進しようと、サイクルロードもつくろうとしている。市はサイクルロードは余り関心がない、海外観光客を余り積極的に誘客しない。その辺の一体感というのはどうなのかと思うんですけれども、その辺について副市長どうでしょうか。 ◎吹矢副市長 御案内のとおり、県も観光行政に力を入れていただいていることは事実でございますので、市といたしましてもそうした県の取り組みとの連携はより深めていきたいと思ってございます。もちろんサイクルロードにしても、いざ実施となりますといろいろ課題があることは事実でございますけれども、部分的にでももし可能な面があれば、そういう可能性を探りたいと思ってございます。  それから、海外観光客の誘致は、これは私どもも必要なことだと思ってございます。特に中国などではこれまでは極めて高額所得の方々たちだけだったのを、中間層といわれる方々も訪れるような制度改正もなされているようなことを聞きますので、そこらあたりも海外観光客の誘致の努力もさせていただきたいと思ってございます。これらも県とはしっかり相談しながら進めさせていただきます。 ◆下畑委員 実際6月にAPECエネルギー大臣会合があるのですけれども、市内の一乗谷朝倉氏遺跡なんかは、観光するルートに入っているのですか。 ◎小林商工労働部長 先ほどの下畑委員の質問の中で、県がDVDをつくり、いろんな観光のことをやっている。市があまりやっていないというお話でございましたけれども、実は私どもと県の観光営業部と相互に連絡をとり合いまして、どちらで作成するかという協議をいたしまして、県のほうが作成するから市はつくらなくてもいいというような、合意のもとにこういう結果になったわけでございます。それから、その内容につきましては、私どももそれぞれの担当のセクションの中で要望とかそういったものは県のほうにお願いして、ああいったDVDをつくったという経過がございます。 ◆下畑委員 よくわかりましたけれども、連携しながらですね。実際にAPECエネルギー大臣会合に参加する方たちはどういう観光施設を回るかというのはもう決まっていらっしゃるのですか。決まっていないのですか。一乗谷朝倉氏遺跡へ来るとか、具体的にはそのようなのは、ないのですか。 ◎吹矢副市長 相当内容は固まっているはずでございますけれども、いろいろなことが県の方のことでもございますので御理解いただきたいと思います。 ◆下畑委員 わかりました。 ◆巳寅委員 観光に関してすごくいろいろと取り組んでくださっているということで非常にいいなと思うんです。  まず1点ですが、一乗谷朝倉氏遺跡に関して、このポスターですね、アオッサで展示していましたでしょう。あのときに私も行ってみたのですけれども、まず1階に何も案内がないというか。今ですと、坂本龍馬の何とかというのをやっているのがどんと1階に、展示していますよという宣伝みたいなものがあるんですけれども、一乗谷朝倉氏遺跡のポスター展示のときは全然なくて、どこでやっているのかなというような感じで、4階アトリウムと伺ってもわからないというようなところもありましたし、そういう点で本当にもっと市民の皆さんに見ていただきたいというお気持ちがあったのかどうかというようなことをちらっと思ったのです。そういうせっかくいいものをつくって、お金をかけてつくっているのに、市民の皆さんが余りそれを目にしていない。六本木で東京の人が見てくれたら、それはいいのですけれども、それが本来の目的だからいいのはいいのですけれども、やはり福井市のことをもっと私たち自身が知って、よそへ行ったときに福井市民がPRできるというような意味からもそういうのも必要かなと思うのですけれども、そこら辺に関してお考えがありましたらお願いします。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 先般アオッサで記者発表という形で発表会をさせていただきました。市民向けでなかったということではないんですが、確かに1階のところにもう少し大きな案内の看板を掲げて4階のほうに誘導するという方策が必要ではなかったかなということを思っております。秋にもことしのバージョンでさらにやっていきたいと思いますので、そのときにはもっと市民の皆様にも見ていただけるような工夫をさらに考えていきたいと思っております。 ◆巳寅委員 それから、この朝倉氏遺跡時代衣装のパフォーマンス事業ですが、緊急雇用対策で期限つきの事業でしたが、これはすごくいいのではないかなと思います。先般、市民クラブの会派で熊本市に行きまして熊本城でもあちこちにいらっしゃいまして、やはり特に外国の方なんかが一緒になって写真を撮ってということをしていましたし、この一乗谷朝倉氏遺跡の場合はこうやって甲冑などの着つけ体験もできるということで、観光客向けに非常にいいかなと思いますし、できたらこの人たちにもっとPRできるガイド的な力もつけていただいて、いろいろな一乗谷朝倉氏遺跡のことももっとPRしていただけるといいかなと思いますので、この継続性というか、そういうものはどう思っていますか。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 確かに3年間の限定という緊急雇用対策の事業でございますので、その時点でどうするのかということは確かにございますけれども、我々観光セクションとしては今巳寅委員がおっしゃっていただいたように、何とかこの事業を継続しないと無駄になってしまうということで、今5人雇用しておりますけれども、非常に勉強熱心で、観光客の方にもガイドとして十分通用するように今なってきつつありますので、何とか彼らを引き続き雇用できるような仕組みを我々サイドとしてもお願いを申し上げていくことを今考えてはおりますけれども、果たしてそのときにどういう判断ができるのかわかりませんけれども、観光サイドとしては何とか続けたいと思っています。 ◆巳寅委員 まだやって2年目なんですかね。ですから、ぜひ今後とも続けていく方向で頑張っていただきたいと思います。  それともう一つは、今、朝倉御膳をしていますが、一応予約で10食くらいですかね。朝倉御膳を食べた方は知っていると思いますけれども、すごく評判がいいんです。これも熊本市で本丸御膳を食べてきたんですけれども、そこで食の材料についてとか、いろんな説明も受けて感激して帰ってきたんですけれども、今一乗ふるさと交流館で出されていると思いますが、やはり復原町並みの中で食べられたらもっといいのかなという気もするんです。今そこまでは言えないけれども、朝倉御膳を予約制でいいですから、もうちょっとたくさんできるようにちょっと支援できないかなと思うんですけれども、そこら辺の話し合いということはなされていませんか。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 朝倉御膳は2,500円の定食でございますけれども、非常に評判がよくて、社団法人朝倉氏遺跡保存協会の岸田会長からも、うれしい悲鳴で、てんてこ舞いなんだというようなことも聞いております。復原町並みのほうで食事をするということになりましたら、場所のこともありますけれども、2,500円あるいはもう少し単価の安いものを比較的多くの場所で召し上がっていただくことも一つの方策として何とかできないかと。実はことしの研究テーマでもございますので、朝倉御膳のありようを、新作も含めて少しことしじゅうに、どういったその広め方ができるのか、研究していきたいと思っております。 ◆巳寅委員 ぜひ期待をしていますので、またいろいろと地元の方とも協議もしながら頑張っていただきたいなと思います。 ◆加藤委員 ちょっと今のことに関連して、小さいことではありますけれども、マスコットキャラクターが何かいるんでしょう。何か「ひこにゃん」とか「せんとくん」とかいろいろ今有名になっているし、福井市はリサイクル戦隊ワケルンジャーがありますが、福井がトップでやったのがみんなあちこちでまねされている。あの辺がちょっとアピールが下手なのかなと思う。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 確かに、かぶとをかぶったイメージキャラクターが朝倉にはおりますけれども、ただそれは日常的にどこかへ出向宣伝に行ったりしているようなこともないので余り目立たないんですけれども、今おっしゃっていただいたように、どこの観光地に行ってもそういうマスコットキャラクターがおりますので、何とかそれをもう少し表舞台に出せるように工夫させていただきたいと思います。 ◆巳寅委員 これまで見て、これは観光地というのとは違うんですが、ラーメン関係のチャンポンですね、四国の観光課長がチャンポン課長とかというので、その格好をして町なかも歩いて宣伝に回るとか、どこのお店のチャンポンがおいしいかということで、自分で実際に、自費で食べて回ってとかという、そういうことまでして頑張っているというのがありましたけれども、やはりそれなりにいろいろとやろうと思ったら、着ぐるみを福井市職員がとまではいかないですけれども、着ているとか、いろんなところへ出ていくとかという、そういう宣伝ももっと頑張ったほうがいいのかなと思いますけども。市を交えてPRをしてください。 ◆中谷委員 私もちょっと関連した質問になるわけですが、昨年の県外の観光客は119万人、そのうち43万人の36.2%が一乗谷朝倉氏遺跡を訪ねておられるということです。そしてまた、平成21年度は一昨年の21%を大きく伸びているということ。この原因として、やはり平成21年6月に全国植樹祭が開催された、それが大きな一つの要因であろうとも思っているわけですが、それとあわせまして、今もいろいろ質問が出ていましたように、この戦国時代の時代衣装を着用した朝倉氏遺跡時代衣装パフォーマンス事業、これは国の緊急雇用対策の一環として取り組んでいただいているところですが、私も地元の議員として聞いてみますと、非常に評判がいいと聞いているわけです。これは緊急雇用対策事業ということで3年間の事業であり、ことしは2年目に入っているわけですが、もう来年1年でこの事業の交付金は廃止されるというのではないかと思うんです。せっかくこうして時代衣装で盛り上げて、この間の5月の連休に私もちょっと見に行ったのですが、非常に観光客が大勢来ておられまして、ちょうど天候にも恵まれておりましたし、この後、3年間のこの交付金が廃止された後をどう考えておられるのか。私は継続して何か考えていくべきであろうと思うんですが、いかがですか。  それともう一点、資料をずっと見せていただいたわけですが、ポスターは六本木の駅のところへ提示してあると書いてありますが、六本木を選んだ理由が何かあるのか、ちょっとお聞きします。 ◎吹矢副市長 経済対策関係で緊急雇用対策事業を推進させていただいておりまして、それがすべて平成23年度で終わりでございます。平成24年度以降の取り扱いにつきましては、市政の中で非常に重要な課題になっているわけでございます。平成23年度中には適切な判断をして、議会にもお諮りをしなければいけません。そうした中で、この朝倉氏遺跡時代衣装パフォーマンス事業は、今お話をいただきましたように、住民の皆様方、観光客の方々にも好評をいただいてございます。そしてまた、きょうのこの委員会でもただいまのような御意見もちょうだいいたしましたので、そうしたことを勘案しながら前向きな姿勢で、このことにつきましては平成23年度中に判断をさせていただきたいと思いますので、また何かとよろしくお願いいたします。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 もう一点御質問がございました。六本木を選んだ理由ということでございますけれども、実はこの作品をつくっていただいた方のアイデアでもございまして、六本木駅の上の複合ビルが東京ミッドタウンという東京でも最先端のビルでございます。その地下に都営地下鉄大江戸線の六本木駅があります。その地下の六本木駅が地下鉄で日本一深さが深い駅らしいんですね。その深い谷を一乗谷の谷と見合わせて、そこが適当ではないかと。それともう一つは、東京駅なんかにポスター10枚や20枚張りめぐらしましても、やはり埋没してしまうだろうと。エスカレーターの場合は、乗った人は必ずその横の壁面を見ていただけるのではないかということで、この連続性のあるポスターもそういう意味でつくっていただいたということ、そういったいろいろな要素を含めて六本木駅に集中して34枚を掲示したということでございます。 ◆中谷委員 わかりました。副市長も、この事業は平成23年で終わるわけですが、市としてもやはり何としても市の観光の目玉の一つであるから前向きに取り組んでいきたいということでございますので、また平成23年度が過ぎたら次どうしていくか、非常に慎重にひとつ検討して前向きにとらえていただきたい、強く要望をいたしておきます。 ◆下畑委員 では、大河ドラマの「江」ですけれども、今大河ドラマは坂本龍馬だということで、すごい人気で、高知も大変にぎわっているらしいんですけれども、「江」の場合は柴田神社、北の庄城址公園が中心になると思うんです。この前も駅で待ち時間を利用した方が駅前でどこか見るところはないですかと声をかけてきたので、柴田神社を案内したんですけれども、高速バスの待ち時間とか、JRの待ち時間なんかで、案内看板とかが余り駅前や駅周辺にないのかなと思ったんです。案内看板をつくるんだったら、ぜひその辺につくる、たくさん人が出入りするところにぜひつけていただきたいなと思うんですけれども、その点についてはどうですか。何か、のぼり旗も設置してありますし、あと北の庄城址、柴田勝家のところもですけれども、三姉妹の彫像を設置すると、ほかに何かミニチュアのお城の後ろにつくるという話がありませんでしたか。そんな話も聞いたんですけれども、それはどうでしょうね。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 案内看板につきましては、今のところ私どもで6本か8本か決まっていないんですけれども、柴田神社、西光寺に導かれるような看板を、これは駅をおりた人から見て本当にこの案内ができるような場所に吟味をして設置をしていきたいと、そのように思います。  それからもう一つは、ミニチュアのお城でございますけれども、これは実は県のほうも絡みます市町振興プロジェクト事業というのがございまして、これは県の事業ですが、その中で県と市と協議をした中で、平成23年度に北の庄城のちょっと大き目、高さ6メートルぐらいございますけれども、発泡スチロールで北の庄城を復元したらどうかというアイデアが出ましたので、それについては平成23年度事業としてできるかどうか今検討しているという状況でございます。 ◆下畑委員 検討しているんですか。 ◎豊岡商工労働部次長兼観光開発室長 はい。 ◆下畑委員 ああ、そうですか。わかりました。 ○今村委員長 ほかにありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結いたします。  次に、雇用情勢から見た課題と平成22年度の取り組みについてを議題といたします。  理事者の報告を求めます。 ◎宮越労政課長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆加藤委員 資料の6ページの雇用情勢の(1)最近の雇用情勢、6ページの左側の表の結果、下の大学進学の数字等々の報告がありますが、副市長なりの分析等とか、所見がありましたらお願いします。 ◎吹矢副市長 経済自体は御案内のとおり中国経済の動きなどもありまして若干かすかに明るい要素はございますけれども、雇用にはまだまだ私どものような地方都市においては厳しい状況であり、一部に改善の市もありますけれども、厳しい状況と見ざるを得ないと思ってございます。それで、ことしの市行政の中でできる最大限の雇用改善のための取り組みを進めさせていただきたいと思ってございます。当初予算で議決いただきましたけれども、5億4,400万円、83事業、426人の緊急雇用事業を計上させていただいていると思いますので、これのしっかりとした可能な限り前倒しの執行に取り組んでいきますし、また今後もいい雇用の仕事があれば、それを見つけ出して、補正予算ででも対応を重ねていきたいと思ってございます。 ◆加藤委員 見方によって人それぞれです。副市長なりの見方だろうけれども。私がぱっと見て思ったのは、まず福井に職場が少ない。それと、ちょっとゆがんだ見方かも知れないけれども、資料の求人倍率の高さがトップクラスとか余りつけるべきものではないのかなと思います。観光でお客さんが入ったので自慢するならいいけれども、それも、結果があってなおのことと思ったんです。これをぱっと見て私が思ったのは、やはり先ほど申し上げましたように、もっと福井市に働く場をつくってあげないと福井県の人口は減っていきます。この表だけでしか私はわからないので、分析できないかもわからないけれども、やはり県外へ出ていった人が帰ってこないということです。こういう結果に満足しているのではないと思うけれども。あといろいろの報告はあったけれども、これは福井市だけでは難しいと思うけれども、やはりただでさえ人口流出していく中で、もっと企業誘致とか雇用の場をもっとつくる努力、そっちのほうももっとエネルギーを割いてほしいなと思う。去年の産業・観光対策特別委員会の視察で、群馬県へ行って企業誘致を見に行ったけれども、やはり先ほどの観光の中でも巳寅委員も言ったけれども、やはり工業団地をつくったので、市長以下、みんなどこかへ出ていくたびにまず企業誘致の話をしてから入っていくということでした。これは市を挙げてやっていたんです。そういったことで、とにかく企業誘致、本当に若い人が帰ってこられる職場をつくる、出ていった人が100%、Uターン率が100%になっていて、全国トップクラスだというのなら、私は自慢してもいいと思うんだけれども、帰ってくる分だけ見ていて、トップクラスではちょっと余りにもナンセンスだと思うしね。もっと厳しい形で行政がやってくれないと、地域間格差にも負けてしまうし、新幹線云々と言っていたって、本当にストロー現象になってしまう。やはりそういった、もちろん一朝一夕にはいかないと思うけれども、やはりこれも市を挙げて、人をふやすことにもつながっていくし、雇用がない、働き場がなければ、やはり市は潤わないので、今そのことについて、要望でも結構ですけれども、何かまたこれについて所見があったら申し述べていただきたいと思います。 ◎吹矢副市長 ただいまの御指摘をいただいたことにつきまして、重く受けとめさせていただき、いろいろと取り組みも進めさせていただきます。既存の繊維、機械などの産業を支援していくことも続けますけれども、先ほどの第1番目の方針にありましたように、バイオマスなどの新産業の創出の努力もしなければいけないと思ってございます。特には先ほどのバイオマスなど近年注目を浴びている環境につながるものでございますので、最近環境関係の企業は随分と活動が活発になっていると聞いてございます。それから、これは新しい分野ではありませんけれども、介護関係も重要な柱になり得るのではないかと考えております。  それから、企業誘致でございますけれども、この取り組みはこの平成22年度、今までもやってきましたが、平成22年度は企業誘致の取り組みを重大な項目の一つと位置づけて取り組ませていただこうと思ってございます。それから、企業訪問もしっかりとやっていきます。3月に議決いただきましたあの条例でございますね、あれをてこにいたしまして企業誘致の努力を一生懸命重ねてまいります。 ◆西村委員 見えてきた課題と書いてあって、企業訪問で聞いた企業の声として紹介が出されているんですけれども、やめた方の声というのは載っていないんですよね。企業の声しか載っていない。やめた方の、若い方のその言い分だって当然たくさんあるんです。労働基準法がきちんと守られていない状況で働かされて、体を悪くしてやめてしまった、そういう例が幾つもあります。やはり今日本の企業、社会にルールがないというのが一番大きな問題だと思うんです。今は特に、とりわけ若い方については2人に1人が非正規雇用になっていますよね。そういう中で、本当に正社員で働きたいと思っていても、加藤委員が言われたように仕事がないということで、非常に模索せざるを得ないという状況にやはりあるわけです。そういう現実をもう少し掘り下げていく必要があるのではないかということです。市としてできることということでこういう対応をされるというのはわかります。もちろんわかりますけれども、大もとはやはり国の政治なんです。近年出されてきた民主党の雇用の対策の法案は、今不安定雇用が野放しになっている状況で、それを追認するような名ばかり改正案なんです。そこのところを変えないと、これからの社会はどうやって、やっていけるかなと思います。若い方の2人に1人が非正規雇用ですよ。市長や幹部の皆さんは税収が減って困るとおっしゃいますけれども、一面そういう状況に政治がしているんです。経済の悪循環を招くという状況があるわけです。やはりその辺の情勢の認識というのはきちんと持っていただきたいし、国に対して、正社員が当たり前であるけれども、雇用、今法改正をやはりやるべきだということを私は市としてやっていただきたいということをまずお願いしておきます。  特に、ここに書いてありますけれども、定着率が低いということでは、やはり企業もそういう経済状況が悪化する中で、すぐに結果を求めてしまう状況もあるわけですよね。だから、結果を求められて、それができないとやめてしまうということにつながる。それも悪循環だと思いますね。その辺の認識をまずお尋ねしたいし、今なされているその法案の中身は、専門26業は要するに派遣とか非正規でも構いませんということだし、定着していれば非正規雇用でもずっとそのままで構いませんという案なので、それで本当に雇用が安定するのかというと、私はしないと思いますが、その辺の理解についてもお伺いしたいと思います。 ◎吹矢副市長 雇用の安定は国の安定そのものでございます。それで、国政レベルもいろいろ御指摘もありましたけれども取り組みはなされているわけでございまして、これらはやはり政府で十分検討し、また国会で審議を尽くしておられる事柄でございます。私どもの立場で批評といいますか、そうしたことは差し控えさせていただきたいと思っています。先ほど申し上げましたとおり、私ども市行政でできることを一生懸命努めさせていただきたいと思ってございます。いろいろ雇用の情勢が悪化している面がありますけれども、これは御指摘のように、いろいろ経済的なこともございますけれども、やはり私も今お話しをお聞きしながらちょっと胸に浮かびましたのは、経済のグローバル化、世界規模化でございます。この影響はやはり大きい視点ではあるのではないかと思ってございます。そうしたことも認識しながら、私どもとしましては国や県が打ち出す施策をいい方向で一生懸命活用しながら市の取り組みを進めさせていただきたいと思ってございます。もちろんまたいろいろ御指導をいただきたいと思ってございます。 ◆西村委員 繰り返しての見解を述べられたんですが、それは現状が大きく好転するような中身ではないと、法改正ではないということだけは確かなんでね。これはそこのところを本当に変えないと、やっぱり福井の経済含めて国の経済もよくなっていかないということもまた確かなことです。その点を強く指摘しておきたいし、特にこの地方の経済を立て直していくという面では、前の定例会でも伺いましたけれども、地域内循環ということにもっとやはり力を入れて取り組んでいただきたいと思います。やはり企業誘致ということもあるかもしれませんけれども、やはり持続してその地域が発展できるかどうかというのは、現在の企業の力というのを高めていくということが一番大事だと私は思いますし、そこが基礎になって初めて企業の誘致も進むのではないかということも思いますので、やはりその地域内循環という立場で、いろいろと総合的に市全体を見渡してもらって取り組みをしていただきたい、この点は強く要望しておきます。 ◎小林商工労働部長 先ほどの西村委員の質問にちょっとつけ加えさせていただきますが、私ども市の行政としてやるべきことをできるだけやっていきたいと考えておりまして、特に雇用を、福井市内の雇用をふやすということで、実は私去年の4月からこの職におりますけれども、テクノポート福井にある会社の社長あるいは工場長とお会いするときは必ず福井の、福井市内の人間を雇ってほしいと、あるいはまた福井市内の企業と取引をしてほしいと、それは必ず私は言っております。そこで話の中に出てくるのは、募集をするんだけれども来てくれないと。結局、福井市内の企業ではありませんので、例えば大阪本社の福井の工場でということになりますと、ほとんど福井の人は知らないということで、募集をしても来てくれない。ある企業なんかは、上場企業ですけれども、具体的に申し上げますと、昨年初めて福井大学の工学部の学生をやっと雇うことができて、非常にうれしいというようなこともおっしゃっているわけです。ですから、そういったミスマッチを解消するために我々は、先ほど労政課長が申し上げましたけれども、企業を学生、あるいは求職者と結びつけるような施策をやっていきますし、これで3年になりますけれども、福井中央工業団地と、それからテクノポート福井の企業との交流会も、昨年度も会社見学会とかいろいろやっておりますけれども、ことしにつきましては何とか実を結ぶような、そういった施策をやっていきたいと。それは向こうの事務局とも、それからテクノパークの事務局ともいろいろと相談をしながら、福井市が仕掛けてそういった交流をして、その地域内のそういった企業取引をふやすように努力をしてまいりたいというぐあいに思っております。 ○今村委員長 ほかにないですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  以上で本日の調査案件はすべて終了しました。  なお、本委員会は今後も産業・観光対策に関する諸問題について閉会中も継続調査したい旨を議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○今村委員長 御異議がないようですので、そのように決定しました。  また、本会議での委員長報告につきましては、私に御一任を願いたいと思います。  閉会を前に、皆様方に少々御礼を申し上げさせていただきたいと思います。  昨年6月に本委員会が設定されましたが、委員会開催中におきましては委員の皆様方、そしてまた理事者の皆様方には随時適切な御指導また御助言いただきまして、この委員会が1年間無事実行できましたことをまずもって厚く御礼を申し上げます。  また、今後も委員並びに理事者各位におかれましては、本市の産業、観光が発展できますように、さらなる御協力をお願い申し上げまして、一言委員会のごあいさつとさせていただきます。これをもちまして、委員会を閉会します。本日はありがとうございました。                                午前11時55分 閉会...