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福井市議会 > 2010-05-10 >
平成22年 5月10日 農林水産業振興対策特別委員会-05月10日−01号

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  1. 福井市議会 2010-05-10
    平成22年 5月10日 農林水産業振興対策特別委員会-05月10日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成22年 5月10日 農林水産業振興対策特別委員会 − 05月10日−01号 平成22年 5月10日 農林水産業振興対策特別委員会 − 05月10日−01号 平成22年 5月10日 農林水産業振興対策特別委員会             農林水産業振興対策特別委員会 顛末書                             平成22年5月10日(月)                             第 2 委 員 会 室                             午前 10 時 01 分 開会 ○石川委員長 ただいまから、農林水産業振興対策特別委員会を開会します。  田村副委員長は20分ほどおくれるという連絡が入っておりますので、御了解いただきたいと思います。  それでは、本委員会に付託されております農林水産業振興対策に関する諸問題のうち、福井市中央卸売市場中長期プランの策定に向けて及び水産振興の現状と課題についての2点について、本日は調査研究を行いたいと思います。なお、理事者におかれましては、報告または答弁は簡潔かつ的確にしていただきますよう冒頭お願いしておきたいと思います。  それでは、お手元の調査案件表に従いまして調査に入ります。  まず、福井市中央卸売市場中長期プランの策定に向けてを議題とします。  理事者の報告を求めます。 ◎堀川中央卸売市場長 (報告) ○石川委員長 それでは、ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆峯田委員 2点ほどお尋ねしたいと思います。  まず1点目が、中央卸売市場と地方卸売市場について。実は私もこの前下関唐戸市場を視察してまいりました。下関というあの地理的条件からすると、北九州市というすごく大きなマーケットを抱えていまして非常に扱う量が多いんですけれど、あの下関でも5つの市場があるんですね。それがすべて地方卸売市場なんですよ。1つはフグの専門の市場であったり、一番大きな唐戸市場というのも地方卸売市場なんですね。そうすると、先ほどの話にあった売買参加者がその唐戸市場にたくさんいて、そこで、新鮮なものをお勧めしたり、いろんなことでたくさんの市民が入ってきてやっているというのが現状です。先ほどのお話を聞きますと、金沢市の近江町市場や京都市の錦市場のことがありましたけど、やはり年々取扱量も金額も減ってきているときには、門戸開放というか、そういうこともすべきだろうし、中央卸売市場と地方卸売市場というものは取り決めたら動かせないものなのかというのがまず1点ですね。そういうことを何か少し研究会議で検討されたらどうかなと思います。きょうは今、田村副委員長もいないし、浜田議員もいないので、市場の専門家がいないときにこんなことを言うと怒られるかもしれませんけど、私の感じる点としてはそういうのがまず1点。  それから、テレビで見ていると東京の築地市場はマグロの競り市でお客さんが大変たくさん来られて、入場制限で市場見学ができないという動きがあったんですね。そのため整理券を配布したりいろいろしながら市場を見学されたりしている。小学生だとか奥さん方を対象に見学会もやられているということなんですけど、例えば福井の場合には、マグロはだめでしょうから、カニの専門的な市場をつくるとか。それからマグロにしたってこれからクロマグロとかいろんなマグロはもう世界でとれなくなるわけですから、先ほどちょっとお話を聞きましたけど、近畿大学は随分養殖マグロの研究をやっているわけですね。そういったところをいろいろ研究して、そんなところで少し養殖漁法として入れたらどうかなというふうに思いますけど、その2点についてお伺いいたします。 ◎堀川中央卸売市場長 まず、1点目の地方卸売市場への部分でございますが、先ほど申しましたとおり、地方卸売市場へかわっていかれる中央卸売市場がたくさんあります。私どももその推移がどのようなものかと見きわめているところでございまして、ただ正直なところうまくいっている市場とうまくいっていない市場、これが両方ともございます。地方卸売市場にかわって1年ぐらいはよかったのですが、2年目以降ぐっと下がったというような市場がございまして、他の市場に聞きましたら、信用という部分を考えますと、やはり中央卸売市場というのが集荷がしやすいという部分がございます。
     それから、開放についてでございますが、本場の開放は、イベント的なものではございますが、開放している市場はございません。ただ、私どもも今現在考えておりますのは、関連商品棟といいまして、ちょうど本市の市場ですと西側に長い建物が1つあろうかと思うんですが、ここを今後開放できないかということで、できれば小売業者の方にこの中に水産物、青果を含めて入っていただいて開放をしていきたいと考えております。  それから、競りの見学でございますが、水産については今は午前4時半から競りをやっております。早朝からという関係からなかなか見学の申し込みというものも少のうございますが、申し込みがあれば、私どもとしても見学の受け付けをしておりまして、職員が対応をさせていただいております。また、そういうふうな御要望があれば私どもにお申しつけいただければ幸いかと思っております。 ◆峯田委員 専門市場を開設するような意識はないですか。だから、マグロはこちらでやれるわけがないですから、カニとか、専門の産地で専門的なものでの市場取引というのは考えてないですか。 ◎堀川中央卸売市場長 産地市場のお話かというふうに思いました。カニにつきましては、これは三国のほうに産地市場がございます。福井県漁業協同組合連合会がやっている市場で、嶺北ですと三国、それから越前町にもございます。そちらのほうが形としては産地市場というようなことで、私どものほうは消費市場という形での荷集めということでやっております。 ◆山口委員 峯田委員が言ったこととも重複するかもしれませんが、今東京の築地市場は見学者を一日140人に限定している。外国人客も非常に多いんです。マグロは、多いときは1,000本ほど入っているので、それを見たいという人が非常に多いんですよ。だから、オープンにしているわけなんです。そういうような開放感があるのに、福井市はどうしてそれをストップしているのか、それを1つお聞きしたい。  それから、食の安全は至るところに出てくるんですが、今鯨肉が第2の水俣病に発生するのではないかという話が、きのうか、テレビに出ていたと思うんですよ、NHKでね。第2の水俣病になると大変だと。どういう毒素が入っているのか、水俣病だから大体わかると思うんですが、そういうようなことを今NHKでも取り上げておりますし、鯨だけでなくそのほかの魚に対してもそうだろうと思います。やはり食の安全というのは非常に大事であるので、検査体制はどうなっているのかお聞きしたい。なかなか市場内で検査体制も確立できていないということなので、今後の取り組みについてちょっとお聞きしたいと思います。 ◎堀川中央卸売市場長 まず、見学の件でございますが、私ども見学につきましては別段規制をかけているということはございません。ただ、私どもに外国人からの見学の申し込みは来ておりません。福井市場としましてはマグロの取扱量というのが極端に少ない市場でございまして、やはり今メーンとなりますのはカニでございます。  それから、食の安全・安心でございますが、今おっしゃられるとおり、水銀等というものにつきましては、これは農林水産省のほうから危ないという情報が出たときにはすぐさまその情報が入ってまいります。それは当然、卸売業者と私どもの両方が把握できる形をとらせていただいております。  検査体制につきましては、年に2回、抜き打ちで細菌検査をしております。また青果物については、残留農薬の検査をしております。私どももできればこの回数を少しでもふやしていって、市民の方をお守りできればと考えているところでございます。ただ、JAにつきましても、残留農薬については独自で調査をしておりまして、その調査報告書をこちらへ提出するということも行っておりますので、それ以外の部分をさせていただきたいと考えております。 ◆山口委員 北九州市は検査体制ができているんですよ。市場の検査員から、もうこれは恐ろしくて発表できない、有害物質を含んでいる、大変なことになる、そういう裏情報も聞いています。だから、十分な検査体制を作らないと、市民に安全だ安全だと言っているだけで、本当は安全でないのではないかと思います。抽出して検査するのではないにしても、やはりある程度検査体制を変えなければいけないのでないかなと。これは前から御質問しているんですけれども、そういう取り組みはしてなかったと。これは要望にかえますけれども、今後十分検討していただきたいなと思っております。 ◆見谷委員 今いろいろ検討委員会を開いてやっているということをお聞きしましたけれども、資料のグラフを見ると、過去10年来ずっと取扱高など全部下降線をたどっていますね。先ほど峯田委員も質問されましたが、今後、10年、20年後を頭に置いたときに、中央卸売市場がいいのか、地方卸売市場がいいのか、いろいろ検討はしているかと思うんですけれども、こういうグラフを見る限りではやはりどこで判断をつけるのか。確かに先ほども言われましたように信用ということでは中央卸売市場のほうがいいのかもしれませんけれども、福井市がこれを運営している以上やはり費用対効果というか、そういうことを考えると、どこかで判断しなければいけないのではないかなという思いがあるということが1つ。  それと、今年度の予算状況を見させていただきますと、前年度よりも約3億5,000万円総務管理費が多くなっていますね。この中身を見ますと、市場施設整備事業費に約4億円、それと市場金融対策事業というのが毎年3億円出ておりますけれども、先ほどの説明の中でいろんな会員さんというんですか、千三百何人かが今は800人ほどしかいないと、また市場の現状を見ますと非常に仲卸業者さんが撤退しているということを考えると、こういう予算のつけ方に非常に疑問を感じるんですけれども、そこら辺は市として総体的にどのように判断されているのか。検討委員会の中でいろいろ検討されるかとは思うんですけれども、過去10年間下降線をたどっている、これから将来10年間でどういうふうに推移していくのかというのはどのように判断されているのか。  それと、先ほどの説明の市場運営のあり方の中に、市民に開かれた市場の実現という項目が1つありますけれども、市民に開かれた市場というのは行政としてどのように考えているのか、そこら辺をお聞きしておきたい。 ◎吹矢副市長 ただいまの御指摘につきまして2点を私のほうからお答えさせていただきたいと思います。つまり中央卸売市場かそうでないのかという点と、市民に開かれた市場という視点でございます。  まず、福井市の中央卸売市場につきましては、当分はやはり今の公設によります中央卸売市場体制を維持させていただけないかと思っているわけでございます。冒頭に申し上げましたとおり、生鮮食料品などを安定して供給する市場は極めて重要な社会インフラ、道路や川と同じような重要な社会インフラでございます。そうした位置づけの中で、消費者と生産者の利害的な調整などもございますし、それから衛生面などのコントロールといった面もいろいろございますので、やはり公設であり、またより信用度が高いといわれる中央卸売市場を維持していってはどうかと考えているわけでございます。もちろん中央卸売市場という名前に甘んずることなく、福井市の場合ですと水産物と青果と花卉とございますけれども、その部門ごとにより活性化への対応は進めていかなければいけないと思っているわけでございます。  なお、この中央卸売市場中長期プランの策定に向けまして検討会議で議論をいただいていると申し上げましたが、その検討会議の中でもやはり当面は公設性、中央卸売市場を維持するというような方向で議論をなさったとお聞きしているわけでございます。  次に、開かれた中央卸売市場という視点でございます。  確かに中央卸売市場の持っている機能などを市民の皆様方に知っていただいて、その生鮮食料品などの需要拡大につなげるといったことはとても大事でございまして、一般開放などの取り組みも強化していってはどうかと思ってございます。ただ、その際には、当たり前のことを申し上げて恐縮ですけれども、卸売市場といいますのは消費者の皆さんに対して恒常的に小売行為を行う場ではないといったことはやはり大前提でございますので、そうしたこともお知らせしながらの取り組みになろうかと思っております。また、市場でございますので、衛生管理とか、それから一般入場者の方の安全の確保も大事でございます。そうしたことに配慮しながら市場への市民の皆様方の御理解をちょうだいしやすいような取り組みをさらに拡大してまいりたいと思ってございます。  予算関係のことは中央卸売市場長が申し上げます。 ◎堀川中央卸売市場長 御質問の予算関係でございますが、3億5,000万円の総務管理費支出につきましては土地区画整理事業による土地の買い戻し部分でございまして、また3億円の制度融資でございますが、市場には決済機能という大事な役割がございます。卸売業者が委託を受けた場合には3日ないし4日で出荷者に支払いをさせていただいております。仲卸業者から卸売業者に対しましては当面4日サイクルの支払いということでやっておりますが、なかなか小売のほうから量販店が多くなってきております関係から、決済サイクルが月1回、2回という状況でございまして、仲卸業者にとりましてはこの資金繰りというものが大変厳しい状況でございます。そのため決済機能を維持するために制度融資というものを設けまして、3億円を銀行に預託し、協調融資をしていただいているという状況でございまして、仲卸の数は減ってきておりますが、売上高自体はそんなに大きく落ちているわけではございません。やはりこういう金額が今のところ必要なのかなと思っております。ただ、今後につきましてもこれに甘んずることなく、この制度というものをもう一度根本から見直して、制度融資も本当に必要なものかどうかも含めて検討させていただきたいと考えております。 ◆見谷委員 今の制度融資ですけれども、年間毎年3億円予算に上がっているのですけれども、利用者は毎年何件ぐらいですか。 ◎堀川中央卸売市場長 件数についてはちょっと今手元にないんですが、年間4億5,000万円の融資を使っております。3億円の預託をいたしまして、協調融資をいただいて4億5,000万円です。本来7億5,000万円までの枠をいただいておりましたが、現在使っているのは4億5,000万円ということで、仲卸業者につきましては1社1,000万円、仲卸業者はすべてこの制度融資を使わせていただいております。また、卸売業者も小売組合の会員につきましてもこの制度融資を使わせていただいているところでございます。 ◆見谷委員 毎年聞くんですが、一般会計から8,000万円ほど繰り入れをしておりますね。先ほど副市長もおっしゃいましたけれども、市場というのは安心・安全というんですか、衛生面からも、福井市民の台所というんでしょうか、それを預かるためにはそれぐらいはしようがないかなという思いもありますけれども、やはりこの市場を運営していく上で、本当に経営としてこういう状態でいいのかということをもう少しよく検討していただきたいなと思います。いろんな課題はここにまとめられておりますけれども。ああいう大型の一等地に建っていて非常に便利はいいし、敷地の規模としては非常にほかの市場よりも大きい、環境的にもいいところにあるという、いろいろな要素はありますけれども、経営的な中身を見ますと、今シャッター通りになっているような、そういうことを考えると、やはり市としてももう少しいろんな面で検討していただきたいなと思います。これは要望で結構でございます。 ◆鈴木委員 卸売業者へのアンケートの結果を見ても、約7割が中央卸売市場を維持してほしいかもしくは、指導があるまで中央卸売市場の状況を維持してほしいと答えていて、指導があるまでというのは国が許す限りという意味で言っているのかどうかちょっとわからないですけれども。それと今各委員の質問に対する答弁の中で、地方卸売市場に変えたところでも1年目はよかったけれども2年目から減ってしまったと。ひとつ信頼がネックであったということなんですけれども、業者にアンケートをとっても、中央卸売市場という形態に対して信頼している面があるのかなと思うんですけれど。市場にとって、あと市民にとって、市場の安心・安全や信頼がどれほど大切なものなのかということと、経営的にもメリットがどのようにあるのかということ。きっと地方市場に変えてもこの後2年目に売り上げが減ったということになると、中央卸売市場には経営的なメリットが一定あるのかなと思うんですけれど、その辺もう少しわかりやすく教えていただけないかなと思います。 ◎堀川中央卸売市場長 地方卸売市場と中央卸売市場の違いについて、先ほども申し上げましたとおり、運営形態についての自由は地方卸売市場のほうがききますが、販売規制に関しましては何ら変わりません。ただ、御存じのように、越前市のほうに民営でやっている地方卸売市場がございます。ここには一応県の条例でも決まってはいるんですが、民営でやっている以上、目に見えないところでやっておられると、小売をされているというようことをチェックする機能はございません。ただ、今本市の市場につきましては、地方卸売市場にかわる、中央卸売市場で行くというところで販売規制にかかわるものに関しては何ら変わることはございません。これを将来的に民設の市場とするのであれば、また別の話なんですが、やはり公設性を維持するということを考えるに当たりましては、地方卸売市場も中央卸売市場も何ら変わらないというところでございます。  もう一つ、安全・安心というところで、先ほど敷地が大き過ぎるのではないかというような御指摘もございました。ただ、この周辺で私どものところには飲み水を確保できる井戸も持っております。また、食料品につきましても十分確保できている状況でございます。災害のときにも十分対応ができる状況でございます。周りの道路もすべて整理されておりますし、生活ライフラインというものも、正直井戸が1本昨年度末に壊れまして、それを早急にまた改修するということで、地震、災害というものにも対応できるような体制をとっていきたいと考えております。また、農業、水産業というものを考えましても、出荷場所というものにつきましては、今直売所なり道の駅にあるというふうにある程度整備はされてきておりますが、やはり決済ということを考えますと、道の駅ですと品物を運んでいって、大体15%程度の手数料が取られるかと思います。市場ですと、持ってきていただいて、今青果物ですと7.5%、水産物ですと5.5%の手数料ということで、お金についても、3日ないし4日内でしっかり支払いができるという決済機能もしっかりしておりますので、やはりこういうものにつきましては今後の福井市の農林水産という部分を考えるには絶対必要な機能ではないかと考えているところでございます。 ◆高田委員 それでは、私のほうからは2つお聞きします。  1つは、中央卸売市場中長期プラン検討会議が昨年の6月に設置されて、平成22年9月定例会にはそれ相当の結果を公表したいというふうに私は受け取ったので、1年間ぐらいかなりもまれて、これは今委員の皆さんがおっしゃるような今後の方向を考えるのに非常に大きな要素の一つであると思いますので、これについて3つお聞きします。  1つは、これは皆さん御存じなのかわかりませんが、私は初めてなので、メンバーがどのような方が入っておられるのかということ。  それから、今アンケートについて鈴木委員の質問でございましたけれど、どんなふうにとられて、大きなものはどんな方向に読み取っておられるのか、その主な内容と、結果分析をどう踏まえておられるのかお聞きします。  今吹矢副市長のほうから、地方卸売市場ではなくて公設のほうへ向いているというふうにお答えになったように思いますけれども、これはどういう討議の中でどういう内容でこのように進んできたのかと。9月定例会に結果を出されると思いますので把握しておられたら、これは大きなことだと思いますのでお答えください。  それから、この制度の中でさらに、ほかに安心・安全とかそこら辺で何か特筆すべきアンケートの結果、データとして出ているものがあれば聞かせていただきたいと思います。  大きな2つ目としては、今安全・安心というのがたくさん出ておりますが、市場として食品の検査をされると思うんですね。これは当然この安心・安全、法にのっとった一般的なやり方をおやりになっているのかなと思うんですが、福井市として、マニュアル化されているのかどうか教えてください。 ◎堀川中央卸売市場長 まず、検討会のメンバーでございますが、福井県立大学の原田政美教授を委員長といたしまして、マクロ経済学の専門家でございます新宮福井県立大学准教授、それからあと中小企業診断士でございます上村さん、それから生産者の代表といたしまして福井県漁業協同組合連合会、福井県経済農業協同組合連合会、それから福井商工会議所、市民の代表といたしましてふくい食育市民ネットワーク、こちらのほうから参画いただいておりまして、あとは市場内の業者でございます。  次に、アンケートでございますが、一番特筆すべきというところにつきましては、3つ挙げている真ん中にございます卸・仲卸業者への質問というところで、今後中央卸売市場が活性化していくのにどのようにしたらいいのかという御質問をさせていただきました。その中で、人材育成というのがやはり一番圧倒的に多い数字でございます。どうしても雇用という部分で下がっているというものでございまして、今こういう時に優秀な人材をというような話をさせていただいているところでございます。その次に産地市場の機能強化ということで、先ほど申しましたとおり、私ども消費市場という形で取り組みをさせていただいておりますが、やはり周りに優良な漁港もございますし、また坂井市のほうには優良な産物もございますので、こういうものを生かした産地市場としての面も強めていってはどうかというようなアンケート結果でございました。  それで、産地市場でいくかどうかという議論の中でございますが、やはりほかの市場を見ましても、経営戦略をもって地方卸売市場にかわったところにつきましてはある程度その成果を上げているところでございますが、その経営戦略なくして地方にかわったところは下がっているというふうな状況でございます。というのは、業者の方がどういうふうに営業されていくのかということを第一に考えていただいて、地方卸売市場がいいのか、中央卸売市場がいいのかを考えていただくのが今後の福井中央卸売市場にとっては一番いい方法ではないかと思っているところでございます。  次に、安全・安心の検査のマニュアル化でございますが、一応マニュアル化をしております。ただ、このマニュアルについては公表しておりません。というのは、これは抜き打ちで検査をやりたいという部分がございまして、それは卸売業者もわかっております。検査につきましては専門の業者に検査を出して、私どもの市場のホームページにおきましてその検査結果につきましては公表をしているところでございます。 ○石川委員長 ちょっと済みません。確認の意味でお伺いしますが、公設の部分について、先ほど副市長からは今後も公設市場として進めていきたいとありました。今の場長の答弁の中で、中央、地方の部分については今後何かお任せするようなニュアンスの発言があったような気がしたものですから、その辺だけ確認させてください。 ◎堀川中央卸売市場長 ちょっと間違えそうな答弁を申し上げまして申しわけございません。  今現状におきましては中央卸売市場でということでございまして、先ほど副市長も申しましたとおり、今後についてどうなるのかという部分については今後の情勢を見ながらというふうな、私の発言は今後の情勢を見ながらという部分でございまして、現状では中央卸売市場で進ませていただきたいと思っております。 ○石川委員長 中央卸売市場長、先ほどの副市長の答弁は、先ほどそういうお話があったときに、今後も公設で中央卸売市場として進めていきたいと明確に言っているわけだから、その辺は後々また問題になったらいけないので、委員長として今確認させてもらいます。 ◎岩永農林水産部長 高田委員の質問の中では、このプランの検討会議の中でどのような議論がなされて、先ほど副市長が申し上げました公設中央卸売市場となったならばということで、その中で中央卸売市場長が言いましたようにいろんな意見があります。そうした中で、最終的にこういう市場関係の取引者のアンケート結果、そういったものを踏まえて、市場に携わる者としてはやはり当面は副市長が申しましたように中央卸売市場で頑張っていきたいというふうな最終的な議論として方向性が示されたということでございます。 ○石川委員長 そういうことですので、そういったことでの確認をひとつお願いしておきたいと思います。 ◆高田委員 私も今ちょうどそこを聞こうと思っていたのですが、委員長が明確に聞いていただいたので。やはりその業者さんがどうかっていうことについてよくそこら辺をまた考えながら、意向を酌みながら、市も公設でと思われるのならば、ともかく押し進めていってほしいと思います。  お答えを聞いて今1つ聞きたかったのは、メンバーですが、これもうお名前はいいんですけれども、この中で、市場といいますとやはり食というのは食育ということもあっていろんな女性も大変関心を持っておりますので、この中で女性がおられるかどうかということ。それからふくい食育市民ネットワークというお答えがあったんですけれども、この食の安全・安心という部分については、本当の消費者としての市民の、専門家ではなく一般的なそういう彼女、彼らたちの意向は入っているのかどうか、また、大事にしていただいてきたのかどうかということをお答えください。 ◎堀川中央卸売市場長 女性の方という御質問でございましたが、委員が14名おりまして、女性の方は1名でございます。先ほど申しましたとおり、ふくい食育市民ネットワークの方が女性ということで、この方を入れて話をさせていただいております。 ◆高田委員 私は女性で、きょうもほとんどいつもどの場所ででも周りは男性なんですが、相当勇気を奮ってどの部分も発言をさせていただいているんですけれど、例えばこれが逆転していたらすごくやっぱり数の問題っていうのは大きいと思います。1人しか女性がいないっていうのは、今後市民のサイドでこの問題を、大事なことも決めていくというときに、本当にもう1人でも2人でもやっぱり女性なら女性の消費者の仲間を、これは市議会に言えることなんですが、今後の方向としてお願いしたいということです。私も本当に男女共同参画に長いことかかわって、本当にこれは逆の立場でも、女性の方が多いときもあるんですけれども、男性がいると発言しやすいということもありますので、場長、ここは希望しておきますのはそういう立場に立った数についてもお願いできれば今後大変ありがたいと思います。大きなことについては今わかりました。ただ、余り行政の方が無理して歩く方向に持っていくというのは、今費用対効果も含めて、見谷委員もおっしゃいましたけれども、そこら辺は本当に大事な見きわめ箇所ですのでよろしくお願いしたいと思います。これは要望で結構です。 ○石川委員長 要望ということですね。 ◆高田委員 はい。 ◆青木委員 関連事業者への質問というアンケートの中で、「関連棟の活性化策としての市場開放について教えてください」ということで、開放しないという回答が53件中12件、全面的に開放してほしいという回答が25件、月1日から2日程度開放してほしいという回答が14件、これで約40件、8割近い方々が開放してほしいというようにアンケートに対して答えていると。先ほど中央卸売市場長から関連商品棟をいろいろ考えて対応したいというようなお話がございましたが、具体的にどのような経過で開放ということをおっしゃられているのか、いま一度お教えください。 ◎堀川中央卸売市場長 関連棟の開放の件でございますが、常時開放なり全体を使用という場合には大店舗法、また消防法など、いろいろな制約がございまして、一気にというのはなかなか難しいと考えております。とりあえず私どもが今考えておりますのは、今後どのように開放していくのかという検討会をつくり開きまして、開放の方向で話をさせていただきたいと考えているところでございます。 ◆青木委員 その関連商品棟をそのように利用したいことを考えているということですか。 ◎堀川中央卸売市場長 今申しましたのは関連棟の話でございまして、市場の全体という話ではございませんので、関連棟のみの一般開放を前向きに考えさせていただきたいと考えております。 ◆青木委員 アンケートの結果や、この売り上げが低迷しているというよりも環境的に大きな量を扱う量販店といいますか、そういったところができているのははっきりわかっているわけで、もともと行政が責任を持って安全・安心で物を調達したいということとあわせて、市民から見ると、朝早くからあるいはお昼で大体仕事が済む環境に対して、何か新しいものあるいは安心なものを購入したいという要求というのは、業者だけでなくて市民もあると。だから、皆さんが先ほどからそんな話をされているのだろうと思うんですが、これはぜひ検討してというよりも早急な対応でどうこの要求にこたえるのか。市民も同じことを思っているんだと思うんです。ただ、すみ分けを金沢市でも京都市でも地方卸売市場はあると言い切ろうとするのであれば、逆に言えば中央卸売市場があるので、例えばベルでもあるいはアピタでもあるいはエルパでも、関連商品を扱うグループなんだというふうに福井が言うのであればそれはそれで市民にはわかりますが、同じようなことをごちゃまぜにしようとすると非常に混乱をするということで、私自身もこれに対する市場開放をすることを早急に取り組むべきだと思いますので、ひとつ要望をしたいと思います。 ◆鈴木委員 さっき答弁の中で地方卸売市場になったところで売れ行きがちゃんとうまくいっているところとうまくいっていないところの差は経営戦略を持っていたかどうかだというような話があって、経営戦略も持っていないのにとりあえず地方卸売市場にとなったところは利益がよくないという話だったんですけれども、福井市の場合はこの中央卸売市場でずっとやっていくにしろ、いつか地方卸売市場にかえるにしろ、経営戦略を練るような話し合いの場というのは明確にどこか持たれているかどうか。多分きちんと持っているのではないかと予想して質問をするんですけれど、お願いします。 ◎堀川中央卸売市場長 経営戦略の部分でございますが、私どもには各取引委員会がございます。私どもこの各委員会を使いまして今後どのようにやっていくのかを検討していきたいと考えております。 ○田村副委員長 今の話をいろいろ聞いていて、早急に市場を一般開放するとかなんとか言っているんですが、今現在中央卸売市場でもお盆の日3日間と年の暮れ2日、3日、大体一般市場からお客さんが入ってきているんです。けれど、そのときにもうお客さんは要するにお客さんらしくないんですね。中で品物がなくなるんです。これを一番業者は心配しているんです。要するに泥棒に遭うというか。それで、今青木委員が言ったように、早くしてくれ早くしてくれといっても問題点があるんです。それで、やるのなら、東京の築地市場は、見学に入るときに今度から黄色のチョッキを着て名前を書いて、団体名も書いて、きちんとして入ってくださいということをきょうのテレビでやっていましたね。それぐらいチェックして、どこのだれだということがわかるようにして入れるのなら私は賛成するけれど、ただ私服で入ってくるような人ではだめだと思うね。やっぱり仲卸業者との差がわからないようになってしまう。従業員ともその差がわかりませんね。それ一つ要望しておきます。  それともう一つ、これから先も絶対中央卸売市場でやってほしい。やはり信用度が全然違います。ここで討論している簡単な問題ではないんです。それだけお願いしておきます。 ○石川委員長 副委員長から要望ということですね。 ○田村副委員長 要望でお願いします。 ○石川委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○石川委員長 では、ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、水産振興の現状と課題についてを議題とします。  理事者の報告を求めます。 ◎大浦林業水産課長 (報告) ○石川委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆見谷委員 これ今いろいろこうやって養殖をしているけれども、技術者というのは福井市には何人いるのですか。 ◎大浦林業水産課長 技術者という者はまだだれもおりません。漁業組合に委託いたしまして、漁業組合が各所属の漁業者に募りまして、自分がしたいという人を充てております。 ◆見谷委員 農林水産部全体で、いろいろな部署に採用されていると思うんですが、農林水産関係の技術者というのは今ここの福井市の部局には何人いるのですか。技術者というのは一人もいないのですか。 ◎大浦林業水産課長 職員ですか。 ◆見谷委員 職員の中に、そういう技術者というのは採用しているんですか。 ◎大浦林業水産課長 一応林業水産課には水産技術者として私を含めて4名ございますが、その水産の技術者ではありますが、養殖の専門とかそういった職員はおりません。 ◆見谷委員 いろいろそういう直接やっている漁業者の方、また農業で言えば農業者の方が技術を持っているというのはわかりますけれども、やはりいろんなこれからの農林水産業を考えていく場合に、福井市、また県内のそういうような技術者はいるかと思うんですけれども、そこら辺のことをいろいろ勉強していただいてこの本市に合う農業技術とか水産技術というのを考えていかないと、ただ委託をしているだけではそういう情報の伝わり方とか、またどういうものが本当に課題となっているのかというのは把握し切れないのではないかなと。前々から農林水産部というのは国の補助委託みたいな事務作業だけに追われているような、そういう中で果たして根本的にこういうものが解決できるのかどうか、ちょっと疑問に思うんですけれどもね。だから今そういうことを聞いたんですけれども。それとか、民宿は今どれだけあるのですか。先ほど民宿という言葉も出てきましたけれども、この福井沿岸の民宿、いろんな事情でやめられた方も相当量に聞いていますけれど、今現在そういうものもちゃんと把握しながらこういう連携をしていく。最後のほうに出てきましたけれども、農林水産加工品の認定商品もいろいろ拡大推進するということを言っておられますけれども、認定商品というのはどういうふうに生産されたかということなど、そういう状況をちょっとお聞きしたいなと。  それと、一番はじめに言いましたように、技術者というんですか、いろんな課題を直接福井市の職員の中の技術者が、そういうものを受けとめながらやっていかないと、ただ人任せでは、なかなか今後の福井市の農林水産業を考えた場合にどうかなと。そこら辺のひとつ考え方というか、御所見がありましたらお願いします。 ◎岩永農林水産部長 技術分野での人材育成ということになろうかと思いますが、このアワビの養殖等につきましては、福井県立大学の生物資源学部の先生、そういう専門的な方々と一緒になってやっているわけでありまして、まるっきり丸投げをしているわけではございませんので、その辺は御理解をいただきたいと思います。  それと、近年いろいろな分野で、これは水産だけではなくて農作物についてもやっていこうというときに、福井市には園芸センターがございますが、そこでもそれぞれ、例えば私はスイセンだけとか菊だけとかという、専門分野はあってもなかなか生産者の方がやりたいものとそれが必ずしも一致はしないわけですけれども、それぞれ職員が県の農業試験場や県の園芸試験場などとも連携しながらそういうそれぞれの品種にあったような、みずから技術力といいますか、栽培力を高める勉強をしながらできるだけ生産者のニーズにこたえられるように取り組んでいるところであり、今後ともそういった形でそれぞれの職員が自分の守備範囲といいますか、それを広げる努力をしていくことが重要であると考えております。  それで、あとは細かい点についてはまた担当課長のほうからお答えをさせていただきます。 ◎大浦林業水産課長 民宿の数でございますが、今現在はここでは把握しておりません。また後で報告させていただきたいと思います。  続きまして、農林水産加工品認定商品54品の推進ですけれども、現在ふくチャンネルとかホームページとかでPRをしているところでございまして、また本市が開催している行事等でのPRも今後検討を始めまして、市民へのアピールに努めていきたいと考えております。 ◎吹矢副市長 民宿の関係で一、二点、申し上げさせていただきます。  民宿を営んでおられる方々の経営的な活性化を図るということも大事であると思ってございます。1つは、ことしの取り組みといたしまして、越前海岸の海の幸を生かしました何か福井らしい膳、料理でございますね、一乗谷朝倉氏遺跡の朝倉膳みたいなイメージで、これを一遍企画いたしまして、全国的にアピールしていきたいとか、そうした意味で越前海岸の海の幸を利用したものをつくり上げる取り組みもさせていただきたいと思ってございます。  それから、鷹巣、国見、鮎川、越廼といった海岸の連携を今まで以上によりとっていただいて、こちらの話も含めて、よりお客様を全国からお呼びする、来ていただく協議も重ねさせていただいたらどうかというようなことを考えてございますので、民宿に関係いたしまして申し上げました。よろしくお願いいたします。 ◆見谷委員 今副市長答えていただいたので、とにかく農林水産物が出てくるところ、商品になるわけですね、商品になるということはやはり商工関係との連携が、いつも言っていますけれども、当然そういうことが今行われているんだろうと思うんですけれども、今副市長が言われたようなことは大いにやっていただきたいなと。  それはそれでいいんですけれども、先ほど言いました技術者の問題ですけれども、林業水産課長も水産関係の技術者だと。何人か農林水産関係でも技術者というのは採用されているわけでしょう。その人たちというのは、先ほども言いましたけれども、事務作業に追われているよりももう少しそういう技術者を有効に使うといったらあれですけれども、何かそこら辺の考え方というのをこの福井の農林水産業にもう少し活用できないものかなと。いろんな大学を出てきていろいろ勉強されて、技術を持ってきて、ここ何年かの間にそういう方が何人か採用されているのではないんかなと。でも、そういう人たちは何か事務作業に追われていて、本来の自分たちが学んできたことが本当に本市の農業に生かされているのかなとちょっと疑問に思うんですけれども、そこらを一遍考えていただくとどうかなと思うので、できればそういうふうにしていただきたいな。それ以上のことはちょっとなかなか言えませんけれども、どう考えているのかなということがありますので、何かありましたら一言求めます。 ◎吹矢副市長 農業の振興、また林業の振興、そしてまたきょうの漁業の振興、いずれも相当に専門的な、また深い知識と経験が要求される施策であると考えます。それで、確かに採用のときにそうした分野での採用もある程度やってございますし、また学校で学んだ専門的なことも考慮して配置しております。ただ、人事異動的な件では、採用したときから定年までその分野一本やりというのは、その分野だけというようなことでは実際余り考えておりません。つまり、短期間であってもほかの施策のところにも経験してより幅の広い知識も身につけたらどうかというようなことで考えてございます。しかし、もちろんもとはやはり農業分野に造詣の深い職員、水産関係に造詣の深い職員というのはおりますので、そうした者は基本的な面ではそうした分野で活躍できるように配置なども考えさせていただきたいと思うわけでございます。 ◆峯田委員 今の関連で、栽培漁業とかいろんな意味でこれから変わっていかれるんでしょうけど、人材育成という意味で、今いろんな技術者が何人かおられるといっても本当は育っていないのではないかな。例えば今既存の水産高校だとか農林高校だとか、それから各大学の水産学部というのはクロマグロを養殖するとかいろんなことをやっています。そういったところで、今の副市長の話からは、朝倉膳じゃないけれど、いろんな漁港の連携をとって商品の価値を編み出していくというのもいいんですけれど、要するに技術レベルを上げるためにいろんな機関と、例えば高校なり大学なり、それから県の施設なり、それから各県とか、少ない技術者の中でそういった連携を模索していったほうが人材育成にもなりますし、そうしまして例えばアワビの養殖だとかヒラメの養殖は成功しているんでしょうけれど、ほかのいろんな品物についても技術レベルが上がっていくのではないかと思うんです。そういった意味で、人材育成をもう少し検討していったらどうかなと私は思います。これは質問というか、先ほどの関連質問として要望しておきたいと思います。 ◆高田委員 私のほうから2つお聞きします。  1つは、30年ほど前から福井市はとる漁業から育てる漁業というのをしっかりと皆さんPRされまして、私はある課にいたんですけれども、取材にも何回か行った覚えはあるんですが、聞きたいのは、ことしはアワビ、ヒラメ、高級魚の養殖をされてきた。この30年の間にとる漁業から育てる漁業ということでいろいろ試みてこられたと思いますので、その種類、成果、どんなふうな流れになってきているのか教えてください。  それから、アワビ、ヒラメというのは、今この結果を見ると、峯田委員がおっしゃいましたけれど、今後の課題ということで今説明にありますのはうまくいかなかったと、アワビも3センチメートルかそこら辺から始まってあと5センチメートルとかね、そんなに大きくなっていないというようなことで、今後この課題というのは検討していって次うまくいく可能性があると踏んでおられるのか、なければまた今までの成功した違うものに戻るのか、何かちょっと変な困った質問ですけれどお答えください。  それから3つ目、今技術者の話が出ましたけれど、これは園芸センターのところでもいろいろ皆さん質問されましたが、例えば県の内水面総合センターがあって、あそこは非常に教育施設でもあるけれども研究開発施設でもあるということで、新聞等を見ていますと県も非常にこの分野については力を入れておられると思うので、ここら辺との連携とか交流とか技術移入とか、そういうようなことはきょうまであったのでしょうか。なければ今後どう考えているのでしょう。 ◎大浦林業水産課長 本当にとる漁業からつくり育てる漁業に移行しましてもう30年近くたとうかと思っておりますが、その間多種多様な稚魚を放流してまいりました。魚種名は、マダイ、それからクルマエビ、今やっていないのもでいいますとハマグリも一時期やった記録がございますし、現在やっておりますのはヒラメとアワビと、福井ではサザエもやってございます。それらの成果につきましては、なかなか難しいのですが、漁獲が横ばいに近い減り方で進んでいるといったのが成果ではなかろうかなと思います。 ◆高田委員 育てる漁業をしなかったら漁獲高がなお低くなるのですか。 ◎大浦林業水産課長 そういうことになろうと私どもは思っております。  続きまして、県の職員からの指導でございますけれども、私どもも当然この養殖での県の職員の方のお力添えをいただきまして指導を仰いでいるところでございます。これによりまして、私ども市の職員と現在行っております漁業者が育成されればと思っております。  今後でございますが、アワビにつきましては、先ほどの課題で申し上げましたとおり、海上での養殖はかなり難しい。それで、漁港内での養殖は可能ではありますが、小規模なものになろうかと考えております。ヒラメにつきましては、もう少し水温が高ければ可能ではなかろうかなと考えてございまして、今現在での施設では採算性には欠けるのではないかと今のところ考えております。今後ことしの10月末までの研究を踏まえまして報告書を作成したいと考えております。 ◆山口委員 今まで聞いていますと、やはり専門職というのは非常に市政の活性化につながることだろうと思っています。だから、前から言っているんですけれども、農業土木と土木とを一緒くたに考えている。県はそうなんですけれど。しかし、それを分担しないと専門分野はわからない。それは育たないと。また、人事異動であっちへ行ったりこっちへ行ったりで、ビジョンが描けないと思う。だから、そういう人事をすると大変なことになって、今までどおりになってしまう。農業土木というのは生産基盤なんです。土木と一緒くたに考えること自体がおかしい。やはり今大学院に行っている人も非常に多いと思いますが、専門職でまた2年間勉強してくる人が非常に多いんだそうです。ですから専門職として置いておかないといけないです。税務課に行ったり福祉課に行ったりすること自体がおかしい。その場所でのビジョンが描けない。私はそれは市役所の欠点だろうと思うんです。だから、専門職は専門職で生かしてあげないと、やはり意欲を持って入ってきているんですから。人事面でも私は再三これを言っているんですけれども、やはり一番大事なのはそういうことなんです。  それと、最後には林業水産振興プランまでもう策定しますと書いてある。今の状況では策定できないのではないかと思います。今農業委員会でも振興政策をやっていますけれども、もう少しそういうようなことに力を入れてやらないといつまでたってもこの議論は絶えない。前から、それはつくる栽培とかいろんなことでやっているのですけど、一向に進捗していないのです。だから、こういうようなことも念頭に置きながら、行政マンとしてもう少し勉強する余地を与えてあげないと、いつまでたってもこのような状態が続いている。水産専門職は3人か4人いるといっていますが、それもあっち歩きこっち歩きして全然研究もできない、指導もできない。そういうようなことが今後あるといけませんから、今後の取り組みだけちょっとお聞きしたいと思います。 ◎吹矢副市長 貴重な大事な御指摘をいただいたと思ってございます。今後の人事異動に当たりまして、その本人が学校で学んだこと、あるいは採用のときの状況、そしてまた仕事で培ってきた経験、こうしたものを勘案して専門性がより生かせるように配置などを考えさせていただきたいと思ってございます。  もちろんこうした漁業振興は行政だけではなかなかまた困難な面があることも事実でございます。漁業者の方々、それから漁業に関係する団体、それから加工とか流通の方々、そしてまた消費者のこともあわせて考えなければいけないと思ってございます。そうした方々と常日ごろからいろいろ相談協議いたしますし、また今御指摘にありました林業水産振興プランの策定に当たりましても、もちろん市職員も一生懸命やりますけれども、今申し上げた関係の方々のお知恵などもいただきながらプラン策定には取り組ませていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
    ◎大浦林業水産課長 済みません、先ほどの民宿の数ですけれども、地区別ではちょっと今現在わかりませんが、市内では66軒ございます。うち3軒は季節営業民宿ということでございます。 ○石川委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○石川委員長 ないようですので、質疑は終結します。  ただ、私からの発言もお許しをいただきたいんですが、振り返ってみますといわゆる金福スイカにしても越のルビーにしてもいろんな形で結構な時間を費やしてしている。そして、林業水産課長からお話があった養殖も、今2年目にかかったところですね。御報告があったように、ヒラメは非常に成長が早いと。課題も明確になってきているんですね。海水の取水についても、この前田村副委員長とも話したのですが、沖のほうでとれば、深いところからとってくれば、もちろん費用はかかるのですが、そんなこともあります。漁業者に委託して、漁業者のお力添えもいただいて今取り組んでいますが、その方たちもやはり夢を持てるように、2年でやめてしまうのであれば初めからやらないほうがいいですよ。やはりそれが成り立つように行政ももう少し投資してもらって、一回人材のことも含めて、ぜひ強くお願いをしておきたいと思っています。  以上で本日の調査案件はすべて終了しました。なお、本委員会は今後も農林水産業振興対策に関する諸問題につきまして、閉会中も継続調査したい旨を議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) ○石川委員長 御異議がないようですので、そのように決定をしました。  また、本会議での委員長報告につきましては、私に御一任願います。  これをもちまして委員会を閉会します。                                午前11時48分 閉会...