福井市議会 > 2010-02-10 >
平成22年 2月10日 産業・観光対策特別委員会-02月10日−01号
平成22年 2月10日 環境・エネルギー対策特別委員会-02月10日−01号

ツイート シェア
  1. 福井市議会 2010-02-10
    平成22年 2月10日 産業・観光対策特別委員会-02月10日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-04-17
    DiscussNetPremium 平成22年 2月10日 産業・観光対策特別委員会 − 02月10日−01号 平成22年 2月10日 産業・観光対策特別委員会 − 02月10日−01号 平成22年 2月10日 産業・観光対策特別委員会             産業・観光対策特別委員会 顛末書                              平成22年2月10日(水)                                第 2 委 員 会 室                               午後2時04分 開 会 ○今村委員長 ただいまから産業・観光対策特別委員会を開会いたします。  中谷委員から本日の委員会を欠席するとの連絡がありましたので、御報告を申し上げます。  それでは、本委員会に付託されております産業・観光対策に関する諸問題の中から、本日は企業間連携による新プロジェクトの創出について及び好機を捉えた新たな観光施策についての調査研究を行います。なお、理事者におかれましては、報告また答弁は簡潔かつ的確にされますようお願いいたします。  それでは、お手元の調査案件表に従いまして調査に入ります。まず、企業間連携による新プロジェクトの創出についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎山本マーケット戦略室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑等はございませんか。 ◆下畑委員 企業間連携をこれからネットワークでやっていくのですが、まずこの3ページにあります連携体の助成制度を創設する。連携体を誕生させるために、支援制度が必要であるので助成制度を創設するとあるのですが、これは具体的にはどう考えていらっしゃるのか。 ◎山本マーケット戦略室長 まず連携のためには交流会が必要で、その中から連携体が生まれます。それに対してどういう補助かということですが、まず連携体が技術同士の連携をする場合もありますし、技術は持っているが販路を持っていないとか、そういういろんな連携があると思います。その中で、私どもが考えておりますのは、まず新技術、新製品開発のための補助、それから今度は販路開拓のための補助を考えております。 ◆下畑委員 今までにもそういったものはなかったのでしょうか。今までもこういう異業種交流、連携は盛んに言われていまして、「おいしいキッチン」も相当前からやっていると聞いていますが、今まで補助制度はなかったのか。具体的に何か考えていますか。 ◎山本マーケット戦略室長 これまでに連携体に対する支援はなかったのかということですが、今、話に出ました福井コンソーシアムブランド開発協議会、これはまさしく連携体に対する支援でして、これはブランドづくりという面での連携をしています。ですから、「おいしいキッチン」というブランドの名のもとに、それに相当する品物を認定して販売する。これに対して、市は支援していましたが、組織をつくるということで、少し機動力に欠けるところはありますので、今後はブランドづくりではなくて、今ほども申しましたものづくり等を支援する。このものづくり支援は連携でやっている例が大半です。それでも、販路とかいろいろな技術面が少し足りなくて製品化されていないというのがありますので、そういうものを洗い出して、それに関連する企業が一堂に会して、その中で情報交換して連携体が生まれたら、それに対する補助をする。今までの公共支援はブランドづくりのための支援であり、今度は純粋に連携体のための支援と考えております。 ◆下畑委員 ここに書いてありますように、コーディネーターが非常に大事であるけれども、そのコーディネーターについて、資料を見ますと地域資源・マーケット戦略会議がそれを担うということだと思うのですけれども、そういうことでよろしいのですか。具体的には、ものづくりコンテストやビジネスプランコンテスト、そういったところから出てきたすばらしい優秀なものをコーディネーターを用いて製品化していく感じなのですか。 ◎山本マーケット戦略室長 コーディネーターにはやはり専門の人が必要ですので、マーケット戦略室はその交流会の場を設定するなどのお手伝いはしますが、コーディネーターにつきましては、先ほど財団法人中小企業総合研究機構というところを申しましたが、そこにも専門の方がおられますし、それなりの専門の方にお願いしたいと考えております。
    ◆下畑委員 その財団法人中小企業総合研究機構ですけれども、東京にあるんです。コーディネーターは身近なところでいないといけないのですが、東京から派遣していただいて、そういったコーディネーターをやっている。しかし、こういうコーディネーターは身近なところにはいないのですか。 ◎山本マーケット戦略室長 財団法人中小企業総合研究機構の方のほかにも、例えば福井大学とはビジネスプランコンテストなど産学官連携をしておりますので、そういう担当の先生方も十分可能かと思います。 ◆西村委員 まず、この新プロジェクトがどういう基本的なスタンスで取り組まれるのかという点が最も大事かと思います。今御存じのように、新自由主義ということで、どんどん企業間競争で弱肉強食により大企業はさらに大きくなり、中小企業がつぶれていく状況が今も実際に続いているわけです。そういう中で、全国的に言えば、地域再生というか、いかに持続可能な社会をつくっていくのかという点が非常に大事だということで、今、全国的にもいろんな取り組みも行われるようになってきているということです。特に地域内の再投資力を高めるということが言われていまして、特に地域の中でいかに投資主体を強めて、内需を拡大して地域内での経済循環をつくっていくかという点が非常に大事と思います。  特に、地域内の経済循環をつくり出すということでは、大手企業の役割を果たさせるという点ももちろん大事なのですけれども、やはり今報告にあったように、福井市内では中小零細企業がほとんどということですので、そういったところをいかに元気にしていくかという視点が一番大事に思うのですが、その点の基本的な考え方をまず1点お伺いしたいと思います。 ◎山本マーケット戦略室長 市内の製造業者はほとんど小規模事業者ということと、もう一つ先ほど申しましたが、福井の製造業者の特徴としまして、自己完結型といいますか、連携を嫌います。その裏返しとして、福井県は社長の輩出率が日本一ということにもつながると思うのですが、かといって連携しないかというと、県外とか遠くの人とは連携するんです。不況にも耐えるためにはオンリーワンの技術を持たないと、大企業の下請ではなかなか生き残っていけない。そこで、繊維産業に培われた優秀な技術とか、そういう製品力は持っているのですが、それだけではなかなかオンリーワンにつながらない。市としては、そういう場をつくって技術を補い合って新しい製品をつくるとか、技術はあるけれども売り方が下手、デザインが下手だという企業がそれぞれ必要なものを探せる場をつくる。場をつくっても、なかなか当人同士に任せておくとうまくいかないときは、やはり仲人といいますか、コーディネーターの方をそこに置いて、いろいろアイデアを出して連携してもらう。そして、私どもとしては、やはり新しい製品をつくるためにはリスクが伴いますから、それに対して補助させていただく。そういうことで、一つでもいいから成功事例をつくっていきたい。  福井の製造業者をはじめ、企業は非常に慎重で、人が成功するのを見るまでは自分でなかなか踏み切らない。そういうようなことも企業訪問していろいろ話を伺っている中では聞いていますので、一つでもいいから福井の企業がそれぞれ持っているものをここで連携して、成功事例を育てていきたいというのが目的でございます。 ◆西村委員 ある意味では、そういう地域内の経済の活性化という点で考えているということですので、私が指摘したような、地域内で循環ということももっと肝に据えてやっていくべきと思います。  続けてですけれども、聞いたところによると、北海道帯広市では中小企業振興基本条例を施行されて、いろんな取り組みをやってきていると報道されているんですが、特に行政と地元金融機関、中小企業が協働して地域経済の新しい循環構造をつくろうという取り組みだと思うのですけれども、このことはお聞きになったことはありますか。 ◎山本マーケット戦略室長 帯広市の例については、詳しくは存じておりません。 ◆西村委員 ここで言われているのは、金融機関を巻き込んだ取り組みです。これまでの金融機関がこの地元の業者と密着していたものが、今、国から直接指導が行くような形になっています。貸し渋り、貸しはがしがひどくなっているということで、特にそういう中小企業にお金が回らないと言われていながら、そういうかつての中小企業を支援する取り組みを新たにもう一回つくろうという考え方によるんです。ですので、ここに今、地域資源・マーケット戦略会議の委員の名前とか出ていますけれども、この中には中小企業や、金融機関は入っていないみたいですが、それで、実際にやはり御商売の取り組みにつなげていくということであれば、そこも含めた取り組みにしていくというのが大事だと思います。 ◎山本マーケット戦略室長 確かに幾ら連携しても、そういう資金力がなければだめだと思うんです。それで、私どもとしては順番といいますか、まずは企業同士、目的を持った人が集まってお互いに情報交換し合う中で、そういう形が見えてきて、その過程の中で、今おっしゃった貸し渋りとかいうことであれば、金融機関にも、またそういう働きかけをしていかなければならないとは思います。 ◆西村委員 実際、貸し渋り、貸しはがしが問題になっているわけですから、あればという問題ではなくて、そういう現実を直視して、市の役割というのを果たすべきと思いますので、そういった面もつながるような取り組みを金融機関も含めてしていただくように要望しておきたいと思います。 ◆加藤委員 やはり企業の一番の願いというのは販路拡大であり、新技術力とかあっても売るところがないといけない。そこの役割を福井市がどのようにどういう形で役割を果たすのかということを考えているのか。どの企業についても、仕事がない、売れないということでは結局、販路が広がらない。  それと、百貨店とか有名店にも販路拡大しているのでしょうが、多分、企業によっては、企業を顧客としているところも多いのではないのか。きょうの新聞に出ていたんですが、三洋電機株式会社が福井へ出向いて、福井県内の31社といろいろ各企業の技術力を見て商談するということだったのですけれども、相手が一般の市場ではなくて、そういった企業に買ってもらうというところも多数あるのではないかと思うので、いずれにしてもそういう販路を求めていくのが一番の企業の気持ちと思うんです。その辺についてどのようにお手伝いをするというか、役割を果たすのかもう少し具体的にあれば教えてください。 ◎山本マーケット戦略室長 福井市が現在していますのは販路開拓の補助金です。例えば展示会に出店したり、御自分で展示会を開催する場合に2分の1ということで補助をさせていただいています。これは従来からさせていただいて、皆さんは活用されている。また新しく考えておりますのが、例えば首都圏からバイヤーを招聘して、こちらの製造業の方と会う場を設定する。そこですぐ商談につながれば一番いいのですが、なかなかそんな簡単なものではない。首都圏のバイヤーの方というのは、どうすれば首都圏で売れるかとかいろんなノウハウを持っているので、こちらへお見えになったときに交流会を通じてアドバイスしていただく。そういうことをこれから定期的にやっていきたい。ちょっと小規模ではありますが、そのように考えております。 ◆下畑委員 新分野の進出について、特に環境エネルギーですね。これはいつも言われるのですけれども、私も業者の方と話していますと、なかなかそれが基幹産業にならず、中途半端で終わってしまう。それが会社の売り上げアップになって雇用創出にまで結んでいっていないのが現状ですけれども、コーディネーターの方が中心になって、例えば環境エネルギーでこういった事業を行ったらいいという具体的な成功例というのを持っておられて、それを業種間の連携のときにアドバイスしてくれるのですか。具体的に、どういうイメージなのですか。  福井の業者が何かアイデアを出すのか、コーディネーターがこういったものがありますと提示してくれるのか。環境エネルギーの分野は、見ていますと前へなかなか進まないですね。 ◎山本マーケット戦略室長 まず新分野へ進出しようとか、あと交流会へ参加していただくためには、やはりそこへ行けば何とかなるだろうではなくて、何かしたいからそこへ行くという、こうしたいのだけどどうだろうかとそれぐらいの強い意欲を持ってきていただくことが大事だと思います。コーディネーターからどうぞというのを受けるようではなかなか成功に結びつくのは難しいと思っておりますが、これからそういう交流会をする中で、委員がおっしゃったようなことも考えていかないとならないし、またいろんな分野の専門家がいらっしゃいますので、そういった方にもコーディネーターになることをお願いしていきます。 ◆下畑委員 これは、新プロジェクトですけれども、具体的にどういうスケジュールでこれからやっていこうとされるのですか。何か具体的なスケジュールが決まっているのですか。 ◎山本マーケット戦略室長 今、私どものほうで、これは新年度の予算を御承認いただいてからの話になるのですが、いろんなノウハウを持って今まで私どもが支援した業者等のリストがございますので、その関係者の方に交流会に参加していただく。ものづくりの支援をさせていただくことが補助金を出しっ放しであるというような御指摘もございましたが、アンケート調査をやっていますと、いろいろ新製品に至らなかった理由として資金不足、技術不足が挙げられるが、その中の一つとして、そういう支援を受けている業者の交流会というのを開いてほしいという要望も幾つかございましたので、それも含めてこれを開催したい。  さらに、その中でまず新年度で1件、こういう連携体をつくっていきたい。1年でいけるものではありませんから、2年ぐらいかかるだろうと思います。そして、また販路開拓にも1年見込んで2年間から3年間ぐらいのスパンで一つのプロジェクトを成功させていきたいと考えております。 ◆石丸委員 信用金庫などが異業種でいろいろと企業を集めて交流会をしています。私も何回か福井信用金庫の異業種交流会へ出たことがあるのですけれども、バードグリーンホテルで200人から250人の規模で講演会をやる。確かにいろいろな企業、または商店、銀行の関連の業者が入っています。だけど、正直な話、講演会だけで終わってしまい、最後は一杯飲んで終わりというのが事実なんです。  だから、私は、福井市として考えるのは、仮に我々の業界の中でも、旅館であれば民宿レベルの10人か15人しか収容人数の少ない旅館もあれば、50人ぐらい収容人数のある旅館もあれば、またそれ以上に100人、150人と収容人数があり、またはパーティができるような旅館もある。だから、よく似た大きさのレベルの旅館を集めた中で、今後どう生き残っていくかということが私は大事ではないかという気がするんです。私は魚屋なので料理のことを言いますが、仕入れでも、料理でも、例えば、ことしのカニはもう終わったから、次は何をお客さんにメーンとして売るかとか、売るためにはどういう販路開拓をするとか、そういう細かい話をする上で、従業員さんを200人も雇っている旅館と、5人、6人でやっている中小の旅館とでは、もうレベルが全然違うから話にもならないという部分があります。その辺をもっと精査して進めないと、ただ集めて異業種交流会をしても意味がないという気がするのですが、山本マーケット戦略室長、何かいい意見はありませんか。 ◎山本マーケット戦略室長 私どもが考えております異業種交流会は、お互い意見が言える人数として20人くらいの小規模のものを考えています。それは、私どもで今いろんなものづくりの支援事業をさせていただいている中でなかなか成功していない方とか、あとビジネスプランコンテストで、いろんなアイデアを出されても実際に起業に結びついてない方とか、そういうデータがございますので、そういう方にお声かけして、こじんまりとした中で情報交換を、また場合によっては違った業種による交流会もあると思うのですが、そういうことから、決して100人、200人とか、そういう大きな場所を考えているわけではありません。 ◆石丸委員 それともう一つ、先ほども西村委員からおっしゃられた貸し渋りとかというようなこともあります。銀行との取引において、もう銀行から相手にされない場合があるわけです。それはどこへ求めるのかということになると、小規模事業者経営改善資金融資制度とか、いろんなものがあるけれども、その小規模事業者経営改善資金融資について、最終的には銀行が了承を出さないと貸出ししないという部分があるんです。その辺は商工会の資金なども、最終的には商工会がお金を貸すわけではなく、銀行との話で、貴社には信用性がないとか、または何年に倒産したとかいう部分で、借り入れが出来ない部分があるのですけれども、その辺の金融対策は今後どう考えていますか。 ◎山本マーケット戦略室長 今おっしゃった小規模事業者経営改善資金融資は、政府系の金融機関でございますので、窓口は商工会議所、商工会がされておられまして、貸し渋りということはないと思うんです。政府系がやっておりますから、最後のセーフティーネットという形で、限度も1,500万円までなのですが、そのためにはいろんな経営の指導を受けなければならないとか、そういう条件が伴うのですが、一般の民間の金融機関ではなく政府系の金融機関でございますので、そういうことはないと思います。 ◆石丸委員 当初、銀行と取引をしていたが、不況の中でなかなか順当に返済ができなかったというような場合、銀行のチェックが入るわけですよね。それで、何とか返済を維持して、次は小規模事業者経営改善資金融資のように、安い金利で借りたいというような場合において、最終的には商工会は、企業に対して銀行に交渉をしてほしいと指示するということをよく聞くのですけど、そういう意味で貸し渋りとかということが出てくると思うんです。 ◎山本マーケット戦略室長 小規模事業者経営改善資金融資は、日本政策金融公庫が取り扱っており、民間の金融機関ではありませんので、恐らくそういうことはないと思います。  それと、福井市のほうも今、小規模事業者経営改善資金融資のほうに対して利子の補給をしております。現在、1.85%の利率ですが、福井市で1%、県のほうでも利子の補給をしております。 ◆巳寅委員 こういう異業種連携などをして企業間が連携して、最終的にはやはり販路拡大というところが最終的なネックになるんだろうと思いますが、特に東京で、南青山に福井の拠点がありますが、やはりどちらかというと銀座とかそういう大きな通りではないので、お客さんもほかの県のそういうお客さんに比べると少ないという情報を聞いたんです。もっとより多くの都会の人たちに知っていただくための戦略といいますか、その辺の見通しについて、ありましたら教えてください。 ◎山本マーケット戦略室長 販路開拓は大切なことですので、その点につきましては市としても助成を2年間考えておりますが、商品によっては店頭に並ぶものや工業製品とか、いろんなケースがあり、それは連携企業同士の販路で連携してする。そういう場でコーディネーターの力が大きいと思いますが、うちはこういうのを持っているから、あなたたちのそういうものが使えるだとか、ネットワークの中でそういうものを見つけ出していけたらと思っています。 ○今村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結いたします。  次に、好機を捉えた新たな観光施策についてを議題といたします。理事者の報告を求めます。 ◎豊岡観光開発室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆下畑委員 一乗谷朝倉氏遺跡の入場者数なのですけれども、確かに平成20年と比べて、平成21年はふえていまして、全国植樹祭が契機になったこともあると思うんですが、もう一つ思いますのは、高速道路料金が土日祝日は1,000円になりましたので、この効果もかなりあったのではないかと思うんです。その件について北陸自動車道が無料になればいいと思っていたのですが、ならなかったので、その辺の影響は何か考えられますか。 ◎豊岡観光開発室長 確かに高速道路は1,000円の料金でこちらへ来られる方がふえているということは想定できるわけですが、福井市全体で平成21年1月から12月と昨年の同期を比べて見てみますと103.3%として、若干の伸びはここで見受けられるわけです。しかし特に高速道路のインターチェンジで県外の車がどれだけ前年度と比較してふえているかということについて、今はデータはございません。 ◆下畑委員 もう一点、日本APECエネルギー大臣会合ですけれども、日本APECエネルギー大臣会合は外国人観光客がふやすための体制を見直すよい機会であるということで、いろんな体制がとられます。先ほどの説明の中に外国のマスメディアに来ていただいて口コミで広げていくということだったんですが、もっと積極的に外国人観光客をこれから受け入れられるような、外国に対する仕掛けといいますか、特にアジアに対してですね。日本APECエネルギー大臣会合を機にしまして、そういう仕掛けというのを市長は何か考えていますか。 ◎東村市長 外国人の観光問題というのは、これからの日本の産業構造として考えていかなければならない国全体として取り組むべき課題と思っています。ただ、福井の場合は、どうしても福井へ来るために外国との直通の交通機関がない。そういった意味で、福井への外国人の観光客というのは非常に少ないのが現実です。  しかし、いつまでもそういう形で置いてきぼりを食らっているというわけにはいかないので、将来、新幹線に関する基盤整備の確立とともに、外国の方々もたくさん来られるような、そういう魅力ある観光地として今のうちに整備していくというのが考え方だと思います。  当然、それまでの間に、姉妹友好都市との関係の問題であるとか、そういうものは詰めていかなければならないと思いますけれども、今一挙にそういうところまで手を突っ込まれるかというと、まだ福井市の観光そのものが非常に脆弱でして、もう少し観光に対する基盤を整備していくということが必要だと思っています。 ○浜田副委員長 現在あるインフラに悪いところがあるわけです。それを今、早急に直さなかったら、今、観光開発室長が我々に説明したことと矛盾するところが出てきます。観光マップに載っている場所が今、結局立入禁止というところがあるわけです。波が激しいものなので、遊歩道が崩れていて、それを早急に直すのか、直さないのかわからないけれども、それを直さなかったら、今観光開発室長が我々に説明しているものと矛盾が生じます。それを早急に直すのか、そのままにしておいて越前ガニ等に力を入れていくのか、どちらですか。 ◎豊岡観光開発室長 今、浜田副委員長のおっしゃっているのは、国民宿舎鷹巣荘から遊歩道に向かうところが、一部、波で遊歩道が侵食されて少し危険な状態にあって、早急に直さなくてはいけないということと、もう一つ、遊歩道の途中に短い橋がございますけれども、その橋もやはり老朽化によって昨年末、外したわけです。  今、鷹巣海岸の散策マップをつくることですし、当然、PRしていく中で、環境整備も整えていかなくてはなりません。是が非とも早急にそういったところの補修、再構築のものについては整備してまいりたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。  ただ、該当場所は、自然公園法の中で県との関係も出てまいりますので、今、県と打ち合わせをしながら進めていきたいと思っているわけでございます。 ○浜田副委員長 それはわかりますけれども、今、我々に説明したことと矛盾するでしょう。その整備をやれば、今、観光開発室長が我々に説明していることが、ああ、そうかと聞けるけれども、幾ら越前海岸の3地区のマップをつくると言っても、県がどうのこうのと言ってすぐしようとしない。そうすると、市が今、観光の好機に便乗すると言っても、それと矛盾するのではないかと思って聞いたんです。しかし早急に遊歩道等を整備することになれば、ああ、そうですかとなるわけです。私はただそれだけです。  今、市長が産業・観光振興対策特別委員会の中で、これから観光に力を入れます、政策でこうやりますと言っているので、私は、しかし現在遊歩道は観光客が歩けない箇所があるのではないですかと聞いたんです。それを早期に直すということになれば、ああ、そうですかとなる。それを観光開発室長は、県の特定公園だとか、県との絡みがあると言うが、そういうことで整備に時間がかかれば、ことしの春先になって観光客がそこへ行ったら、おかしいと思う。福井市の散策マップと現場と違うということを言われるおそれがあるから、私は今質問させてもらっているんです。ただ、今、ここで委員の皆さんが産業・観光対策特別委員会の中でその事業をするということにするならば、それならば、いいですよということなんです。 ○今村委員長 要望ですね。早急にお願いします。 ◆石丸委員 資料に鷹巣地区、国見地区、越廼地区のそれぞれの個性、魅力ある観光地につくり上げていくとありますが、具体的に何かこうしようというものがあるのですか。 ◎豊岡観光開発室長 具体的に、今こういったハード整備をするとかという話は、この場ではなかなか申し上げられませんが、鷹巣地区と国見地区と越廼地区の3地区が越前海岸を構成しているわけでございまして、誘客施策であるとか、ハード整備に対して市はどういった支援体制ができるのか、越前海岸をこれからどう目指していくかということを3地区が一堂に会するそういう協議の場を新年度に設けて、その中で方向性を見つけていきたい。  そういった協議の場で、先ほど申し上げました漁師料理とかご当地メニュー、そういうようなものもソフト事業の中で、1つ2つと出てくれば、それを大きく出していくべきではないかと考えております。 ◆石丸委員 私も30年余り観光に携わっております。福井市の場合、確かに一乗谷朝倉氏遺跡とか、まちなかの養浩館庭園とか、こういう見る観光にはある程度ウエートを置いてきたのではないかという気がします。  越前海岸のあの長い波の荒い遊歩道を、どういうふうにしようといってもなかなか大きなお金がかかることで、これは簡単にはできないとは思いますけれども、それでも冬場の11月から3月ごろまで、もちろん、忘年会、新年会を含めて、越前ガニがあるおかげで、それなりにお客様は来ていただいているんです。おかげさまで我々も潤っているのが現状なのですが、これから、何をということになると、やはり越前海岸でよく言われるのは、夕日とか、漁火とか、そういう越前海岸でも見る観光があります。しかしながら、その料理というものも、今までカニで売ってきた。これからはカニのシーズンが終われば、イカとか、夏になればアワビとかサザエとかというものもあるわけです。そういう食のものをいかにして提供しやすくするのか、例えば民宿に常に活イカを提供できるような、そういうものも私は誘客に大きく左右すると思うんです。  仮に、福井市でイカの生けすをつくっていただいて、漁師がとってきたら福井市が買い上げる。それを今度は旅館がプレミアを幾らかつけて、そしてみんな買い上げる。そして、それを全国に生きたイカという形で発信するというようなことを考えていただけないでしょうか。これは要望です。おかげでアワビやサザエも、正直言って結構売れました。五木ひろしも来たおかげだと思いますけれども、そういう媒体も活用しながら、やはり越前海岸で何を売るか。いわゆる箱ものをつくってそれだけで終わっても採算が合わないのは事実です。しかし、そういう施設はうまく利活用して、養殖とか、岩のりなどをお客さんに出すと好評なんです。また、市役所に対してはそれをPRしてもらう方向性を期待したいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎豊岡観光開発室長 確かに、今おっしゃっていただいたようなことをも含めて、3地区の中で協議を整えていきたいと思っておりますし、ぜひ石丸委員にもそのグループに入っていただきまして、今おっしゃっていただいたような御意見等も賜りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ◎東村市長 福井の観光をどう図るのかといいますと、今の石丸委員からのお話では見る観光と食べる観光ということをおっしゃっておられましたけれども、まさにそういう使い分けをしていく必要があるんだろうと思っています。  やはり国道305号沿いのところについては、食べる観光がどちらかというと主に近いと思いますが、ただ、今回、スイセンの問題にしても、今、球根を鷹巣地区、国見地区にも植えつけさせていただいているということで、だんだんそういう見るべきところもふやしながら、それでいて、食の部分にも対応していく。この食の部分の対応については、民宿との連携をとっていかないと難しい部分があろうと思います。現に今もスイセンも農林水産部と連携をとっていますし、それから交通関係のところでもいろいろバス停の問題とか、そういうところを今考えていますので、いろんな事業が連携をとりながら進んでいくとある程度形が見えてくるようになってくるのではないかと思っています。  ただ、先ほど御指摘の中に、生けすを皆さんでつくらなければそれができないという話になれば、生けすも考えることはできますが、それを今、行政が販売するという格好は難しいと思っていますので、そのあたりはまたいろいろと地域のそういう議論をする場を今回つくっていきますから、そういうところでいろいろと御意見いただくということが大切と思っています。 ◆巳寅委員 今の市長のお話の中にもありましたけれども、やはり一乗谷朝倉氏遺跡にしろ、それから越前海岸にしろ、交通網が非常に不便で駅でおりても、いわゆる観光バス的な日帰りで観光ルートを巡る周遊バスみたいなものがありませんかという問い合わせもあるとお聞きしますので、やはりこの交通体系の整備がきちんと充実していかなければ、お客さんを呼ぼうと思っても、大型観光バスの停留するスペースもそれほどないし、それから路線バス的なものもあまりない。こういうお寒い状況の中ではだめなので、今後の見通しはどのようにお考えでしょうか。 ◎東村市長 おっしゃるとおりですが、ここの部分は鶏が先か卵が先かの世界へ入ってしまう部分があって、路線バスをきちんとつけても、なかなか乗っていただけないということで、結局はまた廃線というコースになってしまうのでは難しい。確かにすべからく公共バスでできればいいんですけれども、現在、レンタカーのシステムとか、そういうものがないわけではない。そういうニーズがどういうところを向いているのか。今御指摘のように、少子・高齢化の社会の中において観光部分をどう持っていくかということを考えると、やはり公共交通で担うという部分もだんだんと重くしていかなければならないということは確かだと思っていますが、まだ現状はそこまではなかなか行っていないというところもあって、そこはニーズの調査等をしながら、本当にバスの運行本数をふやすと乗っていただけるかどうかというところもよく調査しながら進めていかなければならないと思っています。 ◆加藤委員 今の関連ですけれども、全域交通地域ネットワークが計画されていると思うのですが、それとこの観光エリアというか、それを一緒に落とすということは考えていないのですか。 ◎東村市長 できるだけスムーズに公共交通のあり方を、そういうパンフレットの中に落とすようにということで今考えているのですが、時間帯は動いてまいりますので、その都度、全部、取替えしないといけないという問題があるので、できるだけそういうパンフレットに何か時刻表を挟むとか、またそういうものも含めて検討していきたいと思います。 ◆下畑委員 今のバス停に関係してですけれども、この大河ドラマ「江」の放映は、平成23年から始まってくるということで、まちなかに大型観光バス駐車場をつくるという計画が書いてありますけれども、これは具体的に大型観光バスをJR高架東側に設置するということで、ここに大型観光バスで来てもらって、歩いて市街地を散策してもらうということになると思うのですけれども、駐車場の設置の具体的な案というのはもうできているのですか。 ◎豊岡観光開発室長 この駐車場につきましては、現在、平成22年度の新年度予算の中でお願い申し上げたいと思っておりますけれども、JR高架の東側、これは城の橋通りの高架の南東側に公園課の用地として今、芝生を張ってある用地があるんです。そこの用地を約500平米、借り上げて大型バスあるいは小型乗用車について、大型バスですと2台、小型乗用車ですと10台ぐらいの駐車場を整備して、柴田城址公園へ来られる方に供していきたい。  あと、東公園グラウンドにも一部駐車場を設置することになっておりますけれども、あそこと並行して具体的に扱っていきたいと思っています。 ◆下畑委員 今の話ですと、豊島にある市営球場跡地にも駐車場をつくって、そこにも観光バスを置けるようにする予定ですか。 ◎東村市長 前々から春まつりになると、足羽川も含めて、観光バスで桜を見に来ていただく方がいらっしゃいます。足羽川のところでは駐車場を一応つくって、あそこで駐車していただいて、少し川原を見学してもらったりして、そのまま帰っていかれるということが多いように見受けられるので、どこかまちなかにもそういう駐車スペースをつくれないかという議論がありました。何とかそういう短期間に活用できるようなものということが、ちょうど野球場跡地を整備するというようなことで、そこに駐車場をつくりますから、少しそういうスペースもできないかという議論なのですが、基本的に野球場跡地のところは野球場跡地の公園を使う方が使っていただくというのが原則です。しかし、あまり大きく飛躍できないところもありますが、今度整備します公園課の持っている所有地でも、駐車場が仮にいっぱいの時とか、そういうときには十分野球場跡地の活用も頭に入れながら進めてまいりたいと思います。 ◆下畑委員 なかなかそれ以上の突っ込んだ話はしにくいでしょうから、平成22年度予算でその予算を組んで発表するということですが、大事なコースを発表するということになるわけですね。大体、いつ、どういう予定なのですか。 ◎東村市長 今回の当初予算でそういう予算編成案を出させていただくことになります。 ○今村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結いたします。  以上で本日の調査案件はすべて終了いたしました。なお、本委員会は今後も産業・観光対策に関する諸問題について閉会中も継続調査したい旨を議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○今村委員長 御異議がないようですので、そのように決定しました。  また、本会議での委員長報告につきましては、私に御一任を願います。  これをもちまして、委員会を閉会いたします。  なお、引き続き協議事項がありますので、委員の方はお残りをいただきたいと思います。  どうも御苦労さまでした。                              午後3時18分 閉 会...