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平成21年11月12日 産業・観光対策特別委員会-11月12日−01号

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  1. 福井市議会 2009-11-12
    平成21年11月12日 産業・観光対策特別委員会-11月12日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成21年11月12日 産業・観光対策特別委員会 − 11月12日−01号 平成21年11月12日 産業・観光対策特別委員会 − 11月12日−01号 平成21年11月12日 産業・観光対策特別委員会             産業・観光対策特別委員会 顛末書                             平成21年11月12日(木)                              午前10時02分 開 会                                  第2委員会室 ○今村委員長 皆さん、おはようございます。開会に先立ちまして、先日、行われました産業・観光対策特別委員会の行政視察に対しましては、委員並びに関係者の皆様方の御協力をいただきまして、有意義な行政視察ができましたことをまずもってお礼申し上げます。  それでは、ただいまから産業・観光対策特別委員会を開会いたします。なお、中谷委員、加藤委員におかれましては、本日の委員会は欠席の連絡をいただいております。  それでは、本委員会に付託されております産業・観光対策に関する諸問題の中から、本日は企業立地助成の今後のあり方について及び、一乗谷朝倉氏遺跡の観光戦略についての調査研究を行います。理事者におかれましては、報告また答弁は簡潔かつ的確にされますようお願いします。  それでは、お手元の調査案件表に従いまして調査に入ります。まず、企業立地助成の今後のあり方についてを議題といたします。理事者の報告を求めます。 ◎山本マーケット戦略室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑等はございませんか。 ◆下畑委員 前にも質問があったかもしれませんが、委員会資料2ページの企業誘致戦略と再生戦略の中の3番の新たな起業・雇用の創出についてマーケット戦略会議で協議しているということですけれども、県内の大学もこういうプロジェクトの中に入って、新たな産業や新たな分野等の研究開発に関して企業や民間交流に対して情報提供などの取り組みはしていますか。 ◎山本マーケット戦略室長 まず、このマーケット戦略会議は、当然企業家と、あと大学の専門家にもお越しいただいて検討しているわけですが、その目的は、オンリーワンの技術を持っている中小企業は不景気でも何とか乗り越えられると思うんですが、福井は中間生産がほとんどですので、最終製品まで至っていない会社はやはり元請のところの価格に左右されます。そこで、やはり技術を補い合って景気に左右されないオンリーワンの企業体質をつけてもらうことが大事ということで企業連携というものを目指しております。  そのためには企業のネットワークということ、余り敷居の高いものではなく、企業にたくさん集まっていただいて、いろんな情報交換をし、その中でお互いに連携できる分野を探していただいて連携するように誘導することが大切です。ただ、それだけではうまくいきませんので、コーディネーターの方をお願いして、そのコーディネーターがいろいろ情報収集、情報提供して、よりスムーズに連携がいくようにする。新しい分野に臨むわけですから、企業のリスクは当然出てまいります。そこで、市としては何とか財政的、人的な面でそのリスクを軽減するような体制を現在研究しております。  大学との交流はどうなのかということですが、組織だった連携はしておりませんが、様々なところでその大学の交流会に福井市職員が出席をさせていただいたりしています。今後はマーケット戦略会議での成功を契機として、産学連携を強力に推進したいと考えております。 ◆下畑委員 そういった連携をしながらマーケット戦略会議でオンリーワンのいろんな分野に関して雇用創出を図るということですけれども、今までこの取り組みをしてきた中に何か具体的に事例はあるんですか。 ◎山本マーケット戦略室長 過去に行いましたのは、福井コンソーシアムブランド開発協議会が「おいしいキッチン」という統一ブランドで、台所あるいは食卓が豊かになるような台所周りの用品をつくった事例はございます。それは福井コンソーシアムブランド開発協議会という組織をつくってやったわけですが、どうしても組織をつくるとその組織の運営等にいろいろ経費を要します。
     おいしいキッチンというものは福井県内ではまだ余り有名ではないんですが、県外ではある程度認知されておりまして、生活に潤いを与えますから、どちらかというと価格的には少し高目になっています。  卑近な例で言いますとトマトとかタマネギの保存について、ミカンが入っているような赤いネットの中へ入れてつるしておくものだと思うんですが、それをおしゃれな繊維でつくるようにして生活に潤いを与えるといったことです。既存の市内の業者について、例えば金属加工屋なら食卓用のクリップをつくるなどです。技術を生かして、東京都のデザイナーと連携しながらやってきたという例はございます。  今度、考えておりますのは、もっと簡単、身軽にして業者同士がネットワークして、身動きしやすいようにして、一つでもいいから成功事例を出していきたい。現在、私どもが考えている幾つかの事例があり、それをいかに具体的にしていくのかを検討しているところです。 ◆下畑委員 8月の本委員会において、アジアにマーケットを求めるということで、独立行政法人日本貿易振興機構の国内事務所のジェトロ福井との共催でアジアビジネスキャンパスを開催し、若手リーダーの育成と販路開拓を図るという話がありましたが、それは現在、どのように進められていますか、詳しく説明してほしいです。 ◎山本マーケット戦略室長 これにつきましては、ジェトロ福井と協議しまして、単なる共催という形ではなく、私どもも一緒に運営するということで年2回、研修会と企業家の方の講話について考えています。 ◆西村委員 新たな開発ではなく、現状の中小企業の支援という方向にきているということは、私たちもかねてから要望しておりました方向であり、むしろ遅いという気がします。  特に今回の方向性の中でお聞きしたいのは、一つは空き工場の家賃補助が出ていることについて、現在どの程度の空き工場があるのかを把握していらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。  それと、既存企業の移設、増設等による再投資の誘発ということで、助成を検討するということですが、その企業が操業している場所での建てかえについても対象に含まれるのかどうかをお伺いします。さらにこの助成の内容についても明らかにしていただきたいと思います。 ◎山本マーケット戦略室長 まず1点目の空き工場でございますが、空き工場がその後、製造業以外の、例えば福祉等に転用される例が目立っております。先ほども申しましたように受け皿が残り少なくなってきている以上、空き工場を有効に活用したいということで、まずは情報収集が一番大事だと思います。それともう一つは、例えば工場とか土地がきれいなものであればいいんですが、債権者がおられる等で、そういう点でもなかなか絞られてくるんですが、私どもが大まかに把握しておりますのは10カ所ぐらいございます。これは単なる情報でございまして、これからさらに組織的に情報収集し、登録した上で、空き工場としてきちんとした形で運用していかないと、ただここがあいているということだけでは運用がきちんとはできていないということになります。そのような制度を今考えているところです。  第2点目の助成についてですが、その同じ場所での建てかえにつきましても助成の対象になるということで検討しております。 ◆西村委員 この委員会資料3ページに、移設への助成の見直しや家賃等の助成、正規雇用者と非正規雇用者の奨励金に差を設ける等が掲載されていますが、具体的な中身についてはどうなんでしょうか。 ◎山本マーケット戦略室長 現在は、正規雇用者、非正規雇用者にかかわらず雇用保険等の加入で判定いたしまして、移設に対して一律の助成をしておりますが、聞くところによりますと非正規雇用者が全体の雇用者の3分の1ぐらいになっていて、それが所得格差を助長しているということです。できれば福井市としては正規雇用者を雇っていただきたい。そのためには現在、移設に対して3年間の定額助成をしております。初年度は高いのですが、非正規雇用者分は少し安くさせていただくということで、正規雇用者を雇用する流れに持っていきたいです。 ◆西村委員 今ほどお聞きした移設、増設などの内容というのはまだこれから検討ということなんでしょうか。 ◎山本マーケット戦略室長 まず、種類には新設、移設、増設とございます。移設について、現在の土地が手狭になったからもとのところはやめてしまって新しい土地に移設する場合につきましては、投下固定資産等に対する補助を考えております。増設につきましては、今の土地ですることもありますし、もう一つは飛び地でさらにまた同じ工場をつくるという二つのケースがございます。どこに工場を建てるか、用途地域はいろいろございますので、私どもとしては工業専用地域と工業地域へなるべく誘導できるような助成の仕方を考えております。 ◆石丸委員 西村委員の質問の関連です。委員会資料3ページ左側の企業誘致の図面を見ると、企業の誘致先はほぼ満員であり、残りわずかという形になっています。景気が悪いためにリスクを負うのは大変だから、新しく工業用地は作らず、空き地が10カ所ほどあるからそこに誘致するということですが、果たして新しく会社が来るのか、そこで誘致企業が満足できるのですか。市としてはリスクがあるから企業誘致の場所を新しくつくらないというのもわかりますが、誘致をPRするのに果たしてそれで企業が満足できるのかという部分について、どうお考えですか。 ◎山本マーケット戦略室長 ただいまの御意見ですが、JRに乗りますと例えば石川県とか敦賀市とか、工業団地の広告が出ています。これは記憶に新しいのですが、福岡県に自動車工業の集積地があり、それがすばらしいと目指しておりましたが、リーマンショック以来、自動車の輸出が減り、その関連産業である下請工場は全部大打撃を受けています。近隣自治体は下請工場を見込んで新しい団地を造成したんですが、それも引き合いがたくさんあったのに全部なくなってしまった。そういうのを目の当たりにしましたので、以前は羨望のまなこで見ていたんですが、今はそうでもないと思っております。  御指摘のとおり確かに受け皿がないことにはどうしようもないというのは、我々もよくわかっております。それで今、テクノポート福井に3区画、テクノパーク福井は少ないですが残り1区画ございますので、主に県外からの大きい企業はテクノポート福井へ行っていますので、今私どもが考えているのは、やはり市内の企業に市外へ出ていっていただかないようにということで、規模的にはそれ程大きくないというものを考えております。大企業を空き工場とかに誘致するのはなかなか難しいと考えております。  また、この助成制度も長いスパンではなくて3年から5年とか数年の内で見直していくことは必要と思います。  それと、先ほどの10カ所というのは空き工場というお問い合わせでしたので10カ所と申しましたが、土地はまだほかにもございます。 ◆石丸委員 移転について、資料3ページにあるアンケートの結果について、企業が繁栄していく部分として増設ということはわかります。そこで、移設というのは福井市内でもう1カ所つくるということなのか、それとも福井市では立地条件が悪いから県外へ行って、大都会の近くに移設するということなのか、どういう意味なのかわからないのですが、どういうことなのですか。 ◎山本マーケット戦略室長 ただいまの御質問の移転のことですが、33社が計画中になっており、具体的な計画は定まっていないが、とにかく事業拡大するためには自社の敷地では狭いから移転したいという回答です。しかし、その先が福井市内か市外かというのはまだ事業者自身も決定していないところがございます。したがいまして、そういう業者が33社もおられますので、何も手を打たなければ市外へ行く可能性が非常に高いので何とか市内にとどまっていただきたい。そのために、もし企業がどこか移転先を探しているということであれば、空き工場等がある場合に職員も出向いていろいろマッチングといいますか、お見合いを何度かしているんですが、組織立ってはしていませんので、それをもっときちんと組織立ってやりたい。市外へ移転するかもしれないので、それを何とか食いとめたいということです。 ◆谷出副議長 受け皿が少ないということですけれども、例えば森田北東部地区については住宅がそこにあるということで準工業地域にしたと思うんです。そうすると、そこへ誘致ということも可能ではないかと思うんですが、特に森田北東部土地区画整理事業について土地が売れないということで今困っていますから、その辺との連携はどうなっているんですか。 ◎山本マーケット戦略室長 当然、森田北東部地区の保留地も有効な箇所だと考えておりまして、いろいろ企業の方には御紹介はしているんですが、ここは価格的な面でほかよりも高額となっており、企業にとってそういう面が一つネックになるのと、例えば大企業ですとなかなか区画の中でおさまるというのは難しいです。そういう大きい企業でなければ、あるいはもう既に住宅が建っているところがありますので、いわゆる製造業でなくて先端企業的なものは可能だと思います。ですから、こちらのほうも私どもは事あるごとに紹介させていただいております。 ◆谷出副議長 それならば、資料の図面にも描いておかないと、用地はないととられますので、その辺も考えてもらうといいのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○今村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結いたします。  次に、一乗谷朝倉氏遺跡の観光戦略についてを議題といたします。理事者の報告を求めます。 ◎豊岡観光開発室長 (報告) ○今村委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆下畑委員 一乗谷朝倉氏遺跡は、歴史に興味のある人はおもしろく感じるんだけれども、子供や歴史に興味のない人にとっては退屈な印象を受ける。客層が狭いというのは私も非常に感じるんですけれども、知らない人にとっては、行ったらすぐ終わってしまう感じです。これはどうしたらいいのでしょうか。着つけ体験をしたりして工夫はしているんですが、今、遺跡もどんどん発掘していろんなものが出てくるわけですが、福井県立恐竜博物館みたいな発掘体験のできる場をつくって発掘体験をしたり、おもしろく何かできるような工夫ができないのかと思うんです。ほかにもあると思うんですが、どのような仕掛けを今考えていらっしゃるんですか。 ◎豊岡観光開発室長 幾つかの課題もあって、それからここには書いてございませんが、この一乗谷朝倉氏遺跡といいますのは文化財でございますので、文化財として保存、保護する面と、観光客をいかにお連れできるのかという面の二つの面がございます。今おっしゃっていただきましたのは、観光客を呼び込むという中で、実際に子供たちが発掘の体験をできるかどうかということでございますが、専門的な発掘の現場を子供たちにお見せするとか、実際やっていただくというのはなかなか難しいと思います。  あとおもてなしとしては、もう少しこの施設に来ていただいた方に楽しんでいただける工作物、例えば休憩所をもう少しきれいにするとか、そういった手法で幾つか考えていかなければならないと思いますけれども、実際に発掘の体験となりますとこれはなかなか難しいと思います。 ◆下畑委員 当然、これは文化財なので、実際今掘っているところに体験に来るということは問題になると思うんですが、福井県立恐竜博物館は別の違うところにそういう場を設けて疑似体験をさせるように工夫しています。恐竜だから楽しいのかもしれませんけれども。私はただ、一つの例として挙げたのですが、そういったいろいろな楽しさがほしい。文化財なので観光との兼ね合いが難しいのは分かるのですが、なかなか一乗谷朝倉氏遺跡も地味なところなので、何かそういった楽しさがないかなと思うんです。  例えば食事ですが、地域の方がやっている朝倉膳も今非常に人気があり、予約しないとなかなか食べられないということで、朝倉膳はそれでいいんですが、朝倉膳みたいに凝っていなくても、ほかに気軽な特色のある料理を何か提供するとかできないでしょうか。レストランも近くにありますし、安い昼食などのそういった工夫も必要かと思うんです。食事の問題についてはどうですか。何かそういう工夫はあるのでしょうか。 ◎豊岡観光開発室長 ただいまの御意見でございますけれども、確かに食事の面をもっと充実させればおもてなしの効果も上がると私どもも考えております。なかなかあのあたりではお店の数もそんなに多くございませんし、今の朝倉膳は2,500円でございまして、お昼御飯としてはちょっと高価なものでございます。できれば1,000円以下ぐらいで、ネーミングも朝倉膳ではなくて戦国御膳とか、もう少し違ったネーミングの安価なお昼御飯を提供するべきと私どもも思っております。地元業者ともそのことについて今後、協議させていただけないかと考えているところです。 ◆下畑委員 やはり見どころといいますか、新しいお土産開発とか、一乗谷朝倉氏遺跡に行ったら楽しめるような仕掛けが欲しい。食の面でもいろんな昔の食を体験できて、何か魅力が倍増するようなそういう仕掛けはないでしょうか。パフォーマーは非常に成功しているみたいですが、やはりそういった仕掛けというのはこれから非常に大事だと思います。  それと、きのうもテレビを見ていましたら、社団法人朝倉氏遺跡保存協会の会長が大変熱心にテレビでもアピールしていましたけれども、県内客が少ない。県外客が8割で県内客は2割であり、なるべく県内の人にもアピールして来てもらいたいという話もありましたが、その点はどうですか。 ◎豊岡観光開発室長 確かにお客さんの層を見ますと、県外の方が非常に多く、これは喜ばしいことと思いますが、我々もいろいろアンケートをとってみたものを分析しますと、やはり県内の方が一乗谷朝倉氏遺跡を十分知っていないし、魅力を感じていない。外部に市民自身が宣伝していない。アンケートなんかでも実際にそういうように書かれています。やはり福井市民にまず一乗谷朝倉氏遺跡を知っていただく、好きになっていただく。そして、口コミで外部、県外の人にも宣伝していただく。そんなことは非常に重要なことだと思いますので、福井市民に一乗谷朝倉氏遺跡を好きになってもらえるようなそういう政策とか施策も考えていかなければならないと思っておりますが、今、特にこういうことをやって市民に好きになってもらうという手だては、今申し上げるということはできませんけれども、検討させていただきたいと思います。 ◆巳寅委員 今の件なんですけれども、私も下畑委員がおっしゃったように市民一人一人がまだ全然ご存知ないし、それからまだ十分に魅力を感じていないというのが一番のネックと思うわけです。そういういろんなイベントをここでやっておりますので、そういうところにもっと宣伝していってもらうということです。子供たちは朝倉探検隊といって、宿泊学習で一度は行っているんです。大体の子供は小学校5年生のときに行っているんですが、そのときはまだ本当の朝倉の魅力といいますか、そういうことを体験するというわけではないと思いますので、それをきっかけにして今後、中学生、高校生、それから一般の大学生にもいろんな機会をとらえて行ってもらえるような仕掛けは考えていらっしゃいますか。  それから、どうしたらいいかということをもっと若者に入ってもらって検討するというのはどうでしょうか。一乗ふるさと交流館でしてもいいし、一度どうしたら朝倉の魅力をみんなに伝えられるかという、そういう審議会みたいなことも何回か開催して、若者の意見を聞いてそういうきっかけづくりをしていけばいいと思うんです。 ◎吹矢副市長 一乗谷朝倉氏遺跡につきまして、ただいま2つの方向から御指摘いただいていると思っています。1つはやはり広く知っていただくということです。冒頭の説明にもございましたけれども、今年度、著名な方にポスターの原画あるいは雑誌広告の原画などの作成を依頼してございます。これを来年度はいかに活用していくかが重要なテーマだと思っていまして、でき上がりましたときにはきちんと発表会を行い、マスコミなどの注目を浴びるような形での発表会をさせていただいたらどうかといったことです。  それから、具体的にでき上がったポスターや雑誌広告をどのように掲げ、掲載していくかといったことがございます。ただいま、来年度の予算編成にも入っている時期でございますので、そうした事柄をどのようにすべきかといったことを検討しています。首都圏の方々も含めまして広く周知に努めていきたいと思っています。その中で、若い人たちも一乗谷朝倉氏遺跡にはそういう魅力があるといったことも知ってもらうようにしたいと思っています。  それから2つ目には、やはり来てもらったときにもう少し楽しめる工夫をすべきという御指摘です。いわゆる体験型といいますか、そうした工夫ができないかを、食事のことも含めましてより取り組みを強化したいと存じます。食事のことも確かに朝倉膳は多くを一度には提供できませんので、もう少し素朴な形で、田舎料理のような料理で何か提供することを地元の方々と御相談しながら進めてはどうかと思っているところです。  また、小学生、中学生の人たちに2遍目、3遍目に来てもらっても何か楽しく過ごしてもらえるような工夫をさせていただきたいと思っています。 ◆巳寅委員 それと関連して、今度あさくら水の駅ができますが、その辺も何か観光PRするということをお聞きしているんです。まだできていないからどうなるかはわかりませんが、それとの連携は何か考えていますか。 ◎吹矢副市長 あさくら水の駅につきましては、まだ少し管理運営方法の内容を詰め切れていない面がございますけれども、この一乗谷朝倉氏遺跡を今から訪れるような場合、それから訪れた後にやはり寄っていただいて有効に過ごしていただく内容も考えていきたいと思っています。  それから、そうした意味では再来年にNHK大河ドラマにお江与が取り上げられるということが決定されているようでございますので、町なかでの観光にも結びつけるためにも、三姉妹関係の取り組みを来年度できないかといったことを考えさせていただきたい。  それから、越前海岸のほうでの食事のほうでも何か一工夫できるのではないかということで、一乗谷朝倉氏遺跡、それから町なか観光、越前海岸という3つをうまくつなげるような方法で取り組みを強化していきたいと思っています。 ◆西村委員 観光ビジョンをつくって今進めていらっしゃると思うんですけれども、県外からの観光客のアクセスというのは、電車の場合、自家用車の場合、観光バスの場合といろいろあると思うんですが、その辺の分析はされていらっしゃいますか。その辺をまずお伺いしたいと思います。 ◎豊岡観光開発室長 ただいまの質問は、二次交通を含めてどのようなルートでとらえているのかですが、実は駐車場もございますし、福井駅からのアクセスが非常に悪い。二次交通が悪いので、ほとんどの方は自家用車で来られているんだろうと思いますが、JRで来られた方、または京福バス浄教寺線で来られた方が果たして何人おられるかという数値までは把握していません。 ◆西村委員 福井に来られる方がどういったことを求めて来られるのかということが大事だと思うんです。先日、東京からみえた方とお話をしていましたら、ちょうど駅のところで物産展といいますか、お店を出していらっしゃいまして、そこのテントで勝山市のタカノツメをわらで編んだものをお買い求めいただいたそうで、これは焼酎に入れて飲むとお酒を飲む人にとってはすごくうれしいということでした。ただ、そのわらで編んだそのものが芸術品ということで非常に喜ばれていらっしゃいました。福井に来られると本当にゆったりできる。それから、心が温まる。自然が本当に多く残されている。その地域をもっと大事にするということが大切と私はそのときにすごく思ったんです。  だから、お客さんが少ないといって、お店がたくさんできてお客さんがふえたらいいのかというと、そうではないと思うんです。やはり自然が本当にたくさん残っていて、福井のよさをどれだけアピールできるか。そういったところを求めて来られる方が今すごく多いと思うんです。なので、よさを失わないように、そういった観光の取り組みというのも進めていただきたいと私も強く思っています。  福井観光ウェブというものを少し見せてもらったんですけれども、先ほどおっしゃっていた永平寺・朝倉号の運行もやっているということで、JRで来られた方が利用しているんだと思うんですけれども、この事業は大体今どれぐらいになっているのかお伺いしたい。  それから、先ほど観光ルートをPRするということで、ふくいやまぎわ天下一街道をおっしゃったんですが、これの中身をもう少し詳しく教えていただきたいのと、このルートというのは幾つかお考えでいらっしゃるのか。具体的にお答えください。 ◎豊岡観光開発室長 まず、第1点目の永平寺・朝倉号の現在の状況でございます。11月4日現在でございますが、運行回数が43回です。これは昨年度の同時期と比べまして、昨年度が34回でありましたのがことしは43回になってございます。それから、乗客人数は昨年度は234人であったところが今年度は501人になっており、ほぼ倍になっております。バスの平均乗車人数ですが、去年は7人でありましたのがことしは12人ということで、非常に好調という状況でございます。  それから、観光ルートでございますが、ふくいやまぎわ天下一街道につきましては、ここにもお示ししていますとおり、越前市、鯖江市、福井市、永平寺町、勝山市、大野市と、この山ぎわのずっと主な観光地を踏破する内容でそれぞれの観光地を2ページずつ御紹介する。ただ、周遊バスが走っているわけではなくて、最寄りの高速道路からこういうルートで行くんですという紹介の仕方です。ですから、自家用車で回るときにこの冊子をお持ちくださいというものです。  それから現在、観光開発室で策定しています広域観光周遊ルート、これは主に嶺北地方の主な観光地、それから一乗谷朝倉氏遺跡、福井の町なかもございますし、福井市の観光地と福井市以外の嶺北地方の観光地をうまく融合させた観光ルートをうちのほうで5本から6本策定中でございます。これを来年以降、うまくPRをして広くルートを御紹介しながら、広域観光として福井市も一緒に見ていただきながら回ってくださいというものを今冊子でつくりたいということでやっています。  なお、ふくいやまぎわ天下一街道と今我々がつくっている広域観光周遊ルートとは別物でございます。 ◆西村委員 福井には定期観光バスが全然ないわけですが、ほかの都市から比べて、なぜないのかと聞かれるんです。今インターネットで多くの方が見ていますので、五、六本ルートを考えるということですが、ある程度年代別とか興味別、関心別でルートをつくるとかいろいろ考え方はあると思うんですが、やはりみえた方、福井へ来られた方とかにいろんな意見を出してもらい、お聞きするというのがすごく大事だと思うんです。特に観光の部署としてはそういうことの情報をいろいろ集めながら、また新たにいろんな展開をするということも考えていかないといけないと思うので、やはり双方向型の集約ができるような方法を考えていかないとだめだと思います。観光開発室としてメールで意見を寄せていただくということを現在やっておられますか。 ◎豊岡観光開発室長 双方向型といいますか、来られた方がどういう意見を持っておられるのか。我々もそれにうまくかぶせてよりよいものに仕立てていくことが必要ですので、例えば永平寺・朝倉号に乗られた方に対しましてはアンケートをいただくことにしておりまして、そこでいろいろ意見をいただいているところですが、もっといろいろな場面で、県外から来られた方の御意見をいただくことも今後考えてまいりたい。その中で福井市のあり方として、どうすればもてなしにつながるのかということも考えさせていただきたいと思います。 ◆西村委員 ガイドのことで、一つは音声ガイドもやるように出ているんですけれども、特に今、外国からの方もいらっしゃるので、国内向けだけでなくて英語等のガイドなども考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎豊岡観光開発室長 英語を話せる語り部というのは実際にいませんが、観光案内所には条件として英語の通訳ができる方を配備させていただいていますが、日本APECエネルギー大臣会合もございますし、英語、中国語、韓国語が話せる方をガイドに仕立てるというのは課題ではございますけれども、なかなか今の状況では難しいと思います。ただ、冊子的なものについては私どもも製作してまいりたいと思っています。 ◆西村委員 ちょっと意味が違います。音声ガイドということで、そういうものだったらすぐにつくれるものですから、そういうようなものは置いておけば非常に国際的にも周知が広まるのではないかと思うんです。 ◎豊岡観光開発室長 携帯端末については今のところ日本語だけということでございます。 ◆西村委員 これから検討してください。 ◎豊岡観光開発室長 はい、わかりました。 ◆巳寅委員 関連して、私もこの携帯端末のガイドはいいと思って、実際イメージがわくというか、その辺に行ったら、昔はこんな状況で暮らしていたというイメージを膨らませるのにすごく役立つ方法でいいと思うんですけれども、西村委員のおっしゃったように外国の方が案外多いです。特に中国、韓国などアジアの方がいらっしゃるのが多いと思いますが、あそこにいろいろある説明書きに外国語の表示というのはないと思います。これからは英語とフランス語、中国語、韓国語、その辺は必要と思いますので、すべていろんなことを含めて、情報端末だけでなくて案内板でも考えていただきたいと思います。 ◎豊岡観光開発室長 ただいまの御意見、教育委員会ともよく詰めまして、そのような方向でできるだけやっていきたいと思います。 ◆下畑委員 きのう社団法人朝倉氏遺跡保存協会の会長がテレビでおっしゃっていましたけれども、山城の整備がやはり必要です。一乗谷朝倉氏遺跡をさらにPRするには、それが課題ですが、地権者の方の全員の同意が得られていないということも聞いているんですけれども、山城の整備というのは具体的に地権者の方の同意が得られてこういうふうになっていきますだとか、どういうスケジュールでどういうイメージなんでしょうか。 ◎横道文化課長 山城の公有化、買収については長年の課題でございまして、より強力に取り組んでいきたいと思っております。確かに地権者が200人近くいるということで、まだ全員の合意が得られるような説明も十分できていない状況です。  将来につきましては、大体5年ぐらいのスパンで買収するような形で進めていきたいと国、県とも協議を進めているところでございます。山城部分は、当然調査して整備していくのですが、立体的なものをつくるということではなくて、平面的な整備をして保存、管理、活用していくということで今のところ議論を進めているところでございます。 ◆下畑委員 そうしますと、200人ぐらいの地権者がいて、まだ具体的な説明としては進んでいない。具体的なスケジュールとしては、5年のスパンで大体地権者の同意を得て、建物は建てず、復元はしない。ただ、基礎の部分を見て学ぶ、こういうものがあったと皆さんにわかるだけのものになるということですよね。そこへ行く参道も整備するということですが、大体何年ぐらいの予定でそういったスケジュールを考えていらっしゃるんですか。 ◎横道文化課長 具体的にいつからというのはなかなか申し上げにくいんですけれども、まずは山のことなので、縄延びといいまして、実際の面積とあるいは境界とを確定していく必要があるんですが、そのためには地権者、それから周りの地権者の同意がどうしても必要になりますので、その同意を得るために近々そういった地権者に当たっていきたいと考えております。早くていつということは言いにくいんですが、なるべく早くそういった測量作業に入れるよう努力していきたいと考えております。 ○浜田副委員長 一乗谷朝倉氏遺跡にしても幾ら仕掛けをしたところで、これを市が延々と仕掛けをしていくことはできないでしょう。現状を見ると、東尋坊、永平寺、一乗谷朝倉氏遺跡というところを回ってきた人はどこが一番印象に残ると思いますか。幾ら仕掛けをしたところで、福井市民でも県外からの視察でも印象に残らないということについて、その現状を考えないといけないと思います。いかに一乗谷朝倉氏遺跡を福井市の観光の目玉にしましょうと言っても難しい。だからこそ産業・観光対策特別委員会をしているんだろうけれども、私から言えばこれは無理です。県外から来た人が一乗谷朝倉氏遺跡を見て、もしすばらしいというような観光名所なら、これは頑張れば来ますし、きょうまでに既に来ているはずです。福井市の人も行っているはずです。ここを皆さん方はどう考えるのでしょうか。今、黙って聞いていれば、福井市の観光の目玉にしたいので、こういう観光戦略をするというが、その観光戦略をしたところで市の財源もないんだから、長続きしませんよ。理事者が言うとおり今年度予算を計上したところで無理です。  私たちもあちらこちらの観光や食事に行っているけれども、最初のインパクトが強ければ必ずまた来ます。あちらこちらに議会活動をさせてもらっているんですが、根本的な考え方が違うのではないか。今、一乗谷朝倉氏遺跡を福井市の観光の目玉にしたいというが、これはもう仕掛けをしても難しい。要するに東尋坊、永平寺、一乗谷朝倉氏遺跡を回った人に、最終的にあなたが印象に残ったのはどこですかと聞いたときに、一乗谷朝倉氏遺跡と言うのか東尋坊と言うのかということです。そういうところから基本的にものを考えて一乗谷朝倉氏遺跡をどうするんだということをやってもらわないと、ただ仕掛けをしないといけないんだとか言ってもできませんよ。  一つ例を言えば、復原町並を幾らつくっても、民間企業の地元の人が店をつくりますとか言っても、人が来なかったら成り立たない。朝倉膳だの幾ら言っても、それが高くても安くても、お客さんが来ないと成り立ちません。  答弁は要りませんが、あなた方にもう少し基本的に考えてもらわなかったら絶対に長続きしません。そうでしょう。東尋坊でも、永平寺でもなぜバスが毎日来るのか。それは宗教もありますが、杉の木がたくさん並んで立っているんだとか、そういう印象が第一にあると思います。  だから、私は福井市がこの一乗谷朝倉氏遺跡を今目玉にしましょうというのは分かります。そのためにはいろんな戦略でやりますというのもわかります。ただし、その観光戦略といったところでの考え方の高さで仕事をすれば、これは無意味です。それだけ私は要望しまして終わらせていただきます。 ○今村委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○今村委員長 ほかにないようですので、質疑を終結いたします。  以上で本日の調査案件はすべて終了しました。  なお、本委員会は今後も産業・観光対策に関する諸問題について、閉会中も継続調査したい旨を議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○今村委員長 御異議がないようですので、そのように決定いたしました。  また、本会議での委員長報告につきましては、私に御一任を願います。  これをもちまして、委員会を閉会いたします。                               午前11時30分 閉会...