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平成20年 8月22日 県都活性化対策特別委員会-08月22日−01号

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  1. 福井市議会 2008-08-22
    平成20年 8月22日 県都活性化対策特別委員会-08月22日−01号


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    DiscussNetPremium 平成20年 8月22日 県都活性化対策特別委員会 − 08月22日−01号 平成20年 8月22日 県都活性化対策特別委員会 − 08月22日−01号 平成20年 8月22日 県都活性化対策特別委員会             県都活性化対策特別委員会 顛末書                              平成20年8月22日(金)                                   第2委員会室                                 午後1時35分開会 ○山口委員長 ただいまから、県都活性化対策特別委員会を開会いたします。  それでは、本委員会に付託されております県都活性化対策に関する諸問題の中から、本日は総合交通計画について、産業基盤の確立について、観光施策について、福井市都市計画マスタープランの改訂について、福井駅西口中央地区市街地再開発事業についての調査研究を行います。  なお、理事者におかれましては報告または答弁は簡潔、的確にされますようにお願い申し上げます。それでは、お手元の調査案件表に従いまして調査に入ります。  まず、総合交通計画についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎巻田交通政策室長 (報告) ○山口委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆堀江委員 福井鉄道株式会社というのは鉄道事業だけではなく複数の事業部門を持っているということで、我々の会派としても行政が支援する範囲を明確にするために鉄道事業を独立すべきではないかという申し入れをしているんですが、その後どうなっているかをお尋ねしたい。  それから、福井鉄道株式会社の存廃については、これから行政が事業者を支援するという形で進もうとしているわけですが、今話を聞きますと新しい経営陣も何とか決まったというようなことですが、運行の安全性やサービスの向上、赤字からの脱出などについて、自立した企業としての自助努力をするという意思表示はいつごろどのような形でなされるのか。まずそれをお伺いしておきます。 ◎巻田交通政策室長 まず、1点目の鉄道事業の分離でございますが、存続に関しましてもこの問題が上がったところでございますけれども、一応、会計処理上は福井鉄道福武線の会計が、きちんと分かれているということです。ただしそれに関しまして、今後沿線3市によります会計のチェック体制等も整えていきたいと考えているところでございます。  2点目の自助努力でございますが、現在、やっと経営者が決まったという段階でございまして、この後いわゆる人事、それから経営方針等が新たな経営者によって決められていくと思いますが、株主総会等を経ましてその後何らかの形で示されていくものと考えているところでございます。 ◆堀江委員 福井駅西口中央地区市街地再開発事業において、ホテル等が都市計画決定されているということを理事者は非常に強調されている。しかしながら、福井駅付近連続立体交差事業についてもえちぜん鉄道勝山永平寺線、それからえちぜん鉄道三国芦原線が福井駅に乗り入れることで都市計画決定がなされている。このように決まったものがありながら、えちぜん鉄道三国芦原線をLRT化し田原町駅から福井鉄道福武線に相互乗り入れする。そういう転換を言っておられるわけですけれども、都市計画決定というものに対して、私は重い軽いはあるはずがないと思うんですが、一体全体どんなふうに考えているのか、それをまずお尋ねしたい。 ◎巻田交通政策室長 まず、福井駅付近連続立体交差事業の都市計画決定の件でございますが、新幹線の平成16年度のスキーム決定のときに従来は3階建てというのが我々の考え方でございましたけれども、2階建てになったという経緯がございます。2階建てになった都合上えちぜん鉄道の行き場がないという関係で、確かに都市計画決定の変更はなされていないんですけれども、現在やっておりますLRT化とあわせまして、県のほうも福井駅付近連続立体交差事業の都市計画決定の変更をするものと考えているところでございます。
    ◆堀江委員 2階建て、3階建てについてもまだ都市計画決定の変更がなされていないと思います。ただし、工事は先行しているわけです。だから、都市計画決定というものをどのように考えているかということが知りたいわけです。福井駅西口中央地区市街地再開発事業は都市計画決定がされているということを非常に強調されている。それにもかかわらず3階建てを2階建てで工事してしまったり。それから今のLRT化の問題など、都市計画決定そのものについて考え方が非常に違うように思う。おかしいのではないかと思うけれども、もう一度お伺いしたい。  それから、えちぜん鉄道三国芦原線が田原町駅から福井鉄道福武線の線路によって福井駅に乗り入れるということですが、そのメリット、デメリットをお伺いしたい。 ◎巻田交通政策室長 まず、都市計画決定の考え方ですけれども、新幹線自体については都市計画決定の事項となっていないということがございます。えちぜん鉄道自体は、従来の都市計画の中ではいわゆる2階建てになっていると思うんですが。形上は並行在来線に乗り入れる形になりますけれども、都市計画決定を若干変更するというような考え方でよろしいのではないかと思います。  それから、2点目の田原町駅からの乗り入れに関しましては、あくまでも新幹線の件もございますが、それだけの人数を福井駅へ同じような形で運べるということがまず大事だと思います。そして、どうしてもえちぜん鉄道勝山永平寺線と同時に入れないものですから、田原町駅から入れるということで、メリット、デメリットという点からいきますと、いわゆる10分間隔の高頻度運行といいますか、運行の本数がふやせることかと思っているところです。 ◆稲木委員 よく似た内容についてお聞きしますけれども、えちぜん鉄道三国芦原線が田原町駅から福井鉄道福武線に相互乗り入れし、えちぜん鉄道勝山永平寺線は高架で上がってくるという絵ですね。もともとは3階建てから2階建てに減った。2階建てに減って、さらに乗り入れする線路の交差が難しいということで、田原町駅からの乗り入れを考え出したのではないかと思うんですけれども、実際、我々の頭でなかなか立体図が描けないんです。話を聞きますと、県のほうではモデルか何かをつくったとかいう話があったんですけれども、その存在についてはどうなっているのですか。あるのなら見せてほしいんですが。 ◎脇本都市戦略部副理事 今の件についてですが、おっしゃるとおり県では具体的に紙で模型をつくったことがございます。実は市にもそれを借り受けようということで、県にお願いしていたんですが、県のほうで所在が不明ということできょうはお出しできません。申しわけございません。 ◆稲木委員 所在が不明とは、それは力が入っていないんですね。そんなことを言われても、いつになったら出てくるのか。またこの委員会で早目に見せてほしいなと思います。  私はえちぜん鉄道三国芦原線沿線に住んでいますから、なぜえちぜん鉄道三国芦原線が高架に乗り入れができないのか、えちぜん鉄道勝山永平寺線と反対にしたらどうかというような意見も出てくるのです。田原町駅から相互乗り入れが可能だということでそれが抹消されたのではないのかという思いもあります。  もう一つ、相互乗り入れをして福井駅までの延伸という話ですが、最近、福井駅前商店街振興組合のほうから延伸反対だ、線路をとってほしいというような要望が出てきたかと思うんですけれども、それに対してはどういうふうに思っているのですか。 ◎巻田交通政策室長 福井駅前商店街振興組合からのいわゆる反対という陳情と要望もお受けしているところでございますけれども、あくまでも今後の交通手段は車だけではなく、電車など公共交通機関も利用するということで、これからえちぜん鉄道三国芦原線の利用者の55万人が福井駅前のほうに来るということもございますし、先ほど説明させていただきましたように、延伸ルートの2案(駅前電車通り延伸案と中央通り延伸案)について比較検討していきたいと思いますので、その辺は御提示しながら御理解いただくように進めてまいりたいと考えているところでございます。 ◆稲木委員 これまでの福井駅でしたら駅構内に乗り入れというような形になっていましたね。今回の2つ書いてある案は、福井駅西口駅前広場に乗り入れてそこから歩いて駅構内に行くというようになるかと思います。ただ、駅に直接に入り込むという形は、皆さんが望むかも知れませんけれども、どっちみち歩かないといけないのなら、50メートル歩くのも100メートル歩くのも五十歩百歩ではないかなと思います。そういう発想もできるんですけれども、私自身は、去年の県都活性化対策特別委員会でも出ましたように、現在の靴屋のところやかゞみやの前の交差点の車の流れが非常に悪くなるのでないかということで、よく考えるとあそこに地下歩道でもつくってもらえるともっといいのでないかという思いがあります。 全体的に福井駅前商店街振興組合とのいろんな話もあるかと思うんですけれども、商業施設ということになると、福井で言えば福井西武がメーンのテナントではないかと思っております。やっぱり商業ゾーンと交通ゾーンとを分けて考えるべきだという福井西武の店長の言葉が去年の新聞に載っておりましたが、その辺の考え方をどうとりますか。 ◎東村市長 ただいま御指摘のように、従来から福井駅前商店街振興組合からは、ちょっと言葉は悪いのですが鉄道があるがために地盤沈下をしてきたという表現をされる方がいらっしゃいます。鉄道があるから地盤沈下をしたというより、郊外部に市域を広げてきたということで駅前の地盤沈下があったというのが時期的にも大体イコールであったということで、鉄道があったから地盤沈下があったという論理構成がどこまで成り立っているのかということははっきりわからないということを話の中でさせていただいたこともございます。  ただ、いずれにしましても、まだ皆さんからの了解もない話ですので、先ほど申し上げたように2つの案を提示しながらいろいろと検討を進めてまいりたいと思っております。しかし、今の交通部門と商業部門を分けられるかと申しますと、商業部門をやるためには必ず交通部門が必要なんです。だから、そこをどう分けるかというのは、結局、電車が要らないという言い方にしかなっていないわけです。だから、昭和初期のころから電車はあそこをずっと走っているわけですから、そういう状況の中で電車部門を廃止してしまえるかというと、今日的な課題としてはなかなか難しいのではないかと理解しています。 ◆稲木委員 少なくとも地元との交渉というのは非常に大切になってくるんですけれども、一番肝心な協議会に地元の商店街の人は参加できる体制になっているんですか。 ◎巻田交通政策室長 福井市都市交通戦略協議会には、いわゆる5連(駅前5商店街連合活性化協議会)の代表といたしまして福井駅前商店街振興組合の加藤理事長が入っておられますし、今般、LRTに関しましてLRT部会というものを立ち上げまして、そちらにも加藤理事長に入っていただくような形になってございます。 ◆栗田委員 今いろいろなお話が出ているんですけれども、私は久しぶりにこちらの特別委員会の委員になったので復習の意味でお聞きするんですけれども、福井駅西口駅前広場への延伸のルートについて中央通り延伸案というのは一体いつごろ出てきて、これが出てきたときには当然概算が出ていると思いますので事業費がどのくらいの金額なのか。また、どういう経緯で延伸案が出てきたのか。  それと、田原町駅から福井口駅のシャトル便についてお伺いします。これもある日突然出てきた話でありまして、私自身は余り賛成できないんですけれども、なぜシャトル便を運行するのか。あっさりやめたらどうかと思います。これは福井駅西口駅前広場の延伸ルートも全く同じで、地元の協力がないところは電車を走らせずにレールもめくってしまったらどうですか。ただ、その場合、やはり利用者にとっての利便性も悪いものですから、この間、北海道の浜小清水駅に走っておりますデュアル・モード・ビークルを視察したんですけれども、十五、六人乗りで軌道と道路を両方走れるもので、若干問題もあるんですが、これが改良されてくれば軌道を気にせずに軌道のないところは道路を走ればいいというふうになりますので、こういったものも考えてはどうか。 もう少し全体的な流れから、反対を押し切るなら押し切るで早く決める。  これは新幹線絡みも一緒です。えちぜん鉄道勝山永平寺は福井駅へ入れるけれども、知らない間にえちぜん鉄道三国芦原線は入れないことになっている。もともと福井市側は両方とも福井駅へ入れるという案があったにもかかわらず、ころころ変わっている。新幹線はいつ来るのかと言ったら全くめどが立たない。今の状況だったら20年後でしょう。そういう状況で、やはり福井のまちづくりで新幹線が重要であればまず新幹線。これが一体いつ来るかということを明確に決めないと、それに付随する電車関係も全然決まってこないんです。ですから、当然論議は大事ですけれども、肝心かなめのものが決まらずに論議していても時間だけかけているだけで、言い方は悪いんですけれども、非常に時間のむだではないかと感じているんです。今申し上げたことについて御答弁をお願いしたいんですけれども。 ◎脇本都市戦略部副理事 まず、中央通り延伸案と現在の駅前電車通り延伸案の2案について、どういう経緯でその案が検討されているかということですが、昨年、福井市都市交通戦略協議会を立ち上げたときに、ほかにもいろんな案を検討してまいりました。しかし、代替案を絞り込まないと問題点がはっきりしないということで、前回の福井市都市交通戦略協議会のときにも第1段階、第2段階ということで御説明申し上げたところですけれども、とにかくえちぜん鉄道三国芦原線の福井駅への乗り入れの問題だけでも片づけないことには、新幹線問題も先へ進まないということで、まずは福井駅になるべく近いところ、西口駅前広場内への延伸というものを重点的に考えるべきという中で、現在ある駅前電車通りの軌道を延伸するのか、それからもう一つの案ということで中央通り延伸案が出てきたいきさつは、先ほどお話があったように駅前の商店街からの御提案ということも含めて私ども考えまして、道路空間として一番近くで広いのはどこかということを考えた場合に、ここなら何とかなりそうではないかというものでございます。とにかく路面軌道の西口駅前広場への延伸ということを絞り込んで考えるということで、この2つの案に絞り込んだものでございます。  その中で現在、事業費についてはまだ十分に精査している段階ではないんですけれども、簡単に言いえば現在の軌道を延伸するのであれば、延伸距離が150メートルぐらい、それから中央通りということになりますと、距離的に600メートルぐらいの新設ということになります。ですから、距離当たりの事業費がもし同じというふうに考えれば、4倍ぐらいの事業費はかかるということがまず言えるということでございます。  さらに、現在あるものを撤去するということになれば、まだできて余り時間もたっていないんですけれども、この撤去の処理等ということで事業費的には4倍以上の差がつくものと考えられます。  それと、シャトル便についての御質問ですれども、シャトル便につきましては実際のところ田原町駅と福井口駅間にも西別院駅という駅がございます。ここは住宅地になっていますし、高校などもありまして、現在もたくさんの方が御利用になっているということで、ここの線路を撤去する、ここの駅を撤去することになれば、ここをお使いの方が非常に不便であるということが一つございます。  もう一つは、勝山方面から来たお客さんが、特に学生の方ですけれども、現在のところ福井口駅でえちぜん鉄道勝山永平寺線からえちぜん鉄道三国芦原線に乗りかえて、それで田原町駅あるいは西福井駅まで乗車して通学されている方がかなりの数いらっしゃいます。この方の利便性を確保するためにはどうしても必要ということで、えちぜん鉄道からの提案に基づき、シャトル便でそのまま存続するという形の状況になっているということでございます。 ◎巻田交通政策室長 新幹線の件に関しましては昨日も与党PT(与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム)がございまして、いわゆる財源なしに政府のほうからは申し入れがあったという経緯もございますが、福井市といたしましては現在、福井駅部だけというわけにはいきませんので、これからも陳情といいますか、中央要請は強めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆栗田委員 今お話をお聞きしたところでちょっとわからないのは、新たに中央通りに敷設するのは現在の線路を延伸するのに比べ4倍の事業費がかかるということですが、この4倍という金額は一体幾らぐらいですか。ただ4倍と言われても金額がわからないんです。  それとシャトル便ですけれども、なるほど西別院駅はございます。私が住んでいるところなんですよ。別に学校は田原町駅からでも、福井口駅からでも行けます。完全に電車をなくして、ただ歩いて行けとなれば問題がありますけれども、何かの交通機関を利用すれば十分可能なわけです。だからあえて言っているので、なぜシャトル便にしなければならないのかという理由が知りたいんです。これは以前に、亡くなった前市長から出た話なんですけれども、なぜシャトル便なのか。思い切ってなくす方法も考えられないのかということなんですよ。だから、シャトル便がなくなったら点検する車庫みたいなものがないから困るのなら困るとか、何かはっきりした理由を出してもらわないと、田原町駅、福井口駅間の路線をなくしたら悪いから、申しわけないからシャトル便を走らせるんだという、そこら辺がちょっとよくわからないのです。 ◎東村市長 今も申し上げましたように、勝山方面から田原町駅のほうへ行かれる方が従来からも通勤通学で利用しているという実態におきまして、今までも福井口駅で三国芦原線に乗りかえて田原町駅のほうへ行っておられる方がいらっしゃいます。その部分がなくなってしまうと、そういう継続的な乗りかえによる移動というか、通勤通学ができなくなるということから、この部分は少なくとも何らかの方法で田原町駅へつなぐ必要があるだろうということで、今シャトル便を動かしながらえちぜん鉄道勝山永平寺線とえちぜん鉄道三国芦原線、福井口駅と田原町駅とのつなぎ方というものを考えているというのが現状であります。 ◆栗田委員 それはわかっているんです。私が言いたいのは、えちぜん鉄道勝山永平寺線から福井口駅へ来た場合に高架なんです。シャトル便は高架にならないでしょう。当然、乗りかえないといけない。乗りかえるんだったら電車に乗りかえるか、バスに乗りかえても一緒でしょうということを私はあえて言いたいんです。 シャトル便も同じ高架で福井口駅に来て、それで勝山永平寺線も高架で乗り入れてそのままシャトル便が田原町駅へ行くんですか。もし行くとすれば何でシャトル便なんですか。福井口駅でもし高架だったら、シャトル便じゃなくてもそのまま福井駅に入れるでしょう。これを何でわざわざ三国芦原線はそのまま田原町駅から福井駅へ入れるんですかと。もしも同じ高架で勝山永平寺線から生徒が福井口駅でおりずに田原町駅まで行けるんだったら、シャトル便にする必要はないでしょう。 ◎東村市長 勝山永平寺線を走ってきた電車が、福井口駅から向きを変えて三国芦原線のほうへそのまま行くなんていうことは今までもありません。あくまでも勝山永平寺線は福井口駅から福井駅のほうへ入っていきますし、三国芦原線も福井口駅から福井駅のほうへ入ってくるということで、ここでは列車は違うものなんです。だから、当然、勝山から来る人は福井口駅でおりて、福井駅のほうから三国へ行く電車に乗りかえるということでしか行けないんです。 ◆栗田委員 それも知っているんです。これは前も確認していると思うんです。以前、福井口駅は高架ですか、高架でないのですかという確認をしたら高架ですという答弁があったんです。高架ということは、ここは勝山永平寺線しか利用できないでしょう。田原町駅から福井口駅へのシャトル便も高架で入ってくるんですか。これは入ってこないでしょう。そこの確認は以前もそうですというお話をいただいたけれども、それは勘違いですか。 ◎脇本都市戦略部副理事 今のお話は、資料でシャトル便という黒で示してある区間の福井口駅のところですね。今、この案で国と話を詰めている最中ですけれども、当然のことながら福井口駅の辺ではえちぜん鉄道勝山永平寺線が既に上がっていって高架状態になっております。ですので、ホームは地上ではなくて高架の構造物のところにホームができることになっています。  それで、ここでシャトル便と言っている部分ですけれども、これは現在もJR線を超えて立体交差で高いところを走っているわけです。現在はそのまま福井口駅に向けておりてくるわけですけれども、今申し上げたように、勝山永平寺線を高架に上げるということですので、このシャトル便の部分もJRを渡って高いままで、高いところで乗りかえをしていくという形で進めているところでございます。 ◆栗田委員 そうなりますと、シャトル便でなくてもいいのではないかということを聞きたい。同じ高架だったら、どうしてわざわざ片方だけがシャトル便になるのか。ただ、運行本数の問題はありますけれども、どうしてシャトル便なんだということです。私は、このシャトル便という言葉が非常に引っかかっているんです。 ◎脇本都市戦略部副理事 確かにシャトル便という言葉そのものがちょっとわかりにくいというか、はっきりしない問題はあるんですけれども、基本的には勝山永平寺線、三国芦原線いずれも終着駅、到達点は福井駅ということになっているわけです。ですから、福井口駅経由で福井駅へアクセスするのが、現在もそうですけれども勝山永平寺線の将来の姿です。三国芦原線は田原町駅から路面軌道経由で来て最終的には福井駅に着くということで、両方とも福井駅が到達地点ということでネットワークになっているわけです。ところが、今市長がおっしゃったように、短絡線として現に福井口駅からショートカットをして時間短縮をねらっているお客さんもかなりいらっしゃるわけです。今申し上げたように、勝山永平寺方面から来られて福井大学、藤島高校、北陸高校、この辺へ通学している方がショートカットして短時間で行けるということで、現在も福井口駅で乗りかえて利用しているということで、その機能を温存する、機能をアップするという位置づけになっているということです。 ◆栗田委員 そのお話はまた後からしますけれども、初めにおっしゃった事業費の4倍という金額は、一体幾らですか。 ◎脇本都市戦略部副理事 これも現在精査中なので、まだ確定した金額ということで御報告できる状況ではないんですけれども、現在の150メートルの区間の延伸についても、2億円から3億円ぐらい必要になるという認識でおります。ですから、その4倍ということになりますと、やはり10億円を超える金額になるのではないかと推測しているところでございます。あくまでもまだ確定ではないので何とも申し上げられません。 ◆栗田委員 最後ですけれども、今お話を聞いていると、今までと電車の走り方は変わらないということですね。ただ、田原町駅から福井駅までにLRTを使いたいために、何か片方をシャトル便という言葉に切りかえてやっているようにしか映らないのです。田原町駅から福井口駅をシャトル便に切りかえて、三国から来た電車が田原町駅経由で福井駅へLRTで入るんだというような話を初めは非常に強調されていたものですから。今、お話を聞いていると従来どおりの線路は高架で福井口駅に、三国芦原線も極論を言えば行くわけですよ。 ◎東村市長 あくまでもシャトル便と言われている部分のところについて、栗田委員のおっしゃりたいのは西別院駅で乗車される方は、福井駅へどうやって行けというんだということだと思います。電車は家の前を走っているけれども、福井駅へ行こうとするとどうやって行くんだということなのかも知れませんが、この場合には西別院駅で乗っていただいて、そして福井口駅で勝山永平寺線に乗りかえをしていただいて福井駅へ入るか、西別院駅から田原町駅へ行って、そこで乗りかえをしていただいて三国芦原線で福井駅へ行くかというどちらかの選択をお願いすることになります。西別院駅のところを走っている三国芦原線の電車が、ある程度高架で福井口駅のところへタッチできるのならば、そのまま三国芦原線はそういうルートを通って福井駅まで入っていけるのでないかという御指摘があるかと思いますが、先ほど栗田委員もちょっとおっしゃっておられました、いわゆる運行本数等の関係の中で、要は将来の勝山永平寺線が在来線のほうに乗り入れるという前提に立っておりますので、どうしてもそこのところは単線で運行することしかできないということで今の計画になっております。  もう少しお話を前へ戻しますと、最初に考えた原案といいますのは、新幹線の下を走行させていただくという案で、平成14年度末に御提示させていただいたことがございます。しかしながら、福井口の交差点、清川踏切あるいは日之出踏切、宝永踏切といったところを使われる方等の意見として、そういうものは認められないんだという福井市の判断があり、その構想はなくなりました。そういう中で、最善の方策として考えられているのが今お示しをしている案ということになっております。 ◆栗田委員 もう一度聞きますけれども、そうなってくると、シャトル便は今松本1丁目では高架になっていますね。あれがまたさらに高くなるか、同じ高さぐらいで福井口駅へ入るという解釈でいいのかなと思います。そうなると、別にその線でそのまま使えるんです。若干下げるかどうかして。これは上げる下げるの問題はあるけれども、ほかのところはほとんどさわる必要はないんです。  だから、私が言いたいのは、はっきり言って田原町駅から福井口駅の便を減らしたい。あるタイミングでは減らしたい。そうだけれども、減らしてしまうと三国芦原線に非常にいろいろな問題が生じるので、それを田原町駅から福井駅へ入れていくんだということですね。あくまでも本線は田原町駅から福井駅であって、支線みたいな考え方で福井口駅へ行くという考え方なんですか。 といいますのは、今私はここに住んでいるので、シャトル便という言葉が出た時点で、これは地域の方と論議はしていませんけれども、あっさり線路をめくったらどうかと思います。そして、コミュニティバスをもう少し延ばしてバスを走らせればいいんです。結構な地面がありますので、平らにして道路にもなりますし、そこまで発想を極端にしてもいいのではないかと思います。これだけの距離でまた少し線路を下げたり上げたりすればお金もかかるし、電車を走らせればまたそれだけの事業費もいろいろかかってくるでしょう。線路をとってしまえばまたいろいろと問題はあるかもしれませんけれども、私個人的にはこの区間は線路をめくってバスを走らせればいいという考え方を持っているんです。 ◎脇本都市戦略部副理事 今の御指摘ですけれども、今申し上げたように現在乗りかえをしているお客様へのサービスを維持することも当然あるわけですが、実のところ鉄道事業者側にとって、えちぜん鉄道株式会社がこの区間の存続にこだわるのは車両基地の問題もございます。今、北陸新幹線とシャトル便の黒い線で囲まれているところにえちぜん鉄道の車両基地をつくっているのは皆さん御承知だと思うんですが、この車両基地への三国芦原線からの乗り入れといいましょうか、連絡を確保する必要があるわけです。ですから、この部分の線路を撤去するということはまずできないということはございます。この線路をめくりますともう三国芦原線が車両基地へ入ってこられませんので、これを撤去するということはまず難しいということが一つございます。せっかくある線路をわざわざバスにしなくて、鉄道をそのまま走らせればシャトル便としての機能も果たせるということで、これを有効活用しようではないかという発想でこういう提案になっているということでございます。 ◆栗田委員 最後に私が聞きたい話が出てきました。車両基地へ入れるためには、これがなくなったら入れないのはわかっているんです。これも、福井鉄道福武線を同じ会社が運用すれば要らないんです。福井鉄道福武線には車両基地がありますから。今は別会社ですから無理ですけれども。だからシャトル便なんていうのは、あかい話が車両基地へ入られないといけないから線路を残さないといけない。そうなるとシャトル便を走らせないといけない。極論を言えば、本数は何本になるかわからないからシャトル便だと。私はもうそういうふうに初めから解釈していたんです。だから、一時非常にこだわった点は福井口駅では高架ですか、それとも地上ですかという点です。高架でしたら三国芦原線は高架で駅へ着くんですかと言ったら、初めは着きませんよと言ったのが、今のお話では高架だということです。しばらくこの委員会へ入っていない間に変わったなと思いましたけれども、そこら辺が今のお話ではわかりました。  ただ、福井駅前へ出るという議論も大事なんですけれども、さっき言いましたように新幹線が一体いつ来るかわからないような状態で、先ほど稲木委員からもお話がありましたように、もともと3階建てだったものが、だれか知らないけれども県から2階建てがいいと言われて、福井市で論議もせずに福井市も認めた。これを福井市がノーと言えば、福井市が話をけったために新幹線がおくれるんだということを言われるのが嫌だから、我々議員としてはうのみにした。そうしたら今度はなかなか来ないと。一体いつ来るのか全く見込みが立たないわけです。この見込みが立たないことによって、話が飛んでしまうけれども、一向に新幹線用地を買ってくれないものだから土地区画整理事業が進まないということです。  ですから、今の論議は私はいいと思いますけれども、本格的な論議をやるんだったら、まず新幹線は一体いつ線路にはいるんだということが決まってから論議をしていただきたい。 ◆石川委員 時間も大分たっているんですが、簡潔にお伺いしたいと思います。まず、今の件に関連して1点だけちょっと確認させていただきますが、今のシャトル便の関係については、御説明もありましたように、利用者の利便性ということで確かに必要だなと思っています。ただ、そうした場合に利便性ということでいくと、実際、勝山から来られた方が田原町駅へ行く。田原町駅から以西に行く場合、二度乗りかえになるわけです。現在は一回です。これは間違いないですね。これが1点。  それから、先ほど堀江委員がいろいろとお話されたと思うんですが、福井鉄道株式会社の経営者が、大変な御尽力をいただいてトップだけは決まりました。これから経営陣が新たに決まって、方針も決まっていくということはあるんですが、やっぱりそんなに時間的余裕もないと思います。もちろん今、法定協議会(福井鉄道福武線活性化連携協議会)を立ち上げて地域公共交通総合連携計画の認定をいただくために御尽力いただいていますが、やっぱりまず用地取得です。その用地取得を行うことは明確になっているものの、沿線3市の負担割合の問題も当然あるでしょう。ランニングコストの問題もあります。そして、今回新たに明確に提案していただきましたLRTの問題、これは車両購入の補助の関係もありますけれども、やっぱり経費が伴います。そういうもろもろの経費的なものを確定したものではなくても、福井市としてどれだけ負担していかなければならないのか私どもに対しても市民に対してもお示しいただく時期に来ているのではないかと思いますので、この考え方をまずお伺いしたいと思います。  それと、今ほどのお話にもありましたいわゆる駅前線延伸の問題で、新たに中央通りへ線路を敷設したらどうかというお話もあります。これまでは当委員会でも論議された経緯もあるんですが、やはり国の補助もいただいてトランジットモールの試行実験などもやってきているし、環境問題もあります。やはり当事者である福井駅前商店街に軸足を置くのか、市民に利用されてさらに本市の中心市街地の活性化をあくまでも図るのか、どこへスタンスを置くのか。当然環境問題とか、トランジットモールをやった当時の考え方というのは確認しておきたいと思います。駅前電車通りに駅前線の福井鉄道の電車を入れる。あとコミュニティバスを入れる。ほかはもう入れないんだというような考え方だと思いますが、その辺の考え方を改めてお伺いしたいと思います。  そして、これに関連してこれからもちろん地元協議を進めていくことは当然ですが、やっぱり福井市都市交通戦略協議会の中でも、今ほど御指摘したような視点で論議もしておかないと、あくまでも地元が反対するから変更していくというのでは、私は理解ができないと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから最後ですが、全域交通ネットワークについてもいろいろと御尽力をいただいてお示しをいだたいております。やはりこういう形で郊外、近郊から鉄道、電車、バスを利用して福井市中心部へ集まってくださいということですから、今、既存の中心部と言われる部分から拡大して、そこの路線のほうをしっかりと検討していかないと整合性がとれなくなっていくことになると思います。どんどん公共交通を利用してくださいということで中心市街地に来たけれども、行きたいところに行けるような路線もなかなかないということであるならば、これは整合性がないというふうに思いますので、既存の事業者なども含めて将来的な展望を入れたものを検討する時期ではないかなと思いますので、考え方をお伺いしたいと思います。 ◎巻田交通政策室長 まず、勝山から来られた方のお話については、御指摘のとおり二度乗りかえという形になると思っております。  それから2点目の負担割合につきましては、以前からお示ししておりますようにいわゆる修繕費と用地費を合わせました中で微調整を加えながら沿線3市の中で協議しているところでございまして、12月定例会の補正予算までには、きちんと確定したものをお出ししたいと思っております。  それから3点目のLRTの経費でございますが、LRTにつきましてはまだ国との折衝もございましてすべては決まってございませんので、以前、議員全員協議会でお示ししていますのは60億円から80億円というようなことです。ただここから前へ進んでいない状況でございますので、いわゆるあちらの高架の費用もございますので、それもあわせて協議中でございますので、ちょっとお待ちいただきたいと思います。  それから4点目の、いわゆるどこに視点を置くかということになりますと、あくまでも電車、バス、それから歩行者、新幹線、すべて駅前広場で結節するというのがこれからの交通結節に大事なものと考えておりますので、そういう形で進めていきたいと考えているところでございます。当然、また福井市都市交通戦略におきましても駅前広場での結節というのはうたっているところでございまして、そういう意味でもやっていきたいと思っております。  それから路線の拡大につきましては、今、幹線軸の強化として一部地域拠点に地域の方を集めて、乗る方をふやして幹線を強化していくとか、そういう形で既存の事業者の方とも話し合いながら残す、それからふやせるような努力はしていきたいと思っています。あくまでも幹線を軸に、途中からでもいいんですけれども、パーク・アンド・ライドなり、フィーダーバスというか地域をぐるりと回るなり、そういう形で地域拠点に交通利用者を集めてふやしていくというような形で進めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。 ◆石川委員 一番冒頭に確認しました2回乗り換えになるという部分ですが、単純に利便性から言いますと低下になるんですから、これは当事者であるえちぜん鉄道のほうでもその辺の部分をしっかり受けとめていただきたい。田原町駅まで乗車の方ならいいんですけれども、1回で済んだ乗り換えが2回になるんですから、その辺はぜひお願いしておきたい。  そして、福井市の負担について12月定例会までに示すということですが、やはり私も指摘したように、当然、国庫補助の対象になる部分というのは結構充実されつつありますが、やはり福井市の負担という部分も結構あるものですから、できるだけわかるようにお示しいただきたいと思います。  そして最後ですが、今の駅前線の延伸の問題では、既存のところだったら150メートルの延伸ということはこれまでも示されていますから、いろんな課題について私どもも考えていますし、意見交換をしたこともあります。しかし、中央通りに移設することになった場合には、西口駅前広場が今私どもに示されている形でクリアできるのかどうかという問題も発生するんです。ですから、そこら辺も含めてしっかりと考えていかないと、またいろんな問題で後退してしまうということですから、協議をしていく上ではやっぱりその辺もしっかり含めて協議しておかないと、ちょっと言葉的に語弊がありますが、後で、またしまったなという形になることを危惧しますので、この辺の考え方を再度お伺いしたい。 ◎脇本都市戦略部副理事 中央通りへの移設についての御質問ですけれども、実は今おっしゃるとおりの状況がございます。西口駅前広場への接続については、西口駅前広場が中央通りに対して斜めになっている関係もありまして、今想定しております西口駅前広場内の島状のところに真ん中から入ってくるには、カーブということがございまして御指摘のとおりかなり厳しいわけです。現在の電車通りに比べまして全く鋭角です。鈍角から鋭角にという角度で厳しいところを回っていくということが出てきますので、かなり線形的には難しくなるという点が一つございます。  それともう一つは、お気づきかと思いますけれども、中央通りには、幅40メートルの空間があるんですけれども、福井駅西口地下駐車場が既にできていまして、中央分離帯のところについては既に地下駐車場の出入り口が設置されていまして、そこをどうかいくぐって西口駅前広場にアクセスするのかという大きな問題も残っています。そこら辺の問題を回避する、解決する案をつくりまして、これから諮っていこうと考えているところでございます。 ◆西本委員 今、1時間以上かけてこの問題について論議されてまいりましたけれども、正直言いまして資料の2ページと3ページの(2)福井市都市交通戦略については、今まで論議されてきた内容とほとんど変わっておりません。再確認の1時間がずっと流れてきたような気がしているんですけれども。結局、こういう資料を出されるのはいいですけれども、この半年の間に今までと何が変わったのかということが、今の理事者の説明からは何も得られておりません。  あえて質問するとしますと、1つは田原町駅での乗りかえの問題です。説明はずっとほとんどこのままでした。ただ、新幹線の問題があるでしょう。整備新幹線の概算要求に県内着工費が盛り込まれるか盛り込まれないか厳しい状況に至っていますけれども、新幹線問題と並行してしか乗りかえの問題が考えられないのかどうなのか。高架化は一緒でないと考えられませんね。これを別個にして、福井鉄道の活性化とか、相互乗り入れの問題云々もありますから、分離してそのスケジュールを進めていけるのかどうかをまずお聞きしたい。  2つ目は、先ほど稲木委員からある程度でとどめられた言葉がありまして、多分質問をされたいんだろうなと思いましたが、問題は福井駅前に駅前線が延伸になった場合の福井西武の去就です。福井西武がどう思っていらっしゃるのか。これを直接聞くと怒られるかもしれませんけれども、言いにくいかもしれませんけれども、私は非常に問題だと思っているんです。どういうような状況になっているのかということをお伺いしたいというのが2つ目です。まずこれらについてお伺いしたいと思うんですけれども。 ◎巻田交通政策室長 LRTと新幹線に関しましては、まだ新幹線自体が決まらない状況でございますけれども、新幹線の工事が始まる前にはある程度の形でLRT化は進めていかないと間に合わないと思っております。もしまだそこに現状どおり鉄道があるということになりますと、福井口駅でとめるという話にもなるかなと思います。工事の進め方によってはかかってきますので、そういうものは回避したいと思っております。できれば早くLRT化をして、何とかあそこのえちぜん鉄道三国芦原線の電車を少しでも路面軌道に回したいという感じはございます。それと同時に、勝山永平寺線の高架化についても、いわゆる現在の福井駅部に乗せる方向で進めていただくように、県のほうには働きかけていきたいと思っています。  それから2点目、福井西武の動向については、またこれから少しずつ当たっていこうと思っているところでございます。 ◆西本委員 それなら2つ目の質問はもういいです。言いにくい部分もあるということで。  1つ目のLRT化については、新幹線問題とは切り離してスケジュールを示していくということで理解してよろしいですね。 ◎脇本都市戦略部副理事 もう少し補足説明をさせていただきます。新幹線問題は、LRT、福井駅付近連続立体交差事業、新幹線の三つどもえの問題でございまして、切り離すことは不可能でございます。といいますのも、交通政策室長が申し上げたように、新幹線の高架を連続立体交差の構造物として使うというのが政府との約束ですから、新幹線構造物をまず使い切る。今年度中にもうでき上がるんです。それに対して早く高架に乗せようということが一つの約束でありますし、それを早急にやらなければならないということで、もし新幹線の延伸が認可されたという場合、福井駅部から今度は逆に北のほうへ延ばすということが往々にして考えられるわけでございます。そうしたときに、今は800メートル部分だけを連続立体交差事業に肩がわりしてもらっているわけですが、さらに肩がわりしてもらえる可能性も出てくるということですから、これは密接な問題でございまして、新幹線認可が早期に出るほど連続立体交差事業の完成が早くなるということも言えます。人のふんどしで相撲をとるというわけではないですけれども、新幹線の肩がわり区間がどんどん伸びていけば連続立体交差事業のコストも縮減されるという非常にいい面も出てくるということをお考えいただいたらよろしいかと思います。  そのためには、やはりえちぜん鉄道の三国芦原線の動向がきちんと決まっていなければだめですから、先んじて三国芦原線のLRT化を何とかしておかないことにはこっちのほうも進められないということで、あくまでもすべて切り離せない問題ですから、問題解決をし、先にどんどんやっておくということで、新幹線の受け皿づくりのためにもLRTは必要という認識でいるということでございます。 ◆西本委員 わかりました。さっきも言いましたが、1時間論議してきた中で、私はすべてわかっている情報ばかりでした。きょうの論議というのは、そこから先どうするのかという話が何もない。早く乗り入れの問題をどうしていくのかとか、今後の見通しとかを言ってもらえるのかと思っていたんですが、いつも同じ論議をずっと聞いています。だから、要望でいいですけれども、それを早く示していただきたい。計画、スケジュール、新幹線の問題はよくわかっているんです。  もう一つだけ質問したいと思います。さきほど石川委員からも話がありましたけれども、実は5月の県都活性化対策特別委員会でも私は申し上げたんですけれども、そのときにはほとんど進んでいませんねという話をしましたけれども、今回は大きな前進がありまして福井鉄道株式会社の新しい経営者が決まったということで、本当にありがたいと私自身も思っているところでございますけれども、そのときの質問にお答えになっていただけなかった点が1つあります。それは沿線3市の負担割合の問題です。これについては9月定例会には上程しないということになっていますけれども、12月定例会に上程するとのことですね。沿線3市で決まっていないから、県もまだ予算を上程しないということです。私も越前市からいろんな話を聞いています。越前市は乗る人数が少ないから3分の1の負担というのはおかしいのではないかとか、私は福井市の立場で、会社があるのは越前市ではないのか、今まで非常に利益をこうむってきて今さら何を言っているんだと、こうなるともう論戦です。私は3分の1ずつ負担するのが妥当だと思っていますけれども、それを越前市が何を言おうが3分の1の負担ということでいくのかどうか、それについてお伺いしたい。私は3分の1の負担でいってもらいたいと思っているんですけれども。 ◎東村市長 今の件につきましては、現段階ではまだいろいろと議論をしている段階ですので明確なことは申し上げられませんけれども、今おっしゃられるように越前市のほうからもいろいろな御意見が出てくる部分もあろうかと思います。ただ、私どもはその前に4,000万円の維持修繕費を予算化させていただいております。そのときに、沿線3市ともが4,000万円ずつということで予算を計上しています。これは、従来電車を購入したりしたときにどういう形で支援をしたかというような、これまでのそういう背景も踏まえて4,000万円ずつという格好に至ったわけです。当然、土地の購入ということになりますと距離の問題であるとか、あるいは地価の問題であるとか、またいろいろな別の要素というものも考えられますけれども、トータル的なものの見方として考えていくときには、3分の1ずつの負担という姿も1つの大きな考え方であるという認識のもとに、以前4,000万円の支援をさせていただいておりますので、それも1つの大きなファクターとしてとらえながら議論を進めたいと思っております。 ◆野嶋委員 私からも幾つか質問があるんですけれども、西本委員も言われた沿線3市での負担割合について、越前市ではいろいろと議論されているようですけれども、早い時期に福井市としての態度をしっかりと主張していただきたい。これは要望です。  それから、地域公共交通総合連携計画を10月に策定して、それから11月以降に新しい法整備の中で認定を受けていくという説明がありましたけれども、10月までにこの計画の中でどこまでのことを決めていくのかをお聞きしたい。平面的な計画も含めての話なのか、あるいは運行の状況だけを決めるまでのことをこの中で決めていくのか。2カ月ぐらいの間で、地域公共交通総合連携計画でどこまでを決めていくのかをお聞きしたい。  それから、先ほど堀江委員からも発言がありましたけれども、都市計画決定のことについては重く受けとめる必要があると私も思います。資料の2ページでも一部修正案と書いてありますけれども、こういうことを踏まえて、いずれ都市計画決定の変更をしていくことになろうかと思いますけれども、おおむねどこら辺を目標に差しかえをしていくのかということがなかなか見えてきません。また、駅前線の延伸の案につきましても、とりあえず現況の軌道を延伸していくというような絵にはなっておりますが、これを中央通りと比較検討していくということですけれども、多分LRTの部会で検討するんでしょうが、どこの場で比較検討していくのかということをお聞きしたい。  それから、10分間隔の高頻度運行をしていくということを言われておりますけれども、今のひげ線を延伸していく中で、本当に10分間隔で高頻度運行が物理的にできるのかということが非常に問題だと思います。実際、折り返しの運行をしていくという中で、10分間隔で運行するということは折り返してくれば倍です。今の状況では、現実的にこんなものがロータリーも含めて物理的にできるとは到底思えません。これが本当にできるのか。この中で、こういう絵で進めていくのかということです。都市計画決定も含めて、本当に真剣に考えていかないとやっぱりだめではないかと思いますのでそのことについてお聞きしたい。  それから、勝山永平寺線を新幹線の高架を利用してやっていくという話ですけれども、これには勝山永平寺線を高架に乗せるための高架工事、接続工事が当然必要になってきます。いずれこの工事をするんでしょうけれども、そのことについて福井市は腹をくくったというふうに私はきょう感じたわけですけれども、ここの工事をすると電車がとまる時期が必ず出てくるのではないかということが懸念されます。ですから、結びつけ工事で高架工事をするときに、電車がとまる期間、あるいは代替のバスを走らせるなどということがないのかどうかを確認させていただきたいと思います。 ◎巻田交通政策室長 地域公共交通総合連携計画の中身でございますが、平成18年度に国土交通省中部運輸局でつくった「福井鉄道・福武線のLRT導入を活かした都市間交通活性化プログラム策定に関する調査」というものがございまして、福井鉄道福武線の活性化に関するということでつくったものでございますが、それに関しましてのデータを更新いたしますのと、今回やっておりますアンケートを含めまして、沿線の地域の概況ですとか全長、沿線のニーズの把握などとなります。それから、これは新経営陣にもかかわってきますけれども、再建方法についての部分がございます。あと企業方針、それから計画の目標、利用促進策、それからまちづくりと観光との連携による利用促進策などというものがございますが、データ的にはいわゆる前回つくりました活性化プログラムを直していくことになります。ただし、その中で用地を買って貸与することを位置づけることになってございます。  それから、鉄道事業再構築事業に関しましては、これまで県のほうで、鉄道軌道近代化設備整備費補助で再生計画事業といいまして、5年をめどにしていくものがございまして、それを基本に組み立てていく形になりましたので、時間的に何とか間に合わせるようにやっていきたいと思っております。 ◎脇本都市戦略部副理事 LRT化についての御質問ですけれども、都市計画決定とLRTの部会の関係についての御質問と理解すればよろしいでしょうか。これにつきましては、福井市都市交通戦略協議会で基本的な方針を固めるということが今までの一つのやり方になっておりまして、福井市都市交通戦略協議会で意見集約を図り、特にLRTについては専門部会を設けて意見集約を図りつつ、そこで出た方針をもとに都市計画決定の手続を進めるということで、それぞれが両輪というふうに考えております。したがいまして、福井市都市交通戦略協議会も今年度といわずことしじゅうにということでなるべく早く決着をつけたいという意思表示をしておりますので、同時並行ということになれば都市計画決定も同様の手続で進めたいと考えております。いずれも地元との調整が必要ですので、それを踏まえてことしじゅうの決着を図りたいという希望は持っているところでございます。  それと、駅前線が単線で高頻度化が図られるのかという御指摘ですけれども、これは先般の福井市都市交通戦略協議会でも私どもから御提案申し上げたところですが、段階を踏んで整備したいというような意向を持っております。基本的に福井鉄道福武線は現在20分間隔で運行していますが、市役所前電停でスイッチバックといいますか、折り返し運転をやっております。武生方面から来た電車が市役所前駅でスイッチバックしまして、福井駅前駅へ入ってその後市役所前駅から田原町駅へ行かずに武生へ戻るという便があって、それに抱き合わせるような格好で田原町駅から福井駅前駅までを結ぶいわゆるシャトル便があり、この2つを組み合わせて運行しているという状況がございます。現在のこの運行形態をそのまま踏襲するような形で、シャトル便のかわりにえちぜん鉄道三国芦原線を20分間隔で運行するということで、現在とほとんど同じ形態で駅前線の単線区間については運用ができます。とりあえずそれでえちぜん鉄道の福井駅へのアクセスを確保した上で、さらに第2段階としていろんな案があると思いますけれども、容量の拡大を議論していこうということで段階整備というような方針を既に打ち出したところでございます。したがいまして、まず現在の容量の中でえちぜん鉄道三国芦原線の乗り入れを果たすということを目的に考えているところでございます。  それと、高架工事でえちぜん鉄道がとまることがあり得るのではないかということですが、これはJR線の高架工事のときも、切りかえではありましたけれども何とかしのいで、とめずに高架化をしたわけでございます。同様に、えちぜん鉄道においても基本的にはとめずに、切りかえになりますけれども、一切とめずに高架への移行をするということで現在段取りを進めている最中でございます。 ◆野嶋委員 大体わかりましたけれども、地域公共交通総合連携計画の中では平面計画的なルートの問題などはないと理解すればよいのですか。再建計画であるとか、そういうものだけで、全体的なルートの問題などについては図面で示す必要がないと理解すればよいのかをお伺いします。  それから、西本委員も言っていたとおり、余り進歩がない回答ばかりになるんですけれども、ひげ線の延伸についても段階的にという話ですけれども、以前には一部ではループ案という話も出てきたりしたにもかかわらず、この図では今はとりあえず延伸だけというようになっていますし、そういうことも含めて延伸だけの話なのか、ループ案というような話も踏まえてさらに検討していくのか、そこら辺だけお聞きしたいと思います。 ◎巻田交通政策室長 まずループ案と申しますのは軌道部分のことだと思うんですが、地域公共交通総合連携計画、鉄道事業再構築事業に係りますのは鉄道事業部分だけということになってございますので、軌道部分に関しましては地域公共交通総合連携計画の中では取り扱わない形になっているわけです。  それから、ひげ線のループ案という話もございましたけれども、これは遠い将来といいますか、将来的にもし容量が拡大したときには回さざるを得ないというような形でして、今のところは延伸だけで考えていきたいと考えているところです。 ◆野嶋委員 最後に要望ですけれども、先ほども稲木委員からもちょっとお話が出ましたけれども、福井駅前の5つの商店街からも市長のほうに要望が出たというようなこともお聞きしましたけれども、そういうことも踏まえて、今は延伸だけを考えていくというような回答ですけれども、中心市街地の活性化ということも踏まえて何がいいのか、あるいはまたそういう意見を聞き取る場を設けた中で意見をしっかりと受けとめて、十分検討していただきたいということだけ強く要望して終わります。 ○山口委員長 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○山口委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  ここで暫時休憩いたします。午後3時10分から再開します。                                 午後2時59分休憩                                 午後3時13分再開 ○山口委員長 休憩前に引き続きまして委員会を再開します。  次に、産業基盤の確立についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎齋藤マーケット戦略室副課長 (報告)
    ○山口委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆稲木委員 福井市の現状で10地区ほど工業団地があるんですけれども、それぞれの宣伝というのはどういう形でやっているのですか。JRに乗りますと、石川県の工業団地誘致などはいろんな条件などを書いた広告が張られており、大きな周知もかけているように思うんですが、全部がそういう宣伝効果をねらってやっているのかどうか、その辺の絡みはどうですか。 ◎齋藤マーケット戦略室副課長 県とともに大阪等へはPRを行っておりますし、また、毎年数百社から2,000社にかけましてアンケート調査を行っておりますが、そのときにこういう工業団地等の広告を同封してPRを行っております。 ◆稲木委員 よそに比べて条件的にはいいのか悪いのか、言いにくいと思いますけれども、どういう状況にあるのですか。立地的に近いから福井へ来る、遠いから行かないということもあろうかとは思いますけれども。 ◎齋藤マーケット戦略室副課長 まず、日本全体から見ますと北陸地区はちょっと知名度も低いんですが、皆さんは遠いという印象をお持ちになっております。その中で福井市としましては、住みよさランキングも上位だとか、そういう従業員に対してすばらしいという部分を強調しながら企業誘致を進めていきたいと思っています。 ◆稲木委員 やっぱり遠い近いということもあろうかと思うんですけれども、中部縦貫自動車道の完成が非常に遅いというようなことで、福井へは行けないというふうな話が出たことはありますか。 ◎齋藤マーケット戦略室副課長 直接そういうお話はまだ聞いてございません。 ◆堀江委員 一般質問等でも申し上げたことございますが、既存の工業団地はその場所の選定に当たって、自動車を中心とした高速交通体系、そして交通事情が全く考慮されていないのはなぜかということと、これからの受け皿づくりということもあろうかと思うんですが、北陸自動車道や国道8号といった自動車交通の大動脈との連携をこれからどういうぐあいに考えていくのか。2点だけお伺いしておきます。 ◎齋藤マーケット戦略室副課長 当時はまだ高速道路、交通インフラとの整合性までは考えておらず、公害問題とか土地価格の問題というところを重点的に判断したと思われます。当然、今後は堀江委員がおっしゃられましたように、インターチェンジの付近とかあるいは国道8号等を考えたところで工業団地、工場の誘致を考えます。 ◆堀江委員 今後考えるということについてなんですが、どのように考えていくつもりかということと、後で出てくる福井市都市計画マスタープランとの関連の中での連携ということを考えておられるのかどうかをお尋ねします。 ◎齋藤マーケット戦略室副課長 今おっしゃいました福井市都市計画マスタープランでは、当然まちづくりや農政面との整合性も考えながら、適切に工業団地や工場が配置できるようにお願いしたいと思ってございます。 ◆宮崎議長 企業に来てもらう気があるのかないのか。来てもらう気があるのなら、来てもらうためにどうしたらいいのかということを考えていかないといけない。企業のほうから来てくれたらいいなという程度のものでは来てくれません。ほかのところとの競争も激しいですし。福井に来て、福井で会社をつくって採算が合うということも一つ。それから、ほかのところよりいろいろな面で利点があるというようなことも企業は真剣に考えて選ぶわけです。それに合格しないといけないわけです。それが、来てあげようというのをただ待っているだけではなかなか難しい。だから、どうしたら来てもらえるのか、そのことを考えないといけない。そして、いろんな条件が出てきたらそれに対応できるのかどうか、そこら辺からずっと考えていかないと、これから来てくれる企業なんてなかなかないですよ。  参考意見でいいですけれども、もっと真剣に考えないと、いつまでたってもこの状況が続くだろうと思います。頑張ってください。 ○山口委員長 私のほうから一つお願いしておくんですが、今、坂井市へ行ってみますと、ほとんど福井市にあった企業が坂井市に行っているんです。これから企業が福井市から出る場合には、福井市にとって非常に損失も大きいと思います。だから、それを抑えるためにもこれからも皆さんに頑張っていただきたいと要望しておきます。 ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○山口委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、観光施策についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎漆崎観光開発室長 (報告) ○山口委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆宮崎議長 今たくさん説明があったけれども、これらの事業を全部実施するとどれだけの時間と金額がかかるのか。 ◎漆崎観光開発室長 最後に申し上げました越前海岸の部分のハード事業でございますが、これについてはまだ試算ができないと思います。ただ、まちなかの観光マップをつくったり、情報を発信する事業などは、例年の情報発信事業でしたら1,000万円前後でやっておりまして、パンフレットをつくる事業につきましても例年のような事業規模でできると思っております。ただ、新たな情報発信に取り組んだ場合、今研究しているものもいろいろあるんですが、そのようなものにはぜひ新しい予算がつくといいなと思っております。 ◆宮崎議長 説明の中で、足の確保としてタクシーがどうとか、観光地の整備をするとか、越前海岸とかいろんな施策を言われましたが、これらを実行すると幾らかかるのですか。こんなものできるのかなと思ったものですから。  先日、東京で行われた議長会で隣に座った方がこんなことをおっしゃっていました。石川県へ行ったらそこの旅館が車を出してくれて、朝旅館を出て福井県の東尋坊や永平寺や一乗谷朝倉氏遺跡など福井県の観光地をずっと回って、旅館へまた帰ってきてそこへ泊めている。片山津の温泉旅館なんですが、そこが企画している。それで、県外からもお客さんを呼んでいるんです。それは行政は何も関係ないです。  そうすると、行政が何でもかんでもやっていると金もかかるし、観光地の整備だけと言ったけれども、金もかかるしなかなか難しいだろうと思います。今の説明されたたくさんの事業を、二、三人の職員だけでそんなことできるのかなと思って聞いていました。ただ、そこら辺をもっと具体的に、これについてはどこの課でやってもらうとか、もうちょっと具体的にしないといけません。ただたくさん聞いていると気持ちはいいんです。しかし、実際にできるのかという疑問があるからこういう質問をしたんだけれども、要望でいいです。頑張ってやってください。 ◆奥島委員 非常にバラ色の話で、あすは明るいというような雰囲気ですけれども、例えば浜町かいわいのことが出ておりますけれども、あそこを歩いて、だれがそこに歴史を感じますか。マンションばっかりじゃないですか。昔の浜町を御存じの方はもう少ないと思いますけれども、そんなものは全然感じない。そういったことからも、いまだに浜町かいわいに力を入れて金をかけてやっていること自体、私は非常に不思議だと思っている。  また、サウナジャンボの跡地にマンションが建設される。あるいは名和屋というホテル、しにせですね。この前新聞に出ていた福井館は、創業119年で福井で2番目です。名和屋は120年以上の歴史のあるホテルですけれども、そこもまたマンションというふうな話を聞いておりますし、多分そうなると思います。マンション街として観光資源はマンションですよというんならいいですよ。だけれども、そこでさくらの小径とかいうようなものが果たしてお客様に満足をしていただけるものかどうか非常に不思議であります。  また、福井の歴史については、一乗谷朝倉氏遺跡はもちろん価値あるものだと思っておりますが、福井市の中心からは少し足が遠い。先ほど観光開発室長もおっしゃったように交通の便も考えないといけない部分はありますけれども、足羽山も我が福井市にとっては歴史の宝庫、自然の宝庫だと私は思っております。それが一筆も、一行もこの資料の中に入っていないということは非常に不思議なものだと思っております。  この散策マップももちろん重要だと思います。散策マップというのは人が来て初めて必要なものであって、福井へ人を呼ばんとするのにはどうするかという部分をやっぱり重点的に考えていかないといけないと思います。ですから、もちろんマップは大事なんですけれども、もう少し、いかに福井はいいところかということや、福井に行ってみたいなと思われるような、そういった情報発信をやっていただく必要があるのではないかと思います。そこらあたりについてはいかがお考えか。浜町、足羽山等についてのお考えを聞かせてください。 ◎漆崎観光開発室長 まず、浜町のことについてでございますが、我々観光サイドから申し上げますと、小ぎれいな街並みができて、そこにどちらかというと食事をしたり、ショッピングをしたりという、そういうお店をふやしていくことによってお客様に楽しんでもらえるような形にしたいという考えです。歴史のみちの整備でやっている事業と、あそこを活用してどういうふうにお客さんに楽しんでもらえるかというのを考えるのが我々観光の仕事ですから、あそこが整備されたら、例えば誘導的にあそこにお店を開いてもらって、そして食べるものを買うことができる場所をつくりたいというのが我々の観光サイドでの考え方です。  あと、足羽山のお話がございましたが、今、資料にA浜町界隈、B一乗谷朝倉氏遺跡、C越前海岸と3つだけ書かせていただきました。実は、福井市の観光行政というのはとにかく四方八方みんなやりますと言っているのでよくわからないというふうに以前にも言われたことがありましたので、今回は町なかだったら浜町、目玉になるんだったら一乗谷朝倉氏遺跡、そしてやっぱり越前海岸のほうは今何とか計画を立てていきたいということで3つお示しさせてもらいましたが、また機会がありましたら、ほかのお話もさせていただきたいと思います。  あと、散策マップ等ではこちらに来ていただいた方に楽しんでもらうお話しか今は書いてございません。実は情報発信事業で、ことしはコンペをしまして新しい事業を始めたりしております。また、来年に向けていろいろ考えている仕事がございます。これにつきましては、またいろいろ御説明させていただく機会があると思います。情報発信事業につきましても、これから力を入れていきたいと思っていますので、御理解のほどよろしくお願いします。 ◆奥島委員 よくわかったような、わからないような非常にファジーな話ですけれども、やっぱり真剣に、福井の売りは過去においては繊維王国と言われたので、そういったものを売るであるとか、あるいは観光開発室長もおっしゃった食を売りたいというような話もありますが、やはりそういったものを前面に押し出していかないとだめなのではないかと思いますし、浜町にお店屋さんを集めたい。歴史のみちの整備でやっているのとはまた別問題でということですが、別問題になるところがおかしいんで、やはり浜町はすごくいい街並みなんですよ。福井でも残っているところではそのぐらいですかね。だけれども、今申し上げたように高層マンションあるいは駐車場等々で、決してそこへ行ってみたい、あそこで食事をしたいというようなことにはならないと思うんです。そこらあたりをもう少し視野を広くしていただく必要があろうかと思います。  特に市長にお願いしたいことがあります。私は福井の桜は日本一だと思っていました。何度も申し上げております。過日、競輪場の視察で青森へ行った折に、ちょっと時間があいたので、せっかくだから弘前の桜は有名だから一遍見に行こうということで、うちの会派で見に行きました。弘前の桜は日本一です。弘前の桜を見た瞬間に福井の桜は日本2位になりました。そこで、福井の桜はどこが日本一なのかという位置づけを私は考えたんです。福井の桜が日本一のところは、あの桜のトンネルなんです。桜のトンネルが日本一だということを売りにすれば人が来ると思いました。ただ桜並木が日本一です、見にきてくださいといっても、これでは弘前には勝てません。弘前には80種類2,600本の桜があるそうです。これは本当に圧巻です。これはもうナポリを見て何とかと言いますけれども、弘前の桜を見て。だから、ぜひそういったところに出張させていただいたり、あるいは何かの出張の折にでもいいものを見るというのは大事なんです。市長も、職員に対しそういったことには惜しまずに一回行って見てこいとおっしゃっていただいて、いいものを見る。そしてまた、食も一緒なんです。おいしいものを食べるとおいしさがわかるんです。いいものを見るといいものがわかるんです。ですから、ぜひぜひそういったことで視野を広くして、福井のここが売りだというところをもう少し濃縮したものにしていただかないと、ただ漠然と福井はいいところだからおいでよ、食べ物もおいしいしおいでよというだけではだめです。そこらあたりはやっぱり濃縮したものにするためにはやはり視野を広くして、職員の見聞を広くするということが大事だと思うんです。そういったことはお金はかかりますけれどもお願いしたいと要望しておきます。よろしくお願いいたします。 ◆石川委員 1点だけ。今、観光の部分でいろいろと御説明があったわけですが、その中でも今明確に越前海岸周辺はソフト、ハード面ともにかなりおくれています。昨年、御案内のとおり糸崎町の仏舞が行われました。これは2年に1回開催されます。国の重要無形民俗文化財の指定も受けている。そうすると、やっぱり当事者である糸崎町の方々はそれを継続していかなければということで、大変な御苦労をされているんです。そういうこともあるので、その中でトイレの関係で要望が出ているんですけれども、やっぱり予算がないからできないということで、来年ぐらいに何とか考えましょうというお話らしいんですけれども、もう来年の4月に仏舞があるわけです。御案内のとおり、あそこから越前海岸の国道305号の上に道路が一本走っています。ここは非常にロケーションのいいところです。あそこに長橋の水がありますし、この水を汲みに来られる方、写真を撮りに来られる方がいらっしゃるんですということでお願いしているにもかかわらず、本当にやっていただけるのかどうかということも含めて、もっと積極的にかかわっていただければなというふうに思います。大した金じゃないと思うんですよ。これは改めて聞きませんから、また話をさせてもらいますし、強くお願いしておきたいと思います。  最後ですが、福井市は認知度が非常に低いということで、行政のほうも、もちろん議会のほうも今ほどもお話がありましたように視察などにも行きますから、出張関係のときには観光のほうでつくっている今の食べ歩きの冊子、あれはちょっと厚いですからもう少しコンパクトなものにして、例えば食事に入ったところや泊まったところへ置いてくるようなものを意識的につくって、交流人口の拡大を図っていくということもやっていかないといけないと思います。我々も意識的に福井をご存知ですか、来たことはありますかと聞くんです。しかし、ほとんどの方が知らないし行ったことがない。永平寺へは行ったことがあるという方がたまにおられますが、やっぱりそういう状況というものはもう御存じのとおりだと思いますから、そこら辺の手法も取り入れて、意識して、徹底して何年かそこへも金をかけていくという考え方というのはどうですか。これは観光にもつながっていくことですから。観光や、歴史的な背景とかいろんなものを含めたそのようなものを常時持ち歩く。そして、相手方にお渡しをするということで認知度を高めていくということなんかも考えるべきだと思います。 ◎漆崎観光開発室長 まことにありがたいお話で、以前に50冊ぐらい持っていっていただいてPRをしていただいたこともございました。ありがとうございました。今我々はできるだけ、それぞれのニーズに合ったパンフレットをつくっているわけなんですが、県外向けにどなたかにお渡ししたときにおおよそがわかるようなパンフレットがあるといいのかなと思いながら聞いておりました。我々はどちらかといいますと、来たお客さんがどうやって回りたいかとか、回るのにはこのようなものが必要だろうということでパンフレットをつくっているんですが、実際、県外に行ったときに手渡すパンフレットというものは考えているわけではありません。そういうようなものは一回検討したいと思いますし、今のあるものをうまく改良すれば、すぐできるのではないかと思います。 ◆石川委員 売り込んでいきましょう。ですから、今言ったように受け身ではなくて、やっぱり県外に行ったときに喫茶店であれ、時間の待ち合わせのときには食事をしたり、どこかには入っていくんです。そういうところへは意識して、福井はこういうところです、今度ぜひお越しくださいという使い方をできるように、今のお話にあったような中身にして、職員や議会、そしていろんな団体も含めて大いに活用してもらうということで、ぜひ積極的につくってください。 ◆稲木委員 大したことじゃないんですけれども、この資料の7ページに足羽川の絵がかいてありますけれども、観光としての活用という意味で、県では足羽川激甚災害対策特別事業の後に木製堰をつくって観光の目玉にするとかということが県議会で議論されていますけれども、県の事業はすべてどうぞともろ手を挙げて賛成という姿勢なのか、渋々賛成なのかいろいろあるかと思うんですけれども、木製堰をつくるということになりますと、これは市としては何も言えない状態になるのではないかと思うんですが、その辺の考え方はどうなのですか。喜んで賛成か、渋々賛成かということです。市長はちょっと答弁しにくいかと思いますけれども、観光面からいえば担当者はどう思っているのかということをお答えいただけたらと思います。 ◎漆崎観光開発室長 もちろん県がつくられて県が運営をされていく部分については、非常にありがたい話だと思っております。ただ、新聞にも出ていましたけれども、実は春祭りとかの時期には水量が多過ぎて堰は設けられない時期になるんです。例えば4月とか桜の季節はちょっと堰を設けるのが無理なんです。また、夏祭りの場合はまたいろいろ状況が変わってまいりますし、今、観光的に常時あそこに船を浮かべて活用するというのはなかなか難しいと思います。例えば、昔、木田橋のところにたまにありました、市民がボートをこいで憩うためにあったようなもの、我々も子供のころに見たことがありますが、ああいうふうに市民が日ごろ楽しむために日常的にあるというふうな場面ではいいかなと思いますが、例えば県外から団体客を誘致してきた、それで観光バスに乗ってきた人50人が屋形船に乗れるかといったら乗れませんし、県外から来られたお客さんに対してどういうふうに活用するかというのは非常に難しい状況にあります。  先ほど言いましたとおり、市民が日常生活の中であそこでカヌーを楽しむとか、ボートでデートするとか、何かそういうふうな活用の仕方というのはできるのではないかなという思いはあります。ただ、観光的に使うのはちょっと難しいかなというふうに思っております。 ○山口委員長 それでは私のほうから一つ。北海道の小樽市が人口25万人だったんですが今は15万人です。それで、10年ほど前に行ったときには年間600万人の観光客が来るということで、年間1,000万人を目標で観光客を誘致するということでした。4年後に行ったら600万人が800万人になっている。今だともう1,000万人になっているのではないかと思います。そうすると、小樽市へ行きますと夕張メロンからカニ、魚、全部調達できるんです。そして、空港で買うと3割高いんです。だから、そういうようなことで客寄せして今では観光都市として活性化している。そういうようなことがございますので、そういうことを念頭に置きながら観光行政を進めていってほしいと思います。 ほかにございませんか。 (「なし」の声あり) ○山口委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、福井市都市計画マスタープランの改訂についてを議題とします。理事者の報告を求めます。 ◎池田都市計画課長 (報告) ○山口委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆堀江委員 都市計画マスタープランとちょっと違うかもしれませんが、中心市街地とか市街化区域とかと聞くのですが、簡単に言って市街地とは何かをちょっと聞きたいんですが。 ◎池田都市計画課長 市街地というのは人が多く集まり、仕事、暮らし、それから商売等いろいろな社会生活が行われている舞台と考えています。特に中心市街地といいますのは、この中でも駅前、福井でいえば福井駅前ですが、行政、商業、いろんな中枢主要機能が集まったところというふうに考えています。 ◆堀江委員 市街地というのはそんなに難しくないんです。家屋連檐地域が市街地なんです。  それでは、都市計画マスタープランのことについてお伺いしますが、まず見直す理由は何か。現行の都市計画マスタープランに問題点があるのか。それから、都市計画マスタープランの対象範囲は行政区域というぐあいに思っていますが、都市計画法の及ぶ範囲は原則都市計画区域だろうと思うんです。都市計画区域の外で何ができるのか。それをちょっと教えてください。 ◎池田都市計画課長 都市計画マスタープランの見直しでございますが、先ほども御説明いたしましたが、平成18年2月に市町村合併によりまして旧美山町、旧越廼村、旧清水町の3町村が福井市に加わったこと、そして平成17年に行われました国勢調査、5年ごとに行われておりますけれども都市計画基礎調査というものがございます。これらのデータ等が更新されつつあるということなどの理由により見直しをしております。  都市計画マスタープランの問題点といたしましては、現行都市計画マスタープランにおきまして実現に向けたこれまでの取り組みというものを評価し、問題点、課題を明らかにし見直しを進めていきたいと思っております。それから、マネジメントをしてこなかったということが問題点でございまして、今後は将来像をつくるための方策等も決めていくことになりますが、それらの実現、実際にやっているかどうかの施行管理、その辺も見直すところだと思っております。  それから、都市計画区域外では何ができるかということでございますが、都市計画区域外におきましては都市計画法の適用が及ばないということから、具体的に言いますと開発、それから家を建てる際にも建築基準法の適用を受けないというふうなことがございます。  それから、今回の都市計画マスタープランの対象区域でございますが、本来であれば都市計画区域内だけでいいのかもわかりませんけれども、福井市の場合には交通の問題等がございますので、福井市全域を対象にして検討を進めているところでございます。 ◆堀江委員 今申し上げたように、都市計画マスタープランには行政区域が入る。そうすると、都市計画マスタープランの中には都市計画区域外のものが入ってくるわけですね。だから、それが都市計画マスタープランの中ではどのような形になっていくのかというのが聞きたい。 ◎佐藤特命幹兼都市戦略部長 都市計画マスタープランの対象区域は市域全体ということで、都市計画区域外で何ができるかということですが、細かいことを言いますと、例えば1万平米以上の大規模店舗の開発規制みたいなものはありますけれども、全体でいいますと堀江委員がおっしゃるように本来的には都市計画区域の中が都市計画法の対象区域になります。今回、合併をして、旧清水町は都市計画区域がございましたけれども、旧美山町、旧越廼村というのは都市計画区域がありません。今回、都市計画マスタープランを考えるに当たりまして、まちの中、市街地とか特定区域内を考えるに当たりましても、そこのデータだけですべてを考えることは難しいだろうと。それで、先ほどの冒頭の説明の中では農山漁村地域との交流、農山漁村という後背地があっての市街地ということもありますので、対象区域といたしまして市全域、そして市街地と周辺の地域、都市計画区域外との関連を十分考えて都市計画マスタープランをつくっていこうということで対象地域が決まっています。  堀江委員のおっしゃったのは、都市計画マスタープランができ上がった後に、それを反映して都市計画区域外にどのような規制とか誘導ができるかということではないかと思いますが、都市計画マスタープラン自体は基本的な都市の方向を深く考えるものでございますので、すべて都市計画法でできるかといいますと、この場合、都市計画法以外の施策も含めて使用できるものがあれば考えていきたいというふうに考えております。 ◆野嶋委員 都市計画マスタープランの見直しの2年目でありますけれども、今ほど堀江委員からも御質問がございましたけれども、ここでは市街化区域内での土地利用の考え方とか、そういうものも最終的には具体的なものとして策定されると思います。3年目には当然、そういうものを踏まえてマップの見直しとかもあると思いますけれども、基本的なところで、今、福井市が進めていこうとしている基本的な考え方というのがあろうかと思います。例えばコンパクトシティであるとか、中心部であれば中心市街地の活性化というような言葉で表現されているのかなと思いますが、資料の今後の都市づくりにおける主要課題(案)の中に新規で、自然環境と共生する安全・安心なまちづくりとか、今ある資源の活用と管理の仕組みづくりとありますが、これからの話でしょうけれども、今できる範囲内でこういうようなものをどういうふうに都市計画マスタープランの中に盛り込んでいくのかということが何となくぴんとこないので、説明できることがあったら教えていただきたいと思います。 ◎佐藤特命幹兼都市戦略部長 都市計画マスタープラン自体、都市の方向性、都市計画の方針とか方向性を示すものであるということでございまして、そういった都市計画といいますと、具体的に一つ一つの、例えば土地利用計画ですとか、都市施設計画、市街地開発事業、地区計画ですとか、そういうまさに一つずつの都市計画決定という事項が今の都市計画法の枠組みでいうと成果品のようになるかと思います。一方で都市計画といいますと、ニアリーイコールまちづくりというような視点というのが望まれておりまして、この都市計画マスタープランを策定します委員会におきましても、でき上がった形だけを議論するのではなくて、例えばでき上がった形を、今の形をどのように維持していくか、どのように使っていくかというふうなことも御意見としてはいろいろ言われているところでございます。  実際にこれを直ちに都市計画法の具体的な施策に反映するというのは、今の制度で必ずしも全部できるということではないとは思うんですけれども、都市計画マスタープランをこれから策定してまいります中で、都市計画マスタープランというのは必ずしも全部が都市計画決定に結びつかなくても、都市の方向性としてこういうまちづくりをしていきたいということを示す効果もあるかと思います。野嶋委員がおっしゃった個々のものをこれからどのように書いていくかというのは、今後の御意見をいただきながらの検討項目になると思いますけれども、具体的にいわゆる都市計画法の法定計画に結びつかないものであっても、都市の考え方、方向性として都市計画マスタープランに組み込んでいくということは進めていきたいと考えています。 ◆野嶋委員 都市計画に直接結びつかないようなことも含めて都市計画マスタープランの中でうたっていくということだと思いますけれども、市民との協働といっても、ただ言葉で市民との協働を進めていくとか、仕組みづくりをしていくというものでは余り意味がないというか、非常に雑駁な話になってしまうんで、とにかく具体的なところも含めてある程度示していただきたいと思いますし。それから平成20年度の地域別構想の策定で、地域審議会で説明して意見を聞いていくと。地域ごとの市民意向の把握と書いてありますよね。ここら辺についても公民館単位とかどういう単位で考えていくのか、どういうところで告知していくのか、そこら辺を教えていただきたい。  それから、最終的には用途指定という話も出てきますけれども、用途指定の問題については今までも、今の用途指定については現状と乖離している、あるいは非常に問題があるというようなことが議員からも一般質問とかいろんな委員会でも指摘されております。そういうことを踏まえて、当然見直しということも考えておられるのであろうと理解しておりますけれども、そういうこともしっかりと網羅した上で改訂されていくのか。そしてまた、現状と乖離したままの形で現行の都市計画マスタープランに修正を加えた程度のものではなくて、ある程度大幅な見直しも含めて、そこも修正していくつもりがあるのかということを、基本的な考え方になりますけれどもちょっと確認させていただきたいと思います。 ◎池田都市計画課長 地域別構想の策定ということで地域ごとの市民意向の把握をしていきますが、今後、実際に地域に入るのは10月以降と考えております。現在、都市計画マスタープラン策定委員会の中で地域ごとといいますか、どういうふうに地域をまとめるのかということも御意見をいただきながら決めていくことになりますし、それが決まれば今後、市政広報等にも載せて開催日、場所等を広報していきたいと思っております。  それから、都市計画マスタープランの修正ということでございますが、基本となるものは現行の都市計画マスタープランを踏襲していくということで考えております。大きく違っておりますのは、将来の予想人口です。今後、少子・高齢化が進むことを考えると、これらに対応したまちづくり等を念頭に修正していきたいと考えております。 ◆野嶋委員 基本的には現行の都市計画マスタープランを踏襲して見直すというお話でしたけれども、既に土地利用が現状と乖離している部分については、そのままとは言いませんけれども見直し程度なのでそれはもう目をつぶって、また同じような用途指定あるいは土地利用計画になっていくということですか。それは私はおかしいと思いますし、ある程度軌道修正しながら現況の土地利用も踏まえた上での新たなまちづくりを目指していく。あるいは、そこへ指導を強力にしていくというものがなければおかしいものになってしまうと思うんですが、そこら辺が何か非常に弱い見直し程度というふうに感じるんですが、もう一遍お聞きしたいと思います。 ◎佐藤特命幹兼都市戦略部長 現行の都市計画マスタープランを踏襲というときに、その踏襲という言葉をどうとるかという話になるかと思いますけれども、実際の目次構成みたいな話になりますとそう大きく変わることはないだろうと思います。今野嶋委員がおっしゃいました内容のようなこと、個別具体的な話になりますと、資料の9ページの右上にもございます、前回の計画自体を評価して問題があったところ、不都合だったところは見直すということが当然前提でございますので、そういう意味で現状に合わないもの、これから変えていくべきものを都市計画マスタープラン策定委員会の中で御意見をいろいろいただいて、その方向で皆さんの合意が得られれば見直しの方向で検討がされていくと思います。  協働の仕組みづくりの話を例として先ほど挙げられていましたけれども、ここに書くだけというのは確かになかなか薄っぺらい内容になってしまうということがありますけれども、例えば平成20年度は地域ごとの市民意向の把握に入るわけでございますけれども、そういうところでもできるだけいろんな市民の方々と協働してできるようなことを考えていきたいと思います。  それと、地域ごとにどういうような形でやるかということは、現行の計画自体が市を11区分にしておりますので、地域別構想の一つ一つの地区は公民館ごとというよりは大きくなると考えております。 ◆西本委員 私も野嶋委員の補足みたいな形になりますけれども、毎年、福井市東部自治会連合会で市長と語る会などでもいつも要望が出てくるんですけれども、いわゆる都市計画決定の出された道路が中途半端になっている部分があると思うんです。ここまでつくるというのは決まっていてもずっと着手されていない。私はその要望を聞き入れなさいと言っているわけではないんです。こういったことは見直すべきだと思います。もうここまでですというようなことも含めてやるべきだと思いますし、野嶋委員指摘の具体的な例としては、要するに用途地域という意味合いで議会でも何回も出ています国道416号の沿線の問題なんかも見直していかなければいけないという形になると思うんです。具体的なことは別にして、そういったことなんかを見直していくと理解していいんでしょうか。  道路が中途半端になっているところは、例えば丸山とか円山とかという地域にもかかわってくるわけです。今11区分とおっしゃいましたけれども、そうすると不死鳥ブロックとかそういう区分をおっしゃっているんだろうと思いましたけれども、それでいいのかどうかという思いもあったんですけれども、そういった形で地域ごとにいろんな声を聞いていくということで理解していいのかどうかを伺いたいと思います。 ◎佐藤特命幹兼都市戦略部長 まず見直しの話で申しますと、当然、現況に合っていないところを見直すということも検討課題になりますし、法に合っていないところをどうしようかということも検討課題になりますので、それにつきましては西本委員がおっしゃったように検討課題があります。それから、今後問題になりそうなところについては、できる範囲で把握して進めていきます。  次に、長期未着手についてですが、一般的には道路ですけれども、道路、都市施設などですと長期未着手と言われているものがございます。全国的に見ますと、福井市の場合は道路の未着手区間というのは極めて少ないのが実情ではございますけれども、そういうところにつきましては計画の場合、5年でできるのか10年でできるのか20年先を見据えてという話もございますし、ただ、都市計画に対しまして今度事業が追いついていくかということになりますと、財政的な課題ですとか、周辺との合意、事業を行うに当たりましてのケースがいろいろございます。まだ施設ができていなくても必要性があるというところは継続しますし、やめたほうがいいというところはやめるという方向になるかと思います。都市計画マスタープランの見直しでどこまでできるかというのと、個別の道路計画の見直しというのはまた別途、県が中心に進めている部分もございますので、それはどうなるかわかりませんけれども、考えていきたいと思います。 ◆西本委員 要は、個別のそういった地域の要望が……。 ◎佐藤特命幹兼都市戦略部長 先ほど11地区と申しましたが、できるだけ地域の説明会、どういう形になるかはわかりませんけれども、地域の声は聞きたいと思っています。 ○山口委員長 ほかにございませんか。 (「なし」の声あり) ○山口委員長 ほかにないようですので、質疑を終結します。  次に、福井駅西口中央地区市街地再開発事業についてを議題といたします。理事者の報告を求めます。 ◎岩本コンパクトシティ推進室長 (報告) ○山口委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。 ◆西本委員 5月の県都活性化対策特別委員会でも私は市長にお尋ねいたしましたけれども、そのときにシティーホテルの必要性についてしっかりと市民に理解されるような説明が必要ですという話を申し上げ、どのように考えていますかという問いをさせていただきました。そうしたところ、さっきの都市計画決定の重みの話にもなってきますけれども、シティーホテルの件については都市計画決定の前に議論するべきであると。今さら何を言っているのかというような認識を私は持たせていただいたんですけれども、市長は非常に語気も強めて、シティーホテルはもう必要なんだというような感じで、もうこれは変えられそうにないと感じました。もっと強めにいいますと、変えられないというような感じさえ受けるような内容でした。もちろんそういうような説明はなかったですよ。もし変えるのであれば、都市計画決定を変更しなければならないというような返答もありましたけれども。実際、昨年につきましては、御存じのように地権者の1名の理解がなかなか得られないということで、JR西日本の土地の取得の問題がありました。本来ならば都市計画決定は昨年の3月までにしなければならなかったのが、ずるずるといってしまって昨年の12月になったんです。そういった経過もありまして、私たちもまずはここの問題を早く解決して、早く都市計画決定を打たなければいけない。早くJR西日本の土地を取得しなければいけないという思いがあったものですから、中身の問題について理事者側が混乱するような質問を私たちも気を遣いまして余りしませんでした。ようやくその論議が乗ってきたというのが実は5月の県都活性化対策特別委員会だったんですが、そのときに質問をすると既に決まったことで、そんな論議は事前にするべきでしょうというような話だったと私自身は思っているわけです。  私がシティーホテルの経営者だとした場合に、その立場で床取得も含めて採算性の問題を考えたときに、これはちょっと難しい、単価も2万円で果たしてどれぐらいのものができるんだろうかという思いもありました。しかし、一方で私が一つ理解しているのは、私も民間にいたときに金沢市へ行ったときなんかに、金沢市にはANAクラウンホテル金沢とかホテル日航金沢があるんです。たまたまセミナーやいろんなコンベンションの機会もありまして、それらのホテルに行きました。ああいった吹き抜けのあるいいホテルがあったらなという思いもよく理解しています。しかし、採算性のとれないものに対して、それでもシティーホテルは必要なんだということで多分決定されたんだろうと思うので、その必要性を説明してくださいと言ったところ、なかなかその説明についてはお答えいただけなかったと思っています。  それはそれで置いておきまして、経済界が採算性が難しいということで床取得は困難であるという返答がありまして、それについて去年の都市計画決定まで経済界は誘致は支援しますというような話だったと聞いています。それは、床取得も含めて支援しますというふうな理解も私は勝手にしていたんですけれども、都市計画決定までの経済界の再開発ビルのシティーホテル誘致に対する姿勢がどのようなものだったのかをまず確認をさせていただきたい。まずそれについて御質問したいと思います。 ◎岩本コンパクトシティ推進室長 ただいまの質問は、これまで経済界はどのようにかかわってきたのかという質問だと認識して説明させていただきます。経済界といたしましては、平成17年ですか、福井経済同友会の意見交換会の中で迎賓館、福井市の顔となるようなホテルをというような要望がございまして、それから皆さん鋭意努力をしてきて今までシティーホテルを誘致するという形をとってきました。今のは総論でございまして、各論につきましては、なかなか今までどのような形かという話を私個人が知る限りでは詰めている話は聞いてはございません。ただ、今回のシティーホテル、経済界につきまして、7月13日以降、担当者と福井駅西口中央地区市街地再開発準備組合のほうで業務内容、床取得とか運営方法というのを詰めてきたところでございます。ただ、床取得と運営につきましては、前に市長も言いましたけれども3層構造とか2層構造とかという話がございます。その中で、今回は床取得と運営体制の2層を一遍に引き受けてしまうとちょっと採算性が難しいのではないかということで、一つの運営方針については否定をされたというふうに理解しております。その中で、福井市というよりも再開発準備組合といたしましては、今詰めているスキームの中身ですけれども、どうすれば経済界の協力が得られるかというふうな中身のスキームづくりとして一生懸命検討協議をしているところでございます。 ◆西本委員 もう一つ質問する前に一つ確認をしておきたいんですが、株式会社アール・アイ・エー、前田建設工業株式会社、再開発準備組合、それから福井市、それぞれがどういう立場なのかを御説明いただければと思います。 ◎岩本コンパクトシティ推進室長 先ほども申し上げましたとおり、事業計画作成業務委託者というのは株式会社アール・アイ・エーでございます。結局、事業を計画するという役割を担っております。一般業務代行者というのは前田建設工業株式会社でございまして、この中身といたしましてはホテル誘致、保留床のあっせんです。あっせんというと、ホテルを連れてきていただいてどうしていただくかと。今後ホテルに来ていただけるか来ていただけないか、いろんな交渉事を行ってもらう。再開発準備組合というのは玄人ではございませんので、やはりそういうノウハウを持った方に代行していただくのが事業協力者としての役目だというふうに考えております。再開発準備組合というのは、今、地権者が34名いらっしゃいますけれども、そのうちの28名の方が再開発準備組合として登録されておりまして、その中で福井駅西口中央地区の再開発事業の中身について皆さんで事業を推進するために努力をしている。三者の関係というのは三すくみで一生懸命、三位一体となってやるべきものだと考えております。 ◆西本委員 確認いたします。私は前田建設工業株式会社がホテル誘致の主導権を握ってやるというのではなくて再開発準備組合がやると、前田建設工業株式会社にはそういった経験がないように理解していたんですけれども、今おっしゃられた説明で間違いないですか。前田建設工業株式会社がホテルの誘致をされるのでしょうか。私が聞いているのは、ホテル誘致をするのはデベロッパーである前田建設工業株式会社ではないというふうな話なんかも聞いたことがあるんですが、そうではないということですね。 ◎岩本コンパクトシティ推進室長 今言われたデベロッパーというのは再開発準備組合のことでございまして、一般業務代行方式といいまして内容を申し上げますと、一般業務代行者の定義は、建設工事業務、つまりみずから保留床を取得する義務を負わずに、事業の推進に関する業務の相当分を代行する役目だというのが定義でございます。 ◆西本委員 8月2日の福井新聞の記事にも載っていますけれども、そこには東村市長の話なんかも載っておりまして、一つは、ホテル以外の検討もということが書いてあります。もう一つ、8月8日の新聞ですけれども、そこには都市型ホテルでも準大手というような話なんかもあるわけでございますけれども、まず一つ姿勢として準大手の都市型ホテルであろうが何であろうが、基本的な2層構造、3層構造の運営には変わりがないと思います。先ほどおっしゃられたように、床取得についての現在の姿勢は、やはり基本的に経済界を主体としてお願いしていく形で考えられているのかどうかについてお伺いしたいと思います。 ◎東村市長 シティーホテルの必要性という議論は先ほどありましたけれども、必要性という議論になりますと、先ほど委員御指摘のように金沢市にああいうものがあり、言うと今の都市構造の中においては、全国的に名の売れたホテルというものが都市のステータス的な位置づけも含めてあるというところから、シティーホテルがあるといいなという、それよりももうちょっと強い心だと思いますけれども、そういう前提に立った議論がずっとなされてきたと思っております。  そういう中で、前回の県都活性化対策特別委員会、あるいは一般質問等々でもお答えさせていただいておりますのは、確かに手続論からいきまして、先ほど委員御指摘のように都市計画決定をしたわけですから、それ以前の議論に戻るような話というのはなかなか難しいでしょうということです。一たんは都市計画決定をしたところですから、それに従って進めましょうという話はさせていただいているわけですが、先ほどの交通のところのお話にもありますように、計画が必ずしもその計画どおりにいけるかどうかというのはいろいろとほかの要因もあって、場合によっては新幹線の問題によって今の高架の問題も3階であった都市計画決定を2階に変えなければならないというようなことが出てくるわけです。今回の都市計画決定におきましても、当然シティーホテルというものが仮に困難であるということになれば、そういう手続を踏んでやっていかなければならないということは御指摘のとおりでございます。  今回の都市計画決定の中でも特に問題になりますのはシティーホテルの領域なんです。シティーホテルの領域というのは、仮に保留床のような形でホテルの形で無理をして建物を建ててしまって、後でだれかホテルをやってくれないか探すというような手順でいきますと、仮にそこをだれもやってくれなかったり、あるいは無理をして来ていただいて撤退されたりということになりますと、ホテルの場合はその建物のほかへの転用が非常に難しい。そういうこともありますので、やはりシティーホテルがきちんとやれるかどうかの見極め、またシティーホテルが来るということになれば商業床のあり方そのものも変わっていかなければならない部分もあります。そういった意味からも、シティーホテルが来られるのかどうかということは、やはり早い段階で、この計画全体を動かす中では一番早く考え方を整理すべきものであるというふうに認識し、そういうふうに取り組んできているところであります。特にこれまでもシティーホテルの誘致ということについては、都市計画決定をするまでにもいろいろなところとの話を進めてまいったわけですけれども、なかなか現実性のない話に対して十分な説明を受けることができなかったという苦い経験もありまして、今回、都市計画決定を打ったということでいろいろとホテル側等々の話も聞けるようになってきているという状況がございますので、やはり的確にシティーホテルのあり方というものを判断していかなければならないと思っています。  そういう誘致活動等を行っていく中で、一般業務代行者の前田建設工業株式会社がいろいろと整理してくれている中においても、先ほど話がありましたように床の取得と経営者を分けていかないと難しいという話が出てきています。ただ、これは全国のシティーホテルがすべてそうなのかというとそうではないところもたくさんあるわけで、床も取得し、建物をみずから建てて経営しておられるシティーホテルもあるわけです。だから、必ずしもその形態ばかりではないんですけれども、県庁所在地ではありませんけれども、近くでは高岡市のホテルであるとか、長岡市のホテルというのが、そういうところにシティーホテルがあるのはなぜだろうというところから、バブルの時代等であったかもしれませんけれども、経済界が床なり建物なりを購入、取得して、そこをシティーホテルに運営してもらっているという形態があるという前例を探してきて、それと同じような形で福井でもできないかということで経済界に対して投げかけをしたということなんです。それは、高岡市とか長岡市の当時の状況、あるいは今の状況も含めて、これはちょっと違っているということで、そこまでの協力体制というのは今我々としても組めないというのが経済界の回答というふうに認識しております。  先ほども話がありましたように、当然すべからく経済界なりが建物を持って運営している形態というわけではありませんから、ほかのシティーホテルの運営形態ももっと研究してもらいながら、協力の度合いというふうなものも含めて可能性のあるスキームがないかどうかを模索していただいているという状況であります。ただ、この間聞いている限りでは、今のシティーホテルの運営というのはなかなか難しいという話も聞いておりますので、以前から皆さんのほうからも御指摘があるような、もしもシティーホテルがだめだった場合はどうするかということも並行して検討しておかなければいけないのではないかという御意見、まだ都市計画決定をしたばかりでそれはちょっとまだと申しておりましたけれども、そういう部分にも耳を傾けながら、ある程度は並行的に議論を展開しなければならない時期に来ているという認識をしております。 ◆西本委員 市長のお話を聞いていますと、いわゆる床取得も含めて、運営も床取得もすべてホテルに担っていただけないかという可能性も含めて、フラットにしてもう一度、今投げかけているというふうに私は認識したわけでございますけれども、この間の県都活性化対策特別委員会でもコンパクトシティ推進室長から秋までにはこのシティーホテルの方向性を出したいというような話がありました。これは平成24年までという全体の計画がありますから、その判断はいつぐらいにされるのかをお伺いしたいと思います。 ◎東村市長 確かにこの判断の時期を余りおくらせますと、全体計画が非常におくれていくということになるので、余り長くこの問題だけにかかわっていたくないと思っています。ただ、今申し上げたような状況で事業進捗というか考え方を整理していただきますので、そのあたりの結果も、その時期等の状況の中で考えていかなければならないと認識しております。それまでの間には各委員が先ほどもおっしゃったように、もしもだめだったというような話も含めて我々は頭を整理していかなければならないと思っています。 ◆西本委員 ちょっと後先になってしまうんですけれども、経済界が床取得はできませんというようなお話があってからの動きですね。今、準大手にも投げかけましょうとか、運営と床取得の問題もフラットにして考えましょうとかいうことでいろいろ与えられていると思うんですけれども、与えられている取り組みの状況で、お答えいただける部分があればお答えいただきたい。  もう一つは、シティーホテル誘致の可能性ですね。ゼロではないと思っていらっしゃるのかどうなのか。それについてお伺いしたいと思います。
    ◎岩本コンパクトシティ推進室長 床の取得を断られた後の行動はどうなのかという御質問だと思いますけれども、現在、シティーホテルというのは全国には大体企業的には日本系が15グループです。外資系も含めますと全部で27グループぐらい存在しております。現在、福井市も再開発準備組合のオブザーバーとしても御相談を受けながら今やっているところでございますが、実は前回、経済界のホテルの取得という、床と運営を一括してやってほしいということでお願いしたときにも当たりはございまして、それをもとにしながら採算ベースがどこになるのかということを経済界と詰めてきたところでございますので、現在やっているところでもオファーは現在はあります。でも、まだその内容を全く詰めてございませんので、オファーだけでは結論がどうであるということはなかなか言いにくい事態でございます。 ◆西本委員 平成24年という問題もありますし、早くしてください。私もコンベンション機能の必要性については、あったらいいなと思っているほうですので、ただ、ホテルの客室機能として採算ベースが合うかどうかという問題がやっぱり課題となってくると思いますし、市長も大変だと思いますけれども、頑張っていただければなと思いますので、私はこれで終わります。 ◆稲木委員 シティーホテルの雲行きが怪しいということですけれども、当初の都市計画決定に出した図で簡単な絵がありますね。あれには公共施設という部分が入っていたんですけれども、ここにかいた以上、当初から何かを入れるという目的があったものと思っております。そういう中で今、シティーホテルが非常に見通しが暗いという状況になったときに、福井市は何を入れるつもりで考えていたのかということをお聞かせいただきたいと思います。 ◎東村市長 ちょっとここは難しいんですけれども、公共施設と言った場合に、例えばAOSSA(アオッサ)の場合もそうですけれども、県でお願いをする部分と市が入る部分とがございまして、当然、前々からも議論がありますように、県にもお願いしなければならないというふうに認識はしております。ただ、県に正式にお願いをしに行くときには、市として何をするのかということを明らかにしなければ、県としてもこの話はなかなか整理していけないと思っておりますので、そこを正式に申し上げていくためには市が何をするべきかをはっきりさせた上で行くということの必然があると思います。現在の段階では、福井市が何をやれるのかということなんですけれども、シティーホテルのいろいろな設置のあり方によりまして、さっきも言いましたシティーホテル側の条件によってはいろいろと考えなければならないというクッション部分を市は持っているので、その前に公共施設の部分として市が何かをやるという話はまだ今の段階ではできないと思っております。 ◆稲木委員 目的を持って入るのならいいです、床取得もいいですというような話を前からしてきたと思うんですけれども、やっぱり今、こういう情勢になった段階で、当初の床取得の広さよりさらにふやして取得するとか、そういったことが現実的に起きてくるかもしれないと思うんですが、そういう心配はないわけですか。 ◎東村市長 基本的にどれだけの面積の床を市が取得するかということは、まだ一切明らかにはなっていないと思います。従来からその議論の延長線としては、できるだけ市はそこへは顔を突っ込まないようにというような議論であったと認識しております。ただ、事業を施工させていくためには、先ほども申し上げたようにある程度市としての何らかの顔の突っ込み方と申しますか、そういうことをやっていかないともちろん難しい部分もあるだろうと思っております。今日までのところは、JR西日本の土地を購入してそれを福井駅西口駅前広場用地としてある程度振り分け、残された部分が権利床としての確保部分としてあるわけですけれども、果たしてこれだけで十分なのかどうかということも含めて、それは今申し上げたようなシティーホテルが来るときの条件としていろんな話もまた出てこようかとも思いますので、まずはそこを踏まえて福井市としてどうすべきかということを考えなければならない。もしもシティーホテルが無理であるという判断をしたときには、それこそ公共施設として福井市が何かをやらなければならないかどうかを、皆さんとの御議論を踏まえて明らかにしていくことが必要になってこようかと思っています。 ◆稲木委員 今、地権者の方の物件の評価を進めているのではないかと思うんですけれども、当初の予定では秋口には決まり、その中で配置も決まるというような話だったんですけれども、それは順調に進んでいるんですか。 ◎園谷駅周辺整備課長 ただいまの御質問ですけれども、今おっしゃいましたようにAブロック、Bブロック、Cブロックとブロックごとに調査を行いまして、今、移転補償のお話をしております。AブロックとCブロックにつきましては9月いっぱいまでには一応お話ができるのではないかと思います。残りのBブロックにつきましては9月下旬に移転補償費の算定が完了し、その後交渉ということになると思います。 ◆稲木委員 最後になりますけれども、JR西日本が残った土地にビジネスホテルを建てるとかという話が聞こえてきているんですけれども、聞く人によってはうそだとか、どこまでかわからないとか、うわさだとかいうような話なんですけれども、市としてはどこまでの情報を持っておられるのですか。 ◎岩本コンパクトシティ推進室長 前の報道がございました折、実はJR西日本創造本部の開発グループの課長が私のところへ見えまして、現在、私どもに土地を売って、残りの土地を今後どのような活用をしていこうかという模索の段階であるとのことでした。その中で、御存じのとおりJRはホテルもやっておりますので、一般的なやり方で一応見積もりをとって今後の活用方法を考えているという段階であって、ホテルという考えは方法論の一つであり、今のところは建てる計画は全くないとの御報告を受けております。 ◆栗田委員 いろいろ御意見が出ていまして、答弁はいいんですけれども、ホテルが来るかどうかや、経済界がかなり消極的だということで、今後どのようになっていくかわかりませんけれども、AOSSA(アオッサ)のこともございますので福井市としては汗をかく、知恵を出す。それはいいんですけれども、そこに何か行政関係のものが入るということは絶対にないように。福井市は福井市としてのいろんな知恵を出して汗をかいて、この再開発事業を成功させるようにしてほしい。入るものがないから行政の何かも入るということは絶対にないように、精いっぱいの汗をかいていただきたいと思います。私はそれだけがお願いでございます。 ◎東村市長 事業方針の段階で西口の再開発事業においては、手寄の再開発事業で十分に市は支援をしたんだから、西口においては余り出ないようにというお話を承っておりまして、できるだけそう方向でいかなければならないと思っておりますけれども、先ほど申し上げましたように、やはりシティーホテルが出てくるためのいろいろな条件提示がある中では、我々としても何かやらなければならないかどうかは判断しなければならないところもあろうかと思っています。そして仮にシティーホテルがだめだった場合に、市として何もしなくていいのか、何もしなくて県のほうに公共施設だけ出してくれと言えるかどうか、このあたりのところはよく見きわめた上で、また皆様方とも相談しながら進めてまいりたいと思っています。 ◆栗田委員 要望だけにしておこうと思ったんですけれども。今の市長のお話からすると、厳しいのはもう初めからわかっていますけれども、やはり私ども議会としてはAOSSA(アオッサ)でまだいろいろな問題がかなりあるという中で、さっきも言いましたように、西口のほうで福井市ができる助成とか補助金とかは大いに国、県を含めてすればいいと思います。それから、福井市が持っている情報、知恵を出し合って汗をかく、これはいいんですけれども、どこも来ないから仕方がないので何か入れようかというのは何があっても絶対にしないように。そこまでやってしまうと、片方ではまちづくりでいろんな計画を立てながら、ある部分では行政を分断してしまうというような部分がございますので、これは答弁は要りませんけれども、くどいようですがそこまででとめていただいて、あまり首を突っ込まないようにお願いしたいと思います。 ◆堀江委員 福井市の再開発事業で大きなもので2つの例があるわけです。御屋形地区と三の丸地区です。御屋形地区の場合には第一生命保険相互会社、清水建設株式会社等が主になって、何とかかんとか事業完了にこぎ着けた。こぎ着けるまでには、今ここで言えないようないろんな話がたくさんあります。また、三の丸地区の場合には当初住友生命保険相互会社でシャンピアホテルが来る予定でした。それがつぶれて悪戦苦闘して、5年や10年で片づくような問題ではなくて長いことかかってやってきました。私たちは正直言って東京じゅうのホテル、大阪、名古屋、全部に行きました。その中で、三井物産株式会社のときには余り感触はよくなかったんですが、オリックス株式会社のときに多少うまくいくかなという気持ちがしたときがありました。それも結局、保留床の値段等の問題で壊れまして現在の姿になったんです。私が一番不安に思っているのは、その当時の再開発事業を知っている者が、今、市役所の中にいるのかということなんです。岩本コンパクトシティ推進室長、知っていますか。 ◎岩本コンパクトシティ推進室長 その当時、私は当時の道路建設課におりまして、内容的にかかわったわけでは全くございませんが、道路の築造というふうに形成の一部としてかかわったことはございます。 ◆堀江委員 それなら聞くけれども、御屋形地区の理事長は当初だれで二代目はだれですか。それから、三の丸地区はだれですか。 ◎岩本コンパクトシティ推進室長 理事長がだれかと言われますと、私は存じておりません。 ◆堀江委員 だから、参考があるからその辺を考えていただきたい。経済界がどうのこうのとかという形の中で床問題なんて絶対に解決できません。だから、その辺のところを考えながらやっていただきたいということです。 ◆奥島委員 先ほど来、シティーホテル等々についていろいろと議論されておりますけれども、私も考えるにシティーホテルの進出というのは採算ベース上難しいのではないかと思います。シティーホテルのランクが問題になってくると思うんです。だから、ランクを落としてビジネスホテルに毛の生えた程度であるならば、出てくる可能性はあります。しかし、先日来申し上げているように、福井市の客室の稼働率は空き部屋ばっかりです。ですから、いわゆる床の問題で、ホテルでも入れないとどうにもこうにも床が埋まらないから、もう何でもいいからホテルを入れようかという話だけは避けてほしいと思っております。ですから、難しいとは思いますけれども、やはり皆さん方がイメージしていらっしゃるような吹き抜けのあるようなハイグレードなシティーホテルだけをターゲットにしてほしいと思います。ビジネスホテルになるけれども床が埋まらないから何でもいいという考え方だけは、床を埋めるがための施策だけは決して講じてほしくないというのが私の考え方です。我が福井の町のステータスを高めるためということに絞っていってほしいと思っております。 ◎岩本コンパクトシティ推進室長 奥島委員が言われるとおりでございまして、県都の玄関口にふさわしいにぎわいを創出できる交流地点ということで考えてございますので、宿泊特化のビジネスホテル系を連れてくるということにはならないように努力をするとともに、そういうことはしないと言ったほうがいいと思いますので、そういう形にさせていただきたいと考えております。 ◆奥島委員 よろしくお願いします。 ○山口委員長 ほかにございませんか。 (「なし」の声あり) ○山口委員長 ほかにないようですので、質疑を終了いたします。  以上で本日の調査案件はすべて終了しました。なお、本委員会は今後も県都活性化対策に関する諸問題について、閉会中も継続審査したい旨を議長に申し上げたいと思いますが、これに御異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) ○山口委員長 御異議ないようですので、そのように決定いたしました。  また、本会議での委員長報告につきましては、私に御一任願います。  これをもちまして委員会を閉会します。                                 午後5時16分閉会...