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福井市議会 > 2007-02-23 >
平成19年 3月定例会-02月23日−01号

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  1. 福井市議会 2007-02-23
    平成19年 3月定例会-02月23日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成19年 3月定例会 − 02月23日−01号 平成19年 3月定例会 − 02月23日−01号 平成19年 3月定例会                福井市議会会議録 第1号            平成19年2月23日(金曜日)午前10時34分開会 ──────────────────────  平成19年2月23日,定例会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。 ────────────────────── 〇議事日程 日程 1 会議録署名議員の指名 日程 2 会期の決定について 日程 3 各特別委員会の付託案件について 日程 4 福井県後期高齢者医療広域連合議会議員の選任について 日程 5 第 1号議案 平成19年度福井市一般会計予算 日程 6 第 2号議案 平成19年度福井市国民健康保険特別会計予算 日程 7 第 3号議案 平成19年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算 日程 8 第 4号議案 平成19年度福井市老人保健特別会計予算 日程 9 第 5号議案 平成19年度福井市介護保険特別会計予算
    日程10 第 6号議案 平成19年度福井市交通災害共済特別会計予算 日程11 第 7号議案 平成19年度福井市競輪特別会計予算 日程12 第 8号議案 平成19年度福井市簡易水道特別会計予算 日程13 第 9号議案 平成19年度福井市宅地造成特別会計予算 日程14 第10号議案 平成19年度福井市美山森林温泉特別会計予算 日程15 第11号議案 平成19年度福井市中央卸売市場特別会計予算 日程16 第12号議案 平成19年度福井市駐車場特別会計予算 日程17 第13号議案 平成19年度福井市集落排水特別会計予算 日程18 第14号議案 平成19年度福井市地域生活排水特別会計予算 日程19 第15号議案 平成19年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算 日程20 第16号議案 平成19年度福井市下水道事業会計予算 日程21 第17号議案 平成19年度福井市ガス事業会計予算 日程22 第18号議案 平成19年度福井市水道事業会計予算 日程23 第19号議案 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 日程24 第20号議案 福井市地域振興基金条例の制定について 日程25 第21号議案 福井市地区計画等を活用した市民による身近なまちづくりの推進に関する条例の制定について 日程26 第22号議案 福井市附属機関設置条例の一部改正について 日程27 第23号議案 福井市職員の再任用に関する条例の一部改正について 日程28 第24号議案 福井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正について 日程29 第25号議案 福井市職員の給与に関する条例の一部改正について 日程30 第26号議案 福井市手数料徴収条例の一部改正について 日程31 第27号議案 フェニックス・プラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程32 第28号議案 福井市保育実施条例の一部改正について 日程33 第29号議案 福井市児童館条例の一部改正について 日程34 第30号議案 福井市国民健康保険診療所の設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程35 第31号議案 福井市公民館設置に関する条例の一部改正について 日程36 第32号議案 福井市体育施設条例の全部を改正する条例の一部改正について 日程37 第33号議案 福井市消防団条例の一部改正について 日程38 第34号議案 福井市地域交流プラザの指定管理者の指定について 日程39 第35号議案 福井市聖苑の指定管理者の指定について 日程40 第36号議案 福井市東体育館等の指定管理者の指定について 日程41 第37号議案 福井市西体育館等の指定管理者の指定について 日程42 第38号議案 福井市美山アンデパンダン広場グラウンド等の指定管理者の指定について 日程43 第39号議案 福井市きららパーク多目的グラウンド等の指定管理者の指定について 日程44 第40号議案 福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合規約の変更について 日程45 第120号議案 平成18年度福井市一般会計補正予算 日程46 第121号議案 平成18年度福井市国民健康保険特別会計補正予算 日程47 第122号議案 平成18年度福井市国民健康保険診療所特別会計補正予算 日程48 第123号議案 平成18年度福井市介護保険特別会計補正予算 日程49 第124号議案 平成18年度福井市交通災害共済特別会計補正予算 日程50 第125号議案 平成18年度福井市簡易水道特別会計補正予算 日程51 第126号議案 平成18年度福井市集落排水特別会計補正予算 日程52 第127号議案 平成18年度福井市地域生活排水特別会計補正予算 日程53 第128号議案 平成18年度福井市下水道事業会計補正予算 日程54 第129号議案 福井市乳幼児医療費等の助成に関する条例の一部改正について 日程55 第130号議案 福井市母子家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部改正について 日程56 第131号議案 福井市道路占用料条例の一部改正について 日程57 第132号議案 市道の路線の廃止について 日程58 第133号議案 市道の路線の認定について 日程59 第134号議案 宇の区域の変更について 日程60 第135号議案 小丹生町地先公有水面埋立てに関する意見について 日程61 第40号報告 専決処分の承認を求めることについて             (福井市営競輪場における競走路内事故に係る和解及び損害賠償額の決定について) 日程62 第41号報告 専決処分の報告について             (市営住宅の使用料等の支払請求及び明渡請求に係る訴えの提起について) 日程63 請願第27号 議会運営委員会の「意見交換会」への公費支出を中止することを求める請願 日程64 請願第28号 福井市議会の政務調査費の報告書に領収書を添付することを求める請願 日程65 陳情第22号 公共サービスの安易な民間開放に反対し,国民生活の「安心・安全」の確立を求める陳情 日程66 市会案第54号 飲酒運転根絶に関する決議について ────────────────────── 〇出席議員(38名)  1番 田村 勝則君   2番 小林 年子君  3番 今村 辰和君   4番 谷出 共栄君  5番 後藤 勇一君   6番 大森 哲男君  7番 巳寅 令子君   8番 青木 幹雄君  9番 塩谷 雄一君   10番 高田 訓子君  11番 谷本 忠士君   12番 野嶋 祐記君  13番 堀川 秀樹君   14番 西本 恵一君  15番 浜田  篤君   16番 石丸 浜夫君  17番 見谷喜代三君   18番 川井 憲二君  19番 稲木 義幸君   20番 皆川 信正君  21番 松山 俊弘君   22番 石川 道広君  23番 早川 朱美君   24番 木村 市助君  25番 山口 清盛君   26番 谷口 健次君  27番 宮崎 弥麿君   28番 吉田 琴一君  29番 田中 繁利君   31番 近藤 高昭君  32番 栗田 政次君   33番 加藤 貞信君  34番 田辺 義輝君   35番 西村 公子君  36番 中谷 勝治君   37番 中谷 輝雄君  38番 若山 樹義君   39番 伊東 敏宏君 ────────────────────── 〇欠席議員(1名)  30番 皆川 修一君 ────────────────────── 〇事務局出席職員  議会事務局長      谷 根 英 一  議会事務局次長     竹 内 正 己  庶務課長        宮 塚   哲  議事調査課長      奥 田 芳 文  議事調査課副課長    山 先 勝 男  議事調査課主任     有 田 康 弘  議事調査課主幹     吉 村 瞬 潤  議事調査課主査     吉 田 裕 彦  議事調査課主事     辻   克 英 ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         坂 川   優 君  副市長        東 村 新 一 君  企業管理者      村 尾 敬 治 君  教育長        渡 辺 本 爾 君
     企画政策部長兼総務部長吹 矢 清 和 君  財政部長       八 木 政 啓 君  市民生活部長     大 塚 義 博 君  福祉保健部長     高 橋 英 幸 君  商工労働部長     道 下 洋 一 君  農林水産部長     穴 田 孝 治 君  都市政策部長     荒 井 彦 一 君  建設部長       高 嶋   泉 君  下水道部長      橘   嘉 宏 君  工事検査室長     濱 中 憲 雄 君  消防局長       黒 川 賢 治 君  企業局長       安 藤 正 則 君  教育部長       田 中 利 憲 君 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) 平成19年3月福井市議会定例会は本日繰り上げ招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。  よって,これより開会し,本日の会議を開きます。  なお,本日の欠席通告議員は,30番 皆川修一君の1名であります。 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,35番 西村公子君,36番 中谷勝治君の御両名を指名します。 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) 次に,日程2 会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  今定例会の会期は,議案審議の都合上,本日より3月27日までの33日間としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって,そのように決しました。  なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付しました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) 次に,日程3 各特別委員会の付託案件についてを議題とします。  去る12月定例会において継続調査となりました各特別委員会の付託案件について,これより調査の順序に従い,経過の報告を求めます。  まず,議会改革特別委員長 38番 若山樹義君。  (38番 若山樹義君 登壇) ◆38番(若山樹義君) 去る12月22日の本会議において継続調査となりました議会改革に関する諸問題を調査するため,2月7日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。  まず,市民オンブズマン福井から提出されている福井市議会の改革推進に関する要請書,費用弁償の廃止を含め市民,納税者の視点に立って真摯に再検討してほしいとの要請について検討した結果,費用弁償については前回の委員会において2段階方式での支給との方向性を既に見出していることを踏まえ,委員会としては改めて取り上げないことといたしました。  それでは,調査経過の概要について申し上げます。  最初に,議員定数の適正化については,次の次の一般選挙時の定数削減に対する反対意見もありましたが,定数減は時代の流れであることを考えると,将来的には道州制を見据えた人口1万人に1人を目標に徐々に定数減に取り組むべき,そのためにも次の次の一般選挙時は4人から6人の削減をすべきではないかとの意見が大勢を占め,3月定例会に議員提案により条例改正案を上程することに決定いたしました。  なお,削減数についてはいま一度会派へ持ち帰り,次回の委員会で決定していくことにいたしました。  次に,議員報酬に関しては合併により現定数は39人であるが,今春の一般選挙では36人となり,また次の次の一般選挙の定数についても削減が決定したことにより,議員にかかる経費の減並びに行政区域の拡大に伴い今後議員一人一人の責任が増大することを考慮すると,現行額が妥当と決定いたしました。  次に,政務調査費に関しては,領収書の添付を義務づけるべきとの意見がありましたが,大勢としては今まで以上に各会派に領収書等の取り扱いは厳格化し,特に個々の活動等で領収書を得られない経費に関しては各会派会長で収支の管理を徹底していくことに決定いたしました。  また,委員から提案のありました領収書が必要な金額の設定及び使途範囲の基準の明確化については,今後の検討課題としていくことにいたしました。  次に,海外視察に関しては,全国的にも廃止の流れにある中,公費による視察は中止すべきとの意見もありましたが,議員個人の視野,見聞を広め,海外の実情を広く知ることは大事なことであり,さらに国際化への対応,友好都市との交流などにおいての効果も高いとの意見が多く,今後も海外視察については存続していくことに決定いたしました。  以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれら諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(山口清盛君) 次に,産業イメージアップ対策特別委員長 23番 早川朱美君。  (23番 早川朱美君 登壇) ◆23番(早川朱美君) 去る12月定例会において継続調査となりました産業イメージアップ対策に関する諸問題を調査するため,2月8日に委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。  まず,パブリシティ事業について理事者から,福井市は歴史的なものを含め全国に誇れるものが多く存在しているにもかかわらず,知名度が低いと言われていることから,全国へ向けての本市の情報発信を強化しようと,平成17年度からパブリシティ事業を実施している。パブリシティ事業とは,配信業者を通じて複数のマスコミに本市の各種情報を提供し,紙面やインターネット上で取り上げてもらうというPR事業であり,マスコミから見てニュースバリューの高いものが記事として取り上げられる。平成17年度には「日本女性会議2005ふくい」や「第20回国民文化祭」など9件の事業についての情報を配信し,平成18年度には現在までに「水仙まつりinこしの」など5件の事業についての情報を配信しており,インターネットや新聞,雑誌等に取り上げられているとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,この事業で情報を配信するための経費は幾らぐらいかかるのか。また,情報発信のタイミングによっては注目のされ方も変わってくると思われるが,どのような体制で情報収集,発信を行っているのかとの問いがあり,理事者から,1回当たりの配信費用は文字情報のみで4万円,画像が入ると5万円となる。情報発信のタイミングは非常に重要なことであるが,この事業についてはまだ庁内に周知し切っていない部分もあるので,全国向けの発信ツールを持っていることを職員一人一人に十分周知した上で,時期を失さないように情報配信に努めていきたいとの答弁がありました。  また委員から,ことしは継体天皇即位1500年ということで,他市町の取り組みが新聞記事などで取り上げられているが,本市もこのイベントをPRしていく考えはあるのかとの問いがあり,理事者から,平成19年の継体天皇即位1500年のほか,2年後の第60回全国植樹祭など,今後本市では全国規模のイベントが多く開催されるので,この事業を活用して積極的にイベント情報を全国発信していきたいとの答弁がありました。  また委員から,情報発信事業に力を入れて交流人口の拡大を図ることは重要であるが,海岸線では遊歩道が完備されていても,トイレやごみ箱の整備が不十分なところもある。情報発信とあわせて設備の完備をしていかなければ,かえって観光に訪れた方にマイナスイメージを持たれてしまうことにもなりかねないので,今後前向きな姿勢でトイレなどの設備の整備に取り組んでほしいとの要望がありました。  次に,観光振興施策の主な取り組み状況について理事者から,観光情報発信事業として旅行雑誌やテレビ,新聞,ITなどの各種媒体を活用した観光PR,また出向宣伝や物産展などを活用したPRなどを実施し,本市の観光地,自然,歴史,食などのしゅんの魅力を県内外に発信している。とりわけ食の魅力は,観光動向に大きく影響する要素であることから,この魅力をミックスしながら本市の情報発信に努めている。また,大手旅行代理店との連携による旅行商品化事業を実施しており,特に本年からは食と健康を意識した商品や市内での宿泊を取り入れた商品を計画し,この商品を利用した本年度の宿泊者数は1月4日現在で806人であり,昨年の316人を大幅に上回っている。その他,あじさいフェアや足羽川桜並木ライトアップなどの四季の魅力を生かしたキャンペーン事業,ふくい春まつりなどを活用した観光催事推進事業などさまざまな事業を実施し,観光宣伝,誘客に努めているとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,本市でもさまざまな全国規模のイベントが開催されており,スポーツイベントだけを見ても全国大会レベルのものが数多く開催され,県外から多くの人が訪れている。このような機会にも会場で土産品を販売したり,観光パンフレットを配布してPRを行えば,本市のイメージアップになり,観光振興にもつながっていくと思われる。今後イベントを開催する関係各課と連携をとり,スポーツイベントや文化イベント等でも本市をPRするよう努めてほしいとの要望がありました。  また委員から,本市の現状をどのように踏まえ,今後どのような戦略での観光振興策を考えているのかとの問いがあり,理事者から,本市は中心となる観光地は少ないが,地域に眠っている観光資源が豊富にあるため,地域住民と連携しながら地域の観光資源をつなげるようなルートづくりが必要であると考えている。また,商業者を中心としたもてなしの心の醸成が重要であり,地域,企業,行政が連携した施策を推進していきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での調査経過の概要であります。当委員会は平成18年6月臨時会において設置されて以来,今日まで観光振興施策や産業支援事業など本市のイメージアップに関する諸問題に対し精力的に研究,検討し,理事者の真剣な対応を求めてまいりました。今後とも理事者におかれましては委員会を通しての意見,要望等の趣旨を十分尊重して,引き続き産業イメージアップ対策に取り組まれることを強く要望し,当委員会の付託案件に関する調査をすべて終了したいと存じます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(山口清盛君) 次に,県都活性化対策特別委員長 13番 堀川秀樹君。  (13番 堀川秀樹君 登壇) ◆13番(堀川秀樹君) 去る12月定例会において継続調査となりました県都活性化対策に関する諸問題を調査するため,1月26日及び2月9日の両日委員会を開催いたしましたので,その調査経過の概要について御報告申し上げます。  まず,1月26日の委員会では,福井駅西口開発事業の都市計画に関して理事者から,福井駅西口中央地区市街地再開発事業の決定と福井駅周辺地区土地区画整理事業,高度利用地区及び地区計画,さらに福井駅前線及びちゅうおう通りという2つの福井都市計画道路の変更を行う。そのうち,福井駅西口広場計画については,福井駅前広場整備計画検討委員会を3回開催し,西口中央地区に隣接する西口広場南側にはバス単独の乗降広場を設ける案が答申されることになった。また,西口中央地区については県都の玄関口にふさわしいにぎわい交流拠点の形成を基本方針とし,高度利用地区に指定することにより建築物の容積率の最高限度を基準の600%から750%に引き上げる計画であるとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,西口中央地区の再開発ビル前にバス単独の乗降広場を設けるとしても,路線数なり便数を確保しなければ,それだけでは公共交通の結節機能の強化という命題は実現しない。現状ではサッカーのボールをやみくもにたくさんの人が追いかけるような理想論ばかりが多くの委員会で語られているが,本市の総合交通体系の確立というゴールはどのように決めようとしているのかとの問いがあり,理事者から,福井は自家用車を乗りこなす生活者にとっては既に日本一便利な都市となっている。ただし,今後国や県との協議の上,LRTの導入検討を含めた総合交通体系の構築を早急に図っていきたいとの答弁がありました。  また委員から,市政上の重要事業の円滑な推進には組織としての迅速な意思決定が肝要である。そこで,福井駅周辺の開発事業だけでも統括する部署を新設する考えはないのかとの問いがあり,理事者から,御指摘は重要であるので,4月の機構改革では事業の統括の実現を図るよう一部庁内機構の整理を検討していきたいとの答弁がありました。  また委員から,西口再開発区域におけるJR西日本用地はだれが,いつ買うのかとの問いがあり,理事者から,経済界が取得の意思を示していないため,本市が単独で取得する方向で考えている。時期については,今年度中に都市計画を決定し,来年度に契約を交わしたい。また,この用地は拡大する福井駅西口広場と再開発に参加する地権者のための換地用として使うほかに,残る分は再開発組合に売却するか,または市が権利者となって公共施設を整備し運用するか,2通りの選択肢があるとの答弁がありました。  また,2月9日の委員会では,福井駅西口広場整備計画案(バス,自家用車の通行方法)に関して理事者から,駅周辺区画整理事業で生まれる25メートル幅の東口都心環状線が新たな南北交通の動脈となり,中心部を囲む五角形の環状線が完成し,内部を通過しようとする車はほとんど用事がある車だけになるので,現在の駅前南通りがバスの出口と交わる交差点を南から北へ通り抜ける車はさほど多くはなく,総じて交通は双方向ともにスムーズに流れることが予測されるとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,生活の場,高齢者の場とし,プラス1時間歩いて楽しむまちづくりを行うという,本市が唱える目標とは裏腹に,中心部では現在駐車場が一番利益が上がるビジネスモデルとしてふえてきており,市民による自家用車の利用はますます高まっているという現実がある。市の行政が誘導というアクセルと抑制というブレーキとを同時に踏み続けていくならば,中心部のにぎわい創出という目的地に首尾よくたどり着こうとする前に,それこそまちづくりの持続が不可能となり,ガス欠を起こしてしまうのではないのかとの問いがあり,理事者から,本市は全国まれに見るスーパー郊外化が実現した結果,今もなお中心市街地の空洞化が進行中である。もし今中心部の文化機能,商業機能を復活させる手だてを始めなければ,市としての将来がなくなる。駐車場がふえるのは単にコインパーキングしか採算が合わないせいである。市として今後中心部からやみくもに車を締め出そうとするのではなく,現実を見据えながら歩行者にも楽しいまちづくりを目指していきたいとの答弁がありました。  また委員から,週末になると日中は中央1丁目界隈の駐車場は軒並み満杯である。もし市民の利便と中心部の商業活性化を考えるならば,中心部の重立った駐車場のうち,どこが満車で,どこにあきがあるのかといった情報をドライバーに流し,車の流れを効率よく誘導する掲示板の設置をぜひ検討してほしいとの強い要望がありました。  次に,福井市中心市街地活性化基本計画策定状況に関して理事者から,都市計画法,中心市街地活性化法,大規模小売店舗立地法といういわゆるまちづくり3法の制定後も中心市街地の衰退傾向はとまらず,人が住む場,働く場としての機能を喪失し,市街地の拡大が依然として続いている。そこで,国は中心市街地活性化法,都市計画法等を改正し,特定大規模建築物が立地可能な用途地域を見直すと同時に,公共公益施設も今後は開発許可等の対象とした。全体としてとまらない中心市街地の空洞化に対して,本市では全国有数の都市基盤を最大限に活用し,中心部のにぎわい,郊外での安らぎを目指したまちづくりを進める。具体的には中心市街地活性化基本計画の大臣認定を受けて,今後5年間については活性化の事業を短期的かつ集中的に実施する。また,準工業地域においては特定大規模の用途に供する部分の床面積の合計が1万平方メートルを超える特定大規模建築物の立地規制を行い,さらに近隣商業地域を含めた中心市街地以外の区域においても同様の立地規制を検討していくとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,中心市街地の理念として,出会い,暮らし,遊びが彩るまちづくりが掲げられているが,ここにぜひとも働くという視点を新たに加え,今後夜間の公共交通の利便性をどう確保していくのかなどといった具体的な目標を設定しながら,北陸都市圏の営業拠点として本市の魅力を再構築してほしいとの強い要望がありました。  また委員から,福井地区広域商業圏内における大型店舗進出が取りざたされているが,これを座視すれば,本市が長年築き上げた社会資本投資がむだになるのではないのかとの問いがあり,理事者から,エルパの敷地は9万平方メートルだが,本市との境界にほど近い鯖江市地籍に進出を申請しているイオンは14万平方メートルの敷地と聞き及んでいる。当市としては鯖江市,越前市とともに決して争いごととしてではなく,協力し合ってまちづくりの視点から考えながら,全国の事例調査を踏まえながら互いに意見を述べていきたいとの答弁がありました。  次に,(仮称)福井市景観基本計画(素案)に関して理事者から,福井らしい景観を,美しい自然に歴史,文化が溶け込んでいる,日本の原風景が感じられる景観とした上で,各地域が有している景観特性により7つのゾーンに分け,また南北を貫く風格あるシンボル景観軸としてフェニックス通りを,東西に流れる豊かな水辺景観軸として九頭竜川水系の三大河川を位置づけ,今後四季彩織りなす風景都市という目標を掲げ,住みたくなる心地よい景観づくりをしていきたいとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,福井らしさを語る上で郊外の田園風景は欠かせない。今後市としてJA福井市が推進している水保全のための諸施策との連携も視野に入れていってほしいとの要望がありました。  以上が当委員会での調査経過の概要であります。  なお,当委員会は平成15年6月定例会において設置されて以来,今日まで県都活性化に関する諸問題について活発に議論を交わし,精力的な調査研究に当たってまいりました。この間,理事者におかれましても新幹線福井駅部の着工決定,福井駅西口開発,さらには雨水貯留管の埋設を初めとする浸水対策計画など,市政上のもろもろの重要案件に対しそれぞれ前進を見てまいったところでございますが,現況におきましては福井駅西口開発及び福井駅部の交通結節等の案件について,その核心的な部分においてなお流動的な要素を認めることから,当委員会は今後とも継続して県都活性化に関する諸問題について調査研究を行ってまいりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(山口清盛君) 次に,行財政改革特別委員長 5番 後藤勇一君。  (5番 後藤勇一君 登壇) ◆5番(後藤勇一君) 去る12月定例会において継続調査となりました行財政改革に関する諸問題を調査するため,2月13日に委員会を開催いたしましたので,その調査結果の概要について御報告申し上げます。  まず,マネジメントシステムの構築について理事者から,このシステムは経営感覚とスピード感のある行政運営を行うため,これまでの取り組みを確認し,なすべきこと,なさざるべきことを決め,目指すべき理想に向けたかじ取りを推進していくことを目標としている。システムの体系は評価,改善(See),計画(Plan),実行(Do)の3つのマネジメントサイクルを行政運営の中心と位置づけ,その中に成果志向などの6つのニュー・パブリック・マネジメントの概念を取り入れたものであり,従来からの行政運営に関する取り組みなどをマネジメントサイクルへ明確に位置づけるとともに,サイクルの循環を円滑にするため,さらなる工夫や新たな取り組みを行い,経営的な視点からの行政運営を意図している。また,マネジメントを機能的に展開させるため,職員の意識改革,市役所のシステム改革及び市民とのパートナーシップの3つの切り口から新たな人事評価システムの構築など18の具体的な取り組みを行う予定であるとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,マネジメントシステムの方向性の中に市民とのパートナーシップとあるが,行政と市民の意識の間には格差があると考える。このことをどのようにとらえて今後の運営をしていくつもりなのかとの問いがあり,理事者から,直接行政に携わっている職員と携わっていない市民とでは本市の施策や事業に対する精通の度合いに当然差が出てくる。このことを解消するためには,市民に対して積極的に情報を提示することが必要であり,さらには情報提示の仕方を工夫するなど,本市の施策や事業への理解を深めてもらえるよう努力しながらシステムの運営をしていきたいとの答弁がありました。  また委員から,マネジメントシステムの目標としてスピード感が掲げられているが,全国ではこのようなシステムをつくったことによって,かえって事務手続が煩雑になり,本来の仕事に集中できないという事例が見られる。今後のシステム運営においてこのような懸念はないのかとの問いがあり,理事者から,マネジメントシステムに関する取り組みの中には新たな人事評価システムの構築など18の項目があるが,各部局の取り組みがどの項目に当てはまり,どのような性格を持つか認識することによって事業の効率化や簡略化を行うことができ,逆に必要な事業については充実していくことができるとの答弁がありました。  また委員から,新たな人事評価システムの構築の中では,職員への評価が昇給や給与,勤勉手当に反映するとなっているが,このことにより職員が上司の評価だけを気にして仕事をすることや,現在職員の仕事量がふえている中で協力体制をつくる必要があるにもかかわらず,協力体制がつくれないことが懸念される。この点についてどのように考えているのか。また,平成19年度に作成される評価シートは公開されるのかとの問いがあり,理事者から,新たな人事評価システムは国が平成18年度から進めている新俸給制度に基づくものであり,これまで年4回あった昇給月を1月期にまとめ,平成20年1月から一般職員の評価制度を導入する予定であるが,現在のところ,国から具体的な基準,内容が示されていない。しかし,県では管理職を中心に評価制度の試行を行っていると聞いており,その取り組み状況を確認し,また今後の国の動向を注視しながら職員が仕事をする上で萎縮せず,評価が能力の活用につながるシステムの構築を目指していきたい。また,評価シートについては公開する予定であるとの答弁がありました。  次に,電子入札制度の導入範囲の拡大について理事者から,既に導入している建設工事,建設関連コンサルタント業務のシステム,制度を準用し,平成19年度から一般業務委託に電子入札制度の導入を行う。発注の方針は市内業者への発注を原則とし,案件によっては必要により準市内業者へ発注する。入札の方式は条件つき一般競争入札とし,入札の結果を市ホームページで公表する。今後の導入スケジュールは2月に業者説明会開催,3月に習熟期間として練習案件開始,4月から電子入札を開始する予定であるとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,建設工事の共同企業体の紙入札は平成17年度が8件で金額が約23億6,000万円とのことだが,金額が大きいことから電子入札にすることはできないのかとの問いがあり,理事者から,電子入札システムはあらかじめ業者を登録してから入札を行うものであり,現在は公告してから約2週間の期間で行っている。しかし,公告してから工事ごとに共同企業体を組むことになると,システムへの登録を含め2カ月程度の時間がかかり,またシステム変更のために費用がかかることから,今後これらの問題を解決し,電子入札の導入ができるかどうかを研究していきたいとの答弁がありました。  次に,業務全面最適化計画の策定と推進について理事者から,本市の現在の情報システムは事務処理用のコンピューターを使った広域圏共同利用システム及び福井市独自開発システム,パソコンを使った戸籍などを扱う各課独自導入システムの3系統2種類のシステムが混在しており,システム間での情報の交換,連携が困難などさまざまな課題があることから,新たに総合的な情報システムを構築し,従来の業務の見直し,改善を行い,市民サービスの向上を図るものである。新情報システムの開発費用は15億2,000万円であり,今後のスケジュールは平成19年度にシステム設計,平成20年,21年度に各業務システム開発,平成21年11月から新情報システムの稼働を予定しているとの報告がありました。  以上が当委員会での調査結果の概要であります。当委員会は,平成18年6月臨時会において調査案件を付託されて以来,今日まで精力的に研究,検討し,関係者の真剣な対応を求めてまいりました。その間,福井市行政改革の新たな指針や健全財政計画などが策定されてまいりましたが,その内容は今後本市を取り巻く状況がますます厳しくなるというものでございます。今後とも理事者におかれましては委員会を通しての意見,要望等の趣旨を十分尊重して,引き続き行財政改革に真剣に取り組まれることを強く要望し,行財政改革の推進に関することの調査を終了したいと存じます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(山口清盛君) 以上をもちまして,各特別委員長の報告は全部終了しました。  ただいまの報告に対して,質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  それでは,お諮りします。  各特別委員会の付託案件につきましては,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) 次に,日程4 福井県後期高齢者医療広域連合議会議員の選任についてを議題とします。  このたび,2月1日に設立されました福井県後期高齢者医療広域連合の長より議員選任の推薦依頼が参っております。選任する議員は3名であります。  お諮りします。  選任につきましては,議長から指名推選したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,選任の方法は議長の指名推選によることに決しました。  それでは,福井県後期高齢者医療広域連合議会議員に,21番 松山俊弘君,25番 山口清盛,31番 近藤高昭君を指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました3名の諸君を選任することに御異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名しました諸君が福井県後期高齢者医療広域連合議会議員に選任されました。 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) 次に,日程5ないし日程44を会議規則第35条の規定により一括議題とします。  事務局朗読は省略します。  それでは,平成19年度各会計予算並びに条例等について,提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 坂川優君 登壇) ◎市長(坂川優君) 本日,ここに平成19年3月福井市議会定例会が開会をされました。  上程されました平成19年度当初予算案を初め,私の市政運営に対する所信の一端を申し上げ,議員各位並びに市民の皆様の御理解と御賛同を賜りたいと存じます。  さて,昨年平成18年は本市にとりまして飛躍への可能性を開く大きな節目の年でありました。2月1日,合併により新福井市が誕生しました。福井市に加わっていただいた美山,越廼,清水各地区の将来にわたる持続的発展を図りつつ,各地域固有の歴史,産業,文化,風土などの多様性を大切にしながら新福井市としての一体感の醸成を図ってまいります。  7月にはいよいよ北陸新幹線福井駅部高架橋本体工事に実際のつち音が響き,空港のない本県に新たな高速交通体系をもたらすものとして,いやが上にも福井市民の期待が膨らみました。ことしこそ点から線へとつなぎ,金沢,富山との同時期の開業に向けて国や関係機関に対する働きかけを強化していかなければなりません。  昨年暮れには,この新幹線福井開業に備えるべき県都玄関口の重要プロジェクト,福井駅西口中央地区市街地再開発事業において地権者の大半の皆様に御理解をいただき,再開発準備組合が設立されました。実現に向けて大きな一歩を踏み出すことができたものと考えております。この上は一日も早い着工を期して,地権者の方全員の御同意をいただくべくさらなる努力を重ねることはもとより,経済界,そして県ともども力を一つにして全力を傾注していく所存であります。  さて,私は昨年3月5日,市民の皆様の御信託を受け,同13日より第15代福井市長の重責を担わせていただくことになりました。はや1年近くが経過しようとしております。市長として市勢の発展と市民福祉の充実を確かなものとしていかなければならないと,大きな責任を感じつつ日々職務に励んでいるところであります。  市政の運営に当たりましては,マニフェストふくい「誇りと夢」プランを掲げ,市民が誇りと夢を持つことができる福井市の実現を基本理念に,地域と人と産業を,それぞれパワーアップすることを施策の基本方針に据えて各種施策の進捗を図ってまいりました。もとよりこのマニフェストは市政の全般について網羅したものではありませんが,その進捗と達成状況は最終的には私自身の政策に対する評価であるとともに,着実に実行することが私に課せられた責務であると考えております。  私が提唱いたします高感度コンパクトシティは,福井駅周辺など中心市街地を本市の顔として都心の再生を図り,商業機能,文化機能,生活利便機能を高めつつ,人,物,情報などを効率的に集積,中継,発信する機能を集約して,その魅力を高めながら,一方で地域の誇りを大切に子供たちとお年寄りの安心を確保して,周辺地域でのゆとりある暮らしやすさを求める,そのコンビネーションとネットワーク化で新しい価値を創造する都市の実現を目指すものであります。  このたびの福井駅西口中央地区市街地再開発準備組合の設立,北陸新幹線福井駅の高架橋本体工事,さらに中心市街地活性化基本計画の認定に向けた取り組みや都市交通戦略の構築などは,高感度コンパクトシティへの道筋を切り開くための極めて重要な施策であると考えておりまして,その推進に全力を傾注する所存であります。議員各位の御理解と御支援を切に願うものであります。  さて,北陸新幹線の開業を見据えた中で,福井駅の東西駅前広場整備や市民の交流拠点となる手寄地区市街地再開発ビルAOSSA(アオッサ)のオープンなど,今こそまさに高次の都市機能集約のため広域的な観点から交通体系を練るべきときであります。町ににぎわいを取り戻す手段の一つとして,車に乗らなくても歩き回れる町,魅力あるまちづくりのため,景観にマッチしたアメニティー性の高い,利用者にとってより利便性の高いLRT,すなわち次世代型路面電車LRVを利用したシステムの導入が極めて有効であると考えております。そのため,福井市都市交通戦略協議会を設置し,バス,電車,自転車を含めてあらゆる角度から本市の都市交通戦略について議論をいただく中で,実現に向けたよりよい方向を見きわめてまいりたいと存じております。時あたかも国はLRT導入の促進を図るべく財政支援を行う旨の方向性を打ち出しており,大いに意を強くしているところであります。議員各位はもとより,中心部商店街の皆様,そして沿線住民の方々を初め,市民の皆様の特段の御理解と御協力を賜るため,努力を重ねてまいります。  さて,国勢調査の結果,我が国における65歳以上の高齢者の割合が21%,15歳未満は13.6%と,まさに日本は高齢化も少子化も世界一であることが明らかとなりました。まさに少子・高齢化への取り組みは国,地方を問わず喫緊の課題であります。次世代の子供たちを,周りを思いやることのできる,かつたくましい人間としてはぐくんでいくことが大切であります。そのためには,地域の子供たちを地域で守り育てることを基本としながらも,子供たちを災害や事件から守り,安全な環境の中で学び,遊べるように行政としてしっかりその役割を果たしてまいります。  学校の耐震対策のスピードアップを図り,耐震診断により危険度が高いとされているDランク及びEランク判定の小・中学校校舎は遅くとも平成24年度までに,災害時の避難所ともなる小・中学校体育館は平成21年度までには完了いたします。国の補助率は2分の1とされているはずでありますが,補助単価の低減で事実上市の負担がこの事業費の4分の3にもなっているという現状を踏まえ,議会の御同意が得られるならばでありますが,今後さらなる前倒しの可能性も検討してまいります。また,公立保育園等の耐震化工事に着手するとともに,民間保育園の耐震化も支援いたします。  一方,放課後の児童の安全な居場所づくりとして,小学校の図書館等を活用した取り組みにも踏み込んでまいります。  また,高齢者が生き生きとしなければ,元気な町にはなりません。高齢者の皆様に豊かな生活を送っていただくためには元気で暮らせる健康づくりと安心して暮らせる社会基盤の充実,地域のつながりの中で多くの役割を担っていただいたり,あるいは生きがいを持って働いていただいたりする場をつくっていくことが大切です。このことが市政の重要な課題であるとの認識のもとに,各種施策を練ってまいります。  さて,物づくり技術,伝統は,本市が誇るべき文化であります。この物づくり文化に新しい技術やアイデアなど新鮮な息吹を吹き込むことで,新たな物づくりの時代が切り開かれると考えております。このため,従来の商工業者,起業者への販路開拓や新技術開発の支援制度をわかりやすく,さらに門戸を広げるとともに,真に効果的なものとするため,大胆に見直してまいります。  福井が誇るべき歴史,奥行きの深い文化,天与の自然,おいしい食など,そのポテンシャルは他都市と比べても秀でている点が多いと存じております。これらのすぐれた観光資源を発掘し,磨きをかけて全国に向けて強力にアピールすることにより,お客様を呼び込むことが可能になります。北陸新幹線の開業をにらみつつ,観光を重要な産業として位置づけ,真に経済効果につなげることは私の目指す観光行政であります。経済効果や税源の涵養を常に念頭に置きつつ,従来の観光事業の見直しを行うとともに,新たな旅行企画商品の開発や観光ルートの開拓に心を砕いてまいります。  さて,私は昨年の6月臨時議会の冒頭における所信表明におきまして,地域のため,人のために貢献しようとする市民の力を伸ばし,人と人,人と地域,地域と地域のきずなを一層高め,あらゆる知恵と力を結集するために,これまで以上に市民との協働,市政への参加の機会を創出することを申し述べました。時代は公イコール官ではなくなった。今や公とは官と民とで支えるべき時代であると考えております。さまざまな場面で官と民が知恵を出し合い,力を合わせることによって,公としての大きなパワーになるものと考えております。おかげさまで「市民100人委員会」,「女性まちなかウォッチャー」などを初め,各世代,各界,各層から多くの皆様の積極的な参画のもと,多方面にわたる角度から市政全般にわたりまことに熱心に議論を重ねていただいております。先月の27日にはその成果の発表の場を提供させていただき,数多くの御意見,御提言をちょうだいいたしました。これらの事案等につきましては,実現性や効果等を検証しながら,少しでも多く市政に反映するよう努めます。また,地域の皆様の声をひざを交えてお聞きする移動市長室「スクラムトーク」や「市長室へようこそ」を推進して,市政へ生の声をお届けいただく機会をできるだけ設けてまいります。今後も市民に開かれた市政を貫いていきたいと存じております。  市政運営に関する私なりの基本的な考えを述べてまいりましたが,これらはいずれも地域力,人間力,そして産業力アップへの方策としてマニフェストふくい「誇りと夢」プランに掲げられており,ひときわその推進に力を注いでいこうとするものであります。今後も議員各位の御理解のもと,市民の皆様の御協力を賜りながら,私どもの愛してやまないふるさと福井をいま一度真に誇りと夢の持てる町として再生し,次世代に引き継ぐべく,持てる力のすべてを傾注していく覚悟であります。  ところで,行政には継続性,一貫性が求められます。こういった意味合いにおきましては,土地区画整理事業は当時既に人口減少時代の到来を予見できた時期の市街地整備の手法としては政策判断としてはいかがであったのかという思いはあるのでありますが,行政責任の継続性からは,今となってはこれを遂行し完成させるのは行政の責務であると言わざるを得ないのであります。地価の動向を勘案するとき,保留地売却による事業進捗の財源確保がまことに厳しい環境に置かれており,したがって市債に頼らざるを得ません。100億円を大きく超えるとも予想される膨大な市債残高,そしてこれに係る償還が今後市の財政運営に重くのしかかってくることは必至であります。保留地の売却に向けてたゆまざる努力を傾注することはむろんでありますが,あらゆる知恵を絞り,可能な限りそれらの解消に向けて取り組んでいかなければなりません。  一方,下水道事業におきましては平成32年度までに普及率100%達成を掲げておりますが,これを実現させようとすれば,平成22年度からは下水道事業会計へ一般会計からの持ち出しが毎年50億円余りに上ることになります。これが財政運営をさらに窮迫させることは避けようのない事実であります。これら厳しい現実を踏まえ,下水道事業の推進に当たっては,経費縮減と業務の効率化の方策として包括的民間委託の導入など最小の経費で最大の効果を上げるべく努力を重ねてまいる所存であります。  また,増大する扶助費等を初め,IT関係経費や施設に係る維持管理経費などは主に経常的な経費であり,これらの増嵩はボディブローのような形でじわじわと財政を圧迫する要因になってきており,引き続き厳しい財政運営を強いられております。  しかしながら,このような状況にあっても市勢の発展,活力の回復のためには前進の意思を鈍らせてはなりません。常に市民の視点,納税者の視点に立ち,緊急性や重要性を踏まえつつ適切に選択を行い,行政が何をつくるか,何をするかではなく,市民にとって本当に役に立つのかどうかという観点から限られた資源を効率的に運用し,未来につながる施策かどうかを判断し,将来に夢と誇りを持って暮らすことのできる地域社会を築き上げるため,積極果敢に挑戦してまいる覚悟であります。  本市の現状と財政見通しを認識した上で,平成19年度当初予算案の編成に当たっては,真に必要とされる財政需要にこたえるため,不要不急な事業を減速,縮小,廃止することを初め,すべての事務事業について歳出全般にわたり見直しを行いました。第五次福井市総合計画のまちづくりの基本方向に沿い,中期行財政計画の着実な推進やマニフェストに基づく事業の進捗を図ることに心がけ,わけても安全,安心のまちづくりや中心市街地の再構築など本市の将来を見据えた社会基盤の整備のほか,市民生活に密着した福祉,教育などの分野でのきめ細かい施策に意を配し編成した次第であります。  また,職員みずから発想する行政改革,自発的な改革として新しい気風が生まれればとの思いから職員の意識啓発とともにやる気を具現化するチャンスを提供するため,庁内コンペ「改善王選手権」を実施し,多くの提案の中から市民サービスの向上や事務の効率化に資するすぐれた事案の予算化に努めたところであります。  以下,主な施策を第五次福井市総合計画に沿って御説明を申し上げます。  まず,第1章「人と人」が共生・調和するまちづくりについて申し上げます。  家庭は子供たちにとって温かく安らぎ得る場所であると同時に,基本的な生活習慣を身につける場でもあります。家族そろって規則正しい生活習慣をつくるための啓発として,「家族そろって早寝 早起き 朝ごはん」をスローガンに運動を展開してまいります。  放課後における安全で安心な子供たちの居場所づくりは,極めて緊急かつ重要な行政課題であると考えております。教育委員会と福祉部門とが連携を図り,新たに小学校の図書室等を活用した放課後児童会を設置します。待機児童の状況,学校の施設環境や諸準備などを勘案して,今回は小学校4校での実施を想定いたしております。また,明新公民館が平成18年度中に新築移転することから,旧公民館を活用し放課後児童会の分室とするほか,市中央部には児童館がなかったため,廃止となる勤労婦人センターの体育館を改修し,児童館として活用いたします。  清水地区の3つの保育園はいずれも老朽化が著しく,新興住宅団地に若い年齢層の家庭が多いことから,要保育率が高く,現状のままでは入所希望に対応し切れないものと推測し,こういった懸案を打開するため統合保育園を建設し,平成21年度中の開園を目指すことといたします。  なお,その運営に当たっては民間事業者にお願いする方針であります。  乳幼児の健康と発育にとって歯の健康は極めて大切であります。親世代は歯周病が増加する年齢となりますことから,親子そろって口腔衛生への関心を高めるとともに適切な相談事業を行うため,新規事業として4歳児親子歯科健診事業を実施いたします。  社南小学校の校下では,人口が年々増加しております。これに伴い児童数もふえており,教室が不足しております。また,体育館も児童数に見合った必要面積に不足が生じていることから,これらの問題をあわせて解消するため,体育館の増築とあわせて必要な教室数も確保してまいります。このたびは設計費を措置しました。  男女共同参画社会実現と子育て支援等,少子化対策の拠点として男女共同参画・子ども家庭センターを設置します。男女共同参画に関する各種講座や子育てカフェ,子育てママダイヤルなど子育て応援の各種事業を展開してまいります。  地域交流プラザの講座等を利用されるお母さんが,安心して学習に専念できるよう,AOSSA(アオッサ)の近接地に子ども一時預かりセンターを開設します。これは中心市街地への来訪の方々にも大いに御利用いただけるものと期待を寄せております。  桜木図書館がAOSSA(アオッサ)にオープンします。福井駅に隣接し,中心市街地に立地しておりますことから,経済やビジネス関係の図書あるいは情報の提供など特色あるものとして多くの市民に御利用いただけるものと考えております。  公民館の整備につきましては,老朽化し手狭になっている清明公民館を移転,新築します。平成18年度で役割を終える勤労婦人センターを改修し,宝永公民館として利活用いたします。清水地区では旧老人福祉センターを改造し,清水南公民館とし,また清水西公民館建設用地の造成に着手します。  中央公民館はAOSSA(アオッサ)に移転いたします。市内全地域を対象とした社会教育事業や勤労婦人センター,勤労青少年ホームからの機能移転に伴う各種講座の開催,市民学習グループへの支援など機能の拡充を図りたいと存じます。  高齢者の地域の拠点づくりとして空き家等を活用した「いきいき長寿よろず茶屋」を設置し,運営を支援します。高齢者と地域のネットワークづくりや健康づくり拠点となればと考えております。なお,運営に当たっては地域の皆様による運営委員会にお願いしてまいりたいと存じます。  第2章は,「人と街」が共生・調和するまちづくりであります。  地域の特性に応じた個性的で魅力あるまちづくりへの住民の意識は年々高まっています。身近なまちづくり推進条例に基づき地域住民が主体となって将来像やルールを策定することなど,本市の都市計画行政への市民参画を推進いたします。  中央1丁目と中央3丁目地係において優良建築物の建設が予定されています。民間投資を促進し,土地の共同化,高度化及び環境の整備改善とともに,にぎわいの創出やまちなか居住の推進に寄与するとの考えから,これらを支援していきます。  道路の整備については,川西国道線や北部1─349号線の整備を継続して進めます。足羽第一中学校や東郷小学校に近接する南部2─148号線を整備し,児童・生徒の通学時における安全を確保するほか,集落間連絡道路整備として南部2─251号線を手がけていきます。清水地区の398号線,美山地区の過疎対策に係る道路を初め,各地区の道路環境の整備を進めてまいります。  消雪設備の整備は,国,県とのネットワーク化を推進するため松岡菅谷線を整備するとともに,美山地区の大久保環状線や朝谷島朝谷線などでも実施します。  足羽山西墓地の陥没箇所の埋め戻しは平成18年度に完了し,緑地として整備いたします。関係の皆様の御理解を賜りながら兎越山のユースホステル跡地を新墓地として整備し,西部緑道に仮安置されております墓石を移転いたします。  さて,安全でおいしい農林水産物を消費者に提供するため,各地域に根差した足腰の強い生産基盤を構築するとともに,農山漁村の環境整備に力を尽くします。  福井型水田農業構造改革を推進し,麦,大豆を中心に土地利用型作物の生産拡大を促進いたします。  園芸作物の生産振興では,金福スイカや美山地区の赤カブ,そば,越廼地区のスイセン,清水地区の菅笠など地域特産品として確立できるように支援いたします。  退職期を迎える団塊の世代にゆとりある時間と空間を提供し,農業体験を軸とした受入態勢を整備するため,やすらぎ農村対策事業を推進いたします。  越廼地区が加わり,本市の水産業は力強さを増しております。マダイやサザエの放流,ヒラメ,アワビの中間育成,間伐材を利用した魚礁の設置,岩のり場の造成を推進します。また,鮎川漁港の作業の安全確保のため,防波堤の建設を進めます。  商工業振興策では従来の補助制度見直し,販路開拓,人材育成,新技術開発の支援の3つのカテゴリーから成るマーケット開発支援事業として再編した次第であります。本市の商工行政の大きな柱をなす中小企業者等融資事業では,新製品や新サービスの研究,開発,販路開拓の融資に,マーケット戦略資金利子補給制度を設けるなど拡充を図ります。  県や永平寺町との連携により一乗谷朝倉氏遺跡や永平寺を結ぶ観光地周遊バスの試行運行を実施いたします。単に観光地を連結するにとどまらず,体験や食を盛り込んでいきたいと考えております。  次に,第3章「人と自然」が共生・調和するまちづくりについて御説明いたします。  県や関係者の御尽力のおかげもありまして,平成21年に第60回全国植樹祭が天皇,皇后両陛下をお迎えし,一乗谷朝倉氏遺跡や美山地区を会場として開催されます。その準備段階として会場周辺の森林整備を進めてまいります。豪雨災害から力強く復興を果たした姿とともに,本市が誇る特別史跡と農林業にかかわる特産品を全国に発信をしていきます。  豪雨被害といえば,市民の生命と財産を守ることは私ども行政に課せられた責務であります。平成16年の福井豪雨,昨年の7月豪雨,また遠くは福井大震災,そして何年か置きには過酷な雪との戦いがあります。災害はさまざまな形で私たちに降りかかってくるものであります。福井豪雨の教訓を生かし,災害時の避難勧告等の情報を市民に迅速,確実に伝達する手段としてモーターサイレンつき屋外拡声子局を平成22年度までに全地区に設置いたします。  治水は本市にとって重要な行政課題であります。市街地を流れる馬渡川や底喰川の整備を促進してまいります。浸水対策については,浸水が頻発する区域を重点箇所として河川の改修や樋門の改築などを順次進めてまいります。さらに,月見,みのり地係などでは雨水貯留管の設置工事を急ピッチで進めていきます。  下水道事業では地元の皆様の御理解をいただきながら,佐佳枝ポンプ場建設工事に45億円を投じます。建設経費の圧縮や効率的な進捗を図る目的でアドバイザリー業務委託により性能発注への準備を進めているところであります。  集落排水事業では,上文殊南部,岡保東部,酒生西部,下宇坂及び天田の5地区の継続事業の早期完成を目指すとともに,新たに上文殊地区に着手いたします。  簡易水道では,美山地区の計画的な整備と効率的な管理運営の方針を定めるべく,簡易水道統合事業基本計画を策定いたします。下宇坂地区や上宇坂地区などの整備の進捗を図ります。  次に,第4章「人と文化」が共生・調和するまちづくりについて申し上げます。  本年は継体天皇即位1500年を迎えます。愛宕坂を舞台にNPO等との協働によりまして継体天皇即位1500年記念足羽山愛宕坂活性化特別事業を春と秋に開催し,多彩なイベントを通して継体天皇にまつわる史実等を市民に広く紹介いたします。  郷土歴史博物館で継体天皇学習事業として夏期特別展「なるほど福井の古墳時代」や秋期特別展「古典が語る継体天皇」を開催,わかりやすい開設で市民の関心と理解を深める機会を提供いたします。  また,結城秀康公が福井城を築城し,400年を数えることとなりました。この機会をとらえ,県との共同事業として御廊下橋を復元いたします。  市内の各地に伝わる無形民俗文化財は住民にとって地域とつながる重要な要素であり,郷土への愛着と誇りを持つためのよすがであると考えています。無形文化財の後継者の育成や公開,普及等を支援するための補助制度を創設いたします。  さくらの小径,浜町通り界隈整備事業に着手します。これは中央3丁目浜町通り界隈の歴史的な資産と文化や足羽川,足羽山を臨む地の利を生かして,歴史を身近に感ずる雰囲気を醸し出す空間に整備しようとするものであります。  次に,総合計画の推進を図る計画実現の方策について申し上げます。  行政改革は地方自治体における永遠の課題であります。本市の当面する課題を明らかにするとともに,行政改革の推進に明確な方針を示す必要から,福井市行政改革の新たな指針を策定いたしました。今回の予算編成でも民間のノウハウを生かして市民サービス向上と維持管理経費の縮減を目指し,聖苑や美山森林温泉みらくる亭,地域体育館やきららパークなどの市有体育施設に指定管理者制度を新たに導入します。また,AOSSA(アオッサ)内の地域交流プラザについても,指定管理者に維持管理業務をゆだねるほか,クリーンセンターのごみ焼却業務でも民間委託を段階的に進めてまいります。  私は行政改革の決め手は職員の意識改革にあると考えております。その意味ではまだまだ道半ばと言わねばなりません。時代の流れをしっかりとつかみ,他に先んじて取り組む気概を持って,時には市民を説得していく姿勢がぜひ必要であります。行政改革の新たな指針に沿いつつ,さらに一歩前へ踏み込んでいく積極的な姿勢で推進いたします。  最後となりましたが,財源について申し上げます。  市税については現下の経済情勢や税制改正の影響を考慮する中で適正な見積もりを行った結果,473億8,400万円を計上いたしました。定率減税の廃止や税制改正に伴う個人市民税の比例税化により,前年度に比較して大幅な増額とする一方,地方譲与税は19億円の減額となっております。税の徴収に当たっては徴税嘱託員を配するほか,県との連携や全庁管理職による滞納整理,また夜間,休日に窓口を設けるなど公平性を旨として収納率のアップに積極的に取り組んでまいります。  市債については,抑制を基調としつつも,合併特例債や過疎債など有利な市債や真に必要とされるべき事業への充当については積極的な活用を図り,172億1,660万円となりました。前年度に比べれば大幅な増額となっておりますが,これは地域振興基金の積立金の原資として38億円の合併特例債を充てたことによるものであります。  このように現実を直視すればするほど,なすべき課題は多く,厳しい現実が横たわっております。しかしながら,ひるむことなく,その使命と責任を果たすべく,勇を鼓して本市のあるべき姿と目指すべき方向を明確に示してまいります。目の前の困難な状況を乗り越えるだけでなく,将来にわたって持続的な発展につながる基盤整備と新たな成長への道筋をつけるため,そしてそのために今何をなすべきかを見きわめつつ,一歩一歩着実にスピード感を持って一つ一つの結果を出していくことが大切であると考えております。  21世紀の主人公である子供たちや孫たちの世代が誇りと夢を持って,安心して豊かに暮らせる,元気で温かさのあふれるふるさと福井の礎を築くために,市民の皆様と一緒に汗をかきながら,しっかりと責務を果たしてまいります。議員各位の御理解と御協力を本当に衷心よりお願いを申し上げる次第であります。  なお,この他の議案につきましては,それぞれ提案理由の記載に基づきまして御提案をした次第であります。また,細部に関しましては,いずれも本会議あるいは各委員会の審議等において詳細に御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ慎重に御審議の上,妥当な御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(山口清盛君) ただいま説明のありました第1号議案ないし第40号議案について質疑を許可します。 ◆35番(西村公子君) 自席で質疑をさせていただきます。  まず,第9号議案 平成19年度福井市宅地造成特別会計予算についてお尋ねします。  先ほども市長の提案理由の中にありましたけれども,大変市債がふえているということで,歳入のうち市債が13億200万円,一方支出のうち公債費が4億6,000万円となっております。市債が平成18年度で31億円になっていると思いますが,新年度分を含めますと,一体どれだけになりますか。また,市債を大幅にふやさなければならない理由を改めてお尋ねいたします。  それからもう一つは第1号議案ともかかわるものですけれども,第20号議案 福井市地域振興基金条例の制定についてお尋ねします。  この基金は,合併後の住民の連携強化のため,イベントや地域事業などを行うために40億円のうち38億円は合併特例債を活用するというお話でした。基金の果実を活用するということですが,いつから活用できるのですか,また年間どれほどの果実を見込んでおられるのか,お尋ねいたします。 ◎企画政策部長兼総務部長(吹矢清和君) 2つのことをお尋ねでございましたが,先に地域振興基金につきましてお答え申し上げます。  御指摘のとおり,38億円の合併特例債をもちまして40億円の基金を積み立てようとするものでございます。ただ,申し上げましたように起債を財源にしておりますだけに,積み立て自体は平成19年度末になろうかと存じます。したがいまして,基金を活用しましての,基金を取り崩しましての事業の執行といったことは平成20年度以降になるものと考えてございます。  なお,このたび基金の積み立てに踏み込みましたのは,今回国の制度改正により償還をした範囲内で取り崩すことができる,元金部分も償還が終わった範囲内で取り崩すことができるという制度になったことから,こうした判断をさせていただいてございます。したがいまして,平成20年度以降償還額に合わせまして,その範囲内で合併に資するための事業に充てさせていただきたいと存じます。 ◎財政部長(八木政啓君) もう一点の宅地造成特別会計予算の市債残高が幾らになるかという御質問でございますが,平成19年度での起債見込みは約13億円,平成19年度の償還見込みを約4億1,600万円と見ており,平成19年度末での見込みといたしましては36億5,500万円でございます。 ◆35番(西村公子君) 宅地造成の問題ですけれども,今おっしゃるとおり大幅に起債がふやされていくという状況です。保留地が売れないということを市長もおっしゃっていましたけれども,保留地を担保に借金を重ねるという破綻状態と言わなければなりません。中期計画では国の補助が激減し,3年間で大体国の補助が17億円程度のみとなる事態になるわけですから,保留地処分を大幅にふやす計画であったと私は認識をしているわけですけれども,新年度の予算を見ますと,保留地処分では24億4,000万円程度になっていると思うわけですが,これは下方修正をしたのかどうかお尋ねしたいと思います。  それから,第20号議案 福井市地域振興基金条例の制定についてですが,近年の低金利で果実より利息が高くつくのではないかと思われるわけですが,いかがでしょうか。  また,合併特例債が有利ということを一貫しておっしゃっているわけですが,7割の交付税措置が確保されるのかどうか。全国的に合併が相次ぎ,合併特例債を使いたい自治体が非常に多いと言われている中で,財源が限られており非常に不透明な状況ではないのかと思われますが,見通しについてどのようにお考えでしょうか,お尋ねします。 ◎企画政策部長兼総務部長(吹矢清和君) 地域振興基金に関しまして2点お尋ねをいただきました。  1点目は,果実より,実際の借り入れた利息の方が高くなるのではないかという御指摘でございます。  こうした金利情勢の中でありますので,そうしたことには十分注意をしなければいけませんけれども,もう一つの面,すなわち元利償還金が地方交付税に算入されるということ,交付税で措置されるといった面がありますで,十分に有利な制度であると理解いたします。  2点目は,ただいまの答弁に関係いたしますけれども,交付税算入があるとはいえ,将来の国の財政状況を勘案しますと,難しい面があるのではないかという御指摘でございます。  私どもいたしましては,こうした合併特例債を初めとする種々の起債の元利償還金を交付税で算入されると,約束は着実に果たされていくものと考えます。ただ,国の財政状況を勘案いたしますときに,交付税総額での抑制といったことにつきましては十分に注意を払わなければいけないと考えてございます。 ◎都市政策部長(荒井彦一君) 保留地を下方修正したのかという御質問でございますが,別に下方修正はしてございません。ただ,市長も申し上げましたように非常に厳しい状況にあることだけは間違いございません。その中で,我々としてもいろいろな手だてを含め保留地財源を確保していくことを今後積極的に取り組んでいきたいと思っております。 ◆35番(西村公子君) 宅地造成の件ですが,中期行財政計画では平成19年度は36億円程度の保留地処分を見込んでいたのではないかと思いますが,その点再度お尋ねしたいと思います。
     地域振興基金条例ですが,市としては2,000万円程度の果実運用をするとお聞きしているんですけれども,この基金のうち市の一般財源2億円を使うとおっしゃっているわけですが,2億円があれば大体10年間の活動資金になります。一方,合併特例債は市の負担が3割の借金になりますから,わざわざ不透明な合併特例債を活用することはないと思いますが,この点いかがでしょうか。  また,どうしても合併特例債を活用するのなら,市民にわかりやすい財政見通しなどを明らかにするべきだと考えますが,その点のお考えについてもお尋ねします。 ◎企画政策部長兼総務部長(吹矢清和君) 地域振興基金についてでございます。  まず,確かに積み立てますときに40億円の基金ならば2億円の一般財源,すなわち本市の純粋な負担がございます。かつ38億円の借金をいたしますので,これは償還するわけでございますが,先ほども申し上げましたとおり,この38億円に対しまして交付税算入は27億円ほどあると見込んでございます。したがいまして,38億円と27億円の差,11億円は本市の純粋の負担です。ですから,11億円と2億円を足しますと13億円,億単位でしか申し上げてございませんが,その部分は負担でございます。しかし一方,13億円を負担する中で40億円の基金を市民のために,つまり新市の一体感の醸成とか,旧市町村単位の地域の振興に充てられるわけでございます。明らかに財政的に見ましても,有利であると考えます。 ◎都市政策部長(荒井彦一君) 中期行財政計画の計上額と予算の計上額が若干違うということでございますが,実は保留地の財源の確保が非常に厳しい状況も踏まえまして,事業年度を今年度一部見直してございます。そういったことから,中期の部分を少し延長しているということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(山口清盛君) ほかに御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) 次に,日程45ないし日程62を会議規則第35条の規定により一括議題とします。  事務局朗読は省略します。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 坂川優君 登壇) ◎市長(坂川優君) ただいま上程されました3月補正予算案の提案理由につきまして,御説明を申し上げます。  このたびの補正予算は,国の補正予算に基づく事業,また事務事業の確定に伴い所要の措置を講ずるものなどであります。  第120号議案 平成18年度福井市一般会計補正予算案について申し上げます。  まず,歳入歳出予算の補正では,既定の予算額に31億9,408万余円を追加し,総額を1,018億1,203万余円とするものであります。  その内容について主なものを申し上げます。  まず,退職手当で希望及び勧奨退職による追加分5億1,500万円,国の補正予算に基づくものとして総合行政情報システム構築事業に1億2,000万円,ケーブルテレビのデジタル放送施設整備の助成に3億4,190万余円,小学校のコンピューターの更新に3億8,000万円,小学校舎,幼稚園舎の耐震補強に9,500万円をそれぞれ追加するものであります。  また,事業の確定に伴い,扶助費等につきましては児童扶養手当に8,000万円を追加するほか,えちぜん鉄道や地方バス路線の運行補助金に2億1,366万余円を計上するものであります。  これに対応する歳入の補正として,市税1億9,194万余円,分担金及び負担金1億70万円,国庫支出金8億8,669万余円,県支出金3億887万円,寄附金506万余円,市債17億80万円を計上するものであります。  次に,継続費につきましては中角歩道橋整備事業ほか2件を変更し,繰越明許費では情報通信施設整備事業ほか6件に11億5,024万余円を,債務負担行為では総合行政情報システム構築事業で限度額14億円を設定するものであります。  また,地方債では17億80万円を追加及び変更するものであります。  次に,第121号議案 平成18年度福井市国民健康保険特別会計補正予算から第127号議案 平成18年度福井市地域生活排水特別会計補正予算までの6つの特別会計補正予算案では,1億6,031万余円を追加します。  次に,第128号議案 平成18年度福井市下水道事業会計補正予算では,美山浄化センター整備事業の継続費を変更するものであります。  以上,3月補正予算案の概要について申し上げました。  また,この補正予算案以外の議案及び報告につきましては,それぞれ提案理由の記載に基づきまして御提案を申し上げた次第であります。何とぞ慎重なる御審議の上,妥当なる御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山口清盛君) ただいま説明のありました第120号議案ないし第135号議案,第40号報告及び第41号報告について,質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) 次に,日程63ないし日程65を会議規則第35条の規定により一括議題とします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程63 請願第27号 議会運営委員会の「意見交換会」への公費支出を中止することを求める請願 日程64 請願第28号 福井市議会の政務調査費の報告書に領収書を添付することを求める請願 日程65 陳情第22号 公共サービスの安易な民間開放に反対し,国民生活の「安心・安全」の確立を求める陳情 ○議長(山口清盛君) それでは,今ほど上程しました第1号議案ないし第40号議案,第120号議案ないし第135号議案,第40号報告,請願第27号,請願第28号及び陳情第22号については,お手元に配付しました付託案件表のとおり所管の常任委員会,予算特別委員会及び議会運営委員会に付託します。  〔付託案件表は本号末尾参照〕  なお,第41号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので,御了承願います。 ────────────────────── ○議長(山口清盛君) 次に,日程66 市会案第54号 飲酒運転根絶に関する決議についてを議題とします。  ここでお諮りします。  提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは,事務局に案文を朗読させます。  (事務局朗読)  飲酒運転根絶に関する決議  「交通事故のない安全で安心して暮らせる社会の実現」は,私たち福井市民すべての願いであり,長年の課題である。  しかしながら,交通事故の発生により毎年多くの犠牲者を出しており,特に重大な犯罪行為である飲酒運転による悲惨な事故は後を絶たない現状である。  飲酒運転を根絶させるためには,市民一人一人が飲酒運転による交通事故の悲惨さを深く認識するとともに,運転者はもとより同乗者,その家族や職場,さらには地域社会が一体となって,「飲酒運転は絶対にしない,させない,許さない」という強い意志を示さなければならない。  よって,福井市議会は改めて交通安全意識の徹底を強く呼びかけ,関係機関,団体との連携を強めながら,市民と一体となって飲酒運転の根絶に向けて全力を挙げて取り組むことをここに決意する。  以上,決議する。  平成19年2月23日                  福井市議会 ○議長(山口清盛君) お諮りします。  ただいま議題となっております市会案第54号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  ここでお諮りします。  市会案第54号については,討論の通告がございませんので,直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  それでは,採決します。  市会案第54号については,原案のとおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  ただいま可決されました市会案第54号の字句の整備並びに取り扱いにつきましては,議長に御一任願います。  以上で本日の議事日程は全部終了しました。  これをもちまして散会します。              午後0時11分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                  平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 署名議員                     平成  年  月  日 △〔参照〕                  付 託 案 件 表            総    務    委    員    会 番 号件            名第19号議案地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について  第1条
     第2条  第3条  第4条  第5条  第6条  第7条  第8条  第9条  第10条  第11条  第12条第20号議案福井市地域振興基金条例の制定について第23号議案福井市職員の再任用に関する条例の一部改正について第24号議案福井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正について第25号議案福井市職員の給与に関する条例の一部改正について第27号議案フェニックス・プラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について第33号議案福井市消防団条例の一部改正について第34号議案福井市地域交流プラザの指定管理者の指定について第40号議案福井県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合規約の変更について            建    設    委    員    会 番 号件            名第19号議案地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について  第14条  第15条第21号議案福井市地区計画等を活用した市民による身近なまちづくりの推進に関する条例の制定について第22号議案福井市附属機関設置条例の一部改正について第26号議案福井市手数料徴収条例の一部改正について第131号議案福井市道路占用料条例の一部改正について第132号議案市道の路線の廃止について第133号議案市道の路線の認定について第135号議案小丹生町地先公有水面埋立てに関する意見について          教   育   民   生   委   員   会 番 号件            名第28号議案福井市保育実施条例の一部改正について第29号議案福井市児童館条例の一部改正について第30号議案福井市国民健康保険診療所の設置及び管理に関する条例の一部改正について第31号議案福井市公民館設置に関する条例の一部改正について第32号議案福井市体育施設条例の全部を改正する条例の一部改正について第35号議案福井市聖苑の指定管理者の指定について第36号議案福井市東体育館等の指定管理者の指定について第37号議案福井市西体育館等の指定管理者の指定について第38号議案福井市美山アンデパンダン広場グラウンド等の指定管理者の指定について第39号議案福井市きららパーク多目的グラウンド等の指定管理者の指定について第129号議案福井市乳幼児医療費等の助成に関する条例の一部改正について第130号議案福井市母子家庭等の医療費等の助成に関する条例の一部改正について          経   済   企   業   委   員   会 番 号件            名第19号議案地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について  第13条第134号議案字の区域の変更について第40号報告専決処分の承認を求めることについて (福井市営競輪場における競走路内事故に係る和解及び損害賠償額の決定について)          予   算   特   別   委   員   会 番 号件            名第1号議案平成19年度福井市一般会計予算第2号議案平成19年度福井市国民健康保険特別会計予算第3号議案平成19年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算第4号議案平成19年度福井市老人保健特別会計予算第5号議案平成19年度福井市介護保険特別会計予算第6号議案平成19年度福井市交通災害共済特別会計予算第7号議案平成19年度福井市競輪特別会計予算第8号議案平成19年度福井市簡易水道特別会計予算第9号議案平成19年度福井市宅地造成特別会計予算第10号議案平成19年度福井市美山森林温泉特別会計予算第11号議案平成19年度福井市中央卸売市場特別会計予算第12号議案平成19年度福井市駐車場特別会計予算第13号議案平成19年度福井市集落排水特別会計予算第14号議案平成19年度福井市地域生活排水特別会計予算第15号議案平成19年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算第16号議案平成19年度福井市下水道事業会計予算第17号議案平成19年度福井市ガス事業会計予算第18号議案平成19年度福井市水道事業会計予算第120号議案平成18年度福井市一般会計補正予算第121号議案平成18年度福井市国民健康保険特別会計補正予算第122号議案平成18年度福井市国民健康保険診療所特別会計補正予算第123号議案平成18年度福井市介護保険特別会計補正予算第124号議案平成18年度福井市交通災害共済特別会計補正予算第125号議案平成18年度福井市簡易水道特別会計補正予算第126号議案平成18年度福井市集落排水特別会計補正予算第127号議案平成18年度福井市地域生活排水特別会計補正予算第128号議案平成18年度福井市下水道事業会計補正予算          議   会   運   営   委   員   会 番 号件       名請願第27号議会運営委員会の「意見交換会」への公費支出を中止することを求める請願請願第28号福井市議会の政務調査費の報告書に領収書を添付することを求める請願陳情第22号公共サービスの安易な民間開放に反対し,国民生活の「安心・安全」の確立を求める陳情...