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平成16年12月定例会-11月29日−01号

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  1. 福井市議会 2004-11-29
    平成16年12月定例会-11月29日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成16年12月定例会 - 11月29日-01号 平成16年12月定例会 - 11月29日-01号 平成16年12月定例会                福井市議会会議録 第1号            平成16年11月29日(月曜日)午前10時7分開会 ──────────────────────  平成16年11月29日,定例会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。 ────────────────────── 〇議事日程  日程 1 会議録署名議員の指名  日程 2 会期の決定について  日程 3 海外行政視察の報告について  日程 4 福井地区消防組合議会議員の選挙について  日程 5 予算特別委員会委員の選任について  日程 6 第59号議案 平成15年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について  日程 7 第60号議案 平成15年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について  日程 8 各特別委員会の付託案件について  日程 9 第63号議案 平成16年度福井市一般会計補正予算
     日程10 第64号議案 福井市職員の給与に関する条例等の一部改正について  日程11 第65号議案 福井市個人情報保護条例及び福井市情報公開条例の一部改正について  日程12 第66号議案 土地の取得について((仮称)一乗谷あさくら水の駅の用地)  日程13 第67号議案 字の区域の変更について  日程14 請願第15号 教育基本法の改正でなく,その理念の実現を求める請願 ────────────────────── 〇出席議員(34名)  1番 谷出 共栄君   2番 後藤 勇一君  3番 大森 哲男君   4番 巳寅 令子君  5番 青木 幹雄君   7番 高田 訓子君  8番 谷本 忠士君   9番 野嶋 祐記君  10番 堀川 秀樹君   11番 西本 恵一君  12番 浜田  篤君   13番 石丸 浜夫君  14番 見谷喜代三君   15番 川井 憲二君  16番 稲木 義幸君   17番 皆川 信正君  18番 松山 俊弘君   19番 石川 道広君  20番 早川 朱美君   21番 木村 市助君  22番 山口 清盛君   23番 谷口 健次君  24番 宮崎 弥麿君   25番 吉田 琴一君  26番 田中 繁利君   28番 近藤 高昭君  29番 栗田 政次君   30番 加藤 貞信君  31番 田辺 義輝君   32番 西村 公子君  33番 中谷 勝治君   34番 中谷 輝雄君  35番 若山 樹義君   36番 伊東 敏宏君 ────────────────────── 〇欠席議員(1名)  27番 皆川 修一君 ────────────────────── 〇事務局出席職員  議会事務局長      出 見 隆 文  議会事務局次長     松 北 俊 彦  庶務課長        宮 塚   哲  議事調査課長      竹 内 正 己  議事調査課副課長    奥 田 芳 文  議事調査課主任     細 田 貴 晴  議事調査課主幹     有 田 康 弘  議事調査課副主幹    吉 村 瞬 潤  議事調査課主査     廣 瀬 峰 雄  議事調査課主査     吉 田 裕 彦  議事調査課主事     大 島 里 香 ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         酒 井 哲 夫 君  副市長        奈 良 一 機 君  収入役        堀 江 廣 海 君  企業管理者      桑 野 正 暁 君  教育長        渡 辺 本 爾 君  市長室特命理事    澤 井 照 男 君  企画政策部長     矢 野 憲 一 君  総務部長       村 尾 敬 治 君  財政部長       吹 矢 清 和 君  市民生活部長     酒 井 道 治 君  福祉保健部長     花 山 新 一 君  商工労働部長     大 村 順 一 君  農林水産部長     柿 本 靜 一 君  都市政策部長     谷 根 英 一 君  建設部長       戸 田 敏 男 君  下水道部長      伊 藤 隆 允 君  企業局長       松 田 康 夫 君  教育部長       田 中 利 憲 君  工事検査室長     濱 中 憲 雄 君  代表監査委員     奥 津 正 男 君 ────────────────────── ○議長(木村市助君) おはようございます。  平成16年12月福井市議会定例会は本日繰り上げ招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。  よって,これより会議を開きます。  なお,本日の欠席通告議員は,27番 皆川修一君1名であります。  これより開議に先立ち,去る16日に逝去されました故嶋田勝次郎君に対し,議員一同を代表して稲木義幸君より追悼の言葉を贈りたいとの申し出がありますので,許可します。  (16番 稲木義幸君 登壇) ◆16番(稲木義幸君) 追悼の言葉。  お許しを得ましたので,市議会を代表し,故嶋田議員の急逝を悼み謹んで哀悼の言葉をお贈りしたいと存じます。  故嶋田議員におかれましては,ことし9月議会の初日より体調を崩され,同月13日より県立病院に入院,加療されておられましたが,11月初旬から危篤状態に陥られ,集中治療室における手厚い看護や家族の必死の祈りもむなしく,去る11月16日御逝去されました。人の世の定めとは申せ,余りの早さに驚くとともに,御家族の方々の胸中いかばかりかと推測され,この世の無情を感ぜずにはおられません。我々議員一同にとって,議会の一員を失ったことはまことに悲しみのきわみでございます。  今,あなたの残されました御足跡を振り返ってみますと,さきの大戦で召集され,陸軍航空部隊において幾多の戦友を見送られ,また福井空襲においては実家も消失され,さらには復員後必死の努力により復旧したのもつかの間,福井地震において壊滅的被害をこうむるというまことに悲惨な体験をなさったわけでございます。  このような体験の中から,あなたは平和のとうとさ,人命の大切さを痛感され,平和で市民が幸福を実現できる世の中をつくるため市議会議員に立候補されることを御決意されたのでした。そして,昭和30年の市議選に立候補して以来,足かけ50年近く,県議選も含めますと実に20回議員選挙に挑戦され,昨年4月にめでたく当市市議会議員に当選され,宿願を果たされたわけでございます。たび重なる戦災,震災にも負けず,幾多の挑戦の末議会の席を得たあなたのお姿は,今にして思えばまさしく福井市の象徴,不死鳥フェニックスそのものの姿ではなかったかと思っております。  議会においては,総務委員会,環境保全対策特別委員会,地域産業活性化対策特別委員会等に所属され,常に市民の立場に立った,また議会最年長の議員として長年の経験と知識に裏打ちされたまことに貴重な御意見をいただきまして,市政の発展に多大な御貢献をいただきました。また消防議会におかれましても,戦災,震災をくぐり抜けた今となっては,貴重な体験に基づいた防災に関してのまことに適切な御意見を賜り,消防,防災行政の発展に多大なる御貢献をされました。またそのお優しい人柄や,長い人生経験で培われた温かくユーモア精神あふれるお言葉で緊迫した議会の雰囲気を和らげていただいたことも懐かしく思い出されます。  今後,引き続いての御活躍を期待される中,志半ばで逝かれましたことはあなたにはまことに無念であったことと存じます。高齢にもかかわらず市民福祉の向上のため必死に気力を振り絞り,声を震わせ,議員活動を続けられるあなたのお姿は,我々議員一同の鏡でございました。三位一体の改革や市町村合併問題,さらには高齢化社会への対応など地方公共団体の重要課題が山積している現在,あなたの力をおかりしなければならないときにあなたを失ったことは議会にとってまことに大きな損失であります。あなたのこのような御功績,市政にかけた情熱,信念に貫かれた生きざまは,必ずや後世に長く語り継がれるものと信じております。  申し上げれば限りもなく惜別の情は尽きませんが,ここにありし日をしのび,生前の御功績をたたえ,ひたすら御冥福をお祈り申し上げますとともに,御遺族並びに福井市の前途に限りなき御加護を賜りますようお願いいたしまして,追悼の言葉とさせていただきます。 ○議長(木村市助君) 次に市長から発言の申し出がありますので,許可します。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 議長さんを初め議員各位のお許しをいただきまして,11月16日にお亡くなりになられました故嶋田勝次郎議員に対しまして,謹んで哀悼の言葉を述べさせていただきたいと存じます。  9月中旬ごろ入院されたと伺っており,一日も早い全快をお祈りをしていたやさきの余りにも突然の訃報に,ただ驚きと信じがたい気持ちでいっぱいでございました。  昨年4月に福井市議会議員に初当選されて以来,幾たびかこの議場におきまして元気なお姿を拝見いたしておりましたが,今はもうお目にかかることができません。無情にも再び帰ることのない旅路につかれたのであります。  故嶋田議員は大正12年のお生まれで,本市議会においては最高齢でありました。血気盛んな青年時代に浜松陸軍航空部隊で過ごされ,復員後は青果業を家業とされる傍ら,持ち前の正義感,弱者のために戦うという信念から,福井市議会に活動の舞台を求められてこられました。その念願がかなった昨年の初当選で見せたあなたの笑顔は,今でも私の脳裏に焼きついております。  市議会におきましては,総務委員会,環境保全対策特別委員会を皮切りに,直前には経済企業委員会並びに地域産業活性化対策特別委員会の委員として議会活動を展開され,深い人生経験に基づいた見識を遺憾なく発揮されてまいりました。また定例会におきましても,環境問題や中央卸売市場活性化等の問題について持論を展開されてこられました。まさにこれからというべき時期にこの世を去らなければならなかったあなたの御無念のお気持ちを察しますとき,また御家族の皆様方の御心中を察しますと,申し上げるべき言葉もなく,ただ残念でなりません。  今,6番の議席には御遺影が飾られ,私たちを見詰める温かいまなざしがございます。私は,ありし日のお姿をしのびながら,ふるさと福井のまちづくりにかけるあなたの御意思を引き継ぎ,微力ながら市民の幸せと市勢発展のため最善を尽くしてまいりたいと存じております。  戦災,震災の中から今日の復興に至るまで,まさに激動の81年間の人生でございました。本当に御苦労さまでございました。謹んで御冥福をお祈り申し上げますとともに,御遺族,福井市議会,福井市の前途に限りなき御加護を賜りますようお願い申し上げまして,追悼の言葉とさせていただきます。 ○議長(木村市助君) ここで故嶋田勝次郎君に対し1分間の黙祷をささげたいと存じますので,御起立願います。  黙祷お願いします。  (全員起立,黙祷)  黙祷を終わります。ありがとうございました。御着席ください。  次に日程に入ります前に,議員の派遣について御報告します。  本件については,会議規則第160条の規定により,お手元に配付しましたとおり議長において議員の派遣を行いましたので御報告します。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,19番 石川道弘君,20番 早川朱美君の御両名を指名します。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) 次に日程2 会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  今定例会の会期は,議案審議の都合上,本日より12月22日までの24日間としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
     御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。  なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付しました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) 次に日程3 海外行政視察の報告についてを議題とします。  去る10月6日から15日までの10日間,北信越市議会議長会主催による豪州・ニュージーランド行政視察団に,本年度は本市が会長市でございますので私が団長となり,中谷輝雄君と2名が参加しました。  今回の視察もみずからがテーマを持って参加し,視察先の懇切な対応のもとで活発な意見交換が行われる中,現地の方とも交流することができ大変大きな成果がありました。  それでは御報告願います。  34番 中谷輝雄君。  (34番 中谷輝雄君 登壇) ◆34番(中谷輝雄君) それでは御報告させていただきます。  去る10月6日から15日までの10日間,北信越市議会議長会主催の豪州・ニュージーランド行政視察団に参加をさせていただきました。これもひとえに議員各位の御理解と御協力のたまものと心から感謝を申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。  今回は本市が担当市ということで,木村議長を団長に11市から21名の視察団となりました。オーストラリアではシドニー市とメルボルン市を,またニュージーランドではオークランド市を中心に10項目の調査をするというかなり厳しい行程の中,富山市議会から参加されました議員2名が合併に係る臨時会に出席するため視察途中で帰国されるということはございましたが,参加されました北信越地区の各議員といろいろと情報交換をする中で交流を深めることもでき,非常に実り多い視察ができたものと考えております。  なお,視察の詳細につきましては行政視察報告書の中でまとめさせていただきたいと思いますので,今回はその概略について御報告をさせていただきます。  6日の夜,予定どおり成田空港を飛び立ち,約9時間半のフライトを経て無事シドニー空港に到着した我々は,軽い昼食をとった後,高齢者福祉施設のマンリーを訪問いたしました。在宅ケアを中心とした新しいコミュニティ・ケア制度を確立し,民間活力の導入により高齢者施設の建設や施設の充実に係る財政負担を軽減させてきた自立支援型の高齢者福祉制度について詳しく説明を受けましたが,我が国日本と違い,オーストラリアの高齢者が強い自立の意識を持ち,自分たちの人生に対して責任を持つという姿勢がこの制度を支えているということを痛感をいたしました。  翌8日,午前中に訪れたニュー・サウス・ウェールズ州政府観光局では,シドニーは一つしかないという強い信念のもと,美しいシドニー港を中心に,帆船をイメージしたオペラハウスとスケールの大きなハーバー・ブリッジをランド・マークとして,活気と熱気の中で展開される観光客誘致施策などについて説明を受けました。特に,観光客にシドニー港にかかる海抜135mのハーバー・ブリッジのアーチに登頂してもらうブリッジ・クライミングの説明には驚かされました。最初に企画した民間人が事業許可を打診したところ,ツアー参加者が上から物を落とさないかなど州政府から258項目に及ぶ指摘を受けたものの,9年という長い年月をかけて一つ一つクリアし,今では大変に人気のあるツアーとなっております。  なお,州政府はその事業者から橋の使用料を徴収することにより,ハーバー・ブリッジの年間の維持管理費である約300万豪州ドル,日本円で約2億4,000万円を賄っているとのことであります。  日本ではとても考えられないことでありますが,観光立国を目指す日本としても考えさせられ,大変に参考になる話でもありました。ちなみに,約3時間のツアー料金は1万2,000円くらいで,100歳の女性も登頂したとのことであります。私も,次回個人的にシドニーを訪れた際にはぜひとも挑戦をしてみようかと思っております。  その日の午後には,ニュー・サウス・ウェールズ州政府教育・訓練省を視察しましたが,オーストラリアでは学校の運営に関する自己評価委員会が設置されており,各学校の目標プログラムは開示されるとともに,州政府のチェックを受ける中,職員,生徒だけではなく保護者や州政府も交えて学校運営に対する指導,助言,プログラムの見直しが行われているという実態を知りました。  翌日は,約3時間のフライトを経てニュージーランドのオークランド市に移動し,11日の午前中にはオークランド市議会を表敬訪問いたしました。ニュージーランドの地域自治体の長は議会の長でもあり,対外的に自治体を代表しており,その選挙は3年ごとの10月の第2週に実施されるそうであります。偶然にも,前日がちょうどその投票日に当たりまして,現職を破り見事初当選された新市長が早くも初登庁されるということで,少し慌ただしい雰囲気の中での訪問となりましたが,ここでは経済推進局局長から市の行財政改革の特徴的な取り組みについて説明を受けました。  まず不要な公共施設は売却する。オークランドの顔とさえ言われた中央駅までも売却いたしましたが,景観保存条例により駅舎はそのまま保存されており,あわせて,市保有の建物や街並み保存を目的に買い上げた空き家などを民間にリースで貸し出しをして,その収益を街並み保存拡大資金に充てるということでございました。  また公共事業の民営化については,市が有する事業自体は売却するものの,公共性の高い事業については株式を高率で保有することにより,行政が監督権を維持しながら公務員のリストラも実施するというものでありました。  また自治体が積極的に利潤追求を行うために出資する企業・事業の形態としては,市駐車場を管理運営する独立経営企業,水道事業を経営する委員会管理企業体,流域下水道やオークランド空港などを経営する地方自治体出資企業などで,その他ごみ収集処理,道路維持管理など全部で36の自治体事業であり,日本円で年間約1,400億円の収益を計上しているとのことでありました。  午後からは,自治体事業体の委員会管理企業体で水道事業を経営しているメトロ・ウォーターを視察いたしました。市議会の財務委員会から委嘱された市議会議員2名と市民4名の計6名が取締役に当たるメトロ・ウォーター委員として経営を担当しており,社員は120名で,検針業務,配管の保守管理などは民間企業に委託されているそうであります。ニュージーランドでは,中央政府はサービスや財源の水準に関して地域間の均衡を図るという日本の地方交付税のような制度はなく,各自治体は財源の大部分をみずからが調達しなければならないことから,各自治体の企業化がこれだけ推し進められたのだと思います。  翌12日は,イギリス人がニュージーランドに入植して2番目につくった街であるパーネルへ入りました。オークランド市がその街並みを保存するために,1㎞ほどあるパーネル・ロードのうち200mくらいの一角を特別区域に指定し,その一角の建物などを買い上げ,パーネル・ビレッジとして整備,再開発しているものです。市民にその建物のリース貸し出しを行い,店舗の改装などについても市が指定することでその街並みを保存しているということでございました。  また,ニュージーランドは日本と同様,自動車は左側通行のため右ハンドルの車が多く,その8割以上が日本製の中古車であるそうです。緑豊かな街並みにある昔ながらの洋風建物のテラスに立ち,見なれた日本車が行き交うのを見ておりますと,ちょっと不思議な感じではありますが,何となく落ちつくことのできる魅力のある街でございました。  午後には,オークランド市を後にし,三たび空路にてオーストラリアのメルボルン市へ向かいました。昨年度における住みやすさ日本一の福井市から世界一住みやすい都市に選ばれたメルボルン市への訪問であります。  13日の午前中には,緑豊かで美しい街並みを車窓から満喫しているうちに到着をしたマキシ・マルチメディア社で,ビクトリア州の電子政府について説明を受けました。マキシ・マルチメディア社は,NECオーストラリアと現地ソフトハウスの豪州アスペクト・コンピュータ社の合弁会社で,ビクトリア州政府は住民登録や自動車登録,公共料金の支払いなどの各種住民サービスをオンラインで提供するシステムの構築,運営をマキシにアウトソーシングしております。日本の本州と同じくらいの広大な面積を有するビクトリア州にとって,住民へのサービスレベルの向上と行政コストの削減のためには絶対に不可欠なシステムであると思われました。  その日の午後は,今回の視察中初めての小雨まじりの天候となりましたが,ビクトリア州で展開される環境保護,リサイクル,廃棄物処理等に関するごみ問題対策のためにつくられた政府機関の一つであるエコ・リサイクル施設バンユール・リサイクルセンターを訪問いたしました。現在,日本の各自治体では細かく分類されたごみを種類ごとに収集しておりますが,ここでの分別は初期の段階からすべてセンター内で実施されており,粗大ごみの持ち込みについては1回当たり日本円で650円くらいを市民が負担しているそうであります。そして,ここで分別された紙,段ボール,プラスチック,アルミなどは大半を中国に輸出しており,このセンター内には焼却,埋め立ての施設はないとのことでありました。いろいろ問題はあるかと思いますが,今後日本においても企業だけではなく自治体もリサイクルの推進,コスト縮減を図るためには輸出・リサイクルも有効な手段の一つとして検討していく必要があるのではないかと思われます。  翌14日,いよいよ今回の視察も最終日となってしまいましたが,訪問先である自治体協会に準備していただいたノボテル・ホテルの会議室に向かいました。ビクトリア州では,1990年代に入り経済的な背景も含め合併を余儀なくされたため,2大政党が協力して1994年,220もあった自治体を強制的に78まで減らしました。この合併の推進力となったのは,各自治体の支出が増大し赤字経営に陥ったためだけではなく,ごみの収集問題などサービス面で大きな地域格差ができたこと,また1つの地方都市に6から7の自治体があり,非常に効率の悪い公共事業を行っていたことなどが上げられます。  また合併後に導入されたユニークな制度として強制競争入札制度の説明がありました。これは,法律,規則によって定める特定の公共サービス,土木工事,ごみ収集,食事の宅配サービスなどを実施する際には,当該自治体の現業部門も民間企業との競争入札を経て落札できなければそのサービス提供ができないというものでありました。そのため,自治体も安価な設定ができなければ競争に勝てないことから,職員のリストラ,民間への転職などにより職員の削減が進められる中,現業業務の外部委託が進展いたしました。その結果,現業職員は著しく減少し,その一方で外部委託した業務の運営の監督に当たる事務職員の割合が増加する傾向にあるとのことでございました。日本においても,民間でできることは民間でというアウトソーシングが叫ばれて久しいですが,アウトソーシングする場合の付加価値をもっと多面的に研究することが重要であると感じたところであります。  最後に我々が向かったのは,ビクトリア州の面積の17%を占め,60カ所ある緑豊かな公園の一つである,メルボルン市から約5㎞のところに位置するヤラベント公園でした。管理事務所で説明を受けた後,広い公園内を散策いたしましたが,自然がきちんと守られる中で公園内はきれいに管理されておりました。6つのボランティアグループが育苗,植樹,清掃などの作業に取り組んでいるとのことでしたが,公園内にはごみ箱が設置されておらず,みんなが利用する公園だからみんなで管理しみんなで守っていくのだという意識が住民一人一人に浸透していることに感心させられました。広大な面積を保有する中,自然を中心に,自然を生かし,自然と共生するまちづくりを進めるオーストラリアを最後に十二分に体感し,帰途についたところでございます。  以上が今回の海外行政視察の概要でございますが,今回現地で見聞し体感いたしました貴重な経験を今後の議員活動の中で十分に生かし,さらに頑張ってまいりたいと存じます。  以上,視察報告とさせていただきます。御清聴まことにありがとうございました。 ○議長(木村市助君) 以上をもちまして海外行政視察の報告を終わります。  なお,今ほど報告のありました視察の成果につきましては,私自身も今後の議会活動及び委員会活動などに積極的に反映させるとともに,本市の施策立案などに生かしていきたいと考えております。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) 次に日程4 福井地区消防組合議会議員の補充選挙を行います。  被選挙人は1名であります。  お諮りします。  この際,選挙の方法につきましては,地方自治法第118条第2項の規定により,議長から指名推選したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,選挙の方法は議長の指名推選によることに決定しました。  それでは福井地区消防組合議会議員に24番 宮崎弥麿君を指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました宮崎弥麿君を福井地区消防組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名しました宮崎弥麿君が福井地区消防組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました宮崎弥麿君が議場におられませんので,会議規則第32条第2項の規定により,後ほど議長より告知します。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) 次に日程5 予算特別委員会委員の選任についてを議題とします。  このほど予算特別委員会委員のうち,32番 西村公子君,33番 中谷勝治君から辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により,議長において許可しました。  お諮りします。  ただいま欠員となっております予算特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。それでは指名します。  23番 谷口健次君,24番 宮崎弥麿君,以上2名の諸君を予算特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) 次に日程6及び日程7を会議規則第35条の規定により,一括議題とします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程6 第59号議案 平成15年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について 日程7 第60号議案 平成15年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について ○議長(木村市助君) 以上の各案件については,去る9月定例会において決算特別委員会に付託され,継続審議となっておりましたが,その審査が終了した旨報告を受けましたので,これより結果の報告を求めます。  決算特別委員長 15番 川井憲二君。  (15番 川井憲二君 登壇) ◆15番(川井憲二君) それでは決算特別委員会の報告を申し上げます。  去る9月29日の本会議において,決算特別委員会に付託され継続審議となっておりました案件を審査するため,10月18日,19日及び20日の3日間にわたり委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。  付託されました第59号議案 平成15年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について及び第60号議案 平成15年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり認定をいたしました。  以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず一般会計歳出第3款 民生費中,身体障害者社会参加促進事業に関して委員から,さきのパラリンピックにおいて本市職員の高田選手が金メダル3個,銅メダル1個を獲得するという大変輝かしい成績をおさめた。これを契機として,障害者の方々の社会参加,とりわけスポーツへの参加機運が非常に高まりを見せている中,本市は障害者スポーツに対しどのような取り組みを考えているかとの問いがあり,理事者から,現在いろいろな障害者スポーツ人口もふえてきている。本市としても県のスポーツ指導者協議会等と連絡を取りながら,障害者スポーツ競技のさらなる拡充並びに各競技の参加促進に努めていきたいとの答弁がありました。  次に第4款 衛生費中,ごみの収集業務に関して委員から,民間委託を進めている市町村が多いと聞いている。本市においても前向きに検討すべきであると考えるが,将来的にどのように取り組んでいくかとの問いがあり,理事者から,現在収集資源センターの職員は63名おり,13班体制で回収している。今後は,定年を迎える職員もいることから,民間委託することで将来的には11班体制で対応していきたいとの答弁がありました。  次に第6款 農林水産業費中,魚を育てる施策に関して委員から,現時点では取り組みはなされていないが,1年おくれればその成果は3年おくれることになる。漁獲量がふえることにより,漁業に携わる雇用の創出だけでなく事業の活性化として観光の面においても大いに意義があることから,来年度から新規事業に取り上げてほしいとの要望がありました。  次に第7款 商工費中,観光事業に関して委員から,本市は桜を中心とした名所が数多くあるが,開花期間,さくら通りをライトアップし,また足羽川に屋形船を運航させるなど桜をメインに本格的にイメージアップを図り,観光客誘致に努めてほしいとの要望がありました。  次に第8款 土木費中,土地区画整理事業に関して委員から,北部第七土地区画整理事業において保留地の売却が進んでいないが,財政の健全化を図る上でもその原因を解明すべきであり,あわせて市民の立場に立って破堤防止など環境整備に努めるとともに,開発行為の手法により物販店を許可するなど経営感覚を持って積極的に取り組んでほしいとの要望がありました。  次に第10款 教育費中,学校建設費に関して委員から,現在小・中学校校舎の耐震診断及び補強事業が行われているが,速やかに必要な改修事業を進めてほしい。この耐震強化事業は行政全般にわたり大切なことであるが,特に本市行政の中枢を担う市役所庁舎の耐震についてはどのように判断しているかとの問いがあり,理事者から,耐震診断は実施していないが,企業局庁舎の補強工事を担当した建築士から耐震面での問題はないだろうとの意見を得ている。しかしながら,今後総合的な視点で現状が十分であるか等を検討していきたいとの答弁がありました。  次に歳入中,第1款 市税に関して委員から,平成15年度末で不納欠損額が約3億2,000万円,収入未済額が約36億円もあり,市は滞納整理の強化を図るべきであると考えるが,現在までの取り組み方と今後の方針についてはどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,5月,12月に滞納整理強化期間を設け,夜間徴収を初め休日には納税相談窓口を開設して徴収に努めている。また市税徴収嘱託員制度を導入し,納税奨励に努めるとともに,昨年と同様年末には管理職による滞納整理を実施していきたいとの答弁がありました。  これに関して委員から,厳しい社会情勢の中ではあるが,ほとんどの市民は納期内に納めていることから,税負担の公平性を保つ上でも滞納整理事務の強化,充実を図ってほしいとの要望がありました。  次に交通災害共済特別会計に関して委員から,現在は市内の各世帯に直接ダイレクトメールで加入の案内を送付する制度になっているが,自治会単位で加入申し込みの取りまとめをお願いしていたころと比べ加入率は低下している。将来的にはこの共済制度をどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,ダイレクトメールによる案内送付への制度の切りかえを機に,再度市内の各地区への共済制度のPR活動を行うなど啓発運動を強化する予定である。その結果を踏まえ今後さらに検討していきたいとの答弁がありました。  次に福井市宅地造成特別会計に関して委員から,宅地購買意欲は居住環境に大きく左右され,他町村への人口流出の原因ともなり得る。市民本位の行政を考えるなら,治水対策等の計画的な環境整備を含めた宅地の造成を行うなど,効果的な売却方法の検討に努めてほしいとの要望がありました。  次に福井市国民宿舎特別会計に関して委員から,最近5年間の推移を見ると,宿泊・休憩利用者数は伸び悩んでいる。目玉となるようなサービスの開発をするなど発想の転換をして利用者増加を図るべきではないかとの問いがあり,理事者から,施設の老朽化に加え,観光ニーズが多様化し,さらに社会情勢が低迷する中,全国の根強い公共の宿ファンに支えられながら,利用者が一昨年度に比較して1割増という成果を得た。これは,立地環境,温泉,さらに地元の食材を使った料理を提供するなど努めてきた成果であるが,さらにことしは源泉のかけ流しを前面にPRしてテレビ放映した結果,現在のところ対前年比で約5%の利用者増となっていることから,潜在的な魅力はまだあるものと考えている。他方,現状では一般会計からの繰入金に頼らざるを得ないのも事実であることから,今後の鷹巣荘のさらなる利用者増に向け経営形態の抜本的な見直しを図るべく,現在民営化も視野に入れながら指定管理者制度導入の検討を行っているとの答弁がありました。  次に福井市駐車場特別会計に関して委員から,本町通り地下駐車場の利用者をふやすための前提を,中心市街地の活性化に求めると言っても決して容易な情勢ではない。ホテルの誘致策など都市経営全般の中で今後とも十分検討してほしいとの要望がありました。  次に企業会計について申し上げます。  福井市下水道事業会計に関して委員から,公共下水道の人口普及率は約70%であり,平成32年度までに100%整備普及するとなっているが,災害対策に係る事業や市町村合併を控えていることから,公共下水道未整備地区の住民からは実際に構想どおり整備普及できるかどうか不安の声も聞こえてくる。今後の市の取り組みはどうなのかとの問いがあり,理事者から,5年間にわたり年間で約10億円もの都市型浸水防除に係る事業を行うことになるが,平成32年度までに100%整備普及という目的達成のために全力を挙げて取り組んでいきたいとの答弁がありました。  次に福井市ガス事業に関して委員から,都市ガス需要家の件数が減少傾向にあるが,今後の対策はどのようになっているかとの問いがあり,理事者から,プロパン,電気の方が単価的に安いということなどがその要因になると思われるが,もっと安く設定できるようなオールガス化住宅などを前面に展開していきたい。またあわせて,財政シミュレーションを立て赤字を縮小していきたいとの答弁がありました。またそれに関連し委員から,ガス業界だけでなく他の業界も財政が厳しい中,それぞれが鋭意努力している。そういった社会情勢において値上げ率も十分に考慮し,黒字に転じるようさらに努力してほしいとの要望がありました。  以上が当委員会の審査過程並びに審査経過の概要でございます。委員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(木村市助君) ただいまの委員長報告に対し,質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  それでは,第59号議案及び第60号議案について討論の通告がありましたので,許可します。  32番 西村公子君。  (32番 西村公子君 登壇) ◆32番(西村公子君) 日本共産党の西村公子です。私は,ただいま討論の対象となっております第59号議案 平成15年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について,第60号議案 平成15年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について,いずれも認定に反対の立場から討論を行います。  まず第59号議案 平成15年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について,その理由を述べます。  第1に,深刻な不況と雇用悪化に苦しむ市民や中小企業を支援することこそ求められていたわけですが,むしろ市民負担をふやし,市民へのサービス切り捨てが行われていることは問題です。  国民健康保険税の公的年金等の特別控除,給与所得の特別控除廃止により保険税の負担がふやされ,介護保険料も基準額で9.1%引き上げ,全体で1億8,000万円もの市民負担がふやされました。また障害者支援費制度によるホームヘルプサービスの手数料が引き上げられました。市としてできることも行われていません。国民健康保険事業では,倒産やリストラなどで国民健康保険の加入者がふえており,加入者の収入は所得なしが2割,住民税非課税が3割を超える厳しい状況ですが,所得がなくても課税され重い負担となっています。さらに滞納すれば短期保険証や資格証明書で医療機関にかかれない事態を生み出しております。市では連絡のない人については一律に資格証明書などが送付されており,一律交付は国や県も認められないとしていることであり,大きな問題です。一般会計からの繰り出しを行って,市としての減免制度を確立することが急務です。また雇用対策も国の緊急地域雇用特別基金事業のみで,市独自の積極的な施策が行われていません。この国の事業についてもことしで終了するとの見通しが示されていることは問題ですが,中小企業の経営危機と市民の雇用不安に対しての自治体の取り組みが一層問われております。  市民へのサービスについても,公立保育所統廃合計画で分園に続いて勝見保育園が15年度末で廃園されました。さらに三谷館保育園の民間移譲についても市民への説明責任を果たそうともせず一方的に進めてきました。勝見保育園を存続してほしいという市民の声,公的保育を充実してほしいという要求,ニーズが高まっている中で保育予算を削減するためにサービスを切り捨てていくことは公的責任を放棄するものであり,認められません。  また基幹産業である農業もますます厳しい状況となっていますが,市として見るべき支援策がとられておりません。ことしの米価はさらに下落し経営が続けられないという切実な声が上がっており,これでは自給率を引き上げることなどできません。今求められていることは,価格補償対策が急務であり,国に強く要求するとともに市として積極的に取り組みよう強く求めます。  第2に,市民の切実な要求にこたえない一方で,不要不急の事業や市街地活性化との整合性がとれない大型開発事業などを推進しています。
     財政が厳しい中で毎年行われている議員の海外視察こそ第一に中止すべきです。近年の全国市議会議長会や北信越市議会議長会主催の海外視察への参加市は10市から20市程度で,全体から見ればごく少数にすぎません。目的も効果についても必要性がないと市民の厳しい批判が出されており,こうした予算こそカットするべきです。  大型開発事業についても,森田北東部,市場周辺などの区画整理事業は地価の下落,不況によって保留地の売却が進まないなど計画が事実上破綻してきています。しかも,市街地活性化を取り組んでいますが商店街の大幅な減収という状況は続いており,整合性がとれない状況になってきております。規模の縮小,期間の見直しを行うべきです。  総合運動公園整備,駅周辺整備でも従来の計画に固執して進めるやり方は改めるべきです。  (仮称)一乗谷あさくら水の駅整備計画についても,必要性も緊急性もないものであり,すぐ近くに県の施設もあり,市民の理解はとても得られないもので撤回をするべきです。有効な税金の使い方を根本的に考え直すよう求めるものです。  足羽川ダムの問題でも,水源地域対策として毎年1億6,000万円支出していますが,市は7月の福井豪雨を理由にダム建設を一層推進しようとしています。しかし,各地の被害状況を見ればそれぞれ問題は異なっています。ダム建設を前提にして足羽川の改修がおくれていたことや,多くの橋梁と流木が流れを妨げ破堤に至ったのではないかなどの指摘もあり,総合的に検証されなければなりません。ダムを前提にした議論ではなく,今こそ森林保全,河川改修,遊水地など総合的な治水対策が求められています。  行政改革だとして財政健全化計画や職員削減計画,5年連続で職員給与削減を行いました。職員削減を引き続き行うとしていますが,財政健全化計画が終了して今年度予算で主に何がふやされたかといえば,公共事業でもさきに上げた大型開発事業が突出しております。結局,行政改革で福祉や教育など市民生活を優先するのではなく,大型開発事業が優先されていることは問題です。市民の要求は大型開発事業優先ではなく,学校や市営住宅,保育園,児童館,生活道路など市民生活に密着した事業こそ優先してほしいと願っています。老朽化が深刻な施設,市民要求の強いこれらの生活関連施設を優先することは,市民に歓迎されると同時に市内の中小企業の仕事もふやすことができ,雇用拡大や税収増にもつながる景気回復の大きな力になることを指摘し,見直しを強く求めるものです。  第3に,市民不在で市町村合併を進めてきたことです。  5市町村の合併が破綻しましたが,それは市民の声を聞かず市長が一方的に進めてきたことによるものです。市町村合併については,まちづくりの議論や住民の理解と判断が大事であると言いながら,実際には市民アンケートも住民投票も行わないという合併を押しつけるやり方に終始してきました。そして現在進めている4市町村の合併に至っては,まさに合併ありきで短期間にやろうという姿勢です。市町村合併は,将来にわたる市民の生活そのものにかかわる重要な問題であり,十分な情報公開と市民間の議論を行うことこそ求められております。住民自治に反するやり方に強く反対するものです。  次に第60号議案 平成15年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について述べます。  下水道事業会計については,今後未整備の30%を18年間で整備することで企業債残高が今後も大幅にふえることになります。類似都市平均の485億9,000万円と比べても,福井市は654億6,000万円と膨大になっており,監査委員の意見書でも十分な検討が必要と指摘されています。事業計画の見直しや企業債の借りかえ,工事設計金額の見直しや入札における談合の排除など徹底した見直し,改善を図ることが必要です。  ガス事業会計では,天然ガス転換事業により多額の借金を抱えたことにより,ことしガス料金が引き上げられ一般家庭で年間約1万円の負担がふやされました。15年度の販売が減少しておりますが,近年の高齢化や災害に対応した電化住宅が増加している状況で,しかも値上げをしてガス需要が大幅に伸びることにはなりません。市が政策として位置づけて行った事業であり,一般会計からの繰り入れを行って値上げを抑え,需要拡大を図るようにするべきです。公営企業としてのあり方,運営見直しについて改善するよう求めます。  水道事業については,水需要が伸びない中で第六次拡張事業を抜本的に見直し,安全でおいしい水を提供するという責任を果たすための施策を打ち出すことが必要です。とりわけ水資源の保全,地下水保護,節水を前提にした取り組みが求められており,以前から要求している水源保護条例などで市民の要求にこたえるよう求めるものです。  以上述べまして,第59号議案 平成15年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について及び第60号議案 平成15年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定についての私の反対討論を終わります。 ○議長(木村市助君) 以上で討論を終結します。  それでは採決します。  第59号議案及び第60号議案については,委員長の報告どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  ありがとうございました。  起立多数であります。よって,委員長の報告どおり決定しました。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) 次に日程8 各特別委員会の付託案件についてを議題とします。  去る9月定例会において継続審議となっておりました各特別委員会の付託案件について,これより審査の順序に従い経過の報告を求めます。  まず災害対策特別委員長 34番 中谷輝雄君。  (34番 中谷輝雄君 登壇) ◆34番(中谷輝雄君) 去る9月定例会において継続審議となりました災害対策に関する諸問題を審査するため,11月22日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要について御報告を申し上げます。  まず福井市危機管理対策(福井豪雨)検討会議設置後の経過報告について理事者から,福井豪雨災害の教訓を踏まえ,その課題について検討を行い,地域防災計画及び水防計画の見直しや今後の危機管理対策に反映させるため,去る10月25日に第1回目の会議を開催した。この検討会議は,自治会や防災関係者の代表及び学識経験者など17名で構成されており,来年3月までに計4回開催した後市長に対し提言を行う予定である。またそれと並行して,本市の災害対策本部における業務分担の見直しや各所属における災害対策マニュアルづくりを行うため,庁内に地域防災計画運用検討会議を設置し,危機管理対策検討会議との整合性を図りながら危機管理体制の強化を図っていくとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,検討会議の委員構成には地域的な偏りがあったり災害救援時における衣食住の専門家が不足しているように思えるが,検討内容に支障が生じないかとの問いがあり,理事者から,防災計画などの総合的なマニュアルづくりには対応できる組織構成にしており,来年3月の提言をもとに行う防災計画や危機管理対策の見直しには細部にわたって十分検討していくとの答弁がありました。  また委員から,東海豪雨の後,名古屋市では避難経路や避難場所を示すハザードマップを作成するのに二,三年を要したが,本市の作業状況はどうかとの問いがあり,理事者から,現在基礎調査を行っており,本年度中に検討委員会を設け十分な検討を行った後,来年度の早い時期に市民に公表したいとの答弁がありました。  次に補助対象事業の査定結果報告と復旧計画について理事者から,建設部,農林水産部,下水道部合わせて20億円余りの国庫補助事業の査定結果を受け,11月から復旧工事に着手し,18年度末に完了する計画である。また国から河川激甚災害対策特別緊急事業の指定を受けたことにより,足羽川については工事延長約6㎞の区間を3つの橋のかけかえを含む事業費300億円を投じ,平成20年までの5年間で河川改修を行い,日野川については工事延長約2.4㎞の区間を事業費55億円を投じ,同じく平成20年までの5年間で河川改修を行う予定である。また災害ごみの搬出状況は,これまでに4,500トン余りを搬出し,全体の約4割程度に達している。処理費用は,富山市からの無償での受け入れ及び処分という絶大な協力をいただいたことから相当な削減が見込まれるとの報告がありました。  これらの報告に関し委員から,災害ごみについては搬出量の報告のみであるが,処理費用については当初の予算33億円がどの程度削減されるのかとの問いがあり,理事者から,当初想定した処分量が夏の暑さによる乾きや押しつぶしたことによりかなりの減量になることに加え,富山市の無償による支援により,当初予算の3分の1以下になる見込みであるとの答弁がありました。  次に台風23号による被害報告について理事者から,道路,河川を初め観光施設や学校施設などを含め被害箇所は合計625カ所,復旧または被害額合計12億4,000万円弱との報告及び道路の浸水箇所合計25カ所,その位置の報告がありました。  これらの報告に関し委員から,災害の直前や直後などは市民は不安の中にあり,多くの情報を求めている。さきの新潟県中越地震の折,長岡市では災害対策本部の会議風景や災害情報などをケーブルテレビを通じ常時放映をしていた。そのような情報伝達の手段を取り入れるべきではないかとの問いがあり,理事者から,今後福井市危機管理対策検討会議の中でそれらを含めいろいろな情報伝達手段を十分に検討していきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれら諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願いを申し上げ,報告を終わります。 ○議長(木村市助君) 次に市町村合併対策特別委員長 31番 田辺義輝君。  (31番 田辺義輝君 登壇) ◆31番(田辺義輝君) 去る11月臨時会において継続審議となりました市町村合併に関する諸問題を審査するため,11月22日に委員会を開催をいたしましたので,その審査経過の概要について御報告申し上げます。  まず合併の議員に関するアンケート調査結果に関して議長から,合併時の議員定数については定数特例,いわゆる「福井市議会議員の残任期間に限り3町村に選挙区を設置し各1人を増員して39人とする」を適用するという回答が議員の大半を占め,また合併後最初の一般選挙については現在の36人の定数で実施するという回答が議員の過半数を占めたとの報告がありました。  次に第1回福井圏域合併協議会に関して理事者から,合併の方式については福井市へ編入合併,ただし美山町,越廼村及び清水町のまちづくりの歩みを尊重し,その文化や伝統,地域の個性の保持に配慮する。また合併の期日については,合併特例法の期限,住民の異動の比較的少ない時期,電算システム統合に要する期間,合併に関するさまざまな手続に要する日数などを総合的に考慮し平成18年2月1日とする。さらに財産の取り扱いについては,美山町,越廼村及び清水町の所有する財産についてはすべて福井市に引き継ぐとした議案が提出されるとの報告がありました。  これらの報告に関して委員から,住民説明会を開催する以前に,公共料金や行政サービス関係などすべての情報を住民に提供し,合併について論議することが大事であると考えるが,どのような方針で臨んでいくかとの問いがあり,理事者から,協議会だよりを随時発行し,合併協議会における結果を住民に報告するとともに,3町村においても独自で広報を行うこととなっており,その中で公共料金や行政サービスなどの情報を提供していきたいとの答弁がありました。  さらに委員から,特例債事業について300億円を超える事業が認められていることになるが,それいかんによっては財政問題と絡むことになり,早急に事業内容を明らかにすべきではないかとの問いがあり,理事者から,速やかな一体性の確立,均衡ある発展等を図るため,新市まちづくり計画の中で内容を提示し,協議会において各委員の意見を聴取するとともに,住民説明会でも住民の御理解を得られるよう努めていきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれらの諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(木村市助君) 次に中心市街地活性化対策特別委員長 15番 川井憲二君。  (15番 川井憲二君 登壇) ◆15番(川井憲二君) 去る9月定例会において継続審議となりました中心市街地活性化対策に関する諸問題を審査するため,11月24日に委員会を開催をいたしましたので,その審査経過の概要について御報告申し上げます。  まず手寄地区市街地再開発事業に関して理事者から,連続立体交差事業,土地区画整理事業により福井駅東西が一体となった新しいまちづくりが行われている手寄地区に核的施設を導入することで駅東西の回遊性を創出する。今回,市,県及び施行者である手寄地区市街地再開発組合の三者が協議の結果,経営規模を当初計画から1階減らして地上10階地下2階とし,県施設として予定していた会議室,ギャラリー,サテライトキャンパスは入居を見送るとした。着工は半年おくれとなり,工事の日程は厳しいものとなると予想するが,完成は当初の計画どおり平成18年度末を目指すとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,手寄再開発ビル事業のうち入居予定の飲食スペースを現計画の3階から最上階フロアへ移すことで市民がより魅力を感じるビルになる。関係者との交渉経過はどのようになったかとの問いがあり,理事者から,手寄地区市街地再開発組合が検討をした結果,最上階へレストランを持っていくにはさらにかなりの費用がかさみ,現時点では県もこの案を支持しておらず,このような状況では魅力を感じる案ではあるがなかなか実現は容易でないとの答弁がありました。  さらに委員から,それではこのレストランをホールの真下のフロアに置く場合の費用,管理体制などを含めてもう一度専門的知識を有する当事者から話を聞く機会を設けられないか検討してほしいとの要望があり,理事者側から,当事者の出席を要請するのは難しいとの答弁がありましたので,委員会として今後検討していくことになりました。  次に手寄再開発ビルの地下にはビル管理の心臓部となるさまざまな機械がある。また170台の駐車場がつくられるとのことだが,集中豪雨発生時における浸水対策は万全かとの問いがあり,理事者から,ビルは周囲の道路面より23㎝基礎高がある設計となっているが,さらに地下駐車場の出入口には高さ50㎝の防水板を設け浸水に備える計画と聞いている。ただし,本市としても増水時対策についてはまちづくり全体の課題として足羽川堤防の強化,公共下水道の貯水機能,排水機能の強化をあわせて考えていかなければならないと答弁がありました。  次に委員から,手寄再開発ビルは中心市街地の活性化のために官民協働で開発していくとのことだが,手寄ビル一つで駅周辺が活性化できると思われない。これから新しい福井駅ができ,いろいろな建物や施設ができるにつれ,それらの相乗効果により複合的な機能を持つまちができ上がっていくことを期待しているとの要望があり,理事者から,来春JR線が高架となり現駅ビルは取り壊される。駅の東西は一つのゾーンとして生まれ変わるが,なお問題は山積している。それらの課題の中には行政だけでは決して解決できないものも多く,今後とも市民と民間企業とどのようなまちをつくっていくかとの協議を重ね,御理解を得ながら進めていきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要であります。当委員会は今後とも継続してこれらの諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(木村市助君) 次に地域産業活性化対策特別委員長 28番 近藤高昭君。  (28番 近藤高昭君 登壇) ◆28番(近藤高昭君) 去る9月定例会において継続審議となりました地域産業活性化に関する諸問題を審査するため,11月25日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要について御報告申し上げます。  まず地域産業の創造に関する調査研究の農林水産業の育成について理事者から,安全で安心な農産物を低価格で安定的に供給する体制づくりが消費者から求められている中,今後は既に牛肉で実施されている生産履歴がわかるトレーサビリティシステムの農産物への導入支援,また生産者の顔が見える農産物直売所の設置支援,さらには農業体験事業の実施による消費者との交流促進等,事業の充実を図っていきたい。また高齢化が進展し,道路,水路,畦畔の維持管理が困難となっている中山間地域においては,その多目的機能の確保や環境保全型農業を推進する必要があることから,若者が定住できる社会資本の整備促進や収益性のある地域特産物の生産,観光農業の推進,さらには堆肥を中心とした土づくり重視の野菜栽培の支援に取り組んでいきたい。さらに林業に関して,外国産材の増加と鉄筋鉄骨化による採算性の悪化及び山村の過疎化等により森林の放棄が進む中,森林の有する多面的機能を発揮するための森林整備が必要となっており,今後間伐や混交林の植樹推進,林道等道路網の整備促進に努めていきたいとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,本年度の農業関係予算は全体の2.7%程度の規模であるが,農業の活性化という意味からこの現状をどうとらえているのかとの問いがあり,理事者から,全国的に農業後継者問題や米過剰の問題がある中で確固たる国の農業政策が示されてはいないが,本市としては国,県との連携を視野に入れることもさることながら,地域性を生かした本市独自の施策の充実を図っていきたいとの答弁がありました。  また委員から,食についてのさまざまな問題を学ぶことが将来の農業の担い手育成にもつながると考えることから,食育という観点で学校教育現場との連携を図ってほしいとの要望がありました。さらに委員から,福井豪雨災害以来,森林の保全整備についての機運が高まりを見せているが,水源涵養機能はもとより防災機能という視点からも森林の保全整備には全庁的な体制の中で取り組んでほしいとの要望がありました。  次に地域産業の創造に関する調査研究の観光産業の育成について理事者から,本市への観光客入込み数は10年前と比較して約60万人の増となっているが,これに対して宿泊者の割合は約18%で依然として通過型観光が主となっている。今後,通過型の観光動向から滞在型へのシフトを図るため,各観光資源のネットワーク化や知名度の向上,地域との協働による体験型観光の連携強化等,観光施策の充実に努めていきたいとの報告がありました。  これらの報告に対し委員から,そばや郷土料理など食を生かした体験型観光を推進するとのことだが,観光農業やグリーンツーリズムなど農林水産部門との連携についてはどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,農林水産部門と観光部門が連携を図る中で,本市の山や海などの豊富な観光資源を生かした体験型観光の施策を検討していきたいとの答弁がありました。  また委員から,福井豪雨からの復旧に向け河床掘削や堤防補強等の河川改修が実施されるが,復旧ということであれば体験滞在型の観光客を誘致する面からも,かつてのようにアユが住める美しい足羽川に戻すことも考えるべきとの意見がありました。  次に産学官との連携に関する調査研究について理事者から,受注減少や低価格競争の中で,大企業に比べ高付加価値製品や新技術などの研究開発体制に劣る中小企業が競争力を強化し成長発展するためには,大学等公的機関からの技術導入や共同研究を主とした産学官連携が不可欠となっている。本市としても,これまで販路開拓,人材育成,技術開発等の支援事業に取り組んできたが,今後中小零細企業の意識改革の促進,技術シーズの収集と企業ニーズの発掘,連携マッチング促進のためのコーディネータの育成に努め,連携体制づくりの充実を図っていきたいとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,コーディネータの育成ということであるが,本市としてはどのような位置づけの配置を考えているのかとの問いがあり,理事者から,本県でも福井大学や福井県産業支援センターに配置されており,このような状況を参考にしながら,まず企業OBやコーディネータ経験のある方に委嘱する形で進め,将来的には若い人材の育成を図り数をふやしていきたいとの答弁がありました。  また委員から,中小企業を取引先とし,技術開発や商品開発等の企業ニーズを把握している各金融機関は,産学官連携の中でどのように位置づけているのかとの問いがあり,理事者から,行政や県内大学等で構成する産学官連携連絡会議には現在金融機関の参加はないが,企業との密接な結びつきがあることから,今後研究開発資金の融資制度創設を検討する中で,金融機関との連携を図りながら企業ニーズ等の情報収集に努めていきたいとの答弁がありました。  以上が当委員での審査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれらの諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げます。  なお,去る10月5日,6日の両日,今後の委員会運営の参考に資するため,地域産業支援振興事業の先進事例について静岡県浜松市と愛知県大府市を視察してまいりましたことを申し添えて,報告を終わります。 ○議長(木村市助君) 以上をもちまして各特別委員長の報告は全部終了しました。  ただいまの報告に対して質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。  それではお諮りします。  各特別委員会の審査報告につきましては,各委員長の報告どおり決定することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。  なお,委員長の申し出のとおり継続審議と決定しました各特別委員会の付託案件につきましては,閉会中も御審査をお願いします。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) 次に日程9ないし日程13を会議規則第35条の規定により一括議題とします。  事務局朗読は省略します。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 本日ここに平成16年12月福井市議会定例会が開会され,各種の重要案件の御審議をいただくに当たりまして,提案しました補正予算案の概要等につきまして御説明を申し上げます。  さて,日本全国でさまざまな大災害に見舞われた平成16年もあと一月余りを残すのみとなりました。本市においては,福井豪雨災害の復旧を進める中で10月にはさらに台風23号による災害を受け,自然の猛威の恐ろしさと今後の防災対策の重要性を改めて痛感した次第であります。  こうしたことから,本年度内に実施可能な災害対策については既に対応を進めており,来年度以降は防災対策全般について,さきに発表した中期行財政計画により最大限の取り組みを進めてまいる所存であります。市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりのため,今後とも渾身の努力を重ねてまいりますので,議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  ところで,10月8日から3日間にわたり開催しました,住みたくなるまちづくり全国交流大会では,大きな災害の後にもかかわらず,市民の皆様の地域を愛する心とまちづくりへの熱い思いに支えられて,市内各地で盛大に交流が行われ,大変盛況を博したところであります。本大会の開催に当たり,御尽力いただきました関係各位に心から感謝申し上げますとともに,この大会が今後各地区におけるまちづくりへの大きな力となり,全国各地の皆様との交流のきずなとなることを切に願う次第でございます。  一方,市町村合併につきましては,去る11月13日の臨時会において福井圏域合併協議会の御承認をいただいたことから,22日に同協議会を設置し,第1回の協議会を開催したところでありまして,今後とも議会との緊密な連携のもとに特例期間内での合併に向けて協議を進めてまいりたいと存じます。  このほかにも,三位一体の改革や整備新幹線の新規着工など福井市の将来の発展に大きく影響する事柄が,今後年末に向けて徐々に明らかになるものと存じます。国の三位一体の改革については,今後とも地方が自立できる行財政基盤の充実に向けて地方6団体が一致団結して取り組んでまいりたいと存じます。また整備新幹線については,新規着工に向けて大詰めの時期を迎えておりますことから,現在議員各位の御支援のもと,県初め関係機関とも連携を図りながら精力的に要望活動を展開しているところでございます。本市の将来への発展を考えますと,新幹線早期着工の実現は不可欠であり,今回の見直しでは必ず福井駅着工を実現しなければならないと考えておりますので,議員各位には今後とも一層の御支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。  それでは御提案しております12月補正予算案について御説明を申し上げます。  このたびは災害復旧に要する経費及び市町村合併に伴う経費について早急に対応すべき必要がありますことから,追加補正をお願いするものでございます。  その結果,今回の補正予算案の規模は一般会計で5億5,861万4,000円の増額となり,補正後の予算額は一般会計で1,010億2,828万9,000円,全会計総額で2,251億9,163万3,000円となった次第でございます。また一般会計の予算額は,昨年度の12月現計予算と比較しまして17.8%の増額となっております。  それでは今回の補正予算に盛り込みました主な事業について具体的に御説明を申し上げます。  まず台風23号災害復旧事業として総額で3億6,226万4,000円を計上しております。その内容は,農業施設に7,007万3,000円,林業施設に1億6,644万1,000円,治山施設に550万円,道路に1億694万円,河川に1,331万円でございます。  次に福井豪雨災害復旧事業として1億9,860万8,000円を計上しております。これは,国の災害査定が進められる中で,林業施設に係る本年度分の事業費が増額されることになったものでございます。  次に広域圏電算システム統合事業負担金として644万5,000円を計上しております。これは,市町村合併に伴う電算システムの統合について,日程の都合上本年度内に準備作業を行う必要がありますので,福井坂井地区広域市町村圏事務組合への負担金として計上したものでございます。  また予算案以外の議案につきましては,それぞれ提案理由の記載に基づきまして御提案した次第でございます。  なお,細部につきましてはいずれも一般質問あるいは各委員会の御審議等におきまして詳細に御説明申し上げたいと存じます。何とぞ慎重に御審議の上妥当な御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(木村市助君) ただいま説明のありました第63号議案ないし第67号議案について一括質疑を許可します。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 ────────────────────── ○議長(木村市助君) 次に日程14を議題とします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読)
    日程14 請願第15号 教育基本法の改正でなく,その理念の実現を求める請願 ○議長(木村市助君) それでは今ほど上程しました第63号議案ないし第67号議案,請願第15号については,お手元に配付しました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会,予算特別委員会及び議会運営委員会に付託します。  〔付託案件表は本号末尾参照〕  以上で本日の議事日程は全部終了しました。よって,散会します。              午前11時41分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                     平成  年  月  日 署名議員                        平成  年  月  日 署名議員                        平成  年  月  日 △〔参照〕                  付 託 案 件 表            総    務    委    員    会 番 号件            名第64号議案福井市職員の給与に関する条例等の一部改正について第65号議案福井市個人情報保護条例及び福井市情報公開条例の一部改正について            建    設    委    員    会 番 号件            名第67号議案字の区域の変更について             経  済  企  業  委  員  会 番 号件            名第66号議案土地の取得について ((仮称)一乗谷あさくら水の駅の用地)             議  会  運  営  委  員  会 番 号件            名請願第15号教育基本法の改正でなく,その理念の実現を求める請願             予  算  特  別  委  員  会 番 号件            名第63号議案平成16年度福井市一般会計補正予算...