福井市議会 > 2004-02-23 >
02月23日-01号

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  1. 福井市議会 2004-02-23
    02月23日-01号


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    平成16年 3月定例会               福井市議会会議録 第1号           平成16年2月23日(月曜日)午前10時14分開会────────────────────── 平成16年2月23日,定例市議会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。──────────────────────〇議事日程 日程 1 会議録署名議員の指名 日程 2 会期の決定について 日程 3 議会運営委員会委員の選任について 日程 4 予算特別委員会委員の選任について 日程 5 各特別委員会の付託案件について 日程 6 第 1号議案 平成16年度福井市一般会計予算 日程 7 第 2号議案 平成16年度福井市国民健康保険特別会計予算 日程 8 第 3号議案 平成16年度福井市老人保健特別会計予算 日程 9 第 4号議案 平成16年度福井市介護保険特別会計予算 日程10 第 5号議案 平成16年度福井市交通災害共済特別会計予算 日程11 第 6号議案 平成16年度福井市競輪特別会計予算 日程12 第 7号議案 平成16年度福井市宅地造成特別会計予算 日程13 第 8号議案 平成16年度福井市国民宿舎特別会計予算 日程14 第 9号議案 平成16年度福井市中央卸売市場特別会計予算 日程15 第10号議案 平成16年度福井市駐車場特別会計予算 日程16 第11号議案 平成16年度福井市農業集落排水特別会計予算 日程17 第12号議案 平成16年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算 日程18 第13号議案 平成16年度福井市下水道事業会計予算 日程19 第14号議案 平成16年度福井市ガス事業会計予算 日程20 第15号議案 平成16年度福井市水道事業会計予算 日程21 第16号議案 地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 日程22 第17号議案 福井市市民協働の推進及び非営利公益市民活動の促進に関する条例の制定について 日程23 第18号議案 福井市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について 日程24 第19号議案 職員の退職手当に関する条例の一部改正について 日程25 第20号議案 福井市情報公開条例及び福井市個人情報保護条例の一部改正について 日程26 第21号議案 福井市重症心身障害児(者)福祉手当支給条例の一部改正について 日程27 第22号議案 福井市乳幼児医療費等の助成に関する条例の一部改正について 日程28 第23号議案 福井市社会福祉施設設置条例の一部改正について 日程29 第24号議案 福井市児童館の設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程30 第25号議案 福井市研修センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程31 第26号議案 福井市水洗便所設備資金貸付条例の一部改正について 日程32 第27号議案 福井市簡易ガス供給条例の一部改正について 日程33 第28号議案 福井市立幼稚園入園料及び保育料徴収条例の一部改正について 日程34 第29号議案 福井市公民館設置に関する条例の一部改正について 日程35 第30号議案 福井市体育施設条例の一部改正について 日程36 第31号議案 福井市一乗谷朝倉氏遺跡復原町並の設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程37 第32号議案 福井市ガス供給条例の一部改正について 日程38 第90号議案 平成15年度福井市一般会計補正予算 日程39 第91号議案 平成15年度福井市国民健康保険特別会計補正予算 日程40 第92号議案 平成15年度福井市老人保健特別会計補正予算 日程41 第93号議案 平成15年度福井市介護保険特別会計補正予算 日程42 第94号議案 平成15年度福井市宅地造成特別会計補正予算 日程43 第95号議案 平成15年度福井市国民宿舎特別会計補正予算 日程44 第96号議案 平成15年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算 日程45 第97号議案 市道の路線の廃止について 日程46 第98号議案 市道の路線の認定について 日程47 請願第13号 事業所税に関する請願 日程48 議員の派遣について──────────────────────〇出席議員(36名) 1番 谷出 共栄君   2番 後藤 勇一君 3番 大森 哲男君   4番 巳寅 令子君 5番 青木 幹雄君   6番 嶋田勝次郎君 7番 高田 訓子君   8番 谷本 忠士君 9番 野嶋 祐記君   10番 堀川 秀樹君 11番 西本 恵一君   12番 浜田  篤君 13番 石丸 浜夫君   14番 見谷喜代三君 15番 川井 憲二君   16番 稲木 義幸君 17番 皆川 信正君   18番 松山 俊弘君 19番 石川 道広君   20番 早川 朱美君 21番 木村 市助君   22番 山口 清盛君 23番 谷口 健次君   24番 宮崎 弥麿君 25番 吉田 琴一君   26番 田中 繁利君 27番 皆川 修一君   28番 近藤 高昭君 29番 栗田 政次君   30番 加藤 貞信君 31番 田辺 義輝君   32番 西村 公子君 33番 中谷 勝治君   34番 中谷 輝雄君 35番 若山 樹義君   36番 伊東 敏宏君──────────────────────〇欠席議員(0名)──────────────────────〇事務局出席職員 議会事務局長      吉 村 邦 栄 議会事務局次長     松 北 俊 彦 庶務課長        大 谷 藤 一 議事調査課長      竹 内 正 己 議事調査課副課長    小 川 眞一郎 議事調査課主任     奥 田 芳 文 議事調査課主幹     細 田 貴 晴 議事調査課主幹     有 田 康 弘 議事調査課副主幹    吉 村 瞬 潤 議事調査課主査     廣 瀬 峰 雄 議事調査課主事     高 橋 伸 枝──────────────────────〇説明のため出席した者 市長         酒 井 哲 夫 君 副市長        奈 良 一 機 君 収入役        堀 江 廣 海 君 企業管理者      桑 野 正 暁 君 教育長        渡 辺 本 爾 君 市長室特命理事    澤 井 照 男 君 企画政策部長     矢 野 憲 一 君 総務部長       村 尾 敬 治 君 財政部長       吹 矢 清 和 君 市民生活部長     酒 井 道 治 君 福祉保健部長     麋 山 昭 然 君 商工労働部長     大 村 順 一 君 農林水産部長     嶋 田   榮 君 都市政策部長     大久保 洋 一 君 建設部長       児 玉   忠 君 下水道部長      伊 藤 隆 允 君 企業局長       森 本 喜 一 君 教育部長       樟 本 立 美 君 工事検査室長     笠 嶋 主 宏 君 代表監査委員     奥 津 正 男 君────────────────────── ○議長(田辺義輝君) おはようございます。 平成16年3月福井市議会定例会は,本日繰り上げ招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。 よって,これより会議を開きます。────────────────────── ○議長(田辺義輝君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,32番 西村公子君,33番 中谷勝治君の御両名を指名します。────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程2 会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期3月定例会の会期は,議案審議の都合上,本日より3月25日までの32日間といたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付いたしました会期日程表のとおりでございますので,御了承を願います。────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程3 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 このほど,議会運営委員会委員のうち,16番 稲木義幸君から辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により,議長において許可いたしました。 お諮りいたします。 ただいま欠員となっております議会運営委員会の委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,17番 皆川信正君を指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,ただいま議長より指名しました皆川信正君を議会運営委員会委員に選任することに決定しました。────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程4 予算特別委員会委員の選任についてを議題といたします。 このほど,予算特別委員会委員のうち,13番 石丸浜夫君,24番 宮崎弥麿君から辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により,議長により許可しました。 お諮りいたします。 ただいま欠員となっております予算特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,12番 浜田篤君,33番 中谷勝治君を指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって ただいま議長より指名しました浜田篤君,中谷勝治君の御両名を予算特別委員会委員に選任することに決定しました。────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程5 各特別委員会の付託案件についてを議題とします。 去る12月定例会において継続審議となっておりました各特別委員会の付託案件について,これより審査の順序に従い経過の報告を求めます。 それでは市町村合併対策特別委員長 35番 若山樹義君。 (35番 若山樹義君 登壇) ◆35番(若山樹義君) おはようございます。 去る12月定例会において継続審議となりました市町村合併に関する諸問題を審査するため,12月22日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要につきまして御報告申し上げます。 まず理事者から,12月25日に清水町で開催されました第5回合併協議会に提出予定の報告3件について説明がありました。 この中で,「新市名称候補選定等小委員会」において,新市における町名,字名については地域住民にとって愛着があり,住民生活に密着していることから,平成16年1月末までに5市町村がそれぞれの地域住民の意向を把握した上で,小委員会を開催し,調整方針を協議することとしたとの報告がありました。 次に「議会議員・農業委員会委員定数等小委員会」において,議会議員については合併後に調整する協定項目が多く,その調整内容を見届ける必要があることから,市町村合併の特例に関する法律第7条第1項第1号の規定を適用し,平成18年12月1日まで引き続き新市の議会の議員として在任し,規定適用後の議員定数については46人とすることを議案として提出する。 なお新市における選挙区設置については,議会部会内に任意の組織を設置し,今後も引き続き協議することとした。 また「新市建設計画策定小委員会」においては,全9章からなる新市まちづくりプラン素案については,第3回から第5回の小委員会で各章ごとに十分協議し,そこで出された意見,要望等については専門部会でさらに検討した上で,次回の小委員会において素案全体について再度協議することとしたとの報告がありました。 またこれに補足して小委員会委員から,鯖江市が主張している「ツインシティー」構想に関しては,任意協議会の中で現福井市を都心に,現鯖江市を副都心とする方針を決定し,法定協議会に引き継ぎ,既に住民説明会の中でも説明し理解を得ていることから,本市としては受け入れがたいとの考え方を小委員会において述べたとの報告がありました。 次に同じく第5回合併協議会に提出される議案7件について,理事者から説明がありました。 以下,主な事項について個別に申し上げます。 まず「財産の取扱い」について,5市町村の所有する財産はすべて新市に引き継ぐこととする。 次に「農業委員会の委員の定数及び任期の取扱い」について,農業委員会等に関する法律第34条第1項を適用し,5農業委員会を新市の委員会として存続する。また平成17年7月20日以降については,農業委員会等に関する法律第3条の規定により,1つの農業委員会に統合し,選挙による委員の定数については40人とし,選挙区を設けるものとする。 「使用料,手数料等の取扱い」については,原則として現行のとおりとする。ただし,同一または類似する施設の使用料や手数料等については,可能な限り合併時に統一するものとする。 「慣行の取扱い」について,市章については,合併の日までに定める。また市のコミュニケーションマーク,市民憲章を初めとするその他の憲章等,名誉市民制度,功労者制度,都市宣言,市の歌,市の花及び木については新市において調整する。ただし,市町村の花については,地域の花としての活用を検討するものとする。 次に「社会福祉協議会の取扱い」について,社会福祉協議会の運営に係る支援については,現行のとおり新市に引き継ぎ,平成17年4月1日の社会福祉協議会の合併と同時に統一する。また社会福祉協議会への委託事業及び補助事業については,現行のとおり新市に引き継ぎ,新市において新市社会福祉協議会の意向を尊重し,調整するものとするなどであります。 以上の説明に対し,「使用料,手数料等の取扱い」に関して委員から,同一または類似する施設の使用料や手数料等については,可能な限り合併時に統一するとのことであるが,市民にとっては基本的に安い方の料金に合わせるべきであることから,この可能な限りとはどのように解釈すればよいのかとの問いがあり,理事者から,合併時までに一元化しなければならない事項は非常に多くあるが,基本的には市民生活の向上を念頭に置き,精いっぱい負担増にならないように努めることが非常に重要であると考えている。しかし,例外的に負担増となる判断をせざるを得なくなった場合には,市民に対してその具体的な理由,内容等について詳細に説明する責任があると理解しているとの答弁がありました。 次に理事者から,現在協議中の合併協定項目について中間報告がありました。 まず「地域審議会の取扱い」について,地域審議会は旧市町村の区域を対象に原則10年間設置するもので,その設置には5市町村の議会や住民の合意が必要である。また地域自治組織と役割が重複する可能性もあることから,その調整が必要であり,合併と同時に導入することは新市の一体性を損ないかねないことからも,新市の市長のもとでそのあり方を考えていく必要があるが,鯖江市は合併と同時にこの導入を考えているようである。 次に「事務組織及び機構の取扱い」の総合支所の権能について,「1本所4総合支所」設置の基本のもと,総合支所は本所の出先機関であり,その支所長には一般職を充て,その所管事項は総務・企画・財政以外の住民サービスに直結する事務とし,令達予算を執行する考えであるが,鯖江市は「1本所5総合支所」とし,総合支所長にある程度権限を持たせたいとしている。 また「交通関係事業」のコミュニティバスについて,鯖江市は地域自治組織のもとでコミュニティバスの運行を考えているようだが,この新たな施策を鯖江市区域に限って行うことは,新市全体の交通体系を考えると受け入れがたく,その運営経費の一部として,地域に限定した新税の導入は地域住民の理解を得られるか疑問であり,この構想には無理があると思われる。 次に「社会教育事業」の公民館の運営・管理及び公民館職員について,鯖江市は昨年4月から教育事業交付金については市長部局から各区長会に予算が交付され,そこから各公民館に交付されるように変更しているが,本市は教育基本法及び社会教育法に基づき,各種の教育事業を通じ,自治能力に満ちた地域住民を育ててきた教育機関,教育施設としての位置づけから,教育委員会が公民館に予算を交付し事業を遂行していることから,鯖江市が主張しているような外部委託は,現時点では難しい。また本市の公民館主事は地元で公募され,地区運営審議会で選考,教育委員会から委嘱された地方公務員法に定める非常勤の特別職であるが,鯖江市の社会教育専門員(公民館主事)は同法に定める臨時職員であるなどであります。 以上の説明に対し委員から,新市まちづくり素案等を見ても,5市町村間で合併に対する認識そのものにずれがあるように感じられるが,協定項目の調整等を初め,今後の見通しについてはどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,合併に当たっては行財政基盤の強化など合併のメリットを生かし,自治能力を高め,一体性を損なうことなく新市のあり方を考えていくことが基本である。現在,5市町村それぞれの言い分があり,中間報告にとどまっている協定項目等についてはより慎重に協議していくべきであるとの考えから,合併の調印,議会の議決等は当初の予定よりおくれる可能性があるが,平成17年2月1日の合併期日については変更しない方針のもとで現在協議を進めているとの答弁がありました。 さらに委員から,今回の合併はあくまでも現福井市を基軸においての合併であることを認識した上で,5市町村はもとより,以前に福井市と合併した地区等の考え方等も十分に踏まえた上で,慎重に調整すべきであり,もっとオープンな意見交換のもとで協議を進めてほしいとの要望がありました。 以上が当委員会での審査経過の概要でございますが,当委員会は今後とも継続してこれら諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 なお,12月25日開催の合併協議会において,ただいまの議案7件及び報告3件は慎重に審議され,原案どおり可決,承認されましたことを申し添え,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に県都活性化対策特別委員長 30番 加藤貞信君。 (30番 加藤貞信君 登壇) ◆30番(加藤貞信君) おはようございます。 去る12月定例市議会において継続審議となりました県都活性化に関する諸問題を審査するため,2月5日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要について御報告申し上げます。 まずえちぜん鉄道の利用状況に関して理事者から,福井駅への高架乗り入れが県との交渉で決着したこと,並びに高架事業に係る区分経費については,まず県が3分の2を負担し,残り3分の1を沿線9市町村が負担をする。そして,その沿線9市町村の区分経費のうち,福井市は70%を負担することで合意したとの報告があり,あわせて,えちぜん鉄道が10月19日に全線開業してから客足は順調に伸びており,京福時代の平成12年度実績と比べ,12月には乗車人員が1日当たり5,608人,約8割を回復するまでに至っているとの報告がありました。 この報告に関して委員から,さらなる利用者増を図るため,駅の改善や安全対策面での整備並びに長期的な経営安定に向けて,会社に対して年間イベント計画書や経営計画書を提出させるよう要望がありました。また委員から,えちぜん鉄道の高架化事業はいつごろと想定しているのかとの問いがあり,理事者から,あくまで北陸新幹線の整備と連動するが,目標としては平成17年度着工を目指しているとの答弁がありました。 次に北陸新幹線の整備に関する現状について理事者から,国に対する積極的な要請活動を行った。政府・与党の方針としては,未着工区間については北陸,九州,北海道,3線同時着工とのことである。なお,本県部分については財政的な問題で厳しく,不透明な状況ではあるが,3月には骨格が決まる模様であるとの報告がありました。 この報告に関して委員から,福井北部の土地区画整理事業に関して,仮に新幹線の認可がおりない場合,事業そのものが成立するのかという問いがあり,理事者から,将来の新幹線用地として確保している保留地36億円分が売れなければ,歳入欠陥を生じる事態になる。さらに新幹線とえちぜん鉄道を一体施工し,工事費100億円の縮減を図るためにも,国へ要望を行っているところであり,事業の認可がおり次第,鉄建公団と交渉を進めていきたいとの答弁がありました。 次に駅前広場整備計画(案)について理事者から,現在の約2.3倍もの広さとなる福井駅前広場について,総合交通のターミナル機能を持たせ,新たなまちづくりの先導的な役割を担わせるとした上で,駅舎のデザインとしては越前海岸の柱状節理をイメージしたものを取り入れ,広場には多くの緑を配置し,憩いと潤いの空間づくりを目指したいとの報告がありました。 これらの報告に関して複数の委員から,駅前広場の一般車両及び観光バス等の乗降場のこと,待機のことに関して,再度計画内容の精査を求める要望や,平成21年度に予定されている広場の完成に歩調を合わせ,周辺の民間建造物を整備していくための誘導策を求める要望がありました。 次に中心市街地の商業動向について理事者から,大和田地区を初め郊外に大型ショッピングセンターやロードサイド店が相次いで開業した影響を受け,中心市街地の商業者は販売額を減少させている。まちづくり福井株式会社と共同で中心部への買い物客等の誘導策として,コミュニティバスの運行や各種賑わい創出事業を進めてきたが,今後ともアーケードの改築などを積極的に手がけるとともに,6月にオープンするまちなか文化施設を市民に活用してもらい,中心市街地の活性化を図っていきたいとの報告がありました。 この報告に関して委員から,南部や東部系統のコミュニティバスに関して,運行エリアを拡大すれば運賃収入面でも改善されるのではないかとの問いがあり,理事者から,コミュニティバスの最大の利便性は25分から30分で1周することとしながらも,乗客や周辺の住民などにアンケート調査を行い,研究していきたいとの答弁がありました。またコミュニティバス全体では,年間乗降客数が50万人を超えているにもかかわらず,中心市街地における消費押し上げ効果は年間6,000万円程度にとどまっている。この際,従来の買い物バスとの位置づけから市民の足との位置づけに考え方を変えていくべきではないかとの問いがあり,理事者から,今後運行ダイヤを含めた見直しを検討したいとの答弁がありました。 さらに委員から,大型店出店を市独自の条例によって規制をすべきではないかとの問いがあり,理事者から,今後,国がいわゆる線引きの変更について考えている節が見受けられるので,福井市としても動向を注意深く見守っていきたいとの答弁がありました。 次に市街地のまちづくりに携わるNPO団体の現状について理事者から,福井まちなかNPOなどの紹介があり,福井市としては,今後ともNPOが自主的で自立した存在であることから,それを損ねることなく活動が促進されるよう環境整備に取り組んでいくとの報告がありました。 この報告に関して委員から,NPOの活動にはさまざまなものがあり,有益であるが,中には行政として不都合とさえ感じられるものもあるので,今後は見きわめて対処してほしいとの要望がありました。 また委員からは,福井市の各NPO団体における活動に関して,個々の組織力が弱く,催し物を行う際は,ネットワーク的な相互協力を図っている実態を把握してほしいとの意見もありました。 最後に,国の制度事業である優良建築物等整備事業制度について理事者から,福井市はエリアを決めて積極的に活用し,今後市街地の再生を図っていく手段としたい。民間活力を誘導するため,複数土地所有者が共同でビルを建てたいとするときには,個々に相談に乗っていきたいとの報告がありました。 この報告に関して委員から,国,地方自治体はそれぞれどの程度の補助を行うのかとの問いがあり,理事者から,屋内の階段や廊下,エレベーターなどの共有部分が対象となる。国,地方,事業者がそれぞれ3分の1ずつの負担する仕組みで,建物全体の建設費にとっては,事業タイプによる差異はあるが,おおむね十数%程度の補助になるとの答弁がありました。 以上が当委員会での審査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれらの諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に環境保全対策特別委員長 18番 松山俊弘君。 (18番 松山俊弘君 登壇) ◆18番(松山俊弘君) 去る12月定例市議会において継続審議となりました環境保全対策に関する諸問題を審査するため,2月6日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要について御報告申し上げます。 まず緑化活動の推進に関して理事者から,「北の庄城址・柴田公園の整備」については,平成8年度より進められてきた同公園の整備事業が本年度をもって終了し,来る4月4日に竣工式を行う予定である。この公園は,柴田神社奉賛会などが行う神社造営と並行して施工され,出土した北の庄・福井城址の遺構は歴史的遺産として展示するなど,公園と神社が一体的に整備されている。 次に「御泉水公園の整備」については,平成14年度より施工されていた同公園が,(新)郷土歴史博物館の竣工式に合わせ3月21日にオープンする。この公園は,郷土歴史博物館と養浩館を結ぶ動線をもとに整備計画がなされ,特に水辺のゾーンは舎人門の建つ郷土歴史博物館の外堀と一体的な整備となっている。 次に「松本通り春山地区の花壇づくり」については,みどりのまちづくりルール策定モデル事業として,地元住民によるグリーンベルト花壇づくりを松本通り春山地区において実施し,平成15年度の福井市都市景観賞の活動部門において表彰されたとの報告がありました。 これらの報告に対し「松本通り春山地区の花壇づくり」に関して委員から,今後の課題として地域のリーダー育成とあるが,具体的な計画はあるのかとの問いがあり,理事者から,緑の市民会議などの支援団体とタイアップして講習会などを開催し,地域住民の緑化に関する関心の醸成を図っていきたいとの答弁がありました。 続いて河川環境の整備に関して理事者から,「福井市中心域 水と緑のネットワーク整備計画」については,九頭竜川の鳴鹿大堰から農業用水路を経由して市内の枯渇水路や河川に環境用水を導水し,身近に触れ合える水辺を街中に取り戻すため,本年度は郷土歴史博物館北側の光明寺用水の整備を行ったとの報告がありました。 次に「県営水環境整備事業 光明寺用水地区」については,志比口1丁目地係から宝永3丁目地係の区間において,水量の確保と水質の保全を図るため,農業用水は地中部の管水路に,地上部は景観に配慮し,笏谷石を使用した石張りの水路と遊歩道にするなどの改修を行っている。 次に「団体営地域用水機能増進事業 九頭竜川下流域」については,国営事業による芝原用水のパイプライン埋設区間の上部空き地の利用について,地元の小学生や住民を対象にワークショップを行い,また地元住民の協力を得ながら花壇づくりや植栽の整備を行っている。 次に「県営農業用水再編対策事業(地域用水機能増進型)足羽川頭首工地区及び団体営地域用水機能増進事業足羽川頭首工地区」については,安定した農業用水の供給を図るため,県営事業により老朽化した頭首工の改修や景観に配慮した地区内の水路整備を行っている。また地域用水の機能増進を図る活動支援として,団体営事業により地区内の小学校にビオトープを整備し,用水路の生物調査や生態系調査を行っているとの報告がありました。 これらの報告に対し「団体営地域用水機能増進事業 九頭竜川下流域」に関して委員から,国や県の事業とはいえ,整備計画の目的や内容,その手順が地元住民に十分理解されていない。福井市を東西に縦断する施設である以上,事業の早期整備や地元住民との十分な協議について,市は国や県に対して強く要望すべきではないかとの問いがあり,理事者から,事業の目的については大きな用水路に対する安全対策と川西地区への供給を含めた水の有効利用と聞いている。国や県とはこれまでも連携を図ってきたところであるが,今後はさらに地元の理解を得ながら,市の考えが事業に生かせるよう努めていきたいとの答弁がありました。 また委員から,農業用水のパイプライン化とその上部の環境に配慮した整備状況について現地調査を行ってはどうかとの提案があり,委員全員の賛同により現地視察を行うことにいたしました。 以上が当委員会での審査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれらの諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 以上をもちまして各特別委員長の報告は全部終了いたしました。 ただいまの報告に対して質疑を許可いたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 それではお諮りします。 各特別委員会の審査報告につきましては,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。 なお,委員長の申し出のとおり,継続審議と決定しました各特別委員会の付託案件につきましては,閉会中も御審査をお願いします。────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程6ないし日程37を会議規則第35条の規定により一括議題とします。 事務局朗読は省略します。 それでは平成16年度各会計予算並びに条例等について提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 本日,ここに平成16年3月福井市議会定例会が開会され,ただいま上程されました平成16年度当初予算案を初め,市政の重要案件の御審議をお願いするに当たり,私の市政運営に対する所信の一端と予算案の大要を申し上げ,議員各位を初め市民の皆様の深い御理解と御賛同を賜りたいと存じます。 さて「立ちそめし春の光にさそはれて,人の詞の花やさくらむ」という歌があります。私どもの郷土が生んだ誉れ高き名君,松平春嶽公が春を迎えた喜びを詠まれた歌であります。 新しい郷土歴史博物館がいよいよ今春3月にオープンし,これを記念して,幕末の我が国において坂本龍馬とかかわりの深かった春嶽公を初め,福井藩の果たした役割を市民の皆様に御紹介する予定でありますので,これから郷土歴史博物館が多くの方々に末永く親しまれる施設となることを願い,冒頭に御紹介した次第でございます。 歴史の見えるまちづくりは,戦災,震災とたび重なる災禍を乗り越えて今日の発展を迎えた本市において,時代の流れの中に埋没せんとする貴重な歴史を掘り起こし,先達の偉業を顕彰したいとの思いから,議員各位の御支援と市民の皆様の幅広い御協力のもとで進めてきた事業であります。 郷土歴史博物館の完成により,ようやく一つの大きな節目を迎え,大輪の開花を見ることができますことは,まことに喜びにたえない思いであります。 当博物館では,越前松平家の貴重な資料を展示しますほか,市内で発掘した石棺や副葬品,九十九橋の橋脚や江戸時代の町並み,福井城の模型など,古墳時代から戦災,震災に至るまでのさまざまな遺物や資料,復原模型等を展示し,映像や音声,クイズなどで,子供からお年寄りまで幅広い市民が楽しみながら福井の歴史を学べるように工夫を凝らしておりますので,お越しいただいた方々にはきっと満足いただけるものと確信しております。 今後は,隣接する名勝養浩館庭園とともに福井が誇れる歴史の数々を守り,はぐくみ,長く後世にまで伝えていくための拠点「福井歴史の庭散策ゾーン」として,市民の皆様はもとより,県内外の多くの皆様に愛させる施設となれるよう努め,また大いにアピールしてまいりたいと考えておりますので,引き続き御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ところで,明治22年以来115年にわたる福井市の歴史も,新市の発足に向けて大きな転換期を迎えております。 初代の福井市長でありました鈴木準道は,明道館で学んだ高潔,英邁な人物として知られ,民意を重んじた市政を心とし,郷土の発展に尽くされましたが,以来今日まで,その精神は福井市の発展とともに脈々と生き続けてまいりました。 不肖ながら私も先達のとうとい精神を受け継いで,市長就任から今日まで,常に一貫して市民とともに歩み,市民とともに市政推進を図ることを基本として,市民参加・運動会型の市政運営に努めてまいりました。祖先がこよなく愛した福井の歴史,文化,自然を生かし,市民の皆様の参加と協力のもとで市民参画型まちづくりを進めることこそ,先人が育ててこられた数々の偉業を受け継いだ私どもに課せられた使命ではないかと存じます。 おかげさまで,本市は全国的にも住みよいところとの高い評価をいただいております。合併後においても,新市全域の歴史や文化,すぐれた特性などを十分に生かすことが肝要であり,市民との協働による新たなまちづくりを進める中で,さらに高い評価をいただくためには,市民と行政が一丸となった取り組みが必要となります。 このため,平成16年度においては,合併後の新市発展につなげるまちづくりを視野に,現在の福井市総合計画「21世紀を拓くふくい創造プラン」が目指す将来像,「住みたい・住んでみたい」と感じるまち「人 街 自然 文化の交・響・楽・彩 ふくい」の実現のため,全力を挙げて取り組んでまいる所存でありますので,議員各位並びに市民の皆様のなお一層の御支援を賜りますよう,重ねてお願いを申し上げます。 さて,昨年は世情不安なイラクへの自衛隊派遣など,国際貢献のあり方が大きな議論を呼び,また一向に進展を見せない北朝鮮問題には,国民の多くがいら立ちを感じたことと存じます。派遣される自衛隊員や拉致被害者の御家族の御心中をお察し申し上げますと,一日も早く全世界にあまねく平安が訪れ,イラク情勢の安定と拉致問題の速やかな解決が図られるよう願わずにはおれない心境であります。 一方,国内の経済情勢は,アメリカ経済や中国などでの景気回復基調に支えられ,大企業だけでなく中小企業にも業績の好転が見込まれるなど,依然として厳しい環境の中ではありますが,改善に向けた兆しが見られつつあります。 また雇用情勢では,新規求人数や有効求人倍率の緩やかな上昇など,わずかながらも回復に向けた変化が見られましたが,失業率は依然として高く,深刻な情勢が続いております。長引く不況のもとで,ようやく芽生えた景気や雇用への回復の兆しでありますので,やがて春の息吹を迎えて大きく育つことを心から願う次第であります。 ところで,昨年6月に福井市・鯖江市・美山町・越廼村・清水町合併協議会が設置され,議員各位並びに住民の皆様の幅広い御協力をいただきながら,来年2月1日の合併に向けた協議が進められ,新市の名称など重要な案件が決定を見ました。しかし,地方自治激動の時代を乗り越えて,新市のさらなる発展を目指すためには,事務事業の一元化など,一つの行政体としての一体感のある組織・体制づくりが不可欠なことから,今後にはまだまだ多くの協議が必要であります。 国においては,現在開会中の通常国会に,合併関係の法案として地方自治法改正案,合併特例法改正案,(仮称)市町村合併推進法案の3法案を提出し,平成17年3月までに知事に合併の申請をした場合には,財政上の優遇阻止を講ずる経過措置等を盛り込む方針を示しております。また鯖江市においては住民投票の動きがあるなど,先行き不透明な要素等や調整すべきことが多々残されておりますが,議会の皆様とも十分な連携を図りながら対応してまいりたいと存じますので,引き続き御支援賜りますようお願い申し上げます。 またえちぜん鉄道については,全線の運行を再開し,現在,市民に親しまれ,喜ばれる交通機関となれるよう鋭意努めているところであります。福井駅への高架乗り入れ問題につきましても,議員各位の御理解と御協力により県との協議が調ったことから,今後とも連続立体交差事業と福井駅周辺整備事業の早期完成に向けて積極的に対応してまいりたいと存じます。 さて,今日における我が国最大の課題は,加速の度を年々深めております少子・高齢化社会に対応する新たな国内体制の構築にあると考えます。この問題は,長年にわたり国の発展を支えてきた多くの基盤を揺るがせ,社会保障体制や医療制度,国内産業の将来展望や雇用制度,さらにはこれからの社会基盤のあり方に至るまで多くの課題を派生させており,年金制度については国において一応の決着を見ましたが,安定した制度として確立させるためには,いまだ多くの課題が残されております。 また環境対策も大きな課題でありまして,地球環境を保全するための世界規模での社会体制整備が急がれており,資源リサイクルや自然エネルギーの利活用など,環境への負荷の少ない社会を構築するためのさまざまな取り組みが進められております。 もとより,これらの課題は避けることのできない重要なものであり,行政が積極的に対応しなければならないものと存じますが,今後の地方行財政に与える影響には多大なものがあります。 こうした諸情勢にかんがみますと,本市が今後ともさらなる発展を目指し,市民生活の向上を図ってまいりますためには,これまで以上に効率的かつ効果的な施策を厳選し,常に既存の施設や事務事業の再構築を図るなど,柔軟で自立した行財政基盤の充実確保に努めることが肝要であります。 地方行財政は,今,荒海の中にあります。大波を乗り切り,順調な航海を目指すためには,自船の能力を的確に見きわめ,その能力を最大限に生かして,これに見合う積み荷を積載し,安全確実な航路の確保を図ることが必要であり,その先導役である私どもの使命は,まことに重いものがあります。 こうした思いを胸に,昔日から今日までの長く険しい道のりに思いを寄せますとき,郷土を心から愛するがゆえに,幾多の困難を乗り越えて,今日の福井市を育ててこられた先達の数々の御恩に報い,市民の皆様が郷土に抱く熱い思いにおこたえするためには,常に日々の精進を忘れることなく,市勢発展を目指して営々と努力を積み重ね,一歩一歩着実な前進を図らねばならぬと,誓いを新たにしている次第であります。 「市民と行政が連携・協働し,責任を共にする市民参画のまちづくり」は,第五次総合計画の基本理念であり,住民自治の本質のあらわし,その根源となるものであります。今後の市政運営においては,基本理念が示すとうとい精神を道しるべとし,全身全霊で市政に臨み,市民の皆様との協働によって一つ一つの課題に確実な対応を図り,市勢発展のため全力で邁進してまいる所存でありますので,議員各位,市民の皆様におかれましては,今後とも格別の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 それでは平成16年度当初予算の編成に当たりましての基本的な考え方を申し上げます。 来年度における我が国の経済見通しは,世界経済の回復が続く中で,生産や設備投資の増加が続き,雇用や所得環境も厳しいながらも持ち直しに向かい,全体としての民需中心の緩やかな回復過程をたどるとの見通しが示されております。 政府は,こうした明るい兆しの見られる経済を「日本再生」という大きな木に育てるため,規制,金融,税制及び歳出の各分野にわたる構造改革を一体的かつ整合的に推進することにより,民間需要主導の持続的な経済成長を目指すこととしております。 一方,国の平成16年度予算におきましても,税収不足などから年々増加を続ける長期債務を抑制し,2010年代初頭には公債の借り入れと償還分を除く財政の基礎的収支の黒字化を図るとの方針のもとで,一般会計のみならず,特別会計,特殊法人等を含めた政府全体としての改革が進められております。 国の構造改革の一環である三位一体の改革では,公共事業関係費の減額や奨励的補助金の削減が行われ,地方全体では約1兆300億円の国庫補助・負担金の削減となったところであります。これに伴う地方への財源措置としては,所得譲与税と義務教育国庫負担金の削減に対する特例的な税源移譲予定交付金により財源移譲が行われることになっております。さらに地方税全体では0.5%の増収が見込まれますが,財政運営の指針となる地方財政計画では,歳出の徹底した削減と効率化を求めて総額の縮減を図っていることから,地方交付税に臨時財政対策債を含めた地方財政対策の枠組みでは12%の減,額にして2兆8,600億円が減額されており,地方財政の見通しは大変厳しい状況となっております。 こうした国の歳出抑制策にもかかわらず,社会保障関係費の増大等によって財政の硬直化はさらに進み,平成16年度末の国と地方を合わせた長期債務残高は約719兆円と見込まれ,対GDP比では約1.4倍もの膨大な借金を抱える見通しであります。 このような状況の中で,本市の財政状況につきましても,経済情勢や雇用の厳しさなどを反映して,歳入の根幹となる市税収入の大きな伸びが期待できないこと,地方交付税も臨時財政対策債を含めた総枠で1割以上の大幅な減額が見込まれることなどから,非常に逼迫した財政運営を迫られる見通しであります。 こうした国及び地方の現状と本市の財政状況を十分に認識した上で,当初予算の編成に当たりましては健全財政の方針を堅持するとともに,本市発展に不可欠な事業や真に市民生活の向上につながる施策を厳選し,未来に躍進する県都ふくいの創生を目指して,積極的な対応を図ったところでございます。 また各般の施策の取り組みにおきましては,中心市街地の賑わい創出や均衡ある都市基盤の整備,下水道事業などの生活環境の向上や資源循環型社会を目指した環境政策,少子・高齢化社会に配慮した教育・福祉施策,厳しい経済情勢に対応した産業・雇用対策など,各種施策について最大限の配慮を行ったところでございます。 平成16年度の市政運営に当たっては,「明るい職場」「清潔な市政」「たくましい市づくり」を市政テーマに掲げ,風通しのよい明るく緊密な体制のもとで,職員が一丸となって各種施策の推進に努めてまいりますので,議員各位並びに市民の皆様の御支援と御協力をお願いを申し上げます。 以上のような方針に基づいて編成しました結果,平成16年度当初予算案の規模は,一般会計で911億2,800万円,特別会計で919億3,120万円,企業会計で318億8,970万円,総額で2,149億4,890万円となり,一般会計につきましては前年度当初予算に比べ6.7%の伸びとなっております。 なお,平成16年度は減税対策として平成7,8年度に発行した市債53億600万円が,国の指導により借りかえとなりますので,その影響分を除きますと,実質的には0.5%の伸びとなるものであります。 それでは以下,重要施策の大要につきまして,「21世紀を拓くふくい創造プラン」第五次福井市総合計画におけるまちづくりの基本目標に沿って,具体的に御説明を申し上げたいと存じます。 まず第1章「人と人」が共生・調和するまちづくりについて御説明申し上げます。 初めに,第1の基本目標「創造性豊かな人を育むまち」について申し上げます。 「子どもたちの生きる力を育てる」施策では,ゆとりの中での特色ある教育や総合的な学習など,自主性や自立性をはぐくむ学習環境や体験の場づくりに努め,家庭や地域との連携のもとに,開かれた学校づくりを進めてまいります。 まず国際化が進展する中で,小学生のときから英語になれ親しむ機会をふやし,英語の学力基礎を培うため,小学校専属の外国語指導助手を1人から5人に増員し,独自のカリキュラムや教材を作成するなど,1,800万円を計上して,小学校英語教育活動推進事業を実施してまいります。 一方,不登校や学校内における問題行動等の未然防止と早期解決を図るため,カウンセラーの増員やチャレンジ教室など,精神面から支える環境づくりに引き続き取り組み,子供たちの心身ともに健全な成長を図ってまいります。 次に青少年の健全育成を図るため,それぞれの地域において,子供たちみずからが大人たちと触れ合いながらさまざまな活動を展開する子供たちのまちづくり事業に215万円を計上しております。 一方,学校建設では,本郷小学校建設事業に8億1,500万円を計上して,平成17年4月開校を目指しますとともに,至民中学校移転事業には敷地造成工事として1億1,025万円を計上するほか,9,000万円の債務負担行為を設定し,建築設計等を実施してまいります。 また中藤小学校の移転用地を取得するため,33億9,075万円の債務負担行為を設定しておりますので,御理解を賜りたいと存じます。 次に校舎整備事業として,春山小学校北校舎と和田小学校北校舎の大規模改造事業に3億円を計上しますとともに,学校トイレを快適で清潔な空間とするトイレ環境整備事業には2億円を計上しております。 一方,安全管理の面では,校舎と体育館の耐震診断・補強事業を引き続き実施しますほか,全小中学校の安全管理に万全を期するため,自動火災報知設備や消火栓など,消防・避難関係の設備改修に8,000万円を措置した次第であります。 また給食センターの米飯給食については,これまでの週2.5回から単独調理校と同様の3回に拡大させるため,3,470万円を計上し,地元産コシヒカリ給食を推進してまいります。 次に「生涯にわたり個性,創造性を育む」施策では,市民の皆様の主体的な学習活動の場や,いつでも学べる学習機会の提供に努めてまいります。 まず図書館とみどり図書館では,インターネットによる蔵書の検索や貸出予約,県立図書館の蔵書の貸出サービスなど,生涯学習の拠点として機能充実に努めており,今後ともサービスの向上を図ってまいります。 また生まれたときからの読書に親しむ環境づくりと親子の触れ合いづくりを図るブックスタート事業については大変好評をいただいておりまして,引き続き取り組みを進めてまいります。 一方,不死鳥福井の精神とともに親しまれてまいりました市民憲章については,制定40周年を迎えることから,記念大会の開催や記念誌発行など,300万円の助成を講じた次第です。 また創立55周年を迎える福井市連合婦人会が開催するふれあいフェスティバルには,100万円の助成措置を講じております。 このほか,自然史博物館で開催する企画展,映像文化センターにおける視聴覚メディアを活用した講座,公民館での多様な講座の開設など,各施設が連携を取る中で,市民の学習機会の充実を図ってまいります。 次に「まちづくりを協働するための市民の絆をつくる」施策では,市民の皆様の主体的な地域づくりや活動の支援に努めてまいります。 まず今後のまちづくりにおいて重要となるNPOやボランティア団体など,市民活動団体との連携と協働を図るため,本議会に「市民協働の推進及び非営利公益市民活動の促進に関する条例」を御提案申し上げておりまして,同条例をもとに基金設置による市民活動を支援するNPO活動推進事業に1,306万8,000円を計上しておりますので,御理解を賜りたいと存じます。 次に平成6年度のうらがまちづくり事業から21世紀わがまち夢プラン事業まで,通算して10年を迎えたわけですが,市民が主体となって行う地域づくりとして,総務省のわがまちづくり支援事業のモデルとなるなど,全国に先駆けた取り組みとして脚光を浴び,大きな成果を得られましたことは,本市の大きな誇りとするところでございます。新年度はこれまでの集大成として,特色あるまちづくりを進めている全国各地の方々との交流を図るとともに,新たなまちづくりのスタートとするため,10月に「住みたくなるまちづくり全国交流大会」を開催してまいりたく,9,300万円を計上した次第であります。 一方,地域における学習や自主活動の拠点となる公民館については,東藤島公民館の新築に1億6,500万円を計上しますとともに,日新公民館の新築には,地質調査や設計費として700万円の予算措置と,建築費として1億9,000万円の債務負担行為を設定しております。 また3階建ての順化公民館及び森田公民館には,高齢者等への配慮から,新たにエレベーターを設置するため,5,700万円を計上した次第です。 次に第2の基本目標「健康でいきいきと暮らせるまち」について申し上げます。 「安心して子どもを生み育てられる環境をつくる」施策では,子育ての不安と負担を軽減し,子育てと仕事の両立が図れるよう,支援に努めてまいります。 まず児童手当の給付が就学前までから小学校3年生までに拡大されますので,3億2,000万円を増額しております。 また乳幼児医療費等の助成については,福井市独自の施策として,7月からこれまでの3歳未満までの対象を就学前のすべての児童にまで大幅に拡大し,市民の費用負担軽減を図りたく,1億4,000万円を計上しております。 なお,誕生祝い金制度については,乳幼児医療費等の助成拡充に伴い,本年12月末日をもって終了させることとし,1億1,250万円を措置した次第です。 さらに不妊治療については,治療費が高く,若年世帯への負担が大きいことから,本市独自に年1回10万円の助成制度を新設し,1,000万円を計上した次第であります。 次に育児のしやすい社会環境を整備するために,まちなかキッズルーム設置促進事業として300万円を計上しておりますが,これは授乳やおむつ交換の場所,多目的トイレなどの設置を促進していくものです。 一方,西藤島地区に新設する児童館建設費に4,800万円を計上しますとともに,新たに酒生小学校の余裕教室を活用した児童クラブ運営事業にも所要の措置を講ずるなど,少子化対策に最大限の取り組みを図った次第でございます。 次に「男女が対等なパートナーとなる社会を実現する」施策では,男女の平等意識の醸成や,女性があらゆる分野に参画し,その能力を行かせる社会づくりを進めてまいります。 まず平成15年度に開催しました“全国男女共同参画宣言都市サミット・イン・ふくい”の成果を受けて,全国規模の交流や情報のネットワーク化を図りますとともに,17年度に開催予定の日本女性会議の企画立案や広報等を行ってまいりたく,実行委員会負担金として220万円を計上しております。 また母子家庭の雇用促進を支援するため,362万2,000円を計上した次第です。 このほか,審議会等への女性委員の積極登用など,引き続き市政に対する女性の意見反映に努めますとともに,小学校における副読本を活用した男女平等教育や各種情報の提供,講座等の開催など,男女共同参画社会を目指す福井市条例のもとで,「あじさい行動計画21」の推進を図ってまいります。 次に「生涯を通じて健康に暮らせる社会をつくる」施策では,市民の皆様が生涯にわたって健康で過ごせるよう,自主的な健康づくりや体力づくりを支援してまいります。 まず健康管理面におきましては,母子保健など各種の保健事業を効果的に推進し,乳幼児から高齢者まで,各ライフステージに合わせたふだんから実践できる健康づくりを目標に,市民一人一人の健康づくりを総合的に支援してまいります。 また予防接種や生活習慣病予防などの予防医療,各種検診による早期発見などの効果的な対策を進めます。 一方,地域医療の中で重要な役割を担う国民健康保険事業については,今後とも医療費の適正化や保険税の収納率の向上に努め,老人保健事業との連携の中で,健全な事業運営と事業内容の充実に一層努力してまいります。 次に総合運動公園整備事業では,野球場建設に伴う幹線排水路等の整備や園路広場工,造成盛土工など4億円を計上しております。 また全国スポーツ・レクリエーション祭が,約2万人の参加者を集めて10月初旬に県内で開催され,本市においては年齢別ソフトテニスなど5つの競技が行われるため,5,000万円の助成を計上した次第です。 次に「すべての人が安心して暮らせる地域社会をつくる」施策では,高齢者や障害者などすべての方が地域社会の中で自立し,社会参画のできるまちづくりを推進してまいります。 まず高齢者福祉については,保健,福祉,介護の連携の強化がますます重要となることから,新オアシスプランに基づいて,高齢者が住みなれた地域で安心して自立した生活や社会参加ができるよう,自治会組織や福祉団体,民間事業者等との連携,協働の体制づくりに努めてまいります。 また介護保険事業につきましては,低所得者の保険料や居宅サービス利用者負担の軽減に努めておりますが,今後とも居宅介護や施設介護などの各種サービス全般について,市民の皆様の御期待に沿えるよう努力してまいります。 一方,地域の中でのふれあいの輪を広げる自治会型デイホーム事業につきましては,新たに6地区をふやして市内全域の43地区で実施してまいりたく,4,327万7,000円を計上し,今後とも地域の身近な拠点を利用して,趣味活動などの高齢者の生きがいづくりや健康づくりを進めてまいります。 また地域の皆様で支え,敬い合う体制づくりへの支援を強化するため,敬老会助成事業を大幅に拡充して,2,207万3,000円を措置しますとともに,敬老祝い金等については社会状況に見合った見直しを図って,978万円を計上した次第です。 次に自力で栄養管理等ができないひとり暮らしの高齢者等に,毎日の配食サービスを行う食の自立支援事業を新たに設け,704万円を措置しております。 一方,心身障害者福祉につきましては,視力障害者の方々の利便向上と社会参加を支援するため,音声誘導装置の設置を進めますほか,精神障害者福祉タクシーの助成事業を新たに実施してまいりたく,277万円を措置したところです。 このほか,居宅介護支援や日常生活用具の給付などの在宅福祉サービスや障害者社会参加促進事業などにも引き続き取り組み,地域社会や家庭の中で可能な限り自立し,生き生きと暮らせるよう,実情に合わせたきめ細かいサービスに努めてまいります。 次に第2章「人と街」が共生・調和するまちづくりについて御説明申し上げます。 初めに,第1の基本目標「県都にふさわしい魅力あるまち」について申し上げます。 「賑わいのある中心市街地をつくる」施策では,県都の玄関口にふさわしい都市機能の集積や交通アクセスの向上,歩行者空間の整備等を実施し,回遊性のある魅力的なまちづくりを進めてまいります。 まず福井駅周辺土地区画整理事業には38億7,100万円を計上し,JR駅舎などの移転,電線共同溝の布設,道路築造工事,駅前広場整備の詳細設計等を実施し,活力とにぎわいのある都市拠点の形成のため,引き続き全力で取り組んでまいります。 また県施行の福井駅付近連続立体交差事業では,駅部の高架化や日之出跨線橋の撤去を進めておりますが,新年度には豊島跨線橋の撤去や高架部の建設を行う予定でありまして,その負担金として6億5,715万円を計上し,事業促進を図ってまいります。 一方,手寄地区市街地再開発事業については,1億9,215万4,000円の助成措置を講ずるとともに,関連する本市の事業として図書館や中央公民館,男女共同参画・少子化対策センターなどの機能を備えた(仮称)地域交流センターの建設に,3年間で32億8,000万円の継続費の設定と,平成16年度分として1億4,850万円を計上した次第です。 一方,賑わいの道づくり事業については,8億595万円を計上し,市道中央1-330号線,福井駅豊島上町線の整備を実施し,電線の地中化,バリアフリー化,舗装の高質化など,グレードの高い町並み空間の創出を図ります。 また各種工事が進められている中心市街地において,工事期間中における交通アクセス向上のため,商店街等が実施している本町通り地下駐車場の駐車料金1時間無料制度を拡大いたしたく,840万円を措置したところです。 次に都心居住促進事業として,にぎわいのある中心市街地を再構築するため,共同住宅の建設などを支援する都心居住支援事業,特定優良賃貸住宅整備支援事業,高齢者優良賃貸住宅整備支援事業に,合わせて5,550万円を計上した次第です。 また民間主導型の任意の再開発事業として,共同住宅等を整備する浜町桜橋地区の優良建築物等整備事業には,7,071万8,000円の助成措置を講じております。 次にTMO構想推進事業については,福井駅前北大通り商店街,福井駅前商店街電車通りのアーケード整備等に1億4,760万円を計上しております。 また,まちなか文化施設「響のホール」が本年6月にオープンしますので,開館記念式典のほかオープニングイベントとして演劇,演芸,邦楽ライブ,コンサートなどを約3カ月間にわたって開催し,市民の皆様にさまざまな企画を楽しんでいただきたく,2,200万円の助成措置を講じております。 次に「持続可能なまちをつくる」施策では,計画的な市街地や生活道路等の整備,人に優しい交通システムなど,調和のとれた快適な居住環境の整備を図ります。 まず土地区画整理事業につきましては,北部第七,森田北東部,市場周辺等の土地区画整理事業に総額77億9,600万円を計上し,最大限の取り組みを進めてまいります。 次に道路・橋梁整備事業については,市道北部1-349号線や川西国道線などの幹線道路整備,中角橋の歩道橋への架け替え事業のほか,生活道路や側溝などの補修,改良,さらには歩道のバリアフリー化などにも十分意を配し,総額で21億6,800万円を計上しております。 一方,住宅政策では,福団地7号棟の建設に着手し,2年間で総額4億4,000万円の継続費の設定と,平成16年度の予算額として1億500万円を計上しましたほか,高齢化社会への対応を図るため,3階建て以上の市営住宅にエレベーターを設置する経費として3,000万円を措置した次第です。 さらに低床バスの導入に対する補助金として1,325万円を計上し,交通バリアフリーの推進を図ってまいります。 次に第2の基本目標「産業を育成するまち」について申し上げます。 「自然を活かした産業を育成する」施策では,福井の豊かな自然にはぐくまれた産業の育成と活力ある地域づくりを進めてまいります。 まず農業については,平成16年度から国の本格的な米政策改革がスタートし,需要に応じた食料の安定供給,集落型の農業経営体を中心とした地域の担い手の明確化など,各地域での将来ビジョンをもとにした取り組みが求められております。 このため,本市としては農業経営の安定を図るため,集落農業を基本とした低コストで生産性の高い効率的な生産体制を整備し,消費者のニーズに応じた農産物の生産振興を図るとともに,米政策改革への対策として6,700万円を計上して,米の計画的な生産と麦,大豆などの生産拡大を推進して需給安定を図ってまいりますほか,農業生産総合対策条件整備事業として,大豆やそばの高品質化を図る穀類乾燥調製貯蔵施設の整備など,7,000万円の助成措置を講じた次第です。 また女性や熟年農業者のグループによる生産や加工等の活動を支援するために,252万6,000円の助成措置を講じております。 一方,足腰の強い園芸産地の育成のため,園芸生産条件整備事業として2,766万8,000円を計上して,パイプハウスやもみ殻堆肥化施設等の整備を支援しますとともに,きらり輝く中山間地域づくり事業として,作業場や乾燥設備等を備えた多目的集会場の整備に助成措置を講じてまいります。 次に地域特産物振興事業として,金福スイカの普及拡大を図るため,820万円を計上して,園芸センターの親株用温室の改修や苗の増産に積極的に取り組んでまいります。 また生産性の向上に不可欠な農業生産基盤の整備のため,市単独事業による用排水路の改良や農道の整備などに十分意を配したほか,県営,団体営の土地改良事業にも所要の措置を講じております。 一方,林業については,低迷する木材価格やコストの増大など厳しい環境に見舞われておりますが,緑豊かな国土を守り,水源の涵養機能を果たすなど,地球環境の保全に大きく貢献することから,今後ともその育成を図ってまいります。 次に漁業については,水産資源の確保とその増加を図るため,栽培漁業やマダイ,ヒラメ等のつくり育てる沿岸漁業を推進し,沿岸漁場の整備や基盤施設となる漁港の整備などを進めてまいりたく,新年度は大丹生漁港,鮎川漁港,長橋漁港及び白浜漁港の整備に,合わせて5,280万円を計上した次第です。 次に「活力と魅力あふれる産業をつくる」施策では,イメージアップや観光の振興によって交流人口の増大を図り,産業の活性化と雇用の創出に努めてまいります。 まず本市の観光をアピールする観光情報発信事業に790万円を計上するとともに,福井を訪れる人に四季折々の花などを活用したおもてなしの場を提供する観光キャンペーン事業に900万円を計上しております。 また平成17年度の国民文化祭のプレイベントとして,10月末に開催予定の朝倉文化フェスティバルに合わせて,同地区への観光客の誘致を図る一乗谷観光振興事業に400万円を計上し,風光明媚な越前海岸の利便性の向上を図るため,2,500万円を計上して,小丹生地区に環境に優しい循環型の水洗トイレの整備を図ります。 さらに良質な天然温泉の魅力を備えた国民宿舎「鷹巣荘」では,恵まれた立地条件を最大限に生かして,県内外の宿泊客の誘致に一層努力を重ねてまいります。 一方,ふくい春まつりについては,越前時代行列や桜の名所としての福井の魅力を存分にアピールするとともに,福井地区消防音楽隊の50周年記念事業ともタイアップして,一層のイメージアップを図ってまいります。 また夏の福井フェニックスまつりでは,年々参加者がふえて活況を増してきたヨサコイ・イッチョライなど,福井の夏を彩るにふさわしいにぎわいに満ちた夏祭りを演出してまいります。 さらに秋には,福井青年会議所が中心市街地活性化の取り組みの一環として実施する“ふくい秋の収穫祭2004足羽川フードフェスタ”が開催されますので,700万円の助成措置を講じ,福井の春,夏,秋のにぎわいを創出いたします。 一方,競輪場におきましては,だれもが気軽に手軽に楽しめる競輪を目指して,きめ細やかな対応を図っておりますが,8月にはふるさとダービーの開催も決定しており,今後とも魅力ある競輪事業の実現と安定した収益の確保に努めてまいります。 次に産業の振興について申し上げます。 まず自立型産業への意識改革を目指す福井型産業創造推進事業では,これまで2つの製品を開発して市場への導入を図っており,現在は福祉,健康,教育などの各分野などでさらなる商品開発を進めておりますが,今後は大学との連携によるビジネスプランコンペを開催するなど,事業の強化を図り,福井の技術や資源を生かした新製品の開発に向けて,連携と協働によるものづくりを進めてまいりたく,2,800万円を計上した次第です。 一方,商業振興については,元気のある商店街づくり推進事業に1,608万円を計上し,意欲を持って先進的な取り組みを行おうとする商店街を支援してまいります。 次に企業立地促進条例に基づいて市内で操業を開始した企業への助成措置を講じるなど,今後とも新たな企業の誘致活動に努め,産業の活性化と雇用の拡大を図ってまいります。 また繊維,眼鏡などの本市の基幹産業については,引き続き支援・育成を図り,海外繊維フェアや国際眼鏡展示会,ふくいファッションイベントなどの開催に応分の助成を続けてまいります。 さらに中小企業者等融資事業につきましては,46億527万6,000円を計上し,中小企業経営のかなめとなる資金供給が円滑に,また効果的に活用できるように対応したところであります。 一方,雇用対策につきましては,厳しい雇用環境にかんがみ,国の交付金を活用した緊急地域雇用特別基金事業として32事業を盛り込み,総額2億2,142万7,000円を計上して,新規雇用の創出に引き続き取り組んでまいります。 また雇用のミスマッチを解消して雇用拡大を図るキャリア形成支援セミナーを開催するため,1,000万円を計上しており,今後とも求職者や勤労者の能力向上を図ってまいります。 加えて,高齢者や障害者,寡婦への雇用奨励金制度や勤労者の生活安定と福祉増進等を支援する預託金事業など,総合的な支援に努めてまいります。 次に第3章「人と自然」が共生・調和するまちづくりについて御説明申し上げます。 第1の基本目標「環境にやさしいみどり豊かなまち」について申し上げます。 「環境への負荷の少ない持続可能な社会をつくる」施策では,自然エネルギーを初めとする環境に優しいエネルギーへの転換を促し,廃棄物のリサイクルなど資源循環型社会の構築を進めますとともに,環境汚染を防止して,地球環境の保全に努めてまいります。 まず環境への取り組みは,市民の幅広い理解と協力が不可欠なことから,市民,事業者,行政等が連携・協働する環境パートナーシップ会議を核とした環境まちづくりを進めてまいり,家庭版・中小企業向け環境ISO推進事業の普及拡大を図ってまいります。 次に資源循環型社会の構築に向けて,ごみの発生抑制,再使用,再生利用を目指して,平成15年度から容器包装リサイクル推進事業を実施するなど,取り組みを強化してまいりました。市民の皆様の環境に対する意識の高まりとともに,資源ごみの空き缶や空き瓶などの回収量がふえておりますことから,リサイクル推進・ごみステーション美化協力金を大幅に増額し,総額で2,436万9,000円を計上した次第です。 また資源リサイクルを推進する上で,資源ごみの回収拠点を拡大してまいりたく,小売店舗等に回収容器等の整備を支援するモデル事業として100万円を計上しております。 一方,市民の自主的な環境に優しい社会づくりを支援するため,環境配慮型住宅設備設置促進事業に4,050万円を計上して,太陽光発電設備などの住宅設備への助成を行うとともに,低公害車の購入補助にも引き続き力を注いでまいります。 次に生活排水処理については,下水道整備事業に73億3,933万円を計上して,1号汚水幹線布設工事を初め,管渠の整備を順次進めてまいり,日野川浄化センターの更新工事,境浄化センターの導水渠建設工事,加茂河原ポンプ場の設備工事などを実施しますほか,雨水対策として千成寺川雨水幹線工事を行ってまいります。 また農業集落排水整備事業には8億2,698万円を措置し,岡保南部,酒生西部,重立,上文殊南部の各地区における事業の推進を図りますとともに,新たに岡保東部地区の全体設計等に着手してまいります。 一方,合併処理浄化槽については,その普及拡大を図るため,住宅に対しては9割を,住宅以外については7割を補助することとし,3,946万円を計上するとともに,維持管理費の一部助成として380万6,000円を措置した次第です。さらにモデル地区を設定した合併処理浄化槽の普及拡大にも取り組みたく,2,150万9,000円を計上しております。 このほか,環境保全対策として大気汚染の地盤沈下,水質,騒音,悪臭などの監視体制の強化に引き続き取り組み,公害の未然防止と快適な生活環境の保全に努めてまいります。 次に「自然を活かした潤いのある環境をつくる」施策では,水や緑など豊かな自然と触れ合える環境づくりを進め,潤いと安らぎに満ちたまちづくりを進めてまいります。 まず山の緑を守り,育て,生かしていくことが大切となることから,市民参加型の森林整備や自然体験活動を行う里山の森林づくり推進事業を実施しますほか,越前西部四号線,西郷幹線林道,安居1号線などの整備に総額1億150万円を計上して,林道の整備促進を図り,また国見岳森林公園や槙山公園の活用など,市民の皆様が気楽に自然と触れ合える環境づくりも進めてまいります。 一方,河川の整備におきましても,明新河川公園や一乗谷川において,水と緑を活用して人と自然の触れ合いの場を整備するなど,潤いと安らぎに満ちた空間づくりを進めてまいります。 次に第2の基本目標「安全・安心で清潔なまち」について申し上げます。 「災害に強い地域社会をつくる」施策では,消防力の強化や防災対策など,危機管理能力の向上を図るとともに,災害に強い都市基盤の整備に努めてまいります。 まず防災対策においては,各自治会や自主防災組織など,市民の皆様との連携による迅速な避難・救護体制の確立や非常食,飲料水などの備蓄を進めてまいります。 なお,飲料水については,清明小学校グラウンドへの非常用貯水装置の設置によって,当初の目標とする26基の設置を完了し,市民の約半数となる13万人の3日分の飲料水が確保できる見通しとなり,また避難所となる小・中学校体育館の耐震化には1億7,300万円を計上して,引き続き取り組みを進めてまいります。 一方,消防・救急体制として,適正配置による迅速な消防体制の確立を図るため,1億6,000万円を計上して,若杉3丁目地係に(仮称)社分署を建設しますほか,消防ポンプ車や高規格救急自動車の更新を実施し,機動力の一層の強化を図ってまいります。 また治水対策として,河川・水路の整備事業に3億4,900万円を計上し,馬渡川のほか中小河川・水路の整備を着実に進めますとともに,底喰川ではJRの線路から東側に位置する上流部の改修に向けて設計等に着手します。 次に「安心できる消費生活を提供する」施策では,市民の皆様に新鮮で良質な農産物や魚介類などの安定供給を図りますとともに,消費者の保護・育成に努めてまいります。 まず中央卸売市場においては,場内LANの整備も完了し,業務の効率化やインターネットによる各種情報の提供など,サービスの向上に努めておりますが,平成16年度は市場開設から30周年を迎えるため,市場まつりや記念式典などの事業に対し1,000万円の助成措置を講じたところです。 一方,社会構造の変化などに伴って多様化する消費者問題では,常に消費者保護の立場に立って,確かな目を養うため,情報の収集と提供に努め,消費生活全般に対する相談や講座等の開設によって,賢く自立する消費者の育成を図ってまいります。 次に「安全で安定したライフラインを構築する」施策では,市民生活の安定を図る上で欠くことのできない飲料水や都市ガスの安定供給に努めてまいります。 まず上水道整備事業では20億6,450万6,000円を計上して,引き続き第6次拡張事業を実施し,新年度は森田浄水場の建設のほか,開発が著しい市場周辺の配水管の整備を進めますとともに,老朽管の更新や既存施設の改良等を行って,施設の効率的な利用を図ってまいります。 またガス料金とともにコンビニエンスストアでの料金収納を開始し,市民の利便性の向上と収納率のアップを図りますとともに,人件費や企業債の圧縮など義務的経費の抑制に努めて,経営の安定化と給水サービスの向上を図ります。 次に都市ガス整備事業では,平成14年度から進めてまいりました天然ガス転換事業が15年度で無事終了いたしました。ここに,改めてお礼を申し上げます。 新年度は4億4,569万7,000円を計上し,経年管の布設替えや導管網の改善を進め,ガスの安定供給と保安の確保に努めてまいります。 またガス事業については,経済情勢を反映して需要の伸び悩みが予想される中,減価償却費と天然ガス転換事業の完了に伴う繰延勘定償却費の増加により,極めて厳しい状況ではありますが,一層の経費節減に努めまして,積極的に需要開発を進めてまいります。 次に第4章「人と文化」が共生・調和するまちづくりについて御説明申し上げます。 第1の基本目標「歴史に学び,文化を発信享受するまち」について申し上げます。 「福井の歴史と文化を再生する」施策では,福井の豊かな歴史や文化を活用した個性的なまちづくりを進めてまいります。 まず3月21日にオープンする郷土歴史博物館においては,冒頭に紹介しました開館記念特別展「天下の事成就せり~福井藩と坂本龍馬~」のほか,福井城の発掘によって明らかとなった城郭の変遷や城下の歴史,市内の各地区の貴重な歴史遺産,県内に数多く存する浄土教美術などをテーマに企画展を順次開催してまいりたく,2,000万円を計上しております。 また開館記念特別講演会を開催し,春嶽公を支えて日本の夜明けに重要な役割を果たした由利公正や橋本左内の活躍を御紹介する予定です。 なお,新しい郷土歴史博物館では,市民に幅広く利用される親しみやすい博物館とするため,学校との連携による企画やボランティアの参画による館内案内など,優しい歴史博物館づくり事業を進めてまいりたく,600万円を措置したところであります。 また養浩館庭園周辺整備事業として3,450万円を計上し,歴史的拠点としての一体感のある整備を進めてまいりますとともに,橘曙覧記念文学館では平成独楽吟10周年を記念して,事業の充実を図ってまいります。 また歴史のみち整備事業として進めてまいりました柴田公園については,平成15年度に整備を完了することから,今後は柴田・北の庄城址公園として,中心市街地における貴重な文化遺産として活用を図ってまいります。 次に免鳥古墳群については,歴史的価値が極めて高い古墳群とされており,国指定の史跡としての保存を図るため,引き続き調査を実施してまいります。 なお,継続して進めております市史編さん事業では,福井藩の成立から明治維新に至るまでの市域の歴史過程を明らかにする「通史編2近世」の編さんを開始し,平成18年度刊行を目指します。 次に第2の基本目標「新しい文化を創造するまち」について申し上げます。 「新たな福井文化を創造する」施策では,市民の皆様の文化活動を振興し,国内外の多様な文化や芸術との触れ合いの場づくりを進めてまいります。 まず美術館では,東洋の伝統のある墨絵の世界など三つの企画展を予定しておりますほか,御好評いただいております市民アトリエ事業,子どもアトリエ事業など,実際に創作活動を体験していただくことにより,身近な創作活動の楽しさについての理解を深め,市民文化の振興に努めてまいります。 なお,平成17年度には第20回国民文化祭が県内で開催され,本市では朝倉文化フェスティバルなどの6事業を実施してまいりますので,その前段として16年度に開催するプレ国民文化祭の負担金として1,200万円を計上した次第です。 一方,国内外の交流事業では,市民参画で事業運営を行っている国際交流協会と連携を図りながら,姉妹・友好都市提携15周年を迎えるフラトン市や杭州市,10周年となる熊本市のほか,ニューブランズウィック市や水原市,結城市との各種交流事業を進めてまいりますとともに,スポーツや文化など,市民の自主的な交流事業も幅広く支援してまいります。 最後に,第五次総合計画の各施策の推進を図る「計画実現の方策」について申し上げます。 ここでは,総合計画の基本理念「市民と行政が連携・協働し,責任を共にする市民参画のまちづくり」を進めるため,各種施策を効率的かつ効果的に展開できる組織体制などの充実強化を図ってまいります。 まず広報・広聴や情報の公開,インターネットによる情報の発信など,市民の皆様への各種情報の提供に積極的に努めてまいりますとともに,審議会やワークショップ,パブリック・コメント制度などを活用して,市民の市政への参画を進めます。 また事業の民間委託やPFIの活用,NPOとの連携などにより,事務事業の効率的かつ効果的な推進や市民との連携・協働を促進してまいります。 一方,総合計画の着実な推進を図るため,施策の数値目標への進捗状況を評価検証して,施策目標の達成に努めますとともに,公共事業や事務事業の評価・見直しも行ってまいります。 また職員の意欲と組織力を高め,実践的な政策形成能力の向上など,人材の育成に努めますとともに,健康管理や人事管理の適正化,効率化を図ってまいります。 次にITによる地域情報化の推進を図るため,統合型地理情報システムの整備に1億2,900万円を計上して引き続き取り組みますとともに,戸籍事務の電算化を実施してまいりたく,400万円の予算と4億8,000万円の債務負担行為を設定しまして,市民サービスの向上を図ってまいります。 また市町村合併推進事業として,合併協議会の運営や電算の統合を進めるため,3億3,878万6,000円を措置した次第です。 それではここで平成16年度の各施策に要する財源につきまして大略を御説明申し上げます。 まず一般会計であります。歳入の大宗をなす市税につきましては,経済情勢や景気の動向に改善が見られる中で,法人市民税において回復の兆しが見られるものの,雇用について引き続き厳しい情勢であることや恒久的減税の影響などにより,個人市民税では減収が避けられず,固定資産税においてもわずかに増収が見込める程度であります。 こうしたことを念頭に,市税収入について慎重かつ適正な見積もりを行った結果,当初予算では0.7%増の421億470万円を計上した次第です。 なお,恒久的減税の継続などに伴う市税の減収分は,地方特例交付金で15億円,住民税等減税補てん債で5億5,000万円を措置しております。 次に地方譲与税,利子割交付金,地方交付税等の一般財源につきましては,新たに創設された所得譲与税等の内容や地方財政計画の見通し,あるいは平成15年度の収入状況などを基礎に精査し,計上したところでございます。 また国・県支出金については,各事業の補助基準を基礎に算出した結果,国庫支出金で69億1,430万5,000円,県支出金で33億7,352万8,000円を計上しております。 さらに市債については,通常事業に充当する市債に加え,冒頭で申し上げましたとおり,平成7年度,8年度の減税補てん債の借りかえ分が53億600万円,臨時財政対策債が32億円,さらに平成16年度新規発行の減税補てん債など,合わせて157億1,260万円の計上となっております。 一方,各特別会計及び企業会計については,独立採算の原則を踏まえ,事業収入,国・県支出金,繰入金,市債など,それぞれの会計の事業内容や実績など勘案し,計上した次第でございます。 以上,平成16年度の市政運営に対する基本方針と当初予算案について,その概要を御説明申し上げました。 新年度は新たな旅立ちに向けて,新市の誕生を待つ大きな節目の年度でありますが,今後の合併協議では,新市の体制や地域自治のあり方など克服すべき課題も多く残されており,さらには鯖江市における住民投票の行方など,これからの状況いかんでは合併の時期や枠組みにも影響が出るものと存じます。 しかしながら,これらのことは新市が将来に向けて限りない発展を目指すためには,ぜひとも通らねばならない重要な関門でありますので,真に新市のスタートにふさわしい体制づくりができるよう,お互いの信頼感のもとに胸襟を開いて協議を進めることが肝要と存じます。 さて,国と地方の財源配分の見通しや地方自治制度の変革など,前途には幾多の大波が待っておりますが,「天の時は地の利に如かず,地の利は人の和に如かず」のことわざもあります。新年度の市政運営に当たりましては,市民の皆さんとともに一丸となり,市民のニーズを的確に把握して,常に市民本位の市政に徹するとともに,だれもが住みたいまちづくりを目指して,全力で取り組んでまいる所存でございます。議員各位並びに市民の皆様の格別の御支援と御協力を心からお願いを申し上げる次第でございます。 なお,このほかの議案につきましては,それぞれ提案理由の記載に基づきまして御提案した次第でございます。また細部に関しましては,いずれも本会議あるいは各委員会の御審議等におきまして,詳細に御説明申し上げたいと存じます。何とぞ慎重に御審議の上,妥当な御議決を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(田辺義輝君) ただいま説明のありました平成16年度各会計予算並びに条例等について,一括質疑を許可いたします。 ◆32番(西村公子君) 自席で2点お伺いしたいと思います。 まず第18号議案,これは市長の給与を減額ということですけれども,3カ月間10%を減額するということですが,3カ月間の減額,その額は幾らになりますか。また減額を3カ月10%とした理由についてお尋ねしたいと思います。 それからもう一つ,第28号議案 福井市立幼稚園入園料及び保育料徴収条例の一部改正ですけれども,市立幼稚園の保育料について月に200円引き下げるということですが,市全体の影響額はどれほどになりますか,お尋ねします。 ◎市長(酒井哲夫君) まず第18号議案について申し上げますが,提案理由に説明書きを書いてあるとおりでございます。私は市政の最高責任者というそういう観点から,このたび給料の10%,3カ月間,これで議員の皆様方に御判断を願うわけでありますが,妥当かどうかはそれぞれ御審議を仰がなきゃならないわけでございますが,私としてはこれが一番適切であろうというようなことで御提案を申し上げたわけでございます。 ◎教育部長(樟本立美君) 4,000万円の保育料の増額となりますけども,ただいまの予定では87万6,000円の増額になる予定をいたしております。 以上でございます。 ◆32番(西村公子君) 提案理由のところに書いてあることは,福井市中央卸売市場PR館の建設計画に関して市長の責任を認めた上で,市民への陳謝ということのようですけれども,それが3カ月,そして10%とした理由については述べられていないわけですね。それが妥当かどうか,それは議論があるところですけれども,この今年度の1回限りでその責任をとられるというお考え方ですか。 それと,第28号議案については,今お答えがあったわけですけれども,子育て世代に実質的な収入がふえないという中で,厳しい状況について検討をされたのか,市としてどのような判断,検討されたのか,お尋ねしておきます。
    ◎市長(酒井哲夫君) 状況を勘案をいたしまして,そのような判断をいたしてたわけですが,今回限りでございます。 ◎教育部長(樟本立美君) 国の基準もあります中で増額ということなんですが,当然福井大学の附属幼稚園も増額をするわけでありますので,全体の公平性を保つ上からも,増額はやむを得ないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田辺義輝君) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程38ないし日程46を会議規則第35条の規定により一括議題とします。 事務局朗読は省略します。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (副市長 奈良一機君 登壇) ◎副市長(奈良一機君) 命によりまして,ただいま上程されました補正予算案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は,事務事業の確定に伴い所要の措置を講ずるもの,さらには諸般の事情から緊急に予算化の必要が生じましたものでございます。 それでは第90号議案 平成15年度福井市一般会計補正予算につきまして申し上げます。 今回は,歳入歳出予算の補正,継続費の補正,繰越明許費,債務負担行為の補正及び地方債の補正でございます。 まず歳入歳出予算におきましては,既定の予算額に歳入歳出それぞれ23億5,093万5,000円を追加いたしまして,予算総額を881億4,045万円とするものでございます。 以下,内容につきまして歳出予算から款ごとに申し上げます。 まず第2款 総務費でございます。退職手当として6億100万円を計上いたしますとともに,まちなかキッズルーム設置促進事業に300万円を,また市税等過年度収入還付金として4,600万円を追加をいたしております。 第3款 民生費につきましては,福祉基金積立金として682万9,000円,身体障害者施設更正援護事業に600万円,身体障害者在宅福祉援護事業として1億9,768万7,000円,身体障害者福祉手当給付事業に1,431万6,000円,知的障害者施設援護事業に2,878万円,児童手当給付事業として2,372万円,乳幼児医療費等助成事業に2,040万5,000円,母子家庭等医療費等助成事業に1,411万4,000円,私立保育所保育委託料として1億8,323万6,000円を追加計上いたしております。 また特別会計への繰出金といたしまして,国民健康保険特別会計に3億8,893万3,000円を追加をさせていただいております。 次に第4款でございますが,衛生費でございます。福井県済生会病院東館建設事業補助金といたしまして3,466万6,000円,インフルエンザ等の予防接種事業に4,500万円,老人保健事業として1,200万円,精神障害者生活訓練施設建設事業補助金として705万8,000円,また低公害車の普及促進補助事業に589万5,000円をそれぞれ追加計上いたしてございます。 次に第5款 労働費でございます。福井県労働福祉会館建設事業補助金といたしまして3,000万円をお願いをいたしております。 続きまして,第6款 農林水産業費でございます。米づくり経営支援事業といたしまして1,548万円を,県営土地改良事業負担金といたしまして5,348万6,000円を計上をいたしております。 次に第7款 商工費では,国民宿舎特別会計繰出金といたしまして800万円を措置させていただいております。 続きまして第8款 土木費では,県営事業の確定に伴います道路事業の負担金といたしまして7,568万3,000円を,除雪対策に係る経費といたしましては,道路除雪費に1億8,510万円を,さらに未除雪路線支援事業といたしまして1,490万円でございます。また馬渡川の整備事業に3,630万7,000円を,都市景観形成事業といたしまして500万円をそれぞれ計上させていただいております。 一方,えちぜん鉄道支援事業補助金といたしましては1億213万6,000円を,また一方,地方バス路線等の運行維持費に対します補助金といたしまして7,785万8,000円を,それに低床バス導入支援事業といたしまして1,678万円を,合併処理浄化槽設置補助事業といたしまして2,609万6,000円を計上させていただいております。 次に第9款 消防費につきましては,福井地区消防組合への負担金といたしまして4,760万円を追加させていただいております。 第10款 教育費におきましては,私立幼稚園就園奨励費補助金といたしまして603万円を,要・準要保護児童・生徒の就学援助,奨励費といたしまして1,184万円をそれぞれ追加計上させていただいているものでございます。 以上が今回の歳出予算の概要でございます。 なお,これに対応いたします歳入予算の補正といたしまして,地方交付税で8億2,238万8,000円を,国庫支出金で2億173万4,000円,県支出金で1億9,232万4,000円,寄附金で682万9,000円,繰越金で9,784万3,000円,それに諸収入で3,761万7,000円を,市債で9億9,220万円をそれぞれ計上させていただいております。 続きまして,第2表の継続費の補正でございます。教育費で本郷小学校建設事業の総額9億4,000万円を7億7,000万円に,至民中学校敷地造成事業の総額を6億円から4億8,000万円に変更する補正でございます。 次に第3表の繰越明許費の設定でございます。総務費で2件,農林水産業費で1件,土木費で8件,合わせまして11件で,総額にいたしまして21億7,507万4,000円を,いずれもやむなき理由によりまして繰り越しをするものでございます。 次に第4表 債務負担行為の補正でございます。農林水産業費で1件,土木費で1件,合わせまして2件でございまして,総額にいたしますと9億1,393万3,000円を追加するものでございます。 次に第5表 地方債の補正でございますが,農業基盤整備事業,道路橋りょう整備事業,土地区画整理事業の各事業におきまして,起債の限度額に総額で9億9,220万円の追加変更をお願いするものでございます。 次に第91号議案 平成15年度福井市国民健康保険特別会計補正予算でございます。既定の予算額に歳入歳出それぞれ3億5,065万1,000円を追加いたしまして,その予算総額を173億2,681万5,000円とするものでございます。 その主な内容といたしましては,一般被保険者高額療養費補助金,老人保健医療費拠出金,それから介護納付金負担金等が増額となります一方,一般被保険者療養給付費負担金等を減額するものでございます。 続きまして,第92号議案 平成15年度福井市老人保健特別会計補正予算でございます。既定の予算額に歳入歳出それぞれ3,090万3,000円を追加いたしまして,予算の総額を255億3,974万1,000円とするものでございます。 その主な内容といたしましては,平成14年度老人医療給付費の確定に伴い,県負担金の返還金を計上したものでございます。 次に第93号議案 平成15年度福井市介護保険特別会計補正予算でございます。既定の予算額に歳入歳出それぞれ8,300万8,000円を追加いたしまして,予算の総額を126億9,017万6,000円とするものでございます。 これの主な内容といたしましては,要支援認定者数の増加に伴う居宅支援サービス計画給付費を増額,また介護保険基金積立金を追加する一方,施設介護サービス給付費を減額するものでございます。 続きまして,第94号議案 平成15年度福井市宅地造成特別会計補正予算でございます。これは,繰越明許費及び債務負担行為の設定でございます。 第1表 繰越明許費の設定につきましては,北部第七,森田北東部,市場周辺の土地区画整理事業において,いずれもやむなき理由によりまして繰り越しをお願いするものでございます。 次に第2表 債務負担行為の設定につきましては,国庫債務負担行為の設定に伴いまして,森田北東部及び市場周辺土地区画整理事業におきまして,合わせて2億8,000万円の債務負担行為の設定をさせていただくものでございます。 次に第95号議案 平成15年度福井市国民宿舎特別会計補正予算でございます。既定の予算額から歳入歳出それぞれ889万6,000円を減額いたしまして,その予算総額を1億7,034万6,000円とするものであります。 その主な理由は,景気低迷等の影響によりまして,利用者が減少したことによることなどでございます。 次に第96号議案 平成15年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算でございます。第1表の繰越明許費の設定につきましては,福井駅周辺土地区画整理事業において,これもやむなき理由によりまして予算的に繰り越しをお願いするものでございます。 以上,3月補正予算案の概要について申し上げました。 なお,その他の議案につきましても,いずれも代表質問あるいは各委員会におきまして,詳細に御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ慎重なる御審議の上,妥当なる御議決を賜りますようお願いを申し上げまして,説明を終わらさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(田辺義輝君) ただいま説明のありました第90号議案ないし第98号議案について,一括質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程47を議題とします。 事務局に朗読させます。 (事務局朗読)日程47 請願第13号 事業所税に関する請願 ○議長(田辺義輝君) それでは今ほど上程しました第1号議案ないし第32号議案,第90号議案ないし第98号議案,請願第13号については,お手元に配付しました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会及び予算特別委員会に付託します。 〔付託案件表は本号末尾参照〕────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程48 議員の派遣についてを議題とします。 本件につきましては,地方自治法第100条第12項及び会議規則第160条の規定に基づき,議員の派遣について議会の議決を行うものであります。 それでは採決します。 本件につきましては,お手元に配付しましたとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。 以上で本日の議事日程は終了しました。よって,散会します。御苦労さんでした。             午後0時14分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。福井市議会議長                  平成  年  月  日署名議員                     平成  年  月  日署名議員                     平成  年  月  日 △〔参照〕                  付 託 案 件 表           総    務    委    員    会番 号件            名第16号議案地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について第18号議案福井市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について第19号議案職員の退職手当に関する条例の一部改正について第20号議案福井市情報公開条例及び福井市個人情報保護条例の一部改正について請願第13号事業所税に関する請願           建    設    委    員    会番 号件            名第26号議案福井市水洗便所設備資金貸付条例の一部改正について第97号議案市道の路線の廃止について第98号議案市道の路線の認定について            教  育  民  生  委  員  会番 号件            名第17号議案福井市市民協働の推進及び非営利公益市民活動の促進に関する条例の制定について第21号議案福井市重症心身障害児(者)福祉手当支給条例の一部改正について第22号議案福井市乳幼児医療費等の助成に関する条例の一部改正について第23号議案福井市社会福祉施設設置条例の一部改正について第24号議案福井市児童館の設置及び管理に関する条例の一部改正について第28号議案福井市立幼稚園入園料及び保育料徴収条例の一部改正について第29号議案福井市公民館設置に関する条例の一部改正について第30号議案福井市体育施設条例の一部改正について第31号議案福井市一乗谷朝倉氏遺跡復原町並の設置及び管理に関する条例の一部改正について            経  済  企  業  委  員  会番 号件            名第25号議案福井市研修センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について第27号議案福井市簡易ガス供給条例の一部改正について第32号議案福井市ガス供給条例の一部改正について            予  算  特  別  委  員  会番 号件            名第1号議案平成16年度福井市一般会計予算第2号議案平成16年度福井市国民健康保険特別会計予算第3号議案平成16年度福井市老人保健特別会計予算第4号議案平成16年度福井市介護保険特別会計予算第5号議案平成16年度福井市交通災害共済特別会計予算第6号議案平成16年度福井市競輪特別会計予算第7号議案平成16年度福井市宅地造成特別会計予算第8号議案平成16年度福井市国民宿舎特別会計予算第9号議案平成16年度福井市中央卸売市場特別会計予算第10号議案平成16年度福井市駐車場特別会計予算第11号議案平成16年度福井市農業集落排水特別会計予算第12号議案平成16年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算第13号議案平成16年度福井市下水道事業会計予算第14号議案平成16年度福井市ガス事業会計予算第15号議案平成16年度福井市水道事業会計予算第90号議案平成15年度福井市一般会計補正予算第91号議案平成15年度福井市国民健康保険特別会計補正予算第92号議案平成15年度福井市老人保健特別会計補正予算第93号議案平成15年度福井市介護保険特別会計補正予算第94号議案平成15年度福井市宅地造成特別会計補正予算第95号議案平成15年度福井市国民宿舎特別会計補正予算第96号議案平成15年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算...