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平成15年12月定例会-11月26日−01号

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  1. 福井市議会 2003-11-26
    平成15年12月定例会-11月26日−01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
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    DiscussNetPremium 平成15年12月定例会 - 11月26日-01号 平成15年12月定例会 - 11月26日-01号 平成15年12月定例会                福井市議会会議録 第1号            平成15年11月26日(水曜日)午前11時4分開会 ──────────────────────  平成15年11月26日,定例市議会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。 ────────────────────── 〇議事日程  日程 1 会議録署名議員の指名  日程 2 会期の決定について  日程 3 海外行政視察の報告について  日程 4 第58号議案 平成14年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について  日程 5 第59号議案 平成14年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について  日程 6 各特別委員会の付託案件について  日程 7 第62号議案 平成15年度福井市一般会計補正予算  日程 8 第63号議案 平成15年度福井市国民健康保険特別会計補正予算  日程 9 第64号議案 平成15年度福井市老人保健特別会計補正予算
     日程10 第65号議案 平成15年度福井市介護保険特別会計補正予算  日程11 第66号議案 平成15年度福井市交通災害共済特別会計補正予算  日程12 第67号議案 平成15年度福井市競輪特別会計補正予算  日程13 第68号議案 平成15年度福井市宅地造成特別会計補正予算  日程14 第69号議案 平成15年度福井市国民宿舎特別会計補正予算  日程15 第70号議案 平成15年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算  日程16 第71号議案 平成15年度福井市農業集落排水特別会計補正予算  日程17 第72号議案 平成15年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算  日程18 第73号議案 平成15年度福井市下水道事業会計補正予算  日程19 第74号議案 平成15年度福井市ガス事業会計補正予算  日程20 第75号議案 平成15年度福井市水道事業会計補正予算  日程21 第76号議案 福井市立郷土歴史博物館の設置及び管理に関する条例の制定について  日程22 第77号議案 福井市部等設置条例の一部改正について  日程23 第81号議案 職員の退職手当に関する条例等の一部改正について  日程24 第82号議案 福井市印鑑条例の一部改正について  日程25 第83号議案 福井市養浩館庭園設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程26 第84号議案 工事請負契約の締結について              (本郷小学校体育館新築工事)  日程27 第85号議案 字の区域の変更について  日程28 第86号議案 福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約の一部変更について  日程29 第87号議案 福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更について  日程30 第88号議案 福井県自治会館組合を組織する地方公共団体の数の減少について  日程31 第31号報告 専決処分の承認を求めることについて              (平成15年度福井市一般会計補正予算)  日程32 第32号報告 専決処分の報告について              (市営住宅の使用料等の支払請求及び明渡請求に係る訴えの提起について)  日程33 請願第 8号 小学校就学前までの医療費無料化と妊産婦検診に対する補助拡充を求める請願  日程34 請願第 9号 介護保険制度の改善・拡充を求める請願  日程35 請願第10号 支援費制度の改善を求める請願  日程36 請願第11号 年金制度充実と消費税など大増税中止を求める請願  日程37 請願第12号 医療制度の充実を求める請願  日程38 第78号議案 福井市非常勤の特別職職員の報酬等に関する条例の一部改正について  日程39 第79号議案 福井市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について  日程40 第80号議案 福井市職員の給与に関する条例の一部改正について ────────────────────── 〇出席議員(36名)  1番 谷出 共栄君   2番 後藤 勇一君  3番 大森 哲男君   4番 巳寅 令子君  5番 青木 幹雄君   6番 嶋田勝次郎君  7番 高田 訓子君   8番 谷本 忠士君  9番 野嶋 祐記君   10番 堀川 秀樹君  11番 西本 恵一君   12番 浜田  篤君  13番 石丸 浜夫君   14番 見谷喜代三君  15番 川井 憲二君   16番 稲木 義幸君  17番 皆川 信正君   18番 松山 俊弘君  19番 石川 道広君   20番 早川 朱美君  21番 木村 市助君   22番 山口 清盛君  23番 谷口 健次君   24番 宮崎 弥麿君  25番 吉田 琴一君   26番 田中 繁利君  27番 皆川 修一君   28番 近藤 高昭君  29番 栗田 政次君   30番 加藤 貞信君  31番 田辺 義輝君   32番 西村 公子君  33番 中谷 勝治君   34番 中谷 輝雄君  35番 若山 樹義君   36番 伊東 敏宏君 ────────────────────── 〇欠席議員(0名) ────────────────────── 〇事務局出席職員  議会事務局長      吉 村 邦 栄  議会事務局次長     松 北 俊 彦  議事調査課長      竹 内 正 己  議事調査課副課長    小 川 眞一郎  議事調査課主任     奥 田 芳 文  議事調査課主幹     細 田 貴 晴  議事調査課主幹     有 田 康 弘  議事調査課副主幹    吉 村 瞬 潤  議事調査課主査     廣 瀬 峰 雄  議事調査課主事     高 橋 伸 枝 ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         酒 井 哲 夫 君  副市長        奈 良 一 機 君  収入役        堀 江 廣 海 君  企業管理者      桑 野 正 暁 君  教育長        渡 辺 本 爾 君  市長室特命理事    澤 井 照 男 君  企画政策部長     矢 野 憲 一 君  総務部長       村 尾 敬 治 君  財政部長       吹 矢 清 和 君  市民生活部長     酒 井 道 治 君  福祉保健部長     麋 山 昭 然 君  商工労働部長     大 村 順 一 君  農林水産部長     嶋 田   榮 君  都市政策部長     大久保 洋 一 君  建設部長       児 玉   忠 君  下水道部長      伊 藤 隆 允 君  企業局長       森 本 喜 一 君  教育部長       樟 本 立 美 君  工事検査室長     笠 嶋 主 宏 君  代表監査委員     奥 津 正 男 君 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 平成15年12月福井市議会定例会は本日繰り上げ招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。  よって,これより会議を開きます。  日程に入ります前に,議員の派遣について御報告いたします。  本件については,会議規則第160条の規定により,お手元に配付いたしましたとおり議長において議員の派遣を行いましたので御報告いたします。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,19番 石川道広君,20番 早川朱美君の御両名を指名いたします。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程2 会期の決定についてを議題といたします。
     お諮りいたします。  今定例会の会期は,議案審議の都合上,本日より12月18日までの23日間といたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付いたしました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程3 海外行政視察の報告についてを議題といたします。  去る9月30日から10月10日までの11日間にわたる全国市議会議長会主催による欧州都市行政視察と,10月1日から10日までの10日間にわたる北信越市議会議長会主催による豪州・ニュージーランド海外行政視察にそれぞれ1名の議員が参加いたしました。  今回の視察も各議員がそれぞれのテーマを持ち,視察先の懇切な対応のもとで活発な意見交換が行われ,大きな成果があったものと考えます。  まず欧州都市行政視察から報告を願います。  18番 松山俊弘君。  (18番 松山俊弘君 登壇) ◆18番(松山俊弘君) それでは報告をさせていただきます。  去る9月30日から10月10日までの11日間,全国市議会議長会主催のヨーロッパ都市行政調査団に参加をさせていただきました。議員各位の御理解と御協力を賜りましたことを,まずもって心より感謝を申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。  その間,天候に恵まれて実りある視察ができました。そして,全国各地より参加されました各議員といろいろ情報交換を通じて交流を深めることができました。このことも,私にとっては大きな成果であったと思っております。  視察団は,A班とB班に分かれて行動をいたしましたが,私はB班22名の一員として参加をさせていただきました。訪問先は,ドイツ,デンマーク,フランスの3カ国でフランクフルト,コペンハーゲン,パリ及びその近接する都市を視察をしてまいりました。詳細にわたっての報告は,報告書にまとめたく思いますので,今回は概略について御報告をさせていただきます。  まず福祉関係であります。  カトリック教会系民間福祉団体の一つであるカリタス連盟フランクフルト支部を訪問をいたしました。ここは,老人ホームの運営,障害者や病人の輸送,ホームヘルパーの派遣,救急車の派遣,女性及び青少年問題への取り組み,また幼稚園の運営など,幅広い福祉活動を行っている団体でございます。年間予算は40億円から50億円ぐらいで,介護保険,医療保険からの収入が6割,州などからの公的助成金が3割,寄附が1割となっているとの説明でありました。  介護についての連盟の方針は,一つには介護の前にまず健康,二つ目はホームより在宅に重点を置く,三つ目は介護の質をレベルアップしようではないかということでありました。90歳以上の人で,60%は介護を受けていない,健康だとのことでありましたが,在宅介護については家族にとってホームよりも費用が高くつくので,ホームに入る人が増加しているのが実情であるとの説明でありました。また痴呆症の扱い方,家族の教育も含めて大きな問題であると語っておられました。介護問題については,日本と同様な悩みを抱えているように感じられました。  次に環境の関係でございます。  まず1つは,コペンハーゲン市を含めた近郊6都市と共同経営しているごみ焼却施設を視察いたしました。コペンハーゲン市は,人口50万人,デンマークの政治経済の中心都市であります。この施設は,1970年に創業を開始し,途中施設の延命化と環境保全のため改造工事を行い,現在に至っているとのことでありました。現在,近郊6都市の50万世帯の家庭ごみと4万5,000の企業から出るごみを処理をしています。そして,ここの特徴はごみ焼却の過程で発生するエネルギーを地域暖房と発電に利用している点であります。コペンハーゲンの農村部を除く家庭暖房の大半を賄っているとのことでありました。  ここでは,可燃物のみの処理を目的としていますが,実際には不燃物もまじって収集されてくるそうであります。ごみ分別が重要であると説明をしておりました。ここでは,24種類に分別をしていると説明がありました。いろいろ施策を講じているが,特に学校における環境教育に重点を置いているとのことでありました。私たちが訪問したときにも,1組前の見学者は小学校の生徒30人ぐらいが見学に来ておりました。  次にコペンハーゲン沖のミドル・グランダー洋上風力発電を視察いたしました。地元公共事業体と住民8,500人からなる風力協同組合が50%ずつ出資,官が50%,民が50%の出資,所有をしております。組合員は,出資額に応じて風力タービンによる電力を享受することができるそうであります。2000年末,コペンハーゲン港の沖合い3㎞に建設され操業を開始,1基につき2メガワットの風力タービンを配置したもので,ウインドファームとしては世界最大規模のものだそうで,そこには20基が配列されておりました。1基当たりの投資額は,2億円ぐらいと伺いました。コペンハーゲン近郊を視察している途中においても,陸上,洋上の風力発電の風景が各地で見られました。デンマークでは,原子力発電は行われておらず,地形的に水力発電もありません。あとは,石炭,石油を使った火力発電に頼っているとのことであります。  環境先進国として知られているデンマークでは,1970年代後半から再生可能なエネルギーとして風力発電を導入してまいりました。現在,全デンマークの電力消費量の17%を賄っているとのことでありますし,また470万トンの二酸化炭素を削減しているという説明がございました。設備,技術面では必ずしも日本より進んでいるとも思われませんけれども,環境保全,リサイクルの思想が市民によく浸透している点,または環境教育に熱心に取り組んでいる点が印象に残った次第でございます。  次にまちづくり,都市計画について御報告いたします。  3カ所参りました。1つは,ドイツのデュイスブルグ市を訪問をいたしました。フランクフルトの北西215㎞に位置し,人口53万人,ドイツ11番目の都市であります。ルール工業地帯の一角にあり,工業の中心地として栄えた町で,日本からも島津製作所とかトヨタ,キャノンなど数多くの企業が進出しているそうであります。また世界優秀自治体ベスト10に名を連ねたことでも有名な都市でございます。  このデュイスブルグでは,1980年代より製鉄産業の合理化により工場の閉鎖,雇用の減少が続く中,産業構造の転換を図りながら都市の再構築,再生を図っている点が特徴であります。工業都市から商業,文化,スポーツ,保養の拠点として転換をしようとしているようであります。もともと交通の要衝にある地理的有利性を活用して,工業都市でありながら市街地に50%以上の緑地,森林を保持するよう努力を続け,自然を生かしてさまざまなスポーツ,余暇,保養の中心地を目指して計画を推進中とのことでありました。しかしながら,現在国の助成金も減ってきている中,民間の投資,進出企業を今求めているそうでありますが,進出についてはなかなか厳しい状況に置かれているとのことであります。  次にパリから南へ車で1時間半,エブリー市を訪れました。エブリー市は,パリ近郊のニュータウンで,パリに行かなくても済むように,仕事が地元でできるように,そして文化や自然に接することができるようにすることを目標に,ニュータウン形成が進められてきましたし,現在も進められている都市であります。いわば職住近接の人工的な町でございます。ショッピングセンター,学校,病院,官公庁がニュータウンの中心に来るように建設され,また人造の川や湖をつくり,緑いっぱいの住環境がつくられておりました。人工的につくられた町とは思えないほど,自然に恵まれた広々した風景が広がっておったのが印象的であります。  次にサムソ・エコミュージアムを視察いたしました。これは,デンマーク,サムソ島というコペンハーゲンのあるシェラン島とユトランド半島の間に浮かぶ小さな島にございます。畑と森が延々と続き,その向こうに四方に海が広がる。そして,人家はまばらな島でございます。文化遺産保護によるまちづくりの例を視察いたしました。  管理運営は,エコミュージアム協会というNPO組織が行い,職員は掃除のパート職員を含めて7名,あとはボランティア70名で運営をされ,また国,県,市,民間からの助成金と入場料収入で賄われているとのことでございました。昔の伝統的な博物館に加えて,地場生産の農産物の試食コーナー,地域の歴史紹介,企画展示場など,小規模ながらその地域の特色を紹介することを核にして,まちづくりと言うよりも村づくりを行っている姿が大変新鮮に感じられたところでございます。  そのほかに,コペンハーゲン市,パリ近郊のイッシー・レ・ムリノ市においては,行政におけるIT活用について視察いたしましたことを申し添え,報告を終わりますけれども,私にとりましてはヨーロッパの空気に接するのは初めての経験でございますが,改めてヨーロッパの歴史の深さ,重さを感じたような次第でございます。町並み,建築物にも象徴されていますが,人権思想,民主主義もそうでございます。また自然,緑を大切にする心,環境への配慮,学ぶところ大でございました。  福井のよさ,福井の歴史,福井の自然をいま一度見詰め直し,議員活動に今回の視察の経験を生かしてまいりたいと存じております。議員各位に心から御礼を申し上げ,報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田辺義輝君) 次に豪州・ニュージーランド海外行政視察について報告を願います。  13番 石丸浜夫君。  (13番 石丸浜夫君 登壇) ◆13番(石丸浜夫君) 去る10月1日から10月10日まで,平成15年度北信越市議会議長会の主催によりますオーストラリア・ニュージーランド行政視察に参加をさせていただき,まことにありがとうございました。10日間の日程でありましたが,おかげさまで北信越地区の議員と交流を深めることができ,実りある視察ができましたことは,ひとえに議長を初め議員各位の御理解のたまものと心から感謝申し上げます。  それでは行政視察についての報告をいたします。  10月1日,オーストラリア・ニュージーランド行政視察団総勢26名は,出発に当たり成田空港の一室で結団式を行いました。村家博団長のあいさつの後,副団長を務めることになった私の乾杯,続いて事務局から視察日程などについて説明を受け,午後9時発の航空機で空路シドニーに向かいました。  翌2日目の早朝7時,シドニーに到着,シドニーは人口404万人を抱えるオーストラリア最大の都市であり,ニュー・サウス・ウェールズ州の州都でもあります。我々一行は,近代的な高層ビル,植民地時代のれんが建造物など見事に調和した英国風基調のコスモポリタンな町並みの中心部,そしてシドニーの公共施設などを視察後,郊外の住宅地へ移動しました。広い土地と平屋建ての家屋が多く,日本の20倍という広さを誇る国土がうらやましく感じられました。  私事で恐縮ですが,私が生まれ育ったところは,越前加賀海岸国定公園内の福井市鮎川町という半農半漁の海辺の集落でありまして,夏場の観光シーズンなどは海水浴などでにぎわう場所であります。そこで,私は家族とともに料理旅館を営んでおり,その関係で地元の観光協会長も仰せつかっております。このような事情もあって,この視察研修における個人的な学習テーマの一つに,実は海洋観光産業と行政のかかわり合いについて視察したいという課題を持っていました。  世界三大美港の一つというシドニー港は,オペラハウスの威容が映え,近くの海辺ではヨットや波乗りに興じる人々がおり,まだ海水浴には少し間があろうと思われる春先のこの季節なのに,若い男女の甲羅干しなどがにぎわっておりました。シドニーでは,美しい環境の保全,創造こそが観光行政の中心にあるべきだという考えのもと,利便性は無論のこと,一見むだに思える空間さえ伸びやかな開放感を与え,環境スポーツとしての魅力をふやすことにつながるという説明を受け,大きな感銘を受けました。  明けて3日目,バスでキャンベルタウンへ向かいました。州都のシドニーから南西に53㎞に位置し,人口が1年に約3,000人も急増するという都市であります。しかしながら,近郊は小麦栽培と牧場という田園地帯でありまして,無料である高速道路はどんなに走っても牛や羊,馬が大地を駆けめぐるという豊かな自然に恵まれた美しい土地でありました。  市議会を表敬訪問し,市議会の長でありますブレンド・バンフィールド市長から懇切なあいさつを受けました。C・ガードナーIT課長から来年本格稼働する予定のサイバーシステムの概要について説明を受け,市民のリクエストに対応して観光センターや動物保護局,さらに行政や不動産管理部門に至るまで,それこそ支局や管理職の家でさえ新しいネットワークを張りめぐらされるのだという説明を受けました。  この双方向のサービスは,市役所と市民の新たな調和をつくり出していくだろうという課長の報告を聞いたときは,我が福井市の近未来をかいま見た感がありました。公式日程を縫う間のプレゼント交換というささやかな一時の恩を,光栄にも私がお礼のあいさつを述べる機会を与えられ,バスでキャンベルからシドニーに着いたころは,もう既にあたりは暗くなっておりました。  4日目,シドニーからニュージーランドのオークランド市へ航空機で移動しました。オークランド市は,人口114万人の国際都市でありまして,良港に恵まれ,ニュージーランドの経済,文化の中心地であります。ワイトモア地区における自然環境保護の取り組みはすばらしく,ニュージーランドにしか生殖しない土蛍を見ることのできる鍾乳洞があります。ロトルア地区は,亀裂地帯に囲まれた美しい森や湖が多く点在する神秘的な町でありまして,地区内の自然公園では園内に泉がわき出し,そこから流れる清流には数千匹のマスが泳ぎ,シダの生い茂るジャングルはサギ,野性のハト,カモなどが自然環境そのままに生殖しておることでした。  またニュージーランドの全人口の8%を占める先住民のマオリ族の文化が色濃く残っており,マオリ族の伝統,文化に触れられたことによって,違った角度からニュージーランドに対する理解を深めることができました。  6日目,青少年保護育成に関するNGO機関であるユースラインについて視察を行いました。社会福祉所の中の一部であり,青少年の保護育成を専門に担当しているNGO機関であります。ニュージーランドと日本との制度の相違もあり,青少年の保護育成に関しての諸問題について突っ込んだ意見交換を行うとともに,施設を見学した後,空路クライストチャーチに移動しました。  7日目,クライストチャーチ市議会を表敬訪問並びに公共施設の視察を行いました。人口34万人,静かな並木が続くエイボン川や緑風がさわやかな公園など,その落ち着いたたたずまいは庭園都市,ガーデンシティと呼ばれています。  クライストチャーチ市では,常に環境に配慮したまちづくりを目指しており,すべての自治体が頭を悩ましているごみ問題についても,事業所や一般家庭に対してごみの減量を促進させるためのマニュアルを作成したり,セミナーの会報,開催などを通して情報発信を積極的に行いながら,きれいなまちづくりに向けての啓蒙活動を努めています。年間4万トンにのぼる家庭や飲食店からの生ごみはリサイクルし,ブランド名のもと市内のガーデニングショップで販売しているとのことでありました。  8日目,クライストチャーチ市内の一般家庭を訪問しました。150坪の土地に平屋建ての小さな住宅でありましたが,周りは数百種類の花や木に囲まれたガーデニングで生活をしているという老夫妻の温かい歓迎を受け,穏やかな交流が行われました。その後,クライストチャーチから空路シドニー,そしてシドニーからメルボルンに移動いたしました。  9日目,メルボルンはシドニーに次ぐオーストラリア第2の大都市であり,ビクトリア州の州都でもあります。約170カ国の人種の人々が集まっており,市の4分の1は公園が占め,最も英国的な都市であると言え,キャンベラに首都の移されるまでは連邦政府の所在地でありました。引き続きバスでポートフィリップ市を表敬訪問し,自治体合併に伴う行政改革についてレクチャーを受けた後,進路を空路シドニーに移動しました。  10日目,シドニーから帰国の途につきました。何せ日本の20倍の大陸ということもあって,移動する時間が4日間もかかり,慌ただしい日程でありました。今回の視察では,工場などの製造部門の視察は全く行われず,観光,自然,環境保護並びに自治体の合併などに重点を置かれた視察であったというのが私の感想であります。  今回の行政視察を終えて,これまでの福井県内の産業を見直し,採算性のない産業からの脱却を図り,商業,観光などを中心と見据えた将来の福井市に相応した新たな産業に目覚める時期に来ているという印象を強く受けました。  最後に,多くの先輩議員のおかげで,この研修会に参加できましたことを心からお礼を申し上げまして,私の報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(田辺義輝君) 以上をもちまして海外行政視察の報告を終えますが,次に私にかわって11月1日から5日まで中国杭州市で開催されました2003国際友好西湖マラソンなどに栗田副議長に参加をいただき,西湖マラソンへの参加はもとより,茅臨生杭州市長,沈祖倫浙江省人民対外友好協会会長等の表敬訪問,さらに杭州市で合弁会社を設立した本市の企業の工場を訪問したほか,桜花外語専修学校での杭州・福井友好交流記念文庫開会式に出席するなど,経済,文化の両面で杭州市との交流を一層深めたとの報告を受けております。  以上,報告とさせていただきます。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程4及び日程5を会議規則第35条の規定により,一括議題といたします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程4 第58号議案 平成14年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について 日程5 第59号議案 平成14年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について ○議長(田辺義輝君) 以上の各案件については,去る9月定例市議会において決算特別委員会に付託され,継続審議となっておりましたが,その審査が終了した旨報告を受けましたので,これより結果の報告を求めます。  決算特別委員長 14番 見谷喜代三君。  (14番 見谷喜代三君 登壇) ◆14番(見谷喜代三君) 決算特別委員会の報告を申し上げます。  去る9月29日の本会議において,決算特別委員会に付託され継続審議となっておりました案件を審査するため,10月14,15,16日及び17日の4日間にわたり委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。  付託されました第58号議案 平成14年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について及び第59号議案 平成14年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり認定いたしました。  以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず一般会計歳出第3款 民生費中,敬老事業に関して委員から,現在本市は77歳,88歳,99歳特定の年齢の方に対して長寿を祝福するために祝い金及び祝い品を進呈しているが,対象年齢については過去の経緯はあるもののいま一度見直しを行い,公平性の観点から財源的に苦労されている地区敬老会計事業に対する助成を増額する考えはないかとの問いがあり,理事者から,全国的にも77歳という年齢が果たして長寿を祝福される高齢者であるのかという議論がなされており,対象年齢の見直しについては来年度の予算編成時に検討していきたいとの答弁がありました。  またひとり暮らし老人支援事業に関して委員から,各地区の70歳以上のひとり暮らし高齢者に月1回程度の給食サービスを実施しているが,ひとり暮らし老人や高齢者世帯がふえていることを踏まえると,給食サービス事業の抜本的な改善を図る考えはないかとの問いがあり,理事者から,老人の介護予防を図り自立した生活を支援するため,在宅介護支援センター職員や民生児童委員の協力を得ながら対象となる老人に利用者個々の実情に合わせた食を提供する,食の自立支援事業に取り組んでいきたいとの答弁がありました。  次に第4款 衛生費中,古紙等回収奨励事業に関して委員から,現在本市では段ボール等の資源回収を実施しているが,新聞紙についても同様の回収ができないかとの問いがあり,理事者から,現在ごみ削減,リサイクル推進についてのパブリック・コメントを実施しており,当委員会において出された意見もあわせて十分に検討していきたいとの答弁がありました。これに関して委員から,新聞紙の資源回収を行政が行うことになれば,資源回収に対する市からの奨励金が活動費の貴重な財源になっているPTAや育成会など,各種団体の運営に大きな影響を与えることになるので,新聞紙回収についてはさまざまな角度から慎重に検討すべきであるとの意見もありました。  次に第7款 商工費中,コミュニティ事業に関して委員から,現行の東西南北4ルートは,バス会社の経営を圧迫しないように既存のバス路線と競合しないようにして設定されているとのことであるが,新田塚方面行きの路線バスが廃止された同地区住民から出されている新ルート増設の要望にこたえる考えはないのかとの問いがあり,理事者から,現在コミュニティバスが好評で,利用者がふえつつある要因は1周回30分で100円の料金設定であるとの判断から,郊外への路線延長,あるいは現段階での路線増設は考えていない,また新たにできた公共交通空白地帯については,公共交通計画の方針のとおり路線バスとコミュニティバスをリンクさせることなどにより,その解消に努めていきたいとの答弁がありました。  次に一般会計歳入第1款 市税に関して委員から,昨今の深刻な経済状況により,1世帯当たりの年間総収入が落ち込む中,現行の税制下では地価公示価格が下がっても固定資産税額が上昇し,滞納を招くという悪循環から脱却できず,このままでは滞納額が増加する一方であると思われるがどのような対策を考えているのかとの問いがあり,理事者から,北越4県の都市で構成する税務主管者会議において,課税標準額をなだらかに上昇させる負担調整措置や地価公示価格の7割を各地の評価水準とする現行制度の見直しも含めた税制の抜本的改正を求める要望書を国に提出し,納税者が理解しやすい税制にするよう働きかけている。また滞納額をこれ以上ふやさないようにするため,これまで行ってきた管理職員による全庁的な夜間電話催告に加え,今年度は直接滞納者の自宅を訪問する取り組みにも力を入れながら納税意識の高揚に努めたいとの答弁がありました。  次に特別会計について申し上げます。  まず交通災害共済特別会計に関して委員から,基金積立基金が1億1,000万円と特別会計の年間予算を上回る大きい金額となっているが,加入者に還元すべきではないかとの問いがあり,理事者から制度創設時に支払準備金として設定したものであり,今後の不慮の災害が生じたときに備えるためにも,この程度の基金積立金は維持したいとの答弁がありました。  次に競輪特別会計に関して委員から,競輪事業を取り巻く環境には厳しいものがあり,今後の経営基盤の安定を図るためには,競輪場空白地域で開催告知広告を出すなど,積極的なPR活動を行うとともに,以前からも指摘しているように他市の専用場外車券売り場の設置についても調査研究し,さらなる車券売り上げ収入の増加対策に前向きに取り組んでほしいとの要望がありました。  次に国民宿舎特別会計に関して委員から,長引く景気低迷の中,鷹巣荘においても利用客が伸び悩んでいるが,積極的なPR活動を含めた今後の経営方針をどのように考えているかとの問いがあり,理事者から,これまでは経費の削減に力を入れてきたが,現在は積極的な利用客の増加を目標に,ビジネス客を集客するプラン,連泊客の優待プラン,新米を賞味していただくプランなどの企画を展開しており,本年度末には利用客数の対前年比1割増を達成できるように努力したい,また民間委託を含めた根本的な経営形態のあり方についても検討しているとの答弁がありました。  次に企業会計について申し上げます。  まず下水道事業会計に関して委員から,決算審査意見書においても指摘されているように,本市の企業債未償還残高は,類似都市と比較して約3割も多く,さらに今後10年間で残りの未整備地域を整備する計画の中で,企業債発行も避けられない状況であることから,さらなる事務事業の見直しとコスト縮減に努め,今後の企業債発行については十分慎重に検討すべきであるとの意見がありました。  次に水道事業関係に関して委員から,少子・高齢化に伴う人口の伸び悩みや節水意識の向上などにより水需要が減少傾向にある中,第六次拡張事業の見直しはどのような内容を考えているのかとの問いがあり,理事者から,同事業については事業開始以来8年を経過しており,当初の需要予測と現状には大きな隔たりがあることから,過大な施設建設にならないよう平成14年度に行った水需要予測をもとに基本計画の改定作業を行っている,ただ降雪期には一時的に予想を超える排水量となったケースもあるほか,老朽化や塩害などによる水源となる井戸が使えなくなるといった不測の事態も視野に入れ,これらの総合的に勘案しながら見直し作業に当たっているとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。議員各位の御賛同をお願い申し上げ報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) ただいまの委員長報告に対し質疑を許可いたします。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。  それでは第58号議案及び第59号議案について討論の通告がありましたので,許可いたします。  32番 西村公子君。  (32番 西村公子君 登壇) ◆32番(西村公子君) 日本共産党の西村公子です。私は,第58号議案 平成14年度福井市各会計歳入歳出決算の認定について,第59号議案 平成14年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について,いずれも認定に反対の立場から討論を行います。  まず第58号議案 各会計の歳入歳出決算について,その理由を述べます。  第1に,長引く深刻な不況のもとで,市民の暮らし,中小企業の経営を支援することが求められておりましたが,市民生活を最優先にしたものになっていません。市民から強く要望が出されている乳幼児医療費無料化制度についての取り組みでも,13年度から3人以上子供がいる家庭では就学時前まで拡充されましたが,少子化が一層進んでいる状況のもとで,就学時前までのすべての子供の成長を支援する体制こそ急務です。また市民の命と健康を守る国民健康保険についても,倒産やリストラなどにより加入者が増加し,3万9,000世帯,7万5,000人となっています。それとともに,保険税が高いことから滞納者も7,500世帯を超え,それに対して市は支援するどころか短期保険証や資格証明書という制裁措置で滞納世帯の半数近い3,500世帯に正規の保険証を交付しておりません。中でも,病院の窓口で10割払わなければならない資格証明書交付が2,115世帯となっていることは異常な事態です。  7月に出された県の通達でも,一律交付は認められていないということですが,市の実態は加入者からの連絡がない人についてはすべて資格証明書を交付しております。金沢市では,連絡のない方もすべて市の方から連絡や訪問を行って対応をしております。このような制裁措置ではなく,生活困難な世帯に対する保険税の減免制度を確立することこそ市としての責務です。  さらに倒産や廃業,リストラによる失業者が増大しておりますが,国の緊急雇用対策事業に上乗せする市独自の雇用対策は取り組まれていません。地方自治体レベルでも,雇用拡大の目標を立て,正規雇用をふやすために助成制度を設けて取り組んでいることを紹介いたしましたが,市としての早急な施策を求めるものです。  第2に,市民の切実な要求についてこたえていない,その一方で,不要不急の事業,計画が破綻した事業へのむだな投資が続けられていることです。足羽川ダム計画の基金に,毎年約1億6,000万円を出しており,14年度で12億7,000万円を超えております。150年に1回の大雨に対応するというもので,治水上も不要と指摘されている足羽川ダム計画は撤回すべきです。  また森田北東部,市場周辺などの区画整理事業については,地価の下落,不況によって保留地の売却が進まないなど,計画が事実上破綻してきています。保留地処分の状況を見ますと,北部第7では28.2%,市場周辺では21%,森田北東部では4.9%と今後の見通しが立たない状況になっており,今後一層市の負担がかかることにもなりかねません。規模の縮小や期間の見直しを行うべきです。  福井駅周辺の区画整理事業についても,既に200億円以上の投資が行われていますが,事業完了時ににぎわいが戻るかというと,市の見通しでもかなり難しいということです。さらに甘い見込みで取得した代替用地を抱え過ぎて,大きな損失を生み出しています。この事業に420億円かけることの意味が問われているものであり,市の責任は重大です。  議会の海外視察についても,全く改善が行われていません。14年度は,全国市議会議長会主催が中止になりましたが,北信越市議会議長会で268万円,福井県市議会議長会で226万円,全体で約500万円です。市民の暮らしや経営が大変なとき,緊急性も切実性も認められない多額の経費を要する海外視察はやめるべきです。県内の議長会については,福井市が中心になっていることからも,すぐにでもやめられるものです。  第3に,市町村合併問題,財政健全化計画,行政改革の本質は市民の要求にこたえるものではなく,合理化の名のもとで必要な福祉,教育などサービスの削減,凍結が行われていることです。国が進めている市町村合併は,交付税を大幅に減らすためであることは明らかですが,市の進め方にも大きな問題があります。まちづくりの議論が,皆目行われていない。そして,現在の法定協議会が議論になっていないことも問題ですが,せめて公募で住民代表を入れて議論してほしいという市民の要望についても,また住民投票など合併の是非を市民全体に問うこともしない,そういったやり方では到底市民の合意に基づくものとは言えません。サービスや公共料金,わかりやすい財政見通しなどを全体像を示し,その上で市民に合併の是非を問うことが住民自治として最低必要なことであり,強く要求するものです。  さらに財政健全化計画,職員削減計画で,市民サービスに必要な予算の削減,凍結,そして大幅な職員削減と給与削減が行われています。特に保育園については,30年以上経過した保育園が6カ所となっていますが,その建てかえの計画さえないという状況です。子供たちが1日の半分生活している保育園を優先するという考えがないということは,この財政健全化計画がいかに市民の視点がないかということをあらわしています。市営住宅についても,同様です。管理戸数は,1,938戸ですが,老朽化が進み,募集停止にしているのはそのうち144戸で,特に高齢者が多く,生活そのものが大変になってきているわけで,早急な建てかえ,改善が必要です。全体としても,市民の要求が強い市営住宅をふやすよう強く要求するものです。  そのほか,公立保育所統廃合計画で分園に続いて勝見保育園の廃園を進めるため,さらに三谷館保育園の民間委譲を進めるやり方は,市民の保育要求からも逆行しており,改めて撤回を求めるものです。さらに職員の大幅削減と給与削減を行い,削減計画を3年も前倒しになるほど減らし,一方パートや非常勤職員をふやし,結果として不安定雇用を奨励するようなやり方になっています。今雇用をふやさなければならないというとき,また少子化問題でも安定雇用は不可欠の問題であり,このような逆行したやり方は改めるべきです。
     以上,主な反対理由を述べて,第58号議案 各会計決算の認定に反対するものです。  次に第59号議案 平成14年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について述べます。  下水道事業会計ですが,未整備の30%を今後10年間で進める計画ですが,現在企業債残高が636億円に対して,300億円ほど,つまり1.5倍にふえるということです。審査意見書でも,類似都市と比較して30%も多く,企業債発行には十分な検討が必要と指摘されておりますが,市の認識はそういった切迫感はまるでありません。大規模な事業計画の見直し,企業債の借りかえ,工事設計金額の見直しや入札における談合の排除など,徹底した見直し検証を行うことがとりわけ重要であります。  ガス事業会計ですが,事業費68億円という天然ガス転換事業によって,ガス事業は莫大な借金を抱えることになりました。一方,近年は高齢化に対応した電化住宅が普及してきており,ガスの需要が大幅に伸びるという状況ではありません。こういった状況のもとで,ガス料金の引き上げが15%から20%という大幅な引き上げになれば,都市ガス離れが加速することが予想されます。10年後には,繰り越し赤字を解消できるという市の予測は,極めて甘い見込みであると思うし,天然ガス導入が安易に行われたことが問題だと考えます。市民生活が長引く不況のもとで収入が大幅に減少しているもとでの来年度の料金引き上げは,市民の理解を得ることはできないし,認められないものです。  最後に,水道事業会計ですが,水需要が伸びない状況のもとで,足羽川ダムの利水については撤退いたしましたが,現在の第六次拡張計画事業358億円の見直しは急務です。水資源の保全,地下水保護,節水を前提にした見直しと取り組みにすべきです。第六次計画の見直しは行われているということですが,水源保護条例など市としての積極的な姿勢が見られません。安心して飲めるおいしい水をという市民の要求にこたえる姿勢に改めるよう求めるものです。  以上,述べまして第59号議案 平成14年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について反対をするものです。  以上で私の討論を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 以上で討論を終結いたします。  それでは採決いたします。  第58号議案及び第59号議案について,委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  起立多数であります。よって,委員長の報告どおり決定いたしました。  ここで暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。              午前11時58分 休憩 ──────────────────────              午後1時5分 再開 ○議長(田辺義輝君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 日程6 各特別委員会の付託案件についてを議題といたします。  去る9月定例市議会において継続審議となっておりました各特別委員会の付託案件について,これより審査の順序に従い経過の報告を願います。  なお,福井市中央卸売市場PR館建設計画調査特別委員会の報告につきましては,これまでに実質6回の委員会が開催され,理事者の報告,参考人の意見陳述及び質疑等を行っており,今後も証人尋問が予定されるなど,付託した案件について現在鋭意調査中であることから,事実関係の整理及び確認後に報告を行いたいとの申し入れを受けており,先ほど開催された議会運営委員会においてもこれが了承されておりますので,御了解をお願いいたします。  それでは市町村合併対策特別委員長 35番 若山樹義君。  (35番 若山樹義君 登壇) ◆35番(若山樹義君) 去る9月定例市議会において継続審議となりました市町村合併に関する諸問題を審査するため,10月31日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要につきまして御報告を申し上げます。  まず理事者から,11月7日に越廼村で,8日に福井市で開催されました第3回及び第4回合併協議会に提出予定の報告4件について説明がありました。この中で,清水町長及び同町議会議員選挙に伴う合併協議会委員の変更のほか,新市名称候補選定等小委員会については,10月31日締め切りで実施されている新市名称候補の中間報告があり,約4,000件の応募のうち,漢字の福井市が全体の6割強を占めており,11月4日の小委員会で3点以内に絞り込まれた上で,合併協議会に提案されるとの報告がありました。また議会議員,農業委員会委員定数等小委員会においては,委員発議により小委員会内に議会及び農業委員会の2つの部会を組織し,より専門的な観点からの集中審議の結果をもとに,小委員会において全体協議を行うこととなり,新市建設計画策定小委員会については10月24日から26日にかけ5市町村において活気ある産業づくり,魅力ある人材づくりを初めとする6つのテーマごとに住民ワークショップが開催され,住民から出された意見等をもとに企画担当部会において計画に掲げる具体的な事業を協議,調整していくとの報告がありました。  次に同じく第3回及び第4回合併協議会に提出される議案第13号ないし議案第36号の24件について理事者から説明がありました。以下,主な事項について個別に申し上げます。  以下,議案第13号から幾つかの議案提出,報告がありますが,既に今月の21日に議員各位の皆さんの自宅にこれまで合併協議会にそれぞれ合意事項についての資料をお送りしたと思いますので,これをまた後ほど皆さんお目を通していただければ,いろいろと御理解がいただけるんじゃないかなということで,ひとつよろしくお願いを申し上げます。  まず議案第13号 窓口業務の取扱いについては,住民サービスの維持向上ができるように,合併と同時に再編することとし,戸籍については合併と同時に電子化することを目標とし,住民サービスを充実する。  議案第14号 国民健康保険事業の取扱いに関して,税率については平成17年度に統一し,急激な負担増にならないように3年間で段階的に調整することとし,その間は財政支援措置を講ずるものとする。  次に議案第15号 保健衛生事業の取扱いに関して,新市保健計画については関係団体との調整の上,合併後2年を目途に策定し,事業を再編することとする。  また議案第17号 障害者福祉事業の取扱いに関して,平成17年4月1日から国,県の制度に基づく事業は基本的に統合し,単独事業は統一し,障害者福祉基本計画は合併後2年を目途に策定する。  次に議案第18号 高齢者福祉事業の取扱いに関して,老人保健福祉計画については平成17年度において介護保険事業計画と一体的に策定をする。  また議案第19号 児童福祉事業の取扱いに関して,児童福祉事業及び母子等の事業については,平成17年4月1日から国,県の制度に基づく事業は基本的に統合し,単独事業は統一することとする。  議案第20号 ごみ収集業務事業の取扱いについては,当分の間は現行のとおりとし,新市において一般廃棄物の処理に関する計画などを作成し,業務を再編することとする。  次に議案第21号 環境対策事業の取扱いについては,合併後1年を目途に環境基本条例を制定することとし,条例の制定後,地域の特性を生かした環境基本計画を策定するとともに,環境対策事業の統一を進める。  議案第22号 農林水産関係事業の取扱いに関して,生産調整の5市町村単独助成は,これまでの市町村での政策事情を勘案し,合併後3年を目途に統一することとする。  次に議案第25号 建設関連事業の取扱いの都市計画について,都市計画区域は合併後5年以内に方針を決定し,調整をする。都市計画マスタープランは,合併後3年を目途に策定することとする。また住宅の入居基準は,合併と同時に再編し,家賃等は合併後3年を目途に段階的に調整し,再編する。住宅建設事業の継続事業は,合併後3年以内に住宅マスタープランを策定することとする。  議案第26号 学校教育事業の取扱いに関して,少人数授業制度については,平成17年4月1日から全小中学校90校に1人の教員を加配する。また給食費については,合併後3年を目途に統一する。  次に議案第27号 地方税の取扱いに関して,5市町村で差異のある地方税のうち,個人市民税の均等割の税率は,平成16年度までは現行のとおりとし,平成17年度から2,500円とする。また軽自動車税のうち,小型特殊自動車の農耕作業用の税率は,平成16年度までは現行のとおりとし,平成17年度から1,200円とする。入湯税の税率は,合併と同時に1人1日100円とし,都市計画税は基本的に新市に引き継ぎ,新市としての都市計画の見直しが行われた時点で統一する。また個人市民税及び固定資産税の前納報奨金は,平成16年度までは現行のとおりとし,平成17年度から廃止することとする。また事業税は,市町村の合併の特例に関する法律の規定により,合併後6年目から課税する。  次に議案第28号 一般職の職員の身分の取扱いに関して,5市町村の一般職の職員についてはすべて新市の職員として引き継ぎ,職員数については定員適正化計画を策定し,定員管理の適正化に努めることとする。  議案第29号 特別職の身分の取扱いについて,5市町村の特別職については基本的に失職し,新市の市長職務執行者については5市町村の長が別に協議して定めることとする。新市における特別職の設置,人数,任期等については各法令の定めるところによることとし,報酬は現行の報酬額をもとに調整するものとする。  次に議案第32号 女性政策事業の取扱いに関して,男女共同参画の条例については合併後1年を目途に制定する。なお,新市として男女共同参画を一層推進するため,審議会等における女性の比率は40%を目標とし,男女共同参画の行動計画については合併後1年を目途に意識調査を実施し,策定することとする。  議案第34号 電算システム事業の取扱いについて,新市における住民サービスに支障を来さないよう,安全かつ確実に稼働させるため,福井坂井地区広域市町村圏事務組合の共同利用における福井市システム及び福井市の単独システムに統合し,新市において住民サービスの向上及び機能向上を目指し,電算事業を見直すこととする。  次に議案第36号 防災関係事業の取扱いに関して,防災会議は合併と同時に新たに設置し,地域防災計画を策定する。また水防協議会は,合併と同時に新たに設置し,水防計画を策定することとし,議案第16号 病院・診療所の取扱いを初めとするその他の議案については,基本的に現行のとおり新市に引き継ぐこととするなどであります。  以上の説明に対し,高齢者福祉事業に関して委員から,5市町村の社会福祉協議会の合併に対する対応についての問いがあり,理事者から,社会福祉協議会は独自で合併の協議を重ねており,行政並びに社会福祉協議会の関係者による行政連絡会も開催される予定であるが,それぞれの事業内容に差異があることから,合併により地域福祉を支える社会福祉協議会の業務そのものの低下を招かないように,またさらに住民福祉サービスの向上に向け連絡会の中でも十分に協議,調整していきたいとの答弁がありました。  また委員から,現在の高齢者福祉事業は高度成長時代に積み上げられたものであることから,今合併を期に時代に即した事業の見直しを図り,さらに弱者にも十分配慮された大胆な改革をすべきであるとの意見がありました。  次に児童福祉事業に関して委員から,今後子供を産み育てやすい社会づくりを進めるために,市民がもっと明るい希望の持てるような施策を盛り込み,新市を子育て支援策の先進地としてスタートするという意気込みで,積極的に取り組んでほしいとの要望がありました。  次に環境対策事業に関して委員から,新エネルギービジョンを策定するに当たっては,資源循環型社会の構築,食農教育の充実,バイオマスの普及などの取り組みを包括的に盛り込んだ計画にしてほしいとの要望がありました。  次に地方税の取扱いに関して委員から,合併後6年目から事業所税が課税されるが,昨今の民間企業の経営状態には大変厳しいものがあり,さらに負担が重くなることを考慮すれば,企業の負担の緩和や政策的補助制度の拡充を図ると明示する考えはないのかとの問いがあり,理事者から,経済界は国に対して事業所税の軽減などの運動を展開しており,また経済動向を見きわめる必要もあり,今後法人市民税のあり方を含め,方策を検討していきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要でございますが,当委員会は今後とも継続してこれら諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げます。  なお,11月7日,8日開催の合併協議会において,ただいまの議案第13号ないし議案第36号及び報告4件は慎重に審議され,原案どおり可決,承認され,また新市の名称は漢字の福井市に,新市の事務所の位置は現在の福井市役所とすることに決定しましたことを申し添え,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に環境保全対策特別委員長 18番 松山俊弘君。  (18番 松山俊弘君 登壇) ◆18番(松山俊弘君) 去る9月定例会において継続審議となりました環境保全対策に関する諸問題を審査するため,11月17日に委員会を開催いたしましたので,その審査の概要について御報告を申し上げます。  まず福井市ごみ削減・リサイクルアクションプラン(行動計画)案について理事者から,ことし6月に福井市資源循環型社会形成研究会が市長に提言した調査研究結果の報告に基づき,福井市ごみ削減・リサイクルアクションプラン(行動計画)素案を作成し,市民に公表,またパブリックコメントを実施し,広く市民の意見を募集した。今後,それらを踏まえ年内に同プランを決定していく。また市民,事業者,行政の連携により,福井市環境マネジメントシステム認証協会を設立し,コスト,事務処理等の面で負担が少ないため,中小企業が参加しやすい市独自の環境マネジメントシステム認証制度エコアクション21ふくいを11月11日に創設し,今後市内中小企業への環境保全活動を広げていきたいとの報告がありました。  これらの報告に対して委員から,ごみ削減・リサイクルアクションプランについて,市民グループによる堆肥化の取り組みに対する支援策を平成16年度から実施するとあるが,学校給食から出る生ごみや街路樹の剪定枝など,市の業務に関連する生ごみの資源化は市が率先して行うべきであり,市民グループへの支援策が先では後退的な考え方ではないかとの問いがあり,理事者から,市が生ごみの堆肥化施設を建設することの検討も必要であるが,市民みずからが生ごみを堆肥化させ,畑で利用し,野菜を栽培する。そして,収穫された野菜がスーパーなどを通して再び消費者に渡るというような循環的なシステムを進める市民グループを支援することにより,循環型社会の形成を目指していきたいとの答弁がありました。  また委員から,リサイクルセンターなどの拠点を市が行政の役割の中で整備し,リサイクルの推進をアピールすべきではないかとの問いがあり,理事者から,日本では循環型社会を構築する機運がようやく高まり,関係法令も整備されてきたところであるため,今後の福井県全域での動きや合併による行政の広域化の中で,施設整備も視野に入れながら検討していきたいとの答弁がありました。  次に福井市汚水処理施設整備基本構想について及び合併処理浄化槽の普及促進について理事者から,汚水処理施設整備基本構想検討委員会案は一部住民の理解が得られなかったために,それら住民の要望に沿う公共下水道での整備区域を拡大する計画を検討し,今回本市の最終構想を策定した。見直しに伴う使用料単価への影響を抑えるため,15年間での整備期間を3年間延長し,事業完了年度を2020年度,平成32年度とする。使用料単価については,平成21年度から140円,平成24年度から149円,平成33年度から169円と3段階で引き上げる計画であり,同最終構想は今後の社会情勢の変化等をかんがみ,5年ごとの見直しを行う。  また川西大安寺処理区の整備方針としては,同区域内に新たに処理場を建設せず,鷹巣浄化センターへの接続が妥当であると考えるが,地元住民の合意を得るため慎重に協議を進め,合意形成を図りたい。さらに今回の整備区域見直しに当たり,合併処理浄化槽区域の整備促進を図るため,従来の合併処理浄化槽の設置費に対する補助率を4割から9割に引き上げ,新たに維持管理費に対する補助制度を新設し,合併処理浄化槽と公共下水道との料金差額分全額を助成するとの報告がありました。  これらの報告に関して委員から,未整備地区の住民にとっては,待ちに待った事業であるが,今後の市町村合併や5年ごとの見直しなどによっても18年間の整備期間は堅持できるかとの問いがあり,理事者から,下水道事業の100%整備は本市の長年の念願であり,今後の諸情勢により若干の修正はあるかもしれないが,18年間でこの大事業を達成していきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれら諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願いを申し上げ,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に県都活性化対策特別委員長 30番 加藤貞信君。  (30番 加藤貞信君 登壇) ◆30番(加藤貞信君) 去る9月定例市議会において継続審議となりました県都活性化に関する諸問題を審査するため,11月20日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要について御報告申し上げます。  まず,えちぜん鉄道の状況に関して理事者から,去る10月19日に勝山-永平寺線における永平寺口から勝山までの区間が運行を再開し,待望の全線開通がかない,利用者数も月を追って伸びてきた。経費も以前の会社と比べ年間およそ2億1,000万円程度縮減させたが,黒字化のための会社目標である年間利用客330万人に向け今後とも会社ともども営業努力を続けていきたい。また11月17日に県議会の厚生警察常任委員会と総合交通対策特別委員会の連合審査会に市民生活部長と都市政策部長が参考人として出席し,東西の均衡ある発展というまちづくりの観点と公共交通の安全性,定時制を確保するという観点から,えちぜん鉄道は福井駅高架乗り入れを強く申し上げたなどと本市の立場を述べた経緯について報告がありました。この報告に関して委員から,利用客をさらにふやすという観点から,駅や周辺の利便性を高めることをまず実践していくべきであり,いま一度駅構内のトイレや駐車場と駅との位置関係,駐輪場の整備など利用者の立場に立って検証できないかとの問いがあり,理事者から沿線市町村は駅構内のトイレの整備を済ませており,福井市もそれに倣って今後とも第三セクターの鉄道会社と協力して改善を進めていきたいとの答弁がありました。  また委員から,10月25日夜,上里踏切内で起きた人身事故に関し,不幸な事故を教訓にして安全装置を設置すべきではないかとの問いがあり,理事者から,安全装置は必要であるという認識が示され,今後設置に向け関係機関と協議していきたいとの答弁がありました。  次に手寄地区再開発事業について理事者から,再開発ビルにおける市フロアの利用案は,市は建物の4階から6階までの約1万2,000㎡に男女共同参画・少子化対策センターと中央公民館及び図書館の3つの複合施設としたい。今後は,事業計画や施設の運営においてNPOや市民ボランティアの参画を求めながら,使いやすさを実現していくとの報告がありました。この報告に関して委員から,図書館の夜間利用を求める意見や住民ニーズの多様化に配慮し,館内に共同スペースを設けることの検討や,月曜日を休館日と固定せず,幅広い市民が利用できる施設になることを求める要望がありました。  次に福井駅周辺工事の状況について理事者から,多数の工事が集中しており,今後交通が混雑することが予想される。従来も関係機関と連絡を図り,工事行程の調整などを行ってきたが,特に来年9月に豊島跨線橋が全面通行止めとなった後のピーク時対応についてはさらなる市民への周知に努め万全を図りたいとの報告がありました。  この報告に関して委員から,日の出跨線橋が12月4日から側道1車線通行となる。今後,降雪時期を迎えるに当たり,交差点付近の混雑を緩和するためにしっかりとした取り組みが必要ではないかとの問いがあり,理事者から,側道に信号機が2基新設されるが,本道優先の原則で信号連動の仕組みづくりを進めたり,雪対策についても関係機関と十分打ち合わせを行い,スムーズな車の流れを実現していくとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれら諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,御報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 以上をもちまして各特別委員長の報告は全部終了いたしました。  ただいまの報告に対して質疑を許可いたします。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。  それではお諮りいたします。  各特別委員会の審査報告につきましては,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  なお,委員長の申し出のとおり継続審議と決定いたしました各特別委員会の付託案件につきましては,閉会中も御審査をお願いいたします。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程7ないし日程32を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。  事務局朗読は省略いたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 本日,ここに平成15年12月福井市議会定例会が開会され,各種の重要案件の御審議をいただくに当たりまして,提案しました補正予算案の概要等につきまして御説明を申し上げます。  さて,今月8日に開催された合併協議会において,合併後の新市の名称を福井市とすることに決定されました。決定に向けましては,新市の住民となる多くの皆様を初め,通勤通学など,新市とのつながりの深い方々から多数の御提案をいただきました。その結果,福井市とする案が応募者の大多数を占め,合併協議会で採用されたところであります。  新たに誕生する福井市は,5市町村のこれまでの歴史や伝統,文化や産業などの貴重な財産を受け継いで,一回り大きな市となり,福井県の県都として不死鳥のように,さらに大きく羽ばたくものと信じます。今後,合併の日までにはまだまだ数多くの協議や調整が必要となりますが,新市において市町村の5本の矢が1つにまとまり,住民の皆様とともに一体となって躍進していけるよう最大限の努力を重ねてまいりたいと存じます。議員各位におかれましては,新市がすばらしい都市として誕生し,限りない発展に向けて飛躍できますよう今後とも格別の御尽力を賜りたく,心からお願い申し上げる次第でございます。  また,えちぜん鉄道については,福井駅部への高架乗り入れ問題に関して,県及び沿線市町村と協議を続けてまいりましたが,高架化に係る経費への応分の負担など,沿線市町村としても必要な対応を図らざるを得ないと判断した次第でございます。沿線市町村として,今後ともえちぜん鉄道を安全で持続可能な安定した交通機関として後世に残すため,努力してまいる所存でございますので,議員各位並びに市民の皆様の御理解と御支援を賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。  ところで,国内経済はようやくにしてわずかながらも明るさが見え始めましたが,雇用情勢は依然として厳しく,円高等の為替レートや株価の変動など,不安な要素も多々あり,今後とも予断を許さない状況にあります。  国政選挙も終わり,民間需要主導による経済立て直しを目指して,第二次小泉内閣による構造改革が引き続き進められるものと存じますが,政府に対しては景気回復へのより強固な道筋をいち早く示されるよう切に期待する次第であります。  また今後,国の新年度予算編成の過程において,三位一体の改革の具体化が進められ,さらには地方自治制度の見直しなども本格化してくるものと思われます。これらの改革等については,これからの地方自治の発展を支える根幹にかかわるものであり,地方の立場や意見がよりよく反映されるよう,全国市長会等の関係機関と連携した取り組みを進めていかなければならないと考えている次第でございます。  それでは今議会に御提案しております12月補正予算案について御説明を申し上げます。  このたびの補正予算案は,職員給与の改定等に伴いまして,人件費の更正をお願いするものでございます。その結果,今回の補正予算案の規模は,一般会計で653万5,000円の増額となりますとともに,特別会計で9万2,000円,企業会計で1億5,986万1,000円の減額となり,補正後の予算額は一般会計で857億8,951万5,000円,特別会計で823億6,584万5,000円,企業会計で321万3,293万9,000円,総額で2,002億8,829万9,000円となった次第でございます。また一般会計の予算額は,昨年度の12月現計予算と比較いたしまして1.9%の減額となっております。  ところで,今回の補正予算案は,国の人事院勧告に基づいて行われる国家公務員の給与の改定及び福井県職員の給与の改定に準じて福井市職員の給与等の改定を実施するとともに,退職者の増による退職手当の追加措置をあわせて行うものでございます。この結果,特別職及び消防職員の改定分も含めまして,補正予算案は総額で1億5,341万8,000円の減額となるものでございます。  また予算案以外の議案及び報告につきましては,それぞれ提案理由の記載に基づきまして,御提案した次第でございます。  なお,細部に関してはいずれも一般質問あるいは各委員会の御審議等におきまして詳細に御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ慎重に御審議の上,妥当な御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田辺義輝君) ただいま説明のありました第62号議案ないし第77号議案,第81号議案ないし第88号議案,第31号報告及び第32号報告について一括質疑を許可いたします。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。 ──────────────────────
    ○議長(田辺義輝君) 次に日程33ないし日程37を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程33 請願第8号 小学校就学前までの医療費無料化と妊産婦検診に対する補助拡充を求める請願 日程34 請願第9号 介護保険制度の改善・拡充を求める請願 日程35 請願第10号 支援費制度の改善を求める請願 日程36 請願第11号 年金制度充実と消費税など大増税中止を求める請願 日程37 請願第12号 医療制度の充実を求める請願 ○議長(田辺義輝君) それでは今ほど上程いたしました第62号議案ないし第77号議案,第81号議案ないし第88号議案,第31号報告,請願第8号ないし請願第12号については,お手元に配付いたしました付託案件表のとおり,ぞれぞれ所管の常任委員会並びに議会運営委員会に付託いたします。  〔付託案件表は本号末尾参照〕  なお,第32号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので,御了承願います。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程38ないし日程40を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程38 第78号議案 福井市非常勤の特別職職員の報酬等に関する条例の一部改正について 日程39 第79号議案 福井市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について 日程40 第80号議案 福井市職員の給与に関する条例の一部改正について ○議長(田辺義輝君) 提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第78号議案ないし第80号議案につきまして,その提案理由を一括して御説明申し上げます。  今回の給与条例等の一部改正案につきましては,本年8月に提示されました国の人事院勧告に基づいて行われる国家公務員並びに福井県職員の給与等の改定に準じて,本市職員の給与等の改定をお願いするものでございます。今回の改定につきましては,職員の給料,月例手当を含めた給与月額を平均で1.11%引き下げることとし,また期末手当につきましても年間の支給月数を0.25月分引き下げる内容となっております。  また特別職の期末手当につきましても,国に準じて年間の支給月数を0.2月分引き下げることとしております。  以上,第78号議案ないし第80号議案につきまして御説明を申し上げました。何とぞ慎重に御審議の上,妥当なる御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田辺義輝君) ただいま説明のありました第78号議案ないし第80号議案について一括質疑を許可いたします。 ◆32番(西村公子君) 第80号議案について質疑を行いたいと思います。  給与あるいは各種手当引き下げによって,職員1人当たりの影響額は幾らになりますか。また年間全体の引き下げ額というのは,幾らになりますか,お尋ねします。 ◎総務部長(村尾敬治君) 職員1人当たりの平均は,17万5,000円でございます。それから全体,これまでの引き下げの5年間の合計につきましては約11億9,700万円になります。  以上でございます。 ◆32番(西村公子君) 年間の引き下げ額をお聞きしたいので,その点を明らかにしていただきたいのと,この間の今部長がおっしゃった5年連続引き下げということで,給与は一体何年前の基準までさかのぼることになるのか,その点お伺いしたいと思います。 ◎総務部長(村尾敬治君) 先ほども申し上げましたように,職員1人当たりの平均額は17万5,000円程度でございます。もう一つの質問につきましては,少し時間をいただきたいと存じます。すぐ調べ,調査をいたします。 ◆32番(西村公子君) この公務員給与については,ただ単に市職員という問題にとどまらないということがあります。年金とか生活保護ですね,そういったものへの影響,それから民間賃金への波及ということがあると思います。こういった国民生活を圧迫したり,消費を落ち込ませることになるのではないかと,その影響についてどのようにお考えか,お尋ねいたします。 ◎財政部長(吹矢清和君) ただいまの御質問に関係いたしてでございますが,本日御提案を申し上げました補正予算におきましては,このたびの給与改定に伴います措置全体では,10億1,000万円ほどの減額措置となっているわけでございます。ただ,先ほども提案理由にありましたように,退職手当の追加がございましたので,そのような数字が全体ではあらわれないんでございますが,給与改定に伴う減額の予算措置といたしましては,10億1,000万円というふうに申し上げてよろしいかと思います。 ○議長(田辺義輝君) ほかに質疑はございませんか。 ◎総務部長(村尾敬治君) それでは先ほどの質問でございますが,これまで福井市は国,県の給付勧告に沿いまして改定を行ってきてございます。今回も,その方針で臨んでおり,県内市町村を初め金沢,富山など近隣類似都市と全国都市で順次,改定を行ってきております。給与勧告は,民間水準に合わせて改正するものでございまして,現行ではこれに準じるのが妥当であるというふうに考えています。さらに本市の厳しい財政状況の中で,あえて職員にも協力をお願いして,人件費のほかあらゆる行政改革を講じながら今後とも縮減を図っていきたいということでございますので,御理解をお願いをいたします。  以上です。 ○議長(田辺義輝君) ほかに御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第78号議案ないし第80号議案については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  ここでお諮りいたします。  第78号議案及び第79号議案については,討論の通告がございませんので直ちに採決したいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  それでは採決いたします。  第78号議案及び第79号議案については,原案どおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。  それでは第80号議案について,討論の通告がありましたので,許可いたします。  32番 西村公子君。  (32番 西村公子君 登壇) ◆32番(西村公子君) 日本共産党の西村公子です。私は,第80号議案 福井市職員の給与に関する条例の一部改正について,反対の立場から討論を行います。  今回の人事院勧告を受けたものということですが,給与については1.11%,期末手当を0.25カ月,配偶者手当を1万4,000円から1万3,500円,住居手当を3,600円から3,000円に,それぞれ引き下げようとするものです。職員1人当たりの平均引き下げ額は17万5,000円,職員全体では3億7,000万円にもなり,これまでで最大の引き下げとなります。5年連続の引き下げで,今回を含めますと11億9,000万円の削減となるわけであります。  福井市の場合,以前の昇給の延伸も行われており,職員がますます働く意欲を喪失するようなやり方です。一方で,職員の大幅な削減が行われ,職員1人当たりの責任は非常に重くなっている中での給与引き下げは認められません。実際の退職者数が職員削減計画を大幅に上回っている状況は,職員の意欲をそいでいる結果にほかなりません。  公務員給与の引き下げは,社会全体に波及することからも大きな問題です。JAや保育園,福祉施設職員,その他民間の賃金引下げ,さらに年金や生活保護にまで影響し,国民生活を圧迫する大きな要因となります。ますます消費を落ち込ませ,深刻な経済危機をもたらす悪循環に拍車を一層かけることになります。国民の懐を温める施策こそ,今必要なときに逆行したやり方と言わなければなりません。経済破綻や財政破綻のツケを労働者に負わせるようなやり方は許されません。よって,第80号議案 福井市職員の給与に関する条例の一部改正に強く反対するものです。  以上で私の討論を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 以上で討論を終結いたします。  それでは採決いたします。  第80号議案については原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  起立多数であります。よって,そのように決しました。  以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。よって,散会いたします。御苦労さまでした。              午後1時55分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                     平成  年  月  日 署名議員                        平成  年  月  日 署名議員                        平成  年  月  日 △〔参照〕                  付 託 案 件 表            総    務    委    員    会 番 号件            名第62号議案平成15年度福井市一般会計補正予算  第1条中   歳 入   歳 出    第1款 議会費    第2款 総務費中
        第1項 総務管理費     第2項 徴税費     第4項 選挙費     第5項 統計調査費     第6項 監査委員費    第9款 消防費第77号議案福井市部等設置条例の一部改正について第81号議案職員の退職手当に関する条例等の一部改正について第84号議案工事請負契約の締結について (本郷小学校体育館新築工事)第86号議案福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約の一部変更について第87号議案福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更について第88号議案福井県自治会館組合を組織する地方公共団体の数の減少について第31号報告専決処分の承認を求めることについて (平成15年度福井市一般会計補正予算)            建    設    委    員    会 番 号件            名第62号議案平成15年度福井市一般会計補正予算  第1条中   歳 出    第8款 土木費中     第1項 土木管理費     第2項 道路橋りょう費     第3項 河川水路費     第4項 都市計画費     第7項 住宅費    第11款 災害復旧費中     第2項 土木施設災害復旧費第68号議案平成15年度福井市宅地造成特別会計補正予算第72号議案平成15年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算第73号議案平成15年度福井市下水道事業会計補正予算第85号議案字の区域の変更について             教  育  民  生  委  員  会 番 号件            名第62号議案平成15年度福井市一般会計補正予算  第1条中   歳 出    第2款 総務費中     第3項 戸籍住民基本台帳費    第3款 民生費    第4款 衛生費    第8款 土木費中     第5項 総合交通費    第10款 教育費第63号議案平成15年度福井市国民健康保険特別会計補正予算第64号議案平成15年度福井市老人保健特別会計補正予算第65号議案平成15年度福井市介護保険特別会計補正予算第66号議案平成15年度福井市交通災害共済特別会計補正予算第76号議案福井市立郷土歴史博物館の設置及び管理に関する条例の制定について第82号議案福井市印鑑条例の一部改正について第83号議案福井市養浩館庭園設置及び管理に関する条例の一部改正について             経  済  企  業  委  員  会 番 号件            名第62号議案平成15年度福井市一般会計補正予算  第1条中   歳 出    第5款 労働費    第6款 農林水産業費    第7款 商工費    第11款 災害復旧費中     第1項 農林水産施設災害復旧費第67号議案平成15年度福井市競輪特別会計補正予算第69号議案平成15年度福井市国民宿舎特別会計補正予算第70号議案平成15年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算第71号議案平成15年度福井市農業集落排水特別会計補正予算第74号議案平成15年度福井市ガス事業会計補正予算第75号議案平成15年度福井市水道事業会計補正予算             議  会  運  営  委  員  会 番 号件            名請願第8号小学校就学前までの医療費無料化と妊産婦検診に対する補助拡充を求める請願請願第9号介護保険制度の改善・拡充を求める請願請願第10号支援費制度の改善を求める請願請願第11号年金制度充実と消費税など大増税中止を求める請願請願第12号医療制度の充実を求める請願...