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平成13年 9月定例会-09月05日−01号

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  1. 福井市議会 2001-09-05
    平成13年 9月定例会-09月05日−01号


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    DiscussNetPremium 平成13年 9月定例会 - 09月05日-01号 平成13年 9月定例会 - 09月05日-01号 平成13年 9月定例会                福井市議会会議録 第1号            平成13年9月5日(水曜日)午前10時5分開会 ──────────────────────  平成13年9月5日,定例市議会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。 ────────────────────── 〇議事日程  日程 1 会議録署名議員の指名  日程 2 会期の決定について  日程 3 海外行政視察の報告について  日程 4 各特別委員会の付託案件について  日程 5 第60号議案 平成13年度福井市一般会計補正予算  日程 6 第61号議案 平成13年度福井市介護保険特別会計補正予算  日程 7 第62号議案 平成13年度福井市宅地造成特別会計補正予算  日程 8 第63号議案 平成13年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算  日程 9 第64号議案 平成13年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算
     日程10 第65号議案 平成13年度福井市下水道事業会計補正予算  日程11 第66号議案 平成12年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について  日程12 第67号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について  日程13 第68号議案 福井市議会議員及び福井市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正について  日程14 第69号議案 福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の一部変更について  日程15 第70号議案 工事請負契約の締結について              (下郷,上郷小学校統廃合敷地造成工事)  日程16 第71号議案 土地の取得について              (灯明寺中学校拡張用地)  日程17 第72号議案 市道の路線の廃止について  日程18 第73号議案 市道の路線の認定について  日程19 第27号報告 まちづくり福井株式会社の平成12年度決算に関する報告について  日程20 第28号報告 まちづくり福井株式会社の平成13年度事業計画に関する報告について  日程21 企業会計決算特別委員会の設置並びに付託について  日程22 企業会計決算特別委員会委員の選任について  日程23 予算特別委員会の設置並びに付託について  日程24 予算特別委員会委員の選任について  日程25 陳情第14号 公務員労働者の新賃金早期決定についての陳情  日程26 陳情第15号 適正規模の少人数学級実現等を求める陳情  日程27 陳情第16号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情  日程28 市政に対する一般質問 ────────────────────── 〇出席議員(36名)  1番 見谷喜代三君   2番 畑  孝幸君  3番 稲木 義幸君   4番 川井 憲二君  5番 皆川 信正君   6番 松山 俊弘君  7番 石川 道広君   8番 吉田 琴一君  9番 小林荘一郎君   10番 山口 清盛君  11番 木村 市助君   12番 柳沢 峰生君  13番 宮崎 弥麿君   14番 早川 朱美君  15番 谷口 健次君   16番 田中 繁利君  17番 栗田 政次君   18番 近藤 高昭君  19番 皆川 修一君   20番 加藤 貞信君  21番 松宮 秀彦君   22番 谷口 忠応君  23番 宮崎 利道君   24番 浦井美惠子君  25番 西村 公子君   26番 松井乙右衛門君  27番 中谷 輝雄君   28番 高橋省一郎君  29番 田辺 義輝君   30番 中谷 勝治君  31番 若山 樹義君   32番 山崎 謙二君  33番 西村 高治君   34番 山田 俊臣君  35番 伊東 敏宏君   36番 成瀬 亮一君 ────────────────────── 〇欠席議員(0名) ────────────────────── 〇事務局出席職員  議会事務局長      南   昌 宏  議会事務局次長     吉 村 邦 栄  庶務課長        衣目川 一 郎  議事調査課長      竹 内 正 己  議事調査課専門官    小 川 眞一郎  議事調査課主任     奥 田 芳 文  議事調査課副主幹    細 田 貴 晴  議事調査課副主幹    南   裕 之  議事調査課主査     廣 瀬 峰 雄  議事調査課主査     黒 田 慶 廣 ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         酒 井 哲 夫 君  副市長        奈 良 一 機 君  副市長        笠 松 泰 夫 君  収入役        堀 江 廣 海 君  教育長        渡 辺 本 爾 君  企業管理者      桑 野 正 暁 君  企画政策部長     澤 井 照 男 君  総務部長       竹 内   寛 君  財政部長       西 端   巖 君  市民生活部長     松 成 嘉 實 君  福祉保健部長     佐 藤 岩 雄 君  商工労働部長     櫻 井 邦 雄 君  都市政策部長     勝 木 明 洋 君  建設部長       白 崎 謙 一 君  下水道部長      前 田 幸 雄 君  企業局長       藤 田 由紀男 君  教育部長       堀 田 孝 矩 君 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 平成13年9月福井市議会定例会は本日招集せられ,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。  よって,これより会議を開きます。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,31番 若山樹義君,32番 山崎謙二君の御両名を指名いたします。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程2 会期の決定についてお諮りいたします。  今期9月定例市議会の会期は,議案審議の都合上,本日より21日までの17日間といたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付いたしました会期日程表のとおりでございますので,御了承を願います。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程3 海外行政視察の報告についてを議題といたします。  去る7月2日から13日までの12日間の全国市議会議長会主催による欧州都市行政調査,また7月9日から18日まで10日間の北信越市議会議長会主催によるアメリカ・カナダ行政視察について,それぞれ2名の議員が参加いたしました。  今回の視察も各議員がそれぞれのテーマを持ち,視察先の懇切な対応のもとで活発な意見交換が行われ,大きな成果があったものと考えます。  それでは順に報告を願います。  24番 浦井美惠子君。  (24番 浦井美惠子君 登壇) ◆24番(浦井美惠子君) それでは報告をさせていただきます。  去る7月2日から7月13日までの12日間,全国市議会議長会の都市行政調査団の一員として,石川議員と私の両名が欧州視察に参りました。  すばらしい機会をいただいて,本当に皆さん方に感謝をし,御報告をさせていただきます。  訪問した主要国はオランダ,ドイツ,英国です。オランダのアムステルダムでは,市営の高齢者福祉施設を訪問しました。日本でも要望が高い個室化が進んでおり,部屋に入ると広い空間,アットホームなたたずまいからは,施設というイメージは感じられませんでした。  大学の資格者程度の人が20人おり,常勤職員で足りない部分をパート職員,約30人程度で対応しているということで,100人に対して55人という恵まれた体制であり,さらに市街地の中にあるということで,地域とのつながりを重視している点など,学ぶことが多くありました。  ドイツでは,主として環境問題と交通政策についての先進的な取り組みを見聞しました。  人口20万人のフライブルグ市では,循環型社会を目指すドイツの中でも進んでいる都市でありまして,1992年度には自然と環境保存に関するコンクールでドイツ152ある自治体の中で第一位となり,「自然と環境の保全に貢献した連邦都市」としての称号を贈られております。
     女性の環境副市長から,そしてまた担当の方から話を伺いました。  フライブルグ大学が中心機関として研究開発の役割をしていること,またスイス,フランスなどを含むEC3国で共同で取り組んでいること,そして何よりも環境に対する市民の意識の高さが大きな推進力になって,うまく機能していることを感じました。  ドイツは,ごみを燃やさないで埋め立てをしておりますが,町の中にもストックヤードにもごみがはんらんしている様子が全く見られません。道路脇に灰色や緑色のバケツ,分別収集をしているわけですけれども,それに黄色い袋,家の前にはコンテナが置かれているのを見かけましたが,ごみ袋が山のように積まれている日本の様子は,やはりおかしいのではないかと感じました。  ごみ袋の代金だけで済む日本と違って,ドイツでは有料制です。利益者負担は必要な全予算をカバーするが,利益は出さないと条例で決め,特別徴収金は市議会が決定権を持っております。基本料金が年間1人,日本円で6万円ぐらい,1週間に1回だとさらに4万円,2週間に1回だと2万円納めます。ドイツでも1人世帯が多いので,2世帯で一緒に出すと料金が安くなるそうです。  家の前に置いてある15リットル入るコンテナには,カードを入れると量がチェックされるようになっております。最近の12年間で,ごみは5分の1に減少したそうです。有料制と基本料金は決まっているが,減らせば安くなるという政策が減量化を促進しているというふうに思います。  もう一つの要因は,埋立地がなくなるというせっぱ詰まった状況があることだと思います。  連邦政府から2005年までしか埋立地がもたない。しかし,空気汚染を考えると焼却方法はとらないという方針が出されたことにあると思います。  フランクフルトのマインツ市議会を訪問したときにも,連邦政府の法律に従ってフライブルグと同じ仕組みで取り組んでおり,生ごみを有機肥料化することで家庭ごみの処分量が3年間で29.6%に減少した。ごみ処理は政策の中心であるという議長の言葉に連邦の取り組みの真剣さ,連帯感の強さを感じました。  次に交通政策についてですが,フライブルグ市とカールスルーエ市で話を聞き,乗車体験もいたました。  フライブルグ市では自動車進入禁止地区を設定して,車の市内乗り入れを制限しております。駐車場は減らし,駐輪場整備をしていると言われるほど自転車が多く,自転車優先で走っています。自転車専用道路もつくられておりますが,歩いているときは絶えず背後に気をつけて,自転車をよけるようにしました。自転車にブレーキがついていないからです。不思議そうに私たちを眺めていましたが,結構スピードを出して走っております。  一方,公共交通の市電が拡張されているということで,市電ネットを拡充し,電車の沿線には100台から300台の広い駐車場を整備しており,パークアンドライド方式を進めているそうです。人口28万人,60%が緑地という緑の町,カールスルーエ市でも,市内電車が在来線へ乗り入れる特徴的な交通システムについて大学教授より話を伺いました。車が多過ぎ,渋滞を招くので整備することを考えたのがきっかけだそうです。それがまず人間研究をしたというのがおもしろいと思いました。  ドイツ人は車が好きで,心理的にバスの方を選ぶと思ったところが,その3倍の人が電車に乗るようになったそうです。  次に考えたのは,周辺の町村とのネットワーク,200万人の圏まで広げるようにしようということです。  3番目には,乗りかえを嫌う風潮を考えて,直行で行けるように,1枚の切符で全部乗り入れられるようドイツ鉄道のすべてと路面電車を結びつけることを考えたそうです。しかし,課題が多く,市電は直流,鉄道は交流,電圧も違う,その技術的面をどうするかということで,それもクリアをしてカールスルーエの路面電車が南へ,東へ延び,8年間に400㎞の増線,延長をしたそうです。さらに今,北西の方へ新路線拡張を考えているそうです。  その結果,利用者が2倍にふえ,路線によっては8倍にふえたところもあると聞いております。小都市でもできることが実証されたわけです。最高100㎞の時速が出せ,近くの駅で乗れる,乗客の40%の人が車を持っていたけれども電車に乗りかえたと言われております。市内には車があふれなくなり,毎日30万人の人が電車を利用していると言われておりました。  乗車体験をしてみましたが,低床で静か,音がほとんどしません。沿線の様子が身近に見えます。次の電車を待ち,もとの地点に戻りましたが,それほど待たず,気軽に乗れ,身近な足という感じを受けました。  運営は市の交通公団がしておりますが,コスト的にもカバーできており,市からの援助も教育や文化施設の補助よりもかからないということでした。市電と鉄道の接続など,課題をクリアしての成功ですが,福井の公共交通政策を考えるとき,ドイツ人の研究熱心さと不可能と思われることでも可能にするチャレンジ精神に学びたいものだと思いました。  訪問したどこの国でも共通して言えることは,豊かな緑と水,古い歴史を物語る建造物が今もそのまま残されていることです。文化や暮らし,環境を大切に育ててきた人々の思いが伝わってくる視察でした。  今後の議会活動に生かしていきたいと思っております。どうもありがとうございました。 ○議長(皆川修一君) 次に7番 石川道広君。  (7番 石川道広君 登壇) ◆7番(石川道広君) 明政会の石川道広でございます。  ただいま浦井議員からもお話がありましたように,私このたび全国市議会議長会主催によります欧州都市行政調査団,私どもB班として21市36名の一員といたしまして,先ほど議長からもお話がありましたように7月2日より13日までの12日間,オランダ・アムステルダム,またドイツ・フライブルク,ロンドン等々を視察する機会をいただきましたこと,これひとえに議長を初め議員各位の温かい御配慮のたまものと心より厚くお礼を申し上げます。  実は,この視察を通しまして本当に自分に貴重な体験,また見聞を深めることができました。  さて,御報告をさせていただきますが,議長からもありましたように,私なりにこれまで,いわゆる欧米諸国での高負担・高保障というものを聞き及んでいましたし,また今までもありましたように交通問題,福祉問題,自分なりに関心を持ちながら,課題を持ちながら,実は参加をさせていただきました。そういったことで,御報告をさせていただきますが,時間的制約もございますので,視察を通しまして石川個人率直に感じましたことを述べさせていただきたいというふうに思うところでございます。  まず社会保障についてでございますが,先ほども触れさせていただきました。本当にオランダでお聞きしたところ,税率最高で52%,そして所得税が19%,果たしてそれで生活できるのかなという疑問を持ちながらお聞きしましたが,その背景に,いわゆる標準所得層への住宅を初め社会保障につきましては,政府の責任で一定の保障を約束されているとの説明を聞きまして,このような政策がなされているからこそ,欧州では貯蓄額は1世帯平均20万円から30万円,そしてまた集合住宅を意図的につくることで国土の有効活用,自然環境の保全が毅然として推進され,ゆとりある人間らしい生活をエンジョイできるのかと実感をいたしたところでございます。  次に環境についてでございますが,今ほども浦井議員からお話がありました。ドイツ,フライブルグ市では,ただ公共交通機関を利用してくださいというだけじゃなくして,それ以前に利用しやすいシステムを行政,業者,また市民みずからが一体となってつくって,公共交通利用促進へ誘導しているという背景がありましたこと,本当に感銘をいたしたところでもございます。  さらに何はともあれ,公共交通を利用するという背景には定時性の問題があるということで,公共交通の誘導施策があらゆる形で推進をされていますことも非常に勉強にもなったところでございます。  また,自転車道の整備を推進する中で,自転車利用を推進するといったこと,また分別についても,やはり今までもお話がありましたようにごみ,廃棄物,リサイクル物の分離収集,また浦井議員からも御指摘がありました埋立地によるメタンガスの発生に基づく有効活用,いわゆるメタンガスを利用した高効率の発電,給湯,また地域への暖房に再利用をしているとの御報告などを聞いてまいったところであります。  そういったフライブルグ市でのオリジナル的な取り組みが,今日では連邦レベルで広がっていくばかりか,さらに人間らしい,そしてまた自然と共生する社会をつくるために近隣諸国との共同研究,そして共同活動を推進しているとの説明をお聞きし,やる気の重要性というものを再認識をさせられたものでございます。  次に都市景観,環境保全についてでございますが,訪問各都市で都市の計画やデザインそのものを質の高いものにするため,浦井議員からも御報告がありましたように歴史的な構造物や古い建物については内装改造については認めるものの,外装については現状を守らせるということ,また由緒ある場所等につきましても後世に残し,保存することを明確に打ち出す中で,快適な空間が提供されていますし,エネルギー節約面では緑化対策を初め,住宅における採光部分への植樹等が自主的に行われていますことなど,視察を通しまして見聞させていただきまして,私自身,この視察を通しまして,今後まだまだ微力ではございますが,本市の発展に寄与しなければと意を新たにさせていただいたところでございます。  まだまだ御報告しなければなりませんが,時間的な制約の関係上,報告集での御報告にかえさせていただきたく存じますので,ぜひとも御一読を賜りますようお願い申し上げまして,簡単ではございますが,私の視察報告にかえさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(皆川修一君) 次に3番 稲木義幸君。  (3番 稲木義幸君 登壇) ◆3番(稲木義幸君) おはようございます。  先般,7月9日より18日までの10日間にわたりまして開催されました北信越議長会主催のアメリカ・カナダ行政視察に議員各位の御理解のもと,見谷議員とともに参加させていただきましたこと,まずもって厚く御礼申し上げる次第でございます。  今回は,北信越5県11市より議員21名,事務局2名の総勢23名の参加でございました。  アメリカは,サンフランシスコ市及びポートランド市の2市,カナダはバンクーバー市及びバンフ市の2市を視察しておりまして,私の方からはアメリカの2市についての研修報告をさせていただきます。  視察団には,各市ごとに重点研修テーマが与えられておりまして,福井市は「サンフランシスコにおける青少年のボランティア活動の育成」を担当となっておりまして,別途報告書を事務局担当の金沢市に提出いたしまして,一つ目の役目を終えたところでございます。  初日,成田空港特別室にて結団式の後,JL002便にてサンフランシスコに向けて出発いたしました。到着後,まず驚いたのがどんよりとした雨が降りそうな空模様にもかかわらず雨が降らない。実は,寒流と暖流がぶつかり合い,常時霧がかかっている状態なのがサンフランシスコの天候の特徴で,年間降雨量はごくわずかであり,年間の平均温度は21度ぐらいとのことで,野山に見える雑草は赤く枯れた状態でありました。  最初に,サンフランシスコ・ジェトロを訪問して,シリコンバレーの歴史や現状,さらにはアメリカの経済状況について説明を受けました。  シリコンバレーでは,IT産業の低迷により経済状況は悪くなっているとのことでありました。  またシリコンバレーで働く技術者の給与水準の高さに驚かされました。日本では弁護士や医師が高給取りでございますが,ここでは弁護士,医師を超えている給料を取っているそうでございます。ちなみに,アメリカの公務員の年収と比較すると約3倍にも上回ると聞いてまいりました。  またここで働く労働者の人種構成ですが,白人が48%,西欧人が24%,アジア人が24%,黒人が4%となっておりまして,アジアの中では中国人が一番多く,次いでインド人となり,今後アジア人がますますふえてくると予想されています。したがって,全米はもちろん世界各国から人材が集まってくるとのことであり,その原因の一つに全米で5本の指に入る優秀なスタンフォード大学があるとのことでございます。  大学では,教授のハンティング,学生の飛び級や編入制度,また奨学金制度,さらには教授用宿舎や学生寮が完備,充実しているとのことで,優秀な人材が教授,学生とともに集まりやすい環境にあるようでございます。  ジェトロを後にしましてIT産業の中心地であるサンノゼ市に向かう途中,スタンフォード大学に立ち寄りました。期末休み中であり,学生の姿はちらほらでしたが,新宿区と同等の広さがあるという校内には,先ほど説明を受けました教授用の1戸建て宿舎や学生寮が建ち並んでおり,スケールの大きさを感じ取ってまいりました。  サンノゼ市では,オフィス街の町外れにあるテックミュージアムを訪問いたしました。ここは最先端のIT技術を駆使した展示館であり,パソコンを使ったゲームや子供向け学習体験の場ともなっており,宇宙基地やNASAとの通信指令装置なども展示されておりまして,子供も大人も先端技術に触れることのできる立派な施設でありました。  シリコンバレー内では,大学卒業と同時に就職が可能なんですが,ほかでは卒業しても即戦力としては通用しないというようなことで,さらなる経験を積まなければ就職はできないことであり,日本との違いを改めて感じ取ってまいりました。  サンフランシスコ,最後の訪問先となりましたサンフランシスコ・ボランティアセンターでは,非営利団体として年間120万ドル,日本円にしますと約1億5,000万円にて運営されているそうでございます。  ビルの一角にある事務所では14名の指導員がおりまして,ボランティアをやりたい人に対していろんな情報提供やアドバイスをしており,市内300カ所へ青少年をボランティアとして送り出しております。  おもしろいことに,教育的観点から青少年を指導しているわけでございますが,私立学校では積極的にそういうとこに参加するように指導しているわけでございますが,公立学校ではそこまで力を入れていないというふうなことで,今後の目的は子供のときからできるだけボランティアに参加させ,大人になったら自発的に参加するようにとのことでありまして,ひいては活動を通じて生活態度や精神面など,人間形成の上で重要と認識しているからとのことであります。ボランティアは強制するものでなく,自発的に参加するものであり,そのように教育,指導することの重要さを改めて再認識させられました。  3日目には,ポートランド市へ移動いたしまして新交通システムの振興による中心部の活性化という項目を視察してまいりました。中心部を約2時間かけて徒歩見学をいたしました。  格子状に整備された街並みであり,道路中央でなく歩道寄りに走る「MAX」の愛称で親しまれますLRT(新型軽量路面電車)が走行いたしまして,またオフィス街にあっても建物の1階部分はショーウインドーや店舗を設けることで街のにぎわいづくりをしておりました。  またパークアンドライドで車の通行が少なく,拠点となる郊外駐車場までMAXに試乗いたしまして,乗り心地のよさを体験してまいりました。  4日目には,ポートランド市議会を表敬訪問してまいりました。ちょうど議会の開催中とのことで,議場も見学してまいりました。傍聴者も20人ぐらいおりましたが,驚くなかれ,市長と議員4人だけの議会でございました。市議会は全部で4人しかおらず,議員は議員であるとともに4分割した部門の統括責任者として政策に携わっているとのことでございます。  またポートランド市は丸岡町と友好姉妹都市締結をしておりまして,日本一短い手紙の応募者も多数あり,入選者が丸岡町に招待されたこともあるとお聞きしてまいりました。  以上でアメリカ編は終わりますが,2日目の朝,バスの到着までホテルロビーで時間待ちをしておったんですが,そのときわずかなすきをねらわれまして女性議員のハンドバックが置き引きされました。一流ホテルでも危ないことを目の当たりにしてきたわけでございます。  また4日目の昼,団長の母親が急死され,途中帰国されるというハプニングもありましたが,期間中,よい天候にも恵まれ,すばらしい研修ができたものと思っております。  これに加えまして5県11市から参加しました議員と寝食をともにし,各市の情報交換,議員との親睦交流ができたことも大きな成果であると思っております。  この視察研修の貴重な体験を市政活動に寄与できるよう頑張ることを申し添えまして,報告とさせていだきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(皆川修一君) 次に1番 見谷喜代三君。  (1番 見谷喜代三君 登壇) ◆1番(見谷喜代三君) おはようございます。改革21の見谷でございます。  それでは報告をさせていただきます。  ただいま報告されました稲木議員とともに7月9日から10日間,アメリカ・カナダ海外行政視察に参加をさせていただきましてまことにありがとうございました。  議員各位の御理解のもと,このような機会をいただきましたことに心から厚くお礼を申し上げたいと思います。  私の方からは後半のカナダ訪問について御報告をさせていただきます。  まず私たちがカナダを最初に訪問いたしましたのは,カナダ第3の都市であります福祉先進都市のバンクーバーでございまして,私の想像していたとおり広大な大地に森あり海ありと自然が満ちあふれており,その中に近代的な都市機能が生かされている調和のとれた美しい街という印象でございました。  福祉団体バンクーバーリソース協会は,1972年に病院内の施設を住居といたしまして3人の若い障害者が自分だけの場所を持ちたい,普通の暮らしがしたいという望みをもとに設立されたユニークな慈善団体で,障害者に無理のない費用でプライバシーのある安全な生活の場を24時間体制のケアシステムとともに提供し,各自の自立心の向上と促進,地域社会との協和融合をその使命としており,現在18のグループホームと3カ所のアパートメント形式集合住宅を運営し,現在150人を超える障害者の方がそこで生活をしております。  また入居対象者は身体障害者に限らず,高齢者,片親家庭,一般低所得者も含まれており,いろいろな人が混住することによる付加価値にも注意が払われております。  ケアサービス面については,介護者が交代で常時1人ないし3人が24時間体制で待機し,入浴,食事等の日常生活の援助を行っていて,家賃は年金,身体障害者助成金等,全収入の30%と決められており,安価で安心できるように配慮されております。  日本はハード面ではカナダよりすぐれていると思われますが,ソフト面では10年以上おくれており,これらは日本の将来の福祉行政,ユニバーサルデザインの指針となると考えられます。  しかし,カナダの高度福祉主義,例えば医療費の無料化,雇用者のむやみな解雇の規制を図る一方で,高額な所得税や連邦税7%と州税7%の計14%に及ぶ消費税等が経済の発展を抑えている面もあります。  また積極的移民受け入れ政策により人種のるつぼと化したバンクーバー地区は,1996年の国勢調査で中国系及びアジア系人口が全体の22%に及び,97年の香港返還と同年暮れからのアジア危機で,バンクーバー経済と住宅市場は98年に大幅低迷となってしまいました。  そのような中で,日系企業が手がけているウオーターフロント開発を視察してまいりました。  これはコールハーバーに980世帯,約2,000人が入る住宅と商業地区,公園等をデザインする開発計画でございまして,その計画の着手は1989年にさかのぼります。当時,この地区は商業地に用途制限されておりましたが,これを集合住宅の用途に変更する手続に着手し,用途変更に伴う公聴会が1991年11月に開催され,可決されましたということです。  そのとき公聴会に提出されたバンクーバー市の開発条件は,一つ目,全住宅数に対し20%の賃貸住宅の建設義務,2番目に低所得者住宅の建設,3番目に託児所の建設,運営,4番目に全住宅バリアフリー化,歩道のフラット化等の福祉的な配慮の他,5番目に図書館,公民館,学校の建設を初め消防施設の充実を図る,6番目に住民1人当たりの緑地面積を計算した上で敷地内に公園2カ所を建設,7番目に該当敷地にある護岸800mの改修工事及び海岸遊歩道の建設,8番目に地下4階構造で1,745台収容の駐車場の建設,9番目に汚染土の撤去等を徹底し,緑の確保と環境保護を十分に配慮したものであり,全体で60億円に上る寄附金をつぎ込むという内容でありました。  民間の推し進める大規模住宅開発に際し,市当局の細部にわたる福祉と環境保護の配慮をうまくミキシングし,同時に公共駐車場の不足も解消するという官民が一体となって取り組んだすばらしい総合開発でありました。  次に約1時間の空の旅,到着いたしましたのはカナディアンロッキーの玄関口カルガリーでございました。  カルガリー市内での昼食後,私たちが次に向かったのはバンフ国立公園で,ここはユネスコ世界遺産にも登録されておりますカナダで最初の国立公園でございます。  壮大な自然の中にある小さな山間の街バンフ,そこには世界的に注目を集めているものがありました。実は,バンフは世界で最も能率的,経済的,また環境に優しい一歩進んだ下水処理システムを持っていたのでございます。  バンフにおける1日の汚水処理量は600万リットルから1,400万リットルで,これは最低12人,述べ70人のスタッフが交代で24時間体制で処理に当たらなければならない規模であるにもかかわらず,この処理場で働いているのはたった4人,しかも夜間は無人で稼働しているとのことでございました。操作が完全自動化され,コンピューターで監視されているためで,この新しい技術の導入に興味を持つ日本と中国からは定期的に専門技術者が訪れているとのことでございました。  さらにこれらのハイテク操作,管理だけにとどまらず,現在大多数の処理場で用いられる塩素殺菌,これは環境にとって決してよいものではないため,ここでは紫外線消毒を取り入れ,浄化された水はバンフを流れるボウ川に帰っていく。  また汚水中の個体のごみ等の汚物についても圧縮処理された後,木のくずと混ぜ合わせ,植物用の肥料とし,公園管理局の庭園や街を飾る草花のために使用しております。税金の節約にも非常に経済的であり,そして何よりも大切なことはすべてもとの自然に帰すことだということでございました。  今回の訪問を終え,今後も人類の強い要求によりあらゆる面で技術がどんどん進歩し,生活の利便性が飛躍的に向上したとしても,その基盤となるのはその土地,その土地の自然と歴史であるということ。そして,これらを尊重し,大切に守り抜き,共生していく中で快適かつ機能的な都市づくりに取り組まなければならないと痛感したところでございます。  直接自分の目で確かめ,肌と心で感じ,じっくり考えるという非常に貴重な時間をいただきましたことに心から感謝を申し上げ,私の視察報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(皆川修一君) 以上をもちまして海外行政視察の報告を終えますが,次に私の海外訪問について報告をいたします。  7月6日から7月14日までの9日間,中国の上海市及び韓国のソウル市で開催されました福井繊維展に参加するとともに,友好都市の杭州市,さらには友好都市提携を予定をしている韓国の水原市を表敬訪問いたしましたので,その概要について報告いたします。  今回は世界貿易機関の加盟が目前に迫っている中国において,将来の巨大市場を視野に入れた展示会が開催され,本市の繊維メーカー12社から140余りの出展がありました。展示会場には多数のバイヤーが来場し,主催者からは当初の予想を上回る大きな成果があったとの報告を受けております。  またこれまでに輸出の実績のある韓国においても産元商社が展示商談会を開催し,繊維の町福井のPRに努めました。その展示商談会の成功が,韓国の消費市場と福井の繊維業界との関係をさらに発展させるきっかけになるものと確信するとともに,本市の地場産業である繊維製品の販売ルート拡大の重要性について認識を深め,繊維産業の振興に一層力を注ぐ必要があることを改めて痛感したところでございます。  次に1989年に友好都市提携・調印がなされて以来,年々交流が活発化し,友好関係は今や揺るぎないものとなっております中国の杭州市を表敬訪問し,市長以下多数の政府関係者から熱烈な歓迎を受ける中,双方がこれからもこの友好交流を継続し,ともに深い友情を結ぶことが誓われました。  さらに本市が友好都市の提携,調印を目指している韓国水原市を表敬訪問し,副市長並びに正・副議長と会談いたしまして,一日も早い友好関係の樹立を強く要望しましたところ,日韓関係の現状は決して穏やかなものではないが,水原市としては友好都市提携に向けての努力を続けるとし,機は熟しているとの感触を得ることができました。  しかしながら,このことを一層確実なものにするために,今後とも官民一体となった働きかけが必要であると考えております。  以上,簡単ではございますが,帰国報告とさせていただきます。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程4 各特別委員会の付託案件についてを議題といたします。  去る6月定例市議会において継続審議となっておりました各特別委員会の付託案件について,これより審査の順序に従い経過の報告を求めます。  環境対策特別委員長 20番 加藤貞信君。  (20番 加藤貞信君 登壇) ◆20番(加藤貞信君) 去る6月定例市議会において環境対策特別委員会に付託されました環境基本計画の推進に関する諸問題を審査するため,8月29日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要について御報告申し上げます。
     まず福井市環境パートナーシップ会議に関して,理事者から8月6日に学識経験者,市民,事業者団体の関係者等33名に公募5名,地区選出委員42名を含めた80名の委員から構成された福井市環境パートナーシップ会議を設立したとの報告がありました。  同会議では,環境基本計画の効率的かつ効果的な推進を図るため,全体会,企画委員会のほか,必要に応じて作業部会を開催する中で情報交換を通して実践的な企画及び実施に取り組んでいきたい。また今年度の事業計画として公募によるモデル家庭を設けて,省エネ,省資源の実践的な活動の成果等を参考にしながら,家庭版環境ISO制度の取り組みを構築していきたいとの報告がありました。  報告に対し委員から,環境問題は多岐にまたがるので,それぞれの事業計画を体系的に整理した上で,どの作業部会で検討するのかをわかりやすく示すべきではないかとの問いがあり,理事者から企画委員会である程度,検討及び協議を重ねた上で必要に応じて作業部会で実施の検討をしていきたいとの答弁がありました。  また委員から,家庭版環境ISO制度に関し,子供から老人まで取り組みやすい行動項目にするなどの制度にしてほしいとの意見がありました。  次に福井市環境保全活動リーダー研修「環境の翼」に関して理事者から,本年10月に公募5名,地区選出参加者42名が環境保全活動先進都市であるドイツのフランクフルト市など3市,スイスのチューリッヒ市を訪問,環境保全に関する取り組み方法を学び,本市における環境保全と21世紀わがまち夢プラン事業の環境計画(エコプラン)を推進していくための活動の核となり,先導役となるリーダー育成を目的とする研修を実施するとの報告がありました。  報告に対し委員から,事前に研修先の歴史,背景等も含めた環境行政に関しての研修を行ってはどうかとの問いがあり,理事者から有効な視察となるように意義ある研修を開催するとの答弁がありました。  さらに委員から,研修終了後,その成果をどう活用していくのかとの問いがあり,理事者から各地区選出参加者は21世紀わがまち夢プラン事業の環境計画(エコプラン)の活動の中で,また公募参加者は福井市環境パートーナーシップ会議で研修成果報告をしていただき,今後の環境保全活動に生かしていきたいとの答弁がありました。  次に平成12年度における福井市環境基本計画の数値目標及び数値管理項目の現状に関して,理事者から身近な都市河川の水質や大気汚染,低公害車,生ごみ処理機普及台数等からとらえた生活環境の保全と創造,林野面積等からとらえた自然環境の保全と回復等に向けての4つの視点に分けて計画目標年度までに達成すべき数値目標と,またその数値を定期的に把握,公表していく数値目標を掲げ,平成12年度における現状分析の報告がありました。  報告に対し委員から,各項目に対して的確な目標設定をして具体的に取り組みを強化し,市民全体の意識の向上を図っていくべきではないかとの問いがあり,理事者から環境基本条例,環境基本計画に基づき環境パートナーシップ会議などを生かしながら市民全体の意識改革,啓蒙に努めていきたいとの答弁がありました。  また現状値を目標値に近づけるための施策についてはどのように考えるのかとの問いがあり,理事者から環境パートナーシップ会議,環境審議会などを通じて寄せられた貴重な市民の声を環境基本計画推進連絡会議において,最大限施策に反映しながら対処していきたいという答弁がありました。  次に平成13年度における環境保全に関する施策の実施計画に関して,理事者から良好な生活環境の確保,循環型まちづくりの推進,ごみの減量と適正処理など,長期目標として定めている13項目についての施策基本方針の報告がありました。  報告に対し委員から,低公害車導入をより一層積極的に進めるべきではないかとの問いがあり,理事者から現在全庁的に低公害車予定導入台数を調査中であり,今後も積極的に推進していきたいとの答弁がありました。  また歩道などのグレードアップの推進においては,グレードの高い街並み空間にするため,本市の重要な文化でもある笏谷石を敷いてはどうかとの問いがあり,理事者から歴史のみえるまちづくりの観点からも市民の方の協力を得ながら笏谷石の利用を積極的に進めていきたいとの答弁がありました。  また委員から,大気汚染問題は非常に大事であるので,測定をより綿密に実施してほしいとの意見がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要でございます。当委員会は,今後とも継続して福井市環境基本計画の推進のため,環境に関する諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,御報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に市有財産対策特別委員長 23番 宮崎利道君。  (23番 宮崎利道君 登壇) ◆23番(宮崎利道君) 去る6月定例市議会におきまして付託されました市有財産に関する諸問題を審査するため,8月30日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要につきまして御報告申し上げます。  まず理事者から,福井市の所有する財産の概要について平成11年度末現在で一般会計所管の行政財産は市庁舎等の公用財産と学校や公園,市道用地等の公共用財産,山林,合わせて997万7,000㎡の土地と延べ面積71万4,000㎡の建物があり,同じく普通財産は貸付財産や宅地等の土地が3万6,000㎡,建物では旧足羽出張所の26.61㎡がある。また競輪や中央卸売市場等の特別会計所管では土地が25万2,000㎡,建物が6万6,000㎡,消防組合には1万㎡の土地と1万2,000㎡の建物があるとの報告がありました。  次に具体的な施設のあり方についての調査に入り,最初に福井競輪場に関して理事者の報告がありました。  それによりますと,平成4年度以降,全国的に競輪の車券売上高は年々減少しており,平成12年度の売上高は1兆2,372億円と平成4年度の1兆8,721億円に比べ33.9%の減少となっている。このため,このまま推移すれば,二,三年後には全国に50カ所ある競輪場のうち,生き残れるのは25から30カ所と見込まれている。  福井競輪においても平成11年度の売り上げは103億1,000万円と平成4年度の147億5,000万円に比べ30.1%の減少となっている。平成12年度の普通開催における1日当たりの平均売り上げは9,300万円と,損益分岐点である1億4,000万円に達せず,現在は記念競輪及び場間場外発売等で補てんしている現状である。  一般会計への繰出金もかろうじて確保しているが,今後一般会計からの繰り入れを要するような事態になれば廃止の検討もせざるを得ない状況である。  このような状況から抜け出すためには,まず従事員の労務改善計画の推進,職員配置計画の大幅見直し,委託料等開催経費の削減など,固定的経費の見直しに加え,収益確保策として競輪専用チャンネルの放送による電話投票の拡大,記念競輪場外発売場の増設,新たなファンの獲得による車券売上額の拡大を図るとともに,魅力的な施設を目指したリニューアルに取り組むことも必要であるとのことでした。  これに関連して委員から,売り上げの減少に歯どめをかける対策を考えるためには現状分析が欠かせないものと思われる。その点を明確に把握しているのかとの問いがあり,理事者から平成8年度に車番制を導入したことにより翌年の売り上げが伸びた例もあるが,普通開催の売り上げは厳しい状況下にある。理由としては,電話投票や衛星放送の競輪専用チャンネル等の普及により,開催地へ行かなくても希望する車券が買えるようになったことから,ファン心理もどうせ買うなら魅力的な選手を買いたいとのことで,ビッグレースや記念競輪に集中していることが挙げられる。このため,記念競輪の場外発売場を増設して売り上げの拡大を図り,普通競輪においても従事員の賃金の合理化を含めた労務対策を進めていきたいとの答弁がありました。  2番目に,国民宿舎に関して理事者の報告がありました。  それによりますと,国民宿舎の利用者数は平成5年度以降減少を続け,平成12年度の利用者数は1万1,763人と,平成5年度の利用者数2万4,858人の47.3%にまで落ち込んでいる。毎年,一般会計から繰入金が事業収入の30%近くを占め,施設の改善によるイメージアップや経費削減を図っているが,公営であるための制限もあり,全国でも244宿舎のうち,平成8年度以降に15の宿舎が廃業,もしくは休業に追い込まれている。このような状況を見ても,経営の好転は望めない状況である。  このため,鹿児島県の「グランビューあくね」を例とする運営の民間事業者への移管,神戸市の「摩耶ロッジ」を例とするPFI手法による経営の委託,高知県土佐市の「国民宿舎土佐」を例とする施設を含めた民間事業者への売却等を挙げ,福井市でも今後民営化についての検討を行うとの意向を示し,また5万5,000㎡に及ぶ関連取得用地の活用方法については,現国民宿舎の今後の方針等を明確にした後で検討するとしております。  これに関連して委員から,1泊2食で8,500円という料金では昨今の事情から見て,安価で気楽に利用できるという国民宿舎の目的は達成できないのではないか。この際,協会の標準料金にとらわれず思い切って料金を下げることも考えるべきではないかとの意見がありました。  また委員から,福井市での国民宿舎設置当時のいきさつを考えると,努力不足で経営不振に陥ったから民営化するというのは甚だ無責任である。まずは,命がけで経営努力を行ってほしいとの要望もありました。  さらに委員から,地域別宿泊者数を見ると福井市内の方の割合がわずか14%しかなく,地域に密着していない。まず手始めに市の職員が自分たちの施設だという認識を持って,各種会合等で利用することで波及効果も望めるので,職員共済会からの利用助成をふやすなどして利用を促進してほしいとの要望がありました。  三つ目に,中央卸売市場に関して理事者の報告がありました。  まず中央卸売市場の現状として,市場の取扱高,産地と小売の大型化,情報化への進展,現施設の問題点についての説明があり,このうち市場の取扱高については近年,全国的に卸売市場の取引数量及び売上額が減少しており,福井市の中央卸売市場でも平成3年に約440億円あった売り上げが平成12年には約351億円まで減少しており,率にして20%の落ち込みとなっているとのことでした。  しかし,中央卸売市場では福井での価格形成機能,品ぞろえ機能,集分荷・物流機能を担っており,非常時における生鮮食料品の供給基地としての位置づけもあるほか,福井市及び近隣市町村からの出荷コスト等を考慮すると,農業振興に関しても欠かせない施設である。このため,取扱高に関する活性化方策として消費者ニーズにこたえるため,多種多様な品ぞろえ等への対応を果たすことにより市場経由率を高め,取引高の増加を図る。県外見学者等の誘致をし,特産品のPRを推進することにより売り上げの増加を図る。市民,児童を対象に市場見学や料理体験事業を実施し,長期的に食材の啓発を推進することにより売り上げの増加を図るとしています。  これに関して委員から,近年増加をしている大型量販店では市場を通さないで産地からじかに仕入れるなど独自の仕入れルートを持っているようだが,これが市場の機能低下を招くおそれはないかとの問いがあり,理事者から大型量販店が産地からじかに仕入れを行っているのは特売品等,ごく一部の物に限られており,ほとんどの品目は市場で買っているのが現状である。さらに市場機能を確保するため,市内外を問わず大型量販店を訪問し,市場からの買い入れを要請するなど利用拡大に努めているとの答弁がありました。  また特産品のPR事業に関連して委員から,市場を一般の見学者に開放して商品を販売することは法的に問題がないか。また衛生面,警備等の問題もあり,小売業者との摩擦も懸念されるが,どう対処するのかとの問いがあり,理事者から市場の敷地内でそのまま商品を一般の方に販売することは法的に困難であるが,計画では敷地内の一部をフェンスで囲い,市場と分離させた上で,その中に駐車場を含めたPRセンターを設け,市内外からの見学者を誘致して特産品のPRを行うもので,品物が求められないのでは意味がないことから販売も行うものである。  販売方法については,仲卸業者の中で別会社をつくり市場で売れ残った魚をさばく方法,地元で当日上がった近海物の魚を仲買人のグループが持ち込む方法などが考えられるが,いずれにしても市場の売り上げとして取り扱い,小売業者と摩擦が起きないよう十分話し合って行っていきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要でございますが,当委員会は今後とも継続してこれら諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,御報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 次に県都活性化対策特別委員長 16番 田中繁利君。  (16番 田中繁利君 登壇) ◆16番(田中繁利君) 去る6月定例市議会において継続審議となりました県都活性化に関する諸問題を審査するため8月24日及び31日に委員会を開催いたしましたので,その審査経過の概要について御報告申し上げます。  まず中心市街地の活性化に向けたトランジットモール等社会実験について理事者から報告がありました。  この社会実験は,10月12日から11月4日までの24日間にわたり主に3つの実験が実施されます。  一つ目は,市道中央1-330号線(通称電車通り)の約200mの区間を定め,トランジットモールとセミモールにする実験で,トランジットモールの実験は10月12日から28日までの17日間,期間中は終日,車両の通行制限を課し,路面電車とコミュニティバスのみの通行を認めることにより,歩行者,電車,バスの共存道路として検証を実施するほか,県道福井・鯖江線の南北方面への渋滞緩和についてもあわせて調査を行う。  またセミモールは10月29日から実施し,歩道幅員を拡幅して歩行空間の確保を行い,車両の速度を抑え,歩行者優先の道路空間とすることで歩行空間のネットワークの検証を実施する。  二つ目は,福井鉄道沿線4駅,田原町,ベル前,ハーモニーホール,浅水を対象にパークアンドライドを実施し,三つ目として福井鉄道の現行ダイヤに「田原町─福井新」の区間に限り低床車両で低料金(100円)のシャトル便を増発することで,中心市街地における今後の道路整備の具体的な方向性及び公共交通機関におけるアクセス体系の検証を目的とするものです。  なおこの事業は8月13日に国土交通省の社会実験実施地域に選定され,国の補助事業により実施されるとのことです。  この報告に対して委員から,トランジットモールへのタクシーの乗れ入れを禁止しているが,高齢者や障害者に対してどのような対応を考えているかとの問いがあり,理事者から高齢者や身障者等が利用するタクシーや一般車両のトランジットモールの乗り入れに関しては,現場に警備員の配置を計画しており,状況に応じて対処していきたいとの答弁がございました。  そのほか委員から,トランジットモール時における荷さばきに関して,緊急時の対応策はもとより将来的なことも踏まえて地元商店街と十分な話し合いを持つべきとの意見がありました。  さらに委員から,電車の存廃は幸橋のかけかえ等,さまざまな面で今後の本市の街づくりに大きな影響を及ぼすことから,沿線住民にとって本当に電車が必要かどうかという調査も社会実験の検証とあわせて実施してほしいとの強い要望が出されました。  次に公共交通に関する2点について報告がありました。  まず1点目の京福越前線活性化協議会における協議経緯について,平成13年度の活性化協議会において第三セクターかバス転換かの方向性を示すことになっており,これまでに第三セクター化した場合の所要額の試算や行政負担も明らかにされてきました。  なお,バス転換の場合の基本的な考え方については,電車のルートにとらわれることなく,沿線それぞれの特色を生かしながら,より利便性や効率性の高いルートの設定が必要であるとの報告がありました。  2点目として,福井市公共交通計画策定事業の経過報告と全線LRT化による京福,福鉄の相互乗り入れ(試案)の事業方式の検討調査結果についての報告がありました。  これらの報告に対して委員から,京福越前線活性化協議会の位置づけと今後のスケジュール,さらにはその後の市としての対応について問いがあり,理事者から協議会はあくまでも第三セクターかバス転換について協議をする場であり,決定機関ではない。今後のスケジュールとしては,京福電鉄が事故以来,全線での代行バス運転を実施しているが,それに伴う費用として従来の鉄道費用と代行バスの費用の負担が大きいことから,協議会での早期結論を強く要望しており,活性化協議会としては9月中旬ごろをめどに基本的な考え方を示す予定である。  なお,今後の市の対応としては協議会としての報告を受けた後,市の基本的な考え方を示して議会の意見等も参考にしながら方向性を決定していきたいとの答弁がありました。  また委員の中から,特別委員会として早期に独自の方向性を示すべきとの意見がありましたが,現在の段階ではまず協議会の経過について意見を出し合い,協議会の基本的な考え方を受けて方向性を示すべきで,議会の意向ということであれば,委員会のほかに全員協議会の場で十分審議し,結論を出すべきとの意見が多く出されました。  なお,その際にはさまざまな角度から十分審議できるようデータを提出してほしいとの強い要望がありました。  次に企業誘致並びに起業支援に係る事業状況について報告がありました。  まず企業誘致に関しては,本年4月1日付で市企業立地促進条例の条例改正が施行され,新たな企業誘致促進に向けた活動が活発に展開されるようになった。また県との連携はもとより商工会議所,北陸電力など経済団体,企業との情報交換や支援協力体制を強化し,企業誘致活動の積極的な推進を図っている。  次に起業支援に関しては,創業支援資金の融資制度を昨年から創設し,本年度は起業家支援セットメニューやえきまえ@インキュベート施設,さらには新商品の開発や新技術の開発に対し研究開発費を一部補助する三つの補助制度を導入することで,市内企業の創業,起業を喚起し,支援していきたいとの報告がありました。  この報告に対し委員から,企業誘致の情報発信事業の成果として現在どのような実績が上がっているのか。また駅前以外の場所やほかの業種を対象としたインキュベート施設への取り組みについて問いがあり,理事者から今年に入ってから交渉事例は9件あり,その内訳は県外企業5件,市内企業4件となっている。そのうち,実際県外の企業が1社進出している。その他,企業立地促進条例の改正により,対象業種が拡大されるとともに交付要件が大幅に緩和されたため,小規模企業の流出防止が図られている。またインキュベート施設に関しては,市の施策として駅前だけにという考えではなく,場所的には郊外も視野に入れながら,業種的にも商業だけでなく工業についても今後とも積極的に検討していきたいとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査経過の概要でありますが,当委員会は今後とも継続してこれら諸問題の調査研究に当たりたいと存じますので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) 以上をもちまして各特別委員長の報告は全部終了いたしました。  ただいまの報告に対して質疑を許可いたします。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。  それではお諮りいたします。  各特別委員会の審査報告につきましては,各委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  なお,委員長の申し出のとおり,継続審議と決定いたしました各特別委員会の付託案件につきましては,閉会中も御審査をお願いいたします。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程5ないし日程20を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。  事務局朗読は省略いたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 本日ここに平成13年9月福井市議会定例会が開会され,各種重要案件の御審議をいただくに当たりまして,提案いたしました補正予算等の概要につきまして御説明申し上げます。  さて,本年度に入りまして地方分権推進委員会の最終報告が出され,また国の今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針,いわゆる「骨太の方針」が決定されるなど,地方自治体の行財政運営の根幹にかかわる重要課題の見直しが進められております。  とりわけ,地方税財源のあり方は,都市の財政基盤の安定にかかわる重大な問題であり,ひいては地方分権の進展をも大きく左右することとなります。したがいまして,今後の国の対応や地方分権改革推進会議の審議動向に強い関心と期待を寄せているところでございまして,地方税財源の拡充につきましては,引き続き全国市長会を通じて国に早期実現を求めてまいりたいと考えております。  また私としては,自己決定と自己責任の原則を踏まえ,市民参画型市政を推進する観点から真の自立に向けた地方税のあり方なども含め,市民の皆様と幅広く論議を深めながら,特例市にふさわしい風格と個性あふれる街づくりを総合的に展開するなど,本市全体の活性化を図るため,今後とも最大限の努力を傾注してまいりたいと考えております。  ところで,我が国の経済は一昨年春を底に緩やかな回復の動きを続けておりましたが,本年に入って足踏み状態となり,さらに企業の設備投資の落ち込みや雇用情勢の深刻化などから景気は一転して悪化しつつあると判断されており,後退懸念が一段と強まってきていることは御高承のとおりでございます。  こうした状況の中にありまして,私といたしましては市民生活の向上と市民福祉の増進を確実に図るため,今後とも国の経済対策動向や経済情勢の推移等を的確に見きわめながら,適切かつ機動的な行財政運営に万全を期し,着実に市政を推進してまいる所存でございます。  さて,平成12年度の行財政運営についてでございますが,依然として厳しい経済環境が続く中,財政健全化集中改革期間の最終年度に当たることを踏まえながら,議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をいただく中で,これまで以上に歳入の確保と歳出の効率的かつ効果的な執行に努めたところであります。  その結果,一般会計の決算では6億7,000万円余の黒字の見通しであり,経常収支比率などの財政指標につきましても改善が図られるなど,財政健全化に向けて一歩一歩着実な足跡を残しているところでございます。  しかしながら,現在の経済情勢からいたしますと市税収入の早期の好転は期待できず,加えて地方税財源問題も不透明であることなどから,今後もなお逼迫した財政状況が続くものと予想されます。  このようにまことに厳しい状況下ではありますが,新世紀を迎え,私は本年を夢と希望に満ちあふれた21世紀を拓く出発点とすべく,「新たな福井市の100年を拓く船出の年」と位置づけたところでありまして,今後とも財政健全化の手綱を緩めることなく,なお一層効率的かつ効果的な行財政運営に努め,市民の皆様の英知と潜在力を生かしながら,市勢の発展と市民生活のさらなる向上を図ってまいりたいと存じております。  こうした認識のもと,現在21世紀初頭のまちづくりの設計図となります第五次福井市総合計画に係る基本計画策定の取り組みを鋭意進めておりますが,このほど福井市総合計画審議会から基本計画案の御答申をいただいたところであります。本答申の趣旨を踏まえ,速やかに基本計画を策定いたしますとともに,本計画を福井21世紀航海への羅針盤として「21世紀を拓くふくい創造プラン」の実現に向けて積極的かつ計画的に取り組み,次の10年を新世紀における本市のさらなる飛躍と発展基盤を築くための実り多い10年とすべく,全力を尽くしたいと考えているところでございます。  議員各位並びに市民の皆様の温かい御理解と変わらぬ御支援を賜りますよう心からお願い申し上げる次第でございます。  さて,このたびの9月補正予算案は,国県補助金の内示等に伴います補正のほか,6月の梅雨前線等の豪雨による災害復旧実施のための補正並びに当面必要な施策についての補正を行うものでございます。  その結果,補正予算案の規模は一般会計で21億2,821万6,000円,特別会計で3億7,722万1,000円,企業会計で3,200万円,総額で25億3,743万7,000円となり,この結果,本年度予算の累計は一般会計で867億8,421万6,000円,特別会計で760億1,672万1,000円,企業会計で296億4,310万円,全会計では1,924億4,403万7,000円となった次第であります。  また一般会計の予算額は前年度の9月現計予算と比較いたしまして4.8%の増となっております。  それでは最初に,市民生活の向上に向けて計上いたしました事業につきまして,その内容を御説明申し上げたいと存じます。  まず本年度創設いたしました住宅用太陽光発電システム設置推進事業につきましては,環境に対する市民の関心の高まりにより補助金の申請が当初見込みより大幅に増加しておりますので,2,786万円を追加計上した次第であります。  また屋根融雪化促進事業につきましても本年1月の大雪などの影響により当初の見込みより補助金の申請が増加したことにより900万円を追加計上いたしております。  一方,家庭が子供の成長に果たす役割は極めて大きいものがありますことから,家庭教育への保護者の認識を深めていただくため,国の新たな補助制度を活用し,子育て講座開催事業を新たに実施いたしたく88万円を計上いたしたところでございます。  次に産業の振興に関する事業について申し上げます。  まず中小企業支援事業といたしましては,現下の厳しい経済情勢を反映して制度融資に対する需要が当初の見込みより大きく伸びておりますので,信用力や資金調達力の弱い中小企業を金融面から支援するため,中小企業育成資金等預託金として17億9,504万7,000円を追加措置し,地域経済の振興を図るものでございます。  また農業振興では,畑作園芸の作付拡大を図るための機械導入や施設整備に対し助成するため680万円を追加計上するとともに,米の生産調整に伴います地域の特産品の生産拡大に向けた集落の取り組みに対して新たに助成いたしたく2,122万4,000円を計上し,農業経営の安定化を図るものでございます。  このほか中央卸売市場内の地場産品や特産品のPR等を推進するための施設を建設いたしたく3,800万円を措置し,新たな需要の開拓により市場の活性化を図ってまいりたいと考えております。
     次に都市基盤の整備に関する事業について申し上げます。  先般,市街地再開発を進める三の丸地区において医療機関とマンション等の複合施設建設が始まり,中心市街地活性化の核としての期待が高まっておりますが,三の丸地区周辺道路整備事業につきましては,再開発地域内の市道中央1-359号線の拡幅用地費として3,100万円を計上し,事業の進捗を図るものでございます。  また公園等の整備では,国庫補助内示を受け,明新河川公園整備事業に500万円,柴田公園整備事業に2億180万2,000円を追加計上し,これらの事業の進捗を図ってまいります。  さらに区画整理事業では,国庫補助内示を受け,福井駅周辺土地区画整理事業に1億5,300万円,北部第七土地区画整理事業に1億円を追加措置し,それぞれの事業にさらなる進捗を図ってまいります。  このほか長期的な視点に立った効率的な下水道整備を進めるため,近年の社会情勢の変化等を踏まえ,下水道整備基本構想の見直しを図りたく3,200万円を計上いたした次第でございます。  次に災害復旧等に関する事業について申し上げます。  まず災害復旧につきましては,去る6月の梅雨前線等の豪雨によって発生した道路及び河川の災害につきまして復旧し,安全な市民生活を確保いたすものでありまして,それぞれ国庫補助などを活用し,総額2,553万円を計上した次第でございます。  また県の砂防地域の指定を受けるための調査を実施いたしたく,急傾斜地崩壊対策事業に100万円を措置するものでございます。  最後に,その他の事業についてでありますが,受託発掘調査事業につきましては,文化財保護法によりまして周知の埋蔵文化財包蔵地域内で建設工事等を実施する場合には,事業者に発掘調査が義務づけられておりますことから,福井県等からの委託を受けて福井城址にかかる埋蔵文化財の発掘調査を行うものでございまして,832万7,000円を計上したところであります。  一方,地域林業経営集約型事業につきましては,当初予算で計上させていただきましたが,事業実施主体の事業中止によりまして1億1,000万円の減額をお願いいたすものでございます。  このほか介護保険関係では,事業の円滑な運営を図るため平成12年度に概算交付された国県支出金につきまして,事業実績に基づく精算により国及び県への返還に係る償還金として8,860万1,000円を計上いたした次第でございます。  なお,一般会計ではこれに見合う財源といたしまして国庫支出金8,425万9,000円,繰越金で1億6,329万9,000円,諸収入で17億9,922万5,000円,市債で1億1,840万円を追加計上いたします一方,県支出金で3,696万7,000円を減額するものでありまして,特別会計及び企業会計に係る歳入につきましても,それぞれ確実に収入が見込まれる額を計上した次第でございます。  また予算以外の議案及び報告につきましては,それぞれ提案理由の記載に基づきまして御提案いたした次第でございます。  なお,細部につきましてはいずれも一般質問あるいは各委員会の御審議等におきまして詳細に御説明申し上げたいと存じます。何とぞ慎重に御審議の上,妥当な御議決を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(皆川修一君) ただいま説明のありました第60号議案ないし第73号議案,第27号報告及び第28号報告について一括質疑を許可いたします。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程21及び日程22を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程21 企業会計決算特別委員会の設置並びに付託について 日程22 企業会計決算特別委員会委員の選任について ○議長(皆川修一君) まず企業会計決算特別委員会の設置並びに付託についてお諮りいたします。  先ほど上程いたしました第66号議案 平成12年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定につきましては,13名をもって構成する企業会計決算特別委員会を設置し,これに付託の上,審査願うことにいたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  次に企業会計決算特別委員会委員の選任についてお諮りいたします。  ただいま設置されました企業会計決算特別委員会の委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  それでは指名いたします。 9番 小林荘一郎君    10番 山口 清盛君 12番 柳沢 峰生君    14番 早川 朱美君 17番 栗田 政次君    19番 皆川 修一 20番 加藤 貞信君    23番 宮崎 利道君 25番 西村 公子君    26番 松井乙右衛門君 30番 中谷 勝治君    32番 山崎 謙二君 35番 伊東 敏宏君  以上13名の諸君を企業会計決算特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程23及び日程24を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程23 予算特別委員会の設置並びに付託について 日程24 予算特別委員会委員の選任について ○議長(皆川修一君) まず予算特別委員会の設置並びに付託についてお諮りいたします。  先ほど上程いたしました第60号議案ないし第65号議案の各予算議案及び市政上の重要案件に関する総合的な審査については,18名をもって構成する予算特別委員会を設置し,これに付託の上,案件の審査終了まで存続させ,あわせて閉会中の継続審査を認めることにいたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議あり」と呼ぶ者あり) ◆33番(西村高治君) ただいま議案となりました予算特別委員会の設置について質問がありますので述べます。  この問題については議会運営委員会で審議がされていたと聞いております。本会議で議会運営委員会の審議経過,内容について当然報告があるべきではないでしょうか。ぜひそれをまずやっていただきたい。  そして,あわせてお尋ねいたしますが,新聞等によれば議会運営委員会では予算特別委員会については当面,非公開にするということが出ております。これについてマスコミだけじゃなく一般市民からも予算特別委員会の設置されるのはいいけれども,非公開にするのはおかしいという批判の声が私どものところにも来ております。議会は原則公開が当然だというように思います。地方自治法115条でも,また市の会議規定あるいは委員会条例でもそのことを定めております。非公開というのは例外だというように思うわけです。なぜ非公開にする必要があるのか,その点も明確にすべきではないか,また法的根拠はどこにあるのか,その点についても明らかにすべきではないか,この点を明確にしていただきたい。  以上です。 ○議長(皆川修一君) ここで暫時休憩いたします。              午前11時45分 休憩 ──────────────────────              午後0時56分 再開 ○議長(皆川修一君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  先ほどの西村議員からの質疑に対し,宮崎議会運営委員長から報告を求めます。  (13番 宮崎弥麿君 登壇) ◆13番(宮崎弥麿君) 報告をいたします。  予算特別委員会については,市政上の重要課題等について広範かつ深い議論を交わす事により,市民の代表である議会の意思をより一層市政に反映させることを目的として設置するものであります。  この設置に至った経過でありますが,これからの地方分権等に対応していくためには,議会みずからが議決機関としてのチェック機能がますます重要となってくることから,議会,理事者の双方が予算,財政政策等に精通し,緊張感を持って審議していかなければならないことから,多くの議員がこの特別委員会に入って,予算の全体像を把握して,市民が希望する政策等にすべきとの理由から設置に踏み切ったものであります。  しかしながら,この委員会の枠組みや運営方法等については,これまで議会運営委員会において種々協議を進めてまいりましたが,同委員会への出席者として委員18名,理事者として市長以下18名,各部の調整参事等20名に加え,質疑の内容により所管各課長などの入室が想定されるため,委員会の開催を予定している全員協議会室のスペース上の制約があり,これらのさまざまな問題について協議を重ねた結果,予算特別委員会が十分に機能し,より充実したものとするために,今後実際の委員会運営の中でさらなる検討を行いながら新委員長の判断のもと,来年度予算が審議される3月定例会からの公開を予定していきたいと考えていたわけであります。  なお,地方自治法115条の規定は,本会議の議事公開を規定したもので,委員会の公開については委員会条例第19条に規定されておりますことを申し添えておきます。  以上,報告を終わります。 ○議長(皆川修一君) それでは採決いたします。  予算特別委員会の設置並びに付託について賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  起立多数であります。よって,そのように決しました。  次に予算特別委員会委員の選任についてお諮りいたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  それでは指名いたします。 1番 見谷喜代三君    2番 畑  孝幸君 3番 稲木 義幸君    6番 松山 俊弘君 7番 石川 道広君    10番 山口 清盛君 11番 木村 市助君    13番 宮崎 弥麿君 17番 栗田 政次君    18番 近藤 高昭君 19番 皆川 修一     24番 浦井美惠子君 27番 中谷 輝雄君    28番 高橋省一郎君 29番 田辺 義輝君    30番 中谷 勝治君 31番 若山 樹義君    33番 西村 高治君  以上18名の諸君を予算特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程25ないし日程27を会議規則第35条の規定により一括議題といたします。  事務局に朗読させます。  (事務局朗読) 日程25 陳情第14号 公務員労働者の新賃金早期決定についての陳情 日程26 陳情第15号 適正規模の少人数学級実現等を求める陳情 日程27 陳情第16号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情 ○議長(皆川修一君) それでは先ほど上程いたしました第60号議案ないし第73号議案,陳情第14号ないし陳情第16号については,お手元に配付いたしました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会,議会運営委員会,企業会計決算特別委員会及び予算特別委員会に付託いたします。  〔付託案件表は本号末尾参照〕  なお,第27号報告及び第28号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので,御了承を願います。  ここで暫時休憩いたしますが,この間,正・副委員長互選のため,予算特別委員会を開催いたします。
     委員の方は第2委員会室にお集まりください。  なお,午後2時から再開いたします。              午後1時3分 休憩 ──────────────────────              午後2時2分 再開 ○議長(皆川修一君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  休憩中に開催されました予算特別委員会におきまして正・副委員長の互選が行われましたので,その結果を御報告いたします。  予算特別委員長 木村市助君,副委員長 近藤高昭君,以上であります。 ────────────────────── ○議長(皆川修一君) 次に日程28 市政に対する一般質問を許可いたします。  議長の手元に発言の通告が参っておりますので,順次指名いたします。  なお,質問は重複を避け,簡明に,また理事者は質問の趣旨に沿い,的確に答弁されますようお願いいたします。  13番 宮崎弥麿君。  (13番 宮崎弥麿君 登壇) ◆13番(宮崎弥麿君) 改革21の宮崎弥麿でございます。  通告に従い,まず市長にお尋ねをいたします。  酒井市長は,今日の社会経済情勢におけるさまざまな課題が表面化してきた平成6年3月,故大武前市長の後を受け,第14代の福井市長に就任され,以来今日までの7年有余にわたり市政の運営に努めてこられたわけであります。  ところで,本市は酒井市長を初め先人の方々の累々たる功績の積み重ねによって住みよさに関する各種調査では上位に顔を出しております。  しかし,その一方でさきの国勢調査では人口が減少するという非常に残念な結果を出してしまいました。したがって,これまでの施策の展開や市政運営の中で,本当の意味で市民ニーズの把握や福井市の特性を踏まえた上での課題のとらえ方等が適切にできていたかどうかをいま一度見直す必要があるものと考えているところであります。  御承知のとおり我が国はバブル経済の崩壊後,土地,消費,完全雇用といった日本の経済の根底を形成していた3つの神話はもろくも崩れ去りました。また少子・高齢や人口の減少が本格化する中で,拡大,右肩上がりを前提とした社会の構造やシステムは,大きく転換が求められております。明るく希望に満ちた21世紀は,その幕あけにおいて従来の考え方,20世紀的な物の見方を否定し,政策の一つ一つにおいて抜本的な見直しを迫ってきております。これは本市における各政策課題についても同様であります。  例えば,公共交通の問題については,これまで地球環境の問題や持続可能な社会構築という大義的な一般論で論議されてまいりましたが,福井の特性,個性を踏まえた上でどのように位置づけするのか,十分に検討する必要があります。  また中心市街地の活性化にしても県都の顔づくりのためにといった理念のみで,莫大な行政の投資を行いましても市民の理解を得られるものではありません。活性化が福井市全体に果たす役割,中心市街地衰退の原因,活性化を進めていくための手法等を明確にした上で進めていく必要があると思います。  さらには市民参加であります。市民の皆様からの要望をすべて実現していくことが,行政の役割というような時代は終わりました。これからの時代は,何が必要で何が不要か,福井市の特性,個性を踏まえた上で,市民に対して最善の街づくりを示しながら突き詰めた議論をし,判断をした上で街づくりの方向を見出していくことが必要であります。  横一線,他の自治体と横並びの中で,国が示す方向を向いていれば何となく行政運営はうまくいくという時代は終焉を迎えております。  これからの時代こそ,まさに地方自治体のトップであり,市民のリーダーである市長の指導力,統率力に加えて決断や判断能力,経営手腕が問われる時代であると考えております。つまり,このことがリーダーシップであり,今まさに福井市民は市長のリーダーシップを求めているのであります。  ところで,私は平成7年9月議会において政治家酒井市長のリーダーシップを求める発言をいたしましたが,これに対して市長は「市長就任以来,市民とともにつくり上げる運動会型市政に積極的に取り組んでおり,市民と行政が一体となって街づくりを目指す」と答えられているのであります。  そして,市長はこの市民総参加型,運動会型市政を一貫して主張しているところでありますが,しかしこのことは市長自身の求める福井の街の将来像が見えず,さらに市長のリーダーシップも見ることができないのであります。  市長として市民の声を聞くことはもちろん当然で当たり前のことであります。しかし,市長の責務は市民に対して市長自身が考える街づくりの目標を示し,その実現のためリーダーシップを発揮することにあると考えております。  市民総参加型,運動会型市政は,街づくりの手法として有効でありますが,街づくりの目標にはなり得ないと考えております。  福井の将来像が見えにくく,また人口が減少し,街の活力が感じられない現実の中で,今こそ市長の責任は重大であると考えております。  そこで,お尋ねをいたします。  まず第1点は,市長は市長としてのリーダーシップをどのように考えておられるのかであります。  次に第2点は,市長として就任されてきた2期7年半を市長自身,どのように評価されておられるのかであります。  そして,第3点でありますが,来年3月は市長の再選期であります。そのことも含め,酒井市長の福井市づくりのため,今後の政治スケジュールをどのように組まれておられるのかであります。  以上3点について,市長自身のお考えをお聞かせ願いたいのであります。  次に教科書問題について教育長にお尋ねをいたします。  今日の子供たちを取り巻く環境を見ると,受験戦争の過熱化,いじめや不登校の問題,非行や少年犯罪の増加など,豊かな人間性や社会性をはぐくむべき大切な時期に,さまざまな問題が生じております。これからの21世紀の世の中を背負って立たなければならない子供たちが,このような状況に置かれていることは,まことに憂うべきことであります。  戦後50年を経て,科学技術が進歩し,産業が発展するにつれ,物質的には豊かになってきたわけでありますが,子供たちの心はどうでありましょうか。他人への思いやり,自分から率先する自発性ややる気,善悪の判断,我慢する心など,社会生活を営んでいく上で必要とされる基本的な生活態度や考え方が育っていないと言わざるを得ません。なぜ,このようにすぐにキレて暴力を振るったり,わがままな子供たちが育ってしまったのでありましょうか。学級崩壊,いじめ,不登校,校内暴力など,学校で起こっている問題については,問題の原因を明らかにするとともに適切な手だてを講じて,望ましい学校生活の中で,基礎,基本となる知識や能力を育て,健やかな子供たちの成長を実現していただきたいのであります。  しかし,学校だけが努力すればよいというものではありません。昨今の新聞記事を見ますと子供に食事を与えずに餓死させたり,せっかんして我が子を死なせてしまったりというような悲惨な事件が数多く報道されております。このような幼児や児童への虐待のニュースに触れますと,強く心が痛みますとともに,家庭の教育力の不足を嘆かずにはおられません。学校に入学するまでに必要とされる基本的な生活習慣やしつけをするのは親の務めであります。家庭は厳しいしつけの場であり,同時に会話と笑いのある心の居場所でなければなりません。  また社会はどうでありましょうか。かつては,子供が悪いことをしていれば家の子であろうとよその子であろうと注意をしたものであります。今は見て見ぬふりの大人がふえ,社会の教育力は衰える一方であります。社会全体が一つになって,我が地域の子供たちをみんなで育てていこうという機運をいま一度呼び戻す必要があります。  このように考えてみますと,子供たちが起こしている問題は,私たち大人の教育に対する考え方をそれでいいのかと問いただしているように感じられるものであります。  これからの社会は環境問題や少子・高齢化の問題,景気の低迷など,明るい見通しを持ちにくい情勢であります。しかし,このような時代であるからこそ,次の世代を背負って立たなければならない子供たちが,新しい時代に夢と希望を持ち,たくましく生きていくための基礎となる力を身につけられるように教育を行う必要があると考えるのであります。  これからの日本の将来は,子供たちの教育にかかっていると言っても過言ではありません。とりわけ,学校教育は,知・徳・体を調和させ,子供の望ましい成長を図る場として重要であると考えております。  ところで,学校においては来年度から学校週5日制のもとで新学習指導要領が完全実施されると聞いております。これに伴って,来年度から使用される小・中学校の教科書も新たに採択されることは周知のとおりであります。  ところで,本日私がお尋ねしたいのは,この教科書についてであります。  御承知のように,教科書の使用については学校教育法第21条において文部科学大臣の検定を経た教科用図書または文部科学省が著作の名義を有する教科用図書を使用しなければならないと規定し,教科の主たる教材として使用が義務づけられております。人間が人として生きていくための基礎,基本は,小・中学校の義務教育の段階にあります。そして,小・中学校で学ぶべき基礎,基本となる学習内容は教科書に示されており,どのような教科書を手にして毎日の学習に励むかは,子供たちの将来にとっても大変重要なものであると考えるわけであります。ですから,教科書の選び方や決め方が重要になってきます。公正・公平に,そして子供たちの学習に最も適したものを選び,決めなければなりません。  しかしながら,来年度から使用される教科書について,さきの栃木県の下都賀地区の教科書選択についての報道を見ますと,一度決定したものが外部の抗議や圧力,主張によって再度審議され,決定が覆ったということであります。このような報道に触れますと,本当に公正な教科書が採択されたのか,子供たちのためになる教科書が選ばれたのか,疑問であると言わなければなりません。  そこで,福井市の場合についてお聞きします。  まず21世紀の郷土福井市を背負って立つ子供たちの学習にとって真にふさわしい教科書が選ばれたのかということ,またその教科書を選ぶに当たっては,どのような手続を経て採択に至ったのかをお聞きします。  さらに教科書採択までの経過において,不適切な影響を受けることなく,公正・公平な採択が行われたのかという点についてもお尋ねしたいと思います。  政治的意図を持った各種団体や知識人,加えて無責任な一部マスコミ報道などによって行われた戦後教育の誤りを二度と繰り返してはならないのであります。  21世紀の我が国,日本,我がふるさと福井をゆだねる青少年の健全な育成を図るためにも,圧力に屈せず,公正・公平な教育の確保を切に願うものであります。  以上,市長,教育長の誠実な答弁をお願いし,私の今回の質問を終わります。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 宮崎弥麿議員には,私の政治姿勢等を含めまして3点の御質問をなされたわけでございます。  まず私は,市長に就任をさせていただきまして私自身に言い聞かせていることは,「不死鳥のねがい 福井市市民憲章」でございますが,これを私の心とし,市民とともに活力とやさしさのあるまち,また存在感のある福井市づくりを,こんなことを願いながら取り組んでいかなければならないと,このように肝に銘じながら市政を運営をさせていただいているところでございます。  そして,まず第1の質問でございますが,リーダーシップについての自己評価ということでございますが,これは大変なかなか難しい御質問ではないかというふうに実は思っているわけでございますが,このことはやはり7年半の私の市政運営と十分関係がございますので,ただここで私から申し上げられますことは,平成6年3月に就任をさせていただき,その使命と責任の重さを痛感をしつつ,厳しい諸情勢の中で郷土福井の発展と市民福祉の向上に向けて力いっぱい全力で努力を積み重ねてきたと,これは自分で慰めているのかもしれませんが,しかしこの7年半,健康で身も心も市政に捧げることができましたのも,これひとえに議員各位を初め市民の皆様の深い御理解と御支援のたまものと私は心から感謝をいたしている次第でございまして,厚くお礼を申し上げます。  そして,今ほど御質問の中にありましたように,私は市民参加,運動会型の市政運営をと,このようなことを申し続けてきたわけでございます。  そのことについて若干御理解を願いたいと存じますが,私は各種団体等,あらゆる組織に,一般論でございますが,やはりその運営がサーカス型であってはならないというふうに実は思います。サーカス型の反対は何かと申し上げますと,やっぱり私は運動会型というふうに実はとらえているわけでございます。やはり,それぞれの団体なり組織につきましては,やっぱりそこになっている構成員の一人一人が,その組織,団体等に関心を持っていただきまして,そして協力し合ってそれぞれ発展をしていくものと,社会経済,厳しい諸情勢の中ではなかなか思うようにはいかないのが現実でございますけれども,私はそれはやはり地方自治体の運営におきましても,このことは当てはまるものであると思いますし,そして25万市民が本当に一人一人の家庭で,地域で,企業で,団体で,その役割を担っていくとするならば,私は福井は限りなく発展するのではないかと,このようなことを実は確信をいたしております。  それからもう一つ,私は市民の皆様に申し上げておりますことは,なかなか運動会型というのは難しくてちょっと理解しにくい点があるとおっしゃる方はいっぱいいるわけでございます。私はもう簡単な例といたしまして,例えば各地区で行われている区民運動会,これには企画の段階から大勢の人が知恵を出し合って,そしてことしの運動会はどうしようかと,こういうようなことで苦労を重ねて当日を迎える。その運営には今さら申し上げるまでもなく,非常にたくさんの方がその運営に携わりますとともに,応援団も含めてこれは参加をしていただいておりますので,そういったその応援団を含め,または場外で交通の指導に当たるとか,いろんな役割で働いている方もおります。そして,それが完全に成功をした場合に,本当にその喜びというものは大変なものでございます。これは御案内のとおりでございますが,例えばそれをひとつイメージをしていただきたいというようなことで,毎日毎日が市政に参加云々というような,そんなこと言ったってなかなかこれは時間がないわけでございますので,気持ちはそういう点でひとつ一人一役を持った運動会型の市政を御理解くださいと,こんなことを申し上げております。  同時に,私はこれの一つの典型といたしまして,「うらがまちづくり事業」,そしてまたことしから「21世紀わがまち夢プラン」,この事業を展開をすることになったわけでございますが,その中身につきましては43地区,どのようなことを自主的に,自発的に取り組んでいただくかは省略をいたします。  ただ,「うらがまちづくり」における一つの総括といたしましては,一つはやはり地区の活性化につながったということ。二つ目には,地域の連帯感が高まったということ。もう一つは,その活動の中に人づくり,人がどんどん,若い人も,また御婦人はもちろんお年寄りの方も生き生きと参加をして,その中でリーダーがどんどん生まれてきつつあるというようなことは,これは「うらがまちづくり事業」の一つの総括としてとらえられているわけでございますが,福井市以外ではどのような評価がなされているかと,別に調査をしたわけじゃございませんが,それは一つには福井市は福井市なりの特色ある街づくりをやってるねというような声も聞かれるところでございますが,地方分権の先取りをしてるんじゃないかというような声も私どもに聞こえてくるわけでございまして,これが評価とは結びつくかどうかわかりませんが,私はやはり地方分権時代がどうのというようなことは別におきまして,やはりその地域に住んでいる方々が,やはりその土地に住むことの喜び,そしてまた誇りを持って,結果的には住んでよかったというような街づくりになればと,このように存じているわけでございますし,またこれが各地区のそれぞれの街づくりが福井市全体になっていくときに,やはり福井市は市地域の隅々に至るまで,何かそのような気持ちでやってるんだと,これはまことにソフトなことで言いにくいことでございますが,私はそのように生き生きと活力のある,連帯感のある,そういった街に発展をしてくるものと,このように実は期待をいたしているわけでございます。  ちょっと前段がこのようなことで長くなりましたが,次に2番目の2期7年半の福井市政をどのようにとらえているかというお言葉でございますが,議員御指摘のようにこの間,バブル崩壊などにより厳しい社会経済情勢であることについては,もう御指摘のとおりでございます。したがって,福井市政も重要課題山積という状況の中で,一方財政改革,財政再建もこれまた重要な課題として平成6年以降,スタートを切ったわけでございまして,一口に言えば苦難の道を歩んできたのではないかと,このように実は思うわけでございます。  しかし,そのような困難な状況の中におきましても,私,以下若干羅列をさせていただきたいと思うわけでございますが,多面的な諸施策が着実に前進してきたのではないかと,このようにも実は思うわけでございます。  この7年半の中で,おのおのの課題に対し,どのように取り組んできたか,若干振り返ってみたいと存じます。  まず活力ある県都づくりについてでございますが,これは福井の顔づくりとも関連をいたします。駅周辺整備の事業につきましては,今日まで全力で取り組んでまいりました。現在,駅周辺の区画整理事業は着々と前進を続けているわけでございます。私は,中心市街地の活性化のための一番どりと言っておるわけでございますが,三の丸の市街地再開発事業もいよいよ着工の運びになったわけでございます。また連続立体交差事業,口ではいつも申し上げておりましたけども,これがいよいよ姿をあらわしつつあるという時を迎えております。また商工会議所や地元商店街の御協力を得まして,まちづくり福井株式会社の設立,そしてコミュニティバスは今4ルートで運行がなされるわけでございます。  さらに駅周辺のことについてはこれで終えますが,情報技術,いわゆるIT革命の問題をとらえてみますと,これは本市では全国に先駆けて市内全域で光ファイバーで結ぶ情報幹線整備が,まだ一部未整備のところもございますが,これに取り組み,ケーブルテレビの普及率も高まりまして,都会との情報格差はぐんと縮まったのではないかと,このように実は思っておりますし,また一方ソフトの分野でございますけれども,ハード面も若干ございまして,歴史のみち整備事業では御本丸緑地の整備,そしてまた愛宕坂の整備,茶道美術館,橘曙覧記念文学館のオープン,また先般の郷土歴史博物館の着工などがございますが,一方歴史のみえるまちづくり協会がスタートをいたしまして,多面にわたる市民の活動が展開をされているところでございます。  また学校関係,社会教育関係をとらえてみますと,児童館の新設とかあるいは学校の増改築,公民館の新築などを年次的に進めてくることができたわけでございます。北体育館がこの間,オープンをいたしましたし,そしてまた南体育館の建設着工というような運びに至っているわけでございます。そしてまた長年の間,懸案でございました新葬斎場,聖苑でございますが,これも皆様方のおかげによりまして完成を見,さらにまた隣接のフェニックスパークでも,総合運動公園でございますが,とりあえず多目的グラウンドの整備,供用開始というような方向にもなっているわけでございます。  また防災面につきましては,非常に重要な,阪神・淡路大震災以来,日本列島全体がいつどこで何が発生するかわからないという,そういう状況の中で,本市においてもこれに力を入れていかなきゃなりません。そういう点で,災害対策では北陸3県の都市の災害時の相互応援協定など諸締結をいたしております。  防災ステーションもおかげさまで完成をいたしました。これからの大きな役割を果たしてくれるものと私は思っております。  また男女共同参画都市を全国トップグループとして宣言をいたしました。加えて,少子化問題と男女共同参画については,非常に重要な関連があるわけでございますが,これまた全国に先駆けて少子化対策センターと少子化対策推進本部,これを設置をいたしたところでございます。またことしは,その全国大会も開催する運びとなったわけでございます。  一方,また環境対策の面でございますが,これは環境管理の国際規格ISO14001の認証取得,環境基本条例の制定と基本計画の制定でございますが,そういった環境の面につきましても議会の御同意を得ながら,今着実に進めているところでございます。  先ほどと重複いたしますけれども,やっぱり本市における特徴的な街づくりについては「うらがまちづくり」とか,あるいは「夢プラン」とかいうものでございますが,これにつきましても夢プランは3カ年計画でございますので,これは旧自治省,今の総務省のバックアップ等も,地方交付税の中で費用についてはバックアップしていただきます。これは3年間というようなことでございまして,この3年間は各地区において大いにひとつ努力していただきたい。関係者の皆様には心から頭が下がる思いでございますが,よろしくお願いを申し上げたいと思います。  それから,いろいろとこんなことを申し上げますと切りがないわけでございますが,私はナホトカ号の重油流出事故における市民の取り組み,また議会の皆様方の大変な御尽力,また日本じゅうからのボランティアの皆様方,不死鳥福井という,その取り組みについては,まさにそのとおりであったんじゃないんかなということで,私はもとの海に素早くよみがえらせたということは,これはまさに不死鳥福井の歴史,伝統を今受け継いでいるんだと,このように実は思っているわけでございます。  極めて大ざっぱでございますが,今思いつくままに7年半を振り返ってみたわけでございますが,それ以外にも特例市,あるいは情報公開制度とかいろいろございます。あとは割愛をさせていただきますが,さてこれらの事業は第四次の総合計画,生活・交流都市福井の創造,そして7つの街づくりの方向がございまして,これを基本として市政運営を行ってまいったわけでございまして,その一つ一つの事業が,これが福井市の前進であるというようなことということで,私は受けとめたいと存じますが,これにはやはり議員各位を初め,それぞれの見方があろうかと思うんですが,これがこの7年半の事務事業等など,これが少しでも前進があったと,また年輪を一つ一つ刻んだという御評価をいただければ,これは議員各位,市民の皆様方の,また職員を含めての御尽力の結果であると,このように実は受けとめているわけでございまして,先ほど申しましたとおり,とにかく福井市の発展を求めて,この7年半頑張ってまいりましたので,その点ひとつよろしく御理解を賜りたいと存じます。  次の御質問の中に今後の福井づくりの問題について,これは宮崎議員さんの方からはあなたの思いを言えと,こういうように御指示がございます。私は,夢や希望,それぞれいっぱいあるわけでございますが,それをまとめて申し上げますと,とにかくどの都市にも負けない福井づくりを市民の皆さんととともにひとつ実現をしていきたいと,これは永遠の課題かもしれませんが,そのような抽象的な思いがあるわけでございます。  しかし,政治の一つの大きな課題というものは,やはりそこに住む住民が心豊かに安全で安心して,その地域に誇りと愛着を持って住むことのできる地域社会をどう構築していくかと,このことはこれはまた大きな永遠の課題であるというふうに思いますし,自治体としてはそのことは首長としてしっかりととらえておかなきゃならんという問題ではないかと,このように思います。  いつの時代においても,これはそのことを大切にしなきゃなりませんが,しかし本市が今当面的にも,中・長期的にでも考えていかなければならないことは,私は地方分権の推進に関連するわけでございますが,やはり今地方分権の一つの流れの中で,我が市が30万以上の都市をどう構築をしていくかということは,大きな課題でございます。市町村合併も含めて,これは推進すべき一つの市政上の課題であると。  二つ目は,大交流時代を迎える21世紀は,その目標は日本海側において,やっぱり特色ある中核都市を目指す必要があるのではないかと,このように思います。  次に産業の活性化が即人口増との関連がございますので,このようなことも大事でございます。加えて申し上げれば,私は何と言っても人づくりであると,このように思います。 ○議長(皆川修一君) 答弁は簡明にお願いいたします。 ◎市長(酒井哲夫君) 以下,簡明に申し上げます。  それで実は,これからが,今から申し上げることが大事でございますが,やはり市政は総合計画に従って,これを羅針盤としてやっていくわけでございますが,向こう10年間の第五次の総合計画がやがてでき上がるわけでございます。しかし,それはそれとしてやっていかなきゃならんわけでございますが,あえてその中で,特に私が重点的に今後取り上げていかなければならないということにつきまして申し上げますならば,第一に福井の顔づくり,なかんずく中心市街地の再構築でございます。中心市街地は,御案内のとおり県都の顔,政治,経済,文化の中枢でございます。都市機能の再構築というものが,県都福井にとっては非常に大事であると。生活創庫の撤退が表明されて以来,本市は県や経済界にも働きかけているわけでございますが,今後積極的に検討を行って,10月の下旬ごろには予定をいたしております県都問題懇談会において一応の方向が出せればということで,懸命に取り組んでまいりたいというふうに思います。  それから,あとこの歴史のみちとの関連においていろいろ整備しなけりゃならない点があって,いわゆる顔というのがやはり何に特色を持つかということについては中身,省略をいたします。  次に私はこれは財政健全化との関係はございますが,十分考慮しなきゃならないと思いますけれども,下水道の整備,土地区画整理事業については事業促進の声が高まっております。したがって,可能な限りこれら事業の促進を図ってまいりたいと思います。  特に,下水道の整備につきましては,今議会にも基本構想の見直しのための予算を計上いたしておりますので,御理解をお願いをいたしたいと存じます。  第3は,市民参画の街づくりでございます。中身は省略をいたしますが,主に3点を上げるとするとそのようなことでございます。  ただ,ここで私もこの本会議場で申し上げるのもこれは責任が伴うわけでございますが,やはりこれからはもう一つ上げれば人づくり,人づくりのための日本を代表するような,そういう学校施設というものを福井に誘致なり,また創設をできないものかと,こんなことを実は思っているわけでございます。  いずれにいたしましても,本市は今後はこれまでの住みよい街づくりを礎といたしまして,住みたくなる街へと挑戦をしていくべきと考えます。そのためには多くの事業を展開しなきゃなりません。幾つか羅列をしてまいりましたが,これはまた省略をいたします。  今まさに本市は課題山積,21世紀の本市の街づくりは正念場を迎えていると,このように受けとめております。  さて,お尋ねの不肖私の次期市長選への考えでございますが,このような重要な時期に私の任期もあとわずかとなったわけでございます。現市政を継続していくことは,私に課せられた重大な使命ではないかとみずからに言い聞かせているところでございます。したがいまして,まことに非才,また僭越でございますが,議員各位を初め市民の皆様の御支援,御厚情をいただけるならば,来春以降も引き続きこの身を福井市の発展に捧げていきたいと,このように考えているところでございます。議員各位のさらなる御指導,御鞭撻を衷心よりお願いを申し上げる次第でございます。  以上です。ありがとうございました。  (教育長 渡辺本爾君 登壇) ◎教育長(渡辺本爾君) 教科書についてお答えをいたします。  教科書は,児童・生徒が毎日手にして学習するものであり,望ましい成長を図る上で大変重要なものであると考えております。  このたびの教科書の採択の経過につきましては,法律の定めによりまして福井市及び高志地区の五つの市町村教育委員会の推薦を受けました保護者の代表を含みます委員により協議会を設置し,教科書の選定を行ったところでございます。  教科書の選定に当たりましては,学習指導要領の趣旨を踏まえまして,各教科の特色に応じて専門的な見地から調査員による約2カ月に及ぶ調査研究を経て,その結果をもとに協議会におきます慎重審議の結果,本地区で使用される教科書が選定され,教育委員会において採択の決定を見たところでございます。  採択された教科書につきましては,学習指導要領の趣旨に基づきまして児童・生徒の発達段階に適していること,基礎,基本の確実な習得や学び方,考え方の習得が果たされること,わかりやすい表現や記述であること,豊かな人間性の育成を図られること,知識,技能を生活に生かす工夫がなされていることなど,あらゆる方面から研究,検討を行いまして,福井市の児童・生徒にとりまして最も適した教科書が採択されたものと考えているところでございます。  御承知のように今回の教科書の採択につきましては,国の内外から大きな関心を集めたところでございますが,地区協議会や教育委員会にも各種団体や各界各層の方々から教科書の採択に関する多数の御意見や要望が寄せられたところです。これらの意見,要望等につきましては,広く教科書の採択に関する貴重な御意見として承りましたが,採択につきましては厳正な態度で臨んでまいりましたので,公正・公平な採択が行われたと認識しているところでございます。  議員御指摘のように,21世紀の郷土福井を背負って立ち,国の未来を決定づけていくのは子供たちでございます。教育委員会といたしましても,教育の重要性について一層認識を深め,基礎,基本となる知識や能力を高め,心豊かで健やかな成長に資するよう,今後とも努力をしてまいる所存でございますので,御支援の方をよろしくお願いいたします。
     以上でございます。 ◆13番(宮崎弥麿君) 教育長に対して一言だけお願いをしておきます。  心身ともに健全な子供たちを,福井っ子を育てるためにすばらしい教育を展開していただき,公平で公正なすばらしい教育を展開していただきたいということをお願いしておきます。よろしくお願いいたします。  それから,市長さんでございます。時間が余りないので余り細かいことは言いませんけれども,市長さんは終わりの方にちょこっと立候補の意思表明をされたというふうに私は認識をするわけでございます。3月に立候補するというような,もうちょっと元気いい声で,もっと頑張りますよというようなお声を聞かせていただきたいというふうに思いましたけれども,何かぼそぼそと聞きにくいような感じでございました。自信のなさかなと,そんな皮肉にとれば自信のなさかなと,そんなふうにも感じなくはございません。もっと自信を持ってやってください。  それから,市長さん,私は自己評価をしてくださいというふうに申し上げました。その中で,今までの仕事を全部羅列してくれというようなことじゃございません。意味がちょっと違うようです。私はこの7年半の間にいろんなことがございました。市長さんの方で褒めることばかりを言いましたので,私ちょっと悪いことを言います。  この間に職員が逮捕された事件もございました。あるいはまた最近,市長さん二度ほどマスコミ報道で申されておりますので,私も申しますけれども,幹部職員が自殺されております。それから,6月議会で,私は人事異動のことについてこういう声がありますよということも申し上げました。不公平であるというような声がありますよということを申し上げました。そういうことからいうと,人事管理が市長さんまずかったんじゃないんかなと,そんな気もしないでもありません。そういったことも反省の中に少しは入ってくるかなと思うたけれども,そういうことは全くなかったわけで,そういうことも,反省も踏まえた上で自己を褒めることもしてもらえば結構じゃないかと,そんな気持ちで聞いておりました。  それから,市長さん最初に選挙に出られたときに,私どもの地元の豊地区,市長さんに文書でいろんなお考えを聞いて,その答弁も私は持っております,文書で持っております。その中には足羽三山の開発,あるいは豊地区,あそこら辺一帯,あそこの旧国道,あそこをまたぐ旧国道,あそこの整備,交通混雑道路でございますね。その県道,あれについても質問させていただいてるはずでございます,地元の者は。それから,豊地区に,あの一帯の地籍混乱地域ですね。これらの整備についても市長さんに質問をしているはずでございます。ところが,それが遅々として進んでおらない。最近では地元も,ああいう質問して,あのときに市長さん,いい答えをもろた,市長だけが文書で回答いただいたので応援したけれども,全然そんな動きはないな,だまされたんかなという声がございます。そういった点。地域との約束があったはずでございますけれども,それが進んでおらないということ,実際に姿も見えないというようなこと。  それから,またこの市政の中で一つだけ例を挙げて申します。これ例でございますから,いろいろありますけども,震災サミット,ああいうイベントをやりましたけれども,それが本当に市政に生かされているのかどうか,いろんな節目節目でいろんなイベントをするけれども,そういったことがその後の市政運営に生かされているのかどうか,そういったこと。いろんな面で,私はちょっと不満な気持ちを持っているわけでございます。もっともっとそこら辺,市長さん,約束をされて,イベントをして,こういうことを市政に取り入れますよと言うたら,やっぱりそれはしてもらわな。そういうことも反省の中で入ってくるかなと思うたけれども,きょうの発言の中で,お答えの中でいただいておらなかったので,私はちょっと言わせていただきましたけれども,そういう反省を踏まえて,次の市政をきちっとやりたいというような声を聞かせていただけるかなと思うたけれども答えていただけなかったんで,今ちょっと発言させてもらいましたけれども,そこら辺をもうちょっと考えていただきたいなというような思いをいたしております。  とにかく市政が,人事管理を含めて十分じゃないということは,100点満点はとられないだろうということは私は思っておるんですけれども,その辺も踏まえて,もう一度市政運営についてお考えをいただけたらということを要望して,時間もありませんので要望だけでおきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  市長さん,時間があるならそれで結構です。答弁してもらえれば結構ですけれども。 ◎市長(酒井哲夫君) 今ほど再質問,要望というようなことで申されましたが,反省すべきところはやはり反省をして,今後に対応していかなきゃならんと。さっきはちょっとその辺は抜けたような形で,御指摘に出たんですが,それはやはりこれから庁内がしっかりと一丸となっていかないかんという,そういうような方向で私は取り組んでまいりたいというふうに思います。  またいろいろと地域の要望等,これは全市的にあるわけでございますが,これは重要度などなどを含めながら着実にやっぱり手をつけていかなきゃならんことでございますので,具体的には省略いたしますが,そのような気持ちで取り組んでいきたいと思ってます。  以上でございます。 ○議長(皆川修一君) ここで暫時休憩いたします。  午後3時5分から再開いたします。              午後2時52分 休憩 ──────────────────────              午後3時8分 再開 ○副議長(中谷勝治君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  18番 近藤高昭君。  (18番 近藤高昭君 登壇) ◆18番(近藤高昭君) 明政会の近藤高昭でございます。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  まず商工労働行政について2点ばかりお尋ねをいたします。  ここ数年来,長期不況は出口の見えないトンネルを手探りで進むようなもので,経済の著しい閉塞状態の中,産業界,特に中小企業にとっては非常に厳しい経営状況にあります。  これに対し,国も平成10年来,緊急経済対策,経済新生対策,日本新生のための新発展政策,さらに本年4月には緊急経済対策と,毎年のように景気浮揚の対策を講じてきましたが,依然として日本経済は回復の兆しを見せておりません。  また近年日本のみならず世界経済を牽引してきたIT関連産業もこのところ陰りを見せ始め,対外的には輸出の減少,国内的には個人消費の伸び悩みの中,全国的に企業倒産が増加,また失業率も5%というかつてない厳しい状況にあり,政府の月例経済報告でも景気はさらに悪化していると分析せざるを得ないという現状であります。  一方,県内の経済情勢も同様で,繊維等の基幹産業の生産が減少する中,個人消費も弱含みで推移するなど,景気は引き続き停滞という厳しい状況にあり,企業倒産は前年を上回っている状況であります。  そこでまずお尋ねしたいことは,こういった厳しい経済状況の中,福井市は産業界に対しどのような振興策を現在行っているのか,また今後どのような振興策を行おうとしているのかということであります。  本来企業は営利を目的としており,独立独歩,自立が大原則ですが,現在のような不況下においては産業界の浮き沈みが地域経済に与える影響が大きく,また市民,県民生活にも直結していることを考え合わせれば,今こそ行政として国の制度を超えてどんどん積極的な対策を打ち出すべきであると考えます。  確かに国はこの不況克服のためさまざまな対策を打ち出し努力していることは評価しますが,今日までのように全国均一的に行った施策ではそれぞれの個性や課題を抱える地方,地域の経済はひとしく振興していくことには無理があるのではないかと思います。  そこで,これからの地方自治体に求めることは,みずからの地域の特性を生かし,みずからの地域に合った独自商工振興策を積極的に展開すべきだろうと考えますが,理事者のお答えをお聞きしたいと思います。  次に雇用対策についてお尋ねをいたします。  総務省が今月末に発表した労働力調査によりますと,完全失業率は5%と過去最悪になっております。また最近新聞,テレビ等の報道によりますと,自動車,電気,鉄鋼等の大企業において大規模なリストラ計画が相次いで発表され,雇用情勢はますます深刻であります。そして今後政府の構造改革が進む中,不良債権処理が本格化し,建設,流通,不動産業を中心に大量の失業者が出ることが懸念されております。  新聞報道によりますと,坂口厚生労働大臣は8月29日に7月の完全失業率が過去最悪の5%に達したことに関連して,記者の取材に対し,9月下旬召集予定の臨時国会で補正予算を組むとすれば,雇用対策を前倒ししてでもやることが大事と述べております。  この中で,前倒しする施策として,離職者を積極的に採用した企業への助成措置や中高年の事務系離職者に対し職業訓練を想定しております。また今後の雇用対策の進め方については,当面の施策と中・長期的な施策に同時に着手することが大事だと強調しております。  このように国においては雇用について早急な対策を図るべきとの検討がされているところでありますが,本市として今後一段と深刻な状況にあることが懸念される雇用情勢にどのように対処していく所存なのか,お伺いをいたします。  続きまして,ガス事業について,また経済情勢についてあわせてお伺いをいたします。  環境面におきましても国際問題となっております地球温暖化防止対策における二酸化炭素削減計画,そして国内において至るところの水質汚染対策問題等々,ガス,水道事業を取り巻く環境は厳しいものがあると痛感している次第であります。このような厳しい事業環境にあってもガス,水道事業は公共の福祉増進のため地方自治体の一翼をなして,公共事業として大きな使命を持ってサービスに徹していると思います。  特にガス事業におきましては,エネルギーをめぐる情勢は環境負荷にすぐれて安定供給に資する天然ガスに対する期待が一層の高まりを見せている中で,さらなる効率化に向けた社会的要請も一段と厳しさを増すものと思われるところであり,ガス事業の果たす役割や責務は従来にも増して重要なものとなっております。  今日のガス事業においては,規制緩和が一段と進展する中で電力,ガスなどのエネルギー間の競合は激化の一途をたどると予想されます。天然ガス転換後の都市ガスへの関心が高まることと思われますが,将来のガス事業の方向を定める必要性から,この高まりに対する需要家へのPR方法としてガス器具を使った快適な生活を体験するためのショールームやモデルハウスを設置し,人や環境にやさしく経済性にもすぐれたガス器具を大いにPRすることが必要かと思います。  また現在のガスセンターの事業内容を積極的に見直しを行い,ガス器具等の情報拠点としての機能向上を図るとともに,さらなる業務の合理化とサービス,安全体制の強化はもとより,営業の効率化を進める必要があると思われます。  こうした観点から天然ガス転換後をにらんだ営業戦略についてどのように考えておられるのか,御所見をお伺いいたします。  続きまして,水道事業につきましてお伺いいたします。  本市の水道は,市民生活と市勢発展に欠かすことのできないライフラインとして安全でおいしい水の供給に努められることに対し,心から敬意を表するものであります。  近年社会環境が大きく変わり,新たな水質問題が生じております。その中の一つに,新聞やテレビなどからの情報によりますと,全国の水道事業体においては,配水管や給水管などの水道施設に鉛管が使用されており,鉛成分が水道水に溶け出すと健康を損なうおそれがあり,安全性の面から問題があると報じられています。これらのことから,厚生労働省も水道水に含まれる鉛濃度の水質基準を改善し,基準値の強化を図る予定と聞いております。本市の水道事業においても多くの鉛管が使用されていると推察しております。  そこで,水質基準見直しの経緯や,鉛管使用の実態についてお尋ねをいたします。また今後予想されている鉛濃度の水質基準の改正に向けて,今後どのような対策をとられるのか,御所見をお伺いいたします。  次に厳しい財政事情のもと,限られた財源を有効的に活用し効率的な公共工事を執行するため,公共工事におけるコスト縮減の一環として,平成11年度より本格的に地下埋設物を浅く埋設されていることと認識しておりますが,企業局のガス水道において実施している内容と,経済効果についてお尋ねをいたします。  またガス,水道管を浅く埋設することから工事期間が短縮するため,道路交通規制や渋滞の緩和などの効果は期待されるところですが,すべての管路を浅層化することにより管の安全性の面と,道路などに影響がないのか,お尋ねをいたします。  以上の各質問に対し誠意ある回答をお願いし,私の質問を終わらさせていただきます。御清聴ありがとうございました。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 近藤議員の御質問のうち商工労働行政についての第1点目,商工業振興の現状と今後の施策についてお答えを申し上げます。  まず商工業振興策といたしましては,企業をふやすこと,また現在活動中の既存企業の企業競争力を向上させること,この2つをポイントに置いて,今年度新しい施策を行うことといたしました。  その企業増加策につきましては,まず市外からの企業誘致,そして市内企業の流出防止でございます。これについては,企業立地促進条例の改正をこの3月議会におきまして御承認を賜り,これをもとに企業誘致活動を積極的に今展開をいたしているところでございます。  また起業家を育成することも企業増加策の一つであることから,新規創業者に対する支援として,市域全体を対象に起業家支援セットメニュー事業や,中心市街地活性化も視野に入れて駅前インキュベート施設設置事業を立ち上げており,あわせて創業支援資金の融資も昨年から継続しているところでございます。  また企業競争力の向上につきましては,既存産業の高度化や新分野への事業展開を図るため,新商品・新技術開発支援事業を立ち上げる中,産業界と大学の産・学共同研究を促進する支援や,国際競争には不可欠なISO認証取得の支援,さらには販路拡張のための海外展示会等の開催支援を行っているところでございます。  次に今後の振興策でございますが,本年度の考え方を基本に,新たに県外企業人とのネットワークを構築いたしまして,企業誘致に努めますとともに,インキュベート施策の新たな手法など,新規創業者への支援を積極的に推進してまいりたいと,このように考えております。  また企業は人の集合体であり,まさしく人そのものであると言われることから,今人材の育成が強く求められている時代でございます。福井には小さな世界企業が数多くございますが,私も昨年,ことしにかけましてこれら企業の訪問もし,そして企業経営についてちょっと学ばさせていただいたわけでございますが,まさに企業は人なり,事業は人なりということを痛切に感じた次第でございます。  したがいまして,各企業を支える人材の資質向上のための支援方法なども含めまして,各産業界,企業のニーズも収集し,本市産業の特性を生かしながら産業を育成する街づくりを目指しまして,急速に進展いたします経済産業界の動向に即応した施策の展開を今後とも図ってまいりたいと,このように考えておりますので,御理解賜りたいと存じます。  以下につきましては各部長等から答弁をいたします。  (商工労働部長 櫻井邦雄君 登壇) ◎商工労働部長(櫻井邦雄君) 2点目の雇用対策についてお答えをいたします。  議員御指摘のとおり,完全失業率が5%と過去最悪となり,また大企業における大規模なリストラ計画の発表など,雇用情勢は大変厳しい状況でございます。  国におきましては,先月末から非自発的離職者等を対象とした緊急雇用創出特別奨励金の対象地域を全国に拡大し実行されております。また本年度予算の補正をも視野に入れ,新緊急交付金の創設や,ベンチャー企業育成などによる雇用機会の創出,離職予定者がスムーズに再就職できる公共職業訓練の促進,失業者への再就職支援に取り組む考えも示されております。  今後とも国の動向を見守るとともに,本市におきましては福井公共職業安定所,企業,福井商工会議所等で組織している福井雇用開発協議会や,地域雇用対策事業連絡会議の中で定期的に情報交換を行い,その時々に合った効果的な雇用対策について種々協議をいたしており,また市独自で従来から実施しておりますケーブルテレビによる求人情報の提供や雇用奨励金の支給を引き続き行うとともに,関係機関との連携を一層密にし雇用対策に取り組んでまいりたいと考えておりますので,よろしく御理解賜りたいと存じます。  (企業局長 藤田由紀男君 登壇) ◎企業局長(藤田由紀男君) ガス事業,水道事業についての質問にお答えいたします。  まずガス事業の熱量変更事業が完成すれば,従来の5Cガスと比べまして数多くの機器が使用可能となり,ガスの販売量も伸びるものと期待しているところでありますが,企業局にとりましては競合するエネルギーもあることから,今まで以上の積極的なPRに努めなければならないと考えているところであります。  PRの方法に関しましては,モデルハウスなどの件につきましてもハウスメーカーの協力をいただき,今年度よりガス温水床暖房及びガスヒートポンプエアコンをモデルハウスに設置して,快適なガスライフを体験していただくため,既に一部実施しているところでありますが,熱量変更後におきましては,さらにほかにもハウスメーカーの御協力をお願いしながら数をふやすとともに,熱量変更後の主力製品となるコージェネレーションシステムや,家庭用燃料電池の実演が可能なモデルハウスの設置についても視野に入れた研究をしていきたいと考えているものであります。  またガスセンターの見直しにつきましては,集客率を高めるため立地を主体に場所選定を初め効率的な運営が望まれるところであり,市民の皆様方に快適なガスライフを提案する発信源となれるアンテナショップ的な機能を取り入れ,斬新なものに脱皮しなければならないと思っている次第であります。  今後はさらに研究を重ね,幅広い積極的なサービスの実施やガス機器の販売はもとより,施工技術及びメンテナンスの技術向上を図り,お客様の多種多様なニーズに対応できる体制づくりを進め,積極的な見直しを図りたいと考えるものであります。  そのほかにも今年度より熱量変更後に照準を合わせた行動の一環として,ガスのよさを理解してもらうため,サブユーザー向けの勉強会などを実施するなど積極的に取り組んでおります。  次に水道事業についてですが,まず第1点目の鉛管の使用実態と今後の対策についてお答え申し上げます。  日本における水道水の鉛溶出の基準値は,水道法が制定されました昭和33年当時から0.1㎎/リットル以下で推移してきましたが,平成5年WHO,世界保健機関のガイドラインでは,鉛に関しては直ちに健康に影響するような急性な毒性はないと見られておりますが,その蓄積性からは乳幼児などの体力的に弱い人への影響が懸念され,可能な限り低減化を図ることとし,0.01㎎/リットル以下と定められました。日本では,これを受けて平成5年に従来の0.1㎎/リットル以下から0.05㎎/リットル以下に厳しくし,約10年後の平成15年にはWHO並みの0.01㎎/リットル以下まで再強化が行われる見通しとなっています。  本市の鉛管使用の実態ですが,配水管に鉛管は使用しておりません。しかし給水管におきましては,配水管分岐からメーター周りまでは昭和56年まで基本的に鉛管を使用しておることから,現在でも相当数の家庭で使用されているのが現状であります。老朽配水管の布設替え並びに補修工事においてポリエチレン管に取りかえていますが,まだかなりの鉛管が残存していると認識しております。  本市の水道水の鉛濃度については,平常の使用中では不検出であり,全く異常はありませんが,長い時間滞留しますと基準をオーバーすることも考えられます。よって,平成15年予定の水質基準の見直しに向けての対策といたしましては,現在局内に鉛管対策検討会を設置し,鉛管使用の件数など実態調査と鉛管内に滞留した水道水の鉛濃度の水質調査を行っています。  市民への情報提供としまして,企業局の「HOT&COOL」に,念のため朝一番のバケツ一杯程度の水は飲用以外に御使用になるようにと掲載しましたが,今後はホームページなどにも広報してまいります。  また鉛管解消に向けての対策としましては,現在実施しております老朽配水管の布設替え時に取りかえることを継続しながら,今年度の実態調査の結果に基づき計画的に解消してまいる所存でございます。  2点目のガス,水道管の浅層化についてお答え申し上げます。  国の規制緩和の流れの中,浅層埋設を実現する通達を平成11年3月に受け,企業局においても平成11年度より本格的に取り組んでいるところであります。通達の内容につきましては,車道と歩道などで細かく規定されていますが,企業局では従来の土かぶり1m20㎝のところ,ガス管は車道で80㎝以上,歩道では60㎝以上と規定し,水道管では口径100㎜から150㎜では80㎝以上,口径200㎜から250㎜では1m以上,口径300㎜以上では従来どおりと規定しております。  浅層化の効果ですが,議員御指摘のとおり,工事期間の短縮により交通渋滞の緩和や沿線住民への迷惑の軽減などがあり,コスト縮減率としては平成11,12年度もガス,水道でおのおの従来の土工事費の約7%になります。  また管路や道路改良の影響ですが,ガス,水道管とも国土交通省が委託しました道路占用埋設物件の浅層化技術検討委員会で各種検討した結果,影響がないとの結論を得ています。  今後とも積極的に浅層化などコスト縮減に取り組んでまいりますので,御理解を賜りたいと思います。  以上であります。 ○副議長(中谷勝治君) 次に28番 高橋省一郎君。  (28番 高橋省一郎君 登壇) ◆28番(高橋省一郎君) 公明党の高橋でございます。通告をした3点にわたって私の一般質問をさせていただきます。  まず第1点目であります。遅過ぎた職員倫理規程作成。  まずその1がトップの姿勢であります。  酒井市政7年と6カ月,その間,残念ながら万引き,暴力行為と万引き,横領,2度にわたる食中毒など不祥事が短期間ではありますが,連続して起こりました。今回は何とも痛ましい職員の方の自殺が2件。市長は職務との因果関係の調査と職員倫理規程の作成を命じられました。そこでお伺いをいたします。  今回,このようにマスコミ発表と臨時部長会での発表という形をとられたことにより,亡くなったお二人の職員とその遺族のプライバシーの保護という面についての配慮がいささか欠けていたのではないのかとの意見もございますが,最高責任者としての心境をまずお伺いをいたします。  次に部下に職務との因果関係の調査を指示されておりますが,こうしたやり方は職場に疑心暗鬼を生じ,一人一人が市民警察よろしく憶測とつくり話がひとり歩きをし,事の真相をわからなくしてしまう危険性がございます。市長の意図はどこにあられたのか,お伺いをいたします。  さて,私が過去の不祥事の際,綱紀粛正と職員の倫理規程の作成を提案を申し上げました。市長は倫理規程はその段階で作成の必要なしと答弁をされております。今回の職員倫理規程の作成はいささか遅きに失した感があると私には思われますが,どのように認識をされておられるのか,お尋ねをいたします。  2点目は人事の考え方であります。  今回の事件の背景に,人事の考え方に無理があり悲劇を生んだとの見方もあります。人事登用の際,情報収集に,偏った情報,イエスマン的情報に判断の軸足を置き,「忠言耳に逆らう」ような人の情報は遠ざけているのではないかとの声も聞き及んでおりますが,実情をお聞かせいただきたいと思います。  さらに各部署の現状把握も十分にできない現在の職員課の体制で,書類と机上の人事政策を実施しているのでは,結果としてゆがんだ市政運営に陥ってしまうおそれがございます。したがって,市政運営のかなめの部署である総務,財政,企画政策の各部に事務系だけではなくて技術系の人材を配置をし,バランスよく全体的に各部署の現状を把握し,企画,総務,財政の各政策に反映をさせるべきではないかと思います。ただし一部,現在の企画政策部には技術系の職員も配置をしているのは存じております。基本的考え方をお答えいただきたいと存じます。  3点目は,職員気質であります。  最近,うれしいことに市役所の受付嬢や議会受付のお嬢さん方の評判がすこぶるいいわけであります。すべて民間委託の女性の皆さんであります。  一方,今職員の平均的な気質が年々下がっているのではないかと心配の声がふえております。職場で朝夕のあいさつも十分にできない職員,欠勤届をファックスで送ってくる職員,自分の住んでいる地域の一斉清掃に家族のだれも参加をしない人,また町内会にも加入をしていない職員,スナックで暴言を繰り返す職員,車上から平気でたばこの吸い殻を捨てる職員,来庁者にあいさつも返せない職員,また中間管理職の無気力,そうした部下に注意をしたり厳然と指導できない上司等々,こうしたたぐいの職員は,私は少数だと思いたいわけであります。しかし残念ながら基本的なしつけレベルの低い層はかなりの数が存在をしております。したがって,しつけや仕事の質のレベルの高い職員がおっても平均点が下がってしまうわけであります。  最終責任はおのおの本人が負うべきでありますが,採用した側の市当局にも責任はあろうと思います。しつけ,人材育成,中間管理職の強化に重点的に早急に取り組むべきであろうと思います。現状をどう認識をされておられるのか。またその上で,この3点についての今後の強化方針を明確にお示しいただきたいと存じます。  4点目,庁内風土であります。
     以上述べてきましたように,こうした流れから来る当然の帰結として市役所の庁内風土は風通しの悪いものになってしまっていたのではないでしょうか。今回の痛ましい2件の事件の真の原因は,亡くなった御本人しかわかりませんけれども,本当に相談できる上司,先輩,同僚,部下,友人がいなかったのではないかとも思われます。  今後人間関係に血の通った温かい庁内風土,組織を再構築するには大変なエネルギーが必要でありましょう。きょう檀上にお並びの部長職以上の方々は,市政運営に当たっては緊張感と責任感,そして使命感に燃えていただき,酒井市長を中心に団結第一で前進をしていただきたいと強く切望する次第でございます。今後の決意と,健全な庁内風土建設への抱負をお聞かせいただきたいと存じます。  2点目は人口問題であります。  福井市の人口は残念ながら今も減り続けております。昨年の国勢調査の時点の住民登録による人口と比較をして,本年8月1日現在では446人が減少しております。このままのペースで進みますと,単純計算で5年後は2,230人のマイナスで,ついに25万人を割ることになります。そこで伺います。  第1点,将来の人口目標でありますが,都市計画マスタープランでは28万人,今回の第五次総合計画の基本構想案では30万人となっております。これでは人口増加の戦略が打ち立てられないのではないかと思います。一体どちらの目標を目指すのか,お伺いいたします。  次に,この10カ月間,政策としては新年度からの子育て支援事業としての誕生祝金の設置と,都市圏でのPR対策を実施をしておりますが,実際に人口は,また企業は減り続けているわけですから,効果はないということでありましょう。  さらに住宅政策を初めとして大学誘致,税対策,土地対策,雇用対策など,効果的な打ち出しはなく,まことに貧困なる政策であります。企業の転出,人口流出に歯どめがかけられず,残念ながら乏しい実践力としか言いようがありません。  今後このまま手をこまねいて,時間が来れば他の市町村と合併をして人口増加を図るということなのか。何か有効な対策を考えているのか。大学誘致,税,土地,雇用,企業誘致の効果的な各施策と,目標人口への到達のシミュレーションを示していただきたいと存じます。  3点目は,街づくりであります。  生活創庫跡のその後。  中央ブロックの生活創庫の来年2月の撤退は各方面に大きな波紋を呼んでおりますが,仮にこの生活創庫の跡地が長期間放置されたとしたら,中心街の地盤沈下に拍車がかかり,駅周辺整備事業にも大きな影響を及ぼすことになります。その意味から,街づくり事業に当たって最重点に取り組むべき重要課題であります。  6月定例会でも質問をいたしましたが,その後福井県,福井市,経済界の3者が協力をして積極的に取り組むという基本姿勢は固まったのか。さらに県としては県観光物産施設,市としては図書館を設置する考えとも漏れ伝わっておりますが,現時点での構想をお聞かせいただきたいと思います。  その2,食資源であります。  街づくりにはさまざまな資源が必要でありますが,食材はその資源の一つであります。福井にはすばらしい食材があります。四季折々の日本海の海の幸,山の幸を初めとする豊富な食材を街としてのもてなしの心で,どのようなシチュエーションでどのようなスタイルで提供するのかを街づくりの視点から考えていくべきではないのでしょうか。また市民一人一人にも日常の食生活にアクセントをつけて,自分も家族も,またお客様も一緒に豊かさを味わう心のゆとりが求められているのかもしれません。理事者の現状認識と具体的な食資源の生かし方をお尋ねしたいと思います。  したがって,食は文化なりという視点も街づくりにとって欠かせないものであります。例えば,旧町名で浜町という,皆さん御承知の料亭街があります。しかし,いまいち雰囲気が醸し出されていない。計画の中で整備が一応掲げられておりますが,相変わらず計画遂行の気配は伝わってまいりません。  この地区は日本料理の和風が中心でありますが,ここに若者向きの洋風や中華風の味を楽しめる店舗を,空き地,空きビルを活用し出店するよう支援していくことは考えられないか。またワンポイントストップ的な公共施設の設置も助成策になるでありましょう。予定されている歩道,車道,街路灯,あるいは小粋なミニポケットパークなどの整備とあわせて,福井らしいちょっとおしゃれな料亭街をコーディネートし,県外へ流出している食文化の流れを引き戻し,逆に県外から新たな顧客を引き寄せていくことであります。理事者の浜町一帯の街づくりの構想とタイムスケジュールを改めて伺うものであります。  最後,4点目は新しい文化と歴史の創造であります。  福井人の口癖として,何か事を進めようと,ちょっと障害にぶつかると「ほんなこと言うてもどうもならんげの」という言葉を連発をします。まさにあきらめの心から来る福井人特有の消極性を端的にあらわしていると思います。  街づくりのおくれを指摘をしますと,必ず戦災と震災の2つの大きな被害を持ち出し,現状を容易に肯定をしてしまいます。  一方広島市や,福井市と都市規模の非常に似通っている長崎市では,もっとすさまじい被害を受けたにもかかわらず,非常に速いテンポで街づくりを進め,見事に蘇生をしています。  したがって,私たち福井人は2回にわたる災禍で多くのものを失ったからこそ,未来へ向かって新たな目標を打ち立て,街づくりの新しい文化と歴史を創造していかねばならないと存じます。その意味で,第五次総合計画の基本構想案,基本計画案は格好のテキストであろうと思います。  先ほどの食文化のウイークポイントのほかに,中心街に緑と水が少なく,潤いがないことも市民を遠ざけている一因ではなかろうかと思います。  まず緑でありますが,福井市当局は,かつて緑の基本計画をお蔵入りさせるほど町の緑化に極めて不熱心であります。その証拠に福井市の庁舎のベランダや屋上を緑化して模範を示せと提案をしても,耐震上問題ありとの一言で,何の行動も起こさない。ベランダにツタをはわせたり,前庭をガーデニングしたり,手法は幾らでもあります。しかも庁舎前の歩道と前庭のブロックは滑りやすく,何人もの市民が滑って転んでけがをしています。今早くまくり上げ,ガーデニングをするチャンスなのであります。  また緑の基本計画も次のステップの整備計画が何も示されておりません。一方,都市計画区域内の現在の緑地率2.8%を平成23年度に9.3%にするとの目標でありますが,今の当局の姿勢では実現は危なっかしいものであります。  そこで,早急に緑化条例の制定をして真っ正面から取り組む必要があります。理事者の条例制定への意欲と目標達成への具体的手法をお聞かせいただきたい。  一方,都心部への水の活用も進んでおりません。都心から離れた用水路の整備だけでなく,中心街の人通りの多い場所にせせらぎ,噴水,壁泉を設置するよう以前から市民アンケートの分析,要望を背景に提案をしておりますが,考えようとしない無気力ぶり,いいかげんに戦災と震災の呪縛から解き放されて,潤いのある都心部建設へのみずみずしい今後の方針をお答えいただきたいと思います。  以上で私の3点にわたる一般質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 高橋議員には幾つかの御質問をいただいたわけでございますが,私は職員倫理規程の作成,またそれに関連する御質問に対しましてお答えを申し上げたいと存じます。  既に議員各位も御承知のように,ここ数カ月の間に2人の幹部職員がみずから命を落とすという,まことに悲しい事態が生じております。御家族の方,市民の方にも大変申しわけなく存ずる次第でございます。  この機会をおかり申し上げますならば,2人とも大変勤勉実直に勤めてこられました職員で,幹部職員としても適任で,周りの方からも大変期待され信頼を置かれてきた職員でございます。福井市にとりましてもまことに惜しい人材を失ったものと残念な思いをいたしております。  今後こうしたことを決して起こさないためにも,私は先般臨時全体部長会議を開催をいたしまして哀悼のまことを捧げますとともに,その因果関係の調査,組織体制の確立とあわせて倫理規程の制定等の措置を早急に講じることを指示したわけでございます。  倫理規程につきましては,既に国家公務員に対しましては平成11年に法律が公布され,平成12年4月から施行されております。地方公務員も国の施策に準じて職務に係る倫理の保持のために必要な施策を講じることが規定されているところでございます。  また地方自治体におきましても近年徐々に倫理規程の制定が進みつつある状況でございます。福井市といたしましても前々からその策定に向け準備を進めていたところでございますが,これはさきの御質問でも早急に規程を設置すべきだと,このような御指摘を受けまして,そのとき私は研究してまいりたいと,このような答弁に終わったわけでございますが,こうした不慮の出来事もございまして,改めて公務員としてしなければならないことと,してはならないことを職員や市民の方々に明瞭に示しまして,その守るべき規律の中で職員の方から,市民の方から一層の信頼を得つつ,精いっぱい仕事に打ち込めるような明るい生き生きとした職場環境にしたい,していきたいと考えまして,今回打ち出したものでございます。  この倫理規程の策定とともに,今回の事故原因と公務災害申請の可否について検討をすること,また一層の公務員としての自覚と健全な職場づくりに努め,特に報告,連絡,相談,いわゆる「ホウレンソウ」でございますが,この実践を改めて徹底するよう指示をいたしたわけでございます。  議員御指摘の人事や職員の気質向上につきましても,現在組織全体の活力を満たし,職員の士気,資質を高めますために平成10年に定めました人材育成基本方針に基づきまして男女の格差をなくし,能力と人物重視の人材登用や成績公開を原則とした採用など,着実に掲げた方策の実行に努めているところでございまして,こうした人材育成策を図りながら活力のある生き生きとした風通しのよい職場風土づくりを目指しているところでございますし,今後も御指摘のようにこれを目指して取り組んでいかなきゃならないと,このように考えているところでございます。  今回の事故につきましてはまことに憂慮にたえませんが,今後の教訓といたしまして市民から信頼される明るい市役所をつくるために,今後とも一層の努力をしてまいりたいと,このように存じておりますので御理解を賜りたいと思います。  (副市長 奈良一機君 登壇) ◎副市長(奈良一機君) 私の方からは街づくりにつきまして何点かの御質問がございますのでお答えをさせていただきます。  まず生活創庫の跡地利用の問題に関しましては,県,市,民間の協力体制について,また現時点での構想ということでのお尋ねでございますが,このことにつきましては民間投資や行政参画が必要であるとの考えから,経済界や県,市の行政,さらには福井商工会議所等の関係者による話し合いを行っておりますが,とりわけ生活創庫の跡地利用を含めた駅西地区一帯の街づくりのあり方については積極的に取り組んでまいりたいと存じます。  先ほどの宮崎弥麿議員の御質問の中で市長が答弁いたしましたように,この駅西地区は福井駅に隣接する県都福井市の玄関口であり,また駅と中央1丁目の商業集積地区を連絡する大変重要な位置にありますことから,本年の10月に予定をいたしております県都問題懇談会の中でその方向性をお示しができるように努力をしてまいりたいと思っております。  今後は駅西地区の関係権利者の方々の考えや,再開発に対する意向を確認する中で具体的な構想について計画していきたいと考えているところでございますので,よろしく御理解をいただきたいと存じます。  次に食資源,食文化についてのお尋ねでございます。  議員御指摘のように,福井は農林水産物などの食材や食資源が豊かな町でありまして,こうした食資源を生かした街づくりを実施していくことは,交流を促進し,また本市のイメージアップにとっても大変有効であります。またより一層の交流人口の拡大が図られます。  食文化を生かした街づくりは,非日常性も加味したホスピタリティーに富んだ,そういった外形,街並みというふうな形成も可能なことになります。こういったこともございますので,これらの対応といたしましてはTMO構想もございまして,これらを着実に推進する中でさらに取り組みも可能ではないかと思っております。  これらを生かした街づくりの具体的な方策ということになりますけれども,これは関係者や関係の民間団体,あるいは先ほど申し上げましたTMO,街づくり福井の株式会社等とも連携を図りながら一つずつ具体化に努めてまいりたいと考えておりますし,また浜町一帯の街づくりにつきましては福井市中心市街地活性化基本計画において,大切な人をもてなすゆとりの舞台と位置づけ,足羽川や足羽山を景観資源として生かしながら,歴史ある料亭街として情緒ある町並みの形成を図ることといたしております。  こういった歴史的な背景はございますけれども,また一方では若い人たちが集い,気楽に食事を楽しめるような場所が整備をされますと,にぎわいの創出には大変大きな効果があると考えております。  なお中心市街地の活性化に向けての事業展開は,福井駅周辺及び中央1丁目を先導的な役割を果たすエリアと位置づけ,現在他の地域に先行いたしまして整備を進めていきたいと思っております。  こうした整備を進めるに当たりましては,民間活力を導入するということが大変不可欠な要件と考えておりますので,お尋ねの中では街づくりのタイムスケジュールを示せというふうなことでございましたけれども,先ほど言いましたとおり,いろんな関係者や民間団体,街づくり会社等いろいろな関係と連絡を,あるいは連携を取りながら進めますということでございますけれども,具体的なスケジュールを行政のみが立てるというふうなことには非常に今の段階でまだ無理な部分がございまして,民間への働きかけも十分に行ってまいる中で具体的なものになるように努力を重ねたいと思っておりますので,御理解を賜りますようお願いを申し上げます。  次に新しい文化と歴史の創造として,中心市街地における緑と水に関する御質問に対しましてお答えをいたします。  緑は21世紀の街づくりにおいて都市景観,文化,教育とあらゆる面で必要不可欠な財産でございます。これは市民共有の財産でございますので,これを守り育て,さらに次の世代に継承していくためにも,市民に対して具体的にわかりやすい手法で提示をする必要があると感じております。  本市といたしましても緑の基本計画に基づき具体的施策の展開としまして,市民を主体とした緑化推進組織づくりに取り組み,今年3月に市民団体による緑の市民会議を設立をいたしまして,一体的に推進してまいりたいと存じますが,より具体的にこの基本計画を今後推進していくためにも,御指摘の緑化条例,いわば緑の街づくり条例を市民と一緒に考え,市民生活に根差した生きた条例として制定に向けて取り組んでいく所存でございます。可能な限り早く制定をしていきたいというふうに考えているわけでございます。  この緑の街づくり条例を制定することによって公共施設の緑化,また都市緑地保全法に基づく市民緑地制度及び緑地保全地区制度の推進,あるいは民有地の緑化,さらには市民の緑化活動を支援する制度などが構築されてくるのではないかと思っておりますけれども,いろいろ検討すべき課題もこの中には含まれておりますので,検討をさせていただきたいと思いますが,このことにより本当の意味での市民参画による緑豊かな潤いのある街づくりが推進できると思っております。  また御指摘の緑地率達成の具体的手法としましては,現在都市計画決定されていながら未供用の公園の整備,さらに市街地周辺の産業等や都市内における空地等を法制度,あるいは先ほどの条例により指定することによって2015年をめどといたしております目標の緑地率に達成できるように,ひとつ努力をしてまいりたいと考えているところでございます。  次に中心市街地における水を生かした潤いのある空間づくりについてでございますが,現在中心市街地におきましては県が福井城址のお堀でございますが,ここを水環境整備事業として取り組んでおるところでございます。また本市といたしましても今後宝永地区の郷土歴史博物館付近において光明寺用水といいますか,かつての福井城の外堀に当たるところでございますが,この用水を利用した親水空間の整備に取り組む予定をいたしております。  そういった周辺ではそういった動きがございますが,とりわけ都市部への水の活用についてはどうかということでございますので,これにつきましては今後進めます駅広場の整備,あるいはこれもまた今後進めようといたしております再開発事業の中で,また「賑わいの道づくり」の中で,せせらぎとか噴水とか壁泉等も潤いと豊かさの感じられる魅力ある街づくりには欠かせない要素でございますので,十分に配慮してまいりたいと思いますので,よろしく御理解をいただきたいと存じます。  以上でございます。  (企画政策部長 澤井照男君 登壇) ◎企画政策部長(澤井照男君) 人口問題についてのお尋ねにお答え申し上げます。  まず人口目標についてでありますが,平成11年度に策定いたしました都市計画マスタープランにおきましては,都市計画を推進する枠組みとしまして未利用地を利用することにより人口28万人の居住が可能なものとなると設定したものでございます。  一方,第五次総合計画基本構想におきましては,目標年次を平成23年度として,人をキーワードに「人・街・自然・文化の共生・調和」を基本目標とする施策を積極的に展開することにより30万人都市の実現を目指すことといたしたものでございます。  今後基本構想に基づき基本計画を定めまして,これにより活力維持強化する街づくりを積極的に進め,都市の活力を図るバロメーターである人口の定着,増加を図ってまいりたいと存じます。  次に人口増加を図るため何か有効な対策を考えているのかとのお尋ねでございますが,これまで本市は高速交通体系や通信基盤の整備など都市機能の向上を図り,また中心市街地の活性化に取り組みますとともに,企業誘致促進条例の見直しや駅前インキュベート設置事業,起業家支援事業のほか,税フォーラムに引き続きまして市税審議会を設けるなど税制面での研究など産業経済活動の支援にも努め,さらには住環境や子育て環境の整備としましての「誕生祝金─21世紀の福井へようこそ」など,各種施策の展開によりまして人口増加につなげるよう努力を重ねてきているところでございます。  まだ十分な成果を見るには至っておりませんが,さらに地方分権が促進され,一層都市間競争が激化する中にありまして,御指摘の大学誘致,税,土地,雇用,企業誘致などさまざまな施策を展開する中で,今後の道のりは非常に厳しいものがございますが,それぞれ人口の定着,増加に至る道筋を明らかにしながら,引き続き魅力ある街づくりに邁進してまいりたいと存じますので,よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ◆28番(高橋省一郎君) 自席で再質問します。  先ほどの答弁を聞いておりまして,一つ漏れている点がございます。  市長に御質問した家族のプライバシーには配慮をされなかったのかと,それが1点です。  それから職員気質でございますけれども,私はこういうしつけ的なことすらレベルが下がってる。これは職員から聞いた話ですけども,先ほど御紹介した市役所の玄関の民間委託の女性の非常にすばらしいあいさつですね,職員にもあいさつをする。後ろでその中間管理職が見ておりましたら,半分ですね,返礼をする職員は。半分しかあいさつを返さないと,こういう実態があるんです。  こういうことすらできない。そういう職員集団がですよ,今いろんなところで行政というのは地域最大のサービス産業であると,これは各方面で言われてますが,そういう目指すべき組織と実態が,私は余りにもかけ離れているんではないかと。  それを見ていて,先ほど言いましたように先輩や管理職の方々がきちっと注意をし,指導をし育成していく,そのことを私は放棄していると思います。ああ今の若い者はそんなもんやと,そういう感じが私は見受けられてしようがないんです。ちょっと言うても憎まれますね,今は。だけど,それをあえて言わなきゃいけないんじゃないでしょうか。表面にこにこにこにこ,肩をたたいて握手をして,それで人材が育つような,そんなやさしいもんじゃありませんよ。  民間の人材育成は本当に厳しい。もう嫌になってやめるぐらい,やめたいような気持ちになる。それぐらいの厳しい教育,訓練があります。余りにも私は甘いと思います。その甘さが,せっかく優秀な成績で入ってきた職員をだめにしてしまうという一面もあると思うんです。そのあたりの責任をぜひ感じていただかないとよくならないと思います。  それから,私は採用試験にも問題があるんじゃないかと。ペーパーテストは大変難しいですね。だけど,ペーパーだけで人間ははかれませんよ。例えば小・中学校時代を思い出していただきたい。確かにペーパーが優秀な生徒もいます。しかしペーパーが優秀でなくてもわんぱくで人気のある生徒もいます。そういういろんな人たちが,子供たちが集まって一つのクラスを形成している。団体でも組織でも私は一緒だと思うんですね。もっと人物重点的な採用方針に変えていかないといけないんじゃないかなあというふうにも思います。  それから,あらゆる答弁で進行管理,スケジュール管理になるとお茶を濁されるような答弁が多い。これは計画の段階での甘さがあろうかと思うんです。そのあたりもきちっと煮詰めていただきたいと思います。  それから人口対策,今までの政策をお述べになりましたけれども,これは私が説明をしておるんですから,重複してお述べになる必要はないんです。じゃそういう効果のなかったことに対してどうなのかというお答えを求めているんです。それが企画政策部じゃないんですか。  それから緑化計画ですけれども,これは御承知のように都市緑地保全法というのがさきの通常国会で改正をされました。御案内のように,緑地施設整備計画認定制度というものができまして,市町村長さんが認証をすることができる制度ですね。これは認定を受けますと固定資産税が5年間にわたって2分の1に軽減をされる。こういうものがせっかくできたわけですから,そういうものを入れて政策として考えていく,それが政策じゃないんですか。非常に不勉強だと思います。だから乏しい,私は政策というふうに申し上げているんです。貧困な政策と申し上げているんです。  東京都ではもう既に指導してますよ。そのことで何と昨年からことしにかけて屋上緑化面積は2倍に膨れ上がっている。2倍ですよ。  この緑というのは非常にいろんな面で効果があるわけです。例えば屋上の温度緩和効果というのがある。高麗芝を植えた屋上は30度程度,真夏でも30度程度。むき出しのコンクリートは何と60度。したがってビルの最上階の室温は七,八度違うというんです。緑化した場合としないのと。こういう効果があるわけですから,私は市庁舎でそういうものをきちっとモデル的にやって,そのデータを公表して民間企業を説得するというのも,これは政策じゃないんでしょうか。  東京の渋谷区では東京都よりも進んだ政策をさらにやってます。もう時間がありませんから申し上げませんけれども,そういうことをきちっと研究されて政策に当たってください。  以上の点,時間の範囲内で結構ですから,答えられる点だけ答えてください。 ◎市長(酒井哲夫君) 最初の今回のお二人のみずから命を落とすという,このことにつきましては,御家族の方々は故人の名誉にかかわることでございますので,公務災害の申請を希望いたしております。そのことで御理解を願いたいと思います。  それから,あいさつのことでございますが,本市といたしましては「マナーの達人」という冊子をプロジェクトで,独自のプロジェクトチームでつくったわけでございまして,それぞれの一人一人がマナーをひとつしっかりと身につけるように,自立的に行っているわけでございますが,あいさつが半分しかということについては,これはまあ,明るい職場づくりは家庭も地域もそうでございますが,やっぱりあいさつから始まるということでございます。また今後ともこういうことについては気をつけて,そのような運動もひとつやっていきたいなというふうに思います。  それから採用の問題についてはいろいろと議論があるわけでございますが,適正公正な形の中で優秀な人材を将来間に合うという,そういった観点に立って今日,今まで試験採用というような制度でやってきております。今後についてまたいろいろと御意見も賜る中で,しかし公平公正という将来の人材をどうスタートから受けとめていくかということは大事でございますので,そういう点でまた適正にやっていきたいというふうに思っております。  緑の問題については,私は今具体的に御指摘がありましたけれども,やっぱり原始的な問題として緑は私は将来の,将来的というとこれはちょっと何だと,こうおっしゃるかもしれませんが,可能な限り早い時期にやっぱり私は緑のことにつきましては条例等においてきちんとした方向を打ち出すべきではないかと,このように実は今思っております。  いろいろと緑については各全庁的にまたがっておりますので,それをどうまとめ上げて一つの方向を打ち出すかっていう組織上の問題もございますが,そういうような観点で今後検討してまいりたいなあというふうに思っております。 ◆28番(高橋省一郎君) 点滅が終わるまで時間があるんやね。事務局,間違いないでしょう。  最後に要望しておきます。  緑ですけれども,子孫に一体何を残すのか。我々がこの世代で21世紀を担う青少年たちに私はその貴重な財産として緑を残すべきだと思います。そういう意味で強く要望をしておるわけでございますので,その意を酌んで取り組んでいただきたいと思います。 ○副議長(中谷勝治君) 次に6番 松山俊弘君。  (6番 松山俊弘君 登壇) ◆6番(松山俊弘君) 改革21の松山俊弘でございます。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  まず子供のしつけ教育についてでございます。  昨今若い世代の凶悪犯罪,若い父親,母親による家庭内での虐待が後を絶ちません。学校においては不登校,いじめ,教室内徘回,荒れる教室が問題となって久しいわけでありますが,このことは福井においても同様な傾向にあると思います。  原因は複雑であり,社会世情を映しているとも思われます。基本的には子供のしつけができていない,人間としての当然の感情が未発達のまま成長しているということではないかと思います。他人に対する思いやり,社会のルールを幼児のころから教え込まなければならないと思います。  子供のしつけ教育という面で直接的には家庭の教育力低下,地域の教育力低下が言われております。  私どもが子供のころは,親にしかられ,近所の大人にしかられながら育ったことを思い返します。しかられた内容は大層なことではなく,ごく当たり前のことでありました。例えばよその物を盗むな,人を傷つけるな,小さい子をいじめるなといったようなたぐいのものでありました。かつて子供はそのようにして物事のよしあしを自然に身につけたのだと思います。  この半世紀の間に生活環境がさま変わりに変わってしまいました。子供の側から見た環境も,家庭,社会とも大きく変化をしてしまいました。家庭の中にも村の中にも大人の姿が少なくなりました。そういう中で昔のような自然なしつけ教育を期待することは難しくなってきていることも現実でありますが,しかしその分,学校に肩がわりをさせるということにも限界があると思います。やはり原点に立ち返って家庭,地域の教育を立て直すことが必要であり,行政の支援施策が望まれるところであると思います。  子育て講座開催事業が今回の補正予算に計上されております。小学校入学予定児童の保護者を対象に家庭教育,しつけ教育も含めた家庭教育に関する講座を開催するとのことであります。時宜を得たものと評価をするとともに,期待をするものであります。  しかし,このような講座は小学校入学時に行うだけでなく,それ以前の幼稚園,保育園の入園時,でき得れば母子手帳配布時から行うことが必要ではないかと考えます。なぜなら,できるだけ多くの機会をとらえて若い父親,母親に繰り返し子供の教育,しつけの大切さとその方法をわかってもらうことが必要だからであります。そして小学校入学以前のもっと幼児期より行う方が効果は大きいと考える次第であります。  今回は国の政策にのって実施されるものでありますが,文部科学省,厚生労働省と施策が縦割りになります。しかし子供の幼児期におけるしつけ教育となりますと,子供の成長段階に応じて一貫性を持って行われることが大切ではないかと考えます。子供と直接に触れる市においては,組織の壁を超えて子供中心の施策の継続が肝要かと存じます。理事者の御所見をお伺いいたします。
     次にこども憲章についてお尋ねいたします。  当市のこども憲章は昨年1月に制定されました。子供さんの誓いという形式をとっておりますが,同時にどんな子供になってほしいかという大人の期待を述べたものでもあると思います。  そこで,まず現在学校や地域での活用状況をお聞かせください。次に保護者や地域の大人によく知っていただくことが大切であると考えますが,その状況と考え方をお伺いいたします。  さらに憲章は幼児から小学生,中学生と幅広い層を対象としていると思われます。それぞれの年齢層に合わせたしつけ教育の内容でなければならないと思います。その意味で年齢層に合わせたこの憲章の具体的解説書,あるいは指導要領の作成が必要ではないかと思いますが,御所見をお伺いいたします。  次に水と人口30万人についてお尋ねをいたします。  第五次総合計画基本構想の中で,人口30万人ということがうたわれています。街の活力を維持強化する街づくりを積極的に行うことにより,都市の活力を図るバロメーターとしての人口の定着と増加を図り,30万人都市の実現を目指すとされております。  中核市指定を目指すということを特例市指定の折も明言されています。県都としてのステータスと,特例市よりもさらに広範囲の自治権限を手にすることを目指したものと理解をしております。  問題は30万人都市を市町村合併という方法で達成するのか,または合併によらずに独自に30万都市実現を考えておられるのかということであります。いずれにしてもその点がすこぶるあいまいと言わざるを得ないのではないかと思います。  私は都市の活力を言い,人口の増加を図るというならば,現在の福井市のエリア面積の中で30万都市を目指していると理解したいと考えるものであります。まずこの点について明確なる御方針をお聞かせください。  以下,私の理解に従い質問をいたします。  人口30万人の場合の福井市の水問題であります。  ここ数年は地球の異常気象により日本の各地で渇水被害や局地的豪雨による被害が発生をしております。渇水期における飲料水,農業用水,工業用水にかかわる利水対策の問題であります。福井市の水は大丈夫なのでしょうか。人口30万人というのは現在の人口の約2割増であります。5万人の生活と働く場が生まれるということであります。  まず飲料水であります。地下水を主力としながら現在27万5,000人分は確保していると伺っております。人間にとって水は生きていく上で最も必要不可欠の資源であります。地下水くみ上げは地盤沈下の原因になり,地下水くみ上げ規制が行われております。そこで,表流水に依存せざるを得ないのではないでしょうか。この2万5,000人分,このギャップをどうするのか,お聞きをいたします。  次に農業,工業用水についてであります。  農業用水については減反,工業用水については景気の低迷,産業構造のこれからの転換の問題等背景にありますが,増加する5万人を支える働く場を想定せざるを得ず,水需要増が予想されるわけでありますが,農工用水の水需要について今後どのように見通しを持たれているのか,計画をしているのか,またどのように考えておられるのか,お尋ねいたします。  このように見ていきますと,福井市の中心部を流れる足羽川の治水利水に占める役割は大きいものがあります。特に近年の異常気象による集中豪雨の傾向に対して,足羽川の治水対策はどのようになっているのか,お伺いいたします。  そして非常時の治水の面のみでなく,利水の面からも30万人都市実現の基盤として足羽川ダム建設は必要であると私は考えます。現在公共工事,ダム建設については逆風が吹いているさなかでありますが,市の重要要望事項として県,国へ要望しておりますが,さらに強力に運動すべきと考えますが,御所見をお聞きいたします。  次に福井らしさと街づくりについてでございます。  昨年地方分権一括法が制定され,地方分権時代の到来が加速されてきております。地方のことは地方で決めて実施する時代でありますが,同時に都市間の競争が激しくなり優劣の差がつくということでもあります。  住みたい,住んでみたいと感じることができる街を第五次総合計画の目標に掲げられております。住みよい街から住みたくなる街へ変わっていこうとのことでありますが,生活実感として何が変わるのか,どのように考えておられるのか,お考えをお聞かせください。  福井は東京から見て足の裏であると言われてきました。それは存在が見えない,わからない,よく知らないということであり,つまりは存在感が希薄であるということであります。最近は原発あるいは京福電鉄の事故等々ニュースにもなっていますが,なべてよく見えないという傾向は変わってないと思います。  私は福井の街づくりの中で存在感を取り戻し,つくり出していくことが大切であると考えます。日本で一つしかない街,あるいは日本一がある街,それは福井らしさが見える街ということではないかと考えます。  当市は市民生活の向上を目的に,また都市間競争の中で街づくりを推進しております。特に福井市は県都であり,その役割は重要であります。福井にしかないもの,それはせんじ詰めれば福井の歴史と自然であります。これは金沢にも京都にもどこにもない福井だけのものであります。オンリーワンという言葉がありますが,これこそまさしく福井のオンリーワンであります。オンリーワンをもっと追求していけば福井の街づくりの方向がより鮮明になってくるのではないかと私は考えます。そこでお尋ねをいたします。  まず一つ。自然,歴史,物産,人情,文化等々福井のすばらしいところはいろいろあると感じておりますが,酒井市長は特に街づくりの中で福井らしさについてどのようなイメージを持っておられるのか,お聞かせください。  二つ目。街づくりの根幹である第五次総合計画の中で,福井らしさというものをどのように盛り込んでいくおつもりなのか,御所見をお聞かせください。  3番目。県外の都市を訪れてもよく似た駅前景観であり,印象に残る町は少ないように感じられます。駅周辺整備事業の中で特に県都の玄関口である駅前部分についての将来図,イメージについてはこれまでさまざま議論,意見が出されてきたように思います。駅前をどうするか,そろそろリーダーシップを持って示すべき時期に来ていると考えますが,市長はどのように考えておられるのでしょうか,御所見をお伺いいたします。  水と緑日本一の駅前,福井の歴史の象徴など,オンリーワン福井に向けて英断を期待するものであります。  四つ目,市長は「歴史のみえるまちづくり事業」を鋭意推進されておられます。養浩館,愛宕坂,柴田公園,郷土歴史博物館と整備計画も進んでまいりました。福井らしさの発掘,構築という点で評価をしております。ただ,本事業において駅前部分について空白になっているように思えるのでありますが,今後どのような取り組みをされるのか,お聞かせください。  またこの「歴史のみえるまちづくり事業」は,福井をPRし,将来観光客に来ていただいて,福井の存在を全国にアピールすることを目的の一つにしているものと考えますが,市の観光政策との連携はどのように取られておられるのか,お聞かせをいただきたいと思います。  以上で私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○副議長(中谷勝治君) この際,あらかじめ会議時間を延長いたします。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 松山議員には幾つかの御質問があったわけでございますが,私からは水と人口30万人についてお答えを申し上げます。あわせまして足羽川の問題についてもお答えを申し上げたいと思います。  水と人口30万人についてでございますが,まず第五次総合計画の基本構想における目標人口につきましては,御指摘のとおり市町村合併による人口増加を目指したものではございません。街の活力を強化する街づくりを行うことによって人口の定着と増加を図ろうとするものでございます。  次に,ところで渇水期の利水対策についてでございますが,飲料水につきましても平成6年の全国的な大渇水,平成12年の渇水期に際しましても,水源としています九頭竜川の表流水の取水に直接的な影響は発生しておりません。おかげさまで発生しておりません。また地下水の水位の観測値も例年と比べ変動はない状況でございました。今後においても表流水,地下水ともに渇水時での心配はなく,安定した給水ができるものと考えている次第でございます。  農業用水につきましては,九頭竜川,日野川,足羽川水系に大別されますが,九頭竜川,日野川水系においては安定した用水量が確保できるものと考えております。また足羽川水系につきましては渇水期になると既得水量の確保に苦慮することもあるわけでございますが,足羽川ダムの建設により安定した取水量の確保を実は願っている次第でございます。  工業用水につきましても,今後は水を大量に使用する新たな製造業は少ないと予測されまして,不足は生じないと認識をいたしております。  以上を総合的に勘案いたしまして,渇水期におきましても利水につきましては浄水の貯留等によりまして補えるものと考えておりますので,御理解を賜りたいと存じます。  次に豪雨時の治水見通しについてのお尋ねでございますが,近年はもう本当に異常気象によりまして都市部におきましても渇水や集中豪雨がたびたび発生している状況であります。1時間降雨量が75㎜から100㎜を記録した全国の調査結果を見ますと,平成5年から平成9年までの5年間では年平均15件であったのに対しまして,平成10年から12年の3年間では36件となっておりまして,その件数は増加傾向にございまして,頻繁に水害が全国的に発生をいたしております。このような状況の中で,今後における治水対策は不可欠と考えているところでございます。  次に足羽川ダムについてのお尋ねでございますが,人口につきましては先ほど申し上げましたとおり,30万人という規模を持ちながら将来を目指して歩み続けるという考え方でありまして,個別の事業について判断するに当たりましては,また別の考え方も必要かと存じます。  足羽川ダムの建設に伴う利水計画につきましては,これまで水道水として1日当たり2万5,000トンが必要であると要望してまいりましたが,本市の水需要は平成6年度をピークに伸び悩んでおりまして,また少子・高齢化や人口の伸び悩みとともに,節水式の浸透や節水型の水使用機器の普及によりまして,今後ともこの傾向は変わらないものと考えております。そのため水源計画及び水需要を見直しました結果,将来の不足量はわずかとなり,この量は浄水の貯留等により十分対応できるものと考えております。  以上のことを勘案いたしまして,将来においての水需要に対しては安定した水が確保できるものとしまして,足羽川ダムに係る利水については参加しないことといたした次第でございます。  なお治水の面でのダム建設は洪水の調節や渇水時の既得水利権の確保など,流水の正常な機能を維持するため極めて重要でございまして,今後とも足羽川ダム建設の推進につきましては国,県に対しまして強力に要請してまいる所存でございますので,御理解また御支援のほどをお願いを申し上げます。  以下につきましては部長等から答弁いたします。  (教育部長 堀田孝矩君 登壇) ◎教育部長(堀田孝矩君) しつけ教育について2点の御質問にお答えをいたします。  まず初めに,子育て講座開催事業につきましては,家庭教育のあり方を見直してもらうために,また深刻化する最近の青少年の問題行動に対応するため,小学校入学前の子供を持つすべての保護者が参加する就学時健康診断の機会を活用しまして,家庭教育に関する講座を開設するものでございます。  これまでにも各公民館においてさまざまな教育事業を展開する中で,家庭教育を必須科目として積極的に取り組むとともに,お母さん大会や子育て相談事業の開設など,学校と協力しながら家庭教育の充実を図ってまいりました。しかし従来の公民館での家庭教育学級講座は参加者が限られる傾向にありましたが,就学時健康診断の機会に開設することによりまして,より多くの保護者の参加が期待できます。  この事業は文部科学省の国庫補助事業で子育てワンポイントアドバイス講座として11月実施の予定でございます。  次に組織の壁を超えた子供中心の施策のお尋ねについてでございますが,本市といたしましては,関係各課ともそれぞれ発達段階に応じての子育てに関する取り組みを今日まで行っております。  まず保健センターにおきましては,妊娠届け時に母子健康手帳をお渡ししています。また妊婦,乳幼児に対する保健指導を初め,同時に副読本「家庭教育手帳」なども配布しております。お父さん,お母さんに対し親子のきずなを深め,心豊かな子供を育てるための指導,また両親学級を通じて,子供に信頼され尊敬される親であるための指導なども行っております。  また保育園での取り組みといたしましては,年に一,二回,多い園では7回から9回開催をいたしております。内容は子育てにおける親の役割,しかり方,褒め方や乳幼児の食生活に関することなど,各保育園の子育て事情をもとにテーマを決め開催をしています。  幼稚園でも同様に,1日入園体験や保護者会の機会を利用しまして幼児のしつけに関する講座を開催をしております。  このように各課ともそれぞれの時期に応じた子育てに対しての親への教育を行っております。今後保護者が集まる機会を活用して,より多くの保護者が参加できるよう講座開催に当たりましては定期的に関係各課と協議する機会を持ち,情報を提供し合い工夫を重ねてまいりたいと存じます。  また平成14年度からは学校週5日制が完全実施されます。家庭,地域の教育力の低下が指摘される中で,これに向けての学校,家庭,地域社会が一体となった心の教育が重要となって来ております。今後子育て支援ネットワークの形成を目標としまして,地域,学校,PTA,各種団体等の連携を密にし,子供を持つ保護者への働きかけを積極的に図ってまいりたいと存じますので,御理解賜りますようお願い申し上げます。  次にこども憲章について三つの視点からのお尋ねにお答えをいたします。  一つ目の活用状況でございますが,福井市こども憲章「私たちのちかい」は,制定後1年と8カ月を経過いたしたところでございます。その周知徹底を図るために市内の幼稚園,保育園,小・中学校,公民館へ懸垂幕を配置しました。特に小・中学校の各教室には憲章額も配置をいたしました。平成12年11月にその活用状況につきアンケート方式で調査を実施いたしましたが,小・中学校におきましては全体の約8割が全校児童・生徒の集会の折,全員で唱和をしております。また入学式や卒業式などの学校行事においても先生方から条文の意味についての講話を行ったり,学年のふれあい活動や宿泊活動の中でも唱和しているということでございます。  幼稚園,保育園児の場合は,表現が難しいとのことから,先生がわかりやすい言葉に変えて話をしたり,懸垂幕をホールに下げて子供の送迎のとき多くの保護者に見ていただいているとの報告もございます。  また地区公民館や子供会育成会など社会教育の施設や団体におきましては,社会事業の中で唱和するよう努力しているとのことでございました。  次に保護者,大人への周知につきましては,福井中央ライオンズクラブの御支援を得て昨年3月,下馬中央公園に憲章を掲げた石碑を設置し,また今年1月には福井市少年自然の家の集いの広場前に条文掲載の制定記念碑を設置いたしました。少年自然の家は毎年2万人の利用があり,施設利用の親子や家族連れの市民の方々にも機会をとらえて周知徹底を図っているところでございます。今後も学校,PTAの方々や育成関係団体,機関の指導育成者の方々にも働きかけてまいりたいと考えております。  続いて,具体的解説書の作成について申し上げます。  「5つのちかい」の意味するところを日常生活と結びつけて実践し,生活信条や習慣として身につけていくことは議員御指摘のとおりしつけ教育の一環として大変有効だと考えております。  そこで,青少年問題協議会の委員の方々を初め,青少年の育成指導的立場の方々の協力を得まして,条文ごとにわかりやすい解説書づくりを目指していきたいと存じますので,御理解と御支援のほどをよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。  (企画政策部長 澤井照男君 登壇) ◎企画政策部長(澤井照男君) 福井らしさと街づくりについての御質問のうち,まず第五次総合計画に関連しましてお答えいたします。  福井らしさとは,言いかえれば福井にしかないもの,福井の特色,福井の魅力ということになろうかと存じます。  今日の福井市は福井城を中心に営々と築かれた歴史ある街であります。また豊かな水と緑に恵まれた街でもございます。これらが福井らしさであり,福井の魅力であると考えます。  また福井人は進取の気質にあふれ忍耐強く勤勉でありまして,豊かな地域社会を築いてまいりました。これら福井人の気質も福井らしさを構成する重要な要素であると考えられます。  ところで,第五次福井市総合計画につきましては,多くの市民に参加をいただく中で昨年基本構想を決定し,現在基本計画の策定を進めているところでございます。  福井らしさを実感できる街をつくるためには,まず市民みずからが街づくりに参画し,ともに汗を流していただくことが重要であると考えます。そのことによって市民と市民の強いきずなが生まれ,街に対する愛着が深まってまいります。  このため第五次総合計画では「市民と行政が連携・協働し,責任を共にする市民参画のまちづくり」を基本理念に掲げまして,人をキーワードとし「人・街・自然・文化の共生・調和するまち」を基本目標としたところでございます。  まず人と人が共生・調和する街づくりの分野では,福井市の将来を担う人づくりを着実に進める一方,現在取り組んでおりますわがまち夢プラン事業など,地域の歴史,文化,自然を生かした市民主体による地域づくりを推し進めることによりまして特色ある地域,特色ある福井市を実現してまいりたいと存じます。  次に人と街が共生・調和する街づくりの分野におきましては,福井の歴史,文化,経済の中心である中心市街地を再構築することによりまして,都市の魅力と活力を創出してまいりたいと存じます。  また経済の発展,生活様式の変化に伴い,人と自然との触れ合いが少なくなっております。このため便利で効率的な住みよい街から,さらに一歩前進し,恵まれた水と緑を生かして自然と触れ合える潤いのある生活環境を実現する人と自然が共生・調和する街づくりに取り組んでまいりたいと存じます。  さらに人と文化が共生・調和する街づくりの分野では,福井のすぐれた歴史と文化を再評価し活用を図る一方,新たな福井文化の創造に取り組むことにより,福井市の郷土への誇りと愛着を高めるとともに,外に向かっては福井の魅力として情報を発信してまいりたいと存じます。  これらの施策を総合的かつ計画的に推し進めることによりまして,物質的豊かさだけでなく,住みたい,住んでみたいと感じることができる街づくりを実現してまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。  以上です。  (都市政策部長 勝木明洋君 登壇) ◎都市政策部長(勝木明洋君) 福井らしさと街づくりについて,福井駅周辺整備事業において歴史や自然を生かした形で演出できないかというお尋ねでございます。  まず福井の玄関口であります駅前広場整備計画につきましては,現在福井駅前広場整備計画策定委員会でこれまでの計画の見直しを行っているところですが,今後都市機能の高度化,多様化に伴う交通機能の利便性やサービス向上に対応する広場,あるいは都市活動の拠点,都市の玄関口としての情報提供やシンボル的な空間の機能など,あわせ持つ広場としての役割が必要なため,平成10年度に示された新しい駅広の指針に基づきまして見直していくものでございます。  基本理念といたしましては,新しい交通形態への対応,市街地の拠点としての機能,都市の玄関口としての役割の認識等,福井らしさの特徴を歴史や自然等を生かせる景観デザインとして配慮しながら都市空間の有効利用,福祉への配慮などを盛り込みまして整備を進めていくため,委員会での議論をいただく中で基本計画に向けた広場計画を策定しているところでございます。  また高架下空間につきましては,JRの所有する用地でございまして制約がある中で高架下利用計画策定委員会において駅利用者,駅周辺への外来者の利便性を図るため観光案内施設,駐輪場,駐車場など公共公益施設等の整備を初めとして,その他民間施設の導入を今検討しているところでございます。  次に駅周辺土地区画整理事業の整備方針としては,コンセプトであります「躍動感,期待感,華やかさをイメージした不死鳥のように」に基づきまして,すっきりと洗練されたデザインにしたいと考えておりまして,街路は周辺の道路に合わせた植樹を行いまして,緑と潤いのある整備を計画しているところでございます。  また県施行の福井駅付近連続立体交差事業での福井駅の駅舎景観につきましては,駅舎景観検討委員会で検討した案を提示し,広く県民の意見等を聴取し,明るくシンボリックなイメージの駅舎を決定し,JRの設計に反映するよう協議をいたしておるところでございます。  いずれにいたしましても,現段階におきましてはまだ具体的な整備段階まで来ておりませんが,福井らしさをイメージする個性的な特徴を出せるよう創意工夫に努めてまいりたいと考えておりますので,御理解をいただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。  (商工労働部長 櫻井邦雄君 登壇) ◎商工労働部長(櫻井邦雄君) 歴史のみえるまちづくりと観光政策についてお答えをいたします。  歴史のみえるまちづくり事業によって整備された施設等は本市にとって重要な観光資源であると考えておりまして,既に整備を終えた施設につきましては,これを観光コースに取り入れたり,観光パンフレットなどで紹介,さらにはイベント会場の一部とするなどして観光客の誘致に努めているところでございます。  歴史のみちや福井城内堀公園などにつきましては,本市の歴史を手軽に学べる場所として好評をいただいております。橘曙覧記念文学館を初めとする愛宕坂周辺につきましても歴史,文化の集積された場所として人気のスポットとなっております。今後もより多くの方々に本市固有の歴史,文化に触れていただくため,交通の拠点となっておりますJR福井駅と,既にルート化している養浩館,福井城址,柴田公園などとの連動性を高めるような整備も検討していきたいと考えております。  いずれにいたしましても,町中の観光を振興することは都心部のにぎわいの向上にも大きく寄与するものと考えられますことから,郷土歴史博物館や柴田公園の整備等が行われている同事業の進捗にあわせ,関係部署はもとより関連した地域,団体等とも連携を密にしながら情報の発信やPRに努めるとともに,各種の観光施策を積極的に推進してまいりたいと考えておりますので,御理解賜りたいと存じます。 ○副議長(中谷勝治君) 次に12番 柳沢峰生君。  (12番 柳沢峰生君 登壇) ◆12番(柳沢峰生君) 改革21の柳沢峰生でございます。皆様お疲れでしょうけれども,しばらくおつき合いのほどを願いたいと思います。簡単にでございます。  まず最初に,福井市のIT戦略についてお聞きいたします。  福井市ではこの春より各公民館にパソコンを配置し,IT講習会を開催されておりまして,その反響はすこぶるよく,各講座で抽選によって受講者を決めるといった状況だと聞いております。  しかしこの受講者の多さの大きな要因の一つに受講料が無料であるということが上げられると思います。ただ無料だから気軽に受けられるということは,無料だから気軽にやめられるということにつながり,講習会が終わった後はパソコンにさわる機会が全くない人も多いのではないかと思われます。  せっかく多額の費用をかけて実施している講習会ですから,できるだけ多くの方が講習会が終わってもパソコンやインターネットを継続して利用してもらう工夫が行政としても必要だと思います。  その一つの方法として,受講希望者及び受講者の追跡調査を行い,そのデータをデータベース化し,後で述べますメールマガジンの発信先やその他いろいろな情報の発信に利用することが上げられますが,今現在受講希望者及び受講者のデータはどのように処理されているのか,お伺いいたします。
     次に福井版メールマガジンの発刊及びメーリングリストの活用についてお伺いいたします。メールマガジンについては,小泉内閣メールマガジン「らいおんはーと」が200万部を突破したことで,皆さん名前だけは知っておられると思いますが,これは購読を申し込んだ読者にインターネットのメール機能を利用して情報を発信する手法で,ほとんど費用はかからず,また購読を希望する人に発信するので,その情報も有用に活用されます。  このことを福井市としてどのように活用するかというと,例えば先ほどのIT講習会受講者のデータベースをもとにして,メーリングリストを作成し,公民館以外で行われている講座の案内を流すとか,国民宿舎の利用者に対してアンケートをとりメーリングリストに登録してもらい,例えば夏ならば海水浴の,また冬ならばカニの宣伝を流し,リピート客の掘り起こしに利用するとか,いろいろと行政の活性化に活用できると思います。  福井市のホームページも私がこの原稿を書いている時点で71万486件のアクセスがあり,またその内容も作成当初のものに比べると物すごくよくなっていると思います。しかしホームページは市民がアクセスしてくれなければ役目を果たさない,いわゆる受動的なものです。それに比べてメーリングリストを利用した情報の発信は,興味を持っている人に適切な情報を発信する能動的なもので,行政施設の利用促進などには大きな効力を発揮すると思いますが,御所見をお伺いいたします。  次にメール機能つきの携帯電話の積極的利用についてお伺いいたします。  市では職員各個人にメールアドレスを設定したとお聞きしました。このことは今後の連絡方法の簡素化及びペーパーレス化に非常に有用なことだと思いますが,パソコンのメールはパソコンの電源を入れてアクセスしなければメールが届いているかもわかりません。その点,携帯メールは届いたことを音またはバイブで教えてくれますから,メールが届いたことがすぐにわかります。  私ごとですが,私はパソコンに届いたメールはすべて携帯に転送していますし,ファックスについてもパソコンで受け,それを携帯に転送していますので,届いた情報に対してすぐにリアクションすることができます。  先日消防議会で和歌山市へ視察に行ってまいりましたが,和歌山市では市長さんの思い入れで,すべての職員にメール機能つきの携帯電話を持たせ連絡網として利用しているそうです。福井市としましても考えてみる価値はあると思いますが,御所見をお伺いいたします。  次に公民館におけるIT化についてお伺いいたします。  公民館というのはまさに地域における情報の発信源です。福井市には公民館が44館あり,そのうち麻生津,円山,本郷,中央の4館が現在ホームページを開設し情報を発信しております。この4館のホームページの内容はいずれもすばらしく,私も自分のホームページを更新する際には参考にさせていただきたいと思うようなものばかりです。  さて今後は,ほかの公民館でもホームページを開設されるであろうと考えますが,ここで残念なのは,公民館の主事さんたちが利用できるパソコンは映像文化センターのお古で,私が見てもこのパソコンでは大した仕事はできないなという代物ばかりです。今公民館にはIT講習会用のパソコンが配備されています。公民館の事務用に新しいパソコンを購入しろとはいいませんが,IT講習会用のパソコンを利用することができないか,お伺いいたします。  ITというのはインフォメーション・テクノロジーの略で,パソコンを動かせるというレベルではなく,パソコンを使って情報をどのようにするかというレベルの福井市のIT戦略を立てることが大事だと思いますが,御所見をお伺いいたします。  次に中心市街地の活性化についてお伺いいたします。  このことを今議会で質問しようと決めた後,私は同級生また青年会議所時代の仲間で現在民間の立場から中心市街地の活性化について真剣に活動している人たちとお会いし意見をお聞きしました。その人たちが異口同音に申されてたことは,福井市としての明確な意思表示がないということでした。さらに中心市街地の活性化には民間活力の誘導が不可欠なものですが,現在の福井市の取り組む姿勢では,民間は安心して中心市街地に投資できないということでした。そういうことを踏まえまして3点にわたり質問いたします。  1点目はTMOの現状についてです。  今年2月に福井市中小小売商業高度化事業構想,いわゆるTMO構想を発表しましたが,その中でTMOの果たす役割として,TMOは行政と民間の橋渡し役,事業等のコーディネート役としての役割を担うとありますが,実際この役割を十分に果たしているのか,お聞きいたします。  事業展開スケジュールの中に数多くの事業がありますが,本当に具体性のある計画なのかどうか,お聞きいたします。  次に社会実験の意義と今後の方向性についてお聞きいたします。  市では10月12日から11月4日にわたって,中心市街地の活性化に向けたトランジットモール等社会実験を行うと発表し,議会の県都活性化対策特別委員会においても説明いたしました。私もこの特別委員会を傍聴させていただきましたが,この実験の目的がいま一つ理解できなかったので,ここで明確な目的を提示していただきたいと思います。  さらに市としては中心市街地の活性化策として,将来的にトランジットモールを有効な手段として推進していきたいのかどうかも,あわせてお答えください。  次に各種事業のデータの一元化ということで質問いたします。  中心市街地に関する事業は本当に数多くあります。大きなものでは連続立体交差事業,駅周辺区画整理事業,三の丸市街地再開発事業などが上げられますが,これらの事業が各部署でばらばらに進行しているような気がいたします。やはり県都福井市の顔となる中心市街地の開発ですから,大きなビジョンのもと,各事業が整合性を持って遂行していくことが大事だと思いますが,現在各種事業のデータをすべて把握している部署があるのかどうか,お聞きいたします。  最後に,福井空港は国の概算要求にのらず,ほぼ絶望的です。新幹線についてもいつ福井まで開通するかわかりません。また京福線についても運行再開するのに多額の費用がかかり,福井市の意向が存続に大きな影響を与えます。  もう福井市は国がどうしたらとか,県の意向がどうだからとかいった議論をしている段階ではありません。福井市として中心市街地をどうするんだということを市民にはっきり示すことが民間活力の誘導につながり,中心市街地の活性化につながると思いますが,御所見をお伺いいたしまして私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。  (副市長 奈良一機君 登壇) ◎副市長(奈良一機君) 私の方からは中心市街地の活性化についてのうちの,まず1番目にお尋ねがございましたTMOの現状ということについてお答えをいたします。  まずTMOの果たすべき役割についての御質問でございますが,御承知のとおりTMO構想は平成13年2月に福井市中心市街地活性化基本計画に基づきまちづくり福井株式会社,いわゆるTMOにおいて策定されたものでございます。  この構想につきましては,TMOが中心となり,地元商店を初め商業者と四十数回にも及ぶ協議,調整を重ね,もちろん本市もこれに参画し策定をいたしたものでございます。TMO構想に掲げております事業そのものが地元の方との合意によって提案されたものでございます。  次にTMO構想における計画の具体性につきましてお答えをいたします。  TMOの主な事業の内容といたしまして,にぎわいの創出,情報発信や来街者の増加のための事業などがございますが,それぞれ年次計画に沿って事業の展開をいたしているところでございます。  その中でもとりわけコミュニティバス「すまいる」の運行がございますが,現在までに30万人余りの市民に御利用をいただいており,中心市街地への市民の足として定着をしてきております。この中でちょっと分析をいたしますと,利用者は48%が買い物が目的でございます。通勤あるいは通学は13%ということになっておりまして,都心部の活性化に有効となっているのではないかと思っております。  また地元商店街との協力のもとに,にぎわい創出のため土曜,日曜に,本年の場合は第3土曜,日曜ということで,ドニッチョ祭りあるいはどまんなか祭りと,こういった各種のイベントの開催もやっておりますし,中心市街地からの情報発信として広報誌みたいなものも発刊いたしております。またインターネットによる,いわゆる店舗のショップ紹介,そういったこともやっておりますし,空き店舗対策としてのテナントミックス,あるいはインキュベーター施設の設置等々取り組んでおりまして,着実に成果を上げつつあると考えております。  今後もTMO構想の具体化に向け地元との合意形成をより一層図りながら,これも合意形成されているうちでございますけれども,アーケードの整備とか,あるいは融雪装置の設置,あるいは文化施設の整備等で活性化に向けた構想を着実に進展をいたしていきたい。地元合意形成がなされておりますから,より具体的なものと考えております。  また各商店街への取り組みへの支援など,ハード,ソフト両面にわたりその役割を十分に果たしてまいりたいと存じますので,御理解をいただきたいと思います。  (副市長 笠松泰夫君 登壇) ◎副市長(笠松泰夫君) 私の方からは中心市街地活性化についての質問の中で社会実験についてと各種事業のデータの一元化についてお答えいたします。  まず社会実験についての目的でございますが,中心市街地において既存の歩行者ネットワークと一体的に歩行者優先の新たな道路空間を創造することにより,来街者や来街行動がどう変化し,周辺にどんな影響が及ぶかを検証し,今後における道路整備や道路空間利用の具体的な方向性及びトランジットモールの可能性についてを検討することにあります。  実験は市道中央1─330号線,通称駅前電車通り約200mの区間を中心に中央1丁目一帯で行うわけでございますが,10月12日から28日まではトランジットモールでこの区間を車両通行どめとし,路面電車とコミュニティバスのみの通行を認め,歩行者と電車及びバスの共存道路といたします。そして10月29日から11月4日はセミモールということで現在の歩道幅員を拡幅して歩行空間の確保を行い,車両の走行速度を抑え歩行者優先の道路空間とするものでございます。  この実験で車両通行規制を行うわけでございますが,自家用車などでの来街者を拒むものではなく,誘導員によります付近の駐車場への誘導を行いながら,その状況についても検証をしてまいりたいと考えております。  続きまして,各種データの一元化についてでございますが,中心市街地の活性化につきましては,直面している重要施策でありまして,解決すべき課題は多方面にわたっております。また県や民間の方々と一体となって取り組む必要もございます。このため本市におきましても本年度から政策調整機能を強化するための組織体制づくりを行いまして,積極的に対応しているところであります。  また関係部署が連携しながら効率的で整合性を持った事業を円滑に推進することができますように,それぞれの事業計画,推進上の課題,現状等についての情報の共有化を図るとともに,連絡会も設置いたしまして共通の課題として協議検討を進めているところでございます。  最後に民間活力の誘導に当たっては,市として明確な方向性を出すべきではないかとの御質問でございますが,平成7年3月に策定いたしました福井駅周辺市街地総合再生計画や平成11年3月には中心市街地活性化の基本計画を策定いたしまして,これらの街づくりの構想やマスタープランに基づきまして現在事業を推進しておるところでございます。  しかしながら,御指摘のように市としての明確な意思表示がまだ十分でないという声もありますので,現在進められております高架下利用や駅広場の策定委員会などの内容を含めまして積極的に今後はPRにも努めてまいりたいと存じます。  なお今後におきましても経済情勢や社会情勢の変化を考慮し,さらには市民の皆様の御意見をいただく中で関係部署と連携しながら中心市街地の活性化事業を進めてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。  以上です。  (教育部長 堀田孝矩君 登壇) ◎教育部長(堀田孝矩君) IT戦略について1点目と4点目の御質問にお答えをいたします。  まず1点目の受講者のデータベース化でございますが,今43公民館で開催しております市民IT講習は8月末現在で288クラスが終了し約4,800人の方に受講していただきましたが,その受講生の個人情報をデータベース化することはIT講習に限らず個人情報の保護,プライバシーの問題もございますので,現段階では困難であると考えております。また追跡調査につきましても同様の理由でございます。しかしながら今後の研究課題としていきたいと思います。  4点目の公民館のIT化に関する御質問ですが,現在公民館には事務用パソコン1台とIT学習用パソコン10台から20台が配備されております。事務用パソコンは11年度,12年度に導入いたしましたが,旧型を配備いたしましたため,これからの情報化に対応するには機能的に不十分な状態になっております。そこで順次IT学習用パソコン並みの機器の整備等も検討しているところでございます。  IT学習用パソコンについては,今年度は市民IT講習を中心に活用しているところでございますが,地域の方のIT教育を目的とした使用につきましては一般使用を始めたところでございます。今後さらに活用できるよう地域のITボランティアの発掘,登録を推進しながらIT関連の教育事業を展開していきたいと考えております。  また公民館職員のIT研修会も実施しておりまして,職員のリテラシーを向上させながら公民館ホームページ作成の準備を進めているところでございます。ホームページを開設することにより,公民館からの学習情報や地域情報などを発信していく計画でございますので,御理解いただきますようお願いをいたします。  以上でございます。  (総務部長 竹内寛君 登壇) ◎総務部長(竹内寛君) 福井市のIT戦略のうち福井版メールマガジンの発刊及びメーリングリストの活用についてでございますが,市では市民の皆さんに市役所をもっと身近に,また有効に利用していただくことを目的に,平成10年5月,市のホームページを開設いたしました。現在3,400画面を通じ市の施策や制度などを紹介しております。  またこの市ホームページの「バーチャル市役所」というサイト内に「市長の部屋へようこそ」というコーナーを設け市長のプロフィールなどを掲載しておりますので,まずはこのコーナーを整備充実させることにより,市長の考え方などを市民を初め市内外へ発信していきたいと考えております。  次に議員御指摘のとおり,パソコンやインターネットの利用促進や,それらを通じて行政施策等を発信することは,市といたしましても非常に有益なことと考えます。したがいまして掲載内容や特定の方へのサービスの提供,またはメールマガジンの発刊やメーリングリストの管理運用等について今後検討してまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りたいと存じます。  次にメール機能つき携帯電話の積極的な利用についてでございますが,議員御指摘のとおり電子メールの情報伝達における有用性については以前から認識をしておるところでございます。しかしながら電子メールについては,これまで私たちが体験してきた手紙,電報,電話などといった類の情報伝達手段とは全く異なった生活習慣を必要とするものであると理解しております。  現在本市におきましては庁内LANを活用するため職員用パソコンの配備を進めておりますが,まだ組織としてこれからこれらを活用していくには余りにも経験時間が少ない状況でございます。また組織として活用していくためには1人1台のパソコン体制が必要不可欠でございます。したがいまして現在導入したグループウエアにおきまして,できるだけ庁内の連絡文書については電子メールや電子掲示板を利用することになれ親しみ,十分に活用できるようにしたいと考えております。その上でメール機能つき携帯電話の利用についても検討していきたいと考えておりますので,御理解を賜りたいと存じます。  以上でございます。 ◆12番(柳沢峰生君) 自席で簡単にやらせていただきます。  まず中心市街地の活性化についてでございますけれども,確かに市の職員の皆さん一生懸命やっておられると思います。しかし今回私もいろいろと調べましたところ,やはりちょっと市の職員の認識と民間の方の認識が大きくかけ離れているんじゃないかなあと思います。その点,どっちがどっちとも言いませんけども,もう一度初心に返られまして,民間活力の誘導ということがこれから大事でございますので,その点もう少し調査をしていただきまして,よりよい街づくりができるよう御要望いたします。  それと次にIT戦略についてですけれども,先ほど教育部長,プライバシーという問題をおっしゃいましたけれども,こういう情報を発信しますよと,受け取ってくれますかというふうなことでやればプライバシーの問題はこれは関係ありません。ですから積極的にこういうことをやっていただきたいなと。  といいますのは,IT講習会を受けてるということは,多少なりともパソコンに興味がある,インターネットに興味があるということでございます。今メル友という言葉がありますけれども,メールを使えるようになったらだれかからメールが欲しいわけです。だからそれを福井市がメールを送ってあげれば,その人もまたインターネットを利用するきっかけになると思いますので,その点総務部長も含めましてまた十分に検討していただきたいなと思います。  以上です。 ○副議長(中谷勝治君) ここで暫時休憩をいたします。  午後5時40分から再開をいたします。              午後5時32分 休憩 ──────────────────────              午後5時44分 再開 ○副議長(中谷勝治君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  20番 加藤貞信君。  (20番 加藤貞信君 登壇) ◆20番(加藤貞信君) 明政会の加藤でございます。通告に従いまして2点の質問をさせていただきます。  まず1点目は交通バリアフリーについてお尋ねをいたします。  21世紀の訪れとともに我が国はいよいよ本格的な高齢化社会に突入しようとしており,国立社会保障・人口問題研究所の報告によれば,高齢化の速度が一段と進み,総人口に占める65歳以上の人口を示す高齢化率は2005年に19.6%,2010年には22%となり,2015年には25%を超えるだろうと予測されております。つまり4人に1人は65歳以上の人で占められる社会が到来するのであります。  このような急激な高齢化が社会基盤を高齢型に対応するための準備期間不足につながり,それによってさまざまな分野に問題,課題を提供していることはだれもが認めるところであります。  この問題は交通の分野においても例外ではなく,我が国は先進諸国の中で高齢者のみならず歩行に障害を持つ人,あるいは妊婦や乳母車を押す人たちにとって交通環境条件が好ましくない国と言われております。  そこで国においてはこのような状況を踏まえ,高齢者や障害のある人で移動に制約を余儀なくされる人の,いわゆる交通権の一端を担うものとして平成12年に高齢者,身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律,いわゆる交通バリアフリー法を制定したところであります。  この法律によりますと,市町村は1日の利用者数が5,000人以上の旅客施設を中心とした一定の地区を設定し,地区内において周辺道路や信号機等のバリアフリー化を一体的に推進するための基本構想を作成することができるとされており,福井市におきましては今日まで歩道の段差解消や点字ブロックの設置等,高齢者あるいは身体障害者のためのバリアフリーに取り組んできたところですが,まだまだ不備な点があり,このたびの交通バリアフリー法の制定の趣旨を踏まえ,利用者が減少傾向にある公共交通機関の利用促進を図るためにも,また市街地の活性化のためにもさらなる施策を講じていく必要があると思われます。  幸い福井市ではJR福井駅がこの法律に該当する施設でありますので,福井駅を中心とした地区のバリアフリーに関する基本構想の取り組みについてお聞かせ願います。  また交通バリアフリーを実現するためには電車やバスの低床化を初めとして周辺地域の一体的な整備が必要と考えますが,福井市としては基本構想に基づく施策を今後どう講じていくのか,お尋ねをいたします。  続きまして,商工行政について2点お尋ねいたします。  まず市周辺部商工会振興対策についてであります。  我が国の経済情勢は国の8月の月例経済報告によりますと「景気はさらに悪化している。先行きについては世界経済の減速や在庫の増加など懸念すべき点が見られる」とのことで,依然として予断を許さない状況にあると言えます。  国は景気の回復を最優先課題として積極的な財政金融対策や構造改革を進めておりますが,完全失業率が5%と,これまでの最高になるなど非常に厳しい状況となっております。  このような状況は我が福井市においても同様であり,今こそ商工業における活性化対策に真剣に取り組んでいくことが必要だと考えております。  本市では本年度より企業立地促進条例の改正を初めとする企業誘致活動の強化,新規創業の支援事業,新技術等開発の促進策等を打ち出し,また中心市街地においてはコミュニティバス事業や賑わい創出事業等に積極的に取り組んでおり,その効果を期待しているところであります。  一方,市周辺部の中小企業は個人消費が低迷する中で県外資本の大型店の進出,国際競争の激化,商取引のIT化など大変厳しい状況に置かれており,新商品開発やIT化など経営改善への取り組みが緊急の課題となっております。  御承知のとおり,このような市周辺部中小企業者のための指導機関として福井市には8つの商工会が組織されております。商工会の目的は,その地区内における商工業の総合的な改善発達を図り,あわせて社会一般の福祉増進に資することであり,経営の合理化及び技術の改善指導等を実施する経営改善普及事業や従業員表彰や福利厚生事業などを実施しております。また夏祭りや秋祭りなどを地域団体と共同実施し,小規模事業者と地域住民との交流を促進するなど地域密着型の経済団体として街づくりにも大きく貢献しております。  しかしながら,中小企業を取り巻く経営環境が大きく変化していることに伴い,今後は新規開業,新商品開発,新販売戦略などに係る相談指導事業,IT化の整備や活用などの情報支援事業,さらには小規模事業者研修等を通した人材能力開発指導事業など,新たな事業の取り組みが必要となってきており,商工会の役割はますます重要となってくるものと考えます。  このようなことから,私は市内周辺商工業振興策として商工会を中心とした広域的商工業の活性化策が重要だと考えますが,御所見をお伺いします。  続きまして,商店街の活性化についてお尋ねします。  御承知のとおり,商店街は単に買い物をする場所だけでなく,地域の住民に直結し,人々のコミュニケーションを促進し,地域コミュニティ創造の担い手として,さらには地域社会の生活パートナーとして大変重要な役割を担っているものと認識いたしております。  さて,このような社会貢献度の高い商店街のにぎわいが今失われつつあります。その原因といたしまして消費者の買い控え,後継者不足による設備投資意欲の減退,転廃業による空き店舗の増加などが上げられます。各商店街においては市商店街連合会を中心に販売促進のための各種集客イベントの開催や,青年部組織強化による後継者育成,商店街活性化のための調査研究事業などに取り組んでいますが,なかなか対応に苦慮しているのが現状のようです。  特に空き店舗については,景観が損なわれたり集客力を低下させるなど,商店街のイメージを低下させるだけでなく商店街組織の弱体化につながるものであり早急な対応が必要でありますが,商店街としても抜本的な解決策が見出せない状況です。  このようなことから商店街の活性化対策,特に空き店舗対策について本市はどのような対応をしているのか,御所見をお尋ねいたします。  以上で私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。  (市民生活部長 松成嘉實君 登壇) ◎市民生活部長(松成嘉實君) 交通バリアフリー法に基づく基本構想の取り組みにつきましてお答えをいたします。  御案内のとおり,交通バリアフリー法は高齢者の方や身体障害者の方,そのほか妊産婦の方などの公共交通機関を利用した移動の利便性や安全性の向上を促進するために制定された法律でございます。  その主な内容は駅,バスターミナルあるいは鉄道車両,バスなどのバリアフリー化の推進,そして駅などの旅客施設を中心とした一定の地区において,市町村が作成する基本構想に基づきまして地区内のバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進することでございますが,議員御指摘のとおりJR福井駅はこの法律に該当する旅客施設でございますため,本市といたしましても交通バリアフリー法の成立を受け,基本構想の策定に取りかかることといたしたわけでございます。
     この基本構想では,電車やバスなどの交通事業者,道路管理者,港湾委員会等関係機関の行う事業と整合性を図る必要がございますために,策定期間を平成13年,14年度の2カ年とし,現在は策定委員会を9月に立ち上げるための準備を行っているところでございます。  今後は重点整備地区の設定と地区内の各施設を高齢者の立場になって観察する,いわゆる高齢者疑似体験プログラムを実施するとともに,市民各層からの御意見もちょうだいしながら進めてまいりたいと考えております。  次に今後の具体的な施策の取り組みについてでございますが,現在は策定委員会の立ち上げの段階でございまして,具体的な施策につきましては今後の策定委員会での論議にゆだねたいと存じますが,交通バリアフリー法では駅,道路,信号機などにつきまして具体例を挙げて目標を設定しており,またその実現のため,国では低床バス導入に係る補助やバリアフリー化設備整備に対する融資制度など,さまざまな支援策を講じております。  したがいまして,本市におきましてもこのような支援策を取り入れる中で施策を展開してまいりたいと考えておりますので,御理解いただきますようにお願いをいたします。  (商工労働部長 櫻井邦雄君 登壇) ◎商工労働部長(櫻井邦雄君) 商工行政についてお答えいたします。  まず1点目の市周辺部商工会振興対策についてでございますが,現在福井市には市内周辺部の約1,600強の商工業者を会員とする8つの商工会が組織されております。これらの各商工会におきましては,中小企業者の指導機関として経営の改善普及事業や地域総合振興事業等を実施いたしており,本市といたしましても今日までこれらの事業に対する支援を行っております。  しかしながら議員御指摘のとおり,個人消費が低迷する中で大型店の進出や国際競争の激化に伴う商取引のIT化など,商工会を取り巻く経営環境はまことに厳しい状況に置かれております。  このような経営環境の変化とそれぞれの地域事情を勘案いたしまして,本年度新たに8商工会で共同実施いたします商工会広域情報ネットワーク構築事業に対しまして,国と市があわせて支援し,地域の枠を超えた広域連携体制の強化と情報化対策を進めております。この事業により新規産業の創出による雇用の拡大や地域の枠を超えた商取引等が促進され,中小企業の活性化,さらには地域経済の発展につながるものと期待しているところでございます。  次に2点目の商店街の活性化についてでございますが,商店街でのコミュニティ形成の支援策といたしまして,これまでも装飾灯やアーケードの設置を初めとするハード面での支援や集客イベント等のソフト面に対する支援を継続して行っているところでございます。  議員お尋ねの空き店舗対策でございますが,空き店舗は御案内のとおり商店街の連続性を遮断し,全体のイメージダウンや商店街活力の低下につながるものでございます。  そこで今年度の新規事業といたしまして,商店街の空き店舗で新たに事業を始める方を対象に,専門アドバイザーによる事業計画の無料相談を初め,家賃や広告宣伝費の支援,さらには事業資金の融資等をセットで提供する施策をスタートいたしました。これによって商店街の活性化並びに起業家の育成支援をあわせて期待しているところでございます。  今後とも中心市街地の活性化とあわせて市内周辺の商店街や商工会を中心とした振興に対しましても鋭意取り組んでまいる所存でございますので,御理解賜りたいと存じます。 ◆20番(加藤貞信君) 自席で失礼します。ただいま市民生活部長より交通バリアフリー構想策定委員会ですかが設置されていることは伺いましたが,実はこの構想には全国でも幾つかの都市が構想の策定に入っているということを伺っておりますが,実はそのときの法施行時の当時の運輸省が全国の自治体を対象に実施した結果では,基本構想を策定するのは399団体の全市町村の約1割強にとどまっていると,8割以上が作業を始める時期がまだ未定というふうな結果が届いているわけですが,その原因は財政難と,またこのバリアフリーは特にまた都道府県がこれまでは主体的に行っていた事業でして,なかなかそういった専門のスタッフがまだいないということが原因だというふうにも結果が出ているんでございます。  何が言いたいかと申しますと,実はこの特に交通バリアフリーの法ですので,特に高齢者の方や障害者の方,交通弱者と呼ばれる方の利便性や安全性の向上を図るのはもとより,この環境基本計画の,福井市の環境基本計画の中でも快適環境づくりとして実施計画にも上げられておりますし,また市長が日ごろ言われております都市の住みやすさを示すバロメーターでもありますので,お金がない,お金がないのでもう少し待ってくれとか,財政部長は下を向いてますが,そういったことがないように,このバリアフリーの構想策定委員会,いろんなこういった財政難,スタッフ不足等々,いろんなことを考慮しながら進めていただきたいと思います。  それともう一つは,この法はまた重点地区とかそういった一体的な絞り込みをしていかなければならないということで,特にやっぱりこの今福井では福井駅の周辺がこの整備の地域になろうかと思いますんで,駅周辺の整備事業などとも整合性を図りながら早急な構想策定を進めていただいて,やはり人にやさしい街づくり,福井の実現に向けて取り組んでいただきたいと,要望を申し上げ終わります。 ○副議長(中谷勝治君) 次に14番 早川朱美君。  (14番 早川朱美君 登壇) ◆14番(早川朱美君) 公明党の早川でございます。通告に従いまして質問をいたします。  質問の1点目です。足羽山公園の活用についてお伺いをいたします。  福井市のほぼ中心部に位置する足羽山には貝類の標本では日本一のスケールを誇る自然史博物館を初め郷土歴史博物館,橘曙覧記念文学館,愛宕坂茶道美術館,点在する歴史文化遺産,またミニ動物園,植物園などを有しております。  こうした歴史と文化と自然が調和した足羽山は現存のままでも観光地として大いに期待できる魅力ある公園でございます。観光地の少ない本市としては足羽山公園の活用を図り,養浩館や朝倉氏遺跡と同様,県内外に大きくPRすべきであると考えますが,御所見を伺います。  次に3カ年事業である福井の自画像づくり広報啓発事業で,本年3月17日から4月1日まで足羽山一帯で,ふくい春待ちフェアが開催されました。イベントとして春待ちコンサートや愛宕坂のにぎわいとしてのライトアップやシアター上映など,趣向を凝らした企画運営をし,その間の市民参加は9,000名であったと聞いております。まさに足羽山の自然の中での市民参加型のイベント展開は大きな成果があったと評価するものでございます。  3カ年事業の最終である今年度は10月に開催する予定であると聞いておりますけれども,紅葉が美しく色づく足羽山での開催を期待したいと思います。  そこで,今回の事業を契機として,市民が楽しみを共有する場として足羽山における福井市の花アジサイが1万4,000株咲き誇る季節でのアジサイ祭り,また錦秋の季節のもみじ祭りの開催を提案したいと思います。従来の桜祭りに加え,このような形で四季を通じて自然と歴史や文化を市民や県内外の人々が堪能できる場所としての魅力を十分に生かす取り組みが必要であると考えますが,御所見を伺います。  次に憩いの場として,また健康増進の場として足羽山での森林浴や散策を楽しむ市民がふえております。こうした中で高齢者の方々から足羽山には行きたいけれど,足腰が弱っていて登りおりが困難であるため,すまいるバスを足羽山中腹まで運行してほしいと要望する声が多々ございます。  もともとすまいるは市街地活性化対策を目的としており,1周30分に限定された地域を運行していることは承知をしております。しかしすまいるで足羽山公園と市街地を結ぶことにより足羽山公園の観光地化と市街地の活性化を連動させることになり,相乗効果を期待できるのではないかと考えます。こうした点から今後高齢者がふえる現状も踏まえ,すまいるの運行を検討すべきであると考えます。御見解を伺います。  次に続きましてブックスタート事業について質問をいたします。  最近のマスメディア等で親が我が子を,特に幼児を虐待し命まで落としてしまうという非常に痛ましい事件が頻繁に聞かれるようになり,今親と子,特に母親と子供との間での愛情のあり方が問題となっております。  また次の日本社会を担う子供たちの活字離れや学力低下,また本を読むことの喜びを余り知らないという若い世代の状況を見るにつけ,日本の将来を考えると非常に深刻な問題であると考えます。  幼いころからの子供への本の読み聞かせは,子供の情操教育にとっても非常に重要なものであることは御承知のことと思います。そこで私は以上上げた問題の対策としてブックスタート事業の導入を提案いたします。  このブックスタートとは,乳幼児に生涯で初めて出会う絵本を大切にし,親と赤ちゃんが本を読む時間を持つことで,親と子の心の触れ合いを深め,読書の喜びを親子で共有することを目的にしたものです。  これは1992年にイギリスのバーミンガムで始まった運動でありますが,今や英国全土の約9割以上で行われており,日本においても私が現時点で把握しているところでは25の市町村が本格実施を開始しております。  具体的には本市で現在行われている1歳半の乳幼児検診の際に,健康診断や育児相談を終えた後,専門家が選んだ赤ちゃん向け絵本や優良な絵本のリスト,読み聞かせの方法をアドバイスするガイドブック,また図書館にある絵本の紹介パンフレットや図書館の利用カード申込書などを詰め合わせたスタートパックをすべての赤ちゃんと保護者に説明とともに贈呈してはいかがでしょうか。図書館員や朗読ボランティアの方々に協力していただいて,実際にその場で読み聞かせ会を開催すれば,より一層の効果が期待できると考えますが,御所見を伺います。  このブックスタート運動の効果についてイギリスのバーミンガム大学の教授がブックスタートのパックを受けた家族と受けない家族を対象に8年間にわたり追跡調査を行いました。それによりますと,パックを受けた子供たちは本に対して関心を持ち,集中力が高まり,小学校入学時の基礎テストの点数比較でも読む,書く,聞く,話すといった語学面の能力に加え,計算,形,空間といった数学的能力においても発達しているという注目すべき効果が認められたのであります。  また現在日本国内の小・中高校合わせて6,768校の学校で朝の10分間読書が実施されておりますが,学校関係者からは1限目から落ちついてスムーズに授業に入れるようになったとか,授業への集中度が高まったといった効果が報告されております。また子供たちからも本が好きになった,友達や家族との話題がふえたと好評とのことです。  こうした朝の10分間読書は,本市としても積極的に取り組むべきでありましょう。このように読書の効果は大きいわけでありますが,ブックスタート事業を導入することにより,親の立場からは子供との心の触れ合う手段が得られるのみならず,育児に追われる生活の中で心の余裕ができ,よりよい子供への接し方ができるのではないでしようか。  また子供には小さいときから良書に触れる機会,図書館に通う習慣が身につき,かつ人間への優しさや正義感など,豊かな心をはぐくむ機会,自己の能力を開発していく機会を与えることができるわけであります。  このブックスタート事業が親と子の健全な関係づくりや,犯罪の低年齢化や学級崩壊,また学力低下など,教育の行き詰まりが指摘される現代社会が抱える問題に対し,子供たちの健全育成の長期的な手段として非常に有効であると考えます。導入について御所見を伺います。  次に幼児・児童・生徒の安全確保と安全管理体制について質問をいたします。  大阪府の池田小学校で起きた児童殺傷事件を受け,保育園,幼稚園,学校などの教育現場における安全管理の体制の緊急なる見直しが必要となりました。以前からの学校は安全であると疑うことのなかったその既成概念を捨て,どこまでも子供たちが無事に,また安心して学校生活を送ることができるよう,さまざまな犯罪が起こることを想定しての万全なる安全管理体制が必要であると考えます。  県教育委員会では,学校だけでなく警察や地域も一帯となり児童の安全確保を徹底するよう,各市町村教育委員会を通じて県内の小・中学校に通知したとのことであります。  これを受けて市の教育委員会では教頭先生と施設員による校内巡回の強化,近隣の交番にパトロールの強化の要請,そして緊急事態が発生した場合,児童・生徒に連絡が行き届くように市立64校の校舎の各階にハンドマイクを配備することを決定したそうであります。そのほかPTAや公民館に学校との連携強化を依頼するなどの取り組みを既にされていると伺いました。  一方敦賀市では市内の全幼稚園,小・中学校に各教室などから一斉放送ができ,かつ各教室間で話せるインターホンを設置しました。また全保育園に5台ずつ,児童館にも3台ずつ押しボタン式警報ブザーを配置し,複数の職員が常時携帯するという対策を行ったとのことであります。  そこで質問の1点目です。  とかく報道では小・中学校での対策等が報道されておりますが,本市における保育園,幼稚園,児童館,児童クラブにおける安全確保と安全管理体制はどのようになっているのか,お尋ねをいたします。  2点目に,ハンドマイクの配備の効用についてお尋ねいたします。  先ほども述べたように校舎の各階に1つずつ配備されているということでしたけれども,不審者が突然に乱入し,そのことを通報するために先生がハンドマイクの設置されているところまで行くまでに時間がかかり,現場には先生が不在となります。その間子供たちの危険を回避する誘導ができないのではないかと考えますが,いかがでしょうか。  また従来から各教室に備えてあるインターホンは職員室につながるだけであります。保護者からは果たしてこのような対策で本当に子供が危険から守られるのかと不安の声が寄せられております。予算との関係もあるでしょうが,子供たちの命と安全を守る観点から,敦賀市のように各教室から一斉に学校じゅうに危険を通報することができるような設備をすべきであると考えますが,御所見を伺います。  3点目です。PTAや公民館に学校との連携強化を依頼しているとのことですが,具体的にどのような連携をしようとお考えなのか,またその推進状況について質問をいたします。  今後保護者,地域,警察,学校が一体となって協力をして地域ぐるみで日常的に学校の安全を確保し,地域の実情に見合った安全対策を考え実践してもらうためにも,学校安全対策協議会などの組織を設置することが必要であると考えます。御所見を伺います。  次に庁内における育児コーナーの設置について質問をいたします。  ことし4月1日現在における15歳未満の子供の数は,前年より24万人減少し20年連続で減少。総人口に占める割合は戦後最低の14.4%であることが総務省から発表されました。こうした少子化に対して対策が叫ばれている中,本市としても子育て支援への施策の充実が図られているところであります。  先般庁内において次のような事例がありました。来庁した若いお母さんは母乳であるため授乳する場所がなく,泣きやまない赤ちゃんを抱いて困り果てていたところ,担当課職員の機転で配茶コーナーで急場をしのいだわけであります。  公共施設での授乳やおむつの取りかえ,また子供を遊ばせることができる,こうした育児コーナーの設置には,公明党の主導で実現した少子化対策臨時特例交付金を活用することが可能でありました。しかし残念ながら本市ではこうした対策には反映されなかったわけであります。  本市は昨年の4月から全国の自治体の中で数少ない少子化対策センターを設置し,少子化問題に先進的に取り組んでいるわけでありますが,決して見落としてはならないのは,現実に即した対応,対策ではないでしょうか。  お母さんと赤ちゃんへのきめ細かな対応が求められております。庁内における授乳,おむつの取りかえができる安全な場の提供が求められております。御所見を伺います。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。  (商工労働部長 櫻井邦雄君 登壇) ◎商工労働部長(櫻井邦雄君) 足羽山公園の活用についてお答えいたします。  足羽山公園は美しい自然ばかりでなく,さまざまな歴史,文化施設が集積している大変魅力のある観光スポットだと考えております。このためこれまでも足羽山の魅力を掲載したパンフレットを作成するなどして市内外を問わず,その魅力の啓発に努めているところでございます。  また今春3月に実施いたしました足羽山での郷土の歴史,自然,文化に触れ合うイベント,ふくい春待ちフェアもまさにこの趣旨に沿って開催いたしたものであります。引き続き今年度も秋と春にこれらの内容をより充実させたイベントを実施する予定をいたしておりますので,これらを通じ観光地としての足羽山をさらにPRしていきたいと考えております。  次にアジサイやもみじを活用したイベントを実施してはとの御質問でありますが,市中心部の近くで四季折々に移り変わる自然を満喫できる足羽山は多くの人を魅了する絶好のロケーションを有していると考えられます。このため今後ともこの美しい自然を生かしたイベント等を効果的に実施し,足羽山が市民を初め多くの観光客にさらに愛され親しまれる場所となるよう努めてまいりたいと考えております。  次にコミュニティバスすまいるの足羽山への運行についてでありますが,御承知のとおりコミュニティバスは基本的には中心市街地への集客を目的に運行しており,足羽山への運行については想定いたしておりません。  足羽山はその景観,形状からも絶好の散策コースとなっておりますので,歩行者の安全を確保する上からも車等の乗り入れは可能な限り控えたいと考えております。  しかしながら,お年寄りの方々や観光客の利便性を確保することも重要なことでございますので,今後さまざまな観点から研究していきたいと考えておりますので,御理解賜りたいと存じます。  (福祉保健部長 佐藤岩雄君 登壇) ◎福祉保健部長(佐藤岩雄君) 2番目のブックスタート事業の導入についてお答えいたします。  この事業は親と赤ちゃんが本を通して親子のきずなを深めていこうという,つまり本を使った楽しい子育てを支援しようとするものであると理解をいたしております。  赤ちゃんはだっこの温かさの中で優しく語りかけてもらいながら健やかに心と言葉がはぐくまれていきます。絵本に興味を持ち始める生後六,七カ月ごろからの読み聞かせは,赤ちゃんの発育に不可欠な心の栄養素となり,育つ環境においても大切であると認識をいたしておるものでございます。  そこで当市の取り組みの現状について申し上げますと,保健センターでは乳幼児健診時に「すこやか幼児のこころとからだ」という冊子を配布いたしまして,その中では絵本に親しむことの大切さを啓蒙いたしております。また乳幼児の育児相談の中でも親子の触れ合いに絵本の果たす役割の大切さについて指導をいたしております。  次に図書館では幼児を対象に毎週1回,絵本と紙芝居の読み聞かせ会を行っており,保育園と子育て支援センターでは保育活動の中で教材として絵本を多く取り入れ,子供たちの言葉の発達と豊かな心情をはぐくんでおります。  またこれらの絵本を保護者には貸し出し図書として親子で絵本に親しむよう推奨をいたしており,さらに絵本の与え方などの子育て講演会も開催しながら絵本への関心を高めております。  そのほか保育士仲間の絵本サークルでは,絵本の読み聞かせ会の開催や,絵本の紹介,選び方など,絵本のおもしろさと子供の発達に果たす役割の重要さを研究いたしております。  いずれにいたしましても,この事業は世界的にも新しい取り組みでもありますので,全庁的な連携の機会を多く持ちながら今後調査研究してまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りたいと存じます。  続きまして,幼児等に対する安全対策などについてでございますが,大阪での事件を受けまして,公立私立保育園の園長会を開催し,全国の安全対策,市の安全対策について指導を行い,各園の対策について意見交換を行いました。  本市といたしましては,既に作成してあります事故,自然災害,安全管理,O157対策などの事故や災害に対する保育の安全心得マニュアルの整備充実を図り,それぞれの施設での安全確認の徹底を図ったところでございます。また学校,地区公民館,警察などとの連携をとり対策を行うよう指導もいたしております。  さて,施設面では警報機つきのハンドマイク,110番ブザー,インターホン未設置の園については新たに整備を行うことといたしましたところでございまして,ハンドマイクについては既に配備をいたしたところでございます。  一方,私立保育園につきましては各園での対策を指導し,防犯体制の整備につきまして一部の助成を行い安全対策に努めたところでございます。  また児童館,児童クラブにつきましても同様に安全対策について指導をいたしました。  なお幼稚園につきましては小学校などに併設されておりますので,学校と同様の安全管理体制をとっております。また私立幼稚園につきましても機会あるごとに安全管理について徹底をしてまいります。  いずれにいたしましても,幼稚園,保育園は小さな子供たちの施設でありますので,今後とも安全管理について施設面での充実を図り,災害等の避難訓練などの機会を利用いたしまして,さらに指導してまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。  (教育部長 堀田孝矩君 登壇) ◎教育部長(堀田孝矩君) 幼児・児童・生徒の安全確保と安全管理体制についての2点目以下の御質問についてお答えをいたします。  まず緊急時の通報設備についてですが,インターホンによる全校一斉放送はほとんどの学校で利用可能な機器でありまして,また各教室間の連絡もできるようになっております。しかしながら一部まだ不備な学校もございますので,今後整備をしていきたいと考えております。  そして今回配備いたしましたハンドマイクと各教室のインターホン等を利用すること,また消防本部からの通知により火災報知器も使用することができますので,これらの手段により緊急事態発生時の対応をしてまいりたいと存じます。  次に地域や関係機関との連携についてですが,不審者の発見や登下校時の安全を確保するために,警察に対して学校周辺のパトロールの強化を依頼するとともに,福井市が委嘱している303名の補導員の巡回コースに学校周辺を含めました。また青少年健全育成福井市民会議各支部とPTA,警察との連携で推進している「こども110番の家」などの緊急避難場所につきましても現在福井市全域で5,863カ所に設置されております。  各学校におきましてもPTAによる校区内への巡視や親子で危険箇所の点検を行うなど,保護者や地域の方々と協力しながらそれぞれの実情に応じた活動を展開しております。  進展状況ですが,こうした取り組みを通して各学校や少年愛護センターに対して地域の方々からの変質者,不審者等に関する連絡,通報がふえており,協力体制の進展と住民の意識の高まりを実感しているところでございます。  なお学校安全対策協議会などの設置につきましては,一部の学校や地域において既に実施されておりますが,今後これらの活動が広がっていきますように努めてまいりたいと考えておりますので,御理解と御支援をいただきますようお願いいたします。  以上でございます。  (財政部長 西端巖君 登壇) ◎財政部長(西端巖君) 育児コーナーの設置につきましてお答えをいたします。  このことにつきましては,乳幼児を連れられた来庁者が授乳やおむつ交換などができるような育児コーナーを庁内に設置してはとの御意見でございますが,乳幼児の安全,衛生等にかかわることでもございますので,これらを勘案しながら前向きに検討してまいりたいと存じます。  なお設置場所につきましては,育児コーナーへの気配りその他管理上のこともございますので,市民が最も利用しやすい適切な場所1カ所といたしたいと考えておりますので,御理解をお願いいたします。  以上でございます。 ○副議長(中谷勝治君) 次に22番 谷口忠応君。  (22番 谷口忠応君 登壇) ◆22番(谷口忠応君) あしたかと思ったんですけど,残業手当やらお弁当も出せないんで非常に申しわけございません。いましばらく御清聴のほどをよろしくお願いいたします。
     それでは第1の質問をいたします。  ちょっとこれ,先ほどの宮崎議員さんと重なる部分もありますが,しばらく御清聴ください。  参議院選挙の熱い戦いも終わり,一段落したと思っていましたら,夏の猛暑以上に小泉総理の靖国神社問題が論議されました。15日に参拝した方がよかったのか,あるいは13日に参拝した方がよかったのか,私には判断しかねますが,それと同時に教科書問題でも各政党,マスコミを交えての大論争がありました。  ことしの8月15日をもって今後中学校は4年間,小学校では3年間の授業内容を決める教科書が採択されたわけであります。  特に今回は新しい歴史教科書をつくる会が編集した扶桑社の内容に中国,韓国より大変な批判を受けました。また各地においていろいろな団体から採択しないよう申し入れや要望があったとお聞きいたしております。採択に当たり情報公開,また採択前のメンバーの公開要請と,かなりマスコミ等も取り上げ論議がなされました。  御存じのとおり,小・中学校で使う教科書を決める採択権限は国立と私立においては学校長に,公立は学校を設置する市区町村や都道府県の教育委員会にあります。公立では東京都区部のように単独で決める方式と,周辺の市町村が一緒になって教科書を選ぶ共同採択方式があります。福井市はこれに該当すると思います。  今回中国や韓国,また国内からも取り上げられたのは,56年前に終わった太平洋戦争と日中戦争,また1910年から1945年まで日本の植民地となった韓国においての過酷な統治に対する記述表現であります。内容については時間の都合で申し上げられませんが,つくる会は「人は歴史を単純な善悪で裁くことは非常に難しく,それぞれ時代を必死に生きた先人の悩みや苦しみを敬愛を持って記述し,我が国の歴史に対する理解を深めるため」と報告をいたしております。  今回の採択の協議の中で,先ほど宮崎さんもおっしゃったように,栃木県内の採択協議会が新しい教科書をつくる会が主導して執筆した歴史教科書を採択方針を一たん決定いたしましたが,しかし各市町教育委員がこの決定を覆したため,他の教科書に変更されております。また和歌山県や東京都杉並区などでは決定前に,つくる会に教科書が採択される可能性が伝わり,市民団体が抗議活動を展開,結局いずれも同教科書は選ばれなかったわけであります。  このように事前に情報が漏れ,各地の教育委員会周辺で組織的な運動や関係者の働きかけが行われ,決定に及ぼす事態に文部科学省も公正な採択を保てるよう制度を見直し,各地の状況を整理した上で外圧に左右されない制度を構築したいと考えを示したわけであります。  福井市は各自治体の様子を見ながら,また外圧に左右することなく正しい採択をされたものと思われます。これは先ほど,正しい採択をしたという答弁がございましたので,これは答弁は結構です。  また協議会のメンバーについては,ほとんどが教育者で年齢も40から60過ぎの方であります。保護者会の方が2人入っていますが,特にこの問題は太平洋戦争の問題が大きく取り上げられている以上,戦争体験者で当時18歳以上の方,または実際に戦地に出兵された方を加え,次回は4年後ですが,まだ年齢的には十分間に合うと思います。そうして各学校の教員の方に問題点のアンケート調査を依頼し,その結果を参考にするような手だてを行っていただきたいと思います。  続きまして,音楽教科書についてお伺いいたします。  御存じのように,福井フェニックス夏祭りが年々趣向を変えながら充実してまいりました。関係者の皆様の努力に対して大変御苦労さまと感謝をいたしております。  特に昨年より取り入れた「ヨサコイイッチョライ」は大変な反響を呼び,マスコミの取り上げ等により観客動員数も随分ふえたものと思います。  この「ヨサコイイッチョライ」は,もともと北海道の学生たちが高知のよさこい祭りを見て1992年6月13日,14日の2日間,よさこい鳴子祭りと,北海道の代表的な民謡「ソーラン節」とをミックスさせて生まれました新しい祭りでありますが,今では「よさこい」を頭につけた祭りがここ数年全国で70カ所以上行われております。  高知の「よさこい節」をもとに正調「よさこい節」からサンバ,ジャズ,レゲエ,和太鼓など無数のアレンジで祭りを盛り上げています。  このように日本古来のすばらしい音楽である民謡をなぜ教科書にわずかしか採用しないのでしょうか。  今回の音楽教科書には小学校5年より多少入っておりますが,もともと音楽は小さいころより教え,学ぶものであり,今の3歳,4歳の子供でも若手歌手の鈴木あみさんですか──あみちゃんと言った方がいいんですかね──や,宇多田ヒカルさんの歌を口ずさんでおります。  今回の教科書は小学校5年より日本民謡として数曲取り上げられております。また全国的な教科書ですから内容的には三国町の「三国節」も入っておりました。また「津軽じょんがら節」「八木節」「会津磐梯山」など,古来から知名度の高い民謡が採用されております。  私としては福井の「イッチョライ節」がひょっとすると入っているんではないかなと期待はしておりましたが,やはり無理なようでありました。  しかし,取り扱いは各学校に任せるとお聞きしておりますので,福井の民謡を小さいころより取り入れることにより,子供たちとともども福井のヨサコイイッチョライ祭りもより一層盛大になることと思います。どうか祭りと運動会の大好きな市長さんですので,ぜひ取り入れていただきたいと思います。  続いて観光行政に関してでありますが,まず,ふくい春祭り越前時代行列について質問をいたします。  御承知のとおり本市は過去の歴史から言っても産業都市としての色合いが強く,その産業に大きな飛躍の望めない近年にあっては,新しい分野へのてこ入れを起爆剤とすることも必要だと考えるわけであります。私はその一つが観光の振興だと考えております。  人々の意識が「物」から「心」へと移り初めている現代社会の中にあっては,観光への指向はますます高くなっていくと予想されているのであります。  そしてこの観光から生み出される消費は交通,宿泊といった直接的なものばかりでなく,お土産,飲食,娯楽等のさまざまな分野にわたるため,観光は21世紀をリードする基幹産業であるとも言われているわけであります。  幸い本市には美しい自然や悠久の歴史を初め,他市と比較してもまさるとも劣らないすぐれたたくさんの資源を有しております。このため今後はこれらの観光資源をさらに積極的に活用しながら観光の振興や観光客の誘致に向けた取り組みを推進することが必要だと思うのであります。  しかし観光に及ぼす経済波及効果をより高めるにしても,滞在型観光地への転換を目指すべきではないでしょうか。その一つの例が毎年春に行われているふくい春祭り越前時代行列も一つであると思います。  この時代行列は昭和61年の九十九橋かけかえを記念して始められたとのことでありますが,今では,先ほどのフェニックス夏祭りと同じく本市を代表するイベントとなっております。  しかしながら,昨年までは桜の開花時期と時代行列との開催日が離れいていたために一体感がなく,それぞれも盛り上がりに欠けていたように思います。しかしながら桜の時期に合わせて実施した本年の時代行列は好天にも恵まれ,大勢の観客でにぎわいました。春祭り全体としても桜のライトアップ等を実施したこともあり,連日連夜大変多くの人出があったことは記憶に新しいところであります。市民にも大変な好評でありました。  このように桜に代表される本市の持つ魅力を生かしながら,期間の長いイベントを実施すれば必然的に本市への宿泊客もふえると考えます。今後ともより効果的で魅力のある春祭りとなるよう心がけていただきたいと思います。  そこで私から時代行列に関する提案をさせていただきます。  越前時代行列には柴田勝家を初め本市ゆかりの武将が数多く登場いたしております。しかしながら,その配役は柴田勝家はタレント起用が定番となっており,その他の有名武将については特筆すべきことはないように思われます。  本市の今日の繁栄はこれらの武将の方々の活躍がもたらしたものと考えられますので,時代行列ではこのことをしっかりと伝えることも必要ではないかと思います。各武将にはそれぞれの子孫や縁者の方がおられるはずです。そこで数年に一回は全国各地におられるこれらの子孫の方々に武将役をお願いすれば,武将の歴史をしっかりとたどることにもつながりますし,また恩に報いることにもなると思います。さらにこれらの人を通して時代行列を全国に発信することにもなるのではないでしょうか。  無論予算の関係もあり,毎年というわけにはいかないでしょうが,勝家役はタレントという観念を捨て,勝家役も子孫でということにすれば何年に一度かは実現が可能だと思うのであります。御所見をお伺いいたします。  続きまして,観光物産館について質問いたします。  滞在型の観光地を目指すためには観光物産館の設置も大きな課題であると考えています。  市長は先月29日に県に対して提出した14年度重要要望書の中で,福井県観光物産施設については本市を柱として計画を推進するよう要望いたしております。  恐らく福井市大手1丁目の生活創庫が来年2月で撤退を表明しているため,JR福井西地区の再開発問題に関して同地を物産館候補地の一つとして整備,または誘致する要望だと思います。置き去りにされている駅西地区をJR駅高架事業とともに福井の顔として開発したいと思っていらっしゃるのだと思います。  この場所は商工会議所,また経済同友会の方々がいろいろと整備計画のアイデアを出しているとのことで,その提案に沿った形での要望ではないかと思いますが,もし市長が本気でこの場所に誘致をしたいと思われているのなら,ピント外れのつけ焼き刃的な発想であると私は疑念を感じます。  観光物産館については,県は平成9年から基本構想を練っており,既に福井県物産協会を受け皿の一つとしていろいろな話し合いに入っております。私も会員の一人として内容等も十分確認をしているつもりであります。  御承知のとおり,観光物産館の整備は県の観光振興の中・長期的指針である観光ふくい21世紀プランにおける戦略プロジェクトの一つとして掲げられております。その後,施設の必要性や基本的な方向性,施設のコンセプトや機能,内容,運営方法,立地候補地等についてさまざまな角度から審議が重ねられ,12年2月にその最終の報告がなされております。  そして,同報告では福井らしいもてなし空間を創造し,豊かな資源を次々にふっくらと開花させていくことを基本テーマに,県産品の販売促進や新商品の開発,観光と物産の情報発信基地としての機能を有し,県の歴史と文化産業の面で大きな広がりを目的としているのであります。  さらに計画ではハードとソフト両面の整備を図るとしており,予想される年間60万人の利用者のさまざまな利用形態を考慮し,4万㎡の土地を必要としています。  ところで施設が観光と物産となると,その利用者のほとんどは県外の人だと思います。11年度の推計によれば,本県の観光客すべての入り込みは,交通機関別ですが,自家用車の利用が全体の69%1,529万人,貸し切りバス利用が全体の21%521万人,JRや定期路線利用が全体の7%175万人という状態であります。このように自家用乗用車や貸し切りバス利用が全体の90%以上も占めており,しかも年々自家用車の利用が増加傾向なのであります。  このような状況を考え合わせても,観光物産施設の建設はモータリゼーションに対応した場所に限定されると思われます。そうなると,おのずと建設は前から検討されている福井北インターの半径1㎞前後の圏域内に立地することが当然であると思います。  福井北インターは福井市に位置しており,その近くでなら幾らでも誘致できると思われます。状況に沿わないものを無理やり引っ張り要望するより,JR西地区の開発については単独で腰をしっかりと取り組まれた方がよい結果が得られると思われます。  そこで観光物産施設の誘致に向け現在どのように取り組んでおられるのか,御所見を伺います。  なおこの観光物産誘致の件については,いち早く松岡町,南条町,丸岡町も手を挙げております。  長くなりましたので,答弁は簡潔によろしくお願いいたします。御清聴ありがとうございました。  (教育長 渡辺本爾君 登壇) ◎教育長(渡辺本爾君) 教科書についてお答えをいたします。  教科書の採択にかかわります協議会の委員の年齢構成についてでございますが,協議会の委員につきましては,法の規定をもとに文部科学省及び県の教育委員会の指導によりまして,学校教育の専門的知識を有する福井市及び高志地区の各町村教育委員会の関係者並びに保護者の代表により構成をされたところでございます。  身を持って戦争を体験された方はおりませんけれども,本市の小・中学生が来年度,平成14年度から使用する教科書としてふさわしいものを選定するのには十分な見識を有しているというふうに考えておりますので,御理解を賜りたいと存じます。  次に音楽の授業で福井の民謡を指導することについてでございますけれども,小・中学校とも地方の民謡を取り上げることが学習指導要領に定められております。  現在の教科書では福井の民謡は取り扱われてはおりませんが,学年に応じて日本の民謡について指導をしているところです。  来年度から市内の中学校で使用されます教科書には御指摘のように福井の民謡として「三国節」が取り上げられておりますけれども,一層音楽の学習を通して郷土福井につきまして愛着を育てるためにも「イッチョライ節」等も含めまして福井の民謡学習について今後実践研究を進めてまいりたいと存じます。  以上でございます。  (商工労働部長 櫻井邦雄君 登壇) ◎商工労働部長(櫻井邦雄君) ふくい春祭り越前時代行列についてお答えをいたします。  16回目となりました本年の時代行列は,桜の開花時期に合わせ足羽川原を主会場とするなど,その魅力の向上に努めたところでありますが,幸い好天にも恵まれ,大変にぎわいのある催しになったと考えております。  この時代行列は柴田勝家公を初め本市の歴史を飾った先人を顕彰することを開催目的の一つといたしております。そのため時代行列を構成する各隊につきましては,基本的には関係する地域や団体等に編成をお願いしておりまして,メーン武将等の配役もこれらの方々にお決めいただくことになっております。  しかしながら,議員御指摘のとおり何年かに一度は先人ゆかりの御子孫をお招きすることも極めて意義深いことであると考えられますので,今後御協力をいただいております関係の方々と協議する中で検討してまいりたいと存じますので,御理解賜りたいと存じます。  次に観光物産館についてお答えいたします。  本市におきましては,交流を促す滞留型観光地への転換を街づくりの重要な課題の一つとしてとらえ,この実現に向け各種の施策を積極的に実施しているところでございます。  とりわけその中核をなす観光施設の設置は,緊急の課題であると考えておりますので,県において検討中であります県観光物産施設の本市への誘致に全力を挙げているところでございます。  現在のところ,県当局は計画そのものについては前向きに検討しているものの,建設候補地等についてはいまだ明らかになっておりません。このため今後は観光面はもとより街づくりの観点も考慮に入れながら,最も適切な場所への誘致を目指して県当局を初め関係団体等とさらに協議,連携を図っていきたいと考えておりますので,御理解賜りたいと存じます。 ◆22番(谷口忠応君) 再質問はしませんけど,要望だけいたします。  適地は今中部縦貫自動車道,それから北陸北インターのある,あそこでドッキングするんですよ。だから適地はあそこ以外にないとはっきり県も出してるんです。それはあくまでも内々ですけど,いつまでもわけのわからんところへ引くより,北インターを優先的にぜひ進めていただきたい。このように思います。 ○副議長(中谷勝治君) ここでお諮りをいたします。  本日の市政に対する一般質問はこの程度にとどめ,延会いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議ないようでございますので,よって,本日はこれをもって延会いたします。              午後6時56分 延会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                     平成  年  月  日 福井市議会副議長                    平成  年  月  日 署名議員                        平成  年  月  日 署名議員                        平成  年  月  日 △〔参照〕
                     付 託 案 件 表            総    務    委    員    会 番 号件            名第67号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について第68号議案福井市議会議員及び福井市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正について第69号議案福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の一部変更について第70号議案工事請負契約の締結について (下郷,上郷小学校統廃合敷地造成工事)            建    設    委    員    会 番 号件            名第72号議案市道の路線の廃止について第73号議案市道の路線の認定について             教  育  民  生  委  員  会 番 号件            名第71号議案土地の取得について (灯明寺中学校拡張用地)             議  会  運  営  委  員  会 番 号件            名陳情第14号公務員労働者の新賃金早期決定についての陳情陳情第15号適正規模の少人数学級実現等を求める陳情陳情第16号義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情            企 業 会 計 決 算 特 別 委 員 会 番 号件            名第66号議案平成12年度福井市下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について             予  算  特  別  委  員  会 番 号件            名第60号議案平成13年度福井市一般会計補正予算第61号議案平成13年度福井市介護保険特別会計補正予算第62号議案平成13年度福井市宅地造成特別会計補正予算第63号議案平成13年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算第64号議案平成13年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算第65号議案平成13年度福井市下水道事業会計補正予算...