運営者 Bitlet 姉妹サービス
福井市議会 > 1997-09-24 >
平成 9年 9月定例会-09月24日−03号

ツイート シェア
  1. 福井市議会 1997-09-24
    平成 9年 9月定例会-09月24日−03号


    取得元: 福井市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-04-17
    DiscussNetPremium 平成 9年 9月定例会 − 09月24日−03号 平成 9年 9月定例会 − 09月24日−03号 平成 9年 9月定例会                福井市議会会議録 第3号            平成9年9月24日(水曜日)午後1時50分開議 〇議事日程  日程1 会議録署名議員の指名  日程2 第47号議案ないし第63号議案,請願第17号,陳情第22号ないし陳情第25号  日程3 第64号議案 監査委員の選任について  日程4 第65号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程5 市会案第43号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について  日程6 市会案第44号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について  日程7 市会案第45号 第4次急傾斜地崩壊対策事業5箇年計画の策定に関する意見書について  日程8 市会案第46号 道路特定財源の確保に関する意見書について  追加日程 市会案第47号 農業再編,食料・農業・農村対策に関する意見書について ────────────────────── 〇出席議員(35名)  1番 山口 清盛君   2番 柳沢 峰生君
     3番 谷口 健次君   4番 早川 朱美君  5番 宮崎 弥麿君   6番 木村 市助君  7番 吉田 琴一君   8番 小林荘一郎君  9番 田中 繁利君   10番 谷口 文治君  11番 宮崎 利道君   12番 田中 一男君  13番 栗田 政次君   14番 近藤 高昭君  15番 加藤 貞信君   16番 谷口 忠応君  17番 皆川 修一君   18番 浦井美惠子君  19番 松宮 秀彦君   20番 上山 正男君  21番 中谷 勝治君   22番 田辺 義輝君  24番 高橋省一郎君   25番 中谷 輝雄君  26番 松井乙右衛門君  27番 山崎 謙二君  28番 畑  康夫君   29番 若山 樹義君  30番 西村 高治君   31番 中村 正秋君  32番 山田 俊臣君   34番 浅原 利男君  36番 成瀬 亮一君   37番 藤田 喜栄君  38番 伊東 敏宏君 ────────────────────── 〇欠席議員(1名)  23番 西村 公子君 ────────────────────── 〇事務局出席職員  議会事務局長      寺 尾   進  議会事務局次長     大 島 幸 雄  庶務課長        南   昌 宏  議事課長        木 村 英 男  議事課主幹       出 見 隆 文  議事課主幹       小 川 眞一郎  議事課副主幹      山 先 勝 男  議事課主査       吉 村 匡 弘  議事課主事       山 本 誠 一 ────────────────────── 〇説明のため出席した者  市長         酒 井 哲 夫 君  助役         清 水 彰 一 君  収入役        花 山   豪 君  教育長        梶 川 恭 博 君  企業管理者      堂 阪   力 君  総合政策部長     舟 木   壽 君  総務部長       桑 野 正 暁 君  財政部長       奈 良 一 機 君  市民生活部長     林   廣 美 君  福祉保健部長     沼     弘 君  商工労働部長     木 村   健 君  農林水産部長     堂 下   暁 君  建設部長       山 分 忠 義 君  都市計画部長     寺 尾 壽 造 君  都市整備部長     天 谷 義 雄 君  下水道部長      中 野 朝 一 君  工事検査部長     谷 本 忠 士 君  ガス部長       齊 藤 忠 男 君  水道部長       谷 口 義 則 君  学校教育部長     鷹 尾 紹 兼 君  社会教育部長     坂 上 泰 学 君  秘書課長       竹 内   寛 君 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。  よって,これより会議を開きます。  なお,本日の欠席通告議員は,23番 西村公子君1名であります。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) それでは日程1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,3番 谷口健次君,4番 早川朱美君の御両名を指名いたします。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程2 第47号議案ないし第63号議案,請願第17号,陳情第22号ないし陳情第25号,以上22件を一括議題といたします。  以上の各案件については,去る11日の本会議において各常任委員会,議会運営委員会及び企業会計決算特別委員会に付託され,また請願第17号,陳情第22号,陳情第23号は議会運営委員会において継続審査となっておりましたが,それぞれ審査が終了した旨,報告を受けましたので,これより審査の順序に従い,結果の報告を求めます。  〔各委員会審査結果報告書は本号末尾参照〕  総務委員長 9番 田中繁利君。  (9番 田中繁利君 登壇) ◆9番(田中繁利君) 去る9月11日の本会議において,総務委員会に付託されました案件を審査するため,16日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。  付託されました案件は,議案6件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。  以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  第52号議案 福井市行政手続条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定に関連して委員から,行政指導に関する統一した規定等はあるかとの問いがあり,理事者から,行政指導の一般原則は,福井市行政手続条例の第30条から第34条で定めているとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に建設委員長 5番 宮崎弥麿君。  (5番 宮崎弥麿君 登壇) ◆5番(宮崎弥麿君) 去る9月11日の本会議において,建設委員会に付託されました案件を審査するため,16日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。  付託されました案件は,議案7件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。  以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  第50号議案 平成9年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算に関して委員から,駅周辺整備の区域内に文化財の発掘ということで調査に入っていると聞くが,これにより当初予定していた工期がおくれ,また金額的にもふえることが当然予想されると思う。現状はどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,文化財の発掘調査については,全国的に公共事業の工期をおくらせるということで非常に問題になっているため,文化庁も民間委託,さらにもっと調査が短縮できないかということで検討している。  ただ,文化財は発掘してみなければどういう貴重なものが出るかわからないため,非常に難しい問題があり,今後の文化庁の指導を注目していきたいとの答弁がありました。  さらにこの件に関して委員会から,行革により職員の削減等が言われているが,それにより文化財等の発掘がおくれ,駅周辺の整備に支障が出ることも問題があるので,考古学専門の職員を臨時的に採用するなりして速やかに調査ができるよう対処してほしいとの要望がありました。  また委員会から,本市は歴史のみち整備に着手していることを考えると,この発掘調査により貴重なものが出てきた場合は,反対にそれらを生かした駅周辺整備も考えてほしいとの要望がありました。  以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に教育民生委員長15番 加藤貞信君。  (15番 加藤貞信君 登壇) ◆15番(加藤貞信君) 去る9月11日の本会議において,教育民生委員会に付託されました案件を審査するため,9月17日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。  付託されました案件は,議案2件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。  以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず第47号議案 平成9年度福井市一般会計補正予算,第4款 衛生費のダイオキシン測定調査委託事業に関して委員から,資料によるとごみ焼却施設からのダイオキシンの排出濃度は,福井市においては3炉平均4.3ナノグラムであり,全国的に見ても少ないと思われるが,それでも測定調査の必要があるのかとの問いがあり,理事者から,国の暫定基準の80ナノグラムはクリアしているものの,廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の改正により,焼却炉を管理している自治体は,ダイオキシンの排出濃度を1ナノグラムまで下げる必要があり,また毎年1回以上の測定調査を義務づけられているとの答弁がありました。  また委員から,古紙の回収事業対策は全国的な問題であり,自治体が補助金を出せば解決できるような問題ではなく,資源回収からリサイクルまでのシステムを基本的に考え直す必要があり,国レベルで方策を考えるべきとの意見があり,理事者から,政策的な取り組みとして,古紙を含めたすべてのごみを再利用するという資源循環型社会の構築に向けて,国がしかるべき対策を考えるべきとの観点から,全国都市清掃会議でも緊急アピールを実施した。  また今後も,全国市長会などを通じて全国的な運動を展開したいとの答弁がありました。  次に第10款 教育費の遺跡発掘調査事業に関して委員から,この対象地区は土地区画整理事業が予定されている地域であり,これに係る基礎的な発掘調査の経費は,区画整理事業の中で計上すべきものではないかとの問いがあり,理事者から,開発行為により遺跡に影響を及ぼすおそれがあって行う発掘調査の経費は,文化財保存のための措置を講ずることなので,文化財保護法の趣旨から開発行為を行う者の負担とし,散布地の内容や性格を明らかにするための発掘調査に要する経費については,文化財保護行政の責任と考えられるとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ,御報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に経済企業委員長1番 山口清盛君。  (1番 山口清盛君 登壇) ◆1番(山口清盛君) 去る9月11日の本会議において,経済企業委員会に付託されました案件を審査するため,17日に委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。  付託されました案件は議案6件であり,いずれも原案どおり可決いたしました。
     なお第53号議案については挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり可決いたしました。  以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  第47号議案 平成9年度福井市一般会計補正予算の農林水産業費中,資源活用型林業構造改善事業について委員から,今年度サイクリングロード,バーベキュー棟,バンガロー,オートキャンプサイト等整備するが,国見岳の森林体験交流促進施設で既存の施設について利用者はどれぐらいあるのか,また施設のPRについてどのように行っていくのかとの問いがあり,理事者から,利用者については年間2万人程度あり,現在整備中ということでやや落ち込んではいる。PRについては,整備が来年度で終わるため,それを契機にして大々的にPRしていきたいとの答弁がありました。  次に農業振興について委員から,この事業に多くの予算が使われているが,消費者サイドから見ると何も反映されていないように思われる。そのためにも,市民に対する窓口的な園芸センターを利用し,農業体験あるいは宿泊ができるような施設に整備する考えはないのかとの問いがあり,理事者から,26年経過した現在の園芸センターは,老朽化が進む一方,機能的,規模的にも満足できるような施設でないため,従来の試験研究に加え,交流,触れ合い,情報発信といった新しい機能を兼ね備えた施設にリニューアルを計画している。また将来的には国民宿舎等の宿泊施設と線で結ぶような施設にしていきたいと考えているとの答弁がありました。  次に第53号議案 福井市簡易ガス供給条例の全部改正について委員から,今回条例改正により全体的に見ると値上げにも値下げにもなっていないとのことだが,改正後の料金表では使用量10m3以下の家庭では値上げになり,しわ寄せがきているのは納得できないので見直せないかとの問いがあり,理事者から,新料金表を採用するに当たって,料金原価回収を基本にいろんなシミュレーションを行った結果であるとの答弁がありました。  以上,当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に企業会計決算特別委員長 26番 松井乙右衛門君。  (26番 松井乙右衛門君 登壇) ◆26番(松井乙右衛門君) 去る9月11日の本会議において,企業会計決算特別委員会に付託されました案件を審査するため,9月19日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。  付託されました第51号議案 平成8年度福井市下水道事業会計、ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定については,挙手採決の結果,賛成多数で原案どおり認定いたしました。  以下,審査の過程で論議されました主な事項について申し上げます。  まず企業債について委員から,それぞれの会計で多額の借入残高があるが,借り替え等により負担を軽減することはできないかとの問いがあり,理事者から,政府資金については償還条件の緩和,枠の拡大や金利の緩和を全国市長会やそれぞれの全国組織の団体を通じて国に要望していくしか方法がないのが現状であり,これからもさらに強力に働きかけていきたい。  なお縁故債については,場合によっては繰上償還も含め,金融機関と交渉していきたいとの答弁がありました。  次に下水道事業会計に関して委員から,水洗化可能世帯約5万1,000世帯のうち,いまだ水洗化されていない世帯が約4,600世帯ある。これらに対して普及率を上げる努力をしていると思うが,未接続世帯を少しでも少なくすることが料金収入の増加につながり,下水道事業の健全財政にもつながるという企業経営の意識を持って,これまで以上に水洗化普及対策に力を入れてほしいとの要望がありました。  次にガス事業会計に関して委員から,今日の一般家庭や商業地域におけるガスの販売が余り大きな期待を持てない状況の中で,大口需要家を獲得することが今後のガス事業の運営を左右すると思われるが,今後どのように進めていくのかとの問いがあり,理事者から,国では電力消費が夏の時期に集中し,反対にガスは少ないということで,空調関係についてはガスの冷房を推奨している。市はこのガス冷房について十数年前から取り組んでおり,現在ではワシントンホテル,春山の合同庁舎,市の総合文化施設などに積極的に販売活動をし,導入していただいている。今後もガス冷房を営業の第一方針と定め,積極的に大口需要家に対してアタックしていきたいとの答弁がありました。  次に水道事業会計に関して委員から,川西地区の水質について問いがあり,理事者から,現在井戸2井が稼働しており,この井戸については水質基準は完全に満たしている。  同地区の給水量の15%について,この井戸の水を取水しミックスしているが,水質基準でもほとんど市街地の水と変わらないとの答弁がありました。  またこの件に関連して委員から,七瀬川において,上流のゴルフ場での除草剤等の影響は出ていないかと問いがあり,理事者から,毎年定期的に水質及び立入検査を行っており,現時点では異常はないとの答弁がありました。  以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 次に議会運営委員長11番 宮崎利道君。  (11番 宮崎利道君 登壇) ◆11番(宮崎利道君) 去る11日の本会議において,議会運営委員会に付託されました陳情2件及び継続審査となっております請願1件,陳情2件を審査するため,22日委員会を開催いたしましたので,その結果を御報告申し上げます。  継続審査の請願第17号 JR労使紛争の早期全面解決に関する請願については,委員から,労使紛争の仲裁に当たる中央労働委員会でも現状のままではよくないので早く解決しなければならないし,政府も努力しなければならないという趣旨の意見書であるので,人道的立場から採択すべきであるとの意見がありました。  また委員から,地方議会云々すべきことではなく,働く立場に立つ組織された仲間の世論を高めるような運動がまず先立って必要ではないかとの双方の意見があり,挙手採決の結果,不採択と決定いたしました。  また陳情第22号 「サッカーくじ」導入中止を求める陳情及び陳情第23号 「サッカーくじ」導入中止を求める陳情については,サッカーくじの性格や確保した予算の流れ等が不明確であるため,さらに調査研究していくべきとのことから,引き続き継続審査と決定いたしました。  また陳情第24号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について及び陳情第25号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書については,願意妥当と認め採択と決定し,議会運営委員会委員により市会案として提出いたしますので,御協力をお願いいたします。  また意見書採択の要望2件を審査した結果,第4次急傾斜地崩壊対策事業5カ年計画の策定に関する意見書についても,議会運営委員会委員より市会案として提出することに決定いたしました。  なお道路特定財源の確保に関する意見書については,賛成する委員により市会案として提出することに決定いたしました。  なお本日,議会運営委員会を開催し,農業再編,食料・農業・農村対策に関する意見書が提出されましたので,これを議事日程に追加し,お諮りすることに決定をいたしましたので,御協力をお願いいたします。  以上が当委員会での審査の結果並びに審査経過の概要でございます。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 以上をもちまして各常任委員会,企業会計決算特別委員会及び議会運営委員会の審査報告は全部終了いたしました。  ただいまの各委員長報告に対し,一括質疑を許可いたします。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。  ここでお諮りいたします。  第47号議案ないし第50号議案,第52号議案,第54号議案ないし第63号議案,陳情第22号ないし陳情第25号については,討論の通告がございませんので,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  それでは採決いたします。  第47号議案ないし第50号議案,第52号議案,第54号議案ないし第63号議案に対する委員会の決定は可決であり,陳情第24号及び陳情第25号に対する委員会の決定は採択であります。また陳情第22号及び陳情第23号に対する委員会の決定は継続審査であります。  お諮りいたします。  以上の各案件は,委員会の決定どおり可決,採択及び継続審査とすることに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,委員会の決定どおり決しました。  ただいま採択されました陳情第24号及び陳情第25号は,会議規則第137条及び第138条の規定により理事者に送付いたします。  また委員長の申し出のとおり継続審議と決定いたしました陳情第22号及び陳情第23号については,閉会中も御審査をお願いいたします。  それでは第51号議案,第53号議案及び請願第17号については,討論の通告がありましたので,討論を許可いたします。  30番 西村高治君。  (30番 西村高治君 登壇) ◆30番(西村高治君) 私は,日本共産党議員団を代表して,第51号議案 平成8年度下水道事業会計,ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について,また第53号議案 簡易ガス供給条例の全部改正については反対をいたします。  さらに請願第17号 JR労使紛争の早期全面解決に関する意見書について,不採択にすることに反対いたします。  以上,3件について一括して討論を行います。  まず第51号議案 平成8年度の下水道事業,ガス事業,水道事業の決算について,これを了として認定することができない主な理由を申し上げます。  まず第1には,これら3事業の市民が負担している使用料金の問題についてであります。  下水道使用料金を平成8年度27.87%もの大幅な値上げを行い,使用料金は前年度約7億円増の34億4,535万円で,市民に重い負担をかけております。  ガス料金については,昨年9月議会でガス供給条例の全部改正を行い,ガス料金の改定と料金体系の変更を実施いたしました。これにより,ガスの原料価格にスライドしてガス料金を改定できるようにしました。これは条例改正なしにガス料金値上げを容認するものであり,市民に安くて安全なガスを供給するという公共性よりも独立採算制と営業収益を優先した経営に偏重するものとなりました。  水道料金は,平成7年度に34.6%と,大幅な値上げを行い,この料金改定で8年度では2億8,262万円の純利益を計上をいたしております。  市の水道事業は,25万市民の毎日の生活用水を賄っている事業です。料金負担を大幅に引き上げることは許されません。  第2に,こうした使用料金に3%の消費税を加算し,市民負担に転嫁していることであります。下水道で約1億円,ガスで7,200万円,水道で1億4,000万円の市民負担であります。ことし4月からは,これが5%になりました。公共料金への消費税転嫁は容認できません。  第3に,企業債の問題です。  決算特別委員会でも論議になりましたが,下水道事業では企業債残高は8年度末で521億9,574万円とふえ続け,8年度の企業債償還は7億5,577万円,その支払い利息は25億1,889万円にもなっております。後年度負担累計額は,何と864億9,862万円にもなるというものであります。  水道事業でも,企業債残高は184億3,296万円,8年度の元利償還額は16億899万円にもなっております。企業会計だから独立採算制が原則といっても,到底無理な実態であることはこのことでも明瞭であります。  市民生活に欠かせない事業であり,行政の責任である公共事業としてとらえ,一般会計からの資金の投入,国,県の補助金の大幅確保,企業債の低利借りかえ,繰上償還など抜本的な改革を行うべきであります。  第4に,工事入札の問題を指摘いたします。  特に,下水道事業の工事発注高は年間約100億円,これは市全体の3分の1強にもなります。入札状況を調べますと,工事金額が二,三千万円以下の工事では,最低制限額を下回って失格者が出るなど,最低制限額のラインで競争があったケースも出ておりますが,1億円以上の規模になると,こうした事例は1件もありません。むしろ1回目も2回目も3回目も同じ業者が1位になっている。最高制限額ぎりぎりで落札したというケースが目立つわけであります。  全国の市民オンブズマン組織が,こうした例をこれは談合が行われている証拠だと問題にしておりますが,まさにそうではないですか。  また日野川浄化センターの工事は,熊谷組,前川組,境浄化センターについても前川組と独占的な発注になっているのは適正ではありまん。しかも,企業会計ということで,何億円もの工事でも,その工事契約の案件が議会にかかることがない,こんなノーチェックの工事発注は直ちに改めるべきであります。  第5に,水道事業について,足羽川ダムからの水道用水確保計画は,過大でむだな投資になります。現在と将来の水道事業の健全な経営に重大な損失を与え,低廉で安全,おいしい水の提供が困難になることは明らかであります。とても容認できません。  以上,5点を申し上げて,第51号議案3事業会計の決算の認定には反対いたします。  次に第53号議案 簡易ガス供給条例の全部改正について反対の意見を述べます。  今回の改正は,現在の使ったガスの量に応じての従量料金制から基本料金を組み合わせた複数2部料金制に変えるものでありますが,市営住宅の社団地や渕団地の月10m3以下の世帯にはいずれも値上げになる料金改定になっております。  こうした不公正な改定は認めることはできません。  最後に,請願第17号 JR労使紛争の早期全面解決に関する意見書についてであります。  議会運営委員会では3月議会,6月議会と継続審査にしてきました。今回,採決が行われ,多数決で不採択となりました。しかし,不採択にする理由は何もないものであり,全く不当なものであると思うわけであります。  この問題は,国鉄が10年前に分割・民営化され,JRになった経過の中で起きたものであります。分割・民営化に反対する当時の国鉄労働組合,全労働組合に対して,国鉄,JR側がさまざまな不当労働行為を行い,全国で1,047人をJRへの採用を認めないという採用差別まで強行,10年たった今日に至っても労使間の紛争が解決していないという問題であります。  この間,94年11月には,国労新宿車掌区事件について最高裁が上告棄却を決定し,組合側が勝利,スト権ストで国労に対して202億円の賠償を国鉄清算事業団が請求した事件でも,94年12月,清算事業団側が取り下げて組合側が勝利,95年6月には横浜人活センター民事事件で東京高裁で組合側が完全勝利,そして1,047人の解雇,採用差別事件,JRへの職場復帰を求める事件では各地の地方労働委員会や中央労働委員会が延べ100回を超す差別是正の救済命令を出しているにもかかわらず,JR側はこれに従わず裁判所に提訴するなどして,いたずらに引き延ばしを図っているわけであります。  この問題は政府の責任も大きいわけで,今回国鉄労働組合が問題の早期解決のために交渉のテーブルを政府がつくるようにとの意見書の提出を求める請願を出しました。JRの正常な労使関係の確立と安全輸送のため,政府は国会での決議事項や労働委員会命令をJRに守らせなければならない立場にあります。10年間もの間,不当な差別を受けて職場に復帰できないなどということは,法治国家にあって許されることではありません。人道的立場からも早期解決を求めることは当然であります。  この意見書の提出に賛成しなかった委員の中には,かつての社会党や民社党の議員の方もおられます。労働組合としては,いわゆる連合に固執してということでしょうが,連合がもともと財界資本の側の賃金抑制や人減らし合理化を容認し,これに協力する運動をやってきただけでなく,今回のように法律で認められた労働者の人間としての基本的な権利を擁護する態度すらとれず,結局のところ不当な差別をしているJRを擁護する姿勢をとっているとすれば,労働者の利益の守り手からの転落を示すものであります。  議会運営委員会では不採択となりましたが,政治的立場がどうあれ,思想信条や参加する労働組合の違いで差別してはならないという,今日の近代社会の普遍的,民主的ルールである人間の基本的権利を擁護する立場に立てば,すべての議員の皆さんの御賛同をお願いできる内容であると思うわけであります。  以上申し上げまして,日本共産党を代表しての私の討論を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 以上で討論を終結いたします。  それでは採決いたします。  第51号議案は原案どおり認定し,第53号議案は原案どおり可決,請願第17号は不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  起立多数であります。よって,そのように決定いたしました。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程3 第64号議案 監査委員の選任についてを議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第64号議案 監査委員の選任につきまして提案理由を御説明申し上げます。  監査委員 野坂久二雄氏は9月24日をもって任期満了となります。したがいまして,その後任に堀内廣幸氏を選任いたしたいと存じますので,地方自治法第196条第1項の規定により,議会の御同意を賜りたくこの案を提出した次第でございます。  同氏は人格識見ともに監査委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田辺義輝君) ただいまの説明に対し,質疑を許可いたします。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第64号議案については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは採決いたします。  ただいま議題となっております第64号議案 監査委員の選任については,堀内廣幸君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,第64号議案 監査委員の選任については堀内廣幸君に同意することに決定いたしました。  ただいま監査委員の選任に同意を得られました堀内廣幸君からあいさつを受けたいと存じます。 ◎監査委員(堀内廣幸君) 一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。  ただいま監査委員選任につきまして御同意を賜りました堀内廣幸でございます。まことにありがとうございました。どうぞよろしくお願いをしたいと思います。  情報公開制度の導入でございますとか,それから監査制度の充実を中心としました地方自治法の一部改正など,監査という面で大変厳しい状況を考えますと,責任の重大さを当然痛感していますとともに,改めて身の引き締まる思いをしているところでございます。  もとより浅学非才,その器ではございませんけれども,最善を尽くしまして職責を全うすべく努力する所存でございますので,どうぞ議員の皆様におかれましては,格段の御指導,御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして,大変措辞でございますけれども,ごあいさつとさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程4 第65号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) ただいま上程されました第65号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして,提案理由を御説明申し上げます。  固定資産評価審査委員会委員 井上晴一氏は,9月24日をもって任期満了となります。したがいまして,その後任に同氏を再び選任いたしたいと存じますので,地方税法第423条第3項の規定により,議会の御同意を賜りたく,この案を提出した次第でございます。  同氏は人格識見ともに固定資産評価審査委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田辺義輝君) ただいまの説明に対し,質疑を許可いたします。  (「なし」と呼ぶ者あり)  御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第65号議案については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは採決いたします。  ただいま議題となっております第65号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任については,井上晴一君を選任することに同意を求められております。これに同意することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,第65号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任については,井上晴一君に同意することに決定いたしました。  ただいま固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を得られました井上晴一君からあいさつを受けたいと存じます。 ◎固定資産評価審査委員(井上晴一君) 過分なる御紹介を賜りました私井上晴一でございます。  またただいまは,諸先生方には私の福井市固定資産評価審査委員の再任につきまして御承認を賜りましてまことにありがとうございました。  選任されまし上は,福井市の健全なる財政の維持とさらに福井市勢の発展のために,微力ではございますが誠心誠意努める所存でございますので,今後とも何とぞ変わらぬ御指導,御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。  まことに簡単でございますが,一言ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程5を議題といたします。  事務局をして朗読いたさせます。  (事務局朗読) 日程5 市会案第43号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について ○議長(田辺義輝君) ここでお諮りいたします。  提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により,省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。  (事務局朗読)   義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書  義務教育費国庫負担制度は,教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として定着しており,現行教育制度の重要な根幹をなしている。  しかし政府は,1985年度以降,教材費,旅費,恩給費及び共済費の一般財政化等を行うなど,国庫負担の縮減を行っており,1998年度予算編成においても,学校事務職員と学校栄養職員の給与費等が国庫負担の対象から除外されることが懸念されている。  これらの職員の配置は,学校運営に不可欠なものであり,この制度の改定は,厳しい地方財政をさらに圧迫し,義務教育の円滑な推進と教育水準の維持向上に多大な影響及ぼすものである。  よって,政府におかれては,現行の義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望する。  以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                  福井市議会 ○議長(田辺義輝君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第43号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは採決いたします。  市会案第43号は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程6を議題といたします。  事務局をして朗読いたさせます。  (事務局朗読) 日程6 市会案第44号 公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について ○議長(田辺義輝君) ここでお諮りいたします。  提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。  (事務局朗読)   公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書  すべての勤労者は文化的生活が保障され,勤労,納税,教育などの平等の原則が貫かれ,そのもとで快適な生活設計が営まれなければならない。  しかし,公務員労働者の賃金決定は,労働基本権が剥奪された代償措置としての人事院・人事委員会制度も,その法的背景や手続のおくれにより,民間労働者に比べ賃金決定が非常におそくなっている。  また公務員のみならず人事院勧告連動の賃金決定方式を持つ民間の教育,医療,福祉等の職場で働く者や公社団体等自治体関連団体にも影響を及ぼし,内需拡大などの多面的な相乗効果,公務員労働者の勤労意欲の向上と積極的な住民サービスなど社会全体に与える影響は大なるものがある。  近代国家にあって,民間と7カ月おくれの清算は極めて不自然であり,特に本年は政府の一部関係者から不完全実施の声も漏れ聞くに及び,法的不条理を解消すべく人事院の勧告の早期完全実施について関係機関であらゆる努力を図られるよう強く要望する。  以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                  福井市議会 ○議長(田辺義輝君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第44号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採択いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは採決いたします。  市会案第44号は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程7を議題といたします。  事務局をして朗読いたさせます。  (事務局朗読) 日程7 市会案第45号 第4次急傾斜地崩壊対策事業5箇年計画の策定に関する意見書について ○議長(田辺義輝君) ここでお諮りいたします。  提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。  (事務局朗読)
      第4次急傾斜地崩壊対策事業5箇年計画の策定に関する意見書  急傾斜地崩壊対策事業は,急傾斜地の崩壊による災害から国民の生命を保護するため,急傾斜地崩壊の防止とその崩壊に対しての警戒避難体制を整備するなどの措置を講じ,もって民生の安定と国土の保全に資することを目的としている。  本市の森林面積は,市域の48.4%を占めており,谷合いの限られた土地に生活をしている地区が数多くあり,危険箇所は県内で第1位である。  近年,全国各地で土砂災害により貴重な生命,財産が失われているが,市域の均衡ある発展と「安全で快適な環境づくり」を目指すことは,私たちの責務である。  しかしながら,土砂災害防止の整備を市町村だけで対応することは不可能な状態となっているため,平成10年度を初年度とする「第4次急傾斜地崩壊対策事業5カ年計画」を策定するとともに,大幅な事業費枠を確保されるよう要望する。  以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                  福井市議会 ○議長(田辺義輝君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第45号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは採決いたします。  市会案第45号は,原案どおり決することに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 次に日程8を議題といたします。  事務局をして朗読いたさせます。  (事務局朗読) 日程8 市会案第46号 道路特定財源の確保に関する意見書について ○議長(田辺義輝君) ここでお諮りいたします。  提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。  (事務局朗読)   道路特定財源の確保に関する意見書  道路は最も基本的な社会基盤であり,21世紀に向けて豊かで活力ある地域づくりを支援し,国民の生活向上と経済の発展を図るためには,高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を長期的な視点に立って一層促進することが肝要である。  しかるに,我が国の道路の現状は,特に地方においてはいまだ十分でなく,福井市においても,中部縦貫自動車道を初めとする高規格幹線道路から市道に至るまで,あらゆる道路の整備に対する市民の要望は極めて強いものがある。  特に本市においては,「安全で快適な環境づくり」をテーマにまちづくりを推進しており,その目的達成のため,国,県道から市道に至る道路網の整備による支援が必要不可欠である。  よって,政府におかれては,地方における道路整備の重要性を深く認識され,次の事項を実現されるよう強く要望する。           記 1 揮発油税,地方道路税,自動車重量税,軽油引取税,自動車取得税の現在の暫定税率の適用期限を5年間延長することにより国及び地方の道路特定財源を確保し,その全額を道路整備に充当すること。 2 平成10年度を初年度とする新たな道路整備計画の策定に当たっては,投資規模を拡大するともに,平成10年度予算において所要の予算額の確保を図ること。  以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                  福井市議会 ○議長(田辺義輝君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第46号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは市会案第46号について,討論の通告がありましたので,討論を許可いたします。  10番 谷口文治君。  (10番 谷口文治君 登壇) ◆10番(谷口文治君) 日本共産党議員団を代表いたしまして,ただいま上程されております市会案第46号 道路特定財源の確保に関する意見書に反対する立場から討論を行います。  道路整備に対する市民の強い要望があることは確かでございます。しかし,その財源を道路特定財源に求め,道路特定財源をふやしさえすれば道路整備問題が解決すると考えるのは余りにも短絡過ぎるのではないでしょうか。  本来,税収はすべて一般会計に繰り入れ,予算全体の中でどのように振り分けるのかを考えるべきではないでしょうか。45年以上も続けられてきた特定財源制度は,財政の硬直化をもたらしてきました。また大都市を中心に道路投資を集中させ,高速道路や自動車専用道路など高規格幹線道路を優先させ,大都市の一極集中を促進してきました。その結果,深刻な交通困難や自然破壊,公害を生み出してきたものであります。これらは道路だけがひとり歩きした結果ではないでしょうか。また建設官僚の支配強化やゼネコン本位の政治を進める大もとになってきているのも事実であります。  地域の開発のあり方や環境の保全をどうするのか,まちづくりをどう進めるのか,そのために他の交通手段との連携をどうするのか,総合的に考えなければならないと思います。  建設予算の4割を道路予算で占め,その内容は高速道路や自動車専用道路などの高規格道路に使われ,一般道路に占める予算の割合は大変低いのが実態でございます。道路予算そのものにメスを入れなければなりません。むだな公共事業を見直せ,こういった国民の世論に逆行するものであります。  以上述べまして,道路特定財源の確保に関する意見書に反対であることを表明いたしまして,私の討論を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 以上で討論を終結いたします。  それでは採決いたします。  市会案第46号は,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  起立多数であります。よって,そのように決しました。  お諮りいたします。  ただいま宮崎利道君外7人から市会案第47号 農業再編,食料・農業・農村対策に関する意見書についてが提出されました。  この際,これを日程に追加し,議題といたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,この際市会案第47号を日程に追加し,議題とすることに決定いたしました。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) それでは市会案第47号を議題といたします。  ここでお諮りいたします。  提出者の説明は,会議規則第37条第2項の規定により省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは事務局をして案文を朗読いたさせます。  (事務局朗読)   農業再編,食料・農業・農村対策に関する意見書について  農業者は,国民に喜ばれる良食味米の生産に取り組んでいる。  しかし,市場原理,規制緩和のもと,平成7年11月に施行された食糧法は,主要食糧の需給と価格の安定を図るとしたが,生産,販売面において大きな矛盾が露呈し,まじめに取り組む生産者の苦労を無にするものとなっている。  加えて,政府は財政構造改革において聖域をなくし,抜本的な財政再建に当たるとして,農業関係予算の縮小を示唆してきている。  今後,こうした農業政策が推し進められれば,ますます農業に魅力を感ずる若者はいなくなり,現行の農家でさえ農業を続ける意欲をなくしかねない状況にある。  また政府は,昭和36年に施行された農業基本法にかわる新たな基本法の制定に向けて検討に着手したが,これは農家の生産意欲を喚起するもの,さらに農業の果たす役割を踏まえたものでなければならない。  よって,本市の農家が安心して農業にいそしめるよう下記事項の実現について強く要請する。           記 1 農業基本政策の展開について   (1) 食料・農業・農村に関する新たな基本法の制定に向けては,日本農業の持続的発展,食料供給の安全保障,地域社会の活性化を基本に据えたものとすること。   (2) WTOの再協議に向け事前協議が始まるが,各国農業の維持,発展が可能となる新たな農産物貿易ルールの確立を図ること。 2 農業関係予算について   財政構造改革のもと,UR関連対策事業が2年間延長されることになったが,本対策自体政府が農家に提示してものであることから,農家の心情と実情を踏まえた施策を展開すること。 3 食糧法対策について   (1) ミニマムアクセス米は,現実として政府管理の在庫として急増しているが,さきの閣議決定に基づき,国産米の需要と価格に影響を与えない処理方策を早急に確立すること。   (2) 主要食糧の需給と価格の安定を図るとした食糧法ではあるが,生産調整,計画流通,備蓄・調整保管に多くの課題が噴出しており,まじめに取り組む農家が報われる米システムの確立を図ること。   (3) 生産者米価は,市場原理ではなく農家の所得保障と生産喚起を基本とする仕組みを構築すること。  以上,地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   平成9年9月24日                  福井市議会 ○議長(田辺義輝君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております市会案第47号については,会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが,これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって,そのように決定いたしました。  それでは市会案第47号について,討論の通告がありましたので,討論を許可いたします。  17番 皆川修一君。  (17番 皆川修一君 登壇) ◆17番(皆川修一君) ただいま提出されました市会案第47号 農業再編,食料・農業・農村対策に関する意見書について,私は原案について賛成の立場から政友会を代表して討論を行いたいと存じます。  米をめぐっては,市場原理,規制緩和のもとに平成7年11月に施行された食糧法に基づき,主要食糧の需給と価格の安定を図ることとしておりますが,現状は生産,販売面において大きな矛盾が生じており,まじめに取り組む生産者の苦労が反映されないものとなっております。  加えて,政府は財政構造改革において,聖域をなくし,抜本的な財政再建に当たるとして,農業関係予算の縮小を示唆しております。  今後,こうした農業政策が推し進められれば,ますます農業に魅力を感ずる若者はいなくなり,現行の農家でさえ農業を続ける意欲をなくしかねない状況にあります。
     また政府は,新たな農業基本法の制定に向けて検討に着手しておりますが,これは農家の生産意欲を喚起するもの,さらに農業の果たす役割を踏まえたものでなければならないと思います。  以上のような観点から,本意見書案を採択の上,政府に対し強力に働きかけることを必要と思考し,本案に賛成の意を表明いたします。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ,私の賛成討論を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 30番 西村高治君。  (30番 西村高治君 登壇) ◆30番(西村高治君) 私は日本共産党議員団を代表いたしまして,ただいま上程されました市会案第47号 農業再編,食料・農業・農村対策に関する意見書について賛成する立場から討論を行います。  今日の自民党政府が進める新農政や新食糧法については,この意見書文案が指摘しているように,日本農業を衰退させ,農家の生活保障どころか生産意欲すら奪う大きな矛盾が出ております。  我が党は,これまでも新農政や新食糧法の基本が大多数の農家を犠牲にしてものであり,農家や農業団体が受け入れがたいものであることを指摘してまいりましたが,事態はまさに農家が悲鳴を上げる状況になっております。  米輸入の導入,生産調整,減反の強制・拡大,米の価格の際限ない低落,これでは農業は成り立っていきません。しかも橋本内閣の行革の柱として進めようという,いわゆる省庁再編では,さきの中間報告が出ましたけれども,国土開発庁あるいは国土保全省という公共事業を担当する二つの巨大省庁をつくり,ゼネコン型公共事業を一段と大規模に進めようとしている一方,農業問題では国土保全省という公共事業担当の一つの省の副業に落とされるようになっております。これは極めて重大です。これが実行されれば,日本に農業を名前につけた大臣もいなければ,省もないということになります。これはサミット諸国に全く例のないことであります。自民党政治のもとでの農業軽視は,遂にここまで至ったかと思わざるを得ません。  以上の点からも,今日農家の声を積極的に反映し,今日の農政の改善改革を求めるこの意見書には基本的に賛成するものであります。  ただ補足的に申し上げるならば,第2項の農業関係予算については,現行のような農業予算の中で公共事業に厚く,農家の所得保障となる農業保護施策,価格対策に極端に薄いというのではなく,抜本的に見直しをして,農産物価格制度の充実や直接所得保障措置を充実することにすべきであります。  以上,補足的な意見も申し上げまして,日本共産党を代表しての私の賛成討論を終わります。 ○議長(田辺義輝君) 以上で討論を終結いたします。  それでは採決いたします。  市会案第47号は,原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  (賛成者起立)  起立全員であります。よって,そのように決しました。  ただいま可決されました市会案第43号ないし市会案第47号の字句の整備並びに取り扱いにつきましては,議長に御一任願います。 ────────────────────── ○議長(田辺義輝君) 以上をもちまして,本日の議事日程は全部終了いたしました。  ただいま市長から発言を求められておりますので,許可いたします。  (市長 酒井哲夫君 登壇) ◎市長(酒井哲夫君) 一言お礼の言葉を申し上げます。  今9月定例市議会におきましては,37億7,210万9,000円の各会計補正予算並びに重要案件を御提案申し上げましたところ,慎重な御審議をいただき,御承認を賜りましたことに対しまして,ここに厚くお礼を申し上げます。  また一般質問並びに各委員会を通じましてお寄せいただきました御意見,御要望等につきましては,真剣に取り組み,最善を尽くす所存でございますので,議員各位の特段の御支援,御協力を賜りますよう切にお願いを申し上げます。  さて,これから秋本番,芸術文化の秋を迎えるわけでございますが,本市におきましては来る10月1日には福井市美術館・アートラボ福井がオープンをいたします。この美術館は市民に開かれた美術館として,だれもが気楽に美術と触れ合えるよう鑑賞の場として制作の場を提供する参加型の施設でございます。  特に,福井市ゆかりの彫刻家,故高田博厚氏の常設展示を初め,多様な美術を紹介する企画展示や創作活動が楽しめる講座などを開催してまいりたいと考えております。  このほか11月7日から9日までの3日間,文化の国体と言われております日本文化デザイン会議が,デザイン,建築,美術などさまざまなジャンルで活躍する120人以上の多彩な講師が一堂に集い,本市において開催されます。  議員各位におかれましては,直接肌で文化を感じ取ることができるよい機会かと思いますので,お時間が許されますならば会場へ足をお運びいただければ幸いと存じます。よろしくお願い申し上げます。  また福井市空き缶等の散乱及びふん害の防止に関する条例が,この10月1日から市内全域を対象に施行されます。県都にふさわしい美しいまちづくりを目指すため,JR福井駅前を中心に重点地区を設定し,快適な住環境の整備に努めてまいりたいと考えております。  次に今議会でも御意見が出されましたが,本市ではこの10月から毎週金曜日をカジュアルデーと定めまして,来年3月までの6カ月間を試行期間として実施をしてまいたいと考えているところでございます。  私を初め全職員が,公務能率の一層の向上と親しみのある市政推進を努めてまいりますので,議員各位におかれましては特段の御支援,御理解を賜りますようお願い申し上げます。  終わりに,議員各位におかれましては,それぞれの地区でスポーツ,文化などさまざまな行事が開催され,何かと御多忙な日々をお過ごしになられることと存じますが,この上とも御自愛くださいまして,市勢発展のため御尽力賜りますようお願い申し上げまして,お礼の言葉といたします。  どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(田辺義輝君) これをもちまして平成9年9月福井市議会定例会を閉会いたします。              午後3時5分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。 福井市議会議長                     平成  年  月  日 署名議員                        平成  年  月  日 署名議員                        平成  年  月  日 △〔参照〕              各 委 員 会 審 査 結 果 報 告 書            総    務    委    員    会 番 号件            名審査結果第47号議案平成9年度福井市一般会計補正予算  第1条中   歳 入   歳 出    第2款 総務費  第3条原案可決第52号議案福井市行政手続条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  第1条原案可決第54号議案職員の退職手当に関する条例等の一部改正について原案可決第57号議案工事請負契約の締結について (福井市総合営農指導拠点施設新築工事)原案可決第58号議案工事請負契約の締結について (道路改築事業橋梁整備工事)原案可決第63号議案福井県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合規約の変更について原案可決            建    設    委    員    会 番 号件            名審査結果第47号議案平成9年度福井市一般会計補正予算  第1条中   歳 出    第8款 土木費  第2条原案可決第49号議案平成9年度福井市宅地造成特別会計補正予算原案可決第50号議案平成9年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算原案可決第55号議案福井都市計画事業森田北東部土地区画整理事業施行規程の一部改正について原案可決第56号議案福井都市計画事業市場周辺土地区画整理事業施行規程の一部改正について原案可決第59号議案市道の認定について原案可決第60号議案市道の廃止について原案可決             教  育  民  生  委  員  会 番 号件            名審査結果第47号議案平成9年度福井市一般会計補正予算  第1条中   歳 出    第3款 民生費    第4款 衛生費    第10款 教育費原案可決第52号議案福井市行政手続条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  第2条原案可決             経  済  企  業  委  員  会 番 号件            名審査結果第47号議案平成9年度福井市一般会計補正予算  第1条中   歳 出    第6款 農林水産業費    第7款 商工費    第11款 災害復旧費原案可決第48号議案平成9年度福井市農業共済特別会計補正予算原案可決第52号議案福井市行政手続条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
     第3条原案可決第53号議案福井市簡易ガス供給条例の全部改正について原案可決第61号議案字の区域及び名称の変更について原案可決第62号議案園芸施設共済に係る無事戻しについて原案可決            企 業 会 計 決 算 特 別 委 員 会 番 号件            名審査結果第51号議案平成8年度福井市下水道事業会計、ガス事業会計及び水道事業会計決算の認定について原案認定             議  会  運  営  委  員  会 番 号件            名審査結果請願第17号JR労使紛争の早期全面解決に関する意見書について不採択陳情第22号「サッカーくじ」導入中止を求める意見書について継続審査陳情第23号「サッカーくじ」導入の中止を求める意見書について継続審査陳情第24号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について採  択陳情第25号公務員労働者の新賃金早期決定に関する意見書について採  択...