ツイート シェア
  1. 小松市議会 2016-06-24
    平成28年第2回定例会(第4日目)  本文 開催日: 2016-06-24


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開議 午後 1時30分    ◎開議の宣告 ◯副議長高野哲郎君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 2 ◯副議長高野哲郎君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎議長辞職 3 ◯副議長高野哲郎君) 日程第1、議長辞職についてを議題といたします。  議長宮西健吉君から、議長辞職願が提出されております。  まず、その辞職願事務局長に朗読させます。    〔事務局長朗読〕    辞職願  私儀、今般、一身上の都合により、平成28年6月24日をもって小松市議会議長の職を辞したく存じますので、特段の御配慮をお願いいたします。   平成28年6月21日
     小松市議会議長 高野哲郎殿          小松市議会議長 宮西健吉 4 ◯副議長高野哲郎君) お諮りいたします。  宮西健吉君の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 5 ◯副議長高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、宮西健吉君の議長辞職を許可することに決しました。  宮西健吉君の入場を許します。    〔14番 宮西健吉君入場〕  ───────── ◇ ─────────    ◎議長退任あいさつ 6 ◯副議長高野哲郎君) この際、宮西健吉君が発言を求めておりますので、これを許します。  宮西健吉君。    〔14番 宮西健吉君登壇〕 7 ◯14番(宮西健吉君) この6月定例会におきまして、小松市議会議長の職を辞することとなり、お許しをいただきましたので、一言退任の御挨拶を申し上げます。  顧みますと、議員各位の御推挙により、平成25年6月定例会におきまして第48代議長平成27年5月臨時会におきまして第49代議長の重職に預かり、今日まで3年間、未熟な私でございましたが、議員各位を初め執行部皆様方から格段の御支援、御指導をいただき、その温かい励ましに支えられてきょうまで来られましたことは、ただただ感謝の念にたえないところであります。心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。  さて、我が国は福祉や教育、災害対策地方創生などさまざまな課題に向き合っております。小松市政にとりましても例外ではなく、小松市議会といたしましてもさまざまな課題に執行部と議論、提言を重ねながら、その対応、対策に常に尽力してきたつもりであります。  また、議会改革も道半ばではありますが、議員各位の御協力により強力に推し進めることができました。  議長在任中、平成26年7月には、台湾・彰化市との台湾交流促進事業において小松市議会台湾彰化市民代表会との友好交流に関する協定書を締結し、教育、文化、観光などの相互の交流支援を確認しつつ、彰化市とのきずなを深めてまいりました。  平成26年11月には、在日米軍再編に係る訓練移転先基地関係市町村議会連絡協議会を立ち上げ、再編交付金の延長などの要望活動を行い、6基地周辺20市町村議長さんとともに国に対して強く働きかけてまいりました。  さらに、平成27年6月からは、全国市議会議長会地方行政委員長を仰せつかり、全国の市議会を代表し、地方自治拡充強化及び行政課題の解決、議会権能強化などに取り組んでまいりました。  これらを実現できたことも、議員各位並びに執行部、そして市関係各位の御協力があってこそであり、衷心より感謝いたします。  今後とも小松市が引き続き加賀地域中核都市として、個性豊かで活力に満ちたまちとなるよう、さらに議会執行部が切磋琢磨できるよう、これからは一議員として市勢の進展と発展にさらなる努力を重ねてまいる所存であります。  終わりに当たり、御指導、御協力を賜りました諸先輩並びに同僚議員皆さん、市長初め関係機関並びに各界各層市民皆さんに心から御礼を申し上げまして、退任の御挨拶にさせていただきます。  皆さん、本当にありがとうございました。(拍手)  ───────── ◇ ─────────    ◎日程の追加 8 ◯副議長高野哲郎君) ただいま議長が欠員となりました。  お諮りいたします。  この際、議長選挙日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 9 ◯副議長高野哲郎君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、議長選挙日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議長選挙 10 ◯副議長高野哲郎君) 議長選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。    〔議場閉鎖〕 11 ◯副議長高野哲郎君) ただいまの出席議員数は22名であります。  投票用紙を配付いたさせます。    〔投票用紙配付〕 12 ◯副議長高野哲郎君) 投票用紙配付漏れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 13 ◯副議長高野哲郎君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。    〔投票箱点検〕 14 ◯副議長高野哲郎君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。  正面左側より右に向かってお進みください。  点呼を命じます。    〔氏名点呼・各員投票〕 15 ◯副議長高野哲郎君) 投票漏れはありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 16 ◯副議長高野哲郎君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。    〔議場開鎖〕 17 ◯副議長高野哲郎君) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人井田秀喜君、新田寛之君、浅村起嘉君の3名を指名いたします。  よって、3名の諸君の立ち会いをお願いいたします。    〔投票点検〕 18 ◯副議長高野哲郎君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数    22票  これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   有効投票    22票   無効投票     0票  有効投票のうち   梅 田 利 和 君   21票   橋 本 米 子 君    1票  以上のとおりでございます。  この選挙法定得票数は5.5票であります。  よって、梅田利和君が議長として当選されました。  ただいま議長に当選されました梅田利和君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎議長就任あいさつ 19 ◯副議長高野哲郎君) この際、梅田利和君が発言を求めておりますので、これを許します。  梅田利和君。    〔8番 梅田利和君登壇〕 20 ◯8番(梅田利和君) お許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。  ただいま、議員各位の御推挙をいただき、栄えある第50代小松市議会議長の職につかせていただくことになりました。身に余る光栄であります。衷心より感謝を申し上げ、改めてその責任の重さを痛感しているところであります。  時代は人口減少、少子・超高齢化社会、地球環境問題や国際化の進展によりさまざまな行政サービスが求められる中、広域化も含め社会変化に対応して複雑かつ新たな行政課題が発生することが予想されます。  このような時代に求められるのは、市民に身近な行政であると考えます。この身近な行政を念頭に、議会改革を含めさまざまなことに取り組む決意を新たにしたところであります。  また、市民の負託に応えるべく、地方自治における二元代表制としての議会のあるべき姿を追求してまいる所存であります。限られた財源の中で、地方創生により全市民が豊かとなるよう、福祉施策の充実や教育問題、企業誘致など多種多様化する市民のニーズに的確に応えるべく、今後さらなる努力が必要であるとも考えております。  これからも、これまで以上に議会活動に理解を深めていただけるよう、執行部へのチェック機関としての役割だけでなく、議会からの施策の立案が必要であると確信いたしております。  まだまだ未熟な私でございますが、これまでの議会経験を十分生かしながら、市勢の発展と福祉の向上、さらには議会の円満かつ円滑な運営のため、副議長を初めとする議員皆様方と力を合わせ、誠心誠意全力で職務を全うする覚悟でございます。  何とぞ議員皆様方及び執行部並びに市民皆様方の一層の御支援、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げて、議長就任の御挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。(拍手) 21 ◯副議長高野哲郎君) それでは、梅田議長議長席へお着きください。    〔新議長、副議長と交代〕
     ───────── ◇ ─────────    ◎議長就任・退任の言葉 22 ◯議長梅田利和君) この際、灰田昌典君が発言を求めておりますので、これを許します。    〔22番 灰田昌典君登壇〕 23 ◯22番(灰田昌典君) それでは、お許しをいただきましたので、ただいまの議長選挙におきまして新しく議長に就任されました梅田利和君に対するお祝いと激励の言葉を、そしてこのたび一身上の都合により議長の職を辞職されました宮西健吉君に対するねぎらいと感謝の言葉を申し上げたいと思います。  さて、議長に就任されました梅田利和君につきましては、平成25年12月から第50代、平成27年5月から第51代の副議長を務められ、これまで福祉文教常任委員長建設常任委員長を初めとする各種委員会の要職につかれ、豊かな議員経験をもとにひたすら市勢発展市民生活の向上に御尽力されてきたことは、我々一同敬服いたすところであります。  今日、議会に対する市民の厳しい目線がありますが、これもまた議会に対する大きな期待のあらわれと思います。議会みずからがこれまでのあり方を省み、さらに市民の期待と負託に応えることが強く求められていくことになります。  このような重大な時期に就任されました梅田議長には、これまでの経験、若さと持ち前の行動力を十二分に発揮され、議会の代表として、公正な議会運営、開かれた議会づくり、さらに市民福祉の向上と市勢発展の実現に十分なる成果を上げられるものと確信いたすところであり、我々議員一同、全力を挙げて御支援していく所存であります。また、市長を初め執行部皆さん、そして市民皆様方の御指導と御鞭撻を心からお願いするものであります。  また、一身上の都合によりまして辞任されました宮西健吉議長には、本当に御苦労さまでございました。心から感謝し、御礼を申し上げます。  平成25年6月定例会において第48代議長平成27年5月臨時会において第49代議長に就任され、今日まで寛容な人柄、そして豊かな人間性、そして何よりも人柄にあらわれているとおり融和を重んじられ、すばらしい統率力をもって、その職責を十二分に果たされました。  在日米軍再編に係る訓練移転先基地関係市町村議会連絡協議会加賀地域市町議会議長連絡会を立ち上げ、初代会長として、その設立、運営に手腕を発揮されるなど、また全国市議会議長会基地協議会の相談役、全国市議会議長会地方行政委員長として、我々議会の代表として内外に小松市議会の名を十分に高めてくれたことは高く評価いたすところであります。  また、議会改革の推進、広域での議会連携など、宮西前議長が取り組まれた事業は梅田議長へ引き継がれ、さらなる果実を実らせるものと期待する次第でございます。  どうか議長職を離れましても健康に留意され、これまでの経験を十二分に生かされ、市勢の発展と市民福祉向上に一層の御活躍を心からお願い申し上げ、まことに簡単ではございますが私のお祝いの言葉並びにねぎらいの言葉といたします。  おめでとう、御苦労さんでございました。(拍手) 24 ◯議長梅田利和君) この際、暫時休憩いたします。       休憩 午後 1時57分       再開 午後 2時05分 25 ◯議長梅田利和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎諸般の報告 26 ◯議長梅田利和君) この際、御報告を申し上げます。  先ほどの休憩中に私、梅田利和から小松基地空港対策特別委員の辞任願を提出し、委員会条例第9条の2の規定により許可されましたことを御報告いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎日程の追加 27 ◯議長梅田利和君) お諮りいたします。  ただいま欠員となりました小松基地空港対策特別委員1名の選任を日程に追加し、議題とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 28 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎小松基地空港対策特別委員の選任 29 ◯議長梅田利和君) 小松基地空港対策特別委員の選任を行います。  お諮りいたします。  小松基地空港対策特別委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定に基づき、議長において宮西健吉君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 30 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました宮西健吉君を小松基地空港対策特別委員に選任することに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎諸般の報告 31 ◯議長梅田利和君) この際、御報告申し上げます。  石川後期高齢者医療広域連合議会より、宮西健吉君の辞職を受理した通知及び同広域連合議会議員補欠議員選出依頼がありましたことを御報告いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎日程の追加 32 ◯議長梅田利和君) お諮りいたします。  本市議会において選出すべき石川後期高齢者医療広域連合議会議員1名がただいま欠員となっております。この際、同広域連合議会議員補欠選挙日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 33 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、同広域連合議会議員補欠選挙日程に追加し、選挙を行うことに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎石川後期高齢者医療広域連合議会議     員の補欠選挙 34 ◯議長梅田利和君) これより石川後期高齢者医療広域連合議会議員補欠選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 35 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることと決しました。  お諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 36 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  石川後期高齢者医療広域連合議会議員に   梅 田 利 和 を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名いたしました梅田利和石川後期高齢者医療広域連合議会議員当選人として決めることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 37 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました梅田利和石川後期高齢者医療広域連合議会議員に当選いたしました。  ただいま当選しました梅田利和議場にいますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第57号~議案第62号、     継続審査案件委員長報告、質疑、討     論、採決 38 ◯議長梅田利和君) 日程第2、市長提出議案第57号から議案第62号までの6件、継続調査中の小松基地空港対策特別委員会の飛行の安全に関する調査・飛行場周辺まちづくりに関する調査、同じく議会改革調査特別委員会の地方創生の時代にふさわしい議会の機能強化に関する調査、同じく新幹線及び駅周辺整備対策特別委員会の北陸新幹線及び駅周辺の整備促進並びに交流人口の拡大に関する調査を一括して議題といたします。  これより委員長の報告を求めます。  予算決算常任委員長、川崎順次君。    〔予算決算常任委員長 川崎順次君登壇〕 39 ◯予算決算常任委員長(川崎順次君) 予算決算常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第57号 平成28年度小松市一般会計補正予算(第1号)及び議案第62号 専決処分の承認を求めることについて中、当委員会所管分の以上2件並びに当委員会に送付されました報告第2号から報告第12号までの以上11件であります。  これらの案件につきましては、まず6月17日に会議を開き、総括質疑を行うとともに、引き続き20日に各分科会を開催し、詳細な審査を行いました。これを受け、委員会は22日に会議を開き、各分科会委員長の報告を聴取したところであります。
     分科会委員長報告及び総括質疑の主な内容を申し上げます。  初めに、議案第57号 平成28年度小松市一般会計補正予算(第1号)についてであります。  まず、道徳教育の推進費について、指定校において地域の特色を生かした心に響く授業に取り組み、道徳教育の充実を図るとのことであります。道徳の授業においては、価値観の共有ができるよう研究を進めるとともに、児童生徒の道徳教育にとって重要な家庭及び地域においてともに学ぶ機会を持つよう求めました。  「食と農」インバウンド推進費については、県内に多く来訪している国(地域)のニーズ調査、5カ年の取り組み計画の作成、インバウンド拡大に向けた地域ブランディングに係る経費とのことであります。今後、わかりやすい全体像やビジョンを示し、これらの事業の進め方やどのぐらいの費用対効果があるのか、ハラール認証も含め進捗状況を定期的に報告するよう求めました。  安宅新地区土地区画整理調査費については、小松空港に隣接した新たな産業団地として、陸路、空路の物流アクセスを活用し、新たな臨空関連のビジネスと交流の創生を目指し、土地区画整理事業化に向けた調査に要する経費とのことであります。今後は、地権者の個別の事情に配慮し、丁寧な説明、対応するよう求めました。  (仮称)粟津温泉交流広場用地取得費については、平成30年の粟津温泉開湯1300年を迎えるに当たり、地元と一体となり山かげの御殿湯をイメージした交流スペースとして整備、活用できる公共性の高い場所であると判断し、用地取得費として1億1,000万円を上限とした債務負担行為を計上したとのことであります。今後は、地元と市が一体となって広場の整備、活用、運営方法について取り組んでいくことを求めました。  総括質疑では、地元としても粟津温泉の再生事業を継続し、にぎわいの創出を目指しているとのことでありますが、整備計画が決まり次第、議会に対してより丁寧な説明を求めるものであります。  次に、議案第62号 専決処分の承認を求めることについて中、専決第8号 平成27年度小松市一般会計補正予算(第6号)についてであります。  防災行政無線整備費については、小松市における防災行政無線整備の進捗率は平成28年5月末現在で53.7%であり、平成29年度中に全町内の無線化を完了したいとのことでありましたが、未設置の世帯が出ないよう各町内としっかりと連携して取り組んでいくよう求めました。  放課後児童クラブ運営費については、開設日数や児童数などに応じて各クラブに支払われる業務委託料の確定により減額するとのことでありますが、各クラブの実態把握に努め、指導員の待遇や資質の向上に努めるよう求めました。  サイエンスヒルズこまつ費については、減額理由として、歳入は入館料やイベントなどによるホール使用料の実績が見込みを下回ったこと、また歳出は管理運営委託契約料、人件費、施設維持費の削減に努めたことによるものということであります。しかし、歳入歳出ともに予算額と執行額の乖離が非常に激しいことから、これまでの反省を踏まえ、今後はより適正な予算計上と事業執行に努めるよう求めました。  生活保護費については、高齢化社会において生活保護費の増加が懸念される中、就労可能な年齢の生活保護受給者については一人でも多く社会的、経済的に自立できるよう就労支援や就労準備支援につなげるよう取り組みを求めました。  本社機能等企業立地助成費については、要件に満たない案件等の申請減に伴う減額とのことでありますが、引き続き企業誘致を最優先に進め、雇用の確保を努めていくよう強く求めました。  次に、報告第2号 平成27年度小松市一般会計繰越明許費繰越計算書中、空港活用型地域交流促進費についてであります。  小松空港の羽田便の利用促進のため、石川県共同事業で金沢以南(金沢市を含む)6市1町が連携し、首都圏からの旅行商品造成を行う事業のうち、小松市負担分とのことであります。北陸新幹線金沢開業後、小松空港利用者が減少しており、平成27年度に行った旅行商品の割引や搭乗時間帯による割引額の差別化など、さらなる利用促進に向けた事業を県に強く働きかけるよう求めました。  次に、報告第8号 法人の経営状況の報告についてであります。  小松市土地開発公社について、公有地の民間への売却などにより積極的な簿価軽減に努めており、経営の健全化に向け鋭意努力していることが確認できております。今後とも公有地の拡大の推進に関する法律の目的に従い、地域の秩序ある整備と市民福祉の増進に寄与していくよう求めました。  次に、報告第10号 法人の経営状況の報告であります。  公益財団法人小松施設管理公社において管理する施設について、スポーツ、文化の交流事業の拡充とさらなる健全運営を初めとし、体育施設等の充実や季節ごとの利活用策について一層の工夫を求めました。  最後に、報告第12号 建物賃貸借契約に関する報告についてであります。  平成28年第1回定例会において、委員会提出議案平成28年度小松市一般会計予算に対する附帯決議中、(仮称)小松駅南ブロック複合施設のうち、学びのゾーン部分に係る建物賃貸借契約についての報告がありました。  今回の事業は、新しい手法で行う官民連携事業であり、現行の地方自治法では想定を超えた事業手法であるためわかりにくい部分もあり、これからも議会執行部の双方において事業進捗を確認することはもとより、今後新たな手法で事業を構築する際は、手法に応じた報告を行うよう求めました。  総括質疑では、(仮称)小松駅南ブロック複合施設について市民の関心も高いことから、市の財政を圧迫することのないよう進捗状況等について、その都度、議会市民に対して丁寧に説明するよう求めました。  なお、分科会委員長報告に対する質疑、討論はなく、採決の結果、議案第57号及び議案第62号は全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。  以上、予算決算常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。  以上であります。 40 ◯議長梅田利和君) 総務企画常任委員長、井田秀喜君。    〔総務企画常任委員長 井田秀喜君登壇〕 41 ◯総務企画常任委員長(井田秀喜君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は、議案第59号 町及び字の区域の変更についてを初めとする議案2件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、(仮称)公立小松大学についてであります。  現在、文部科学省等の関係機関との調整のもと、キャンパス整備に係る基本構想の策定やそれに伴うイニシャルコスト、ランニングコストの算定など各種準備作業に取り組んでいるとのことでありました。平成30年4月の開学に向けては、今後もさまざまな事務手続とそれに伴う膨大な準備作業が必要ではありますが、拙速に事を運ぶことがないよう、今後も議会への積極的な情報開示とともに、十分かつ慎重な議論を積み重ねていくよう求めました。  なお、基本構想やコスト等の重要部分について、今後変更があった場合には遅滞なく報告するよう求めるものであります。  次に、期日前投票所についてであります。  7月10日施行予定の参議院議員通常選挙について、投票所、投票区の一部変更と期日前投票所の開設場所、日時、選挙権の18歳引き下げ等の報告がありました。  期日前投票所については、市役所エントランスホール、第一地区コミュニティセンター、小松サン・アビリティーズの3カ所で開設するとのことでありますが、今後、投票する方のさらなる利便性向上のためにも、商業施設等での期日前投票所開設について選挙管理委員会内で協議しながら前向きに検討するよう求めたものであります。  最後に、委員会における説明資料についてであります。  委員会中にもたびたび指摘しているところではありますが、委員会審査をスムーズに進行させるためにも、特に説明資料についてはより具体的かつわかりやすいものとするよう求めるものであります。  以上、総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 42 ◯議長梅田利和君) 福祉文教常任委員長、宮橋勝栄君。    〔福祉文教常任委員長 宮橋勝栄君登壇〕 43 ◯福祉文教常任委員長(宮橋勝栄君) 福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第58号 小松市体育施設条例の一部を改正する条例についてを初めとする議案2件であります。  これらの各案件につきまして、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきものと決しました。  以下、審査の過程において、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端を御報告申し上げます。  初めに、議案第58号 小松市体育施設条例の一部を改正する条例についてであります。  体育施設の老朽化及び市民ニーズの変化による利用者の減少に伴い、小松市屋内ゲートボール場は民間での活用を促し、小松市東部地区体育館は取り壊した上で地区の広場として活用するとのことであります。各施設については、公民連携のもと、適正に、また有効に活用するよう求めました。  次に、避難行動要支援者名簿についてであります。  65歳以上の世帯や介護、障害の程度等一定の条件に該当する方について、災害等の緊急時に備え名簿を作成しておくもので、その中でも本人の同意が得られた場合には平常時から自主防災組織等へ名簿登録を行い、地域で要支援者の把握及び避難訓練等への呼びかけを行うとのことであります。緊急時の円滑な支援活動のためには、平常時から身近な地域で要支援者を把握し、個別計画を立てておくことが望まれるため、現状では避難行動要支援者全体の3分の1にとどまっている平常時名簿登録者をふやしていくことができるように関係機関とのさらなる連携を求めました。  次に、先般行われました小松市戦没者慰霊式についてであります。  御遺族など参列者が高齢化している中で、参列された御遺族全員が献花できる方法や平和塔へお参りされる方への配慮など、ことしの反省点を踏まえ遺族会と十分に協議すること。また、ボランティアとして緑の少年団を参加させるのであれば、平和を学ぶ貴重な機会とするとともに献花の際には脱帽することを指導するなど礼儀を学ぶ機会とすることなど、より有意義な慰霊式となるよう求めました。  次に、介護保険事業についてであります。  介護保険事業計画等策定委員会において、平成27年度の高齢化率や要介護認定者数の推移、介護保険サービス等の現状把握を行い、いきいきシニアこまつ推進プランの進捗状況を確認したとのことであります。高齢化率の上昇等、危惧される2025年問題を見据えると、在宅での支援サービスの重要度は増しているものの、入所施設等の整備計画についてもよく検討し、また介護の担い手育成及び処遇改善等による介護職員の確保についてしっかりと取り組んでいくよう求めました。  次に、小松市民センターの改修工事についてであります。  昭和58年に建てられた市民センターにおいて、全館の空調、トイレ改修、特別集会室、老人福祉施設のバリアフリー化などの改修工事を行う予定でありますが、工事期間中も可能な範囲で部分利用を検討したいとのことであります。ことし9月から来年5月の工事について、利用者及び地域住民に周知を図るとともに、期間中、工事車両の出入り等が考えられるため、利用者の安全に対する配慮を求めたものであります。  次に、中学生サミットについてであります。  昨年に引き続き、生徒の自治的意識や主体性の向上を図ることを目的に、アドバイザー指導のもと、市内中学校の生徒、教員の代表により実施するとのことであります。今年度は、市PTA連合会と連携し、保護者とともに全国的な問題となっているスマートフォンやインターネットによる問題に取り組むとのことであり、他校の生徒との交流、意見交換が行えるよい機会であり、有意義なものになるよう期待するものであります。  最後に、ひととものづくり科学館についてであります。  今年度よりひととものづくり科学館、サイエンスヒルズこまつが教育委員会にて所管されることになりました。本委員会としても、理科、科学の大好きな青少年の育成という目的を達成する施設として成長していくことができるようさまざまな観点から提言を行ってまいりたいと存じます。  早速ではありますが、教育委員会が管理運営していくことへの意義や理科支援員を増員して理科教育の充実を図ることへの期待などについて活発に意見が出されました。  一方で、大規模な投資を行った施設であり、健全経営という視点も重要であります。そこで、開館以来の収支について明らかにするよう求める意見が出されました。その中で、ひととものづくり科学館条例の規定には、市の主催及び共催または後援などでイベントホールを使用した際に最大50%減免できる規定があるものの、開館以来の減免適用があったのは3件のみであり、そのほかの162件について減免されてないという報告がありました。委員からは、条例の規定が無実化されており、利益、売り上げのかさ上げと見てとれなくもないとの指摘や、減免適用による利用促進を図るとともに、市の歳出削減に努めるべきだとの意見が出されました。  また、平成27年度の収支においては、管理運営委託契約料、人件費、施設維持費の削減に努めてきたとのことで、市の持ち出し額が小さくなっていることが確認できました。しかし、依然として特定防衛施設周辺整備調整交付金、いわゆる防衛9条交付金によって積み立てられている小松市科学教育振興奨励基金については疑問が多く、今後は基金の使用実績や年度末残高、そして事業計画について明らかにするよう求めました。  今後も引き続きひととものづくり科学館、サイエンスヒルズこまつについて、理科教育の充実と健全経営の両面で調査してまいります。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 44 ◯議長梅田利和君) 経済建設常任委員長、吉村範明君。    〔経済建設常任委員長 吉村範明君登壇〕 45 ◯経済建設常任委員長(吉村範明君) 経済建設常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第60号 市道路線の廃止についてを初めとする議案2件であります。  これらの案件につきまして、活発な質疑応答を行い、慎重なる審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして、さまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  初めに、議案第60号 市道路線の廃止について及び議案第61号 市道路線の変更についてであります。  市道那谷馬場線については、一部区間が長い間、通行どめになっており、今後も整備することもないため路線を廃止し、あわせて市道那谷馬場線の使用されている区間と市道菩提墓地公園線をつなぐとのことであります。これによって主要地方道小松山中線と主要地方道丸山加賀線が一連の道路としてつながるとのことであります。  次に、ごみダイエット袋についてであります。  ごみ減量化、リサイクル率向上に向けて、本年10月より可燃ごみを対象にダイエット袋が導入されるに当たり、町内説明並びに意見交換会を実施しているとのことであります。また、ごみ出しカレンダー・手引きをリニューアルし、9月末までに各家庭に配布し、集積場に周知看板を設置することや指定袋以外で出されたときの対応も町内会や集合住宅管理者などと連携していくとのことであります。  ごみダイエット袋の運用開始に当たっては、指定袋の使用の徹底や外国人への対応について十分な啓発活動を行い、市外からの持ち込み対応も含め、ごみ減量化につながるよう今後も引き続き市民への周知徹底に努めるよう求めました。  最後に、熊の出没状況についてであります。  今年度に入り熊の出没情報が急増しており、過去10年間で最多の出没数を記録しています。対策として、捕獲おりや注意喚起看板の設置などを行っているとのことでありますが、国道8号線付近や人里周辺にも熊が出没していますので、今後も被害が起こらないよう今まで以上に注意喚起を含めた情報提供を行うよう求めました。  以上、経済建設常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 46 ◯議長梅田利和君) 小松基地空港対策特別委員長、灰田昌典君。    〔小松基地空港対策特別委員長 灰田昌     典君登壇〕 47 ◯小松基地空港対策特別委員長(灰田昌典君) さきの定例会で継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、本委員会での意見及び議論について御報告申し上げます。  初めに、在日米軍再編に係る訓練移転についてであります。  現時点において、小松基地における訓練計画もなく、実施されていないとのことであります。  訓練の実施につきましては、小松市民にとって関心の高いことであることから、今後とも速やかな情報提供に努めるよう求めたものであります。  次に、飛行教導群の移動についてであります。  飛行教導群の小松基地への移動について、F-15戦闘機など航空機が約10機と増員予定されている約170名のうち100名弱の隊員が5月中旬から移動を始め6月10日までに移動を終えており、残る隊員の移動は今後夏以降になるとのことであります。今回移動されました隊員はおおむね半数の隊員が基地内のいわゆる隊舎で生活し、残りの半数の隊員が基地外の宿舎か隊員が個人的に借りたアパートあるいは借家で生活するとのことであります。家族を伴って転居してきた隊員は30名ほどいるとのことであります。  6月10日金曜日、小松基地において飛行教導群の移動完了のセレモニーが開かれました。その後、招待された約220名の地元関係者と飛行教導群の約70名の隊員、そして小松基地の隊員が意見や情報の交換をしております。  また、飛行教導群の最初の訓練が6月20日月曜日に行われました。午前1回、午後1回、夕方1回の計3回、基地周辺の飛行ルートの確認や訓練区域において戦術を指導するための訓練を行ったとのことであります。  今後、飛行教導群の訓練が加わり、小松基地における飛行回数がふえることから、これまで以上に安全対策、騒音対策を徹底し、飛行の安全や協定の遵守を求めたものであります。  次に、小松飛行場周辺整備協議会についてであります。  去る5月24日の小松飛行場周辺整備協議会総会において決定しました今年度の新役員等についての報告がありました。  総会では、飛行教導群の訓練が加わり騒音が拡大されることを念頭に、騒音測定の充実を図るため、騒音測定器を今までの1台体制から2台体制にすることも決定され、総会終了後に騒音についての理解を深めるため講習会を開催したとのことであります。今後も周辺整備協議会として騒音測定調査の実施や各種要望活動を行いながら、飛行場周辺地域の環境整備を促進し、地域の発展、福祉の向上を図っていくとのことであります。健闘をお祈りします。  最後に、航空祭についてであります。  昨年同様9月19日月曜日の祝日に開催されることが決定されました。航空祭は、小松市の一大イベントであり、経済効果が期待でき、また飛行教導群が配置されたことでもあり、今まで以上に多くの人が訪れるものと予想されますので、交通渋滞対策や駐車場の確保など関係機関と調整をし、円滑に航空祭が開催されるよう求めたものであります。  以上、本委員会の飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査は、重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 48 ◯議長梅田利和君) 議会改革調査特別委員長、二木攻君。    〔議会改革調査特別委員長 二木 攻君登
        壇〕 49 ◯議会改革調査特別委員長(二木 攻君) さきの定例会におきまして、継続調査の議決をいただきました地方創生の時代にふさわしい議会の機能強化に関する調査について、閉会中も鋭意調査研究を続けてまいりましたので、その経過について御報告申し上げます。  昨今、政治への無関心さが取り沙汰される中、議会としては市民に開かれた身近な議会となるよう、住民の声を聞く機会を設けることや議会関連情報を提供するなど議員活動の見える化を図り、多面的かつ継続的に住民の関心を高める工夫が必要であります。  本委員会としては、広報広聴機能を強化するため、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを活用した情報発信や議会だより電子版の拡充、各種団体との意見交換会の実施について重点的に検討し、調査していくことで意見の一致を見た次第であります。  今後も他議会での現状、課題、広報広聴委員会設置を含めた広報広聴機能等の強化について調査研究を進めてまいります。  また、選挙権年齢を18歳以上に引き上げた改正公職選挙法が施行し、初めての選挙である参議院議員選挙が7月10日に行われます。  これからも身近な政治の場所である市議会が、若い世代を中心に広く市政に関心を持ってもらえるよう働きかけを強め、開かれた議会、わかりやすい議会を目指し、本委員会で諸策を提言していきたいと考えております。  以上、当委員会の地方創生の時代にふさわしい議会の機能強化に関する調査は、まだ調査研究途中であり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、本委員会の報告といたします。 50 ◯議長梅田利和君) 新幹線及び駅周辺整備対策特別委員長、吉本慎太郎君。    〔新幹線及び駅周辺整備対策特別委員長     吉本慎太郎君登壇〕 51 ◯新幹線及び駅周辺整備対策特別委員長(吉本慎太郎君) さきの定例会におきまして、継続調査の議決をいただきました北陸新幹線及び駅周辺の整備促進並びに交流人口の拡大に関する調査について、閉会中も調査研究を続けてまいりましたので、その経過について御報告申し上げます。  初めに、北陸新幹線についてであります。  去る4月25日、鉄道・運輸機構と用地取得や工事等に係るさまざまな課題について意見交換を実施しました。今回の意見交換会は、担当者との顔合わせを兼ねて行ったものでありますが、今後、具体的な進捗状況を把握していくため、委員会への担当者の出席や工事現場の視察についても協力を求めたものであります。  なお、小松市内における新幹線整備の進捗状況は、用地取得率が6月10日現在で71%、工事については8月から高堂町地内から始まるとのことでありました。  次に、小松駅南ブロック複合施設についてであります。  小松駅南ブロック複合施設の建設に当たっては、不動産証券化手法を採用したこれまでに例のない最新の公民連携手法(PPP)が用いられているとのことでありますが、その難解かつ複雑な事業手法については議会のチェック機能が果たしにくいとの意見が多く出されました。今後、特に最新の事業手法を採用する場合においては、事業内容と並行してその事業手法についても十分に説明されるよう求めるものであります。  小松駅南ブロック複合施設については、1階のブックカフェに県内初となるプロントの出店が決定するなど、その具体的な建物像が徐々に見え始めている状況ではありますが、人の流れが確実に変わるこの複合施設の完成や将来の北陸新幹線の開通を見据えながら、小松駅周辺の整備のあり方並びに交流人口の拡大策について今後も鋭意調査を行っていくことといたします。  以上、当委員会の北陸新幹線及び駅周辺の整備促進並びに交流人口の拡大に関する調査は重要かつ長期にわたるものであり、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、本委員会の報告といたします。  以上です。 52 ◯議長梅田利和君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 53 ◯議長梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 54 ◯議長梅田利和君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第57号から議案第62号までの以上の6件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の6件は、いずれも委員長報告のとおり可決、承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 55 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の6件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  次に、継続調査中の小松基地空港対策特別委員会の調査、議会改革調査特別委員会の調査、新幹線及び駅周辺整備対策特別委員会の調査の以上3件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の3件は、委員長報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 56 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の3件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第63~議案第65号の     上程、説明、質疑、委員会付託、委員     長報告、質疑、討論、採決、諮問第1     号の上程、説明、質疑・委員会付託・     討論省略、採決 57 ◯議長梅田利和君) 日程第3、市長提出議案第63号 工事請負契約について外2件及び諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての以上4件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長、和田愼司君。    〔市長 和田愼司君登壇〕 58 ◯市長(和田愼司君) 初めに、先ほど第50代小松市議会議長に御就任されました梅田利和議長に心からお祝いを申し上げます。  梅田議長におかれましては、若い世代を代表する議長就任であり、持ち前の熱意あふれる手腕を遺憾なく発揮され、本市の発展と福祉、教育、暮らしの充実のため、市議会議長として新たな発想で小松市を創生されるよう、ますますの御活躍を御期待申し上げます。  また、辞任されました宮西健吉議長には、これまで御尽力をいただきましたことに感謝と御礼を申し上げます。議長在任中、3年間の長期間にわたり力量を発揮され、議会運営に当たられました。今後とも進められてきた議会改革などますますの御活躍を御祈念申し上げます。  それでは、追加提出いたしました議案3件、諮問1件について御説明申し上げます。  議案第63号及び第64号は工事請負契約についてであります。  平成24年度より本市の橋梁につきましては橋梁長寿命化修繕計画を策定し、計画的な補修工事を実施しているところであります。このたび、防衛省からの補助を得て、防災上重要な緊急輸送道路である市道向本折飛行場線の向本折大橋について、2カ年で耐震補強工事を実施し、災害時における円滑な交通の確保を図ります。  正蓮寺エリアにつきましては、本市の強みでもあるものづくり力を生かした次世代産業団地として、平成29年初の公募開始に向けて、このたび造成工事に着手します。豊かな自然環境の中、新しい技術が広がり、女性を初め多くの人々がはつらつと働く魅力あるエリアを目指します。  議案第65号は財産の取得についてであります。  南消防署粟津温泉出張所に配備された消防ポンプ自動車につきましては、18年経過により性能に低下が見られることから、防衛省からの補助を得て最新機器車両に更新いたします。高機能消防指令システムと連動し、より迅速な消防活動に従事する体制を強化します。  最後に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。  人権擁護委員、石山茂氏は6月30日をもって、岡山忠男氏、松下外喜子氏、中川順子氏の3氏は9月30日をもって任期満了となります。石山氏、岡山氏は再任として、また松下氏、中川氏の後任として、金平町・村田哲朗氏、長崎町・中西克則氏を人権擁護委員として法務大臣に推薦しようとするものであります。  松下氏、中川氏には人権擁護委員として御尽力、御活躍いただき、心から感謝申し上げます。  石山氏、岡山氏、村田氏、中西氏におかれましては、広く社会の実情に通じ、人権擁護に深い御理解を有しておられますので最適任と考えるものです。  以上4件について御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 59 ◯議長梅田利和君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております諮問第1号については、質疑の省略及び会議規則第37条第3項の規定による委員会への付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 60 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は質疑及び委員会への付託並びに討論を省略することに決しました。  次に、議案第63号外2件の提出者からの提案理由の説明に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 61 ◯議長梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第63号外2件については、お手元に配付してあります常任委員会審査付託表のとおり総務企画常任委員会に付託いたします。  この際、委員会審査のため暫時休憩いたします。       休憩 午後 2時56分       再開 午後 3時50分 62 ◯議長梅田利和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長の報告を求めます。  総務企画常任委員長、井田秀喜君。    〔総務企画常任委員長 井田秀喜君登壇〕 63 ◯総務企画常任委員長(井田秀喜君) 暫時休憩中に行われました総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に追加付託されました議案は、議案第63号及び第64号 工事請負契約について並びに議案第65号 財産の取得についての3件であります。  初めに、議案第63号は、災害時の緊急輸送道路にも指定されている市道向本折飛行場線の向本折大橋について、現行の耐震基準に適合させるため橋脚耐震補強工事を行うものであり、4億9,032万円で請負契約しようとするものであります。  次に、議案第64号は、正蓮寺エリアに新設される産業団地の造成工事について、2億7,972万円で請負契約しようとするものであります。  次に、議案第65号は、現在、南消防署粟津温泉出張所に配備されている消防ポンプ自動車の老朽化に伴い、このたび防衛省からの補助金の交付決定を受け、消防ポンプ自動車CD-I型を2,818万8,000円で購入するものであります。新しい消防ポンプ自動車の配備により、災害体制がさらに強化され、より迅速な対応ができるものと大いに期待を寄せるものであります。  これら3件につきまして、終始慎重な審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 64 ◯議長梅田利和君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。
     質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 65 ◯議長梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 66 ◯議長梅田利和君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第63号から議案第65号の以上3件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の3件は、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 67 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の3件は、いずれも委員長報告のとおり決しました。  次に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。  本件は、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 68 ◯議長梅田利和君) 起立総員。  よって、本案は、原案に同意することに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第6号及び議案第7号の     上程、説明省略、質疑、委員会付託省     略、討論、採決 69 ◯議長梅田利和君) 日程第4、議員提出議案第6号 介護保険制度における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修の継続を求める意見書、議員提出議案第7号 介護報酬の見直し・介護労働者の処遇改善と人材確保を求める意見書の以上2件を一括して議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第6号及び議案第7号の以上2件については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 70 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件は、提案理由の説明を省略することに決しました。  これより議員提出議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 71 ◯議長梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第6号及び議案第7号の以上2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 72 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 73 ◯議長梅田利和君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第6号 介護保険制度における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修の継続を求める意見書、議員提出議案第7号 介護報酬の見直し・介護労働者の処遇改善と人材確保を求める意見書、以上の2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の2件は、いずれも原案どおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 74 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の2件は、原案どおり可決いたしました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第8号の上程、説明、質     疑、委員会付託、委員長報告、質疑、     討論、採決 75 ◯議長梅田利和君) 日程第5、議員提出議案第8号 教育予算の拡充を求める意見書を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めておりますので、これを許します。  宮川吉男君。    〔15番 宮川吉男君登壇〕 76 ◯15番(宮川吉男君) 今議会に上程いたしました議員提出議案第8号 教育予算の拡充を求める意見書について御説明いたします。  我が国は、1学級当たりの児童生徒数が多く、障害のある子供たちへの対応、いじめ、不登校などの課題など、学校を取り巻く状況は複雑化、困難化しております。また、学習指導要領により授業時数や指導内容が増加しています。これらの解決に向け、少人数教育の推進を含む計画的な教職員定数改善が必要でありますが、国による改善計画が進まない状況であります。また、義務教育費国庫負担制度については2分の1から3分の1に引き下げられたままであります。  このことから、計画的な教職員定数改善を推進すること。義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元することを国に要望する意見書であります。  何とぞ皆様の御賛同をお願いいたしまして、説明を終わりたいと思います。 77 ◯議長梅田利和君) これより提出者からの提案理由に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 78 ◯議長梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第8号については、お手元に配付してあります常任委員会審査付託表のとおり福祉文教常任委員会に付託いたします。  この際、委員会審査のため暫時休憩いたします。       休憩 午後 3時59分       再開 午後 4時20分 79 ◯議長梅田利和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長の報告を求めます。  福祉文教常任委員長、宮橋勝栄君。    〔福祉文教常任委員長 宮橋勝栄君登壇〕 80 ◯福祉文教常任委員長(宮橋勝栄君) 福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議員提出議案第8号 教育予算の拡充を求める意見書についてであります。  これまでもいじめや不登校の課題等、学校に求められる役割が拡大している中で、新たに障害者差別解消法が施行され、障害のある子供たちへの合理的な配慮など学校を取り巻く状況が複雑化、困難化しております。  その中で、子供の学ぶ意欲、主体的な取り組みを引き出す教育の役割は重要でありますが、そのための条件整備として国や地方自治体がいかにかかわっていくべきかについては、本市の教育現場の実情も踏まえてさらなる議論を重ねた上で国に要望すべきものと考えます。  よって、この案件に関しましてはさらに慎重審議が必要との結論に至り、全会一致をもって閉会中の継続審査とすべきものと決した次第であります。  以上、本委員会の報告といたします。何とぞ各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 81 ◯議長梅田利和君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 82 ◯議長梅田利和君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。
       〔「なし」と言う人あり〕 83 ◯議長梅田利和君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第8号 教育予算の拡充を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 84 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員長報告のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員の派遣 85 ◯議長梅田利和君) 日程第6、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付してあります議員の派遣については、平成28年7月21日から7月26日までの6日間、宮西健吉君を、平成28年度北方四島交流訪問事業訪問団の一員として、国後島、色丹島へ派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 86 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は、原案のとおり派遣することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 87 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認め、議長一任と決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎各常任委員会の閉会中の継続調査につ     いて 88 ◯議長梅田利和君) 日程第7、各常任委員会所管事務の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  予算決算常任委員会を初めとする4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の継続調査の申出書が参っております。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 89 ◯議長梅田利和君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎閉会の宣告 90 ◯議長梅田利和君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  これをもって平成28年第2回小松市議会定例会を閉会いたします。       閉会 午後 4時25分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...